【貴方が居る】ローゼンメイデンが普通の女の子だったら【幸せ】
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:08:56.87 ID:6t/V+ieH0
・『原則「コテ」禁止』
コテハンの人の書き込みが悪いんじゃなくてコテを付いてるということが荒れる原因になりやすいので原則コテは禁止で。
・スレ・作品と関係ない雑談は控え、気に入らない作品や書き込みはスルーお願いします。
・非常時はまずWikiや雑談所で状況を確認してください。(本スレの消失など)
・長編でレスを大きくまたぐとき(前回の投下は
>>51で今回は
>>462とか)や前スレから の続きはタイトルやあらすじ、アンカー等付けると読者に優しい職人になれる。
・なるべく自分でWikiを編集できるようになりましょう。どうしても編集できない場合は雑談所の掲載状況スレで依頼しましょう。(簡単な説明の項目の通りである程度できます)
・性的描写はエロパロで。(投下するなら少年誌レベルぐらいまで)
・投下混雑時以外の「投下いいかな?」は不要。投下終了後の「やっぱグダグダだったorz=3」とかも不要。もっと自信持って投下しよう!
(目安として:投下ラッシュは大体22時前後。それ以外なら特に混む事は無し。)
・投下時、他の人と被るが嫌なら投下前のログの再取得は必須!
・未来アンカーやリレー小説はスレストの原因になったり投下し辛い空気にしたりするので控えてください。
・投下するときは「○○ネタだから注意」とか「○○系につき苦手ない人スルーよろ」などと付けた上、
さらに「メール欄」に、あぼーん用の特定のNGワードを付記するなどの各自配慮をお願いします。
例:yuriyuri(百合) sinineta(死) uhouho(男色) guroino(グロ)
・上記の他、Wikiの「簡単な注意事項」を読んだ上、分からない質問などは
>>1のリンクから行ける雑談所やWikiでお願いします。
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:17:41.85 ID:4g0FJGRO0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:18:57.76 ID:Q8Kjws/RO
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:32:04.84 ID:Q8Kjws/RO
保守
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:35:53.53 ID:4g0FJGRO0
究極の人稲
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:38:32.34 ID:Q8Kjws/RO
雪華綺晶と真紅・翠星石が言い争い、ジュンが仲裁しようとしています
「お姉様方がいけないのですわ!私の『不死屋特製フルーツタルト1日限定2個』を返して!」グスグス
「あら、貴女は一昨日私のシフォンケーキ食べちゃったでしょ?おあいこなのだわ」
「そうです!翠星石が備蓄しておいた『ポッキー季節限定メロン味』を半分も食べたんだからこのぐらいは当然ですぅ!」
「そんな些細な物と一緒にしないで下さい!あのタルトは半年前に予約して昨日ようやく手に入れたのですよ!?まだ一口も食べていなかったんです!!」シクシク
「お、おい、2人とも謝れよ。同じようにやり返したら終わらないだろ?」
「関係ないわ」ツーン
「知らんですぅ」プイ
「…ったく。ほら、雪華綺晶も泣くなよ。僕が何か代わりに用意するからさ?」ナデナデ
「……………」スクッ
「お、おい、雪華綺晶?」
「ジュン様、後で全て弁償致します。…お姉様方…覚悟なさい」スタタタタ…
「陳腐な捨て台詞ね」
「ほんと食い意地がはってるです」
「あ〜あ。…ほっといて良いのかなあ?」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:41:15.43 ID:Q8Kjws/RO
>>7 「はぁい。乳酸菌とってるぅ?」ガチャ
「…おいっす」ヒョコ
「ああ。いらっしゃい」
「あらぁ?きらきーいないのぉ?」キョロキョロ
「…ジュン、お姉ちゃんどこ?」キョロキョロ
「実は…核鶴鹿時価な訳で…」
「………真紅、翠星石…今すぐ探し出して謝って来なさぁい!!土下座でもなんでもして憐れみを乞うのよぉ!!」ワタワタ
「はあ?お断りです」
「この私がそんな事する訳無いわ」
「…………ばらしー、3分以内にジュンの私物とのりの私物・それに貴重品をまとめて逃げるわよぉ?」
「…私物はさっき…話の途中で抜け出してまとめといた…後は逃げるだけ」
「でかしたわぁ。…真紅、貴女の事は百合百合な位好きだったわぁ…」
「…翠星石…さらば我が…イタズラのライバル」
「…さ、ジュン。行くわよぉ」ガチャ スタスタスタ…
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:45:00.52 ID:Q8Kjws/RO
>>8 「何ですかあれは?」
「訳がわからないのだわ」
ガッシャーン!ゴロゴロゴロゴロ
「な、なんなの!?」ビクゥ
「…みんな缶詰めのようですが…パンパンに膨らんでるです…このタイマーみたいのはなんですかね?」ツンツン
「…なあ?大袈裟じゃないか?なんで外に居るのに防護服なんだ?」シュコーシュコー
「これで耐えられるか微妙ねぇ…シュコーシュコー
「…まって…何か聞こえた」シュコーシュコー
ガシャーン アッーー!
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:46:46.03 ID:Q8Kjws/RO
>>9 「な、何なんだ!?真紅、翠星石!?」
ガシッ
「…ジュン」フルフル
「救急車…呼ぶわぁ…」ピッピッ
本日午後……市の桜田さん宅で……被害者は……で桜田さんの友人……意識不明の重体……2人がシュールストレミング10缶を開封したものとみて……
保守
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:49:17.66 ID:NPul0ehUO
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:52:23.23 ID:6t/V+ieH0
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:53:52.50 ID:4g0FJGRO0
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:02:48.82 ID:Q8Kjws/RO
>>13 wikiで検索するとその恐怖の片鱗が…
保守
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:17:24.64 ID:Q8Kjws/RO
保守
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:21:47.77 ID:4g0FJGRO0
23時から乱立来そうだけど保守しておく
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:34:25.30 ID:7N7QzuNwP
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:41:12.42 ID:Q8Kjws/RO
早めほ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:47:02.49 ID:Gorxv/2IO
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:52:32.63 ID:SD1uKKQuO
>>1乙
>>10 シュールさんはちゃんと美味しく食べる方法があるらしいね
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:58:44.96 ID:6t/V+ieH0
もうすぐか
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:59:51.93 ID:Q8Kjws/RO
保守
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:02:33.76 ID:Q8Kjws/RO
保守
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:02:35.29 ID:LC1Sy5Qp0
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:04:35.29 ID:6t/V+ieH0
ほ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:04:45.76 ID:4g0FJGRO0
なんにも浮かばないよ〜
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:05:33.88 ID:4g0FJGRO0
ほしゅ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:05:48.63 ID:KCGtjzbE0
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:07:54.30 ID:Q8Kjws/RO
保守
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:07:55.70 ID:4g0FJGRO0
ほしゅ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:10:26.96 ID:4g0FJGRO0
ほしゅ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:10:42.15 ID:LC1Sy5Qp0
ほ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:12:04.07 ID:Q8Kjws/RO
保守
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:14:04.14 ID:Gorxv/2IO
薔「凄い…たってるよ!いっぱいたってるよジュン!」
ジ「お前が言うと何でも卑猥に聞こえるから不思議だ」
ほ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:14:15.19 ID:4g0FJGRO0
ほしゅ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:14:18.45 ID:Q8Kjws/RO
保守
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:16:00.47 ID:Q8Kjws/RO
保守
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:19:58.20 ID:6t/V+ieH0
ほ
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:20:02.05 ID:Gorxv/2IO
保守かしら
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:20:47.26 ID:Q8Kjws/RO
保守
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:23:37.44 ID:4g0FJGRO0
ほす
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:25:58.50 ID:AP0mEzwFO
>>34 薔薇「濡れちゃった……」
ジュ「靴がな」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:30:20.68 ID:6t/V+ieH0
ばらすぃ・・
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:30:48.84 ID:Q8Kjws/RO
保守
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:31:30.74 ID:Gorxv/2IO
ベ「ん?乱立か…どれ、タイトルは『この早さなら言える』…文は『最近掘られなくてちょっと寂しい』…っと」
ベ「なっ…乱立が、止んだだと…!?」
ベ「ほ、保守されているだと…!?」
べ「『ごめんね!僕は先生失格だよ!明日からはフルスロットルだよ!』だと…!?」
アッー!
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:36:29.88 ID:ncTkb02DO
乱立
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:40:42.19 ID:LC1Sy5Qp0
いじられないと寂しいのですね
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:46:12.46 ID:Gorxv/2IO
保守だぜ!
