カオスな小説が見つかったのでうpしてみるwwwww
エロ画像を整理してたら偶然見つかったんだ・・・。
多分、作者は俺なんだけど。
2 :
1:2008/01/15(火) 20:34:49.25 ID:yRwTExPe0
自己解決しました
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:37:14.83 ID:QSTMQE3U0
代行で立ててもらったのでここから↓
題名は【ブサイクも俺に比べれば全然マシだぜべぃべぃ】
何か不覚にも題名からしてセンスを感じてしまったんだ。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:38:53.15 ID:QSTMQE3U0
興味ないかもしれませんが本文↓
僕には顔がない。これは抽象的な意味でもなく、
ただの冗談でもなく、またテレビの見過ぎで頭が可笑しくなった少年の哀れな思考。なんかでもない。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:39:59.36 ID:QSTMQE3U0
僕には顔がない。本当にない。生まれた時からない。医者からは
『珍しー。ビョーキですねー。まぁー。生活に支障はありませーん』といわれている。
それが本当なのかどうなのかはしらないが、今のところ十四歳。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:41:34.68 ID:QSTMQE3U0
とくに病気にかかったことなどない。病気といえば、精神を少し病んだぐらい。
ちなみに脳味噌は小指にあるらしい。だからタンスに小指をぶつけた時には、まじで危なかった。かなりの重傷でもう少しで死ぬところだった。九死に一生をこの歳で経験できるとは幸運なのか、不幸なのか……。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:42:00.74 ID:QSTMQE3U0
顔がなくて困ったことはある。というか今でも顔がないことに悩んでいる。
世間では自分の顔が気に入らなくて、整形が流行っているらしいのだが、その人達の気持ちが全く分からない。
というか分かりたくもない。顔があるというだけでも幸せなこと。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:42:23.98 ID:QSTMQE3U0
僕なんか整形しようにも、顔がない。整形できん。当たり前のことだけど。
僕の外見。顔といったが、頭がないといっても差しあたりがない。
首から上が何か切れ味鋭い刃物で切られたように、スパリ、となくなっているのだ。
首と肩が一体化してラインが直線になっている。かなりおかしな感じだった。顔がない。
頭がない。というわけで髪型も気を使えない。最悪。最低。人間外。人間害。といわれても無理はない。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:43:56.42 ID:46A5jPGj0
公房思い出した
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:43:58.59 ID:QSTMQE3U0
何故なら僕は顔がないんだもん。
ちなみに、というか一番大切な問題だと思うが、目、鼻、耳、口、などの器官もない。
といいたいところだが、目は胸のところに二つあるし、鼻は首の付け根に備えられているし、
耳は両腕に可愛く備えられているし、口は腹にでっかい口がある。
何か、はたから見ると怪物にしか見えないだろう。それはしかたがない。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:44:29.72 ID:QSTMQE3U0
あー。引きこもりじゃない。こんな体で引きこもりではない。
それは奇跡的なことかもしれないが、ちゃんと学校に通っている。
みんな幼稚園から付き合ってきた仲間なので、僕の体のことなんて慣れているのだ。
それは有り難いところだ。
しかし。顔がない。あー。悩む。顔があったら、こういう風に悩まなくてもいいんだけどなー。残念ー。
また来週。みたいな感じで、今日も僕は顔がないことを悩んでいるわけだ。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:45:39.84 ID:9GaEwdh00
これは・・・カオスw
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:45:53.50 ID:QSTMQE3U0
「君って、とても個性的だね」
「そうでしょう。先生。僕の体はとても個性的なのです」
「羨ましいばかりだね」
という感じに僕は新しい先生と話をしている。僕の体と精神、をサポートしてくれた、
前の担任はとうとう、自分の方の精神を病んでしまったので、代わりに新しい先生が来ることになった。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:46:41.35 ID:QSTMQE3U0
ここくらいまでなら純文学に見えないこともないんだ。
でも・・・というわけで続きます。
15 :
斧レッド ◆AXRed6MlGI :2008/01/15(火) 20:46:59.06 ID:PrRS4vTb0
どこの元フランス人宇宙飛行士だバーロー
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:48:01.03 ID:aLN38dAb0
地の文がモロ口語なのに純文学すか
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:48:06.58 ID:QSTMQE3U0
霜害美苛(そうがい みか)という名前の女の先生。
僕がいるクラスの担任になるということなので、さっさと僕への挨拶を済ませてしまおうと職員室に僕を呼び寄せたわけだ。
他の先生たちは僕をとっくに見慣れているので、半笑いでこちらを見ている先生もいれば、
同情百%の顔で見てくる先生もいる。大半は後者のほうだが。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:48:07.54 ID:u5YlMOeOO
顔がないとはシュールだな
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:49:14.71 ID:QSTMQE3U0
「ははははは。羨ましいでしょう。こんな顔がない。という個性をもっているのは僕ぐらいしかいないでしょう。
もっともっと褒めてください。もっと! もっと! もっと! はは。ははははははははははははは」
「君! ちょっと落ち着きなさい、だね」
