【お絵描き落書き】色鉛筆を擬人化して萌えるスレ【雛祭り】
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :
2008/03/01(土) 21:18:59.18 ID:4hP6NzBL0
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 21:19:13.25 ID:4hP6NzBL0
3 :
しょこたんDX ◆V90XQ6UIOs :2008/03/01(土) 21:19:25.80 ID:cHE0+YIk0 BE:93377434-2BP(1000)
これが簡単なテンプレでつ(´・ω・`;)
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 21:19:31.00 ID:4hP6NzBL0
つい最近まで規制だったから不安だったけどいけたか
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 21:21:25.23 ID:4hP6NzBL0
誰もいない…投下するなら今のうちか? 「我らが姉は捻くれが過ぎると思う」 「どうしたの急に」 「いやお姉ちゃんまた赤さんと喧嘩したんだって」 「…あの二人の喧嘩って、青さんが一方的に怒って、それを勝手に後悔して、でも赤さんはなんとも思ってなくて、青さんが殴る、ってパターンでしょ?喧嘩って言えるの?」 「言えないけど、でもお姉ちゃんはそう思ってるし」 「ふーん…あー、でもうちの姉ちゃんもあるなあ、白兄に言い過ぎて勝手に部屋でふさぎこんで、でも白兄はぜーんぜん気にしてないの。それどころか忘れてたり」 「うちとそっくり」 「素直じゃないって大変だねえ…で、なんで急に?」 「いやあ、妹としてはなんとかしてあげたいなあと」 「…本心は?」 「ちょっとからかってみたいなって♪」 「性悪」 「そ、そんなことないよっ!というかいっつもやきもきしてるんだよ!早くくっつかないかなーって」 「そっか、頑張れ」 「灰君も頑張るのっ」 「なんで」 「私一人じゃ無理だから灰君の頭脳が必要なのですよっ」 「めんどくさい」 「ぶー…」 「だいたいなんとかって何するのさ」 「え?んー…デートのセッティングとか?」 「赤先輩は青さんの誘いなら喜んでついていくし白兄は滅多に出来ないしねえ。外出とかするときは当然のように姉ちゃんついてくし」 「むう…」 「まあとりあえずはすることないしいんじゃない?それで」 「んじゃあ灰君一緒に出かけようよー」 「だから僕じゃなくても…」 「いいからっ!ほら準備していこ?」 「…わかった」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 21:21:47.36 ID:anONPZhB0
今北いちょつ!
>>5 続きwktk!!wktk!!
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 21:26:49.34 ID:IMBTQp++0
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 21:37:13.79 ID:4hP6NzBL0
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 21:56:53.97 ID:aDpSdQvMO
サムライブラック保守 男「ひぃ!お助けぇ!」 侍「(シャキン)あれほど某の苺牛乳を飲むなといったであろう!」 男「いーやぁぁぁぁぁ!!!!」 侍「ふぅ。(カチン)」 赤「ねぇ侍ちゃん侍ちゃん!いつも刀持ってるけど重くないの?」 侍「持ってみるか?(シュル)」 赤「どれどれ。うわぁ!結構重いねこれ!」 橙「貸して貸して!お……おぉ!こんなのいつももってるんだ!」 赤「しかも片手で振り回して……。」 男「(ボソ)怪力女」 侍「(シャキン)ん?何かな?」 橙「怪力女って言えば………。」 黄緑『ふふふんふん〜♪』 橙「あの角を曲ると刀を置いた場所よ。」 侍「黄緑はどのような反応をするかの。」 黄緑『ふんふんふふ〜♪あら?刀……侍ちゃんのかしら?』 赤「持ち上げる時どうするかなぁ。」 黄緑『よいしょ……。うーん重いわねぇ。(フラフラ)』 侍「重そうにしておるな。」 赤「意外……」 橙「思ったより怪力じゃ」 黄緑「誰が怪力なのかしら?」 侍赤橙「!」 黄緑「ふふふ、侍ちゃぁん刀おちてたわよぉ?駄目じゃない?あんなところに置いてちゃ。」 侍「(ブルブル)す、すまぬ……!」 黄緑「侍ちゃんは力持ちねぇ。いつもこんなのを持ってるのぉ?」 侍「きょ、恐縮でございます!」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 21:58:48.21 ID:IMBTQp++0
>>10 黄緑の怖さはオカンの怖さだからなw理屈じゃねーw
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 22:12:07.92 ID:aDpSdQvMO
ほし
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 22:16:09.64 ID:ARD/wMkV0
サムライブラック保守 侍「卒業おめでとうございます部長。」 部「もう部長は侍ちゃんじゃないか。私はもう元部長。」 後「先輩おめでとうございます!」 部「ありがとー。早く彼氏つK」 後「……………。」 部「男なんていてもいなくても一緒だよ!うん!」 顧「そう、なんだ……。」 部「ダ、ダーリンは違うよ!」 侍「それより部長、これを。ありきたりなものなのですが……。」 後「寄書きです。」 部「……ぁりがとぅー!(ギュ)」 侍「部長!そんなやめてくだされ!そんなこと……したらヒグ…そ、某も………!」 後「せっ、せぇんぱぁい……ぶちょぉ…グス………!」 部「後輩ちゃんも……!(ギュ)」 後「ぶちょぉぉ………!」 侍「某……某………頑張りまする……!部長の成し遂げられなかった意志を……!」 部「うん!がんば…ヒック……がんばるんだよ!」 後「わ、わっ、わだしも………!」 部「侍ちゃんのことちゃんと支えてね……!(ズビー)ふぇぁ……!」 侍「部長、某の袴で鼻をかむのは……。」 部「ねぇ、ダーリン。これみて。」 顧「寄書きかい?それがどうしたの?」 部「あそこで言えなかったんだけどね。侍ちゃんの見て。」 顧「………なんて書いてあるのかなこれは?」 部「達筆過ぎて私にも読めないんだよね………。」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 22:32:42.29 ID:u3PWETBy0
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 22:44:01.80 ID:aDpSdQvMO
ほし
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 22:45:59.30 ID:4hP6NzBL0
>>15 転載乙です
( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 22:55:15.14 ID:EV0s65L60
今北いちもつ
>>15 これはいいおかっぱおっぱいwww
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 23:13:50.72 ID:aDpSdQvMO
さは
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 23:22:42.56 ID:aDpSdQvMO
ほ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 23:29:54.66 ID:EV0s65L60
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 23:36:38.79 ID:ltAoVqFo0
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 23:37:43.16 ID:eso0EgFX0
>>21 見入ってしまって保存を忘れるところだった
>>21 綺麗過ぎて色んな所から色んな汁が止まらn(ry
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 23:44:55.92 ID:4hP6NzBL0
>>21 これはいい桃
今更だがスレタイ桃のせっく…のほうがよかったか?w
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 23:45:32.49 ID:EV0s65L60
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 23:51:16.99 ID:ARD/wMkV0
やばい、手書きのほうがかなり好きだ!!!