「……銀ちゃん…」
「……んー?」
「…大好き、だよ…」ギュッ
「…私も、よ」ギュッ
「…えへへ…」
「(…銀ちゃんと居ると…幸せ…だよ…)」
【貴方が居る】【幸せ】
百合スレが落ちて欲求不満です\(^O^)/
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:52:46.47 ID:KCGtjzbE0
hosyu
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:54:16.51 ID:NPul0ehUO
>>49 すまない風呂入ってて保守できんかった…
かなりいい感じの翠×蒼だったじゃないか…
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:59:09.50 ID:k7ac9yvaO
>>51 d
気が付けばスレ無かったな…orz
さて、風呂で妄想でもしてくるかな
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:01:52.91 ID:ULCI6z/uO
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:21:01.04 ID:MAEXTYl/O
ほ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:37:38.95 ID:skcn4mjwO
寝る前ほ
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:37:40.69 ID:pw75LJZlO
も
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:51:35.84 ID:ri0DoQfhO
お休み保守
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:31:54.80 ID:YcC1hvaJ0
東方丈助かっこいいなぁ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:32:05.89 ID:fyzUTuZSO
ほす
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:59:23.03 ID:ri0DoQfhO
ふと目が覚めて保守
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 02:21:12.00 ID:r/YH70Yi0
ふ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 03:04:14.26 ID:9vIjqelg0
ほしゅ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 04:05:08.73 ID:oN9CRHwmP
h
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 05:00:14.56 ID:oN9CRHwmP
h
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 05:56:06.36 ID:skcn4mjwO
保守よぅ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 07:07:23.24 ID:ULCI6z/uO
ほ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 07:36:40.38 ID:uv7ykIlSO
ほ
ジ「卒業式といえば君が代か」
巴「そうかなぁ…」
ジ「斉唱中は耳をよく澄ませ、隠れ音痴が見つかるぞ」
巴「…あの音階を正確に歌うの、難しいよね…」
ジ「それはともかく、ぶっちゃけ、真紅たちにはあんまり似合わないよな?」
巴「まぁ…短歌だしね。雛苺たちは洋風だから…」
翠「嫌いじゃないですけど」
ジ「いたのか。ちゃんと歌詞、全部歌えるか?」
翠「バカにすんなですよ、君が代は千代に八千代にさざれ石の岩音鳴りて苔のむすまで!ですぅ!」
ジ「はい、ダウト!」
翠「ほえ!?ど、どこがですか!?」
巴「”岩音鳴りて”じゃないよ」
ジ「そうそう、”巌となりて”が正解。巌ってのは岩。
細石、小さな石がが集まって、一つの大きな岩になって、
苔が生すくらいにながーく平和でいられますようにってこと」
巴「……そういうことね」
翠「ふぇ〜、ちゃんと意味があるんですねぇ…にしても、
よく同音異義語なのに間違いに気づいたですね?」
ジ「う…そ、そういうことは気にしちゃだめだ」
翠「ま、いいです。チビにしちゃあ上出来ですぅ。どうせネットで調べたんでしょうけど」
ジ「な…違うぞ!昔国語の時間に習ったんだよ!」
翠「どっちにしても、そんな自慢するようなことじゃないと思うですよ。
……巴、どうしたですか?なんか顔色が優れないですが…」
巴「…ううん…なんでもない……なんでもないの…!」ダッ
ジ「か、柏葉!?いきなりどこへ行く!?」
巴「……恥ずかしい……!”岩男と成りて”だと思ってた……恥ずかしい…!」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 08:01:37.15 ID:J5PvI5D2O
はい、ダウト!
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 08:45:48.23 ID:Dhf/ZxJIO
それなんてキン肉●ン?
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 09:15:14.16 ID:Pt3jPHFk0
それなんてロッ○マン?
それなんて知世の中の人?
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 10:07:43.31 ID:Pt3jPHFk0
ぬ
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 11:13:24.03 ID:ZvQ/FFPH0
ほ
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 11:58:59.38 ID:skcn4mjwO
もし桜田家の晩ゴハンがバトルマンガだったら
の「さぁテメエら、最後の晩餐の時間だぜぇ?」ズズズ…
雛「はーいはーいなのォオオオ!!!」ドドドド
翠「Death!Deathぅう!!」ゴゴゴゴ
の「今日のメニューはぁああああ!ぷりぷりハートのオムライスゥウウウウ!!!!」ズギャーン
雛「GYAAAAAAAAAAAA!?」ガターン
の「くっくっく…驚くのはまだ早えぇ…さあ!中を見てみなぁ!!!」
翠「かっ…隠し玉だとぉおおお!?チキンライスにぃいいいい!?ミートボールぅううう!?ぎょうてんDeathー!」ドガーン!
の「ふははは!かけらも残すなぁああ!皿まで舐めろぉおお…ぬ!?」
ジ「…五月蝿いぞ、女」ズズズ…
の「ほほう?ジュン、貴様も私のオムライスの餌食となるか!?」ゴゴゴゴ
雛「気をつけろジュン…ミートボールは…一人三つだぁあああああ!!!」ドゴーン!
ジ「ひゃひゃひゃ!悪かったなぁ女!俺は水を飲みに来ただけだぜぇええ!」ズババーン
の「なんだとぅううう!?ふざけるなぁあああああ!!!」ババババ
金「ふっふっふ…せいぜい馬鹿同士じゃれあうがいい…全てはこのカナ様の…くう!?」ドキャーン
ふわ…
金「こ、このニオイ!まさか、まさかー!?」ドドドド
キラキラキラ…
金「バ、バカな…!なんて…なんて芸術的なオムライスだうぼげがはぁああああー!!」ヒュー…グシャ!
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 12:34:22.24 ID:skcn4mjwO
ご飯食べたら落ち着いた。保守。
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 12:35:43.76 ID:I4mu+hDqO
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 13:10:35.46 ID:Vi19UIBMO
すごいテンションだ。
空腹も作品に影響したりするんだなぁwww
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 13:41:30.15 ID:ri0DoQfhO
500保守
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 13:41:41.66 ID:6gcXE3dw0
ジュンひどいなww
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 14:12:02.26 ID:skcn4mjwO
保守ですわ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 14:13:22.15 ID:JUiNF8fq0
h
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 14:58:17.94 ID:6gcXE3dw0
保守
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 15:26:16.77 ID:skcn4mjwO
保守かしら
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 15:54:37.21 ID:6gcXE3dw0
ho
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 16:21:21.76 ID:Dhf/ZxJIO
JUN「確定申告しなきゃな」
紅「そうね、私達も明日行く予定なのだわ」
JUN「おまえ等は仕事してたっけ?」
紅「いろいろ出演料とか印税とか入ってくるのよ」
JUN「ちょっ、おま、僕は貰ってないけど…」
紅「!!!」
JUN「…」
紅「…zzZZ」
JUN「誤魔化すな!」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 16:43:25.06 ID:J5PvI5D2O
そうだったんだ、このスレにはそんな仕掛けが…!
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 16:45:23.16 ID:skcn4mjwO
べ「黙れ脇役!」
白「黙れニート!」
槐「だまれ雄!」
ジ「ちょwww一応主人公www」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:10:01.55 ID:J5PvI5D2O
保守
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:42:38.39 ID:skcn4mjwO
保守よぉ
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:48:00.53 ID:r/YH70Yi0
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 18:09:48.80 ID:r/YH70Yi0
>>68 ロックマンかよ、巴かわええw
何気なく歌ってたけど別に細かい歌詞の意味なんて考えたこと無かったな
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 18:28:38.32 ID:oN9CRHwmP
ho
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 18:53:42.40 ID:oN9CRHwmP
hoho
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 19:17:52.10 ID:skcn4mjwO
保守なのだわ
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 19:39:05.45 ID:Vi19UIBMO
教室のすみっこで一人ため息をつくことしかできない。
この場所にはママやパパはいない。
じぃじも、ばぁばもいない。
それが不安で、寂しくて、ただただ居心地が悪くて。
涙が流れないのが不思議なくらいにつらかった。
小学校に入ったとき、そんな気持ちでいっぱいだったことを今でも覚えています。
幼稚園にも保育園にも行ってなかったから、
家族以外の人と長い時間を過ごすのに慣れていなかったのです。
たくさんの人に「おめでとう」と声をかけられるたび、
何もおめでたくないのにと私は思っていました。
そんなある日のことです。
友達も作らないまま、いつものようにぼーっと休み時間を過ごしていると、
同じように一人きりで座ったままの男の子と目が合いました。
すぐに男の子は目をそらしましたが、次の日も、そのまた次の日も目はあい続けました。
そして、だんだんと男の子はなかなか目をそらさなくなっていきました。
でもやっぱり最後には男の子が先に目をそらします。
そしていつも悔しそうにします。
ようやく気付きました。
これは先に目をそらしたら負けのゲームなんだってことに。
そうとわかったら絶対に負けられません。
二人は休み時間のたびに見つめ合い、勝負し続けました。
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 19:40:14.07 ID:Vi19UIBMO
>>96 そのうちに、男の子の顔を見るのが楽しみになってきました。
まだ一度も話したこともない男の子と、そうして勝負していることが楽しくて仕方なかったのです。
授業中にだって横目で男の子を見るようになったころ、
男の子が一日お休みをしました。
その日は一日中不安で、寂しくて、泣き出しそうなくらいにつらい日でした…。
そして私は気付きました。
男の子と見つめ合う間は不安も寂しさも、泣き出しそうな辛さも感じなかったことに。
いつのまにか男の子は友達になっていたのでした。
大事な大事な友達になっていたのでした。
次の日登校してきた男の子との勝負に、私ははじめて負けました。
目があっただけでどきどきと胸が痛くなった気がして、思わずそらしてしまったのでした。
しまったと思ってまた見てみると、男の子はすごく嬉しそうに笑っていました。
その顔を見ていると思わず笑いが勝手にこぼれてきて…
私は学校で初めて笑うことができました。
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 19:42:03.45 ID:Vi19UIBMO
>>97 それからもう6年が経とうとしています。
私は友達がたくさんできて、いつも笑っています。
男の子もすっごく大きくなって、とってもかっこよくなったと思います。
ただ、あんまり笑顔を見せてくれなくなりました。
それはちょっぴり残念です。
でも、優しいところは全然変わってません。
一緒にいるだけで嬉しい気持ちになることができます。
だから中学に行っても、ずっとずっと一緒にいたいです。
私の初めてのお友達。
大切な大切な人。
大好きな男の子、桜田じゅんくんと。
『小学校の思い出』
6年2組 雛苺
「えっと…その…」
「?どうかしたなの?」
「これって…」
「頑張って書いたのよ!自信作なの。」
「あぁ、うん。すごくよく書けてる。」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 19:44:08.96 ID:Vi19UIBMO
>>98 「ありがとなの♪」
「でも、ほかに書くことなかったのか?」
「せっかくの卒業文集なのに…」
「なんだか僕のことばっかだしさ…」
「でも1番の思い出を書けって先生が言ったのよ?」
「ヒナの1番はずーっとずーっとジュンなのよ!」
「だからこれでいいのよ〜」
「ば!ばかっ!何言ってんだよ!」
「本当のことなのよ。作文の最後にもちゃんと書いたもん。」
「じゅんのこと、だーいすき♪」
そう言いながら飛び付いて顔を見上げてみる。
目が合うとジュンは顔を真っ赤にして「ばかやろう」と瞳をそらしてしまう。
「ジュンの負けなのよ〜」
私は笑いながらいっそうジュンに強く抱き着いた。
ふと窓から暖かな春の風が舞い込んでくるのを感じる。
あの時に『貴方がいた幸せ』を書き綴った文集は、
その風に優しく閉じられていく…
横目にそんな光景を見て、私は少し切ない気持ちになった。
けどすぐにそんな切なさは消えていく。
私の背中をぎゅっと抱きしめた貴方から伝わる優しい体温。
私はこれからも『貴方がいる幸せ』を、そのぬくもりの中に感じ続けていく。
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 19:45:10.94 ID:Vi19UIBMO
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 19:59:58.18 ID:vztRcdO00
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 20:01:26.35 ID:J5PvI5D2O
あったまるよう…
ほんわかしました。
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 20:19:20.86 ID:skcn4mjwO
可愛いじゃねーかこのーw
「ん〜…」
「どうしたの?きらきー」
「二年経っても私達の百合短編は一つのリンクしかありませんわ」
「翠星石×蒼星石は8まであるのにね」
「と、言うわけで私達の魅力を知ってもらうためいろいろ計画しましたわ」
「どんなの?どんなの?」
「やっぱり色気と言う事で、まず一つ目はスク水で雪合戦!」
「ばぁっくしょーい!」
「へっきしょーい!!」
「風邪…ひきましたわね…」
「何となく…わかってたんだけどね…」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:00:43.39 ID:skcn4mjwO
たしかに不思議。やっぱり二人に接点が無いからかねぇ。共演したことないしな。
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:23:05.02 ID:MCcEGg1C0
保守
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:26:00.93 ID:skcn4mjwO
【怪盗乙女、ローゼンメイデン】
緊急 mission
『捕われた白崎巡査、桜田ジュン両名を奪回せよ!』
第一話《ピンクのリボンと10人のサムライ》
・あらすじっぽいモノ
白・ジ「助けてー」
以上!
