1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
瞼を開くと、一面の青空だった。
子供の頃好きだったコバルト色の絵の具で
塗りつぶしてしまったかのような青だった。
何故か痛む首を少し動かして横を見る。
そこには、一人の少女と一面の赤が広がっていた。
アスファルトの黒とその赤が混ざって、
気持ちの悪い赤黒さを演出していた。
ふいに、頭の方から声がした。
ξ゚听)ξ「あら、こんな所に死体が二つも」
まるで、鋭く研いだナイフのような声だった。
( ^ω^)「だ・・・れ?」
声を絞り出したつもりだったが、
その努力は無駄だったらしい。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:01:58.29 ID:ySCc726s0
ξ゚听)ξ「おおよそ、カップルでの自殺っといった所かしら」
「今週に入ってもう7組目よ・・・なんと死にたがりの多いこと」
手を振るか何かして、息があることを伝えたい。
だが、全身に走る激痛で小指を動かすことすらままならない。
( ^ω^)「し・・・んでな・・・い」
全身に力をこめて、言葉を吐き出す。
ξ゚听)ξ「うわっ、死体が喋った!」
( ^ω^)「僕は、生きてますお・・・」
どうやら、僕の生存報告は成功したらしい。
それを確認すると、あまりの激痛に僕は意識を手放した。
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:02:39.13 ID:ySCc726s0
「現世のみなさん、お元気でしょうか。私は、天使です。
皆さんご存知の通り、神の国から来ました。
なぜこのような形でテレビで出ているのか?
それは
( ^ω^)「ん、ここはどこだお・・・」
気が付くと、見知らぬ部屋の中にいた。
どうやら、小さなマンションの一室らしかった。
ξ゚听)ξ「あら、目が覚めたみたいね」
( ^ω^)「あ、あなたは誰ですかお!?どうして僕はここにいるんですかお!」
ξ゚听)ξ「全部答えてあげるから、とりあえずそのベットから退きなさい」
( ^ω^)「は、はいですお」
僕は、寝かされていたベッドから降りて、床に座った。
ξ゚听)ξ「まったく、ここまで運んであげたんだから
感謝の言葉の一つや二つぐらいあってもいいと思うけどね・・・」
( ^ω^)「あ、ありがとうございます」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:02:54.24 ID:1G0XdTJaO
つまんね
なにがつまんないかって?よく聞くよな?
わかった答えてやる
全てだ
お前のその文才は小学生に毛が生えた程度、まったく読めたもんじゃない?論外だ、文学を舐めるな
キャラ
個性がなさすぎる、人形が真顔で話してるみたいだ、真剣気持ち悪い…まるでロボットの世界
センス
なさすぎる、お前(作者)はどんな人間かは知らないがセンスなさすぎ
センスだけはどうしようもないから来世に期待汁後ギャグ寒いよ(笑)
以上だ
結論この小説は駄作
首を吊って死ぬかおとなしく回線を切れ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:03:21.60 ID:ySCc726s0
とりあえず軽く礼をしてお礼を言う。
頭を上げた瞬間、目の前の少女と目があった。
( ^ω^)「(性格は怖いけど結構かわいいお・・・)
ξ゚听)ξ「何?なんかスケベなこと考えてない?」
(;^ω^)「それは誤解ですお・・・」
僕は、首を振って否定した。
ξ゚听)ξ「まあいいわ、私はツン。そしてここは私の部屋よ」
そう言われて、改めて部屋を見回して見る。
しかし、女の子の部屋としてはえらく殺風景だった。
( ^ω^)「えらく、飾り気の無い部屋だお・・・」
ξ゚听)ξ「だって、あたし幽霊だから、そんなの興味ないもの」
とりあえず、言葉の意味を咀嚼して、
頭の中に染み込ませて、
(;^ω^)「ええええええええ!?」
叫んだ。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:04:44.63 ID:ySCc726s0
ξ゚听)ξ「うるさいわね。足元とか見てみなさい」
ツンの足元をみると、2センチほど地面から浮いていた。
( ^ω^)「ほ・・・本当だ・・・浮いてる」
ξ゚听)ξ「ここまであんたを運んだのも、
あんたに憑依してここまで歩いたのよ」
( ^ω^)「な、なるほど・・・」
そう言われると、確かに納得できる。
目の前の少女は僕より少し背が低いぐらいだ。
その体格で、僕を背負って歩くのはさすがに無理だろう。
でも、僕自身が歩いたのなら。
ξ゚听)ξ「しかし幽霊と言ったらあんたもすごいわね。
4階建ての学校から飛び降りて生き残るなんて」
( ^ω^)「別に飛び降りたくて飛び降りたわけじゃないお」
ξ゚听)ξ「なら、どういうつもりだったの?