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/01(土) 23:52:01.44 ID:4hP6NzBL0
>>26 すりすりスリット裂けてーーーーーーーー!だっけ?
チャイナドレスはいいなあ、身体のライン出まくるけどw
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 00:08:58.69 ID:IN/aD+LU0
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 00:09:09.23 ID:j3WseiZf0
見とれてる間にスレが落ちそうだ!
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 00:20:20.96 ID:1Hwu++iN0
だが落とさない!
ほす
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 00:38:14.34 ID:9aK+J18C0
保守
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 00:51:57.07 ID:9aK+J18C0
保守
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 01:05:06.67 ID:j3WseiZf0
保守
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 01:21:38.94 ID:9aK+J18C0
保守
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 01:39:14.41 ID:e+wK5S/xO
ほし
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 02:06:46.19 ID:9aK+J18C0
保守
サムライブラック保守 男「ったくなんで今日土曜なのに卒業式なんぞに出なけりゃならんのだ。」 侍「来年は我らが送り出してもらうのだ。文句は言えん。」 男「お前は部活やってるからいいだろうけど俺は後輩とかいないから。」 侍「某知るか。」 男「俺達もあと少しで3年か……。色々めんどいだろうなぁ。」 侍「進路か……。」 男「大人になってくんだな……。」 侍「………………はぁ?」 男「なんだよ。」 侍「臭い。何が『大人になってくんだな……』なのだ?」 男「わ、悪いんですか!僕が臭い台詞言ったら!」 侍「くくくっ、別に。それにまぁ、事実でもあるからのう。」 男「俺さ……大学行こうと思うんだ。」 侍「某はお主がどこの大学行こうが構わ」 男「M県の大学なんだが……。」 侍「え?M県って……そんな!ここから通える距離ではないではないか!」 男「だから向こうに住むことになるな。」 侍「この辺りの大学では駄目なのか……?」 男「だから向こうに行くわけで。」 侍「……そうか。それならしょうがない!お主を応援せねばな!」 男「……………。………嘘だよ。」 侍「……何だと?」 男「嘘ですよ!お前がどんな反応するか試してみたんだよ。やっぱりいい反応してくれるなお前はぁ。」 侍「(プルプル)………己ぇ!人の!人の心を弄びおってぇ!(シャキン)」 男「だぁ!だって弄びは文化ってタカラがあっ!」 男「……あんな顔されたら本当なんて言えねえっつの。」
40 :
ある冬のはなし :2008/03/02(日) 02:11:25.40 ID:nWQuWS3kO
無「あ、もうこんな時間か、早く寝ないと」 ガチャ 緑「……色無、寝てる?」 無「すー、すー」 緑「寝てる、わね?」 ちゅんちゅん 無「ふぁ……もう朝か」 ?「すー、すー」 無「何だ? 布団の中に柔らかくて暖かいものが……」 緑「すー、すー」 無「み、み、緑!?」 緑「……おはよ、色無」 無「な、な、なんで!?」 緑「灰は良くて私は駄目なの?」 無「いや、駄目ってことは……でもどうして?」 緑「……冬の夜にホラー物は読むべきじゃなかったわ」 無「……なるほど」 緑「それじゃ」 青「おはよう、緑。いま色無の部屋から出て来なかった?」 緑「おはよう、青。貸してた本を返してもらったのよ、読んでみる?」 青「『真冬の怪談』……いいわ、遠慮しとく」 緑「そう? それじゃ」 青「ええ……(でも緑、顔が真っ赤だったけど……風邪かしら?)」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 02:40:17.82 ID:j3WseiZf0
保守
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 03:25:18.22 ID:j3WseiZf0
保守
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 04:34:13.12 ID:Hr0lMfVLO
ほ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 06:04:27.51 ID:e+wK5S/xO
あ
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 06:11:52.38 ID:/IRgnkJ+0
おー、絶対落ちると思ったのに生きてるw 深夜の保守、投下GJ!
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 07:53:02.98 ID:4lU4zdg70
オハイオ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 08:45:17.94 ID:2Lvjd3eV0
おはよう保守
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 09:02:10.66 ID:2Lvjd3eV0
白「んー、どれにしようかな………」 色「あれ、白じゃん。こんなところで何してるんだ?」 白「あ、色無くん。こんにちわ。えっと、新しい日記帳買おうと思って、それで」 色「へー、白って日記つけてたんだ。確かにこまめに書いてそうだ」 白「色無くんは日記……しなさそうだね」 色「ん、まぁ、面倒そうだしな。白はどれくらい書いてる?」 白「えーっと……小学生のときから、かな。」 色「すごっ!もう何十冊目とか、それぐらいじゃないか……」 白「えへへ、そうかな……て、照れるよ」 色「毎日続けるのも大変だけどさ、そんなに書くことあるのか?」 白「大変じゃ、ないよ……それに、書きたいこともいっぱいあるんだ」 色「なるほど。で、その書きたいことってどういうこと?」 白「えっ、それは、そのぅ………えと、な、内緒」 色「そう言われると、余計に気になるって」 白「むぅ………だめ」 色「む、むくれるなって。ごめん、日記の内容聞くなんてどうかしてた」 白「そんなに謝らなくても……じゃ、じゃあ、せっかくだし、どんな日記帳がいいか選んで?」 色「それは……自分で選んだほうがいいんじゃないのか?白のなんだし」 白「いいの。色無くんが選んで」 色「んー、それじゃあ……これ、かな。白はどう?」 白「……うん、私もこれがいい。絶対、大切にするから」 色「そっか。じゃあ、これは俺からのプレゼントってことで。すいませーん、プレゼント用に包んでもらえますか?」 白「え、えーっ!?」 今まで何十冊もの日記帳があったけど、きっとこの一冊はどの日記帳より大切なものになる。 それは、忘れられない、いつまでも覚えていたい大切。 だから私は、その瞬間をいつでも思い出せるように、書き留める。 思い出を「ありがとう」、と。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 09:18:01.32 ID:/IRgnkJ+0
あー、きた。これはきた……胸にぐっと来たw 確かに白は日々を大切にしてそうだから日記つけてるっぽいなw
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 10:15:41.53 ID:e+wK5S/xO
ほ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 10:20:29.91 ID:2Lvjd3eV0
白「今日はお出かけ日和だねー。んー、まぶしー」 色「確かに。でも、気温が上がりきってないから少し寒いけど」 白「うん。春も、そろそろかな?」 色「花見にはまだ早そうだけどな」 白「そーだねー……あれ、シャボン玉が浮かんでる……」 色「ほら、あそこで子供が飛ばしてる」 白「え、どこ?……あー、ホントだ。ふふ、なんか懐かしいね」 色「俺はそんなにやったことなかったけど、やっぱ綺麗だな」 白「うん。ちっちゃな頃は、割れるたびに泣きそうになってたっけ……」 色「泣いてた?」 白「えと、恥ずかしながら。だから、割れちゃうと悔しくて、何度も作って……」 色「その度に泣いてた、って?」 白「むむむ………どーせ泣き虫でしたよ、私は」 色「作って、泣いて、作って、って……もしかして、白って意外といじっぱり?」 白「だって悔しかったんだもん!シャボン玉が、なんか、可哀想で……」 色「いや、それだけ白が優しかったってことだろ?」 白「そう、かな……シャボン玉の歌、覚えてる?」 色「あー。『シャボン玉飛んだ、屋根まで飛んだ』ってやつか?」 白「そうそう。あの歌って、すごく悲しい歌だと思ってたの。せっかく屋根まで飛んだのに、割れちゃって」 色「メロディーもちょっと悲しげだな」 白「うん。でもね、最後に『かーぜかーぜふくな』ってあるでしょ?応援してるみたいに。だから頑張ろうって思えるの」 色「それで、何度も飛ばそうとしてたのか」 白「結局、全部割れちゃって、無駄になっちゃったけどね……」 色「無駄じゃない。そう思えた白の気持ちは、絶対無駄になってないよ」 白「……うん、ありがと」 色「んー、じゃあシャボン玉でも買いに行くか。久しぶりにやってみない?」 白「うん!行こっ!………ふふ、しゃーぼんだま とんだ♪ やーねーまーで とんだ♪」 どこまでも飛ばそう、決して無駄なんかじゃないから。そう、何度だって―――――――――
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 10:51:43.99 ID:/IRgnkJ+0
むきになる白テラカワイスw しかしあんたほんと白好きだなwたまに違う色鉛筆を書いてみると 新たな白を発見できるかもしれんぞw
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 11:24:06.20 ID:IN/aD+LU0
ほ
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 11:45:13.37 ID:IN/aD+LU0
ら
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 11:46:51.99 ID:e+wK5S/xO
ほ
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 12:19:12.62 ID:dgAB9jdYO
保守!
