沙都子「おーっほっほっほ! 無様ですわねぇ、圭一さん!」 解
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
/ |
/ | _,.. -―ァ
_/ l / , '
,. ::': :´: :{ /' / ┼ヽ
, ' :.:.:.::: : : : :ゝ___Y´ _,.< d⌒)
/: : : : : : : :/'´ : : : : :.` ヾ: :.\
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. ,': : : : :!: : : i/ : : : : : : : :/ !: : i: . ':, .、:\ -|r‐、.
i: : :| : |: : : :|: : : : ; イ: :./ l: : |、: : ',: :\;ゝ ./| _ノ
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|:::::i´`!::. : : :|:.::..○..:.:.: ○ ./:|/: : :.|ヽj __ノ
j∧ヽ_|:::::. : :.l::::.:::..:.:.:.:.:.., l:.:.:.:.,ィ:.,'
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ヾ、|ヽ:.:.:l`.ー-ーr.-.<´ |:.:/
,、へ:::.\l、___j:::::::::/∧ !/
/ヽ:\\::::::ヘ !::::://:::∧
,' \:\\:::ヘ |::://:::/ ',
i `ヽ\\∨〃;::イ .i 糸冬
| i \ヽ>':/ | | ---------------
| | /..`.¨´.`ヾ | 制作・著作 NHK
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:24:01.72 ID:MSUsy6EqO
wktk
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:24:28.81 ID:gJAul9cZ0
_,,....,,_
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ヽ::::::::::::::::::::::::::::\
|::::::;ノ´ ̄\::::::::\_,. -‐ァ
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ
,' ノ !'" ,___, "' i .レ'
( ,ハ ヽ _ン 人!
,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ
. _ ,.... -‐‐
,...- ' ゙゙ :::
, '´ヽ:::ヽ _/::::::
/ j´::::::::`'ー、_ j::::::::::::
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,!'.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
糸冬
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制作・著作 NHK
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:27:09.48 ID:Ne34Y/DMO
ktkl?
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:27:40.81 ID:x3Y6B4y1O
梨花「沙都子、あーん」
沙都子「あん・・・・・んむぅ・・・・」
梨花「美味しいですか?」
沙都子「むぐむぐ・・・・むあっ・・・」
詩音「・・・・・どうです?」
沙都子「悪くは・・・・ございませんわね」
詩音「やったぁ! 沙ぁ都子っ♪」
沙都子「むぎゅ! い、痛いですわ詩音さん・・・」
梨花「詩ぃの『沙都子野菜嫌い克服大作戦』は
ひとまず成功なのですよ。はい、あーん」
沙都子「あん・・・・あむっ・・・んん・・・・・」
梨花「よく出来ましたのです。なでなで」
圭一「カボチャ弁当か。沙都子にとっちゃ地獄より辛いかもな」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:28:17.24 ID:gJAul9cZ0
>>6 空気嫁
>>5 でせっかくいい感じで終わったのに・・・
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:30:25.71 ID:x3Y6B4y1O
魅音「へーっ、詩音もやるねぇ。沙都子の
カボチャ嫌いを克服させるなんてさ」
詩音「当然です。私に掛かれば、これくらいは
造作もありませんからね」
レナ「味付けも形も・・・うん。よく出来てると思うな」
詩音「ありがとうございます。レナさん」
圭一「レナからの御墨付きが出たんだ。美味くない筈無いぜ」
魅音「あはははは。でも、詩音も大変だよね。こんな事のために
興宮からこっちの学校へ転校して来ちゃうんだからさー」
詩音「こんな事とはなんですか。こんな事とは。私にとっては
死活問題なんですよ? はい、沙都子。あーん」
沙都子「あむっ・・・・・んぅ・・・・」
梨花「詩ぃも沙都子も、とても頑張りましたです」
魅音「今度の部活でお料理対決なんかやっちゃおうかなぁ」
圭一「お、俺が不利になるじゃないか!」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:32:16.83 ID:RUpLPz6qO
おや、罠殺しの解かね…?
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:32:33.69 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「・・・ご馳走様でございますわ」
レナ「わぁ! 沙都子ちゃん、全部食べきれたんだね!」
梨花「えらいえらい、なのですよ」
魅音「よかったね、詩音」
詩音「明日からもっと多めに作って来ないと
いけませんね。うん、腕がなります」
沙都子「む、無理をしてまで作ってこられなくとも
私は一向に構いませんでしてよ!!」
詩音「あら? 私は無理なんてしてませんよ。沙都子の
野菜嫌いを直すのが、私にとって今一番の楽しみですからね」
沙都子「うぅ・・・・」
圭一「あっはっはっは! 観念しろ沙都子ぉ!」
レナ「大丈夫だよ沙都子ちゃん。こんなに美味しいんだもん。
きっと、直ぐに好きになれると思うな」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:36:07.35 ID:x3Y6B4y1O
悟史くん、私は約束は守っていますよ。
沙都子「圭一さーん!!」
圭一「あひゃひゃひゃ! バーカ!」
ほら。沙都子はこんなにも元気でいてくれています。
沙都子「そりゃあ!」
圭一「ぐはぁ!」
魅音「うわぁ・・・・良い音したなぁ」
レナ「あのタライは何処から落ちてくるんだろ・・・・」
梨花「そこは触れない約束なのですよ」
少し元気過ぎるかもしれませんね。あははっ……。
沙都子「やっと掴まえましてよぉ・・・!」
圭一「ひ、ひいぃぃっ!」
詩音「仕方がない人ですねぇ・・・・」
あ、仲が良いからって妬いちゃダメですよ?
きっと悟史くんも圭ちゃんと仲良くやれると思います。だから……。
長いしつまんないからやめたら?
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:38:29.51 ID:x3Y6B4y1O
詩音「はーいストップ。そこまでですよ沙都子」
沙都子「えぇっ!? そんなぁ・・・・」
詩音「これ以上やると、圭ちゃんが泣き出してしまいますよ?」
沙都子「ぶぅー」
圭一「詩音様ぁ・・・・ありがとうございます・・・!」
詩音「はい。その変わり、今度エンジェルモートに
来てくださいね。皆さんと一緒に」
圭一「皆と? なんでだよ?」
詩音「借りは返してもらわないと。圭ちゃんには、
私の変わりに一日ウェイトレスさんをやってもらいます」
圭一「ち、ちょっと待てぇ! そりゃ何の罰ゲームだ!?」
詩音「罰ゲームじゃありませんよ。借り、です」
圭一「そ、そんなの、俺が認めるわけないだろ!?」
魅音「・・・・・くひひひっ」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:39:09.85 ID:RUpLPz6qO
誰も見つけれてない悪寒
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:40:15.00 ID:x3Y6B4y1O
圭一「み、魅音?!」
魅音「ジュルッ・・・・そりゃあいいねぇ・・・・」
圭一「よ、涎垂れてるぞお前!?」
レナ「・・・・ジュルッ・・・!」
圭一「お、お前もかよレナぁ!?」
レナ「圭一くんのウェイトレスさん姿・・・・・・
・・・・・ぶはっ・・・・・!!!!!!!!!」
沙都子「私もそれなら納得ですわ。圭一さんには
それくらいの罰は受けてもらいませんと」
梨花「これで圭一の歴史に、新たな1ページが
刻まれますのです。にぱーっ☆」
詩音「うんうん。皆さん納得されたみたいですよ」
圭一「勝手に納得してんじゃねーよお前らぁ!!」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:40:41.68 ID:gZKsddpB0
初のリアルタイム遭遇ktkr
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:41:11.81 ID:MR4V4kb4O
時間が悪い
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:42:48.50 ID:x3Y6B4y1O
詩音「もう! 見苦しいですよ圭ちゃん。男に
二言は無い! ってくらい潔くなくちゃ」
圭一「み、認められるわけないだろ! こんな・・・」
詩音「沙都子、やりなさい」
沙都子「・・・・・ふっふっふ」
圭一「ひ、ひいぃぃぃっ!」
詩音「どうします圭ちゃん? ここで沙都子に
やられるか、大人しく私の提案を受け入れるか」
圭一「ど、どっちも地獄じゃねーか!!」
レナ「沙都子ちゃーん・・・レナも手伝うよぉ・・・・」
魅音「おじさんも協力するよぉ・・・・ぐっふっふっふ・・・」
圭一「こんの裏切り者共ォォッ!!!!」
詩音「決まりですね。ではお姉、少し大きめの
サイズを用意出来ますか?」
魅音「うん、そっちは任せて。私から伯父さんに頼んでおくよ」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:45:14.96 ID:x3Y6B4y1O
知恵「では皆さん、気をつけて下校してくださいね。
委員長、号令」
魅音「きりーつ、気をつけ、礼」
「「さよーならー」」
圭一「はぁ・・・・」
沙都子「あらぁ? 圭一さん、なんだか元気が
ございませんですわねぇ?」
圭一「誰のせいだと思ってやがるんだ!!」
沙都子「ふ、ふんっ! そんなの、自業自得でございますわよ!」
圭一「こんのやろォォォォォォッ!!!!」
沙都子「きゃあ!」
圭一「沙ぁ都子ぉ!!」
沙都子「べーっだ! 圭一さんのへんたーい! やーいやーい!」
圭一「ぐうぅぅああああぁぁあぁああぁああああ!!!!!」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:47:18.00 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「やーいやーい! 不審人物ー!」
圭一「まぁああぁぁああぁちやがれえぇぇえぇぇえぇ!!!!」
魅音「あはははっ、やってるねー」
圭一「おりゃああああああああ!!!!」
沙都子「ひゃあ!」
圭一「うぅうぅぅおおおおおおお!!!!!!!」
レナ「あーあ・・・行っちゃった」
魅音「あの二人はいっつも元気だよねぇ。おじさん羨ましいよ」
詩音「あ、お姉。今の発言は本当におばさん臭いです」
魅音「へっ!? じ、冗談に決まってるじゃない!」
梨花「慌て過ぎなのですよ魅ぃ」
魅音「あ、私は別に慌ててなんか・・・!」
詩音「ぷっ・・・くくっ・・・・あはははははっ!
