俺は今まで、恋愛らしい恋愛をした事がなかった。
小学校ではそういうのは無縁、中学でも告られず告らず
一目惚れ、両思い、ナンパ、初キッス・・・
こんなのとは無縁の生活を今まで送ってきた。
だが、高校生になり俺は始めて恋をした。生まれて始めて恋をした。
一生恋人も出来ないと思っていた俺が、恋をした
端から見れば「誰もお前の初恋なんざ興味ねぇよ」と思われるかもしれない
いや、普通はそう思う。だが、俺にとっては忘れられない初恋だ。
結局は相手に彼氏が出来てしまい、敗北という形になったけどとてもいい経験になった。
俺は、その初恋の物語を小説にしようと思った。
文才もない、日本語もおかしいかもしれない、意味が分からないかもしれない
それでも一生懸命書いた
読んでくれる人がいれば、暇つぶしにでも読んでくれ
極力質問にも答えようと思う
特殊な学校なため、身元がばれそうなので自分を含めて仮名にし、学校の状態も少し変えた
そこのところはご了承願いたい
振り向いたら偶然女子の口にペニス入った
まで読んだ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 21:53:26.59 ID:HeP7BVJ7O
なが…
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 21:53:59.37 ID:xiargYyC0
もん・・・
>>1 代理スレ立てありがとうございます
取り合えず、書いていきますね
30代だったら伸びた
俺の名前は高浜一典(こうはまかずのり)、都内の高校に通っている。
小学校では暴れ者、中学では俗に言う第二グループに属し、目立たない生活をしていた。
高校に入ってから変わろうと、必死に努力をした。今ではクラスで少し人気があるくらいまでになった。
高校1年、入って早々隣の席にやつに因縁をつけられ罵声を浴びせられるようになった。
だが、それはそいつなりの挨拶だったらしく、すぐに仲良くなった。
もともとクラスの男子は少ないので、みんなとすぐに仲良くなり、遊ぶようになった。
その頃、可愛いなと思った子がいたがチキンな俺は行動に移せず、声をかけられないまま終わった。
高校2年になってからは家に帰れば2ちゃんかゲーム、深夜に海外のサッカー観戦くらい。
友達と遊びに行くのも減っていた。当たり前だ、人と関わるのが苦手だからだ。
案の定彼女とは無縁の生活。彼女が出来るやつができるたび「羨ましいな〜・・・」と落ち込んでいた。
女子を見て「この子可愛いな」と思うことはあっても、
それが「好きだ」という気持ちにはならなかった。
そのまま彼女は出来ず、声もかけられず時は過ぎて
高校2年生も終わりに差し掛かってきたある2月。
ここから、俺の人生は大きく動き出した。
その頃学校は数日後に迫った行事で大盛り上がりの状態だった。
どこの班も毎日遅くまで残り、最後の仕上げに取り掛かっている状態。
俺は劇の台本を作り、指導する立場だった。
そんな中、担任から呼び出しがあった。
「何だよ、この忙しい時に・・・」俺は愚痴を言いながら友達に仕事を任せ担任の元へ向かった。
そりゃ初恋は人生に一度だろうよ……
「あ、もしかしたらテストのことか?それとも授業中騒いでたこと・・・」と
いろいろ考えをめぐらしていたが、話はまったく違った。
内容は前々から聞かされていた入試手伝いの件。
この時期はどの高校も入試の時期、入試が近くに迫った
この高校の入試の日に手伝いする生徒を募集していること
各クラスから男女それぞれ2名が召集されること、
うちのクラスから男子だけが決まっていないこと。いろいろ話を聞かされた。
やっぱやめたほうがいいか?
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:03:42.30 ID:kl/LZukh0
前々から話を持ちかけられたいたが、
貴重な休みにわざわざ学校に来ることが嫌で最初は断っていた。
「他の男子は誰に頼んでもやってくれないのよ、あんた隆(たかし)と仲いいでしょ?
