焼却する前に黒歴史な絵晒す

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299以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/14(金) 23:29:24.10 ID:5V5G9lO+0
俺も小説楽しみにしてるw普通に面白い
グロい話は普通に好きだぜ。中二病卒業したはずなのにおかしいな

以前、黒歴史漫画を晒すスレを立てたら何故かニコニコに纏められることになってしまった
何故か快諾した俺も俺だ
300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/14(金) 23:29:56.18 ID:W+aHrzCf0
惨劇は突然やってきた。


餌を与えようと部屋に入ってきた係員に『V』が襲い掛かったのだ。
他の係員がすぐに気付いたが、そのすさまじい光景を目の当たりにし、怖気づいた…。
我々は部屋のドアをロックしただけで仲間を助けようともせずその場から逃げ出してしまった。
その様子を傍らで見守っていた創立者は何も言わず、恐ろしい程冷静な表情で喰われる様子を見ていた…。

我々は事の重大さを認識して実験の中止を呼びかけ、『V』の処分も提案した。
が、それらの提案が実行に移されることはなかった。
創立者は冷たい笑みを浮かべて提案を一蹴したのもあるのだが…我々の中に巣食う貪欲な探究心が許さなかった。


我々はいつの間にか『V』に憑かれていた、いや魅せられていたのだ…。
その後も我々は興味の赴くままVに様々な実験を行った。
あっという間に月日は流れ、ついに『V』は……。



立派な成体となった。
そう、立派な…食人鬼に―――
301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/14(金) 23:31:38.86 ID:W+aHrzCf0
そしてある日―――ついに悪魔が微笑んだ。


我々の監視が最も薄くなる深夜を狙い、『V』は脱走したのだ。
不気味な雄叫びが研究所中を響き渡り、その声で目を覚ました我々は一斉に別室への避難を開始した。
彼女は以前から研究所の最も奥深い所に隔離していたのだが、それが裏目に出て、犠牲者を増やす結果となった。
彼女の通り道にあった研究室は荒らされ、実験台や逃げ遅れた研究員はいずれも残虐な手段で殺されていた。
係員の一件があって以来、我々を始め実験関係者全員が小型麻酔銃の携帯を義務づけられていたが…。
彼らの遺体を見る限りでは抵抗する間もなく、銃を抜く前に殺された者も 少なくなかった。


我々は『V』の部屋から比較的遠いモニター室に避難し、カメラ越しに彼女の行動を監視しながらその動きを探っていた。
そして意外な事に彼女が向かった先は……。

『V』は知っていたのだろうか…そこは母親の部屋だった。

ちょうどこの部屋の周辺には誰もいなかったので『V』の侵入をあっさりと許してしまった。
今思えばこれがこの親子にとって初めての対面だった…。
この奇妙な親子はお互いの関係を知ってか知らずか、その場から動くことなくしばし見つめ合っていた。

やがて母親が『V』のもとへ歩み寄り、ゆっくりと距離を詰めていった…。
その間『V』は表情ひとつ変えなかったが、母親は心なしか微笑んでるようにも見えた。
我々はこの光景を瞬き一つせず、固唾を飲んで見守っていた…。
302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/14(金) 23:33:28.80 ID:W+aHrzCf0
両者の距離は縮まり、母親の手が『V』の頬に触れようとしたその時…異変は起きた。


『V』が笑ったのである。


子供の頃、ある一匹のコドモに見せたあの笑顔だ。
この笑顔を見た瞬間、我々が密かに抱いていた期待は音を立てて崩れた。


一瞬の出来事だった。


母親の顔が真っ赤な血飛沫を散らして消滅した。
それと同時に『V』の口元からはバキバキと何かを噛み砕くような鈍い咀嚼音が響いていた。


それから先は我々も初めてみる光景だった。

いつもは遊びながらも肉と骨を器用に切り離して食事をとるのだが、この時の『V』は違った。
とにかく骨や肉の区別なく、頭から尻尾まで一滴の血も残さんばかりの勢いだった。
我々はとてつもなく巨大な恐怖に呑まれ、気づいた時には研究所を飛び出し、近くの町へと森の中を走り出していた。
街の明かりが見えたのを確認した途端、我々は意識を失っていた――。
303以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/14(金) 23:35:33.46 ID:5V5G9lO+0
連投支援
304以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/14(金) 23:36:38.56 ID:W+aHrzCf0
目が覚めた時、私は病院のベッドに横たわっていた。
なんと私は1週間も眠り続けていたそうだ…仲間の一人は3,4日ほど前に起きて警察に事情を話したらしい。
始めは半信半疑だったそうだがその次の日、近くの森で猟奇殺人が発生し警察も動かざるを得ない状況になったそうだ。

