1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
『今日の一番ついてない星座はー?ざんねーん、乙女座のあなたです』
('A`)「……まじかよ、」
チュンチュンと小鳥たちがベランダの手すりで戯れる爽やかな朝、俺は歯ブラシをくわえたままテレビの星座占いに食い付いていた。
自分でもくだらないとは思うが、なんか取り敢えずこの胡散臭い番組を観なきゃ朝が始まらない。
そんな感じで、自分が最下位だということを確かめれば、コメントも聞かずにブチッとテレビを消した。
('A`)「まぁ、占いだし……いいや、」
所詮占い、あんまり気にかければ逆にややこしくなりそうなんで俺は頑張ってなかったことにしようとする。
('A`)「でも……、あの占い当たるんだよなー」
十中八九は当たった経験がある俺は、一人呟きながらため息を吐き出した。
俺は、憂鬱な朝を迎えた。
[> ('A`)は神様のようです
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:31:20.65 ID:qINQo2o90
めっちゃ 重いねん
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:32:22.37 ID:1fz9jf+vO
チュンチュン、
('A`)「あぁ……、鬱だ死のう」
俺は朝ごはんのカップヌードル塩味にお湯を注ぎながら凹む。
悲鳴を上げる腹を満たすため、俺はお湯が入ったカップを机の上に置き、冷蔵庫を開いた。
('A`)「なんか食えるもんないかな」
冷蔵庫の中はすっからかんで、中には魚肉ソーセージ一本と賞味期限が切れたソースと食べ掛けのおにぎりが入っていた。
おにぎりはすこしカビらしきものがついてたんで諦め、俺は魚肉ソーセージを手に取った。
(*^ω^)「ちょwwwあっ、やwwwwwwそれ僕のぽこちんだおwwwwwwwww」
(;'A`)「って、うわああああ!」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:32:36.09 ID:qINQo2o90
めっちゃ 重いねん
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:33:40.16 ID:1fz9jf+vO
チュンチュン、
('A`)「あぁ……、鬱だ死のう」
俺は朝ごはんのカップヌードル塩味にお湯を注ぎながら凹む。
悲鳴を上げる腹を満たすため、俺はお湯が入ったカップを机の上に置き、冷蔵庫を開いた。
('A`)「なんか食えるもんないかな」
冷蔵庫の中はすっからかんで、中には魚肉ソーセージ一本と賞味期限が切れたソースと食べ掛けのおにぎりが入っていた。
おにぎりはすこしカビらしきものがついてたんで諦め、俺は魚肉ソーセージを手に取った。
(*^ω^)「ちょwwwあっ、やwwwwwwそれ僕のぽこちんだおwwwwwwwww」
(;'A`)「って、うわああああ!」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:34:03.10 ID:KyUN6PK3O
すごく…重いです…
支援
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:34:32.55 ID:1fz9jf+vO
魚肉ソーセージを引っ張れば、冷蔵庫のなかから全裸のピザな男が現れた。
あまりの気持ち悪さと嫌悪感に俺は間抜けな叫び声を上げ、その場に腰を抜かす。
男は少し頬を赤く染めながら、もそもそと冷蔵庫の中から体を軽々と脱出させた。
(;'A`)「な、なんだよお前!」
( ^ω^)「そんなに驚かないでお、僕はブーンだお、ドクオを探しに来たんだお」
(;`A')「は、はあ…!?なんで俺を知ってんだよ、何者だよお前!」
( ^ω^)「とりま落ち着くお、僕は君を魔界に連れ戻しに来たんだお」
ブーン、そう名乗る全裸のピザは下半身を隠しながら俺の前にしゃがみこんだ。
怖い、いきなり現れた変質者に俺は呆れのあまりに恐怖すら覚えていた。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:35:41.41 ID:1fz9jf+vO
魚肉ソーセージを引っ張れば、冷蔵庫のなかから全裸のピザな男が現れた。
あまりの気持ち悪さと嫌悪感に俺は間抜けな叫び声を上げ、その場に腰を抜かす。
男は少し頬を赤く染めながら、もそもそと冷蔵庫の中から体を軽々と脱出させた。
(;'A`)「な、なんだよお前!」
