【お絵描き落書き】色鉛筆を擬人化して萌えるスレ【初詣】

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
ttp://color-pencil.coresv.com/uploader2/src/iro21649.jpg
ttp://color-pencil.coresv.com/uploader2/src/iro21651.jpg
ttp://color-pencil.coresv.com/uploader3/src/iro30513.jpg
ttp://color-pencil.coresv.com/uploader2/src/iro21672.jpg
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ttp://color-pencil.coresv.com/uploader2/src/iro21684.png
ttp://color-pencil.coresv.com/uploader2/src/iro21687.jpg

こんな絵師たちが色鉛筆を擬人化して絵を描いたり、SS書きが物語を綴ったりするスレです。
>>2あたりに簡単なテンプレがあります。本当に簡単なので、一回は目を通してね。

※初めての方へ
ようこそ。このスレやまとめwikiで絵を見たり、SSを読んだりして萌えたら住人になってください。
いつでも過疎気味なので、絵やSSの投下は大歓迎です。
毎週土曜日の21:00ごろにスレが立ちますが、たまに変動しますので、気に入ったらまとめwikiを必ずブックマークしておいてください。

◆色鉛筆を擬人化するまとめwiki
ttp://color-pencil.coresv.com/wiki/
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:02:30.76 ID:NMk42TxD0
赤  活発でスポーツ万能。男女問わず友達が多い
青  気が強く姉御肌。人に厳しく自分にも厳しい
黄  お調子者で明るくムードメーカー
緑  口数少なく読書が好き。目つきが悪く、近寄りがたい
白  清楚なお嬢様。身体が弱い
橙  友達とワイワイ騒ぐのが好き。おしゃれ
桃  巨乳。悪気はないけど天然ボケを計算してる
紫  背が低くてちょっと生意気。寂しがり屋
水  気が弱く人見知り。いつも下を向いてる
黒  言いたいことは何でも言う。人から好かれるか嫌われるか両極端
茶  頑張り屋。落ち込みやすいけど元気
黄緑 母性本能が強く誰に対しても優しい

他にも朱色、群青、灰色、侍黒、焦茶、空色などがいます。さまざまな色鉛筆を、君のイメージで擬人化しよう!

一目で分かる色鉛筆相関図
ttp://color-pencil.coresv.com/uploader2/src/iro21182.jpg

◆前スレ:【お絵描き落書き】色鉛筆を擬人化して萌えるスレ【大掃除】
 http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1198930754/
◆専用うpろだ
 ttp://color-pencil.coresv.com/uploader2/upload.html
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:05:34.57 ID:NMk42TxD0
無「おはようございま――うわっ、酒くさっ! 何を朝っぱらから飲んでるんですか、朱色さん!」
朱「何って、お屠蘇だよお屠蘇。正月なんだから当たり前だろ?」
無「もう三が日過ぎてますよ……なんだかんだ言って元旦から飲みっぱなしじゃないですか」
朱「かたいこと言うなって。ほら、祝いごとなんだからお前も飲め」
無「いや、僕は――」
桃「色無くんも飲もうよぉ。は〜、気持ちいい……なんだか暑くなってきちゃった……」
無「わーー!! 桃、ここで脱ぐな! 朱色さん、桃にも飲ませまたんですか!?」
朱「ちょっと舐めさせただけなんだがなあ。こんなに弱いとは思わなかったんだよ」
紫「またそうやって色仕掛けで迫って……色無が引いてるのが分かんないの?」
桃「あれあれ、紫ちゃん、嫉妬ですかあ? 焼き餅ですかあ? まあ紫ちゃんに色仕掛けは無理だもんね〜」
紫「べ、別に無理じゃないわよ! 私は色仕掛けできないんじゃなくて、しないだけなの! だいたい、そんな胸ばっか大きくなったって邪魔なだけじゃん!」
桃「ふーん、へー。じゃあ紫ちゃんはあ、初詣で何をあんなに一生懸命お願いしてたのかなあ?」
紫「な、なんだっていいでしょ……」
桃「毎年毎年、同じお願いしてけなげよねー。でも残念、それは神様の力を越える願いでーす! ドラゴンボールでも無理でーす! あはははは!」
紫「……お父さん、お母さん、ごめんなさい……新年早々、あなたの娘は犯罪者になります……」
無「わーー!!! 紫落ち着け! 酔っぱらいの言うことなんか気にするなよ、な? 今年は絶対いろいろ大きくなるって!」
群(意外に酒癖悪い子ね……関わらないようにしよう)
桃「……ぐーんじょーうさーん」
群「な、何?」
桃「私たちぃ、今年は前厄だったんで、みんなで厄払いしてもらったんですよぉ。ピチピチの十六歳ですから〜」
群「そう、それなら安心ね」
桃「そう言えば、群青さんて本厄じゃなかったですかあ? それも二・回・目の。大変ですよねえ。厄女じゃ、今年も良縁には恵まれそうにないですもんねえ」
群「……」
桃「『娘十八番茶も出花』って言いますけど、そうすると群青さんは苦みのきいた出涸らしですねえ」
群「……わーーん!! 朱色ー!!」
朱「ああ、よしよし……誰かその酒乱を黙らせろ!」
桃「きゃはははは!!」
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:10:12.97 ID:2CLsXqNKO
>>1


>>3
桃ひでえwwwwwww
だが面白いw
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:17:28.00 ID:D4N9jy4x0
1乙
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:20:59.24 ID:lPLneRfK0
いちもつ

>>3
桃言いたい放題だなwww
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:24:45.02 ID:tEpp7S8rO
明けましておめでとうございます。今年もご愛顧の程宜しくお願い致します。
今年はねずみ年なんだってね!

http://imepita.jp/20080105/768971
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:26:49.29 ID:gjgca07tO
今北いちょつ!

>>3
桃絵師の桃を想像しながらこのSS読んだ











こんな桃も全然アリだ(*´Д`)ハァハァ
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:30:49.89 ID:lPLneRfK0
>>7
白かわいいよ白www
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:31:03.42 ID:gjgca07tO
>>7
慌てず騒がず静かに慎重かつ大胆不敵に2回保存した。
ネズミ白(ねずみ色?)可愛い過ぎるwwwwww
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:33:42.50 ID:NMk42TxD0
>>7
ねずみ年だから灰かな? 今年も来てくれるんだ、こんなに嬉しいことはないw
またいっぱいシリーズものや焦茶さんや奥様な水色を描いてくれw
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:34:14.28 ID:tEpp7S8rO
灰色ですサーセンwwwwwwwwwwwwwwwwwww
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:36:11.05 ID:lPLneRfK0
>>12
/(^o^)\ナンテコッタイ
すまんかった


水色
http://color-pencil.coresv.com/uploader2/src/iro21688.jpg
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:38:49.00 ID:NMk42TxD0
>>13
晴れ着水キタコレwww和服はおとなしい水によく似合うなw
赤とかが着ると大変そうだw
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:40:00.49 ID:gjgca07tO
>>12
灰って言われると同じ絵なのに何故か印象が変わってしまうwww
つまり1枚で2度楽しめるというわけだな
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:43:01.72 ID:gjgca07tO
>>13
着物を着てるのにその胸の膨らみ方はどう見ても巨乳の証ですwww
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:47:33.07 ID:j37TeQeq0
>>13
おっぱ(ry

可憐だw
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:47:40.73 ID:tEpp7S8rO
>>13
これはけしからん巨乳
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:57:42.10 ID:tEpp7S8rO
>>11
ありがとうございます。今年はまた嫁(焦)と、それから最近あんまり見なくなった色たちでシリーズ作って描きたいなあ、と
お付き合い宜しくお願いします。

手始めにteam伊勢丹(緑・赤・黄)
http://imepita.jp/20080105/787350
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 21:58:23.61 ID:6t65OfyU0
何気に巨乳の水色です。
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 22:01:14.99 ID:gjgca07tO
>>19
黄色が持ってる福袋の中身が気になるwww
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 22:01:17.45 ID:tEpp7S8rO
俺の中で水色はEカップ
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 22:01:25.83 ID:j37TeQeq0
>>19
かーいいなぁ〜w
相変わらずw
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 22:03:45.66 ID:NMk42TxD0
>>19
おしゃれにあんまり興味なさそうな緑も初売り行くのかw
きっと人手として引っ張り出されたに違いないw
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 22:04:01.69 ID:udXtW3BT0
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 22:05:04.50 ID:2CLsXqNKO
新年からの絵ラッシュとはなんとめでたいwwwww
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 22:05:11.36 ID:NMk42TxD0
>>25
白が巫女服だとまさに神が降りてるみたいだw
今日はハイライト入りでなおさら神々しいぜw
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 22:08:31.15 ID:gjgca07tO
>>25
巫女さんキターwwwwww


そういえば色鉛筆スレってメイド祭とか獣耳祭とか過去色んな祭やったけど、巫女さん祭ってやってないよな?
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 22:13:09.99 ID:NMk42TxD0
巫女服じゃバリエーションに限界があるからなw
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 22:19:14.35 ID:tEpp7S8rO
巫女服なら黒、っていうイメージがあったけど、>>25のおかげで白巫女に目覚めますた
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 22:21:55.18 ID:lPLneRfK0
>>25
まさにうつくしろだww
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 22:25:54.12 ID:j37TeQeq0
みこみこw

北国の巫女さんバイトは必死そうだったw

33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 22:39:56.11 ID:2rl2OSX/O
今北>>1
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 22:50:40.04 ID:lPLneRfK0
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 22:59:33.80 ID:2rl2OSX/O
雪女に見えるwwwwでもこんな雪女なら大歓迎wwww
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 23:18:44.52 ID:2rl2OSX/O
保守
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 23:21:49.59 ID:lPLneRfK0
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 23:22:25.49 ID:tEpp7S8rO
自分の中では「絶対的権力を持った姉に尻に敷かれているがそれでも重度のシスコン」という設定

http://imepita.jp/20080105/839240
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 23:29:35.46 ID:j37TeQeq0
>>34>>37
ビミョウに若年齢化したかな?
ハイティーンがローティーンになったようなw
もっとストライクゾーンに入りましたwwww

>>38
姉こそ正義w
40白 1/2:2008/01/05(土) 23:35:40.62 ID:XSp37KYE0
白が携帯を買ってきた。
本人も欲しいと言っていたし俺も白と連絡が
取れないのは少々不便なのでそれは良いのだが……
 白「えっと、このボタンが──」
まさかメールから教えることになろうとは。
ずっと病院にいたわけだし仕方がないといえば仕方がないのかも知れない。
というわけで現在白は説明書片手に真新しい携帯とにらめっこしている。
 白「よし、色無くん。使い方バッチリ覚えたよ」
さすがは白。物覚えが早い。
 色無「お、そうか。メールも出来るか?」
 白「うん、大丈夫。試しに送ってもいいかな?」
 色無「おお、いいぞ。何でも来い」
 白「あの、じゃ隣の部屋いってくるね」
 色無「? ここで打てばいいじゃないか」
 白「ちょ、ちょっと恥ずかしいから」
白、いったいどんな文を書こうというのか。

