1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
代理
代理士
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 21:10:06.89 ID:xruOb94bO
('∀`)
4 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:10:28.98 ID:+xyTQh5AO
どうも投下にんです。今日は第二話投下します
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 21:10:31.81 ID:O0acVsoD0
終了
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 21:11:52.55 ID:LYJFvgEV0
('=`)
7 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:13:02.13 ID:+xyTQh5AO
8 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:15:23.37 ID:+xyTQh5AO
投下の前のお詫び
一話の訂正します。
前回の話で
(*゚ー゚)「じゃあ、明日の放課後練習あるってことも知らないでしょ?」
の、「放課後」はいらないです。消し忘れますた
なんで、一話は金曜、二話は土曜の設定です。
すんまそんでした。
では投下します。
9 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:16:24.18 ID:+xyTQh5AO
第二話【むすばれたもの】
いつものように目が覚める。朝の陽射しがカーテンを暖かく照らしている。
今まで幾度となく憂鬱な朝を迎えて来たが、今日ほど気持ちが落ち込む事は初めてだった。
居間へ降り、母親に挨拶を交わす。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 21:16:50.96 ID:xruOb94bO
来るぞ!皆避難しろ〜!!
11 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:17:48.24 ID:+xyTQh5AO
('A`)「…おはよ…」
J('ー`)し「あらおはよう。早くしないと遅刻するわよ。練習あるんでしょう?」
('A`)「うん…わかってる…」
乗らない気分で朝食を口に詰め込み、適当に寝癖を直して運動服に身を包む。
J('ー`)し「そうね、もうすぐ体育祭なのね。母ちゃん見に行くからね。」
('A`)「…別にいいよ来なくて…じゃあ行ってきます…」
軽く会話を流して玄関に向かう。
12 :
>>10 www ◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:18:59.10 ID:+xyTQh5AO
外は、初夏の匂いが漂う青空に、まばらな雲。
温い空気のなか、冷たい空気を纏いドクオは道を進んでいく。
いつものように堪える日々。孤独の日々。
いつまで続くかもわからない。
いつまでも続くかもしれない。
いくら辛い事があろうと、それを打ち砕く勇気はドクオにはない。ただじっと堪え、それが過ぎるのを待つ。
体育祭への期待で賑わう校舎へと、ドクオは吸い込まれていく。
13 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:20:47.41 ID:+xyTQh5AO
ξ゚ー゚)ξ「じゃあ練習しましょう。とりあえずまずは走って見ましょうか」
その言葉を聞き、決められた男女が様々な声を上げて足を合わせていく。
黙っている訳にもいかずにドクオも相手を探して、初めて気付く。
('A`)「…相手…いないけど…」
14 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:21:36.98 ID:+xyTQh5AO
どうしていいかわからずに突っ立っているドクオに、リーダーから声が掛かる。
ξ゚听)ξ「さぁ…あれ?ドクオ君…早く準備しなよ」
('A`)「ひっ…あの……相手いない…」
ξ゚ー゚)ξ「あれ?ほんとだ。寝坊かしら…んー…じゃあしぃちゃん来るまで待ってて」
('A`)「あ…うん……」
ドクオは集団から僅かに離れ、他の皆は練習を開始する。
支援
16 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:23:56.95 ID:+xyTQh5AO
当然、ドクオの心に歓喜が沸き上がる。不幸中の幸いとはこのことだ。
('A`)「…見てるだけのが全然マシ…」
内心笑みを零し、練習に励む集団から目を逸らす。
先程よりも天を厚く覆う曇に、所々刺す青空。
ドクオを投影したもののようにも思う。
出来れば今日はこのまま終わって欲しい。
その気持ち叶ったのか、しいが時間内に現れることは無かった。
支援
18 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:31:27.36 ID:+xyTQh5AO
ξ゚ー゚)ξ「じゃあお昼になるし今日は終わりにしましょう。本番は一週間後だから頑張りましょうね」
充実の表情を見せるドクオ以外は、その言葉で散り散りに歩き出した。
理由は違えど満足感が溢れるドクオが歩き出すと、後ろから声が掛けられる。
ξ゚听)ξ「ドクオくん!」
('A`)「ひぃ!…あ…なに……?」
ξ゚听)ξ「しぃちゃんから電話よ。ドクオ君に代わってって。」
19 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:32:25.15 ID:+xyTQh5AO
('A`)「…あ……うん…」
怖ず怖ず差し出された携帯を受け取り耳に当てる。気付かれないように深呼吸し、話し始める。
('A`)「…………もしもし…」
