ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら380

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
◆このスレは何?
ツンデレの妄想でひたすら萌え続ける場です。どんな形でもいいのでアナタのツンデレ妄想を垂れ流してください。
◆前スレ
ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら379
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1205927059/
◆まとめサイト
http://www.geocities.jp/tundere2ch/index.html
◆ツンデレ長編保管庫
http://www.geocities.jp/tsunderechohen/
◆過去ログ置き場
http://www.geocities.jp/indirect_kiss/
◆長編まとめ
http://sntd.web.fc2.com/
◆SSまとめ
http://www4.pf-x.net/~nadesoft/
◆ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら 専用掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/computer/21510/
◆うpろだ
http://www.uploda.org/
http://viploader.net/
http://www4.pf-x.net/~nadesoft/up/index.php
携帯からはこちら
写メうpろだ http://kjm.kir.jp/index.php
@ぴた    http://pita.st/index.html
◆お題作成機
http://f3.aaa.livedoor.jp/~fake/odai/sel.cgi
http://masa.s23.xrea.com/
http://maboshi.yh.land.to/tundere/
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 21:54:14.81 ID:O5KyqNbJ0
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     いリ      ` ̄ ,.′      ',
     (_ノ        ( ,,,,.._,)     !
        i        ,r≧ミミヽ.    ! ̄ ̄¨¨ ``ヽ
        l        .:;;;'ニこニ ';:;,     !
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3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 21:54:30.78 ID:+dqGYr7/0
◆ツンデレって何?
「普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃつく」ようなタイプのキャラクターのこと。

◆このスレでよく使われる人物設定
男:デフォルトネームはタカシ。ツンデレに色々したりされたりする。名字は別府。
アッパー:デフォルトネームはかなみ。感情表現豊かな基本形。名字は椎水。
ダウナー:デフォルトネームはちなみ。ローテンションで「……」を多用して喋る。
お嬢:デフォルトネームはりな。お嬢様口調。というかお嬢様。名字は神野。
老成:デフォはまつり。「纏」と書く。わしは〜じゃのう等、古風かつジジ臭い言い回しをする。
尊大:デフォはみこと。「尊」と書く。自信に満ちあふれたような、偉ぶった言い回しをする。
関西:デフォはいずみ。関西弁で喋る。感情表現豊か。
ボクっ娘:ボクっ娘ツンデレ。一人称が「ボク」。ボーイッシュ。生意気。タカシによくからかわれる。デフォルトネームは決まっていない。
勝気:男勝りツンデレ。腕っ節が強い。だけど美人。デフォルトネームは決まってい(ry
無表情:無表情ツンデレ。素っ気ない態度をとる。人間不信?デフォルトネームは(ry
中華:中華系ツンデレ。「〜〜アル」といった言い回しをする。デフォルトネ(ry
幽霊:幽霊ツンデレ。憑依したりする。アッパーだったりダウナーだったりする。デフォ(ry

山田:クラスメイトとして使われることが多い。いわゆる友人A。なぜかVIPPER口調で描かれがち。
※名前の由来などについてはまとめサイト参照

・上記の名前や設定はあくまでデフォルト。
・投下許可は求めなくていいですが、長編SSについては、投下前に宣言をしていただけると他のSSとのごちゃ混ぜ防止になるのでスレに優しいです。
あと、書き上がってから一斉投下してね。 書きながら投下はイクナイ
・感想レスは励みになるので大歓迎。
・投下のタイミングは自分で見計らおう。投下直前にはリロードを心がけよう。もしスルーされても泣かないこと。
・投下後に殊更に感想を求めたり、レスが付かないからって自虐したりすると、ツンデレに嫌われます。
あと、みんなも多少のことは大目に見てスルーしよう。
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 21:54:50.54 ID:O5KyqNbJ0
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5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 21:59:27.54 ID:PVZYVjSf0
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 22:00:10.95 ID:avp0B9kl0
>>1
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 22:03:15.35 ID:KOdHWnK20
某携帯会社のCMみて

犬:タカシ/上戸彩:かなみ

を連想したのは俺だけw

っていうかこの頃その辺のモノがツンデレとタカシに見えるようになってきたww
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 22:09:40.77 ID:Oa5CQ5j30
>>1
乙ンデレ
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 22:12:56.80 ID:d6qKG1aCO
>>1
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 22:30:16.14 ID:LvWN6UurO
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 22:30:55.19 ID:PVZYVjSf0
>>7
風邪をひいた次の日急に暖かくなると
ツンデレの存在を感じる
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 22:49:55.56 ID:e1Fv9wNvO
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:00:43.78 ID:d6qKG1aCO
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:13:11.52 ID:ETH82wk2O
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:16:20.36 ID:KgOQVReq0
4レスくらい頂きます

 関西の方から転校生がやってきた。どうやら結構なお嬢様らしい。
 孤高の人で、どうも周囲と馴染めないご様子。というのは、昼休みにいつも一人で屋上にいるからだ。
 俺とて取り立てて構うことはないと思っているのだが、生憎と屋上は俺の憩いの場でもある。そんな場所
で、女の子に一人居座られると居心地が悪い。
「なぁ……」
 俺の姿を認めても文庫本に眼を走らせるだけの彼女に、俺はその日初めて声をかけた。
「……なにか?」
 鋭い視線に少し驚いたが、取りあえず
「隣、いいか?」
と言ってみた。
「学校でナンパは感心しませんわね」
 つっけんどんな返事だったが、俺は構わず腰を下ろした。
「別に、そんなんじゃないさ。ただ、顔見知りとなのに、対角に座ることもないだろ」
「わたくしは、どうでもいいですわ」
 尻をずらして俺から30センチほどの距離を取りつつ、神野は答えた。その間も目は活字を追っている。
「……何読んでんだ?」
 表紙は革製のブックカバーが付けられているせいで見えない。
「壬生義士伝です」
 面倒そうに答えられた。しかし、どうにか話は広げられそうだ。
「そう言えば、出身そっちだったっけか?」
「そっち、とは?」
「いや、だから京都」
 新撰組=京都という至って平凡な発想だ。それほど詳しいわけでもないし。
「出身は大阪ですが……別に、この本は偶々です」
「そっか」
「……はぁ」
 ため息をつくと、彼女は栞を本に挟んで閉じた。どうやら読書は諦めて俺と話す気になったらしい。
「いったい、どういうつもりですの?」
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:16:44.44 ID:KgOQVReq0
「いや……なんとなくだよ。寂しそうだったから」
「錯覚ですわね」
「なら良かった。孤独に怯える女の子は居なかったわけだ」
「わたくしがそんな風に見えたとしたら、きっと貴方の下心のせいですわ」
「否定はしないね」
 そんなのんびりしたやり取りが続く。というか俺が性格上、ある程度の悪意を持った発言まで右から左
へ受け流してしまうのだ。
「はぁ……貴方みたいな変な人の相手は疲れますわ」
 呆れ顔で言う彼女に、俺は笑顔で答えた。
「そうかな? これでも癒し系で通ってるんだけど」
「はいはい……そろそろ予鈴ですわよ」
 そう言って本を取り上げ、神野は立ち上がろうとした。俺も腰を浮かす。
 しかしそこで突然、同じ姿勢でいたせいで足が痺れたのか、神野がよろけた。
「ひゃっ!」
「うおっ!」
 倒れこんできた神野を避けられず、俺は浮かせた尻でそのまま餅をつくことになった。がしゃん、と背
中を思い切り金網のフェンスに打ち付けてしまう。
「あ……っつー」
 腰と背中の痛みに顔をしかめると、俺の顔を見つめている視線と目が合った。
「……なぁ」
「な、なんです?」
「こういうときは『ごめんなさい』と言って、すぐにどくもんだと思うが……捻挫でもしたか?」
「わ、解ってますわ! そ、それなら手をどかしなさい」
「手……?」
 気付いた。倒れてきた神野を受け止めるのに、思わず背中に手を回してしまっていたのだ。
 しかし、そんな強く抱き締めているわけでもなく、払えばそれで済む話でもある。
 神野の顔が、時間経過と共に真っ赤に染まる。俺だって同年代の女子とこんな距離に居て平静なわけが
ない。つい神野とまともに見詰め合ってしまったせいで、手をどかすタイミングを逸してしまった。
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:18:50.29 ID:KgOQVReq0
「な、何を見てますの……?」
「あ……いや……」
「……いやらしい」
 す、とシャツの胸元に手をやる。いやいや、そんなトコ見てないから。っていうか、そんな仕草したら、
視線はそちらに移らざると得ないわけで。布の下の柔らかそうな塊が俺の胸と触れて形が変わってて自覚
すると同時に急にその感触が鮮やかになってきて理性がバーンアウトしてしまいそうなそんな予感。
 俺が一杯一杯になって喘いでいると、神野は俯いて弱々しく呟く。
「は、放しなさい……お、お願い、やから……」
 その怯えたような姿。俺の知っている彼女と別人のようだった。
「え……あ、うん」
 そこで、やっと手が動いて、神野の背中から離れてくれた。
 お互いにほっと安堵の息が漏れる。
 まるで、そこを狙ったかのようだった。
「あ、リナ!! ここに居たんだ……ってあららら……」
 声のほうを振り向くと、ドアを半端に開けた姿勢で、クラスメイトの友子が顔を覗かせ、固まっていた。
どうやら孤立していないというのは本当らしい。よかったよかった。
 などと考えた瞬間、いきなり神野が俺を突き飛ばすようにして体を離した。
「あでっ!」
 再び騒々しい音を立てる金網を余所に、神野は凄まじく機敏な動きで立ち上がり、友子に相対する。さっき
までの弱々しさが泡沫の夢のようだ。
「どっ、どうかなさいましたか?」
「え? あ、いや。さっきの物理のノート見せて欲しかったんだけど、まぁいいや。うん」
「い、いえ、それならすぐに……」
「い、いやいや……だって……ねぇ?」
 いや、そこで見られても困る。背中を嫌な汗が伝った。そして、それは神野も同じようである。
「ちょ、ちょっと友子さん! 一体何を……」
「いや、いーからいーから、皆まで言うな。おばちゃん、お邪魔しちゃったみたいだしねぇ……うふふん♪」
 友子は手をパタパタと振ると、ドアの奥に消えた。
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:19:11.01 ID:KgOQVReq0
「え、ちょ、お、お待ちなさい! なんでもないんですのよ!!」
 締まった扉に声をかけても、反応はない。
 五秒ほどその場に立ち尽くしていた神野だが、そこで俺の方をさっと振り向いた。
「あ、あんたがいつまでも、あんな格好でおるから……」
「え?」
 台詞のないようの理不尽さよりも、俺はその口調に面食らってしまう。しかし、彼女は止まらなかった。
「だ、大体、あぁいうときはすぐに立って手を貸すんがマナーやろ!」
「は、はぁ……」
「それをなんや! いつまでもしょうもない顔でヘラヘラと…………ぁ」
 そういえば、この人、大阪から来たんだったな。そんなことを考えると思い出すと同時に、神野の顔がリ
ンゴが熟れるのを早回しで見ているようになった。ほら、たった三秒ほどで食べ頃。そのままでよし、焼き
リンゴにアップルパイもいける。とっても美味しい新鮮なリンゴはいかがかね……。
「わっわわわ忘れなさい!!」
「何を?」
 急に命令する神野に、俺は素で返す。余計なことを考えていたせいで、つい反射的にそう言ってしまった
のだ。本当は見当がついていた。
「きょ、今日ここで起こったこと全部ですわ!! できないというなら、忘れさせてあげますわ!!」
 やっぱりな。でも、ここで言いなりというのも面白くない。
「えぇ、あれ以上のことされたら、俺お婿にいけなくなっちゃうかも……」
 そう答えたら
「こっ……この、ドアホーーー!!!」
お嬢様は涙目で叫び、ドアへと突進した。

 ちなみに。
 神野はそれ以降も屋上に姿を見せ、こちらが何も言わなくても隣に座ってくる。
 文庫本を持ってくるが、開かれることは少なくなった。それをからかうと、
「うっさいわ……読んでた方がええんか、アホ……」
と呟くが、聞こえてないと思っているようなので、もう少しこのままで居ようと思う。

おしまい。
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:25:52.90 ID:PEhD7Xx1O
>>18
うおおおぉぉぉぉぉっっっっっ!!!!GJ!!!!!!
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:26:18.41 ID:d6qKG1aCO
関西お嬢可愛いよwwww
>>18新スレ早々GJ
これでデレ期が来るのを願うばかり………
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:27:47.79 ID:BxC47KZd0
GJィ!
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:35:21.24 ID:O2kVBQtr0
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:35:41.21 ID:O2kVBQtr0
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:35:45.06 ID:O2kVBQtr0
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:35:49.83 ID:O2kVBQtr0
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:35:58.39 ID:O2kVBQtr0
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:37:48.34 ID:O2kVBQtr0
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:37:52.00 ID:O2kVBQtr0
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:37:55.10 ID:O2kVBQtr0
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:38:10.77 ID:O2kVBQtr0
てst終わり
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:39:02.54 ID:92Oygj80O
なんという新感覚。だがこれはこれで…
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 23:56:59.70 ID:BNbk/0k1O
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 00:01:56.10 ID:ASd41rdXO
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 00:05:54.78 ID:/rkzwmVv0
ひさびさに保守
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 00:12:32.54 ID:kLOA980oO
落ちたのか

>>1
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 00:15:09.66 ID:/qUqfZzEO
つツインテールツンデレがスーパーでネギを持って歩いていたら変な人に声をかけらたそうです
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 00:27:51.35 ID:8Koas/B6O
お題
・ナンパされているツンデレを助けたら
・ツンデレをずっとシカトし続けたら
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 00:42:21.06 ID:8Koas/B6O
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 00:52:10.81 ID:vj6R//EdO
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 01:02:03.13 ID:Hc16jBk00
誰に何を言われようとも、ボクっ子は俺の嫁!!!!!!!111
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 01:09:06.86 ID:HX+X5T0cO
チェキ
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 01:18:52.96 ID:Xyozj5tyO
頭痛がひどくて仕事にならん…

お題
・男が突然頭痛で呻きだしたら
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 01:27:31.01 ID:HX+X5T0cO
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 01:34:13.08 ID:HX+X5T0cO
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 01:53:22.71 ID:8Koas/B6O
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 01:55:15.31 ID:kS9xpj3w0
IDチェック
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 01:58:38.35 ID:Yheu9/AEO
>>18
亀だがGJ
関西はやはりいいな
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 02:13:49.42 ID:4SmnEwwfO
俺も遅まきながら>>18ぐじょぶ。
関西は大好きさ。
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 02:13:54.40 ID:T+X3QspAO
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 02:19:29.32 ID:PArOBwG6O
お題
 
