1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
今宵も奇妙な世界に巻き込まれてしまった5人の少女達を紹介します
リフレイン 泉こなた
昨日の私、今日の私 柊かがみ
広死苑 高良みゆき
幸せのリボン 柊つかさ
3秒ルール 日下部みさお
オールドミス 黒井ななこ
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 18:21:23.21 ID:B5LxBEvo0
ラッキーストライクのこと?
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 18:25:44.45 ID:ex5FzgEG0
1発ネタじゃないことを期待
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 18:26:53.31 ID:S5mNo7YA0
出だしはイイ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 18:27:08.69 ID:JKnor9ETO
「リフレイン」 泉こなた
こなた「お父さんおはよう〜」
そうじろう「おはようこなたまた徹夜でネトゲーか?」
こなた「そだよ。なかなかパーティ解散できなくてさ…」
いつもの様に一日が始まった
そして今日も変わらぬ一日を終わる…はずだった
wktk
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 18:33:59.14 ID:JKnor9ETO
そうじろう「今日は休みなんだし体に悪いからもう寝なさい」
こなた「そういうわけにもいかないんだなこれが…」
そうじろう「どうしたんだ?何か用事か?」
こなた「いや今日バイトが急に入っちゃって私がいかないとマズいんだよね…」
そうじろう「大丈夫か?顔色悪いぞ?」
こなた「そりゃ寝てないからね〜それじゃいってきます」
そうじろう「ああ、いってらっしゃい」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 18:35:43.35 ID:TD1Tw1430
期待age
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 18:37:17.46 ID:ZlB27WywO
らき豚死ねよ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 18:42:54.20 ID:JKnor9ETO
PM1:00 秋葉原
こなた「Yahoo〜…パティ〜…」
パティ「オーこなた!どうしたんデスカ?顔色悪いデス!」
こなた「うんネトゲで徹夜しちゃって、でも頑張って働くよ!」
パティ「それでこそこなたデス!」
PM 2:30
こなた「ただのメニューには興味ありません!!」
こなた(ああ、やばい意識飛びそうなくらい眠いよ…)
パティ「こなた!休憩ハイってくだサーイ!」
こなた(ああ…よかった…)
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 18:49:04.32 ID:JKnor9ETO
PM 2:45
ガチャッ
こなた「最近寝てなかったからなぁ〜今日は本当にヤバいよ…」
こなた「20分だけでも寝ておこう……もし眠っててもパティが起こし…て…」
こなた「zzz…」
………
そうじろう「こなた!こなた!」
こなた「……ふぇ??どうしてお父さんがここに?」
そうじろう「何言ってるんだ?ここは俺の家なんだから当たり前だろ?」
こなた「??アレ?」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 18:55:17.90 ID:tR1lmGjKO
wktk
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 18:55:37.96 ID:JKnor9ETO
そうじろう「お前、何寝ぼけてるんだ?それよりバイト行かなくていいのか?」
こなた「え?バイト?行ってたんだけど?夢?」
そいじろう「たった今お前が言ってただろう?急にバイトが入ったって」
こなた「???」
こなた(時間が戻った?そんなわけないよ、じゃあさっきのは夢?)
こなた「お父さん今私寝てた?」
そいじろう「いや、こなたはこっち見て話してたじゃないか」
そうじろう「大丈夫か?休んだほうがいいんじゃ?」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 19:07:26.18 ID:JKnor9ETO
こなた「そうだよね、バイトに行かなきゃ」
こなた(午前11時…やっぱり寝てたのかな?目を開けたまま?変なの)
こなた「私どうかしちゃったのかな?それよりも体がさっきよりずっとだるい…」
こなた「はぁ歩くのしんどいお…眠くて死にそう…」
ガタンゴトン…
こなた(ああ…また眠気が…でも寝たら乗り過ごしちゃ……)
こなた「…zzz」
………
そうじろう「こなた!こなた!」
こなた「……ほえ?」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 19:08:22.92 ID:tR1lmGjKO
無限ループ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 19:10:39.93 ID:9Kj4icB4O
ワクワク
支援
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 19:14:28.90 ID:JKnor9ETO
そうじろう「お前、何寝ぼけてるんだ?それよりバイト行かなくていいのか?」
こなた「えええ!!また?」
そいじろう「またって何だ?今お前が言ってただろう?急にバイトが入ったって」
こなた「???」
こなた(デジャヴってレベルじゃないよ…だってしっかり覚えてるんだもん)
そうじろう「大丈夫か?休んだほうがいいんじゃ?」
こなた「そうだね…休んだほうがよさそう…私おかしいみたい…」
そうじろう「それならちゃんと電話するんだぞ!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 19:18:56.02 ID:JKnor9ETO
こなた「…はい…はい…すいません。店長には迷惑かけちゃって…」
ガチャ
こなた(店長には悪いけど…)
こなた「これで死ぬほど寝れるぞぉぉぉ!やっほーぃ!」
ドタドタドタ
こなた「ああ…暖かい布団…枕……zzz」
………
そうじろう「こなた!こなた!」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 19:20:05.91 ID:9zA9ZC7B0
m9(^Д^)プギャー
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 19:29:45.58 ID:JKnor9ETO
こなた「…まただよ」そうじろう「えっ何寝ぼけてるんだ?それよりバイト行かなくていいのか?」
こなた(間違ない寝たら時間が戻る…どうすればいいの?)
そいじろう「聞いてる?お前が言ってただろう?急にバイトが入ったって」
こなた「うん…行ってくるよ」
こなた(…寝ない!もう絶対寝るもんか!寝なければ明日は来るはず!)
こなた「行ってきます!!」
ガチャ
こなた「それにしても時間を繰り返す度に体がドンドンだるくなってくよ…」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 19:31:11.23 ID:JKnor9ETO
遅くてすまん
あとちょっとタバコ買いに行ってくる
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 19:31:42.14 ID:u5FNf4u60
ちょくちょく「そうじろう」が「そうじろう」になってるな
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 19:34:07.83 ID:M7Ff7DJ00
>23
おまえも「そいじろう」が「そうじろう」になってるぞ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 19:47:29.88 ID:JKnor9ETO
すいません再開します!
なんか間違ってたみたいね、気をつけるわ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 19:49:14.03 ID:W+ZUDoPpO
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 19:49:46.11 ID:9Kj4icB4O
ミスは気にせんでええで
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 19:52:48.23 ID:JKnor9ETO
こなた(眠らない為には家でジッとしてるより動いてたほうがいいよ)
PM 1:00 秋葉原
こなた「Yahoo!パティ!!今日も頑張るよ!死ぬ気で頑張るよ!」
パティ「ハーイこなた!元気デスね!でもクマがすごいデス」
こなた(…そりゃそうだよ眠眠打破3本飲んだからね…)
カランカラン
こなた「お帰りなさいませご主人様!!!」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 19:57:17.06 ID:JKnor9ETO
PM 2:30
パティ「こなた!休憩ハイってくだサイ!」
こなた「んあ…いいよ!ぶっ続けで頑張るよぉ」
パティ「オーゥ今日のこなたすごいデス!」
パティ(でも目が血走ってなんか怖いデス…)
こなた「ただのメニューには興味ありません!!!」
キモヲタ「あ…あぅ」
キモヲタ(なんか今日のあの子怖いな…)
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:02:28.66 ID:CLl1tkg8O
期待age
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:03:43.73 ID:TlPsMkyf0
チャッチャッチャララチャララチャララ♪
チャッチャッチャララチャララチャララ♪
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:05:07.35 ID:JKnor9ETO
PM 8:30
こなた「…お、お疲れ様じぇすたー…」
こなた(お店が忙しくて助かったよ…ああ人生で一番疲れたよ…)パシッパシッ
こなた「ダメ!ダメ!気を抜いたら寝ちゃう」
ガタンゴトン
こなた(…うう、電車の音が心地よくて…今にも…)
…
こなた「ダメだぁぁぁぁぁ!!」
一般客「!!!」
ざわ…ざわ…
こなた(寝たらダメ寝たらダメ!)
電車の吊り革で懸垂をするこなた
こなた「うぉぉおおお!!!」
懸垂wwwwww
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:08:48.63 ID:9Kj4icB4O
かがみんは?
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:09:40.44 ID:mY69OJGVO
届くのか?ww
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:11:10.82 ID:JKnor9ETO
PM 10:00 泉家
こなた「ハァハァ…た、ただいま……」
そうじろう「ふぁ…ぉかえりこなた…」
こなた「お、お父さん何してたの?」
そうじろう「お前が出掛けてからずっと寝てたよ…休みだし…」
こなた「フンッ!!」
ボスッ!
そうじろう「ゲホッ!!何すんだこなた!!いきなり殴るなんて」
こなた「何でもない!!お風呂入るから!」
そうじろう「何だアイツ?」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:13:19.63 ID:NhqPF09+0
wktk
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:18:11.00 ID:JKnor9ETO
PM 10:30 お風呂
チャポン
こなた(あと1時間30分で今日が終わる…そしたら寝れる!)
こなた「ばばんばばんばんばん♪ばばんば…ばん…ばん……」
…
バシャーン!
こなた「ダァァァ!!!」
こなた「寝てたまるかああああ!」
プシャアアア
こなた「冷水シャワー気持ちいいぃぃぃぃ」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:18:26.62 ID:9Kj4icB4O
あけ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:19:57.79 ID:9Kj4icB4O
かがみあげ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:23:29.98 ID:tR1lmGjKO
入浴シーンもっと
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:25:15.70 ID:JKnor9ETO
PM 11:30 居間
こなた「くしゅんっ!ハァハァ……」
そうじろう「大丈夫かこなた?顔色悪いぞ?風邪引いたか?」
ゆたか「お姉ちゃん大丈夫?」
こなた(あと30……あと30分…)
こなた「…ブツブツ」
ゆたか「お姉ちゃん……」
こなた「ゆーちゃん!お父さん!もし私が寝たらビンタして起こして!お願い…くしゅんっ」
ゆたか「な、何で?」
こなた「何でも!!」
ゆたか「!…う、うん…」
ゆたか(お姉ちゃんなんか…変)
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:31:21.83 ID:JKnor9ETO
PM 11:58
こなた「あと2分だよゆーちゃん!!お父さん!」
ゆたか「う、うんそだね。明日になったら何かあるの?」
こなた「何言ってるんだいゆーちゃん!明日が来るってのはね素晴らしいことなんだよ!」
そうじろう「そ、そうだな。ホラこなたあと5秒だぞ!」
「5!」
「4!」
「3!」
「2!」
「1!!!」
ボーンボーン
こなた「やったぁぁぁぁ!私は勝ったよぉぉ!」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:31:44.50 ID:zryqWQcq0
しえん
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:33:11.20 ID:brXuaJVi0
保守
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:33:18.71 ID:8KeJIc/o0
そして誰もいなくなった
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:36:51.86 ID:JKnor9ETO
こなた「これでやっと寝れ……」
ブツッ………
…
……
………
そうじろう「こなた!こなた!」
こなた「そ、そんな…私寝てないのに…頑張ったのに…ひどいよ…」
そうじろう「お前、何寝ぼけてるんだ?それよりバイト行かなくていいのか?」
こなた「こんなのって…こんなのって…」
こなた「ウワアアアアアアァァァ!」
ガチャ
タッタッタッ
こなた「アアアアアァァァ!!」
キキーッ!!
こなた「!!」
ドンッ
…
……
………
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:37:56.26 ID:brXuaJVi0
なんてこった・・・・・・
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:39:49.79 ID:VpmbChW40
コナタ\(=ω=.)/
まさか・・・
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:41:10.74 ID:mY69OJGVO
寝れなかったら狂うよな
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:42:09.39 ID:JKnor9ETO
チーン
参拝客「…この度はご愁傷さまでした…」
そうじろう「うっ…うっ…こなたなんで…」
ゆたか「うっ…ひっ…でもおじさん見て…お姉ちゃんこんな笑顔で…」
そうじろう「ああ…まるでいい夢見て寝てるみたいだ…」
ゆたか「きっと天国にいったんだよ…お姉ちゃん…」
世にも
奇妙な
らき☆すた
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:45:59.35 ID:ea56PdlF0
ありがちな話なのにらき☆すたキャラにするだけでワクワクしてしまうとは。
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:47:42.98 ID:NhqPF09+0
次はかがみか
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:50:09.35 ID:MVXrpQBFO
かがみwktk
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:51:05.32 ID:9Kj4icB4O
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:54:06.20 ID:JKnor9ETO
白石「寝る事も忘れてて何かに熱中するのもいい事です」
白石「しかし睡眠ができるということは幸せな事なのです」
白石「あなたも寝る間を惜しんで何かに熱中していませんか?」
白石「次に奇妙な世界に巻き込まれてしまうのはあなたかもしれません」
かがみ勘弁してくれ!
書くの遅せーし疲れたよ…
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:54:46.83 ID:4jPsn/K00
わっふるわっふる
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:55:20.18 ID:9Kj4icB4O
>>58 じゃあ休憩して書いてくれ頼む
保守はするから
なかなか面白いじゃん
面白いんだけど
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:58:49.49 ID:GBVi52R90
明日の朝まで保守しといてくれ・・・・と頼もうかと思ったけどこのスレなら落ちることは無いかな
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 20:59:07.58 ID:brXuaJVi0
白石wwww
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:00:22.93 ID:TlPsMkyf0
誰か別の作者が書けばいい世界だ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:01:58.12 ID:IR0jPU5h0
「広死苑」が凄い気になってるから
みゆきまで頑張ってほしい
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:02:29.99 ID:kvX5F6k7O
白石「あ な た た ち で す ! !」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:04:23.01 ID:s5X/9dKq0
白石「ほしゅ!!」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:05:54.27 ID:kvX5F6k7O
誰からき☆すたでバトルロワイアルを
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:08:38.51 ID:JKnor9ETO
あら面白いとか言われるとなかなか嬉しいね
全部タイトルだけ決めて書きながら考えてたから他のまだ決まってないんすよ
時間かかるかもしれんけど頑張ってみるわ
他に書きたい人いたら書いてってください
読んでくれた人ありがとね
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:09:06.30 ID:mY69OJGVO
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:09:28.61 ID:brXuaJVi0
なんだ、けっこう読めるじゃないか
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:10:51.75 ID:FRzqXZQJO
ちっ…
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:14:36.59 ID:tR1lmGjKO
締め白石wwwww
らきすたでバトロワどっかで読んだな
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:18:22.56 ID:mY69OJGVO
かまいたちもなかなかよかった
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:21:39.27 ID:1pXTY1q2O
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:27:25.34 ID:acnbp19NO
保守
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:38:25.48 ID:s5X/9dKq0
保守
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:38:45.98 ID:JKnor9ETO
かがみのヤツなんとなく思いついたんで書いていきます
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:39:29.58 ID:s5X/9dKq0
wktk
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:40:45.04 ID:NhqPF09+0
わっほーわっほー
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:46:38.24 ID:s5X/9dKq0
保守
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:48:09.12 ID:JKnor9ETO
昨日の私、今日の私 柊かがみ
かがみ「おはようこなた」
こなた「おはようかがみんや」
変わらない毎日…
おきまりの日常…
朝起きて学校に行って家に帰って眠る…か
なんか…つまんないな…
こなた「かがみん?聞いてる?」
かがみ「う、うん聞いてるよ」
みゆき「何かあったんですか?かがみさん」
かがみ「ううん、何でもない。ちょっとボーっとしてただけ」
つかさ「…」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:48:40.76 ID:9+glyQqr0
今更なんだけど
>奇妙な世界に巻き込まれてしまった5人の少女達
> 黒井ななこ
wktk
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:49:32.03 ID:JKnor9ETO
キーンコーンカーンコーン
教師「それでは授業をはじめる」
かがみ「はぁ〜」
かがみ(どうしたんだろ私…なんかやる気出ない)
教師「柊!この問題わかるか?」
かがみ「はい」
ガタッ
かがみ(はいはいフェルマーの定理でしょ?よくできたなぁって言われて終わり…)
かがみ(……そうだ!)かがみ「わかりません!聞いてませんでした!」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:51:06.08 ID:JKnor9ETO
教師「なっ、なにぃ〜?」
生徒「はははははは」
かがみ「す、すいません!」
教師「まぁ柊はいつも頑張ってるからな疲れてるんだろ、座れ」
かがみ(なんか…ドキドキしたな…楽しいかも)
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:51:50.03 ID:JKnor9ETO
お昼休み
キーンコーンカーンコーン
みさお「おーぃ柊ぃ〜どしたのさっき?わかりませんってw」
あやの「もうみさちゃん!」
かがみ「うるさいわね〜私だってわからない事だってあるのよ♪」
みさお「な〜んか柊元気だなぁいい事あった?」
かがみ「べっつに〜」
あやの「柊ちゃん隣のクラスに行かなくていいの?」
かがみ「あっ!もうお昼かぁ」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:52:41.35 ID:s5X/9dKq0
しえn
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:54:46.93 ID:eclMDl750
C
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:57:05.77 ID:ZLRXbvGkO
面白いよ
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:57:38.47 ID:JKnor9ETO
みさお「う〜柊もう行っちまうんだな」
みさお「あやの〜柊がまたちびっこの所にいっちゃうよぉ!たまにはこっちで…」
かがみ「そうね!」
みさお、あやの「へっ?」
かがみ「一緒に食べよっ!なに?顔になんかついてる?」
みさお「……柊ぃ〜♪」
かがみ「こら、くっつかないの!」
あやの「みさちゃん嬉しいのよ、いつも淋しがってたから」
かがみ、みさお、あやの「www」
つかさ「………」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 21:59:13.08 ID:JKnor9ETO
すまん飯食ってくるね
補者
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 22:04:33.48 ID:Gh5A+1ohO
期待
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 22:08:36.36 ID:bsuV7eBzO
ほしゅついでに
そうじろうの話思いついたんだが書いていい?
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 22:12:00.98 ID:MTEk06LGO
しえん
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 22:13:53.43 ID:vBPEinpa0
またにして
ほ
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 22:22:50.80 ID:MTEk06LGO
ほ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 22:23:39.10 ID:JKnor9ETO
すまん今食い終わった今から書くね
遅いかもしれんけど我慢しとくれ
ほっしゅりしていってね!!!
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 22:31:25.73 ID:MTEk06LGO
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 22:31:33.61 ID:JKnor9ETO
あやの「でも本当に久しぶりね、柊ちゃんがこっちで食べるの」
かがみ「そういわれるとそうね〜」
みさお「もぐもぐ、なんかちびっこ達と喧嘩したんじゃねーの?」
かがみ「そんなんじゃないけど…なんか飽きちゃって」
つかさ「!……」
タッタッタッ
あやの「飽きちゃった?」
かがみ「いやいやあの子達にってワケじゃなくて…平凡な日常にっていうか…」
みさお「ごっくん」
かがみ「要するに昨日と違う今日にしたいってこと」
みさお「ふ〜ん、なんかよくわかんねーけど柊がいるならいいや!」
こなた「かがみは?」
つかさ「日下部さん達と食べるって…」
こなた「そか、かがみがいないとなんか淋しいね」
みゆき「そうですね…」
つかさ「…」
保守
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 22:41:19.80 ID:JKnor9ETO
放課後
キーンコーンカーンコーン
かがみ「つかさー」
つかさ「お姉ちゃん!」
かがみ「ごめん!今日クラスの子とカラオケ行く約束しちゃって」
つかさ「…そか」
かがみ「だから先にこなた達と帰ってて、ごめんね!」
つかさ「うん、いいよ」
かがみ「じゃあね〜!」
つかさ「…」
こなた「かがみは?」
つかさ「カラオケに行くって…」
こなた「そっか、じゃあ帰ろうつかさ」
つかさ(お姉ちゃんのあんな笑顔久しぶりにみたな…)
みゆき「つかささん?」
つかさ「うん?」
こなた「つかさ元気ないよ?大丈夫?」
つかさ「大丈夫だよ…アハハ…」
支援
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 22:51:00.75 ID:JKnor9ETO
かがみ「ふぅー2時間も延長しちゃったから遅くなっちゃった」
かがみ「ただいまー」
まつり「お帰り!アンタ遅いからご飯先食べちゃったわよ?チンして食べな」
かがみ「はーい!」
かがみ(あっ!1人で食べるの久しぶりだな)
つかさ「お帰り〜」
かがみ「ただいま!今日の肉じゃがつかさが作ったの?」
つかさ「う、うん美味しくなかった?」
かがみ「ううん凄く美味しいわよコレ!」
つかさ「よかった〜!」
つかさ(お姉ちゃん…)
かがみ「そうそう聞いてよつかさ〜今日カラオケで日下部がね…」
つかさ「…」
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 22:55:28.91 ID:XJTzxy6HO
保守
支援
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 22:59:43.83 ID:JKnor9ETO
チャポン…
かがみ「な〜んか今日楽しかったなぁ」
かがみ(答え間違えて、日下部達とご飯食べてカラオケ行って)
かがみ「なんか全部新鮮…ウフフ…」
かがみ「さてともう寝ますか…」
ガチャ
つかさ「お姉ちゃん…もう寝るの?」
かがみ「うん、どしたの?」
つかさ「久しぶりに一緒に寝ない?」
かがみ「うーん…いいよー!たまにはね」
つかさ「やったぁ!」
かがみ「ちょっと何がそんなに嬉しいのよ?変な子」
つかさ(お姉ちゃん…)
かがみ(よーし明日は何しよっかなー)
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:00:41.16 ID:1imiZ23WO
これは面白い
つかさまで頑張ってくれ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:01:27.07 ID:XJTzxy6HO
支援
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:05:45.42 ID:yHrVZWNw0
良スレ保守
支援
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:06:22.39 ID:brXuaJVi0
鬱フラグっぽい
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:10:46.70 ID:XhzCchyeO
ホッシュドビーフ
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:11:47.80 ID:JKnor9ETO
朝
つかさ「ふぁぁ…アレ?お姉ちゃん」
タッタッタ
つかさ「お母さんお姉ちゃんは?」
みき「あら、かがみなら先に学校行ったわよ」
つかさ「えっ…」
かがみ「うーん早起きするのもいいかもね!おはようございまぁーす」
お婆さん「あらおはよう。元気ね〜」
かがみ(なんだか気分がいいわ)
こなた「あれ?今日つかさ1人?」
つかさ「うん…お姉ちゃん先に行ったって…」
こなた「なんだか一日会ってないだけでずいぶんかがみと会ってない気がするなぁ…」
みゆき「そういわれるとそうですね…いつも一緒でしたから」
つかさ「お、大袈裟だよーこなちゃんもゆきちゃんもぉ」
こなた「それもそうだね」
みゆき「そうですね」
つかさ「…」
保守
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:22:48.88 ID:JKnor9ETO
キーンコーンカーンコーン
かがみ(うーん昨日よりも楽しい事なんかないかなぁ…)
教師「…で、あるからにして…」
かがみ(まったく…つまんないわね…)
かがみ(そうだ!)
かがみ「先生!」
教師「どうした柊?」
かがみ「急に体調悪くなっちゃって…」
教師「大丈夫か、保健室行って来い」
かがみ「…はい」
ガラッ
タッタッタ…
かがみ「あはははw」
かがみ「初めて授業サボっちゃった!」
保守
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:28:22.57 ID:ZLRXbvGkO
退屈な日常に飽きて授業サボったり部活やめたりしたら
今に至りました
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:31:12.64 ID:JKnor9ETO
休み時間 保健室
キーンコーンカーンコーン
ガラッ
みさお「柊ぃい!大丈夫か?大丈夫か?」
あやの「柊ちゃん、大丈夫?」
かがみ「え?何が」
みさお「何がってお前体調は?」
かがみ「ああ、アレ嘘!サボっちゃった」
みさお「なっ!?お前心配したんだぞバカやろぅ!」
かがみ「ごめんごめん、何か授業つまんなくて」
あやの「柊ちゃん…」
かがみ「そうだ、学校サボって遊びに行かない?」
みさお「えっ?本気で言ってるの?」
かがみ「もちろん本気だわよ」
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:31:17.80 ID:D8htiSgH0
保守
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:36:54.18 ID:JKnor9ETO
みさお「う〜ん…でもなぁ…」
かがみ「無理にとは言わないよ、私1人でも構わないから」
みさお「いいよ」
かがみ「本当?ありがとう!」
みさお(柊が喜んでくれるなら…)
かがみ「峰岸は?」
あやの「わ、私はちょっと…」
かがみ「そっか、日下部行こっか?」
みさお「うん、じゃあなあやの」
あやの「あらあら…言い訳どうしましょ」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:38:12.58 ID:ZLRXbvGkO
なんかだんだん欝になってきた
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:40:28.43 ID:brXuaJVi0
みさお・・・・
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:44:56.41 ID:JKnor9ETO
みさお「なぁーんかこんな早い時間に外にいるのって不思議だよなぁ」
かがみ「そうね!新鮮だわ」
みさお「ふふん!楽しいなぁ」
みさお(柊と2人っきり)
かがみ「でも制服着てたらお巡りさんに補導されちゃうわね」
みさお「げっ!やべぇじゃん」
かがみ「そうだ!日下部の家行こう!洗って返すから服貸して」
みさお「そっか頭いいなぁ柊!」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:45:47.15 ID:OSzrMW8SO
だれからきすたでバトロワのURL貼ってくれ…
支援
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:50:52.49 ID:JKnor9ETO
みさお宅
かがみ「ああ!この服可愛い」
みさお「ふふんセンスいいだろ!」
かがみ「本当にいいわコレ!どこで買ったの?」
みさお「ほえ?そんなに気に入ったの?じゃああげるよ」
かがみ「ええっ!悪いよそんなの…」
みさお「いいってホラ、誕生日何もあげてなかっただろ?だからそれあげる」
かがみ「じゃ、じゃあ頂こうかな。ありがとう日下部!」
みさお(ああ…柊…)
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:52:28.11 ID:kvX5F6k7O
みさおが何かやらかすね
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:57:06.26 ID:mOa5zbjm0
明日も朝5時に仕事いかなきゃなんないのに寝れねえwww
寝ないで行くか・・・
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:57:41.94 ID:JKnor9ETO
お昼休み
キーンコーンカーンコーン
つかさ「あのぅ…お姉ちゃんは?」
あやの「あ、ああ早退したわよ…」
つかさ「早退…」
あやの「ここだけの話ね、みさちゃんと遊びに行っちゃったの。これ内緒ね?」
こなた「かがみんは?」
つかさ「お姉ちゃん早退したみたい…」
みゆき「体調でも悪いのですか?」
つかさ「うん、そうみたい…ごめんちょっとトイレ」
タッタッタ
つかさ「うわぁぁぁんお姉ちゃぁん…」
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/08(火) 23:58:12.31 ID:ZLRXbvGkO
うわあああああ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:02:28.16 ID:EfXIFv9Z0
wwwww
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:03:32.90 ID:PjlnG1NxO
つかさ崩壊フラグktkrwwwwwwww
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:06:27.09 ID:q5jWF5MW0
つかさ・・・
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:06:52.54 ID:RLRRkJ4QO
繁華街
かがみ「いいなぁ〜今日平日だよ?こんなの初めて!最ッ高!」
みさお「私は柊がいればいつでも最高だけどな…」
かがみ「ん?何か言った?」
みさお「ううん、ほらあそこのゲーセン入ろうぜ」
かがみ「いいわね!入ろう」
かがみ(こなたと出掛ける時はいつも秋葉原ばっかだもん)
かがみ「あー!とれたぁ!」
みさお「柊すげぇなぁ!」
かがみ(やっぱ新しい事するって最高ね)
かがみ「美味しいわね。ホラ!クリームついてるわよ」
みさお「へへ、本当だ」
みさお(柊…)
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:16:13.63 ID:1bxyAHIRO
まだ期待
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:18:01.23 ID:G1/BRPB4O
いえいえ私は期待しています
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:20:00.15 ID:rrm7629bO
朝まで保守頼む
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:20:52.95 ID:RLRRkJ4QO
かがみ「ああー楽しかった!今日はありがとね日下部!学校まで休ませちゃって…」
みさお「いいよ!私も楽しかったし」
かがみ「それから服もありがとう、じゃあね」
みさお「じゃあな!また明日学校で」
かがみ(今日も本当に楽しかったな)
みさお(柊と一緒だと楽しいな…ずっと一緒がいいな)
かがみ「う〜ん、制服も着替えたからいいとして…何て言い訳しようか」
かがみ(て、こうやって悩むのも楽しいわね)
かがみ「ただいまー」
みき「あら遅かったわね。ご飯先に食べちゃったわよ」
かがみ(あれ?)