お姉ったら・・・・あーおっかし・・・ぷくくっ」
魅音「詩音ー!」
22 :
てぁも ◆w.qXFhsq4E :2008/03/22(土) 01:48:42.03 ID:GIjvTo3wO BE:736168493-2BP(10)
うおお…見つけた…
しえん
23 :
ミスた。>>20と>>21の間にこれを:2008/03/22(土) 01:50:02.52 ID:x3Y6B4y1O
圭一「汚されちまう・・・俺は汚されちまうんだぁ・・・・」
レナ「ば、罰ゲームが終わったら、レナがお持ち帰り
してもいいのかな?! かな?!」
詩音「えぇ、どうぞ。好きにしてください」
レナ「は・・・はうぅ〜!! け、けけけけ圭一くんを
レナが・・・お、おおおおおもおもおももももっ・・・!」
圭一「やっぱり罰ゲームなんじゃないか!!」
魅音「はいはい、細かい事は気にしない気にしない」
梨花「圭一、観念するのです」
沙都子「おーっほっほっほ! 無様ですわねぇ、圭一さん!」
圭一「ちくしょお・・・・ちくしょお・・・・!!」
詩音「うふふ。残念でしたね圭ちゃん」
悟史くん……見てくれていますか?
沙都子は………うぅん。私は……こんなにも元気です。
だから………。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:50:32.10 ID:RUpLPz6qO
しえんしえーん
25 :
ミスた。>>19と>>20の間にこれを:2008/03/22(土) 01:50:41.03 ID:x3Y6B4y1O
圭一「汚されちまう・・・俺は汚されちまうんだぁ・・・・」
レナ「ば、罰ゲームが終わったら、レナがお持ち帰り
してもいいのかな?! かな?!」
詩音「えぇ、どうぞ。好きにしてください」
レナ「は・・・はうぅ〜!! け、けけけけ圭一くんを
レナが・・・お、おおおおおもおもおももももっ・・・!」
圭一「やっぱり罰ゲームなんじゃないか!!」
魅音「はいはい、細かい事は気にしない気にしない」
梨花「圭一、観念するのです」
沙都子「おーっほっほっほ! 無様ですわねぇ、圭一さん!」
圭一「ちくしょお・・・・ちくしょお・・・・!!」
詩音「うふふ。残念でしたね圭ちゃん」
悟史くん……見てくれていますか?
沙都子は………うぅん。私は……こんなにも元気です。
だから………。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:52:16.93 ID:gZKsddpB0
くそ・・・見たいけど、明日は引越し準備・・・
起きたら見るよorz
27 :
gdgdやっほーい^^:2008/03/22(土) 01:52:30.53 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「しつこいですわね・・・!」
圭一「待ちやがれ沙都子ォォォォォォッ!!!!」
沙都子「ふ、ふんっだ! 待てと言われて誰が
待つものですか! やーいやーい女装趣味ー!」
圭一「・・・・・・・・・・」
沙都子「・・・? 圭一さん?」
圭一「ウッディ!!!!!」
沙都子「ひゃあぁ!」
圭一「へへっ・・・・やーっと掴まえたぜぇ・・・」
沙都子「やっ・・・・いやぁ・・・!」
圭一「さぁて・・・どんな目に合わせてやろうか・・・・くひひ」
沙都子「い、いやっ・・・いやぁ・・・・やめっ・・・
・・やめて・・・ぅぁ・・・いやぁ・・・!」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:54:29.78 ID:x3Y6B4y1O
魅音「二人共遅いなー」
レナ「そうだね・・・・レナが捜してくるよ」
魅音「行ってらっしゃーい」
詩音「じゃあ、私も捜してきます。お姉は今の内に
おじさんに連絡しておいたらどうですか?」
魅音「そうだね。職員室の電話を使わせてもらうよ」
詩音「あっ・・・でも考えてみたら、知恵先生が
電話を貸してくれるとは限りませんよ?」
魅音「大丈夫だよ。本家に至急伝えなくちゃいけない
用が出来たから電話を貸してくださいって
言えばね。ほら、簡単でしょ?」
詩音「お姉ったら、悪知恵だけは働きますよねー」
魅音「あははは、まぁね。じゃ行ってくるよ」
梨花「ボクはここでお留守番をしていますです」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 01:57:46.53 ID:x3Y6B4y1O
詩音「二人共、何処へ行ってしまったんでしょうね・・・・」
まったく、圭ちゃんも大人げない人です。あれくらいで………ん?
詩音「・・・・いた!」
沙都子「・・・・・・・・・」
沙都子? あの子………一体何を…?
圭一「ぐああああああああああ!!!!」
えぇっ!? け、圭ちゃんが!!
沙都子「おーっほっほっほ! 無様ですわねぇ、圭一さん!」
ちょっと沙都子………今のはやり過ぎじゃ……。
沙都子「・・・・け、圭一さん?」
圭ちゃん、怒ってるだろうなぁ……。
沙都子「・・・・・・・!!」
ど、どうしたのよ沙都子…?!
沙都子「・・・・・死んでる」
━━━━━━━━━━━━━!?!?
う、嘘でしょ……そんな…そんな事って……!!
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:00:18.25 ID:x3Y6B4y1O
そ、そんなのって……こんな…どうして?!
詩音「うそ・・・・でしょ・・・?!」
圭ちゃんが……あの圭ちゃんがあんなにあっさり死んじゃうなんて…?!
レナ「沙都子ちゃ〜ん」
沙都子「ひっ!」
れ、レナさん?! なんてタイミングで来るかなぁ……。
沙都子「あわわわっ! ど、どうしましょう・・・!!」
ちょっと待って……こんな状況で私が出て来たり
したらあの子は………! ……ど、どうしよう………。
沙都子「・・・誤魔化し通すしかありませんわ」
ち、ちょっと沙都子! あんた…………そっちに行っちゃうわけぇ…?
レナ「沙都子ちゃ〜ん」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:01:36.85 ID:swyVVvHFO
見つけた しえーん
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:01:50.80 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「な、なんでございましょう?」
レナ「こっちの方から悲鳴みたいな声が聞こえてきたの」
レナさんって、結構鋭い所もあるんですよねぇ……さて、沙都子は…。
沙都子「ひ、悲鳴ですの? なんの事やらさっぱり・・・」
ば、バカバカバカッ! そんな下手な演技が通じる相手じゃ…!
レナ「あれっ? け、圭一くん?!」
あちゃあ……。
沙都子「・・・少し、ハデにやり過ぎましたの・・・・」
全ッ然少しなんてものじゃなかった!
