【お絵描き落書き】色鉛筆を擬人化して萌えるスレ【五月雨】
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 21:04:13.74 ID:pB5PimNb0
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 21:08:44.89 ID:Lm9X9ugV0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 21:11:26.87 ID:B01FWvbnO
☆
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 21:13:17.31 ID:pB5PimNb0
投下もないうちから薄黄萌えとはマニアックだなw
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 21:16:08.00 ID:0q4j6Uhm0
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 21:26:21.66 ID:J2HJP49H0
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 21:27:20.21 ID:fQVpYw2T0
いちょつ!
>>7 こういう絵のふいんき(ryが好きだわぁw
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 21:33:02.31 ID:pB5PimNb0
>>7 見た瞬間「白攻めか。新しいな」と思った俺はもう末期w
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 21:35:15.66 ID:0q4j6Uhm0
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 21:46:23.98 ID:6b4tTM9b0
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 21:48:22.68 ID:U5EyQ9tt0
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 21:49:01.44 ID:pB5PimNb0
>>11 また何か怪しげなものをw
モルモ……色無逃げてーw
15 :
School Days:2008/05/24(土) 21:49:17.09 ID:6b4tTM9b0
『聞こえなかったその言葉』
GW。大学生活初の大型休暇に地元に帰ったり、友達と遊び呆けるやつも多いであろうこの期間に、俺は見事に走って走って走りまくる合宿に参加していた。
まあ、合宿自体は別に嫌じゃない。走るのは好きだし。ぽかぽかして、気持ちいい季節だし。たださあ…
「おい、赤!飲んでるかあ?!」
合宿恒例、夜の飲み会。一年が未成年だろうが、その場に顧問がいようが関係なく行われる毎晩の行事。俺は毎晩両隣りにたくましい男の先輩に迎えての、それはそれは楽しい宴会に参加させられている。
ああ、俺だってこのGW、青といちゃいちゃらぶらぶしてえよ…どうせ飲むなら青にお酌してもらいてえよ…。
「赤、お前カノジョはいんのか?!」
たくましい右隣の先輩が大きな声でそんなことを聞く。すでに顔が赤い。あまり酒に強くないんだろう。
「いますよ〜めっちゃ可愛い自慢のカノジョが!」
そういう俺ももうテンションは高め。俺も酒豪と呼ばれるタイプではないことが最近わかった。ちょっと弱いくらいだと思う。たぶん。おそらく。…べ、別に弱いわけじゃないんだからね!!
「なあにぃ〜この野郎〜」
酒臭い息を吹っかけながら、ハンマー投げで鍛えた腕を俺の肩に乗せてくる。…ああ、青ぉ〜…。
「一年にだって女の一人や二人、いたって不思議じゃねえだろ。そんなに僻むなって」
今度は左隣り、短距離の先輩が俺を助けてくれた。こっちの先輩はむしろ遊び慣れているような、やや軽い印象を受ける人だ。
「お前はまた別格だろうが。今は二人だっけ?」
「ん〜、今は三人?」
「この野郎〜愛を知れ愛を!」
「いやいや、考えてみろよ。複数大切な人がいて、その人たちをみんな愛することがいけないことか?」
「お前はただヤりたいだけだろうが」
「あ、わかる〜?」
そんなくだらないやりとりを尻目に、俺はこっそりトイレに行くふりをして席を立った。
青を思い出したら、電話したくなったんだ。彼女は今は地元にいるはずだ。
16 :
School Days:2008/05/24(土) 21:50:22.60 ID:6b4tTM9b0
会話終了。何で電話してるとすぐ時間が経つんだろう。気づけば通話時間は二十分を超えていた。
青もちょっと恥ずかしがっていたけど、喜んでいたと思う。青の声が聞けてよかった。これで今日の飲みも、明日の練習も頑張れるってもんだ。
「電話?」
ちょうどトイレから浅葱が出てきた。彼女も男の先輩に絡まれていたらしく、やや疲れた表情を浮かべている。
「ああ。ちょっとな」
「カノジョ、とか?」
「あったり〜♪」
青と話して浮かれ気分になったまま、軽い感じでそう答えた。
「…ふーん。羨ましい」
「お前はいないのかよ。カレシとか」
「いないよ。あいにく、高跳びが昔っからの恋人でさ」
「じゃあ俺は二股中だ」
「あたしも二股かけたいなあ」
楽しい掛け合いが続く。できるなら先輩とより、浅葱と一緒に喋っていたいもんだ。
「戻んの、たるいなあ」
「赤はけっこう飲まされてる?」
「断りきれねえしなあ。飲むしかないっしょ」
「ふりでいいんだよ。無理しないほうがいいって。弱いんでしょ、お酒?」
「よ、弱くねえし」
「弱い。昨日も潰れてたじゃん」
うう、見られてたか。正直、昨日はリバースしました。今日よく走れたね俺。自分で自分を褒めたい。
「…でも赤、ふりとか苦手だもんね。変なところで頑固でさ」
「だ、だろ?だから俺は飲むしかないんだって!」
でも今日はリバースはやだなあ。
「…じゃあ、気をつけて飲みなよ?急性アルコール中毒とかで死んだら馬鹿みたいだし」
「おう!」
そう言って、俺らはまた戦場へと歩を進めた。先輩たちもかなり出来上がりつつあった。
17 :
School Days:2008/05/24(土) 21:51:24.10 ID:6b4tTM9b0
「あさぎ〜おつかれ〜」
飲み会も終わった。部屋に戻る途中、俺はトイレに寄った。近くにあったはずなのに見当たらなくて、ラウンジの近くまで来てしまった。べつに酔ってなんかないからね〜。
「完っ全に酔ってんじゃん…」
ラウンジの椅子に座っていた浅葱を見つけて、声をかけたらそんなことを言われた。
「なあにいってんだよう、こんなしらふな赤クンをつかまえて〜」
「今のあんたが素面なら、この世から酔っ払いって人々はいなくなるよ」
「あはははは。あさぎはなにしてたんだ〜?」
さっきの宴会場からも部屋があるあたりとも違うラウンジにいるのは何でだろう?
「酔いざまし、ってほどは酔ってないつもりなんだけど…外を見たくなったから。ま、座りなよ」
浅葱はひょいひょいと手招きした。半ば夢心地の俺は誘われるままに浅葱の向かいの椅子に腰かける。
「赤はホントにお酒弱いねえ」
「よわくね〜しっ!」
「そんな呂律が回ってない人に言われても説得力ないってば」
うーん、確かに上手く喋れてない気もするし、少しどころじゃなく眠いけど、まだまだ酔ってないって!
「…あたしたちもさ、お酒飲まされるような歳になったんだね。ついこないだまで中学生だったのに」
「ぶかつのかえりにだがしやよったりな」
「赤が毎回コーラ飲みたがったんだよね。陸上選手のくせにさ」
「ちゅうさんからはやめただろ〜?」
「あたしが注意したからね」
「…こうこうではずっとのんでねえぞ」
そうだ、高校生になってからも炭酸やスナックは陸上選手の体にはよくないっていう浅葱の言葉通りに自分を制限していたんだった。あれも浅葱に言われたことだったんだなあ。
18 :
School Days:2008/05/24(土) 21:52:07.10 ID:6b4tTM9b0
「へえ、偉いじゃん」
「だろ〜?」
陽気な声とは裏腹に、睡魔がガンガン襲ってくるのを感じた。明日の練習大丈夫かよ。
「…でもやっぱり、変わったんだよね。赤はインターハイで活躍しちゃうし」
「いやあ」
「なんかたくましくなったし、カノジョなんか作っちゃうし」
ちょっとだけ、違和感を感じた。浅葱の口調には、ふざけたような感じはあまりなくて、しんみりと俺らの変化を口にしているようだった。
「あぁ…」
そんなことを頭では考えているのに、視界が少しずつぼやけてくる。意識が朦朧としている感じだ。
「あたしさ、ずっとあんたと一緒にいれる気がしてたんだよ。なんとなく、何の根拠もないんだけどさ」
この浅葱の話は聞いてやりたい。聞いてやんなきゃだめだ。
しかしそう感じている頭に体がついていかない。口が開かず、相槌だけを打った、気がした。
「聞こえてる?寝ちゃっ…かな?けっこ……ったもんね」
聞こえてるよ、と言いたかった。でも、だんだん浅葱が何を言っているかも曖昧になってきた。
「いま……けにす…よ。か………んにも……し。……ら……して。あ……………きだよ」
浅いまどろみの中、俺は夢を見た。俺の隣に誰かがいて、そいつと、どこまでも一緒に歩いて行く夢を。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 21:53:41.01 ID:6b4tTM9b0
GWとかいつの話だよって感じですね。申し訳ないです。
今スレも頑張っていきましょう!
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 22:14:46.77 ID:pB5PimNb0
ほ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 22:25:01.49 ID:pB5PimNb0
黄緑「ふんふんふふーん♪」
橙「黄緑、何かご機嫌だねー。なにしてんの?」
黄緑「あ、あら橙ちゃん。嫌だ、恥ずかしい」
橙「隠さなくたっていいじゃん。何か貼っつけてたような……あっ、プリクラ!?」
黄緑「ち、違――」
橙「わー、見たい見たい! そーいえば黄緑のプリクラって見たことないんだよねー。あんまり一緒に遊びに行くこともないしさ」
黄緑「あの、だから違う――」
橙「誰と取ったやつ? やっぱ紫とか? 黄緑の性格からして一人プリクラってことはないよね? あー、隠すってことは、まさか色無と?」
黄緑「そ、そうじゃなくて――」
橙「隙あり!!」
黄緑「あっ!」
橙「……なに、これ?」
黄緑「……グリーンスタンプです……」
橙「……あんなに楽しそうにしながら、グリーンスタンプ貼ってたの?」
黄緑「……」
橙「いや、なんか……ごめんなさい」
黄緑「うう……だから見せたくなかったんです!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 22:30:04.14 ID:ZYM1Vvf30
前々回と前回投下しようと思ったら落ちてた為に放置してたお題投下
「強がり」「シンプル」「安らげる場所」で男朱×女焦茶
勢い付いて妙に長くなったけど気にしない
たぶん4レス消費
23 :
「強がり」「シンプル」「安らげる場所」で男朱×女焦茶 1/4:2008/05/24(土) 22:30:50.57 ID:ZYM1Vvf30
焦「朱色、ドライブに行きたいんだがどうだ?」
朱「どうだも何も、姉貴がいないから無理だろ」
焦「大丈夫だ、私が運転しよう」
朱「いつの間に免許取ったんだよ。今年受験だってのに余裕だな」
焦「女に学歴はあまり関係ないからな。イギリスの知り合いから大学に誘われているし、気楽なものさ」
朱「他のヤツに言うなよ。お前を刺そうとするヤツが出るかもしれないから」
焦「お前以外に進路の話をする気はないさ。で、どうだ、ドライブに行かないか?」
朱「行く。お前の運転ってのも面白そうだ」
朱「出発前に茶色がめちゃめちゃ心配してたのが妙に気になるんだけど」
焦「茶色には運転に慣れるまで一緒してもらったからな。最初の運転のイメージが抜けないんだろう」
朱「そういう類の心配じゃなかったような……?」
焦「とりあえずどこに行こうか。隣町のアウトレットまで走らせようか?」
朱「そうだな……。そうだ、お前が車の練習してたところ見に行きたい。免許取った時そこで練習できるし」
焦「そうか、じゃあそうしよう。ついでにそこで知り合った連中も紹介しよう」
朱「あ、結構有名なところなんだ」
焦「ああ、全国から腕の良い連中が集まるらしい」
朱「は?」
24 :
「強がり」「シンプル」「安らげる場所」で男朱×女焦茶 2/4:2008/05/24(土) 22:31:57.94 ID:ZYM1Vvf30
赤「あれ、焦茶さん?しばらくぶりじゃん、どうしてた?」
焦「最低限必要な運転技能は獲得できたからな、ここはもう卒業しようと思ってな」
赤「あ〜、この辺じゃもう最速だもんね。絵具山とかクレヨンヒルに有名なのがいるし、そっち攻めてみたら?」
朱「最速?攻めるって……?」
焦「いや、どうせなら雪道や舗装されてない道を走る技能が欲しい」
赤「そうなるとケント市とかラシャ市の方まで行かないとダメだと思うよ。ただ向こうはさすがに専門家がいないと……」
焦「そうか、それは考えどころだな」
朱「さっきからなんの話をしてるんだ?」
焦「運転技能の向上に便利な場所についてだが」
赤「有名な走り屋が居る場所についてだけど……キミ誰?」
朱「茶色が心配してたのはこれか…。焦茶がハイスペックな馬鹿だったことを忘れてた……」
焦「彼は朱色。私の男だ」
朱「朱色です。よろしくお願いします」
赤「へぇ、キミがあの朱色くんなんだ。焦茶さんからよく聞かされてるよ。キミも峠に興味があるのかい?」
朱「えっと……興味はありますが、峠を攻める気はないですね」
赤「そっか〜、残念だ。最近どんどん人口が減ってるから新しい仲間が増えるかと思ったんだけど」
焦「まぁ免許なんて身分証の代わりに持つ人間も多いし、車は維持費がかかるからな。その辺は仕方がないだろう」
朱「そういう根本的な話じゃないからさ」
赤「あ、いま思い出したんだけど、このごろ焦茶さん目当ての走り屋が来てるんだけど」
?「そうか、お前が焦茶か。ようやく会えたぜ」
焦「誰だお前は」
紅「俺は紅色。虹色の紅いの流星とは俺の事だ」
焦「虹色なのか紅色なのかはっきりしない通り名だな」
紅「うるさい!!そんなことより俺と勝負しろ。お前を倒せばこの辺りじゃ最速になれるんだ」
朱「茶色、お前もこんな風に巻き込まれたんだな。大変だったな。でも言っっておけよこういう大事なことは!」
焦「別に最速を名乗りたければ名乗ればいいだろう。私はそんな称号に興味はない」
紅「はっ、強がんなよ。大方俺に負けるのが怖いんだろ?俺が来てから今日までずっと逃げ回ってたくらいだしな」
赤「いや、焦茶さんは普通に興味ないだけだと思う」
焦「最速を名乗りたいなら勝手に名乗れば良い。私はこれから焦茶とドライブなんだ。無駄な時間は過ごしたくない」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 22:32:24.24 ID:J2HJP49H0
26 :
「強がり」「シンプル」「安らげる場所」で男朱×女焦茶 3/3:2008/05/24(土) 22:33:56.84 ID:ZYM1Vvf30
紅「負け犬女に合った冴えない男だな。そんな男に付き合ってる時間が一番無駄なんじゃないか?はははっ」
焦「 な ん だ と ?」
紅「気に障ったか?でも間違いじゃないだろ。勝負に逃げる女の男だ、ろくなもんじゃないに決まってる」
焦「そうか。よっぽど惨めに負けたいらしいな。乗れ。二度とそんな口が叩けないようにしてやる」
紅「そうこないとな。ルールはこの峠を速く下りた方が勝ちだ。シンプルでいいだろ?」
焦「いいだろう」
赤「お〜、こりゃ久々に面白い物が見れそうだ」
朱「冴えない男でいいから帰りたい……」
焦「朱色、なにをしている。早く助手席に座れ。一緒にあの阿呆を倒すぞ」
朱「茶色、なんで本気で止めてくれなかった。お前ならわかるだろ……」
朱「自分の部屋がここまで安らげる場所だと思わなかった。加速度を感じない世界最高……」
焦「不愉快な輩に会ってしまったが楽しかったな。その内また行こうな」
朱「全力で断る!!!」
紅「馬鹿な……この俺が振り切られるだと?しかも助手席に男を乗せて?ありえないありえないありえない」
赤「やっぱ焦茶さんは速いな。俺も見習わないと」
思ったより少なくて3レスで済んだ
もっと書いた気がしてたのに
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 22:42:09.61 ID:pB5PimNb0
>>25 印象派の絵画みたいだなwパジャマ白かわええw
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 22:44:29.13 ID:tqK02/450
ぬおお!俺の出したお題が二週越しで出た!!
