【雪降る朝の】ローゼンメイデンが普通の女の子だったら【姫始め】

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
・『原則「コテ」禁止』
 コテハンの人の書き込みが悪いんじゃなくてコテを付いてるということが荒れる原因になりやすいので原則コテは禁止で。

・スレ・作品と関係ない雑談は控え、気に入らない作品や書き込みはスルーお願いします。

・非常時はまずWikiや雑談所で状況を確認してください。(本スレの消失など)

・長編でレスを大きくまたぐとき(前回の投下は>>51で今回は>>462とか)や前スレから の続きはタイトルやあらすじ、アンカー等付けると読者に優しい職人になれる。

・なるべく自分でWikiを編集できるようになりましょう。どうしても編集できない場合は雑談所の掲載状況スレで依頼しましょう。(簡単な説明の項目の通りである程度できます)

・性的描写はエロパロで。(投下するなら少年誌レベルぐらいまで)

・投下混雑時以外の「投下いいかな?」は不要。投下終了後の「やっぱグダグダだったorz=3」とかも不要。もっと自信持って投下しよう!
(目安として:投下ラッシュは大体22時前後。それ以外なら特に混む事は無し。)

・投下時、他の人と被るが嫌なら投下前のログの再取得は必須!

・未来アンカーやリレー小説はスレストの原因になったり投下し辛い空気にしたりするので控えてください。

・投下するときは「○○ネタだから注意」とか「○○系につき苦手ない人スルーよろ」などと付けた上、
 さらに「メール欄」に、あぼーん用の特定のNGワードを付記するなどの各自配慮をお願いします。
例:yuriyuri(百合)  sinineta(死)  uhouho(男色)  guroino(グロ)

・上記の他、Wikiの「簡単な注意事項」を読んだ上、分からない質問などは>>1のリンクから行ける雑談所やWikiでお願いします。
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 09:13:39.68 ID:kPAVU5PC0
このスレはもしもローゼンメイデンが普通の女の子だったらという妄想を垂れ流すスレです

ローゼンメイデンが普通の女の子だったら @Wiki
ttp://www9.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/

ローゼンメイデンが普通の女の子だったら画像保管所@Wiki-トップページ
ttp://www9.atwiki.jp/nanasi/

女子高スレ練習用wiki@幼稚園
ttp://www9.atwiki.jp/rosen_kindergarten/

nのフィールド@休憩所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/7014/
携帯からは↓
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/otaku/7014/

前スレはどうなったの?なんて言う時は・・・・・
2ch RozenMaiden過去ログ倉庫
ttp://rozen-thread.org/
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 09:14:10.94 ID:kPAVU5PC0
>>1-2と逆にしちゃった…新年早々ウツダシノウ……
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 09:15:25.15 ID:sF+uZ0IOO
乙一
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 09:16:44.33 ID:8H+8VlZBO
姫始め×
姫初め○
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 09:17:20.50 ID:N5Sh32mZO
>>1かわいいよ>>1
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 09:26:59.69 ID:+MKespOB0
こんなスレ初めて見た・・・ローゼン好きの俺にはたまらんな
ちょっと聞きたいんだけど
水銀灯の私生活とかいうweb漫画的なのがあるサイトはこことは無関係?
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 09:48:54.46 ID:ZR1di3VSO
>>1乙女
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 10:04:49.92 ID:kPAVU5PC0
>>5
辞書には姫始めで載ってるぞ
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 10:31:53.34 ID:o9rwKl6sO
あけおめ保守
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 10:35:57.89 ID:rmA9+VCjO
>>7
多分無関係かなぁ
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 10:44:53.66 ID:sF/XjUPzO
>>1
やっぱり落ちたか…
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 11:51:16.06 ID:td3m5VJc0
ホイツァ!
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 12:36:08.69 ID:GpXeGA4MO
15 【吉】 【903円】 :2008/01/01(火) 13:07:34.51 ID:+vb5LMvsO
銀様
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 13:52:27.38 ID:YPTAbSSeO
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 13:52:47.50 ID:/vpOrcaEO
の「おはよ〜みんな、明けましておめでとう。」

ジ「おー、おはよう姉ちゃん。あけおめ。」
翠「あけおめですぅ。」
紅「おめでとうなのだわ。」
蒼「おめでとうございます。」

の「あらあらみんなしてお揃いね。もしかして夜通し起きてたのぅ?」
ジ「まぁね、案外眠くならなくてズルズルと…」
の「凄いわねぇ。お姉ちゃんは紅白も最後まで見れず寝ちゃったわよぅ。」
蒼「こ…紅白…ですか?」
の「ん?どうかしたのぅ?あ、今年は紅組と白組どっちが勝ったのぅ?」

翠「いや…その…」
ジ「まさかラスト辺りで“黒組”が乱入してくるとは思わなかったよなぁ…」
蒼「斧とか鎌とか持ってね…」
紅「でも『日本野鳥の会のカチカチする奴が腹が立ったから粛正に来た!腓返り!』って発言はなかなか良かったと思うのだわ。」


の(私の知らないところで紅白に何が…!?)
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 14:23:07.37 ID:nvV9GWFj0
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 14:42:03.72 ID:kPAVU5PC0
巴「あけましておめでとうございます」
J「……みんな、柏葉が来たぞ!」
雛「トモエーッ!」
翠「巴がキターですぅ!」
め「あけましておめでとう柏葉さん、ずっと待ってたわ」
巴「え?え?な、なに、この歓迎ぶり」
J「いやさ、僕の親がいま海外に行ってるのは知ってるよな?」
巴「う、うん……」
め「私のクソ親父も娘ほっといて仕事に行ってるわけ」
巴「はぁ……」
雛「ヒナたちのお父様は失踪中なのよ」
巴「えーと…つまり……」
J「柏葉だけが、お年玉をもらってるというわけだ!」
金「お金持ちかしら!」
紅「お金持ちね」
薔「お金持ち……」
巴「……帰るね」
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 15:06:11.75 ID:/vpOrcaEO
>>19
全員わかりやすすぎww

そして、やっぱみっちゃんはカナにお年玉をあげれるだけの甲斐性がないのか?
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 15:12:38.01 ID:/VI5BCFyO
>>20
現物支給なんじゃね?
巫女服とか巫女服とか巫女服とか
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 15:25:08.23 ID:td3m5VJc0
>>21
そりゃありえるかもなwwwww

み「今年はねずみ年だから某マウスのきぐるみ作っちゃった☆ ほら着て着てぇ」
金「あううううう・・・」
みたいな。
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 15:53:37.85 ID:ZR1di3VSO
>>17
なんつー紅白だ…
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 15:53:56.39 ID:/vpOrcaEO
み「カナー、カナちゃ〜ん、出ていらっしゃーい?」

金「ガタガタガタ…」

み「そんなにこの富士山の着ぐるみが嫌だったのかなぁ?
じゃあせめてこのナスの着ぐるみを!!」

金「さよならみっちゃん…カナは旅に出るのかしら。」
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 16:50:40.30 ID:ZR1di3VSO
>>19
たかる気かw
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 17:44:50.55 ID:YPTAbSSeO
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 18:09:33.31 ID:kPAVU5PC0
巴「雛苺、ちょっと」
雛「わーい、お金持ちのトモエなのー」(>>19
巴「何か買ってほしい?」
雛「買ってくれるの!?やったなのー!」
巴「そのかわり……ね?」
雛「うゅ?…う〜と…わかったなの」

J「改めて、あけましておめでとう、柏葉、雛苺」
巴「あけましておめでとう、桜田くん、雛苺」
雛「あけましておめでとうなの、ジュン、実は巫女属性もあるトモエ!」
J「…ん?……えーと、うん。今年もよろしくな」
巴「よろしくね」
雛「こちらこそなのよ、ジュン、実は巫女属性もあるトモエ」
J「んー……ああ、ところで、二人ともこれからでかけるのか?」
雛「実は巫女属性もあるトモエと一緒にお人形買いに行くのよ、ジュンも一緒にいくの!」
J「あ……そ、それくらいならいいけど……」
巴「じゃ、行きましょうか」
雛「れっつごーなのー。ねぇ、実は巫女属性もあるトモエ、ヒナの着物、似合ってる?」
巴「ええ、とても可愛いわ。お人形さんみたい」
雛「えへへ、ありがとう、実は巫女属性もあるトモエもよく似合ってるの。ジュンもそう思うよね?」
J「ほぇ!?あ、ああ……」
雛「でもでも、実は巫女属性もあるトモエには他にも似合う服があると思うなの」
J「へ、へぇ……」
雛「ジュンは何だと思う?実は巫女属性もあるトモエに似合いそうな服……」
J「な、なんだろうなぁ……」

翠「…やつはいったい何がしたいんですか」
蒼「巫女装束を着てるところが見たい、とか、ジュンくんの方から言ってもらいたいんじゃないかな、多分……」
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 18:39:09.23 ID:ZR1di3VSO
>>27
なんてあからさまなwww
29 ◆Tomoe//eRE :2008/01/01(火) 18:45:38.65 ID:GvqzJq3jO
巴がんばれ
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 19:04:18.62 ID:NVkTncoWO
>>1
カメながら一乙!うん、縁起はよいかな?
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 19:08:12.03 ID:/vpOrcaEO
>>27
巴ww

トモエメイデンは今年も絶好調だな
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 19:19:04.49 ID:NVkTncoWO
翠「さぁて、夕飯は作っておいたおせち料理を…ですぅ!?」
ジ「確かみかんは段ボール箱の中に…なあ!?」
雛「お餅♪あんこのお餅は〜♪…なの!?」
真「ど、どういう事!?我が家の食料がねこそぎ消失して…あら?何かしらこのみかん箱は…」
カポッ
雪「モグモグモグ…モグッ!」
翠「・・・」
ジ「・・・」
雛「・・・」
真「雪華綺晶…貴方まさか…」
雪「モグゥ…」シュン…
翠「さては自分の家の食料食い散らして薔薇水晶に追い出されたですね?」
雪「モグ」コクリ
ジ「それで、うちの食料に手を付けたと…」
雪「モグモグ♪」コクコク
真「逝ってよし」


モグッー!
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 19:33:06.84 ID:/vpOrcaEO
きらきーかわえぇww
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 19:34:14.88 ID:U4j83YRjO
雛『な、何をするの〜!?』

翠『蒼星石!落ち着くです!速まってはだめなのです!』

蒼『何を言ってるの?翠星石、僕は十分に冷静だよ』

紅『蒼星石、なんて事を・・・このままでは雛苺が・・・』

蒼『ゲームってさ、何の為にあると思う?勝つ為にあるんだよ。僕は勝つ為なら手段は選ばない。例えそれが仲間であっても・・・』

翠『蒼星石!止めるです!みんなが・・・みんなが幸せになる方法はきっとあるですよ!』

蒼『みんなが幸せになる?・・・そんな物はないよ翠星石!!雛苺!覚悟はいいね!?』

雛『ゆ、許してなの!お願いなの!お願いだから・・・』

蒼『今さら遅いよ!僕のターン!特殊マス「5万ドルを支払い任意の他のプレイヤーの経営する会社を買収」僕は5万ドルを支払い、雛苺の持つ会社を買収する!』

雛「酷いの〜!!雛苺はこれで無職になってしまうの〜!!」

紅「雛苺、諦めが悪いのだわ。さあ、この無職カードを受け取りなさい」

雛「うう〜こんなマスを作った奴は嫌いなの〜」

蒼「ごめんね雛苺。ブルジョアルートを通るには職業を社長にするしかなかったんだ」

翠「次は翠星石の番です!あ!子供が1人生まれたです!みんな翠星石に100ドルずつ寄越すです!」

紅「大富豪が一転して文無しに・・・このスリルこそが人生ゲームの醍醐味なのだわ」
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 19:54:25.47 ID:/vpOrcaEO
確かキャラクタードラマCDでの蒼い子は人生ゲームで散々な目に遭ってなかったか?
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 20:15:05.77 ID:NVkTncoWO
初保守w
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 20:23:55.71 ID:GvqzJq3jO
ホシュ
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 20:28:11.31 ID:NVkTncoWO
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 20:55:09.12 ID:kPAVU5PC0
ジ「うはwwwwww大吉wwwwwwおkwwww」
紅「ねぇジュン、さっきから何してるの?ネットばかりしてないで、初詣に……」
ジ「初詣なんて、なんでわざわざ人混みに好き好んでいかなきゃいけないんだよ。僕はごめんだね。いきたきゃひとりで行けよな」
紅「……主人に向かって、良い度胸じゃない。今年のあなたの運勢は、あまりよくないようね」
ジ「な…うわ、ばか、やめろ!わかった、悪かった、いけばいいんだろ、いけば!」
紅「まったく、最初からそうすればいいのよ。……ところで、さっき言ってた大吉ってなんのこと?」
ジ「え、ああ……ここに!omikujiって入力すると、運勢がでるんだよ」
紅「へぇ、手軽に運勢が占えるの。面白いわね、ちょっとやってみてもいいかしら」
ジ「好きにしろよ」

117 名前: 【豚】 [] 投稿日:2008/01/01(火) 18:49:53.60 ID:DggQH51g0
test

紅「…………豚?」
ジ「ぶwwwwwwwwなんとなく予想してたけどwwwwwww」
紅「……ジュン、あなた、運勢が出るって言ってたわよね……」
ジ「いやいや、、これはな、」
紅「そう、あなたの気持ちはよくわかったわ……」
ジ「ちょ、お前、何か思い違いをして……」
紅「問答無用!確かに今日の私は食べては寝てって感じだけど、レディに対してひどい侮辱よ!」
ジ「だから違うって!だいたいお前が豚なら翠星石はなんだ!牛か熊かナウマン象か!
  年末からずっとくっちゃねくっちゃね、みかんと餅消費の半分はアイツだぞ!」
紅「それもそうね……ならこの豚は、私ではなく翠星石のことなのね、よかったわ」
ジ「え、それは……納得したならいいか」

翠「おめーらぁぁぁ!!!!新年早々喧嘩うってるんですかぁあっ!!!!」
蒼「……でも、実際ちょっと太ったよね(ボソッ」
翠「そ、蒼星石まで……」

寝正月がお正月におけるベストな過ごし方。保守。
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 20:57:40.74 ID:oWf1ip7BO
薔薇乙女家族 〜保守編之双子(フタゴ)〜

翠「蒼星石…」
蒼「何だい?」
翠「翠星石が死んだら…蒼星石はどうしますか?」
蒼「…え…?」
翠「翠星石が死んだら…蒼星石は泣いてくれますか…?」
蒼「……突然何を…?」
翠「答えてほしいですぅ」
蒼「…」
翠「答えられないですか?」
蒼「翠星石…君はどう思う?」
翠「質問を質問で答えてほしくはないですぅ」
蒼「…翠星石、君に愛する人はいるかい?」
翠「?…もちろんですぅ。たくさんたくさんいるですぅ」
蒼「それなら、その人の為に頑張るという考え方をしなきゃ。自分の死んだ後の事なんて今から考えても仕方ないよ」
翠「…質問に…」
蒼「答えているつもりだよ?」
言葉が遮られた。
蒼「翠星石…僕の為に、君の愛する人の為に…死なないで、絶対に。君に死なれたら僕も、みんなも泣いても泣ききれないよ」
翠「…ありがとうですぅ」
蒼(双子だからかな…僕と同じ事を…)
翠「そうだ、おやじにも訊いてくるです」
蒼「…お父さんも同じ事言うと思うよ」
翠「…ですかね」
蒼(今僕が言ったの、お父さんからの受け売りだもん…)
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:20:36.36 ID:K93WXh3Z0
保守
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:39:50.27 ID:KqgCLcRp0
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:56:18.25 ID:ZR1di3VSO
>>32
これは怒れないモグー
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:02:16.59 ID:K93WXh3Z0
紅「今年こそは人気が欲しいのだわ。」
水「どうせ”びにゅう”の真紅にはむりよぉ〜。」
紅「そんなことはないわ。名だたるアニメのヒロインは貧乳がつとめてるじゃない。シャナ、ハヤテ、ゼロの使い魔etc。時代は貧乳よ。」
薔「でも…忘れてることが…。」
紅「何、薔薇水晶?」
薔「全員…ツンデレ…じゃない?」
翠「そうですぅ、時代は貧乳じゃなくて、ツンデレなのですぅ。」
紅「…(ということは、私がツンデレになればシャ(ry並みの人気も夢じゃないわ!ジュンに試してみるのだわ。)」

時は過ぎて、その日の夜。
紅「ジュン、べ、別にあなたに入れて欲しいわけではないのだけれど、紅茶を入れてくるのだわ」
ジ「入れて欲しくないんだろ、自分で入れろよ。」
紅「・・・(難しいわね。)」

紅「ジュン、べ、別にあなたに飲んで欲しいわけではないのだけれど、紅茶を入れて来たのだわ」
ジ「飲んで欲しくないんだろ、いらないよ。」
紅「・・・(人気のためには、まだまだめげないわ)」

〜一時間経過〜
紅「ジュン(ry」
翠「真紅、何やってるです?」
金「ついに136回目の挑戦かしら〜。」
水「そこまで人気が欲しいのねぇ〜。」

紅「この下僕にこんなことをしているのも、もう我慢ならないのだわ。絆ックル!」
ジ「グボァ…」
紅「に、人気なんて、いらないわっ(ダッダッダッダ…」
水「あら、泣きながら走り去っていってしまったわぁ」
翠「ついにあきらめたみたいですぅ」
ジ「今日の真紅、新年早々何だか変だったな…ともかく、保守!」
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:03:26.70 ID:sF/XjUPzO
保守短編・馬鹿乙女

ドンドンドンドン!!

