1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
ここは筆力のある人・ない人がお題をもらって自由に小説を書き、それぞれの筆力を向上させるスレです
※※※お題をもらわないでの小説投下はスレの主旨と違いますのでご遠慮下さい※※※
各まとめ入口:
http://bnsk.daa.jp/ まとめwikiコラム:
http://bnsk.daa.jp/wiki/index.php?%A5%B3%A5%E9%A5%E0 初心者の方は上記のまとめwikiコラムの他、掲示板を一度ご覧下さい。
小説を書く際の禁則やテクニック等が具体例付で説明されています
(三行テンプレート)
1:お題をもらう(安価より「↓」を推奨)
2:もらったお題に沿った作品を書いて、完成させる。
3:「投下します」と宣言し、作品投下。メール欄は無記入、名前欄には「もらったお題」を表記する。タイトルは無くても可。
・1レスは30行、4096バイトまで、一行は全角128文字まで(読みやすさの為に50〜60文字推奨)
・書きながらの投下は禁止
・お題をもらっていない作品はたとえ投下されてもまとめサイトには掲載されません
詳細は
>>2-3辺りをご覧下さい
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 18:34:08.84 ID:+8a7iOIo0
ドタ
ドタ
ヽ(*゚Д゚)ノ もの凄い
( )へ 勢いで2get!
>ω
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 18:34:08.99 ID:8I+I3V9Z0
まずはお題をもらいましょう。基本的に過疎スレなので↓でもらうと良いです
→人のお題を使って書くのもありです。作品がたくさん投下されればスレも盛り上がります
▽投下の際の注意点
・投下宣言は「投下してもいいですか?」ではなく「投下します」。投下宣言が被らない限り、許可はいりません
・投下する人は最後に「終」「完」「了」など、投下完了の合図をお願いします
・名前欄 に『タイトル(お題:○○) 現在レス数/総レス数』 (例:『BNSK(お題:文才) 1/5』)を書いて下さい
・まとめる際にコピペがしづらいので、メール欄は空にして投下してください。
・作品を投下する際は、テキストエディタで仕上げてから、完成品をまとめて投下して下さい
▽読み手の方へ
・感想は書き手側の意欲向上に繋がります。感想や批評はできれば書いてあげて下さい
▽保守について
・創作に役立つ雑談や、「お題:保守」の通常作投下は大歓迎です
・落ちた場合は立てられる人が新スレを立てて下さい。人がいる時間を目安に
▽その他
・通常作品でもトリップを付けておくと、wikiで「単語検索」を行えば自分の作品がすぐ抽出できます
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 18:34:34.16 ID:SSMtCwDtO
気になる
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 18:34:47.39 ID:8I+I3V9Z0
▲週末品評会
毎週木曜日の夜〜土曜日の午前中に、お題が出されます
作品は土曜日の0:00から日曜日の23:30までの間に投稿してください
その後それぞれに評価をして頂き、月曜日の0:00から火曜日の24:00まで投票を受け付けます
▽作品投稿
・ジャンルは自由、時間を過ぎての投稿も選考外ではありますがまとめサイトに掲載します
・スムーズな流れを保つため、メモ帳等の機能を使って全部書き終わってから投下するようにお願いします
・優勝時の本人確認のため、週末品評会参加者は出来れば酉を付けて下さい(酉は名前欄に#と自由な文字列)
→毎回同じコテや酉で出続けると周囲にわかりやすいです
・作品のタイトルは現在レス数/総レス数、酉を除いて、全角二十文字以内にしてください。
▽締め切り間際の作品投稿について
週末品評会では、投下締切時間の間際に集中的に投下が起こります。
それを無管理で放っておくと大変な事になるので、23時から「予約」という形を取り、運営の指示に従って順番に投下してもらいます。
予約締切は23:30で、以降は時間外の扱いになります
▽投票
・本スレへの書き込みでお願いします(複数選択可)
・ぜひ書き手の方も他の人への感想や投票を行って下さい
・簡単でよいので、感想、批評等書いて下さい。書き手の次への糧になります!
・投票は投票用テンプレを使うか、【投票】と書いて書き込んで下さい
▽優勝者特権
・投票で一番支持を得た作品の作者の方には、次回品評会のお題決定権が与えられます
・投票数が同数の場合は、気になった作品の投票数の差で決定します
・お題の発表時間は優勝者に一任されますが、遅くても土曜日の午前中には提示して下さい
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 18:42:52.03 ID:wnkTTfI20
1乙です
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 18:46:59.44 ID:C0UdqRQpO
ほ
756 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/05(水) 05:22:58.32 ID:h8SrcyV70
お題くれー↓
758 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/05(水) 05:25:46.07 ID:h8SrcyV70
>>757 承知
776 名前:大きなお世話(お題:出られない)1/3 ◆LBPyCcG946 [] 投稿日:2008/03/05(水) 08:48:13.64 ID:h8SrcyV70
779 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/05(水) 08:49:52.36 ID:h8SrcyV70
次のお題くれい↓
781 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/05(水) 08:58:53.29 ID:h8SrcyV70
>>780 承知
786 名前:万能細胞(お題:細胞)1/2 ◆LBPyCcG946 [] 投稿日:2008/03/05(水) 11:07:18.54 ID:h8SrcyV70
788 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/05(水) 11:10:18.15 ID:h8SrcyV70
お題プリーズ↓
789 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/05(水) 11:24:52.16 ID:h8SrcyV70
ログ見てたら優勝してるじゃないか・・・
ありがとうございます&運営さんお疲れ様です
お題発表は、明日の昼頃です
101と言ったら、アレしかないよね
↑ID&酉に注目wwww
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 18:51:50.85 ID:KzqTdVGB0
ここってお題貰わないと投下したらだめなんだよね?
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 18:51:53.61 ID:Bx9N1QmR0
いちおっつ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 18:52:40.51 ID:Bx9N1QmR0
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 18:57:34.85 ID:zQmKWrJK0
いちおつー
犬か……
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:01:01.12 ID:wnkTTfI20
投下します
14 :
お題『天気』1/3:2008/03/05(水) 19:01:56.97 ID:wnkTTfI20
隣の家にはニートの姉貴が住んでいる。
姉貴といってもただの幼馴染で血縁関係は全く無い。ただ、俺が初めて姉貴を身長で抜いた時から彼女を名前
ではなく『姉貴』と呼ぶように言われていた。
あの頃は俺達も随分子供だったと思う……俺ももう二十四歳、姉貴に至っては二十五歳にもなっている。
そして俺はいつものように姉貴の家に食材を持って訪れていた。
たまに会社が休みの日には夕食だけでなく昼食も姉貴につくってもらう、問題が無いとは思わないがそれでも
姉貴の作る料理の味が絶品なのは確かだった。
「こんばんは」
合鍵を使って玄関を開ける。姉貴の両親は居ないようだが勝手知ったる他人の家といったところで、返事の無
い居間へ上がるのに何の罪悪感も感じはしなかった。
そこにはやはり布団にくるまって芋虫の様になっている姉貴がいる。いったい何時に寝ているのかは分からな
いが、最近は十時過ぎになってやっと起き出す生活を送っているとは知っていた。
「こんな暗い部屋にいたら体悪くするぞ」
電気をつけてカーテンを開ける、外は梅雨の合間の五月晴れだ。
「眩しい……カーテン開けないでよ」
返事をせずに小さい庭に面した窓も全開にしてやった、淀んだ部屋の空気が外に流れて行くのを感じる。
「嫌がらせだ、日の光が肌に痛いよ」
どうしてそんなに嫌がるのかは分からないが、姉貴は芋虫のままで台所へと逃げ込んでしまった。
「カーテンしめてよ」
しぶしぶ窓とカーテンを閉める。
おそるおそる顔をだし、部屋の中に直射日光がさしていないのを確認すると姉貴は居間に戻ってきた。
「でも引きこもっててもしょうがないだろ? 少しは金稼がないとタバコも買えなくなるぞ」
姉貴は結構なヘビースモーカーである、部屋の中の灰皿にはいつも十本近くの吸殻が刺してある。
「火……持ってなかったっけ?」
床に転がっているライターを投げてあげる、美味そうに煙を吸い上げて満足だと言わんばかりの笑顔で火を揉
み消した。
「仕事やるの面倒だしなー、もし一晩一万円なら私と寝てくれる?」
二十年近く姉弟をしてきた仲だ、冗談だと分かっているし恥ずかしさなんてまったく感じなかった。
「断る、ていうか姉貴は俺と寝たいなんて思うの?」
15 :
お題『天気』2/3:2008/03/05(水) 19:02:41.57 ID:wnkTTfI20
「寝ても良いよ」
その一言にはさすがに驚いた、姉貴は俺のことを弟としか見ていないと思っていたから。
「その恥ずかしがる顔とか可愛いから大好きだよ、すましてる顔も喜んでる顔も全部可愛い」
さすがにその台詞には顔が真っ赤になってしまった、どう答えたら良いのかと考えてしまう。
「まるで中学生か高校生みたい!」
しかし、続いて言われた言葉で気が重たくなってしまう。確かに俺は童顔だが、そこまで言われるとは思ってもみな
かった。
「あはは、それじゃあ昼食にしようか。」
渋い顔でうなずくしかなかった、料理を作る直前と作っている最中の姉貴に文句は言えない。
十数分で机の上に二人分の昼食が並んだ。今では食べなれてしまったけども、会社勤めを始めてそこらの店と味を比
べられるようになった時はあまりの味の違いに驚いたものだ。
「やっぱり姉貴の料理は美味いと思うよ」
食べながら料理の話をする、下手な店よりよっぽど良い味なのだからこれで食べていけるのでは? と思うこともあ
るが今までに良い返事を貰えたことは無い。
「私は外で食べないからよく分からないけど、まぁ喜んでもらえるならつくった甲斐があるねー」
「タバコ買う時しか外出てないでしょ、前に外出したのっていつ頃?」
「一週間くらい前かな? 最近は晴れか雨かで外出るのも大変だよ、夜になるとタバコの自販機しまっちゃうしさ」
「出不精だね、どんな天気なら外出するっていうのさ?」
「――今日のお天気は一万円札時々五千円札、所により二千円が覗くでしょう」
真顔で答える姉貴に頭が痛くなってくる。当の本人は手早く昼食を済ませて今日二本目のタバコに火をつけていた。
静かな部屋の中に紫煙が立ち上る、俺もとっとと食事を済ませてしまうことにしよう。
「タバコ切れたよー、一緒に買いに行こうよー」
食器洗い最中の俺に向かって姉貴は猫なで声で抱きついてきた。
「嫌だよ、午後から大雨だって予報出てたの見てないの?」
「え、そうなの?」
あの様子だと知らなかったようだ、浮き足立って外を覗きに行く様子を横目で見る。
「雨かー、晴れてるよりは良いね」
「普通は晴れてる方が良いと思うもんじゃないの?」
「引きこもりには日光の方がよっぽど強烈なんだよ」
徹夜翌日の朝みたいな気分なんだろうか? などと考えている間に食器洗いは終わってしまった。
16 :
お題『天気』3/3了:2008/03/05(水) 19:03:22.11 ID:wnkTTfI20
そしてその食器洗いという大義名分を失った俺には姉貴の猛攻をあしらい続けられる強さは無かった。
「傘一個しか無いし合い傘で良いよね?」
断ったら俺は全身で雨を受けることになるだけだと分かっていた、何も言わないで首を縦に振る。
自販機までは歩いても五分程、ちょっとした散歩気分だ。
「ねー、何か仕事紹介してくれない? 簡単で、あんまり外でなくても良くて、毎食自分で料理できて、後は給料が
諸々全部払った後に小遣いとして1万円程残れば十分なんだけど?」
頼れる知り合いを何人か考える、出来ないことは無いかもしれないけども本人のやる気が一番の問題だと思った。
「仕事紹介したらきちんと働くのか?」
「さすがにもうタバコ買うお金にも困ってるしね、何か良いのあるなら紹介してよ」
確かに俺もこのままではいけないと思っている、最悪の場合の想像が少なからず頭を走ることだってあった。
「……俺のために毎日食事作ってくれる、ってのは駄目か?」
姉貴は何を言っているのか分からないの様子でキョトンとしている。
「今だって殆ど毎食私と一緒に食べてるでしょが?」
「ちゃかさないでくれよ。 ――俺と結婚してくれって言ってるんだ」
「よく分かんないよ、少し考えさせて」
それ以降お互いに何も言わなかった。
一言も発せられないままにタバコの自販機へたどり着く、しかし姉貴は何も買わずに折り返した。
「タバコ……買わないのか?」
帰ろうとする姉貴の肩を掴む、雨は弱々しくも降り続けていた。
「いい…………」
「財布忘れたなら貸すぞ?」
姉貴は俺の目を見つめてくる、馬鹿なことを言ったかと思った……確かに、少し嫌らしい台詞だったかもしれない。
「私は君のお姉ちゃんなの! あんまり軽々しく弟にたかれるわけが無いでしょ。
それに……タバコ、あんまり好きじゃないでしょ?」
確かに俺はタバコが大嫌いだ、それでも姉貴の一部分だとしてなら受け入れられると思っている。
「大丈夫、半年で禁煙成功してみせるから……それまでにもっと良い男に、出来れば子供っぽい可愛い男になってなさ
い!」
そう力強く宣言した。
その姿は、俺の大好きな姉貴そのものだった。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:07:43.01 ID:tzgMxYIb0
お題頂戴な
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:09:40.89 ID:wnkTTfI20
カード
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:10:54.91 ID:tzgMxYIb0
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:14:55.31 ID:8I+I3V9Z0
おだいくれ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:16:57.97 ID:tzgMxYIb0
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:17:46.45 ID:8I+I3V9Z0
愛か……
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:20:48.99 ID:J0A2s+v80
「愛。」だぜ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:22:15.94 ID:8I+I3V9Z0
藤岡弘、みたいなもんか
もう一個くれ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:23:46.38 ID:Bx9N1QmR0
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:24:50.91 ID:bFi2Z5N30
>>14 >お題『天気』
良い書き出し方だと思った。説明から入ると唐突だったりするんだけど興味が引かれる内容なら、ついつい読んじゃう。
つづく簡潔な物語の設定(自分語り)もわかりやすく、ダラダラせずに直ぐに物語りの中に入れたので好感。
ただ、社会人なのに、実家暮らしの幼なじみの家に恋愛抜きで食材持って通うのか?ってのが現実感がない。
(実際の現実とは違うんだよ。そう言う人も世の中探せばいるかもしれないから)
20も過ぎた大人の恋愛話なのか、ファンタジーなのか、どっちつかずになってる、つまり、半端に舞台設定を入れすぎだなぁと。
抽象に留めて置くか、説得力のあるようにもうすこし書き込まれていれば良かったのかも。
室内の描写、つまり字の文章は好き。場面の雰囲気≒姉貴の雰囲気が感じられて、読んでて満足感。
でー、難しいんだけど、オチは強引だと思う。
一人称であるからして、結婚したいとまで思う好意の気持ちは、相手の姿、一挙手一投足、声色、
そういったなにかしらで思ってしまうのであるから、気持ちの動きが不自然に思うのだ。
その点であれば、語り部は別人か、三人称で展開されていた方が良かっただろう。
まぁ取って付けたと言われてもおかしくない甘いオチ自体は、嫌いじゃない。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:25:14.81 ID:8I+I3V9Z0
うへぇ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:29:37.88 ID:wnkTTfI20
>>26 タバコの部分をどうにかして主人公を10代にすればまた違った感じ方が出来たかもしれませんね
恋愛感情の描写は難しいですけど頑張ってみます。
批評感想ありがとうございました
がーっと書いてから、ここにのせるために改行してるんだけど
皆さん何のソフトでやってます?手動でやるしかないのかな。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:51:28.67 ID:Bx9N1QmR0
メモ帳使ってるから、俺は使わない。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:51:58.24 ID:tzgMxYIb0
俺は手動かな。
慣れればそんなにめんどくさいものじゃ無いと思うよ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:55:22.46 ID:fb5F2/zs0
お題くださいな
手動なんですね〜こつこつ改行してきますw
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:58:46.85 ID:bFi2Z5N30
もちろん手動。ってか自動の方法知らない。
改行より、むしろ、速やかにカキコミ欄に貼り付けられるよう分割するのに、いつも手間取ってる。
PC使ってるのにこんなに面倒だってのに、携帯で投下する人がいるんだよな。
一体どうやってんだろ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:59:09.19 ID:bFi2Z5N30
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 19:59:20.11 ID:tzgMxYIb0
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 20:00:09.48 ID:Dr4O9aTY0
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 20:00:32.78 ID:wnkTTfI20
まとめサイトにある文字数カウントツール使ってるのって案外少ない?
お題おくれ
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 20:01:51.13 ID:bFi2Z5N30
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 20:02:02.06 ID:J0A2s+v80
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 20:02:34.32 ID:Bx9N1QmR0
さて、今日も書くか。
二時間だ。お題くれ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 20:03:20.59 ID:tzgMxYIb0
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 20:03:27.78 ID:bFi2Z5N30
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 20:04:47.28 ID:xkSdRJ4aO
お題頂戴?
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 20:05:25.56 ID:Bx9N1QmR0
おk、はあくした
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 20:05:49.21 ID:bFi2Z5N30
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 20:06:26.43 ID:wnkTTfI20
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 20:08:26.54 ID:bFi2Z5N30
求むお題
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 20:12:07.19 ID:OPkOph9D0
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 20:13:13.79 ID:bFi2Z5N30
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 20:22:54.16 ID:wWGPvQf70
お題「カメの人形」投下します。四レス予定。
同じ登場人物、同じ設定上に、お題の絡ませて行く形で試みています。
「恋の喜びは一瞬しか続かない。恋の悲しみは一生続く。-フロリアン-」
人を好きになると同時に、その人を失いなたくないという強い願望が沸いてくる。それは好きになれば
なるほど、喜びも強くなり、悲しみも強くなる。
「むぅ」
うーん、深いと、私はつい唸ってしまった。
仕事帰りにふと目に付いて買ってしまった「愛の格言集」なる本である。
もちろんしっかりと文庫カバーをかけてもらっている。
「みかって時々親父くさい声だすよね」
気が付くとテレビを見飽きたのか、同居人のゆいが寝転ったまま私を見ていた。
両肘を絨毯につけて両手で頬を支え、茶目っ気たっぷりな目をキラキラさせている。
みかこと私は、ゆいと二人で今年の春に東京へと上京してきた。
同じ高校であったけれど、違うクラスでお互い知らない同士であったのに、気が付けば同じマンション
を借りて同居生活をスタートしたのだ。
それはそれで何てことない、普通の話で悩むこともないのだけれど、スタートしたのは同居生活だけではなかった。
「突然でびっくりするかもだけど、ルームシェアしない?」
と持ちかけられた時から、どうやら私のなんとも奇妙な初恋もスタートしていたのだ。
そんなこんなで同居生活を始めてもうすぐ一ヶ月になる。
ゆいはデザイナーの卵として専門学校へ通い。私は身長百八十センチとう体格をいかしてモデルのひ
よっことなり、スカウトされていたプロダクションに所属し働いている。
毎日ゆいと一緒にいることが幸せであると同時に、とても不安であり、そんな自分の感情の浮き沈みに
戸惑う日々。
ゆいと同じように寝転がって本を読んでいた私は、いつから見られてたのだろうかと、変な顔になって
なかっただろうかとあらぬ心配を始めてしまう。
そんなことより親父くさい声とはこれいかに……。
もともと低い声でしかもハスキーと、女らしくない私なので、何度かからかわれることもあったが、気
にしたこともなかった。けれどゆいから言われると、冗談とわかっていても何だかシュンと胸がしぼんで
しまう。
「……私ってそんな変な声?」
53 :
カメの人形 2/4:2008/03/05(水) 20:23:46.83 ID:wWGPvQf70
と、感情を隠して答えたつもりだったが、明らかにへこんだ感じの声色になってしまう自分が情けない。
「みかの声はセクシーだけど……今の唸り声は親父ぽかった」
ふっくらとした唇からクスクスと笑い声がこぼれてくる。そんなゆいをみるだけで、何だか胸が暖かく
なって、私もにっこりとしてしまうのだ。
「ね、ね、見て見て!」
ゆいの笑顔にぼーっとなっていた私の前に、何か物体が現れた。
「今日完成したんだよ」
巨大などら焼のような物体だ。
そのどら焼きの真ん中からにょきっと突き出でているのは、まさに保険の教科書にあった"あれ"ではな
いか。その"あれ"が私の真正面、鼻先に突きつけられている。
驚くより先に興味がわいてきて、私は何となしに両手で"あれ"を挟み込むように掴んでみる。それから
ぎゅっとつかんで、上下に動かしてみる。うん、確かに教科書どおりの形だと、何だか分からないが満足。
「み、みか……ちょっとえっちぃよ」
なぜか顔を赤らめたゆいが私を見ている。えっちぃも何も作ったのはゆいではないかと、よくよくその
物体を見てみると、それはバーバリ柄のチェックの甲羅を乗せたカメの人形であった。
自分の勘違いに一気に頬が熱くなる。
「みかって高校の時もてたんでしょ?女の私からみても綺麗だなーって見とれちゃうし。やっぱそっちも
経験豊富なんだよね?」
くるっとカールした睫とクリクリの目が私をじーっとみる。そんな風にゆいに見つめられただけで、私
は落ち着かない。
「ま、まぁね」
と意味もなく気取ってしまう自分。本当は実物も見たことがないのに……。
「おー、今日はみかの体験談をじっくりと聞かせてもらおうかな!」
どうしよう。モデルなんて仕事だけれど、ちゃんと社会に出て働いていて、来年には二十歳にもなってし
まう健全な女の子が、数人の異性ともつきあって、そうい行為を一度も経験してないなんて普通じゃない
気がする。それとも普通のことだろうか、でもそうじゃなかったら……それでもし同性愛者なのかと疑わ
れてでもしたら、私とゆいの関係はどうなるだろう……確かに、そのちょっと、その気があるのかもしれ
ないけれども、それはゆいにだけであって、他の女の子にを見ても何とも思わないし……確かに男を見て
も何とも思わないという点はおかしいかもしれないけれど、別にゆいに性的な欲求を覚えてるわけでは
(多分)ないわけだし……ちょっと手を握ってみたいとか、そのふっくらとした唇がどんな感じなのかとか
54 :
カメの人形 3/4:2008/03/05(水) 20:24:07.33 ID:wWGPvQf70
は、気になったりするときもあるのだけれど……それはそれでちょっとした愛情表現に延長上のもので
あって――
「みかは何人ぐらい知ってるの?」
何人もなにも、付き合ったことはあるけれど"知ってる"という関係にはなれなくて――
「三人ぐらいかな……」
どうしても受け入れなくて、そんな自分が異常に思えて、一度だけためしにキスだけはしたことがあるけ
ど、相手の舌が入り込んできたところで鳥肌が立って――
「うんうん、それで?」
それから、頭が真っ白になって、我に返るとそこには、股間を抑えてしゃがみこんで涙目で睨みつけてく
る相手がいて――
思い出に浸っている場合ではない、ボロがでないうちに何とか私の話題を逸らさないと。
「ゆ、ゆいこそどうなのよ?」
「うっ、実は一人だけ……」
そう言うとゆいは目を伏せて、頬をほんのりと朱に染めた。
そんなゆいを見て不思議な感覚にとらわれる。目の前の色彩が薄れて、手の指先から足の指先までしびれ
たようになり、何だか体がずっしりと重くなる。まるで鉛か何かが体を流れているようだ。心臓が見えな
い手にぎゅっと握られたようにか細くしか動かない。気分が悪い、くらくらして――
「みか?みか?大丈夫?」
側にいるはずのゆかの声がひどく遠くから聞こえてくる。
「う、うん、ちょっと疲れてるのかな」
ゆかの心配そうな顔をみて、無理やり笑顔でこたえてみたけど、いっそう心配そうな顔をするゆいをみ
るところ、うまくいってないようだ。
「明日休みなんでしょ?もうシャワーもやめてゆっくり寝たほうがいいよ、私のベット使ってもいいから、ほらほら」
私たちの部屋はリビングと個室に分かれていて、通学時間が私よりはやいこともあり、リビングはゆい
が使い、隣の部屋は私が使っている。リビングが広いこともあり、普段はリビングでゆいとご飯を食べた
り、テレビを見たりと、隣の部屋は、私が寝るだけの部屋となっている。
ゆいが私の腕を抱えて立たせてくれる、ゆいに触れられると小さくなった心臓が急に元気なる。
「だ、大丈夫みたい」
「だめだめ、みかって最近疲れてるでしょ?無理しちゃだめだよ」
確かに毎日寝不足気味ではある。ゆいの手が私の腰に回され、ぐっと持ち上げてくる。
55 :
カメの人形:2008/03/05(水) 20:24:23.20 ID:wWGPvQf70
「うわ、みかって身長のわりに軽くない?もしかして私より軽い?!」
「そんなことないよ、五十五キロもあるし」
「ええ、私なんてこの身長で五十キロもあるよ」
ゆいは私より二十センチ以上低いのだ、しかし私より胸はずっと大きい……。
私はゆいに支えられたまま、ゆいのベットに寝かされた。
ゆいのコロンやシャンプーの香りと、ゆい独特のやさしい香りが私を包む。なんだか得した気分、先ほ
どの感覚は遠のいて、ゆいの香りで胸がいっぱいだ。
「大丈夫?私もシャワーは浴びて早めに寝るね」
そう言うと着替えを抱えてゆいがバスルームへと入っていった。
部屋にのこされたのは、私とバーバリ柄のカメの人形。
「もしもしカメよーカメさんよー私ってこれからどうなるの?」
もちろんカメの人形が答えてくれるわけがない。
ゆいの香りに包まれて何だか落ち着いてきた私は、ゆいがシャワーを終えるよりはやく、一ヶ月ぶりの
夢も見ない深い眠りへと落ちていた。
おしまいです。
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 20:52:28.45 ID:Bx9N1QmR0
ほ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:07:12.41 ID:mNa+gS0OO
誰かお題頼む
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:13:23.17 ID:wUZZ2EML0
サボテン
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:14:15.40 ID:aX/bRiIa0
カクタス
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:25:28.85 ID:mNa+gS0OO
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:44:08.40 ID:zIh266X9O
お題求ム↓
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:45:54.81 ID:WTAzfE9q0
カード
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:47:44.33 ID:zIh266X9O
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:48:05.15 ID:k3xcnV4Q0
お題ください
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:50:05.86 ID:IklSdZyE0
もち米
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:50:33.88 ID:Bx9N1QmR0
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:54:49.69 ID:k3xcnV4Q0
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:55:50.96 ID:o+9zBSH80
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:56:12.34 ID:wUZZ2EML0
通常作品いろいろ並行してたらこんがらがった。
ガガッと一気に書くからなんかお題くれ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:56:25.65 ID:Bx9N1QmR0
ゆやゆよん=沖縄の郷土料理
>>69 マンマ・ミア! ちゅーやをしらない・なんて。
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:57:07.68 ID:k3xcnV4Q0
>>70 ググったらあった!