感謝感激!!
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 22:48:24.74 ID:J2HJP49H0
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 22:53:25.04 ID:5Hk/2TGy0
>>1 乙!
>>18 とりあえず赤氏ねよ☆
つくづく三角関係と縁深い男だ…
>>26 ゴメン、市の名前で笑ったw
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 23:16:13.99 ID:5Hk/2TGy0
保朱
強がりなんて、何の意味もないの。だって…
『強がり』
「えー!白って遠恋中なのー?」
「まあね」
「さみしくない?」
友達は私が遠距離恋愛をしていると知ると、みんなこう聞きます。
「さみしいけど……大丈夫だよ」
「すごー、私なら無理だなー」
私だって、全然平気じゃありません。でも、弱音ばっかり吐いてても仕方ないもんね…。
「よく、電話もしてくれるし」
嘘です。ホントは毎日でも、一秒でも長く話していたいんです。
「メールもくれるし」
文字なんかじゃなく、本物の黒に会いたいです。
「だから、大丈夫だよ」
友達にというよりも、自分のために、その言葉を繰り返しました。
大丈夫、私はもっと、頑張れるはず…
♪〜〜♪〜〜
「え!?く、黒くん?!!」
『よ。特に何もないか?』
「大丈夫だけど……どうして?」
『なんとなくな、声が聞きたくなったんだ』
「あ…わ、私も…ちょうど……」
聞くだけで安心する、黒くんの声。それを聞けたことも嬉しい。でも、それよりも嬉しいことがありました。
「なるほど。確かに大丈夫だね、あんたは」
ニヤニヤして見守る友達には、ごまかすように違う違うと手を振りましたが、私が一番そう思っていました。
私が強がって、自分をごまかすその前に、あなたはいつでも安心をくれる。
だから、私には強がりなんて何の意味もないんです。
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 23:25:20.12 ID:tqK02/450
これもまさか俺のお題に答えてくれたのか!?
ベリベリサンクス!!
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 23:41:53.68 ID:8j+EbVwW0
保
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/24(土) 23:55:28.40 ID:IGrecUUG0
保守
『安らげる場所』
橙「次、どこ行く?」
赤「カラオケ!」
黒「却下。お前、前の三連続の罪を忘れたわけじゃないだろうな?」
青「あれはキツかったわね…」
黄「赤ってカラオケいくとやたら張り切るよね」
橙「上手くもねえのにな」
赤「…ちょっと頑張っちゃうだけじゃん」
白「赤くん、独り占めはよくないと思うな」
赤「し、白まで…」
黒「ということで、どうする?」
青「ファミレスにする?」
橙「ちょっと遠くねえ?」
白「私、あんまりお金持ってないんだ…」
黄「うーむ、個人的にはどこかでぐだぐだしたいなあ」
赤「じゃ、俺んちでよくね?飲み物くらいあった気がする」
橙「いいじゃん、コンビニでちょっと何か買ってさ」
赤「とりあえず俺には黒に大貧民でリベンジするという使命があるしな」
黒「返り討ちにしてやるよ」
青「ホント仲いいわよね」
黄「見てて楽しいしね」
赤「楽しいことはいいことだぜ!」
橙「なんなんだよ、いきなり」
赤「なんとなく。言いたくなった」
黒・橙「意味わかんねえ」
赤「ひっでえの…」
白「あははは」
ありふれた、彼らのやりとり。こんなフツウが、きっと幸せ。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 00:10:06.73 ID:pUJDOjs+0
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 00:10:26.57 ID:GLNi8UK+0
すばらしい!!
ちなみに、俺の出したお題の共通点、気付いた人いる?
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 00:19:19.17 ID:RisUQo5N0
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 00:19:31.18 ID:Z3WPiN2+0
今度は空で『強がり』
ゴロゴロゴロ……ピカァ!!
空「きゃあ!!…うぅ、雷やだなあ…」
無「どうした空?大きな声出して。…もしかして、雷が怖いのか?」
空「せ、先輩!…そんなわけないじゃないですか。私、もう高校せ
ピカァ!!
空「きゃあ?!!」
無「……大丈夫?」
空「あ、当たり前です!」
無「大丈夫っていうなら帰るけど…」
空「え?!」
ピカァ!!
空「きゃあ!!…うぅ」
無「……空、実はさ、俺、雷怖いんだ」
空「…え?」
無「だから、空と一緒にいたいんだけど、いい?」
空「…し、仕方ありませんね。先輩が怖いんなら一緒にいてあげます!」
無「ありがと」
空(…ずっと雷が鳴っててくれればいいのに)
オチなし。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 00:35:30.93 ID:RisUQo5N0
>>40 強がる空かわいいよw
そしてそういうセリフをサラリと言ってのける色無は憎たらしいほどかっこえぇw
サムライブラック保守
侍「男よ、今日は部活が休みだ。帰ろうぞ。」
男「……………。なぁんで俺を誘うかなぁ。」
侍「こ、これと言って深い意味は無くてだな!どうせお主、家路につくのであろう!なら道が同じな某と」
男「今日は帰りに色馬鹿さんとゲーセン行く予定なんだよ。」
侍「そうか……。すまなかった………。…………。(シュン)」
男「…………わーかったわかった。来いよお前も。」
侍「某に来てほしいなら最初からそう言えばよかろうに。」
男「よっしゃ掴んだ!(チュドーン)」
色「お前さっきからイージスで自爆しかしてないだろ。てかあれどうにかしてやれよ。」
ポロン
侍「あ!クソぉ!(チャリン)取れるまで諦めるものかぁ!」
男「ウフォキャッチャーであそこまでムキになれるなんてな。店員の思う壺だ。ふん!(チュドーン)」
色「おいコストオーバーしたぞ!おい!」
侍「また落ちよった!」
男「しょうがない、ここは店員泣かせ(自称)の俺に任せなさい。(チャリン)」
侍「某が3000円かけても取れんカピバラ(の人形)だ。お主が一回で取れ……」
ウィーン カシャン フヨフヨフヨフヨ ポトン
侍「た……だと……!」
男「俺にかかればザッとこんなもんよ。ほい。」
侍「く……くれるのか……!カピバラを某に……!」
男「そのために俺がわざわざ200円かけて取ったんだ。」
侍「ありがたき心遣い!大事に扱わせてもらうぞ……!」
男「お?おぉ……。(///)」
灰「色無し何やってんの?2P側誰もいないよ?新手のマゾプレイ?」
色「いい所にきた。ちょっとそいつ動かしてくれ。」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 00:37:29.13 ID:pUJDOjs+0
>>39 あぁ……ただ見ていたいwww
衣装にはしゃいでなんかくるくる回ったりしてそれで匂いがまた…
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 00:38:46.66 ID:rd7/vvkw0
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 00:55:32.42 ID:Z3WPiN2+0
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:00:40.07 ID:GLNi8UK+0
「三者三様」
ムギュ
無「あの、当たってるんですけど…」
橙「当ててんのよ☆」
ムギュ
無「あの、当たってるんだけど///」
桃「当ててるのよ♪」
ムギュ
無「なあ、当たってるんだが…」
男「当ててんのよ」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:01:24.86 ID:V/o1gATs0
>>39 「ご主人様、デザートは……わ、私です。」
とか言っちゃうんですねわかります。
ええ、もちろん遠慮なく頂きますよ^^
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:09:23.15 ID:GLNi8UK+0
46おまけ
ムギュ
侍「おい、当たってるぞ」
男「当ててん
スパッ ギャー
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:09:51.51 ID:yicykQ5JO
>>46 妄想モード緑(うひょおおおおおおおおおお!!!!!!)
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:20:17.23 ID:Z3WPiN2+0
ネタに便乗する。それが俺クオリティ。
ギュ
無「?何してんだ赤?」
赤「…当てるほどないってくらいわかってるけどさ。その反応はさすがに傷つくよ」
無「ああ、お前までやってるのか。…つーかそんなこと気にすんなよ」
赤「気になるよ。だって…もごもご」
無「よくわかんないが気にすんなって。赤は十分他に魅力的なとこがあるよ」
赤「…馬鹿色無」
無「な、なんでだよ!励ましてんだろ?」
赤「そういうことをさらっというところがだよ!…そういうの、ボク本気にしちゃうんだからっ!」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:21:47.76 ID:GLNi8UK+0
俺のやろうとしてたことを先にやられた!!
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:29:19.50 ID:Z3WPiN2+0
まだまだ便乗
ムギュ
無「はあ…当たってますよー…」
黄「当ててんのよ♪」
無「黄色、お前もか…って、黄色、お前なんか顔赤くないか?」
黄「き、気づくなバカ!うぅ…さすがにこれは恥ずかしいよぉー!!」だっ!
無「あ、ちょ…。…なんか、可愛かったな」
サムライブラック保守
先「それじゃこの間のテストの合計と平均の結果の紙渡すから出席順に取りにこーい。」
男「おーよくやったこと。」
侍「平均84!これでわかったであろう!某はやればできる子なのだ!」
男「はいはいできるできる。」
侍「約束は守ってもらわねばな。某の言うことを何でも聞いてもらおうぞ。」
男「あまりやり過ぎなのは無しな。」
侍「武士に情けは無用也。せいぜい覚悟しておけ。」
男「そんで俺は何をすればいいんだ?」
侍「座れ。」
男「(ペタン)ほい。」
侍「体育座りではない。正座だ、正座。」
男「ちょ!切腹だけは勘弁して下さい!本当にお願いします!」
侍「いいから正座!」
男「はい……。」
侍「では失礼。(コロン)うむ、やはり男の膝というものは固いのう。」
男「膝枕……。」
侍「わ、悪いか!たまに男性の膝がどのようなものか試してみたくなるのだ!」
男「あ、そう。」
侍「(モゾモゾ)中々寝心地の良い位置が見つからん。」
男「できれば俺のほう向いて寝るのはやめてくれないか?」
侍「そうしないとお主の顔を見ながら話せん。それに某の言うことを聞くのであれば文句は言うな。」
男「わかったよ。」
男「寝るのはいいけど涎垂らすのはやめてほしいよなぁ。」
侍「(ジュル)ふふふ……♪」
男「でもいっか。」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:33:23.00 ID:GLNi8UK+0
俺のネタでクオリティ高く便乗するなー!