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 12:19:17.83 ID:nWQuWS3kO
保朱
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 12:52:31.55 ID:nWQuWS3kO
保朱
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 12:53:09.96 ID:/IRgnkJ+0
頑張れー ひな祭りも三回目ともなると、絞りかすも出ねーw
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 13:16:11.58 ID:IN/aD+LU0
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 13:45:52.51 ID:Hr0lMfVLO
ほし
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 14:25:54.17 ID:IN/aD+LU0
ふ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 14:26:07.57 ID:75yIEkuJ0
ほ朱
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 14:48:58.09 ID:IN/aD+LU0
む
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 15:24:02.43 ID:Hr0lMfVLO
ほー
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 15:25:15.52 ID:IN/aD+LU0
ら
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 16:09:24.52 ID:j3WseiZf0
保守
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 16:43:24.52 ID:j3WseiZf0
保守
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 17:16:36.23 ID:/Moqq2hYO
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 17:23:34.60 ID:pCipQj8M0
>>69 なんという桃wwwwwせっく万歳wwww
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 17:25:36.20 ID:qLrNM3KU0
>>69 ああ、こんなところにいたのか
さあ、あっちで二人っきりになろうよ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 17:57:24.39 ID:j3WseiZf0
保守
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 18:15:22.72 ID:fCHPm4hS0
ほ
白「あかりをつけましょ、ぼんぼりにー」 色「……どうしてオンナノコは、雛祭りにこんな怖い顔した人形を飾るんでしょうか」 白「色無くん、それは言いすぎだよ」 色「ごめん。でもなぁ、ほら、アレ見て」 白「えーっと、桃ちゃんと紫ちゃんがお雛様を飾る役の取り合いしてる、のかな?」 色「そんなに、これが大切かねぇ」 白「こら!そんなに乱暴に持っちゃダメだよ。人形は大切に扱ってあげなきゃ」 色「……ちょっと頭つかんだだけなのに」 白「いろなしくーん?なにか言ったかなー?」 色「いえ、何も!」 白「んー……やっぱり男には分からないかなぁ?」 色「まぁ、正直に言えばそうだけど。白はどうなんだ?お内裏様とかお雛様とか」 白「え、私?んと……特別にどうとは思わないけど。綺麗な着物とかは、うらやましいと思うよ」 色「そっか。でも、あんな高いところでみんなを見下ろしてて、疲れそうじゃんか」 白「そ、そうかな……?」 色「どっちかって言うと、俺は下で騒いだり、飲み食いしてる方が楽しそうだな」 白「男の子らしい考えだね……うん、私もそっちの方が、楽しそう」 色「やっぱり、祭りっていうぐらいなら騒がないと」 白「そだね。でも……二人っきりで並んで、ちょっとうらやましいなぁ……」 色「実は、白も雛壇にお雛様を飾りたかったとか?」 白「私は、いいの。そういうお雛様とか似合わなそうだし……」 色「……雛壇のお雛様はないけどさ、雛祭りはおんなのこのお祭りなんだろ?だったら、白も立派なお雛様だよ」 白「色無くん、そんな、気を遣わなくていいって……はずかしいよ」 色「いいや、白こそ遠慮しすぎだ。お祭りは騒がないとな。ほら、飲め飲め」 白「うん………熱っ!これ、甘酒?」 色「ごめん、まだ熱かったか……っ、確かに、熱い」 白「んもぅ、色無くんのバカ………ふふっ。でも、ありがとう。嬉しかったよ」 色「お、おう。ま、元気が出てなによりってことで。さて、お祭りを始めましょうか、『お雛様』?」 たった一人の五人囃子と、お内裏様のいないお雛様の、慎ましやかな雛祭りが始まる。
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 18:55:34.14 ID:5pHHQhzK0
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 19:06:34.57 ID:pCipQj8M0
>>75 着物は俺の大好物wwwwwwwwありがとうwwwwwww
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 19:06:54.60 ID:qLrNM3KU0
>>75 一度で良いからお願いしたいですwwwwww
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 19:08:44.76 ID:+0fS3m3u0
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 19:09:49.63 ID:/Moqq2hYO
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 19:26:54.51 ID:+0fS3m3u0
>>79 あー、なるほど…
あれ、焦げ茶×朱色な電波が?百合じゃないが
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 19:58:24.42 ID:j3WseiZf0
保守
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 20:06:02.41 ID:/Moqq2hYO
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 20:08:50.85 ID:+0fS3m3u0
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 20:09:09.91 ID:08g0PLBLO
なんだこのほほえましさwwwwwGJwwwww
>>83 おさげキタァァァ(゚∀゚)ァ( ゚∀)ァ( ゚)ァ( )ァ(` )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ
なぜここの絵師達はみんな俺のツボを知っているんだ畜生とか叫びたくなるほどGJ!!!!
