1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
暇なので俺の過去の恋愛話でも書いてみる
最初の方は友達の事になるけど
名前はCLANNADからの偽名
あれは俺がまだ高校生のころだった
2年のクラス替えで、小学校から一緒だった親友と
クラスが離れてしまい、あまり知り合いのいないクラスでうまくやっていけるか
とても不安だった
HRの自己紹介もおわり、席の近い奴と少し話すぐらいで
1年の時に比べたら、だいぶ無口になっていた
隣の席の女子は、1年の時も同じクラスだった
まぁあんまり交流はなかったが、一言二言ぐらいは話したことがあった
クラス替えから1週間たっても、あまりそのクラスに馴染めず
親友のクラスに遊びに行っていた
親友のクラスには1年の時に仲良くなった奴らもいて、そっちの方が居心地がよかった
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:33:23.24 ID:69iT1H1B0
ほうほう
さげ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:34:35.65 ID:hgxcbK8H0
ある日の昼休み
俺はいつものように親友のクラスへ行こうとした
しかし、教室をでようとしたときに
「岡崎くん」
後ろから声をかけられた
その声の主は隣の席の女子だった
「何?」
「・・・あのさ、春原くんとクラス一緒じゃなくて寂しいのかもしれないけど
早くこのクラスになれたほうがいいよ」
余計なお世話だった
もうすでにクラス内でのグループはほぼできていて、
俺の居場所はなかった
クラスでも孤立していたやつはいたし、俺もそっちでいいと思っていた
「・・・別にいいじゃん。それにこのクラスには慣れたよ。」
その女子はちょっとうつむきながら言った
「・・・1年の時と全然違うじゃない」
「・・・環境が変わったら誰でも変わるだろ。それだけだよ。じゃ俺行くわ。」
俺が廊下の方へ行ってもまだ女子は動かなかった
その女子の言葉は俺にはただ煩わしいだけだった
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:35:33.06 ID:iFumScKf0
ナルシストって端から見るとただのアホだよね
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:35:51.58 ID:hgxcbK8H0
居心地のよかった親友のクラスにも変化がでてきた
徐々に、1年の時の面子以外の奴も増えてきた
そいつらはみんないい奴だった
俺もすぐ友達になれた
だが、そいつらと授業中の話をされても俺には分からない
俺はみんなの話を顔だけ笑いながら聞いていた
親友はみんなとの方が楽しいのか、俺の事はまったく目に入ってなかった
それから、俺は親友のクラスにもだんだん行きにくくなった
雨がよく降る季節には、クラスで一人で昼飯を食べるようになった
親友からは
「こっちで一緒に飯くおーぜww」
というメールがくるが、
「クラスのやつらがうっせーからwww」
なんて返していた
クラスではどうせ一人なのに
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:36:47.26 ID:1TNWDc9L0
(´;ω;`)ブワッ
(´;ω;`)ブワッ
(´;ω;`)ブワッ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:38:43.23 ID:6RGbji8FO
そして俺は自殺した
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:39:10.92 ID:hgxcbK8H0
そんな俺の生活は、夏休みを目前にしても変わらなかった
・・・夏休みなのに何もする事が無い
でも正直あのクラスにいなくていいと思うとだいぶ楽だった
結局やる事が見つからなかった俺はバイトをはじめた
夏休みだけの短期のバイトだった
Mマークのお店に受かった俺は、毎日シフトを入れてもらった
おかげでだいぶ寂しさは紛らわせた
時々、去年の夏休みは親友達とよく遊びにいったなー・・・とか思い出したけど
忙しさでそれもあまり気にしなくなった
バイトにも慣れて、バイト先にも友達ができた(以下A
他の高校のやつだったが、なぜか妙に馬があった
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:41:36.37 ID:hgxcbK8H0
ある日の昼過ぎ、
店もだいぶ空いてきて、レジ近くでAと談笑していた
ウィーン
自動ドアが開くと、そちらを見ずに「いらっしゃいませー」と言っていた
それはいつもの事だった
「おw岡崎ーwやってるなぁw」
驚きながら見ると、それは親友達だった
どこかへみんなで遊びに行ったのか、これから行くのかはわからないが、
5人もいるならただ俺の顔を見に来たわけではなさそうだった
Aは俺の方をチラッと見て奥へ行ってしまった
「コーラ5つw」
「かしこまりました。サイズはMでよろしいでしょうか?」
「すっげ丁寧語wwwwありえねーw」
みんなゲラゲラ笑っていたが、俺は内心ムカムカしていた
来てくれたのはちょっと嬉しかったが、仲間はずれにされた感があったんだろう
親友達に品を渡した後俺は休憩に入った
休憩室にはAが先に来ていた
何故かAは無言だった
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:42:14.94 ID:hgxcbK8H0
いつもなら
「さっきの岡崎さんの知り合いっすかw」とか声をかけてくるのに
こちらを見ようともしない
休憩室は変な緊張感が漂っていた
俺は耐え切れ無くなり、昨日やっていたテレビの話題を出した
「なぁなぁ昨日の○○って見た?w」
Aからの返事は無かった
聞こえないわけは無いが、俺はもう一度聞いてみた
「なぁ、昨日の○○って見た?」
やっぱりAの返事は無かった
無言で携帯をいじっていた
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:44:38.57 ID:hgxcbK8H0
Aが休憩室を出るときにぼそっと
「・・・友達いるんすね」
と言って出て行った
後から知ったことだが、Aは俺と似たような境遇だったらしい
友達と離れて、クラスで一人−っていう
それからバイト先でAと話さなくなった
バイト先にもいずらくなった
まぁ夏休み終わるまで、そう思って耐え切ったが
学校がはじまってもまだその事を引きずっていた
まぁクラスでも変わらなかったから、引きずっていたのかどうかはよく分からんが
2学期に入ると、
文化祭の準備がはじまった
うちはカップラーメンを売る店になった
教室の中でも食べられるようにするwと女子も男子も張り切っていた
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:47:22.05 ID:hgxcbK8H0
俺は参加する気も無かったが、女子グループに手伝って欲しいと頼まれた
あまり話した事は無いのに、なんで頼んできたかすぐに分かった
その女子の中心に隣の席の女子−古河がいたからだ
最初にあんなことを言ってきたやつだ
まだ気にしてたんだろう
まぁ他の女子もいる手前、断るわけにはいかなかった
作業は簡単なものだった
教室のドアの上にかける看板と、外に宣伝用に置く看板作りだった
正直、俺いらねーじゃんwwwとか思ってたが、
気を使ってくれる女子達のこともあって、黙々と手伝った
文化祭前日、
飾りつけも終わった教室内でみんなの興奮はMAXに近づいていた
男子も女子も、いつもはそんなに交流がないのに
なぜか一緒になってワイワイやっていた
古河も同じだった
その場で前祝が始まったが、俺は帰ろうとしていた
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:49:22.96 ID:hgxcbK8H0
しかし手伝ってやった女子グループに捕まった
1「岡崎君もあっちいこーよw」
2「今ジュースとかお菓子とか買いだしいってくるからさw」
3「そっちのほう座って待っててーw」
といって他の女子達と行ってしまった
俺は仕方なく参加することにした
でもやっぱりいずらかった
盛り上がってる男子も、キャーキャー言ってる女子も、俺には遠くに感じた
盛り上がってるみんなを余所に俺はぼーっとしていただけだった
声をかけてくれた古河も、他の男子や女子と笑いあっていた
−やっぱり帰ろう−
そう思って立とうとしたときだった
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:50:33.58 ID:69iT1H1B0
ふむふむ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:51:16.89 ID:hgxcbK8H0
「そういえば岡崎くん某芸人のマネ上手だったよね!あれやってよw」
いきなり話を振られて戸惑った
話を振ったのは古河だった
たしかに某芸人のマネは1年の時やっていたが、
それは仲がいいやつらにのせられてやっただけで自分ではあんまり似てないと思ってた
しかしテンションがあがってるクラスのやつらは期待の目で見てる
・・・はずしたら痛いなこれ・・・と思いつつ
岡崎コールがされていたので逃げようが無かった
勇気を振り絞ってやった
もう終わったころには息が切れるほど
終わってから周りを見るとシンとしていた
はずしたー・・・と思っていると
(´゚艸゚)∴ブッ
( ゜ω゜):;*.':;ブッ
( ゚ェ゚)・;'.、ブフッ
って感じでみんな笑い出した
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:51:36.46 ID:hgxcbK8H0
男1「岡崎似すぎwwwwwwwww」
男2「ってかこいつ顔も似てね?wwwwww」
女4「似てるかもwwwwww」
受けた事に驚いた
俺そんなに似てたか!?