( ^ω^)「そんなに驚かないでお、僕はブーンだお、ドクオを探しに来たんだお」
(;`A')「は、はあ…!?なんで俺を知ってんだよ、何者だよお前!」
( ^ω^)「とりま落ち着くお、僕は君を魔界に連れ戻しに来たんだお」
ブーン、そう名乗る全裸のピザは下半身を隠しながら俺の前にしゃがみこんだ。
怖い、いきなり現れた変質者に俺は呆れのあまりに恐怖すら覚えていた。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:36:12.80 ID:1fz9jf+vO
重い(´・ω・`)
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:36:49.05 ID:1fz9jf+vO
俺は全身に嫌な汗をかきながら、魔界やらなんちゃらほざくブーンを睨み付けた。
(;`A')「な、なに厨臭いこと言ってんだよおっさん!さっさと出ていかないと警察呼ぶぞ!」
(;^ω^)「ちょwwwwwwポリスマンだけは止めるおwwwwwwwwwわかったからもちつけwww僕は怪しい奴じゃないお」
どうやらブーンは警察に通報されるのが嫌ならしく、気持ち悪いほど焦っていた。
充分怪しい奴じゃねえか、俺はブーンの姿を再度確かめながら心の中で呟いた。
(;'A`)「わ、わかった!わかったから取り敢えず服を着てくれ!」
( ^ω^)「わかってくれて良かったおwwwwwwwwwしゃあない、服か、わかったおwwwwwwwwwww」
俺がブーンの下半身を指しながらいえば、ブーンは立ち上がる。
その瞬間、全裸だったブーンの体を白い全身タイツが包み込んだ。
(;'A`)「!!!!」
( ^ω^)「ふぅ……、こんなのでいいかお?」
('A`;)「な………っ」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:37:09.48 ID:KyUN6PK3O
C
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:38:11.39 ID:1fz9jf+vO
たった一瞬だった、瞬きをした瞬間に全身だったブーンはタイツを身に纏った。
普通の人間なら出来ないはずのことを、コイツは糸も容易くやってしまったのだ。
ブーンは俺に問い掛けるが、肝心な俺は口をぱくぱくとさせ、まさに絶句状態だった。
(;^ω^)「ド、ドクオ大丈夫かお」
(;;'A`)「な、なんなんだよ……、お前は…」
俺は歯をガチガチならしながら、再び腰を抜かしブーンを見上げた。
影があったせいで、ブーンがどんな顔をしていたのかはわからなかった。
ブーンは何処か寂しそうに唇を動かす。
( ^ω^)「……、人間界にきて、全部忘れちゃったのかお?ドクオ」
( 'A`)「……は?」
あまりにもブーンが情けないない声を出すもんで、俺はつい呆気なく声を漏らす。
ブーンはまたさっきまでの笑顔になれば、俺の前に再びしゃがんだ。
( ^ω^)「わかったお、いまのドクオに全部説明するお」
('A`)「………、」
何故か、いまのブーンには恐怖が感じられず、俺はついブーンを狭いリビングに連れていってやった。
俺は、ついカップヌードルの存在を忘れ去ってしまった。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:38:25.47 ID:KyUN6PK3O
おもい
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:46:20.34 ID:8MKmBlC/O
しえん
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:46:18.58 ID:1fz9jf+vO
( 'A`)「………、」
(;^ω^)「………、」
リビングには、おもっ苦しいくらいの沈黙が流れていた。
それもそうだ、コイツの話の内容が痛くて痛くて堪らなかったから。
(;^ω^)「な、なんだおその目は……っ」
( 'A`)「いや……別に、」
すこし吃りながら、ブーンは冷や汗を流す。
俺はそんなブーンを呆れたように眺め返した。
そしてまた、さっき同様沈黙が続いた。
取り敢えず、二時間半に渡ってgdgdというブーンの説明を簡潔に述べれば、
・ブーンのいう魔界の王様的存在の神様はある魔女に殺され人間界に飛ばされ、その神様が俺らしい。
・ブーンのいう魔界というのは人間界(地球)の何処かにある鏡と繋がっている。
・ブーンというこのピザは、神様だった俺の一番の家来的な奴だったらしい。
