ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら401.5@SS祭

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
◆このスレは何?
ツンデレの妄想でひたすら萌え続ける場です。どんな形でもいいのでアナタのツンデレ妄想を垂れ流してください。
◆前スレ
ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら401
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1210770452/
◆まとめサイト
http://www.geocities.jp/tundere2ch/index.html
◆ツンデレ長編保管庫
http://www.geocities.jp/tsunderechohen/
◆過去ログ置き場
http://www.geocities.jp/indirect_kiss/
http://tndr.info/
http://tunder.zuzu-service.net/kakolog/
◆長編まとめ
http://sntd.web.fc2.com/
◆SSまとめ
http://tunder.zuzu-service.net/
◆ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら 専用掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/computer/21510/
◆うpろだ
http://tunder.zuzu-service.net/up/
携帯も可 http://kjm.kir.jp/index.php
◆お題作成機
http://f3.aaa.livedoor.jp/~fake/odai/sel.cgi
http://masa.s23.xrea.com/
http://maboshi.yh.land.to/tundere/
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 22:19:12.57 ID:XUmn7FGG0
◆このスレでよく使われる人物設定
男:デフォルトネームはタカシ。ツンデレに色々したりされたりする。名字は別府。
アッパー:デフォルトネームはかなみ。感情表現豊かな基本形。名字は椎水。
ダウナー:デフォルトネームはちなみ。ローテンションで「……」を多用して喋る。
お嬢:デフォルトネームはりな。お嬢様口調。というかお嬢様。名字は神野。
老成:デフォはまつり。「纏」と書く。わしは〜じゃのう等、古風かつジジ臭い言い回しをする。
尊大:デフォはみこと。「尊」と書く。自信に満ちあふれたような、偉ぶった言い回しをする。
関西:デフォはいずみ。関西弁で喋る。感情表現豊か。
ボクっ娘:デフォはあずさ。「梓」と書く。ボクっ娘ツンデレ。一人称が「ボク」。ボーイッシュ。生意気。タカシによくからかわれる。
勝気:男勝りツンデレ。腕っ節が強い。だけど美人。デフォルトネームは決まってい(ry
無表情:無表情ツンデレ。素っ気ない態度をとる。人間不信?デフォルトネームは(ry
中華:中華系ツンデレ。「〜〜アル」といった言い回しをする。デフォルトネ(ry
幽霊:幽霊ツンデレ。憑依したりする。アッパーだったりダウナーだったりする。デフォ(ry

山田:クラスメイトとして使われることが多い。いわゆる友人A。なぜかVIPPER口調で描かれがち。
友子:タカシとツンデレの親友として使われることが多い。通称、策士。
※名前の由来などについてはまとめサイト参照

・上記の名前や設定はあくまでデフォルト。
・投下許可は求めなくていいですが、長編SSについては、
 投下前に宣言をしていただけると他のSSとのごちゃ混ぜ防止になるのでスレに優しいです。
 あと、書き上がってから一斉投下してね。書きながら投下はイクナイ
・感想レスは励みになるので大歓迎。
・投下のタイミングは自分で見計らおう。投下直前にはリロードを心がけよう。もしスルーされても泣かないこと。
・投下後に殊更に感想を求めたり、レスが付かないからって自虐したりすると、ツンデレに嫌われます。
 あと、みんなも多少のことは大目に見てスルーしよう。
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 22:19:45.25 ID:J85R0C8P0
         *、 *、      。*゚    *-+。・+。-*。+。*
        / ゚+、 ゚+、   *゚ ・゚    \       。*゚
       ∩    *。  *。    +゚    ∩    *
   (´・ω・`)      +。   +。   ゚*     (´・ω・`)
   と   ノ      *゚  *゚    ・     。ヽ、  つ
    と、ノ     ・゚  ・゚     +゚    *  ヽ、 ⊃
     ~∪    *゚  *゚      *    +゚    ∪~   ☆
          +′ +′      +゚   ゚+。*。・+。-*。+。*゚
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 22:21:24.39 ID:ie8sjL3f0
>>1乙んでれ
もう落ちたのか
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 22:27:14.81 ID:LJzvYKU40
                          刀、           , ヘ
                  /´ ̄`ヽ /: : : \_____/: : : : ヽ、
              ,. -‐┴─‐- <^ヽ、: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }
               /: : : : : : : : : : : : : :`.ヽl____: : : : : : : : : : : : : : : : : : /
     ,. -──「`: : : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : :\ `ヽ ̄ ̄ ̄ フ: : : : :/
    /: :.,.-ァ: : : |: : : : : : : : :    :\: : : : :: : : :ヽ  \   /: : : :/
    ̄ ̄/: : : : ヽ: : : . . . . . . . . . . .、 \=--: : : :.i  / /: : : : :/
     /: :     ∧: \: : : : : : : : : : ヽ: :\: : : 〃}/  /: : : : :/         、
.    /: : /  . : : :! ヽ: : l\_\/: : : : :\: ヽ彡: : |  /: : : : :/            |\
   /: : ィ: : : : :.i: : |   \!___/ ヽ:: : : : : : :\|:.:.:.:/:!  ,': : : : /              |: : \
   / / !: : : : :.ト‐|-    ヽ    \: : : : : l::::__:' :/  i: : : : :{              |: : : :.ヽ
   l/   |: : :!: : .l: :|            \: : : l´r. Y   {: : : : :丶_______.ノ: : : : : :}
      l: : :l: : :ト、|         、___,ィ ヽ: :| ゝ ノ    '.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
      |: : :ト、: |: :ヽ ___,彡     ´ ̄´   ヽl-‐'     \: : : : : : : : : : : : : : : : : : イ
        !: :从ヽ!ヽ.ハ=≠' , ///// ///u /           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      V  ヽ|    }///  r‐'⌒ヽ  イ〉、
              ヽ、______ー‐‐' ィ´ /:/:7rt‐---、       こ、これは>>1乙じゃなくて
                  ィ幵ノ ./:/:./:.! !: : : : :!`ヽ     ポニーテールなんだから
              r‐'T¨「 |: | !:.∨:/:./: :| |: : : : .l: : : :\   変な勘違いしないでよね!
               /: : .|: :| !:.!ィ¨¨ヾ、:.:/ !: : : : l: : : : : :.\
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 22:29:35.93 ID:JGQp4g8i0
>>1
乙んでれ!

>>5
久しぶりに見たwww


しかしやばいな…
まぁ投票時間中に落ちなくてもすむというプラス思考!
プラス思考でいこう
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 22:36:00.95 ID:J85R0C8P0
いよいよ明日か……
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 22:43:39.48 ID:LJzvYKU40
とりあえず、祭りまでは落としちゃいかんな
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 22:44:04.00 ID:JGQp4g8i0
保守薄いぞ!
何やってんの!
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 22:46:39.67 ID:X0eVpSoV0
11Δ ◆gfH/obE9PY :2008/05/16(金) 22:49:13.42 ID:tYYH0COt0
                /\
           // \\
          //    \\
          //         \\
.       //          \\        こ、これは>>1乙じゃなくて
    //   イ______   \\        警戒標識なんだから
   //  く   ___   /    \\        変な勘違いしないでよね!
 //     ヽ!    / /         \\
く <         / /           > >
 \\      / /             //
   \\   / /           //
    \\ ヽ、¨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   //
.       \\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ //
          \\        //
           \\.    //
           \\ //
              |\/|
              |    |
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 22:52:44.86 ID:ykwjW0m+0
ディスプレイがツンデレなんだが…
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 22:58:39.51 ID:4KZUu2DH0
>>1
ただタイトルに@SS祭りはいらなかったなw
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 22:59:07.41 ID:pim1WxNy0
                  /´ ̄`ヽ /: : : \___
              ,. -‐┴─‐- <^ヽ、: : : : : : : : : : : :   ∧ ∧,〜
               /: : : : : : : : : : : : : :`.ヽl____: : : : : : : : :   ( (⌒ ̄ `ヽ    _
     ,. -──「`: : : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : :\ `ヽ        \  \ `ー'"´, -'⌒ヽ
    /: :.,.-ァ: : : |: : : : : : : : :    :\: : : : :: : : :ヽ  \       /∠_,ノ    _/
    ̄ ̄/: : : : ヽ: : : . . . . . . . . . . .、 \=--: : : :.i  /       /( ノ ヽ、_/´  \
     /: :     ∧: \: : : : : : : : : : ヽ: :\: : : 〃}/       、( 'ノ(     く     `ヽ、
.    /: : /  . : : :! ヽ: : l\_\/: : : : :\: ヽ彡: : |      /`  \____>\___ノ
   /: : ィ: : : : :.i: : |   \!___/ ヽ:: : : : : : :\|:.:.:.:/:!    /       /__〉.   `、__>
   / / !: : : : :.ト‐|-    ヽ    \: : : : : l::::__:' :/   /
   l/   |: : :!: : .l: :|            \: : : l´r. Y  /
      l: : :l: : :ト、|         、___,ィ ヽ: :| ゝ ノ
      |: : :ト、: |: :ヽ ___,彡     ´ ̄´   ヽl-‐'
        !: :从ヽ!ヽ.ハ=≠' , ///// ///u /
      V  ヽ|    }///  r‐'⌒ヽ  イ〉、
              ヽ、______ー‐‐' ィ´ /:/:7rt‐---、  
                  ィ幵ノ ./:/:./:.! !: : : : :!`ヽ 

             __,イ|__ ... .ィ
         , :<´ : : : |: : : : :ー<..
       /: : :/: :/} :小: : : : : : : : ≧ー
       / /: : /: :/ ,| : | ∨| : : : : : 廴
        }:/.: :.ム斗' | /| `ヘ}ヽ: : : : ヘく
       ,イ: : :{ :/  j/     V | : : ∨
       {∧ 圷旡≧/ / /≦乏ア:| ト、:ハ
       ヽ}ヘ:/ |  |/ / / / | | W
         `ー.、|  | , -- 、 | | {ム
           > 、ー'⌒ー'_. イ

15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 22:59:37.05 ID:pim1WxNy0
パートスレなの?
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 22:59:40.27 ID:L3JNpIK3O
PCがツンデレ中…
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:00:03.81 ID:NtZvwVUpO
大好きだよって呟きながら抱きしめたら、顔を真っ赤にしたかなみにぶっ飛ばされたい
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:07:03.35 ID:4KZUu2DH0
保守
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:07:21.24 ID:J85R0C8P0
こんな時間でも落ちるのはええww
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:09:16.41 ID:4KZUu2DH0
最近ダウナーの良さにようやく気付きました
でも俺にはすでに勝気の嫁が・・・
あああああああああああああああああああああああああああああ
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:11:38.72 ID:LJzvYKU40
>>15
べ、別にわざわざ覗かなくたっていいんだからねっ!!





まあ、ツンデレ妄想好きなら、見てってくれても構わないけど……
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:11:56.68 ID:V3fiwjjjO
17「大好きだよ…」
ぎゅ
か『ちょっと、何のつもりよ…恥ずかしいじゃない…離し…んっ』
ぎゅーっ
か『痛いわよばか…もっと優しく抱きしめてよ…』


書いてて悔しくなってきたから寝る
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:12:17.02 ID:jos4nGmOO
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:14:16.68 ID:9NJesmnk0
落ちちゃったのか。

いちおつ。
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:18:43.62 ID:+m95Wd/KO
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:24:41.82 ID:p+Ww6UVKO
ほす
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:24:49.90 ID:LJzvYKU40
普通のお題
つ・すぐに諦めちゃったツンデレ
 ・ツンデレに根性なしって言ってみたら



筋トレサボっちまったぜ……
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:27:43.10 ID:QRx862lVO
ここは落させんっ!!










29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:28:21.69 ID:Eq5fGB3S0
こまめにな
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:32:52.25 ID:LJzvYKU40
VIPおもいいいいい
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:33:56.38 ID:NtZvwVUpO
かなみに愛しているって言いたい。ぶっ飛ばされても後悔はない。
32お題:2008/05/16(金) 23:34:04.30 ID:J85R0C8P0
べ、別にアンタたちに使って貰いたい訳じゃないんだからね!

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ツンデレスレ1周年突破記念ツンデレSS祭お題

・ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら
・ツンデレが男に初めて恋を意識した瞬間
・ツンデレのいる日常
・ツンデレとケンカ
・ツンデレと夫婦生活
・ツンデレと涙
・ツンデレと雨
・不機嫌なツンデレ
・ツンデレと隠し事
・ツンデレと告白
・ツンデレに心を込めて言ってみたら
・男との些細な出来事、やりとりをいつまでも覚えているツンデレ
・ずっと片思いなツンデレが本気を出したら
-----------------------------------------

アンタ達たまには頑張りなさいよ
(そしたら私だって、勇気出すんだからっ……)
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:37:33.24 ID:JGQp4g8i0
>>32
乙ンデレイドバスター!!
ついにきたぞこの瞬間が!!
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:41:53.17 ID:PKhST+sO0
あれ? 久しぶりに来たけど、ここ今年で3年目じゃなかったっけ? ようわからん
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:44:49.68 ID:LJzvYKU40
>>32
ドジっ娘乙wwwwwwwwwwwwww
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:44:48.13 ID:V3fiwjjjO
31「愛してる…」
か『わ、私はあんたのこと…嫌い…よ…』
きゅ
か『あんたの…あんたのことなんか…』
ぎゅーっ
31「かなみ…大好きだよ」
か『も…もっと強く抱き締めてよ…ばかぁ…』
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:45:22.01 ID:nEigC62IO
ど根性じゃー!
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:46:21.07 ID:JGQp4g8i0
>>34
気付かなかったww
仰るとおり3周年ですよww
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:50:00.23 ID:nEigC62IO
クカカカッ
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:50:38.32 ID:PKhST+sO0
>>38
よかったw 浦島太郎気分w 4ねんめですぜ、あんたもせいちょうしたもんだ
長寿スレになったなあ……相変わらず愛にあふれてて安心したwww
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:53:16.00 ID:J85R0C8P0
三周年、4年目突入の間違いだ、すまねえww

お題
・四年目なのに倦怠期の来ない男とツンデレ
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:53:23.85 ID:R9uw5uYcO
うおーしいっちょがんばるかいねー。
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:54:19.50 ID:w+oAJ7Cj0
祭り保守
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:57:21.17 ID:L3JNpIK3O
さぁ間もなくSS祭の始まりだ
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:58:52.48 ID:ZTQdYzBb0
まて、SS投下時間は明日の20:00〜22:00と決められてるんじゃなかったか?
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:59:40.53 ID:JGQp4g8i0
誰か祭のテンプレもっかい貼ってくれないか?
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/16(金) 23:59:50.47 ID:J85R0C8P0
念のためテンプレ

★投下
・17日(土)20:00〜22:00
・名無しで投下。新作のみ。
・【SS祭作品】お題:○○1/□、2/□、3/□(1/□、2/□、3/□は2レス以上に渡る作品の場合。□は総レス数)をレスの名前欄につけて投下。
・作品固有の題名はつけてもつけなくても可
・3レス以内に収める。2レスに渡るものは、2レス目の内容欄に1レス目へのアンカーをつける。3レスに渡るものは、更に3レス目の内容欄に1レス目、2レス目へのアンカーをつける
・一人当たりの作品投下数に制限はないが、複数のSSに連結を持たせるのは不可
・エロは無し。少年誌ラインで
★感想
・感想はSS書きさんたちのエネルギーの源なので、ガンガン書き込む。常にマジでこれ以上ないくらい書き込みまくる。SS投下時間中も、投票時間中もOK
★投票
・17日(土)22:00〜24:00 本スレにて投票
・【SS祭投票】をつけて、レス番を三つまで書いて投票。同じ作品に何票も入れるのは不可。2レス以上のものに投票する場合は、最終のレス番号に投票する
・投票を変更する場合は、【SS祭投票変更】と、前の投票レスにアンカーをつけ、再投票レスを書く
★集計について
・集計ボランティアがそれぞれ全ての投票を数え、まとめたものを避難所の祭りスレに貼る
・互いの集計結果をみて、数え間違いをなくし、最終結果をしたらば専用スレで確認。本スレに発表する
★1位の特典
・絵師さんたちにお願いする。どうかお願いします……!
・1位以外のSSにも、絵師さんたちの本能の赴くままに絵を描いていただく
・SSを対象とする絵は投票終了後からお願いします。祭り支援の絵はいつでも大歓迎!SS投下時間前からOKです
・同点1位SSが複数あった場合、その全てに素敵なプレゼント。決戦投票は無し
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:00:51.54 ID:wF86pD51O
ちぇ??
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:02:13.43 ID:v37hxd6L0
祭り開催日チェック
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:02:57.15 ID:fmhttbaj0
祭りちぇき
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:03:00.26 ID:NSdAUH4W0
>>46-47
何というツーカーwwwww

そしてIDちぇっちぇきらー
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:03:40.35 ID:tDXfk8Ej0
そ の 時 間 授 業 中 だ

投下できん・・・orz
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:04:40.70 ID:Z/zLFWLlO
祭記念で4つほど


さて、俺の住む街では明日、白ノ鳥祭(しらのとりさい)という祭が開催される。
なんでも、今は昔、神の使いとして舞い降り、この地に稲作や芸術文化を伝えたといわれる伝説の白い鳥に感謝するための祭だそうで、
何もこんな時期にやらんでもと思っても、毎年五月の第三土曜日の朝からと決まっているからしかたがない。
まあ、神輿もでない、ただ屋台が列ぶだけのイベントだ。
祭の最初には神社の境内にて何やら儀式的な舞が舞われるらしいが、一般ピープルは中に入れず、
賽銭箱の前でなむなむなむなむなむと1時間過ごす。はっきり言って暇。
だがまあ、やっぱりああいうのは屋台を見て回るだけで楽しいもので。
日本人の性なのか、どうも『ハレの日』なるものに弱い俺だった。
「さて、明日に備えて寝ますかね……」
等と考えていると携帯がブルブルふるえだした。
「電話?…………纏の家電からか」
纏というのは俺の彼女であるのだが、ちょっと少し大分かなり甚だしく素直でない。
そこが可愛いとのろけたら、山田の奴は30分笑い続け過呼吸になったのは別の話。……ざまあ。
さて、愛する彼女を待たせる訳には行かず俺は通話ボタンを押した。
「お待たせいたしました姫。何の御用でしょうか?」
『あらあらぁ、タカシ君。纏の王子様に成ってくれたのねぇ』
「およ、これは纏のお母様。お久しぶりです」
相手は纏本人ではなかった。この人が俺に電話してくるとは珍しい。
『お久しぶり。……ねぇ、纏のこといつも姫って呼んでるの?』
「いえ。直接言うと殴られますから」
『それも、そうねぇ』
上品な笑い声が聞こえる。
「で、何の御用で?」
『そうそう、纏なんだけどね。明日のお祭りに着て行く着物をね、今、着付けてあげたんだけど。これが可愛いのよ』
「はあ」
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:05:18.46 ID:Z/zLFWLlO
『だから、可愛いわよって褒めたら纏がね、「母上の言う可愛いなぞ信用できんのう。
……そ、そうじゃ、た、タカシを呼んでくれい。あやつは馬鹿で変態じゃが、男の意見も欲しいしのう」って』
「……成る程」
つまり早く俺に着物姿を見せてやりたいのだ。可愛いやつ。
『で、どうかしら?』
「う〜ん。でももう夜の10時だし。まあ、俺は良いですけど、そちらに迷惑が……」
『あはは、大丈夫よ。私出掛けるし』
「今からですか?」
『そう、旦那とデートにね。帰りは明日なのよ。
そうだ、タカシ君も家に泊まっちゃえばいいわ。そんで、襲っちゃいなさい』
なんともラブラブな夫妻である。あと、娘を襲えとか言っちゃうあたり、すごい人だと俺は思った。
「じゃあ今から行きますね、着替えもって」
『よろしくね〜』
そして、電話が切れた。


「で、貴様は泊まる気満々でやって来たのかえ?」
「うん」
「何が『うん』じゃこの色欲魔人め!」
バゴーン、といいパンチが鳩尾に入る。……痛い。
「はあ……、普通、儂にも確認をとるじゃろうが、うつけ者が……」
「じゃあ、纏は俺が泊まるのいや?」
「……い、嫌じゃが……今から帰るのも危ないじゃろうし……し、仕方ないのう……」
顔を真っ赤にして纏は言った。指摘するのも楽しいが、今は止めておく。
「それにしても……可愛いな」
「ふ、ふん……儂が着ておるのじゃ、当然じゃろう?」
などと言いながらクルリと回って全身を俺に見せてくれる。
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:05:50.69 ID:Z/zLFWLlO
限りなく純白に近い乳白色を基調として、ところどころに鳥の羽の文様があしらわれた、地味過ぎるぐらいのデザインのそれだったが、
逆に纏の長い黒髪やぱっちりとした目が引き立ち、可愛いらしく、神々しいまでに仕上がっている。
「まるで……本当に昔のお姫さまがタイムスリップしてきたみたいだな」
「なっ!!?」
ぼふんと一層、顔を赤くして纏は言った。
「く、臭い台詞を吐くのう……まったく、馬鹿タカシめぃ……////」
そして彼女はペタリと畳に座った。言葉だけで骨抜きになってしまう纏に乾杯。俺はその横に座り肩を抱く。
「こ、これ……着物が皺になる……」
「いいじゃん別に」
言って、口にチャックをする。こういう時は、黙って傍に居てやるのが纏にとって一番なのだ。


どれくらいたっただろうか。纏はボソリといった。
「明日の祭の……主役というのかのう……白い鳥なんじゃがな……」
「……うん」
「突然、空からやってきて、稲作や芸術文化を伝え、結果この地……この街は栄えて。
……その後、どうなったか知っておるか?」
「何が?」
「……白い鳥、自身じゃ」
「いや、聞いたことないな」
「……地上にいる時に、翼を傷つけての。天界に帰れなくなった鳥は山の奥の、
誰にも見られない場所で人間に姿を変え、そのまま山を下り、この地に根を下ろしたのじゃ。
そして、今でもこの街のどこかで人々を見守っている……何度も転生を繰り返してのう」
「誰も見てなかったなら、そんなこと誰も知らないじゃん」
「うむ。じゃから伝記は、鳥が山に向かって飛び立つところで終わっておるの」
「…………」
纏の母親(と父親)は普通に喋るのに、こいつだけ妙に時代がかった喋り方をするのは、実は纏が拾い子だからだったりする。
推定三歳ぐらいで、山に置き去りにされているのを発見され、すぐに今の親の元に引き取られた。
この時点でこの喋り方は定着していたんだとかで。
優しく厳しい両親の元、幸せに育った纏なのだが、拾われる以前の記憶は無いらしく、彼女の生い立ちは誰も知らないのだ。
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:06:26.96 ID:Z/zLFWLlO
「…………纏」
なんだか、氷を飲みこんだような、妙な気持ちになった俺はなんとか愛する“人”の名前を絞りだした。
とたん、纏は盛大に吹き出す。
「ははは、本当に単純じゃのう!作り話じゃ。なに、真剣な顔しとる……くくく、馬鹿じゃな、あはは」
「…………」
不安げな、悲しい笑い声に、俺は肩を抱く力を強める。纏は、はっとしてこちらを見てくる。
「タカシ…………」
「…………」
また、静寂が流れた。しばらくして。
「タカシには、敵わんのう……」
「何年、幼なじみやってると思ってるんだよ」
「……同じ夢を何度も見るんじゃ。最後は、天に帰らないといけない、夢……。
母上父上に会う前の記憶は本当に無い。でも……タカシ……儂は……儂が、もし……」
「纏は纏だ……それだけ、かな?」
少なくとも、かぐや姫ではない。言ってやると纏はしばらくぽかんとし、やがて笑い出した。
「あは、あはは。そうじゃな!ははは」
とても、安心しきった、楽しげな笑い声だった。
俺は今度は纏を正面から抱きしめる。
「着物が皺に……まあ、よいか……ふん、やっぱり、変態を家に泊めるのは失敗じゃったな」
「変態ですすいません。……明日来てくんなら、汚しちゃ駄目だな」
ゴクリと唾をのむ音が聞こえ、彼女は目を脇に逸らし、と思ったらまたこっちを見た。
「のう、タカシ……まず、その……////」
纏が何を望んでいるかはすぐわかったので、キスをしてやる。ついばむように何度も何度も。
「ちゅ……んは、た、タカシぃ……」
「バードキスって奴だな」
「……寒い奴……このうつけが////」

さて、俺の住む街では明日、白ノ鳥祭という祭が開催される。
そして俺たちの前夜祭は静かにひたすらに盛り上がるのだった。
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:07:28.67 ID:Z/zLFWLlO
終わりで
流れ切ってすまんかった
あと、祭用お題の人乙
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:11:51.47 ID:fmhttbaj0
>>52
代理投下受付
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/21510/1116755823/

>>56
かわええええよおおおおお
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:13:41.61 ID:i4dXlJ8M0
俺も景気付けに3レス投下
601/3:2008/05/17(土) 00:14:04.90 ID:i4dXlJ8M0
・ 心の様子が顔に出ちゃうツンデレ

「かなみ。ちょっといいか?」
『何よ? 珍しく真面目な顔して。気持ち悪いわね』
「実はさ、俺……今まで、黙ってたけど、人に言えない能力があるんだ」
『フーン』
「フーンって、お前、信じてないだろ?」
『当たり前でしょ。アニメの見すぎだかラノベの読み過ぎだか知らないけどね。影響受
けるのもいい加減にしなさいよ。下手すりゃ精神病院行きよ。あ、その方が平和でいいか』
「マジな話だって。人に触れるとさ。その人の心って言うか……気持ちが読めるんだ。
嬉しいとか悲しいとか……」
『嘘ばっか。そんな力があったら、意のままに人をコントロール出来るじゃない。アン
タにそんな能力があるとは思えないわ。空気読めないし』
「今までは、無理矢理遮蔽して押さえ込んでたんだよ。触れなくても、若干は漏れる事
があるから。つか、下手すれば俺の気持ちも相手にぶつけちゃうし」
『で、何だってそんな事をあたしに話すのよ』
「お前、何かって言うと気軽に俺に触ってくるからさ。って言っても、ほとんど殴った
り叩いたり抓ったりだけど。でも、そういう時ほど、遮蔽なんて崩れちまうし」
『じゃ、じゃあ今までも、あたしの心が読めた事あるって言うの?』
「ああ。ほとんど一瞬だからそんなには分からないけど、少なくとも本気で怒ってる訳
じゃないっていうのは分かる」
『えっ!? な……何言ってんのよ。やっぱり嘘じゃない。あたしはいつだって本気で
怒ってるし……』
「表面的にはだろ? 風呂の湯を沸かしたときに上だけ熱くなってるようなもんだな。
それも怒ってるというよりは照れ隠しみたいな感じを受けるんだが」
『ないないないっ!! どんだけ自信過剰なのよ。つか、口から出まかせであたしを惑
わせるなっ!!』
「……だったら、試してみるか?」
612/3:2008/05/17(土) 00:14:24.03 ID:i4dXlJ8M0
『え?』
「お前の手を握らせてくれ。そうすれば、お前がどんな気持ちなのか分かるから」
『いっ……イヤよ、そんなの。何でアンタに手を握らせなくちゃならないのよ……(///////)』
「実験だよ。実験。かなみが俺の言う事を嘘だと思ってるなら、手を握られるのなんて
ほんの少し嫌なのを我慢すればいいだけじゃん。本気でイヤだと思ってるなら、それは
内心で俺の言葉を信じてるからじゃね? 心を読まれるなんて、誰だって嫌な訳だし」
『しっ……信じるわけないでしょ? そんな馬鹿馬鹿しい話』
「じゃあ、手を出してくれよ。ほんの少しでいいから」
『うっ…… わ、分かったわよ。だけど、その……ほんの少しよ?』
『(タカシと手を繋ぐなんて……初めて……ドキドキするけど……ちょっと怖いな…… 
ま、万が一タカシの言ってる事が本当だったら、この気持ちもバレちゃうわけだし…… 
そ、そしたら……どうしよう……)』
「じゃあ、握るぞ」
『う、うん……』
 ギュッ……
『……どうなのよ? 読めるわけ無いでしょ? す……素直に降参しなさいよね』
「ちょっと待て。お前、今凄く緊張してるだろ?」
『えっ!?』
「それに……何だか、酷く恥ずかしがってないか?」
『バッ……バカなこと言わないでよ!! な、何であたしが恥ずかしがってなんか…… 
け、嫌悪感ならあるけど……』
「今の、ウソだろ?」
『ふぇっ!? なっ……ななななな、何を根拠に、そっ……そんな事言うのよ……』
「だって、何だか後ろめたいような気持ちがあるし。それに……何だ、これ? 何か、
奥の方に、すごく暖かいような……」
『だっ……ダメえええええええっっっっっ!!!!!』
623/3:2008/05/17(土) 00:15:07.98 ID:i4dXlJ8M0
「えっ?」
『ヤダ……お願いだから、そこは覗かないで…… 見ないでよぉ……』
「これで分かったろ? 俺の言ってる事が本当だって」
『えっ……? あ…………』
「だからさ。もう俺には簡単には触れない方がいいぜ。俺も、かなみには触らないよう
に努力するからさ。悪かったな。変に手間取らせちゃって。じゃ」
『ま、待って!!』
「えっ!?」
 ギュウッ……
「まっ……待て待て待て!! 何だよ。いきなり抱きついたりして。触るなって言ったろ?」
『イヤ……』
「え?」
『ヤダ、そんなの。タカシに触れなくなるなら、心なんて読まれたっていいもん』
「そんなせっかちに考えるなよ。もう少し落ち着けって」
『あたしはまともだもん。それより……今、あたしがどんな気持ちだか分かる?』
「え……? ま、まあ……」
『言ってみて。これで当てたら、アンタの言う事、全面的に信じてあげるから……』
「う…… そ、それじゃあ、言うぞ?」
『うん……』
「その……すっごく、嬉しがってて……俺の事、好きだって気持ちが、伝わってきてる
けど……合ってるか?」
『…………正解……(/////////////////////)』


友『やれやれ。タカシ君に、かなみはすぐに気持ちが表に出るから、こういう風にやれ
ばイチコロだよってアドバイスはしたけど、まさかここまでまとまるとはねー。っと、
せっかくいい絵なんだから、バッチリ撮らないとね〜』


終わり。祭りwktk
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:15:27.34 ID:6LX/MAKYO
保守甘いぞ!何やってんの!





素晴らしい、圧倒的じゃないか>>53
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:17:15.36 ID:6C/BNm2t0
祭祝いに新参が絵をうpしてみるテスト

http://www2.uploda.org/uporg1426488.gif
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:17:21.68 ID:NSdAUH4W0
>>57
前夜祭!前夜祭!
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:19:37.86 ID:78qb2ZEm0
>>62 GJww

落とさんぞ。保守してかなみと添い遂げる!
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:19:54.84 ID:zHCK9g3w0
>>64
期待の新参ktkr
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:21:49.48 ID:U7JDXGns0
>>64
その、なんだ。




















      お 嬢 を 頼 む
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:22:06.60 ID:jLx5TjIW0
あぁ、何と言う萌え、萌える、

>>64,62,56まとめてで悪いが、GJッ
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:22:26.76 ID:Z/zLFWLlO
>>62
>>64
 G J 
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:23:18.57 ID:NSdAUH4W0
>>62
アッパー!アッパー!

>>64
うっひょおぉぉおぉぉ!!
末永くよろしく頼む

全くお前らと来たら…
これだから祭はやめられないぜ!!
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:27:38.62 ID:WSC3b6qr0
>>64













・・・ふぅ
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:28:37.51 ID:8O50jVSU0
>>64
ぜひ定住していただきたい
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:30:14.69 ID:fJr8TK600
>>64
うめぇwww祭りだし絵を投下してみようと思ってた俺涙目www


つまりはGJ!
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:33:24.03 ID:Z/zLFWLlO
>>74
よし、とりあえず投下だ
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:37:20.75 ID:9ZLQRmz50
>>64

GJとしか言いようがない
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:39:06.97 ID:9ZLQRmz50
>>74
かまわん投下しろ
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:41:52.27 ID:dGcc+EDY0
>>62
俺と結婚してください!
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:47:56.69 ID:hZKaU1UrO
お題
ツンデレが「なーでなーでしあわせー♪」って歌ってるのを聞いてしまった男
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:53:40.52 ID:fmhttbaj0
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:54:14.27 ID:c+4VxQAcO
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 00:57:57.31 ID:/agg6pi/0
>>74
その絵をはやく見せて!


と友ちゃんが申してます
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:04:37.68 ID:/agg6pi/0
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:11:56.12 ID:NSdAUH4W0
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:13:36.54 ID:ck+F0+mPO
>>20
http://kjm.kir.jp/?p=183937
付け毛でロングにしてみたりネットや漫画(少女漫画)でダウナーっぽさを調べたりしながら
『こんな感じのやつなんて一クラスに一人はいるし、アイツから皆を守るためだからな………めんどくせーけどさ…』
とか誰に対してかわからない言い訳をしている勝気を妄想した
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:16:12.84 ID:9ZLQRmz50
ほんとおまえ等馬鹿だなこんな時間まで起きて保守なんて
しんだほうがいいんじゃないか?
ゅっくり寝てろ永遠に起きるな、わかったら
おまえ等さっさと寝ろよ
つーかマジ馬鹿だろ?何こんなところで妄想してんの?頼む
から、もうちょっとマシなことに頭つかえよ、あーあ、もういい俺は
れもん飴なめて寝るからな

87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:20:13.27 ID:NSdAUH4W0
>>85
勝気
なのにダウナー
なんという新境地wwwwww
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:22:45.23 ID:9ZLQRmz50
>>85
つまり男のために勝気がダウナーになろうとしているんですね、わかります
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:24:31.37 ID:/agg6pi/0
>>85
GJ!!

>>86
最後の一行むりやりすぎて吹いたwwww
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:25:48.94 ID:fJr8TK600
74だがうpしてみた。
http://kjm.kir.jp/?p=183944

捨て猫ちなみんってことで…ラフですまん。
ホロじゃんってのはスルーしてくれろ。
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:31:46.37 ID:KuhkhdN+O
……みんなのツンデレも俺は守るぜ。
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:32:21.47 ID:9ZLQRmz50
>>90
これホ(ry
じゃあ有り難くちなみんはもらっていきますね

>>89
正確にいうと
シュワシュワ ラムネ&コーラ キャンディ の【レモンラムネ味】
をなめている
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:33:18.08 ID:OGqeNR2WO
>>90
俺が拾ってや、拾わせてください
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:35:26.47 ID:FeSn/KBR0
>>92
マテゴ期待させておきながら・・・
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:37:35.90 ID:6C/BNm2t0
>>68
誰がおまえの頼みなんか聞くか馬鹿www半年ROMってろwwwwww
http://www2.uploda.org/uporg1426690.gif
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:40:49.06 ID:9ZLQRmz50
>>94
無論そっちも考えた
アヤ可愛いよアヤ
はっ、かなみっ!違うんだこれは・・・ドグシャッ!ギャース!
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:41:55.54 ID:tDXfk8Ej0
>>95
ふう・・・
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:42:50.90 ID:FeSn/KBR0
>>95
お前ここに永久就職しろ
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:43:10.60 ID:c+4VxQAcO
>>95鼻血出たwwwww
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:45:49.66 ID:9ZLQRmz50
>>95
アンタ良い人だ
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:49:31.56 ID:c+4VxQAcO
寝る☆
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:53:50.97 ID:wYkDN7bLO
今夜は祭りじゃー!
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 01:59:22.51 ID:9ZLQRmz50
さて、今夜に備えて寝るか
ではどなたか、心苦しいがツンデレを頼んだ
では寝る前☆
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 02:00:05.52 ID:ijkE9YSXO
保守
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 02:04:41.93 ID:KuhkhdN+O
守り通したい……が、夢の中のツンデレが呼んでいる……
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 02:05:00.96 ID:GyM81p4Q0
いい夢見れますように
寝る前保守

ところで外人ツンデレってどんなんだろうな
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 02:10:21.47 ID:eFy2oMoL0
>>106
外人ツンデレときいて
ツン→Fuck You!
デレ→Fuck Me!
てのが即座に思いついた俺はもう終わってるなwww
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 02:11:08.51 ID:fJr8TK600
ho
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 02:13:48.77 ID:6C/BNm2t0
>>106
「なあ、ジェニファー・・・チュッ」
「なあに、マイケル?・・・チュッ」
「僕の事を愛しているかい?・・・チュッ」
「冗談じゃないわ。チュッチュッ。あなたは最低の男よ。チュッ」
「おいおいジェニファー、それはあんまりじゃないか。チュッチュッ」
「さっさとベッドへ運んで愛をささやいてくれる?まったくとろくさいんだから」
「おういぇ」




なめんな(ノД`)
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 02:21:47.23 ID:y27cmLv70
捕手
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 02:25:10.98 ID:8O50jVSU0
>>109
このお題難しいよwww
外人さんでもそんな変わりないんじゃないかな
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 02:26:02.23 ID:6LX/MAKYO
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 02:29:12.38 ID:vLRqysMlO
眠いよ、パトラッシユ
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 02:44:12.93 ID:6LX/MAKYO
俺は眠気なんかに負けない
起きてツンデレと添い遂げる!

ゴメンツンデレ無理だった
寝る☆
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 02:44:45.88 ID:JBi0qp4m0
あと30分くらいは粘るぜ!!
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 02:56:08.65 ID:fJr8TK600
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 03:03:23.01 ID:vLRqysMlO
おやすみふぉす
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 03:17:17.96 ID:fJr8TK600
とりあえず4時まで保守
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 03:27:38.28 ID:Dcoh9PL4O
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 03:27:54.20 ID:JBi0qp4m0
おやすみ☆
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 03:43:50.69 ID:fJr8TK600
まだ保守
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 04:01:22.07 ID:EajXqZDTO
三時に寝るつもりだったのに…!
これは今保守して寝ろとのお告げに違いない
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 04:04:14.80 ID:fMOhwhmy0
保守
124ツンデレと夫婦生活1/2:2008/05/17(土) 04:09:11.09 ID:LTK96uJf0
保守がてら

タ父「じゃあ、行ってくるからな」
タ母「勝美ちゃん悪いんだけど、タカシと留守番よろしくね?」
勝「あ、はーい。ちゃんと面倒みときますから」
タ「いや、逆だろ。俺が勝美の面どふっ」
タ母「そうそう、その調子。それじゃ、行ってくるわね」

タ「い、いきなり殴らなくても……」
勝「変なこと言うお前が悪いんだ馬鹿。――つーかさ」
タ「ん?」
勝(両親が出かけてるんなら今この空間には俺とタカシしかいないじゃないか……!)
  うー、まさか急に二人っきりになるなんて……! 心の準備が……)
勝「二人っきりだからって変なこととか考えんなよな!」
タ「何だ急に。大体、お前に変なことしたって返り討ちに合うだけだっつーの」
勝「わ、わかってるならいいよ。うん」
タ「おう。…………」
勝(…………。わ、話題が……)
勝「そ、そういえばさ。タカシの両親って、妙に仲いいよな!」
タ「あ? あー、そういやそうだな。この前も親父が耳かきしてもらってたし。
  笑ったのがな、この前なんか俺の携帯に親父から「今晩どうですか」って
  メールが来ててさ。もう爆笑っふ!」
勝「ナチュラルに下ネタ振んな! 馬鹿!」
タ「お前な……いつか俺の肋骨が肺に刺さる時が来るぞ……」
勝「知るか! ……やー、でも。年取ってそういうことできるのって幸せだよなー」
タ「それなら、お前と結婚できる奴なんか幸せじゃねえか」
勝「は、は!? なななんでそんな話になるんだよ!」
タ「だってさ。料理美味いし、家事全般こなすし。裁縫も得意だし、面倒見もいいだろ?」
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 04:09:56.54 ID:fJr8TK600
そろそろ限界かも試練
126ツンデレと夫婦生活2/2:2008/05/17(土) 04:10:32.54 ID:LTK96uJf0
勝(いやーー!! そんな褒めんな恥ずかしいーー!!)
  「そ、そんなこと、ねぇよ……」
タ「子供も好きだしさ。それに――」
勝「な、ちょ、わ……!」
タ「うむ。よい膝枕じゃ。苦しゅうないぞ」
勝(あ、あうあうあう……)
  「お、降りろよこの馬鹿! おい!」
タ「ん、いつもなら鉄拳なのにどした? まあ、それでだな」
勝「どけっ!!」「おうふっ!」
タ「やめて……鳩尾はやめて……」
勝「知るか! 勝手にひ、膝枕なんかするのが悪いんだろ!」
タ「ふぅ。ま、ともかくだ。お前と結婚できる奴は、幸せだよ」
勝「そ、そんなの、タカシの意見だろ! 他の奴がそうだとは……!」
タ「ふふん。少なくとも、今の膝枕で俺は幸せだったぜ! 俺が彼氏だったら結婚を申し込んでるね!」
勝「な、なな、な――!」
タ「……? どうした? 顔赤いぞ?」
勝「み…、み、み……」
タ「耳? まあ、確かに耳まで真っ赤だが、それがどうか――」
勝「見んなっ!!」
タ「ズゴッグっ!」




久しぶりに見たらSS祭りとかやってんのな。
参加、してみるか……。
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 04:12:21.65 ID:fJr8TK600
>>126
割り込みスマン。そしてGJ。
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 04:15:28.99 ID:8O50jVSU0
>>126
勝気はいいよね、なにがって、自分だけに見せてくれる顔がいいよね

>久しぶりに見たら
ナカーマ!
もうSSの書き方とか思い出せないw
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 04:24:53.67 ID:fJr8TK600
スマン、寝る…
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 04:44:37.64 ID:Dcoh9PL4O
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 04:49:06.32 ID:Kin8NEuC0
『馬鹿な事仰ってないで起きて下さい』
とメイドさんに諫められたい

『な・・馬鹿な事仰ってないでさっさとご支度を済ませて下さい(//)』
とメイドさんに慌てて欲しい

『ばっ、馬鹿な事仰ってないで早くそのお情けをぉ(/////)』
とメイドさんに懇願されたい

『もう・・・馬鹿な事仰ってないでもう行きましょう、ね?あ、あなた・・・(////////)』
とメイドさんに付き添って欲しい
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 05:04:02.80 ID:2SxL9dFR0
なんというGJ…これがツンデレの威力か
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 05:09:35.37 ID:EAkQPLPi0
寝る!起きたら書く!おやすみ!
134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 05:24:36.03 ID:Kin8NEuC0
危ない危ない
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 05:28:44.82 ID:2SxL9dFR0
祭りに期待しつつ寝るぽ
136以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 05:50:17.59 ID:Kin8NEuC0
だが保守


・・・ごめん寝る
137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 05:52:12.34 ID:wiMfpnNyO
保守しに来たんじゃないんだから!
起きたついでなんだからね!