しかしそれだけで事態が解決するはずもなく、事件の捜査を進めていた警察官が森で行方不明となり大規模な捜索が行われた。
…だが今度は5人の捜査員が同じ森で姿を消し、2日後にそのうち3人の白骨死体が発見された。
警察も恥を忍んで創立者に討伐を依頼したが………3日立っても戻ってこなかった……。


後日 とある捜査官が創立者を発見したと言う報告を上に送った。
捜査官が見た光景――


数100本も『V』に突き刺さった刀 四肢を切断され、歯を砕かれた『V』
全身に引っかき傷と噛み傷を残した創立者が
既に事切れた『V』に腰掛け、『V』の生肉を喰らっていたと言う…。


…かくして、『V』は狂気の産物として、創立者に口外する事を硬く禁じられ
私達研究チームは解散 部署もバラバラに移された。
この話が世間に漏れぬ様に色々と圧力をかけている様子である…。

とある時に、創立者がこんな事を口走ったのを思い出した。
思えば、創立者は『V』以上に恐ろしいかも知れない――


「あの奇形…もうちょい聞き分けが良いのなら、最強の生物兵器になれたのに…いや、惜しい事をしちまったな…」


悪性遺伝――FIN
305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/14(金) 23:36:55.30 ID:1/T+8RiI0
>>285
亀でスマンが
あるあるww
俺もよくやったよw不意打ちで頬から血を流すってやつ
306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/14(金) 23:39:43.60 ID:nSrjhn6A0
ところどころ日本でおkって言いたくなったw
内容があまりにもアレでかえっておもしろい
307以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/14(金) 23:40:19.74 ID:W+aHrzCf0
ふぅ…若干手直ししながら出来たぜ…
やっぱり酷い出来だし、超展開だなぁ…

連投規制とかいらねー事しやがってFOX…
308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/14(金) 23:41:04.34 ID:5V5G9lO+0
>>307
連投規制びびるよなwww
全力でうp支援するぜ
309以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/14(金) 23:44:25.56 ID:tQJvLm7XO
すげえ…なんというBH
310以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/14(金) 23:47:19.92 ID:5V5G9lO+0
>>305
魔法騎士レイアースの影響でやらかしてた>頬に傷
でも実際、あんなざっくり切れてたら痛みで正気保てないとオモ
どっかの筋肉も切断してそうだし

>>307
もう続きはないのかー?wkwk
311以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:00:13.54 ID:RmOtG6nf0
連投規制引っかかりまくるし
眠くなってきたけど黒歴史晒しが快感になってきた…

ふしぎ!

良ければもうちょいうpするぜよー


実はこの黒歴史
書籍化したら表紙は瀬浦沙悟さんに描いて貰えたらなって妄想してたんだぜwwwww
312以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:01:09.52 ID:F1P+q61B0
書籍化www
がんばって金をもらえる物書きになってくれ
そしたら買うから!
313以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:07:19.12 ID:RmOtG6nf0
これ投下したら寝るけど朝まで残ってたら続き投下するかも
続き気になったら黒歴史晒せ的なスレ立てればすぐさま投下に向かうぜw

【因果応報】

因果応報…「罪を犯せば犯した罪の分だけ自分に帰ってくる」…これはある意味では正解だろう…。
だけど、『業者』の私達はこう考える…「全ての物事には原因と結果がある」と。


茂みがガサガサ揺れて、一匹の雌コドモが顔を出してキョロキョロ辺りを見渡す…。
薄汚い服装に目立つオレンジやリンゴ…手を小さく叩いてから何かを呼び寄せるように呟いた。
すると何処からか…コドモの子が出てきた、数は4匹…。
手に抱えている果物を各自に配った…調子に乗った事を言いながら…。