こいつら目の錯覚じゃね!?!?!?
ひたすら自分に問いかけた
古河を見ると笑っていた
もう爆笑だった
買出し組が帰ってきてからもまたやらされた
正直恥ずかしかったしやりたくなかったけど、嬉しかった
文化祭が終わってから
すぐ中間→修学旅行で今までの俺なら憂鬱で死にそうだったが、
この1件以来、クラスに溶け込めた
楽しくやれる友達もできた
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:51:55.55 ID:hgxcbK8H0
ようやく、学校が再び楽しいと思い始めるようになった
このとき、Aとも再会して和解した
いまでも友達
このときから俺は古河の事が好きになっていた
古河は、見た目はちょっと地味系でおとなしそうだが
実はお笑い好きで、みんなをまとめる力もあって
優しくて、ちょっとどじで、笑った顔がかわいくて、
でも料理はへたで、涙もろくて、握力34もあって
それも全部が好きになった
俺はヘタレだからそんな想い伝える事なんてできないし、
傍にいて一緒に笑ってられるだけで十分だった
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:51:59.06 ID:V2qUQEL0O
恋愛が出来るリア充か
スペックは必要だろ
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:53:23.71 ID:hgxcbK8H0
>>19 最後までいったら
スペックさらす
もうそんな長くないし
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:53:56.12 ID:sL7iktYx0
これ終わったら恋愛できない俺の恋愛話でも書くか
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:54:05.37 ID:hgxcbK8H0
そのころ俺はエロゲ大好き少年で、クラスにも広めるぐらいだった
おかげでクラスの半分がエロゲをやる状態になった
もちろん買うと高いからそれぞれ買った奴をみんなで回してたくさんやってたのだが
ある日、それが女子にばれた
もちろん反応は
「えっちぃゲームやってるんだってー!」
「キャーえろーい!」
「きもーい!」
「童貞が許されるのは小学生までだよねー!」
っていう反応で
男子は女子にさけられはじめたんだ
まぁやってるやつの大半はエロゲラリ状態だったので気にしてなかったのだが
彼女がいるやつもいて、すっごい落ち込んでたりした
それを解決してくれたのも古河で(どうやったかは知らないが)
どんどん好きになっていった
楽しいのはどんだけたっても変わらなくて
でも古河を好きな気持ちはどんどん膨らんでいって
俺は限界に近くなっていった
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:54:45.56 ID:V2qUQEL0O
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:54:54.65 ID:hgxcbK8H0
初めてこんなに人を好きになった
家に帰ってからもずっと古河のことばかり考えてしまって
一人で身悶えてた
古河のパンツが見えた日なんかは本当に鼻血がでそうになるほど
ドキドキした
家に帰ってからオナネタにしようと思って
フルボッキチンポゥを握ったはいいが、なぜか手が動かなかった
握ったはいいが、古河の顔が浮かんで右手が動かなかった
どんなネタでも出してきた俺が、出せなかったんだ・・・
本当に好きになると出来ないのかな
涙がでそうになった
俺は耐え切れ無くなった
耐え切れなくて、言おうと思った
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:55:27.75 ID:hgxcbK8H0
とりあえず親友に打ち明けた
今まであったことのすべてを言った
「そっか・・・お前の事あんま考えて無かったわ。ごめんな。
でも、よかったな。俺何にも言えないけどうまくいく事を祈ってるよ。」
放課後呼び出して気持ちを伝えた
「ずっと古河の事好きだったんだ」
結果はNOだった
「受験の時期だし・・・岡崎君とは付き合えない・・・」
そういう理由だった
泣いた
目が真っ赤になって、次の日の朝家族を心配させた
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:55:57.85 ID:Qd+deNjpO
ほうほうそれでそれで
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:56:17.54 ID:hgxcbK8H0
小学生だった妹は、自分が泣きそうになるほど俺の事を心配してた
親父は悩みがあるなら俺に言えとか言ってた
母親はなんかすべて知ってるかのようにふるまっていた
俺が古河に振られたことはみんな知ってるんだろうと思ってた
けど誰も知らなかった、というか俺に言ってくることは無かった
噂になったりもしなかった
古河は誰にも言わないでいてくれたんだろうか?
