ある晴れた日のこと

私は生まれた


　　　 　　 　　　／⌒ヽ 　　　ﾌﾞｰﾝ
wwwwwwww　（　＾ω＾）wwwwwwwwwwww

魔法以上のゆーかーいがー

にーばーしゃーにゆーらーれーてー

まだ名もなかった頃の私は、何もせずこのまま消えゆく運命なのかと悟った。


　　　 　　 　　　／⌒ヽ 　　　ﾌﾞｰﾝ...
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,　（　＾ω＾）,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,

そして雨の日・・・

春がきて。



　　　 　　 　　　／⌒ヽ 　　　
　vvvvvvvvvv（　＾ω＾）vvvvvvvvvvvvvvvv

夏が来て。



　　　 　　 　　　／⌒ヽ 　　　
　WWWWWW （　＾ω＾）WWWWWWWWWWWWW

秋になり。



　　　 　　 　　　／⌒ヽ 　　　
　w　　ww 　w（　＾ω＾）ww　w

　　　 _, ._
　　（ ・ω・） 　　
　　○=｛=｝〇,
　 　|:::::::::＼, ', ´　　　　　　　　　　　　　／⌒ヽ
.ｗｗし ｗ`（.＠） ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ（　＾ω＾）ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

不可能じゃないわ

冬がきてもまだ、私は誰にも見向きもされなかった。



　　　 　　 　　　／⌒ヽ 　　　
　、　、、、、、（　＾ω＾）、、　、、

私は生まれてきてはいけなかったのか。



　　　 　　 　　　／⌒ヽ 　　　
　　　、、、、、（　＾ω＾）、、

私はどうして生まれてしまったのか。



　　　 　　 　　　／⌒ヽ 　　　
　　　　　　、、（　＾ω＾）、

　　　 　　 　　　／⌒ヽ 　　　
　　　　　　、、（　＾ω＾）、
　　　 　　 　　　／⌒ヽ 　　　
　　　　　　、、（　＾ω＾）、
　　　 　　 　　　／⌒ヽ 　　　
　　　　　　、、（　＾ω＾）、

卑屈になってくじけそうになる時もある。



　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　　ﾌﾞｰﾝ　
　　　　　　　　（　′ω丶）　

しかし彼は耐え続けた。いつか陽の目を見る日が来る、ただそれだけを信じて。



　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　　ﾌﾞｰ...
　　　　　　　　（　′ω丶）　

そんなある日、彼のもとに来客が。



　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　　ﾌﾞｰ...
　　　　　　　　（　′ω丶）　　　　　　　�I

　　　　_, ._
　　（　・ω・）　っもう！
　　○=｛=｝〇,
　 　|:::::::::＼, ', ´
､､､､し ､､､((（.＠）wwwwwwww　（　＾ω＾）wwwwwwwwwwww

　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　　君は誰だお？...
　　　　　　　　（　′ω丶）　　　　　　�I＜10円

もｔっとやれ

　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　　何しに来たお？...
　　　　　　　　（　′ω丶）　　　　　　�I＜別に。

　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　　...
　　　　　　　　（　′ω丶）　　　　　　�I＜...

ある台風の日の事
人が街を歩けないような凄惨な状況の中
屋根が吹っ飛び飛んできた雑貨で埋もれるプレハブ小屋の中で
私は生まれた
母はその苛酷な環境の中で息絶え
父は拾い上げた私をダンボール箱に積め激流の中へと捨てた
運良く助かった私は世界遺産の森林の中、
絶滅寸前の日本狼に拾われ、育てられた
その後事業に成功し持ち直した父が私を発見したのは
五年後の満月の夜、食料を探しに徘徊していた私と遭遇しての事だった
胸にぶら下げていた別れの時に来ていた服が決めてとなったのだ
それから再び父と暮らすようになった私は
父の愛人に嫌がらせをされる毎日が始まった
ある日愛人に「お前を育てた狼は全部毒殺したよ」と言われ、
それが本当のことであると確認した時私は号泣した
愛人は私を嫌がらせるためにやったらしいが、
そのことが原因となって刑務所送りとなった
父は愛人がいなくなった事で人が変わり、弱くなっていった
私は社会適応も早く、若いうちに父の代わりに会社を運営する事も多くなっていた
ある日父も他界し、父の会社は私が掌握した
喜びも束の間、日本狼が絶滅したとのニュースを聞く
私にはその日から、日本狼の生き残りを探す宿命が始まったのだった

っていう妄想をスレタイ見たら思いついたよ

しばらく続く沈黙の時間。しかし、彼はそれでも嬉しかった。



　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　。０(何か話せお、気まずいお)
　　　　　　　　（　′ω丶）　　　　　　�I＜...