「今日もマヌケな業者から沢山果物をかっぱらいました…平穏に感謝しながらいただきましょう」

何処からか盗んだであろう果実をムシャムシャ平らげ、
口周りを果汁塗れにし、仰向けになるとそのまま瞼を閉じた。

「ふぅ…お腹一杯になったら眠くなってきた…」

…そのまま眠ってしまった…後ろから迫る金髪と銀髪の女に気が付かずに――
314以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:08:47.39 ID:ijYZb8YC0
グロすぎてラノベにはできない気がするがなあwww
俺個人の意見としては、サイトがあったら通ってるよ
復讐のための復讐(余裕勝ち)、んでグロい文章って大好きなんだ…
315以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:09:28.17 ID:RmOtG6nf0
「なんでお仕置きされないといけないのよ!それと、私のベビちゃんあと2人をどうしたのよ!」
「なんでだって!?……まぁいいや、その理由を教えて…」

金髪の女が口を開いた瞬間、もう1つのドアが開いて銀髪の女が出てきた…あちこち血に塗れている…。


「ラミアー、コッチの準備は出来たよ」

時々覗く緑と赤のオッドアイが禍々しく見え…
ラミアと呼ばれた金髪の女は銀髪の女に近寄って何かを打ち合わせている…。

「んじゃ、しっかりやってね…アイザード…」

銀髪の女は頷いて扉の向こうに姿を消し…その間、ラミアは母親と話す。

「早くこんな陰気臭い所から出しなさい!この虐殺者!」

ラミアは涼しい顔でもう1つの扉に連れて行った…そう仰らずにちょっと見てください…と丁寧な言葉をかけて。
おぞましい光景を目の当たりにさせた――


母親の見た物…手足をもがれて天井から釣り下げられ、身体中に殴られた跡のある子…そして。
手足、耳をもがれて、血の池の中で佇んでいる子…口をパクパクさせている。

「わ…私達が…何をしたと…」
316以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:11:41.91 ID:RmOtG6nf0
母親は何かを言いたそうに震えるが、アイザードは言葉を遮った。

「何をしたかって!?
…私達はテメェらに…大事な果樹園を荒らされたんだよ!」

足元の肉塊同然となった子を地面に叩き付けると1回バウンドして母親の足元に転がり
母親は必死で子を助けようとするが、子はゆっくりと首を振るだけであった。

「ムダ…目を潰したから何も見えない…若くして永遠の闇を彷徨うハメになったのです…テメェのせいでな―」

暫くは母親の服を弱弱しく握っていた子だが…やがて力無く垂れた。

「い…イヤァァァァアアアアアアアアアアアッッ!!」


母親の泣き叫ぶ声が狭い倉庫に響き渡る…そのザマを2人はクスクスと嘲笑う。

「と、言うコトで…貴方達が置かれている状況を理解してくれたら幸いで・す・がっ!」

そういって襟を掴んで元の部屋に乱暴に戻し
退室間際にアイザードとラミアは同時にこんな一言を漏らした…。

「と…言うワケで明日から自分の犯した罪をじーっくりと償って貰うからそのつもりで――」


2人が去った後、母親は声を押し殺して泣いていた…残る子にどうしたの?と尋ねられても答えられず
…そのまま泣き疲れて眠ってしまった――
317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:15:16.89 ID:RmOtG6nf0
(2日目)

たった1つの窓から日の光が差し込み、親子の寝顔を優しく照らす…そこにやって来た例の2人。

「起きろクソ虫共…飯の時間だよ」

金髪の女が台に乗った肉の塊を差し出した…
こんがり焼けて肉汁が溢れ出ている…遠目からみたら美味そうだ。

「今日の朝食はなんと肉!ありがたーく食すように…」

子は2つの肉にかぶりつく…柔らかく美味しいと二人の子は言う…
が、これが何の肉かは言わなかったし伝えようともしなかった。

「おっと…お母さんには特別にコッチがありますので…」

冷たい笑みを浮かべて…昨日の…子がいたぶられて死んだあの部屋に連れて行かれた――

「や、ラミア…丁度良かった…たった今出来たよ…フフフ」
「新鮮な材料をご提供いただいたので、鮮度が落ちない内に召し上がっていただこうと思いまして…」

銀髪の女が大きな皿に盛られた肉の塊を差し出した…でも何かおかしい…目は潰れて手足が無くて…。
アイザードとラミアは以前として冷たい笑みを浮かべながら…。

「まさか…アレは…そんな…そんなっ!」

母親はすぐに飛び出そうとした…当然だ…子達が食べている肉はっ…!