では、どうぞ。
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:26:31.72 ID:skcn4mjwO
>>107 ミャンマー、アングロタウン。地下賭博場。
「コール」
女がけだるそうに言う。
「…ツーペアだ」
女がけだるそうにカードを見せる。
「スリーカード」
「ッ…!このアマ…!!」
堪えてきた怒りも頂点に達した、そんな顔の男が胸に手を入れる。周りもそれに習う。もはや一触即発、いつ爆発してもおかしくなかった。
だが、その女は優雅に組んでいた足を戻し、これまた優雅に立ち上がる。表情も余裕どころか、昼下がりのティータイムを楽しんでいるようにさえ思えるほどだ。実際、彼女は楽しんでいた。
「それで?ポーカーに麻雀にチェスに…他に何か無いのかしらぁ?」
「うるせえ!このインチキ野郎!!」
スパン、ドサ。
軽い銃声、転倒する男。
「誰が野郎よ。口をわきまえなさい」
「くそが!」
ジャカジャカジャカ!
「撃てぇ!撃っちまえ!!」
女は、嬉しそうに微笑んだ。
「おばかさぁん…」
ウイン、ウイン、ウイン…
「ジャック警部補!」
「おー、で?どうだった?」
「何時も通りですよ…誰かがマフィア相手に暴れまくったらしいですが姿は無し。連中も怪我だらけですが今の所死人無しです」
「やれやれなぁ。俺が言うのもなんだが、こんなイカレた街に何の用だが…」
「しかし毎度ながらたいしたモノですねぇ。あれだけ体に撃ち込んどきながら即死させないなんて」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:28:14.90 ID:skcn4mjwO
>>108 「それだけじゃねぇ。聞いた話しじゃやっこさんは毎度毎度連中の代打ち相手にカモってるそうだ。そんで連中がブチ切れるんだとよ。しかも別品の女ときてる。ふ〜…とんだ女神が舞い降りたモンだなぁ」
「あ〜そういえば奥様に逃げられたんでしたっけ…」
「おい、鼻の穴増やしたくなかったらとっとと仕事片付けろバカ」
「は、はいっ」
やれやれとばかりにタバコに火を付ける。嫌な事思い出させやがって…だがどう考えてもやっぱりアイツが悪い。浮気の一つくらい男の甲斐性だろうが。それをまったくネチネチと。これだから女は…いや、それにしても。
「女神、ねぇ…とすると、博打と戦の女神か。なるほど、チンピラじゃ敵わんワケだな」
アメリカ、ワシントン.D.C。ホワイト・ハウス前の桟橋。
断続的な電子音が微かに響く。予定に狂い無し。万事順調。だが、順調過ぎてついカイロを買い忘れたのはいただけない。この寒さは予定外だ…なんて考えていたからだろうか。手元のパソコンから声が聞こえた。
『Are you all right?』
「うん…ズズ。あと少しだから大丈夫かしら」
『Cheer up!』
「どうも。さて、じゃあそろそろイッてみようかしら?」
『O.K,master.Ready?』
返事の代わりにエンターキーを叩いてやる。すると、
「あ〜ら大変。あのホワイト・ハウスが停電しちゃったかしら〜…って、いくら最終テストでもちょっとやり過ぎかしら?」
『Don't worry』
「ピチカートが言うならそうよね。ただ照明の明かりだけちょっと落としただけだし。あら?メールが…」
『Master?』
「ふふっ、何でも無いわ」
『Are you happy,yes?』
「そうね…さて、私達も早く戻らないといけないかしら」
『I can't stand the awful cold more』
「…ジョークとして受けとっておくかしら」
『Thank you』
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:30:03.91 ID:skcn4mjwO
>>109 ブラジル、アマゾン川流域。ケシタ村。
「リンダ!早く来いよー」
「待ってよグエンお兄ちゃ〜ん」
今日はお仕事はおやすみの日。ですが、お兄ちゃんといっしょにお出かけです。
「仕方ないだろ?母さんの熱が下がらないんだから。少しでも多く魚を捕って、それを売って、薬を買うんだ」
けれども薬はとても高いです。とても私達のお給料で買えません。
「うん…でもそこの川は危ないって村の人が…」
「てことは誰も来て無いんだから、たくさん捕れるハズだ。…ほら!見てみろリンダ!あんなにでっかい魚が居る!よっし、リンダはそこで待ってろ!」
「あ、お兄ちゃん…!」
「待ってろ魚ぁあああ!」
お兄ちゃんの事は好きですが、私の言うことはあまり聞いてくれません。しばらくすると、お兄ちゃんの後ろからたくさんのお魚が近付いてきました。あれはたしか…うん、前に見た事がある。たしか、たしか、たしか…
「…あ!お兄ちゃん!ピラニアだよ!」
「へ?う、うわああああ!」
突然たくさんの魚がお兄ちゃんに跳びかかりました。私は恐くて目をつむってしまいました。でも…
ズバババババババ!
「うひゃあ!?」
聞こえてきたのはお兄ちゃんの悲鳴じゃなくて、凄い水の音でした。水の槍のようなものがお兄ちゃんの周りに降り注いでお魚を貫いたのです。
「お、お兄ちゃん…?」
「ん…助かった…?て!リンダ!後ろ!後ろー!」
「へ?あ…ああ…」
なんと私の前にはとても大きな蛇がいました。私は恐ろしさのあまり声が出せず、その場にへたり込むしかなかったのです。
「リンダー!」
風が吹いた。はじめはそう思いました。それは前髪が少し揺れたからです。でも、すぐ後に目の前の蛇は倒れてしまいました。よく見ると体があちこち切れていて、とても痛そうです。
「リンダ!大丈夫か!?」
「う、うん…大丈夫」
「まーったく、何が大丈夫ですかこのチビチビ兄妹!危うくおっ死ぬトコだったですよ!」
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:32:12.80 ID:skcn4mjwO
>>110 突然の声に二人で振り向くと、そこには大きな如雨霧を抱えた髪の長い女性が立っていました。
「まあまあ、助かったんだから。それに話し、聞いてたでしょ?」
またまた二人で反対側に振り向くと、そこには大きな挟みを担いだ女性…かな?が、立っていました。
「君達?お金が欲しいのは解ったけど、ここは危ない生き物が沢山いるんだ。近付いちゃいけないって言われたよね?」
「は…はい…」
お兄ちゃんが頭を下げたので私もそれを真似します。
「まあそれでもお母さんを助けたい気持ちはよく解るよ。だからお家に案内してくれるかい?ある程度ね診察ならしてあげられる。そのかわり、近くの街への足を貸してくれないかな」
「は…はい!」
お兄ちゃんは本当に飛び上がって喜びました。どうやらこのお姉ちゃん達はお母さんを助けてくれるようです。だからお姉ちゃん達を連れて急いで家に帰りました。
その途中、後ろで『随分体と太刀筋がスリムになりましたね。瞑想とやらの成果ですか?』とか『そっちこそ。随分と繊細な事が出来るようになったじゃないか。羽虫相手はさぞ苦労したんだろうね?』とか話してたんだけど、私にはよくわかりませんでした。
オーストラリア、ウエスタン。ハマーズリー鉄道。
「ああっ、畜生!」
まったくなんてツイてねぇんだ俺は!朝のお祈りも欠かさなかったってのに…しかも今日は客も客なんだぜ?たのむぜマリア様よ…
「どうしたの?」
イカン。この声はご立腹だ。
「おお、すまねぇな嬢さん。見ての通り落石で線路が塞がっちまってんだ。悪いが撤去車が来るまで動けねえなぁ…」
「私は急いでいると言ったハズなのだわ」
「それはそうなんだが…」
うむ…なんだ。この娘さんを見てるとママを思い出すぜ。ああ、ママの尻叩きは痛かったなぁ…
「はぁ…仕方ないわね」
「お、おいおい。どうする気だ?」
このママ似のお嬢さんは何を思ったのか知らんが道を塞ぐ岩に歩いていったんだ。
「ふん…ねえ貴方、危ないから下がっていなさい」
まさか…この岩を退ける気か?