つかさ「…おかえり」
かがみ「そっか!つかさがフォローしてくれたんでしょ!ありがと」
つかさ「…うん…それでね…」
かがみ「お風呂入るね」
つかさ「あ…」
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:22:48.52 ID:G1/BRPB4O
ふあああああ
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:23:07.87 ID:Xh5HM5vwO
wktk!
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:25:36.40 ID:RLRRkJ4QO
チャポン
かがみ「ふんふんふ〜ん♪」
かがみ(学校早退より凄い事…さすがにズル休みは無理ね…)
かがみ(かといって…二日連続早退もマズいしな…)
かがみ「…ふぁ…眠い今日はもう寝ようかな」
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:28:35.74 ID:4m8e2Qi0O
wktk
明日ズル休みの俺が保守
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:32:28.86 ID:RLRRkJ4QO
かがみの部屋
かがみ「ふぁあぁ寝るか〜今日は疲れたぁ」
ガチャ
つかさ「お姉ちゃん…」
かがみ「なぁに〜?どしたの?」
つかさ「あのね…あれ?この服…」
かがみ「可愛いでしょ?日下部にもらったの」
つかさ「…」
かがみ「どしたの?」
つかさ「あのね今日も一緒に寝ない?」
かがみ「昨日寝たでしょ?ごめん今日眠たいから寝させて」
つかさ「……ごめん」
かがみ「おやすみ…」
つかさ「……おやすみ」
ガチャン
…
つかさ「……シクシク」
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:35:01.66 ID:bCqz/xcP0
つかさうぜえwww
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:35:14.60 ID:RLRRkJ4QO
その夜
かがみ「ぅーん…トイレ行こうっと」
ガチャッ
かがみ(アレ…つかさの部屋まだ電気ついてる)
ソーッ
かがみ「!!!」
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:36:34.29 ID:G1/BRPB4O
初めてつかさ可愛いと思った
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:37:07.34 ID:4m8e2Qi0O
つかさ「もぐもぐもぐ」
かがみ「つ…つかさ?」
つかさ「もぐもぐもぐもぐもぐもぐ」
かがみ「あんたなにやってん…キ、キャー!!」
かがみ「もぐもぐもぐ」
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:38:39.98 ID:bCqz/xcP0
いきなりかがみも食い始めたwwww
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:38:54.99 ID:G1/BRPB4O
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:39:39.03 ID:PjlnG1NxO
かwwwwwwwがwwwwwwwwみwwwwwwww
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:39:40.44 ID:q5jWF5MW0
つかさ「……クチュクチュ」
つかさ「んああっ・・・お姉ちゃんっ!!・・・ふぅ・・・お、お姉ちゃん!?」
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:40:43.76 ID:1V86ewTGO
まさかのエロ展開?
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:42:21.12 ID:J6Z/+1RTO
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:45:27.09 ID:RLRRkJ4QO
かがみ「アンタ!何やってんのよ」
パシッ!
かがみ「血が出てるじゃない!」
かがみ(リストカット、何でこの子が?)
つかさ「えぇーんだってお姉ちゃんがいなくなっちゃうよぉぉ」
がしっ
かがみ「バカ!いなくなるわけないでしょ!ずっと一緒じゃない」
つかさ「私…聞いたんだもん…お姉ちゃん私達に飽きたって…お姉ちゃんがっ…」
かがみ「つかさ…」
かがみ(あの時…)
つかさ「お姉ちゃんいないと、こなちゃん達といても淋しくて…ヒック…」
つかさ「辛くて…つらく…」
かがみ(私…バカだ…)
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:47:00.66 ID:1bxyAHIRO
つかさ可愛すぎ
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:47:07.38 ID:G1/BRPB4O
テラいい話endフラグwwwwwwww
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:47:23.25 ID:bCqz/xcP0
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:48:10.57 ID:4m8e2Qi0O
つかさの傷を舐めて癒やしてあげたい
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:49:46.92 ID:Eh9rPIEEO
つかさとかがみのぐちゃぐちゃな共依存の百合が好きです
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:50:45.35 ID:1V86ewTGO
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:53:46.90 ID:bCqz/xcP0
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:56:12.94 ID:RLRRkJ4QO
かがみ(私、自分の事ばっかり考えてた…)
かがみ「ホラ、傷浅くてよかったよ」
つかさ「ごめんなさい」
かがみ「よしよし、包帯巻いておいたけどお母さん達には内緒ね」
つかさ「…心配しちゃうもんね…」
かがみ「それから、もう絶対こんな事はしない事!!」
つかさ「…はい」
かがみ「つかさ!!」
つかさ「ふぇ!」
かがみ「一緒に寝よっか」
つかさ「うん!!」
かがみ(この子がこんなに悩んでたなんて)
つかさ「お姉ちゃん…」
かがみ「なぁに?」
つかさ「本当にずっと一緒?」
かがみ「当たり前じゃない」
つかさ「えへへ、お姉ちゃん温かい」
かがみ「そんなにくっつかないの」
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:56:49.18 ID:1PpQzS9nO
こうなるとみさおが(ry
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:57:26.11 ID:hCF3YfCAO
全力で☆
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:58:45.63 ID:bCqz/xcP0
かがみもテモテだな
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 00:59:49.19 ID:Xsw/ur/mO
なんて素晴らしいスレなんだろうw
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:00:47.97 ID:1V86ewTGO
この内容の同人誌なら100ぱーせんと買います
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:03:57.20 ID:hCF3YfCAO
保守
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:04:59.57 ID:hCF3YfCAO
保守
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:04:59.82 ID:RLRRkJ4QO
次の日
かがみ「おーっすこなた!」
こなた「おやかがみん!」
みゆき「おはようございます」
つかさ「おはよう〜」
こなた「かがみん〜久しぶりだね〜!」
かがみ「どーせアンタ、かがみんがいないと淋しいよぉーなんて言ってたんでしょ」
こなた「何おぉぉ!」
みゆき「うふふ、かがみさん元気ですね。あらその包帯どうしたんですか?」
つかさ「何でもないよ転んじゃった♪」
みゆき「そうですか」かがみ(なーんだ楽しいじゃん!普通の毎日も)
かがみ(つまらなかったのは私の考えだった)
こなた「どしたの?かがみん?」
かがみ「何にも!ほら遅れるよ」
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:05:01.76 ID:CAz0YXlT0
駄目だ
まだ終わりそうにないな・・・寝る
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:07:00.56 ID:hCF3YfCAO
みゆきさんを見るまで落とさせない!
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:08:29.29 ID:4m8e2Qi0O
だめだ・・・
寝る
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:08:58.49 ID:hCF3YfCAO
日下部暴走フラグ
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:09:11.20 ID:5KAnK6yZO
続きが気になって寝れない
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:09:28.68 ID:NHQJIQ/pO
このスレが落ちたらかがみんが死ぬという呪いをかけました
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:09:57.18 ID:RLRRkJ4QO
数日後
キーンコーンカーンコーン
こなた「あっ今日の弁当当番はかがみんだな?」
かがみ「何でわかるのよ?」
こなた「だって見るからにしっ…」
かがみ「…それ以上言ってみろ…」
つかさ「お、お姉ちゃん」
みゆき「あはは」
あはははは
みさお「………」
あやの「あらみさちゃんその包帯どうしたね?」
みさお「……転んだ」
世にも
奇妙な
らき☆すた
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:11:45.90 ID:Yl5lpllh0
!!
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:12:18.18 ID:bCqz/xcP0
ハッピーエンドだな
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:12:42.41 ID:9BRo3p5QO
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:13:58.02 ID:grmIgu7a0
これは良スレ
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:14:09.60 ID:if16PHCNO
転んだって本人が言ってんだから
転んだんだろう
そうだきっとそうに違いないよもやあのみさおがそんなことするわけがないありえないありえない
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:14:11.32 ID:5KAnK6yZO
面白かった
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:14:28.18 ID:hCF3YfCAO
非現実じゃないせいでゾクッときた。
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:14:45.29 ID:teitpsAq0
あやのがいきなり似非中国人になっとるがな
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:18:16.44 ID:hCF3YfCAO
支援
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:20:18.56 ID:RLRRkJ4QO
白石「平凡な毎日、ありふれた日常が1番幸せなものです」
白石「あなたも新しい刺激を求めていませんか?」
白石「変わるのは自分だけではありませんよ」
白石「次に奇妙な世界の扉を開くのは貴方かもしれません」
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:22:07.89 ID:hCF3YfCAO
白石の出世が著しいwww
ハッピーエンドだったな、みさお以外
みゆきさんが不思議系でつかさのがホラーかな
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:28:28.86 ID:hCF3YfCAO
早く・・・早く続きを・・・
明日休みで助かる
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:34:01.41 ID:RLRRkJ4QO
二日でリストカットとかありえないと思うかもしれないすけど
TVみたいに20分程度の話に終わらしたかったので多少強引だったかもしれないです
疲れたぜ
読んでくれた人ありがとう
あとあやのセリフラストミスりました
次はみゆきって…書けるかっ!
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:35:51.55 ID:G1/BRPB4O
いやいやめちゃ面白かったよ
さあ…続きいこうか…?
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:36:29.39 ID:KODL27VvO
みゆきはあれだな何でものってて見たら一瞬で覚えられる広辞苑をみつけて使う
数日後 広辞苑に見たこともない単語が追加されているのを発見…
そして………
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:42:09.66 ID:lq0i0Dix0
しっ…
の後って何だ・・・?
俺馬鹿すぐる…orz誰かおせーてぇ
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:42:36.23 ID:CQ/feB91O
ほっ
今気付いたんだけど、
>>1のみゆきのって広辞苑じゃなくて広死苑なんだな
全然気付かなかったからちょっとびびった
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:44:56.74 ID:lq0i0Dix0
>>206 俺も言われて気づいた…間違いなく鬱エンドの予感
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:54:10.35 ID:ltncJ5mFO
>>207 もしかしたら
みなみ「私を広死苑に連れてって…」
的な内容かも
ないか
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:54:51.16 ID:RLRRkJ4QO
今レス読みました
>>204 質素だよ
>>203 それよさげじゃないですか書いて見ては?
>>そうじろうの人
まだいたら書いてみてください
ハッキリ言ってタイトル以外マジで他のもの考えてませんで
今から考えるのはキツいっすわ
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 01:58:19.16 ID:S1Kg9vo80
早く書いてくれみwikiは楽しみなんだ
>>209 俺は文章力ないから遠慮するw
お前にまかせるよw
支援
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 02:06:40.77 ID:jivEMsNh0
>>196 めっちゃ面白かった1!!!!!
なぜか新鮮、そしてオレの嫁はいい子
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 02:08:13.63 ID:jivEMsNh0
\` - _ _,/: \ - ― - _
>: : : ̄: :/: : : : : : : : : > 、
,. :´ : : : : :/: : : : : : : : : : : : > 、
/: : : : : : : : i: : i: : : :\ : : :\ : : : : \
/_; イ: : : : : :/: /1 : l: : : : \: : \ ヽ
/: /: : :/: :/: / l: : li: : : : : ヽ: : : : \ ハ
/ イ: : :/: :/: _:/ |: : iヘ:,.-― 、: : i: : \: : :\ ',
/: : :/: :///` l: : l ヽ: : :\ l: : : ヽ: : ヽ: i
/: : /: : i/: / l: : | ヽ: : : ヽ: : : : :i: : i l
. /: : :i: i {:./ '; : l \: : l: : : : |: : : :l: : :}
i: : l.::l: : l;' -- 、 ヽ: :l , -― \:lヽ: : : :|ヽ: : |: : l
l: : :/|.::| ∧行テト、 \i r十 广刃矛:. : :l.::.:ヽ: l: : :j
|: : / l.::|:/::.::i l| {イ:::i トイ::::::::j /ヽ:i: : l.::.::.::! |: :,'
|: /. |.::|!::.::/l V -j | - y l: : |ヽ.::.::l! |: /
|:/ l.::.::.::iヽ1 ゞ- --斗″ l: | i.::.:l |/
|! l::.::.::l i ' l: :l /.::.::.|!
ヽ.::.l ヘ ‐-┤ :i‐´.::.:/
ヾ! ヽ ヽ / |.::.ヽ!.::.::.::/
` 、 _,. ィ ´ j:∧.::.::i从!
`¨´ ', /:ソ:::ヽ.::|:',
>‐::´:::::::::::::::::ヾハ
, ヘ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
保守するわよ、
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 02:26:17.95 ID:lq0i0Dix0
俺もほし
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 02:37:26.87 ID:RLRRkJ4QO
なんか重い
頑張って考えてはいるけど今日中に書けるかはわからないです
他の人でも書きたい人は書いてくだはい
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 02:46:55.96 ID:ltncJ5mFO
よし
よしなんて言ったって何も書けないんだがな、保守
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 02:57:44.71 ID:idEo/nl6O
補習
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 03:13:50.76 ID:jivEMsNh0
オレのおかんもめっちゃ脚太いんだよな・・
自分の娘が太かったらって思うと脚細いこと結婚したいなって思う
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 03:33:17.58 ID:CQ/feB91O
ほ
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 04:04:45.68 ID:7VfGaCaI0
vcjhvgv
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 04:30:05.14 ID:bCqz/xcP0
保守
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 04:30:30.16 ID:3XhazL2/O
保守
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 04:47:32.75 ID:0zyvJtM20
これはらきすたのスペシャルでやってほしいレベル
書いてみたから投下するよ
「広死苑」 高良みゆき
みゆき「それでは、お先に失礼いたしますね……」
つかさ「あ、ゆきちゃんばいば〜い」
かがみ「あら、みゆき。なんだかちょっと元気ないんじゃない?」
こなた「え、なに? みゆきさん悩み事?」
みゆき「いえ、特にそういうわけでは……」
かがみ「ふうん、そう。何かあったら言ってね。相談にのるからさ」
みゆき「はい。ありがとうございます」
みゆき「はぁ……」
みゆき(昔は、物を覚えるのがあんなに楽しかったのに……
最近はインターネットの普及で、どんな知識でも調べればすぐに
分かってしまうのですから、なんだか覚えがいが感じられません……
誰も知らない、まったく新しい知識を得る方法はないものでしょうか……)
みゆき(あら、廊下に本が落ちていますが、誰かの落し物でしょうか?)
みゆき「これは……広死苑?」
みゆき(何が書いてあるのでしょう……少し、拝見させていただきます
これは……人名でしょうか。それに日付と……死因?
もしかして、今までに亡くなった方の情報が載った辞書、なのでしょうか?)
私はその本を鞄にしまい、家に持ち帰ってじっくりと読んでみました。
するとやはりそれが、世界中の色んな方々の、亡くなられた日時や状況を
事細かに書き記した辞書であることが分かりました。
歴史上の偉人や、ニュースでその死が報じられた事件の被害者、
私も葬儀に参列した親戚まで、ありとあらゆる人の死が広死苑に載っています。
みゆき(この辞書は一体、なんなのでしょう……?)
もしかして、これから死ぬ人の情報なんかも載っているのでは……
気になりますけど、自分や身近な人の名前を探すのは気が引けます)
アナウンサー「――今もなお、幼児と保母八人を人質にこの保育園に」
みゆき(あら、ニュース。立てこもり事件のようですね……)
アナウンサー「――警視庁は犯人を音原田九郎、無職42歳と断定」
みゆき(音原田九郎さん……すみません、調べさせていただきます)
みゆき(……やはり存命中の方までは、さすがに載ってないですね)
アナウンサー「――あっ、人質が出てきました」
みゆき(? なんだか広死苑のページに、新しいお名前が……音原田、九郎?)
アナウンサー「――今情報が入りました!!犯人は保育園内で死亡!!」
みゆき(たったいま亡くなった方のお名前が、広死苑に!?)
みゆき(この辞書、新しく誰かが亡くなる度に更新されるのですね)
私はこの日から、広死苑を夢中になって読みふけりました。
どんな辞書をひいても載っていない、インターネットでどれだけ検索しても出てこない、
そんな情報がこの広死苑にはたくさん書いてあるのです。
歴史の教科書に載っている人が史実と異なる亡くなり方をしていたり、
今もニュースで存命が報じられている要人が既に亡くなられていたり。
そうしたものを見つけるたびに、私は飛び上がらんばかりに嬉しくなりました。
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 04:54:14.20 ID:bCqz/xcP0
支援
みゆき「――それで、史実ではそこで亡くなったことになっているんですけど、
実際にはそうではなく、その後に大陸の方に渡ってその地で命を落とされているんですよ」
つかさ「へ、へぇ……そうなんだぁ」
こなた「むぅ…………」
みゆき「はい♪ それから、かのケネディ大統領暗殺事件の犯人とされながらも
その真相を疑問視されていたリー・ハーヴェイ・オズワルドですが、やはり――」
つかさ「ど、どんだけ〜」
かがみ「………………」
かがみ「ねぇこなた。最近のみゆき、どう思う?」
こなた「うーん。あれはちょっと、流石の私もヒクというか……」
かがみ「前みたいに落ち込むことがなくなったのはいいけど、変よね」
私は、友人達からどう思われているのかも気付かず、すっかりはしゃいでいました。
そんなある日のことです。
かがみ「おっす、こなたおはよう」
こなた「あ、うん……おはよ」
つかさ「どしたの、こなちゃん」
かがみ「元気ないわね。何かあったの?」
こなた「まあ、ちょっと、ね」
みゆき「あ、そういえば今日は、泉さんのお母様の命日でしたね。そのためでしょうか」
こなた「!」
かがみ「え、そうなの?」
みゆき「はい。泉さんのお母様、泉かなたさんは、今から――」
こなた「ちょっ、ちょっと、みゆきさん!」
みゆき「……はい?」
こなた「どうして今日がお母さんの死んだ日だって、知ってるの?」
こなた「私いままで、お母さんの命日なんて、言ったことないよね?」
みゆき「え、あの……」
かがみ「そうね。私は初耳だわ」
つかさ「私も……」
こなた「ねえ、どうして? どうして知ってるの?」
みゆき「私は、その……」
こなた「いくらみゆきさんが物知りだからって、限度があるよ。どうやって調べたの?」
かがみ「最近のみゆき、なんだか変だったものね。どんな手段を使ったのか……」
つかさ「ゆきちゃん、こわい……」
みゆき「ちがうんです! 私は、私は……」
こなた「信じられないよ、みゆきさん……」
みゆき「……わかりました、お話いたします。放課後、私の家に来ていただけますか」
みゆき「全て、この辞書に載っていたんです……」
こなた「広死苑?」
つかさ「うわ〜、なにかいっぱい書いてある」
かがみ「えぇ? 人の名前と……死因? うわっ、なにこれ!」
みゆき「ご理解いただけましたでしょうか」
かがみ「みゆき……あんたほんといったい、どうしちゃったの?」
みゆき「え?」
こなた「こんなの作るなんて、正気じゃないよ……みゆきさん、おかしいよ」
みゆき「違います、これは私が作ったものではなく、拾ったものなんです!」
かがみ「そんなわけないでしょ。どこの世界にこんな悪趣味な辞書があるのよ」
みゆき「ですが、実際にあるのですから……」
こなた「嘘つかないでよ! こんなの信じられるわけないよ!」
みゆき「…………では、信じさせてあげましょうか?」
かがみ「みゆき!」
つかさ「ゆ、ゆきちゃん。ナイフなんて持ったら危ないよ」
みゆき「その広死苑は、人が新しく亡くなる度に、その方の情報も書き加えられていくのです」
かがみ「そんなこと……」
みゆき「それを見れば、信じざるをえないでしょう……私の言ったことっ」
こなた「!!」
つかさ「ゆ、ゆきちゃん!」
かがみ「みゆき、あんた自分の首を切るなんて……なんてこと」
みゆき「さあ、はやく引いてください…………広死苑。
私の……高良みゆきの名前が加えられる……場所を…………
それを見れば……みんな、私の言ったこと……を………………」
つかさ「ゆきちゃん……」
こなた「みゆきさん、何か悩み事でもあったのかな……私、気付いてあげられなかった」
かがみ「私もよ。みゆき、自分で抱え込んじゃうとこ、あるからね」
こなた「……ねぇ、かがみ。みゆきさんの言ったこと、本当だったのかな?」
かがみ「あんたね、いくらなんでもマンガとかアニメの見すぎよ。そんなことあるわけないでしょ」
こなた「それはそうだけど」
かがみ「まあ、本当か嘘か、今となってはもう分からないけどね」
こなた「うん……そうだね」
かがみ「この本、みゆきの血で真っ赤になって、もう何も読めなくなっちゃったからね」
世にも
奇妙な
らき☆すた
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 05:06:05.21 ID:0zyvJtM20
乙
白石「情報化社会ということがもう何年も前から言われていますが」
白石「そう言われ続けるにつれ、情報が非常に安いものに感じられてきませんか」
白石「気をつけてください。情報というのは時として、とても高い代償を必要とするのです」
白石「次に奇妙な世界へ足を踏み入れるのはあなたかもしれません」
やっべ、短くまとめられたと思ったのに
いざ投下してみたら異常に長ぇ……
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 05:20:55.24 ID:kXWCnxwMO
これ結構面白いけどさ、あんまらきすた関係ないよね
らきすたに結び付けるの難しいだろうな
どうでもいいけどなんで白石がストーリーテラーなんだよって話だよなw
>>238乙
他に適任が居ないからじゃね?
むしろおもしろいからじゃね?
今追いついた乙
次はつかさか・・・
我が嫁なんで何か書いてあげたいんだが、うまいぐあいにぱっと思いつかないもんだな
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 05:48:43.11 ID:hCF3YfCAO
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 05:49:24.03 ID:hCF3YfCAO
☆
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 05:55:03.72 ID:0zyvJtM20
まあ、嫁っつってもらき☆すただけで9人もいるんだけどなw
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 05:58:46.99 ID:0zyvJtM20
>>246 どこのアラブの石油王だよwwwwwwwww
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 05:59:25.36 ID:ltncJ5mFO
おおキテタ!デスノになるかと思ってたが逆か
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 06:07:36.93 ID:MNYla0xV0
最近の世にも奇妙な物語よりは間違いなくおもしろい。保証する
上のほうにもあったけど、つかさをホラーで考えてみようかなぁ
世にも奇妙な物語ってあんまそこまで見たことなんだけど、どんなのが「世にも奇妙な物語」っぽいのかね?
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 06:12:51.18 ID:+f5cB8qKO
なんでだろ、凄く面白い。
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 06:13:26.77 ID:MNYla0xV0
てかみゆきの話は
>>1じゃないのか
すげえよく即興でこんなの思いつくな。いや
>>1もだけど
でも、よく考えるとタイトルが「幸せのリボン」でホラーは無理くさいなw
「幸運のリボン」とかならいけそうだが
今つかさでプロットを書き中
寝落ちしなければうpするんであまり信じずに待っててくれ
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 06:36:45.83 ID:Jc+rROlrO
生き生きデーは面白かったな
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 06:47:00.08 ID:ltncJ5mFO
>>254 wktk 授業登録しなきゃいけないけど、このままじゃ大学いけねえw
>>255 IDがJC+ロリに見えて仕方がない
とりあえずプロットはできたんで、今からかきまふ
できれば保守よろしく
何か回線悪いな
そういえば、タモリの語りって話の前と後の両方だったかな?
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 06:55:25.32 ID:3ptk8ZjVO
かがみとつかさは2人ショッピングへ
つかさ「うわぁお姉ちゃん見て見て〜、『幸せのリボン』だって!」
かがみ「これを身につければ幸せが訪れます…か。うさん臭」
つかさ「この長いのにしようっと」
かがみ「買うのかよ」
つかさ「お姉ちゃんはツーテールだからこっちのセットのやつね」
かがみ「私もかよ」
レジ「あじゅじゅした〜」
つかさ「うにょ〜ん」
つかさ「えへへ、早速つけちゃったね」
かがみ「こんなんで本当に幸せになるのかしら…」
つかさ「お姉ちゃん似合ってるよ。かわいい!」
かがみ「う、ううううるさいっ!」
つかさ「そだね、困っちゃったね」
かがみ「だいたいこんなんで幸せになれたら苦労しないわよ」
キキーッ!どかっ!
かがみ「ぐぉえっ!!」
つかさ「あ!お姉ちゃんが空飛んだ〜」
ががみ「ぎぇぇ!足が!足が逆の方向に!糞!あのトラックめ!」
つかさ「うにょ〜ん」
かがみ「ありがとうつかさ。待てぃトラック!」ダダダッ
つかさ「あ、待って…あれ?10円玉落ちてる。やったぁ♪」
保守
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 07:18:55.24 ID:SEVWVdne0
後半部分俺修正してみた
つかさ「えへへ、早速つけちゃったね」
かがみ「こんなんで本当に幸せになるのかしら…」
つかさ「お姉ちゃん似合ってるよ。かわいい!」
かがみ「う、ううううるさいっ!」
つかさ「そだね、困っちゃったね」
かがみ「だいたいこんなんで幸せになれたら苦労しないわよ」
キキーッ!どかっ!