てっきりカップルの心中だと思ったんだけど」
( ^ω^)「・・・あの子を助けたかっただけだお」
そう。
それが、僕の生きるための意味だから。
第一話「Blue Sky」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:08:24.31 ID:OvQVHkff0
ああううああううあー(^o^)
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:09:24.66 ID:tP+rjMbAO
し
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:11:47.18 ID:bHS5HpYe0
>>4
つまらないなら見なきゃ良いだろ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:12:13.66 ID:ySCc726s0
5日前の出来事だった。
けたたましく鳴り響く着メロで、僕は目を覚ました。
時計を見ると、朝の10時10分。
僕は、枕元においてあった携帯電話を取った。
( -ω-)「もしもし・・・誰だお」
('A`)「おいブーン!急いでTVを付けろ」
緊迫感ただようドクオの声に、すぐに眠気は吹き飛んだ。
あわててリビングまで走って、携帯を耳に付けたままTVを付けた。
そこには、一人のかわいらしい少年が映っていた。
「現世のみなさん、お元気でしょうか。私は、天使です。
皆さんご存知の通り、神の国から来ました。
なぜこのような形でテレビで出ているのか?
それは、みなさんに神の国、いわゆる天国に来てほしいからです。
方法は簡単、死を選ぶだけです。
色々な種類の人が来てくれると嬉しいかな?
それでは、お待ちしております。」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:13:41.76 ID:ySCc726s0
少年が消えるとすぐに画面が切り替わり、
アナウンサーらしき人が切迫した表情で何かを語っていた。
どうやら、さっきの少年はVTRだったらしい。
( ^ω^)「こ、これは何が起こったんだお・・・」
何かのドッキリだ、そうに違いない。
そう思い込みたかった。
('A`)「わからない。俺にもまだよくわからない。
とりあえず色んな奴に電話して話を聞くからちょっと待ってくれ」
そう言って、ドクオは電話を切った。
その日は、一日中ニュースを見て過ごした。
ニュースによって、
僕はその『メッセージ』について、いくつかの情報を得ることができた。
朝の十時に全国のTVで一斉に流されたものであること。
どうやって電波を乗っ取ったかはよくわからないこと。
その放送と同時にその『メッセージ』を収めたビデオが
各テレビ局に現れたこと。
そして、今日一日の自殺者数が2000人を越えたこと。
自殺した人の死体は、一時間後に光となって消えてしまうこと。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:13:52.00 ID:1G0XdTJaO
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:14:48.55 ID:ySCc726s0
それから四日間は、特に何事もなかった。
友達同士で「死ぬなよwwww」みたいなメールを送りあったり。
死者数がどんどん増加するのを見て悲しくなったり。
なんとなく死について考えてみたり。
とりあえず僕の中での結論は、
生から死へは一方通行だから、
とりあえず行き詰るまで生きよう、というものだった。
そんなことを考えながら、
とりあえずは他人事だったのだ。
そして、今日の朝。
僕は、五日前と同じように携帯の着メロで起こされた。
電話の相手は、僕が密かに思いをよせて相手、しいちゃんだった。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:15:38.25 ID:ySCc726s0
^ω^)「もしもし・・・」
(*゚ー゚)「ブーン君、こんな朝早くにごめん」
( ^ω^)「なんだお・・・なにか辛いことでもあったのかお?」
(*゚ー゚)「ちょっと学校の屋上まで来てちょうだい、それじゃ」
しぃちゃんはそう告げると、唐突に電話を切った。
僕は、なんだかもやもやしながらも、
できるだけ急いで学校へと向かった。
