('A`)がフラグを立てるようです

まとめさんに感謝
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第五話を投下しようと思います。よかったら見ていってください。

しえん

――朝８時

('A`)「今日も実に良い天気。うーん、気分も晴れ渡るってやつだ」

起床。いつも通りベッドに足をかけて髪を掻き揚げて遠い目をしてつぶやく。

これが彼の最高にかっこいい朝の起き方。らしい。無論、いつも通り全裸である。

看護士「ちょ！ドクオさん！！服！服着なさい！」


彼は入院していた。病院だろうが自分を崩さないあたり、流石である。






第五話　あぁ！だめ！中には出さないで！あぁ！いやあぁぁ！

――昨日学校で血を流し倒れたドクオは病院に搬送された後、検査入院をした。

怪我はたいしたことなく適当に消毒したりして今は包帯をしている。

倒れた原因は怪我の影響などではなく、血を見たからだ。彼は血を直視できない。

怪我はたいしたことなく帰宅しそうになったが、

医師「しかし、なぜ窓にぶつかったんだい？」

と、聞かれ

('A`)「俺なら・・・俺ならぶつかった衝撃で学校を動かせると思ったので・・・」

と、意味不明の返答をしたので、精密検査の為入院が即決されたのである。

検査はその日に行われ、今日の朝の結果次第で退院する事になっていた。――

医師「ドクオさん、結果が出ましたよ」

ドクオの所に医師が結果報告をしにきた。

医師「幸いにも異常はありませんでした。退院しても大丈夫ですよ」

異常はたっぷりあるのだが見つからなかったらしい。

('A`)「そうかい。だろうと思ったよ」

そう言った後、やれやれと言いながら首を振った。絶妙にうざい。

医師「じゃこちらでも退院の準備をしますのでそちらもしておいて下さい」

('A`)「しゃーないな、わかったよ」

医師「とりあえず、服を着ましょう」

ドクオはまだ裸だった。

testes

('A`)「さてと、これからどうするかな」

病院を追い出されるようにドクオは退院した。

('A`)「（家に帰ってエロゲ。それかゲーセンだな）」

学校という選択はないらしい。

('A`)「財布と相談しようではないか！！」

なぜかハイテンション。通行人がびっくりしたのは言うまでも無い。

('A`)「いいではないか！！いいではないか！！」

そう言って財布を漁るドクオ。もう一度検査が必要な感じは物凄いするが、ドクオなので仕方が無い。

('A`)「よーっしゃ！！家に帰って二次元の世界にジャンプだ！！」

お金は無かったらしい。

――ドクオ宅

('A`)「今日はコイツだ！」

そう言ってエロゲを始めるドクオ。顔が非常に生き生きしている。

('A`)「へへ・・・えへ・・・えへへへへ・・・」

幸せそうである。




ヒロイン「あぁ！だめ！中には出さないで！あぁ！いやあぁぁ！」

('A`)「はぁはぁ！いいではないかいいではないか！」

('A`)「うっ！」

これ以上は描写できない。

('A`)「よっし！良いＥＤだったぜー！ふぉっふぉー！」

エロゲをやり続け数時間、ドクオは全ルートを攻略していた。

('A`)「いやー！途中で欝になったけどね！いやー幸せになってよかったー！！」

嬉しかったのか、やたらテンションが高い。

('A`)「さてと、残りのＣＧ集めちゃうかな」

切り替えは早い。





('A`)「これでフルコンプリート！！イヤッホウ！！ってあれ！？」

外を見るとすっかり夜になっていた。ていうか日付が変わりそうになっていた。

('A`)「１３時間もやってたのか！気づかなかったぜ！！てへっ！」

そこは気づけ。

その後、流石に疲れたのかドクオは寝る事にした。