かがみ「ギエピーwwwww」
つかさ「あ!お姉ちゃんが空飛んだ〜」
ががみ「ぎぇぇ!足が!足が逆の方向に!糞!あのトラックめ!」
つかさ「うにょ〜ん」
かがみ「ありがとうつかさ。待てぃトラック!」シュタッ
つかさ「あ、待って…あれ?落ちてる。やったぁ♪」
保守
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 07:23:40.31 ID:3ptk8ZjVO
かがみ「ふぅ…追い付いて顔ズタズタに引っ掻いてやったわよ」
つかさ「さすがお姉ちゃん」
かがみ「つかさは大丈夫だった?怪我ない?」
つかさ「うん、平気。ありがとうお姉ちゃん」
かがみ「全く…幸先悪いわね…」
つかさ「私は10円拾ったよ♪なに買おっかな〜」
かがみ「…何が『幸せのリボン』よ。トラックに轢かれるのが幸せな訳?」
ズルっ!ベチャ!!
かがみ「ふぐっっっ!!!」
つかさ「あはは、バナナの皮で滑って転ぶ人初めて見た〜、あは」
かがみ「うぅ…偶然落ちてた豆腐がクッションになって助かったわ…」
つかさ「あはははは、はは、あはははははははは」
かがみ「くっ…幸せそうに笑いやがって…」
ID:JxNU8Sp80の為に保守
保守もかねてとりあえず最初だけ
意外と長くなるかも試練
「幸せのリボン」 柊 つかさ
つかさ(今日もいい天気だなぁ。さっきまで寝てたはずなのに、学校に着いたらすぐ寝ちゃいそうだよぉ)
いつも通りの朝に、いつも通りの通学路。
私はあくびをしながら、お姉ちゃんたちといつも通りに登校します。
こなた「でもやっぱりあのパッドは操作しづらいよ。スティックメインなのはわかるんだけどさぁ――」
かがみ「わたしはシューターだから、あの操作のし辛さはきついのよねぇ」
こなちゃんもと姉ちゃんは、今日も朝から元気そうです。
こなた「んでね、わたしいつも思うんだけど――」
かがみ「うわっ、今気づいたけど結構やばい時間ね」
お姉ちゃんが時計を見ながら声を上げます。
こなた「うお、ホントだ。これはちょっと走ったほうがいいかもね」
かがみ「そうね。ほら、つかさも急いで」
つかさ「えぇ〜っ」
もう走り出しているお姉ちゃんとこなちゃんがわたしを急かします。
つかさ「二人ともちょっと待って〜」
かがみ「いつもより遅く起きたあんたが悪いんでしょ?わたしが起こさなかったら走っても間に合わない時間だったわよ?」
つかさ「だってあれは目覚まし時計が勝手に止まって……」
かがみ「あんたが自分で止めたんでしょ?自業自得よ」
つかさ(うぅ……今日は付いてないよぉ)
二人は走りながら何か話していますが、わたしは付いていくだけで精一杯です。
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 07:44:25.07 ID:3ptk8ZjVO
つかさ「う……ん…」
かがみ「あ、つかさ?気がついた?」
つかさ「ん…あれ?どうしちゃったの私?」
かがみ「笑い過ぎてのけ反ったまま気絶したのよ。覚えてないの?」
つかさ「うーん…………う……ん…すーすかぴー…」
かがみ「こら!寝るな!」
つかさ「アト5分ダケー、ホントニー」
???「ちょっと!道の真ん中で邪魔よ!」
かがみ「へ?あ、あぁ、すみません。ほらつかさ!」
???「邪魔だってのよ!!!」
かがみ「いや、今どきますから」
???「早くしなさいよ!!!!!」
かがみ「なによ!!!!!!!!!!!!!」
???「どいてよ!!!!!!!!!!!!!!!!」
つかさ「むにゃ…あははバルサミコ酢ぅ〜…いっぱい…いっぱい…。幸せ〜」
信じる者は報われる
書き手が来たので今からROMりつつ保守します
キーンコーンカーンコーン
かがみ「予冷かぁ。危なかったわね」
こなた「うん。ぎりぎりセーフだね」
何とか間に合いました。
こなた「つかさもよくがんばったね。GJ」
こなちゃんが親指を立ててわたしをほめてくれます。
つかさ「えへへ、そうかな? ――あれ?」
ポケットに手を入れると、何か違和感を感じます。
こなた「ん? どしたの?」
つかさ「……携帯落としちゃったかもぉ……」
どうやら携帯電話を落としてしまったみたいです。
かがみ「ホントに落としたの? 家に置いてきたとかない?」
つかさ「たぶん……朝ポケットに入れた気がするから……」
かがみ「そう……でも、今から探しに行く訳にはいかないし……」
こなた「もしかしたら、誰か優しい人が拾って交番に届けてくれるかもよ?」
そんなにしょんぼりしているように見えたのか、二人が励ましてくれます。
かがみ「じゃあ、わたしは自分の教室に行くから。
わたし達の教室に着いたところでお姉ちゃんと別れます。
こなた「じゃ、また休み時間にね」
その後の授業も散々です。
答えられない問題ばかりやけに先生にたくさん当てられて大変でした。
どれくらいたつと落ちるんだろうか?
下手にいっぺんに投下ってのができないな
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 08:17:32.90 ID:3ptk8ZjVO
早朝なら1時間くらい残ってるかも
でも出来るだけ早く読みたい
なら書くことに集中して、2,3レスいっぺんに投下しようかな
半分くらいは書けた希ガス
このスレはどこぞのブログに載りそう。
みゆき「それは大変でしたね」
わたしの今日半日の話をしながら、みんなで机を囲みます。
こなた「つかさ、もしかしたら何かに憑かれてるんじゃないの?」
つかさ「えぇ〜こなちゃん怖いこと言わないでよぉ」
そういいながら、自分のお弁当箱を探します。
つかさ「あれ? あれれ?」
こなた「今度はどしたの? もしかして携帯をカバンに入れちゃってて今気づいたとか?」
つかさ「どうしよう〜お弁当忘れちゃったみたいだよぉ」
もうわたしは泣きそうです。
今度はお弁当を忘れてしまったようです。
かがみ「あんた今日はホントついてないわね」
こなた「でも前にも携帯落としたこととかあるし、先生に当てられて答えられないのも普通だし、いつも通りと言えばいつも通りだよね」
かがみ「確かにそうかもね」
お姉ちゃんとこなちゃんが二人で笑っています。ちょっとひどいです。
かがみ「ごめんごめん。ほら、わたしのを分けてあげるから。一緒に食べましょ」
みゆき「でしたらわたしのもどうぞ」
こなた「じゃあ、わたしのもあげるね。コロネだけど」
結局その日のお昼はみんなにお弁当を分けてもらいました。
つかさ「はぁ〜、ホント今日はどうしちゃったんだろ」
ため息をつきながら、わたしたち3人は通学路を朝とは逆に辿ります。
こなた「やっぱり何かに憑かれてるんじゃない? 今ここに射影機があればわたしが除霊してあげるのに」
かがみ「あんた、それゲームの話だろ」
カンカンカンカン
踏み切りに差し掛かったところでわたし達は足を止めました。
どうやら電車が来たようです。
つかさ「明日はいいことないかなぁ……あれ?」
踏み切りのランプとは別に、何か赤いものが視界に入ります。
遮断機に何か引っかかっているようです。
かがみ「なに、つかさ? また何かあったわけ?」
つかさ「あそこに……」
わたしが指差した先。真っ赤なリボンが風に揺れていました。
駆け寄って、それを手に取ります。
こなた「誰かの落し物かな?」
かがみ「でもそれにしては変でしょ。さっき遮断機が下りてきたのに、なんでそこに引っかかってるのよ」
かがみ「まるで今、誰かがここに置いていったみたいじゃない」
こなた「それはそうだね……て、つかさ?」
つかさ「な、なに? こなちゃん?」
はっとして返事をします。
何故だかこのリボンに見とれてしまっていました。
一見、何の変哲もないただのリボン。でも……
こなた「そのリボン、そんなに気に入ったんならもらって帰っちゃえば?」
つかさ「で、でも……」
かがみ「こら。人の落し物だったら思いっきり横領だろそれ」
こなた「いや、でも誰かに持っていってくださいといわんかのように置いてあったんだよ?」
こなた「実際仮に落としてたとしても、リボンくらいであーだこーだ言わない気もするんだよねぇ」
かがみ「ま、まぁ確かにそうかも知れないけど……」
つかさ「……」
チュンチュン
次の日の朝。
わたしは何故か目覚ましが鳴る前に目が覚めました。
手の中には昨日のリボン。
結局、わたしはあのリボンを持って帰ったのでした。
つかさ(今日は何かいいことあるかな……)
そう思いながらわたしは身支度を始めました。
頭には昨日のリボンを結んで……。
かがみ「あんた昨日とはえらい違いね」
つかさ「そ、そうかな〜」
わたしは照れて頬をかきます。
話しているのは今日のわたしのことです。
まず朝。わたしは誰にも起こされずに自分で起きることができました。
起こしに来たお姉ちゃんがとても驚いていたのを憶えています。
次にテスト。
今日は授業中に抜き打ちの小テストがありました。
すべての問題が4択の選択式。
わたしは適当に書いても1/4は当たってくれると、感で答えました。
ですがなんと、全問正解していたのです。
これにはこなちゃんやゆきちゃん、もちろんわたしも驚きました。
こなた「でもホントすごいよね。あのつかさがテストで満点なんて――あり?」
カバンの中をあさっていたこなちゃんの動きが止まります。
こなた「うぅ、どうしよう……チョココロネ忘れちゃったみたい」
かがみ「今度はあんたかよ……」
お姉ちゃんがじろっとこなちゃんを見ます。
こなた「しょうがないから購買で買ってこようかな。確かチョココロネも売ってたし」
つかさ「じゃあ、わたしも付いてくよ。昨日コロネを分けてもらったお礼」
昨日のお礼にと、わたしもこなちゃんと一緒に購買へ行くことにしました。
購買へついたわたし達ですが、唖然としてしまいました。
こなた「これはまた……すごい人だかりだね」
つかさ「うん……なんか前にこなちゃんに連れて行ってもらったお祭りみたい……」
お昼休みの購買は人の波で埋め尽くされていました。
こなた「これはカウンターに行くのも大変そうだね……でもしょうがないか。いくよつかさ!」
こなちゃんがそういって人ごみを掻き分けながら前へ前へと進んでいきます。
つかさ「あ、まってこなちゃん」
わたしはと言うと、向かってくる人並みに押し戻されて思うように進めません。
つかさ「うぅ……こなちゃ〜ん……」
こなちゃんの特徴的なクセ毛がだんだんと遠くなっていきました。
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 08:58:25.88 ID:rrm7629bO
ほ
おかえりんこ
後半へ続くよ
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 09:06:28.42 ID:MNYla0xV0
wktk
つかさ「ただいまぁ〜、ものすごく人が多かったよ〜」
わたしが教室へ戻ると、既にこなちゃんも戻ってきていました。
こなた「お帰りつかさ……でも、もう売り切れちゃってたでしょ?」
うなだれたこなちゃんが残念そうに言います。
つかさ「あ、そのことなんだけど――はい、これ」
買ってきたチョココロネをこなちゃんへ渡してあげます。
こなた「おぉっ! ありがと! でも、どうして? わたしが先に行ったときは売り切れって言われたんだけど……」
つかさ「なんか購買の奥に出し忘れの商品があったみたいで、実はまだ残ってたみたいなの」
かがみ「へぇ、そんなこともあるのね」
こなた「何か今日のつかさはホントすごいね……あ、もしかしてそのリボンのお陰なんじゃない?」
こなちゃんがわたしの頭を指差します。
昨日拾った赤いリボン。
つかさ「もしかしたらそうかも。このリボンを拾ってからいいことばっかり起きてるんだよね」
わたしが笑うと、リボンがふわりとゆれます。
そろそろラストね
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 09:28:34.49 ID:3ptk8ZjVO
わくわく
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 09:40:38.10 ID:HGIZganiO
ほ
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 09:49:50.07 ID:QEk6rFW3O
wktk
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 09:59:28.54 ID:Jc+rROlrO
テカテカ
それから1週間ほどが経ちました。
今日もみんなでお昼を食べます。
こなた「そういえばつかさ、最近そのリボンばっかりつけてるよね」
コロネをほお張りながら、こなちゃんがわたしのリボンに目を向けます。
かがみ「この子ったら、最近はお風呂に入るときも夜寝るときも付けてるのよ」
つかさ「えへへ……、洗うときはお風呂で洗ってすぐ乾かすから、いつも付けてられるの」
こなた「すごいこだわりよう……そのリボンそんなに気に入ったの?」
つかさ「うん。なんかこのリボンね、"幸せのリボン"みたいなの」
かがみ「幸せのリボン?」
お姉ちゃんが疑わしそうにわたしのリボンを見ます。
つかさ「このリボンを付けてたら、いいことばかり起きるみたいなの」
つかさ「最近、毎朝自分で起きれるし、探してたものが見つかったし、懸賞にもあたったの」
かがみ「そういえば何か当たったって喜んでたわね」
つかさ「それにテストの点数も上がってきたし……」
こなた「言われてみれば最近テストの点数いいよね。選択式のやつだけだけど」
わたしはえへへと笑い、ほっぺをかきます。
こなた「でもいいなぁ、わたしも楽していい思いしたいな〜」
こなちゃんが羨ましそうな声を上げます。
かがみ「甘ったれたことを言うな。そもそも朝起きるのにしてもテストにしても、本人が努力してこそのものなの」
かがみ「少しはみゆきを見習いなさいよね。ねぇ、みゆき?」
わたしたち3人の視線がゆきちゃんにそそがれます。
みゆき「そうですね、確かに"若いころの苦労は買うてもせよ"ということわざがありますね」
こなた「ふ〜ん……じゃあ、わたしの苦労を売ろうと思ったら誰か買ってくれるかなぁ」
かがみ「あんたはまたすぐにそういう方向に……」
やる気なさそうに言うこなちゃんにお姉ちゃんがあきれます。
つかさ「でも、わたしはこのリボン気に入ってるし、前みたいに運が悪いことばっかり起きるのは嫌だし……」
頭のリボンをさすります。
かがみ「まあ、別に付けたいなら付けておけばいいんじゃない?」
かがみ「どうせ端からリボンのせいだとは思ってないしね」
かがみ「でもやっぱり前のほうがあんたらしいわよ? 最近のは――なんかちょっと変な感じ」
心配してくれているんでしょうか。
一瞬ですが、お姉ちゃんが少し暗い顔をしました。
つかさ「そんなことないよぉ。今までのわたしがダメなわたしだっただけだよ。これが本当のわたし」
お姉ちゃんが暗い分、わたしが明るく答えました。
こなた「ふぅ〜、今日もよく勉強した」
かがみ「よく昼寝したの間違いじゃないのか……」
こなちゃんが大きく伸びをします。
今日もいつもと同じように、家へと帰ります。
いつもといっても、ここ1週間の"いつも"です。
朝は自分で起きて、学校へ行く途中も何もドジをせずに、授業でもちゃんと答えられて、また何もドジをせず家へ帰ります。
それもこれも、あのリボンのお陰。
あのリボンのお陰で、何もしなくても見違えるような毎日になりました。
こなた「いやいやぁ、ちゃんと寝ておかないと徹夜でのネトゲが辛くてねぃ……」
かがみ「あんたいつか死ぬぞ……」
カンカンカンカン
踏み切りの音が聞こえて、ちょうどわたし達の前で遮断機が下りていきます。
こなた「そういえばつかさがリボンを拾ったのもこの踏切だったよね」
かがみ「そういえばそうね」
そう。
わたしがあの"幸せのリボン"とであったのはここでした。
風に揺られる赤いリボン。
あの日のことを思い出しながら、リボンに手をやります。
つかさ「……あれっ?」
かがみ「どうしたのつかさ――て、あんたリボンは?」
ありません。
さっきまで確かにつけていたはずのリボン。
こなた「あれ? つかさ今日リボンつけてなかったっけ? でも、学校で見たときは確かに付けてたような気が……」
つかさ「お姉ちゃん! リボンが、リボンが!」
かがみ「落ち着きなさいって。どこかに落としたりとかしてないの?」
つかさ「リボンが外れたらすぐ気づいちゃうよ! ねぇこなちゃん、わたしのリボンは?!」
こなちゃんの両腕をつかんで、揺さぶります。
こなた「お、おおおお落ち着いてよつかさ」
落ち着いていられるわけがありません。
わたしに幸せをくれた"幸せのリボン"。
つかさ「わたしのリボン――幸せのリボン――」
必死にあたりを見回して探します。
つかさ「あっ……」
遮断機にひらひらと揺れる赤いもの。
あのリボンでした。
こなた「あれ? いつの間にあんなところに?」
見つけたときと同じように風に揺られてはためいています。
つかさ「待ってっ!」
リボンを取ろうとした瞬間。
風に大きく煽られて、リボンが宙に舞い、線路の真ん中へふわりと落ちました。
線路の先を見ると、電車が少しずつ少しずつ大きくなってきています。
つかさ「わたしのリボン!」
リボンを取ろうと駆け出したところ、二人に腕をがっちりと掴まれました。
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 10:04:42.58 ID:Jc+rROlrO
やっぱりちゅかさはいい子だのう
こなた「ちょ、つかさ、危ないって!」
かがみ「つかさ、落ち着きなさいって!」
つかさ「お姉ちゃんとこなちゃん、放して! あのリボンがないと……ダメなの!」
二人の振り払って遮断機を潜ります。
そしてぺたんとリボンの前に座り、そっとリボンを手に取ります。
つかさ「よかったぁ……わたしのリボン……」
その時、後ろから二人の声が聞こえてきました。
何かを叫んでいるようです。
振り返ってみると、何か怖いものを見ているような顔で、わたしと大きな音のするほうを交互に顔を向けています。
大きな音――
そういえば遮断機を潜るまで聞こえていた地響きのような音の変わりに、黒板を引っかくような甲高い音が聞こえます。
わたしは静かに音のするほうを向きました。
すぐ目の前に大きな電車が来ていました。
でも大丈夫。
わたしには幸せのリボンがあるから。
きっと何とかしてくれる。
わたしはぎゅっとリボンを握り締めました。
世にも
奇妙な
らき☆すた
白石「人は死の直前、今までの人生を走馬灯のように見るといいます」
白石「それはもしかしたら、全てが無になるこれからに対する、一種の反動のようなものなのかもしれません」
白石「最近、やたらと物事がうまくいったり、苦労をせずに何かを得たりしていませんか?」
白石「それはもしかしたら、今から起こる事の前触れなのかもしれませんよ」
白石「次に奇妙な物語の扉を開くのは、あなたかも知れません」
やべぇwwwwwwおもしろいwwwww
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 10:10:55.25 ID:Jc+rROlrO
>>1は実際に世にも奇妙な物語の脚本書いてるんじゃね?
売れない頃の太田も書いてたみたいだし
つか最初に空行入れるとレスできないのね
ちょっとあせったわ
そして当初思ったよりも長くなってしまったw
ちなみに
こなた・かがみん
>>1 みゆきさん ID:o8acNG7Y0
ちゅかさ 俺
になってるから、3人だな
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 10:38:53.75 ID:Jc+rROlrO
みんな下げが黒いな
面白系はなしかな?
世にもっぽかったらありなんじゃないかな?
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 10:42:33.50 ID:dB38cOLbO
最後はみさおか…
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 10:43:22.13 ID:GL/dLw7fO
みさおは鬱エンドより面白系か合いそうだけど
世にもっぽさを出すのは難しそう
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 10:49:43.24 ID:dB38cOLbO
構想はあるんだが上手くまとめられないw
携帯だし
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 10:53:12.29 ID:3ptk8ZjVO
>>286 乙
この後リボンがくるくる回って、つかさが宙に舞うわけですね、
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 10:53:23.18 ID:Jc+rROlrO
みさおだっけ?
黒井先生じゃなかったか?
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 10:56:09.49 ID:Jc+rROlrO
一応あと2人残ってるのね
タイトルがどんな風にでも取れるから書く人次第だな
できたらはちゃめちゃ系が見たいけど
この前の生き生きデーみたいな
みさおと黒い先生が気になるが眠いな……
誰か書いてるのかな?
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 11:30:09.45 ID:0zyvJtM20
保守
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 11:36:57.26 ID:4FS/78T20
生き生きデーは正直無駄に長くてつまんなかった
シュール系ならちょっと前にやってた山田祭り?みたいな一発ネタっぽいのがいいような気が
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 11:39:22.25 ID:G1/BRPB4O
寝てしまった
書き手の方GJですほんと
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 12:04:08.20 ID:3ptk8ZjVO
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 12:17:47.70 ID:hCF3YfCAO
☆
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 12:30:21.84 ID:zkBsC2ei0
ほし
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 12:47:01.43 ID:LeXTa+kcO
ほ
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 12:55:08.52 ID:NFSN8L0LO
ほしゅ
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 13:15:13.09 ID:1hsUkMXX0
これは良スレ
保守
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 13:26:14.03 ID:6kLgLq7U0
保☆守
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 13:47:43.89 ID:bykVPWWM0
保守
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 14:07:32.85 ID:o8acNG7Y0
ho
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 14:25:49.60 ID:5QNbu6mU0
mo
se
x
保守・・・だと・・・!?
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 14:43:43.84 ID:grmIgu7a0
今書いてみてるんだけど、逐一投下したほうがいい?まとめたほうがいい?今半分くらい
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 14:52:26.17 ID:wJLfAk7pO
追いついた!
面白すぎるwwwww
保守
半分ずつ
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 15:08:38.64 ID:272bUXUHO
今のところ全部流血エンドwww
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 15:11:59.32 ID:grmIgu7a0
順に投下してみる。スレのクオリティ下がったらすまん
顧問「日下部ー。お前最近調子悪いんじゃないのか? いつもよりタイム遅くなってるぞー」
みさお「はぁ、はぁ……先生……あ、あと、何秒くらい、縮めれば、いいんですか?」
顧問「そうだなー。大会までには……あと3秒! 3秒ってとこだな!」
みさお「3秒……」
[3秒ルール]
みさお「はぁ〜むっ! むぐむぐむぐ……」
かがみ「しっかし日下部はホントおいしそうにものを食べるわねー」
あやの「みさちゃんは昔からそうよね。」
みさお「美味しそうに食べれば、まずいものも美味しくなる! これ宇宙の真理ネ!」
かがみ「お、なかなかいいこと言うじゃな……」
みさお「ゔぁっ」
かがみ・あやの「あ」
みさお「よ……はぐっ!」
かがみ「おいおい……」
みさお「あはは、3秒ルール3秒ルールぅ!」
あやの「みさちゃんったら、ふふ」
みんな、3秒って短いと思う? 同じ3秒でも、時と場合によって長くなったり短くなったりするんだ。陸上やってるときは3秒の誤差はすげぇ大きいけど、柊たちとまったりしてるときは3秒なんてほんの些細な瞬間に過ぎないんだ。そう考えると、結構不思議だよなー。
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 15:16:48.12 ID:grmIgu7a0
キーンコーンカーンコーン
みさお「今日は大好物のミートボールだZE☆」
かがみ「嬉しそうね。いつものことだけど。」
みさお「柊は冷てぇよなー。まあいいや。いっただっきまー……ゔぁっ」
かがみ「あ」
うわ、またやっちゃったよ。ここ教室だから拾っても食べれないしなー。仕方ない、このミートボールは諦めるしか……うん?
[3]ピッ
[センタクシヲ エランデクダサイ]
ニアとっさに受け止める
見過ごす
な、なんだよこれ、どっかから音が……それに、なんだこの選択肢……なんでこんなの見えるんだよ!
[2]ピッ
えっ! あと2秒! そ、そんないきなり……ええい、もう適当に選んじゃえ!
[1]ピッ
ニアとっさに受け止める ピコーン
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 15:17:17.79 ID:zkBsC2ei0
いいかんじ
327 :
見習いスナッパ:2008/04/09(水) 15:21:07.18 ID:eG5APSFcO
保守
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 15:22:17.29 ID:grmIgu7a0
かがみ「あ」
みさお「てやっ」
あやの「わ、みさちゃんすごい。ナイスキャッチ。」
みさお「あ……あはは、と、とっさにね」
かがみ「ホントさすが、食い意地だけは人一倍ねー」
みさお「ふふ〜ん、だろだろ? 」
かがみ「いや、誉めてないし」
なんだったんだろ、今の……
それから何か失敗をしそうになるたび、その選択肢は現れた。間違いを選ぶか、3秒以内に答えられなければ、失敗は失敗のまま。3秒以内に正解を選べば、その危機から救済してくれる。私はだんだん、この選択肢を楽しむようになってきたんだ。
今日世界史あったっけ。ま、重いから教科書はいいかな。選択肢でないかな。……ん?
[3]ピッ
[センタクシヲ エランデクダサイ]
きた!
ニア教科書を持っていく
持っていかない
[2]ピッ
ニア教科書を持っていく ピコーン
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 15:25:07.31 ID:grmIgu7a0
みさお「なんだー、やっぱり世界史ないじゃん」
あやの「?」
かがみ「ねぇねぇ2人とも、今日勉強していかない? 明日の世界史。」
あやの「ええ、いいわよ。でも私、教科書持ってないわ」
かがみ「しまったあたしもだ……」
みさお「ふっふーん、お探しのものはこれかね?」
かがみ「なっ、日下部! なんであんたが持ってるのよ! 雪でも降るかも……」
みさお「失礼だってヴぁ!」
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 15:29:45.88 ID:grmIgu7a0
みさお「も、もうすぐゴールだZE……ゔぁっ! 足がもつれた!」
[3]ピッ
ニア強引に駆け抜ける
落ち着いて対処する
こ、これはどっちだろ。
[2]ピッ
でもゴール前だし……いや、ここは落ち着くべきだってヴぁ!
[1]ピッ
ニア落ち着いて対処する ピコーン
みさお「おっ……ととと、持ち直した! 選択肢様サマだZE!」
顧問「日下部。最近調子戻ってきたな。」
みさお「へへ……“心情の変化”ってヤツですよ!」
顧問「お、彼氏でもできたか?」
みさお「違うってヴぁ!」
きちんと正解さえ選べば、失敗は起こらない。もし間違っても、もともと失敗してたことなんだから諦めもつくしね。
すまん、面白系ではない
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 15:38:05.32 ID:grmIgu7a0
キーンコーンカーンコーン
みさお「ほえほえ〜、授業終わったZE〜。あやの、帰ろーぜ……あやの?」
あやの「うっ……グス、うぇ……」
みさお「あやの、ど、どうして泣いてるんだよ! なんかあったのか!?」
あやの「んぇ……グスン……」
せ、選択肢! 選択肢出てくれよ!
[3]ピッ
[センタクシヲ エランデクダサイ]
いよっしゃ来た! ……え?
ニア黙って立ち去る
あやのをひっぱたく
な、なんだよこの選択肢! ほんとにどっちか正解なのかよ!
[2]ピッ
殴るなんてできるわけが……でも、無言で見放すなんて……
[1]ピッ
くっそぉ、こっちだ!
ニア黙って立ち去る
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 15:38:24.30 ID:grmIgu7a0
あやの「グス……うぇ……」
みさお「……(すたすた)」
あやの「グス……みさ、ちゃん……」
! ……ダメだ、選択肢は守らなきゃ……
みさお「(タッタッタッ……)」
あやの「みさちゃん……やっぱり……」
今日の選択肢は、あれで正解だったのかよ……なんだか腑に落ちないZE……ん? メールだ。……あやのから!
