534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 15:34:34.11 ID:6lxRv8Tn0
卒業後に実家に戻ってきたらなんと「じい」が脳卒中やって入院中だという。
さっそく見舞いに行ってみたら「じい」はたくさんの管に繋がれてベッドに横たわっていた。
看護士の話では外界からの刺激にはなんの反応も示さない状態だと言う。
俺は「じい」に呼びかけてみた。
「じい、俺だぞ。覚えてるか?」
ダメもとのつもりだった。・・・が、次の瞬間、閉じられていた「じい」の目がカッと見開き
そして今まで昏睡してたとは思えないようなハッキリとした声で喋った。
「若、ご立派になられましたな。」
もう意識が戻ることはないと聞かされていた俺、そしてソレを言った当の本人である看護士。
二人して悲鳴をあげるほどビックリした。付き添いで来ていたオカンなどは腰を抜かしたほどである。
直ちに医師が呼ばれ「じい」の意識回復の検査が行われたが、その頃には再び「じい」の目は閉じられていた。
そして結局、それっきり目覚めることのないまま半月後、「じい」は永遠の眠りについてしまったのだった。
後に医師から聞かされた話なのだが、「じい」が脳に負った障害は重く、そこから意識が回復した例は
聞いたことがない、というかまずあり得ないということであった。
だがあの場にいた俺は、オカンは、看護士は、確かにその《あり得ない事態》を見た。そして聞いたのだ。
「アンタに会うために目を覚ましたんだろうね。」 とは腰を抜かしてたオカンの談である。
そして「じい」の残してくれた言葉に恥じぬようになろうと心に誓ったものの
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 15:34:41.62 ID:Z/W5RT7V0
4歳になる娘が、字を教えてほしいといってきたので、
どうせすぐ飽きるだろうと思いつつも、毎晩教えていた。
ある日、娘の通っている保育園の先生から電話があった。
「○○ちゃんから、神様に手紙を届けてほしいって言われたんです」
こっそりと中を読んでみたら、
「いいこにするので、ぱぱをかえしてください。おねがいします」
と書いてあったそうだ。
旦那は去年、交通事故で他界した。
字を覚えたかったのは、神様に手紙を書くためだったんだ・・・
受話器を持ったまま、私も先生も泣いてしまった。
「もう少ししたら、パパ戻って来るんだよ〜」
最近、娘が明るい声を出す意味がこれでやっとつながった。
娘の心と、写真にしか残っていない旦那を思って涙が止まらない。
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 15:40:24.45 ID:CpvbJoFT0
93 名前: 新聞配達(大阪府) 投稿日: 2007/12/16(日) 00:15:33.20 ID:SjOlq4qZ0
カーチャンなんて大したことはない。
俺を妊娠した時、高齢出産だったこともあって医者に生むのを止められて
それでも「授かった命だから」って出産して、夫は結婚当初はいい人だったのに
たった1回のギャンブルが大当たりしたせいでギャンブルに嵌って
借金作りまくって暴力も奮われて、10年くらい我慢したらしいけど
とうとう俺が0歳の時に離婚して夜逃げ同然に夫から逃げ出して
実家に行ったはいいが、父が結婚反対してたこともあり、援助全くしてもらえず
4人の子供をかかえて、高齢で、それでも面接うけまくって超薄給の仕事に就いて
頑張って会社で仕事して資格もとって、少しずつ給料あげて
俺が3、4歳の時に今の新たな夫と知り合って、でも一緒にすんだら子供にとっては
他人が家に来ることになるから、一番下の俺が20歳になるまで17年我慢して、
その人に援助して貰えばいいのに、今は家族じゃないからって断って
たまにどこから調べたのか昔の夫から電話がかかってきて、口論して雰囲気悪くなって、
とうとう俺が中学の時にどこから調べてきたのか昔の夫が家にまで乗り込んできて、
包丁まで振り回して、その晩泣いてて、その後昔の夫は病死して
それでもひたすら真面目に働いて4人の子供がとうとう全員大人になって
やっと再婚相手と一緒に今幸せに暮らしてる。
そんなどこにでもいる女性、それがカーチャン。
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 15:40:36.84 ID:I5cOKcavO
