男「なぁ、女・・・時に思うんだが」
女「なんだ男?」
男「夢ってあるか?」
女「あたし?んー、そうだね、日本の首相になって、今の経済を不安定にさせたいな」
男「は?」
女「ほら・・・わからない?今の経済妙に安定しててイライラすんの!」
ドガッ
女は教卓をクラスの隅まで蹴飛ばした。
男「な、何イライラしてるんだよ・・・?」
女「だって・・・だって・・・うぅ。」
男「いきなり泣くなよ」
先生がさっきの音を聞いて教室を覗き込んだ
先生「おい、男、ちょっとこいよ。」
男「はい?」
先生「教卓蹴って女子を脅して泣かすなんて最低な野郎だなお前」
男「えーっ?!」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 19:00:14.84 ID:po83zcR3O
後15分でこのスレは落ちる
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 19:01:31.47 ID:ASjdRmKNO
〉隅まで蹴飛ばした
…なんという脚力
男「ったく、女のせいで俺が散々怒られたじゃないか」
女「ご、ごめん。」
男「ふと思ったんだが・・・」
女「なっ、なに?!」
男「女って好きな物とかあるか?」
女「好きなもの・・・?」
男「何顔赤くしてるんだ?ほら、誕生日近いかなーと思って」
女「誕生日なんて・・・どうでも・・・いいよ・・・もう死のう・・・」
男「(聞かなかったことに)ジェンガ買おうと思うんだが」
女「じぇっ、ジェンガ?」
男「好きかなーと思ったんだがどうだろう?」
女「好き好き大好き!」
男「うわっ、抱きつくなよ」
先生「・・・あいつら何があったんだ?」
>>3 力も不安定
男「さぁ、やってみるかジェンガ」
女「イェーーイ!」
男「じゃぁ、俺から・・・まぁ、最初らへんはつまらないな」
女「次やるよ!」
女は勢いよくジェンガを引き抜いたせいで塔がグラグラしている
男「そんなに早く抜いたらいきなり倒れると思うぞ?」
女「・・・」
男「どうした?気に入らなかったか?」
女「これ、良い!いいよこれ!誰が作ったのこんなの!すごいよ!」
男「誰かは知らないが偉大な人だよな」
先生「お?ジェンガか・・・面白そうだな」
先生が途中で入ってきてゆっくり1本引き抜いた。
女「え?これってどれだけ塔を揺らせるかじゃないの?」
男「え?」
男「・・・そろそろやばくなってきたな」
先生「ほら、男の番だぞ」
女「(ワクワク)」
男が1本引き抜いたが、ほとんどゆれることは無かった。
女「・・・」
男「ん?どうした・・・?女の番だぞ?」
女がものすごい勢いで抜くと、それのせいで塔が倒れそうになるくらい揺れた。
女「(ドキドキ)」
先生「何とか立ってるな・・・じゃぁ、いくぞー」
先生はまたゆっくりと引き抜いた。
女「・・・つまらない」
男「へ?」
女「先生。」
そういうと女は先生をじーっと冷たい目線を送る。
先生「わかったわかった、お邪魔虫は消えるとするさ。」
男「先生・・・別にいいんですよ?あっ、行っちゃった・・・。どうしたんだ?」
女「揺れないのがつまらない。」
男「そ、そうか」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 19:33:36.20 ID:wEaBfB8TO
いいと思うぜ!
男(揺れないとつまらないか・・・、じゃぁ、もう少し揺らすように引き抜くか)「・・・えい」
バラバラバラッ
女「・・・」
男「やべ・・・すげぇ女が不機嫌だ・・・」
女「ねぇ・・・?もう一度しよ?」
女は顔を真っ赤にさせて、横をちらちら見ながらそう言った。
男(あれ?怒られない。)「あっ、あぁ」
すると男は急に腹にものすごい軽い衝撃を感じた。
女の顔を見てみるとさっきとは打って変わって冷たい顔をしていた。
女「次倒したら容赦しないから」
男は次の日を学校を休んだ。
友人がそれを心配して電話する。
友人「おーい、大丈夫かー?」
男「・・・あぁ、少しはマシになった。」
友人「そうか、どうしたんだ?腹痛か?あ、すまん、女と代わる」
男「ヒッ」
女「もしもーし、黙ってないで返事しろやっ!」
男「は、はいっ?」
女「ど、どうして、きょ、今日休んじゃったのかな?」
男(あれ?泣いてる?)
女「男が欠席したせいで今日一日暇だったんだから・・・ジェンガをうまく揺らしてくれる人がいなくてね〜?」
友人が恐怖で怯えてる声がした。
男「な、何があったんだっ?」
女「皆ジェンガ倒しちゃうんだもん・・・ははっははははっ」
女の泣き声が笑い声に変わる。
男は恐怖のあまり電話を切ってしまった。
女「あれ?切れちゃったよぅ・・・電波が不安定なのかな〜?」
友人「いや、それって男が切ったんじゃ・・・」
女「もう一度電話してみるね〜」
友人(女に携帯渡した俺も悪いが・・・男が買っちまったジェンガのせいなんだからな・・・)
女「もしもーし。あれ・・・また切れた〜。おもしろーい。」
友人(面白い?何がだ?)
女「やっぱ森羅万象すべてのものは不安定じゃなきゃー。」
その後、不安定になったのは男の出席日数である。
3日後
友人「おっ、久しぶりだな、男。」
男「キョロキョロ」
友人「何をキョロキョロと・・・。」
男「お、女はいないよな?いないよな?」
友人「そ、そんなに怖いか?」
男「そ、そんなことは俺の口からは言えない!」
女「やぁ、男〜お久しぶり〜」
男「お、お久しぶりでございます!」
女「ねぇ、ホームルーム始まるまでジェンガやろうよ〜」
男「や、やらせて頂きます!」
友人「ど、どうした・・・。」
男「お前もやるんだよ!」
友人「は、はぁ・・・」
女「だめだよ、友人君は・・・」
男「え?」
女「だって揺らしてくれないもん。」
友人「ってなわけで男が付き合ってあげろよ?」
友人は男の肩をポンと叩いて自分のクラスに帰ってしまった。
男「お、おい!助けてくれ!一人にしないでくれ!」
女「えっ?そんなに私のこと嫌いなの?」
男「はっ・・・そんな、滅相もございません。」
女「よかった〜」
男「ジェンガやりましょう!」
女「おぅ、やろーう!」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 20:00:26.89 ID:XG5io+YZO
なんとなくレナと圭一を思い出した
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 20:06:27.39 ID:wEaBfB8TO
十円を縦に積み上げてくれ。
グラグラ。
男(なんでこんなにうまく揺らせるんだ・・・。なんで倒れない。)
女「男の番だよー」
男「あっ、はい!」
男の手が自然と震える。
ジェンガを1本つかんだ瞬間、それのせいで塔全体がゆれる。
女「ポワーン」
男「・・・これでもいいのか・・・?」
女の顔が緩んだせいなのか、男の恐怖が徐々に抜けていくに連れて手の振るえが収まっていく。
女のかわいい笑い顔が少しずつ冷めていく。
先生「はい、じゃあホームルーム始めるぞ〜」
男(助かった!)