・ツンデレがタカシに、三日ルールを教えるているようです
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 02:42:45.49 ID:tUyCHpt3O
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 03:16:50.12 ID:tUyCHpt3O
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 03:44:56.36 ID:tUyCHpt3O
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 03:55:23.49 ID:yZuYhg9M0
にゃんにゃん保守
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 04:06:02.31 ID:HVoJBHuWO
寝る前保守
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 04:50:43.53 ID:4dinkwUbO
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 05:16:30.96 ID:pEKjFMpVO
>>18
GJ、関西にお嬢とは…
俺もまだまだだな

そのお嬢は頂いていきますね
58・ツンデレとクリスマスプレゼント その19:2008/03/23(日) 05:27:23.16 ID:Pm6K3hmB0
皆、寝てると思われるので、こそっと投下
7レスほど

前回まで
http://www4.pf-x.net/~nadesoft/up/?f=tun251.txt


では、行きます。
59・ツンデレとクリスマスプレゼント その19 1/7:2008/03/23(日) 05:27:50.39 ID:Pm6K3hmB0
 店から出ると、私はキョロキョロと周りを見回して別府君を探した。
「委員長。こっちこっち!!」
 すぐに別府君の声が聞こえる。声のした方を向くと、別府君が大きく手を振っているの
が見えた。慌てて私は別府君の所まで小走りに走る。
「お疲れさま。結構時間掛かったね」
 しかし、私はそれどころでは無かった。
『おっ……大声で手を振るの止めてよね。目立つじゃない』
「何で? 別に誰も気にしやしないと思うけどなあ?」
 別府君は首を傾げて不思議そうに言った。こういう所は本当、私と正反対で楽観主義と
いうか、気にしないタイプだと思う。
『一瞬でも注目されるでしょ? それが、その……恥ずかしいし、それにその……万が一
にも知ってる人に気付かれるかもしれないじゃない』
 今日一日、ずっと別府君と一緒にいて、何か結構人目に付くような事をやらかしたよう
な気もするが、それでも私は気にせずにはいられなかった。しかし、別府君は案の定、笑
顔でその言葉を退けた。
「そんなの、本当に万が一の事じゃん。それに、万が一知り合いに見られたからって別に
気にする事じゃないし」
『だって……もし、学校で変な噂にでもなったりしたら……』
「委員長は、困る?」
 最後まで言葉を言う前に、別府君に逆に質問されてしまった。
『えっと……その…………まぁ……』
 迷いながらも、小さく頷く。私自身、騒がれるのは好きではないし、何より別府君に変
な迷惑が掛かる事が嫌だったから。
 しかし、私の態度に別府君は困ったような笑みを浮かべた。
「そっか……困るか…… まぁ……そうだよな、うん」
 小さく呟きながら、別府君は自分で自分を納得させているようだった。それから、視線
を上げて私の顔を見ると、はっきりとした言葉で謝罪してきた。
60・ツンデレとクリスマスプレゼント その19 2/7:2008/03/23(日) 05:28:13.64 ID:Pm6K3hmB0
「委員長が迷惑に思ったなら、謝るよ。ゴメン」
 そう言われると、今度は私が、何だか申し訳ないような気持ちになって来た。別府君が
特に悪い事をした訳でもないのに、目立ちたくないという自分のワガママを押し付けて謝
らせるなんて、自分勝手もいい所だ。
 慌てて私は、別府君の謝罪を退けた。
『も、もういいわよ。済んだ事なんだし……』
 フォローするはずの言葉が、何だかスゴク偉そうに聞こえてしまった。自分自身で何様
なんだろうとか思ってしまう。
 もっとも別府君はあまり気にしていないようで、この話はもうケリが付いたとばかりに、
ニコッと笑った。
「んじゃ、ま、目立たないようにとっとと退散しようぜ」
 そう言ってクルリと身を翻すと、さっさと歩き出した。
『あ。ちょ、ちょっと待ってよ。もう!!』
 置いていかれそうになり、私は慌てて彼を追いかけるのだった。


「ところでさ。委員長、おなか空かない?」
『え?』
 歩きながらそう聞かれて、私は別府君の方を向いた。
「いや。俺的には、結構腹減ってんだよね。で、何か食べて行きたいんだけど……どう?」
 ちょうど、ファーストフード店なんかがあるコーナーだった。恐らく、別府君はそれを
見て胃袋を刺激されたと見える。
『私は……別に……』
 反射的にそう答えつつ、私は自分のおなかの状態を確かめる。確かに、もうとっくにお
なかが空いていてもおかしくない時間なのだが、不思議な事に、あまり空腹感は無かった。
きっと別府君が隣りにいるせいで緊張しているからだろう。もっとも、仮におなかが空い
ていたとしても、そんな事、みっともなくて口には出せないけど。
「そっか。そういや、普段から委員長は小食だもんな。けど、少しは食べないと、ガリガ
リになっちまうぜ」
『大きなお世話よ。そんなの、別府君に心配される事じゃないわ』
61・ツンデレとクリスマスプレゼント その19 3/7:2008/03/23(日) 05:28:34.81 ID:Pm6K3hmB0
 またスタイルの話題になりそうだったので、私はピシャリと打ち切る。どうせ、別府君
の調子のいいお世辞が飛び出すだけだろうし。
 別府君は、少し何か言いたそうな雰囲気にも見えたが、結局彼もその話題はそれ以上諦
めたのか、話題を元に戻した。
「まあ、あまりおなか空いてないんなら申し訳ないんだけどさ。出来れば、ちょっと付き
合って欲しいかなって。一人で寄っても味気ないしさ。もちろん、ドリンクとか奢るから」
 遠慮がちな別府君の誘いに、むしろ私の方が恐縮してしまう。申し訳ないなんてとんで
もない。私なんかが誘ってもらえるだけで光栄なのに。ましてや奢って貰うなんて、有り得ない。
『い……いいわよ。そんな……気を使わなくたって…… どうせ、ここまで一緒だったん
だから、最後まで付き合うわよ……』
 私の答えは、はっきり言えたのは最初だけで、後はどんどん声が小さく、低くなってし
まい、最後の方は本当にモゴモゴした言い方になってしまった。この程度の事を言うこと
すら、ハッキリと言えないなんて、正直我ながら情けない。
 だけど、別府君にはちゃんと聞こえたらしく、嬉しそうに笑顔を見せてくれた。
「サンキュー。でも、委員長こそ気を使わなくていいんだぜ。俺のワガママに付き合って
貰うんだし、何より、奢りたいってのも俺の勝手だから。迷惑でなければ、是非そうした
いんだけど……いいだろ?」
 そこまで別府君に言われると、私にはもう断る事は出来なかった。
『それなら、その……私は知らないから、好きにすれば?』
 口に出してから、自分の言い方の拙さに後悔する。同じ意味合いでも、もっと棘のない
言い方がいくらでもあると言うのに、何でこういう言い方になってしまうのか。自分で自
分が嫌になる。
「よし。じゃあ、決定な」
 明るく言う別府君に、私は救われた思いになった。本当は、ちょっとくらいはムッとし
ているのかも知れない。だけど、それを表に出さないあたり、意外に大人だったりするん
だな、と感心してしまう。
「それじゃ、行こうぜ」
 そう言うと、彼はまた、ごく自然に私の手を掴んだ。
62・ツンデレとクリスマスプレゼント その19 4/7:2008/03/23(日) 05:28:56.61 ID:Pm6K3hmB0
『あっ!?』
 ビクッと体が緊張する。
「何?」
 私の動揺を不思議に思い、別府君が聞いてきた。あらためて、別府君にとって、女の子
の手を握る事は自然な事なんだと実感する。確かに、彼は、友田さんと言う非常に親しい、
幼馴染の女の子がいるから、何の抵抗もないんだろうけど。
 しかし、そこで私も思い返す。今日、別府君に手を握られるのは何度目になるのか? 少
なくとも、二回はあったはず。となれば、私だって少しは慣れていいはずだ。うん。
 決然と勇気を奮い起こして、私は首を振った。
『ううん。何でもない』
 そう答えた途端、私の手を握る別府君の手の感触が、異様にハッキリと感じられた。
 別府君は、私をちょっとだけ不思議そうに見つめたが、すぐに笑顔に戻った。
「そっか。まあ、いいや。とにかく行こうぜ。何気に腹、減りすぎて限界だし」
 最後、冗談めかした口調で言うと、別府君はお腹に手を当てた。その様子に思わず笑み
がこぼれそうになるが、ちょっと失礼かなと思い、何とか我慢して私は無言で頷いた。そ
れを見て、彼は歩き出す。最初、ちょっとだけ引かれる形になったが、すぐに、自然に手
を繋いだまま並んで歩く体勢になる。
 フゥ、と聞こえないように、私は小さく息を吐いた。最初、手を握られた時は思わず拒
んでしまった。次の時は、何とか拒まずに済んだが、別府君にほとんど引っ張られている
ような感じだった。今は……そう。自分の意思で、並んで、手を繋いだまま一緒に歩いている。
――ああ……ダメだ……やっぱり、恥ずかし過ぎて頭がクラクラする…… しかも、俯い
ちゃダメなんて、これはもう拷問かも……
 もう、周囲なんて何も見えない。握られている、手の感触しか感じられなかった。
「委員長、何にする?」
 えっ?と、私は別府君の方を向いた。いつの間にか、もうカウンターまで来ていた事に、
私は全く気付いていなかった。驚いた瞬間、思わず私は、握られた手を振りほどいてしまう。
 驚いたように見る彼を、私は挑むような視線で見つめ返した。
63・ツンデレとクリスマスプレゼント その19 5/7:2008/03/23(日) 05:29:17.01 ID:Pm6K3hmB0
『もっ……もう、いいでしょ……』
 慌てて、取ってつけたように私は言った。咄嗟に行動してしまったので、どうフォロー
していいか分からない。別府君が、機嫌悪くしなければいいのだけど……
「あ、ああ…… そうだね。ゴメン」
 ニコッと笑って彼は謝る。
――何で謝るんだろう……悪いのは、私なのに……
 重苦しい気分のままで、私はテーブルの上のメニューを見た。グズグズしていると、ま
たボーッとしていると思われそうだし、店員にも後ろの客にも迷惑だし。
『えっと……』
 何を頼めばいいか、咄嗟に分からなくなってしまった。
――おなか空いてないって言ったのに、セット物とか頼めないし……でも、ハンバーガー
一個くらいならいいのかな? それとも、無難に飲み物だけ、とか……でももし、感じて
ないだけでホントはおなか空いてたりして、別府君の食べるのに感化されておなか鳴っちゃっ
たりしたら恥ずかし過ぎるし……やっぱり、何か頼んだ方が…… って、グズグズしない
で早く決めないと、別府君に迷惑だって言うのに……あああああ……
 しかし、散々悩んだ末に出た言葉は、こうだった。
『わ、私はその……軽い物だったら何でもいいから……』
「え?」
 別府君、私を見て聞き返して来た。言葉足らずだったのかと、今度はもっと具体的に、
別府君に答える。
『別府君に任せるって言ってるの。私は別に……これと言って食べたいものとかないけど
……別府君が、どうしても奢るって言うんなら、任せるから……』
 それだけ言うと、私は体ごと、別府君からそっぽを向いてしまった。
 要は、自分では決められそうにないから、別府君に丸投げしてしまっただけなのだが。
全くもう、どんだけ優柔不断なんだと、自分で自分が情けなくて仕方がない。
――こんなんじゃ……別府君に呆れられても、仕方ないわよね……
 もっとも、今から嘆いたところで、後の祭りではあるが。
 そんな事ばかり考えて、思考が堂々巡りに陥っていると、やがて、別府君から声が掛かった。
64・ツンデレとクリスマスプレゼント その19 6/7:2008/03/23(日) 05:29:36.18 ID:Pm6K3hmB0
「委員長」
 彼に呼ばれて、私の体がビクッと反応する。しかし、私には、振り向くだけの勇気はなかった。
『えっと…… 何よ?』
「いや。委員長が、俺のお勧めで注文して良いって言ったから頼んだんだけど……これで
良かったかなって」
 そう言われて、私の視線がごく自然に、トレイの方へと向いた。その上には、ドリンク
が二つと、大き目のポテトと、チキンの入ったサラダが乗っていた。
「サラダなら、食欲無くても食べられるかなって思ったんだけど、少しは腹の足しにもし
なきゃいけないかなって…… もし、チキンが余計なら、それは俺が貰っても良いし……」
 私は驚いて別府君を見た。私のわがままで、彼に注文まで押し付けたってのに、私のこ
とをいろいろと考えた上でメニューを選んでくれるなんて。別府君がそこまで気を遣って
くれることが、何よりも、嬉しくて仕方が無かった。
「で……大丈夫? これだけで。ああ。もちろんポテトは二人で一つだけどさ」
 念を押すように別府君に聞かれる。そうだった。別府君にちゃんと答えないと。
『……任せるって言ったんだもの。文句なんて言わないわよ……』
「そっか。なら良かった。正直、ちょっと自信無かったからさ」
 棘の含んだような答え方をしたにも係わらず、別府君は全然気にせず、安心したように
ニコッと微笑んだ。
「あ、そうそう。ドリンクはアップルティーにしておいたから。確か委員長って、紅茶の
方が好きだったと思って」
 別府君の言葉に、私は小さく頷く。
『あ、うん…… それでいい……』
 何だか、自分が随分と偉そうな態度を取っているように思えて、酷く嫌だった。別府君
がこんなにも気を遣ってくれているんだから、もう少し愛想良くするべきなのに。
 もっとも、ガチガチに緊張している今の状態で、それは無理な話なのだが。別府君と二
人だけでこういうお店に来るのは初めてではないのに、ちっとも馴れる事が無い。
『お待たせしましたぁ』
 元気のいい店員の女の人が、ハンバーガーを二つトレイに置いて言った。別府君がサッ
とトレイを持ち上げる。
65・ツンデレとクリスマスプレゼント その19 7/7:2008/03/23(日) 05:30:49.55 ID:Pm6K3hmB0
「さ。行こうぜ」
『あっ…… ちょ、ちょっと待って』
「何?」
 私の制止に、別府君が首を傾げて聞いてきた。
『えっ……えっと……』
 私と比べると、別府君の荷物は圧倒的に多い。おもちゃ屋のビニール袋も三つは持って
いる。一体何を買ったのかはいいとして、あれだとトレイを持つのも大変だろう。それく
らい、私が持った方がいいのではないかと思って、私は声を掛けたのだ。
 だけど、結局その勇気は出なかった。
『……ごめんなさい。何でもない……』
「何だよ。変な委員長だな」
『変とか言わないでよ。もう!!』
 別府君にからかわれて怒る私を軽く笑顔で受け流すと、別府君はトレイを持って歩き出
した。私はその後ろを、何だか借りてきた猫のように大人しく付いて歩くのだった。
――何だってば……私って、こうも簡単な一言が言えないんだろうな…… たかが、トレ
イを持つって言う事くらい…… ダメだな、私って……
 自己嫌悪に陥り、私は小さくため息をつくのだった。


