1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
朝起きたらコタツの中に少女がいた。
何時から居たのかどうして居るのかは分からないが、気がつけばそこに居た。
「何してるの」
「非行少女実演中です」
「どうやって家に入ったの?」
「追い出したら泣いちゃうもんね」
彼女はコタツを一人占めして勝手にミカンを食べている。
2 :
万民の神 ◆banmin.rOI :2008/02/17(日) 03:28:04.21
株 ID:YSLo8Dfj0 BE:258544883-2BP(2233) 株優プチ(news4vip)
とりあえずトイレに行くまで粘ってみようぜ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:28:08.72 ID:MLw3B9MM0
早く病院に連れて行ってもらうんだ
ちんこたつ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:28:46.55 ID:iayydwLSO
またPCか 糞スレばっかりたてやがって
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:29:08.50 ID:86Db6EjL0
これが統合失調症です
解りやすいですねー
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:29:33.20 ID:QhN/0G4F0
少女にコタツを奪われ、俺は暖をとるすべが無くなった。
朝っぱらから寒い。外は雪だ。
仕方がないのでちょっとコタツに御邪魔させてもらうことにした。
「だめ。ここは私のプライベートテリトリーです」
間髪入れずに拒絶された。
「見よ!コタツムリ!」
引き篭もってしまった。
声をかけても反応がない。
どうやら少女は引き篭もり体質らしい。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:31:23.53 ID:QhN/0G4F0
「もしもーし」
「……」
「雪景色綺麗だよー」
「そんなモノで釣られません」
一度引き篭もるとなかなか出て来ないタチらしい。
「朝食できたよー」
「ホント!?」
案外そうでもなかったようだ。
コタツから覗く目が輝いている。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:33:19.17 ID:QhN/0G4F0
「食べたいなら出ておいで」
「いやです」
「そこで食べると行儀が悪いよ」
「ご飯ごときに釣られては引き篭もりの名が廃ります」
「名が廃っちゃダメなのか」
「プライドが傷つきます」
引き篭もりには引き篭もりのプライドがあるらしい。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:34:37.87 ID:O4iL9uD1O
かわいい…ww
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:34:45.43 ID:YSLo8Dfj0
「サンドイッチだぞ」
そうすると少女は物凄い勢いでコタツの上にあるサンドイッチを食べ始めた
「なぁ・・・お前は一体誰なんだ?」
少女はそのサンドイッチを食べていた手を止め
再びコタツに引き篭もってしまった
乙女心は難しい
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:35:23.30 ID:QhN/0G4F0
「聞きたい事があるんだけど」
「ふぁへへるさいすーにははひはへらいへまへん」
訳、食べてる最中に話しかけてはいけません。
食べてる最中に話すのはいいのだろうか。
「ごめん、改めて」
「何でしょう?」
「何故引き篭もりしてるの?」
「引き篭もりの悟りを開く為です」
「どうして俺のご飯も食べてるの?」
「貴方は光合成でもして凌いでください」
案外Sだった。
そして爆発した
14 :
万民の神 ◆banmin.rOI :2008/02/17(日) 03:37:04.37
株 ID:YSLo8Dfj0 BE:344726584-2BP(2233) 株優プチ(news4vip)
乗っ取りたかった
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:37:19.53 ID:QhN/0G4F0
「一つ言いたい事があります」
少女の方から話しかけてきた。
「何かな?」
「コタツにミカンがないのは納得がいきません」
「それは君が食べてしまったからだろう」
「ミカンがないのは納得がいきません」
「買ってこいって言いたいわけね」
「いいえ、折り紙を下さい」
よく解らない要求をしてきた。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:39:13.66 ID:QhN/0G4F0
「はい、折り紙」
「独り暮らしの男性の家に折り紙があるだなんて…女々しい」
「貶すために持ってこさせたのね」
「その可愛そうな折り紙を私が活用してあげます。よこしなさい」
「貶すために持ってこさせたわけじゃ無いんだ」
「コタツのためですよ?」
「そうなんだ?」
「そうなんです」
言いながら少女は折り紙を丸め始めた。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:39:18.42 ID:0pXOYvvCO
むぅ…にもうと…
ことうと
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:40:55.07 ID:QhN/0G4F0
少女の周りには丸めた折り紙が散らかっていった。
「折り紙は折るものだから折り紙なんであって」
「知っています」
「キミはただ紙くずを作っているだけじゃないのかな」
「違います」
「何を作っているのかな」
「ミカンです」
喋りながらも黙々と紙くずを増やしていく。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:43:03.64 ID:QhN/0G4F0
「できました」
言いながらオレンジ色の巨大な紙くずを見せてきた。
少女の顔くらいの大きさがある。
上の方にはちょこんと緑色が見えていた。
「これは?」
「ミカンです」
「ミカンか」
「ミカンです」
満足気な顔をしている。
何も突っ込まないのが大人の優しさだろう。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:43:56.05 ID:uv/HobjH0
e u r l . j p / 1 0 0 e n
