ハルヒ「アナル、いじめ、シュールのSSはここまで来なさい!」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 21:23:25.48 ID:xlkvfn6U0
●<一物!
●<一物!
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 21:32:06.97 ID:i9HhaxkrO
前スレの人Sunkus
いちもつ
hosyu
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 22:18:57.21 ID:onGlO1wC0
ほ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 22:38:05.67 ID:I/MgzwJTO
鶴屋「おーい、みくるぅ」
みくる「……」
鶴屋「どーしたんだいっ?元気が無いよっ」
みくる「……」
鶴屋「あっ、この坂道でつかれてんだねっ、この通学路めがっさ辛いよねっ」
みくる「……」(早足になる)
鶴屋「待ってよ、みくるぅー」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 22:41:11.46 ID:I/MgzwJTO
ガラガラ
鶴屋「オッハヨウッ」
女子A「おいっ、朝からうるせぇんだよ」
鶴屋「あっ、ごめんよっ」
女子A「ほら、みくるちゃん」
みくる「は、はい……あのぅ」
鶴屋「みくるぅ、めがっさ早足だったから追いつけなかったにょろ、で何々?」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 22:44:07.70 ID:I/MgzwJTO
みくる「その…もう私に話し掛けないで下さい。迷惑です」
鶴屋「えっ、どうしたの?みくる」
女子A「お前、私らに無視されるからっていつもみくるちゃんに付きまとって
みくるちゃんが可哀想だろ。」
女子B「みくるちゃんは気が弱いからずっと我慢してたんだよ。」
鶴屋「そっそんな違うよね、みくる」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 22:45:56.79 ID:I/MgzwJTO
みくる「…話し掛けないで」
鶴屋「そんな…そんなの嘘にょろ」
女子A「お前さ、いい加減気付いたらキモイんだよ。存在自体が」
女子B「そうそう、いつも大声で『にょろにょろ』言って頭おかしぃんじゃね」
女子A「キモーイ♪キモーイ♪」
クラス一同「キモーイ♪キモーイ♪」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 22:48:17.60 ID:I/MgzwJTO
鶴屋「ウッ…」
女子B「ああ、泣きながらどっか行っちゃったよ」
女子A「しかし、泣き顔すらキメェなあいつは」
クラス一同「アハハ」
鶴屋家にて
鶴屋(そんな、みくるまで…今日はもう学校行きたくないっさ)
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 22:52:37.18 ID:I/MgzwJTO
鶴屋母「学校はどうしたのです?」
鶴屋「あっ、母様、今日は体調が悪くてお休みさせて…」
鶴屋母「あなたは成績が悪くて高校受験失敗したのですよ」
鶴屋「はい、分かって…」
鶴屋母「分かっていません、あなたのお蔭で私やお父様が親族の間でどれほど肩身の狭い思いをしているか」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 22:55:15.28 ID:z9ZG/noVO
( ё ) 支援
(⊃⌒*⌒⊂)
/__ノωヽ__)
支援
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 22:57:43.54 ID:I/MgzwJTO
鶴屋「…はい、すみません」
鶴屋母「あなたのいとこ達は皆進学校でトップの成績なのですよ、悔しくないのですか」
鶴屋「……すみません」
鶴屋母「あなたを次期当主にしていいか議論されている程です」
鶴屋「…はい」
鶴屋母「分かっているならあの程度の高校主席で卒業し、東大にでも行きなさい」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 23:01:04.40 ID:meRANA2f0
いつのまにかプリン落下してるし…………
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 23:04:28.33 ID:I/MgzwJTO
鶴屋「分かりました」
鶴屋母「いつも返答だけは一人前ですね、さっさと学校に行きなさい」
鶴屋「…行って参ります」
鶴屋母「全くどうしてこんな出来の悪い子が産まれたのかしら」
鶴屋(ごめんなさい、ごめんなさい母様…)
なんという不憫鶴屋さん…
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 23:11:06.45 ID:I/MgzwJTO
女子A「おいおい、もう昼休みだってのに何しに来たんだよ?」
女子B「大遅刻して大物きどりなのか、あキモイ、キモイ」
鶴屋「…」(弁当取り出す)
女子B「遅刻した上に弁当喰う気かよ」
女子C「あっと、足が滑った」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 23:13:49.31 ID:I/MgzwJTO
鶴屋「あっ!!」
グシャ
女子A「ああ、C鶴屋の弁当落としちゃったよ」
女子C「ハハハでも、大丈夫だろ」
女子A「たしかに鶴屋なら床に落ちても喰えるからな」
女子B「ほら、喰えよ。もったいねぇだろ」
女子C「犬食いしろ、犬食い」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 23:17:45.23 ID:I/MgzwJTO
鶴屋「嫌っ、やめてっ、離してよ!!やっ、やめるにょろ!!」
女子A「キモッ、出たよ『にょろ』」
女子B「そんなにょろにょろが好きならミミズでも喰うか」
女子C「いいなそれ、明日男どもに用意させてこいつに喰わそう」
女子A「明日の昼飯が楽しみだな、なぁ鶴屋」
鶴屋「グスッ…もう、もう嫌にょろ」
いじめ久しぶりすぐる
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 23:23:34.47 ID:I/MgzwJTO
女子A「泣きながらにょろ言ってるよ、キメェ」
一同「アハハハ」
鶴屋(もうダメ、家も学校も…あっ、ハルにゃん。あの子達なら私を受け入れてくれるっ
みくるだって、あいつらに脅されて仕方なしだったにきまってるっさ)
放課後 文芸部室前
鶴屋(さすがにちょっと緊張しちゃうねっ)
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 23:27:13.60 ID:I/MgzwJTO
ハルヒ「よし、決まりよ。今度のSOS団合宿は湖ね」
鶴屋(あっ、またうちの別荘使わせてあげるって流れで入ろっ)
キョン「宿とかどうすんだよ」
ハルヒ「古泉くん、孤島の時みたいに誰か知り合いいない?」
古泉「探してみますが、今週末ではちょっと厳しいですね」
鶴屋(いよいよ、私の出番だねっ)
wktk
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 23:32:08.75 ID:I/MgzwJTO
キョン「また鶴屋さんにでも聞いてみるか?湖の別荘持ってそうだし」
ハルヒ「いや、それは避けたいのよね」
キョン「どうしてだ?」
ハルヒ「今回はSOS団で行きたいの、それにあの人どうもうるさくてね」
キョン「お前が言うなよ。でも確かにちょっとウザイな」
ハルヒ「みくるちゃんごめんなさいね、友達の悪口言っちゃって」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 23:36:25.21 ID:DPA+7cAUO
これ前にもなかったっけ?
まとめでも見た気がする
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 23:36:56.76 ID:I/MgzwJTO
みくる「いいですよ、私も本当は苦手なんです。何かというと私にかまってきて
ちょっと煩わしいなと思ってたんです。」
古泉「あなたが人を嫌うとは珍しいですね」
みくる「嫌いじゃないですよ、ただちょっと鬱陶しいなと思ってるだけです」
古泉「それを嫌ってると言うんですよ、朝比奈さん。僕も彼女はどうも…ね」
みくる「え?え?嫌いと鬱陶しいは違いますよ。長門さんはどう思います?」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/23(土) 23:41:19.21 ID:I/MgzwJTO
長門「……目障り」
キョン「長門ヒデェな、ハハハ」
一同「アハハハ」
その日、学校で飛び降り自殺が起こった。
その事件は地元紙の片隅に小さな記事として掲載されたが
皆すぐに忘れてしまったという
鬱
>>31おやバレましたか。過疎ってたので保守がてら貼り付けてました
> その日、学校で飛び降り自殺が起こった。
> その事件は地元紙の片隅に小さな記事として掲載されたが
> 皆すぐに忘れてしまったという
これで思い出した。
って事は転載なのか?
作者本人なんじゃないの?
IDの数字数とIDの最後の文字(携帯やPCを識別する0やOではなく)が
数字数(数字合計(和(10を超えた場合は一の位)最後の文字
0 佐々木+適当な接続詞 英語大文字(A〜L)・いじめられる
1 周防九曜+〃 英語小文字(A〜L)・閉鎖空間に閉じ込められる
2 新川+〃 英語大文字(M〜Z)・PCを破壊される
3 古泉一樹+〃 英語小文字(M〜Z)・恐喝される
4 中河+〃 数字奇数・子供が出来たといわれる
5 国木田+〃 数字偶数・○に誘拐される
6 森園生+〃 記号・禁則事項できる
7 涼宮ハルヒ+〃
8 長門有希+〃
9 岡部+〃
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 00:10:35.31 ID:ps/T/gZc0
テスティング
SS=ナチス親衛隊でおk?
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 00:15:22.86 ID:nxaDtZz1O
まあテス
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 00:21:25.89 ID:nxaDtZz1O
周防九曜 に 恐喝される
「――金……出せ――」
「持ってないのです持ってないのです」
「――飛べ――」
「は、はい」
ピョンピョン チャリンチャリン
「――――てめぇ――――」
「ひぃいぃぃいぃあああぁああぁあぁあぁぁあ!!!!」
朝、私は制服に着替えて家を出る。
行き先は友人のいない学校。友人の居ない私は必然的にいじめられた。
今日も私はいじめられに行く。助けてくれる人など居ない。
教室に入っても誰も私に声を掛けない。これはもう慣れてしまった。
昼休み、私は購買でパンとお茶を買って逃げるように校舎裏へと行き、素早く昼を済ませる。
午後の授業中、自分のノートに落書きがされている事に気付く。
「気持ち悪い」「学校に来るな」等、私に対する誹謗中傷が書かれていた。
授業が終わりトイレに行くと、個室に閉じ込められて上から水を掛けられた。
「うう…」
泣きたくなるのを必死に堪え、個室から出てそのまま教室に行く。
案の定、自分のノートや教科書はグチャグチャにされていた。
「おい、橘!何で水浸しなんだ!」
教師が私に向かって怒鳴る。私はそれを無視して荷物をまとめ、逃げるように教室を出て走った。
帰り道、通り過ぎる人たちが自分をじろじろと見る。
無理も無い、ずぶ濡れの女子高生が街中を歩いていれば嫌でも目に付く。
私はなるべく人通りの少ない道で誰も居ない家まで帰る。
服を脱ぎ、シャワーを浴びて着替えた私は自室のベッドに寝転んだ。
「もう…嫌だ…」
疲れてしまった。理由も無くいじめられ、毎日を鬱々と過ごさなければいけない世界に。
神様が…涼宮ハルヒがそう願ったから自分はいじめられているのだろうか?