しばらくして俺の携帯が震えた。
開くと登録したばかりのメルアドだった。
41白 2/2:2008/01/05(土) 23:37:45.00 ID:XSp37KYE0
『色無くんへ
  今日は一緒に携帯を選んでくれてありがとう。 
  色無くんのとお揃いで嬉しいです。 
  
  不束者ですがよろしくお願いします。
                  白より 』

思わず苦笑してしまった。
初めて俺の家に来たときと同じ台詞じゃないか。
あの時は本当に驚いたものだが……
俺は一言だけ打って返信した。

『白へ
  こちらこそよろしく。
  いつまでも一緒にいような。
                色無より 』
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 23:40:31.30 ID:XSp37KYE0
おわりっす。

書いていて思ったけど最近の携帯って
どうなっているのか皆目見当がつかない・・・
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/05(土) 23:54:00.90 ID:XSp37KYE0
保守
44何上戸?:2008/01/06(日) 00:00:15.49 ID:zYsedBu3O
青「えへへ〜、あかだいすきだよ〜♪」
赤「青…出来ればそれは素面の時に言ってくれ」
黒「ひくっ、ごめんね、わたししろくんのことほんとはだいすきなのにいっつもひどいこといっちゃって…」
白「だ、大丈夫だよ、僕全然気にしてないから。だからさ、泣き止んでよ」
桃「みどりくんきーてますかっ!?」
緑「あ、ああ、ちゃんと聞いている」
桃「らいたいれふねぇ、みどりくんはもっとかんじょーをあらわにすべきなのですよっ!」
緑「いや、そういうのはどうも苦手で…」
桃「にがてでもがんばるのっ!じゃないのももがふあんになっちゃうからだめなのっ!わかった!?」
緑「…善処する」


プチ地獄絵図?
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 00:14:54.12 ID:IYgYr/zHO
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 00:26:49.53 ID:IYgYr/zHO
過疎だなぁ
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 00:29:40.79 ID:GEjVRRu+O
サムライブラック保守

男「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。ちんちん。」
侍「明けましておめでとう。」
男「着物姿もかわいいなぁ侍ちゃんはもぅ。食べちゃいたい、食料的な意味で。」
侍「いいからさっさと神社行くぞ。」

侍「流石初詣だ。完全に舐めておった。」
男「凄い列だ。ここはスパッと諦めて」
侍「(スパッ)てぃ!」
男「ああん!」
侍「帰るだと!?馬鹿にするでない!燃えてきたではないか!某は意地でも初詣するぞ!」
色「お前ら新年早々何してんの?」
青「早く並ぶなら並びなさい!邪魔よ!」
男「明けましておめでとう。それにしてもまた個性の強いメンバーだこと。」
黒「……………。」
緑「……………。」

30分後
男「やっと俺達だよ。」
色「(チャリン パンパン)さて、今年もいい年になりますように。」
青「(ブツブツ)…………。」
侍「ことしもぉ、いろなしとぉ、なかよぉくいられますよぉにぃ♪」
青「だっ、誰がそんなこと……!( ///)」
黒「そ、そうよ。新年からそんな馬鹿な、お願いするわけないでしょう?( ///)」
緑「き、君は本当に不謹慎だ……!( ///)」
男「全員かよ。(チャリン パンパン)何ごとも無難に済みますように、と。」
48School Days:2008/01/06(日) 00:31:53.25 ID:LrmYpAL+0
『それぞれの初詣 2008』

黄「じゃーん!!おっまったせー!!」
橙「おーっす。振袖かあ」
黄「橙クンのリクエストにお応えして」
橙「よく覚えてんなぁ」
黄「えっへええ♪」
橙「それにしても……マジ似合う。お前、浴衣とか振袖とかホント似合うよな」
黄「惚れ直した?」
橙「バーカ」
黄「む、逃げんなよぉ〜」
橙「………したょ」
黄「え、何ぃ〜?」
橙「何でもねえよ、バカ」
49School Days:2008/01/06(日) 00:32:52.19 ID:LrmYpAL+0

黒「意外と人多いな」
白「せっかくゆっくり来たのにね」
黒「白、手。はぐれないように」
白「…うん♪」
黒「嬉しそうだな。そんなに喜ばれると何だか恥ずかしくなる」
白「だって久しぶりでしょ?」
黒「…そういえばそうだな」
白「だから、ね」
黒「…もう少しだから。終わったら、二人でどこかに遊びに行こう」
白「ホント?!」
黒「ああ、約束する」
白「じゃあ、気合入れて神様にお願いしないと!」
黒「受験は別に………いや」
白「?」
黒「今日ぐらい、神頼みもアリだな」

赤「なあ〜何で振袖じゃねえの〜?」
青「そんなこと言われても…着るの大変なのよ?」
赤「ふ〜り〜そ〜で〜。美しい青が見たかった〜。いや、いつも可愛いけども」
青「あ、あのねえ… ///」
赤「ダメ?」
青「ら、来年!来年は絶対着るから!!」
赤「マジ!?やったああああ!!」
青「喜びすぎよ…もう ///」
50School Days:2008/01/06(日) 00:33:24.31 ID:LrmYpAL+0

黄「ねえ、何お願いした?」
橙「ん?言うまでもなくね?」
黄「だよね〜♪」

白「お願い、叶うかなあ」
黒「そうだな……叶うといいな」

青「赤、ちゃんとお願いした?」
赤「もちろん!全力込めたぜ!!」

―――どうか、『みんな』が受験に成功しますように。そして、春には『みんな』が笑顔でいれますように。
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 00:36:57.66 ID:LrmYpAL+0
このほかに赤がおみくじで凶引いて恋愛運もズタボロでむしろ青が涙目、とか
りんご飴に夢中になる白とその白に夢中な黒とか
甘酒でほろ酔い、黄色暴走とかネタがあったけど収集がつかなそうなので自重ww

今年も頑張っていきましょう!
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 00:51:44.52 ID:IYgYr/zHO
楽しみでしょうがないwwww
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 01:12:48.95 ID:YEp51GtX0
保守
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 01:27:17.00 ID:sEbr4wO60
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 01:41:49.26 ID:GEjVRRu+O
ほし
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 02:03:51.54 ID:3X8QW/B70
すれ立て乙!!

そして出だしから何というGJの嵐・・・
嬉しすぐるwww
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 02:13:01.91 ID:GEjVRRu+O
ほし
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 02:53:57.61 ID:mK+HVeQ6O
男「アルバイトの巫女は有りや無や」
無「黒髪に限り認めよう」
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 03:18:32.75 ID:mK+HVeQ6O
男「らんらんるー」
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 03:56:20.30 ID:mK+HVeQ6O
ネタはなくとも
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 03:58:45.31 ID:GEjVRRu+O
ほし
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 04:06:11.73 ID:GEjVRRu+O
サムライブラック保守

侍「お主、どうであった?」
男「俺?末吉。お前は?」
侍「小吉だ。………はぁ。」
男「言っちまったらあれなんだけどあえて言わせてもらうわ。地味だな俺ら。結ぶか。」
侍「あぁ。」

侍「ただいまー。」
漆黒「おかえり。」
侍「ち、父上!いつ御戻りに!?」
漆「さっき羽田からセルリアン君に乗せられてね。やっぱり我が家が一番落ち着くね。」
闇「さ、おせちできてるから食べましょ。」
漆「やっぱり。正月は母さんの料理が一番だよ。」
闇「……つまり通常は私じゃないほうがいいと?」
漆「違う!違うよ母さん!正月という期間に限らず母さんの」
闇「ふふふ、嘘。漆黒さんが私の料理大好きなのは私だけが知ってるんですから。私だけが……ね?」
漆「は…はい。ゴホン、それで侍黒聞いたぞ。最近男君といい仲になったらしいじゃないか。」
侍「それは、まぁ。( ///)」
漆「彼なら頼れそうだからな。自分としても安心だ。」
闇「そうよ、彼、凄く頼りになるんだから。特にさびしい時とか。」
漆「………え?」
闇「ふふっ、冗談よ。あ、あとそのお肉、漆黒さんが一番好きなお肉使ってるから。沢山食べてね。」
男「(ガチャ)おーい侍黒ー初買い行くぞー。」
侍「……父上、すまない。」
漆「そんな、待ってくれよ……。私だけじゃさびしいだろ……。」
闇「私もいるじゃない、ね?このお肉作るためこんなところ切っちゃったんだから。」
漆「ひぃぃぃぃぃ!!!」
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 05:55:00.56 ID:zYsedBu3O
保守
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 06:30:41.33 ID:mne9WOh+O
過疎ってるから描いてみた
http://imepita.jp/20080106/233550
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 07:11:44.41 ID:O+NO1dDGO
今沖田保守

>>64
これは良い笑顔の黄色w
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 07:23:09.12 ID:GEjVRRu+O
ほし
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 08:03:39.97 ID:mK+HVeQ6O
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 08:30:14.45 ID:IYgYr/zHO
>>62
なぜヤンデレwwwww
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 08:31:07.18 ID:GEjVRRu+O
ほし
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 08:41:09.51 ID:zYsedBu3O
>>68
でも闇黒だし似合ってはいないか?w

キンタロスの漢気にグッと来た保守
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 09:18:44.24 ID:e7CBNGzs0
今起きたほー
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 10:11:38.69 ID:lJiIU88w0
明けましておめでとうございます。完全に出遅れですが…
先週はじいちゃんばあちゃんの家だったのでPC無くて寂しかったです。

以下数レス、いただきます。
73愛の謳 10月 side white  return to ordinary days 1/5:2008/01/06(日) 10:13:57.98 ID:lJiIU88w0
こんにちは、白です。

一年も早いもので、もう十月です。あっという間でしたね……

生い茂っていた緑も、赤や黄や茶に色を変え、すっかりと秋らしい秋になりました。
風もちょっと冷たさを見せ、セーターやカーディガンをクローゼットから引っぱり出してみたり。
皆さんはどんな秋をお過ごしでしょうか?