そんなことを考えてたらやっぱりまだ諦められなかった
古河の事が好きだったんだ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:57:17.58 ID:69iT1H1B0
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:57:32.56 ID:hgxcbK8H0
高校の卒業式にもう1度告白しようと思った
古河も俺も無事大学進学が決まって、俺の覚悟は決まっていた
1度振られていたのでちょっと気が楽だった
卒業式が終わって
また古河を呼び出した
「まだ俺の気持ちは変わって無くて、どうしてももう一度伝えたかった」
古河の暗い顔にあまり期待はしてなかった
言えただけで満足だった
でも古河の答えは予想もできないものだった
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:57:48.81 ID:zpSZ/sc7O
いまだクラスに馴染めてない俺が来ましたよ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:58:17.20 ID:hgxcbK8H0
「岡崎君て・・・ホリケンに似てるから嫌なの・・・
ごめんなさい!!!」
古河はかけていった
俺は呆然と立ち尽くしていた
ホリケンのマネがうまいといってクラスに馴染ませてくれたのは古河で
俺にマネさせたのも古河で
もうね
(゜Д゜ノ)ノエェェエエエェェエエエエエエエエ工工工工工工
って素で言った
まじで言った
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:59:06.66 ID:sL7iktYx0
ホリケンwww
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 09:59:27.15 ID:69iT1H1B0
これは予想外wwwwwwwww
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:00:14.74 ID:hgxcbK8H0
それからは呆然としてた
涙なんか出なかった
親友に話したら吹かれた
真面目にコーヒー吹いてた
そのとき泣きそうになった
それから恋愛なんてしていない
もうできない
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:01:25.11 ID:V2qUQEL0O
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:01:45.31 ID:hgxcbK8H0
この書き込みまでに他のスレに2回も誤爆した自分は死んだほうがいいと思う
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:02:01.91 ID:ehZaFcVtO
もう恋なんてしないなんて〜♪
言わないよ絶対〜♪
追い付いた!
ホリケンワロタwwwww
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:04:41.28 ID:N31SB5GrO
誤爆スレからきたがわざとじゃないならいいんだwwww乙wwwww
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:05:05.89 ID:hgxcbK8H0
大学では友達はできたものの
もう古河の台詞がトラウマになって
女の子を好きになりそうでも、またああなる!!!そう思って
結局ちゃんと好きになった事は無かった
まぁ告白された事も無いし、それでよかったんだとおもう
まぁ大学中に男に告白された事はあった
おかげで今はバイです
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:05:40.67 ID:hgxcbK8H0
>>39 まじでごめん
ほんっとごめん
しかも
>>1が報告中のいいときにorz
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:06:53.74 ID:V2qUQEL0O
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:07:50.60 ID:hgxcbK8H0
いまさらだが
スペック
当時
17歳 リア充 エロゲ脳
現在
23 ホリケンに似てるってさ ドS
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:08:31.51 ID:hgxcbK8H0
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:09:12.02 ID:GsR770OZO
缶バッテリーか?
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:10:08.63 ID:V2qUQEL0O
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:10:42.05 ID:69iT1H1B0
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:10:54.31 ID:hgxcbK8H0
缶バッチと缶りょめは好きだが違います
俺が前にスレ立てたのがどっかのまとめにあるそうです
49 :
媚薬 ◆hkeBfQ.e6U :2008/02/29(金) 10:12:06.83 ID:hgxcbK8H0
知らないとは思うけど
酉つけてみる
知ってたらすごい
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:13:01.26 ID:V2qUQEL0O
うん 知らない
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:13:34.69 ID:sL7iktYx0
しらねぇ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:14:30.68 ID:hgxcbK8H0
ですよねー
まぁ何気に古河とはいまだにメールで連絡とってます
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:14:32.83 ID:JXyEOAUUO
>>49 まさか親父がかわいいスレ書いてた人?妹…
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:16:20.19 ID:hgxcbK8H0
>>53 親父がかわいいってスレじゃないんだがwwww
妹に偽媚薬ってやつ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:18:20.63 ID:sL7iktYx0
ああ そのスレみたけどすぐ飽きて閉じた気がする
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:19:41.97 ID:UljmMMRl0
今北何行かで
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:21:04.51 ID:V2qUQEL0O
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:21:35.59 ID:hgxcbK8H0
病院行くまでの暇つぶしに書いてみた
こんなスレに付き合ってくれてありがとう
まぁほかに面白い事は特に無いので
落としちゃってください
じゃぁサラダバーノシ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:22:31.40 ID:UljmMMRl0
説明待ってる間に終わっちゃった
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:22:47.93 ID:V2qUQEL0O
次に話をするヤツ待ち
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:22:56.48 ID:JXyEOAUUO
>>54 見てたよー親父大人気だったじゃねえかwww
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:23:45.95 ID:8knU0MQBO
やっとみつけたぜ誤爆野郎
あえて言おう・・・とうとう会えたな!
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:24:05.90 ID:69iT1H1B0
話ある人いないのか?
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:28:17.18 ID:hgxcbK8H0
やばいやばい大事な事忘れてた
親友とクラス別れたのは嘘
クラスで馴染めなかったっていうのも嘘
でも古河を好きだったのは本当
きっかけはまぁ似たような事
あとエロゲのとこも本当
ついでに振られ方も本当
俺がバイっていうのも本当
あ、俺が童貞っていうのも本当
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:30:13.06 ID:V2qUQEL0O
半分嘘かよバイト→Aのくだりはホント?
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:30:56.12 ID:0QAWfsoz0
また童貞強調してんのかよwww
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:31:07.66 ID:hgxcbK8H0
>>65 そこは本当
俺友達いないって思われてたみたいですwwwwwww
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:31:18.72 ID:sL7iktYx0
書いたら特定されそうで怖い上に恋愛話かどうかすらあやういwwwwwwwwwwwww
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:33:07.13 ID:V2qUQEL0O
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:34:12.47 ID:hgxcbK8H0
>>68 まぁ書いてみればいいじゃない
俺の替わりに妹が見てるからwww
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:40:12.92 ID:sL7iktYx0
普段文章を書かない俺の昔話…
昔と言っても今から4年ぐらい前だけど
VIPがex7鯖だったころのお話
当時大学生だった俺はいつものようにVIPを見ていた
今とはちょっと雰囲気の違うVIP
スレ一覧をざっと見ているとその中に面白そうなスレを見つけた
スレタイはあまり印象にない
が、スレの内容は♂を♂が性的に調教する様子が日記形式で書かれているものだった
性的な描写が多数なスレの中、住人たちは雑談を繰り広げる…
同じ女にはっきり三回間接的に五十回はふられたおれがとおりますよ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:42:04.31 ID:sL7iktYx0
いつの間にか自分も雑談に加わっていた
こんな調教がしたい、されたい…そんなエロ雑談
俺も自分の理想を語る事に時を忘れ熱中する
そしてその中にいた名無しの一人と僕は意気投合した
どんな流れだっただろう
もう覚えていない
俺はその名無しとメアドを交換していた
なんという出会い厨
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:42:10.31 ID:5EFp8EQGO
あ、話そうと思ったら話始まってる
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:42:25.20 ID:sL7iktYx0
ここまで書いてやめたくなってきた
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:42:30.44 ID:hgxcbK8H0
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
>>72 今のうちにメモ帳にまとめておいてね!