続きます
では、お休みなさい

         _,,..,,,,_ . _
        ./ ,' 3 /   ヽ--、
        l   /        ヽ、
       /`'ー/_____/
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 05:47:52.51 ID:MSeddZILO
>>65
気が付けばもうすぐ四月……。
なにはともあれ、委員長最高!!
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 06:34:54.62 ID:kPKT/QRd0
ほsぐ
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 06:52:23.28 ID:zbuX5HDD0
ほしゅ
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 07:15:46.17 ID:SE97nisR0
ho
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 07:48:21.75 ID:bq7fpn1o0
hosyu
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 08:02:45.94 ID:xMzKaak4O
ほっすほっす
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 08:04:32.13 ID:OC0QALtkO
昨夜から今朝にかけて半日もしないうちにGJ
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 08:05:35.69 ID:aSv8kyuM0

いdちぇっく
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 08:40:03.61 ID:Q3PoigQkO
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 08:54:24.91 ID:ASd41rdXO


ぽしゅ
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 09:23:09.37 ID:p0fp/bBd0
ほしゅ
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 09:55:37.34 ID:RrTWlFkoO
保守
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 10:20:51.20 ID:kLOA980oO
危ない
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 10:29:16.77 ID:AXmVafRbO
http://mu.skr.jp/1206235539-080321_1000%7E01.jpg
放課後に僕っ娘が
『タカシ〜。喜べ〜。今日も、僕と一緒に帰ることを許可してやるよ〜。』
とか言いながらタカシの背中を軽く叩くんだよ

そしたらタカシがコンタクトレンズ落としてしまって僕っ娘に探すの手伝わせる訳

で、10分くらい探して僕っ娘がコンタクト見つけて
『あったー!あったよタカシぃ!!』
って感じの保守
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 10:29:54.24 ID:4gapQhvb0
おーっとせふせふ
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 10:53:27.14 ID:HX+X5T0cO
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 11:01:09.86 ID:/280Wx/cO
ほし
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 11:28:57.30 ID:cqTx+slxO
>>79
ケツを突き出して男におねだりのポーズに見えた俺は変態
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 11:40:53.63 ID:WU7izIuLO
また俺かよ・・・。 
>>79
俺の嫁キタコレ!つまりはグッジョヴ!
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 12:23:06.98 ID:1RQas8LrO
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 12:37:38.33 ID:ASd41rdXO
補習
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 13:09:12.37 ID:HX+X5T0cO
保守
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 13:54:34.74 ID:oU49qCzSO
>>
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 14:23:31.83 ID:WrzsismX0
ho
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 14:50:45.65 ID:AApm0HOgO
ほぉ
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 14:51:03.36 ID:kLOA980oO
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 14:51:47.54 ID:MjErh1eK0
一瞬姫子に見えてしまった
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 15:08:29.61 ID:RrTWlFkoO
保守
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 15:29:00.46 ID:tUyCHpt3O
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 15:45:15.12 ID:p0fp/bBd0
ほしゅ
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 15:53:37.22 ID:V/gZD7fq0
tr
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 16:13:36.91 ID:8Koas/B6O
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 16:22:30.86 ID:buvyOTc60
保守
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 16:50:23.09 ID:pEKjFMpVO
99
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 16:57:55.93 ID:8Koas/B6O
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 17:06:55.70 ID:/280Wx/cO
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 17:32:55.59 ID:SaCChSen0
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 17:57:54.85 ID:8Koas/B6O
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 18:13:34.64 ID:6FR58UyQ0
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 18:29:48.62 ID:SaCChSen0
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 18:32:43.08 ID:HX+X5T0cO
ツン期は嫌いじゃないが……
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 18:35:30.98 ID:hXpVcgl40
尊さんはタワシ
異論は具体例をあげれば認める
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 19:00:00.80 ID:6FR58UyQ0
>>107
色々とあって、
「仕方ないから一緒に風呂に入ってやろう(///)」とか言って、
胸で背中とかを洗ってくれるんですか?分かりません

保守
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 19:02:05.93 ID:hXpVcgl40
>>108まいりました
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 19:27:09.42 ID:RrTWlFkoO
保守
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 19:33:18.31 ID:Ol4VYYdWO
>>107
実は可愛い物好きで部屋にはぬいぐるみとかがいっぱい
お風呂にはアヒルさんとか浮かべて、お揃いのスポンジを愛用


…っと、これは俺の嫁の勝気の事だったな
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 19:34:07.30 ID:p0fp/bBd0
>>111
流石は俺だなwww
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 20:02:44.47 ID:pruwqAjg0
一体どれくらいぶりなのか。
ロボ子の話の続き。

1話・2話
http://www4.pf-x.net/~nadesoft/up/?f=tun253.txt

3話・前回まで
http://www4.pf-x.net/~nadesoft/up/?f=tun254.txt

もしかしたら2回にわけるかもね!かもね!
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 20:03:02.67 ID:SaCChSen0
115ロボ子:2008/03/23(日) 20:03:51.40 ID:pruwqAjg0
-6-

町外れの神社。
その古びた鳥居の前に、一台の牛車が静々と到着する。
車は檳榔毛車(びろうげのくるま)であり、前簾から垂れる出衣(いだしぎぬ)は一目で上位の女官や侍従を乗せているとわかる。
というのに牛飼童や随身など舎人の姿は見えず、前駆(さき)の掛け声もない。
車の周囲にいるのは、牛の口取りとして舎人のいでたちをした和歩ただ一人である。
屋形の簾がひょいと跳ね上げられ、そこから少女が顔を出す。
牛を放った和歩は軛(くびき)を地に下ろし、搨(しじ)を車の口に置く。
和歩が手を差し出し、それにつかまって彼女が搨を踏み台にするりと屋形から降りた。
その可憐な姿に、道ゆく人から嘆息が漏れる。
牛飼いの下民と結婚したことで大々的に都を賑わせた、天帝の一人娘である。
「おつかれさん。腰は痛くないか?あまり乗り心地がよくはなかったろう」
「そうですね。あなたの丑曳きが下手なものですから、とても疲れました」
冷淡な顔で和歩を見ずに、彼女が言う。
「久しぶりに牛の相手をしたものでな。鈍っているとはいえ、上手くいったほうなのだが」
「あれでですか。今すぐ引退ですね」
「…いつもの事だが、なぜお前は外に出たとたん無愛想になるのだ?」
「一穂サマに振り撒く愛想など勿体なくて持ち合わせておりません」
「お前がそういう態度を取るせいでなぁ、樋口の亭主はいつでも皇女の機嫌を損ねているなんて噂が立つんだ」
「あら、あながち間違いないのでは?」
「…外に出るのがそんなに嫌か?」
「外に出るのがではございません」
「じゃ、何故」
「…唐変木」
「なに?」
「なんでもございません」
「待て、今なんと言った」
「どうでもよいではありませんか。行きますよ」
彼女は和歩を置き去りにしてすたすたと歩いていく。
116ロボ子:2008/03/23(日) 20:04:36.34 ID:pruwqAjg0
温室育ちの姫のはずなのに、行動力と体力が驚くほどある。
この神社の参道のちょっとした石段くらいは、一人で登っていってしまう。
さすがに歩調はゆっくりだが、和歩の助けを借りることなく、しっかりとした足踏みで階段をゆく。
二人は頂上の土を同時に踏んだ。
少し荒くなった息を整えながら振り返る。
そこには都の町並みと遠くに山々を望む素晴らしい景色。
大路を行き交う人々も寺院の五重塔も、全てが目の前に広がっていた。
不意に左腕が何かに抱きしめられる。
いや、何かといっても、それを出来る者は一人しかいない。
「……」
不機嫌そうな顔をしてはいるが、先ほどまでまとっていた刺々しい空気が今はない。
一寸でも近くに居たいとばかりに、和歩に身をすり寄せてくる彼女。
「いつものことながら…人がいないと触れてくるのだな」
「あなたは黙っていればそれでいいのです」
「参拝に来たのではなかったか?」
「そんなの…どうだっていいのです…」
拗ねたように言って、さらにきつく抱きしめてくる。
和歩はため息をひとつついてから、彼女の頭を優しくなでてやる。
この、二人きりになると急に甘えてくるところが和歩には判らない。
結婚する前は、むしろ人前では愛想を振り撒き、和歩の前ではてんで無表情であったのに。
今はまったく逆。
みなの前では不機嫌そうな表情を絶やすことなく、逆に二人の時は笑顔をきらめかせる。
本人に聞いても教えてくれないので伊吹に聞いてみたが、呆れた顔をされただけだった。
だが、最近はそれもまた可愛らしいと思うようになってきた。
以前は和歩以外に見せる笑顔に見惚れたものだが、今はその笑顔は自分だけのものなのだ。
それはとても心地よい優越感を和歩にもたらした。
この笑顔は自分だけ…いや、伊吹と自分だけが知っている特別なもの。
守ってやらねば、と思う。
「一穂サマ?」
彼女はいつの間にか一穂の胸に抱きついて、自分を見上げている。
117ロボ子:2008/03/23(日) 20:05:24.89 ID:pruwqAjg0
「なんでもない」
「ひぁ」
答えて和歩は彼女の額に軽く接吻してやった。
彼女の頬が赤みを増す。
「一穂サマ、人がいないからといってこんな」
「人がいないと身を寄せてくるのはお前のほうではないのかな?」
「わ、私は、節度というものを持っております…」
「ん?私は人前であろうとお前を愛でることをためらったりはしないぞ」
「一穂サマのそういうところ、嫌いです」
「…なぜそうなるかな」
何故か拗ねた顔でそっぽを向く彼女。
和歩は頭を掻きながらも、彼女の小さな顎を指で持ち上げる。
深い緑の瞳と真っ黒な髪が陽にきらめいた。
彼女がすっと目を閉じる。
和歩も僅かに遅れてそれに倣い。
二人は春風の中、接吻けを交わした。
涼しい風が木々の間を駆け抜ける。



「――――あ?」
眩しい。
まぶたの切れ間から、鋭い光が目を焼く。
涙が出そうになるが、和歩はどうにか無理やり目を開く。
眩しい。
目が慣れていないので、景色がきちんと捉えられない。
そして、苦しい。
胴の辺りを、蛇に絞められている感じがする。
いや、蛇に胴絞めをくらったことなどないのだが。
また何か夢を見た気がしたが、今度はよく覚えていない。
118ロボ子:2008/03/23(日) 20:06:03.95 ID:pruwqAjg0
ぐわんぐわんと景気よく鳴る頭をめぐらすと、体に誰かが抱きついていた。
―どこかで見たことのある…いや、よく知っているような…。
「一穂サマ!大丈夫ですか?」
「ナツメ…?」
そう、よく知っている彼女だ。
だが、それは和歩の知っている彼女とは、どこか違っていた。
いつもどおりなのだが、やや変化のある表情。
気持ち高く、また感情の色がしっかりと含まれている声。
それにも増して違うのは。
「ああ、よかった。私、嬉しさのあまり我を忘れてしまって」
彼女はこんなふうに、自分から和歩に抱きついたりはしない。
「あの、ナツメさん?とりあえずお座りになられては」
混乱で何も言えずにいる和歩と、放心でぽかーんとしている正宗。
2人をフォローして珍しく汗を浮かべながら言う伊吹。
「すみません…あ…」
「?」
伊吹を見るなり、ナツメまでもが放心した様子で固まってしまう。
「…あの、なにか?」
「伊吹?」
「え、あ、はい」
名前を呼ばれたので、とりあえず返事をする伊吹。
「伊吹っ!」
「きゃぁっ」
感極まったという感じで、今度は伊吹に抱きついたナツメ。
その表情には、いまやはっきりと喜色が見て取れる。
「私です。夏女ですっ。ああ、まさか伊吹にもこうしてまた逢えるなんて…」
「あ、え、あの」
とうとう伊吹まで混乱し始めた。
「ずっと、ずっと逢いたかった…。逢って理由を知りたかったのです」
「あの、私は確かに東雲伊吹ですが、あなたは…」
119ロボ子:2008/03/23(日) 20:06:42.12 ID:pruwqAjg0
混乱しながらも、ナツメが普段とは明らかに違うことからそう問いかけた伊吹。
ナツメの深緑の瞳が伊吹と和歩を交互に見つめる。
3度目に和歩を見たとき、その目が驚愕に見開かれた。
「すっ、すみませんっ」
叫んで、ナツメは飛びのいていきなり土下座した。
「私、ここが生前とは違うということをすっかり忘れてしまっていて…お二方には大変な無礼を…その」
額を打ち付けんばかりに頭を下げて、小さく震えている。
見かねて伊吹がナツメをたすけ起こす。
「お顔を上げてくださいませ。ナツメさん。私も和歩さんも気にしていませんから」
そうですよね?と無言で和歩に同意を求める。
「ああ、うん。気にしてないからさ、とりあえず、座って話さないか?」
恐る恐る顔を上げたナツメに、和歩は椅子を勧めた。
「は、はい…」
すっかり萎縮してしまった彼女は、伊吹に支えられて(正宗が座っていた)椅子に腰を下ろす。
その動作は優雅で、しかしやはりいつものナツメではないように感じられた。
「ええと、まず…」
何から話したらいいものかと、和歩は伊吹と正宗を見る。
2人は困ったようにお互い顔を見合わせた。
「あー…ナツメ、だよな?」
問う和歩。
「申し遅れました。わたくし、樋口丑曳一穂(ひぐちうしひきかずほ)の妻、夏女(なつめ)と申します」
椅子に座しながらも、膝に三つ指をついてうやうやしく礼するナツメ…いや、夏女。
「樋口…うし…和歩?の、妻?」
正宗が細い目をさらに細めて和歩を見る。
それはそうだろう。
妙な姓(かばね)が含まれている以外は、言葉の上では和歩と同姓同名なのだから。
「私の夫は桶の口に一つの穂と書くのですが、ええと、そちらの…」
和歩を見る夏女。
「こちらもカズホさんなのです。和の歩みと書きます」
すかさずフォローを入れる伊吹。
120ロボ子:2008/03/23(日) 20:07:42.52 ID:pruwqAjg0
いまだ混乱から抜け出しきれていない和歩には、彼女の配慮がありがたい。
「そちらの和歩様によく似ているのです…これも……でしょうか…」
「え…?」
「いえ、奇遇ですね、と」
「私にも心当たりが?」
と伊吹。
「ええ…そうなのです。やはり、名前も伊吹といい…」
「私の名前は樹木の伊吹と同じ字を書きます」
「貴女の方は、字まで同じです。そのうえ、伊吹様は容姿も私の知る伊吹そのままで…」
「そんなにですか?」
伊吹はおもむろに眼鏡をはずし、頭のカチューシャも取る。
それだけ彼女ので印象はずいぶん変わった。
眼鏡をかけていても美人ではあったが、はずしたことによって隠れていたその美貌がよりはっきりと判る。
「ああ…ますますそっくりです…」
夏女が嘆息する。
それほどまでに、伊吹は『伊吹』に似通っているのだろう。
「和歩様も、夫の若い頃にそっくり…。もう少し歳をとられたら、夫と瓜二つになるかも知れません」
「すごい偶然だな…」
「和歩様なんて呼ばないでよ。そんな大した人間じゃない」
感心する正宗と、どこかズレている和歩。
「私からもお願いいたします。どうか、伊吹と呼んで下さいませ」
伊吹もズレている、いや、彼女の場合は上下関係やそれからくる呼び名には気を使わなければならないので、当たり前なのだろう。
「では…和歩、さん…と、伊吹、さん…」
「……なんか照れる」
「……伊吹で結構ですのに」
和歩はナツメの容姿で呼ばれて照れ、伊吹は謙遜してつぶやく。
―一般から見たらご主人様のほうがよっぽど恥ずかしいと思うが。
正宗は口には出さなかったが、そんなことを考えていた。
「とりあえず、夏女さんの素性をもう少し話してもらえませんか?」
はい、と軽く頷いて一呼吸おき、夏女はゆっくり口を開いた。
121ロボ子:2008/03/23(日) 20:09:03.84 ID:pruwqAjg0
とりあえずここまでにしといてまた後で投下する。
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 20:16:39.23 ID:sjvE07YN0
お前等、とりあえず読め、途中で終わるが気にするなボクっ子が途中降臨する
http://www.denpan.org/book/DP-3bcc-78bb-1/
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 20:21:06.19 ID:4SmnEwwfO
>>121
GJ超wktk
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 20:33:10.17 ID:d8VkdZKgO
ロボ娘久しぶり!
後半待ってるwww
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 20:51:11.41 ID:8Koas/B6O
126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 21:06:45.54 ID:kRPyga+ZO
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 21:37:52.38 ID:MSeddZILO
>>121
おお!待ってました。
今回もGJJJJJ
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 21:49:00.02 ID:gE3GWKkw0
お題
・風呂でGと遭遇したツンデレ

