1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 21:53:45.88 ID:erYw74ZW0
実際に俺が遭遇したそんなに長くない話。
暇だったら他スレを覗きつつ見ていって欲しい。
今から4,5年前根暗な知り合いしか居ない俺は知り合いを誘って
「心霊スポット巡り」なんぞをやってたんだ。
行く度に必ず誰かが「女でもいればな」と言うぐらい女なんてまったく縁の無い俺達だった。
その日も知り合い5人+俺の合計6人で
「○○ビル跡地」という地元ではやや有名な心霊スポットへ行ったんだ。
行ったら幽霊に呪い殺されるという事で有名で実際に死んだ人も居るらしい。
俺達は「よくありがちな噂だよな」等と笑って向かっていた。
あんなことになるなんて本当に思ってなかった。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 21:54:10.08 ID:J2XjCoBj0 BE:208637142-2BP(0)
マジだ怖くない
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 21:54:54.31 ID:9HmrJew60
ふふっ^^
なんだホモ話か
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:00:31.45 ID:erYw74ZW0
そのビルはA県から車で2時間ほどの場所にある。
ビルといってもボーリング場やカラオケ等が集まった施設だったみたいだ。
入るなり俺含む全員がゴホゴホと咳き込むぐらいビルの中は埃っぽい。
埃っぽいだけでなく言葉で言い表せないような臭いがするぐらいだ。
ビルのあちこちには前に誰かがここに来たであろうビールの空き缶やら
タバコの吸殻が捨てられている。
大して何も怖い体験は出来ず「つまんねぇwwww」等と話ながらその日は帰宅した。
そしてお互い就職し、1年前心霊スポット巡りなんて
ほとんど忘れている頃1通のメールが俺に届いた。
それは大学の頃知り合いだった奴からだった
「AとBが死んだ」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:03:20.62 ID:JSihcxXo0
なげえ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:04:45.58 ID:ahnzov1nO
な、ながすぎて思考回路がどかーん!
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:05:01.30 ID:d6JJhGm+0
まぁ、続けて
A県って秋田?愛知?
「うそピョーン」ってメールがくるんだろ、次は
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:08:11.05 ID:erYw74ZW0
書いているうちに「これ少し長くなるかな」と思ってきた。
出来るだけ省く。ちなみにA県は想像に任せる。
それと4,5年前の話と言ったがありゃ嘘だ。
7年前だな。
AとBは大学の頃一緒に心霊スポット巡りをした仲間だった。
メールを送ってきた奴もその中の一人だ。
俺はメールが来た時
「こいつ暇だなぁ」としか思っていなかった。
メールの返事も「今仕事何してるん?」などと他愛も無いことだった。
すると急に携帯が鳴り出し誰かと思えばメールを送ってきた知り合いだった。
仕事も休憩中だったので携帯を取る。すると電話口から
「もしもし?もしもし?いやマジなんだって!しかも二人ともガンだとさwww」等と
子供のようにはしゃぎ回っているかのような話し方だった。
「二人ともガンなんて出来すぎだし、よく俺ら心霊スポットとか行ってたし呪われたんじゃね?ww」と友人が付け加える。
正直俺は少しビビっていた。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:10:07.32 ID:RCgIs9JP0
なげえ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:10:48.42 ID:Q35y/sze0
ガンかよ
あれ、三行じゃない・・・?
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:14:45.79 ID:erYw74ZW0
「けど写真だって撮ったけど何も写ってなかったじゃん。それに俺ら塩まいてたしさ。
それに呪い殺されるにしてもガンっておかしくね?」
喋りながら俺は微妙に震えてた。
心霊スポット巡りなんて意外と多くの人がやってるし
それこそ面白半分で行ってる奴がほとんど。
それに比べて俺達は確かに面白半分だったが塩まいたし、呪いなんて物も信じていなかった。
「とりあえず明日休みだしこっち来ない?」
しかし俺の仕事に休みなんてあって無きが如し。
明日も仕事だった。しかし急に寒気を感じた俺は
「父が倒れたみたいなんです」と上司に嘘をつきしばらく有給を取った。
そして友人に
「分かった。明日そっち行く」と伝えた。
その日これからどうしようか色々考えていたら朝5時になっていた。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:15:31.42 ID:zCP915OU0
なんだ結局ホモスレか
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:20:23.41 ID:d6JJhGm+0
ほう
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:22:03.36 ID:zCP915OU0
おい
続きまだなのかよ
俺もうチンコだして待ってんだぞ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:23:03.09 ID:erYw74ZW0
補足説明。
死んだ二人はガンだと言ったが二人とも肺ガンだった。
次の日俺、メールをくれた友人、当時一緒にいた友人Cが来た。
もう一人いたのだが地方へ行って連絡が取れないようでしょうがなく諦めた。
とりあえず俺達は今までどの心霊スポットをまわったか
思い出し思い出しパソコンで探していった。
どれもこれも胡散臭い場所ばかりで俺の頭の中も
「偶然だろ。偶然偶然。タバコ吸ってなかったみたいだけど肺ガンなんてよくある話」などと考えていた。