(*゚ー゚)『ドクオくん!?今日はごめんね!寝坊しちゃって…練習出来なかったでしょ?』
('A`)「…いや……別に…」
(*゚ー゚)『まだ学校にいるんだよね?よかったら今から二人で練習しない?』
('A`)「……へ?」
20 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:37:04.65 ID:+xyTQh5AO
(*゚ー゚)『練習出来ないと不安でしょ?私も不安なんだぁ』
('A`)「…え…いや…あの…」
(*゚ー゚)『都合悪いかな…?』
('A`)「いや……そうじゃない…けど…」
言ってしまってはっと気付く。用事だと言っておけば逃れられたのに。言い直そうとしたドクオに、しぃの声が被さる。
(*゚ー゚)『じゃあ大丈夫かな?今から学校行くねっすぐ行くからっ』
21 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:39:18.53 ID:+xyTQh5AO
('A`)「え…あの……ちょ…」
返事をする前に電話は切られていた。
心が重くなるドクオ。浮かない顔で携帯をリーダーに返す。
ξ゚听)ξ「今から練習するみたいね。私は帰らなきゃいけないけど、頑張ってね。」
ひらりとドクオの横を通りすぎ、歩いていく。
残された孤独な男は、何も考えられずに立って、呟く。
('A`)「…マンドクセ…」
空は、雲が厚く濃く、なっている。
22 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:40:05.15 ID:+xyTQh5AO
程なくして、しいが駆けてくる。成す術なく校門にもたれるドクオに、息を切らし笑みを向ける。
(;゚ー゚)「はぁ…はぁ…ごめんねドクオ君…寝坊しちゃって…」
('A`)「いや…別に…」
(;゚ー゚)「練習…しよっ…?」
('A`)「…う…ん…」
息を整えてグランドに向かうしいの斜め後ろをついて歩く。
23 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:40:48.38 ID:+xyTQh5AO
グランドにはまだ生徒がまばらにいて、楽しそうな、耳障りな声がドクオの耳に飛び込んでくる。
(*゚ー゚)「昨日ドクオ君に注意したのに寝坊しちゃった、私朝弱いんだぁ」
('A`)「……あ…そなんだ…」
持参した手ぬぐいを取り出してはにかむしぃ。ドクオの返事など気にしないように、彼女は話す。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 21:42:05.49 ID:tDdZep2+O
支援
25 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:43:38.30 ID:+xyTQh5AO
(*゚ー゚)「さぁ、練習しよ?頑張って体育祭優勝しなきゃっ」
('A`)「あ……うん…」
返事はしたものの自分から行動なんて出来る筈もない。ただ直立するドクオにしぃが歩み寄る。
(*゚ー゚)「…もしかしてドクオ君運動にがて?あはは、私もだから心配しないでいいよ?」
無邪気に笑ってドクオの隣に立ち、足を結ぶ。
26 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:44:41.78 ID:+xyTQh5AO
('A`)「…」
ドクオの心には、嫌悪と、羨望と、妬みと、後悔が渦巻く。
隣にいる人間は、自分とは真逆の人間だと痛感する。
心のままに溢れる笑顔。心からの笑顔。表情。
それが出来る事を羨ましく思い、また嫉妬する。
それが出来ない自分を悔やむ。
でも、どうしようもない。
それがまた、自分を情けなく思わせる。
27 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:45:33.24 ID:+xyTQh5AO
(*゚ー゚)「ドクオ君?練習しよ?」
('A`)「はひっ!?……あ…うん…」
辛い現実に呼び戻されたドクオは、今までの思考を振り払う。
そんな事を考えてもしょうがない。自分はこうあるしかないんだ。
言い聞かせる。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 21:46:37.21 ID:tDdZep2+O
このしぃはうざ可愛いな
29 :
人いねえwww ◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:47:24.16 ID:+xyTQh5AO
(*゚ー゚)「じゃあドクオ君は左足からね。転ばないでよ?」
('A`)「…う…うん……」
くすくす笑うしいと戸惑うドクオ。
(;゚ー゚)「きゃあっ!」
(;'A`)「ひぃっ!!」
数歩目で派手に転んだ二人は、地面につんのめる。
30 :
>>28その通りw ◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:48:54.44 ID:+xyTQh5AO
(;゚ー゚)「もー、私に歩幅あわせてよーっ」
(;'A`)「あ…ご、ごめん……」
(*゚ー゚)「もう、次は転ばないようにっ!目標は10歩っ!」
(;'A`)「あ…う…うん…」
ようやく立ち上がった二人は、しぃの号令でまた歩き出す。
休日の昼二時、情けない声がグランドに響き続ける。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 21:52:01.83 ID:tDdZep2+O
支援
32 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:52:26.27 ID:+xyTQh5AO
(;゚ー゚)「…疲れたね…」
*)A`メ)「…う…うん…疲れた…」
足を縛る手ぬぐいを解き、昇降口の小さな階段に座る二人。
間には、本能的にドクオが取った微妙な距離が横たわっている。
もう、空が染まり始めてきていた。
33 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:54:56.29 ID:+xyTQh5AO