サムライブラック保守 男「灯を点けましょ爆弾にー。」 侍「………続きを言ってみせい。」 男「すいません。ここまでしかわかりません。」 侍「なら早く雛段に五人囃子を飾る作業に戻れ。某は甘酒を作っておるから。」 男「はいはい。ったくどいつもこいつも同じ顔しやがっ」 スポ 男「うっひょう!」 侍「どうしたのだー?」 男「なんでもない!なんでもないから!(大丈夫!はめれるはず!………よし!戻った!)」 侍「どうした?もしや、首が思うより外れやすくて驚いたとは言わぬよな?」 男「ううんないない!男も女も顔同じだからビビっただけ!」 侍「ふーん。」 男「あとは上に御内裏様と御雛様を置いて」 侍「待て。それは二人で……。」 男「………じゃあ俺が御内裏様置くぞ。(コト)」 侍「(コト)うむ。」 男「なんでこんな恥ずかしいことさせんの?」 侍「うるさいのだいちいち!………悪いか。(///)」 男「悪かないが」 ガタン 男「(ビク)雛段が動いた!」 侍「後ろに誰がおる!」 闇「(ヒョコ)みぃ〜ちゃった〜。ロマンチックねぇ〜。」 侍「母上ぇ!って酒臭っ!もしや飲んだな!」 闇「台所にあったからつい。へへっ。」 男「……帰ろ。」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 20:40:40.36 ID:dgAB9jdYO
ほしゅ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 20:42:13.37 ID:q+0al2rj0
金色鉛筆は戦隊ヒーロー物でいう6人目のポジションだと思ってる
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 20:55:15.51 ID:+0fS3m3u0
>>87 コロコロのボンバーマンの4コマにその替え歌あったなあ
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 21:02:33.66 ID:j3WseiZf0
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 21:24:24.28 ID:j3WseiZf0
保守
93 :
School Days :2008/03/02(日) 21:27:49.52 ID:fCHPm4hS0
「そんじゃまあ、行ってきますかね」 いつも通りの様子で、その少年は玄関へと向かう。それでもやや早めの出発となりそうなのはやはり彼にも今日という日が特別であるからなのだろうか。 三年間使い続けたカバンを手にして、少し汚れたスニーカーに足を入れる。もう、何回この動作を行ってきただろう。 「赤、ちょっと待って」 ドアノブに手を掛けた赤に、母親が洗い物を止めて、その手をエプロンで拭きながら声を掛ける。 「お袋?どうしたの?」 特に忘れ物もないはず、と赤は首を傾げた。 「ふふふ」 軽く笑う。しかしその母の行動にはとても大きな、感慨、のようなものが含まれていた。 そのときの彼を見る母親の目を、彼はまだ、どうとも説明は出来なかったであろう。歓びか、安堵か、誇りか、淋しさか。 久しぶりに向けられた真っすぐすぎる母親の視線に、赤はやや恥ずかしさを感じ、目を逸らした。 「あんたがそれ着るの、最後だろうからね」 ずっと身に纏ってきた学生服。少し古いタイプかもしれない。所有者が赤であるせいか、かなりボロボロかもしれない。それでも、それを纏い、『最後の場所』へ向かう息子が彼女の目にはどう映っているのだろうか。 「お、お袋、卒業式見に来るんだろ?ここでそんなにじっくり見なくても…」 「ふふ、それもそうね」 大体の男子高校生という生きものにとっては母親の真っすぐな視線からは早くかわしたいものだ。そわそわとする赤に、母は一つ息をついてまた笑った。 「―――いってらっしゃい」 息子を送り出す。けしていつもと違わぬいつもの声で。 「ああ。いってきます」 母の気持ちを知ってか知らずか、やはり赤もいつものように扉を開け、歩き始めた。 ぱたん、と扉の閉まる音がする。 「大きくなったわねぇ、赤」 きっと、多くの母親が感じるであろうそれを、彼女もまた、呟いた。
94 :
School Days :2008/03/02(日) 21:28:16.11 ID:fCHPm4hS0
『卒業式』 三月の澄むような青空に羊雲が気持ち良さそうに浮かんでいる。 空気は暖かいとは言い難く、まだ冬を残しながらも、しかし降り注ぐ太陽の光は明るく、確かに春を感じられる。そんな晴れやかな日に、どこにでもある、しかしたった一つの式がこの高校でも行われていた。 卒業式。たとえそれが聞くのも煩わしくなるようなご立派な祝辞ばかりのものであっても、得るものがたった一枚の紙切れに過ぎないとしても、それでもなお尊い、大切な区切り。 あるものは過ぎし思い出に浸り、あるものは去ってしまった日々を悔やむ。そして彼らの前には、茫洋とした未来が待っている。それは明るいか否か。 ただ、それが行われる空間は確かに厳かな空気を纏い、三年の、いや十八年の時を経て成長した彼らをいざ送りださんと、堂々とあった。 「一同、ご起立願います」 放送が指示を告げ、体育館の片隅のグランドピアノから卒業生へと最後の旋律を奏でられる。 ―――仰げば尊し我が師の恩…… 決まり切った、退屈な唄。しかしここで流れるそれはあまりに重い。真剣に唄う者にも、そうでない者にも今日だけの特別な音が流れる。 どこからかは擦れた声が聞こえ、やがて啜り泣く音となった。それでも、いやだからこそ、その場は最後まで厳粛だった。
95 :
School Days :2008/03/02(日) 21:29:12.18 ID:fCHPm4hS0
桜など、まだ咲きはしない。ただ、時とは残酷で、そして何より正確に彼らに別れを告げる。 「卒業………しちゃったね」 誰よりも笑顔の似合う彼女はやや俯いて、いつものように隣にいる幼なじみにぽつりと零す。 「…黄色、お前………」 傍らの彼は、彼女の様子をわずかにうかがい、黙って彼女の頭をくしゃくしゃと撫でた。 きっと、今の彼女にはどんな言葉も野暮でしかないだろうから。 「………ッ」 彼女から零れたのは、言葉だけではなかった。俯いたまま、ゆっくりと歩いてくれる彼の隣についていく。 「…行こうぜ、きっとあいつらも待ってる」 「…うん」 彼女を決して焦らせず、ゆっくり約束の場所へ向かう。最後もやっぱり共にいたい仲間達が待っているんだ。 「……うぅ…………」 「大丈夫か?」 「…うん。そろそろ、平気」 こちらも、やはり想いの強さに込み上げてくるものがあるのだろう。一度決壊したものを抑えるのは難しく、彼女が落ち着くのを彼は静かに待った。 「楽しかったなぁ…高校生活」 しみじみと思い出を想起する。病気がちだった彼女は自分がこんなにも楽しい高校生活を送れたこと自体が奇跡だと思った。