あやの「今日の夜、近所の公園に来れる?話したいことがあるの。」
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 15:41:58.64 ID:grmIgu7a0
あやの「みさちゃん、こんばんは」
みさお「あやの……あの……」
あやの「ねぇみさちゃん? どうして今日、私に何も言ってくれなかったの? どうして?」
みさお「そ、それは……」
せ、選択肢! 選択肢! なんで出ねぇんだよ!
みさお「ひ、一人にしてあげたほうがいいかなと思って……」
あやの「ふぅん、そうなんだ……ねえみさちゃん、やっぱり私たちって、あんまり合わないみたいね。昔からそう思ってたんだ。」
みさお「あ、あやの、何言って……」
あやの「今日の態度ではっきりわかったわ。みさちゃん私なんかに興味ないんだものね。」
みさお「ち、違うってヴぁ!」
こ、こんなあやの見たことねぇよ。選択肢……出てくれよ!
あやの「何が違うの?」
みさお「ええと、それは……」
あやの「……答えられないのね。いいわ。もうみさちゃんとは、絶交ね。」
みさお「えっ……?」
あやの「(スタスタスタ)」
どうしたらいいんだよぉ……でもあやのが……
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 15:45:01.36 ID:grmIgu7a0
みさお「ま、待てってヴぁ!」
あやの「……(ピタ)」
みさお「あやのは……あやのは私の事、もう興味ないのかよ!」
あやの「だってみさちゃんは興味ないんでしょ? 私に。」
みさお「あるよ! 信じてもらえないかもしれないけど、私は今でもあやのを一番の友達だと思ってるよ!」
あやの「……」
みさお「信じてくれなくたっていいよ……それでも私は……グス、あやののこと……グス……うぇぇ……」
あやの「みさちゃん……」
みさお「うぇ……あやのぉ……」
あやの「ごめんねみさちゃん。私も少し、大人気なかったかも」
みさお「え、じゃあ……」
あやの「うん、今回のことは、水に流すわ。問い詰めちゃってごめんなさい。私も謝るわ。」
みさお「うぇぇぇ〜ん、あやのぉ〜!(がばっ)」
あやの「みさちゃん、ごめんね……ずっと、一緒だからね……」
みさお「うん、うん! うぇぇぇ〜!」
選択肢なんていらなかった。人生は、選択肢ですべて片付くほど簡単じゃない。それに、あやのと私との友情をあんなワケわかんない選択肢で決められてたまるかっての!
あやの、ありがとう。私もう、選択肢なんかに頼んない。もうあんなもの出なくてもいい。全部自分で決めるってヴぁ!
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 15:46:36.75 ID:grmIgu7a0
みさお「うぇぇぇ〜ん!」
あやの「みさちゃん……ふふ……」
(これでみさちゃんは、私のもの……)
[3]ピッ
[センタクシヲ エランデクダサイ]
ニアみさおと一緒に帰る
置いていく
世にも
奇妙な
らき☆すた
百合エンドとな
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 15:50:27.82 ID:G1/BRPB4O
なるほど
良かったよ
ただみさおはバスケ部だな
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 15:53:33.18 ID:grmIgu7a0
白石「“人生は選択の連続である”とよく言われます。」
白石「しかしそれらは選択といっても、選択肢などありません。」
白石「選択肢を設ければ選択はしやすくなります。しかし、それは同時に、選択の幅を狭めることにもなります。」
白石「あなたも、“選択肢の奴隷”になっていませんか?」
[3]ピッ
[センタクシヲ エランデクダサイ]
ニアあきら様を立てる
あきら様より目立つ
白石「おや。私も……」
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 15:55:34.25 ID:grmIgu7a0
つかさのと若干かぶってしまった。しかも面白系じゃないorz
先生のは誰か頼む
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 15:57:27.58 ID:zkBsC2ei0
すごくよかった
乙
みんなすごいな
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 16:03:40.19 ID:grmIgu7a0
ひとつ重要なことを言い忘れた。
みなみんは俺の嫁
ではROMに戻る
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 16:04:29.47 ID:G1/BRPB4O
この書き手が違うのに質が統一されてる感じ
いい
白石が世にも奇妙な物語のタモリらしすぎるwwwww
それにしても、黒井先生の話はかなり難易度高いな
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 16:11:39.99 ID:Rugmo/t90
鳥肌ががが
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 16:12:17.96 ID:G1/BRPB4O
タイトルからなにも想像出来ない俺ボキャ貧
>>338 GJ!
いかん
白石の語りが妙に聞きたくなってしまったw
しかし今のところ主人公は半分以上があれなんだよな……
残りは残りでこれからのことを考えると……w
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 16:37:03.57 ID:G1/BRPB4O
らは
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 16:38:10.08 ID:T87i4D/Q0
ここで書いてる奴らは普段から書き物してるのか?
世にも奇妙な物語好きで色々みてるけどこんなアイデア絶対出てこない
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 16:44:34.54 ID:grmIgu7a0
>>349 俺はたまにbnskスレに行ったり行かなかったり
みwikiの人とつかさの人も基本的な書式にはきちんと則ってるっぽいから恐らく何らかの形でweb上で書いてはいると思う
>>349 昔にちょろっと趣味で投下したり携帯ゲーのシナリオ書いたり
最近はごぶさただったから、今回のつかさで復帰したことになるかな
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 16:49:41.62 ID:MoHpjMGJO
久々に神スレすぎワロタ。
昔は(ryAAry
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 17:00:13.37 ID:NFSN8L0LO
ニアみさおは俺の嫁
かがみは俺の嫁
答られねぇ・・・・
欝ENDばっかだからリメイクしてHAPPY ENDまたは不思議な感じで終わるverも作ってほしい
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 17:10:10.08 ID:grmIgu7a0
本家のクオリティ下がってるとはいえ、いざそれっぽいの書こうとするとどうしてもマンネリになっちゃうんだよなぁ・・・
ハイヌーンとか夜汽車の男みたいなの書きたいなぁ
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 17:32:04.88 ID:RLRRkJ4QO
>>1です
まだスレ残ってて感動しました!保守してくれた人どうもありがとう
つかさ、みゆき、みさおの作者さんマジ最高でした!
今黒井せんせの話考えて投下しようと思ってるんすけどしばらく時間かかりそうです
もし他に書かれる方いたら黒井せんせ以外でお願いしてもいいですか?
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 17:33:27.86 ID:o8acNG7Y0
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 17:43:10.88 ID:mYdfnyprO
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 17:44:37.35 ID:Xsw/ur/mO
>>1おかえり!
全てが名作だから困るw
でも、白石の語りを一番楽しみにしている自分がいる・・・
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 17:54:08.71 ID:3ptk8ZjVO
>>1おかえり
いんたーねっと 小早川ゆたか
吸収 岩崎みなみ
とか読んでみたいw
>>360 タイトルまで考えたってことは・・・わかってるよな?
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 18:00:15.86 ID:1PpQzS9nO
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 18:11:51.08 ID:/TtBq7EzO
wktk
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 18:30:01.73 ID:o8acNG7Y0
ドラマ「世にも奇妙な物語」のテーマ曲は手拍子しながら聴くと怖くない
2006年5月3日放送『トリビアの泉』No.930より 79へぇ&銀の脳
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 18:34:13.54 ID:1hsUkMXX0
でもあれ、足踏みの音に変えると何かの進行に聞こえて怖いよな
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 18:40:40.76 ID:4FS/78T20
あのBGMを怖いと思ったことはないなあ
なんか逆にワクワクする
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 18:44:13.28 ID:aIYpjzgf0
メッセージ性がちゃんとあって良いな
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 18:47:30.35 ID:aIYpjzgf0
いつの間にか追いついてた
投稿主さん面白いです
オールドミスって結婚できない女性のことだよね?
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 18:51:47.09 ID:RLRRkJ4QO
>>369 そうですよ
大体3分の1くらいできましたが携帯なのでものすごい遅いです
後今日用事が少しあるのでしばらく書き込まなくかも知れません
そういった場合は他の人がどんどん書いてってください
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 18:56:02.74 ID:OAPe6QxV0
みんなすごいってヴぁ!
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 18:57:30.47 ID:RLRRkJ4QO
オールドミス 黒井ななこ
かがみ「私は25くらいには結婚したいわね」
つかさ「それ分かるよ〜授業参観の時に自分のお母さんが若いの憧れるし」
みゆき「確かにそれはありますね」
こなた「…ふっふっふ…そもそもかがみんは結婚できるかな?」
かがみ「うるさいわね!私は負け犬になるつもりはないのよ!」
―負け犬か…
この子達に悪気はない…
私が若い頃にもこんな話をした覚えがある
ななこ(せやけど、30近いウチの前でそんな話せんでも…)
今追いついた
かなりの良スレ
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 18:58:48.16 ID:aIYpjzgf0
黒井先生の話だけ現実的過ぎて吹いた
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 18:59:32.04 ID:RLRRkJ4QO
数日前
ジリリリリリリ
ななこ「なんや!今ええとこなのに…」
ガチャ
ななこ「はい、もしもし?」
母「もしもしななこか?お母さんやけど」
ななこ「おかん?何やどうしたん?」
母「アンタ見合いする気ないか?」
ななこ「見合いってw何でウチがそんなことすんねんw」
母「せやけどアンタもうすぐ30やろ?お母さん心配やねん」
ななこ「そらそうやけど…」
母「いやアンタがな…ええ相手おるって言うならええんやけど今彼氏い…」
ななこ「おらん!!」
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 18:59:37.61 ID:jivEMsNh0
3秒ルールぅ!!1
おもしれかったぜ!!!!
てかみんな凄いな!!
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 19:03:37.35 ID:RLRRkJ4QO
正直母の口からそんな事を聞かされ、つい動揺してしまった
元々私の恋愛に口うるさい母ではなかった
ななこ(それだけウチもヤバい年になったってことか…)
ななこ(せやけど…見合いって…今日日流行らんわ!)
ななこ「ああ…もう!今日は飲みに行ったろ!ヤケのみや!」
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 19:04:47.07 ID:RLRRkJ4QO
ゆい「ごめんなさい!今日旦那が帰って来てて…」
ななこ「なっ!旦那!?旦那おったんかいっ!」
ゆい「は、はい単身赴任してて…だからまた日を改めて飲みに行きましょうよぉ」
ななこ「わ、わかったごめんな急に…」
ゆい「はい、では」
ななこ(ハハ…ほんまに1人やな…)
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 19:06:57.49 ID:RLRRkJ4QO
ななこ(仕方ない…他のツレ呼ぶか…)
ななこ「…」
ピッ
電話帳を開こうとしたが…やめた
友人はほとんど結婚してしまっている
飲みに誘っても来てくれる確率は低いだろう
仮に来たとしても旦那の愚痴や子供の話なんかされてこっちが疲れるに決まってる
ななこ「1人身は1人身らしく1人で飲めってか…」
ななこ(…こんなに卑屈になったんはいつ頃からやったっけ…?)
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 19:10:21.31 ID:aIYpjzgf0
ななこ先生、俺でよければ・・・
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 19:14:52.63 ID:RLRRkJ4QO
ななこ「鍛高譚の水割り焼酎大目で!わかったらはよもってこんか〜い」
店員「は、はいっ」
ななこ(久しぶりに随分飲んでしもたな…)
ななこ「ーぃっと、と…トイレはーっと…」
ドサッ…
店員「大丈夫ですか?」
ななこ(はは…情けな…)
座敷席で大学生らしき男女数人がこちらを見て何やらヒソヒソ話している
ななこ「なんやねん…見せ物やないっつの…」
ななこ(気分悪いわ…もう出よか…)
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 19:22:13.98 ID:jivEMsNh0
てか黒井せんせは結婚すればけっこういいお母さんになるよな
確実にカカア天下だけどさ
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 19:23:58.95 ID:aIYpjzgf0
黒井先生になら尻にひかれてもいい
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 19:25:52.45 ID:xLgeAsBNO
黒井先生て関東生まれのエセ関西人だから
母親とかは標準語じゃまいか?
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 19:26:46.76 ID:Wz8PKhRRO
素晴らしいスレですね
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 19:27:47.25 ID:beVDKF6S0
wktk
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 19:29:53.51 ID:RLRRkJ4QO
ちょい重すぎます
携帯だからっすかね?
ですので書きためてちょっと時間を置いて書いてくんでしばらく空きます
他に書く人いたらどんどん書いちゃって結構です
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 19:30:46.58 ID:aIYpjzgf0
>>384 そういえばそんな設定だったな
ここはパラレルワールドってことで
kitai
支援
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 19:45:05.34 ID:1hsUkMXX0
保守保守
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 19:54:24.07 ID:MoHpjMGJO
ほしゅ
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 19:59:52.05 ID:PdbFTFRA0
hosyuuuuuuuuuuuuuuuuuu
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 20:00:43.37 ID:dlBT1LWl0
保守するぜ
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 20:08:36.90 ID:G1/BRPB4O
期待
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 20:08:49.09 ID:hCF3YfCAO
白石の語りでBGMがありありと、脳内再生されるんだぜ
保守
「イマキヨさん」って話あったよね?
妙に印象的でそれだけは名前覚えてるんだよなぁ………
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 20:14:39.25 ID:zglx3G100
>>397 嵐の松潤か誰かがやってたやつだよな?
一人暮らしのヤツの部屋にイマキヨさん、っていう霊みたいなのが居座る話。
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 20:16:39.75 ID:dlBT1LWl0
それで引越しの話をするとイマキヨさんが増えて・・・
何かをすると、イマキヨさんにされちゃうって話だったと思う
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 20:17:23.62 ID:aIYpjzgf0
イマキヨさん、ごめん!
毎年命日だか盆だかに驚かせにくるお婆ちゃんの幽霊の話が好きだった
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 20:29:51.14 ID:iG4I3kYu0
林原が声で出てたの思い出した捕手
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 20:45:55.46 ID:RLRRkJ4QO
大衆居酒屋を出、おぼつかない足で裏通りを歩いていると変わった店を見つけた
ななこ(ボロボロやな…やってんのか?)
ななこ「何や、おもひで?スナックか?」
よく見ると扉の隙間に少し明かりが見える
ななこ(ここで飲み直すか…)
カランカラン
ママ「いらっしゃい…」
ななこ(うわ〜店内もレトロやな…って客ウチ1人かいな!)
ママ「何にする?」
ななこ「ワインを…あっ1番安いやつで」
ななこ(場末のスナックか…ウチにピッタリや)
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 20:46:52.77 ID:RLRRkJ4QO
ママは聞き上手な人で私は恥ずかしげもなくいろんな事を話してしまっていた
ななこ「…ほんでな、ウチくらいの年の女は負け犬や〜なんて言うてんやで」
ママ「あらあら…」
ななこ「負け犬やない…売れ残りのケーキやないんや…」
ママ「ななちゃん」
ななこ「…うん?」
ママ「今…幸せ?」
ドキッとした
急に酔いが冷めてくような気がした…
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 20:48:00.48 ID:RLRRkJ4QO
―私は幸せなんだろうか?
小さい頃から目指していた教師に就くことができた
でも…
これが本当に私の望んだ人生?
充実した生活がおくれていると聞かれたらそうではない
学校から帰ったら誰もいないアパートに帰ってネトゲーをして過ごす毎日
誰かが隣にいてほしい
淋しい…
ななこ「…教師…やめちゃおうかな…」
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 20:50:06.06 ID:RLRRkJ4QO
半分冗談のつもりが口に出してしまったらそれもいいかなと本気で思えた
ななこ「母親がね…見合い進めてきたんや」ママ「…」
ななこ「この際、実家に帰って…」
ママ「ななちゃん」
ななこ「…ん?」
ママ「1番幸せな時はいつだった?」
ななこ「1番幸せな時…?」
過去を振り返るのは好きではなかった…
振り返ったところで惨めな今の自分を浮き彫りにするだけだから
でもハッキリわかる
最高に幸せだった時…
ななこ「20の時かな…」
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 20:51:58.98 ID:RLRRkJ4QO
ママ「それは、どうして?」
ななこ「それは…」
―好きな人がいた
将来を約束した仲だった
夢を見ている様で現実味がなかった
毎日その人の事で頭がいっぱいでいつも感動で溢れていた
ななこ「変な話なんやけどな…なんとなくああコレは幸せの頂点なんやなて思ってたんや」
ママ「…」
ななこ「だから…もうウチにはこれ以上の幸せなんかないんやなぁとも思ってた」
ななこ「ほんで実際その通りになった…」
ママ「ななちゃんその人に会ってみたい?」
ななこ「へっ?」
アステカ
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 21:06:05.99 ID:PdbFTFRA0
インカ
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 21:11:49.61 ID:mYdfnyprO
ほ
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 21:14:03.61 ID:iYNngdW30
ほす
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 21:16:02.77 ID:RLRRkJ4QO
重過ぎて全然書けない
携帯が物故割れてんのか?
一時中断して出掛けてきます
帰るのかなり遅くなるので他の作者さんできればお願いします
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 21:17:57.00 ID:aIYpjzgf0
絶妙なタイミングでのずらしですな
>>412 再開する時は前回終わったところに安価つけてから始めて欲しい
他の人が書いてると分かりにくいから区別のタメに
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 21:36:42.55 ID:g9SjOfz40
かいちゃったぜww
――――夜の学校には、一人で居てはいけない。
夜の学校には、何かが居るから。
夜の学校では、それに気づいてはいけない。
たとえ、それに気付いたとしても。
たとえ、声を掛けられたとしても。
絶対に、後ろを振り返ってはいけない。
もしも振り返ってしまったならば……
私はディスプレイから目をそらした。嫌なもの見ちゃったな。
それでも明日はチアの最終練習だから、それなりに遅くまで残らなくちゃならないし。
「おねえちゃん、今日一緒に寝てくれないかな?」
私はおねえちゃんの部屋に向かった。
あっ、パソコン消さなくちゃ。
インターネット、インターネット、インターネット、インターネット、インターネット、インターネット、インターネット
インターネット、インターネット、インターネット、インターネット、インターネット、インターネット、インターネット
いんたーねっと 小早川ゆたか
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 21:37:42.48 ID:g9SjOfz40
次の日のこと。
「昨日ね、ネットサーフィンしてたら嫌なもの見ちゃったっスよ。夜の学校に一人で居てはいけないーみたいな文だったんスよ」
「あっ、もしかしたら私もそれみたかも。……振り返ってはいけない、ってやつだよね?」
「そうそう、それっス! 今日は遅くまで残らなくちゃならないから怖いっスよね?」
「私もそれを見て怖くなって、おねえちゃんと一緒に寝たんだー」
田村さんは少し真面目な顔をして言う。
「……でもさー、あの話の出所がこの学校ってホントなんすかね?」
「そうなの? 私、怖くって最後までみてないんだ」
「えっ!最後まで見てないっすか? ヤバいっすよ!」
そこで予鈴が鳴った。
「えっ、何かあったの?」
「あー、もう授業なんで後で話すっスよ」
田村さんは自分の席に帰って行った。
「……あの後なにかあったのかな?」
私はみなみちゃんに話しかけた。
「大丈夫だよ……ゆたか。おばけなんていないよ」
「うん。まあ、そうだよね」
その後はなんだか忙しくって、授業後も田村さんとは話せないまま放課後になり、そして練習が終わった。
練習自体は問題なく終わり、明日の本番を残すだけとなる。
私は少々はしゃぎ過ぎたのかもしれない。少し具合が悪い。息が苦しい。
でも、みなみちゃんやおねえちゃんに心配をかけるのが嫌なのでだまっておく。
「じゃあゆたか、着替えに行こうか?」
私は返事をして一年の教室に向かった。
着替えをしていると、不意に目眩がして。私は膝をつく。
私に気づいたみなみちゃんが駆け寄ってきた。
「ゆたか大丈夫?」
「……大丈夫だよ。ちょっと、疲れちゃったの……かな?」
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 21:39:20.55 ID:g9SjOfz40
「つらそうだよ」
自分でも思う、息を切らしながら喋っているので説得力がないよね。
「少し待ってて。保健室から水と薬を持って来るから」
申し訳なさがあったけど、私は頷く。
「……ごめんね、みなみちゃん」
「構わない」
みなみちゃんは教室から走り去った。私はもう一度ごめんね、と呟いた。
教室で一人になった私は色々な事に思いを巡らす。明日は成功すればいいな、とか。
……夜の学校で一人になってはいけない、とか。
思い出すと怖くなってきた。馬鹿だな、私。
みなみちゃんも言ってくれたじゃないか。お化けなんていないって。
でもやっぱり一人でいるのは怖い。
――――コッ
私の後ろで物音がした。
この教室には私しか居なかったはず。……気の、せいだよね。
――――コツ
コツ
もう一度、音がした。これは靴の音だ。誰か入って来たんだ。振り向かなくちゃ。
……でも、なんで声を掛けてこないの?
私は思い出す。(振り向いてはいけない)
まさか、だよね? そんな訳ないよね
――――コツ
コツ
コツ
コツ
私は勇気を振り絞って声を出す。
「誰……なの?」
返事がない。返事がない。怖い。怖い。
…………ふーっ、ふーっ…………
今は、私の荒い息しか聞こえない。そうだよ、気の……せいだよね。
…………ふーっ、ふーっ…………
息しか聞こえない。よし、決めた、振り向こ
――――ダンダンダンダンダン
ダンダンダンダンダン
荒い靴音は、確実に私の後ろで聞こえた。
「ひぃっ。誰!? 誰なの!?」
私の問いには、誰も答えない。
そして。ばつん、という音がして、電気が消えた。教室は深い闇に包まれる。
怖いよ。おねえちゃん助けて。怖い。みなみちゃん助けて。怖いよ。怖いよ。
――――ひた、ひた。
音は私の後ろから、私の直ぐ後ろから聞こえた。
はーっ……はーーーっ……
「みなみちゃん……おねえちゃん」
助けて、助けて。私は助けを求めるしか出来なかった。
――――ひた、ひた、ひた、ひた、ひた。
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 21:41:36.04 ID:g9SjOfz40
後ろに……居る。
やだよ、やだよ。たすけて、たすけて、たすけて、たすけて。私はずっと願った。
そしてどれくらい時間がたったのだろうか。ぶうん。という音がして消えていた電気がついた。
……電気がついた。助かったの、かな?
「ゆたか」
と、背中からみなみちゃんの声がした。
私は安心して振り向くと。
深い闇があった。
「ふりむいちゃだめ」
「ゆたか、薬もってきたよ。……あれ、いない。トイレにでも行ったのかな?」
世にも
奇妙な
らき☆すた
白石「インターネット、便利ですよね。しかし見てはいけない事も中にはあるでしょう。
でも大丈夫。最後まで見れば解決策が……あれ、おかしいな。動かない」
支援
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 21:43:03.53 ID:5QNbu6mU0
なるほろ
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 21:46:03.54 ID:G1/BRPB4O
イイヨイイヨー
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 21:49:47.63 ID:g9SjOfz40
一昔前の世にも奇妙な物語っぽく不条理な感じにしてみた
KOEEEEEEEEEEEE!!!
余分な説明とかないのが逆に怖い。怪談らしくてイイ
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 21:58:05.65 ID:7GMXxInMO
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:06:00.87 ID:iYNngdW30
ほ
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:10:09.03 ID:jivEMsNh0
>>423 いいね!!
テレビゲームで人殺す小学生ののやつ思い出した
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:12:58.48 ID:wJLfAk7pO
みんなすげぇ!!
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:15:48.90 ID:coXvhK12O
このスレはシリーズ化すべき
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:16:37.36 ID:hCF3YfCAO
みんなGJすぎる
ママさんが、いしだあゆみで再生されるんだぜ
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:17:11.50 ID:rrm7629bO
おもしろい
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:18:24.00 ID:g9SjOfz40
ゆいねえさんだったらギャグできそうだよな
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:18:39.63 ID:jivEMsNh0
>>429 パート化とかゴミすぎるから絶対やだ
師ね
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:24:47.52 ID:hCF3YfCAO
保守!
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:29:07.22 ID:G1/BRPB4O
パート化は流石にNG
しかしらきすたである必要性がww
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:30:58.28 ID:1hsUkMXX0
こういうスレは単発だからこそ良いもんだよな
パート化すると大抵クオリティ落ちちゃう
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:31:40.32 ID:Qo9tBY1SO
ほ
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:36:36.28 ID:hCF3YfCAO
☆
さ
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:44:41.69 ID:SEVWVdne0
保守
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:45:01.06 ID:7GMXxInMO
☆
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:53:25.73 ID:rrm7629bO
つ
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:54:16.28 ID:hCF3YfCAO
捕手
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 22:57:14.55 ID:S5zUakLWO
ら
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:00:51.77 ID:hCF3YfCAO
き
☆
ひ
け
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:14:32.93 ID:hCF3YfCAO
高
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:15:14.70 ID:hCF3YfCAO
良
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:15:52.24 ID:hCF3YfCAO
み
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:16:25.34 ID:hCF3YfCAO
ゆ
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:16:57.01 ID:EMYsmRm20
き
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:17:02.58 ID:hCF3YfCAO
き
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:17:15.62 ID:rRw1FYJSO
みなみんがない…
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:17:57.05 ID:S5zUakLWO
き
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:18:05.91 ID:hCF3YfCAO
泉
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:18:42.91 ID:hCF3YfCAO
そ
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:19:18.47 ID:hCF3YfCAO
う
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:20:03.47 ID:hCF3YfCAO
じ
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:20:12.95 ID:EMYsmRm20
じ
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:20:35.70 ID:S5zUakLWO
次はまだか
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:21:50.11 ID:hCF3YfCAO
タ
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:22:05.56 ID:EMYsmRm20
モ
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:22:23.71 ID:aIYpjzgf0
リ
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:25:07.61 ID:hCF3YfCAO
柊
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:25:16.88 ID:idEo/nl6O
部
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:27:19.97 ID:hCF3YfCAO
花
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:27:35.34 ID:1hsUkMXX0
無駄にレス消費するなよ
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:27:59.45 ID:wBReMhDw0
沢
>>470 あと残ってるの一応先生だけなんだし、500もいらないんじゃね?
・・・・まさか、俺の嫁で超大作を・・・・!!
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:37:07.19 ID:EMYsmRm20
レスを消費
レスを消費ね
☆
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/09(水) 23:58:37.95 ID:hCF3YfCAO
黒
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 00:06:15.63 ID:5mR5qxi2O
ほ
☆
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 00:19:43.96 ID:Y0RKXzFS0
も
もう寝る…
あとは頼んだ…
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 00:45:38.27 ID:1VBIdvjEO
☆
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 00:51:35.02 ID:gOTdyBFnO
>>1です
保守してくれた人ありがとうございます
11時半にはもう帰ってきてましたが重くてスレを見る事すらできませんでした
あと20分程で終わります
待たせてなんですがいい出来とはとても言えないんであんまり期待しないで待っててください
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 00:56:56.55 ID:arsLaCFdO
キタアアアアアアアアアアアアアア
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 00:57:58.91 ID:0OLWKN+O0
待ってたぞ
ただいまん……ま
ちょうど1乙!
