1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
('A`) 毒田ドクオ
無気力な少年。クラスで浮いている存在。伊藤が好きで、伊藤をからかったクラスメートをぶっ飛ばした
('、`*川 伊藤ペニサス
通称人間ゴミ箱の通り、グラスで苛められている。 心優しく他人思い。一度ある理由からドクオの告白を振った。
(* ー )しい
ドクオ達のクラスのマドンナ的存在。皆の前では明るく、礼儀正しい少女だが、闇を抱えている。 身体を張って伊藤を助けたドクオに恋心(?)を抱きはじめてる。
前回の粗筋
伊藤の家で夕食を食べるようになったドクオ。そこで、伊藤の父親、弟こといようと仲良くなる。
ある日、いように伊藤がいじめられていることがバレる。
いじめられるようになったいようは「姉ちゃんなんて死んでしまえ」と思っても言ってしまう。
怒ったドクオはいようをひっぱたく。
その後、自分が言ってしまった言葉を心から反省するいようを見てドクオはある決意する
翌日、ドクオは伊藤をいじめていた連中をぶん殴った。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 20:48:45.12 ID:oAAX2smI0
今朝の風はなんだかちょっと
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 20:49:52.32 ID:JjiM4FUnO
その日から僕は孤独になった
男子女子からシカトされるようになった。
だけど怖くない伊藤が通ってきた道だと思えば屁でもなかった
周りからの風当たりは強かった。嫌がらせの嵐はひどかった。
けれでも何度もいうように僕は進んでこの道を選んだのだ。
殴ることが正義だと信じてきた。
幸い 伊藤のほかにしいさんも僕の味方になった。
学校では話をしないけど あの晩メールでなく電話をくれた
「すごく格好よかったなんか勇気をもらったよ」
だから一人じゃない
後悔なんかする必要も無い
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 20:51:58.08 ID:JjiM4FUnO
その夜
幾千の星空の下のロケット公園
僕は無性に外に出たくなりここに来ていた
あの日いようが乗っていたブランコに腰掛けて一人考えていた
何で人は自分より弱いものを大勢でいじめるのだろう
まるで哲学者のようだがとても大切なことだと思った
伊藤のいじめられる理由はなんだろうか
伊藤は他人に嫌がらせをするようなやつじゃないし 他人に媚びるようなやつでもない。
ならやはり見た目か
伊藤のその学校では無口で暗いのが原因なのか。
おそらくそうだろう。
それ以外は考えられない
あといようのことを考えた
いようをひっぱたいてから伊藤の家で食事をする気に慣れなかった
なんとなく顔を合わせづらかった
ぼくはどうすればいようと仲直りできるか考えた
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 20:53:43.98 ID:JjiM4FUnO
やはり謝るしかないよな
理由はどうであれたたいたのは僕なんだし
あの日のいようの気持ちになって考える
あの日のいようの立場でなってみる
やっぱり謝るべきだよな
下手にプライドが高いのが難点だ
伊藤にいようのことをきこうとしても言葉が出なくなっちまう
('A`)「ちくしょうこれじゃあまるで僕がいように惚れてみたいじゃないか」
結局今日も伊藤にいようのことを聞けなかった
ため息をついて家に帰った
このしーんとした空気に腹が立つ
消えろばか と何も無い天井につぶやいた
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 20:57:23.07 ID:0F0U+GIk0
つまんね
死ね
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 20:57:38.69 ID:JjiM4FUnO
いつものように自転車で伊藤の家へ向かった
いつものように伊藤を迎えに行った
いつものように呼び鈴を押して伊藤がでて来るのを待った
でも、でてきたのは伊藤じゃなく
(= ω ) 「毒田さん・・・」
いようだった
いようは何かを耐えているような表情だった
そして口を開いた
(=゚ω゚)ノ 「ごめん・・なさい」
僕はあっけにとられた
まさかいようの口から出てくるとは思ってもいなかったのだ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 20:59:04.24 ID:pPACTSVA0
今日のサニーデイスレはここですか
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 20:59:30.93 ID:hZmVd/NjO