もっとやってください。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:42:40.49 ID:GLNi8UK+0
負けじと俺も投下
ムギュ
青「べ、別に当ててるわけじゃないんだからね!」
無「はぁ?」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:44:26.23 ID:Z3WPiN2+0
もう一回
ムギュ
橙「当ててんのよー☆」
無「あのさあ、橙…」
橙「…ねえ色無、色無はさあ、またかみたいな態度ばっかりとるけどさ」
無「え?」
橙「あたし、けっこう覚悟決めてこれやってるんだよ?下手すれば、ただの軽いやつだって思われちゃうし」
無「そんなこと…」
橙「色無、あたし、本気だって言ったら、どうする?」
無「………俺は」
橙「なんてね♪じょーだん」
無「…は?」
橙「いーじゃん、これくらい。スキンシップだよ」
無「おっまえなあ…」
橙「えっへへ。でも、色無の本気の顔、見れてよかった。かっこよかったよ〜」
無「からかうなっつーの」
橙「…ね、色無。これはホントだよ?…あたしもあれやるの、けっこう恥ずかしいんだ」
無「…じゃあ、なんで……」
橙「おっしえない♪とりあえず帰ろ?」
無「お前、ホント意味わかんねえ…」
橙「へへ♪」
橙(…あたしだって怖いだもん。でも、せめて今はこのままで…ってね)
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:48:12.17 ID:GLNi8UK+0
ぬがー!なぜそうやってお前はおれよりクオリティ高く書くんだ!!
もっとやって下さい!お願いします!!
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:48:46.81 ID:PiGugHQz0
白「色無君、ちょっといい?」
無「ん?どうかし―――」
ちゅっ
無「……えっ?」
白「えへへへへへへへぇ、あててんのよ♪」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:50:01.02 ID:Z3WPiN2+0
まだいけるかなー
ムギュ
黄緑「うふふ」
無「あの…黄緑さん?当たってるんですが…」
黄緑「あ、すみません」
無「あ、いえ…」
黄緑「色無さんさえよろしかったら、私、もう少しこうしていたいのですけど。よろしいですか?」
無「え…?あ、ど、どうぞ」
黄緑「うふふ♪」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:50:29.13 ID:GLNi8UK+0
ここで予想外の「当ててんのよ」祭り発生
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:54:43.57 ID:yicykQ5JO
サムライブラック保守
ギュ
男「………………。」
侍「………………。」
男「………なんだよ。」
侍「な、なにがだ?」
男「腕に……その、あれだよ。あれ。」
侍「あれではわからん。」
男「言わせたいのかよ。」
侍「何を?」
男「…………(///)。」
侍「(ギュ)………(///)。」
男「あのよぉ……。」
侍「ん?」
男「案外ねぇなwwwwwwwww」
先「今日は男休みか。侍黒は理由知ってるか?」
侍「今頃東京湾にいると思います。」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:55:09.78 ID:Z3WPiN2+0
ムギュ
緑「………」
無「さすがに無言はやめてくれないか?」
緑「………」
無「…あのなあ」
緑「………」
無「照れて何も言えなくなるくらいならやるなっつーの!」
緑「///」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 01:57:59.82 ID:GLNi8UK+0
俺が書くとどうも短くなる
ムギュ
無「あの…」
焦茶「当てているのだが」
無「(あなたの場合は特に)もう慣れました」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:00:33.35 ID:Z3WPiN2+0
ムギュ
茶「あ、あててますっ!」
無「………茶色、非常に言いづらいんだが…」
茶「な、なんですか?ま、まさかもう私のサイズじゃ感触すら感じないとか?!」
無「…いや、逆。わかりすぎる…」
茶「じゃ、じゃあ別に…」
無「あーもう!茶色、ブラつけてる?!」
茶「ふぇ?…あああああああ!!!///」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:03:35.94 ID:PiGugHQz0
むぎゅ
無「……紫、胸当たってない」
紫「当てて……当ててんのよ!!!」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:05:40.91 ID:Z3WPiN2+0
水「あ、あの……私も…やりたいです…」
無「水まで……ってやらないの?」
水「あの……そ、その、ゆ、勇気が…出なくて…」
無「勇気出してやることじゃないと思うけど…」
水「で、でも…やりたいです」
無「…ほら、どうぞ」
水「は、はい!い、行きます!!」
ムギュ!
水「で、できました!///」
無(絶対何か間違ってるよなー…)
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:06:50.75 ID:GLNi8UK+0
ムギュ
水「あ、あの…あ、当てて…当てて…」
無「えーと…」
水「や、やっぱり無理です〜!!」(ピューッ!!)
無「あ…(水…、ああ見えてけっこうあるんだな…///)」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:07:43.08 ID:GLNi8UK+0
かぁぶったーーー!!!
ごめんなさいーーーー!!!
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:09:07.61 ID:Z3WPiN2+0
黒「お疲れ様」
無「まったくだよ。…こう聞くのはアレだけど、黒はいいの?」
黒「私の場合、あれくらいじゃ満足できないから」
無「…はい?」
黒「私と、あなたの覚悟ができたらね」
無「…了解」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:10:19.50 ID:PiGugHQz0
ぽこん
ぽこん
ぽこん
無「灰、ペットボトルをぶつけるな」
灰「おしい色無、ちょっと違うんだ」
無「何が違うんだよ」
灰「ぶつけてるんじゃない、当ててんのよ」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:10:49.28 ID:Z3WPiN2+0
>>69 投下は多いほうがイインダヨー
ってか始めたのはあなたですよww
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:12:12.31 ID:GLNi8UK+0
そうですねww
そして誰も紫に触れないなんて
みんな優しいね
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:12:35.22 ID:V/o1gATs0
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:13:52.39 ID:yicykQ5JO
グリグリ
朱「色無しぃ〜げぇんきしてるぅ?」
色「朱色さん臭い!酒臭いですよ!」
朱「女性に向かって臭いって酷いんじゃあねぇの〜?ヒック」
色「確かに語弊はあったかもしれなもが(ムギュ)」
朱「お仕置だお仕置ぃ!」
色「やめ、ちょ……!」
朱「おぉどうした?少しは欲情してきたかぁ?」
色(もういや……。)
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:16:18.93 ID:GLNi8UK+0
66が紫に触れてたーーー!!!
ごーめーんーなーさーいー!!!!
見えてなかったーーーー!!!!
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:17:22.13 ID:Z3WPiN2+0
青(この流れなら、私も…///)
ムギュ
無「うわ!今度は青か」
青「あ、あててんのよがやりたかっただけなんだからね!別に色無の腕に抱きつきたかったわけじゃないんだからね!」
無「…それでいいのか?痴女みたいになっちゃうけど」
青「え?…うわあああああ!!///ち、違うんだから!ただ色無の腕に抱きつきたかっただけなんだから!!///」
無「わかったわかった」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:23:48.58 ID:Z3WPiN2+0
>>76 紫「私、忘れられるくらい感触なかった…?」
無「…紫さ、気にしすぎなんだよ」
紫「え?」
無「背が小さいこととか、今胸がそんなにないこととか」
紫「だって…」
無「紫はいつもの紫でいてくれればいいよ」
紫「ホント?」
無「ああ。だって紫といると楽しいしさ。元気出せよ」
紫「う、うん!」
無「…でもせめてAカップはほしいかなあ」
紫「……この、バカエロ無!!」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:28:37.22 ID:GLNi8UK+0
ここで少し趣向を変えて黄緑さんち
ムギュ
無「あの…黄緑さん?」
黄緑「うふふ♪当ててんのよ♪」
無「いくら紫ちゃんがもう寝たからってそれは…」
黄緑「 今 夜 は 寝 か せ ま せ ん よ ♪ 」
アッー
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:35:25.36 ID:Z3WPiN2+0
ついでにスクデイでも
ムギュ
黄「当ててんのよ〜♪」
橙「ふつーに理性が揺らぐからやめてくれ」
黄「うわーケダモノー」
橙「…お前さ、けっこうあるよな」
黄「嬉しい?」
橙「…それなりには」
黄「じゃあ、よかった♪」
橙「は?」
黄「橙が喜んでくれるなら、あたしも何か嬉しいし」
橙(話が若干ずれてっけど、…まあ)
ちゅ
黄「ええ?!何いきなり?!」
橙「こうしたくなったから」
黄「意味わかんない〜」
橙(俺がコイツを好きだって、再認識した感じだ)
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:41:25.80 ID:GLNi8UK+0
俺もスクールデイズやろうとしてた
ムギュ
赤「なあ、青」
青「何よ、あんまり会ってないんだから、これぐらいいいでしょ!」
赤「別に俺はいいけど…お前少し会わないうちに胸大きくなったか?」
青「え?」
赤「…///]
青「…プシュー///」
赤「うお!?青!?」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:42:47.74 ID:Z3WPiN2+0
>>79 黄緑さんちか、いいなww
黄緑「二人でお買い物って久し振りですね」
無「買ってるのが食品ってのがムードないですけどね」
黄緑「いいじゃないですか。私は好きですよ」
ムギュ
黄緑「当ててんのよ、なんてね。これもずいぶん久しぶりですね」
無「何か…いいですね」
黄緑「本当。…もう少し、こうしていたいです」
無「…ちょっとだけ、回り道して帰りましょうか。紫ちゃんが怒らないくらいで」
黄緑「それだと、あんまりのんびりはできませんね」
無「そうですね。あははは」
黄緑「うふふふふ」
実は初めてでしたw
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:47:31.02 ID:GLNi8UK+0
俺は今回SS書き込み初めてなんだが、祭りが起きてびっくりw
そして俺のスクールデイズの青は通常版の青と大差ないですね
すみませんでした
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:49:34.67 ID:PiGugHQz0
個人的に白のやった事にツッコミがないのが寂しいんだけど
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:53:37.20 ID:GLNi8UK+0
ごーめー(ry
自分の中で白と黒は侵しがたい雰囲気をもっているのでw
白は書きずらいw
それを君は平然とやってのけた。
すばらしかったよw
86 :
School Daysな保守:2008/05/25(日) 02:53:47.54 ID:Z3WPiN2+0
『彼女の感触』
赤「何か、すげー久しぶりな気がする」
青「大袈裟ね。二週間くらいよ?」
赤「えー、青はさみしくなかったのかよ」
青「そ、それはっ!///」
赤「なんだ、さみしかったんじゃん」
青「…当り前じゃない」
赤「俺もだよ。会えてホント嬉しい。…じゃ、行こうぜ」
青「うん」
ぎゅ
赤「…うお」
青「…何よ、いいでしょ。初めてやるわけでもないし」
赤「いや、何か……青だなあって」
青「?」
赤「自分でも意味わかんねえ。なんでかなあ、俺今、安心してる」
青「赤、大丈夫。…私も、だから」
赤「青。……すげー好き」
青「赤、大好き」
久々にこんなにいちゃいちゃさせた気がするww
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 02:58:15.64 ID:PiGugHQz0
>>85 そうじゃなくって、白と灰はやってることが違う
効果音が違うのは打ち間違いじゃないんだぜ?
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 03:01:59.23 ID:GLNi8UK+0
あっ!!そういうことか!!
白だけ大胆!!
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 03:04:42.49 ID:rd7/vvkw0
90 :
School Daysな保守:2008/05/25(日) 03:10:39.82 ID:Z3WPiN2+0
『小さな努力』
白「黒くん!」
黒「白!迎えにきてくれたのか!」
白「えへへ、ちょっとでも早く会いたくて」
黒「待たせたか?ごめんな」
白「ううん。待ち切れなかったんだもん」
黒「…ありがとな」
白「どういたしまして♪黒くん、行こ?」
ぎゅ
黒「…白?」
白「あ、気づいた?どう?嬉しい?」
黒「いや、わかったが…いきなりどうしたんだ?」
白「『当ててんのよ』をやると黒くんが喜ぶだろうって赤くんが」
黒(OK、あの馬鹿は半殺しだ)
白「も、もしかして、嫌だった?!ご、ごめんね、私、黒くんにいっぱい喜んでもらえることしたいと思って、それで…」
黒「…いや、嬉しいよ。ありがとう」
白「よかったぁ…」
黒「…本当、ありがとう」
白「黒くん?」
黒(白は白なりに、俺との時間を最大限大切にしようとしてくれてる。俺が応えなきゃ嘘だろ)
黒「行こうか、白」
わずかな時間でも、それを宝物にするために。
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 03:12:49.39 ID:Z3WPiN2+0
さすがに限界です
おやすみほ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 03:17:45.69 ID:PiGugHQz0
>>89 寝る前保守しようとしたら絵がついてるぅぅ!