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:34:32.95 ID:skcn4mjwO
>>111 「ちょ!おいおいそりゃ無理だ!何百キロあるかわからん岩だぞ?焦る気もわかるが落ち着いて…」
「ホーリエ、“ボンド(絆)40”」
すると俺のヘソくらいの背丈のお嬢さんは俺の制止を無視してよくわからん事を言い始めた。ついでにいっちょ前に構えまでしてやがる。そういえば怒ったママも俺の言う事は無視してたっけなぁ…だが、そんな考え事をしてられたのは数秒だったのさ。
「紅…拳!」
ズゴン!ガラガラガラ…
「なあ!?」
俺は初めてママよりおっかない女が居る事を思い知ったぜ…俺よりでかい岩を殴って粉砕だぞ!?あんなんで尻を叩かれた日にゃ俺の自慢のナニが月まで吹っ飛んじまう!!
「ふう…30くらいでよかったのだわ。さて、これで発車出来るわね?」
「お、おお…」
とにかく、俺のナニの閉まりが良くて助かったぜ。危うく失禁しちまうとこだった…
「ではお願いするのだわ。…ああ、そう。喉が渇いたから紅茶を湧れて頂戴。5分以内で」
「・・・」
そこで俺は再び閉まりのいいナニに感謝する。だがな、あんなモン見せられた後でこう言われて、しかも手元に紅茶なんか無かった時の俺の気持ちがお前らに解るか?
イギリス、ロンドン。大英博物館。
〇月□日、晴れ。
今日もいい天気でよかった!これならちょっとチビって濡らしちゃった布団も乾いてくれるはずだ。でも、断じて僕が幼いんじゃない。夢に出たマカロニのお化けが悪いんだ。
そして今日も博物館に行く。目的はもちろん、あのお姉ちゃんだ。僕がアレをもって行ったらもう階段に座ってた。うーん、何時からいるんだろ?
『おはようなの。コル君』
『う…うん!苺のお姉ちゃん…』
お姉ちゃんの声は可愛いくて優しくて、名前を呼ばれただけでドキドキする。でも、顔が熱くなるのは何でだろ?
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:36:30.96 ID:skcn4mjwO
>>112 まあそれは置いておいて、早速アレを渡してあげる。僕のお気に入りの玩具、ルービックキューブさ。さあ、今日はどのくらいでクリアーするのかな?
『ベリーベル。』
あの不思議な呪文で現れる細い紐。なんども見てるけどぜんぜん仕組みがわからないや。凄いなぁ。
『…何時でもいいのよ』
『うん。じゃあ、よーい…どん!』
バシャバシャバシャバシャ…
『終わりなの』
カチ。
『えっと…6.88秒!』
あの細い管がヒュンヒュン動いてキューブを回すのは本当に見てて面白いなぁ。そしてついに目標って言ってた7秒を切ったんだ!流石は苺のお姉ちゃんだ!
『やったよお姉ちゃん!おめでとう!』
『ふふ、ありがとうなの』
『それで…さ、よかったら今から…その、家に来ない?だから…お祝い…みたいな…』
『ありがとうコル君。でもヒナはもう行かないといけないのよ』
『え!?お姉ちゃん居なくなっちゃうの!?』
『ごめんねコル君。そのかわり、このリボンをあげるわ。ヒナの大切なリボンだから、大事にしてね?それじゃあ…さようなら、なの』
はあ…誘えなかった上にもう会えなくなるなんて…なんだか胸に穴が開いた気分だったなぁ。また布団を濡らしちゃったけど、別にまた漏らしたワケじゃないぞ。
それにしても、別れる時に振り向いたお姉ちゃんは本当に綺麗だったな…将来お嫁さんになる女の人はお姉ちゃんみたいな人がいいな!だからこのピンクのリボン、大切にしなきゃ!…でもどうすればいいんだろ、コレ?
フランス、リムザール。サン・マスティア教会。
ガシャ、ジャキン。
ボルト・アクション式。さらにストックやフレームが木製の古臭いライフルに弾を込め、構える。しかしその先にあるのは壁であり、的はその向こう側にあるため肉眼では見る事が出来ない。
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:38:47.21 ID:skcn4mjwO
>>113 「準備はいいですよ」
一人のシスターが壁から離れる。それからしばらくして、教会の裏の空き地に乾いた銃声が響いた。
「当たりました。シスター・キラ」
「…ありがとうございます。シスター・アレンダ」
アレンダと呼ばれた女性はこの教会を仕切る高齢のシスターだ。しかし、その目には力強さが伺える。そしてその目が、銃をもつ彼女に向けられた。
「シスター・キラ。本当に良いのですか?その“銃”と、その“目”を使っても」
彼女は片方しか開いていない目を閉じ、ゆっくりと開いた。
「シスター。数多くの命をあやめ、悪魔とまで言われたわたくしを匿っていただいた事には本当に感謝しています。シスターのおかげで、わたくしは変わる事が出来たのですから」
「妹さんのため、でしたか。貴女がソレを捨てた理由は。それで?今、貴女はソレを使わなくてはならない事態だというのですか?」
「はい。今のわたくし…いいえ、私達に必要な力なのです。たとえどんなにわたくしにとって忌まわしいモノでも」
「…仲間のために自分を殺すのですか?」
「いいえ、シスター。わたくしにとって、今の仲間達こそが、自分そのものなのです。わたくしの全てなのです」
アレンダはやれやれとばかりに首を振った。
「まったくねぇ…どんな理由であれ、貴女のそんな姿は見たくなかったのですが。いいでしょう、持っておいき。ですが、ソレを持って行くなら私は貴女をシスターと呼ぶ事は出来ません」
「…わかっておりますわ」
「だから…ちゃんと返しにおいで。その時は紅茶の一つも振る舞わせておくれ?」
例えそれがどんな理由であれ場所であれ、自分を待っててくれる人が居るという事は幸せな事だと思う。だから、笑顔で答えた。
「ヤー、シスター」
南極、ベルグラーノ基地付近。
「隊長、やはり…通信は回復しません…」
「そうか…」
ウチの部隊が吹雪に見舞われ、仲間がはぐれてしまったのが一週間前。基地についてから部下を一人連れて捜索に辺り、無事発見しまたのはよかったんだが、そこで再びの嵐で完全に孤立してしまった。
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:40:27.79 ID:skcn4mjwO
>>114 「ベルグラットの様子はどうだ」
「微かに意識はありますが、そう長くは…」
それは俺達も同じだ。嵐が収まってくれたのは幸いだったが、手元の通信レーダーが不調を起こして使いモノにならない。この雪原をふらふら歩き回るワケにもいかない。つまり助けを待つしかないが、このままでは…
ピピピピピピピピピ!
「ん?何だ?何の音だ?」
もぞもぞ…ぼしゃあ!
「うおっ!?」
死にかけの人間には幻覚や幻聴は珍しいもんじゃない。だから始めはそんなんだと思ったが、幻にしてはやたらリアルだとも思った。だが、どういう状況になれば目覚まし時計を持った女が雪の下からはい出てくる?しかもこの南極で?
「お、おい…」
「・・・」
その女の顔は真っ青だった。そりゃあ雪の中に埋まってりゃ普通は凍死だ。だが信じられん事にその女は死人みたいな顔色をしながらも話しかけてきた。
「貴方達は…?」
「ん…その、なんだ。レーダーが壊れて遭難してしまったんだが…」
するとその女、また雪の中にずぶずぶ入ったかと思ったら通信機、レーダー、医療品、食料もろもろを出してきやがった!
「た、隊長…!」
「おおお!助かった!助かったぞマイケル!ベルグラット!助かった!!」
「よかったね…私が埋まってて」
命の恩人に対しちゃあんまりだが、俺はそこで失笑を抑える事ができなかった。
カナダ、ナイアガラの滝。
「ヤー!ご覧ハニー!見事な滝じゃないか!」
「そうねダーリン!ねえ、私もっと近くで見てみたいわ!」
「おいおいハニー、危ないじゃないか。でも君のそんな大胆な所も好きさハニー!」
「うふふふふ。あら、見てダーリン。滝の近くに小さなボートが居るわ」
「HAHAHA!嘘はイケナイよハニー!そんなワケ…おや?」
ピピー!
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:42:02.93 ID:skcn4mjwO
>>115 『そこの君!危ないから直ちに戻りなさい!!』
制止を無視して滝坪へと近づく小船。そしてそこには、降り注ぐ霧状の水に全身を濡らした胴着姿の少女。
「まあダーリン!きっとあれはジャパニーズ・サムライね!」
「いやいやハニー、サムライは男なハズだよ!でも確かに…あれはジャパニーズ・ソードを持っているね」
「あらまダーリン!あの女の子何かするみたいよ!大道芸でも見れるのかしら!」
「HAHAHA!それを言うなら大滝芸だよハ…」
「柏流“参式”…」
その時、少女は呟き
「“菊葉一門”」
そして、消えた。
ザバアアアアア…!
「オウ…マイガッ…!」
「ダ、ダーリン…滝が…滝が割れて…」
「ごめんよハニー…僕が間違っていた…彼女は間違いなく、ジャパニーズ・サムライだ…」
イタリア、ロゼーン島。作戦会議室。
東ティモールでの白崎、ジュン両名拉致より約三ヶ月。
「ローズ1、およびローズ5。帰島したわぁ」
向こうから打診された時はまもなく訪れる。
「ローズ3、4、そして柏葉巴、只今帰島したですぅ」
皆泣いて、誓って、鍛えて、帰ってきた。
「ローズ6、7、8。今帰島したの!」
どれだけ悔やんでも過去に戻れぬと言うのなら。
「これで全員帰途を確認したかしら。草笛みつ“司令官”」
よろしい。ならば、その過去さえ霞むような未来を作るまでだ。
「ご苦労様、みんな。では、作戦を説明するわ。白崎巡査、桜田ジュン両名奪回作戦を」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:44:36.65 ID:skcn4mjwO
>>116 投稿終わり。
第一話って言うよりエピローグですね。変えておこうかな…
さて、次からは皆頑張ります。せっかくパワーアップしたので、強い敵も出しちゃいます。お決まりです。でも出します。
それでは、お疲れ様でした!