J「新年早々誰だ?」
銀「水銀燈よぉ」
J「ホントに水銀燈か?」
銀「そうよぉ」
J「水銀燈ならコレに答えられる筈だ」
銀「なぁに?」

J「晴着の下は?」
銀「もちろんノーブラノーパンよぉ♪」

J「(ガラガラッ)あけましておめでとう、早速その帯
  引っ張らせて貰う!!」グイッ
銀「あ〜〜〜れ〜〜〜♪」クルクル




一回はやりたい
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:20:46.34 ID:kPAVU5PC0
>>44
真紅こそ至高のツンデレであるという意見もありますぞ
>>45
楽しそうでいいなぁ。水銀燈はギャグエロが似合うのお
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:26:34.36 ID:td3m5VJc0
>>44
人気がなくても俺がいるじゃないですか真紅様!
え?ダメですか?

>>45
何楽しんでるんだ水銀燈wwww
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:49:31.45 ID:2vgi513F0
保守。
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:53:56.82 ID:K93WXh3Z0
紅「胸なんて飾りよ。偉い人にはそんなこと解らないのよ。」
紅「貧乳のほうが三倍速いのだわ。」
紅「貧乳はステータスなのだわ。」
紅「胸のこと、忘れてください。」

翠「さっきから小一時間ぶつぶつ言ってるです。」
銀「今度は豊胸願望を諦めようとしているみたいねぇ〜。」
薔「とっても・・・健気・・・。」

紅「そうよ、胸なんて飾りよ。えろい人にはそんなこと解らないのよ。グスン。」

俺?勿論ひんぬー教徒ですが何か?
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:13:47.93 ID:YPTAbSSeO
「胸なんてあっても重いだけかしら!あれはただの脂肪の塊よッ!」
「!金糸雀……貴方も…?」
「雛苺ったら……仲間だと思ってたのに、…さっき言ってたの……「ちょっとブラがきついのー」って」
「!?…ま、まさか……雛苺まで……!?」
「あれは……B…あるかしら……」
「ッ!!び、B…ですって…?」
「これは立派な裏切りかしら!真紅…!」
「………雛苺を……敵に回すのね?」
「……やむをえないかしら……」

「胸ごときに友情を壊すなです!!」
「うゆぅ……酷いのー…」
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:23:51.14 ID:ZLGNvvj40
大切なのは胸の大きさじゃなくて全体のバランスなんだよ!
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:25:53.87 ID:MwlnCIJRO
ちょっとばらしーと姫初まってくる
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:37:08.37 ID:K93WXh3Z0
ジ「新年早々質問だ。3A、2A、A、B、C、D、E、F、G、さぁ、どれを選ぶ?」
翠「突然何をいいだすんです?」
ジ「心理テストだとおもって答えて。」
翠「それじゃあCですぅ。」
金「Aにするかしら〜。」
銀「3Aって凄そうじゃない?AAAよぉ?」
雛「ヒナはBくらいでいいの。」
紅「私はGよ!」

ジ金銀翠「「「「ニヤニヤ」」」」
雛「何で真紅はGなの?」
紅「べ、別にブラの大きさを想像したわけじゃないわよ(///)」

パワプロから連想されたんだ、保守。
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:39:37.53 ID:2vgi513F0
年始の保守を致 ―すのだわ ―すわぁ 

「明けまして――」
「おめでとぉ。………毎年思うんだけど、年が明けるのって目出度いの?」
「慣用句に難癖つけるんじゃないのだわ」
「だってぇ、別に私は目出度くも何ともないし。――まぁ、振袖はちょこっと嬉しいけど(くるん」
「そうね。ふふ、紫地の着物が、銀色の髪によく映えて――」
「――ぁん、胸………襟元が崩れてくるぅ??」
「………ふーん」
「その点、貴女はきちっと着こなしてるわねぇ。流石と言うか」
「ほー。………何がどう流石なのか、私の目を見て説明してくれるかしら、水銀燈さん?」
「え、え?こういう儀礼的?と言うか、作法?みたいなのは、よくできてるなぁ、ってぇ………」
「………そう。私の短慮だったのね。気にしないで」
「………??――そう言えば、めぐや巴も上手よねぇ。私も奇麗にきこなしたいわぁ………」
「………(ぴきぴき。――さっき言っていた事だけれど」
「胸?」
「違う。――『年が明けるのって目出度いの』って。
あぁいう風に言いだしたのは、西暦1001年頃が起源らしいのだわ」
「へぇ、どうして?」
「当時、疫病や天災が毎月の様に起こっていたの。だから、人々は、
『次の年もなんとか迎えられた』っていう事で、『明けましておめでとう』と言いあったのだわ」
「うぅん、なるほどぉ、納得できたわぁ」
「そ。でも、みんなには言わない方がいいわよ?」
「どうして?こう言う話って、ふとした時に――」
「今適当に作った、でっちあげだもの」
「………………し、真紅ぅぅぅ!(がぅがぅ」

「さーて、今年の甘い保守シリーズは、
『真紅、三国の覇者になる』『みっちゃんの恋物語』『巴、大人になる』の三本でお送りするのだわ」
「も、もう騙されないわよぉ!(がるるぅぅ」
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:46:10.92 ID:9u8zpRgi0
ローゼンメイデン関西風味

・ジュンの部屋にて

○大阪常識クイズ

銀「さて問題です。
  2006年、難波にオープンしたファッションビルの名前は?」

 A なんばワルイ
 B なんばマルイ
 C なんばシカクイ
 D なんばサンカクイ

ジ「…どれもはずれやろ」
翠「アホか!ですぅ。Bしか残ってへんやろ!です」
巴「あえてDでいこかなぁ」
雛「巴がDならヒナもDにすんのぉ!」
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:49:03.34 ID:9u8zpRgi0
○QUIZ!薔薇乙女の叫び!!

金「正式名“グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国”
  これってどこの国?」

銀「イギリス!」      只今のホーン数 168
蒼「イギリス!」      只今のホーン数 121
翠「イギリス!」      只今のホーン数 121
ジ「グリーンランドォォォォォぉぉぉ!!!」 只今のホーン数 181
紅「イギリス!」      只今のホーン数 133

巴「…ちょっと待てぇw」


57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:50:15.62 ID:hMpb+1o20
ほしゅ
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:52:28.71 ID:kPAVU5PC0
>>54
三つ目を是非。場合によってはエロパロでも可
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:10:52.72 ID:LFG+NUZCO
そこはみっちゃんの恋物語でしょ。常考。
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:17:57.47 ID:715S+E9YO
投稿ラッシュ時間ですが、数レスいただいてよろしいでしょうかね。

薔薇乙女家族番外編を投下します。新年早々あれですがね…。
NGはsinineta guroino
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:18:55.92 ID:715S+E9YO
薔薇乙女家族番外編 その九
〜時計塔屋敷〜

きゃはははは…きゃははは…。
松明の灯りもだんだん少なくなってきて視界が頼りなくなってきた。足を取られて転ばない様に気をつけようとしている中でも少女の笑い声が僕を取り巻く。
何が可笑しくてそんなに笑っているのかは知らないが、非常に耳障りだ。僕の中をかき回している様で気分が不快になってくる。
カラカラ…。
足下の石ころが転がって岸の下へ落ち、虚しく水音を立てて消えていった。この洞窟は地下大河に繋がっていたみたいだ。
柵も何も無いから足を踏み外したらアウトだ。なるべく壁側を歩く様にしよう。
きゃははははは…おとぉさまぁぁ…♪
はやくぅ…はやくきてぇ…。
きらきしょうは…おとぉさまとおあいできるのを…たのしみにしてますわぁ…。
洞窟内を反響して伝わってくる彼女のメッセージ。
その愛のメッセージは利己心の塊。邪なる者の上げる欲望。悪魔の招き声だ。耳を貸したら肉体どころか魂までさらわれるだろう。
そう理解し、己を戒めている。にも関わらず何故か足はその方へその方へと自然に動く。それはただ単に道が一本しかないからだと信じたいのだが、それは偽りではないかと思えてくるのは何故なのだろう。
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:20:30.73 ID:715S+E9YO
それは自分が一番理解している。彼女に会わずに済ますわけにはいかないと頭に決めているからだ。家では繋がらなくとも血が繋がっている以上は彼女の責は僕にもあるという事を分かってしまったのだ。
だからといって、水銀燈の企てに同調するつもりは無い。僕は、僕の家族を守る為に行くんだ。
真紅の指輪を入れた胸ポケットに手を当て、布地越しに握りしめる。
この指輪は重さで言えば五グラムあるかないかだが、真紅の無念が宿った物でもあるんだ。物質を超えた、とても重たい物だ。
真紅…頼む、僕に勇気を分けてくれ。
指輪を指で力無く転がし、真紅に祈る。
…死んでしまった…真紅に。
そして突然はっとなった。頭に冷や水をかけられた様だ。
何をしているんだろう僕は。
これでは死んだ妻に頼り、死んだ娘にも頼りのロクデナシじゃないか。
こんなだから…真紅も助けられなかったんじゃないか…。
………いけない。このままでは駄目だ。このまま先に進んだら絶対に取り込まれてしまう。彼女達に弱みを見せたら間違いなくそこを仕留められてしまう。
深く深呼吸をする。頭の中をまっさらにしないと駄目だ…。
汗が目にしみる。視界が霞む。
…?
霞む視線が目の前の虚空に捕らわれた。
「…道が無い」
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:23:02.94 ID:715S+E9YO
多少荒れてはいるが…平坦に続く道がここで途切れてしまった。足下は急な傾斜になっており、その行く果てには大河(ここらは浅瀬ではあるみたいだが)へと直行となっている。
角度にしておよそ四十五度。これを利用して下まで滑り落ちるのは正直勇気がいる。
考え方を変えよう。あるいはここは行き止まりなのかもしれないと。
何か別の道があるかもしれないと、左右上下を見てもそれらしい物は見つからない。ただ、この傾斜と浅瀬を乗り越えた先には陸地があるらしいのは分かる(向こう辺りの岩壁には点々と松明の灯りがあるから傾斜の下の様子もよく分かった)。
向こうに陸地があるのだからここで別の道が無いはずがない。見逃したかもしれないと元来た道を向く。
そしてそれは呆気なく見つかった。
「こんな所に梯子があったのか…」
これに気づかなかったのは来る方面からでは死角となる所にあったからだ。おまけに岩壁の色に似せた塗料を塗って保護色にされている。塗料が一部、腐食して剥がれ落ちていたおかげで気がついた。
こんな小細工もするとは…やはり何かが先にあるという事かと確信した僕は、迷わずその梯子に手と足を掛ける。梯子は上へと伸びていて、人が入れるくらいの横穴に続いている。
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:25:33.22 ID:715S+E9YO
その横穴の中からは緩やかな下り坂になっていて、大きな弧を描く様な形になっている。道は結構長く、松明もそれに見合うだけある。
それをなぞる様に辿っていくと今度は螺旋階段があった。サビた鉄で出来た様な階段だがまだ作りはしっかりしている。表面をグラインダーで削って塗装する程度で補修は充分間に合うだろう。
カンカンと音を立てながら階段を降りると、大河の流れる空洞に戻ってきたらしい事が分かる。
水のせせらぎを耳に認めると、向こうの方に今さっき自分がいたあの傾斜が見える。とりあえず大河の浅瀬を跨ぐ事はできたみたいだ。
……きゃは…☆
声がまた響いてきた。かなり近いのが分かる。
おとぉさまぁ…もう…すぐそこにきてるぅ…。
はやくぅ…こっちこっちぃ…。
彼女が手招きしている。僕は黙って声の導く方へと進む。
目の前に松明よりも明るい光がある。それはどうやら個室から溢れている物だと判断すると、いよいよ体が緊張してくる。間違いなく彼女、雪華綺晶がいるはずだからだ。
彼女もまた得体の知れない存在だというのは、あの寝室の一件で思い知らされた。鏡の中に空間を作ってそこから声を掛けてきたり、念力を使って物も操れる。
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:29:18.54 ID:715S+E9YO
正直、真正面から行くのは御免だが背後に回り込むのは地理的にも無理だ。そもそもそんな事は僕自身が許す訳が無いし、そんな事したところで無駄だろう。
個室に入ると、さっきまでの不自由な暗闇が一変した。しばらく目が光にチカチカする。
部屋は今まで屋敷中で目にしてきた殺風景な物とは打って変わって、かなり賑やかなものだった。ここだけ屋敷から隔離された様な空間だ。
壁にはピエロが舞うに似合いそうな明るい色彩。床は赤や黄色のモザイク模様をして、おもちゃ箱をひっくり返した様にあちらこちらに車の模型や人形が転がっている。そして目の前には部屋を遮断する様にかけられた赤いカーテンが広がっている。
このカーテンの向こうにいるのかと僕は部屋の中を縦断する。
チータカプップーチータカプップー♪
誰も触ってなんかいないのにおもちゃがいきなり音楽を流し始めた。
予期しない間抜けな音を奏でるのは、ピエロのメイクをして太鼓を持っているブリキの人形だ。カタカタと身を揺すって太鼓をポンポン叩いている。
カタカタカタカタ…。
その音楽が命を吹き込んだかの様に他のおもちゃが身震いさせて起き上がっていく。僕の身の回りはおもちゃに取り囲まれた。
人形のガラス眼がこちらをじっと見つめている。子供部屋にも見た光景だ。
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:31:35.43 ID:715S+E9YO
それを思い出すととっさに身構えた。子供部屋のあの人形がおもちゃのナイフを持って体当たりをしてきた、その記憶が肉体の神経に走り抜けたのだ。
チータカプップーチータカプップーチータカプップーチータカプー♪
動くおもちゃが増えたせいか音が賑やかになってきた。一体何のつもりだろうか。
「うふふふ…」
声をすぐそこに聞いたと思ったら、カーテンがバサッと開いた。
雪華綺晶だ。だが直ちに違和感を感じた。
寝室で見た時より幼くなっている。その時もさほど大きくは感じなかったが、今の彼女は明らかに…。
「お父さま…来てくれたのね☆」
カーテンの向こうの、編んで作られたベッド程にもある揺りかごの中にいる少女…幼稚園に上がったかそこらの身空だった。
「うふふふ…待ってた…ずっとずっと…」
雪華綺晶が揺りかごから抜け出して抱きついてきた。混乱している僕はそのまま今にも倒れそうな木の様に固まっていた。
「ね、お父さま☆これからは雪華綺晶をたくさん愛して♪たくさん愛でて♪」
やたらとじゃれついてくる。事を知らなければ可愛い女の子だとこっちも愛でてあげられただろう。
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:33:11.49 ID:715S+E9YO
だが彼女を受け入れるわけにはいかない。彼女を受け入れるという事は水銀燈と過去の自分を肯定するという事になってしまう。
答えを出さなければならない時が来た。水銀燈をバールで殴り、殺したと思ったあの時、彼女と自分を否定した現実を直視できないでいた。そしてそれを後回しにしたまま屋敷の探索を続けてここに至った。
だが今この瞬間にふと思う。探索を続けていただなんて言葉を粉飾しているだけではないかと。
僕は屋敷をさまよっていた。水銀燈を相手に一度は結論を出したはずなのに後になって決断を厭った。僕は屋敷をさまよい、決断する意志も屋敷の闇に紛れ、さまよっていたんだ。
結果的に彼女は生きていたとはいえ、あの時あの瞬間においては殺すつもりだったのは事実だ。殺すつもりだったからバールを持ち出して殴りつけた。そして殺したと確信した。
実は生きていた事が分かったら今度は水銀燈に対して否定の意を表明し、蒼星石に対しては顔面を殴り飛ばした。
それでも、この期に及んでも決断をしたとは言えない。今に至るまでここまで引きずり続けているのだから。
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:34:22.62 ID:715S+E9YO
「お父さま♪どうしたのぉ☆」
引きずり続けて来た足枷、これを外さないといけない時が来た。対外的に決断した様に見えても、内面的には未だに打ち切れずにいる。
こうして今更思い出されたかの様になるのは、こんな幼い子供が出てきてしまったからだと思う。水銀燈が確かに身ごもって、出産をしてしまったという事実を一番に認識しやすい幼子が出てきてしまった。
傷を暴かれた様な心境だ。おまけに傷口に塩を擦り込まれた様にヒリヒリする。
眼下には真白い少女が微笑んでこちらを見ている。気づけばおもちゃの音楽隊も何時の間にか活動を停止していて、部屋は静寂に包まれていた。
僕は重たく口を開いた…。
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:37:03.96 ID:715S+E9YO
>>61-68
以上、投下終了です。
少し書きたまっているので折り合い見て、またこっそり落とします。
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:53:44.22 ID:g0gOp72jO
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 01:05:23.09 ID:he6qTao00
数レスいただくZE!