私たちはというと、芸術とかだったらちょっとはおしゃれなんですけど……

「あ、俺はピザまんで」
「はい、熱いわよ……じゃあ、私は肉まんにしようかしら」


…………食欲の秋みたいです。ふんいきないなぁ、なんて。


「白はどうする?とは言っても、後はあんまんしかないけれど……」
「………食べますっ!」

ううっ、やっぱり食べ物のゆうわくには勝てないみたいです。ぐすっ。
でもおいしいから、よしとしましょう。
74愛の謳 10月 side white  return to ordinary days 2/5:2008/01/06(日) 10:15:13.24 ID:lJiIU88w0
「はぐっ、甘くておいし〜♪」
「んぐ、やっぱり中華まんの中じゃピザまんがダントツだよな」
「……ピザなのに中華まんって変よね?」
「細かいこと気にするなよ、コレが日本の文化なんだから。 それより、せっかくの肉まんが冷めるぞ?」
「……腑に落ちないけれど、色無の言う通りね。私も食べようっと」
「ね、黒ちゃん。その肉まんちょっとちょうだい?」
「いいわよ……はい、どうぞ」
「ありがとー。はむっ、熱っ!」
「あーもう、気を付けなさいよ。何か飲み物は………げ、私のホットだったわ」
「お、俺のアイスだぞ、ほら」
「こんなに寒いのによくアイスなんか飲めるわね……白、大丈夫?」
「まだそんなに寒くないって」
「十分寒いわよ。え、貴方まだセーターも着てないの?」
「そんな邪険に言わなくても……ぶつぶつ」
「んぐ、んぐっ……ぷはぁ、舌がまだひりひりする……」
「人のをがっついた罰よ」
「が、がっついてなんかもん!……ん゛、げほっげほっ!」
「お、落ち着けって……黒もあんまりいじめんなよ」
「いじめてるわけじゃないわ。私は慎みを持てって意味で……」


  キラーン☆(←カットイン挿入的な効果音)

75愛の謳 10月 side white  return to ordinary days 3/5:2008/01/06(日) 10:15:45.33 ID:lJiIU88w0
「すきあり。」
「アッー!」
「んー、ピザまんおいしー」
「ちょ「白ッ!」俺の……」
「だって、いろんな味食べてみたいし……せっかく3人とも違

うのにしたんだから、ね?」
「ね?じゃないでしょ、全く………色無」
「………はい?」
「私にも少しよこしなさい」
「なぁ、もうあと少ししか残ってないんだが」
「いいから」
「……………はい、どうぞ」
「よろしい……はむ。ん、ピザまんもなかなかおいしいわね」
「でしょー?今度は私もこれにしようっと♪」
「俺のなのに……」
「もう、いつまで拗ねてるのよ。私のもちょっとあげるから」
「じゃあ私のもあげるよ、はい!」
「お、おう、サンキュ。って、2つ同時には無理、無理だから!わ、肉とあんこが混ざるって!
 おぶっ!鼻、鼻に入るっ!!!おい白笑うな、黒もニヤッとしてないでやめろっ―――――――」

76愛の謳 10月 side white  return to ordinary days 4/5:2008/01/06(日) 10:16:16.80 ID:lJiIU88w0
こうして、私たちの日常は元通りに……ちょっと激しくなって戻ってきました。
やっぱり、みんな一緒だと楽しいなぁ。

色無くんがいて、黒ちゃんがいて、私がいて、私たちが色無くんも周りをぐるぐる回ってるみたいで、まるで地球と月みたいに。

ぐるぐる回って、いつも一緒のように見えるけれど、そこには決して触れられない距離があって。


―――――――でも、お月さまだって、地球が恋しくて、触れてみたいって思ってる。

今まではその一歩を踏み出せなかった。私も、黒ちゃんも。

でも、私は触れてみたい。隣に寄り添ってみたい。


「告白、かぁ」


今まで一度もしたことがないし、したいと思う人もいなかった。
だから、わくわくする反面、とってもどきどきする。色無くんは、何て言ってくれるんだろうか。
77愛の謳 10月 side white  return to ordinary days 5/5:2008/01/06(日) 10:16:39.89 ID:lJiIU88w0

「やっぱり……こわいなぁ………色無くん、黒ちゃん……」



黒ちゃんには大丈夫なんて言っても、やっぱり不安でいっぱいなんて、ちょっぴり情けない。



「色無くん、黒ちゃん―――――――」


  心が、苦しいよ…………


様々な想いは渦となり、深淵へと沈む。迷う、十月―――――――

78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 10:48:43.85 ID:IYgYr/zHO
いいなぁいいなぁwww
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 11:19:11.10 ID:lJiIU88w0
無駄に長くなってしまってごめんなさい。次もいっぱい貰います。
最後は…ちょっとすごいことになるかもしれません。先に謝っておきます。

では。
80愛の謳 11月 それぞれの想い  1/8:2008/01/06(日) 11:20:44.87 ID:lJiIU88w0
Black/
そう、変化なんてものは、大抵のものがいつも些細なことから始まる。

突然の出会い、思いもせぬ出来事、そして、

『Ring!Ring!』

―――――――予想もしたくなかった電話。

表示されるディスプレイには、親という無機質な一文字が浮かんでいる。

「親、か………」

高校の入学以来、親からの電話なんて考えもしなかった。
親の反対を振り切り、喧嘩をしたまま家出をしたも同然に、白に着いていくようにここに来た。

「今更話すことなんか……ないのにね………」

それでも着信音は響き続ける。電話に伸ばす、腕が震える。何を今更―――――――
そう、何を言われようと、決めたのは自分自身。
ならば、私は私が想うとおりに進む。


そして、指先が触れた。


「―――――――もしもし」

81愛の謳 11月 それぞれの想い  2/8:2008/01/06(日) 11:21:37.39 ID:lJiIU88w0
White/

「色無くん、あの、その………す、すっ……き、です……………はぁ、全然ダメだぁ」

あれからずっと、自分の気持ちを伝える勇気がない。
どうしても色無くんに、好きです、って言えないままで、こうして練習してみるけれど、やっぱりぎこちない。
色無くんを好きって気持ちは確かなのに、どうして言えないんだろ。


―――――――はぁ、今までって、こんなふうに困ったときってどうしてたんだっけ?


自分からきっかけを作るのは苦手で、いつも黒ちゃんが助けてくれた。
私と違って、はっきりと物を言える黒ちゃんはかっこいいし………

本人には内緒だけれど、実はずっと私の憧れだったりする。

心のどこかで、黒ちゃんみたいになれたらって思ってた。でも、どうしよう………


―――――――だめ、いつまでも黒ちゃんに頼ってばかりなのは。いつも迷惑かけっぱなしだもん。


私が、がんばらなくちゃ。


そして、私は私の一歩を踏み出す。

「……告白、しよう」
82愛の謳 11月 それぞれの想い  3/8:2008/01/06(日) 11:22:42.53 ID:lJiIU88w0
Black/

突然の電話の内容、それは、卒業の後、一度戻ってきてくれないか、とのことだった。随分と虫のいい話だ。
この手のひらを返したような態度に違和感を覚えたが、電話機越しの母の声は普段より落ち着きの無いものだった。
そして、

「お父さん、もしかしたら海外に転勤するかもしれないの」
「えっ」
「たぶん長期になるかもしれない。そうなったら私も付いていくつもりなんだけど」
「…………」
「黒は、どうする?」
「そんな、どうするって―――――――」

あまりに唐突すぎて言葉が出てこない。
海外?海外って具体的にどこで、それにすぐに出国するのか、その前に日本を離れる?白とも?


それに………色無とも?それって―――――――

83愛の謳 11月 それぞれの想い  4/8:2008/01/06(日) 11:23:23.29 ID:lJiIU88w0

「まだ来年の話なんだけど、ちゃんと黒に話しておいた方が良いと思って」
「……………」
「ごめんなさい、急にこんなこと。でも、お母さんたちは黒と一緒ならいいって思ってる。
 もちろん無理にとは言わないわ。ただ、長い間会えなくなるの」
「え、その……」
「ひとまず電話、切るわね。黒、よく考えてね、返事はまだいいから………それじゃあ、またね」

 ガチャッ、ツー、ツー、ツー………

心の中にぐるぐるといろいろな感情が渦まいて、もう気持ち悪いぐらい頭がおかしくなって、でも、そんな中で一つだけ。


 色無に会いたいと思った。

「色無……」

部屋のドアを開け、彼の姿を探し、彷徨う。暗闇の中で、光を求めるように。

84愛の謳 11月 それぞれの想い  5/8:2008/01/06(日) 11:25:36.38 ID:lJiIU88w0
White/

携帯のメモリを検索、一番最初のグループを表示、そこには立った二人しか登録してない。
私の大切な人達、黒ちゃん、そして『色無くん』。

指先がぷるぷる震えてボタンがうまく押せない。
メール作成のボタンを押そうとして、「あっ」震えた指先は通話ボタンを押してしまった。

 プルルルルルッ、プルルルルルッ

「あ、わ、ど、どうしよっ」

あわてて消そうとしても、うまくボタンを押せない。
「あわわ」
「―――――――ピッ。もしもし、白?」
「っ!」


 つながった。

85愛の謳 11月 それぞれの想い  6/8:2008/01/06(日) 11:26:03.60 ID:lJiIU88w0

「………もしもし?どうかしたのか?」
「えと、えと、あ、あのね、その………」

どう話を切り出していいかわからなくて、すごく焦って、でもどうしたら……

ううん、言わなきゃ。今度こそ、私が。さっき決めたばかりなのにもう弱音を吐くなんて。バカだ、私。

ちゃんと、言うんだ―――――――

「……ちょっと、話があるんだ」
「電話じゃ話せないことか?」
「うん、私が直接会って話したいの」
「そっか。場所はどこがいい?」
「これから、色無くんの部屋に行くよ」
「わかった、待ってる」
「ありがとう、それじゃね」
「ああ」

 ピッ

さぁ、勇気を出して進もう。彼の待つ部屋へ。

86愛の謳 11月 それぞれの想い  7/8:2008/01/06(日) 11:26:50.57 ID:lJiIU88w0
Black or White?