死ねばいい気がしてきた。
138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 06:02:48.72 ID:wiMfpnNyO
守り抜くよ
保守
139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 06:18:01.86 ID:wF86pD51O
tndr
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 06:18:17.24 ID:KeeXo1XnO
おはよう保守
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 06:34:47.37 ID:wF86pD51O
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 06:37:55.35 ID:y27cmLv70
>>137
強く生きろ
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 06:43:50.94 ID:zzqgtBzXO
ついにSS祭か……
よし今年は書くぞ!
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 06:55:04.93 ID:K4hsS3BBO
SS祭って自炊は無理?なんか香ばしい脳汁が沸いて来たんだが。
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 06:55:05.73 ID:u1n/5E1IO
おはよ
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 07:03:06.81 ID:i4dXlJ8M0
何か、俺が寝ちまってから凄い絵ラッシュがあった件。


皆さん……GJです……
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 07:06:41.21 ID:p9w1oiOdO
これは乙じゃなくて
ポニーテールなんだから
勘違いしないでよね

    / ̄\___へ
 _ヘ" ̄ ̄`<__ /
/ |  \  ヽ>/ /
7 ||\ \ミ|/ /
/ _∧l _X ヽ/ /_ハ
レ /    ヽNL___ノ
||ハ= == V6)
W(""r―、""ノ~
  >ー-r<__
 /||レV///||\
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 07:11:08.50 ID:BzjMjIe3O
>>144
いつでもどうぞ
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 07:19:10.73 ID:4+nX6FV/O
ほしゅ
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 07:34:26.50 ID:bB+IBvaGO
短いのですら妄想を文字に起こすのに3日はかかる俺は1つの投下を目標にするかな…

ほし
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 07:59:43.69 ID:AgU0q5N3O
保守
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 08:02:11.20 ID:2VWxYgBFO
欲しいんです
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 08:12:06.53 ID:i4dXlJ8M0
よし。一個は書けた。
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 08:32:34.10 ID:bB+IBvaGO
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 08:58:06.51 ID:c+4VxQAcO
危ない
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 09:07:26.55 ID:Y6a6/bUi0
保守のカービィ
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 09:10:32.06 ID:Dc5TrzmPO
俺のこと好きって聞いて顔を真っ赤にしながらモジモジしているかなみをニヤニヤしながら見てると、いつまでたっても返事が来ないので暇潰しにかなみの脇を擽って遊んで見たら豪快な右ストレートが飛んできてぶっ飛ばされたい







えぇ。今日も電車の中でこんな事ばかり考えていましたょ
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 09:15:17.17 ID:9ZLQRmz50
ほーしゅ、ほーしゅ、しあわせー
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 09:24:47.38 ID:wF86pD51O
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 09:45:13.35 ID:9PX5AJMYO
朝…通勤途中にこのスレを見て、今日一日の英気を養う。

昼…朝見たSSで妄想して2828する。

夜…帰宅途中にスレを見て心を癒し、明日への希望とする。

取り敢えず、このスレがある間は俺は不死身w
そしてお嬢は俺の嫁d(ry
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 09:53:45.83 ID:OCXEKz1eO
JR特急あずさ☆
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 10:12:18.26 ID:U7JDXGns0
>>160
貴様に俺のお嬢は渡さん!
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 10:21:30.94 ID:r0qlOIB5O
委員長はダメだぞ!
164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 10:28:27.30 ID:E5BjikVF0
今起きた。
ぽろぽろ落ちるスレだが、俺は別に好きとかそんなんじゃないぞ。
165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 10:31:31.41 ID:gjnDbVgs0
『これちょっとちょーだい(ゴクゴク)』
「あっこれって間接キスですよね、どぅふふ』
『は?何言ってんの?キモッ!返す」
「どぅふ、ツンデレですか?どぅふふ(ペロペロ)」
『マジでキモいよ死ねば?』
「どぅふふふふふ」
166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 10:31:35.18 ID:I6qfi5QnO
167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 10:46:34.66 ID:I6qfi5QnO
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 10:52:51.36 ID:i4dXlJ8M0
やばい。

ちょっと充電しないと妄想が出なくなってきた
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 10:56:28.19 ID:2VWxYgBFO
保有
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 10:58:11.12 ID:ck+F0+mPO
>>165
(あああぁぁぁぁ………ものすごいペロペロ舐められてる…嬉しいけdじゃない!
恥ずかしいからそろそろ勘弁して…どうせなら私の唇をペロp変態か私はッ!!ああもぅ!)
『どうせなら私の唇をペロペロしなさいよバカーッ!!』
「どぅふfモルスァ!」
『願望がだだ漏れた!違う!願望じゃない!!』
「うぅ…」
『まだ意識があるッ!?…聞いていようが!いまいが!この一時間以内に!起こったこと!全て忘れなさいッ!!』
「ぎに゛ゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」

まで妄想した
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 11:07:16.57 ID:fJr8TK600
今沖田


保守
172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 11:10:56.75 ID:fmhttbaj0
目が覚めたら祭りが終わってたという夢で飛び起きた
173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 11:13:44.31 ID:r0qlOIB5O
保守
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 11:15:58.65 ID:VZWLse2z0
ほしゅ〜
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 11:25:28.76 ID:FnOlTz0x0
ho
176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 11:28:52.24 ID:/agg6pi/0
ほし
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 11:33:44.96 ID:KuhkhdN+O
つんでれはみんなで守るもんだ……
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 11:38:38.38 ID:wiMfpnNyO
ほしゅ
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 11:44:22.56 ID:wYkDN7bLO
保守
180以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 11:51:40.51 ID:fMOhwhmy0
保守
181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 12:02:53.93 ID:268WIwITO
保守
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 12:10:43.36 ID:qRbYXeyL0
ho
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 12:12:41.55 ID:E5BjikVF0
『ねぇ、ちょっとタカシ』
「ん?どうした?」
横を向きながらぐいっと可愛らしい小さな紙袋を突きつけてくるかなみ。
『・・・ん!』
「なにこれ?」
『・・・・・ん!』
紙袋を突きつけたままムスっとしている。くれると判断していいのだろうか。
とりあえず受け取る。なにやら香ばしい。
「ん・・・クッキー?」
そう呟いた次の瞬間に、かなみは小走りに去って行った。


こんなシチュって現実でもありえないか?
184・ お嬢様な妹がメイドに挑戦してみたら その24:2008/05/17(土) 12:13:37.74 ID:i4dXlJ8M0
祭りまでの暇つぶしにどうぞ

お嬢様な妹がメイドに挑戦してみたら その24(お買い物編その11)
http://tunder.zuzu-service.net/up/log/tun310.txt


前回まではこちら

お嬢様な妹がメイドに挑戦したら お料理編
http://tunder.zuzu-service.net/up/log/tun297.txt

お嬢様な妹がメイドに挑戦したら お掃除編
http://tunder.zuzu-service.net/up/log/tun298.txt

お嬢様な妹がメイドに挑戦したら お買い物編
http://tunder.zuzu-service.net/up/log/tun309.txt
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 12:22:39.75 ID:fMOhwhmy0
ほっしゅ
186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 12:38:57.88 ID:i4dXlJ8M0
外出前保守
187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 12:58:38.79 ID:y50MBAj4O
>>184
GJ!いつも楽しみにしてます
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 13:00:27.40 ID:vLRqysMlO
誰もいないようだな。
一言言わせてもらおう。






ぬるぽ
189ガッ:2008/05/17(土) 13:01:36.21 ID:CSZlQbO/0
  
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 13:02:01.88 ID:9PX5AJMYO
>>188
ガッ!!
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 13:03:19.91 ID:6LX/MAKYO
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 13:04:42.12 ID:fMOhwhmy0
保守
193以下、名無しに代わりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 13:16:25.33 ID:7iRzjyDRO
ツンツンデレツンデレツンツン
な保守
194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 13:18:45.56 ID:Dc5TrzmPO
休憩保守
195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 13:28:03.00 ID:wRh1mcdjO
ねむい保守
196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 13:34:14.87 ID:gQjR+gOkO
保守
197以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 13:37:08.34 ID:fJr8TK600
ほしゅ
198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 13:43:18.78 ID:r0qlOIB5O
保守
199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 13:43:21.64 ID:DFtpvSKVO
例え1分前に保守してあっても気付いたときに保守。
200以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 13:54:43.95 ID:E9MZP1rZO
201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 14:03:38.83 ID:wRh1mcdjO
まだねむい保守
202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 14:05:32.60 ID:vMtUE6rJO
『遅いっ!! 何やってるのよ!!』
『もう、ホンット愚図なんだから。時間無くなっちゃうでしょ、このバカ』
 こんな風に罵られながらツンデレに強引に手を引っ張られつつ、ほんのり赤くなるツンデレのほっぺを見ながら一緒にお出かけしたい
203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 14:12:00.69 ID:Dc5TrzmPO
かなみのツインテールを引っ張ってぶっ飛ばされたい
204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 14:15:56.49 ID:r0qlOIB5O
保守
205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 14:29:34.09 ID:wYkDN7bLO
保守
206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 14:37:06.98 ID:/agg6pi/0
207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 14:40:50.59 ID:eL0BCOBt0
「これって間接キスだよな」
『っっ!…ばか…っ』
「ニヤニヤ」
『…こ、こんな間接キスだけじゃ、我慢できないんだからっ!
せ、責任とってよねっ!!…///』
208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 14:59:14.31 ID:qRbYXeyL0
hohi
209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 15:12:23.27 ID:9ZLQRmz50
>>203こうか?

>>203「おーい、かなみ」
か「・・・」
>>203「かなみぃ!」
か「痛っ! 髪引っ張らないでよ!」
>>203「スマン呼んだのにお前が気づかなかったから、てか髪型ツインテールに変えたのか?」
か「髪型ぐらい気分でかえるわよ! それにわざわざ髪掴む必要なんてないでしょ!」
>>203「ある!」
か「どこによ! 呼ぶなら肩でも叩けばいいでしょ!」
>>203「・・・その髪型リョフみたいでカッコいいよな」
か「会話の流れを完璧無視!!? って誰がゴキブリヘアーよ! 死ね!」
>>203「そんな事言ってないだrギャース!」
ゴッ! バキッ! メキャァ! 


か「(男の人はツインテールが好きって聞いたからやってみたのに・・・>>203のバカァ!)」       
210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 15:32:26.66 ID:v37hxd6L0
あぶねー!保守
211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 15:32:57.16 ID:BzjMjIe3O
>>209
ゴキブリヘアーwwwwwwwwwww
212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 15:34:29.97 ID:hZKaU1UrO
み『……んー……良いにおい』
た「おはよう、もうすぐ味噌汁できるからね」
み『珍しいな、お前が料理など』
た「ま、たまの休みだからねー、と……尊さん、ちょっと味みてくれる?」
み『ああ、んく………ふん』
た「どうかなー」
み『まぁまぁだな、なんとか食べるに値するレベルだ。もっと精進しろ』
た「手厳しいなー、あ」
み『なんだ、急に』
た「そーいやその小皿さっきボクも味見に使ったんだ」
み『ふん、だから何だと…』
た「これって間接キスだよね?」
み『あっ////……ふ、ふん!たたかが、かかかか間接キスすすす程度いちいち報告せんでいい!!』
た「ふーん……その“たかが”間接キスでなんでそんなに動揺するのかな?かな?」
み『誰が動揺なぞっ!それよりえええっちな事…だって沢山して……あの…その』
た「だよねー、だから今朝は尊さんが起きるの随分ゆっくりだったし」
み『それはお前が昨夜ねちっこく!ねちっこく!焦らしまくったからだろう////』
た「でもボクも何回も『止めようか?』って聞いたでしょ?それなのに尊さんは『嫌、もっといじめてぇ』って……」
み『だって!あ…あんなの途中で止められたらそれこそ頭おかしくなるし……えっと…だから』
た「ひょっとして今も間接キスでちょっと興奮しちゃったのかな?」
213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 15:35:57.25 ID:hZKaU1UrO
み『あぅぅ〜………ふぇぇぇん!!』
た「う、やば…やりすぎたかな?」
み『タカくんのばかばかばか〜』ぽかぽかぽか
た「わひゃあっ」
み『ダメなのっ!タカくんとちゅーするのとか想像しただけで尊ダメになっちゃうの!』
た「うん……知ってる」なでなで
み『知ってるのにいじわるするタカくんきらいっ!』ぎゅー
た「うーん、それは困ったなあ、尊さんはどうしたらご機嫌直してくれるのかな?」なでなで
み『ごはん……///』
た「ん、はっきり言ってくれないと解らないよ?」
み『だっこしてあーんでたべさせてくれなきゃダメなの///』
た「うん、解った。でも本当にそれだけ?もっとして欲しい事があるんじゃないのかな?」さすりさすり
み『あぅ……/////……ごはんおわったらね……いっぱいいっぱい……して?』もじもじ
た「昨夜よりねちっこいよ?」
み『うん………たくさんたくさんいじめてね//////』
おしまい

ツン少ない上にありがちのパターンだが後悔も反省もしないぜ!!
214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 15:43:04.18 ID:Z/zLFWLlO
>>213
昼から絶好調だなwwww
215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 15:50:38.37 ID:qRbYXeyL0
216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 15:51:57.29 ID:6LX/MAKYO
>>209
>>213

(・∀・)イイ!
217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 15:54:29.81 ID:9GMJ2AIsO
>>213
・・・ふぅ
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 15:55:07.60 ID:V2VnK7k6O
ほしゅ
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 15:59:34.72 ID:DCypdAo00
>>213



・・・ふぅ
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 16:03:20.00 ID:i32As/XF0
祭り用のSS書けた

初めてSS書いた

がんばろう
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 16:12:53.11 ID:dGcc+EDY0
>>214
ふぅ…
いやほんと、ありがちだよな








ふぅ…
222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 16:21:43.55 ID:9t5OFBy10
「このスレ今晩祭りなんだって」
『え?なによこれ?ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら?
アンタこんなの見て喜んでんの?気持ち悪い・・・』
「うるさい!ツンデレは至高の存在だぞ?神だぞ?ネ申だぞ?」
『うるさいわね〜!ほらこんなの閉じる!』
「あ〜!・・・ったく、かなみだって素質あるのに・・・」
『変態!私見てそんなこと考えてたの!?最低!』

=2時間後=
『タカシはいないわね・・・よし』
このスレを見るのが日課になってきたわけだが・・・
祭りがんばれ!ほしゅ
「な〜にやってるのかな?かなみさん?」
『な、ななななな・・・何?どっから現れたのよ!』
「うん。俺の辞書に不可能という言葉は無い!」
「・・・ところで、この書き込みは何かな?」
『ちょっと励ましてやろうと思っただけよ!別に・・・』
「別に?」
『別に毎日見てるとかじゃないんだからっ!』
「おーこれはまた実に分かりやすいツンデr」
『うるさい!バカバカバカバカバカタカシ!』
「ぎゃ、はさみ投げるな!痛い!痛い!」
『タカシの・・・ばかぁ・・・』
223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 16:24:27.86 ID:6g3dsGfu0
3つほど貰います。
224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 16:24:49.79 ID:6g3dsGfu0
「やっと終わったぜ」
そう言いながら積まれた大量の書類の前に倒れこむタカシ。
「お疲れ様、意外に早かったわね」
「まぁな。それにしても何で俺様が副会長様の仕事を手伝わなきゃならんのかね」
机に突っ伏した状態はまるでたれぱんだのようだ。
「私に借りを作るあんたがいけないんでしょ」
そう言うとタカシは拗ねたような顔をしてそっぽを向いてしまった。
開け放たれた窓から静かに風が入り込んでくる。
ほんのちょっと前まで風は春の到来を告げていたのに、既にもう夏の匂いを放つようになってしまった。
「そういやさ。かなみは今日の祭どうするんだ?」
何の前触れもなく、タカシが聞いてくる。
「へ」
その予想だにしない質問に、私は首を傾げるばかりであった。
「だから祭だよ、祭」
…思考が働かない。
確かに私たちの住んでいる地区では5月17日にある。
あれ、今日は何日だったっけ?
「今日祭の日だぜ」
「いっけない!!生徒会の仕事ですっかり忘れてた!!」
タカシのその言葉でやっと思い出した私は、同時にそんな言葉を叫んでいた。
「何だよ、忘れてたのか」
タカシが何か言葉を発しているが、私の耳にはそんな言葉は届かない。
ただただ焦りがこみ上げてくるだけだ。
「どうしよ!昨日先生に今日中に仕上げるって言っちゃったしなぁ」
だからこそタカシに作業を手伝わせていたっていうのに。
それでもまだ仕事は大分残っている。
「じゃあかなみは行けないか」
「えっ」
またもや私の思考が停止してしまった。
“行けない”という単語だけが私の頭を支配する。
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 16:25:14.94 ID:6g3dsGfu0

「だって、仕事があるんだろ」
「行くわ!!」
反射的にそんな言葉を返していた。
「それじゃ、20時に俺んちに集合な」
「えぇ……ってちょっと、誰があんたと行くなんて言ったのかしら」
なんだかそのまま頷いたらまるで私がタカシと行きたい、ととられてしまいそうだったので反論することにした。
「じゃあ行かないのか?」
「行くけど…」
私だって祭に行きたいし、ひょっとしたらタカシと行きたがっているのかもしれない。
だけど、一緒に行きたがっていると思われるのは癪だ。
「けど、別に私があんたと行きたいってわけじゃなくて」
どうにかして、と思っているうちにそんな言葉が口をついて出てきた。
私の言葉にきょとんとするタカシ。
「…そう、どうせあんた一緒に行く人いないんでしょうからついてってあげるわってこと」
タカシは不満げに顔をゆがめる。
「失礼な奴だな。俺だって行く奴ぐらいいるぜ」
それは分かっている。
私だってタカシの交友関係の広さを知らないわけじゃない。
だけど―――
「いちいち五月蝿いわね。私がついていってあげるっていうんだから素直に喜べばいいの!」
そんな私の口調に圧倒されたのか、タカシは
「ありがとな」
なんてことを言ってきた。
「…分かればいいわ。それじゃ鍵よろしく」
とりあえず教室の施錠をタカシに任せて私は退室する。
女の子には色々と事情があるのだ。
まずは家に帰ったら着物を用意しないと…。
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 16:26:21.79 ID:6g3dsGfu0
fin

初かなみです。
いままで尊しか書いてなかったのでなんだか不思議な感じで書きました。
かなみらしさが出ていれば良いのですが。

祭り支援
227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 16:28:44.33 ID:9t5OFBy10
>>226
ふふふふははははは!いいぞ!GJだ!
当然お祭り編も用意してくれているんだろう?そうだろう?
わかりますううううううううう(あまりのGJに気が狂ったようです)
228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 16:44:15.70 ID:9t5OFBy10
ほしゅ
229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 16:49:28.77 ID:E5BjikVF0
そういや、絵師はどこへ集まればいいんだ?
230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 16:56:22.17 ID:9ZLQRmz50
そういやお題はどうなったんだ?
231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 16:56:57.54 ID:Qg004M0eO
祭りの存在をたった今思い出した俺が携帯から保守
232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 16:57:38.57 ID:fmhttbaj0
233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 17:09:47.51 ID:dGcc+EDY0
ほしゅ
234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 17:12:48.80 ID:Z/OXYB+OO
しゅわっ!
235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 17:19:41.36 ID:wYkDN7bLO
かなみとラブラブいちゃいちゃしたいな〜
236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 17:21:59.62 ID:2VWxYgBFO
保有
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 17:22:19.92 ID:LKCwXcPw0
(´・ω・`) やあ
君たちには一生セックスもオナニーもできない呪いをかけた。
しかし君たちは運がいい。

http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1210986712/
↑このスレに
         ,. '"´ ̄ ̄ ̄ ̄``ヽ、
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
    /::::::::::::;.: --─---─-、:::::::::::::ヽ
    ./::::::::::::/ィω¨ヽ      \:::::::::::l
   /:::::::::/  └¬'´,   ィω¨ヽ';:::::::::! クマ愛してる…ハァハァウッ!
  ./::::::::イ        / ,.  ヽ `¬┘';:::::::!
  l::::::::::::l       /ハ ハ }     ヾ::::j
  {::::{⌒l:!      / `   ' ヽ   V}
.  ';:::l ゝリ     l ,/ ̄¨ヽ  ',    }l
  ヾヽ__j     { {,. -−‐‐ヘ    {,l
    ヾ::::|   i  ヽ ヽェェェェェノ     {
    }:::l   ヽ    ` ̄¨´   ノ   }
     ヾ;k    \_  __  ,/   }
     "|       ̄ ̄ ̄    ノ
  _,. -‐"\              フー-、_
'"´      `ヽ、          /


と書き込めば呪いが解けるだけでなく、明日の運気が上がるだろう。
では、健闘を祈る。

238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 17:33:30.90 ID:fJr8TK600
保守替わり

タ「おーい幽?今日の夜お祭りがあるんだけど一緒に行かないか?」
幽『お、お祭り…ですか?そ、そんなこと急に言われても困ります!私だって色々忙しいんですよ?』
  (タ、タカシさんからお誘いなんて…嬉しいです…(////))
タ「幽霊が何の用で忙しいんだよ…まぁそう言うなって。急なことで悪いんだけどさ。
  とにかく今夜の20時から祭り開始だから一緒に行こうぜ?」
幽『しょ、しょうがないですね…タカシさんと二人きりでお祭りなんて死ぬほど嫌ですけど…
  仕方ないから行ってあげます。か、勘違いしないで下さいね?
  この時代のお祭りを見てみたいだけでタカシさんと行きたいってわけではないですよ?』
タ「死ぬほど嫌ってお前死んでるんだろ…?っていうか二人きりじゃないぞ?」
幽『へ?』
タ「かなみも来るし、ちなみも梓も来るし、纏とか尊とか。とにかく皆でやる祭りだぞ?」
幽『…』
タ「多分見回りで婦警さんも…って聞いてる…?」

    ゴゴゴゴゴゴゴ

タ「なんか肌寒くなってきたんだが…生ぬるい風も…
あぁッ!人魂があんなに燃え盛って…お前何怒って…ちょ、乗り移るのはやめt…アッー!」


幽霊さんのこともたまには思い出してあげてください…

やっつけ→http://kjm.kir.jp/?p=183991
239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 17:34:45.79 ID:6g3dsGfu0
>>38
GJ!

絵上手いな。
240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 17:38:50.13 ID:Jy+alxSP0
かあいいいいいいいいいいいいい
241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 17:41:48.35 ID:9t5OFBy10
かあああああああいいいいいいいいよ
242以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 17:42:14.63 ID:qRbYXeyL0
243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 17:54:18.56 ID:kBciayB6O
ほしゅ
244以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 17:54:25.07 ID:58G9odjJ0
保守
245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:05:07.36 ID:wF86pD51O
後2時間を切った★
246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:12:54.14 ID:9ZLQRmz50
祭り用SSいまから書こうと思う
登場人物の名前制限とかどうなってる?
テンプレに書いてないんだが  
247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:14:03.93 ID:sGkhGpPf0
さて、後何個書けるかも重要だが、しっかり保守もしないとな

今日ばかりは落とす訳にいかん
248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:14:33.95 ID:sGkhGpPf0
>>246
名前は自由でおk
249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:16:31.40 ID:6g3dsGfu0
こういう時に限って書けないって嫌だ。

せいぜい他の人のを見て眼福としよう。


というわけで保守
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:18:55.42 ID:9ZLQRmz50
>>248
ありがとう
251以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:20:09.07 ID:9t5OFBy10
>>249
『何で書けないのよ!バカ!今すぐ書きなさい!』
・・・っは!
・・・あ、ごめんなさい、別にあなたのことをバカとか思ってるわけじゃなくて・・・
>>249を見ていたら俺の脳と手が勝手にですね・・・
252以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:29:49.80 ID:6g3dsGfu0
>>251
そこまで言われたら書くしかないわね。
あ、言っておくけど、別にあんたのために書くとかそういうんじゃないからね!
勘違いするんじゃないわよ!!

と、返さないといけないという電波がどこからか…。
なるたけやってみます。

保守
253以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:34:53.07 ID:pc3BUSx50
祭りにそなえて今日は早めに夕飯食うか…
254以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:34:59.76 ID:wF86pD51O
今日は落とさないためのこまめな☆★★☆
255以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:36:08.98 ID:jliJ4ky8O
祭り保守
256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:36:56.86 ID:rn5mbyBs0
病気なのできた

俺の名前は変態 一郎
現在高校3年生、趣味は愛しい人の警護
今日も愛しいあの娘を守る為に、後を付け続けるのである(ハァハァ)
その愛しい人の名前は山寺美咲ちゃん、家族構成は両親と弟一人
好物はうどんで、好きな色はイエロー、(調査済み)
だが彼氏がいるらしく、そいつがいつも美咲ちゃんをたぶらかす。
…許せん
257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:41:03.53 ID:OcmB09jE0
保坂
258以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:45:00.56 ID:nvRYa5jY0
259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:45:26.18 ID:qRbYXeyL0
260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:45:34.78 ID:rn5mbyBs0
だが、そいつが俺に話しかけてきやがった、どうやら死にたいらしい。

彼「えーと…変態君…だよね?」
変「…(無視)」
彼「あ…ごめんね、自己紹介まだだったよね。僕、西山和也、よろしく」
変「…で、僕に何か用ですか?(あからさまに嫌な顔をしてやる)」
和也「いや変態君…美咲と一緒の中学だったらしいし、それで…」
変「それで?」
和也「…美咲の好きなものとか、って知ってる?」
変「はぁ?」
261以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:50:13.89 ID:dGcc+EDY0
>>260
まず、テンプレを読むことから始めてみたらどうだろうか
262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:56:39.58 ID:+IH864W90
ぬるぽ
263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:57:39.72 ID:E5BjikVF0
>>262
ガッ
264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:58:36.17 ID:r0qlOIB5O
保守☆☆☆
265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 18:59:12.75 ID:OcmB09jE0
保守
266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:01:53.38 ID:6g3dsGfu0
残り時間1時間を切った…。
267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:06:05.62 ID:rn5mbyBs0
コイツは俺がどれだけ美咲ちゃんの事を知り尽くしているか知らないらしい。
みせてやろう、変態の実力を


変「彼女が今夢中なのは、ぬいぐるみ集めらしいよ、この前ゲーセンで
2000円も浪費しちゃってたからね、彼女の趣向からすると熊のぬいぐるみ
が好きじゃないのかな、いや、予想だけどね、あと店で買うよりもゲーセン
で取ってあげると彼女も喜ぶと思うよ」
和也「え?」
変「あと、黄色い物なんかもすきだって言ってたなぁ、
そんな色合いのぬいぐるみを取ってあげるとなお更いいかと」
和也「へぇー、そうなんだ、美咲と変態君って仲良かったの?」
変「…いや、ね、噂ですよ噂(美咲ちゃんと話したことすらねぇよ)」
268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:09:41.58 ID:fJr8TK600
>>267
書きながらはイクナイ
269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:16:08.70 ID:E5BjikVF0
>>267

     \_WWWWWWWWWWWWWWWWWWWW/
     ≫                          ≪
     ≫ ここはあんたの日記帳じゃないのよ!  ≪
     ≫                          ≪
     /M/ /MMMMMMMMMMMMMMMMMM\
       //
           /
   <`/>'^ヾヘ/>
   {三} ((ノ、`'ノ))} -==
  {ニ}ゝd *゚听)^)
  リ  (__]っ l: > \
     </_ハヽゝ
      (ノノ
270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:18:22.20 ID:sGkhGpPf0
準備完了。

飯食ってくるので保守部隊宜しく
271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:19:43.37 ID:vwWwwjJIO
SS職人のリアルの知り合いですが、今日は塾なので…




ぬるぽ
272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:20:03.27 ID:9ZLQRmz50
祭り用SS書いたがこれは駄目だな、調子が悪い
まあ一応今書いたやつだけ携帯から投下するか・・・(今psp
ま、今日は他の方々のをおとなしく楽しもう
273以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:20:05.74 ID:fmhttbaj0
ガッ
274以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:21:58.31 ID:Dc5TrzmPO
なんか結構書き込みを具体的にして投下してくれる人いて嬉しいなぁ










髪型を変えたのにかなみのスタイルの良さに気をとられていて胸ばかり見てたら怒ったかなみにぶっ飛ばされたい
275以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:25:53.89 ID:ahKdW74d0
保守
276以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:28:48.95 ID:/agg6pi/0
ho
277以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:29:36.82 ID:vLRqysMlO
落とさせは…しない!
278以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:30:04.34 ID:fmhttbaj0
テンプレより30分前なので最終告知
お題は>>32

------3周年&400スレ記念 ツンデレ短編SS祭開催!------
★投下
・17日(土)20:00〜22:00
・名無しで投下。新作のみ。
・【SS祭作品】お題:○○1/□、2/□、3/□(1/□、2/□、3/□は2レス以上に渡る作品の場合。□は総レス数)をレスの名前欄につけて投下。
・作品固有の題名はつけてもつけなくても可
・3レス以内に収める。2レスに渡るものは、2レス目の内容欄に1レス目へのアンカーをつける。3レスに渡るものは、更に3レス目の内容欄に1レス目、2レス目へのアンカーをつける
・一人当たりの作品投下数に制限はないが、複数のSSに連結を持たせるのは不可
・エロは無し。少年誌ラインで
★感想
・感想はSS書きさんたちのエネルギーの源なので、ガンガン書き込む。常にマジでこれ以上ないくらい書き込みまくる。SS投下時間中も、投票時間中もOK
★投票
・17日(土)22:00〜24:00 本スレにて投票
・【SS祭投票】をつけて、レス番を三つまで書いて投票。同じ作品に何票も入れるのは不可。2レス以上のものに投票する場合は、最終のレス番号に投票する
・投票を変更する場合は、【SS祭投票変更】と、前の投票レスにアンカーをつけ、再投票レスを書く
★集計について
・集計ボランティアがそれぞれ全ての投票を数え、まとめたものを避難所の祭りスレに貼る
・互いの集計結果をみて、数え間違いをなくし、最終結果をしたらば専用スレで確認。本スレに発表する
★1位の特典
・絵師さんたちにお願いする。どうかお願いします……!
・1位以外のSSにも、絵師さんたちの本能の赴くままに絵を描いていただく
・SSを対象とする絵は投票終了後からお願いします。祭り支援の絵はいつでも大歓迎!SS投下時間前からOKです
・同点1位SSが複数あった場合、その全てに素敵なプレゼント。決戦投票は無し
279以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:36:15.80 ID:9ZLQRmz50
保守甘いぞ、何やってんの!
280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:38:04.28 ID:rK17n/dG0
祭ように2つ書いたものの、20:00過ぎには家を出なければならん。

先陣を斬るしかないのか……
281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:44:46.43 ID:jliJ4ky8O
282以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:45:13.44 ID:DkTCK0dWO
283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:45:33.21 ID:rB07dY6XO
>>280
先陣は武人の誉れであるぞ
君のSSによって祭の火蓋が切って落とされるのだ
これ以上の名誉はないぞ
284以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:46:51.98 ID:6g3dsGfu0
>>280
よっ、特攻隊長。
285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:47:13.19 ID:fmhttbaj0
>>280
代理投下でもよければ
SS祭・作戦会議所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/21510/1116755823/
万が一祭中にスレが落ちた時の次スレ案内等もここで
286以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:47:12.82 ID:9ZLQRmz50
落とさせん、ワシがいる限り落とさせんぞぉぉ!
287以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:48:16.79 ID:K4hsS3BBO
結局、自炊って祭の作品として出していいの?
288以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:55:46.31 ID:/agg6pi/0
>>287
だめなんじゃないかと・・・
お題を設定した意味もなくなるし
289以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:55:51.35 ID:fmhttbaj0
祭りの前の静けさとはこのことか
>>287
投下してから考えようぜ
290以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:57:05.07 ID:sGkhGpPf0
>>287
つか、13個のお題に全く当てはまらない?
かなり広くカバー出来るはずなんだが……
291以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:57:05.19 ID:K4hsS3BBO
>>288
そうだな。じゃあ4分前に投下だぜ2レスいただきます

自炊・服を入れ替えてみた男とツンデレ
ツ「ひまねぇ…」
男「そうだな」
ツ「なんかないの?」
男「ねーな」
ツ「ちょっとアンタさっきからなんなのよ!!なんかやりたいこととかないの?」
男「じゃあピー(放送禁止用語)」
ツ「いやエロ抜きで」
男「じゃあさ、服全部取っ替えね?俺セーラー服着てみたい」
バコッ!!
ツ「何言ってんの、この変態(男の服男の服男のf(ry)」
男「グハァ…じゃあ、制服だけでいいからさ」
ツ「それだったら…むしろ全部取っ替えようよ」
男「な、なんだってー!?(冗談のつもりだったんだがwwなんという棚ぼたwwww)」
ツ「なにニヤニヤしてんのよッ!!取っ替えるんでしょ?さっさと脱ぎなさい!!」
男「うはwww逆レイプktkr」
ツ「何バカなこと言ってんのよ…」
男「そう言いつつ、楽しそうにしてるのは、どこの誰かな?」
ツ「べ、別に楽しそうになんてしてないわよ!!」
男「おっと、お前とは言ってないんだぜ?」
ツ「何よ、人の揚げ足取っちゃって。」

292以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:57:57.55 ID:K4hsS3BBO

10分後

男「やべぇwww俺美少女戦士wwwww」
ツ(遂に着ちゃった…//////)
男「どうだ、ツン?月に変わってwwww押尾りあむwwwwwww」
ツ(うはwww男の匂いがするぜwwwwww)
男「しかし、お前胸ちーせーなwww俺の胸筋でもキツいぜ、このブラジャーwwww」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ツ「死ね」
男「ごめんなさい」
ツ「わかった、許したげるよ」
男「あ な た が ネ 申 か」
ツ「この私の慈悲の心に感謝なさい」
男「ははー。お詫びにその胸を私が大きくしてみせましょう」
ツ「あ、あの…(////)」
男「なんだ?」
ツ「初めて…だから……優しくしてね?(////)」
男「うはwwwおkwwww」
ツ「アッー!!」

(省略されました。読みたければここをクリックしてください)
293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 19:58:02.36 ID:6g3dsGfu0
>>287
>>285のところだと、話し合った挙句駄目になってるみたい。
「○SS祭用のお題を10前後に絞り込む理由
・自分で挙げたお題で投下するのを抑制(書き溜めの抑制)
・お題を絞り込むことで、ある程度SS投下者の方向付けをしている」
294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:00:23.58 ID:+IH864W90
今から風呂行ってくる
295以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:00:32.03 ID:Z/OXYB+OO
祭りwKtk
296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:00:40.15 ID:fmhttbaj0
纏じゃああああああああああ
297以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:00:58.71 ID:rK17n/dG0
みなの衆、祭にござる! 祭にござる!!
某、シゴトと言う野暮極まりない理由にて先陣を務めさせて頂き申す!
火付け役なれば、例え此処に果てようとも、本望にござる!

※業務連絡
3レス×2で6レス貰います。
結果見るのは明日の朝だと思う。超楽しみにしてる。
運営・裏方・SS職人・絵師・住人・通りすがりなどなど、頑張れ。
暑い夜になることをお祈りしております。
298以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:01:23.13 ID:K4hsS3BBO
じゃあこのタイミングの投下でいいんだな。レスくれたみんなdクス!!


祭にwktkが止まらないんだぜwwwwwww
299以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:01:26.96 ID:/agg6pi/0
いったれ!
特攻隊長!
300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:01:30.55 ID:FnOlTz0x0
祭りktkr
301お題:ツンデレと新婚生活 1/3:2008/05/17(土) 20:01:43.33 ID:rK17n/dG0
 目が覚めると、タカシの顔が目の前にあった。
 結婚してから、毎朝のことだけど、やっぱり私は少し驚いてしまう。
 結婚して一番嬉しいのは、一日の最初に彼に『おはよう』と言えて、一日の最後に彼に『おやすみ』と言えること。
 けれど、それを素直に言える可愛げは、私にはない。
 私は朝食を作るために、そっとベッドを抜け出した。

「起きろ、バカ……」
 朝食を作り終えてもまだ寝ている彼の頬に、私は容赦のないビンタを当てた。
「おぅふっ!」
 変な声と共に飛び起きるタカシに、一瞥をくれて宣言する。
「私より……遅く起きてはいけない。私より……早く寝てはいけない」
「いや、休みの日くらい、カンベンして下さい。っていうか、ちなみはいつも俺より早いじゃん」
「当然」
 それだけ答えて、私は部屋を出る。
 今朝のメニューは、トーストにマーマレード。それに昨夜のオニオンスープの残りを付ける。
 ようやく着替えて出てきたタカシ。でも頭には寝癖がついたままだ。
「む、だらしない……そんな有様で、私の隣を歩こうとは……」
 背伸びをして、手櫛で髪の毛を梳いてやる。
「ん……」
 まだ寝惚けているのか、タカシは目を細めただけだった。私が同じことされたら、絶対照れちゃうのに。ちょっと
悔しい。
 恨めしいような、悔しいような気持ちでいると、突然額に暖かい物が触れた。
「っ……!」
 思わず飛びのくと、タカシが残念そうにこちらを見ている。
「ち、おでこまでだったか」
「……あ、朝からサカるな……変態」
 そういって何とか取り繕う。
「はぁ、顔洗ってこよう……」
 私の動揺には一切触れずに、タカシはそのまま洗面所へ向かう。
 その背中が視界から消えるのを待ってから、私はそっとおでこに手を当てた。
302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:01:48.06 ID:6g3dsGfu0
>>297
Let's go 特攻隊長!
303お題:ツンデレと新婚生活 2/3:2008/05/17(土) 20:02:40.68 ID:rK17n/dG0
>>301

 タカシの唇が触れた場所は、ほんの少し湿っているようだった。
 ――ずるい。
 いっそのこと、多少無理矢理にでも口にしてくれたら、まだ言い訳できたのに。
 おでこで止めるなんて、半端すぎる。
 微かな湿気を指先に押し付けると、そのまま自分の唇に当てる。

「それって、間接キス……なのか?」

「うひゃぅっ!!」
 洗面所からタカシが顔を覗かせていた。顔の下半分をシェービング・クリームで真っ白にしている。
 飛び上がって驚いた私を、ニヤついた顔で観察しながら、能天気に言い放つ。
「まったく、ちなみってば。そんなことせずとも、いつでもオッケーなのに」
「……うるさいっ」
 少し、語気が荒くなってしまったのは、やっぱり恥ずかしかったから。よりによって、あんなところ見られちゃう
なんて……。
「いい加減、結婚したら素直になるかなぁ、って思ったんだけどな」
「……お生憎様」
「ふむ、よしよし。それじゃ、クリームついたままキスして、そのまま『朝から一緒にお風呂でイチャイチャ』作戦
になだれこむとしようそうしよう」
「……その作戦、極秘のつもりなのかもだけど……セキュリティに問題あり。脳内ダダ漏れの変態と、結婚してしま
うとは……」
 己が身の上を嘆いていると、タカシは苦笑いして
「ごめんなぁ、でも、運のつきだと思って諦めて? 幸せにするからさ」
と惚けてみせる。
304お題:ツンデレと新婚生活 3/3:2008/05/17(土) 20:03:51.14 ID:rK17n/dG0
>>301 >>303

 私は、口をつくいつもの悪口を思いとどまる。
 休日の朝くらい、はね。アメとムチって言うし。さっき、おでこで止められた仕返しもしなくちゃ。
 口を開くと、今、真顔で言える最大限の台詞を秤にかける。
 うん、よし。
 以下、私の結論。

「まったく、タカシで幸せになれるのは……私くらいだ……困った、困った」
 
 タカシが満面の笑顔でこちらに寄ってくる。
 きっと、ぎゅってして、ちゅぅってしてくれる。
 ――あ、でも待って。クリームついたままだから。それでちゅぅはちょっと困るっていうか、さっきの作戦、まだ有
効なの? 今日はお出かけでしょ? 夏物の買い物の荷物もちなんて言ったの強がりって知ってるでしょ? ごめんな
さい謝るからデートしたいから、せめて顔を拭いてから――――!!