するとパソコンを触っていた友人Cが急に血相を変えて
「おい!これ見てみろ!俺らここ行ったよな?」
慌ててパソコンの画面を見てみると、見覚えのあるビルが写っていた。
見ている奴を驚かせようとしているのか赤い字でタイトルまでつけてだ。
「入ると必ず死ぬボーリング場」実際はボーリング場ではなくそのビルの名前が書いてあったのだが流石に書くのはやめておく。
しかし必ず死ぬって事は俺達も死ぬって事じゃねぇかと半ばキレ気味に俺はつぶやいた。
相変わらず俺は震えていた
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:26:09.36 ID:Q35y/sze0
うーん 検索しても見つからない…
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:27:44.07 ID:erYw74ZW0
友人二人も
「幽霊なんて居る訳ないだろwwww」
「ガンで殺す幽霊ってwwww」等と笑っていたが顔は笑ってなかった。
ぶっちゃけここに来るまでに
「実はドッキリなんじゃないのか?」とも考えていた。
別に誰かの誕生日じゃないのに何のためのドッキリなのかと考えたぐらいだ。
とりあえず楽しい方向に考えないと安心出来なかった。
その後すぐに知ったことなのだが
友人二人はほぼ同時期にガンが見つかったらしい。
こうなると流石に幽霊を信じるほか無かった。
次で終わります。むしろ終わらせます。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:28:33.12 ID:erYw74ZW0
>>20 ごめんね。生きててごめんね。
>>21 当時あったサイトはもう消えてるよん。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:28:52.40 ID:zCP915OU0
うほ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:29:41.96 ID:LkUZ2GlG0
なげえ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:31:33.35 ID:EileXWjm0
缶コーヒー飲もうと思って振ったらフタが開いてた
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:32:07.54 ID:nkASKCPZ0
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:34:14.85 ID:Q35y/sze0
>>27 こんなもんやってるヒマあったらさっさと市ねって感じだな
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:36:34.02 ID:wLGnuUz/0
夜中に男四人で心霊スポットに行った時エロDVDを見つけたんだ
ある意味深夜に男四人で心霊スポットというのは恐怖かもしれない
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:36:50.24 ID:erYw74ZW0
ごめんね。これで終わるって言ったのにもう1レスあるんだ。
何故こういう結論に至ったかは分からないが
俺達はもう一度そのビルへ向かうことにした。
その前に一度ガンの検査しようぜと俺が二人に相談したのは言うまでもない。
そしてビルへ到着。
当時と同じく不気味でなおかつ埃っぽい雰囲気のビル
があると思っていたのに何故かビルは取り壊し作業をしていた。
ちょうど作業休憩中だったのか人が集まって飯を食っていた。
普段は初対面の人とはまず会話することが出来ない自分だがこの時ばかりは流石に
そんなこと言っていられなかった。死ぬ気になれば何でも出来るってのはこういうことかと思ったとか思わなかったとか。
現場に入るといかにも棟梁という感じの人がこっちへ来た。
「誰だお前ら?勝手に入んな。色んな物が落ちてくるし、この建物には色々とあんだから」
「色々と?色々って何ですか?呪いみたいな?自分もこの中入っちゃったんです。教えてください」
もう俺その時人生で一番必死だった。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:39:34.86 ID:qWlzkmLsO
オチが読めた気がしなくもない
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:42:03.14 ID:zCP915OU0
アスベ(ry
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:44:19.81 ID:XnWTxxZT0
ああ、はいはいなるほど
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:44:30.32 ID:Q35y/sze0
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:45:17.53 ID:erYw74ZW0
すると棟梁(?)は人を馬鹿にするように大笑いしていた。
多分馬鹿にしていなかったと思うのだがなんとなく鬱陶しい笑い方だった。
「いや知り合いが2人も死んでるんです。ここのせいじゃないかもしれませんが
けど多分ここのせいだと思うんです」
20代後半の人間の喋り方とは思えないぐらい必死だった。
やっと笑いが収まったのか棟梁が口を開く
「いや、ここね。アスベストを使ってたみたいで取り壊してるの。
何で君達の友人が死んだか知らないけど病名分かる?」
アスベストといえば話題になった。
肺ガンになる確率が何倍かになるっていうアレだ。
確かに「入ると必ず死ぬボーリング場」と言うだけある。
必ずではないが死ぬこともありえる。
だがしかし友人二人がたまたまピンポイントで肺ガンになる可能性はそれでも薄い。
俺達は半分納得出来ないまま帰宅したが、今現在でも「アスベストのせいで二人はたまたま死んだ」と考えている。
俺は少しでも気が楽な方に考えたいから。
というお話でした。本当に事実です。長々と申し訳ない
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/14(月) 22:45:22.68 ID:Rs+0wD5K0
ちょとwwwwwwwwwww
時間を返せwwwwwwwwwwwwww