幼馴染魔王

勇「うーん……進路どうしよう……」
魔「お前成績いいんだし、進学したら？」
勇「面白そうな大学ないし」
魔「んじゃ、就職」
勇「面白そうな企業ないし」
魔「……お前の判断基準は面白いか否かだけか？」
勇「もちろん！　あ、そっか、それなら面白くしちゃえばいいんだ」
魔「？」
勇「あたしは――勇者になる！」
魔「……ああ、ゆとり社会の弊害がよもやこんな身近にいたとは」
勇「そして、君は――魔王となる」
魔「巻き込まれたッ！？」

魔「なんで俺が魔王にならねばならんのだ……」
勇「ほら、勇者って魔王を倒すものだし？」
魔「なぜ首をかしげながら言う」
勇「倒す相手を適当にしてると通り魔っぽいし？」
魔「ぽい、というかそのものだな」
勇「その点、君なら十分に魔王の適正があると思うんだ。うんうん」
魔「魔王の適正ってなんだマオー！」
勇「そういうところが」

勇「まあ、ものは試しというし、やってみると意外と楽しいかもよ？」
魔「いや、楽しくてもそれを実現できるかどうかは別問題だろ……」
勇「何よー、魔王なんてとってもファンタジーな存在のクセに、現実的にお説教！？　あたしは君をそんな子に育てた覚えはないよっ！」
魔「勇者も魔王も大して変わらんと思うが」
勇「ああもう、あーいえばこーいう。これが現代社会の闇ってものなの！？　政界再編が必要な時期なの！？」
魔「政界再編は必要だと思うけど、魔王による統治は必要ないと思うぞ」

終了

勇「ともかく！　君の第一志望は魔王です。決定です」
魔「うわ、ひとの人生勝手に左右しよった。魔王かお前は」
勇「はい、それではおたずねします。えー……あなたが魔王を志望した動機は何ですか？」
魔「面接官！？」
勇「そこ、私語は慎んでください！」
魔「いや、これ自体私語だろ」
勇「しゃらっぷ！　あんさーせよ！」
魔「勇者に強制されました」
勇「ふむふむ……その勇者さんはさぞかし気立てのいい見目麗しいびしょーじょさんでしょうなぁ」
魔「いや、ぜんぜん」
勇「びーくわいえっと！　不合格にしますよっ！？」
魔「いっそのことそうしてください」
勇「うむ、そのわがままっぷり。まさしく十年に一人の魔王の素質十分な人材ですね！　合格！」
魔「うわ、合格にされた」

>>4
安心してくれ、書き溜めなんてないからすぐに尽きる。

わーおもしろーい

魔「まあ、その話に付き合うとして――俺は何をすればいいんだ？」
勇「そりゃあ……世界征服をたくらんでみたり、日本転覆をたくらんでみたり、この町の壊滅をもくろんでみたり、この学校で生徒会長に成り代わることをもくらんでみたり？」
魔「実行はしなくていいのか」
勇「しなくていいよー」
魔「それならほかの人に迷惑もかからないしいいか……」
勇「たくらんだ？　たくらんでる？」
魔「あー、たくらんでるたくらんでる」
勇「もくろんだ？　もくろんでる？」
魔「うんうん、もくろんでるもくろんでる」
勇「よし！　魔王覚悟ぉおおおおお」
魔「ちょ！？　何にもしてないっすよ！」
勇「世界征服未遂の罪で勇者がお前を裁きに来たー」
魔「ええええええええええええええっ」

勇「ふっふっふ、今宵のこてつはよく斬れる……」
魔「それモップ！　モップですから！」
勇「あたしの刀が真っ赤に燃える、魔王の血を吸わせよと轟き叫ぶ！」
魔「勇者のセリフじゃねぇええええええええええ」
勇「ひとーつ、ひとよにひとみごろー」
魔「桃太郎侍一個も言えてないぃいいいいいいいいい」
先「はいはい、授業ですよー」
勇「もうちょっと待ってー」
先「じゃあ、あと一分だけ」
魔「先生、この状況をどう見てるんですか……？」
先「んー、つばぜり合い？」
魔「止めてください」
先「わたしにはそんな野暮なことはできないわー」
勇「ロスタイム中に終わらないとＰＫになってしまう！　全力で決めにかからねば！」
魔「どっから出てきた、そのルール！？」