(*゚ー゚)「体育祭楽しみだなぁ。去年はどんな感じだったの?」
微妙な距離の向こうから問い掛ける彼女に、ドクオは曖昧な返事を返す。
(;'A`)「ん…別に……普通…だったかな…」
(*゚ー゚)「あはは、普通じゃわかんないよー。」
(;'A`)「え…でも…普通だったよ…」
本当は、どんなだったら覚えていない。いや、知らない。
支援しまふ
35 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:55:47.24 ID:+xyTQh5AO
(*゚ー゚)「そっかー。でも楽しみだぁ。」
足をぱたぱた振って、しぃは空を見上げる。
(*゚ー゚)「…ねえ、」
持ってきたスポーツドリンクをちびちび飲むドクオに、しいは突然問う。
(*゚ー゚)「ドクオくん、楽しくないの?」
('A`)「………へ?」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 21:56:02.27 ID:tDdZep2+O
支援
37 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 21:57:20.12 ID:+xyTQh5AO
(*゚ー゚)「だって全然楽しそうじゃないよ?」
('A`)「いや……そんな…」
(*゚ー゚)「昨日からずっと暗い顔だから、体育祭楽しくないのかなって思っちゃった。」
('A`)「いや…体育祭は…どうでも…つか学校も…」
その途切れ途切れのドクオの本音を聞き、しいの口調は、なにか悟ったように、少し暗く塗られていく。
(*゚ー゚)「…そっか…学校、楽しくないんだね…」
38 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 22:00:04.02 ID:+xyTQh5AO
しいの言葉が、ドクオに触れる。
(;'A`)「え…いや…」
質問を浴びせられ、ドクオは戸惑う。
(*゚ー゚)「…私と一緒だね。」
その言葉に、ドクオは少しはっとする。思わず、しいの顔を見てしまった。
オレンジに、少しの淋しさに染まった笑顔。
39 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 22:01:48.32 ID:+xyTQh5AO
(*゚ー゚)「私はね、前の学校でいじめられてたの。頑張ってみたんだけど、耐えれなくて、転校してきたんだ。」
(;'A`)「…」
ドクオは息を飲む。淡々と話すしぃに、話す言葉は見つからない。
(*゚ー゚)「少しだけ不登校になっちゃったりして。でもこのままじゃ駄目だって、頑張ったんだけどなぁ」
(;'A`)「…」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 22:01:53.92 ID:tDdZep2+O
きたきた
こういう感じを待ってた
41 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 22:02:24.69 ID:+xyTQh5AO
(*゚ー゚)「先生にも相談したし、小さい頃からの友達にも沢山話を聞いて貰ったよ。結局私が逃げちゃったけど。」
(;'A`)「…」
(*゚ー゚)「ドクオ君ね、その時の、ふさぎ込んでた私に、少し似てる気がするんだぁ」
(;'A`)「…」
42 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 22:04:07.70 ID:+xyTQh5AO
違う。
似てない。
あなたは、強い。
戦おうとした。
殻を、壊そうとした。
俺なんかより、何百倍も強い。
俺なんかより、何万倍も、愛されるべき人だ。
43 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 22:05:06.35 ID:+xyTQh5AO
(*゚ー゚)「だから、今度は頑張るの。不純かもしれないけど。もう負けないって友達と約束したの。」
(;'A`)「…」
(*゚ー゚)「本当は昨日もね、すごい怖かった。でもね、転校する前に、友達、凄い私を励ましてくれたの。すごい元気が出た。」
ゆっくりと日が落ちていく。空が藍に染まって、なお、しいは話し続ける。
(*゚ー゚)「だから、私に似てるドクオ君にも、特別に友達から貰った言葉を教えてあげる。」
44 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 22:06:38.17 ID:+xyTQh5AO
人間は、いつかは死んじゃって、0になっちゃうの
だからね、嬉しい事と悲しい事は、きっと半分こずつ、しいにやって来るんだ
だから、今まで辛い事に頑張って頑張って戦ってきたしいには、これから楽しい事が沢山やって来るから
でも、しいが暗い顔をしてたら、楽しい事も、しいと一緒に居づらいかもしれないね
だから、いつも笑顔でいて?そしたら、楽しい事が沢山来てくれるから
辛かったら、周りを見て。あなたに私がいたように、私にあなたがいてくれたように。
45 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 22:08:05.82 ID:+xyTQh5AO
(*゚ー゚)「…ドクオ君に教えたの、特別だよ?」
(;'A`)「…」
言葉を発せずに佇むドクオ。こんなにも強い人間。手の届かないような人間。
(*゚ー゚)「これで私も元気になれた。だから、これでドクオ君もきっと元気になれるよ。沢山、いいことあるよ。」
46 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 22:08:50.96 ID:+xyTQh5AO
(;'A`)「…俺は…無r」
(*゚ー゚)「無理じゃないよ。誰かがいれば。」
遮る声に、ドクオは黙る。自分に向けられるしいの視線が、痛く、強く、優しく。
(*゚ー゚)「私は友達に助けられた。だから、今度は私がドクオ君を助けるよ。」
