ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」

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291@株主 ★
スイカをふたつにばっくり切って、片方にはラップをかけて冷蔵庫に入れる。
皿に置いて、スプーンをふたつ持って居間へ。
キョンは勝手にDVDつけてDEATH NOTE見てる。
「俺、後編見そこねてたからすげーうれし…でかっ!でかいなスイカ!…しかも半玉そのままか?」
「二人でひとつをスプーンでほじりながら食べるのがいいのよ。」
シャクシャクシャク
「藤原竜也ってかっこいいわよね」
「…だな。あースイカうまい。」
「…妬いてる?」
「べーつーにー。」
シャクシャクシャク
…かわいいんだから。
「キョンもかっこいいわよ」
「お世辞はいらないぜ。」
「お世辞だと思う?」
じっと目を見つめてやる。世話の焼ける男なんだから!
「…ちょっとだけ」
「信用しなさいよ…もぅ。」
シャクッ
ちょっと大きめにスイカを取る。それを半分だけかじって、もう半分をキョンに差し出す。
「…証拠、のつもり。」
「…隠滅するならいまだぞ?」
なんて言いながら、すぐにキョンは食べちゃった。そんな暇与えないのに、悪態だけはちゃんとつくのね。
「信用した」
「あっそ。ほら、DEATH NOTE観なさいよ。」