しかも怒った紫超可愛い!
やべぇ興奮して当分寝れそうにない
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 03:18:23.55 ID:GLNi8UK+0
やはり白黒は良いw さて、あとやってないのは…
ムギュ
無「あの、群青さん?」
群青「あ、当ててんのよ」
無「群青さんがこんな事する人だと思ってませんでした…ちょっと残念です」
群青「え、い、色無君?」
無「さようなら…」
群青「待って、色無し君…!」
群青「う〜ん…待って、色無し君…」
朱「姉さん、またうなされてるよ…、疲れてんのかな?」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 03:28:24.93 ID:GLNi8UK+0
もう寝るぜ
明日(今日)朝まで残ってたらまたなんか書かせてもらう
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 03:39:52.00 ID:yicykQ5JO
ほ
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 03:56:17.14 ID:PiGugHQz0
ほ
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 04:14:05.89 ID:yicykQ5JO
☆
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 04:55:41.32 ID:54PfNcWWO
ほしゅ
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 06:02:55.49 ID:54PfNcWWO
☆
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 06:11:32.13 ID:wKp0D128O
深夜組乙
しかしなーんか伸びてると思ったら
空気読めない子がはしゃいじゃってたのか
まあ保守がわりになるからいいけどさ
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 07:01:15.99 ID:EOp9W/CM0
気に入らないからってそういうこと言うのはどうかと思う
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 07:11:19.67 ID:wKp0D128O
気に入らないとかいう問題じゃねーしw
馴れ合いおkにしちゃったらgdgdになるだろ
にしてもこいつ、初めて投下とか言ってるけど
ちょっと前にいたKYに似てるなー
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 07:19:13.13 ID:EOp9W/CM0
どこからが馴れ合いになるのか難しいとこだわな
まあとにかくわざわざんなこと書いて雰囲気悪くするなと
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 07:51:52.45 ID:tpj/Dw5M0
保守
あんまり喧嘩しないでくれ
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 08:28:02.23 ID:PiGugHQz0
保朱
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 08:33:31.25 ID:MdX9KigvO
起きたほ
まぁいいじゃない。保守で埋まるよりは。
もう少しだけ生暖かい目で見守っていこう。
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 08:57:20.55 ID:tpj/Dw5M0
保朱
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 09:11:34.64 ID:GLNi8UK+0
気に入らなかろうが見てくれるのはうれしい事です
ありがとうございます
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 09:45:07.27 ID:tpj/Dw5M0
保朱
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 10:16:49.12 ID:tpj/Dw5M0
保朱
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 10:48:33.23 ID:GLNi8UK+0
ほ
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 11:05:38.93 ID:yicykQ5JO
ほ
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 11:36:46.99 ID:tpj/Dw5M0
保朱
サムライブラック保守
侍「ふぁ……。結局裸の大将を見てたら寝てしまったか……。」
シャアアアアァァァァ
侍「〜♪」
侍「(シャ シャ ガッ)む。髪が絡まっておったか。女たるもの髪は命だからな。」
侍「(ゴシゴシ)身も清めておかぬとな。いつ男と………………………………………………………………キャ(///)!」
侍「桃や黄緑より見劣りするやも知れんが某の胸だってそれなりにはあるはずなのだ。なのに……。」
侍「もしや小さいほうが……いや、大きいほうか?」
男『俺は普通ぐらいがいいなぁ。』
侍「やはりそうよのう。某の体型からして小さいとバランス悪いし大きいと邪魔だしな」
男『そうそう。その体型が一番だよお前は。』
侍「わかっておるではないか。やはり見る目があるなお主は。」
男『わかったら風邪ひく前に早くあがりな。』
侍「ありがとう。」
侍「(ブォォォ)やはり某はこの体型でいいんだな。………………………………………………………………ん?」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 12:24:49.41 ID:yicykQ5JO
ほ
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 12:53:50.23 ID:PiGugHQz0
ほ
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 12:55:11.34 ID:tpj/Dw5M0
保朱
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 13:20:36.84 ID:GLNi8UK+0
ほ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 13:53:05.70 ID:i+n+fKZG0
ほ
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 14:21:50.01 ID:PiGugHQz0
ほ
サムライブラック保守
侍「退屈な日曜よのう……。」
男「ZZzz……。」
侍「こやつは毎度のごとく昼寝をしてるのう。」
男「(ボソ)侍……。」
侍「うへッ!いいいいいい今某の名前を言いよったな!まさか夢の中で某が………!」
男「茶色ぉ……。」
侍「………茶色?夢でこやつと某は茶色に何かされたのか?」
男「うっ……、黒ぉ……。」
侍「黒ぉ?」
男「あっ……黄緑さぁん………!」
侍「黄緑も?」
男「やめろ………!やめろぉ!」
侍「夢で何をされてる」
男「もう出ない……。」
侍「(ピキーン)…………!( д )」
男「ふふ、ふふふふ………。」
侍「(シャキン)……………。(ドス)」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 14:29:08.97 ID:XxjZAK2L0
さすが男w
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 14:59:35.69 ID:XxjZAK2L0
ほしゅん
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 15:36:41.45 ID:GLNi8UK+0
ほ
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 15:56:11.29 ID:XxjZAK2L0
し
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 16:23:42.09 ID:KSr+Q3El0
ゅ
>>122 侍黒はいつもエロい夢だと決め付けてるな
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 16:57:56.05 ID:54PfNcWWO
ほしゅ
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 17:14:21.63 ID:GLNi8UK+0
ほ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 17:35:33.16 ID:GLNi8UK+0
ほ
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 17:59:56.42 ID:GLNi8UK+0
ほしゅ
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 18:28:45.74 ID:GLNi8UK+0
ほし
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 18:47:59.17 ID:XxjZAK2L0
しほ
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 19:06:34.55 ID:FZb5m+2rO
ほ
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 19:18:56.69 ID:GLNi8UK+0
し
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 19:22:10.82 ID:EOp9W/CM0
誰かお題くれいやください
つお一人様1つ限り
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 19:24:22.05 ID:M1l8KG88O
10のお題、とかでググったら?
16レスのssってssじゃないですよね…長いです。
以下16レス借りますが、とりあえず少しだけ投下してみます。
ただ、テーマがテーマなので、気分が悪くなった方は申し出てください。大丈夫そうなら続けて投下します。
141 :
1/16:2008/05/25(日) 19:28:57.14 ID:E2lFNeR60
一人暮らしをはじめて一年がたった。いつもは騒がしいほど楽しかったあの頃が、もう懐かしく思える。
迷惑を掛けたくない一心で、なんとか一人立ちしようと思っていたけれど、結局はいつも誰かに頼りっぱなしなのが情けないままだ。
だってほら、この部屋には俺しかいないはずなのに、さっきからキッチンの方でいいにおいがしている。
きっと黄緑さんが作りに来てくれたに違いない。
「いざという時に合鍵は必要でしょう?きっと役に立ちますから」って迫られたんだっけ。迫真っていうのかな、アレは。
カチャカチャと食器を動かす音も聞こえてきた。そろそろ起きないと。
なんとかもぞもぞと布団から抜け出そうとするものの、なかなか出られない。何かが上に乗ってるみたいだ。
また、昔みたいに朱色さんがふざけて上に乗っかってるんじゃないだろうか。それにしてはずいぶん軽いような。
もしかしたらダイエットに成功したのかも……まさかね(笑)
なんにせよ、そろそろ黄緑さんが呼びに来る頃だ。急いで着替えないと――――――――
目を開ける。するとそこには、俺に覆いかぶさって上から覗き込んでいる、小さな女の子がいた。
「はい?」
「ひっ!」
「あ、ちょっと!」
その女の子は俺が起きたことに気が付くと、ものすごい速さでキッチンへと走っていった。
そして、ちょうど朝食を運んできた黄緑さんに隠れるようにしてこちらを覗き込んでいるのだった。
「あら、おはようございます、色無さん。朝ごはん、できましたよ」
「お、おはようございます、黄緑さん。いつもすいません」
「いえ、好きでしていることですし。それに、どうしても気になってしまって」
「結局自立できてないってことですよね……」
「そういうわけじゃないんです。ただ、習慣みたいなもので、しないと落ち着かないんですよ」
「そうなんですか?」
「はい」
「……じゃあ、まだお言葉に甘えておきます。黄緑さんが落ち着かなくて、仕事でヘマしないように」
この人に限ってそんなことはありえないのだけれど、この人の厚意を無駄にしようとはどうしても思えないのだった。
142 :
2/16:2008/05/25(日) 19:29:22.40 ID:E2lFNeR60
「はい、お願いします。それじゃあ、ご飯並べますね」
「ああ、手伝います。それくらいやらせてください」
「とは言っても、もうほとんど終わってますけどね」
「あー、じゃあ食器洗いは任せてください」
「ではそういうことで」
「それより黄緑さん、この女の子のことなんですけど……」
「あら、そうでした。実は今日、お願いがあったんでした。ほら白ちゃん、おいで」
「………」
黄緑さんに呼ばれた女の子、白という子は、うつむいたまま何も答えようとはしない。
「まさか、子供産んだんですか?誰の子なんです?」
「……色無さん、私、そういう類の冗談は好きではありませんよ?」
「申し訳ありませんでした。『院』の子、ですよね?」
「はい、新しく入りました」
「そうですか……」
「それで、お願いがあるんです」
「黄緑さんのためなら、できる限りなんでもしますよ。お世話になってるお礼です」
「……では、しばらくこの子を預かってもらえませんか?」
「……はい?」
「………」
そうして俺の一人暮らしはたった一年で終わりを告げ、奇妙な二人暮らしが始まった。
143 :
3/16:2008/05/25(日) 19:30:07.30 ID:E2lFNeR60
我輩は孤児である。両親はもういない。そうなったのは俺がまだ小学校で無邪気に校庭を駆け回っていた頃のことだった。
両親の突然の自殺、残されたのは少しの遺産と「ごめんなさい」と書かれた遺書だけだった。原因については聞かされていない。
いや、小さな子供わざわざ説明するような人がどこにいるだろうか?
ついでに言えば頼れる身寄りもなく、今となっては一生聞くことはできなくなった。別にもう聞きたいとは思わないけれど。
そういうわけで、俺は孤児院に入ることなった。
最初こそは環境の変化に慣れずに隅でかたまっていけれど、次の日にはもう笑って院の子供たちと遊んでいた。
先生や子供たちが励ましてくれたから、というわけじゃない。俺はここに来て早々、笑顔で取り繕うことを覚えた。
その方が楽だったから。周囲がかわいそうとか同情とかの目で見られることにうんざりしていた日々、笑っていれば何とかやっていける。
でも、あの人がそんなことを許すはずがなかった。
「何、愛想笑いなんかしてんだ、気持ちわりい。そういうのは大人になってから覚えればいいんだ」
俺を慰めるんじゃなくて叱ってくれたその人、朱色さんは学生服に煙草という犯罪的な格好で言った。
「ほら、泣けよ。みっともない笑った顔よりはマシだ。ほら、泣け」
初めて掛けられた本当の優しい言葉に、俺は両親の自殺以来、はじめて泣いた。
「そりゃあもう、すげえみっともなかったぞ」と、朱色さん談。
当時は園長の娘さんということで手伝いをしていたのだが、未成年が子供の前で煙草って……。
それから、やがて朱色さんはここの院長となり、黄緑さんは新しいスタッフとして俺の面倒を見てくれた。
俺はその孤児院ですくすくと成長し、気付けば成年になろうとしていた。
いつまでも園の世話になっているわけにもいかないのでこうして一人暮らしに奮闘するのだが、黄緑さんが頻繁にご飯を作りに来てくれる
のであった。そして、時は現在。
「……はい?」
「………」
黄緑さんの隣に座る白は、さっきから小さくなったまま沈黙を守っている。
144 :
4/16:2008/05/25(日) 19:30:42.60 ID:E2lFNeR60
「俺が、この子を?」
「はい、色無さんにしか頼めないんです」
「で、でも、いきなりそういうわけには……」
「だめですか?」
「あー、その……俺、学生ですから。家にいないときもありますよ?」
「できる限りのお手伝いはします。ですから……」
そう言うやいなや、黄緑さんは頭を下げた。こうなったらこの人は、俺が承諾するまでは頭を上げないだろう。
目線を黄緑さんから白に移す。彼女は未だにうつむいたままで、その表情を窺うことはできない。
どうしたものか、と考えを巡らせようとしたその時、ふと白がこちら見ていることに気が付いた。
ゆっくりと触れ合う目線、そこから見えたものはまっすぐな瞳、その奥にあるものは――――――――
「わかりました。引き受けます、その話」
「……本当ですか?本当に、いいんですか?」
「もちろんです。それに……今まで俺が黄緑さんの頼みごとを断ったことなんてありましたか?」
「……一回だけ」
「えっ。あれ、そうでしたっけ?」
「ふふっ、嘘です。一回もありませんでした。色無さんは自分には無理なことだって引き受けようとしてくれましたから」
「普段からお世話になりっぱなしでしたし、朱色さんの分まで働いてて大変そうでしたからね」
「朱色さんは朱色さんで、大事なときにはしっかり活躍してくれていますよ?」
「いつもそうならいいんですけどね……このことを朱色さんは何と?」
「色無さんに全部任せる、だそうです」
「まったく、ホント適当だなぁ。とってもらしいけど」
「うふふ、そうですね」
「……白?」
「……!」
俺にいきなり声を掛けられて、彼女の肩がびくっと震えた。うつむいた顔が再びゆっくりと上がる。
145 :
5/16:2008/05/25(日) 19:31:39.51 ID:E2lFNeR60
「君は、どうしたい?」
「………」
やはり返事は無い。それもあたりまえ、相手はまだ子供、小さな女の子なのだから。
無理を押しつけるのも酷な事だが、無理矢理にはできない。子供ゆえの難しい決断を迫らせなければならないのは苦しかった。
「……わ、わたしっ」
ぐう〜
「す、すいません。おなかすいてて……」
「もうっ、色無さん!こんな大事なときに……ふふ、とりあえずご飯にしましょう。あ、お茶入れてきますね」
「ありがとうございます」
そう言うと、黄緑さんはお茶を取りにキッチンへと向かう。その間手持ち無沙汰だったので、なんとなく白の方を見てみる。
すると、彼女がうつむいたまま肩を震わせていた。まずい、何があった?