久しぶり
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 01:06:04.14 ID:he6qTao00
輝きと影
☆久しぶりの長編のため変かも
☆地名などは架空にしています
---------------------------
ここは人が集まり
憎悪と裏切りと喜びと幸せにあふれた京東。
夜には光に虫があつまるようにネオン街には人があふれ
その華やかな影には地上にはいあがれない人たちがいます。
はいあがりたくても・・・。



ジ「京東って慣れないな」
ジュンがいるのは京東、冬葉原です。
ジ「新しいPCを作る金もあるし、パーツの下調べっと」
ウィンパラ、PC-サクセスフライ、ABカレント・・・。
そこには無数のICやトランジスタが並び
めがねをかけたものや仕事をしているものでいっぱいでした。
ジ「さて、こんなものかな・・・。」
ジ「もうこんな時間だし、コンビニへ行って帰ろう。」
店「ありゃーした」
ジ「はあ・・・。」
ジュンは思っていました。
もしもこの隣に人がいたら。
一人でも人がいたら。
自分の京東で生まれた心のすきまはなくなるであろう・・・。
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 01:06:35.54 ID:he6qTao00


ジ「この裏道、通ってみるか。」

しばらく歩いていると、黒い塊が。
ジ「なんだ・・・?」
?「はぐっ、がぶっ」
?「!!!!」
その黒い塊はすぐに逃げ出しました。
ジ「お、おい、ちょっと待て!」
さすがジュン、学年一位の足です。
くろいかたまりの腕をつかみました。
しかし、なぜ追いかけたのでしょう。

?「やめて、話してっ!」
ジ「その声は・・・?」
銀「あれ、ジュン・・・?」
ジ「水銀燈じゃないか!」



水銀燈・・・。 あいつはいじめられていた。
DQN「赤い目キモイんだよ!」
銀「お願い、やめて、やめてぇ・・・。」
ジ「何してるんだ!」
DQN「わっ!ジュンだ!」

74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 01:07:07.46 ID:he6qTao00
ジ「大丈夫か?」
銀「ええ、だいじょうぶよぉ」
銀「ねえジュン」
銀「赤い目をどう思う?」
ジ「素敵だと思う」
銀「なによぉ〜。」



ジュンの部屋。
そこそこ広くて風呂もあってトイレもあります。
ジ「ここに着替えおいとくから。」
銀「ありがとう」
ジャー・・・
シャワーの音とテレビの音しかしません。
銀「何ヶ月ぶりにお風呂に入った・・・。」
ジ「さあね、でもメグ→姉さんの古着があってよかったよ。(なんであったんだろ・・・。)」
銀「そうねぇ・・・。」
ジ「何でゴミなんかあさってたんだ」
銀「まともなバイトも見つからなくて・・・。」
ジ「そうか・・・」
ジ「晩飯もある、食べろ。」
銀「なんで、なんでジュンはなんでこんなにやさしくしてくれるの?」
ジ「だって、お前は・・・」
銀「私は浮浪して、ゴミをあさっていたのよ?」
銀「そんな私にかまわなくていいのよ?」
銀「けり倒してもよかった。」
ジ「お前を絶望に陥れたくなかったんだ。」
銀「じゃあ何も話しかけなければよかったじゃないの!」
ジ「でもそれは・・・!」
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 01:07:38.39 ID:he6qTao00
銀「私なんてこの京東の影なのよ!
  影はなくなることはないのよ!
  人に押しつぶされて石ころのようにけられて
  誰にも気にされず死んでいく運命なのよ!」
ジ「お前は影じゃない!
  月だ!この夜の闇を照らす月だ!
  ネオンやLEDよりも美しく、人を照らし、夜も明るくする月だ!」
銀「月ならなんでこんなことになってるのよ!」
ジ「だけど月だ!」
銀「じゃあ私をもっと輝かせてよ!」
ジ「ああ、輝かせてやるさ!
  お前は月だ!ずっとそばにいて輝かせてやる!
  だから、もう泣かないでくれ!」
銀「・・・・・・・・うぅ〜・・・。」
力なく銀はジュンの胸にうずまりました。
夜はふけていきました。



とある朝です。
ジ「ふあ・・・。」
銀「すー・・・。」
ジ「起きろ、ほら起きろ」

ジ「ヤクルトきたぞ」
銀「ヤクルトですってぇ!?」
ジ「うそです」
ジ「アッー」
------------------------------
fin
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 01:08:15.26 ID:he6qTao00
うーん、どうも変になってしまった。

投下終了。
都会は嫌いです。
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 01:11:29.10 ID:LFG+NUZCO
みっちゃんたちは初詣に来ています

み「じゃ、お賽銭を入れてお願い事するわよ♪」
金「みっちゃん、それはさっきそこに落ちてたお金かしら…」
み「気にしない気にしない。
さ、早くお願いしましょ。」
金「う…うん。」

チャリン…ガラガラガラ…パンパン!
金(今年もみんなと仲良くできますように……あと、みっちゃんの借金がもう少しマシになりますように。)
金「ふぅ、お願い終了かしら。みっちゃ…ん?」

み「金…金…金…金ッ!!
いい男…いい男…いい男…いい男ッ!!」ブツブツ…
金「……」
み「ふぅ…さて、次はおみくじでもしよっか、カナ♪」
金「う…うん。わかったかしら…。」


そんなこんなで…
金「ドキドキ……あ、やったぁ♪中吉かしら。なかなかいい運勢かしら♪」
み「……」
金「みっちゃんは何だったのかしら?見せて見せ……て!」
つ【『大凶』
仕事運・働くだけムダ、指の間から砂のようにお金はどんどん消えて借金ばかりが増えてゆきます。
恋愛運・今年のあなたに素敵な出逢いはありません。天地がひっくり返ってもありえません。いや、マジで。
健康運・今日にでも…ゲフンゲフン!
全体運・うん…まぁ…その、ドンマイ…。】
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 01:12:28.49 ID:LFG+NUZCO
み「……」
金「み…みっちゃん!大丈夫かしら!悪いおみくじは神社の木に結べば…」

『大変だーッ!タバコのポイ捨てで神社の木が燃えたぞー!!』

み・金「「……」」
金「いや…その…」
み「ククッ……くぁーっはっはっはっはぁッ!!」
金「ひ…ひぃ!?」ビクッ!

み「上等よ!神が何と言おうが私の運命は私で切り開いてみせるわ!
金も男も幸せも…全部この手に入れてやろうじゃないの!
クックック…アーッハッハッハッハッハッハァ!!!」


金「……みっちゃんが壊れたかしら。」
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 01:20:34.79 ID:g4bQCpqi0
>>78
こんなに悲しい「運命は自分で切り開く」的セリフは初めて聞いた
みっちゃん…
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 01:23:08.63 ID:2hUZiQZq0
>>78
みっさんwww
熱く激しいあきらめか…
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 01:33:07.20 ID:SMgeSuQ0O
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 01:38:11.04 ID:LFG+NUZCO
>>81
白「貴方、素敵なIDをしていますねぇ。
どうですか?この鞭で僕をこう、ビシバシと…」


薔「死んで…ザザムシ…。」
雪「キモいですわ。」
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 01:47:00.10 ID:2hUZiQZq0
>>81
巴「え…SMゲスクオリティ…」
ジ「柏葉、今何か言」
巴「な、何にも!」
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 01:59:34.64 ID:LFG+NUZCO
み「はい、カナ。お年玉よ♪」

金(……500円。)
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 02:26:59.05 ID:2hUZiQZq0
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 03:20:43.59 ID:2hUZiQZq0
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 04:34:01.55 ID:2hUZiQZq0
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 04:53:40.55 ID:2hUZiQZq0
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 06:01:16.49 ID:7NB2GuaWO
深夜保守乙
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 06:58:13.46 ID:AeSnpwkO0
ho
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 07:27:37.66 ID:AeSnpwkO0
某銀の子のある日の日記

夜3時。突然に目が覚めてしまった。
コンビニ行っても面白くないし、きっと他の子も寝てるだろうから、携帯メールを送るのもはばかられる。
ということで、今宵はジュン後輩の部屋へ忍び込む事にした。
やはり寝ぼけていたのだろうか。こんなことを考えてしまった私自身の愚かさを、
今ではもう悔やむことしかできないが、やっぱりそこは思いとどまっておくべきだった、と思う。
ジュン後輩の家はそんなに近いわけではない。
でも歩きで行ってもそんなに疲れる距離ではないし、道中にコンビニもある。寒さを避けるには悪くない。
私は途中のコンビニで缶コーヒーと肉まんを買っていった。
男性店員の目が私の胸を見ていたが、やっぱり深夜だしタマっているのだろうか。
無事、ジュン後輩の家にたどり着く。
屋根伝いにジュン後輩の部屋へと近づき、必殺ツール、「水銀燈の錠開け」で難無く窓の鍵を開ける。
「ガラスをぶち破れ!」という心の声が聞こえたが無視。
ジュン後輩の部屋は、F1のポスターや、トラックのミニカーなど、車で埋め尽くされていた。
だけどその傍らに、生地の古くなったぬいぐるみや人形が置いてあって、可愛いなと思った。
そして肝心のジュン後輩。眼鏡を掛けていない彼の顔を見るのは、もしかしたら初めてかもしれない。
やっぱり、可愛い顔をしていた。
寝顔もレアといえばレアだし。
安堵してゆるみきった表情で、気持ち良さそうに寝てる。いい夢でもみているんだろうか。
普段彼をいじくりまくってる先輩がこんなところにいるとも知らずに。
私は彼の顔を見ているうちに、たまらなくなってキスをしてしまった。
彼の口の中へと舌をねじ込んだら、彼も私に舌を絡めてくれたのが、とっても嬉しかった。
温かくて、柔らかくて、私は幸せだった。
でも、キスが終わって、彼は一言つぶやいた。
「し・・・んく・・・・・・」
私は泣いた。
死にたくなった。
その後すぐ、窓から出て、家路についた。
(ここから先は、涙、だろうか。とにかく、水で濡れてしまっていて、文字を読むことができない)
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 07:28:19.67 ID:AeSnpwkO0
>>91
こんなのを全然関係のない他のスレに誤爆してしまった。
死にたい。
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 08:05:43.71 ID:xizEGdea0
思考回路がぶっとんでてワロタ
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 08:27:56.74 ID:xizEGdea0
巴「はい雛苺、約束のお人形」
雛「えへへ、トモエ大好き、みんなには内緒にしとくのよ〜!」
巴「……桜田くんも、何かほしい?」
J「い、いいよ…見損なうなよな、だいたい前のこと(cf:251)は冗談で言ったんだし……」
み「でもジュンジュンからはひもの臭いがぷんぷんしてるからねぇ」
J「ってうわぁ!?びっくりした、い、いたのか……」
み「あけましておめでとう、ジュンジュン、巴ちゃん、ヒナちゃん」
雛「おめでとうなのー!」
み「ところで巴ちゃん……唯一、お年玉をもらえたんだって?」
巴「はい……そうですけど……」
み「そう……お年玉……」
J・巴・雛「…………」
み「だめ、だめよみっちゃん、いくらなんでも、相手は中学生……本来なら私があげなきゃいけないくらいで……」
J・巴・雛「…………」
み「けど、ああっ……背に腹は…巴ちゃんは優しいから、頼んでみたらお昼ご飯くらいはもしかしたら……
  だめ、だめだったら、そこまで恥を捨てちゃいけないわ、しっかりするのよ草笛みつ…!」
J「何かと必死に戦っているようだ」
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 08:50:25.79 ID:PF+RLNST0
>>94
トモエメイデンの作者は今年も絶好調のようですね。
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 09:41:40.62 ID:427+Tt9iO
保守短編・馬鹿乙女

ドンドンドンドン!!

金「新年早々誰かしら?」
J「僕だ、ジュンだ」
金「ホントにジュンかしら?」
J「ああ、そうだ」
金「ジュンならコレに答えられる筈かしら」
J「何だ?」

金「正月の過ごし方は?」
J「勿論寝正月!」

金「(ガラガラッ)やっぱりジュンかしr」

バリバリッ

借「フゥハハハー!!桜田ジュンとは仮の姿!その正体は借金取りだァー!!」
金「な、なんだってー!ウ、ウチにお金は…」
借「…今回はコレを渡しに来ただけだ」
金「…コレは」
借「お年玉だ。強く生きるんだぞ」
金「おじさん…」ジーン
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 09:46:11.36 ID:7NB2GuaWO
>>91
青春してるなぁ…若いっていいねぇ…

>>94
人はソレを“プライド”と呼ぶ。
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 10:27:24.72 ID:LZQAHM0/0
保守
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 10:44:39.98 ID:LZQAHM0/0
ジ「ところで、姫初めって何か知ってるか?」
銀「今年初めてヤクルトを飲むことよぉ〜。」
金「新年の初卵焼きを食べることかしら。」
翠「今年初めて花に水をやることですぅ。」
蒼「今年初めて盆栽の手入れをすることだよ。」
紅「年明け初めてジュンが紅茶を入れてくることだわ。」
雛「今年初めてうにゅーを食べることなの。」
雪「今年初めてお店を潰すことですわ。」
薔「勿論・・・ジュンと今年初めての・・・をすること・・・。」
ジ「お前ら全員適当に言っただろ。」
銀金翠蒼紅雛雪薔「「「「「「「「あはは…」」」」」」」」(語尾は脳内保管)

ジ(実はばらしーのが一番正しいなんて言えないよなぁ。)

付記:大辞林より、姫始め。
[1]頒暦(はんれき)の正月に記された暦注の一。
正月にやわらかくたいた飯(=姫飯(ひめいい))を食べ始める日とも、
「飛馬始め」で馬の乗り初めの日とも、
「姫糊始め」の意で女が洗濯や洗い張りを始める日ともいわれる。

[2]新年にはじめて男女が交わること。
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 11:02:11.47 ID:7NB2GuaWO
み「と、という事は!必然的に私の初めては姫始め…きゃ〜ロマンチック!」
ベ「ただの売れ残(ry」


雛「あ、ベジータがお空を飛んでるの〜」
翠「あ〜、今年も始まるんですねぇ」
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 11:05:41.14 ID:LFG+NUZCO
>>94
みっちゃん情けなさすぎww

>>96
なんて心温まる話だ…

>>99
そりゃばらしーだもんなぁ…
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 11:24:45.15 ID:LFG+NUZCO
>>100
みっちゃんはまだ処女でファイナルアンサー。
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 11:41:23.14 ID:g4bQCpqi0
【天高く】【舞い踊れ】249-259の続き

あらすじ:
戦後十余年のある春の日、元華族の御曹司・結菱一葉は、新宿の裏通りで奇妙
な光彩を放つ双子の姉妹と出会い、これを保護しました。
その双子は、柿崎家当主の妾とその間男ローゼンの間に生まれた子であり、わ
けあって柏葉氏に身を寄せていたのですが、ローゼンとの望まぬ再会を直前に、
柏葉氏の一人娘・巴(一葉の甥の許婚)の指図で、彼女の友人であるオディール
を頼って逃げ出したのです。
一葉が二人を拾ったのは、三田に住むオディールのもとへ向かうために、まずは
人形師・槐の店を目指して走った、その途上のことでした。