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:46:23.17 ID:hgxcbK8H0
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 頑張って!!! |
|________|
∧∧ ||
( ゚д゚)||
/ づΦ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:47:06.61 ID:sL7iktYx0
出会い厨とか書いたけど
当時の俺にはそんな気持ちはあまりなかった
自分はバイで、その当時周りにカミングアウトもしていなかったから
単に語り合える仲間が欲しかった
相手の事をよく知らないまま同じ事を語り合えるってことでのメアド交換だったしね
メールのやりとりをして最初のうちはそのスレの事とか
VIPの事、そしてエロ談義をしていたけど
いつまでもその話は続かないわけで…
お互いの素性にも話が及び、相手の事がわかった
相手は大学1年生で上京して一人暮らしの男の子
偶然にも同じ鉄道の沿線に住んでいてお互いの家は近い
そして…
その子は女装趣味を持っていた
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:48:28.39 ID:C9v2YR+JO
続・耳をすませば 〜バロンは二度と泣く〜
「雫、大好きだ!」
偶然聞いたあの言葉が、全ての始まりだった。
その日杉村は、まだ夜が明けないうちに家を出た。比較的温暖な気候の東京とはいえ、冬の、ましてやこんな時間帯はもちろん寒い。
突き刺すような冷たい空気が、グルグル巻きのマフラーの中まで染み渡ったが、寝不足気味の杉村には、むしろ心地よく感じれた。
野球部時代は毎日のように、こうやって朝から無心で走ったものだ。
汗だくになって上った坂、苦しい横腹の痛み、高台で見た朝日。ついこの間のことでも、全てが昔の思い出のように懐かしかった。
進路やら何やら悩み過ぎて、最近の自分は、時間を詰め過ぎて生きていたのだろう。こうやってただ純粋に、何かをやり遂げる心意気をすっかり忘れていた気がする。
杉村は今までの自分をゆっくり振り返りながら、ペースを上げた。
「…ふう、ゴール!」
思わず声が出てしまった事に、杉村は一人笑った。夢中でやれば、何事もこんなに気持ちよく成し遂げられる強さが、まだ自分の中に残っていたことが嬉しかった。
何を毎日机に向かって悩む必要があったのだろう、どっちに転んでももう少しじゃないか。
野球特待などにこだわらなくても、高校に行けばまた野球が出来る。そう思えば受験勉強なんて、簡単だ。
「俺はまだまだ頑張れる。」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:49:09.17 ID:hgxcbK8H0
>>78 + +
∧_∧ + ハァハァ
(0*・∀・)=3 ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:49:32.80 ID:sL7iktYx0
どれぐらいメールしたかは覚えていない…
けどお互い仲良くなった俺達は住居が近かった事もあって
1対1でのオフを持ちかけられた
当時から女装子さんが好きだった俺には願っても無い事で断る理由もなかった
そして数日経ち…オフの当日…
出かける前に俺はスレを立てた…
タイトルはなんだったかなぁ…
「これから女装子さんとオフしてくる」だったか
よくは覚えていないけど僕はとりあえずスレをたてて
普通に会って遊んで、おしゃべりをして…
それを実況したりして過ごそうと思っていた
アッー!!!!!
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:51:53.69 ID:sL7iktYx0
その日は新宿駅での待ち合わせ
ドキドキしながら待ち合わせ場所に行ってみると
そこには驚くほど可愛い男の娘がいた
中性的な格好をしたその子は近くで見ても
女の子と間違えてしまう…そんな容姿
オフといっても特に予定を決めていなかった俺達は
とりあえず昼食をとり、その日の予定を決めることにした
服を見たり買い物をしたり、カラオケするのが無難かな…?
そんな俺の意見を遮る様にその子は言った
「よかったら、うちに来ませんか?女装…見てもらいたいし…」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:52:31.24 ID:sL7iktYx0
もういやだあああああああああああ
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:53:45.11 ID:hgxcbK8H0
>>84 いいとこでやめんな!!!!
漫画のネタにすんだから!!!!
で
+ +
∧_∧ + ハァハァ
(0*・∀・)=3 ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:54:47.00 ID:sL7iktYx0
意外な申し出に驚きながらもこれはさすがに断れない
というか、断れる奴なんていねーよ…
来たのと同じ電車で僕はその子の家に向かった…
だったら最初から家に(ryというツッコミはなしだ
その子は僕を自分の家に招いて
メイドのコスをして…食事まで作ってくれると言う…
その事をスレで報告しながら電車に揺られる事10分程だろうか
二つ空いた席に座ったところで彼女は僕の耳元で囁いた
「実は今…下着…女物なんですよw」
その言葉には特に意味がないように…その時は思っていた
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:56:31.68 ID:sL7iktYx0
しばらくして駅について食事の材料を買う
カレーだよカレー メイドさんが作ってくれるカレー
俺は可愛いメイドさんが作ってくれるという
カレーを想像し喜びながら家に向かった
その子の部屋は特に女性っぽいわけではなく
特徴といったらちょっと目立つ姿見があるぐらいの普通の部屋だった
そして部屋に入るなり、彼女はメイドへと変身を始める…
その様子を眺めながら、背中の紐を結んであげるぐらいの手伝いをした
メイドになった彼女は俺の前で恥ずかしがりながらも笑顔だった
メイドさんになった彼女にとりあえず掃除してるとこでも見せてと頼むと
その要望通り、彼女は特にちらかっていない部屋の片づけをしはじめた
そして、俺はただ…その様子を眺めて…それだけで楽しかった
5分ほど見ていただろうか…彼女は片付ける手を止めて
それまでの笑顔がなくなってこっちを向いた
そして俺は勘違いをしていた事に気づく
「なんで…襲ってくれないんですか?」
…これなんてエロゲ?
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:57:25.09 ID:sL7iktYx0
その後…彼女はカレーを作ってくれた
今でもよく覚えている…
その様子をスレに報告しながら…
いつの間にか夜になって
俺は帰路についた
それから俺達が連絡を取り合うことはなかった
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:57:26.35 ID:hgxcbK8H0
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 10:58:18.77 ID:sL7iktYx0
それから一年半程経っただろうか
まだVIPにいた俺はてきとーに単発の女装スレを開いた
彼氏募集?どんな子だろう…
その時付き合っている人がいたけど興味でスレを開いてみた
しばらくスレに書き込んだりして
写真がうpされたわけでもないのに
俺は気づいた…
ああ…あの時の子だ…
スレで俺が気づいた事を知らせる
最初はよくわからないみたいだったけど
「メイド服でカレー」
の一言で気づいてくれたらしい
お互いに驚きながら久々の再会を笑った
そして俺は一年以上も謝らず
ずっと心に残っていた相手に謝った
そしてしばらく二人きりでのスレ内会話
「ひどい男だよなーwww俺はあの時…」
ごめんなさいへたれでごめんなさい
彼氏募集のスレだったので彼氏がいないふりをして書き込んでいたけど
お互いを認識した所で付き合ってる人がいる事を報告する
「そっか…彼氏大切にしてやれよ」
そして俺はまだVIPにいる
ごめんなさいごめんなさい
つまらない上に恋愛じゃなくてごめんなさい
次の方どうぞ><
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:04:26.53 ID:hgxcbK8H0
>>92 乙w
漫画ではやったことにさせてもらうねw
いいでつか?