96 :
School Days :2008/03/02(日) 21:29:39.50 ID:fCHPm4hS0
「俺もだよ」 そんな彼女の隣に居続けた彼にもまた、大きな三年間を過ごしてきた。親友を得、彼女との関わりをより良いものとし、夢へと走りだすことが出来た。 「今から高校生活を楽しくしてくれたやつらと会うんだ。…あいつらとは、笑顔で会いたいからな」 思い出に浸り、涙を流すのはここで終わり。だから、ゆっくりでも、彼女が笑えるようになるまで待つ。 「そう…だね」 「あいつらには本当に感謝してるよ」 彼女の笑顔は彼らのおかげだと思うから。 「…黒くん」 「ん?」 小さな呼び掛けに、顔をそちらに向ける。そこには目はまだ赤いものの、とても嬉しそうな彼女の表情があった。 「ありがとう。私は、黒くんのおかげでこんなに楽しい高校生活を送れました」 「……え?」 その言葉が、自分に向かうとは黒は予想をしていなかったらしく、意外そうな顔をしていた。 「赤くんと友達になれて本当によかった。橙くんと黄色ちゃんと仲良くなれて本当に嬉しかった。でも、それは黒くんがずっと傍にいてくれたからだもん。だから黒くん、ありがとう」 これくらいじゃ足りない、感謝の言葉。それでも伝えたくて、彼女は必死に言葉を探す。 ―――彼女は、本当に強くなった。 「ありがとう、は俺の台詞だよ」 彼もまた、強さを得た。それは一人で先に行くものではなく、大切な人と共に、二人で歩いてゆくための『信頼』の強さ。 それを気付かせてくれたのは間違いなく彼女だから、彼もまた感謝を告げる。 ―――そしてそれは、これからも続いていくものだ。 「行こうか」 「うん」 手を繋いだ。二人を繋ぐのはきっと手だけではないだろう。 彼らは二人で、約束の場所へと向かった。
97 :
School Days :2008/03/02(日) 21:31:27.54 ID:fCHPm4hS0
「俺らが一番乗りかよ」 「意外よね。黒たちがもっと早く来てると思ったけど」 校門の近く、大きな桜の木の前。そこが彼らの約束の場所だった。 「この桜も空気読んで満開とかになんねえかなー」 「さすがに無理よ。まだ三月の頭だもの」 ドラマや漫画のような、桜吹雪とはいかない。でも、だからこそよいのだ。 「それに、桜じゃすぐ散っちゃうでしょ?」 旅立ちの日だからこそ、そこにあるのは『これから』花をつける桜の木こそがふさわしい。 「なるほどね」 わかっているんだかいないんだか、はっきりしない顔で赤は相槌を打つ。 「俺さ、青、泣くんじゃねえかなーって思ってたんだけど」 しっかり者のくせに、けっこう涙もろい。そんな彼女だから、もしかしたらと赤は考えたらしい。 「泣きたくはなったけど…。…私、まだ決まってないしなぁ」 う゛、と赤が声を詰まらせる。国立大学の前期の合格発表はまだである。式を終えても、受験が終わっていないのだ。 「だ、大丈夫!青なら絶対受かってるって!」 完全にやってしまった赤。必死になるがしょせんは彼には専門外の話だ。 「…ならいいなあ」 不安がる青に、あたふたする赤。 「それにほら、折り鶴がついてるだろ!」 願いを込めた六羽の鶴。不細工ながらも、彼なりの思いやりが詰まっている。 「そっか…そうよね」 アレを見るたび、彼女は勇気が湧いてくる。それはおそらく、彼への恋心のせいだけではないだろう。 「だから、万事おっけー!今日は笑顔で卒業しようぜぃ!」 それこそ満面の笑みで、赤は親指を上へ突き出した手を掲げた。 彼女から、笑みが零れる。こんな明るい彼と、この三年間は出会わせてくれたんだ。 「そうね。…ありがと」 「おー」 二人の間に、春風が駆け抜けた。その暖かさはいつかを思い出させるようなそれで、二人はまた、笑いあった。
98 :
School Days :2008/03/02(日) 21:34:09.02 ID:fCHPm4hS0
卒業、それは別れであり、始まり。 「楽しかったね」 咲き誇るのは思い出。 「うんうん!サイコーだったよ!」 舞うのは言の葉。 「けっこうこのメンバーで遊んだよなー」 彩るのは十人十色の未来への期待。 「海に行ったりね。いい思い出ね」 門出の日に、過去を振り返るのは愚かもしれない。 「また行きてえー!!」 過ぎし日々は多くありすぎる。 「また行こうよ」 善き日もあり、共に笑いあった。 「そうだよ!またみんなで集まってさ!」 嫌な日もあり、一人悩んだ夜があった。 「つーか春休みあんだろ。青と黒が決まったらどっか行こうぜ。俺、そのつもりでいたんだけど」
99 :
School Days :2008/03/02(日) 21:34:35.29 ID:fCHPm4hS0
ただ、そのすべてが輝かしくて 「おぉ!橙、気が早いね!」 青臭くて、格好悪くて 「卒業ですべてが終わるわけじゃない。また遊ぶことぐらいできるだろ」 誇らしくて、恥ずかしくて 「そうよ。連絡取って会いましょう」 そして確かに美しくて 「だよな!またちょくちょくみんなで会えるよな!」いつもは考えもしない、永遠なんてものを考えてしまう。 「我らの友情は不滅だー!ってね♪」 時は流れる。 「あはははは」 その残酷さは平等に訪れ 「なあ、写真撮ろうぜ」 永遠に信じたい『今』を薄れさせる。
100 :
School Days :2008/03/02(日) 21:35:03.59 ID:fCHPm4hS0
「いいわね」 形が変わり、風化あるいは美化されるかもしれない。 「誰が撮るんだ?」 でも、『今』は間違いなく今そこにあって 「あ、カモ見っけ。色無ー!写真撮ってー!」 それが宝物にしたいほど大切だから 「……だぁっ!バカ赤、てめぇ押すなっつーの!」 『今』を全力で楽しんでいく。 「ガキ」 それを積み重ねていくうちに 「だからなんでお前らはそんなに…」 未来と呼ばれるものがだんだんとやってきて 「あ、ほら赤くん、色無くんが撮っちゃうよ!」 『今』で繋がる道ができていく。 「色無ーしっかり撮ってよねー」 それは、『今』を感じている間には、なかなかわかりづらいけれど、 「よし、俺、アレ言っちゃうもんね。…一足す一は?」 いつか、思い返す。ああ、あれは――― 「「「「「「にぃー!」」」」」」 ―――青春、だったのだと。
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 21:37:20.84 ID:fCHPm4hS0
まったく萌えない文章をgdgdと書いてしまい申し訳ありません… お付き合いくださりありがとうございました。 今スレも頑張っていきましょう!!