 ――でも、毎日、多分、きっと、幸せです。
「うはっ、白いので顔がベタベタのちなみん萌え〜〜!!」
 変態と一緒だけど。取りあえず殴っといた。


   おしまい
305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:05:22.13 ID:VZWLse2z0
祭りktkr
306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:05:33.19 ID:FnOlTz0x0
>>304
初陣早々GJwww


この調子で突撃だぁー!!!111!!!
307以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:06:05.00 ID:9t5OFBy10
祭りじゃ!祭りじゃああああああああ!
308お題:不機嫌なツンデレ 1/3:2008/05/17(土) 20:06:14.10 ID:rK17n/dG0
  [タイトル:新ジャンル『病弱ツンデレ』]
 今日もまた、私は自分に嘘をつく。
 いつも病院と家の往復で。見舞いに来ても笑顔一つ見せず、礼も言わず。言うこと一つ一つ棘のついた言葉
しか返せない。
 ついでに言えば、そんな生活のせいで体型も筋ばってて貧相だし、髪の毛も伸び放題で、いつもパジャマ姿。
 こんな面倒な女なんか、構わないで欲しいのに。
 明日明後日に死ぬような病気じゃない。けど、私の場合は免疫の異常だそうで、只の風でもそのリスクは格段に
跳ね上がる。だけど、暖かい日差しが差す穏やかな午後、のんびりとお茶を飲んでいると、『あれ? なんで私入
院してるんだっけ?』と思ってしまう。
 そんな昼下がり、彼はやってきた。
 いつものやりとり。私はタイクツそのものの不機嫌面を作り、彼の話をおざなりに否定しながら聞く。
「でさー。山田の奴が傑作だったんだよ」
「そうやって、人のことをダシにするのはよくないと思うけど」
「いやいや、面白かったんだって!」
「……くだらない」
 時々、訊ねたくなる。
『どうして、そんなに私のことを気にかけてくれるの?』
 だけど、それを口したら、私が必死に積み上げてきた壁が、崩れ去ってしまいそうだから、やっぱり言わない。
 気まずい沈黙の中、彼がぽつり、
「……今日は、いい天気だな」
と言った。私は、その台詞から無理矢理悪意を捏造する。
「私は外に出られないから。関係ないわ」
 途端に、眉をハの字にして、しまった、と情けない顔になる。
「いや、そ、そんなつもりじゃ……」
「もういい」
 プイ、と会話を打ち切り、窓の外へ顔を逸らす。しばらく、アタフタとした空気を背後に感じたけど、すぐに
ドアが開いて、それからまた閉まる音がした。
 この病室は四階にあり、正面玄関を見下ろせる場所だった。そこから肩を落とした背中が出てくるのと想像し、
そしてそれを見て訪れる罪悪感に耐えるため、息を詰める。
 私は私に嘘をつく。私は私を騙し続ける。私は私が死ぬまで、きっとこんな私のままなんだろう。
309以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:06:23.97 ID:dGcc+EDY0
>>304
新婚ちなみんカワイスwwwwwwwwwwwwww
310以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:06:27.73 ID:6g3dsGfu0
>>304
初っ端から上手いの書かれると後続が困るのですが。

GJ
311お題:不機嫌なツンデレ 2/3:2008/05/17(土) 20:07:01.89 ID:rK17n/dG0
>>308
 四階の高さから見上げる窓は、あまりにも遠い。私が健康なら、すぐに降りて追いかけられるのに。でも、
『恋』なんて同年代には当たり前な刺激でさえ、私の身体には強すぎる。

 彼を目の前にすると、死の恐怖が目の前に立ちふさがるようで。
 けれど、彼が居なくなると、今度は孤独が胸を突き破って溢れそうで。
 
 今の状況に、ほとほと嫌気がさしている自分がいて
 そして、どこかほっとしている自分もいて。
 
 なにもかもが、板ばさみ。
 私にできるのは、きっと、彼が明日も来てくれると、そう信じることだけ。
 でも。
 願わずに居られない。

 ――誰か、今すぐ彼を、連れてきて。

 そう願った刹那。
 ガチャ、と間の抜けた音を立てて、ドアが開いた。
 飛び上がるように驚いてそちらを見ると、彼がやっぱり驚いた顔でこっちを見ていた。
「な、ど、どうしたんだよ? 具合悪いのか!?」
 私の泣き顔を見て、今にも先生を呼びに行きかねないほど取り乱していた。私は乱暴にパジャマの袖で顔
を拭うと、必要以上の大声で叫ぶ。
「なっ、なんでもないっ!!」
「なんでもないって……そんな……」
「なんでもないったら、なんでもないの!! 何も知らないくせに、余計な詮索しないで!!」
 鋭い言葉に、彼はまたあの情けない顔になった。深呼吸三回で息を整えると、私は尋ねる。
「……どうして、戻ってきたの」
「ん、あぁ。ほら、これ」
 彼がドアの影から転がしてきたのは、空の車椅子だった。
312以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:07:14.58 ID:9ZLQRmz50
おk、出来に納得いかなかったが次は俺がいこう
携帯でな(pspは長文無理orz)
313以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:07:20.29 ID:Z/OXYB+OO
>>304

先陣GJ!
314以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:08:21.73 ID:/agg6pi/0
【SS祭作品】←これは付けるんだよね?
315お題:不機嫌なツンデレ 3/3:2008/05/17(土) 20:09:05.19 ID:rK17n/dG0
>>308 >>311
「天気いいしさ、散歩でも、っと思って……だめ、かな?」
「だめ……」
 『に決まってるでしょ、外出許可もないのに』と言うはずだった口は、私を騙し損ねてしまう。
「……ってわけじゃなくも、なくも、ない」
「ん? えっと、なくも、なくも……ない、だからえっと……」
 混乱しつつも、真面目腐って指を折りながら私の言葉を反芻する。その様子に、なぜか慌ててしまい、す
ぐに付け足した。
「だ、駄目じゃない。大丈夫」
 あれ? なんで私、こんなに、あっさり……。
 言ってから戸惑う私を余所に、彼は笑顔になってそそくさと車椅子をベッドの脇まで押してきた。
「よし、そんじゃ……よいしょっ!」
「えっ、ふゎっ! な、なにっ!?」
 彼はいきなり布団をはぐと、私の膝の裏に片腕を差し込み、もう片腕を背中に回した。そのくすぐったさ
に身を捩る間もなく、体が宙に浮く。
「ちょ、な、なにしてるの!?」
「悪い、介護的には間違ってるかもしれんが、我慢してくれ。つーか、軽いな、やっぱ」
 軽口をたたきながら、彼は私を車椅子まで運ぶ。
私は腕を反射的に彼の首に回していた。暖かくて、見た目よりも太い手触りに、心臓が跳ねるのを感じる。
私は、また私を騙せなかった。こんなこと、初めてだ。無断外出の後ろめたさのせいだろうか。
 いや、私は明らかにこの無断外出の提案を、楽しみにしている。
 そこで考えるのをやめにして、私は自分の体を出来るだけ彼に密着させるように、力を入れた。
「待てって、ほら、もう降ろすから……」
 彼は顔を真っ赤にしている。入院生活でガリガリでも、抱っこで彼を慌てさせるくらいの魅力はあるみたい。
 一旦それに安堵すると、現金なもので目の前の恐怖が全部、掻き消えてしまっていた。
 それに勇気付けられて、私は降ろされた車椅子からカーディガンと膝かけを出すように指図しながら、願う。
 いつか、こそこそじゃなくて、堂々と出かけられますように。
 そのときは、可愛いパジャマを買ってもらって、それから美容院にも付き合ってもらおう。
 そこまで考えて、『退院したのにパジャマをいつ見せるのか』という大問題に気付き、私はまた不機嫌を取り
繕って、赤面した顔を誤魔化すのだった。
316以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:10:17.68 ID:9ZLQRmz50
後続が死にたくなるほどGJ
317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:10:47.79 ID:VZWLse2z0
今日は保守しまくるwww
318以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:10:54.17 ID:9t5OFBy10
>>315
G☆J
319以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:10:56.58 ID:rK17n/dG0
おしまいです
みなのもの、ヤッチマイナー!

>>314
ヤッチマッター……orz
良いこのみんな、テンプレも読めない人間なっちゃだめだぞ!
つか、ごめんなさい、マジで。
320以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:11:10.95 ID:6g3dsGfu0
>>315
後続が投稿する気をなくすほどGJ

お出かけいってらっしゃい。
321以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:11:12.53 ID:dGcc+EDY0
>>315
GJ!!!!!

祭りじゃああああああ!
322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:11:16.45 ID:fmhttbaj0
いきなり萌え死んだww
これが二時間とかやべぇww
323以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:11:42.66 ID:sGkhGpPf0
>>304 >>315
ああ……華々しい幕開けだ。GJ!!


>>314
だね。でもまあ、今回は出来る限り無効は避けよう。
楽しむ事が第一だ
324以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:12:39.67 ID:/agg6pi/0
>>323
了解。
楽しむのが一番だなw
325以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:13:29.41 ID:4Q3OcIbEO
次の勇者はまだかぁぁぁぁぁ
326以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:14:19.98 ID:Z/OXYB+OO
どんどん行こう!
今宵は宴ぞ!!!
327お題 ツンデレとけんかしたら1/2:2008/05/17(土) 20:14:52.45 ID:i32As/XF0
ツンデレとけんかしたら1/2

「今まで我慢してきたけど、もう限界なんだよ!」

ついにいわれてしまった。私が今まで一番恐れていたこと。タカシとけんかすること。タカシに嫌われてしまうこと。
でもおもえば、必然的だったのかもしれない。これまで私は、散々ひどいことを言ってきた。

「大っ嫌い!」「ちかよらないで!」「最低!」

だから、これは罰なのかもしれない。ずっと素直になれなくて、ひどいことばかり言ってきた私への。

離れるべきなのかもしれない。タカシから。タカシのことを思えばそうするべきなのかもしれない。

けれど。

『ごめんなさい・・・・』

「え・・・?」

気がつけば、タカシと離れたくない、そんな一心でタカシに謝っている私がいた。
328【SS祭作品】お題: ツンデレが男に初めて恋を意識した瞬間 1/2:2008/05/17(土) 20:14:57.84 ID:sGkhGpPf0
「なあ、勝美ってさ」
『何だよ。人をジロジロ見やがって。キメーんだけど』
「いやその……いつからそんな、女の子らしい格好するようになったんだっけ?」
『はあ!?』
「俺の記憶だとさ。確かガキん時はさ。髪もショートカットで、いっつもズボンばっかだったじゃん。普段制服でスカートだったから気付かなかったけど……」
『う、うるせーな!! だからどうだってんだよ。テメーに言われる筋合いはねえっ!!』
 そう怒鳴りながら、あたしは苦々しい気分になった。
――ったく……全然覚えてねえのな。このアホ……

「なあ、勝美ってさー。女の子だよな?」
『ああ? んだよ。オレが女の子で悪いってのか?』
「ううん。だけど、何で男みたいな格好してんのかなーって」
『そんなのオレの勝手だろが。オメーにとやかく言われる筋合いはねーよ』
「そりゃそうだけどさー。でも、俺は勝美は絶対、女の子らしい格好の方が似合うと思うんだねよ」
『あ、あんなバカみたいにひらひらした格好とかできっかよ。動きづれーし、めんどくせーし』
「でも、ぜったい可愛いと思うぞ」
『てっ……テメッ……可愛いとかいうんじゃねーよ。殺すぞ!!』
「ちょっ……こえーな、全く…… まあ、とにかくそういうこったから。無理して男らしくしても似合わねーぞ。んじゃなっ!!」
『ふざけんなこのヤローッ!! ったく……女の子らしい格好なんて出来っかよ……可愛いとか、ねーし……』
329【SS祭作品】ツンデレに心を込めて言ってみたら1/2:2008/05/17(土) 20:15:02.99 ID:M0KU0X5Y0
「うーっす。ただいまーっと」
「――――」
「静ー?」
「――――」
「おーい?って、いるじゃないか」
「――――なに?」
「いや、おかえりなさい、は?」
「もったいない」
「は?」
「カロリーがもったいないわ」
「いやいやいや、家主が帰宅したんだからおかえりくらい言おうよ」
「お断り」
「まったくお前という奴は……ちゃんと留守番してくれたか?」
「もちろんよ」
「よしよし。なにもなかったならそれが一番、と」
「撫でないで。こんな家、泥棒に入る価値ないわ」
「ひでーな。仮にもちゃんとした一軒家だぞ。……相続だけどな」
「ふん」
「冷たいんだから……」
「あ…価値、あったわ」
「え?」
「わたしには価値があるもの」
「おい…」
「番犬が一番の価値」
「他は?」
「一文にもならない」
「静がいじめるよー」
「こんな無能なのはいらないから、誰かわたしを盗んでくれないかしら」
330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:15:17.36 ID:NSdAUH4W0
大量の投下でカオスになるのも祭の醍醐味なんだぜ?
割り込んでも知らん!!
だがあらかじめ謝る!!
すまんかった!
331【SS祭作品】お題:ツンデレと涙:2008/05/17(土) 20:15:30.91 ID:NSdAUH4W0
ち『…涙ちなみんです……ダイノジダイノジ……』
タ「せっかくの祭なのにちなみんか」
ち『デフォネが解禁されたので……』
タ「なるほど。で?ジッパー下ろせばいいのか?」
ち『…祭なので……エロは無し……』
タ「じゃあ何すんの」
ち『…ケツメイシは……便秘に効く……生薬……』
タ「ちょwwwよりハードにwwwww」
ち『だから……違うと言っている……バカ………?』
タ「うるへーw」
ち『…便秘薬……なので……つかえてるものを……出してもらう……』
タ「つっても便秘じゃねーしな…」
ち『…つっかえてるの……胸に……ある……でしょ……?』
タ「……あー、そーゆーこと。……ちなみ」
ち『……はい』
タ「愛してるよ」
ち『……私も……です(////)』
タ「ほんと素直じゃねーよなw」なでなで
ち『……うるさい(///////)』
332【SS祭作品】ツンデレに心を込めて言ってみたら2/2:2008/05/17(土) 20:15:35.29 ID:M0KU0X5Y0
「またまた心にもないことを」
「本心よ」
「ならば君の心変わりを誘発しよう!…これを見てもそんなことが言えますか?」
「?」
「じゃーん」

【婚姻届】

「…!」
「お、尻尾がびーん、て。びーん」
「脳がカビたのね。哀れ」
「そりゃないだろう。これ貰ってくるの恥ずかしかったんだからな」
「捨て身のギャグ、ご苦労様」
「…本心だっての」
「……!!」
「冗談で静にこんなもの見せるわけないだろ?」
「…本気?」
「だから本心だって」
「……!!!……呆れた。本気で犬と結婚しようだなんて」
「書類がちょーっとめんどくさくなるだけさ」
「ふうん。勝手にすれば」
「…お前を盗む相手は、俺じゃダメか?」
「キザな言い方は気色悪いだけよ。…わたしはしないから」
「っておい!」
「いつわたしが了承したの。勝手に関係を捏造しないで。わたしはそんな願望ないもの。飼い主と飼い人間の関係で十分。結婚なら隣の梓とでもすれば。レトリバーだから愛想よくて仲もいいじゃない。わたしは別にあなたとなんて「静」………………なに」
「結婚しよう」
「………………………………………………………幸せに、してね」
「おう!」
333【SS祭作品】お題: ツンデレが男に初めて恋を意識した瞬間 2/2:2008/05/17(土) 20:15:48.24 ID:sGkhGpPf0
>>328
――あの時から……少しずつ、女らしい事に興味が出始めてきて……いっつも、アイツの言葉が頭ん中にあって…… だってのに、コイツ、全然覚えてやがらねーし……
『そんな事言うんなら、昔みたいに男らしくすっか? 髪もショートに切って、ジーンズでさ』
「止めてくれ。まあ、ジーンズはそれはそれで似合うと思うけど、今の勝美ならそれはそれでオシャレに着こなせると思うし。けど、せっかくのロングヘアーは切ったらもったいなさ過ぎる」
『べっ……別にお前の為に伸ばしてる訳じゃねーし。だったら何であんな事言うんだよ』
「いや。いつから勝美に女の子らしさが芽生えたのかなって。中学ん時はほとんど遊ばなかったじゃん。で、高校になってまたこうして遊ぶようになったら、急に女の子っぽくなってたからさ」
――コイツ、やっぱり覚えてやがらねえ……
『知るかっ!! んなもんあたしの勝手だし、大体好きでお前とこうして一緒にいる訳じゃねーよ。お前が誘ったのがたまたま見たかった映画だったからで……』
「そうだな。たまたま、お茶が飲みたかったとか、たまたま、憂さ晴らしがしたかったとか、いっつもたまたまだよな」
『笑うなバカッ!!』
――こういう所には敏感なクセしやがって……ああ、もうムカツクッ!!
『言っとくけど、当然おごりだろうな? 女の子エスコートするんだから、それくらいの覚悟はしてるんだろ?』
「ちょ、待て待て待て。友達だろ? そりゃねーぞ?」
『うるせえこのバカ!! さっさと行くぞ!!』

――友達……か…… 全く、鈍感野郎が。あたしも、もうちょっと女らしくなったら、コイツも意識してくれんのかな。まあ、最終的にはいつもおごってくれるし、ちょっとはデートらしいことも今日はしてやるか……フン……


おしまい
334お題 ツンデレとけんかしたら2/2:2008/05/17(土) 20:15:52.65 ID:i32As/XF0
>>327続き

『ごめんなさい、タカシ・・・ひどいことばかりいってごめんなさい・・・グスッ』

「おまえ、泣いて・・・」

『離れたくない、嫌われたくないの・・・ヒクッ、ごめんなさいタカシ・・・謝るから、お願いだから、きらわないでぇ・・・・』

ぎゅっ

次の瞬間、私はタカシの胸の中にいた。

『タカシ・・・?』

「よかった。俺、お前に嫌われてると思ってた。お前に嫌われてると思ったら、我慢できなくて・・・」

『そんなことない、私はタカシのことが大好きだよぉ・・・グスッ』

「ああ、俺も大好きだ、かなみ」

『うぅ・・・ぐす・・・うわああああああ』

ようやく仲直りできて、素直になれて、気が緩んだ私は、そのままタカシの胸で泣き続けていた・・・・

おわり
335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:17:20.20 ID:M0KU0X5Y0
アンカー入れるの忘れたorz

>>329>>332ね。
336お題:ツンデレが男に初めて恋を意識した瞬間 1/2:2008/05/17(土) 20:17:47.22 ID:6LX/MAKYO
【SS祭作品】

私は―椎水かなみは今、暴漢に襲われていた。
買い物の帰り、いきなり夜道から飛び出して来た細身の男に組みふせられ、服をところどころ破られた。
私はもちろん抵抗したが細身とはいえ男、女である私が勝てるはずもなく服は剥ぎとられていく。
私は泣き叫んだ。
恥も外聞もなく助けを大声で呼んだ。
ここは人通りの少ない通り、人が通る可能性は低い、それでも叫んだ。

次の瞬間男の体は吹きとんでいた。
私はあっけにとられて男を吹き飛ばした原因を探し、すぐに見つけた。
タカシだ、幼なじみのいつもヘラヘラ笑っていて頼りない男。
そんなタカシが今激しい憤怒の表情を浮かべて私の隣に立っていた。
おそらく彼はその足で男の顔面を蹴り飛ばしたのだろう。
靴先に血がついていた。
何で? 私は助かったと安堵する前にそう思った。
いつも彼には必要以上に厳しい態度で接していた、彼は何も悪くないのに罵倒したりもした。
なのに何故私を助けたのか?

分からない
分からない
分からない

337以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:18:52.19 ID:fmhttbaj0
ラッシュktkr
338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:19:40.22 ID:/agg6pi/0
なんというgjラッシュ
339お題:ツンデレが男に初めて恋を意識した瞬間 2/2:2008/05/17(土) 20:19:47.26 ID:6LX/MAKYO
【SS祭作品】

タカシは私に大丈夫か? と聞き、私がうなずくと安堵の表情を浮かべ、電話をかけた、それから警察が来たりして色々聞かれたがあまり覚えていない。
気づいたら私は自分の部屋にいた。
暫くボーっとした後ふと気づく、タカシにお礼をしなきゃ。
あの状況から助けてもらったのだお礼はすべきだろう。
さて、どうしよう、いつも厳しく当たっている手前うまく礼をいえそうになかった。
それに何故だろう、彼のことを思うと胸がドキドキする。
もしかしてこれが恋なのかな?
うん、きっとそう。
もしかしたら今までタカシに厳しく当たっていたのは本当は好きだったからかもしれない。
その気持ちに今気づけただけで・・・
うん、決めた、私は明日から変わる、自分に素直になる。
なってみせる。

「好きだよ・・・タカシ・・・」
340以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:20:23.15 ID:4Yfyd5dc0
GJラッシュ
341以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:20:40.99 ID:4Yfyd5dc0
GJラッシュ
342以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:21:26.07 ID:dGcc+EDY0
このカオスぶり、素晴らしい
お前らもっとやれwwwwwww
343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:21:39.17 ID:9t5OFBy10
GJGJGJGJGJGJGJGJ
あれ・・・なんか多い・・・まあいいや
GJGJGJGJGJGJGJGJGJ・・・
344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:22:01.01 ID:qRbYXeyL0
祭りじゃああああああああああああ
345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:22:17.11 ID:9ZLQRmz50
安価入れ忘れてた
>>336
>>339
俺の後は気が楽なはず
346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:23:15.24 ID:+IH864W90
なんというGJラッシュwww 
こうなったらPSPの俺もちょっとがんばっちゃいますよ?
347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:23:54.38 ID:sGkhGpPf0
萌えカオスwwwwwwwww


名前欄に【SS祭り作品】お題:ツンデレと〜
みたいな感じで、2レス以上の場合は本文の一行目に安価な。
348以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:26:49.37 ID:i32As/XF0
忘れてたから一応

>>327 >>334

【SS祭り作品】お題:ツンデレとけんかしたら
349【SS祭り作品】お題:ツンデレのいる日常 1/2:2008/05/17(土) 20:27:03.31 ID:sGkhGpPf0
「ただいま〜。大人しくしてたか? ユウ」
『遅いです。何してたんですか一体。飲みに行ってたとか言ったら取り殺しますよ』
「怖い事言うなよ。仕事で遅くなるって今日は言ったろ? ほれ、飯買ってきたぞ」
『……また、スーパーのお惣菜ですか? たまにはもっと豪華なものが食べたいですけど』
「贅沢言うな。俺がいなきゃ食事一つ出来ないくせに」
『別に、食事出来なくても死ぬわけじゃないから別にいいです。ていうか、もう死んでますし』
「幽霊だもんな。しかし、幽霊のクセに腹は減るとはこれいかに」
『生前の記憶から、お腹が空いたような気分になるだけみたいです。自分でも良く分かりませんけど、前にタカシさんが出張の時に三日ばかり飲まず食わずで生きてましたから』
「生きてましたって……死んでるやん」
『無粋なツッコミしないでください!! タカシさんはさっさと着替えて食事の支度してくればいいんです』
「ったく……居候のクセに、態度でかいな〜」
『私だって、取り憑きたくてタカシさんにくっ付いている訳じゃないんですからねっ!!』
「はいはい」

「ほれ。飯だぞ」
『……お腹空いて……死にそうです……』
「だからもう死んでるって。ほれ、口開けろ」
『は、はい……』
「しかし、難儀な奴だな。俺を介してでないと物に触れられないんだから」
『私のせいじゃありません。タカシさんにしか触れないのは。私だって、出来る事なら自分で食事くらいしたいです』
「いいから。腹減ってんだろ。ほれ」
『あ、あーん……(////////////)』
「と、見せかけてぇ」
350【SS祭り作品】お題:ツンデレのいる日常 2/2:2008/05/17(土) 20:27:40.25 ID:sGkhGpPf0
>>349
 パクッ!!
『あーっ!! な、何自分で食べてんですかあっ!! し、信じられませんっ!! このこのっ!!』
「あいふぇふぇふぇふぇふぇ……わふぁっふぁふぁらふふぇふふぁ」
『……何言ってるんだか、さっぱりです。この鬼畜。人でなし。地獄に落ちろ』
「あー、いってえ…… 思いっきり両頬つねりやがって。しかも、幽霊に人でなしと言われるとは」
『タカシさんが悪いんですよっ!! 人をからかうから』
「悪い悪い。怒ったユウが可愛いから、つい意地悪しちゃうんだよ」
『可愛い……(/////////) そっ……そんな言葉に騙されませんからねっ!!』
「騙してねーよ。ホントの事だし」
『うっ……ううううう、嘘です嘘です。からかってるんですっ!! 可愛いなんて……ふにゃあ……(////////////)』
「思いっきりメロメロになってんじゃねーか。ほれ、今度はちゃんと食べさせてやるからな。あーん」
『あ、あーん……(////////)』
「どうだ? 美味いか?」
『……スーパーの食材に美味しいも何もありませんけど……まあまあです』
「確かに。ところでさー」
『何ですか?』
「俺たちって毎日毎食、間接キスしてるんだよな?」
『!!!!!(////////////////) そそそそそ、そんな事いいい、いちいち確認しにゃあでくださいっ!! っていうか、私専用の箸を買ってくれればそんな事にはならないのに、タカシさんが悪いんです!!』
「幽霊専用の箸なんて聞いた事ないし。ユウの反応が面白いからずっとこのままな」
『あううううう…… き……鬼畜です……』
『(生きていた時は考えられなかったなあ……タカシさんと二人っきりの日常なんて……出来れば……ずっと続くと……いいな……)』


おわり
351【SS祭り作品】お題:ツンデレと告白1/3:2008/05/17(土) 20:27:51.08 ID:9t5OFBy10
最高の告白を演出するデートスポット100選!本のタイトル部分にでかでかと文字が躍っていた。
それを真剣に見ている少女。名前は椎水かなみ。
『タカシに告白か・・・って何口に出してんのよ!バカバカ!』
かなみが自分の頭をぽかぽかと殴っていたちょうどその時―――
好きな女の子にプレゼントするならこれ!イチオシプレゼント集!と書かれた本。
それを真剣にめくっているのは別府タカシ。先ほどかなみが呟いていた名前。
「かなみの誕生日プレゼント、どうしようかな・・・ってなにこれ!185000円!?高い・・・」
「好 き な 女の子に買うのか。ふんふんなるほど。好 き な !だっておwww」
「おい山田。いい加減にしろよ・・・」タカシが顔を赤らめて言う。
「じゃあお前、かなみのこと好きじゃないのかお?」やる夫の顔だ・・・。
「そういう訳じゃないけど・・・」
『タカシ!』
「おっ!じゃあやる夫はこの辺で失礼するお!ブーーーーーン」空気を読んで山田は去っていった。
「か、かなみ!何だ?」タカシは先ほどまで読んでいた本を後ろ手に隠す。
『タカシ・・・旅行、行かない?』
「へえ、珍しいな。お前から提案か。」タカシが言うと、かなみの顔が一瞬で真っ赤になる。
『別に、他意はないわよ!でも、タカシがヒマそうにしているからどうかと思って!』
「そっか、サンキュ。その話、乗った!」タカシが親指をグッと立てる。
『分かればいいのよ。分かれば・・・』かなみは内心喜びながら、向こうへ走っていく。
「プレゼントに、旅行か・・・バイト増やさないとな・・・」一人残されたタカシは、ぽつりと呟いた。
352【SS祭作品】お題:ツンデレと雨 1/2:2008/05/17(土) 20:28:29.08 ID:6g3dsGfu0
「全く。ついてないわね」
空を見上げながら呟く。
ついさっきまで清々しいほどに晴れ渡っていた空はただいま鈍色の雲で覆われ、雲からは雨が滴っている。
天気予報を見逃したのが悪かったのかしら。
そう思いながらも昇降口の壁に寄りかかり、恐らく止まないであろう雨が止むのを待つことにした。
5,6分くらいたった頃だろうか。
ふと、誰もいないはずの校舎内から足音が聞こえてきた。
「なんだ、かなみか。こんなところで何やってるんだ?」
足音の主は同じクラスで幼馴染の別府タカシであった。
「何だとは失礼ね。雨宿りをしてるの」
他に何の用でこんなところに残っているのか。
「へぇ、なるほどな。けど、この雨当分止みそうにないぞ?」
心配しているのかからかっているのかわからない口調で尋ねてくる。
「…そうね。だけど他にどうしようもないでしょ?」
こちらとしては分かっていることなので、なんとも複雑な気分になる。
「なんなら傘入るか?1本しかないけど」
「もし下校中に誰かに見られたらどうすんのよ、バカ」
確かに嬉しい提案ではあるけれど、本当に見られたら明日から学校に行けなくなるかもしれない。
「え、別にいいんじゃん?」
「よくない!」
こいつは私のことを女として意識していないのだろうか。
こっちは男と意識しちゃって緊張するっていうのに。
「けど、いつまでもここにいるわけにはいかないだろ?」
「まぁね」
なおも雨は降り続いている。
むしろ雨脚は一層強くなったようだ。
「かなみは相合傘じゃなければいいんだな?」
突然タカシが意味不明なことを言ってきた。
ぽかんとしている私をよそに、タカシは言った。
「じゃあかなみだけ使え」
353【SS祭作品】お題:ツンデレと雨 2/2:2008/05/17(土) 20:29:16.17 ID:6g3dsGfu0
>>352

2人で話しながら帰る。
きっとそんなことは中学生…いや、もしかしたら小学生以来のことだろう。
小学生の頃はよく一緒に遊びながら帰ったものだった。
「ねぇ、寒くないの?」
分かりきったことだけれど、聞いてみた。
「いや、寒くて死にそうだ」
いま、私はタカシに傘を借りて差しながら歩いている。
つまりタカシは雨の中何も差さずに歩いているのだ。
「…やっぱり傘返すわ」
タカシに傘を差し出す。
「いや、いいって。今の冗談だし、今度はかなみが濡れるだろ?」
「元々あんたの傘なんだからあんたが使いなさいよ」
渋々と受け取るタカシ。
冷たい雨が私の上に降り注ぐ。
10メートルくらい歩いたころだっただろうか、不意にタカシが私の腕を引っ張った。
「何すんのよ!?」
途端に私に雨がかからなくなる。
「やっぱり駄目だ。かなみが風邪引いたら俺がかなみの母さんに合わせる顔がない」
「だからって相合傘にする必要はないでしょ!?」
タカシの腕を振り解こうとするが、全く解けない。
「かといってかなみに傘を渡して俺が風邪引くのも後味が悪いだろ?」
タカシはおそらく私のことを思って言ってくれているのだろう。
だから私は反論ができなかった。
「と、いうわけだ。おとなしく相合傘で我慢しろよな」
先ほどまでの態度と一変、笑いながら言ってきた。
「…そうね。別にタカシが風邪引こうが引きまいが私には関係ないけど、タカシに逆恨みされても嫌だからそうしていてあげるわ」
ということで結局相合傘で帰ることとなった。
相合傘をしている間中ずっと、近すぎて心臓が壊れそうなほどに鳴っていた。
354【SS祭り作品】お題:ツンデレと告白2/3:2008/05/17(土) 20:30:04.48 ID:9t5OFBy10
>>351
『来ました!北海道ーーーーー!』かなみが叫ぶ。
「あぁ・・・テンション高いなぁ・・・」連日のアルバイトで憔悴しきったタカシが顔を左へ向ける。
『な・・・なによ!もう!せっかくきたんだから楽しまないと損でしょ!』
テンションのギャップに若干戸惑うかなみ。そして恥ずかしくなったのか顔を下に向ける。
『そうよ・・・この旅行で私はタカシに・・・こ、こく、こく・・・』
「かなみさん?思ってることが口に出てますよ?」タカシがそう突っ込むと、
『・・・っ/////////////』かなみが言葉につまり、その代わりに顔がトマトのように赤くなった。
「それにしても・・・こく?国?刻?酷?穀?」タカシが真剣に考え込み、そして―――
『鈍すぎるわよ!ばかぁ!』―――ぶっ飛ばされた。

「痛てて・・・昼間の傷が・・・」なぜ殴られたかがいまだ分からないタカシと、
『むぅ・・・』ちょっと反省しているかなみ。
「まぁ、いいや。バスももうすぐ来るし・・・」そのバスというのは・・・
函館市街を出発し、函館山に登るバス。
『(ここでタカシに告白する・・・)』
「(ここでプレゼント渡すか・・・)」それぞれの想いを乗せて、バスは走る。
そして・・・しばらくしてバスは山頂に到着した。

「キレイだな・・・」あまりの夜景の綺麗さに、2人はしばししゃべることを忘れて、見入っていた。
その静寂を破って、タカシが言う。
「かなみ・・・」
355【SS祭作品】お題:男との些細な(ry)覚えているツンデレ1/3:2008/05/17(土) 20:30:55.33 ID:6g3dsGfu0
「へへっ…いいカラダしてんじゃねぇか。お嬢ちゃん」
いやらしい笑みを浮かべながら男らは私に詰め寄ってくる。
「放しなさいよっ…大体女1人相手に男3人掛かりってどういうことよ!!」
そんな精一杯の罵詈も彼らには通用しないようだ。
「へへへ…慌てんなよ。後でちゃんと気持ち良いことしてやるぜ」
焦りと不安がこみ上げてくる。
「こ、こんなことしてタダで済むと思ってるわけ!?」
自然と声が震えてしまう。
そんな時だった。
「女1人相手に男3人てのは随分ちっちぇ奴らだな」
不意に男らを挟んだ向こう側に幼馴染が現れた。
「あ?」
突然乱入してきた彼に当惑する男ら。
「つまり、お前らは消えろってことだ」
そう言いながら出口付近にいた男1人をぶん殴る。
あまりに突然のことだったので反応できなかったのだろう。
殴られた男は地面に倒れこむ。
その調子で残りの2人にも殴りかかるが、いかんせん、分が悪すぎた。
2対1では流石に勝てないらしく、幼馴染はぼこぼこにされてしまった。
それでも結構なダメージを与えたらしく、幼馴染を殴り終えると彼らは逃げていった。
「あいつらは?」
地面に仰向けになったまま尋ねるタカシ。
「行ったわ。それにしても何で助けに来たのよ?私ならあのままでも大丈夫だったのに」
「困ってる人を助けるのが人間ってもんだろ?」
結局やられているというのに笑みを浮かべながら言ってきた。
「バカ。結局負けてるじゃない」
「助けにきてやったのに酷いこと言うな、かなみは」
まだまだ言いたいことはあったが、敢えて言わないでおくことにした。
「ま、お礼を言っておくわ」
恥ずかしいけれど、そう呟く。
356【SS祭り作品】お題:ツンデレと告白3/3:2008/05/17(土) 20:31:07.09 ID:9t5OFBy10
>>351 >>354
『・・・何?』顔はすでに真っ赤だが、辺りが真っ暗なのでタカシは気づかない。
「はい!誕生日プレゼント!」タカシはペンダントをいきなりかなみの首にかけた。
『・・・』しかし、かなみは黙ったままだ。
「なんだ?どうした?もしかして気に入らなかったか?」タカシが心配そうに顔を覗き込む。
その時、タカシの顔に何か冷たいものがあたった。
『・・・その逆・・・嬉しい・・・のよ・・・』かなみは泣いていた。動揺するタカシをよそに、
『タカシ・・・今度は私の番』かなみは涙を拭いてタカシの目をみる。
「なんだ?俺の誕生日まだ先だぞ?」どこまでも鈍感なタカシ。
『私・・・は、あなたのことが・・・・・・好き』言った。
「・・・!」タカシは固まった。
『好き・・・大好き』続けてかなみが言う。
「そっか・・・安心した」
『・・・え?』ずっと緊張していたかなみが拍子抜けして言う。
「うん。俺も好きだ」
『それ、友達としてとかじゃないでしょうね・・・』あまりにもあっさりというので、かなみは疑う。
「違うよ、一人の女の子と・・・して、だ」流石にそこで恥ずかしくなったようだ。顔が赤くなる。
「大体、かなみみたいな可愛い奴がいるのに、好きにならない奴のほうが神経がおかしい」
『か、可愛い・・・//////・・・と、当然よっ!それに、まだ信用できないわ!』
「なんだよ・・・俺、信用無いな・・・」タカシががっくりとうなだれる。
『証拠を見せて!私が好きだって言う証拠を見せて・・・』語尾が小さくてよく聞き取れない。
「・・・」タカシが黙って目を閉じる。かなみも、それにならう。
―――そして、2人は静かに唇を重ねた。夜景の優しい光が、それを照らしていた。
357【SS祭作品】お題:男との些細な(ry)覚えているツンデレ2/3:2008/05/17(土) 20:31:37.66 ID:6g3dsGfu0
>>355

「珍しいな、かなみがお礼を言うなんて」
タカシの言い様に頭にきた。
それではまるで私が無礼な女みたいではないか。
「私だってお礼ぐらい言うわよ!」
そう言わせるのが目的だったのか、タカシは予想だにしないことを言ってきた。
「じゃあお礼として膝枕」
「は!?」
「かなみはちゃんと礼を尽くす人なんだろ?」
「…」
自分の言ったことだから反論できない。
「…今日だけ特別だからね。決めたわ、もう二度とタカシの助けなんか借りるもんですか!」
仕方なくタカシの頭を膝に載せる。
なんだか髪の毛がくすぐったい。
ふと、昔の出来事を思い出した。
いつのことだったか、私が犬に襲われていたときの話だ。
その時もまたタカシに助けられた。その時、
「これからずっと俺がかなみを守ってやる」
そう言われたのだ。
確か、その時自分は―――。
「…いい」
「え?」
タカシの呟きで現実に戻された。
「だから、かなみの膝気持ち良いなって」
反射的にぐーでタカシを殴ってしまった。
「いてっ」
「あ……」
「けが人になんてことするんだよ。でも、ま、いつものかなみと違ってなくてよかった」
むすっとした顔で言った後、笑ってそう言ってきた。
358【SS祭作品】お題:男との些細な(ry)覚えているツンデレ3/3:2008/05/17(土) 20:32:14.55 ID:6g3dsGfu0
>>355>>357

そんな言葉を掛けられたらなんとも返せない。
だから、私はさっき思い出したことを話すことにした。
「そういえば、あんたってば昔からそうよね」
突然語りだしてきた私に何も分からない様子のタカシ。
「昔から勝手に私を助けて、勝手にヒーロー気取って、あわよくば私をずっと守るだなんて言ってたでしょ?」
タカシもやっと思い出したようで。
「あぁ、そういやそんなこともあったっけ。…その気持ちはいまも変わらないぜ?」
自分の体温が上昇したのが分かった。
「ふん、そういうことは勝てるようになってから言いなさいよ」
こういうときでもやはり私は素直になれないようだ。
「そういえば、あの時かなみなんて返したか覚えてるか?」
その言葉にまた思い出してしまって恥ずかしさが更にこみ上げてきた。
「………五月蝿いわね。あんなの本気にしてるわけ?」
恥ずかしさを少しでも紛らわそうと、そんな言葉を発した。
「勿論。俺がちゃんとかなみを守り通すから、ちゃんとかなみも約束守ってくれよ?」
「ちゃんと守れたら、考えておいてあげるわ」
言ってから後悔した。
これほどまでの恥ずかしさはいままで一度も味わったことがない。
私はもう2度と言うもんか、と思いながらもその約束を再び胸に刻み込んだ。
将来約束どおり結婚することを想い描いて。
359以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:32:31.16 ID:l5R+iJHuO
GGすぎるww
360【SS祭作品】お題:ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら1/3:2008/05/17(土) 20:32:58.48 ID:6g3dsGfu0
「かなみ、のど渇いた」
太陽は燦々と輝き、気温は優に30度を超えている夏のことだった。
いま、俺とかなみは学校に生徒会の仕事をしに来ている。
勿論俺は生徒会なんかではないのだが、副会長であるかなみ直々の勅命のため、やむを得ず手伝いに来ているのだが…。
「自分が財布忘れたのが悪いんでしょ?私だってこの飲み物以外のお金がないからあげられないわ」
「けちかなみ」
駄目だ…まだ悪口はいえるものの、体力は明らか減ってきている。
「熱中症になったらお前の責任だぞ」
力がこもらなくても、目で一応睨んでみる。
「さっさと死んだ方がいいかもね、地球環境のためにも」
あっさりと返されてしまった。
仕方なしに窓を掛けてみるが、入ってくるのは熱風ばかりで逆効果だ。
「かなみぃ…」
「あぁ、もう五月蝿いわね!熱いのは私も一緒なの。何だったらトイレの水でも飲んで来れば?」
とうとうかなみにキレられてしまった。
しかもトイレの水を飲むという普段なら思いもよらない考えをいまの俺の脳は名案と捉えたようだ。
「そっか……そうだな。トイレの水があったか……」
「え?ちょっと!!」
おぼつかない足取りでトイレに向かうこととなった。
かなみが何か言っているが、いまの俺の耳には届かない。
あと数歩でトイレというところであっただろうか、不意に俺の視界が途絶えた。
遠くで誰かが読んでいる気がした。

ふと目を開けると、白い天井が目に入ってきた。
周りにはカーテンが引かれている。
どこかのベットの上で俺は寝ているらしい。
しかも、さきほどの暑さが嘘のように消えている。
エアコンでも入っているのだろうか。
だんだんと感覚が戻ってきた。
おそらくここは保健室だろう。
361【SS祭作品】お題:ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら2/3:2008/05/17(土) 20:33:32.40 ID:6g3dsGfu0
>>

感覚が戻ってくるにつれて、体に重いものが乗っかっているのに気付いた。
目をやると、そこにはかなみの姿があった。
寝息を立てているところから見ると、どうやら眠っているようだ。
静かに肩の部分が上下しているのが見える。
何かをしようにもかなみが体に乗っかっているので体を起こすことが出来ない。
仕方がないので寝ているかなみを眺めていることにした。
眺めていると、あることに気付いた
普段は幼馴染ということもあって気付かないが、ひょっとしたらかなみは美人なのかもしれない。
そんなことを考えていると、ふと呟きが聞こえた。
「うーん……タカシ…勝手に……死んだら許…から」
どうやら俺を心配しているようだ。
何だか急に微笑ましく見えて、かなみの頭を撫でてみた。
頭を撫でるのをやめてからどのくらい時間が経っただろうか、不意にかなみががばっと起きた。
その拍子に目が合う。
「…よう」
「えっ…あっ…あんた目覚ましたのね。全く、あたしに許可もなく倒るなんて…。どれだけ心配したと思ってんの!?」
おそらく喜んでくれている発言なのだと思う。
「悪かった。…でもかなみが飲み物飲ましてくれなかったからだぜ?」
そう言うと、かなみは黙り込んでしまった。
沈黙が2人の間に流れる。
唐突にかなみが口を開いた。
「まさかこうなるとは思わなかったの。次からはちゃんと飲ませるわ」
俺は苦笑いをすると、とある発想へと至った。
「じゃあ、いまのど渇いたんだけど?」
「えっ!?」
あまりに突然のことに驚くかなみ。
「だからいま、のど渇いて死にそうなんだって」
かなみは数分考えた挙句、自分がさっきまで飲んでいたポカリスウェットを持ち出してきた。
362【SS祭作品】お題:ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら3/3:2008/05/17(土) 20:35:02.57 ID:6g3dsGfu0
>>360>>361

「言ったそばからやるとは思わなかったわ…」
そう言いつつも俺にポカリスウェットを渡してくる。
いや俺としてもまさかすぐに渡してくるとは思わなかったのだが、まぁいい。
ポカリスウェットのふたを開け、これみよがしに中身を飲む。
本当はそこまでのどは渇いていなかったので、少しだけ飲むことにした。
「本当にありがとな。ほら、かなみものど渇いてるだろ」
ポカリスウェットをかなみに放り投げる。
おそらく、教室にいたときから少しも減ってなかったので何も飲まずに俺を看ていてくれたのだろう。
何も言わずに、口をへの字に曲げてからポカリスウェットを飲むかなみ。
その瞬間、俺はあることを口にした。
「そういやさ、俺が飲んでかなみが飲んだわけだから、間接キスだよな」
これが俺がさっき思いついたことである。
次の瞬間、ポカリスウェットのペットボトルが俺目掛けて飛んできた。
「何ふざけたこと言ってるのよ!?人がせっかく心配してたのに!」
どうやら俺はやりすぎてしまったらしい。
かなみは涙ぐんでいる。
「悪い。やりすぎた…。そうだよな、かなみは俺を心配してくれたんだもんな」
気がつけば俺は土下座をしていた。
再び沈黙が訪れる。
先に口を開いたのはかなみだった。
「…ははは…引っかかったわね。冗談に決まってるでしょ?誰があんたのことを心配するもんですか」
俺は数分間状況が分からず呆然としていたが、やがて理解し、
「だよな。かなみが俺を心配するはずがないよな。でもま、間接キスは本当だろ?」
と言い返した。
無論、かなみが赤面したのは言うまでもない。
その後、再び作業に取り掛かり、仕事を終えることが出来た。
間接キスのせいで俺は変態扱いされるようになったが、まぁいづれ何とかなるだろう。
だって、かなみはいまじゃ俺の恋人なのだから。
363以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:37:22.51 ID:dGcc+EDY0
お前らにいちいちGJしたいんだが
ちょっと保存に忙しくてな…
364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:39:09.76 ID:4Yfyd5dc0
じゃあおれが代わりに。
お前らGJ、マジでGJ
365【SS祭り作品】お題:ツンデレと告白3/3:2008/05/17(土) 20:40:15.06 ID:9t5OFBy10
俺以外でSS書いた人G☆J
お前らマジで文才あるぜ。俺も精進するわ・・・
366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:42:35.45 ID:sGkhGpPf0
>>365
志村ー!! 名前!! 名前!!