布団の中に入ってからもエロゲの余韻からか、彼は笑顔を絶やさないまま安らかに眠った。

――翌日朝７時半

いつも通り最高にカッコいいらしい起床。

家を８時に出る。今日は遅刻をしなさそうだ。

('A`)「良い男ってのは時間通りに動くもんなんだぜ」

良い男でないドクオがつぶやく。説得力は激減だ。

そんなこんなで歩いていると、ドクオの学校の生徒達が増えてきた。

が、皆ドクオをチラチラ見ている。

('A`)「（ん・・あぁ・・・感じる・・・・。感じるぞ皆の視線を！！）」

視線に敏感なドクオはいち早く気づいた。

('A`)「（良い男ってのはプライベートが無いからな。これもまた、宿命か）」

見られてる理由を完全に履き違えるあたり、ポジティブである。

しえ

(,,ﾟДﾟ)「ようドクオ、怪我大丈夫か？」

そんな中、良い男代表ともいえるギコが後ろから話しかけてきた。

('A`)「あんくらいかすり傷みたいなもんよ」

派手に倒れといて偉そうである。

(,,ﾟДﾟ)「そうか、そりゃよかったな。しかし・・・・」

ギコが周りを見ると、やはりまだ他の生徒達はドクオ達を見ていた。

(,,ﾟДﾟ)「お前もすっかり有名人だなｗ」

そう言ってギコは笑った。

('A`)「俺が有名人？ねぇ何の話？ねぇねぇ？」

異常な食いつきである。彼は必死だ。

まじうぜえｗｗｗｗｗｗｗ

(,,ﾟДﾟ)「一昨日の窓激突事件だよ。あの後俺とブーンは質問攻めにあったんだぞ？」

ギコの話によると、ドクオが搬送されたあと
一応多分きっとドクオと友達であろうギコと内藤は質問攻めにあったらしい。

そこで「渡り廊下の不審者」から「不審人物ドクオ」と呼び名が変わったらしい。

そこからはもうホイホイと話は広まり、昨日の放課後には全校生徒の有名人にまでなっていた。
校長の名前は知らなくてもドクオは知っている、というレベルにまでなっていたのである。

('A`)「そうなのか」

ギコの話を聞いてしれっと言うドクオ。不審者的な意味で有名になっているのにあっさりしている。

('A`)「（女の子の群れを掻き分ける事になるのか。ふふふ）」

しかもありえない程ポジティブである。

――学校

(,,ﾟДﾟ)「じゃ、昼休みにでも遊びに行くわ」

そう言ってギコは教室に向かった。
イケメンのくせにドクオの事を気に入ってるようだ。物好きである。

教室に入ると皆がざわめきだした。

男子クラスメイト「おい、ドクオだｗ」

女子クラスメイト「うっわ、すっごい不審」

男子クラスメイト「今日は窓からじゃないんだなー」

などといったものである。だがドクオに話しかけるものはいない。

('A`)「（ったく照れるなおい！！）」

何故照れる。

席に着くと内藤ことブーンが話しかけてきた。

（　＾ω＾）「ドクオ！もう怪我は平気なのかお？」

ギコ同様怪我の心配をしてくれた。感謝すべきである。

('A`)「（相変わらず変な語尾だな）おう、大丈夫だ」

失礼である。

('A`)「相変わらず変な語尾だな（おう、大丈夫だ）」

こうだったらよかったのに支援

（　＾ω＾）「そういえばいつからギコと友達なんだお？恐そうだったけど、すっごく良い奴だったお！」

内藤はギコと既に友達になっていた。ドクオの数少ない関係者ということもあるのだろう。
ギコは周りを寄せ付けないようなオーラを出している為内藤も少し恐かったようだが、
窓激突事件以来仲良くなったらしい。
ドクオが媒体になって内藤とギコが友達になったというのも不思議なものである。

（　＾ω＾）「しかもギコはモテモテだお！羨ましいお！」

内藤の話によると、ドクオ程でもないがギコも結構有名らしい。イケメン的な意味で。
しかもそのイケメンギコと不審者ドクオが友達なのである。一年生界隈ではなかなかホットなニュースらしい。