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 21:38:17.90 ID:rflJnob+0
ちょっと待て、涙ぐんでしまってそれどころじゃない
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 21:42:23.52 ID:+0fS3m3u0
卒業かあ、感慨深いなあw 今後どういう展開を見せるか期待
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 21:43:55.46 ID:j3WseiZf0
乙ですよ そういえばもう卒業シーズンか…
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 21:51:29.48 ID:gsUIMCrm0
厨房のころ美術室に「箸休めの塩昆布」 て書いてある色鉛筆を見つけて大爆笑したのを思い出した 塩昆布色てww
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 22:05:55.84 ID:IN/aD+LU0
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 22:06:59.08 ID:08g0PLBLO
>>91 全然問題ないぞ。むしろありがたやwwwwwwwwww
108 :
School Days :2008/03/02(日) 22:11:42.43 ID:fCHPm4hS0
この別れは、きっと始まりだ あいつにとって、私って何なんだろう? 「そんなに俺が信じられねえのかよ!」 想いが、負ける。そんなことが本当にあるんだ あいつの存在を初めて、『負担』だと感じた 誰もが変わっていく。あたしも、アイツも 想いの答えは、どこにあるんだろう? 時は流れ、想いも変っていく。そのなかで、彼らはどんな物語を紡ぐのか。 School Days 大学生編。もうすぐスタート。
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 22:13:16.72 ID:Hr0lMfVLO
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 22:13:30.26 ID:fCHPm4hS0
せっかくの区切りなので、思いっきりチラ裏したいと思いますww School Daysのメンバーには一応名前がありました。でも投下するにあたって見てる人にはわかりづらいだろうと思って自重しました。その名前っていうのは 赤井 紅平 (あかい こうへい) 青山 蒼海 (あおやま あみ) 黒崎 墨人 (くろさき すみと) 白石 雪 (しらいし ゆき) 三菅 橙樹 (みすが だいき) 黄原 希色 (きはら きいろ) です。…これでいかなくてよかったと心から思いますw School Daysは当初、一年目の文化祭で終わる予定でした。橙と黄色もくっつける気はなかったですしww でも書いてるうちに愛着がわいちゃって…って感じです。 というか橙はもっとナチュラルなたらしにする予定だったのに…とんだイケメンになってしまったorz …ひどいチラ裏ですね。そろそろ自重します。 最後に、侍黒に触発されて江戸時代編とか書いたのはいい思い出ww一生お蔵入りですがねwww やりすぎました…もうしません。許してください。引き続き、色鉛筆スレをお楽しみください。
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 22:13:40.63 ID:/IRgnkJ+0
よっしゃ、続き宣言ktkr! これであと4年はこのスレを続ける必要が出てきたな…… いや、黄と橙は留年しそうだしそれ以上必要かw
>>110 今まで本当にGJだったぜwww
橙と黄色がくっつく時なんかは続きが気になりすぎてスレにずっと張り付いてたのは良い思い出だw
そしてこれからもたくさん悶えさせたりwktkさせたりしてくれwww
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 22:36:00.37 ID:Hr0lMfVLO
あげほー
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 22:36:59.43 ID:+0fS3m3u0
来た!大学編来た!これで勝つる! でもそういう黒歴史的なのもみたいなーとか思ったりw
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 22:37:58.39 ID:j3WseiZf0
イラストや文章のスキルを持ってる人が羨ましいもんです
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 22:38:09.06 ID:fCHPm4hS0
>>111 大学生編は独自の時間軸で行こうかなーって思ってます。
つーか4年もやったら俺のスクールデイズが終わってしまうw
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 22:45:44.24 ID:/IRgnkJ+0
黄緑さんちのひな祭りを妄想しつつ最後の保守
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 23:08:24.41 ID:j3WseiZf0
保守
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 23:24:35.06 ID:rflJnob+0
ほ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 23:38:05.18 ID:1Hwu++iN0
ほ
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 23:52:06.72 ID:CG5kc3IR0
今北。保守&職人の方々乙 桃の節句は関係ないけど、桃さんネタで一つ 桃メインで6レス借り。タイトルは「君は弟分」 一応前回の続きだけど、シリーズ用のタイトルは必要?
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/02(日) 23:52:09.47 ID:HV03Ed5h0
☆
123 :
君は弟分 1/6 :2008/03/02(日) 23:53:16.03 ID:CG5kc3IR0
それは2日ほど前のことだ。 「色無、アルバイト募集って?」 注文のロールキャベツをテーブルに置くと同時に、黒がそんなことを口にした。 きっと、入り口前に貼ってあったチラシを見たのだろう。 「言葉どおりだけど、どうした?」 「言葉どおり……やはり、君が使えないから人員を増やすことに……あーこらこら、 ロールキャベツ撤収させない」 その場を去ろうとする俺の服の裾を掴む。 「大体、今まで黄緑さん一人でやってきたのに、ここに来てアルバイトなんていわれたら、 君が足を引っ張っていると考えるのが自然じゃないかい?」 「自然じゃねぇよ! もうすぐ学校始まって、毎日手伝えなくなるからって雇うんだよっ」 黒をにらみつけながら、テーブルにロールキャベツを戻す。周りの客は俺たちのやり取りに なれているためか、気にせずそれぞれの時間をすごしている。 だが、カウンターの向こうから黄緑さんが口元に人差し指を寄せている。反省……。 「で、やはり回転率が良くなればそれだけ忙しくなったということか。君、役には立っているけど苦労かけてるね」 「もう少しまともな言い方はないのか……」 「ごめん、思いつかない。それにしても、黄緑さんのためならいつでも手伝いたいところだけど、 私は色無と条件は一緒。平日来れる人に任せるしかない」 俺の言葉は華麗に流されたが、確かにその通りだ。 きっとこれから一緒に働くこともあるかもしれない。出来れば普通の人に来てもらいたいが……。 ◆ 「という訳で、今日からうちで働いてもらうことになった桃さんです」
124 :
君は弟分 2/6 :2008/03/02(日) 23:53:56.11 ID:CG5kc3IR0