いや、でもこんなに読むのに忙しいのも久し振りだなwwwwwww
投票で絞り込まなきゃならんのが辛いくらいだ
367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:43:33.14 ID:bEz/ncXx0
皆GJと言わざるを得ない
投下タイミングが難しいな
368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:44:16.48 ID:+IH864W90
語彙が少なくてGJというしかない自分が悔しいぜ
みんなGJ
369以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:44:26.63 ID:dGcc+EDY0
>>367
カオスになるのが前提だからタイミングなんか考えなくてよくね?
さあ、カモン!!
370以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:45:42.35 ID:6g3dsGfu0
もっと沢山書いて精進しないと。

兎にも角にも、自分以外の職人さんGJ!!
371以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:46:04.30 ID:9t5OFBy10
>>366
オオウッ!シット!
・・・すみませんすみませんちょっとかなみに殴られてきます・・・
372【SS祭作品】ツンデレが男に初めて恋を意識した瞬間 (1/3):2008/05/17(土) 20:47:17.71 ID:eq6UgIjA0
高校生活が始まって2ヶ月近く経っても、俺は相変わらず周りの奴と馴染めないでいた。
昔から女なのに男言葉を話すのに加えて人当たりも悪いから、誰も俺の周りには寄りつかない。
普通なら淋しく感じるかもしれないが、俺にとっては当たり前のことだったので、別に気にしていなかった。
そんな俺は屋上にいることが多かった。
人が多いのが嫌なのもあったが、実は屋上からの眺めが気に入っていたのが大きな理由だった。
だから俺は入学して間もない頃から、休み時間には屋上に行くことが多かった。
そんなある日、俺がいつものように屋上から景色を眺めていると………

?「へぇ〜。ここに人がいるなんて珍しいな。」
勝『ッッッ!!!』
?「ん?どうかしたか?」
勝『て、てめぇ、いきなり声かけんじゃねぇよ!』
?「あぁ、驚かせちまったか。悪い悪い。」
勝『べ、別にビビったわけじゃねえけどよ、でもお前いきなり馴れ馴れしくしてんじゃねえよ!』
?「あぁ、なるほど。それは確かにそうだな。初対面なんだからまずは自己紹介か。」
勝『だから、それが馴れ馴れしいって言ってんだよ!』
?「分かった分かったw」
勝『だから笑ってんじゃねえ!』
?「じゃあ、改めて自己紹介するぜ。俺は1-Aの別府タカシ。」
勝『1-A?ちょっと待てよ。俺も1年だけどお前なんか見たことないぜ。』
タ「あぁ。実はな、去年は入学早々休学して留年しちまったんだ。だからまだ1年ってわけだw」
勝『留年って………一体何したんだよ。』
タ「別にやましいことはしてないぜ。ただ交通事故で入院しちまってさ、それが長引いたんだよ。」
勝『そっか…。悪いこと聞いちまったな。』
タ「お?何だ、気を使ってくれるのか?」
勝『べ、別にそんなんじゃねーよ。ただ、その、何となく悪ぃかなって……』
タ「そっか。で?」
勝『あ?』
タ「そっちの自己紹介がまだだろ?」
勝『自己紹介って、そんなの別にいいだろ。』
「ご馳走様でした。兄さんが涙目になりながら全力全開で作った料理は今日もおいしかったです」
 そう言って、かなみは空っぽの食器の前でいつものようにぽん、と両手を合わせた。
 心がこもっていない、と俺、別府タカシは考える。この微妙な毒舌はどうでもいい……と言えば語弊があるが、もう慣れた。問題はそこではない。
 今日は俺と、俺の義理の妹であるかなみにとって、大切な日なのだ。
「お前さぁ……もうちょい心の込もった言い方できないの?」
「……インフィニティおいしかったです」
「なんだそれ」
「エターナルおいしかったです」
「意味が分からん」
「おいしさ永久無限大でした」
「和訳か……ったく。忘れたのか?」
「何がです? 兄さんこそ意味が分かりません。頭のイカれ具合がアクセレートしてますね」
「本当に、忘れたのか?」
374以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:47:39.89 ID:r0qlOIB5O
皆さん乙&GJ
375【SS祭作品】ツンデレが男に初めて恋を意識した瞬間 (2/3):2008/05/17(土) 20:48:01.18 ID:eq6UgIjA0
>>372
タ「そんなこと言うなよ。せっかくだから教えてくれよ。」
勝『うっせーな。しつこい男は嫌われんぞ。』
タ「確かにな。でも教えてくれ。」
勝『だ、だから、そんなんだと嫌われるぞ。』
タ「嫌われるのはゴメンだけど、このままサヨナラってのもゴメンだな。」
勝『何だよそれ。』
タ「う〜ん………。さっきさ、留年したって言ったろ?」
勝『ああ。』
タ「実はさ、昔から友達作るのが下手でさ、それで去年は頑張って友達作ろう!って思った矢先に入院で…」
勝『………』
タ「それでさ、今日初めて新しいクラスに行ってみたんだけど、何か馴染めなくってさ……」
勝『……………』
タ「この時期になるともうグループができてるみたいでさ、みんな休み時間になると固まちゃってねぇ………」
勝『…………』
タ「気分転換にここに来たらきみがいたからさ、思い切って馴れ馴れしくしてみたんだけど、逆効果だったかなw」
勝『………ったく。何を言うかと思ったら、お前って案外お喋り野郎なんだな。』
タ「ハハ。俺もさ、こんなに自分がお喋りだなんて知らなかったよw」
勝『……………姫元勝美』
タ「え?」
勝『だから、名前だよ名前!お前がしつこいから言ってやったんだよ!』
タ「姫元…………ププッ」
勝『あっ!てめぇ笑いやがったな!!!』
タ「いや、悪い。けどさ、そんな言葉遣いなのに、姫って………プププ」
勝『頭きた!てめぇ一発殴らせろ!!!』
タ「うわっ!それは勘弁だwww言われなくてもスタコラサッサだぜいwww」
勝『まてーーーこのやろーーーー!!!!!』

この日を境に、俺の高校生活は大きく変わっていくこととなった。
最初はふざけた奴だと思っていたが、こんなやり取りをしていくうちにタカシとの距離は自然と縮まっていった。
>>373
 自分で言うのも何だが俺は珍しく、本気になって彼女を問い質していた。
「だから、何のことです?」
 はぁ、と俺は大きく溜め息をつく。どうやらコイツ、本当に忘れているらしい。
 口ではあれこれと言っていても、心の底には正反対の感情を隠している……そんなヤツだと思っていたのに。心に心が返らない。
 そっぽを向いたかなみの眼を見ることもなく食器を片付けようとした、その時。
 かなみの手が、俺の袖口を掴んでいた。


「……どした、かなみ?」
「一回しか言いませんよ?」
 何故か俯き、頬を紅に染めながら、かなみはおずおずと口を開いた。
「ホントなら赤の他人の私に本物の妹みたいに接してくれて、いつも優しくて、料理も上手で、私のこと大切に思ってくれて……三年間、ずっと」
 忘れてなかった。忘れてなどいなかった。疑ってしまった自分が恥ずかしい程一途に大切に、コイツは覚えていてくれた。
「私、別府の子になれてよかったです。ありがとう、私の……」
 今日は両親を事故で失ったかなみが親の伝手でウチに来て、三周年の記念日なのだ。
「私の……」
 消え入るような声で、小さく呟いたその言葉を、俺は聞こえなかった振りをした。
「……大好きな兄さん」
377以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:48:35.05 ID:9ZLQRmz50
2828が止まらないZE☆
378以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:49:03.19 ID:FnOlTz0x0
お祭り最高!!!
みんなGJなんだぜ
379以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:49:35.20 ID:6g3dsGfu0
これって、追加とかありなのかな?

祭中に執筆とか。
380【SS祭作品】ツンデレが男に初めて恋を意識した瞬間 (3/3):2008/05/17(土) 20:50:22.22 ID:eq6UgIjA0
>>372>>375
そんなある日、タカシの申し出で一緒に下校することになった。

タ「なぁ、海見に行かないか?」
勝『海ぃ?まだ入れる時期じゃないだろ。』
タ「だから見に行くだけだって。海岸で眺めるだけでも結構いいもんだぜ。」
勝『まぁ、お前がどうしてもっていうなら行ってやってもいいぜ。』
タ「よし、決まりだ!それじゃ行こうぜ!」(ギュッ)
勝『あっ!!!(///)』
タ「ん?どうした?」
勝『てててて、てめぇ!いきなり人の手掴んでんじゃねぇよ!!!!』
タ「ん?何かマズイことでもあるのか?」
勝『こ、こ、こんなとこ見られて噂になったらどうすんだ!!!』
タ「あぁ、確かにそれもそうだな。悪い、それは俺が悪かった。」(パッ)
勝『あ…』
タ「じゃ、改めて行こうぜ。モタモタしてると日が暮れるからな。」
勝『………あ、わ、分かった。』

この後、俺とタカシは海に行ったけど俺はそれどころじゃなかった。
タカシに手を取られた瞬間から胸の鼓動が全然収まらなかった。
むしろタカシが近づくとその鼓動が更に速まって、気がおかしくなりそうだった。
俺は『早くタカシと別れて楽になりたい』と思い、タカシに用事があるのを忘れてたと嘘をついてその場を離れた。
けど、いざタカシと別れると、どうしようもない虚しさに襲われた。
自分でもその理由がわからなくて戸惑ったけど、不意にある少女マンガのワンシーンを思い出した。
そこで俺は急いで家に帰って、マンガのヒロインと同じように母親に質問をしてみた。
すると、俺の母親もヒロインの母親と全く同じ答えを返してきた。

《それはね、あなたがその男の子のことを好きだからよ》

まさか自分が恋をするなんて思ったことも無かったけど、でもタカシとなら、まぁ………悪くないかもな(//////)
381以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:50:34.64 ID:91pg4L9Y0
祭始まってからネタ思いついて涙目で書いてる俺が通りますよ
382【SS祭り作品】お題:ツンデレと隠し事 1/2:2008/05/17(土) 20:50:59.39 ID:sGkhGpPf0
『……ねぇ……タカシ……』
「何だ?」
『何か……最近……やたらと、私に……付き纏ってない?』
「俺がちなみの傍にいたいのはいつもの事だぜ」
『くっ……臭いセリフでごまかさないで…… 前は……こんな風に……お昼休みとかは……来なかったじゃない』
「ちなみが嫌がってたからな」
『今だって……嫌だよ? うっとうしいし……』
「嫌でも我慢しろ。お前の為なんだし」
『……私の……為……? 意味が……分からない……』
「お前さ。俺らに何か隠し事してるだろ?」
『――っ!? べ……別に何も……タカシに隠すような事なんて……無いし……』
「ウソ付け。今、一瞬動揺したし」
『してないもの……勝手に……人の気持ちを……想像しないで……』
「お前が素直じゃないなら、俺が言うしかないけど、いいか?」
『……どうぞ。言いたければ……勝手に……言えば?』
「お前……イジメ、受けてんだって?」
『っ………… そんな事……ない。誰から……聞いたの?』
「友子からだ。お前がクラスの女子にイジメ受けてるから守ってやってくれって頼まれた」
『……友ちゃん……余計な事を……』
「余計な事って言うからには、本当なんだな? どうして今まで誰にも相談しなかったんだよ」
『……変に騒いで……事を大きくしたくなかったし……それに、イジメっていうか……ちょっとした嫌がらせだもの…… 平気な顔してれば……いずれ飽きるし……』
「どうしてそうやって嘘付くかな。教科書やノートに落書きされたり、中傷メールを山のように送り付けられたり、聞こえるように悪口を言われたり、
突き飛ばされたり転ばされたりもしたらしいじゃねーか」
『…………詳しいんだ……』
「何せ、あの友子からの情報だからな。ちなみがそんな事されて、黙って見てられると思うか?」
383以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:51:04.19 ID:fmhttbaj0
>>379
どんどん書くんだ
384【SS祭り作品】お題:ツンデレと隠し事 2/2:2008/05/17(土) 20:51:39.33 ID:sGkhGpPf0
>>382
『……止めてよ、そんな……まさか、仕返しとか……しないでよ…… そっちの方が却って迷惑だから……』
「ああ。友子にもそう言われた。俺が動くと事を荒立てるだけだから、苛めた女子を大人しくするのは自分に任せろって。だから俺は誰がちなみをいじめたのかは知らない。
けど、守ることくらいは……出来るから」
『大げさすぎるよ…… そ、それに……その……こんな風に傍にいられるのは……やっぱりその……鬱陶しいし……』
「我慢してくれ。全部がちなみの為って訳じゃない。もう、これ以上ちなみがそんな酷い事されるなんて、耐えられないからさ。だから、頼む。俺の好きにさせてくれ」
『(タカシ……そこまで……私の事を…… 私なんて、つまらなくて、魅力も無い上に、言葉遣いも態度も最悪な女の子なのに……)』
『……わ、わかった……』
「え?」
『……タカシの……気の済むように……すればいいから……』
「良かった。そう言ってくれて、本当に助かる」
『その代わり……お礼は……言わないよ?』
「ああ。何気にちなみの傍にこうしていられるってのは役得だしな。それだけで十分だぜ」
『……何言ってるの……バカ……』
『(ありがとう……タカシ……凄く……凄く、嬉しいよ……)』


友『さあってと。見てなさいよあいつら。ちなみをいじめた報いはキッチリと取ってもらうんだからね』
山「友ちゃん……その、あまりやり過ぎは……」
友『何言ってんのよ。生半可な復讐じゃ手ぬるいわ。あいつら、大恥をかかせて、二度とちなみの前に姿を現せなくしてやる。この友子を敵に回したのを不運と思うのね。フハハハハハハ』
山「うわぁ……すっかり悪役の顔だ……」
友『何か言った?』
山「いえ。何でもないです、はい」
友『全く……人がいなくて助手に任命してあげてるんだから、足引っ張ったら承知しないからね』
山「トホホ……」

 その数週間後に、何人かの女子生徒が退学したとかなんとか。
385【SS祭作品】お題:ツンデレに心を込めて言ってみたら1/2:2008/05/17(土) 20:52:20.70 ID:/agg6pi/0
「なぁ、かなみ」
『なによ?』
とある日の帰り道、俺はかなみと二人で並んで歩く。少しぶっきらぼうな返事だがいつものことだ。
付き合いだして、約一年・・・色々なことがあった。
一緒に買い物したり、海に遊びに行ったり、クリスマスを過ごしたり・・・。時にはケンカだってした。
たくさんの出来事が俺の胸に最高の思い出として残っている。
だから、そんな最高の思い出をくれたかなみに俺は感謝してる。
「いきなりだけどさ・・・・・・いつもありがとな」
『・・・な、なに、本当にいきなりね』
「いやさ・・・今まで、お前と過ごしてきての俺の気持ち」
『変な冗談はやめてよね』
「冗談じゃねぇって。お前といればいつも笑顔でいられたし、いつも元気になれた。いつもぬくもりを感じることが出来た・・・ありがとう」
俺は今までの感謝の気持ちをかなみに伝えた。これ以上ないくらい心を込めて。
だが、そんな中かなみは何故か下を向いている。
『なんでありがとうなんて言うのよ・・・』
「なんでって・・・」
『私はなんにもしてあげらんない上にひどいこと言っちゃうし、タカシを殴っちゃりするし・・・。それなのに、笑って許してくれる・・・。私の立場がないじゃない・・・』
386【SS祭作品】お題:ツンデレに心を込めて言ってみたら2/2:2008/05/17(土) 20:53:36.60 ID:/agg6pi/0
>>385
『私だって・・・タカシに・・・タカシに・・・』
かなみが、すっ、と顔あげた。その目には涙が溜まっている。
『ありがとうって言いたいわよ!』
「かなみ・・・」
かなみの言葉が響き渡る。少しだけ時間が止まったかのように感じた。
『で、でも・・・一回だけしか言わないんだから・・・』
「うん・・・」
『特別だからね?』
「うん・・・」
『その・・・いつも・・・・・・ありがとう』
その瞬間、俺はかなみを抱きしめた。強く強く抱きしめた。どこにも行くなと言わんばかりに。
「かなみ・・・これからも一緒にいてくれよな?」
かなみのからだの温度が伝わってくる。
『ふん・・・当たり前じゃない』

俺はかなみの頬にキスをした。頬が夕焼け色に染まる。

明日も多分晴れだろう。
387以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:55:20.93 ID:dGcc+EDY0
やばいwww2828がとまらなくなってきたwwwww
お前らもっとやれwww
388【SS祭り作品】お題:男との些細な(ry)覚えているツンデレ:2008/05/17(土) 20:58:02.73 ID:91pg4L9Y0
『私との約束に遅刻してくるなんていい度胸ね』
「約束じゃなくて、かなみが無理矢理、痛っ!」
『いちいち口答えしないの』
「すまん、寝坊した。今度から気をつけ、痛っ!二度もぶった!」
『あんたの今度って何時くるわけ?いつも口だけじゃない』
「口だけって」
『いっつも調子のいい事いっていっつも尻切れトンボ。やっぱり口だけじゃない』
「いや、頑張ってはいるんですよ」
『はいはい、言い訳はいいから』
「けど、そんなに調子のいいことばかり言ってたっけ?」
『言ってたわよ。幼稚園の時大きくなったら私と結婚するんだー、とか』
「おいおい、なんでそんなこと覚えてるんだよ」
『当たり前じゃない、こんな大事な事忘れてる訳ないでしょ』
「え、大事なの?」
『…! あた、当たり前でしょ?あんたをからかうネタになるなんだから!』
389以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:58:59.68 ID:zHCK9g3w0
胸がキュンキュンしてぶっ壊れそうだwwwwwwwwwww
390以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 20:59:42.71 ID:OCXEKz1eO
70からいるが、やはり祭は良いな
盛り上げて、久々に1000まで持ってこうぜ、同士よ
391以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:00:46.81 ID:9ZLQRmz50
萌え死ぬwww
392以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:01:29.46 ID:VrvCPGsb0
祭りの破壊力やべえwwwww
393【SS祭作品】お題:不機嫌なツンデレ1/2:2008/05/17(土) 21:02:07.92 ID:L7/sznloO
「おはよー、いいんちょ!」
『……タカシ君のバカ……』
「なんだよいきなり?」
『「いいんちょ」って呼ばないでと前から言ってるじゃありませんか……』
「別にいいじゃないか、それくらい」
『良くないです!』
「そう言われてもなぁ……あ、そうだ!」
『……名前で呼ぶのは駄目ですよ?』
「どうして? 良いじゃないか」
『だ、だって、恋人みたいじゃないですか!』
「そうか?」
『ですよ! 私がタカシ君を名前で呼んでいるのに、タカシ君まで私を名前で呼んだら恋人同士みたいに見えませんか?』
「うん、確かに言われてみれば、そうかもしれないけど……」
『そうですよ! だいいち、私とタカシ君は委員長と副委員長の関係なのに、そ、そんな目で周りから見られたら、わ、私……(////)』
「うーん、何となくわかったよ、今度から気をつけるからさ、機嫌直して……」
394【SS祭作品】お題:不機嫌なツンデレ2/2:2008/05/17(土) 21:05:49.10 ID:L7/sznloO
>>393
『……やーです』
「えっ……」
『ちゃんと私に副委員長として忠誠を誓わなきゃ、やーです……』
スッ……
『この手に誓いのしるしとしてキスして下さい……(////)』
「い、今ここでか?」
『ここでなきゃ駄目です!』
「じゃあ、するよ……」
ちゅっ……
『(あぁ、とても幸せです……)』


先「あの〜、ホームルーム……」
友「見守りましょう、大谷先生……(炊きつけておいたけど、ここまで上手くいくとはwww)」
先「何やってるんですか?友田さん」
友「ただの記念撮影です。気にしないでください」
395以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:06:43.35 ID:VZWLse2z0
GJすぎるwww
396【SS祭作品】お題:ツンデレと涙 1/2:2008/05/17(土) 21:08:42.34 ID:sGkhGpPf0
 ヒュ〜〜〜〜〜〜…………ドーン!!
『あ……花火の音…… 祭り……始まったんだ……』
 ドーン…… ドーン……
『ゲホッ!! ゲホゲホッ!!』
『(行きたかったなあ……お祭り…… タカシと一緒に……わたあめやりんご飴食べたり……射的やったり……金魚掬いしたり……二人っきりで……肩を並べて、花火見たり……)』
『何で……こんな日に限って……風邪なんて引いちゃったんだろ……バカみたい』
 ガラガラ……
『(今頃タカシは……友ちゃんや山田君や……渡辺さんなんかと……楽しくやってんだろうな……)』
『寝よ……夜風に当たってたら……風邪……こじらせちゃうし……』

 コンコン……
『……誰? お母さん……?』
「よお、ちなみ」
『……タカシ? 何で……お祭りは……?』
「見ての通り。ちなみの為にいろいろと買ってきてやったぜ。わたあめ、りんご飴に焼きとうもろこし。串焼きとかたこ焼きもあるぜ」
『……バカ? わたしは……病人よ? そんなにたくさん……食べられるわけ……ないし……』
「俺のも含まれてるし。つか、食えなくなったら残りは俺が食うからさ。祭りにいけないちなみに、せめて雰囲気だけでもって思って」
『……大きなお世話……大体、タカシは……いいの? せっかくのお祭り……楽しみにしてたのに……』
「ちなみがいないんじゃなあ。ちなみと二人でこう、肩を寄せ合って花火見るのが楽しみだったのに」
『なっ…………(////////////) 冗談言うな…… タカシと二人でなんて……気持ち悪い……』
「そんな事言ってるけどさ。顔、赤いぜ?」
『こっ……これは…… タカシの、あまりのアホさ加減に……呆れて、熱が出てきただけ……』
397【SS祭作品】ツンデレとケンカ1/3:2008/05/17(土) 21:09:32.37 ID:H7xK8kNV0
「おーい、いいんちょ。いいんちょの課題回収してこいって言われたんだが」
「あ、ごめんなさい、今…って、いいんちょって呼ばないでくださいってば!」
「えー?だってなぁ、メガネ、三つ編み、敬語…と、どこを見てもいいんちょじゃないか」
「そ、そういうことではないですよう…」
「ああそうか、いいんちょ成績悪いもんな。いやスマンスマン。これじゃあいいんちょ失格だよな」
「勝手にカテゴライズされて勝手に除外されました!?」
「まま、そういう訳だから、いいんちょはいいんちょじゃなくなっちゃった。ゴメン」
「謝るポイントが違いますよ!」
「……?」
「不思議な顔しないでくださいっ」
「そうは言うがな、いいんちょ」
「そもそも、そのいいんちょと言うのが!です!」
「いいんちょはいいんちょにはちょっと足りないけどいいんちょだろ?」
「いいんちょいいんちょ連呼しないでください!そもそも!」
「大事なことなので2回言ったのか。一回でも俺は判るから大丈夫だぞ」
「バカにされてます…誰がどう見てもバカにされてます…」
「だっていいんちょバカじゃん」
「はっきり言わないでえ!う〜〜…なんでメガネしなくちゃならないほど勉強してるのに、こんなに成績悪いのお…」
「いいんちょがバカだからだろ」
「またバカって言いいましたね!?っていうかそもそも」
「3回言いました」
「うるさいですっ!そもそも!私は委員長じゃないし、委員長は貴方でしょう!」
「…………………ふむん」
「よ、ようやく理解してもらえたようですね。いいんちょ一安心……って、私は委員長じゃないんだってば〜」
「いいんちょ、委員長じゃなくて、いいんちょ、だぞ☆」
「私はいいんちょでも委員長でもありませんってば!無表情で可愛い言い方しないでくださいっ。きもっ。きんもーっですっ」
「いいんちょのセリフもどうかと思うが」
「だからいいんちょと…ええい、もうそこはいいです。今後一切スルーですっ」
398【SS祭作品】お題:ツンデレと涙 2/2:2008/05/17(土) 21:09:34.24 ID:sGkhGpPf0
>>396
「ちぇっ。とにかくさ。いろいろ買って来たんだし、食べようぜ。花火、この部屋からでも少しは見えるだろ? ほら。ちなみの大好物のわたあめ」
『…………しょうがない。タカシに買われたままじゃ……わたあめも不幸だから……私が、貰ってあげる……』
「全く……俺に買われたらわたあめまで不幸になんのかよ……」
 ハムッ……
「どうだ? 美味いか?」
『……………………』
「どうした? それとも、マジで具合でも悪いのか?」
『……違っ……違う……』
 ポタッ……ポタタッ……
「ちな……お前、どうしたんだよ? 急に泣き出して……」
『だってその……お祭り……せっかく……楽しみだっ……タカシだって……あんなに……なのに……全部……ぶち壊しに……ヒクッ……エグッ……』
「泣くなって。俺は気にしてないしさ。祭りなんて来年もあるだろ? その時は一緒に行こうぜ? な?」
『だって……だって……今年のお祭りは……高二のお祭りは、一度しかないもん……なのに……』
「そんな事言ったってしょうがないだろ。ほら、ティッシュ。涙拭いて。な?」
『う……うん……』
「俺はいつだって、ちなみと一緒にお祭り行ってやるからさ。今年だって、代わりにS町の花火大会とか遠征すればいいしさ。な」
『…………その言葉……忘れないでよ?』
「ああ。絶対忘れない」
『約束……だから……ね?』

 その後、回復したちなみに、各地の花火大会に引き摺り回されたとか何とか。



祭りに参加できなかった全てのスレ住人に捧ぐ
399【SS祭作品】ツンデレとケンカ2/3:2008/05/17(土) 21:11:26.82 ID:H7xK8kNV0
>>397
「さすが、いいんちょは大人だなぁ」
「あ、え、え、えへへー…褒められちゃいましたぁ…」
「単純なやつめ」
「えへへ…って、ああっ、何丸め込んでるんですか!これがかの名高い孔明の罠ですね!?」
「やっぱバカだ」
「う〜〜〜委員長のバカ〜っ!」
「回避」
「きゃあんっ!?」
 ずべーん
「はっはっは。やっぱりいいんちょはこうでなくては。はっはっは」
「うう〜…ふえぇ…」
「…はっは…?」
「うぇ…委員長の…ひく…委員長のバカ…バカぁ…ふぇぇぇん」
「お、おい、バカ、泣くなよ…悪かった、やりすぎた」
「またバカって言った…バカのくせに…」
「謝るから、泣き止めよ」
「ふえ……じゃぁ、名前でちゃんと呼んでください…」
「お、おう…」
「……………………」
「……………………は…」
「……………………」
「…は……………は…る…」
「……………………委員長?」
「〜〜〜〜っ!!!お前なんかいいんちょで十分だバーカ!」
「あーっ!ひ、卑怯者ーっ!」
「知るか知るか知るか!バーカバーカバーカ」
「委員長の方がバカですよーだ!バカばか馬鹿莫迦ーっ!」
400以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:12:11.93 ID:fJr8TK600
カオスだなwwwみんなGJ!
401【SS祭作品】ツンデレとケンカ3/3:2008/05/17(土) 21:13:21.98 ID:H7xK8kNV0
>>397 >>399


「あーあ…本当、バカの相手は疲れる…簡単に釣られてんじゃねーよ。なんで毎回毎回からかわれるたびに乗ってくるかな。…ホントバカ。ま、それに付き合ってやる俺もお人好しだな」


「はぁ…嫌なほうにばっかり頭いいし、ひねくれ者で意地悪だし…うう〜委員長のバカ、バカ、バカ……」


「「でも…そんなあいつが好きな自分は…もっとバカ…」」
402【SS祭り作品】お題:ツンデレのいる日常 1/2:2008/05/17(土) 21:14:57.56 ID:FnOlTz0x0
高校受験を幼馴染のタカシと共に同じ高校に受かりのんびりとした春の陽気に
のほほんとしていたいのも山々だが私にはしないといけないことがまだあった
タカシにこの気持ちを伝えるのだ
中学時代思いを伝えられず不安になったことは度々あり、
他の女の子に呼び出されることを度々見ていたので不安が募るばかりだった。
高校に上がる前に自分の気持ちをキチンと伝えておきたかった
もうこんな不安な関係を続けるのは辛かった

しかし合格発表から何日たっても気持ちを伝えることが出来なかった。
いつも(まだ日にちはある、今日じゃなくてもいい)と先送りしてしまう


タ「ちなみー」
ち「……何?」
タ「散歩しない?」
ち「…待ってろ」
タ「女の子がそんな乱暴な言葉使わない」
ち「…フン」
403以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:15:00.96 ID:2Q7bouwC0
みんなGJ!!
404【SS祭作品】お題:ツンデレにこれって(ry 1/2:2008/05/17(土) 21:15:01.44 ID:NSdAUH4W0
今日は休日。
朝からタカシと我が道場で稽古をしていた。
陽も傾き始め、つい先ほど稽古を終えたところだ。
縁側に座っていると道行く子供達の笑い声が聞こえてくる。
近頃は涼しいし、子供達も外で遊びやすいことだろう…と、
「やっぱ尊さんにはかなわないな」
不意に後ろから声がかけられる。見れば締まりのない笑みを浮かべる優男。
手には水の入ったペットボトル。
『いつからやっていると思ってるんだ。鍛え方が違う』
稽古では思い切りしごいてやった。何故こんな弱いヘタレが師範なのか。
「俺も尊さんが継ぐもんだとばかり思ってたよ」
私もそのつもりだった。
『ただ父様が女に継がせる訳にはいかないと仰ったからな。
 全く…、女性差別だと思わないか』
「はは…、いいじゃんか。大事にされてて」
『当たり前だ。父様はお前と違ってできた男だからな』
「たはは…。全くもって面目ない」
いつの間にか図々しくも私の隣に座っている、情けない表情を浮かべた男からペットボトルを奪う。
やはり水はいい。スポーツドリンクも悪くはないが、水が一番しっくりくる。
体を労ってくれるような、そんな感覚。
405【SS祭り作品】お題:ツンデレのいる日常 2/2:2008/05/17(土) 21:15:48.66 ID:FnOlTz0x0
>>402
そうしてまたいつものように公園にやってきた。飲み物を買って芝生に座っていると
春独特の陽気にタカシが船を漕ぎ始めた。黙って見てると私がいるにも拘らずそのまま寝てしまった。
とりあえず起こさないように突付いてみたが起きる気配はない。そして頭を上げ足を滑り込ませた。
ち「…君との不安な関係にケリをつけたいんだよ?ずっと言えなかったけど……」
とりあえず予備練習をしてみた。実際にこんなに素直に言えるか自信がない
そのままのんびり寝顔を見ていようと思ったが心地よさに寝てしまった…
?「あっ」
直後にガツーンとおでこに重い衝撃を食らった。
タ「イタタタ」
ち「…あわわ」膝枕をしていたことを隠そうと足をずらした
タ「なんで上にちなみの頭があったんだ」(バレました)
ち「…えーっと…何でだろう?」
タ「まぁいいか。なんか相当のんびりしてたんだな。もう日が暮れかけてるし」
綺麗な夕焼けが見える。都会にはない景色だ
ち「…タカシ話が…「フワー。ん?なんか言ったか?」…やっぱいいや」
もう少しこのままでもいいか。
タ「ちなみ。スカート捲くれてる」
殴ってやった
406訂正【SS祭作品】ツンデレとケンカ3/3:2008/05/17(土) 21:16:28.09 ID:H7xK8kNV0
>>397 >>399



「あーあ…本当、バカの相手は疲れる…簡単に釣られてんじゃねーよ。毎回毎回からかわれるたびに乗ってくるかな。…ホントバカ。俺もお人好しだな」


「はぁ…嫌なほうにばっかり頭いいし、ひねくれ者で意地悪だし…うう〜委員長のバカ、バカ、バカ……」


「「でも…そんなあいつが好きなのにちゃんと話せない自分は…もっとバカ…」」
407以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:19:09.07 ID:9ZLQRmz50
PSPの画面見て一人見悶えしてる俺キメェ
408以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:20:15.87 ID:/agg6pi/0
gjラッシュがとまらない・・・。
409以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:20:27.19 ID:FnOlTz0x0
こんなに人が潜んでたんだってぐらいいっぱい人いるなwww
410ツンデレと雨1/2:2008/05/17(土) 21:24:52.25 ID:LTK96uJf0
「うー、トイレトイレ」
 今、トイレを求めて全力疾走している俺は、VIP高校に通う、ごく普通の男の子。
 しいて違うところ上げるとすれば――
「お、勝美じゃん」
 前方にある公園の、少し先をいったところ。雨なのに傘もささずに、制服姿の女の子がスカートに
手を突っ込んで、ゆっくりと歩いていた。
「おーい、勝美−!」
 後姿に手を振りながら近づいて、さしていた傘でそっと彼女の身体を守る
「あ? お、おう。タカシじゃん」
「何でまた傘もささずに。風邪引くぞ?」
「あたしは馬鹿だから引かないんだよ」
「使い古されたネタだがな、一言言わせてもらう。俺から言わせれば日ごろの体調管理に気をつけない
馬鹿が風邪ってのは引くんだよ」
「あーそうかい」
 右手をポケットから出してぱたぱたと振る。雨でにじんではいるが、勝美のカッターシャツには間違いなく
赤い液体、こいつの場合大半が血、がついていた。
「また喧嘩か」
「……まあな。今日は5人相手だったな。勝ったけど。むしろ狩ったけど」
 ――超不良の幼馴染がいるってことかナ?
「暴力はやめとけって。何もいいことねえぞ? 殴られたら殴り返される人生になるんだからな」
「目には目を。やられたらやりかえす。道理だろ? それにだな」
 言って、おもむろにポケットから財布を取り出した。いち、に、さん……
「5人分。はっはー、全員シケてやがったけど、コンビニでシュークリームくらいおごるぜ?」
「うわーい最高だぁ勝美さぁん!」
 買収された。金銭は、大抵の場合尊いものだ。
411ツンデレと雨2/2:2008/05/17(土) 21:26:22.81 ID:LTK96uJf0
「ま、迷惑被ってないからいいか。怪我だけはするなよ、怪我だけは」
「おう。一発でも殴られたら婦女暴行罪で交番にかけこんでやんよ」
 婦女暴行罪の意味をわかってないなこいつ。言葉通りの意味じゃねーぞそれ。
「で、それと傘をささないのは関係ない訳だ」
「いや、ちょっと濡れたい気分だったから。ほら、いい女だろ?」
 おもむろに髪をかきあげた。流し目でこっちを見つつ、軽くウィンク。
 自分でハードル上げてるってのに、なんて美人なんだこいつ。
「おう。すげーいい女だ。だから、黙って俺と相合傘しなさい」
「なっ……い、いい女じゃねーって。相合傘もしない」
「なんで自分で言って動揺してんだ。いいから入れよ。美人な幼馴染と一緒だと俺が嬉しいんだよ」
「い、いや、だからだな! お前が嬉しいとか知らないから! 風邪も引かない!」
「昔ちょっと病弱だった癖によくもまあ。いいからいいから。それにな」
 ずいっと、顔を寄せて言ってみる。彼女は頬を赤らめて、少し俺から目を逸らした。
「な、なんだよ」
412ツンデレと雨3/2:2008/05/17(土) 21:27:34.93 ID:LTK96uJf0
「他の男にお前の透けブラは渡さない!」
 思わず左で拳を作った。そのまま天に突き出して、神様に宣言。
「なっ――! え、ちょっと! 透けてる? 透けてた?!」
「おう。雨の日に傘もささずに歩いてるんだから当然。いや、水色とはなかなかいい趣味をお持ちだ」
「や、もう、〜〜〜〜っ! い、言えよ! そういうことは早く!!」
「後ろからばっちり。並走してる今も、前からばっちり。いやぁ、眼福眼ぷぐっ」
「み、みみ、見んな! 見んな見んな! この馬鹿! 馬鹿! 馬鹿馬鹿!」
 勝美は俺のボディに強烈なアッパーを喰らわせて、乙女っぽく体をかき抱いてふるふるしている。
 強烈なアッパーに、俺は公道にうずくまるしかない。
「み、みぞおちはらめぇ……」
「し、知るか! そんなこと知るか! あー、もう! 早く帰るぞ! 濡れないために!」
「その間雨に濡れそぼった瑞々しいきょぬーが見放題な訳ですね、わかりま゛っ」
「死ね! 変態! 死んでしまえ! この馬鹿! シュークリームもお預けだ!」
「ああ、殺生な! わかった、わかったから帰ろう、な! だからその殺人を犯すような目はやめて!」
 言って、腹を押さえながらふらふらと立ち上がる。その後、一緒に歩き出した。
「こっち見んなよ! 絶対見んなよ! 見たらコロすからな!」
「っていうのを俺の方を向いて言うな」

…ごめん。分数って苦手なんだ俺。
愛だ! この2時間はこんなにもツンデレへの愛であふれている!!
413【SS祭作品】お題:ツンデレにこれって(ry 2/2:2008/05/17(土) 21:29:56.53 ID:NSdAUH4W0
>>404

「そーいえばさ」
ボトルを傾けたまま、目線だけを流す。ニヤけた口元。
どうせロクなことは考えていまい。
「これって間接キスだよな」
…そんな言葉で私が動揺するとでも思っているのだろうか。
私はゆっくりと水を飲み下し、静かに返事をする。
『それが?』
「あれ、反応薄くね?」
『馬鹿者。子供じゃあるまいし当然だろう』
そう。もうそんなことで私は取り乱したりはしない。
「えー。尊さんも変わったなー」
『三年も経ったんだ。人が変わるのには十分な時間だろう?』
何故なら。もっと大胆なことだってもうできるのだから。


『……あなたは間接キスで満足ですか…?』


……“あなた”と呼ぶのはまだ少し恥ずかしいけれど。
「…尊」
『あなた…』
真っ赤な顔は夕日のせいにしよう。
そう思いながら私は愛しい人と口づけを交わす。
そうして暮れゆく休日の午後。
414【SS祭作品】お題:ツンデレが男に初めて恋を意識した瞬間 1/2:2008/05/17(土) 21:30:26.97 ID:fmhttbaj0
【代理投下】

夕日が照らす帰り道、いつものメンバーとたわいも無い話をして帰る。
次の交差点で一人、その次の三叉路で一人と別れ、今は幼馴染と二人きり。
「あ、ちょっといいかな?」
自動販売機の前で呼び止められる。振り返ると、お金を入れてどれにしようかと迷っているところ。
『もう・・・買い食いなんてやめなさいよね?』
「あはは、食べてない。飲むだけ」
『屁理屈言うな!ったく・・・』
また余計なお世話が口から出てしまう。いつの頃からだろう・・・私が幼馴染にこんな事を言ってしまう
ようになったのは。
他の人が同じような事をしても全然気にならないのに、何故か幼馴染の一挙一動が気になってしょうがない。
はぁ・・・とため息をつくと、目の前に赤い缶がスッと現れた。
「新製品だって。結構美味いぜ?」
『要らないわよ』
「いいからいいから」
そう言うと私の手に無理やり缶ジュースを握らせた。どうせ、飲んだら同罪だとでも言うつもりなのだろう。
そんな事を思いながら缶を傾け、一口飲み込む。
『ありきたりな味ね。どこが美味しいの?』
本来なら『ありがとう』と言うべきだけど、出たのはお礼ではなく悪口だけ。
本当に私はどうしてしまったんだろう?
「美味しいと思うけどな。あ、そういえばさ・・・」
『何よ?』
幼馴染がニッコリと笑う。
「これって間接キスだよな?」

気がつくと自分の部屋のベットに寝転がっていた。
曖昧な記憶を辿る・・・あの後、私は幼馴染にビンタして走り出したんだっけ?
ついでに『ばか!』って大声で罵って。
明日、会ったら謝らないと。でも、素直に謝れるかな?
415以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:31:21.01 ID:qRbYXeyL0
尊きたああああああああああああああああああああああああ
超GJ!
416【SS祭作品】お題:ツンデレが男に初めて恋を意識した瞬間 2/2:2008/05/17(土) 21:32:19.02 ID:fmhttbaj0
>>414

そっと目を閉じると、あのセリフ、あの笑顔がよぎる。
『痛っ・・・』
急に胸が痛み出した。
何だろう、この痛み。息ができないくらい苦しいのに、心臓が潰れたと思うくらい痛いのに、
だけれど・・・何故かとても愛しく感じる。
それからずっと痛みの原因を考えた。
やがて夜になり、夜が更けて、東の空が白む頃、やっと答えが分かった。
『そっか・・・私、アイツに恋してたんだ』
また痛みだした胸をそっと両手で押さえ目を閉じると、憎らしくも愛しい幼馴染の笑顔が浮かんだ。

寝不足の目を擦りながら外へ出ると、いつもと変わらない町並みがやけに眩しく見えた。
待ち合わせ場所に立つと、自然と鼓動が早くなる。
早く会いたい気持ち、恥ずかしくて会いたくない気持ちが入り混じった変な気分。
遠くからゆっくりと幼馴染が近づいてくるのが見えた瞬間、胸がキュンと痛み出す。
「おはよ」
『遅いわよ、このバカ』
好きな人が笑いかけてくれる、声をかけてくれる。たったそれだけが、どうしようもないくらい嬉しい。
けれど、私の口からは嬉しさを伝える言葉は出ない。出るのは相変わらず悪口暴言ばかり。
ため息をつくと、そっと幼馴染が頭を撫でてくれた。
『何よ?』
「いや、なんか元気ないなって。柄にもなくため息なんかついちゃってさ」
私の本心になんてちっとも気がつかないくせに、そういう所だけはちゃんと分かってくれる。
きっとこんな性格になった原因は幼馴染のせいだと思う。
頼りにならないクセに面倒見が良くて、鈍感で変なところで敏感で。こんなチグハグな奴を好きになった
から、私もきっとこんな性格になっちゃったに違いない。
好きで好きでたまらないのに、素直にそれが表現できない。こんな厄介な性格に。
『ほら、学校遅れるわよ?アンタのせいで遅刻なんて絶対嫌だからね?』
照れ隠しの蹴りを一つ入れて歩き出す。いつもと変わらない通学路を、少しだけ変わった気持ちで。
417【SS祭作品】お題:ツンデレと雨:2008/05/17(土) 21:32:35.07 ID:+IH864W90
今日は朝から雨だ
普通の人ならあまりよくは思わない天気だけど私にとっては違う
なぜなら「おっはようちなみー」いつもは自転車通学のタカシと登校できるから
『……朝から騒がしい…静かにしてろ馬鹿……』
ほんとはちゃんと挨拶したいけど私には無理みたい
「今日も相変わらず厳しいなあ」それでも笑ってくれるタカシは優しい人
だから私は……
『…タカシが馬鹿すぎるだけ……私は普通』
雨の日は少しだけタカシと話せる時間が増えるとてもいい日
早く梅雨にならないかな
タカシからしたら来ないで欲しいんだろうけど私には一年で最高の時期
早く来て欲しいなあ
418【SS祭作品】お題:ツンデレと告白 1/3:2008/05/17(土) 21:34:26.00 ID:sGkhGpPf0
「玲子先輩。帰りに、お茶飲みに行きませんか?」
 生徒会の仕事を終えて帰ろうとしたら、アイツから声を掛けられた。
『冗談を言うな。何故オレがお前とお茶などせねばならん。一人で行け』
「一人でお茶飲むより、先輩と二人で飲んだ方が美味しいですから」
 サラリと、ドキッとするような事を言う。
『オレを巻き込むな。他にいくらでも誘う娘はいるだろう?』
 癪な事だが、コイツは女子に人気がある。可愛らしい童顔で、そのくせ面倒見が凄くよく、頭もいい。かくいうオレも、何故か女子にだけ人気があるのだが。ああ、本当に癪だ。
「今は先輩しかいません」
 消去法か。何だかがっかりだ。
『生憎オレは、お前の酔狂に付き合ってやるつもりはない。お前が誰と行こうが勝手だが、オレは行かないぞ』
「後悔しますよ」
『何だと?』
 珍しく、強気な口調に、オレは少し驚いた。
「そのくらい、美味しいお茶です。もし先輩の口に合わなかったら、僕は例えどんなことでも先輩の言う事を聞いてあげますよ」
 自信満々なアイツの口調に、思わず乗ってしまった。
『面白い。そこまで言うなら、付き合ってやらないでもない』
 それが、間違いだった。

『な…… 何だ、ここは?』
 連れて来られた先で、私は呆然とした。
「何だって、僕の家ですよ」
『ふざけるな!! お前の家に来るなど、聞いていない!!』
「言ってませんから。けれど、ここで、どんなお店より美味しいお茶が飲めるんですよ。さ、どうぞ」
――いきなり、実家訪問なんて……心の準備が出来ていないというのに……っっっ!!
 アイツに連れられるがままに、リビングに通された。さすがのオレも、落ち着かない。こんな展開で、ドキドキしない女の子がいるはずもない、と思う。
419【SS祭作品】お題:ツンデレと告白 2/3:2008/05/17(土) 21:35:09.72 ID:sGkhGpPf0
>>418

「お待たせしました」
 アイツが、紅茶とケーキを運んできた。何故だか、アイツの顔を見ていた方がホッとする。
『分かっているな? 美味しくなかったら、オレの言う事を何でも聞くと』
「ええ。それよりどうぞ。先輩リクエストのダージリンです。今日は特に、丁寧に淹れましたから絶対に美味しいですよ」
 フン、と私は鼻を鳴らす。大した事無いなと言ってこき使ってやる気満々だった。だが――
『……何……だ、これは……?』
 美味い。そこら辺の喫茶店なんかより、よっぽど、美味かった。
「どうですか? お口に合いました?」
『……悔しいが。お前をこき使うのは、諦めてやろう』
 パッとアイツの顔が嬉しさに綻ぶ。そんな顔をするのは止めて欲しい。オレまで釣られてしまう。
「良かったあ。自信はあったんですけど、いざとなると不安で。さ、ケーキもどうぞ。美味しいですよ」
『……これも、もしかしてお前が焼いたのか?』
「はい」
 笑顔で頷かれた。まいったな。女のオレが、形無しだ。
「どうですか? 先輩」
 無言のオレに、アイツが感想を求めてきた。
『文句は無い』
 ケーキも、プロの職人が焼いたような美味しさだ。しかし、オレにはこういうのが精一杯だった。なのに、アイツは本当に嬉しそうに笑顔を花開かせる。
「良かった。そこで、提案なんですけどね」
『何だ?』
「美味しいお茶とケーキ。毎日でも味わってみたいと思いませんか?」
『何!?』
 その提案には、さすがのオレも面食らった。それから、その意味合いに気付き、一気に体温が上昇する。
420以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:35:12.95 ID:NSdAUH4W0
Fuck PSP!!
エラーばっか出しおって!
何回全文打ち直したことか!