('A`)「（ギコも顔はそれなりだからな・・・・イケメン二人組みってか）」


ポジティブである。

そんな話をしているとモナーが教室にきた。

(　´∀｀)「はいはい！ＨＲ始めるよー席についてー」

そんなこんなでＨＲが始まった。適当に連絡事項があり、それを伝え終えＨＲが終了するかと思われたが、

(　´∀｀)「そういえばドクオ君はまだ自己紹介していなかったね。じゃちょっと自己紹介してもらおうか」

このモナーの発言をきっかけに教室がざわめく。
ざわめきは「やつの自己紹介が見れる」「今度は何をしでかすのか」などといった内容である。

('A`)「ふふふ、やりましょう！ええ！やってやりますよ！」

嬉しそうである。

(　´∀｀)「やる気まんまんだね。じゃ、前にきなｓ」

('A`)「もう来てますよ」

無駄に行動が早い。

('A`)「（ここはちょっとフランクな感じで自己紹介するかな。
　　　　話かけやすい＋イケメンという位置づけを確立せねば）」

無謀である。

ｗｋｔｋ

そして、一つ咳払いをして自己紹介が始まった。クラスの全員がドクオに注目していた。

('A`)「オッス！オラドクオ！」

右手をかろやかにあげて大声で宣言するドクオ。フランクというより馬鹿である。

('A`)「好きな昆虫はヘラクレスオオカブト。あの大きな角に、なんか親近感」

教室の空気が凍った。

('A`)「（つかみはおｋ！！）」

つかめてない。

('A`)「そうだな・・・・・俺の事はドックンと愛嬌を込めて呼んでくれ」

もう既に皆引いている。が、気づいてないのか気にしてないのかドクオは汚い笑顔で言った。

（　＾ω＾）「ドックン！！」

場を和ませようとしたのか、何も考えず発言したのかはわからないが、
内藤のこの一言で教室は笑いに包まれた。良い雰囲気である。

('A`)「（っち・・・うぜぇ）」

感謝すべきである。

ブーンｇｊｗｗｗｗｗ
ドクオはくたばってこいｗｗｗｗｗｗ

その後危険を察知したのか、モナー先生が自己紹介を打ち切った。

('A`)「あと３時間くらい喋れたのになぁ」

などとほざくドクオは少し悔しそうだった。

――昼休み

自己紹介の後はそのまま授業を普通にこなした。授業中ドクオは

('A`)「良い男ってのはな、寝起きから勝負なんだよ」

などと自分の良い男理論を内藤に語り、授業を聞いていなかった。
内藤も内藤で、その理論が正しいと思ったのか学校の授業ではなくドクオの授業を受ける形となった。

(,,ﾟДﾟ)「よーっす。昼飯食おうぜー」

昼休みに入るとドクオと内藤のもとにギコが来た。物好きである。
三人で机を囲み弁当を食べる。この時、事件が起こる。

ξﾟ�听)ξ「ドーックン」

一人の女の子があろうことかドクオのニックネーム的なもので多分ドクオの事を呼んだ。

('A`)「ふべらぁ！」

（　＾ω＾）「こらーーーーー！」

ドクオは口の中のものを内藤の顔にを撒き散らした。非常に汚い。

ドックンｗｗｗｗ

支援

自分の口の周りだけを拭き、内藤を放置してドクオは振り返った。

('A`)「僕の事を呼んだのは君かい？可愛い子猫ちゃん」

一言余計である。

('A`)「（こいつぁ・・・べっぴんさんじゃねぃかぁ！！）」

ドクオの前には、スラリとしたモデル体系と言ってもいいであろう女の子が立っていた。
顔は非常に整っていて色白。なんといっても明るい髪のツインテールが特徴的だった。

ξﾟ�听)ξ「あのね・・・窓突撃事件であなたのこと知ったんだけど、面白い人がいるんだなぁと思って。
　　　　　　　でね、いきなりで迷惑かもしれないけど友達になってほしいなぁと思って」