朝起きたらコタツの中にキモイあんたがいた。
何時から居たのかどうして居るのかは分からないが、気がつけばそこに居た。
「何してるの」
「非行人間実演中です」
「どうやって家に入ったの?」
「追い出したら逆恨みするんだね」
キモイあんたはコタツを一人占めして勝手にミカンを食べている。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:44:49.69 ID:QhN/0G4F0
少女が作ったミカンを慎重に机の上に乗せている。
色々と動かして角度を確かめて入るようだ。
「こだわりがあるんだね」
「こだわりが無ければコタツに引き篭もれませんから」
「それよりまだミカンが台所に残ってたんだけど」
「…そんな事言ったって私のミカンはあげませんよ?」
「そんなこと言って俺のミカンが欲しいんだろ?」
睨まれた。
キュンッ
朝起きたらコタツの中にキモイあんたがいた。
何時から居たのかどうして居るのかは分からないが、気がつけばそこに居た。
「何してるの」
「非行人間実演中です」
「どうやって家に入ったの?」
「追い出したら逆恨みするんだね」
キモイあんたはコタツを一人占めして勝手にミカンを食べている。
朝起きたらコタツの中にキモイあんたがいた。
何時から居たのかどうして居るのかは分からないが、気がつけばそこに居た。
「何してるの」
「非行人間実演中です」
「どうやって家に入ったの?」
「追い出したら逆恨みするんだね」
キモイあんたはコタツを一人占めして勝手にミカンを食べている。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:46:28.56 ID:QhN/0G4F0
「やっぱ冬はミカンだな」
「そうですね」
「ミカンうめぇ」
「大人気無いですね」
「そんな事はないよ」
「大人気無いです」
「ミカンいる?」
「……」
「ミカンうめぇ」
案外大人気無い自分がいた。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:46:56.65 ID:7KV0K/mSO
まさかぱやぱやではあるまいに…?
コタツ少女「すいません・・・水、水をください・・・すいません・・・」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:48:20.10 ID:QhN/0G4F0
「あー最後の一個か」
「えっ!?」
「欲しい?」
「要りません」
「じゃぁ食べよう」
「……」
睨む睨む。
キュンキュン。
こもうと
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:49:53.78 ID:QhN/0G4F0
最後のミカンの皮をゴミ箱へ捨てる。
「ふむ…ミカンが無くなると急にもっとミカンが食べたくなるな」
「それは残念ですね」
「そうだね。お互い様だ」
「いいえ、私にはまだミカンがあります」
そう言ってコタツからミカンを取り出す少女。
嵌められたらしい。
「大人気ないなぁ」
「少女ですから」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:50:23.25 ID:3TnvrY87O
童貞の妄想ってどうしてこんなにきもいんだろ…
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:51:15.01 ID:J289IcBi0
VIPPERGIRLっていうバンド作って、コタツ少女って曲作ろうぜ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:51:32.88 ID:QhN/0G4F0
「気になってたんだけど、いいかな」
「何でしょう」
食事を終え、顔だけ出してテレビを見る少女に聞いてみた。
「コタツから顔を出すのは引き篭もりじゃないと思うんだけど」
「・・・」
顔を赤くして引っ込んでしまった。
ちくしょう、可愛かったのに。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:52:43.82 ID:ad5fGMdFO
コタツの中に少女がいる。
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1203186440/ 25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/17(日) 03:46:02.13 ID:ad5fGMdFO [さっきは知らなかった]
朝起きたらコタツの中にキモイあんたがいた。
何時から居たのかどうして居るのかは分からないが、気がつけばそこに居た。
「何してるの」
「非行人間実演中です」
「どうやって家に入ったの?」
「追い出したら逆恨みするんだね」
キモイあんたはコタツを一人占めして勝手にミカンを食べている。
さて似ている別人なのか本人なのか
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:52:59.17 ID:QhN/0G4F0
「くっ・・・」
苦虫を潰したような顔をして少女が顔を出した。
「引き篭もりの悟りは開けたの?」
「ここは環境が悪すぎました。熱すぎます」
「だろうね」
「氷があれば環境が改善するかもしれません」
「その前にコタツのスイッチ切ればいいんじゃないかな」
「!!!!」
案外抜けている。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:53:43.34 ID:ad5fGMdFO
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:54:34.34 ID:QhN/0G4F0
少女が無言で睨んできた。
「どうしたの?」
「寒いです」
「俺はもっと寒いよ」
「コタツのスイッチを入れたのにあったかくなりません」
「そりゃ俺がコンセントを抜いたからね」
「……」
目を光らせながら引き篭もってしまった。
何をするつもりなのだろう。
きもうと
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:55:50.47 ID:QhN/0G4F0
「そろそろコタツから出てきなよ」
「……」
「もうすぐご飯の時間だぞ?」
「……」
「コタツ、入るぞ?」
「……」
反応がない。どうしたんだろう。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:56:27.68 ID:I6oCQOvBO
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:57:13.95 ID:7KV0K/mSO