コンコン、と軽く、けれど気持ち強めのノック。ドアのプレートには『色無』の文字。

「…………」
「鍵、開いてるぞ」

 ガチャッ

ただの木製のドアが、金属の重い扉のように感じる。それをゆっくりと、恐れるように開く。
あまりちらかっていない、これといって特徴の無い簡素な部屋。
それが彼らしくて、どこか温かみのある部屋。

「いらっしゃい。とりあえず座って」

部屋の主はいつものように優しく微笑む、が、空気を察してか、どこか真面目に見える。
私はゆっくり歩み寄り、促されたクッションの上に座る。

しばらくはお互いに口を閉じたままだった。彼はもう、どうしたのかとは聞かない。
私が話し始めるのをじっと待っている。


もう何分経っただろうか、さっきからやたらと時計の音が響く。
彼の顔を見つめる。私は一度深呼吸をして、そして口を開く。



「好きです、貴方のことが、大好きです、色無くん―――――――」 

87愛の謳 11月 それぞれの想い  8/8:2008/01/06(日) 11:27:43.97 ID:lJiIU88w0
no-color/

 ガタッ

その時、ドアの向こうで小さな物音がしたことに気付いたのは俺だけみたいだった。
でも、俺は白の告白を最後まで聞いていた。

途切れ途切れに、拙いけれど、それでも精一杯の告白。
こんなことは今までで初めてのことで、すごく嬉しくて、最後までちゃんと聞こうと思ったから。

やがて話し終えて、白は泣いてしまって、どうしていいか分からなかったけど、そっと、白の頭を撫でた。
彼女が泣きやむまで、せめてものなぐさめに、と。


彼女が落ち着くまで三十分くらい経っただろうか、本当はもっと短かったかもしれないが。
そして、白が泣きやんで、俺は告白の返事をすることにした。
正直、まだ全然まとまってない。気持ちの整理もついてない。
それでも、今、答えなければならない。そんな気がした。

そして、あいつにも。


「白、俺は―――――――」


抱く幻想は、儚く消えるだけなのか。泡沫の十一月―――――――――

88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 12:01:01.06 ID:lJiIU88w0
hosyu
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 12:49:57.92 ID:uB6uRq9xO
>>79
次回でラストか? 続き楽しみにしてます


90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 13:03:12.08 ID:GEjVRRu+O
ほし
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 13:36:15.21 ID:GEjVRRu+O
ほし
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 13:57:27.49 ID:GEjVRRu+O
サムライブラック保守

侍「男!男よ!これなんてどうだ!」
男「やめておけ、絶対福はないぞその福袋。どうしても買いたいなら止めはしないがな。」
侍「でもこういう服が入っておったら……。」
男「………プ」
侍「笑ったな!今笑ったな!買う!某は意地でもこの店の福袋を買う!」
男「どうぞお好きに。」

侍「ただいまー。」
男「おじゃましまーす。」
漆「………おかえり。」
男(おい!おじさん凄いやつれてるぞ!)
侍(気にするないつものことだ。)
漆「男君、何かあったらヨロシク。」
男「は、はい。」
侍「さっさとこれ開けるぞ。部屋にこい。」

侍「てゃ!(シャキン)」
男「普通に開けろよ。それで肝心の中身は?」
侍「うむ、流石に重たいのを買ったぶんだけある。これは……。」
男「ダウンジャケットだな。」
侍「あとは…………なんだこれ?」
男「………ゴスロリってあの店の趣旨とは全然違うだろ。はぁ……。」
侍「(ウルウル)…………!ええい!お主部屋から出て行け!某がいいと言うまで外で待ってろ!」

男「……………。」
侍「(ウルウル)どうだ!似合うであろう!いや似合う!似合ってるはずだ!答えよ!某にピッタリであろう!」
男「(ギュ)似合っているから。似合っているから無理はしないでくれ。」
侍「うぅ……くそぉ……!ちくしょぉー………!(ポコポコ)」
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 14:31:25.86 ID:IYgYr/zHO
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 14:33:52.93 ID:Dh6d7gp20
>>92
福袋って、またの名を欝袋って言うよねwwww
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 14:56:29.59 ID:zYsedBu3O
最近じゃ転売も多いらしいな…
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 15:31:52.64 ID:zYsedBu3O
保守
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 16:21:41.02 ID:yQSDmB1x0
保朱
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 16:52:08.35 ID:idsYxPZCO
ほふ
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 17:19:55.82 ID:idsYxPZCO
ふほ
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 17:33:39.13 ID:GEjVRRu+O
ほし
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 17:44:40.95 ID:errXDwj50
保守
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 18:18:24.30 ID:zYsedBu3O
保守
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 18:44:52.50 ID:idsYxPZCO
ほほほ
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 18:52:39.16 ID:zYsedBu3O
保守
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 19:12:50.24 ID:O+NO1dDGO
>>87
今読んだ
ドキがムネムネするこの気持ちは何なんだ…


そういえば色無と男を合体させると色男になるよな
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 19:35:17.85 ID:zYsedBu3O
緑の喜びそうな話だなw
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 19:42:50.67 ID:O+NO1dDGO
妹達がお姉ちゃんに「ありがとう」と言ってみたようです。

@空
空「お姉ちゃんっ!」
青「何?」
空「あのね、いつもありがとう!」
青「……ど、どうしたの?」
空「お姉ちゃんに日頃の感謝を言葉で伝えたいなぁ、と思いまして。」
青「わ、私…空に感謝されるような事してるかしら?////」
空「えーっとね……」

空『ん、何だろうこのノート……ブフォッ!!』
空『はー、はー……笑い過ぎて何か疲れ……あれ、これは……俳句?…………ブフォッ!!』

空「(秘密ノートのおかげでネタには困りませんでした。なんて口が裂けても言えないな…)お姉ちゃんが一緒にいてくれるってことかな?」
青「……空っ!(ギュッ)」
空「ふぁ?ど、どうしたのお姉ちゃん?////」
青「ありがとう……空……そら……(ポロポロ)」
空「えっ、お姉ちゃん泣いて……」
青「ご、ゴメンね…お姉ちゃん嬉しくって泣いちゃった」
空「……ねぇお姉ちゃん?」
青「なぁに?」
空「今日、一緒に寝てもいい?」
青「ふふ、空は甘えん坊ね。」
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 19:59:01.20 ID:f9HNkf1sO
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 20:07:51.16 ID:O+NO1dDGO
妹達がお姉ちゃんに「ありがとう」と言ってみたようです。

@灰
灰「(プルルプルル)あ、もしもしお姉ちゃん?」
黒『どうしたの?』
灰「うん、実はね…ちょっと言いたいことがあって。」
黒『何?ていうか隣の部屋同士なんだから部屋に来て言いなさいよ。』
灰「あのね……その……あ、ありがとう。////」
黒『………………は、灰っ?!だ、駄目よ!!早まらないで!!今お姉ちゃんそっち行くからねっ!!(ガンッ)』←携帯ぶん投げた
灰「あれ?……お姉ちゃ」
―ガチャッ!ドタドタドタ
黒「灰っ!灰っ!!大丈夫?!大丈夫っ?!!(ガクガクガクガク)」←灰の肩を掴み高速で揺らしてる
灰「おおおおねええちゃぁああんんんくくくくるるるしいいい」
黒「……灰?」
―数十分後。
黒「あのね、そういうのは伝え方ってものがあるでしょう。」
灰「…はい。」
黒「まったくもう……あーあ、携帯壊れちゃったわ。」
灰「……ゴメンナサイ。」
黒「……でも灰が何ともなくて良かった。」
灰「えっ?」
黒「世界でたった一人の私の可愛い妹だもの。灰に何かあったら……私……」
灰「は、恥ずかしい台詞禁止。////」
黒「あら、茶化さないでよ。私は本気で言ってるんだから。」
灰「……お姉ちゃん、ありがとう。私お姉ちゃんの妹で良かった。」
黒「そう?……ふふ、私も灰のお姉ちゃんで良かったわ。」
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 20:08:05.61 ID:zYsedBu3O
>>107
いい話のはずなのに空wwwwwwwww
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 20:15:41.28 ID:r3M92ot/0
>>109
ホロリときたw
さすがは黒 俺の嫁
情が深い
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 20:19:41.20 ID:DE4gIeXe0
>109
なんだかんだ言ってお互い大切に想ってる二人が好きだ
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 20:26:41.44 ID:zYsedBu3O
>>109
いいお姉ちゃんだなあ
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 20:34:45.62 ID:O+NO1dDGO
妹達がお姉ちゃんに「ありがとう」と言ってみるようです。

@茶
茶「お、お姉ちゃんありがとうっ!!」
焦茶「……………はて、私はいつ茶に感謝されるようなことをしたんだろう?」
茶「あ、あの、そうじゃなくて!いつもありがとうって意味だよぅ!」
焦茶「……………はて、私は茶に毎日何かをしていたかな?」
茶「えーとね、今日は賞味期限きれてるプリン食べようとしたらお姉ちゃんが気付いてくれたし、昨日は歯磨き粉と洗顔料間違えて使おうとしたの気付いてくれたし、一昨日は……」
焦茶「ふむ、どうやら知らぬまに私は茶に感謝されるようなことをしていたんだな。」
茶「うん、私お姉ちゃんが居ないときっと凄いドジしちゃうよ!」
焦茶「そうか。だが茶よ、いつまでも私に頼ってばかりではこの先が大変だぞ?」
茶「……そうだよね。うん、私お姉ちゃんに頼らなくてもいいように頑張るっ!」
焦茶「そうだ、その意気だ。」
茶「まずは家事が出来るようにならなくちゃね!よし、お洗濯するよぉ!」
茶「計量スプーンですりきりいっぱ(ドザー)…………お姉ちゃぁぁぁん!」
焦茶「やれやれ、先は長そうだな。」
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 20:49:28.11 ID:xG0cC8aC0
━21:31
空「どうしたの灰ちゃん」
灰「今から・・・」
空「今から?」
灰「今から、時計の長針が5の倍数を指した時だけバカになります」
空「・・・へ?」

━21:32
灰「・・・」
空「・・・」

━21:33
灰「・・・・」
空「・・・・」

━21:34
灰「・・・・・」
空「・・・・・」

━21:35
灰「さーんじゅご」
空「灰ちゃん、無駄に長い」

保守@空
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 20:52:15.49 ID:O+NO1dDGO
妹達がお姉ちゃんに「ありがとう」と言ってみるようです。

@朱
朱「あの、姉さん?」
群青「なに?」
朱「その……ありがとう。」
群青「どうしたのよ急に?!熱が出た?雨?雪?雹?それとも槍でも降ってくるって言うの?!」
朱「うん、やっぱ前言撤回。」
群青「……何よもう、ちょっとはしゃいだだけじゃない。」
朱「はしゃぎ方に問題があるかと思われます。」
群青「で、どんな魂胆があるの?」
朱「別に……いつも世話になってるからと思って…。」
群青「ふーん。」
朱「早くあたしの他に世話出来る人見つけなよ。」
群青「それこそ余計なお世話よ。あなただって人のこと言えないんだからね?」
朱「あたしはまだ若いから貰い手なんかたくさん……」
群青「私もそう思ってたんだけどねぇ……」

朱・群『……はぁ。』

朱「……姉さん、一杯やりますか?」
群青「……そうね。」
朱「色無でも呼ぶ?」
群青「ふふ、良いわね。今日は朝まで飲み明かすわよ。」
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 21:00:32.73 ID:xG0cC8aC0
>>116
いい姉妹だw

黄「そらー!」
空「どうしたんですか?」
黄「今から・・・」
空「またですか。さっき灰ちゃんもやってましたよー」
黄「今から、短針が5の倍数を指した時だけバカになるよ!」
空「今・・・から・・・?」
━0:28