レナ「け、圭一くん! 大丈夫かな?! しっかり!!」
レナさん……圭ちゃんはもう…ぅぅっ…………。
…………………………………沙都子のやつ……よくも圭ちゃんを…!!
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:03:53.20 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「け、圭一さんは気を失ってしまいまして・・・・」
あ、あの子……まだ誤魔化し通すつもりなの…?!
レナ「早く保健室に連れて行こう!」
沙都子「だ、ダメですわ! 無理に体を動かすのは
よくないと、監督がおっしゃっていましたの!!」
沙都子……そうまでして………あんたって子は…!!
レナ「先生を呼んで来るね!」
………あらら。こりゃお手上げかな。
沙都子「ま、待ってくださいまし! 先生には・・・
・・えっと・・・・その・・・・・・・・」
レナ「・・・沙都子ちゃん? どうしたのかな? かな?」
沙都子……どうする気なの…?
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:04:17.90 ID:CfCRjYx+0
うおお・・・みつけちゃったよ!
まとめサイトの人よんでくる
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:05:44.87 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「えっと・・・せ、先生には言わないでくださいまし・・・・」
レナ「あははっ、大丈夫だよ沙都子ちゃん。先生には
圭一くんが倒れていたとしか言わないよ」
沙都子「ち、違いますの! 圭一さんは・・・・」
レナ「・・・沙都子ちゃん?」
あらら。最初から正直に話せばよかったのにね。そうやって
逃げ道を探そうとするから辛くなるんだ。まさかあの子が
圭ちゃんを殺して、それを誤魔化し通そうとするなんて
思わなかったけど………ふん…呆れた。最低な子じゃない。
あの子が悟史くんの妹じゃなかったら………………………………
………………………………………………………………。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:07:36.33 ID:x3Y6B4y1O
「魅音、沙都子の事・・・・・頼んだからね」
そうだ……そうだよ………私は頼まれたんだ!
悟史くんに頼まれた…! 沙都子をお願いって、頼まれたんだ!
だから………雛見沢の学校に転校したいって鬼婆に頭を下げたというのに………。
なのに…私は……ううっ…ごめんなさい………。
悟史くん……ごめんね…ごめんね……悟史くん………。
沙都子は私が守るから……だから…私を許して……。
私は信じてるからね…きっと悟史くんは帰って来るって……!
だから……それまであの子は私が守るよ………悟史くん…!!
詩音「はろろーん、レナさんに沙都子」
レナ「あ、詩ぃちゃんだ!」
相手はレナさん…………やり辛い相手になるなぁ……。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:10:02.68 ID:x3Y6B4y1O
レナ「うん、じゃあレナは先生の所に行ってくるね」
沙都子「れ、レナさん! まっ・・・むぐっ」
まったく……今更何を言おうとしてるんだか。
懺悔でもする気? まさか…いいや、違う。話すつもりなら、
いくらでもタイミングはあった筈。それをこの子は
何度も見過ごしてきた。結局、後ろめたい気持ちが良心を
傷めているだけにすぎない。そうなんでしょ?
詩音「沙都子、早くこの死体を隠しますよ」
沙都子「詩音さん?!」
何を驚いてるんだか。あんたが殺したんですよ?
話さなかったって事は、最初から隠すつもりだったんでしょ?
白々しいやつめッ…!! これ以上苛々させるな…!!
人殺しのくせに!! この人殺し!! 人殺し!!!!
人殺し!!!!!!!!!!!
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:10:31.83 ID:CfCRjYx+0
支援
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:11:45.52 ID:x3Y6B4y1O
詩音「沙都子、あなたに罪の意識はあります?」
沙都子「・・・ごめんなさい」
詩音「謝っても、圭ちゃんはもう帰ってきませんよ」
沙都子「ううっ・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・・!!」
こいつ……謝って済むとでも思ってんの!?
圭ちゃんを殺したくせに…!! この野郎ッ……!!
沙都子「・・・・・詩音さん・・・?」
だ、ダメッ……落ち着け………落ち着きなさい…!!
私が慌ててどうするの?! 沙都子を守らなければならない私が! ここで熱く
なってしまっては……落ち着け…せめて今だけでも……!
……………………………………………………よし……。
ごめんね圭ちゃん……約束したの…悟史くんと
約束したから……だから………わかってくれるよね…?
詩音「はぁ・・・・ほら、早くやりますよ。そっちを持ってください」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:13:41.65 ID:x3Y6B4y1O
知恵「あらっ? 前原くんは・・・」
ここで墓穴を掘れば沙都子は……落ち着け………。
…平常心を保つんだ……いつもの私でいればいい…。
詩音「圭ちゃんなら、ついさっき帰りましたよ」
大丈夫。知っているのは私達だけ。だから絶対に大丈夫……。
レナ「あれぇ? 圭一くん先に帰っちゃったんだ・・・」
沙都子「れ、レナさんには悪いけれど、先に・・・・・・」
な、何を余計な事を……!? ここで怪しまれて
不信感を与えてしまったら、全てが終わるというのに…!!
沙都子(あわわっ! ごめんなさい!)
……本当にわかってるんだか。
詩音「圭ちゃんがいないのなら、今日の部活は無しですね」
これでいい。これで大丈夫。何もおかしい事は無い…。
……………………………………………………圭ちゃん……………。
……ごめんね圭ちゃん。沙都子を……あの子を許してあげて…。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:15:42.36 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
いくら謝ったって……圭ちゃんはもういない………。
そりゃあ私だって……正直に言えば、圭ちゃんがいないと寂しい。
それに悲しいし……少しだけ…でも……それでも………。
詩音「沙都子、私は一度家に帰ります。日が落ちたらここに来てください」
そして、全てを終わらせる。全て終われば……また明日から
楽しい毎日が…………………送れる筈無いのに………。
だって……圭ちゃんはもういないんだよ…?
悟史くん……………悟史くん………悟史くん……。
沙都子「・・・わかりましたわ」
本当にわかってるんだか。………まぁいいや。
今はあの死体をどうやって処理するか考えないと。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:18:40.75 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
この子がこんな調子では、私がしっかりする他にない。
しかし………お姉ならともかく、私にどんな力があるというのか。
園崎の力を使えば死体を一つ隠すくらい造作もない。
でも、私は詩音。園崎魅音じゃない。私にはなんの力も有りはしない……。
沙都子「・・・ぅぅ・・・圭一さん・・・・・・」
………けっ、さっきからこの子は何を考えてんだか。今更? 笑っちゃうね!
今は泣いてる場合じゃないでしょうに。ま、そのおかげで
私は冷静でいられるんだけど。とりあえず………。
詩音「私は一度家に帰ります。日が落ちたら、ここへ来てください」
死体が直ぐに見つかる心配はないだろう。それに、
ずっとここに居座っていては、誰かに怪しまれてしまいそうだしね。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:20:19.78 ID:CfCRjYx+0
しおん・・・
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:21:10.85 ID:x3Y6B4y1O
詩音「ふぅ・・・・・・・」
とりあえず、これで一安心かな……? あはは、安心してる場合じゃないか。
とにかく今は、あの死体をどう処理するか考えないと……。
私と沙都子だけで出来るだろうか……。誰かの力を借りる?
お姉は………駄目か。真っ先にお姉の顔が思い浮かんだけど、
圭ちゃんを殺された怒りに逆上されちゃ困るから除外っと。
まぁ、お姉がそんな短絡的な行動を取るかは怪しいけど……。
うーん…………………………。
あとは………葛西くらいかなぁ。葛西なら、きっと力になってくれそうな気がする。
気はするけど………うーん。もう少し考えてみないとわか、
魅音「詩音ー」
ッッ!?!? ち、ちょっと…びっくりさせないでよ……。
………………………………………平常心、平常心っと。
詩音「あらお姉、どうしました?」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:22:22.78 ID:CfCRjYx+0
K「やっべ寝てたよwwwwwなにここwwwwwテラ穴wwwww帰るべwwwww」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:22:34.62 ID:x3Y6B4y1O
魅音「圭ちゃん見なかった?」
………………………………むっ。別にお姉が聞いてきても
おかしくはない問いだ。変に怪しむ必要はない、か。
大体、私が圭ちゃんを捜してくると言ったんじゃないか。
それにここで変に勘繰って、逆に不審がられてしまってはまずい。
詩音「・・・さぁ? 私は見ていませんよ」
これが無難かな。私は何も見てないし、何も知りません。おわかり?