もしそうだとしたら…そんなのは神様じゃない…
何が何でも佐々木さんを神にしよう、そして世界を変えてもらおう。
佐々木さんならきっと、世界を変えてくれるはずだから。
「周防さん、彼女の方はどうだい?」
「──相──変わらず─」
「そうか…そろそろ壊れてもいいと思ったんだが…中々しぶといね」
「──次は──どうする──」
「そうだねぇ…もう少し様子を見よう」
「─分かった」
「くっくっく…早く壊れた橘さんが見てみたいもんだね」
以上です。
突然投下してスマン。
橘いじめ初めて読んだ気がする。
しかも黒幕が佐々木とは……
ほ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 01:50:32.68 ID:UE9SmaOFO
岡部 が いじめられる
岡部「アッー! 俺のハンドボールが全部パンクさせられてる……」
っしゅ
保守
>>36 岡部 が 子供が出来たといわれる。
西嶋「岡部先生、子供が出来たの」
岡部「マジで?」
西嶋「どうしよう・・・」
岡部「
中略。
西嶋「ずっと愛してます、先生」
岡部「俺もだ」
IDチェックの結果からこんなSS書いていたけど書き上げて結局ボツ。
そもそも西嶋を知ってる奴が居るのかが問題だ。という保守。
岡部って誰だ?99のチビの方の事?
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 03:57:22.39 ID:Tb9xXDmxO
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 04:13:51.32 ID:mvyM9q7H0
勝手に続き
「先生……私に子供が出来たら大変でしょう? だったら……。」
「そんな哀しい事言うな! 先生はお前達を守ってやるぞ!」
「岡部……先生。」
放課後の夕闇に二人の影は重なり、一つになった。
――それから一月、岡部は学校で西嶋を避けるようにハンドボール部の指導に熱中していた。
そして西嶋の中に疑念が産まれた……。
その日の放課後、西嶋は誰もいない廊下で、職員室へ向け歩いている岡部に声をかけた。
森さんが閉鎖空間に閉じ込められる、前に似たようなネタ書いたな
タモリ「毎度お馴染み流浪の番組タモリ倶楽部ですが、私、今閉鎖空間に閉じ込められています」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 04:27:30.79 ID:mvyM9q7H0
「先生、ハンドボール部が調子いいみたいですね。……最近声をかけてくれないし。」
「ああ、皆のおかげで絶好調だ。 ……済まないが、こう云うときに声をかけないでくれるか? 誤解される。」
「あ……ごめんなさい。」
西嶋は寂しそうに岡部の後ろ姿をずっと見つめ、涙を零した。
・・・・・・
「ねえ、最近おかしいけど大丈夫?」
「おかしくなんか無いよ? 私は今体力だって充実してるんだから。 ……心配しないでよ剣持。」
「そう? ……だったらいいけど、もし何かあったら教えてね。 友達でしょ?」
「う、うん。 ありがとう。」
西嶋は精一杯笑顔を浮かべたが、その表情には少し曇りが見える。 ……特に仲の良い剣持や瀬能は異変に
気付いていたのだった。 酸っぱい物を好んで食べたり、偶に授業を抜け出しトイレへ行く西嶋を見ていたから。
……人の居ないところでお腹をさすり、幸せそうな表情を浮かべる西嶋を何度か目撃していたのであった。
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 04:36:38.58 ID:mvyM9q7H0
ある日西嶋は仮入部の名目でハンドボール部へと見学に来ていた。 当然、周りの生徒は不思議に思った。
手芸部から運動部へ見学に来る生徒など、これまで居なかったのだから。
「先生、ハンドボールは面白いですか?」
「ああ、西嶋もちょっと汗を流すといいぞ、運動は素晴らしい!」
西嶋は気付いていた、言葉とは裏腹に岡部の表情が曇っていた事に。 そして、いつしか周りの生徒すら
岡部と西嶋の関係を疑い始めていた。
おはようチャック&支援
新川が恐喝される。
荒川「おいオッサン、俺と名前紛らわしいんだよ!」
新川「おや、どなたですかな、私には心当たりはございませんな。」
荒川「マッガーレ」
日向「5組の男子1番が荒川くんです!」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 04:44:22.92 ID:mvyM9q7H0
ハンドボール部にマネージャーとして入部した西嶋は、部員のユニフォームを洗い終え、帰り支度を整えていた。
……気付けば日が暮れかかっている。
「早く帰らないと、お腹冷えちゃうね。」
西嶋は制服の下にスパッツを履くと、部室等の二階から階段を下りる。
「今日は何を食べようかな、栄養のバランスを……ああっ!」
背中に衝撃を受け、西嶋は階段を転げ落ちる。 彼女は地面に頭を打ち据え、気を失う直前に何者かを見た。
西崎とかSS初登場だろwww
あんな娘が岡部なんかと……!
しばらく見ていない間に何と言う展開www
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 04:56:29.02 ID:mvyM9q7H0
気付いたとき、西嶋は病院のベッドの上にいて、視界の中には家族と岡部の姿があった。
「おかあさん、お父さん……先生。 ちょっとドジしちゃった。」
「もういいから、ゆっくりと休みなさい。」
額に触れた母の手は冷たく心地よい。 西嶋は下腹部に痛みを感じ、そのまま意識を失った。
・・・・・・
「……念ですが、お腹の子は助かりませんでした。」
「ええっ、あの子に赤ちゃんが居たんですか! そんな……。」
「……ご存じなかったのですか。 四ヶ月というところだったんです。」
「そんな、わたしに相談してくれれば……。」
西嶋は下腹部に手を添える ……鈍い痛み。 そしてそこには虚無とも言える感覚があった。
(赤ちゃん、私の赤ちゃん……。 もう居なくなちゃったの?)
「……西嶋さん、お話があるのですが。」
「先生、娘に何があったのですか!?」
「……実は下腹部に蹴られたような痣が出来ているのです。 おそらくそれが原因で……。」
「そ、そんな、先生! 誰がやったんですか!?」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 05:06:14.50 ID:mvyM9q7H0
「私には分かりませんが、もしかしたら相手が……いえ、一医者が言える事は何もありません。」
「先生、この事はどうかご内密に! ……この事が知れたら娘は暗い将来を背負ってしまいます。」
「……お母さんがそう言うのであれば。 ただ、私の見解では……・。」
(この人は何を言っているんだろう。 ……先生はお見舞いに来てくれた。 優しい先生がそんな事をするわけが
無い。 いつだって私を気遣ってくれた。 一緒にいてくれた。 嘘……よ。)
それから西嶋は病院のベッドの上で、一人ぼんやりと子守歌を歌ったり、お腹をさすって泣いたりしていた。
ヤンデレフラグか?!
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 05:15:20.68 ID:mvyM9q7H0
数日後、西嶋は病院の屋上の柵を越え、屋上の縁に立っていた。 両手両足には有刺鉄線で出来た傷が
生々しく、ボロボロになった入院着が風にはためいていた。
「やめろ! 西嶋!」
「……先生、来てくれたんだ。 ……嬉しい。」
「落ち着け、そんな事をして何になるんだ。」
西嶋は哀しそうな表情を浮かべ、岡部を見つめた。
「先生、赤ちゃん居なくなっちゃったの。 でも、あの子一人じゃ寂しいでしょ? だから……。」
「馬鹿云うな、お前にはこれから長い人生が待っているんだ! だからこの手を取るんだ!」
「嘘、吐き。 ……私、本当は知ってたんだよ。 でも、先生が好き。」
西嶋は微笑むと空へ身を投げ出した。
おわり
なかなか最低の終わり方でした。 すまん!
西嶋含めたモブキャラのSS書こうと思ってた俺涙目。
いい鬱展開だったと思う、乙!
保守、なんか俺も書くかな・・・。
ほ
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 07:59:47.81 ID:szP1W2DkO
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 08:29:08.45 ID:Rb7c/jisO
二度寝
保守・・・。
保守
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 10:29:34.91 ID:9BPoCYYc0
ニートの常識
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 10:53:33.62 ID:Rb7c/jisO
保守
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 11:18:48.12 ID:FQ6NJvKF0
ほしゅ
保守
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 12:17:19.07 ID:Rb7c/jisO
保守
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 12:18:24.56 ID:Rb7c/jisO
涼宮に恐喝される
保守
ほ
し
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 14:15:07.57 ID:cgy+GuPaO
そ
朝倉「下着が全部なくなってる!?…ん?手紙?」
朝倉さんへ
下着は全部いただきました。
お金を置いておいたのでこれで新しい下着を買ってください
貴方を愛する古泉一樹より
朝倉「ふ…ふざけるなぁぁぁぁぁ!」
長門「うるさい、近所迷惑だバックアップ」
朝倉「長門さんの友人の古泉くんが私の下着盗んでいったのよ!」
長門「現金を置いていっている。盗んではいない、買い取った」
朝倉「無許可で持っていったんだから盗んだと一緒でしょう!」
長門「正直どうでもいい」
朝倉「くっ…人事だと思って…」
長門「そうでもない。私も先ほど同じ事を中河という『彼』の友人にやられている」
朝倉「……ごめんね」
長門「別に気にしてない。一緒に買い物に来て」
朝倉「うん」
屋根裏の谷口「うはwwwあいつらマジ外道wwww保守」
古泉がガチホモじゃねぇ!?
保守
朝倉「下着買いに行ってる間に山根君が侵入したようね…」
長門「何故わかるの?」
朝倉「ほら、盗聴器に隠しカメラ」ジャン
長門「変態ばかり…嫌になる」
朝倉「ちなみに長門さんのところにはコンピ研部長が同じのを仕掛けてるわ」
長門「明日締め上げる」
朝倉「どうでもいいけど、周防さんは藤原君に同じ事をしてるみたい」
長門「…江美里は?」
朝倉「江美里と会長は…ほら、学校でもギシギシアンアンするくらい仲良いから」
長門「世の中色々間違ってる」
朝倉「同感ね…」
穏健派「早く孫の顔が見たいな!保守」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 15:52:54.35 ID:ILV8sPnx0
ほ
なんと言う世の中の間違い!
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 16:27:29.03 ID:/eg0qiMYO
うむ。確かにハルヒが悪い。だが何かおかしくないか?
