1 :
1:
2 :
涼宮ハルヒ ◆HARUHIYFnQ :2008/01/01(火) 01:59:45.27 ID:lzTpX19s0
それもそうね
3 :
1:2008/01/01(火) 02:00:01.45 ID:lyD0bg0y0
【漂白の覇者:重耳】
晋の献公の時代、側室の驪姫は献公の寵愛を嵩に自分の子を世継ぎじしようと策謀し
太子申生を自害に追い込み、重耳、夷吾、二人の公子の命も狙った。(第三話)
そのため重耳は母の国へ、夷吾は魏へ亡命する。
(ヽ三/) ))
__ ( i)))
/⌒ ⌒\ \ <カーチャンの国に世話になるおwwww
/( ●) (●)\ )
./:::::: ⌒(__人__)⌒::::\
| (⌒)|r┬-| |
,┌、-、!.~〈`ー´/ _/
| | | | __ヽ、 /
レレ'、ノ‐´  ̄〉 |
`ー---‐一' ̄
4 :
1:2008/01/01(火) 02:00:56.75 ID:lyD0bg0y0
この重耳には5人の有能な部下がいた。
中でも叔父の趙衰(ちょうし)は特に有能だった。
/ ̄ ̄\
/ ヽ、_ \
l⌒ヽ (●)(● ) .| 常識的に考えて・・・
ヽ、 \(__人__) |
// \ (,`⌒ ´ |´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
ヽ { | ヽ\__
| l l|,, ___,{ / \__)_
ゝ____`ヽ_(  ̄ ゙̄ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ、 )
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄\
/ ヽ、_ \
l⌒ヽ (>)(< ) .| 常識的に考えて・・・
ヽ、 \(__人__) |
// \ (,`⌒ ´ |´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
ヽ { | ヽ\__
| l l|,, ___,{ / \__)_
ゝ____`ヽ_(  ̄ ゙̄ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ、 )
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
____
/ノ ヽ、_\ <どこが有能なんだよ!
/( ○)}liil{(○)\
/ (__人__) \
| ヽ |!!il|!|!l| / |
\ |ェェェェ| /
5 :
あひるちゃん ◆TKBU.nXcBI :2008/01/01(火) 02:01:05.86 ID:CEcrp8gb0
随分マニアックだな
6 :
1:2008/01/01(火) 02:02:15.90 ID:lyD0bg0y0
母の国の君主は喜んで重耳一行を迎えた。
/ ̄ ̄ ̄ ̄\,,
/_____ ヽ
| ─ 、 ─ 、 ヽ | |
| ・|・ |─ |___/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|` - c`─ ′ 6 l < いつ出てくの?
. ヽ (____ ,-′ \________
ヽ ___ /ヽ
/ |/\/ l ^ヽ
| | | |
7 :
1:2008/01/01(火) 02:03:15.27 ID:lyD0bg0y0
それから間もなく母の国の君主は、咎如(こうじょ)を攻め二人の公女を手に入れる。
______. ,.. --──-- .._ _.. -──‐-、
i'::::::::::::::::::::::::::>' `<::::::::::::::::::::::::/
. ! :::::::::::::::::::::/ `、:::::::::::::::::/
丶:::::::::::::::::/ ,.__ 丶:::::::::::/
`、:::::::::::/ ,.r '"´ ```ヽ、 `、:::::/
丶::: / /: 〃" `ヽ、:::、::ヽ. V
V ,.,..'::'::/ ハ/ \:l::!,::ヽ. `、
,' /,'::/;ィ' ● ● リリ !:l/ /
.{ { l:::i'_{ ,,⊂⊃、_,、_, ⊂⊃_.l:|/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
`ヾニl:::ト->‐─--.._,.-‐-‐`\l:l < お世話しますお♪
___ !::l/::::::::::::::::::::|:::::::::::::::,.-iリ \_____________
. ,'´::::`i ヽiT ‐、_, -‐-.!、_,.-‐'´ }
. ! ::::::: { `ゝ_ _ _ _/
`、::::::::`、 ,.' ̄  ̄ ヽ、
`、 :::::::ヽ/ -‐_"./ \
ゝ.::/ _ ヽ、_
,r'" _.. ‐、, '´)_,..( `i'´ヽ、_.-‐'
`ー---∠._:::::::`ー'::::::::::`":;;;..-‐'
8 :
1:2008/01/01(火) 02:05:24.59 ID:lyD0bg0y0
姉を重耳に、妹を趙衰に娶わせた。
........ , -───-= 、
:, :<´ ̄ ̄ ̄ : >^\:.._ / \
...:/: : : : : : : : : : /: : : : : `ー' : i-、. / \
:f´ ̄ ̄ ̄:}'⌒ : : : : : /: : : : : : : : : : : :│:ヘ__ / ヽ
:|: : : : : : : :| : : : : : : / : : : : : : : : : : /: : : l: : :', ヽ/ ヽ
:|: : : : : : : :| : : : : : /: : : : : : : : : / / : : : :} : : :l: :ヘ 丶 いただきま〜す
:| i: : : : : : :|ー―: :/: : : :/ : : : : / /{: : : : .′ : | : : :. 、 l
:| |: : : : : : :lミヽ、/: : : :/ : : : :./ / }: : : /: : : :.| : : ハ._ノ'′ `、 |
:| |: : : : |: : | : ∨: : : :/ : : :/j:/ i : : ∧ : : : | : : : i● ) "ー-- /
:| |: : : : |: : | : .′: : /: : /,x≦{ | : / │ : : :| : : j | (● ) /
:j: }: : : : l: : |r┤: : :/ : : ,イ{_ノ::} | /心イ : : :.l : :∧| j ///// /
.:/:八: : : :h: :| r{: : :/: :/〈{ { : W j/ん/:} : : : l/ }}-‐'"ヽ. ) /
:/: ′ヘ : : |ヘ |ヽ|: :/:W } ゞ-' ム/: :|: : / ヘ j ` ー-`ー-一'′ /、
:\:{ ヾ、W{: : : :| __ }: : j/ |.:.:.:.:ヘ ヾ /ノ.:.\
_>ー―f^:ヘ : : :| 、 _ , イ | : :/}: }.:.:.:.:.:iヘ ,//.:.:.:.:.:.:.\
,イノ⌒\ ` ヽ、:{ l>、 }: /j/ ,j/.:.:.:.:.:.:| `ー-= - /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
9 :
1:2008/01/01(火) 02:07:53.97 ID:lyD0bg0y0
そして5年の歳月が流れた。
\ \\ _ // / /
< , -=ミ;彡⌒`丶、 >
< /:::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶 >
< /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ >
< l::::::rィノツノtゝミン、ノノン、:::::::l >
< !:::::: '"^'"`~` ヾ( l::::::ノ >
< ',::::j ==ュ r== 〈::::::j >
< fヾ}, ィ赱、 i i r赱ミ l:イ >
< lと', `"" ,l l `"" ,リぅ! >
< ヽ-ヘ ,ィ''。_。ヽ、 /_ン' >
< ', / _lj_ } ,' >
< l、 ^' ='= '^ /! >
< l ヽ. `""´ ノ l、 >
< _, ィ{ `' ― '´ }ヽ、 >
/ / \\ \ \
___
/ ー\
/ノ (@)\
.| (@) ⌒)\
.| (__ノ ̄| | ///;ト,
\ |_/ / ////゙l゙l;
\ _ノ l .i .! |
/´ `\ │ | .|
| | { .ノ.ノ
| |../ / .