あの詩人か
どうもありがとう
酷評と感想をだれかくださいませ;;
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 21:58:05.01 ID:O9T5iQO9O
ゆやゆよん
ユヤタンの開業した大衆浴場
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:04:45.20 ID:X9rLx8Un0
投下します。
78 :
サボテン:2008/03/05(水) 22:05:48.51 ID:X9rLx8Un0
私はサボテン。
皺の寄ったお婆さんが花壇の隅に据え置いたサボテン。
ある日、私は一人の男の子に出会った。
「これは何て言うサボテンなの?」
お婆さんは答えなかった。何故なら私は普通のごくありふれたサボテンだったから。
「春には花を咲かすんだよ」
「へぇ」
男の子は私を輝く目で見つめている。
お婆さんはそんな男の子を微笑み見ていた。
「これ、もらってもいい?」
花壇には沢山の綺麗な花が咲いているのに、男の子は私がほしいと言った。
お婆さんは好きなだけ持ってお行きと一言。
私は少しだけ嬉しかった。
私は毎日水を貰う。
けれど、お腹はもう一杯。
私はサボテンだから、そんなに水はいらないの。
男の子は私が普通の花だと思っているのかしら。
ニコニコしながら水を注ぎ続ける男の子に私は何も言えなかった。
「どんな花を咲かすのかな。早くみたいなぁ」
私も見せてあげたいよ。
けれど、あなたの注ぐ期待は多すぎるの。
79 :
サボテン:2008/03/05(水) 22:06:53.30 ID:X9rLx8Un0
春が過ぎても花を咲かせなかった私は男の子に連れられてお婆さんの所へ。
「これ、花が咲かなかったよ」
水をやりすぎてしまったようだねとお婆さんは私を受け取った。
「ごめん、変な色になっちゃって」
私の体の半分は腐ってしまっていた。黄土色に変色した部分はもう花を咲かすことはない。
お婆さんはそんな私をそっと花壇の隅へ戻した。
男の子はそれからしばらく私に会いに来たけれど、また持って行くようなことはしなかった。
「だんだん、変な色が増えてる……」
私は男の子の言うとおり、枯れ始めていた。一片の花を咲かすことも無く。
それから男の子は私のトゲついた体を優しく撫でてくれた。
私は見せてあげたかった。私の咲かせる花。せめて、男の子が私に興味を持っていてくれている内に。
ほら、咲かせたよ。私の花。どう?
「へぇ。凄いね」
頭の天辺に咲いた小さな一円玉大の花。
男の子は私に微笑んだ。
それからいくつもの冬を迎え、ある日、お婆さんは来なくなった。
みんな覚悟していたことだった。
男の子は少年になり、お婆さんのお手伝いをしていたけれど、彼は花への興味が無くなっていた。
(ごめん……)
彼の心の声が聞こえたような気がした。
花はみんなそれぞれに手入れの方法も違う。みんなお世話をされないと枯れていってしまう。
冬が来て、隣のお花さんは凍えていた。
もう、誰も来ないハウス。私はサボテンだから、お水はあんまりなくても大丈夫。
けれど、死んでしまうのは時間の問題だった。
半分になった体のもう半分の養分を少しずつ削って毎日を凌ぐ。
80 :
サボテン:2008/03/05(水) 22:07:25.93 ID:X9rLx8Un0
ある日、知らない人たちが私達を外に放り出した。
とても寒い。白い大地。
もう枯れてしまったお花さんも沢山あるけれど、みんなもう諦めていた。
すると彼がやってきた。
彼はいとも簡単に私を掬い上げると暖かい部屋の中に置いてくれた。
「俺が知ってる花はこのサボテンだけだから」
ありがとう。でも、私はもう花を咲かせられないよ。それでもいいの?
彼はにっこり微笑み。トゲついた私の頭を撫でてくれた。
epilog
「お、いつの間にか子供サボテンが二つになってる」
小さなサボテンの横にウズラの卵のようなサボテンが二つ、仲良く並んでいた。
親サボテンはあれから結局、春になっても花を咲かすことは無かったけれど
きっとこの小さなサボテンがまた花を咲かす日が来るのだろう。
-終わり-
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:07:58.57 ID:WEpliIZ80
100回目優勝逃してから燃え尽きた俺にお題下さい
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:08:00.16 ID:SAXVVYJLO
>>78 小説じゃね〜よwwwww
ポエムじゃね〜かwww
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:10:42.64 ID:o+9zBSH80
>>74 おまwww厨也でぐぐったんじゃなかろうなwwwww
スマン、中也だからな。ホントスマンかった。
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:12:07.62 ID:SAXVVYJLO
テーマも解らないし
誰に読ませたいのかが解りません
ゴメンね辛口で。
まぁそう感じた
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:14:11.81 ID:mkg2aXtf0
まとめ掲示板のアドレス戻った?
とりあえず転載しますね
113 名前: ◆p/4uMzQz/M [] 投稿日:08/03/05 22:11:34 ID:Z633M6KL
以下通常作。
お題:異世界
レス数:1
87 :
外。 1/1 ◇p/4uMzQz/M:2008/03/05(水) 22:15:04.84 ID:mkg2aXtf0
目覚めると空に落ちていた。
いつものコトか、と自覚している僕がいた。
サカシマの世界で、ベッドを上に見上げながら電灯の横に立ち上がる。飛行機雲を渡ってドアへと向かった。
ところがふと気付く。ドアが高い。ノブを掴むことが出来ない。ガチャッガチャ。
一体誰だ、こんなに床を高く作ったのは。仕方ない、ここから出るのは諦める。
どうしたものかと呟きながら、部屋の中央へ向かう。飛行機とすれ違った辺り、そこの足元に天窓が在った。
おお、これで僕は解放される。端を思い切り引っ張った。ガッコン。
窓を開くと同時に、吹き降ろしの風が僕の頬を撫で上げた。えらく怖いなおい。
試しとばかりに、僕は頭のリボンを外して落としてみた。ひゅー、なんて音はシナイ。
身につけてない装飾品はガラクタと一緒。無機物は空へ舞い散った。それを見て思う。ここからは出られないな、と。
気を取り直そう取り戻そう。周りを見渡して、窓を見つける。少し高いがドアよりマシ。
椅子は上の床に張り付いてる。飛び跳ねて窓の上枠を掴み、引き摺るように開いてみた。バッコン。
勢い付き過ぎて空へと倒れこんだ。痛い。雲に落ちたのに、痛い。硬いぞコイツ。
でもこれでようやくこの部屋の『 』が見える。どんな風景なんだろう。どんな景色なんだろう。
僕は一瞬の内に千年を生きて、いや、それくらいの気持ちで、顔を上げた。
『What's the perfect sky!!』
倒れた。目の前に広がる、いや、広がらない『 』に僕は目の前が真っ青になった。
そうだ。そうだ。そうだった。いつもこの世界はここで閉じる。
『 』を。この部屋の『 』を僕が見ることはいつも叶わない。
僕はうつ伏せの体勢から起き上がると、虹を通って部屋の中心に戻る。天窓は開いたまま。
『 』に焦がれてこの世界に僕はいつも来るけれど、本当はここは僕の心なんじゃないだろうか。そう思う。
空。ソラはカラとも読めるけれども、この空に染まった部屋の『 』には本当は何かがあるんだろうか。
天井一面に描かれている青色に僕は寝そべりながら、頭の上の無機質なフローリングを見渡していた。机、テレビ、テディベア。
そして最後に、ベッドの中で眠る自分に眼をやって、それから意識はまた落ちる。
寝顔は幸せそうだった。こんな夢を見てるのに。それが幸いなのか、或いは。
こんな閉じた心の中、僕はまだ『 』へ出られずにいる。
空へと落ちていった。
終。
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:18:21.84 ID:OPkOph9D0
>>75 まずはじめに、
>そのどら焼きの真ん中からにょきっと突き出でているのは
この流れからエロスな展開になると思った俺に謝ってもらおうか……
いや、冗談。気にしないでくれ。
【以下感想】
主人公(語り部)である「みき」がはじめに愛の格言集と言う本を読む理由が浅い気がした。
もう少し、深い理由が欲しかった。
「みき」の「むぅ」という「親父くさい声」を表現したかったのなら、
もう少し親父くさい行動を取らせた方が、自然だったかもしれない。
この表現はあまり好きではないのだけど、なんだか、オチが弱い。
何のためにみきがいて、何のためにゆいがいるのか? さっぱりポンです。
【以下酷評】
酷評というからはっきり言っちゃうけど、「小説」では無いと思うのね
「小説」の定義は知らないけど、なんかこれ、「みき」の視点から見た今日の出来事。
つまり、「日記」に近いものだと思うのだよ。
確かに、長編ものだったら、ここから「ゆき」「みき」の人間関係をうまく伝えていけるかも知れない。
そこから話を発展させていけるのかも知れにない。でも、今回は短編なのね。
だから、作品自体、何か薄いのね。おそらく、この小説を読んだあと、二〜三作別のものを読めば
すっかりぽん、この小説のことなんか忘れちゃうんじゃないかな?
まあ、結論とすれば、
「うっすぺら」
っだったのかな。というのが俺の感想。
長くなってごめんね。
↓いつものBNSKの流れ〜
101……
プロポーズか
え、犬だろ?
俺、犬ネタを10個ほど用意して待機してるぜ
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:21:14.39 ID:kEb+d5Ng0
>>75 この話の中で一番理由が必要なのはルームシェアをするに至った経緯だと思う。
お互い知らない同士が気づいたら一緒に暮らすのは普通の話じゃない。
>どら焼きの真ん中からにょきっと突き出でている
この描写で亀をイメージするのは不可能。
どう考えても、丸の中心に屹立するイメージになる。
というか、両手で挟みこんで上下に動かせるって、どんだけ首長いんだ。
状況説明なので、これだけ見せられても欠点を上げるしか出来ない。
小説として体をなすなら、何かしらの物語が欲しいところ。
あと、推敲って大事。
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:26:46.96 ID:X9rLx8Un0
誰かお題投下してぽ
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:30:53.31 ID:mkg2aXtf0
>>92 鯨
名前欄にはタイトルとともに、レス数/総レス数を書くと吉
あとエピローグの綴り間違ってますよ
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:30:56.19 ID:kEb+d5Ng0
>>92 殴り合い
俺にもお題をくださいませんか?
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:31:19.22 ID:SAXVVYJLO
>>87 サカシマを全く理解しないまま進む展開に読むのを辞めました。
ゴメンね辛口で。
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:32:13.52 ID:wUZZ2EML0
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:33:50.87 ID:kEb+d5Ng0
>>96 サンクス。
そして「クマのツメ」をどうぞ
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:34:13.85 ID:wUZZ2EML0
把握したぜ
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:34:51.82 ID:YcQqYINt0
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:36:27.22 ID:OPkOph9D0
お題
官憲の狗
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:37:56.49 ID:X9rLx8Un0
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:40:13.93 ID:OPkOph9D0
>>88 ありがとうございます。
そうですね、やはり短編としてまとまってないんですよね。
>>91 もう少し描写すべきですね><
やはり何だか全体が見えない話ですよね。
自分でも分かっていたのですが、書いた手前だしてみたかったのです。
こういう風にびしっと言われて、ふんぎりがつきました。ありがとうございます。
物語としての途中の一遍を抜き出して書いてるだけでしかないのですよね。
短編として完結させながら一遍一遍を作っていきたかったのですが、自分の中では
大きな物語として全体ができていて、どうしたものかと悩んでおりました。
書き出すとレスとして書ける範囲を肥えてしまって、ここは削って削ってでできあがると
こんな良く分からない話になってしまう……。
いっそ長編としてまとめられるところまで書いてみます。
105 :
変わらない日常(お題・アンパン 牛舎)0/4 ◆c3VBi.yFnU :2008/03/05(水) 22:51:37.06 ID:Bx9N1QmR0
あーあ、時間すぎちゃった。
まぁいいや、出来たんで投下します。
106 :
変わらない日常(お題・アンパン 牛舎)1/4 ◆c3VBi.yFnU :2008/03/05(水) 22:52:12.33 ID:Bx9N1QmR0
不思議な体験をする人は世の中にごまんと居るだろうし、その人たちに言わせてみれば、こんな事は
不思議の内に入らないのかもしれない。だが俺の人生は十八年間平凡なままだったし、その平凡さに比
べたら、これは充分「不思議な出来事」に分類されるのだ。
アンパンの中に、餡子が入っていなかった。
重ねて言うが、俺の人生は平凡だったのだ。アンパンを買ったらちゃんと中には餡子が入っていたし、
オレンジジュースの中身はやはりオレンジ果汁だった。当たり前の事が当たり前に起こる日常。山に囲
まれた田舎の農村で、俺は時代遅れの牛飼いの仕事を手伝いながら、日々を過ごしてきた。
だが、平凡な日常へのちょっとしたスパイス。これもまた重要なファクターであることに間違いは無
い。その点で言えば、こういったことも許せる気持ちになる。中身の無いアンパンは、その空しさとは
裏腹に、俺にちょっとした刺激を与えてくれたのだった。
だがそれは、やがて頭の中から消え去る事。俺一人の力では、この長閑な田舎の風景まで変える事は
出来ない。このスカスカのパンがいつも俺に刺激を与えてくれるわけでもない。第一慣れてしまう。
別に現状に不満があるわけではなかった。退屈だったが、ここの空気は好きだ。季節を身近で感じら
れるのだから、少し目を凝らせば至る所で日々の変化を感じることが出来る。一人で川辺に座り、パン
を貪っているこの間にも、周りは日々変化していくのだ。
それは、俺の仕事場である牛舎でも同じ事。日々成長していく子牛に、穏やかだが確実な時の流れを
感じる。そんなセンチメンタリズムに浸ってしまうあたり、そろそろ俺もオッサンなのかなと不安にな
る。そんな俺の気持ちを察したのか、普段から俺に良く懐いている茶色の子牛が寄り添ってきた。少し
臭い、そろそろ身体を洗ってやらないとダメか。中の掃除もしなければ。あぁ、やることが一杯だ。
不意に、後ろから名前を呼ばれた。
「タカアキ」
振り向くと、長い髪の毛を二つに結った古臭い髪型の女が立っていた。ユウコだ。近所の農家の一人
娘。小さい頃から顔は知っていたが、話すようになったのは最近の事だ。
「お弁当、作ってきたんだけど」
許婚なんて古臭い風習がまだ存在していたことにも驚いたが、なによりユウコが俺の許婚だと言う事
に驚いた。それを拒まなかったユウコには、軽く怒りさえ沸いた。好きな人が居たわけじゃないが、こ
の俺の人生における「恋愛」という楽しみを奪われた事が、どうしようもなく嫌だった。しかもこの村
から出る事はもう出来なくなる。これを不幸といわずして何と言おう。
「お昼ごはん、もう食べた?」
107 :
変わらない日常(お題・アンパン 牛舎)2/4 ◆c3VBi.yFnU :2008/03/05(水) 22:53:02.97 ID:Bx9N1QmR0
いい加減に気付いてほしい。俺は許婚なんかいらないし、こんな時間に来られても飯はとっくに、あ
のパンで済ませてしまっている。このやり取り、既に一週間は続いているだろうか。でも今日は、少し
違った事をする日だと思った。いつもなら一応受け取って、夕飯前に食べるのだが。
「食べるよ、今」
あの味気ないパンのせいで、口が塩味を欲していた、という事にしておこう。何故照れ隠しのような
真似をするのか、自分でも良くわからなかった。
牛舎の脇に腰掛け、弁当の包みをあける。これからするであろう力仕事の前には丁度いい、肉だらけ
の豪華な弁当だ。なのだが、
「俺の牛には手を出すなよ?」
牛肉は俺への当て付けだろうか。子牛の視線が妙に気になる。
「ごめん……」
「……冗談だ」
こいつの相手は少し疲れる。何も話さないくせに、俺が話しかけると謝るか黙り込むか、その二択だ。
冗談なんて俺も滅多に言わない。それにまともに返されると、もう会話が続くはずも無い。俺は黙って
弁当を口に運ぶ。牛肉の時雨煮、ちょっと辛い味付けの焼肉。付け合せの野菜と相まって、箸はどんど
ん進む。あっという間に食い終わってしまった。正直量は足りないが、腹八分目とも言うし、丁度良い
だろう。
「ごちそうさま、美味かった」
箸を置いて手を合わせる。「おそまつさま」そう言うとユウコは空の弁当箱を片付ける。それを脇に
おいて、俺に水筒から注いだお茶を差し出す。食後の緩やかでまったりとした空気があたりを漂う。
山と小川と草の匂いと。小鳥の囀りと牛の鳴き声に囲まれたこの村で、俺は平凡な時を過ごしている。
ユウコはどう思っているのだろう、ふと気になった。ここの暮らしはこいつに合っていそうではあるが、
それに本人は満足しているだろうか。
そんなことを考えていると、珍しくユウコが話題を振ってきた。
「今日は、珍しいね。お弁当食べてくれるなんて」
なんと言葉を返せばいいか、俺は分からなかった。普段その場で食べていないからか、妙な罪悪感が
沸いてきた。特に言う事が見当たらなくて、俺は適当に返事を返す。
「アンパンに餡子が入っていなかった」
ユウコは「?」といった感じで首をかしげている。自分でも何を言っているのかわけが分からない、
ユウコがそう感じるのも当然だ。
108 :
変わらない日常(お題・アンパン 牛舎)3/4 ◆c3VBi.yFnU :2008/03/05(水) 22:53:41.54 ID:Bx9N1QmR0
「何でもない。日常にちょっとした変化を与えようと思ったんだ」
相変わらず理解出来ていそうに無いその様子を横目に、俺は立ち上がる。今日の昼食は確かにいつも
とは違った。だが明日はどうか。今からやる牛舎の掃除も、その後に続く牛のブラッシングも。明日も
明後日も、もしかしたら死ぬまで続くかもしれない。微々たる変化がどうしたというのだ、根本的な変
化が訪れるわけでもない。
「今日の弁当は良かった。また明日も頼むよ」
ユウコの方を振り向くこともせず、俺はそう言った。ちょっと時間が経って外を見ると、もう人影は
消えていた。
次の日、俺は再び川原でアンパンを食べていた。餡子はちゃんと入っていた。これでいつも通り、最
早どこにも目新しい変化は見られない。この後ユウコが弁当を持ってきて、それを俺は夕飯前のすきっ
腹に押し込む。明日も明後日も、牛舎の掃除とブラッシング。俺の生活は進歩を止めた。
少なくとも、ユウコが弁当を持ってくるまでは。
「……なんだ、これ」
ユウコは黙ってうつむいている。俺は別に怒っているわけではない。少しばかり驚いただけだ。それ
をユウコは、俺が怒っていると勘違いしたらしい。
弁当箱の中に、パンが一個。ホカホカの湯気を立てて収まっていた。
「……アンパン」
ボソッとユウコが呟いた。さっき食べたばかりだが、どうもこれは焼きたて。つまり手作りのようだ。
それを手にとって、ユウコに尋ねる。どうしたのかと。
「餡子は、ちゃんと入ってるよ?」
「……そうか」
会話が噛み合わないが、俺はそれにかぶりつく。小麦の焼けた匂いと、甘い餡子の香り。アンパンは
こんなにも美味いものかと、不覚にも感動してしまった。あっという間に腹の中に収める。量は物足り
ないが、味は満点だ。今までのアンパンの味なんて、すっかり頭から抜けてしまった。
「……退屈?」
いきなりそんなことを真顔で聞いてきた。味の事だろうか。アンパンの味に退屈なんて表現があると
は思わないが、あったとしてもこのパンにそんな表現は似合わない。それはわかりきったことだ。
だから、その質問の意味が、俺にはすぐにわかった。
「いや。いいスパイスになった」
109 :
変わらない日常(お題・アンパン 牛舎)4/4 ◆c3VBi.yFnU :2008/03/05(水) 22:54:17.06 ID:Bx9N1QmR0
こんな遊び心がこいつにあったことも驚きだし、なにより面白かった。そうだ、俺が求めているのは
こういった事なのだ。平凡の中にひっそりと潜む、だけど日常を豊かにしてくれるちょっとした刺激。
それを俺は求めているのだ。
「一人だと……」
ユウコが口を開く。
「一人だと、見つけなきゃいけない。でも、二人なら相手から貰えばいいの」
俺の目を見て、真剣なまなざしで、俺に語りかける。
「タカアキが退屈なら、私が刺激をあげる。だから私と……」
それだけ言って、うつむいてしまった。「一緒にいて」と聞こえた気がするが、風の音でよく聞こえ
なかった。
それからの日常も、至って退屈なものだった。あの日以来ユウコがパンを焼くことは無く、いつもの
時間に弁当を持って俺はそれを食べる。少し変わったことがあるとすれば、昼食が二人になったことく
らいだ。
あの時ユウコが言った事は正しかったのだろうか。相変わらず二人になっても会話は殆んど無く、ひ
たすら静かな時間が流れるだけ。季節と共に山の色は変わり、虫の鳴き声も増してゆく。それだけだ。
でも、二人で見る村の景色は、独りの時とは確かに違う気がした。山の色とユウコの髪の毛の色を比
べてみたり、虫の声にまぎれて小さな吐息が聞こえてきたり。風に乗って薫る石鹸の匂いに、こいつの
存在を確認してみたり。小さなことだが、確かな変化があった。
俺はこれからも、死ぬまでここでの生活を続けていくだろう。牛の世話もあるし、実家の土地を継が
なければいけないし。何よりこいつがいる限り、俺はここを離れられない。
まったく、許婚なんて古臭い風習、誰が決めたのだろう。俺の人生を勝手に縛りやがって。
だが、少しだけなら許してやろう。そんな気持ちも確かにあった。いつの間にか隣で寝息を立ててい
るユウコの髪を撫でながら、俺は相変わらず長閑な、これからも変わることのない風景を眺めていた。
了
110 :
◆c3VBi.yFnU :2008/03/05(水) 22:55:05.49 ID:Bx9N1QmR0
以上
牛舎って……アンパンって……
関連性無さ過ぎだろ
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 22:59:19.20 ID:cyMIB3NW0
今日もなにも書かず終わる…orz
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:01:27.87 ID:8I+I3V9Z0
乱立はじまったな
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:01:31.42 ID:k3xcnV4Q0
ほ
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:02:02.24 ID:k3xcnV4Q0
乱立うぜー
小学生かよ
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:03:47.56 ID:Bx9N1QmR0
すごい事になってるな
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:04:15.09 ID:fYWEzlc40
ほ
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:05:18.82 ID:k3xcnV4Q0
立てはいいけどageてないからすぐ下に行ってるな
10分もageとけば大丈夫かな
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:06:23.20 ID:Bx9N1QmR0
過疎板にはきついな・・・
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:06:29.89 ID:k3xcnV4Q0
ほ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:07:10.91 ID:3X+I0vct0
100回品評会の結果について誰かkwsk
見逃しちゃった
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:07:15.41 ID:BqqSUgCCO
なんとなくほ
age
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:07:32.95 ID:IklSdZyE0
まあ適当に雑談でもしながら凌ごうや
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:08:25.71 ID:k3xcnV4Q0
俺はいったい何をやってるんだ
夜は短し歩けよ乙女は文庫にならんのか
なったら買うんだが
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:08:40.89 ID:3X+I0vct0
加藤夏樹かわいいよな
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:08:45.16 ID:Bx9N1QmR0
まぁ、これもVIPならではの現象だしな。
最近は見なかったが
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:08:58.42 ID:fYWEzlc40
舞城王太郎を友達に勧められて読んだ。
よ、読みづらい。
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:09:30.37 ID:8I+I3V9Z0
お題暮ー
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:09:48.57 ID:IklSdZyE0
大和撫子
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:09:54.38 ID:Bx9N1QmR0
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:10:02.89 ID:k3xcnV4Q0
>>126 夏休み、冬休み、春休みが近づくといつもだよ
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:10:11.44 ID:peqdExw00
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:10:20.16 ID:3X+I0vct0
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:10:25.63 ID:kEb+d5Ng0
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:11:26.34 ID:3X+I0vct0
>>134 サンクス、ちょっと優勝者作品読んでくる
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:12:03.97 ID:EomIL6tO0
お題おくんなまし
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:12:08.17 ID:IklSdZyE0
最近ホラーを読もうかと思ってるんだけどなんかお勧めある?
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:12:10.18 ID:fYWEzlc40
>>133 それが一番面白いの?
んじゃ、それだけでも読んでみるか。
世界は密室で〜と、好き好き〜はほとんど読まなかった。
むしろ、好き好きの後にくっ付いてる別の話が最もマシだった。
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:12:57.67 ID:SAXVVYJLO
>>104 歳いくつですか?年代で良いんで教えていただけませんか?
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:13:13.75 ID:k3xcnV4Q0
>>137 リング、らせんをどうぞ
ループはよう分からん
それかメルキオールの惨劇。ちょいホラーとは違うかもしれんが
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:14:46.74 ID:WEpliIZ80
>>138 煙か土か食い物が多分一番普通の小説っぽい
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:15:04.07 ID:IklSdZyE0
>>140 リングらせんは厨房時代に読んだ
メルキオールの惨劇か
ちょっくら調べてみるか
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:16:28.93 ID:RmuPRGsT0
>>124 太陽の搭も2年ぐらい?かかったしまだまだじゃない?
まずきつねがなりそうだし
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:16:41.80 ID:3X+I0vct0
>>138 おもしろいっていうか
舞城王太郎すげーってなるかな
優勝者作品読んできた
教えてくれた人ありがd
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:18:06.20 ID:EomIL6tO0
す、すいません……お題下さい……
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:18:42.36 ID:fYWEzlc40
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:19:04.36 ID:EomIL6tO0
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:19:25.17 ID:Bx9N1QmR0
おいおい、そこのおまえさん。
私にもお題をくれないかい?
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:20:28.33 ID:3X+I0vct0
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:20:29.73 ID:fYWEzlc40
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:21:13.05 ID:Bx9N1QmR0
はあく
レクター先生を思い出した、なぜか
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:22:54.38 ID:3X+I0vct0
今さらだけど、桜庭一樹って
砂糖菓子の弾丸〜 とかゴシックシリーズの人だったのね
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:25:44.51 ID:Bx9N1QmR0
いちおうあげ
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:26:12.73 ID:3W3tyGvw0
>>152 情熱大陸の取り上げ方だとなんだかラノベ時代が黒歴史みたいな感じだった
当時の作品を普通の装丁で再版してるみたいだし
某スレが終わってしまった……
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:29:25.03 ID:3X+I0vct0
>>154 今日、近所の本屋で芥川・直木コーナーに
何でラノベ並んでんの? とか思ったら桜庭一樹でびっくりした
表紙変えてんのか……
人間失格は表紙を小畑に変えたら売上伸びたというのに
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:29:30.94 ID:Bx9N1QmR0
俺が普段読む本は、おまえらとは噛み合わない気がする。
ノンフィクションの方が、正直好きなんだ。
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:30:10.74 ID:5CKW9v66O
101回目は予定が重なって、参加できないな……
悔しいぜ
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:31:17.72 ID:3X+I0vct0
101回目だけに、お題にプロポーズとかこないよな?
ノンフィクションは読んだことないっす
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:33:22.58 ID:Bx9N1QmR0
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:33:24.54 ID:YcQqYINt0
まだ十代だから古典を少しずつ読んでいる。ラノベは読まない。なのに俺の書いた小説はラノベだと呼ばれる。
俺もラノベって読んだこと無いんだが
どんな感じなの?
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:35:59.67 ID:8I+I3V9Z0
どんな感じといわれてもそりゃ色々あるよ
小説って読んだことない。どんな感じなの?と聞かれてるのと同じでしょ
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:36:02.72 ID:WEpliIZ80
一言で言うと童貞に都合の良い話
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:36:42.61 ID:fYWEzlc40
そもそも、そのラノベってジャンルの括り方だって聊か乱暴だと思うんだがな。
どこまでがラノベで、どこまでがラノベじゃないのか分からん。
滝本竜彦はラノベなのか? 西尾維新は? 上遠野は?
多分指摘してる人も、なんとなくで言ってるだけだから気にしなくていいと思うよ。
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:36:52.62 ID:5CKW9v66O
>>158 >>8を見ると犬にしか思えない
実はあの映画、そこまで好きじゃないんだ……
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:38:34.82 ID:Bx9N1QmR0
品詞と助詞が集まれば文章になる。
文章が集まれば何になる?
本になる。それだけだ、括りなんていらない。
>>162 感想なんかでたまに見るラノベっぽいって言葉があるから
それなりの定義みたいなもんがあるんじゃないのか?