詩音「圭ちゃんに用でもあるんですか?」
魅音「あははっ、別に大した用じゃないよ」
………この様子なら、お姉は何も感づいてはいない筈。
お姉の用……それなら、きっとあの罰ゲームに関する事だろうし。
何もおかしい事はない。何も………。
レナ「魅ぃちゃ〜ん」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:22:53.78 ID:/FqE3I710
, - ´ ̄` ー- 、
/.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.\.:.\
/:,イ/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:ヽ
レ'.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:l
今 日 も 沙 都 子 で オ ナ ニ ー だ ! l:l ___
/, -──- 、 `l/l.:.:l.:.:ト、 .:.:.: N,イ´.:.:.:.:.N , -'´: : : : : :` ー 、
/ .レ'´ ̄ ̄` ヽ YV, 式、W , -‐l.:./.:く//: : /: : : : ヽ: :ヽ
// l l l l_Lム l W、 ̄ レイく:./: : : /: /: :l: : :l、: : :l、
. レ' | !l「Tー l∨ , -、l l l ヽ 、 , / | У:/十/: : l_: :l: :l:.l: l: : |/ヽ
!| .l V,イ勺 ! 弋リ| V \`=='/ l〈_l: :l_, 、l_/l `l: :l: l: l: : :レ' \
V ヽ_lゞ-' , ,,レ、 l _∧` - '´ ,イ l: `l" , ‐-、: :/: l: l: : l -' \
/ Wl l、"" l⌒l /レ'V く ヽ ̄し-'::l /: : :l ト、 ""/: /_: : : : :/ /
ヽ .V ヽ、`-' , イV, - 7ヽ \ ヽ::::::::::::l/: : : :.ヽ ` ´ フ: : : : :/ /
/:\ ヽ ! ̄ 厂 //l: : \ \ ヽ:::::::/: ll: : :/ ‐ 7´/: : : / ,イ\
r-/: . : .\ \三 l l l l: . : . : ヽ \l:::::l: : |ヽ: | r/: : / /\ l: : :\- 、
l: . : . : .:/ヽ\ \`l ///: ',: . : 死 ね な の で す
∧: . : . :.l: . :.\\ \//: . :.l: . : .:∧ V.|: / /: l く: : :/ .|: : : :/  ̄ヽ: : : : :ヽ ヽ
/ >-'´ ヽ: . : .:ゝ┤ \: :/-<´ ヽ l レ' /: :.l Υ l`'厂、 ,イ: : : : : : l !
.〈 く ト: . : . : .l l | 、、 l 〉.l У 〉 l l L__| // l l: l TT ´ l: : : : : : : !
ヽ ?? オ ナ ニ ー と は 何 で す の ?.l Y: :l l//l /l./ .l: l ヽl l: : : : : : :l
\ ヽ l: . : ./ Ll l l l l/ .У / // l: ;Ul l././(/ l: l /\/__: :l\_/
\ ヽ_/ 何 の 話 か よ く わ か り ま せ ん で し て よ - ∨: :.: :.:` - 、V
n_l/: . : . : . : .ヽ /: . : . : \ ./ 入 /: :.: :` ─‐ ´:.: :.: :.: :.: :.: :.` ‐- 、
/: . : . : . : . : . : . ∨: . : . : . : . \ /:::::ヽ /: :.: :.: :.: :.: :.: :.: :.: :.: :.: :.: :.: :.: :.: :.:/
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:24:19.23 ID:x3Y6B4y1O
魅音「レナ! 圭ちゃん見なかった?」
ほら、やっぱり。レナさんだって圭ちゃん達を捜しに行ってたんだ。
お姉がレナさんに私と同じ問いをしたって、何もおかしい事はない。
何も………………………ん…………なんだろ……………。
レナ「圭一くんね、先に帰っちゃったみたい・・・・」
……………………………………あっ………………ああぁ!!
レナ「さっきまでね、沙都子ちゃんのトラップに
引っ掛かって気を失ってたみたいなんだけど・・・・」
…………まずい…………まずい………………迂闊だった………!!
レナには目撃されている。圭一が倒れていたあの場に私がいたと。
私とした事が………魅音にばかり気を取られていた……。
畜生……!! 私がこんな凡ミスを犯すなんて……!!!
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:25:09.64 ID:CfCRjYx+0
おやすみなさい・・・うぅ・・・
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:26:03.30 ID:RUpLPz6qO
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:26:45.43 ID:x3Y6B4y1O
レナ「これからお見舞いに行こうと思ってるんだけど、どうかな?」
だ、駄目だ! 行くな! 行くな!!
魅音「そうだね、私も行くよ」
……………………………なんて事だ…………そんな…………。
沙都子をあれだけ小馬鹿にしていた私が………本物馬鹿じゃない…!?
この大馬鹿野郎! 気を抜いたのはお前じゃないか!!
…………………まぁ……………悔やんだってもう遅いか……。
レナ「詩ぃちゃんはどうする?」
あはははは。そんなの、もう決まってるって。
沙都子を見捨てて自分だけ逃げようなんて考えは端から頭にない。
そう、今は考えるしかない。あの死体をどう処理するか。どう誤魔化すのかを…。
詩音「私は遠慮しておきますね」
………………もう…………後には引けないんだから………。
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:28:38.24 ID:x3Y6B4y1O
梨花「・・・・・みぃ」
遅い。一体、何分待っただろうか。既に教室には私以外の人間は誰もいない。
まったく……あと何分、何時間待たせる気なの?
梨花「留守番なんて・・・・つまらない役を選ぶんじゃなかったわ」
一人悪態を吐いても仕方ない。そんなのはわかってる。
ただ……私は嫌いなの。退屈なのが。たまらなく嫌。
ここで説明するのも面倒だし………これを読んでいる、あなた。
あなた達なら、わかるでしょう? ふふっ………。
まぁいいわ。知らないあなたでもいい。私はね、嫌いなの。
退屈でつまらない日常を送る事が。それだけ覚えてもらえれば幸いよ。
羽入「り、梨花ー!!」
……騒がしいのが来たわね。
梨花「どうしたの? そんなに慌てて」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:34:42.48 ID:x3Y6B4y1O
てすてす
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:36:46.01 ID:x3Y6B4y1O
信じられない…………じ、冗談でしょ……そんなの……。
羽入「梨花・・・・僕も信じたくはないのですよ・・・
でも・・・・・・・・・」
……やめて!! その先を言わないで!!
私は信じない………信じたくもない……………ッ!!
羽入「僕だって・・・・僕だって・・・」
……………落ち着きなさい……。
そして………受け止めなさい。…………………この事実を…。
羽入「そうなのです・・・・これは起きてしまった
事実なのです・・・・だから・・・・・」
……そうね。あなたが私にこんな下らない嘘を吐いたって何の得もないしね。
梨花「・・・・ごめんなさい。もう・・・落ち着いたわ」
こんなに直ぐ落ち着けるなら苦労しないわね。
せめて表面上だけでも落ち着いたフリをしないと………。
羽入「あうあうあぅ・・・!」
………ま、こうなるわね。
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:37:12.86 ID:JWlbOCwvO
偶然見つけたwktk!!!!
テラしえんwwwwパネェwwwwwwww
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:37:48.01 ID:x3Y6B4y1O
信じられない…………じ、冗談でしょ……そんなの……。
羽入「梨花・・・・僕も信じたくはないのですよ・・・
でも・・・・・・・・・」
……やめて!! その先を言わないで!!
私は信じない………信じたくもない……………ッ!!