「ご名答…吊るしたヤツの腿肉のステーキでございまーす」
318以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:15:24.63 ID:ijYZb8YC0
連投中に割り込むのってほんとに規制緩和になるのかね?と思いつつ連投支援ー
319以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:17:40.22 ID:RmOtG6nf0
自分の兄弟を食っている事に気が付かずに…このお肉だいちゅき…とか、こんなお肉初めて…とかほざく――
2匹の子が兄弟のハンバーグを食っているとも知らず、とうとう完食してしまい
2匹の子はラミアにお礼を言い、ラミアも愛想を良くしてニコニコしている。

「ありがと!お姉ちゃん…ごちそうさまでした」
「いえいえ…お粗末様でした…ところで…そのハンバーグ美味しかったかい?」

ラミアは内心、大声で笑っていた…まさかここまでバカだったとは…。
皿を片付けて、台に乗せた…子は美味しかった…また食べたいと言っていた――
ふいに、1匹の子からこんな質問が飛んできた………。

「お姉ちゃん、コレ何のお肉だったの?」
「そうだね…このお肉はね……」

その言葉を聞いた瞬間…ラミアの口から笑いを抑える息が漏れ
言おうとした瞬間、母親に服を掴まれて言わないで下さいと懇願された…。

「ゴメンね…キミ達のママが言っちゃダメだってさ…いや〜…残念だなぁ…」

狭い倉庫で2匹は教えて教えて…泣き喚いた瞬間、母親が怒鳴りつけた!

「いい加減にして!ワガママ言わないの!」
「何にも悪い事してないのにぃぃいーーっ!」

ラミアとアイザードは口を揃えて言った
この機会を待ってましたと言わんばかりに。

「いきなり叱り飛ばすなんて…最低の母親だね、アンタ――」
320以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:20:03.50 ID:RmOtG6nf0
アイザードは丸焼きにした子の足を持って顔だけ出す。

「ところでお母さん…コレ食べないならコッチが処理しますが…」

母親は泣きながら丸焼きになった我が子に歩み寄り、その間ラミアが子をなだめている。
皿に盛られ、無残な姿に変わり果てた我が子見て泣き…私のベビちゃんと何度も呟き…
2人の姿を見た瞬間、小さな脳味噌で考えうる限りの罵声を浴びせる。

「この鬼!悪魔!虐殺者!」

アイザードは笑いを漏らしながら皿を片付けようとした…。

「なんとでも言え、褒め言葉にしか聞えねぇな…
食わないなら生ゴミにするけどどうする?――」


母親は俯いて静かに呟いた…悔しさでいっぱいなこの気持ち…。

「……、…マス………この子はッ…私が…ッ…食べますッ!」

それだけ言って丸焼けの子にかぶりついた…
その様と言ったら卑しいの一言に尽きる。

「もっと早く食えばアツアツで美味かったのになぁ…それにしても…なんちゅー卑しい食い方…まるでケモノだな…」

アイザードとラミアはクスクス笑いながらその場から立ち去った…。
母親は自分の口に入っていくたびに…涙を流しながら ごめんなさい と何度も思った…。
ようやく完食したが、すぐに吐き出してしまい

…溶け切ってない肉が胃液と共に押し出された――
321以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:24:56.78 ID:RmOtG6nf0
「やぁお待たせ、お遊戯の時間だよ」

ラミアはわざとらしい笑みを浮かべ、子は疑いもせずはしゃぐ。

「ちぃ、お遊戯大好き!」
「僕も!」

アイザードは小さく手招きして子を呼び寄せた…自分をちぃと呼んだ子を…。

無理矢理ドラム缶の中にブチ込んで蓋をし
…中から暗い怖い聞こえるが2人は聞こえないフリ――
ラミアとアイザードの片手には鉄の棒が握られて、それをドラム缶に向かって降り降ろした。