ラノベラノベって言うけどさ
あれって今じゃSF小説やらジュブナイル小説やらとかの
総称みたいになってて
まあ今はファンタジーの世界ってだけでラノベ扱いになるわな
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:42:19.84 ID:5CKW9v66O
・人物の名前が特徴的
・キャラ付けが極端
・人外のものが出て来る
つまり三島由紀夫の「卵」はラノベ
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:43:40.60 ID:Bx9N1QmR0
>>169 「我輩は猫である」も?
まぁ、あれを現代風にアレンジしたら中々楽しそうだが
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:45:21.38 ID:WEpliIZ80
人外のヒロインとのままごとみたいな恋愛ごっこが
イラスト付きで書かれたもの
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:51:04.90 ID:5CKW9v66O
>>170 だな
かぐや姫だってラノベみたいなものだと思う
だから線引きはないけど
大衆向けが小説
大衆(大人二割、子供八割)向けがラノベ
じゃないか?
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:51:07.76 ID:3X+I0vct0
>>171 挿絵がないラノベもあったりします
ラノベって内容とか作者じゃなくて
レーベルとかマーケティング次第の部分が大きいなと思う
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:53:05.52 ID:wnkTTfI20
>>173 同意、俺はどちらかと言うとラノベの方が多く読むけどラノベも純文学もスイーツ(笑 も結局ただの文章だしな
売る側が一番売れやすそうな名前をつけて、そのうちの比較的文章を読まない若者向けがラノベってだけだろ
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:53:32.83 ID:3X+I0vct0
>>172 竹取物語とか原文読めなかったなぁ……
源氏物語はきっと、生涯読めないままだと思う
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:53:34.36 ID:AyWmBRO20
ラノベは、出版社のレーベル(電撃なんたら角川なんたら)でラノベかどうかが決まるだろ。ぐぐったところ。
だから、文章や内容でラノベかどうかが決まるわけではないない。
そんでもハードカバーを買う人たちが読んでくれるかどうか不明な内容で、十代後半の青少年を
読者の中心として書かれた小説ならば、ラノベレーベルのカラーに合うだろ。
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:55:29.38 ID:3X+I0vct0
要はカテゴリーで楽しむのではなく
小説をを読んで楽しめってことですね
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:55:41.13 ID:Bx9N1QmR0
要は、企業が活字離れの激しい若者向けに開拓した新ジャンルってこと?
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:57:09.56 ID:wnkTTfI20
>>178 昔どこかで、偉そうな小説家達が自分を理解しない若年層を無視し続けた結果が今のラノベエロゲ業界だって聞いたことがあるな
最近はラノベにして萌え要素入れないとSFが書けないね
ちょっと悲しい
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:57:47.36 ID:YcQqYINt0
ラノベ系の出版社から出されているのがラノベだと思っていたけど
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:58:53.11 ID:WEpliIZ80
>>173 それは少数派だろ?
大多数は
>>171みたいな形式のものだし、
多くの人がラノベと聞いて真っ先に思い浮かべるのもそういうものだと思う。
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:59:06.53 ID:AyWmBRO20
ライトノベルと言われているジャンルは、昔はヤングアダルトとかジュブナイルとか呼ばれていたらしい。
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/05(水) 23:59:30.42 ID:Bx9N1QmR0
>>179 だってつまんねーんだもん
こう言ったら怒られるかな、俺
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:00:28.84 ID:fhjtV2Zl0
>>180 SFは設定とか難しいもんねぇ
ダン・シモンズとか高校生のころ大好きだったけど
大学入って、SF読んでないわw
なんて思ってたら先月マイケル・クライトン読んでた
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:00:30.70 ID:zGQxmDUHO
不二家がバレンタインデー作ったり、コカコーラ社がサンタを赤って決めつけたり、土曜を丑の日にしたって事と一緒
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:00:59.03 ID:h89onTue0
多くの人はラノベと言われても、なにそれって思うと思うけど
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:03:49.36 ID:Uk9VVfmG0
ラノベばっか読んでたせいか、そうでない文のよさが分からなくなりかけてる俺 orz
強烈なキャラとかシーン展開とか、そういうラノベ的なのが無いと「薄味」な文だと感じてしまう…
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:04:36.18 ID:RMyppZUa0
人称問わず、語り手に面白いことを言わせているのはとりあえずラノベだと思う
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:06:39.58 ID:fhjtV2Zl0
最近読んだ小説は?
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:07:46.70 ID:npWJLXdb0
フラニーとゾーイー
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:08:07.92 ID:R00sjtMA0
ネガティブハッピー・チェンソーエッヂ
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:08:13.68 ID:XQRaN1z+0
フリッカー式
世界は密室でできている
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:08:36.04 ID:+iYKuIGp0
緋文字
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:08:40.05 ID:h89onTue0
月の影 影の海
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:10:26.03 ID:MIE+KFkc0
ところで、ヤングアダルトって何がヤングなアダルトなんだろ?とか思ってた。正直
1.ヤングな人たちに向けたアダルト物 : セックスは禁止。それ以外OK
2.大人でない人たちが繰り広げるアダルトもの : 幼女少年が繰り広げるエロス
言葉から、この2択しか思い浮かばなかったあの日を振り返ると
僕は、ずいぶんと大人の階段を上ってきたんだと思った。
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:10:44.78 ID:zGQxmDUHO
鹿島田真希「一人の哀しみは世界の終わりに匹敵する」
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:10:57.78 ID:R00sjtMA0
あと、ムーンパレスか。
表紙が気に入って読んだ。海外だけど
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:11:03.03 ID:fhjtV2Zl0
>>195 十二国記は面白いね、アニメしか見てないけど
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:12:40.72 ID:zGQxmDUHO
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:17:58.91 ID:R00sjtMA0
>>201 うん。海外モノは久しぶりだったけど、それなりに楽しめた。
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:19:23.58 ID:FzPlp4Z00
今更ながら、ナインストーリーズを読んだ。
今度ライ麦も読んでみたくなった。
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:21:14.12 ID:zGQxmDUHO
>>203 「終わりの物達の国で」がぜんぜん読めなくて遠慮してたけど、読んでみようかな
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:22:10.43 ID:Uk9VVfmG0
最近読んだ本か…
聞いたことある本、2ch等で名前の挙がってた本を図書館行って借りられるのから借りて読んでる
夜は短し歩けよ乙女→ツボった
ハル、ハル、ハル→面白い文体だと思いつつどうも好きになれない 何が言いたいかも分からなかった
終戦のローレライ(上巻のみ)→そこそこ面白く読めたけど、下巻に突入しようか迷う程度
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?→全体的に薄い気がした 最後の方2、3回読み返してみたけどうやむやなままだった
リアル鬼ごっこ→評判どおり、というかそれ以下の話で、読んでてアホらしくなってしまった
老人と海(最初数十ページ)→だから何?というような話が続いてる気がした
リアル鬼ごっこは別として、一番最近読み終えた本のアンドロイドは〜も、ラノベの読みすぎか、もっとかっこいい戦闘描写を!とか思ってしまった
レビュー程度じゃなくて、ここがこうすばらしい、って解説してある本なりサイトなり無いと何がいいのか分からない今日この頃…
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:22:59.07 ID:npWJLXdb0
>>204 まだ始めの4つしか読んでないけど、バナナとコネティカットは好きだった。対エスキモーと笑い男はよくわからん。
あとの5つは期待して読んでいいのかな?
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:25:04.57 ID:FzPlp4Z00
>>207 全部読む価値があるかどうかは知らんが、俺はテディを読んで良かったと思った。
まぁ、好みは分かれるのだろうが、手元にあるなら全部読んじゃったら?
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:25:34.36 ID:AdV2xV3j0
いわゆるラノベレーベルもハードカバーを出すようになったよな。
例えば電撃作家なんかは多い。
『図書館シリーズ』とか『夜魔』とか『連射王』とか。
挿絵はないし分厚い。でもこれもラノベ。
ラノベファンタジー作家として名を轟かせている深沢さんは、他の文芸誌とかにも顔出してる。
その活動はラノベに入らない。
他には今回直木賞を取った桜庭さん。
『ゴシックシリーズ』とかで萌え量産してるけど、直木候補になった本は凄い硬派。
『赤朽葉家の伝説』なんかは凄く文体が変わってる。勿論直木候補になった本。これはラノベか?
竜騎士とかきのことか、エロゲシナリオライターあがりも小説として本を出すようになってる。
ファウストに拾ってもらってるし、かの講談社から出してるけど、ありゃラノベだな。
でも同じファウストの森博嗣や維新なんかはラノベであって、また違う存在。
最近映画化乱発してる乙一なんかは、ジャンプのラノベ大賞受かってデビューだけど、
切なさの達人とか言われてすごく読まれてる。
前に芥川とった綿矢リサの『蹴りたい背中』なんかは、
文体軽くて、いかにも若い女の子の感性で書かれてるんだなって思った。
――まあ、何が言いたいかっていうと、垣根なんかなくね?
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:26:09.59 ID:R00sjtMA0
そういえば、FINE DAYSは高校の頃読んでがっかりだった。
ふと思い出しただけ。手元にあったから。
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:27:36.42 ID:fhjtV2Zl0
>>206 戦闘描写が読みたいならKの流儀おススメ
メフィスト賞受賞作
ただ、あくまでも戦闘描写に特化してるってだけ
展開、構成、登場キャラは昭和な感じがかなりする
俺は賞で読んでいったりしてる
気に行った作家がいればその人の本を買っていくって読み方
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:29:47.33 ID:fhjtV2Zl0
>>209 綿矢リサは文体が持ってるパワーがものすごくね?
インストールとか蹴りたい背中、世評がからかったからスルーしてたけど
ブックオフ100円コーナーでインストール見つけて読んだら
凄すぎて鳥肌たったよ
垣根なんてないさ
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:30:23.73 ID:R00sjtMA0
>>209 きのこは好きだけどな。癖はあるけど、あれはあれでいいものだと思う。
最近伏線の張り方が微妙かなって思うけど、俺にはどの道真似できないから。
伝奇モノなんて書ける気がしない。
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:30:43.05 ID:h89onTue0
読みたいもの読めばいいじゃん
お題暮
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:31:21.97 ID:fhjtV2Zl0
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:31:30.36 ID:zGQxmDUHO
>>210 俺は今話にでてるライ麦はかなりがっかりした
翻訳者のタイトルつけるセンスが素晴らしいこと以外面白くなかった
青春小説の定番って言われて期待していた分、反動はでかかった
グッドラック、ららばいもがっかりした
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:32:07.04 ID:npWJLXdb0
>>208 ありがと。読むモチベーション上がってきた。今月中に全部読むつもり。
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:32:28.01 ID:2SL/spCS0
インストールって読んだことある気がするな
親しくしてるおばさんの史書はよく分からなかったって言ってたけど読者が最低これだけは知ってるだろうっていう下地が日々延長されてるのを感じた
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:33:15.72 ID:ivMEuyFD0
ラノベだからって読まないのはもったいない本もあるし
その逆もまた然り
読まずに批判するのはもってのほかだし
結局のところ面白い文章かどうかだよな
でもラノベの買いづらい表紙はなんとかしろ
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:35:36.82 ID:npWJLXdb0
ライ麦って文庫になってないの? どこ探してもねえよ。
>>219 本屋でラノベコーナーがそっち系漫画コーナーと隣り合っているのも避けられる原因かもしれん。俺の地元ではそうなってる。
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:36:58.00 ID:R00sjtMA0
>>220 買うときには必ずカバーをかけてもらう。
そんでもって隣のエクセルシオール行って六時間は居座る。
タバコは2箱買って、本も二、三冊持っていく。
俺の至福の時。
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:37:32.57 ID:2SL/spCS0
>>220 うちの地元の本屋なんて隣がBLで向かいが百合だぜ!
でもマリ見ては面白いと思うな
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:37:42.74 ID:R00sjtMA0
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:37:58.21 ID:zGQxmDUHO
>>220 村上春樹訳のやつは新書サイズだった気がする
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:39:00.81 ID:AdV2xV3j0
人によって好きな文体とかテーマ、ストーリーは違うからな。
結局はその本人にとって面白いかどうかってことが大事。
でも萌え絵表紙だと外に持っていくのを躊躇しちゃうんです><
カバー? おいしいんですかそれ?
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:39:09.02 ID:fhjtV2Zl0
>>220 amazon先生に聞いてみたら
文庫出てるみたいだね、原文だけど
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:39:15.02 ID:Uk9VVfmG0
>>211 Kの流儀か…名前だけは聞いたことあったけど、今度読んでみようかな
賞で読むってのもあるんだなぁ
ただ、タイトル、噂なんかで気になるのは読まないと気がすまないから読むのはもう少し後になるかもw
ライ麦とかもずっと気になってたんだけどあんまり良くないのかな?
とにかく目の前の本(老人と海他)読まなきゃ始まらん…
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:41:57.84 ID:fhjtV2Zl0
>>227 タイトルで買っちゃうってあるよね
最近、タイトル買いした本は「すごい!整理術」
本捨てろとか書いてあって、実践無理だと思った
積んでいる本の量が増えてく一方です・・・・・・
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:44:20.35 ID:R00sjtMA0
>>228 その本が邪魔になる事を、著者は想定していなかったのだろうか
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:47:00.20 ID:Uk9VVfmG0
>>227 むしろその本自体を捨てれば一冊分スペース空くぞw
でもほんと、本って増えてくばっかなんだよな
一般書は図書館で、無いのは中古で、実用書は中見て吟味してから、ラノベはすべて立ち読み、実家に帰る度読まなくなった本持ち帰る
これだけやってるのにカラーボックスの決めた区画からあふれそうな今日この頃…
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:47:50.65 ID:Uk9VVfmG0
間違えた自己レスだw
>>227でなくて>228だ…って先に言われてる orz
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:48:27.81 ID:fhjtV2Zl0
>>230 小説には触れてなかったけど
ビジネス書、パソコン関係の書籍を捨てろって書いてた
雑誌すらたまっていく俺にそんなこと無理でした
実際は、部屋を整理するんじゃなくて
スケジュール管理とかそんなんメインだった
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:50:28.55 ID:R00sjtMA0
>>233 タイトル詐欺もいいトコだなw
やはりタイトルは重要だな。読者に印象付ける最初の扉だし
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:50:46.86 ID:AxzLIpybO
あれ品評会お題は?
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:52:08.14 ID:npWJLXdb0
明日の昼頃
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:52:37.09 ID:fhjtV2Zl0
>>234 新書だし、整理のことについて触れてたから
詐欺だとは思わなかったけどなぁ
悪書ってほどじゃないけど、おすすめもしない本
キャッチコピーとかタイトルの威力ってすさまじいよね
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:52:50.15 ID:RcDivy+i0
今の時代便利だから電子書籍とかあるんじゃないか?
それだったらかさばらんし、いいと思ったんだが…小説の電子って聞かんけどな
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:54:01.09 ID:h89onTue0
ディスプレイで小説読むのって疲れるから嫌い
やっぱ紙媒体がいい
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:57:05.58 ID:HWmWjDPJ0
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:58:00.46 ID:R00sjtMA0
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:58:52.25 ID:zNmYKkh80
お題くれ
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:59:14.92 ID:ivMEuyFD0
携帯小説(笑)ってどこで見れるもんなんだ?
俺もほんとに見たことないわ
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:59:32.80 ID:Uk9VVfmG0
自他共に認めるパソコン狂の自分だけど、やっぱり紙媒体のほうが見やすいよね
横書きが悪いのかディスプレイなのが悪いのか、確かに読む速度落ちるし理解力も落ちる気がする
といっても紙なら高速で読めるかっていうとそうは読めない…
携帯小説なんかもってのほかだしなあw
ところで、みんな本読む速度ってどのくらい?
自分はラノベなら200ページ毎時、簡単な文庫なら100ページ毎時、ハードカバーとか難解な文庫なら50ページ毎時くらい
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 00:59:35.00 ID:HWmWjDPJ0
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:00:01.60 ID:npWJLXdb0
電子が本の代替となるにはまだいろんな問題があるんだろうが、やっぱり一番は疲れやすさだ。画面がまぶしい。
247 :
242:2008/03/06(木) 01:02:43.66 ID:zNmYKkh80
バニラかぁ。もう一個くれ。
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:03:10.45 ID:V+HaHNij0
やばい
ずっと「次にお題を要求されたらバニラにしてやろう」と思っていたら
先を越された……
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:03:23.46 ID:V+HaHNij0
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:03:52.93 ID:HWmWjDPJ0
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:04:14.61 ID:ivMEuyFD0
俺はベッドに寝転がって読むのが好きだからなー
だからPCのディスプレイよりは本
新書よりは文庫がいい
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:04:56.20 ID:dHvbrrCG0
青空文庫でドグマグ読破とか、
本気でキチガイになるだろw
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:05:52.46 ID:R00sjtMA0
>>244 ラノベなら一冊一、二時間で読み終える。
昔から読むスピードが早いんだ
254 :
242:2008/03/06(木) 01:16:07.57 ID:zNmYKkh80
バニラに機関銃にナイフかwww
受験終わって暇だし頑張るおww
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:21:22.68 ID:4nSP2qyv0
ベッドに寝転がってPCの画面見てる俺が通過しました
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:28:24.82 ID:ivMEuyFD0
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:30:19.79 ID:RcDivy+i0
じゃあやはりネット小説OK、横書きOKな自分は異端なんだなー
つか、なんでそこまで早く読めるんだ…。自分の場合気になった表現はそこだけ読み返したり
吟味しちゃう人だから、遅くなるんだろうけど
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:34:33.39 ID:R00sjtMA0
>>257 別に異端では無いだろ。人には好き嫌いがあるんだ。
俺は早く読んでも結局読み返すこともあるから、
結果的には同じくらい時間がかかると思う。
ところで、俺が先ほど投下した通常作品が華麗にスルーされていた事に、今気付いた。
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:44:52.73 ID:RcDivy+i0
そうか、まあみんなよりは少ない部類には入るだろうなw
読み返すと、なると一回目はさらっと読むわけだろ?それが出来ない人なんよ
すまん、読みたいのはやまやまだが明日早いから自分は寝るよ、起きて時間があったら感想書こうと思う
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:45:33.69 ID:ivMEuyFD0
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:45:53.68 ID:R00sjtMA0
感想乞食みたいになった、すまん。
俺も寝る。誰か保守よろ〜
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 01:51:25.57 ID:Uk9VVfmG0
一度読むと読み返す気力が無くなる人です…
作者の言いたいことがさっぱりだとか重要な伏線忘れてたりだとかで読み返すこともあるけどほんの一部だけだな
というか、知らない表現しっかり調べようと読書時に電子辞書傍らにおいてるのにいつも使わずじまい…こんなんじゃ読んでるっていえないかも
>>261 最後にどの作品かだけでも教えてよ
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 02:03:08.11 ID:6rxYQa6s0
>>110 一レス目がくどい、正直言ってつまらん。が、三レス目、転の所からびっくりするくらい良くなった。
台詞が良いし、焼きたてのアンパンとか小道具も気が利いてるかと。ユウコを嫁にしたいと思った。
テーマがハッキリ浮かんでくる瞬間てのは気持ち良いね。
難癖つけるなら、名前に違和感。普通に漢字でおkと思った。
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 02:41:11.29 ID:ivMEuyFD0
人には保守しなければいけない時がある。
今が正にそれなのだ。
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 03:08:10.63 ID:6rxYQa6s0
花粉症つらいよ花粉症
保守
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 03:25:37.25 ID:Uk9VVfmG0
ほし
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 03:47:12.78 ID:zGQxmDUHO
ねむいほ
268 :
◆c3VBi.yFnU :2008/03/06(木) 03:53:15.89 ID:R00sjtMA0
269 :
◆c3VBi.yFnU :2008/03/06(木) 04:00:14.20 ID:R00sjtMA0
>>263 感想サンクス。
前半のくどさは俺もわかってる。他に良い書き方があったとは思うけど、思いつかなかった。
なんつーか、思うように書けなかったっていうのが正直なところ。
お題を上手く使えてるかどうかもわからないし。
つまらないと言ってくれた事、感謝するよ。ほかに良い書き方が無いか考えてみる。
ユウコは俺の嫁。やっぱ自分の作品から嫁発言が出ると気分いいなw
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 04:10:23.13 ID:ivMEuyFD0
小説書こうとすると魅力的なおにゃのこが書けなくて困る
鬱っぽいのばっかり書くからいかんのだろうが
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 04:17:58.80 ID:yiSdllvZ0
誰か起きてる人いたら、お題をくださいな。
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 04:19:59.01 ID:R00sjtMA0
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 04:31:11.91 ID:R00sjtMA0
>>270 鬱な作品にこそ、魅力的なおにゃのこは必要だと思うんだが。
つーかそれが無いと読んでて死にたくなる
透き通るような白い肌を包む、対照的な漆黒ののドレス。
その瞳の輝きは深く沈んで、それはまるで精巧な蝋人形。
身体の中にオルゴールでも入っているのだろうか。その声もまた美しく、澄んでいた。
彼女はその人形のような瞳で僕を見つめ、歌うように語りかける。
こんなおにゃのこが大好物です
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 04:37:48.64 ID:ivMEuyFD0
>>273 最近書いたのだと売春幼女と勘違いピザだぜ?
なんかこう王道的なツンデレ的なものを書きたい
でも書けない
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 04:46:08.08 ID:R00sjtMA0
>>274 「べ、別にアンタの為じゃないんだからねっ!」
これはもう使い古されているからねぇ……
強気な女を描けば、自然とツンデレになるんじゃないか? 俺は割とそうなるが。
最近はツンデレよりもデレデレを書くほうが難しい。つーか、書いてて背中がむずむずする。
いや、最近はボクっ子が一番好きだけどさ。まぁどうでもいいか
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 05:05:51.44 ID:ivMEuyFD0
とにかく次書くときはどんなお題が来てもツンデレを書くことに決めた
ボーイミーツガール的なものも書いたことないしハードル高いけど
でも今日はもう寝るわ
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 05:24:56.19 ID:R00sjtMA0
独り、か……
ふん、まあいいさ。やるだけの事はやってやる。正直独りの方が気楽だ……
窮鼠猫を噛む。未熟ではあるが、せっかくの晴れ舞台、大いに盛り上げてやる。
行くぜ……ただの保守だと思うなよ……?
俺が昔に書いた推敲チェックシートがいまだにwikiにあって大変むず痒い思いをした。
つーか需要あんのかあれ?
めちゃくちゃ大したこと書いてないし、コンテンツの分類に困るだろうから、要らないのなら消してくれ。
もちろん、誰か使ってくれてる人がいるなら、恥ずかしながらも嬉しいが。
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 05:42:09.61 ID:R00sjtMA0
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 05:54:01.73 ID:nHEUVeYZ0
お題もらおうか↓
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 05:55:53.55 ID:ovLwlzYp0
嬉し恥ずかし朝帰り
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 05:56:03.03 ID:zGQxmDUHO
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 05:57:40.46 ID:nHEUVeYZ0
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 06:15:44.39 ID:R00sjtMA0
ほ
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 06:35:08.73 ID:hwJxEcbU0
odai
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 06:48:26.33 ID:zGQxmDUHO
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 06:52:26.87 ID:yiSdllvZ0
お題『女の子』投下しまーす。
遅くなってしまったが
>>272ありがとう。
288 :
猛スピードで君を(お題「女の子」)1/2:2008/03/06(木) 07:01:33.60 ID:yiSdllvZ0
「好きです。好きです。好きです!」
アホみたいに繰り返された言葉は、果たしてその女の子のもとに届いただろうか。
放課後、昇降口、彼女と二人きり。ずっと待ち望んでいた時間。絶好の機会。
去年の春、同じクラスになって…一目惚れだった。その日以来、今日までその女の子の
ことをいつも考えていた。体が弱く、華奢で、体育は休みがち。でも手先は器用で、勉強
だって自分なんかより全然できた。何より昼休みに横目で覗いた彼女のお弁当はとても美
味しそうで、「自分で作ったの?」って聞いたら、いい笑顔で「はい!」って。それで、
その時貰った卵焼きが本当に感動的に美味しくて、箸を持つ彼女の腕がすごく弱々しくて。
だから、そんな彼女を守るために、彼女を支えるために自分に何ができるのかをずっと
考えていた。
暴力は嫌いだった。だから彼女が暴漢に襲われたりしたら、両手両足を広げて全身で彼
女を防御しようと思った。自分はいくら殴られてもいい、ただ彼女の白くて柔らかい肌に
はゼッタイに傷をつけて欲しくはなかった。
でも、複数人に襲われたりしたらどうすればいいんだろう。
鏡を見て、溜め息をついた。身長が足りなすぎる。彼女を全て覆い隠すほど大きくない。
バカみたいなことだけど、真剣に考えていた。本気で考えていた。
そして、悩んだ末の結論は、「反復横跳び」だった。
彼女の周囲を囲むように超高速で駆け抜ける。
言葉の暴力でさえも、亜音速のスピードでかき消してみせる。
決意してから約一年、一日五時間のトレーニングを欠かしたことがない。気づいたら、
なぜか自分の言動さえも反復する癖がついていたが、関係ない。彼女を守れるのならば、全く問題ない。
「ゴメン…。」
強く目を合わせて、およそ30秒後、彼女は口を開いた。
「何で?何で?」
告白の時も、そして今も、間抜けな言葉の反復癖が残っていることがなんとも恨めしい。
「だって、あなた…女の子じゃない。」
分かっていた。よく分かっていた。すごくよく分かっていた。性格の不一致ならぬ性別の
不一致だって。むしろ性別の一致が生み出すミスマッチだって。
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 07:06:49.91 ID:EbU5mowe0
なにかトラブルかしら…?
290 :
猛スピードで君を(お題「女の子」)2/2:2008/03/06(木) 07:07:00.99 ID:yiSdllvZ0
サノバビッチ!!
心の中で叫んだ。
「ねぇ、泣かないで。」
彼女の言葉でようやくわれに返った。泣いてるんだ、私。たぶん悔し涙だよ。君のこと、
守れないなんて。運動神経だけが取り柄で、他に何もなかったんだ。やりたいことも、人
並みの夢も希望も特に何もなかったんだ。でも、でも、この一年間は本当に幸せだった。
勝手に作った目標だけどね。それでも、すごく充実してたんだよ。
「君を、君を守りたいんだ。」
気づいたら、思ってたことをぶつけていた。押し付けがましいし、とても女々しい。仕方
ないじゃん。私は、女の子なんだから。それに、それが誤魔化しようのない本心なんだから。
「うん!」
彼女は笑った。私は、何が起きたのか分からなかった。
「友達から始めましょ。…って、もちろん友達より先には進まないけどね。」
私は、ただ呆然と立っていた。頭が全然回らない。
「もう、泣かないでよ。私を守るんでしょ?」
また、泣いてるんだ私。泣き虫だな。だってしょうがないじゃん。女の子なんだから。で
も、これは嬉し涙。あなたのことをゼッタイ守ってみせるよ。そう思ったら、急に体が動
いた。亜音速まで高めた反復横跳び。
「なに?その動き?」
「準備準備、準備運動かな。」
「なにそれ?あははは。」
彼女は、よく笑う子だった。二人で歩く帰り道は楽しかった。反復横跳びディフェンス
を使う機会はなかったけど、幸せだった。分かれ道で彼女に「じゃあね×2」って笑顔
で手を振って、その背中の向こうに夕日を見ながら、久しぶりに夕日を見た気がした。
嬉しくなって思わず横跳びで帰った。
おかげで、1km弱の道を一分もかからずに帰宅する。我ながら化け物だと思う。
その日も五時間のトレーニングを欠かさなかった。いや、結果的にはテンションが上がり
すぎて朝までやってしまった。夕日と同じぐらい久々に見た朝日に目を細めて、思わず、
「やりすぎて、バターになるところだったぜぃ」なんて呟いた。
―おわり―
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 07:10:21.45 ID:yiSdllvZ0
>>289 一瞬パソコンがバグっただけです。心配をおかけしました。。
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 07:11:38.35 ID:79u36sPLO
お題をください
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 07:13:18.44 ID:EbU5mowe0
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 07:14:40.52 ID:79u36sPLO
293>>ありがとう
書いてみる
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 07:29:42.09 ID:ODdmGi0h0
お題くれYO!