羽入「僕だって・・・・僕だって・・・」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:38:39.67 ID:x3Y6B4y1O
梨花「それで・・・・・・沙都子は?」
羽入「もうすぐここに・・・・」
まさか……こんな世界に来るとはこの子も思わなかったでしょうね。
あの沙都子が、私の大好きな沙都子が………大好きな圭一を殺してしまうなんて。
こんな世界もある………なぁんて、魔法の言葉で割り切るしかない。
これが夢なら……そんな安っぽい思考はとうの昔に捨てたわ…。
目の前の現実を、私はただ受け入れるしかない。
それが……この長く、気の遠くなる様な時間を過ごしてきた私が学んだ事の一つでもある。
羽入「梨花・・・・・・・」
そんな顔をしないで。私は大丈夫よ。
私は古手梨花、北条沙都子の友人として……あの子に接するだけだから。
羽入「あぅ・・・ぁぅぁぅぁぅ・・・・」
心配してくれるのはありがたいけど、そんな心配は私に必要ないの。
梨花「黙って見てなさい。どんな世界のどんな沙都子だろうと、
沙都子は私の大切な友人に変わりないのだから」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:40:49.82 ID:x3Y6B4y1O
レナ「じゃあね〜梨花ちゃん」
魅音「また明日ー」
用事があるので、ボクは行けないのです。圭一によろしく言っておいてほしいのですよ。
こんなにも簡単に信じてくれるなんてね。ふふっ……。
そう、これが私の仲間達。私の大好きな仲間達。
こんなにも素敵な仲間達がいたから、私はこうして自分の運命を呪いながらも生き長らえている。
詩音「梨花ちゃま・・・・まだいたんですか」
梨花「沙都子を置いては帰れないのですよ」
詩音「・・・そうですか。私は帰ります。それじゃあ」
梨花「また明日、なのですよ」
………私は信じてる。仲間を…沙都子を。
沙都子「り、梨花! 早く帰りますわよ!」
羽入「梨花・・・・・・・・・・」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:42:44.30 ID:x3Y6B4y1O
梨花「沙都子・・・どうしましたですか?」
……白々しいわね。全てを知っているくせに。
梨花「なんだか元気がないのですよ・・・・・」
理由だってわかってる。でも………それでも………。
梨花「沙都子はボクの友達なのです。でも・・・・」
あなたが自分の口で言うしかないの。例え私が知っていようとも。
梨花「圭一も・・・・ボクの友達なのです」
だから……話てほしい…私を信じて……信じてほしいから…。
梨花「・・・・・・・・・・」
沙都子「り、梨花ぁ!」
ありがとう沙都子……私を信じてくれて。
だから私も応えるわ。あなたの信頼に。
これが間違った答えなのか私にはわからない……。
梨花「沙都子・・・・よく頑張りましたですね」
でも……本当はこんな勇気なんて………私は認めたくない…。
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:44:47.21 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「梨花・・・・私は・・・・・」
家に帰ると直ぐに、沙都子は自ら犯した自分の罪を語り始めた。
羽入「・・・あう・・・・ぁぅ・・・」
沙都子は勇気をふり絞って私に話している。
人を……友人を殺めてしまった罪を話す事にどれだけの
勇気が必要なのか………あなた達にはわかるかしら?
ふふっ……。わかったあんたは………経験でもあるの?
想像や憶測だけで……でしょう? 勘違いしないでほしいけれど、
それが悪いと私は一言も言ってはいないわ。
ただ……彼女の罪の重さを軽々しく口にしないでほしいだけ。
早い話が、沙都子の勇気を汲み取ってほしい。それだけよ……くすくす。
梨花「話はわかりましたのです。それで、沙都子は
どうしたいのですか?」
沙都子「・・・・・・・・・」
……わからないって事か。まぁいいわ。
自分の罪をわかっているからこそ、私に話したのでしょう?
羽入「梨花は・・・・どうしますのですか?」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:45:22.99 ID:ebqPjT6TO
オレはもう寝る前の携帯になってしまった・・・
>>50 お前が新しい着火材をつくるんだッッ!
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:46:07.05 ID:x3Y6B4y1O
どうするもこうするも………そんなの決まっているわ。
梨花「沙都子、ちゃんと反省していますですか?」
沙都子「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・!」
そうね。今はそうやって謝る以外の方法が見つけられないのね。
そして、そんな沙都子を誰かが叱ってあげなければならない。
梨花「沙都子、どうして謝っているのか、
自分でわかっていますですか?」
謝るなんて誰にだって出来る。口先だけの謝罪だけなら誰にだってね。
でも、その本質は違う。どうして謝まらなければならないのか?
その理由を…それを沙都子自身がわかっているのなら………私は許そう。
沙都子「わ、私は・・・・圭一さんを・・・・・・!
・・そしてそれを・・ぁ・・隠そうと・・・した・・・
・・・・みんなに・・・ぅぅ・・・うそ・・を・・・」
………もういい。もう充分よ沙都子。あなたはちゃんとわかっているのね。
安心なさい。あとは私がやるわ。
圭一には悪いけど……こんな世界もあるのよ。
それに……ここであなたにいくら謝ったって、あなたはもういないんだから…。
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:48:36.41 ID:x3Y6B4y1O
羽入「本当に・・・・本当にこれで良いのですか?」
聞かれるまでもないわよ。もう決めたの。
羽入「あうあぅあぅ・・・・・」
あんたのあぅあぅ語を訳すのも面倒ね。黙って見てなさい。
羽入「ボクは・・・梨花のやる事に何も反論はしないのです・・・・・」
あなたは傍観者。見ている事しか出来ないものね。
羽入「ボクは・・・・梨花に決断を促す事くらいしか・・・」
じゃあ黙って見てなさい。それに、あんただってわかってるんでしょう?
羽入「・・・・梨花は・・・この世界を・・・・もう・・・」
誰か一人でも欠けてしまっては駄目なの。
私は……そんな世界を望んではいないのだから。
羽入「次の世界に・・・期待するしかないのですよ・・・・」
そうね。私達にはその選択儀もあるわ。
でも………沙都子は……この世界の沙都子は……。
………少しくらい……抗ったってバチは当たらないわ…。
あの子が最後にどんな決断を下すか、それを見届けるくらい………別にいいじゃない…。
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:49:29.41 ID:ebqPjT6TO
しえ・・・ん・・・
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:51:28.50 ID:x3Y6B4y1O
詩音「はぁ・・・・・・・・」
結局家には帰らなかった。いや、帰れなかった。
あの死体を誰かが見つけてしまうのではないだろうか?
そんな不安が私を襲っていたからだ。……情けない話。
詩音「そろそろ・・・・かな」
学校を出てからは商店街を徘徊したり、適当に歩き回って時間を潰した。
…………怖かった。誰かに死体を見つけられるのが。
でも、学校に遅くまでいては怪しまれてしまう。
興宮に帰っている間に………そんな不安と恐怖で、頭がおかしくなりそうだ。
私が手を下したわけではない。でも……それでも………。
自分の手を汚すって、こんなにも辛い思いをするのものだと、初めて痛感出来た。
殺す瞬間よりも……殺した後の恐怖。周囲の目に敏感になり、
被害妄想の類で頭が一杯になってしまう。あー嫌だ嫌だ。
私ゃ人殺しなんてしたくないよ。いざとなれば、葛西辺りがなんとかしてくれるしね。
でも………実際に手を下した沙都子は今頃……。
詩音「・・・・・ふん。当然でしょ」
だって圭ちゃんを殺したんだから。
あの子が悟史くんの妹だろうと、その罪が消えてしまうわけではないんだからね…。
…………………………………………さて、そろそろ行
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:53:54.27 ID:x3Y6B4y1O
詩音「・・・・あれ? 梨花ちゃま・・・?」
梨花「こんばんわ、なのですよ」
………しまった。まさかこの時間に学校にいるとはね…。
声を掛けるべきでもなかったかなぁ………くそっ。
詩音「どうして・・・・こんな時間まで学校にいるんです?」
まさかずっと学校にいましたってわけじゃないよね……?
まさか………全部見てましたなんて言うんじゃ……!!
梨花「それはボクも聞きたいのです」
………はぁ? 質問を質問で返すんじゃないよ!?
……まぁいっか。適当に嘘を吐いて煙に巻けばいいんだし。
梨花「沙都子の変わりに来た、と言えばわかってくれますですか?」
それだけじゃわかるわけないでしょうに……私ゃ超能力者か。
詩音「あの子はどうしたんです?」
梨花「沙都子はお家で休んでいますです」
おいおいおい。冗談でしょ? あとは私に任せて、自分は不貞寝でもしてんの?!
ふざけんな!! あの野郎………どれだけ私が悩んでいたか知りもしないで……ッ!!
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:56:08.87 ID:x3Y6B4y1O
梨花「詩ぃも沙都子も、悪い猫さんなのです。にゃーにゃー」
あははは……! 何を言ってるんだか。悪いのは沙都子でしょ。
そりゃあ私だって犯罪に荷担するって自覚はあるよ。でもね……、
梨花「ならば、その悪い所を叱ってあげましたですか?」
…………それは…………その………後でやろうと思って……。
梨花「・・・・もう遅いのです。いくら沙都子が・・・、」
そんなの………あんたに言われなくったってわかってるよ……!!