 早     /::::l:::l::、:::::、:::::ヽ::、::::::::::::\:::\::::::::ヽヽ::::::ヽ   駄
 .く      /:::!::::i:::!:::ヽ:::ヽ::::::ヽ::ヽ、::::::::::\:::ヽ:::::::ヽヽ::::::',   目 
 な.     /:l::::!::::ヽ!::ヽ:::::::ヽ:::::::\:::ヽ、::::::::ヽ:::ヽ::::::::!::i:::::::!  だ 
 ん   ハ:::l:::::、::::ヽ::::\:::::\:::::::\:::`ヽ、:::ヽ::ヽ:::::!:::!:::::l
 と   /:::::::l::::::!ヽ:ヽ::::、:::::ヽ:::、:\::::: \::::::\::::!::::ヽ:!:::i:::l:l  こ
 か  !:/!:::::!::::::!::ヽ:ヽ{:::\:::ヽ::::\:::\::ヽ:::::::ヽ!:::::::}!::::l::li|   い
 し  j/:::l:::::!:、:::!::ト、:、:ヽ:::::`ヽ{、::::::\::::\{、::::::::::::::::i::!::l:l !   つ
 な    l:i:l::::i::i:、:l::lテ=-、:ヽ、_、::\_,≧ェュ、_、\:::::::::i::li::!::リ  :
 い   !ハト:{:!:i:トN{、ヒ_ラヘ、{ >、{ 'イ ヒ_ラ 》\::l::!:ト!!:l::l!   :
 と     ヽ i、ヽ:ト{、ヾ ̄"´ l!\   `" ̄"´  |::!:l::! j:ll:!
  :      !::、::::i      l             u |:::/lj/l:!リ
  :        ヾト、:!u                 j!/ j|:::リ
          ヾ!    ヽ  ‐       u /イ´lハ/
            }ト.、  -、ー-- 、__      /' !:://
             リl::l゛、  `二¨´    /  |/:/
         rー''"´ト!::i{\       /  / !:/
        / ^ヽ  ヾ!  ヽ _,,、'´    /  j/    ※空です
保守@空
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 21:08:37.94 ID:O+NO1dDGO
妹達がお姉ちゃんに「ありがとう」と言ってみるようです。

―番外編―
黄「薄黄ちゃん?」
薄黄「はい?」
黄「お姉ちゃんって言ってみて?」
薄黄「?……お、お姉ちゃん?」
黄「はい薄黄ちゃん今から私の妹決定ー!」
薄黄「え?ち、ちょっとそれどういうことですか?!」
黄「つべこべ言わずに妹になれーっ!」
薄黄「お姉ちゃんっ!そんな無理矢理……って、あれ?お姉ちゃん?お姉ちゃん?」
黄「ふっふっふ、もう薄黄ちゃんは私のことを『黄色ちゃん』とは呼べなくなっちゃったのだ!」
薄黄「な、何言って……お姉ちゃん……そんな……お姉ちゃん………ううぅ、お姉ちゃんのバカー!」



薄黄「はっ?!……夢、だったのかな……。」
黄「薄黄ちゃんっ♪」
薄黄「ひゃっ!お、お姉ちゃ……じゃなくて黄色ちゃん?」
黄「ん、お姉ちゃん?今私のことお姉ちゃんって言った?」
薄黄「き、気のせい気のせい。」
黄「そっかー、残念だなぁ。薄黄ちゃんみたいな妹だったら大歓迎なのになぁ。」
薄黄「黄色ちゃんの妹……毎日カレー三昧……ガクガクブルブル」
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 21:11:02.64 ID:O+NO1dDGO
>>116
コーヒー吹いたwww
空に軽くあしらわれる黄色が大好きだwww
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 21:24:24.86 ID:IYgYr/zHO
バイトオワタ保守
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 21:25:53.71 ID:K1Csw6d50
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 21:30:22.49 ID:gzbkp0VP0
>>121
鼻血でだハァハァ(*´д`*)
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 21:40:12.53 ID:O+NO1dDGO
>>121
黒巫女服似合い過ぎワロタwww
人形みたいだwww
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 21:59:13.05 ID:O+NO1dDGO
寝るほ
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 22:05:44.37 ID:zYsedBu3O
お姉ちゃんブームか…
焦茶さんは書いていて楽しいからな、ネタがないのが最大の難点だが
126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 22:24:16.89 ID:zYsedBu3O
保守
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 22:46:16.53 ID:yQSDmB1x0
黄緑さんの七草粥食いてえ
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 22:57:54.08 ID:IYgYr/zHO
七草を全部知ってるのは黄緑さんと緑と水色ぐらいかな?
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 22:59:34.25 ID:zYsedBu3O
知らない色をあげるほうが簡単な気もするw
赤、黄は鉄板として他はどうだろうな
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 23:12:31.48 ID:w/rHi+6R0
紫「誰の胸が鉄板だと(#^ω^)?」
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 23:12:57.32 ID:sEbr4wO60
無「黄色は春の七草って全部わかるか?」
黄「たしか『パセリ』『セージ』『ローズマリー』『タイム』」
無「欧米か」
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 23:14:50.31 ID:IYgYr/zHO
>>130
言ってねぇwwww
ここまで来ると被害妄想の域www
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 23:25:44.59 ID:r3M92ot/0
健康食だからな
白と黒も知っているとおもう

橙や青は黄緑のレクチャーを受けて、実際に作ってしまいそう

年長な群青さんが意外と怪しいw
134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 23:26:00.59 ID:IYgYr/zHO
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 23:36:28.76 ID:GEjVRRu+O
『元旦』
茶「あ、明けましておめでとう。」
黄緑「明けましておめでとうございます。」
茶「着物…似合うよ……。(///)」
黄緑「ありがとう茶色君。それじゃ行こう。」

茶「やっぱり人沢山いるね。」
黄緑「はぐれないないようにしなくちゃね。(ギュ)」
茶「え!ききき黄緑さん!」
黄緑「こうしないといつもはぐれちゃうじゃない?だから茶色君、ちゃんと握ってなきゃ嫌よ?」
茶「う、うん!」
黄緑「あ、次は私達の番ね。(チャリン パンパン)ずーっと茶色君と一緒にいられますように。」
茶「黄緑さん!」
黄緑「次は茶色君の番よ。」
茶「(チャリン パンパン)ぼぼぼぼ僕もずっと黄緑さんといつまでも一緒にいられます」

茶「よぉにぃ…………。………ふぇ?」
ジリリリリリリリリ
茶「え?朝………?」黄緑『茶色くーん!まだー?置いて行っちゃうよー?』
茶「ふぇえ!もうこんな時間だ!急がなきゃ!……なんの夢だったかなぁ。」
136以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 23:50:59.11 ID:zYsedBu3O
>>135
茶色は本当に男でも女でも変わらんなw
137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 23:51:48.88 ID:w/rHi+6R0
すっかり忘れてたけどあけおめ
http://color-pencil.coresv.com/uploader2/src/iro21697.jpg
138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 23:52:38.72 ID:zYsedBu3O
>>137
おお、綺麗な空
139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/06(日) 23:55:47.93 ID:yQSDmB1x0
>>137
花飾りが可愛いw
目の表現がいつもと違うな。ちょっと白黒の人っぽいw
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 00:08:52.25 ID:bDNoNACMO
寝るほ
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 00:14:22.45 ID:V789Stmh0
七草で小ネタ

無「橙は春の七草知ってるのか?」
橙「まあ、一応ね」
無「なんか以外だな。知らないかと思った」
橙「む、なんか馬鹿にされた気分。ほら、あたしも女の子ですから」
無「やっぱり男よりは女の子のほうがそういうのは詳しいよな」
橙「そんなもんでしょ。……そうねえ、あたしは、ナズナかな」
無「は?」
橙「七草の中でならやっぱりナズナだって話よ」
無「なんでナズナなんだ?」
橙「ん〜…秘密♪」
無「何だよそれ」
橙「わかんないなら誰かに聞いたら?……あ、言っとくけどあんた限定だから」
無「だから何のことを言ってんだよ」
橙「さあね♪」

無「ワケわかんないなあ…あ、水」
水「何、色無くん?」
無「さっき橙に、春の七草の中ではナズナがいい、って言ってたんだけど、ナズナってなんか特別なのか?」
水「え…?そんなことないと思うけど…」
無「あ、あと俺限定とか言ってたな」
水「え………あ!! ///」
無「わかった?」
水「な、なんでもないです!!(逃)」
無「な、何なんだ?」

水(…橙ちゃん、大胆だなあ…///)
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 00:28:50.09 ID:Wp1OUuuo0
>>141
これって花言葉ということだよね?
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 00:48:54.73 ID:i0eGRea6O
調べてみるか保守
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 00:59:39.78 ID:V789Stmh0
>>142>>143
メル欄は花言葉ですよー
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 01:01:59.13 ID:Wp1OUuuo0
>>144
うわ、マジだ……
気づかなかった。
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 01:09:49.78 ID:Wp1OUuuo0
やっぱ黄緑さんは昔から春の七草を摘みに行っていたのだろうか。

保守
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 01:31:05.08 ID:bDNoNACMO
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 01:44:15.16 ID:Wp1OUuuo0
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 02:30:01.80 ID:U8ev1VQv0
保守
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 02:46:41.93 ID:OSjNSfa/O
ねるほ
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 03:16:38.47 ID:IGpeADly0
保守
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 04:17:24.98 ID:+QYhOu02O
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 05:54:15.42 ID:SQBVTkf6O
ほし
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 06:43:05.01 ID:5og/ySUyO
今沖田

>>137
あなたの絵はやっぱりデジタルよりアナログの方が良いなwww
何て言うか、ふいんき(←ry)が好きだwww
そしてちょっと空と遅めの初詣行ってきますね^^
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 07:13:29.22 ID:bDNoNACMO
起きた保守
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 07:54:53.85 ID:eHBToU770
 
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 08:31:32.85 ID:bDNoNACMO
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 08:48:08.52 ID:OSjNSfa/O
おきたほ
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 09:17:04.46 ID:jxvzy2KR0
おはようございます。

今日が冬休み最後なのでなんとかラストまで書きました。以下数レスいただきます。
160愛の謳 12月 ラスト・シーン 1/7:2008/01/07(月) 09:18:11.24 ID:jxvzy2KR0
 『白、俺は―――――――――』


あれから一週間、何とかして黒に話しかけようとしてみるものの、

「なぁ、黒」
「…………」
「黒ちゃん……」
「…………」

白にさえ反応しない。やっぱり、聞かれてたか。そりゃあ、こうなるのも仕方ないと思う。
だが、何を言おうにも取り付く島も無い。一体どうしたものか。
………段々と冬休みが近づいてくる。その前に何とかして話だけでも―――――――――

「おい、色無」
「どうしたらいいんだ…………」
「おい、色無って言ってんだろ!」
「うわっ!……なんですか、朱色さん」
「何だって、さっきから呼んでるだろ」
「……すみません、気が付きませんでした」
「……相当、まいってるみたいだな」
「朱色さんに心配されるなんて、まいったなぁ……」
「バカ言うんじゃないよ、このバカ。これでもアタシは寮母なんだからね」
「……そうでした」
「やっぱり、黒のコトだろ?」
「はい」
「確かにアレは誰が見たっておかしい。あの白でさえ、ダメなんだって?」
「………」
161愛の謳 12月 ラスト・シーン 2/7:2008/01/07(月) 09:19:00.74 ID:jxvzy2KR0
「色無、アンタがなんとかしないと―――――――」
「わかってます!!!……すみません、怒鳴ったりして」
「……別に、気にしてないよ」
「すみません」
「………一つ、教えておくことがある。本人からは口止めされてたんだけど……
 これだけ回りに迷惑かけてるんだ、これでチャラだろ」
「何がですか?」
「黒な、アイツ……親が海外に転勤なんだと。そんで、もしかしたら黒も親に付いていくかも―――――――――」
「失礼しますっ!!」

  ダッ!