学校の校門に着いた時点でいやな予感がして、
急いで階段を上って屋上へと向かった。
(;^ω^)「はぁ・・・はぁ・・・」
(*゚ー゚)「着てくれてありがとう。早速聞いてほしいんだけど」
しぃちゃんは、挨拶もそこそこにいきなり語り始めた。
(*゚ー゚)「朝起きたらね、お父さんとお母さんが死んでたの」
( ^ω^)「!!」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:16:00.55 ID:iwyHgCi10
ID:1G0XdTJaO←これNGしとけ、他のブーン系にも出てうぜぇから
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:17:06.80 ID:ySCc726s0
(*゚ー゚)「ちょうど居間にさ、如何にも首吊りましたー的なロープがあってさ。
遺書にはさ、『あなただけは生きてください』なんてさ。
勝手に置いていっといてそれはないよね、あはは」
僕は、何も言えなかった。
言うべき言葉が見つからなかった。
(*゚ー゚)「だから、私も一緒にって思ってさ」
(*゚ー゚)「一人じゃちょっと怖いから、ブーン君も一緒に、ね?」
( ^ω^)「え・・・そんな・・・」
まるで、デートのお誘いか何かのように
そんなことを言ってくるしぃちゃん。
(*゚ー゚)「やっぱり・・・だめかな?」
そう言って首を少し傾げる。
かわいい。そのお誘いにのりたい。でも。
( ^ω^)「死にたくなんてないお!しぃちゃんもまだ生きるお!」
精一杯叫んだ。
それしかできなかった。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:18:28.49 ID:ySCc726s0
(*゚ー゚)「そうか」
そういって、
(*゚ー゚)「じゃあね」
しぃちゃんは落ちていった。
僕は、走っていって必死に手を伸ばそうとした。
けれど、届かなかった。
(*゚ー゚)「 」
落ちていく瞬間、しぃちゃんは何か言っていた。
何を言っていたかは、忘れた。
ξ゚听)ξ「ちょっとちょっと!」
( TωT)「なんだお・・・」
喋りながら、いつの間にか泣いてたらしい。
ξ゚听)ξ「結局、さっきの少女とあんたは何の関係があるのよ!」
( つω^)「知らない人だお」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:19:28.19 ID:ySCc726s0
ξ゚听)ξ「へ・・・?」
( ^ω^)「僕は・・・死のうとする人を助ける人になったんだお」
ξ゚听)ξ「もしかして、助けようとして落ちたの?」
( ^ω^)「そうだお」
ξ゚听)ξ「馬鹿じゃないの?もしかしたら死んでたかもしれないのよ?」
( ^ω^)「ブーンは・・・死なないお」
説得力も糞も無い。
だけど、なんと言われてもこれだけは貫き通すつもりだ。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:19:33.43 ID:xM2cTmkg0
支援
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:20:00.25 ID:ySCc726s0
たとえ、偽善者と罵られようとも。
ξ゚听)ξ「そう、それがあんたの生き方なのね」
僕は、少女を見据えて頷いた。
ξ゚听)ξ「わかった、手伝ってあげるわ」
( ^ω^)「手伝う・・・?」
ξ゚听)ξ「幽霊に不可能という文字は無いの、わかる?
空とかも飛べるから、ね?」
( ^ω^)「わかったお、よろしく頼むお」
こうして、僕とツンによる
「人助け」が始まったのだった。
第二話「Message for you」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:21:16.88 ID:ySCc726s0
とりあえず今書いてる分はここまでです。
できれば感想とか書いてもらえるとありがたいです。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:21:58.06 ID:1G0XdTJaO
うっわつまんねぇ〜^^;
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:22:42.09 ID:XIZz0ZcW0
幽霊ってことについて軽すぎないか
これだけ?