その日に2人でさ〜、やってくれない?少しくらい成績上げるからさ〜、困ってるのよ」
隆とは俺の友達であり、俺が親友だと思ってる奴だ。
たいていの相談はコイツにしている。そいつとやれってか・・・
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:06:20.20 ID:kl/LZukh0
担任には2年の間いろいろな面でお世話になり助けてもらった経緯もある。
それに、もしかしたら来年入ってくる新一年に
めっちゃ可愛い子がいるかも・・・その子を早めに見れるわけだ。
でもわざわざ連休の間に学校に来てまで手伝うのはさすがに気が引ける
その時は2つの思いが交差していた。
「やってくれるのね、ありがとう。
内容については明日詳しく説明するから、これで一安心だわ」
己の欲望には勝てず、結局引き受けることになった。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:08:11.73 ID:kl/LZukh0
「はぁ・・・勢いで引き受けちまったけど、よく考えればめんどいな〜、
これで当日可愛い子いなかったらマジ災難だ」
文句を言いながら、自分の持ち場であるクラスに戻った。
この時、俺は思いもしなかった、この決断が俺の運命を大きく変えることになるなんて・・・
14 :
のこぎる ◆EIjRNoKooU :2008/05/06(火) 22:09:08.96 ID:M0F982So0 BE:1704111269-2BP(7778)
誰かこの歌のタイトル教えて
光る〜汗〜T〜シャツ〜出会った恋〜
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:11:35.49 ID:kl/LZukh0
結局最後の最後までgdgdな状態で終わってしまった劇の練習。
本番は確実に失敗すると思っていた、しかし逆にgdgdな状態がウケてなかなかの結果だった。
「けっこうウケがよかったな、もしかして俺ら優勝じゃね?」
こんなことを話しながら他のチームのパフォーマンスを見ていた。勝てる、俺は確信した。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:13:53.47 ID:kl/LZukh0
結果は案の定最下位。学生にウケても評価するのは先生。結局優勝できなかった。
「マジ審査員糞だろ、絶対俺らが授業中うるさいからだぜ」
みんなから愚痴が出る中、俺は落ち込んでいた。台本を作った本人として・・・
去年は優勝し、個人タイトルも取ったプライドが、最下位という結果を許せなかった
「優勝できなくてごめんな、せっかく頑張ってくれたのに・・・」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:17:51.15 ID:kl/LZukh0
俺は後輩に情けない気持ちでいっぱいだった。
それでも後輩は優しい言葉をかけてくれた。
「順位なんて関係ないですよ、それよりも大切なものを頂きました。
来年は敵を打ちますよ!2週間お疲れ様でした」
俺はいい後輩を持ったと思った。それから片づけをして、
帰ろうとしたとき案の定例の話題が出た。
「打ち上げ来る人〜」クラスのスイーツだった、「やっぱり出たか」
それでも、誘いは断りきれず、参加することになった。
誰か見てる?
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:18:30.18 ID:Xmp9KZNX0
見てるよ
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:20:47.64 ID:kl/LZukh0
>>19 良かった
いきなり話は変わるが、この頃ある騒動があった。
1年、2年で2週間放課後残りながら準備していたある日、
友人が俺に話があると呼び出した。
「どうした?役が難しすぎるか?」
劇の話しかと思っていたら、全然違う話だった。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:24:09.91 ID:Xmp9KZNX0
これどういう行事なの?
読んでないけど見てる
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:26:51.48 ID:kl/LZukh0
>>21 習ってる語学を使って、指定された劇をその語学でやるっていう行事
俺は中国語を習ってたから、セリフ全部中国語の劇を自分で製作してやった
「俺らのチームに田原って一年いるじゃん?」
「田原?ああ、あいつのことか」
田原とは俺らのチームにいる一年の女子のことだ。
俺らのクラスの男子から不評な女子だ。
「そいつのことで気にかかってる事があるんだが」
「ああ、そいつがどうした?」
俺はもしかしたら・・・と思った。気にかかっている事があったからだ。
「俺、傍から見て思ったんだけどさ、絶対そいつお前の事好きだぞ」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:28:39.66 ID:Xmp9KZNX0
>>23高2で中国語・・・だと?
一・二年ごちゃまぜでやんの?
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:30:48.93 ID:kl/LZukh0
>>24 これだけで高校バレするwww
1,2年合同で発表、舞台製作から小道具製作まで全部自分達でやる
一瞬ドキりとしたが、やはりコイツもそう思っていたかと思った。
俺も気になっていたのだ。
何かあるごとに俺に質問をし、よく眼があうな〜と
思っていた女子がいた。そいつが田原だった。
だが俺のタイプではなく、大体スルーするか軽くあしらっていた。
「実は俺も気になってたんだよ。お前もそう思ってたか」
それから俺らは他の友達も含めていろいろ作戦を練り、
本当に俺に興味があるのか探ることにした。
思ったが、スペックとかあったほうが良いかな?