>>13 読み直してみるとそうだな
プロットも設定も何も書いてない即興なんで似る可能性ありだ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 20:11:57.68 ID:XG5io+YZO
つC
先生「そこのジェンガやってる二人も片付けろよ?」
男は喜びのあまり顔がにやけてしまった。
女が面白そうにその顔を見ていると急に先生のほうに歩き出した。
先生「ん?どうした・・・おんnぐふっ」
女が先生の腹に強烈なパンチを打ち込んだ。
そして、女が振り返り、男の唖然とした顔を見て笑った。
女「男、その顔のが似合うよ?」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 20:14:19.97 ID:XG5io+YZO
女こわいwww
友人「思ったんだが・・・俺何か忘れてる気がする・・・。」
女「もしも〜し、聞こえてますか〜?」
男(友人の携帯だから出たのになんで女がっ!)
女「また電波悪いのかな〜ふふふ。」
男「もしもし・・・。」
女「あ、男、何で早退したの?体調悪いの〜?ふふ。」
男(さっきから何が楽しいんだ?!)
女「体調が不安定で帰ったなら楽しいな〜」
男「そ、そうだよ、少し腹の調子が悪いんだよ」
女「今の状態の男、大好き」
男「へ・・・?」
女「不安定なもの見るとゾクゾクしない?いつ倒れるんだってワクワクしながら見れる。
だから好きだよ?男君・・・。」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 20:29:05.01 ID:XG5io+YZO
ある意味Sなのか?
友人「あぁ、何か無いと思ったら携帯電話ないじゃん・・・最後に置いたのどこだっけ?」
ツーツーツー。
突然前触れもなく電話が切れた。
男は恐怖から解放されたものの一歩も前に進めなかった。
家は目の前だった。
するとしばらくして母親が玄関から出てきた。
母「あ、いたいた。」
母親の心配そうな顔を見て完全に硬直していた筋肉がゆるみ、地面に足がついた。
男「ど、どうしたの?」
母「どうしたのってそれはこっちの台詞でしょ?今同じクラスの女の子から家の近くで倒れてるって・・・」
男の背筋が凍った
驚く母をよそ目に男はすぐさま家に駆け込み、家の電話回線を引っこ抜いた。
すると、急に携帯電話が鳴った。
男「しまった、切るの忘れてた!」
しかし、誰から電話が来たのか確認してみると名前の表示には先生の名前が表示されていた。
男はすぐさま電話に出る。
男「先生、先生!助けてください!女が!」
すると、電話の向こうから笑い声が聞こえた。
女「ははは。また引っかかってくれたね。かわいいよ。男君。」
>>20 ある意味Sである意味ヤンデレ
微妙なカテゴリ
男は急いで床に携帯を投げつけ、近くにあった椅子を掴んで携帯を叩き壊した。
笑い声は携帯が完璧に壊れるまで部屋の中に響き渡っていた。
荒い息を上げ、男はぼこぼこになった床に腰を下ろす。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 20:41:01.41 ID:90wjCYrb0
こえ〜
でもなぜか惹かれる
玄関が開いたままだったのか音も無く母親がリビングに入ってきた。
母親が見て最初に驚いたのは男の荒れ具合。次に床と壊れた携帯が目に入った。
母親は絶句した。
しばらくして母親は俺を抱きしめた。
母「何があったかわからないけど・・・落ち着いて!もう大丈夫だから。」
戦闘態勢だった体から急激に熱が抜けていく。
男はこれが母親の力なのだと実感した。
男「も、もうだいじょうb・・・」
その発言は玄関に立っている人影を見て撤回せざるをえなかった。
そこに居たのは居るはずも無い人影だった。
女「ねぇ・・・ジェンガしよ?」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 20:52:55.52 ID:GukeOG+K0
男は今気絶してしまえばどんなに楽か考えた。
しかし、体は気絶を拒んだ。
母「あら・・・?電話をくれたのこの子?ありがとうね」
女「いえいえ、保険委員としてまっとうなことをしたまでです。」
女はにっこり笑う。
男はその笑顔ににらみつける。
すると、ほんの一瞬だけ女はこちらをにらみつけ、すぐさま笑顔を戻した。
男の体中から汗が染み出る。
母「あら・・・?それは何?」
女が両手で持っていた縦に長い長方形の箱に気づく。
男は母親にそのことに気づいて欲しくなかった。
女「あ、これは男君がくれたジェンガです。」
母「へぇ・・・男がこんなかわいい子に贈り物を?なんだいいところもあるじゃん」
母親が男の腹を肘でつつく。
男「冗談じゃない!帰れ!」
母「男、あんた何言って・・・」
男「もういいから帰れ!お前のことなんて知らない!帰れよ!」
男は女を玄関から押し出し、女は何かに足をひっかけて地面に顔をつけてしまった。
女「こっちはあんたのこと心配してあげてるのに!」
男「ふざけるなっ!」
男は勢いよく玄関の扉を閉め、ロックした。
そして家の窓、勝手口などを全部しめ、カーテンをすべてしめ、家の中と外を完全に遮断した
少し飯食ってくる〜
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 21:04:23.95 ID:XG5io+YZO
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 21:11:32.76 ID:XG5io+YZO
ほ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 21:20:13.96 ID:GukeOG+K0
ごちそうさまー
その日の夜。
男が階段を下りようとしたときだった。
父親が今日出張でいなく、しかも一人っ子の男の家の中で母親が誰かと話している声がした。
母「ごめんなさいね〜、なんかいつもはこうじゃないんだけど・・・男の好きなもの?