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:04:52.43 ID:V2qUQEL0O
乙www
女装の方は結局男か??
乙
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:05:56.81 ID:sL7iktYx0
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:06:26.54 ID:5EFp8EQGO
乙
せっかくなので話を投下したいけど、良い?
あと30分ぐらいしかスレいれないし、書きだめは途中だけど、それまでには終わらせる。
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:07:00.65 ID:hgxcbK8H0
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:07:11.11 ID:sL7iktYx0
ワクテカ
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:08:15.64 ID:V2qUQEL0O
>>96しかし実は女だったらって妄想で脳内保管しとくwww
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:09:18.41 ID:C9v2YR+JO
>>79 途中、自動販売機で買った少しぬるい缶コーヒーを飲みながら、朝日を待っていると、杉村のいる高台のへりとは少し離れた所から、話し声が聞こえて来た。
聞き覚えのある声、月島だった。
月島雫…、杉村の頭に辛い記憶がよみがえる。正直、今もまだ彼女に未練がないとは言い切れなかった。
あの日も、蝉がうるさく鳴き続ける金比羅神社で走り去った彼女を、杉村は日が暮れるまで待った。
戻って来るかもしれないからと、ほんの少しの期待を胸に抱いて。
「月!…島…。」
呼び掛けたが、すぐに杉村は気付き、隠れるように声を細くした。
月島の隣にはあの男、天沢聖司がいた。二人は何やら真剣に話し込んでいるようで、杉村は黙って耳を傾けた。
「嬉しい、そうなれたらいいなって思っていたの。」
月島が笑っている。険悪になってしまった今はもちろん、友達として接していた時でも、杉村には決して見せたことのない表情だった。
二人の噂は、あのクラスにいれば嫌でも耳に入ってくる。そもそも天沢聖司は、イタリアへ発ってしまったと聞いていたのに、なぜこんな所にいるのだろう。
いたたまれなくなり、杉村は一気にコーヒーを飲み干すと、その場を立ち去ろうとした。だが、一瞬の未練で向けた目線は、杉村の目に絶望を映した。
「雫、大好きだ!」
抱き合う二人。杉村は、自分の中で何かが音を立てて崩れるのを感じた。
そんなことはお構いなしに太陽は輝き、朝を告げる。神々しいその光は、杉村の目には滲んで見えた。
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:10:56.44 ID:5EFp8EQGO
じゃ投下
あれは高校生の時。
高校に入学した俺はそこそこに勉強してそこそこに友達作ってそこそこに楽しんでいた。
1年の秋、文化祭があって、終わった後の片づけの時。
友達と雑談してて食べ物の話になった。
俺「寿司とか醤油つけないんだよね〜」
友1「おめえバカだろwww」
友2「味覚障害じゃねえのwww」
友3=A「え?そうかな?私もそうするよ」
俺「だよなwww」
友1「(゜д゜)ネーヨ」
友2「(゜д゜)ネーヨ」
この会話がきっかけで俺はその子と話すようになった。
いざ話してみると、その子とは趣味や嗜好がよく合い、少々マイナーだったり、周りがやっていないゲームなどを語り合える貴重な存在となった。
この頃から放課後にはその子や友達と教室で遊ぶのが定番になって、俺は毎日のように残っていた。
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:11:42.60 ID:5EFp8EQGO
冬。
ある日、俺はAとメールをしてた。
話の流れから恋愛話になった。
俺「Aは好きな人とかいないのw?」
A「気になる人ならいるよ」
俺「へぇ誰だよw?友1かw?」
A「友1はただの友達だよww」
俺「じゃあ誰さww」
A「えっとね…」
メールからAが好きな人は二人に絞られた。……うち一人は俺だった。
それを友達に言うと
友「Aはお前を好きなんじゃねwww?」
となったので
俺「ねーよwwねーよww」
と返していた。
この頃は俺自身、Aは気になる存在とはなっていたが、好きとまではいかなかった。Aとは親しい友達ぐらいの認識だった。
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:12:19.01 ID:5EFp8EQGO
正月になってあけおめメールを送った。
Aは返信のついでに、なんと俺を映画に誘ってきた。
その映画は俺も見たい映画で一緒に行く人を探していたので、ちょうどいいと思ってOKした。
3月に映画を見に行った。後から分かったが、Aは友達には俺と映画に行ったことを隠していた。
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:13:14.83 ID:sL7iktYx0
どっちなんだぁぁぁ
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:14:59.43 ID:5EFp8EQGO
ここから直打ち
この間色々フラグっぽいのがあって(俺はほとんど折った)、2年の夏頃には俺はAを好きになっていた。
秋冬は高校時代のピークになった。毎日のようにAと話し、遊ぶ。
俺はAの表情、仕草、言葉の一つ一つに一喜一憂していた。
そしてその楽しさがいつまでも続くと思っていた。
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:15:37.49 ID:hgxcbK8H0
なんか左胸と右胸の真ん中がキュンッてした(´・ω・`)
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:16:46.02 ID:V2qUQEL0O
ほうほう
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:18:25.06 ID:5EFp8EQGO
2年の3月。
Aは急に俺を避けだした。
元々、Aから俺に話しかけていたので、Aとは全く話さなくなった。
しばらくすると周りの友達の不審に思うぐらい、Aは俺を露骨に避けるようになった。
何度か接触を試みたが、Aは全て無視で終わらせてしまった。
そして…今に至る。
終わりです…かなり端折ったので、意味不明かも…。
少しなら質問受け付けます。
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:19:07.32 ID:sL7iktYx0
唐突wwwwwwww
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:19:34.79 ID:93pgjIfyO
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:20:13.76 ID:V2qUQEL0O
なぜAは・・・・・・・
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:21:54.39 ID:5EFp8EQGO
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:22:20.94 ID:0yDDqiFU0
ID気にする奴ってなんなの?
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:22:36.19 ID:hgxcbK8H0
卒業おめでとう!
同い年だったんだねw
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:23:53.85 ID:V2qUQEL0O
>>114おめ
Aに迫るチャンスはまだあるなwww
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:27:07.54 ID:5EFp8EQGO
>>116-117 ありがとうw
ちなみに一つ言っておくと
Aの気になる人、後に好きな人に昇華するんだけど、俺のことだったらしい。
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:30:26.64 ID:hgxcbK8H0
>>118 じゃあなんで・・・
まぁこれから頑張ってうまくやっちょくれ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:37:19.76 ID:sL7iktYx0
次はー?
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:43:50.60 ID:hgxcbK8H0
いないっすねぇ
私のはつまんないしなぁ
そもそも恋愛じゃないし
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:44:30.23 ID:V2qUQEL0O
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:45:30.50 ID:sL7iktYx0
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:49:22.36 ID:hgxcbK8H0
兄ほど文才ないけどいいかなぁ?