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:57:31.87 ID:QhN/0G4F0
だんだんと日が暮れてきた。
「俺、用事があるから出かけなきゃいけないんだけど」
「……」
「ご飯、コタツの前に置いておくから」
「……」
「危ない事はしないようにね」
「……」
もしかしたらグレてしまったのだろうか。
ここまで無視されるのはちょっと寂しい。
教え子がサボテンの人かと思った
うもうと
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 03:58:59.59 ID:QhN/0G4F0
家に帰ってきた。
つけっぱなしにして出かけた電気が消えている。
真っ暗だ。
電気を着けようとしたが、電球が切れてしまったのか、玄関の電気がつかない。
少女は大丈夫だろうか。
彼女は死んでいた
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 04:00:19.29 ID:QhN/0G4F0
「帰ったよ」
「……」
コタツに話しかけるが相変わらず返事はない。
コタツの前に用意したご飯もそのままだ。
もしかしたら元々少女なんか居なかったんじゃないだろうか。
ちょっぴり寂しい。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 04:01:51.79 ID:QhN/0G4F0
コタツのスイッチを入れて、足を突っ込んだ。
暖かくない。
自分でコンセントを抜いていたのだった。
コンセントをさす為に、立ち上がろうとする。
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 04:03:08.93 ID:QhN/0G4F0
「ぐすん…」
「ひっ!」
立ち上がろうとした足を急に掴まれた。
「ぐすん…」
少女が目に涙を称えて足を捕まえている。
どうやら少女は夢ではなかったらしい。
「どこいってたの?」
「ちょっと買い物にいってただけだよ」
「どうして勝手に出て行ったの?」
「声かけても返事無かったから」
「もう寝てる最中にどこかに行かないでね…」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 04:04:05.18 ID:Tgs5Sc7x0
萌えた
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 04:04:32.54 ID:QhN/0G4F0
どうやら少女は寒さに凍えて眠ってしまっていたらしい。
「寂しかったんだ?」
「寂しくないです」
「怖かったんだ?」
「怖くないです」
「何で泣いてたのかな?」
「泣いてません」
「じゃぁその涙は何かな」
「……」
無言で殴られた。
精一杯の強がりらしい。
「ごめん」
素直に謝った。
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 04:08:17.03 ID:QhN/0G4F0
サボテンの人でもパヤパヤの人でもありません。ごめんなさい。
初スレ立てでした。
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 04:10:55.84 ID:RGQLOExbO
これはよい
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 04:14:11.92 ID:irpisZJWO
つづけよ
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 04:18:29.45 ID:XNsUqD440
いや、終わり?誰でもいいっつうの。
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 04:22:41.53 ID:Tgs5Sc7x0
コタツ少女をガンスリのアンジェに脳内変換してる
「ところで、寒くないか?」
「いいえ」
即答した割には震えている。
「寒いんだろ」
「いいえ」
「いい加減素直になれよ」
「・・・」
「わかった」
「?」
「俺が寒いから点ける、それでいいんだろ」
「・・・」
うなずいたような気がした。
「ちょっと待ってろ、よっと・・・ん?」
「だめ・・・」
「ん?」
「行かない・・・で・・」
「行かないと点けられないぞ」
「こうすれば・・・いい」
足に抱きつかれた。
誰か続きヨロ。
すみません、眠いんで寝ます…
続くのなら続きをどうぞ
暇があれば後ほど続編書きます
ふむ
爆発して終わった
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 05:32:49.03 ID:Hu3xJ7Nq0
ho
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 06:34:18.04 ID:EI3ikjD10
魍魎の函を思い出した
ほしゅ?
ほし
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 11:41:34.18 ID:bLtM9S79O
ほし
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 11:53:57.92 ID:M0970V28O
小梅けいとか
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 12:07:19.60 ID:mRgSXEiZ0
朝起きてくると、コタツの中に少女がいた
妹だった
コタツに入ろうとすると噛みついてきやがる
頭きたので、ブレーカーを落とした
数分後、徹夜で仕事をしていた父と、徹夜で調教系エロゲをやっていた兄に殴られた
世の中間違ってると思った
ラーメン食べたい
ほし
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 13:20:09.96 ID:bfF49o3BP
ほしゅ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 13:59:44.00 ID:bfF49o3BP
ほっしゅ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/17(日) 14:41:30.96 ID:bfF49o3BP
ほ…しゅ…?
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
は