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:09:24.91 ID:hDdKcfnqO
やらない夫wwww
11 :
1:2008/01/01(火) 02:10:20.52 ID:lyD0bg0y0
重耳には二人の子供が産まれ、平穏な生活を楽しんでいた。
_ i'i,,,/7-、,_
ヾ、゙ヽ ゙' '/彡
=ミ ,、、_i i,L,_'゙=i-、 <トーチャン・・・体が・・・体が熱いよ〜
./'゙彡r|, ニt /-ミ' ゙l,
,,/ .,゙''i、l'=''(・)j)ノ゙ i i、_
'1--、| l,゙l'rェェ,.l゙j゙./゙⌒ヽミ
l゙i i .n i;ヽヾ'=|'゙/゙/i゙/!j゙!ji゙
Yt'‐リ゙'゙´ ゙ヽ‐|'゙ ´゙゙.i、,_ノ
.|N'゙rエニニlニコニニ'l、,
r'゙´`゙'=;、,,、,、---、ゞ'゙ ゙ゝ
ヽ,_r゙'L,_ `゙'>゙`〉
r‐'''゙ _,) i‐'゙ ぐ_
.゙ヾ-'゙ ゙\ 、ろ
゙ー゙´
____
/⌒ ⌒\ ホジホジ
/( ●) (●)\
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ <で?
| mj |ー'´ |
\ 〈__ノ /
ノ ノ
12 :
1:2008/01/01(火) 02:12:21.84 ID:lyD0bg0y0
ちょうどその頃、晋の里克大夫の使者が書簡を持ってくる。
、 ヽ
|ヽ ト、 ト、 ト、 、.`、
/|l. l. | |l l | | l |l.| |l. l
/' j/ ノ|ル'/レ〃j/l |
-‐7" ヾー---┐|_.j <書簡を持ってきました・・・
 ̄ ./゙ニ,ニF、'' l _ヽ
:: ,.,. |ヽ 」9L.` K }.|
l' """ l ) /
h、,.ヘ. レ'/
レ′
r.二二.) /
≡≡ ,イ
. / !
\ / ├、
::::::` ̄´ / !ハ.
____
/::::::─三三─\
/:::::::: ( ○)三(○)\
|::::::::::::::::::::(__人__):::: <え・・・あ・・・うん。ありがとう・・・
\::::::::: |r┬-| /
ノ:::::::::::: `ー'´ \
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:13:12.98 ID:hDdKcfnqO
ちょwwww
14 :
1:2008/01/01(火) 02:14:15.45 ID:lyD0bg0y0
そこには父、献公の死と驪姫が暗殺されたことが記してあった。
/ ̄ ̄\ なんかあったのか?
/ _ノ ヽ
. | ( ●)(●)
| (__人__)
. | ` ⌒´ノ /  ̄ ̄ ̄\ トーチャンとメス豚が死んだお
| } / ー ー \ ほっとけばいいお
ヽ } / (●) (●)ヽ ___________
/⌒ヽ、 ノ | ⌒(__人__)⌒| | | |
__/ ノ \_ィ ´ ∫ \ `⌒´ / | | |
| | / / } ∬ /⌒) ー‐ ⌒ヽ| | |
| | / / |i ┌‐┐ / _/ |ヽ | | |
| | ( 〆⌒ ──r─≒、 .| =| (__ ̄'⌒イ^イ^)´),Y´Y|_|__________.|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄└‐┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ __,| | |_ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
15 :
1:2008/01/01(火) 02:15:45.11 ID:lyD0bg0y0
さらに帰国し即位するよう記されていた。
____
/⌒ ⌒\
/( >) (<)\
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ シシシシシシシシッ
| /| | | | | | やっと俺の時代がきたおwwww
\ (、`ー―'´, /
 ̄ ̄ ̄
____
/_ノ ' ヽ_\
/(≡) (≡)\ <これでクソ不味い飯ともお別れだおwww
/ /// (__人__) ///\
| |r┬-| |
\ ` ー'´ /
____
/_ノ ヽ_\
/( >) (<)\ <野郎ども!!さっさと帰って即位するおwwww
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \
| |r┬-/ |
\ ` ̄'´ /
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:16:55.98 ID:hDdKcfnqO
糞まずい飯wwwwwww
17 :
1:2008/01/01(火) 02:17:55.55 ID:lyD0bg0y0
しかし叔父の趙衰が待ったをかける。
/ ̄ ̄\ 馬鹿か!お前みたいなアホ誰が即位させんねん!偽りに決まってんだろ!!
/ノ( _ノ \
| ⌒(( ●)(●) 常識的に考えて・・・・・・。
.| (__人__) /⌒l
| ` ⌒´ノ |`'''|
/ ⌒ヽ } | |
/ へ \ }__/ / / ̄ ̄\
/ / | ノ ノ / ●)) ((●\’, ・
( _ ノ | \´ _ ( (_人_)’∴ ), ’
| \_,, -‐ ''"  ̄ ゙̄''―---└'´ ̄`ヽ て
.| ______ ノ (
ヽ _,, -‐ ''" ノ ヽ r'" ̄
\ , '´ し/.. >>@ | J
\ ( / |
\ \ し- '^`-J
18 :
1:2008/01/01(火) 02:20:19.95 ID:lyD0bg0y0
しかた無しにこの申し入れを断る。
_______
:/ ̄| : : ./ / # ;,; ヽ
:. | ::| /⌒ ;;# ,;.;::⌒ : ::::\ :
| ::|: / -==、 ' ( ●) ..:::::|
,― \ | ::::::⌒(__人__)⌒ :::::.::::| : 趙衰・・・断ってきたお
| ___) ::|: ! #;;:.. l/ニニ| .::::::/
| ___) ::| ヽ.;;;//;;.;`ー‐'ォ ..;;#:::/
| ___) ::| .>;;;;::.. ..;,.;-\
ヽ__)_/ : / \ ハァハァ....
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:21:21.45 ID:hDdKcfnqO
何があった!?
20 :
1:2008/01/01(火) 02:22:28.50 ID:lyD0bg0y0
一方晋では、重耳が帰国しないため弟の夷吾に書簡をしたためることになる。
. _ .. -──- .. _
| | | | | l | | | | |
| | | | | l | | | | |
| | | | | l | | | | |
| | | | | l | | | | |
| | | | i==i | | | | |
| |_j L〈{互}〉LLLL_ |
{}{-─────-}{}{}{}i}
ィi ___ __,,... ミミi;リ、
/ ll´ rtァミ、 ,rヒrァュ‐ }ii:|;ミュ、 <夷吾様に書簡をしたためましょう。
,;'/;:;! | `´ / ; `´ |i:ハミミi
//;:ijハ . .__,_ ) |i!リハ}ハ
//;:j/;::ハ ,,rj''ik;;:;,、 iリ'}}i:;:}!;:|
ノ;:';:ji'/;::;:ハ,;' ´三 ` ヾ;,..イi};:iリi;}i;:}|
. /;:ji;;j'/;:// {ハ{!\ ji! ,.; ,i! |il;:};:,ソイ;:|
/;jソ''///::::::::|\ j;i{;i´ l! |ハ;:j}' ij;:i|
/;::/ ''" |::::::::::| \ ハ | }:::}` j;;j}
_,,.-'' |::::::::::| / 、| | |::::ハ ` .