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 07:53:18.87 ID:hwJxEcbU0
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 07:54:02.01 ID:ODdmGi0h0
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 08:25:40.70 ID:AD7yoJjSO
お題くだしあ
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 08:28:31.82 ID:cphSqdrc0
↑ 路地
お題くださいな
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 08:30:06.35 ID:AD7yoJjSO
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 09:01:27.89 ID:/GqogcJHO
前スレに投下されてた長編が長すぎる件。
1レスあたりの行数がここと違うんだな。
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 09:20:32.91 ID:1+XTbLhF0
深夜帯は雑談でもってたみたいだな
ああいうトークも出来るからここは好きだ
そして保守
書けるかどうかはわからないがお題ちょうだい
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 09:40:31.55 ID:1+XTbLhF0
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 09:43:17.92 ID:KThfnraiO
肉食
お代官さま
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 09:47:47.57 ID:1+XTbLhF0
はあくthx
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 10:34:34.35 ID:ODdmGi0h0
ほ
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 11:01:25.95 ID:ODdmGi0h0
h
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 11:04:29.87 ID:tgQlIvHE0
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 11:49:07.03 ID:AcM7/6Y60
h
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 12:21:16.26 ID:R65rixsM0
ほ
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 12:23:46.12 ID:ODdmGi0h0
ほ
315 :
(お題:嬉し恥ずかし朝帰り)1/2 ◆LBPyCcG946 :2008/03/06(木) 12:23:59.68 ID:nHEUVeYZ0
彼が言う
今日は泊まって
いきなよと
そんな夢見て
涎がでろり
終電で
駅員さんに
起こされる
今から歩いて
帰ると朝だ
タクシーは
深夜料金
高すぎる
家まで遠い
いくらになるか
どうしよう
いっそホテルに
泊まろうか
両親心配
しないで歓喜
売れ残り
そんな呼び方
しないでよ
ちょっと値段を
間違えただけ
316 :
(お題:嬉し恥ずかし朝帰り)2/2 ◆LBPyCcG946 :2008/03/06(木) 12:24:37.56 ID:nHEUVeYZ0
繁華街
夜のネオンは
眩しすぎ
1人でラブホ
ああ彼氏欲し
次の日の
目覚め最悪
二日酔い
頭ガンガン
メークボロボロ
1人きり
始発で帰る
悲しさよ
どうか神様
彼氏になって
初めての
嬉し恥ずかし
朝帰り
これじゃお嫁に
行けるはずねえ
終
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 12:46:39.67 ID:rfTRJHotO
お題くれ
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 12:47:41.92 ID:/GqogcJHO
啖呵
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 12:52:15.07 ID:rfTRJHotO
はあく
321 :
◆LBPyCcG946 :2008/03/06(木) 12:52:44.10 ID:nHEUVeYZ0
良いですか? ヒッヒッフー、ヒッヒッフー、ラマーズ呼吸ね
落ち着いて、そうそうそう、頭が見えてきましたよ!
あご引いて! 顔の力抜いて! ほら、もうすぐ!
ちょ、旦那さん邪魔! 倒れるなら外でお願いします
出た! 元気な子ですよ、おめでとうございます!
【 第101回週末品評会 】
お題:『誕生』
規制事項:5レス以内
文章中に『祝』か『呪』どちらかの文字を最低1回使ってください(単独ではなく、『祝福』『呪文』等でも可)
出来たら名作を誕生させてください
投稿期間:2008/03/08(土) 00:00 〜 2008/03/09(日) 23:30
宣言締切:日曜23:30に投下宣言の締切。それ以降の宣言は時間外。
投票期間:2008/03/10(月) 00:00 〜 2008/03/11(火) 24:00
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 12:55:02.54 ID:EbU5mowe0
真昼間っからキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
あれか還暦迎えて赤いちゃんちゃんこ着るようなもんか
呪てwwwww
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 12:55:41.92 ID:T6catgco0
こんな時間にお題…だと!?
乙です
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 13:15:16.00 ID:J4IYbZIFO
>>315 俳句って投下していいの? って聞くのは俺も半分散文詩のつもりで書いてるから置いとくとして
なんだかリズムがわるい。特にそれぞれの五行目。
母音のえらび方が悪いのかな、それぞれのつながりも悪かった。
あと、特に面白くはなかった。つまらないギャグ漫画読んでるきぶん。
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 13:19:01.43 ID:C9H2gl6J0
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 13:20:15.92 ID:nHEUVeYZ0
>>325 俳句はどうだかわからないが
ちょっとやってみたかった
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 13:36:23.82 ID:YL7ENWacO
土曜が誕生日な僕にぴったりなお題だNE!
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 13:54:51.77 ID:eeoZK7DI0
おお、お題来たな
とりあえず個人的に書きやすそうなお題でよかった
文才壊滅状態だけどずっと富樫ってるわけにもいかんし、次こそちゃんと投下するぞ
…そしていつの間にか日曜の夜になるマジック orz
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 14:18:13.87 ID:/GqogcJHO
なんだ、ここ何でもありになったのか。
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 14:48:21.61 ID:rfTRJHotO
ほ
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 14:54:58.48 ID:R65rixsM0
お題来たか……
次こそは優勝目指して……ふぅ
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 15:22:48.38 ID:I6GqASpU0
保
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 15:30:54.03 ID:RcDivy+i0
お題来てたー!誕生か…うーんとりあえず、どこに呪を入れるかを考えるか…
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 15:34:14.02 ID:A+UO1l+k0
普通に『祝』の方を選択する気は無いのかw
さすがはBNSKだw
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 15:41:38.17 ID:8ANYbC0j0
ポイントは二つとも使っちゃ駄目って所か
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 15:43:00.74 ID:n+YJIQOn0
俺には二つとも使っていいように見えるけど
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 15:50:50.40 ID:8ANYbC0j0
どちらかの文字を使ってください、だから片方だけじゃない?
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 15:58:27.09 ID:I6GqASpU0
どちらかの文字を最低1回だから両方使ってもいいんじゃない?
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 16:15:50.34 ID:8ANYbC0j0
最低1回は関係ないだろ。言うなれば蛇足。
「使ってください」の中に最低1回は含まれてるんだから。
どちらの文字も、だったら別だけど。
まあ、二つを使ってはいけない、と書かれてないから、
明確な説明がない限りどっちでもいいんだろうけど。
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 16:20:27.06 ID:R00sjtMA0
あら、お題きたのか。
今回は駄文を投下しないようにしなければ。
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 16:26:37.22 ID:gyHXlbdH0
本番の前に練習としてお題下さい
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 16:29:25.32 ID:2SL/spCS0
呪い
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 16:30:36.06 ID:RcDivy+i0
ヒモロギ
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 16:30:51.66 ID:gyHXlbdH0
>343
把握。
さあ、呪うか!
346 :
◆3k3x1UI5IA :2008/03/06(木) 16:39:10.68 ID:3JcJR7TT0
品評会投下 2レス予定
題名「悪の子」
347 :
悪の子 1/2 ◆3k3x1UI5IA :2008/03/06(木) 16:39:48.58 ID:3JcJR7TT0
蹴る、蹴る、蹴りまわす。
――死ね!
蹴って、蹴って、蹴りまわす。
俺の爪先が肉にめり込むごとに、呻き声がもれる。
――まだ生きてる。
俺はさらに力を入れて蹴る、蹴る。
俺が今蹴っているのは悪魔だ。肢体を丸めてビクビクと体を震わせる悪魔だ。
血の匂いと、言葉にならぬ呻き声が、小さな小屋に充満している。
――たまらねぇ。
こいつらはそう簡単に死なない、俺が息も絶え絶えになって蹴り続けようとだ。
それがたまらない、遠慮のない渾身の蹴りを何度ぶちこんでもしぶとく生きている。
俺のあそこはビンビンに誇張して、もうすぐにでもいってしまいそうだ。
――もうすぐだ、もうすぐ。こいつが動かなくなってから俺様の聖水をたっぷりとかけてやる。
悪魔の反応がなくなってきた。その時がきたようだ。
――さぁ死ね、悪魔め。
俺は着ていた衣服を脱ぎ捨てると。吼えた。野獣のような声で。
348 :
悪の子 2/2 ◆3k3x1UI5IA :2008/03/06(木) 16:40:14.31 ID:3JcJR7TT0
俺は生まれると同じくして捨てられた。母親も父親も知らない。
分かっているのは、俺は祝福されて生まれた子でなかったということだ。
呪われた子、呪われた運命に相応しく、俺の人生は悲惨だった。
孤児院では、まだ十歳にもならない俺を、ホモのロリコンどもがもてあそんだ。
夜になればぶよぶよした贅肉が俺の上におおい被さり、そいつらの"それ"が進入してくる。
そんな俺を助けたのは、唯一読むことを許された聖書だった。そこには俺が生きる道がかかれていた。
俺は呪われた運命に勝たねばならない、悪魔に打ち勝たねばならない。
そうして俺は成人して孤児院を出ると、各所を点々として悪魔を探した。
俺は悪魔を払う、俺自身の力によって悪魔を払う。悪魔を殺せる力を授かったのだ。
悪魔を見分けるのは難しい、特に妊婦と悪魔を見分けるのは。悪魔どもは人間の体内にはいると
誰が見ても分かるように腹が膨れる、しかしそれと妊婦との違いを見極められるのは俺ぐらいだろう。
今なら分かる、俺は神の僕として誕生したのだ。神の剣として使われた使途なのだ。
――小屋が燃える、聖なる火によって燃え上がる。悪魔は死んだ、今日も俺は勝ったのだ。
悪魔を殺した後、俺の頭はわれるように痛む。
全身血にまみれ、口の中いっぱいに錆びた鉄の味がする。
ぐずぐずしてはいられない、悪魔の手下どもが俺を捕まえにくる。急がねば。
349 :
◆3k3x1UI5IA :2008/03/06(木) 16:40:35.71 ID:3JcJR7TT0
終わりです。
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 16:40:55.02 ID:R00sjtMA0
うん? 品評会作品、もう投下していいの?
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 16:42:08.73 ID:8ANYbC0j0
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 16:42:17.23 ID:T6catgco0
投稿期間:2008/03/08(土) 00:00 〜 2008/03/09(日) 23:30
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 16:44:01.98 ID:npWJLXdb0
ここに来て一年経つけどフライングは初めて見た
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 16:53:49.50 ID:YL7ENWacO
吹いたw
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 16:59:22.91 ID:3JcJR7TT0
やべwwww
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:02:22.18 ID:gJ41BDRM0
賞賛に値する豪快なフライングだwww
ナニはともあれ乙
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:02:55.72 ID:RcDivy+i0
この場合、品評会の作品としてはカウントされないよな?
通常作品扱いでおkなのか
358 :
◆BNSK/DqMrY :2008/03/06(木) 17:03:06.86 ID:JQtBoh8RO
アwwwホwwwかwwwww
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:06:09.11 ID:R00sjtMA0
運営さんがやってきましたwww
数ヶ月ぶりにこのスレ覗いてみたら、珍しいフライングの現場に立ち会った。
なんか得した気分だ。
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:11:13.21 ID:3JcJR7TT0
もうどうにでもな〜れ〜
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:11:52.24 ID:qtbY7WfaO
とりあえず時間外作品でいいんじゃね?
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:15:00.27 ID:ivMEuyFD0
二日もフライングとか過去にあったっけ?wwwwww
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:18:49.48 ID:Hnw9BqJZ0
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:25:19.96 ID:/GqogcJHO
運営さん大変だなwww
wwww
こうして◆3k3x1UI5IA氏によって、誕生してはならない作品が生まれた。
作品は◆3k3x1UI5IA氏を永遠に呪い続け、その束縛に一生もがき苦しむことであろう。
著作・制作 ◆3k3x1UI5IA
―――完
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:28:19.00 ID:yzfz64FlO
お題をくれないか?
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:29:40.89 ID:WO1Uz0nFO
フライング
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:32:35.80 ID:yzfz64FlO
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:35:15.26 ID:3JcJR7TT0
――時間外作品!通常作品!
そんな簡単に皆様はおっしゃいますが、私としましては精魂込めて書き上げた
文章でございます。それを一括して捨ててしまうとは、これどほど悲しきことは
ございませんよ。
よくよく見てください、この最初の書き出しを。
この一文を書くまでにどれほどのストーリーが捨てられ、選別され、また書き
出されたとしても"Ctrl+A"と"Backcpace"の猛威に吹き飛ばれてきたかのかと。
その数百万の試行錯誤の末にうまれたのが、最初の一行でございますよ。
さらにさらに行を重ねるのがどれほど、慎重な作業かと申せば、それはもう初
夜の生娘の花嫁を触るがごとくでございます。
並々ならぬ慎重さで作り上げられたこの文章を見てください。
まさに諸刃の上をはだしで歩くようなものではありませんか。
――時間外作品!通常作品!
ああ、鬼よ、鬼よ、鬼ではないか。
私のむせび泣く言葉が伝わりませぬか、この世は鬼しかおりませぬか。
一体私が何をしたのというのです、あまりに非情な仕打ちではありませんか。
たかだが二日早かったぐらいですよ。
時間にすれば四十八時間、二千八百八十分、百七十二万八千秒ではないですか。
ではこうしましょう、お互い半分づつ言い分を取り合って、二十四時間はやかっ
ただけだということで、手を打とうではないですか。
いえいえ、これ以上一分一秒とゆずれませんぞ。
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:37:32.53 ID:n+YJIQOn0
ルールを確認する慎重さが足りなかったな
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:37:38.39 ID:WO1Uz0nFO
374 :
◆BNSK/DqMrY :2008/03/06(木) 17:49:54.10 ID:JQtBoh8RO
24時間早くても時間外ですよねwwwww
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:51:16.51 ID:ODdmGi0h0
うああああ
お題くださいorz
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:54:00.11 ID:V+HaHNij0
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:55:22.67 ID:R00sjtMA0
>>371 まぁ、あれだ。
もう一回書けばいいじゃないか
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 17:55:30.96 ID:ODdmGi0h0
379 :
お題『食パンをくわえた女の子』0/2:2008/03/06(木) 17:59:11.10 ID:2SL/spCS0
投下します
380 :
お題『食パンをくわえた女の子』1/2:2008/03/06(木) 17:59:27.48 ID:2SL/spCS0
「ねぇ、どうして美央は食パンをくわえて学校に行くの?」
決して遅刻しそうな時間じゃないし、なんなら一度家に帰って朝食を食べてもギリギリ間に合いそうだ。
しかし、一緒に学校へ向かう私の親友は「何を言っているのだ?」と言いたげな顔でこちらを見上げた。
そして暫く考えた後に、ゆっくりと一言だけ喋りかけてくる。
「気を抜くと、食べ過ぎるから――」
長いこと付き合ってはいるが、今一この子の言動は掴みづらい。
高校生にして百五十に満たない体と伏し目がちの頭の中には何か私と違うモノがはいっているんじゃない
かと思ってしまうこともある。
どうでも良いことは軽く流せば良いというのはお互いの間での暗黙の了解になっているが、それでも美央
との問答は登校時間の暇つぶしとしては嫌いじゃなかった。
私は沈黙の時をつくりまいと矢継ぎ早に質問を投げかける。
「ダイエットでもしてるの?」
美央は静かに首を振る。確かにダイエットが必要な体系でないことは十分承知している。
それに彼女は見た目に反して大食漢だ、気を抜けば一時間近くずっと食事を続けていることもある。
「普通に朝食食べると遅刻するとか?」
そう言われてもしょうがないほどに美央の食べる速度は遅い。食べているというよりも齧っているように
しか見えない。
しかしそれも違うようだ、目を伏せたまま歩みを緩めようとしない。
「それも違うなら……ベタな出会いを求めているとか? 曲がり角で男と女がぶつかるやつ!」
私を一瞥すると美央はスタスタを歩きさってしまった、もしあれが照れ隠しならこれが正解なのだろうが
生憎とそんなことに照れたりする女じゃないことは私が一番熟知していた。
頭を抱えてうなる私を二回り近く小さい美央が見上げる、さっきから食パンを加えているものの量が減っ
ているようには全く見えなかった。
「食べたいならあげようか?」
「いや、いいよ。私は朝食食べてきたし、それは美央の朝食でしょ?」
彼女は時間さえ許すなら一斤の食パンであろうと食べつくすことを知っている、私の頭は混乱するばかり
だった。
「朝食なら食べたよ、食べ過ぎたから困ってる――」
381 :
お題『食パンをくわえた女の子』2/2了:2008/03/06(木) 18:00:00.78 ID:2SL/spCS0
カバンから食パンの入った袋をちらつかせる、中に残っているパンはあと二枚だった。
八枚きりなら朝から六枚か……私だったらどのくらい食べれるかな、それだけ食べてもあの体系なんだ
から困る。
何を考えているか分からない友人を見下ろす、いつもどおりのびっくりするほど小柄な体系があった。
「パン持ってきてるならもう一枚食べるんだけど」
「私はパンよりご飯派だしお昼は学食だよ」
そもそも私の知る限りでは美央もご飯派なはずだ。
彼女はやっぱり、といった風に肩を竦めるとまたゆっくりと歩き出した。
もうすぐ学校に着く、それまでに答えが分からないとなんだか負けた気がしてしまう。
「ヒントが欲しい! これはあまりにも私に分の悪い問題じゃないか!?」
すがりつく私を美央はうっとうしそうに払いのけた、このままではもう学校に到着してしまう。
心持ちか美央が足を速めたような気がした。
学校が近くなって別の知り合いも増えてくる。皆私と同じような質問をしていくが、美央の一言だけで
理解したとばかり自分の速度で学校へと向かっていく。
「気を抜くと、食べ過ぎるから――」
確かに美央が常に何か口にしているというのは比較的有名なことだけど、それでもあんな一言だけで簡
単に理解できるわけがない。もしかして皆は私の知らない何かを知っているのか?
疑問は浮かぶばかりだったけれども、全く理解できないうちにもう学校へとついてしまった。
教室に入っても美央は口からパンを離そうとしない、後からやってくるクラスメイトも見てみぬふりを
しているように感じた。
そしてもうすぐ一限目が始まってしまう……
「理由はまだ分からないの?」
くわえていた食パンはもう殆どなくなりかけている、殆ど諦めていた私は小さく頷いた。
「今日、一限は木炭デッサン」
自分の袋から一枚の食パンを取り出して渡してくる、そういえばそうだったと思い出した。
当然私のかばんに同じ物は入っていない。
「あ、ありがと……」
「どういたしまして」
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 18:27:01.02 ID:R00sjtMA0
ほ
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 18:48:00.06 ID:zk5Q69Jt0
hosu
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 18:55:47.99 ID:8ANYbC0j0
>>380 食パンをくわえながら学校に行くのが常なのか、今日だけなのか、それによって話は変わってくる。
今日だけという事なら、オチに繋がっていくが、常ならそうはいかない。
しかし読み進めていくと『「普通に朝食食べると遅刻するとか?」』という一文が見られる。
これは、どうにも今日一日の事を言っている様子ではない。
さらに付け加えると、冒頭のセリフも今日に限って、という風ではない。
となると、彼女が食パンをくわえながら登校するのは常なのだと思われる。
だが、オチは今日に限ってのことである。残念ながら繋がっていかないのである。
あと、>高校生にして百五十に満たない体
ここはちゃんと単位を入れるか、体を身長にした方がいいとおもう。
よく食べる子だから、150が体重なのかもしれないと勘違いする可能性もある。
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 19:12:22.22 ID:2SL/spCS0
>>384 いくつか読みづらい点あったみたいですね、もっとしっかり推敲します
感想ありがとうございました
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 19:12:54.73 ID:A+UO1l+k0
>>371 時間内に、しれっと再投下すればバレないよ
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 19:12:54.73 ID:cH3b+9fM0
文才ねーな、おめーらwwww
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 19:14:04.70 ID:A+UO1l+k0
>>388 ありがとうwwww ←wを4つにするのが拘り
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 19:16:16.37 ID:A+UO1l+k0
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 19:16:46.05 ID:cH3b+9fM0
2ちゃん文章虎の穴ってサイトあったの知ってる?
文芸板なんだけど、そこに投稿してたよ。
結構ファンもいたみたい。
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 19:17:50.62 ID:Yhsfuc7D0
ところで一週間くらい前に「四日かけて優勝作品全巻する」っていってた人は飽きたのだろうか
393 :
◆LBPyCcG946 :2008/03/06(木) 19:22:25.09 ID:nHEUVeYZ0
ああ、なんか上の方でちょっと混乱してるみたいですが
祝と呪はどっちでもよくて、2つとも使って良いですよ
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 19:51:58.59 ID:ivMEuyFD0
今週土日忙しいからなんとか金曜の夜までには書き終えたい保守
末 代 ま で 祝 っ て や る か ら な !
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 19:56:40.02 ID:V+HaHNij0
>>395 なんか樹海の木にあった「祝ってやる」の落書きを思い出したwwwww
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 20:01:49.89 ID:2SL/spCS0
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 20:15:45.98 ID:I3F4r4jGO
お題ぷりぃず
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 20:18:51.30 ID:R00sjtMA0
ほしゅ
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 20:43:55.01 ID:I3F4r4jGO
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 20:47:58.32 ID:fhjtV2Zl0
>>397 なんかよくわかんないけど、リア充の匂いがした
>>402 自分で確認したらロダの番号間違えてて吹いたwwww
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:09:14.26 ID:tVL1f7gnO
アナルフック最高
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:23:57.49 ID:KAyUNyCV0
保守するために生まれた
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:38:44.72 ID:6rxYQa6s0
バルサミホ酢
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:46:45.55 ID:T6catgco0
お題くれよ
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:49:00.03 ID:KAyUNyCV0
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 21:59:06.56 ID:T6catgco0
はあく
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:16:36.73 ID:R00sjtMA0
さて、洗濯物ほしゅか……
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:27:22.39 ID:4jhCOru70
お題クダサレ
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:30:59.40 ID:KAyUNyCV0
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:32:53.65 ID:4jhCOru70
ハアク
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:33:33.07 ID:XQRaN1z+0
お題下さい
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:34:30.47 ID:rfdX2rk90
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:34:41.33 ID:Tp2clWDw0
チョールヌイオリョール
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:36:07.74 ID:XQRaN1z+0
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:36:39.64 ID:gJ41BDRM0
超ぬるいお料理
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:36:57.22 ID:R00sjtMA0
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:41:19.17 ID:XQRaN1z+0
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:43:48.67 ID:R00sjtMA0
つーか、ググレ。
いや、俺もググッただけだけどww
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:43:55.24 ID:fhjtV2Zl0
423 :
◆OlsmS4EvlM :2008/03/06(木) 22:48:34.24 ID:vOcBIe4z0
お題発表あった?
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:50:05.25 ID:XQRaN1z+0
ググるってもすぐ忘れるから最近はググらない事にしたのです
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:50:38.54 ID:Xnl0rWQ/0
あったよ
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:51:11.45 ID:XQRaN1z+0
今週は誕生らしいよ
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 22:58:03.94 ID:WO1Uz0nFO
小説にテーマってどうやって盛り込むの?難しいよね。
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:00:10.67 ID:Xnl0rWQ/0
テーマってなにかすら俺にはわからない
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:00:11.57 ID:fhjtV2Zl0
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:01:29.26 ID:XQRaN1z+0
そんなの読んだ奴が好きに解釈すればいいんだよ
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:03:17.14 ID:KThfnraiO
テーマから連想したシーンを小説ってかたちで表現するだけ
読み応えがあった。と思える小説って、どんなもんかね。
面白ければ読み応えはあるんだろうけど。
読者側がつらつらと話に流される様な文章じゃなくて、話の途中で読み手が少しは考えさせられるような、そんな文章の方が読み応えがあるのかなぁ
お題下さい。
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:10:08.83 ID:iqDiv17c0
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:10:50.87 ID:XQRaN1z+0
フィンガーチップ
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:11:49.87 ID:fhjtV2Zl0
お菓子
437 :
お題・論文 牢獄(0/6) ◆c3VBi.yFnU :2008/03/06(木) 23:19:11.60 ID:R00sjtMA0
思ったより長くなってしまった。投下します
439 :
お題・論文 牢獄(1/6) ◆c3VBi.yFnU :2008/03/06(木) 23:19:44.35 ID:R00sjtMA0
遥か昔に建造された巨大な刑務所。最早使われることは無い鋼鉄の監獄。
ここに「彼」はいるらしい。そして「彼」の残した「論文」も。
「彼」は稀代の天才と呼ばれた人物。その功績は計り知れず、曰く、人類が生み出した最凶の兵
器、核兵器も彼の功績によるものだ。そんな噂までたつ始末。事実かどうかはわからないが、彼の
遺した影響を窺い知るには充分な噂だ。
俺は地下へと続く階段をひたすら下る。階段というのは、上るよりも下る方がより体力を使うと
聞いたことがある。成程、自分の身体を使うとより良く理解できる。もう背中からは汗の滝がとめ
どなく溢れ出て、膝はガクガク、もう全てを投げ出してしまいたい。
もうどれくらい階段を下っただろう。時間にして一時間は経っただろうか、左手の腕時計を確認
する。おかしい、まだ一分も経っていない。それどころか秒針は動きを止め、もう時間を知ること
は出来なくなってしまっていた。
「くそっ……なんなんだ、ここ」
最早戻るに戻れない。もうそんな気力はすっかり無くなってしまっていた。もう身体も心も限界
に近い。ここで足を止めたら、俺はもう朽ち果てて死んでしまう、そんな気分になってくる。
俺が「彼」を知ったのは、とある古本屋で一冊の論文を見つけたときだ。その論文自体は「彼」
の著作ではなかったが、事あるごとに「彼」という単語が書かれていた。最初は何かの隠喩かと思
ったが、何回読み返してもそれらしきモノは見当たらない。気になった俺は、その論文を足がかり
に徹底的に調べた。アングラな情報にも手を出し、やがてこの場所を突き止め、今に至るわけだ。
その過程で気になる情報を手に入れた。「彼」の「論文」についての話だ。彼は数多くの論文を
書き上げたが、一つだけ世間に発表されていない論文があるらしい。その在処はおろか、内容すら
謎のままだが、「在る」とされてきた一編の論文。それがとても気になった。
「彼」に逢って何がしたいか、そんな事は全然考えていなかった。ただ逢いたい、それだけでこ
こまで来たのだ。だがそれももう限界、心は根元からへし折られる寸前だった。論文の事なんて、
とっくに頭から消えていた。
眼前に、突然扉が現れた。
音も無く出現し、それこそまるで最初からそこに在ったかのように佇むソレは、異様な雰囲気に
包まれていた。南京錠と鎖で固く閉ざされた鉄の扉。中を覗く窓も無ければ、困ったことにドアノ
ブすら付いていない。ここまで来て諦めるのか。再び絶望に打ちひしがれていると。
――開いてるよ……――
声が聞こえた。扉の中から、まるで俺を呼んでいるような声が。
440 :
お題・論文 牢獄(2/6) ◆c3VBi.yFnU :2008/03/06(木) 23:20:29.32 ID:R00sjtMA0
「開いてる……?」
一見すると、とてもそうには見えない。だがここまで来たのだ、ものは試しで扉に触れる。
――久しぶりの尋ね人だ……歓迎するよ――
鉄の扉は、重い音を立てて奥に倒れた。土煙が舞う。埃を防ごうと顔を隠す。
――……ほう?――
煙が晴れ、俺は声の主を探す。部屋の中は薄暗く湿っていて、とてもじゃないが人間が住めるよ
うな環境とは言い難い。だが、それよりも俺が気になったことが、一つだけあった。
俺に語りかけてきたあの声、あれは……
「ようこそ、我が牢獄へ……」
部屋の奥。木製の古い椅子に腰掛けた、女がいた。
「アンタは……男じゃなかったのか?」
そう尋ねると、女はククッと笑い、こう言った。
「なんだ、男じゃないと嫌だったか? ほう、お前はそういう趣味か」
イスに座って足を組み、女王様然としたその態度は、不思議と彼女に似合っていた。
だがおかしい。俺が読んだあの論文は半世紀以上前の物だ。なのに今目の前にいるこの女は、年
齢的に俺と大した違いが無いように見える。
透き通るような白い肌を包む、対照的な漆黒のドレス。その瞳の輝きは深く沈んで、それはまる
で精巧な蝋人形。身体の中にオルゴールでも入っているのだろうか。その声もまた美しく、澄んで
いた。彼女はその人形のような瞳で俺を見つめ、歌うように、だがどこか威圧的な態度で語りかけ
る。
「まぁいい、ゆっくりしていけばいいさ。茶でも出そう、そこに座ってくれ」
指差された場所にあるボロボロのソファーに腰掛ける。見渡してみてもキッチンはおろか、蛇口
一つすらこの部屋には見当たらない。どうやって茶など出すのか、そんなことを考えていると。
目の前のテーブルには、いつの間にか、ティーカップに入った赤い紅茶が湯気を立てていた。
「どうした、飲まないのか……?」
「…………」
果たしてここは何処なのだろう。俺はもしかすると、とんでもない人物と関わりを持ってしまっ
たのかもしれない。あのどこまでも続く階段、いきなり現れた鋼鉄の扉、半世紀以上前の人物が俺
と同じくらいの年齢。そしてこの紅茶。不可解な事だらけだ、頭がおかしくなる。
441 :
お題・論文 牢獄(3/6) ◆c3VBi.yFnU :2008/03/06(木) 23:21:03.23 ID:R00sjtMA0
「やれやれ、言いたい事が沢山ありそうだな。何だ、何が聞きたい?」
俺が聞きたいこと、そんな事は山程ある。何から聞けばいいかわからないが、何も喋らないのも
結構な苦痛だ。何か、何か話さないと……
「いや、いい。お前が聞きたいことなんてわかりきっているからな。論文だろう?」
「論文……」
そうだ、俺はその情報を仕入れてここまで来たのだ。不可思議な現象が多すぎてすっかり忘れて
いたが、元々俺はその事について聞きに来たのだ。
「まぁいい、教えてやろう。とはいっても、お前はもう知っているわけだが」
俺が知っている? 一体何の事か、俺はこの女の論文など読んでいない。最早禁書扱いなのだ、
一般人に読むことなど出来るはずも無い。
「お前がここに来るまで体験した事。アレが私の論文だ、一部ではあるがな」
体験した事。階段や扉の事だろうか。バカな、あんなのが論文だと? 文字ですらないじゃない
か、そんな訳が……
「そんな訳だ。この建物は私の論文そのものだ。私自身といっても良いだろう、今のところ最高傑
作だ。もっとも、幾つかは『本質』ではないがね。副産物のようなものだ」
「何を……」
何を言っているのか、解らない。本質だとか副産物だとか、そういう訳の解らない事を。
延々と言っているこの女は、一体何者なのだろうか……?