なぜ橘が…便所のアレなんつったかな。あのゴシゴシする汚いやつ。あれを凶器に用いたか、だ。
昼ドラでたわしをコロッケみたいに、食べて?とか言うのはあるが、そもそもたわしは食えない。
それに、あのゴシゴシする汚いやつが本当にたわしなのかも疑問だ。多分たわしだろうがな。
話がそれた。とりあえず、長門の使用済みロケット鉛筆が谷口の命を助けたのは確かだ。
谷口も、あの時はオスグットになる一歩手前だったからな。ただ、長門の使用済みロケット鉛筆のおかげで脳梗塞は免れた。
国木田もあのゴシゴシする汚いやつと消火器に頭を打ち付けながら泣いて喜んでいたしな。まぁ、国木田はドMだからどうでもいいが。
しかし、なぜ朝倉がディフェンスに定評のある橘と共謀して古泉を止めようとしたか、それがわからないな。
誰かわかるやつはいないのか。そうだ。九曜なら何か知っているかもしれない。
俺は自転車のカゴに小さくなった吉村美代子…通称ミヨキチと、なぜかグラマラスな色気を醸し出す妹を乗せ、夜の街に飛び出した。
その時岡部は、喜緑さんと会長の痴情の縺れからくる修羅場のド真ん中で、ハレ晴れユカイをフルで踊ったという。
なぜ俺がこんな支離滅裂な事を羅列しているかというとだな。
つまり
アナル特有のカオス分が足りない。
保守
保守
夜勤なんで寝るわ。
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 18:05:10.21 ID:UdlV6JCw0
保守
100 :
万民の神 ◆banmin.rOI :2008/02/24(日) 18:26:20.22
株 ID:NUm6ARbC0 BE:129272843-PLT(12346) 株優プチ(news4vip)
100
>>36 森園生 に 恐喝される
森「古泉、金」
古泉「何ですか急に!?」
森「いいから金出せ」
古泉「そんな事言われましても、明日給料日でしょう……」
森「だから金出せって言ってるんだよ! こちとら1週間前から梅干しか食ってないんじゃ!」
古泉「それは自分が悪いんでしょうに。給料が振り込まれた日にパチンコで給料全部スるからですよ」
森「もういい。古泉、あんた来月給料カットだから」
古泉「えぇぇ?!」
森「新川、金」
新川「急に何でございますか……」
………
……
…
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 18:59:40.26 ID:9BPoCYYc0
涼宮(すずみや)って辞書登録してるやつ挙手
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 19:01:10.30 ID:22au+uQb0
ふぅ・・・・・・・・
とりあえずお前達冷静になれよ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 19:01:25.32 ID:nxaDtZz1O
ノ
キョソの旅 ――The Anal World――
第十二話 「最後の国」
http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/4281.html ハルは何も言わず、きびすを返して立ち去ろうとします。
「待てって」
キョソは思わずハルの手を取っていました。いつもの彼ならば、こんな無愛想な人物など余裕でスルーしているところですが、この時は違いました。
「……何よ」
「いや、その」
呼び止めたものの、キョソは何を言うべきか迷っていました。実質、ハルと話すのはこれが初めてでしたから。
「あんた」
ハルが言いました。彼女はキョソではなく、路上の何もない一点をぼうっと見ていました。
「サキ姉と結婚するの?」
キョソの心臓はキャット空中三回転半ひねり足くじきな具合にもんどりうってフライハイ、ラプソディインブルーでした。要するにどっきりしました。
「な、何言ってんだよ! んなことあるはずないだろ」
キョソは手を離して言いました。ハルはキョソをちらりと見て、
「目が泳いでる」
「……」
「まあ、あたしの知ったことじゃないし、勝手にすればいいわ」
ハルはそう言うと、キョソが止める間もなく去ってしまいました。
「何なんだよあいつは。ぶしつけだな」
キョソはつぶやきました。けれど、彼はやはりハルのことが気にかかりました。
彼女の瞳には、何かミステリアスな光が宿っているようでした。
「ハルのことが気になるのかい?」
サキはキョソに言いました。
午後のお茶の時間。結局呼ばれていったキョソです。
「な、何でだよ。あんな変な女、気にならん」
サキはクスッと笑って、
「僕の妹に変な女はないと思うけど?」
キョソのティーカップに紅茶を注ぎました。キョソは顔の温度が上がるのを感じました。
「しかし、王族ってのはこんなにヒマなものなのか」
キョソはごまかすように言いました。サキは頷くと、
「まあね。政治のほとんどは国の政務官がやっているし、僕らの実務はほとんど形骸化している」
「王様のお触れも妙にくだけてたよな」
キョソが言うと、サキは笑いました。
「そうだね」
キョソはまた胸の高鳴りを感じました。
楽しいひと時はあっという間に過ぎ、キョソは宿屋に戻ってきました。
帰り際、モリーに「いかがでしょう。婚約の件、真剣に検討していただけませんか?」と言われたのも相まって、キョソはなんだか幸福でした。
「こいずみー」
自室の明かりを点けて、キョソはモトラドの名前を呼びました。
しかし返事はありませんでした。
「こいずみ?」
キョソはいぶかしく思いました。ここは大きな国でしたが、それでも一日もあればとりあえず満足してモトラドは帰ってくるだろう、というのがキョソの見通しでした。
しかしこいずみくんは不在でした。キョソは何となく不安になりました。
「こいずみ。出てこいよ。いるんだろ。おい! 変態、アナル、ガチホモ!」
やはり返事はありませんでした。
キョソは不安なまま、うとうとと夢の泉に漕ぎいでるのでした。
夜。王城の一室。
どこかから話し声が聞こえてきます。
「久しぶりにモトラドが見つかったらしい。それもかなりの年代ものだとか」
「それも廃棄処理されるの?」
「そうなるだろうね。僕がこの承認の印を押せば、交通省がすみやかに処理するだろう」
「……あたし、モトラドって結構好きなのに」
「この国ではホヴィーを主とした公共交通機関以外利用禁止なんだから仕方がない」
「誰が決めたのかしら」
「誰かが決めたんだよ。慣習というのはそうそう簡単にくつがえるものではないからね。さあ、そろそろ眠ったらどうかな」
「サキ姉は寝ないの?」
「まだ少し仕事が残っているから。判を押すだけの退屈な業務だけれど」
「そう。わかった。おやすみ」
「おやすみ」
翌朝。
キョソは起きてすぐ、こいずみくんがいないことを思い出しました。
今日は王城に向かう気にはなれず、モトラドを探すべく街へ繰り出しました。
空には薄く雲がかかり、遠くに見えていた朝日もどこかへ消えてしまいました。
キョソは広い広い城下を歩き回りました。一時間と経たぬうち、彼は西地区の広場で人々がざわめいているところに出くわしました。
集団の真ん中で、ひげをたくわえた一人の男性が話しています。
「あー、こほん。こちらは世にも珍しい人型モトラドだ。とうに承知のこととは思うが、この国ではいかなるタイプであろうとモトラドに乗ることは禁じられている。
モトラドは事故を起こす。それに騒音もひどい。排気ガスは大気を汚し、やがては世界を滅ぼすのだ。ちょうどいい機会だ。あらためてモトラドを公の元で解体し、今後の世のいましめとしようではないか」
キョソは人の波を押しのけて最前列に出ました。
「こいずみ!」
そこには原動力を失したこいずみくんの姿がありました。
両の瞳は閉じられ、手足はぴくりとも動きません。
棺のような台座の上で、キョソの相棒のモトラドは静かに横たわっていました。
「おい、これはどういうことだよ! お前、こいずみに何したんだ!」
キョソはいきり立ってひげの男性に詰め寄りました。男性は眉をひそめて、
「おや、あなたはどなたですかな?」
「旅人だ。そんなことよりこいずみを返せ!」
すると男性は鼻で息を吐いて、
「っほ。もしやこのモトラド、あなたのものですかな? ほう。だからこの国の法律を知らなかったと。なるほど道理で。
……旅の方、遺憾ですが、いかなる理由であれこの国にモトラドを持ち込んではならぬのです。国民であれば毒物所持と同等の重罪ですぞ?」
「そんな理不尽な法律があってたまるか。こいずみを返せ!」
「もう解体執行の承認は下りているのです。あいにくですが」
男は近くにいた部下数名に合図をしました。部下のうち二名はキョソを捕らえ、残りのものは見たこともない大きな機械をこいずみくんに向けました。
「やめろ!」
キョソは叫び、人々はざわめきました。
「モトラドは悪だ! やれ!」
モトラド破壊装置がこいずみくんに近づいた、その時――、
(続穴)
こいずみぃぃぃぃ!
しかしあのこいずみを動けなくするとは……
続きwktk!
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 19:38:02.88 ID:9BPoCYYc0
そんなに整形で目をいじる女が多いのなら
まさかこいずみが捕まるとは……
続きwktk
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 20:10:38.39 ID:9BPoCYYc0
あのさ・・・
なんだい?
2日程前からパートスレをageまっくってる人が居るね。
保守。
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 20:43:14.49 ID:9BPoCYYc0
漫画の泣いたシーンとか教えてくれないかな
保守
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 21:14:34.81 ID:9BPoCYYc0
ガチで幽霊見えるけど質問ある?
病院へ行け。窓のないな
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 21:49:43.58 ID:9BPoCYYc0
簡単な問題を深読みして答えるスレ
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 21:54:43.29 ID:mvyM9q7H0
俺達は放課後に谷口やクラスの連中とカラオケに来ていた。 ……次は俺の番か。前奏が流れ出した瞬間、
谷口と山根がビクリと反応をする。 何かに怯えた表情。 …馬鹿な、「ないしょ予約」にしているから、内容まで
分からないはずだ!!
「カントリ〜ロ〜ド このm (ry」
「ぎゃああああああ やめろ、キョン! 俺には酷過ぎる! ヒッ、ヒッ、ヒイイイイイ」
谷口の悲鳴がカラオケボックス内に木霊する。 山根は耳を塞いだままブツブツと「朝倉さん朝倉さん……」と
つぶやいている。
「どうしたんだ? いい青春アニメじゃないか。 俺達は今青春まっただ中だぞ。」
「耳が! ミミガァァァアアア!」
俺は痙攣する山根を尻目に、谷口のリクエスト通り沖縄の料理を注文し終わり再び歌い出した。
おわり
こいずみぃぃぃ!!
続きWktk
保守
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 22:21:07.44 ID:9BPoCYYc0
ロックマン
杉田ってそんなに歌下手かなぁ?
キャラソン聴く限りでは普通だと思うんだが。
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 22:48:25.44 ID:9BPoCYYc0
【お前ら何型?】お前ら何型?