あの戦慄は言葉では表せない((((;゜Д゜)))
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 21:56:59.79 ID:/qUqfZzEO
シャワーで追い詰められる格好の場所でないか


それより脱衣場のが問題だろ
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 22:13:15.75 ID:SaCChSen0
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 22:13:20.45 ID:kPsZA7U40
北斗のツン
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 22:14:24.45 ID:8Koas/B6O
>>128風呂入ろうとしたら湯船に浮かんでて失禁しかけた時ある
お題・失禁しちゃったツンデレ(ちゅんでれ)
・おしっこを我慢してもじもじしてるツンデレ(ちゅんでれ)
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 22:19:12.76 ID:HX+X5T0cO
134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 22:30:25.24 ID:HX+X5T0cO
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 22:31:01.59 ID:k4Tbw9220
ロボ子の後半投下するよ。
136ロボ子:2008/03/23(日) 22:31:39.78 ID:k4Tbw9220
「私は今よりはるかな昔の世に生きていました」
「幽霊ってことか?もうとっくに死んでるんだよね?」
「はい…何歳のときになぜ死んだかは記憶にありませんが、とうにこの世から居なくなった普通の者でした」
「それが、なぜナツメさんに?」
正宗の言葉に、夏女が小さく驚きの表情を見せる。
「この依代の方も『なつめ』様と仰るのですか?」
「カタカナでナツメだけど」
「そう、この方もナツメなのですね…」
「何か因果のようなものを感じますね」
と伊吹。
「すみません……巻き込んでしまって」
「いいさ。ナツメに取り憑かなきゃ、誰かに喋ることもできなかったんでしょ?」
「それは…そうですが…お嫌ではありませんの?」
「別に俺は嫌じゃないよ。幽霊と喋れるなんて普通はないし、怖くもない」
「……そう言っていただけると、とても有り難いです」
夏女がにっこりと微笑む。
ナツメの顔で、しかしナツメよりも豊かな感情表現をする彼女の顔がすぐ近くにあることに気づいて、和歩はどきっとした。
「幽霊は怖くないけど…」
ごまかすように顔をそらしながら和歩。
「……?」
「ナツメを怒らせるのは怖いし、嫌かな」
「…それはどういう意味ですか」
彼女がちょっと声を落とす。
「え…あ、いや、夏女さんじゃなくて、ナツメの話…」
「ワタシですが」
「え゛」
『夏女』が自分のことと勘違いしていると思い、注釈をつけた和歩だったが。
不機嫌そうな眼。
低めの声。
今目の前にいるのは、紛れもない、アンドロイドの『ナツメ』だった。
137ロボ子:2008/03/23(日) 22:32:06.77 ID:k4Tbw9220
「いや、あれ、ナ、ナツメ?」
「怒ると怖いナツメデス。ご主人サマ?」
目線にこめられた温度は氷点下。
「あ、あれはな?」
「怒ると怖いナツメデス」
「その…スマン…」
「ですが、怒ってなどいませんからネ」
「明らかにおまえ不機」
「怒ってなどいませんからネ」
「…………」
いや、実際怒っていないのかも知れないが、不機嫌丸出しなのは明白である。
「主脳の一部に巨大な情報があります。重要度:高。ですが、エラーの可能性が高いデス。機能衝突を起こしています。削除を実行しますか?ハイ」
「待て待て待て待て!勝手に自己処理するな!」
「なぜデス」
「人格をデリートしちゃいけません!」
「主脳の使用領域が――」
「いいから!命令!OK!?」
「しょうがないですネ」
ようやくナツメが諦めて、和歩は大きくため息をついた。
「彼女は今、ワタシの脳にデータとして潜伏する形で存在しています」
ナツメはそう切り出して説明を始めた。
「メモリ装置に取り憑いていたようですネ。ナビソフトのインストール時に、強制的に侵入されました」
「…ロボ子が幽霊に取り憑かれるなんて…」
頭を抱える正宗。
「ワタシの脳の中で削除不能なウィルスという扱いになっています。警報が鳴りっぱなしなのですが」
「ウィルス?」
「機能衝突発生。体の制御が一時的に利きません。とんでもないウィルスデス。早急に削除を提案します」
「いや、そんな無茶な…」
「バグやウィルスに加担する気ですか」
「違うよ。…あのひとを、助けてあげたい」
138ロボ子:2008/03/23(日) 22:34:55.53 ID:8TAb3hfM0
「それは加担と同じデス」
「違う。俺だっていつまでもナツメに取り憑かせておくつもりなんかない」
「ワタシは今すぐにでも消去したいのですが」
「話くらい聞いてあげようよ。早く解決することは、それだけナツメの体から出て行くのが早くなるってことだろ?」
「……………」
ナツメが押し黙る。
どうやら、迷いが生じているらしい。
「ナツメさん。私からもお願いいたします」
伊吹がフォローに入る。
「先程の話を聞いていらっしゃったら判ると思いますが…過去の話と現在の状況には奇妙な共通点がいくつもあります」
「それは認識しています」
「ナツメさんには判らないかもしれませんが…縁(エン)、と呼ばれるものがあるような気がするのです」
「縁……、因果による間接的結びつき関係のことですか」
「はい。貴女に憑いた幽霊さんが夏女といい、彼女の侍女は伊吹といい、そしてまた一穂という男性もいたということ」
「それが、縁、であると?」
「左様です。もちろん、私達には解決できないかもしれない。いえ、解決できる可能性のほうが低いと言えます」
ですが、と伊吹は前おく。
「話を聞くことは出来るのです。話を聞けば、今は解決できない問題も僅かながら解決の可能性が上がります」
「………………」
「消去するのは簡単でしょう。けれど、縁をそこで断ち切るのは、あまりにも悲しいことだと思います」
「―――――」
ナツメは目を閉じ俯いたまま、考えをめぐらしているようだった。
ややあってつと持ち上がった顔は、変わらず色をたたえない鉄面皮。
和歩はその考えの読めない表情に不安を覚える。
ナツメの口が小さく開いた。
「判りました。不本意ではありますが、その、縁というものをワタシも信じてみることにします」
そう言って彼女はまっすぐに伊吹を見て、夏女との『同居』を承諾した。
「……ありがとうございます」
伊吹が心から安堵して息をついた。
―何故だろう。
139ロボ子:2008/03/23(日) 22:35:57.11 ID:8TAb3hfM0
正宗は頭の中で考えを巡らす。
なぜ彼女は幽霊という、非常識で不確定なものにこれほど真剣になれるのだろう。
和歩が真剣だからだろうか。
「どうやら、彼女は既に脳に定着しかけているようデス。今分離するのはどのみち良策ではないでしょうから」
動けるようになったらしいナツメがゆっくりと立ち上がる。
和歩は手をとって支えてやりながら、ナツメを見た。
「ナツメ」
「なんデス?」
「その、ごめんな、ありがとう」
「謝罪は受けて然るべきですが、感謝などされる謂れはありません」
「でも」
「それから」
和歩の反論は、ナツメの言葉にぴしゃりと遮られる。
「ふっっ」
「うあ??」
ナツメが短く息を吐くのと、和歩の体が宙を舞うのは同時だった。
和歩の体は半回転してテラスの床板にばしんと叩きつけられる。
「ふぎゃ」
押しつぶしたような声が和歩の喉の奥から漏れた。
幸い、3度目の失神を味わうことにはならなかったようだ。
「いつまで鼻の下を伸ばしているのですか」
吐き捨てるようにそう言ったナツメは、ずかずかと歩いて先程座っていたベンチに腰掛けた。
「あだだ…なんなんだよもう…」
腰をさすりながらよろよろと和歩が立ち上がり、ナツメに文句を言う。
「ご自分で考えてください」
目を合わさずにつっけんどんに答え、ナツメはいきなりがくんと頭を垂れた。
ややあってうなだれた顔が持ち上がる。
「―――嫌われてしまいましたね」
困ったような声。
あれほどまでに放出されていた刺々しさが今はない。
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 22:36:04.76 ID:/qUqfZzEO
さる
141ロボ子:2008/03/23(日) 22:37:12.57 ID:8TAb3hfM0
夏女に入れ替わったのだ。
「お話を、聞かせていただけますか」
「…はい」
伊吹に促されて目を伏せ、一語を噛み砕くように夏女。
キッと向き直った彼女は、真剣な表情で3人を見る。
「お願いがございます」
彼女の瞳に宿る、強い意志の光。
ナツメとはまた違うその輝きに、和歩は見入ってしまう。
「夫を探していただきたいのです」




今回は以上。

今回分
http://www4.pf-x.net/~nadesoft/up/?f=tun255.txt

おまけ
http://www4.pf-x.net/~nadesoft/up/?f=tun252.jpg

1〜2話が97kbで3話が書きかけ分だけで142kbっつーのはどうしたもんかな。
そんじゃまた。
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 22:39:39.11 ID:8TAb3hfM0
っと、さるサンクス。
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 22:45:25.81 ID:cOYcQR6m0
続き楽しみにしてますです。はい
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 22:50:16.13 ID:vgX4HK7/0
おまけで寝た息子がおっきした。
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 22:55:33.73 ID:d8VkdZKgO
>>141
うおあああああGJ!GJ!
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 22:57:36.54 ID:HX+X5T0cO
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 23:11:58.23 ID:8Koas/B6O
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 23:20:10.58 ID:HX+X5T0cO
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 23:22:44.22 ID:cqTx+slxO
>>141
ふともものあたりがいやらしいとおもいます
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 23:23:20.37 ID:PArOBwG6O
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 23:30:49.57 ID:Nxh8YL62O
保守
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 23:35:51.88 ID:4SmnEwwfO
ロボ子の人グッジョブ!
ナツメさんかわいいなあwwww
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 23:43:01.73 ID:H7fm2JVR0
ちぇ
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 23:45:15.52 ID:HX+X5T0cO
へさ
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 23:51:38.06 ID:T+X3QspAO
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 23:56:07.05 ID:HX+X5T0cO
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 23:59:14.54 ID:HX+X5T0cO
圧倒的閃きっ!!!
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 00:06:29.07 ID:vvgavLL0O
寝るほ
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 00:13:43.07 ID:FQFJZrSVO
チェキ
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 00:17:53.61 ID:URk1H9Qb0
>>141
久しぶりにGJ!!!!
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 00:24:52.57 ID:5tiY3RtlO
保守
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 00:31:21.38 ID:B0PhS2+l0
5ほどもらいます。