>>534 話好き、と言っては不謹慎なのかもだけど
その話は初めて見て以来忘れられない
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 15:46:14.94 ID:d/3uLlwP0
京都市伏見区桂川河川敷で2月1日、無職片桐康晴被告が、
認知症の母親を殺害して無理心中を図ったとみられる事件の初公判が19日に行われた。
事件内容は認知症の母親の介護で生活苦に陥り、母と相談の上で殺害したというもの。
片桐被告は母を殺害した後、自分も自殺を図ったが発見され一命を取り留めたとの事。
片桐被告は両親と3人暮らしだったが、95年に父が死亡。
その頃から、母に認知症の症状が出始め、一人で介護した。
母は05年4月ごろから昼夜が逆転。徘徊で警察に保護されるなど症状が進行した。
片桐被告は休職してデイケアを利用したが介護負担は軽減せず、
9月に退職。生活保護は、失業給付金などを理由に認められなかった。
介護と両立する仕事は見つからず、12月に失業保険の給付がストップ。
カードローンの借り出しも限度額に達し、デイケア費やアパート代が払えなくなり、
06年1月31日に心中を決意した。
片桐被告はこの日、車椅子の母を連れて京都市内を観光し、
2月1日早朝、同市伏見区桂川河川敷の遊歩道で「もう生きられへん。
此処で終わりやで。」などと言うと、母は「そうか、あかんか。康晴、一緒やで」と答えた。
片桐被告が「すまんな」と謝ると、母は「こっちに来い」と呼び、
片桐被告が母の額にくっつけると、母は「康晴はわしの子や。わしがやったる」と言った。
この言葉を聞いて、片桐被告は殺害を決意。母の首を絞めて殺し、
自分も包丁で首を切って自殺を図った。冒頭陳述の間、
片桐被告は背筋を伸ばして上を向いていた。
肩を震わせ、眼鏡を外して右腕で涙をぬぐう場面もあった。
裁判では検察官が片桐被告が献身的な介護の末に失職等を経て追い詰められていく過程を供述。
殺害時の2人のやりとりや、「母の命を奪ったが、もう一度母の子に生まれたい」という供述も紹介。
目を赤くした東尾裁判官が言葉を詰まらせ、刑務官も涙をこらえるようにまばたきするなど、法廷は静まり返った。
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 15:47:44.05 ID:O4802KYz0
オレのIDに良いコピペないか?
そうか、無いのか・・・
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Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 16:01:36.25 ID:JemP+IHPO
保守
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 16:02:47.54 ID:J9G2zM8z0
妹が死んだ。
配送を終え、会社にトラックで戻ってドアを開けた途端、所長が俺にそれを告げたんだ。
妹は、まだ16歳だった。
「兄いみたいに遊びまくって、結局肉体労働者になるのは負け組よ。お嫁は来ないわよ」
そんな憎まれ口を叩く妹とは、里帰りの度にしょっちゅう喧嘩をしていた。
だが、さすがに死んだと聞かされたときには涙が出た。泣いた。立っていられなかった。
所長は、「今日はもう上がれ。トラックには俺が乗る」。そう言って俺の肩を叩いてくれた。
もう夜中で電車は無い。俺はタクシーを止め、乗り込んだ。
憎い妹だったが、年末の里帰りには仲直りをしようと思っていた。その為に買ったPSPが、俺の鞄に入っていた。
もう渡す相手はいない。そう思ってPSPのパッケージをあけた。
実家に着くまでには数時間かかる。同時に買ったゲームを始める俺。
気がつくと実家近くの駅まで来ていた。そこで見かけた俺の名字の看板。
黒枠で囲まれ、矢印が描かれている。
弔問客が俺の顔を見る度に頭を下げ、口ごもる。
居間に上がると、棺があった。蓋を開け、妹と数ヶ月ぶりの対面。
ドライアイスの冷気で冷たかった。
これ、お前にやるよ……。
俺はふと、ポケットのPSPを棺に入れた。
「あ、そういうのは入れては困るんですが」と葬儀屋が言う。
俺は、諦めてPSPを取り出し、後ろに放った。
母が拾い上げ、「これ、紀子も持っていたよ」という。
妹の部屋に行き、机の上に置かれたままのPSPを見つけた。俺が買ったのと同じ色、そして、脇に置かれているのは同じゲーム。