>125
「耳をすませば」 「orz」でググってみて。
谷口と山根は「耳をすませば」に反応してたのかw
青春か……
●<キョンたんを見るだけで胸がきゅんきゅん! これも青春ですね!
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 23:18:05.62 ID:9BPoCYYc0
あぁぁぁ…綾波のフィギュアが
保守
保守
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/24(日) 23:39:00.81 ID:M1eA7cqR0
寝る前保守
134 :
TSもの:2008/02/24(日) 23:53:18.06 ID:mvyM9q7H0
春一番が吹き荒れた翌日、俺はまだ起きたばかりのボヤけた頭で部屋を出た。 今日は妹のボディプレスを
回避する事が出来、ちょっといい日になりそうな気がした。
「ふう、今日はいい日になりそうだな。 ……?」
スウェットを下ろして用を足そうとする。……おかしい、寒くもないのに俺の息子は縮んだのか?
母さん、俺の頭はどうかしてしまったようです、付いているはずの物がありません。 俺はひとまず座って用を足し、
洗面所で顔を洗った。 目が覚めればこの男子高校生特有の狂った悪夢は終わるはずだ。
顔を上げると別人になった俺が俺を見ていた。 ……再び顔を洗って鏡を見ても状況は変わらず、
九回裏ランナーなし、三点差でツーアウト、ツーストライクといったところか。 こういう場合は無駄に騒ぐと
状況を悪化させかねない、仕方がない、バレないうちに学校へ行って長門達に相談するか。
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 00:06:26.70 ID:ir0WgjD30
>134
俺は足音を忍ばせて自室へと向かった。 ……よく見ると家の間取りは一緒であるが、家具やタオルなど
備品類が一部違っている。 俺の家は一般的な二階建てで、間取りが一緒の家など探せばあるはず、
つまりは今俺は他人の家に不法侵入している可能性すら有るのだ。 絶対に家の者に感づかれてはならない。
……かといってもスウェットで登校しよう物なら不審者扱いは間違いないな。
俺はひとまず着替えをする事にし、先ほど誰もいない事を確認した部屋へと急ぐ。 とりあえず外出可能な服を
探す……そこにはご丁寧に北高の女子の制服が吊り下げられていた。 以前ハルヒがしていたように着てみると
まるで俺の体にあつらえたようなフィット感である。 ……しかし、スカートがスースーするのは勘弁して欲しいな。
俺は洋服タンスの中からスパッツを拝借した。 ……男子高校生がこんな事をしていたらまるっきり変態だが、
幸いにも部屋の鏡を見る限りは女に見える。 今日に限ってはこれが正解か。
俺は通学鞄をとり、こっそりと玄関を出ようとした。
カタン
ローファーを履くときにうっかりと靴を鳴らしてしまった。 まずい、ここでゲームオーバーか?
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 00:15:48.97 ID:ir0WgjD30
>135
「どうしたの?」
運悪く家人と目が合ってしまった。 ……あれ、母さん? そうだ、ここは俺の彼女という事で押し通せば、
何とか切り抜けられるに違いない。 もちろん、事件が解決した後は家族会議を開かれるだろうが…・・。
「キョン、朝ご飯を食べないの?」
「俺、今日は急ぐから。」
「そう、じゃあ何か買って食べてね。 あと、俺は止めなさいって言ってるでしょ?あと、寝癖付いてるわよ。」
母さんは俺の髪を櫛ですき、頭の後ろで髪をまとめた。 髪が櫛に引っかかったり、ゴムで頭皮が引っ張られ
かなり痛い、今日の心労と併せて俺はハゲるのではないだろうか。
「ほら、これで大丈夫。 行ってらっしゃい。」
「行ってきます。」
俺は部屋から拝借した通学鞄を肩にかけ、ドアを閉めて溜息を吐く。 何だったんだ、今のは?
……そう、まるで俺がその家に自然に住んでいたかのような自然な反応。 もしかして俺がおかしいのか?
ひとまず、学校へ行かなければ。
保守おわり、寝ます。 明日書けるか分からないので一応続かないってことで。
是非、続けてくれ。
耳をすませば orzでググっちまって、青春まっただ中の俺には痛い言葉ばかりが出てきてアナル逃避がしたいんだ。
激しく続きが読みたいですっ!
139 :
SOS団の無職5:2008/02/25(月) 00:27:58.19 ID:tGAiM+ej0
<<前回のあらすじ>>
キョンはついに自分の弱い心に打ち勝ちました。一言で言えてしまうほど簡単なことのようで、それはとても難しいこと。
古泉との話の中でイニシエーションについて聞かされるが、そんなの理解できません。門外漢が学術的な話についていけるわけがありません。
それでも、「自分自身を変えたいのなら、意識の根本的な部分を変える体験をしなければならないらしい」ということが何となく分かりました。
けれどその方策など皆目分かろうはずもありません。どうしていいか分からないからこそ、みんな毎日悩んでいるのです。
〜〜〜〜〜
あれほど広く、殺伐としていて、無駄な物など一切無かった長門の部屋に今はゴチャゴチャと引越し直前の家のように荷物がごった返していた。
フローリングの机の上にはハルヒのナップサックが投げ出されているし、床の上には古泉、鶴屋さんのバックが置かれている。部屋の隅にも朝比奈さんの大きな衣装バックが整えられている。
「みんな、そろったわね!」
ソファーの上で胡坐をかくハルヒは、有頂天な表情で室内をグルリと見渡し、SOS団員たちに声をかけた。
俺は「なんてこった……」と呟きながら、ハート柄のエプロンの袖に腕を通した。
俺が長門のマンションに厄介になっているとハルヒが知り、そのハルヒが自分も長門宅に泊り込む!と宣言した時から、およそこうなるであろうことは予測していた。
……なにも、SOS団員全員で長門の家におしかけなくてもいいじゃないか……。
この世に心配事など何もないかのようにはしゃぐハルヒと鶴屋さんに背を向け、俺はキッチンへと移動した。
能天気なハルヒと同じじゃないんだ、俺は。自分という人間を見つめなおす転機として、ここに身を寄せているんだ。なのにそれを面白そうという理由で追ってくるなんて。迷惑千万だ。
140 :
SOS団の無職5:2008/02/25(月) 00:28:34.42 ID:tGAiM+ej0
「あ、キョンくん。お料理、手伝ってくれるんですか?」
ピンクのエプロンに、白いモコモコしたスリッパがよく似合う朝比奈さんが台所に立っている。その後姿はまるで新婚ホヤホヤの幼な妻を夢想させるほど輝いていて……って、何を妄想しているんだ俺は。
「ええ。本来夕食を作るのは俺の役目ですから。料理ができるかどうか怪しい古泉は別としても、ハルヒと鶴屋さんも夕食の手伝いくらいしてくれればいいですのにね」
「うふふ。いいじゃないですか。家庭の事情でここにいるキョンくんにとっては、遊び半分でお泊りに来てる私たちが無神経に映るかもしれませんが、あれでも涼宮さんたちも気を遣っているんですよ」
朝比奈さんが無神経なわけないじゃないですか。無神経なのは、突然SOS団全員に長門宅へ宿泊命令を出したハルヒただ一人ですよ。まったく、鶴屋さんなんて高級そうな菓子折りまで持参していると言うのに。
「鶴屋さんってノリが軽そうなのに、結構そういう礼儀作法的なところでは抜かりがないんですよね」
しゅるしゅると器用にじゃがいもの皮をむいていく朝比奈さんの隣で、俺はばりばりと玉ねぎの皮を剥がしにかかった。
普段は見られないエプロン姿の朝比奈さんの隣に肩を並べて立ち、一緒に料理をするというシチュエーションも悪くないな。むしろ大ありだな。
その後も、朝比奈さんの自動車学校での出来事や俺の身の上話などをぽつぽつ交わしながら、二人でカレー用の野菜を切っていく。
「そういえば、キョンくんは家出って聞いたんですけど、ご家族の方には連絡をとってないんですか? ご両親も妹さんも心配されてると思いますよ?」
俺の方をちらちらと覗き見ながら、朝比奈さんは心配気な表情で申し訳なさそうにそう言った。
「連絡はしてますよ。家を出た初日の夜に、妹に。理由は言っていませんが、しばらく家には帰らない、と」
親から連絡がこないように、ここ数日は携帯電話の電源をずっと切っている。連絡はあれ以来取り合っていないが、きっと妹なら俺がここにいると知っているに違いない。
毎日公園での顔合わせが終わり次第、SOS団は長門のマンションへ移動しているって妹は知っているからな。分かっていながらそっとしてくれている妹の心遣いに、改めて感謝の念を抱かざるをえなかった。
「キョンくんは、どれくらい長門さんのお家に居るんです?」
あ、ごめんなさい!と慌てて付け加える朝比奈さんの困った顔に苦笑しながら、俺は手元のニンジンへ目線を戻した。
「長居する気はないですよ。長門はしばらく居てもいいと言ってくれてますが、さすがにそれは気が引けますし。後何日かで帰ろうと思ってます。早ければ、明日にでも」
そう。いつまでも長門の好意に甘えているわけにもいかない。いつまでも現実から逃げているわけにはいかない。極力逃げるのはよそうと、自分で決めたばかりなのだから。
ただ、俺は家を離れて自分というものを見つめなおしてみたいと思っている。それで何かが得られそうな気がするから。
できあがったカレーの鍋を持って、俺はフロアルームに移動した。朝比奈さんが食器の準備をしている間に重い物を俺が運搬してきたのだ。朝比奈さんにカレー鍋を運ばせては、うっかり転んで落としてしまう可能性もあるしな。
「まただわ! もう、むかつくわねえ!」
居間に戻ると、ソファーにふんぞり返るハルヒが携帯電話を手にプリプリと怒っていた。スパムメールにでも悩まされているのだろうか。
「違うわよ。最近何故か、やたら非通知の電話がかかってくるのよ。それで、出たら即行で切られるか、無言電話。腹立つわ!」
どこかでいらぬ恨みでも買ったんじゃないか? で、その相手から嫌がらせを受けているという線が考えられそうだ。
「でも私、よっぽど親しい人にしか携帯番号教えてないのよ? 恨まれるような相手に電話番号を知られているわけないし。それとも、どっかの企業から個人情報が流出してるとか!?」
そんなことは知らん。そんなのは相手にしなけりゃいいだけの話だ。それより、ほら。机の上を片付けろ。朝比奈さんと俺の合作カレーが食えないぞ。
「分かってるわよ、そんなこと!」
ぶつくさと文句をたれながらも、古泉と鶴屋さんの手を借りて机の上とその周囲の荷物を脇へどけるハルヒ。
ようやくスペースの空いた机へカレー鍋を置くと、無言の長門が俺に大きな袋を差し出した。ファンシーな柄の布だが、見覚えのある袋だ。
「さっき、あなたの妹が着替えだと言ってもってきた。あなたが料理中だったから、代わりに受け取っておいた」
そうか、これは妹の袋か。あいつ、俺の着替え持ってきてくれたんだ。そっか……嬉しいな。
長門から受け取った着替えの重みを自分の手で感じた時。携帯を切って家族との連絡を一方的にシャットアウトしていた自分が恥ずかしくなる。妹がこれほど俺をアシストしてくれているのに、俺ってやつは。後で礼を言っておかないと。
その後、朝比奈さんが台所からお茶や食器を持ってやって来て一斉に居間がにぎやかになっても、長門はじっと俺を見ていた。無言の視線ではあるが、そこからは、何か言いたげな強い意志を感じる。
「長門、どうかしたのか? なにか俺に言いたいことがあるのか?」
家賃を払えといわれても、俺には断る権利はないな……。もし本当にそう言われたら、出世払いまで待ってもらうしかないな。
「あなたの、妹の件」
俺の妹? 妹が何か言ってたのか? さっさと帰って来い、くらいは言われてそうだな。
「あなたに伝えるべきかどうか判断がつかず、今まで黙秘していたことがある」
長門は、真剣だった。
俺と長門の背後で、ハルヒたちがワーワーと騒ぎながらカレーを食器によそい、サラダにドレッシングをかけて机の上に並べている。
あきらかに、そこに流れる明るい夕食の空気と、俺と長門の間に流れる重苦しい沈黙の雰囲気は異質だった。
「あなたが家を出てここへ来た初日から、あなたの妹がこのマンションの前に立っていた」
重い口を開き、長門がしゃべり始めた。
「それから毎夜、あなたの妹はマンションの表から、私の部屋をずっと見ていた」
俺は返答に窮する。妹が、マンションの前で毎晩?