・・・さぁ、私にはわからないけど友人君ならわかるんじゃないかしら。えぇ、隣のクラスの。」
男(相手は女かっ。)
男は勢いよく階段を下りていく。
ドスドスと立てられる音に母親は驚いて受話器を耳から離し、リビングの扉を開けた瞬間
男が部屋に入ってきて、受話器を取る。
男「お前、おまえっ!ふざけんじゃねぇぞ!何でお前に追い詰められなきゃいけないんだ!」
母「な、何言ってるの!その子はあんたのこと心配して!」
男「こいつのジェンガに付き合ったせいで!俺はこんなにおいつめられt・・・」
部屋に音が響き渡った。
男は一体何が起きたかわからなかった。
しかし、しばらくすると頬に痛みを感じ始めた。
母「あんたこそふざけないでよ!女の子の気持ち台無しにして!」
ツーツーツー。
気づけば電話が切れていた。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 21:24:48.11 ID:GukeOG+K0
母親は男のことが心配になった。
そして、先生に相談するため、電話をよこした。
母「昨日帰ってきてから男が何かおかしいんです・・・何か学校であったのでしょうか?」
先生「そうですか・・・特に何もありませんでしたよ・・・ジェンガ・・・いや何もありませんでした。」
母「ジェンガ?」
先生「えっ、いや、なんでもないです。」
母「あの女の子と何かあったんですね?」
先生「いえ、何も。」
母「わかりました、あの女の子ですね。」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 21:26:52.90 ID:MjMFW8+y0
途中から怖い
女「先生、なんでジェンガなんて言ってしまったんですか?」
先生「いや、俺は言うつもりなんて。」
女「嘘つかないでください先生。」
それは先生からのサインだった。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 21:33:39.63 ID:GukeOG+K0
友人の携帯電話が鳴る。
女「ちっ・・・、はい、もしもし。」
母「もしもし、どうして友人君の電話にあなたが出るんでしょうか?」
女「忘れものとして預かっただけです。」
母「それは嘘ですね。」
女「・・・」
母「いいでしょう、別にそこが問題ではないので。問題は何があったのかです。」
女「でも、その様子だと信じてもらえそうに無いですね。」
プツッ。ツーツーツー。
母親は男に問いただす。
母「何があったの?!」
男「もう聞かないでくれ・・・うんざりだ・・・。」
男は布団の中で横になってふてくされていた。
母「ジェンガでしょ?」
しばらく沈黙が部屋を包んだ。
男が口を開く。
男「あぁ、そうだよ。あいつとジェンガやったせいでこうなった。」
母「どうなったらこんな状態になるのよ!」
男「俺に聞かないでくれ!俺だってわからないんだ!」
友人「あー、俺の携帯。」
女「・・・」
友人「なんだ、女が持ってたのか。持ってるならなんで言ってくれない?」
女「持ち主が誰だかわからなかったから。」
友人「いや、それだったら職員室とか届けなよ。しかも電話番号表示で出るだろ名前。」
女「ただ忘れてただけ。」
友人「そうか、次があったら気をつけてくれ。」
友人が手を出す。
女は何かを思いついたのか不敵な笑みを浮かべながら友人に携帯を渡した。
友人「時に思うんだが、女。」
女「何?」
友人「その笑い方より、普通に笑ってたほうが似合うぞ。」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 21:53:25.19 ID:GukeOG+K0
友人「さて、男のやつが心配だ。」
トゥルルルル。トゥルルルル。ガチャッ。
母「はい、もしもし。」
友人「あー、もしもし、おかあさんですかー?男いますー?」
母「あれ・・・?友人君じゃない・・・あなたの携帯から女って子が電話してきたんだけど。」
友人「へ?女がですか?それはまたなんで?」
母「よくわからないけど・・・何かあったの?」
友人「・・・えーと、特に思い当たることありませんけど・・・最近女と男がよくジェンガをやってましたね。
俺の携帯利用してなにか?」
母「あっ、ちょっと男に代わるね。」
男「友人!助けてくれ!あいつどこか狂ってる!」
友人「へ?女か?そりゃ確かに狂ってるがそんな剣幕で言うことじゃないだろ〜?」
男「お前、アイツの怖さをわかってない!なんであんな奴とジェンガしないといけないんだ!」
友人「そりゃ、お前が買って、一緒にやろうって言ったからじゃないか。確かにお前が休んだ次の日は怖かったが・・・
あれ以来俺とはやってないからな」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 21:58:16.35 ID:GukeOG+K0
男「そうか、つまり他の奴らは俺と違って女を満足させることができなかったんだな。」
友人「あ〜、なんかお前が優れてるみたいでむかつく。」
男「お前、こんな状態に望んでなりたい奴なんていないぞ。」
友人「そうか、俺から見ると喜ばしい限りだな。」
男「なんだ、お前女のこと好きなのか?」
友人「あぁ。」
男「へ?」
友人「だって、あの子の少し曲がったところ直せばかわいい子じゃないか。」
男「そ、そうなのか?」
友人「俺は最低でもそう思うがね」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:06:13.83 ID:GukeOG+K0
男「じゃぁ、お前が女の気を引けよ、こっちは大きなお世話だ。気が狂いそうだ。結婚しちまえ!」
友人「おまえなぁ・・・さっき言っただろ俺は女を満足させることができなかった。だから俺には気を引くことができない」
男「・・・」
友人「女は十分かわいい子だ、それに気づかないお前は何だ?眼鏡っ子のヒロインを無視してエロゲやってるんじゃないだろうな
それすげー偏食だからやめろ、満遍なく喰えこのエロゲの主人公。」
男「いいからその例えやめてくれ」
友人「おk、わかった。まぁ、とにかく一生懸命かわいがってくれ。じゃないと場を譲った俺が報われん」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:06:40.45 ID:GukeOG+K0
な、なんだこの流れ・・・
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:16:13.89 ID:GukeOG+K0
次の日学校にて。
友人「まったく、なんで俺がお前の家まで迎えにこなきゃいけなかったんだ?」
男「一応、仲裁に入ってもらうからな。」
友人「残念ながら俺は女側に傾いてるがね。」
男「そうかい。」
男は後ろの教室からゆっくりと入っていった。
女の机のほうを見るとあることに気づく。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:22:03.82 ID:GukeOG+K0
一回一回いちいちぐらついてるジェンガの塔を必死に押さえてバランスを取ろうとしている。
男(あんなに不安定な物事が好きだって言ってたのに・・・なんで?)