高校入学して、中学からの知り合いはあまりいないから
すごいドキドキしてた
すぐに仲のいい友達もできた
男子とはあまり仲良くなかったけど、
男女混合の球技大会で仲良くなった男子が1人いたんだ
その男子を中心に、何人かの男子と仲よくなって
女子と男子合わせて7,8人で遊びにいったりするようになった
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:52:27.03 ID:hgxcbK8H0
夏休みが終わるとそのうち2組が付き合いだした
まぁ男子4人女子4人だったから半分が付き合いだしたのかな?
で、私も告白されたんですよ
その男子は球技大会で仲良くなった男子だった
まだ好きとかそういう気持ちがなかったから
しばらく考えさせてって答えた
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:52:46.32 ID:sL7iktYx0
告白キタコレ
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:56:02.98 ID:hgxcbK8H0
そしたら次の日、
仲のいいグループの2組のカップルと他男子1人から
「付き合ってあげろよー」って言われた
ちょっと戸惑いつつも、考えさせてよって言った
けど毎日毎日付き合ってあげてよって言われて
いい加減嫌になってきた
告白してきた男子がお願いしてたわけじゃないみたいだけど
やっぱり苦痛だった
結局もう言われるのが嫌で、OKして付き合い始めた
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 11:57:44.72 ID:hgxcbK8H0
その男子の事は嫌いじゃないし、一緒に遊んでて楽しいけど
好きじゃなかった
手をつながれた時、おもわず振り払ってしまった
その男子は「いきなりごめん」って言ってたけど悲しそうだった
ちょっと悪いことしたなと思った
でもまぁうまくいってたと思う
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 12:00:13.24 ID:sL7iktYx0
ふみゅふみゅ
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 12:00:47.74 ID:hgxcbK8H0
付き合いだしてしばらくしてから
女子の残りの一人が、男子の残りの一人に告白されたらしい
でもそれを断ったんだって
好きな人がいるからって
それからもう8人で行動する事はなくなった
カップルとかで行動か、女子2,3人でってかんじで
その女の子はグループから離れちゃった
そのあとあおの女の子に呼び出されて、
私が付き合っていた男子が好きだ
私が男子の事を好きじゃないのは知っている
だから別れて譲ってくれって言われた
人は譲るものとかじゃないでしょって言ったけど
そのこは無言で帰ってった
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 12:03:01.36 ID:hgxcbK8H0
そのあとあおのってあるけど、そのあとそのっていうの
打ち間違えただけですorz
その事は誰にも言えずにしばらく悶々としてた
彼氏ともキスしたりしないけど、仲良くやってて楽しかったし
別れてそれがなくなっちゃうのも嫌だった
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 12:06:12.89 ID:hgxcbK8H0
しばらくしたら今度は彼氏に呼び出された
その女の子から告白されて、断ったら
私は彼氏のこと本当は好きじゃないよって言われたって
それ本当なの?
って聞かれたから
恋愛感情の好きはまだないって言った
そしたらじゃあ別れようって言われた
黙ってたら、また友達として仲良くやろうって言われて
うんって頷いた
家に帰ってからなんでか泣けてきた
多分その男の子の事本当は好きになってたんだと思うけど
気づいたのが遅すぎた
それから、その男の子も私もまだ友達だけど
お互い恋人作ったりしてない
これでおしまい
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 12:07:33.67 ID:sL7iktYx0
おお…切なくなったぜ…乙
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 12:08:06.50 ID:V2qUQEL0O
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 12:10:04.69 ID:hgxcbK8H0
んー
でもこれから付き合いだすとかないと思う
あっちはもう私の事好きじゃないだろうし
もうすぐ卒業だしねぇ
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 12:11:28.99 ID:V2qUQEL0O
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 12:12:24.46 ID:hgxcbK8H0
思い出したら・・・おなか減ってきた
お昼ごはん作ってくるよー
∧,,∧
(;`・ω・) 。・゚・⌒) チャーハン作るよ!!
/ o━ヽニニフ))
しー-J
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 12:13:20.52 ID:tXatMEHiO
昨日の夜にあった、「フラレたから髪を切る」ってスレは?
そこで恋ばなしてたんだが…
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 12:23:51.59 ID:hgxcbK8H0
知らないですだ(´・ω・`)
チャーハンできたよ
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 12:53:38.14 ID:ehZaFcVtO
追い付いた
>>139はアレだろ?あの、なんだっけ?酒とバニラエッセンス混ぜたやつを妹に飲ませて親父にも教えた、マダムキラーだろ?
ちなみにマダムキラーは兄貴の方ね
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:19:52.36 ID:ZTUXP6Fg0
>>140 兄なら今いないですよ
病院から帰ってきてないです
でもそのとおりです
極悪人です
死ねばいいんですよ!!!
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:24:45.84 ID:ZTUXP6Fg0
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:25:51.59 ID:ehZaFcVtO
>>141妹
とうとう兄貴は頭の病院へwwwww
そうなのか?仲良さそうで羨ましいが
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:29:07.19 ID:ZTUXP6Fg0
>>143 仲良くないだすよ
あれです
サルと犬です
あ、もちろんサルは兄ですよ?
やつは母と一緒に病院に完治の診断書もらいにいったはずなのに
帰ってこない!!!
これはお外ご飯のよかん!!!!!
今日の夜は父といっしょにお外ご飯いくだす!!!
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:31:42.19 ID:ehZaFcVtO
>>144 猿兄貴カワイソス
外食羨ましす
妹、学校は?