……あ。いけない。また禁断症状がでてしまった。このように乱れることが、たまにあるのだ。
最近は『たまに』じゃなくなってきたような気がするが。それは気のせいなのだろう。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:50:13.54 ID:QSTMQE3U0
「すみません。先生。許してください。許しを請います。すいません。マジですいません。はははははは」
僕は腹の底から言葉を発する。文字通り、腹にある口から言葉を発しているわけだが。
「別にいいだね。まぁ、宜しく宜しく宜しく宜しく(×百回)お願いします、だね」
「はいはい。宜しくお願いします。霜害先生」
霜害先生は眼鏡をかけている。その眼鏡。はっきりいってダサイ。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:50:39.12 ID:QSTMQE3U0
縁のところが黒くて太いのでもの凄くガリ勉に見えてしまう。しかし眼鏡を外すと多分、美人なのだろう。
萌え萌えたっぷりのとろりーんとした目。その目。眠たそうな目。
しかしこの先生はいっつもこのような目なのだろう。その眠たそうな目を除けば、非常に整った印象を受ける。
髪型はロングで後ろで一纏めにしている。一般的にポニーテールというやつだろう。別名馬の尻尾。
それを見て、いいなー。顔があってー。グレよっかなー。と思ったりする。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:51:47.96 ID:3nwNokj/0
ふーん
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:51:51.39 ID:QSTMQE3U0
「ははは。それでは先生。僕は顔がありません。ついでに髪もありません。ついでのついでに頭もありません。
脳味噌は右足の小指にあります。なので躓いただけでも命に関わります。あのー。先生。脳味噌はちっちゃいけど、
性能は怪物並にいいらしいので、頭は普通ですよ。一般的ですよー。頭なんかくるっていません。
そうですとも。僕は正常です。ちょっと体が人間に見えないというわけで。
はははは。はははははははははははは」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:52:16.79 ID:QSTMQE3U0
「落ち着きなさい、だね」
あぁ、こんな短時間に二回も禁断症状がでてしまうなんて。
僕は一体、何をしているのだろう。先生を困らせるつもりなんてまったくないのに。
あぁすみません。先生。僕は頭は狂っていないけど、一般的には狂った人間なのかもしれませんね。
しかたありませんよ。先生。だって僕の担当の医者なんかやる気なさそうに
『あー。まー。だいじょーぶでしょー。がんばりなーさーいー。私はできるだけ応援しますからー』
というんですよ。できるだけですよ。やる気なくしますよ。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:52:45.32 ID:QSTMQE3U0
「またまたすみません。先生。今日は謝ってばかりな気がしますね。
先生は僕の担任になって悲しいですか。不幸ですか。不幸ですよね。しかたありませんよね。
こんな化け物みたいな体の持ち主の生徒の担任するなんて。すみません。は……」
「そんなことはないよ、だね」
霜害先生は長い髪の毛を右手で上に掻き上げた。
まるで僕にないものを自慢しているかのように……。と思うのはやっぱりいけないことなのだろうか。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:53:15.27 ID:QSTMQE3U0
「君みたいに個性的な生徒の担任になって、とっても幸福だね。もう世界で一番の幸福なんじゃないかな、だね」
「またまた先生。嘘はいけません。実は僕の担任になって後悔しているんでしょう。
何で私がこんな怪物の担任にならないといけないんだ、と。はは。それはしかたのないことです。
だって僕は怪物ですからね。それはしかたのないことです。みんなそうだ。僕を見ると逃げていく。
僕から見るとお前たちの顔を見た方が恐ろしくて逃げてしまうのにね。知ってますか、先生? 僕は風呂で体を洗うんだけで終わりなんですよ。髪の毛を洗わなくてもいいし、洗顔なんてしなくてもいい。
というかできませんからね。便利な体でしょう。はは。僕は顔がなーい。からっぽー。かーらぁーぽぉー。
……はは。はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:53:37.30 ID:QSTMQE3U0
職員室に僕の気高き笑い声が響いた。ゴメン。先生! もう自分を押さえられません。
僕は尻の穴から小型核兵器を取り出した。その小型核兵器は米粒ぐらいの大きさでも十分に人を殺せる。
というかこの核兵器を使うと、世界までとはいかなくても、日本中を恐怖の渦に飲み込むこととなってしまうだろう。
アメリカもビックリ。新技術。の小型核兵器を僕は自分の体で作ることができる。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:54:15.55 ID:cFMVVyw50
カオスwwwwwwwww
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:54:34.34 ID:3nwNokj/0
急展開だな
30 :
斧レッド ◆AXRed6MlGI :2008/01/15(火) 20:55:19.05 ID:PrRS4vTb0
B.B.Jokerの生物のタチの悪い版だな
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:55:41.97 ID:QSTMQE3U0
何か僕の体はかなり可笑しいらしい。顔がないだけじゃないらしい。やばいらしい。
便をするとウ●チの代わりに小型核兵器がどんどん排出される体なのだ。
ちなみにその核兵器は普通に流している。ちょっとやそっとの衝撃で爆発しないから大丈夫だ。多分。
どのようにその小型核兵器が処理されているのかしらないが、とにかく今までこれが一つでも爆発したことがない。
僕の体でどうやって小型核兵器が作られるのかはともかく、僕はこれぐらいなら自分の体で無意識に作れることができるのだ。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:56:12.07 ID:QSTMQE3U0
そのためいつ、アメリカからの刺客がやってくるのかビクビクしたものだ。今のところ一回も来ていないけど。
それは幸運だった。
「ははははは。先生! これは小型核兵器です! 爪の先でスイッチを押させてもらうとやばいことになっちゃいます!