友人「ほら、かわいいところもあるだろ?」
男「なんでなんだ・・・?」
友人「そりゃ、俺の口からは言えないな。女の口から出てくる言葉だからな。」
男「・・・?」
女「うわっ・・・。」
ジェンガの塔が一気に崩れる。
男「あぁ・・・」
男は女が怒ると思っていた。だが、女はひたすら机から落ちたジェンガを積みなおし、また1本1本抜き始めた。
またジェンガの塔がぐら付き始める。
男の足は気がつけば歩き出していた。
友人は笑顔を浮かべ、あくびをして、自分のクラスに向かった。
男「ジェンガはな・・・1人でやっててもつまらないぞ?」
女「え?」
女は驚いて振り向く。
男「あのな?ジェンガは大勢多数で、できるだけ塔を倒さないようにやるんだ。」
女「・・・。」
女はぽやーっと男のほうを見つめている。
男「だから、一緒にやらないか?」
友人「うほっ。げふんげふん。失礼。」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:27:17.27 ID:MjMFW8+y0
>男「だから、一緒にやらないか?」
わっふるわっふる
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:31:45.69 ID:GukeOG+K0
不安定な女が自分の不安定さに気づき、それを正そうと思ったとき初めてその恋は認められる。
そんな話があったらいいなと思って作りやした。
ご覧になった皆様、本当にありがとうございました。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:34:29.54 ID:0GF3v19XO
もう終わったのか
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:35:16.74 ID:MjMFW8+y0
おいおいわっふるしちまったぞ!!!!!!!!111111
えーと、何か感想とか、ここら辺おかしいぞヴォケとかあったらお願いしますぜ
>>48 結局どう終わらせようか迷った結果こうなったwww
>>49 ええい、お前はずっと友人とわっふるしてろ!wwww
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:36:05.50 ID:ayOJlUcx0
とりあえず乙
>>51 乙あり
ガチで即興は疲れたぜ・・・
頭フル回転させてこれだからのぅ・・・まだまだだ
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:39:23.80 ID:MjMFW8+y0
ふぅ・・・
仕方ない、許してやるよ・・・
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:40:45.79 ID:+XNhm5LwO
あれでしょ? 「さぁ自覚してこれからどうするよ」な二部が始まるんでしょ?
始まるよね?
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:40:55.08 ID:ktd4/ath0
じゃあ今度は物理的に不安定な女を所望する。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:43:20.84 ID:zBmcj+OrO
女「ジェンガは最初からバラバラに組むの♪」
女「あなたが最近に引いてね♪」
男「…理不尽じゃないか?」
女「引けって言ってんだろうが!」
男「…なんでいきなり態度が変わるんだ…」
ガシャッ
女「やーい、崩したー♪」
男「理不尽だ…」
女「ぱんぱか、ぱぁ〜ん♪罰ゲームの始まりぃ〜!」
男「な、何をいきなり」
女「…三角木馬が貴様の膝に相応しい…座れ愚民」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
男「…なんでこいつはこんなにも人格が豹変するんだ」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:45:29.68 ID:GukeOG+K0
>>54 >>55 物理的にってどういう状態だっ!
続編希望する人がそこそこいるなら書くが・・・まず風呂行って落ちてなかったら検討してみよう
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:49:09.06 ID:XG5io+YZO
おつおもしろかった
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:57:48.13 ID:IF0OeA+aO
保守
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 22:57:48.19 ID:+XNhm5LwO
>>58 女「男くーん!」
男「ん、女? どうし・・・走るな走るな!」
女「あれ、おかしいな。男くんに近づけないや」男「近づけないもなにも、足が崩れてるじゃないかお前」
女「あ、本当だー」
男「しょうがないな。ちょっとじっとしてろよ」
女「いつもごめんね男くん」
男「そう思うならもうちょっと静かに動け。えーっと、こことここをくっつけて・・・」
女「男くん。膝が前と後ろ逆だよ。それだと変な生き物になっちゃうよ」
男「ああもう面倒だなー!」
物理的でまずこういうのが浮かんだ。
動くとぐらぐら揺れたり崩れたり、という意味での不安定。
ちなみに書いてて思った。これは「バラバラになって自分ではパーツを戻せないバギー」だ。
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 23:01:31.91 ID:ktd4/ath0
>>61 どう読んでも、ホラーもしくはファンタジーです。あり(ry
すまない、無理難題を所望してしまって、凄く嬉しいよ、書いてもらえて。
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 23:01:54.36 ID:nFxkov1mO
もちろん
>>1は風呂から出たら第二部かくよね!?ね!?
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 23:02:52.80 ID:M0Glrx0LO
女「ねえ男、早く回して!」
男「いいよ、、、それ!」
女「、、、、、、、、、、、、ひゃ、ふ、ひゃああん、い、あん、んぐっ!、、、ねえ!もう一回!」
男「それ!」
女「、、、、、、、、、、、、、、、あっふ、ひゃああん、くっ、ひゃ、ん、んあっ!、、、ねえ!もう一回!」
男「どんだけ好きなんだ、コマ回し」
保守!
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 23:03:21.04 ID:zBmcj+OrO
>>57 えぇ…続きなんて考えてないよ…
女「卵の中から外を見るぅ〜視界に重ねた路線がぁ〜」
男「…キャラも不安定か」
女「1927年…チリのサンディエゴで何があったか…聞きたい?」
男「…聞きたくない」
女「あれれぇ?1972年だったかもしれないよぉ〜?」
男「知るか」
女「そんな素っ気なくして…いいのかな…きひひひ…」
男「すまなかった」
女「棒読みすんなや!」
男「…疲れるなぁ」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 23:04:05.19 ID:+XNhm5LwO
>>62 普段は幽霊妖怪狂気ジャンルしか書かないから勘弁してくれw
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 23:10:21.55 ID:zBmcj+OrO