- ´ ;:. |::::::::::| / |\ } |::::}ハ `
21 :
1:2008/01/01(火) 02:26:11.92 ID:lyD0bg0y0
書簡は夷吾の元に届けられる。
./\___/ヽ
/;:''''\ '''' /.\
ミ ミ ミ |::::::(●) ,、(●).| ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\ /⌒)⌒)⌒)
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / // ブサイクな顔して何言ってんだぷーwwwwwww
| :::::::::::(⌒) | | | / ゝ :::::::::::/
| ノ | | | \ / ) /
ヽ / `ー'´ ヽ / / バ
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バ ン
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、 ン
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
/\__/ヽ
. /;:''''/ '''' \\
.. |::::::(●) ,、(●)|
/ (__人__) \
| ` ⌒´ .| さっさと帰って即位すんぞ
\ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
. \ /___ /
22 :
1:2008/01/01(火) 02:27:10.68 ID:lyD0bg0y0
しかし腹心が待ったをかける。
>  ̄ ̄ <__
/ O ´ )
/ _ `ヽ 、 <待ちなさい。国内にも公子はたくさんいますし
. / // 、__ノヽヽ 外には兄、重耳がいるのに
l |.| | .l___ それを差し置いて夷吾様にと言うのも変ですぞ。
l ____ノノ `┬‐'
/ ー‐ ' lヽヽ
∧ / / ヽ ) /\ レ' ノ
/::::∨ ヽ_、____ノ´.、 /:::::::::.、 |'´
/:::/ 〈:::::::::::::::::::〉 〈:::::::::::::::〉!
. // .\::::::::/ \:::::::/ .|
. / ` ´ ` ´ ヽ
l )
ー 、___、 __ - 、 , -‐-‐'
`ー‐ ´ `ー´  ̄ ̄
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:27:57.38 ID:hDdKcfnqO
誰だよコイツwwwwwwww
24 :
1:2008/01/01(火) 02:29:40.82 ID:lyD0bg0y0
だが夷吾は聞かない。
/\__/ヽ
. /;:''''/ '''' \\
.. |::::::(●) ,、(●)|
/ (__人__) \
| トエエエイ | バーカwww兄上は帰国を断ったんだよwwww
\ |r┬-| /
| . `ー'´ ./ 今が絶好の機会だろーがwww
_/ ./
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
25 :
1:2008/01/01(火) 02:30:52.76 ID:lyD0bg0y0
, ‐ 、,.- 、
/ ヽ ヽ
/ _ |. l
_ _ l. | ヽ | <では万全の備えをするため、秦の穆公に援助を取り付けましょう。
/:::::::::ヽ´::::ヽ |. | ┃! { 夷吾様が即位したら何か見返りをすることを条件にしてですが・・・
. !::::::::::::::::j::::::::::| l `ー‐' ヽ
|::::::::::ー 'ヽ.ー.\ \ヽー‐_、 _ノ
. i::::::::::::::::::::::\:::::.ヽ/./:.く.、  ̄
!::::::::::::::::::::::::::ヽ/,ィ/:.:.:.:.ヽヽ
\::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ!|:.:.:.:.:.:.V
ヽ:::::::::::::::::::::_::>. 〉:.:.:.:.:.:.:|、
丶::::::::::::{_,___/ヽ:.:.:.:.:.ノノ
` ー‐‐‐-ゝ .rニ, |
l | }. l
/ | ! `ー-‐ 、
ノ ヽ ヽ._ ⌒)_)'
(__(_)__)  ̄
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:32:49.69 ID:hDdKcfnqO
これ見てるの俺しかいねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
27 :
1:2008/01/01(火) 02:33:13.24 ID:lyD0bg0y0
夷吾は秦の穆公だけでなく、国内の方にも手を打つため里克大夫に恩賞を出すことを決める。
/\__/ヽ
/ :::::::\
| .:::|
/ / '''' \''、::::\ <よし穆公には河西の8つ都市を献上。
| (●), 、(●) | 里克には領土を授けよう。
\ (__人__) /
| ` ⌒´ |
_/_______i |_
.. / ヽ,,⌒) (,,ノ \
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:33:17.35 ID:bEx4IGWZ0
まあ落ち着け
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:33:45.04 ID:X322/0OF0
俺も居るよ
じゅーじは微妙に人気があるよな
30 :
1:2008/01/01(火) 02:34:47.53 ID:lyD0bg0y0
そして夷吾の使者は秦に向かい援助の申し入れをする。
穆公はそれを受け入れた。
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒リ| l │ i|
レ!小l( ●) (●)从 |、i| <いいお!援助するお!
レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ ,,,
ヽ、 ゝ._) j / /⌒_)
ヘ,、 __, イ ノ ノ
__._ /、. ⌒´ 、` /
(⌒ |_,,,ノ
""''''''ヽ_ |
| |
| |
i  ̄\ ./
\_ |/
_ノ \___)
31 :
名無しのF:2008/01/01(火) 02:34:50.82 ID:RwEg520dO
読めない漢字が多くて俺涙目www
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:36:06.60 ID:hDdKcfnqO
>>29 じゅーじって読むのか!
ずっとちょーじって読んでたwwwwww
33 :
1:2008/01/01(火) 02:37:09.76 ID:lyD0bg0y0
こうして夷吾は晋に帰国し即位、恵公(けいこう)と名乗った。
_____________________
| |
| |
| 恵 公 ! |
| |
| |
|________________________|
|| || || || || /||\||___|/`|| || || || ||
|| || || || ||;:'''|| ''||~~||\|| || || || ||
|| || || || |||:::(||) || ,||○||\ || || || ||
|| || || ||/ || || (_||人||_)|| || || || ||
|| || || ||| || || |⌒|| || _|| || || ||
|| || || || || || || || ||/ || || || ||
|| || || || ||/;.;|| ヽ || ||ヽ || || || || ||
|| || || || ||l;.;.;||;.;.| || || `i|| || || || ||
|| || || く||ヽ'!.||.;.;.;|| || ||!:! || || || || ||
|| || || ||ヽ'!||.;.;.||| ||「||||L || || || || ||
|| || || || L||;:;:;||| || || || || || || ||
|| || || || || !;::||;_||ノ || || || || || ||
|| || || || || ||入ノ|| || || || || || ||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
34 :
1:2008/01/01(火) 02:39:10.75 ID:lyD0bg0y0
だが兄を差し置いての即位である。
恵公は一抹の不安を感じていた。
/\\\
/// \\\
〃( (`⌒) =|==\
彡ゞ'(て@ ) ). =|== |
彡弋 八_ フノ ノ=|==/
.川川||/;:''''/ '''' \\
.. 川川||::::::(○) ,、(○)| 恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い恐い
川川| \__/ .\
川川 u \/ |
. \_______/
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:39:23.97 ID:6KfGQMRjO
36 :
1:2008/01/01(火) 02:40:58.48 ID:lyD0bg0y0
恵公は国内の地盤強化のため重耳派とみられる重臣の粛清をする。
r‐-、r‐-、r‐-、r‐-、 /\__/ヽ
────────┤ || || ||_..._|‐───────┐ . /;:''''/ '''' \\
| ー───────ヽ_,ノ|| ||_...._||_...._| ─────── | .. |::::::(●) ,、(●)|
| DEATH NOTE . ヽ_,.ノ||.-‐.ヽ_,.ノ | / (__人__) \
| ──────────. : `ー'` ──────── .| | トエエエイ | 俺が浄化するぷー
| 里克大夫 : マスオ | \ |r┬-| /
| ──────────‐ :. ──────────‐ .|--r'⌒! ̄ `":::7ヽ. `ー'´ ./ バン
| 丕鄭 : .| ヽ | :::::::::::::ト、 \ ./ヽ バン
| ──────────‐ :. ──────────‐ .| .| ::::::::::::::l ヽ `7ー.、‐'´ |\-、
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:41:14.27 ID:hDdKcfnqO
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:42:36.88 ID:hDdKcfnqO
一人いらないやつが書かれてるwwwww
39 :
1:2008/01/01(火) 02:42:57.30 ID:lyD0bg0y0
里克、丕鄭は死亡。丕鄭の子、丕豹は秦に亡命し敵討ちの機会を狙った。
(⌒⌒⌒)
|||
_____
/::::::::::::::::::::::::::\ 〜
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ 〜
|:::::::::::::;;;;;;|_|_|_|_| 〜
|;;;;;;;;;;ノ∪ \,) ,,/ ヽ 〜
|::( 6∪ ー─◎─◎ ) 〜
|ノ (∵∴ ( o o)∴) 〜
| ∪< ∵∵ 3 ∵> ムッキー !! 恵公覚えとけよクソが!!