魔「ああ……授業時間がこんなにいとおしく思えるとは……」

コツン

魔「ん？　……なんだ、この紙切れ？」

『果たし状
本日昼休み、巌流島にて待つ。勇者』

魔「ああ、病気が悪化してる……」

コツン

『ＰＳ．
来ないとお弁当やんない』

魔「……厄介ごとと弁当と、迷う二択だ」

期待

魔「きたぞー」
勇「ま、ま、待ったぞムサ、ムサ、ムサシ！」
魔「屋上は寒いなぁ」
勇「さ、さ、寒くなんてなな、ないぞっ！」
魔「君のことだから、どーせ武蔵やろうとして遅れてくると思ったんだ」
勇「よよ、読まれてた！」
魔「とりあえず、教室戻らないか？」
勇「ささ、賛成！　魔王の意見だけど賛成！」
魔「へいへい」
勇「いやもう、鳥取くらいならお礼に征服してもいいよ」
魔「また微妙なチョイスを」
勇「あ、でもナシ園はあたしのものね？」
魔「勇者が征服するな」

書き溜め終了。

このスレは
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1206118020/
の要請で立てられたものでした。

続きがまったく気にならない方はわっふるわっふると。

ふもっふふもっふ

ここで自演乙といっておくぜｗｗｗｗｗｗ

なんだ自演なのか　乙

なんか・・・ごめん

>>16
おまｗｗｗ

どゆこと？

>>19
そらぁほとんどレスのないスレで、ＰＣの>>1をほめる携帯ってったら……ねぇ？ｗ

なんだよこのスレ

>>21
知らぬ存ぜぬ

前どっかでうｐってなかったか？
二度ネタだったら死ねよ

とない………
都内………ぬぅ


いや何でもない

>>23
死にたくはないがまったく同じスレを立ててた。
つか、そういう話。

>>24
どこから見られてるかわかったもんじゃないなｗｗｗｗｗｗ

勇「ダンジョンを作ろー！」
魔「は？」
勇「魔王といえばダンジョン！　勇者といってもダンジョン！　世界から引き離すことの出来ない存在――それがダンジョンよ！」
魔「寒くても寒くなくてもテンション高いなぁ」
勇「宝物とかモンスターとか宝物とか罠とか宝物とかが満載のダンジョン！　三歩進めば宝箱にぶつかるくらいの頻度のを！　さあ、あたしのために作りなさい！」
魔「欲望丸出しだな」
勇「勇者はひとんちのタンスを開けて物を持ち出しても文句をいわれない！」
魔「あれは王様から許可とか下りてるのかねぇ……」
勇「そうじゃないの？」
魔「民事訴訟とかおきそうな話だよなぁ」
勇「でも魔王には人権がないからおっけー！」
先「けど先生は授業態度がまじめな魔王にいい内申あげたいな」
勇「はっ、ここはすでに魔王のダンジョン！？」

>>20
なる　
わるかった　
続けてくれ

書き足したから一個だけ投下した。
不評みたいなんで終わっとく。お疲れー

うわ、やっぱとないぬのオナニー野郎かよ
すぐに落ちてつまらんの嵐だったなｗｗｗ

>>25
あ、あと、新しく立った上に安価で草生やすスレの標的になってたよ
まおー開いたらこんなことになるとは予想して無かった

>>29
誰っすか、それ？ｗｗｗｗｗｗ

ざわ・・・ざわ・・・

逃げ
ワロタ

何、この流れ？
だれか俺に説明して

>>34
>>1
が
逃げた

>>34
オナニー
オナニーオナニー

コテうｐ

オナニーオナニーオナニー

開き
直り
おいしいです

とないぬてららっこ
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1206112710/

>>39
俺は>>1じゃないよ　
単純にオモロイと思ってた、ゆとりだよ

まだー？チンチン

まだー？ｗｋｗｋ

>>42-43
終了ですがな。
荒らされてるところで書けるほど図太くはない。

つか、せめてＩＤ変えてからいいなさいなｗ

とりあえず俺は好きだ

>>44
まだー？トリ付けまだー？

とないぬてららっこ
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1206112710/



42 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日：2008/03/22(土) 02:20:31.96 ID:o8DrhTtO0
>>41
ごめん、悪いけど落として。


わっせろーいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

つーかまたこれかよ

いやいやー
オナニー小説のために
スレを一つ立ててしまうという図太さに完敗っ！
しかも落ち無しというねっ！
僕より図太いねっ

死んでもトリを付けない根性に敬服っ

つづきがきになるー

いっぱいお仲間呼んでくればいいよー

寝たのかな
次の日まで
残しておくかな