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 23:13:28.83 ID:ktd4/ath0
>>66 個人的には幽霊妖怪狂気好きですよw乙としか言えないwwww
たとえば冷蔵庫の中に自分の好きな人保ぞn(ry
さて、ただいま
続きのネタを風呂で少し考えてたんだがなかなかうまい繋ぎ思いつかなかったw
ってなわけで少しここで悩んでみる
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 23:23:09.04 ID:nFxkov1mO
男「さて、少しは不安定も直ったんじゃないか?」
女「そんなわけあるかヴォケ〜」
男「じゃぁ、次はどこが不安定になったんだ?口調?態度?顔の配置?」
女「いや、物理的に不安定ってことは放射能駄々漏れってことじゃないの?」
男「へぇ・・・」
女「ふぅーん。」
男「おまwwww近寄るなwwwww」
女「まず、そんなレベルじゃないと思うんだが。」
友人「俺はそんなもんどっちでもいいと思うぞ!これは愛ゆえだ!」
女「チネ」
友人「あぁ、冷たいだがそれを耐えるのも愛ゆえ!」
男「とりあえずネタ思いつくまでだまっておけ」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 23:27:34.85 ID:zBmcj+OrO
ヌクモリティの用意は万端だね
友人「なぁ、いつネタ思いつくんだ?」
男「あっ!」
友人「なんだ?なんだ?言ってくれ!」
女「あーもう友人リアル邪魔っていうかーうざくなくなくなーい?」
友人「さすがにそれは俺も引くわ」
女「泣くよ?泣いていい?」
男「泣くものかわいいな」
女「じゃぁ、泣かない」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 23:37:31.51 ID:zBmcj+OrO
女「どうしよ…単位が微妙だよ…」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 23:38:17.56 ID:5W7d2WvtO
女「ダメ、やっぱり落ち着けない」
男「どうした? 体調悪いなら無理するなよ」
女「お、男くん!? な、何でもないから!」
男「そうか? まあそう言うなら・・・」
女「あはは、ありがと」
男「ふらついてる。本当に大丈夫なのか?」
女「胸が苦しいよ・・・これが好きってことなのかな?」
流れを読まず投下
>>75 流れなんて関係ない投下すればいいだけ
さて、もうこれは即興しかwww
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 23:41:01.84 ID:zBmcj+OrO
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 23:41:28.40 ID:cjShSACJ0
はじめは怖かったけど、なんか読んでて楽しくなってきたw
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 23:47:07.69 ID:+wQUxlvwO
男「はぁ」
男友「ん?どうしたのかね」
男「いやな、距離感が掴めなくて」
男友「ハハハ気にしたらダメッスよそんなの」
男「……」
男友「どうしたのかな!?元気ないね!!」
男「やっぱ距離感掴めねえ……」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 23:51:39.33 ID:+wQUxlvwO
ごめんなさいごめんなさい私が書いたから過疎になるんですよねごめんなさい昨日もやったのにごめんなさいごめんなさい
じゃぁ、続編も即興でやってみる
友人「はぁ・・・まったく俺は報われないな・・・」
男「うおっ」
女「うわっ」
友人「まぁ、ジェンガがすげぇへたくそな男が努力しないかぎり二人でやるジェンガは安定しないだろうな」
翌日
女「本当にすみませんでした・・・。」
男「まぁ、こういってるんだし許してやってくれよ」
母「気づかなかったあんたが悪いんでしょこれ?」
友人「まぁ、そういうことになりますな」
母「まったく携帯電話盛大に破壊して、フローリングもぼこぼこにして」
友人「まぁ、お母様、一緒に踊りませんか」
母「女ちゃん踊ってあげなさい」
友人「え?」
女「イヤだ。」
友人「やっぱり。」
女「しんじゃえー」
友人「そこまで言うかっ」
>>78 それは狙ってた
数日後
女「おはよーぅ!」
男「おはよう。」
女がいつもどおりジェンガを机に並べ始める。
男「さて、今日はどっちが最初にやる?」
女「おまえがー!」
男「俺か」
女「私がー」
男「女がー?」
女「憎い」
男「意味がわからん。」
女「意味なんて無い。私がさきっ!」
男「決断も優柔不断なのな」
友人「まぁ、俺も参加するとするかな。」
男「いつの間に後ろに」
女「マジレスすると布団の中で重なってただろ」
男「なっ、なんだって〜?!」
女「一秒前の私なら許したが、今の私には無理、殺す。」
友人「あれ・・・目がやたらと冷たい」
男「(不安定具合が悪化してるじゃないか)」
女「だがその前にジェンガを倒す。と思いきや男を愛す。」
男「意味がわからん。愛すなら愛せ。」
女「そうするーっ!」
友人「・・・なぁ、女?」
女「ん?」
友人「・・・お前辛くないか?」
女「からい?」
友人「いや、つらい」
女「おまえが?」
友人「いや、俺から質問してるんだが」
女「私?」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 00:08:21.61 ID:M0S+OjwqO
女「不安定だ…ageろ」
友人「辛いか?」
女はゆっくり下を俯いて泣き出す。
女「つらいよ・・・つらいよ・・・涙がしょっぱいよー。」
友人「やっぱりか・・・」
男「・・・えーと、わけがわからんのだが・・・」
友人「まぁ、つまり簡単に言うとだな、不安定なのを修正しようとがんばってる女が
中心を取れずにさらに不安定になってるってことだ。」
男(なんかこいつのが俺より向いてるような気がする)
男「つまり、今不安定なことやってるとどんどんバランス崩していくわけだ?」
友人「そうだ、ジェンガなんてやってたらどんどん不安定になっていくだけだ!」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 00:12:07.19 ID:5/ab5TKU0
友人「決してあとづけ設定じゃないからな!」
男「いや、そうだろ」
男「つまり、不安定な物事から隔離しろと」
友人「こんなカオスな状態なのに理解が早いじゃないか、さすが俺の友人。」
女「あー、目がまわるー。」
男「まぁ、取り合えずジェンガを最初の塔の状態に戻したし、
後ろに座ってる成績が1と5の間を彷徨いまくってる奴も排除した
次は何を排除したらいい?」
先生「とりあえず授業中なんだから友人はクラスに帰るべきだな」
友人「あれ?先生の上のボンボンはなんですか?」
先生「いや〜、最近オプーナにはまってしまったわけで・・・お前らもやらないか?」
女「遠慮しておく。」
友人「次に排除するとしたら横にいる委員長だな」
委員長「いいから帰りなさいよ」
男「なんでだ?委員長は成績も安定してるし、性格も立派だし・・・」
友人「好きなジャンルがころころ変わるんだよこの腐女子」
委員長「殺すわよ?」
友人「加えて胸のサイズがこの歳にしては大きすぎる!不安定だ!」
委員長が友人を勢いよく殴る。
友人「よかったぞ、胸の感触といい、そのパンチでゆれる胸が!やっぱり不安定だ!」
男「なんだこれ絶望先生?」
男「まぁ、一応不安定なものは排除してみた・・・」