こんなところでも兄妹なんだな。やっぱり兄妹なんだな。
俺はまた泣いた。涙が止まらなかった。
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 16:41:56.18 ID:Z/W5RT7V0
さっき田舎のババアの所から帰ってきた
で、ババアはすでにボケてるみたいで俺の顔を見ると「あー、あー」とか言う
ババアウゼーと思う俺。で帰ろうとしたらババアがまた来て、何だよと思うと
その手には俺が小さい頃大好物だった鮭の皮の部分が握られていた・・・
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 16:56:28.43 ID:nfpD0erW0
57 名前: 名無しさんの初恋 投稿日: 2007/04/30(月) 21:59:51 ID:Q69euck2
超シャイで、告白されても周囲から冷やかされるのが苦痛で無視しつづけた俺。
大学2年で精神的に成長してきてやっとできた初彼女は2ヶ月で他県の大学へ編入。遠距離恋愛となった。
2ヶ月に1度しか会えずお互い処女と童貞でセックスもうまくできなかったがそれなりに幸せな日々だった。
半年後、クリスマス前に彼女から来たメールに俺は驚愕した。
援助交際のメールだった。
おっさん相手に送信しようとして間違えた俺に送ったらしかった。
絶望と怒りに震えながら彼女に電話した。
彼女が言うには、金欲しさと寂しさで1ヶ月前から十人以上とやっていたと言う。
電光石火の勢いで彼女に会いに行き、強引に押し倒しセックスをした。
前は服を脱ぐにも躊躇し、なかなか濡れず挿入もままならなかった彼女は変貌を遂げていた。
「今はうまくできないけど、がんばって二人でうまくなっていこう」と約束していたのに。
自分だけ置いていかれたような言いようもない悲しみが俺を襲った。
その日を最後にお互い連絡を絶った。
再び女と接触しない、いや、できない日々が始まった。
それから8年。
ようやくトラウマを乗り越えつつある俺に好きな人ができた。
告白なんて一度もしたことないし、どうすればいいのかもわからないが、 がんばってみようと思う。
てんぱってアドバイスを求めることもあるかもしれないけれど、そのときはどうかよろしく頼む。
長文スマソ。
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 17:01:14.04 ID:Z/W5RT7V0
Vipper「終わるの!?UD終わるの!?ねぇ!UD!UD終了する!?」
UD「ああ、終わるよ」
Vipper「本当!?大丈夫なの!?みんな困らない!?」
UD「ああ、それなりに成果出たから大丈夫だよ」
Vipper「そうかぁ!僕廃人だから!廃人だからファンの音無いと不安だから!」
UD「そうだね。廃人だね」
Vipper「うん!でも終わっちゃうんだ!そうなんだぁ!じゃぁ止めていいんだよね!」
UD「そうだよ。止めていいんだよ」
Vipper「よかったぁ!じゃぁ止めようね!アンインスコしよう!」
UD「うん、アンインストールしようね」
Vipper「ああ!UDなくなると静かになるね!ね、UnitedDevices!」
UD「うん、VIP見てていいよ」
Vipper「あぁー僕たち廃人はアンインスコするよー!BOINCもがんばろうねぇー!」
・・・淋しいです><
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 17:07:57.29 ID:mY7ciERZ0
みなさん、お茶が入りましたよ…
旦 旦 旦 旦 旦 旦 旦 旦 旦 旦旦
旦 旦 旦 旦旦 旦 旦旦 旦 旦旦 旦
旦 旦 旦 旦 旦 旦. ∧_∧ 旦 旦旦 旦 旦 旦
旦 旦 旦 旦 旦 旦 (´;ω・`) 旦 旦 旦 旦 旦 旦
旦 旦 旦 旦 旦 旦. (o旦o ) 旦 旦 旦 旦 旦 旦
旦 旦 旦 旦 旦 旦. `u―u' 旦 旦 旦旦 旦 旦旦
泣きすぎると水分が不足するから
たまには何か飲んでね
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 17:39:48.42 ID:ux8FpWloO
ぬるいぽ。
>>545 いただきます。
ぐちそうさまでした。
つ_
保守