中は蓋をしている為音が良く響き
中の子は突然周りから響く音をびっくりし、必死に出してと泣き叫ぶが。
返事の代わりに響く音はガンガンドラム缶を打ち鳴らす音だけ、その音が倉庫を支配した――

「あれ?返事が無い…死んだ?」

アイザードは打ち鳴らす腕を止めて蓋を開けると
白目を向いて気絶している子が居て…足元に黄色い水溜りを作っていて
その失禁した子の髪の毛を掴んで引っ張り出すと床に乱暴に寝かせて退室した…しっかりとカギを掛けて――

(そして―)

母親に揺すり起こされた子は泣き出したが、母親は子を抱き締めて頑張ったねとしか言えなかった。
子が寝静まった夜…月明かりだけが唯一の照明…その中に浮かぶ一筋の涙…。
何故こんな事になった?いつまで続くのだろうか? 母親は静かに祈った…。

「神様…もしいらっしゃるならば…私達を御救い下さい…お願い…します…。」
322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:25:40.55 ID:XkxPsZ96O
ID:RmOtG6nf0は相当のSだな
323以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:26:24.16 ID:RmOtG6nf0
(3日目の未明――)

まだ薄暗い朝…2人はやってきて…子を起こさぬ様に母親から引き離して何処かに連れて行った…。
そして音を立てぬ様に歩み寄り、耳元に爆竹をセットして静かにカウントダウン。
刹那、母親の耳元で爆竹が破裂し、火薬の乾いた破裂音が耳にこびり付く…母親は飛び起きて壁に激突した。

「はぎゃああ!私のオミミがぁぁああッ!」

耳を押さえてのた打ち回り、その様を悪意のある眼で見ている2人…。

「なんて起こし方するのよ!それに私のベビちゃんは何処よ!?」

「アイザード…アレ持って来て…」
「了解…すぐに持ってくるわ…」

そういって向こうの扉に少しだけ姿を消した…。
持って来たのは巨大な水槽…その中で重りを付けられ、必死にもがいてる子が2匹――

「ベビちゃん!?」

母親は水槽でもがいている子を助け出そうと歩み寄った瞬間、ラミアに引き倒され
そのまま腕を捕まえて立てない様に…母親の上に乗っかる。
324以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:27:11.07 ID:ijYZb8YC0
コドモの知能はもっと動物並かと思ってたんだが、結構高いんだな
喋れるポケモンみたいだ

そういえば、俺ポケモンの虐待小説すkあせdrftgyふじk
325以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:30:00.60 ID:RmOtG6nf0
「ラミア〜、そろそろ引き上げるよ〜片方息してないからさ」

アイザードは2匹の子を引き上げると適当に心臓マッサージを施して片方は息を吹き返した
が…水が怖いと震え泣き始めた。

「じゃ、無事な方は…レッツ・ダーイブ!」

強引に水槽の中に沈めた…子は必死でもがき、息を吸おうとしている――
慣れてないのか…ただ手足をバタバタさせる…だが僅かながら浮いてきた
が、アイザードは腕を水槽の中に入れて頭を掴んだ!

「もう少しで、顔が出るというその瞬間に…ひっくり返す」

突然上下が変わった事によってパニックに陥り、余計な動きを繰り返して息を浪費し…気絶してしまった。
髪の毛を掴んで引っ張り出すと、まだ意識はある…苦しいと小さく呻くが無視してもう1回水槽に沈め
灰色の服を着た雄コドモを立たせるとアイザードは意地悪く笑い、
薄汚い灰色の服を掴んでボディブローをブチ込んだ。

「ゲェェ…ゲホッ…オェェッ…」

吐きそうになって…痛いと何回喚いても、殴る蹴る
黒い指貫グローブが血でドス黒くなっても、殴り続ける
顔は大きく腫れ、身体中に青痣が目立ってきた頃アイザードは壁に叩きつけた!