はっ!
そうか、俺が投下し終えたらもう使って貰えなくなると思ってエラーを出してたのか!
安心しろ、これからも末永く使ってやるからな!

何が言いたいかっていうと俺のPSPはツンデレで、皆の脳汁はGJ!
421【SS祭作品】お題:ツンデレと告白 3/3:2008/05/17(土) 21:35:59.07 ID:sGkhGpPf0
>>419

『それは、その…………告白、か?』
 かなり勇気を出して聞くと、アイツはあっさりと頷いた。
「はい」
『冗談じゃない。何でオレがお前などと付き合わないといけないんだ!!』
 思わず興奮して怒鳴ってしまったが、何故かアイツの方が冷静だった。
「何でって、いつでもこうして、美味しいお茶が飲めるじゃないですか。先輩にとってお得な事はたくさんあると思いますけど?」
『……甘い物なんて、毎日はいらない。太るからな』
「ダイエット茶の淹れ方も知ってますし、僕の紅茶はストレートでも美味しいです」
 これ以上、オレは断る術を知らなかった。いや、断る気など無かったのだが。
『……しっ……仕方ないな。そういう取引なら……応じてやらなくもないな』
 渋々といった体を装ってはいるが、むしろ今になって胸がドキドキしていた。コイツがオレの彼氏に…… ダメだ。考えると、どんどん深みに嵌っていく……
「良かった。これはさすがに自信があるとは言い切れなかったので。本当に嬉しいです」
 本当に嬉しそうだ。何で、オレなんかでこんなに嬉しそうなのかは分からなかったが。
「それじゃあ、早速恋人らしい事をしましょうか?」
『何』
「口の周り。クリームが付いてますから、僕が取ってあげますよ」
『そんな事しなくていい!! それくらい、自分で出来る』
 オレは慌てて拒否したが、アイツは譲らず、ティッシュを取ってオレの傍に近寄った。
「それくらいさせて下さい。ほら、動かないで」
 アイツの押しに逆らえず、オレは仕方なしにアイツに顔を向けた。その時突然、アイツは出し抜けにオレの唇に唇を重ね合わせ、クリームを直接舐め取った。
『なっ……な…………』
 驚きの余り、抗議の言葉も出ない。しかもアイツは嬉しそうにこんな事を言い放った。
「これで、名実共に恋人同士ですよね。玲子先輩」
 ダメだ。キスされた喜びが、不意打ちに対する怒りを完全に上回ってしまった。
『クッ……この……バカァ……』
 どうやらオレは、コイツに完全にKOされてしまったようで、 真っ赤な顔でこう言うのが精一杯だった。
422以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:38:51.17 ID:BzjMjIe3O
SS祭ばんざ〜い!!!!
423以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:39:27.53 ID:78qb2ZEm0
も っ と や れ
424【SS祭り作品】お題:ツンデレと夫婦生活(1/1):2008/05/17(土) 21:40:10.40 ID:v37hxd6L0
タ「ただいま……」
梓「おかえりー、ってなんか暗いね」
タ「うう、あずさー! 今日も仕事つかれたよおおおお!」
梓「うわわっ! 今ご飯つくってるんだからボクに抱きつくな! 大人しくテレビでも見てろ!(////)」(ポカッ)
タ「はい……」

タ「おなたすいたー」
梓「もーすぐできるから待ってろ! お前は子供か!」
タ「うわーん、ボクっ娘に子供って言われたー」
梓「ボクは子供じゃないってずーっと前から言ってるだろ! それにボクっ娘って言うな!」(ポカッ)
タ「はい……」

タ「おおっ! 相変わらずお前の料理は美味そうだー!」
梓「へへーん、内助の功ってやつさ。甲斐性なしの旦那を支えるには、このくらいしてやらないとねっ!」
タ「豚肉とニンニクの芽の炒め物・カキフライ・とろろ汁! すっごく元気になりそうだぜ! 主に下半身が!」
梓「う、うるさいっ! ボクの気遣いを変な風に取るな!(////)」(ポカッ)
タ「はい……」

タ「時に梓よ(もぐもぐ)」
梓「タカシどしたの?(あむあむ)」
タ「そろそろ子供欲しくないか?」
梓「ご、ごごごご、ご飯中にそんな恥ずかしいこと言うなーー!!(////)」(ポカポカポカ)
タ「はい……」

タ「でもさ、真面目な話、梓は子供欲しくないのか?」
梓「欲しいに決まってるよ! で、でも、ボクは……」
タ「まさか……、お前ってば実は男で子供が作れない体だったり……」
梓「そんなことあるわけないだろ! ただボクは、もう少し二人で居たいなって思っただけだバカ!」
タ「あずさああああああああ、愛してるぞおおおおおお!!」
梓「バカバカバカ! こーゆーのはお風呂入ってからに……んんっ♪(////)」
425以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:40:15.65 ID:sGkhGpPf0
後はお前らの脳汁に期待するだけだ


最後まで突っ走れ!!
426以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:43:37.66 ID:VrvCPGsb0
お前ら最高だ
427以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:44:13.39 ID:+IH864W90
一人一人にGJと言いたいけど
みんなまとめてGJだぜ!
428以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:44:48.58 ID:OGqeNR2WO
酒の肴にはツンデレに限る
429以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:44:57.28 ID:9t5OFBy10
>>426
『ばっ・・・ばか!最高だなんて言われても全然嬉しくなんか・・・
・・・みんな・・・大好き・・・』
430以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:45:04.19 ID:KeeXo1XnO
ツンデレが大好きです!!!!
431【SS祭作品】お題:ツンデレのいる日常(1/1):2008/05/17(土) 21:45:30.09 ID:bB+IBvaGO
「ただいまー。やっぱ合宿って辛いな」
『ここアンタの家じゃないんだけど』
「うん、知ってる。でも俺一人暮らしだから自宅は寂しいし」
『せっかくの平和な日々も終わりね…で、どうだったの?』
「一日のうち持ってたのはラケットか箸か酒かの3択だったぜ。ありゃ地獄だ地獄」
『ふーん、お疲れ』
「相変わらず冷たいなぁ…」
『あたしにとってはアンタがいる方が地獄よ』
「そか。じゃあ俺は帰った方が『ダ、ダメっ!』ん?」
『あ、あたしだって一人で居るのは寂しいわよ。こここれはあたしのボランティア精神の賜物で』
「はいはい。じゃあもっと喋りますか。向こうで何が辛かったってかなみがいないのが辛かった」
『な、ななななななんてこと言うのよアンタ!///』
「やっぱり毎日会ってないとやってらんないね、うん。」
『いやだからその、あの…///』
「というわけでこれからもよろしくな、かなみ」
『ふ、ふん!当分放してやらないんだからっ!/////』
432【SS祭作品】お題:ツンデレと隠し事:2008/05/17(土) 21:46:51.31 ID:KuhkhdN+O
朝。
目覚めると、目の前にツンデレが。
俺が起きたのにまったく気付かないで朱い顔して頭をぶんぶんしている。

「どうした?ハラでも痛いのか?」
『ひゃひぃっ!なっ、ななななナニよアンタ、起きてたの!?』

とんでもない驚きようだ。これは面白い状況だ。うん、ドSの血が騒ぐぜ。

「あんなことされたら誰でも起きるぜ?意外と大胆なヤツだなあ(・∀・)ニヨニヨ」
『あっあわわわ(//////)ちっ、ちが、ちが……』
「血がどうした?生理か?生理だと性欲が高まるって言うよな……?」
『……う、うるさいわよバカぁー!!』

マズい、カマかけるにしても、マシな方法はあったのにぐはぁっ……

『もう、ふんとに、このバカは…デリカシーってもんが解ってないんだから……ふんだ』
「……怒ったフリしてごまかそうとしてませんか?」
『う、うるさいわねっ(/////)とっ、とにかく遅刻するわよっ!さっさと朝ご飯いく!』

ごまかされてしまった……あいつ、何してたんだろ……
433以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:46:56.78 ID:Y6a6/bUi0
ここは間違いなくVIPで、いや、2ch最高のスレだ!!
434【SS祭作品】お題:ツンデレと雨(1/1):2008/05/17(土) 21:47:04.59 ID:zzqgtBzXO
雨がシトシトと降る。
まるで私の心を表しているかのように暗くじめじめと降り続ける。
30分前、私は大好きだった彼に告白しようとして――
「お?なんだ? もしかして告白か? いやあのカナミがそれはない――」
『馬鹿!!』
――結局出来なかった。
叫び逃げ出し雨に濡れるにも関わらず走り自宅の自室に閉じこもる。
結局彼にとっての私は彼に当たり散らす私なんだろう。
結局彼にとって私に付き合うのはお人よしの延長線上なんだろう。
思えば想うほど涙は流れ一緒に雨も強くなる。
泣きに泣いて私は気付いた。
そうだ私は彼の口からは何も聞いてない。
それに気付いて私はベットに埋めた顔を上げる。
そして立ち上がる。
『そうよタカシの口からちゃんと聞こう、もしかしたらはやとちりかもしれないかも』
口に出してみると元気が出た。
急いで部屋のドアを開け、そして――ピンポーンとインターホンが鳴った。
誰だろうか?
考えながら私はタカシに会いに行くために玄関へと向かい、そしてドアを開けた。
『え?』
そこにいたのは会いに行く筈だった彼。なんだか真剣な顔をしている。
混乱し固まる私を真剣な眼で見て彼は口を開いた――
数秒後、私の恋は叶い、気付けば雨は止んでいた――
435【SS祭り作品】お題:ツンデレと夫婦生活(1/3):2008/05/17(土) 21:47:55.76 ID:eq6UgIjA0
<朝>
タ「ZZZ………」
纏『こら!もう7時じゃぞ!早く起きぬと遅刻してしまうぞ!』
タ「う、う〜ん………」
纏『このうつけ者が!早う起きぬか!』(ポカッ!)
タ「イテッ!」
纏『まったく。毎朝毎朝だらしない亭主じゃ。』
タ「イテテ………。やっぱりお玉で叩かれると目が覚めるな。」
纏『ほれ。無駄口を叩くのは止めて、早く身支度を整えぬか。』
タ「分かったよ。急いで支度するから、下で待っててくれ。」

タ・纏「『いただきます。』」
タ「うん。やっぱり纏が作ってくれる食事は最高だな。」
纏『こら。お主は相変わらず食べ方が汚いぞ。頬にご飯粒がついておるぞ。』
タ「え?どこだ?」
纏『動くでない。今儂が取ってやるから………ほれ。』
タ「ありがとな、纏。」
纏『本当に世話が焼ける亭主じゃ………(フフフ………タカシに付いておったご飯粒じゃ……/////)』(パクッ)

タ「じゃ、行ってきます。」
纏『ま、待たぬか。忘れ物があるじゃろう……(////)』
タ「え?弁当と、ハンカチと、財布と………ああ、ゴメンゴメンw」(チュッ)
纏『う、うむ。しっかり働いてくるのじゃぞ(////////)』
タ「じゃ、改めて行ってきます。」
436【SS祭り作品】お題:ツンデレと雨1/3:2008/05/17(土) 21:48:10.98 ID:i32As/XF0
その日は朝から雨だった。じめじめとして蒸し暑く、僕が一番嫌いな天気。

「おはよー、僕っ子」

『僕っ子って呼ぶなって言ってるだろー!?・・・・おはよう』

「なんだかんだ言いながら返事を返してくれる僕っ子に萌え」

『なに言ってるんだよ・・・萌え禁止!!』

「えー・・・」

『えーじゃないっ!!!禁止禁止禁止!!』

朝から絡んでくるこいつの名前はタカシ。幼馴染。で・・・まあ・・・僕の好きなやつ。
もちろん、そんなこと面と向かって言えるわけないけど。

「んー・・・どした、梓?なんか元気ないぞ?」

こいつは変なところで鋭い。だからいつ僕の気持ちに気づくんじゃないかとひやひやしている。

「もしかして生理か!?ああ、ついに僕っ子もおとなのなか(ボグシャア!)モルスァ」

『しね!変態!』

まあ、肝心なところはすごく鈍いんだけど。ほんとに何でこんなやつを好きになったんだろう。
437以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:48:26.15 ID:zzqgtBzXO
>>433
そうだな!
438【SS祭り作品】お題:ツンデレと夫婦生活(2/3):2008/05/17(土) 21:48:49.46 ID:eq6UgIjA0
>>435
<昼>
山『タカシ。今日の昼はどうするんだお?』
タ「悪いな、山田。今日も弁当が…」
山『まったく、見せつけてくれるお。』
タ「お前も早く嫁さん見つけろよ。」
山『はいはい、わかったお。じゃあ僕はお昼に行ってくるお。』
タ「ああ。また後でな。」
タ「(そういえば今頃纏は何やってるんだろうな………。天気がいいから洗濯でもしてんのかな………)」

纏『ふぅ………。思ったよりも早く掃除が終わったことじゃし、そろそろ夕食のことを考えばな………。』
纏『それにしてもタカシ1人がおらぬだけで、随分と静かになるものじゃのう………。』
纏『………そろそろこの静けさとはお別れしてもよい頃合かもしれんのう……。』

タ「ん?纏から電話なんて珍しいな………もしもし?」
纏《もしもし?タカシか?》
タ「ああ。どうしたんだ、お前から電話なんて珍しいな。」
纏《そ、それがじゃな、今夕食の献立を考えておるんじゃが、お主は今夜はいつ頃帰れそうなのじゃ?》
タ「今日はそうだな………。多分いつもと同じ頃には帰れるぞ。」
纏《そ、そうか。いつもと同じ頃合には帰ってくるのじゃな?》
タ「何だ。いつも通りじゃまずいことでもあるのか?」
纏《い、いや、そうではない。今日は新しい料理に挑戦するつもりじゃから、時間に余裕を持ちたいと思っただけじゃ》
タ「なるほどな。じゃ、今日は残業も飲み会もしないで帰らないとな。」
纏《どうしてそのような話になるのじゃ。》
タ「だって纏の新メニューだぜ。そりゃあ早く帰って味わいたいに決まってるだろ。」
纏《ふ、ふん!それまではしっかり働いてこねば夕食は抜きじゃからな!》(ガチャ)
タ「纏の新メニューか………。あいつは基本和食だから、洋食にでもチャレンジするつもりなのかな。」
纏『よ、よし!そうと決まれば急いで買い物に行かねば。』
439【SS祭り作品】ツンデレと雨2/3:2008/05/17(土) 21:49:15.13 ID:i32As/XF0
「いてて・・・ほんとにどした?元気ないじゃないか。」

『何もないって・・・』

そういいながら僕は窓の外を見た。相変わらず雨は降り続いている。

「しかしよく降るね。朝からずっと降ってる」

『ほんとだよ・・・。雨なんて嫌いだ』

「もしかしてそれが機嫌の悪い理由か?」

そういいながらタカシは僕の隣に立って窓の外を見た。

『・・・・そうだよ。』

少しすねたような口調で答えた。

「そか・・・・梓は雨が嫌いなのか。」

『当たり前じゃんか。じめじめしてるし服はぬれるし。いいことなんてひとつもないよ。』

「そうでもないぞ?」

相変わらず視線を窓の外に向けながら、タカシが言った。

440以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:49:36.19 ID:qRbYXeyL0
これは萌え死ぬwwwwww
441【SS祭り作品】ツンデレと雨3/3:2008/05/17(土) 21:49:48.64 ID:i32As/XF0
『どうして?』

「雨ってなんかこう・・・落ち着かないか?」

『はぁ?』

雨が落ち着く?どういうこと?

「雨がさ。ざあざあと降ってる音とかさ。屋根に当たってはねたときの音とかさ。なんかこう、説明できない不思議な気分になるんだよね。」

「まあ、傘差してもぼとぼとになったりするし。そこんとこは勘弁してほしいけどな!」

そういいながらこちらを見たタカシの顔は。

とても輝いていて。

一瞬、外の雨の音も消えたように感じた。

『・・・・・・(カアッ』

自分の顔が赤くなるのがわかる。ああ、これだ。この笑顔に僕は惚れたんだ。

「どした?顔赤いぞ?」

『う、うるさい!あっち行け//(バキッ!!』

「ちょw・・・モルスア!」

おわり
442【SS祭り作品】お題:ツンデレと夫婦生活(3/3):2008/05/17(土) 21:49:49.15 ID:eq6UgIjA0
>>435>>438
<夜>
タ「ただいま〜。」
纏『ふん。やっと帰ってきおったか。』
タ「電話で言った通りだろ?」
纏『口答えは結構じゃ。早う着替えて食卓に来ぬか。』
タ「そうだそうだ。纏の新メニュー、楽しみだなw」

タ「こ、こりゃスゴイな……」
纏『な、何じゃ。何か文句でもあるのか…?』
タ「いやいや。どれも旨そうだけど、全部精がつくものばっかりじゃないか?」
纏『そ、それは………』
タ「でもお前、今まで欲しいって言ったことなかったろ?」
纏『確かにそうじゃ。しかし今日の昼間にな、1人でおることがふと淋しくなったんじゃ………。』
タ「そっか。なるほどな………。」
纏『じゃ、じゃから勘違いするでないぞ!儂はただ1人でおるのが嫌なだけで、別にお主の子g』
タ「纏」(ギュッ)
纏『あっ………(/////)』
タ「賑やかな家庭を作っていこうな。」
纏『は、はい………あなた(////////)』

<数年後>
タ「う〜ん……。なぁ、かなみ。もう少し寝かせてくれよ〜。」
か『ダメ!きょうはゆうえんちにいくやくそくなんだから、はやくおきて!』
タ「わかったわかった。それじゃすぐ行くから、下のソファーで待っててくれ。」
か『またねたらダメだからね!』(トットット…)
タ「やれやれ。思った以上に賑やかな家になっちまったなw」
纏『何じゃ?これほど素晴しい家庭に、何か文句があるのか?』
タ「まさか。かわいい娘と美人で気立てのいい奥さんに恵まれて、俺は三国一の幸せ者だよ。」
纏『………儂も、お主といられて幸せじゃよ(////////)』
ツン「ねえ」
男「何?」
ツン「それ取ってくれる?アタシも食べるから」
男「ああ、はい。あ、そうだ。いまならもれなく俺の『あ〜ん』も付いてくるぞ?」
ツン「……」
男「そんな刺すような視線で俺を見るな。喜んじゃうだろ?」
ツン「……早くちょうだい」
男「スルーかよ」
ツン「は や く」
男「あ〜ん」
ツン「……ケンカ売ってんの?」
男「あ〜ん」
ツン「だからそれいらないってば!」
男「あ 〜 ん」
ツン「……はぁ。しょうがないな……
   ……うん、これはシーザーサラダを食べたいだけで、あ〜んしてもらいたいわけじゃないし、仕方なくなんだから。男がバカだから、仕方なく」
男「あ〜ん」
ツン「パクッ モグモグ」
男「うまいか?」
ツン「まぁね」
男「さすが俺の『あ〜ん』効果が」
ツン「バ、バカじゃないの?サラダがもともとおいしいのよ!」
男「照れんなよ。かわいいなあ」
ツン「〜〜〜〜っ!!うっさい!しね!」
444【SS祭作品】お題:ツンデレと雨:2008/05/17(土) 21:50:11.15 ID:vfObaOzY0
 放課後。窓の外を見れば昼ごろから降り出した雨は、止むどころかさらに強まっていた。
 朝の天気予報を見た限りでは、こんな事にはならないはずだったのだが……。
「お前は帰らないのか?」
 隣の席で、黙々と文庫本を読み進める幼馴染に俺は問いかけた。
「……うるさい。邪魔、するな……」
 あんまりな、しかしいつも通りの答えに、俺は「はいはい、すいませんね」と窓の向こうに視線を戻す。もちろん雨足は変わらぬままだ。
「いやんなっちゃうよなぁ。こう雨だとさ」
 俺はひじを付き、外を向いたまま隣に声をかけた。こんな雨では誰でも気が滅入るというものだ。
 だが、視界の外から帰ってきた言葉は、ちょっと意表を突いたものだった。
「別に……嫌いじゃない。君と、一緒にする……な」
 意外と言えば意外な答えに、俺は奇妙なものを見る表情で振り向いてしまった。
「何……? その顔、は……。非常に、失礼だと思う……よ? ……死、ぬ?」
「い、いや別に! あ、俺職員室で傘借りて帰るわ! じゃな!!」
 静かな怒りをその目に浮かべた彼女から逃げるべく、俺は脱兎の如く教室を後にした。
 ――。
「しっかしボロっちぃ傘だなぁ」
 靴を履き替えた俺は、昇降口の扉をくぐりながら一人ごちた。
 首尾よく最後の一本を借りたのは良かったが、こんな時に残っているものである。骨は曲がり、布地には小さな穴が散見された。
 そんなボロ傘をばさっと拡げ、さぁ雨の中に踊りだそうとした矢先、ちょうど中から死角になったところから声が聞こえた。
「……よっ。私も、いれてけ……」
 教室で読書に耽っているとばっかり思っていた幼馴染が、眠たそうな目で突っ立っていた。彼女も傘を持って来なかったのだろう。
 帰る方向が同じなら、断る理由も無かった。一つの傘に窮屈そうに収まり、俺たちは帰途に付いた。
 ――。
「な、なぁ。なんで雨なんて好きなんだ?」
 一言も発さず歩く時間にやきもきした俺は、教室で途切れたやり取りを続けてみた。と言っても、どうせ帰ってくるのは冷たい言葉だろうが。
 だが……その予想もまた、外れることになった。何故ならば、「こうして……歩ける、から」というか細い声が届いたからだった。
 ふと隣を見れば、うつむきながらも柔らかな微笑みとともに頬を染める彼女がいた。
「そ、そっか……。へへぇ〜? なーんだ、結構可愛いところあるじゃん!」
「う、うるさい……っ! 調子に、乗るな……! ばか……っ」
 真っ赤な幼馴染にむぎゅむぎゅと片頬をつねられながら、雨粒が傘を叩く音を聞く時間が過ぎていった。
445【SS祭作品】お題:ツンデレと隠し事:2008/05/17(土) 21:50:24.95 ID:KuhkhdN+O
>>432

次の朝。
あたしは、いつも通り5時半に起きた。アイツが起きる時間より1時間半くらい早い。
あたしはいつも通り、顔を洗ってお弁当作りをする。当然二人分だ。アイツにはたまたま
作りすぎたと言ってるけど、ホントはちゃんと用意してるし、好物も調査済みだ。

弁当づくりが終わると、朝ご飯を作る。色々あって、アイツはいつもあたしの家で朝ご飯
を食べてる。だから、お弁当の残りじゃなくて、ちゃんと朝ご飯は朝ご飯で作ってる。
だって、ずぼらな女のコって思われたくないもんね。

……さて、時間は7時。アイツを起こしにいくか。今日こそは……うまくやるもんねっ!
ガンバれ、あたし。

アイツの家……隣だけど、自然と足が速まる。
 恋の始まりはいつだって突然――そんなロマンチックな謳い文句、これまで数え切れないほど目にしてきた。
 燃えるような恋――スクリーンの向こう側でなら、何度だって出会ってきた。
 下らないと切り捨てながらも心のどこかで憧れを捨てきれない。私も、そんな大多数のティーンエイジャーの一人だった。
御伽噺の幻想から解き放たれ、ネバーランドが決して手の届かないところへと遠のいていくのをただ呆然と見つめることしか出来ない、終わりかけのモラトリアムに溺れる、高校二年生の冬。
 あれは、11月の寒い日だった。
 いつもの通学路、いつもの二人、いつもの距離。
 もはや腐れ縁としか言いようのない幼馴染、別府タカシと二人、私はのんびりと下校の路に着いていた。
「いや〜寒いなぁ、かなみ」
「その年中火照った頭を冷やすには丁度良いんじゃない?」
「んだとこのヤロウ」
「悔しかったらたまにはあたしよりいい成績、取って見なさいよ」
「むぅ……」
 縄張りを侵された猫宜しく肩を怒らせこちらを睨むタカシを見るのが楽しくて、もう一歩内側へと踏み込んでみる。
「どーせ将来のこともロクに考えずに、遊び惚けてるんでしょうね。
その脳みそがステゴサウルスより大きい自信が有るのなら、ちょっとはまともな事に頭使ったら良いんじゃないの〜」
447【SS祭り作品】お題:ツンデレと雨 1/2:2008/05/17(土) 21:51:27.63 ID:Z/zLFWLlO
雨は放課後になっても止まなかったので、俺とちなみは二人で傘をさして帰っている。
ビニール傘ごしで灰色に澱んだ空を見上げた俺は、柄にもなくぼんやりとした気持ち。
「あ〜、欝陶しいな〜」
「…………タカシが?」
「……そんな事自分で言うかよ。いやね、ジメジメしてシャツが肌にまとわり付く感じがもう」
ふ〜ん、と答えてちなみはまた前に向き直った。
「……無駄に暑苦しいタカシは少し湿ってるぐらいが調度良い」
「言うねー」
まあ、慣れたけどね。小さい頃から奴隷、よく言えばペットのような扱いを受けて来た俺だ。
そして、俺たちの関係に決定的な変化が訪れたあの日……あの日も。
「雨だったなあ、たしか」
「……なにが?」
「いや」
こいつはあの日の話をする度に顔を真っ赤にする。まあ、面白いんだけどあんまりやって嫌われたくないからな。
『ちなみはかなり大人しい性格で、悪く言えば暗い』とは俺たちの共通の友達談。
俺が黙ればたちまち二人の間には静寂が訪れる。しかしそれは、心地よい静寂である。
「…………私は、好き」
「俺が?」
「死ね。……雨が」
微笑をたたえ、少し俯く彼女に少しドキリとしているうちにも、話は続く。
「……大体、雨が降らないと人間なんて脆い生き物は生きていけないし。
雨が欝陶しいなんてのは、空気中の酸素に向かって『何億個あるんだよ、うぜえな!』って言ってるようなもの……」
「それはちょっと違うと思う俺なのだった」
「……本当にうるさいな、タカシは」
また、そっぽを向いてしまった。さて、どうやって機嫌をとろうか、と考えていると、ふいにちなみが足を止めた。
「どうした?」
「……猫」
「え……ホントだ」
448以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:52:08.01 ID:/agg6pi/0
これを期にこのスレに定住してくれる人がいるといいな
449以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:52:07.49 ID:bEz/ncXx0
>>446
「あのなぁ……」
 と、少し肩を落としたタカシが言う。
 その眼差しは、いつに無く真っ直ぐで、ほんの少しだけ……格好良く見えた。
「俺だって、何も考えてないわけじゃ……」
「ほう、それじゃあ鞄の中身を見せてもらいましょうか? どうせ山田あたりから借りた漫画が山ほど……」
 珍しく、少し強いタカシの抵抗を振り切って鞄を奪い、中身を開く。
 綺麗に並んで、学校の教科書の隣に仕舞われていたのは、私にとっては意外なものだった。
「……予備校のテキスト?」
450【SS祭り作品】お題:ツンデレと雨 2/2:2008/05/17(土) 21:52:27.56 ID:Z/zLFWLlO
>>447
捨て猫だった。
「なにもこんな雨の日に捨てる事ないのになあ……て、ちなみ?」
彼女は自分の傘で猫を覆い隠し、そのまま平然と歩き出した。
「おいおい、なにやってんだよ」
「家じゃ、飼ってあげられないから」
「そうじゃなくて……ああもう、いいから早く俺の傘に入れ」
そういってスペースを作ってやると彼女はちらりと目をこちらにやり、そして、
「……いや……」
「なんでだよ?いまさら相合い傘が恥ずかしいなんて間柄じゃないだろ?俺達は……」
ここまで言って、ちなみの顔が赤く染まっているのに気付き、俺は口を閉じる。
「…………だって」
恥ずかしそうに視線を水溜まりに落としちなみは言った。
「相合い傘……の為に、あの子を利用したみたいになっちゃうから……」
……なるほど。確かにお前はそういう奴だったな。全く頑固でしょうがないが、俺はそんな所に惚れたわけで。
「……つまり、俺のラブイチャ相合い傘自体は嫌ではない、寧ろ、お願いダーリン!だということだな?」
「擦り減って消えろ」
また、難しい事を。……こういう時のちなみにはどう説得しても意味がない。だから俺はこう言う。
「そのままじゃ風邪ひくぞ。家に寄っていけよ。タオルと……あと、傘貸してやるから……
いや、風呂に入るか?そうすれば服もかわかせるしな」
ちなみは少し驚いた顔をして、すぐに、何とも可愛らしい表情を浮かべる。
「……ココア、ある?」
もちろん常備してますとも。ちなみの大好きな飲み物だからな。という答えを込めて軽くキスをしてやる。
ちなみはますます顔をとろけさせ、両手を広げて雨を全身に受ける。
「……そういえば、なんで雨が好きなんだ、ちなみ?」
余りに気持ち良さそうなその姿に尋ねると、雨雲の切れ間から見え出した太陽よりも明るい笑顔で、俺の彼女は言った。
「……あの日も、雨だったから」
>>443
男「あ、そういえばさ」
ツン「何よ?」
男「これって間接キスだよな」
ツン「!!!……そ、そんなくだらないこと言わないでくださるかしら?」
男「おまえ言葉遣いどうした」
ツン「なな、なんのことかしら?それより早く次のサラダを『あ〜ん』なさい!」
男「……は?」
ツン「だからサラダが食べたいから『あ〜ん』しなさいと……」
男「……」
ツン「……」
男「……」
ツン「えええええ!アタシ今何言って!ちがっ、アタシはっ!えっと、あの、『あ〜ん』してほしいとかじゃなくて!だからって間接キスってわけでもなくて!
   そう!サラダ!サラダが!サラダを『あ〜ん』してほしくて!って違う!そうじゃなくて!えっと、あの」
男「ツン」
ツン「何ッ!?」
男「あ〜ん」
ツン「えっ!?」
男「あ〜ん」
ツン「……あ、あ〜ん」
男「おいしい?」
ツン「……うん」
男「良かった」
ツン「……男」
男「うん?」

ツン「…………あ、『あ〜ん』、して?」
452【SS祭作品】お題:ツンデレと隠し事(3/3):2008/05/17(土) 21:53:07.46 ID:KuhkhdN+O
>>445

そろりそろりとアイツの部屋に入る。
大丈夫だ、ぐぅぐぅ寝てる。毎朝アイツの寝顔を見るのが朝の楽しみになってるみたい。
だって、かわいいんだもんなあ、この寝顔。ほっぺたやらかそうだな……えへへ。

さて、昨日の朝はもんもんとしすぎて出来なかったアレ、今日こそは……するもん。
それは……

おはようの、キス……(/////)

厳密に言うと、ただ寝顔にキスするだけなんだけど。
多分昨日のはバレてないし、今日こそは上手くしてみせる。

……でも、実際にアイツの寝顔を目の前にすると……照れちゃうよお……(////)
でも、あたし、決めたの。キス、するもん。

………やっばり…やめようかなぁ…でも……後悔したくないし…もう……しちゃおっ

ちゅ………

しちゃった……ほっぺただけど……やらかかったな……恥ずかしい、けど(/////)
「ん……朝か?おはよう、かなみ?なんで顔朱いんだ?さては生rぐはぁっ」

これは、秘密。あたしだけの秘密。
でも、いつかは、起きてるアイツと……
>>446>>449
「そ。俺もね、一応考えてるんだぜ? 来年には受験生だし、お前に負けっぱなしじゃ嫌だし」
「行きたい大学、あんの?」
「大学ってより、学部。俺、学校の先生になりたいんだよな」
「ふぅん……」
「教育が腐ってるとか言う大人はみんな、教師じゃないだろ? 自分に出来もしないことに文句ばっかり言ってる人間に俺はなりたくない。俺は、日本の教育を変えるとは言わないけど……一つの教室を変えて見せるぜ。40人の大人を、立派に育てて見せるぜ」
 いつもと違う、頼もしげに夢を語るタカシ。ロマンチックでもなければ燃え盛ってもいない。だけどこのとき私の中で、何かが変わった。
 御伽噺のような恋をしてみたい――誰もが一度は持つであろう夢は、私の場合は叶わなかった。
 あれから三年の月日が流れ、彼は今、机に向かってレポートと格闘している。大学でも同級生……そして今は恋人となった彼の背中に、私は心の中で語りかける。
 大好きだよ、タカシ。
 ここが、私のネバーランドなのかもしれない。
454以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:53:54.02 ID:zzqgtBzXO
みんなGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGJ!!!!!!!!!!!!!!!
455以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:54:25.26 ID:FnOlTz0x0
もう時間がないぞぉ!!!
ラストスパート開始ぃ
456【SS祭作品】お題:ツンデレと涙 1/3:2008/05/17(土) 21:54:35.32 ID:6g3dsGfu0
「は?」
私は突然のことに自分の耳を疑うしかなかった。
「別府が…撥ねられた?」
受話器から聞こえてきた言葉を反芻する。
目の前が真っ暗になった。
それどころか、眩暈すらする。
私は必死に世界が歪んで見えるのをこらえて先ほど教えてもらった病院へ向かった。

病院に着くと同時に別府を運んできたと思しき救急車が到着した。
すぐさま別府の側へと駆け寄った。
医師らが大動脈破裂やら心配停止後何分やらと喋っているが、全く聞こえない。
私はただただ別府を呼ぶだけだった。
「道路の真ん中にいた子供を助けて轢かれただと?貴様はふざけた真似をするな」
いつも通り罵るが返事は無い。
いまや別府の口にはへんなプラスティックのマスクがあてがわれている。
「そんな子供放っておけばよいものを…馬鹿め」
更に罵る。
「ふん……生きているなら返事をしろ」
意識混濁のためか、勿論返事はない。
「もしも私より先に死んだら許さないからな。分かってるだろうな」
自然と雫が頬を伝う。
「こら、何か返事をしたらどうなんだ…」
医師らの走る速度が上がったような気がした。
「別府!死ぬな…タカシ…!!」
別府の体を揺すろうとしたため、看護師が私の腕を掴んだ。
掴まれた途端、どうしてか涙が止まらなく出てきた。
「タカシ……タカシ…」
看護師が行った後でも私はそこに立っていることしかできなかった。
初めて別府と会ったときのことから今までのことがまるで走馬灯のように駆け巡っている。
初めてクラスで話したときのこと。 初めて恥ずかしい思いをさせられたときのこと。
457以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:55:20.43 ID:bEz/ncXx0
すまん、>>449にタイトル入れ忘れた。
【SS祭作品】お題:ツンデレが男に初めて恋を意識した瞬間 2/3
です。
458【SS祭作品】お題:ツンデレと涙 1/3:2008/05/17(土) 21:55:32.57 ID:6g3dsGfu0
>>456

初めて剣道で稽古したときのこと。 初めてデートをしに行ったときのこと。
初めて告白されたときのこと。 初めてキスをしたときのこと。
ひとつひとつが映像となり音声となり私の頭の中を流れている。

ふと気がつくと、私はイスに座っていた。
手術室にはまだ赤いランプが転倒したままだ。
別府のお母さんが無言で飲み物を持ってきてくれた。
飲みたいという欲求は全く出てこなかったが、いつのまにかのどがカラカラだったので飲むことにした。
腕に力が入らずに、プルタブが引けない。
やっとのことでプルタブを引くと、少し口をつけた。
冷たいコーヒーの味がした。

何の前触れもなく、手術室のランプが消え、手術室から執刀医と思しき人が出てきた。
表情は暗く、翳っている。
私はその顔から結果を読み取り、その場から逃げ出した。
とりあえず誰もいない場所にいきたかった。

気がつくと、夜が明けていた。
どうやら一晩中公園で過ごしていたらしい。
何もやる気が起きない。
別府のいない世界に興味はない。
そう思い、何の目的もなく街を歩いた。
突然携帯のベルが鳴った。
発信先は母さんだ。
用件は私の心配と、別府が生きているとのことであった。
世界が光に満ちて見えた。
459以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:56:07.48 ID:KuhkhdN+O
悪い、>>432が1/3、>>445が2/3、>>452が3/3だ。
混乱させたらスマソ。
460【SS祭作品】お題:ツンデレと涙 3/3:2008/05/17(土) 21:56:53.06 ID:6g3dsGfu0
【SS祭作品】お題:ツンデレと涙 3/3

>>456>>459

別府の入院している病室へ向かった。
普通手術後すぐには面会できないのだが、なぜだか許可が下りたようだ。
扉を開けるとそこには上半身をすでに起こしている別府がいた。
「よう」
何事もないかのように手を上げてくる別府。
私は自然とあふれてくる涙を止められなかった。
「タカシ…タカシ…」
口からはその単語しか出てこない。
そんな私をタカシは優しく撫でてくれた。
「お前俺を勝手に死んだと思って逃げ出したんだって?人を勝手に殺すなよ」
笑いながらそう言葉を掛けてくれた。
その言葉が温かかった。
「全く……。おい、顔上げろよ」
私は涙を流したまま顔を上げた。
途端に私の顔をタオルで拭いてくる。
「お前に涙は似合わないぜ。笑えよ」
にかっとタカシは笑ってくる。
涙は止まらなかったけれど、私も自然と笑顔が出てきた。

結局、タカシが退院するのには結構な時間を費やした。
その間、私は毎日病院に通い続けた。

「尊、飯食わせてくれ」
「それぐらい自分で出来ないのか貴様は」
「左手じゃ厳しいな…ちゃんと食わせてくれよ」
「……仕方がないな。退院したらきっちりと借りとして返してもらうからな」
461【SS祭作品】お題:ツンデレと涙:2008/05/17(土) 21:57:56.69 ID:vfObaOzY0
「なんで泣いてるかって!? 全部……ヒック! 全部アンタが悪いんじゃないっ!!」
「ヒック……! 好きな人に、好きだって言われたら……嬉しいに決まってるでしょ……っ! ばかぁ……!!」
462以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:58:00.56 ID:uVG5UNI5O
アンカー付け忘れ

