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以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
何も言わなくなったメスコドモの体毛を炎で焼き落とし、背骨に沿って包丁で切り込んでから皮膚を左右に引っ張るとツルンと剥けた。
皮膚を剥がされて筋繊維のみなったコドモの臓器は全て引っ張り出され、脇にある血塗れのクズ籠に放り込まれる。
肉切り包丁で余分な肉を削ぎ落としつつ、形を整えて香草を添えてからオーブンでトロトロになるまで焼き上げ…コドモの丸焼きの完成。
上記の作業を終えた時、耳にはタレが良く染みて良い感じ、布に包まれたアカゴも焼き上がっていた。
微かに息があるのか小刻みに小さな手足を動かしている、イス料理長はそれにフォークを突き刺してトドメを刺した。
出来上がったコドモの軟骨、アカゴ包み焼き、コドモの丸焼きを二人に振る舞い、調理は終了した。
ラミアはともかく、アイザードはコドモ肉を食べるのは生まれて初めてだったが、一歩も外に出させずに育て抜いたコドモの肉は
柔らかくジューシィ、牛肉や豚肉にも引けを取らなかった…勿論それはイス料理長の腕もあるのかも知れない。
コドモを饗する…保護派が見たら卒倒しそうだ、そんな事を脳裏に思い浮かべながら、コドモの腿肉に齧り付いた。
「美味しかったね…ラミア」
先程の食事に関する話題をラミアに投げかけると、「うん」と笑顔で返すラミア。
ふと薄暗い路地にサッと何かが引っ込むのを見たアイザードは立ち止まり…ラミアに先に帰るよう告げた。
そのままフラフラと路地に引き寄せられるように歩いていくとコドモが隠れていた、ボロ布を身に纏った薄汚いコドモ。
アイザードの姿が見えた途端、案の定食料、それがダメなら性交をしようと要求してきた。
夜の月明かりに照らされたアイザードは眼だけがギラギラし…コドモの頭を掴むと力一杯蹴り上げ、落ちてきた所を殴り飛ばして壁に叩き付けた。
小さな鼻から赤黒い血が流れて、自慢の毛を汚し…後退りしながら命乞いをしたがムダだった…頭を踏み潰されたコドモの手足が
まだビクビク動いているが、構わず胸を叩き割って臓器を引っ張り出し…生で食べ始めた。
既にアイザード自身の精神状態がコントロール不能な領域になっているのに気付く者は誰も居なかった――