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:34:53.37 ID:aYXpmhCg0
つづき望む
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:36:18.75 ID:Xmp9KZNX0
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:37:16.84 ID:kl/LZukh0
>>26 おk、なるべく期待に沿えるよう頑張る
最初のトラップはこうだった。
俺が「先生のところに荷物取りに行くんだけど
誰か暇な奴手伝ってくれない?」と聞いてみて
田原が真っ先に手伝いに来るかということだった。
普段通りにその言葉を言うと、やはり「私行きますよ!」と言ってきた。
これだけでは俺に関心があるとはわからないので
さらに、「誰か一年、この作業やってくれ」とわざとそいつの近くで頼んでみた。
やっぱり「私がやります!」と、その作業をやり始めた。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:39:07.72 ID:EDzrKpV50
ふぅ・・・
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:41:37.73 ID:kl/LZukh0
スペック
登場人物増えたらそのつど書き加えていく
俺こと高浜
当時高校2年
17歳
彼女はいない
183cm 69kg
顔は一般的な男性
趣味は2ちゃん、サッカー、音楽
田原
当時高校1年
16歳
165cm?55kg?
顔は四角い、似てる人は
映画の前とかに出る天気予報に出てるお天気お姉さん
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:46:22.41 ID:kl/LZukh0
それからも、たびたびトラップを仕掛けたが
そいつはほとんどすべて自分から「私がやります!」と
率先して手伝ってくれた。
逆に今まで以上に「何か手伝うことありますか?」とか
「私がやりますよ先輩!」と言ったりして来た。
俺らの疑問は、確信に変わっていった。
「田原、完全にお前に惚れてるな」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:52:09.64 ID:kl/LZukh0
そして打ち上げの日、やはり田原も来た。
最初の焼肉屋では「先輩、お肉焼けましたよ」と、
俺の皿に盛ってきたり、「先輩タレ少なくないですか?」と
タレを足してきたりと。可愛い子だったら俺は確実に
「あ、あ、ありがとう///」とテンパっていただろうが相手が相手だ。
俺は田原をスルーしながら他の友達の彼女の話を聞いていた。
俺は「大好きな彼女が肩に寄り添ってきたら嬉しいんだろな〜」と言うと
「マジやばいよ、テンション上がるってレベルじゃない」と言っていた。
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:54:21.83 ID:lW4vNI2kO
続きなど望まん
クソ野郎が
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:55:59.85 ID:3mxkNvO7O
wktk
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:57:31.99 ID:kl/LZukh0
>>33 そう言わずに見てくれよ・・・
リア充死ねと思っているとその話を聞いていた芝原が突然
「高浜が肩に寄りかかってもらいたいそうで〜す、じゃんけんで負けたら
こいつの肩に寄り掛かって上げましょう!」と突然謎のゲームをし始めた。
「いや、意味が分からないから」とやめさせようとしたが、
結構話題になってる1年の可愛い子が負けるかもしれないと思い
あえて「絶対だぞ」といいじゃんけんの行く末を見守った。
友達ならやりやすいし、その子に当たったら・・・
いろんな妄想を膨らませながら、勝負は進んだ。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 22:57:38.79 ID:Xmp9KZNX0
スローペースだな
早く都築をくれ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:02:16.48 ID:aYXpmhCg0
テンションあがってきた。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:04:21.56 ID:kl/LZukh0
>>36 書き溜めてるんだが、意外と早く消費しそうで・・・
最後は田原とその可愛い子との一騎打ちになった。
「これは期待できる、いっそのこと抱きしめてやろうか・・・」
そうこう考えてるうちに勝負は付いた。俺はこの世に神はいないと思った。
負けたのは田原だった。「ちょwwwwwwそれはないwwwwww」
俺は必死に抵抗したが、みんなが見てる手前ひどいことは出来ない。
仕方なく従った。「失礼します・・・」奴が寄り掛かってきた。
体の中からブワッと鳥肌が立った
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:06:04.59 ID:Xmp9KZNX0
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:11:15.50 ID:kl/LZukh0
このとき俺はデスノートの一場面を思い出した。
月がミサに「当分会いに来るな」といったのにもかかわらず
次の日には会いに来てしまい月が
「生まれて始めて女を殴りたいと思った」と思うシーンである。
必死に耐え地獄の10秒間は終わった。
これが終われば関わりはなくなる。
学校では教室も離れてるし、大丈夫だろうと耐えた。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:16:58.56 ID:kl/LZukh0
その後も纏わり付いてくるのがウザイと思いながら、
早く終われと思いながら過ごしていた。
やっとのことで打ち上げも終わり、俺はそそくさと家路に付いた。
「さて、2ちゃんしてから寝るか・・・」といつものようにPCを立ち上げて
「なんか面白いスレないかな」とVIPを見ていた。
その時あまり鳴らない携帯が鳴った。
「友達からの打ち上げお疲れメールかな?」と思い
メールを開くと知らない宛先からだった。
本文には「打ち上げお疲れ様でした!とっても楽しかったですよ」とあった。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:21:29.14 ID:kl/LZukh0
「誰かメルアド変えたっけな?」そう思いながら、
「ごめん、誰だっけ?」と俺は返信した。
しかし帰ってきたメールを見て、俺は驚愕した。
「あ、まだ教えてなかったですね、同じ班だった田原です!