圭ちゃんはもういない!! あいつが殺したから!! あいつが………うぅ……。
どうして……どうしてこんな事になっちゃったのよ………どうして………ぅぁ……ぁ…。
梨花「これ以上手遅れにならないためにも・・・・
詩ぃ、ボクに協力してほしいのです!」
手遅れも何も……あんたが言ったんじゃない…!
もう手遅れだって………圭ちゃん……ごめんね………ごめんね…!
梨花「・・・・・そうやって泣いていたって、何も解決しないわ」
……り、梨花ちゃま? あんた………だれ…??
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:56:42.76 ID:swyVVvHFO
しえーんwwwwwパネェwwwwwww
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:57:18.30 ID:RUpLPz6qO
「やっべwww出るに出られねぇwwwwwwテラ埋められてるwwwwww」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 02:58:28.47 ID:x3Y6B4y1O
梨花「立ちなさい。あなたの今やるべき事、それを忘れては駄目よ」
だ、誰だ……今、私の目の前にいるこいつは………。
こいつは私の知っている古手梨花ではない。私の知っている古手梨花はこんな……。
梨花「・・・・・くすくす」
詩音「な、何を笑ってるんですか?!」
梨花「ごめんなさい。驚かせてしまったわね。謝るわ」
こいつ………私を馬鹿にしてんだろ?! このッ……!!
梨花「みぃ・・・・怒らないでほしいのですよ・・・」
詩音「あ、あれ・・・?」
元に戻った? 急に? どうして? さっきの梨花は誰? なに? なにがどうなって?
梨花「詩ぃ、今やるべき事を思い出してほしいのですよ」
………そうだ。今はこんな下らない話をしている場合じゃない。
早くあの死体をどうにかしないと………ふぅ。駄目ね。落ち着きなさい……わたし。
詩音「ごめんなさい梨花ちゃま。取り乱しちゃいましたね」
梨花「にぱーっ☆」
まさか梨花ちゃまに諭されるなんて………あはは、しっかりしないとね…。
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:00:18.07 ID:x3Y6B4y1O
詩音は一度キレてしまうと手がつけられなくなる。
これも、数多の世界で気の遠くなる様な時間を過ごしてきた私が学んだ事の一つ。
感情的な内面を持った子。火山みたいに、一気に噴火して感情が爆発しまう。
正直、圭一を殺された怒りに狂って短絡的行動に出ると思ってたんだけど……。
詩音「こっちです、梨花ちゃま」
一体、何が彼女をそこまで………ふふっ。ま、見当はついてるんだけどね。
詩音が沙都子を殺せる筈ない。だって、妹なんだからね。……くすくす。
ありがとう詩音。そして、こんにちは駄目な私。
結局、私は詩音の姿を見るまで彼女を信じていなかった。
思い出せ……教えてくれたではないか………信じろ……仲間を信じろ…!!
………………………………私は信じる。だから、私を信じてほしい。
……………………………なぁんてね。…………くすくす。
あなた達の中には、少し青臭い話だと思った人もいるんじゃないかしら?
残念ね。そんなあなたは、私とは価値観が違うみたい。
誰かを信じるって、とても勇気のいる行為だと思うの。
でも、仲間ならどうかしら? 仲間なら………信じられるでしょう?
仲間だから信じる。仲間だから諭される。とっても便利なの。
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:01:26.99 ID:x3Y6B4y1O
物みたいな言い方をしては誰かさんに怒られそうね……謝るわ。くすくす…。
かけがえのない仲間達。私はその仲間達と一緒に、平穏な日々を、日常を過ごしたいだけ。
仲間達がいれば、退屈だと毎日を感じる事がないのだから。
そんな仲間の素晴らしいさを、私はこの気の遠くなる様な時間の中で学んだ。
圭一…………ありがとう。そして……ごめんなさい…。
詩音「・・・・・な・・・い・・・?!」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:02:37.56 ID:4Ie1hafJ0
おおっと解なんてあったのか
偶然八卦
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:03:35.64 ID:x3Y6B4y1O
どうやら、穴に隠した筈の圭一がいなくなっていたらしい。
詩音「ここに隠したんです! 沙都子と一緒に・・・・
たしかにこの穴に隠した! なんで・・・ない・・・の・・・」
私は死体がない事実の焦りよりも、本当は全て沙都子と詩音の、
羽入の勘違いではなかったのだろうか。そんな淡い期待に胸を膨らませた。……少しだけよ。
羽入「そんな筈はないのです! だって沙都子は・・・・」
わかってるわよ。ちょっと期待しただけ。
羽入「期待なんて・・・・するだけ辛いだけなのですよ・・・」
…………うるさいなぁ…。
羽入「あ・・・・あうあぅあぅ・・・! あぅあぅぁぅ・・・・」
まったく…………あんたが取り乱してどうするの。
今は詩音をどうにかしなければないというのに………。
梨花「詩ぃ、一度ボクの家に戻りましょうです」
詩音「も、戻ってる間に誰かに見つけられでもしたら・・・・」
落ち着きなさい。少し考えればわかるでしょうに。
ないの。ここには。圭一はいないの。だから誰にも見つからない………わかった?
わかったんなら早く行くわよ。沙都子に聞けば何かわかるかもしれないんだしね。
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:05:46.11 ID:x3Y6B4y1O
詩音「・・・・・・どうして」
たしかに隠した。あそこに隠した。確実に隠した。
間違え様のない事実。夢なんかじゃない。全ては現実。
そう………現実だ。死体がない。それも現実……事実だという事。
梨花「詩ぃ? どうしましたですか?」
………よくこんな状況で冷静でいられるわね……。
詩音「なんでもないです。気にしないでください」
肝が座ってるんだか………それとも、事の重大さをわかってないんだか……。
さっきの古手梨花といい……よくわからない事ばかりだ。
こいつは一体何者なんだ? こいつは、本当に私の知っている梨花なのだろうか?
そんな疑心が私の頭を支配していた………その時だ。
詩音「・・・・何か聞こえませんか」
梨花ちゃまは………反応無しか。でも気のせいなんかじゃ…。
梨花「・・・・これは」
今度はどうやら梨花ちゃまにも聞こえた様だ。たしかに……。
沙都子「いやああああああああああああ!!!!!!!」
たしかに聞こえた。沙都子の泣き叫ぶ声が。
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:10:28.48 ID:pqWypmSZO
解ktkr支援
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:10:57.42 ID:geaefhseO
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:11:05.91 ID:x3Y6B4y1O
梨花「沙都子・・・! 待ってて・・・・!!」
状況を飲み込めない私を横に、梨花ちゃまは声のする方へと向かい走り出した。
詩音「ま、待って! 私も!」
………不覚にも遅れを取ってしまった。
今はぼーっと突っ立ってる場合じゃないと、自分でよくわかっている筈なのに……。
詩音「さ、沙都子! 沙都子ー!!」
沙都子に何があったのだろうか? いや、それ以前に……。
沙都子は無事なのだろうか………あの子に何かあったら……私は………悟史くんに…。
ああぁ……そんなのは絶対に駄目!! 私は頼まれたんだから……!!
詩音「さ、沙都子?! 梨花ちゃま! これは一体・・・・」
私が梨花ちゃまに追い付いた時には既に……沙都子はボロボロ状態だった。
服装じゃない………あの明るくて、八重歯の光る綺麗な……皆に元気をわけてくれるあの笑顔が……。
沙都子「りかぁ・・りかぁ・・・・うわぁああぁぁん・・・!」
全てが………過去の物へと…………変わってしまっていた……。
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:14:08.83 ID:x3Y6B4y1O
何があったの?! 誰にやられたの?! ねぇ! ねぇってば!!
詩音「・・・・・・・・ッッ!」
心の中で荒れ狂うもう一人の私を力づくで隅に追いやり、そして消し去る。
今の沙都子に何を聞いても無駄なのだと……私だってわかっているからだ。
それに………こんなボロボロになった沙都子に聞けるわけない…!
詩音「・・・・くそっ・・・ちくしょう・・・!!」
じゃあ、この怒りは誰にぶつければいいの? だれ? だれに?
沙都子に? 梨花に? 圭一に? …………違う。
詩音「・・・・・私だ・・・」
……………そうだよ。梨花ちゃまに言われたじゃないか…。
私が沙都子を叱っていれば………諭せていたならば…!!