まさか妹がそこまで俺のことを心配してたなんて……いい年した兄貴をそこまで気遣うというのもどうかと思うぞ、我が妹よ。そう言って苦笑しようとした俺の笑顔を、長門の言葉が凍りつかせる。
「あなたの妹は毎夜マンションの前へ現れては、平均して20時から26時まで、マンションの前に立っていた」
一瞬、俺の思考がマヒする。長門の言った言葉の意味がよく理解できなかった。
「……なあ、長門。20時って……夜の8時だよな。26時は、ええと、深夜の2時? 6時間も、俺の妹が、夜毎……マンションの前に?」
タチの悪い冗談かと思った。しかし、そんなタチの悪い冗談ともっとも遠い位置に立っている人物が長門有希ということを、俺はよく知っている。
長門はいつも真実しか口にしない。長門が俺に嘘をつくなんてありえない。だが、妹が、毎晩毎晩深夜に6時間も……そんな話、にわかには……
「あなたに混乱を与えるだけと思い今まで黙っていた」
わずかに悲しそうな顔をして、うつむいて、長門は、そっと俺の前から歩み去った。
な、なんだってんだ? どういうことなんだ? さっぱり分からないぞ。俺は長門から与えられた情報をいかに飲み込んだものか判じかね、手の中の着替えの入った袋をじっと見下ろしていた。
その時、背後から携帯電話の呼び出し音が聞こえてきた。昔っから一途までに変わらない音だから誰の携帯だか一発で分かる。ハルヒの携帯だ。
「あ、まただわ……!」
さっきまでの喧騒が嘘の静り返る。この静寂は、通話の邪魔にならないようにと皆が気を遣ったものではない。ハルヒにかかってきた電話が、さっき言っていた非通知のイタヅラ電話だったから誰もが言葉を失ったのだ。
あんまりしつこい非通知電話なら即座に切ってやっても良いだろうが、そうしないのが好戦的な涼宮ハルヒという人物だ。
「もしもし!? どちらさま?」
眉を吊り上げ、迷わず受信ボタンを押すハルヒ。非通知で相手が誰かも分からないのに、しょっぱなから怒りモード全開で誰何する。
「……もしもし? 黙ってたら分からないでしょ。名前くらい名乗りなさいよ」
予想通りの展開だ。電話の相手は無言を通しているらしい。その様子を見つめていると、電話を受けているハルヒ本人より、むしろ周囲にいる俺たちの方が心情的につらい。
「あんたね、毎日毎日飽きもせず、安くない携帯代を払って何で私に無言電話なんてかけてくるの? 私に何の恨みがあるって言うのよ? 何とか言いなさいよ……もしもし? もしもし!?」
直感した。電話が、切られたのだ。
ハルヒは無言で携帯を閉じ、乱暴にズボンのポケットにねじこんだ。
その後の夕食は楽しいものとなったが、それでも最初は、乾いた、どこかよそよそしい雰囲気が拭えなかった。
〜〜〜〜〜
これは私にとって日課のようなもの。涼宮ハルヒの怒声を一通り聞き流し、相手のイライラが限界に達そうという直前に、電話を切る。
そんな私の日課を見ている者は誰もいない。携帯につけてあるウサギのストラップの、うつろな瞳以外には。
私は底意地の悪い愉快な気分を腹の中にためこんでベットの上に寝転がった。
今ごろ、キョンくんは何をしているだろう。晩御飯を食べてる頃かな? あのSOS団と一緒に。
無性に、いらいらと、落ち着かない。
キョンくん、キョンくん。どうして家を出てしまったの? 私には分からないよ? 何の不満があったの?
数日前、私が朝キョンくんとゲームで遊ぼうと思い、つい心無い言葉を口走ってしまったから? きっとそうだ。そのせいで、キョンくんは出て行ってしまったんだ。
そうに違いない。そうじゃないと、他に理由が思い浮かばないもの。
私はいつも彼の理解者であろうと努めてきたし、その甲斐あってキョンくんも私には、お父さんお母さん以上に心を開いてくれていたもの。
なんて失態。つい口からまろび出てしまった舌禍とはいえ、悔やんでも悔やみきれない後悔。ああ、イライラする。落ち着かない。
昔からそうだった。ズボラな性格のキョンくんには、私がいてあげないといけないんだ。私がいてあげないと、彼は朝も満足に起きられないんだ。
私がいてあげないと。ちょっと年の離れた兄とはいえ、彼はまだ精神的に成熟していないんだ。だから私の面倒見があってようやくそれなりに大人をやっていけるんだ。
涼宮ハルヒたちSOS団なんかに、キョンくんの世話なんてできるわけない。いつもいつも兄を引っ張り回して一緒に遊んでいるけれど、SOS団にできるのは、せいぜいそこまで。身の回りの世話とは別次元の話。
なのに、自分の面倒も満足に見られない集団が、そんな彼の傍に昼夜いるなんて!
長門有希のマンションにキョンくんが泊り込んだのは、キョンくん自身の意思。それはしかたないことだから、有希ちゃんを責めるのはお門違いだと理解している。
そもそも有希ちゃんは他人に対してあまり興味を抱いていないようだから、キョンくんどころか誰の世話だって焼かないはず。兄をマンションに泊めているのも、隣家の飼い犬を一時預かる程度にしか思っていないに違いない。
朝比奈みくるは世話焼き女房のような性格だが、それは兄には関係のない話。あくまで兄に対しては友人の範疇を出ない付き合いだし、彼女は兄と一定の距離を保った関係を適切と判断している節がある。彼女も問題ない。
鶴屋さんなんかは論外だ。日々を楽しければそれでいいと思っている彼女は、キョンくんのことを友人以上の存在だなんてカケラも思っていない。まさに兄の女友達として最適な女性。
しかし涼宮ハルヒは違う。高校生時代から、兄に対して友人以上の感情を持っているようだ。だから必要以上に兄に絡むし、連れまわす。兄の気も知らないで。
そんなことを思うようになったのも比較的最近のことで、昔は彼女のことも心許せる素晴らしい友人だなんて思ってたんだけれど。子供だったとはいえ、なんて愚かな勘違い。
それにあの人の何が気に入らないかって、あの人が兄を見ている時の目が気に入らない。友人だとか友情からくる信頼だとか、そういう物を超えた、ひどく感情的な色が、たまに入り混じる時がある。
それがたまらなく嫌なのだ。あの人の「女の目」を見ていると、まるで背筋を巨大なイモムシが這い登ってくるようなおぞましさを感じる。その時、私はたいそう不愉快になる。
だから、私はあの女を認めない。たとえ兄があの女を認めたとしても、私だけは決して認めない。
私はずっと勉強に追われてきた。寝ても覚めても勉強漬けの毎日。最初のうちは何か目標があって、そこを目指して勉強していたはずだったけれど、ここ数年は違った。目標なんてない。ただ勉強するために勉強していた。
勉強のために勉強して、その勉強のためにさらに別の勉強に取り組む。そしてまたその勉強を続けるために異なる勉強を……。
ずっとループする勉学の輪の中で、次第に私には、自分が勉強のために生きているような錯覚の中で日々を送っているような感覚が芽生えてくる。すると勉強そのものが私の存在意義となり、摩り替わり、定着して、固定される。
学校では友人たちと楽しくおしゃべりしたり遊んだりしていたが、それ自体も勉強に他ならない。勉学で偏った脳をリフレッシュさせ、机上の参考書以外のことを吸収するための勉強。
言うなれば他人とのコミュニケーション。社会科の勉強っていう感じかな?