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:23:43.75 ID:OvQVHkff0
あああああああああああ
この文体この幼稚さこのタイトルこの主題このテーマ
やめてええええええええええええええええ
俺の過去をほじくりかえさないでえええええええええええええええええええ
いあはすdhづしゃすでゃspdhfsdfはskfsでゃlkfhshfぁ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:24:14.28 ID:1G0XdTJaO
>>21 乙
なんて言うと思ったか駄作者が、まず全体的につまらん
いくら程度の低いブーン系でVIPのスレだからってこのスレのクオリティの低さは異常だろ
お前舐めてんのか?お前に乙やるくらいなら、ゴキブリを部屋で飼った方がマシ
つまりお前の作品はこの程度ってことゴキブリ以下のゴミスレが二度と投下するなカス、死ね。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:26:01.83 ID:ySCc726s0
>>23 とりあえず非現実に触れすぎてて
幽霊ぐらいいるだろう思った
と言及しておくべきでした。
>>24 続きはのんびりと書きます
>>25 過去に何があったのでしょうか
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:27:33.70 ID:XIZz0ZcW0
っつーか「やめる」じゃなくて「とめる」だったのね
と、ここまで書いて伏線だったりするのかと思った
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:30:51.46 ID:ySCc726s0
>>28 言われてみると確かに紛らわしいですが
「とめる」であってます
特に裏の意味はありません
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:35:47.87 ID:m8XKmaaZ0
追いついたと思ったら終わりかよ
早く続きを書くんだ!
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:39:35.93 ID:ySCc726s0
>>30 じゃあがんばらせてもらいます
IDがくまー
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:42:47.84 ID:m8XKmaaZ0
>>31 ホントだクマーAA(ry
待ってるぜノシ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:49:21.92 ID:ySCc726s0
僕は今、高層ビルの屋上に立っている。
そして目の前には一人の男性。
制服を着ているところから、たぶん高校生だ。
(´・ω・`)「君・・・誰だい?」
( ^ω^)「僕の名前は内藤ホライゾン。通称ブーンだお」
(´・ω・`)「へえ・・・何をしに来たんだい」
( ^ω^)「あなたが死ぬのを止めにきますた」
僕は、そんな恥ずかしい台詞を堂々と言い切る。
心理的なアドバンテージを得るためだ。
(´・ω・`)「そうかい、でも僕は死ぬよ
死んで天国に行くのさ」
( ^ω^)「生きてる状態から死ぬのは簡単だけど、
死んでる状態からは元に戻せませんお」
(´・ω・`)「それがどうしたんだ?
どっちみち生きてても希望は無いんだよ」
落ちそうなので書きながら投稿
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:50:44.93 ID:m8XKmaaZ0
ageるぜ支援
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 22:56:46.59 ID:ySCc726s0
( ^ω^)「好きな女性はいないんですか?」
(´・ω・`)「いるけどさ・・・どうせ俺みたいな駄目な奴が
告白したって無駄に決まってるだろ!」
( ^ω^)「・・・」
( ^ω^)「駄目な奴が天国に行ったところで・・・」
( #^ω^)「所詮駄目な奴のまんまだろうが!
駄目だって言う奴を見返すぐらいかっこよくなってみろよ!」
(´・ω・`)「あ・・・ぐ・・・」
( ^ω^)「死を決意した時点で、あんたは死んでるんだお」
( ^ω^)「くやしかったら生き返ってみせるお!」
(´・ω・`)「う・・・うわあああああん!!」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:01:51.03 ID:ySCc726s0
( ^ω^)「と、こんな感じでがんばってるお」
そう言って僕はビデオをとめた。
('A`)「なるほど・・・陳腐な台詞だが結構効果的なんだな」
ξ゚听)ξ「ビデオ撮影はあたしよ」
ここは、近所のファミレス。
しぃちゃんのことや僕の決意を報告する意味も兼ねて、
ドクオをここに呼んだのだった。
そして、報告を終え僕の一昨日『人助け』のビデオを
3人で見ていたところだった。
なぜ僕の「人助け」をビデオに撮ってるかというと
ネットに流して、
自殺マンセーな世の中に反発する奴がいる、
ということを広めたいからだ。
そしてそうすれば、もしかたら自殺する人が減ってくれるかもしれない、
少なくとも、このビデオを見た人だけは、
自殺を止めてくれるかもしれない、という希望からだ
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:02:56.85 ID:m8XKmaaZ0
支援
展開によっては化けると期待してる