「………かもしれない、って言っただけなんだが。ま、頑張れよ、色無」


走った、必死に、肺の息を切らしても走った。息をするのも忘れるほどに。
 
 海外?ふざけんじゃねぇ!!こっちはなぁ、まだ何も言ってねぇし、何も聞いてねぇ、お前の口から!

目指すはただ一つ、アイツの部屋。

「黒ッ………」

部屋まであと、10メートル。

162愛の謳 12月 ラスト・シーン 3/7:2008/01/07(月) 09:23:59.18 ID:jxvzy2KR0
ドアの前には先客がいた。朱色さんから聞いたのかは知らないが、同じことを思ってのことだろう。
白の手は真っ赤で、何度も何度もドアを叩き続けていた。それでも、ドアは開かない。

俺は白の隣に立って、ドアを正面から睨みつける。正確にはドアの向こうにいるバカに向かって。

「黒」

返す言葉はない。続ける。もう、我慢の限界だ。

「黒、聞こえてんだろ、いいから聞け。この前、白に告白された。好きって言われた」
「嫌ッ!それ以上言わないでっ!」

………久しぶりに聞いた黒の声は、かすれて、弱々しくて、どれだけ黒が傷ついていたのかよく分かった。
それでも、言わなければならない。隣の白は今にも泣きそうなのを堪えている。それでも、言うんだ。

「俺は返事した。白のことが好きだって」
「嫌ァーーーーーーッ!!!!」

ドアがいきなり開くと、そこには涙で顔がぐしゃぐしゃの黒がいた。
俺をキッと睨みつけたかと思うと、胸元にくたっと倒れこみ、か細い腕をぱしぱしと叩きつけた。

「嫌よ……聞きたくないっ………」

細くて、弱々しくて、小さな女の子がそこにいた。
白もいつの間にか俺の背に顔をすりつけるように抱きついていた。嗚咽を必死にかみ殺して。

前と、後ろと、二人分の温かさを感じながら、続ける。
163愛の謳 12月 ラスト・シーン 4/7:2008/01/07(月) 09:25:14.82 ID:jxvzy2KR0
「それでさ、もう一つ白に言ったことがあるんだよ。
 


 『俺は白のことが好きだ。でも、同じくらい黒のことが好きなんだ』

 
 って」
「えっ……」

黒は突然の俺の告白に戸惑いを隠せない。

「それから、
 
 『でも、俺はまだ黒から何も聞いてない。だから、黒が返事するまで本当の返事は待っててくれないか』

 ってな」
「…………」
「好きだ、黒。お前が、好きだ」

いつの間にか、二人の息は静かになっていた。

「それだっていうのに、お前は海外に行くとかぬかしやがって……」
「それは……」
「で、どうなんだよ、黒。白も、俺も、言いたいことは言った。次は、黒の番だ」

すごく酷な質問だって分かってる。どれだけ傷つけたかも分かってる。
でも、それでも、俺達は越えなくちゃならないんだ。だから………
164愛の謳 12月 ラスト・シーン 5/7:2008/01/07(月) 09:26:16.39 ID:jxvzy2KR0
「私だって……私だって好きよ!色無のこと好き!白が想ってるのと同じぐらい、もっともっと好き!
 でも、でもっ―――――――――」
「黒」
「黒ちゃん」
「白のことも大好きなのっ!二人とも好きなのよ!でも、片方に近付けばもう片方が遠ざかって………
 だから、こんな苦しい思いするぐらいなら、私なんかいなくなっちゃえば―――――――――」


「バッカ野郎ッ!!!ふざけたことぬかしてんじゃねぇっ!!!」

 空気が震える。心が震える。


「どっちか片方?冗談じゃねぇ!一人だけじゃ意味がねぇ!二人だけでも足りねえんだ!
 三人じゃなきゃダメなんだよ!!俺と、白と、黒の三人じゃなきゃダメなんだよっ!!!」


泣きながら叫ぶ。心の全てを、ありのままに。

「ぐすっ、うっ………」
「それからもう一つ、言ってないことがある。白がな、告白した後に

 『私は黒ちゃんのことも色無くんと同じくらい好きなんだ。だから、黒ちゃんと一緒がいい。
  だから、もし黒ちゃんが色無くんとはダメって言ったら………私もごめんなさいだよ』
 
 だってさ。黒、お前はどうなんだ?」
「うっ、ぐすっ、うぁ………」

声にならない声。それでも必死に、言葉にしようとする。
165愛の謳 12月 ラスト・シーン 6/7:2008/01/07(月) 09:26:46.39 ID:jxvzy2KR0
「何度だって聞いてやる。黒、お前はどうなんだ?どうしたいんだ?」
「うぐっ、ひっく、ぐっ、はっ、は…………」


「黒ちゃん」 白が黒の右手を握る。
「黒」    俺は黒の左手を握る。


「三人で」
「一緒だ」


「はっ……は、なれたく、ないっ!!!!!」




「あぁ………そうだ」

涙で何も見えない、ぐちゃぐちゃな世界だったけれど、腕の中の二つの温かさだけは、

 絶対に、離さないように、強く抱きしめた―――――――――

166愛の謳 12月 ラスト・シーン 7/7:2008/01/07(月) 09:30:45.24 ID:jxvzy2KR0
想いはめぐりめぐって愛というカタチになる。

さぁ、歌おう、愛の謳を。

自由なリズムで、好きなメロディーで。

きっとひとりで歌うより、ふたりで歌うより、さんにんで歌ったほうが楽しいから。


愛の十二月―――――――――



終わりです。最後は強引な感じもしますが、やっぱり片方だけを選ぶのは嫌だったので…
今まで見てくださった方、本当にありがとうございました。
167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 09:52:06.75 ID:i0eGRea6O
>>166
いやいやGJでした
そりゃ選べないよなあ
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 11:11:52.07 ID:rqbbxa+2O
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 12:09:28.85 ID:SQBVTkf6O
ほし
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 12:29:45.96 ID:SQBVTkf6O
サムライブラック保守

侍「姉上。」
灰「え?何?いきなり先ぱ」
侍「姉上!それを言ってはなりませぬ……。某も流行に敏感な故、このような行動をとらせてもらいました。」
灰「そう、なんだ……。」
侍「姉上にはいつも(男が)お世話になっておりまする。故に礼をしたいと。」
灰「侍黒……!いいんだよ!お姉ちゃんはその気持ちだけあれば充分さ!(ギュ)」
侍「姉上ぇ!(ギュゥ)」
黒「……あなた達。」
灰「お姉ちゃん!」
侍「大姉上!」
黒「何なのよその呼び方……。」
侍「姉上の姉上も某の恩人、礼を言わねばならぬ。」
灰「お姉ちゃん!この喜びを三人で分かち合おう!」
黒「くだら」
侍「大姉上!」
黒「………しょうがないわね。ほら、きなさいあなた達。」
灰「お姉ちゃーん!」
侍「大姉上ぇ!」
黒「よしよし、ほら侍黒泣かないの。灰も。私まで泣きたくなるじゃない。ぐすん。」

白「黒ちゃん………。」
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 12:37:36.22 ID:i0eGRea6O
>>170
黒はいい子だなあ…
172保守代わりに(1/2):2008/01/07(月) 13:10:44.88 ID:i0eGRea6O
「ねえ緑君」
「なんだ?」
「私を好きになったきっかけって何?」
「…どうしたんだ、急に」
「ううん。ちょっとだけ気になったんだ。やっぱり文化祭の?」
「…そう、だな。きっかけはそれなんだが最初は特に好きとかそういうのはなかった。意識するようになったのは桃が最初に図書室に来た時だな」
「どうして?」
「ひょっとしたら同じ趣味を共有出来るのかもしれない…そう思ったら柄にもなくはしゃいでしまってな。それからは桃が図書室に来るのが本当に楽しみになっていた…そうこうしているうちにどんどん桃に夢中になった、というわけさ」
「そっか…」
「さて、次は桃の番だな」
「えっ!?」
「人にばかり話させるのは卑怯だぞ」
「うっ…わ、わかりました…」
173(2/2):2008/01/07(月) 13:11:43.12 ID:i0eGRea6O
「私が緑君のこと好きになったきっかけは…やっぱり最初に見た笑顔かな」
「笑顔?」
「うん。本のこと聞いた時ね、緑君本当に嬉しそうに笑ってさ…それを見たらなんだか胸がドキドキして顔もカーッと熱くなって…」
「そんなにいい笑顔だったか?」
「うん。てゆうか私、緑君の笑った顔って今でもあんまり見ないよ?本絡み以外だと」
「そ、そうか?」
「そうだよ…私はいつまでたっても緑君の2番目なのかなー」
「そ、そんなことはない。ただ僕は、その、自発的に笑うのが苦手なだけで、別に桃といるのが楽しくないとかそういうことは…」
「…あはは、緑君慌てすぎ」
「っ!…かついだな?」
「えへへ、ごめんね?」
「まったく…」
「…それとね、最初に私から話しかけた時…緑君、なんでもないことのように断ったよね」
「ああ、宿題の件か」
「ああいう風に扱われたのって初めてでね…凄くびっくりしたんだ、私に振り向かない人がいるって」
「随分と自信過剰だな」
「だってそれまで私にお願いされてノーと言える男の子なんていなかったんだもん…だからね、緑君が好きだってわかって…どうやって振り向いてもらおうって思ったら…私にはなんにもなかったんだ」
「どういうことだ?」
「かわいこぶりっこしたって緑君は私のことを見てくれないって…それがわかってたからさ、じゃあ他に何があるか考えたら…なんにもなかった」
「………」
「だからそれからは毎日必死だったんだ、緑君に好きになってもらいたかったから」
「そうか…」
「…緑君、これからもよろしくお願いします」
「こちらこそ。厄介な彼氏だがこれからもよろしくな」
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 13:46:02.96 ID:KWsZOz/O0
>>170
流行とか言うなw流行に敏感な奴が袴にポン刀姿なわけねーだろw
それにしても、意外とノリのいい黒にフイタw
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 14:38:25.02 ID:rqbbxa+2O
176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 15:16:56.46 ID:i0eGRea6O
保守
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 15:42:15.02 ID:KWsZOz/O0
最後の保朱
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 16:02:03.62 ID:K6nZgBjLO
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 16:31:35.20 ID:mjk1c2Fc0
ho
180以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 16:43:56.28 ID:i0eGRea6O
保守
181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 17:27:30.40 ID:bDNoNACMO
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 18:08:57.89 ID:OSjNSfa/O
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 18:20:09.55 ID:SQBVTkf6O
ほし
184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 18:29:29.61 ID:SQBVTkf6O
色「(ガンガン)灰!ここから出せ!」
男「なんだよこの変なカプセルは!俺達をまぜっこモンスターするつもりか!」
灰「rightその通り、よくわかったね。」
緑「君達は(ハァハァ)今から合体(ハァハァハァハァ)することに(ハァハァ)色男へと進化するのだ!」
色「やめろぉぉぉぉぉ!!!!」
灰「それじゃスイッチオン。」
ピカっ
灰「ククク……どれどれ結果はどうかな?」
男色「うふふふ………。」
灰「しまった!色無より男のほうが何かと濃かったから『色男』じゃなく『男色』になってしまった!」