芝原先輩から先輩のアドレス教えてもらって」
心臓が止まりそうとはあのことを言うのだろう、
一気に思い出したくもない2時間前の光景が浮かんだ。
すぐさま俺は芝原に「何で俺のアドレス教えたあああああああああああああ」とメールした。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:22:30.64 ID:Xmp9KZNX0
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:23:21.08 ID:ZEt19F3XO
ちょww
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:27:41.18 ID:kl/LZukh0
芝原は「すまん、すまん。でもせっかく好かれてるんだし、アタックしろよ
お前なんてモテる要素なんてないし、童貞も捨てれるかもしれないぞ?」
余計なお世話だカス、お前になんでそこまで言われなきゃ・・・
全て図星で軽く落ち込んだ。「嫌な子でも、付き合うべきなのかな・・・」
だが、どう考えても俺の好みではありません本当に(ry
数十分考えた結果、保留ということにした。
俺は相手に同情してしまう変な性格のため
「君好きじゃないし、もう送ってこないで」とは送れる度胸はない。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:31:26.53 ID:kl/LZukh0
結局、適当にやり過ごしその日は終わった。
しつこく返信を求めてきたが、最後はスルーした。
その後そいつのことを考えたが、生理的に受け付けない
友達にも相談して、やはり無理だという結論に到った。
そのイベントが終わると、いつも通りの平凡な毎日に戻った
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:34:09.74 ID:kl/LZukh0
いつものようにネットばかりの毎日が始まった。
家に帰れば2ちゃんにゲーム、学校では勉強・・・
そんな矢先、担任から例の話のことについて説明があった
「そういえば、そんな事があったな・・・」
今更断れず、行くことになった。
そして、運命の入試手伝いの日がやってきた。
この日から、俺の恋と無縁の時代は大きく変貌を遂げることになる。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:35:29.06 ID:D9SEzm3TO
いらない下りが大杉だろ…
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:38:11.65 ID:ZEt19F3XO
やっと本題か
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:39:41.34 ID:EwJpXwrlO
なんかうちの姉貴が帰ってくるなり隣の部屋で泣いてるんだが
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:41:37.61 ID:kl/LZukh0
>>49 この下りがないと、話が分からなくなるので・・・
田原が今後大きく絡んでくるから、どうしても入れないといけなかった
前置き長くなってすまん
朝6時起き・・・「だるい、非常にだるい」朝7時から、午後3時まで手伝い・・・
やめておけばよかった・・・マジで後悔した。
しかし後戻りできるわけではなく結局担当の教室に行った。
7時半から説明を聞いた。最初の仕事はテストの間
試験を受ける生徒が不正をしていないかをチェックする仕事だった。
9時にテスト開始だが、8時には教室で待機していた。
まだ担当教員もいなく、試験の生徒もいない。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:47:07.23 ID:kl/LZukh0
たった一人で、半分に仕切られた教室で時間が経つのを待っていた。
「可愛い子来るかな〜、でも5人しかいないしな・・・」そう思っていると
8時20分ごろ、最初の生徒がやってきた。
「お、なかなか可愛いな・・・」その子は芸能人で言う
柴崎コウを幼くした感じの子だった。
俺は「受験票を見せてください」と言って
受験票を受け取り指定の席につかせた。
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:47:13.12 ID:ZEt19F3XO
ペース上げてくれー
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:49:01.16 ID:pB+2U5wsO
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:49:34.84 ID:IDHbyZrX0
お前ら夕飯何食べた?
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:50:29.31 ID:jJ7ZKUn+0
支援
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:51:38.48 ID:kl/LZukh0
>>54 上でも書いたが、書き溜めてる分が少ないから
ペースを上げられないんだ
2人の間に流れる沈黙・・・
「この子には合格して欲しい・・・てか名前が知りたい」
と思いながら待っていると2,3人目が次々にやってきた。
しかし片方の男子はいかにも苛められっ子、
もう片方の女子はまるで柴田理恵・・・
少し落ち込みつつ他の生徒を待っていた。すると4人目がやっと来た。
すまん、やっぱりやめたほうがいいのか?