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 17:46:44.68 ID:9wTbTbT30
おととしの、秋の話しです。
私が小学校5年の時に家をでて、居場所のわからなかった母に、
祖母の葬式の時、23年振りで、顔をあわせました。
その時、母の家に遊びに行く約束をしました。
その日は、私が料理を作りました。
ハンバーグと肉じゃがと、簡単なサラダです。
2人で食事をして、お酒を飲んで、
はじめはあたりさわりのない話しをしてましたが、
だんだん、「何故いなくなったのか?」という話しになりました。
母はたんたんと話します。
私も、母がつらくならないように、途中、冗談を入れながら、
聞きました。
帰る時、「今日はおかあちゃん、なんもできひんかってごめんな。」と、
言ったので、私は「ほな、残ったごはんで、おにぎり作って」と言いました。
母は、「そんなんで、ええんか」と笑いながら作ってくれました。
帰り、駅からタクシーに乗りました。
今日のことを思い出しているうちに、不覚にも涙がててきました。
運転手さんがびっくりして、「気分悪いんか?」と
聞かはりました。私は、
「いえ、なんか、嬉しくって、泣けてきちゃったんです」と、
泣き笑いしながら、運転手さんに、今日の事を短く話しました。
すると、運転手さんも一緒に泣き出してしまいました。
「よかったな、よかったな」と鼻水まですすってました。
家に持って帰ってきたおにぎりは、冷凍庫にいれて、
元気のない日に、1コづつ、大事に大事に、食べました。
俺は>35 が一番泣いたな
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 17:59:04.00 ID:Z/W5RT7V0
近所のマックで外壁の塗装してた時偶然昼食時間帯に通りがかった。
日陰で職人さん5人が弁当広げて食べようとしてたとき
一番年寄りの再就職らしきヨボヨボのお爺さんが自分の弁当を落とした。
泥やペンキがいっぱいの地面にぶちまけてた。
ご飯とチクワだけだった。
落としたショックと見られたくないのとで無言で必死に手でかき集めてた。
その時、
棟梁らしき中年のオッサンが若いのに1000円渡して
「サンクス行ってきてやれ、ついでにみんなのプリンもな。」
若いのはすぐ走って行き、全員食べるの待ってた。
年寄りと食事が切ないのは誰でも同じなのでは、と思った。
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 18:03:13.48 ID:9wTbTbT30
去年、母が癌で亡くなった。
3ヶ月間母がすごしていた病室を片付けていると、引き出しから封筒が見つかった
封筒には一言「お母さんへ」と書かれていた。
思い出した。漏れがリア厨の時、林間学校で強制的に書かされたものだった。
漏れの母校では、林間学校に行く前に学校側が生徒の家族に
生徒に手紙を書いて欲しいと秘密裏に依頼して
その手紙を故郷を離れた時に突然生徒に渡すというドッキリ企画が代々あったらしい。
で、実際担任から生徒に手紙が渡されると、大半の生徒は
「なんだよこれ?バカじゃねえの?ギャハハ。」
って感じのリアクション。
しかしクラスで一番派手な女が泣いているのを見た担任は俺たちを叱った。
しぶしぶ返事を書く生徒たち。もちろん心はこもっていない。
担任の教師が「何か記念になるものを入れておくといい。」っていったから
漏れは紅葉をいれておいた・・・。
母の病室で見つけた封筒の中には、汚く、短く、おざなりな文章の書かれた手紙と
ぼろぼろになった紅葉の破片。
こんなものを長年とっておくほど、漏れは母に言葉をかけられず
思い出を作ってあげられなかったことを思って
母がかわいそうで、とにかく泣きじゃくった
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 18:21:12.48 ID:zlOYeB2w0
ほ
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 18:23:34.87 ID:C0CaLhym0
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 18:32:23.24 ID:Z/W5RT7V0
93 大人になった名無しさん 2006/11/10(金) 00:22:56
死んだ親父はよく食いに連れてってくれたな
うまいんだけど、親父は食うのが早くて、