「この建物は、ある理論で構築されていてね。解りやすく言うと、『停滞・不可視』だ。あの階段
はこの理論がごちゃ混ぜになったときに生まれたものでね。『時間の停止』と『目的の不可視』が
同時に発生してしまった。もし私が扉を出現させなかったら、お前はあそこで永遠に階段を下って
いただろうよ。その点では、コレはまだ不完全なのだがね」
空恐ろしい事を笑いながら言う。確信した。この女は魔女だ。少なくとも人間ではない、なにか
別の存在なのだ。だが、謎は一つ解けた。
「……じゃあ、アンタはここで永遠を手に入れたのか……?」
そうだとしたら、あの若々しい姿にも納得がいく。半世紀を経て、尚失われないあの若さ。普通
じゃない。
「成程、やはり物の理解が早い。流石は私の論文に挑んだだけはある」
そう言うと女は椅子から立ち上がり、俺の方へと歩いてきた。とっさに身体を強張らせる。女の
手には何も無い。だがその威圧感は、それだけで俺を殺せるような、そんな圧力を持っていた。
442 :
お題・論文 牢獄(4/6) ◆c3VBi.yFnU :2008/03/06(木) 23:21:47.68 ID:R00sjtMA0
「だが、やはりまだ若い。お前は一番の重要な事を見落としている」
人形のような手が俺の顎に添えられる。吸い込まれそうなほど深い瞳の色に、俺は心を奪われそ
うになった。いや、命までも吸い取られてしまいそうだ。口元をニヤリと歪ませて、女は嗤う。邪
悪な嗤いだ。まるで悪魔。人の心に入り込むソレは、どうやら現代に蘇ったらしい。その手助けを、
俺はしてしまったのだろうか。
「お前は、なぜここが『見えた』?」
女の口が大きく開く。俺を飲み込まんとばかりに開けられたその口からは、白い犬歯が一本伸び
ていて。
目の前を、闇が包んだ。
気が付くと、俺はボロボロのソファーに横たわっていた。
「やれやれ、ようやくお目覚めか」
どこからか声がした。聞き覚えのある声だ。起き上がって声の主を探すと、あの木製のイスに座
って何かを読んでいる、女の姿があった。慌てて起き上がる、が、頭が割れるように痛い。思わず
ソファーに腰を下ろす。
「あんまり無理をすると頭が割れるぞ。比喩じゃなくて、本当にな」
「何を言って……ぐっ……」
両手で頭を押さえるが、そんなことで痛みが引く事は無かった。まるで本当に頭が爆発するみた
いだ。頭の中が心臓のように脈打っている。その感触がとても気持ち悪い。
その頭で考える。俺はさっきまで何をしていたのか。女の話を一通り聞き終えた後、何かを言わ
れて、その後闇に包まれて……
「私の知識をお前の頭に叩き込んだ。良かったな、これでお前も稀代の天才だ。使いこなせるかど
うかは解らんがね。その痛みは反動だ。まぁすぐに治まる、安心しろ」
「知……識?」
じゃあ、あのときの暗闇は、俺が気絶したときの? だが女の行動が理解できない。なぜあんな
事をした?
「普通に学んだら、それこそ半世紀経っても学習なんて出来ん。だから叩き込んだんだ、文字通り
にな。血を分けたんだよ。私の知識が溶け込んだ血をな」
そう言うと女は立ち上がり、俺のほうを振り向く。
「さて、質問しよう。お前は何者だ?」
443 :
お題・論文 牢獄(5/6) ◆c3VBi.yFnU :2008/03/06(木) 23:22:20.72 ID:R00sjtMA0
「何だって……?」
それは俺の質問だ。この不可思議な状況を前にして、この女に疑問を抱かない人間など、いるわ
けが無い……はずなのだが……
「私の事など、血を分けたのだから解りきっているだろう。お前は何者だ。私はお前の血を分けて
もらってはいない。穢れるからな」
俺は、何者か? そんなことは解りきっている。俺はただの一般人で、妙な興味がわいてここに
来た。それだけだ。それだけ、なのに。
「違う……そうだ、おかしいんだ……」
普通じゃない。「ここに来た」事自体が、おかしいんだ。なぜならここには、
「何故、俺はここが『見えた』んだ? ここは『不可視』のはずなのに……」
「気付いたか。まぁ私の知識を分けたんだ、そのくらいは当たり前だが」
女は相変わらず微かな嗤いを携えて俺を見ている。その眼差しは、まるで俺を値踏みしているよ
うだった。気に食わない目だが、頭の痛みのせいで思うように動けない。だが、動けたからといっ
て俺に何が出来ただろう。この女には敵わない。本能が、頭の痛みが警告している。こいつには逆
らうなと。俺は女に尋ねる。
「俺に何をして欲しいんだ……?」
「ほう……」
感心した様な声を出す。だがそれは演技だろう、俺には解る。皮肉なことだが、この女のくれた
知識とやらで、こいつの事は僅かだが理解できた。この女は、タダで人に何かを与えるような奴で
は無い。何かしらの代償を求めるはずだ。そしてソレは、普通のものでは無いという事も、俺は理
解していた。
「俺に何が出来るんだ? いや、俺をどうするつもりだ……?」
女の顔を見て尋ねる。頭痛は少し治まってきた。この程度なら、まともに会話することくらいは
出来る。立ち上がって対峙する。女の身長は、俺より頭一つ分低かった。
「手伝って欲しいのさ」そう女は口にした。
「私の論文、つまりこの場所を完成させる手伝いを、お前に頼みたい。お前が何者かは、その過程
で解るだろう。少なくとも私の論文を『読む』程度の能力はあるらしいからな。普通じゃないよ、
お前は。人間だとは思えない」
「……バカな、俺は人間だ!」
そう反論するも、どこか否定できない自分がいる。思えばあの情
444 :
お題・論文 牢獄(6/6) ◆c3VBi.yFnU :2008/03/06(木) 23:22:51.26 ID:R00sjtMA0
そう反論するも、どこか否定できない自分がいる。思えばあの情報もあやふやなものだった。在
ると言われた、だが誰も見ていない。最初からおかしかったのだ。
「私の論文には、どうしても足りないものが在る。『永遠』だ」
女はティーカップを手に取り、床に落とす。カップは割れ、音を立てて破片が床に散らばった。
「『停滞』と『永遠』は違う。時間が進んでも尚失われない完全なもの、それが『永遠』だ。この
通りカップは割れてしまった。これは永遠ではないという証拠だ。そもそもこの論文では『停滞』
すらも不完全なものでね。私はここでは歳をとらないが、他のものはすっかり古びてしまった」
女は辺りを見回す。その目には若干の憂いを含んでいるようにも思えた。だがそれもすぐに消え
去り、再び俺を見る。
「そういう訳だ。手伝ってくれた暁には、何か褒美をくれてやる。金でも何でも。望むなら世界す
ら、与えてやる」
狂気。この女を一言で表すなら、まさにそれだ。狂気に満ちたその瞳、口、手足。まるで狂気が
人のカタチを成したようだ。その様な異形の願を聞く者が果たしているだろうか。
俺は、その願を叶えてやろうと思ってしまった。悪魔の誘惑に乗ってしまう人間の気持ちが初め
て解った。金が欲しかったわけでも、ましてや世界を欲したわけでもない。
この悪魔の事を、もっと知りたいと思ってしまった。この狂気の果てに、俺は何かを見ることが
出来るのか。それに興味が湧いてしまった。たとえ人生を投げ出すことになっても、後悔は無い。
この瞬間だけ、でも確かにそう思ってしまった。『永遠』の果てに、何があるのか。血のせいだろ
うか、共感を抱いてしまったのだ。
「成程、『永遠の果て』を知りたいか。そうか、それも面白そうだ」
女の顔が歪む。狂気に満ちたその嗤いは、悪魔そのものだ。
「いいだろう。完成の暁には、お前にも見せてやるさ」
女の指が頬を撫でる。冷たい指先からは、人の持つ心を感じる事は出来ない。
「我が研究の集大成……永遠は果たして希望か、それとも絶望か……」
女の唇が近付いてくる。俺はそれを避けることもせず、黙ってその様子を見守る。
「それを二人で、見極めようじゃないか……」
首に一筋、赤い雫が流れ落ちた。
了
445 :
◆c3VBi.yFnU :2008/03/06(木) 23:23:32.12 ID:R00sjtMA0
以上。
すまん、5レス目と6レス目で若干被った。
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:27:11.85 ID:prq4dGx8O
品評会回顧の優勝作品のタイトル教えてくだしあ
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:28:42.13 ID:Xx/ylSu70
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:32:07.24 ID:ivMEuyFD0
さあて、いつもどおりお題からどんどん話が逃げていくよー
ちゃんと仕上がるんだろーか……
ズキュキュキュキューーーン!!!うおおおおおおおお!!レイ!レイ!綾波レイたんが僕の前に現れたあああ……ぁああ!!
レイたんひゅぎぇええ!!あうう!!はうううううううううううううううん!ぬうううううううううううううううううん!!
きゅう〜〜〜〜〜ん!!綾波レイたんにきゅんきゅんきゅん!!うにゅにゅにゅにゅにゅにゅ〜ん!!にゃはああああん!!!
レイたん宇宙一かわゆしゅぎゅりゅううううううううううううううううんあんあうんあうんんあんあんあんあああああん!!!
もきゅきゅん(´・ω・`) ほえ〜ああ……ああレイたん!水色シャギーをナデナデしたい!ほ〜らナデナデ!あああったかい!
き…キモチいい!ナデナデペロペロ!おおスイートぉ!レイたんシャギー内ハネナデナデペロペロもきゅきゅ〜ん(´・ω・`)おお…
あの華奢な体を抱きしめてええ!!うううん!レイたん小さくてかわゆしゅぎゅいいん!1ああ……クンクンクンカクンカあああ
レイたんの脇の下をクンカクンカああああああ……汗くしゃあああああああいいああああああううう!!あああん……ああいい
小股もクンカクンカ!!スーハ−スーハあああうんんん極上スメルうううん!!もきゅ〜〜〜(´・ω・`)ああホントいい……うう
でもそんなそんなことしたら黙っちゃう…不気味……無口?違う!クーデレ!!クーデレだよおお!やばいよやばいよおおおおお!
ああああああ踏んづけてください!!!!何も言わずに零号機で僕を踏んづけてくだしゃいいやあああ!おおそこそこ…おお
きもちいいいいいいいいいいいいいいいいいん!!かいかああああああああああああああん!!!はぁにゃ、ふにゃああああん
ああああああああああんレイ!ああレイたん!……ああレイたんレイたんレイたん!あああはあはあはあうううんあああん!!
あああレイたん!夢の中でもレイたん!起きてても目の前にはいつもいつでもレイたん!ずううううっと一緒だね!フヒヒヒ!
フヒ!フヒヒヒ!あああ見て!ほら!ねえってば!もっとこっち見て!ああレイたん!あああああん……そう!そうそう!ほら!
ほら笑って!笑ってよレイたん!!ああああああああああああああああんきゅいんきゅいん!可愛い可愛い可愛いいいん!!1
僕知ってる!レイたん本当は弱くて泣き虫……そしてとっても優しいいぎゃぎゃぎゃあああああん!!はあああん!ぬぅ……す
す、す、好きだあああああああああああああああん!!!僕は綾波レイたんが好きだああああああああん!うわわあああん!!
ああっ!もう!レイたん!ああレイたん!レイレイレイぃいいやっほおおおおおい!!!はあ!はぁはぁはぁ!はぬううん!
うわああああああああああああああああああん……ふぅ…………う…う……うううをおおおおおおおお!きゃわいいいん!!
もふわあああああああああああああああああああああん……ふぅ………はぁ…はぁはぁ……はううううううううううううん!!
うをををっっっをおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお…ふぅ……ぅおおおおおおおおおおおおおおおおん!!
キタキタキタあああああ!!!無限ループキタああーーーぁああんしゃうんあ!!!ああああもうっ!離れられないいいい!!
…ああああん!ひゃあああああああああああああっんレイとぅわんがおっしゃてう!!ず、ずっと一緒だぞ!ってあああああん!
ずっと一緒だぞおおおおああああ当たり前ええええええええ!!!レイレイレイレイレイレイレイレイいいいいいいい!!!!
うおおお!うわあああ!うわああああ!レイ愛してる!ああ!僕愛してる!!!!愛してるううううううをおおおおおお!!!
ぷいにゅ〜〜〜〜いイクっいくうううううううぅぅ!!!頭おかしくなっちゃううう!らめえええええええええええええええ!!
ホントらめええええ1!!!!ひぎいいいいいいいいいい!!ひゅぎゅぶうぃゆいゆいいいいいいいいいいいいいいいいい!!
ああ僕らの想いを!あああ僕らの愛を永遠に!!綾波は僕の嫁だああああああああああああああああああああああああ!
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:36:58.09 ID:Xnl0rWQ/0
綾波はクーデレじゃないだろ
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:37:03.96 ID:5FxLBDXt0
>>449 作者の愛がよく伝わってくる良い作品だなあと思いました。
ただ、「!」のあとにはスペースを入れたほうがいいかもしれません
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:42:11.93 ID:fhjtV2Zl0
アスカの生い立ちって悲惨すぎるよな
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:46:41.59 ID:R00sjtMA0
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/06(木) 23:57:14.44 ID:prq4dGx8O
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 00:13:11.59 ID:c93OKtEN0
保守しておきますね
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 00:31:21.64 ID:qRVIccg10
ほっしゅ
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 00:31:39.17 ID:xVDHyLZo0
じゃあ私も保守しておきます
458 :
◆bsoaZfzTPo :2008/03/07(金) 00:38:39.20 ID:1W7oNBHm0
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 00:46:57.33 ID:KGgMsds20
文芸板でやれ
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 00:49:56.53 ID:qRVIccg10
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 00:59:14.36 ID:365M2WKg0
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 01:00:14.89 ID:LpeNKea30
>>458 乙
ところで照明の明るさを少し落とすときって、
「ランクを落とす」と表現して間違いないかな?
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 01:02:11.61 ID:fShaN41N0
照明の明るさをランク、って言うとは聞かないなぁ
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 01:02:29.06 ID:qRVIccg10
照度を落とす
じゃね?
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 01:02:50.56 ID:LpeNKea30
そうかぁ……
一段? かな?
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 01:03:24.00 ID:LpeNKea30
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 01:26:02.47 ID:qRVIccg10
ほ
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 01:28:07.76 ID:mt2RtTZN0
明かりを絞った
長編板で連載もいいの?って聞こうとしたけど、連載なら新都社あたりの方がいいことに気づいた
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 01:37:35.19 ID:UqV7cVdn0
別に禁止はされてないよ。やろうとする人がいないだけで
連載はさ、書いてる途中の気力回復手段を必要とする訳だよ。長々とやろうとすると
それは励ましだったり、手紙だったり手段は色々だろうけど、
でも長編板で連載したら、連載の合間に感想かかれてもなんか萎えるし
かといって本スレに感想かかれても本スレに迷惑だし。
ならば気力回復手段と連載する場所が別に構成されてる所の方がいいかにゃ〜っと
ところどころに「俺は」を入れてよんでほしいにょ☆
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 01:48:27.63 ID:UqV7cVdn0
俺は連載はさ、俺は書いてる途中の俺は気力回復手段を必要とする訳だよ俺は。
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 01:49:15.97 ID:LpeNKea30
>>468 その表現いいな。
俺はさ、結局俺なんだよね俺はさ。
みんなイジメないでほしいにょ><;;
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 01:55:57.93 ID:qRVIccg10
ここはドSのあつまりなんだにょ
>>476 あん?誰に向かって口訊いとんのじゃワレェ
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 02:20:59.08 ID:qRVIccg10
>>477 俺ドMだからそう言われると興奮しちゃうぜ?
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 02:26:04.96 ID:9LoPnx+h0
誕生って、出産以外でもいいの?
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 02:27:40.07 ID:qRVIccg10
>>479 そこまでは指定されて無いしな
いいんじゃね?
>>478 そ、そうなにょ?
ドSの演技って分らないにょ><:::
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 02:30:16.07 ID:9LoPnx+h0
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 02:47:42.91 ID:6WpXAiGl0
>>444 とりあえず文章、指示語が多すぎてちょっと読みにくい。数えてみたら一レス目だけで
二十個くらいある。二、三個残して全部削れそう。
内容は、うーん、長編ネタって印象が強かった。説明もプロットもどうしても物足りず、
感情移入する隙がないまま終わったな。
削れる設定は削ってしまったほうがシンプルにまとまるのでは。例えば主人公が
牢獄に至るまでの経緯、これは物語に入りたての読者にとっては割とどうでもいい種類
の情報で、しかも簡略化しすぎてて分かりにくい。どんな論文だったのか。「論文」の
一言で済ませてしまうのはあまりに不親切。ここは短編スレなので色々と削る必要が
あるけど、中途半端に情報を出されると読みにくい。「知り合いから噂を聞いてやってきた」
などの簡単な設定にしたほうがずっと読者にやさしいと思う。
そして、オチ。主人公が実は天才で凄い能力を手に入れ、一度も能力を使わずに終わっ
てしまう。エンタメとして物足りなく感じた最大の原因はここで、設定の量と話の動き
の幅が釣り合っていないように思われた。というかお約束的に考えてここは能力バトルを
始める所だろう、と。それは俺の趣味。
ともかく思い切って削る、増やす、をしてメリハリをつけてみてはどうかと思いますた。
偉そうにごめ。
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 03:17:41.50 ID:6WpXAiGl0
ほ
485 :
◆c3VBi.yFnU :2008/03/07(金) 03:43:25.25 ID:qRVIccg10
>>483 感想サンクス。
適当に書いたプロットで使えそうな奴があったから使ってみたんだが。
指摘の通りだ、反論の余地が無い。無駄に長いな。
もっと簡潔に纏められたと思う。読みにくくてスマンな。
長ったらしい奴を読んでくれて有難う。
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 04:26:44.05 ID:ShYP56q90
保守しながら寝ることにする
小説の中で
1 名前:◆iPpaI.o/Bn[] 投稿日:2009/06/11(日) 23:59:34.48 ID:IWoO+siRO
とか
2chって単語を使いたいんだけど
ここはアラビア数字とかで良いのかな?
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 04:33:39.87 ID:UqV7cVdn0
いいんじゃないか? そもそもアラビア数字を絶対に使うなってわけでもないし
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 05:05:13.93 ID:qRVIccg10
寝る前のほしゅ
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 05:07:18.84 ID:CgjDbQyz0
こんな時間にお題ください
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 05:10:36.43 ID:R5bLC1zD0
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 05:12:34.70 ID:CgjDbQyz0
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 05:16:43.72 ID:R5bLC1zD0
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 06:16:34.67 ID:6WpXAiGl0
アッガーレ!
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 06:38:03.77 ID:H7t0ygo6O
ほ
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 07:15:00.14 ID:qRVIccg10
あさのほ
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 07:40:07.83 ID:DNSQbmbe0
お題をおくれ
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 07:44:18.13 ID:NZfqKaQR0
遅延
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 08:05:17.71 ID:DNSQbmbe0
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 08:43:30.12 ID:qRVIccg10
ほおおおおおおおお
品評会作品書けたー!
時間に余裕があるし、もいっこ書こうかな
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 09:28:07.90 ID:SbFk2zUGO
把握
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 10:10:06.10 ID:3/AMjZ110
小説に比喩を入れたいんだけど、なかなかに難しくて入れられない。
こんな俺が比喩に関して読んどくべき本を誰か教えてください。
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 10:10:22.78 ID:FW3wdTaB0
さあて「回顧」の全感でも書き始めるか
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 11:15:21.69 ID:QMejumtf0
暇なんでお題おくれ
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 11:19:31.87 ID:AramQ5SA0
>>503 俺はよくわからんので、本は知らないけど
wikiの表現手法は読んだ? 参考にはなると思うけど。
>>505 午後の憂鬱
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 11:20:08.33 ID:AramQ5SA0
「表現技法について」だったw
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 11:22:26.24 ID:QMejumtf0
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 11:30:50.21 ID:7T5/38EgO
長編板の感想ってここでいいんだよね?
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 11:38:02.67 ID:AramQ5SA0
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 11:39:03.65 ID:AramQ5SA0
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 11:40:24.73 ID:7T5/38EgO
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:19:46.99 ID:DNSQbmbe0
ho
514 :
◆SiOKeS1Yvw :2008/03/07(金) 12:30:46.71 ID:rHXEd9ChO
お題くらさい
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:32:12.79 ID:axYY1KJd0
塩梅
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:34:42.74 ID:BJVnpYYq0
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:51:07.99 ID:3/AMjZ110
>>506 見た。参考になった。ありがとう。
頑張る。比喩入れる。お題くれ。
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:52:09.37 ID:u3bneUfU0
空模様
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:53:56.95 ID:/BNtxvRaO
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:54:38.48 ID:S+eEAIXXO
>>321 『祝』か『呪』を文章中にって書いてるけど、タイトルだけじゃだめなのか?
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:56:40.14 ID:AramQ5SA0
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 12:57:07.71 ID:S+eEAIXXO
>>321 タイトルにだけじゃだめなのか?
だった
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 13:00:22.92 ID:AramQ5SA0
>>522 うんw そのつもりで返答は「駄目だと思う」と。
最悪、選考外ってかたちでも良いなら、タイトルにのみで出してみたら良いと思うけど。
投票じゃなくて、感想だけ貰えれば良いって人以外には、あんま得にはならんよね。
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 13:00:25.02 ID:3/AMjZ110
>>518-
>>519 空模様、空元気把握しました。
一瞬空気嫁って言われたかと思って泣きそうになった。
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 13:03:55.89 ID:S+eEAIXXO
>>523 うーんそうか。じゃー時間外として出そうか
とおもったけれどまた質問。時間外なら規制をむししていーの?
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 13:14:13.57 ID:QtxGtyIK0
時間外に出すと、鬼に食われるぞ。恐ろしや、恐ろしや。
527 :
お題・塩梅(1/2) ◆SiOKeS1Yvw :2008/03/07(金) 13:20:59.77 ID:rHXEd9ChO
ぬるま湯で良いのだ。それ以上に熱くとも冷たくともならない。塩梅という概念は重要なものだ。
父の理念は理解こそできるが、万年平社員こそのものであると、小学生の頃から幼いなりに考えていた。中学生になると、それが顕著に現れるものだ。だが、違った。
私の場合は。
父がいつも苦しそうに薬を飲んでいるのを見逃していた私にも責任はあるのかもしれない。
「10だ。それ以上は貸せんな。」隣には声を荒げる男。正面には貧相な中小企業の社長。
ここには毎日のように正規の融資を受けれなくなった人間が集まってくる。
私は数年前から、この闇金融の男と共に行動している。
『学ぶとはまねることだ』
この考えによって、男は私には何も話さない。だが、私はこの男にパートナーと思われていると確信している。
たった今、最後の客が帰った。
528 :
お題・塩梅(2/2) ◆SiOKeS1Yvw :2008/03/07(金) 13:22:42.19 ID:rHXEd9ChO
入れ替わりに客がまた入る。
「こういうものですが。」その客は警察手帳を提示した。「あなたを金融貸与取締法第23条により逮捕します。」
「俺だけか?」男はすごむ。
「事務員を拘束する権限が私たちにはありません。」
確かに警察官2人では私を含む事務員3人を拘束することはむずかしい。賢明な判断だと私は思った。
「仕方ないな。解散だ。」
私はクビだ。
帰りに私の家の墓によることにした。
墓地であるにも関わらず、小学生は近道といいながら通り抜けていく。
「今回はとてもいい塩梅とはいえなかったな。」
父がよく使っていた言葉は私にはしっくりこない。墓地に初老の花を抱えた男性入ってきた。
私の父だ。
私も成仏するにはいい塩梅かもしれない。
父が手をあわせる頃には私は公園を後にしていた。
成仏するのは小学生にお返しをしてからにしよう。
そんな塩梅ぐらいがちょうどいい。
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 14:01:19.77 ID:LoN7pCEE0
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 14:02:54.40 ID:UBO4QE80O
>>527 つまらなかった。
雰囲気話で、読み手に多くを頼る物語は読んでいて疲れる。たとえそれが2レスでも。
純粋に言葉を捉えると何がいい塩梅なのかさっばり。想像はできるけど、その比率が
おおきくて、かつ重要な部分なので物語を読んだ意味がない。
日本語が結構な割合で破綻してる。音読をすすめたい。逮捕の描写もいい加減。
このあたりは書くならきちんとした方がいいし、書かないなら回避した方がいい。
イメージを膨らませるために挿入した描写もきれいにはまっているとは言えず、
独りよがりにすら思える。
テーマは面白そうではあるのだけど。
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 14:17:37.95 ID:3/AMjZ110
>>527 とても現実味の無い文章だと思います。ただの妄想っぽい。
法律詳しくないから突っ込めないけど、金融貸与取締法第23条
って実在するの?仮に実在したとしても台詞に違和感があった。
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 14:23:09.07 ID:SAYiA2ZI0
投下します
>>529-531 レスどうも。
ん〜適当に書いた感じですまない。もうちょっと推敲とかした方が良かったかな。
自分の足りないとこも分かった気がする。
ではもういっこお題あるからかいてきますわ°・(ノД`)・°・
>>531 金融貸与取締法第23条
存在しません。携帯の予測変換から拾いましたサーセン
535 :
お題・涙(1/4) ◆YHLKZ/eZGM :2008/03/07(金) 14:28:02.24 ID:SAYiA2ZI0
気が付くと、薄暗い部屋に僕はうつ伏せで寝ていた。身に覚えの無い部屋だ。血生臭く、空気はよどんでいる。コ
ンクリートむき出しの地面は冷たく、とても居心地のいい場所とはいえない。
なぜこんな所にいるのだろう。昨日、家に帰って、そのまま自分のベッドに横になったはずだ。酒も飲んでなかっ
たし、会社で疲れたからまっすぐ家に帰ったはず。会社……。
はっとして腕時計を見る。まずい、完璧に遅刻だ。僕は、飛び起きてあたりを見渡した。丁度真後ろに扉がある。
――ここからでないと
僕は扉に駆け寄った。だが、急に片足が動きを止め、後ろに引っ張られる。僕のもう片方の足はすべり、僕はその
場で地面に叩きつけられた。ズルズルと体が後ろに戻されていく。
――いったい何が?