\ ⌒ ノ______
\_____/ | | ̄ ̄\ \
___/ \ | | | ̄ ̄|
|:::::::/ \___ \| | |__|
|:::::::| \____|⊃⊂|__|__/ /
|:::::/ | ̄ ̄ ̄ ̄| 〔 ̄ ̄〕
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:43:13.77 ID:X322/0OF0
ずっとじゅーじって読んでだぜ・・・ハズカシス
まぁ口に出さない品
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:44:59.02 ID:hDdKcfnqO
42 :
1:2008/01/01(火) 02:45:36.69 ID:lyD0bg0y0
そればかりか、恵公は河西の8つ都市を秦に献上するという約束も無視せていた。
. , - '' "´ ̄ ;; ``ー-、_
i , -;‐;-、 i
', ,i;';';';';';';';'i、_ /
ヽ, -''"´ ̄ ヽ;';';';';';'ノ  ̄、_/
{ ___=ニ≡≡ニ=_ }
jr ' 二 ニニ===ニニ二ヾ、j
(_r<;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;';;;>
.. |::::::(●) ,、(●)| <え?8つ都市の献上?
/ (__人__) \ ・・・。あれ釣り。
| ` ⌒´ |
\ /
_ .|:::::`ー-、_`_二_´,..-'´|
__ノ彡ノー|:::ミ:::::::::::::::::|||::::::::::彡:|くミヾ、
--−'´⌒_,-":::::::ヽ_:::::::三::::::|||::::::三:::::j:::ヽ、_⌒ヽ、
, -‐'i"::´::::::::::::::::::::::::`:::ー::::-:::!!!:::-:::‐:´::::::::::::ヽ、_⌒ヽ⌒ヽ、_
:::::::::::';:::::○::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::○::ー、_ `ヽ
:::::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー-、__ノ
:::::::::::::::';:::::○:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_:_:_:_::_:_:_:_:::::::○::::::i::::\
::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|| || |::::::::::::::::;':::::::::ヽ
::::::::::::::::ハ:::::○::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ、__j:ヾ、__j::::::○:::::l::::::::::::::',
:::::::::::::::i:::::';::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r"゙ヽ::r"゙ヽ::::::::::::::|::::::::::::::::i
::::::::::::::i::::::::';::::○::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ__ノ::l_ _|::::○:::::!:::::::::::::::::'
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:48:17.23 ID:hDdKcfnqO
釣りかよwwwwww
44 :
1:2008/01/01(火) 02:48:31.65 ID:lyD0bg0y0
恵公の3年、晋は大旱魃に襲われた。
恵公は秦に食料援助を求める。
/\__/ヽ
. /;:''''/ '''' \\
.. |::::::(●) ,、(●)| +
/ (__人__) \ <食料送ってくれ!!
| ` ⌒´ |
\ \
/ ヽ
/ , __r‐f2=ェ―‐f―――――i――――t====f~i=
r‐‐| |'''ー´ ~~~~~~~~~~~~~~l^l^l^l^l ソ――――' ̄ ̄ ̄
l| \  ̄ ̄ ̄ ̄⊃ー―'´ ̄`‐‐‐‐´
,l,,,,,...=`ー―‐、__三) |\/
| |
45 :
1:2008/01/01(火) 02:49:05.69 ID:lyD0bg0y0
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、y ⌒ヽ
/ `ヽ ヽ \ リ}
//, '/ヾ´\ヽ ヽハ 、 ヽ i|
〃 {_{ .⌒ リi }i,リ| l │ i| |
レ!小lO○ ○O从 |、i| i|
レ⊂⊃ ┌-┐⊂⊃ |ノ .r| ウェギャビィ・・・
ヽ、 ._ノ /{i| .i|
ヘ,、 __, イ {ii、 リ
γー/フ |ヽ / .iー/フ.、小レリ
{ / / / / / .i
46 :
1:2008/01/01(火) 02:50:17.82 ID:lyD0bg0y0
秦ではこの件について議論する。
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ ヽハ ヽ
〃 {_{ ー_, 、ー, リ| l │ i| どうしたらいいお?送るべきかお・・・?
レ!小l( ●) (●)从 |、i|
レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ
ヽ、 ゝ._) j /
(⌒\(mm ィ´ヽ
|ヽ、 ノ゙ ノi⌒\|
ソ /⌒ヽ人/⌒ヽノ
(^|゙ '|=y ゙|
ヽソ,__|_,、,レ'__j
47 :
1:2008/01/01(火) 02:51:19.29 ID:lyD0bg0y0
(´⌒`´⌒`´⌒)
| |
|_______| _
(⌒ヽ ⊂つ ⊂つ\ヽ <恵公厚かましすぎ・・・
( ) l _ l |) 送らなくていいだろう・・・常考・・・
( ノ:::::::)(_)(::::::|ノ
`ー´ ___ ノ
\ )\_/ (ノ
\_____/
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:52:16.31 ID:hDdKcfnqO
ジジイwwwww
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:53:15.35 ID:6KfGQMRjO
介子推の強さは異常支援
50 :
1:2008/01/01(火) 02:53:45.54 ID:lyD0bg0y0
__
´: : : : : : : ̄ ̄ 、
/ : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
. / : : : : : : : : : : : : . . .\
、__//. /. . . . . . . . . . . : : ! : : : : ヽ
 ̄/. : /. : : : :/ : : : : : : : : : : : \l: : : : : : :ヽ
. l : : l : / : /. :/ : : ヽ、: : : `ヽ : !: :l: : : : : ヽ、
l :/ l : l: : :l :∧: :ト、: lヽ、: : : :ヽ!: :l: :l: : : l  ̄
l/!: ! : l: :/l/‐-ヽ! ヽ ! _ヽ-―!‐ !: :l: : : !