もう僕はこの世界からグッドバイします! ついでにあなた達にも死んでもらいます!」
「ちょっと待ちなさい! だね。君! 顔がないことがそんなにショックかね! だね」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:57:47.04 ID:QSTMQE3U0
霜害先生は冷静に僕の顔を見つめていた。辺りに視線を移すと他の先生たちは、泣き叫んだり、
何故か半笑いの先生がいた。ほとんどは後者のほうだが。何故、半笑いなのかは疑問符だった。
「顔がない? だね。そんなことで世界に絶望しちゃ駄目だね。
顔がないぐらいの逆境、吹っ飛ばなさいよ! だね」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:58:12.24 ID:QSTMQE3U0
「顔がないということは、小説とかでいうと題名がないと同じ意味なんですよ。
今まで無題の小説を見たことがありますか? 題名がないということは致命傷ですよ。
何故なら題名を見ただけである程度、作品のことが分からないですからね。
それに『あの本。めっちゃ面白かったな!』みたいな話をするときにも『あの本』という単語を使わなければなりません。
とにかく! 顔がないということはその人のことを判断できなくなるんです!
ハンディキャップです! もう僕はこんな体は嫌です! 嫌嫌嫌です! 死にます。さようなら」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 20:58:36.26 ID:QSTMQE3U0
「あぁー待ちなさいー。君ー。だね」
ポチっとな。
スイッチを押した。
まず目を瞑るほどの強風。その強風が職員室を包んでいた。紙が宙に舞う。
先生たちが宙に舞う。霜害先生はスカートだったので必死に押さえている。
もう少しで見えそうなのだが、残念なことだ。その強風のあと。光。
神が光臨した光。その光は妙に温かくて、職員室を包んでいた。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 21:01:17.69 ID:QSTMQE3U0
「…………は」
目が覚めるとそこは天国だった。
ということではなかった。職員室だった。
しかも強風のせいで、紙が床に散らばり、パソコンはバチバチいいながら倒れていて、
先生たちは呆気にとられて目を見開いている先生もいれば、気絶している先生もいる。
その職員室だけもの凄い台風が去った後みたいな風景になっていた。
その中で霜害先生は、僕の制服を掴んだまま、こちらを見ていた。
髪は乱れまくってアホ毛みたいなものが無数にあるが、そこらへんがまた萌えていたりする。
「君……核兵器じゃなかったのかね……死んでいない、だね……どう見ても、死んでいない、だね。
一体、何が起こったのだね」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 21:01:38.98 ID:QSTMQE3U0
「いや、僕にもさっぱり何のことか」
どういうことだ。僕の体で小型核兵器が作られているという情報をくれたのは、あの無能医者だったはずだ。
あの無能医者でも一応は医師免許を持っているはずだ。もしかしてあれは嘘だったのか。何で嘘をつく必要があるのか……。
もしや。と思って首付近に手を当ててみたが、やはり顔はなかった。
もしかしてこのスイッチを押すと顔が出現する! ということでもなかったみたいだ。残念。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 21:02:19.41 ID:QSTMQE3U0
それなら……。
光の反射。
前を向くと、職員室一杯に何かがあった。
それは大きい大きい、職員室ほとんどを占領している鏡がありました。とさ。
ちなみに鏡は僕の方を向いている。
「ぬぅおおおおおおおー。鏡ぃー。誰かー。助けろぉぉぉおおおおお」
助けを求めた。そうなのだ。僕の苦手なもの。それは鏡なのだ。鏡なんか大嫌いだ。
あんなものを見るごとに自分の怪物ぶりが露わになっていく。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 21:02:57.76 ID:QSTMQE3U0
鏡というものはこの世になければいいのだ。鏡を見るとマジでやばくなる。
「誰かー! 助けてくれぇぇぇえええええ」
「落ち着くんだ、だね」
霜害先生は僕を必死に止めようとする。しかしそれは無駄なことだ。
僕はそれほど荒れていたし、鏡を見たときの僕を止められるものは、前の先生しかいないのだ。
というわけで。顔がない僕の悩みは当分続く。
どうやら続くらしい・・・。続かないけど。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 21:06:48.15 ID:udXEYsEd0
テラカオスwww
読んでないけど。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 21:19:30.82 ID:MazT/ymS0
>>1 才能ある気がする
まあ普通の賞は取れないだろうけど
>どうやら続くらしい・・・。続かないけど。
この一文は今の感想か?
この最後の文も含めていい味出してるのだが
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/15(火) 21:27:30.82 ID:U+qC9vK/O
続きあるなら、顔が無い事に展開上での意味が付いたらなかなか良作
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
語尾がどうみても不自然なのになぜか面白い