開店前の店内に、俺と黄緑さんと、様子を伺いに来た黒。 そして、目の前には初見の女性、桃さん。明らかに俺より年上だろう。 身長、スリーサイズ、どれをとってもこの中でトップに間違いない。そのくせ童顔で、 アンバランスでありながらきれいだと思えた。 「よろしくお願いしまーす。で、店長さんから聞いているお手伝いさんは一人だと思ったんだけど」 「あぁ、それ俺です。こっちはオマケで……イタイイタイ、黒つま先踏むな、かかとで踏むな」 黒の靴から無理矢理つま先を脱出させる。くそっ、思いっきり踏みやがって……。 「だめだよー、女の子をオマケなんて言っちゃ。えっと」 「あ、色無です。こっちはオマ……悪い悪い、ただの冗談だからそんな『君の学習能力は鳥並か』 みたいな視線を送るな」 「……黒です。一応、ここの常連で、どんな方が黄緑さんの手伝いをするのかと視察に」 「そっかぁー、よろしくね。一応、実家が喫茶店だから、足手まといにはならないつもりだよー」 その言葉を聞き、だそうだと言いたげに黒がこちらへ視線を送ってくる。 いや、これはどちらかといえば足手まといフラグが立ったなと言いたいのか……どちらにしろ、腹立たしい。 「ほほぉ……これはこれは」 で、桃さんはなぜか俺と黒を興味深そうに見つめて……。 「……色無君、ごめんね」 「へ?」 なぜか謝罪の言葉。 「きれいな店長さんに可愛いお友達……なんか、邪魔しちゃったみたいだねぇ」 ……笑顔でこの人、いきなり何言い出しますか。しかも黒は横目で睨んでくるし。 「いや、俺は別に」 「いやいやいや、隠さなくていいんだよー。男の子だもの」 「だから俺は……」
125 :
君は弟分 3/6 :2008/03/02(日) 23:54:32.88 ID:CG5kc3IR0
いくら否定しても、桃さんは俺の肩に手を置きながらニヤニヤと。 それで俺は確信した、普通の人が来てほしいという願いは、無残にも崩れ去ったと。 桃さんは変な人だ。 実家が喫茶店だというだけあり、仕事の手際は先に働いていた俺より良い。 客に対する愛想もいいし、何より美人だから客寄せとしての効果は絶大だ。 なんだか本末転倒と思えるほどに。 しかし……。 「ちょっと通りますよぉー」 そう言って、カウンターで水の準備をしていた俺の背後を、桃さんが通り抜ける。 カウンターの奥はあまり広くない。特に男である俺がいると、黄緑さんや 桃さんのような女性ぐらいしか通り抜けられないだろう。 だが、黄緑さんには悪いが桃さんには圧倒的ボリュームの『あれ』がある。 そしてなぜか背中合わせではなく……。 「う……」 背中を通り抜ける、今まで感じたこともないような柔らかい感触。 桃さんの圧倒的ボリュームの『あれ』が、俺の背中を撫でたのだ。 ――わざとなのか、素なのか。 いくらなんでも、青春がこれから始まろうとしている高校生に、この刺激は強すぎる。 顔が赤くなってくるのを体温で感じ、思わず顔を伏せる。 「色無君……大丈夫?」 と、カウンター席でクリームソーダをつついていた白ちゃんが声をかけてくる。 「あ、あぁ、大丈夫」 「あまり無理、しないでね。病気だったら大変だよ? 良いお医者さん知ってるけど、よければ……」 「いやいやっ、病気じゃないから大丈夫大丈夫っ。あはははは」 乾いた笑い声が、口から漏れる。 白ちゃんに心配してもらえるのはうれしいが、その理由を話すのはさすがにダメだろう。
126 :
君は弟分 4/6 :2008/03/02(日) 23:55:00.19 ID:CG5kc3IR0
「そう……そういえば、新しい店員さんきれいだね」 で、ちょうど思い出したくない人の話題が振られる始末。 「あ、あぁそうだなぁー。近くの大学通ってるらしいよ」 「近く……わっ、あそこって名門って言われているところだよ。すごいですねぇ」 と、カウンターの奥で料理を盆に載せていた桃さんに向け、声をかける。 「えへへ、ありがとうね。あたしの数少ない自慢なんだよー」 と、顔だけをこちらを向け、笑顔を見せる桃さん。 ……そして、俺に向けられる視線は、どこかいたずらっ子のような雰囲気を持っていて。 あぁ、やっぱりこの人は俺で楽しんでるんだな。 そう思うと、より一層のどが渇いてくる。痛いほどに。 ――絶えられるのか、俺は。 コップの一つに入った水を一気に飲み干しながら、そんなことを思ってしまった。 「色無君、お店のコップで水飲んだらだめよ」 「あ……すみません」 「ねぇねぇ、昼間いたあの子もお友達?」 閉店後、いすの整理をしていた俺の背後から、桃さんが顔を覗かせてくる。 当然のごとくあたる、圧倒的ボリューム。ダメだ、赤面してしまう。 「も、桃さんっ、離れてくださいって」 「えー、冷たいなぁ。で、あの子は?」 俺から離れ、隣に立ちながら笑顔を振りまく桃さん。 「黒の友達ですよ。ちょっと前に知り合ったばかりで」 「そうなんだぁ。可愛い子だね、あたしは色無君のタイプの子だと推理してるんだけど」
127 :
君は弟分 5/6 :2008/03/02(日) 23:55:30.07 ID:CG5kc3IR0
何もないところで、俺はバランスを崩してよろけた。 「桃さん、あまりからかわないでくださいよ……」 「えへへ、ごめんねー。でも年下の男の子と知り合いになるのって、初めてだから」 そう言うと、テーブルの上にあった俺の手に、自分の手を重ねてくる。 圧倒的ボリュームとは違う、柔らかい感触。それは俺の鼓動を高鳴らせ、 額に一筋の汗を流させる。 ……緊張だ。俺の頭の中で、初めて出たサッカーの試合が思い出される。 「お母さんにね、弟が欲しいって言った事あるの。子供のころにね。そのときは よい子にしてればいつかはってはぐらかされたけど」 笑顔のまま、上目遣いで俺の顔を覗き込む。 「結局弟は出来ずじまい。今じゃ上京して一人暮らしだよ」 「そ、そうなんですか……俺も、その、上京してここで」 「うん、店長さんに聞いたよ。大変だね、高校生なのに」 ……今までとは違う顔だった。 俺のことを純粋に気遣ってくれる、それこそ実の姉のような。 「何かあったら、あたしにも相談してね。色無君」 俺の手から離れる、桃さんの手。 そして……。 「あーあ、色無君みたいな弟、欲しかったなぁーっ」 ……なぜか、腕に抱きつかれた。 何かもう、自分でも理解できない。とにかく俺の左腕に、いろんなものが当たっている。 唯一つ、このままでは俺が倒れかねない。それこそ白ちゃんにいい医者を紹介してもらって……じゃない! 「も、もも、桃さんっ! あまり当てないでくださいよっ!」 「えー、何でぇ?」
128 :
君は弟分 6/6 :2008/03/02(日) 23:56:03.10 ID:CG5kc3IR0
分かっているはずなのに、とぼけた様子で首をかしげる桃さん。 その顔が可愛くも見え、恐ろしくも見え。 いつ白が紹介する医者の面倒になるか分かったものではない。 これからの生活に不安を与える危険な存在に思えた。 「あらあら、もう仲良くなれたのねぇ」 「きっ、黄緑さん……」 そして、このやけに嬉しそうな黄緑さんの笑顔が、俺の羞恥心をさらに煽ってくるのだった。 「そうですよ、店長さん。色無君はこれからあたしの弟分ですから」 以上
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 00:02:37.34 ID:q4cnIcnu0
ピンクの誕生日と勝手に思い込んでいる日に、一番乗りで投下せざるを得ない。 男「ピンクちゃんハッピーバースデー! はい、プレゼントのケーキ」 桃「うわぁ、すっごく美味しそうだね。ありがと!!」 男「本当はもっと気が利いた物あげたかったんだけど、何も思いつかなくて……。ゴメン」 桃「そんな風に言わないで、十分嬉しいよ。ただ、一個だけワガママ聞いてもらっていい?」 男「もちろん俺にできる事なら何でも。……無茶振りだけはやめてね」 桃「あはは、無茶じゃないって。そのケーキを『あ〜ん』って食べさせてくれないかな?」 男「それぐらいなら、恥ずかしいけど何とか」 桃「ホント? ありが……くちっ」 男「どしたの、風邪?」 桃「ちょっと鼻がムズムズしただけだけだよ。それより、あ〜ん♪」 男「あ、あ〜ん」 桃「あ〜……くちっ(ベチャッ)」 男「俺のほっぺたにケーキ押し付けてどうすんの。……やっぱ怒ってる?」 桃「違うよ、たまたまだって、たまたまっ!」 男「……ならいいけどさ。ピンクちゃん、そこのティッシュ取ってくんない?」 桃「ティッシュ? 大丈夫大丈夫、ちゃんと責任とって食べるから(ペロッ)」 男「うわっ!?」 桃「ん〜、おいし。 じゃ、はりきってテイク2いってみよ〜」 男「……」 桃「あ、その前にもうちょっと右向いて――うん、その角度なら次は上手くいくかな?」 男「……何狙ってんの?」 桃「やっぱり美味しいものは一緒に食べないと――ね? はい、あ〜ん♪」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 00:24:24.92 ID:C8Oh552H0
保守
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 00:45:24.40 ID:C8Oh552H0
保守
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 01:07:24.43 ID:C8Oh552H0
保守