・ブーンというこのピザは、最近彼女が出来たらしい。
誰が信じれるのだろうか、こんな厨設定を。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:50:26.23 ID:yCDj4+9ZO
なんか少し文章がおかしいけど面白そうだ
おやすみ支援
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:55:04.12 ID:1fz9jf+vO
('A`)「あ…、じゃあお前帰っていいぞ」
(;^ω^)「ちょwwww待つおwwwwwwまったく信じてないだろお前wwwwwwwwwwww」
('A`)「ごめんけど俺暇じゃねえから、」
(;゚ω゚)「おまwwwニートだろお前wwwwww暇だろwwwwww」
さっきまでの沈黙はなくなり、そんな会話が続いていた。
正直わざわざ説明してやった俺まで恥ずかしすぎて死にそうだ。
俺は図々しくソファに腰をかけるブーンを眺める。
さらにアイツがガチっぽくいうから恥ずかしい。
(;^ω^)「取り敢えず、僕はドクオを魔界に連れ戻しに来たんだお。手ぶらでは帰れないんだお……それに、」
('A`)「んだよ、まだなんかあんのかよ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 00:58:44.67 ID:8MKmBlC/O
しえんしえん
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 01:01:58.94 ID:1fz9jf+vO
白々しくいうブーンに舌打ちしながらも、俺は取り敢えずコイツの話を聞く。
ブーンはなんだか怪訝な顔をして続けた。
( ^ω^)「実は、ドクオが生きてるって魔女にバレちゃって……」
('A`)「あー、魔女様ね、はいはい」
魔女とは、さっきの説明に出たブーン曰く俺を殺した魔女のことだろう。
まったく、最近のピザは面白いことを話すようになったなと俺は感心する。
(#゚ω゚)「し、真剣に聞くお!」
(;'A`)「ビクッ」
茶化しすぎたせいかブーンはちゃぶ台をバンッと殴り怒鳴り声を上げる。
俺はあまりにもブーンの顔があれだったんで黙り込んだ。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 01:14:45.11 ID:1fz9jf+vO
( ^ω^)「…で、どこまで話したっけ?」
(;'A`)「ま、魔女様が俺が生きてるってバレちゃったところまで……」
( ^ω^)「そうだったお、で、実は魔女の手下が人間界に……」
ブーンが言葉を発していれば、ずんっと低い轟音が俺の部屋中に響いた。
俺は不意に立ち上がり、口を開き呆れた。
第一印象穏やかな変質者ピザだったブーンは血色を変え俺の服を引っ張った。
(;;'A`)「え?なになに?ま、ママァ!!」
( ゚ω゚)「ドクオ!落ち着くお!魔女の手下が来たお!今すぐ逃げ……ガハッ」
小鳥たちが戯れていたベランダは窓ガラスの破片を飛ばしながら無惨に崩壊していく。
地震でもなきゃ有り得ない現状に俺はつい平常心を保てなくなった。
俺はブーンの呻き声が聞こえる方を見れば、額を真っ赤に染めたブーンが倒れ込んでいた。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 01:18:10.49 ID:8MKmBlC/O
しえんた
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 01:22:23.72 ID:Lq6r396T0
素材は良いのに持て余して失敗してる感が
まぁこの先どうなるかわからんから支援
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 01:26:46.79 ID:1fz9jf+vO
(;'A`)「ブ、ブーン!!」
(´・ω・)「やあやあ、久しぶりだねブーンと、…それにドクオ」
( ゚ω')「……お前は、ショボン…っ!!」
俺はガクガクと震える足を危なっかしく走らせながらリビングの壁にめり込むブーンの元へ走った。
ブーンが顔を青くして睨む方を首を捻って視線を向ければ、そこには眉を八の字にした青年がいた。
ショボンと呼ばれた青年は俺を見下せば、かつかつと踵を鳴らしながらブーンと俺に近付いてくる。
なんで名前を知っているとかは置いといて、正直チビれそうなくらい怖い。
(´・ω・)「ドクオの方は本当に久しぶりだね、何年振りかな?958000年くらい?」