一瞬嫌な光景が脳裏に浮かんだが、慌てて振り切って白の顔を覗き込む。
「おい!どうした!……?」
「……ぷっ、ふふっ、おなかがっ、ぐ〜だって……ぷっ」
「あ、あれ?白ちゃん、笑って……?」
どうやら、さっきの俺の腹の虫がツボに入ったらしく、必死に笑いを堪えているようだった。
そして、俺が覗き込んでいることに気が付くと、慌ててその表情を隠すのだった。別に、普通に笑えばいいのに……。
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 19:36:14.29 ID:pkGHuHwU0
しえーん
147 :
6/16:2008/05/25(日) 19:45:49.43 ID:E2lFNeR60
「なんだよ、脅かすなって……嫌な汗かいた」
「あら、色無さん。どうしたんです?そんなにぐったりしちゃって」
「いや……ただ、拍子抜けしただけです」
「どういうことです?」
「大丈夫、何てこと無いですから。ほら、食べましょう。もう我慢の限界ですって」
「ならいいんですけど……では、いただきます」
「いただきまーす!……さ、白も一緒に。いただきます!」
「……いただきます」
さっき笑っていたときとは打って変わって表情に乏しかったが、それでも初めに見た時よりはずっといい顔をしている気がした。
そして、そんな白を見てニヤニヤしている俺を見ている黄緑さんは、心配そうな顔をしながら朝食の時間を始めるのであった。
「さて、食事も終わったわけだし、それそろ今後のことについて……」
「しーっ。色無さん、ほら、白ちゃんが……」
「すー、すー……」
「あー、寝ちゃったか……困ったな」
「きっと色々疲れたんでしょうね。これからどうしましょうか?」
「とりあえず、院に行きましょう。一応、荷物取りにも行けるし、朱色さんに聞きたいこともありますし」
「そうですね……じゃあ、車まわしてきます。白ちゃんはお願いしますね」
「わかりました」
「それでは」
車を取りに出ていった黄緑さんを見送ってから、改めて白を見てみる。
子供の寝顔は本当に天使みたいだな、と思わせられるくらい綺麗な寝顔だった。
とても孤児院に入っているとは思えない、普通の子供となんら変わりなく見える。
しかし、院に入る子供はみんなそれなりの理由を持っているのだ。そう、俺も……。
「よし、帰るか……なんだか久々だな」
と言いつつ立ち上がってみたものの、まずはどうやって白を起こさないようにして車へ運ぼうかしばらく考えなければならなかった。
148 :
7/16:2008/05/25(日) 19:48:14.47 ID:E2lFNeR60
「おー、久しぶりじゃねーか!」
ドスドス
「痛い、痛いですからぐーで殴るのは止めてください」
手荒い歓迎で出迎えてくれたのは、この院で一応一番えらい人、朱色さんだった。
小さい頃から黄緑さんと合わせてお世話になった人で、俺はこの人たちには一生頭が上がらない。
とはいえ、この人は本当に適当な所があったりいいかげんだったりするので、大半は黄緑さんが忙しい目にあっているのだけれど。
「お久しぶりです。相変わらずですね」
「そうあれこれ変わっても困るだろ?」
「せめて真面目な方に変わってもらえればいいんですけど」
「いいんだよ、アタシはこれで。それで?今日はどうした。ここが恋しくなったか?」
「とぼけないでください。本当は分かってるくせに」
「あー、そのことな……白は今どうしてる?」
「黄緑さんがここの部屋で寝かせてます。うちに来たときに疲れて寝ちゃったもんで……今もそのままです」
「丁度いいか……ちょっと付き合え」
朱色さんはそう言うと俺に背を向け、院の廊下を歩き出した。俺はそれに習って少し後ろを歩く。
朱色さんは話がある時、決まって自分の部屋に連れて行く。
ちなみにこの院の唯一の喫煙スペースはそこなので(黄緑さんがここに来てから厳しく注意されたそうだ)、それは煙草を吸うことに他なら
ない。
「まだ煙草吸ってるんですか?」
「当たり前だろ。命の次に大切なものだからな」
「ちなみにその次は?」
「ククッ、言うまでも無いだろ。よし、今夜は付き合え。飲むぞ」
「はぁ……ほどほどにしてくださいよ?黄緑さんに怒られるのは朱色さんだけじゃないんですから」
「違いない」
149 :
8/16:2008/05/25(日) 19:48:53.34 ID:E2lFNeR60
それでも朱色さんは楽しそうに笑う。こんな煙草と酒が大好きな人が、この孤児院の院長だなんて誰が想像できるだろうか?
でも俺も、黄緑さんも、この院にいる人はそんな朱色さんが大好きだ。朱色さんがいなければ、この院はきっと成り立たない。
そして、この人がいるから、俺やみんなは安心して暮らせる。そんな不思議な人なのだ。
「着いたぞ。ぼーっとしてないでさっさと中に入れ……何か悩んでんのか?」
「そりゃあ色々ありますけど……大好きですから」
「はぁ?」
朱色さんが火をつけようとしていた煙草がぽろっと落ちたが、気にしないで部屋に入ることにした。
「それで、一体どういうことなんです?いきなり女の子を預かれだなんて」
「まぁ、座りな。ちゃんと話すから」
案の定、朱色さんは煙をふかしながら話し始めた。しばらく煙を吸い込み、ゆっくりと吐き出してから言った。
「色無……正直、あの子のこと、どう思う?」
「どうって、普通……ではないんでしょうね。院に預けられているってことは」
「まぁ、な」
「でも、あの子だって寝顔はかわいいもんだし、笑ったり――――――――」
「今何て言った!?」
突然の朱色さんの大声に思わず肩がすくむ。大の大人も真っ青で大抵の人はこうなるが、今日はいつもとは少し違うようだ。
「何って、あの子も笑うって……」
「それ、間違いないか?」
「え、ええ。少しだけですけど」
「何に笑ったんだ?」
めったに見せない真剣な表情が突き刺さる。その迫力に圧倒されつつも、何とか答える。
150 :
9/16:2008/05/25(日) 19:49:25.47 ID:E2lFNeR60
「その、俺のおなかが、ぐーっと鳴りまして……」
「……ぐーっと?」
「はい、ぐーっと。あれ、なんで鳩が豆鉄砲食らったような顔してるんです?」
「……ブッ、ははははっ、なんだそれ!あっはっは!」
「ちょ、ひどいですよ、そんなに笑うなんて」
「だって、たったそんなことで……プッ」
「こっちはとっても恥ずかしかったんですけど」
「ひー、笑い死ぬ……うわっち!熱っ!」
オーバーリアクションのせいで煙草が足に落ちていた。やーい、自業自得。
「ふーっ、まぁ冗談はさておき、笑ったのは間違いないんだな?」
「はい。でもそれってそんなに気になることなんですか?」
「……あいつな、笑わないんだよ」
「何言ってるんですか。さっき笑ったって言ったでしょう?」
「いや、そうなんだけどな……ここにいる間、アタシはあの子が笑っているのを見たことが無い」
「まさか……」
「無理もないさ……あの子の両親も、お前と同じだからな」
「え?」
「子供を残して死ぬのと、子供と一緒に死ぬ……どっちも正しくは無いが、どちらがまだ幸せなんだろうな……」
「………」
「一体どういう経緯でそんなことになったかは分からないが、その後のことはお前もわかるだろ?」
「……はい」
「だからだよ、あの子を預けようと思ったのは。アタシじゃあの子の力にはなってやれない」
「らしくないですよ。だって、現に俺はこうして生きている。それではダメですか?」
「ありがとな。でも、アタシじゃ届かなかった。そして色無はあの子に届いた。それは自身で見たんだろ?」
「それは……」
「それに、きっとあの子の抱えているものは、お前のものよりずっと重い。だから、頼む。あの子を助けてくれ」
151 :
10/16:2008/05/25(日) 19:50:00.17 ID:E2lFNeR60
あの朱色さんが、俺に頭を下げるなんて……黄緑さんといい、今日は夢を見ているのかもしれない。
けれど、二人の決意の重さが夢ではないと訴えている。二人とも白のことを大切に思っているからこそ、こうして頭を下げている。
そんな二人の決心を受け止めきれるのだろうか?それでもあの子の、白の顔が忘れられない。ならば、俺は――――――――
「はぁ、二人してこうも頭を下げられちゃ、断ることなんかできませんよ」
「元々、断られるとも思ってないけどな」
「……はぁ」
「ククク、まぁ、頼むぞ?」
「はい。後は、本人の気持ちしだいなんですけどね……」
「そうだな……でも、大丈夫だろ」
「ずいぶん自信ありますね?」
「ただの勘だよ」
そう言って煙草をふかす朱色さんの顔は、いつもより嬉しそうだった。
翌朝目を覚ますと、見慣れない天井が目に付いた。辺りを見渡すと、中身の無いビール缶の山と、数本のワイン瓶が散乱していた。
そして、起き上がった時に、さっきまでかぶっていただろう毛布がするりと落ちた。
「昨日は確か……」
昼間から貴重な男手として重労働をさせられた挙句、そのまま朱色さんの酒盛りに付き合ったせいで酔いつぶれたらしい。
毛布はきっと黄緑さんのおかげだろう。
「今日が休日でよかった……」
寝ぼけながらそんなことをつぶやくと、なぜか隣には缶を握りつぶしたまま寝ている朱色さんがもぞもぞと寝返りを打った。
時計はまだ昼前を指しているが、朝というにはもう遅い。結局あれから白にも会えていないし、やるべきことも多い。
「その前に朝飯を……残ってるかな?」
152 :
11/16:2008/05/25(日) 19:51:38.78 ID:E2lFNeR60
朱色さんを起こさないように部屋を出て、朝食を求めて院内をさまよう。朝食のことを考えながらも、頭の大半を占めるのは白のことだ。
まずは、落ち着いて話し合うことからはじめないと。未だに会話らしいものもできていないのが痛い。
「まずはきっかけが欲しいな……とはいえ、何がある?」
この院にはわけありな子供がいる以上、NGワードやら禁句は多い。わずかなことでも、子供の心は壊れてしまう。それをうまく避けるには
どうすれば……。と悩んでいると、正面から洗濯籠を運ぶ黄緑さんが見えた。俺に気付くと、パタパタと走ってきて挨拶をしてくれた。
「おはようございます、色無さん」
「おはようございます……あ、毛布ありがとうございました」
「いえ、お気になさらずに。朱色さんも久々に飲むって言って楽しそうでしたから」
「あの人は普段から十分飲んでるんじゃないんですか?」
「ええ。でも、誰かと飲む機会はあまり無いみたいですし、私は下戸ですから」
「まぁ、たまには付き合ってあげてください。昨日はいくらなんでも飲みすぎですって……俺が来るたびにこれだと、体もちませんよ?」
「うふふ、前向きに検討させていただきます」
「どこの政治家ですか!……これから洗濯ですよね?俺も手伝いますよ」
「けど、朝ごはんがまだでしょう?」
「それに聞いてもらいたいこともありますし……」
「そういうことなら、早く済ませましょうか?」
「はい」
そうして、黄緑さんと外の物干しへと向かう。外に出ると、もう高くなった日がまぶしかった。
俺は代わりに運んだ洗濯籠を下に置いて、黄緑さんと手分けして干し始めた。
量はちょっとしたもので、しかもそのほとんどが子供用のものなので、意外と数は多い。
次々と手早く干しながら、俺は黄緑さんに思っていることを話し始めた。全てを聞いてしばらく考えた後、黄緑さんは口を開いた。
「色無さんなら、どうして欲しかったですか?」
「俺、ですか?」
「私達、この院の大人たちは長くこの仕事をしていますから、どうしてもその禁句を無意識に避けてしまうんです。そして、子供たちもそ
れを無意識に感じているんだと思います。きっとその辺りじゃないでしょうか?」
153 :
12/16:2008/05/25(日) 19:52:38.08 ID:E2lFNeR60
「というと?」
「そこが、私達と色無さんの違う所ですよ。私達が届かなくて、貴方だけが白ちゃんに届いた理由は」
「だから、俺だけが……」
「はい。それに、お二人は似た境遇でしょう?だからきっと色無さんが当時求めていたもの、それが答えなんじゃないでしょうか?」
「俺は、何を求めていた……?」
「難しく考えないで。案外答えは近くにあるものですよ」
やっぱり黄緑さんには敵わないなぁ。というか、改めてこの人のすごさを知ることになった。
「黄緑さんって、やっぱりすごいですよ……他にも向いてる仕事があったんじゃないですか?」
「いいえ、そんなことありません。私だって支えられている側の人間ですし、それに、この仕事も大好きですから」
「でも、黄緑さんを支えられる頼もしい人なんていましたっけ?」
ふとそんな疑問が湧いたけれど、彼女は楽しそうにこう返すだけだった。
「ふふっ、『答えは案外近くにあるものですよ』?」
黄緑さんの助言を基に幼かった自分を振り返ってみる。あの頃の自分はどうだったっけ?どんなことを考えていた?何を望んでいた?