前回まではこっちを参照。
http://www4.pf-x.net/~nadesoft/up/?f=tun256.txt

ちなの・・・きもちは・・・こっちなの。
http://www4.pf-x.net/~nadesoft/up/?f=tun257.txt

あ、あの・・・もしよかったら私の話はこっちからです。
http://www4.pf-x.net/~nadesoft/up/?f=tun258.txt
163となりのてんし その13 1/5:2008/03/24(月) 00:31:56.99 ID:B0PhS2+l0
外へ出ると、空は濃い紫色に変わっている。さっきちなみを送っていったときはまだ明るかったのに。
「秋の日はつるべ落としってやつか」
『漢字で書けますか?』
何となく呟いたことわざに対して、下駄箱から靴をとりながらの委員長から鋭いツッコミが入る。
つるべ・・・つるべ・・・鶴辺?釣部?頭の中に色々な候補が浮かんだが、どれもしっくり来ない。
だいたい、つるべって何だ?
答えの出ない俺に、ため息をつく委員長。そして、空に向かって字を書き始めた。
『釣瓶は・・・こう書きます。井戸で水を汲む時に使う、紐のついたバケツですね』
「へぇ〜、そうなんだ」
相槌を打ちつつ、靴を履き終えた委員長と並んで校庭を横切る。
振り返ってみると、今日はやたらと長く感じた。告白騒ぎから始まって、進路の事の話しになって。
そういえば、一旦ちなみを家に送って戻ってきたんだっけ?その後の勉強ですっかり遠い事に思える。
すっかり忘れていたが、明日もちなみを送ってからって事を言わないとな。
「なぁ、いいんちょ―」
声をかけようと横を向くと、委員長はすごく嬉しそうな顔をしていた。そうかと思えば、いきなり
暗い顔になってため息をつく。そして、今度は恥ずかしそうな、それでいて嬉しそうな顔。
一体どうしたんだろう?あまりにも俺の勉強がダメすぎて、絶望のあまり壊れたのか?
大げさなようだが、そう思わせるほどの百面相をしてる。
このまま見ていても良いが、なんだか危なっかしい足取り。前を向いているが、見えてないような気が
する。試しに顔の前で手を振ってみても、緩みっぱなし表情は全く変化がない。
正気に戻した方が良さそうだなと声をかけようとした直後、校門のレールに足をとられてバランスを崩した。
慌てて支えようと手を伸ばし、間一髪で抱きかけるような形で受け止めた。
「委員長、大丈夫か?」
『え・・・?』
自分の状況が理解できないのか、ずっと俺の顔を見詰めたまま動かない。本当にどうしてしまったのだろう?
委員長は二度三度と瞬きをして、そっと目を閉じた。よく漫画とかアニメでみるような・・・そう、キスする
瞬間の表情だ。
164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 00:32:08.49 ID:+ve273MF0
なーんか素晴らしすぎですよねー
165となりのてんし その13 2/5:2008/03/24(月) 00:32:23.05 ID:B0PhS2+l0
かすかに香るコロンの匂いと相まって、心臓の鼓動が早くなる。
キスしてって事なのか?でも告白なんてありえないって言ってたよな。どうしよう・・・どうすればいい。
下手に何かして委員長を傷つけるよりは、何もしない方がいいよな。
そう思って離れようとした瞬間、体全体にすごい衝撃が走った。ぐらっと世界が回り、道路へ投げ出される。
何があったのだろうと顔を上げると、自転車のタイヤが目に入った。自転車は子供用小さいもので、補助輪が
付いている。さらに視線を上げると、運転手は・・・ちなみだった。
『にぃに・・・なにしてるですか!』
その一言でどっと力が抜けるのを感じた。

「痛てて・・・」
学校の塀にもたれかかって、地面とぶつかった所の確認をすると青痣ができていた。
頭は打たなかったが、肩から結構な勢いでぶつかったのでかなり痛い。
『ふん・・・いいきみなのです』
『まったくです。き、キスしようとするなんて・・・最低です』
そんな俺に対して、容赦の無い視線と言葉を投げかける二人の女性。
さっきから再三にわたって事情を説明しているが、まったく聞き入れてくれない。
『にぃにが・・・いいんちょに・・・ちゅーしようとしてた・・・あぶないあぶない・・・』
『ちなみちゃんがいなかったら、今頃どうなっていたか・・・』
そんな感じで、すっかり悪者に仕立てられてしまった。もう説明するのにも疲れてきたので
そのまま聞き流して帰る事にした。
痛む体に鞭打って立ち上がり、二人の間を抜けて帰り道である方向へ歩き出す。
『む・・・まつです』
『ま、待ってください』
そんな声が後ろからしたが、無視することにした。大人気ないのは分かっているが、あそこまで
言われたら腹の虫が収まらない。
早歩きで道を急ぐと、自転車の音がどんどん近づいてくる。嫌な予感がしたので振り返ると
今度は俺の少し前で急ブレーキをかけて止まってくれた。
むすっとした表情のちなみとしばし睨みあう。その間に、息を弾ませて委員長が小走りで
走り寄ってきた。
166となりのてんし その13 3/5:2008/03/24(月) 00:32:50.87 ID:B0PhS2+l0
「まだ俺を悪者にして何か言いたいのか?」
二人揃ったところでそう言うと、ちなみと委員長は互いの顔を見合わせた。
そして、こっちへ向き直ると、さっきと違って何か申し訳なさそうな表情。さすがに言い過ぎたと
思ってくれたのだろうか。
『ちなを・・・おいてっちゃ・・・めーだよぉ』
ちなみは自転車から降りて、ぽふっと抱きついてきた。まったく、調子の良い事だな。
委員長の方を見ると、俯いて何か言いたげな仕草。しかし、何も言い出せない様子。
良く考えればこれからずっと勉強を見て貰わないといけないのだし、ここはこっちから折れてあげる
べきだな。
「委員長、ごめん。いくら助けるためとはいえ、あんな事になっちゃって」
やや間があって、委員長は顔上げた。
『わ、私のほうこそ・・・その・・・ご、ごめんなさい・・・』
『ちなも・・・ちなも・・・ごめんなの』
ついでちなみからも謝罪の声。まったく、二人の天使は妙なところが似てるな。
なんていうか、素直じゃないっていうか何と言うのか。
「そういえば委員長さ、下駄箱から出てからどうしたの?考え事でも?」
その質問で委員長の顔が赤くなった。
『べ、別に・・・なにもやましい事なんて考えてませんからね?ただ、今後の勉強の進め方を―』
「すっごくニヤニヤしてたけど、そんなに楽しい勉強方法を思いついたんだ」
う・・・と言葉に詰まる。どうやら自分がどんな表情をしていたかまでは、分からなかったらしい。
俯いて両手の人差し指同士を合わせながら、ちらちらと様子を伺うような感じの視線を送ってくる。
『その・・・テストで1問間違えるごとに・・・な、何か罰ゲームをって』
「へぇ・・・。で、どんな面白い罰ゲームを思いついたの?」
『そ、そんなの・・・内緒です』
ぷいっとそっぽを向いてしまった。罰ゲームとか、委員長は真面目に勉強を教えてくれる気が
あるのかと不安になってきた。とはいえ、そんな委員長が今は命綱な訳だけど。
『ばつげーむ・・・ちなに・・・おかしかってなの』
一方で、まったく緊張感のないちなみは、こっちの状況はお構い無しで自分のやってほしい事を
要求してくる。
167となりのてんし その13 4/5:2008/03/24(月) 00:33:16.33 ID:B0PhS2+l0
「はぁ・・・何だか分からないけど、1問も間違えないように頑張るよ」
『『だめです』』
二人からダメと言われた。俺は何か間違った事言ったのか?
勉強する以上は、テストで満点を取るつもりで臨むのは当たり前だと思うんだけど。
『ちなの・・・おかし・・・いっこは・・・かって・・・なの』
「誰も罰ゲームでお菓子買うなんて言ってないだろ?」
むぅ・・・とふて腐れるちなみ。そんな罰ゲームがあったら、お金がいくらあっても足りないだろう。
逆に満点とったら買ってあげるとかの方がまだ現実味がある。
いや・・・俺が頑張ってちなみが得をするというのも変な話か。
「委員長は何でダメなのさ?まさか、俺にお菓子買わす気じゃないだろうね?」
『ち、違います!ちなみちゃんと一緒にしないで下さい』
「じゃぁ・・・どんな罰ゲームか教えてよ」
『そ、それは・・・』
そんな問答をしていると、遠くで5時を知らせる鐘の音が鳴り響く。空を見上げると、そこまで
夜の闇が迫っていた。
『今日は遅いので、帰りましょう?ね?』
『にぃに・・・ちな・・・おなかへったおー』
二人に促されて帰る事になった。何の罰ゲームをやるつもりかは、いずれ分かるだろう。
これからずっと満点を取り続けるなんて、さすがにないだろうから。

委員長と途中の道で別れ、ちなみと2度目の帰り道。学校での報告が続く。
休み時間にかくれんぼをやったらしいのだが・・・。
『それでね・・・ちなは・・・いっかいもみつからなかったんだよ?』
「へぇ、そりゃすごいな。天才じゃないか?」
『むふふ・・・そうかもです・・・おりんぴっくで・・・きんめだる・・・とれるかな?』
「あぁ、そうかもな。まずは日本大会で優勝して、代表に選ばれないと」
次のオリンピックに正式種目でかくれんぼが採用される事を祈るばかりだ。
その前に、世界的なスポーツなのかという疑問はあるが。
168となりのてんし その13 5/5:2008/03/24(月) 00:33:42.57 ID:B0PhS2+l0
『じゃぁ・・・めだるとれたら・・・にぃにに・・・やきにく・・・おごってあげよう』
「お、気前いいな。是非頼むよ」
すっかり金メダリストに輝いたつもりのちなみ。子供は夢を見なくちゃいけないよな、やっぱり。
そういえば、昔の俺はどんな夢を見ていたんだろう。もう、すっかり忘れてしまったな。
これから叶えたい夢は何だろうな。ただ日がな一日、心行くまで本が読めれば何でもいいかなとか
思うあたり、すでに若者としてどうなんだろうという気がする。
でも、まずは隣の高校に行く事が第一だ。その後の事は、その時考えよう。
『かるび〜・・・たんしお〜・・・みの〜・・・ねぎま〜』
何か焼肉のメニューにないのが混ざってるみたいだが、あえて突っ込まないようにしよう。
『あ・・・おかいけいは・・・にぃにね』
「奢りじゃないのかよ」
『えへへ・・・』
思わず突っ込んでしまった。ちなみはプロのかくれんぼプレイヤーより、漫才師の方が
向いてるんじゃないだろうか。
そうこうしている間に、ちなみの家の前に到着。
「じゃぁ、また明日な」
『あ・・・まってなの』
そう言うと自転車を降り、サドルをぽんぽんと叩く。俺に乗れという事なのか?
とはいえ、子供用なのですごく小さくて乗りにくそうだ。
『はーやーくー・・・のってなの』
あんまりにせがむので、仕方なく乗ってあげる事にした。案の定、漕ぐ事もままならないほどの大きさ。
これで何しろというんだろう?と思いつつちなみを見ると、ちょっと切なそうな顔をしていた。
「ちなみ?」
『このじてんしゃ・・・もうあえない・・・にぃにのなの』
亡き兄の自転車に、俺が乗る・・・何か思う事がいっぱいあるんだろうな。
立ち上がろうとしたらバランスを崩してどてっと転げてしまった。どうやらさっきのダメージが
意外なところで出たみたい。それを見たちなみはくすくすっと笑っている。
妹はちゃんと笑えるようになったよ、と空を見上げて会った事もないちなみの兄にそっと報告すると
それに答えるかのように、月が眩しい位に輝いていた。
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 00:35:14.38 ID:s3tqVBn6O
保守
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 00:46:48.94 ID:URk1H9Qb0
>>168
相変わらずGJ!!!!!

おかげで今夜はいい夢が見られそうだ
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 00:56:30.62 ID:MNiKjnPbO
ちぇき

お題・ツンデレはF1が好きなようです
172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 01:16:25.06 ID:s3tqVBn6O
173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 01:26:41.38 ID:vMi2swBfO
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 01:37:10.76 ID:+ynNZHqhO
ID
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 01:51:37.85 ID:6nV3esSoO
176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 02:05:07.50 ID:AeIzP3pTO
保守
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 02:23:16.42 ID:7gwPlaSaO
妹ツンデレブーム到来(俺脳内限定で

http://www.uploda.org/uporg1325049.jpg
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 02:25:43.82 ID:V+VjT2gM0
>>177
俺にも到来
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 02:27:12.53 ID:6nV3esSoO
>>177
姉好きだったのに…く、悔しい(ry
180以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 02:38:06.25 ID:obLNQtOD0
>>177
なぜだろう
デレデレモードまで妄想するのに1ピコ秒も要しなかった
181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 02:52:42.30 ID:V+VjT2gM0
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 03:03:51.79 ID:eKOlePuLO
お題
 
つ・ ピリオドの向こうに行ったツンデレ
 
つ・ 高笑いし過ぎて、顎を外したツンデレ (お嬢推奨)
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 03:41:20.68 ID:ALkIKnAGO
184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 03:53:34.93 ID:QMwwZF9K0
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 03:54:20.01 ID:vMi2swBfO
186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 04:13:57.30 ID:vMi2swBfO
187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 04:59:49.16 ID:V+VjT2gM0
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 05:12:38.93 ID:vLNi6236O
>>182 ・高笑いし過ぎて以下略

「がーっはっはっはっは!
 がーっはっはっはっは!
 がーっはっはっはっは!!