  『春陰』

     六、柿崎めぐ

 長野の柿崎氏に、めぐ、という名の娘がいる。巴が聞いたカキザキメグ≠フ
ことにほかならない。彼女は病に罹り、ために余人とともに起居することができな
くなった。
 妾が間男と姦通して生んだ子、という微妙な立場の姉妹が、柿崎家で暮らすこ
とができていたのは、めぐの同情があったためである。すべて、彼女が都合し、
世話していたことであった。が、めぐが柿崎家から出てしまった以上、あえてこの
やっかいな属性の姉妹をそのまま離れに住まわせる理由がなくなった。
 二度の不実をはたらいた妾の女は、放逐するまでもなく神経衰弱のために邸を
出て療養中にあって、とてもひきわたせる状態ではないし、間男・ローゼンはゆく
え知れずのままであった。
 そこで、柿崎氏は、彼女たちの姉の居候先である分家方へふたりをやろうとし
たが、こちらはいったん諒承されたものの、あとになって断わられた。そして、け
っきょく柏葉氏のあずかるところとなった。
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 11:41:55.75 ID:g4bQCpqi0
>>103
 一年の経過があって、妾の女が死に、あらわれたローゼンが分家方に話をつ
けて柏葉本邸まで娘ふたりをひきとりに来た、という具合である。今までまったく
ゆくえ知れずだったこの男は、いったいどこで女の死を知ったのか、そういう疑問
より、
 ――なにを今さら……。
 という呆れのほうが、かかわってきた人間には強かったろう。
 ともかくとしても、話がそのほうへまとまったのである。
 これが、三月のことである。同月のうちに、巴が翠星石と蒼星石とを柏葉の本
邸から出して槐の店へゆかせ、彼を恃んで三田のオディールのもとへ送らしめよ
うとしたことは、すでに述べた。
 当初巴は、みつに三田まで送ってもらおうと考えていた。巴や由奈の足ではそ
こは遠く、邸の者の目もあったからである。その点、みつはたんなる居候にすぎ
ず、また成人女性であり、年齢的なものからくる敏慧を当てにしたわけでもあっ
た。
 ところが、当日のみつはさんざんに酩酊してとても邸外へ出るどころではなく、
ついには、肩をゆすって急かす由奈の胸と腹いっぱいに吐瀉物をぶちまけると
いうありさまであった。それで、仕方なしに、みつと縁のあった槐をたよることにな
ったのである。
 一葉から電話を受け取った巴は、さすがにそこまでのことは言わなかったもの
の、邸での次第をだいたい説明しきった。
 巴と一葉は同時に息を吐いた。
 一葉は、自分の通話相手であるところの柏葉巴という少女が、存外に胆力に富
んでいると知って、ひそかに驚き、感心し、また呆れた。豪胆というより、むこうみ
ずというべきであろう。少女らしからぬ行動力といえばそうだが、ある意味子供だ
からこその行動力であるとも言えるかもしれない。
 これは彼女の旦那になる男は苦労しそうだな、と一葉は内心笑った。その旦那
というのは、彼の甥――いかにも気の強さより優しさが勝っているあの甥だ――
に違いないのである。
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 11:42:27.42 ID:g4bQCpqi0
>>104
 それにしても、双子が蒸発したその日に、二葉のほうへ花見の話をもちかけて
くるというのは、柏葉氏(巴の父)とは、よほどのん気なのか、あるいは娘の暴走
をわかっていて見逃したのか、だとしたら、
 ――いやな男だ。
 と、一葉は、なにか気に入らぬものを感じた。
「子供たちのことは、しばらくこちらであずかっておきますよ。お暇な時にでも遊び
に来てください。きっと喜ぶでしょう。しかし、ローゼンについては、じっさい会って
みないことには、なんとも判断できませんな」
 巴の話を聞いただけでは、双子をローゼンのもとへかえしても問題ないのかど
うか、一葉には判断しかねた。巴が翠星石に教えてもらったところでは、どうもカ
キザキメグはローゼンのことを毛嫌いしていたらしい。逃げたのはそのせいでも
あろう。それに、柏葉家での評判もかんばしいものではない。
 が、ローゼンのひととなりがどんなものであっても、彼はふたりの肉親に違いな
いのである。本人がひきとると言っているのだから、一葉としては、なるべくそうな
るように便宜をはかる方向で、話をもってゆきたいと思っている。
「ローゼンがだめそうなら、わたしが世話しつづけますよ。正直なところ、柿崎さ
んもおたくも、あまり頼りになりそうにない」
「おひきとりになるんですか。でも、彼女たちのお父上がなんと言うか……」
 と、巴が訊くと、一葉は、はは、とかるく笑って、
「そのあたりは、まあ、なんとでも。どこの馬の骨ともわからん男に劣るほど、うち
の家は廃れた名ではありませんから」
 と言った。要するにローゼンと対して面倒事があれば、権力ずくで解決するとい
うことである。
「とりあえず、先にメグさんとやらと話してみようと思います。ローゼンのことはそ
のあと、考えましょう。ああ、言わでもないことかもしれませんが、念のため、この
件は花見の席では内密に、ということでお願いします」
 そう言って、一葉は巴との通話をうちきった。
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 11:43:00.44 ID:g4bQCpqi0
>>105
 一葉は、カキザキメグ、すなわち長野柿崎氏の一人娘・めぐのことを、たぶん知
っている。昔、長野の別邸で静養中の二葉が寄越して来た信書の中に、その名
が載っていたはずである。そのようなおぼえが、一葉にはかすかにあった。帰京
の年のことだから、十年ほど昔のことになろう。
 自室にもどって、信書の束をしまっている箱をひっぱりだして読んでみると、は
たして柿崎めぐの名があった。
 一葉は、部屋を出たところで都合よく会った二葉に声をかけて、
「ぼくは病気に罹った。これから長野まで静養にゆくから、父さんにはそう伝えて
おいてくれ」
 と言った。
「ご自由に」
 二葉の反応はにべもないもであった。二葉のつれない返事に、一葉は少しむっ
とした。が、それはさておいて、
「あと、変な外人が来ても相手にするなよ。ほかの連中にもよく言って聞かせろ」
「変な外人?」
 と言って、怪訝な表情をむけてきた二葉に、一葉は、
「ローゼンだかなんだかという男のことだ。そいつからなにか連絡でもあったら、
その時は報せてくれ」
 と、補足にならない補足をした。二葉はそもそもローゼンという男を知らない。
名さえはじめて聞いたのだから、一葉の説明は不足もはなはだしかった。が、ど
の関係者であるか、だいたい想像できる。
「善処するよ」
 と、二葉は、やはりそっけない調子でかえしたのであった。

 一葉は、すばやく荷をまとめると、供も連れずに邸を発った。巴の電話を受けた
翌日のことであり、またそのさらに次の日には柏葉本邸での花見が催されるは
ずで、きわどい時期での出発であった。
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 11:43:35.09 ID:g4bQCpqi0
>>106
 一葉が電車の中で考えることは多い。それはそうであろう、彼はなにも考えず
に出てきたのである。柿崎めぐに会ってみようと決めた巴との通話中でのことあ
ったが、会ってどうするというのは、なにも考えていなかった。会う約束すらとりつ
けずに電車に乗りこんだのである。相手が病人なこともあって、一葉は急に不安
になった。
 ――まあ、起きてひとと話せる状態であれば、どうにでもなるだろう。
 と、一葉は不安をうち消して楽観した。とにかく、彼女と会わねば話がすすまな
いのである。
 一葉の想像する柿崎めぐは、きわめて自尊の高い女性である。気丈である、と
言いかえることができる。うす暗い土蔵で父も母も違う女児の面倒を見るという
行為に、家の者たちが温顔をむけるはずなく、なんの人気とりにもならないそれ
をあえてやる名家の娘の性情は、どう考えても懦弱ではなく、柿崎めぐとは烈し
い意志のもち主に違いない。善意だけでおこなえるのなら、彼女はまさに聖女で
ある。……
 聖女、というところで、一葉は思わず微苦笑した。
 ――女童ニ会ウ、玉ノ如シ、天女ナリ。
 と、うかれた内容の信書を、二葉が寄越したのを思い出したのである。むろん、
その玉の如き天女とは、めぐのことを言っている。それが十一年も昔の話なのだ
から、そうとうにうつくしい娘なのであろう。
 同時にこんなことも思い出した。以前、一葉が双子の女児の美貌を褒めたとこ
ろ、二葉は、冗談で言っているのであれば性質がわるすぎる、本気であればここ
を疑う、と言って、自分の頭を指してみせた。
 ――なんだ、あいつのほうが、よほどどうかしているじゃないか。
 そういう苦笑であった。
 別邸に到着すると、ちょうど女中が玄関先の清掃をしているところであった。お
久しぶりです、と言って一礼した女中を、しかし一葉はちっともおぼえていなかっ
た。
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 11:44:07.90 ID:g4bQCpqi0
>>107
 出むかえた初老の給仕に荷をあずけると、一葉は柿崎氏にめぐとの面会の旨、
とりづぎの連絡を入れるように言いつけ、自分は二葉が寝起きしていた二階の
部屋にむかった。
 二葉の部屋には調度品一式がきちんと置かれていたが、さすがに生活の色や
香りというものは消えていた。十歳の時から足かけ十二年間すごした部屋である。
一葉は最初の数年に、二三度見舞いに来たことがあるだけで、別邸での記憶は
ほとんどない。
 転居してほどなく第二次世界大戦がはじまったこともあり、二葉は疎開のかた
ちでここで起居しつづけた。帰京したのは終戦から三年後のことである。二葉も
一葉も二十歳を超えていたが、二葉の痩身は少年期と少しも変わっておらず、再
会した一葉は、そのことにずいぶんと驚いたものであった。自分と同じ豊頬は見
る影もなかった。そして、二葉は今でも痩せこけている。一葉は、弟はもはや死
ぬまで痩せたままではないかとさえ思っている。
 一葉は無聊をおぼえた。
 二葉が見ていた景色を見ようと、窓辺に近づいていった。陽射しが目にぶつか
った。陽射しにぶつからないように壁の影に入って、ぶかっこうに切り取られた窓
景色を見た。とうに暮色に染まっている。
 無聊をぬぐえないままずっと外を見ていると、ついに日がしずんだ。その直前に
強烈な光が部屋をつらぬき、転瞬のうちに消えた。
 部屋が真っ暗になった。
 老給仕が部屋に入って来た。柿崎めぐとの面会が諒承されたことを、伝えに来
たのである。ついでに電灯もつけた。
「明日の十四時頃にお待ちしています」
 という返事であった。めぐが療養しているのは、柿崎邸ではなく、病院でもなく、
邸からだいぶん離れたところにある瓦葺の平屋らしい。
 あれのことだろうか、と一葉は記憶をめぐらせた。ここに来る途中で、そんな家
を見た気がした。一目見て、富貴の者の家であろうと思われる造りであった。
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 11:44:40.64 ID:g4bQCpqi0
>>108
 一葉は、退室しようとしている老給仕に、明日の朝いちばんで花を買ってくるよ
うに言い、彼が退いて足音が聞こえなくなってから、部屋の真ん中に立って、うつ
むき目をつむった。
「二葉よ、おまえは……」一葉は幻の二葉に話しかけた。「おまえの青春は、こん
なものでよかったのか」と。
 そんなわけがない。幻の声はそう言った。

 翌日のことである。
 一葉はめぐに会いにいった。
 めぐは庭に出ていた。ふだんの彼女は、一日のほとんどを畳の上ですごしてい
る。ところが今日は、ふとんから出て、下駄履きで小さな庭を散策していた。
 女中に案内されて庭まで入って来た一葉に、めぐはふりかえり、にこりと笑った。
頬はこけ、膚肌は蒼く、骨ばっている。しかし、よく見ると、まなじりは涼やかで、
長い髪には漆を塗ったような艶があり、そこだけを見れば健常者と勘違いしそう
なほどであった。
 ほう、と一葉は口の中で驚いた。一葉はひとの美醜にうるさいほうであろう。そ
のうるさい目が感動している。めぐはまだ二十歳になるまい。が、すでに円熟した
芳香をもっている、と見た。
「女童に会う、玉の如し、天女なり」
 と、一葉は二葉の信書の一文を、めぐに聞こえないように小声で言った。
「このところ、とても体調がいいんですよ」
 先にそう言われると、一葉としては、むりに気遣って部屋にもどることをすすめ
るかどうか迷う。
 縁側がある。座りませんか、と一葉は逆にすすめられた。一葉をここまで連れ
て来た女中は、いつのまにかいなくなっている。茶の用意でもしているのかもし
れない。
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 11:45:12.18 ID:g4bQCpqi0
>>109
「あなたのお子は、わが家におります。あなたの分家にひきとられたあと、柏葉氏
にあずけられ、うちに来ました。健勝ですよ」
 と、一葉はめぐを見ず、庭を見てきりだした。
「わたしの子じゃありませんよ」
 と、めぐもまた一葉を見ずに言った。一葉は彼女の横顔に視線をあわせた。
 ローゼンが最初に柏葉本邸にあらわれた時、彼は柿崎の分家方の紹介状を持
って来ていたらしいから、ローゼンの消息については、当然この長野本家にも伝
わっているはずで、あるいはローゼンはまずこちらに来たのかも知れず、どちら
にせよ、めぐもあるていどの情報をすでにおさめている、と一葉は考えていたが、
どうやら、そのとおりのようである。
 一葉はまた、
「でも、妹でもない。父も母も違う」
「母は同じです。血のつながりはなくても、父のつれあいであれば、みんなわたし
の母です」
 彼女のことは大嫌いですけれど、と言って、ぺろりと舌を出した。そこには、亡
母に対する敬意は少しもない。
「父親のこともお嫌いでしょう」
 と、一葉が唇のはしをわずかにあげて言うと、めぐはくすくすと笑った。
「ええ、嫌いですよ。それはもう、くびり殺してやりたいくらい」
 めぐはそう言って両手をくみ、こね回した。自分が生ませた子を二度も棄てた男
である。その子というのは、めぐにとってかけがえのない妹なのである。最初の
子はシラコであった。次に生まれた双子も身体的な異常をもっていることはあき
らかで、しかし母はその異常を遠ざけ、父は去った。三人の子はいずれも両親の
ぬくもりにくるまれたことがない。嫌って当然であった。
 柿崎家は名家である。土地の実力者であり、声望がある。したがって、その三
人の子にそそげる同情には限界があり、その限界を超えたところで、めぐはせい
いっぱいその不遇の子を愛したと言える。
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 11:45:44.40 ID:g4bQCpqi0
>>110
「シラコの子というのは、石神井の分家にひきとられた子ですね。たしか名は、水
銀燈と言いましたか」
「そうです。ローゼンが付けました。でも、名前だけですよ。それに一回きり。翠星
石と蒼星石は、水銀燈が名前を考えたんです。その時だって、水銀燈はまだ本
家にいたのに、けっきょく彼女とは顔もあわせなかったんですから。なのに、なん
で今頃……」
 めぐの声がしぼんでいった。
 一葉は無言でめぐから視線をはずし、黙ったまま思考をはじめた。
 ――ローゼンは、その妾女を本気で愛していたのではないか。
 と、思った。しかし、その愛情は女のみにむけられ、生まれた子に対しては、底
の浅いところできりあげられていた。それが、女の死によって、女を投影して子に
までむけられるようになったとしたら、どうであろう。
 一葉は鼻哂した。そして、
 ――今の保護者はぼくだ。そのぼくに対してふざけたことを言った時には、思い
きり蹴り飛ばしてやろう。
 と、めぐほどでないにしろ、いささか物騒なことを心の中でうそぶいた。
「上京しませんか。ここに来て、東京のほうが医療設備がととっていますから、な
どと言ってさそいません。ただ、東京にも静かな場所はありますし、四人一緒に
暮らせるのなら、そのほうがよいでしょう。それを援助するのはやぶさかではあり
ません」
 と、一葉は言ってみた。
 めぐは一葉を見て笑った。大声を出して笑いたいのを、必死でこらえているとい
うふうである。
「それを本気でおっしゃってくれたら、喜んで上京しますよ」
 と、めぐは言い、こけた頬を撫でた。
 一葉は、かすかに笑ってかえすだけであった。
 たしかに一葉は、本気でそれを提案したわけではなかった。一葉は、めぐこそ
が、翠星石と蒼星石を分家にひきとらせるように言った張本人ではないか、と思
いはじめていた。
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 11:46:18.07 ID:g4bQCpqi0
>>111
 病に痩せたからだというのを、女はとくに見せたがらないものだ。それゆえ、め
ぐは、自分と親しい者を遠ざけ、その者たちの中に綺麗なままの自分を保存させ、
病院の世話になってまで病を治そうとはせず、女中とふたりきりで暮らしている
のではないか。
 一葉は、そういう想像をはたらかせたのである。その想像どおりなら、よほどの
ことがないかぎり、いくら上京せよと言ったところで、めぐはうべなうまい。
「妹さんたちが、恋しがっている・会いたがっている、あるいはあなたを思って泣
いている、と言ったら……」
「ふふ。どうしましょう。逃げようかな」
「どこに?」
 めぐは右の人さし指を立てた。指先は天上を示している。









――――――――――――――――――

投下完了です
半年振りくらいかな…
続きはできれば近いうちに
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 12:18:41.65 ID:LZQAHM0/0
保守
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 12:23:38.97 ID:PF+RLNST0
>>112

wiki読んでくる
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 12:25:58.94 ID:dyNXoonzO
待ってました!
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 13:05:40.14 ID:LZQAHM0/0
保守
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 13:41:39.66 ID:g0gOp72jO
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 14:07:41.86 ID:LZQAHM0/0
保守
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 14:13:11.42 ID:SMgeSuQ0O
今更だけど俺のIDネタにされとるwww
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 14:42:34.91 ID:LZQAHM0/0
保守
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 15:00:12.56 ID:SMgeSuQ0O
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 15:10:56.89 ID:PF+RLNST0
紅「JUN紅茶を淹れて頂戴」

JUN「パンパカパーン、おめでとうございます。この台詞通算100000回目になりました」

紅「で?」
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 15:49:48.66 ID:LZQAHM0/0
保守
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 16:19:00.92 ID:LZQAHM0/0
保守
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 16:51:03.45 ID:LZQAHM0/0
保守
126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 17:26:42.12 ID:7NB2GuaWO
め「あけましておめでとう水銀燈」
水「ああ、あなた一日寝込んでたから今は二日よ」
め「めぎゅーん」
水「正月早々に倒れるなんて、貴方何してたのよぉ」
め「…水銀燈、タマゴ食べる?」
水「はぁ!?タマゴぉ!?」
め「見て、水銀燈。カラスとハトが禁断の愛に走ろうとしているのを最近倦怠期を向かえたスズメの夫婦が見つめているわ」
水「ちょ、ちょっと頭がキてるわねぇ…。私はこれで帰るからしっかり寝なさぁい」
め「ええ。じゃあまたね水銀燈」


め「言えない…大晦日にカップソバ20種類の食べ比べをして倒れたなんて…」
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 17:28:36.85 ID:xizEGdea0
>>126
カップ”ソバ”なのが熱い

のび太も真っ青
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 17:59:34.89 ID:7NB2GuaWO
め「保守よ。ちなみに、きざみ柚子ってのがお正月っぽさがあって良かったわ」
水「リアルでやったのぉ!?」


五杯目でダウンしたヘタレですが何か?
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 18:00:52.39 ID:LFG+NUZCO
めぎゅーん
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 18:26:10.41 ID:7NB2GuaWO
ベ「ベジーん」

べ「k(ry」
ジ「ねーよ」
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 18:54:28.72 ID:g0gOp72jO
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 19:23:37.80 ID:LZQAHM0/0
保守
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 19:34:56.92 ID:2z/KEIr50
ほしゅ
134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 19:38:47.91 ID:427+Tt9iO
保守短編・馬鹿乙女

ドンドンドンドン!!