食い終わるとじっと怒ったよな顔でオレが食べるのを見てた。
「早く食え」って言ってるみたいでちょっとヤだった。
こないだ初めて子供とラーメン屋に言ったら、やけにおいしかったらしく
ガツガツ食うわ、あせって水飲むし、ちっこい手で丼つかんでスープ飲んでハァハァいってる
可愛かった
そしたら「ねぇなんでじっと見てるん?怒ってる?」
オヤジ・・・・
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 18:43:58.69 ID:Z/W5RT7V0
三年前死んだ祖父は末期になっても、一切治療を拒み
医者や看護婦が顔を歪めるほどの苦痛に耐えながら死んだ。
体中癌が転移し、せめて痛みを和らげる治療(非延命)をと、
息子(父)や娘たち(伯母)が懇願しても絶対に首を縦に振らなかった。
葬式の後、親しかったご近所の将棋仲間が家族に宛てた
祖父の手紙を渡してくれた。祖父が生前用意していた物だそうだ。
手紙の中には自分が家族を悲しませ、苦しませるのを承知で
苦しみながら死んだ理由が書かれていた。
20年近く前、孫の一人が生存率20%を切る難病で闘病していたとき、
祖父は神様に誓ったのだそうだ。
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 18:44:40.27 ID:Z/W5RT7V0
自分は今後どんな病気や怪我になろうとも、
絶対に医者にもかからないし薬も飲まない。
だから孫を助けてくれと願を掛けたのだそうだ。
幸いその孫は無事手術も成功し、成長して成人もした。
孫の成長を見届けることができたのだからもう思い残すことはない。
あとは神様との約束を果たすだけだ。
だから家族は悲しまないで欲しい。
自分は満足して一生を終えるのだから。
そう綴られていた。
孫は当時一歳にもならない赤ん坊で、病気だったことも覚えていない。
祖父は自分の決意を貫いて一生を終えた。
その孫である兄は葬儀でわんわん泣いていた。
もちろん、兄弟もみな泣いた。
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 18:58:34.53 ID:svIxLMyQO
私の大好きなおじいちゃんは4年前の3月1日の午前3時30分に亡くなった
亡くなる前の日にお見舞いに行くともう喋ることもできなくなったじいちゃんが手を合わせて拝んでいた。嫌な予感がしたんだが、仕方なく家に帰ったんだ。
そしたら案の定電話がかかってきて病院に直行した。ベッドを見ると苦しんだまま呼吸器をつけているじいちゃんが。
私はただア然としてなにもできなかった
するとじいちゃんが突然もがき苦しみだした。
上に手を伸ばしていたので誰かが迎えにきていたのだろう。
私のお母さんやおばさん達は必死に名前を呼んで行ったらあかんって叫んでるのに私は泣いていた。
すると、ちょっと回復して安定した。
と同時に身内のみんなが病室にかけつけた。
みんながじいちゃんの顔を覗き込んでいるのにじいちゃんは反応しなかった
続くぜ
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 19:04:26.92 ID:h0/kJTu/O
ほしゅ
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 19:20:34.32 ID:h0/kJTu/O
ほしゅ
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 19:24:56.34 ID:d2wIM41yO
保守
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 19:30:43.12 ID:svIxLMyQO
>>559 お母さんに『あんたも来なさい』と言われたので近寄っていって、そっとじいちゃんの手に触れてみた。
すると今まで誰が顔を覗き込んだり喋りかけたりしても反応しなかったのに私のときだけ、力が無く開けると白目になってしまう目を一生懸命開けて反応してくれました。
私は嬉しい感情と悲しい感情が入り交じってとまどいながら手を握っていました。
そして目は閉じていき亡くなっていきました
いま思うと私は孫のなかでも一番じいちゃんと仲が良く、私が手を握ってくれるのを待っていたのかなぁと思います