携帯から訂正

ツンデレと雨
>>436>>439>>441

です
463【SS祭作品】お題:ツンデレと涙 3/3:2008/05/17(土) 21:58:10.23 ID:6g3dsGfu0
>>458は2/3です。

そして更に
>>460>>459>>458の間違いです。

…はて、どうしてシリアスな方向にいったんだろうか。
464【SS祭り作品】お題:ツンデレと雨 (1/3):2008/05/17(土) 21:58:13.32 ID:v37hxd6L0

 六月の雨は柔らかく、全てを包み込むような優しささえ感じられた。
 外界の喧騒も白糸の幕に遮られ、放課後の教室にはシトシトという雨音が静寂と調和している。
 長雨に煙る街並みはどこまでも曖昧模糊としており、眼下の景色は蜃気楼のように映った。
「纏さん、どうしたんですか?」
「別に、何もしておらぬ」
 不意に背後からの声。その主は『幼馴染』と呼ばれる関係にある少年であった。
「儂なんぞより、お主には話しかけるべき人物が居るのではないか?」
 冷然とした儂の言葉に、「そんなことは……」と口ごもる少年。
 彼の瞳には話しかけたことを後悔する様な気色が滲んでいた。
 ここ数年、少年との対話はいつもこのような調子になる。特に、今日のような雨の日は……。

 気まずい沈黙を吹き飛ばすような甲声が、寂寞とした教室に鳴り響いた。
「タカシくん! 一緒に帰ろう!」
「え? ぼ、僕は……」
「傘忘れちゃったんでしょ? わたし持ってるから一緒に入ろうよ」
 タカシと呼ばれた少年は、クラスメイトの少女に手を引かれ、ずるずると引き摺られていく。
 あの調子では、子女の傀儡となる日もそう遠くはなさそうじゃな。
 あやつには人を思い遣る優しさが備わっておるものの、意思が薄弱で周囲に流されやすい。
 明確な意思を示さぬ少年と、それを牽引する少女。お似合いではないか。威丈高な儂よりもな。

 まぁ、今となってはどうでもよいことなのじゃが……。
465【SS祭り作品】お題:ツンデレと告白:2008/05/17(土) 21:58:43.29 ID:fmhttbaj0
「ねえ、アンタ好きな人いるの?」
学校からの帰り道、昨日の夕食の話題のように、軽い感じで聞いた。
「ああ」
……動揺は抑えた。胸が苦しいのも、体が震えるのも、耐える。
「ねえ」
これで、私の初恋は終わり。それでも、こいつに好きな人が居ても
私の気持ちは、もう隠すことができない。
「好き、です」
どうして、もっと早く伝えなかったんだろう。
いつも一緒で、一番近くにいたつもりだった。
それで油断したのかもしれない。
あれだけ罵詈雑言を浴びせたのに、好きになってもらおうなんて本当に虫がいい。
もっとこの気持ちを伝えたいのに、口から出るのは嗚咽だけ。もうなにも言えない。
友達として付き合うこともできないかもしれない。
こいつが、他の娘と楽しそうにしてるのを、見なければならない。
考えれば考えるほど苦しくて、涙があふれてきて、声を上げて泣き出してしまった。
だから、その一言を聞き逃しそうになった。
「俺も好きだよ」


そこから先はよく覚えていない。あいつに抱きついて泣いたこと、そして──
「きす、しちゃった……」


「ママー、お姉ちゃんがふにゃふにゃだよー」
「あらあら」
466【SS祭り作品】お題:ツンデレと雨 (2/3):2008/05/17(土) 21:59:10.00 ID:v37hxd6L0
 >>464
 タカシと儂は、いわゆる『幼馴染』という関係であった。
 幼少の頃より長い時間を共にし、子供心に将来を誓い合ったりもした。
 しかし、そのような蜜月も『雨の日』を境に崩れ去ることになってしまったのだ……。

 小学生の時分、儂とタカシは一つの傘で帰途に就いておった。相合傘というやつじゃ。
 よくある話なのじゃが、その際に同級生が儂等をからかいおった。恐らくは妬みからじゃろう。
 儂はともかく、タカシを悪く言う輩は許せなんだ。男子数名ほどであったが打ち据えてやった。二、三度殴られもしたがの。
 やれやれとタカシに振り向いた時、儂は驚きを隠せなかった。何時の間にか、タカシが泣いておったのじゃ。

 理由を問うても、タカシは頭を振るのみで答えようともせぬ。
 殴られた痕もなく、儂が悪童を黙らせるまでタカシも泣いてはおらなんだ。
 ……やがて儂は気づいた。タカシは儂が傷つけてしまったのだと。理由はわからぬ。しかし、無念の色が見て取れた。

 爾来、タカシと儂の間には目に見えぬ溝が立ちふさがり、儂は雨を見ると憂鬱な気分になってしまうのじゃ。

 Φ

 昇降口にはタカシが佇んでおった。タカシは儂を見ると、小走りに駆け寄ってくる。
「纏さん、一緒に帰りませんか?」
「その子女が気を悪くするであろう」
 タカシの影には、先ほどの子女が怨めしげな面持ちで突っ立っておった。
 儂を待ってくれていた事に嬉しさを感じるものの、今さら儂の気持ちを伝えたところで、何が変わるとも思えぬ。
 そして、子女と共にあることについて、皮肉の一つでも言わねば気も治まらぬ。

「空知らぬ 雨にも濡るる わが身哉 三笠の山を よそに聞きつつ」

「えっと、それって和歌ですか? どんな意味なんでしょう?」
「『さようなら、また明日』という意の短歌じゃ」
 もちろん違う。しかし、本来の意味など儂の口から言え様はずもない。意味深な首(しゅ)を吟ずるのが儂の精一杯じゃ。
467以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 21:59:31.53 ID:12l0su1c0
もう2時間か。早いなあ。
468【SS祭り作品】お題:ツンデレと雨 (3/3):2008/05/17(土) 21:59:53.27 ID:v37hxd6L0
 >>464 >>466

 今日も雨が降っておる。
 憂鬱な気持ちを知ってか知らずか、またいつものようにタカシが挑んでくる。
「纏さん、ちょっとお話が……」
「なんじゃ、遠慮せず言ってみよ」

「あひ思わで 離れぬる人を とどめかね 我が身は今ぞ 消え果てぬめる」

 タカシの口から詠ぜられた言葉が和歌であった事に驚いたが、その内容には心臓が止まるような錯覚さえした。
「和歌って返すのが礼儀なんですよね? 昨日ちょっと調べてみたんです。纏さんの歌も、僕の返歌も」
 絶句する儂を気遣うように、優しい声が沈黙を埋めてゆく……。
「自作しようかとも思ったんですけど、意味がわからないものばっかりになっちゃって……」
「そうか、殊勝なことじゃ。しかし、お主は歌の意味を理解して吟じておるのじゃろうな?」
 声が震えてしまう。それほどにタカシの言葉は心に響いた。
「もちろんです」
 タカシの双眸が真っ直ぐに儂の心を射抜いている。
「纏さんが僕の前からいなくなってしまったら、本当に死んでしまいますよ…・・・」

 Φ

 こうして儂とタカシは以前の関係に戻った。いや、それ以上の関係と言ってもいいじゃろう。
 再び仲を取り持ってくれた雨と歌には感謝せねばなるまい。

 蛇足にはなるが、和歌の解説でもしておくかの。
 タカシの歌は『去りゆく貴方をを引き止められなかった私は死んでしまいます』という内容の女々しいものじゃ。
 儂の歌は、そうじゃな……、恥ずかしいから教えぬ。女子に恥をかかせるものではないからな。
469以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:00:47.97 ID:fmhttbaj0
いざ投票
470以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:01:07.15 ID:/agg6pi/0
>>468
なんというすべりこみセーフwwww
471以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:01:13.06 ID:7NJJKbWQ0
FINISH!!
全員GJJJJ!
472以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:01:13.90 ID:FnOlTz0x0
怒涛の二時間だったな。投票場行くか
473以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:01:35.57 ID:c/Jou6/n0
色塗ってたら間に合わないからもういいや(ぇ で、お前ら乙!
今からゆっくり読む。

http://www2.uploda.org/uporg1428294.jpg
474以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:01:42.38 ID:fJr8TK600
ここまでで3回抜いた
475以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:02:37.06 ID:9t5OFBy10
>>473とみんな
乙ンデレでしたー
476以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:03:43.48 ID:qRbYXeyL0
2時間早すぎだろ・・・jk
477以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:04:02.90 ID:KuhkhdN+O
みんなGJ!
燃え尽きるにはまだ早いぜ?
478以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:04:41.21 ID:/agg6pi/0
「今から投票する人たちは、これを読まないと許さないんだからね//!!」

★投票
・17日(土)22:00〜24:00 本スレにて投票
・【SS祭投票】をつけて、レス番を三つまで書いて投票。同じ作品に何票も入れるのは不可。2レス以上のものに投票する場合は、最終のレス番号に投票する
・投票を変更する場合は、【SS祭投票変更】と、前の投票レスにアンカーをつけ、再投票レスを書く
479以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:05:19.92 ID:bEz/ncXx0
皆乙ンデレ
さて投票か
480以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:05:56.92 ID:91pg4L9Y0
書いたみんな乙ンデレ
さて何に投票しよう
481以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:06:02.27 ID:H3eLCQpj0
今北産業
テスト期間で祭りに参加できなかった俺涙目wwww

1年半前から毎日ツンデレボクっ娘を脳内で妄想してたのにSS書いてなかったっていうorz
脳汁今沸いて無いから★
482以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:06:46.01 ID:v37hxd6L0
SS書きに必死で読めてなかったから
投票二時間は助かるぜ!

というわけで読む前保守
483以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:07:37.61 ID:dMISLDLm0
みんな40ものSS投下お疲れさまっ
全部のSS一覧貼っておきます、アンカーミスとか全部拾うの大変だったんだから!
・・・でも間違ってたらごめんなさい。 じゃあ投票集計作業に移る〜

・ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら (3)
>404,>413  >360,>361,>362  >443,>451
・ツンデレが男に初めて恋を意識した瞬間 (5)
>328,>333  >336,>339  >372,>375,>380  >414,>416  >446,>449,>453
・ツンデレのいる日常 (3)
>349,>350  >402,>405  >431
・ツンデレとケンカ (2)
>397,>399,>406  >327,>334
・ツンデレと夫婦生活 (3)
>301,>303,>304  >424  >435,>438,>442
・ツンデレと涙 (4)
>331  >396,>398  >456,>458,>460  >461
・ツンデレと雨 (8)
>410,>411,>412  >417  >352,>353  >434  >436,>439,>441
>444  >447,>450  >464,>466,>468
・不機嫌なツンデレ (2)
>308,>311,>315  >393,>394
・ツンデレと隠し事 (2)
>382,>384  >432,>445,>452
・ツンデレと告白 (3)
>351,>354,>356  >418,>419,>421  >465
・ツンデレに心を込めて言ってみたら (3)
>329,>332  >373,>376  >385,>386
・男との些細な出来事、やりとりをいつまでも覚えているツンデレ (2)
>355,>357,>358  >388
・ずっと片思いなツンデレが本気を出したら (´・ω・`)
484【SS祭作品】お題:ツンデレと涙 3/3:2008/05/17(土) 22:08:01.15 ID:6g3dsGfu0
皆乙ンデレ。

投票するもの決まってるんだけど。
485以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:08:35.41 ID:hZKaU1UrO
ち『きぐるみちなみんです……もふもふ……顔まですっぽり……タカシに悟られることなく、濃密なスキンシップ………ふひひひ』
タ「ふーもーふもふもふもっふもー!ふーもーふもふもふもっふもー!ふも!ふも!」
ち『来たです……だがなんの歌…?…ま、いっか……やぁ!よいこのバカシ…ゲフンっ!…タカシくん!……こんにちは』
タ「…!?」
ち『はっはっはー、怪しむことはないのですよぅ………ぼくはきぐるみちなみ……ゲフ、ゲフンッ!……きぐるみんなのですよー、もふもふ』
タ「もふ……もふ……だと……?」
ち『…もふ?』
タ「うおーーーっ!もふもふさせろーーっ!!!!」だきっぎゅーもふもふ
ち『うわぁっふ!』
タ「もーふ、もーふ、しあわせー♪」
もふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもみもみもふもふ
ち『ひゃわっ!……あんっ……ひゃうぅぅっ!!』
タ「ふひひひひ……もふもふや……まさにもふもふのIT革命やーっ!!」
もふもふもふもきゅーもふもふもふもふもふもっふ〜んもふもふもふもふもふ
ち『あんっ……そこ……だめなのですぅ……あふぅぅぅっ……はぁはぁ……あ』びくんっびくんっ

ぽろり

タ「もふも……ぎいゃぁぁぁぁっ!!俺のもふもふたんの顔がもげたぁぁぁぁぁぁ!!!うわぁぁぁぁぁぁ!!うーん」ばたり
ち『はぁはぁ……くっ…まさかタカシが……もふもふ属性持ちだったとは………誤算です…でもちょっとラッキー……ふふふ』
486以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:08:52.94 ID:KuhkhdN+O
いちおう守っておくぜ?みんなのツンデレを。
487以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:09:21.45 ID:hZKaU1UrO
タ「うーん……ううぅ……もふも【ドゴス!】ぎあっ!」
ち『あ、バカシいたですか……生ゴミかなんか……だと思ったです』
タ「あれ……俺のもふもふたんは……?」
ち『とうとう……ボケたか……バカシ』
タ「なんだ……ドリームか……がっくり」しょんぼーり
ち『……なんの夢を見たかはしらないが………なんかかわいそだから///』しなっ
タ「ちなみん……お前……なっ!?…これは」つるつるぺたぺた
ち『?』
タ「うおーーーっ!つるぺたさせろーーっ!!!!」
ち『ふにゃぁぁあぁぁあ//////』
なんだこれ

まぁ祭りも終わったしいいよね、こんなふざけたのでもさ
488以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:13:00.01 ID:rCxTpuU60
感動した
489以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:13:11.95 ID:vfObaOzY0
>>487
ドゴスギアに注目したいwww
490以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:14:18.19 ID:6g3dsGfu0
>>487
フルメタw
491以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:15:03.04 ID:78qb2ZEm0
492以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:15:31.95 ID:y10MlCdw0
短編でも普段は7レスくらいで投下してるから2レス3レスは新鮮w
493以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:15:39.65 ID:fmhttbaj0
ここから三つに絞れとか鬼畜すぎだろw
494以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:16:24.82 ID:lGBB3wsC0
>>473
また懐かしいキャラをw
495以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:18:16.09 ID:KuhkhdN+O
誰に投票しようかなほす
496以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:19:43.98 ID:WAT+zJ9fO
『…。』
「よっ。なーに沈んだ顔してんのさ」
『うっさいわね放っといてよ』
「そうそう、そうやってツンってすましてる方が、らしいぜ」
『大きなお世話だっての』
「…」
『…』
「なに、きっとまた近いうちにこういうお祭りがあるさ」
『…』
「そん時はまた人もいっぱいくるから」
『…うん』
「じゃあ帰ろうか、一緒にな」
『…今日だけよ』
きゅ
「ん?」
『せっかくだから、手、繋いであげる。今日だけ』
「…サンキュ」
497以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:20:36.68 ID:VrvCPGsb0
3つって難しいな
498以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:21:53.47 ID:NSdAUH4W0
>>483
乙んでれ!助かるぜ!!

片思いの〜カワイソスww
やっぱりみんなツンデレには両思いで幸せになってほしいからかな


>>487
ケイオスwwwww



五票の方が良かったかな…
499以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:23:13.57 ID:/4oIorYr0
とりあえず2時間考えよう
500以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:23:55.10 ID:dGcc+EDY0
やっと読み終わった…
お前ら乙!GJ!
501以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:24:18.26 ID:l9oTrN0S0
(・∀・)みんな乙!!
502【SS祭投票】:2008/05/17(土) 22:26:14.88 ID:+IH864W90
>>380
>>412
>>421
みんなGJだったが、
勝ち気、尊大好きなんでな、せっかくだから俺はこの三つを選ぶぜ!

とにかく楽しかったぜ次の祭りが楽しみだ
503【SS祭投票】:2008/05/17(土) 22:28:58.29 ID:6g3dsGfu0
>>304
>>315
>>376
どれも読んでニヤニヤしたけれど、この3つに特にニヤニヤさせてもらったのでこれで。
504以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:29:03.10 ID:hZKaU1UrO
り『痛っ……あ…』
た「どーしたお嬢?…あーあ、指切ったのか?」
り『こ、このくらい何でも有りませんわ!タカシさんは黙って私の特製手料理ができるのを待っていれば良いのですわ!!』
た「いいから見せてみ?……んー、こんくらいなら舐めときゃ治るな」ぱくり
り『あっ///』
た「ん、おk」
り『じょ、冗談じゃありませんわっ!貴方の唾液なんかで私の高貴な指を汚すなんて!変なウィルスに感染してゾンビ化する可能性だってなきにしもあらずですわーっ!!!』
た「なんだよー、せっかく俺が治療を……」
り『あんなの治療になりませんわ!芽衣の所へ行って絆創膏を持って来て下さいましっ!!』
た「へいへい…俺あの人苦手なんだよなぁ…睨むし……おーい、冥さーん」たぱたぱたぱ
り『タカシさん………行きました…わね?
  タカシさんが舐めた指……ごくり………はぁはぁ……間接……キス
  って駄目ですわ!こんなの、まるで変態さんみたいにっ!
  で、でも考えてみればこんなチャンスは二度と来ない……かも?
  …うぅう……は!そう、そうですわっ!タカシさんが舐めただけでは殺菌がたりないかも知れませんわねっ
  これは私の体を未知の病原体から守るためであって他意はありませんわっ
  ……で、では………ごくり………いっ…いただきますっ…あーん…////』
冥『おぉぉぉぉぉじょぉぉぉぉさまぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!』だばだばだばだば
り『め、冥ぃっ!?』
冥『あーんっ』

ぱくり

り『うなぁぁっ!!!!』
冥『はむっちゅばっ……ぬぷっぬぷっ…んちゅ///……ぷぁっ……なめなめ……ぺろぺろ……ペローヌ……ぢゅぽぢゅぽ…じゅるり///…ピロピロピロ…ずちゅっ…べろんべろん…んんんっ……っぷはぁ……もう大丈夫ですよ!お嬢様っ!』とろーり
り『なななな何をするんですのっ!冥っ!』
冥『憎き泥棒猫野郎もといタカシ様からお嬢様が御指を怪我された、と聞いたので……あの…わたくしめの溢れんばかりの……愛で……治療を////』
505以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:29:31.10 ID:hZKaU1UrO
り『めぇぇぇぇぇぇいぃぃぃぃぃぃぃ?お仕置きですわーーーーっ!!!』ビキビキッ!
冥『おおおお嬢様っ何故っ!……ひぎぃぃぃぃっ!!……アッー!!!……らめぇぇぇぇぇっ!!………あっあああっそんなっ!!!……うっ……ふぅ』びっくんびっくん

た「……あのー…冥さん…何でそんなぼっこぼこなん?」
冥『…』ギロリ
た「ひぃっ!ごめんなさいっ!」じょわわわわわぁぁ…
り『そんなことはどうでもいいのですわ!』どーん
た「はいっ!」
り『あの……どうですのタカシさん……私のお料理は///』
た「え?」
り『一応参考までに聞いておきたいだけですわっ!飽くまで一つの意見として!ですからねっ!正直に答えて下さいましね!』
た「んー……正直……見た目はいまいちだし……ホワイトソースはちょっと焦げてるし……」
冥(不味いっつったら殺す不味いっつったら殺す不味いっつったら殺す不味いっつったら殺す不味いっつったら殺す)ギロリギロリ
り『……ぽちっと』ヴィィィィィィ
冥『っ!?…はわ……んっ……はひぃっ…ひぐっ……んっ………ふぅ』びくんびくんびくん
た「んー、でもまぁリナの美味しく食べて欲しいって気持ちとか、一生懸命さが伝わって…あったかい味だったぞ、うん。よく頑張ったな」なでなで
り『あっ……うん////』
り(間接キスは逃しましたけど……なでなでしていただいたので……良しとしますわっ、えへへへ////)

おしまい
この後冥さんがタカシと結果的に間接キスをしてたことが発覚してあんなことやこんなことをするんですが、それはまぁまた別のアレで
506以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:31:27.68 ID:fJr8TK600
ヤバイ

ニヤニヤしすぎで表情筋が崩壊しそう

誰か助けて
507【SS祭投票】:2008/05/17(土) 22:31:57.30 ID:qRbYXeyL0
>376
>421
>460
かなり迷ったが俺はこの三つだ!
508以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:33:27.29 ID:VZWLse2z0
祭り終わりに投下

『祭…終わったね』
「ああ、楽しかったなぁ」
『別にアンタと居るのが楽しいとかそんなんじゃ無いんだから!』
「じゃあなんで毎年俺と祭に行くのさ」
『そ、それは…アンタが彼女いないから寂しいと思って私が仕方なく…』
「そうか…それじゃあ俺は一生彼女作らないよ」
『え?な、なんでよ!』
「だってさ、これからもずっと、お前と毎年祭に行きたいから…さ」
『……ん、分かった。じゃあ私以外の彼女は作らないでよね』
「了解了解。また来年も…な」
『仕方ないから…ずっと一緒に居てあげるわよ!』


今回の祭りも最高だったぜ・・・
509以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:34:41.56 ID:dGcc+EDY0
なんだこの投下ペース
祭りの余韻がすごいな
祭りの後の奴らもGJ!
510【SS祭投票】:2008/05/17(土) 22:35:26.27 ID:91pg4L9Y0
>>304
>>380
>>417
どれも良かったがこの3つで

次の祭の時には本番前に脳汁が溢れるといいなぁ
511以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:36:06.02 ID:bEz/ncXx0
駄目だ、決まらん。
全部もう一回読み直してくる

みんなGJなんだぜ
512以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:39:29.09 ID:0Mo7A7Sg0
バイトで来れなかった俺が今北産業
513【SS祭投票】:2008/05/17(土) 22:40:04.00 ID:dGcc+EDY0
>>304
>>384
>>442
こいつらで
514以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:40:50.75 ID:FeSn/KBR0
515以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:42:28.81 ID:6g3dsGfu0
「これで終わり、か」
誰に語りかけるでもなく、呟く。
空にはまだ打ち終わった花火の名残りの煙が漂っている。
ぞろぞろと引き上げていく人たち。
「祭りの終わった後ってなんだか物悲しいわよね」
今度は隣にいるタカシに向かって言う。
「そうだな、なんというか表現できないけど」
タカシは未だ空を見上げている。
「それじゃ、私たちも帰りましょ」
「あぁ…」
2人してからんころんと音をさせながら帰る。
服装は着物に下駄とまさにお祭りの帰りにぴったりだ。
無言で家路を歩く。
お祭りの帰りは吹いている風ですら侘しく感じる。
不意にタカシが口を開いた。
「ところでさ、今更だけど着物似合ってるな」
突然のことに反応が遅れたが、遅れたなりに赤面するのが分かる。
「そ、そんなこと言ったって何も出ないわよ?」
「いや、そんな風に思ってないよ。本当に似合ってると思う」
いつになくタカシは冷静な口ぶりで言ってくる。
「ぁぅ……」
そんな風に冷静にいわれるとどうも返せない。
そのような気恥ずかしさのままタカシと別れることとなった。
今回の祭りがとても重要で大切なように思えた。

fin

>>224-225とともに読むともしかしたら幸せになれるかもしれません。
516【SS祭投票】:2008/05/17(土) 22:42:33.71 ID:VrvCPGsb0
>>315
>>362
>>442

悩んだけどこれで
517以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:42:44.91 ID:7NJJKbWQ0
読み中ほ
518【SS祭投票】:2008/05/17(土) 22:46:44.80 ID:7NJJKbWQ0
>>333
>>450
>>452

悩むけど、こんなところで!
519以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:49:12.72 ID:Uz85gBRAO
飛行機おりたらおわってたー
みんな乙!
520【SS祭り投票】:2008/05/17(土) 22:49:55.03 ID:Qg004M0eO
>>362
>>353
>>376

で、お願いします
521【SS祭投票】:2008/05/17(土) 22:52:59.26 ID:jliJ4ky8O
>>304
>>386
>>434


こんなとこかな?

とりあえずみんなお疲れ様
522以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:54:31.05 ID:I6qfi5QnO
523以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:57:04.01 ID:KuhkhdN+O
みんな選びあぐねてるみたいだね。
524以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 22:57:59.89 ID:DDo381+z0
かなり迷ったがこの3つだー!
>>376
>>386
>>334

SS書いてくれた人みんな。お、乙だったんだからね////
525【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:01:40.15 ID:wF86pD51O
>>376
>>398
>>444

てか選ぶのにかなり苦労した……

みんなGJだぜ
526【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:02:09.04 ID:CKjxXzHw0
>>304
>>376
>>450

これでお願い
527【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:03:19.31 ID:KGmiz4nBO
>>304
>>406
>>424

全ての妄想GJ!!
愛すべきアホっ娘たちにニヤニヤしたw
そしてちなみんの照れ隠しは最強だと思ったw

最後に、裏方をしていただいた全ての方々にGJ!!
528【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:04:20.99 ID:NSdAUH4W0
>>304
>>315
>>421
でお願いします


何という苦渋の選択…
しかし先哲は3/87という苦行を乗り越えたのだ…!
これ位なんてことはない…!
ぐふっ
529以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:04:24.76 ID:KuhkhdN+O
守るよ、みんなのツンデレ。
530以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:04:27.16 ID:E5BjikVF0
なんか描いてる間に終わったらしいorz
選ぶのはもすこし待ってくれ・・・

とりあえず>>308にぐっとくるものがあったので描いてみた
http://www.uploda.org/uporg1428487.jpg
531【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:06:21.07 ID:hYa8Lkm40
>>333
>>451
>>388
の三つにしますw

祭にかかわったすべてのみなさん乙ンデレ
532以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:06:30.20 ID:vMtUE6rJO
【SS祭り投票】
>>304
しょっぱなからクオリティ高すぎです。
「困った困った」がテラカワイスwwwwwwwww
>>376
敬語妹というだけで最強かもwwwww
何よりも妹の変わった言葉遣いがGJ過ぎるwwwww
>>405
ちなみとひなたぼっこしたいwwwwwwww
533【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:08:30.43 ID:/4oIorYr0
これでいこう
>>304
>>315
>>421
534以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:09:44.15 ID:KeeXo1XnO
>>530
高速で保存したwwwwwwww

GJ!!!!
535【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:10:34.72 ID:fmhttbaj0
>>356
>>398
>>413

これ選ぶの辛すぎるぜ
536以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:11:09.69 ID:6g3dsGfu0
>>530
いったいどうやったらそんな絵が描けるのか…。
甚だ疑問である。

ってな感じでGJ!!
537以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:11:47.47 ID:wF86pD51O
★☆だぜ★☆
538以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:13:26.94 ID:hZKaU1UrO
だめだ俺には選べない…
539以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:14:14.85 ID:mg5GVBAi0
いやっほお大尾おおおお大お大オオ大オオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
540以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:14:48.35 ID:LTK96uJf0
みんなGJだったけどあえて選ぶなら

>406
>452
>394

の3つかな。
だが、順位なんて関係ないのさ。
自分が書いたSSで、誰か一人でもニヤニヤしてくれたらそれでいい。
541【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:16:23.33 ID:fJr8TK600
>>304
>>362
>>412

これで。甲乙つけ難すぎるだろjk
542【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:17:44.81 ID:FlH8gWPR0
>>344
>>356
>>406

地元ばんざい!
543【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:22:32.16 ID:rB07dY6XO
>>304
>>444
>>376

この三つに投票します
544【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:23:11.14 ID:dMISLDLm0
OKブラザー、なんとか絞ったぜ

>>451
「あーん」の破壊力は異常ww

>>350
日常=間接キスですね、わかります

>>444
1レスにこれだけ詰め込めるとはGJと言わざるを得ないwww
545【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:27:57.32 ID:FlH8gWPR0
>>542
×>>344→○>>334

すいません
546以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:29:07.43 ID:VrvCPGsb0
あと30分!
547【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:29:17.39 ID:WlpdleA1O
>>356
>>406
>>412

しかしみんなGJな作品だった!
548以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:31:37.04 ID:bEz/ncXx0
あと30分で決めねば・・・
549以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:32:39.76 ID:NSdAUH4W0
投票ももう下火かな…?

熾烈なる三位争いwwww
550以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:32:54.70 ID:9ZLQRmz50
この中から三つだと・・・
悩む、これは下手したらセンター試験より難しい
551【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:33:23.76 ID:Y6a6/bUi0
>>350
>>412
>>442
の三つで。
かなり選ぶのに苦労したぜ。
祭りに関わった、全てのツンデレを愛する人にGJと乙を。















最後に、勝美は俺の嫁。
552【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:33:37.96 ID:MuIRBtNa0
553【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:36:02.17 ID:v37hxd6L0
>>304
これは文句なくGJ!

>>331
ちなみんネタが好きなので
しかもオチが巧かった!

>>450
ちなみんの誠実さに惹かれました
554以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:36:29.97 ID:U7JDXGns0
すべて甲乙つけがたし!

そしてお嬢は俺の嫁
555【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:39:38.89 ID:OGqeNR2WO
350
398
450

しかしすべてGJ
556以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:42:11.17 ID:nvRYa5jY0
いちおうほしゅは欠かさない
557【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:43:09.63 ID:kDsBKyyp0
>>304
>>350
>>452

絞るの大変だったぜ…
558以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:46:45.64 ID:NSdAUH4W0
さぁ時間が無くなってきた!
559以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:50:12.43 ID:NSdAUH4W0
あと10分よ!
まだ迷ってる人はさっさと決めちゃいなさいよ?
560以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:52:38.88 ID:6g3dsGfu0
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org7664.jpg

こんなのが他スレに。
561以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:55:05.46 ID:nvRYa5jY0
保守しとくぜ
562【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:57:24.46 ID:bB+IBvaGO
>>351
>>373
>>382
滑りこみっ。みんなGJ。
563以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:58:04.86 ID:E5BjikVF0
>>308
>>431
>>465

皆GJ!!ヾ(*'ω')ノシ
564以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:58:10.26 ID:bEz/ncXx0
選べないよちなみん
565以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/17(土) 23:58:28.40 ID:nTFZq6ipO
参加者のみんな乙!
566【SS祭投票】:2008/05/17(土) 23:59:21.03 ID:MJ+ONdA50

>>304
>>398
>>406

やっと絞れた。苦労したぜ……そして全ての妄想にGJ
567以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:00:47.85 ID:CMyenwPY0
みんな乙!
568以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:01:13.55 ID:IDvB9DJB0
みんな乙でした
569以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:01:35.86 ID:U/CPo5lk0
全員乙ンデレ!!
570以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:01:55.17 ID:6iyZP6Ux0
乙ンデレですた
571以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:02:10.08 ID:gpSe1iEr0
投票終了!乙ンデレ!
俺2票だったけど今日はすごく楽しかった!
みんなありがとう!
572以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:02:38.09 ID:s2Ac9e0e0
ここまでよ!投票締め切り!!

>>562
今度からはちゃんとテンプレ読んでよね!
573以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:03:01.99 ID:9JGbisMV0
集計結果&後夜祭wktk
574以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:03:24.36 ID:b2jB5wYo0
みんな乙!
575以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:03:44.75 ID:s2Ac9e0e0
>>563もちゃんと読むように!
576以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:04:42.76 ID:CMyenwPY0
後夜祭ってなにやるの?
577以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:05:33.40 ID:9C2Ej2EmO
選べなかった…

しかし祭りにお嬢がなかった件
578以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:06:49.62 ID:wQRgtENG0
ちぇ
579以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:06:59.21 ID:74QHLGsN0
焦ってど忘れしたorz
580以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:07:29.55 ID:XpHqqqhY0
お嬢は俺の隣で読んでたぜ

次の祭の時には必ず書いてみせる
581以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:08:40.09 ID:JKE88we2O
どのSSも素晴らしかったけど個人的に気に入ったシチュから描かせていただきました。

http://kjm.kir.jp/?p=184048
582以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:09:45.06 ID:SiauRqsWO
お嬢がいない……………………………………

お嬢原理主義の俺orz
583以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:10:04.27 ID:MK/7OYdi0
処女作に票を入れてもらって超うれしかった!
いや、こいつは超のひとことで言えるもんじゃねぇ!
なんてゆーか……すっげー…すっげーうれしかった!!

皆乙んでれ、それとおやすみノシ
584以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:13:22.94 ID:KabAneBqO
バイトやっと終わった…
バイトのバカァ…。・゚・(ノд`)・゚・。

皆乙ンデレ!
585以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:16:44.89 ID:LABTaXhq0
結果マダー?
586以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:21:36.48 ID:GGexYt+O0
結果出たみたいだな
587以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:21:59.42 ID:s2Ac9e0e0
>>585
もう少し待ってなさいよ!
手伝いもしないで全く…
誰のために集計してると思ってんのよ…ごにょごにょ
588以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:27:39.98 ID:9JGbisMV0
集計人さんがんばれ☆
589以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:29:00.89 ID:mlgWf+sKO
今読み終えたぜ。
GJすぎる
590以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:29:30.63 ID:BNn/KVAmO
>>508
これが1番好きかもw
591以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:30:25.55 ID:IDvB9DJB0
眠いよちなみん
592以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:33:16.11 ID:tcF9Yh9pO
593結果発表:2008/05/18(日) 00:35:09.87 ID:GHYKeTTS0
1位:15票
>>304(ID:rK17n/dG0)

2位:9票
>>376(ID:bEz/ncXx0)

3位:5票
>>315(ID:rK17n/dG0)
>>398(ID:sGkhGpPf0)
>>406(ID:H7xK8kNV0)
>>450(ID:Z/zLFWLlO)

7位:4票
>>350(ID:sGkhGpPf0)
>>356(ID:9t5OFBy10)
>>412(ID:LTK96uJf0)
>>421(ID:sGkhGpPf0)

11位:3票
>>362(ID:6g3dsGfu0)
>>442(ID:eq6UgIjA0)
>>444(ID:vfObaOzY0)
>>452(ID:KuhkhdN+O)
594以下、名無しに代わりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:35:44.69 ID:XlAtFuA4O
祭りが10時〜12時だと思ってたorz
ごめん、かなみ・・・
595以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:36:15.67 ID:wQRgtENG0
>>593
>>304だと絵の予想が・・・


あっまだ撃たないdターン
596忘れてた・・・:2008/05/18(日) 00:36:55.99 ID:wQRgtENG0
>>593
597以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:37:16.42 ID:GHYKeTTS0
15位:2票
>>333(ID:sGkhGpPf0)
>>334(ID:i32As/XF0)
>>380(ID:eq6UgIjA0)
>>384(ID:sGkhGpPf0)
>>386(ID:/agg6pi/0)
>>451(ID:HauwKXRyO)

21位:1票
>>331(ID:NSdAUH4W0)
>>353(ID:6g3dsGfu0)
>>388(ID:91pg4L9Y0)
>>394(ID:L7/sznloO)
>>405(ID:FnOlTz0x0)
>>413(ID:NSdAUH4W0)
>>417(ID:+IH864W90)
>>424(ID:v37hxd6L0)
>>431(ID:bB+IBvaGO)
>>434(ID:zzqgtBzXO)
>>460(ID:6g3dsGfu0)
>>465(ID:fmhttbaj0)


みんな超乙
598以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:37:45.87 ID:GGexYt+O0
>>593

そして>>304おめ!!!
599以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:38:02.98 ID:9JGbisMV0
>>593
集計乙ンデレ!

>>595
ちなみんのお顔にピピルピルピルピピルピー♪ですn……ターン
600以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:40:25.53 ID:2Z9mnxZg0
>>304おめ!

そして全ての俺たちへ……GJ!!
601以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:40:33.04 ID:IDvB9DJB0
>>593
集計乙でした。
602以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:42:03.04 ID:24/MI+O8O
>>593乙。

>>304の先制パンチに唖然。GJ!
603以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:42:53.01 ID:s2Ac9e0e0
>>594
乙んでれ!!
そしてほぼ全ての作業をこなしてくれてありがとう!!

そして
>>304
オメ!!
604以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:44:08.51 ID:XpHqqqhY0
>>593
集計乙ンデレ

>>304おめ
605以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:45:03.77 ID:6iyZP6Ux0
集計乙ンデレ
606以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:45:03.87 ID:Z0cwEg7r0
>>593
乙ンデレ

最高の一夜でした
607以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:46:51.55 ID:GzXGMEXw0
>>593
集計結果投下お疲れさまです

一応自分の集計した記録置いときますね
何か違うところあったら指摘してくださいな

ttp://spreadsheets.google.com/pub?key=p0Q45MYpzLg9UjCB8lJCfXA
608以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:48:19.85 ID:Jt/soq9iO
絵師さんにwktk
609以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:48:34.26 ID:pR9ao3SPO
>>593
乙!!

>>304
「まったく、タカシで幸せになれるのは……私くらいだ……困った、困った」
このセリフに萌え殺されましたw
オメ!!
610以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:50:15.45 ID:K4f19i980
>>304
テラGJ
>>597
テラ乙

次はSSで参加したいものだな…
しかし楽しかった
611以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:52:05.20 ID:qOTMvYz60
>>304
おめでたう!