 おおおお起こせ、起ーこーせー!」


あれ?
189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 05:14:41.68 ID:V+VjT2gM0
>>188
冷えた八宝菜がどうかしたのか俺
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 05:55:03.06 ID:V+VjT2gM0
ねるほ
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 06:35:16.70 ID:ALkIKnAGO
192・ツンデレとクリスマスプレゼント その20:2008/03/24(月) 07:04:41.65 ID:PJE6rpC20
おはようございます。
起き抜けの6レス投下行きます。

前回まで
>>58-65参照
193・ツンデレとクリスマスプレゼント その20 1/6:2008/03/24(月) 07:05:04.48 ID:PJE6rpC20
 二人がけの小さな席に、私と別府君が向かい合って座る。
「さ。食べようぜ」
 席に座るなり、別府君がハンバーガーを手に取った。
『……随分、食べるのね……』
 別府君の前に並んだハンバーガーやポテトの類を見て、私は呟いた。私の声に、別府君
が顔を上げる。
「え? これくらい別に普通だろ?」
『だって……ハンバーガー、セット以外にもう一つあるし、チキンまで……』
 ちょっと驚きながら私は言った。私なら普通の状態でも二食分だ。だけど、別府君の意
外そうな声を聞くと、本当に普通らしい。
「えー? 別に、友達と来た時でもこのくらいは食べるけどなあ。運動部の奴らなんてもっ
と食うし」
 これ以上って……私なら、胃袋がパンパンになってしまいそうだ。男の子のお腹の中っ
て、随分大きいんだなあ、と、愚にも付かない事を考えてみる。
「あ、さっきも言ったけどさ。委員長も、食べたかったらつまんでもいいぜ」
 ポテトと、フタを開けたチキンを私の方に向ける。しかし、私は慌てて首を振った。
『い……いいわよ。正直、これだけでもちょっと多いかなってくらいだし……』
 メニューで見た時よりも、サラダの上に乗ったチキンが多くて、私は食べきれるかどう
か不安だった。もっとも、いつもならさすがにそんな事は無いんだけど。
 そんな私を、別府君は意外そうに見つめる。
「フウン…… ホントに少食なんだな。千佳やフミちゃんと比べてもさ。ま、もし食べ
切れないんだったら、無理しないで残しなよな。後は俺が引き受けるからさ」
『いっ……いいわよ、そんな…… 別府君だってそれだけ食べた後だとお腹いっぱいにな
るだろうし……その……人の食べかけなんて、食べて貰うもんじゃないから……』
 慌てて私は断った。別府君に私の残り物を処理させるなんて考えられない。申し訳ない
気持ちもあるが、何より恥ずかしかった。
――だって……それだと、間接キスになっちゃうし……
 しかし、別府君は気にしないのか気が付いていないのか、お構い無しだった。
194・ツンデレとクリスマスプレゼント その20 2/6:2008/03/24(月) 07:05:43.28 ID:PJE6rpC20
「そんなの気にしないって。残すほうがもったいないしさ。それに、腹だったらこれだけ
なら全部食ってもまだ余裕あるし。だから俺は全然平気だぜ」
 笑って言う別府君に対して、私は首を横に振って拒絶する。
『大丈夫。多分……全部、食べられると思うし……』
「そっか。まあ、そんなら良いけど」
 納得すると、別府君はハンバーガーを食べ始めた。私なら、一個でお腹が膨れるような
大きさだ。別府君の食べっぷりに私は、感心しつつも、ちょっと呆れてしまう。
――全く……こんなに大食いだったら、別府君の奥さんになる人は、将来大変だろうな……
 別府君の食べ姿を見ながら、私はふと妄想に耽る。食事をする私たち二人の姿を。


 「おかわり良いか?」
 『また? 全く、どれだけ食べるのよ』
 「いやあ。だって、めちゃくちゃ腹減っててさ。一日働いて疲れて帰って来たんだし、
 飯くらいたっぷり食ったっていいだろ?」
 『せっかくお金稼いでくれても、貴方がそれを食いつぶしていたんじゃ意味ありません』
 「ゴメンゴメン。でもさ…… 静の作るご飯が美味しいから、ついついたくさん食べた
 くなっちゃうんだよ」
 『!!!!! もう……そんなお世辞言ったって、知らないんだから。バカ』


――とか、こんな風になるんだろうな。男の子なんて出来たら、それこそもう大変だろうし。
「委員長、どうしたんだよ」
『え?』
 妄想に耽る私の思考に、別府君の言葉が割って入る。私は我に返って顔を上げた。
「いや。フォークでサラダをこねくり回してばかりだからさ。本当に食欲無いのか? ま
さか、具合でも悪いとかじゃないよな? もしそうなら、無理すんなよ」
 心配そうに、別府君が声を掛けてくれた。私は慌てて首を振る。
『へっ……平気よ。ちゃんと食べるから』
 慌てて私は、チキンをフォークで突き刺すと、口に運んだ。
195・ツンデレとクリスマスプレゼント その20 3/6:2008/03/24(月) 07:06:12.36 ID:PJE6rpC20
――わ、私ってばまた……別府君の前だって言うのに……
 うっかり妄想に耽った事を後悔する。うまく誤解してくれたからいいようなものの、こ
んな妄想癖があると知れたら、呆れられてしまうかもしれない。
 何事もなかったかのように、私は澄ましてチキンを口に入れた。すると、香ばしい味が
口に広がり、私の空腹感を刺激した。躊躇いなく、今度はレタスを口に運ぶ。
「良かった。食欲はあるみたいだな」
 別府君が安心したように私を見て言った。私は口の中の物を飲み込んでから答える。
『うん。大丈夫そうみたい』
 別府君が心配してくれた事を、申し訳なく思うと同時に、何だか嬉しくもあった。別府
君も頷くと、食事を再開しようとして、ふと思いついたように手を止めた。
「そういや委員長さ」
 思い返すように、別府君が聞いてきた。
「プレゼント選び、随分と時間掛かってなかったか?」
 その質問に、私の体がビクッと反応した。思わず、食べようとしたレタスがフォークか
ら落ちてしまう。
「どうした?」
 不思議そうな別府君に、私は慌てて適当な言い訳をして、取り繕った。
『なっ…… 何でもない。このフォーク、結構使い辛いよね』
 サラダを突き刺すのに苦労する風の私に、別府君がクスッと笑う。
「確かにね。こういうファーストフード店のフォークって、どうしてこうも使い辛いんだか」
『コンビニとかもね。まあ、安全対策とかあるんだろうけど、それにしても、もうちょっ
と使い易く出来ればいいのに』
 えい、えいと突き刺して、ようやく一口分のレタスを刺し直すと、私は口に運んだ。う
ん。上手い事話が逸れたかな、と、別府君の様子を窺うように見る。
「だよな。で、話は戻るけどさ……」
 どうやら、ダメだったようである。私はため息をつきたい気分だった。別府君に取って
みれば興味があるかも知れないけど、私にすれば触れて欲しくない。
196・ツンデレとクリスマスプレゼント その20 4/6:2008/03/24(月) 07:06:31.63 ID:PJE6rpC20
「いや。俺、時間掛かったかなーって思ったからさ。委員長、待たせちゃったんじゃない
かって心配して行ってみたらまだ来てないし。だから、何やってたんかなーって思って」
 別府君をお待たせしてしまった時間の大半は、実は別府君の家でゲームをやる事になっ
た時の事をあれこれ考えていたからなんて言える訳も無く、私は答えに迷ってしまった。
「もしかして、本当はまだ何も決まってなかったとか?」
 窺うような顔付きで聞いてくる別府君に、私は慌てたように、首を振ってそれを否定した。
『何もって事はないわよ。ちゃんと……見てたし。ただその……候補が二つあって、どっ
ちにしようかずっと迷ってたから、それで……』
 咄嗟に出た言葉だったが、それらしい言い訳が出来て、ちょっと私はホッとした。私の
答えに、別府君もちょっと笑顔になって頷く。
「ああ。あるある。どっちの方がより多く貰った奴が頭を抱えるかとかさ。反応を想像す
ると、すっごく迷ったりとか」
『言っとくけど、私はちゃんと、みんなが使えるものを選んだつもりだから。ネタとかじゃなくて』
 別府君の言葉が、私の事を指しているのかと思って、私は咄嗟に反応してしまった。し
かし、言った後で私はマズイ事を言ったと思ってしまった。秘密にしなきゃいけないこと
なのに、何もヒントを与えるような事を言う必要はなかったのに。
「へえ。委員長が何買ったのか、気になるな。何せ初参加だから全く傾向とか分からない
し。良かったらさ。ちょっとだけでもヒントとか教えてくんね?」
 案の定、別府君が私のプレゼントに興味を持ってしまった。特に意味はないのだが、何
となく、プレゼントの入ったビニールの袋を引き寄せてから、私は不満そうに別府君に言った。
『ダメよ。当日まで秘密なんだから』
 万が一にも別府君にも当たる可能性だってある。いや。万が一どころか四分の一だ。そ
んな高確率なのに、今バレたりして万が一にも当日に別府君にヒットしたりすれば、興ざ
めもいい所だ。
「委員長は固いなー。プレゼントもどうせ、実用一点張りの物だったりして」
 ちょっと意地悪い言い方で別府君が私のプレゼントを予想する。その言い方が気に入ら
なくて、私はちょっとムッとした。
『ち……違うわよ。みんなが使えるものって言ったけど……その……そんなつまらない物
とかじゃないもの。人の性格から勝手な予想しないでよね』
197・ツンデレとクリスマスプレゼント その20 5/6:2008/03/24(月) 07:06:56.08 ID:PJE6rpC20
 そう文句を言いつつも、ちょっと落ち込む。やっぱり私って真面目で堅物で面白くない
女の子だと思われていたのかと思って。
 しかし、別府君の意図は実は別の所にあったようだった。
「なるほど。実用一点張りじゃないと。じゃあ、ファンシーグッズの目覚まし時計とか、
そういう類の可愛い物系だろ?」
 ニヤリと笑って指摘してくる。実はカマを掛けていたのだと知って、私は思わず顔をしかめた。
『ズルイ。そうやって探るの、無しよ』
 別府君てば、意外に策士だ。敢えてちょっと外した所を予想して、私の反論を期待するなんて。
 私の抗議に、別府君は楽しそうに笑う。
「あっははは。ゴメンゴメン。もう止めにするよ。あんまり予想し過ぎると、当日の楽し
みが無くなるからさ」
 楽しそうな別府君とは裏腹に、私はため息をつく。一体、今日別府君にからかわれたの
は何度目だろう。実は私って、体のいい玩具なんじゃないだろうかとすら思えてくる。
『ズルイわよ。人の事ばっかり予想して。そういう別府君だって何買ったのよ。そもそも、
随分たくさん買ったみたいだけど』
「俺? そりゃ言えないなあ。もっとも、プレゼントはこの袋だけで、後は……まあ、俺
の個人的なもの、とか……」
 私の質問はサラッと流されてしまった。まあ、そんなものだろうけど。そもそも私は、
こういう心理的な読み合いとか、苦手だし。
『個人的なものって……何買ったの?』
 何となく、別府君が何を買ったのか興味があって聞いてみた。多分、ヒーロー物の玩具
かフィギュアだろう。
「まあ、俺の奴はさ。プラモとかだけど……」
 大体、予想通りかな、と私は内心で満足する。ちょっとでも、別府君の趣味が分かるの
は嬉しい事だ。
 と、そこで、別府君は言葉を切ると、ビニール袋の一つを私の方に向けて差し出した。
「あと……これ、かな……」
 私は、思わず戸惑った。別府君がどういう意味で私にこの袋を差し出したのか、意味が
分からない。
『……何? これ……』
198・ツンデレとクリスマスプレゼント その20 6/6:2008/03/24(月) 07:07:17.91 ID:PJE6rpC20
 聞き返すと、何故か別府君は照れ臭そうに笑って言った。
「その……ちょっと、開けて見て欲しいんだ」
 ますます、私は訳が分からなくなった。私に見て欲しいもの? 何なんだろう?
『いいの? 本当に?』
 鸚鵡返しに聞くと、別府君は頷いた。本人がそう望んでいるんだから、大人しく従うべ
きか。結局私は、ビニール袋を開け、中を見た。
『……何、これ? ぬいぐるみ……?』
 中に入っていたのは、シベリアンハスキーのぬいぐるみだった。
 私は、ちょっと意外に思って別府君を見た。別に、男の子がぬいぐるみを買って悪いわ
けではないが、別府君とぬいぐるみというのが想像つかない組み合わせだったので。
 その別府君は、何だか酷く恥ずかしそうな感じで、私から視線を逸らし、頭を掻いたり
している。
『別府君……こういうのも、買うんだ』
 そう呟くと、別府君がパッと反射的に私の顔を見た。片手を上げて私に手のひらを向け、
それを振る事で否定の意を表す。
「ちっ……違う違う。それ……俺のじゃなくて、その……プレゼントに買ったんだ」
『何だ。別府君が実はぬいぐるみ好きなのかと思って、びっくりしちゃった』
 私はそう答えてぬいぐるみをジッと見つめた。
――そうだよね。別府君とぬいぐるみなんて……やっぱり、似合わないもの。うん。でも、
プレゼントだとすると、誰にあげるんだろう。私に見せた以上、パーティーの景品という
ことは有り得ない。友田さんかな? それとも、親戚の子とかだろうか。別府君に妹さん
はいないはずだし。
 そんな幸運にめぐり合える人は誰なのか。気になってしょうがなくなり、私は思い切っ
て聞いてみる事にした。
『で、これ…… 誰にあげるの?』
 すると別府君は、照れ臭そうな顔をして視線を逸らしかけたが、急にまた私の方を見た。
そして、ジッと見つめたままで、こう呟いた。
「それは……委員長に…………って、思って……」
 私は思わず、目をぱちくりとした。
199・ツンデレとクリスマスプレゼント その20:2008/03/24(月) 07:07:52.38 ID:PJE6rpC20
今回はここまでです。
ではでは
200以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 07:34:48.94 ID:FQFJZrSVO
201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 08:13:28.89 ID:FQFJZrSVO
202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 08:34:42.85 ID:vvgavLL0O
203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 08:36:46.89 ID:tzmMFlj6O
ほしゅぅぅぅぅぅ
204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 09:15:07.45 ID:vvgavLL0O
ほし
205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 09:49:17.78 ID:LFpEqZLTO
保守
206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 10:15:31.39 ID:vvgavLL0O
207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 10:33:59.72 ID:FQFJZrSVO
ツン期かな?
208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 10:37:05.88 ID:obLNQtOD0
お嬢の高笑い期
209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 11:11:21.64 ID:RHtwsFdGO
210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 11:21:01.73 ID:FQFJZrSVO
211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 11:54:26.73 ID:ALkIKnAGO
2121/2:2008/03/24(月) 12:07:43.89 ID:e05FqidF0
2レス投下しまあs

俺、別府タカシは決心した。必ず塩ラーメンの塩を取り除いてみせる・・・・・ではなく
我が妹、別府佳奈美をデレさせることを。
「というわけで山田、ツンデレをデレさせる方法を簡潔に述べよ。」
「ツンツンさせて不安にさせてから甘い言葉でフィニッシュ!これでおkだお!」
「よくわからんが分かった。じゃあな。」
「え?あれ?もう出番なしかお?扱いが酷すぎないかお?」

さて、まずはツンツンさせるのか・・・これは心配ないな。
『あれ?兄さん帰ってたんですか。ならさっさと着替えてください、夕食が冷めてしまいます。』
「ああ、わかtt『全く兄さんって人はいつもアーダコーダアーダコーダ・・・』」
とまあ、帰ってくるなりコレだ。小さい頃は俺になついていたのに・・・
『・・・話聞いてますか?もういいですから早くしてください。』
「へーい。」
次は不安にさせて、ラストに甘い言葉か・・・俺はツンデレハンター別府タカシ、不可能などない!