私の行動はすべからく勉強こそを第一義としたものだった。全て理にかない、計算のうちでの行動のみをとってきた。
勉強。勉学。勤勉。そう、あらゆる面において勤勉であることが私の美徳であり生き様だった。また、日本という国はそうあることを奨励する国でもある。常に学び、実直であることが私の美徳であり、この国の美徳なのだ。
だから私はずっと、胸を張って生きてきた。
しかしある時から、不意に、恐ろしい考えが私の胸に病巣のように住まい始めた。
どんなにどんなに勉学に努めようとも、学ぼうとも、それは私自身の中で全て解決がついてしまうことなのだ。つまり、勉学は、私と私の外の世界をつないではくれないわけで。
高校生の頃。私は急に不安になった。こんな広い、広大な世界の中で、私はひとりぼっちなの?と。
親の友達も、学校の先生でさえも、私に関わる人間たちはことごとく上辺だけの存在だった。誰も、どんな人も、私の心の琴線にふれてはくれない。
当たり前だ。私は勉強だけを信奉する、勉学人間なのだ。勉学とは己の内のみで解決し、解消し、消化し、昇華していくものなのだ。それはたぶん……絶対的な意味での、孤独。
それが、ちょっと悲しかった。勉強さえしていれば何の感情もわいてこなかったけれど、孤独であることは、寂しいことだなと思った。
けど、違った。私の存在を、勉強以外の面で私という人間を理解してくれる、たった一人の人がいた。
それが、兄だった。
兄はズボラな人だった。毎日朝は寝坊三昧で、休みの日ともなると私が起こしてあげないとそのまま夜まで寝ているような人だった。
私が勉強に目覚めるずっと前からつきあっていた家族だから、彼との関係にだけは勉学の影を感じなかった。親のように成績がどうこうと言ったりすることは絶対になかったし。
彼は世話を焼いてあげないといけない人。そしてそれはもっとも身近にいる私にしかできないこと。
こんな話を聞いたことがある。他人に世話を焼かれる人は、3種類の行動を執るという。反発して反抗する。現状を受け入れてなすがままにされる。そして、甘えて依存する。
兄は、3番目の人だった。つまり、私が世話を焼くことによってその状況が当然のことだと認識し、私に依存してしまう人だった。
私が兄をそんな無気力な人にしてしまったのだ。ズボラな兄に世話を焼きすぎたから。もう兄は、私の力添えなしでは日常生活を送っていけない人なのだ。
私が彼を支えてあげなきゃ。いつの日が兄も自立する日がくるかもしれないけれど、少なくともその日までは、一緒にいてあげるから。
あの人には、私がいないとダメだから。
───あの人がいないと、私はダメだから。
ああ。兄は今頃、あの酷い涼宮ハルヒの無理難題に悩まされていないだろうか? むごい仕打ちを受けていないだろうか? ご飯は食べられたかな? 歯も磨いたかな? あったかくして寝てるかな?
今日はSOS団全員が有希ちゃんのマンションに押しかけたって聞いたけれど、騒がしすぎて眠れないんじゃないかな?
ひょっとしたら、兄もそろそろ家が懐かしくなってホームシックにかかり、帰ってきたくなってるんじゃないかな。私がいないと何もできない人だもんね。
ひょっとしたら、今晩マンションを抜け出して帰って来くるかもしれない。あの騒がしい涼宮ハルヒがいたんじゃ、おちおち眠ってもいられないものね。
迎えに行ってあげよう。今晩もまた、兄がマンションから出てきて寂しい思いをしないよう、表で待っててあげよう。
だから。待っててね。キョンくん。
つづく
ちょwwwまさかの妹ヤンデレwwwww
まさかの妹ちゃんのヤンデレ化とは……
ってか、5歳差の兄妹って普通じゃないか?
続きwktk!
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 00:48:20.58 ID:SLIMOvwkO
こええええぇぅぃええぇ
朝倉「ただいま…って言っても誰もいな…」
古泉「おかえり、朝倉さん」
朝倉「なんで古泉君が私の部屋に居るのよ!」
古泉「なんでって…合鍵持ってますし」
朝倉「勝手に人の家の合い鍵作るな!そして入るな!」
古泉「まぁまぁ、落ち着いて。とりあえず座ってくださいよ」つ座布団
朝倉「なに自分の部屋のように言ってるのよ!」
古泉「朝倉さん、貴女を愛してます。心から」
朝倉「…べ、別に嬉しくなんか…無いんだk」
ドゴン
屋根裏の谷口「ここでKYな俺参上!朝倉は俺の嫁!!」
古泉「本当にKYですね」
朝倉「もう嫌だ…実家に帰りたいよぉ…」
谷口「保守!」
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 01:19:23.99 ID:cHMjuvA40
好きなアニメキャラとセックスできる 早い者勝ち
保守
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 01:58:12.18 ID:t+9m3Ura0
ネタがねえなあ……
IDの数字数とIDの最後の文字(携帯やPCを識別する0やOではなく)が
数字数(数字合計(和(10を超えた場合は一の位)最後の文字
0 キョン妹+適当な接続詞 英語大文字(A〜L)・ヤンデレ化する
1 朝比奈みくる+〃 英語小文字(A〜L)・●に誘拐される
2 西嶋+〃 英語大文字(M〜Z)・禁則事項できる
3 藤原+〃 英語小文字(M〜Z)・いじめられる
4 朝倉涼子+〃 数字奇数・ストーカーされる
5 国木田+〃 数字偶数・抱きしめてもらえる
6 新川+〃 記号・チャック終了のお知らせをする
7 岡部+〃
8 阪中+〃
9 キョン+〃
>>151 会長「はぁ?こいつ馬鹿じゃねぇの」
会長「……」
会長「『江美里は俺の嫁』……っと」
喜緑「少しお時間よろしいでしょうか」
会長「あ、き、喜緑く(ry」
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 02:05:53.24 ID:Z9iVhYhc0
妹ヤンデレには驚いた、続き期待!
あぁ、今日も退屈な癖にやけに疲れる一日が始まる。そう思うと憂鬱になるのを止められない。
重い気分だからこその重い足取りでガラガラと教室の扉を開けた。
こなた「おはよう〜前の席の人〜」
キョン「あぁ、おはよう泉」
全ての元凶たる泉はいつも通り無気力にチョココロネを頬張っていた。
俺は机に鞄を掛けるとそそくさと教室から抜け出した。いきなり疲れるような奴と居ると身がもたん。
ふと俺はその時右から迫ってくる白と黒の模様と赤い玉に気付かなかった。
キョン「ん? なっ!? あのヘアピンを100km以上で曲がりやがっ、ぐはっ!!」
豆腐屋の86にひかれた。
更に避けきれなかった赤い玉が全裸でアレを立たせながら俺の尻にぶっ刺さってきやがった。
キモ泉「ウホッ。アナルでは僕がエンペラーだ」
キョン「人として軸がぶれぶれぶれアッー」
勢いが強くてアナルを通過してそのまま貫通した。
俺は死んだ。マガーレ(笑)
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 02:53:48.03 ID:cHMjuvA40
安価で全レスしながら実況する俺が完成で嫁をあげて5分以内で質問ある?
ハルヒ「キョン」
キョン「何?」
ハルヒ「ヘルシアって本当に効くのかしら」
キョン「さぁな。まぁ、紙切れをアルテマで17分割するくらいの効果はあるんじゃないか」
ハルヒ「ん〜つまり市販の黒カレーとお店の黒カレーの味の差ぐらい?」
キョン「いや、もっとあるだろ」
ハルヒ「そっか」
キョン「あぁ」
ハルヒ「・・・」
キョン「・・・」
ハルヒ「暇ね」
キョン「なら、その・・・久しぶりにやらないか」
ハルヒ「えっ・・・うん、解った」
ハルヒ「赤城では古泉くんがそうであるように、秋名では私がエンペラーよ!!」
キョン「何をこしゃくなぁ!!」
>>154 朝倉涼子が禁則事項できる・・・
朝倉「たまにわたしと長門さんのカップリングみかけるよね。」
長門「……。」
朝倉「わたしには有機生命体の愛の愛の概念がよく理解できないんだけど」
長門「……。」
朝倉「試してみる価値はあr」
長門「……朝倉涼子を敵性と判断、関節技による制裁の許可を申請する。」
朝倉「アッー!コブラツイストだけは!コブラツイストだけは!」
山根「僕の愛が朝倉さんに通じる日はくるのか!?」
>>154 岡部 が いじめられる
岡部「やめ、ろ・・・くっ」
西嶋「先生恥ずかしがってないでいっちゃえば? ふふっ」
岡部「やめ・・・ぐっ、あぁぁぁぁ!!」
・・・
岡部「ったく・・・あんなにくすぐられたら流石に言っちゃうだろ〜」
西嶋「でも良かった。先生が奥さんより好きって言ってくれて」
岡部「仕方ないだろ。恥ずかしくてなかなか言えないんだ。まぁ、今度から言えるよう努力するよ」
西嶋「はっ! ドリームか!」
岡部「だがドリーム・カムズ・トゥルー」
キョン と ●に誘拐される
キョン「なぁ橘、素直に俺に誘拐されてくれ」
橘「へ? 急に何を言い出すんですか?」
キョン「こちらにも色々と事情があるんでね。さぁ乗れ!」
橘「ちょ、待って下さい! 何をするんですか!」
キョン「古泉、出せ!」
●<YES、キョンたん。
橘「何で古泉さん全裸で運転してるんですか!? いやぁぁぁ! もうお嫁に行けないぃぃぃ! 佐々木さぁぁぁん!」
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 03:56:27.26 ID:cHMjuvA40
ニコニコはネタ切れ
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 04:35:06.17 ID:lufX4tAPO
保守
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 05:59:54.60 ID:lufX4tAPO
保守
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 06:51:50.48 ID:iUw+cNUx0
あげ保守
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 07:13:11.01 ID:Z9HTOmyBO
保守
つーかチャック忘れてた。
キョン妹にいじめられる・・・
妹「キョンくんあさだよー!おきてーー!」
(ドスッ!)
キョン「グホァ!お前もいい加減成長してきてるんだからフライングボディプレスはやめてくれ!」
妹「ええーー!」
──翌朝
妹「キョンくんあさだよー!おきてー!!」
(ガシ!ガシ!アンパン!シオラーメン!)
キョン「グホァ!俺の起き上がりに立ち小キックを重ねないでくれ!!」
妹「せおりーだよ!」
──さらに翌日
妹「キョンくんあさだよー!フンッ!ハッ!」
キョン「グホァ!スクリューパイルドライバーだけは!スクリューパイルドライバーだけは!!」
妹「Большой победа!」(偉大なる勝利だ!)