最高の笑顔で言う女の子。ドクオにこんなことを言うなんて何かの罰ゲームなのか。

('A`)「おｋ、何の問題もないよ。あるとすれば俺の恋の病くらいかな？」

髪を掻き揚げながらドクオは言った。最高にキモい。

支援

きめぇｗｗｗｗｗ

きめぇｗｗｗ

きめえｗｗｗｗｗｗ

なんというリア充ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ドクオにShitｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>30
しかしこうはなりたくないｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
不思議！ｗｗｗｗｗｗ

顔を拭き終わった内藤はギコに小声で喋りかけていた。

（　＾ω＾）「ちょ、あれ、ツンさんだお」

(,,ﾟДﾟ)「なんだ？お前知ってるのか？」

（　＾ω＾）「ギコ知らないのかお？綺麗な一年生としてかなり有名だお」

ドクオに話しかけてきた女の子はツンというらしい。ギコと同じで彼女もまた、顔が良いので有名だった。

（　＾ω＾）「・・・・・初めてドクオが羨ましくなったお」

どうやらお近づきになりたかったらしい。

(,,ﾟДﾟ)「俺はそうでもないけどな」

イケメンは言う事が違う。流石である。

（　＾ω＾）「（・・・・・・・・顔か）」

内藤は自分の顔を呪った。

（　＾ω＾）「（俺も窓にぶつかれば・・・・）」

二番煎じである。

支援支援

('A`)「この俺が支援してやるんだ感謝せい。」

自分は内藤のが好きだけどな

ξﾟ�听)ξ「ありがとう！これからよろしくね！あ、私のことはツンって呼んでね！」

ドクオの返答を聞いて嬉しそうに言うツン。

ξﾟ�听)ξ「えーっと・・・そちらの二人はドックンの友達？」

ドクオの後ろに目をやってツンは言った。

（　＾ω＾）「親友です」　(,,ﾟДﾟ)「おう」

と、二人は同時に答えた。内藤は下心ありすぎである。

ξﾟ�听)ξ「あはは、そうなんだー。名前はなんていうの？」

(,,ﾟДﾟ)「俺はギコだ」

（　＾ω＾）「内藤だお、ブーンって呼んでくれお」

ξﾟ�听)ξ「ギコ君とブーン君ね」

（　＾ω＾）「君なんてつけなくていいお！ドクオと友達なら俺達とも友達だお！」

こいつ必死である。

ブーンかわえええええ！

これは隠れた名作であった。しえん

ブーン必死ワロスw

ξﾟ�听)ξ「ありがとう。ブーンはドックンって呼ばないの？」

不思議に思ったのかツンがたずねた。

（　＾ω＾）「呼ばないおｗみんなドクオって呼んでるからツンもドクオでいいお！」

なぜか内藤からドクオを呼び捨てにする許可が出た。

('A`)「おいこらそこのくそったｒ」

ξﾟ�听)ξ「じゃドクオでいいかな？」

内藤にいちゃもんをつけようとした所にツンが相変わらず笑顔で聞いてきた。

('A`)「良いに決まってるじゃないか」

変わり身は早い。

ξﾟ�听)ξ「じゃみんな、これからよろしくね」

ツンは相変わらず笑顔だった。

こうして一年生の間で有名なほどのイケメンと美女を友達にしたドクオ。

顔が良いやつには物好きが多いのか。とりあえず窓にぶつかって流血をした甲斐があったというものだ。

('A`)「（しかし、まさかこうもうまく美女が求愛してくるとはな。流石に驚いたぜ。ふふふ）」

求愛はしていない。




――だがこの日、この日の放課後。この事以上にドクオを驚かせる出来事が起こる。



第五話　あぁ！だめ！中には出さないで！あぁ！いやあぁぁ！　終了

乙ｗｗｗ

今日はここまでです。支援などのレスありがとうございました。

本当は放課後の事も書こうと思ったんだけど長くなっちゃって・・・・

次は明日か明後日の夜に投下しようと思います。

乙ｗｗｗｗｗ

ブーンと付き合いたいぜ。
俺男だけど

よむほ

乙

乙

次回も期待してる。

これ最高だなｗｗｗｗ

乙

乙
期待してまってる。

乙

乙