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 01:24:32.49 ID:hSGYtq1O0
ほす
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 01:55:24.99 ID:C8Oh552H0
保守
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 02:13:06.54 ID:YUE8yFUtO
ほ
黄緑「色無しさ〜ん。明後日、何の日だかわかります?」 色無「明後日?えっと………」 黄緑「ヒント!女の子の日……!」 色無「えぇっ!あ………あぁそっちか。」 黄緑「どっちだと思ったんですか?そうです!ひな祭りなんですから!」 色無「ごめんごめん。」 黄緑「男の人には関係ないからって忘れちゃ駄目ですよ。今から紫ちゃん期待してるんですからぁ。」 色無「明日ちょうど日曜日だから去年買ったの飾ろうか。」 日曜 紫 「(ガチャ ユッサユッサ)色無し〜!起きて〜!」 色無「あぅ……おはよう紫ちゃん。いつもより起きるの早いんじゃない?」 紫 「早くお雛様かざろうよ!ねぇ!」 黄緑「う〜ん!おはよう紫ちゃん。飾るのもいいけど先にご飯食べましょ?」 紫「じゃあ私も手伝う!お母さん早く起きて!」 黄緑「急がなくてもお雛様は逃げないわよぉ。あたた。」 朝食後 紫 「色無し早くぅ!」 色無「はいはい。(ガコッ)おぉ!綺麗綺麗。状態よし。」 紫 「早くかざろう!」 色無「まずは台と屏風を置いてから、っと。(コト)」 紫 「はいぼんぼり。」 色無「ありがとう。あとはぼんぼりのコンセント差し込んで……。どうかな紫ちゃん?」 紫 「いい感じいい感じ。やっぱり綺麗だなぁ。」 黄緑「綺麗ねぇ。あと続きは明日ね。」 紫 「うん!」
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 03:09:25.35 ID:YUE8yFUtO
ほ
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 03:23:55.59 ID:YUE8yFUtO
ほ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 03:47:17.09 ID:YUE8yFUtO
ほ
サムライブラック保守 男「ふぇきっし!」 侍「どうした?お主もついに花粉症か?」 男「風邪だ!俺はまだ……まだ………えっくす!」 侍「さぁ、花粉症の世界へようこそ、我らが同胞よ。」 男「だからまだ花粉症は………せっ」 侍「せっ○す。」 男「(ピタ)……………!」 侍「どうした?くしゃみをせんのか?」 男「なんで先に言うんだよ。………もういいよ。」 白「(ピョコン)しーろ♪」 青「(ピョコン)あーお♪」 黄緑「(ピョコン)きみどり♪」 茶「(ピョコン)ちゃいろ♪」 侍「どうなっとるんだこの寮は………orz」 男「灯を点けましょ爆弾にー。」 ぼっぐぁあああんん 男「………………。」 侍「………今寮の近くから何かが爆発する」 男「聞きまちがいだろ。」 侍「救急車が寮」 男「赤帽の間違だろ。」 侍「(プルルルル)某の携帯に郡青殿から電話が」 男「いやぁぁぁぁぁ!!!!」
カオスwwwwww
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 05:01:14.74 ID:YUE8yFUtO
ほ
トス
ほっほ
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 07:15:13.39 ID:BtsEKZZM0
人いねーwよく一晩保ったなw
>>128 桃年上設定かwその発想はなかったw年下の男の子を逆セクハラでからかう女子大生……エクセレント!!!!!!
末永く続けてもらいたいし、シリーズタイトルはあった方がいいかもね
>>129 ちょwwwどこを狙ってるんだ桃www意外に可愛いくしゃみに萌えたのは俺だけでいいw
>>136 そういえば去年はじめてひな壇買ったって話だったなw黄緑さんちの平穏な日々にも歴史を感じるw
めちゃめちゃ楽しみにしてる紫テラカワイスw
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 07:51:15.72 ID:YUE8yFUtO
ほ
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 08:20:17.16 ID:YUE8yFUtO
ほ
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 08:24:52.70 ID:V+LTJeI7O
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 09:09:00.68 ID:YUE8yFUtO
ほ
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 09:28:30.07 ID:V+LTJeI7O
外出あげ 帰ってくるまで残ってますように
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 10:25:08.86 ID:0vjIEfnB0
ほー
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 11:33:38.78 ID:IAq6Y8l+O
ほしゅ
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 12:17:47.31 ID:cJtPFzxt0
h
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 12:56:26.85 ID:BtsEKZZM0
雛祭りとホワイトデーって 一見イベントっぽいけど あんまりネタにはできねーな
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 13:09:49.40 ID:chbmfxaM0
無「地獄のホワイトデーがやって来る・・・」
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 13:13:30.62 ID:BtsEKZZM0
クリスマスは等価交換でも何とかなるが ホワイトデーは三倍返しだからなw
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 13:42:04.96 ID:BtsEKZZM0
冬場の水色は元気がない
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 14:02:02.25 ID:pyG+/aah0
元気付けようとするものの、失敗して落ち込んじゃう茶色
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 14:12:52.01 ID:JNUT5B/ZO
水色ちゃんを元気づけよう大作戦、みたいな企画を作って寮の全員巻き込んじゃうアホの子黄色
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 14:23:40.85 ID:esdEpSROO
その黄色に冷静に突っ込む緑
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 14:43:38.25 ID:cJtPFzxt0
h
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 15:10:48.06 ID:0LN6wC/r0
ホワイトデー……白の日……ゴクリ
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 15:29:19.94 ID:rT8vfiHB0
赤や橙や空あたりが騒ぎに乗っかり、色無を担ぎ出す
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 15:37:31.40 ID:esdEpSROO
白と色無を助けるために東奔西走する黒
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 16:07:38.15 ID:cJtPFzxt0
h
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/03(月) 16:21:54.85 ID:aAcLQsgP0
みんなに入れ知恵して更に混乱を招いて楽しむ灰
仕事オワタ保守