余り面白くなさそうだし・・・
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:52:05.11 ID:ZEt19F3XO
どんぶりで納豆
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:52:16.66 ID:jJ7ZKUn+0
ガーリガーリー君!
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:52:25.38 ID:EwJpXwrlO
>>56 カレーマジ旨い
食べ終わったら姉貴の彼氏殴ってくるわ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:53:25.32 ID:aYXpmhCg0
いや
おれは見たい。
今後の展開が楽しみだ。
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:53:35.06 ID:Xmp9KZNX0
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:53:57.50 ID:l9lczgum0
続けちまいなYO!
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:54:22.12 ID:ZEt19F3XO
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:56:49.81 ID:kl/LZukh0
「この子もレベルが高い。」俺はそう思った。
中学生とは思えない顔立ちにほっそりとした体・・・
見とれていたら「あの〜席は・・・」と声をかけられた。
俺は我に帰り「は、えっ、あの、受験票を」とテンパリながら
所定の席に案内した。「やっちまった・・・」と落ち込んでいると
笑いが起こり少し教室が和んだ。「結果オーライか・・・」
それと同時に5人目の生徒がやってきた。
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/06(火) 23:59:24.57 ID:kl/LZukh0
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:02:02.63 ID:lo0r7RBQ0
いかにも外国人の顔立ちをした子は、
その体格とは裏腹な優しい声で「席はどこになりますか?」と
片言の日本語で俺に話しかけてきた。
その子を席に案内すると丁度先生がやってきた。
ここからが非常につまらない。受験生に試験用紙を配り、
不要な用紙を回収すると9時〜10時半までひたすら待つのだ。
その間、音楽を聴くことはもちろん、携帯さえ弄れない。
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:04:26.82 ID:92cjllCK0
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:06:42.29 ID:lo0r7RBQ0
なんとか可愛い女子2人を観察しながら耐えていたが
非常につまらなかった。1時間半何もしないのは想像以上に辛い
「手伝ってくれてありがとうな」気休めにもならない言葉を受け取り
最後の作業を終えると、一目散に待機場まで帰った。
そこで友達と「マジでつまらなかった」という愚痴や、
「めっちゃ可愛い子いた」という談笑をしながら、12時まで待機していた。
昼飯を済ませると、午後の仕事へ移った。
次の仕事は面接を受ける受験生を会場まで連れて行く仕事だった。
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:09:57.41 ID:lo0r7RBQ0
>>69 俺が試験監督じゃないよ、試験監督教員の補佐
これは先ほどとは違い、友達が近くにいるのでやりやすかった。
そして、この時に運命的な出会いをすることになる。
指定の場所まで友達と行くと、試験官の先生とまずは打ち合わせ、
そして教室整備をして先生の準備完了まで待機だった。
俺は4組まで生徒を迎えに行くことになっていたが、
教室が複雑で迎えに行く場所が分からなかった。
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:10:23.84 ID:1fipVffv0
>>70 なんかだんだん事態が動かなくなってきた。
これからの展開に期待。
73 :
vip:2008/05/07(Wed) 00:26:59.30 ID:lo0r7RBQ0
nihongodekakenakunattesimaimasita
74 :
ひみつの文字列さん:2025/01/13(月) 15:43:09 ID:MarkedRes
日本国またはアメリカ合衆国、もしくはその両方の著作権法に触れる内容であると疑われることから表示できません。
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:30:35.49 ID:lo0r7RBQ0
てs
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:30:48.01 ID:e65NA6eqO
日本語でおk
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:30:51.88 ID:lo0r7RBQ0
直ったので再開します
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:31:21.05 ID:lo0r7RBQ0
おいおい、俺どこ行けば良いんだよ」と友達に聞いても
「俺もわからねえ、お前こそ教えてくれ」という始末。
あたふたしてるうちに時間が迫っていた。
その時前方に目の前の教室の担当と思われる女子生徒2名がやってきた。
駄目元で「あのさ、ここの教室どこにあるか分かる?」と聞いた。
そしたら「ああ、そこならここの2階の一番奥だよ」と