J「新年早々誰だ?」
翠「翠星石ですぅ!」
J「ホントに翠星石か?」
翠「ったりめーですバーロー!」
J「翠星石だったらコレに答えられる筈だな」
翠「どんと来やがれですぅ!」

J「何しに来たよ?」
翠「オメーに振袖姿を見せ付けに来てやったですぅ♪」

J「(ガラガラッ)そんなに言うなら見てや…これは!」
翠(ああ…ジュンが翠星石を見てるですぅ////)
J「正月に緑の振袖…まさに!」
翠「ま、まさに?////」


J「 門 松 乙 女 ! 」
翠「お馬鹿ーー!!(泣」バチコーン!!
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 19:44:38.81 ID:PF+RLNST0
>>134
門松乙女ワロス
136以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 20:03:41.69 ID:7NB2GuaWO
TV「MEGUミルクには…」
め「ん…(MEGUミルク→メグミルク→メグのミルク→メグの●●)…キタわ!」キュピーン


め「水銀燈!MEGUミルク飲まない!?」ハアハア
水「解ったから顔を赤らめてシャツのボタンに手をかけながらにじり寄らないでぇ!」
137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 20:36:30.99 ID:7NB2GuaWO
138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 20:37:50.42 ID:sDVM5iIRO
めぐのミルクwwwww

銀様ご愁傷様
139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 20:50:48.86 ID:LFG+NUZCO
みつの蜜
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 21:03:41.11 ID:427+Tt9iO
>>139
み(…コレよ!)キュピーン

み「ね、ねぇジュンジュン…大人の甘酸っぱい蜜、なめたくない?」ドキドキ
J「いりません」スタスタ
み「……」ポツーン…

ベ「……」
み「…!」
ベ「……ねーわ」ボソッ




蒼「あ、夜空にベジータ君の笑顔が……キモチワル-イ」
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 21:03:43.70 ID:0c6bDQyz0
めぐミルクっていう同人誌あったぞ
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 21:23:50.72 ID:nwzd8AXx0
>>134
かわいそすww
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 21:41:21.22 ID:nwzd8AXx0
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 21:41:59.12 ID:LFG+NUZCO
>>134
みっちゃんのなら喜んで舐め……ゲフンゲフン!
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 21:42:44.03 ID:LFG+NUZCO
安価ミス
>>140
でした。サーセンw
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 22:02:37.70 ID:l2JKA3pG0
元気な朝はゲロとめぐミルクから
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 22:13:34.22 ID:7NB2GuaWO
>>146
悪くないと思った俺はもうダメかもしれんね
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 22:31:27.55 ID:q/XYDN680
ほしゅ
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 22:35:42.01 ID:LFG+NUZCO
12月31日

金「紅白もいよいよ大詰めかしら。あ、小林○子かしら。」

金「あ…相変わらず毎年凄い衣装かしら…ねぇ、みっちゃん?」
み「……」
金「…みっちゃん?」

み「この衣装…カナに似合うかなぁ……?」ボソッ
金「み…みっちゃん!?」

み「…冗談よ♪」ニコッ
金「その割には目が本気だったかしら…。」



うん、時期遅れだとはわかっているが反省はしていない。
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 22:53:32.87 ID:nwzd8AXx0
>>149
アンバランスだろうなwww
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 23:05:34.19 ID:nwzd8AXx0
h
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 23:22:19.55 ID:427+Tt9iO
保守短編・馬鹿乙女

ドンドンドンドン!!

蒼「新年早々誰?」
ベ「ベジータだ!」
蒼「帰って」
ベ「そりゃないぜ蒼嬢〜」
蒼「もぉ…ベジータ君ならこの質問に答えられる筈だよ」
ベ「何でも答えるぜ!」

蒼「正直に言って…僕の振袖着てるでしょ」
ベ「フッ…甘いぜ蒼嬢!俺はそんな変態行為はしないぜ!」

蒼「(ガラガラッ)そ、そっか。ごめんね、疑って…」
ベ「俺がやる事といえば蒼嬢が振袖を着る為に
  脱いだ下着を着けるくらいだぜ!」
蒼「新年早々もしもし警察ですか」
ベ「新年早々ここからが本当の地獄だ…!」
153ずっと傍らに・・・激闘編 第九章〜翠星石side〜:2008/01/02(水) 23:25:02.73 ID:cT72gdnZ0
──朝。
眩しくて目が覚めたら、既に9時を回ってたです。

翠「ね、寝過ごしたですぅ!」

部屋にいるのは自分だけみたいですね。
はぁ。

──蒼星石。
ほんとは一緒に行きたかったですのに…
やっぱり…明日にした方がいいですかねぇ…
でも今日いきなり退院が決まっりなんかしたら…

翠「…」

ベッドから下りて、下段の蒼星石のベッドをじっと見つめていると、
ジュンの顔が思い浮かんできたですぅ…。

ジ(『翠星石…遅いなぁ…』)

翠「──んもう、ジュンってばぁ〜♪」

ガチャ…

紅「すいせ…」
翠「分かってるですよぉ〜すぐ行くですぅ〜…」
紅「翠星石!」
翠「きゃあっ!」
154ずっと傍らに・・・激闘編 第九章〜翠星石side〜:2008/01/02(水) 23:25:58.77 ID:cT72gdnZ0
>>153
──き…聞かれたです…。

紅「…はぁ…」
翠「…」
紅「水銀燈が何か手紙を置いて行ったわ」
翠「…へ?」
紅「机の上にあるでしょ?」
翠「…まだ見てないです」
紅「あっ…あと今日必ず見舞いに行きなさいって言ってたわ」
翠「そうですか」
紅「じゃ、早く下に下りて来なさい。朝食が冷めるわ──」

そうして真紅は1階に下りていったです。
はぁ…蒼星石だったら絶対大笑いされてたところだったです…

それにしても手紙って…
…あっ、翠星石の机の上にあるコレですか…?
封筒にわざわざ入れなくても…
あれ?紙と一緒に何か入ってるです。


   翠星石にお願い
  
   退院間近のジュンに「ヤングジ○ンプ」でも買ってあげなさい
   コンビニにでも売ってるはずだから。
   きっと喜ぶと思うわぁ(はぁと) 
                        水銀燈
155ずっと傍らに・・・激闘編 第九章〜翠星石side〜:2008/01/02(水) 23:28:02.91 ID:cT72gdnZ0
>>154
そして500円が添えられていたです。

名前からして漫画雑誌ですかねぇ。
ジュンのためですから、ちゃんとした本屋で買いますかね。

……何だか、やっぱり今日行くしかないみたいですね。ジュン──

〜〜〜〜〜

駅前の本屋もそこそこ規模がデカイのですが、
病院とは逆方向ですから面倒ですね…
サ○ィの本屋にでも行きますか。



えぇと、4階だったはず…あっ、ありました。
で…週刊誌のコーナーにでもあるんですかね…
…立ち読み客も男ばっかで…むさ苦しいです…

マガジン…違う…サンデー…違う…
ジャンプ…あれ?“ヤング”がついてないですね…

しかし…何ですかねぇ。
その隣からはグラビアアイドルっぽいのが表紙のヤツばっか並んでるですね…
……あれ?
え?…これ?
156ずっと傍らに・・・激闘編 第九章〜翠星石side〜:2008/01/02(水) 23:29:26.67 ID:cT72gdnZ0
>>155
……こっ…これ、どうやって買えって言うんですかッ!?
これを…手に取るなんて…。
誰か知ってる奴に見られたらどうしろと…。
いや、まず周りの客から怪訝の目を向けられるのは目に見えてるですぅ…

キョロキョロ…

うぅ…悪い意味でドキドキするですぅ…
水銀燈…本当にこれで合ってるんですかぁ?

店「いらっしゃいませ」
翠「…」
店「300円になります」
翠「…」
店「500円お預かりします。200円のお返しとレシートです」
翠「…」
店「ありがとうございました」
翠「…」

ココを出るまで平静を装って…
外に出たらバス停まで一目散にダッシュです!

〜〜〜〜〜

ア『次は〜××病院下〜』

ピンポーン
157ずっと傍らに・・・激闘編 第九章〜翠星石side〜:2008/01/02(水) 23:30:55.71 ID:cT72gdnZ0
>>156
ア『つぎ、とまります。ご乗車、ありがとう御座いました』
翠「早く停まれです、早く停まれです、早く停まれですぅ〜」

周囲の視線が気になるですぅ…
きっと翠星石の事を笑ってやがるですぅ…
こんな恥ずかしい思いをしたのは何年ぶりですかねぇ…

──あぁもう!

〜〜〜〜〜

ふぅ…
やっとこさ病院に着いたです…。
ここですらアウェイのような気がするですぅ…
早くジュンに渡してしまいてぇです!

はぁ…。

ジュン…
早くお前の顔が…見たいですぅ…

うぅ…
ここでも冷ややかな視線を浴びせられてる気配がするです…

〜〜〜〜〜
158ずっと傍らに・・・激闘編 第九章〜翠星石side〜:2008/01/02(水) 23:31:36.73 ID:cT72gdnZ0
>>157
ジュンの病室…
あ、ここですね。
はぁ〜♪
今度は良い意味でドキドキが止まらないですぅ!

ん〜と…気持ちを落ち着かせて…
…10数えてカーテンを開けるです──
10、9、8、7、6、5、4、3、2、1…

翠「じゅ〜ん♪」
ジ「おぉ!」

──も…もう我慢ならんです!甘えさせてくれですぅ〜!
ムギューって抱き締めて〜それで──

翠「きゃぁっ!ジュンですジュンですぅ〜」

──こんなことするの、中学校に上がってからは初めてですかねぇ。
何か淋しいものですけど…

翠「じゅ〜ん〜♪今から退院するですよ?」
ジ「いや、まだ退院許可は出てないんだってばw」
翠「なっ…」

あっ。
いやいや、退院できないだなんて…そんな…
159ずっと傍らに・・・激闘編 第九章〜翠星石side〜:2008/01/02(水) 23:32:47.45 ID:cT72gdnZ0
>>158
翠「…」

まさか、他に重大な病気が見つかったとか…ですか?

ジ「…」
翠「…」

…どどどうしようですぅ…。

ジ「あ、そうじゃなくて、明日にでも退院許可が出そうな雰囲気では…あるよ」

えっ!?

翠「…なぁんだ、それを早く言えです」

ほっ…
そっ…それでは、ちょうどいい雰囲気になったところで、
これをば…

ジ「何それ?」
翠「ちょ〜っと退院祝いで渡そっかなぁって思ってたものです…」
ジ「へぇ!翠星石が?」

…翠星石がコ…コ…コレを選んだですと??
きゃぁ!
嫌な事を思い出させるなです!

翠「ちっ、違うです!」
160ずっと傍らに・・・激闘編 第九章〜翠星石side〜:2008/01/02(水) 23:33:24.69 ID:cT72gdnZ0
猿対策入りまーす
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 23:46:24.73 ID:427+Tt9iO
試演
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 23:53:15.23 ID:LZQAHM0/0
支援
163ずっと傍らに・・・激闘編 第九章〜翠星石side〜:2008/01/02(水) 23:56:28.00 ID:cT72gdnZ0
>>159
急いで釈明…釈明を…

翠「こ、これは、水銀燈の置き手紙で…」
ジ「で、翠星石が買ったんだ…」
翠「うぅ…」
ジ「ね」

ジュンの野郎…入院してる間に押しが強くなったですね…。
──退院したら覚えてろよッ!ですぅ。

翠「そ、そうですよッ!」
ジ「開き直ったな?」
翠「えぇそうですとも」

袋ごとくれてやるです。

翠「あ、あげるです!」
ジ「中身は?」
翠「水銀燈にでも聞きやがれ!です」
ジ「?」

そうです。そのまま取り出せです。
──ひっ…また店での嫌な思い出が…

ジ「…」
翠「きゃっ…」
164ずっと傍らに・・・激闘編 第九章〜翠星石side〜:2008/01/02(水) 23:57:02.86 ID:cT72gdnZ0
>>163
今のうちに、あの水銀燈の手紙も渡しておくです!

翠「こっ…これを読むですッ!」

ほ〜れ、読みやがれです〜。
これで翠星石が自分の意志で買ったわけではない、
つまり、身の潔白が証明されるはずです!

ジ「あ…」
翠「この置き手紙の通りに買いに行ったんですよ!?」

ドキドキ…

翠「それがまさか、こんな表紙の雑誌を買うことになるなんて…」

イライラ…

翠「中二病の子ってこんなものが欲しくなるんですねっ!」

ジュン!そんなに水着の子を興味深げに凝視するなです!
くぅぅ…
──この気持ち…どこにぶつけたらいいんですか…

翠「じゃあお前に聞くです」
ジ「おぅ…」
翠「お前は本当にコレが欲しかったんですか?」
165ずっと傍らに・・・激闘編 第九章〜翠星石side〜:2008/01/02(水) 23:57:45.65 ID:cT72gdnZ0
>>164
イライラ…

ジ「…あ…」
翠「…」

イライライライラ……

ジ「…うん」
翠「──抗議してくるです」
ジ「え?」

ジュンを中二病と罵ってる水銀燈ですが、
自分自身も“高二病”にでも掛かってるんじゃないですか?
許すまじ…です──

翠「何か久々にしてやられたです!
  こういうのはジュン自身がこっそりと買うべきものです!」
ジ「そういう問題かよ」

バシッ!

ジ「痛っ…」

おう!おめぇにそんな反応は求めてねーです。
常日頃からお風呂の電気を消してくる馬鹿のくせに!