壁にベットリ血が付着し、パッと手を離すとそのまま灰服の子は床に崩れ落ちた。

「今日はこの辺にしてやるよ…行こうか、ラミア」

ラミアはコクンと頷いて母親から手を離し
最後に顔に蹴りを入れてから立ち去った――
326以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:38:13.73 ID:XkxPsZ96O
続きマダー?
327以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 00:48:09.24 ID:XkxPsZ96O
規制かな…
328以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:00:04.34 ID:4JBtqT+U0
だんだん主人公がただの鬼畜になってる
329以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:00:54.36 ID:RmOtG6nf0
(4日目――)


安らかな寝息を立てている親子…ラミアは拡声器を2つ持っている…拡声器をもう1つの方に近づけると
キィィンと耳を劈く音が狭い倉庫に響き渡る…子は震え、母親は激昂する。

「もっと普通に起こしてよ!最悪な目覚めじゃないの!」

ギャンギャン吼える母親に対してラミアは言い返す。

「グダグダ言ってると食事抜きにするよ?いいのかな?」

すると母親急に大人しくなった
…流石に食事抜きだけは避けたいと言った様子が感じられる。

「お…お願いします…ご飯をください…」

ラミアは満足そうに微笑むと袋から粉末状の物を床に撒いた
…母親はただ立ち尽くすだけでこんな粉末状の何かが私達の…?

「え…えっと…これは一体…?」

母親は出来る限り機嫌を損ねない様な質問をし、
その間、子は粉末状の物を食べてみる…。

「見りゃ分かるでしょ…貴方達の 餌 だよ」
330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:03:55.28 ID:RmOtG6nf0
コドモは粉末状の物を吐き出した
舌を出して空気に晒し、こびり付いた味を徹底的に消そうとしている。

「不味いよぉ!こんなの食べたく無いよぉ!」

その言葉を聞いた瞬間、ラミアは子の首ねっこを掴むと骨が軋む音が倉庫内に響いた

「あんたさぁ…わざわざ 金魚の餌 与えてやってるのに…
わがまま言う口はコレかぁ!?」

ラミアは子の頬を力一杯抓る…母親は泣きながら乱暴はやめて
と懇願するだけで泣き叫ぶだけであった。

「アイザード!この悪い口にお仕置きしてやって!」

そして向こうの部屋に連れて行かれて…泣き叫ぶ声が響き渡り
数分後…アイザードがグッタリしている子を抱き、出てきた…。

「いやぁ…会心の出来だよ…ハハハ」

乱暴に床に転がして…一言付け足した…

「ワガママ言う口はちゃんと閉じないとねぇ…今日は機嫌がいいからココまでにしといてやるよ…ククク…」
「ベビちゃんのお口を縫うなんてどう言う神経してるのよ!鬼!悪魔!」

その日の夜は格段と過酷だった…金魚の餌しか食べてないせいか…腹の虫が鳴くばかりで眠れず
口々にもう嫌だと呟きながら眠るしか無い。


いつか…助かる日が来ると信じられるからこそ、ここまで耐えられる――
331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:06:02.90 ID:XkxPsZ96O
支援
332以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:06:17.90 ID:RmOtG6nf0
(5日目――)

親子は抵抗する気力が無かった…執拗なまでの暴行、精神的虐待、そして空腹。
暴行を加えても反応しなくなったのが面白く無かったのく
ラミアは油に漬け込んだ松明を持って来て火を灯し
そして、そのまま灰服の身体に押し付けると…火達磨になり、のたうち回る灰服。

その間、昨日口を縫った子を取り押さえ、45ミリ程の針で眼を突き刺し
眼を押さえて転げまわっている内に灰服を踏み付けて火を消すと、焦げた皮膚が露となった。
痛い、お腹空いたと泣き喚き、母親は宥めつつ、視覚を奪われた子の元に駆け寄って大声で泣いた。


情けなかった…何も出来ない自分が情けなかった…。
泣いたひたすら泣いた…何故この様な目に会うのか…。


「もういやだ…助けて神様…」
333以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:08:12.10 ID:XkxPsZ96O
家畜に神などいない!を思い出した
334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:08:21.20 ID:RmOtG6nf0
(6日目――)