絵師の光臨を待とう・・・

みんな ちがって みんな いい
612以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:54:31.69 ID:CMyenwPY0
>>304
おめ!
613以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:54:40.87 ID:IDvB9DJB0
もう駄目だ、お休みちなみん
614以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:58:36.91 ID:Jt/soq9iO
304ってちなみんの顔にクリームが付いたんだね




てっきり男の作戦が大成功して風呂で…
待て婦警さん危なターン
615以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 00:59:53.31 ID:yU/7l5LM0
絵師の光臨はあるのか・・・
616以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:00:11.25 ID:aApwzNDyO
>>581
うおおおおお久しぶり!!
617以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:01:29.73 ID:ZRiwj7gzO
委員長で爆発寸前になったが全部読み終えた

皆さん乙でした。
楽しい時間をありがとぅ
618以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:02:07.30 ID:GGexYt+O0
久しぶりに1000行かないかな
619以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:04:47.23 ID:9JGbisMV0
落ちない限りは1000行きそうだね

祭の気分が抜けないうちに脳汁垂れ流すかー!
620以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:09:24.51 ID:Y3yAdkbf0
ID
祭り参加したかったなぁ
621以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:09:27.13 ID:xBttc/LkO
>>619
さぁ、来い。
受け止めてやる
622以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:09:42.73 ID:s2Ac9e0e0
萌え尽き症候群にならないことを祈るぜ
久しぶりに1000まで届け!
623以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:13:47.53 ID:QVc37s2D0
保守
624以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:13:49.55 ID:GHYKeTTS0
最後にID別得票
こちらは3位まで

ID:rK17n/dG0:20票
ID:sGkhGpPf0:17票
ID:bEz/ncXx0:9票
625以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:21:11.69 ID:J26Jml+C0
今回の祭りもすばらしかった・・・
あまりにもすばらしかったから三つにしぼることなんてできなかったぜ・・・

でも近いうちにこの祭りを記念した「何か」を作ろうと思う
できるだけ早いうちに
626以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:25:51.38 ID:SU4flRS4O
>>304オメ
先陣切れってけしかけた甲斐があったってもんだ
627以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:30:57.04 ID:GGexYt+O0
祭りのおかげで俺の中のちなみんを求める心が刺激されたな
久しぶりにちょっと考えてみるか
628以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:33:20.67 ID:K4f19i980
祭りの余韻を楽しみつつ、2レスくらい投下しますよ
6291/2:2008/05/18(日) 01:33:50.52 ID:K4f19i980
今日も今日とてあたしの朝は、わが最愛の夫、タカシを起こすことから始まる。
起きて…タカシ…。はじめは優しく揺すってみるけど、あぁ駄目ダメ、甘い顔してるとすぐつけあがるんだから。しっかり者の妻でいなきゃ。
ずっと寝顔を見てたい衝動に逆らって、思いっきり揺さぶって。起きなさいこのばか亭主っ!なんて罵って。
「あぁ…おはよう」
きっと今、あたしってば仏頂面なんだろうな。そんな風に思ってなんだかダウナーな気分。
「あぁ、そんな顔も可愛いよマイスウィートハニー」
そこに愛しい人のこんな一言。他人が聞けばなんて寒いやつ、と思うだろうけどあたしは一気に上機嫌。顔も火照っちゃう。
でも気付かれると恥ずかしいから寝言扱いして、さっさとキッチンへ避難。
けれどやっぱり動揺は隠しきれなくて、ドアに足の小指ぶつけちゃった。まったくおっちょこちょいだな、あたし。

そんなこんなで朝ごはん。
あたしは料理には自信がある。朝は忙しくて味わって食べてもらう時間がないのが残念だ。
おいしいよーなでなでーとか、あわよくばほらーあーんしてーとか、してもらえない。こんなこと考えてるなんて、知られる訳にもいかないけれど。
食べ終わったら食器片付けて、タカシの残した紅茶のカップに口付けたりして。
洗濯物を干す用意をしてると、いってきますとタカシの一声。お見送りしなきゃ。

…あ、待ちなさい、忘れ物。
「ん、なに?」
お弁当。まったく、いっつも忘れるんだから。そんなに食べたくないなら作るのやめるわよ。ちょっと拗ねてみせる。
「ごめんごめん。おまえの飯が食べたくないわけないだろ?毎日大変だろうに、うまい弁当作ってくれてありがとうな。」
…………またこいつは恥ずかしいセリフをぽんぽんと。
はいはい、さっさと行かないと電車遅れるわよ。
「そうだな。行ってきます」
そして火照ったあたしの頬にキスをして、髪をひと撫で。
あたしはすっかりノックアウト。蚊の鳴くような声でいってらっしゃい、と呟くのが精一杯。

そして、ドアの閉まる音と同時に顔はゆるゆる。口はだらしなく開いてえへへへ……なんて怪しい笑いを勝手に漏らす。やだぁ……キス……してもらっちゃったぁ♪
そのままきゃっきゃっと小踊りしてると、また下駄箱に足の小指ぶつけて痛っ!なんて悲鳴が漏れた。
やばっ、今のタカシに聞こえてないよね? などと愛しい旦那様の出て行った玄関先で、一人気を揉むあたしなのであった。
6302/2:2008/05/18(日) 01:34:19.80 ID:K4f19i980
「……きて…た…し……」
今日も今日とて俺の朝は、わが最愛の妻、かなみに起こされることから始まる。
「起きなさいこのばか亭主っ!」
彼女は照れ屋だ。普段はなかなか隙を見せてくれない。
ゆさゆさ、というよりがくがくと揺すられ、寝ぼけまなこを擦って見れば、可愛い妻の怒り顔。
あぁ…おはよう。朝から怖い顔だなぁ。でもそんな顔も可愛いよマイスウィートハニー。
ちょっと寒いかな、と思うくらいがちょうどいい。彼女の砦を崩すには。
「……寝言言ってないでさっさと起きてよね。ごはん出来てるから」
そう言ってすたすたとキッチンへ歩いて行くかなみ。おおぅ、朝から辛辣だねぇ。旦那は悲しいぞ。
しかし、ちょっと顔が赤かったし、返事に間があったな。俺には隠せないんだぜ。
それにガンッ!と物音、続いてあぅっ!と短い悲鳴。動揺してるのが丸わかりだ。まったくかわいいな、かなみ。

そんなこんなで朝ごはん。
かなみの飯はうまい。朝は忙しくて味わう時間がないのがたいへん残念だ。
おいしいよーなでなでーとか、あわよくばほらーあーんしてーとか、してやれない。したらしたで、照れ隠しの暴言が飛ぶだろうけれど。
食べ終わったら髭を剃って歯を磨いて、寝癖をちょちょいと撫でつけて。
スーツを着込んでネクタイ締めて、いってきますとかなみに一声。なんだかんだで見送りはしてくれるのだ。

「待ちなさい、忘れ物」
ん、なに?
「お弁当。まったく、いっつも忘れるんだから。そんなに食べたくないなら作るのやめるわよ」
あ、拗ねちゃった。ごめんごめん。かなみの飯が食べたくないわけないだろ?毎日大変だろうに、うまい弁当作ってくれてありがとうな。
「…………はいはい、さっさと行かないと電車遅れるわよ」
そうだな。行ってきます、かなみ。
そしてまだちょっと拗ねてるかなみの頬にキスをして、髪をひと撫で。
「……………………いってらっしゃい」
真っ赤な顔のかなみに見送られ、家を出る。さあ、今日も一日がんばるぞっと。

そして、ドアの閉まる音と同時に家の中から響く「えへへへ……」という怪しい笑い声、これまた何かにぶつかったような物音、またまた痛っ!という悲鳴。
そんなのを聞きながら、うちの奥さんは最高だなぁ、隠してるつもりだろうがデレが駄々漏れだぜ、などとひとり惚気つつ、俺は駅へと足早に駆けていくのであった。
631以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:34:44.66 ID:K4f19i980

おしまい。
夫婦生活のお題で祭りの最中に沸いたんだが書ききれなかった俺はどう見ても遅筆です。本当に(ry

久々の1000取り合戦と>>304のエロイ絵にwktk
って婦警さん今日はお祭りですよ?こんな日ぐらいお仕事休んでm(ターーーーン
632以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:38:02.37 ID:LcRGI4jfO
参加できなかったorz

みんな本当にGJ
これで住人が増えるといいなぁ
633以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:41:35.35 ID:FhBs8Si60
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1211030674/l50

すまんおまえら
協力してはくれないか?
>>666>>1が行動安価
実母を犯す?
634以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:50:15.00 ID:xBttc/LkO
はは…
何だか、眠くなってきちまった…
635以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:56:41.25 ID:CMyenwPY0
>>634
実は…俺もなんだ…
636以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:59:07.34 ID:xSV0IWfSO
祭記念で4つほど
前夜祭>>56

「ふあ……」
どれぐらい眠ったのだろうか。目を擦り儂は身体を起こす。辺りはまだ暗かった。
「おはよう、纏」
「うむ……ふ、ふえっ!な、何でタカシがここに居るのじゃ!?」
「がはっ!!!」
儂は盛大に延髄蹴りを決め、そしてすぐに状況を思い出す。たしか……。
「そういえば、おぬし、家に泊まったのじゃったな。すまんすまん」
「キック前に気付いてくれ……いたた……ほら」
タカシはひょいと儂の服を投げてよこす。そういえばと辺りを見渡すと着物はちゃんと壁に掛けてあった。
「ふん、タカシにしては気が利くの。ほれ、服を着るから、むこうを向いておれ」
睨みつけながら言うと、肩を竦め窓の外を向く。彼はすでにバッチリと着替え終わっていた。
「……よし。もうこっち向いてよいぞ」
しかし彼は固まったまま動こうとしない。もう一度声を掛ける……が、反応無し。すこし苛立ち、儂は大声を上げた。
「これ、タカシ!!」
「え?あ、ああ、なんだいマイハニー」
「……何を見ておったんじゃ?」
彼の返答を待つ。タカシは答えず窓の外を指差した。儂は布団から出て彼の横へと向かう。
……そこには鳥が居た。何処までも白い、白い鳥が。
「し……らのとり……?」
足が震える。いや、なんだ、あの鳥は。見たことのない、鳥だった。
ふと、目があった気がした。鳥と、目が?馬鹿馬鹿しい。自分で自分にそう説明して、落ち着こうとする。
「い、いや……」
次の瞬間、儂の身体は優しいぬくもりに包まれる。むろん、タカシだ。
ああ、温かいな……。猛烈と形容していいかもしれないぐらいの安心感に目を細める。
再び視線を前に向けると。そこにはもう、すくなくとも、白い鳥は居なかった。
637以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 01:59:48.23 ID:xSV0IWfSO
最悪じゃ……。本当に最悪じゃ!穴があったら入りたいなどと本気で考えたのは初めてかもしれない。
タカシは儂のそんな心中を知ってかしらずか、言った。
「祭り、終わっちゃったけど、着物さ……着てくれよ」
「え……」
彼はただただ、笑っていた。
…………
………
……

タカシに協力してもらって着物を着付け直し……なぜこいつは帯が締められたりするのかのう……直後に彼につれてこられたのは、家から5分ぐらいの丘の上だった。
「ここさ、結構穴場なんだ。辺りは草ばっかだけど、神社の辺りの様子が一望できるのよ」
「ふ〜む……こんな場所があるとはのう」
かなり高いところに居るせいか、自分が本当に……鳥になったかのような錯覚に陥る。
「で、何でこんなところに連れて来たんじゃ?」
「それは……お、はじまったぞ!!」
「なにが……」
どーーーん!!
何事かと思い振り返るとそれは花火だった。
「うわあ」
その光の球体が魅せる美しさに思わず声が漏れる。
「祭りは午後6時で終わりだけど、今年からその二時間後、8時に花火大会が開かれることになったんだと。
まったく、季節感もへったくれもないよな。まあ、毎年五月の第三土曜日と決まっているからしかたがない、よな?」
「…………」
タカシは花火に見とれうっかりぼーっとしていた儂に気を使い、これ以上は何も言わなかった。
何も言わずに抱きしめてくれる、その優しさと暖かさが嬉しい。顔が火照るのが解る。
…………いまなら、素直になれそうだった。
638こっちが2/4、前のが3/4で:2008/05/18(日) 02:01:12.95 ID:xSV0IWfSO
「ふ、ああああ…………」
一気に脱力する。何だったのだ、今のは。恐怖は元より無かった。ただ、動揺しただけで。
「纏をさ」
不意に愛する人の囁きが聞こえた。
「安心させに来てくれたんじゃないの?君は、ずっと纏だよって」
「あははは!……くさいなんて段階を超えとるな。ファンタジー小説の読みすぎか、病気じゃ病気!」
タカシはそうかもな、と答えて儂の目に浮かんだ涙をぬぐう。……笑ったから涙がでたんじゃぞ?ほんとに。
…………
………
……

「なんでお前は儂を起こさないんじゃあああーーー!!」
「起こしたけど、起きなかったんだって」
早く起きすぎてまだ辺りが暗いと思っていたのだが、実は朝、昼を通りこして既に夜になっていた。
「うう……まさか、ここまで寝過ごすとは……12時間ぐらい寝ておったのか、儂は?」
「いや、そこまで凄くはないぞ。実はお前が寝た時点で既に昼過ぎだったから」
「ほえ!?」
「いやあ、お互い燃え上がっちゃいましたからな……ぽ」
頬に手を当てて言うタカシ。顔立ちがいいせいか、そんなに気持ち悪くないのが逆に腹がたつので殴っておいた。
「しかし……せっかく着物まで母上に用意して貰ったのにのう……!!!」
……ここで儂は嫌なことを思い出してしまった。母上と父上……昼には帰って来るといっていたような……。
「纏?……ああ、纏のご両親か?纏が(裸で)爆睡してるときに帰ってきたぞ。
『あらあらぁ、おじゃまだったわね。まあ、幸せそうな顔で寝ちゃって』
『私たちはもう一泊居てこよう。……タカシ君、纏は素直じゃないところがあるが、知ってのとおり気のきくいい子だ。
これからもよろしくたのむ。あ、式は日本で挙げてくれたまえ。ほら、最近ハワイで挙式とかはやっているじゃないか?
私はやはり、日本人の門出は日本からであるべきだと(ry』とか、言ってたぞ」
「うわああああ!!!」
639以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:01:42.52 ID:xSV0IWfSO
「のう、タカシ」
「……ん?」
「愛してるぞ?本当に、本当に」
「……ん」
いっそう強く抱きしめられる。タカシのほうを期待した目で見ると彼は直ぐに悟り、キスをしてくれた。
バードキス、というのを思い出した。タカシが昨日言っていた言葉。そして、あるものの存在も、呼び起こされた。
いったんタカシから離れ、巾着(この着物にポケットはない)から、先ほど拾ったものを取り出す。
「それは、白い羽?」
「でてくる時……庭に落ちてたのじゃ」
「……あの鳥、何だったんだろうな?」
「大丈夫じゃ」
タカシが居るから不安じゃないから大丈夫。質問の答えになっていないし、大事なところを省いてしまったが、
彼は全てわかった、という顔で笑顔を作った。ああ、愛しいなあ、もう。
「で、どうすんの、それ」
儂は黙ってタカシの手を握り、もう一方の腕で羽を放り投げた。
それは風に舞い、光に彩られた空へと消えていく。
「意外と、マジで白ノ鳥様だったのかも」
「そうじゃな」
儂の過去も、祭りも、過ぎ去ってしまったものはどうしようもない。
今はただ、これからのことを考えよう。タカシに抱きつき、口付けながら、そんなことを思う。

さて、儂の住む街では今日、白ノ鳥祭という祭が開催された。
そして儂たちの後夜祭は静かにひたすらに盛り上がるのだった。
640以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:02:10.77 ID:xSV0IWfSO
終わりで。
今日は祭に参加できて楽しかったぜ。
>>304はGJ&おめ。
そして俺の妄想に投票してくれた5名ありがとう。
最後にみんな乙!!
641以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:12:35.36 ID:xBttc/LkO
>>640
GJなん…だ…ぜ
俺は…もう…だ…めだ
最期に…





ぬるぽ
642以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:13:23.40 ID:s2Ac9e0e0
ねみぃが寝ない
そんな漢気
643以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:14:44.38 ID:g7XZEdIj0
だが寝る前保守
644以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:20:40.40 ID:opXpBLTM0
ほしゅ
645以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:22:50.21 ID:aApwzNDyO
ほーしゅ、ほーしゅ、
646以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:28:28.88 ID:GHYKeTTS0
夢にツンデレが現れますように
647以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:32:09.52 ID:CMyenwPY0
守る戦いこそが、本当の戦いなんだ…
648以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:32:49.86 ID:xSV0IWfSO
>>641
649以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:33:18.96 ID:7bNdFP9D0
祭りは終わった…
職人の皆さん乙
650以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:40:08.98 ID:y1PvGXSKO
|∀・)ダレモイナイ…タレナガスナライマノウチ!!
・すぐに諦めちゃったツンデレ
勝『…ふう…やっぱこの一服がたまんねえz』
ガチャ ターダイマー
勝『…やっべ!もう来やがった!』バタバタ
タ「はぁ〜今日も燃え尽きたぜ…」
勝『お、おう、今日はずいぶん早いじゃねえか』タ「ただいま勝美、今日は仕事が上手く纏まったんだよ…?」ヒクヒク
勝『ほ、ほぉ〜…さ、さて、それじゃあ夕飯の支度でも…』
タ「…勝美?」ガシッ
勝『な!?何しやがる!離せ!』ジタバタ
タ「…この手についた匂いは何かな?」
勝『こ、これはその…』
タ「…なあ勝美、俺達結婚した時約束したよな?子供の為にお互い煙草は止めるって…」
勝『…あ、ああ…』
タ「俺は本当に止めたんだぜ?お前もいい加減止めろよ」
勝『………』
タ「な、勝美?」
勝『…って…』
タ「ん?」
勝『だ、だってよ…禁煙した方が子供にはいいんだろうけどよ…子供が出来たら…その…二人の時間は減るし…お前…子供にかまけて俺の相手してくれなさそうだから…////』
タ「…勝美…」ギュッ
勝『…あっ…////』
651以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:40:48.49 ID:y1PvGXSKO
タ「俺はな、子供も大事だけど…何よりお前に健康でいて欲しいんだよ…」ナデナデ
勝『あぅ…////』
タ「それにな…」クイッ
勝『ん?…んむっ!?』チュッ
タ「…ん…ちゅ…」
勝『…ふぁ…ん…////』タ「ぷは…こういう時、煙草の味がするから嫌なんだよ」
勝『…タカ…シ…////』タ「さて、煙草の味が無くなるまで続けますかね」
勝『な!?だ、だめだそんなnんんーっ!?////』



終わり。祭は終わってからが本番だと思うんだ
652以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:44:37.22 ID:cKVkJ0vT0
>>651
GJ!

本番ってことは・・・








ふぅ

期待してるぜ
653以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:45:27.77 ID:K4f19i980
>>640GJ
白ノ鳥まつりん…イイね

そして背中の羽根の付け根が性感t(ry
654以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:47:15.17 ID:XpHqqqhY0
祭のあとっつう事で

祭が終わってから、リナを誘う事をすっかり忘れていた。
「リナ、すまん。祭に誘うの忘れてた」
90度腰を曲げて謝る。
「別に怒ってなんかいませんわ」
ぷい、とそっぽを向く。
「じゃあ拗ねてる?」
「ですから!そういうわけではありませんわ!だいたいどうして私が下町のごみごみした祭などに…」
その反応は図星をついてるとしか思えないのだが。
「そうか、だったらこれはいらないか」
店じまい前の夜店を回ってきたたこ焼きやたい焼きの入った白いビニール袋の音を立てさせる。
「私はお腹なんか減ってませんわ」
「花火、花火もあるから!打ち上げじゃなくて線香だけど」
「分かりましたわ、これ以上しつこくされても困りますし、お付き合いしますわ」
「そうか、それじゃ…」
外に出ようとしたが、リナは部屋から出ようとしなかった。
「リナ、外には」
「貴方は先に準備なさい。私は後から来ますわ」
庭に出ると先回りしていた執事がバケツに水を汲んでいた。
しばし待つと、リナが出てきた。彼女の姿を見てしばし見とれる。
「何見てますの?」
浴衣を着たリナに睨まれる。なるほど、そういう事か。
「いや、凄く綺麗だったから、つい見とれて」
「こうでもしないと雰囲気が出ないから着ているだけですわ」
もうちょっと明るかったら彼女の頬が染まっているのが分かるのに。
今度は忘れずに誘おう、そう心に決めた。

じゃあ、お嬢に搾られてくる
655以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:48:32.38 ID:Z0cwEg7r0
おやすみ保守
656以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:48:50.25 ID:K4f19i980
連レス失礼
>>651
煙草の味をなくすために勝美の口の中を舌がうぞぞぞぞzz




……ふぅ
657以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 02:51:14.60 ID:4FKvA3so0
やっとできたー。
>>304の絵じゃなくて悪いけど投下。
http://kjm.kir.jp/?p=184077

じゃあ明日からROM専に戻る!次回までに腕上げとく!
今日は楽しかったよ!
658以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 03:02:06.24 ID:CMyenwPY0
>>657
やっぱデフォネのほうがよかったかな…
お嬢に尽くします。
だから、後ろから抱きしめて……ハァハァ
659以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 03:13:16.99 ID:4FKvA3so0
せっかくだから書きかけてたのも投下するよ。

・幽霊ツンデレのいる日常

幽『なんですかこれ?あたらしいゲーム買ってきたんですか?』
タ「まあ新しくはないけどさ。バイ○ハザードってやつ。」
幽『ふーん…わたしにはよくわかりませんけど…おもしろいんですか?』
タ「まぁ怖いゲームだけど俺は好きだな。でも幽は怖がりだから見ないほうがいいかもしれないぞ?」
幽『だ、誰が怖がりですか!馬鹿にしないでください!
  じゃあ早くやって見せてください!伊達にあの世は見てないことをわからせてあげますから!』
タ「へぇ…じゃあ始めるぞ…?」

幽『ひいいいいいい!人が人を食べてる!?』
幽『うきゃあっ!噛まれた!痛いっ!』
幽『キャアアアアアアアア!』
幽『ヒイイイイイイイイイ!』

タ「めちゃくちゃ怖がってるじゃん…」
幽『ひッ!こ、怖がってなんかいないです!こんなのは全然…』
タ「…じゃあ何でおれに抱きついてるの?」
幽『こ、これはタカシさんが怖くないようにしてあげてる私の思いやりであってですね…
  別に怖いとかじゃないです!』
タ「はいはい…」
グチャァ
幽『ひいいい!首が取れたっ!?イヤアアアアア!』
タ(うるさい…)
660以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 03:14:57.51 ID:4FKvA3so0
その夜…
幽『あの…タカシさん…?』
タ「ん…まだ起きてたのか?どうした?」
幽『あっあの!もしよかったら一緒に…寝てあげなくもない…ですよ?』
タ「…?ああ…まだゲームのこと怖がってるのか?」
幽『ちっ!ちちち違います!ゲームしてたのはタカシさんだし、もしタカシさんが怖くて寝れないって言うんなら、
  一緒に寝てあげようかと思っただけです!私は全然怖がってません!』
タ「(やれやれ…)はいはい、じゃあ一緒に寝てもらおうかな。」
幽『そ、そうですか!?し、仕方ないですね…タカシさんは怖がりで困ります…』
ゴソゴソ
タ(幽霊と一緒に暮らしてる俺がいまさら何を怖がるってんだよ…)

タ「…幽?」
幽『ん…なんですか?』
タ「俺あのゲームやめた方がいいか?ほんとは怖がってたろ?お前が嫌なら…」
幽『や、やめなくてもいいです!』
タ「は?」
幽『ほ、ほんとに怖がってないですから!私は幽霊なんですよ?怖いわけないじゃないですか…』
幽(それに…今日タカシさんに抱きつけたり一緒に寝れたりできたのはあのゲームのおかげですから…(////))


でもあいかわらずタカシがプレイするごとに幽が絶叫するのはまた別の話。


今度こそ寝る。ノシ
661以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 03:15:03.71 ID:/CGQP/m/0
>>657
バロスww
662以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 03:18:12.57 ID:2oSpkWQ/O
お嬢と幽霊きた!

どちらもGJ!

お嬢は俺が頂くからみんな安心してくれ!
663以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 03:23:10.30 ID:CMyenwPY0
>>660
こんな夜にGJとは、俺を寝かさない気だな?
664以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 03:23:38.90 ID:y1PvGXSKO
・四年目なのに倦怠期のこない男とツンデレ
リ『〜〜〜♪』トントン グツグツ
タ「…ふぁ〜ぁ…お早うリナ〜」ギュッ
リ『きゃあっ!?な、何をなさいますの!料理の邪魔をしないで下さい!////』
タ「え〜やだ〜リナのいい匂いとか柔らかさとか楽しみたい〜」フニフニ
リ『ふぁっ…そ、そんな…朝からは…っていい加減にしなさぁぁぁい!!』ボグシャー!!
タ「モルスァ!」
リ『…まったくあなたという人は…結婚してから四年は経つのに今だにベタベタして…あなたに倦怠期というものはありませんの?』
タ「うん、ないね(1ミリ秒)」
リ『即答しないで下さい!で、な、何でですの…?』
タ「だって…付き合ってた時からもそうだったけどさ、リナが可愛すぎるんだもん」
リ『んなっ!?(か、可愛い…?)////』
タ「そ。人前では悪辣なことばかり言ってくるけど二人の時は甘えてくるし、しかも言い過ぎた時は泣いて謝ってくれるじゃんw」
リ『そ、それは…飴と鞭を使い分けるようお母様から習ったからで…////』
タ「それに、スタイルも抜群だし顔も四年前と比べて全然変わらないし」
リ『す、スタイルや美貌の維持は基本中の基本ですわ!////』
665以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 03:25:01.23 ID:y1PvGXSKO
タ「それに何より…」ギュッ
リ『ひゃっ…だ、だからベタベタしないでって…////』
タ「この四年間、ずっと俺の傍にいてくれたリナとの生活を幸せだと感じても、苦痛に思ったことはないよ…」ナデナデ
リ『タカシ…////』
タ「…で?リナはどうなの?」
リ『…へ?』
タ「だから…リナはこの四年間どうだったのって?」ニヤニヤ
リ『そ、それはその…////』
タ「ん?何?」ニヤニ(ry
リ『…わょ…』ゴニョゴニョ
タ「え?聞こえないな〜?」ニヤ(ry
リ『わ、私も同じですわよ!この四年間嫌になったことは一度もありません!////』
タ「…ありがとう、リナ…」チュッ
リ『…ん…////』
タ「さて、と…じゃ早速寝室でお互いの気持ちを確認しますかw」
リ『な、何言ってますの!もう朝…////』
タ「…いいだろ…リナ…」ギュッ
リ『あぅ…す、好きにしなさい…////』



終わり。調子に乗ってみた。さて、では次の脳内メモリーを垂れ流して寝るかn





お き の ど く で す が の う な い メ モ リ ー は き え て し ま い ま し た
666以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 03:37:40.18 ID:CMyenwPY0
にゃーっ
667以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 03:38:17.25 ID:Y3yAdkbf0
>>662
お前とはいずれ一戦交えるだろうと思ってたぜ…表へ出ようか。


>>665
あれだろ?息フーフーすれば戻るんだろ?
668以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 03:44:40.82 ID:K4f19i980
ここにきてお嬢ラッシュw
669以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 03:44:53.33 ID:/CGQP/m/0
>>665
GJ
6701/3:2008/05/18(日) 03:59:41.64 ID:rrmtSTus0
後夜祭っぽい気分で、>>577を受けて、今更だがお嬢がいなかった理由を考えてみた。


タ「おっかしいな……。リナには祭の場所と時間伝えたはずなんだけど………ん?リナからのメール?」

タイトル:不参加の連絡
本文『ごきげんよう。申し訳ないのですが、本日は急用が出来てしまったので、お祭には不参加とさせて頂きます。』

タ「マジかよ……。あいつも楽しみにしてたってのに………。」


リ『ハァ………。』
執「………お嬢様。ご気分が優れないようでしたら、本日の食事会は…」
リ『ありがとう、アルバート。私でしたら大丈夫ですわ。』
執「……どうか、ご無理はなさいませぬよう………。」
リ『ええ。心得ていますわ…………あら?タカシからメールですわね……。』

タイトル:(無題)
本文『お嬢様ってのは大変だな。ところで、その急用ってのはいつ終わるんだ?』

リ『(タカシったら………そんなことを聞いて一体どうなさるつもりなのかしら………)』


タ「………お。帰ってきたな。どれどれ………」

タイトル:Re:(無題)
本文『用事は23時頃には済む予定です。』

タ「ってことは多分アイツが帰るのは………。」
6712/3:2008/05/18(日) 04:00:04.43 ID:rrmtSTus0
執「お嬢様。食事会は如何で御座いましたか?」
リ『ええ。いつもの様に滞りなく終了致しましたわ。』
執「左様で御座いますか。」
リ『本当に、いつもと何ら変わりない食事会でしたわ……………。』
執「………ところでお嬢様。先ほど携帯の方に連絡があった御様子です。」
リ『あら。一体誰かしら……………!?(タカシですわ!でも一体………)』

タイトル:用事は済んだか?
本文『今から俺もお前の家に行くわ。』

リ『……………』
執「お嬢様。少しばかり急いで帰宅致しますので、念の為にシートベルトをお願い致します。」
リ『分かりましたわ、アルバード。』


タ「お。お姫様のご帰宅だなw」
リ『タカシ………。貴方、一体何をしにいらっしゃいましたの?』
タ「ん?」
リ『お祭に参加できなかった私に、つい先ほどまでお祭を楽しんでいらした貴方が、一体何の御用ですか?』
タ「いや、実はさ、祭には行かなかったんだよ。」
リ『一体どういうことですの?』
タ「つまり………あれだよ。」
リ『あれでは分かりません。はっきりと仰いなさい。』
タ「……………お前がいない祭に行ったって仕方ないだろ。」
リ『え!?そ、そ、それは、つまり………』
タ「あのさ、今夜は晴れだし、丘の上の展望台に夜景を見に行ってみないか?」
リ『え?あの展望台にですか。』
タ「そうそう。あそこってさ、アベック達もよく行くっていうしさ。」
リ『そ、そんな場所に貴方と2人でだなんて…』
6723/3:2008/05/18(日) 04:00:21.91 ID:rrmtSTus0
タ「ほら。考えてたって仕方ないんだし、行こうぜ。」
リ『あ、こら、お待ちなさい!まだ私は行くとは申していませんわ。』
タ「………なぁ、リナ。お前さ、今日の祭楽しみにしてたろ?」
リ『そ、それは………否定しませんが………』
タ「……俺も楽しみにしてたんだよ。お前と一緒に行くのを、さ。」
リ『タカシ………』
タ「だからさ、一緒の思い出作りに行かないか?」
リ『ふぅ………。どうせ貴方のことですから、私が首を縦に振るまでは帰らないおつもりでしょう?』
タ「まあなw」
リ『分かりました。私も退屈な食事会に辟易していたところですから、特別に行って差し上げますわ。』
タ「それでは、お嬢様。参りましょうか。」
リ『きちんとエスコートをなさらなければ、途中でも私は帰りますわよ。』
タ「それはもう、重々承知しております。お嬢様。」


おしまい
673以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 04:01:00.52 ID:rrmtSTus0
今回の祭に参加できて本当に楽しかった。
祭に関わった全員に感謝の言葉と賛辞を送らせて頂く。

そして今日のところはここら辺でおやすみ。ノシ
674以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 04:09:24.21 ID:/CGQP/m/0
何か祭りの興奮冷めやらぬといった感じでSSがたくさん来るなww
675以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 04:21:25.81 ID:CMyenwPY0
いちおう守るぜ
676以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 04:29:37.20 ID:/CGQP/m/0
("・ω・")
677以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 04:47:07.55 ID:/CGQP/m/0
ま・・・・だ・・・・・だ
678以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 05:01:25.96 ID:CMyenwPY0
まだ終わらんよ
679以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 05:15:52.36 ID:CMyenwPY0
重ねて守るぜ
680以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 05:32:39.22 ID:CMyenwPY0
ひとりで徹夜の祭りの日ぃ〜♪
681以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 05:45:42.11 ID:+G6mmPRHO
夜勤休憩のほ
682以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 05:47:04.01 ID:CMyenwPY0
いちおうね、15分間隔にしとくよ…
683以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 05:59:53.73 ID:CMyenwPY0
つ、ついに睡魔が…
684以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 06:12:37.38 ID:7rBgk28m0
おやすみ保…
685以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 06:14:57.22 ID:CMyenwPY0
俺も無理…
686以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 06:22:50.59 ID:H/UjqPtH0
687以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 06:32:44.22 ID:H/UjqPtH0
688以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 06:45:04.36 ID:GndfagXVO
689以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 06:54:56.83 ID:9C2Ej2EmO
うはwwwwww

起きたらお嬢ラッシュで俺嬉し涙目wwwwwwwwwwww



ありがとうなんか言わないんだからっ////
690以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 07:10:45.95 ID:SiauRqsWO
お嬢ktktwwwwww!!!!!!
691以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 07:27:27.80 ID:Jub/QytCO
保守
692以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 07:33:23.06 ID:pWli/izVO
みんな、好みのツンデレを思い浮かべてください。いつも強気なその娘が、顔を真っ赤にして、
「私なんかで、いいの?」と上目遣いに言ってる。

そんな気分の>>304です。亀にもほどがある上、携帯からおはようございます。
まず、投票して下さった方々、ありがとうございました。光栄にもほどがあります。今後、一層の精進に努める次第であります。

運営の方々、心からお疲れさまでした。大変だったとは思いますが、お陰様で熱い夜になったようですね。
ライバルかつ仲間の参加者の皆様。自分が言うのも何ですが、まずは参加してくれてありがとうと言いたい。今回は、たまたま自分が一位でしたが、ツンデレへの愛は、全員甲乙つけ難いものです。家に帰ってから、全員分じっくりねっとり、拝見致します。

最後に関わった全ての方に、GJを送ります。
では、また近い内に、名無しで会いませう。失礼しました。
693以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 07:36:12.41 ID:MwAYM87bO
素晴らしい作品ありがと

このスレは1000まで持ってくぞ!
694以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 07:50:54.42 ID:GGexYt+O0
起きたら祭りの後だというのに妄想の嵐
お前らGJすぎるwwww

あと、あらためて>>304おめ!
695以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 08:08:51.21 ID:WjFWGKBsO
このまま保守で1000までイコウゼ
696以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 08:22:43.19 ID:d08RmjHWO
後夜祭凄すぎw
697以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 08:34:36.10 ID:d08RmjHWO
698以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 08:37:19.18 ID:yU/7l5LM0
>>671
GJ!
でもアベックてwww懐かしいwww
699以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 08:42:45.89 ID:mlgWf+sKO
ほし
700以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 08:50:54.58 ID:ZRiwj7gzO
701以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 08:56:09.36 ID:No83dBMh0
ちぇき
702以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 09:00:47.63 ID:Pzij7uQtO
ほしゅ
703以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 09:05:54.88 ID:wQRgtENG0
ho
704以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 09:10:26.64 ID:xBttc/LkO
ふぉす
705以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 09:22:03.67 ID:dq3lXfjK0
ほしゅ
706以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 09:30:24.87 ID:s2Ac9e0e0
>>705
IDがドラクエ3
別に意味はないんですけど
707以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 09:33:11.26 ID:dH3P+bUwO
おはようかなみ
708以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 09:46:40.35 ID:ZRiwj7gzO
☆☆
709以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 09:52:05.56 ID:etNyjYffO
今沖田☆
710以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 10:05:19.78 ID:4FKvA3so0
おはようおまいら
711以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 10:07:28.93 ID:Qo4fRVY20
昨夜はお楽しみでしたね
712以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 10:14:29.90 ID:d+Yz0XgxO
『休みだからって寝過ぎなのよ、バカ』
「休みだからこそ眠るのさ」
『もっと時間を有効に使えないの』
「そうだな、じゃあ今からどこかに出かけるか。どこがいい?」
『はぁ?なんで私も一緒に行かないといけないのよ』
「ん?なんか予定あるのか?」
『別にないけどさ…』
「なら決まり。早速街に買い物にでも繰りだそう」
『はぁ…いっつも急なのよね』
「♪」
『何ニヤニヤしてんのよ』
「そりゃお前とデートできるんだから、気分も弾むさ」
『ばか…私も嬉しいけどさ…』
「何だって?」
『何でもない』
713以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 10:19:27.08 ID:Jt/soq9iO
つ・ツンデレに昨夜は激しかったねって(ry


待ってkアッー
714以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 10:21:29.07 ID:GHYKeTTS0
祭りの後でも萌え尽きないwwww
715以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 10:38:54.01 ID:r+wYzD8qO
PCが何故か制限かかった☆
716以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 10:40:11.36 ID:Jt/soq9iO
717以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 10:43:33.95 ID:LABTaXhq0
ho
718以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 10:48:04.24 ID:aApwzNDyO
719以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 10:57:00.46 ID:etNyjYffO
>>711
お前宿屋の主人だろ
720以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 10:58:20.91 ID:DnAsMvK/O
起きたら全鯖規制だった……orz
721以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 11:02:26.21 ID:kQ9qytnKO
規制されてる人多いな
722以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 11:09:52.56 ID:XVrt69JuO
後の\(^o^)/祭り

…orz
723以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 11:11:30.28 ID:LABTaXhq0
724以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 11:15:04.97 ID:Z0cwEg7r0
保守
725以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 11:16:39.44 ID:mEdfpmOgO
昨日はみんなGJ
くそ……規制が無ければ関西さんが……
726以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 11:19:41.94 ID:24/MI+O8O
>>712
GJJJJJJ
727以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 11:23:34.23 ID:3sD7pKbpO
お嬢ツンデレとその執事タカシ。
ある日お嬢が暴漢に襲われそうになり、それを撃退したはいいものの重傷を負ってしまい、
お嬢に「バカ! 何でこんな怪我してまで私なんか!」とか叱咤されて、跪づきながら、
「俺はリナを……お嬢を護るのが仕事です。そうしたいし、してみせる。
 貴女様は、俺が一生護り抜いてみせます」
と、普段どんなに注意しても使わない敬語で返した。
その言葉にお嬢は、
「い、いっしょう……?」
とか呟きながら真っ赤になって、
「それなら仕方ないですわね……怪我の手当てをしますから手を出しなさい」


と、言われる夢を見た
728以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 11:33:47.34 ID:3sD7pKbpO
ほっす
729以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 11:35:48.97 ID:tcF9Yh9pO
730以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 11:43:44.24 ID:No83dBMh0
しゅ
731以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 11:54:51.44 ID:jfesRD7p0
おはようの☆
732以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 11:56:56.58 ID:PkT/VcPT0
ぬ、絵師はまだ光臨しておらんのか
733以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 11:58:55.51 ID:DClw5i/E0
絵師なら俺の隣で…
734以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 12:04:48.21 ID:s2Ac9e0e0
まぁもともと絵師さんの厚意で描いてもらうしかない訳で
のんびり待とうじゃないか
光臨しなくても怒らずにさ
735以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 12:12:35.81 ID:DnAsMvK/O
8レス投下宣言
携帯だから、ちょっと時間掛かるけどよろしく
7361/8:2008/05/18(日) 12:12:56.94 ID:DnAsMvK/O
・ 男に呼び出しを受けたツンデレ

 数学準備室のドアをノックし、私はドア越しに中に向かって声を掛けた。
『椎水です』
「入っていいぞ」
 その言葉に従い、私は静かにドアを開けた。
『失礼します』
「よお、椎水。とりあえず、座れ」
 別府先生は、だらしない格好で椅子に座ったままこっちを向き、私に空いている席を
勧めた。
『いえ。結構です』
 私は首を振ってそれを拒否した。部屋に入った瞬間、私の心拍数が一気に上がり、息
が苦しくなる。先生と、膝を触れ合うくらいの距離で座り合うなんて、とても出来ない。
「そう言うなって。お茶飲むか? コーヒーでも紅茶でも、何でもあるぞ」
 私の気持ちなんて気付くはずも無く、先生は気楽に語りかけてくる。私はそれも、に
べもなく断った。
『いえ。その……長居するつもり……ありませんし』
 先生は、少しだけ困ったような表情で頭を掻いた。きっと、打ち解けない生徒だと思
っているんだろう。だけど、すぐに気を取り直し、もう一度椅子を勧める。
「そうか。ま、せめて話くらいは座って聞け。立ったままだと先生も話し辛いしな」
『気は進みませんが、先生がそう仰られるのでしたら……』
 私は、仕方なく椅子に腰掛けた。すぐに椅子を引き、先生との距離を取る。
「で、何故呼び出されたかは分かるか?」
 真面目な顔になって話しかけた先生に、私は頷いた。
『はい。バカではありませんから』
「だよなあ。お前の成績を見てもそれは分かる。なのに、何で俺の授業だけがこんなに
点数低いんだ?」
 私の定期考査の点数を見て、先生は首を捻った。私はすぐに、即答する。
7372/8:2008/05/18(日) 12:14:20.91 ID:DnAsMvK/O
『嫌いだからです』
「いや。理系が苦手だっていうんならそれは分かる。だが、物理や化学はむしろ平均点
より遥かに上回っているじゃないか。まあ、必ずしも理科が得意だから数学も得意とい
う訳じゃないだろうが、それにしてもお前の実力なら、やればもっと出来るんじゃないか?」
『……別に、数学が嫌いな訳じゃありませんから』
「じゃあ、何が嫌いなんだ」
『…………先生が』
 口の中が、ほろ苦かった。先生への想いに気付いたその日から、私は先生に対する日
本語の使い方を変えた。つまり、好き、を嫌い、と。だから、私が嫌い、と言うのは好
き、という事だ。だけど、そう意識していても、心にはチクリとした痛みが走る。
「まあ…… 好かれる教師なんざそうはいないし、椎水が俺を嫌いだとしてもそれはと
やかく言わん。けどな。俺が嫌いだから勉強しませんじゃしょうがないだろう。進学希
望なんだろ? これじゃあ、受験にも影響するぞ」
『来年になって、先生が担当じゃなくなったら真面目にやります』
 それは本当の事だ。今みたいに、先生の顔を見るたびにドキドキしたり、先生の事ば
かり考えて、授業が手に付かなくなったりしないだろうから。
「なあ、椎水」
 先生が真面目な顔付きで私を見つめた。ズキッと、何かが貫いたかのように、胸に痛
みが走る。そして、爆発しそうな鼓動の痛みと、胸の息苦しさから逃れる為に、私は慌
てて目を逸らした。
『なっ……!! きゅ、急に見つめないで下さい。その……気持ち、悪いから……』
 最後の一言は、思いつきの付け足しだった。先生に私の気持ちが知られたら迷惑と思
われるに決まっている。だから、それを隠す為の、せめてものカムフラージュだった。
「悪い。けどな、好き嫌いと授業は切り離して考えた方がいいぞ。でないと、こうして
呼び出しを食らって、大嫌いな俺の説教を受けなくちゃならなくなるし」
『……そんな事……分かってます』
7383/8:2008/05/18(日) 12:15:19.84 ID:DnAsMvK/O
 もちろん、分かっているからこそ、ワザと赤点ギリギリにしたのだ。先生の方は見れ
ないけれど、キチンと授業は聞いている。ノートだって、後から友達に見せて貰ってい
る。悪い子にしていれば、呼び出してくれると思ったから、先生の授業だけ不真面目を
演じていたのだ。
「なら、真面目に授業を……いや。最低限、テスト勉強はしっかりしろ。お前の頭なら、
例え俺の授業を聞いていなくても、テストで平均以上は取れるはずだろ? な?」
 優しく諭してくれる先生の心遣いは嬉しかった。けれど、同時に悔しくもあった。先
生が、私が嫌っている事自体はスルーして、妥協策に走ってしまった事が。
『……先生は、それでいいんですか?』
「何がだ?」
『私が、先生の授業を真面目に受けなくても、テストの点さえ良ければそれでいいんで
すか?』
 詰るような私の言葉に、先生の方が逆に怯んでしまった。
「い……いやあ…… そりゃあ、先生だって、椎水に真面目に授業受けて欲しいけど、俺の事が嫌いだって言うんなら、せめてキチンと出席していればそれでいいかなと……」
『どうすれば、好かれる――って、わ、私がその……せせせ、先生を好きになるとか、その……あ、有り得ないんですけど……でもそのっ!! せめて嫌われない努力とかしないんですかっ!!』
 私は思わず先生に詰め寄ってしまった。好かれる努力を、と言おうとして、先生に好
かれる事を想像してしまい、動揺してしまったせいもある。
「わわっ!! 努力って言われてもなあ……その、椎水には、俺が嫌いな理由がはっき
りしているのか? もしそうなら、教えてくれれば、努力のしようもあるんだが……」
 私は、ジロジロと先生を見つめた。こんなにじっくりと先生を正面から眺めたのは初
めてだ。教室ではそっと姿を窺うだけだし、あとは後姿を眺めている事しか出来なかっ
たから。
『あります。直ったからと言って、先生が好きになるわけじゃありませんけど、少しは
マシになるんじゃないかと』
 先生は、何故か苦笑いをして髪をかき上げた。その笑い方が私には鼻についた。子供
だからとバカにされているような気がして。
7394/8:2008/05/18(日) 12:16:05.33 ID:DnAsMvK/O
「そうか。なら、まあ……椎水の成績の為に、努力しようは思うが…… 一体何だ?」
 若干イライラしつつ、私はビシッと先生の襟元を指した。
『まずは、そのネクタイです。いっつも緩めていて、ハッキリ言ってだらしないです。
見ていられません』
「え? ああ、これか?」
 先生が、今気付いたかのように、ネクタイを軽く手で持ち上げた。
『そうです。先生は元が悪いんだから、せめてネクタイくらいしっかり締めないと』
 本当は、別にそれが先生の魅力を損なう事は無かったが、一度はビシッと決めた先生
も見てみたいものだと思う。
「うーん……着るものを考えるのが面倒くさいからスーツにしてるんだけど、ネクタイ
はなあ。しっかり締めると息苦しいんだよなぁ」
『そういうだらしない所が大嫌いなんです。ちょっと失礼します』
 私は、いきなり先生のネクタイを手に取った。
「な、何だ、椎水」
 戸惑った様子の先生を放っておいて、私は半ば強引にネクタイを取った。
『結び目からして汚いじゃないですか。これじゃあ、このまま締めたって却ってだらし
なさが目立つだけです。私がちゃんと結び直してあげます』
「いや、いいよ。それくらいは俺だって自分で出来るって。社会人なんだからさ」
 先生がネクタイに手を伸ばそうとするのを私は身を引いてかわした。
『ダメです。信用なんて出来ません。言っておきますけど、私だってしたくてこんな事
する訳じゃないんですからね。先生がだらしなさ過ぎて不快だから、せめてちょっとで
もマシにしようとしているだけですから』
 厳しく言って先生を黙らせると、私は先生の襟に手を伸ばして、襟を立てた。それか
ら、ネクタイを首に掛ける。
『大人しくしてて下さいね』
 襟を折り曲げ、シャツの一番上のボタンをかう。
先生のだらしないネクタイの結び目を見る度に妄想したものだ。私が、先生のお嫁さ
んのように、ネクタイを結んであげる姿を。今、こうして現実に出来るなんてちょっと
信じられない。
7405/8:2008/05/18(日) 12:17:08.60 ID:DnAsMvK/O
「なあ、椎水。やっぱりちょっと苦しいんだけど……」
『これくらいがちょうどいいんです。はい、出来ました』
 キュッ、とネクタイを締め終えて私は先生から離れた。至福の時間はあっという間に
終わってしまった。でも、先生が明日からキチンとネクタイを締めて来れるとは思えな
いし、また機会はきっとある。無ければ自分から作るし。
 先生が無意識に首元に手を伸ばそうとしたので、私はその手をパチンと叩いた。
『ダメですよ。緩めようとしたら。せっかく人が我慢してネクタイを締めてあげたって
言うのに』
 先生は、鬱陶しそうな顔で、首元に手を当てた。
「結構苦しいんだけどなあ。それにほら。今はカジュアルデーとか流行りだし……」
『私が真面目に授業受けなくてもいいんですか?』
 厳しい目付きで睨みつけると、先生は困った顔をする。
「あのな、椎水。真面目に授業受けなくて困るのは俺じゃなくて――」
『先生です。私は別に困りません』
 先生の言葉を遮って、私はきっぱりと言った。先生は、ため息をつきながら頭を掻い
た。
「分かったよ。少なくとも、ウチのクラスの授業の時は我慢する。これでいいか?」
『ダメです』
 私の言葉に、先生は怪訝そうな顔をした。
「ダメですって……あのなあ。じゃあ、何の為にネクタイ締め直したんだよ?」
『ネクタイだけじゃあ、先生の見苦しさは全然解消されていませんから』
 弱ったようにため息を付く先生を見つつ、私は先生を困らせている事に対する、若干
の罪悪感もあった。だけど、先生には悪いけど、私はまだまだ引っ込む訳にはいかない
のだ。
『取り敢えずは、その髪型です』
 私は、今度は先生の頭を指した。
『だらしなく伸ばしたその髪。鬱陶しくて仕方ありません』
「ああ、この髪か。そういやもう三ヶ月以上も床屋行ってないなあ」
 先生が、自分の髪を摘まんで言った。
『三ヶ月も? 正直、無精にも程があります。いくら何でも行かなさ過ぎです』
7416/8:2008/05/18(日) 12:18:38.58 ID:DnAsMvK/O
「ってもなあ…… こう見えて、教師って忙しいんだぜ。授業教えてるだけが仕事じゃ
ないんだからな。その準備もあるし、職員会議はしょっちゅうあるし、部活の顧問もあ
るし」
『部活の顧問って、先生、ほとんど出て来ていないじゃないですか』
 先生は、私の所属するギター部の顧問でもある。一応断っておくが、これは別に、先
生に会いたくて入った訳ではない。だって、入部した時はまだ先生の事を知らなかった
し。もちろん、今は来てくれない先生に不満たらたらですが。
「部活はお前らに任せておいても特に問題ないからなあ」
『そういう所も嫌いなんです。いい加減過ぎて。生徒の自主性を尊重するのはいいです
けど、せめて顔くらい出してください』
 私は先生に噛みつかんばかりに文句を言った。部活に出るたびに、今日は先生が来る
のか来ないのかやきもきする私の気持ちにもなって欲しいものだ。
「わ、わかったわかった。それくらいは善処する。髪も……そうだな。週末に切ってく
るから。それでいいだろ?」
 しかし、私は首を横に振った。
『ダメです。週末だなんて信用できません。どうせ、先生の事ですからだらだらと休み
を過ごして、また来週行くとか言い出すに決まってます』
「といってもだな。お前らと違ってこっちは帰りは結構遅いんだし、平日行ってる暇な
んてないぞ」
 私は小さく深呼吸した。ネクタイに続く私の妄想その二を今こそ実行に移さねばなら
ない。緊張はあったけど、私はそれを精神力で押し込めた。
『私が……切ります』
「なに?」
 さすがの先生が、驚いた顔で私を見つめた。構わずに私は言葉を続けた。
『私が先生の髪を切ると言っているんです。いっ……いいですよね?』
 私の剣幕に、先生が気圧されるように体を引いた。それに合わせるかのように、私は
ズズイッと、前に出る。
「待て待て待て。お前、人の髪切った事あるのか?」
『……誰にだって、初めてはあります』
 見る間に先生の顔が不安そうに曇った。
7427/8:2008/05/18(日) 12:19:50.10 ID:DnAsMvK/O
「えーと、椎水。気持ちは嬉しいがな。先生はやっぱり、ちゃんとした床屋の方が……」
『私はちっとも嬉しくなんてありませんっ!! 先生のだらしなく伸ばした長髪が鬱陶
しいから仕方なく切ってあげると言っているのに、その好意を無にするつもりですか?』
 これでは好意の押し売りである。だけど、私は構わなかった。先生の散髪をする為な
ら、おせっかいに思われても構わない。
「だけどなぁ…… 初めてって……物凄く不安なんだが。その、ちゃんと練習して来て
だな。それからあらためて……」
『髪型を気にするほどの顔じゃないでしょう? もし、先生が嫌だというなら、私も先
生の授業は嫌だから受けません。それでもいいんですか?』
「お前なあ。教師を脅迫するつもりか?」
『質問に質問で返さないで下さい。私が授業を受けなくてもいいというなら、私も先生
の髪を切るのは諦めます。どっちなんですか? 先生』
 先生は困ったように考え込んでしまった。私は、心の中でそっと、ごめんなさいと呟
く。だけど、こうまでしないと私は、先生の中でただの真面目な一人の生徒、で印象も
なく消え去ってしまうから。
「分かった。椎水に髪を切って貰う事にする」
 覚悟を決めて先生は言った。私は思わず、喜びの表情を出してしまうところだったが、
必死でそれを押し込めると、ムスッとした表情を作り出した。
『そういう事なら、私も条件に従う事にします。本当は先生が私を放っておいてくれた
方が一番いいんですけど、仕方ありません』
 仕方ないどころではない。私はもう、今からウキウキしてしまって仕方なかった。
『今日は準備してませんから、明日の放課後、場所は……会議室とかはどうですか? も
し、使っていなければ、ですけど』
「分かった。それは俺の方で調べておくけど……トホホ、どうしてこんな事に……」
『決めた事をぐちぐち言わないで下さい。男らしくありませんよ』
「これで、ちゃんと俺の授業を聞くようになるんだろうな?」
 先生が念押しをして来たので、私は頷いた。
『はい。部活に出てくる件も忘れないでくださいね』
 私は、椅子から立ち上がった。
7438/8:2008/05/18(日) 12:21:12.00 ID:DnAsMvK/O
『それじゃあ、今日のところはこれでいいですね?』
「あ……ああ。以上だ。もう帰っていいぞ」
『それじゃあ、失礼します』
 丁寧に一礼して、私は数学準備室を後にした。扉を閉める間際に、ちょっとだけ先生
に微笑み掛けて見せた。気づいてくれただろうか。
『ふう……』
 廊下に出ると、緊張から介抱されて、ようやく安堵感が押し寄せてきた。それと同時
に、明日への期待感も。
――明日は……誰もいない部屋で、先生と二人っきりで……
 ああ、いけない。何か、そんな想像はすごくいけない事をするみたいじゃないか。別
に、ただ髪を切ってあげるだけなのに……
――二人っきりで……そう。二人っきりで……
 足早にその場を離れて、誰もいない特別棟の廊下に出る。ドキドキした気持ちを抑え
きれずに、私はとうとう叫んでしまった。
『い……いやっほおおおおおおうっ!!』
 思わず、拳を天に突き上げる。
――後は明日……先生の髪を格好よく仕上げてあげれば、きっと私の好感度も存在感も
急速上昇だ。先生の喜ぶ顔が目に浮かぶ。
 「……ありがとう。正直、先生……椎水のこと、見直したぞ。これからも毎回、椎水
 にお願いしたいくらいだ」
 なんて言われちゃったりして。もう私は嬉しすぎて嬉しすぎて楽しみすぎて妄想が止
まらなくて、表情筋が壊れるくらいにニヤニヤしまくったのだった。