引っ張られた足を見ると、錆びた枷が南京錠で取り付けられていた。枷には、枷と同じくらい錆びた鎖がくっ付い
ていて、鎖は上へ上へと伸びていた。どこに繋がっているんだこの鎖? 僕鎖をたどるように顔を上に向けた。
「ひぃっ!」
なんとも情けない悲鳴を上げて、僕は文字通り腰を抜かした。
目の前の光景に僕は怖気だった。上へ上へと続く鎖。それをたどって天井を見ると、そこには長い針が無数に伸び
ていた。そして、生け花のように人間が何人も突き刺さり、ぶら下がっていた。体のあちこちから針が飛び出し、血
生臭いこの空気を作っている。顔は恐怖からなのか醜く歪んでいた。中には、目をえぐられている者や、あらぬ方向
に片足が曲がっている者もいる。なんだよここ、中世の拷問部屋か? 惨たらしい死体とその臭いによって、胃の中
の物がこみ上げてくる。僕は耐え切れず嘔吐した。地面に胃液がボタボタと落ち、その臭いにむせて、また吐き出し
そうになる。
これは夢だ。早く起きないと。聞きなれた目覚まし時計を止めて、眠気覚ましのアメリカンブラックを飲んで、い
つもどおり出勤する。さぁ早く目を覚ますんだ。このままだと遅刻するぞ。さぁ! さぁああああああああああああ!
いつの間にか叫んでいた。これは夢じゃないよと馬鹿にするように、叫び声はただ虚しく響いた。
「くそ! 畜生!」
こみ上げてくる怒りを抑えるため、言葉をはきだす。冷静にならないと。このままだと、いずれ僕も串刺しにされ
るに違いない。そんなのは絶対に嫌だ。
「ああ! 畜生、畜生! くそ! 何なんだ、何なんだよ!」
思いつく言葉を手当たり次第に吐き出すうちに、徐々に冷静さを取り戻していった。乱れた呼吸を整えながら、他
に出入り口は無いか、そう重い僕はもう一度部屋を見渡す。
536 :
お題・涙(2/4) ◆YHLKZ/eZGM :2008/03/07(金) 14:28:48.34 ID:SAYiA2ZI0
「あった……」
だがそれは出入り口と言うにはあまりにも小さい扉だった。壁に埋め込まれている金庫。そんな感じだ。僕は駆け
寄り、扉に手をかける。扉は難なく開いた。中には紙切れ一枚とデジタル時計。そして、小さな人形が4体。どれも
表情が違い、怒っているものもあれば、笑っている物もある。紙切れには長々と文章が書かれていた。
『マリーは一番小さい子。姉のジェニーといつも一緒にいるわ。今日はマリーとジェニー、そして、クラスメイト
のハイミーとピクニックに来てるの。マリーったら、はしゃぎ過ぎてついさっき転んじゃったの。ジェニーがはしゃ
ぎ過ぎよって怒ってるわ。うつむいちゃって今にも泣き出しそうね。マリーったらかわいそう。ハイミーは寝不足な
のかしら? さっきからあくびばっかしているわ。私? 私はピクニックを満喫しているわ。そうそう、これを読ん
でるあなた。お願いがあるの。この中に悲しくてエンエンって泣いてる子がいないかしら? その子の目をえぐりとっ
て欲しいの。実は、私その子が大嫌いなの。もし、悲しんで泣いてない子の目をえぐっちゃったら、その時は私のコ
レクションになっちゃうからね。あなたの頭の上にいっぱいあるでしょう。その中に加わってもらうわ。ふふ、五分
ぐらいで決めてね。正解したらあなたをこの部屋から出してあげる。この手紙は絶対よ例外は認めないわ』
――なんだよこれ……
手紙を読み終えると、デジタル時計が動き始めた。これを作った奴は、頭のいかれた、世界一のドSか何かか?
常軌を逸している。後、四分三十秒で決めないと、僕は生け花の仲間入りだ。もう一度言うが、そんなのは絶対に嫌だ。
人形をよく観察してみる。四体の人形はどれも表情が違う。その中には涙を流している奴もいる。僕はゆっくりと
人形の目を触ってみた。柔らかく、どこか暖かい感じもする。
――気持ち悪い
僕は目を強くつむって、指に力を入れた。指が徐々に押し込まれていき、耳障りな音を立てながら目が潰れていく。
まるで、人形が泣き叫んでいるみたいだ。この目をえぐればいい。他の三体はどれも涙を流していない。つまりこい
つが正解なんだ。自分に言い聞かせるようにさらに力を込めた。
その時、ある事に気が付いた。そう、この人形は悲しくて泣いているのか? 四体の中には、寝不足であくびばか
りしているハイミーがいる……。僕はさっと指を離した。潰れていた目が徐々に戻っていく。もう一度、人形をよく
見てみる。確かに涙は流しているが、泣いているとは思えない表情だ。この人形はおそらくハイミーだ。ハイミーは
悲しくて涙を流しているわけではない。あくびによる涙だ。もう一度考え直しだ。時間は刻々と過ぎている。
ハイミーを除く三体。一番小さくて、俯いて悲しそうな顔をしているのがおそらくマリーだ。そして怒った顔をし
ているのがジェニー。この笑っているのがこの手紙の主か……。普通に考えれば、マリーが一番ふさわしい。だがマ
リーと思われる人形は涙を流してはいない。必死にこらえているといった感じだ。これじゃあないのか? でも、三
体とも涙は流していない。心の中で泣いている? いやそれじゃあハイミーだって考えられる。
537 :
お題・涙(3/4) ◆YHLKZ/eZGM :2008/03/07(金) 14:29:21.66 ID:SAYiA2ZI0
「……くそ!」
考えれば考えるほどわからなくなっていく。部屋は寒いはずなのに、大量の汗が噴出す。時間はすでに、三分をきっ
ていた。息が荒くなり、足がガクガクと震えてくる。死ぬのが怖い。畜生! 畜生、畜生! 焦りは、正常な思考を
奪っていく。針に刺さる事しか、頭の中に浮かんでこない。体中の水分を出すように、汗は流れ、涙が滝のように流
れ、コンクリートの地面に吸い込まれていった。
――畜生! なんでこんな目にあわないといけないんだ!
涙が、止め処なくあふれる。死にたくない、死にたくない。
――涙
そう僕は今、涙を流している。この人形の誰よりも悲しんで、涙を流している。自分の目をえぐれって事なのか……。
僕は、震える足に力を込めて立ち上がった。自分の目をえぐる。死にはしない。だけど、えぐらなければ生け花の仲
間入り……。僕は大きく息を吸った。汗がドッと噴出す。ゆっくりと上を向き、目を力強く見開く。さっき吸った息
が恐怖で押し戻される。呼吸は乱れ、自分の脈がまるで耳元で鳴っているかのように聞こえる。もう一度息を大きく
吸い込み、手に力を込める。歯を食いしばり、顔を指に振り下ろす。
顔は指との距離数センチで止まった。怖気づいたわけではない。あることに気が付いたのだ。この選択は間違いだ。
串刺しにされた死体がそれを教えてくれた。死体の中には、片目もしくは両目をえぐられた物もある。つまり、俺と
同じ考えにいたり、目をえぐったにもかかわらず串刺しにされたのだ。もう一度よく考えろ。自暴自棄になるな。僕
はもう一度紙切れを何度も読み直した。時間はすでに一分を切っている。残り時間に反比例して、僕の体は震え、汗
が噴出す。くそ……くそ! まったくわからない。この文章引っかかる所はあるけれども、明確な答えが浮かばない。
畜生! 残り時間は三十秒。
「はは……」
思わず笑いがこぼれた。それは蛇口をひねったように次々とこぼれる。時間が経過すると共に、僕の笑い声は大き
くなっていった。部屋に僕の笑い声が響く。笑い声がやんだ時、時計はカウントを止め、けたたましくブザーが部屋
中に鳴り響いた。鎖のこすれる音、部屋中が振動した。耳を劈くような音は、スイッチを切ったように急に鳴り止ん
だ。
538 :
お題・涙(4/4)終 ◆YHLKZ/eZGM :2008/03/07(金) 14:30:46.30 ID:SAYiA2ZI0
僕は生きている。そして、僕の目の前には、鍵を持った死体が降りてきていた。
あの文章で引っかかる言葉。
『この手紙は絶対よ例外は認めないわ』
最初は逆らったら殺すという意味かと思っていた。それも正解だ。この言葉には二つの意味がある。例外は認めな
い。つまり紙に書いてある事意外は起こらないのだ。紙には、悲しくて泣いてる子の目をえぐれと書いてある。でも
どの人形も悲しくて泣いている子はいない。そして手紙には、目をえぐらなければコレクションにするとは一言も書
いてない。ある意味賭けだった。僕は、ゆっくりと立ち上がり、鍵を取ると、枷を外した。覚束ない足取りで、扉に
手をかける。扉には鍵はかかっていなかった。これで、やっと自由になれる。いったい誰が何の目的で、こんな事を
したのかはわからない。だけど、僕の悪夢はこれで覚める。帰ってベッドに寝て。いつもどおりの日常が始まるんだ。
僕はゆっくりと扉を開けた。
確かにあの手紙に例外は無かった。僕は確かにこの部屋を出れた。でも外に出してやるとは一言も書いてなかった。
扉の向こうには同じコンクリートの部屋が広がっていた。部屋の左右から長い針が伸びていて、二番目の部屋の犠牲
者が串刺しにされている。部屋の置くには小さい扉と、恐らく出口と思われる大きな扉。
――どうやら、まだ悪夢は続きそうだ
僕はネクタイを緩めると、小さな扉に手をかけた。
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 14:37:00.88 ID:BJVnpYYq0
>>535 主語がうるさいのと緊張感が伝わってこないので二レス目で読むのやめた
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 15:04:47.92 ID:LSkiopXD0
>>535 >>539が言うように主語がくどいところがある
あとなんで改行しないのって所も
伏線もミスリードも上手くて面白かった
SAWぽいのぉ
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 15:32:55.09 ID:DNSQbmbe0
保守
ついでに何かお題くだしゃい
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 15:37:05.95 ID:9LoPnx+h0
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 15:37:32.30 ID:DNSQbmbe0
545 :
◆YHLKZ/eZGM :2008/03/07(金) 15:48:22.19 ID:SAYiA2ZI0
>>539-531 レスありがとうございます。
誤字脱字、おかしな文に付き合ってくれてありがとうございます。
一度SAWみたいな物語を書いてみたかったんです。
次は魅せる文章が書けるように精進します。
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 16:13:47.91 ID:qRVIccg10
お題ちょうだいな
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 16:17:36.79 ID:7T5/38EgO
ノコギリ
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 16:19:15.42 ID:qRVIccg10
はあく
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 16:25:12.42 ID:c93OKtEN0
>>545 俺もSAWみたいなの書こうって思うけど
どうしても、酷似しちゃってダメになるなぁ
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 16:58:16.70 ID:vCftZItz0
じゃあ保守するよ
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 17:26:42.31 ID:H7t0ygo6O
先にやられちゃった時点で「〜っぽく」なるのは仕方ないでしょう。
要は面白いかどうか。
似ていてつまらないんじゃどうしようもない。
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 17:28:10.98 ID:BJVnpYYq0
つ本歌取り
553 :
1/648:2008/03/07(金) 17:51:17.45 ID:oD8ISSB/0
少し長いけど投下します
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 17:53:44.36 ID:qRVIccg10
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 17:55:27.17 ID:tlCMKvPR0
556 :
1/648:2008/03/07(金) 17:56:05.23 ID:oD8ISSB/0
* *
* + うそです
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 17:59:06.61 ID:qh8876lZ0
なんだうそか
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 18:00:00.74 ID:qRVIccg10
残念だ
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 18:00:09.66 ID:FW3wdTaB0
なんて唐突な仕掛けだw
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 18:03:00.74 ID:S+eEAIXXO
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
/ ,――――-ミ
r / / / \ |
| / ,(・) (・) |
(6 つ |
| ___ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| /__/ / < バカヤロウ!人が死んでんだぞ!
/| /\ \__________
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 18:21:17.33 ID:vCftZItz0
ほっしゃん
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 18:33:54.53 ID:kvS/G6HcO
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 18:56:05.04 ID:vCftZItz0
ふぎゃー
564 :
お題(空模様、空元気)0/4:2008/03/07(金) 18:59:28.83 ID:tlCMKvPR0
投下します
565 :
お題(空模様、空元気)1/4:2008/03/07(金) 19:00:11.40 ID:tlCMKvPR0
昨日、あれだけ雨を降らせて満足したのか、文字通りの天晴な今日の
朝日は、俺の部屋の窓からその光を以て俺の睡眠を阻害し、小鳥達は、
その囀りに依って俺の起床を促した。寝起きの悪い俺は、激しく苛立ち、
暫く布団に身を隠しそいつらに対抗していたのだが、負け戦は目に見えて
いる。俺は観念し、体を起こす。その瞬間。刺す様な痛みが俺の頭を襲っ
た。思いがけない痛みに目が眩む。俺は乱れた呼吸を整えながら考えた。
この痛みは何だ。どこかで味わったことがある。二日酔いだ。だがそれだ
けじゃない。思い出せ。思い出すんだ。どこで味わった?そうか。思い出
した。味わったのは昨日だ。
566 :
お題(空模様、空元気)2/4:2008/03/07(金) 19:00:50.57 ID:tlCMKvPR0
俺は昨日、恋人の美羽に呼ばれ、降りしきる豪雨をなんとか濡れないよ
うに手持ちの傘で凌ぎながらいつも二人で飲みに行くバーに向かった。バ
ーに着くと、美羽は既にカウンターに座り、何杯か飲んでいたようで、俺
が来たことに気付くと、赤くなっていた顔を更に赤くし、突如として俺に
怒鳴りかかって来た。全く状況が飲み込めなかった俺は一先ず、マスター
に水を貰い、美羽にそれを飲むように言った。しかし美羽はそれを受け取
らず、怒鳴るのも止め、半歩下がり、俺を哀れむ様な目で見て一言、別れ
ましょうと言った。愛する恋人の信じられない発言に俺は耳を疑った。そ
んなわけない。ただの聞き間違いだ。そうだろ。そうだと言ってくれ。し
かしそんな疑念は美羽の瞳に溜められた涙にあっさりと打ち消され、俺は
暫くの間放心した。美羽は徐にカウンターのテーブルに置いてあった傘と
バッグとコートを手に取り、俺を振り切る様にして店を出た。俺は慌てて
美羽の後を追いかけ、店の前で捕まえたのはいいが言葉が出てこない。俺
はただか細く震える美羽の手を握ることしか出来なかった。美羽も、暫く
黙っていたが意を決したのか、俺を睨み付けると、手にしたバッグで俺の
頭を殴ると、傘を差しそのまま歩き去ってしまった。俺はただ降りしきる
雨の中、傘も差さずに立ち尽くすことしか出来なかった。
567 :
お題(空模様、空元気)3/4:2008/03/07(金) 19:01:34.36 ID:tlCMKvPR0
俺はその後バーに舞い戻り、一人で自棄酒を浴びるほど飲んだ。それか
らの記憶は定かではないが、一応家には帰ってこれたみたいだ。ただ昨日
美羽に殴られた所が痛い。その上二日酔いで、妙に熱っぽい。最悪だ。俺
は全ての責任を太陽に押し付け、暴言を吐いたが、状況は変わらなかった。
俺はこの最悪な状況を打破できる方法を、痛みの残る頭で考えた。幸い
にも今日は仕事が無い。このまま寝ていようか。いや、この状態では安眠
など望めまい。ならばどうするか。そうだ。洗車しに行こう。洗車はいい。
洗車している時は嫌な事全て忘れられる。俺にとって洗車はそれ程までに
至福な行為だ。仕事で失敗した時も、美羽と喧嘩した時も、俺は洗車をし
て気を紛らわせていた。よし、圭吾んとこに行こう。圭吾とは同級生で今
は給油所の店長をしている。そこに行くと俺は昔の好で洗車用具を全てた
だで借りられる。非常に有難いのだが、俺が圭吾んとこに行く時は、決ま
って落ち込んでいる時なので、行く度に圭吾が心配そうに話しかけてくる
のだ。それは今回も例外ではなかった。いつもなら正直に話すのだが、さ
すがに今回のことをおいそれと話せる程、俺の精神は強くなかった。心配
する圭吾を、何とか空元気で誤魔化すと、俺は頭痛も忘れて洗車に没頭し
た。そして、洗車をし終わる頃には、来た時と比べ物にならない程明るい
気持ちになっていた。やはり洗車はいい。今の俺の明るさはこの太陽にも
勝るかもしれない。そんな事を考えながら、俺は圭吾の働く給油所を後に
した。
568 :
お題(空模様、空元気)4/4:2008/03/07(金) 19:02:13.21 ID:tlCMKvPR0
自宅まであと少しというところで俺は空模様が怪しくなっていることに
気付いた。頼むから降らないでくれ。俺の懇願は届かなかった。先程まで
の晴天が嘘のように、一瞬で雨は本降りとなり、俺の晴れた心は、車に塗
ったワックスと一緒に雨に洗い流された。俺は振り出しに戻ってしまった。
いや、更に悪い。昨日酒で押さえ込んでた感情が、この雨のせいで決壊し
てしまった。俺は車を運転しながら美羽と付き合っていた三年間を思い出
し号泣した。美羽。俺が何したって言うんだ。畜生。何故。美羽。何故。
降り続ける雨と零れ落ちる涙を止められないまま俺は家の駐車場に車を
止め、玄関に向かった。そこで俺は人影に気付き、慌てて涙を拭く。そこ
に立っていたのは、美羽だった。俺と目が合うなり彼女は謝ってきた。話
を聞いてみると、どうやら俺が妹と歩いている所を目撃し、勘違いしたら
しい。よかった。俺は美羽を抱きしめる。ふと、空を見ると雨はいつの間
にか止んでいて、雲の隙間から太陽が零れていた。
了
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:03:33.73 ID:tlCMKvPR0
以上です。よければ感想下さい。
長文、駄文すいません。
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:10:09.97 ID:EO6jb8sv0
1文目で読むのを止めた。常用外漢字の使用といい、婉曲さといい趣味が合わなかったからだ。
以上読まなかった人の感想
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:17:54.99 ID:/Tmov1vc0
常用外漢字をつかっているので読むのをやめた
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …!?
天晴ってあっぱれって読むんだよね
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:21:37.83 ID:5TAo9c+a0
ゆとり脳にはこのスレに感想書いて欲しくないねぇ
携帯小説も流行るわけだわさ
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:23:41.86 ID:Vly5XQ5/0
ID変えてまで大変だな
575 :
1/648:2008/03/07(金) 19:24:24.98 ID:oD8ISSB/0
争わないでください!投下しますよ!?
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:30:26.08 ID:tlCMKvPR0
読み辛かったですか。すいません。精進します。
俺のIDが変わってしまうのはデフォです。すいません。
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:31:45.25 ID:QMejumtf0
>>575 ワロタw
争わないから投下してくれwwwww
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:38:38.04 ID:H7t0ygo6O
他人の感想にケチ付ける暇があるなら、作品でも書いてればいい。
余計な横やりは、作者にも失礼だし。
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:42:38.71 ID:ShYP56q90
常用外の漢字を使っちゃいけないなんてことはないよな
意味もなく多用されるとうざいだけで
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:42:57.11 ID:YRJITQ2w0
>>569 感想
みっちりと、1レスに詰めてきたね。
見た瞬間に、うおっと驚いたよ。
物語中、一度として会話文が出ない。そのため
地の文続きになってしまう。
自分は、どうも地の文続きになると思わず、目が
滑ってしまう癖があるので、少し読むのが辛かったかも
でも、作られた方には思惑があってやっているのだから
読み手が文句をつけるのは変だね。ごめん
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:47:49.56 ID:ShYP56q90
読み手以外に誰が文句つけるんだ
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:54:13.03 ID:TbD8oOgCP
>>569 俺は嫌いじゃないよ。
ただ、全体に安定していないのと、ところどころ文がねじれているのは気になる。
もうちょっと慣れてから挑戦したほうがいいんじゃないかと思った。
美羽が謝りに来た辺りはあっさりしすぎかなあ。
でも嫌いじゃないよ。
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:54:47.20 ID:S+eEAIXXO
ワロタ
>>565 まあでも読むのをやめたくなる文章だとおもうよ。
なんていうか、一人称なのに他人行儀な文章ってかんじ。突き詰めるとナルシストくさいというかなんというか。
たとえば
> 俺の睡眠を阻害し、
とか、「俺」が書いた「俺」の文章って感じがする。
よくわかんないけど、「俺」フィルターを通して見ているような感じだからあまり情景が浮かばない
あ、あと、ナルシストくさい文章だからって
>>565がナルシストだといいたい訳ではないです。
たまたま選んだ形式がナルシストくさかった、といいたいけです。
そして、そういう文章は俺には合わなかった、という感想です。ちなみに棚上げです
追:ついでにだけど「耳を疑う」とか使い古されてるのはあんまり使わない方がいいとおもう
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 19:57:09.14 ID:S+eEAIXXO
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 20:01:33.27 ID:yVjh/4790
>>570 まわりくどいってよく言われます
>>572 そうです
>>579 自分では気付かない内に、意味も無く多用していたみたいですね
以後気をつけます
>>580 感想ありがとうございます
思惑も何も……会話文が苦手なんです
>>581 その通りだと思います
>>582 ありがとうございます
流れが竜頭蛇尾になってたのは気付いていたのですが
修正できるほどの余力がありませんでした
>>583 自分では全く気付きませんでした
ありがとうございます
「耳を疑う」気をつけます
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 20:12:27.05 ID:S+eEAIXXO
>>526 むりだと思ってたけど、なんだかカンタンに「呪」をいれることができました
これで鬼に喰われずにすみそうです
みんな俺みたいな笑いにセンスをみがけよな!
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 20:28:26.83 ID:vwyNn84t0
589 :
1/648:2008/03/07(金) 20:29:19.50 ID:oD8ISSB/0
そんなこと言うと投下しますよ!?
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 20:30:20.57 ID:MEuw4z3R0
なあ、誰かこのスレ最強のうざさを誇るアレもってこい
対決させてみる
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 20:35:58.34 ID:iOyc0aWo0
〜 〜
(Φ Φ ) 呼んだ?
\く /
|д|
\\
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 20:37:01.74 ID:eyEXSDQ70
〜 〜
(Φ Φ ) 呼んだ?
\く /
|д|
\\
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 20:42:46.54 ID:BJVnpYYq0
Yonda?
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 20:43:13.37 ID:dVaIyV6f0
フィンガーチョップだと思ったw
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 20:43:51.37 ID:MEuw4z3R0
>>594 だからフィンガーチップとは恋愛なんだって。
596 :
1/648:2008/03/07(金) 20:44:35.44 ID:oD8ISSB/0
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) <それ以上喋ると投下するぞ
. | (__人__)____
| ` ⌒/ ─' 'ー\
. | /( ○) (○)\
. ヽ / ⌒(n_人__)⌒ \
ヽ |、 ( ヨ |
/ `ー─− 厂 /
| 、 _ __,,/ \
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 20:46:21.10 ID:ShYP56q90
同じネタいつまでも引きずってると嫌われるぜ
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 20:48:43.28 ID:MEuw4z3R0
まあ、五回までだよな。某ヒーロー的に考えて
599 :
1/648:2008/03/07(金) 20:49:03.94 ID:oD8ISSB/0
今日の所はコレで引こうじゃないか。しかしBNSKに争いある限り私は何度でも蘇る!
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:00:16.26 ID:FW3wdTaB0
>>599 寝ろww
ネットのレビューなんて大体みんなそうだけど
レビュアーの良し悪し見定める能力ってbnskにも必要だなーと最近気付いた
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:04:22.72 ID:eyEXSDQ70
>>565 〜 〜
(Φ Φ )
\く /
|д|
\\
一文が長いから、意味を掴みづらい。
> 昨日、あれだけ雨を降らせて満足したのか、文字通りの天晴な今日の
朝日は、俺の部屋の窓からその光を以て俺の睡眠を阻害し、小鳥達は、
その囀りに依って俺の起床を促した。
例えばこの一文は「昨日は雨だったこと」「今日は晴れていること」「俺が寝ていること」
「朝日が俺の睡眠を妨げること」「小鳥が俺の睡眠を妨げること」という風に、大雑把に
みても五つのことがらを伝えようとしている。
一文で伝える情報は、一つ、あるいは二つにまで減らしたい。文がねじれる原因にもなる。
起承転結をつけようとしているのは分かる。
朝目が覚めると何故か頭が痛い。何故かというと昨日女に振られてついでに殴られたからだ。
暗い気分を誤魔化すためにいろいろやろう。振られたことは実は勘違いだった。ハッピーエンド。
ただ、その全てが読みにくい文章(一文が長かったり、ねじれていたり)で書かれている。
おかげで、読むことにとても気力を使う。
まずは読みやすい文章、というものを心がけてみてはどうかと思う。
ちなみに、一文を短くすること以外でも、改行を適度に加えると文章の読みやすさは増す。
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:06:23.98 ID:bUtrbxKq0
気が向いたら書くからお題くんろ
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:07:00.82 ID:axYY1KJd0
充電
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:08:25.56 ID:bUtrbxKq0
ぁぁい
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:08:32.21 ID:BJVnpYYq0
リストラ
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:10:22.18 ID:bUtrbxKq0
うぉす
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:21:39.98 ID:zilE/Wrn0
ところで、お題予告
>101と言ったら、アレしかないよね
だったわけで、おれさぁ凡人だから101といったら、101匹わんちゃんだろ、だから「犬」だなとか、
101回目のプロポーズだから、「プロポーズ」だなとか思っちゃうんだよ。
どうしてこのお題、「祝」or「呪」到ったんだろか。
フリとボケの間にスカスカとした溝があるね。
歩幅でいうと一歩ぐらい。え、おまえの足の長さでは2歩ぐらいだろ。ってうるせぇよ。
101、ムカデの足を数えてみたら一本多くて、めでたいね(ウソ)とか、
二進数では9→苦だな。(めでたいのはおれの頭だろ)とか、いろいろ考えちゃうんだよね。
読めた。今読めた。つまり、これは、おまえら大喜利してみろ!ということだ。
じゃ101とかけて祝と呪と解く、その心は??