この日の朝は少し違い、口を縫われた子がピクリとも動かなかった。
身体はガリガリに痩せ細り、顔は青ざめ胸に耳を当てても…心臓の鼓動は聞こえない。

「い…イヤアアァァァアアアアアッ!」

ラミアとアイザードは冷静な面持ち…するとアイザードはグッドアイディアを閃いた様だ。

「飢え死か…丁度良かった…ソレがテメェらの朝食だ…!」
「なんですって…!この鬼!虐殺者!もう許せない…覚悟しなさい!」

流石にガマンの限界が来た母親はアイザードに殴りかかったが
アイザードは母親の胴に左手を添えてから素早く右手で足を払うと
母親の身体は持ち上がった…母親も何が起きたか分からなかったが、すぐに理解した。

地面に叩き付けられて痛がっているスキに背から首を絞められて、手足をバタつかせる…。
ゴボゴボと空気が漏れる音が聞こえた瞬間、白目を向き失神し足元には、黄色い水溜りが広がり始めた。
335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:10:22.22 ID:RmOtG6nf0
残された子はラミアに新鮮な肉と称して死体を食べさせようとしていたが頑なに拒む。

「もう一度だけ言うよ、食べなさい」
「い…イヤだッ!」

ラミアは残念そうな顔をして、子の顔にストレートを叩き込むと
歯が数本宙を舞い、子はあまりの痛さにのた打ち回り始めた。

ラミアは冷たい眼で見つめながら踏み付け
悲鳴が上がっても、何処かの骨が砕ける音が響いても気にせずに、踏み付け続けた。

「いつまで…その強がりが続くかな――」


母親は気が付いたのは夕方頃だった…急いで子の元に駆け寄ると…。
見る影も無いくらい顔が腫れた我が子だった…顎が砕け、耳を千切られ、腫れた皮膚が眼を隠し
座ったままの姿勢で息もせず事切れていた。


その夜…母親は絶望に打ちひしがれていた…。

「神様…どうして…助けてくださらないのでしょうか
…神様…私達には楽しく生きる資格が無いと仰るのですか…?」

母親は痩せ細った子の骨を
撲殺された子の骨で削ったナイフを自分の喉元に突きつけた。

「神様…私は…貴方を…怨みます――」
336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:12:52.09 ID:RmOtG6nf0
(7日目――)

母親は血溜まりの中で冷たくなっていた。
現世の全てを怨みながら、自ら命を絶ったのである。
ジンワリ広がった赤い池を雑巾で拭きながら、アイザードとラミアは談笑をしていた。

「ふぅん…子の足の骨で自分の首を刺したか…
7日…長く持った方かな…結構楽しめたけどね」

アイザードは黒いビニール袋を持ってきた。
普通のゴミの様に捨てるつもりで、それがコドモに人権等無い事をハッキリさせていた。



               〜わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか〜
                        = マタイ福音書 27章 第45節より =


因果応報――完
337以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:14:26.90 ID:095MNSRk0
ふぅん、玄米ビスケットがあるのにね
338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:15:05.25 ID:RmOtG6nf0
終わり…
眠いから寝るぜ

続きはまだあるけど朝まで残ってたら続きうp
落ちてたら昼頃、お前らの黒歴史を晒せ 的なスレタイで立ててくれれば駆けつけるぜw
339以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:15:15.95 ID:XkxPsZ96O
聖書系は邪気眼的に必須だよな
340以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:15:52.47 ID:XkxPsZ96O
乙ー
おやすみ
341以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:17:29.06 ID:RmOtG6nf0
>>322
実は俺…Mなんだ///

>>324
知能は虐殺AAのちびギコ並だよw

>>328
ですよねー でもそれがいい

>>339
マタイ福音書当時のまだ残ってるwww
342以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:21:53.30 ID:RmOtG6nf0
>>340
おやすみー
昼12時頃スレ立ててくれれば駆けつけるぜー

しかしログ見直すと俺が立てたスレになってるなw
だがそれがいい
343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:22:27.50 ID:ijYZb8YC0
おつー
寝るまで保守してやんよ

>>339
俺は聖書全然だったなあw
「一見普通の高校生(中学生)、でもネット上(異世界)では…!?」ネタのが多かった
344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 01:42:27.49 ID:ijYZb8YC0
345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 02:08:50.73 ID:ijYZb8YC0


すまん寝る
346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 02:53:34.12 ID:30fqIcWM0
347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 03:08:02.45 ID:fsMcjGwD0
348以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。