こんな事にはならなかったんだ………沙都子は傷つかずに済んだんだ……。
ごめんね……ごめんね沙都子………私が悪かったの…。
……………悟史くん……悟史くん………ごめんね………!!
詩音「さ、さと、」
あの時、沙都子にどんな言葉を掛けようとしたのか。
それはもう、私にもわからない。
魅音「沙都子ー!!」
レナ「沙都子ちゃん!!」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:15:55.80 ID:6KcDrv+sO
しおん・・いや、支援
テラ穴の根強い人気に嫉妬
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:17:08.88 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「ひっ! いやぁ! こないで! こないでこないで!!」
魅音「ちょっと沙都子! 一体どうしちゃったのさ?!」
………………………………………………………??
沙都子「こ、こないで・・・・やめて・・・いやぁ・・・・」
………………………………………………………なぁんだ。そういう事か。
なぁんだ………あははははは……全部そうなんだ……そっかぁ…。
あはははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!
あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!
魅音「り、梨花ちゃん・・・・沙都子はどうしちゃったのよ・・・?」
……………………………ミィツケタ………コイツガ……スベテヲ………!!
詩音「あらお姉、今更それですかぁ?」
………ソコニイルジャナイカ………オマエノニクムベキアイテガ………ミオン……!!!!
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:17:28.39 ID:UM7/TptiO
追いついた
詩音好きなので嬉しい
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:20:34.05 ID:x3Y6B4y1O
魅音「詩音! あんた、さっきから何を言ってんの?!」
何ってそりゃあ……自分の胸に聞いてみればいいじゃない。
沙都子「にーにー・・・・にーにー・・・!!」
………あんなに怯えて悟史くんに助けを求める姿を見ても……。
魅音「詩音が何をそんなに怒っているのか・・・・わかんないよ・・・」
まだ白を切るっていうの? ………見損なった。見損なったよ、魅音。
詩音「些かやり過ぎだとは思いませんか? たしかに
やったのは沙都子です。でもね、いきなり
暴力沙汰なんて野蛮な話は、」
魅音「ぼ、暴力も何も・・・・私は何も・・・・」
この野郎ッッ!!!! いい加減にしやがれ!!!!!
じゃあ今目の前で泣いている沙都子はなんなんだ?!?!
魅音「わ、私にだってわかんないよ! 急に沙都子が・・・・」
『私は何も悪くない。悪いのは全部沙都子。だからやりました』
『あははは、私が何か悪い事でもしましたか? ねぇ? なんとか言ってよ詩音』
……………………………魅音の馬鹿………本当に馬鹿だよあんた……。
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:23:13.23 ID:x3Y6B4y1O
レナ「私達が沙都子ちゃんに危害を加える理由は
何もない筈だよ。ね、魅ぃちゃん」
………こいつも魅音とグルってわけね。いや……こいつだ。
レナが魅音に話したんだ。そうだ!! 全てを………レナが!!!!!
詩音「理由? 理由ならあるじゃないですか」
梨花「詩ぃ!?」
どうしたの梨花ちゃま? やったのはこいつらでしょ。
動機もある………力もある……。そう、魅音には出来るんだ…!!
詩音「復讐ですよね。圭ちゃんを殺された・・・復讐」
魅音「・・・・えっ・・・?」
えっ? じゃないよ。知ってるくせに。ぷくくっ……。
レナ「嘘だッッ!!!!!」
嘘なんかじゃないでしょ。あんた達が後始末をやったんだから。
そして沙都子を………畜生!! 嫌らしい奴ら!!!
次は私なんでしょ?! 負けるものか……お前達みたいな卑劣な奴らにッッ!!!!
……………………………私はお前達の脅しに屈しはしない。
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:26:00.45 ID:x3Y6B4y1O
魅音「うそだ・・・・・うそだよ・・・圭ちゃんが・・・・」
下手な三文芝居を見せられても良い気はしないなぁ。早く認めろっての屑野郎。
魅音「・・・・けぇちゃん・・・うあぁ・・・・」
へー、凄いね魅音。鬼婆に泣き落としの演技指導でもしてもらった?
あはははははは! そんな下手クソな演技で誤魔化せると思うな!!
梨花「詩ぃは・・・・・魅ぃの流す涙を見ても、
なんとも思わないのですか?」
そ、そんなの………だって演技なんだもん。こんな安っぽい涙は………涙は……。
魅音「けぇちゃん・・・・けぇちゃん・・・・ぅぅ・・・
・・・・うわあああぁぁああぁああぁあああん・・・!!」
……………みおん………ごめんね……なかせてしまって……。
……なかないで……………なかないでよ…みおん………わたしまで……ぁぁっ…。
ナニヲチュウチョスルヒツヨウガアルンダ?
うるさい………うるさいうるさい……!!
コイツラガケイイチヲ、サトシヲ“オニカクシ”シタンダゾ?
うあぁ……悟史………悟史くん………! 悟史くん……悟史くん…!!
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:29:01.47 ID:x3Y6B4y1O
羽入「り、梨花ぁ・・・・・」
まさかこんな事になるなんて。賽の目が連続で1を示した気分だわ…。
羽入「あうあうあぅ・・・・」
あんたはそこであぅあぅ言ってなさい。私は私のやるべき事をやるだけ。
梨花「レナ・・・・沙都子を許してあげてほしいのです」
沙都子はまだ戦っている。自分と、自分の罪と。
今の沙都子の姿を見れば………あなたにだってわかるでしょう? だから……。
レナ「・・・・・勝手だね」
えぇ、こっちの勝手なお願いよ。でもね、私も引けないの。
レナ「知らない。行こう、魅ぃちゃん」
…………そうね。時間が必要だもの。考える時間が。
詩音「逃げるんですかお姉?!」
詩音はレナの意図をわかって理解出来てないみたいね。………はぁ。
レナ「うっさいって言ってんの!!!!!!!」
ほーら怒った。レナは怒ると何をしでかすかわからないわよ…?
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:30:59.21 ID:x3Y6B4y1O
詩音「私は許しませんからね!! 沙都子をこんな目に
合わせた罪はいずれ二人に償ってもらいます!!」
………頭が痛い。我を忘れた詩音を止める。それにはこの場を去る以外の
選択儀が、私の小さな頭では他に思い浮かばないのだから。
羽入「僕もそれで良いと思うのですよ」
そうね。そうしましょう………おっと。忘れていた。
私はレナと魅音を信じてる。仲間を信じている。
梨花「だから、二人もボク達を信じてほしいのです!」
レナ「・・・・・さよなら」
レナ……魅音………ごめんなさい。二人にも辛い選択をさせてしまって……。
羽入「梨花の気持ちは、ちゃんと二人に伝わったのでしょうか・・・・」
大丈夫よ。仲間を信じなさい。きっとわかってくれる。
これは乗り越えなければならない試練……。
そんな試練なんて……誰も必要とはしていないのに…。
羽入「梨花・・・・・・ぁぅぁぅ・・・」
今は呑気に話をしている場合じゃないわ。
早く沙都子を診療所に連れて行かないと……!