(;'A`)「ひィ…っ、く、来るなぁ!!」
俺はゆっくり近付いてくるショボンに向かって近くに散乱していた大きめの瓦礫を投げつければ、普通ならぐしゃっと効果音を立てる筈がカンッと跳ね返り瓦礫さらに粉砕し床にちまぢまと散乱した。
(;'A`)「…?!」
俺はそのようすをみて理解した、コイツ、鉄なんだと。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 01:36:46.64 ID:1fz9jf+vO
(´・ω・`)「……、君、本当にドクオ?」
ショボンは俺の前髪を掴み、聞いてきた。
本当にだと?意味がわからない。
俺はショボンの腕を振り払い逃げ出そうとするが中々逃げ出せずに、頭皮膚に激痛が走る。
あまりの痛さに涙が溢れそうだった。
その瞬間、ショボンの体は吹き飛ばされ、俺は痛みから解放される。
( ^ω^)「離すお、この人に手を出したらぬっ殺すお」
('∀`)「ブ、ブーン!お、お前怪我は…」
( ^ω^)「ドクオ、僕を一体誰だと思ってるんだお、神様一の家来だお、治癒くらいちょちょいの……ぼへぶっ」
俺がブーン復活の喜びのあまりブーンの垂れた腹を撫でようとした瞬間、ショボンがブーンの顎を殴った。
ゴギイッと顎の骨が砕けたような痛々しい音がし、俺はつい目を瞑った。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 01:37:18.83 ID:aspxsBwjO
えらく遅いが書きながら投下か・・・
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 01:44:35.33 ID:1fz9jf+vO
(´・ω・)「痛いなぁもう、僕はあんまり人を殺したくはないんだ、ブーン」
(;'A`)「…てっ、てめえ!」
俺は震える手を握り締め、真ん前にたつショボンを睨んだ。
ブーンは崩壊したベランダから外へ出たのか、俺が見る限りブーンの姿はなかった。
(´・ω・`)「ほら、ドクオ、僕は君を殺したりしないよ、魔女様のところに連れていくだけだから、安心しなよ」
(;'A`)「だ、誰がお前らんところに!」
俺は手を差し伸べるショボンの手を振り払い、よろける足でようやく立ち上がる。
ショボンは本当に俺にはなにもしない。
(;'2`)「く、糞…っ」
>>25最初は貯めてたんだかな、取り敢えずすまん。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 01:47:55.87 ID:LDLXNAoNO
('2`)<アルェー
なんかドラえもんにありがちな顔
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 01:49:46.89 ID:1fz9jf+vO
なんとなく悔しかった。
崩れ落ちる自分の部屋を前に、こんなに力の差を見せつけられても、なにも出来ないことが。
(;'A`)「お、お前…鉄で出来てるらしいな」
(´・ω・)「なんだいいきなり、まぁ鉄というより純金さ、高いよー裏山しいだろ」
(;'∀`)「じゃあさ…、ここも純金なんだろうな!」
俺は脚に力を貯め、ショボンの胸ぐらを掴めばショボンの股に足を挟め思いっきり金玉を太ももで蹴りあげる。
(´゚ω゚`)「ふぎゃあああ!!!!」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 01:58:44.58 ID:1fz9jf+vO
半崩壊した部屋に響き渡るショボンの奇声が耳に痛い。
俺はカーペットがあった場所に股間を押さえて転がるショボンの両足を掴みV字に広げさせた。
(´;ω;`)「ちょ…っ、ごめ…ゆるし…」
(#'A`)「死んだブーンの恨みいいいい!」
俺はVの屈折点に踵をハメめれば、思いっきり踏みつけた。
(´ ω `)「うぎゃぶああうあああ!」
(#'A`)「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」
プチッ
( ω )「…………」
('A')「お、おい……?ショボン?」
( ω )
俺は可愛らしい音と共にぴくりとも動かなくなったショボンの顔を覗き込んだ。
('A')……。
('∀`)!!
俺は勝ったんだと、コイツに勝ったんだと感付く。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 02:03:13.26 ID:lmJqeHw1O
金ってやわらかいんじゃね?