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:04:17.10 ID:skcn4mjwO
ちがうプロローグだ保。
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:13:03.08 ID:Vi19UIBMO
この修行して帰ってきたときのワクワク感は異常w
続きがめちゃ楽しみ〜
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:34:43.56 ID:skcn4mjwO
保守ですぅ
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:46:33.18 ID:r/YH70Yi0
>>117 鉄道のオッサンいいねえ
こういうガイジンのノリ大好きだwwww
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:01:26.94 ID:skcn4mjwO
保守だよ
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:14:28.78 ID:Pt3jPHFk0
ぬ
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:21:24.68 ID:ri0DoQfhO
ほ
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:30:35.64 ID:Pt3jPHFk0
│
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:38:32.45 ID:skcn4mjwO
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:40:04.91 ID:e2pGCScg0
>>117 もともととんでもなかったのに・・・・さらにパワーアップって・・・・
今助かっても、すぐにJUNは死にそうだ(w
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 00:02:47.23 ID:7kAVF9JG0
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 00:18:37.54 ID:7kAVF9JG0
ほ
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 00:24:09.90 ID:U6oSrxcLO
銀「む…妙に小腹が空いたわねぇ。あまり寝る前に食べるのは良くないけど…このままじゃ寝付き悪そうだしぃ。あら?そもそも何か食べるモノあったかしら?」
タタタタ、ガチャ
銀「え〜〜と、牛乳…卵…豚肉…お豆腐…めぐ…まいたけ…あ♪プリンがあるじゃなぁい♪いっただきぃ♪」
バタン。
銀「えっとそれからガムテープガムテープ…これでよしっと。うふ♪プリンいただきまぁす。…ん〜、んまい♪」
コト。タッタッタ。
銀「さて、また歯を磨いて寝るとしましょうねぇ〜」
パフ。
銀「おやすみぃ」
ガタガタガタ…アレ!?ア、アカナイ!ガタガタガタ…ダ、ダレカー!ガタガタガタ…スイギントー!タスケテー!ガタガタガタ…
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 00:26:39.23 ID:ctO2qvk/0
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 00:39:27.84 ID:97bt1MN30
>>130 これが後に女の子スレを席巻する雪女めぐの誕生秘話であった
ないない
133 :
ずっと傍らに・・・激闘編 第十三章〜ジュンside〜:2008/03/07(金) 00:48:00.88 ID:RAME+7Rv0
銀「はぁ?…試合前だってのに?」
ゴールデンウィーク開始早々、
僕は外から思いっきり聞こえてきた怒声で目が覚めた。
窓を開けてそーっと玄関の方を覗くと、
制服姿の水銀燈とねーちゃんが話し込んでいた。
水銀燈はワナワナと震えているようだった。
握り拳をつくっている。
ジ「…」
まぁまぁ抑えて…と宥めているねーちゃん。
どこかにサンドバッグがあったら止まらなくなる、といった雰囲気の水銀燈。
2人はそのままチャリに乗って学校の方へ漕いでいった。
…と思えば、今度は翠星石が走ってやってきた。
ジ「…」
何となくぼーっと眺めてると、
翠星石はインターホンに指を…
ジ「ちょっ…ちょーっと待った!」
つい声を上げてしまった。
あいつの連打癖からして、あの後何をするかは見えたもんだ。
普通に「おはよう」と言っても良かったんだけど…
翠「…」
134 :
ずっと傍らに・・・激闘編 第十三章〜ジュンside〜:2008/03/07(金) 00:51:07.38 ID:RAME+7Rv0
>>133 こっちを見上げる翠星石。
…不機嫌そうな顔だ。
あぁ…やっぱり「おはよう」って言う方が無難だったのかなぁ。
こないだ僕の家に泊り損ねたことにまだ不満を抱いているのか…?
翠「…」
嗚呼…
この雰囲気って結構苦手なんだよな…orz
翠「──ジュン!表に出ろです」
…えぇ?…今日は殴られるのか…?
思わず聞き返してしまう。
ジ「え?…僕何か悪いことしたっけ?」
一瞬ポカンとして、急に慌てふためく翠星石。
ジ「…」
翠「わわ…ごめんですぅ」
ジ「え…」
翠「ちょっと眠くて…あの…うわの空だったんですぅ!」
ジ「あぁ…それなら良かった…」
ホッと胸を撫で下ろすのも束の間…
翠「…だから、ちょっと付き合えってことです!」
ジ「は?」
135 :
ずっと傍らに・・・激闘編 第十三章〜ジュンside〜:2008/03/07(金) 00:51:47.81 ID:RAME+7Rv0
>>134 ──こっちも落ち着かなくなってきた…
翠「あー…え…いや、あの、付き合えじゃなくて…」
ジ「?」
翠「とっ…とにかく、街に出るです!」
ジ「あ?」
翠「水銀燈の行きつけのケーキ屋に行くですよ」
ジ「…そ、それは無理だ!」
そんないきなり言われてもだな…
僕は引き篭もりだぞ!
ABCに遭遇するのも怖いし…
翠「──そうですか…」
ジ「いやぁ…まだ無理だって…」
翠「そうですね。じゃ、また今度です…」
翠星石は肩を落として引き上げていってしまった。
罵りはじめるわけでもなく、実にあっさりと。
ジ「ちょっ…待てよ…」
翠「ひとまずお前は家に居てろです!…また来ますから──」
その逃げるように去っていく後ろ姿が僕の不安をどんどん増長させていく。
何か胸につっかえる感じがする。
ゾクゾクッとしてくる…
もう一度呼び止めようとした時には、
すでに翠星石の姿はなかった。
136 :
ずっと傍らに・・・激闘編 第十三章〜ジュンside〜:2008/03/07(金) 00:52:46.87 ID:RAME+7Rv0
>>135 ──もしかして、昨日のことで凹んでるのかな…
僕の家で泊るってそんな重要なことなんだろか…?
う〜ん…。
外に出るしかないのかなぁ…
ま、とりあえず翠星石の家に行くつもりで着替えるか…
〜〜〜〜〜
着替えながら、ふと僕はため息をつく。
もし本当に街へ行くことになったらどうする?
…この服装ではちょっと軽すぎるのではないか?
もっと変装が要るのだろうか…
嫌な予感がすればダッシュで家に帰ろう。
翠星石には悪いけれど…
そうしたドス黒い決意を胸に、僕は家を出発した。
──街。
それはこの市の中心部。
朝から晩まで人で溢れかえっている場所だ。
その中心となる駅は、この辺りからだとJRと地下鉄で同じ9駅くらい。
私鉄で17駅くらい…の場所にある。
今の僕の状態では正直遠い。
いや、遠すぎる…
137 :
ずっと傍らに・・・激闘編 第十三章〜ジュンside〜:2008/03/07(金) 00:53:12.44 ID:RAME+7Rv0
>>136 本気で怖くなった時に逃げ出すタイミングはどうしようか…
でもそれだと翠星石を放置してしまう事になるよな…。
──色々考えてるうちに、翠星石の家に着いてしまった。
さて、何と切り出そうか…。
恐るおそるインターホンに手を伸ばした──
ピーンポーン
紅「はい?」
ジ「ヴぉ僕だよ、僕ぼ僕」
紅「はいはい、何でそう挙動不審なのかしら…?」
玄関が開く。
落ち着き払った様子の真紅を見て、
さっきの自分とのギャップに気づき、思わず吹き出してしまった。
紅「早く入りなさい」
〜〜〜〜〜
ジ「おじゃましまーす…」
玄関を上がり、リビングのドアを開くと、
とりあえずリビングのテーブルに紅茶がひとつ。
あと雛苺がダイニングのテーブルの上でお絵かきして遊んでいるだけだった。
僕と真紅と雛苺。
他には誰もいない。
138 :
ずっと傍らに・・・激闘編 第十三章〜ジュンside〜:2008/03/07(金) 00:54:14.11 ID:RAME+7Rv0
>>137 ジ「ねぇ、翠星石とかは?」
紅「2階よ」
真紅はソファに座って紅茶を嗜みはじめた。
紅「すぐに帰ってきたけど、何しに行ったのかしら…」
真正面を向いたままの真紅。
絶対にこっちを見ようとしない。
ジ「じゃあ、2階行ってくるよ…」
真紅の口元がかすかに緩んだ気がした。
〜〜〜〜〜
──2階。翠星石と蒼星石の部屋の前。
ドアが閉まってたのでノックする。
コンコン…
ジ「おーい…」
翠「どーぞです」
ガチャ…とドアを開くと、翠星石が勉強机に向かって座っていた。
広げられているノートには何かがビッシリと書かれている。
ジ「ゴールデンウィークの宿題?」
翠「まぁ、そうですけど…」
139 :
ずっと傍らに・・・激闘編 第十三章〜ジュンside〜:2008/03/07(金) 00:55:25.63 ID:RAME+7Rv0
>>138 …そうノートを閉じつつ言うが、
翠星石もまたこっちを向いてくれない。
やけに瞬きが多いのは気のせいか──
ジ「もしかして…まだ怒ってる?さっきのこと」
翠「…」
ジ「ごめん…」
無理だ!…なんて無愛想に言った僕が悪かった。
怒ってるのなら許してほしい…
翠「謝るのはこっちです…」
ジ「え?」
翠「ごめんです…」
何で翠星石が謝らなければならないんだ…?