ようやく自分に気が付いてくれる人が来たのだと。
無言の10円にもめげず、彼は会話をふる。


　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　今日はいい天気ですね
　　　　　　　　（　′ω丶）　　　　　　�I＜...

　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　............
　　　　　　　　（　′ω丶）　　　　　　�I＜...........

　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　!
　　　　　　　　（　′ω丶）　　　　　　�I＜そうだな

　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　!!
　　　　　　　　（　′ω丶 ）　　　　　　�I＜牛丼は好きか？

　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　牛丼よりも幼女だお！！幼女は僕の生きる糧だお！！幼女のおまんこといったらそりゃあ…
　　　　　　　　（　^ ω ^ ）　　　　　　�I＜....

　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　ﾊｯ!!
　　　　　　　　（　；^ ω ^）　　　　　　�I＜............................

何ｗこのスレｗｗ

かまわん続けろ

久々の他人との会話に冗談も冴える。そのあまりの切れ味に、冗談が空を切る。



　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　..............
　　　　　　　　（　；^ ω ^）　　　　　　�I＜..................................................

続けている？このことが

フォローしなければならなくなったが。



　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　う…嘘だお！軽い冗談だお！じょうだんじょーだんマイケルジョーダンだお！！！
　　　　　　　　（　；^ ω ^）　　　　　　�I＜...........

　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　。O(またやっちゃったお・・・)
　　　　　　　　（　；^ ω ^）　　　　　　�I＜....

　 　　　 　 _,,:-ｰ''"￣￣￣ `ヽ､
　　　　　,r'"　　　　　　　　　　　`ヽ.
　__,,::r'7" ::.　　　　　　　　　　　　　 ヽ＿
　ﾞl　　|　　::　　　　　　　　　　　　　　ﾞ）　7
　 |　ヽ`l　::　　　　　　　　　　　　　 ／ノ ）
　.| ヾミ,l _;;-＝=ｪ;､　　 ,,,,,,,,,,,,,,,＿　ﾋ-彡|
　 〉"l,_l "-ー:ｪｪヮ;::)　 f';;_-ｪｪ-ニ　ﾞﾚr-{　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣
　 | ヽ"::::''　　￣´.::;i,　 i　`''￣　　　 r';'　} 　　|　久々にﾜﾛﾀ
　. ﾞN l　::.　　....:;イ;:'　　l　､　　　　　,l,ﾌ ﾉ　　 |　こういうjyoudanを沢山言ってた
　.　|_i"ヽ;:...:::／　ﾞ'''=-='''´｀ヽ.　　／i　l"　　＜　のが昔の暮らしなんだよな今の新参は昔の
　　　.|　::ﾞl　 ::´~＝==' '==＝''`　,il" .|'".　　　 |　jyoudanを知らないから困る
　 　 .{　 ::|　､ ::　`::=====::"　,　il 　 |　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿
　　 /ﾄ､　:|.　ﾞl;:　　　　　　　 ,i'　,l'　ノﾄ､
　／ .|　＼ゝ､ﾞl;:　　　　　　,,/;;,ノ;r'" :|　＼
'"　　 |　　 `''-､`'ー--─'";;-'''"　　 ,|　　 ＼_

　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　い・・・今のなんだお・・・
　　　　　　　　（　；^ ω ^）　　　　　　�I＜気にするな。

　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　まあ確かに、暗い気分をちょっとだけ晴らすことはできたお。
　　　　　　　　（　；^ ω ^）　　　　　　�I＜しかしどうだ、明るくなったろう？

彼と話しているのは楽しかった。




　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　3日坊主乙。
　　　　　　　　（　　^ ω ^）　　　　　　�I＜俺、最近mixi始めたんだ。