やめろ
マジつまらん
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 20:59:33.17 ID:JjiM4FUnO
(;'A`)「どうしたんだよ突然」
いようは世界の苦いものすべてを噛み潰したような顔をしている
(= ω ) 「僕・・聞いたんだ
学校で姉ちゃんと僕が馬鹿にされているとき 毒田さんが怒ってその人を殴ったって・・
でも何を言いたいのかはわかった。
('A`)「ぼくも悪かったよ だから泣くなってせっかく仲直りしたんだから」
僕は今泣いている弟の頭をガシガシ撫でてやった
そして手でグッドのサインをしていように言った
('A`)「僕だけじゃいようや伊藤を守りきれないかもしれない だけどいつだって僕はお前らの見方だから。
だからいようもいつまでもいとうのみかたにいてくれよ。」
僕がニッと笑いかけるとズルズル流れる鼻水を拭き、いようも笑った
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:00:19.97 ID:JjiM4FUnO
「約束だ!!!」
僕らはお互いのグッドのサインをぶつけ合った
こんなくさい台詞は普段なら反吐が出るが たまには大真面目にこんな台詞をはいてみるもんだと思った
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:01:51.81 ID:iu4TvLDsO
つまらないってか小説としてなりたってないただの落書き
とにかく目障りなので消えて欲しい
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:02:04.42 ID:JjiM4FUnO
目の前には裸の女がいる
顔はなにやら曇っているようで見えない
どうせ馬鹿みたいな夢だろうとわかっていたがそれでも僕は強く抱きしめた
舌が絡み合い 僕の域は荒くなっていく
もう我慢できない
目を開けると何も無い天井が見えた
携帯のアラームの曲ががんがん鳴り響く
僕は頭をかきながら うるさいアラームをとめた。
今までろくでもない妄想をしたことはあったけど、こんな夢を見たのは初めてだ
僕は自転車を走らせ伊藤の家に向かった。
伊藤を後ろに乗せ、僕はペダルを 精一杯こいた
いつもと同じ道を
いつもと同じように走る
ただひとつ違うのは後ろから漂うほのかなシャンプーのにおいが僕の鼻をさっきから刺激すること。
僕は頭の中で朝の夢を思い出した。
あの顔の見えない裸の女は誰だったのか。
もしかして いやもしかしなくとも
ゴンッと段差に乗り上げて意識が戻る。
('A`)「何を考えているんだ!?この!!」
自分に渇をいれ またペダルを漕ぎ出した
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:05:43.52 ID:gD19/thj0
マジ面白いから是非続けて。日記はチラシの裏に書かずここに書くものだ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:05:53.64 ID:oH5EzHwjO
俺は好きだから支援
16 :
フェンリル ◆Fenrir/gaQ :2008/05/18(日) 21:06:04.44 ID:s6rp6WrU0
ニュー速から来てやったけどブーン小説じゃんw
面白いからどんどん続けてくれw
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:06:22.46 ID:JjiM4FUnO
授業中 クラスメイトからの冷たい視線を浴びながらも、大いびきをかきながら僕は寝ていた
無論、朝の続きは見れなかった。
体育の授業のとき、こっそり水を飲みに抜け出して水道のあるグランドの隅まで言った。
(*゚ー゚)「あ、毒田君」
偶然にも水を飲みにきたしいさんと鉢合わせた
(*゚ー゚)「毒田くん いいの 男子みんな走ってるよ?」
('A`)「一人くらいいなくなってもばれねぇよ」
(*゚ー゚)「さぼりはだめだよ」
('A`)「しいさんは行かなくてもいいの?」
(*゚ー゚)「やっぱりめんどくさいじゃん!」
しいさんは僕の隣に座った
(*゚ー゚)「一緒にサボろうか!」
汗ですけた体操服
後ろから見ると恥ずかしいほどはっきりと見えるブラのライン。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:06:45.40 ID:Lnz5dGEQ0
支援
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:07:08.84 ID:JjiM4FUnO
駄目だーー
何考えてんだ
朝から何かおかしいぞ
しっかりしろ
これじゃただの変態だ!