終わり
744以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 12:31:29.24 ID:4xihPIXE0
>>743
ちょっと教師になってくる

・・・全裸で
745以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 12:36:56.08 ID:GGexYt+O0
>>743
さて、この俺の壊れた表情筋をどうしてくれるつもりだ?
746以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 12:48:01.01 ID:CMyenwPY0
>>743
なぁ、下の毛もそってくr…ぐはぁっ
g…GJなんだぜ
747以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 12:49:59.79 ID:tAh7SkFL0
>>743
頼む もっとやってくれ
748以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 12:50:14.68 ID:SiauRqsWO
相変わらず殺し屋の多いスレだぜ。

昨日萌え死んだ人、挙手!

749以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 12:51:55.11 ID:Z0cwEg7r0


今から500突破記念祭りにwktkしてる俺がいる
750以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 12:54:12.03 ID:sCMos4qR0
挙手厨はどこかへいってください
751以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 12:58:24.76 ID:VoWLW9h40
レス稼がないと1000行けないからね
752以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 13:08:15.27 ID:wQRgtENG0
もう十分行く気がするけどね保守
753以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 13:10:06.78 ID:DnAsMvK/O
そんな梅みたいな真似は好きになれないな

盛り上がって1000行くならいいけど、無理矢理伸ばすのはちょっと……
754以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 13:21:00.53 ID:XpHqqqhY0
今の流れを何かに例えてみる

1.髪を伸ばすのが機雷だったが男は髪の長い女が好きだとわかって髪を伸ばし始める
2.「お前は髪が短い方が似合ってるだろう」と男に言われる
3.髪を切ってくる。長いと手入れがめんどくさいだけだから、と言い訳する

こうですか?
755以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 13:31:42.43 ID:tcF9Yh9pO

756以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 13:34:33.72 ID:el11MAsvO
事後
757以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 13:46:14.17 ID:CMyenwPY0
にゃー
758以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 13:48:11.65 ID:LABTaXhq0
やっぱり敬語はいいね
おれはどうやら敬語萌えのようだ
759以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 13:48:22.20 ID:U/XTMoioO
挙手など必要ない。
何故なら我々はすべからく一度萌え死んでいるからだ。



お題
・地獄の縁から帰ってきた男とツンデレ
・ツンデレ閻魔様
760以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 13:56:23.67 ID:QazlUcNPO
すべからく、の用法が違います
761以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 14:05:15.00 ID:Y3yAdkbf0
PTAの折檻コースへ一名様ご案内
762以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 14:12:19.64 ID:No83dBMh0
763以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 14:22:50.94 ID:VPgWhNnv0
祭の後にMまつりん5レスくらい貰います。
少年誌程度のエロに収めてSS祭に参加しようとしたが、やっぱり無理だったぜ!
764以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 14:23:15.59 ID:VPgWhNnv0
「どういうことじゃ!」
「いや、俺に怒られても困るんだけど……」
「むぅ……」
 顔を真っ赤にして食ってかかる纏だったが、今回の原因は俺じゃないので、いまいちその矛先を持て
余しているようだった。
 何を考えているのか解らない石の狐の前で、纏は頬を膨らませている。
 ここは、神社だ。纏は巫女のバイトをしているが、その神社からは駅で三つほど離れており、また境
内も広い。詳しくは知らないが、それなりに伝統もあるようだ。
 今、纏が怒っているのはまさにその伝統に関することである。
「あぁ、腹が立つ! 大体、儂とてこんな話は聞いたことがないぞ!?」
「まぁ、珍しいことではあるだろうな」
「全く、信じられぬ。年齢制限のあるお神楽なぞ……」
 この神社では、毎年五月に豊穣と子供の健康を願うための祈願祭がある。そこでメインイベントとし
て神楽が踊られるのだが、これを見られるのは神主など関係者を除けば、町内の子供だけ。
 纏は働いている神社で断片的な情報を得ただけらしく、当日になって見ようとして入場制限を受けて
しまった。
 もとより和風趣味全開の彼女だから、神楽が生で見られるとなればその期待は鰻登り。
 その期待が裏切られるとなれば、それは落ちるというよりも尻尾を掴んで叩き付けるかのような落胆
だろう。哀れ、鰻。
「むぅ、よもやこの年にして、“あだると”指定を受けるとは」
「ま、祭に参加するには、俺達は大人過ぎたのさ……」
 祭の趣旨を思えば、納得できなくもない。というか、そうでも無理に納得せねば、落としどころがな
いというか、なんというか。
765以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 14:23:38.54 ID:VPgWhNnv0
「すでに少年誌レベルに収まるエロじゃないからな……」
「? 何の話じゃ?」
「ん? なに? 俺何か言ってたか?」
「……いや、あまり掘り下げぬ方がよさそうじゃ」
「そか」
 少し意味の解らない会話の後で、纏は深々とため息をついた。
「しかし、残念じゃ……」
 伝統を重んじる彼女にとって、その伝統のお陰でこういう事態になるのは、痛し痒しと言ったところ
だろう。
「はは、まさかいくらなんでも、子供じゃ通じないだろうしなぁ」
 七五三や成人式の例を出すまでもなく、只ですら和服というのは大人っぽく見える。いや、振袖や浴
衣ならまだしも、明らかに普段着としての単衣には子供らしさの欠片もない。
 おまけに前の日本人形のようなおかっぱ頭ならともかく、肩まででバッサリ落としシャギーまで入れ
た髪型では、どうしようもない。
 まぁ、小学生だと嘘ついてまで見るようなものでもないとは思う。
 しかし、俺の言葉を纏は正反対に取ったようだ。
「ふん! どうせ、儂は幼児体型じゃ!」
「え?」
 睨みつけられ、一瞬訳が解らなかった。
 いかん。どうも『いくらなんでも』の部分の意味を深読みしてしまったらしい。
「ま、待てよ、俺はそんなつもりじゃないって」
「知らぬわ! 儂なら、子供に紛れられると思っておったのじゃろう!」
 これは鰻の呪いだろうか。纏は普段、こういう八つ当たりをするようなタイプではないので、どうし
ていいか解らなくなってしまう。よほど楽しみにしていたのは解るのだが。
「ふん、もうよい!」
「おいおい……」
766以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 14:25:06.88 ID:VPgWhNnv0
 すっかりヘソを曲げて、さっさと歩いていってしまう。
 慌てて後を追った。どうやって宥めたものか頭が痛かった。
 しかし、しばらく歩くと、雪駄がぴたりと止まる。
 鳥居へ向かう参道沿いに、びっしりと縁日の屋台が並んでいた。まだ日も高いのに、神楽を見に来た
子供たちを狙っているのか、既に準備万端といった風情だ。
「……む」
 今、纏の中ではゆらゆらと天秤が揺れているに違いない。
 このまま、不機嫌さを貫けば、一応の体裁は保てる。しかし、ここまで遠出したのに、何も無しで帰
るのも口惜しい。そんなところか。体裁を保ちつつ、欲求を満たす手段については、それほど多くない。
というか、俺と纏の関係においては、一つしかない。
「ふむ、これ」
 ちょいちょい、と俺を人差し指で呼ぶ纏。
「はぁ、なんでしょう」
「綿飴が食べたいのぅ」
「ははぁ」
 恭しく一礼して、目的の店へ直行。そもそも、神楽に誘ったのは纏のほうだし、見られなかったのも
纏の下調べが不十分だったせいだ。けれども、そんなことは十分に解ってるはずだし、その自己嫌悪が
八つ当たりに変わっているのも承知だろう。なにより、そんな子供染みた纏に一番腹を立てているのは、
纏自身のはずだ。ただ、性格上、一度八つ当たりしたのに、今更素直に謝れるわけもなく。
 だから、俺はもうその辺りを追求するのはやめにし、理不尽さも棚に上げて、惚れた方が負けなのよ
と自分に言い聞かせることで、従順な下男となるのだった。
 ただ、本気で不機嫌じゃないのが知れたので、少し仕返しすることにする。
「遅い」
 『兄ちゃん、大変だな』と苦笑いのサービスで大き目の綿飴を、不機嫌そのものの顔で横柄に手を出
す纏に渡しながら、俺は軽口を叩いた。
「しかし、綿飴って、いよいよ子供みたいだな」
「むぅ……」
 いよいよ面白くなさそうに、纏は白いフワフワを指で摘んで千切ると、一口口に含む。それから、突き
出した唇をふわふわの白い塊で隠す。
767以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 14:25:54.83 ID:VPgWhNnv0

「……こども、じゃもん」

「へ?」
 も、『もん』?
「こどもじゃから、いっぱい、いっぱい、ほしいものがあるんじゃもん!!」
「ま、纏さん?」
 何故だ。何故そこで幼児退行などと言う離れ業をやってのける。
 しかし、綿飴越しに見える目は、薄く笑っていた。
 なるほど、男を手玉に取る『大人の女』を気取りたいわけか。
 ――生意気な。
 俺はにっこり微笑むと、纏のあいている方の手を取った。慣れない芝居のせいか、いつもより心持ち
体温が上がっている気がする。
「じゃぁ、子供ははぐれないように、しっかり手を握ってるように」
「えらそうじゃな。たかしのくせに、なまいきじゃぞ? ろりこんめ」
「誰がロリコンだ、失敬な」
「さっき、おかぐらをみておったこどもを、いやらしく、しなさだめしておったもん」
 舌足らずな台詞で毒づきながらも、顔を綿飴で隠したままで付き従う。
 俺は歩きながらその頬についた小さな欠片を摘み、舐め取った。
「にゃ……」
「ん……ほら、食べるなら行儀良く食べなきゃ」
「い、いえばじぶんでとるのじゃ! おーちゃくものめ!」
 ぷりぷりと怒りつつも、どこか嬉しそうな纏。
 その薄氷を踏むような危うい演技のスリルを楽しみながら、俺はもっとスリリングなことを囁く。
「しかし、纏は立派に大人の身体だからな。俺をロリコンにしたいなら、もうちょっとだな」
「い、いまさらそんなことをいうても、おそいのじゃ!」
 必要以上に幼い仕草で頬を膨らませる纏に、タコ焼き屋のあんちゃんが見惚れている。その視線か
ら庇うように、俺は一旦繋いだ手を離して細い肩を抱いた。
「なっ……これ、よさぬか。あ、あつくるし――」
「心も身体も大人になるためには、……余計なものがあるんじゃないかな?」
768以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 14:26:57.42 ID:VPgWhNnv0
 抗議を無視して、俺は続けた。
 纏は数秒の間、なんのことか解らなかったようだった。その間に手を肩から腰へ下ろし、そっと叩
いてから、何食わぬ顔で元通り手を繋ぐ。
 その仕草だけで、俺が何のことを示しているのか、何をしようとしているのかが、伝わったようだ
った。幼馴染兼恋人兼(もにょもにょ)の、以心伝心。
「なっ……ぐっ……」
 驚いて立ち止まりかけ、しかし俺が手を引っ張っているのでその場でたたらを踏む。
「お、大丈夫か? お子様まつりんは、足元に気をつけないとな」
「こ、子ども扱いはもぅ――んっ」
 『やめじゃ!』と怒鳴ろうとした唇に、人差し指を当てて遮る。
 タコ焼き屋のあんちゃんの視線に殺気が篭ってきたところで、指を離してから、訊ねた。
「どうする? やめる?」
 纏は俯き、それから髪に手を触れた。
 結局、蚊の鳴くような声で、確認するように、おずおずと言う。
「……帰ったら、風呂かの……?」
「あぁ、帰り道で新しい剃刀を買っておかないとな」
「……」
「駄目か? 俺はロリコンらしいから、きっと余計なものを剃った纏を見たら凄く喜ぶと思うけど?」
 ここで遠慮がちになってるようじゃ、それこそ駄目だ。あくまで、和やかな恋人同士の会話みた
いな笑顔のまま。でも、有無は言わさず。
 纏は顔を完全に綿飴で隠すと、真っ赤な顔を隠して言った。
 
「……まつりは、ごしゅじんさまのもの……じゃもん。いつだって、すきにしてほしいんじゃもん」

「ん、じゃぁ、まずはお祭を楽しんで帰ろうか。神楽は残念だったけど、楽しめないわけじゃないだろ?」
 無言で頷くと、纏はまんまと手玉に取られたせめてもの逆襲のつもりか、握った手に強く力を込めた。
769以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 14:28:31.15 ID:VPgWhNnv0
おしまいです。

書いてる途中に>>746が出てきてびっくりしたっちゅうねん。
やっぱり、俺ばっかりなんだなぁってあれあんただれ俺がクローン人間なんてそんなwアッーーー
770以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 14:30:35.91 ID:CMyenwPY0
>>769
じゃ、俺も下のk(ry…アッー!
771以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 14:31:12.42 ID:lheFuIWb0
>>769
超GJ!
Mまつりん、最高だYO!
772以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 14:46:40.38 ID:Jt/soq9iO
まつりん★
773以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 14:47:04.51 ID:CMyenwPY0
あんまりひと来ないな……日曜日だからか?
774以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 14:51:20.92 ID:ie/CxfP80
>>773
ばれないようにこっそり見ています
775以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:01:48.28 ID:QazlUcNPO
みんなツンデレといちゃいちゃ休日を過ごしているのでしょう
776以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:02:35.92 ID:CMyenwPY0
ちょいと眠くなってきたぜ。保守よろ。
777以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:08:00.80 ID:Qo4fRVY20
>>776
任せろ保守
778以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:15:28.79 ID:HWFRbrPK0
779以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:15:57.96 ID:yU/7l5LM0
>>776
IDがCM
780以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:24:30.62 ID:No83dBMh0
ホス
781以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:31:43.32 ID:o7i1ruk40
ほしゅ
782以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:43:24.12 ID:No83dBMh0
ぽしゅ
783以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:51:19.69 ID:J26Jml+C0
7つくらい行くぜ
784以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:52:23.80 ID:J26Jml+C0
「別府先輩! 先輩と椎水先輩ってつきあってるんですか!?」
「んあ? なんで?」
「だってほら、いっつも一緒に帰ってるし、よく買い物に行ったりするらしいですし、今日もお昼一緒だったし・・・」
「はは、それを言うと俺と山田も付き合ってることになるなあ」
「山田先輩は男じゃないですか〜。で、どうなんです?」
「ああ、実はな・・・」
「タカシ!!」
「うおっ、何だよいきなり」
「アンタまた余計なことを言おうとしてたんじゃないでしょうね・・・」
「いや、余計っていうか、聞かれたから答えようと思って」
「それが余計だって言うのよ!!」
「いいじゃねえか別に」
「よくないわよ! 変な噂がたったらどうしてくれんのよ!」
「変なって・・・」
「じゃあ椎水先輩に直接聞きます」
『はい?』
「別府先輩とはつきあってるんですか?」
「な、ななななななんに、付き、え、付き合ってるかってあああああたしとタカ、タカ、たかたkたk」
「もちつけ」
「あたしとタカシが付き合ってるかって、そんなの」
「どうなんです?」
「ああああたしが、タカシなんかとつきあってるわけ・・・」
「・・・」
「つきあってないんですね?」
「えっと、だから、その、」
「よかったです」
『はい?』
785以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:53:26.83 ID:J26Jml+C0
「実は今度の休みに一緒に映画に行こうと思っていたんですけど、もし先輩達がつきあってるんだったら辞退しようかなーと」
「映画って、俺と?」
「はい」
「おまえが?」
「もちろん」
「だだだだめよ! こんな性犯罪者予備軍なんかと薄暗いええええええ映画館ででででででデートだなんて」
「いやべつにデートって決まったわけじゃ・・・」
「デートですが何か」
「あ、そうなの・・・」
「先輩は、私と一緒じゃ・・・嫌ですか?」
「あー、いや、そういうわけじゃ・・・」
「ダメよ! ぜっっったいダメ!!」
「どうして椎水先輩がそこで口を出すんですか?」
「だって、こんなやつと」
「別に付き合ってもいない先輩には関係ないじゃないですか。それとも別府先輩のことが好きなんですか?」
「そ、そんなわけないじゃない! あたしが、なんでこんな奴のこと好きにならなきゃならないのよ!!」
「・・・」
「じゃあ、いいですよね。別府先輩、どうですか? ちなみに、私は先輩のこと好きですよ。お付き合いしたいと思ってます」
「!! タカシ!」
「・・・そうだな。いつもなんだかんだと口うるさい奴とばっかり遊びに言ってるからな」
「え、ちょ・・・」
「じゃあ!」
「ああ。今度の休みは映画を見に行こう」
「やったっ! デートですからね?」
「ああ。デートな。わかってるって」
「ちょっと! タカシ!」
「なんだ? 俺のこと好きでもなくてましてやつきあってるわけでもなんでもない少女A」
「・・・ぁ」
786以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:54:15.61 ID:J26Jml+C0
「じゃあ、そういうわけだから、今度の休みはお前の買い物には付き合えないからな」
「・・・バカッ!! 勝手にしなさいよ!!」
「ああ、勝手にするとも」

週明け―――
(結局心配で眠れなかったわ・・・。
 タカシ達昨日どうだったのかしら・・・。まさかそのまま付き合ったりしないわよね・・・。
 ああもう、なんでこんなに素直じゃないんだろ・・・。本当なら昨日はあたしとタカシが一緒に映画を見に行く約束だったのに・・・。

 タカシ・・・怒ったのかな・・・あれから連絡くれないし・・・まさかこのまま・・・いやだよ・・・そんなの・・・)
ばったり
『あ』
「・・・おはよう」
「・・・なによ、連絡もよこさないで」
「ああ、それについては悪かったよ」
「ふん、全然そんなこと思ってないくせに。で、どうだったのよ昨日は。さぞかし楽しかったんでしょうね」
「なんだ、気になるのか」
「! 別にっ、気になんてならないわよ! ただ、その、あの子に酷いことしてないか心配なだけで・・・」
「ふーん・・・まあいいけど。まあ、そりゃ楽しかったよ」
「ふ、ふーん」
「なんせ一緒にいるのが俺のこと好きだって言ってくれてんだからな、男としても嬉しくないわけないさ。そりゃ気分だって弾むさ」
「・・・そ、そう。それで?」
「ん? ああ、昨日は映画を見て、昼飯食べて、買い物して、ゲーセン行って・・・」
「それって、デートじゃないのよ・・・」
「そうだけど? 昨日だってちゃんとわかってるって言っただろ」
「あれは、だって、話しを合わせただけかと・・・」
「んなわけないだろ。えーとそれから港に行きたいっていうから行って船見て、夕飯食べて・・・」
「ちょ、ちょっと! 何時まで遊んでたのよ! ・・・まさか」
787以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:54:43.16 ID:J26Jml+C0
「あ、そういえば酷いことしちゃったんだった。その後ちょっと疲れたねって言って・・・」
「・・・いや・・・」
「あいつが半ば無理やりホテルにひっぱり込んで・・・」
「いや・・・いや・・・」
「そのまま・・・」
「やめてーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
「・・・」
「やめてよ・・・いやだよ・・・。嘘でしょ? ねえ、嘘なんだよね?」
「・・・」
「どうして・・・どうしてそんないじわるするのよぉ・・・ひっ・・・ひどいよ・・・あたしの気持ち知ってるくせに・・・」
「じゃあ、なんで付き合ってないだなんて言ったんだ」
「そっ、それは・・・」
「お前の気持ち? さあねえ、知らないねえ。俺が知ってるはずの気持ちは、どうも勘違いだったみたいだからなあ」
「だって、そんな、だって」
「恥ずかしかったから?」
「!」
「人前で俺と付き合ってることを言うのは恥ずかしい? 俺と付き合ってることがみんなに知られると迷惑?」
「あ・・・あああぁ・・・」
「じゃあなんで俺ら付き合ってるんだよ」
「・・・うっ・・・ううううう・・・」
「俺はさ、お前にいくらツンツンされててもさ、それでも俺のことが好きなんだと思ってたけどさ」
「・・・ひっ・・・うわあぁぁぁ・・・」 
「おまえがそんなんじゃ、俺達終わりだな」
「!!」
「じゃあな。もう放課後わざわざ待ってなくていいからな」
「ま、待って!」
「なんだよ、無関係の少女A」
「・・・好きなの」
788以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:55:08.48 ID:J26Jml+C0
「・・・ん?」
「好きなの! アンタのことが! どうしようもなく大好きでしょうがないの!」
「・・・かなみ」
「謝るから! 素直になるから! これからは酷いこと言ったりしないから・・・!」
「・・・」
「だから・・・そんなこと言わないでよぉ・・・」
「・・・」
「ひっ・・・ひあっ・・・」
「ふう。だ、そうだ」
「・・・・・・・・・・・・へ?」
「それで、先輩はどうなんですか?」
「俺? 俺は昨日言ったとおりだよ。つまり、俺達は本当はちゃんと付き合っていて、俺はかなみのことが大好きだってことだ」
「・・・タカシ?」
「じゃあ、しょうがないですね。先輩のことはひとまずあきらめます」
「悪いな。こんなあまのじゃくな彼女のせいで」
「いいんですよ。それに、なんだかんだ言っても先輩達すっごくお互いを好きあってるじゃないですか。昨日一日で、よーくわかりましたから」
「ははは・・・」
「え・・・あの・・・話しが見えないんだけど・・・」
「じゃっ、先輩方、また部活で!」
「おお」
「え、ちょっと・・・」
「それと椎水先輩!」
「は、はい!」
「今度また今回みたいなことがあったら、その時は今度こそ先輩を全力で略奪しますからね!」
「ちょ・・・・・・行っちゃった・・・」
「まあ、あいつには酷いことしたよ」
「酷いことって・・・えっと、つまり?」
「ごめんなさいしないといけないよね」
「・・・・・・アンタねぇ」
789以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:55:50.76 ID:NsPOoVYiO
790以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:56:02.88 ID:J26Jml+C0
つまり。
昨日は映画を見に行った後昼食をとった。ここまでは本当で。
そのまま喫茶店で彼女が正式に告白。タカシはそれを断ったとのこと。
でも彼女は納得できなくて、それならということでタカシが一計図ったと。

曰く、あたしを素直にさせるために。
そしてその結果・・・

「もとはと言えばお前が悪いんだぞ。俺だってあんなこと言われりゃ少しは堪えるんだからなー」
「だから、それはごめんって・・・」
「そこでちょっと懲らしめてやろうと思ってね。少しは懲りたか?」
「・・・」
「かなみ? うおっ!」
がばっ
「えっと・・・かなみさん?」
「懲りたわよ・・・」
「・・・ん」
「すごく・・・嫌だった・・・タカシがいなくなっちゃうの・・・タカシに嫌われたと思って・・・」
「これからはこうやって素直になってくれるといいんだけどねえ」
「それは無理」
「うわ、即答だよこの人」
「でも・・・」
「でも?」
「好きだから。ずっと好きだから。どんなに素直じゃなくても好きでい続けるから」
「・・・うん」

「だから、ずっと、一緒にいてください」
「・・・ああ」

その結果・・・少しは素直になれた・・・
791以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:56:31.74 ID:J26Jml+C0
「ところでかなみさん」
「ん?」
「ここは通学路のど真ん中なわけですが」
「・・・ん?」
「そして今は通学時間なわけですが」
「・・・・・・んん?」
「周りを、ごらんいただけますでしょうか」
「・・・・・・・・・んんん?」

( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )
( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚∀゚ )( ゚д゚ )
( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ )

「・・・・・・」
「えーっと、大人気?」
「い、いやああああああああああああああああああああああああああ!! こっちみんなああああああああああああああああああああ!!」
「ちょwwww」
「ばか! さっさと離れなさいよっ!!」
「そりゃないぜかーなみちゃーん!!」
「うっさいばかーーーーーー!!」

素直になれた・・・かな?



「( ゚∀゚ )うふふふふ・・・いい画が撮れたわっ! 後輩ちゃん情報GJ!!」

                                          END
792以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 15:59:55.16 ID:No83dBMh0
>>791
( ゚∀゚ )28282828
793以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 16:00:04.55 ID:o7i1ruk40
グッジョブ
ぐっじょぶ
good job

つまりはG☆Jということだ。
794以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 16:07:15.43 ID:yU/7l5LM0
2828282828282828
795以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 16:10:38.35 ID:3Woaj2rNO
うひょー
796以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 16:16:06.64 ID:28efdZDOO
保守
797以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 16:23:50.59 ID:aApwzNDyO
798以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 16:24:40.04 ID:LABTaXhq0
このまま1000まで行くんだ!
799以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 16:31:46.27 ID:opXpBLTM0
>>798
おk、把握した
800以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 16:32:07.20 ID:CMyenwPY0
>>791
起きてみたらまたGJが…ッ!
今日はいい日だ……
801以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 16:35:07.40 ID:PkT/VcPT0
>>304
こんなもんでいいのかしら…
(´・ω・`)つttp://www2.uploda.org/uporg1429978.jpg
802以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 16:36:48.89 ID:opXpBLTM0
>>801
GJすぎるwwwwww





















俺を萌え殺す気ですね、わかります。
803以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 16:38:04.87 ID:CMyenwPY0
>>801
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
てぃんてぃんがぁ、てぃんてぃんがぁ……

テラGJ!
804以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 16:38:20.86 ID:o7i1ruk40
GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ・・・
ぜぇ、はぁ、ぜぇ・・・
GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ・・・
805以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 16:38:38.86 ID:VPgWhNnv0
まあああぁぁぁぁ!!

ありがとう、ありがとう!!
806以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 16:40:58.96 ID:AfxdQ6tV0
(・∀・)GJ!!
807以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 16:53:43.21 ID:PUDRhafqO
顔射されたように見えた俺は死んだ方がいい
808以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 16:57:41.40 ID:MK/7OYdi0
ちょwwやべえwwwこれはwww死wwwねwwるwwGJ
鼻血で周りが真赤な誓いwwww
809以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:00:03.20 ID:Ai/XUJDFO
かわええ!!
彼女は俺の娘決定な!!
つまりタカシは将来的に俺の義理の息子?
810以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:00:38.37 ID:ZRiwj7gzO
携帯だから見れない俺は負け組
811以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:03:26.93 ID:wQRgtENG0
待っていてよかったぁ





GGGGGGJJJJJJJJ
812以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:04:39.67 ID:No83dBMh0
>>810
ファイルシーク通せ
813以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:05:57.45 ID:yU/7l5LM0
>>809
俺はちなみの兄なので貴方は俺のお父さんですね

>>810
PSPな俺勝ち組
GJすぐる
814以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:06:17.55 ID:Ai/XUJDFO
>>810
ページ下の「設」をクリック
ime.nuの欄にチェックを入れる
そうすれば、びっくりするほどユートピア!!
815以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:07:07.54 ID:WAEgalUeO
ファイルシークすら通してないwww
816以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:08:00.19 ID:Ai/XUJDFO
>>813
君はもしや…昨日学校で「祭りに来い」と俺を誘った職人さんですか?
817以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:09:56.40 ID:tmdBiJ7x0
818以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:11:19.31 ID:tcF9Yh9pO
819以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:22:41.67 ID:aN5zhGgQ0
やおきん】うまい棒の製造ストップか!?中国が関係・・・?
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/river/1210288847/
820以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:26:28.44 ID:No83dBMh0
821以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:34:06.95 ID:28efdZDOO
保守
822以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:40:05.87 ID:ie/CxfP80
スレ保持数が変わってからというもの
保守の間隔がわからねえ
823以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:42:57.66 ID:F7ZtmkQO0
>>801
何だこの大量殺人兵器はーーーーーーーーーーーーーー!
このスレに定住してほしい・・・
824以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:46:21.67 ID:wQRgtENG0
825以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:47:30.82 ID:V/ffEgmX0
>>801
(´・ω・`)をNGのしていたおkぁげでみにがすところdた
かわええええええええええええええ
826以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:58:49.15 ID:JT/EoptIO
827以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 17:59:30.43 ID:PUDRhafqO
腹減ってるのに眠い
828以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 18:03:38.55 ID:o7i1ruk40
投下します
3、4レス貰います
829以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 18:03:58.78 ID:yU/7l5LM0
ああああぁぁあぁ!俺と同じ年に生まれた
風呂のボイラーが死んだああぁあ!
しかたない、極楽湯にでもいこう
と、言う訳で

お題・風呂が壊れてタカシの家に来たツンデレ
830以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 18:04:10.78 ID:o7i1ruk40
近づいてくるヘッドライト、気づいたときにはもう遅かった。
「かなみ!危ない!」
なんでこの人がこんな所に?
そう、私の大好きな人―――

「よう、かなみ!」
『何よ朝から・・・アンタのその顔を朝から拝むことになるなんて、今日は最悪ね・・・』
「む、そんなこと言うなよ」また心にも無いことを言ってしまった・・・それをまた嘘で固める。
『そんなことって・・・アンタが悪いんだから!あ〜あ、もうちょっとかっこいい幼馴染が良かった・・・』
「ご希望に添えず大変恐縮です」私が悪いのに・・・ごめん・・・
『で、朝から何の用?』
「はい、私と遊びに行ってはくれまいか?」
『・・・』タカシからデートに誘われちゃった?///////
「あら?返事が無い。ただのかなみのようd」
『うっさいわね!返事くらいするわよ!』
「のわ!びっくりした!で、返事は?」タカシが驚いたように体をのけぞらせる。
『あああ、あ、あんたとなんか誰が遊びに行くもんですか!』え、何言ってるの私?
「体が拒否反応を起こすほど嫌われているとは・・・」違う。
『ふん!勝手に行けば?一人でね!』違う!そうじゃない!
「・・・分かった」
『・・・え?』
「そこまで言われるくらいなら今回の件はなしだ。俺は友田さんと行くから」
『え?なんで友田さんと・・・』いや・・・
「もううんざりだ!お前の悪口を聞くのも!わがままを聞くのも!」
『ちょ、ちょっと待ちなさいよ・・・』いや・・・
「かなみ・・・さよなら」
嫌・・・タカシが行っちゃう・・・行かないで・・・タカシ・・・
831以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 18:04:47.96 ID:o7i1ruk40
『嫌!タカシ!行かないで!』夢中で声を張り上げる。そして、かなみは身を起こした。
『・・・ここ・・・ど・・・こ?』そこは病院のベッドだった。
「かなみ、起きた?」優しげに微笑む友田さん。まだ状況が良く把握できていない。
『あ・・・友田さん・・・』そう声をかけると、友田さんは涙を流し始めた。
「良かった・・・かなみ・・・」嗚咽をあげる友田さん。
『・・・夢?・・・私・・・どうなって・・・』
「かなみ、車に轢かれたのよ!覚えてないの?」
『そういえば・・・』

―――「かなみ!危ない!」

『タカシ!タカシは!?』そうだ!私はタカシに・・・
そう思った瞬間、友田さんの顔色が暗くなる。そして、途切れ途切れに真実を伝える
「・・・かなみをかばって・・・その、重体に・・・」
タカシが・・・私を・・・かばって・・・重体?
『嘘・・・嘘よそんなの!嘘よ!ねえ!嘘って言ってよ!ねえってば!』
「・・・まだ死んだわけじゃない・・・今、意識・・・不明なの・・・」
・・・意識・・・不明・・・
信じられないが、とりあえず強がって笑顔を作る。
『・・・そうよね、タカシは絶対生きてる!』
「今、先生が手術中だから・・・私、ちょっと見てくるね」
そういって、友田さんは病室から出て行った。
『・・・ぐすっ・・・』
こらえていた涙が一気に溢れ出す。
『タカシ・・・うっ・・・タカ・・・シ・・・』
好きな人の名前をただ繰り返す。
『タカシ・・・ぐすっ・・・・・・タカシ・・・』
832以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 18:05:15.58 ID:o7i1ruk40
その時、先生がタカシを乗せたストレッチャーを押して、病室まで来た。
夢中でたずねる。
『先生!タカシは!タカシは助かったんですか!?』
先生は笑みを浮かべて、
「まだ確定とは言いませんが・・・手術は成功しました」
『あ・・・ありがとうございます・・・!』
すると先生は優しく言った。
「いえいえ、私は仕事をしただけですから・・・礼ならあなたをかばったその少年に・・・」

しばらくすると、タカシが目を覚ました。
「のい?ここは?」まったく、緊張感が無い。
『タカシ、気づいた?』
「かなみ!助かったのか!良かった!・・・い・・・」
『い?』何?
「痛てええええええええええええ!」
『大丈夫!?』流石に怪我人だからいつもの悪口は出さないでおこう。
「いや、俺こんな体でよく生きてたな・・・」
『先生によると奇跡的に後遺症も残らないんですって』
「そっか!ならよし!」そう喜ぶタカシをみて、私は心の奥底の思いをぶつける。
『タカシ・・・』
「何?」
『・・・ありがと』
833以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 18:06:01.41 ID:o7i1ruk40
=1年後=
『タカシ!』
「よ!かなみ!」
『(朝から顔見ることができて、ほんとにラッキー!)』
「お?なんか嬉しそうだな・・・」
『いや・・・その・・・』
「なんだなんだ?」
『あ、朝からかっこいい彼氏に会えて嬉しいのよ・・・』
「そいつは嬉しいねぇ!」
『で、何の用事?』
「かなみ殿!私と遊びに行ってはくれまいか」
『・・・』
「あら?返事が無い。ただのかなみのようd」
『行く!行くわよ!・・・その・・・行ってあげてもいいんだから・・・』
「よし!じゃあ決まりだ!日曜日だぞ!忘れんなよ!」
『ちょっと待って!』
「何だ?」
『タカシ・・・』
「?」
『その・・・日曜日だけじゃなくて・・・これからもずっと、誘ってよね!』
「おう!分かった!じゃな!」

あれ、なんだかこの光景、前にもどこかで・・・
まあ、いいや。日曜日の、大好きな彼氏とのデート・・・楽しみだな。
絶対、離さないんだからっ!
834以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 18:08:20.01 ID:yU/7l5LM0
gjgjgjgjgj
835以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 18:17:53.60 ID:No83dBMh0
GJ
836以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 18:20:09.95 ID:PkT/VcPT0
心が癒される・・・GJ
837以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 18:29:09.83 ID:4FKvA3so0
>>304の描いてみた。
http://kjm.kir.jp/?p=184131

色塗りスキルあるすべての人に嫉妬しちゃうぜ!
838以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 18:41:00.89 ID:ZRiwj7gzO
>>814

見れた(*´艸`)
い、いや・・・
別に感謝なんてしてないんだからねっ

あ・・あり・・がと///
839以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 18:43:26.83 ID:tcF9Yh9pO
840以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 18:53:17.74 ID:o7i1ruk40
華麗にほしっ!
あ・・・かんじゃった・・・
841以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/18(日) 18:56:58.12 ID:JT/EoptIO
842以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
素直まつりいあいあいいいいいいイイイイイイ