「難しく考えすぎか……これじゃあ駄目だな。一体どうすれば……ん?」
歩いていた廊下の奥に光の漏れている部屋を見つけた。よく見れば部屋の扉が少し開いている。
そして、ドアの傍らに立つ朱色さんは、俺を一瞥するとわずかに顔を伏せた。まるで、自分にできることはここまでだと言わんばかりに。
ここまで来たら、もう後には引けない。俺は、その扉から中を覗く。そこは、なんてことのない、ただの部屋。
しかし、ここに住んでいるのは女の子なのだ。普通の女の子の部屋を俺はよく知らないけど、それでも分かる。
ここには何も無い。小物も、人形も、そして部屋の主の心さえも。その中にぽつんと置かれた女の子はあまりにも悲しすぎた。
顔を伏せたい、目を逸らしたい、こんな悲しい姿は忘れたい。でも、なんでだろう。不思議と幼い自分が彼女に重なって見えた。
あぁ、悲しい記憶。けれど、当時の自分はそんな悲しみさえ感じる余裕さえなく、空ろな日々が続くだけだった。
154 :
13/16:2008/05/25(日) 19:53:17.68 ID:E2lFNeR60
ただ、満たして欲しいと願い続けていた。誰でもいい、空っぽな自分を受け止めて、包んで欲しかった。
そんなことをしてくれる、家族が欲しかった――――――――。
気が付けば俺はその小さな女の子を、在りし日の自分を、痛いほどに抱きしめていた。そして、あの日の自分の願いに応えるように囁く。
「一人じゃないよ、俺がずっと側にいるから」
「……っ」
「泣いていいよ。泣かないよりはずっといい」
強く抱きしめた力を少し緩め、今度はその背中をゆっくりと撫でる。俺の気持ちは届いているだろうか?
不安が幾度もよぎったが、しばらくして嗚咽が漏れてきたので少し安心した。俺は、この子が体を委ねられる程度の人間であったのだと。
今度は頭ごと全てを包むように抱く。俺に、全てを任せて欲しい。きっと受け止めてみせる。だから、少しでいいから信じて。
言葉には出さないけれどこの腕から、この体から伝えよう。噛殺そうとする嗚咽はもはや止まらない。せき止められた感情が溢れてくる。
「……おとう、さん……」
一瞬、胸が締め付けられるような思いがした。けれど、俺はそれに心からの気持ちを返そう。
「うん、ここにいる」
「……っ!お、とうさん……」
「……うん」
「おとうさぁん……!」
「うん」
「……っ、おとう……さんっ!」
「うん」
「おとうさぁぁぁぁぁぁん!!!」
「うん、ここに、いるよ」
気休めなんかじゃない、この時、俺は本当の白の父親になりたかった。白の望みに応えたかった。彼女の隙間を埋めたかった。
自己満足でも、同情の類でもない。けれど、そこに俺は自分が満たされていくことを感じつつあった。彼女も、同じ気持ちなのだろうか?
泣きじゃくる姿からは何もつかめなかったが、そうであったら嬉しいと思った。
155 :
14/16:2008/05/25(日) 19:53:46.12 ID:E2lFNeR60
「それじゃあ、また来ます」
「おう、今度は酒も持って来いよ!」
「はは、勘弁してください……」
「私たちは明日の朝にまた会えますね。明日から三人分の朝食ですか……腕が鳴りますね」
「それは期待してますけど、ほんとに毎朝ウチに来てくれるなんて、大丈夫なんですか?」
「はい。週四も毎日もあまり変わりませんし、それに私もお手伝いしますって言いましたよね?」
「げ、おい黄緑、お前そんなに色無のところに通ってたのか?もう立派な通い妻……」
「……ボソッ(本人にはまったく自覚無しなんですけどね……うふふっ)」
「あー、ごほん!まぁ、頑張って手伝ってやってくれ……」
「はいっ!その代わり、朱色さんには一層、仕事を頑張ってもらいますからね?」
「……色無、頼むぞ」
「ぜ、善処します……そうだ、ほら、白。みんなに挨拶しないと」
「……あ、あのっ」
慣れない言葉を紡ごうとする白は、まだまごついて苦しそうだったが、皆が暖かいまなざしで見つめていることに気づくと恥ずかしそうに
しながら言った。
「ありっ、がとうございました……」
最後のほうはもう俯いていたし、声も消え入りそうになっていた。少しびくびくしている所は以前とあまり変わらないようだ。
朱色さんは仕方ないか、と言わんばかりに肩をすくめ、黄緑さんは苦笑いをこぼした。
そして、朱色さんは白の頭をつかんだかと思うと、くしゃくしゃとかき回した。
「気にすることはないさ。あんたたちが幸せなのがアタシの幸せなんだ。だから、元気で、な?」
「私はいつでも会えますから。これからもよろしくお願いしますね」
「……はい」
今度の声は、小さくてもやけにはっきりと聞こえた。
156 :
15/16:2008/05/25(日) 19:55:49.02 ID:E2lFNeR60
黄緑さんの車で家まで送ってもらい、二人で玄関の前に立ってみた。この小さなアパートのドアは、彼女にはどう見えているのだろうか?
未だにコミュニケーション不足で、いまいち会話も成立しにくくあるものの、なぜか悪い心地はしない。
これがどういうことなのか分からないけれど、今はまだこのままでいいと思う。まだ始まったばかりなのだから。
不意に、傍らに立つ白が俺の手を握り締めてきた。伝わる感情は、戸惑い。それを包み込むように彼女の手を握り返す。
「さ、帰ろう。今日はもう疲れたろ?」
そう言ってドアを開け、玄関へと足を踏み入れてから白へと振り返る。
「おかえり、白」
「……ただいまっ」
バッと飛びついてきた白をかがんで抱きしめる。どうやら俺たちは、まだ言葉で伝えるのが苦手なようで、こうしてくっついていないと単
純な気持ちさえ伝えられないらしい。不便というか、原始的だなんて思ったりもするけど、たぶん一番簡単で、一番精密なやり方なんじゃ
ないかな。指先ひとつだけでも、思いは伝えられる。ただ、伝えられる相手は自ずと限定されるわけで、親しい間とか、信頼関係の上で成
り立ったりとか、家族同士ぐらいだけしかできないって思う。けれど今の俺たちは、家族にはかなり遠い。血縁や親密さや二人が築いた時
間さえ少なく、おまけに二人とも心のどこかが欠けたまま生きてきた。それでも、二人が願っていた『家族』の姿は俺たちを繋ぎ止めてく
れた。一人では届かなかった願いも、二人だったからこそ届いた。だから、これが二人のスタートライン。
(……わたしたち、『かぞく』なのかなぁ?)
(白はどんな『かぞく』になりたい?)
(んーと、たのしくて、わらってて……ずっといっしょにいる)
(それならもう大丈夫だ)
(どうして?)
「だって、俺はもう楽しいぞ?白はどうだ、楽しくないか?楽しければ自然と笑えるし、それに……」
「それに?」
「『家族』はずっと一緒だ。これからもずっと、簡単に消えたりはしない」
「……ほんと?ほんとにほんと?いなくなったりしない?わたしをおいていかない?」
「ああ、本当だ。だって俺は白の――――――――」
157 :
16/16:2008/05/25(日) 19:56:46.43 ID:E2lFNeR60
ぐ〜〜っ
「おなかが……ププッ、あははははははっ!!またっ、おなかがっ……くくっ」
「いや、これはだな、その、安心したらつい」
「ふふっ、ふーっ、はぁー、おなか痛いよぅ……」
「な、情けない……」
きゅー
「えへへー……ねぇ、ごはんにしよう?わたしもおなかすいちゃった」
「ククッ、そ、そうだな」
「あ、あんまりわらわないで……おあいこだよっ!」
「うん、おあいこだ」
ほら、気づいてるか?もう俺たちはこんなに笑いあってる。楽しいし、一緒にそれを共有してる。これが『家族』なんじゃないかな?
あんなに一人で悩んでいたのに、一人で苦しんでいたのに、二人なら何てことないんだ。他でもない二人が『家族』を望んだから。
少し拗ねた白の頭を、優しく撫でていく。この気持ちが伝わればいいと願いをこめて。
「これからもよろしく、白」
「うん……お父さん」
「!……あぁ、よろしくな」
立ちふさがる問題は多い、それこそ数え上げるのにきりがないくらいに。けれど、この一瞬に繋がった気持ちさえあれば何でも乗り越えら
れるんだ。それだけの力をこの小さな子からもらった。俺たちは歳も性別も血縁も違う。それでも繋がりあえる『家族』を今は持っている
から、だから、生きていける。生きる喜びを、『家族』の暖かさを、ありがとう。
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 20:04:58.73 ID:GLNi8UK+0
ハッピーエンドの 映画を今 イメージして 歌うよ
この文を見て、このフレーズが浮かびました
心の底から、感動しました。
ありがとう
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 20:12:58.76 ID:M7IFBOnL0
16レスw
読んでる間に落ちそうだから先に保守
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 20:14:27.40 ID:XxjZAK2L0
これは続きに期待
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 20:33:38.30 ID:yicykQ5JO
ほ
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 20:51:18.46 ID:MdX9KigvO
ほ
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 20:58:01.46 ID:M7IFBOnL0
読み終わったー
いいねえ
こういう家族ゲーム的な話大好きだw
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 21:04:56.52 ID:MdX9KigvO
>>157 やっと読み終わった…
でももっと読みたい!
才能に嫉妬するwwww
白も可愛いけど、朱色さんの熱い気持ちがすごくいい。
GJ!
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 21:20:23.55 ID:eTA9JZgjO
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 21:25:35.87 ID:EOp9W/CM0
これは続きに期待だな
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 21:42:10.05 ID:yicykQ5JO
☆
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 22:01:11.32 ID:GLNi8UK+0
ほし
色無「黄緑さん、紫ちゃん大丈夫かなぁ。」
黄緑「うふふ、大丈夫ですよ。ただ林間学校行っただけですから。」
色無「怪我とかしなきゃいいけど……。」
黄緑「もぅ。心配性なんですから。ご飯できましたよ。」
色無「いただきます。」
黄緑「色無しさん。あーん。」
色無「あー。うん、おいしい。」
黄緑「紫ちゃんがいるとできないからね。たまには。」
色無「ふぅ。」
黄緑「色無しさぁん入りますね。」
色無「背中流そうか?」
黄緑「あら?いいの?じゃあお願いしましす。」
色無「(ゴシゴシ)痛くない?」
黄緑「ん、ちょうどいい。」
色無「黄緑さん……。」
黄緑「色無しさん?どこ触ってるんですか?」
色無「あ、いえ……。」
色無「黄緑さん……。」
黄緑「(ムギュ)……する?」
色無「する。」
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 22:17:05.26 ID:M7IFBOnL0
>>168 今日仕込めば来年の3月あたりだなw
>>170 背景描いてる絵師の方が少ないから気にすんなw
お祭りを満喫してる感じがいいなw
空……でいいのかな?