俺の嫁はこなた・かがみ・つかさ・みゆきさん・ゆーちゃん・ひよりん・やまと・ひかげ・あきら様
このうち出てないのはひよりん・やまと・ひかげ・あきら様か……
書くとしたら俺としてはあきら様が一番書きやすそうだなぁ
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:10:15.30 ID:h3ILJuQd0
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:14:43.33 ID:quR7fL7JO
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:14:45.91 ID:gOTdyBFnO
それでは
>>407から
ななこ「そら会いたいわ…でも…アイツはもう…」
ななこ(死んでもうたからな…)
ママ「そうみたいね」
ななこ「…へ?」
ママ「できたら会わせてあげたかったんだけど、私にできるのはこれくらい」
ななこ「ママ?さっきから何…言うてん…」
ななこ(アレ…何か急に眠たく…)
…
……
………
ななこ「…ぅんん…」ななこ(ここは…私の部屋…?)
ゴンッ!!
ななこ「イッた〜ってあわわ…」
ドサドサドサドサ
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:16:03.45 ID:gOTdyBFnO
ななこ「あぁもう最悪や!記憶なくすわ、酔いつぶれるわ、全く…うん?なんやコレ?」
オルゴール…
ななこ(こんなん買った覚えないで)
蓋をあけると小さな人形が回る仕様になっているが音が出ない
壊れてるのかと思って振ってみた
―カラカラカラ
ななこ(歯車に何か入ってる…手紙?)
ななこ「嘘…」
あの人の文字だった…
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:17:05.96 ID:gOTdyBFnO
昨日はごめんな
面と向かって話すのはどうも照れくさくて
こういう形で伝える事を許してほしい
どこが好きかだったよな
それはなお前の真直ぐなとこ
面接落ちまくって弱気になってる時もお前が励ましてくれたから頑張れたんだ
「ビシッとせんかビシッと!」って思い切り蹴っ飛ばしただろ?
あの時の事は本当に感謝してる
お前が弱気になった時は俺が死ぬ気で助けてやるからな
まあお前が弱気になることなんかないか
ps 恥ずかしいから手紙読んでも絶対知らんふりしろ!!
大好きなななこへ
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:19:42.27 ID:gOTdyBFnO
ななこ「………アホ」
ななこ(死ぬ気でってアンタ本当に死んじゃったじゃない…)
ななこ「うえ〜ん」
「〜♪」
ななこ「!」
ななこ(これは…私が好きだった曲…)
あの人の声が聞こえた様な気がした…
………
ななこ「はーいみんな!席につけ〜!」
ガラッ
こなた「ストーップ!遅刻じゃないですぅ!」
ななこ「また徹夜でネトゲーか!ったくなんちゅう頭しとんねん!」
こなた「うう…」
ななこ「ビシッとせんか!ビシッと!」
―もう迷わへん
世にも
奇妙な
らき☆すた
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:20:48.43 ID:zzcyMKpu0
せつねえええ
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:20:49.69 ID:B0iqtLzIO
乙!
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:21:13.11 ID:h3ILJuQd0
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:21:18.48 ID:gOTdyBFnO
白石「人は成長して行くにつれ何かを忘れて行くものです」
白石「生きていくために大事な何か忘れていませんか?」
白石「次に奇妙な扉を開くのはあなたかもしれません」
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:21:27.82 ID:+sVtQdO4O
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:22:05.94 ID:quR7fL7JO
ななこぉぉぉぉぉぉぉ
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:23:06.43 ID:Du18DUAm0
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:23:24.14 ID:zzcyMKpu0
サラっといい話で終わる
いいじゃあないか!!!
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:23:48.86 ID:gOTdyBFnO
待ってくださった皆さん本当にありがとうございます
感動系は自分にはやっぱ難しかったです
他の作者さんも本当にありがとうございました
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:24:05.20 ID:arsLaCFdO
乙です!
いやぁいいスレだった
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:25:09.77 ID:zzcyMKpu0
あぁ・・良スレとはまさにこんな感じだよな
久々に丸2日ひっついてたぜ
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:37:41.51 ID:0OLWKN+O0
良スレだった
流れも静かでクオリティも高くて、ここ最近のVIPでかなり良いスレだった
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 01:49:02.20 ID:t1x2VOikO
みなみんは胸にまつわる話だよな?
タイトル的にみなみはほんわかした話にもっていけそう……かもねw
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 02:01:23.05 ID:Jg7eZSI/O
久しぶりの良スレ
おもしろ系があってもよかったな
みさおはおもしろ系を想像してたんだがw
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 02:07:27.73 ID:h3ILJuQd0
>>507最初そのつもりだったんだが、力及ばずだった。面目ない。
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 02:26:22.80 ID:Wh19Ofn5O
いまさらだが、なんという良スレ
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 02:55:01.97 ID:uuazoGAgO
ほ
ひよりん、あきら様で考え中だが、なかなか思いつかないなぁ
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 03:12:55.17 ID:7Y85pgOL0
ほ
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 03:13:42.89 ID:gOTdyBFnO
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 03:26:12.63 ID:Wh19Ofn5O
高
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 03:34:46.66 ID:NapwIUInO
今気付いたがつかさの
『幸せリボン』って
『死合わせリボン』だったんだな
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 03:59:06.78 ID:TfZa1o5R0
なるほど、だからお手手の皺と皺を合わせて・・・なのか
ひよりんの原案はできたから、今からプロット→本書きいくわ
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 04:34:46.50 ID:ymPOk/nUO
がんばれ!
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 05:12:39.62 ID:Wh19Ofn5O
つか、俺は朝ばっかりだなw
たまには夜のゴールデンタイムにも投下してみたいわw
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 06:20:19.59 ID:pqrqx7Uh0
まだあったかww
ほ
>>520 こういう時間帯だと書いてる間落ちるんじゃないかって不安になるよな
>>521 だよなぁw
ゴールデンに出たい……あきら様の気持ちもこんな感じなのかな
プロット終わったから本書きに入るよ
設定とかわかんねーとか思ってたら、自分が入学案内持ってたのを後から思い出したわw
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 07:14:45.52 ID:JqsdfzEpO
期待して待っているのです
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 07:20:07.54 ID:nKLoYjSMO
なんだかんだで人気あるな、らき☆すたは
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 07:23:34.38 ID:pqrqx7Uh0
俺の嫁のゆーちゃんがいるからだなwww
いかん、睡魔が……
既に本書きには入ってるけど、今すぐにとは無理そうだ
誰か夕方位まで保守をお願いできるかい?
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 07:51:55.51 ID:t1x2VOikO
ほしゅ
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 08:13:48.65 ID:6CWIARscO
ほ
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 08:23:22.30 ID:540FPfNYO
今更だがだか黒井先生編読了。
一瞬標準語に戻る所とかもうね。泣いたね。
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 08:42:58.77 ID:UwcKVE9NO
ほ
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 09:00:56.20 ID:uuazoGAgO
泉
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 09:07:34.01 ID:nCFHTDOY0
これはおもしろい
ほ
みなみので「ぴったりブラジャー」ってのが思い浮かんだ
オチは思い浮かばないから書けないけど
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 09:30:47.24 ID:Rz/J+IXOO
三日目か 今日もほす
>>534 なんか世にも奇妙ってより週刊ストーリーランドみたいだ
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 10:18:33.58 ID:540FPfNYO
☆
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 10:20:54.21 ID:COxWareaO
で結局ゆたかの話はどうなったの?
続きがものすごく気になるわけだが
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 10:29:17.39 ID:0OLWKN+O0
世にも奇妙は不条理って感じだけど、週刊ストーリーランドは不気味って印象を受けるな
このスレ、静かに続いてって欲しいな
らき☆すたはアニメでしか見たことないから、書こうと思っても書けん・・・
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 10:46:24.17 ID:gERojYZ2O
あげ
今読み終わったがおもしろい
ちなみに俺もアニメしか見たことない
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 10:50:40.16 ID:P89O2XmA0
アニメは原作に忠実だと思うが…
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 10:58:34.20 ID:B7nnJ/980
世にも奇妙な物語は武田しんじが演じてたチェスの話が一番好きだ
そうじろう「あっれー? おかしいなぁ」
こなた「お父さんどうしたのー?」
そうじろう「いやな、ペンがないんだ。あれがないと仕事が出来ん」
こなた「ふーん。引出しの奥とかに入ってるんじゃない?」
そうじろう「そうかなぁ。……お! あった! けど俺のじゃないな。英語でなにか書いてあるようだが」
こなた「この際ペンなんてなんでもいいじゃん。早く書いちゃいなよ」
そうじろう「んー。J、K……あとは読めん。まぁこれでいいか」
「誰のペン?」泉そうじろう
そうじろう「よし、書くか! ……といってもアイデアなんてちっとも浮かんでないんだよな……」
そうじろう「うーん……ん? なにか浮かんできたぞ?
ちょっと書いてみるか!」
カリカリ……
そうじろう「まだプロローグだがこれはいい作品になりそうだ!
よし! 今夜は久しぶりの徹夜だ!」
カリカリカリカリ……
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 11:17:23.87 ID:0OLWKN+O0
おお
何かそうじろう編ktkr?
546 :
眠い……:2008/04/10(木) 11:29:01.41 ID:C+KqxXue0
チュンチュン
そうじろう「あー眠い……しかしこれはいい文章が書けたぞ! 続きは明日書くとして今日はもう寝るか」
こなた「おはよー。ってお父さん寝てるよ。ほら風邪ひくから布団で寝なさい」
そうじろう「うーん……」
その晩……
そうじろう「でな、そのペンで書くと不思議とアイデアが湧いてくるんだよ」
こなた「へー。どんなペンなの?」
そうじろう「ちょっと待ってろ、すぐ取ってくるから」
そうじろう「っとっとっと……うわっ!」
こなた「どうしたのお父さん! って階段から落ちたのね」
そうじろう「いたたたた……大丈夫大丈夫。いてて」
こなた「あーもうペンのことはいいから今日はもう寝な!」
そうじろう「いや、今日はあの原稿を書かなきゃならんのだ! 今日も徹夜になるぞー!」
こなた「そうですか……まぁあたしは寝るよー。おやすみ」
そうじろう「おやすみー。よし書くか!」
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 11:53:27.89 ID:T5M0PxYVO
ぬう
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 11:58:00.74 ID:WTafr98d0
ほ
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 12:06:17.76 ID:zjjcv7fJ0
新シリーズですか?
ほしゅ
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 12:40:35.96 ID:0OLWKN+O0
ほ
age
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 13:00:56.06 ID:7Y85pgOL0
保守
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 13:23:28.39 ID:KS/DGrZHO
期待保守
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 13:28:34.84 ID:540FPfNYO
支援
保守総一郎
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 14:00:37.55 ID:6CWIARscO
ほす
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 14:38:45.52 ID:540FPfNYO
紫煙
絶対に保守
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 15:28:21.93 ID:tdr1gem7O
保守
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 15:46:10.35 ID:540FPfNYO
☆
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 15:59:28.30 ID:uuazoGAgO
うほっしゅ、
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 16:13:25.61 ID:1VBIdvjEO
柊
か
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 16:17:25.57 ID:r0yk9Ud70
「らき☆すたキャラ全滅」――永森やまと
美水「突然ですが書くの疲れたんでらき☆すたキャラは全員死んでもらいま〜す」
こなた、つかさ、かがみ・・・・・・次々と倒れていくらき☆すたキャラ
そして最後いよいよ自分の番が――!!
やまと「!!!(嫌だ!死にたくない!!)」
ハイ
美水「以上で〜す。私の次回作にご期待下さ〜い。」
やまと「え?」
白石「え、誰?」
世にも奇妙な
らき☆すた 保守
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 16:30:17.57 ID:Rz/J+IXOO
ほ
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 16:34:54.58 ID:W4ClD03pO
補修
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 16:37:35.54 ID:L1MOKPPt0
思い出を売る少女
病に倒れた父を救うため、思い出を売って金にするこなた
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 17:01:16.18 ID:pqrqx7Uh0
もう一本書こうかなと思ったがグロにしかならん
おお、三日目かみなさん保守乙です
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 17:16:23.84 ID:zzcyMKpu0
>>567 小堺のやつだっけ?
小学生だったがアレは泣いたな
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 17:23:21.65 ID:Az9Vx2lr0
ほ
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 17:49:03.22 ID:UwcKVE9NO
ほ
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 18:02:59.88 ID:CXSQAK65O
保守
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 18:29:48.92 ID:+9yG/8qP0
はいやああああああああああ
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 18:32:02.92 ID:DHfAOcmsO
馬鹿ばかり
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 18:40:54.45 ID:540FPfNYO
☆
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 18:45:13.28 ID:540FPfNYO
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 18:53:56.92 ID:+9yG/8qP0
誰かパティで書いてくれ
乙女労働
背景ゾンビ
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 19:11:45.20 ID:540FPfNYO
☆
朝汽車の男 泉そうじろう
通勤通学ラッシュの電車に乗り込むそうじろう。そこには…
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 19:20:25.32 ID:mDCe06SfO
てかてか
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 19:29:39.51 ID:540FPfNYO
保守
播種
ただいまんま
今から続きを書くんで、しばしお待ちを
>>583 夜汽車の男じゃねぇかw
あれ好きだわ
自分を見ているようだ
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 19:57:28.12 ID:+9yG/8qP0
おかえりんこ
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 20:00:14.51 ID:VfWRqres0
ただいちんこ
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 20:18:07.33 ID:pqrqx7Uh0
☆
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 20:18:45.85 ID:LIwpqBWjO
ほ
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 20:19:04.26 ID:LIwpqBWjO
ほ
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 20:26:42.17 ID:540FPfNYO
期待
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 20:31:55.46 ID:vU3YJUq50
勝手に
>>415の褌を借りてみる
スマン!!
『インターネット』 小早川ゆたか
ある日、ゆたかはこなたに進められたホームページを見ていた。
そこはなんとも愛らしい画像が集められたサイトで、彼女もそこをちょっと気に入ってたのだが……
『三日後 オ前ヲ 迎エニイク 逃ガサナイ』
「何……これ?」
その一文を前に、ゆたかが凍りついた。
突然画面が暗くなって、その文章からまったく動かなくなったのだ。
「ヒッ……!」
何か嫌な物を感じた彼女は、そのままベッドで布団を被った。
「田村さん……それ、ホント?」
「ええ、マジにヤバイみたいッスよ。この前、隣の高校でも一人行方不明になったみたいッス」
学校にて、昨日のメールについて友人に話してみたら、田村にとんでもない事を聞かされた。
いつの間にかデスクトップに表示されるテキストドキュメント、それを開いたら三日後にいなくなると言うのだ。
それを聞いたゆたかの身体は震え始める。
「大丈夫……、ゆたかは私が」
すぐ近くで、またよからぬ妄想の世界へダイブするひよりを傍らに、休み時間終了のチャイムが鳴った。
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 20:44:10.84 ID:vU3YJUq50
その放課後……
(すっかり暗くなっちゃった……)
季節は冬、五時を過ぎればあっという間に太陽はその姿を地平線へと隠してしまう。
今日はみなみもひよりも、部活や委員会やらでいない。
よって彼女は一人で帰宅しているのだが……
「―――――――ヒッ!!」
背後から何かが近づいてくる気配。
それだけで臆病な少女は震え上がる。
周りを見ても自分しか居ない……
一瞬だけ振り向いて、すぐに彼女は駆け出してしまう。
もしかしたら普通の人なのかもしれないが、もうゆたかにそんな事を確認する余裕は無かった……
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 20:48:27.24 ID:vU3YJUq50
次の日もまた同じ目にあった。
昨日の事もあり、一人だけで学校を抜け出す。
校門を出てしばらく走ってから、誰かと一緒に居た方がよかったのではと思ったが、もう遅かった。
立ち止まったところで肩を強く捕まれる。
「放して!」
そのまま振り払う。
ようやく駅に着く頃には膝が震えている。
身体に無理をさせてしまったためだろう、その場でモドしてしまった。
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:00:03.10 ID:vU3YJUq50
「ゆたか、何があった?」
「何でも無いよみなみちゃん……」
さらに次の日、つまりあの文章を見てから三日後……。
ゆたかはみなみの顔を見る事も無く席に着いた。
──────やっぱり本当だった。
先日、先々日の恐怖がゆたかの判断力を奪っていた。
(みなみちゃんを……巻き込んじゃいけない)
あまりに純粋な少女であるが故に、狂気を持った今……それは見当違いの方向へと進む。
(何が来たって、私は負けない……)
ゆたかは、家から持ってきた出刃包丁がカバンにあるのを確認した。
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:00:18.81 ID:vU3YJUq50
放課後、グラウンドではまだ陸上部が声を上げているが、すっかり日が暮れてしまっている。
ゆたかは未だに学校の廊下で佇んでいた。
いざ『アレ』との対決になった場合、暗闇では不味い。
本能的にそれを感じ取った。
だから灯りのあるここに陣取っていたのだが……。
「!?っ」
頼りの灯りが突如として全て消えた。
「……………………!!」
あまりもの恐怖に声も出せない。
もう、自分にやってくるであろう何かに立ち向かおうなんて気は何処かに離散してしまった。
(助けて……!!)
後ろに近づいてくる気配を感じながら、ゆたかはそれだけを思う。
(助けて……、怖い、怖いよ……!!)
頭を抱えて蹲っても、恐怖から自分を守る存在は見当たらない。
暗闇の中、彼女はただひたすら震える。
やがて肩に手を置かれた瞬間────
「イヤアアアアアアア!!」
咄嗟の生存本能、ゆたかはカバンの中から取り出した包丁を横に振るった。
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:00:35.65 ID:vU3YJUq50
泉家、そこでこなたが電話越しにかがみと話している。
「いやー、ゆーちゅんのあの怖がりようったら無かったねー」
『ちょっとアンタ、そりゃやりすぎでしょ。ゆたかちゃんホントに怖がってんじゃない?』
「うーん…そかな?」
『アンタねぇ……そんなんじゃ何時かゆーちゃんやさぐれるわよ』
「う、うん。家帰ってきたらちゃんと謝らないとね……」
こなたの見る先には、例の呪いの文章。
そこから数秒経つと、AAと共に侘びの文章へと切り替わる。
そのサイトは、元々誰かの悪戯心で作られたトラップサイトだったのだ。
こなたのそれはほんのちょっと、可愛い妹を怖がらせてやりたいと言う悪戯心の代物だった。
「あ、そういえば……」
原稿にペンを入れながら、ひよりは思い出す。
「そういえば、あの話がウソだって言ってなかった!!」
そのまま机に突っ伏してしまう。
幾らなんでも、『子供が何人も死んだ』っていうのは悪趣味すぎた、と自己嫌悪に落ちいったのだ。
それは、数日前ゆたかに話した悪趣味なウソ。
ゆたかを見守るみなみと言う構図があまりに微笑ましかったが故の悪乗りだった。
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:01:37.23 ID:vU3YJUq50
「あ、そういえば……」
原稿にペンを入れながら、ひよりは思い出す。
「そういえば、あの話がウソだって言ってなかった!!」
そのまま机に突っ伏してしまう。
幾らなんでも、『子供が何人も死んだ』っていうのは悪趣味すぎた、と自己嫌悪に落ちいったのだ。
それは、数日前ゆたかに話した悪趣味なウソ。
ゆたかを見守るみなみと言う構図があまりに微笑ましかったが故の悪乗りだった。
夜の学校にて……、
「ゆたか……」
みなみは今朝のゆたかの表情を思い出す。
白い顔に刻まれた深い隈……精神的にまいっているのが見て取れた。
先日、先々日と彼女の背中を追って、機会があれば話を聞いてあげたいと思った。
悩みがあるなら力になってあげたいと思った。
誰よりも大切な友達……、
「あ……!」
曲がり角を曲がると、老朽化のためか電灯が消えた廊下。
その真ん中にゆたかが蹲っている。
声をかけるのも忘れ、彼女はゆたかへと駆け寄る。
それは、誰よりもやさしかったが故。
親友を救ってあげたいという行動だった……。
再び電灯の点った廊下で、ゆたかはその殆どが紅く染まった、緑色の髪の毛を見下ろしていた……
世にも
奇妙な
らき☆すた
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:04:21.63 ID:vU3YJUq50
白石「呪いや悪霊より怖いのは悪意を持った人間だとは言います。
ですが、それ以上に恐ろしいのは悪意の無い人間なのかもしれません」
※『いんたーねっと』では無く『インターネット』なのは、別物だからと思っといてください
俺の嫁が…
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:09:56.04 ID:540FPfNYO
他人の褌借りたらせめて昇華させようよ
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:11:14.19 ID:arsLaCFdO
まぁ…乙
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:15:47.47 ID:N2K8Wv6a0
どの作品も読み終わったあとに鳥肌たつなw
乙
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:17:03.72 ID:8JqiIzMzO
不条理エンドだな、乙
乙
ひよりんは3、4分の1はできたかな
今日中には投下できると思うよ
いい時間帯なんで他の人も投下してくれることを祈りつつw
テュロックやりてぇ
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:18:19.44 ID:tdr1gem7O
話の下りは悪かないが最期の白石は少し無理矢理やないか?
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:20:25.48 ID:CljZ+S3K0
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:20:28.57 ID:KS/DGrZHO
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:23:15.82 ID:+9yG/8qP0
もっもっ
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:26:40.67 ID:alDVE4bEO
白石祭 白石みのる
何も言うまい保守
山田祭りかwwww
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:33:45.59 ID:alDVE4bEO
「世にも奇妙な〜」のパクリならできるんだが皆凄いぜ
保守
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:34:20.49 ID:/mmWhcom0
>>587 あれか
オニオンリングに負けた男かwwwww
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:35:33.99 ID:0OLWKN+O0
あの男は切ないと言うか何と言うか・・・
あれだけ計算してたのにね・・・
ひよりんに期待
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:39:27.91 ID:tdr1gem7O
「世にも奇妙な〜」は地獄が満員になって悪い事してりゃ死ななくなる話と映画版の携帯忠臣蔵が印象深いわな
戦争がらみと都市伝説がらみで思いついたが白石の語りが思いつかんしつまらん
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:42:29.77 ID:/mmWhcom0
あったな〜、そんな話
地獄のは、最後天国が満員になって良い人増えるんだっけ?
携帯は過去に携帯がタイムワープするやつか
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:46:41.06 ID:tdr1gem7O
>>618 話はそーなんだが誰が演じてたのかがわからん
なんか悪役でよくでるオッサンだった気がするが
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:49:43.16 ID:540FPfNYO
金太郎でヤマトの社長だったひと
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:50:31.21 ID:pqrqx7Uh0
願 岩崎みなみ
「おい」
部屋でうとうとしていると、誰かに呼ばれました。私は辺りを見渡します。
誰もいません。母は出かけていて、家には私と愛犬のチェリーしかいません。
「おい、みなみ」
また呼ばれました。名指しです、明らかに名指しです。
少し怖いので窓の外を見てみます。誰もいません。気のせいという事にしてしまいましょう。
チェリーが私のところに来ました。不安でいっぱいな飼い主の気持ちを察するとは……やるな、チェリー。
私が愛犬の忠義の心に打ち震えていると、また声がしました。……私の膝元から。
「おーい、みなみちゃーん」
声の発信源が分かり一安心です。嘘です、安心できません。主に私の脳の具合が。
「あのさ、ちょっと話があるんだ」
「えっと……チェリー?」
私はおそるそるチェリーに話しかけました。当のチェリーは間抜顔であくびをしています、羨ましいものですね。
「そーだよ、チェリーだよ。よしっ、とりあえず僕のおやつ持ってこよう、なっ」
なにがとりあえずなのでしょうか? しかししょうがないので、私は台所から犬用のおやつをもってきました。
まったく、飼い主を働かせるとは……さっきの忠義の心とかは取り消しにしましょう。
私はチェリーにおやつをあげました。おやつの袋は横に置いておきます。
「ああ、どうも。じゃあ本題に入ろう」
唐突な犬です。こんな子に育てた覚えはありません。しかし文句を言っても始まりません。私はチェリーに問いました。
「なんで喋れるの?」
「夢的なものかな?いや、夢的なものかな?」
「……なんで二回も言うの?」
・・・・・・・・・・
「気にするな。それはとてもささいなことだ」
チェリーは顔に似合わわない渋めな声で言いました。
ちなみになぜ強調したのかは話が進まなそうなので聞かない事にします。
「何だ、なぜ強調したかは聞かないのか?」
聞いてほしそうなので、とりあえず聞いてみます。
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:52:15.55 ID:0OLWKN+O0
>>619 金太郎の会長役やってた、津村雅彦って人が演じてなかったっけ?
携帯の方は役所広司さんと八嶋さんか
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:53:47.65 ID:pqrqx7Uh0
「……なんで強調したの?」
・・・・・・・・・・
「気にするな。それはとてもささいなことだ」
自分で聞かないのかって言ったのに。
「ふんっ、なぜ私が喋っているかだったな?」
それはもう解ってるし! 偉そうだしっ! 一人称が私になってるしっ!
なんだかどんどん私の中のチェリー像が崩れていきます。以前バウリンガルで喋らそうと思った私への罰なのでしょうか?
「まあ、そんなところだ」
心を読まれてます。
「でだ。今日はな、いつも世話になってるし一つ願いとかを叶えてやろうかな、と」
とりあえず飛びついておきます。
「じゃあ私の胸を……」
「先走るなっ!!」
怖い! 怖いよチェリー! というか意味が分からないよ!
「安心してくれマスター。これを書いてる奴も分かっていない」
書いてる奴……だと?
・・・・・・・・・・
「気にするな。それはとてもささいなことだ」
……もういいよ。とりあえず。
「さて、では願いを聞こうか?」
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:54:38.64 ID:tdr1gem7O
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 21:58:46.05 ID:pqrqx7Uh0
きえちゃった
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 22:03:07.21 ID:ELloe4x10
期待
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 22:03:21.77 ID:+9yG/8qP0
バロスwwwwwwwwwwwwww
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 22:03:40.50 ID:PZslaMCQ0
アホスwwwwwwwwwwwwww
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 22:10:35.76 ID:0OLWKN+O0
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 22:15:22.20 ID:ANSCzD1CO
プロットできたけど、なかなか文章におこせないぜ
友達何人かできたのはいいけど
全くと言っていいほど笑いのツボが合わない。
正直苦しい・・どうすれば・・
ガタンガタン ガタンガタン
『次は〜』
「いいなあ朝の電車は…夢のようだ」
「黒白ニーソニーハイオーバーニーくるぶしソックス…」
「カメラが使えないのが残念だが、こんなに密着できる空間は滅多に無い」
「黒黒白間にニーハイを挟んで白くるぶし黒白と楽しむべきか…いや一度上半身も…」
「ピンクなんてのもあるのかこれは新し…ん?あれは!?…」
「…背丈といいふいんきといい…さらに女子高生にも拘らず履いているのは使い古したスニーカー…」
「……これは…間違いなくこの朝一番の!…」
すみません通りますすみません、すみません通してください!