> たった一瞬だった、瞬きをした瞬間に全身だったブーンはタイツを身に纏った。
> 普通の人間なら出来ないはずのことを、コイツは糸も容易くやってしまったのだ。
> ブーンは俺に問い掛けるが、肝心な俺は口をぱくぱくとさせ、まさに絶句状態だった。
魔法のスバラシサを伝えるネタが全身タイツとかないない^p^
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 02:05:56.13 ID:1fz9jf+vO
( ^ω^)「ドクオ」
(*'∀`)「ブーン!お前生きて……」
( ^ω^)「勝手に死亡フラグ立てんなお」
ベランダだった場所の瓦礫の下からでてくるブーンに俺は笑顔になる。
嬉しかった、兎に角誰かにコイツに勝ったことを伝えたくて堪らなかった。
ブーンはショボンの死体を見るなり吹き出す。
( ^ω^)「流石だおドクオ、かっこいいお」
(*'∀`)「え?まじまじ?やっぱ?ちょ今の俺めっちゃイケテる?」
( ^ω^)……。
('∀`)……。
>>30('∀`)ヤッチャッタ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 02:16:22.37 ID:1fz9jf+vO
( ^ω^)「でも……、なにがともあれ良かったお、ドクオが変わってなくて」
(*'A`)「……、そうか」
俺はどこか嬉しそうに目を細め笑うピザを眺め、はしゃいでいた俺まで気恥ずかしくなる。
変わってなくて、ということは気にかかったが、あまり深追いはしなかった。
爽やかな朝はもう昼になりかけ、日差しが暑くなっていく。
俺は額の汗を拭い、その場に座り込もうとするがブーンによって制される。
( ^ω^)「お疲れのとこを悪いけど、ドクオ、また奴等に場所を嗅ぎ付かれるかもしれないお。それに、ポリスマンがそろそろくるお」
('A`)「んだよそのくらい、さっきみてえなお前の魔法でちょいちょいっとやっちまえよ」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 02:16:46.85 ID:1fz9jf+vO
>>31うっせwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
でも支援
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 02:20:50.58 ID:1fz9jf+vO
俺の腕を掴み、移動しようとするブーンにため息まじりに言えばブーンは俺に背中を向けたままいう。
( ^ω^)「本当は、人間界でこの技を使うのは魔界で禁じられてるんだお、まぁもう破ったんだがwwwwwwwww」
('A`)「なら……、」
( ^ω^)「駄目だお、僕はドクオを守る時と自分を守る時以外必要最低限技は使わないんだお」
('A`)「なんだよそれ、」
( ^ω^)「ドクオが初めて僕にした命令なんだお」
('A`)「………、」
死んだ俺の命令なんか、まだコイツは聞いているのか。
なんかブーンがものすごく健気に見えて俺は吹いた。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 02:25:12.69 ID:1fz9jf+vO
( ^ω^)「兎に角、この県内に僕の知人の奴がいるから、そいつのところに行くお」
('A`)「大丈夫なのか?、っていうか俺も行くのかよ」
( ^ω^)「大丈夫だお、僕たちドクオ信者しかいないから安心だお、ドクオ一人じゃほっとけないし」
('A`)「信者………、」
なんだかここにいるよりも不安になったが、まぁ詳しくブーンにも聞きたいこといっぱいあるし、
俺たちは取り敢えずブーンのいうドクオ信者の元へ向かうことになる。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 02:30:39.61 ID:1fz9jf+vO
◆
( ><)「魔女様魔女様、ショボンさんがやられちゃいましたあっ」
( 魔女)「そうか……、ということはやっぱりドクオは生きていたのか」
( ><)「しかもブーンさんも一緒のようです」
( 魔女)「ふむ…、まぁいいだろう、兎に角、この城にいる奴等全員使っても、ドクオを此処に連れてこい」
( ><)「わかったですぅ」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 02:34:04.39 ID:1fz9jf+vO
まだ立ってたら、夜朝書くわ。
寝る、おやす。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/12(月) 02:43:08.60 ID:PRhTMPi7O
うーん……
色々なところを見直してから投下した方がいいと思うよ?
狙ってやってるなら、蛇足だけども
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
ながらは構わんが誤字を減らす努力をしような