たわいもない話で盛り上がる。それだけでよかった。




　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　3日坊主乙。
　　　　　　　　（　　^ ω ^）　　　　　　�I＜俺、最近blog始めたんだ。

最初はよそよそしかった10円とも、会話を続けていくうちに次第に打ち解けていった。



　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　3日坊主乙。
　　　　　　　　（　　^ ω ^）　　　　　　�I＜俺、最近スマブラX始めたんだ。

暗かった気分も、彼と会話することによって何故だか晴れ晴れした気持ちになるのだった。



　　　 　　 　　／⌒ヽ 　3日坊主乙。
　　　　　　　（　＾ω＾）　　　　　�I＜俺、お笑い芸人目指すことにしたんだ。

「楽しい」、と心からそう思った。



　　　 　　 　　／⌒ヽ 　ちんこ現る。
　　　　　　　（　＾ω＾）　　　　　�I＜まんこ濡れる時、

しかし、そんな幸せは長く続かなかった。

/あれっ、10円見っけ！！＼



　　　 　　 　　／⌒ヽ 　えっ...
　　　　　　　（　＾ω＾）　　　　　�I＜平井けんと島根県って似てるよねって、お前聞いてる？

　　　　　　　　　　　　　　,. -─────────‐- .、
　　　　　　　　　　　　 ／／￣￣＼　　　　　　／￣￣＼＼
　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　　＼
　　　　　　　　／ 　　／ ／￣＼＼::::;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::／／￣＼＼　　＼
　　　　　　 ／　　　　|　 |.　┃　.|　| ::::;;;;;;;;;;;;;::::｜ |.　┃　.|　|　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　／ 　　　　　＼ ＼＿／／　::::::::::::::::::　＼＼＿／／　　　　　 ＼
　　　 ／　　　　　..／￣￣＼　／　　　::｜::　　　＼　／￣￣＼..　　　　　＼
　　 / 　 　 　 　 :::::　　　　　　|　　　　　 |　　　　　 |　　　　　　 :::::　　　　　 ヽ.　　　 これでやっとエロ本が買えるお！！
　　| 　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　 |　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　|. 　　　これで毎日しこしこだお！
　　| 　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿／＼＿＿／ 　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　| 　　　　　　　　　　　　　　　｜　　　　　　　｜　　　　　　　　　　　　　　　|
　　| 　　　　　　　　　　　　　　　｜r─‐┬──､|　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　 |/　　　|　　 　｜　　　　　　　　　　　　　　/
　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　＼ 　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣　　　　　　　　　　　　　／

ある日、10円は見しらぬ男性に拾われてしまったのだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　じゃーな、お前！元気でな！＞�I

　　　 　　 　　／⌒ヽ 　ちょ・・・ちょっと待ってくれお、僕も行くお！！
　　　　　　　（　；＾ω＾）　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Прощайте〜！！＞

　　　 　　 　　／⌒ヽ 　何言ってるかわからないお！僕とは友達じゃなかったんだお！？待ってくれお！！！！！
　　　　　　　（　；＾ω＾）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 _, ._　　　　　　　　　　　　　 '　　' , 　w
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 （・ω・　）　　　　　　　　　　　　　彡''
　　　　　　　　　　 ||　　　 　 ⊂⊃⊂ 　　 ）/　＿/二二二 l　彡 w
　　　　 ＿＿＿＿| |＿＿/__// /￣＿＿）／ ／ ＿＿＿l_ '_　' , 　w
　　　　 |0≡０|　＝＝＝　　|/（_＿）====/　/ ／＼／ 　　＼
　 　 　　|IIIIIIII|　　　　　　 └─┘　　　　￣ /,／/　/.￣ヽ.　l　　�jﾙﾙﾙ
　　 　 　|IIIIIIII| //￣ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿_|＼ |　 l 　 　 l　 | '_　' ,
　　 　 　l l￣￣ｌ l　　　l.　　　　　　　　　　　　l ノ l　 ヽ,＿,ﾉ　,l
　／⌒ヽヽヽ 　 ヽヽ__ノ　　　　　　　　　 　　　ヽ,,　＼,＿＿ ノ
（　；＾ω＾）ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ ｗｗｗ ｗｗｗ 　ｗｗｗ ｗｗｗ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　 　　 　　／⌒ヽ 　い…いやだお・・・もう一人になりたくないお・・・　
　　　　　　　（　；ω；）　