羽入「は、はいなのです!」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:33:01.69 ID:RUpLPz6qO
K1「あぅあぅwww二重底なのですwwwwww」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:34:12.50 ID:x3Y6B4y1O
入江「り、梨花さんに詩音さん?! この騒ぎは一体・・・・」
私と梨花ちゃまはあの後、沙都子を連れて村の診療所へ向かった。
私達の尋常じゃない慌て振りを見て、何事かと驚いていた監督だか、状況を理解し様子は一転。
沙都子は診療所の職員により診察室へと連れて行かれた。
梨花「詩ぃ、もう大丈夫なのですよ。きっと入江が
なんとかしてくれますです。きっと」
私の不安を察してなのか、監督が戻るまで梨花ちゃまはずっと私を励まし続けてくれた。
詩音「ごめんなさい。私がこんな調子じゃ・・・・」
梨花「ボク達が落ち込んだ顔をしていると、沙都子は不安がってしまうのですよ」
………この子は本当に強い子。私なんかよりずっと……。
詩音「そうですね。私達が沙都子を元気付けてやらないと!」
梨花「その意気なのですよ。ファイト、お〜なのです」
ありがとう………梨花ちゃま。私は……私のやれる事をやろうと思います…。
入江「お待たせしました」
詩音「監督! 沙都子は・・・沙都子は大丈夫なんですか?!」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:37:13.69 ID:x3Y6B4y1O
監督は沙都子の状態を素人の私達にもわかる様、適当な言葉を選んで丁寧に教えてくれた。
要約するこうだ。沙都子は今、とても危険な状態ではある。
だがしばらく診療所に入院すれば、以前と変わらない状態に戻れると。
詩音「よかった・・・・・」
………いや、何も良くはない。不幸中の幸いだ。
監督は一種のトラウマのせいではないかと説明してくれた。
もちろん、沙都子が犯してしまった罪には一言も触れていない。
監督には話していないのだから。沙都子の犯した罪を……。
沙都子は夢の中で意地悪な伯父と伯母と戦っているのだろう。
そして自分の犯した罪とも………ごめんね沙都子…………私がもっとしっかりしてれば……。
入江「詩音さん、お時間は・・・・よろしいんですか?」
そういえばそうだ。外は………あははは、やっぱり真っ暗か。
詩音「そうですね。それじゃあ・・・・」
家まで送りましょうかとの監督の提案は丁重にお断りした。
そこまでしてもらうわけにはいかない。葛西にでも迎えに来てもらえばいいんだし。
詩音「じゃあ私はこれで。梨花ちゃま、また明日学校で」
電話を掛けて数十分後、葛西は黒乗りの馬車に乗って壮快と登場した。
時間厳守。うんうん、良い心掛けだよ葛西。
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:39:27.51 ID:8EDdiPm3O
解とな!?とな!?
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:40:26.27 ID:x3Y6B4y1O
葛西「酷くお疲れの様ですね」
気遣ってくれるのは嬉しいんだけど………今はそっとしておいてほしいかな。
詩音「私ゃもう寝る。着いたら起こしてね〜」
葛西「ちゃんと歯は磨かれましたか?」
詩音「葛西までなぁに言ってんですか!」
帰り際に言われた梨花ちゃまの言葉が思い出される。
まったく、この中年親父は……。ま、そこが葛西の面白いところなんだけど。
葛西「すみません。では、おやすみなさい」
くっくっくっと笑いを堪えた様な声を出す葛西に一瞬イラッときた。
が、やはり眠気には勝てなかった。………ふわぁ…………んん………。
………………………………………………………んっ…………。
………………………………嫌な一日だった。………本当に……。
………………………………………ぜーんぶ夢だったらいいのになぁ……………。
………………………………おやすみなさい………悟史くん………。
大石「おはようございますぅ」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:41:30.27 ID:/APidX82O
支援
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:43:27.67 ID:x3Y6B4y1O
詩音「お、大石のおじさま?! って事は・・・・」
大石「はぁい、お察しの通りです。今宵はここまで。
お疲れ様でした。んっふっふっふ!
ひぐらしのなく頃に〜罠明かし編解〜序章、楽しんでいただけましたか?」
魅音「まぁて待て待て待てぇーい!」
詩音「あらら、騒がしい人が来ちゃいましたね」
魅音「どうなってんの?! またおじさんは脇役じゃなーい・・・」
レナ「うん・・・・・レナも」
沙都子「私まで酷い扱いではございませんの?!」
梨花「ボクはたくさん台詞が貰えて、ほくほくなのです。にぱーっ」
魅音「詩音や梨花ちゃんばっかりずるいよー。
おじさんの扱いってさぁ・・・・」
富竹「あっははは、僕なんか前回は警官隊に突撃だよ?」
沙都子「あら、あれはあれでかっこよかったとの
声も上がっていたではございませんの」
魅音「ほらーやっぱり不遇なのはおじさんだけでしょー」
圭一「・・・・・・・・・・」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:43:34.06 ID:WeRQRfrJO
前作は完結したのか。
ちょっくらマトメ読んでくる
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:45:01.04 ID:x3Y6B4y1O
レナ「け、圭一くん?! いたんだ・・・・あははっ」
大石「おんや前原さんじゃあないですかぁ。お疲れ様です。んっふっふっふ」
圭一「ふ、ふざけんなぁぁあああぁあああぁあああ!!!!!」
詩音「どうしたんですか圭ちゃん。もしかして・・・怒ってます?」
圭一「あ、当たり前だろ! なんだあの扱いは?!」
魅音「そりゃ仕方ないよ。だってこのお話は圭ちゃんが
いなくならないと始まらないお話なんだしさ」
圭一「前回は下着泥棒紛いの主役を務めきった。そこは満足している」
沙都子「あ、あんな扱いで満足していますの?!」
圭一「俺が中心の話ならなんでもいいんだあああぁあぁあぁあぁああぁ!!!!!」
羽入「なんだかボクはこのお話だとたくさん台詞が
貰えそうなので、これからが楽しみなのです。あうあう☆」
梨花「うふふ、よかったわね。私も素の自分が出せて苦労しないわ」
富竹「もしかして、僕も何か見せ場があったりするのかな?」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:47:19.03 ID:x3Y6B4y1O
大石「そうかもしれませんよぅ? 私にだって、チャンスがあるって事ですし」
魅音「大石さんは前作で目立ってたじゃないですか。これ以上
出番を増やそうなんてずるいですよー」
鷹野「あらぁ。やっぱり私も出番はあるのかしら?」
レナ「鷹野さんは何か重要な役割を担ってそうですよね」
圭一「だから俺を忘れるなああぁあああぁぁああああぁあぁあ!!!!!」
鷹野「ジロウさん」
富竹「富竹フラッシュ!!」
圭一「ぎぃいやぁあぁあああぁあぁああああぁぁっ!!!!」
沙都子「おーっほっほっほ! 無様ですわねぇ、圭一さん!」
梨花「かわいそかわいそなのです」
羽入「あうあぅ♪」
魅音「圭ちゃんてこんな役回りばっかりだよねー」
詩音「圭ちゃんは汚れ役みたいなものですから。
それに比べたら私は正反対。なんてったって、
このお話のメインヒロインみたいなものですからね」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:48:54.38 ID:RUpLPz6qO
>>1乙
だが詩音は「私ゃ…」とは言わないような…
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:49:55.85 ID:x3Y6B4y1O
梨花「ボクも目立ちまくりで、皆の視線を独り占めなのです」
魅音「依怙贔屓反対ー!」
レナ「でも、1さんは魅ぃちゃんと沙都子ちゃんがお気に入りなんだよね?」
沙都子「そ、そうですわ! どうして私と魅音さんを
こんなにも影が薄い扱いにしますのー?!」
だ、だって……羽入ちゃんも三四さんも大好きなんだ!
鷹野「はいそこまで。関係の無い話はここでおしまいよ」
詩音「今夜はこれで終わりになります。もちろん、明日だってやりますよ」
大石「まだ全てを書き終えてないみたいですよぅ。
聞いた話じゃあ・・・・まだ2割だとか」
圭一「ふ、ふざけんなぁぁあああぁあああぁあああ!!!!!!!!」
富竹「富竹フラッシュ!!」
圭一「ぐひゃあぁあああぁあぁぁああぁぁぁあぁああぁああ!!!!!!」
大石「では皆さぁん、またお会いしましょう。んっふっふっふ」
魅音「ざ、雑な終わり方だねー」
沙都子「では皆様方、おやすみなさいませ!」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:52:44.71 ID:geaefhseO
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 03:54:30.10 ID:pqWypmSZO
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 04:12:01.46 ID:geaefhseO
ほ
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 04:37:12.67 ID:geaefhseO
保守
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 05:05:21.11 ID:geaefhseO
保守
俺しかいない悪感
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 05:10:25.91 ID:WeRQRfrJO
乙
解も楽しみにしてるぜ
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 06:05:00.71 ID:RUpLPz6qO
はにゅー「僕の出番あるのです!!嬉しいのです!!人外キャラの僕なんかアウトオブ眼中かと思ってたのです!!………もう時計は嫌なのです」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 07:19:02.10 ID:RUpLPz6qO
りか「
>>1が来るまでの世界は私がほしゅするわ」
はにゅー「そろそろ寝落ちしそうなのにですかwwwあぅあぅwwwwww」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 08:27:53.15 ID:6KcDrv+sO
保守だっ!
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 08:52:09.91 ID:noB0qDen0
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/22(土) 09:43:30.16 ID:cH4mcEGzO
意外ッ!それは保守ッ!
……俺…L2なんだ