ヽ! : l : ! rfチミ、 ヽ´ fr旡ミ! : ト、l : : ′
. ヽ !: :l rっソ 匕り !: : !丿/j/ 民は関係ない・・・送るべき・・・。
. j∧ :ト、 `¨ . l l :l j/
V: :lヽ、 _ /j/!/
ヽ: ! > __.. ィ ト、〃
ヽ! //j ト!/\
_/ :/-―――-l : : : :ヽ、__
/|::|: : : :! -―――-! : : : : : :/∧
_____ /! !::!: : : :! ̄  ̄ ̄/. : : : : :/://:!
∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧ /. : : : : :/://.:::l
. ∨ ∧ /. : : : : :/://.::::::l
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:54:42.87 ID:hDdKcfnqO
長門wwwww
52 :
1:2008/01/01(火) 02:55:19.54 ID:lyD0bg0y0
秦は仕方なしに食料援助を飲んだ。
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ ヽハ 、 ヽ んふーふふふ んふふんふ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ,リ| l │i| 食料だけでいいのかお?
レ!小l( ●) (●)从 |、i|
レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ 私はいらないかお?
,ー-、 ヽ、 丶_ノ j /
ヾ-、,.i ヘ,、 __, イ
〈 ノ //´ Yヽ! \
| i .レ'/ '´ ̄ ̄//丶
l .|.ヘ/ ., // ヽ
| ( \ /_ , -ー´ゝ、 !
. i .ヽ ノヾκ i !
.| .Υ´ ヽ ,.イ !
| ii `ー‐'' /| |
53 :
1:2008/01/01(火) 02:56:00.29 ID:lyD0bg0y0
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ ,/
r、 r、/ ヘ
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
\>ヽ/ |` } | |
ヘ lノ `'ソ | |
/´ / |. |
\. ィ | |
| | |
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 02:57:05.43 ID:hDdKcfnqO
やwwwwwwるwwwwww夫wwwww
55 :
1:2008/01/01(火) 02:58:06.54 ID:lyD0bg0y0
それから2年。こんどは秦が大旱魃に見舞われる。
穆公は晋に食料援助を求める。
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ ヽハ 、 ヽ <食料援助たのむお・・・
〃 {_{ _ノ ¬_,リ| l │ i|
レ!小l ゚⌒ ⌒゚ 从 |、i|
レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ
ヽ、 ⌒´ j /
ヘ,、 __, イ
56 :
1:2008/01/01(火) 02:59:22.40 ID:lyD0bg0y0
晋ではこれを議論する。
/\___/ヽ
. /;:''''/ '''' \'''';\
.. |::::::(●) ,、(●)::::::| すぐに食料送ったほうがよくね?
/ (__人__) \
| ` ⌒´ . |
\ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /___| |
. \ / ____ /
57 :
1:2008/01/01(火) 03:00:53.88 ID:lyD0bg0y0
_ ‐、
_. ´ /
_ , -、_ / /
( ̄ ー 、_ .l l:::::`ー! ! \ | /
\ \`' 、::::ヽ\. > ‐´ ―´
\ ノ.|\ ` 、 、ー、ー、 `ー
`ー/,.‐´::::|ヽ、__.入 、`l |  ̄ 、`ー 、 <恵公様、それはなりません。
| |:::::::::/// . .:\`!.| 、 _ノ } .〉
{ ! i:::://:/ ......::::/| |, ! .┴ヽ.___
`! }::| |::| \:::::::<。__| |:ヾ ! )
_ .ノ /:::ヾ、:、ー'___ -::ヾ.!:| | ` ┬-イ  ̄
(__| |::::::::::!.|ヽ `ー‐ ´:::::〉´/ _ / r'
ヽ`ー、:::| !::::` ー-‐ニ{ | ´ `ヽ./ .{
rヽ !:`ー、 、::::::::// ).} _ .ノ/_/
\_! !:::::ヽヽ 〈/ ン´ ヽ
/ ヽ`ー、::::::::| | /- 、 \
(_/ ヾ 、 /ヽ 、_/ `ー'
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:01:36.61 ID:hDdKcfnqO
つか、こいつの部下なんでポケモンなんだよwwww
59 :
1:2008/01/01(火) 03:03:34.94 ID:lyD0bg0y0
_. -―-- 、l `ヽ
/ \-、 l
. 〈 > < 、l | <秦は今や侮りがたい国。いつか天下に号令するかもしれません。
V´ ヘへヘへ l! / 叩くなら今です!
!. |::::::::::::::::::! /
| ├-- 、::::/ !/
!、 \ヽ __У , '
,. -- 、 ヽ\ ヽ /
(::::(・)::::\. l. |. l , '
` ー‐- 、::ヽ! | | /
, ‐‐-' ー' ム‐ 、
v'⌒ー __  ̄`ヽ
ヽ.__ノ ヽ _ノ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:04:37.95 ID:X322/0OF0
ブレーンがポケモンってある意味絶望的な人材不足だなwwww
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:06:04.00 ID:hDdKcfnqO
恵公おわってんだろwwwwwww
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:06:09.13 ID:QNzPPoR/0
亀レスだが、
>>50 長門=百里イ奚(ひゃくりけい)
秦の穆公(ぼくこう)を支えた名臣
63 :
1:2008/01/01(火) 03:06:18.96 ID:lyD0bg0y0
これは穆公と恵公の側近の器の違いである。
_. -―-- 、l `ヽ
/ \-、 l
. 〈 > < 、l |
V´ ヘへヘへ l! / ソーナンスwwwwwwww
!. |::::::::::::::::::! /
| ├-- 、::::/ !/
!、 \ヽ __У , '
,. -- 、 ヽ\ ヽ /
(::::(・)::::\. l. |. l , '
` ー‐- 、::ヽ! | | /
, ‐‐-' ー' ム‐ 、
v'⌒ー __  ̄`ヽ
ヽ.__ノ ヽ _ノ
/.:.:. \
/:,:.:.: / ヽ \
/.:.l:.:.:/:/ :/ ', :l ヾ`ー
/!:.:.|:.: l/ 〃 / j } :| ハ
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l l }
N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j
ヽム:.} c;_j c;リ ル iレヽ
`ヘ:ゝ .' 小/ ・・・。
ヾ:{>、 _ ィ<}/|/
_, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
/| l:| | ===| |:l゙ヽ
/ | l:l l l l::l l
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:07:36.43 ID:hDdKcfnqO
65 :
1:2008/01/01(火) 03:08:29.24 ID:lyD0bg0y0
翌年、恵公は秦に攻めは行った。
バ カ に ご 注 意 !