友人「あの委員長の胸は不安定すぎるだろ・・・常識的に考えて」
男「いや、あれは逆に安定してると言える、成長期待してるぞ」
委員長「ぶっ殺す!」
男「で、女はどうなったんだ・・・?」
女「・・・」
友人「・・・」
女は友人をひたすら見つめるばかりだ。
女「・・・」
男「・・・」
友人「固定したのはいいが無口設定になっただけだな・・・。」
男「うん、そのようだな。」
女「・・・」
友人「とりあえず一瞬だけ不安定な人を近づけてキャラ変えたらどうなんだ?」
男「やってみるが委員長の胸が邪魔で委員長移動してくれない!」
委員長「胸から離れろ胸から!しかも自分で歩けるし!マネキンじゃないの!わかる?」
男「おk、わかった協力してくれ」
委員長「近づいて離れればいいんでしょ?」
女「やっぱ私は不安定なものが回りに無いといけない気がする。
その理由を200文字で述べると・・・」
男「いや、述べなくていい、述べなくていいから。」
女「そう・・・?じゃぁ、私が男を好きな理由を5000文字で述べると・・・」
男「委員長、近づいてくれ」
委員長「あいよー」
委員長「・・・なんか私が自分で不安定なのを認めたモ同然じゃない?」
友人「うん、仕方ないだろ。むねg・・・」
委員長「そのネタを繰り返すな!」
男「で、今度はどうだ?」
女「好き。」
男「へ?」
女「好き好き好き!だからキスキスキス!」
男「意味がわからーん!HELP ME えーりん!」
委員長「えーりんじゃないけど助けるよ。」
男「あぁ、もう何回も変身ネタは繰り返したくないわけで・・・」
委員長「いい加減歩き疲れたよ・・・」
男「で・・・今度はどうなんだ?」
女「案外普通。」
男「普通か。」
女「ジェンガやろ?」
男「また不安定なもの近づけたら意味ないでしょ?」
女「3回固定させたら次はこれ以上変わらないの〜」
男「なんだ・・・そんなこともありなのか?」
女「うん、ただ元の不安定な状態にもどるだけ。」
男「へぇ、不安定に固定されるのか」
女「うん、不安定。」
男「え?」
女「あーだるっ・・・もう帰る。」
先生「お前ら授業中だっての。」
男「あっ、女・・・。」
友人「行っちゃったな」
委員長「・・・あっ!いいからあんたら授業ちゃんと受けなさいよね!」
さて、ネタが少しずつ沸いてきたからここから本編。
女「結局私は不安定で・・・」
「結局自覚しても意味はない。」
「結局自分を拘束することができないで・・・」
「結局他人を傷つける。」
「私の存在価値は?」
「固定されない意味は?」
「レスのつかない意味は?」
「男との恋がうまくいかないわけは?」
女は帰り道いろんなことを考えながら帰っていった。
しかし、女は家庭に恵まれていない。
家に帰っても暴力が家を支配しているだけだ。
女は思う、すべての原因は家庭にある。
「私を構成するアンバランスな要素が家庭だ。」
「つまり、いくら不安定なものを回りから退けようと元凶を断たなければ不安定なのは変わりない
」
「でも、どうしたらいい?」
友人「それにしても追いかけないのか?」
男「・・・」
友人「聞いてるのか?」
男「あ、すまない・・・」
友人「不安定な彼女を野放しにしてたらどんどん地盤が壊れていって復元不可能になるぞ?」
男「復元って・・・物みたいに言うなよ・・・」
友人「・・・」
男「彼女だって一人になりたいときくらいはあるだろうよ。」
友人「そうか・・・。」
男「・・・」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 00:48:09.88 ID:fVugSS7Q0
ストーカーされてる・・・
女の母親が父の湯のみをこぼしてしまい、それが原因で父は女の母親を殴っている。
母「いたいっ!いたい・・・」
女「・・・もう嫌。」
父「あ?お前なんだ?俺に口出しするってのか。」
女「あぁ!あんたらのせいで私が狂っちまうんだ!あんたらなんて消えろ!私の中から消えちまえ!」
父「てめぇ!」
女はこの日何発殴られたか覚えていない。
翌日の学校にて。
友人「おはよう〜。」
男「あ、女、おはよう。」
女「・・・。」
友人「あれ?今度は無口キャラ?」
男「・・・。」
女の様子がおかしいことに男は気づいた。
男「・・・なにかあったのか?」
友人「ちょっと失礼。」
男の学校はブレザーなのでネクタイをしている。
友人は女のネクタイを下に下ろし、開いてる第一ボタンのところ当たりに異変があることに気づいた。
女はそれを拒絶するように友人の顔面にストレートをかました。
友人は黒板に頭をぶつけ、少し意識を失いかけた。
男「女・・・何があったのか話してくれ。」
女「何にもない。ただ不安定なだけ。」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 00:58:42.95 ID:RpPeUsaf0
ほ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 01:01:14.53 ID:cXZu2WkJO
徐々に男が成長してきてるな
男「不安定だからって自分の鎖骨らへんに痣はできないだろ?」
女「・・・」
男「家で何かあったのか?」
友人「いてぇ・・・HELP ME えーりん・・・」
委員長「えーりんじゃないけど・・・」
女「何もないってば。」
男は女の腕を引っ張って保健室に連れて行く。
女「いやだってば!」
男「俺は女のことが心配なんだ。」
女「・・・。」
女はもう諦めたのか、引っ張ってる方向とは逆方向に進むのをやめた。
男「うん、いい子だ。」
女「いい子って言うな・・・ばーか・・・」
保健室に行くと男は保健医の手で部屋から押し出された。
男「・・・しっかり見てやってくれよ先生。」
保健医「あぁ、できるだけ下心がないようにするよ。」
男「冗談でいってるわけじゃないんだが。」
保健医「俺はいつでも真剣だぞ。」
女「・・・。」
しばらくして職員室から保健室に先生が呼び出された。
先生「これは酷い。」
友人「せんせー、俺もついでにみてくだせぇ・・・」
保健医「君の怪我は次のコマで治ってるから大丈夫。」
友人「それは酷い」
男「俺も入っていいですか?」
友人、先生、保健医「いや、だめだ。女の子が裸なのに君は入ってくるというのか?」
男「お前らは何だ・・・。」
友人「やったー、怪我治った〜」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 01:13:09.40 ID:RpPeUsaf0
ほ
保健医「ほら、治っただろ?」
友人「先生!あんたすげぇや!」
女「・・・ずっと、見てないでよ・・・。」
友人、先生、保健医「あ、さーせん。」
男「お前らっ!」
委員長「まったく度し難いわ。」
先生「で、女の怪我の原因はなんだ?」
女「・・・それは言えない。」
男「先生、家庭の事情だと思うんですけど・・・。」
女「それはない!」
先生「ちょっと心当たりあるかも知れないな・・・。」
女「・・・ッ。」
男「ちょっと今日女を送り届けます。」
先生「あぁ、俺も行こうと思う。」
女
(実は知っている。この不安定な状態を打破する方法。でも、私はそれをしない。まだ心のそこから男を信じ切れてない。)
私の中で一人が叫ぶ。
「方法なんて関係ない、結果がよければそれでいい。」
「そうだよ、この前に男を追い詰めたように、父親を追い詰めればいい!」
「方法なんて関係ないよ。」
「そうだよ、やっちゃえ。」
「ほら、包丁ならどこでもあるでしょ?」
「ほら、調理室いけよー。」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 01:22:47.52 ID:5/ab5TKU0
友人「やっぱ先生あんたすげぇよ!」
保健医「それほどでも〜」
女「うるさい!うるさい!皆消えろ!私の中から!私は一人でいい!支えなんていらない!