翠「普段から翠星石や水銀燈のバスタオル姿を見ても飽き足らず、
  いよいよ雑誌に手を伸ばすまでに至りましたか!」
ジ「…」
166ずっと傍らに・・・激闘編 第九章〜翠星石side〜:2008/01/02(水) 23:58:25.58 ID:cT72gdnZ0
>>165
イライライライライライライライラ…

翠「まぁいいですよ。お前自身も“ヤング”に格上げですかッ!?」

ったくもう!
お前に会いに来たのが間違いでした!
水銀燈にはお釣りを返すついでに徹底的に抗議してやるです。

ふん!
167ずっと傍らに・・・激闘編 第九章〜翠星石side〜:2008/01/02(水) 23:58:55.16 ID:cT72gdnZ0
終わりだす
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 00:01:21.86 ID:6adHRA6gO
>>167
GJだす
やっぱり翠はグラビアとか許さないタイプかwww
だがそこがいい
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 00:11:17.04 ID:zSCC8rS7O
>>167
雑誌買った後の翠星石の行動やら言動やらがジュンみたいになってらw
翠星石…お疲れ様だ…
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 00:32:56.64 ID:UlENuP9mO
>>167
ヤンジャンでそこまで反応する翠の子可愛いよ
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 01:07:35.41 ID:wU40IBiS0
保守
172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 01:35:06.04 ID:tgX4h5q30
173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 02:00:19.30 ID:tgX4h5q30
h
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 02:22:41.55 ID:lHDOpoY+0
年始の保守を致 ―すなの ―すかしら
「初詣とか言って、姉ちゃんに連れ出されたけど………さむい………帰りた――?」
「――い、いい所にいるのかしらぁ!?」
「――か、匿って欲しいのー!?」
「………なんか、既視感を感じるなぁ。あれ、金糸雀はともかく、雛苺は誰から………?」
「けふけふ………ともかくって酷いのかしら。………まぁ、追われてる相手は間違っていないけど」
「はぁーすぅー………ひ、ヒナは巴から逃げてるのよ………」
「柏葉から?それは………珍しいな。でも、どうして?」
「うゅ………なんか、よくわからない単語を呟きながらにじり寄ってくるの………怖いの………」
「………………想像すると、なかなかにホラーだな………。金糸雀もそんな感じなのか?」
「ちょっと違うのかしら。いつもは服を着せようとしてくるんだけど――」
「あぁ、さんざん、コスプレさせられてるもんなぁ」
「時々喜んで見てる人がしみじみ言わないで欲しいのかしら。――んぅ、今日は、脱がせようとしてくるの」
「………………遂にそっちの道に?」
「みっちゃんにそっちの趣味はないわ………ない筈………?」
「微妙に疑問を投げかけてくるな。――と。お出ましの様だぞ………っ」
「――ひっ!?」「――かしらぁ!?」
「………邪魔しないで。邪魔するなら、例え貴方でも、容赦しない」
「………うふふ。仕方ないよねぇ、そーいう行事なんだもんっ」
「――確かに、ホラーだな。で、二人とも、どういう理由で………」
「………………始め」「………………開き」
「………………はぁ?」
「雛始め!」「カナ開き!」
「いや、違うだろ!?――ぅわ、逃げろ、雛苺、金糸雀!」
「ご、ごめんなさいなの!………ふぇ、雪華綺晶?」
「後は任せたかしらー!?………って、薔薇水晶!?」
「うふふ、巴様、前方は任せましたわ。――ご助力、致します。うふふふふ………」
「………みっちゃん先生、GJ。逃がさないよ、金糸雀………えへへ」
「うわぁ………。雛苺、金糸雀。………ご愁傷様」
「諦めないで――」「欲しいのかしらーっ!?」
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 02:35:48.14 ID:JLVxzT+iO
>>174
金糸雀達の運命や如何に?(笑)

薔薇乙女家族番外編を投下します。
sinineta guroino注意。
176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 02:38:50.92 ID:JLVxzT+iO
薔薇乙女家族番外編 その一○
〜時計塔屋敷〜

おもちゃ箱をひっくり返した様な、倒錯した部屋のど真ん中にしては似つかわしくない静寂という名のBGM。それは肩にどっしりとのしかかってきて重荷となっている。空気自体が重たくなっているのを肌で感じられる。
筋肉が圧力を増してきた空気に押し潰されそうになる。全身の筋肉が無理矢理縮め込まれそうだった。物理的な問題だったら体全体がギシギシと悲鳴をあげるところだ。
「お父様…これからは一緒でしょ?そうでしょう?」
雪華綺晶…彼女は水銀燈の生んだ三つ子の一人…三女だ。僕の一瞬の、気の過ちで水銀燈に身ごもらせて命を受けた、悪魔の子供。
悪魔の子供は母体を糧に永遠を生きる。母体は勿論、水銀燈の事だ。水銀燈は悪魔を召還する異界の門という子宮を極稀に有する事があるという家系であり、彼女はたまたまその邪なる血筋を身に受けた存在だった。
彼女は出産と同時に娘達の糧となってしまった。三人の娘達から毎日毎日命を吸われ続けた彼女も最初は頑張ってよく持ちこたえた。だが命は有限であるという現実が彼女に突きつけられた。
日記によると彼女は親族と話し合いを重ねた末に一つの結論を出している。それがローザミスティカと呼ばれるアイテムを使った邪教の儀式。肉体と命を捨てて「永遠の命」を得るという天地の自然に逆らう儀式を行う事。
そして、その為に時を完全に凍らせた。
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 02:40:13.26 ID:JLVxzT+iO
この黒の霧はこの屋敷だけに止まらないだろう。屋敷という内部の闇を隠すカモフラージュを破って外気をも汚染していくに違いない。
そうなったのは誰のせいか。悪魔の三つ子か。僕が過ちを犯す際に、故意にコンドームに穴を空けたらしい水銀燈か。
違う。僕のせいだ。僕が彼女を抱いたから彼女は悪魔の三つ子を産んでしまったし、命を吸い続けられる羽目になった。命を捨ててまで永遠の時間を手にする儀式にまで手を染めた。
僕の罪は…水銀燈を抱いて身ごもらせてしまった事。悪魔の子供をこの世に呼び覚ましてしまった事。
僕の考えが正しいのなら、鍵は大時計にある。大時計を動かせば、止まった時間がまた動き出すのではないだろうか。そうすれば、屋敷の中の悪い夢は消えるかもしれない。
永遠の時間と永遠の命を、時を動かす事で止める。悪魔を時の中に閉じ込める。すなわちそれは…。
「…雪華綺晶。よく聞いて」
彼女の顔に手を添えた。
「僕は君達と暮らす事はできない。僕と君達は暮らす世界が違うんだ」
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 02:41:56.43 ID:JLVxzT+iO
彼女が一気に顔を悲痛に歪ませる。
「なんで…分からない…何を言って」
「僕には家族がいる。君達のお母さんである水銀燈と僕とはもう関係は無いんだ。そして関係を持つわけにはいかない」
雪華綺晶の悲鳴に近い、訴えにならない訴えを直ちに遮った。
「僕は…家に帰る。帰るべき家に帰る。ここは僕の家ではないんだ」
ガクガクと震える彼女の肩をがっしりと掴む。震えがまるで止まらないみたいだ、両手に感じられる。
「雪華綺晶、お前は母親と蒼星石と一瞬に暮らしていくんだ」
エゴとエゴのぶつけ合い。それだけが頭によぎった。
「…嫌」
彼女の声が低く転調した。周りがカタカタと音を立て始めている。
おもちゃだ。おもちゃがまた息を吹き返し始めて続々起き上がっている。やたらと殺気立っているのが分かる。
「嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!!」
雪華綺晶が爆発した様に喚き始めるとおもちゃが一斉に宙を舞い上がった。僕を威嚇する様に周りをぐるぐる回っている。
視線がばらけて集中ができない。たまらず彼女を突き飛ばして部屋から抜け出した。
「お父さまぁ!いかないでぇぇ!」
涙目で泣き叫ぶ子供…だなんて可愛げのあるものではない、目に殺気込めている。後を追って個室から出てきた。
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 02:43:55.26 ID:JLVxzT+iO
こうなるのはおよそ分かっていたのに、何故彼女の元に行ったりなんかしたのか。何故彼女と話をしたのか。
…僕の血を引いているからか?
霞がかかる頭のまま、僕は螺旋階段へと逃げ込んだ。幸い彼女は足が遅いから距離は大分離した。捕まりさえしなければ…。
…だが大時計にはどこから行けるんだ?ここに来るまで一方通行だったはず…。
迂闊だったと思い知る。時計塔の大時計へ続く道のりを把握していなかった。このままでは元来た道を辿るだけだ。
ガツン!
「あっ!?」
考えながら走っていたせいで足下が疎かになっていた。階段につまづいて体を大きく崩してしまった。
その時に胸元から一つの光の雫が落ちるのを見た。しまったと叫んだ時はもうそれは下まで落ちていた。真紅の指輪だ。
幸いさほど登ったわけでもないから、階段を飛び降りて一気に指輪のある箇所まで行って回収した。
指輪を胸ポケットにしっかり入れて、また階段に足を掛けた。
階段を駆け上がる。そのつもりだった。
視線が壁に注目する。そこには何か前にも感じた違和感があった。後から塗り直した様に微妙に色合いが違っているみたいだ。
180以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 02:45:01.65 ID:JLVxzT+iO
もしかしてと思ってそれに駆け寄って手に触れて確かめてみた。
案の定そこには隠された扉があった。あの梯子と同じで保護色になる様に壁に似せた塗料を塗りたくってある。
元来た道を逆走したってただ逃げでしかない。この先に進もう。
塗料がひび割れながらも扉は素直に開いてくれた。向こうは真っ直ぐな道が続いていて、何やら金属製であるらしい扉が見える。照明はあるにはあるが若干弱いせいでよく見えない。
だが足下くらいは確認できる。駆け出して長い廊下を突っ走っていく。岩を荒削りして作られたらしいこの空洞では今まで見る事が無かった金属製の壁と床だ。機械を感じさせる冷たさが漂う。
「…エレベーターか?」
廊下の果てに見えた扉はエレベーターだった。動くかどうかは分からないが開閉スイッチを押してみる。
「お父さまぁ…きらきしょうを置いてきぼりにしないでぇ…」
雪華綺晶の声だ。螺旋階段側の扉を開けてこちらを見据えている。
…開け!開かないのか!?
開閉スイッチを荒々しく連打する。
その甲斐あってか、エレベーターはようやく開いてくれた。慌てて駆け込んで閉める様にスイッチに頼み込むが、如何せん古いせいなのか反応が鈍い。
雪華綺晶がだんだん迫ってきている。ぽてぽてと駆け足でこちらを追いかけて来ている。
僕は小さい鉄箱の内面に背中を合わせた。
181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 02:47:49.39 ID:JLVxzT+iO
ギギギ…。
耳障りな音が聞こえる。彼女の姿が、あるいは僕の視界が鉄の仕切りによってゆっくりと覆われた。ようやく接触が利いてくれたみたいだ。
操作スイッチには地下と一階、二階、三階行きのものがある。とりあえず時計塔登るのなら上に近い方が早いだろう。迷わず三階を押す。
体に僅かのGを感じる。とりあえず無事に動いてくれたみたいでホッとする。
…したのも束の間だった。
ガタン!
「うわ!?」
鉄箱がぐらりと揺れて止まったみたいだ。もう三階か?
だがエレベーターは現在二階を示している。扉がそのまま開いてしまった。
仕方ない。ここから歩いて行くか。携帯を出してまた照明代わりにしよう。
携帯のディスプレイには相変わらず十三時十分、圏外という表示が映っている。屋敷の霧に囲まれて携帯もさまよっている。
何時までもここで迷い続けてたまるか。必ず帰る。
改めて頭に決意し、エレベーターを降りると古びた廊下に出た。木製の床であちこちがやはり腐っている。また足を取られない様に避けて進む。
すると二つに別れる分岐点についた。だが構造的にはYの字ではなくTの字形だ。
左には窓があるだけで行き止まり。なら右に行くしかないか。
首をくるりと右に向けた。そして目が見開いたと同時に背筋が冷えた。
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 02:50:28.35 ID:JLVxzT+iO
誰かがいる…!
廊下に黒い人影がぼうっと立ってこちらを見ていた。
「何で…こんな所にいるのぉ…?」
間延びした、色気を感じさせる話し方…まさか…。
「す…水銀燈…」
最後の最後で見つかってしまった。最悪だ。
「…ジュン…こんな所にどうしているのぉ…?」
彼女の反応は予想通りのものだった。あれだけ僕に引っ付いて来ていた彼女が今では排他的な姿勢になっている。
「水銀燈…ここはどこらへんなんだ」
「あなたは知らなくて良い事よぉ…ジュン」
…反応からして大時計に近づけたらしい事は察する。
彼女がじりじりと距離を詰めて来ている。ぶつかり合いになるかと神経を集中させた。
「水銀燈…そこを通してくれ」
「…そういうわけにはいかないわぁ」
「娘達を探さないとならないんだ」
「あなたの娘達は蒼星石に雪華綺晶…どこの女のかも分からない小娘なんて認めないわぁ」
彼女が何かを手に持っている。その先が怪しく光った。
「僕の愛する娘達だ。妻である巴との間に出来た、僕の子供達だ。」
「私の間に出来た子供達はどうなるのぉ」
「…水銀燈。僕は彼女達を娘と認めるつもりはない」
何故か彼女は笑っている。
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 02:52:21.25 ID:JLVxzT+iO
「ジュン…」
照明が彼女の右手をゆらりと映した。
「水銀と………!!?」
彼女の手にある物が見えた瞬間体がフルに稼動したのを感じた。右手には注射器が握られていて、それが僕を刺そうと襲いかかって来たのだ。
手に持っていた携帯が床に落ちて下から照らされる。彼女がこちらを睨みつけながら僕と取っ組み合いになっているのがよく分かった。
184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 02:58:17.68 ID:JLVxzT+iO
>>176-183
以上です。次とその次辺りで多分終わると思います。
もうじきに本編に掛かれそう…。
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 03:54:11.66 ID:cAW8OAP60
コンナ時間に読んでるとほんとにコワイ・・・
186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 05:05:26.25 ID:cAW8OAP60
187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 05:24:31.59 ID:rC4nCqas0
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 07:15:37.51 ID:ryHq+mcTO
朝保守かしら
189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 08:41:44.27 ID:9voRo9h/0
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 09:55:07.18 ID:9voRo9h/0
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 10:04:01.86 ID:ryHq+mcTO
金「うっ…ぐすっ…」
ジ「お〜い、金糸…って、どうしたんだ?写真掴んで泣くなんて…」
金「ジュン…うっ…カナの…ピチカートが…ぐすっ」
ジ「(ハムスターの写真…そうか…)なぁ、金糸雀?辛いと思うけどな。命あるものみんないつかは…」
金「毎日みっちゃんが獲物を見るような目で睨んでたらストレス性円形ハゲができちゃったかしらー!!うわぁああああん!!」
ジ「後で何か食べモノ送るから!だから泣くなよ!な!?こっちまで悲しくなるから!」
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 10:11:06.89 ID:MhNJwjbm0
みっちゃんは悪くない。
みんな貧乏が悪いんや……
193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 10:50:59.17 ID:MhNJwjbm0
>>184
ようやく追いついた。
ジュンの考え方が少しずつ変わっていくところが面白い
最終的にどういう考え、行動、結末に至るのかを着目したい。

ここから多くの伏線をどう絡ませて終わらせるのか、非常に気になる。

きらきーはどっちかっていうと雛苺っぽいなw
194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 11:11:22.27 ID:MhNJwjbm0
雛「おせち〜、おせち〜」
巴「ふふ、美味しい?雛苺」
雛「おいしーの、特にこのふにゅっとしたのが甘くて美味しいのよ〜!」
J「くりきんとんか。まぁ、雛苺らしいな」
翠「だからって食い過ぎですぅ!翠星石の分がなくなるじゃねぇですか!」
蒼「翠星石も栗きんとんすきだもんね」
の「巴ちゃん、おせち作るの協力してくれてありがとうね」
巴「いえ、こういうの、好きなので」
J「へぇ、柏葉が……すごいな」
巴「そんなことないよ」
紅「……巴も一緒につくっただろうことはわかっていたけどね」
蒼「……そうだね」
巴「?どういうこと?」
J「……いちごの入った伊達巻きとか……この何故か赤いきんとんとか……明らかに柏葉だよな……」
195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 11:38:07.86 ID:664E3dE1O
つくづく雛苺すきだなぁ
196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 11:50:45.24 ID:AXp/zy5E0
やあ (´・ω・`)突然だが、君に【呪い】をかけたよ
今年は「人生最悪の年」になる呪いだ。

ああ、君が怒るのも無理はない。 落ち着いて欲しい。
この呪いを解くには方法はただ一つ、↓のスレに

http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1199281578/





しぃ可愛いよしぃ
そしてぬるぽ





と書くだけなんだ。それじゃ検討を祈るよ
197以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 11:55:11.78 ID:6adHRA6gO
保守短編・馬鹿乙女

ドンドンドンドン!!