┃ |
┃ |────
┃,、 ,.,,|  ̄ ̄ ̄
ノ ''ー''~ /|==== _ /\__/ヽ
ヽ´ ー,.ノv, ヽ二,,.. -ッ /;:''''/ '''' \\
ノ | _ ', (´ |::::::(●) ,、(●)|
) `´レ. ヽ., (~ / (__人__) \
/ \  ̄`~゙`''''~゙`'''' | トエエエイ |
`ヽ /^、(ヽ::゙フ . \ |r┬-| /
)/∨ /~( ヽ. `ー'´ ./
/..┃ / / /、
┃ ゝ/ _,, `~ヾ´ ,,. ゙''丶
┃ (_,. -''~´ `゙''ー 、,,,_ _,,,.. _ `゙ヽ´ ~゙゙`ヽ )
┃ | `~゙'''ー.、. ) `´
┃ |
66 :
1:2008/01/01(火) 03:11:22.42 ID:lyD0bg0y0
秦は前に父を殺された丕鄭(ひてい)の子、丕豹(ひひょう)を大将とし
穆公自らも出陣した。
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
彡彡ノ((((^^)))))
彡ミ ー○---○ | <父の仇・・・討たせていただく!!
ミ(6 .( 。。) |
ミ (∴ (三)∴)
/ ̄ \,,,,,,,,,,,,,,,,,,,ノ ̄\
|__| |_|
.| | | |
.| | | |
(___)三三三[口]三三]_)
/(_)\::::::::::::::V:::::::::::/
| |::::::::::::::|:::::::::::|
|._____|;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;|
(___)、__)
67 :
1:2008/01/01(火) 03:12:44.03 ID:lyD0bg0y0
晋軍と秦軍は韓原の地で激突した。
秦軍は最初旗色が悪く、穆公まで負傷するありさまだった。
/ /":::c:: ヽ \
//, '/ :::c:: :::c::ハ 、 ヽ
〃 {_{ \ 、/,リ| l │ i| <ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!
レ!小l( ○) (○)从 |、i|
レ:::c:: 、_,、_, :::c:: |ノ
ヽ、c ゝ._):c: j /
ヘ,、 __, イ
r ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ー:::::ヽ、
{ V:::c:::::∨yヽ/::::c::::/,1
|ノ''::":::c:::::ヽ/::::::c::: r" /
/:::::c:::::::::c:::::::::::::c:::::::::`:y ゝ
{:::::::::c::::::::::::::::c::::::c::::::::::} |
ゝ::::::::::c:::::::::::c:::::::::c:::::::丿/
`|1::ー':::::::c:::、:::::__,.ィ' 」"
/:::c::::c::::::::::c::::c:::/ /
,.ゝ::::::c:::::::::c::::::c:::::/ ノ
/:::::c::::::::::c::::::::c::::ヽ/
/"''ー―-----―'''"ヽ、
/ / i! | | ヽ ヽ,
/ / | | ヽ ヽ、 ヽ.
/ i | ヽ ヽ ヽ、 ,ゝ
| | ヽ ヽ ヽ _,ゝ"
|__|__,.-|_,.-+─┴‐'",.入
| :::c::.-__ | ヽ:::c::‐''" ヽ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:13:42.90 ID:hDdKcfnqO
ぶつぶつ…
69 :
1:2008/01/01(火) 03:14:40.28 ID:lyD0bg0y0
だがジワジワと反撃に転じ、深入りしすぎていた恵公を捕まえたのである。
_,r''''ー‐--------------....,,,,,,,,,,,,,____
/ ; ,r‐'''''''''''''''''''''‐‐‐----...,,,,,,,,,,__  ̄ ̄''‐--..,,,__
/ ,'',i´  ̄''''‐‐--...,,___  ̄''''‐--..,,__
/ ,,;' l  ̄''‐--..,,,_  ̄''‐-..,,,_
_,/,' .;' `ヽ、  ̄''‐-..,_  ̄''‐-..,,__
i'''´,-' i ,i r''´ヽ !  ̄'‐-.,_  ̄''‐-.,_
l, ;ri'´,ri ,i′ ヽ! `ヽ、 "''7
! l ! l ! i, | / ̄ ̄\ `ヽ、 /
! l ! l ! i, | ノ三ニヽ,_. \ 7ー /
ヾ i l ヽ,! / (J)(J ) | / ./
ヾ! / ヽ、 (__人__) .| ./ ./
/ i. ヽ | {`⌒ ´ |,/ /
し| .ソ { | /
| r- 、 / ヽ、 /./
し´ し .ン ヽ/
// |
(⌒二_/ | . |
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:14:50.77 ID:X322/0OF0
こっちが ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!! だw
71 :
1:2008/01/01(火) 03:16:34.01 ID:lyD0bg0y0
そして恵公を、国威高揚のため神の生贄に捧げると布告する。
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{ \ 、/,リ| l │ i|
レ!小l( ●) (●)从 |、i|
レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ
ヽ、 ゝ._) j / <セクハラをした恵公を生贄にするお!!
ヘ,、 __, イ
r ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ー:::::ヽ、
{ V_,.-========j:::::/,1
|ノ'':: : r" /
/ `:y ゝ
{ :: :: :: :: } |
ゝ ノ、 丿/
`ヾ ー' :ー.ィ' 」
____
/ \
/ ─ ─ \ <自分自身にも言ってほしいな・・・
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:17:30.82 ID:hDdKcfnqO
吹いたwwwww
73 :
代理:2008/01/01(火) 03:18:02.33 ID:MNkerZ270
74 :
1:2008/01/01(火) 03:20:20.29 ID:lyD0bg0y0
>>73 ありがとうございます。
よろしくお願いします。
75 :
1:2008/01/01(火) 03:21:35.96 ID:lyD0bg0y0
しかしその後、周王朝の天子の勅使が穆公の元を訪れ
恵公の命を助けるよう申し入れる。
__,,..、、- - - .、、...,,___
,,、‐''"~ ̄  ̄``''‐、、
/ \
/ ヽ
/ ヽ
/ / ~~` '' ‐- 、、 ,,__ __ ,,..、、 -‐ '' "~~\ ヽ
| / __  ̄ __ ヽ |
.| { ´ ‐- ....__ __... -‐ ` } .|
.| 〉,,・^'' - .,, ~ i ~ __,,.- ^`・、.〈 |
./ ̄| /,/~ヽ、 `'' ‐--‐ ,.| 、‐-‐'' "~ _ノ~\,ヽ | ̄ヽ
| (` | / ヽ,,_____`‐-、_、..,,___ノ八ヽ___,,.._-‐_'"´___,, ノ ヽ .|'´) |
| }.| ./' \二二・二../ ヽ / ヽ、二・二二/ 'ヽ | { |
.| //| .| / | |. \ | |ヽヽ|
.| .| | .| / | |. \ | | | .|
|ヽ.| | / .| |. ヽ .| .|./ .|
| .| | / | | ヽ | | / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ .| | / .| | ヽ | | / | 恵公を
.ヽ.| | / '二〈___〉二` ヽ | |./ <
| | `-;-′ | | | 助けてもらおうか…
iヽ|. ,,... -‐"`‐"`'‐- 、、 |/i \_________
| ヽ /...---‐‐‐‐‐----.ヽ / .|
| ヽ. ,, -‐ ''"~ ~"'' ‐- 、 / |
.| ヽ ! ./ .|
,,| ヽ. | ./ |、
|\. ヽ / /.|
.|. \. ヽ、____ ___/ / .|
' `  ̄ ̄ ´ '
76 :
1:2008/01/01(火) 03:23:37.61 ID:lyD0bg0y0
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ u ヽハ 、 ヽ
〃 {_{ ⌒ 、⌒,リ| l │ i|
レ!小l( ●) (●)从 |、i| ちょ、ちょっと待つお・・・側近と相談するお・・・
レ⊂⊃ 、_____, ⊂⊃ |ノ
ヽu ゝ. _) j /
ヘ,、 __, イ
r ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ー:::::ヽ、
{ V:::::::::∨yヽ/::::::::::/,1
|ノ''::"::::::::::ヽ/::::::::::: r"
77 :
1:2008/01/01(火) 03:24:52.36 ID:lyD0bg0y0
しかたなく穆公は恵公と和議を結ぶ。
前に約束した河西の8つ都市を秦に献上し、晋の太子の子圉(しぎょ)を人質に差し出すこと。
,r‐、 , - 、
/∠、ヽ-‐ '´ ̄ ̄`/∠> }
‘ ー--/ /" `ヽ ヽ 、--‐'
//, '/ ヽハ 、 ヽ
ヽゝ 〃 {_{. _ノ ヽ、_ ,リ| l │i| r''7 ´ ギャハハハハハハハ釣り返上しろ・・・
\_ レ!小.l(>) (<) ,从 |、i|_ !