助けなんていらない!私は一人でできる!」
女が息を荒げる。
友人「すまない、そんなにうるさかったか・・・?」
女「うるさい。」
男「女・・・。」
女「うるさい!だまれ!」
男「・・・。」
男は暴れる女を抱きしめる。
女「・・・。」
部屋に沈黙が流れる。
委員長「度し難い!あぁ!度し難い!」
女
(私は・・・)
(・・・男が好き。)
(・・・一番信頼できると思ってる。)
「嘘だ。」
「嘘だよ。」
「邪魔なだけだよ。」
友人「いいから黙って抱き寄せろとはまさにこのことだな。」
女「はなせ・・・。」
男「・・・離さない。」
女「離してよ・・・。」
声に涙が混じってる。
女「はなせ・・・よ・・・」
男の腹に強烈なボディーブローが叩き込まれる。
1発目はまだ耐えられたが2発目で吹き飛ばされた。
女は走り出した。
男は壁に頭を強打した。
保健医も唖然とし、駆け寄るのが少し遅れた。
女の涙声が廊下に響き渡る。
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 01:32:47.75 ID:5/ab5TKU0
気づけば外は雨だった。
女は調理実験室にいた。
少し刃こぼれしている包丁だったが、それしかなかったので、
女は家庭科室から取ってきた布を巻きつけ、鞄の中にしまった。
女は自分で何をやっているか半分わからないでいた。
不安定な状態をどうにかくぐりぬけて正常に稼動させるにはこの方法しか思いつかなかった。
女(私はこんなことしたくない。)
女「嘘だよ・・・どんな手段でも結果がよければそれでいい。」
委員長「追跡してみたけど足が速くて追いつけなかった・・・。」
友人「やっぱ胸がでかいからだな・・・。」
保健室で男が目を覚ます。
体を起こそうとするが頭すら上がらない。
保健医「あー、動こうとするなよ?少しでも動いたら電流が流れる仕組みに・・・」
男はその忠告を無視して立ち上がろうとするが、足の骨がまるで無いかのように、
ひざに力が入らないままケツが地面についた。
保健医「安心しろ・・・もう少ししたら立ち歩けるようになるはずだから。それからにしろ。」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 01:47:10.04 ID:RpPeUsaf0
ほ
保健医は代わりに女のことについて語り始めた。
保健医「あれは完璧に安産型・・・じゃなくてあの痣は女性の力じゃつけられないな。
よくあれで骨折しないもんだなと関心したくらいだ。しかも、あの状態でよく学校にこれたもんだ。
俺だったら10日くらい休んでエロ本でぬいt・・・いや、脱線したな。あれはたぶん父親のつけたものじゃないかと思う
彼女の父親は過去にも仕事をリストラさせられ、酒びたりになり、母親に暴力を振るうようになったって話しを先生から聞いたことがある
でも、父親は一度も彼女に手を出してなかったはずだ、それなのに突然今日になって痣だらけで登校したんだ?」
男「やっぱり家庭で暴力があったんですね?」
保健医「あぁ、で、彼女の行き先くらいは予測できるな・・・。」
男「やっぱり家ですか?」
保健医「友人君がこの前語ってくれたんだが、彼女に「普通の笑顔が似合う」って言ったらしいな?」
男「あいつ、そんなこと・・・?」
保健医「あぁ、たぶんそのせいで、彼女は変わる努力をし始めたんだと思う。」
男「ふむ。」
保健医「で、彼女の不安定なところの原因はたぶん、家庭のせいだと思うんだ。」
男「それはわかります。で、女は家に帰って何をするつもりなんでしょう?」
保健医「そりゃ、これまでの推理でわかるだろうが・・・」
男「やっぱ父親殺しですか・・・」
保健医「え?そうなの?」
男「え・・・わかってたんじゃ?」
保健医「え?俺はてっきり昼間寝ている父親をよそ目に母親と逃げようって魂胆なのかと」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 01:55:53.27 ID:RFE36N2g0
ID:5/ab5TKU0 の知り合いだが、投稿規制かかったそうだ(つд`)
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 02:01:13.64 ID:RpPeUsaf0
ほ
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 02:07:16.38 ID:7HQk8AjIO
あー、そっか。連投させすぎたか。
戻ってくるまで書きためていて欲しい保守。
orz
まさかの誤算だぜ・・・
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 02:11:42.45 ID:7HQk8AjIO
おかえり。続きを待ってる。
友人「はーっはーっ、探してみたが・・・どこにもいなかったぞ・・・。」
委員長「はーっはーっ、なんか自分でも胸がうっとうしく感じてきた。」
保健医「それはいいが・・・2人とも早く女の家に行ったほうがいいぞ、
ちなみにこれが先生が書き起こしてくれた地図だ。」
友人「あれ、男がいつの間にかいない。しかも女の家・・・?やっぱ家庭暴力か何かですか?」
委員長「いいから行きましょ!」
保健医「あ、あいつらまとめて俺の車で送っていけばよかった・・・。まぁ、いいか。」
その頃、女は・・・。
女「・・・まだ眠っている。お母さん、こっちきて・・・。」
母「アイツのところから逃げようって無理よ!」
女「いいからこっちきて。」
父「うぅん・・・」
母「・・・。」
女「逃げる場所なんてどこでもいい。アイツに見つかりさえしなければ!」
母親を連れて、女は玄関に近づこうとする。
するとアイツの声がした。
父「どこへ行こうって言うんだ?」
しかも真後ろから。
女「いいから逃げて。」
母親を玄関へ押し出す。扉が開く音がした。
どうやら逃げれたようだ。
父「おまえ・・・お前だけには手を出さないようにはしてた。だがもう限界だ。」
女「来なよ糞ジジイ、あんたの呪縛から私は解放される。」
女は布で巻いていた刃こぼれした包丁をバッグから取り出し、両手で持った。
父「おー、怖い怖い。本当にお前は父親を刺せるかな?」
女「刺せないなら切り刻むまで。」
女(嫌だ・・・殺したくない・・・)
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 02:30:19.63 ID:RpPeUsaf0
ほ
男「・・・女ッ!」
半開きになった玄関の扉を開けて、中に入るとやけに静かだった。
まるで、誰もいないような静寂が保たれていた。
すると突然、低い叫び声がする。
尋常じゃない。
声のするほうに行って見ると辺りは血まみれだった。
俺は最悪の事態を想定した。
男(もう殺されちまったのか?!)
奥に進むと、床に大きな物体、いや体が倒れていた。指を数えてみると1本・・・2本・・・3本・・・しかない。
男は気を失っているんだか殺されているんだかわからない状態だ。
見上げてみると、女がいた。
男「女!」
女「どうしたの?そんなに慌てて、私正常になったよ、安定したよ?不安定じゃなくなったんだよ?