↓ヨロ
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:24:52.61 ID:Ak8/DAfaO
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:25:21.07 ID:eyEXSDQ70
>>535 〜 〜
(Φ Φ ) 幼女だってたまには真面目になる。
\く /
|д|
\\
これは面白い。
目をえぐられた死体とか、ちゃんと伏線を用意して、それを消化している。
2レス目以降はとても興味深く読めた。
ただ、ところどころにどうにも納得のいかない描写があって、興が削がれる。例えば、以下の二つ。
>はっとして腕時計を見る。まずい、完璧に遅刻だ。僕は、飛び起きてあたりを見渡した。丁度真後ろに扉がある。
・・・うつぶせのまま周りの状況を把握して、腕時計を見て、それから飛び起きたのか。情景を想像すると結構間抜け。
自室の布団の上ならそういう反応もありだろうけどね。
>ズルズルと体が後ろに戻されていく。
鎖だよね。バネじゃなくて。それ以上動けなくてつんのめるならまだしも、足を引っ張られて体が戻るってのは、おかしくないかな。
こんな感じで、どうにも説得力がない。投下前に一度見直して、違和感に気づけるようにしたい。
書いた直後じゃなくて、少し時間を置くと、良く気づけるかもしれない。一晩寝かせろ、とか良く言われる話。
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:28:30.03 ID:881OlWqn0
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:28:37.77 ID:1APAEK2sO
>>600 このスレでは感想書いてくれる人はみんな神って感じで
感想に優劣つけるのはタブーだしそれでいいと思うけど
品評会の酉つき感想だと心の中でレビュアー評価しちゃうよね。
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:35:56.65 ID:881OlWqn0
だがそんな事は微塵も気にせず俺は酉つきで感想を書くぜ!
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:36:55.90 ID:TbD8oOgCP
素朴な疑問なんだけど、なんで品評会だけ感想に酉つけてるの?
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:39:23.04 ID:FW3wdTaB0
>>611 まあ「文才ない」が冠だから感想くれれば神って流れは当然なんだけどねww
確かに「こいつの全感は信用出来る」と思われてる人っていそうだ
思われてみたいもんだぜ
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:41:09.22 ID:FW3wdTaB0
>>613 単に参加者が感想書いてる場合じゃね?
おどけて自分の作品だけ雑に書くのが慣習みたいになってるからね
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:42:53.15 ID:eyEXSDQ70
>>527 〜 〜 面白い、の一言で次の作品を書く意欲が湧いてくる。
(Φ Φ ) つまらない、の一言で次こそはという気概を持てるような幼女になりたい。
\く /
|д|
\\
意味が、わからない。
1・父がぬるま湯な人生を歩んでいた。主人公がそれに反感を持っていた。ただし、今は違う。
2・父が苦しそうに薬を飲んでいた。
3・主人公は闇金融の男にパートナーだと思われていると確信している。
4・主人公はすでに死んでいる。
5・主人公は小学生にお返しをするつもり。
本文では2がまるで1の理由であるかの様に書かれているが、どう読んでもそこに因果関係が見いだせない。
では、どうして今は違うのか、その理由がどこにも書かれていない。
主人公はすでに死んでいるのに、なぜ3の様に主人公が考えたのか、根拠が示されない。
そもそも、5でお返しと言っているが、なんのお返しなのか分からない。
他にもいろいろ分からないことだらけ。肝心の部分が何も語られていない。
読者はいったい何からどういう事柄を読み取ればこの作品を理解できるのだろうか。
逆に言うと、作者はどういう事柄を読者に伝えれば作品を理解できるか、しっかり考えて情報を渡さないといけない。
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:44:39.84 ID:TbD8oOgCP
>>615 それだけの理由?
なら、酉つけなくてもおkだよね? ありがと
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:48:44.53 ID:1APAEK2sO
>>613 個人的には参加したときはちゃんと投票しますよ(書き逃げじゃない)って意志表示と
全感の場合どうせ誰だかわかるんだからはじめから名乗ってる。
参加してないときは酉つけない
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:49:20.41 ID:LpeNKea30
まだ新参だからどの酉が〜ってのは全くわからないな
まあ、おいおいってところか
品評会を書かなくっちゃ
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:50:16.23 ID:H7t0ygo6O
>こいつの全感は信用出来る
好みで評価が変わるのが小説なんだから、信用も糞も無いと思うけど。
ただ、酉が書いてあると、その作者が好む方向は分かったりする。
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:51:38.56 ID:eyEXSDQ70
>>613 品評会参加<投票(全作品を読む)<感想
って感じで面倒くささが上がっていくから、
模範的な参加者ですよー、という意味を込めてるんじゃない?
投票のときの本人証明と似たようなもん。
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:53:08.20 ID:V33KJqwf0
空気読まずに投下しますね
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:53:20.52 ID:zilE/Wrn0
フルボッコした文責だと思ってた。
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:53:35.26 ID:TbD8oOgCP
>>618>>621 あー 参加した回の投票も酉つけてないや
まずい?かね?
一応参加して投票しなかったことはないはずなんだけど
625 :
機械仕掛けの手品師 (1/4)『お題:手品』 ◆h1izAZqUXM :2008/03/07(金) 21:54:38.77 ID:V33KJqwf0
右の手の上に五百円玉をのせると、客にそれを示す。
次にそれを左手に渡す。ぎゅっと握り、そっと息を吹きかけて左手を開く。
すると、そこにあるはずの五百円玉は姿を消す。
古典的な手品の一つだ。
私はこの手品を人前で演じるたびに、私の過去もこのように消せたらいいのにと考えてし
まう。
駅前の少し古ぼけたビルの三階のマジックバー。私はここで働いている。
正直私はこの店が好きだ。マスターはユーモアがあってかなりやさしいし、給料も良い。
確かに客の中には態度の悪い者もいる。だがそんな奴はここに来る客のほんの一握りだ。た
いした問題ではない。
客は私が一通りの手品を演じると、惜しみ無く拍手をくれる。
私はこの拍手が好きだ。
中には少し握らせてくれる客もいる。何か後ろめたい気がしたので、一度マスターにこの
ことを告げてみた。するとマスターは少し微笑み
「そんなこと気にするなよ。ほら、あれを見てみろ」
そう言われてマスターが顎で指した方を見ると、先輩の手に客が何かを握らせるのが見え
た。もう一度マスターの方を見ると「だろ?」と唇が動いた。私はこのときマスターの人柄
に惚れた。
私は、この店で『機械仕掛けの手品師』と呼ばれている。私の手品はミスが無く、演目の
流れに乱れがないのが特徴で、本当に機械が演じているように見えることからこの名前をつ
けられたらしい。
マスターはバーの手品師にあだ名をつけるのが趣味だそうだ。このバーには私以外にも『
薔薇の貴公子』や『黒の衝撃』など、かなり子供っぽいあだ名をつけられた人がいる。この
名前を聞いた時、私のはまだましな方だと思ってしまった。
しかし、私はマスターにこのあだ名をつけられた時正直ドキッとした。心臓が止まるかと
思った。いや、この表現は正しく無い。私には心臓なんてものは無い。本来心臓があるべき
場所にはそれに似せられて作られたものが入っているだけだ。
腕だってそうだ。この腕だって機械で作られている。そう、私は人間ではない。
――ロボットなのだ。
先程私の手品はミスが少ないので有名だと言ったが、当たり前のことなのだ。手品を始め
626 :
機械仕掛けの手品師 (2/4)『お題:手品』 ◆h1izAZqUXM :2008/03/07(金) 21:55:16.97 ID:V33KJqwf0
れば、プログラムされたとおりに手が動く、ミスなどするわけが無い。
このプログラム――つまり私を作った人間の夢は、手品師になることだった。
彼は子供の頃に誤まって丸い金属のバッチを飲み込んでしまった経験がある。幸いにも彼
の両親がすぐにそのことに気づき、彼はすぐに病院へ担ぎ込まれた。
普通なら、何の問題も起きないはずだった。
だが、そこの主治医の判断のせいで、ほんの少し、ほんの少しだけ、彼に対する処置が遅
れた。その結果、酸素が脳までうまく行かなかなくなり、彼は、言葉を失った。
耳は聞こえる、だが、言葉を出すことはできない。極めて少ない例だそうだ。
彼は、成長するにつれ、手品師への夢を持ち始めた。彼は誰よりも手品を愛し、誰よりも
手品をうまく演じることができた。
しかし、声がでないということは決定的だった。
マジックサークルにも入っていたのだが、同期の人間からは声が出ないというだけで相手
にされなかった。彼よりも技術のない人間が、さまざまな賞を受賞した。
彼は絶望した。
そんな時、一人の老人が彼の家を訪ねた。この男は何所から聞きつけたのか、彼の耳が聞
こえないことも、彼が手品師であることも知っていた。
この男の夢は、手品をすることの出来るロボットを作ることだった。
彼はすぐにその男の意見に賛同した。
そして、彼は「私」を作ることになったのだ。
作業中に、老人は病気を患い死んだ。
彼はその後、何年、何十年と言う月日を経て一人で、たった一人で私を作り上げた。
彼は、私が目を開くと、何度か咳をした後に、紙に文字を書いて私へと見せた。
「私が誰だかわかるかい?」
「ええ」
私が短く返事をすると、彼の表情は一気に緩んだ。このとき、彼は三十二歳だった。
そして、彼と私の共同生活が始まった。
私は彼から色々なことを教わった。料理、教養、人間の仕草、そして、手品。私の中には
製作記録も入っていたのだが、何故か、私はあらかじめ手品が出来るようにはできていなかった。彼が言うには、この方が手品にあじが出るそうだ。一年も経てば、私は料理など、彼の身の回りのことは一通り出来るようになった。手品だけは、彼にかなわなかった。
彼は私の料理を食べると、紙に
「うまい。こんなにうまい料理は初めてだ」
627 :
機械仕掛けの手品師 (3/4)『お題:手品』 ◆h1izAZqUXM :2008/03/07(金) 21:55:48.59 ID:V33KJqwf0
と書いてほめてくれた。私は少し頭を掻いてそれに答えた。
ある日、彼と手品の研究をしている時、彼が咳をした。私が「大丈夫ですか、水を持って
きましょうか?」と聞くと、彼は右手で私の動きを制し、「大丈夫だよ。たんなる風邪さ」
と紙に書いて微笑んだ。
それから何事も無く私たちは過ごした。私は彼から夢を聞き、私が手品をする為に作られ
たことも知った。彼は一度「別に手品師になりたくなかったら、ならなくてもいいよ」と紙
に書いた。私が「何故ですか?」と聞くと、彼は微笑むだけでそれ以上は答えなかった。
何年かったある日の朝、私はいつも通り朝食の準備をし、いつも通り彼が起きてくるのを
リビングで待っていた。しかし、彼はいつまでたっても二階から下りてこなかった。不思議
に思い、私は彼の部屋へと向かった。何度ノックしても、何度声をかけても、彼は出てこな
い。私がドアノブに手をかけると、ドアはすんなりと開いた。彼は、ベッドの上で静かに眠
っていた。
彼は、息をしていなかった。
私は全力で、彼の蘇生に力を注いだ。しかし、もう彼が目を開けることは無かった。
机の上に私宛の手紙があることに気づいた。
そこには私がこれからも一人で生きていくことが出来るように、事細かな説明と、彼の病
気について書かれていた。その手紙によると、彼は自分の寿命が後ど何日かもわかっていた
そうだ。私は手紙を読むと、その場に立ち尽くした。彼の死に顔は、どこか満足気に微笑ん
でいた。
私は、彼の体を地面に埋め、小さな墓を作り、花を添えて、違う土地へと旅立った。
彼の夢をかなえるために。
街へ繰り出したとき、彼の手紙の最後に書いてあったことを思い出した。
「世界中の子供達へ手品のすばらしさを教えたかった。でも、君にぼくの夢を背負わせる気
は無い。ぼくが作ったからからと言って、君の運命をぼくが決めて言い訳では無いと思う。
君は好きな道を進んでくれ。 最愛の友へ」
私は、駅前のビルの中のマジックバーへと勤めることにした。いくらロボットと言えど、
整備など、必要な生活を送るには、やはり資金が必要だった。
そして、今もまだこのバーで働いている。
彼を思い出すことが、私には辛い。
628 :
機械仕掛けの手品師 (4/4)『お題:手品』 ◆h1izAZqUXM :2008/03/07(金) 21:56:25.09 ID:V33KJqwf0
私は五百円玉を消す手品をやるたびに、あの辛い記憶を全て消してしまいたいと思う。そ
うすれば、会えない友人のことを考えなくて良くなるから。さみしい思いをしなくてすむか
ら……。
しかし、それが無理なこともわかっている。しょせんそれは手品で、五百円玉を消すには
種と呼ばれる仕掛けが必要になるのだ。消えたように見えても、どこかに五百円玉は存在す
るのだ。
このことを話すと、マスターは子供っぽく笑った。
「僕も、そんなことを考えることがあるよ。辛い過去を、全て、綺麗さっぱり忘れてしまい
たいと思うことがね。でもね、すぐに間違いだとわかるんだ、なんせ、辛い思い出があった
からこそ、今の僕がいるのだから。君だって同じさ、辛い過去があるからこそ、今があるん
だ。過去が無かったら、今の君はいない。だろ?」
「そうです――ね」
この時、私の表情がどうなっていたのかはわからない。でも私も笑っていたのだと思う。
あの時最後に見た彼と同じように。
次の日の朝早く、私は荷物と資金をバックへと詰め込むとビルの外へと出た。
まだマスターも寝ているであろうビルを見上げて、私は誰に言うわけでもなく今までの
感謝の気持ちを口に出した。
私は、ここを出ようと思う。マスターへの手紙はバーの机の上に置いてきた。
あれを見ればマスターも納得してくれるだろう。
私は――『機械仕掛けの手品師』は、今、新たな一歩を踏み出した。
手紙の最後にあった彼の夢を――世界中の子供へ手品の教えるとうい夢を、かなえるため
に。
今――新たな一歩を。
『完』
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:57:08.91 ID:V33KJqwf0
以上です。感想、お願いします
以下いつもの流れ↓
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:57:19.46 ID:1APAEK2sO
>>620 そんなこと言ったら批評家とか書評家って職業は成り立たないから
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 21:57:56.15 ID:TbD8oOgCP
小説は9割の才能と1割の運である
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:04:30.46 ID:V33KJqwf0
>>631 全然気にしてないw
あ、二行ぐらい改行忘れてる……
>>629 おもしろかったけど、あえてケチつけるなら
回想部分がのっぺりしてるような感じがしました。
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:21:48.24 ID:TbD8oOgCP
>>629 何十年もかかって作り上げて三十二才…に引っ掛かってしまった
機械仕掛けだってことがあんまり活かされていないような感じがするかなあ
あと老人も謎の登場してちょろっと書かれてその後一切出てこないじゃん、誰だよwwwみたいな
病気移されたの?
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:23:50.85 ID:z8FYcUP40
>>632 文才とは少しの才能と多くの努力とちょっぴりのユーモアだと思う
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:26:44.75 ID:TbD8oOgCP
努力することが出来るってのも才能の一つだよなと思う今日この頃
638 :
◆YHLKZ/eZGM :2008/03/07(金) 22:30:20.76 ID:SAYiA2ZI0
書くことは大事だと思うから、お題ください
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:31:51.94 ID:z8FYcUP40
異端
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:32:05.12 ID:ShYP56q90
ピカレスク
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:32:16.33 ID:dVaIyV6f0
耽美
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:33:00.03 ID:/BNtxvRaO
この世の中は90パーセントの現実と10パーセントの想像力で出来ている
そしてそのどちらもが、100パーセントの努力によって培われている
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:34:26.80 ID:eyEXSDQ70
>>625 〜 〜
(Φ Φ ) 何十年もかけて三十二歳っておかしくない? ってもう言われてた。
\く /
|д|
\\
読みやすく丁寧に書かれていて、好感が持てた。
ただ、いくつか気になる箇所もある。
まず、ロボットであることが活かされていない。
ロボットの手品師、という設定を活かすなら、ミスをしないはずなのにミスをする、
といった様な、アンドロイドものの定番である感情がらみの展開が欲しかった。
辛い思いでがあるから今の自分が〜というところに焦点をあてたかったのなら、
ロボットの設定はまるまる削って、普通の友人や息子の様な立ち位置にしてしまった
方が良かったのではないだろうか。
序盤、ロボットであるとばれることを恐れているので、そういう展開も期待してしまう。
両立させるには、少しばかり尺が足りていない。
4レスの中でマスター、ロボット、手品師、科学者と四人も登場人物がいるので、
それぞれのキャラ立ちも薄くなってしまっている様に思う。
手品師の道を立たれたから科学者になった、みたいにすれば、少なくとも科学者
の存在は削れるのではないだろうか。
644 :
◆YHLKZ/eZGM :2008/03/07(金) 22:35:39.57 ID:SAYiA2ZI0
こういう場合は一つ下だけでいいんすよね……
とりあえず、ハアク
ずっとさむそんみたいな安価スレだと思ってスルーしてたが存外面白いな。
書いてみたいけど、クオリティ的にむりぽw
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:40:44.99 ID:qh8876lZ0
幼女って一人しかいないの?
それとも
〜 〜
(Φ Φ )
\く /
|д|
\\ これ使えば誰でも幼女なの?
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:41:53.20 ID:eyEXSDQ70
>>646 誰でも幼女。
ちょっと幼女のイメージアップを図ってみたかった。
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:44:37.31 ID:qh8876lZ0
>>647 なるほどサンクス。ずっと気になってたんだ。
真面目な幼女もたまにはいいね。
649 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:46:11.42 ID:TbD8oOgCP
>>645 それはお前のクオリティが高いってことか?
とりあえずお題もらってってみ
お題ください
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:49:07.87 ID:V33KJqwf0
何十年も立ったのに三十二。言われればおかしいですね、全く気がつきませんでしたw
謎の老人が病気を持ってきたという設定だったのですが、もう少しそこら辺は書くべきでした
『機械仕掛け』があまり活かされていないというのは致命的ですね
もう少し話を練ってもよかったかな〜といまさらです。
>>634,635,643のお三方、
感想、指摘ありがとうございます
653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:51:02.20 ID:TbD8oOgCP
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:51:56.28 ID:MEuw4z3R0
お題をくれると化けて出ます
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 22:57:01.61 ID:qh8876lZ0
転生
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:00:55.12 ID:IMK6/pKG0
お題ください
だいこん
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:02:14.11 ID:IMK6/pKG0
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:11:24.39 ID:LSkiopXD0
お題下さい
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:12:46.58 ID:U/EAu7zR0
食器
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:13:06.66 ID:z8FYcUP40
偉大なマンネリ
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:16:50.68 ID:LSkiopXD0
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:37:28.56 ID:881OlWqn0
ほわー
666 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:38:00.32 ID:c93OKtEN0
執筆中のBGM晒してくれないか?
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:38:46.21 ID:z8FYcUP40
「呪」かー
まじない…のろい…じゅする…
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:43:38.01 ID:IMK6/pKG0
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:45:51.02 ID:EX++giuX0
>>625 あらすじ:
その手からあるはずの五百円玉が魔法のように消滅した。マジックバーでは淀みなく彼(彼女)の手品が披露さ
れている。『機械仕掛けの手品師』。その呼び名には隠された過去が……
あー、やらなきゃなんねぇことしなきゃと思っているのに、なんで読んじゃったんだろ。感想書きたくてたま
らない。文章は丁寧さを感じて好感。思うに文と文の流れが良いんだ。こういう文章書きたいなぁ。
回想の物語がメインなんだよね、この話。『機械仕掛けの手品師』と呼ばれてますをふっと出して、『私には
心臓なんてものは無い。』で、1レス目読んでて、そんな展開になるとは思わなかったんだよね。手品ってお題
でロボット物に繋げるとは思わなくて。どんな話になるんだろうと、話に引き込まれてしまった。構成の組み方
が良い方向に出ていて、最後のオチも冒頭の『私の過去も〜』が伏線になってて筋が立ってる。
作られた存在の話を書いてみたこともあるけど、やっぱりソイツにどういう役割を与えるのかは、いろいろと
思い悩むもので、忘れられないこととか、老いないこと、狂った社会の傍観者とか、どこまで科学に沿わせるか
とか、もう沢山ある。突き詰めると何をさせるのか? が大事なんだなと思うんだ。
で、フィクションですよーってフィルタを通すからかな? 抽象化されてるから受け入れやすいってか、SF
ってそういう力があるんだなぁと感じさせられたんだ。この話の中心は、子へ将来を期待した親の気持ちと、本
当にその道を歩むか見えない不安からある日踏み出した自立の話なんだと思う。
ハンデキャップに抗ってみたが、とうとう果たせなかった夢。親のエゴと呼ばれても良い英才教育への打ち込
み。だが、子の人権の尊重。たとえその目的のために作られたモノなのに注がれた強い愛。子からの愛を知る幸
福。そして親の気持ちを知る時、子の迷いは消えた。それは上手に料理された綺麗な優しい話なのだ。
ショートショートって、短く抽象に留めた話だからこその良さがあるよね。SF設定のナイナイ加減が良い塩
梅。
結びはしつこく感じて余韻どころか興ざめしてしまったんだけど、若年層向けとしては、コレぐらいでいいの
かなぁ?
それと、、何十年と言う月日を経て、三十二歳はネーヨwwww
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:46:34.56 ID:c93OKtEN0
>>663 序盤から冥、the least 100sec、蠍火とかでて吹いたw
ピアノが奇麗な曲って、やっぱショパンとかバッハじゃね?
執筆中にメタル聞く俺は異端か!?
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:49:32.74 ID:dVaIyV6f0
執筆中はむしろ無音
インスピレーションがきえちまうよ
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:51:20.26 ID:IMK6/pKG0
>>670 クラッシックはよくわからないですが、書いてる時は久石譲とかが多いっす
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/07(金) 23:54:59.16 ID:LoN7pCEE0
書くシーンに合った音楽きくな
詩がないやつに限るけど
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:04:00.61 ID:K8RxlVBD0
はじまりはじまり
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:11:33.50 ID:ZHxDa1ASO
弐寺厨が……
無音もしくはラジオかテレビの適当な局を
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:13:21.09 ID:Eh8EkCYO0
執筆中はチャイコフスキー辺りがいい
あと、ビートルズは凝ってる割に激しくないので聞き流せてオススメ
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:18:17.81 ID:Lx3o+AOj0
テンションを上げるためだけに聴く
いつのまにか邪魔になっててぶち切る。
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:19:55.51 ID:lbpYMKeM0
さて、感想書く言ってたのでかなりのロングパスだが書き逃げするよ
>>110 1レス目がくd…てもう言われてるな。3レス目からよくn…これも言われてんじゃねーかww
アンパンのお題の使い方はよかった。ただ牛舎のお題がちょっと空気だったかな
俺一人の力では〜て所がいきなり過ぎた、何故いきなり風景を変えることに…?と思ったスパイスて
ことなんだと思うけど。そういう文章なのかも、この部分はおもいっきりわしがちょっと思ったところだからスルーしてくれてもいい
1レス目の独白が個人的に長いと思ったから、一行台詞をいれるかもう少し節を小切れ良くすればいいと思った。
さて、品評会書かないとなーちょっとリハビリするからお題くだされ↓
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:23:10.87 ID:K8RxlVBD0
すこんぶ
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:23:12.38 ID:akD5TY3C0
フィンガーチップ
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:24:42.69 ID:Lx3o+AOj0
もう、フィンガーチップはやめてあげて!
それで書けた人あんまりいないでしょう!
いっそ品評会お題にするか!
682 :
お題 異端(0/3) ◆YHLKZ/eZGM :2008/03/08(土) 00:25:19.76 ID:b+wM/IR60
投下します。
683 :
お題 異端(1/3) ◆YHLKZ/eZGM :2008/03/08(土) 00:25:47.44 ID:b+wM/IR60
一月の朝方は思わず身震いするほど寒い。僕はストーブのスイッチ入れ、カーテンを開ける。まだ、
朝日を拝むには少し早い時間だ。目覚まし時計が鳴る三十分も前に起きたのだから無理も無い。
今日こんなに早く起きたのには理由がある。第一希望である某社の一時面接があるのだ。 面接に
おいて、第一印象は非常に大切である。この日のためにクリーニングにだしたスーツ、この日のため
に新調したメガネ、
この日のために散髪に行き、どこからどう見ても第一印象は好印象のはずだ。後は持ち前の話術で、
何としてでも通過してやる。
冷蔵庫から持ってきた牛乳を一気に飲み干すと、僕はネクタイを締めて家を後にした。
電車にのり一時間。その間、最終チェックをかねて、もう一度面接の手順、質疑応答のイメージト
レーニングをする。完璧だった。一ミクロンの隙も見当たりはしない。
ふと前に視線をやると、そこにはスーツ姿の成年が座っていた。朝早くからセットしたのか、綺麗
な七三わけの髪はポマードでテカテカに光っている。
――こいつも面接なのか?
そういえばこの電車に乗っている人は、ほとんどが僕と同じくらいの歳だ。そして、みな一様にスー
ツ姿で、七三わけだ。募集要項に七三わけの似合う方とでも書いてあるのだろうか? 思わず鼻で笑っ
てしまった。
視線に気が付いたのか、前の奴が僕の顔をジッと見てきた。まるで、変人を見るような目つきだった。
明らかに馬鹿にした感じがひしひしと伝わる。僕は苛立ち、その男を睨み付けた。男は一瞬身を震わせ
、何も無かったかのように目をそらした。ここまで完璧な好印象を与える格好の何がおかしいと言うん
だ? 僕はその男が降りるまで、ずっと睨み付けてやった。
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:25:51.46 ID:lbpYMKeM0
>>679 >>680 おk、把握。ようやく来たなフィンガーチップお題wwww
フルぼっこにして…してほしいな!