色「(ガバ)うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
灰「うるさいよぉ色無ぃ、あと10分寝させてよぉ。」
色「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 18:53:24.35 ID:bDNoNACMO
186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 18:58:33.76 ID:K6nZgBjLO
>>184
カオス過ぎるwwww
187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 19:16:47.36 ID:SQBVTkf6O
ほし
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 19:42:23.02 ID:bDNoNACMO
>>184
あのAAの顔が浮かんでくるwwww
189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 19:51:19.38 ID:3bEqzceX0
>>188
よう。俺。
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 19:58:38.91 ID:5og/ySUyO
>>166
色無がハーレム過ぎて羨ましいとか色々言いたいこともあるけど、俺はこういう終わり方好きだぜw
余力があれば後日談的な3人の日常みたいなものをちょこっと書いてほしいとリクエストしてみるテストw

>>184
ていうか何故灰が一緒に寝てるんだwww
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 20:32:18.48 ID:bDNoNACMO
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 20:33:35.22 ID:5og/ySUyO
僕の彼女はおチビさん

色無「紫ー、お風呂沸いたよ。」
紫「えっ、まさか一緒に入る気?」
色無「えっ、まさか一人で入る気?」
紫「真似すんなぁ!」
色無「いや、だってほら、もしものことがあったら大変じゃん。」
紫「そ、それは……そうだけど……」
色無「それに蛇口捻ったりも出来ないじゃん。シャンプーにリンスも使えないし。」
紫「ぅー……でも恥ずかしいよ。////」
色無「体洗ってる間は紫の方見ないしそれ以外の時はタオルの切れ端巻いとけば大丈夫だろ?」
紫「う、うん……。」
―――
色無「入ってもいいか?」
紫「うん、いいよ。」
色無「お邪魔しm……」
紫「な、何よ!あんまりジロジロ見るなぁっ!////」
色無「……色気ねぇ。」
紫「う、うるさぁい!鉄板じゃないもん!ちゃんと膨らんでるもん!お椀が二つついてるもんっ!!」
色無「お椀じゃなくて小皿だろ?」
紫「ううぅ……」
色無「まぁそんなとこも含めて好きなんだからさ。そんなに落ち込むなって。」
紫「この変態!ロリ○ン!」
色無「はいはい、おふざけはこのくらいにして風呂入るぞ。」
193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 20:37:18.84 ID:KWsZOz/O0
そろそろ人も増えてきたころだろうし転載
ttp://color-pencil.coresv.com/uploader2/src/iro21696.jpg
194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 20:53:10.77 ID:bDNoNACMO
これは美しすぎるwwww
195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 20:59:26.20 ID:5og/ySUyO
>>193
すげぇwwwなんかふいんきが紫ぴったりだwww
紫可愛いよ紫(*´Д`)
196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 21:19:48.86 ID:5og/ySUyO
197以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 21:30:59.29 ID:OJ6QyghK0
198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 21:38:23.43 ID:1JyQYEZU0
199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 21:40:16.06 ID:1JyQYEZU0
200以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 21:50:02.73 ID:5og/ySUyO
寝るほ
201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 22:02:18.10 ID:PY27M+290
h
202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 22:02:31.18 ID:OJ6QyghK0
おやすみほ
203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 22:18:46.98 ID:PY27M+290
h
204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 22:28:43.85 ID:PY27M+290
h
205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 22:35:57.79 ID:PY27M+290
206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 22:43:23.46 ID:8u1UHIHF0
>>205
ちっちゃいwwwwwかわいいなあwww
207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 22:46:05.16 ID:bDNoNACMO
>>205
可愛すぎて目が覚めたwwww
208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 22:59:23.59 ID:PY27M+290
h
209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 23:06:18.74 ID:eXOyPddB0
>>205
おrうぇがいただくwww
210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 23:10:28.95 ID:X5+Qxp8g0
>>205
可愛いぃぃぃ!www

>>209
落ち着けww
211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 23:23:04.09 ID:OSjNSfa/O
212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 23:25:07.43 ID:3bEqzceX0
>>205
和んだ(*´д`*)
213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/07(月) 23:47:20.01 ID:i0eGRea6O
保守
214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 00:03:15.01 ID:berrbgPKO
215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 00:24:37.70 ID:coKWGi3g0
保守
216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 00:43:06.99 ID:coKWGi3g0
保守
217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 00:56:10.52 ID:8gfv5+R1O
ほし
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 01:17:24.79 ID:+v8QFpaa0
ねるほ
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 01:45:55.46 ID:8gfv5+R1O
ほし
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 02:05:12.91 ID:XJWsHstiO
寝るほ
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 02:29:32.68 ID:XJWsHstiO
222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 03:33:52.16 ID:zL7iTbVsO
223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 05:57:53.03 ID:TRBMbB4pO
沖田ほ
224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 06:52:54.62 ID:8gfv5+R1O
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 07:14:07.70 ID:XJWsHstiO
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 07:55:31.47 ID:XJWsHstiO
保守
227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 08:32:36.61 ID:berrbgPKO
おきたほ
228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 09:11:11.65 ID:8gfv5+R1O
229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 09:36:25.19 ID:8gfv5+R1O
230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 10:05:17.98 ID:8gfv5+R1O
黄緑「やっぱり多いわねぇ。」
紫 「寒いー。」
色無「あと少しだから」
黄緑「次ね。はい紫ちゃんお賽銭。」
紫 「(チャリン)…………(ゴニョゴニョゴニョ)」
黄緑「今年もよい一年になりますように。」
色無「よし、じゃあ帰ろうか。」
黄緑「帰って隠し芸大会見ないと。」
紫 「待って!(ギュ)」
色無「どうしたの?」
紫 「おみくじ……。」
黄緑「そうね、みんな引きましょうか?」

紫 「小吉だ。」
色無「俺は末吉。黄緑さんは?」
黄緑「うふふふ……だ い き ち♪幸先いいわねぇ。」
紫 「お母さんずるーい。」
黄緑「さて、帰りましょ♪」
色無「紫ちゃんは何てお願いしたのかな?」
紫 「い、言わない。」
黄緑「色無しさんは?」
色無「紫ちゃんが事故とか病気にあわずに無事一年を過せますように、って。」
黄緑「紫ちゃん、大吉なんか当たらなくても色無しさんが紫ちゃんのこと守ってくれるんだから。ね?」
紫 「んな!もぅ……早く帰ろ!(///)」
黄緑「ふふふ、はいはい。」
231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 10:40:13.05 ID:XJWsHstiO
保守
232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 11:00:28.14 ID:eDE1MgJV0
>>230
紫は意外といいお姉ちゃんになりそうだよなw
233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 11:22:38.01 ID:8gfv5+R1O
ほし
234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 11:45:39.33 ID:XJWsHstiO
保守
235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 12:22:23.42 ID:berrbgPKO
236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 12:52:38.42 ID:8gfv5+R1O
ほし
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 13:21:19.42 ID:uVo2Nxq/O
>>232
おとなしい子だとそうだろうが同じようなやんちゃだと喧嘩が絶えそうにないけどなw
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 13:52:54.17 ID:berrbgPKO
239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 14:55:44.85 ID:8gfv5+R1O
へし
240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 15:46:23.53 ID:AFjf2Kuh0
ho
241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 16:37:42.96 ID:AFjf2Kuh0
ly
242以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 16:58:36.34 ID:8gfv5+R1O
ほし
243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 17:06:41.39 ID:pc7vxMkIO
ほ?
244以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 17:32:28.84 ID:uVo2Nxq/O
保守
245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 17:57:05.67 ID:berrbgPKO
246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 18:20:51.85 ID:eDE1MgJV0
七草カレー
カレーにすりゃたいていのモンは食えるな
247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 18:38:32.27 ID:uVo2Nxq/O
黄「おせちや粥もいいけどカレーもね!」
248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 19:12:35.50 ID:hx4NZoXd0
ほほほほお
249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 19:29:26.00 ID:8gfv5+R1O
サムライブラック保守