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:11:07.11 ID:ulqHB9Oo0
乙 ちょっと説明が足りない所が多い気がする
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:11:26.30 ID:ySCc726s0
('A`)「お前は、自殺する人を止める不死身野郎で」
( ^ω^)「そうだお」
('A`)「あんたはそれを助ける幽霊、と」
ξ゚听)ξ「そうよ」
('A`)「色んな意味でお似合いのコンビだな」
ドクオが呆れたように言った。
言われてみれば、案外お似合いのコンビかもしれない。
('A`)「まあお前も色々大変だよな・・・しぃちゃんのことは残念だったな」
( ^ω^)「気にしてないお」
('A`)「お前にしては思い切りがいいな」
( ^ω^)「しぃちゃんは、天国に行っただけだお」
そう。
遠いところに行ってしまっただけなのだ。
今では、それが確信できるのだ。
('A`)「まあ、それもそうだな」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:13:45.35 ID:m8XKmaaZ0
支援
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:13:56.06 ID:ulqHB9Oo0
支援
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:16:42.64 ID:ySCc726s0
('A`)「んじゃ、このビデオをネットに上げとけばいいんだな?」
( ^ω^)「よろしく頼んだお」
('A`)「ツンさん・・・ブーンをよろしく頼むぜ」
ξ゚听)ξ「あいよ」
そう言って、ドクオは店を出た。
( ^ω^)「二人になっちゃったお・・・」
ξ゚听)ξ「まあ、第3者から見れば一人なんだけどね」
( ^ω^)「あれ、ツンは他の人からは見えないのかお?」
ξ゚听)ξ「どうかしらね。話しかけられたことが無いから、
多分見えてないはずだわ」
せっかくの機会なので、ツンに色々聞いてみることにした。
どうせ、お客もほとんどいないのだし。
( ^ω^)「ツンは、どうして死んだんだお?」
ξ゚听)ξ「あんたプライバシーってもんがないの?」
(;^ω^)「ご、ごめんだお・・・」
さすがに率直過ぎたか。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:17:11.07 ID:ulqHB9Oo0
支援
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:20:18.76 ID:1G0XdTJaO
作者よ、ストーリーがわかりにくいからもう少しわかりやすく
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:22:39.66 ID:ySCc726s0
>>39 >>45 説明不足とよく言われるので
できればどの辺がわかりにくいかいって貰えると
非常にありがたいです。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:28:20.85 ID:ulqHB9Oo0
会話部分が味気ないので会話の間に動作とか入れるといいかも
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:29:25.96 ID:ySCc726s0
ちょっと後悔した。
ξ゚听)ξ「まあいいわ、確か自殺だった気がするわ」
( ^ω^)「気がする?はっきりしてないのかお」
ξ゚听)ξ「ええ、さすがにこの姿で3年ほど浮いてるから
記憶もあいまいにならざるを得ないわ」
( ^ω^)「ちょっとでも覚えてることはないのかお?」
ξ゚听)ξ「微妙よ。だけど、とても絶望してたのは覚えてるわ」
( ^ω^)「ぜつ・・・ぼう」
望みを絶つと書いて、絶望。
絶望したまま死ぬとは、どんな気分なのだろうか。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:32:50.87 ID:1G0XdTJaO
まだ投下してんの?
つまらないからやめろクズ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:33:27.71 ID:m8XKmaaZ0
ξ゚听)ξ「あんたプライバシーってもんがないの?」
ここは「知らないの?」とか「判らないの?」が正しいんでは?
支援
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:34:59.62 ID:ulqHB9Oo0
支援
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:39:49.84 ID:ySCc726s0
( ^ω^)「さぞかし辛かったんだろうな・・・」
ξ゚听)ξ「あら、そこまで同情してもらわなくて結構。
どうせ覚えてないのだし」
( ^ω^)「そうかお・・・」
ツンはそう言ったが、僕は非常にやるせない気持ちだった。
もしかすると、これも偽善なのかもしれないけど。
ξ゚听)ξ「まあいいわ、そろそろ帰りましょう」
( ^ω^)「わかったお、また明日だお」
ペアで行動することになっても、
一応それぞれの家で過ごすことにしていた。
いくら幽霊といえども家に行くのは、
プライバシーの問題上止めたほうがいいと思うからだ。
決してヘタレではない。
僕は、ツンに手を振って別れたあと、
ビデオの反響を期待しながら、家路に着いた。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:40:49.98 ID:ew53/4hxO
ツンは人にはみえないの?