悲しみにくれる彼にさらにおいうちをかける出来事が
　　　　　　　　　　　, ,,,､､､､
　　　　　　　　 ,／.ﾞﾞﾞ ﾞ.";;ヽゞﾞ''-､､､
　　　　　　　,ィノノ　ﾉｿ;ゞ- -;:ii>;,,,,,ﾞ ､
　　　　　　 iミ' ;ソﾉノ"　　　　　　 ヾﾐ!
　　　　　　i ノ!ﾍｰ'　　　　　　　　　 iミ;!
　　　　 　 iｿ!　　　　　　　　　　　　 iミ;!
　　　　　　iﾐ!　　,.==､､_ 　,__,,,..､､、　i;;ﾘ
　　　　　 i^iﾄ.　　_ｨｪｧ了 (ェoヮ､　/!7　　　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　 　 Ｙl.|　　　　´!| |!｀　　　　! ! }　　　 /
　　　　　　 ﾚl　　　　/u__,ゝ　　　　i:l‐'　　　│　
　　　　　　 　 li　　/　_二' _､〉　　i l　　　　＜　 ここら辺にマンション建てます。
______-ー;;;;;;;;;;;;ヽ 　　´ ￣ 　｀　　i/;｀''ｰ-､,,,,　＼
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;ﾞヽゝ､ 　 , 　ノ／/ ;ヽ;;;;;;;;;;;;;;"''　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;　ヽｰ --''"　/;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;>;;;;;ヽ ＼　￣／　/;;;;;;;;;;<;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;ヽ 　 ><　　/;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;ヽ /|;;;jヽ/;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

　　　　　　　　　　　　　　　　　Λ＿Λ
　　　　　　　　　　　　　　　　 （ ´Д｀ ） 　　　　　　 Λ＿Λ　
　　　Λ＿Λ　　　　　　　　 ／　　　 ,＼　　　　　 （´Д｀　）
　　 （　´Д｀）　　　　　　　　|　l　　 　l　|　　　　　／　　　 ＼　
　　／　　　 ＼　　　　　　　 | .;|;;:｡;:,:、| ;|　　　 ..,. | l　　 　l　|
　　|　l　　 　l　| 　　　 ..,. .,　ヽ 'ﾟ;_｡:_;./ /;-ﾟ;・,｡:ﾟ;:.ﾟ|.;|.　　　|　|
　　|　|　　　 | _|｡.:_:：゜｡-.;.:゜;／_ﾝ∩ｿ/＼;；:;.:.｡:,　ﾞヽ 'ﾟ;｡_ / /
　　ヽ ＼_　.｡'ﾟ/　　　`｡:、｀；゜::;.:、,:ﾟ;:　.:..゜:: ﾟ｡:..;: ／_ﾝ∩ｿ /＼　
　　 /＼_ﾝ∩ｿ＼　　　 ﾟ ;:ﾟ..゜:: ﾟ｡:.:.:ﾟ; ﾟ ;:ﾟ..;ﾟ; ',"／　 /`ｰ'ｰ'＼　＼
.　 /　 /`ｰ'ｰ'＼ ＼　　　 ﾟ ;:ﾟ..゜:: ；｡:.:.::ﾟ｡；:;.: ヽ 　<　　　　　/　/
　〈 　く　　　　/　 /　　　　　　ﾞ;:ﾟ／⌒ヽ;ﾟ:"　　　＼ ＼　　 /　/
　　　　　　　　　　　　　　 ＿　-（ ；＾ω＾）-　
　　　　　　　　　　　　　　　-　ﾟ　~~~~~~~_　ﾟ

動けない彼にとってマンション建設は死活問題。運命の時は刻一刻と迫る。



　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　も・・・もうだめだお・・・
　　　　　　　　（　′ω丶）　　　　　　

なんかオニフスベを思い出した

次々に開発が進む。

　　　　　　　　　　　　 ε~3
　　　　　　　　　　　　　 |||
　　　　　　　　　　　　 ) V (
　　　　　　　　　　　,,-'ノ（　'- 、
　　　　　　　　　、/:,;ｰ､⌒ ,-;､ヽ ,.
　　　　　　　　 　}ﾐi::(゜:;j)i |(y; ﾟ)iﾐ{
　　　　　　　　　 (ヾ::／ｲ__l丶 r'1ﾉ
　　　　　　　　　 　}::l::.)>++<( :l :{.
　　　　　　　　　　 ヽ!;;_｀二´_,,!ノ　　　　　　　　　,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　 　 　 　 　　| | 　　　　　　　　　;;;;;;''''　 　;;;;;;　　,,,,,,,　　　　 ;;;;;;　　　　　　 ;;;;;;
　　　　　　　　　　　 iヾ_,,| |-,_,-- ,__／＼;;;;;;'　　　　　;;;;;;　　;,,,,,;　　　　 ;;;;;;　　　　　　 ;;;;;;
　　　　 ＿,、　　__／ー-+-+、ヽ__＼ノ;;;;;;'　　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　 ./λﾉ＼,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,--;;;;;;　　　　　　　　 ;;;;;;　　　　　　　　;;;;;;;;　　　　　　 ;;;;;;;
　　　/ /￣＼ﾌ、> 'i |＼/ヾ,))　|==;;;;;;　　　　　 ;;;;;;　 ;;;;;;　 ;;;;;;　　　　;;;;; ;;;;;　　　　　;;;;; ;;;;;
　　<`ﾚ’　　　i'V　ノ |　,,|>-"'　ヽー;;;;;;　　 　　 ;;;;;;　 ;;;;;;　 ;;;;;;　　　;;;;;;　;;;;;;　　　　;;;;;;　;;;;;;
　　 i",|-,　　　ヽﾆヽ_.|/^il"~`》＿,-"　;;;,,　　　　;;;;;;　 ;;;;;;　 ;;;;;;　　 ;;;;;;. 　;;;;;; 　 　 ;;;;;;. 　;;;;;;
　　 `i"-P　　　_/￣,]|`=,)ー+ー'　　　　 ;;;;;,,,　　　　 ;;;;;;　　　　　;;;;;;.　　;;;;;;;　　　;;;;;.　　;;;;;;
　　　ヾイゝ_　'"┴-<|iヾソ　　　　　　　　　 '';;;;,.
　 ∠ニO)ー`　　　 /＞i |L 　　　　　　　　　　''''';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　＜)＿ヘ_(^ヽ
　　　　　　　　　　　　　 ヽ|

そんなある日　　　
　　　　　　　　　, - '"￣　＿＿　　 丶､
　　　　　　　／　　　　　.//,-,-､ヽ;;;;;;;;;;丶
　　　　　　/　　　／　　 | |l_　 / /　''::;;;;;;;;ヽ
　　　　　　l　　／;;::　　　＼ニ彡　　　 ''::;;;;;ヽ
　　　　　　!, ,/,: -;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::,,,,,　　　 ''::;;;;;ヽ
　　　　　　_,i＿, -ー───ｧ,─.､;;;;,,　　　 :;;;;;｀l
　　　　　　''t'i-､_,},}ﾉ ,,,:-;;彡-ー'';;;丶;;;;,,　　　:;;;;|
　　　　　　,ﾉ. r;;/,;;;;;;^'''ｨ_｡ ｭ､　　';;;/ﾐ;､;;;;,,　　 .:;i
　　　　　 .| i'"~　''''':;;､,,　￣　 ,,,,,,,,,;lミﾐﾐヽ;;;;; 　　|　　／￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　r'-.'ｰ─^ー'＿　 ;; 　 "'';;;|ﾐ/~￣iヽ　　/　　|　
　　　　　T'''ﾆニﾆﾆヽ＿彡､,, 　　 ;;l/r';;; l jll.|　/　＜　 おや、この芽は・・・
　　　　　.|　_＿＿　　　　　/　　　;t__ﾆ_ ﾉミ;t-'　　　|　
　　　　　i ''';;''''''''''''':;丶＿/　 ﾉ　 ;;Ylll lll ﾘllj　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　,-ー── ､_　　　 ,;　,;　　,;;/i　ll l ll lj
＿/''￣￣丶、 ."ﾌ　　';,,ノ　 ／'';;;l ll l ﾘ /
＿ ￣￣ヽ、　 Y'~;,,,,＿＿／　　,;;;j //　j
　　｀ヽ　　 i　　j;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,/,_-ー''- ､
､_,j　　|　　 |　 .j~r───────' '"~　 .|
;;;./　 /　　ﾉ.t"l ./┌─┐　　　　　　　　;;;;／￣
l;;;.!_ノ;,,､ノ　 j　|.|..└─┘　　　　_,,, -─"~ _,,／
-''"　　　　./／~￣￣￣￣￣￣　　 ,, ─''"
　　　 　　 　　　　

工事現場のおじちゃんに目を付けられる。





　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　な・・・なんか見つかったお・・・ついに僕の人生＼(^o^)／ｵﾜﾀお。
　　　　　　　　（　′ω丶）　　

　　　　　　　　　, - '"￣　＿＿　　 丶､
　　　　　　　／　　　　　.//,-,-､ヽ;;;;;;;;;;丶
　　　　　　/　　　／　　 | |l_　 / /　''::;;;;;;;;ヽ
　　　　　　l　　／;;::　　　＼ニ彡　　　 ''::;;;;;ヽ
　　　　　　!, ,/,: -;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::,,,,,　　　 ''::;;;;;ヽ
　　　　　　_,i＿, -ー───ｧ,─.､;;;;,,　　　 :;;;;;｀l
　　　　　　''t'i-､_,},}ﾉ ,,,:-;;彡-ー'';;;丶;;;;,,　　　:;;;;|
　　　　　　,ﾉ. r;;/,;;;;;;^'''ｨ_｡ ｭ､　　';;;/ﾐ;､;;;;,,　　 .:;i
　　　　　 .| i'"~　''''':;;､,,　￣　 ,,,,,,,,,;lミﾐﾐヽ;;;;; 　　|　　／￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　r'-.'ｰ─^ー'＿　 ;; 　 "'';;;|ﾐ/~￣iヽ　　/　　|　
　　　　　T'''ﾆニﾆﾆヽ＿彡､,, 　　 ;;l/r';;; l jll.|　/　＜　 花の芽がある・・・もう雑草の処理は終わったと思っていたが、何とも不思議だ。
　　　　　.|　_＿＿　　　　　/　　　;t__ﾆ_ ﾉミ;t-'　　　|　
　　　　　i ''';;''''''''''''':;丶＿/　 ﾉ　 ;;Ylll lll ﾘllj　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　,-ー── ､_　　　 ,;　,;　　,;;/i　ll l ll lj
＿/''￣￣丶、 ."ﾌ　　';,,ノ　 ／'';;;l ll l ﾘ /
＿ ￣￣ヽ、　 Y'~;,,,,＿＿／　　,;;;j //　j
　　｀ヽ　　 i　　j;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,/,_-ー''- ､
､_,j　　|　　 |　 .j~r───────' '"~　 .|
;;;./　 /　　ﾉ.t"l ./┌─┐　　　　　　　　;;;;／￣
l;;;.!_ノ;,,､ノ　 j　|.|..└─┘　　　　_,,, -─"~ _,,／
-''"　　　　./／~￣￣￣￣￣￣　　 ,, ─''"

無慈悲な建設会社の中にいて、たった一人だけ存在したその男によって、彼はなんとか一命を取り留めた。





　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　な・・・なんか助かったお・・・＼(^o^)／ﾀｽｶﾀお。
　　　　　　　　（　′ω丶）　　　

しかし、マンション建設をやめるわけにはいかない建設会社は、彼を別の場所に移し建設を続けることにした。
トラックの荷台に乗せられ、彼は見知らぬ土地へと旅立っていった。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　長距離の移動で疲れたお・・・もう休みたいお
　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　
　　　　　　　　（　′ω丶）　　　

構わん続けろ

疲れて寝てしまった彼がふと気がつくと、見知らぬ土地に埋まっていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ん・・・？
　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　
　　　　　　　　（　′ω丶）　　　

そこに、彼はいた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　じゅ・・・10円・・・！！？
　　　 　　 　　　／￣⌒ヽ 　
　　　　　　�煤@（　′ω丶）　　　�I＜いよう！また会ったな！！

どうした

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ど・・・どこ行ってたお！！？心配したお！！
　　　 　　 　　　／￣ヽ 　
　　　　　　　　（　；ω；）　　　�I＜へへ・・・悪い悪い！

彼は手が早かった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・
　　　 　　 　　　／￣ ヽ 　
　　　　　　　　（　；^ω^）　　　�I＜子供ができたぜ！！�@＜ﾊｰｲ!! �@＜ﾁｬｰﾝ!!　�D＜ﾊﾞﾌﾞｰ!!!

久しぶりに再会した彼に、疑問をぶつけてみる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　 　　 　　　／￣ ヽ 　ところで、ここはどこだお？
　　　　　　　　（　 ^ω^）　　　�I

　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　 　　 　　　／￣ ヽ 　？
　　　　　　　　（　 ^ω^）　　　�I＜おうおう、お前、そんなとこにいて自分の立場が分かってないのかい?

　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　 　　 　　　／￣ ヽ 　え・・・？
　　　　　　　　（　 ^ω^）　　　�I＜神社の御神木と知り合いだなんて、俺は鼻が高いゼ!

　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　 　　 　　　／￣ ヽ 　ええっ！！？
　　　　　　�煤@（　 ^ω^）　　　�I＜今はまだひよっこだが、まあ見てろ！百年二百年のうちにかならずお前はえらくなる！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　 　　 　　　／￣ ヽ 　ぼ・・・僕、えらくなったのかお！！！
　　　　　　�煤@（　 ^ω^）　　　�I＜正確には「将来えらくなる」だが、今でも十分立派だぞ！！やったな！

ｗｋｔｋ

突然の大出世。気づかぬうちに偉くなっていた彼。


　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　 　　 　　　／￣ ヽ 　な・・・なんか実感わかないお・・・
　　　　　　�煤@（　 ^ω^）　　　�I＜まあ、とにかくすげーのには変わりはないぜ!

そして１００年後、１０円の言うとおり彼は見事に、神社の御神木となる。


　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　 　　 　　　／￣ ヽ 　wktkがとまらないお！！！！
　　　　　　　　（　 ^ω^）　　　�I＜俺もwktkがとまらないぜ！！

それは、彼の昔からの「いつか陽の目を見る」という夢が達成された瞬間であった。


　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　 　　 　　　／￣ ヽ 　ところでどうして10円はここにいるんだお？
　　　　　　　　（　 ^ω^）　　　�I＜あーそれか。

たくさんの人が、彼に賞賛の言葉を送る。「立派な樹だ」、「美しい！」、「この樹のおかげで彼女ができました！」


　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　 　　 　　　／￣ ヽ 　　・・・へこむことを知らないやつだお。
　　　　　　　　（　； ^ω^）　　　�I＜おさい銭箱から落っこちたのさ。いやー、参った参った！！ははは！

そしてその後も、この国の未来を、この神社で１０円とともに見つめ続けていくのだが、それはまたのちの話。


　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　 　　 　　　／￣ ヽ 　　僕は今本当に幸せだお！！
　　　　　　　　（　　 ^ω^）　　　�I＜なんか俺まで幸せになってきちまうぜ!

太陽の光が目にしみるような、そんなある晴れた日の出来事だった。


　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　 　　 　　　／￣ ヽ 　　日差しも気持ちいいお！！よーし！！大きくなって、立派な御神木になるお！！
　　　　　　　　（　　 ^ω^）　　　�I＜頑張れよ！！陰ながら応援してるぜ！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜終わり〜

ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅ〜

さて、寝るかな。おまいら乙。黙ってROMってくれてアリが追う。

和んだ

おつ

おつ！

感動した

おつ

ええ話やなぁ

まあ、本当はムービーにできなかったのが悔しくて小説にしたってだけなんだけどね。
とにかくおまいらありがとう。すっきりした。けなされるかと思ってちょっと不安だった。

面白かった

間違えたorz

童話作家め。

乙。

（　；∀；）ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

乙

ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

（　；∀；）ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅー

面白かった

( ；∀；)ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

中孝介の花を聴いてたところだからすごく染みた。
乙。