もう少しあと少し…ああ、いま正に…この目前に極上の!
バッ
「!!?……ちいさい…おばさん……」
ガタンガタン ガタンガタン
朝汽車の男保守
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 22:22:35.92 ID:vU3YJUq50
入浴後、岩崎みなみはその髪をタオルで拭きながら、鏡に己の身体を移す。
身体を伝う雫は何処にひっかかる事も無く重力に合わせて床に落ちていった。
「ふぅ……」
女性の身体は26まで成長すると言うが、それでも成長期と言われる時期は終わった。
もう将来に期待しても無駄なのだと思うと、どうしてもため息が漏れてしまう。
部屋に戻って窓を開けると、天気の神様は彦星と織女に気を使ってくれたようだ。
今日は七月七日の金曜日、つまり七夕。
みなみは窓辺に飾られた小さい葉竹を見やる。
「……………………」
ぶら下げた短冊に書かれた文章、こんな物をもし誰かに見られたら……ゆかりさん辺りにはネタにされるだろうと思う。
実際に願いが叶うなんてありえないのも分かっている。
だが何時からか、毎年恒例となった事を止める事はできなかった。
『胸がみゆきさんくらい大きくなりますように』
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 22:22:36.57 ID:QqVStn490
自分好きか自分嫌いか聞かれたとき、俺は必ず嫌いと答えた
おととい、そのことについてかんがえてみた、果たして俺は本当に自分が嫌いなのだろうか
そしてこう考えた。
たとえば自分とまったく同じ容姿で性格も考えていることも同じで、でも話すことはできる。その人と話をしたとき、「この人いいな。」とかおもったら自分が好きっていうこなのだろうか。逆に「この人苦手だ。」とかおもったら自分が嫌いということなのだろうか。
俺には俺のことをまるでコピーみたいに話し方や癖など、すべて真似してくる友達がいる。そいつと話してるといらいらするし、顔も見たくないと思うときもある。
だからこの考え方でいけば俺は自分が嫌いなのだろうかと思う。
でもそれは俺の中でそれぞれに性格はあるものっていう常識ができてるからで、友達が俺と同じ性格なのはおかしいと感じてるからその友達が嫌いなのかもしれない。
だから今から会う人はあなたのコピーですなど言われたら俺は納得できるのかもしれない。てことは俺は他人は他人っていう常識ができてて壁をつくっているんだな。
どうでもいい保守
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 22:25:39.06 ID:PEHM+QBa0
追いついたZE☆
どうやったらこんな秀逸なシナリオ書けるんだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
是非コツを教えていただきたい!!
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 22:26:12.25 ID:tdr1gem7O
>>633 ちょWWWお前これ「世にも奇妙な〜」じゃなくてもうただの現代風落語じゃねーかwww
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 22:30:19.37 ID:vU3YJUq50
「ふぅ…………」
二度目、今度はさっきよりも大きなため息。
貧乳がステータスだと自身を持てるこなたが羨ましい。
高身長で胸だけが無い……こんな自分に一体何の価値がある?
その上、お世辞にも愛想も良いとは思っていない。
女としての魅力が何一つ無い、そう言った想いが彼女を締め付けていた。
「今年で最後にしよう……でも……」
彼女は再びペンを執って、短冊にその達筆な文字をつなげていった。
『ゆたかのように、笑顔を出せるようになりたい』
『田村さんのように、絵がうまくなりたい』
どうせ叶わないのだ、この位願ったってバチは当たるまい。
再び短冊をぶら下げる。
毎晩寝る前にホットミルクを飲むのが彼女の習慣だったが、それをするつもりもおきない。
みなみはベッドに入ると、そのまま眠りへと落ちていった……。
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 22:36:09.68 ID:vU3YJUq50
やけに寝苦しい……。
太陽はまだ昇りきってはいないのに、目を覚ましてしまった。
「う〜ん……胸が苦しいよう……」
………………、自然と出てきたその言葉に本人が不自然を覚える事は無い。
なんとなく、パジャマがキツイような気がする。
そう思って胸をさすってみると……
「あれ? ふぇ?」
女の子のような愛らしい声があがる。
普段のみなみからは考えられない。
だがそれ以上にありえない事としては……。
「こ、これって……!」
パジャマを脱ぐと、みなみはかがみに自分の姿を映した。
そこには、かつての平原など何処にも存在しない……。
富士山、いや! ヒマラヤ山脈!!
「ふぇ―――――!?」
緊張感0をぶっちぎってマイナスな悲鳴が、岩崎家に響いた。
『吸収』 岩崎みなみ
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 22:46:49.73 ID:SMCSHFFV0
ほ
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 22:48:00.98 ID:Wh19Ofn5O
>>625 とりあえずチェリーのCVが若本と言うことだけはわかった
続き期待
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 22:51:04.19 ID:gOTdyBFnO
ウホッ新作きてる
ひよりんラスト
もうすぐうpできるよ
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:02:17.14 ID:540FPfNYO
ガンバレー!
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:12:03.65 ID:vU3YJUq50
「あらー、よかったじゃないの」
数分後、母親に報告した結果がコレだった。
「良くないよお母さん、服とか困ってるんだから><」
「それだったら後でお母さんが買いに行ってあげるから。それにみなみ、前より明るくて可愛いわよ」
「へ?」
そう言われて、ようやく胸以外の変化に気づく。
「まるでゆたかちゃんみたいよ、今のみなみ」
「まさか……」
ようやく思い出した……昨日、短冊にこめた願い事。
それが叶ったのだろうか? いや、まさか。でも……
今、みなみは胸に包帯を巻いている。
そうする事で自分の胸を少しでも目立たせないようにした。
本来なら、母親と一緒に下着を買いに行くまで外へ出たくは無いのだが……。
「チェリー、おいで!」
「ワン♪」
片手にスケッチブックを持ち、みなみは愛犬チェリーを正面に見据える。
チラチラと正面を見ながら、しかし面白いくらいに筆が進んだ。
……20分後。
「すごい……」
驚きながらも、その表情には明るい笑顔。
チェリーの方も飼い主の上機嫌が嬉しいのかワンワンと尻尾を振ってくれた。
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:12:57.65 ID:vU3YJUq50
スケッチブックの中には、もはやもう一匹のチェリーと言って良いほど、細かく模写された犬の姿があった。
「やっぱり願いが叶ったんだ!」
胸、笑顔、絵……普段の自分には存在しない物が一晩で手に入った。
ダメ元にやった事で、積年の苦労がついに報われた。
これ以上に嬉しい事など、ゆたかと一緒に居たときを除けば存在しない。
満面の笑みを浮かべながら、チェリーと一緒になって、まるで少年のように庭を駆け回った。
そこには、周りから『クールでカッコいい』と評された彼女の姿は何処にも無かった。
…………ゆかりにしっかり見られてたりするのは、後のお話。
「ぜぃ……ぜぇー……」
「そんなに汗かくまで、何してたの」
「うん、ちょっと、庭で……」
おかしい……普段の自分ならこの程度でヘバッたりはしないはずだ。
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:13:18.52 ID:vU3YJUq50
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:15:21.41 ID:zzcyMKpu0
>>646 これ以上に嬉しい事など、ゆたかと一緒に居たときを除けば存在しない。
やっぱゆーちゃん大好きだなww
649 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:17:28.74 ID:NapwIUInO
そういえばらきすたのゲームにも『夜にも奇妙な物語』ってネタあったな
タモリがテュモリになってたし
保守
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:27:59.76 ID:t1x2VOikO
まだ残ってた!
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:38:02.17 ID:QqVStn490
ほす
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:40:12.41 ID:zzcyMKpu0
保守すんなよwwwww
こんなスレwwwwwwwwwwww
653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:40:36.93 ID:tdr1gem7O
「この世に偶然など存在しない
あるのは必然だけ」 市原侑子
保守
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:41:13.31 ID:vU3YJUq50
「とりあえず、少し休んだら早く服を買いに行くわよ。何時までも包帯で誤魔化すわけにはいかないんだから」
「うん、分かった……」
そう言った時。
「────痛っ!」
歯に突然走った痛み。
思わず頬を押さえてしまう。
「どうしたの?」
「う、ううん。何でもないよ」
痛み自体は最初だけで、終われば最初から何も無かったかのように収まった。
(何だったんだろう……?)
一瞬、嫌な予感が頭をよぎったが、とりあえず考えるのは後にした。
時々歯の痛みが訪れる事を除けば、それからの二日間、彼女は晴れ晴れとした気持ちだった。
チェリーに心から笑いかける事ができたり、色々な物を書いてみるのも良かった。
ただ、こなたとかがみが二人きりで歩いていたのを偶然見かけ、妙な妄想に走ってしまったのは困り物だったが……。
最初は違和感があった身体も、慣れたもので、二日もすればむしろ誇らしくすら思える。
この胸を見られたら、みんな驚くだろう。
豊胸手術だとかそんな風に思われるかも……。
早く学校に言って、ゆたかに笑顔を見せてあげたい。
田村さんに、自分の絵を見せてあげるのもいいかもしれない。
早く明日にならないだろうか?
日曜日の夜、彼女はまるで遠足を翌日に控えた小学生と同じ状態になっていた。
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:43:38.19 ID:vU3YJUq50
長かった夜を終えて、彼女は真っ先に学校へと向かった。
周りの視線なんて細かい事だ。
早くゆたかに会いたい、ゆたかは何処だろう?
登校中も大げさなくらいキョロキョロとあたりを見渡す。
通学中は見つけられなかったが、教室にゆたかの姿はあった。
「ゆたか!!」
椅子に座って俯いているゆたかに、みなみは駆け寄った。
教室がザワめいた気がしたし、ひよりが居ないのも気になる。
だが、それ以上に不自然な事が一つだけ……。
「おはよう……」
みなみの、ゆたかと笑顔で話し合えると言う希望はその瞬間打ち砕かれた。
「ゆたか……?」
普段だったら、自分に心優しい笑顔を浮かべてくれた小さな親友。
それが今、彼女の表情はまるで氷のようになっていた。
綺麗な緑色の瞳が自分を見るときも、その形を変える事は無い。
口元が、最低限の挨拶をした後動く事も無い。
無表情、完璧なまでの。
支援
じゃあ、ひよりんそろそろ投下始めます
連投規制がどれくらいかわからないんで、数分ブランクがあくかもしれないけどゆっくり待っててね
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:47:57.29 ID:QynQDL8eO
三日ルールだとこのスレいつ落ちんの?
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:49:05.83 ID:XWtUV5tk0
読み手の俺が言っちゃいけないような気もするんだが、他の人が投下してるときに投下するのはどうかと思うんだぜ
おお、スマン
リロードしてなかったわw
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:50:23.16 ID:vU3YJUq50
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:52:20.56 ID:zzcyMKpu0
>>660 だな
ちなみに落ちるのは明日の夕方だからダイジョブ
>>662 いや、先に投下してるほうからやったほうが流れ的にもすっきりすると思うから先に頼むよ
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:53:24.94 ID:vU3YJUq50
666 :
659 :2008/04/10(木) 23:53:33.39 ID:32fFL9hj0
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:57:42.92 ID:vU3YJUq50
>>666 こうして、越前はクリムゾンを手に入れた!
「ゆた…か……?」
「何」
「私……何か、したかな?」
「いや、別に」
眩暈がした。
どうしたと言うのだろう? 何も無いのなら、何でそんな顔をするんだろう?
考えても答えが導き出せない。
気がついたらトイレに駆け込んでいた。
気分が悪い……吐き気も動悸も止まらない。
何か悪い物が自分の身体を流れている。
苦痛に耐えてそれを必死に出そうとするが、上手くいかない。
ゆたかの表情を思い出すと、再び酔っ払い物がこみ上げる。
彼女の表情は、かつての自分を連想させた。
(かつての私!?)
ようやく、一つの答えを導き出す。
(まさか……まさか……!)
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:58:58.51 ID:vU3YJUq50
吐き気を堪えて、ポケットから携帯を取り出す。
震える親指でプッシュするのは、田村ひよりの番号。
今朝からずっと姿を見ない彼女の……。
数回のコールの後、意外にもアッサリと繋がった。
『あ、もしもし? 岩崎さんスか……?』
「う、うん! 田村さん……今日学校には……」
『え、あ。心配かけちゃったみたいッスね……』
ゆたかのような、無言状態では無いが……それでも口調が明らかに暗い。
明らかに重たいものを背負っている、それが読み取れた。
『実はちょっと、悩みがありまして……』
「悩み? 言ってくれる?」
『い、いえ……たいした事じゃあないッスから』
「お願い、言ってみて!」
普段の彼女だったら、ここまで余計な詮索はしないだろう。
だが今回は勝手が違った。
自分の考えが外れている事を祈り、彼女は拝み倒す。
そして、帰ってきた返答は、
『ええ……実を言うと。突然絵が、書けなくなっちゃって……』
みなみは、携帯を落としてしまった。
期待、そして支援
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/10(木) 23:59:44.72 ID:vMbamLYgO
峰岸あやのの話を作ったんで、
ひより、みなみが済んだあとに投下させてください!
wktkしながら待ってます!
6人………だと……………?
いや、パティもいるぜ‥
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:02:47.88 ID:d2RxqqPuO
いやぁ嬉しいねぇ
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:05:12.23 ID:Cohr6HGwO
ここまであきらさまなし
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:06:02.64 ID:ONuQlbDI0
>>670 ハ,,ハ
( ゚ω゚ ) お断りします
/ \
((⊂ ) ノ\つ))
(_⌒ヽ
ヽ ヘ }
ε≡Ξ ノノ `J
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:07:33.16 ID:GB8U+RDy0
>>675 * *
* + うそです
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:15:46.15 ID:qKEBHENc0
『それで、ちょっとスランプから抜け出すために家でデッサンの練習を……あれ、もしもし? もしもーし?』
歯が痛い……。
頭痛と連動しているかのように。
フラフラとさ迷って、向かっていたのは三年生の教室。
「………………」
元々の身長が相まって、得に目立つ事は無い。
もうすぐ授業が始まる、だがどうしても確かめねばならない事がある。
確かめなくても答えは分かっている。
それでも……。
歯の痛みが耐え切れないほど大きくなり、頬に手を当てながら壁に寄りかかる。
丁度その時、
「岩崎さん……?」
彼女の目の前には高良みゆきが立っていた。
みゆきは、バツが悪そうな顔をしながら、胸の前で腕を組んでいる。
そして、そのままソソクサと立ち去ってしまった。
もうその理由を考える必要も無い。
酷くなる頭痛と吐き気、動悸。
それでも彼女は一つの結論を導き出した。
(奪っちゃったんだ、私が)
イイヨイイヨー
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:17:42.69 ID:qKEBHENc0
気が遠くなりそうだった。
短冊によってかなえられた願いは、無償によって叶えられた物では無い。
誰かの長所を奪い、自分の長所としてしまったのだ。
ゆたかの笑顔、田村の画才、みゆきの体系。
それを全て奪ってしまったのだ。
みなみはゆたかの笑顔が好きだった。
ひよりのように、何かに打ち込むのに憧れた。
みゆきの胸に、嫉妬した。
だが断じてそれを強奪したりはしたくなかった。
強奪、自分のやった事はまさにそれだ。
無意識だったなんて言い訳にならない。
答えが確定した瞬間、みなみの全身に重い物が圧し掛かった。
(私……なんて……馬鹿な…事……)
そう思った瞬間、
「──────ゥゥ!!」
みなみの心臓が強烈なほど締め付けられる。
気がついたら、リノリウムの床が頬に触れている。
苦しい、息ができない……。
視界が暗転する……。
支援射撃
wktk
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:18:06.35 ID:qKEBHENc0
とてつもない苦痛に表情を歪ませる。
だが、気絶する事もできない。
それはみゆきの虫歯、ひよりの妄想癖と同じ。
ゆたかの笑顔が自分の物になった瞬間、彼女の病弱さもみなみの物になってしまったのだ。
「クァ………ぁァぁ………」
ようやく手に入れた笑顔。
その笑顔の代償は、この苦痛に満ちた表情だった……。
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:21:33.31 ID:jJlepmCX0
みゆきってそんなに虫歯に苦しんでたんだな支援
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:22:21.24 ID:42VVQtQ90
慣れてないからだな
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:24:25.43 ID:c2AavIvp0
胸が無いみゆき萌え
つかさ編が面白すぎた
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:34:21.15 ID:Ajjx9bAr0
ボキはかがみん編がしゅきれす
おやすみ保守
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:37:30.76 ID:qKEBHENc0
世にも
奇妙な
らき☆すた
白石「世の中、何の苦労もせずして成長できるなんて。
そんな都合のいい話あるはずありません。
結局のところ、努力するしか無いんですよ。
え、これ? いえいえ、何でも無いんです」
『あきら様より人気者になりたい』
白石「おや……話にはまだ続きがあるようです」
みなみが目を覚ましたら、そこは保健室だった。
先ほどの息苦しさ、苦痛は全て治まっている。
傍らでベッドに突っ伏しているのは……あの見慣れた桃色の髪。
見間違えるはずも無い。
寝かしておくべきだろうかと考えたが、ゆたかは自分から目を覚ましてくれた。
まだ目が覚めきっていないのだろうか?
擦っている目元には涙の後がよく見て取れた。
「おはよう……ゆたか……」
「──────ッ!!」
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:39:21.68 ID:qKEBHENc0
弱弱しい力で自分の胸に飛び込んできた。
何も声を出さず、みなみはその頭を撫でる。
─────今はまだ泣いてるけど、後できっと笑顔を見せてくれるだろう
自宅にて、みなみは自分の短冊をその葉竹から外した。
(思えば、私は馬鹿だったんだ……。
胸だとか、笑顔だとか、そんな物持って無くてもいい。
みんなが居てくれれば……)
彼女はその短冊を、窓から捨てる。
もしゆかりに拾われでもしたら災難だが、そなっても丁度いい天罰だろう。
みなみは、自分の胸を撫でた。
「フゥ…………」
そしてため息。
だが、そのため息がこれまでと違う意味であるのは言うまでも無い。
上昇気流に乗ってどこまでも流れていく短冊。
それに寄り添うように、三つの短冊が追いついてきた。
そこにはそれぞれ、こんな事が書かれてた。
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:40:10.65 ID:qKEBHENc0
(私が馬鹿でした……。自分の苦しみを、他人に押し付けるなんて……)
『岩崎さんのような肩のこらない胸がほしいです。それと、虫歯に強い歯がほしいです』
(みなみちゃん……ゴメンネ、私がこんな卑怯な事願っちゃったから)
『みなみちゃんのように身体が強くて、カッコいい人になりたいです』
(いやー、保健室ではいい物見せてもらったッス、これで次の新刊はOKッスね!)
『ネタの神様〜〜〜ヘルプミーッス!』
それを知るものは、誰もいない。
世にも
奇妙な
らき☆すた
白石「結局、自分が短所だと思っている事も他人にとっては羨ましかったりするんですよ。
自惚れも困りますけど、もうちょっと自分に自身を持つ大切さを知ってほしいものですねぇ
ん、あきら様の短冊……どれどれ」
白石「……………………」
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:41:23.01 ID:qKEBHENc0
他人の褌を借りたリベンジとして書いてみましたが……
結局オチが決められず……二段オチに……orz
ダラダラと長くなりましたが、ひより編とあやの編楽しみにしてます……
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:43:22.31 ID:Ajjx9bAr0
書いてから投下が基本だぜ
乙でした
おやすみです
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:44:12.28 ID:4aXyMWEcO
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:45:35.93 ID:n5+xonJc0
久々の良スレ
あきらの短冊
『みのるが早く私の気持ちに気が付きますように』
保守
じゃあ、そろそろひよりの投下行くよ
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:50:55.36 ID:qKEBHENc0
OK!!
こいよ
…ふぅ
ひより「ただいまっと!」
帰宅の挨拶をさっと済ませ、部屋へと飛び込む。
ひより「さっき思いついたネタを覚えてるうちにメモっておかないと!」
ひより(アイディアは同人作家の命ッス)
その命であるネタを失わないため、カバンを放り投げると同時にメモ帳を取り出す。
机に向かってペンケースを開いて――。
ひより「あれ? 私、こんなボールペン持ってたっけ?」
ペンケースの中には見慣れないボールペンが。
その見慣れないボールペンを取り出し、まじまじと見た。
ひより「う〜ん……一見、普通のボールペン。でもあんまり安物というわけでもなさそう」
ひより「色は……黒かな。 インクが少ないから、かなり使い古してるのみたい……」
チェンバーの内のインクは、既に1/4程しか残っていないようだった。
ひより「やっぱり私のじゃないよなぁ……誰かのを間違えてもって帰っちゃったのかな」
今日の学校でのことを思い出すが、ペンを間違えるような場面はなかったはずだ。
ひより「てっ、こんなことしてる場合じゃない!」
自分が今一番果たすべき使命を思い出し、机の上のメモ帳に向き直りペンを構える。
ひより「……あ、あれ?」
……思い出せない。
ひより「おかしい! 絶対面白いのに! 絶対面白いはずなのに……」
がっくりとうな垂れて机の上に伸びる。
ひより(私、なにやってるんだろ……)
不甲斐なさと悲しさが、両方いっぺんにやって来る。
ひより「はぁ……」
顔だけを横に起こし、ペン先をメモ帳の上で適当に走らせる。
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 00:55:39.85 ID:W1v0BQ3X0
良スレ良スレ
「それでは、続いてのニュースです」
家族がテレビでも見ているのか、部屋の外からニュースキャスターの声が聞こえてくる。
「○○県○○市で発生した銀行立てこもり事件についての最新情報です」
「犯人の銃撃を受け負傷していた市内在住の警察官○○××さん24才がつい先ほど、搬送先の病院で亡くなられたとのことです」
ひより(ひどい事件だなぁ……)
極悪非道な人たちが生きている中、そんな勇敢な人たちが若くしてなくなるなんて。
自分はあったこともない、まったく接点のない人のことだけど……なぜか、ふと感傷に浸る。
亡くなられた方ももっと生きていたかっただろうに。
親族の方々ももっと生きてほしかっただろうに。
そこではっとペンの動きを止めた。
適当に描いた図形だか文字だかの中にはっきりとした人の名前。
先ほどニュースで流れた名前だった。
ひより「なんか、不謹慎なことを……なにやってるんだ私!」
耳から入っていた言葉を無意識のうちに書き綴ってしまったのかもしれない。
ひより(なんだかこの人に悪い様な気がする)
それから上体を起こし、メモをくしゃっと丸め、ゴミ箱に投げ捨てた。
「命のボールペン」 田村 ひより
ひより「ふわぁ〜おはようッス……」
まだ完全に起きぬけていない頭でリビングのドアを開ける。
昨日の自分はなんだったんだろうかとぼんやりとし頭で考えた。
きっとたまたま調子が悪かったんだろう。
誰だってなんとはなく気分が浮かない日もある
そう自分で納得させテレビへと目を向けた。
「続いてのニュースです。昨日発生した銀行立てこもり事件で亡くなられた○○××さんですが、昨晩息を吹き返したとのことです。医療関係者の間では――」
ひより(えっ?)
一瞬言っていることの意味がわからなかった。一度死んだ人が生き返った?
もう一度テレビ画面に目をやり、確かめる。
本当にニュースなのか?
ドラマか何かじゃないのか?
しかし、ニュースを伝えるキャスターも、その後ろのセットも、いつも自分が見ているニュース番組のそれだった。
別にエイプリルフールネタというわけでもないだろう。
このキャスターは本気で言っているんだ。
一度死んだ人間が生き返った、と。
しかし本当にそんなことがあるのか?
だとしても何故? 診断ミス?
そこではっと昨日のことを思い出した。
まったく覚えのないボールペン。
息を吹き返した人は、そのボールペンによって名前を書かれた人間。
ひより(もしかして……)
そこで今までの仮説を頭から掃き捨てた。
馬鹿馬鹿しい。
そんなことあるわけがない。
ひより(どんだけアニメやゲームで毒されてるんだ私っ……)
自分らしいと思ってか、軽く吐息で笑いイスに腰かける。
テーブルの上にはお母さんが広げておいたと思われる郵便物が無造作に置かれていた。
それを手で広げて自分宛の物がないかを探す。
ある一枚の紙切れを見つけた所で手が止まった。
『訃報 ○○町 ×丁目の××さんが亡くなりました。つきましては告別式のほうを――』
ひより(でも、もしかしたら……)
静かに息を呑み、自分の部屋にあるはずのボールペンのことを思い出した。
ひより「ハァッ……ハァッ…」
今日は珍しく、帰り道を走って帰っていた。
それにはもちろん、理由がある。
確かめたいことがあったからだ。
ひより「お母さんただいま!」
勢いよくドアを開け放つ。
「どうしたのそんなに慌てて?」
ひより「今日なんか変わったこととかなかった!?」
「変わったことって別に……お買い物に行ったとき少しお釣りが多かったこととか……」
ひより「他には!?」
「うーん……特にはないかしらね……」
ひより「そっか……」
自分でもがっくりと肩を落としているのがわかった。
ひより(やっぱりあれはたまたまだったんだ……)
失意のまま部屋に戻ろうとしたとき……
「あ、そうそう。おかしな話だけど、そういえば昨日なくなったご近所の××さんが今朝息を吹き返したって話を――」
パッと表情が明るくなり、お母さんを振り返る。
ひより「ホントに!? やったぁ!!」
「でも、どうしたの? ひよりはほとんどあったこともないでしょう?」
そのままお母さんの話を最後まで聞くことなく駆け出す。
部屋に入り、ドアを閉め、カバンを開け、ペンケースを取り出す。
そして、まるで誰に見られてもいけないかのようにゆっくりとケースを開き中を覗く。
あった。
あのボールペンだ。
ひより(すごい……本物だったんだ。まるで逆デスノートッス! 私が神ッス!」
その日から私はまさに神だった。
引ったくりを捕まえようとして逆上した犯人に刺された中年の男性。
溺れた子供を助けようと飛び込んで、逆に溺れてしまった若い青年。
家族が少し目を離した隙に消え、無残な姿で見つかった幼い子供。
ニュースで理不尽な死を迎えた人を見つけては生き返らせ。
友達からペットや家族が亡くなったと聞けば生き返らせ。
何人、何十人。いや、もしかしたらもっとかもしれない。
数え切れないほどの人たちを生き返らせ、助けてきた。
でも、このボールペンのことは誰にも言わなかった。
それはきっと私の中に少しばかりの罪悪感のようなものがあったからだと思う。
まるで人の命を弄んでいる様な……
良いことをしているはずなのに、どこか後ろめたさがあった。
ふとペンのインクに目をやった。
ひより(うわっ、かなり少なくなってる……)
始めのころは1/4程あったインクが、今ではもう目測で数ミリ程しかなくなっている。
ひより(無計画にどんどん書きまくったからかなぁ……でも、計画的に書くっていうのもなんだか……)
そんなことを考えていると、ちょうど携帯に一件の着信があった。
ディスプレイを見ると、どうやら泉先輩のようだ。
こなた「あ、もしもしひよりん? 実はさ、今度3年団と1年団で海に行くことになってさぁ――」
電話のないようは、海水浴へいくから、私もどうかという内容のものだった。
もちろん、二つ返事でOKを出した。
県支援県
それから数日後。海水浴当日。
ゆい「ゆたか、日射病で倒れたりしないように気をつけるんだよ〜?」
ゆたか「うん。今日は体調も良いみたいだし、大丈夫!」
みなみ「それに、私がついているから……」
ひより(海だから何か同人のネタになるものがあるかもと思ったら……いきなりとばしてくれるッス!)
