ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」

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288@株主 ★
「なぁ、ハルヒ?」
「なぁに?お茶いる?」
「あーん。」
かぁっと顔が熱くなる。…バカキョン、人がいる前でそんなの…。
「ほら、あーん。」
し…仕方ないわね。
ぱく
「…ハルヒの料理は最高だな」
もぐもぐ ごくん「…私もそう思うわ!」
「あははは。…また今度、作ってくれよ。」
「ふふん、気が向いたらね?…ほら、あーん。」



食べ終わったら、なんか眠くなっちゃったわ。
今朝もお弁当作るのに早起きしちゃったし…。ふぁぁ…。
「ハルヒ、やっぱり眠いんだろ?」
「…ちょっとね。」
「…弁当作るのに、早起きしてくれてたとか?」
「…まぁね。」

キョンはシートの上に寝転がって、ぽんぽんと腕を叩いた。
「…ここ、空いてるぜ。特等席、今なら無料お試し期間中。」
「…素敵じゃない、早速使わせてもらおうかしら?」
てぃっ!
「うごっ…!腹じゃ…ない…っ…。」
「私に腕枕しようなんて100年早いわよ!…ま、でも…」
ちゅっ

「…今、ちょっと…感動してるから…素直になってあげるわ…。」