うれしいよね?復讐できたんだよ?はははは、はははははは。」
不気味な笑い声が部屋を満たす。
しかし、男はためらいもなく引っぱたいた。
女は魂が抜けたように、呆然としている。
男「馬鹿やろう!」
男は女をしっかり抱きしめる。
女はひざの力が抜け、男に重心を預けた。
女「あれ・・・?なんでだろ?こんな糞なやろうなのに・・・」
男「それでも・・・。」
女「どうしてだろ・・・。」
男「それでも、お前の父親だ・・・。」
女「私・・・だめだね・・・だめだよ・・・こんな奴何人殺そうと不安定なだけだよ・・・何やってるんだろ・・・
わかってたはずなのに・・・。」
突然、女から涙がぼろぼろとこぼれだした・・・。
男は自分の腹に少し違和感を覚えた。
少し腹の周りが暖かい。
女「やっぱり、根源を絶たないと・・・。」
ふと腹を見てみると・・・何かありえないものが刺さっていた。
木の柄が・・・
男は後ろ向きに倒れた、その時、ちょうど委員長と友人が見えた。
その後、救急車の音がかすかに記憶の隅っこに残っていた。
男の目が覚めたのは病院だった。
最初に見たものは白い天井と、次に見たのは枕元の隣においてあったジェンガの箱だった。
男はしばらくの間誰とも話さなかった。
友人の話しによると女は捕まってしまったという。
委員長や先生や母親はそれを俺には伝えてくれなかった。
男が一番気になったのは「彼女は今不安定なのだろうか。」ということだけだった。
こんな感じな終わり方にしてみましたぜ・・・
感想とかあったらうれしいぜ!
さてそろそろ寝ないと明日がやばい!
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 02:51:48.49 ID:RpPeUsaf0
ほ
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 03:13:05.31 ID:RpPeUsaf0
ほ
130 :
師走タンハァハァ ◆SiwaSuC2IQ :2008/03/09(日) 03:20:37.69 ID:oSdTVqyzO
携帯小説みたいだった
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 03:21:01.73 ID:oSdTVqyzO
読んだことないけど
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 03:43:18.81 ID:Vz2Gi/FwO
良かった
女の不安定が他の人に伝染するとか面白そうだ
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 04:23:30.08 ID:RpPeUsaf0
ほ
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 04:36:24.23 ID:xOzwAJviO
あ、あれ…? 追い付いたが鬱エンdうわあああああああああ
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 04:39:15.83 ID:M0S+OjwqO
どうしようかな…投下すべきか…
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 04:54:53.98 ID:xOzwAJviO
是非とも書いてくれ
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 05:58:22.29 ID:M0S+OjwqO
すまん、仕事に関わるからやめておく。
書くとしたら、別のを即興で書きたいんだが…眠い…
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 06:18:24.93 ID:79mra7Br0
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 06:20:05.72 ID:KeWtW4Bk0
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 06:36:19.15 ID:4txaDZzoO
不安定ねー・・・んー・・・解釈がちょっと違うか
書いてみよう
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 06:55:49.06 ID:4txaDZzoO
女「らっらっらー」
男「・・・」
女「るっるっるー」
男「・・・」
女「ゲボァッぐわらばっ」
男「・・・気が散るからやめろ。なんだその異星人の歌は」
女「だってひまなんだもーん」
男「お前も勉強するっつったから部屋あげたんたぞ。邪魔するなら帰れよ」
女「そうだっけー?まぁ適当適当、あっそぼーぜ!」
男「いやだ。ほんとお前って享楽的だよな。もう少し先を考えて行動しろよ」
女「あーあーほんと真面目ちゃんだなー男は。明日テストなのに遊んじゃうぜ、みたいなギリギリ感がいんじゃねーか。今が楽しけりゃーイッツオーライ毎日がエブリデイだぜ!おっスマブラの新しいやつ」
男「勝手にさわんなおい。あー、もう。ちょっと漫画でも読んでろ」
女「へーん真面目ちゃんめ」男「・・・」
女「男ーテストどうだった?俺94点」
男「・・・80点・・・何故だ・・・」
女「らんらんるー♪」
男「・・・」
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/09(日) 07:17:54.50 ID:4txaDZzoO
女「ひっひっふーランタッタタン」
男「・・・おまえさー部活とかやんねーの」
女「ん?やだよあんな拘束時間の長いもんは。拷問だね」
男「でも色んな部から引っ張りだこだったんだろ?もったいねーな」
女「なにがだよ?」
男「たいした努力もしないのに成績優秀、スポーツ万能、オマケに、俺には分からんが一部の男子に熱狂的な信者が居るほどの容姿端麗、ほんとお前、完璧超人だよな」
女「・・・」
男「それなのにほんっともったいねーよな、毎日適当にプラップラッしてさ。不安定にもほどがあるわ。まぁ、天才様の考えることなんか凡人の俺にゃわか」
女「・・・なぁ男ぉ・・・」
男「ぁん?」
女「デコピンスラッシュ!」
男「あいたっ!てーな、何すんだよいきなり」
女「つまんねーから先帰るわ、バーカ!ついてくんなよ!」
男「ついてくんなっておまっ・・・道一緒じゃねーか・・・」
女「・・・へんッ!」
男「・・・何怒ってんだよもぅ・・・」
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
男「・・・女さー、まだ怒ってんの?」
女「・・・フン」
男「・・・なんだっつーんだよ全く・・・」
女「・・・・・・違うと思ってたのに・・・」
男「・・・あ?」
女「・・・お前は他のやつらとは違うと思ってたのに!」
男「なっなんだよおい・・・」
女「なんだよ畜生!あいつは天才だから勉強出来て当たり前、天才だから運動出来て当たり前、何を本気で頑張っても誰も俺のことなんか見ちゃくれねぇじゃねーか!!」
男「・・・」
女「どいつもこいつもたまに失敗すりゃそれこそ鬼の首とったように囃し立てやがって!それなのにやっと出来たまともな友達すらあいつらとおんなじこと言いやがる!畜生!」
男「・・・ごめん・・・」
女「・・・ッ・・・」
男「・・・昨日は確かに俺が悪かった。別にお前が何でも出来て当たり前だなんて言いたかったんじゃなくて・・・」
女「・・・」
男「その、いっつもふらふら不安定だし、なんか目標があったらすげーことになるんじゃないかって・・・努力もしないで何でも出来てずるいとか、そうゆうつもりは・・・」
女「・・・俺だって色々努力してない訳じゃない・・・」
男「悪かった。マヂですまん。謝る。」
女「・・・・・・」
男「・・・ごめんな」
女「・・・購買で焼きそばパンとフライドチキンな。骨無しの。」
男「・・・やっすい友情だなおいw」
女「うっせばーか!さっさと走れよ!」
男「はいはいw」
女「・・・フン」