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 08:50:32.12 ID:YTTNnLOi0
ほ
中の人繋がりネタ
朝倉の場合
朝倉「長門さん…幾らなんでも中の人繋がりの格好は…」
長門「翡翠石にするには…何が足りない」
朝倉「人の話きいてる?」
古泉の場合
古泉「貴様はその力で何を守る」
ハルヒ「う〜ん、ちょっと黒い古泉くんもいいわね」
キョン「古泉は台詞だけじゃ解らんだろ…」
元ネタ
朝倉→翡翠石
古泉→アマジ―グ
谷口「保守」
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 09:40:58.58 ID:Z9HTOmyBO
保守
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 10:33:52.98 ID:Z9HTOmyBO
この時間は踏ん張らないと
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 11:13:12.22 ID:SiWpykcpO
ほ
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 11:32:50.99 ID:Z9HTOmyBO
保守
保守
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 12:44:46.71 ID:cHMjuvA40
マナーを持ち合わせない喫煙者ちょっと市ね
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 13:02:58.68 ID:Z9HTOmyBO
保守。
ほ
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 14:03:07.46 ID:cHMjuvA40
お前らの名前なんて全部わかってるんだぞ!!!
お前の住んでる星なんてわかってるんだぞ!!!
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 14:32:38.21 ID:SiWpykcpO
ほ
キョン「古泉、朝倉のどこが良いんだ?見た目は美人だが中身が…」
古泉「そう言われると困りますね…」
キョン「俺は実際、アイツにナイフでグリグリされたから余計にどこが良いか分からん」
古泉「彼女の太もも…最高だと思いません?」
キョン「は?」
古泉「あのむちむちとした太ももで首を絞められたいですね」
キョン「お前…大丈夫か?」
古泉「膝枕とかきっと最高ですよ!僕としては彼女にナイフで刺された貴方が羨ましい位ですよ!」
キョン「お、落ち着け古泉。朝比奈さんを見て冷静になれ!」
朝比奈「ふえ?わたしでしゅか?」
古泉「ビーーーーーーーーッチ!」
朝比奈「ぶちころすでしゅ」ビキビキ
キョン「アッー!朝比奈さん落ち着いて!そのバッドしまってください」
ハルヒ「騒がしいわね?どうしたの?」
キョン「古泉が朝比奈さんを怒らせたんだ!」
ハルヒ「ふーん…ねぇ有希、次は谷×国で行こうか?」
長門「ギャグ?ガチ?」
ハルヒ「もちろんガチの方向で」
キョン「そこの腐女子2人!朝比奈さんを止mグボァ!」
朝比奈「あの変態超能力者…ミンチにしてやるでしゅ」
古泉「そうそう簡単には捕まりませんよ。保守!」
●<ヤッホー!今日も元気にハッピーハッピーに掘りへと来ましたよん、古泉でぇ〜す!
キョン「こ、古泉ッ!?」バッ
●<ん? どうしましたか? いつもは布団で隠れるなんてしないのに・・・
キョン「じ、じつは・・・俺さ」
●<はい
キョン「俺・・・俺、グスッ」
●<ど、どうしましたか? そう言えばなんかいつもより声が異常に高くてショタを通りこして女の子の声になってる気がしますが・・・まさか
キョン「うん・・・俺・・・グスッ・・・女の子になっちゃった」
●<な・・・ベリベリ古泉「なんだってぇです!?」
キョン「無理矢理丁寧語にすると変だぞ。しかもノーマルに戻ってるし」
古泉「キョンタンがキョンさんになったなら僕もノンケにならないと愛せないじゃないですか」
キョン「なるほど・・・なのかな?」
古泉「多分? えっと・・・とりあえず顔を見せて貰えますか?」
キョン「うぅ・・・どんなんでも笑うなよ? 女の子になったと気付いてからまだ自分がどんな顔か見てなくて不安なんだからな」
古泉「誓います」
キョン「お前そうやって真顔なら直視出来るんだがな。えっと・・・じゃあ布団取るぞ」パサッ
古泉「・・・」
キョン「だ、黙ってないで何か言ってくれよ」
古泉「可愛いですよ・・・凄く。肌も白くて。髪が異常に長いですがそれもまた良いです。涼宮さんを超越してるのではないでしょうか」
キョン「そ、そんなに良い顔なのか? ならまだ救いがあるな・・・良かった。でもこれからどうしよう」
古泉「ん〜・・・とりあえず長門さんに助けを求めましょうか」
続くか解らない保守
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 15:14:37.13 ID:FkftG8ExO
なんか嫌な保守
ハルヒは言う。
「この現象が起こった原因ですか? 前日のハルヒさんの心理を分析すれば簡単にわかる事。といいますか、またわかっていないハルヒさんの方がハルヒには理解しがたいんですよ。ねぇ、ハルヒさん」
元から回りくどい口調が、余計にややこしくなっているハルヒは、あれだ、ハルヒ団副ハルヒ長と言えばわかるだろうか。ああハルヒにも訳がわからん。フィーリングでなんとか理解していただけると、幸いである。
「でも、どうしたらいいんでしょう……。ハルヒくんがハルヒさんになって、その上ハルヒくんがハルヒさんで、ハルヒさんもハルヒさんなんて、ハルヒさんまでハルヒさんんでハルヒはもう何が何だかわかりません」
ハルヒさん、ハルヒもそうですよ。というか、後半適当に言ってません?
「と、とりあえず、現状だとややこしい記号で呼び方を定めないか?」
「賛成です」
「えっと、まずハルヒ! お前はハルヒだ!」
「……?」
「まて、ハルヒはハルヒ、ハルヒって言おうとしたんだが……? な!? ハルヒ! ハルヒ! ハルヒ! うわあ、なんてこった! ハルヒがハルヒになっちまった!」
「まってください、ハルヒに何を使ったのですか? ……むう。ハルヒ。ハルヒ。ハルヒ。ハルヒ。うーん、全滅ですね」
「ちょ、ちょっと待て、何て言ったんだ?」
「ハルヒと、ハルヒと、ハルヒと、そしてハルヒです」
「もしかするとなんだが」
「はい」
「現在進行形でハルヒしてる気がするんだが」
「ええ、ハルヒしてますね」
「このままハルヒが全部ハルヒになっちまうんじゃないだろうな」
「ハルヒ」
ハルヒがハルヒからハルヒを上げてそっけなく言う。
「ハルヒ、なんとかならないのか」
「ハルヒのハルヒは、あくまでハルヒ。ハルヒがハルヒすることは現状ハルヒ。そもそも、ハルヒはハルヒにハルヒをハルヒしない」
「そうか、ハルヒか……」
「ハルヒですね」
「ああ、そうだな。ハルヒでもハルヒはちゃんとハルヒってるし、ハルヒないのかもしれんな」
「ですがハルヒも、ハルヒになるのもハルヒのハルヒでしょうね」
「ハルヒ、ハルヒハルヒハルヒ」
「……」
覚えやすいが、ややこしい。会う人会う人、その名前。
ハルヒでもハルヒでも、このハルヒ。
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 16:10:25.89 ID:ZWnNcooo0
ほ
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 16:33:47.40 ID:BhIL7zSGO
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 16:44:29.06 ID:lufX4tAPO
今日は保守小ネタが多めで良いな
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 17:09:59.71 ID:Z9HTOmyBO
●―●ー●
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 17:31:12.08 ID:Z9HTOmyBO
●―●
|
●
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 17:52:07.68 ID:Z9HTOmyBO
●―●―●
|
○
>>154 朝比奈みくる に 抱きしめてもらえる
キョン「近寄るんじゃねぇこの魔乳がっ!」
みくる「…………」
キョン「魔乳なんかに抱きしめられるくらいなら、朝倉に三角絞めで落としてもらった方がマシだぜ……」
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 18:37:40.52 ID:cHMjuvA40
岸部露伴は動かない -雛見沢-
保守
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 19:16:05.09 ID:cHMjuvA40
最近なんかある?
まりも
200ゲット!
べ、別に201なんてゲットしたくないんだからねっ!勘違いしないでよ!
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 19:55:33.36 ID:cHMjuvA40
マイナーな名戦闘シーンって何かある?
キョン「ああ、わかってるさ」
201「! もう知らないっ!!」
キョン「あっ、おいっ……あいつ泣いてた?」
俺きめぇw
ふにゃふにゃ何時寝てるんだよwww
保守
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 20:33:47.45 ID:cHMjuvA40
PCに詳しいエロイ人ちょっと来てくれ
保守
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 21:00:22.76 ID:SLIMOvwkO
キョン妹 が ●に誘拐される
imouto「やめてよ、●」
●<いいじゃないですか、いいじゃないですか ハアハア
imouto「やめろっつってんだよ! この梅干しヤロウ!!」
●<う、梅干し……(それでもハアハア)
これ誘拐じゃないな
妹ちゃんワイルドだな。
あおきさんボイスだと全然迫力無いけどwww
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 21:30:51.75 ID:cHMjuvA40
焼いたら意外にうまそうなもの
保守
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 21:57:55.54 ID:cHMjuvA40
このパソコンどうですかね?
保守
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 22:26:46.58 ID:cHMjuvA40
チンコって定期的にたつNE☆
保守
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 22:54:23.37 ID:cHMjuvA40
新しい特撮ヒーロー考えようぜ!
保守
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 23:16:58.16 ID:cHMjuvA40
エッチするならみょん、結婚するなら幽々様だよな
この保守が終わったら俺、朝倉さんのマユゲ毟ってみようと思うんだ。
触ったら生気を吸われるぞぉ!
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 23:42:02.77 ID:cHMjuvA40
パズルハメてやったwwwwwwwwww
高校も卒業となれば、いちおう就職説明会が開催される。
俺は教師について学校を出て行く知人たちを、受験生特有の気だるさから、ぼんやりと眺めていた。
「キョンくんは――何の仕事するんです?」
「俺ですか?」
大人になった朝比奈さんが微笑む。
不思議な感じがする。
目の前の彼女は、俺よりずっと年上だというのに、同じ学び舎にいる“今”と何一つ変わらずに見えた。
あどけなさの残る声と仕草のなせるわざか、はたまた俺の脳みそが誤動作を起して、既視感(デジャヴ)を感じているのだろうか。
「キョンくんなら何でも出来ますよ。たとえば、そう、ホストとか」
「……はあ」
最後のほうは、ぶっきらぼうに言い放って、朝比奈さんはそっぽを向いた。
夕陽で赤くなった彼女の頬が、微かに揺れて見えるのは、どうしてだろう?
まあ、ホストという慣れない単語に、ある種の照れがあっただけなのだろうが。
「ちょっと、ここ笑うところ!」
「……はあ」
「もー、キョンくんのそういうところ嫌いじゃないけど、変えたほうがいいですよ」
彼女の明るい笑顔に、どう答えたもんだかと、俺は下を向いて考えていた。
首のあたりからジワジワと熱が這い上がってくるように感じるのは、きっと気のせいだと思いたかった。
『世紀末救世主伝説 ホストのキョン』というわけか…
ここ、笑うところ?