ドクオはどういう役どころ?霊が見える人?
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:43:31.19 ID:m8XKmaaZ0
>>53 質問は投下終了後にしようぜ 気になるのは判るがな
支援
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:46:16.16 ID:ySCc726s0
('A`)「よし、ビデオのアップロード完了っと」
('A`)「奴がここまで真剣にやってる以上、
俺もできる限りのフォローはしないとな」
ドクオのPCのブラウザには、
某動画サイトが表示されていた。
('A`)「おっ、さっそくコメが付き始めているな」
そのコメントは、「釣り乙」「糞動画死ね」などの他愛も無いものもあれば、
「ちょっと勇気出たかも」などのうれしいコメントもいくつかあった。
('A`)「まあこんなもんだろ・・・ん?」
ドクオは、ふいに動画を一時停止した。
大量に流れるコメントの中に、気になるコメントを発見したからだ。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:47:28.69 ID:ulqHB9Oo0
支援
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:47:43.82 ID:ySCc726s0
('A`)「『おま・・・天使に消されるぞ・・・』なんでここで天使がでてくるんだ?」
さらに、似たようなコメントが大量に付きだした。
もしかしたら、ブーンは踏み込んではいけない一線を越えたのかもしれない。
そんな予感がドクオの中にあった。
( ^ω^)「そういえば・・・」
( ^ω^)「なんでドクオにはツンが見えてたんだお?」
( ^ω^)「とりあえず明日二人に聞いてみるかお」
その『明日』がこないなんて、
今の僕には創造できるはずがなかったのだった。
58 :
派手にミスったorz:2008/05/10(土) 23:48:29.45 ID:ySCc726s0
('A`)「『おま・・・天使に消されるぞ・・・』なんでここで天使がでてくるんだ?」
さらに、似たようなコメントが大量に付きだした。
もしかしたら、ブーンは踏み込んではいけない一線を越えたのかもしれない。
そんな予感がドクオの中にあった。
( ^ω^)「そういえば・・・」
( ^ω^)「なんでドクオにはツンが見えてたんだお?」
( ^ω^)「とりあえず明日二人に聞いてみるかお」
その『明日』がこないなんて、
今の僕には想像できるはずがなかったのだった。
第三話「Thinking of you」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:49:17.28 ID:qvnFU4Bq0
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:50:13.72 ID:1G0XdTJaO
釣り宣言マダー>>1
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:50:22.26 ID:yvs9uA740
プライバシー→デリカシーだな
支援
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:50:37.28 ID:eEaNN1sV0
>>59 モタ男って、死んでないとか聞いたけどどうなんだろう。
グロ注意
63 :
◆sk34FGc1uE :2008/05/10(土) 23:52:05.56 ID:ySCc726s0
とりあえずトリップテスト。
ここまでお付き合いいただいてありがとうございました。
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:54:05.36 ID:zb3ZDumXO
終わり?
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:54:40.32 ID:ulqHB9Oo0
乙!!
66 :
◆sk34FGc1uE :2008/05/10(土) 23:55:36.09 ID:ySCc726s0
>>64 あと3話ぐらい続くと思います。
でも、今日は3話一気に書いて正直疲れました
こんな小規模でまとめサイトって載るのかなぁ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:57:36.28 ID:m8XKmaaZ0
乙でした
次からはもちょっと書き溜めしてから投下してくれ
そしたら変なのも粘着し辛いだろうしな
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:58:10.07 ID:ulqHB9Oo0
メジャーな所でないなら多分載るかと
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/10(土) 23:59:28.90 ID:zb3ZDumXO
乙
70 :
◆sk34FGc1uE :2008/05/11(日) 00:03:23.31 ID:zNFrKlOa0
>>67 テスト期間中で暇なので
明日か明後日にはなんとか投稿できると思います
>>68 と言っても自分はオムライスぐらいしか知らないのです
>>69 ありがとうございました
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 00:06:27.82 ID:All9xTtL0
作者は学生さん?
72 :
◆sk34FGc1uE :2008/05/11(日) 00:07:11.36 ID:zNFrKlOa0
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 00:08:02.23 ID:cDksfBlI0
何この流れ