ジ「…どうしてまたそんな──」
翠「まだまだ現役バリバリのヒッキーを無理やり連れ出そうして…」
ちょっとそれは聞こえが悪いが…あれは無理やり…なのか。
いや、でもなぁ…。
ジ「…」
翠「水銀燈にケーキを買ってやりたかったんです…。
最近は行きつけのケーキ屋にも行く暇がないみたいですし、
部活の事で荒れ気味ですから…」
ジ「そうだな。確かに荒れてる…」
140 :
ずっと傍らに・・・激闘編 第十三章〜ジュンside〜:2008/03/07(金) 00:56:01.30 ID:RAME+7Rv0
今朝目が覚めたのは、まさにそれが原因だ。
翠「それで、そのケーキ屋に行こうとしたんですけど、
蒼星石は部活ですし、真紅は行く気がしないって言いますし、
下の4人を連れていくと、常に五月蝿くて大変ですし、
ダメ元でお前の家に行ったんですよ…。
──それに、水銀燈は…何か…変にジュンの事がお気に入りみたいですし?」
ジ「あぁ、そうだなぁw」
>>139 何故か、水銀燈が僕を抱きしめて、僕がスクラップされそうになる光景が頭に浮かんだ…
〜〜〜
銀『ジュンくぅん?』
ギュウゥゥゥゥゥ…
ジ『痛い痛い痛い!…』
銀『何かね、もう…どうしたらいいのか分からなくなっちゃった…』
ジ『え?』
〜〜〜
ジ「…」
翠「だからジュンが買って来た!って言ったらどれだけ喜ぶか…って思ったんです…」
ジ「…」
翠「──ジュン?」
141 :
ずっと傍らに・・・激闘編 第十三章〜ジュンside〜:2008/03/07(金) 01:00:08.39 ID:RAME+7Rv0
>>140 今日この家に来て初めて翠星石がこっちを向く。
ほのかに充血した目を潤ませていた。
…どうも…ひとりで自分を追い詰めている感がある。
僕が引き篭もりになってから、翠星石には迷惑を掛けっぱなしだ…。
こんな僕が思いのままのことを伝えることを許されるのなら──
ジ「…全然怒ってなんかないよ…うん…」
逆に翠星石にビクビクしてたぐらいなのにな…とは言えなかった。
翠星石は机に向き直り、手を顔に当ててざめざめと泣き出した。
どうも翠星石は色々背負い込みすぎているようで…
それは僕のせいでもあるだろうし、
翠星石だけでなく水銀燈にも申し訳なく思えてきた。
何かこう、熱いものを感じずには居られなかった。
ジ「じゃあ、買ってくるよ…」
あ…言ってしまった…。
ジ「僕ひとりででも──」
翠「無茶言うなです!」
翠星石はバッと顔を上げて咎めるように言った。
翠「病院でも見舞い客の差し入れにばっか頼って、
ろくに売店にさえ自ら進んで行かない奴が、
そう簡単に街に出られるわけないです!」
ジ「…」
142 :
ずっと傍らに・・・激闘編 第十三章〜ジュンside〜:2008/03/07(金) 01:00:41.33 ID:RAME+7Rv0
>>141 翠「無理するにはまだ早いです」
お見通しだった。
急に態度が変化しているのは気のせいか…
ジ「でも僕は一日でも早く退院したかっ──」
翠「それは病院食が不味いのと、
病院が意外とオープンな場所だったからってだけです!」
これもお見通しだった。
ちょっと腹が立つほどだった。
だんだんさっきとは別の意味で熱くなってくる。
ジ「それが分かってるなら、何でさっき僕の家に来たのさ?…」
翠「それは…」
口ごもる翠星石。
僕はますますヒートアップした。
ジ「いいよ。行ってやるよ。独りで」
翠「…」
ジ「お前がいなくても何とかなるから」
しばらく沈黙が続く。
次第に僕は冷や汗をかきはじめた。
143 :
ずっと傍らに・・・激闘編 第十三章〜ジュンside〜:2008/03/07(金) 01:01:07.32 ID:RAME+7Rv0
>>142 ジ「…」
翠「…」
ジ「…」
翠「──!!」
…と、翠星石はキレたように突然僕を思いっきり突き飛ばした。
僕は2段ベッドの下段、蒼星石のベッドに放り込まれた。
何事か…と考える暇もなく、物凄い罵声が飛んできた。
翠「じゃあ〜1人で行きやがれです!!もう知らねぇです!!消え失せろです!!」
──とか言いつつ、ベッドはドアとはまったく逆方向の位置にあるのだが。
ちくしょう…。
ジ「あ、そ!じゃ、行ってくるよ!」
何かもうますます腹が立って、この部屋を自分から出て行ってやった。
ったく、何でそう怒鳴られる必要があるんだよ──
翠「バカァーーーーーー!!バカバカバカァーーー!!」
そして翠星石はドアをバスコーン!!と閉めた。
…。
…。
144 :
ずっと傍らに・・・激闘編 第十三章〜ジュンside〜:2008/03/07(金) 01:01:29.82 ID:RAME+7Rv0
>>143 2階の廊下に僕がひとり。
ジ「…はぁ」
──ひとつため息をつく。
そしてその向かいのドア付近の壁にもたれかかり、頭を抱える。
僕たちって何でいつもこうなんだろう…。
僕が引き篭もりになってから、ちょっとはマシになったと思った矢先の出来事──
ふと振り返る。
固く閉ざされたドア。
そばにいてくれる人に当たってどうするんだ。
何でABCの野郎どもにはこうやって強気の態度で臨めないんだ?
僕は視線を落とした。
145 :
ずっと傍らに・・・激闘編 第十三章〜ジュンside〜:2008/03/07(金) 01:04:21.12 ID:RAME+7Rv0
終わりだす。
ご無沙汰してます。この頃時間が無いもので…
あと
>>140のアンカーを変な位置に挿入してしまってスマソ。
(例の猿が来ない法則はまだ健在のようですな…)
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 01:24:21.93 ID:bYjRwsi8O
☆
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 02:00:40.46 ID:69z4xcmIP
h
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 02:27:26.55 ID:Et7fAFmJO
ほ
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 02:33:41.95 ID:7kAVF9JG0
>>145 ジュンもまだまだこれからですなあ
翠星石のピンポン連打は好きw
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 03:13:29.17 ID:2N9Oc9Ho0
ほ
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 03:47:08.06 ID:69z4xcmIP
h
保
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 04:47:53.48 ID:69z4xcmIP
h
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 06:31:26.85 ID:U6oSrxcLO
あさほ
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 06:52:46.90 ID:x1XXz9rAO
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 07:49:05.08 ID:rayOta9EO
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 09:05:48.06 ID:9eGr6TPCO
ほしゅ
ジ「300回か……」
巴「長かったような、そうでもないような……」
ジ「……あのさ、聞きたいんだけど」
巴「うん、なに?」
ジ「柏葉って、本当に人形なのか?」
巴「……どういうこと?」
ジ「いままでの話を見ていくと、『人間だろこれ』な話も多いような…」
巴「それはね、二重性よ」
ジ「……二重性?」
巴「そう、二重性。人間の性質と人形の性質を同時に併せ持つ、これを巴メイデンにおける”柏葉巴の二重性”と言うの。
だから、ある側面から見れば人間に見えるし、またある側面から見れば人形に見えるの」
ジ「なんという…」
巴「設定とは必ずしも一貫した性質をもたないわ。正確に決めることは不可能。
だから、人間なのか?人形なのか?服は制服なのか?それともドレスなのか?
契約は結局してるのか?指輪は?身長は?歌うまいの?へたなの?
といった要素は確率的にそれぞれの話に分布されてるわけ。
これを”柏葉巴の不確定性原理”といいます」
ジ「それは何か違う気がする」
巴「つまり、細かいこと気にしたら負けということ」
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 10:29:33.38 ID:rayOta9EO
>>158 300回ですか!
凄すぎ、俺も細かいことなんか気にしないで生きるよ。
>>158 300回乙
いつも面白いネタをありがとう
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 10:52:09.17 ID:ZFIu2J8c0
>>158 鵺かよっ!
300回乙です。そうそうできるもんじゃない。
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 11:36:52.92 ID:YPXakq6x0
300回記念保守
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 11:44:49.73 ID:YpDfbR1BO
>>158 巴メイデンのおかげでローゼンキャラの中で巴が二位になりました!
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 11:45:39.25 ID:YpDfbR1BO
あ、俺個人の話ね
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:21:36.77 ID:U6oSrxcLO
保守よぅ!