J「新年早々誰だ?」
紅「真紅なのだわ」
J「ホントに真紅か?」
紅「貴方の主人、真紅なのだわ」
J「真紅ならコレに答えられる筈だな」
紅「あら、何かしら?」

J「お正月に飲む物といえば?」
紅「勿論紅茶なのだわ」

J「(ガラガラッ)やっぱり真紅か。ちなみに正解はお屠蘇な。一杯ドゾ」
紅「不本意だけど頂くのだわ」




紅「ん〜ふふ〜♪ジュ〜ン〜♪だっこするのらわぁ〜♪♪ヒック」
J( 計 画 通 り !! )
198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 12:09:12.17 ID:tgX4h5q30
>>197
策士めwwwww
199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 12:29:19.03 ID:MhNJwjbm0
お屠蘇で酔っちゃうんだwwww
カワユスwwwww
200以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 13:03:14.28 ID:xN/tb6OOO
201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 13:26:31.55 ID:Hw2JooZ1O
捕手
202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 13:26:53.32 ID:f1LkUzTtO
203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 14:03:15.67 ID:6adHRA6gO
204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 14:25:25.90 ID:ryHq+mcTO
ジ「僕は…くっ…まだ走れるんだ!」
真「ジュン…わかったのだわ。死ぬまで走りなさい!」

翠「はぁ…はぁ…」
蒼「こっちだ翠星石!頑張って!!」
翠「あと…あとすこ…し…」
蒼「翠星石ー!」
スパァン…

水「足が痛くても走り抜いたメグの襷…それを肩にかける私から逃げられると思ってぇ!?」
雛「巴が倒れてまで死守したこの順位…雛が絶対に守ってみせるの!!」

薔「シードは…渡さない…」
雪「その言葉、そのままお返ししますわ!」
金「待つかしらぁああああ」
薔・雪「!」


栄光、挫折、奮起、涙、闘志、葛藤…全てがソコにある。ただ一本の襷という絆を繋ぐために…
その名は、ローゼン・エキデン。
205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 14:27:39.22 ID:/+W3mq/HO
>>207
ネーミングセンスが神だな
206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 14:28:43.12 ID:/+W3mq/HO
安価みす
>>204
207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 14:32:16.27 ID:w66mW/aOO
是非とも長編で読みたい
208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 15:17:04.76 ID:ryHq+mcTO
やるかもしれん保守。
209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 15:47:17.11 ID:WCs1QnQs0
あげ
210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 16:21:47.33 ID:i+l1PQOAO
ローゼンエキデン
いい
211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 16:50:06.33 ID:EPXUH9nm0
>>174
最近のアマイホシュの人は甘くなかったりしますね
巴だいぶ壊れてきたな

>>184
最後がどんな結末になるのか、wktkして待ってます

>>191
みっちゃん、そこまで・・・(TT)

>>194
苺入りおせち・・・・・食えるのか?

>>197
真紅は可愛いよ

>>204
やっぱり箱根かね?
212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 16:53:01.09 ID:6adHRA6gO
保守短編・馬鹿乙女

ドンドンドンドン!!

J「新年早々誰だ?」
雛「ヒナなのよ〜♪」
J「ホントに雛苺か?」
雛「ヒナはヒナなのよ〜♪」
J「雛苺ならコレに答えられる筈だ」
雛「うゆ?」

J「苺大福は?」
雛「うにゅ〜なのー!」

J「(ガラガラッ)そんな事言うのは雛苺しかいないな」
雛「ジュン、あけましておめでとーございます!なの♪」
J「…ちゃんと挨拶するんだな」
雛「新年のごあいさつはちゃんとしないとめっめっ、なのよ?」
J「……お前はいい子だなぁ」ナデナデ
雛「よくわかんないけどジュンにほめられたのー♪」
213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 17:07:23.41 ID:eDOGYEYw0
>>212
いい子だなぁ
214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 17:18:10.68 ID:EPXUH9nm0
>>212
良い子過ぎて危ない趣味に・・・・
215単発ビツプ小説キラキ:2008/01/03(木) 17:18:23.62 ID:eDOGYEYw0
金糸雀がヴァイオリンを弾いていた。正月でも先生に稽古を言いつけられて、ちょっと憂鬱だ。
と、小学1年生の雛苺が金糸雀の前を走りぬけた。
雛「びゃー」ダダダ
金「雛苺、泣いてた…」
雪「かなおねえさま」
金「きゃ!?」
何の気配もなかったのに突然背後から声を掛けられて、金糸雀は驚いた。
振り返ってみれば、今年で幼稚園児になったばかりの末の妹が金糸雀を見上げている。
雪華綺晶はいつも通り無表情だ。
雪「ひなおねえさまをみませんでしたか?」
金「あっちに泣きながら走っていったけれど、きらきらは何があったのか知ってるかしら?」
雪「わたくしがかじりました」
金「喧嘩したのかしら?」
雪「いえ。わたくしはひなおねえさまをたべたかったのです」
金「…?」
雪「…」
数秒の間。
金糸雀は雪華綺晶の言っている意味がわからず頭を捻り。
雪華綺晶はそんな金糸雀を無表情に見ている。
216単発ビツプ小説キラキ :2008/01/03(木) 17:19:08.97 ID:eDOGYEYw0

金「よくわからないけれど、これで我慢するかしら?」
つ雪苺娘
雪「さながらにくしんをくらうことはみずからをくらうがごとしとおっしゃりたいのですね」
金「?そうそう、そうかしら」
雪華綺晶が反省しているように見えたから、金糸雀はとりあえず頷いた。
ついでに(きらきらの言うことは難しくてよくわからないかしら)と思った。
雪「こまりました。さとされてしまいました」
雪華綺晶は雪苺娘の包装をはがした。
雪「…」
齧る。
金「…」
雪「おいしいです」
金「かしら♪」
金糸雀がにっこり笑うと、雪華綺晶はほんの少し目を細めた。
この会話の中で唯一雪華綺晶の表情が動いた瞬間だった。
雪「きょうのところはあきらめます」
雪華綺晶は雛苺とは逆方向、来た道を戻っていった。

独り歩きながら、雪華綺晶は呟く。
雪「でもたべたいのです。ひなおねえさまにかぎらず、いとしいひとはみんなみんな」
雪華綺晶は雪苺娘を齧った。もちっとした食感に苺とホイップクリーム。
雪「おいしいものをもらったら、おれいをしないといけません」
口周りをクリームでべたべたにしつつ、雪華綺晶は呟いた。

その日、金糸雀のヴァイオリンの先生がレッスンをしばらく休むと連絡が入った。
突然の大雪で車を壁にぶつけてしまったそうだ。
217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 17:42:25.15 ID:cAW8OAP60
>>194
トモエ・・・恐ろしい子
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 17:43:00.22 ID:cAW8OAP60
>>197
この真紅の破壊力やべえwww
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 17:53:51.41 ID:EPXUH9nm0
>>216
食うなぁ〜
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 18:11:31.90 ID:eDOGYEYw0
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 18:15:14.25 ID:ryHq+mcTO
>>216
も え た
222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 18:46:12.02 ID:eDOGYEYw0
500ほ
223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 18:51:14.53 ID:ruCx43x90
ho
224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 18:57:05.41 ID:IIjwoG3N0
パンツ脱ごっかな
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 19:27:39.51 ID:eDOGYEYw0
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 19:29:36.24 ID:ryHq+mcTO
ジ「どこぞの誰かが言ったのさ。『結婚を長持ちさせるコツ。女は目を塞ぎ、男は耳を塞さぐ』」
薔「むむ…ちょっとした真理だね」
ジ「だろう?」
薔「私が今考えたのさ。『子作りのコツ。男はチャックを開き、女は股をひらく』」
ジ「やや!それは道理だ!!」
薔「でしょ?」
ジ「はっはっはっは」
薔「ふっふっふっふ」
ジ・薔「イエーイ!!!」スパーン
ドスッ!バキッ!

真「静かに紅茶を楽しむコツ。お湯は98度で沸れて、バカ共には拳を入れる」

蒼「静かに暮らすコツ。ヤブも突かず神にも触らず」
翠「今日も一日平和ですぅ」
227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 19:55:56.78 ID:ryHq+mcTO
ほ守
228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 20:21:36.89 ID:ryHq+mcTO
薔「真理の扉と私のお股。どちらを開きますか?」
ジ「どっちも閉じとけ」

229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 20:43:43.59 ID:eDOGYEYw0
230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 21:06:17.29 ID:cAW8OAP60
>>212
タイトル馬鹿乙女なのになんてなごむ話だ
231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 21:27:36.13 ID:ryHq+mcTO
232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 21:53:04.30 ID:Gcv6Jzyh0
ho
233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 22:19:42.38 ID:MhNJwjbm0
緊急
234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 22:19:55.75 ID:6adHRA6gO
保守短編・馬鹿乙女

ドンドンドンドン!!

J「新年早々誰だ?」
雪「雪華綺晶ですわ」
J「ホントに雪華綺晶か?」
雪「モチのロンですわ」
J「雪華綺晶ならコレに答えられる筈だな」
雪「アラ、何でしょう」

J「ここにおせち料理があります」
雪「ンまぁーっ!勿論御馳走になりますわぁ!!」ジュルリ

J「(ガラガラッ)やっぱり雪華綺sy」
雪「いただきまーす!んー♪この栗きんとん最高ですわぁ♪」モグモグ
J「…そりゃよかったな。しかし、悲しいのは…」




J「料理作った姉ちゃんの出番は無い事だな」
雪「運命ですわ」モグモグ
235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 22:32:49.85 ID:eDOGYEYw0
>>234
のり不憫w
236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 22:44:06.14 ID:Hw2JooZ1O
是非>>197の続編を!!
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 23:02:55.26 ID:MhNJwjbm0
ho
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 23:31:10.61 ID:bxA3+m5j0
保守
239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 23:31:28.15 ID:cAW8OAP60
>>216
おれい・・・ゴクリ
240ずっと傍らに・・・激闘編 第十章〜巴side〜:2008/01/03(木) 23:34:02.31 ID:bOQk2d9x0
この前、めぐのお父さんから聞いた言葉がまだ頭から離れない。
あの時、めぐのお父さんからは病室の番号を教えてもらったけれど、

父「まぁ、大したことないから…」

って言って肩を落としていた姿が頭が離れない。
そんなに重い病気なんだろうか…

今日は部活の遠征で病院に行くのは厳しいかなって思ったけど、
家に帰ってから面会終了時間までには間に合いそうな気がして──

お母さんから電動自動車を借りて丘の上までひたすら漕いで、
19時20分。余裕だ。

ここに来たからには、
何を聞いても泣かないようにしないと…

〜〜〜〜〜

ここが、めぐの病室…
個室なんだ…

コンコン

──ノックしてみる。
241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 23:34:35.80 ID:cAW8OAP60
>>234
のりの家事スキルは異常・・・
242ずっと傍らに・・・激闘編 第十章〜巴side〜:2008/01/03(木) 23:34:54.03 ID:bOQk2d9x0
>>240
め『入って』

──そして入る。

巴「こんばんは〜」
め「……?」
巴「びっくりした?」
め「えっ?」
巴「へへん♪」
め「──とっ…巴!」
巴「幼稚園以来ね。めぐ」

私はベッドの近くのパイプ椅子に腰掛けた。
めぐはマスクを着用した。

め「…あっ、今はあまり私に近づいちゃダメよ。肺炎だから…」
巴「肺炎??」

何かひんやりした物が私の胸の中に流れ込んできた。

め「うん。マイコプラズマ肺炎っていうんだって」
巴「肺炎って大変な病気じゃない…大丈夫?」
め「普通にしていれば死にはしないらしいから大丈夫…」
巴「そうなんだ…」

はぁ…焦った…。
243ずっと傍らに・・・激闘編 第十章〜巴side〜:2008/01/03(木) 23:35:43.20 ID:bOQk2d9x0
>>242
め「でもこれで私は出席停止扱いみたい。入院したときは熱が高かったから…」
巴「えっ…それってやっぱり怖いじゃない」
め「人によるんだって…あと、飛沫感染らしいから、気をつけて…」
巴「うん…」
め「…あ、そうそう」

めぐはメモ紙を取り出して、何か書き始めた。
…何だろう。

め「病院の中じゃ使えないからね…はい」

受け取ったメモ紙に書かれていたのは、携帯のメールアドレスだった。

め「入院する前に買ってもらったばかりなんだけどね」
巴「あっ、じゃあ私のアドレスも…」

私もペンを貸してもらってメモ紙に自分のアドレスを書いた。

巴「はい」
め「これでいつでもやり取りできるよね」
巴「うん──」

〜〜〜〜〜

以外とあっさり面会が終わってしまった。
何だろう。
244ずっと傍らに・・・激闘編 第十章〜巴side〜:2008/01/03(木) 23:36:31.38 ID:bOQk2d9x0
>>243
めぐのお父さんとは対照的に表情が明るかった。
空元気なんだろうか…
う〜ん──

──この時点で、時間が少し余っていた。
あと15分…いける!

──桜田君の見舞いにも行こっと。

〜〜〜〜〜

──あ、ここが桜田君の病室かぁ。
掛かってる名札の位置からして、窓側に寝てるんだね。

…夜だから静かに…。

やっぱりカーテン閉め切ってるし…
バッて開けてびっくりさせよっかなぁ…w

サッ!

巴「こんばんは!」
ジ「…Zzzz」

──寝てる…。

ジ「…水銀燈…重いよ」

──寝言だ…w
245ずっと傍らに・・・激闘編 第十章〜巴side〜:2008/01/03(木) 23:38:32.44 ID:bOQk2d9x0
>>244
ジ「…何で…リズミカルに…ウソだ!…」

──何してるんだろ…w

ジ「ばらしー…炬燵…引っ張るなぁ…」

──炬燵かぁ…冬の夢見てるんだ…。

ジ「…ハ-イレハ-イレハイレハ-イレホー、ホッホー!!…」

──テンション高いなぁ…w

ジ「Zzzz…?…わっ!!」

飛び跳ねて後ずさり布団を被る桜田君。
そんなに驚かなくても…

巴「こんばんは」
ジ「…?」

布団から顔を覗かせる桜田君が何か滑稽だったw

ジ「ごめん…柏葉か」
巴「──相変わらず、引き篭もり属性は直ってないのね」
ジ「五月蝿いなぁw それに、そうじゃなくて変な夢見てただけだよ」
246ずっと傍らに・・・激闘編 第十章〜巴side〜:2008/01/03(木) 23:39:34.69 ID:bOQk2d9x0
>>245
巴「ふふ…」
ジ「それに、もっと気安く挨拶してくれたらいいのに…
  8年ぐらい付き合いあるのに未だに『こんばんは』かよw」
巴「『こんばんは』じゃ悪い?」
ジ「いや、悪くないけど…柏葉の好きなようにしてくれたらそれでいいよ──」

…こうして当然のように会話が出来ている事が、ちょっと嬉しく思えた。
桜田君、翠星石や蒼星石とは私より接する機会が多いみたいだから少し不安だったんだけど、
…しっかり私のことも幼馴染って思ってくれてたんだ──

──別にさ、翠星石や蒼星石みたいに、
私のことを「トモエ」って呼んでくれてもいいのに。

ジ「さてさて。明日退院出来るかもしれないし、ここの病院ともやっとおさらばだ」
巴「えっ?そうなんだ」
ジ「おう…」

へぇ!明日退院なんだ。
明日も迎えに来ようかな…

ジ「…」
巴「ねぇ」
ジ「…」

おーい、桜田君──

巴「…ねぇ!」
ジ「あっ…」
247ずっと傍らに・・・激闘編 第十章〜巴side〜:2008/01/03(木) 23:41:55.51 ID:bOQk2d9x0
>>246
私を見つめてぼーっとするなんて、
やっぱり寝起きだけあるなぁ…w
──あっ…

巴「たっ…退院すれば、あとは…あの…リハビリが待ってるね」
ジ「そんなこと言うなよw」

…気のせいだよね。
落ち着け…私…

巴「でも私たちは出来るだけのことをしてあげるから、あの…心配しないで──
  あいつらと戦って、桜田君の引き篭もりを直してあげるから…」

そう。私は桜田君のために戦う。
それに私だって、卒業まであの空気の中で過ごしたくないしね。

巴「あ、そうそう」

桜田君にめぐの事言っとこうかな…

ジ「何?」
248ずっと傍らに・・・激闘編 第十章〜巴side〜:2008/01/03(木) 23:42:45.22 ID:bOQk2d9x0
>>247
やっぱやめとこ…
めぐが退院してからでいいよね。

巴「やっぱり何でもない」
ジ「何だよそれ」
巴「桜田君が学校に来るようになったら話すw」
ジ「柏葉も意地悪だなぁw…あ、そろそろ8時になるよ」

──そろそろ面会時間も終わりかぁ。

巴「ねぇ桜田君」
ジ「?」
巴「明日、絶対退院してよ?」
ジ「当たり前だ」
巴「その言葉が聞けてよかった。じゃあまた明日ね」
ジ「来るのか?」
巴「えぇ。迎えにね」
ジ「そか…わかった。じゃおやすみ〜」
巴「おやすみなさい──」

明日…か。
いよいよこれからが本番だなぁ。
桜田君を学校に復帰させるための──
249ずっと傍らに・・・激闘編 第十章〜巴side〜:2008/01/03(木) 23:43:15.91 ID:bOQk2d9x0
終わりだす
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 23:47:00.14 ID:cAW8OAP60
ぐは失礼
251以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/03(木) 23:52:09.44 ID:Gcv6Jzyh0
>>249
病人組に萌えた。
252ずっと傍らに・・・激闘編 第十章〜巴side〜:2008/01/03(木) 23:59:34.80 ID:bOQk2d9x0
>>250
いえいえとんでもなす