>>170 我がレーダーが空色と断定した
これはいい先取りですね
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 22:37:16.92 ID:M7IFBOnL0
了解age
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 22:59:12.38 ID:GLNi8UK+0
ほ
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 23:18:22.47 ID:M7IFBOnL0
ラスト保守
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 23:27:20.64 ID:yicykQ5JO
ほ
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 23:37:51.22 ID:0gefI7AU0
h
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/25(日) 23:45:54.20 ID:GLNi8UK+0
もう寝る保
180 :
School Days:2008/05/26(月) 00:09:59.11 ID:NyY5duv/0
『シンプル』
ったく、つまんねえ意地張っちまったなあ。
久々に黄色との大ゲンカ。付き合い始めてからは初めてだ。
喧嘩の理由なんて、それこそ下らない。デートでボウリングに行くか、映画を見に行くかの言い争いからだし。
…苦手なんだよ、恋愛モノ。映画だとアイツ、そっちに集中して、全然こっちを気にしねえしさ。…せっかくデートすんだし、喋りてえじゃん。二人きりなんだし。
それにしたって、俺がボウリングにこだわる理由も特になかったわけで。
お互い、無駄に意地を張って、退かなくて。しかも、トドメをさしちまった。
「たまには俺の行きてえとこ行ってもいいだろ!」
「何それ!いっつも自分は我慢してますみたいにさ!嫌々なら、別にデートなんかしなきゃいいじゃん!」
「っ!俺はお前がしてえっつーからわざわざ!」
「やっぱり嫌々なんだ。いいよもう、無理に付き合ってくれなくても」
…思い出してみてもつくづくサイテーだな、俺。
つーかアイツとのデートが嫌々なハズねえじゃん。売り言葉に買い言葉とは言え、一度も思ったことのないことまで出てくるとは思わなかった。何がわざわざだ。
会話も、メールもほぼしないまま一週間くらい経つ。クラスメートや赤たちまで心配しだすし、ますます居心地が悪い。
謝ればいいんだろうけどさあ…。
中途半端な意地がまだ残っている。というより、恥ずかしさとか、みっともなさのほうが上回ってるかもしれないけど。
…いつもの公園にでも行ってみるか。謝りに行くならそれこそ屋根をつたって三秒で行けるくせに、それを避けたのも逃げだとは自覚しつつ、俺はふらふらと公園に向かった。
181 :
School Days:2008/05/26(月) 00:10:53.52 ID:NyY5duv/0
…毎度毎度都合よくここに黄色がいるはずもないわけで。
俺はベンチに座って、無邪気に遊んでる子供たちのほうをぼんやりと眺めていた。
ぽむっ!
「っ?!」
あまりにもぼけっとしていたらしい。子供たちがサッカーで使っていたらしい、塩化ビニルの柔らかいボールが俺の頭に直撃した。
「ご、ごめんなさい!」
慌てて当ててしまった子供が謝りにきた。小学校に入るか入んないか、それぐらいの男の子だった。
「いいよ、大丈夫。ほら、ボール」
当たってもまったく痛くなかったから、別によかった。俺はその子にボールを手渡してやる。
「ほんとうにごめんなさい。あ、あと、ボール、とってくれてありがとうっ!」
無邪気にそういう男の子。なんだか微笑ましい。
「素直だな。ありがとうとか言えるの、偉いぞ」
ちょっと今の自分を反省しつつ、そんなことを言ってみる。
「? わるいことしたら、ごめんなさいっていうんだよ?うれしかったら、ありがとうっていうんだよ?ようちえんでせんせいにいわれたでしょ?」
「―――っ!……ああ、そうだな」
「へんなの。じゃあね、おにいちゃん。ボールとってくれてありがとう」
ぱたぱたと走っていく男の子を眺めつつ、溜息をついた。
182 :
School Days:2008/05/26(月) 00:13:53.69 ID:NyY5duv/0
「…おっす」
「…何か用?」
「ん。映画の前売り券買ってきた。今度一緒に見に行こう」
「…見たくないんじゃなかったの?」
「あんまり興味はねえな」
「じゃあいいよ。別に無理しなくたって」
「一人なら行かねえけど。…お前となら、見に行きたい」
「…何、いきなり?」
「この前はごめん。思ってもいないことまで言っちまった。お前とのデートを、わざわざ、とか思って行ったことなんて一度もねえのにさ」
「………」
「俺、お前のこと、好きだから。デートするだけですげえ嬉しいし。だから、映画、行こうぜ」
「…なんでさあ、先に謝っちゃうの?」
「…は?」
「悪いのあたしじゃん。…あたしから謝んなきゃダメだったのに」
183 :
School Days:2008/05/26(月) 00:14:59.35 ID:NyY5duv/0
「…悪いことしたな、って思ったから。だから、謝った。んで、お前のこと、好きだな、って思ったから好きって言った。…単純でいいだろ?」
「じゃあ……ごめんね、橙。それに…大好き」
「ありがと」
「え?」
「言われて、嬉しかったから」
「な、なんか今日の橙、一段と恥ずかしいよ?!」
「一段とってなんだよ。いいじゃん、シンプルでよ」
「なんか調子狂うよ…。それにさ、前売り買ってきたのはやりすぎ」
「なんでだよ」
「…あたしも、ボウリングの割引券貰ってきたのに」
「マジで?」
「マジで」
「いいじゃん、デートの回数が増えるんだしよ。あ、そうだ」
「何?」
「ありがとな。俺のために」
「っ!/// ああもう!恥ずかしい!」
「好きだぜ、黄色」
「…あたしも」
シンプルに行こう。ありがとうやごめんなさい、そして大好きを伝えられるように。
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 00:17:10.48 ID:NyY5duv/0
お題に応えたら、いつも以上に恥ずかしい橙黄になりましたww
時期は高校生ってことでよろしくです
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 00:42:32.24 ID:7yN8JOTo0
青臭いがそれがいいw
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 00:49:04.21 ID:lsoNPyxK0
恥ずかしいがこの二人なら許可するwww
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 00:51:58.13 ID:2M2yMOhGO
くっそー腹立つほど絵に描いたような青春だな!
もっとやってくれていいけどな!
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 01:11:05.40 ID:2M2yMOhGO
寝るほ
なんとか保つといいなぁ。
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 01:51:46.03 ID:lsoNPyxK0
保朱
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 01:57:35.50 ID:mgdtST4+0
「当ててるのよ」祭りで大満足でした。
茶の生乳当ては必殺技だと思うwwwww
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 02:06:11.79 ID:/eDxGEqi0
ほ
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 03:01:12.81 ID:1x/VrsBmO
し
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 03:28:48.53 ID:oOA05O4t0
が
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 04:21:52.40 ID:anL7Lsk60
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 05:44:08.10 ID:zGCV+2sS0
ほ
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 06:21:44.16 ID:mojjI4teO
ほし
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 07:09:38.55 ID:zuc9T9nZ0
ほす
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 07:31:27.76 ID:OxuEoAguO
ほ
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 07:51:15.91 ID:2M2yMOhGO
起きた保守
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 09:00:47.10 ID:zuc9T9nZ0
大学前ほ
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 10:02:51.31 ID:OxuEoAguO
☆
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 11:30:57.16 ID:osVhumjB0
すた
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 12:02:26.92 ID:2M2yMOhGO
ほ
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 12:46:45.73 ID:11nr1ZS4O
保守
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 13:21:48.47 ID:1x/VrsBmO
ほ
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 14:08:30.24 ID:FCreQ5ad0
ネタすら出せない保守
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 14:58:56.54 ID:FCreQ5ad0
ここまでっぽいラスト保守
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 15:11:13.06 ID:RqOq5Fwl0
ほ
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 15:43:46.28 ID:RqOq5Fwl0
ほ
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 16:00:38.41 ID:RqOq5Fwl0
ほ
211 :
1/2:2008/05/26(月) 16:11:53.45 ID:/eDxGEqi0
今日の俺はいつになくぼーっとしていた。というのも昨日何年も前から世話になっていた紺色さんが寮を出て行ったからだ。
初めは紺色さんがいなくとも一人でやっていこうと気を引き締めたが、それでもこれからあの人がいない生活を送ると思うと悲しかった。
そして今もぼーっと一人で下校している。
「晩御飯何かな・・・いて!」
「おう、兄ちゃん、わしに喧嘩を売るとは上等やのう!?」
顔を上げるといかにも不良そうな二人組みが機嫌の悪そうな顔をしていた。
「・・・すいません。」
「誤って済むと思うなよ?ちょっとつきあってもらおうか?」
声を上げる間もなく俺は首根っこをつかまれて公園かどこかに連れて行かれた。
「ボスは今機嫌が悪いんだ。すまねぇな。」
子分らしい方がヘラヘラ笑いながら言った。ああ、殺される・・・
「ねぇ、あんたら何してるの?」
腹に一発くらい、意識が朦朧としたとき、聞き覚えのある声が聞こえた。まさかその声は・・・
「なんだてめぇは!?」
不良が声をそろえて怒鳴る。
「私は・・・」
212 :
2/2:2008/05/26(月) 16:12:12.98 ID:/eDxGEqi0
「おっ、気づいたか。」
目が覚めると寮にいた。目の前には朱色さん。
「あの・・・俺はどうなったんですか?」
「ん?不良に絡まれたの覚えてないのか?」
「いや、そうじゃなくて誰が俺をここまで運んでくれたんですか?朱色さんですか?」
「違うよ。」
朱色さんじゃない?
「じゃあ誰が?」
「ふふふ、秘密。まあどこかの優しいお姉さんとでもしとこうか。」
「どこかの優しいお姉さん?」
「その人に感謝しとけよ。忘れ物取りに来ただけなのにとんだ喧嘩に巻き込まれたって言ってたから。」
朱色さんが面白そうに続ける。やはりあの声は紺色さんだったのか?
そうだとすると・・・いや、そうに違いない。きっと紺色さんが助けに来てくれたんだ。
だが、もうその助けも来ない。それでも一人でやっていけるようになろうと決心した。
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 16:33:19.70 ID:RqOq5Fwl0
ほ
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 16:59:44.35 ID:K7Reuouv0
保朱
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 17:17:34.90 ID:RqOq5Fwl0
保守
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 17:47:45.80 ID:RqOq5Fwl0
出かける保
217 :
金玉おじさん ◆FoQq7fCJ62 :2008/05/26(月) 17:52:59.91 ID:0oSYRcmPO
てめーら金玉回収してコレクションにすんぞ保守!!?
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 18:22:37.64 ID:ekgQYKwQ0
保朱
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 19:23:44.77 ID:75x6bMjc0
保朱
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 19:38:31.35 ID:wHRp6oqs0
h
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 20:03:05.70 ID:OxuEoAguO
ほ
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 20:27:36.64 ID:RqOq5Fwl0
残っててびっくり保
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 20:34:58.52 ID:2M2yMOhGO
今は保守!
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 20:49:49.76 ID:mojjI4teO
灰色が白の妹だったらどんなに素直になっているだろう・・・
という妄想保守
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 21:08:25.16 ID:RqOq5Fwl0
素直にだらけてるんじゃないか?灰だし
保
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 21:30:05.93 ID:RqOq5Fwl0
ほしゆ
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 21:42:37.73 ID:75x6bMjc0
>>224 >>225 こういう事?
白「ほら灰早く準備しなさい。」
灰「わかったって・・・そんなに急がなくてもいいのに。」
白「そんな事言わないの。早くしないと空君来ちゃうよ。」
ガララ
空「おはよー。灰ちゃん。」
灰「ん、おはよ。」
白「灰、忘れ物は無い?」
灰「多分無い。」
白「たぶんって・・・。」
灰「それじゃ行こっか。ふぁぁ。」
空「うん。それじゃー白さん、いってきまーす。」
白「はい。二人とも行ってらっしゃい。」
あれ?俺が書くと黒のときと大して変わらn(ry
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 21:46:55.57 ID:RqOq5Fwl0
白妹ver.灰「私が体の弱いお姉ちゃんの代わりにだらけてあげる!」
あれ?