クソー
僕が一人葛藤と戦っている間にチャイムが鳴り、しいさんはさっさと教室に帰ってしまった
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:07:45.31 ID:wDzcIeGl0
ちょwwww
サニーデイかと思ったじゃないかwwwwww
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:08:40.16 ID:0F0U+GIk0
クソコテ死ね
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:08:45.00 ID:JjiM4FUnO
洗面器に水を入れ、それを頭からつけてみる
冷たさが頭に流れ、背中に行き、足元に落ちた。
そして急いで熱い湯船に飛び込んだ。
頭を湯につけ、鼻からぶくぶくと空気の泡を吐いた
家に帰り、ベッドの上に倒れこんで今日一日を振り返った
どうしようもないほど情けなくて思い出したくは無いんだけど
確かに二人は魅力的だ
伊藤はどうしようもないほど愛くるしいし、しいさんも思わず見とれるようなかわいさを持っている。
だけど、何か違う。
この衝動は二人を思うことで生まれたってことはわかる、わかるのだけど
この衝動は「好き」ってやつと違う
そんな気がした
このままだとあの衝動がよみがえってきそうなので無理矢理にでも寝ることにした。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:09:44.29 ID:uzHMdc660
マジつまらんからやめろ。日記はチラシの裏に書くもんだボケ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:09:48.33 ID:4Jl2Q/S7O
サニーデイまじいいよなあ・・・
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:11:22.04 ID:JjiM4FUnO
いつものように伊藤と学校に通い、いつものように退屈な一本道を通って帰る。
部屋に帰ってきて冷蔵庫を開けると何も入っていない。
('A`)「まいったな」
ぼくはめんどくさいのを我慢し、近くの百貨店へ向かった。
百貨店の1Fで調達した山ほどのカップラーメンを持って、敷地内の石丸に行った。
CD売り場で適当にぶらついた
('A`)「あ、ミスチルだ。新譜だしたんだ・・うおお!ホルモンのジャケット相変わらずぶっ飛んでるな!!」
なんて勝手に盛り上がって店員から白い目で見られた
('A`)「ん・・・しいさんか?」
向こう側にしいさんらしき人物がいたので、近づいて確かめてみる。
('A`)「やっぱしいさんだ」
そう思って、CDを持っているしいさんに声をかけようとしたそのとき・・
しいさんは手に持っていたCDを自分のバッグに入れたのだ・・
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:11:27.41 ID:Lnz5dGEQ0
支援
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:11:43.11 ID:7kl69zw+0
早めに支援
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:12:38.70 ID:JjiM4FUnO
ごめんなさい10分くらい席を外します
ごめんなさい どなたか保守してくださると助かります 本当にお願いします
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:13:25.80 ID:oAAX2smI0
×青春狂騒曲
○青春狂走曲
マジつまらんからやめろ。日記はチラシの裏に書くもんだボケ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:13:37.31 ID:Lnz5dGEQ0
おk
32 :
■■■■■■■■■■■■:2008/05/18(日) 21:13:43.21 ID:s6rp6WrU0
保守
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:15:47.60 ID:yfy5LLfK0
マジつまらんからやめろ。日記はチラシの裏に書くもんだボケ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:16:16.79 ID:7kl69zw+0
>>28 そんなに必死になるなよ
落ちたとしても、その時はその時だ、と言いつつ保守
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:16:35.82 ID:0F0U+GIk0
つまんね
つまんね
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:17:28.55 ID:GfnCePgHO
話としては面白そう
だけど誤字脱字が多かったり、国語力が足りない
今後の成長に期待
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:18:08.74 ID:yfy5LLfK0
jienn otu
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:18:31.22 ID:hZmVd/NjO
才能ないよ。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:23:23.74 ID:7kl69zw+0
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:24:52.43 ID:GfnCePgHO
つーかマジで誤字脱字多すぎ
文才無いのは仕方ないにしろ、誤字脱字くらいは投下前に見直すことでなんとかできるだろ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:25:26.65 ID:JjiM4FUnO
保守ありがとうございます。
('A`)「おい・・あれって万引きだよな・・」
しいさんは店員の目を気にしながら出口に向かっている
店員はしいさんを気にしてはなさそうだがこのまま出口に向かうのは無理だろう
万引き防止のために、ブザーが鳴るゲートが最近あちらこちらに設置されている。
もちろんここにも、例に漏れずそれがある。
しいさんはゲートの前で固まってしまった
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:26:19.22 ID:Bv6RWD7d0
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:28:19.70 ID:JjiM4FUnO
やはりブザーの存在に気づいてはいるようだった
だがしいさんは決心したような顔で一歩踏み出そうとした。
('A`)「しいさーーーん」
あまりにものんきな声が出たので自分でもびっくりする
店員は何だこいつ?といった目で見ているが僕は気にしない
('A`)「イヤー偶然だね本当に偶然だ」
そう言いながらしいさんの手を握り棚の奥までひっぱてきた
(#゚ー゚)「毒田くん、いきなりあんな大声出さなくてもいいでしょ!」
しいさんは顔を赤くして僕を怒った
僕はそんなのを気にせずに ここから店員から見えないかチェックした
('A`)「そんなんどうでもいいけどさ・・バッグの中出そうよ・・・」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:29:54.21 ID:oH5EzHwjO
支援
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:31:02.96 ID:JjiM4FUnO
すみません気をつけます
(* ー )「・・・・・」
僕はしいさんのバッグを引ったくり中からあのCDを取り出した
(*゚ー゚)「な、何で」
なんでわかったの?