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 20:04:17.55 ID:XXuSuf8o0
216 :素敵な旦那様 :2005/12/10(土) 10:47:43
待ち合わせた彼女を待ってて見かけたのは、大学生風のカップルだった
男が女の子の正面に立って、何かしきりに手を動かしてた。手話だ
彼はやっと手話を覚えたこと、覚えるのは結構大変だったこと
女の子を驚かせようとして、その日まで秘密にしてたことを伝え、
女の子の方は彼が勉強してることを知らなかったこと、本当に驚いたこと、
嬉しいと思っていることを伝えて、そのうちもどかしくなったのか彼の手を握って
2度3度、嬉しそうにその場でほんの少し飛び跳ねてみたりしてた
悪趣味な盗み聞きだとは解ってたけど、その時ようやく手話を使いこなせる
様になったばかりの俺には、それは例えば外国の街で突然耳に入ってきた
日本語が気になる様に、申し訳ないけどどうしても気になる光景だった
たぶん、俺はにやけてたと思う。怪しい奴に見えたかもしれない。
でも、それは微笑ましくて、こっちまで心があったかくなる光景だった
服の裾が引っ張られる感覚に振り返ると、そこに俺の彼女が来ていた
何を見てたのかとか、顔が嬉しそうだとか、もっとはやく私に気づけとか、
微妙に頬を膨らませて、もの凄い勢いで手話を繰り出す彼女に、
俺は手話でごめんなさいと伝え、ちょっと昔を思い出してたことを伝えた
それでも彼女は少し首を傾げ、その”昔”を知りたそうな表情だったけど、
俺は笑ってごまかした
今目の前にいる女の子を驚かそうと、秘密で手話を勉強してた頃の事だ
……とは、恥ずかしくて言えなかった
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 20:20:31.26 ID:HLOss/47O
10年前のおれへ。
お前がこのスレ見てる事を思い出したから急いで書く。どうやら物理的な力じゃ未来変えられないっぽい。
明日弟が死にます。風呂で滑って頭打って。第一発見者は母さんだからお前が先に見つけろ。母さんもう廃人同然だから。自分を責めまくってる
弟とは喧嘩ばっかりしたよな。喧嘩ってか、弟に嫌われるような事ばっかりしてたな。
葬式で弟の友達がおれに言ってきた。
「弟さんは兄をいつも尊敬してました。端から見たらダメな兄貴だけどおれにはたった一人の兄だからって。いろんなくだらない事教えてくれて誇りに思ってるって言ってました」
おれも嫌われてるとばっかり思ってたからびっくりして泣いた。だから
だから弟に「ありがとう」って言いに行け。言えなくなるとつらい。辛すぎる。
絶対に後悔したくないから。だから弟に「ありがとう。お前は最高の弟だ」って。
そう言ってくれ。 頼んだからな。
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 20:24:44.27 ID:nx3jk6m60
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 20:51:51.69 ID:OK2UwxDh0
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 20:57:51.58 ID:OK2UwxDh0
今だにクリスマスのような新宿の夜
一日中誰かさんの小便の音でもきかされてるようなやりきれない毎日
北風は狼のしっぽをはやし ああそれそれってぼくのあごをえぐる
誰かが気まぐれにこうもり傘を開いたように 夜は突然やって来て
君はスカートをまくったりくつ下をずらしたり
おお せつなやポッポー 500円分の切符をくだせえ
電気屋の前に30人ぐらいの人だかり 割り込んでぼくもその中に
「連合赤軍5人逮捕 泰子さんは無事救出されました」
金メダルでもとったかのようなアナウンサー
かわいそうにと誰かが言い 殺してしまえとまた誰か
やり場のなかったヒューマニズムが今やっと電気屋の店先で花開く
いっぱい飲もうかと思っていつものやき鳥屋に
するとそこでもまた店の人たち
ニュースに気を取られて注文も取りにこない
お人好しの酔っぱらいこういう時に限ってしらふ
ついさっきは
駅で腹を押さえて倒れていた労務者にはさわろうともしなかったくせに
泰子さんにだけはさわりたいらしい
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 20:58:07.31 ID:OK2UwxDh0