>>251
めぐのキャラはちょっと不安だったのですが、
良かっただすw
253以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 00:17:23.80 ID:KPa/tvPHO
254以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 00:19:40.89 ID:IyMh1Ayx0
>>249
ジュンどんな夢みてんだかw
入院すると暇なんだよなあ
255以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 00:36:43.86 ID:XAhGudjw0
きゅうじつ。

翠「やいちび人間! デート行くですよ!」
ジ「はぁ? これからか?」
翠「当然です! どうせおめーは暇なんでしょう?」
ジ「・・・まぁ、暇だけど・・・」
翠「蒼星石も来るですからとっとと準備しやがれです!」
ジ「それはデートと呼べるのか?」
翠「!? なんてこと言うですか! 蒼星石がいたらデートにならないと? 蒼星石が男の子みたいだと?」
ジ「二つ目は言ってない!」
翠「蒼星石ィー、ジュンが蒼星石のことを男の子みたいって言ってましたぁ。
  それで、男の子なんかとデートできるか! ってェー・・・。
  あぁ・・・可愛そうな蒼星石・・・。泣いてる声が聞こえるですよ・・・」
ジ「誰も男の子みたいだなんて言ってない! 言ってないぞ! 聞こえるか蒼星石!
  今から行くから泣くのをやめてくれ! 頼むから!」

256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 00:36:44.48 ID:5jH59rioO
>>249
何かしら最近作風が明るくなってるのは気のせいかなぁ
257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 00:37:11.30 ID:OQ1Zuqy0O
GJ!!
258以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 00:44:14.09 ID:5jH59rioO
>>255
ジュンも大変だなぁw
259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 00:45:33.95 ID:iRDXvL/n0
>>255
翠星石ひどいやw
260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 01:01:17.37 ID:h7WRGBCn0
hosyu
261以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 01:25:22.23 ID:IyMh1Ayx0
>>255
翠星石もひどいなww
262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 01:36:47.78 ID:BnXOChft0
時間が取れなくて全く進んでいなかったローゼンメイデンが幽霊だったらの続きを投下します。
長編を書くときには設定をしっかりしないと無理だと気がついて設定から練り直しました。
思いつきで書いていたから辻褄あわせが大変で・・・・駄文ですがおつきあい下さい。それではあらすじ

JUN「一応主人公です、薔薇学園高校2年生の僕は生まれたときから幽霊が見え、話しも出来たのです。」
JUN「だから幽霊の知人も大勢居ます、大きさを変えられて人を驚かすのが大好きな水銀燈。」
JUN「桜田家に住むヒーリングが出来る子供の幽霊雛苺。」
JUN「薔薇学園音楽室に居るバイオリンの名手金糸雀等々。」
JUN「このことは僕の家族と幼なじみの真紅他数名しかしらない事です。」
JUN「そして先日真紅の家人である薔薇水晶の目を雛苺が治した事がきっかけでいくつかの事件が起こるのです。」

水「あたりまえ過ぎてつまらないわねぇ」
紅「私の説明が無さ過ぎだわ、もっと説明しなさい」
雛「うゆ〜、雛は子供じゃないもん」
JUN、水、紅「「「いや子供だ」」」

【第三章】ローゼンメイデンが幽霊だったら【通りすがりのレディ】  前編

7時半になった、そろそろ真紅が来る準備を始めなくてはならない、部屋を暖めて、テーブルに三人分の苺大福を用意して紅茶の準備に入る。
紅茶には軟水がベター。六●の美味しい水を使う、本当は汲みたてが良いのだがなかなかそうは行かないので仕方ないところだ。
耐熱ガラスのやかんを使ってお湯が沸騰したらすぐに止める、大きめの泡がボコボコ出るくらいが良い、ぬるかったり沸騰しすぎたお湯では紅茶の香気成分がよく出ない。
最初にポットとカップを暖める、ティーポットには陶磁器のポット、カップは内側が白い物が良い。
鉄分を含むポットのを使うと、紅茶のタンニンが鉄分と化合して香味を損なう、桜田家では陶磁器のポットを使っている。
茶葉はティースプーンで5杯 僕、真紅、薔薇水晶、のりそしてポットの分を入れる、保温の為ポットの下にはマットを敷くのを忘れないように、今の季節だとすぐ冷めてしまうので注意しないといけない。
お湯は勢い良く人数分入れすぐに蓋をして3分蒸らし、スプーンで濃さが均一になるようにかき混ぜる。
茶こしで茶がらを漉しながら暖めていたカップに注ぐ。最後の一滴まで注ぐのがコツだ、真紅専用カップに一番美味しい最後の一滴を加えてた。

紅茶がカップに入ったのと同時に玄関の呼び鈴が鳴った。
263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 01:37:35.18 ID:BnXOChft0
>>262
呼び鈴に続いて玄関からのりの声が聞こえてきた。
「あら、真紅ちゃんと薔薇水晶ちゃんいらっしゃい、あがってね〜。」
「こんばんは、JUNは居るかしら」
【あ〜ら真紅に薔薇水晶いらっしゃ〜い】【わ〜いなの、真紅ちゃんとばらしーちょーちゃんいが遊びにきたなの〜】
どこから現れたのか水銀燈と雛苺も玄関で真紅達を出迎えた。
「JUN君は今紅茶を淹れてるわよぉ、かけて待っててねぇ。」
真紅と薔薇水晶が椅子に腰掛けると水銀燈が人形のサイズになって二人の間を飛びながなにか話しているようだ。
雛苺は薔薇水晶の膝の上でご機嫌だ。
「いらっしゃい真紅、薔薇水晶、ちょうど今紅茶が入ったところだよ。」
「お姉ちゃんの分も淹れてくれたのねぇ、ご一緒させて貰おうかしら。」

それぞれ席に着いて紅茶とお茶請けを楽しむ、うん今日も美味しく淹れられた。
「JUNの淹れた紅茶はほんとに美味しくなったのだわ」真紅からお褒めの言葉を賜った。
薔薇水晶も「ほんと、美味しい・・・やさしい味がするよ・・・」と誉めてくれた、誉められると正直嬉しい、次ぎも美味しい紅茶を淹れてやろうと思えるから不思議だ。
「やけに気合い入れて紅茶を淹れていると思ったら真紅ちゃん達の為だったのねぇ、お姉ちゃん妬けちゃうわぁ」
「のり、余計なこと言うなよ」
僕らはしばらくたわいもない会話を楽しんだ、紅茶を飲み終わり、のりが席を立ったのを見て真紅が本題に入った。

「それでね、JUN今日話と言うのは薔薇水晶の事なのだわ、この間雛苺に薔薇水晶の左目を治して貰ったわよね」
【ヒナが治したなの〜ばらしーちょうちゃんおめめ良くなったなの〜ヒナも嬉しいなの〜】
「うんうんありがとう雛苺、ちょっと真紅がお話しにくいからあっちで遊んで来てね。」僕は言いながら水銀燈に目配せした。
【わかったわぁ、私も聞きたいけど雛苺と向こうで遊んでくるわぁ、おいで雛苺。】
【はいなの、銀ちゃんと遊ぶなの。】
なんだかんだ良いながら水銀燈は良い奴だ、静かになってやっと落ち着いて話が聞けそうだ。
264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 01:38:40.49 ID:BnXOChft0
>>263
「それであのときは、雛苺と水銀燈が見えたわよね、それだけじゃなかったのよ。」
真紅の話を要約するとこうなる。薔薇水晶は左目が治ってそのまま帰宅したら、あちこちに幽霊が見えてしまい、幽霊の声も聞こえてしまうようになった。
眼帯をすると幽霊は見えなくなる、眼帯を取ると見える、最初のうち幽霊に慣れてない薔薇水晶は幽霊を見るたびに驚いて叫んでしまった。
楼善のお屋敷でも薔薇水晶の突然の変化にみんな驚いていたらしいが、真紅が詮索無用令を出したのでだれも何も言わなかったらしい。
(真紅が怒ると怖いからなぁ)
屋敷にも何人も幽霊が居て薔薇水晶は落ち着く暇もなかったのだけど、3日も経つと幽霊にも慣れて来て通常の仕事に差し支えるような事は無くなった。
でも最近ストーカーの様な幽霊が居るて薔薇水晶を悩ましている、その幽霊は薔薇水晶をじーと見ているらしいのだが、薔薇水晶が近づくと逃げてしまう。
「JUNは楼善のお屋敷に幽霊が居ることは知っていたのかしら?」真紅が質問してきた。
「もちろん知っていたよ、でも皆が余計な気を遣わないように黙ってたけど。」
「どんな幽霊なのか私にも教えなさい、知らないのも気持ち悪いのだわ」
「まずは真紅のおばあさん、それから先代の執事長さんと、江戸時代の侍風の人もいるな、侍とは話をしたことは無いけど」
「やっぱり居るのね、薔薇しーの説明とだいたいあってるのだわ」薔薇水晶の左目はほとんどの幽霊が見えるようだ。

「それでストーカーの様な幽霊って?」僕は肝心な所を尋ねた。するとそれまで黙っていた薔薇水晶が口を開いた。
「一週間くらい前、旦那様のお使いで隣町に行ったの、その時とても綺麗な女の人の幽霊が立っていて・・・・・・。
 驚くほど綺麗な人だったのだけど、右目が無くて・・・だいぶ幽霊には慣れてきたのだけど、気になってじっと見ちゃったの
 そしたら幽霊も私に気がついたみたいで、とてもびっくりした顔をしていたの・・・そしたら幽霊は私の後を着けてきて・・
 私は怖くなって逃げたのだけど・・・・それ以来気がつくとじっと私を見てるの、私が勇気を出して近づくと幽霊は逃げちゃうし・・・
 私は怖くて・・・・だから今は外出するとき・・必ず眼帯を着けているのだけど・・・・たぶん今も私を見てると思う」
今朝の違和感は眼帯だった事に僕は初めて気がついた、薔薇水晶から『にぶちん』と言われてもしかたないな。
薔薇水晶の話が一旦切れると、すかさず真紅が言う。
「JUN、なんとかなさい、こんな事は貴方しか頼める人も居ないのだから」
「そうだね、なにか出来るか考えてみるよ、まずは水銀燈に家の周りを見て貰おうか?」僕は水銀燈を呼んだ。
【な〜に?】
「ちょっと家の周りに右目が無い幽霊が居るか見てきて欲しいんだけど」
【なんだか面白そうね、で特徴は?】水銀燈は薔薇水晶から幽霊の特徴を聞き出して出かけていった。
「ねえJUN、水銀燈は巧くやってくれるかしら?」
「好奇心が旺盛だからなぁ、近寄りすぎて逃げられなければ良いんだけど。」
265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 01:40:12.81 ID:BnXOChft0
>>264
しばらくして水銀燈が帰ってきた。なんか面白い物でも見たような顔をしている。
【だたいまぁ〜その子玄関前に居たわよぉ〜】
「いたの!、まだ居る?」僕は玄関を見に行こうとした。
【でもねぇ、私がなにかご用ですか?って声をかけたら『え、あ、ごめんなさい』と言ってカーブミラーの中に入っちゃった。】
「水銀燈、逃がしたら貴方が様子を見に行った意味がないのだわ」真紅が抗議した。
【だ〜って、面白そうなんだもん、それに鏡の中に入れる子は初めてみたわぁ、見つけたら入り方教わりたいしぃ〜】
「あなたってほんとにお気楽なのだわ、良い性格ね。」
【うふっ、誉めてくれてありがとう、私もそうおもうわぁ】どうやら水銀燈のほうが一枚上手のようだ。

「でもこれでその幽霊は近くに居る事がはっきりしたわけだね、なんか害を及ぼす訳ではなさそうだし、今度作戦を練ってどういうつもりなのか聞き出そうよ」
僕の提案に全員が賛成したので、早速作戦臨時作戦会議を開いた。

「ごちそうさま、JUN美味しい紅茶をありがとう、また来るのだわ」作戦も決まり真紅と薔薇水晶は桜田家を後にした。
二人から十分な距離を取って僕と水銀燈は家を出た、すると件の幽霊がカーブミラーから抜け出して来た。
僕が気がつかないと思っているのか二人の後を着けだしたところで僕は彼女に声をかけた。
「ねえ、薔薇水晶に用があるの?」
【ごめんなさい、なんでもないの】彼女は逃げ出た、近くのカーブミラーに逃げ込もうとしたところを水銀燈がカーブミラーの前で待ちかまえた。
【にがさないわよぉ〜】意地悪そうに水銀燈が言うと、よほどびっくりしたのか彼女は腰を抜かした。

以上で前半終了です、少しだけでも投下していかないと俺の事だから放置してしまいそうなの(w
後半は何時になるかわかりません。亀ですがおつきあい御願いします。
266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 02:10:53.18 ID:BnXOChft0
うは スレスト

あげておきます
267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 02:37:04.16 ID:IyMh1Ayx0
>>266
ジュンの紅茶の淹れ方のこだわりすげええ
愛ゆえにか・・・・
268今年初めて書くんだぜ:2008/01/04(金) 03:02:52.67 ID:supOsie7O
の「困ったわぁ…」
ジ「姉ちゃん、どうしたんだ?」
の「洗濯機が壊れちゃったみたいなのよぅ…」
ジ「じゃあ、真紅を呼んでこよう。あいつにゃ自前の洗濯板が…」
の「えっと……ジュン君……後ろ……」
ジ「ん?(振り向き)…………」
紅「ねえ、ジュン?時のローマ皇帝ヘリオガバルスはね、気に入らない人に、頭上から凄まじい量の薔薇の花を降らせて窒息死させたそうよ…イッペン、シンデミル?」

ジ(姉ちゃん、逝ってきます…)
の(世界樹の葉、高いのよね…)

保守
269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 03:03:28.05 ID:Wdtgrr350
270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 03:05:26.92 ID:IyMh1Ayx0
>>269
ウイルス入りzip注意
271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 03:29:58.09 ID:3K4iMGf+O
寝る前に干す
272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 04:31:08.68 ID:PR2lzEC/O
保守
273以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 04:37:25.91 ID:IyMh1Ayx0
>>268
ヘリオガバルスの薔薇か
ネタかと思ったらホントでびっくりした
274以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 04:58:56.98 ID:Tk+r+P8w0
h
275以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 05:44:10.43 ID:Tk+r+P8w0
h
276以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 06:03:50.56 ID:3K4iMGf+O
あと参事官
277以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 07:08:11.55 ID:zfMywWw+0
J「ん、なにしてるんだ?」
巴「年賀状、出し忘れとかないか、確認……」
J「年賀状?ふん、お正月には年賀状なんて制度、誰が決めたんだ?僕はそんなの知らないね」
巴「桜田くん……」
J「哀れみの目で僕を見るなーっ!出そうと思えば出せるんだけど、出す必要がないから出さないだけだ!
  年賀状なんてくだらないからなっ!」
銀「そうねぇ、まったくそのとおりよぉ」
巴「水銀燈?」
銀「年賀状とかこの世から消えてなくなればいいと思うわぁ」
巴「三が日が終わったばかりなのに、聞いてるこっちが悲しくなること言わないで」
J「……水銀燈、僕、お前に年賀状出したよな?返事が来てないんだけど……」
巴「っていうか出してたの」
銀「……確かにもらったわぁ……すごく……嬉しかった……私に送ってくれたの、あなただけ……。
  めぐは『えー、めんどくさい』とか言ってくれないし……だから、こうして挨拶に来たじゃない」
J「そんなことしなくても、年賀状送ってくれたらよかったのに」
銀「そうしようと思ってたんだけどねぇ……」
巴「普通に会話してるけど、さっき二人とも思いっきり年賀状否定してなかった?」
銀「……一枚だけ年賀状書くのってね、何も書かないのより虚しいのよ……」
J「ああ……それはわかる……」
巴「ね、ねぇ…そんなことより……お、おせちまだ残ってるんだけど、たべない?ね、ね?」

278以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 07:29:20.02 ID:/mj3eR1+O
>>277
水銀燈へのラブレ…もとい年賀状は何処に出せば良いのですか?ジュン?男には興味ありません。
279以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 08:00:42.07 ID:8BpULB83O
保守短編・馬鹿乙女

ドンドンドンドン!!

J「もう4日目誰だ?」
薔「貴方の…ばらしーです…」
J「ホントに薔薇水晶か?」
薔「実はばらすぃーです…すぃー」
J「薔薇水晶ならコレに答えられる筈だな」
薔「あれ、スルー…?」

J「今年は変な事するんじゃないぞ」
薔「おk把握」

J「(ガラガラッ)わかればい…!?何で全裸なんだよ!?」
薔「馬鹿には見えない振袖…下着は勿論無し…基本中のきほn」

ピュウゥゥ…

薔「ガクガクブルブルヘックチョン!!」
J「真冬にそんな恰好するから…ホラ、中に入って服着ろ」
薔「うう…面目なひ」ズズー
280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/04(金) 08:47:22.91 ID:Z6ByDCwa0
ほしゅ
281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
もーそろそろ乾燥かねぇ。