685 :
お題 異端(2/3) ◆YHLKZ/eZGM :2008/03/08(土) 00:26:24.99 ID:b+wM/IR60
オフィスビルの立ち並ぶ場所にそれは建っていた。これから、僕が就職する会社だ。不安、緊張。そ
のような物はまったく無かった。絶対に受かる。僕は完璧だ。
中に入ると、待合室のような場所に案内された。扉の向こうからは話し声一つ聞こえない。僕はゆっ
くりと、ドアノブに手をかける。それにしても電車の中の七三分け集団はおかしかったな。世の中には
色々な会社があるらしい。
――七三わけ推奨の会社か……。
僕は再び鼻で笑った。そして、ドアノブを回し、中に入った。
今朝見た七三集団がそこにいた。部屋のどこを見渡しても七三、七三、七三、七三。入ると同時に、
そいつらは僕を見る。今朝、電車の中の奴と同じような目だ。
――いったい……どうなってんだよ
あいた口が塞がらないとはこの事らしい。
この後の面接も分けがわからなかった。面接官はただ一言
「君は常識というものを一から勉強したほうがいい」
ただそれだけだった。
なにが悪い。七三か? 七三じゃ無かったから駄目なのか? 募集要項のどこにも、七三じゃなけれ
ば駄目とは書いていない。
――これが一般常識なのか……
どこにも書いてはいない。つまり、誰もが知っている当たり前の事であって、書く必要すら無い。
「そうか。そういうことなのか」
686 :
お題 異端(3/3) 終 ◆YHLKZ/eZGM :2008/03/08(土) 00:27:01.77 ID:b+wM/IR60
――一週間後
この日は、第二希望の会社の一時面接がある。相変わらず完璧だ。七三分けもポマードを使い完璧に
分け。今度こそ一ミクロンの隙も無い。気合を入れるために、冷蔵庫から持ってきた牛乳を一気に飲み
干す。
「行ってきます」
僕は、気合十分に家を後にした。
「君、常識って言葉知ってるかな」
面接官の最初の一言はそれだった。その部屋にいる全員が、僕を虫を見るような目つきで見ていた。
「面接を何だと思っているんだね君は?」
今度は全員、中分けだった。
僕はこの日を境に、一般常識を嫌い。二度と就職活動をすることは無かった。
687 :
◆YHLKZ/eZGM :2008/03/08(土) 00:27:48.27 ID:b+wM/IR60
深く考えずに思いつくがままに書いてみました。
よかったら感想ください
688 :
思考、心情、死学 0/5 ◆pxtUOeh2oI :2008/03/08(土) 00:29:27.71 ID:FXk9/BnE0
品評会です。
5レス。お題:誕生
一応、「祝」を使用しました。
689 :
思考、心情、死学 1/5 ◆pxtUOeh2oI :2008/03/08(土) 00:30:03.01 ID:FXk9/BnE0
1 名前:◆iPpaI.o/Bn[] 投稿日:2009/06/11(日) 23:59:34.48 ID:IWoO+siRO
私は自身の欲求に従い、犯罪を行いました。
ターゲットは松井治、二十三歳、LSシステムに勤める会社員です。
この男は未成年だった頃、婦女暴行を繰り返したあげく、少年法によって守られました
場所はY県S市、久井ノ目児童公園近くの道です。
私は松井を薬で眠らせ、鉈で両腕を落とし下腹部の男性器を切断、アイスピックで左目をくり抜きました。
止血はしてあるので死なないとは思いますが、早めに通報をお願いします。
以下は画像URLです。凶器である鉈、アイスピック、松井の現在の姿等が載っています。
http://xxxx/yyyy.zzz 松井の友人であり、同じく罪を犯したはずなのに裁かれることのなかった森秀則、次は貴方の番です。
このメッセージは2chのVIPという場所“私は今日、罪を犯しました”というスレッドに日曜深夜突如、書かれたものである。
そしてこの書き込みは、S市の刑事課に配属されたばかりの若手刑事幸村元浩が担当する一連の事件、その全ての始まりでもあった。
画像を確認しこの話が冗談ではないことに気付いた2ch利用者からの通報が、刑事課に届いたものが第一報である。
そのとき刑事の心得について話していたベテラン刑事である藤原と若手の幸村は、上着を手に取りすぐに現場へと向かった。
事件現場は酷いものだった。幸村が現場から少し離れた陰で吐いてしまったほどである。
千切れた腕の切断面は二度と繋げることのできないようグチャグチャにされ、道端に落ちたアイスピックには目が突き刺さる。
いくら追い払ってもやってくるカラスが見守る夜道で、被害者の松井治は声にならない声を上げずっともがき苦しんでいた。
事件から十日後、容疑者が一人浮かんで来た。名前は漆原義弘、二十八歳、現在無職。被害者である松井に暴行され
自殺した浅野亜美という女性の婚約者だった男である。何年か前まで、いつか復讐してやると恨み事を繰り返していたらしい。
幸村と藤原は、約束を取りつけ漆原の家へと向かった。家の中へ案内された幸村達は漆原と向かいあって座る。
「事件のことはご存じですね?」
ゆったりとした口調で藤原が漆原に言った。幸村は藤原に教わった心得通りに、漆原の顔を観察する。
「はい……刑事さん達から連絡を貰って、その後で週刊誌やネット上の情報を調べました……」
それが問題だった。普段ならば犯人しか知りえない情報を引き出し逮捕の糸口とする。だが今回、現場の情報は2chに載せられた
書き込みに詳しく、事細かに書かれていた。凶器も犯行方法も日本中の人が詳しく知っているのである。
690 :
思考、心情、死学 2/5 ◆pxtUOeh2oI :2008/03/08(土) 00:30:40.58 ID:FXk9/BnE0
「刑事さんの前で言うことではないですが……喜んでいます。奴の病院にお祝いの品でも送りたい気分ですよ。
刑事さん達に協力はしますが、本音を言うと犯人には捕まって欲しくない。できれば応援したいぐらいです」
漆原は目をしっかりとこちらに向けていた。暗く沈んだ目、それでもどこか力が感じられた。
「事件の晩、貴方はどちらに居られましたか?」
藤原が質問する。漆原の顔が少し笑ったように見えた。
「ここに居ました。テレビを見たり、パソコンでネットを見たりしていました。証明する人はいませんね」
答えをあらかじめ用意していたのだろう、スラスラと答えていた。
「ただ事件のあった時間は2chに書き込みをしていたので、調べてもらえばわかるかもしれません」
また2chかとでも言いたげに藤原は顔をしかめる。幸村は藤原の機械オンチを良く知っていた。そのことは普段の様子からも良くわかる。
後日、調べたところ指定されたその書き込みの発信先は、確かにこの家だった。藤原がモニターを眺めつつ呟いた。
「このえーと、レスですか? 貴方の書いた部分は前の話しとつながって無いようですが?」
「2chというのはそういった感じの場所なんです。流れを気にせず話し始めたりします」
そういうものなのか? と幸村は藤原に聞かれた。幸村は、そういったものなんですと藤原に答えた。
イマイチ理解ができず悩む藤原を横に、幸村は取り合えず話しを進めた。
「それはここに居なくても書くことができるのでは? あまり詳しくは無いですが、例えばそう、プログラムを書くとか」
顔が歪む藤原。俺が追い詰めたいのは貴方ではないと幸村は思った。
「そうですね、可能かどうかと言えばできるでしょう。ですが、私には知識がありませんので不可能です」
漆原はこれが言いたかったのだろう、彼の経歴にそういった知識が入るような部分は無い。勉強すればさほど難しくないだろうが、
一度、頭に入れてしまえば本や紙に証拠が残らない。そもそも、ネット上で学んだ可能性すらある。
漆原にそのような能力があるかどうかを判断することは不可能に近い。
「パソコンをお預かりしても良いですか?」
幸村は漆原に訪ねた。パソコンの中を調べれば、何か残された痕跡があるかもしれない。
「結構ですが、このパソコンは事件後に買った奴です。前のは五日前、突然壊れてしまったので捨てました」
「どちらへ? 一応、探してみます」
「市の指定通りに捨てたので、調べてみてください。ただ、ハードディスクは別に砕いたので特に情報は取れないと思いますが」
「普段からそのように、情報漏洩に対する対処をされているのですか?」
「最近、気にするようになりました。前にどこかの県警で廃棄パソコンから情報が漏れた話などを聞きましてね」
Y県警だった。耳が痛い。直接関わりがあるわけではないが、上がミスすると下も困るものである。
結局、完全に準備ができていたのだろう。疑うことはできるが、実証が無い。その日、幸村と藤原は、念の為と漆原のパソコンを
持ち帰ったのみで、収穫と言えるものはまったく得られなかった。
691 :
思考、心情、死学 3/5 ◆pxtUOeh2oI :2008/03/08(土) 00:31:11.61 ID:FXk9/BnE0
それから二十三日後、夏の日差しが強くなり始めたころ、刑事課は漆原に任意同行を求めた。
事件の一週間前、現場から三十キロほど離れた寂れた金物店で、漆原に良く似た男が鉈とアイスピックを買っていたという
目撃証言が得られたからである。事件当日のアリバイが強固とは言えないことも作用した。
取調室の中では、藤原が漆原と話し、幸村は記録を取っていた。それから三時間後、漆原が自供し犯行を認めた。何の問題も無く
スムーズに続く取り調べ、幸村と藤原さも安堵しゆっくりと漆原の話しを聞いた。被害者に暴行された婚約者の復讐だと、許すことは
できなかったと、涙を流し語る漆原を見て幸村は複雑な気持ちになる。それでも事件はこれで終わったと刑事課の誰もが思った。
事件から二ヶ月たった八月十一日、Y県地方裁判所ではこの事件の裁判が行われていた。
この事件は犯行の猟奇性、ネット上に載せられた犯行声明、そしてもう一つ、今年から始まった裁判員制度、
その初めての重大事件であるとしてマスコミ各紙を賑わせていた。
少し遅れた昼食として、出前のそばを食べていた幸村と藤原、その目に映ったテレビからはとんでも無いことが報じられた。
『漆原容疑者が犯行を否認。自供は警察の誘導により行ったものだと主張』
幸村は目と耳を疑った。隣の藤原もそばを吹き出す。
さらにテレビの中でキャスターは続けた。度重なる警察の監視、さらに取り調べで暴行を受け力尽き自供した。本当はやっていない、無実である。
漆原が裁判中にそう言い放ったと。
そんな事実は無い。あの取り調べは静かそのものであり、何の問題も無かった。それは刑事課の誰もが知っている。
だが一般人の反応は違った。取調室でどうのようなことが行われているかなど、普通の人にはわからない。
その後の世論は全て漆原の計算通りだったように思える。不祥事続きだった警察が叩かれ、悲しいバックグラウンドのある
漆原は、まるで悲劇の主人公のように扱われた。被害者に同情すべきところが見当たらないことも大きい。
今までの裁判で大きな証拠とされていた自白調書も、一般人から選ばれた裁判員には大した効力を持たない。
普段ならばそれなりの力となる積み重なった状況証拠は、警察の強引な捜査方法の結果としてゴミ同然の扱いとされた。
もちろん裁判員には、マスコミなどから判断の根拠を集めてはいけないというルールは存在する。それでも、人として
日常生活を送る中で、湧き上がる世論を完全に遮断することはできず、彼らは世論に流されて行った。
それから五日後、裁判員制度として想定より長めの裁判だったであろうこの事件に判決が下された。
三名の裁判官のうち一人が警察の極端な操作があったとし無罪を主張、さらに五名の裁判員が無罪を主張し、
裁判官一人、裁判員五人の多数決を持って漆原は無罪とされた。有罪を主張した者は裁判官二人と裁判員一人。
これは一般から無作為に選ばれた裁判員と法を専門とする裁判官、その感覚の違いが表れた結果と言えるだろう。
この判決は“疑わしきは罰せず”の理念から考えると正しいものなのかもしれない。
692 :
思考、心情、死学 4/5 ◆pxtUOeh2oI :2008/03/08(土) 00:31:49.30 ID:FXk9/BnE0
それでも現実としては間違いであったことが、後に明らかになるのであった。
検察の控訴憂慮期間に入り、漆原は一旦釈放された、もちろん監視付きなのはいうまでもない。
このとき検察は控訴する方向で基本的にまとまっていた。控訴し裁判員のいない高等裁判所での裁判を行えば、
勝ち目はあるということである。
そんな検察官達の考えを想定していたのか、犯人は新たな行動を起こした。
427 名前:◆iPpaI.o/Bn[] 投稿日:2009/08/16(月) 21:39:57.46 ID:A.opPAoO
私はこの事件の犯人です。一審ではみなさまの声援を受け無事無罪が確定しました。
つきましては、もう一人の暴行犯である森秀則の元へ、復讐に行きたいと思います。
貴方の居場所はわかっています。相鍵もあります。夜、ひとりで眠るときは気を付けてください。
朝起きたときには両脚と耳が無くなっているかもしれません。
貴方を殺すつもりはありません。松井治のように、死よりもつらい苦痛を味わって欲しいと思います。
私がこの事件の犯人であることは、名前欄を見てもらえばわかると思いますが、
もう一つ証拠として、新しい画像を置いておきます。
これはあの事件現場を別角度から撮影したものです。
http://yyy/xxx.zzz これが犯人からの第二メッセージであった。これを書いた者が漆原かどうかはこのときにはわからない。
それでもこの書き込みを行った者が犯人であることは確かであり、事件が続く可能性があることは誰の目にも明らかだった。
家宅捜索でも見つからなかった画像が、何故あるのか? と藤原は憤っていたが、現在の捜査方法では、ファイル化された画像を
完全に見つけることは不可能であるように幸村には思えた。ネット上のどこかにファイルを偽装、もしくはパスワードをかけ放流。
小さなSDに保存し、どこかの公衆便所に隠すことだってできる。そんな簡単な方法がいくらでも思いつく。
2chに犯人からのメッセージが書き込まれた翌日の朝、森秀則は行方をくらましていた。恐怖で逃げだしたのだろう。
各地で警察が森秀則を探す中で、森を見つけたのは幸村と藤原だったが、問題がひとつある。幸村達の仕事は森を探すことではなく、
漆原がどこかへ逃亡しないように遠巻きに監視すること、つまりは森秀則を一番に見つけた者は漆原だということである。
幸村と藤原は漆原の元へ走った。漆原のその手には包丁らしき光る刃物が握られているのが見える。
漆原が森に近づき何かを言った。そして手にした包丁を森へと手渡す。
森秀則が漆原の胸をさした。
訳がわからない、と幸村は思った。それでも幸村と藤原は刃物を持つ森を抑えつける。その横では漆原が血を流して倒れていた。
693 :
思考、心情、死学 5/5 ◆pxtUOeh2oI :2008/03/08(土) 00:32:35.95 ID:FXk9/BnE0
漆原が胸を刺され死んだ日から一ヶ月後、Y県地方裁判所では森秀則の漆原義弘傷害致死容疑での裁判が行われており、
たまたま休みだった幸村は傍聴席で裁判を眺めていた。
この裁判の問題点は正当防衛か否かである。森秀則はあのとき漆原に言われたという。
『この包丁で私を殺しなさい。もし私に命が続くのならば、何年刑務所に入ろうといつか必ずお前を松井治と同じ目に合わせる』
と。そして森は選択した漆原を殺すことを。彼は友人である松井を見て思ったという。この先、どんな明るい未来も来ることのない
絶望的で救いのない友人の体、あんな姿になりたくない。彼はそう考えて漆原を刺したと取り調べで言っていた。
こういったことが真実であるだろうということは漆原の残した遺書からわかった。
そう漆原は遺書を残していた。二度目の書き込み元を探し辿り着いた民家、その家では無線LANの鍵が設定されておらず、
近くいれば誰でも使える状態になっていた。そこで発見された携帯ゲーム機と無線スイッチ、その中のプログラムは
スイッチが入ると数時間後自動的に2chへの書き込まれるよう書き換えられていた。その中に直筆の遺書がある場所が記されていたのである。
その遺書には事件の全てが書いてあった。松井治を襲った事件について、2chのトリップ、画像の隠し場所、森秀則を見つけた方法。
それは、一度、森と接触しペット用のマイクロチップを埋め込むという方法だった。森秀則からも一度、道で気を失ったことがある
という証言が得られ、さらに微小な電波が観測されたことからその方法は実行されたと確証付けられた。
さらに遺書には、動機が書かれていた。松井治への恨み、森秀則への恨み、そして事実上その二人を守った法律に対する恨み。
漆原は松井の両腕を落とし左目をえぐった。誰かの助けがなければ生きられないその体、けれどもその姿を見て彼を助けようと思う
者はいないだろう。森秀則には殺人者としての人生が待っている。彼らは有名である。有名であり続ける
事件がセンセーショナルだということであるとともに、この事件は日本で初めての裁判員制度を利用した事件なのである。
これから先、何度でも彼らの名前は世に出るだろう、そんな世の中を生きていかなければならない。
彼の遺書は公開された。警察が公開したわけでは無く、2chに三度目の書き込みがなされたのだ。
二度目と同様の機材を使い今回は時限式の仕掛けだった。死後、自動で書き込まれるようになっていたその遺書によって少年法、
そして裁判員制度のあり方について議論されるようになった。ここまでが漆原の考えた復讐なのだろう。
裁判は結審へと向かっていた。この事件の裁判員は全て過去の事件についても知っている。
そしてそんな裁判員達が、森秀則にどのような判決を下すのかそれは誰にもわからない。
この事件は二〇〇九年六月、世に生まれてきた裁判員制度、その悲しい産声だったかもしれない。
だがこれで終わりではない。生まれたての制度が将来どのようなものになるか、
それは全てこれからの育て方にかかっているのだから……
<了>
694 :
思考、心情、死学 6/5 ◆pxtUOeh2oI :2008/03/08(土) 00:32:56.43 ID:FXk9/BnE0
以上です。
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:37:10.03 ID:K8RxlVBD0
>>687 俺のお題か。
お題の使い方はうまいし、面白かったです。
三崎亜紀さんを思い出した。
ただ、初めのほうの「僕はストーブのスイッチ入れ」って何か不自然な感じがする
それと最後の「一般常識を嫌い。」ってところ句点じゃなくて読点じゃないかな
五月蝿いようだけど初めのほうと最後のほうは気になってしまう。
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:48:46.25 ID:lbpYMKeM0
>>687 リロードしてなかったorzハンバーガーになってすまん
と、いうわけで読んだ。誤字が…後、3レス目のダッシュと一週間が合体してた。
常識てのは、社会人の誰もが持つ知識であって主人公だけが持ってないのは何故なんだぜとか思ってしまった。
話は面白かった。落ちもよかったと思う。
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:55:42.12 ID:oLhAiLAO0
>>687 ホラーだね、就活してる人間にとってはホラー以外の何物でもない
若干言い回しがおかしいかなって思う部分あったけれども
読みやすい文体と題材だったと思います
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 00:59:27.28 ID:RqviqHZMO
品評会始まってるのかww
緩やかなスタートだな
699 :
◆YHLKZ/eZGM :2008/03/08(土) 01:13:40.92 ID:q3QVWRCMO
携帯から失礼します
>>695-697 感想ありがとうございます。
相変わらずの誤字脱字、変な文ですみません。
もう少し推敲をちゃんとやらねば。
貰った意見を参考にもっと精進したいと思います。
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 01:27:12.99 ID:Lx3o+AOj0
お題くらさりませ
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 01:33:53.91 ID:vaQZJgZD0
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 01:35:09.18 ID:vaQZJgZD0
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 01:41:44.62 ID:24790+eW0
お題おくれやす
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 01:42:50.49 ID:Lx3o+AOj0
太古
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 01:47:11.55 ID:24790+eW0
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 01:58:47.02 ID:cbk68HtT0
ほ
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 02:19:54.38 ID:gO1WJpgz0
ho
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 02:54:24.29 ID:RqviqHZMO
HO
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 03:25:28.98 ID:RqviqHZMO
MO
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 04:17:01.34 ID:RqviqHZMO
DE
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 05:14:51.22 ID:RqviqHZMO
HA
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 05:45:00.04 ID:SddhzdBF0
GE
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 06:42:30.08 ID:jVGvBta30
久々にお題を頂きたく候
714 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 06:49:25.21 ID:7ryiZ4xiO
日本刀
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 06:54:49.11 ID:jVGvBta30
>>714 感謝
いつも長くなりがちだから短めにまとめたいなとか思ってみる
お題くれたりするかな?
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 07:30:13.47 ID:jjRY5kVR0
書きやすそうだ。
ありがとう。
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 09:08:41.80 ID:kPLt7sA50
今日は俺の誕生日age
オダイクレ
721 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 09:16:10.38 ID:9MM27Bne0
今日のトップランナーは桜庭一樹らしい
722 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 09:37:49.78 ID:UG3RdVX70
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 09:43:12.01 ID:uz3Ohg3F0
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 09:45:32.90 ID:lbpYMKeM0
セクション
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 09:47:59.49 ID:UG3RdVX70
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 10:42:09.63 ID:UG3RdVX70
ほ
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 11:07:29.29 ID:7ryiZ4xiO
お題下さい
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 11:08:58.45 ID:vorzshio0
攪拌
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 11:10:19.61 ID:7ryiZ4xiO
把握
730 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 11:39:25.30 ID:bwVMa9b90
練習したいのでお題頂けませんか?
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 11:45:39.40 ID:uz3Ohg3F0
732 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 11:47:00.04 ID:bwVMa9b90
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 12:18:20.37 ID:bB8X2Mda0
僕の股間のエリンギも食べてください><
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 12:29:38.57 ID:7ryiZ4xiO
僕の股間のマイタケも食べてくだしあ><
735 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 12:33:07.30 ID:uz3Ohg3F0
僕の股間のマジックマッシュルームも食べてくだしあ><
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 12:39:22.02 ID:96TFqBp30
ボクの股間のあわびも食べてくだしあ><
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 13:01:33.75 ID:v4lQiB9FO
保守
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 13:29:10.75 ID:nPz1xIKQO
保守
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 13:59:50.01 ID:y6CWbaXP0
ほ
740 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 14:22:46.76 ID:96TFqBp30
はわわ
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 14:39:04.68 ID:iSQdzr9y0
ほっす
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 14:57:37.90 ID:iSQdzr9y0
流石に百回目に比べて品評会作品少ないな
まだカオスまで時間があるからわからないけど
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 14:59:50.11 ID:GaA9VS99O
誕生日おめでとう
744 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 15:07:03.25 ID:96TFqBp30
まだ一日以上ありますしね
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 15:44:31.54 ID:X2wqutyh0
よし、ちょっくら優勝してくる
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:03:30.80 ID:X2wqutyh0
747 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:07:06.39 ID:FXk9/BnE0
乙! ありがと
雑談でもして埋めるかあ
748 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:08:48.13 ID:X2wqutyh0
雑談ネタをおくれ
749 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:13:57.23 ID:FXk9/BnE0
雑談お題:キャラの名前はどうやって決めてる?
750 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:17:56.10 ID:X2wqutyh0
すまん。小説の事は聞かれてもわからないんだぜ?
しかし、オナヌーしてる時に思い浮かぶことが多いかな。
751 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:22:28.22 ID:FXk9/BnE0
じゃあテーマを変えよう
「何か作業するときは、オナニー後にする? 先にする? どっちのが効率が良い?」
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:24:03.10 ID:GaA9VS99O
名前なんて深く考えずにつけてる
天津紗英(あまつさえ)とか五六七(ふのぼりさとる)ってな具合に適当だよ
753 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:27:48.86 ID:X2wqutyh0
>>751 つっこまないなんて、優しいやつだなw
俺はオナニー後。スッキリしてからの方が頭回る。
スッキリしすぎると虚脱感が襲ってくるがw
>>752 それはそれで、なんか拘りあるっぽいけど。
今までの登場人物の名前列挙したら、何か見えてくるんじゃね?
754 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:30:46.39 ID:fQoWXy62O
登場人物に名前付けたことないや。十回以上品評会に参加してるのに、どれも。
【雑談お題】
タイプA:おっさんのお腹はブヨブヨとしていた
タイプB:おっさんのお腹はブヨブヨしていた
こんな風に「と」をいれる? いれない?
状況によるとしたら、それはどういう時?
また
タイプC:おばさんのお腹はブヨブヨとしていた
タイプD:おばさんのお腹はブヨブヨとしてた
こんな風に「い」をいれる? いれない?
状況によるとしたら、それはどういう時?
俺はBとCは口語、っていうか幼稚なやつの時にやったりする。
あとBとCを組み合わせたやつ(「ブヨブヨしてた」)
だと映像(もしくはブヨブヨ感)が思い浮かびやすいような気もする
755 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:37:01.23 ID:jVGvBta30
>>754 「BとC」のとこは「BとD」って解釈でいいのかな
俺も一人称が子供視点だったり子供の台詞のとこだったりしたときしか使わないかな?
登場人物の名前は困ったら友人とか自分とかの名前をベースにちょこちょこ弄ってる
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:39:15.22 ID:GaA9VS99O
>>753 拘りなんかないってw
名前にしろ小説のネタにしろ、基本的に何か思いつくのは読書してるときで
実際書く段になってそのストックの中から適当に組み合わせてるだけだったり
たとえば、猪飼とかいう名前のキャラが出てきたら誰だって胃潰瘍連想するだろ?
それをそのまま使ってしまうわけよ
猪飼洋って感じで
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:42:03.44 ID:L9ohdGXg0
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:45:10.33 ID:fQoWXy62O
>>755 わ、BとDでした。
あとリズム的に良い方をつかってる。
名前もよくみたら何回か付けてたわ。しかも名前付けたのは全部黒歴史作品だった。なぜだ。
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:50:51.10 ID:X2wqutyh0
>>756 拘りって言い方が違うな。
無意識に何かあるんじゃね? って位で。
ちなみに俺も「いのかい」って読んだので、胃潰瘍?? ってなったw
>>758 その黒歴史で痛い目を見たから、名前を付けにくくなったんじゃね?
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 16:57:57.69 ID:FXk9/BnE0
あんまり、名前気にしてる人はいないのか
たまに「何て読むんだよ!」と思う名前が出るから結構、拘る人が多いのかと思ってた。
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:00:23.97 ID:X2wqutyh0
昼の部と、夜の部では意見が違うことはよくあること。
早合点は駄目なんだぜ?
しかし仕事中だけど暇だ。
762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:01:20.27 ID:8ep2/9+90
題plz
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:01:58.60 ID:Eh8EkCYO0
>>762 昼寝
俺は人名より小道具やタイトルばっかこだわるなぁ
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:02:04.81 ID:RqviqHZMO
俺は平凡だけど知り合いにいない名前を使ってる
葛城とか小林とか(ここにいたらすまん)
後は登場人物ごとに字数を変えたりもする
橘、山内、佐々木みたいに
ていうか、基本名字しか出さない
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:02:06.45 ID:FXk9/BnE0
名前
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:07:40.07 ID:GaA9VS99O
いかいって読むのマイノリティなのかw
無意識に何かあると言われたら、まぁそうなんだろうな。
そうういえば、前回の全感だったかで名前のルビについて触れてた人がいたけど
名前で躓く境界線ってどのあたりなんだろう
山崎で「やまさき」か「やまざき」どっちなのかを気にする人は少なそうだが
角田で「つのだ(た)」か「かくだ(た)」か「すみだ(た)」どれなのか気になる人は割といそう
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:12:14.12 ID:X2wqutyh0
>>767 ほぼ読みオンリーの俺からすると、字面で覚えるからどうでもいい範囲。
ただ、本当に読めない名前だと読むのが苦痛。
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:16:33.67 ID:lbpYMKeM0
名前って難解な漢字とかフツーじゃ読めない(使わない)ようなの使ってたら厨ぽいからなー
時々ネット小説を漁るが、厨とか腐のにおひのするとこに行って('A`)なることはよくあるww
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:20:53.19 ID:HDYTT12W0
女郎花蒼夜なめんなよ
771 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:27:50.72 ID:GaA9VS99O
なるほど。
変な名前付けるの自重しようw
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:29:22.06 ID:L9ohdGXg0
>>767 その辺はどうでもいいかな。
普通に読める名前なら、どれかを当てはめて読むから。
ただ
>>768の言うとおり、読めない名前だと「ん?」ってなる。
それを連呼されたりすると、イラッとくる。
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:30:40.70 ID:Eh8EkCYO0
関係ないけど「姫草百合子」ってネーミングが小説の中で一番痺れた
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:31:00.71 ID:Eh8EkCYO0
ユリ子だった
自動変換ってその人の人間性が見えるらしいぜ
776 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:34:25.96 ID:K4o/MsMhO
変な名前ついていても、物語がそれにまけてなければ読むけど、そうでなければ読み飛ばす。
……って最近思った。じゃないと西尾とか読んでることに理由がつかねえw
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:43:43.93 ID:GaA9VS99O
一時間きったね
778 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:44:41.29 ID:XmVAgMCi0
1時間ぐらいでSS書く。お題くれ。
品評会? なにそれおいしい?
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:45:13.38 ID:ZHxDa1ASO
名前なんて正直どうでもいいです
780 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:45:17.20 ID:L9ohdGXg0
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:45:51.37 ID:rOh6HcFnP
このペースじゃ1000は無理かね
>>778 加速
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:47:12.03 ID:s6P41Dk40
俺にもお題ぷりー
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:50:31.91 ID:vEsE+aaD0
>>776 西尾はネーミング拘るよね
西尾維新という名前自体もNISIOISINで回文になってるし
それと病院坂黒猫は俺の嫁な
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:51:08.04 ID:HDYTT12W0
785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:53:05.07 ID:L9ohdGXg0
786 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:53:12.75 ID:GaA9VS99O
加速
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 17:58:22.13 ID:s6P41Dk40
落下する悪魔ちゃん把握
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/08(土) 18:04:34.06 ID:cCzVbQnkO
789 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
1000が無理なら、datの回収みんなよろしく。
ところで、自分の作品が何化されたら嬉しい?
アニメ化とか、ボイドラ化とかとか。
むしろそういうのされたくない人の方が多数?