そう言いたかったんだろう
('A`)「さっきからみてた」
そういってCDを元にあった場所に戻した。
('A`)「ほら、立とうよ ジュース奢るから」
顔を俯けて歩くしいさんの手を引いて石丸を出た
さっきからジロジロみんなアホ店員 僕はおまえの商品を救ったんだぞ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:32:06.52 ID:JjiM4FUnO
('A`)「ほら、飲みなよ」
ロケット公園とは別の場所にある森林公園で僕は温かいココアをしいさんに渡した。
四角く囲まれた芝生の上に座って二人でふーふーとココアを覚まして飲んでいる姿は少し滑稽にみえた
('A`)「何であんなことしたの?」
ぼくは隣のしいさんに問いかけた
しいさんはやっぱりきたか・・といった表情を見せてから少しずつ淡々と語りだした
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:33:34.49 ID:Lnz5dGEQ0
支援
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:33:51.90 ID:4OPiZG7F0
このスレに
『オナニー見せびらかすのは楽しいかい^^』
って絶対書くなよ!!絶対だぞ!!な!!
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:35:37.41 ID:JjiM4FUnO
自分は常に他人より上の人間にいろというのが親からの教えであった
都内の有名私学を受験させられるも 落ちてしまったので 仕方が無く地元の中学にいれられた
試験は常にトップで居続けること 先生に信頼されるような礼儀正しい人間でいること
前に試験でトップ5にもれたときは酷く殴られた 口の中が切れて血が流れ出して、頭が割れると思うほど痛かった
親の力が大きすぎるせいで私は何もできなかった
テレビのニュースで親から虐待を受ける子供たちの事件が報道されているけど園子たちとなにが違うのだろう?いいや変わらないだろう
(* ー )「これみてよ・・」
しいさんは腕の袖をめくった
腕には何か、しなる鞭のような物で殴られた後があった
この悲惨な傷を見て、僕は何もいえなかった
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:36:21.58 ID:JjiM4FUnO
ほらみろ腐った大人め
お前達の身勝手で僕たちはどうしようもなく苦しんでるんだよ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:36:39.84 ID:JTAGrSzb0
カリガリでつか
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:37:33.34 ID:pNFrLtvx0
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:37:35.52 ID:4UjGvYKt0
オナニー見せびらかすのは楽しいかい^^
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:39:24.87 ID:JjiM4FUnO
(* ー )「毎日が嫌で嫌で仕方が無かった だから9時まで外にいたりして時間潰してたりしてたの」
14の中学生が家に帰りたくないなんていうのは珍しくないけどそいつらの理由とはレベルが違う
(* ー )「学校じゃ暗くできないの ペニサスちゃんみたいに苛められちゃうから・・ だから無理に明るく振舞ってて 学校と家の自分が違いすぎて嫌になるんだ・・だから、いっそ不良になろうと思って万引きしようとしたの」
この細くて白い肩に
どれほどの重い物が圧し掛かっているなんて
僕に想像できるはずも無く
ただ聞いているだけしかできなかった
('A`)「でもさ・・」
ずっと閉じていた口を開いた
頭の中じゃ言いたいことがごちゃ混ぜになって、何が言いたいことかわからないけど
でも、ここで何か言わなきゃならない気がした
('A`)「万引きで変わったって しいさんはそれでいいのかな?」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:41:10.27 ID:JjiM4FUnO
よくわからない言葉 僕もよくわからない
(* ー )「そう・・だよね そんなんじゃ駄目だよね」
しいさんは立ち上がって僕を見下ろした
(*^ ー^)「話し聞いてくれてありがとう。少し楽になったよ」
そういった顔は笑顔だった
しいさんが帰った公園で一人仰向けになったロケット公園でいつも見る星空は無く雨雲が雨を降らせていた
僕は傘をさすでもなく 雨宿りをするでもなく ただ仰向けになって落ちてくる雨の日と粒一粒をみながら思った
大人の身勝手さと、その身勝手な大人に近づいていく自分のふがいなさを
雨は激しくなり僕の顔を強く打ち始めた。
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:42:17.26 ID:JjiM4FUnO
それでも僕はこの空を睨み続けながらこの世を呪った
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:42:56.43 ID:JjiM4FUnO