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:21:44.35 ID:MW4TjYeY0
ho
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:23:30.63 ID:RqijPjQFO
薔薇乙女家族番外編弐の続きを投下させていただきます。
薔薇乙女家族番外編弐 その二之二
〜旅人〜
ジュンと一時の道連れ…お互いに沈黙続きのままだ。それでも車はブンブンと快調に道路を駆け抜けていき、看板や街灯、街灯の明かりを受けてぴかぴかに輝いている車の群れをさっそうと追い抜かしていく。
やがて下り坂にさしかかったので、ジュンはシフトレバーをドライブギアからローギアにチェンジさせ、エンジンブレーキをかけながら下っていく。免許講習の際の教えを忠実に守った走りだ。
このバンはディーゼルエンジンだからエンジン音がとにかくやかましい。だが捉え方によっては非常に力強く、登りも降りも何のそのとクリアしてくれそうな頼もしさもある。
現にこのバンは人を四人乗せて、さらに食料品や水に予備燃料等々を積載していながら、山を登っては走り、山を降っても走り、なかなかの走破力を見せつけてくれる。妻と知り合った頃から手に入れてかれこれ十数年となるが、まだまだ現役である。本当に頼れる相棒である。
「…この車、ずいぶん長い事乗っているんですね…」
しばらく黙っていた彼がようやく口にした一言だ。
「ええ、妻と出会った頃…辺りでしたかね、これを買ったのは。十何年となりますね」
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:24:59.93 ID:RqijPjQFO
「十何年ですか。もしかして…その頃から旅を…?」
「う〜ん…始めたのは、そのもう少し前ですかね。二十年くらいになりますよ」
「二十年!ずいぶん長い事旅をしているんですね…」
「人生の半分を旅して過ごしてますからね。思えば色々とありましたね…」
「…何故そんなに長く旅を?」
きっと言うと思ったと、ジュンは唇をほころばせた。
「故郷を嫌って飛び出したのが始まりでしたね。最初はほとぼりが冷めたら帰ってくるつもりだったのですがね…ある電車に乗った時に、そうだ、旅をしようと決めたんですよ」
「電車…ですか?何かあったんですか」
「そもそも僕が故郷を出たのは、故郷の人達が僕を目の上のたんこぶ扱いするせいで、近所との摩擦が多かったからなんです。そのせいで僕は自然と人間不信となっていました。それを変えた出来事が電車であったんです」
「…と、言いますと…?」
「妻と出会ったんですよ、その時にね」
当の本人は相変わらず寝ている。まさか自分が話題に引き出されているなんて思う由もないだろう。
「…そうだったんですか…。その時に奥さんと…ご一緒に?」
「いや、彼女とは話をして意気投合するまではいったのですが、その日のうちにまた別れてしまったんです。ですが何の縁かは分からないのですが、僕が旅を始めてからは何回か電車で会う事がありましてね、その度に話をしていたもんですよ」
「そしてその都度、また別れ別れに?」
「はい、そしてまた会ってはまた別れる、この連続でしたね。面白い話ですがね。それで何時だかにあんまり面白い巡り合わせなもんだから一緒にならないか、と僕が彼女に声をかけたんですよ」
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:26:20.00 ID:RqijPjQFO
「それで…ご結婚されたと」
「はい。今思えばあの時から妻はなかなか面白いやつでしてね、妻があんな性格だったから僕も彼女に惹かれて、旅をしてみようと思ったんですよ」
「奥さんと…一体どのような事があったんですか?電車で」
ジュンはふと苦笑いを浮かべた。
「妻のやつ、人を見るなり“あなたも旅人?”なんて訊いてきたんですよ。僕は別によれよれの上着を着てたわけでもないのに、重い荷物を持っていたわけでもないのにそう訊いてきたんです。人を見るなり“あんたは旅人か?”と訊くやつなんて初めて見ましたよ。
いきなり何の事かと訊いてみたら、“妙にくたびれた様子だったから”だなんて言われてしまいましてね、全く笑っちゃいます…ずいぶんなあいさつだな、て思いましたよ。
したら妻は僕の隣にぼすっと座って、しきりに話しかけてきたんですよ。正直、馴れ馴れしい人だなとは思いましたが、周囲との摩擦続きで疲れていたのもあって、追い払う事もせずに適当に相槌をうって話を聞いてました。
妻はその時、旅を始めて三年程になると言ってましたかね…やはり彼女の話の内容は旅の思い出話でした。
最初は適当に聞いてただけでしたが…彼女の話を聞いているうちに、なんだか僕も夢中になってましたね。彼女はどういうわけか面白い女でして、いつの間にか引き込まれてましたね…」
「話を聞く限りでは…奥さんの方が旅の経験者みたいですが…」
「はい、ですから彼女と一緒になった時は正直助かりましたね。やはり旅の仕方とかは妻の方がよく知ってますしね…。
…それで…会話に夢中になっていましたが、やがて彼女は“この駅で降りる”と席を立ったんです。荷物も持って僕に“それじゃあねぇ”とだけ言うと、ひょいと電車から降りて…それからしばらく別れ別れとなったわけです」
「…つまり、奥さんのお話を聞いて自分も旅をしようと決めた…と」
「あと、煩わしい隣近所と見切りをつけたいのもありましたからね」
「なるほど…」
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:30:13.85 ID:RqijPjQFO
「つまり僕は、自分のおかれた境遇が嫌になって故郷を捨てたというわけですね。…でね、………えっと…」
「あ、私、梅岡といいます」
「失礼…で、ですね…梅岡先生、僕があなたにたしなめたのは、旅をするなというわけではないんですよ。
旅というのは寝床にも食べ物にも、足にも負担が掛かるものです。風呂にもありつけない事もあるし、重い荷物を抱え込まなきゃならないし、服は次第に傷んできたりします。苦労に苦労を重ねても構わない、そう腹に決めないと旅なんてできないですよ。
…こう言うと多分、“言われなくても分かっている”とお思いになるかもしれませんが、よく考えてください。自分のいた故郷に帰りたい、家に帰りたいと思っても、また長い道のりを辿らなきゃいけないんです。帰りたい時に帰れないんです。
それに…ある意味一番こたえるものとして、周りの視線ですね…やはり常に清潔でいられるわけではないので周りの視線に悩まされたりもしますよ」
ジュンはバックミラーに映る梅岡の顔をチラリと見た。深く思い悩んでいる様な顔をしていた。
「旅というのはね、生半可な考えでは後悔するだけですよ。後悔しただけで終わった旅ほど虚しいものはありません。それに、旅の目的が先生の場合、“不明確”じゃないですか。
目的が不明確だと、旅はいつ終わるかなんて見当もつかない。見当つかずの旅を続けるのは本当に容易じゃないですよ」
彼にはもちろん、彼なりの考えがあるだろう。だが、自分探しなどという目的の旅は不毛である。
“自分”はあくまでも“自分”の中にしかないのだ。外の世界に答えを求めても真実は得られないのではないかとジュンは思った。だから余計だと思っても口を出さずにはいられなかったのだ。
旅の経験者として…駆け出しの頃に散々苦労した者として…言わなければならないと思ったのだった。
果たして…彼はどう思うのだろうか…。
-----
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:31:16.20 ID:RqijPjQFO
「ありがとうございました…」
「…先生、これを…」
ジュンは梅岡に握り拳を差し出した。梅岡はそれに手をやると、彼は眼をぎょっとさせた。
ジュンが握り拳を開いて出てきたのはお金だった。
「これは…」
「少ないけども、“旅賃”の足しにしてください」
「っ…しかし…」
「それでは…。またお会いした時には一杯やりましょう。お元気で」
戸惑いを隠せない彼の言葉を強引に遮り、ジュンは車を発進させた。
サイドミラーに豆粒の様に小さくなった彼が映っているのを見たジュンは「彼はどの道を選ぶかは分からない。だが何にせよ、彼が選んだ道は彼にとっての現実となる。彼がどの現実を迎えるにせよ、決して負けないでほしい」と願った。
「すぅ…すぅ…」
心地良さそうに眠る妻と娘を見た。
彼を本当の意味で支えてくれる人が現れてくれるといいんだが…。
彼が己の様に思え、ジュンの心は何とも不思議な気持ちになったのであった。
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:33:16.93 ID:RqijPjQFO
>>167-171 投下終了です。
次の更新は…本編の続きをやろうかなあ、と思っています。
以上、お騒がせ者でした。
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 13:11:17.05 ID:rayOta9EO
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 13:57:08.26 ID:l4HY55NUO
ほ
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 14:11:32.08 ID:5SDP+Dam0
原作のばらしーが遊びに来ました
薔「貴方は誰?」
ば「ワタシハドーゼンメイデンダイナナドゥードゥドバダズイショウデス」
薔「薔薇水晶は私だよ?」
ば「バダズイショウハワタシダヨ?」
薔「マネしないで!」
ば「マネシナイデ」
薔「私を馬鹿にしているの?」
ば「ワタシヲバガニシテイドゥド?」
薔「………」
ば「………」
薔「溶かし尽くして」
ば「トカチツクチテ」
薔「雨があって、晴れあがってさあ虹が出来る」
ば「タレガアッテ、アメガアッテタニシガデキル」
薔「なんでこんなとこでイベントやるの?」
ば「ダデゴダドゴデイベドヤドゥド?」
薔「……できる」
ば「ソデホドデモアリマセン」
ほしゅ
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 14:49:19.84 ID:U6oSrxcLO
これはこれは、どうも薔薇水晶殿。いつも勝手にいじりまくっておりますw
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 15:26:22.69 ID:UlLG5O5I0
あぶねほ
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 16:05:07.78 ID:69z4xcmIP
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 16:40:26.06 ID:7kAVF9JG0
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 17:20:17.43 ID:U6oSrxcLO
ほ
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 17:27:07.53 ID:97bt1MN30
>>175 原作にばらしーは・・・・・・な、なにする、やめろ〜
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 17:45:22.97 ID:7kAVF9JG0
>>158 300回か、素晴らしい継続っぷり
いつも楽しみにしてますぜ
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 18:17:13.45 ID:69z4xcmIP
h
osyu
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 18:45:53.87 ID:69z4xcmIP
h
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 18:53:13.85 ID:m4fWRR0HO
紅「水銀燈っ!お願いだからもうやめて!」
銀「やぁよ…真紅ぅ…」
紅「お願いっ!これ以上されたら…私…!」
銀「イっちゃいなさぁい。私の目的はアナタを堕とす事だものぉ」
紅「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
翠「真紅破産ですぅ」
蒼「借金まみれだね」
紅「水銀燈のせいなのだわ!だから人生ゲームなんて…」
銀「運のなさを私のせいにされてもねぇ…あ、また右隣から5万もらうって」
紅「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
J「イヤらしい想像をした君!釣られてなんぼだぞ!」
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 18:56:36.01 ID:YpDfbR1BO
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:14:42.96 ID:l4HY55NUO
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:16:49.92 ID:U6oSrxcLO
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:35:26.11 ID:rayOta9EO
こんな時に限って子供が何人も産まれたりするんだよな
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:46:50.20 ID:/xU3ZnWE0
ho
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:58:12.98 ID:l4HY55NUO
ほ
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 20:12:31.70 ID:U6oSrxcLO
保守かしら
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 20:29:01.58 ID:l4HY55NUO
ほ
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 20:51:04.31 ID:U6oSrxcLO
保守
ほ
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:15:45.52 ID:UlLG5O5I0
一応ほ
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:29:05.78 ID:U6oSrxcLO
保守ですぅ
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:46:07.35 ID:VU1uevgrO
保守ですわ
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:53:25.92 ID:U6oSrxcLO
蒼「はぁ…」
薔「溜息は人生の損失。皆を助けるアークエンジェル薔薇りん登場だにゅ☆」
蒼「ふぅ…」
薔「おーけー、おーけー。とりあえず無視しながら足で踏み付けるのは辞めようよお姉さん」
蒼「で、何か?」
薔「それはこちらのセリフ。溜息ついて一体どうしたいお姉さん」
蒼「あ、うん…今SS書いてるんだけど…イマイチ調子が、ね」
薔「ワタシ、ヨイホウホウシッテル」
蒼「…期待しないけど聞いてあげる」
薔「ズバリ!全裸でパソコンに座…」
ザシュ!グシュ!ゲシュ!ドシュ!モルスァ!