r‐ 、r-y'⌒)`Vレ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ ヽノ∠_(⌒ヽ ,. - 、
r⌒ヽ、`Y′r' >‐''ヽ、 丶_ノ ノノノ `~''‐、r丶〕 レ'´,/⌒)
(⌒'''‐ -.、 )、/ , _`ー- イ、' ヽ r´ __ /⌒i
` ''‐ 、 , く { / ,.-‐-、 \ } ゝ 、 __,,. ‐'´
 ̄ \ \'、 / y ヽ ト.、\ /´/ ,.イ ̄
<.´ \ `y' / Y ヽ \ `く/ /‐-ゝ
`7 \__ノ{. | }|! - ''^' -‐'´ヽ、
,ノ ヽ、_.,人 _ ,ノ ' ` 「 ̄ ̄``
∠7  ̄"〜‐1 ∧ ト、「`''ー-ゝ ヘ>
ヽ/V \人ィ/ 〈>
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:25:46.47 ID:hDdKcfnqO
穆公自重しろwwwwww
79 :
1:2008/01/01(火) 03:26:31.11 ID:lyD0bg0y0
恵公はこれを承諾し、帰国を許される。
/\__/ヽ
. /;:''''/ '''' \\
.. |::::::(●) ,、(●)|
/ (__人__) \ 次は負けねぇー・・・
| ` ⌒´ |
. \_______/
/ ___/ \
/ ヽ 7 / \__
/~⌒~ ̄| , -‐'\ / \ '  ̄\
/ | `ー―-、ヽ ノ -―'~ ̄ 、 \
/ / `ーV -‐' ̄ ヽ |
/ || \ |
| || |`、
/`-、 / ヽ||/ ヽ ー、_ノ \
/ 、 ||/ |/ \ \
/ V \. || / ヽ ヽ
| ヽ ヽ/ヽ、 人 | |
| / \、_ / \ / ヽ | |
/ ノ /  ̄`ーー' l 、 ̄`ーー-ー' ∧ l |
( / /\ 入 / | | / ) / \ 人 |
/ \ ,/ \ l、_ 人_ _,| -‐',/l / `ー、_>-‐'~ |
80 :
1:2008/01/01(火) 03:27:50.81 ID:lyD0bg0y0
恵公帰国後、自分が留守の間何事かなかったか尋ねる。
/\__/ヽ ( ;;;;(
/;:''''/ '''' \\ ) ;;;;)
|::::::(●) ,、(●)/;;/
/ (__人__) l;;/´ 俺が留守の間、なんかあったか?
| ` ⌒´ |
/ ∩ ノ)━・' /
( \ / _ノ´ .| |
.\ " / .__| |
\ / ___ /
81 :
1:2008/01/01(火) 03:28:36.55 ID:lyD0bg0y0
┌―- ._
| \ | ,、
|__\ l__ / \
/ ヽ / /\/ /
ー―ァ ー 、 /ヽ/ ,、 /
_ / ∠ ./ヽ/ ,、 / ヽ/
| `ヽ ̄/ /_ ,、/ ,、/ `´
l \ 7. l/ _r-、/
l, _  ̄ ̄` ´ ヽ-――‐- 、 <少しありました。内容は次の君主についてです。
/ O , -‐ /
| 、 O ./ー' /
. l ` ――‐ 〈
\ /
l__ノ、_ , _/
l ̄八__ノ‐<´_)
`.´
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:29:32.73 ID:hDdKcfnqO
またポケモンwwwwww
83 :
1:2008/01/01(火) 03:29:56.65 ID:lyD0bg0y0
/\___/ヽ
. /;:''''/ '''' \'''';\
.. |::::::(●) ,、(●)::::::| んで、誰が選ばれるんだ?
/ (__人__) \
| ` ⌒´ . |
\ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /___| |
. \ / ____ /
84 :
1:2008/01/01(火) 03:31:19.07 ID:lyD0bg0y0
/⌒ヽ _
_ L-...=< ´ `ヽ
ヒ__ ̄ャっ:::::::ヽr⌒ヽ }
ヽ、ヽ T:::::::::::::l lノ
`┌´::::::::::::i
_ ノ:::::::::::::::::l <重耳様という声が圧倒的にございます。
_,r⌒>-ヽ.rイ {::::::::::::::::::::i
__,../::l /:::{ /:/ 人 ヽ:::::__:::::ト,
/´  ̄ /::::::::::V::::∨:::i/::::::`ー゙::Δ }:〈ノ
/ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_ノ:/
/ i::::::::::::::/ニ二 ̄]::::::::::::::rフ:::::/
/ /::::::::::::/::::::::ノ ̄.l:::::::::::/"::::::i
_i_ l::::::::/ノ:::::/ l:::::::::::il::::::::!
i::::::/ !:::::/ l:::::i i::::::::/ !::::::;'
l::/ L:::l ト-l ,'::::::/ l::::::l
’ }ニ_/ ヒニコ _l:::::::l {二 1
7-:::ヽ_ !:::,、:>、 ├__] ├-..'、
‘=┴┘  ̄ ̄ l::::::::ヽ '、:::ャ:、>
ヽ=∞"  ̄
85 :
1:2008/01/01(火) 03:32:52.16 ID:lyD0bg0y0
/\__/ヽ
. /;:''''/ '''' \\
.. |::u::(○) ,、(○)| <兄か・・・
/ (__人__) u\
| U ´ ⌒u . ..|
\ u ,/ .|
____
/_ノ ヽ_\
/( >) (<)\
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \
| |r┬-/ |
\ ` ̄'´ /
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:34:40.69 ID:hDdKcfnqO
満面の笑みキメェェェェェェェェェェ!!