私は今日の海水浴を、他の人とは違う意味も楽しみにしていた。
ゆい「じゃあ、皆車に乗ってね〜」
どうやら先輩たちが黒井先生の車に乗って、私たちが成実さんの車に乗るようだった。
助手席にはゆーちゃん。その後ろにはみなみちゃん。そして運転席の隣に私。
車内には、成実さんの誰に言っているともない間延びした声と、二人の会話が響いていた。
ひより(みんな楽しそうだなぁ……)
などと思いながら、私はここでもあのボールペンのことを考えていた。
カバンの中をあさり、ボールペンを取り出す。
最近はどこへ行くにも持ち歩いていた。
もう、インクはほとんど無くなっていた。
ひより(書けても、あと一人か二人? ……もう少しいけるかな?)
どちらにしろ、今までのペースではもう一日で使いこなしてしまえる程しか残っていなかった。
ひより(どうしよう……書けば減るのは当たり前だけど……)
しばらくペンを眺めていたが、やがて首を振り、ペンを戻した。
ひより(止めよう。今日は一日、皆と楽しもう)
ひより「ねぇ、みなみちゃん――」
二人の談笑に入ろうと、そちらを向いたときだった。
時間の流れが遅く感じた。
今、自分たちの乗っている車は交差点へ差し掛かっている。
その自分たち目掛けて左から猛スピードで突っ込んでくる車。
もう、すぐ目の前だった――
ひより(んっ……ここは……?)
長かったのか、短かったのか。
時間の感覚すらない暗闇から意識が覚醒する。
細く目を開けてみると、頭上には見慣れない灰色の冷たい天井がある。
部屋の中には電子音が定期的に鳴り響き、顔には何か、マスクのようなものを付けられていた。
つかさ「うぅ……お姉ちゃん……」
かがみ「泣かないの。あんたが泣いてもしょうがないでしょう?」
始めてばかりの世界で、聞きなれた声が聞こえた。
ひより(柊……先輩)
ひより(そうだ……私たち、車に乗ってて……それで事故に……)
おぼろげながらにも、あの時のことを思い出してきた。
ずっと支援
ガラガラガラ
ドアを開けて誰かが入ってきたようだった。
こなた「ゆい姉さんはもう大丈夫だって。運転席だったから割と軽かったみたい……」
ひより(泉先輩……)
もう一人、聞きなれた声の人物が増えた。
かがみ「そう……。ひよりちゃんは……結構危ないみたい……」
柊かがみ先輩の声が低くなる。
ひより(そっか……私、危ないんだ……)
ぼんやりと天井を眺める。
死との直面。
今まで何人もを救ってきた"死"との。
ひより(……そうだ)
あのボールペンのことを思い出した。
ひより(先輩に頼んで……あのペンで名前を書いてもらえば……)
声をかけようと口を開きかけた時だった。
かがみ「……それで……ゆたかちゃんたちは?」
ひより(ゆー……ちゃん?)
事故のせいか、混沌としていた記憶が一気に呼び戻されてきた。
ゆーちゃんとみなみちゃん。
追突してきた車に私たちよりも近かった二人。
二人はいったいどうなった?
こなた「それが……」
先輩の声のトーンが沈む。
それの指す意味は大体わかった。
こなた「でも、病院の先生も可能性はゼロじゃないっていってるし……まだ決まったわけじゃ……」
つかさ先輩の泣き声が少し大きくなった気がする。
さっきの自分を恥じた。
真っ先に自分が生き残る事を考えた自分。
ひより「先……輩……」
動かない舌を必死に動かして、呼びかける。
こなた「ひよりん……? 目が覚めたの? まってて、今お医者さんを――」
ひより「待ってください……」
病室を去ろうとする先輩を止める。
ひより「先輩に、お願いがあるんです……」
こなた「……ひよりん?」
ひより「私のカバンの中……インクの切れかけたボールペンが……」
そう。
もうインクはほとんど残っていない。
これでインクは無くなってしまうかもしれない。
でも、それでいい
ひより「それで、ゆーちゃんとみなみちゃんに……手紙を……」
かがみ「ちょっと、それじゃまるで……」
遺書みたい。と続けたいんだろう。
ある意味そうかもしれない。
こなた「……わかった」
泉先輩が私のカバンをあさり、あのボールペンとメモ帳を取り出す。
こなた「このペンで良い?」
私は力なく頷く。
ひより「小早川 ゆたかさんと岩崎 みなみさんへ……」
ひより「これからも二人仲良く、友達でいてください……」
ホントは名前さえ書いてもらえればそれでよかった。
でも、最後に――私からのメッセージと願いを残したかった。
こなた「……書いたよひよりん」
私はもう一度、ゆっくりと、本当に力なく頷いた。
こなた「……ひよりん?」
先輩の心配した声が聞こえる。
その直後にドアの開け放たれる音。
そうじろう「大変だこなた! ゆーちゃんたちが!」
こなた「ゆーちゃん? ゆーちゃんがどうかしたの!?」
そうじろう「さっきまでダメかもしれないって言われてたのに、意識を取り戻して――」
薄れ行く意識の中。
最後に聞こえてきた声はそれだった。
よかった。
本当によかった。
涙が流れるのがわかった。
真っ白い世界が広がっていた。
眩い光が降り注ぐ世界。
ひより(二人とも、元気になれたかな? あれで、よかったんだよね……)
ゆーちゃんとみなみちゃん。
二人の顔を思い浮かべる。
ひより(私の分も、長生きしてくれるかな……)
自分でも臭いセリフだと思い、クスッと笑った後空を仰ぐ。
眩い光が、より一層強く、白く顔を照らした。
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:07:01.53 ID:42VVQtQ90
うわあああああああああああああああああ
ひより「う……ん……」
そのあまりの眩しさに、目がくらみ、意識が覚醒していく。
……覚醒?
ひより「あ……れ?」
目を開けると死の直前に見た病院の天井。
窓からは朝日が私の顔を照らしていた。
ひより「私……死んだはずじゃ……」
ゆたか「ひよりちゃん!」
声をしたほうを向くと、ゆーちゃんがうれしそうな、それでいて泣きそうな顔で立っていた。
ひより「ゆーちゃん……あの、私――」
ゆたか「お姉ちゃん、みなみちゃん! ひよりちゃんが!」
ゆーちゃんが叫ぶと、皆そばにいてくれたのか先輩たちが病室へ流れこんできた。
こなた「ひよりん、ホントにもう大丈夫なの? だって――」
つかさ「大丈夫? もう痛くない?」
かがみ「お医者さんもかなり危ないって言ってたのに……」
そうじろう「ホントにもう平気なのかい? でも、ゆーちゃんたちといい、田村さんといいとても昨日まで生死の境をさ迷っていたとは……」
みんな、それぞれの言葉で私の事を心配してくれていた。
でも、なぜ?
確かにあの時、もうだめだと思ったのに……
こなた「よかったねひよりん。ゆーちゃんなんてすごく心配してたんだよ? ひよりんの為にって――ほら」
そう言って先輩が何かを持ってきてくれた。
ひより「……色紙?」
それはサインなんかでよく使われる色紙だった。
ゆたか「うん。皆でひよりちゃんを励まそうって思って」
みなみ「……ゆたかが提案した」
色紙を受け取り、目を落とした。
涙があふれそうだった。
『ひよりちゃんへ 私たちずっと友達だよ これからも一緒に遊びにいったりしようね ゆたか』
『また、皆で海や花火へいこう みなみ』
『ひよりちゃん 漫画のアイデアとか一緒に考えるから がんばって! つかあ』
『田村さん 君はまだ若いんだ ゆーちゃんたちとこれからも、もっと人生を生きるべきなんだよ 泉 そうじろう』
『ひよりん 私は信じてるよ またひよりんといつもみたいにオタなこと言って笑えるのを こなた』
ひより「みんな……」
涙がこぼれないよう必死だった。
こなた「ひよりん、泣かない泣かない」
先輩がいつも通りの声で慰めてくれる。
ゆたか「目が覚めた後、お姉ちゃんから手紙を受け取って、それで私も何かお返しをしようと思ったの」
ゆたか「それで、ひよりちゃんのペンを借りたんだけど、書き終わったところでインクが切れちゃって――」
そうか。
そうだったんだ。
私は、私の勝手ながらあのボールペンの存在意義に気づいた。
私は試されていたのかもしれない――
自分にとって大切なもの。私の行動を。
ゆたか「ごめんね? 勝手に使っちゃって……」
でも、もう気づいた。
私がいる。
でも、それは皆のお陰でもある。
私の大切なもの。
身近にあった。
私の友達。
これで良かったんだ。
ひより「ううん……あれはもう、私には必要のないものだから」
私は涙が浮かんだままの目で微笑んだ。
世にも
奇妙な
らき☆すた
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:09:16.02 ID:42VVQtQ90
うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!1111111111
白石「人間関係の希薄さが囁かれる現代ですが、"親友"という字は"親しい""友達"と書きます」
白石「人間関係が希薄なのは、実は昔からなのかもしれません」
白石「あなたには親友と呼ぶことのできる人がいますか?」
白石「もし、いたとして……その人はあなたのことを親友と思っているでしょうか?」
白石「次に奇妙な物語の扉を開くのは、あなたかも知れません」
以上、ひより完
思ったより長くなってしまったな……スマン ごゆっくり
超感動した!!
乙!
722 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:11:06.35 ID:e9HmUfqvO
ええ話や!!!!
白石のまとめぐあいに嫉妬
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:12:06.73 ID:42VVQtQ90
GJ!!!!!!11111
すっごい良スレだな!!!!!!!1111
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:13:59.96 ID:pqMgnjG9O
これはすごい!GJ
本家に引けを取らない程の感動系だったGJ
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:14:50.65 ID:pWnrzE2GO
クオリティ高杉!
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:15:00.06 ID:KXcj4hcbO
ハッピーエンドでよかったわ。
人が死ぬ感動話はあんま好きになれなくて。ちょっと泣いた。
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:15:22.56 ID:AhrWS2BvO
超GJ
泣いた
本家の渡辺いっけいの話は唯一ハッピーエンドでつまんなかった
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:18:32.87 ID:qKEBHENc0
こんなイイ話が投下されると知っていれば……やはり譲るべきだった
GJ!
732 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:18:39.80 ID:lybZcRwdO
あやのまだー
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:20:12.77 ID:W1v0BQ3X0
良い話だった
世にも奇妙っぽいところが当然だけど凄く良かった
ただ・・・
つかあって・・・
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:21:34.61 ID:YsbzMeYGO
そういえばドラえもんののび太って自分の名前間違えるよな
レスサンクス
割とホラーが多かったんで今回はこんな感じにしてみたよ
>>733 スマンorz ごゆっくり
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:21:36.40 ID:pWnrzE2GO
クオリティ低いけど、あやのたん行きます!
「幸せのアイテム」
みさお「あぁ〜退屈だった。」
あやの「みさちゃん、せっかくの入学式なのに。」
みさお「そうなんだけどさ。会長の祝辞とか長くって。」
あやの「もう高校生なんだね。実感ないな〜。」
みさお「高校でもバリバリ走るぞ〜!高校総体出たいし!」
あやの「みさちゃんは明確な目標があっていいな〜。」
みさお「あやのは部活入らないの?」
あやの「う〜ん。礼儀作法を少し学びたいから茶道部に入ろうかな。」
みさお「いいね!あやのなら和服絶対似合うよ!」
あやの「ありがと。」
みさお「でもああいう服って高ぇよな〜。着るの大変そうだし。」
あやの「うん。家に姉のお下がりがあるんだけど、着付けの仕方とか全くわからなくて。」
みさお「そうか、じゃあ次の日曜うちに来いよ。母ちゃんがそういうの得意なんだ。」
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:22:01.57 ID:pWnrzE2GO
――みさ宅――
あやの「ごめんくださ〜い」
みさお「兄貴少しは手加減しろよ!」
みさ兄「もう高校生だろ。ゲームとはいえ、スポーツの厳しさを教えてやるよ。」
みさお「あ、シュート決められた。もう一回やろうよ、な?」
あやの「……あの〜」
みさお「やっべぇ、今日あやのが来るんだった!あやの〜」
あやの「みさちゃん、おはよう。」
みさお「わりぃ、わりぃ。兄貴とついゲームに夢中になっちゃって。」
みさ兄「あやのちゃん、いらっしゃい。高校でも、みさおをよろしく頼むよ。」
あやの「は、はい。」
みさお「あれ外暑かった?顔が赤くなってるけど。」
あやの「う、うん。ちょっとね。」
みさお「今日、あやのは母ちゃんに和服の着付けを習いに来たんだよ。」
みさ兄「へぇ。あやのちゃんの和服、きっと素敵だろうな。」
あやの「いえ……」
みさお「ささ、とりあえず上がれよ。兄貴は後でまた勝負だかんな。」
みさ兄「わかったよ。」
みさお「二階の部屋で待ってて。母ちゃん呼んでくるから!」
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:22:21.97 ID:pWnrzE2GO
――みさ部屋――
みさ母「あら、あやのちゃんいらっしゃい。高校生になってまた綺麗になったわね〜。」
あやの「お邪魔してます。あの〜今日はよろしくお願いします。」
みさ母「はい。少し手間取るとこもあるけど、慣れれば簡単だから安心して。」
みさお「お、鬼コーチの特訓開始か?」
みさ母「こら、みさ。宿題すませたの?」
みさお「うわ、こえ〜。かがみを彷彿とさせるよな、あやの。」
あやの「……はは。」
みさ母「こら、あんたは部屋に入ってなさい。」
みさお「ちぇ、つまんないの〜。」
みさ兄「みさ、続きやろうぜ!」
みさお「おぉ、臨むとこだ!」
みさ母「あら、あやのちゃん緊張してる?顔が赤いけど…。」
あやの「あ、はい。ちょっとだけ。」
みさ母「心配しなくてもいいのよ。まずはこうやって……」
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:22:41.33 ID:pWnrzE2GO
みさ母「ほら、簡単でしょ?」
あやの「はい。本当にありがとうございます。」
みさ母「いいのよ、これくらい。上達が早いから教えるのも楽だったわ。」
みさお「兄貴!もう一回勝負だ!」
みさ兄「いいかげん宿題したらどうだ?」
みさお「ぶぅ。」
みさ母「あやのちゃん本当に似合うわね。」
あやの「い、いえ。」
みさ母「みさもあやのちゃんみたいに、素敵な女の子に育って欲しかったわ。」
みさ兄「母ちゃん、部活行ってくるわ!」
みさ母「あらもうそんな時間?ちゃんと弁当持っていきなさいよ。」
みさ兄「ほ〜い。」
――ガチャン――
あやの「あ!」
みさ母「あやのちゃんどうかした?」
あやの「いえ、何でもないです。」
みさお「そろそろ終わったかな?どれどれ…お、あやの可愛い!」
あやの「みさちゃんありがと。」
みさお「これで、どんな男もイチコロだな?」
みさ母「こら、揚げ足とらないの!」
あやの(この姿、お兄さんに見せたかったな……)
740 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:23:23.92 ID:pWnrzE2GO
みさ母「気をつけてね。」
あやの「今日はありがとうございました。」
みさお「じゃあまた明日学校でな!」
あやの「ばいばい、みさちゃん!」
――帰り道――
あやの(やっぱり友達のお兄さんを好きになるなんて変だよね。
変なことして、みさちゃんとの仲が悪くなるのも嫌だし。
私、魅力ないもん。らき☆すたでも登場回数少ないし。
何よりこんないじけてる自分が嫌……大嫌い。)
あやの「あれ、こんな道端で…あの光ってるのなんだろ?」
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:23:39.08 ID:pWnrzE2GO
あやの「……カチューシャ?誰かの落とし物かな?」
――あやの宅――
あやの「今日は着付けが学べて良かったな〜。」
「あやのちゃん本当に似合うもんね。」
あやの「そ、そんなことないよ。……!?だ、だれ?」
「私よ。」
あやの「ど、どこにいるの?……カチューシャ?」
「私は幸せのカチューシャです。」
あやの「……て、幸せのカチューシャ?」
「私を身につけると、あなたはとても幸せになれるんですよ。」
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:24:02.44 ID:pWnrzE2GO
――学校――
みさお「おっす、あやの!……おい、その頭どうしたんだよ?」
あやの「みさちゃん、おはよ。ちょっとイメージチェンジで。」
みさお「へぇ〜。さては男絡みだな?」
あやの「そ、そんなじゃないよ。」
みさお「怪しいな〜。そういゃ、兄貴があやのの和服姿見れなくて残念がってたよ。」
ひかる「みんな席につけ〜。今日からクラスを持つ担任だが紹介も面倒だし役員を決めるぞ。」
かがみ「ちょ、ずいぶん雑な先生ね…。」
ひかる「うん?入学そうそう私語とは度胸あるじゃないか?学級委員頼むな。」
かがみ「ちょ、ちょっと待ってよ。」
みさお「うわ〜。柊が学級委員なんて女番長の組織みたいだ。」
かがみ「うるさいわよ、あんたは。」
あやの「先生、私は風紀委員をやります。」
かがみ「お、峰岸いつになく積極的だな。」
みさお「あやのは今日から生まれ変わったんだよ。」
かがみ「大袈裟な…。でもその髪型似合うわね。」
あやの「ありがと。」
かがみ「そのカチューシャどこで買ったの?」
あやの「う〜ん、ちょっと家の近くで。」
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:24:21.39 ID:pWnrzE2GO
かがみ「さっき廊下の男子達が峰岸のこと話てたわよ。」
みさお「お、あやのの人気鰻昇りだな?」
かがみ「峰岸ってどういうタイプが好きなの?」
あやの「う〜ん。優しくて、妹想いなお兄さんみたいな人がいいかな。」
かがみ「しっかりした年上が好きなわけね。」
みさお「へぇ〜。てっきりうちの兄貴が好きなのかと。」
あやの「そ、そんなわけないよ!」
かがみ「日下部冗談きついわよ。峰岸の顔、真っ赤じゃない。」
みさお「こりゃ失敬。」
あやの(やっぱりおかしいよね。
どんなに自分が積極的になったって、いろんことを頑張ったって、
叶わないこと、あきらめなきゃいけないこともあるんだよね。)
――あやの宅――
「あやのちゃん落ち込んでどうしたの?」
あやの「……好きな人のこと考えてて。」
「思いきって、気持ちを告白してみたら?」
あやの「……だって、無理だもん。絶対無理…。」
「やってみなきゃわからないよ。」
あやの「うるさいな!口出ししないでよ!」
744 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:24:38.93 ID:pWnrzE2GO
――学校――
みさお「おっす、あやの!…あれ、髪型戻したんだ。」
あやの「う、うん。」
かがみ「峰岸元気ないわね。」
みさお「月に一度のあれでは…」
かがみ「殴るわよ?」
こなた「おっす、かがみん!」
みさお「お、ちびっこ!元気だな。」
こなた「最近発売したギャルゲーが面白くてさ。」
かがみ「あんた、またそんな。」
こなた「それがすごいんだよ。主人公が孫の友達を好きになるの。」
みさお「うはっ、やべ〜な。」
こなた「いや〜。恋愛の形は様々なんだよ。好きだという気持ちだけでどんな壁も超えられるのさ。」
かがみ「彼氏いない歴=年齢のあんたがよく言うわよ。」
こなた「自分の気持ちに素直になることが大事なんだよ。愛は常識を超えるってね。」
あやの「愛は常識を……超える?」
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:25:39.09 ID:pWnrzE2GO
――あやの宅――
あやの「昨日はごめんなさい…私の我が侭で……。」
「もう、いいんだよ。それよりどうかしたの?」
あやの「私、自分の気持ちを告白してみる!」
「……そっか。じゃあ私はもう必要ないね。」
あやの「え?お願い!あと一度だけ力を貸して!」
「…幸せの力は嘘だよ。あやのちゃんが積極的になれたのも、みんな君自身の努力だったんだよ。」
――大学のグランド――
あやの「あ、あの…」
みさ兄「あれ、あやのちゃんどうしたの?」
あやの「あの…」
みさ兄「うん?」
あやの「ずっと、ずっと好きでした!」
世にも
奇妙な
らき☆すた
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:25:57.52 ID:pWnrzE2GO
白石「可愛いけど普通の女の子も、一つのアイテムを手にすることで最強になるんですな。」
白石「週末はどうよ、チラミセなんてありきたり〜セーラー服脱いでも私〜」
白石「のわりに、私の記憶ではあやのの私服が少ないのが残念です。」
白石「脱いでも私と言い切るなら、どうせなら、フルヌー」
あきら「自重しろ、ボケ!」
747 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:31:17.17 ID:pWnrzE2GO
幼稚園の演劇の台本並の構成力だorz
10レスを一気に駆け抜けたな
GJ!ぞわっとした、いい意味で!
750 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:34:29.37 ID:qKEBHENc0
さて寝るか
751 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:35:26.18 ID:42VVQtQ90
>>747 GJだ。あやのかわいいよあやの。
しかし設定を考えると途中で一気に2年半ぐらいワープしてるな
GJ!
>主人公が孫の友達を好きになるの
なん……だと……
らきすた所見で見るときって2話からみたほうがいいの?
754 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:39:45.01 ID:W1v0BQ3X0
>>747 偉そうなこと言って悪いんだが、状況を表す文を入れた方が・・・
読者に理解させやすいしね
台詞のみだとどういう状況なのか説明しにくいし、物語を進展させにくいと思う
どうにしても、書いてくれてありがとう!
読ませてもらったぜ
755 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:39:55.27 ID:pqMgnjG9O
GJ
原作は見た事ないがみさお兄って顔は出てるの?
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:39:57.85 ID:pWnrzE2GO
すいませんorz
設定は勉強不足でした。
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 01:40:29.37 ID:jJlepmCX0
それはハルヒだろ
みんなGJ乙かれ様でした
保守
陵桜学園高校は本日を持って鎖国します
黒井「このバテレン人が!!」
パティ「・・・・」
保守
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 02:02:00.02 ID:W1v0BQ3X0
保守
すまん皆、俺はもう寝るから、後は頼んだぜ・・・
樹脂
762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 02:15:17.42 ID:0/3MIZbcO
広死苑の別パターンを考えてみた
広死苑 高良みゆき
こなた「また臭くってさ〜」
かがみ「その話も良いけど、ここは図書館だ。もう少し静かに話せよ」
みゆき「そうですね。図書館は静かに使うのがマナーですし」
つかさ「お姉ちゃん…この問題が解らないんだけど…」
かがみ「えーと…これはみゆきの方が解ると思う…みゆき、パス」
みゆき「わかりました。では、つかささん、その問題を見せてくれませんか?」
つかさ「ゆきちゃん、お願い…」
こなた「あれ?もしかして私だけ除け者」
かがみ「もしかしなくてもだ」
四人とも今日は図書館にやってきて勉強会を開いているのだ。
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 02:20:12.10 ID:0/3MIZbcO
こなた「う〜ん…暇だなぁ」
かがみ「勉強しろよ」
こなた「身に入らないんだよねぇ…気分転換に本でも読もうかな」
そう言ってこなたは席を立つ。
みゆき「泉さん、私も一緒に行っても良いですか?」
こなた「え?全然OKだよ」
みゆき「ありがとうございます」
かがみ「みゆきも?」
みゆき「ええ…せっかくの図書館ですので」
かがみ「まあ、みゆきはもう終わらせているし…あ、ほらつかさ、また間違えてる」
つかさ「えぇ〜また〜」
その光景を見て微笑んだ後、こなたとみゆきは本を探しに行った。
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 02:30:17.26 ID:0/3MIZbcO
こなたは早速、漫画コーナーへと急ぐ。
片やみゆきは分厚い小説が並べられている本棚へと目を向ける。
読書家でもあるみゆきにとってはどれもこれも馴染みが深い作品だ。
みゆき(ほとんど読んだ作品ばかりですね……あら、これは?)
みゆきは本棚の片隅で埃を被ってる一冊の本を見つけた。
みゆき(これは……広……死苑?)
誰もが知っている辞書と言えば「広辞苑」であるが、その本の書名は「広“死”苑」となっていた。
みゆき(見たことありませんね……どんな本なのでしょう)
みゆきは本のページをめくる。
そこには死に対する、ありとあらゆる知識が載っていた。
死の概念、倫理観や、漢字の成り立ち、人の殺害方法や自殺方法、死体についてのイロハにアポトーシスまで……死に関係しているものを網羅している一冊だった。
みゆきはおぞましさを覚えると同時に深い興味も覚えた。
見てて辛いものもあるが、知識欲がそれを上回る気分だった。
よくよく思うと、あまりこういう知識を調べないだけに、この本は新鮮に見えた。
みゆきは自分でも気づかないうちに図書館の受付に向かっていた。
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 02:32:19.40 ID:cDgBWiAi0
766 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 02:32:56.41 ID:pqMgnjG9O
wktk
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 02:34:31.25 ID:0/3MIZbcO
つかさ「やっと……終わった〜」
こなた「私も〜……」
みゆき「二人ともお疲れさまです」
かがみ「つかさはともかく、こなたは写しただけじゃない」
こなた「解ってないねぇ〜かがみは。写す作業がどれだけ大変か…」
かがみ「威張って言うな!!」
こうして今日は解散となり、各々家路に着いた。もちろん、みゆきの手には「広死苑」があった。
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 02:43:26.42 ID:0/3MIZbcO
その日の夜。
みゆきは早速「広死苑」を広げた。
みゆき(鉄の処女はこういう構造ですか…ギロチンは考案者の名前から……そしてギロチンで死ぬなんて……)
この本は確実にみゆきを虜にしていった。
みゆき(だいぶ読みましたね…あら?巻末は索引ではないんですね……これは…?……!!)