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:45:08.78 ID:JjiM4FUnO
学校ではいつもどおりのしいさんだった
明るくて人気者で伊藤とは正反対だ
僕はいつもどおり授業を聞き流して寝ている
晴れ渡る空
昨日の夜の雨のように鬱憤をたらすとこうも綺麗に晴れるのか、と思った
誰だって完璧ではなく、それぞれに欠落がある
欠落があるからこそ愛しい
伊藤、しいさん
二人とも欠落を持っていて
だからこそ僕はこの二人に心を惹かれるのだろう
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:48:56.59 ID:JjiM4FUnO
第3話終わり。
↓↓ここから第4話↓↓
仰げは尊しなんて何の意味があるのか
過ぎてからもっと大切に生きれば良かったなんて思うことなんてありえない
みんなそれぞれ先のことしか考えていないんだ
なんて
ただ卒業式の練習をサボりたいだけなんだけど。
三年が卒業して俺たちが三年ってことになった。
以前、三年が使っていた教室は僕たちが使っていた教室より綺麗だ
どきどきしながら待つクラス発表
というか伊藤と同じクラスになれますように
と必死に願いを掛けた成果、伊藤だけではなくしいさんとまで一緒になれた
(´く_`)「はい、席についてね 今年からこのクラスを受け持つ弟者です。よろしく。」
背の高い、大人しめの先生だった
僕の席は なんと伊藤の隣だった
神様に感謝だ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:50:21.63 ID:hZmVd/NjO
金玉『はっ!!笑わせるな・・・!!しまりがよくないアナルなど何の役に立つ・・・!?いつまでも夢見てんじゃねぇ・・・!!』
アナルは黙るしかなった。自分の全てが否定されたと言っても過言ではない。しかしアナルには自分を守る盾を、言葉を持っていなかった・・・。いつも、すべてのちんこを受け入れてきたアナル。
彼はその優しさゆえに自らを窮地に晒すことになった・・・
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:50:35.15 ID:Lnz5dGEQ0
支援
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:50:51.90 ID:JjiM4FUnO
あとクラスの名簿を見渡してみると知らない奴らばっかりだった
これなら伊藤が苛められることは無いな
僕は安心した
テレビのニュースじゃ中学生の4人に1人は自殺を考えたことがあるという
嫌な世の中だ
だけど僕には関係ない
こうして伊藤の家族と一緒に食事をしていると
意地でも死んでやるかという気分になる
久々の伊藤の家だったけど、今まで通りの穏やかな雰囲気だった
伊藤もだいぶ明るくなったな
そう思った
女子の中にうまく入れたみたいだし、男も伊藤に何人か話しかけてた
なってよかったと思う反面少し寂しい気もする
まあ伊藤にとってそれがいいことなら僕にとってもいいことだ
ロケット公園に立ち入りぼーっと考えことをしていた。
ここではいろいろあったな・・なんて爺さんみたいに物思いにふけてみたりした
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:51:19.32 ID:587Pr/az0
3文字でこのスレの素晴らしさを教えてくれ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:51:37.46 ID:JjiM4FUnO
('A`)「よし!」
僕は頬をびしっと叩き家に向かった
第4話 終わり。
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:53:26.60 ID:MH4kdUHB0
なにこいつ・・・
馬鹿じゃね?
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:54:34.40 ID:JjiM4FUnO
はい、という訳で皆さん 支援ありがとうございました。
感謝しています。
誤字脱字に気をつけます。
本当に支援ありがとうございました。
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:55:01.74 ID:Lnz5dGEQ0
乙
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:56:20.37 ID:oH5EzHwjO
乙
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 21:56:20.60 ID:GICzidvTO
>>1 まとめサイトないの?
読みたいけど、3話から見るしかないのか
72 :
番組の途中ですがアフィ禁止です(埼玉県) :2008/05/18(日) 21:56:44.12 ID:uA68wSOb0
>>58 あんたや俺らの若い時分と違って,最近のチラシは両面印刷だからなぁ。
仕方がないよ,日記は2chに書け。もう思う存分。
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
そして俺は死んだ