『・・・ご馳走様でした。』
「ごちそうさま。やっぱり佳奈美の料理はいつ食べてもうまいな。俺は幸せだ。」
『な、い、いきなり何言い出すんですか!このバカ兄さんは!もう!(///////
(兄さんの為に毎日頑張って練習したんですなんていえない(//////)』
「どうした?顔真っ赤だぞ?」
『な、なんでもないです!それより、なんですか?話って。兄さんの話なんかに時間を使うのがもったいないのではやくして下さい。

「・・・お前はいつもそうだよな。俺がお前を褒めると、お前は俺を馬鹿にして、けなして、」
『え?ど、どうしたんですかいきなりそんな顔して?』
「もうお前に罵られるのは疲れた。俺はお前の兄をやめることにする。」
『っ!!!!』
2132/2:2008/03/24(月) 12:09:13.24 ID:e05FqidF0
「兄をやめる理由はもうひとつある。それは・・・って佳奈美?」
『ふぇ・・・グスッ・・・ごめんなさい・・・私が文句ばかり言うから・・・兄さんに迷惑かけて・・・グスッ』
「おい、佳奈美?」
『私、ホントは兄さんが大好きなの・・・でも兄さんの前だと恥ずかしくって・・・ついあんなことを・・・エグッ
 ごめんなさい・・・私もう文句言わないから・・・ずっといっしょに・・・「ギュッ」っ!!?』
「言ったろ?理由はもうひとつあるって・・・だって、俺がお前の兄さんだと、お前と結婚できないだろ?」
『うん・・・私と兄さんが結婚・・・ってえぇ!?』
「俺もお前が好きだ。ずっと一緒にいような、佳奈美。」
『わ、私が兄さんと結婚・・・私が・・・兄さんのお嫁さんに・・・・・・えへへぇ(///////』
「(どうだ!これがおれのデレデレ大作戦だ!!!!にしても照れた佳奈美も可愛い(/////)ってうわっ?!「ガバッ!」」
『おにいちゃ〜んだいすきぃ〜』
「ちょ!デレんのはや!口調まで変わってる!!」
『ん〜〜〜』
「ちょ!そこは駄目!そこは大事な・・・ってアッーーーー!」

もう無理です。
初投稿?文がおかしい?そんなの知らねえ!妄想したもん勝ちだ!
ちなみに、必ず塩ラー(ryは俺の友人の名言だ。無茶しやがって・・・・・・
214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 12:24:44.00 ID:s+BUq/btO
無茶しやがって…
215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 12:43:08.17 ID:AomDh30V0
>>213
女がツンすぎて男怒る→女が泣きながら一気にデレるの流れは最強
216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 12:58:58.68 ID:vvgavLL0O
217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 13:07:06.94 ID:AeIzP3pTO
>>215さすが俺よくわかってるな
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 13:16:32.61 ID:F4lX4HG6O
>>199
続きwktk
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 13:23:57.93 ID:dqnimg6W0
お題
ツンデレは男が他の女の子と楽しそうに
話しているのを見てイライラしているようです
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 13:28:44.25 ID:eKOlePuLO
>>213
GJ!!!!
 
おっと、鼻血が…
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 14:07:05.86 ID:YczqbklWO

222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 14:45:26.72 ID:XTUbaibO0
223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 15:00:35.15 ID:6nV3esSoO
保守
224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 15:24:05.74 ID:Bkiq2rDe0
>>213

感銘を受けたぜ…
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 15:48:21.49 ID:vvgavLL0O
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 16:09:13.09 ID:oNtKaVQ+0
227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 16:26:21.45 ID:Wop+7k1VO
228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 16:36:07.26 ID:vvgavLL0O
229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 16:45:14.49 ID:vMi2swBfO
230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 16:59:16.26 ID:FQFJZrSVO
保守
231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 17:08:17.66 ID:vvgavLL0O
232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 17:31:54.43 ID:PcYN2Yiz0
ho
233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 17:41:18.02 ID:1nl9jE620
ほしゅ
234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 17:52:34.39 ID:PcYN2Yiz0
235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 17:56:14.91 ID:DyEQ/E0F0
お題
ツンデレに「ゆっくりしていってね!」って言ったら
236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 17:56:20.38 ID:FQFJZrSVO
ツンツンかなみんは俺がいただく
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 18:13:26.57 ID:vvgavLL0O
んじゃ関西はいただいていきますね^^
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 18:18:49.50 ID:53h0bFmPO
ではお嬢は俺が
239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 18:19:45.52 ID:bcBOa7BZO
!vip2:stop:
---
見習い戦士のふつうの攻撃
ログインしてないです。
240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 18:31:01.13 ID:FQFJZrSVO
ついでに幽霊もいただいていきますかね
241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 18:48:02.60 ID:B9cyRu+M0
ほっしゅほしゅ
242以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 19:01:21.62 ID:RHtwsFdGO
243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 19:13:03.41 ID:FQFJZrSVO
244以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 19:17:46.61 ID:LFpEqZLTO
そういえば、最近幽霊ツンデレ見てないなぁ

よし、何か沸いてきた

小さい頃に仲良しだったけど、ツンが引っ越して離れ離れ。
十年位たったある日、男の前に幽霊になったツンが現れる。
で、久しぶりだからどう接していいか分からないツンがツンツンしまくり。
でも、3日後に男が酷い事故に遭うのを知ってて助けに来た訳。
当日『死んじゃえば幽霊同士で一緒になれる』とか迷うんだけど、最後はちゃんと助ける。
それで
『バカだよね、私。でも男には…生きてて欲しかったから』
「おい、ツン…お前、消えかかってるぞ!」
『私の未練…男に気持ちを伝えたいって………叶ったから』
「ツン…俺も……俺も……」
『じゃあね……ばいばい』
「ツンーーー!!」↓
切なくなって、心が折れた ←今ここ

でも実は、どっかの病院でずっと眠ってたってオチ

『相変わらずのバカ面ね』
「……お帰り」
『ただいま』
245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 19:20:20.47 ID:FQFJZrSVO
>>244
お前ってやつは……











芥川賞&直木賞決定だなっ!!!
あとは文章化するだけだな
246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 19:22:31.42 ID:O4VTGKrd0
>>244
それなんてゆうとっぷ?
247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 19:42:48.63 ID:FQFJZrSVO
248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 19:43:25.45 ID:1nl9jE620
ほしゅ
249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 19:47:18.49 ID:s3tqVBn6O
洗剤?
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 19:51:40.90 ID:ETHDmNS40
お題:ロックシンガーなツンデレ

うんそうなんだジェニスにハマってるんだおーーーべいべーーーw
251以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 20:01:36.64 ID:ApyXIb5SO
>>244
消える直前に男が告白したが、光が広がって昇天

失意の中家へ帰ろうとしたら、背後に謎の気配が

振り向いたらツンが至近距離で申し訳なさそうにしていた

驚きながら、成仏したんじゃ?とか何でまたこっそりと?とかいろいろ訊く

曰わく
消える直前に未練が出来たから霊体が再構築された。大げさに消えた手前出づらかった。と

思わず抱きしめようとすると、しっかりとした質感

未練に思う思念が強すぎて、現世への大掛かりな干渉が可能な凄い悪霊(カテゴリー上)に

セクロスできんじゃね?って言ったらバカー!って怒られた

まで妄想した俺はどっちかってーとギャグ向きなのかもしれない
252以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 20:12:31.82 ID:A4c+pN1DO
・自炊
幽「運動の後の飲み物はおいしいですねぇ」
タ「運動…運動と申すか」
幽「何ですか? 何か文句でも?」
タ「ふわふわ飛んでるだけだったくせに」
幽「まったく…これだからゆとりは」
タ「は?」
幽「ふわふわ飛んでるだけなら、風船おじさんだって出来ますよ! ちゃんと掃除してたりするんですからぁ!」
タ「…そう言えば、いつの間にか部屋がきれいに」
幽「えっへん」
タ「流石俺。無意識のうちに掃除を終わらせるとは…恐ろしい子」
幽「ちょ……それはわt」
タ「なるほど、掃除後ならジュースも美味いわけだ」
幽「!? そ、それは…」
タ「いわゆる、間接キスってやつかしら?」
幽「あぅ…ぁゎ……はぅ…」
タ「やあやあ、もじもじする幽霊なんざ初めてだ」
幽「ううううるさいですっ!!」
タ「あっ! 俺のジュース…」
幽「知りません!! 勝手にジュースが減ったんじゃないですか?」
タ「俺の唾液入りジュース…」
幽「!!? ごふっ!!」
タ「すげぇ…この幽霊浮きながら気失ってる……」

幽霊分が足りないと思っていたら、同士がいたか…
253以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 20:15:25.57 ID:7DBXUHqj0
>>251
セクロスする

いろんな意味で昇天!!

とか考えた俺は樹海にいってきます
254以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 20:19:00.50 ID:FQFJZrSVO
なんという幽霊祭りwww
255以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 20:32:46.59 ID:s3tqVBn6O
幽霊さんと踏んだり蹴ったり踏まれたり蹴られたりしたいけれど幽霊さんは幽体なのでふれ合えない。
けれど夢の中でならなんでもありだから今すぐ憑依してもらおう。

『バカですか貴方バッカじゃないですか?またはアホですか?』

けど今朝起きたら気分爽快で幽霊さんの姿が見えなくて布団をしまおうと押し入れを開けたら段ボール箱があって持ち上げたら顔を真ッ赤にした幽霊さんが体育座りでっていうか物にふれられるんかいっていうアレ。
256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 20:49:09.70 ID:v/SrdHj30
お題
・朝日と共に消えていった(幽霊)ツンデレ
257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 20:53:09.02 ID:FQFJZrSVO
258以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 20:57:39.84 ID:vvgavLL0O
259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 20:58:06.51 ID:dqnimg6W0
まれに見る幽霊祭りと聞いて
260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 20:59:55.48 ID:k95AzqFE0
幽霊→すけてる→スケスケ→エロス、まで思い浮かべたのは俺だけでいい
261以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 21:04:06.53 ID:v/SrdHj30
>>260
服まで透けちゃうのか? …ウフフ
262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 21:25:37.48 ID:ZmaG9GQG0
フヒヒ
263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 21:27:05.81 ID:wV2iEeIVO
>>255
ディンゴ兄貴乙

ツンデレAIのADAが役目を終えてジェフティから下ろされて人間型ボディを与えられてレオをセルヴィスと取り合ってたら萌えね?

って女友達に言ったらドン引きされた
264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 21:28:15.03 ID:Frf2flE0O
今日投下した人みんなGJ
265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 21:45:23.37 ID:TcQoE39fO
266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 21:49:19.85 ID:vvgavLL0O
267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 21:51:59.67 ID:tre/bZ9x0
ジェフティと聞いてなぜかイマノウチジェフティを連想した俺はオhル
268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 22:13:34.65 ID:ALkIKnAGO
269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 22:20:13.59 ID:teWNXYWcO
ほす
270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 22:34:18.72 ID:k95AzqFE0
ボクッ子はうさぎさんぱんつ
271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 22:37:04.03 ID:ZmaG9GQG0
尊大はくまさんぱんつ
272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 22:40:06.10 ID:7gwPlaSaO
273以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 22:42:24.60 ID:E9c06PYr0
>>272
その妄想は実に正しい
274以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 22:43:30.88 ID:dqnimg6W0
すばらしい。
 あいつが事故に遭った。
 ドライバーが運転中に心臓発作。死体が乗った車は、見事に梓を吹き飛ばした。
 連絡を受けて病院に駆け込み、医者の制止も聞かず、俺は部屋に飛び込んだ。
 スパゲッティ。
 コードや点滴に囲まれた患者を、医者の隠語でそう言うらしい。
 梓の姿を見て思い出すには、最低のトリビアだ。
 俺は待合室のソファで、梓の意識が戻るのを待ち続けた。
 けれど知らせは来ないまま、夜になって俺はいつの間にかウトウトとし始めていた

「お〜い! 起きろよ! バカシ!」
「ん……?」
「時間がないんだってば! 起きろ〜!」
 目を開けると、リノリウムの床が目に入った。そして、裸足の足。
「……は」
「『は』じゃないでしょ! まったく……涎垂らして汚いんだから」
 梓が目の前に立っていた。
 なんだ、思ったより軽症だったんじゃないか。病院服を着てるけど、傷一つない。なんだ、大袈裟なんだな、病院って。
それとも薬代をむしろうという腹だろうか。
「間抜けな顔しないでよ、バカだなぁ」
「バカって言うなよ! だいたいお前が――」
 言いかけて気付いた。
 梓の後ろに、少し離れて黒い服を着た人間が立っている。ツバの広い帽子を被り、顔の下半分をマフラーで覆っている
ので顔は見えないが、どうやら男のようだった。
「そちらは……?」
「気にしなくていいよ。それよりさ」
 梓は一言で切り捨てると、俺にぐぅっと顔を近づけた。
「なんか、ボクに言うことあるでしょ?」
「…………なんだろな?」
 言葉だけじゃなく、俺は必死に記憶を手繰ったが、思い当たることはない。
「もう、仕方ないなぁ」
 梓が呆れ顔でため息をつく。
「仕方ないって、なんだよ。あ、もしかして、あれか? こないだ貸した千円……」
「そんなみみっちい次元の話じゃないよ! バカ!! もう、ほら、昏睡から女の子が醒めたら、言うことあるでしょ?」
「……お前、まさか」
 嫌な予感が頭をよぎる。それを裏付けるように、梓はない胸をはり、薄い腰に手を当てて威張った。
「ま、まぁ、ボクはどうでもいいんだけどさ? タカシがみっともなく泣いてるのを見たら、仏心が出ちゃったんだよね!」
「……意識ないのに、何で見れるんだよ」
「え……なんでってそりゃ、上からじゃなくて! えぇっと……薄目! 薄目開けてたの!」
「薄目ってお前な……どんだけ俺が心配したと思ったんだよ」
「はは、やっぱり心配しちゃった?」
「当たり前だろ!!」
 思わず怒鳴りつけていた。びくっと梓が体を震わせる。
 と、そのときだ。
 空気になってるくせに空気読めない黒服が梓の肩をつついた。
「ん? あ……解ってる……」
「何だ?」
「何でもないよ。それより、当たり前って?」
「う……」
 黒服に腰を折られたせいで、勢いがなくなってしまった。
「タカシは、やっぱりボクが心配だったのかな?」
「そりゃ……知ってるヤツが事故ったら、普通――」
「こんな時間まで残ってるのは? どうして?」
「そりゃ」
「友達だから、ってのはナシね。ただの友達に、ここまでしないでしょ?」
「く……」
 梓のくせに、狡猾に俺の逃げ道を塞いで来る。俺は観念した。
「……そうだよ。特別だよ」
「ふふ〜ん……やっぱり、男と女の間で特別って言ったら……そう、だよね」
「……あぁ、お前がす――」
 言いかけた瞬間に、視界が掌で一杯になる。
277以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 22:46:25.86 ID:eKOlePuLO
>>260
幽霊→スケスケ→服もスケスケ→内臓もスケスケ→むしろ骨しか見えない→スケルトンツンデレ?
な俺はどうすれば…