みゆき「た、大変です!」
ゆかり「ん〜どうしたの〜みゆき」
みゆき「じ、実はあの有名な俳優さんが…今日お亡くなりになったと」
ゆかり「え〜嘘でしょう。今日、テレビで幸せそうに新婚旅行に行く様子をやってたわよ」
みゆき「ええ…ですから、その飛行機が墜落したらしくて…」
ゆかり「まっさかぁ〜それよりみゆき、あなた寝なくてはいいの?」
みゆき「え…?あ…もうこんな時間…」
時計の針は11時を指していた。
ゆかり「ほら、もう寝なさいよ。第一、そんな大ニュース、テレビでやらないはずがないわ」
みゆき「あ、それもそうですね…おやすみなさい」
ゆかり「おやすみ〜」
みゆき(あれは何だったのでしょう…)
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 02:43:28.56 ID:Cz2FzH4kO
支援
wktk
771 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 02:55:42.34 ID:0/3MIZbcO
翌朝。
みゆきが朝食を食べているとテレビから緊迫した声が流れた。
テレビ「たった今入ってきたニュースにです。人気俳優の○○さんを乗せた飛行機が昨日、海上に墜落したとのことです。原因は…」
みゆきは驚きのあまり、食べていたパンをのどに詰まらせるところだった。
無理もない。そのニュースで言っている俳優は昨日、「広死苑」で見つけた俳優だからだ。
さかのぼって―
みゆき(この一覧は何でしょう…?死亡者リスト2008J…?)
そこには日付が書いてあり、その下には膨大な量の人の名前が記されていた。
その中にはみゆきが見知った名前もある。どれもこれも最近亡くなった人達だ。
みゆき(これって……)
そうページをめくるうちにみゆきはさらに驚く項目を見つけた。
今日の日付である。
みゆき(これは……つまり…今日亡くなられた方々…)
そこにはある俳優の名前とその死因が書いてあった。
そして今朝―
その俳優の名前が確かに出ている。
死因も広死苑に書いてあった通りだ。
ゆかり「あら、昨日みゆきが言っていた人じゃない?どうして昨日で解ったの?」
みゆき「え…あの…ネットで……」
ゆかり「へぇ〜最近のインターネットはすぐニュースを流すのね?」
みゆき「え?」
ゆかり「だって、この飛行機が墜落したのって10時半らしいわよ」
みゆきは身震いと共にあの本がただの本ではないと知った。
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 03:02:40.51 ID:0/3MIZbcO
それからというもの。
みゆきは「広死苑」で死亡者リストを見るのが日課となっていた。
最初は躊躇していったものの、だんだんと慣れて今では2〜3日後も見ている。
誰よりも先に知識が手に入る。
みゆきにはそれが満足だった。
死についての知識も深まった。
大腿骨を切るのにナイフでは無理なこと、暗示でも人は殺せること……。
みゆきは陵桜学園の誰よりも死に詳しくなった。
この本は図書館の本ので返さないといけない。
でも、みゆきはこの本が手放せなくなり、特別に図書館から譲り受けた。
どうやら、あちらは旧版の広辞苑だと思っていたらしい。
中身はおろか、タイトルもろくに見ずにOKを出してくれた。
そんなこんなで一ヶ月が過ぎた。
保守
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 03:14:34.12 ID:Y2dTXWoLO
ブルペン
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 03:15:10.40 ID:0/3MIZbcO
みゆき「それですね、ギロチンの考案者は……」
つかさ「へぇ〜そうだったんだ〜」
こなた「黒井先生より詳しいねぇ。さすがみゆきさん」
かがみ「にしても、最近はブラックなネタばかりね」
みゆき「あ、そうですか…気をつけます」
かがみ「あ、いや別に良いんだけどね。
そういえば知ってる?最近、うちらの近くで通り魔が出てるって」
こなた「あ〜ここ半月ぐらいで急に出てきたあれね」
つかさ「確か六人ぐらい襲われたんだっけ…」
かがみ「今朝のニュースでまた襲われたってあったわ。今で七人目。うち何人かは……」
みゆき「怖いですね…」
どよんと四人の顔が暗くなる。
かがみ「あ、ごめん。暗い話題出して…」
みゆき「いえ。私の方こそ」
こなた「私が通り魔だったらかがみは狙わないなぁ」
かがみ「どうしてよ?」
こなた「だってツンデレはツンとデレがなきゃ。つかさぐらいなら襲った方が良さそうだけど」
つかさ「えぇぇ」
かがみ「こなた―!」
こなた「うわ、冗談だよ」
かがみ「冗談が悪いわよ…」
みゆき「まあまあ……」
776 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 03:17:22.76 ID:0/3MIZbcO
こなた「あ、もうこんな時間」
かがみ「ゲマズ寄らない?」
こなた「いいね〜つかさとみゆきさんは?」
つかさ「私も行くよ〜」
みゆき「すみませんが、また歯医者に行かなくてはならないので」
こなた「みゆきさんも大変だね…それじゃまた明日」
かがみ「じゃあね、みゆき」
つかさ「バイバイ、ゆきちゃん」
みゆき「はい、さようなら」
こうして、みゆきは一人帰っていった。
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 03:28:32.97 ID:0/3MIZbcO
週末。
みゆきは昼から「広死苑」を読んでいた。
見ていたのは明日の死亡者リスト。
みゆき(明日も随分いろんな方がお亡くなりに……あら?)
目に留まったのは見覚えのある名前だった。
『泉こなた(18・♀)―16:32―ナイフによる刺殺』
みゆき(……………!!そんな……泉さんが…!)
みゆきは嫌な胸騒ぎがし、ページをめくる。
幸い、自分の名前はなかった。ところが―
『柊かがみ(18・♀)―14:27―ナイフによる刺殺』
『柊つかさ(18・♀)―14:21―ナイフによる刺殺』
みゆき(…………)
みゆきは言葉も出なかった。なぜ明日三人が死ぬのか。なぜ私は無事なのか。
もしかしたら明日は三人とも遊びに行き、そして誰かに襲われるのか?
特に柊姉妹はあまり時間が変わらない。
ということは二人一緒に襲われる…。
もしかしたら話で出ていた通り魔に襲われるのかもしれない。
みゆきは早速、三人に電話をかけた。
まてまてまてまて頼むぞ中に俺の嫁がいるんだ!
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 03:34:18.20 ID:OvUaV8zS0
落ちは見えてるけどwktkせざるを得ない
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 03:42:39.58 ID:0/3MIZbcO
翌日。
こなた、かがみ、つかさはこなたの部屋にいた。
こなた「にしてもどうしたんだろうね?みゆきさん」
つかさ「すごい慌てたよね〜」
かがみ「『今日はこなたと一緒にいろ』って…なんでこなたなんだろ?後、『こなたと一緒じゃないときはつかさといろ』とも言ってたんだし…」
こなた「フラグかね?」
かがみ「何のだ」
こなた「百合フラグ?」
かがみ「辞めてくれよ…仕方ない、ゲームでもしようよ」
つかさ「賛成〜」
こなた「負けないよ〜」
みゆき「電話はしましたし…家の中にいると言っていたので大丈夫でしょう…しかし、私も行かないと…」
と嘆くみゆきは結婚式の会場にいた。親戚の結婚しきだ。
みゆき「なぜ、こんな時に限って…あぁもう二時です」
みゆきはたまらなくなり、トイレと言って会場を出た。
みゆき「もしもし、かがみさん?」
かがみ「みゆき?どうしたの?」
みゆき「あ、あの…何か変わったことなどはありませんか?」
かがみ「別に?なにもないよ」
みゆき「あ、そうなんですか。ならばそれで良いです」
かがみ「ほーい。みゆきも終わったら来てね」
みゆき「はい、必ず。何かあったらすぐ連絡して下さいね」
そう言って電話を切る。
時間を見ると「14:10」とあった。
後十数分で死ぬようには思えない。万が一、もあるが、こなたと一緒にいれば最悪の事態は防げるだろう。
そもそも死ぬことが解っているなら、それも回避はできる。
落ち着きを取り戻したみゆきは会場に戻っていった。
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 03:51:45.29 ID:0/3MIZbcO
あ…オチは見えてるのか…。
16:01
結婚式がやっと終わり、そのままの格好でこなたの家にやってきた。
ピンポーン
軽快な音が鳴り、数秒後にガチャという音と共にドアが開いた。
「いらっしゃーい」
こなただった。
みゆき「すみません…遅れまして」
こなた「良いって良いって。ささ、上がって」
みゆき「おじゃまします」
こなた「結婚式はどうだった?」
みゆき「すごく幸せそうでとてもよかったです。私もああいう式を挙げてみたいですね」
こなた「私には結婚式というとなぜかビアンカとフローラが……」
話をしながらみゆきはこなたが死なないようにしっかりと見張ることを決めていた。
それよりもまず、柊姉妹の安否を確認しないといけない。
こなた「じゃ私の部屋に上がってて。お茶煎れておくから」
みゆき「ではお言葉に甘えて…お願いします」
こなた「ほいほい」
そう言ってこなたは台所へ消えた。
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 03:52:42.68 ID:ckzYMKNg0
もしかしてサルってたりする?
続きが気になる
wktk
785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 03:56:58.79 ID:0/3MIZbcO
16:05
こなたが死ぬまで後20分以上。お茶を煎れる間に死ぬということもない。
そういうこともあり、みゆきは部屋のドアを開けた。
「かがみさん、つかささん、こんに……」
開けたドアの先に二人はいなかった。
と同時に不安になる。まさか……いや、そんなはずはない。
もし二人が死んだならば、こなたがあんなに冷静なはずはない。
と、ふと見るとベッドの布団が膨らんでいる。
みゆきはそれを見て思わず笑ってしまった。
みゆき(そういうことですね)
みゆきは自分を驚かせようとする二人を逆に驚かそうとぱっと布団を剥がした。
786 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 03:58:49.40 ID:0/3MIZbcO
>>783 サルってるって?
16:07
そこにはかがみとつかさの二人がいた。
だが、それは二人「だった」ものだった。
「やだなぁ。見ちゃったんだ」
ぞくっと寒気がし、後ろを振り返るとそこにはうすら笑いのこなたがいた。
mjd!?
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 04:03:45.60 ID:Y2dTXWoLO
☆
789 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 04:04:11.67 ID:0/3MIZbcO
16:08
みゆき「泉さん……」
こなたの手には刃先が赤くなったナイフが握られていた。
こなた「みゆきさん……まあ、みゆきさんなら、この状況は理解できるよね」
みゆき「状況だけです」
そう言って改めてこなたを見る。
目が明らかに違う。
いつものこなたではない。
みゆき「あなた……誰ですか?」
こなた「ぷっ…おかしなことを聞くねぇ…私は泉こなただよ」
みゆき「私の知っている泉さん…泉こなたはそんな人ではありません」
こなた「誰だって裏の顔があるもんだよ、みゆきさん」
みゆき「…!」
こなた「仕方ない、冥土の土産に教えたげるよ。曲がりなりにも親友だしね」
そう言ってこなたは話し始めた。
IDから追ってたら何回もID変わってんな
だれかレス番だして繋げてくれorz
ん?
かわってなくないか?
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 04:09:31.00 ID:rCEroTBZ0
書き手がいっぱい居るからID変わったと勘違いしたんじゃね?
にしてもそうじろうだとおもったのに・・・
793 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 04:16:15.41 ID:0/3MIZbcO
14:12
こなた「最初はね、見てるだけで満足だったんだよ…」
こなたは独演を続ける。その間にみゆきは手元にあった果物ナイフを取る。
こなたは気づいてないようだった。
こなた「でも何て言うかなぁ。だんだん皆のことが欲しくなって。
永遠に私の側に置きたいというか…。
そりゃあ殺しはよくないと思ったよ。
ただね、いつだったか、タガがはずれたの。
あれは…前、自分の流れ出る血を見た時かな。
その血を見るとゾクゾクして…もっと血がみたくなって…。
一回、通り魔的なことをやったらさらに興奮して。
そしたらますます皆を欲しくなって」
みゆき「………狂ってます」
こなた「百も承知だよ。何て言われても良い。それが私だから。大丈夫。死んでもちゃんと丁寧に扱うよ」
みゆき「二人を殺しといて…!」
こなた「ほら、二人ともよく見てみなよ。傷をお腹にしかつけてないでしょ?後々の為に外傷を少なくしたんだよ。愛なんだよ」
みゆき「それのどこが愛なんですか……?」
こなた「うーん…ヤンデレ…かな?」
みゆき「ふざけないでください!」
こなた「本気だよ……だから…みゆきさんも」
そう言って、こなたはゆっくりと近づく。
みゆきは追いつめられながらも、スキを窺っていた。
こなた「それじゃ…二人によろしく」
こなたは飛びかかってきた。
みゆきはこなためがけて果物ナイフを投げた――。
794 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 04:20:44.48 ID:ckzYMKNg0
ああ……書きながら貼ってんのな……
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 04:22:19.66 ID:0/3MIZbcO
16:34
みゆきはゆっくりとこなたの部屋を見渡した。
そこには三人の死体。
どの死体も安らかな顔をしている。死ぬ前までは絶望的な状況のはずだったのに。
みゆきは返り血を手の甲で拭うと改めて三人を見た。
辛い、悲しい、苦しいはずなのに涙は流れない。
死についての知識をあまりにも手に入れてしまったためにみゆきは―死を簡単に受け入れてしまっていた。
みゆき「泉さん、かがみさん、つかささん……また逢いましょう」
それだけ言うと、みゆきはゆっくりと部屋を立ち去った。
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 04:30:00.26 ID:0/3MIZbcO
三日後。
みゆきは牢の中にいた。
みゆきは同級生の殺害に加え、たびたび起こしていた『通り魔』で逮捕された。
みゆき「ついやってみた通り魔…泉さんもその虜だったのですね…」
みゆきは呟く。
みゆき「道理で人数が多いと思いましたよ…。
死後の世界では三人に逢えるのでしょうか……」
しばらくして。
みゆきは息を引き取った。
みゆきの部屋にまだ置いてある「広死苑」
風でパラパラとめくれたページの一節には
『高良みゆき(18・♀)―8:11―ノロイ』
世にも
奇妙な
らき☆すた
797 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 04:36:45.30 ID:0/3MIZbcO
みゆき「というわけでこの物語はおしまいです」
かがみ「こなたもみゆきも黒いわね…」
こなた「みなさーん、私はこんな人じゃありませんよー」
かがみ「うるさいな!解ってるわ!」
つかさ「ねぇお姉ちゃん、私達って死に損…?」
かがみ「………」
こなた「でも作者は一応、私に殺される二人の場面を考えたらしいよ」
つかさ「じゃあ何で書かれてないの?」
みゆき「ねむ……ではなくて、二人がお気に入りだから、汚したくなかったそうですよ」
かがみ「嘘くさいわね…」
こなた「まあまあ」
つかさ「皆さんどうでしたか?思いつきで書いたらしいので大目にみてやってほしいとのことです。
また何かで会いましょう」
こなた「ってあれ?つかさがシメた!?」
かがみ「らしくないわね…」
みゆき「作者一番のお気に入りだそうで…」
つかさ「またね〜」
798 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 04:36:47.42 ID:Y2dTXWoLO
乙!
意外とよめなかったわw
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 04:42:34.17 ID:Ajjx9bAr0
うめえええええええ
お前ら乙だぜ!!! つかあ
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 04:44:38.22 ID:ckzYMKNg0
何そのあとがき
ふざけてるの
なんでだいなしにするの
ちゅうがくせいなの
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 04:58:52.79 ID:Ajjx9bAr0
うん、多分こなちゃんが殺して、みwikiが・・・みたいには感じてたけど
普通に殺しちゃうのはちょっと・・
理不尽さが本家っぽいけどね つかあ
やっぱ最後は白石だろこのスレ的に考えて…
805 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 05:03:35.69 ID:QiLWm3KSO
殺しちゃうのは後味悪いよな……
こなた好きな人にはちょいあれかも
こなたが奇妙な現象でヤンデレ化するならまだしも・・ね
世にも奇妙な〜って昔レギュラー番組でやってなかったっけ?木曜くらいに
俺はてっきりみゆきさんが事故とかでかと
808 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 05:14:26.06 ID:pqMgnjG9O
さて…次は書くか…
待ってました
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 05:52:36.72 ID:yEORESF/0
ほっしゅ
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 06:37:15.55 ID:Cz2FzH4kO
おはよう保守
保守☆みん
いろいろ感想をありがとう
最後が白石もこなたのヤンデレの詳細もやりたかったけど、なにぶん即興だしねむ(ry…「広死苑」も作品として先にあるので、アウトロー作品というか、保守の合間のSSとして見て欲しい
……ってのは言い訳かな
保守
ああ学校終わったら落ちてんのか…はは
816 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 08:21:11.20 ID:Ajjx9bAr0
オレなんて今日学校休んで自宅警備だぜ!!1
『CONTINUE』 八坂 こう
CONTINUE?
CONTINUE?
CONTINUE?
・・・
へー、ゲームセンターで女子高生同士の乱闘っすか
えっ 休部!?
世にも
奇妙な
らき☆すた
818 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 08:27:24.68 ID:M4JppNZeO
白石「バンブレネタすまそ」
>>797まで読んで、
・こなたがナイフ持ってるのに、部屋に果物ナイフが落ちてるのはおかしい。
・突然みwikiまで通り魔化するのはおかしい。
だから、全部最初から通り魔はみwikiで、
二人が隠れてるベッドを開けた時点から、みwiki視点の改竄された記憶なんだなぁ
とか思ったのは俺だけか・・・
820 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 08:51:27.10 ID:Ajjx9bAr0
821 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 09:04:40.89 ID:N5l/0QsBO
>>819 こなたとほぼ、同時進行でみゆきさんも通り魔を行っていたのでは?「数が多いと思った」みたいな事いってるし。
本を読むうちに、人殺しに興味を持つようになったと・・・
822 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 10:24:25.29 ID:v3uUt9u5O
へ
ほ
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 10:30:48.92 ID:rPohbg5O0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\::
/ \:::
/ ヽ:::
l .:::::::::|::::
| 〓 〓:::::::::::|::::
| ,__''_ :::●:::::::::|::::
ヽ ー .::::::::::::::::::ノ:::
825 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 11:00:39.89 ID:uVe4aLNb0
ここは保守
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 11:46:33.79 ID:jJlepmCX0
またひぐらしか保守
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 12:15:56.58 ID:4aXyMWEcO
保守
そうじろうのを書いてくれた人はどこに行ってしまったんだ?
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 12:28:45.99 ID:aq9Mj1iLO
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 13:06:38.75 ID:Yv4i/JhdO
ほっしゅ
830 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 13:17:34.92 ID:W1v0BQ3X0
ほしゅ
ホシュskホ@rd@x
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 14:11:43.01 ID:+F7y1bKt0
ほしゅ
834 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 15:24:34.75 ID:k7A9JwEwO
干す
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 15:49:12.64 ID:k7A9JwEwO
法政す
まだ残ってたああああああああ!!!
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 16:10:15.37 ID:l/1teqFZO
保守
838 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 16:20:56.09 ID:qKEBHENc0
hosi
839 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 16:29:38.21 ID:EXEItH1G0
ひより編よんだ
病院でゆたかとみなみの名前書いたとこ
生きてる人間の名前書いたら死ぬんじゃないかと思って焦った
捕手野村
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 16:54:33.40 ID:Ajjx9bAr0
あれだよな、もう落ちるな
842 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 16:55:14.57 ID:fWAg7iRZ0
捕手谷繁
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 16:56:31.32 ID:42VVQtQ90
まだ終わらんよ
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 17:04:43.84 ID:qKEBHENc0
とりあえずあやの編その2書き終えるまで保守
845 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 17:16:04.04 ID:qKEBHENc0
ほし
846 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 17:21:09.27 ID:Ajjx9bAr0
あと1時間くらいで落ちるから
どーしても投下したやつは早めにな
あと次スレはいらないから落ちたら専用のSSスレで書いてくれ
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 17:21:41.49 ID:ckzYMKNg0
なんかむかつくから次スレ立てるか
848 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 17:22:35.47 ID:ckzYMKNg0
なんかキモイピザババアたちがパチンコ打ってるCM何なの?
849 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 17:22:55.01 ID:ckzYMKNg0
あれ、俺何言ってんだ?
850 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 17:33:06.20 ID:42VVQtQ90
そもそもこのスレはvipにあるべきだったのだろうか
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 17:34:55.86 ID:MfJ3SL0CO
テレテレテーン テレテレテーン
テレテレテッテッ テレテレテーン
『リフレイン』
泉こなた
パトリシア・マーティン
小早川ゆたか
泉そうじろう
柊かがみ
柊つかさ
高良みゆき
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 17:39:58.68 ID:Ajjx9bAr0
エンドロールきたあああああああ
タモリのまとめ語りが先じゃなかったか?
854 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 17:55:23.20 ID:pqMgnjG9O
テテテレ…テテテレ…テレレ…テレレレレ
855 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 17:56:47.35 ID:qKEBHENc0
教師「じゃあ、この問題できる奴いるかー?」
あやの「あ、ハイ……」
かがみ「ハイ!」
教師「よーし柊」
あやの「………………」
半分ほど上げていた手を、そのまま静々と下ろした。
『目立たない女』 峰岸あやの
朝の教室にて、先に席についているみさおに挨拶をする。
あやの「あ、おはようみさちゃん」
みさお「………………」
あやの「みさちゃん?」
みさお「………………」
あやの「 み さ ち ゃ ん !!」
みさお「ウオワ!!」
ゴチンッ
驚いたみさおは椅子から転げ落ちて床に頭をぶつけた。
あやの「あ、だ、大丈夫!?」
みさお「アイテテテ……なんだよ、あやのか。いきなり脅かすなよぉ」
あやの「え、脅かすって? さっきからずっと……」
みさお「へっ? わ、悪い。ぜんぜん気付かなかったゼ……」
あやの「……………………」
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 17:57:15.06 ID:qKEBHENc0
あやの(私って地味なのかなぁ)
家に帰ってからそんな事をずっと考える。
確かに自分は目立つ方では無い、みさおのように活発でも無ければ、
かがみのように勉強が大得意と言うわけでも無い。
でもまさか、ファミレスの店員にまで……。
ピッ
『今朝、××銀行に包丁を持った男が押し入り……』
テレビを付けると、ちょうどニュースが流れていた。
『大人しい人で……、まさかあんな事をするなんて』
あやの(………………………)
次々と流れていく顔写真、それをボンヤリ見ながら、
あやの(私も、何か事件起こせばああやって注目されるのかなぁ)
あやの(って、ダメよ! そんな事考えちゃ!!)
一瞬頭に浮かんだ不穏な考えを打ち消す。
元々目立つ事はそんなに好きでも無のだ、どうも思い詰め込みすぎたかもしれない。
朝の教室にて……
あやの「おはよう、みさちゃん」
みさお「おっ」
教室の入り口で声をかけると、みさおは駆け寄ってきてくれた。
それだけの事がなぜだか嬉しい。
スタスタスタ……
あやの「みさちゃん……?」
そのまま素通りされてしまった。
みさお「おはよー柊! あれ、チビッ子も?」
かがみ「おっす」
857 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 17:57:47.55 ID:qKEBHENc0
こなた「うん、珍しく早く学校来ちゃったからね。みさきちの顔でも見ようかと」
まるで自分の存在など無いかのように、談笑を始めてしまう。
あやの「ねぇ、ちょっと!!」
どれだけ声を荒げても、誰一人として自分を振り返る事は無かった。
あやの「──────?」
なぜだろう? 気がついたら、あやのは商店街に居る。
先日恋人と一緒に歩いた街……そこに──
あやの「あっ!?」
とんでもない物を見かけた。
みさおの兄と、先日言い寄ってきた女が腕を組んで歩いているのだ。
あやの「みさ兄さん!」
あやのは恋人の名前を叫ぶが……
ビッチ「ねぇみさ兄さん、何か聞こえた?」
みさ兄「え、いや。別に?」
あやの「イヤァ──────」
858 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 17:59:16.33 ID:Ajjx9bAr0
こ〜れがさいごの〜wktk(angel night的な意味で)
859 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 18:00:14.06 ID:pqMgnjG9O
これで見納めか…
860 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 18:00:14.18 ID:qKEBHENc0
ガバッ
あやの「………………夢!?」
ベッドの中で、あやのは目を覚ました。
あやの「………………はぁ」
登校中も、今朝の事が気になって仕方が無い。
ホントにただの夢だったのだろうか?
あやの「あ、みさちゃ────」
道端でみさおを見つけ、駆け寄ろうとするが──
ドンッ
お婆さん「あっ」
あやの「あ、ごめんなさい……」
お婆さん「いいんですよ……アイタタタタタ」
あやの「あの、スイマセン……」
お婆さん「いやいや、いいんですよ……。それより、○○病院はどちらか、ご存知無いでしょうか……?
急ぎの用事があるのですが迷ってしまって……」
ここからかなり遠い……。
だがぶつかってしまった負い目がある。
でも……、とあやのはみさおの方向を見たが。
みさお「いやーこんな所で柊と会うなんて奇遇だなぁ」
あやの「…………ええ、私も学校の前に用事があったんで。案内しますね」
861 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/11(金) 18:01:17.76 ID:qKEBHENc0
お婆さんを案内した帰り道。
あやの「………………学校サボっちゃった……なんて言い訳しよう」
それとも、どうせ自分の事なんて気にもされてないのだろうか?
そんな事を思い信号の前で佇んでいると……。
視界に一匹の黒猫が入ってきた。
キィィィィ!!
あやの「──────!!」
その猫に対し、乗用車がまっすぐ突っ込んでくる。
あやの「危ない────!!」
反射的に駆け寄った時にはもう遅かった。
猫はあやのをみるやいなや、すぐに逃げてしまう。
そして車道に飛び出してしまったあやのの身体は無残にも……。
ドンッ!
まるで綿のように跳ね飛ばされ、地面に叩き付けられた。
バイト「朝刊でーす」
翌朝の新聞、そこには一面にデカデカと載っている記事がある。
よほど大きな騒ぎがあったのだろう。
一人の女子高生が猫を助けようとして死亡、そんな記事は何処にも載っていなかった……。
862 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
みさお「あやのー、今日も来たぞって兄貴!? スマン!!」
みさ兄「うわ、ちょ、みさお待て!!? 参ったなー完璧に見られたよ……」
あやの「アハハ……///」
○○病院にて、あやのはその元気な姿を見せていた。
彼女は足の骨を折ったものの、命に別状は無かったのだ。
みさ兄「まったく……お前も案外無茶する奴だったんだなー」
あやの「ごめんなさい……」
みさ兄「まぁ、何はともあれ無事でよかったよ」
あれから毎日、みさおやみさ兄だけで無くかがみやこなた達も見舞いに来てくれた。
不謹慎ながら、そうしてると自分も大事にされていると分かって嬉しくもあった。
あやの(やっぱ、目立ちたいとか、そんな事を思っちゃダメなんだよね)
この事件は、とりあえず自分への天罰として受け止めよう。
あやのはそう思った。
お婆さん「お〜よしよし」
女性「おばあちゃん、抱きかかえすぎよ。私にも少しくらい」
お婆さん「ダメだね、女性さんはまだまだ若すぎるからこうやってお手本を見せてあげるのさ
ひ孫の顔を一番乗りで見れたんだから、もういつお迎えが来ても悔いは無いよ〜よしよし」
女性「でも驚いたわねー、おばあちゃんが一番先にお見舞いに来てくれるなんて」
お婆さん「ああ、その事なんだがね、あんたにも是非見習ってほしい女の子の話が──────」