ニュースが長かった2月28日をしめくくろうとしている
死んだ警官が気の毒です 犯人は人間じゃありませんって
でもぼく思うんだやつら ニュース解説者のように情にもろく
やたら情にもろくなくてよかったって
どうして言えるんだい やつらが狂暴だって
新聞はうすぎたない涙を高く積み上げ 今や正義の立て役者
見だしだけでもってる週刊誌
もっとでっかい活字はないものかと頭をかかえてる
整列して機動隊 胸に花をかざりワイセツな賛美歌を口ずさんでいる
裁判官は両手を椅子にまたがせ 今夜も法律の避妊手術
巻き返しをねらう評論家たち
明日の朝が勝負だとどこもかしこも電話は鳴りっぱなし
結局その日の終わりとりのこされたのは
朝から晩までポカーンと口を開けてテレビを見ていたぼくぐらいのもの
乾杯! 取り残されたぼくに
乾杯! 忘れてしまうしかないその日の終わりに
乾杯! 身もと引き受け人のないぼくの悲しみに
乾杯! 今度逢った時にはもっと狂暴でありますように
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 20:58:23.18 ID:OK2UwxDh0
夜が深みにはまりこみバセイだけが生き延びている
おでことおでここづき合ってのんべえさんたち
にぎやかに議論に花を咲かせている
ぼくはひとりすまし顔 コップに映ったその顔が
まるで仕事にでも来たみたいなんでなんだかがっかりしてしまう
誰かさんが誰かさんの鼻を切り落とす
鼻は床の上でハナシイと言って泣く
誰かがんが誰かさんの耳を切り落とす
耳はテーブルの上でミミシイと言って泣く
誰かさんが誰かさんの口を切り落とす
口は他人のクツの上でクチオシイと言って泣く
ぼくは戸を横にあけて表に出たんだ するとそこには
耳も鼻も口もないきれいな人間たちが
右手にはし 左手に茶わんを持って
新宿駅に向かって行進しているのを見た
おお せつなやポッポー 500円分に切符をくだせえ
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 20:58:33.22 ID:JJ4KW8L70
まだあったのかwww
かぁちゃん・・・かぁちゃん・・・
かぁちゃんどこにいるんだよぉ・・・
ドピュッ
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 21:21:12.54 ID:rZ6vxACEO
バーロー、電車の中で泣いちまったじゃねーか
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 21:22:04.75 ID:ZgypVpOB0
俺が小さい頃に撮った家族写真が一枚ある。
見た目普通の写真なんだけど、実はその時父が難病(失念)を宣告されていて
それほど持たないだろうと言われ、入院前に今生最後の写真はせめて家族と・・・と撮った写真らしかった。
俺と妹はまだそれを理解できずに無邪気に笑って写っているんだが、
母と祖父、祖母は心なしか固いというか思い詰めた表情で写っている。
当の父はというと、どっしりと腹をくくったと言う感じで、とても穏やかな表情だった。
母がその写真を病床の父に持って行ったんだが、その写真を見せられた父は
特に興味も示さない様子で「その辺に置いといてくれ、気が向いたら見るから」と
ぶっきらぼうだったらしい。母も、それが父にとって最後の写真と言う事で、見たがらないものをあまり
無理強いするのもよくないと思って、そのままベッドのそばに適当にしまっておいた。
しばらくして父が逝き、病院から荷物を引き揚げる時に改めて見つけたその写真は、
まるで大昔からあったようなボロボロさで、家族が写っている部分には父の指紋がびっしり付いていた。
普段もとても物静かで、宣告された時も見た目普段と変わらずに平常だった父だが、
人目のない時、病床でこの写真をどういう気持ちで見ていたんだろうか。
今、お盆になると、その写真を見ながら父の思い出話に華が咲く。
祖父、祖母、母、妹、俺・・・。
その写真の裏側には、もう文字もあまり書けない状態で一生懸命書いたのだろう、
崩れた文字ながら、「本当にありがとう」とサインペンで書いてあった。
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 21:22:08.89 ID:Br1D5yIb0
泣かないぞ…!
泣かされてたまるか…!