>>263
寧ろ、主人公がツンデレじゃないのかアレは?
主人公が面白過ぎるwww
 言いかけた瞬間に、視界が掌で一杯になる。
「ダメだよ。それ以上は……」
「え?」
「……言わないで?」
 どうして? という疑問は口から出てこなかった。
 梓の顔は見えない。全体的に小作りな手が、目の前で震えていた。
「……泣いてんのか?」
「泣いてないよ!」
「嘘だろ、泣いてんじゃ――」
 視界を遮る手を払おうとしたが、それは空を切った。
「……え?」
 呆気に取られていると、そこで、すっと掌が遠のいた。梓は後ろを向いていた。黒服も。
 そこでようやく、俺はその黒服の存在を直視した。
 こいつ、何なんだ?
 一歩、黒服が歩く。高そうな革靴なのに、足音がしない。
「お、おい!」
 今度こそ、はっきりした。
 梓を止めようとした俺の手は、はっきりとその肩をすり抜けた。背中に一気に冷や汗が噴き出す。
「……ごめんね、タカシ。もう……夜が明けるから」
「……嘘だろ」
 嘘だ。俺は認めない。
 けれど、梓の背中は、窓からうっすらと差しはじめた朝日を透かしていた。
「ごめん……どうしても、タカシの口から聞きたかったから、無理言ったんだ。でも……ダメだった。聞いたら、多分、す
ごく離れづらくなっちゃうからさ」
 梓が一歩、踏み出す。
「離れなくていいんだ……やめろ、行くな」
 俺の言葉は、もう要領を得ない。
「はは、嬉しいなぁ……でも、さ」
 そこで、梓が振り向いた。目尻に涙が溢れていた。
「ボクの体、もうダメなんだって。多分、あのまま無理矢理生きても、植物状態っていうの? そんな感じなんだってさ」
「それがどうした! 死んだら終わりだろ!」
「そうだよ。でも……さ。タカシが傍に居てくれるのに……つまんないじゃん」
「……え?」
「タカシが来てさ。ボクのこと好きって言ってくれてさ。
 でも、ボクは体が動かなくて、デートにも行けなくて……そんなの、耐えられない
 ……耐えられないよぉ!」
 泣きじゃくる梓の肩に、黒服が手をかける。
「やめろ、手を離せ……」
 俺は口だけで、ソファから立てない。でも、必死ににらみつけた。
 黒服は軽く、無慈悲に頭を振っただけだ。
「タカシは、バカだから、大丈夫だよ。すぐに、ボクなんか忘れられるって」
「いやだ……忘れない。忘れてなんか、やるもんか!!」
 声の限りに吠えた。その声が、梓を繋ぎとめてくれるなら、と俺は強く願った。
 けれど、もう梓も黒服も、殆ど向こうの景色を透かしている。
 儚げな笑顔を向けた後、梓は――――

 ――――叫んだ。

「きゃああぁぁぁぁぁぁ!!! チカーーーン!!」

 ずる、と朝日がまだ差さない、廊下の暗がりから何かが姿を現した。
 おぉ、あれは静岡に住むという、知る日とぞ知る『のっぺら看護婦』じゃないか。
「痴漢……」
「女の敵……」
「……許すまじ」
 ざらついた声と共に、あたふたする黒服を担ぎ上げると、どこかへ連れ去ってしまった。
 
 翌朝、梓は目を覚ました。
 体の方も超回復を見せ、今では立派な俺の奥さん。ニコニコして大きくなったお腹を撫でてる。
 俺も不慮の事故で死ぬときはあの手を試して見ようかと思うのだが、男じゃやっぱり効果は無いんだろうなぁ。
280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 22:48:26.29 ID:Cwi7wLzS0
 おしまい。
 感動物を書いてると、ブチ壊したくなるよNE☆
281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 22:52:37.01 ID:eKOlePuLO
>>280


邪魔してスマソ

だよNE!!
ハッピーエンド以外、俺は認めない
異論は許す
282以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 22:57:49.42 ID:v/SrdHj30
>>280

お…俺のしょっぱい水を…返してくれ…



でもGJ
283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 23:00:03.63 ID:4qSpuz5D0
>>280
GJ!!!
284以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 23:05:07.38 ID:f+bC4blZ0
>>280
オチでホッとした俺は、やっぱりハッピーエンドが好きなんだと実感。

つまりは……まあ、言わなくても分かるよなwww
285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 23:07:44.04 ID:ZmaG9GQG0
>>280
GJwww

それはそうと超回復と聞いてムキムキなボクっ娘を思い浮かべた俺体育会系
286以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 23:08:33.66 ID:1gB8H1k40
>>280
最後の最後でフイタwwwwww
287以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 23:13:33.69 ID:FQFJZrSVO
288以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 23:16:48.89 ID:QvGoLOLm0
ほっしゅ
289以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 23:23:11.08 ID:FQFJZrSVO
290以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 23:29:58.92 ID:FQFJZrSVO
早い
291以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 23:47:17.79 ID:FQFJZrSVO
292以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 23:53:54.84 ID:vvgavLL0O
293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 23:59:23.41 ID:FQFJZrSVO
圧倒的閃きっ!!!
294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 23:59:47.96 ID:36vzuunMO
本日最後のレスならお嬢は俺のもの
295以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 00:00:06.46 ID:kpxo87u10
ツン
296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 00:00:57.48 ID:h6r+IWmNO
本日最初のレスなら関西は俺のもの
297以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 00:01:24.62 ID:h6r+IWmNO
>>295(゚Д゚)
298以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 00:11:30.08 ID:7UweH1UIO
じゃあかなみんは俺の嫁さんだな
299以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 00:13:04.25 ID:IDQZoeZlO
おっぱい。
お題
・ツンデレが男がおっぱいメーカーをしている所を目撃したようです
・ツンデレはおっぱいメーカーにハマったようです
・おっぱい星人な男と美乳ツンデレ
300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 00:40:07.46 ID:7ZcTYSxaO
つ・実はつるぺた大好き男と巨乳好きだと勘違いしているつるぺたツンデレ
301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 00:41:50.65 ID:yAvPD06s0
ほしゅ
302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 01:00:02.82 ID:YyBdWP/1O
保守
303以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 01:15:16.78 ID:RoqYdXh1O
流れとお題を融合して

タカシは幽霊になりました。
巨乳ツンデレに乗り移ってみました。
乗り移ったツンデレの体をまさぐっていると変な気分n…


来るーきっと来るー
304以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 01:44:43.11 ID:LvkPhOcO0
保守
305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 01:46:40.66 ID:7ZcTYSxaO
ツン
306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 02:13:54.66 ID:bMvcAjrmO
落ちるの今日か?
307以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 02:39:08.47 ID:LvkPhOcO0
もう寝る保守
308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 02:48:44.68 ID:qp96YPAeO
ほし
309以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 03:10:20.14 ID:A/BYsiX8O
ツンデレ大好き

保守
310以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 03:28:04.94 ID:0Mi2ifg10
寝る前保守
311以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 03:56:41.01 ID:ZRNS9N8UO
ホッシー
312以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 04:03:00.49 ID:93kkJhWrO
ラストなら次スレはお嬢フィーバー
313以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 04:53:36.58 ID:oCPBE02FO
無口
314以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 04:55:18.39 ID:oCPBE02FO
あれ?落ちるの今日の夜じゃね?俺早漏じゃね?
315以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 05:12:53.64 ID:fS+SM9kXO
ID
316以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 05:49:02.08 ID:azk8ESJlO
ならば俺もID
317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 06:16:36.42 ID:9kiSlriPO
318以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 06:54:07.54 ID:BSwHlCfUO
319以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 06:55:42.08 ID:AqEjWJArO
320以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 07:22:47.59 ID:On1TotvlO
321以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 07:29:58.14 ID:P1rZWIt+O
322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 07:34:03.76 ID:7ZcTYSxaO
ちな
323以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 07:41:37.55 ID:g1s8Tsos0
みん
324以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 07:48:53.50 ID:7ZcTYSxaO
325以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 08:21:57.37 ID:7ZcTYSxaO
ほか
326以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 08:25:02.53 ID:7UweH1UIO
327以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 08:40:18.41 ID:vvcMdx/eO
お題
・ちなみんのほか弁

なんだこりゃ……駅弁(体位的な意味)しか浮かばないな。
328以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 08:40:51.63 ID:EnKeTIje0
ほしゅ
329以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 09:12:32.54 ID:n5voupO8O
330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 09:39:56.85 ID:jBDaZzMKO
331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 09:56:43.32 ID:CZ9Q6GFn0
  ∧_∧
 ( ・∀・) 
332以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 10:12:58.55 ID:EnKeTIje0
ほしゅ
333以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 10:29:37.06 ID:h6r+IWmNO
334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 10:32:23.96 ID:Ah4sWVcJO
お題
・ツンデレメイドさんにお休みをあげてみた
・ツンデレと釣り
・何かと理由を付けてほぼ毎日男の家に来るツンデレ
・ツンデレの頬っぺたに付いてた米つぶをヒョイパクしたら
・毎日ツンデレのお弁当を作ってる男
335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 10:43:11.22 ID:CZ9Q6GFn0
幽霊さんが可愛いので思わず般若心経
336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 11:41:13.13 ID:VKj+uHlfO
337以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 12:11:45.62 ID:0Mi2ifg10
起き保守
338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 12:31:56.40 ID:vJiawPodO
>>335
般若心経に悶える幽霊さん想像して萌えた
339以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 12:32:33.88 ID:h6r+IWmNO
340以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 13:00:55.52 ID:n5voupO8O
341以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 13:01:11.74 ID:lTtQWRVOO
>>338
言葉責めによるSMプレイとか
思ってしまった俺オhルorz
342以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 13:01:50.89 ID:2VXryuZ50
俺流石だな
343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 13:30:52.11 ID:h6r+IWmNO
344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 13:56:22.31 ID:2o3ojIhe0
ぼちぼち桜が咲くなぁ
345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 14:34:37.23 ID:Q1mgnted0
346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 14:45:38.76 ID:DX45TwCJO
347 ◆zuzuDj.USc :2008/03/25(火) 14:47:00.48 ID:h7BxEyNd0
突然すいません、SSまとめ&専用アップローダーの管理人のzuzuです。

専用アップローダーを移転させました、新しいアドレスは「http://tunder.zuzu-service.net/up/」です。
今までのアップされたファイルは古いアドレスでもアクセス出来るようにしてありますがアップロード機能自体は停止してあります。
あと新しいアドレス「http://tunder.zuzu-service.net/up/」では直リンでアクセス出来るようになっていますので。

次スレを立てる人はテンプレの中の「http://www4.pf-x.net/~nadesoft/up/index.php」を「http://tunder.zuzu-service.net/up/」への変更もよろしくお願いします。

それとこれから、SSまとめ&アプロダ管理人として書き込む時はこのトリップで書きますので。
それでは。
348以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 14:53:54.56 ID:F25erUrCO
『土曜日暇?』
「暇だが?」
『じゃあ、土曜日荷物持ちしてくれるかな!?』
http://mu.skr.jp/1206424059-080325_1427%7E01.jpg
「嫌だ。」
『ぐっ……。』
「荷物持ちじゃなくて、正直に
『僕、タカシとデートしたいんですぅ。』
って言うなら付き合ってやらんでもないが?」
『なっ(///)僕がタカシとデートなんかしたい訳ないだろ!(///)と、とにかく土曜日は空けておけよ!?(///)』
な保守
349以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 15:26:32.19 ID:EtbrV/ch0
350以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 15:43:08.26 ID:9kiSlriPO
>>347


超乙
351以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 15:51:25.26 ID:7UweH1UIO
352以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 15:56:47.44 ID:2VXryuZ50
管理乙ンデレ
353以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 16:05:44.42 ID:h7BxEyNd0
354以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 16:10:37.05 ID:ia6T5c4yO
>>347
355以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 16:36:48.46 ID:BUwthAhAO
ほしゅ
356以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 16:37:25.55 ID:azk8ESJlO
>>347
いつも超乙!

>>348
ニヤニヤw
357以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 16:55:54.63 ID:l4eIpAhZO
「お前、俺のこと嫌いだって言ってたよな。」
『ええ。アンタなんか嫌いに決まってるじゃない。』
「じゃあなんで俺の手を握ってるの?」
『……そんなことも分からないから嫌いなのよ。』



ツンデレの魅力を表現するなら
数行の文章だけでも十分である
358以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 17:08:56.38 ID:h6r+IWmNO
359以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 17:24:08.25 ID:DX45TwCJO
360以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 17:33:21.95 ID:bWq8+MhNO
>>357
素晴らしい
361以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 17:38:58.10 ID:EnKeTIje0
ほしゅ
362以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 17:57:52.50 ID:yAvPD06s0
ほしゅ
363以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 17:58:34.34 ID:DzGYmnDk0
兄「(ナデナデナデ)」
妹「こらー! こどもあつかいすんな、ばかにぃに!(/////)」
兄「……お前、随分と嬉しそうな顔で怒るんだな」
妹「う、うれしくなんかないもん! ほんきでおこってるんだもん!(///////)」
364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 17:59:17.94 ID:h6r+IWmNO
>>363フヒヒ
365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 18:02:14.19 ID:AqEjWJArO
366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 18:12:15.63 ID:Ah4sWVcJO
お題
・生すぱっつツンデレ vs 黒たいつツンデレ
・別に男には恋愛感情の無いツンデレ
367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 18:25:41.28 ID:iddffH1eO
368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 18:54:07.48 ID:QJsR2grhO
369以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 19:05:11.72 ID:lSoFyY6QO
370以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 19:25:58.81 ID:EnKeTIje0
ほしゅ
371以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 19:26:00.46 ID:fdXMjwpoO
>>364
そうやってきもいわらいかたするでしょっ…ばかにぃに……/////
372以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 19:48:01.85 ID:YyBdWP/1O
保守
373以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 19:58:49.55 ID:9kiSlriPO
>>371
フヒヒwwwすいませんwwwww
374以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 20:09:53.96 ID:5RSWAtcX0
>>371それに対してわざと笑わなくするのもまたよいもの
375以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 20:18:31.36 ID:HXqZBaG00
落ちるまで後2時間弱
376以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 20:48:24.92 ID:l7urjY8DO
377以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 21:08:53.82 ID:0Mi2ifg10
m9(^Д^)プギャーーーッ
378以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/25(火) 21:19:31.46 ID:9kiSlriPO
379以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。