薔「うん、冗談ですよ。次本番」
蒼「あれだけやっても死なないか…君人間じゃないね」
薔「じゃあ、たってください。あ、間違っても股間の…」
ストン。
薔「伊達や冗談に生きると決めた女、ばらしー」
蒼「首落としても平気なんだね。凄いや。で?立ったけど」
薔「うん。じゃあドアに背を向けて、手を握りながら親指だけ立てて口元へ」
蒼「こう?」
薔「今からアナタの頭をリフレッシュさせます!さあ!そのまま体をひねってドアをご覧なさい!」
蒼「?これでいい…」
ガチャ
ジ「おーい、呼んだ…」
薔「オチャメなポーズ」
雪「さあスランプの職人方!この後の惨劇を想像して頭をリフレッシュさせるのですわ!妹の犠牲かどうか役に立ちますように!!」
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:58:21.76 ID:ctO2qvk/0
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:11:18.47 ID:U6oSrxcLO
保守…だよ…ぐふっ
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:13:58.64 ID:x1XXz9rAO
薔「もっとハァハァ」
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:29:28.50 ID:SB++5+A6O
ほ
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:29:38.72 ID:U6oSrxcLO
保守よぅ
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:30:11.06 ID:l4HY55NUO
バラリン強い子w
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:45:57.49 ID:U6oSrxcLO
保守なのは
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:59:13.48 ID:c91RY4LB0
ほ
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:09:01.21 ID:69z4xcmIP
h
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:22:21.48 ID:U6oSrxcLO
保守
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:37:51.24 ID:U6oSrxcLO
ほ
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:39:02.00 ID:rayOta9EO
薔薇しーが隣に居ないと書けません
だから家に来てー
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:51:16.68 ID:U6oSrxcLO
まあこんな日もあるさ保
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:04:23.81 ID:dFkTT/Zs0
ho
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:19:23.13 ID:ZmhcfZHfO
保守
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:32:16.12 ID:ZmhcfZHfO
保守
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:41:14.16 ID:g7Baa9fmO
保守
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:53:47.16 ID:ZmhcfZHfO
寝る前ほ
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:53:50.10 ID:g7Baa9fmO
ほ〜
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 01:10:14.79 ID:g7Baa9fmO
保守
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 01:24:42.21 ID:ZmhcfZHfO
眠れないのでメグの下着ってどんなんだろうと妄想しつつ保守。
やべw気になって寝れないwww
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 01:36:49.79 ID:AeL6Kn1h0
外に出ないからノーブラでピンクの下着だな
保守
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 01:41:05.59 ID:xCGTpjbE0
水銀燈カラーだと思ぅわなにをす(ry
保守
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 01:46:43.50 ID:vC9yiJjM0
パジャマでブラつけないから、
>>222は良い線いってるんじゃね?
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 01:49:24.13 ID:VMsUnqUh0
父親が命がけでハァハァしながら買ってくる木綿パンツはいてます><
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 02:10:00.02 ID:dFkTT/Zs0
ho
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 02:47:40.18 ID:e4lHoVEkO
ほ
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 03:19:17.31 ID:vC9yiJjM0
ho
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 04:06:05.84 ID:dFkTT/Zs0
ほ
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 05:13:14.08 ID:lkrNC3vBP
h
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 06:42:00.96 ID:Eu30Bj4fO
おはよう真紅(チュッ)、紅茶を淹れてくるよ
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 07:29:20.69 ID:nF0twAdnO
保守
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 08:24:27.36 ID:lkrNC3vBP
ho
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 09:29:40.18 ID:ZmhcfZHfO
保守かしらー!
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 10:09:33.20 ID:lkrNC3vBP
ho
236 :
これを見ろ!!:2008/03/08(土) 10:10:00.35 ID:MgxCQuQk0
>428 :名無しでGO!:2008/02/11(月) 11:37:07 ID:Ul7AzSte0
>VIPPERバカすぎ
>192 :名無しでGO!:2008/02/02(土) 16:06:14 ID:nVI22F+GO
>VIPとかキモ、 首吊って死ね
>348 名無しでGO! sage New! 2008/01/13(日) 15:44:48 ID:aegMdUnz0
>VIPPERってカスの集まりだな
>集団でしか行動できねーのかよ
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/rail/1195841034/ 伊予鉄道の社員がvipperを煽ってるお(^ω^)許せないよ↑にAA突撃だお(^ω^)
237 :
これを見ろ!!:2008/03/08(土) 10:10:13.00 ID:MgxCQuQk0
>428 :名無しでGO!:2008/02/11(月) 11:37:07 ID:Ul7AzSte0
>VIPPERバカすぎ
>192 :名無しでGO!:2008/02/02(土) 16:06:14 ID:nVI22F+GO
>VIPとかキモ、 首吊って死ね
>348 名無しでGO! sage New! 2008/01/13(日) 15:44:48 ID:aegMdUnz0
>VIPPERってカスの集まりだな
>集団でしか行動できねーのかよ
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/rail/1195841034/ 伊予鉄道の社員がvipperを煽ってるお(^ω^)許せないよ↑にAA突撃だお(^ω^)
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 10:22:08.84 ID:2ZGveoXJ0
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 10:34:42.68 ID:ZmhcfZHfO
雪「アリゴリズム行進〜!」
薔「アリゴリズム行進〜!今日は桜田家の人達と!ばらしーVerでいってみよー!」
桜田家「お〜!」
タンタンタン♪
一歩進んで オッパイタ〜ッチ!
一歩進んで んんんっ!ん!
ひっくり返って チュパッチュパッ!
横に歩いて はあはあ…
ちょっとここらで フィスト●ァーック!
ちょっとここらで 後ろは渡さない!
空気入れます シュッ、シュッ!
空気が入って んああっ!んああっ!?
雪「そろそろ終わりかな♪」
薔「そろそろ終わりかな♪終わり♪」
雪「あら?誰もついて来ていないのですが…」
薔「ふむ、時代が私について来られなかったか…」
さあ、皆もやってみよう!
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 11:13:52.07 ID:e4lHoVEkO
ほ
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 11:44:42.09 ID:ZmhcfZHfO
保守
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 12:12:59.53 ID:ZmhcfZHfO
保守
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 12:45:13.37 ID:Eu30Bj4fO
コメントに困るよ薔薇雪華
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 13:11:45.42 ID:ZmhcfZHfO
保守ですわ
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 13:41:43.70 ID:ZmhcfZHfO
ほ
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 13:45:06.54 ID:7yIk/H21O
紅「ジュンは出掛けているのだわ」
紅「………」
紅「真紅ッ、僕はお前のことが」
紅「やめて!それ以上は…… 私たちは決して結ばれないわ」
紅「それでも僕は……僕は真紅、お前のことが好きなんだッ」
紅「ジュン…」
ジ「………」
紅「ッ!?」
ジ「何をやっているんだ?お前は」
紅「……///」
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 14:03:15.39 ID:ZmhcfZHfO
紅「ジュンは出掛けているのだわ」
紅「………」
紅「ジュンッ!私は貴方の事が」
紅「悪い。貧乳に興味はないんだ」
紅「え!?そ、そんな…!待ってジュン!」
紅「じゃあな」
紅「あ…ああ…いやぁああああああ!」
雛「翠星石ー、真紅がおかしくなったのー」
翠「はぁ?真紅がおかしいのは何時もの事ですよ」
紅「ああぁあぁああぁあ〜…」
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 14:12:56.25 ID:CgAn6KreO
真紅イってんなw
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 14:38:23.40 ID:ZmhcfZHfO
ほ
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 14:59:39.60 ID:8b7ALYqc0
どっちかというとこの手の一人芝居は翠の得意技という気もするがw
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 15:19:10.61 ID:d3GHsrliO
ほ
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 15:30:03.72 ID:w/7YRFHj0
ジ「ただいまー」
銀「おかえりなさぁい。今日はおやつにホットケーキ焼いといてあげたわよぉ。感謝しなさぁい」
ジ「待てなんでお前がここにいる。姉ちゃんはどこへやった」
銀「ラクロス部だって。そうそう、今日は夜までいないそうだから晩御飯も私が作ったげる」
ジ「うちに馴染みすぎだぞ。お前と姉ちゃんどういう関係なんだ」
銀「ただの友達よぉ。
ところで、貴方の部屋の掃除もしといてあげたわよぉ。駄目じゃないのあんなに散らかしちゃ。
そ・れ・に、ダイジなものはもっと厳重にしまっておかないといけないわよぉ。
ジュンはあんな激しいのが好きだなんて・・・。
でもそういうプレイが好きなら●●●までは我慢してア・ゲ・ル」
ジ「うわああああああああああ姉ちゃんには黙っといて下さいお願いしますううう」
銀「うふふふふふ。私は従順なコにはとぉーっても、優しいのよぉ。言いたい事、わかる?」
ジ「おぼろげには・・・」
銀「夜は長いわよぉ・・・うふふふ」
何やってんだろう俺ほ
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 15:56:51.56 ID:ZmhcfZHfO
健康な証拠だ保
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:22:20.19 ID:ZmhcfZHfO
ほ
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:22:30.62 ID:9LMeQpDx0
さて、RMHP@Wiki管理人ですが…
とりあえず《スレタイ》のみ収録完了。
ただし、スレッド番号が一部ずれています…
また月曜日にでも来ますです
いそいでんので文がめちゃくちゃだと思うが勘弁してください
また何かあればRMHP@Wikiの雑談版にでもどうぞ
まだ絵は一部しか収録できてません(保存してたフォルダ消えたw)
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:50:02.76 ID:ZmhcfZHfO
し
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:16:00.34 ID:nF0twAdnO
保守
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:32:37.37 ID:w/7YRFHj0
ぬ
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:57:59.41 ID:ZmhcfZHfO
保守
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 18:15:21.53 ID:Eu30Bj4fO
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 18:49:30.16 ID:ZmhcfZHfO
保守
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 19:15:07.28 ID:g7Baa9fmO
ほ
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 19:15:13.56 ID:tpHcYhK00
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 19:42:34.89 ID:e4lHoVEkO
ほ
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 20:08:06.55 ID:ZmhcfZHfO
し
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 20:16:21.66 ID:d3GHsrliO
ほ
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 20:40:37.89 ID:zhx/V8CS0
も
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 20:41:06.70 ID:tH6KGP1f0
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
もうすぐ完走〜