ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」

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294@株主 ★
結局、キョンはDEATH NOTEを見終わると帰っちゃった。
あのバカキョン、私が欠伸して涙出したら泣いたと勘違いしてハンカチ貸してくれたわ。
…もう1時過ぎてるじゃない。早く寝よう…。


翌朝、リビングに行くのが嫌だった。
けど、行かないわけにもいかないから…結局行ったわよ。
お父さんがいないのを切望しながら。すぐに神様に向けて石を投げ付けたくなったけどね。
「やぁハルヒ、おはよう。」
「…おはよう。」
「…パパなぁ、昨夜変な夢見たんだ。」
「…へぇ、どんな?」
「知らない男の子がハルヒを抱きしめてるんだ。あまりにお互い幸せそうだったから、何も言わずにしておこう、と思ったらもうすぐに記憶が…。」
「へぇ…変な夢ね。」
「だろう?…ま、そんな男の子ができたらパパにすぐ言ってくれ、歓迎しようじゃないか。」
「…そうね、できたらね。」
…よ、よかったわ、寝ぼけて夢だと思ってるみたいね!

昼、お母さんが掃除してる。
「ねぇ、ハルヒ?」
「んー?」
「これ、多分男の子のハンカチなんだろうけど…お友達の?」
「あっ…。」