キョンがホストか……
古泉が常連に(ry
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 00:14:02.19 ID:3/6V/lHQ0
異常を尋常に変えてみてください
226 :
お題「仮病」:2008/02/26(火) 00:33:49.98 ID:kFpI/2kh0
ある日、いい加減ハルヒのやる事について行けなくなった俺は学校を休んだ。
休む際に母から理由を聞かれたが、面倒なのでとにかく体調が悪いと言った。
仮病だった。俺はハルヒのブレーキと鍵としての役割にうんざりしていた。
特にする事も無く、ベッドの上に寝転んで目を閉じた。
長門、朝比奈さん、古泉の三人が俺に正体を明かした時の事が浮かんできた。
「俺がハルヒの鍵?面倒ごとを俺に押し付けただけだ」天井に向かって思わず呟く。
そもそも、俺がアイツを止めなきゃいけない理由なんて無い。
世界がアイツの機嫌ひとつで終わってしまったとしても、それはアイツがやった事で俺は関係ない。
機嫌をとるのは古泉たち機関の仕事だ。
朝比奈さんも規定事項がどうこう言ってたりするが、俺の死んじまってる世界の事なんか知らねぇよ。
まぁ、長門は助けてもらってるし、これといって俺に危害を加えた訳じゃないから別に良い。
…ハルヒが絡むと面倒だけどな。
♪〜♪♪〜
俺が考え事をしていると突然携帯が鳴った。
画面を見ると、『涼宮ハルヒ』と表示されている。アイツのことだ、出ないと出るまで掛け続けてくるだろう
恐らく、俺が休んだことが気になって掛けてきたんだろう、面倒な奴め。
227 :
お題「仮病」:2008/02/26(火) 00:34:31.54 ID:kFpI/2kh0
「もしもし」
「ちょっとキョン。体調不良って本当なの?まさか仮病じゃないでしょうね?」
毎度毎度、勘の鋭い奴だと心の中で思う。
仮病ですなんて言った日には家まで来て学校まで引きずられかねん。俺は嘘をついた
「仮病じゃない。最近ずっと振り回されたからな、疲れてるんだ。そこに風邪をうつされたんだ」
遠まわしに皮肉を言う。だが、自分が無茶をしていることをコイツは自覚しないといけない。
「…そう。明日は…学校これるの?」
電話の向こうから聞こえてきたハルヒの声に俺は驚いた。
いつもの大きな声じゃなく、小さくて弱い声で言ってきたのだ。俺は普段の腹いせにからかう事にした。
「さぁな…行っても次の日にはまた休むかも知れんなぁ…振り回されるから」
今ハルヒはどんな顔をしているのだろうか?不安そうな顔でもしてるんだろうか?
「そ、そう…これから暫くは団活は中止するから…しっかり体調を良くして」
ハルヒの意外な、普段は見せない弱い面を見れた気がする。
「じゃあな」俺はそう言って電話を切ろうとした時だった。
「仮病…ら…ゆる…いよ?」
電話の向こうから微かに聞こえたハルヒの声に俺は背筋が凍る感覚を覚えた。
急いで電話を切って携帯を床に投げ捨てる。
「なんだ?許さない?…冗談じゃねぇ!」
俺は毛布に包まってベッドに寝転ぶ、異様な寒気に体中がブルブルと震えていた。
「起きて…キョン…起きて」
俺の耳元で誰かが囁いている。いつの間にか寝ていたようだ。
その声に寝る前に俺を襲った寒気がまた俺を襲っていた。まさか…俺は起き上がって声の方に向く。
228 :
お題「仮病」:2008/02/26(火) 00:35:04.37 ID:kFpI/2kh0
「おはよう、キョン。体の調子はどう?良くなった…わけないわよね」
薄気味悪い笑顔をしたハルヒが俺の部屋に居た。
ハルヒの目はいつもの光のあるものでは無く、淀んだものだった。
「仮病だってすぐ分かっちゃったからね、本当に病気にしたわ。ほら、こうすると何とも無いでしょ?」
ハルヒが俺の手を握った途端、俺を襲っていた異様な寒気が治まった。
「一日に最低一回、あたしに触れないと死んじゃう病気にしちゃったから」
ハルヒが俺の手を両手で握りながら淡々と喋る。
「キョンと一緒に居られればそれで良いの…だからね…もう、嘘ついちゃダメよ?」
ハルヒはそう言って俺にキスをした。
どうやら俺は、一生ハルヒから逃げられないらしい。
終わり
以上、お題の仮病でした。
寝る
ヤンデレ!?妙に甘いぞ!?
ヤンデレと甘さは裏と表かもw
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 00:46:37.44 ID:3/6V/lHQ0
ucom規制解除ktkr!!!!!!!!!!!!!
お、俺が提供したお題だ。
鬱なはずなのになんか甘いwww
保守
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 01:16:05.58 ID:FVPaMnNM0
>136
俺は息を切らしながら学校へ向かって走っていた。 無駄だと分かっていても走らずには居られなかった。
学校に少し早く着き、文芸部室に向かったところで長門が居る確証もない。 助けなど無いかも知れない。
……最悪、全ては俺の妄想かも知れない。 いや、何となく大丈夫な気がする。 なら信じるしかない。
俺はいつもより 45 分早い電車に乗ったが、かなり込んでいる。 いつもはオフピーク通学だったのか。
……と馬鹿な事を言っていてもしょうがないか。 遅刻寸前ならしょうがないな。俺は早起きの影響か、
電車に揺られているうちに頭がぼーっとしてきた。 まあしょうがないか……?
何かが尻に当たる。 ……明らかに触っている、まさか登校初日に痴漢に遭うとは最悪だ。 スパッツの上から
触られているとはいえ、悪寒が背中から這い上がってくるような気持ち悪さが俺を襲う。……振り向いて殴るか。
「これは感心しませんね。」
振り返ると古泉が痴漢野郎の腕をねじり上げていた。
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 01:34:07.08 ID:FVPaMnNM0
>235
「あああッ! 君!何をするんだね! 暴力はいかんぞ!」
「なら、痴漢はいいのでしょうか? ……次回同じ事をすれば、警察のご厄介になるでしょうね。」
古泉は止まった電車から、痴漢野郎を殴り飛ばして追い出してしまった。 周りからは拍手が起こる。
……全く、頼りになる奴だ。 俺が本当に女なら惚れるかも知れないな。
「……古泉、助かったよ。 やっぱりお前は頼りになるな。」
「……キョン……さん? 今日は珍しいですね。」
気付いてくれたとはいえ、俺を見る古泉の目は不思議な物を見るようだ……この格好がいけないのか。
悲しいが事情を説明しなければ。
「さんは付けなくてもいい、今日は訳があってこの格好なんだ。」
「ええ、それ以上は言わなくても大丈夫です。 スパッツを履いていたのは、あの男のせいなのでしょう。 今日は僕が同じ車両に乗りあわせる事が出来て幸運です、こうやって助けられたのですから。」
「古泉?」
まるで知らないような口調。 ……だが俺の名前を知っている? どういう事だ?
支援
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 01:43:37.25 ID:FVPaMnNM0
>236
古泉と俺は沈黙したまま目を見つめ合っている。 何を言ったらいいのか分からない。 そうこうしているうちに
いつもの駅に着いたというアナウンスが流れた。 俺は古泉の手を掴むと電車を飛び降りる。
「助かったよ。 ところで、俺……私の事を知っているのか?」
「ええ、お名前くらいは存じておりますが……。」
「そうか、今日は助かったよ。 ありがとう。 ……今度購買でおごらせて貰うよ、ありがとう。」
「ええ、お安いご用です、ところで……。」
「すまん、今は急ぐ必要があるんだ……昼休みにでも、また。」
案外事態は悪い方向に進んでいるのかも知れない。 俺が急いで向かった文芸部室には誰もいなかった。
絶望的とはこういう事を言うのか……最後の望みは絶たれた。俺は一人中庭でボンヤリとしていた。
……家に帰ろう。 と言ってもどこに帰ればいい? 今の俺には帰る家さえ無い。
「あら、キョンはサボり? 駄目よ、授業くらいは出ておきなさいよ。」
顔を上げると、ハルヒが俺を見下ろしていた。」
つづく
乙!続きwktk
乙
ノンケ古泉W
古泉カッコイイwww
続きwktk!
一応スレが変わる前にネタの発送元になった>128の●に感謝。
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 02:36:20.10 ID:3/6V/lHQ0
お前らが一番好きな2ちゃん用語って何?
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 03:30:22.64 ID:GFMrqDoo0
ほ
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 03:34:29.47 ID:tmFPO8byO
し
の
保守
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 05:06:43.72 ID:3/6V/lHQ0
東方好きな君に朗報だ!黄昏酒場がweb公開されてるぞ
保守
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 06:59:31.95 ID:3/6V/lHQ0
今から男友達と焼肉食べに行くから安価
保守
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 08:21:21.53 ID:eX2l+rRbO
カオス……
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 09:32:25.37 ID:eX2l+rRbO
●○●オセロ
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 10:33:14.27 ID:eX2l+rRbO
○〇
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 11:31:35.44 ID:eX2l+rRbO
●
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 11:59:51.97 ID:LGQqIdiqO
保守
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 12:33:43.24 ID:eX2l+rRbO
過疎
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 13:11:10.97 ID:sNv0F5vVO
ほ
し
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 14:19:54.45 ID:eX2l+rRbO
ふ
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 14:38:14.68 ID:LGQqIdiqO
゛
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 15:08:19.97 ID:sNv0F5vVO
ど
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 15:42:56.80 ID:eX2l+rRbO
保守
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 16:20:22.44 ID:LGQqIdiqO
どすこい
今日落下か。
保守
今日中に上げたい短編があるんだが間に合うかな
時事ネタ入ってるもんで今日どうしても仕上げなきゃ
今日はあと6時間もあるぜ!
wktkして待ってる。
一応半分ほどは書き終わってる。
期待しないで待っててほしいにょろ。
ついでに保守
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 19:02:23.55 ID:RU13VpvLO
保守
保守
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/26(火) 19:50:33.00 ID:eX2l+rRbO
保守
●<マッガーレ
あと一時間で賞味期限切れか・・・
しかしアナルが賞味期限切れってなんか嫌だな
じゃあシュールストレミングで一つ。
ほしゅ
保守
279 :
みるく ◆MILKELR6d6 :
保守