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:31:46.09 ID:LZxUzYdR0
俺の話をまとめてたんだがいつの間にか流れが変わってるな……
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:32:23.34 ID:ZTUXP6Fg0
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:33:56.67 ID:C/1dwjYvO
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:35:03.34 ID:ehZaFcVtO
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:36:18.30 ID:ZTUXP6Fg0
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:39:13.10 ID:ehZaFcVtO
>>150 俺高三
卒業式予行が三月六日
それまで休み
俺もブランデーとバニラエッセンスでつくるかな
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:41:37.49 ID:ZTUXP6Fg0
>>151 それで犯罪まがいのことしないでくださいね
ちなみに兄が報告したあと叩きのめしておきましたw
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:45:07.75 ID:ehZaFcVtO
>>152 犯罪はしない
あんたの兄貴とは違うワラ
マジおもしれぇー
猿兄貴一家
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:45:59.45 ID:ZTUXP6Fg0
そんな面白くないですよ
実際はもっとシュールです
兄帰ってきたからノシシ
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:48:48.07 ID:ehZaFcVtO
兄貴かもん(`・ω・´)
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:51:58.38 ID:ZTUXP6Fg0
妹に怒られた
ローキックされた
ひでぇ
>>155 俺が恋しかったのか?w
157 :
146:2008/02/29(金) 13:53:17.44 ID:LZxUzYdR0
じゃあ書いてく。名前は
>>1に倣って某作品から。
元ネタがわかった奴は友達なw
大学の頃の話。
俺はコンビニでバイトしてた。そのコンビニの向かいに飲み屋があって、そこのスタッフが休憩時間によく買い物に来てた。
その中に高校の同級生、瞳がいた。
はっきりいって瞳は俺の苦手なタイプだ。もともと高校でもあまりしゃべったことがなかった。
しかし向こうはバイト先でたまったストレスを発散したいのだろう、来るたびに10分以上レジ前でしゃべってた。
俺の方もしかたなくそれに付き合ってるような感じだった。
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 13:57:35.15 ID:ehZaFcVtO
>>156はじめまして
犯罪お兄さんwwww
始まった!!wktk
159 :
146:2008/02/29(金) 14:01:26.66 ID:LZxUzYdR0
>>158 wktkありがとうwあんま長くないし期待しないで見てくれ。
ある日、瞳が知らない女の人と一緒に買い物にやって来た。
「わたしのいとこなんだー。いとこで同じバイトしてんの。雲野くん(俺)と大学一緒なんだよ」
と紹介されたその人――空木さんは、二つ年上だが腰が低く、俺に対して終始敬語だった。
その日から空木さんは瞳以上に頻繁に買い物に来るようになった。
休憩時間、退勤後……バイトに入るたびに空木さんが来るのが楽しみになっていった。
一人暮らしの空木さんにコンビニの廃棄を横流しする口実でメアドもいつの間にか交換していた。
160 :
146:2008/02/29(金) 14:03:38.95 ID:LZxUzYdR0
ちょっと落ちる。30分ぐらいで戻る。
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 14:04:50.01 ID:ZTUXP6Fg0
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 14:07:36.80 ID:ehZaFcVtO
>>160 待ってま〜す
o(^-^o)(o^-^)o
投下してー
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 14:30:28.53 ID:ZTUXP6Fg0
投下ねぇなぁ・・・
てかおっぱいうpスレで妹が晒してたっぽいの見つけたんだがwwwww
今から妹に突っ込んでくるwwwww
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 14:31:49.24 ID:ehZaFcVtO
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 14:35:18.68 ID:ZTUXP6Fg0
もう消されてた
ついでに尻軽なことしちゃいけませんって叱ってきた
俺いいお兄様
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 14:38:33.40 ID:ehZaFcVtO
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 14:42:48.72 ID:ZTUXP6Fg0
>>167 スレ名いったら顔引きつったから間違いない
妹も謝ってたし
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 14:44:38.46 ID:ehZaFcVtO
>>168 いいお兄さんだ
続きまだかなぁwktk
170 :
146:2008/02/29(金) 14:57:40.18 ID:LZxUzYdR0
ただいま戻りました。
続き〜
↓
空木さんはいつもニコニコして元気で飲み屋の客にも人気だった。
でもある日すごく落ち込んで買い物にきた。気になって「きょうは元気なさげですね、なんかありました?」って聞いた。
「実は……」と言ってからまたしばらく黙ってしまったので、
空気に耐えかねて「恋愛の相談以外なら受け付けますよwそっちは専門外なんで自分には振らないほうがいいです」ってふざけてみた。
そしたら空木さんは「恋愛のことなんですけど」って言って笑った。よかった、ちょっと笑ってくれた。そう思った。
空木さんは飲み屋の店長、備前さんに思いを寄せているらしい。それから話のほとんどはその話になった。
正直この頃は空木さんのことが好きとかではかったから、そういう相談をされることは苦痛じゃなかったし、むしろ嬉しいぐらいだった。
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 15:00:29.62 ID:ehZaFcVtO
キター-----(゚O゚)/
172 :
146:2008/02/29(金) 15:07:11.33 ID:LZxUzYdR0
バイト先のコンビニには親友の誠志郎も勤めてた。
誠志郎とはシフトがかぶることが多く、誠志郎も空木さんのことは知っていた。
誠志郎とバイト上がりに飲み屋に行って空木さんをいじり倒して遊んだこともあった。
そんな誠志郎がある日唐突に俺に言った。
「お前ら付き合ってんの?」
その言葉に俺は初めて空木さんを意識した。
相談の内容が内容だっただけに、そんなこと気にもしなかった。
とりあえずその場は「ねーよwww」って言っておおまかに事情を説明した。
しかし俺の心には「空木さんのこと…好きなのかもしれないな…」という思いが渦巻いていた。
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 15:10:47.55 ID:2hTVY3L50
楠瀬誠志郎キテルー
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 15:12:38.34 ID:2hTVY3L50
>>172 おい!俺でレスストップしてるとへこむんだ早くしろ
175 :
146:2008/02/29(金) 15:17:23.78 ID:LZxUzYdR0
この頃から誠志郎が「空木さんかわいいよなー」とか口にするようになった。
ちゃらちゃらしてるわけではないが女性に手を出すのが早かったやつだから、俺は気が気じゃなかった。
でも二人はそれほど仲のいい間柄ではなかったように思う。
あくまで俺を介してしゃべってるって感じ。
誠志郎の話はこのへんでおいといて。
空木さんに「備前さんに告白しないんですか?」と聞いたことがあった。
そしたら前に一度告白したことがあるらしい。
そのときはやんわり断られて、でもやっぱり好きで…でも断られてるし……ってループしてた。
俺は備前さんとはあまり面識がなかったが、ちょっと話してみようと思った。
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 15:20:58.31 ID:2hTVY3L50
なんと大胆な
177 :
146:2008/02/29(金) 15:30:38.11 ID:LZxUzYdR0
備前さんも時々買い物に来る。
しかし交わす会話といえば「もうかりまっか」「ぼちぼちでんな」ぐらいのもんだ。
話そうと思い立った翌日、備前さんがコピーに来た。
コピー代の領収書を発行するのに若干時間がかかるから、思い切って俺は話し掛けた。
「お店、繁盛してますね。あの空木さんでしたっけ?