親切に教えてくれた。急いでいたため「ありがとう!」と一言いい中学生を迎えにいった。
まさかその子が初恋の子になろうとは・・・
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:33:10.32 ID:lo0r7RBQ0
迎えにいってるうち、暇になってきたので周りの奴らと雑談し始めた。
学校の形態上、他のクラスと絡むことが少ないので凄く楽しかった。
その子とも、その時始めてしっかり話をした。
「あ、さっきは教室教えてくれてありがとうね」
「ううん、ちゃんと行けた?」「おかげさまで、助かったよ」
その時確信した、この子は普通の女子とは違う、何かが違うと。
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:36:33.67 ID:lo0r7RBQ0
よく、好きな子と話そうとするとなかなか話せない、
ドキドキするなど言われるが、まさにそうだった。
話せば話すほど、彼女に引き込まれていく・・・
もっと話したい、もっと一緒にいたいと・・・俺はそう思っていた。
あっという間に仕事は終わり、待機場まで戻ることになった。
その時気づいた、彼女に名前を聞いていない・・・
かといってチキンな俺が聞けるわけもない・・・
諦めかけたその時、突然彼女が踵を返して俺のところまで来て名前を尋ねてきた。
混乱で人減ったか・・・
区切りが付いたらいったん終わろうかな
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:38:04.47 ID:Q0j1Q7rMO
見てるよー
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:40:06.63 ID:abf38NZyO
見てるぞ
でも眠くなってき
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:41:02.07 ID:lo0r7RBQ0
首からカードをかけていたので、それを見て名前をつぶやいた。
「たか・・はま・・・君?」いきなりのことでビビッてしまったが、
俺は冷静に「こうはまです、高浜一典」と答えた。「高浜君ね、オッケー覚えた!」
俺は死ぬかと思った、諦めかけていたら向こうから話しかけてくれたのだ。
心臓バクバクである。俺は「君はなんて名前?」と勇気を出して聞いた。
すると「私?私は、岡田ゆい、よろしくね!」
ゆいちゃんかぁ〜、いい名前だ・・・と思ってるうちに
「じゃあ先に戻るね!」といって行ってしまった
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:46:18.79 ID:lo0r7RBQ0
その後先生からお疲れ様の挨拶と、
ジュースが一本支給され(休みの時に渡せ)帰った。
そして帰り、俺は忘れ物をしたため友達に
「悪い、忘れ物取りに行くから待っててくれ」と教室まで戻った。
すると偶然にもさっきの子と出くわした。
俺を見つけるなり「あ、高浜君、今日はお疲れ〜またね!」と挨拶してくれた。
俺は「お疲れ、じゃあね」と挨拶をし教室に向かった。
一言声をかけてくれただけで凄く嬉しかった。
帰り道俺は友達に「あの子はヤバイ、あれは運命だ、どこのクラスだろう・・・」と延々に語った。
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:52:43.15 ID:lo0r7RBQ0
友達は「そうか?まぁ人を好きになると美人に見えるって言うからね〜」と話していた。
ネット三昧の俺に、新たな楽しみが増えた。休み明け学校に行くのが楽しみになった。
その日は、寝付けなかった。あの子が気になったからだ。
次の日から、俺の戦いが始まった・・・
一応これで最初の部分は簡潔です。
ほとんど本題には入っていないんですが、大まかな内容は
分かっていただけた?と思います
GW最終日、明日から仕事や学校の方が多いと思うので
本日はここまでにします。明日の夜に続きを書いていきます。
スレ残ってたらここに書きますが、ほとんど人がいないのでスレ落ちると思います
その時は同じスレタイで立てますので、見てくれる方は是非読んでください
つまらない話に付き合ってくれてありがとうございました
今日はまだ起きてるので、質問などあったらどうぞ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:53:10.76 ID:RfIywVyHO
追いついちまったぞバカヤローw
俺はこういう切ない話は大好物だw
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:57:29.59 ID:abf38NZyO
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 00:59:11.56 ID:wYrlD25fO
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 01:01:00.39 ID:lo0r7RBQ0
>>86 頑張ります
>>87 おやすみなさい、明日も宜しくお願いします
>>88 今日と同じ9時〜10時を予定しています
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 01:04:07.79 ID:wYrlD25fO
>>89 把握した!明日の楽しみ貰ったわ^ ^
頑張ってくれ
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/07(水) 01:06:09.14 ID:lo0r7RBQ0
初恋は誰だって生涯一度だろ
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
>>92 「生涯たった一度」とすることによって
この経験は二度と出来ない、何者にも変えられない経験なんだと
そう言い聞かせるためにあえて「生涯たった一度」とスレタイにつけました