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 21:56:12.51 ID:zuc9T9nZ0
便乗白妹版灰
灰「けほけほ。なんかだるいから今日は安静にゲームをしよう!」
うん、変わんないな
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 21:56:31.96 ID:wHRp6oqs0
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 22:11:46.04 ID:np7XY0uhO
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 22:12:17.33 ID:OxuEoAguO
>>230 事が済んで他の寮生から水を隠してるとこまで妄想した
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 22:13:10.62 ID:1x/VrsBmO
一応保守
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 22:29:45.67 ID:OxuEoAguO
サムライブラック保守
ゴロゴロゴロゴロ
侍「雲行きが怪しいのう。一雨来そうだ。」
カッシャーン
侍「ひぃ!」
男「怖がるなら自分ちで怖がってくんない?」
侍「殺生なぁ……!男殿ぉ……!」
男「人の部屋の角でガタガタ震えられてもこまるし。」
ドッカーン
侍「(ギュ)ひゃあ!」
男「お前、ほんとに怖いの?」
侍「(コクンコクンコクンコクンコクン)」
男「一人じゃ怖いか?」
侍「(コクンコクンコクンコクンコクン)」
男「なら俺が雷が怖くなくなるおまじないをかけてあげよう。(ギュ)」
侍「お、男!?(///)」
男「よしよし。目ぇつぶってろ。よしよし。(ナデナデ)」
侍「男……。」
男「どうだ?少しはマシになったか?」
侍「………あぁ。」
男「後このおまじないなんだけどな。」
侍「うむ。」
男「幼稚園の時にお前が俺にやったやつな。だろ?」
カッシャーン
侍「………キェぇぇぇぇ!!!!!(シャキン)」
男「ほら治った。(ヒョイ)」
侍「忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
235 :
School Days:2008/05/26(月) 22:41:28.68 ID:082Fw5oJ0
『飛びたい理由』
「うおっ、すげっ!」
休憩しながら、あたしの跳躍を見ていた赤がそんな声をあげた。
「どんなもんだい!」
あたしも赤に向けてピースなんかしてみる。自分としてもまずまずいい感じに跳べた。
「やっぱすげえな浅葱。けっこうこれ高くね?」
あたしの背とほとんど同じの高さにある、たった今あたしが越えたそれを見て赤が感心したように呟く。
「大学入ってから調子いいんだよね」
知ってる?これくらい跳べればさ、インハイ出れたんだよ?
「へー、いいじゃん」
自分でも驚くくらいの絶好調。理由なんて、一つしかないと思う。
「まだまだ。もっと高く跳ぶんだから」
君はもう忘れちゃったんだろう。それでもあたしは、君の言葉のおかげで、空を飛びたいと思い続けられるんだ。
236 :
School Days:2008/05/26(月) 22:42:46.22 ID:082Fw5oJ0
中学二年、秋。
運動をすれば、十分すぎるほど暑くなる晴れた日。練習が終わり、あたしは赤とぐだぐだと話をしていた。
「俺さ、短距離に転向しようかな」
「は?なんでよ?」
前々から考えていたことをコイツにぽつりと漏らしてみた。当然のように、理由を聞かれた。
「高跳び、飽きたかも」
嘘だった。あたしは小さい頃からかけっこが早くて、運動会ではリレーの選手だったりして、そりゃあみんなから応援されてた。
思い返せば、子供の、安っぽい自尊心というかプライドだったんだ。
しかし、中学の陸上部では高跳びのほうに才能を見いだされ、ってこの言い方もなんか偉そうだけど、とにかく単純なかけっこから、より高く跳ぶことを目指す競技を始めた。
高跳びは面白かった。自分が一瞬、空を飛ぶようなあの感覚、目標を飛び越えて、マットに体を沈めたときの充実感。あたしが高跳びにのめり込むのには、それらは十分に魅力的だった。
でも、高跳びには欠点があった。こう言っちゃ悪いが……地味なのだ。
陸上の花形は短距離、多くの人に声援をもらえるのは長距離。トラックで行われる、速さを競う選手たちにほとんどの人の応援は注がれ、高跳びや幅跳びはややひっそりと行われる。
集中を高めるにはいいんだろうし、余計なプレッシャーもかからない。けれどあたしは、ガキ臭い自尊心やプライドを抱え込んでいたあたしは、どうしてもたくさんの人から応援される、花形に憧れていた。実際、短距離に転向してもそこそこの記録は残せる自信があったし。
「やれよ、もったいない」
「だって赤は――」
トラック競技の人間じゃないか、と言いかけてやめた。コイツが本職としている種目は800メートル。一番過酷で、そのくせ100や200の二の次みたいな扱いをさせる競技だったからだ。
237 :
School Days:2008/05/26(月) 22:44:10.28 ID:082Fw5oJ0
「俺さー、浅葱の跳んでっとこ見ると感動すんだよな。なんかキレーでさ」
赤は能天気にそんなことを言う。跳び方が綺麗だと言われると、素直に嬉しい。
「でもさ、飛んでるの、俺一人じゃん」
女子で高跳びをしているのはあたし一人だったが、あたしが言ったのはそういうことじゃなかった。
誰かに応援されて、誰かを目標にして必死に走って。ずっと目立つところにいたあたしにとって、快感を感じられる空は、同時に、孤独だった。
「俺だって飛んでるし」
「は?」
いきなりバ赤がまたバカを言いだした・
「翔るっていうだろ、飛翔の翔でさ」
「…まあね」
そんな漢字を知っていたことにややびっくりする。
「だからよ、俺は毎日800を翔け抜けてるわけよ!だから飛んでる」
「駆け抜けるの字は、馬へんに区役所の区だって。翔じゃないし」
赤の突飛な発想には驚かされたけど、ここはノリ重視で笑い話にする。
「うっ…いいじゃん、そんな細かいとこわよ」
「知りもしないくせに漢字の話なんかすっからだ」
このまま、いつもの冗談の言い合いになると思った。けれど、赤はいきなり、真面目な顔をしてあたしのほうを向いたんだ。
「とにかくさ、やれよ、高跳び。俺も、一緒に飛ぶから。一緒に飛ぼうぜ」
言ってることはさっきと変わらなかった。赤の種目じゃ飛べないでしょってもう一度笑ってやることもできた。それでも―――この言葉は、本気にしたいって思えた。
あたしが飛ぶ空は、一人じゃない。
あたしは飛んで、あいつは翔る。結局何の解決にもなっていないけれど、あいつが見ててくれるなら、あたしはどこまでも飛びたいって、そう思った。
Are you ready to fly?
あたしがあの日以来、おまじないのように、跳ぶ前に呟く言葉。うん、あたしは飛べるよって、そう思えるから。…君と一緒に。
「やっぱさ、浅葱の跳躍、キレーだな」
「ありがとね」
だってさ、一生懸命に翔けてる君が目の前にいるじゃん。
だから、あたしはもっと高く飛ぶよ。Are you ready to fly?って呟きながらね。
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 22:47:28.41 ID:082Fw5oJ0
高跳び・幅跳び・800メートルの経験者の方、申し訳ありません。
知ったような文章書いて申し訳ありません。
中二全開で申し訳ありません。
今夜も頑張っていきましょう!
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 22:51:13.47 ID:RqOq5Fwl0
赤モテモテですなぁ
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 23:08:36.23 ID:mojjI4teO
ピコピコ
白「灰ったらいっつも家でダラダラしてるのね。たまには外で遊んできたら?ケホケホ」
灰「いーのいーの、外に行くのめんどくさいし。それよりお姉ちゃんトランプでもやろー」
空「灰ちゃんって全然外で遊んでくれないよね、結構誘ってるのにー」
灰「私が家にいれば、お姉ちゃんが退屈せずに済むかなって思って・・・エヘヘ
お姉ちゃんあまり外に出られないし」
空「灰ちゃん・・・(キュン」
妄想を書いてくれた人のおかげでまた妄想できた。ありがとう
でもどうみても灰のキャラがおかしいです、本t(ry
それにしてもSSって難しいんだなぁ、書いてる人尊敬するわ
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 23:16:30.26 ID:RqOq5Fwl0
この場合、空も女だったらなんかマズく見えるなww
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 23:32:30.09 ID:OxuEoAguO
へ
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/26(月) 23:50:45.89 ID:RqOq5Fwl0
ち
『鼻歌』
カラオケにて
青「私、この歌好きなんだ」
赤「へー」
青「…どうでもいいとか思ってない?」
赤「そ、そんなことないって!」
青「ふーん…」
数日後
赤「♪〜〜♪〜〜♪〜」
青(…あれ?)
赤「♪〜〜♪〜〜♪〜」
青(もしかして…)
赤「♪〜〜♪〜〜♪〜」
青(やっぱり…)
赤「♪〜〜♪〜〜♪〜」
青「赤、私、その歌好きなんだ」
赤「だろ?だから最近聞いててさ。つい出ちゃうんだよ」
青(ホントはちょっと、音程がずれててヘンテコだけど…)
青「うん、私、その歌が好き」
君が歌う、その歌が好き。
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 00:13:44.33 ID:NNeHsSxx0
ほ
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 00:44:11.09 ID:dt5rgU5q0
保
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 00:55:27.87 ID:NNeHsSxx0
寝る保
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 01:22:49.63 ID:XBuvatlOO
>>244 本当に幸せすぎて腹が立つwwww
すばらしい相思相愛だなぁ……
は
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 02:04:59.68 ID:RfP1wyh3O
ひ
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 02:46:30.11 ID:Q4K5OXDa0
恥ずかしいセリフ禁止!
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 03:30:34.11 ID:e9a8CUoT0
ほ
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 04:20:38.19 ID:wmeSE1ED0
保朱
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 06:16:11.07 ID:1ADUMONYO
ほ
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 07:33:45.70 ID:XBuvatlOO
起きた保守
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 07:45:19.00 ID:NNeHsSxx0
起き保
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 08:15:09.74 ID:NNeHsSxx0
学校前保
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 08:46:37.62 ID:97qgdtm8O
保守
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 09:21:23.56 ID:QEBOoMO4O
ほ
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 10:32:02.82 ID:QEBOoMO4O
ほ
サムライブラック保守
男「ノーパン……なのか?」
侍「はぁ!」
男「袴はいてる時ってノーパンって聞いたからさ。」
侍「し、失礼な!下着ぐらいははいておるわ!」
男「剣道やってる時ってはかないって聞いたからさ。」
侍「それは……(///)」
男「あぁ答えにくかったらいいよ無理強いしないから。」
部「どうしたの侍ちゃん?お腹痛いの?」
侍「相談、というか聞きたい所はあるんですが……。」
部「侍ちゃんが悩み!聞くよ!部長に何でも聞きなさい!」
侍「その……はいてますか?」
部「はいてる?」
侍「下着を。」
部「(ペロン)これ?脱いでるよ?」
侍「!」
部「こんなのはいてたら汗でビショビショになるじゃん。」
侍「………そうか。部長は幼児体型だから誰も見向きしないからできるのだ。そうだ、きっとそうだ……。」
部「怒るよ。たしか男子はみんなはいてなかったはずだよ。顧問が言ってた。」
侍「男子は別に興味ないが」
部「そんなんじゃそのうち侍ちゃんも男子共に抜かされる日も近いね……。」
侍「どういう………!」
部「ほら、強いとこって脱いでるとかってよく聞くじゃん。」
侍「どりゃあああああああ!!!!!!」
後「一本!勝負あり!す、凄い……秒殺ですね!」
侍「ふっ、背負うものが違うからな。」
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 11:37:33.67 ID:QEBOoMO4O
ほ
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 12:24:35.53 ID:QEBOoMO4O
ほ
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 13:19:23.89 ID:NNeHsSxx0
ho
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 13:39:22.15 ID:NNeHsSxx0
ぼ
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 14:02:13.03 ID:NNeHsSxx0
ぽ
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 14:21:21.13 ID:NNeHsSxx0
ほ
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 15:21:37.90 ID:NNeHsSxx0
ほ
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 16:00:38.07 ID:NNeHsSxx0
も
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 16:00:45.48 ID:11C3wKBb0
保朱
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 16:14:13.09 ID:NNeHsSxx0
ほ
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 16:52:19.49 ID:97qgdtm8O
ほ
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 17:47:03.54 ID:dt5rgU5q0
保
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 18:36:52.13 ID:NNeHsSxx0
保守の嵐
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 19:16:46.63 ID:dt5rgU5q0
寿命まで持たせよう
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 19:35:06.49 ID:NNeHsSxx0
保守でか?
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 20:02:19.00 ID:QG/aI9Ha0
そうならなければいいが、ただ待つ身の俺は保守せざるを得ない
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 20:14:10.84 ID:NNeHsSxx0
俺もだ
保
「桃、本当にいいのか…?」
「う、うん、緑君の為なら私…平気だから」
「…無理、してないか?」
「そ、そんなことないよ!」
「ならいいが…いくぞ?」
「う、うん…」
「…だからそんなにじっと見られると食べづらいんだが」
「あ、あう…ごめんなさい…」
「…やはり譲るよ。好物なんだろう?大福」
「ダ、ダメだよ!せっかく黄緑ちゃんがみんなにって配ってくれたのに…」
「ちょうど寮にいる人数分だったらしいな、それで一人一つが徹底されたのか…」
「だ、だからそれは緑君の分!わ、私はもう食べちゃったし」
「…そんなに美味かったのか?」
「そ、それはもう!餡の甘味もちょうどよくってお餅の食感も…」
「…なら半分づつ食べるか、それならいいだろ?」
「ごめんね…」
「気にするな」
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 20:49:34.93 ID:NNeHsSxx0
あとどんくらい?
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 20:51:27.19 ID:cPJx+CRs0
もう10分くらいか
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 20:55:21.96 ID:NNeHsSxx0
残り5分ちょいか
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/27(火) 21:01:23.24 ID:WNX8Nvo60
黄「保守!」
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
今更かい!!