すごい明るくてああいう人がいると店がにぎやかでいいですねw」
備前さんは一瞬驚いたような表情を見せたが、すぐにいつものにこやかな表情をつくって、
「ああ…そうですね、常連のお客さんからも人気があります」
と言った。俺はすかさず
「店長さんはどうなんすか?」と切り返す。
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 15:34:19.64 ID:ehZaFcVtO
ワクワク((o(^-^)o))
179 :
146:2008/02/29(金) 15:38:59.50 ID:LZxUzYdR0
「はは…仕事も良くできるし、信頼できるスタッフですよ」と備前さん。
これ以上は無理かな、と思って話題を変えた。
「ところで店長さん一人暮らしなんですか? 遅くまで働いて大変でしょ?」
「そうですねw彼女にもいいかげん愛想尽かされそうです」
!……彼女…いるんだ…。空木さんはそんなこと言ってなかったな。
備前さんが店の方を気にしだしたので、その場は領収書を渡してそれで終わった。
備前さんは仕事の上ではもちろん厳しいこともあるけど優しい人だと瞳も空木さんも言ってた。
俺もそう思った。女心をもてあそぶようなタイプじゃないこともわかる。
空木さんを傷つけたくなかったんだろう、不器用な人だ。
でも彼女がいることは空木さんに伝えていてほしかった。
180 :
146:2008/02/29(金) 15:47:27.33 ID:LZxUzYdR0
数日後、空木さんが退勤後に店に来た。
ちょうどあと少しで俺もあがりってことを伝えると、
「じゃあ家まで送ってもらおうかな」と言った。
ちなみにこんなことは初めてだ。
帰り支度をして、二人で自転車を押しながら帰路に就いた。
「こないだね、備前さんに呼び出されて……
ふられちゃいました。彼女がいるんだ、って。結婚も考えてるみたいです」
空木さんは力なく笑ってた。
一つの恋が終わった。
俺はかける言葉に迷った。
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 15:51:17.13 ID:ehZaFcVtO
(ΩД⊆)エグッ
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 16:09:48.73 ID:ZTUXP6Fg0
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
183 :
146:2008/02/29(金) 16:10:45.15 ID:LZxUzYdR0
やっと出たのは
「じゃあ弔ってやらないといけないですね。パーッと飲みにでも行きましょう」
だった。
空木さんはやっぱり笑ってた。
その日はもう遅いからってことで、家まで送り届けて帰った。
誠志郎に相談した。
俺の気持ちは言ってなかったがなんとなく察してくれていたようだった。
「そりゃおまえチャンスじゃんwおまえいかないなら俺が貰っちゃうぞwww」
今にして思えば、誠志郎なりに発破かけてくれてたんだろう。
一方俺の心にあったのは
(ふられたことに付け込んで俺の思いなんか伝えるのは卑怯だろjk)
ということだった。
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 16:18:36.02 ID:Nvn1AB0mO
wktk wktk
185 :
146:2008/02/29(金) 16:18:44.51 ID:LZxUzYdR0
何日かして空木さんからメールが来た。
「飲みに行くの、今日はどうですか?」
その日はバイトも入ってなかったのでOKした。
店に着いた空木さんは嬉しそうに
「えへへ、今日は私の誕生日なんですよ」
まじかよ……orz
これは変だ、なんかおかしくないか?
俺は会話もどこかうわの空だったかもしれない。
誠志郎の悪魔のささやきと、俺のチキンなハートがせめぎ合う。
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 16:21:11.76 ID:ehZaFcVtO
wkwk tktk
187 :
146:2008/02/29(金) 16:25:48.00 ID:LZxUzYdR0
せめぎ合いに勝ったのはチキンハートだった。
誠志郎ごめん、俺やっぱりだめだ……
誕生日プレゼントなんてものはもちろん用意していなかったので、
最初からそうするつもりだったがお代は俺が持った。
「雲野くんのおかげで楽になりました、いろいろ聞いてくれてありがとう」
「いいですとも!次、いい恋愛できるといいですね」
なんて話をしながら家まで送った。
誠志郎に思いっきりあきれられた。おまえそれでもチンコ付いてんのか、と。
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 16:35:03.53 ID:ZTUXP6Fg0
マダ━?━キョロ━(゚∀゚≡゚∀゚)━キョロ━マダ━?
189 :
146:2008/02/29(金) 16:35:59.24 ID:LZxUzYdR0
ドラマとかエロゲならこっからくっつくのかもな、
でもそれから本当に何にもなかった。
進路のことで何回か相談を受けたぐらいだ。
空木さんはいつの間にか飲み屋のバイトも辞めていた。
瞳に聞いたら誕生日の数週間後に辞めたらしい。
時は過ぎ卒業式の数日後。空木さんから連絡があった。
「いまから地元に帰ります。雲野君にはお世話になったし、最後に駅まで送ってもらえないかなー?」
多分これが最後だ、と思った俺は急いである準備をして家に行った。
チャリの前カゴに空木さんの荷物を入れて、駅まで歩きながら思い出話なんかしちゃったりして。
言ってる間に駅についた。
190 :
146:2008/02/29(金) 16:48:13.30 ID:LZxUzYdR0
もちろん突然の呼び出しだったから思いを伝えようなんて考えはなかった。
でも空木さんと過ごした日々は本当に楽しかったから、
感謝の気持ちは伝えなくては、と思っていた。
改札の前で握手して、
「空木さんとしゃべってると楽しかったですよ、ありがとうございました」
って言ってMDを渡した。
「まあエールだと思って聴いてください」
中に入ってるのは俺の生声メッセージ……んなわけない。
スキマスイッチの『奏』だ。
当時俺が好きで、よく聴いてた。
チキンな俺にはこれが限界だった。
空木さんはやっぱり笑ってた。
終わりだ。
wktkしてくれた皆さんありがとう。期待に沿えんですまない。
ちなみに以来連絡はとってない。なにしてんだろうな……
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 16:50:55.97 ID:ehZaFcVtO
∧_∧ ∧_∧
_( ´∀`) (´∀` )
三(⌒), ノ⊃ (
>>1 ) 糞スレは・・
 ̄/ /) ) | | |
. 〈_)\_) (__(___)
∧_∧ .∧_∧
( ´∀) (´∀` )
≡≡三 三ニ⌒)
>>1 .) 立てんなって
/ /) )  ̄.| | |
〈__)__) (__(___)
∧_∧ ,__ ∧_∧
( ´)ノ ):;:;)∀`)
/  ̄,ノ''
>>1 ) 言ったろうが
C /~ / / /
/ / 〉 (__(__./
\__)\)
ヽ l //
∧_∧(⌒) ―― ★ ―――
( ) /|l // | ヽ ヴォケがーー!
(/ ノl|ll / / | ヽ
(O ノ 彡'' / .|
/ ./ 〉
\__)_)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| カップル板でやれ |
|_________|
∧∧ ||
( ゚д゚)||
/ づΦ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| お家に帰れ |
|_________|
∧∧ ||
( ゚∀゚)||
/ づΦ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 死ねカス野郎 |
|_________|
∧∧ ||
( ^^)||
/ づΦ
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 16:57:27.43 ID:QVJL8HTc0
自己紹介スレかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwきめぇwwwwwwwwwww
まあ全部俺の自作自演ってやつなんだけどな。 ∧_∧
∧_∧ (´<_` ;) ・・さ、流石だな、兄者
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ / ィ | |
/ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/
__ _/ Prius // FMV // VAIO // Mebius // LaVie /____
\/_/ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/
_ /ThinkPad //WinBook//DynaBook//Libretto // Presario/
\/_/ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/
_ / Inspiron //Endeavor//InterLink // Evo //Let'sNote/
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