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 21:24:43.00 ID:3UGhcEpnO
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/26(金) 17:08:26.06 ID:0SnjtdHH0
私の母は昔から体が弱くて、それが理由かは知らないが、
母の作る弁当はお世辞にも華やかとは言えないほど質素で見映えの悪い物ばかりだった。
友達に見られるのが恥ずかしくて、毎日食堂へ行き、お弁当はゴミ箱へ捨てていた。
ある朝母が嬉しそうに「今日は〇〇の大好きな海老入れといたよ」と私に言ってきた。
私は生返事でそのまま学校へ行き、こっそり中身を確認した。
すると確かに海老が入っていたが殻剥きもめちゃくちゃだし、彩りも悪いし、
とても食べられなかった。
家に帰ると母は私に「今日の弁当美味しかった?」としつこく尋ねてきた。
私はその時イライラしていたし、いつもの母の弁当に対する鬱憤も溜っていたので
「うるさいな!あんな汚い弁当捨てたよ!もう作らなくていいから」とついきつく言ってしまった。
母は悲しそうに「気付かなくてごめんね…」と言いそれから弁当を作らなくなった。
それから半年後、母は死んだ。私の知らない病気だった。
母の遺品を整理していたら、日記が出てきた。
中を見ると弁当のことばかり書いていた。
「手の震えが止まらず上手く卵が焼けない」
日記はあの日で終わっていた。
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 21:28:58.49 ID:ZUp7k74Y0
戦争系の泣ける話くれ
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 21:29:28.94 ID:+Tn7PQ3TO
人が死ぬとか、そういう話じゃないんだけど…
俺と2つ下の弟は仲が悪い。小さい頃は石ぶつけあって喧嘩したりして、今じゃ話さないし目も合わない。
俺が高2の時に弟は高校受験をむかえた。志望校は知らないが、どうやら合格率は20%くらいでヤバいらしい。夏の話。
弟は部活が終わるとそこそこ勉強を始めた。
弟はギターが趣味なんだけどさ、夜に聴こえてた下手くそな音がいつの間にか聴こえなくなった。弟は真面目に勉強してた。
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 21:40:11.20 ID:NlL31WuRO
オヤジは何故か家族の中で異常な程字が下手だった
ミミズ見たいな字を毎回書いてた家族でオヤジの字を読める人はいなかった
俺はそこそこ上手かった小学校の頃毛筆で「ありがとう」って字を書いて県のコンクール?見たいなとこで金賞を取った
それをオヤジに見せると俺の方が上手いと良い張り勝負した俺の圧勝だった
俺は自分の書いた紙をオヤジにあげてコレを見て勉強しろwと言った
それから15年
オヤジは肺ガンで死んだ
母から封筒を渡された。
中を開けると手紙と毛筆の紙が一枚
字が滲んで分からなかった。
最初は何だこれと思った。
手紙を見ると「俺の勝ちだな。母さんにも見せてみろ」と書いてた
俺は泣いた
母も泣いた
紙がさらに滲んだ
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 21:43:27.55 ID:+Tn7PQ3TO
>>579の続き
冬になっても弟はよく集中して勉強してた。
あいつそんなに頭良くなくて、まぁ偏差値で言ったら50台くらいの所に行くんだろうと思っていた。
でもある日弟の模試の結果見てビックリした。
合格率が80%になってたんだ。A判定だよ。
でももっとビックリしたのは、第一志望が俺と同じ高校だったんだよ。高校なんか選べるんだから俺と同じ所なんか選ばなくなったっていいじゃないか。
あと、俺の高校けっこう頭いいんだよ。地元じゃ有名な進学校で並じゃ入れないの。
初詣に友達と行った時、弟が受かるようにすっげー祈った。友達に引かれるくらい祈ったよ。
発表前日は俺の方が緊張したね。もうブルブル震えながら弟の番号探したよ。
受かってた。
俺よりいい成績で受かってた。
泣いたよ。悪いか、嬉しくて嬉しくてびゃーびゃー泣いてクラスメイトにドンビキされた。
泣き止まなくて授業にならなかったから保健室でずっと泣いてた。
弟もしかしたらこの話を先生から聞いたかも知らん。恥ずかしい兄ですまん。
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/29(金) 21:59:52.08 ID:rZ6vxACEO
懲りずにまだ読んでる俺ガイル
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
ほ