('A`)「…へ?」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 22:09:25.87 ID:tDdZep2+O
支援
48 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 22:09:38.32 ID:+xyTQh5AO
(*゚ー゚)「いつか、ドクオ君の笑顔が見れるように。」
('A`)「…」
気付かないような心の奥が、ほんの少し熱を持つ。
それはしいに同情してなのか、しいの強さに尊敬を抱いたのか。
しいが触れた、ドクオが今まで触れられなかった暖かさに、今、触れたからなのか。
49 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 22:11:42.63 ID:+xyTQh5AO
(*゚ー゚)「絶対笑わせてみせるんだからっ。約束っ」
笑顔を見せて右手の小指を差し出す。
強い意志の込められた、細い、小さな指。
しいの顔には笑顔が浮かんでいる。
50 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 22:12:41.62 ID:+xyTQh5AO
(;'A`)「…いや…すぐには無理じゃ…」
(*゚ー゚)「ごめんごめん!うん、ゆっくりでいいよ。少しずつでいいんじゃないかな?」
('A`)「…まぁ…それなら…」
恐る恐る、自分の小指を絡めた。
(*゚ー゚)「私は、ドクオ君を笑顔にしてみせます」
笑って、ドクオに視線を向ける。
('A`)「…え…なに…?」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 22:13:26.13 ID:FjWPxmSxO
こ ん な ク ソ 小 説 に 支 援 す る な ん て ブ ー ン 系 終 わ っ た な^^;
52 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 22:14:11.46 ID:+xyTQh5AO
(*゚ー゚)「ほら、ドクオ君も宣言してっ」
('A`)「…え…じゃあ……笑います…」
少しだけ、指の力が強くなる。
お互いの気持ちを、僅かな決意を乗せて、二本の指が結ばれる。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 22:15:12.54 ID:tDdZep2+O
支援支援支援
54 :
>>51サンクスwww ◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 22:15:48.15 ID:+xyTQh5AO
(*゚ー゚)「じゃあまた月曜日ね。体育祭がんばろうねっ」
('A`)「あ…うん……」
手を振り、校門を離れていくしいを、今日は見送っていた。
('A`)「…さみ」
冷えた夜の空気に身を震わせて、ドクオも家に歩き出す。
('A`)「………笑うって………」
歩きながら脳が動く。しいの言葉。綺麗な顔。絡めた指。
55 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 22:17:09.46 ID:+xyTQh5AO
しいの言う事に全て納得した訳ではない。この先、自分に友達が出来るともまだ思えない。
ただ、楽しかった。
会話にもならないものだったが、楽しかった。
('A`)「…ただいまー」
玄関を開け、母の出迎えを受ける。
夜の雲は流れ、月明かりが射し始める。
第二話 終了
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 22:17:57.46 ID:aLVLnbOC0
乙
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 22:18:38.22 ID:EV0UMasa0
追いついた
乙
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 22:19:58.36 ID:d0hWH0PQ0
乙
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 22:20:06.21 ID:v3FnHbBwO
乙
60 :
◆40UJ6L.Z62 :2008/03/03(月) 22:20:50.43 ID:+xyTQh5AO
第二話終わったよー\^o^/
読んでくれた人ありがとう。もっとフルボッコな意見をくれ。
61 :
オムライス▲OmraistJM:2008/03/03(月) 22:21:13.03 ID:FjWPxmSxO
オムライスですまとめません
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 22:23:54.11 ID:tDdZep2+O
おつ
俺の中では既にドクオはリア充なんだが
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 22:23:57.66 ID:+xyTQh5AO
>>61 寂しいです。まとめて頂けるようにこれから頑張ります
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 22:26:34.76 ID:+xyTQh5AO
>>62 リア充じゃない予定。これからの予定だけどね
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 22:37:25.65 ID:KcB4HmDX0
乙ー
投下中は読者(レス)に構わない
あまりふざけたレスにも構わない
あたりを意識してほしいな
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 23:02:24.78 ID:eQFCELH5O
とりあえず名前欄がウザい
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: