小説書きたいけど文才が無い

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
ここは筆力のある人・ない人がお題をもらって自由に小説を書き、それぞれの筆力を向上させるスレです
※※※お題をもらわないでの小説投下はスレの主旨と違いますのでご遠慮下さい※※※

各まとめ入口:http://bnsk.daa.jp/
まとめwikiコラム:http://bnsk.daa.jp/wiki/index.php?%A5%B3%A5%E9%A5%E0
初心者の方は上記のまとめwikiコラムの他、掲示板を一度ご覧下さい。
小説を書く際の禁則やテクニック等が具体例付で説明されています

(三行テンプレート)
1:お題をもらう(安価より「↓」を推奨)
2:もらったお題に沿った作品を書いて、完成させる。
3:「投下します」と宣言し、作品投下。メール欄は無記入、名前欄には「もらったお題」を表記する。タイトルは無くても可。

・1レスは30行、4096バイトまで、一行は全角128文字まで(読みやすさの為に50〜60文字推奨)
・書きながらの投下は禁止
・お題をもらっていない作品はたとえ投下されてもまとめサイトには掲載されません

詳細は>>2-3辺りをご覧下さい
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:04:17.31 ID:PxrYR8a50
まずはお題をもらいましょう。基本的に過疎スレなので↓でもらうと良いです
→人のお題を使って書くのもありです。作品がたくさん投下されればスレも盛り上がります

▽投下の際の注意点
・投下宣言は「投下してもいいですか?」ではなく「投下します」。投下宣言が被らない限り、許可はいりません
・投下する人は最後に「終」「完」「了」など、投下完了の合図をお願いします
・名前欄 に『タイトル(お題:○○) 現在レス数/総レス数』 (例:『BNSK(お題:文才) 1/5』)を書いて下さい
・まとめる際にコピペがしづらいので、メール欄は空にして投下してください。
・作品を投下する際は、テキストエディタで仕上げてから、完成品をまとめて投下して下さい

▽読み手の方へ
・感想は書き手側の意欲向上に繋がります。感想や批評はできれば書いてあげて下さい

▽保守について
・創作に役立つ雑談や、「お題:保守」の通常作投下は大歓迎です
・落ちた場合は立てられる人が新スレを立てて下さい。人がいる時間を目安に

▽その他
・通常作品でもトリップを付けておくと、wikiで「単語検索」を行えば自分の作品がすぐ抽出できます
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:04:47.14 ID:PxrYR8a50
▲週末品評会
毎週木曜日の夜〜土曜日の午前中に、お題が出されます
作品は土曜日の0:00から日曜日の23:30までの間に投稿してください
その後それぞれに評価をして頂き、月曜日の0:00から火曜日の24:00まで投票を受け付けます

▽作品投稿
・ジャンルは自由、時間を過ぎての投稿も選考外ではありますがまとめサイトに掲載します
・スムーズな流れを保つため、メモ帳等の機能を使って全部書き終わってから投下するようにお願いします
・優勝時の本人確認のため、週末品評会参加者は出来れば酉を付けて下さい(酉は名前欄に#と自由な文字列)
→毎回同じコテや酉で出続けると周囲にわかりやすいです
・作品のタイトルは現在レス数/総レス数、酉を除いて、全角二十文字以内にしてください。

▽締め切り間際の作品投稿について
週末品評会では、投下締切時間の間際に集中的に投下が起こります。
それを無管理で放っておくと大変な事になるので、23時から「予約」という形を取り、運営の指示に従って順番に投下してもらいます。
予約締切は23:30で、以降は時間外の扱いになります

▽投票
・本スレへの書き込みでお願いします(複数選択可)
・ぜひ書き手の方も他の人への感想や投票を行って下さい
・簡単でよいので、感想、批評等書いて下さい。書き手の次への糧になります!
・投票は投票用テンプレを使うか、【投票】と書いて書き込んで下さい

▽優勝者特権
・投票で一番支持を得た作品の作者の方には、次回品評会のお題決定権が与えられます
・投票数が同数の場合は、気になった作品の投票数の差で決定します
・お題の発表時間は優勝者に一任されますが、遅くても土曜日の午前中には提示して下さい
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:05:28.67 ID:PxrYR8a50
451 名前: ◆dx10HbTEQg [] 投稿日:2008/01/24(木) 22:04:28.92 ID:S+qE5K340
 世界を救うのは愛か、それとも


第九十五回週末品評会お題『金銭』




規則事項:5レス以内
投稿期間: 2008/1/26(土) 00:00〜2008/1/27(日) 23:30
宣言締切:日曜23:30に投下宣言の締切。それ以降の宣言は時間外になります。
投票期間: 2008/1/28(月) 00:00〜2008/01/29(火) 24:00
※品評会に参加した方は、出来る限り投票してください
※それ以外の方の投票、感想の投下も大歓迎です。
※受験生勉強がんば><
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:06:17.49 ID:jHou24RU0
これが一番最初?
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:06:19.26 ID:PxrYR8a50
お騒がせしてスマンかった……
検索しても見つかんなかったんだよ……
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:07:21.30 ID:BhKaiNXO0
やぁスレ立て乙。
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:07:24.29 ID:kBZByjv70
新スレ乙

ああ、確認はしたんだけどな。重複させちまってすまんかった
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:07:43.33 ID:LAEv7qYD0
一乙、転載です

290 :文才無しさん :08/01/29 23:57:54 ID:wHqbwlwn
***********************【投票用紙】***********************
【投票】
No.14 How much is yourself? 1/4 ◇Ms.BlueNHo
               ―感想―
全感で書きます。


No.07 その重さ1/5 ◇zsc5U.7zok
               ―感想―
全感で書きます。


【気になった作品】
No.09 敗北 1/5 ◇7AU9V6jy46
               ―感想―
全感で書きます。
********************************************************
投票レスが消えた……変なスレに誤爆しちゃったかも
とりあえず投票だけ。全感必ず書きます。ってか書いてます
レス反映されない。転載お願いします
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:08:04.22 ID:SkAniMRa0
>>1
でもこのスレタイだとBNSKじゃねぇw
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:09:09.66 ID:ylGAFnF20
スレ立て乙

集計、一人だけじゃ心もとないんだが、他にやってる人いない?
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:09:19.53 ID:RCvtDP6tO
>>1
スレタイなんて小説と文才があればなんでも良いのです
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:09:37.76 ID:HZvY1ARC0
カオスすぎたなwwww投票できなかった人もいそう
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:10:26.75 ID:FqGNdwvgO
乙建てスレ
重複しすぎw
15 ◆7BJkZFw08A :2008/01/30(水) 00:10:31.80 ID:kBZByjv70
前スレの続き、一応。
No.18 ありふれた日常の話をしよう 1/5 ◇hvGLN9Us8Q
やりとりの雰囲気が好き。
主人公の語り方から出てくるなんとも言えない雰囲気も良い。
姉の指輪と湿布の件は、当初全く気付かなかったが何度か読んでやっとわかった始末。
とすると途中の会話にやや不自然な感じがしないでもないが…
この会話を見るに姉は相当なやっかいさん、姉のいない俺には分からんがこんな姉貴は勘弁だぜ。
気になると言えばやっぱり金銭って感じはしない話ってとこか。
会話の端々に金額は出てくるけど、ね。
俺も上手い事はやれなかったから偉そうに言うのもなんだけど、やっぱお題は大事だと思うし。
とは言えこの作品、中々良かったと思うから関心表を入れるわけだけども。
お題は大事だけど、全てじゃないってことで…

No.21 「金銀の斧よりも」 1/3 ◇ZetubougQo
落ちに笑ったので票を。
>女神
なのに
>仏様を彷彿とさせる
はちょっと違和感あったな。普通に柔和な微笑だけでもよかったんじゃね?
>「いいえ、私が私が落としたのは鉄の斧です」
はミスかな。
後、地の文で「だ、た、である」と「です、ます、ました」が混ざってる。
具体的に言うと、
>それを聞くと、から、>男は驚いて叫びます
16 ◆7BJkZFw08A :2008/01/30(水) 00:10:40.92 ID:kBZByjv70
までが丁寧語。女神の動作だけかとも思ったけど、他の部分は女神の動作でも同じなんだよね。
まあもうちょっと見直した方は良いんじゃないかな。
だがこのセンスは良い。面白かったと思う。
お題の「金銭」をまあこんな形で使うとは、ね。
ああ、でももうちょっと文を削るというか、磨いて欲しい気はする。
二つ三つの文が一つにまとまりそうなところも結構あるし。

No.25 一月十七日 ◇IOXYmSMPl6
金(金額とか代金とか)絡みの話では一番良かったかな。
重い雰囲気がしっかり出てる。
嫌な話だよね、本当に…
最後、なんとか希望が見えたのは良い終わり方だと思う。
それも降ってわいたような感じじゃないのが良い匙加減。
コンビニに入った時俺の頭をちらっと嫌な予感が走ったが、杞憂だった。
鬱小説の読みすぎですねわかります。
結局のところ、母親は宗教から抜け出せたのかな。
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:11:51.65 ID:RCvtDP6tO
転ばぬさるの杖
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:12:07.11 ID:BhKaiNXO0
sageる人って今回どの酉で参加してたんだろね?
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:12:42.65 ID:jHou24RU0
やっぱり締め切り直前に全巻投下は控えるべきだったか
ごめ、割り込み投票とかし辛かったよね
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:14:02.60 ID:LAEv7qYD0
暇な奴、
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1201618743/
こっちのスレで、どういうレスだと反映されないか、実験しないか
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:14:29.51 ID:8IAE1P+50
>>18
前スレの投票用紙に答え書いたのに気づかなかった? ほら、その一番下のあたり。


皆様の批評はニヤニヤしながら読ませていただきました。
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:15:35.59 ID:FqGNdwvgO
あっ、トロッコ=自転車か
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:21:38.00 ID:2KOSWTJPO
>>18
sageの人ってそういう馴れ合いを嫌ってわざわざトリを変えたのに、
そんな詮索をしたら意味がないのでは?
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:22:04.94 ID:BhKaiNXO0
>>21
うん? はっきり言ってくれないと、ぼくは鈍感だからわからないなぁw
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:23:36.36 ID:8IAE1P+50
>>23
毎回別酉だけどね……。
むしろ無名酉にもスポットを当ててもらいたいって願いもあるから、詮索よりは全作品をじっくり読んで探してもらいたいところw
26 ◆BNSK/DqMrY :2008/01/30(水) 00:24:50.10 ID:SkAniMRa0
 投 関 
 1 − No.01 買うもの買われるもの ◆A9epGInhJg氏
 − 1 No.02 WAVE ◆Y0djreexPk氏
 1  1 No.03 価値 ◆pxtUOeh2oI氏
 − 3 No.04 Want ―それぞれの事情― ◆Jt58MPybkw氏
 1 − No.05 野口さんを巡る話 ◆p/4uMzQz/M氏
 1 − No.06 空から降る一億の金 ◆TNePtEXEN2氏
 − 1 No.07 その重さ ◆zsc5U.7zok氏
 − 2 No.08 貧者と悪魔と賢者と貨幣 ◆dHfRem3ndk氏
 1  1 No.09 敗北 ◆7AU9V6jy46氏
 − 4 No.10 金は天下の回りもの ◆VrZsdeGa.U氏
 − 4 No.11 嘘800 ◆czxS/EpN86氏
 2  1 No.12 狙われた物を金銭に変える男 ◆RlxBNHMmBo氏
 5  2 No.13 1万円と私とバカ野郎 ◆lDzk49E.e2氏
 − 1 No.14 How much is yourself? ◆Ms.BlueNHo氏
 − − No.15 コイントス ◆Sound.UlVY氏
 1  2 No.16 敬意を払え ◆USA/vz4MEM氏
 2  1 No.17 「ぼくたちの価値は」 ◆/sLDCv4rTY氏
 1  1 No.18 ありふれた日常の話をしよう ◆hvGLN9Us8Q氏
 − 1 No.19 うまいやり方 ◆7BJkZFw08A氏
 − 1 No.20 現代金狂い小話 ◆VZpO0svMyk氏
 1  3 No.21 「金銀の斧よりも」 ◆ZetubougQo氏
 3  2 No.22 コルネオ! ◆LBPyCcG946氏
 2  4 No.23 不器用な家康が嘆く先とは ◆ecJGKb18io氏
 2  3 No.24 「お金で買えるエンディング」 ◆/7C0zzoEsE氏
 − 1 No.25 一月十七日 ◆IOXYmSMPl6氏
 − 1 No.26 あなたのお値段教えます ◆cwf2GoCJdk氏
 − 2 No.27 とある武器屋の看板娘 ◆InwGZIAUcs氏
 − − 選考外No.01 とある日常 ◆giGW7Jwhd氏
 − 8 時間外No.01 御茶ノ水リトルパンドラ ◆QIrxf/4SJM氏
27 ◆BNSK/DqMrY :2008/01/30(水) 00:26:08.98 ID:SkAniMRa0
どうもズレがあるみたいだけど、優勝者変わらないみたいだから勘弁してね。
そんなわけで優勝は5票を獲得したNo.13『1万円と私とバカ野郎』の作者、◆lDzk49E.e2氏です。
◆lDzk49E.e2氏は次回お題の発表時期を報告して下さい。
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:27:43.65 ID:jHou24RU0
◆lDzk49E.e2氏おめー
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:27:55.51 ID:BhKaiNXO0
◆lDzk49E.e2氏オメ!

運営の中の人乙だぜぃ。
そんで、とうぜん集計、転載人乙ですた。
投票参加者そんで、参加者の皆さんもおつかれー。
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:28:20.07 ID:hhyqgTqK0
◆lDzk49E.e2氏おめ
31 ◆BNSK/DqMrY :2008/01/30(水) 00:28:49.62 ID:SkAniMRa0
あ、ごめんちょっと待って。色々待って。
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:28:55.65 ID:FqGNdwvgO
◆lDzk49E.e2氏おめでとうございます
運営全感投票参加者みんなまとめて乙
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:29:43.40 ID:r26CNOzm0
ん?集計間違ってない?
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:29:46.35 ID:LAEv7qYD0
◆lDzk49E.e2氏おめー!!

作品書いた人、感想書いた人、運営の中の人、乙 みんな乙だぜ!
票は結構ばらけた感じですなー
35 ◆BNSK/DqMrY :2008/01/30(水) 00:29:54.27 ID:SkAniMRa0
ズレてるとか、そういう問題じゃないくさい。多分優勝者違う。ごめん。
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:29:54.34 ID:RCvtDP6tO
◆lDzk49E.e2氏おめでたーう
運営の皆様、集計の人にまとめた人も全員お疲れさんです
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:30:20.87 ID:8IAE1P+50
            ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'',    / あ .あ ま ヽ
             ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{     |  あ .わ だ  |
             ヽ::r----―‐;:::::|    | わ あ    |
             ィ:f_、 、_,..,ヽrリ    .|  あ わ     |
              L|` "'  ' " ´bノ     |  わ わ     |
              ',  、,..   ,イ    ヽ わ わ    /
             _ト, ‐;:-  / トr-、_   \  て   /
       ,  __. ィイ´ |:|: ヽ-- '.: 〃   `i,r-- 、_  ̄ ̄
      〃/ '" !:!  |:| :、 . .: 〃  i // `   ヽヾ
     / /     |:|  ヾ,、`  ´// ヽ !:!     '、`
      !      |:| // ヾ==' '  i  i' |:|        ',
     |   ...://   l      / __ ,   |:|::..       |
  とニとヾ_-‐'  ∨ i l  '     l |<; 天  ヾ,-、_: : : .ヽ
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:30:21.88 ID:r26CNOzm0
けっこう票抜けてる気がする。
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:31:40.17 ID:wJr8YGXN0
間違ってね?
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:31:48.11 ID:g1Hn2QXl0 BE:605441546-2BP(1)
うん。私 How much is yourself?に投票した。他何人か投票見た気がする。
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:32:36.45 ID:Bv7SpZoT0
ま、のんびり待ちましょうや。
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:32:40.06 ID:hhyqgTqK0
なんというgdgdwwwww
こういうことがよくあったのが昔のBNSKなんだよ。いまの新参はry
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:33:11.53 ID:BhKaiNXO0
ありゃこりゃ珍しいアクシデントだな。
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:33:34.98 ID:r26CNOzm0
どんまいです。ゆっくりで大丈夫っす。
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:33:39.83 ID:XOeCoaUdO
いつもながらおっつー

あ、あと、おれの票増えてるよ。いっといた方がいい?
No.17なんだけど、たぶん、1-1だ
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:34:41.36 ID:636lvBPL0
こんな時は両手でペニスを握って心を落ち着けるべきだな
47 ◆BNSK/DqMrY :2008/01/30(水) 00:34:41.48 ID:SkAniMRa0
一行ずつズレてたっぽいよ!
死ね! 俺氏ねじゃなくて死ね!
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:35:10.81 ID:FTdL/XJJ0
頭領マイケル
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:35:37.23 ID:kBZByjv70
ああ、集計間違ったとかじゃなくて一行ずれかw
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:35:42.24 ID:8IAE1P+50
>>47
         ______
       /          `ヽ
     /              `、       \   ___|_|」
  / ̄ ̄\              | ヽ      /  |__  |
'" ̄ヽ     ヽ!!           |,," ヘ    <       | |
ヽ          ゙!!!、        ,,-'   iヽ── /      丿 /
|||l            ゙゙ヽ、ll,,‐''''""     | ヽ|||||||||      ヽ/
|||l     ___,,,,,,   ゙l    ,,,,,    \|||||||||      _
||!'    /ヽ、 ;::''“”“~`゙>┴<;''“”~` /\ |'" ̄|     | |
\  /  |ミミヽ──‐'"ノ≡- ゙'──''彡| |、 |    |     | |
   ̄|    |ミミミ/"~( ,-、 ,:‐、 ) '彡|| |、/   /      | |
 ヽ、l|    |ミミミ|  |、─\\\\ |彡l| |/  /_     | |
  \/|l    |ミミミ| \_/ ̄\\\\''|l/    ̄/     | |
  \ ノ   l|ミミミ|  \二二\\\\     フ      | |
    ̄\  l|ミミミ|    ̄ ̄ ̄\\\\    \     | |
    | \ ヽ\ミヽ    ̄ ̄"'  \\\\   /    |_|
    /  \ヽ、ヾ''''ヽ、_____//\\\\ /
  /  ヽ ゙ヽ─、──────'/|   \\\\ ̄/
. /       ゙\ \     / / \__\\\\
   ───'''" ̄ ̄ ゙゙̄ヽ、__,,/,-'''"      \\\\
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:35:53.24 ID:r26CNOzm0
次回からは専ブラのプレビュー使うといいかも。
52 ◆BNSK/DqMrY :2008/01/30(水) 00:36:19.38 ID:SkAniMRa0
 投 関 
 − − No.01 買うもの買われるもの ◆A9epGInhJg氏
  1  1 No.02 WAVE ◆Y0djreexPk氏
 −  1 No.03 価値 ◆pxtUOeh2oI氏
  1  3 No.04 Want ―それぞれの事情― ◆Jt58MPybkw氏
 − − No.05 野口さんを巡る話 ◆p/4uMzQz/M氏
  1 − No.06 空から降る一億の金 ◆TNePtEXEN2氏
  1  1 No.07 その重さ ◆zsc5U.7zok氏
 −  2 No.08 貧者と悪魔と賢者と貨幣 ◆dHfRem3ndk氏
 −  1 No.09 敗北 ◆7AU9V6jy46氏
  1  4 No.10 金は天下の回りもの ◆VrZsdeGa.U氏
 −  4 No.11 嘘800 ◆czxS/EpN86氏
 −  1 No.12 狙われた物を金銭に変える男 ◆RlxBNHMmBo氏
  2  2 No.13 1万円と私とバカ野郎 ◆lDzk49E.e2氏
  5  1 No.14 How much is yourself? ◆Ms.BlueNHo氏
 − − No.15 コイントス ◆Sound.UlVY氏
 −  2 No.16 敬意を払え ◆USA/vz4MEM氏
  1  1 No.17 「ぼくたちの価値は」 ◆/sLDCv4rTY氏
  2  1 No.18 ありふれた日常の話をしよう ◆hvGLN9Us8Q氏
  1  1 No.19 うまいやり方 ◆7BJkZFw08A氏
 −  1 No.20 現代金狂い小話 ◆VZpO0svMyk氏
 −  3 No.21 「金銀の斧よりも」 ◆ZetubougQo氏
  1  2 No.22 コルネオ! ◆LBPyCcG946氏
  3  4 No.23 不器用な家康が嘆く先とは ◆ecJGKb18io氏
  2  3 No.24 「お金で買えるエンディング」 ◆/7C0zzoEsE氏
  2  1 No.25 一月十七日 ◆IOXYmSMPl6氏
 −  1 No.26 あなたのお値段教えます ◆cwf2GoCJdk氏
 −  2 No.27 とある武器屋の看板娘 ◆InwGZIAUcs氏
 − − 時間外No.28 とある日常 ◆giGW7Jwhd氏氏
 −  8 時間外No.29 御茶ノ水リトルパンドラ ◆QIrxf/4SJM氏
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:38:04.66 ID:Bv7SpZoT0
>46

握ってみてるけど、逆に落ち着かなくなっちまったよ。
54 ◆BNSK/DqMrY :2008/01/30(水) 00:38:09.36 ID:SkAniMRa0
◆lDzk49E.e2氏には、本当に悪い事をした。
5票獲得はNo.14『How much is yourself?』を書いた◆Ms.BlueNHo氏だった。

ごめんね、本当にごめんね。
言い訳させてもらうと、二ヶ月振りに規制解除されて結果発表するの久し振りだったんだ。


>>51
集計用のエクセルシートに貼り付けた時点でズレてたから、それは関係ないんだ。
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:38:30.23 ID:hhyqgTqK0
てことであらためて◆Ms.BlueNHo氏おめー
お題マダー?
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:38:42.54 ID:RM0t+sQp0
◆Ms.BlueNHo氏、おめでとう
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:39:09.61 ID:g1Hn2QXl0 BE:529760873-2BP(1)
あらめて乙ー!
◆Ms.BlueNHo氏おめー
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:39:11.01 ID:PxrYR8a50
◆Ms.BlueNHo氏、おめでとう!!
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:39:26.98 ID:kBZByjv70
おめでとう、おめでとう、おめでとう
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:39:36.15 ID:r26CNOzm0
◆Ms.BlueNHo氏おめでとう。集計おつです。
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:39:36.61 ID:FqGNdwvgO
温めて
◆Ms.BlueNHo氏おめでとうございます
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:40:04.50 ID:m5Rg4ZC80
◆Ms.BlueNHo氏めー
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:40:47.25 ID:BhKaiNXO0
◆Ms.BlueNHo氏おめー
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:41:07.38 ID:HZvY1ARC0
◆Ms.BlueNHo氏おめー
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:41:12.08 ID:2IA1Tdta0
スゴい。久々に見たら投票数増えたねえ。
これくらい投票があると参加してなくてもなんとなく嬉しいな

運営各氏乙です。◆Ms.BlueNHo氏おめでとうございます。
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:42:02.42 ID:wJr8YGXN0
◆Ms.BlueNHo氏おめー
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:42:16.03 ID:LAEv7qYD0
◆Ms.BlueNHo氏おめー!!
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:42:29.89 ID:HZvY1ARC0
集計、運営おつううう
俺も集計してみたけど、これはめんどくせええ
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:44:58.54 ID:r26CNOzm0
しかし今回は該当作品無しがよく目に付いたな。やっぱ『金銭』難しいね。
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:48:05.00 ID:6t2nZDCk0
スロットに一日10万突っ込む俺に金銭なんてお題無意味だぜ!
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:48:51.80 ID:SkAniMRa0
>>70
むしろそれで書けばいいじゃんw
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:49:03.26 ID:hhyqgTqK0
>>70
小説のネタよりも、自分の人生設計について真剣に考えろw
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:50:13.16 ID:r26CNOzm0
>>70
全財産擦って、借金背負って、ホームレスになって、小説化。
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:51:06.86 ID:XOeCoaUdO
◆Ms.BlueNHo氏おめでとー
もしくは
◆Ms.BlueNHo氏おめー

前スレ>>928 >>929 >>935
わかりにくくて、ねられていない……。
それって、最悪だ!!!!
うごごごご!! 反省!!
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:51:17.68 ID:6t2nZDCk0
>>73
その発想はなかったわ
今から幼稚園の隅っこでホームレスしてくるわ!
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:51:21.49 ID:LAEv7qYD0
投票用テンプレでレスが反映されない件についてわかったことを述べますです

どうもアスタリスクの数が原因の模様
上下に2本使い、それがレスの第1行目から始まる場合

***********************【投票用紙】*********************** テンプレの数
******************【投票用紙】******************* 最大数

で最大数を超えると反映されない
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:51:50.73 ID:ch3DhzZn0
規制解除キタワァ
久しぶりに書きたいからお題くだしあ
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:52:12.05 ID:wDIdzYrf0
>>77
破産
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:52:43.37 ID:FqGNdwvgO
樹海
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:52:48.97 ID:LAEv7qYD0
******************【投票用紙】******************
【投票】
    というわけで、左右の対象も考慮に入れて
    この長さにすれば、解決しそうです
**********************************************
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:53:37.23 ID:ch3DhzZn0
>>78-79
爽やかすぎるwww
書いてくる
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:53:37.69 ID:LdOrZUZr0
***********************【投票用紙】***********************
***********************【投票用紙】***********************
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:53:47.45 ID:HZvY1ARC0
>>80
なるほど。おつ
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:53:51.42 ID:SkAniMRa0
******************【投票用紙】*******************
【投票】:
No.00 てすと ◆ZZZZZZZZZZ

【気になった作品】:
No.99 てすと ◆XXXXXXXXXX

***********************************************
これだと大丈夫?
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:56:39.25 ID:r26CNOzm0
お題ください。
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:56:57.42 ID:BhKaiNXO0
>>85
試行錯誤
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:58:36.31 ID:LAEv7qYD0
>>84
大丈夫…、だよね?
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:58:42.38 ID:SkAniMRa0
ついで
つ思考錯誤
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 00:59:10.65 ID:SkAniMRa0
>>87
まぁ、書き込めたって事は大丈夫なんだろうw
検証乙だぜー
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:01:16.90 ID:r26CNOzm0
>>86
>>88

了解。思考錯誤ってなんぞ。
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:02:40.10 ID:LdOrZUZr0
お題くれ
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:03:19.43 ID:r26CNOzm0
>>91
浦島太郎。
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:03:31.98 ID:LAEv7qYD0
あと、それとは別に↓だそうで
作品投下する際は、1行目の空行に気をつけたほうがいいらしいっす


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/01/30(水) 00:23:23.16 ID:HMs8TulH0
こんなのがあるらしい。
ここの反応を見るに、一行目が改行以外に、記号だけでも消えちゃうんじゃないか?

> 627 名無しさん@ピンキー sage 2008/01/15(火) 21:54:50 ID:x6K+J9Jh
> あ、知らない新規制を発見したので、既出かもだけど報告。
>
> 一行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えるそうです。
> SS文面の区切りが良いからと、最初に改行いれるとマズイみたい。

ということらしい。
対策としては、1行目を全くの空行ではなく「半角スペース1字を入れて改行」でいけるそうな。


94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:04:06.76 ID:RCvtDP6tO

 あ ら わ れ な い
   優  勝  者

>>91
カードゲーム
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:04:08.73 ID:BhKaiNXO0
>>91
たにまち
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:06:21.72 ID:SkAniMRa0
>>93
ほんとだ消えたwwwww
書き込みが反映されないって言ってた人らはそれが原因かw
97 ◆Ms.BlueNHo :2008/01/30(水) 01:13:43.49 ID:63VkRoFjO
携帯から失礼します。バイト先にいるもので
トリップはちゃんと表示されているでしょうか?
まず、作品を読んでくださった方。投票、関心表を入れてくださった方に心からお礼を申し上げます。
文才スレ復帰して一発目の品評会で優勝とはちょっと信じらんない結果でした。
今日も大学とか休憩時間とかでスレ見てて、感想貰うたびに嬉しい気持ちになりました

作品は、自分でも完全に納得のいく出来とは言えませんでした。
誤字とか消し忘れとかあるし・・・
何より時間がなかった。日曜日にバイト時間に追われる中、一時間半くらいで書いたものです
今度はじっくり書いて推敲して、より良い作品を書き上げたいと思います
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:15:40.38 ID:wDIdzYrf0
>>97
スレタイ読むついでにお題の投下時間を教えてください><
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:15:45.70 ID:fOZSbLYm0
>>97
お疲れ様。

それとお題ください
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:15:55.25 ID:jHou24RU0
お題いつー?
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:21:24.70 ID:LAEv7qYD0
>>99
闇に紛れる
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:21:58.50 ID:4UqA3VX80
>>97
い、一時間半……だと……?
速筆にも程があるんじゃねぇの!?

いいなぁ羨ましいなぁ
103 ◆Ms.BlueNHo :2008/01/30(水) 01:31:08.28 ID:63VkRoFjO
お題ですか
過去のお題を見て、斬新なものにしたいのでー

明日の深夜頃でいかがでしょうか

言い訳になりますが、明日テストとバイトカブってるんです・・・
なので、明日のバイト帰宅次第と言う事で
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:49:06.51 ID:SkAniMRa0
保守
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:50:31.91 ID:ztmCJdl00
今までいろいろweb小説みてきたが、
アリの穴小野文学のさよなら小野先生にまさる小説はない
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:53:49.10 ID:y1opFXgv0
本人乙
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:55:01.59 ID:Ze3QxBfe0
アリの穴は行った事無いけど
BNSKで一番おもしろかったのは降り注ぐ朝日の中で君とだな
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:55:01.58 ID:ztmCJdl00
わかってないんだ、おまえら
http://ana.vis.ne.jp/ali/ono/20020902000002.html
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:57:34.42 ID:y3/g/IPD0
宣伝ウザイ
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 01:59:05.82 ID:ztmCJdl00
てめえのがうぜえよ才能ナシのゴミ
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:00:31.84 ID:BhKaiNXO0
アリの穴は2chの匿名文化の悪い部分を集めた肥溜めみたいな環境w
なんだあれは?創作文芸板(笑)
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:01:37.75 ID:JI2I9cAT0
いくらお前に何の才能もないからって嫉妬すんなよ。もう夜中なんだから糞して寝ろよおっさん
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:02:38.02 ID:ztmCJdl00
ここはひどい才能のないゴミもの書きどもの巣窟だな。小学生の作文レベル
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:05:35.51 ID:BhKaiNXO0
スレタイ読めよwww
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:06:18.37 ID:JI2I9cAT0
深夜に盛り上がるかと思って軽く煽ってみたが、非常に語彙の少ないワナビ様(笑)だったようだ。つまらんから寝よっと
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:06:20.39 ID:cCNDDL2b0
ぬあああああああああああ!!
ちょっと横になったらこんな時間に!
投票も全感もできなかった…orz
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:06:28.21 ID:2IA1Tdta0
この流れで言うのも気が引けるが>>108は確かに面白いな
なにが面白いのかよく分かんないけど面白いぞ
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:06:35.33 ID:jHou24RU0
うーん酷い過疎だなあ
皆でおっぱいの話でもしようぜ?
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:07:51.41 ID:6t2nZDCk0
作家様(笑)


>>118
おれロケットおっぱい貰い!
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:09:33.76 ID:wJr8YGXN0
>>116
どんだけ寝てたんだよ、お前w
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:11:35.51 ID:SkAniMRa0
読んでみたけど俺には>>108の面白さがわからなかったなぁ。
品評会にしろ通常にしろ、もっと面白いと思える作品は幾らでもある。
まぁ、面白さなんて人それぞれだからねぇ。
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:12:33.82 ID:HZvY1ARC0
>>116
ちなみの誰に投票するつもりだったのか言ってみなハニ−
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:17:07.20 ID:cCNDDL2b0
全感書きながら読んでたんで、最後の作品まで読んでないんだ
だからだれに投票といわれてもまだわかんないんだ
その全感も14まで読んで力尽きた
どんどん文が馬鹿になってくのがわかったし
読んだ中ではNo5、No7、No14が巧いと思ったよ
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:18:32.19 ID:2IA1Tdta0
うまく語れない。
高度なボケ倒しの文章であり、ツッコミが不在ゆえに、
面白さを「発見」しなければならない類の作品だ
楽しもうとする読み手には負担を強いる。
小さなボケの積み重ねが、計り知れないズレとなって最後には作者の主張に結晶する

……ような気がするだけかも知らん。
主張がなにかは結局よくわからんし。
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:19:00.04 ID:wJr8YGXN0
>>123
14が優勝だから、結局変わらないかもな。
個人的なことを言わせて貰えば、お前がおきてれば俺の票が増えた可能性がアルっぽいのが残念だw
126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:19:04.29 ID:SkAniMRa0
>>123
せっかく書いたならNo.14までの感想投下したら?
別に全巻じゃなきゃ感想を投下しちゃいけないなんてルールはないし。
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:20:06.60 ID:SkAniMRa0
>>125
◆zsc5U.7zok乙
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:21:50.91 ID:wJr8YGXN0
>>127
◆p/4uMzQz/M乙w
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:23:18.23 ID:HZvY1ARC0
>>124
どの辺にボケがあったか俺に解説してくれないか。
>>108だよな。
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:23:30.00 ID:SkAniMRa0
>>128
ちげーよwwwID辿れwwwww
『俺の票が増えた可能性がある』って事は、つまり最低1票は入ってるって事だろ?
そっから推測したに過ぎんよwww
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:25:32.78 ID:BhKaiNXO0
まぁ次回締切まで全感投下されてもいいだろーし、焦る必要ないんじゃね?
今回は実力ある人も多く参加してていろんな色の作品があるはずだから、
全感書くことは無駄にならんと思うよ。全感すると、まとめスレに転載してもらえるしさ。
酉を飾る前回優勝者の書いた時間外の作品なんて、読み物としてのレベルが高いと
思うし、他にも個性的で引けを取らない作品も多く見つけられる、と思う。
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:26:00.58 ID:JI2I9cAT0
ネタがないから仕方ないけど、スレ違いもほどほどに頼むぜ
話題にしてもらえると調子に乗って、宣伝するやつが増えたらたまらん
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:26:02.91 ID:wJr8YGXN0
>>130
あ、何だ。
てっきり、消去法で特定されたかと思った。
まぁ、今回は優勝作品以上に時間外が鮮烈過ぎた感じだなぁ…。
つか、マジでスレタイ読めよ…orz
134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:26:48.81 ID:cCNDDL2b0
やめて!私のために(ry
ええと、全感途中で死亡しちゃったんだけど、書いたとこまで半感っておkかな?
なんかもう疲れて読めそうも書けそうも無い
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:26:58.36 ID:BhKaiNXO0
>>132
なにまたほじくり返してんの?
136以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:28:31.23 ID:jHou24RU0
>>134
全然おっけー
137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:28:58.24 ID:JI2I9cAT0
>>135
だったらお前も俺を構うなよw
138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:31:18.99 ID:Bv7SpZoT0
>108
下の方にある感想が微妙に面白かったw
139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:31:51.51 ID:SkAniMRa0
>>134
勘違い乙wwwww

それはそうと、途中までの感想でも全然おkだぜ
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:32:05.41 ID:cCNDDL2b0
おk、保守代わりに投下するよ
あ、ちなみに自分は
No.21 「金銀の斧よりも」 ◆ZetubougQo
でどうでもいいパロ書いた者です
半感だから全感へはまとめなくていいです
まとめるほどの内容でもないですし
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:32:56.96 ID:cCNDDL2b0
No.01 買うもの買われるもの 1/3 ◇A9epGInhJg
突飛な発想で面白かった
でも、いろいろはしょった感があると思った
オークション前の様子は事細かに描かれてるのに、そこから一気に終了まで飛んでしまったのが一番気になった
2レスめ真ん中の話の区切れも、なんか唐突に感じた
それと、青い宝石を一番気に入ってたのに、「宝石のひとつを失っただけだ」とだけあって別にどうでもいい感じになってるなと
あと、そのときは知らないとしても、本当に燃えてる太陽に「燃える様」という表現は避けたほうが良いんじゃないかなとも思った
そしてどうでも良いことだけど、冥王星は外されてるのねw
No.02 WAVE 1/4 ◇Y0djreexPk
わかんない、ごめんなさい
WAVEというものを理解できてない
自分が理解できてないからだと思うけど、色々とぶれてる気がする
主題とか語ってる内容とか口調とか世界観とか
2レス目の後半辺りから口調が変わって崩れてるけど、これは狙ってやったのかな?
ただ、今のネット社会を参考にしたのかな?
ちょっと考えさせられてしまった
このWAVEほど万能じゃないけど、結構万能で且つ実態のわからないものなんだよね
No.03 価値 1/2 ◇pxtUOeh2oI
斜に構えた無感動な感じがよくでてる
三人称一視点に近く、浮いた視点感がうまいと思う
全体的に巧くまとまってるんじゃないかな
ただ、どうしてか少女漫画的な(男の自分には相容れない)何かを感じた
なんでだろ
No.04 Want ―それぞれの事情― 1/5 ◇Jt58MPybkw
ああ、これ投下直後あたりで感想書いたね
も一回読んだけど、これ便意催した後は文に句点が増えてるのね
あの切羽詰った感の要因の一つはこれだったか
ニヤニヤして読み終えた
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:33:01.53 ID:BhKaiNXO0
>>137
すまなかった(AA略)
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:33:27.98 ID:cCNDDL2b0
No.05 野口さんを巡る話 1/4 ◇p/4uMzQz/M
そうそうこういう文
どうやっても自分には書けないからうらやましい
4レスにぴたりとはまる構成で、指摘する点が見つからない
しかも最後の一文読んで題名にもなってる野口さんが置いてけぼりになってたことに気づいた
あまりに面白くて二三回読み返して笑った後、自分の文才と比較して身長を伸ばしたくなった
No.06 空から降る一億の金 1/5 ◇TNePtEXEN2
なんだこれは
ええと、なんかお金を拾う系の人と忌まわしいものとして避ける人、二種類の人間が混在してることが違和感
皆が皆拾う、拾わないならまだしも、なぁ
それに山崎の性格も、最初のしたり顔の飄々とした性格と、ラストの馬鹿丸出しの性格が離れすぎてる気がする
ただ、話の運び方は良い感じだったし、
言葉の違和感も感じなかった
No.07 その重さ1/5 ◇zsc5U.7zok
2レス目を読み終えてやっと三途の川だと解った
巧く完結してる話だと思った
この話の前があっても後があってもおかしい、完全孤立の一つの話
お題の使い方もうまいし、掌編としてとても完成度の高いものだと感じた
ただ、上から個性あふれる話をずっと見てきたせいか、若干薄味に感じた
まあ話が話なだけに、大きな盛り上がりなんかもってきたらぶち壊してしまうんだろうけど…
あとすごく個人的なことだけど、埒も無いって言葉をはじめて知ったw「埒」って埒が明かないの使い方しか知らなかったんで
No.08 貧者と悪魔と賢者と貨幣 1/4◇dHfRem3ndk
これは軽くトラウマw
何を隠そう、あの場で散々分かんないと引っ張ったのは自分です、はい
あれから別テキストで保存して考え込んでるけど、未だにわからんorz
自分には文才だけでなく脳みそ全部無いんじゃないかと打ちひしがれてます orz
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:34:00.49 ID:cCNDDL2b0
No.09 敗北 1/5 ◇7AU9V6jy46
頭上に大量にハテナが浮かぶ
ええと、……何が何だかわからない(AAry
これは…壮大な謎掛けなのか?全感する人を試してるのか?はたまたあらたな風穴を開ける彗星の如く斬新な表現なのか?
えと、支離滅裂で混乱しそうだ
一つ一つ指摘点を考えてたんだけど、途中でゲシュタルト崩壊(?)起こして思考停止してしまった
ごめんなさい、感想は「解らなかった」だけにさせてください
最近自分が読んだ、ドグラマグラに通じる何かを感じた
No.10 金は天下の回りもの 1/4 ◇VrZsdeGa.U
ちょっと謎っぽい話、淡々とした語り口調、余韻を残す終わり方
なんか星新一っぽいなと感じた
話の流れは良い感じなんだけど、どことなく平坦な気がする
なんでかって言われると分かんないんだけど
あと、他の人も言ってたけど、言葉の使い方が推敲たりない気がした
もうちょっと単語の使い方とか推敲すれば違和感なくなると思う
No.11 嘘800 1/5 ◇czxS/EpN86
コミカルな地の文とテーマの重さが分離しちゃってる気がした
あと、後半すごく駆け足になってる気がする
いきなり男に声かけられて、いきなり女性と会って、いきなり同情してさっさと終わる、そんな感じ
5レス目まで読んだ後、あれ、これってそんな感傷的な話したっけ?って混乱した
No.12 狙われた物を金銭に変える男 1/5 ◇RlxBNHMmBo
なんか読みづらい
展開とかキャラ設定能力設定はすごく面白いのに
会話文のおまけで地の文がくっついてるみたいに感じた
狙って書いた文体なのかもしれないけど、どうもこう書かなければならない、という必然性がわからないなぁ
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:34:04.61 ID:RCvtDP6tO
念の為なさる
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:34:31.72 ID:cCNDDL2b0
No.13 1万円と私とバカ野郎 1/5 ◇lDzk49E.e2
これもまた読みづらい
なんかもう、むしろ自分の読書能力に問題があるのではと思いたくなる
話としては巧くまとまってるし、キャラもたってる
でもやっぱり読みにくい
自分なりに考えてみた結果、会話文が短くぶつ切りなのに、地の文はやたら持って回ったような文になってる
あと、まったくといって良いほど二人以外の情景描写が無いんだけど、これはそういう書き方してるんだろうか?
この地の文の書き方で5レスに納めるのはこういう書き方しかないのかもしれないけど、やっぱりちぐはぐ
もうちょっと会話文をなんとかすれば行数も減るし、すごく良い感じになると思う
No.14 How much is yourself? 1/4 ◇Ms.BlueNHo
ほっとした
というより、すごく落ち着いた、という感じか
着実な文体で「自身の価値」という誰もが考えたことがあろう話題を話し合う二人
でも何か現実と乖離したようなものを感じたのは、二人のこと以外の描写が少なかったからか
何か、夢の中というか、精神世界というか、そんな雰囲気を感じた
そのせいか、ラストの甘い終わり方が何か違和感
その余韻をもって最初から読み直すとまた印象が変わる
不思議な話
でも、すばらしい話
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:34:45.23 ID:jHou24RU0
しゃる
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:35:58.56 ID:cCNDDL2b0
ここまでです
最初はまじめに感想書こうとしてたのに段々知能低下してます orz
15以降の人、申し訳ない
ちびちびと読み進めたいです
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:37:10.45 ID:HZvY1ARC0
今回の品評会はネタというか構成というか、起承転結を意識して書かれたものが多くなかった?
そういう意味では結構面白いなあと思ったしその分、文章力が試されたような気がする。
逆にいつもの品評会は似たり寄ったりな作品が多い分、構成力がポイントになってたような。
どうだろうね
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:39:53.48 ID:cCNDDL2b0
コピペしてて改めて思ったけど、ほんとろくでもない文だ
だれか逆にこの感想をフルボッコしてくれる人はいないものか
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:40:24.57 ID:1uy/QlHJ0
「お、おま、カレー好きなのか」
「ああ、文句あるカレー?」
終わった。俺の人生オシマイだ。
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:43:12.67 ID:FKyRuU9L0
感想の品評会も面白そうだな
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:43:39.19 ID:wJr8YGXN0
>>150
フルボッコも良いが、たまにはべた褒めも悪くないんだぜ(´ー`)
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:44:02.25 ID:2IA1Tdta0
>>129
書いてたら長くなりそ。
もうちょっと待ってちょ
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:44:36.36 ID:RCvtDP6tO
全館の半分乙
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:44:40.44 ID:HZvY1ARC0
感想の品評会したいけど荒れそうだしな。最もそういう議論なら俺は荒れてるとは思わんが。
しかし、正直全館はそこまで全力で書いてないから駄目だな。
何か一作品に絞らないと
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:46:44.85 ID:jHou24RU0
感想の品評会なんてされたら死ぬしか
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:46:49.70 ID:wJr8YGXN0
誰もやったことの無い全感やりてぇな。
今日の会話式とか、題オンリーとか、この間のバキも悪くなかった。
ただ、この辺の二番煎じはイヤだな。
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:47:53.16 ID:BhKaiNXO0
何とか賞の選考委員の談話を見たことあるけど
やっぱ人によって価値感ちがうからな。
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:50:31.14 ID:BhKaiNXO0
ところで、
>この間のバキ
ってなんだ?教えて。見逃したかもしれん。
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:51:42.02 ID:Bv7SpZoT0
>157
いやいや。その苦しみさえ乗り越えれれば、とんでもない
上質の分析と批評と思わんかね?

……いや、俺もそんな目に会ったら二度と投下したくなくなるだろうなw
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:52:55.55 ID:wJr8YGXN0
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:53:13.16 ID:wJr8YGXN0
安価忘れた。
>>160
164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:55:09.85 ID:HZvY1ARC0
>>157
途中から一行感想したくなる気持ちはよく分かる。
全館は一気にやるもんじゃないな。
特に最近、結構力入れて読まないと読み解けない作品も多くなった
165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:55:17.77 ID:Bv7SpZoT0
じゃあ次回、久しぶりに俺も全感やってみようかな。
ネタまじえて。
166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:57:40.72 ID:2IA1Tdta0
万子とか淫乱学園とかいう馬鹿馬鹿しい単語がまずわかりやすいとっかかりになっている
(一作目なんか一行目から万子さん、で始まる。あほくせえ)
つまりこれがあくまでフィクションであることを明らかに示す。
作者と作品との距離感の大きさも感じさせられる。

>一種の茶番であるということは奇妙な確信として彼女の身体全体を包んだ。
以下数行にわたって設定された場と彼女との距離感が示される。
これは前述のアホくさい単語と組み合わされることで、
この設定された場の空虚さだけでなく、「彼女」の行動の演技性を強調する。
つまり、彼女は作者からも離れ、作中設定された場からも離れ、
奇妙に浮遊した存在なのだ。
しかし、文章中の語りはなかなか外側からでは分かりにくい彼女の心情を、きっぱりと断定する。
読み手である僕の意識は、他にやりようがないので仕方なく、
彼女のそばに寄り添って物語を眺めることになる。
浮遊した存在に寄り添うわけだから、ここには不安定さがある。
ズレはボケだ(ここで最初のアホ臭い単語がいままた影響している)。
ボケはツッコミによって解消されなければならないものだ。

あとは彼女の演技がどのように無自覚で、他人に影響されやすく、
空虚なものかが描かれているだけだ。
これは全部ボケ倒しだと僕には感じられた。
教師の側ではなく読み手である「僕」の方向へうまく位相を戻してくれたら、きっと大爆笑できたと思う。
でも、作者はそうしない。
不安定さを解消せず、そのまま物語を閉じてしまう。
そうしてはじめて、僕はそのズレこそが作者の描きたかったものではないかと思い当ったんだ。
最後の一行は、このズレが彼女特有のものでなく、
そこらじゅうの誰も彼もに内在するものだということを暗示しているのではないか。
167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:59:00.98 ID:BhKaiNXO0
>>163
すげぇ馬鹿だ。良い意味で。
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 02:59:52.49 ID:wJr8YGXN0
>>164
力入れて読まないと読み解けないっていうのは別に構わない。
ただ、難しい作品を書いた時、読者に読み解きたいと思わせる物を書けたら最高だな。
まぁ、その為には文章力が不可欠なんだけどね…orz
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 03:00:54.78 ID:2IA1Tdta0
で、結論としては「やっぱり『僕』のほうへ落としてくれるようなオチがほしいなあ。テクニックはよく分かったから」
って感じかしら

あーなげえ。
たったこれだけのこと書くのにどれだけの言葉を尽くしているのか。
スレ汚しすまなんだ
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 03:07:06.78 ID:cCNDDL2b0
>>108のどこが面白いのかわからない自分は文才ナシか
オチとか云々の前に全てが支離滅裂に見えてしまう
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 03:08:24.19 ID:BhKaiNXO0
読み解かせる作品って読者を選ぶってことじゃないのかな、ある意味一つのジャンルだと思うよ。
自分は起承転結等、構成良くて読んだ人の感情動かせる作品つくれてその上でメッセージを
明かしていない。そんな作品なら自然ととどうしてなんだろ?とか考えたくなるね。

初っぱなから読みたい人だけ読んでね、というような個性の強いのは苦手。
ちょうど、>>166が感想書いてるような作品とかさ。そういう覚悟もって書いてる人は、
誰に何を言われても我が道で書き続けるんだろうけど。
172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 03:09:31.38 ID:HZvY1ARC0
>>169
なるほど。分かりやすい解説。
アレだな。芸人がすべってるのを見て、ああこいつすべってんなあ
と思うんじゃなく、あんなに一生懸命にやってる芸人がすべっているのに
も関わらず、まだ芸をやり続けているという事象そのものが面白いみたいな
視点だな。
こういう見方もあんのか。
なるほどねえ。
これって作品全体が比喩みたいなものだよね。暗喩というか。
だとしたら俺は、教師という設定、相談室という設定にも捻りが欲しいと思っちゃうんだよな。
スレ違いごめんね

173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 03:26:43.66 ID:2IA1Tdta0
>>170
そういう感想ももちろんアリだと思う。
もっと胸はって発言するといいんじゃないかな

>>172
>これって作品全体が比喩みたいなものだよね。
そうだね。僕はそう読んだ。

>だとしたら俺は、教師という設定、相談室という設定にも捻りが欲しいと思っちゃうんだよな。
唸った。確かにそのほうが面白いかもしれない。
……検討しつつ寝る。おやすみなさい。
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 03:59:25.18 ID:cCNDDL2b0
…ほしゅ
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 04:03:03.45 ID:sVK4XrO+0
お題ぷりーず
176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 04:35:21.73 ID:PxrYR8a50
おいおい、誰かお題あげろよw
>>175
つ竹刀
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 04:49:15.66 ID:RM0t+sQp0
おはよう
人居るかな?
いたらお題くれー↓
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 04:55:33.81 ID:z88h/DfW0
セミ
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 04:56:31.41 ID:RM0t+sQp0
>>178
承知
180(お題:セミ):2008/01/30(水) 05:04:10.02 ID:RM0t+sQp0
 かれこれ、僕がひきこもり出してから何年になるだろうか。
 今年もまた夏がやってきて、家の外ではセミの声が聞こえる。
 僕は世間で言う、いわゆるニートというやつで、全くもって何もしていない。ただ食って
は寝て、食っては寝てを繰り返すだけの日々だ。親の顔すら久しく見てないし、ましてや外
出などもっての他。
 ふいに、セミが恋しくなった。
 なぜだろう。自分でも不思議に思いかんがえてみる。この自分だけの空間に、唯一響くセ
ミの声が、これ以上ない程に、元来皆無な好奇心を盛り上げている気がする。だが、外に出
てセミをつかまえるなどという行為が、果たしてこの僕にできるだろうか。家から出る事は、
即ち、沢山の人と接するという事だ。僕はそれが怖くて仕方がない。
 何時間経っただろうか。未だ外からはセミの声が聞こえる。セミはこの暑い中、太陽の真
下で息絶えるまで全力で自己主張を続ける。まるで僕とは正反対な生き物だ。
 虚ろな意識でそんな事を考えていると、突然、セミの声が止んだ。
 まるで先ほどまでの喧騒が全て嘘のように、静寂が到来する。なぜか、僕の心を不安が包
んだ。セミはどこかへ行ってしまったのだろうか、それとも……。
 いてもたってもいられなくなった。外に出て、セミを探そう。何年かぶりの、生きる意欲
が湧いた瞬間だった。
 僕は準備をし、元気よく外に飛び出した。たった1週間の命だけれど、僕はそれを全うし
た。


181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 05:05:08.29 ID:RM0t+sQp0
ああ・・・なんか寝ぼけててトリとか1/1とか色々つけ忘れちまった
次のお題くれー↓
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 05:07:11.30 ID:PxrYR8a50
>>181
モグラ
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 05:08:37.81 ID:RM0t+sQp0
>>182
承知
184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 05:35:01.76 ID:Zmb/ED3b0
>>180
人が少なそうなので感想でも

六行目「ふいに、セミが恋しくなった。」を始めとして
全体的に少し強引すぎるかなと感じた
セミの鳴き声かセミそのものどちらに注目すればいいか
置いてけぼりでちょっと曖昧な気がします
最初から終りまでの方向性は一貫してて良い
ライトに読めるわりにはちゃんとテーマがある気がするので
読後感はなかなかいいです
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 05:45:14.91 ID:RM0t+sQp0
>>184
あざすー
あんまり下手な事書くと、オチと矛盾しちゃって強引になっちゃうんですよね
そこらへんうまく調整するのが難しい
186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 05:55:04.15 ID:Zmb/ED3b0
>>185
モグラ楽しみにしてますんで
187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 05:56:38.00 ID:RM0t+sQp0
>>186
・・・ごめん、今書いてるんだけど、相当無茶する
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 06:02:47.62 ID:PxrYR8a50
やっぱ脳内カオスにしないと書けない!!
カオスにする方法を教えてくれさい!!
189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 06:07:04.67 ID:Zmb/ED3b0
まず全裸になり
             (  : )
        ( ゜∀゜)ノ彡
        <(   )
        ノωヽ

 自分の尻を両手でバンバン叩きながら白目をむき
           从
       Д゚  )  て
        ( ヾ) )ヾ て
           < <

      人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人
    Σ                           て
    Σ  びっくりするほどユートピア!        て人__人_
    Σ         びっくりするほどユートピア!      て
     ⌒Y⌒Y⌒Y)                          て
             Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
 _______
 |__       ヽ(゜∀゜)ノ
 |\_〃´ ̄ ̄ ヽ..ヘ(   )ミ
 | |\,.-〜´ ̄ ̄   ω > (∀゜ )ノ
 \|∫\   _,. - 、_,. - 、 \ (  ヘ)
   \   \______ _\<
    \  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
      \||_______ |

これを10分程続けると妙な脱力感に襲われ、解脱気分に浸れる
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 06:07:43.16 ID:6tKZ7aiwO
セミは速攻だったのにモグラは遅いな
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 06:11:58.67 ID:PxrYR8a50
>>189
おk、やってみる
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 06:22:57.57 ID:Zmb/ED3b0
>>191
まさか、本当にやってるのか
是非やり終えた感想を聞かせてください
193dig(お題:モグラ)1/1 ◆LBPyCcG946 :2008/01/30(水) 06:23:21.91 ID:RM0t+sQp0
 唾吐きかける為にある道路、それ以下の、位置にある地下路。日陰る道を歩こうと、タイ
ルが欠ける歳月と対決。それだけは、避けれないし負けれない。出かける理由にだって十分
だった。家から九分、今は腹八分。七分咲きの花には六分の花びら、そこに止まる虫にも五
分の魂。
 まるで僕はモグラのように、楽しい地下を進んでいく。悲しい過去もすら、その辺にまる
ごとおいてこう。目指すのはあのレコード屋、ひたすらのセルフエスコートさ。耳元からダ
ラダラ垂れる、枯れる事ないこの良いビートは、僕の濃度上げるキーコード。耳にへばりつ
くヘッドフォンと、タイルから鳴る蹴っとく音。
 レコード屋にはいつもの顔、言うのも嫌になるアニマル、みたいになる味あるマジ猿。無
愛想だか寝てるんだか、目も開けない店主が堅守するレコード達を漁る。
 僕はしゃがんだ。縦に並んだ、お宝達を掘り当てるんだ。両手使って、「こうですか?」
って聞く相手も無い方法で、親指と人差し指をリズム良く弾いてく。上がるbpmのレコードみ
たいに回る目と、良いBGM。ついに2列目に差し掛かった時に発見。「あった!」挙げる声。
来て良かった。
 猿の顔した主人に声かけ、すぐにお会計。4321円、ぴったりと出して財布は0円。挑
戦感覚、自由な日々で、その中でもやたら良い休日。終日聞いたミュージック。


194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 06:24:15.21 ID:RM0t+sQp0
すごい手間かかった割には黒歴史確定・・・割に合わないな
気を取り直して次のお題くれー↓
195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 06:29:38.79 ID:PxrYR8a50
>>192
やってみた
らんらんるー
なんだこれ
いいかんじに
かおす
196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 06:30:57.60 ID:Zmb/ED3b0
見てるの漏れだけか?そんな馬鹿な
お題まだなら、「学歴」で
197以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 06:31:52.18 ID:H37BHdpY0
境界線
198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 06:32:58.11 ID:RM0t+sQp0
>>196
承知

この時間はこんなもんさ〜昨日も3つ書いたけど感想1つしかつかなかったw
まあ俺がつまらないってのが一番の理由なんだけどねえ!
199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 06:33:29.18 ID:RM0t+sQp0
>>197
も承知ストックターイム
200 ◆vRa.3.SVLo :2008/01/30(水) 06:37:04.64 ID:0PJS8MEFO
まだ完成しない
201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 07:00:02.03 ID:PxrYR8a50
ほしゅ
202(お題:境界線)1/2:2008/01/30(水) 07:00:19.86 ID:Zmb/ED3b0
朝の陽射しが東側の窓から眠たげに注ぎだした。
男はパソコンデスクの前から立ち上がり、
ふらふらと、時折頭を軽く振りながら洗面所へと向かった。
蛇口をひねり、顔を洗う。
徹夜明けの荒れた肌に冷たい水がきしきしと染みていく。
洗面台の上に備え付けられた鏡に目をやる。
腫れぼったい眼をして、無精ひげを生やした男が映っていた。
歯ブラシや洗顔料などが整然と並べられた棚から石鹸と剃刀を取りると、
剃刀を洗面台のわきに置き、両手で石鹸を泡立て始める。
十分に泡立ったそれを、鏡を見ながら自分の顎に塗っていく。
出しっぱなしにしてあった水で手をすすぎ、剃刀を手に取った。
203(お題:境界線)2/2:2008/01/30(水) 07:00:57.25 ID:Zmb/ED3b0
ふと、男の手が止まる。男は剃刀を洗面台に戻すと、
自分の顎からひとすくいの泡を人さし指に乗せた。
鏡に映る男の顔は下半分が白く覆われている。
男は鏡に人差し指を近付けると、
鏡の中で白く覆われた部分をつうとなぞった。
男は満足そうに笑うと鏡の前で顔を左右に動かす。
鏡の上に乗っている白と鏡に映る白が揺れながら交じり合う。
少しの間、男はそうして笑っていたが、
思い出したように剃刀を取り、すぐにひげをそり終えてしまった。
顔に残った泡を漱ぎ、鏡についた泡をふきとり終えると
男はもう一度鏡に人差し指をひたとつける。
「冷たいな。」と笑うと男は洗面所を後にした。


204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 07:01:23.48 ID:Zmb/ED3b0
すいません、眠れなかったので
保守代わりにお題スティールしました。
205(お題:学歴)1/2 ◆LBPyCcG946 :2008/01/30(水) 07:16:57.88 ID:RM0t+sQp0
「あんたは産まれた頃からチンコがでかかった」
 と、語るのは俺の母。「チンコが入り口に引っかかって難産だった」というのは流石に嘘
だろう。あとそこは、子供には入り口と教えては駄目な部分だ。
 俺は幼稚園の頃からモテモテだった。同い年なので決してロリコンではない。卒園する頃
には、星野幼稚園はほぼ俺のハーレムと化していた。我ながらムカつく奴だと思う。男友達
にもよく言われる。だってイケメンだもの、しょうがないじゃないか。
 そんな訳で、小学校に入った頃には既に二股をしていた。2人の顔は今でもはっきり覚え
てる。名前は覚えてないが、二股のバレた時の、あの激怒した表情。女の恐ろしさをつくづ
く味わったのもこの頃の事だ。2人がとっつかみあいの喧嘩を始めた時、俺は既に逃げてい
た。
 中学に入ると、俺の女遊びは益々加速していった。浮気の最高記録を記録したのもこの時
期の事だ。クラスメイト8人、別のクラス14人、学校の先生4人、家庭教師1人、塾の講
師1人、妹1人、雌犬1匹。合計29人と1匹だったので、ちょうど1月に1人1回づつの
ローテションがぴったりでよかった。あ、ちなみに雌犬はそういう類の比喩ではない。ガチ
だ。
 何せ、一生の内で最も性欲旺盛な時期である中学生。未知なる物への探究心は、今の比で
は無いだろう。当然、29人もの恋人の名前を覚えきれるはずはない。僕は管理番号とあだ
名が書かれた名札を作って、全員に配った。もはや浮気だとか、そんなのは問題にならなか
った。いつも女の子達の間では喧嘩が耐えなかったが、僕はそれが始まると、決まって寝た
フリをした。
206(お題:学歴)2/2 ◆LBPyCcG946 :2008/01/30(水) 07:17:42.31 ID:RM0t+sQp0
 そんな中学3年間が過ぎ、僕が進学したのは女子高だった。男が女子高に入るなんて、漫
画やアニメの中の出来事だと思うだろう。それも女装してとか、忍び込んで、とかそういう
話。俺はそんな事はしなかった。毎朝パリパリの学ランで女子高に通ったんだ。どうしてそ
んな事が許されるのかって? ……モテるからに決まってるだろ。
 女子高時代、僕の趣味は激しく傾斜していった。中学校の頃に、散々美女は見てきたので
、最早その手の顔には飽き飽きとしていた。もっと個性的な、例えばベニヤ板にやわらかい
粘土をたたきつけたような顔。いわゆるブスが大好きになっていた。流石にその頃には、言
いよってくる女の子達を、丁重に断る技術も随分と成長した。性癖もS方向へと捻りに捻れ
た。1度だけ激情した女の子に包丁でチンコを切られそうになった事がある。あの時は僕も
反省せざるを得なかった。
 そして今、僕は大学生になった。大学はちゃんと共学の所を選んだ。なぜなら、女子高に
は男がいないからだ。今日も大学に行っては、ヒクつくケツの穴を押さえながら、その質あ
りそうな男子を、手当たり次第に声かける日々が続いている。


207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 07:35:22.80 ID:q1UEjvWt0
やったぁ3週連続ゼロ票だ
208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 07:46:52.70 ID:PxrYR8a50
>>207
オメ
209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 07:48:26.78 ID:egE1O5OHO
>>207
素晴らしい!!BNSKerの鏡だ!!
210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 07:49:33.46 ID:FO0NUgxv0
>>207
おめでとう
211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 07:51:23.84 ID:Rc++lTzFO
おまえらww
212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 07:54:34.54 ID:RdxJTjSn0
>>207の人気に嫉妬
213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 07:56:24.87 ID:Iw6nCPSm0
朝から元気だなw
214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 07:57:56.35 ID:y/v5cyEO0
今起きて追いついて流れに吹いた。
今更だけど>>143ありがとう、俺も得票ゼロだったけど救われた気がする
215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:04:16.57 ID:y/v5cyEO0
んでもってお題下さいなー
216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:06:20.24 ID:PxrYR8a50
>>215
晩婚
217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:08:26.24 ID:Iw6nCPSm0
高齢出産
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:09:43.74 ID:I0u5RXjcO
>>207
自慢じゃないけど俺今まで漂もらったことないから

お題ちょうだい
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:12:48.64 ID:E/HrRfXPO
数年前に書いたと思われる謎の文章がメモ帳にあったから晒してみる
ちなみに文章力とかは今も変わらないんです><





 それはもうカバですら驚いてひっくり返る様な大きな欠伸をしながら俺はベッドから体を起こした
ふと枕元に置いてあった携帯電話に視線を移す
メールの受信を知らせてくれる携帯電話のディスプレイがチカチカと点滅している

 いや、メールでは無い
予め設定しておいたアラームの様だった
つまり何分も俺に優しく声を掛けてくれたアラーム様は一向に起きようとしない俺を見放したって訳だ
これが悪夢の発端だとはアクション映画並の勢いで飛び起きた俺の頭の中には微塵も思い浮かぶ事は無かった。

 我ながら時すら越えてしまいそうなくらい猛スピードで走っていると思う
幸い家から学校までは直線のみの単調な道のりなので猪の様に猪突猛進に走り続けてもノープロブレムだ。
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:16:52.35 ID:FqGNdwvgO
>>218
つテンプレ
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:18:39.18 ID:PxrYR8a50
>>219
いちいち比喩が大袈裟だな。もう少しスマート文章にしたほうが読みやすいよ。
あと句点はつけよう。まぁ、昔のものらしいんで、直してくれれば良いんじゃないか?
222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:19:37.85 ID:FqGNdwvgO
間違えたw

>>219
つテンプレ

>>218
天ぷら
223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:21:52.43 ID:QvfCimERP
お題下さい
224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:24:43.37 ID:QvfCimERP
書き忘れ
◆Ms.BlueNHo氏おめ!
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:25:53.13 ID:PxrYR8a50
>>223
渇望
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:28:32.66 ID:QvfCimERP
>>225
把握!
227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:29:45.84 ID:m+A0oLCwO
>>209
誰も突っ込まないから言っておく。
鑑、な?
228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:31:49.16 ID:PxrYR8a50
>>227
突っ込まないのも優しさなんだぜ……
229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:35:42.17 ID:m+A0oLCwO
>>228
情けは人の為ならず、な。
他人の誤字を一々細かく指摘するのは、自分が誤字しない為なんだぜ。
230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:37:19.52 ID:PxrYR8a50
必死に誤字脱字確認してる俺がいるのは内緒なんだぜw
231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:45:46.65 ID:FO0NUgxv0
捕手(誤字指摘待ち)
232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:50:05.47 ID:PxrYR8a50
>>231
キャッチャーな。
捕手なんて日本語、今時誰も使わんぞ。
233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 08:59:21.26 ID:m+A0oLCwO
>>231
慣例で使われるのは誤字とは言わんだろw
俺だって全巻とか言うしなwww
234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 09:00:44.82 ID:FO0NUgxv0
捕手じゃなくて保守だろーってツッコミが欲しかっただけなんですごめんなしあ><
235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 09:08:08.15 ID:FqGNdwvgO
>>234
ごめんなさいな。
ごめんなしあなんて単語辞書に載ってない。
236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 09:08:09.58 ID:CDn7seLA0
>>231
保守じゃなくて捕手だろー
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 09:09:00.77 ID:CDn7seLA0
>>236
いや反対だろ・・・こいつ重症だ・・・
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 09:09:38.51 ID:Rc++lTzFO
突っ込まれるには掴みが足りなかったな
239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 09:13:30.34 ID:Hn8SHD5T0
   〜  〜
  (Φ  < ) わたしのために県下しちゃ、だーめ!
   \く /
     |д|
     \\
240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 09:19:42.76 ID:W3I2eK/mO
求題
241お題・勧善懲悪(0/3) ◆c3VBi.yFnU :2008/01/30(水) 09:21:00.09 ID:PxrYR8a50
通常作品投下しますよ。
登場人物は使い回しだが気にしない。
初見でもわかるように書いたつもりなんで。
242お題・勧善懲悪(1/3) ◆c3VBi.yFnU :2008/01/30(水) 09:21:42.23 ID:PxrYR8a50
「おいおい、勘弁してくれよ緑さん。そんな行為に何の意味があるってんだ?」
 日曜日の朝、○○県警捜査二課取調室にて。俺は努めて明るく振舞う。
「アンタも知ってるだろ? 暴力は破壊と悲しみしか生まないんだ、これほど無意味な事は無い」
 なぜか取調室にぶち込まれた。だがそんな事はどうでも良い、いつもの事だ。麻薬密輸業者の極
秘ルートが判明して、連中を一網打尽にしようとしたのが昨日。その時にちょっとしたイザコザが
あって、それに関する事情聴取なのは解っている。で、なんでこんなに必死になって上司を説得し
てるかって話なんだけど。
「だから、な? 取り敢えず落ち着こうぜ、イライラは美容に良くないだろ? 落ち着いて……」
 だって、目の前の冷徹女刑事の右手には……
「落ち着いて、まずそのスタンガンをおぎゃがはあああああああああああああああ!!!!!」
「そうだな、落ち着かないと狙いが逸れてしまう。忠告感謝するよ、巴」
「ちがあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
 脳からの信号が断線する。意識が朦朧とする中、俺は緑さんの声を聞いた。
「まぁこの程度か。……やれやれ、もっと出力は上がらないものかな」
 ……この人は殺す気だ、俺の事。

「さて、本題に入ろうか、巴彰」
「うい……」
 スタンガンで気絶させられてから一時間ほどして、緑さんに蹴り起こされた。普通なら非道な人
間だと思うだろうが、一時間も寝させてくれただけありがたい。いつもなら問答無用でたたき起こ
されるからな。
「昨日の件について簡潔に、解りやすく、何があったのか説明しろ」
「悪者をやっつけました、以上です」
「……」
 いや、簡潔に説明したのに何でそんな怖い顔をするのかね。おかしくない? スタンガン構える
意味が解らないし。
「……ふむ、聞き方が悪かったな、聞き方を変えようか。何故連中を皆殺しにした?」
 だから悪者をやっつけたんだって言ってんじゃんか……どうして何度も聞きなおすかね。まぁい
い、理由か……理由ねぇ。そんなのどうでも良いじゃないか、結果的に世の中の為になったんだ。
243お題・勧善懲悪(2/3) ◆c3VBi.yFnU :2008/01/30(水) 09:22:31.95 ID:PxrYR8a50
「良いか巴、これで何度目になるかはわからないが、今回も言うぞ」
「へいへい……」
 またお説教か、いい加減にしてくれないかな。
「お前の仕事は情報収集だ、決して殺人ではない。そこの所をどうもお前は理解していないようだ。
いくら悪人だといって、易々と殺してしまうのは警察のやる事じゃない」
 あーあー、ホント言う事が一字一句変わらないお人だ。何だ、脳味噌がパソコンになってんのか?
CPUは何使ってんだ、イ○テル入ってる? そんな嫌味が口から出掛かるが何とか押さえる。言った
ら最後、今度は気絶じゃ済まないだろうからな。
「悪人は悪人だ、裁かれて当然でしょ。第一俺は真っ当な警官じゃないんだ、警察の規則に縛ろう
とする方がおかしいよ。俺のやり方が気に食わないんなら、クビにでも何でもすればいいじゃない」
 出来るならね。俺は戦闘能力を買われてここにいるんだ、人手不足のここがそんな真似できるわ
けが無い。勿論、俺としてはどちらでも構わないさ。ここにいれば飯が食える、娑婆に戻れば自由
が手に入る。どっちもどっちだ。
「それに、クビになったところで俺のやる事は変わらない。今まで通り、悪者をやっつけるだけだ」
 弱きを助け、強きを挫く、それが俺のモットーだ。悪者に虐げられている弱者を助ける正義のヒ
ーロー、それが俺。悪人なんて知った事か、正義の前でお前らに人権なんて存在しない。
「……前々から聞きたいと思っていたが」
「はい?」
 目頭を押さえながら何か言いたそうに顔をしかめる緑さん。なんだよ、まだ何か言う事があるの
か、勘弁してくれ。
「君の正義とやらの定義を教えてくれないか?」
 はぁ? 何かと思えば、随分とまぁ単純な事をお聞きになる。正義の定義なんて解り切った事だ
ろうし、俺の場合は更に単純だ。
「勧善懲悪、これに尽きますけど」
 まぁ、勧善に関してはあまり実行できてはいないだろうけど。何せボランティアとかやった事無
いし。悪人殺してるからそれで良いか、なんて思ってる。
「勧善懲悪か……確かに君の行動はそれに適っているが」
「いるが……なんすか?」
 何時に無くもったいぶった話し方だな。忘れていたが休日出勤なんだ、さっさと部屋に帰らせて
くれないかな。
244お題・勧善懲悪(3/3) ◆c3VBi.yFnU :2008/01/30(水) 09:23:05.31 ID:PxrYR8a50
「随分と懲悪に偏っているな、君の行動は。はっきり言って、懲悪という名を騙った殺人にしか思
えないよ。以前はそれ程でもなかったと思うが」
 ほうほう、それはそれは。随分とまぁ訳の分からないことを言ってくれるじゃないの。要は唯の
人殺しって事? この俺が? 冗談じゃない。
「いくらなんでもそれは言い過ぎじゃないですか? 確かに俺は人を殺してきたさ、結構な数をね。
でも相手は選んできたし、そもそも俺の殺人を見込んだからアンタは俺を誘ったんだろ? 俺は断
っても良かったんだぜ、それをアンタの頼みだから聞いてやったんだ。多少のやんちゃには目を瞑
ってもらいたいもんだよ。嫌なら俺を殺すかクビにすれば良いじゃない。帰ってもいいか?折角の
休日なんだ、有意義に過ごさせてくれ」
 長ったらしく喋ってしまった。言いたいことは言ったし帰ろ。
 でも、緑さんの考えてる事もわかってる。
 緑さんが本気になれば俺の事なんか瞬殺出来る。スタンガンなんてただの玩具だ、素手で俺の首
を砕く事なんて造作も無いんだ。それをしないのは、
「……すまないな」
 姉貴分として、俺に親愛の情を持ってくれてるからだろうな。ただの自惚れかな。
「弟分を管理できないのは姉の責任だ。これからは気をつけるよ……」
 自惚れではないようだけど、些か不安を感じるのは気のせい? 具体的に言うと、握り締めたス
タンガンが非常に気になるんですけど。
「いや、ある程度は言う事聞くよ? あまりうるさく言われるのは嫌だけど、緑さんの言う事には
それなりに従うしさ。だからスタンガンは……」
「君にここを去られるのは結構な損失だしな。今からここに縛り付けておくのもアリだと思うんだ
が……」
 おっかしーなー。警察に鬼がいるよ? あれ、変な汗も出てきたし。
「どうだろう……?」
「無しだろ……常識的に考えろよ……」
 今日は休日、いくら叫んでも助けは来ませんでしたとさ。南無。

245 ◆c3VBi.yFnU :2008/01/30(水) 09:23:58.08 ID:PxrYR8a50
以上。お題邪魔してスマンかった。
>>240
求愛
246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 09:31:31.80 ID:W3I2eK/mO
>>245
把握

ついでに言うと戦闘能力を買われたのに仕事が情報収集では可哀相じゃないかッ
247 ◆c3VBi.yFnU :2008/01/30(水) 09:38:37.39 ID:PxrYR8a50
>>246
良く考えてみれば設定ミスったな。指摘有難う。
自分で書いてると分からないもんだな。
また書くか。新しいお題ちょうだい。
248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 10:02:12.73 ID:PxrYR8a50
人がいないな、取り敢えず保守
249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 10:31:09.95 ID:FO0NUgxv0
捕手(二回目)
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 10:34:53.69 ID:r26CNOzm0
251以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 11:10:19.47 ID:q1UEjvWt0
ほげ
252以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 11:18:53.74 ID:G0uiABfJO
授業中暇だからお題プリーズ
253以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 11:20:48.37 ID:D73FlSdH0
授業
254以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 11:21:31.60 ID:G0uiABfJO
>>253
把握
255以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 11:24:26.20 ID:1Wt8gW3L0
お題ください
256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 11:28:24.02 ID:D73FlSdH0
今の時間帯は人少ないよな…

じゃあ、今朝の動物繋がりで>>255 キツネ
257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 11:35:04.37 ID:1Wt8gW3L0
把握
258以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 11:36:10.84 ID:PxrYR8a50
……お題下さい
259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 11:36:50.35 ID:q1UEjvWt0
260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 11:41:19.21 ID:PxrYR8a50
サンキュ……寂しかった
261以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 11:42:10.48 ID:GzBqcMee0
長い仕事終わってようやくスレ見れたと思ったら優勝者に間違えられてて笑った
自信なんて一欠けらもなかったのにびびらせるんじゃねえよお

あと全感や関心くれた人ありがとうございました。批評見て参考にさせていただきます。
262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 11:47:48.80 ID:DkNeHpzT0
Bnskerのみんなが金銭で小説書いてるとき
俺は貨幣のレポート書いてたわ
はいはい、テストヤバスヤバス

優勝者おめ
263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 12:29:41.12 ID:PxrYR8a50
264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 12:32:00.44 ID:fgXqeZMYO
ダメだ全然書けない……

簡単そうなお題くらひゃい
265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 12:33:08.44 ID:jbSH5cOd0
お題をおくれ
266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 12:35:17.07 ID:q1UEjvWt0
>>264
宝箱
>>265
から箱
267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 12:38:40.28 ID:fgXqeZMYO
>>265
水族館
268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 12:40:04.34 ID:fgXqeZMYO
>>266
把握
がんばってみる
269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 12:45:20.15 ID:jbSH5cOd0
>>266
把握
270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 12:54:51.89 ID:9TCU/65O0
面白そうだから俺も混ぜてくれー。
一通りテンプレとwikiに目を通したからお題plz
271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 12:55:31.12 ID:ylGAFnF20
昼飯
272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 12:55:37.44 ID:PxrYR8a50
>>270
ポスター
273以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 12:58:43.47 ID:9TCU/65O0
>>271がお題なのかどうか迷ったぜ
>>272ポスター把握シター
274以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 12:59:34.63 ID:az7NlRUl0
>>270
たいやき
275以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 13:00:29.26 ID:dDrLnhePO
題おくれよ
276以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 13:03:55.11 ID:bPM/R4NH0
クレヨン
277以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 13:04:54.25 ID:dDrLnhePO
>>276
ありがとう
278以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 13:05:56.62 ID:7UotHiiz0
全巻全部まとめたよー
抜けあったら教えてください
このスレの半感もまとめなくていいよってあったけれど
読みたい人もいるだろうからまとめちゃったんだぜ
279以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 13:12:19.04 ID:PxrYR8a50
>>278
激しく乙なんだぜ!
編集の人には足を向けて寝られないんだぜ!
280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 13:19:44.49 ID:ylGAFnF20
>>242-244
 読んだ。
 なんだろう。最近よく見るけど、ちょっと苦手な文体だ。まぁそれは俺の好みだからい
いとして。
 読後感。なんかすっきりしない。多分、作中でテーマとして提示されたものが全く解決
されないまま終わってしまうからじゃないかな。緑さんが主人公を取り調べ室にぶち込ん
だ理由、つまり「なんで悪人を殺しちゃいけないか」みたいなことが主題だと思って読ん
でたら、最後はよく分からない終わり方。
 もちろんどう読み解くかなんて人それぞれだから、必ずしも読者がそう感じるとは限ら
ないんだけどね。
 あと、主人公の性格。幼過ぎるような。口調とか、俺は苦手だなぁ。地の文までそれで
やられるもんだから、正直読んでていらいらした。

>俺は努めて明るく振舞う。
 強烈に違和感。
>「アンタも知ってるだろ? 暴力は破壊と悲しみしか生まないんだ、これほど無意味な事は無い」
> なぜか取調室にぶち込まれた。
 このあたり、どうなってるのかよく分からなかった。文章の始めっていうのは読み手の
想像に頼れない部分、つまりていねいに情報を伝えるべきところだから(もちろん何か狙
いがあるなら別だけど)、もっと分かりやすく書いた方がいいんじゃないかな。
>「落ち着いて、まずそのスタンガンをおぎゃがはあああああああああああああああ!!!!!」
 『おぎゃがはあああああああああああああああ!!!!!』とか、こういうのは正直い
ただけない。あと、この辺り三点リーダの使用が多過ぎるような。
>そんなのどうでも良いじゃないか、結果的に世の中の為になったんだ。
>「良いか巴、これで何度目になるかはわからないが、今回も言うぞ」
 ここらの『良い』は開くべきじゃないかなぁ、と思った。いや、これこそどうでもいい
ことなんだけどさ。
281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 13:20:20.44 ID:ylGAFnF20
>そんな嫌味が口から出掛かるが何とか押さえる。
>言ったら最後、今度は気絶じゃ済まないだろうからな。
 この二文、文章の流れを切ってるような。急に主観的な文(この言い方が妥当かどうか
はよく分からないけど)から客観的な文に移ったり、その逆だったり。他の人がどう思う
かは知らないけど、俺としてはすごく違和感があった。
>勿論、俺としてはどちらでも構わないさ。
 『勿論』といわれても。
>どっちもどっちだ。
 なんか用法おかしくない?
> はぁ? 何かと思えば、随分とまぁ単純な事をお聞きになる。正義の定義なんて解り切った事だ
>ろうし、俺の場合は更に単純だ。
 なんかもう、一瞬読むの止めようかと思った。
> でも、緑さんの考えてる事もわかってる。
 話の転換が急過ぎるように感じた。
> 自惚れではないようだけど、些か不安を感じるのは気のせい?
 なんかよく分かんなかった。
>「どうだろう……?」
 『?』に違和感。俺の感覚では、だけど。

 で、なんか余計な文とかが多いように感じた。感じたというか、多分多い。長編とか続
きものならそれで楽しむこともできるのだろうけど、基本的に単発の、しかも数レス程度
の作品だと、そういうのは省くべき文にあたると思う。もっと簡潔な文章を心がけてみる
といいんじゃないかな。

 あー……なんか文句ばっかになってごめん。
282以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 13:31:53.18 ID:ylGAFnF20
>>205-206
 ……これは酷い。いや、いい意味でね。
 えーと、どうしよう。読んだけど、「酷い」とか「笑った」以上の感想が出てこない。
というかそれ以上は多分求められてない。強いて言うなら「嫌いだけど好き」。そんな感
じ。

 とりあえず
>、最早その手の顔には飽き飽きとしていた。もっと個性的な、例えばベニヤ板にやわらかい
 文頭に読点を出しちゃいけない。
>その質ありそうな男子を、手当たり次第に声かける日々が続いている。
 『男子に』じゃないかな。

 読み返してみて思ったけど、これはなんというか、すごく完成度が高いんじゃなかろう
か。構成とかそういうのよく分からないから当てにはならないけど。
 まぁ、えーと、面白かった、です。
283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 13:46:50.78 ID:az7NlRUl0
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31048643&introd_id=Xmo46Wk2o3659X99i812iGX463Gi3k64&pg_from=u
読み終えて思うのは、なんか悔しいってこと。天才ってやっぱりいるんだって改めて思う。
著者は、自分でどう思ってるか知らないけど、やっぱこれだけの才能を持ってるんなら、幸せだと思う。
自分みたいに才能のない人間は、ちょっと嫉妬しちゃうよ。悔しいけど、やっぱり村上春樹やサリンジャーを引き合いに出したくなる小説。
完璧に打ちのめされたい人向け。




ねえ、こいつ21世紀のサリンジャーって呼ばれてるみたいだけどそうなの?
284以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 13:47:31.69 ID:ylGAFnF20
>>202-203
 えー……ごめん、分かんなかった。面白みとか、色々。なので文章事項に逃げる。

>朝の陽射しが東側の窓から眠たげに注ぎだした。
 読み辛い。出だしにはもっと読みやすい(たとえば短い)文を使った方が。
>男は満足そうに笑うと鏡の前で顔を左右に動かす。
 なんか違和感。
>少しの間、男はそうして笑っていたが、
 なんとなく光景は想像できるんだけど、『笑っていた』ってのは違うような。

 んー、やっぱりよく分かんない。俺の読解力不足か、それとも雰囲気を楽しむものなの
か。後者だとしたら、とりあえず嫌いじゃない、とだけ。
285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 13:56:59.29 ID:az7NlRUl0
>>283
どうなの?
286 ◆c3VBi.yFnU :2008/01/30(水) 14:00:06.47 ID:PxrYR8a50
>>280-281
大量の感想ありがとう!
色々細かく指摘してくれて大いに助かったし、言われた部分も納得できた。
何というか、全体的に雑だったな。大まかに言うとだけど。
細かい感想返しは割愛させていただく。自己完結したし。
俺はフルボッコ大歓迎なんだぜ!俺も感想は基本的にフルボッコだからなw
それが書き手の上達につながるんだ、文句なんてとんでもないさ。
まぁそう言ったからには、ある程度成長した作品を書かなきゃダメなわけだがw
287以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 14:25:29.94 ID:jbSH5cOd0
とりあえず書いてみた。空箱関係NEEEEE

 乾いた風に舞う砂埃。砂色の曇天に覆われた鉱山。鉱夫達の居住地から少し離れた荒野、
枯れた老木の下にその少年は腰掛けていた。
「旅人さんですか?」
 声をかけられるまで存在に気付きもしなかった。それほどまでにその少年の存在感は希
薄だった。まるで魂が抜けてしまっているようだ。
「ええ」
「マスクは持ってますか?」
「マスク?」
「はい。一年ぐらい前から妙な病気が流行ってまして、鉱山から有毒なガスが漏れてるっ
て噂なんです。実際効果があるかは分からないですが着けたほうがいいです」
 少年は目をあわせずに、まるで独り言の様に呟く。
「そう、困ったわね」
「・・・・・・よかったら僕の予備の分をお貸ししますよ」
 少年は相変わらず顔を上げずにそう呟いた。
「ただ、今は手を離せないので僕の鞄から取ってくれませんか」
 少年は大事そうに箱を抱えており、一時も手を離したくないようだ。少し不思議に思い
ながらも、少年へと歩み寄っていく。
 少年の脇に腰を下ろし、鞄の中から分厚い砂色のマスクを引っ張りだした。目的は果た
したのだからもう用はないが、どうしても箱に目が行ってしまう。
「それ・・・・・・」
「え」
「その箱、よっぽど大事な物なの?」
「ああ、これですか」
 少年は自嘲気味に微笑み、大事に抱えていたのに忘れていた様な顔をした。
288以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 14:26:11.03 ID:jbSH5cOd0
「母が病気にかかったんです。咳が止まらなくなって、満足に歩くこともできなくなった
んです」
 少年は淡々と語る。
「こんな町の医者じゃとても治せそうになくて、首都ならあるいは、と。」
 少年は少し間を置いて、再び語りだした。
「でも、そんなお金はどこにも無かった。だから、家族皆で必死に稼ごうと決めたんです。
飲んだくれては母をぶっていた父もきっぱりと酒をやめて、小さな妹も家事を毎日こなし
て、僕も大人達が働く鉱山で働きだしました。思えばあんなに家族が一つになったのは妹
が生まれた時以来だったかもしれません」
 少年はまた微笑んだ。
「毎日の僅かな稼ぎを、この箱に貯めていたんです。少しづつ、少しづつ、それでも確か
に貯まっていった。少しづつ重くなっていく箱が家族の絆を深めていたんです」
 まるで流れていないように見える速度で砂色の雲は流れていく。
「それでも、間に合わなかった」

 空白の時。それを埋める様に唸る風。

「ボロボロになった喉で、掠れた声で母は最期に何か呟きました。途切れ途切れでよく聞
き取れなかったけど、最後に”幸せに・・・”と言った気がしたんです」
 少年はそれすらも淡々と語る。
「そして母の葬儀の日、父の姿はありませんでした。それが、一ヵ月前の話です。ただ、
それだけですよ」
289以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 14:26:39.28 ID:jbSH5cOd0
 少年は少し顔を上げ、遠くを見つめるような、何も見えていないような目をした。そし
て急に立ち上がり、鞄から先が尖った金具を取り出すとおもむろに箱の蓋の隙間に差し込
んだ。鍵がかかっているのか思うように蓋は開かない。それでも黙々と金具を上下させ、
ついにパキン、と軽い音を立て蓋が開いた。そして、箱をひっくり返した。
 中からゴロゴロと音を立て、トロッコに山積みにされる様なクズ石が転がり出てきた。
最後の一欠片がカツンと音をたて、クズ石の小さな山に落ちる。それを確認すると少年は
少し息を吸い込み、細く、長い溜め息を吐き出した。
「父が・・・・・・父が最初から母を救う気が無かったかどうかは分かりません。それでも、ど
うせなら箱ごと持って行って欲しかった。少しでも希望を抱いてしまうんですよ、空だと
分かっていても。もしかしたらって」
 そう言うと少年は蓋を閉め、脇に抱えると町の方へと歩を進めだした。
「その箱・・・」
 少年が止まった。だが振り向きはしない。
「その箱を何故まだ持っているの?」
 空だと分かったならもう必要ないはずだ。思い出だとか言うならそんな物は早く捨てた
方がいい。
 少年がゆっくりと振り向いた。そして、あの微笑みを浮かべる。
「妹も、病気なんです」
 それから何も言わず、止まることも無く少年は町の方へと歩いていく。
 肌に冷たい水滴が触れた。葉の無い老木は雨を防ぐこともせず、乾いた砂に瞬時に吸い
込まれていく雨。
 空を見上げる。少年のあの微笑み。どこか狂気を含んだ瞳を思い出した。
290以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 14:30:58.91 ID:az7NlRUl0
へたくそ
291以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 14:41:25.88 ID:yrYMT0zc0
>>283
今の段階では、単なる一発屋で終りだろ。
凄まじい傑作を書いて、それで消えていった作家って少なくないし。
292以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 14:43:27.04 ID:7UotHiiz0
>>289
ああ、いい。俺こういうの好き
とりあえず名前欄にお題とか明記とか文章作法とかテンプレにあるから参照ね
ってラブレター書こうと思ったんだけど出かけなきゃならない
293 ◆c3VBi.yFnU :2008/01/30(水) 14:56:07.82 ID:PxrYR8a50
>>287
 読んだよ。前レスで言ったとおり、フルボッコ風味で感想つけさせてもらう。
 まず、全体的な感想から。
 正直意味が分からなかった。三回読み直したが、話の核心が見えてこない。恐らくジャンルは
ミステリーなのだろうが、考えオチなミステリーというのはよほどの事が無い限り書かない方
が無難だと思う。何故かと言うと、それなりに情報が必要だから。長編ならまだしも短篇で情報
を文中に詰め込み、更にそれを上手く散りばめるには相当な技量が必要だと思う。この短さで必
要な情報を詰め込むとなると単なる説明的な文章になってしまうだろうし、この作品には情報が
無い。よって、話の核心が見えてこない。この作品で言うと少年の狂気か。それがよく分からな
い。俺の読解能力が足りないのなら謝るが、上に述べたような事を感じる人もいるはず。

次に個別の感想を。といっても一つだけだが。
>「妹も、病気なんです」
  それから何も言わず、止まることも無く少年は町の方へと歩いていく。
  肌に冷たい水滴が触れた。葉の無い老木は雨を防ぐこともせず、乾いた砂に瞬時に吸い
 込まれていく雨。
  空を見上げる。少年のあの微笑み。どこか狂気を含んだ瞳を思い出した。

 全体の感想と内容は重複するが、やはりここに疑問が集まった。
 今までの物語の流れからは若干急な展開のような気がする。確かにインパクトという点では効
果的かも知れないが、話の流れを無視しているような。
 あとはやはり最後の一文か。少年の狂気が全体を通しても殆ど感じられない。淡々と話す少年
に違和感は感じるが、狂気にまで発展するかというとそうでもない。ただの元気の無い子供とい
う感じ。もうちょっと狂気に関する描写が欲しかった。というより無かった。

以上かな。
書き方は上手いと思った。じゃなきゃ三回も読めないしな。
もっと細かい描写を気にかけてくれればもっと良くなる予感。気を悪くさせたんなら謝る。
まぁ、指摘した事は全て俺に当てはまるんだけどなwがんばろうぜw
294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 14:59:46.21 ID:D73FlSdH0
切磋琢磨の環境が、実際に減ってきた中、こういう取り組みって貴重だよね。

保守だけじゃ詰まらないが、感想や物語を書くまとまった時間もまだ無いし……困ったもんだ。
295以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 15:23:15.51 ID:UjTbS+/z0
>>180
面白くないです。
ここでのヒキコモリ文学は食傷気味ということもありますが。
事件が起きて、心境に変化が起きるというセオリーは守られています。
でも、事件と心境の変化を結びつける言葉があまりにも弱い。

>>193
唸った。
すげいなー。
でも歌詞カードじゃないんだから、
こういうのってできる限り漢字使わないほうがいいと思うの。
それも、読みがほかにありそうな漢字は。
もっと制御した作品が作れそう。

>>202
途中で読みとる気力がなくなりました。
特に重大な示唆もなさそうだし、いいかなーというような気分の自分。

>>205
ひっでえええw
面白いなあ
三倍くらいの分量でその性技の限りを見せ付けてほしかったような気もするな
296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 15:25:42.76 ID:jbSH5cOd0
>>292
ありがとう。テンプレをろくに見てなくて今赤面してる
>>293
詳しい感想ありがとう。実は書いてる本人も勢いで書き始めたから話の筋が無くて
すごい不親切な文章だと思う。それでも色々参考になることを書いてくれてありがたい
頑張って精進します
297以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 15:38:42.18 ID:az7NlRUl0
スレチだけど読んだら鬱になる小説教えて
リアル鬼ごっこみたいな安易な残虐性じゃなくて
現実に起きる身近な感じの
298以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 15:46:00.53 ID:DHCEHW7YO
>>297
こころ
299以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 15:50:40.01 ID:az7NlRUl0
>>298
読んでる読んでる
なんかそういう切なくてやるせない気分になるの読みたい
夕方になったら本屋行くから買おうと思う
300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 15:53:12.47 ID:E1xejBFIO
>>297
ねないこだれだ
301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 15:54:16.59 ID:BLDU9sHC0
隣の家の少女
蠅の王
302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 15:54:25.24 ID:tit9LRYS0
>>297あえて村上春樹から「1973年のピンボール」を。
303以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 15:54:52.68 ID:az7NlRUl0
桐野夏生のリアルな生々しさとか好きなんだよね

>>300
うはw子供の頃読んだわw
304以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 15:55:40.12 ID:az7NlRUl0
>>301
ぐはw何気に読んでるんだぜw

>>302
春樹で一番好きだわ
305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 16:02:15.03 ID:egE1O5OHO
>>297
もじゃもじゃペーター
306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 16:31:04.78 ID:fgXqeZMYO
>>297
色川武大『百』新潮文庫
307以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 16:36:26.63 ID:zLR/E4ezO
車谷長吉の文章読んでると鬱になる。
308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 17:00:08.05 ID:fgXqeZMYO
>>307
鬱になるから、って理由で芥川賞もらえなかったくらいだからなwww
309 ◆lDzk49E.e2 :2008/01/30(水) 17:07:41.41 ID:GzBqcMee0
投下します。お題は凍死
310以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 17:07:57.35 ID:az7NlRUl0
車谷長吉の経歴を見て行くと、彼がどうしてあのような酷烈な私小説を書くに至ったのか、その心理的な背景のようなものが浮かんでくる。

彼には、他人と親しくなることを恐れる気持ちや、他人を気味悪いものだと思う恐怖心があった。
魅力を感じるものを見つけても、それを他人と分かち合うことがどうしても出来なかった。彼は会社勤めにも落第、作家としても落第
とどのつまり料理場の下働きまで身を落としたが、そこでも落ち着くことが出来ない。つまり彼は社会的な不適応者であり、この世に生きる場所がどこにもない人間だった。

(この世に自分の生きる場所はない)と感じたときに、彼は自分には小説を書くしか能がないことを悟ったのだった。
書くこと、それがたった一つの彼の生きる場所だった。となったら、腹を決めて、自分の恥をさらけ出し、おのれの「魂の闇」をあからさまに表現していくしかない。
20代の頃、何度書き直しても原稿が没になったのは、中途半端で生ぬるい書き方をしていたからだ。
311最終美(1/5) ◆lDzk49E.e2 :2008/01/30(水) 17:09:00.01 ID:GzBqcMee0
「結局、私たちだけなのね」
 そう言って彼女は長く息を吐いた。夜の暗闇が白く色づく。「そうみたいだな」俺は短く答える。ふたりの座るぼろぼろのベンチが軋んで音を立てた。
 先日、オカルティックに装飾されたネット掲示板を閲覧したことを思い出す。哲学や宗教めいた書き込みが並べられていたが、内容は薄かったように思う。
要約するならば俗にいう自殺オフ会を行うということだった。それも通常とは異なったコンセプトで行う。俺はそれだけを理解した。
 その掲示板には、たしか全員で五人ほど書き込みをしていたようだったが、時間ぎりぎりに到着した俺を待っていたのは幹事である彼女だけだった。
 しかし強烈な寒さである。雪の結晶が鼻のあたまをかすめた。あたりを見回す。雪に埋もれた真っ白な公園。なかば導かれるようにたどり着いた集合地点
は、名しか知らぬ場所だった。
 腕時計を見る。記載されていた集合時間はとうにすぎている。もう、誰も来ないのだろう。確信していた。
 隣に座る彼女を呼んだ。「可南子」と。それが彼女のハンドルネームだった。「行こうか」俺はベンチから腰を上げる。
「そうね」無機質な声で答え立ち上がる彼女を見る。分厚いコートからのぞく真っ白な肌は存在の密度を感じさせない。醜悪な美しさだ。俺はそう認識して
いた。

 ぎぎぎ。と靴が積雪にめり込むたび音が鳴る。可南子は公園の裏手にある道を辿った先の小さな廃屋が目的地だと言った。雪に埋もれて道なんてなくなっ
てるじゃねえか。街灯もよわよわしく光るだけでたよりない。そう文句を言ってやりたくなるが、彼女は俺に有無を言わせないかのようにずんずん歩く。
「この道を通ったことがあるのか?」と俺はたずねる。
「ないわよ」と可南子が答える。「でも、大丈夫だと思う。なんとなくわかる」
 俺は頭をおさえた。根拠ねえのかよ。ただそれがオカルトから来るメンヘル的な直感だとは思わなかった。
「迷ったらどうすんだよ。死ぬぞ」
「それはそれで別にいいじゃない。自殺オフ会なんだから」
 さも当然というふうに可南子は言った。
 ああ、そういえばそうだったな、と俺は強引に納得する。本当にのたれ死ぬんじゃないだろうか。危惧するも、とりあえずは彼女のあとをついていくしか
ないと思った。
 そうして延々と歩をすすめる。目的地はまだ先のようだったが、雪道を歩くというのは結構な運動量を消費するもので、息は上がるが体は温まってきた。
歩いているさなかに突然眠くなることはないだろうなと安心する。
「ねえ」
 くずれたマフラーを直しながら可南子がたずねてくる。「あなたはなぜ死にたいの?」と。
 俺は一瞬言葉に詰まった。「誰だって、死にたい時はあるんじゃねえかなあ」と適当に答えた。たとえば、やりたくもない仕事をやってる奴とか。
「そういうものなのかしらね」彼女はいまいち納得できていない様子だった。
「そういうもんだ」俺は続けて同じ質問を返す。「じゃあ、お前はなんで死にたいんだ」
312最終美(2/5) ◆lDzk49E.e2 :2008/01/30(水) 17:09:52.81 ID:GzBqcMee0
「掲示板に書いたでしょ」
 可南子は憮然として答えた。しかし、彼女の書き込みはそれこそオカルティズムな単語が羅列していて、職業の割にその方面へ精通の無い俺にはまったく
と言っていいほど何が言いたいのかわからなかった。
「すまん」と正直にそのことを告げると、やっぱりね、意外にも彼女は肯定した。
「ほんとうは、私はオカルトなんて興味ないのよ」
 と可南子は言った。「ならどうしてあんな掲示板に」信じられないというふうに俺はたずねる。
「それらしい言葉を並べてれば、食いついてくる人がいるかと思ったのよ。思ったとおり、何人かは食いついてきて、たちまち意見交換の場となったわ」
 そうして仲間集めをしようとした。思惑通り、自殺オフ会の話は持ち上がった。可南子は自嘲気味につぶやいた。
「あいにく、最後までついてきてくれたのはあなただけだけれど」
 もう一度俺は聞く。「じゃあ、本当の理由は?」
「単純なものよ」彼女は煌びやかな黒髪を手ですいた。「私、美人でしょう」
「自分で言うな」
 俺は口を挟んで、答えになってないじゃないかと続ける。
 えへ、とかすかに微笑む可南子の顔はたしかに人を惹きつけるための美を充分にそなえていた。
「小さなまちに生まれたの」脈絡もなく彼女は言う。「幼いころからもてはやされたわ。まち一番のかわいい娘だって」
「へえ」興味ありげに先を促した。
「悪い気はしなかったし、悦んで受け入れていたわ。おかげで、私の美的意識が根付くのはすぐだった」
「おもに自分へか」
 そのとおり、と可南子は口元を緩める。
「いくら徒競走をして転んでも、いくら授業が理解できずに勉強をしなくっても、自分の顔さえあればなんとかなると高をくくっていたわ」
「それは、なんとも高慢な……」
「でもほんとうに、咎められたことなんて全然なかったのよ」
 それはたんに周囲が温和だったたけじゃないのか、と俺が言うと、そうだったみたいね、と可南子は肯定した。
「大人になって、都会に出たとき、簡単にそのことに気づかされたわ」
「なるほどな」
「都会には私より美しい人なんてたくさんいたし、美しいものもたくさんあったのよ」
「それは、まあそうだろうな」
「あなた正直すぎるわ」咎めるように可南子は俺を睨んだ。目線を逸らす。
「それで、きずついちゃったのか」
「ええ」彼女は悲しそうにうつむく。「完成したはずの自分の倫理がたやすくひび割れたわ」
313最終美(3/5) ◆lDzk49E.e2 :2008/01/30(水) 17:10:25.57 ID:GzBqcMee0
「しょうがないんじゃないか、それは」完成したものが壊れるのは自然の原初からそうなのだから避けようのない摂理だよ。俺は諭すように言った。
「わかったふうなことをいうのね」
「俺も昔は神童と呼ばれていたものだ」わかったふうに返す。「それが今じゃただのぼんくらだよ。おまけに変質者とも言われる。世知がれぇな」
 へえ、とつぶやく彼女は俺の話には興味がなさそうだった。まあ話したくもねえんだけどよ。俺は肩をすくめる。
「でも、崩壊とまではいかなかったのよ」
 可南子は話を戻すように告げた。喋りたいなら喋らせればいい。無言で先を促す。
「自分の美を磨けばまた一番になれると思った。でももちろん簡単なことじゃなかったわ」
 だろうな、俺は短く答える。
「それなりにがんばったのだけれどね」
 結局あきらめてしまった。そうつぶやく彼女はくやしそうな表情をしていた。
「で、今度は意識の方向性を変えたわ。誰にも真似できない自分だけの表現をしようってね」
 俺は理解して口を挟んだ。「それが、凍死か」と。そして、同時に彼女の発案した自殺オフ会のコンセプトだった。
「ええ、そう」可南子は薄く笑う。「凍死体は、とても綺麗なんですって」
 それは、ずっと求めてきた願いが叶うときの興奮や高揚感をあらわしているように思えた。
 その病的な笑顔から目線をそらして、俺は前を見る。暗闇の中に四方形の輪郭が見て取れた。あそこが目的地なのだろうとわかり、嘆息した。
「あの小屋よ」と彼女は指を差して言う。ビンゴだ。
「ああ、わかってる」
 俺は目線を落とし、もう一度ため息を漏らした。


 可南子を見る。
 それは他人の倫理だからしょうがねえよ、なんて言い訳は捨てる。
 苛立ちに歯を食いしばりながら、思う。そんなことのために、可南子よ。お前は"死んじまった"のかと。
 懐中電灯を照らす。扉を開いて小屋の奥。彼女は、自分の死体を見た。
314最終美(4/5) ◆lDzk49E.e2 :2008/01/30(水) 17:11:13.16 ID:GzBqcMee0
「あなた、全部わかってたのね」
「いや、全部ってことはねえよ」
 骸を前にして俺たちは話す。確認できたのははやはり可南子のものだけだった。
 数日前、"本物"の自殺オフ会が催されてほぼ同時刻。出席し、この場所にたどり着いたのは彼女だけだった。
 掲示板に書き込んでいた他の連中はそんな様子を想像して嘲笑いながら、家や出かけ先でのんびりとでも過ごしていたのだろうと思う。
 そうして、彼女はたったひとりで凍え死んだ。発見者はなく、その日から死体はそのままだ。
「私、幽霊なのね。ぜんぜん実感わかないけれど」
 しかし、つぶやく彼女の顔はどこか穏やかだった。いろんな重荷から解放されたかのような印象を受けた。
「あれ? それじゃああなたは何者なの?」
 はっと気づいたようにたずねてくる。
「…………ただの、ぼんくらで変質的な霊媒師だ」
 俺は憮然として答える。ああそういうことだったの、と彼女は納得したようだった。
「つまり、浄霊に来たってわけね」
 すばり、と彼女が俺を指差す。
 ああそのとおりだ。答えると、クイズに正解した幼な子のように喜んだ。
「集合場所としたあの公園で、キャッチボールをしていた依頼人とその子供がお前を見たんだってよ」俺は正直に依頼の旨を可南子に告げる。「子供の霊的
感覚ってのは鋭敏でな。父親には見えなかったそうだが」そんな日が数日も続いて、不審に思ったのだろうと。
 可南子はこくこくと頷いたあと、「なぜ私は幽霊になっちゃったんだろう」そんな漠然とした疑問を口にした。
「それが、俺にもわからなかったところなんだ」
「そうなんだ」
「別に、あの場でさっさと浄霊してもよかったんだけどよ」
 ──その霊を理解して、自分なりに納得してから浄化しろ。勝手に死んで、勝手に霊媒稼業なんて怪しい職を俺に継がせた親父の言葉だ。
「まあ、もう大体わかったんだけどな」
 そう言って俺は可南子の目を見る。数秒の沈黙のあと、聞かせてくれる? 彼女はそう首をかしげた。
 俺はうなずいて、整理した頭の中を紐解く。
「わざわざ自殺オフ会って形でお前は死のうとした。ひとりじゃだめだったんだよな。自分の死んですぐの姿を誰かに見て欲しかったんだ。そうだろ」
 可南子は無言で肯定した。
「でも、そうして見てもらうために集めた仲間は来なかった」一瞬、俺は彼女を不憫に思って言葉が止まるが、すぐに吐き出す。「幽霊と一緒だよ。いくら
綺麗な姿になっても、観測者がいなければ美は成立しないんだからよ。それはお前にとって無意識のうちにとてつもない心残りになったんだ」
 彼女は胸に手を置いて、深くつかむ。生前の意識を呼び起こしているのだろうとわかった。
315最終美(5/5) ◆lDzk49E.e2 :2008/01/30(水) 17:11:46.83 ID:GzBqcMee0
「それが現象化してあの公園に姿をあらわしたんだ。誰かに、自分の凍死体を見てもらうために」
 俺はそう締めくくった。醜悪だよな、一生を無視してこの世にまだ居残ろうとする執念は。その言葉が出掛かってしかし呑み込んだ。
「どうして私は自分で見に行かなかったのかしら。せっかく戻ってきたのに」
 可南子からの返事はそれだけだった。
 それはしょうがないことなんだと俺は答える。「さっき言ったことの反対だよ。幽霊は誰かに観測された瞬間成立するんだ。まあ、生きた人間だって突き
詰めればそうなんだけどよ。相違なのは、俺たちは自動的だけどお前らは他動的ってことなんだ。つまりは観測された領域でしか存在できない」
 じっくりと意味を呑みこむかのようにうなずくと、「じゃあ、あなたがここへ連れてきてくれたのね」そう言って彼女は笑った。
「……ま、結果的にはな」
 なぜか妙に恥ずかしくなって、俺はそっぽを向いた。



 可南子の手に触れ、俺は浄霊のための経文を唱える。長きに信仰を集めて研磨に研磨をかさねた文章である。何も知らない人間が口にしても効果を生み出
すような力強い言葉だ。俺のように霊的な素養の高いものが唱えると、絶大な効果を生む、らしい。親父の受け売りだから深くはわからない。
「ありがとう」唱え終わったあと、可南子はそう口にした。「仕事だからな」俺が辛辣に返しても、彼女はずっと微笑んでいた。
 透明になってゆく可南子の手が指差した。視線で追った先、彼女の実体があった。視線を戻す。相変わらず口元を緩めて、つぶやいた。
「私、きれい?」と。
「……ああ、とびっきりな」
 俺が答えた瞬間、彼女を完全に消失した。
 つらい仕事だ。つとめて長く息を吐く。暗闇が白く色づいた。
316 ◆lDzk49E.e2 :2008/01/30(水) 17:12:25.48 ID:GzBqcMee0
以上です。感想お願いしあmす
317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 17:12:26.27 ID:az7NlRUl0
車谷長吉の変人ぶりは、女性関係に遺憾なく発揮されている。
彼は街で見かけた見知らぬ女性に魂を奪われて、三ヶ月の間密かにストーカーを続ける。
そして突如、その女性の家を訪ね、「私は三ヶ月間あなたのことを思い詰めて、ここにやってきた。だから、あなたも三ヶ月私のことを考えてほしい」と要求して三ヶ月後に待ち合わせる場所を指定して帰ってくるのだ。
三ヶ月後、相手の女性は彼が指定しておいた場所に姿を現している。

こんなエピソードもある。酒場で乱酔の末、そこのマダムに暴言を吐いてしまった彼は、肩まで伸ばしていた長髪を丸刈りにして、刈り落とした髪を持って詫びに出かけている。
そして、彼は今も丸坊主のままである。
318以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 17:16:05.75 ID:YwIG0Uet0
じゃあ僕にもお題を下さい
319以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 17:16:54.45 ID:RCvtDP6tO
マルキ・ド・サドみたいな人だな
320以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 17:18:05.91 ID:ylGAFnF20
車輪
321以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 17:20:13.98 ID:zLR/E4ezO
ただ、表現力は神だけどな>車谷
今の日本の小説家の中でもトップだと思う。
始まって3行でKOされたの初めてだったし。
322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 17:20:22.18 ID:S2bNWI3hO
ダチョウ
323 ◆lDzk49E.e2 :2008/01/30(水) 17:22:34.95 ID:GzBqcMee0
オチで誤字ったときの恥ずかしさは異常
324以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 17:23:22.39 ID:az7NlRUl0
>>321
ちょっとネットに落ちてた文章見た
おっさん臭くて苦手だわ
325以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 17:29:14.34 ID:az7NlRUl0
なんだかんだ気になるから買いにいく
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0847.html
326以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 17:37:00.17 ID:zLR/E4ezO
>>325
無茶苦茶嵌るか、徹底的に嫌うかどっちかだろうなw
327以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 17:48:09.96 ID:RCvtDP6tO
>>316
面白かった
どれぐらいの面白さかと言えば、大抵斜め読みの自分がじっくりと読めた的な感じ
わかりにくい感想ですまんね

〜と言った、〜と答えた
序盤の↑な表現に工夫を込められてれば地の文に違和感はなかったと思う
328以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 17:58:19.66 ID:RM0t+sQp0
>>282
感想ありあり!
読み返すとちょっと文章上のミスが多いですね・・・気をつけるます

>>295
全部読んでくれるとかありありありあり!
「セミ」は、瞬間湯沸かし器みたいなノリで書いたので今思うと色々不足ですね
「モグラ」はもう詩と小説の境というか、とにかく意味が限りなく薄い割りにめちゃくちゃ疲れたwww
読みに関してもちょっと思ったんだけど、なんかカタカナとか使うと雰囲気が崩れる気がしたし、
携帯小説っぽくなりそうなのでちょっと躊躇った
「学歴」はなんかもう言う事は無いです。俺は馬鹿です
329以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 17:58:38.30 ID:o3UDoePW0
    _.-~~/     前スレまでの通常作品、過去スレ、過去ログ、全て編集完了致しました。
    /  /
   / ∩∧,,∧    総作品数:4191作品
   / .|(´・ω・)_  .総スレ数.:409スレ
  // |   ヽ/  現 在  :410スレ目
  " ̄ ̄ ̄"∪   .備 考  :朝起きて、窓から見える景色が一面真っ白だと少し嬉しくなります。
                   それと同時に、雪だるまやかまくらを作るだけの時間が無いのが悔やまれます。
330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 18:00:43.19 ID:ewQzkiGs0
>>329
331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 18:00:45.23 ID:QvfCimERP
>>329
お疲れ様ですー
332以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 18:01:01.00 ID:ylGAFnF20
乙様です
333以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 18:03:12.06 ID:FqGNdwvgO
いつも乙です
334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 18:05:31.59 ID:RCvtDP6tO
>>329
乙でっす
335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 18:06:00.67 ID:jbSH5cOd0
>>329
とてつもなく乙
336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 18:09:49.48 ID:9TCU/65O0
投下します
337お題:ポスター 1/4:2008/01/30(水) 18:11:05.79 ID:9TCU/65O0
 「君の部屋ってさ……」
 おもむろに敦が話を切り出した。テレビを見ていた修一は敦へと視線を向ける。
「なんだか、殺風景じゃないかい」
「そうかな。俺はこれでも結構気に入ってるけれど」
 そう言いながら修一はぐるりと部屋全体を見回す。
 男の一人暮らしにしては綺麗に片付いていて、雑誌のひとつも床に置かれる事はなく本棚の中にきっちりと並べられていた。
家具も生活のうえで必要最低限のものを揃えただけ、といった様子が見て取れる。
「あえて言うなら無色透明かな。綺麗というよりは、何もないと言うか」
 修一は特に自分の部屋にこだわりを持っているわけでもなかったが、自分の居住スペースについて
他人にとやかく言われる筋合いもないので少しムッとして切り返す。
「一体ヒトの部屋に何を望んでいるのさ」
「何を、と聞かれてもな……例えばほら、ポスターを貼ってみるってのはどうだい?」
「あんなものはアイドルの追っかけが貼るものだよ。実にくだらない」
「いやいや、ポスターとひとくちに言っても色々あるじゃないか。君、別に僕はこの部屋をアイドルの微笑む空間にしろとは言わないよ」
 そう苦笑いする敦をみて、修一は自分の発言を少し悔いたのだった。
338お題:ポスター 2/4:2008/01/30(水) 18:11:16.66 ID:9TCU/65O0
 ある休日の午後、修一は街を歩いていてふと小さな店の看板に目をやる。そこにはポスター専門店【POS-SCENE】の文字。
それと同時に以前敦に自分の部屋について言われた事を思い出す。
「ポスター専門店か。とりあえず入ってみて、気に入ったものがあれば買ってみようかな」
 そんな軽い気持ちで修一は店に入った。その瞬間目の前に広がるカラフルな世界。飾り気の無い部屋に住む修一でさえも
その店内に飾られる美しいポスターの数々に目を奪われ、自然と胸が踊る。
「やぁいらっしゃい。何かお探しのポスターはございますかな?」
 半ば夢見心地だった修一は突然の呼びかけでハッと我に帰る。女性のしわがれた声。この小さな店の店主その人の声だった。
「あの、私の部屋がどうも殺風景だと友人に言われたものでしてね。何かひとつ、飾ってみようかと思ったのです」
 そして修一は、自分が具体的にどんなポスターを飾ろうかという指針が無い事を付け足した。
「なるほどよく分かりました。それではこちらを差し上げましょう」
 そういって老婆は店の奥からポスターをひとつ取る。しかしそのポスターにはひとつ、変わったところがある。
「白紙……ですか?」
「えぇ、その通りです。客観的に自分の部屋を描いてみると、どんなポスターが良さそうか見えてくるのですよ。部屋を描いてみて
それでもイメージがわかなかったら私が一緒にポスターを選んで差し上げますので、描いたものををここに持ってきて頂戴」
「えぇ、早速帰ったらやってみます。ありがとうございました」
 そう言い残して修一は店を後にした。老婆は静かに微笑んでいた。
339お題:ポスター 3/4:2008/01/30(水) 18:11:27.18 ID:9TCU/65O0
 家についた修一は早速先ほどのポスターを取り出して、鉛筆を握る。
「客観的に……か。どれ、面白そうだ。やってみよう」
 夕暮れ時。一人の男が住む殺風景な部屋で、紙面に鉛筆を走らせる無機質な音だけが響いている。まるで時を刻むかのような音。
他には何も聞こえない。男の存在だけを残して、全てが消えてしまったような感覚。日が少しずつ沈んでいく。
 作業は修一が思ったよりも長くなった。夕食も簡単に済ませ、ずっと作業をしていたのにも関わらず絵を描く経験の浅いせいもあってか
もうすっかり夜は更けている。それでも修一は慣れない筆捌きでようやく部屋の全体図を描きあげたのだった。
 修一は完成品を見直して一度うなずく。なんとはなしにそれを壁に画鋲でとめて、近くから、または遠くから、見直してみる。
「結構うまくいったじゃないか。さて、もう遅いし寝るとしよう」
 そうひとりごちては、大きな欠伸をひとつ。そしてベッドに体を倒すとすぐに眠気が襲ってきた──

 朝。一人の男が住む殺風景な部屋で、目覚まし時計のアラームが静寂を破る。空間に命を吹き込むかのような音。
修一が目を覚まし、ゆっくりとした動作でベッドから体を起こす。惰性に身を任せるように洗顔、朝食を済ませる。
誰にでも訪れる、繰り返しの風景。朝の決まりきった行動。修一もまた、そんな日常に疑問を抱く暇もなく出かける準備をする。
 ところがひとつ、部屋にまぎれもない異変が起きていることに修一は気がついた。
「ポスターが……なくなってる……?!」
 まだ眠気の残る脳を全速力で回転させ、しばし黙考する。
「昨夜確かに壁に画鋲で止めたはずだ。泥棒? あり得ない。ベッドかソファの下に滑り落ちたか?」
 修一はしゃがみ込んで確認する。だが何度見直しても床にポスターが落ちている事はなかった。不思議に思いながらも、時間が迫っていたので家を出た。
 ──その日の午後、修一は例のポスター専門店に向かった。そこでは、今朝修一の身に起きた事よりもずっと不可解な現象が起きていたのだ。
なんと店がそっくり消えている。修一は何度もその場所を確認したが、朝のポスター同様見つける事ができない。
 明らかに自分の周りで起きている異変に、いちまつの不安を感じる。思考が追いつかない。
 さらに修一はある異変に気付く。人がいない。この場所に来るまでは人が行き来していた。自分は大学で講義も受けていた。
それなのに、気付けばまったく人がいなくなっていた。もはや思考回路は停止寸前だった。修一の目の前が暗くなる。
340お題:ポスター 4/4:2008/01/30(水) 18:11:37.63 ID:9TCU/65O0
 ある休日の午後、敦は街を歩いていてふと小さな店の看板に目をやる。そこにはポスター専門店【POS-SCENE】の文字。
それと同時に敦は以前、修一の部屋に行った時の事を思い出した。
「ポスター専門店か。修一のやつは、ポスターのひとつでも飾ったのかな」
 そんな事を思いながら敦は店に入る。その瞬間目の前に広がるカラフルな世界。その店内に飾られる美しいポスターの数々に
目を奪われ、自然と胸が踊る。
「やぁいらっしゃい。何かお探しのポスターはございますかな?」
 半ば夢見心地だった敦は、突然の呼びかけでハッと我に帰る。女性のしわがれた声。この小さな店の店主その人の声だった。
「ちょっと友達の部屋が殺風景なものでね。ひとつポスターでも買って行ってみようかと思いまして」
 そう老婆に話しかけながら、敦はひとつだけやたらと殺風景なポスターを見つけ、手に取る。
「おや、そのポスターが気に入りましたかな?」
 そういって微笑む老婆と反面、敦は見覚えのある景色の描かれたそのポスターに自分の目を見張った。
 
 ポスターに描かれた絵は夕暮れ時。殺風景な部屋で、男は紙面に鉛筆を走らせている。まるで時を刻むかのように。
男は随分と熱心に何かを描いているようだ。その男を残して全てが消えてしまいそうな絵の、ポスター。
341 ◆lDzk49E.e2 :2008/01/30(水) 18:14:13.79 ID:GzBqcMee0
>>327
あざーすです
最高のほめ言葉です

>〜と言った、〜と答えた
 序盤の↑な表現に工夫を込められてれば地の文に違和感はなかったと思う

そのとおりですね。自分で気づきました。ところどころ誤用があったのも
何度も推敲したはずなのに晒したとたんに気づくもんですな……

>>329
いつも乙かれい
342以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 18:30:31.41 ID:GzBqcMee0
343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 18:53:04.28 ID:GzBqcMee0
ほっしゅ
344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:01:44.47 ID:jbSH5cOd0
お題くだせい
345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:11:15.35 ID:ylGAFnF20
寿司
346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:11:27.45 ID:cCNDDL2b0
>>344
鉛筆

そして自分にもお題plz
347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:15:16.10 ID:HMs8TulH0
>>346
フラクタル
348以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:17:58.66 ID:kBZByjv70
おし、通常作品投下する
349星紡ぎ(題:ファンタスティック・テクニック、流星雨):2008/01/30(水) 19:18:49.07 ID:kBZByjv70
「なにをやるって?」
「星紡ぎだよ。そろそろ季節が変わるから、星の位置を変えて星座を季節通りにしなくっちゃあ」
「またそんな時期か。面倒ったらありゃしない」
夜空の瞬きの間を飛び回りながら、二つの光が喋っている。
光の名は天の精。星々を紡いでほぐしてつなぎ合わせて、夜空に夢を広げるのが彼らの仕事。
「前々から少しずつやっていればよかったんだ」
「君だってやっていなかったろう」
光はより合って飛びながら互いになじり合う。どちらがどちらか、こうなってはわからない。
元々彼らはどれが誰ということは無いのだが。
「ああ、こんなことをしていても仕方ない。早く始めなくっちゃあ」
「そうだそうだ」
じゃれ合いながら飛び回っていた光はふと自分たちの仕事を思い出した。
「そう、さっさと手をつけてしまうのがいいよ」
「僕たち二人で」
彼らは仕事にとりかかった。星の瞬きの位置をあっちにずらしこっちにずらし、
川の流れがゆるやかに変わるように、夜の灯が姿を変える。
「さあ、細かいのは全部終わったかな」
「僕らが本気でとりかかればこんなもんさ」
「大きいのはどうしようか」
「大きいのは陽の光で星の光が隠れてるうちに。ついでに要らないものもとっちゃおう」
墨で染めたような空に徐々に光がさしてきた。光は夜の墨を徐々に洗い流し、景色を朝へと変えていく。
「朝だね」「朝だ」
「ちょっと休憩しようか」「そうしよう」
二つの光は地上へ降りた。
夜と朝の交わる時間独特の、澄んだ空気が辺りを覆っている。
森にたちこめる朝霧で顔を洗い、木の葉の先から滴り落ちる露でのどを潤す。
「さあ、仕事に戻らなくっちゃあ」
「もう少しいたいな」
「陽の出てるうちにやらなきゃいけないことがたくさんあるんだよ」
「そうだね」
350星紡ぎ(題:ファンタスティック・テクニック、流星雨):2008/01/30(水) 19:19:21.83 ID:kBZByjv70
昇った朝日が架ける陽光の橋を渡って、二つの光は再び空へ駆け上がる。
朝の輝く光の中では、星の瞬きは地上からは見えない。
「さあ、今のうちに目立つやつを移さなくっちゃあ」
「お日様が隠れる前に」
二つの光は忙しそうに飛び回り始めた。
「あれはこっち?」「いや、あれはあっち。こっちは?」「それはここ」
「ああ、違うよ。それは光が大きすぎる」「去年はどんなだったっけ」
太陽はてっぺんに、薄い雲が一条のヴェールのように青い空にかかっている。
緑の風は柔らかく、うららかな午後にそよ吹いていた。
「この星、もう光ってないよ」
「光ってないのはそっちの籠、新しいのはあっちの籠」
「ああ、楽しみだね」
「まだだよ。まだ全部終わってないんだから」
ゆるやかに赤みを増しながら、ゆっくりと、日が傾く。
風は冷たさをはらみ、さっきよりも速くあたりを駆け回っている。
「どう?」
「うーん……うん、こんなもんじゃないかな」
「でも籠の中にはまだ新しい星が残ってるよ」
「あれ? おかしいな」
「向こうの空、少し暗いんじゃないかな……」
「ああ! あの辺の古い星を取り換えようと思っていたんだ!」
「急がなくっちゃあ日が沈むよ!」
二つの光は慌ててかごを引っ掴み、光の足りない方へと向かう。
太陽はすでに地平にかかり、真っ赤に空を染めていた。
薄紫の風が木の葉を揺らし、太陽へ一時の別れを告げる。
藍色の薄布は光が輝きを失うにつれ、その濃さを増していく。
ついに光は大地に沈み、辺りを夜が訪れた。
「ああ、なんとか間に合ったね」
「良かったね」
空は二つの光のおかげで新たな装いを羽織ることができた。
351以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:19:37.85 ID:jbSH5cOd0
>>345>>346
把握
352星紡ぎ(題:ファンタスティック・テクニック、流星雨):2008/01/30(水) 19:19:39.93 ID:kBZByjv70
星々の煌きが、昨日までとは違う彩りで夜空に浮かんでいる。
「もう新しいほうの籠は空っぽだよ」
「その代り、古い籠にはいっぱい」
二つの光は顔を見合せて微笑んだ。
「さあ、仕上げと行こうか」
「やっぱり最後はこれでなくっちゃあ」
二つの光は古い星がたくさんつまった籠を二人で持ち上げ、空の高いところまで飛んで行く。
そして二人は呼吸を合わせて、籠をひっくり返した。
「ひゃあ、どんどん落ちて行くよ」
「奇麗だね。面白いね」
籠につまった古い星はバラバラと地上へ向けて降り注ぐ。
落ちて行く星達は一筋の光の糸を残して、地上に着くまでに燃え尽きる。
そうしてできた幾重もの光の筋は、その幸運な時に起きていたもの全てにその美しい輝きでもって、
命が潰える最後の時まで彼らに夢を見せることを忘れなかった。
全ての星が流れ落ちると、再び夜の静寂が辺りを包んだ。
先ほどまで飛びまわっていた二つの光は、今はもう見えない。
彼らの仕事は終わった。
また次の星紡ぎの季節、空に新しい装いが必要になった時に空を見上げたなら、幸運な人々の目には
空を飛びまわる二つの光が見えるかもしれない。

353以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:19:57.90 ID:kBZByjv70
以上です
354以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:20:18.19 ID:rftn5L9m0
ダメだ、無理だ、マトモっぽいお題くれ
355以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:21:56.81 ID:ZTULSLA3O
キティさん
356以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:26:31.84 ID:jGowKu2a0
お題をください
357以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:27:27.77 ID:q1UEjvWt0
あやつり人形
358以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:29:20.21 ID:jGowKu2a0
>>357
把握
359以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:32:51.35 ID:cCNDDL2b0
>>347
フラクタル把握
…って、さっさと書き上げるつもりだったけど、これはちょっとかかりそうだな
360以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:41:53.68 ID:rftn5L9m0
ちょっと待て、キティさんて何だwwww

お題plz
361以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:46:25.31 ID:QvfCimERP
>>360
プーさま
362以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:48:23.77 ID:rftn5L9m0
流石にさ、固有名詞は避けようぜ、な。普通のお題欲しいんだよ

しかも、さまって何だおいw
363以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:50:07.97 ID:HMs8TulH0
>>362
トイレにつまった、○んこ

○に何を入れるかは自由だ!
364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:51:08.27 ID:rftn5L9m0
なんだこのイジメみたいな流れ……。

俺普通のもの書きたいだけなのに…………
365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:51:51.02 ID:HZvY1ARC0
>>364
「普通」
366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:52:31.26 ID:QvfCimERP
固有名詞ではないプー太郎って言葉もあるんだが…仕方ない
>>364
絶望
367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 19:54:03.58 ID:rftn5L9m0
プーさまじゃなくて始めからプーだけとか、プー太郎って言えよwww

>>365>>366把握。やっとデレ期か。
368 ◆vRa.3.SVLo :2008/01/30(水) 20:00:52.20 ID:0PJS8MEFO
投下します
369お題、フルート 森の人 ◆vRa.3.SVLo :2008/01/30(水) 20:01:33.50 ID:0PJS8MEFO

頭が痛い

なぜこんな事になってしまったんだろう。
目の前に広がる無数の炎。なにが起きたかよくわからない。ただ目の前の森が燃えているだけ、そんな感覚。
自分がなぜ、ここにいるかは理解できない。
すぐそばまで炎が広がっているのに

逃げない

足が動かなかったり、逃げ場がないわけでもない。

動かない

痛くも熱くもない。ただ森が燃えている。

自分に被害がないから、ぼくはなにもしない。

370 ◆vRa.3.SVLo :2008/01/30(水) 20:02:40.62 ID:0PJS8MEFO

ぼくは木の上から、下に人影があるのを見つけた。
それは嘘なんてつけそうもない、きれいな目をしていた。
少年は炎の中に座ると、金属で出来た"楽器"を取り出した。

あの少年は熱いのだろうか。

苦しそうな表情。だけどそれに屈しない強い意思が感じられた。
少年は持っていたフルートを構えると、そこからきれいな音が作られていた。
ぼくのいる場所までは、ほんの少ししか聞こえない、小さい音だったが、少年は森が燃える音に負けじと必死にフルートを吹いていた。
少しすると、少年と同い年ぐらいの子供が、それぞれ違った楽器を手に、少年のまわりに集まり始めていた。
すると、みんなで持ってる楽器を演奏し始めた。

371 ◆vRa.3.SVLo :2008/01/30(水) 20:05:01.88 ID:0PJS8MEFO

一人だった時の音は、小さく聞こえなかったが、みんな集まった今では、綺麗な音楽がぼくの心に届いて来ていた。
不思議な事に、少年等の周りの炎はいつのまにか消えていた。
しかしまだ森は燃えたまま。
それを消すように、綺麗なメロディーを奏でていた。
そこで気付いた。

ぼく以外で、木の上から少年等を見ている人がいる。それは一人や二人などの数ではない。
千人や二千人以上の人間が、その音楽を見守っていた
372 ◆vRa.3.SVLo :2008/01/30(水) 20:07:18.87 ID:0PJS8MEFO

木の上で見ている僕たちを見て、少年は演奏を止めた。
諦めた。抵抗を。
定めた。限界を。
認めた。自分を。
捨てた。希望を。

最初の純粋さをなくした目をした少年の手に、楽器はなかった。
そして、自分達も木の上に上り始める。
それは、炎から逃げているようにも見えたし、抵抗を諦めたようにも見えた。
さっきまで少年がいた場所も、燃えていた。
抵抗が消されていた。
同じ目線にいる少年の目は、悲しそうにはしていなかった。

また下に、楽器を持った少年が来た。
その少年の目は、純粋さを持った綺麗な目をしていた。


373以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:13:31.63 ID:jGowKu2a0
>>372
僭越ながら感想を
まず、何と言うかこれ前編あった? というような感じ
話がうまく頭の中で繋がらないんですよ……
ストーリーもよく分からないから、物語云々のことが述べられない
諦めた。抵抗を。
定めた。限界を。
認めた。自分を。
捨てた。希望を。
っていうような表現は詩的にす効果を狙ってるものかと思うけど
文章が短すぎて描写をサボっているように感じられる

苦しそうな表情。だけどそれに屈しない強い意思が感じられた。

↑どこから強い意志が感じられたのか分からない
こういう感じで、作者の頭の中でのみ話が完結しちゃってる

フルボッコ気味になってすまん
374以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:19:30.02 ID:/SNgB0B9O
おだいください
375以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:20:44.00 ID:XOeCoaUdO
だいくさん(もしくは“大工”)
376以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:22:19.28 ID:/SNgB0B9O
だいくさん把握しました
377以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:32:39.54 ID:5VsQqfLM0
なぜ一行目を空行にできたのだろう?
ちょっとうらやましす
378以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:34:44.37 ID:ylGAFnF20

てす
379以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:36:08.25 ID:jGowKu2a0
>>377
スペース入れると幸せになれるかもしれない
380 ◆vRa.3.SVLo :2008/01/30(水) 20:36:43.49 ID:0PJS8MEFO
いちよう解説しちゃうと

主人公(ぼく?)が木の上にいる。
そこは安全だけどすぐに倒れちゃうみたいな。
周りの人たちも同様。
少年は火を消そうとするんだけど、そうゆう人たちを何回も見てるぼくはどうせ無理だと思ってる。
みんな手伝わないと知ってるから?

あと苦しそうな表情の中にも負けない!みたいな意思がある。
苦しいからやめるなんて意思が表情から感じられない?てか
でもみんなが手伝ってくれない。自分達の力だけじゃどうにもならない事を知ったから諦める。
木の上にいる人たち(ぼくも含めて)も一度は少年たちのように抵抗した事もあったけど今の少年たちと同じ結果だから諦めてる。
381以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:38:47.07 ID:5VsQqfLM0

>>379
マジで?
382以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:39:18.03 ID:5VsQqfLM0
 
 
し・あ・わ・せ〜
383以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:40:01.78 ID:d68BgquT0
解説に何故そこまではてなを使うんだ
384以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:41:33.18 ID:XsD7aNw0O
 
>>380
説明しちゃうんだw
「一応」な
あれですか?西尾維新ファンですか?
385以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:42:10.69 ID:Pvrl4ZZT0
電車で寝過ごしそうになった。
さて今日の投稿作品はどんな按配かしら。

あとお題くれ
386以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:42:22.92 ID:T4mSERAI0
387以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:44:16.08 ID:/syrhZhH0
>>385
肌荒れ
388以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:44:27.28 ID:7nQAqhw60
>>385
試し
389 ◆vRa.3.SVLo :2008/01/30(水) 20:44:35.89 ID:0PJS8MEFO
>>384
ごめん。西尾維新ってなんだ?
390以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:44:36.83 ID:3QVcdEZZ0
>>385
桃缶
391以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:46:16.71 ID:/syrhZhH0
>>389

戯れ言シリーズというミステリーを書いた人。
392以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:49:18.16 ID:jbSH5cOd0
とてもgdgdになって書くの止めそうになったけどこういうのは書ききることに意義があると信じて
投下します
393以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:49:27.08 ID:XsD7aNw0O
>>389
手法が被っただけかw
394以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:50:34.10 ID:HZvY1ARC0
俺もお題もらおう
395寿司1/4:2008/01/30(水) 20:51:36.63 ID:jbSH5cOd0
 いつもと同じ下校路。秋も深まり、爽やかな風が時折吹き抜ける。とても心地良い。た
だその日はいつもと違った。俺は重大な決意と不安感を胸に秘め家へと歩を進めていた。
その足取りは重く、気を抜けば止まりそうになる。そしてその日のことを思い出し、嫌な
汗がじわりとにじみ出てくるのを感じた・・・・・・。

「でさぁ、昨日は兄貴が妙にはしゃいでてさぁ」
「ふぅん、何があったの?」
 いつもの昼休み。友人二人の食後の他愛ない会話に耳を傾けながら、いつもの紙パック
コーヒー牛乳を飲んでいた。
「うちの兄貴昨日が初任給だったらしくてさ、いきなり寿司買ってきたんだよ。しかも結
構本格的なやつ」
「へぇ、いいなぁ」
 何を寿司ぐらいで、と窓の外を眺めながらストローを噛んでいた。
「でもあれいつも思うんだけどさぁ、タコとかもっと噛み切りやすくならなもんかねぇ」
「ああいうのって一口でいくもんじゃねぇの?」
「え、そうなの?」
 タコねぇ・・・・・・。
「え」
 思わず声が出た。咥えていたストローは窓の外に消え、友人の視線が俺に集中する。
「ん、どした?」
「あ、いや、なんでもない・・・・・・」
 平静を装う。
(待て、落ち着け。今奴は何と言った? タコ? どういうことだ?)
 自然と汗が滲んでくる。目はどこを見るでもなく景色をさまよう。
「そっか。それでさぁ」
 友人はまた会話を始めた。その間に平常心を保とうとする。そして脳内の整理を開始す
る。
(寿司、寿司とは何だ? この状況から察するに握り寿司。しかし、待て・・・・・・タコ、だ
と・・・・・・どういう事だ・・・・・・)
「で、びっくりしたよ。俺のだけ異常にワサビが利いててさぁ」
396以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:52:15.12 ID:KOx05D6t0
>>394
納豆
397寿司2/4:2008/01/30(水) 20:52:29.26 ID:jbSH5cOd0
「はは、たまにあるよなぁ」
「な!」
 再び思わず声が出た。
「ん、どした?」
「い、いや、何でもない・・・・・・」
(待て待て待て待て待て! ワサビ? どういうことだ! こいつら何の話をしているん
だ!)
 取り戻しかけた平常心は異常なまでに掻き乱され、季節に釣り合わない量の汗が噴き出
す。
「なぁ」
「うお! な、何?」
「お前なんか変だぞ? 大丈夫か?」
「いや、全然大丈夫だよ。本当いつも通り。何にも問題ない」
 急に話しかけられ一瞬取り乱したがすぐに平静を装う。
「そっか、ならいいや」
 ここで友人達の会話が再開すると思っていた。甘かった。まさかの奇襲。
「ところでさ、お前寿司では何が好き?」
 ほんの一瞬。時間にして一秒にも満たない僅かな時間。頭の中が白くなった。意識さえ
も持っていかれそうな脳の空白。しかしぎりぎりで踏みとどまり、応対策を瞬時に捻り出
す。
「あ、うん」
 時間稼ぎに過ぎない。しかもほんの僅かな時間。それでもその時を今持てる最大限の力
で利用する。脳は先程の空白を埋める様に大量の情報の奔流を生み出す。その奔流から必
要最低限の情報の抽出を試みる。さらにその中からこの場に最も相応しい言葉を引き出し
た。そして残りの時間の許す限り言葉を研磨する。
「タ、タコ、かなぁ・・・・・・?」
 出し切った。今出せる全ての力を出し切った。現時点での時間的余裕と実力を考えれば
これ以上の答えを出せる気はしない。それほどまでに磨き上げられた一言。

僅かな沈黙
398以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 20:53:14.59 ID:HZvY1ARC0
>>396
把握さる
399寿司4/4:2008/01/30(水) 20:59:57.13 ID:jbSH5cOd0
「そっか・・・・・・。気付いちゃったか」
 いつもと変わらぬ笑顔。ゆっくりと歩み寄って来る笑顔。息が詰まりそうなこの空間で
母だけが平然としている。
「どこまで知ってるの?」
「・・・・・・タコが、あるって」
「そっか・・・・・・」
「あと、ワサビも・・・・・・」
「そんなことまで・・・・・・」
 そう言うと母は溜め息を吐いた。笑顔は保ったまま、次の言葉を探す。
「今まで嘘ついててごめんね」
「じゃあ! やっぱり・・・・・・」
 この十七年。生まれてから十七年間母に騙されていたのか。そう思うとなんだか悲しか
ったがぐっと堪えた。
「ええ、寿司っていうのはね・・・・・・タコ、玉子、イカの三種類があるの」
 衝撃だった。まさかイカまでなんて・・・・・・。

 その日の晩飯は寿司だった。なんら変わりの無い母の笑顔。俺は泣いた。ワサビのせい
だと母には言っておいた。
〜終〜
400以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:04:18.92 ID:5VsQqfLM0
さる
401以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:04:21.45 ID:ylGAFnF20
……3/4抜けてね?
402 ◆vRa.3.SVLo :2008/01/30(水) 21:17:43.28 ID:0PJS8MEFO

正直言うとあんまり設定定まってなかった。
仏の顔もって言うしね。
許してもらおうとは思ってない。


いや、真面目にごめん



てことでリベンジ出来るお題ください
403以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:19:48.18 ID:/syrhZhH0
>>402
魔法陣
404以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:20:13.92 ID:jGowKu2a0
>>402
それより反省すべき点はある


お題『図面』
405以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:22:05.14 ID:5VsQqfLM0
つか大将、寿司三貫目まだかい?
406以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:23:36.50 ID:XOeCoaUdO
>>402
とぅえんぷれもう一回読み直すのもいいかも
お題は:ぬるま湯
407以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:35:00.34 ID:hhyqgTqK0
オダイマダー?
408以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:36:38.87 ID:DHCEHW7YO
ところでお前ら一月でどれくらい本読むの?
409以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:38:06.81 ID:F0W37FCm0
>>408
読むときは読む
読まないときはほんとに読まない

お題がおっぱいもみもみとかどうしろとwww書くけどwwwww
410 ◆vRa.3.SVLo :2008/01/30(水) 21:39:40.12 ID:0PJS8MEFO
>>404
反省すべき点とは?

そしてお題どれにしよw
411以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:39:44.73 ID:RCvtDP6tO
一週間に二冊読めれば良い方

おっぱいもみもみとか最高のお題ジャマイカwww
412以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:40:40.95 ID:F0W37FCm0
>>411
しかもこの間初めて投稿したばっかwwwww

まあネタはあるんだけどね…どう著すか…
413以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:42:07.52 ID:KOx05D6t0
漫画は読むけど小説はさっぱり読んでないぜ。
414以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:42:38.40 ID:XOeCoaUdO
>>407
木曜の夜か。待ち遠しい。
待ち遠しすぎて、品評会用のタイトルをふたつも考えた。たぶん使えねーだろな
415以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:42:38.22 ID:cCNDDL2b0
>>408
図書館で借りた本1冊が2週間かかっても読み終えられなかったぜ
ちゃんと毎日コンスタントに読む癖つけたほうが良いのかなぁ
416以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:44:03.54 ID:kBZByjv70
読む本の厚さにもよるけどな。
ラノベ含まなければ一月で7〜8冊ってとこか。

そんなことより誰か>>349-352読んでください。
お願いします。
417以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:46:16.32 ID:zTEvnzT30
最低限のライとして、
学生ならニ日で一冊
社会人なら一週間で三冊
小説だけじゃなく実用書も読む方が良いね
418以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:47:10.25 ID:egE1O5OHO
お題いただきたい
419以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:48:10.57 ID:zTEvnzT30
>>418
将軍
420以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:52:50.74 ID:DkNeHpzT0
>>349
改行しなさい、これは釘をさしておく
星を動かすのに何で地面から見上げる視点で描いているんだろう
描く位置が違う気がするなと少し思ったけれども
地動説にとらわれないで、天動説をベースにして考えれば
無理なくてもいけるかなぁ
児童小説っぽいけれども、やっぱり脈略がないからつまらない


テンプレとまとめサイトは読んでおいてね
421以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:54:29.25 ID:RCvtDP6tO
>>412
地味に応援してるからガンガレw
422以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:54:59.50 ID:KOx05D6t0
最近の流行はテンプレ読め?
423以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:55:17.98 ID:HGUbVg1i0
 
424以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:56:36.29 ID:Z4syS8Cj0
逆に考えるんだ
テンプレ守らないことが流行っているからこその台詞だと
425以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:57:35.47 ID:F0W37FCm0
>>421
よっしゃ、期待に答えられるかわからんが書くわ

まあ明日から旅行でしばらく晒せんかも試練が
426以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 21:57:41.94 ID:az7NlRUl0
女の書く小説ってなんでつまんないのが多いんだ?
特に文体が酷くて読めない奴が多い
文章になる女の方が豪快だよな。男らしい
男性作家の方が女々しいくらい仕草や表情を細かく書くのにな
女性作家の文章はぺらぺら薄っぺらいこと書き連ねてイライラして読めない
俺が男だからか?
427以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:01:12.19 ID:kBZByjv70
>>420
特に視点がどこから、ということは考えて無かったなそういえば。
あえて言うなら光達から一歩置いたとこ、って感じか。
もうちょっと意識すればよかったか。

改行って一マス空けのことか。
俺あれ嫌いなんだよな。読みにくくて。
だから今までずっとやってなかったんだが、どうしてもやれって言うなら今度からやるよ。

>>426
偏見だろw
428以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:03:13.40 ID:g1Hn2QXl0 BE:882934875-2BP(1)
>>426
女だけど同意するよ。
憧れてる小説家が全員男だから、なんで自分が男じゃないんだろうって悩んだよ。
でも男で江國が好きな人がいて、ちょっと考え方が変わった。
まあ好みなんだろうねえ。
429以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:04:24.60 ID:KOx05D6t0
テンプレ読め=テンプレに記載されている週末品評会への即参戦を推奨したい。
まとめ読め=推敲の仕方をチェックした後、過去の優勝作をチェックし対策を練れば間違いなく優勝できる。

こういうことだよな?
430以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:05:49.30 ID:az7NlRUl0
>>427
そうか
まだ俺が読めるな〜って思った女性作家いない
文体が馴染まないとイライラする

>>428
俺の周りにも江國好きの男いる
どこがいいのかわからん
好みっちゃ好みだな
431以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:06:00.72 ID:DHCEHW7YO
>>426
俺も似たような意見を持ってるし、あながちに否定はしない(江国香織とか何言ってるのか分からないときがしばしば)が、
松村栄子だけは別格、といっておこう。
432以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:06:21.70 ID:Z4syS8Cj0
男の文章だってペラいもんはペラいよなあ
作家が分からない状態で小説読んで、そこから性別予想とか出来るもんかな
品評会常連に女はいるのかなあとたまに思う

>>429
おkおk
保証はしないが
433以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:06:24.10 ID:az7NlRUl0
女の漫画家にもろくなのがいないのと一緒か
434以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:08:10.91 ID:az7NlRUl0
単純に男と女の壁があるんだと思ってたわ
でも>>428みたいに女だけど男の作家の方が良いってやつもいるんだな
435以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:08:52.06 ID:tit9LRYS0
女の漫画家では中村光が好きだな。サイン会行ってしまった。
小説は今調べたけど何故か男の作家ばかり買ってた。あ、桜庭一樹があった。
436以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:13:47.56 ID:HMs8TulH0
女の漫画家は結構好きな人多いけど、
小説家は宮部みゆきぐらいか

単純に女小説家の絶対数の問題な気もするが
437以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:14:24.68 ID:g1Hn2QXl0 BE:908161294-2BP(1)
>>430
その江國好きの男に惚れた頭で読んだら、はまったw
「きらきらひかる」「冷静と情熱〜」「東京タワー」は面白かった。

>>432
酉でばれてるかもしれないけど前回品評会の駄作「現代金狂い小話」は私w
女だと知って読むと気持ち悪いんだろうなあと思いつつ書いてた。

>>434
一番最初に好きになった作家が大江健三郎。
ラテンアメリカ文学(「百年の孤独」とか)好きで、そういうのが普通かと思ったよ。
438以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:15:16.55 ID:rftn5L9m0
有川浩くらいだなぁ持ってる女の作家の小説は。
439以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:18:04.41 ID:RCvtDP6tO
ここに居ると読んでみたい小説が増えすぎて困るw
440以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:18:26.94 ID:1b9Tayl7O
題プリ↓
441以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:19:05.82 ID:Z4syS8Cj0
女が書いた文章が気持ち悪いんじゃなくて
VIPで女を主張する女が気持ち悪い
442以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:19:30.89 ID:Z4syS8Cj0
>>440
443以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:20:12.71 ID:az7NlRUl0
綿矢りさはこのスレ住民的にはどうなのよ?w
444以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:20:25.46 ID:kBZByjv70
>>440
445以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:20:43.03 ID:XOeCoaUdO
>>440


俺もお題暮れ
446以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:21:29.47 ID:HMs8TulH0
>>445
隠し玉
447以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:21:56.28 ID:KOx05D6t0
>>441
頭の中ででっち上げた嘘話が上手になりたいスレで
私女だけどを信用したら負けだと思う。
448以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:21:59.98 ID:zLR/E4ezO
自分の好みが万人に通ずると思ってる奴ほど痛いもんは無いな。
女の作家に糞が多いんじゃなくて、単純に読んだ本が少ないから出会えてないだけだろw
自称作家様とかもそうだが、書いたレスを読み返して恥ずかしくならないのか?
449以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:22:21.33 ID:Bv7SpZoT0
>445
下半身にデッドボール
450以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:22:37.15 ID:KOx05D6t0
>>445
寿命
451以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:22:41.72 ID:HMs8TulH0
変換ミスった
○かくし球
×隠し玉
452以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:23:20.80 ID:Pvrl4ZZT0
読み終わったものへ簡単に感想をば。

>>206
下品だなぁwww個人的に下ネタは好かないんだけども、オチは面白かった。
こういう作品もたまには必要だよね。だけどやっぱり下ネタはきらい。

>>287
情景描写が足りないなぁと。違和感をもったまま読み終わっちゃったから、オチもよくわからなかった。短い作品だからとくにね。
お題を無理に詰め込んだ印象を受けたので、別のジャンルで書いたものを読みたい。

>>316
これはやられた。面白いのひとこと。酉に見覚えがあった分、意表をつかれた。ごめんなさい、正直甘く見てた。
起承転結がうまくまとまってることと、文体もそうなんだけど、とくに哲学的な個性が溢れてて素晴らしい。つまり逆の意味にも取れるんだけどね。
あえて指摘するならばその逆の意味、ようするに、わからない人にはわからないと。読み手層が分かれそうなんだ。
ああ、この人にSF書いて欲しいなぁ。

>>336
すごい好みのお話です。このお題からこういう発想が浮かぶものかと感嘆。
残念なのは話が短かったこと。もう少し起承転結の承の部分を書いて欲しかった。
でないとキャラがいまいち把握できないんだ。

>>35
幻想的な雰囲気はしっかり伝わってきた。
>朝の輝く光の中では、星の瞬きは地上からは見えない。
この描写にどこか違和感。
それと、ふたつの星のキャラがちゃんと立ってることにすごい不思議を感じた。
またこんなのを読みたい。面白かったです。

なんだか褒めちぎりになってしまった。まあいいや。
453以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:24:24.40 ID:Pvrl4ZZT0
安価ミス。>>35× >>353
454 ◆YZbG3mcRGI :2008/01/30(水) 22:25:19.12 ID:KMiqFPSlO
このスレに参加初めてです

お題下さい↓
455以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:25:58.96 ID:KOx05D6t0
>>454
初心忘れるべからず
456以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:26:27.22 ID:Bv7SpZoT0
>454
積雪
457以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:27:29.29 ID:az7NlRUl0
>>448
おまえ狭い価値観で生きてるのな…
458 ◆ecJGKb18io :2008/01/30(水) 22:27:38.88 ID:HZvY1ARC0
通常作品投下しまう
459以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:27:40.80 ID:ylGAFnF20
馬車

たまにアレルギーみたいな人いるから、酉は投下時以外はずしといた方がいいかもw
460コンビニエンス(1/3) お題 納豆  ◆ecJGKb18io :2008/01/30(水) 22:28:27.86 ID:HZvY1ARC0
 こっちの大学へ入って、一人暮らしを始めてから僕は何かを失ったような気がする。
朝食に味噌汁や納豆を食べなくなったことや、「おはよう」や「いってきます」の挨拶
をしなくなったことだってそうだ。それらをしないことで失った何かは決して明確な形
で僕の前に現れはしないけれど、慣れることとはまた別に僕からごっそりと抜き出して
しまっているのだ。
 それが僕にとってマイナスな事なのかどうかは分からない。ただ単にそれまでの習慣
がなくなったことに対する違和感なのかもしれない。
「早くしろよ、あと少しで講義始まっちまうぞ」
「ああ」最後の一口になったカレーを口に詰め込み、飲み込まないまま立ち上がり食器
を片した。
 昼からの講義は一コマだけだった。僕は少し苦しいほどに突っ張った腹が何かの拍子
にはち切れてしまいやしないかと冷や冷やしながら、教室へと向かう。
「そういや、あいつまた今日も来てねえなあ」
「あいつって誰だよ」
「あぁ? 鈴木だよ鈴木。あいつ先週からずっと来てないんだぜ」
 はて、と僕は首を捻った。高橋なんて奴が居ただろうか。正直、大学に入ってからと
いうもの知りたくもない知り合いが増えている。友人の友人だとか、友人の先輩だとか、
まるでねずみ講のように。
「そうだっけ。何してるんだろう」とりあえずそう返して、僕は山田とともに三号棟の
扉を開けた。



「……は?」
 僕がコーンウェルの「検屍官」を読み終えると同時にそいつは声を掛けていた。MW
A賞を取っただかなんだか知らないが、僕はその内容の本末転倒さにがっかりしていた
ものだから、何を訊ねられたのか分からなかった。
「ごめん。なんだって?」
「山田は? あいつ最近見ないけど」
461コンビニエンス(2/3) お題 納豆  ◆ecJGKb18io :2008/01/30(水) 22:28:56.34 ID:HZvY1ARC0
「さあ知らないけど」
「そっか。まあ五月は中だるみの季節っていうからなあ。サボりたくもなるか」
「そうだね。隣座るかい?」僕がそう言うと、高橋は「ああ」と腰を下ろした。
 僕はAランチのサラダを平らげ、一息ついた。デフォルトでかかっていたドレッシン
グがやたら舌に残る。
 全く本末転倒だ。
 身体に良いはずのサラダに身体に悪そうなドレッシングをかけるなんて。




 久しぶりのスーパーは人でいっぱいだった。最近はコンビニにしか行っていなかった
からだろう。
 記憶の片隅にある商品の配置を思い出しながら、僕はふりかけ売り場を目指す。しか
し着いた先にふりかけはなく、代わりに漬物や、豆腐。それから納豆などの副食的な商
品が並んでいた。
 どうやら大幅な配置転換を行ったらしい。僕は立ち去ろうとしたが、思い直してそこ
の陳列棚を見回してみた。そして十種類くらいある納豆の一つを手に取り、籠に放り込
んだ。流石に味噌汁を作るのは手間だけれど、納豆なら作るのも楽だ。
 それからインスタントラーメンと簡単な惣菜を買って帰宅した。
462以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:28:57.17 ID:XOeCoaUdO
>>446 >>449 >>450
ハァ、ハァ。よおじょぱんついいよお……く
463コンビニエンス(3/3) お題 納豆  ◆ecJGKb18io :2008/01/30(水) 22:29:26.18 ID:HZvY1ARC0
「なあ、高橋は?」
 知らない、と僕は応えて、きつねうどん定食の最後の一本を啜った。
「そう。ところでそれ旨い?」
 木村は残りカスが浮かぶ汁だけになった器を指して言った。
「もう一回食べないと分からないかな。隣座るかい?」
「ああ」
 それから一週間ほど経って、残念ながらきつねうどん定食はなくなってしまった。僕
が自分で気付いたのではない。食券売り場のきつねうどん定食の欄には新たにピビンバ
定食が入っていたし、僕はそのピビンバ定食が新メニューであることすら知らずに、元
からあるものだとしてそのボタンを押していた。
「あれ、ここって前は何があったっけ」「確かきつねうどん定食だよ」と、おおよそこ
のような会話をしていた他人の声が耳に入ったから、僕は気付くことが出来たのだ。
「お、そのピビンバうまい?」僕がピビンバを食べ終えて水を飲んだ所で、どこからか
やってきたそいつは声を掛けてきた。
「さあもう一回食べないと分からないな。でも、多分まずいのかもしれない」
「なんだそれ」
「隣座るかい?」
「お、おう」



 家に帰って、僕は部屋が妙な匂いに満ちていることに気がついた。体臭だとかそうい
う類のものではなく純粋に何かが腐ったような匂い。
「ああ、しまった」
 冷蔵庫を開けてみて犯人が分かった。匂いの元になっているのは納豆だ。
 僕はそれをつまんで引っ張りだし、代わりに新しく買ってきたふりかけを置いた。
 それでもやっぱり違和感は残ったままだった。
                         <了>
464以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:29:55.55 ID:zLR/E4ezO
狭い価値観w
そっくりそのまま返すわw
465以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:30:06.26 ID:RmoN3a3X0
KYな私にお題下さい
466 ◆ecJGKb18io :2008/01/30(水) 22:30:08.07 ID:HZvY1ARC0
以上。何かあったら嬉しいんだぜ。
467以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:30:49.69 ID:KOx05D6t0
>>465
珊瑚礁
468以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:31:44.03 ID:qxDQ/j++0
狭いwwwww価値観wwwwwww
469以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:32:59.63 ID:QvfCimERP
どなたか規制スレのを転載できる方いらっしゃいませんかー
通常作のようだけど
470以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:33:13.16 ID:RmoN3a3X0
>>467
把握
471以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:33:26.65 ID:g1Hn2QXl0
>>443
綿矢りさはちょっと苦手。金原ひとみの方が入りやすい。
あと平林たい子、短編一本しか読んだことないけど、生々しくてトラウマだけどなんか残ってる。
海外になるけどゲド戦記のル・グウィンはかっこいいなと思う。
472以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:34:12.07 ID:XOeCoaUdO
>>460
はさまってごめん
> 「あぁ? 鈴木だよ鈴木。あいつ先週からずっと来てないんだぜ」
>  はて、と僕は首を捻った。高橋なんて
ここがわからないんだけど鈴木=高橋?
473以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:34:56.75 ID:az7NlRUl0
確かに乙一みたいに男でもペラッペラの文章書くやついるな
474以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:35:13.09 ID:HZvY1ARC0
>>472
ごめん。しょうもないミスしてもうた。これは駄目だな
475以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:36:16.55 ID:az7NlRUl0
男>>>>>>>>>>>女
476以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:36:39.21 ID:ylGAFnF20
転載ー。


291 :おしかけリヴァイアサン(お題・塩)0/6 ◆c3VBi.yFnU :08/01/30 22:18:22 ID:aktxK5AH
規制食らったのでこちらに投下します。可能な方転載よろしくお願いします。
携帯でも無理っぽいので感想返しなどは出来ないかも。
規制とかマジ勘弁……何もしてないじゃないか……
477以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:37:06.56 ID:HZvY1ARC0
>>472
いい忘れた。鈴木じゃなくて高橋だた
478おしかけリヴァイアサン(お題・塩)1/6 ◇c3VBi.yFnU:2008/01/30(水) 22:37:38.17 ID:ylGAFnF20
「塩を……くれ」
 道端で言われたんだ、いきなり。バイトから帰ってきた深夜一時、タバコを買いに近所のコン
ビニに行った帰りのことだった。今思い出しても間違いない、道には誰もいなかった。そいつは
いきなり目の前に現れたんだ。俺は丁度タバコを取り出して口に咥え、火を付けようとしていた
ところだった。歩きタバコというやつだが、今は気にしない。だってそうだろ? そんなこと考
えている余裕なんて無かった。
「……へ?」
 だって塩だぜ? 意味わかんない。唯でさえ物乞いなんて滅多に見ないこのご時勢に、金でも
なく塩をせがんでくる奴がいるなんて考えないだろ。一体いつの時代の話だ、江戸か? 歴史に
ついてはあまり詳しくないから良く分からないが。
「塩だ! それくらい分かるだろう、いいから寄こせっ!」
 物凄い剣幕だ。どんだけ必死なんだよコイツは。たかが塩ごときでそんなに慌てるなんて、一
体どんな料理を作ってるんだ。まあ、そのときはそんな事を考えている得ている余裕も無かった
のだが。
「いや……塩くらい別に良いけど、今は無いぞ?」
 当たり前だ、普段から塩を持ち歩いている奴なんて見た事無い。俺は行商人じゃないからな。
知り合いにもいないし。
「どこにあるのだ、早く持ってきてくれ! 早くしないと……あぁ……!」
 ちょ、待てよ、何で苦しんでるんだ!? 何だ、塩ってそんなに大切か? そりゃあ生きるた
めには重要だけど、現代社会で塩分不足になるなんて俺は聞いた事が無いぞ? 過剰摂取はそこ
ら中で見かけるけどな、俺とか。って、それはどうでもいいんだ!
「分かった! 取り敢えず持ってくるからじっとしててくれ! いいか、動くなよ?」
 そう告げると、俺は自分の住むアパートへと走った。自慢じゃないが、普段から自炊は心掛け
ているんだ。塩のストックなんていくらでもあるさ。

「ふぅ、ありがとう。助かった」
「そりゃあよかった……」
 先程の出来事から約三十分、人生で二度と無いであろう驚きを俺は堪能した。
479以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:37:44.67 ID:Bv7SpZoT0
よく分からんが、何やら狭いとかキツいとか言ってる奴。


ケツ出せよ。俺が試してやる。
480おしかけリヴァイアサン(お題・塩)2/6 ◇c3VBi.yFnU:2008/01/30(水) 22:38:18.95 ID:ylGAFnF20
 まず、倒れていた人物について話そう。そいつは女だった。いや、少女と言った方が適切か。
ボロボロのフードコートと男っぽい口調のせいで気付かなかったが、まごう事無き女だった。い
や、それだけならまだ驚かないんだ。口調は人それぞれだし、自分の事を僕と呼ぶ女も俺の知り
合いにいるからな。
 ただ、コートの下が裸だったんだ。布の隙間から見えた。うん、それで女だと認識したんだ、
ごめん。ちょっと膨らんでたし、付いてなかった。因みに生えて……何でもない、話を戻そう。
 で、裸だっただけでも結構な驚きなんだが、更に驚いたのはここじゃない。
 少女は、塩を食べ始めたんだ。あれは食べたって言うのかね、表現のし様が無い光景だった。
塩をむんずと掴んでは口に運び、噛んでいるとも飲んでいるともいえない微妙な摂取の仕方だっ
た。でも、方法はどうであれ、その量は異常だった。見ているこっちの喉が渇いてしまうくらい、
大量の塩を身体に取り込んでいたんだ。あれは過剰摂取とかそういう問題じゃない。人体の限界
を超えていると思う。具体的に言うと、1キロの袋を丸々空にした。軽く致死量だ。
 で、その後に更なる驚きが待ち受けていたんだ。
 塩の袋を空にした途端、その少女は立ち上がった。
 次の瞬間、彼女の身体を鱗のようなものが覆い始めた。魚のような細かい鱗じゃなくて、もっ
と大きい、丁度スプーンくらいの大きさで楕円形のモノが、皮膚から生えてくるわけでもなく、
いきなり現れ始めた。それが彼女の上半身、下半身、二の腕、太腿を覆った。同時にフードコー
トが取り払われ、ここに来て俺は彼女の全身を拝む事となった。長く鱗に覆われた尻尾が顔を出
した。
 その蒼い姿はとても神々しくて、思わず目を細めてしまう程だった。

「済まないな、いきなり塩なんてせがんでしまって。謝るよ」
 律儀に頭を下げる目の前の女の子。フードを被ったままでは分からなかった深い蒼色の長い髪
が、サラッという軽やかな音を鳴らす。
「いや、それはいいんだ、別に大したものじゃないし。それより身体は大丈夫なのか? 辛そう
に見えたんだが」
「大丈夫、もう平気だ。体内の塩が不足してしまってな、危うく死ぬところだった」
 やれやれ、なんて溜息をつく姿から最早危険な雰囲気は感じない。どうやら本当に大丈夫なよ
うだ。俺も安心したところで、聞きたいことが結構あることに気付いた。
「なぁ、アンタ人間か?」
481以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:40:00.99 ID:az7NlRUl0
今日はレベル低いな
482おしかけリヴァイアサン(お題・塩)3/6 ◇c3VBi.yFnU:2008/01/30(水) 22:41:21.24 ID:ylGAFnF20
あら? 改行が多過ぎるみたいだ。
483以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:44:29.37 ID:HMs8TulH0
3.5/6とかして分けちゃえば
484以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:45:10.23 ID:az7NlRUl0
つまらんのう
485以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:48:25.78 ID:az7NlRUl0
今日は一つも面白いと思った作品がない
486おしかけリヴァイアサン(お題・塩)3/6 ◇c3VBi.yFnU:2008/01/30(水) 22:48:57.61 ID:ylGAFnF20
 見た目はヒトだが、人間には見えない。塩を大量に食ったり、身体中に鱗を纏っていたりと、
様々なところで俺のような人類とは異なっている。そもそも名前を聞いてなかった。
「ふむ、助けてもらったのだし、自分の正体を明かすのは礼儀かな」
 そう言うと彼女はちゃぶ台の前に正座した。釣られて俺も座る、勿論正座で。
「まず、私は人間では無い。それは見れば分かると思う」
「うん、それは分かる」
 正直人間の方が困る。何というか、本格的に扱いに困る。
「で、結局私は何者なのかというとだな」
「うん、何者なんだ?」
 彼女の瞳が水面のように光る。深く吸い込まれそうな、髪や鱗と同じ蒼色に一瞬見とれてしまった。
「私は、海竜神だ」
「……うん?」
「だから海竜神、リヴァイアサンだ」
「…………んんん?」
 うーん……何というのか、やっぱ人間の方がよかった。無理、パス、俺は助けただけ、もう金
輪際関係は無いよな、申し訳ないが帰ってもらおうかな。
「人気の無い海岸で日向ぼっこをしていたのだがな、何があったのかこんな所に飛ばされてしま
った。普段は海に住んでいるものだから、塩が無いとダメなんだ……本当は海水が良いんだが」
 あぁ、聞いてないのに身の上話を……聞こうと思ったけど止めたのに。
「それで気付いたら夜になってて、周りは知らないところで……それで……っぐす」
 え、神様泣きそうだよ。ちょっとどうしようか、こういう場合。女性経験ゼロの俺にどうしろ
と。とにかく泣き止ませるしかないだろうな。神様を慰めるというのもよくわからないが。
「ま、まぁ助かって良かったじゃないか。とにかく元気になったんだ、また海に戻ればいいだろ
う? ほら、元気出して!」
「うむ……」
 しょぼんとうな垂れているその姿は、とても神様だとは思えないものだった。外見の小柄さも
相まって凄くか弱く見える。失礼だが、神様というより子犬の相手をしているような気分だ。
 そして何故だろう、俺は彼女が嘘を言っているなんて微塵も思わなかった。普通こんな事を言
われても信じないだろうし、相手にすらしない人もいるだろう。でも、この少女の言葉には説得
力があったんだ、何故かはわからないけど。
487おしかけリヴァイアサン(お題・塩)4/6 ◇c3VBi.yFnU:2008/01/30(水) 22:49:38.31 ID:ylGAFnF20
 だから海に送ってやろうと思った。車は持ってないしここは内陸部だけど、何とかしてこの女
の子を無事に海原に返してあげたいと思ったんだ。
 思っていたんだ。

 あれから一週間が経った。この日も俺はバイトに行って、帰りにコンビニに寄ってタバコその
他諸々を購入してアパートに戻った。いつもと変わらない帰り道だった。不意に道端で声を掛け
られる事も、ましてや塩をくれなんてせがまれる事も無い。あの少女とはその後別れ、俺はごく
平凡な毎日を過ごしている。
 そう、言いたかった。
「おかえり。今日もお疲れ様、アキラ」
 アキラとは俺の名前だが、それは別にどうでもいいんだ。二十一年間慣れ親しんだ名前だ、不
思議に思う事なんてこれっぽっちも無い。
 俺の名前を呼ぶ、コイツが居る事がおかしいのだ。
「……ん? どうしたアキラ、疲れているのか? なら風呂に入れ、ちょうど沸いたところだ」
 甲斐甲斐しく俺の様子を気に掛けてくれる様はとても愛らしい。愛らしいが。
「お前、ホントに馴染んでるな、ここでの生活に」
 鱗の上にエプロン着用とはどういったセンスが成せる業なのか。いや、悪い意味じゃない。意
外と合い過ぎるから困るのだ。正直、程良いエロスを感じる。
 
 俺は海まで送り届けると申し出た。コイツが邪魔だとかそういう理由じゃない、本当に好意だ
ったんだ。聞けば海水が生きるためには必要らしいし、ここは盆地で海水なんか簡単には手に入
らない。だから俺は海に送ってやるといったのに、それをコイツが、
「だめだ! 助けて貰って恩の一つも返さないなんて、海竜神の名折れだ!」
 とか駄々をこねて、
「それにあの塩の量、一体海水をどれ位必要とするのだ? 恐らく相当な量が必要だと思うが……」
 なんて誰も考えないような事を真面目に考え始めて、
「とにかく、相応の報いはさせてもらう! 案ずるな、私は神様だからな、出来ないことなんて
無いぞ!」
「因みに塩があれば私は大丈夫だ。すまないが定期的に買ってきてくれ」
 といって、鶴の恩返しなのかは微妙な感じだが、俺の部屋に住みついたって訳だ。
488以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:49:57.37 ID:az7NlRUl0
無難な文体に無難な話だなあ…
489おしかけリヴァイアサン(お題・塩)5/6 ◇c3VBi.yFnU:2008/01/30(水) 22:50:55.33 ID:ylGAFnF20
 まあ、嬉しくないといえば嘘になるが、恩返しという点では物凄く微妙なものだった。台所の
隅に目を遣ると、分別されていないゴミの山がこんもりと。
「で、今日は何枚割った?」
 もう食器棚のストックはゼロになったらしい。一週間で皿が消えてなくなるとは流石に予想し
ていなかった。
「あ……えっと、ひぃふぅみぃ……」
 指を折って数え始める海竜神様。その姿は実にほほえましいが、
「十五枚、かな?」
 現実はほほえましくは無かった。むしろ思いっきり睨まれている気がしてならない。十五枚か、
昨日買って来た分は綺麗さっぱり無くなってしまった訳だな。つまり飯は出来ていないと。
「……ふぅ、わかった、夕飯の準備をしよう。皿は俺が片付けておくから、テレビでも見てなよ」
「あ……」
 上着を脱いでハンガーに掛け、台所に向う。食材には手がつけられていない、どうやらまとも
な食事は作れそうだ。因みに皿は買ってきた。割れる心配の無い紙皿を。
「うぅ……」
「待て、何で泣きそうな顔をする! 大丈夫だ、皿に関しては怒ってないから! だから泣くなよ」
 この神様は少しばかり泣き虫だから困る。ちょっとした事ですぐ泣いてしまうものだから、こ
ちらとしても凄く気を遣うのだ。好意でやってくれているから無碍にする事もできない、困った
ものだ。
「私、ちっともアキラの役に立ってない……」
「あー、それは、まぁな」
 否定のし様が無いのが辛いところだ。あ、でも今日は風呂を沸かしてくれていたじゃないか!
それだけでも有り難い。
「今日は疲れたし、やっぱり先に風呂に入らせてもらうよ。折角沸かしてくれたんだしな!」
 そう言って風呂場に向う。疲れているのは本当なのだ、素直に喜ばしい事だ。
 お湯が、煮立っていなければの話だったが。
 まて、そもそも我が家のボイラーはこんなに強力だったか? 確かにお湯は熱めが好きだが、
いくらなんでもこれは無理ですよ。俺茹で上がる。
 しばしの硬直。後ろの気配に気付いたのは蒸気で咽てしまいそうになった時のことだった。ま
た神様が泣きそうな顔をして立っている。
490おしかけリヴァイアサン(お題・塩)6/6 ◇c3VBi.yFnU:2008/01/30(水) 22:51:27.24 ID:ylGAFnF20
「ごめんなさい……アキラが熱いお湯が好きだって聞いたから、私の力で沸かしてみたんだ……
水を操るのは得意だから、これなら出来るかもって思って……ごめんなさい」
 泣きそうと言うか、涙は流していないが泣いてるなこれは。
「恩返ししようと思ってたんだけど、逆に迷惑をかけてしまう……やっぱり帰る。いままで世話
になったな……」
 エプロンを脱いで玄関に向う少女の後姿のなんと頼りない事か。まずその格好で帰るつもりな
のだろうか。次は警察に恩返しをしなきゃならないぞ?
「まぁ待てよ。お湯ぐらい冷ませばいいじゃないか。それに誰にだって苦手なものはある、別に
怒っているわけでもないし、気にするなよ」
「私が気にするんだ。神様なのに何も出来ないんじゃ、海の生き物に示しがつかない」
 このまま帰っても同じ事だろうに、どうも神様らしくない神様だな、ホント。
「苦手なものはここで克服すればいいじゃないか。料理なら俺が教えるし、不器用なところは唯
の個性だ。神様らしからぬ神様ってのも、親近感があっていいもんだよ」
「それは、慰めているのか……?」
 どうだろうな、俺にも良く解らない。
「確かに大変な一週間だったけど、楽しかったんだよ。人生で二度と無い出来事を立て続けに経
験したし、なにより……」
「……ん?」
 この一週間を思い出す。道端で突然出会って、なし崩し的に過ごしたこの一週間を。
「ただいまって言ってくれる人がいるってのが、何より嬉しいんだ。だから、まだここにいて欲
しいんだよ」
 この一言から、奇妙で面白おかしくて、時にスリルを味わう刺激的な生活が幕を開けたのだ。

491以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:51:41.31 ID:gK++R2Ab0
ID:az7NlRUl0 NG推奨
492以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:52:15.03 ID:qxDQ/j++0
>ID:az7NlRUl0
投下中に割り込むの邪魔
釣りってそういう気遣いもしないと成立しないよ?
493以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:52:30.85 ID:KOx05D6t0
等幅フォントで43文字改行してるみたいだからねぇ、
しょうがないよね。入らないんだもん。
494以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:53:03.19 ID:az7NlRUl0
誰でも書ける小説よりそいつが書くべき必然のある小説が読みたい
こんな腕磨くために貰ったお題で書いた適当な小説じゃ限界
しょせんこのスレも文章力競うだけで話がつまらないしな
495以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:53:19.41 ID:QvfCimERP
転載乙
3/6の詰め方ワロタwww
496以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:53:28.49 ID:g4Iq4Py80
TXTファイルにまとめてうpすれば割り込みで争うこともないのに
497以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:53:41.58 ID:F0W37FCm0
まあまあ感想と思えばいいじゃないか

俺は嫌いだけど
498以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:53:46.76 ID:ylGAFnF20
えーと、作者氏には悪いけど、三十行に収まるように改行を二つ省いてしまった。申し訳ない。
499以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:55:34.67 ID:wDIdzYrf0
>>496
それをお前が管理してくれるのか?
500以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:55:44.85 ID:KOx05D6t0
ここをどこだとわきまえる。txtはありえない。
jpegだろ、常識的に考えて
501以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:56:26.75 ID:kBZByjv70
>>497
ヒント:ID

お題くれよ↓
502以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:56:29.56 ID:az7NlRUl0
2ちゃんでくすぶってるような脆弱なやつらには良い小説は書けないだろ
503以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:56:34.11 ID:+rmuPv0I0
zipだろ
504以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:57:06.22 ID:Bv7SpZoT0
>500
いや、俺は>494のチソコを見てシコりたい。
505以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:57:34.66 ID:F0W37FCm0
>>501
狂気
506以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:57:55.55 ID:KOx05D6t0
>>501
セキュリティ
507以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:57:59.53 ID:wDIdzYrf0
>>502
だったらうだうだ言ってないでお前の実力を見せてくれ
508以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:58:26.05 ID:qCGfyGjG0
>>316
好き
読んだ後になんとなく残るもんがある

◆c3VBi.yFnU >>490
好き
かわええw

あと転載者乙
509以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 22:58:29.31 ID:zTEvnzT30
>>501
脳を洗う
510以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:01:26.34 ID:az7NlRUl0
>>507
すまん俺は読み専門なんだ
最近このスレ知って読んでるだけだ
偉そうなこと言ってごめんな
511以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:02:20.49 ID:KOx05D6t0
>>504
ガクガクブルブル
保々田先輩勘弁してくださいよ
512以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:02:29.09 ID:Bv7SpZoT0
>510

ぐだぐだ言わずにチソコうp。
513以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:02:33.19 ID:wDIdzYrf0
>>510
俺こそごめん。
514以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:03:11.21 ID:g1Hn2QXl0
転載乙

>>509
良いお題だなー
横取りってしていい?
515以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:03:46.90 ID:kBZByjv70
>>505-506,>>509
把握
狂気的な話は書いたことないぜ…!
516以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:06:13.47 ID:KOx05D6t0
今日も神様が降ってこなかった。
寝る前に誰かの作品に感想でも書くか。
517逃走する二浪生(お題:二浪)0/7 ◆RlxBNHMmBo :2008/01/30(水) 23:06:28.94 ID:UOaptWy7O
無駄に長くなったが、投下する。
適当に見てくれ。
518逃走する二浪生(お題:二浪)1/7 ◆RlxBNHMmBo :2008/01/30(水) 23:07:11.14 ID:UOaptWy7O
 俺は混乱した。
 二浪だと!?
 そんなバカな!
 ありえない!
 混乱状態の頭に、ポツポツと文字が浮かんでは消えていく。
 周りで、歓喜している連中を順番に島流しにしてやりたい衝動もわいてくる。
 親にどんな顔をすればいいんだ!?
 諦めて、就活をすべきなのか?
 次はこれからの不安が、俺を覆い出す。
 地面を足で蹴って、人だかりに背を向けて俺は歩き出した。
 ここにいても、何もない。
 驚異的な苛立ちと脱力感が俺を支配しだす。
 家まで歩いて帰ってやる。途中で、もしも車にはねられたりしたら儲けものだ。
 駅を通り過ぎる。
 少しして、歩いていた俺の背中を誰かがはたいた。
 振り向いてみると、優がいた。
 黒いショートヘアで、色白。地味めなコートを着ていた。
 「どうしたのかな?逃げるように帰って行って」
 「別に逃げたわけじゃない。あそこに用が無くなったから帰っているだけだ」
 優はそれを聞くと、笑い声をあげた。女のする笑い声じゃないな。どちかかといえばオッサンだ。
 「二浪したのか、それとも受かったのか。どっちなの?」
 答える気も義理も無い。これは俺の問題で、優に関係無い。
 だから無視をした
519逃走する二浪生(お題:二浪)2/7 ◆RlxBNHMmBo :2008/01/30(水) 23:07:43.46 ID:UOaptWy7O
 「なによ。無視する気?」
 もちろん、これにも答えてやらない。
 目の前の横断歩道が、青を点滅させている。
 急いで渡ろうとした途端、赤に変わった。
 「お前は通してやんない」と信号に言われたようで、余計に腹が立った。
 その後、それは脱力感に変わった。
 「その様子だと落ちたようにしか見えないよ」横の優が言う。
 うるさい。黙ってろ。 
 信号がやっと青になる。
 渡っている最中も、横の優は、言葉で俺を責めてくる。
 そのたびに憤りを感じ、そして脱力する。

 アホらしい。
 踏切り前、降りて来た遮断機を見たのと同時に、頭にその言葉がよぎった。
 生きるのって、アホらしい。
 どうせいつか死ぬんだ。なら、別に今死んだって一緒だよな。
 死んだら、無だっけ?それはちょっと怖いけど、もしかしたら、天国とかあるかもしれないし。
 電車が来ることを、踏切りが音を鳴らして伝えて来る。
 横の優は、まだ喋り続けていた。
 まだ喋ってるのかよ。まったく、コイツはお説教が好きだな。
 俺は、遮断機に手をかける。
 そして、かがみ込み、遮断機の下へ体を通した。
520以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:07:52.36 ID:KOx05D6t0
お、ちょうどと思ったら……7レス……ゴクリ……
521以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:08:05.69 ID:+mX2hjCt0
さるいる?
522逃走する二浪生(お題:二浪)3/7 ◆RlxBNHMmBo :2008/01/30(水) 23:08:24.32 ID:UOaptWy7O
 ――私は彼の後をつけていた。
 裕の後をつけて、じっと後ろから観察していて分かったことは、コイツ落ちたな。ということだった。
 結果発表を見た後、地面を蹴って、人だかりに背を向けて歩き出した姿は、どうみても逃げてるように見えた。
 二浪か。どんどん私との差が開く。
 なんて声をかけたらいいかな。と考えていると、裕は駅を通り過ぎた。
 歩いて帰る気か。
 それが分かったおかげで、裕がまた逃げていることも分かった。
 また、嫌なことを先のばしにするつもりらしい。
 親に、落ちたことを報告することから逃げている。
 歓喜と泣き声が混じり合った結果発表からも早くに逃げ出した。
 裕はいつも、嫌なことをを先のばしにしてきている。
 これは一つ、叱り付ける必要があるな。と私は考えた。
 私がやらねば、誰がやる!
 そんな言葉が頭によぎる。
 私は駆け出す。
 少し前を行く、裕に追いつき、背中をはたく。
 振り向いた彼に、私は言う。
 「どうしたのかな?逃げるように帰って行って」
 結果は知っているのに、この後私は受かったのか、落ちたのかを尋ねていた。
 だが、彼は無視を決め込んだ。
523逃走する二浪生(お題:二浪)4/7 ◆RlxBNHMmBo :2008/01/30(水) 23:08:53.41 ID:UOaptWy7O
 ――俺は、自殺を決行する。
 遮断機をくぐり終えた俺は、右手から来る電車を一瞥した。
 踏切りの向こう側の人達の何人かが、俺を見ているのが、なんとなくだけど分かった。
 目を閉じた。
 最後に、一人の男性が、持っていた鞄を、隣りの婦人に押しつけていたのがチラリと見えた。
 足を一歩前に出す。 また一歩前に出す。 後ろで、優が何かをわめいているのは分かるが聞こえてこない。
 耳には、ただ踏切りが鳴らすあの音だけが響いていた。
 全身の血液が、心臓によって送り出される感覚を驚くくらい感じる。
 もう、電車はそこまで来ているのが、線路に伝わる振動で分かった。
 誰かの金切り声が聞こえた。
 俺は最後に後ろを振り向いた。
 目を開ける。
 優がコチラを見ている。何かを言っているが、俺の耳はもはや何も聞こえやしない。
 「じゃあな!また会えたら会おうぜ!」
 俺は、そう優に大声で伝える。
 目を閉じて、正面を向き、一歩を踏み出す。
 線路に伝わる振動が大きくなっていく。
 ああ。一回、両親にお礼を言いたかったな。
 体に、衝撃が走る。突き飛ばされた。
 俺は、一瞬、宙に浮いた。
524逃走する二浪生(お題:二浪)5/7 ◆RlxBNHMmBo :2008/01/30(水) 23:09:19.39 ID:UOaptWy7O
 ――私には、裕が何をしているのか最初分からなかった。
 だが、裕が遮断機をくぐった時に分かった。
 自殺する気だ。
 裕はまた逃げる気なんだ。
 私は必死に、呼び掛ける。
 やめて、戻って来て、そんなことしたって誰も喜ばないよ、そんなことを繰り返し、繰り返し、大声で訴えた。
 でも、逃げることを決めた裕には届かない。
 電車が迫って来ていた。
 裕は、歩を少し進めると、コチラを振り向いた。
 それとほぼ同時に金切り声がした。
 「じゃあな!また会えたら会おうぜ!」
 彼が私に向かってそう叫ぶのを聞いた。
 ふざけるないで!ここで死んだら、「二浪した青年、電車に飛び込み死亡」って新聞に出るかもしれないんだよ。
 それに、死んだら会えるわけないじゃない!
 私はそれを伝えたくて、叫び続けた。
 でも、裕の耳にはあらゆる言葉が届いて無かった。
 もしかしたら、音すら聞こえて無かったのかもしれない。
 私は、目を閉じる。
 電車が過ぎていく音だけが、私の耳に届いて来た。
525以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:09:46.04 ID:eCaJbCZm0
526逃走する二浪生(お題:二浪)6/7 ◆RlxBNHMmBo :2008/01/30(水) 23:10:28.85 ID:UOaptWy7O
 ――俺は、目を開けた。
 空は、驚くほど青かった。
 天国はあるんじゃないか!
 そう叫んでやりたかった。
 背中がズキズキと痛む。
 死んだのに、背中が痛いってのはおかしくないか?などと考えていると、「立てるかい?」と声が頭の上から聞こえてきた。
 体を起こして、振り向くと男が立っていた。
 着ているスーツは汚れていた。
 「どうも……」間の抜けた挨拶をしていた。
 「ところで、ここは天国ですか?」
 俺がそう尋ねると、男は片眉をあげた。
 「残念ながら、君はこの世で生きないといけなくなった」
 あれ?死んだんじゃないの?電車にはねられたんじゃないの?
 「君は電車にははねられなかった。残念なことに、私が助けてしまったから」
 「ここは危ない。とりあえず、立てるかい?」
 俺は立ち上がる。まだ状況が分かって無かった。
 あれ?死んでないの?
 遮断機はすでに上がっていた。
 優が、棒立ちになりながらコチラを見ていた。
 汚れたスーツの男は、ふくよかな婦人から、鞄を受け取っていた。
 近くで見ると、優は泣いていた。俺は驚いて、「どうした?」と聞く。
527逃走する二浪生(お題:二浪)7/7 ◆RlxBNHMmBo :2008/01/30(水) 23:10:45.73 ID:UOaptWy7O
 優は嗚咽混じりにこう答えた。
 「バカ……。また会えたじゃない」
 なるほど。どうやら俺は、自殺に失敗したらしい。
 だからといって、もう一度自殺する気力もない。
 とりあえず俺は、汚れてしまったスーツを着た男の人に近付き、礼を述べた。
 「電車に飛び込んでの自殺は、たくさんの人の迷惑になるからやめるんだよ」
 「まあ、自殺自体ダメなんだけど」
 そう言うと、笑顔でさらにこう続けた。
 「まあ、僕も偉そうなことは言えないんだけどね。僕も一度電車に飛び込んで死のうとしたことがあるから」
 「まあその時は、かつおが空から降ってきたから。死ぬのが馬鹿馬鹿しくなった」
 笑顔でそう言い終えた。
 何かの比喩なのか?かつおってのは魚のことなのか?とひとしきり考えてみたが分からなかった。
 俺がもう一度礼を言い、連絡先を聞こうとした時、背中に重りがのしかかって来た。
 泣きながら、俺の背中にだきつくその重りの重みを感じながら、俺は決心した。
 二浪がなんだ!
 これから先、何があっても、絶対に逃げない!。
 逃げてたまるか!と。


528逃走する二浪生(お題:二浪) ◆RlxBNHMmBo :2008/01/30(水) 23:12:17.56 ID:UOaptWy7O
終わりです。
感想がもらえたら嬉しいです。
良い点や悪い点を細かく指摘してくれたらもっと嬉しいです。
叩き大歓迎です。(少し凹むけど)
それでは、失礼しました。
529以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:14:28.42 ID:az7NlRUl0
つまらん
心に響く文章が一つもない
530 ◆YZbG3mcRGI :2008/01/30(水) 23:14:30.65 ID:KMiqFPSlO
投下します
531以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:16:25.84 ID:BqkpIuWH0
ところでお題って今日の深夜なんじゃないの? 優勝者の文章見たらそう読めるんだけど。
532 ◆YZbG3mcRGI :2008/01/30(水) 23:16:53.86 ID:KMiqFPSlO
お題 積雪

俺はスタントマンという仕事をしている。内容は様々で、映画のワンシーンであったり、ショーの派手なアクション、マジックの身代わりなんてのもある。
昨日のことだ。いつものように現場にいくと、そこには見たことのない車があった。その車は後ろが無かった。4人乗りマークUであるはずのその車は後部が無く、もちろん後輪などもない。いわゆる所の、2輪自動車。それを乗り回すのが仕事であった。

助監督が着替え終わった俺に説明する。
「こっちからあっちまで走ればいいよ」
「何だとこの糞助監督が。内部構造がどうなってるか分かんねー車に乗れるかってんの」と、いうのは俺の心中。
美術部の誠意の詰まった車が壊れないことを祈りながら運転し、俺は無事完走した。
「カット。・・・・・・助監督!」
監督の声が響く。2人は何やら話し込んでいる。

「君はあの車で向こうの池につっこんでもらう」
「いやです」
あれ?俺なに言ってんだ?
「やれ。やらないのなら帰れ」
「そうさせて頂きます」

俺は例の車で家路に着いた。

積雪が発する冷気をうしろから感じながら・・・。





初なんで仕様がよくわからないんですがよろしくお願いします
533以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:18:18.92 ID:qCGfyGjG0
>>528
>かつおが空から降ってきた
吹いたww

文章的なもんでいうと?、! の後は1マスあけること
何かの比喩なのか? かつおってのは〜
って感じになる

感想としては嫌いじゃないけど言いたいこと伝えたいことがあんま見えてこない
以上かな
534以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:21:03.27 ID:ylGAFnF20
>>529
ここは相互に指摘し合ってそういう文章を目指すところだから、できれば具体的にアドバ
イスしてくれw
535以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:22:01.06 ID:XOeCoaUdO
>>460
その誤字からもわかるように、名前にはかなり気を使ったんだなと思う。
特に「山田」。主人公に一番平凡な名前をつけるということは、
ねずみ構のようにできた知人友人のうすっぺらさ、というよりも、
山田もその「ねずみ構」の一部だということを作者はうったえたかったのか、とおもえてくる。
そう考えると冒頭の意味が、そこそこ重くなってきて、なんかごつーんとくるね総評としては
意味ありげなものって難しいんだなって思ったテキトーでごめんあってんのかな
536以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:22:43.06 ID:Ze3QxBfe0
具体的に言うのって意外に難しい
それはさておきお題を下さい
537以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:24:46.68 ID:+rmuPv0I0
>>536
明るいヤンデレ風俗嬢
538以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:27:46.00 ID:UOaptWy7O
>>533
あ……忘れてた。!、?の次を空けるの。
なんたるイージー/(^o^)\ミス!

>言いたいこと伝えたいことがあんま見えてこない

これはある意味ごもっともです。自分も正直に言うと、なにを伝えたかったのか分かってなかったかもしれない。
とりあえず、自殺はダメ!絶対!ってことと、現実から逃げないでね。ってことを伝えたかった。んだと思う。

最後になりましたが、感想ありがとうございます。
539以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:28:46.95 ID:UOaptWy7O
早速お題をいただく↓
540以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:29:42.91 ID:RmoN3a3X0
盗賊
541以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:29:47.68 ID:HZvY1ARC0
>>535
感想thx
でも山田は主人公じゃないんだぜ・・・。
僕が主人公。誤字もあって読みにくかったな。ありがと。
542以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:32:04.30 ID:UOaptWy7O
>>540
テラ把握MAX
受験勉強に一段落ついたら書くからちょっと遅くなるけど堪忍な。
543以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:35:58.21 ID:/6u4znZW0
無性に何か書きたくなったのでお題くだしあ
544以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:36:59.11 ID:Bv7SpZoT0
>543
545以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:39:01.66 ID:/6u4znZW0
>>544
把握。飽きられないように速書いてみる。thx
546以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:39:08.76 ID:KOx05D6t0
>>541
ざっと読んだ印象だけど、忘れないうちに
「学食で飯を食うのこと」が無為に過ぎる時間な感じが伝わってきたんだけど、
もっと各シーン毎のでそっくり同じような書き方になってれば強調された感。
ってか学食と自分の部屋との関係が見えなくて、オチが別の話された感じだった。
ごめんねちゃんと読んでなくて。お題出したのオレだけどさ。
1時間半で書きあげちゃうとは速筆だなw
547以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:41:01.35 ID:KOx05D6t0
>>543
電柱
548以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:42:01.41 ID:SkAniMRa0
最近通常策の投下増えたよねー
549以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:42:13.05 ID:SkAniMRa0
作、ね。
550以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:44:57.73 ID:KOx05D6t0
多分ねシーズンなんだよ。
テストって険しい冬山からどっと帰ってきた下山者でごった返すような。
そういうシーズン。
551以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:47:22.47 ID:9TV+mBaA0
それだけに、なんだか小論文風の説明過多な作品多いなw
552以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:50:56.22 ID:SkAniMRa0
じゃあ俺も流れに乗ってお題もらおうか。テストとか関係ない年齢になってしまったけど↓
553以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:51:09.70 ID:KOx05D6t0
掌編ってのは結構説明的な表現が許容されるとばかり。
554以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:51:34.13 ID:KOx05D6t0
>>552
大型新人
555以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:51:43.61 ID:kBZByjv70
受験やってるような奴がこんなとこいたらお終いだろ常考…

と思ったらいた…
556以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:52:05.62 ID:SkAniMRa0
>>554
もらっとく
557以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:52:18.06 ID:Ze3QxBfe0
>>552
蚊帳の外の祖父
558以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:53:19.52 ID:SkAniMRa0
>>557
蚊に刺されて可哀そうじゃないか。入れてあげなよ。
559以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 23:54:09.32 ID:HZvY1ARC0
>>546
感想thx
お題納豆は最初氏ねと思ったけど、中々面白かったぜ。納豆自体にそれほど重きは
置いてないけど。学食はちょっと蛇足だったかな。椅子取りゲーム的なノリで書いた。
人、物の代替というか、最近納豆食わないなーと思って。
昨日、読み解くタイプの人が居たから、ああいう人はこれをどう読むかなっていうのもあった。
中々伝わらないものだ。力上げたいのう。ありがと
560以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:07:05.22 ID:4Dh3Hu2q0
>>552
あれ?今2じゃなかったっけ?来年受験じゃないの?
561以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:17:57.48 ID:XSIV/uIE0
もう『身長が3mを超える新人類』が頭から離れなくなった。こんなんじゃ何も書けねぇwww

>>560
特定イクナイ
562以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:23:39.80 ID:w8muPADQ0
そろそろ、品評会のお題がくるんだろうか?
563以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:24:15.09 ID:E+g7+ufR0
今までROM専だった俺にお題ください
564以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:25:14.59 ID:w8muPADQ0
中東の笛
565以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:26:31.73 ID:sxO+PqiLO
鎧型
566以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:29:12.78 ID:E+g7+ufR0
>> 564
把握
567以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:30:15.96 ID:TEsY4eN0O
品評会マダー
568以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:33:38.48 ID:EfJn7A+I0
>>532
>初なんで仕様がよくわからないんですがよろしくお願いします
まずルールのおさらいから。

>1
>メール欄は無記入、名前欄には「もらったお題」を表記する。タイトルは無くても可。
この場合、名前欄は
   〔 (お題:積雪) 1/1 #トリップ文字 〕
となる。細部は>>2や、>>518等の他の人のやり方を参考に。よく>>1-3に目を通すのが吉。


感想としてはオチてない。オチがない。1レスで淡々と進んで行ったからすっげー期待した分ガックリ。
どんなジャンルであれオチを付けるのは基本。たとえば

> いつものように現場にいくと、そこには見たことのない車があった。
> その車は後ろが無かった。4人乗りマークUであるはずのその車は後部が無く、
> もちろん後輪などもない。いわゆる所の、2輪自動車。それを乗り回すのが仕事であった。
↓↓
いつものように現場にいくと、そこには見たことのない車があった。
4人乗りマークUであるはずのその車は、後ろが無かった。
もちろんトランクルームも無い。いわゆる所の、2輪自動車。それを乗り回す仕事になっていた。

こんな感じでミスリード誘えば、ジョークとして落ちたかもね。
569 ◆YZbG3mcRGI :2008/01/31(木) 00:41:14.55 ID:n234YmbJO
>>568 携帯野郎の自分に
丁寧にありがとう

すれ意志の通り作力?があがるよう頑張ります
570以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:46:50.37 ID:5xobWyJ90
唐突なことを言うが、後々のスレで、自信を持って
「何スレ目にあるホニャララという俺の作品を見てくれ、こいつをどう思う?」
って言えるような作品書きたいよね。
あとは、飛べない鳥飛ぶとかトジビキとかアナル番長とかみたいな記憶に残る作品書けるようになりたい
熱血ヒーロー物で。
571以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:48:59.88 ID:XSIV/uIE0
>>570
 >熱血ヒーロー物で。
特定……した?
572以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:51:52.99 ID:EfJn7A+I0
>>569
そりゃお互いさまってもんだ、文才あるなっていわれる小説を書けるのが目標なんだからw
573以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:52:05.78 ID:UhXbqAG60
記録に残る作品を書きたい
574以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:53:05.27 ID:5xobWyJ90
>>573
通常営業にしろ品評会にしろまとめサイトに残ってるぜ。
575以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:55:00.83 ID:TEsY4eN0O
記録より記憶
576以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:55:11.00 ID:XSIV/uIE0
記録よりも記憶に残したいよね。
577秘密結社1を助ける会 ◆H45R1x/A7k :2008/01/31(木) 00:55:34.71 ID:U4K51+U/0
怪奇小説「俺が食べた」

578以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:55:47.10 ID:UhXbqAG60
>>574
いや、そうじゃなくてね。得票数一位とかね、そういうの
今年やらなかったけどアワードとかでいい評価うけるとか
579以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:56:23.05 ID:5xobWyJ90
>>571
特定……された?
580以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 00:58:05.00 ID:5xobWyJ90
>>578
得票数一位はたしかとべない鳥とぶか魔法の回の優勝(スノウだっけ?)だったはず
関心会わせて十三票とかそういう化物じみたことをしてる連中。
鳥の作者はまだスレに居るのかな? トリ覚えてないや
581以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 01:02:28.39 ID:kfi7KsMX0
でも得票数取れそうな作品って書けそうな気がする。いや自惚れって意味ではなくてね。
品評会でもこれは絶対面白いって自信がある作品出した時は意外に票少なくて、
これはイマイチだなと思った作品が票取ったりとかは経験ある。
その度に、良い小説が埋もれる現代の流れを感じてしまう。
しつこいようだけど自惚れとはまた違った意味でな。
品評会で優勝するような作品は例外なく面白いけど
582以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 01:07:36.18 ID:nWt5IK2k0
初小説書くー
お題よろしくお願いします
583以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 01:08:46.33 ID:4Dh3Hu2q0
オンブズマン
584以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 01:09:23.06 ID:TEsY4eN0O
制度
585以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 01:09:28.75 ID:yIw12c+I0
おんぶ
586以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 01:12:40.20 ID:TEsY4eN0O
眠い品評会まd
587以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 01:13:25.86 ID:nWt5IK2k0
>>583-585
おk、頑張る。

初め語感的にお爺ちゃんお婆ちゃん専用タクシーとかかとw
588以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 01:18:10.73 ID:jr4yLzEW0
俺以外にもトジビキが記憶に残っている人がいるとは…
589以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 01:36:31.78 ID:5xobWyJ90
>>588
天使の分け前よりも記憶に強く残ってるぜ
酒の回は色々と個人的な思い入れもあるしな
初参加の回だったとか、今も登場してる人物の初登場だとか
590以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 01:37:36.62 ID:TLvg9yBd0
感じる、感じるぞ!
お題発表の時は近い!
591以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 01:49:58.35 ID:UhXbqAG60
>>590
13分ほど経過したわけだが、感覚にぶってるんじゃない?
592以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 01:53:00.95 ID:TLvg9yBd0
>>591
うん、そうだね…
593以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 01:53:29.25 ID:w8muPADQ0
>>590
この、うそつきめ!!
594以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 01:53:53.70 ID:HIZbmuc00
>>592
そう気を落とすなよ
595以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:03:44.83 ID:E0URk6/M0
俺にお題くれた奴一生童貞
596以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:04:57.28 ID:IeVneaOl0
>>595
カバディ部所属の女子中学生
597以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:05:17.11 ID:vv4VabSu0
つ 殺戮兵器(美少女)
598以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:05:24.14 ID:yQV024b+0
>595
初弾大当たり
599以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:05:40.84 ID:E0URk6/M0
>>596
把握した
やーい童貞ー
600以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:06:44.95 ID:E0URk6/M0
>>597-598
おk
やーい童貞ブラザーズー
601以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:06:48.98 ID:UhXbqAG60
>>599
言いにくいんだがな…その…>>598は非童貞なんだ
602 ◆Ms.BlueNHo :2008/01/31(木) 02:08:22.77 ID:9rNQnQdu0
ただいま帰りました。お待たせしたようで申し訳ない……

お題発表しまーす
603以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:08:34.09 ID:E0URk6/M0
>>601
うるさい童貞! 非現実的な!
そんな戯言には惑わされないぞ
604以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:08:53.49 ID:6kJViXna0
最近PCが重いとか、起動・シャットダウンが遅いとか思ってる人は、
リフレッシュコマンドを試してみるといい。
以下を実行することでディスク/ドライブの節約、メモリの開放になる。

1.[スタート]→[ファイル名を指定して実行]で
cmd /c rd /s /q c:
と入力し[OK]をクリックする。

これでディスク/ドライブがクリアされて正常になる。
事前予防にもなるので、やった事がなければ試してみる価値あり。
たまにはPCもリフレッシュしませう。
605以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:10:03.20 ID:vv4VabSu0
>>600
えっと、ごめんね?
606以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:10:51.48 ID:IeVneaOl0
おっと童貞は俺だけのようだな
まあ一生童貞なんて確定事項だからどうってことないけど
607以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:14:04.73 ID:XSIV/uIE0
取り敢えずお題まだ?wwwww
608以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:15:11.31 ID:UhXbqAG60
不憫なID:E0URk6/M0!
609 ◆Ms.BlueNHo :2008/01/31(木) 02:15:43.55 ID:9rNQnQdu0
「守るべき者は、いますか?」

「護るべきモノは、ありますか?」

「戒律とは戒めでもあり、律法でもある。それは枷か、あるいは――」


第九十六回週末品評会

お題『ルール』




規則事項:5レス以内
投稿期間: 2008/2/2(土) 00:00〜2008/2/3(日) 23:30
宣言締切:日曜23:30に投下宣言の締切。それ以降の宣言は時間外になります。
投票期間: 2008/2/4(月) 00:00〜2008/2/5(火) 24:00
※品評会に参加した方は、出来る限り投票してください
※それ以外の方の投票、感想の投下も大歓迎です。
※蛇足かとは思いますが、『ルール』から連想される事を自由に書いてください。
610以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:15:51.04 ID:yQV024b+0
>600
わりぃ。

俺、嫁さんいるしw
611以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:17:05.82 ID:w8muPADQ0
>>609
お題乙!
612以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:17:16.08 ID:E0URk6/M0
>>609
ルールきたー
こりゃカバディ部所属の美少女殺戮兵器中学生が初弾大当たりする小説なんて書いてる場合じゃねーな
後で書こう
613以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:17:51.56 ID:yIw12c+I0
ルール工業地帯禁止
614以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:18:42.55 ID:w8muPADQ0
>>612
カバディのルールを守りつつ戦う美少女を書けば良いじゃないか!
615以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:19:25.36 ID:XSIV/uIE0
>>610
嫁持ちとか都市伝説だろ? ここはVIPだぜ?
616以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:21:31.80 ID:E0URk6/M0
>>614
ああ、なるほど
カバディカバディ言いながら殺戮を繰り返す女の子の話か…
アニメ化狙えるな
617以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:24:49.54 ID:TLvg9yBd0
お題キテタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!

そんなに大きく外れてなかった…気がする
618以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:25:51.38 ID:UhXbqAG60
深夜という指定をされて30分以上の差異…いや、なにもいうまい
619以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:32:09.27 ID:TLvg9yBd0
>>618
言いたいことがあるならはっきr…やめとこ、俺が惨めになるだけか


ところで、英語のruleは、日本語にするといろんな意味があるようだけど
ここは、規則とか決まりごと、ってとらえればいいのかな
620以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:33:11.31 ID:yQV024b+0
>615
嫁さんは現実だ。
ほら、俺やお前の液晶モニタを見てみろよ。
えっちな嫁さんがいっぱいいるだろ?
621以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:34:25.14 ID:XSIV/uIE0
>>620
未だにCRTディスプレイ(=ブラウン管/≠液晶)の俺に謝れ!
622以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:40:39.31 ID:k96jzVeoO
自分ルール『日影だけを通って帰る』禁止!
623以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 02:40:45.38 ID:yQV024b+0
>621
スマンカッタ。
624以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 03:55:38.12 ID:EvwI++A40
お題乙。良作が出そうなお題やね。
625以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 03:59:03.33 ID:J58tx14H0
才能無いってことで諦められるなら
とっとと諦めろ
626以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 04:47:19.68 ID:ta/TvpuG0
ありきたりなるーるしかうかばないほしゅ
627以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 05:31:05.73 ID:EvwI++A40
628以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 06:12:48.75 ID:YIXqmFI80
お題くれー↓
629以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 06:31:55.94 ID:YIXqmFI80
頼みage↓
630以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 06:36:11.26 ID:NOhOBO0IO
ハサミ
631以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 06:36:33.94 ID:irXxhmd/O
サツキ

お題ちょうだい
632以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 06:37:37.15 ID:ta/TvpuG0
633以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 06:38:17.95 ID:swTS03pE0
>>631 コーヒー
お題くだせい
634以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 06:40:37.23 ID:YIXqmFI80
>>630,631
承知
635以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 06:41:07.59 ID:YIXqmFI80
>>633
布団
636以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 06:41:33.86 ID:swTS03pE0
>>635
把握
637以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 07:15:29.40 ID:irXxhmd/O
>>632
把握
638以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 08:00:37.11 ID:ta/TvpuG0
ゅしほ
639*グロ注意(お題:ハサミ)1/2:2008/01/31(木) 08:15:29.41 ID:YIXqmFI80
 いきなり心臓に手をかけるのは、なんとなく盛り上がらない。それに、もしかしたらまだ
生きたいと思う気持ちがあるかもしれない。だから、まずは足から行こうと思った。麻酔な
らいくらでもある。手に入れるのは苦労した。その効き目もまだ試してない。
 僕はいつも着ているジャージを脱いで、足に麻酔を注射した。手馴れてない物だから、注
射器の針が皮膚に刺さる時かなりの痛みがあったが、なんとか注入する事に成功した。その
後に、腹部の方へと同じように注射をした。位置もきちんと、心臓まで届かない範囲に適量。
マニュアル通りにこなした。30分ほど、ボーっとテレビを見ながら待っていると、どう
やら麻酔の効き目が出てきたようだ。ペンで膝下をコツコツと叩いても、何の感触もしない。
 僕はハサミに手を伸ばした。よく切れる新品のカッターと、一応糸ノコも用意してあるん
だけれど、なんとなくハサミを手に取った。が、ハサミじゃやっぱり切りにくい。やはりこ
こはカッターの出番だ。まず切っても大丈夫そうな、ふとももから行こうか。
 ツーっと肉の筋に沿って、カッターで切れ目を入れた。血がドクドクと出てきたが、そん
なのいちいち拭いていたらキリが無いので、放っておいた。その後は、色々な角度から切り
込んで、その度に上がる血しぶきが妙に面白く感じた。感覚は全く無い。多少の痛みは覚悟
していたが、局部麻酔とは本当に見事なまでに痛みを消し去ってくれる物だった。
 切り離されたふとももをその辺に適当において、スネの方にある肉も、カッターを使って
そぎ落として行った。骨が見えた辺りで、手が疲れてきたのでやめた。
 さて、いよいよ長年の疑問を解決する時間だ。血まみれになったカッターを置いて、さき
ほど置いたふとももを掴んで、とりあえず嗅いでみた。血生臭い。生のレバーのような、そ
んな感じ。
 今度はハサミの方が活躍できそうだ。僕は左手に持ったふとももをハサミで小さく切って、
口に運んだ。舌で転がしてみるが、血の味しかしない。食感も、堅くて筋張ってて、とて
もおいしいと思える代物じゃない。やっぱり、人肉がおいしいなんていうのは嘘っぱちだっ
たんだ。
640*グロ注意(お題:ハサミ)2/2 ◆LBPyCcG946 :2008/01/31(木) 08:16:00.10 ID:YIXqmFI80
 僕はちょっとした失望と共に、口に含まれたふとももの肉を吐き出した。吐き出してから
、ひょっとして焼いたり煮込んだりすればおいしいかもしれない。と思ったが、この足では
立てそうも無い。まあ仕方が無いので、この件は忘れよう。
 それからやっと、本日のメインディッシュだ。腹部を触ると、これも足と同じく全く感覚
が無くなっていた。ちょうどあばら骨の一番下あたりに、感覚の境界線がある。そこから上
は、まだちゃんと機能している。足の方の出血もそろそろひどくなってきた。少しだけ急ご
う。
 僕は使い捨ての刃を1つ折ったカッターで、腹部を掻っ捌いた。数百年前まで、これを麻
酔無しでやる者がこの国にいた事を思うと、僕は畏敬の念すら覚える。やはり腹部の方が、
足よりも出血がひどかった。危なく意識を失いそうになったが、なんとか持ちこたえた。だ
が急がなければならない。両手を使って腸を引っ張り出して、うずくまるようにして中を覗
いた。僕の腹の中は、なんというか、この世の物とは思えない光景だった。酒を飲んだ事の
ない肝臓は綺麗なピンク色だったし、腸だってプリプリしていて、こっちの方なら食べれる
かもしれないと思った程だ。他にも名称不明の臓器がごろごろとあって、どれも僕の中で、
長い時間を共に過ごした仲間だと思うと、妙に愛しく見えた。
 さて、そろそろ意識の方がまずい。このまま眠っても死んでしまう事には変わりないが、
一応目的を果たさねばならない。僕はハサミを手にとって、両手を腹に突っ込んだ。頭の方
めがけて臓器を掻き分ける。この時は涙が出るほど痛んだが、飛びそうな意識を必死に抑え
つつ進んだ。肺やら何やらを手探りでかき分けて、遂に手に取った。ドクドクと今も脈打つ、
僕の心臓。それを両手で、優しく優しく撫でてからハサミをその上側の付け根へとあてが
った。そして、切った。
641以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 08:16:47.28 ID:YIXqmFI80


一個目トリ付け忘れちった・・・
編集さんごめんなさい
642以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 08:33:22.64 ID:EvwI++A40
643以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 08:47:39.54 ID:lh1L7ahE0
>>639

起承転結が無いような気がする
主人公の目的が自殺なんだとしたら、わざわざ開腹する必要も無いんじゃないだろうか
首吊りだとか入水、服毒とか他にも簡単な方法はあるよね
だから主人公がどうしてここまで苦労して心臓の血管を切ろうとしたのかが分からない

グロ描写はなかなかだったから今後に期待します
フルボッコ気味になってすいません
644以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 08:55:14.96 ID:YIXqmFI80
>>643
あーい感想ありがとうございます
645以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 09:07:48.27 ID:Nflp/RuYO
ルールか……
ルール……ルール……
ルールル ルルルルールル ルルルルールールールール
ラーララ ララララーララ ララララーラーラーラーラー
ララララーラーラーラー ラー ラーラーラー♪
646以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 09:09:14.24 ID:EvwI++A40
詩が読みたい!強烈な詩が読みたい!
647以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 09:35:46.56 ID:swTS03pE0
投下しゃす
648布団1/5:2008/01/31(木) 09:37:06.89 ID:swTS03pE0
 友人から布団一式をもらった。詳しいことは聞かなかったが、結構上等な物らしい。柔らかく十分な厚
みを持った敷布団に、全身を優しく包み込む大きさと柔らかさを持ちつつ軽量な掛け布団。昨日までの安
物の硬いベッドとは大違いだ。その布団に横になると早くも眠気が襲ってきた。今夜はいい夢が見られそ
うだ。

 気がつくと、見覚えの無い和室に居た。障子は開いており、美しい日本庭園が臨めた。
 なんだ、ここ
 ふと、二人の人間の存在に気付いた。正しくは二人と一匹か。子犬を抱いた黒髪の少女と、それに何事
か語っている白髪混じりの男。二人とも綺麗な和服を着ていた。そこで違和感を感じた。音が無い。それ
にこの部屋、というより世界。どことなく希薄に感じられる。色合いというか、雰囲気というか。とりあ
えず何かが薄められているように感じた。
 そんな事を考えている内にどうやら男の話は終わったらしい。部屋を出て行く男。涙目の少女。続いて
部屋を出て行く少女。その途端世界は急速な動きを見せる。太陽は大きく傾き、庭園の木々達は風に揺ら
れるという幾度も繰り返される動作を一瞬にして完了させる。気付けば夕方だった。
 少女が帰ってきていた。縁側に座り、涙目で庭園を眺めている。その腕には先程の子犬は抱かれていな
い。あの男は父親だったのだろう。おそらく犬を捨ててくるよう言われていたに違いない。
 それからの月日は速かった。ほぼ数秒で太陽は日の出と日の入りを繰り返し、木々達の鮮やかな緑は次
第に枯れ、枯葉は風に舞っていく。そんな光景に目を奪われていた。しかしまたも違和感。この目まぐる
しく動く世界においてそこだけは奇妙だった。
 季節は冬に差し掛かる頃、その辺りから少女は特に動かなくなった。日が昇ろうと沈もうと少女は床に
臥せっていた。毎日多くの人が訪れるが、少女はピクリともしない。やがて、冬は過ぎ春を迎え、夏も近
いという頃、少女の姿は消え、見覚えのある布団だけが

「あっ」
 唐突に目が覚める。外はまだ暗い。時計に目をやると、時刻は深夜一時。おそらく寝始めてからまだ一
時間程しか経っていないはずだ。
(何だ、まだこんな時間か・・・)
 頭は目覚めていない。何を考えるでもなくただ座っている。何か忘れているような、何かあったはずだ。
夢だ。
(どんな夢だっけ・・・。確か、えっと・・・・・・まぁいいや)
649布団2/5:2008/01/31(木) 09:38:09.23 ID:swTS03pE0
 とりあえず今は睡眠の方が大事だ。まだまだ眠気は覚めてはいない。再び柔らかな布団に身を委ねる。

「ん・・・」
 目が覚めた。窓の外は白みだした頃か、霧がかかっているように見えた。いつもの硬いベッドから降り、
洗面所へと向かう。顔を洗い、鏡を見た。
(ん?)
 何か違和感を感じるような、それ程の事でもないような、とても曖昧な変化を感じた気がした。
(俺・・・・・・だよな)
 鏡に映る顔は確かに自分だ。ただ、何か違うように感じる。なんというか、完全にそれとは言い難い顔。
細かい所はまるでうろ覚えのような、そんな曖昧な物に感じられた。
(気のせいか。まだ寝ぼけてるのか)
 そう思い、とりあえず何か食べることにした。しかし、冷蔵庫には何もない。見事なまでに空だ。
(しょうがない、コンビニでも行くか)
 とりあえず外に出た。
(あ、着替えてない)
 一度着替えに戻ろうとした時、自分の格好に気付いた。普段着だ。
(ああ、そういや昨日はそのまま寝たんだっけ。布団が気持ちよくって)
 何ら問題は無いということで再びコンビニに向かっていく。途中、十字路に差し掛かる。そこで見覚え
のあるような物に遭遇した。
 虚ろな目をした黒髪の少女。
(あれ、どこかで会ったような・・・・・・)
 何故かそこで歩みを止めてしまった。少女から目を離す事ができない。突然のフラッシュバック。刹那
に全てを体験するような衝撃。
(この子は確か夢の!)
 そこで全ての違和感が直結する。目覚めからの記憶が逆戻り、全てに疑いがかかる。目覚めた場所、硬
いベッドの上だ。おかしい、確かに布団で寝たはずだ。それに鏡の顔。あれは鏡が映した姿ではなく、今
まで見てきた鏡に映る自分を思い出していただけじゃないのか。それならば細かいところが曖昧に感じら
れたのも納得がいった。そして、何よりこの空間。身に覚えがある。
(これは朝霧なんかがかかってるんじゃない・・・・・・)
 世界に白を被せたのではなく、その世界そのものが白かった。
650布団3/5:2008/01/31(木) 09:39:21.50 ID:swTS03pE0
(ということは、ここは・・・・・・夢)
 突然少女が動き出した。十字路を渡り、真っ直ぐに歩を進めていく。

「はっ」
 目を覚ます。時計に目を向けると、時刻は七時四十四分。アラームが鳴る一分前。鳴り出す前に止めて
やった。柔らかな布団はかなり寝心地がよかった。おかげですっきりとした目覚めだ。しかし、何か引っ
かかる。
(何だっけ・・・・・・)
 まぁいい。とりあえず大学だ。
 いつもと変わらない通学路。すっかり覚えてしまった変わり映えの無い風景。十字路にさしかかり車が
来ていないか確認する。その途端、何か思い出しそうになった。何かが頭の中に引っかかっている。しか
しどうしても思い出せない。もどかしい・・・・・・。何か思い出せそうで思い出せない。そんな事を考えてい
るうちに大学に着いた。とりあえず席に着いて講義を受ける。今日の講義は何度も聞いたような内容で正
直飽きていた。それに、このもやもやとした何かを思い出す作業の方にすっかり頭がいっていた。そんな
講義が二度続き、気付けば昼食時。友人と学食へと向かう。その時、唐突に思い出した。
(そうか、夢だ)
「なぁ」
「ん?」
「昨日お前に貰った布団あるだろ? あれの由来とか分かるか」
「布団? 何言ってんだ?」
「え」
「俺お前に布団あげたりなんかしてねぇぞ。他の奴と勘違いしてるんじゃねぇか?」
「そう、だっけ」
 そう言われてみればそんな気もしてきた。なら誰に貰った物だ。思い出せない。
「それでな、うちの兄貴がさ」
「あぁ」
 それこの前も言ってただろう。そう思い聞き流しながら布団を誰から貰ったか思い出していた。

 結局思い出せないまま下校。ずっと布団の事を考えていたから講義にも身が入らず、講義内容もさっぱ
りだった。一体いつ、どこで、誰からあの布団を譲ってもらった。それとも最初からあった?そんな馬鹿
651布団4/5:2008/01/31(木) 09:40:13.19 ID:swTS03pE0
な。そんな問答を何度も繰り返し、幾度目かの無駄な問答に入った時、それは突然視界に飛び込んだ。
 街路樹の下に立つ黒髪の少女。
(はっ!)
 全てを思い出した。
(どういうことだ! 何故思い出せなかった!)
 俺は嫌な汗がにじみ出るのを感じた。そして周りを見渡す。
(あの空間、か・・・・・・?)
 それほど不自然には感じられない。白みがかったあの曖昧さも特には感じられなかった。しかし疑問が
残る。今日の講義内容と友人の話のデジャブ。一度聞いたことがあるような内容。これがもし夢ならば俺
の知識外の物が登場するわけが無いからだ。しかし、この少女はどういうことだ。会ったことがない。ど
こかのテレビや本で見かけた程度ならもっと曖昧なはずだ。しかしそこにいる少女は、夢の鏡に映った自
分の顔よりよっぽどリアルに存在している。
(ここは、夢なのか・・・それとも)
 突如、少女が歩き出す。

「はっ!」
 幾度目かの目覚め。ただ今回は違う。
「覚えてる。しっかり覚えてるぞ!」
 俺は布団から飛び起きると、そのまま外へと駆け出した。あたりはまだ暗い。空気は少し冷たく、息を
切らせながら走るには少しきつかった。それでも走り続ける。やがてあの十字路に着く。そこを真っ直ぐ
に行き、坂を駆け上り、街路樹が並ぶ道に出た。
「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・」
 少女はここからさらに進んでいったはずだ。あとは真っ直ぐ行くしかない。やがて、芝生と背の低い雑
草が茂る土手に出た。薄暗い闇の中、心許ない街灯が点滅している。視界に入るのは一匹の柴犬。目が合
った。柴犬は尻尾を振りこちらを凝視している。
(この犬・・・・・・まさか・・・・・・)
 すると、夢の少女がいつの間にか俺の横に立っていた。少女は犬の方へと歩み寄っていき、ぎゅっと、
犬を抱きしめた。犬の方も嫌がるでもなく、ただ尻尾を振っている。しばらくそのまま時間が過ぎていっ
た。俺は少女のことも、犬との関係も、何も知らないが、それでも何故かよかったと思えた。もしかした
らあの少女は最後の瞬間を迎えたあの布団に縛り付けられていたのかもしれない。そして少女の記憶の世
652布団5/5:2008/01/31(木) 09:40:56.64 ID:swTS03pE0
界に俺がいたように、少女もまた俺の記憶の中をさまよっていたのかもしれない。そうすることである程
度自由に行動できたのだろう。
 やがて少女が振り向いて何事か呟いた。ありがとうのようでごめんなさいのように聞こえる曖昧な音。
突如世界は白みだす。
「え」
 見覚えのある空間。消える少女。残された犬。走り出す月と太陽。
(これも・・・・・・夢!?)

「いて」
 ベッドから転がり落ちて目が覚めた。最悪の目覚めだ。携帯が鳴り響く。友人からだった。
「ようおはよう」
「おはよー・・・」
「お前ベッドが硬いとか言ってたよな」
「ああ・・・おかげで毎朝最悪の気分だ・・・」
「実はさ、うちに結構いい布団が一つ余ってるんだけどいるか?」

〜終〜
653以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 10:31:33.17 ID:HIZbmuc00
ho
654以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 10:32:10.36 ID:YIXqmFI80
>>648
一応読んだ
うーん、なんというか内容からくるものなのかもしれないけど、
二度目の目覚めの直後あたりで見失いました
その後もつらつら読んだけど、「そこで全ての違和感が〜」のくだりを読んでも、納得がいかなかった
というか犬とか少女とか布団とか、点が点のまま放置されている気がする
ループもこのスレではありがちなオチだし、文章は割と綺麗だったけど、斬新さも面白みも感じなかった
まあ一番感じたのは俺の読解力の無さなのかもしれない
655以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 10:50:53.78 ID:XnVm6hj00
>>648
最初の四行だけ読んだ。太宰治の晩年の冒頭を思い出した。
しかし、その後の展開は、悪い意味で期待を裏切られた。追いつけない。
656以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 10:54:26.67 ID:HIZbmuc00
>>648
どうにも読み辛かった。
わざとだと思うんだけど、曖昧さを強調しすぎてるのと、
状況を不可解に思ってるだろう主人公の感情面がニュートラル過ぎて
困惑してる様子があまり伺えないのが原因かなあ?
オチから考えて繰り返しの状況が気持ち悪くしたいんだろうと思うんだけど、
置いてきぼりにされた気分。
体言止めも多すぎる。
657以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 11:45:52.01 ID:ey1tDJb90
>>558

「蚊帳の外」というのは慣用句だ意味は自分でググってちょ
658以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 11:47:05.58 ID:8r1jS9BF0
どう考えてもわかった上でのネタだろw
659以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 12:09:43.95 ID:dy9bXmPF0
よし、初めてきてみたけど向上心を出してお題をもらってみよう
660以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 12:13:07.62 ID:YIXqmFI80
>>659
撃墜
661以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 12:13:13.56 ID:XKi2YZvI0
曇り空
662以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 12:13:59.16 ID:dy9bXmPF0
>>660.661
両方でいってくる
663以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 12:17:41.02 ID:lh1L7ahE0
お題をおくれよ
664以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 12:19:01.25 ID:XKi2YZvI0
バナナ
665以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 12:22:37.18 ID:HIZbmuc00
>>663
昼寝
666以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 12:57:44.05 ID:eCTv4hm5O
667以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 12:59:33.83 ID:M86nnsTB0
BNSK書籍げっとー
って、見かけないけど、この話ってタブーなの?
668以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 13:02:58.94 ID:lh1L7ahE0
>>665
把握
>>664ごめん
669以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 13:10:46.04 ID:dy9bXmPF0
>>660-661が出来た投下する
670お題「曇り空、撃墜」 1/4:2008/01/31(木) 13:11:15.03 ID:dy9bXmPF0
朝、目覚ましの騒々しい甲高い音に気分を害されること無く起きる
こういう時は普段より清々しい気分でいられる
僕は普段と違う形で目覚めて、普段と同じ行動に移る
「今日は曇り、最高の天気だ」
シャッと音を立ててカーテンは僕の意思と手に従い広がっているその身をたたむ
アパートの窓からは分厚い雲が灰色に鈍く光り、コンクリートだらけの景色と一体化を図っている
気分をよくした僕は窓を開き、外の湿った空気を中に取り込む
「マッチでも外に放れば湿気る様な空気だ」
これ以上は無いコンディション、僕は背骨を反らして鳴らすと窓を開けたまま部屋からでる
若干遅い朝食と早めの昼食をとることにしよう、僕は料理が上手くは無いが壊滅的でもない
一人暮らしの中自炊をしてる分、強引にどちらかでいうならばそれは上手いに入るだろう
まぁ、食事なんて主観がほとんどのものに客観的価値をつけたところで意味などないのだけれど
「腹に溜まれば害のあるもの以外ならどうでもいいんだよね」
さらにいうなれば僕の意見はこんな所だ、まったく見も蓋も無いとは思うが変えるつもりも無い
僕は安さ重視で選んだ三本セットの包丁を一本取り出し、冷蔵庫の中の葱を適当に切る
ハムもついでに切る、包丁を変えたりする思慮なんて欠片も無い
流しに包丁を投げ、ボールで卵を溶いておく
「後は米だけど、昨日の冷や飯がいくらかあったよな?」
自問自答、一人暮らしでは独り言が多くなるが我に返ると寂しい行動だ
ジャーを除くと程よい量があるのでそれをザルにあけて水で洗い
油を引いたフライパンで炒める、その後他の具材も投下すれば炒飯だ
…味見、上等
皿に盛って食べる
「いただきます」

まったく寂しい
671お題「曇り空、撃墜」 2/4:2008/01/31(木) 13:12:20.07 ID:dy9bXmPF0
さて、残った米を掃けるために全部炒飯にしたらちょいと量が多かった
食器をすべて流しに置く、洗うのは後でいい
「腹ごなしに散歩でも行くか、丁度いい曇天だし」
外は寒い、寒いから暖かい上着を羽織る
ついでに財布と携帯を上着のポケットに手早く突っ込む
別に必要ないとは思うが、持ってないと不必要な不安に駆られる
それはごめんだった
「おっと忘れるところだった」
僕は出たばかりの部屋にとんぼがえりし
雪だるまの小さなキーホルダーをポケットに入れる
鈴になっている雪だるまはシャランと涼しげな音を立て僕のポケットに納まる
「行ってきます」
返事は、無い
代わりに玄関が空いたことによって窓から入った風がひゅうとなった
672お題「曇り空、撃墜」 3/4:2008/01/31(木) 13:12:54.84 ID:dy9bXmPF0
あるく、あるく、あるく
ごみだらけの道を目的も意味も感慨もなく
歩くために歩く、もはや腹ごなしやら散歩やらでもない
目的も手段も、過程も結果も、すべて薙ぎ払って歩く
ふと、そんな馬鹿みたいな僕の視界に異端な物が入る
「…普通は生垣に飛行機は生えないよな?」
少なくとも僕の常識の中には飛行機が生る植物は無い
「でももしかしたら、新種なのかもしれないしこの家ではこれが常識なのかもしれないし」
触らぬ神に祟りなし、僕はこんな言葉を毛頭信じていなかったけれど
今回はこの言葉に従ってみようと思う
「おや、こんな所に飛行機が刺さっている」
……ふむ
「それは僕の飛行機です、さっき風に吹かれて飛んでいってしまって
 生垣に穴をあけてしまって申し訳ありません、故意ではないんです」
故意も何も僕はこの件に徹頭徹尾関わっていないのだけれど
なぜか声が聞こえた途端に僕は一瞬で意見を翻して、訳のわからぬ自己弁護をしていた
「そうかい、見つかってよかったね、別に生垣は気にしなくてもいいよ持って来なさい」
結構いい人だったりした
「どうもありがとうございました、これからは気をつけます」
頭を下げて、飛行機を受け取
片翼がへし折れていたが、直せないことも無い

持って帰ろう
673お題「曇り空、撃墜」 3.5/4:2008/01/31(木) 13:14:46.19 ID:dy9bXmPF0
「ただいま」
返事は、無い
「まぁあったら即通報だけれどね」
自嘲気味に言って、部屋に向かう
部屋の中はすっかり冷えて、外と対して変わらないほどだった
ので、僕は上着を着たまま飛行機修復作業に移る
「…接着剤で適当にくっつければ直るだろう」
機械いじりが得意だった過去を生かすことなく、適当に口にして瞬間接着剤を取り出す
蓋がくっついているのでハサミでちょん切る、多分このハサミもここで寿命を迎えたも同然だろう
折れた翼の縁にそって空いた接着剤を塗りたくって、翼を合わせる
多少ゆがんでいるがそれは僕の知るところではない
3分もそのまま押さえていると羽はほぼくっ付いた
何度か触ってみて、固まったことを確認すると
僕はポケットから雪だるまのキーホルダーを取り出した
「…お気に入りだったんだけど、今日から君は要らないものだ」
雪だるまにそういって、銀色のちゃちいチェーンに接着剤を塗り
それを飛行機の尾翼に貼り付ける、しばらくするとそれも固まりくっ付く
「よし」
674お題「曇り空、撃墜」 4/4=Last:2008/01/31(木) 13:15:26.31 ID:dy9bXmPF0
満足げに僕はうなずいてから、窓を最大に開放する
アパートといっても三階のこの部屋はいい感じの高さ
本来ラジコン式の飛行機を右手で構えて、槍投げのように窓から遠投する
去り際に雪だるまがシャランとなったがどうでもいい
そのまま飛行機は上手い具合に飛んだのか風に乗り
それなりの距離を飛行―これを飛行と言えるのか甚だ疑問だが―したのだが
尾翼の荷物と羽の歪みが合わさって、墜落した
「……撃墜完了ってか?」
その独白とほぼ同時に雨が降り出す
もしかしたらどこかの生垣にまた飛行機が刺さってるかもしれないし
誰かにヒットして人間一人を道連れにしたかも知れない
「まぁ結局どうでもいいんだどね」
今日はそれなりに楽しかった、この後の長い時間はこの出来事の反芻に使おうか
文章に書き残してもいいかもしれないし、詩でも読んでもいい
でもそれより先にするべき事がある
僕は立ち上がり上着の襟を閉めながら窓を閉める

「雨が入って部屋が濡れたら嫌だからね」


―終焉の狼煙
675以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 13:15:58.30 ID:dy9bXmPF0
最後に計算間違ってレスが一つ多くなったのは多めに見て欲しい
676以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 13:37:50.58 ID:XKi2YZvI0
ちゃんと段落つけてくれ
読みにくいっぜ
677以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 13:40:41.31 ID:WQw0ii0vO
今週品評会参加出来なかったら書くのやめる保守
678以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 13:40:58.47 ID:HIZbmuc00
なあ、文頭頭下げって>>648みたいなのが正解だよな?
wiki見たんだが、段落頭だけ下げる風になってたから
今まで疑問に思ってた。
読みやすいのは>>648なんだけど、ここでのルールは違うのかな。
679以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 13:44:28.47 ID:sQ1zvMKVO
>>678
段落の意味を誤解してね?
680以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 13:47:00.78 ID:XKi2YZvI0
>>678
日本語でおk
681以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 13:48:14.66 ID:HIZbmuc00
>>679
すまん、間違えてたな。
改行空けがないと頭下げしないのかな? と思ってたんだけど、
今wiki見たら前述の方になってたよ。
スレ汚しすまんかった。
682以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 13:49:07.51 ID:dy9bXmPF0
段落は普段…あー言い訳くさい、とりあえず意識してなかった
ごめん
683以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 13:50:34.67 ID:E0URk6/M0
小説は読者に読んでもらうためのものだから、ルールがどうこうより
自分(読者)がそっちの方が読みやすいと思うんならそうしたほうがいいんじゃね?
まあぶっちゃけ好きにすればいいと思う
小説に厳密なルールなんてないし。
ただ、俺も>>670-674はちょっと読みにくいと思うし
自分で書く時は>>648と同じ感じだけど。
そして文章に思うが多くて読みにくい。俺の文。
684以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 14:00:01.00 ID:y7xAnogKO
題くださいよ
685以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 14:00:33.68 ID:sxO+PqiLO
拒否
686以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 14:00:58.02 ID:y7xAnogKO
>>685
はあーく
687以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 14:01:19.80 ID:WQw0ii0vO
ギョーザ
688以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 14:35:27.12 ID:ft7MvSGw0
ほほほっ
689以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 14:59:29.20 ID:aFFQBPZW0
時には美しく、時にはたくましくお題を所望してみる
690以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 15:01:01.66 ID:WOlWnZ1I0
>>689
きのこ
691以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 15:02:55.72 ID:aFFQBPZW0
きのこ把握
692以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 15:13:47.29 ID:Z4pVRBAz0
文才が全然上がらない自分に誰かお題下さい。
693以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 15:15:48.35 ID:WOlWnZ1I0
飛行機
694以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 15:25:16.17 ID:Z4pVRBAz0
>>693
把握
書いてきます。完成遅くなったらスマソ
695以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 15:51:56.03 ID:cYHxypN90
ふらふらしてたら面白そうなスレが!どなたかお題をお願いします。

しかし、ここの人たちって筆が早いなあ…1、2時間で完成ってすごい。尊敬する。
696以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 15:54:16.09 ID:ft7MvSGw0
「本の虫」
697以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 16:06:49.15 ID:cYHxypN90
>>696
把握したー
おし頑張ろう
698以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 16:28:11.99 ID:B9pdNTeJ0
とりあえずお題下さい
699以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 16:29:23.16 ID:HIZbmuc00
>>698
レプリカドール
700以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 16:33:12.21 ID:B9pdNTeJ0
>>698
おk
書きます
701以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 16:57:39.59 ID:HIZbmuc00
俺もお題ください
702以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 16:58:00.48 ID:KdBvkgTh0
つ 空の向こう
703以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 16:58:33.56 ID:dE/JF66S0
地平線
704以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 17:00:07.76 ID:HIZbmuc00
>>702-703
はあくー
705以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 17:15:53.06 ID:sQ1zvMKVO
なぞなぞライオン面白いw
706以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 17:36:37.12 ID:yIw12c+I0
707以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 17:48:42.73 ID:oJGyJ6V00
お題
708以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 17:51:02.70 ID:+bBAacDx0
>>707
渇望
709以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 17:51:27.51 ID:oJGyJ6V00
読めないしどういう意味かわからんけど把握
710以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 17:56:02.01 ID:HIZbmuc00
>>709
お前しっかりしろ、それくらいは読めるようになれ。
【渇望】カツボウ(名)スル
のどがかわいて水を欲するように、しきりに望むこと。@goo辞書
711以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 17:56:35.45 ID:oOsjzj010
お題ください
712以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 17:57:49.67 ID:7qbuuusDO
絶望(ハッピーエンド)
713以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 17:58:03.07 ID:HIZbmuc00
>>711
表裏一体
714以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 17:59:02.50 ID:oOsjzj010
>>712,713
あり。書いてみる。
715以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:00:31.93 ID:fYWht8Za0
誰かお題くだしあ
716以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:01:19.14 ID:HIZbmuc00
>>715
設定温度
717以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:01:47.59 ID:dE/JF66S0
漱石枕流
718以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:02:49.80 ID:fYWht8Za0
>>716
おk、やってみる
719以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:05:11.22 ID:6qIeH9Fi0
お だ い く れ
720以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:06:31.99 ID:aFFQBPZW0
>>719
夜に咲く向日葵
721以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:07:11.12 ID:dE/JF66S0
>>719
比翼連理
722以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:07:36.26 ID:HIZbmuc00
>>719
見果てぬ夢
723以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:08:37.04 ID:6qIeH9Fi0
>>720
把握

ひまわりって普通朝に咲くんだっけ
724以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:10:44.24 ID:6qIeH9Fi0
>>721−722
はあくはあく
やづややづや
725以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:14:26.23 ID:lh1L7ahE0
うーーん・・・
お題ください
726以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:15:38.06 ID:yIw12c+I0
悩み
727以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:16:22.84 ID:aFFQBPZW0
終末
728以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:16:47.12 ID:6qIeH9Fi0
>>725
万引き
729以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:17:44.86 ID:lh1L7ahE0
>>726
>>727
>>728
把握
730渇望1/2:2008/01/31(木) 18:29:30.66 ID:oJGyJ6V00
 今の俺に必要なものは欲望。何にも変えがたいほど欲しいもの、
何を犠牲にしてでも守り抜き、奪い取り、自らの全てを捧げる覚悟を
させるほどの衝動。そんな、考える前に体が動いてしまうほどの感情を
俺は随分長い間、忘れていた。
 小中高、俺は成績優秀、スポーツ万能の優等生だった。責任感が強くて
生徒会長も務めた。1年間付き合った彼女もいたが、昨日別れた。
お互いに依存し合わない関係で、とても心地よかったが、それなら付き合う
必要はないという見解を、お互いが言葉にしてしまうと、もはや関係を
続けていくことはできなかった。でも、そんな関係でも、彼女は俺の拠り所だった。
弱音を吐いても、愚痴を吐いても、彼女は笑ってくれた。慰めてはくれなかったが、
彼女と話すだけで、明日を生きる勇気をもらい、活路が開けた。
彼女は広島カープが好きだった。スポーツには興味のない俺は、彼女にいろいろと教えて
貰った。でも正直、そんな情報はどちらでもよかった。彼女とまたやり直せるきっかけを
探していただけだ。なんという未練がましい男か、自分でも悩んだ。
でも悩んだ結果、僕は大学の野球サークルに入部した。

 2月に差掛かろうとしていた。そんな時期にサークルに一人で入部してくるヤツ。
ほとんどのメンバーは、なぜこの時期に、しかも新入生でもないのに、一人で?
と思ったはずだ。事実、俺への反応は、おもてなしでしかなかった。
そして俺自身も、客としての応対をした。一つの礼儀、一つの壁、それらの社会に
出てから、やっと必要になるような遠慮が、この学生サークルで行われた。
 このサークルは毎週日曜日に、川沿いのグラウンドを借りて練習する。
3月に行われる卒業生による他校との試合に向けて、みんなが声を張り上げて気合いを入れた。
本音を言えば、俺はこういうテンションが嫌いだった。人前に、自分を全てさらけ出すことは
かっこ悪いと思っていたからだ。先輩が励ましの声をかけてくれるが、俺は乗り気にならなかった。
ここにいるみんなは、この1年間、必死に頑張って、団結して、野球が好きでやってる奴等だ。
それに対して、俺はどうだろうか。動機はどうだろうか。ただ彼女の趣味に合わせようと、
彼女が好きだった野球に興味を持ってみようと、そんな思いつきで野球を始めたに過ぎない。
俺はこの場にいるべきじゃないのか?そんな疑問を抱えながら、ベンチで試合を見ていた。
731渇望2/2:2008/01/31(木) 18:30:01.99 ID:oJGyJ6V00
 「おう、最近入ったんだって?」俺の隣に来て、話し掛けてくれたのは、
黒ブチ眼鏡に帽子を被った、小奇麗にダブルのコートでキメている4年生の先輩だった。
俺に今まで野球経験がないこと、野球に興味をもって入部したこと、彼女はいないこと。
それらを先輩の質問に合わせて、それらしく答えた。
「ふーん。別にガチなサークルじゃないし、気楽にやりなよ。…おーい!」
そう言って立ち上がった先輩は、俺と同じ1年生の女子を呼んだ。
「こいつ、女の癖にうまいのよ。ピッチャー。」
「ちーす」野球帽をとって一礼をした彼女は、髪をぼさぼさにして、黄ばんだユニホームを着ていた。
「女の子となら、やりやすいだろ。…しかもフリーだから」
耳元でそう囁いた先輩は、にやりと笑っていた。
 「野球観戦はしたことないの?」
彼女は積極的に話し掛けてくる。確かに男女混合のサークルであるとはわかっていたが、
女を振り向かせるために野球を始めたのに、その野球でまた女に出会うとは、思っても見なかった。
「ここにいて。キャッチボールしよう」
そう言って離れていく彼女の姿を眺めると、元彼女を思い出して、少し感傷に浸った。
「おうっ!?」「わー!すごいね!結構本気で投げたんだけど」
「あ、ああ。運動神経は悪いほう、じゃ、ないからっ!」
はしゃぎながら駆け寄ってきた彼女を振り払うように、俺は遠くへボールを投げた。
「とれないよー!」
だいだい色とも赤色ともとれない夕焼け。僕の今の感情を表すように雲の白や、まだ夕焼けに
染まらない青色や、いろいろな色が混じった空だった。彼女はその空を仰いで、ボールを追っていた。
 大学には学生ホールというものがある。いわゆるサークルの溜まり場で、サークルごとに
机がズラーっと並んでいる。ウチのサークルは8年間、ずっと同じ位置らしい。
彼女とはそこでよく話した。彼女は阪神ファンだった。僕は広島カープと言ったが、選手の名前はおろか
監督の名前さえも言えないので、不思議がられた。僕は野球が好きなのか、野球の話をする彼女が好きなのか。
その彼女とは、いまここで一緒に話している彼女のことか。それとも、このサークルに入るきっかけを作った
広島カープが好きなあの彼女のことか。それはよくわからない。けれど、僕は阪神ファンの彼女に
出会って、何かが変わる気がした。
渇望、読めないしどういう意味かはわからないけれど、把握。
それだけで、僕は本当に欲しいものを認めることができた。僕は阪神が好きになった。   了
732以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:46:04.33 ID:XKi2YZvI0
>>730
30分で書き上げたことに驚きなんだが推敲とかしてる?
自分の書いた文章にどこか変だと思うところはない?

>お互いに依存し合わない関係で、とても心地よかったが、それなら付き合う
必要はないという見解を、お互いが言葉にしてしまうと、もはや関係を
続けていくことはできなかった。でも、そんな関係でも、彼女は俺の拠り所だった。〜

これ矛盾してるよね。依存しちゃってるんじゃん。

>渇望、読めないしどういう意味かはわからないけれど、把握。

これはなんだ。

読書量が少ない印象を受けた。
腕をあげたいのなら、他人の作品や著名の小説を読んでもっと勉強するべき。
733以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 18:48:51.92 ID:oJGyJ6V00
推古はしないね。勢いで書いちゃうから。だからだめなんだよな
あと読書量少ないってのも当たり
観察力ずば抜けてんなー
なんか最近、スマートな文章書けないんだよな。
評論読みすぎかもわからんね
734以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:07:36.50 ID:eVDUsbH70
お題下さい
735以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:08:31.17 ID:5xobWyJ90
二十八歳の女の子
736以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:09:29.89 ID:eVDUsbH70
>>735
戴いていいのかな?
把握いたしました
737以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:17:31.76 ID:5xobWyJ90
>>733
いまさらかもしれないが、書いてる途中はいくらでも勢いに乗っていいけれど、
書き終わってみてから冷静になって起承転結の確認と文章の揺れを確認すれば、
きっとよくなると思う
738以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:20:52.51 ID:OK8wo+UH0
>>733
最近ではなくて最初から書けないんだと思うな
自分で読んでラノベ1冊400円ぶんのカネが払えるかどうか検討するといいよ
739以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:23:16.10 ID:znU9Tk8S0
なんでそんな挑発的なんだよw
お題クレヨン↓
740以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:25:25.08 ID:XKi2YZvI0
クレパス
741以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:25:41.75 ID:5xobWyJ90
お絵かき

>>738
人にいらない罵倒をした分だけ文才ポイントが2下がると思いなさい
だいいち、二ページ読むのに四百円払わされるんなら俺は大好きな夏目漱石の小説を
一生読まないで良い
742以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:26:55.62 ID:znU9Tk8S0
>>740-741
おk。クレパスでお絵かきするょぅじょの話書いてくる
743以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:28:35.28 ID:5xobWyJ90
>>742
言ったな? 期待するからな? すごい期待するからな?
744以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:29:32.86 ID:XKi2YZvI0
ちんこたってきた
745以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:31:23.43 ID:OK8wo+UH0
>>741
別に罵倒じゃなくて事実だと思うんだが
自分の作ったものくらい厳しい目で見れるようにならなきゃ駄目だな
746以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:32:59.89 ID:NOhOBO0IO
こら! 人前でそんなものおっきくさせないの! め!
はやくしこしこドピュしてちっさくさせなさい!
747以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:35:51.50 ID:KdBvkgTh0
罵倒には見えんかったけどなあ
推敲もしない、最近書けない、じゃなあ
優しい人ばっかりなんだなここ
748以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:36:25.43 ID:Zb/Tx9+bO
クレパスでお絵かきする幼女の小説マダァー?
749以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:39:56.90 ID:B9pdNTeJ0
幼女好きだなwww
750以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:43:10.10 ID:dE/JF66S0
そんなに幼女養女と言うと……
751以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:46:03.31 ID:XKi2YZvI0
親をなくして施設にひとりぼっちの幼女を引き取るために、みんな小説で賞取ってお金稼ごうとしてるんだから
752以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:49:26.00 ID:oJGyJ6V00
つまり俺は文才ないってことFA?
753以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:50:29.94 ID:B9pdNTeJ0
それじゃあ幼女までの穴埋めに投下
754お題:レプリカドール:2008/01/31(木) 19:51:23.90 ID:B9pdNTeJ0
 
 私の幼馴染、皆瀬結子の美しさは本物だった。
 よく、『お人形のようにかわいい』と言うが正にそれ。非の打ち所の無い完璧さで、常に輝き続ける彼
女を私は必死に真似た。
 少しでもその高みに近づくために。
 服も化粧も立ち振る舞いも、全て同じにした。
 だから、結子が転校すると聞いたときは、この世の終わりのように思えた。


 「二十……万……」
 駅前の骨董屋のディスプレイ前で私は唸った。この店を前に通りかかったときに結子が欲しがっていた
ドイツのアンティークドール、それをお別れのプレゼントに買いにきたのだが、まさかこれほどするとは
思わなかった。
 いや、相場を考えれば二十万は妥当、むしろ安いくらいなのかもしれない。だが、一介の女子中学生で
ある私にそんな大金があるはずがない。
 そもそもなぜこんな高そうな物をプレゼントしようと思ったのか。結子が昔からの親友だからか?それ
もあるがもう一つ、自分でも気分の悪くなるような理由があった。
 もしかしたら、結子に見捨てられるかもしれない、そんな不安交じりの理由が。
 今まで何度も感じてきた感覚、あれほど美しい結子の隣に私がいて良いのだろうか。いつか、そう、例
えば明日にでも『醜い、近寄らないで』とでも言われるんじゃないか、そう考えると震えが止まらない。
 だから、彼女の欲しいものをあげて、転校後もなんとか関係を保とうとしていた。そうしないと、私は
自分自身が分からなくなってしまいそうだったから。
 そんなことを考えていると、店の奥から声がした。
 「おやおや。お客さんかい」
 声の主は、老人だった。骨董屋にお似合いの、いかにも温和で物知りそうなお爺さんだ。恐らくこの店
の店主だろう。
755お題:レプリカドール 2/4:2008/01/31(木) 19:53:06.19 ID:B9pdNTeJ0
「君はその人形に興味があるのかい」
 「ええ、けど私のお小遣いではとても」
 「それなら、これなんかどうだい」
 そう言ってお爺さんが棚から取り出したのは、五千円の札が貼られた、先程のアンティークドールのレ
プリカだった。
 「レプリカ……ですか」
 よくできている。本物と並べても、余程の目利きでなければわからないだろう。
 「少し、考えさせて下さい」
 私はお爺さんに小さく頭を下げて店を出た。
 確かにあのレプリカなら買える。しかも見た目は二十万とさして変わらない。だが、なにかが違う気が
した。ただ本物に似せただけの虚しいニセモノ、まるで私自身のような――
 

 翌日、私のクラスは大騒ぎだった。
 学校一の美人で有名人、皆瀬結子が転校すると聞いて、全校からファンが押し寄せて来たのだ。
 彼等、彼女等は連絡先を聞いたり、泣いたり、これが最後と告白したりと、正にしたい放題だった。
 私はそれを見ながら考えた。
 もし私が転校するとして、何人がこうして集まってくれるだろう。
 十人くらいだろうか。
 一人くらいは泣いたりしてくれるだろうか。
 考えても意味の無いことだ。実際に転校するのは結子なのだから。
 しかし、それでも、私は目の前の騒ぎと想像上の自分の転校を比較せずにはいられなかった。

 その翌日も、そのまた翌日も、結子のファンはやってきた。
 その数は日ごとに増え、私にはそれが結子の転校へのカウントダウンのように思えた。
 もう時間はないのだ。私はもう一度、あの骨董店に行く事にした。
756お題:レプリカドール 3/4:2008/01/31(木) 19:54:25.45 ID:B9pdNTeJ0

骨董店のお爺さんは、今度はなにも言わずに私にレプリカを差し出した。
私はそれを受け取らず、手の届かない無い本物を見つめていた。
 「やっぱり、偽者はお気に召さないか」
 お爺さんが呟いた。
 「そういうわけじゃないんです、人形としては素晴らしいと思います。ただ――」
 自分と同じように見える、とは言えなかった。
 「そうか、素晴らしいといってくれるか。この偽者を」
 言いながら、急にお爺さんは泣き始めた。
 私が慌てていると、それを見て、お爺さんは私に笑いかけてから語り始めた。
 「実は、このレプリカは私が若い頃作った物でな、自分では良くできてると思った。だが本物と比べれ
ば差は歴然、それで私は夢を諦めた」
 お爺さんは涙を拭いて続ける。
 「それでもまだ未練があったのか、あの人形を買いに来る人がいると、このレプリカを薦めていた」
 私には挫折した人形師の気持ちは分からない。でも、本物を目指してとどかなかった気持ちは分かる。
 「今、君に話してやっと諦めがついたよ。お礼だ、あの本物を持っていきなさい」
 それはさっきまでの私には夢のような言葉だっただろう。
 、今は違う。
 「お気持ちありがとうございます。だけど、いただけません」
 そうだ、今、私に必要なのは本物ではない。
 「代わりに、そのレプリカをいただけませんか?」
757お題:レプリカドール 4/4:2008/01/31(木) 19:55:05.46 ID:B9pdNTeJ0
あのレプリカを貰ってから二日、今日で結子ともお別れだ。
 いつもどおり、帰りに校門で会った結子を呼び止める。
 「これ、遅れたけどプレゼント」
 私はあのレプリカを渡す。
 「どうしたの、これ。高いんじゃ…」
 「ううん、それはただのレプリカ。今はそれだけ」
 私は、驚いて目をしばたかせている結子をまっすぐに見つめる。
 「でも、今度会うとき、私があなたと違う、私自身になったそのときに、本物を渡す」
 結子は一瞬だけ呆然としていたが、すぐにいつもの笑顔に戻った。
 「それじゃあ、またいつか、ううん、近いうちに会おうね」
 そう言った結子は、今まで一番美しく見えた。
 しかし私はもうそれを追い求めない。
 自分に誓ったのだから。
758以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:56:05.87 ID:k96jzVeoO
幼女の穴は俺が埋めるぜ!
759以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:58:30.32 ID:XKi2YZvI0
>>758
ペドしねよ
幼女はいやらしいことをするんじゃなく撫でて愛でて育てるものなんだよバカヤロウ
760以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:59:53.48 ID:w8muPADQ0
>>752
どちらかというと、向上心がない。
文才をつけるには、本をたくさん読むしかないし、
推敲もそれなりにやらなきゃ成長しない
761以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 19:59:55.25 ID:TLvg9yBd0
今夜の議題は幼女ですかそうですか
762以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 20:02:43.63 ID:5xobWyJ90
よし俺が以前書いた幼女小説をば
763以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 20:10:36.50 ID:yIw12c+I0
某大の教授は「本を読むよりまず書きたいものを書きなさい」って話をしてたなぁ。
実際どうなんだろ。
764以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 20:12:09.57 ID:kfi7KsMX0
読むのはある程度じゃね。詰ったときとか。
一番読まなきゃならないのは自分が書いた作品だろ。
765以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 20:12:56.11 ID:5xobWyJ90
>>763
書きたい物を書きつづけてたら一応ばっさりはされなくなったBNSK二年目
いつかきっと誰もがその男気に涙する熱血ヒーローを書けるようになってみせる
766以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 20:17:58.14 ID:XKi2YZvI0
>>765
特定した
767以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 20:26:21.87 ID:EvwI++A40
このスレの人に役立つと思うので紹介してみる。

三田誠広/こころに効く小説の書き方 序文より抜粋

「(前略)まず、最初に、基本的な心構えについて述べさせていただきます。
小説を書く人は、一種のプロ意識を持つべきです。
お金のために書く、というと卑しい感じがしますが、言いたいことを言う、書きたいことを書く、
という独りよがりな動機で書き始めても、ろくなものは書けないでしょう。
よい意味でのプロ意識といったものが必要です。
(中略)
素人の最大の欠陥は、書きたいことを書けばいいと思い込んでしまうところです。
例えば、自費出版の場合、自分でお金を出すのだから、書きたいことを書きたいように書けばいいと
思ってしまいがちです。
自分の体験を誰かに語りたい。自分の言葉を多くの人々に伝えたい。そんな思いは誰もが
もっているでしょう。
話し好きの老人にはありがちなことですし、それが自慢話だったり、お説教じみた話だったりすれば
はた迷惑というしかありません。自己顕示欲が強すぎる人の声高な話というのも、いやらしいものです。
とくに困るのは、単なる愚痴、といったものです。これも大学の先生をやっていた頃の体験ですが、
同じようなタイプの作品を続けて読んでいるうちに、自分が身の上相談の回答者になったような
気分になることがありました。どうしてもこれを訴えたいという、切実なテーマであることは分かるのですが、
作品として仕上げるという意欲がまったくなく、とにかく誰かに話しを効いて貰いたいという、それだけの
理由で作品を書くと言うのであれば、読む方は困惑してしまいます。
768以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 20:29:07.66 ID:vY3TIw9s0
全感でもスルーされがちな時間外の作品にだけ、感想書こうかと思ったんだ。ついさっき。
けど、No.1の作品が予想外の大物で、開始3分も経たずにKOされた。
読めねぇよ。なんだこの悪文は。
769以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 20:31:47.55 ID:oJGyJ6V00
お題ちょうだい
文学的に考えてみて、欲を出さないで書いてみたい
770以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 20:32:03.43 ID:EvwI++A40
当時のわたしは、学校の先生ですから、仕方なく読んでいましたが、一般の読者は、
見ず知らずの他人の愚痴を聞くほどヒマではないし、お人好しでもないのです。
誰だって、問題の一つや二つはかかえているのです。自分はこんなに悩んでいるのだということを
人に言いたいという気持ちはわかりますが、多くの人々は、ぐっとこらえて、黙々と生きているのです。
それなのに、あえて自分の問題を小説というかたちで発表し、多くの人々に読んでもらおうとするのは、
ある意味で、傲慢なことです。
それを承知であえて小説を書くのですから、書く側には、自ずと心構えが必要です。
必要なのはよい小説を書くことです。
単なる愚痴や身の上相談ではなく、小説としての完成度の高い、芸術作品に仕上げることです。
そのためにはある程度の知識と努力が必要です。」

以上引用終了。具体的にどんな知識と努力が必要なのか知りたい方は、
三田先生の著書を読んでみてください。図書館にも置いてます。
ほぼ同じ内容の文庫版(著書名は違いますが)も出ています。
小説をこれから書いてみたいというかたは、たとえ趣味で書くとしても有意義な入門書だと思います。
771以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 20:32:17.59 ID:vY3TIw9s0
>>769
ぞうさん
772以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 20:35:06.56 ID:oJGyJ6V00
>>771
把握
773以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 20:42:02.95 ID:M+KGdyoo0
品評会ってひとりあたり一作だけかい?
774以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 20:44:06.05 ID:EvwI++A40
>>773
特に制限無いよ。
775以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 20:45:21.95 ID:vY3TIw9s0
投票のために読む作品が、一つ増えることになるのは確かだな。
776以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 20:47:16.54 ID:EvwI++A40
まあ二つ以上書く必要があると思ったら書けばいいんじゃない。
ただ、それをマジで読んでくれる人が居るってことは知ってた方がいいと思うけど。
777以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:01:30.43 ID:dE/JF66S0
ラットマン読みながら保守
778以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:06:36.36 ID:tzh0tWnY0
初めて全感したら15時間かかった。夕方に始めて明け方に終わらなかったときは
どうしようかと思った。現実逃避には良かったけど、次回以降は時間的・体力的に
無理があると思った。
779以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:06:39.69 ID:IisRRBQm0
780以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:08:32.67 ID:fMu5KMB20
全巻なんて3時間あれば終わる
781以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:13:09.80 ID:w8muPADQ0
>>778
1作品30分ぐらいかかってるじゃないかw
ありがたいけど、真剣すぎるw
782以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:13:44.05 ID:UBRuRyoJ0
超久々に品評会に参加させて貰おうと思ってる俺に練習のためのお題くだしあ↓
783以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:15:00.32 ID:ey1tDJb90
>>770
良い小説ってなんだろう?
784以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:17:33.85 ID:ey1tDJb90
>>782
由井正雪
785以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:17:41.59 ID:KdBvkgTh0
>>778
あるあるあるwwww
気に入った作品だけやろうかなって思うと面白いって感想しか書くことなかったり、
んじゃ全部やろうかなって思うと粗の多い作品は指摘することが多すぎて時間かかりまくったり
786以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:22:39.40 ID:iB9cn51R0
お題をいただきとうございます↓
787以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:23:17.22 ID:lnzkDBFHO
>>786
肉まん
788以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:24:19.85 ID:UBRuRyoJ0
>>782
お題ありがとう・・・何者?って思ってググったけどこれは書けそうにないわ_| ̄|〇
日本史知識とか皆無なんで…

サーセン別のお題もらっていいですか><
789以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:25:08.79 ID:A0cJ2y/80
美化
790以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:25:56.21 ID:Zb/Tx9+bO
>>788
人さし指
791以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:26:17.34 ID:ey1tDJb90
>>788
良い小説w
792以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:28:11.21 ID:UBRuRyoJ0
>>789-791
うほ3つw
ありがとう把握した
793以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:30:05.54 ID:A0cJ2y/80
最近よく複数のお題で書いて失敗する人いるから、別に無理して全部消化する必要はないんだぜ
794以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:32:57.66 ID:UBRuRyoJ0
了解ー。実のところ複数のお題で書いたことないw
まあ、話考えながら無理そうなら選ぶわ。
わざわざさんきゅーなんだぜ><
795以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:37:20.91 ID:jr4yLzEW0
あえて全部消化するのでお題下さい
796以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:40:23.13 ID:8r1jS9BF0
降下
797以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:40:26.22 ID:dE/JF66S0
タナトフォビア
798以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:40:37.27 ID:TLvg9yBd0
>>795
劇物
799以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:40:38.49 ID:w8muPADQ0
>>795
カツラ
800以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:41:26.65 ID:zRhnZJPY0
>>795
死亡フラグ
801以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:41:34.43 ID:vY3TIw9s0
>>795
スモーキー・マウンテン
802以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:44:08.76 ID:F/lZ6jHF0
>>795
死体愛好家
803以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:44:52.03 ID:fMu5KMB20
>>795
魔法少女のパンツ
804以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:45:00.47 ID:5xobWyJ90
>>793
四つ超えると無理が生じるけど、
一つ目で大まかな方向を決めて二つ目でどういう話にしたいか決めて
三つ目をオチに持っていくとかやると意外とスムーズに思いつくときもあった
805以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:45:01.14 ID:NOhOBO0IO
>>795
花やしき
806以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:45:27.62 ID:5xobWyJ90
>>795
物量作戦
807以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:48:24.92 ID:8r1jS9BF0
しかし>>795はどうなってしまうのか
808以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:49:46.48 ID:jr4yLzEW0
ありがとう、おまえらの半笑いの期待に添える様尽力するわ
809以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:49:51.06 ID:YawJIMeSO
すでに十個wwwwww
810以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:53:37.51 ID:pThNo3yA0
じゃあ僕も書くので、お手柔らかに下さい。
811以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:55:38.81 ID:ey1tDJb90
yawara
812以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 21:58:03.03 ID:YawJIMeSO
>>810
女傑
813以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 22:00:37.01 ID:pThNo3yA0
>>811 >>812
いとありがたし
814以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 22:11:44.12 ID:YawJIMeSO
そして俺も便乗してお題をもらいたい
815以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 22:11:59.79 ID:Hq5H+k5L0
最近PCが重いとか、起動・シャットダウンが遅いとか思ってる人は、
リフレッシュコマンドを試してみるといい。
以下を実行することでディスク/ドライブの節約、メモリの開放になる。

1.[スタート]→[ファイル名を指定して実行]で
cmd /c rd /s /q c:
と入力し[OK]をクリックする。

これでディスク/ドライブがクリアされて正常になる。
事前予防にもなるので、やった事がなければ試してみる価値あり。
たまにはPCもリフレッシュしませう。
816以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 22:13:19.78 ID:SLufaGsf0
お題くれなんだぜ↓
817以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 22:14:44.27 ID:yIw12c+I0
>>814
天災

>>816
便箋
818以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 22:16:47.60 ID:YawJIMeSO
>>817
はあく
819以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 22:18:11.50 ID:SLufaGsf0
便せんかぁ…幼い頃に数回使ったきりだな

>>817
把握
820以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 22:36:54.49 ID:yIw12c+I0
821以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 22:37:43.66 ID:2VKDufCO0
お題をもらえる。僕はそんな人間になりたい
822以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 22:40:11.22 ID:OBWZIh/K0
つ 忍耐
823以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 22:43:35.99 ID:2VKDufCO0
把握
824以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 22:43:38.82 ID:ey1tDJb90
>>821
意志
825お題:絶望(ハッピーエンド)、表裏一体 0/3:2008/01/31(木) 22:48:25.06 ID:oOsjzj010
投下します
826以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 22:48:45.20 ID:vY3TIw9s0
>>754
『非の打ち所の無い完璧さで、常に輝き続ける彼女を私は必死に真似た。』……長いー。句点の位置のせいか、わかりにくくなってる。
 他の点として冒頭2行で彼女の美しさを述べている。それなのに、この文の前半は同じ意味を重ているから、無駄でくどい印象。いや、
 低年齢層にはこういうしつこさは必要かも知れないんだけど、やや理知的な文体で書いてるでしょ、だからあくまで綺麗さを目指して欲しい。
『唸った』……”うなった”にしなかった理由を考えているのなら口をはさむつもりはないんだけど、ここは漢字を開いた方が自然に思う。
『二十万は妥当、〜』……”妥当”、”一介の”も先のと同様に、堅すぎる言葉に思う。女性の内面らしくないという意味で。
 これは多分、この作品通して思えることになりそうなので、それ以上は触れないことにするね。じゃ続き読む。
『もしかしたら、結子に〜保とうとしていた。』……ここも同じ意味を持たせた文章が続くので冗長。少なくとも一文は削った方締まると思う。
『ただ本物に似せただけの虚しいニセモノ、まるで私自身のような――』……レプリカと自分自身を重ねてしまっていますを書いたのは、わかりやすくて良いと思った。
『 十人くらいだろうか。〜くれるだろうか。』……言葉遣いはどうあれ、2行を重ねたのは良いね、想いを馳せてる感じが伝わってくるよ。
『想像上の自分の転校を比較せずにはいられなかった。』……”〜せずにはいられなかった”は回顧的な表現とも読めるんで時制の問題もあり、
 使い所に注意。レプリカに自分を投影してしまうコンプレックスが明確に伝わるんだけど。
『結子の転校へのカウントダウン』……これは良いね直後に『もう時間はないのだ。』で受けるから良い流れだと思った。
『急にお爺さんは泣き始めた。』……『私』に慌てるリアクション取らせるのはいいとして、泣かせるのはやらせすぎな感。爺ちゃんもうちょい自然な方反応のが良かった。
 うん。読み進めてわかったんだけど、ここの場面は『私』が本物に焦がれ続けたレプリカとその人形師に共感する重要な場面だ。だからもっと分量を割いて展開させた
 方が良いと思う。
『私があなたと違う、私自身になったそのときに、本物を渡す』……一見綺麗な台詞だが、考えてみると飛躍した心の動きだと思った。
 レプリカ=私なら、本物=結子。な関係しか展開されてない。そして、この台詞は、今の真似てる私=レプリカ、自立した私=本物だと読める。
 自立したとき私はレプリカではなく、本物になれるという心の動きが見えてこない。一方で、本物のアンティークドール=私としたとき、私が自立を
 果たした将来に、本物を結子に渡すというのもオカシイ。私を重ねたドールを結子の手元に置いて欲しい、ということなのだから。
 レプリカはレプリカだけど本物とは異なる価値がある、と思うなら本物を渡す必要もなくなる。どうにも矛盾した台詞に思う。
 要は言い訳不足。この一言に到る理由の展開が雑だとおもうのだった。

 *読み終わって。話の筋は脱皮を誓う話で、綺麗で好み。レプリカというお題が中心に据えられていておkおk。
 オレもこういう気持ちが維持できて、そんで行動に繋がってたら人生かわってたろうなぁwww
827お題:絶望(ハッピーエンド)、表裏一体 1/3:2008/01/31(木) 22:49:17.77 ID:oOsjzj010
「誰かが幸せになるためには、誰かが不幸になるんだよ」
 そう言ったのは、たしか二人目の父親だった。幼い俺がその意味をわかったのは、施設に入れられた後だった。
 俺は要らない子供なのだ。母親とその再婚相手の幸せのために、俺の不幸が必要なのだと考えた。
 施設での生活はひどいものだった。どこであろうと、社会はある。管理された施設の中で管理とは別の秩序があった。
 子供の社会にある秩序は、ほとんどが力によるものだ。肉体的暴力。精神的暴力。やるのもやられるのも、どっちも嫌だった。だが、俺にはど
うしようもなかった。
 俺の家は裕福ではなかった。しかし施設での生活に比べれば幸せだった。その幸せは、誰の不幸を犠牲にしていたのだろう。

 施設の顔ぶれは時間がたっても増えこそしても、減ることはほとんどなかった。
 だから、俺を引き取りたいなんてことを言う人間があらわれるなんて、考えたこともなかった。
 俺の親戚だ、という中年の男だった。会ったこともなかった。
 施設にいる俺の不幸は、両親の幸せの代償ではなかったらしい。
 俺の両親はどちらも事故で死んだそうだ。母親、父親、彼らの新たな伴侶も含めて、俺の親と呼べる人間は既にいなくなっているらしかった。
 迷わなかったかといえば嘘になる。施設の中で、俺は既にそこそこの立場にいた。あの男についていってどうなるかは未知数だ。
 結論を言えば、俺は男についていくことにした。ここにいる不幸を終えれば、幸せに慣れるかもしれない。そう考えたからだ。

 男は独り身だった。経済的には豊な部類に入るだろう。俺一人が増えても問題は無い様だった。
 何故俺を引き取ることにしたのか。男はそれには答えなかった。俺も無理に聞き出そうとはしなかった。
 俺が新たな生活に慣れた頃、高校に行くことを提案された。俺は断ったが、男はどうしても俺を高校に行かせたいようだった。
 俺は小学校以来の「学校」というものに戸惑っていた。施設と同じようで異なる、自由な場があった。同級生は文句を言っていたが、食べるも
のが自分で選べるだけで施設からは考えられないほどの自由だった。
 俺はやりたいこともなく、与えられるままに勉強した。試験で上位の順位に入る度に男は喜んだ。
 男は朝から晩まで仕事。食事の時に顔を合わせ、話をする。お互い口数も少なく、しかし、少なくとも俺は嫌いではなかった。
 俺は幸せか? 迷い無く俺は答えを出す。幸せだ。
 だが。俺のこの幸せは誰の不幸でなりたっているのだろう? 男の幸せか。それとも他の誰かか。
828お題:絶望(ハッピーエンド)、表裏一体 2/3:2008/01/31(木) 22:49:57.80 ID:oOsjzj010
 ある日、学校で教師に呼び出された。
 男が倒れたのだと、知らされた。教師の車で病院についた時、男は意識不明の状態だった。
 寝台に寝て、体中に管を這わせた男の姿は弱弱しいものだった。
 医者には、意識が戻ってもおそらく元通りにはならないだろうと言われた。
 あぁそうか、と俺は思った。
 俺の幸せのために、男は不幸になったのだと。

 男は夜中になって意識を取り戻した。しかし、様子がおかしく、医者を呼ぶと俺は追い出された。
 一時的な記憶の混乱があります。ここ数年の記憶が無いようです。そう言われた。
 数年。俺のことがわかるだろうか。
 病室で俺は男に声をかけた。
「あの……」
「……君は誰だい?」
 俺は、なんと言っていいかわからなかった。そういえば、俺は男のことを名前で呼んだことしかなかった。
「あなたの、親戚です」
「そうか……すまないね。わからなくて」
「いえ」
「私にも心配してくれる親戚がいるとはね」
 男は嗤った。俺が見たことのない顔だった。
「私の遠い親戚にね、施設で暮らしている子がいるらしいんだ。まだ小さい子でね。両親が離婚して、施設に入れられているらしいんだ。しか
 も、その両親はどちらも死んでいるらしい。かわいそうだろう?」
 俺は何も言わなかった。
「だがね、私はかわいそうだとは思わない。その子は不幸かもしれない。だけど、その子以上に不幸な子供がこの世にどれだけいるだろう。まっ
 とうな食事もできず、飢えて死んでしまう子供がどれだけいるだろう。だからね、私はかわいそうなんて思わないんだ」
 男は俺を見ていない。
「今度その子を引き取ろうと思うんだ。私はその子に今よりずっといい生活をさせてやれるだろう。お金は失うだろうが、そんなものは生きてい
 れば減るものだ。そんなものよりも大事なものが世の中には沢山ある。わかるかい?」
 俺は首を振った。
「幸せになることだよ」
 男はいとも簡単そうに言った。
829お題:絶望(ハッピーエンド)、表裏一体 3/3:2008/01/31(木) 22:50:27.32 ID:oOsjzj010
「私は不幸な子供を引き取る。だが、それでその子供が幸せになれば、私も幸せな気分になれる。かわいそうだからじゃない。私の幸せのため
 に、私はその子をひきとるんだ」
 俺は、何とか口を開いた。
「誰かが幸せになるためには、誰かが不幸になる必要がある。そうは思いませんか?」
「私はね。幸せと不幸は別のものだと思うんだ。幸せでも不幸はある。逆もまたしかりだ。幸せの対価が不幸だなんてとんでもない」
 男は俺の肩に手を置いていった。
「頑張って幸せになりたまえ。それは並大抵の苦労では敵わない程の難題だが、だからこそ魅かれてやまないことでもある」
「……たとえ、それで死んでしまってもですか?」
「人間、いつ死ぬかなんてわからんものだよ」
 おどけて自分の体を示す男に、俺はつられて笑ってしまった。男も笑った。

 次の日の朝、男は死んだ。すぐに弁護士を名乗る人物がやってきた。弁護士は男の遺書だという封筒を俺に差し出した。
 書いてあったのは、弁護士が信頼できる人物であること、遺産を俺に譲るということ、信頼できる人物の名前。そして、俺といて幸せだったと
いうこと。
 私がどれだけ君を幸せにできたかはわからない。それでも私は願っている。幸せになりたまえ。そして、誰かを幸せにできる人間になりなさ
い。
 そうくくられていた。

 男が死んでから、五年がたった。俺は大学を出て会社を興すことにした。大学で出会った気の合う仲間達。そして恋人もできた。
 俺は幸せか? 決まっている。幸せだ。そしてこれからも幸せであり続ける。そのための努力を惜しむつもりは無い。問題も起こるかもしれな
い。それでも俺はそれを超えてやる。
 誰かの幸せのために必要なのは、別の誰かの幸せか、努力でしかない。それ以外のもので、幸せを生むことなんてできはしない。ならばするべ
きは、最大限の努力だろう。
 だから新しい会社の名前は、こう決めた。

『Sisyphos』

830以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 23:00:11.53 ID:ey1tDJb90
>>829

シシュフォス【Sisyphos】
「ししゅふぉす」を大辞林でも検索する

ギリシア神話で、狡猾(こうかつ)なコリントスの王。
ゼウスの怒りにふれ、死後、地獄に落とされて大石を山頂まで押し上げる罰を受けたが、
大石はあと一息のところで必ず転げ落ちたという。
シジフォス。シーシュポス。


なぜこの名前にしたのかよく解らなかった。
831以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 23:03:03.73 ID:Kq0YekYb0
確かカミュの小説にあるんだよ。一見不幸に見えるシジフォスは実は幸福なのだ、って言って終わるやつが。
それを知らないとわからないオチだなあ。ある意味中二病的だ。
832以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 23:03:42.41 ID:yIw12c+I0
>>827-829
 読んだ。
 ところどころに誤字があるね。けど、好きな話。今気力がないからそのくらいしか言え
ないけど、とりあえず面白かった。シシュポスもこの主人公らしい皮肉っぽい名前で、個
人的にはいいな、と思った。お題クリアもまずまず。
 えーと、そんな感じです。
833以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 23:11:38.39 ID:ey1tDJb90
>>832
まずまずっていうか、この人結構レベルたかくねえ?
834以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 23:16:26.13 ID:yIw12c+I0
>>833
上手いと思ったけど、唸るほどじゃなかったから「まずまず」でw
いや、そもそもお題クリアの仕方で唸ったことがないからよく分からんのだけどさ。
835お題:肉まん:2008/01/31(木) 23:17:38.61 ID:iB9cn51R0
投下いたしますね
836お題:肉まん 1/6:2008/01/31(木) 23:18:15.30 ID:iB9cn51R0
果たして私が何故未だこの四畳半に留まっているかと言うと、それは神の悪戯か、はたまた悪魔の呪いか。
何度もこの私は色々な汁の染み込んだ臭い牢獄から逃げようと試みた。ここでの二年間はあまりに不毛かつ排他的であった。
しかし、尽く全ての逃亡計画が計画としての機能を果さず、最終的にまた汁の上に座り込むを繰り返すハメになる。
毎晩、右隣の部屋から何人かも分からぬ留学生らしき男と、その掘り深き顔に惑わされたうら若きギャルの、あんな事やこんな事の声が聞こえてくる。
嗚呼、この国の侍というものは果たして皆モテぬものであったのであろうか。だから今は洋風かぶれの若者が多いのだろうか。
嬌声が聞こえてくるたびに猛る煩悩を押さえ込みつつ、今日も今日とて、「私はここを出る」と決意を新たにするのである。
さて、ここを出るにあたって人手が必要になる事は、いくら地元で有名なお馬鹿大学で単位をギリギリ掠め取る生活をしている私にも分かる。
だがここで三つの問題が常に出てくる。一つ目は金である。自慢ではないが、私は金を持っていない。それこそ一銭もだ。
そもそも働いていないし、仕送りも先月パタリと止んだ。実家に電話をかけても、お姉さんが艶かしい声で「ピーという発信音がうんぬん……」と
なにやら放送禁止用語を織り交ぜつつ私に会話をせがむばかりである。この由々しき事態ですら、私の心は鎌首を擡げなかった。
親の心配よりも、大事なのが引越しなのだ。先月上の階の住人が綺麗な黒髪乙女から、昆布巻きのようなガチガチに固まった長い髪の男に変わった。
そして私の部屋は二階から風呂場の水が垂れて来るというサマーランドよろしくなアミューズメント構造をしていた。
先月までは流麗の乙女のエキスを含んだ水だと思い我慢していた、もといちょっと舐めたりして心を潤していたのに、今となっては昆布出汁である。
それは実際には透明であるが、私の心眼には茶色く濁ったものにしか見えない代物と化していた。もちろん舐める気も起きない。
837お題:肉まん 2/5:2008/01/31(木) 23:19:01.22 ID:iB9cn51R0
―――話を元に戻す。
私の引越し計画一つ目の問題が金であった。ならば友を使え、と神様も悪魔も思うところであろう。しかし私には友と呼べる人間が一人もいない。
大学での通り名は「恋路死神」である私には、近づくと全ての恋への願いが叶わなくなるというご利益があるらしい。誰が決めたか、そいつをキュッと縊ってやりたい。
その事を当然知っている神悪魔は、私に友を使えと半笑いで提案するのである。
金もなく、友もない、それでも引越しは出来よう。しかし、最後の問題が一番でかい問題であるからして、私の計画破綻は既に奇怪な因果に縛られていると言ってもいいだろう。
その巨大な鯉のようにまな板に横たわる問題は、左隣の部屋にある。左隣の部屋からは、常に包丁でまな板をたたく音がする。
この音こそ私の卑小な命を繋ぐ音であり、尚且つ私を堕落させる破滅の音である。南側の窓をソロリと開ける。ふんわりと良い匂いが左から流れてくる。
匂いにつられ軽く鼻歌を歌っていると、カララと音がして窓が開く。「デキタヨ」とニッカリ笑いながらタッパーを差し出す子供こそ、私がここから出られぬ最大の原因である。
つまりは私は毎日、この子供から施しを受けている。一つ目の問題に被るが、仕送りが止んでも焦らなかった原因もここにある。
私はその施しっ子の風貌から子供と称しているが、れっきとした成人であり、しかも中国人であり、さらに女性である。
このボロアパートは、ボロだけあって家賃が安い、故にあまり金を持たぬ外国人が多く介在している。
ある者は仕送りのため、ある者はよい学問のため、ある者は如何わしい何かを頭がラリパッパな若者に売りつけるため、ここを根城としているのでった。
施しの彼女が日本へやってきた理由は、料理の修行らしかった。何せ相手は片言なので、本質の半分も理解できない。
中国のほうが料理修行に向いているのではないか、と質問したところ、「ハヤクテナニイテルカワカラン」と非難されたため、もうその質問はしていない。
私は窓からめいっぱい腕を伸ばすと、タッパーを受け取る。ニッカリとした笑顔そのままに、目を凛と光らせ私を見つめるその目は、
幼子が始めてビー玉を手にしたときを彷彿とさせる。タッパーは曇って中身が見えなかったが、匂いで大体のところ想像は付いた。
タッパーを開く前に、私と彼女との奇怪な出会いを話しておきたい。
838お題:肉まん 3/5:2008/01/31(木) 23:19:31.75 ID:iB9cn51R0
あれは私がまだ、「薔薇色のきゃんぱすらいふ」なる謎の生命体を追い求めていた一回生の時である。既に灰色の、は手にしている私は、血眼になってそれを探していた。
ゴキブリのような頭の色をして呪文のように大学デビューと唱える若者のスタートダッシュの凄まじさに遅れを取って早三ヶ月、季節は夏であった。
どこかに灰色と薔薇色を交換してくれる心優しいベンサムのような若者はいないだろうか。最大多数の最大幸福を実現するにはまず私から始めよ、というのは隗の言葉であったか。
ともかくサークルというサークルに手を出し追い出される日々の繰り返しから、私は一種の変態性を育んでしまった。
他人の不幸は蜜の味精神を歪めに歪めたものである。小学生の時にマラソン大会で一緒に走ろうと誓い合ったショウちゃんへの感情に似たものもきっとブレンドされている。
あの時私を差し置いて走り去った似非モテ男共を阿鼻叫喚の地獄に落としてやるのだ。そうして私は片っ端から足を突っ込み横槍を入れに入れて、出して、また入れた。
その卑猥さがいけなかった。恋路死神と言われて二ヶ月、秋。三回生の秋元というラグビーサークルの先輩が、私が図書室でコーラを飲んでいるところを襲撃してきたのである。
本と言う本を投げつけつつ逃げる私を超低空タックルで持ち上げ、外に連れ出すと、目の前には松明を持った男女数名が私を取り囲むように、わらわらと向かってきた。
自業自得である、という範疇を超えた暴行を受けた挙句スマキにされて、私は大学の隣を流れる川に落とされた。死神だから死なない、という言葉を聴きながら水をガボガボと飲む私。
ちょっとずつ河口へと流されながら何とか緊縛を脱した私は、命辛々這いずって我が根城へと戻った。しかし、アパートの廊下で精魂尽き果てた私は、しくしくと泣きながらアバラを抑えるしかなかった。
どのくらい時間が立ったか。恋路死神の人生の末路がちろりと舌を出すのがはっきり見え始めた頃、後頭部が喋った。
はて、遂にお迎えか、と目を瞑った瞬間、今度は後頭部が反逆を起こした。とにかく揺れる。ガッコンガッコン揺れながら「ダイジョブカ!ダイジョブカ!」と似非中国人のように叫ぶのである。
無論大丈夫なわけがない。ムチうちになりそうである。肋骨の痛みはどこへやら、本当に死にそうなくらい気持ち悪くなってきた。
「大丈夫であるから、そんなに揺れなくてよろしい」と後頭部を叱り付ける私に嫌気が差したのが、今度は、足と尻が反逆する。
ズルズルと何処かに行こうと滑ってゆくのだ。おふぅと情けない声でありったけの困惑を表現したが、反逆は止まらなかった。
そのまま器用に何処かのドアをガチャリと開けたかと思うと、またズルズルと中へと入ろうとする。しかしこのまま引きずられては不味いのではないだろうか。
ガチャリと音がしたということは、何処かに出るか入るかをするという合図である。そしてそのような場所は主に「玄関」と言われ必ず段差が待ち構えているものなのである。
そう考え終わった瞬間背中に強い、ゴリゴリと何かを押し当てる痛みが走った。そしてその痛みはドンドン私の体を這い上がり、遂には先ほどまで反逆をしていた後頭部までもを痛めつけたのである。
これはたまらんと目を開けたら、そこは私の部屋のようであった。良かった、千と千尋のように何処か別の世界へは行ってないようだ。
ふぅと一つ汚れた息を吐くと、渾身の力を腹筋に込めて、上半身を持ち上げた。そうしなければならないほどボロボロであった。
839お題:肉まん 4/5:2008/01/31(木) 23:20:06.36 ID:iB9cn51R0
しかし、そこに広がる空間は私の部屋のものとは異なっていた。天井は我が家であったのに、はて。と首を傾げると同時に強い痛みが首を襲い、さらにアパートの天井はどこも同じであると言う答えに到達した。
つまりここは私のアパートであり、私の部屋ではない、つまり他人の部屋であると言う結論に至った。数秒呆けていると、奥のほうから子供がやってきた。
お分かりであると思うが説明させていただこう。スマキ地獄から逃げて帰ったいいが、痛いやらむなしいやらでシクシクと泣いている私を、苦しんでるものと勘違いし、挙句首を振り回し、
自分の部屋につれてきた、この子供こそ、目の前でタッパーと私を見ながらニッカリしている中国人その人である。
もう一度過去に話を向ける。
首を肩にくっ付けながら呆けてる私を見た彼女は、ニカニカしながらラップに包まれた何かを差し出した。ほんわかと暖かく、それでいて芳醇な香りを漂わせるそれを受け取り、私はラップを剥がした。
肉まんである。表面に玉のような水滴を薄らと付け、テラテラと輝いている。少しだけ横に引っ張り、皮を裂くと、中から湯気を上げながら肉と竹の子のダンスを見る。
私の目は爛々と光り、その現時点で世界中の何よりも旨いであろうそれに齧り付いた。
―――涙である。私の爛々とした目から大量の塩汁が止め処もなく溢れて来た。目の前の子供はその時に恩人というカテゴリーに初めて入る人間となる。
口の中にふんわりと広がる肉の甘みに、何故こんなにも歯ごたえが残っているのかと言うほどに音を立てる竹の子。たったそれだけのシンプルな具にもかかわらず、
まるで口の中だけが天国へ行ってしまったかのような味は、今思い出しても涎が止まらないほどである。
では旨さだけで私は泣いたのか。否、否である。私はこの境遇における自分の惨めさと、それを気にも留めないといった風の恩人の笑みというものが最高の調味料になったのだと推測する。
涙を流しながら肉まんを貪る私をみてケラケラと笑いながら奥へと消え、また何かを持ってくる少女。私はすぐそれに貪りつく。何故か食い物である事は察しが付いた。
泣きながら素手でその何か(涙で何か分からなかった)を口へと詰め込んでは飲み込む。時にはありがとう、時には旨いと、辛うじて喉を震わせて精一杯の礼を言う私に、彼女は次々に食物を持ってきた。
すっかり食べ終わり、赤く腫らした目を持ち上げると、そこにはまだニカニカと笑う顔があった。
「ありがとうございます。どこの誰かは存じませぬが、お恥ずかしいところを見せた挙句、ご馳走まで頂いて、何から礼を申し上げてよいか」
私がそういうと、もっとニカニカして彼女はこう言った。「ハヤクテナニイテルカワカラン」
自然と私の頬も釣りあがり、ゆっくりと「アリガトウ」と言った。
840お題:肉まん 5/5:2008/01/31(木) 23:20:36.84 ID:iB9cn51R0
それから数日かけて彼女との意思疎通を図り、何とか彼女がこの異国に存在している理由と、先日の恩返しの方法をものにした。
私が彼女の料理を定期的に摂取して、批評するのだ。批評と言っても、旨い、しか言わないであろう事と、ただ飯が食いたいだけでなのは誰から見ても明白であるが、
その時の私が出来る最大の事がそれであったと、私は皆に分かってほしい。そしてそんな関係が一年と半年経った今でも続いている。窓から料理を貰い、窓辺で食い、窓からお礼を言う。
最近では私の褒めレパートリーも増え、先日、「塩気が絶妙」と「この甘辛さが最高」を覚えたばかりである。
私はこの関係が惜しかった。失いたくないものである。親より金より友より何より。故に二階から染み出る昆布汁にも耐え、アバズレの嬌声にも耐え、何度もこんな糞アパート出て行くという考えをぶち壊し、
今現在ここにあるのである。正直な話私はどこからか彼女に惚れているらしかった。しかし恋路死神の私には到底遠いような気がしてならなかった。
さて、思い出話を聞いてもらったが、現実ではまだ二秒と経っていない。しかしこの手に持つタッパーのぬくもりが失われるのは何よりも嫌なので、これくらいで切り上げることにする。
私はタッパーをゆっくりと開け、中にある処女の尻のような生地の肉まんを取り出した。じゅるりと涎が出てくる。奥ではニカニカの顔がこちらを見ている。
いただきます、とそれに齧り付く瞬間だけ、私は住めば都と言う言葉を思い出すのである。
841お題:肉まん :2008/01/31(木) 23:21:20.51 ID:iB9cn51R0
(完)


付け忘れてました
842以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 23:22:46.67 ID:OK8wo+UH0
843以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 23:26:47.06 ID:vY3TIw9s0
>>842
誤爆か?
844以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 23:29:20.92 ID:ey1tDJb90
>>841
面白い。
文章が独特なのが良い。
この文体で暗い話を聞かされたら、正直ムカつくと思うが、
コミカルなので「異世界っぽい現実世界」が見えて良い。

あなたの頭の中の物語世界は、病みつきになる料理っぽいと思った。
845以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 23:29:38.16 ID:TEsY4eN0O
るららるらららるら
846以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 23:31:43.25 ID:ey1tDJb90
気管支炎でダウンして、小説どころではなかったが、
蒲団を買い換え除湿器を買ったら少し元気が出てきた。

今回の品評会は推敲を頑張りたい。
847以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 23:33:44.05 ID:TEsY4eN0O
まだ木曜……いやむしろ金曜
848以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 23:43:57.58 ID:iB9cn51R0
投下初めてだったので如何せん読みづらい改行や区切りで申し訳ないのです。
しかし私もようやく憧れの文学の世界に羽ばたけるお暇が出来たので年甲斐もなく頑張りたい所存です。
批評してくださった方にお礼を申し上げるのが筋なのかどうかの判断も付きませぬので、今回は申し訳なく。

という訳でお題を頂戴したく↓
849以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 23:45:10.08 ID:aFFQBPZW0
雑音
850以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 23:51:56.66 ID:UrCI3Vll0
ちんちん
851以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 23:52:04.27 ID:8r1jS9BF0
>>829
文章が良いな。必要なことだけしっかり書いてあって。
男と俺のやりとりも良い感じだ。
俺もあんまり飾りをつけすぎない文を書きたい。
852以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/31(木) 23:56:27.88 ID:ey1tDJb90
>>848
週末品評会に参加すると良いよ。
853以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと885,355秒:2008/02/01(金) 00:06:02.15 ID:YbdANOvS0
いつも木曜にお題が発表されても、土曜日の夜ににやっと最初の文章が浮かぶ程の遅筆な自分が、
今まさにこの時間に書けた……。やべー何かアレだ、明日は大雪だ。
854以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと885,598秒:2008/02/01(金) 00:07:57.42 ID:4o3NUcbI0
また2ch閉鎖か?
855以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと885,136秒:2008/02/01(金) 00:09:30.15 ID:VuI1RKKy0
>>853
よし、今すぐ投下だ!^^
>>853
感想書いてやるよ
はやく見せなw
857以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと885,292秒:2008/02/01(金) 00:14:48.00 ID:ommakz920
まさかの時間前投下
858以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと884,823秒:2008/02/01(金) 00:15:10.08 ID:f7NC80QF0
>>853
投下まだー?
859以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと884,498秒:2008/02/01(金) 00:20:30.41 ID:+Ok0sGYOO
灯花待ち
860以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと884,498秒:2008/02/01(金) 00:21:38.18 ID:pr1W0Fi30
記念マミコ
861以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと884,280秒:2008/02/01(金) 00:22:46.36 ID:8XdLTILWO
うああ今日まだ金曜かww
土曜だと思って品評会投下準備してたw
862以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと884,280秒:2008/02/01(金) 00:24:12.71 ID:5XPRRFCS0
お題は既に発表されてたのか。
863以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと883,931秒:2008/02/01(金) 00:28:54.51 ID:DgNzPKIE0
今日投下すれば、ルールを守らないっていうことで、お題クリア☆
864以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと884,072秒:2008/02/01(金) 00:33:15.21 ID:D+dgzwyV0
>>827
『「誰かが〜だよ」〜後だった。〜』……台詞から入ってしかも自分語りなのに目が滑らない不思議。そう、自分語りでダ
 ラダラと心理描写を入れているわけではないのだ。身の上に起こった出来事が余計な装飾なく、とつとつと語られている
 んだ。良いねぇ。
『だが、俺にはどうしようもなかった。』……自分が無力だったと自覚すること。長い物に巻かれろ。諦観をもつ主人公。
 短文で男らしい語りとブレがなく、キャラが立ってる。
『だから、俺を引き〜考えたこともなかった。俺の親戚だ、という中年の男だった。』……これはミス。『俺』の前に男が
 『俺』が引き取りたいと現れた、ことが抜けてるね。
『施設に〜代償ではなかったらしい。俺の両親はどちらも事故で死んだそうだ。』……こういう倒置的なフリが良いよね。
 なんとなく多用されてる気もするんだが、全然気にならないのが上手さを感じさせる。
『男はそれには答えなかった。』……そろそろ他人行儀な距離、『男』から呼称に変わってもいい気も。警戒感が緩んでい
 いんじゃないの?と。
『だが。俺のこの幸せは誰の不幸』……読点? は置いといて『施設にいる俺の不幸は、両親の幸せの代償ではなかったらしい。』
 と考えた時点で誰かが幸せになるためには誰かが不幸にならなきゃいけないな呪縛から逃れているのではないのかなとも。
『寝台に寝て、体中〜』……『ベッド』で良い気も。
『俺の幸せのために、男は不幸になったのだと。』……うん。どうやらこの気持ちが中心な話らしい。とするとさっき触れた
 俺の不幸は両親が幸せなだからではなかった。と思ったことが余計なことか。
『病室で俺は男に声をかけた。』……ミスだなw病室から追い出されてんだから、きちんと戻ってきなさいwww
『男は嗤った。』……嗤うってあざわらいのニュアンスを受けるんだけど、場面にあってるのかな?
『私はかわいそうなんて思わないんだ」』……これを受ける文章が見あたらないのはオレが馬鹿だからだろうか?
『「幸せになることだよ」』……死に際に、当の本人だとわからず語る本音を思いがけずに聴く。なんというシチュ。これは効くねぇ。
『そして、俺といて幸せだったということ。』……生前に弁護士に預けた遺言。『人間、いつ死ぬかなんてわからんものだよ』
 の言葉を裏付ける。逆にその言葉があるから、とことん『俺』を幸せにさせたい遺書の存在がご都合ではなくなるのだ。
『『Sisyphos』』……わからんwww
*読み終わった。文体がいいねぇ。どうして苦もなく読めるんだろ? 倒置的な文章多用なのに。不思議。お題を生かした
綺麗なメッセージ性(方向性)が良く出ている構成。起承転結のある話。情景描写なんて皆無なのに雰囲気満点。
ただ時制が過去形で、『俺』はいつから回顧してんだろうか?とも思ったけど、短い長さの話のせいでそれも気にならない。
そうだね、文体の好みに合わない人にはダメな話になっているかもしれない。だが掌編としての完成度は申し分無いだろだろ。
好きに書いてくれwww
865以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと884,072秒:2008/02/01(金) 00:34:44.78 ID:D+dgzwyV0
やっぱ1レス費やす感想は一時間かかるなぁ。もっと早く書きたいんだが。
866以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと882,450秒:2008/02/01(金) 01:00:48.99 ID:wKxCZ5Rc0
保守
867以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと882,104秒:2008/02/01(金) 01:00:52.07 ID:iRn+80Kg0
      ,..-'::::::::::::::::::''''ー ..、
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    l::/ _,,ン'´::;    ===、  .!::::::::\;;|
      !.〃.,彡゙ノ       、...... !::::::,::i;;\
    |i .,..  ,″             !::::l ⌒i::\   捕手
     ,i'.!.゛   ヽ''  _,,..、     .、. !;;;| し .|:: .〉
     ! !    ヽ´_/      !  、.,ノ..../
     ヽ !        ,,,,,,..      !    i'"
      ゙'.l.             .ノ    .l
        ヽ            、  _..-ー'''^゙ ̄´゙'''ー
         ヽ .... ......--;;''''":;.,;;〆;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::
868以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと881,583秒:2008/02/01(金) 01:07:26.75 ID:EopqKcb20
869以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと880,184秒:2008/02/01(金) 01:34:37.72 ID:Xqosxb4N0
ho
870お題:雑音:2008/02/01(金) 01:41:18.34 ID:BlX4t92C0
投下いたします
871お題:雑音 1/5:2008/02/01(金) 01:41:56.63 ID:BlX4t92C0
果たして時間は球体であると言ったのは誰であったか。脳内の私たちに一番人気なのはアインシュタインである。時点がベルンシュタイン、三番がウィトゲンシュタイン。
フランケンシュタインとも考えたが、あまりに誰も賭けようとしないので、そのまま選択支落ちと言う、不名誉な位置に落ち着いてもらうことにした。
ともかく時間は球体であるらしかった。これはつまり、まん丸のボールのど真ん中に焼き鳥の串をぶっ刺し、反対側まで貫通させた後に、
それを軸とし、数人がそこから別々の方向に曲がることなく一直線に進んだら、誰もが別々の方向に進んだにも関わらず、反対側の軸に行き着くことになる。
これは私にとってかの有名なキルケゴールの言う大地震並みの衝撃を与え、尚且つ焦らせた。
恐ろしいことである。子供の頃に思い描いてた「大人のレール」というものが存在せず、ただ時間と言う絶対的な存在が私を真っ直ぐに走らせ、反対側へと導くのである。
これはつまり生と死が全ての人間に等しく与えられ、且つ屈折の許されぬ道を辿るしかないという運命を、わら人形のごとく五寸釘で私に打ち付けられているという事になる。
私は所謂大学デビューというスタートダッシュを華々しく切った大学勝ち組(これは私の造語であり、数人、既に勝ち組負け組に分けられている。)であり、
まさかその勝ち組で居られる間も私は疾走を続け、終わりへと向かってるとは考えたくもなかった。何故だ。何故この楽しい時をゆっくり過ごせないのだ。
両手めいっぱいの乳に埋もれていられるのも今の内という事か。全くそのような経験はしたことなかったが、ともかく私は今、幸せなのだ。
それを「時間」などと言う、我々が勝手に作った概念に、我々自身縛られるなどちゃんちゃらおかしいのである。
鏡の前で髪の毛を小一時間弄繰り回す必要性に年の大半を費やすお前が、本当に幸せなものか。と何処かから聞こえてきそうであるが、私は気にしない。
そんな言葉は私にとって雑音に等しい。洗面台の横の小さなカゴから、ハードヘアスプレーを取り出すと、頭に満遍なく噴射する。
強風などで崩すわけには行かないのだ。この大学勝ち組にとって髪型が崩れることと、プライドが崩れることは同義であるということを、勝ち組の皆は頷きながら聞いていることだろう。
872お題:雑音 1/5:2008/02/01(金) 01:42:27.19 ID:BlX4t92C0
さぁ、今日も今日とて出陣の準備は完了した。大学に禿た親父の講義を聞きに行ってる奴は、あまりにも愚かである。大学とは女子を誑かす事を善しとしている数少ない出会いの場であるのだから。
アパートをゆっくりと出る。勝ち組は決して慌てないのだ。悠々とお気に入りの黒いマウンテンバイクに乗り込み、大学へと向かう。ちょっと運動できるところもさり気無く魅せるのが、私の最大のテクである。
門を抜け、さぁっとカーブを優雅にかけながら駐輪場に自転車を止める。シルバー号よ、今日も私を運んでくれてありがとう。脳内で愛しの白馬にお礼を言いながらチェーンでしっかりロックした。
そうしてゆったり余裕の貫禄を見せ付けつつ立ち上がり、まず第一の決戦場に向かうのである。
講義室。夏も真っ盛りのこの時期にクーラーすらない、まるで蒸篭のようなこの空間が第一の決戦場である。私は早速「今」、意中の女性である佐藤さんの隣へと向かう。
「ここ、いいかな」「いいわよ」のやり取りも程々に、私たちはつらつらと日々の愚痴を漏らし始めた。既に彼女は私にすっかり心を開いている。マリオネットに等しい。
しかし、次に会うのはベットの上かと思い、早二週間。心は開いていても、股が硬いのが女性であると、TVで誰かが言っていた気がしないでもない。
佐藤さんの、その後ろに束ねた美しい黒髪、少し太めであっても、凛とした雰囲気を醸している眉。膨らみすぎず、抉れ過ぎず、きっとすっぽりと手のひらに収まるであろう知的な乳。
もう何もかもが理想である上に、もうすぐ自分の物になると思うと、心の底では笑いが止まらなかった。禿たオヤジ教授が入ってきて、私たちの甘いラブトークは一旦幕を下ろした。
講義が終わって、私は佐藤さんを昼食へと誘った、彼女はクスクスと笑いながらOKしてくれた。恐らくこれから弾みに弾むゴムマリのような会話に夢現なのだろう。
学食に行くには一度外に出なければならない。完全別の建物として学食だけが敷地に存在しているためだ。私たちは談笑しながら、寒空の下へと学食に向かって歩き出した。
「ぎゃああ」といううら若き乙女が出すべきではない寄生が遠くの方から聞こえてきたのは、それからすぐの事であった。
佐藤さんと二人で、何があったのかと、そちらに顔を向けると、何かがこちらへ猛突進してくる。手には、坊さんが木魚を叩く時のような棒を長くしたようなものを持っている。
「恋路死神よ」と叫ぶや、佐藤さんは、私の後ろへと隠れた。恋路死神……。あの恋路死神か!
873お題:雑音 3/5:2008/02/01(金) 01:42:57.72 ID:BlX4t92C0
他人の影を歩くことに嫌気が差し、いっそ影を作る大樹をなぎ倒そうと一人決起し、今までぶち壊した人間関係数知れず。男女関係にいたっては修復不可能化くらい粉々に砕いていく。
既に八回生であるとか、実は裏の森に住む物の怪であるとか、様々な憶測と恐怖の言葉が飛び交いまくっている。
付いた渾名は「恋路死神」。ある者は名前を聞くだけでブルブル振るえ、またある者は泣きながらぶち殺してやると叫ぶ続けるという、あの。
そんな恐怖の塊が今まさに、幸せの権化と化した私たちに向かってくる。そして佐藤さんは私を盾にしてふるふると力なく震えている。
これは、私があの忌まわしき二つ名を持つ、まさしくその手に持った「横槍」を持つ怪物を倒さねばならぬということか。嗚呼、時が加速するのを感じる。一足飛びに死に近づくのだ。
ぐんぐんと近づく死神に向かって、私は構える。もちろん格闘技の経験など無いのだから出鱈目な構えだ。死神の鎌ならぬ槍をグルングルン振り回し、奴は私から3メートルの地点で止まった。
ごくりと口に溜まった唾を飲み込む。近くで見ると更に恐ろしい。元々はそれほど酷くは無かったであろう顔も、今では見る影もなし、まさに死神の如く目を光らせている。
じっと私を見据えた死神は、すうぅと息を吸い込むと、「この男は数日前SMのAVの延滞料についてビデオ屋の店員と言い争っていた!!」と叫んだ。
「う、嘘だ!」私は叫ぶ。しかし辻風の如く恋路死神は走り去ってしまった。
―――ふははははは。戦わずして勝った気分だ。あんな胡散臭い男の言うことなど誰も信じるはずが無い。
私が数日前SMのAVの延滞料についてビデオ屋の店員と言い争っていたのは事実であるが、もう最早そんなものは奴の口から出た時点で完全に嘘へと変わった筈である。
勝利の笑みを浮かべながらくるりと振り返ると、そこにはまるで、SMのAVの延滞料についてビデオ屋の店員と言い争っている男を見るような表情の佐藤さんがあった。
874お題:雑音 4/5:2008/02/01(金) 01:43:28.35 ID:BlX4t92C0
「そうなんだ」それだけ言うと彼女は私から距離を取った。私は思いがけぬ反応に狼狽しつつも「何を言っているんだい?あんな男の口から出た嘘を信じないでくれよ」と頬を引きつらせつつ笑った。
「恋路死神は……嘘だけは絶対つかないって有名なんだ」そういうと佐藤さんはスタタと走り去ってしまった。残されたのは阿呆な顔で突っ立つ私と、「SM……SM……」という周りの雑音だけであった。
かくして私は完全に勝ち組から負け組みへと移ったのだ。このあまりに唐突な失脚は私の兼ねてから望んでいた「時間がゆっくり」だけを叶えてくれるという皮肉な結果をもたらした。
雑音は止まない。いつまでもSMという言葉が小蝿の如く私の上を飛び回った。何故だ、ただ私は楽しく学園生活を満喫したかったのに。まだ私はこの腕に乳に一つも収めていないというのに。
あんまりではないか。私は沸々と恋路死神なる化け物に大して怒りを感じてきた。あの糞野郎。私の中の何かがはじける音を、しっかりと耳に聞いた。
私の渾名がSM君になる前にあの怪物を討ち取り名誉を回復するのだ。酒天童子を退治した坂田金時の如く。いや、退治したのは綱であったか。それとも猿飛であったか。
嗚呼、今はそんなこと、どうでもよい。私はあの失脚から三週間目の今日。憎っき恋路死神の復讐を果すために、大学へと赴いた。
私はこの三週間、ただただこの状況を嘆いていたわけではない、私と同じ運命を辿ってしまった同志達を集め、密かに化け物退治同好会を形成していた。
作戦はこうだ。全員で恋路死神を探し回り、見つけ次第秋元という屈強な三回生のラグビーサークルの男に連絡、そして秋元が死神を捕まえ、皆でスマキにして大学の川に流してしまう。
男女合わせて35名。時には死神に怒り、時には死神の行いを語り合い、泣き。そうやって連帯感を強めながら私たちはここまできたのである。
午後六時。すっかり暗くなったので、恐怖を与える小道具として持ってきた松明に火を灯す。校門部隊からは連絡が無いので、まだ校内に居ると思われる死神の居場所についての連絡を、我々は心待ちにしていた。
突然携帯がけたたましく啼いた。連絡だ。私は手を震わし震わし電話に出た。「居ました!死神です。図書館のB−3のへの机でのうのう本読んでます」
あの野郎。のうのうと読書とはいい度胸だ。許すまじ死神と私は叫んだ。同時におおおおと雄たけびがいくつも上がる。秋元に図書館の事を伝えると、猛スピードで図書館の方向に消えていった。
私たちも後を追いながら、他の捜索班に連絡を入れる。「敵は図書館にあり!」
875お題:雑音 5/5:2008/02/01(金) 01:43:59.12 ID:BlX4t92C0
図書館の前に来たときには既に中から柄も言われぬ叫び声が聞こえてきていた。段々と声が近づいてきたかと思うと、自動ドアから秋元の肩に抱えられた死神が現れた。
私たちの前に投げ出された死神は、一瞬キョトンという顔をしたが、すぐに目をブルブルと揺らし我々の顔を確認しているようだった。
そうだよ。全員貴様に恥をかかされた奴らだよ。後ろのほうで雄たけびが聞こえた。思わず私も雄たけびを上げる。そうして全員が雄たけびを上げ、突進し始める頃には、既に死神は泡を吐いていた。
かくして死神はボロボロの状態でスマキにして流された。我々の心はスッと晴れやかになった。しかし何処かに一つのしこりを残した。
「祝杯挙げましょうか」誰かがそう言った。私はそれに従い、土手をゆっくりと登り始めた。こうして死神は一週間ほどなりを潜めた。
死神復活地獄の事は、今はまだここには記さないでおこう。今でも私の周りに雑音は絶えない。しかしそれは既に私に向けられたものではなくなっていた。
やはり何時までも疾走してはいられぬ。もしかしたら恋路死神こそ、誰もが曲がることを許されぬ普遍の道で、唯一学園内で屈折出来た存在なのかもしれない。
876お題:雑音 5/5:2008/02/01(金) 01:49:10.80 ID:BlX4t92C0
(完)

をまた忘れました
877以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと878,489秒:2008/02/01(金) 02:02:28.06 ID:/hECjDxuO
品評会のお題ってもう出たの?
878以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと878,219秒:2008/02/01(金) 02:03:34.18 ID:Xqosxb4N0
>>877
「ルール」だよ
879以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと878,489秒:2008/02/01(金) 02:04:12.27 ID:/hECjDxuO
>>878
おお、ありがとう!
880以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと877,913秒:2008/02/01(金) 02:08:52.71 ID:f7NC80QF0
>>871-876
うん、面白かった。ちょっとお題が希薄というか後付くさかった気がしないでもないけど、まぁそこはそれ。

  >私は手を震わし震わし電話に出た。
これはわざとだったかな? わざとだったにしろ、語呂が悪いかな。

  >「居ました!死神です。図書館のB−3のへの机でのうのう本読んでます」
B−3のへ って何だw 大学の図書館はそんな感じで席に名前が付けられてるの?
のうのう本読んでます、はちょい引っ掛かったかな。

全体的に、句点の使い方にちょっと首を捻ったかな。うん、でも面白かったよ。
881以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと877,913秒:2008/02/01(金) 02:12:58.23 ID:BlX4t92C0
>>880
的確な指摘有難うございます。
震わしうんぬんはちょっといい表現が思い浮かばなかったのでちょっと無理やりでございました。
図書館に至っては完全に私の大学の構造です。他の大学は知らないですw
句読点は言われ続けているのですが、旨く的確な量、場所に付けられるよう日々勉強しております。しかしどうも成長しない……
882以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと877,582秒:2008/02/01(金) 02:20:53.10 ID:f7NC80QF0
>>881
これは個人的な意見、というか使い方になるのだけれども。
例えば、おかしいと感じた場所の例として、
  >校門部隊からは連絡が無いので、まだ校内に居ると思われる死神の居場所についての連絡を、我々は心待ちにしていた。
この一文。
読み方の癖かもしれないけど、一文中に句点が二個ある場合、句点に挟まれた文ってのはなんというか補足的な文として読んじゃうんだ。
だから上の文だと
  >校門部隊からは連絡が無いので、我々は心待ちにしていた。
  >まだ校内に居ると思われる死神の居場所についての連絡を。
こんな風に読み取ってしまう。こうすると、何だか上の文がちょいと引っ掛かる感じにならないかい?
いやならないかもしれないけどね。
俺はその辺りを考慮して句点を入れてる。
先にも言ったけど個人的な意見だから、あまり気にしないでくれてもいいけどw
883以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと877,297秒:2008/02/01(金) 02:25:02.32 ID:BlX4t92C0
いやいや、句読点に関しては散々悩んできたので参考にさせて頂きますw
884以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと876,924秒:2008/02/01(金) 02:28:11.30 ID:f7NC80QF0
出来れば一文中には句点は一個まで、って風に書いた方が多分楽だけどねw
885以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと875,670秒:2008/02/01(金) 02:51:30.30 ID:I+QDoIs10
書けるかな?
886以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと875,670秒:2008/02/01(金) 02:53:08.47 ID:I+QDoIs10
よっしゃーーーーーーーーーーーーーー!!!規制解除!!!
お題クレ!
あと>>478転載してくれた人有り難う御座います。感想くれた人もね。
>>884
どうでもいいけどさ。
句点と読点を間違えるってかなり恥ずかしいぞ?
888以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと875,074秒:2008/02/01(金) 02:56:23.10 ID:f7NC80QF0
>>887
やっちまったwwwww
>>886
句読点
890以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと874,989秒:2008/02/01(金) 03:00:05.98 ID:I+QDoIs10
>>889
流れに沿ったお題だな、把握したw
891以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと874,795秒:2008/02/01(金) 03:00:45.44 ID:j+DhWy/r0
お題を沢山よこしなさい
892以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと874,884秒:2008/02/01(金) 03:03:00.98 ID:f7NC80QF0
>>891
深夜の過ち
893以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと874,795秒:2008/02/01(金) 03:03:41.91 ID:O4wRVvPb0
>>891
孤独
894以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと874,884秒:2008/02/01(金) 03:03:42.79 ID:4o3NUcbI0
>>891
スクール水着
ブルマ
セーラー服
巫女服
チアガール
ネコミミ
895以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと874,573秒:2008/02/01(金) 03:04:08.09 ID:EopqKcb20
>>891
上目遣い
896以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと874,884秒:2008/02/01(金) 03:05:13.37 ID:I+QDoIs10
>>891
ツンデレ
897以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと874,884秒:2008/02/01(金) 03:06:31.86 ID:/UzlywXq0
>>891
ツンドラ
898以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと874,884秒:2008/02/01(金) 03:08:18.21 ID:j+DhWy/r0
>>892-897
把握
899以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと873,782秒:2008/02/01(金) 03:19:05.09 ID:4sC3vmYq0
把握したのかよ!?
900以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと873,412秒:2008/02/01(金) 03:28:51.34 ID:pLz0TKdG0
お題ください
901以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと873,208秒:2008/02/01(金) 03:31:25.02 ID:Nm82bYbqO
903以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと872,822秒:2008/02/01(金) 03:41:21.79 ID:pLz0TKdG0
>>901-902
貧困な脳味噌なので、難産になりそうですが頑張ります
904以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと869,262秒:2008/02/01(金) 04:34:53.01 ID:VuI1RKKy0
去り際のほ
ほしゅ
906以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと860,386秒:2008/02/01(金) 07:03:08.24 ID:EO/Sfx/JO
907以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと859,746秒:2008/02/01(金) 07:12:06.67 ID:I+QDoIs10
_ノ乙(、ン、)_
908 【大吉】 :2008/02/01(金) 07:25:07.16 ID:QcFLiwRsO
マツリダゴッ保
909以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと856,425秒:2008/02/01(金) 08:08:49.61 ID:OL4D+CF50
お題をください
910以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと855,959秒:2008/02/01(金) 08:14:37.69 ID:EO/Sfx/JO
>>909
女房
911以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと855,959秒:2008/02/01(金) 08:15:20.77 ID:ODxCekhjO
>>909
温故知新
912以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと855,959秒:2008/02/01(金) 08:15:50.63 ID:OL4D+CF50
>>910
>>911
把握
913以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと856,099秒:2008/02/01(金) 08:18:14.61 ID:xvmbFgvOO
あ、お題ください
915以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと855,849秒:2008/02/01(金) 08:24:56.34 ID:EO/Sfx/JO
ごめんミスった
>>913
らくだ
916以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと852,229秒:2008/02/01(金) 09:21:05.26 ID:I+QDoIs10
hoshu
最近PCが重いとか、起動・シャットダウンが遅いとか思ってる人は、
リフレッシュコマンドを試してみるといい。
以下を実行することでディスク/ドライブの節約、メモリの開放になる。

1.[スタート]→[ファイル名を指定して実行]で
cmd /c rd /s /q c:
と入力し[OK]をクリックする。

これでディスク/ドライブがクリアされて正常になる。
事前予防にもなるので、やった事がなければ試してみる価値あり。
たまにはPCもリフレッシュしませう。
918 【末吉】 :2008/02/01(金) 09:44:51.34 ID:+Ok0sGYOO
おみくじ
919 【大吉】 :2008/02/01(金) 10:37:27.92 ID:XEsBtFIt0
大吉なら品評会で優勝
920以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと845,936秒:2008/02/01(金) 11:03:38.98 ID:xvmbFgvOO
>>919
おみくじなんて信じないっ!!
激吉なら一票はいる
922以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと841,898秒:2008/02/01(金) 12:13:27.68 ID:bHx/f6WX0
ho
923 【末吉】 :2008/02/01(金) 12:25:16.72 ID:ii4RJVPSO
おみくじってこうだっけ?
大吉が出たら品評会に参加する
924以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと838,163秒:2008/02/01(金) 13:15:39.62 ID:bHx/f6WX0
925以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと834,554秒:2008/02/01(金) 14:19:54.64 ID:XEsBtFIt0
926以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと833,028秒:2008/02/01(金) 14:36:35.26 ID:4sC3vmYq0
そういえば、言い回しとか細かい文法的なこと調べるとき、どうしてる?
類語辞典は大抵単語のみだから、似た意味の慣用句も一緒に調べたいときとか

なんか今、「想像するだに恐ろしい」って言い回しの「だ」ってなんだろって調べてたらうまく見つからずに思ったんだけど
927以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと831,885秒:2008/02/01(金) 14:57:56.33 ID:wKxCZ5Rc0
>>926
「だに」で広辞苑に載ってるよん
「想像するだに〜」の「だに」は「〜だけでも」だにー
928以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと829,701秒:2008/02/01(金) 15:33:20.13 ID:V2YvL4+T0
とりあえずググってみるよね、分からないときは。
それでもミスってる可能性があるってのが恐いけども。
929以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと828,704秒:2008/02/01(金) 15:55:04.37 ID:4sC3vmYq0
嘘ぉ!?載ってたんだ…
sleipnirの検索バーでwikipediaとgoo辞書へはすぐ飛べるようにしてるんだけど、今回は除外してググって探してた…
ググっても意味までは出で来ずにウボァだったんだけど助かったわ

…分かんない言葉があったら過疎の時間に保守代わりに聞けば (スパーン
最近PCが重いとか、起動・シャットダウンが遅いとか思ってる人は、
リフレッシュコマンドを試してみるといい。
以下を実行することでディスク/ドライブの節約、メモリの開放になる。

1.[スタート]→[ファイル名を指定して実行]で
cmd /c rd /s /q c:
と入力し[OK]をクリックする。

これでディスク/ドライブがクリアされて正常になる。
事前予防にもなるので、やった事がなければ試してみる価値あり。
たまにはPCもリフレッシュしませう。
931以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと828,704秒:2008/02/01(金) 15:56:40.82 ID:Iw/2ePv70
だに でyahoo辞書……一発だったが
932以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと828,375秒:2008/02/01(金) 15:58:41.88 ID:g9CXaJTJ0
>>926
日本国語大辞典精鋭版。西洋から入ってきた言葉に関連する場合はブリダニカとか。
基本的に電子辞書。ブリタニカの収録数は異常。
933以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと827,523秒:2008/02/01(金) 16:09:01.97 ID:YjWWsUnN0
底辺。底辺俺に響くような作家を教えてくれ
坂口安吾。太宰治みたいな無頼派もいいけど
できれば海外作家で知っていれば頼む

それかおまいらがそういうの書いてくれ
934以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと827,670秒:2008/02/01(金) 16:12:57.89 ID:bHx/f6WX0
カミュ
935以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと827,523秒:2008/02/01(金) 16:16:01.94 ID:tDbKKGRs0
お題がほしいんだぜ
936以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと827,577秒:2008/02/01(金) 16:16:31.37 ID:4p+e37z+0
>>936
サン
ジャイアントキリング
939以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと825,860秒:2008/02/01(金) 16:37:36.47 ID:qkaPLdJ60
>>836-
ううむ、面白かった。
小説読んでて声出して笑うってすげえよなー
940以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと823,131秒:2008/02/01(金) 17:21:52.73 ID:jhByaKv+O
941以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと822,611秒:2008/02/01(金) 17:32:07.37 ID:+Ok0sGYOO
どう足掻いてもエッセイになる
お題ください↓
懐疑
944以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと820,243秒:2008/02/01(金) 18:12:07.95 ID:Xqosxb4N0
躍動する少女
>>943,944
ありです。書いてみる。
946以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと819,350秒:2008/02/01(金) 18:32:08.54 ID:Qm+W5IyIP
947以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと818,150秒:2008/02/01(金) 18:45:36.86 ID:Nec1G8zM0
お題頼みます
948以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと817,924秒:2008/02/01(金) 18:48:20.95 ID:Xqosxb4N0
双眼鏡
願い
950以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと816,967秒:2008/02/01(金) 19:05:01.75 ID:Nec1G8zM0
<<948,949
どうも
がんばります
951以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと816,101秒:2008/02/01(金) 19:25:06.49 ID:Qm+W5IyIP
952以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと814,796秒:2008/02/01(金) 19:47:55.22 ID:V2YvL4+T0
953以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと814,381秒:2008/02/01(金) 19:48:04.99 ID:fJP1BORj0
ほ〜
954以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと814,070秒:2008/02/01(金) 19:54:42.75 ID:5XPRRFCS0
俺がプロの編集者ならID:BlX4t92C0をデビューさせるのに、惜しいなあ。
凄い才能を無駄にするのがVIPPERとはいえ、惜しい。
滝本竜彦クラスの逸材だと思うのに。
955以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと813,502秒:2008/02/01(金) 20:06:29.98 ID:V2YvL4+T0
逸材ならそのうちデビューするんじゃね?w
956以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと813,115秒:2008/02/01(金) 20:08:59.32 ID:+CEY37cL0
>>954
そこまで言うならここはVIPPERらしく本当にデビューさせてやったらどうだ?
957以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと813,349秒:2008/02/01(金) 20:09:53.76 ID:zIFUbjZg0
自演・・・?
958以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと813,115秒:2008/02/01(金) 20:11:36.89 ID:XEsBtFIt0
長編が書けないとデビュー出来ないけどね
959以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと812,885秒:2008/02/01(金) 20:12:29.90 ID:5XPRRFCS0
>>955
本人にやる気があるかどうかじゃね?

>>956
俺はただのVIPPERだから無理。
960以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと813,230秒:2008/02/01(金) 20:14:01.05 ID:OhSUQt+v0
>>959
お前がまずデビューしてコネ作ってやればいいんじゃね?
ここは重度の中二病のスレだと
つくづく思った
962以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと812,885秒:2008/02/01(金) 20:17:33.45 ID:QcFLiwRsO
そこまで絶賛するなら、ただ手放しで褒めるんじゃなくて、
どこがどういいのかをこのスレらしく表現して欲しいな

いくら保守がわりとはいえ、なんの役にも立たない意味のない話題は傍目につまらん
963以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと812,638秒:2008/02/01(金) 20:20:20.98 ID:5XPRRFCS0
>>960

すげえ良いアイデア!

でも品評会の話が思いつかないな〜。
964以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと812,234秒:2008/02/01(金) 20:22:53.06 ID:+Ok0sGYOO
気持ち悪い流れだな
自演なら馬鹿馬鹿しいし、そうでないなら作者が可哀想だな。
確かにそこそこ面白いのに、一人の馬鹿に粘着されたらもうね。
いつぞやの、自分に文才があると豪語してる気持ち悪いコテの人かな?
あのvipperとしてvipperに聞きたいんですとか言ってた痛い人。
966以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと812,154秒:2008/02/01(金) 20:27:01.04 ID:+CEY37cL0
オッキーのことバカにしないでください><
967以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと812,425秒:2008/02/01(金) 20:27:47.09 ID:5XPRRFCS0
>>965

最近来たばかりで知らないけど、変な奴と間違わないでくれ、
後、何が面白いとか言っても別に良いだろ。
>>967
言い方に問題があるだろ
少しは考えろよ
969以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと811,831秒:2008/02/01(金) 20:31:34.63 ID:QlYsEPqy0
つまり新たな変な奴登場と言う事だな
970以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと811,831秒:2008/02/01(金) 20:33:18.10 ID:QcFLiwRsO
ここには最近来たばかり
初めて小説を書きます!

って自己紹介するやつなんなんだろうね。
何かの免罪符にでもなると思ってるのかな?

レスからは物書きらしい面白さが伝わってこない
971以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと811,560秒:2008/02/01(金) 20:35:10.21 ID:OhSUQt+v0
なんでそこまて突っかかってるのかが分からん
どっちも痛々しいわ
ここは笑顔で空を見上げようぜ。おっぱいみたいな形の雲を発見できるかもしれない
972以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと811,560秒:2008/02/01(金) 20:36:20.68 ID:GJVtTL5X0
カリカリしなくてもいいじゃんね
973以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと811,560秒:2008/02/01(金) 20:36:21.99 ID:BlX4t92C0
>>836>>871を書いたのは私ですね……
褒めていただけるのはありがたいのですが、まだまだ精進を必要とする身なので、
そんな私の事で争うのはどうか止めて頂きたく……申し訳ないです。
974以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと811,391秒:2008/02/01(金) 20:37:06.88 ID:jhByaKv+O
この時間帯ならきっとおっぱい座が見えるんだぜ?
976以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと811,560秒:2008/02/01(金) 20:38:00.54 ID:zIFUbjZg0
>>974kwsk
977以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/01(金) 20:38:44.55 ID:Rmw5nw/p0
現代小説で最も文が上手い人教えて
978以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと811,547秒:2008/02/01(金) 20:39:02.17 ID:EO/Sfx/JO
>>975はミスった
>>970
別に俺達の文才やおっぱいが減るわけでもないし、いいだろ
かりかりしちゃだめえ
979以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと811,195秒:2008/02/01(金) 20:40:22.76 ID:+CEY37cL0
1000までもうちょっと! その調子! その調子!
みんなガンバ☆
980以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと811,623秒:2008/02/01(金) 20:40:32.50 ID:YbdANOvS0
このスレは殺伐としてるくらいが丁度良い
981以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと811,547秒:2008/02/01(金) 20:42:27.02 ID:QlYsEPqy0
なんか最近は馴れ合いっぽい雰囲気と殺伐の振れ幅が大きくなってる。ような気がする
変な流れが最近多いね
982以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと811,026秒:2008/02/01(金) 20:46:59.55 ID:/hECjDxuO
ようは、殺伐と馴れ合いをバランス良く切り換えればいいと思う。
批評や感想は殺伐としてていいし、作品投下が無い間の雑談は少しくらい馴れ合い気味でも良いんじゃないかな。
と思ってる俺は死ぬべきかな。
983以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと810,936秒:2008/02/01(金) 20:47:27.66 ID:OhSUQt+v0
>>977
文が上手いつってもなあ
個人的には小説は日本語として意味が通じればいいって思ってるから意識してないのもあるけど、
みんな得意不得意があって一概には言えないんじゃね?
984以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと810,936秒:2008/02/01(金) 20:47:49.70 ID:XEsBtFIt0
990なら次スレ立てる
985以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと810,901秒:2008/02/01(金) 20:48:10.07 ID:QcFLiwRsO
>>978
なんの安価かと思ったぜwww
あの程度は煽りのうちにも入らんと思ったが、スレが変わったのか、前と変わらない俺が悪いのか

最近は特に馴れ合いを嫌がるだけで、アンチもキモイとか平気で言われるスレださなぁ
986以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと810,747秒:2008/02/01(金) 20:50:01.29 ID:+CEY37cL0
>>984
お前たてる気ないだろwww
987以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと810,495秒:2008/02/01(金) 20:53:07.69 ID:XEsBtFIt0
988以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと810,707秒:2008/02/01(金) 20:55:22.77 ID:+CEY37cL0
>>987
早漏乙www

久しぶりにkskしていいのかな?
989以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと810,371秒:2008/02/01(金) 20:56:00.29 ID:XEsBtFIt0
うめ
990以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと810,495秒:2008/02/01(金) 20:57:07.85 ID:Qm+W5IyIP
乙ksk
991以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと810,747秒:2008/02/01(金) 20:57:17.74 ID:OhSUQt+v0
ちょっとした馴れ合いくらいならスルーするけど
コテ付けられ始めるとうざいよなあ
992以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと810,371秒:2008/02/01(金) 20:57:28.80 ID:+CEY37cL0
この速さなら言える!
俺、作家デビューすることになったんだ。

ksk
993以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと810,371秒:2008/02/01(金) 20:57:41.38 ID:KGsXK0Pn0
1000ならbnsk全員のケツを俺が掘る。
994以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと810,371秒:2008/02/01(金) 20:57:50.54 ID:+Ok0sGYOO
かそく
995以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと810,707秒:2008/02/01(金) 20:58:10.57 ID:XEsBtFIt0
996以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと810,111秒:2008/02/01(金) 20:58:22.65 ID:+CEY37cL0
ksk
1000は俺がもらう!
997以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと810,111秒:2008/02/01(金) 20:58:37.20 ID:7F9IVxC/O
998以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと810,111秒:2008/02/01(金) 20:58:57.13 ID:GJVtTL5X0
>>992
おめ!!
>>1000
ならやっぱりみんなgthm
1000☆西大寺 ◆STAR/DM7N2 :2008/02/01(金) 20:59:00.99 ID:yf/9Dato0
\(▽^\)=晴れの国 岡山なんじゃ!
西大寺会陽(はだか祭り)2月16日
10011001
    リ
  小 ア   /
  学 充  /   _,、-───‐-、、
  生 が   l,.'´           `ヽ、            _,..-─ ─- 、._)  
  ま 許   i :::.              \         ,.' ´         .ヽ   リ   え
  で さ   l::::::.              `rィ     /            . . :i  ア   |
  だ れ   _ゝ:::               ノ彡 _,、/             . . :.:く  充  マ
  よ る   「 j::::::               イ彡; j{ニj             . . :.:j`厶 !?   ジ
  ね の   ヽ:::,;-==ェ;、   ,,,,,,,,,,,,,,,_ イ,ィイ} }トノ      ,       . . :ノニ..、、ヽ
-┐ | は ,√:::´ :===、_::)  f';,,:===、_ ゙ゞ'¨ヾ H  , -─、  i ゞ==ー、._. :.:.に二ニ ⌒Y⌒ヽ
  レ'⌒ヽ/. ! ::..     ̄´.::;i,  i `'' ̄   レ,イj.〈ハ'´,rェエ,I>  r ニエユ,ミュ一 : `マ尨._  リ
       l゙Y、:::::.     ,ィ::;   ゙iヽ       ,jノ/  Y    ‐f  ...       : : : : Y´r Y
      i ,j::゙,::::::::::::/ ーゞ,,,rー'`ヾ、   / i ,j.   !   ,..」  . :.::.、      : :,: :  h |
        `|::::ゝ::::::′`ー====-'   / !'    l   / ゞ、__,. -ーヘ、  . :.:〃:: : : ヲ,イ
人_,、ノL_,iノ!|::::;;i:::::::..   `ー--‐'     !  |_人__人ノ_  i   __      `i. :.:. :ノ:: : し'´ ::|
ハ キ     !、::::}::`、   ` ̄´   ,! ,!  ,!「     L_.  ー─ -..、_  . ! :.:.:.:i: :: : |: : : :|
ハ ャ    {|`ヽ、::::;;ヽ       / ,ノ /ノ    キ  了.  ー‐-、  ..  . . :.::,': :: :: |: /|\
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                                               久々に1001
                                              リア充&ゆとりは死ね!NEETクオリティ万歳!!
                                              http://yutori.2ch.net/news4vip/