男「みかん取って。」
侍「何個だ?」
男「んー、2個。」
侍「ちゃんねるまわしてよいか?」
男「いいぞ。あ、ついでにゴミ箱も。」
侍「ほれ。ほー、最近も酷い事件が多いのう。(ゴツン)すまん。」
男「いやいや。(サワサワ)それにしてスベスベだ」
侍「触るな。(ガス)」
男「痛!それにしても温かいなぁこたつは。」
侍「やはり冬はこれに限るのう。」
男「こたつにみかん!最高だぁ!」
侍「宿題も忘れるほどな。」
男「………はは、はははは。」
侍「ふふっ。ふふふふふ。」
侍・男「あははははははははは。」
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 19:30:40.19 ID:OmMjgGXV0
そのコタツの中に潜む灰
251以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 19:42:27.93 ID:XJWsHstiO
裏事情を何でも知ってるのはそのせいだったのか…
252以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 19:46:03.06 ID:eDE1MgJV0
>>249
まわすタイプのチャンネルとは、いったいいつの時代のテレビだw昭和かw
253以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 19:59:19.20 ID:XJWsHstiO
別にそのタイプじゃなくてもチャンネル回すって言い回しはするだろwww
254以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 20:02:54.32 ID:BRHhWuVM0
2551/5:2008/01/08(火) 20:03:39.69 ID:eDE1MgJV0
 色無を見送ると、二人は並んでキッチンに立ち、いつものように手分けして食器を洗い始めた。
「それでね、昨日は空き地で猫さんたちと一緒にひなたぼっこしてたの」
「そうか。白はひなたぼっこが好きだからな」
「うん。お別れを言ったら、みんな寂しがってニャーニャーって鳴いてくれたけど、いつものおばさんが猫缶持ってきたら、すぐにぴゅーって飛んでっちゃった」
「まあ、猫だからな。仕方ない」
「ほんとに現金だよねー。でもそれが猫さんだから、仕方ないよね」
 黒がスポンジで食器を洗い、白がすすぐ。全部終わると、二人して布巾で水気を取る。他愛ないおしゃべりをしながら、二人はどこまでもいつも通りだった。
「ねえ、黒ちゃんはもう身の回りのものはまとめちゃったんだよね?」
「ん? ああ。あとは背負って家を出るだけだな」
 黒がそう答えると、白は申し訳なさそうに手を合わせた。
「ゴメンね、私まだもうちょっとかかりそうなんだ。急いでやっちゃうから、お皿の後片付け、お願いしてもいいかな?」
 普段は食器を棚に戻すのも二人でやっていた。そもそもたいした数があるわけではない。いつも通りやったとしても、たいした時間のロスにはならないだろう。
「……ああ、分かった。こっちは私一人でやるから、白は自分の荷物をまとめろ。忘れ物のないようにな」
 それでも黒は、白の好きなようにさせてやることにした。
「ありがとう、黒ちゃん。じゃあ急いでやっちゃうね」
 白は濡れた手を拭うと、二人の部屋へと走っていく。
「……白には、最後に一人になる時間も必要だろう」
 そしておそらく、その時間は黒自身にも必要だった。
2562/5:2008/01/08(火) 20:04:01.59 ID:eDE1MgJV0
 小さめのハンガーラックに掛かった服を一着ずつていねいにたたみ、すでに荷物が満載された旅行鞄に詰め込む。
「よいしょ、っと。ふう……何とか入りそうかな。お洋服は自分で好きなのに変えられるからいらないって言ったのに、こんなに買ってきちゃうんだもんね」
 中には白の趣味とはちょっと違うものもあれば、なにしろ試着ができないため、サイズの合わないものもあった。
「でも、置いてったり捨てちゃったりするわけにもいかないし。ほんと困っちゃうなあ。他にもいっぱい持っていかなくちゃいけないのに」
 それぞれの品をもらったときのことを思い出しながら、白は言葉とは裏腹に、むしろ楽しげに荷造りを続けていく。その手が、最後の品の上で止まった。
「……最初に色無さんがくれたプレゼントだったよね。大事に大事に読んできたけど、ずいぶんぼろぼろになっちゃった」
 何度も何度も繰り返し読み、そして色無に読んでもらったその絵本は、表紙カバーの角がすり切れ、お気に入りのページに開き癖がついていた。
「最後に読んでもらったのはいつだったかな……あ」
 記憶をたどりつつ、ぱらぱらとページをめくっていると、絵本に挟まっていた栞がはらりと落ちた。

『するとどうでしょう、アリスの身体はみるみるうちに……ふぁーあ』
『もう、読んでる途中であくびしないでよ。台なしだよー』
『悪い悪い。けどここんとこ忙しくって疲れててさ……ごめん、続きはまた明日な』
『えー!? こんな中途半端なところで? もうちょっと読んでよー!』
『ほんとにごめんな。明日! 明日は絶対白がいいっていうところまで読んでやるから。ほら、白にもらった栞を挟んどくから。それじゃ、おやすみー』
『あっ、ちょっと色無さん! もー、絶対だからね! 絶対明日は読んでね!』

「結局、あれっきりになっちゃったね……あのとき、わがまま言ってちゃんと読んでもらえばよかったな」
 落ちた栞を拾い上げ、元のページに戻そうとして思いとどまる。白は栞を残したまま絵本を閉じて鞄にしまい込むと、ゆっくりと鍵をかけた。
2573/5:2008/01/08(火) 20:04:25.29 ID:eDE1MgJV0
 白が担当した分の食器を一つ一つ確認し、黒は小さく溜息をついた。
「まったく、何をやらせても白は雑だな。水気をもっとしっかり取らないと匂いがつくと、何度言えば分かるんだ」
 改めて布巾できれいに清め、明かりにかざして乾いていることを確かめると、黒は満足げに頷いた。
「これでよし」
 いつものように普段使いの食器が並ぶ棚に半分ほど片づけたところで、黒の動きがぴたりと止まった。
「……この棚に片づけるのではなかったな。もう、私たちが使うことはないんだから」
 白と黒が使っていた食器は来客用のものだった。色無は新しいのを用意しようとしたのだが、食事は必ずしも必要ではないからと止めたのだ。
「我ながら正しい判断だったな。ただでさえ荷物が多すぎるのに、この上茶碗だの箸だの持っていくことになっていたら一苦労だった」
 キッチンペーパーを手に取り、食器を一つずつくるむ。すべて終えると、黒は食器棚の下段の引き戸に手をかけた。
「む、立て付けが悪いな……ふん! くそ、この――痛っ!! なんだ!?」
 なかなか開かない引き戸をガタガタと揺すっていると、その振動で落ちてきた何かが黒の頭を直撃した。涙目になりながら頭をさすり、それに目をやる。
「……こんなところに飾っていたのか。あの馬鹿者め……」
 それは小さな写真立てだった。しかし、中に飾られているのは写真ではなく、落ち葉――黒が色無に送った紅葉だった。

『やめろ馬鹿者! たかが落ち葉をそんな大げさに飾る奴があるか!』
『いいだろ、別に。黒にもらった初めてのプレゼントなんだから、大切にしないとな』
『だったら他の葉と一緒に、コルクボードに貼っておけば充分だろう!』
『あれは黒のコレクションだろ。これは俺がもらったものだからな。あ〜、こうやって見ると、やっぱり他のとは格が違うなあ』
『ええい、よこせ! ニヤニヤするな! 色無なんかにやるのではなかった! 返せ!』
『おーっと、もらったものは返せないー、っと。分かった分かった、そんなに恥ずかしいなら飾るのはやめるから。黒には見えないところにこっそり飾るから。な?』
『……勝手にしろ!』

「どこにやったかと思えば……高いところに飾るとは姑息な奴」
 ガラス作りの写真立ては、まるで昨日買ってきたばかりのようにきらきらと光を反射した。どうやらこまめに手入れをしていたようだ。
「休みの日はゴロゴロ寝てばかりで、ろくに掃除も洗濯もせんくせに。余計なことにばかり力を入れおって……」
 留め金を外して落ち葉を取り出すと、乾いた紅葉と土の匂いがした。くるくると回しながら、黒はいつまでもその落ち葉を見つめ続けた。
2584/5:2008/01/08(火) 20:04:51.72 ID:eDE1MgJV0
「白、そろそろいいか」
 ずいぶんと時間をかけて片付けを終えた黒が様子を見に行くと、白は荷造りを終えた旅行鞄を前にして静かに座っていた。
「……うん」
「忘れ物はないか? 私たちがいた証になりそうなものは全部持っていくんだぞ。契約を解けばある程度は勝手に消えるらしいが、立つ鳥跡を濁さずと言うからな」
「ねえ、黒ちゃん」
 あくまで淡々と語る黒を、白が静かに、しかし決意をこめた瞳で見つめた。
「私たちのことをすぐ忘れてしまうように、私たちがいた証を消していく……私ももちろんそうした方がいいと思うけど……これだけは置いていっちゃ駄目かな?」
 懇願するかのような顔をして差し出された白の手には、シロツメクサの栞が握られていた。
「白……もう決めたことだ。白も納得したじゃないか」
「そうだけど……だってほら、これは色無さんにあげたものだから、色無さんのものだし。勝手に持っていったら泥棒さんになっちゃうよ」
「さっきも言ったが、私たちのような人ならざるものの気配は、契約を解いたらすぐに消えていくと聞いたことがある。おそらく、その栞もいずれ――」
「それでもいい! それでも置いていきたいの! 絶対消えたりしないもの!」
 黒の説得をさえぎった白の叫びは、もはや支離滅裂だった。だが、黒にはその気持ちが痛いほどよく分かる。
 色無を悲しませたくない。早く忘れて、幸せになって欲しい。
 いつまでも忘れないで欲しい。
 二つの相反する想いは、黒の中にもあるものだったから。
「……そうだな。色無にやったものを持ち出すのは確かに褒められたことではないし。ひとつくらいはいいだろう」
「黒ちゃん……ありがとう。ごめんね」
「いいさ。正直言って、私も迷っていた」
 たもとから紅葉を取り出すと、黒は自嘲気味に笑みを浮かべた。
2595/5:2008/01/08(火) 20:05:19.57 ID:eDE1MgJV0
 栞と紅葉をテーブルの上に置き、二人は初めてこの家に来たときと同じように、それぞれ大きな荷物を抱えて玄関を出た。
「それでは、行くか」
「……うん」
 そう言ってからも、二人はしばらくのあいだ、慣れ親しんだ家を眺めていた。
「こういうときはなんて言えばいいのかな」
「どうだったかな。家主にないがしろにされたときのために、契約を破棄する文言があったと思うが……ずっと使うこともなかったから忘れてしまった」
「それじゃあ、どうしようか?」
「まあ、いま胸に浮かんだ言葉を口にすればいいんじゃないか?」
「そうだね」
 二人は手を取り合い、余した手で玄関の扉に触れ、同時につぶやいた。
『さようなら』

「――ということで、今月の営業成績は先月に比べて伸びてはいるものの、目標には及ばなかった。そこで未達要因を――おい色無、どうした?」
「え!? は、はい、なにか?」
 実りのない定例報告のさなか、上司から不意に名前を呼ばれた色無は面食らった声を上げた。
「なにかって、そりゃこっちの台詞だ。何を泣いてるんだ。目にゴミでも入ったのか? まさかあくびしてたわけじゃないだろうな?」
「え? あ……俺、何で泣いて……」
 自分でも気づかないうちに、色無の目からは涙が溢れ出していた。それは瞬く間にしずくとなり、あごの先からこぼれ落ちてしたたり落ちた。
「す、すみません。いや、あくびとか全然してないんですけど……あれ、おかしいな。とまらない……」
 ごまかすように笑いながら、慌ててハンカチを取り出して拭うが追いつかない。
 上司や同僚のいらだちや心配の視線に囲まれながら、色無は胸に穴が開いたかのような喪失感にいつまでも泣き続けた。
260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/08(火) 20:05:53.18 ID:eDE1MgJV0
おしまい。挿SSなのに時間切れで絵のとこまで届かなくて/(^o^)\
久しぶりすぎて白黒の口調忘れてて/(^o^)\
三ヶ月以上も前の話なんて覚えてねーよ! って方は↓

これまでのお話
ttp://color-pencil.coresv.com/wiki/index.php?%BA%C2%C9%DF%C6%B8%BB%D2%A3%D3%A3%D3%A4%BD%A4%CE%A3%B1
261以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
>>260
全俺が泣いた