87 :
1:2008/01/01(火) 03:35:17.89 ID:lyD0bg0y0
重臣一同は後の禍をさけるため重耳暗殺を提案する。
∴
∴∵∴ ∴
∴∵∴ ∴∵∴ ∴∴
∵∴∵ ∵∴ ∴::: i^i_i^i_,‐、
∵:: . ∵:. ::/U::∪:`U ..::∵∴
∵∴∵ : . .. :∵..::(つ/ ⌒ヽ).) ∴∵
∴∵∴∵∴: : . . : : . | : | | | ∴∵
. : ∵∴∵ ....... : .:: . : | :∪ / ノ ∴ <よろしい!兄には死んでもらおう。
.. : :∵ ....:: :: . ::::::: . :.: | ∵| || ∵ ∵
.∴∵ ::..:: /\__/ヽ |∵∪∪ . : ∴∵
.∵ ∵:: /;:''''/ '''' \\ / . ∵ :: . : ∵
∵ ∴∵::. |::::::(●) ,、(●)| / :: .∵
.. ∵∴:: / (__人__) \....:∴:: .∵ ∵∴∵
. ∵:..:.:/⌒ヽ::l⌒`i ` ⌒´ |.:∵:: .. : ∴∵
. :/⌒ヽ| |;; ;| | /:: . : .∵∴ ∴
. :( ヽ;;ヽ__ノ;;; ヽ__ノ !\___/∵ :: . ... . : .∵ ∴
..∴ >‐ / ̄.. \;;;;ゝ__`ト、.(●)━..:∴:: . : . ∴∵∴
∴. ( : :/ ,. i〃 l . . . . . . . . . . .... .. . : ..:∵∴:
∴∵ ̄| /.| |、l___ノ _!_! .∴:
∵ | | :| |. | ./∵∴゙i . : .:∴∵∴
| | | | |. /.∴∵;;;;/‐‐| .∵∴ :: .. .... . : .∴∵∴∵
| | | U.::、∴∵;;/;) ゙i∵∴∵:: ... .. ... .. . : :∵∴∵
| | | :: . ̄ ̄ ̄ ゙i∵∴∵::.. ...::∴∵∴∵
/ / / : . . . ( ̄ ̄.... ::∵
/ / / : :∴∵ : .  ̄.:∴:.
.しし’ :: :: ∵: : .
88 :
1:2008/01/01(火) 03:37:23.13 ID:lyD0bg0y0
恵公は暗殺のため、刺客を数名重耳の居る国に送る。
''';;';';;'';;;,., ニコニコ
''';;';'';';''';;'';;;,., ニコニコ
ニコニコ ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;; ;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
ニコニコ /⌒ヽ/⌒ヽ/⌒ヽ /⌒ヽ/⌒ヽ/⌒ヽ ニコニコ
___ .(/ ̄ ̄ ̄\( ^ω^(^ω^(^ω^/ ̄ ̄ ̄\ .___
/ \/ \./  ̄ ̄ ̄\. / \ ./ \
/ \. ⌒ ⌒ / \ ⌒ ⌒ ./ \
/ ⌒ ⌒ \(__人__)/ ⌒ ⌒ \. (__人__)/ ⌒ ⌒ \
| (__人__) | | (__人__) | |. (__人__) .|
\ / .\ / \ /
____
/ノ ヽ、_\
/( ○)}liil{(○)\ <数名じゃねーだろ!!
/ (__人__) \
| ヽ |!!il|!|!l| / |
\ |ェェェェ| /
89 :
1:2008/01/01(火) 03:38:57.45 ID:lyD0bg0y0
だがこれをいち早く重耳に伝えたものがいた。
/⌒´ ̄ ̄`ヽ
r―-- 、 /:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
| `Y:.:.l.:.:/.:.:.ハ:.l:.|:l.;.';.:.|.ト.ゝ--一 ー- 、
| \ ` |:.:.j:/:.:.;イー|:ト:|:トl:.l.:.|:|:|. /
. ! ヽー!://:.;イ:.:死リ ハ|'rテ||.ト|、__/ /
. ',. `、'/イ:ヘ|:.| 〉 ハト| / / <重耳様、恵公が命狙ってるます。
'、 ヽ V レリl:.!、 ー=‐/ヽリ_/ / /
`、 `Y| ` ` ー r'__/´′ ′ /
`、 ヽ ′/ / /
ヽ \ ` ー ′ ' /
. \ , {
i  ̄` ′ !
', , i
ヽ } ハ.
\ ′` \
\ 、 ′ `ー- 、
ヽ、 ! ヽ
\ ヽ ',.
>、 / |
ノ 、rー―-‐‐┐ |
/ .| 禁 則 ! |
/ | | !
/ |_事__項」 .l
./ / | |
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:39:35.55 ID:hDdKcfnqO
おいwwwwwww
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:39:57.45 ID:cJWSixnn0
良くできてるNE
92 :
1:2008/01/01(火) 03:41:06.64 ID:lyD0bg0y0
重耳は逃げることを決意。逃げる先を側近と相談する。
____
/ \
(/ ⌒ ⌒ \ どこに逃げればいいお?
/))(●) (●) \
| ((_(__人__) ::: |
\ ’ ̄` ⌒´ /
____/⌒``ヽ ,,ー‐,, "⌒ヽ____
|____し'⌒/ . . /"⌒し′__|::|
|____/ /_______|::|
|____/⌒ ヽ、 /______|::|
|____しイ"i ゙` ,,/._______|::|
l二二二二二二 l |二二二二二二二二l__:|
| |::| | |::| し′ | |::| | |::|
|_|;;| |_|;;| |_|;;| |_|;;|
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:41:58.58 ID:hDdKcfnqO
たんそくwwww
94 :
1:2008/01/01(火) 03:43:22.59 ID:lyD0bg0y0
,.- ―--、
|~_ヽ.╋/ |
/ ̄ _ノ ヽ\
| ( ●)(●)| 身を隠すなら大国が有利・・・よって斉の桓公の元に行きましょう。(第2話参照)
. | (__人__) | ____
| `⌒´ ノ / \
. | } / 〜 〜\
. ヽ } / (○) (○) \ <スンマセン調子こきました。
ヽ ノ | (__人__) |
/ ヽ プスッ / ∩ノ ⊃ /
(、 ヽ._ ヽ_.\___. ( \ / _ノ | |
|ヽ、__).〉|=|==|(⌒)++++][コ==-“ / __| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | \ / ___ /
95 :
1:2008/01/01(火) 03:44:30.23 ID:lyD0bg0y0
その夜、重耳は妻に別れの挨拶をする。
____
+ ./ \ /\ キリッ
/ (●) (●)\ <妻よ私は斉の国に行く。25年して戻って来なかったら他によい相手を選べ。
/ ⌒ノ(、_, )ヽ⌒ \
| `-=ニ=- |
\ `ー'´ / +
______. ,.. --──-- .._ _.. -──‐-、
i'::::::::::::::::::::::::::>' `<::::::::::::::::::::::::/
. ! :::::::::::::::::::::/ `、:::::::::::::::::/
丶:::::::::::::::::/ ,.__ 丶:::::::::::/ ドゥーン
`、:::::::::::/ ,.r '"´ ```ヽ、 `、:::::/
丶::: / /: 〃" `ヽ、:::、::ヽ. V
ニニニニニV ,.,..'::'::/ ハ/ |ニニニニニニニニニニフ
,' /,'::/;ィ' ○ ○ リリ !:l/ /
.{ { l:::i'_{ ,,⊂⊃、_,、_, ⊂⊃_.l:|/
`ヾニl:::ト->‐─--.._,.-‐-‐`\l:l
___ !::l/::::::::::::::::::::|:::::::::::::::,.-iリ
. ,'´::::`i ヽiT ‐、_, -‐-.!、_,.-‐'´ }
. ! ::::::: { `ゝ_ _ _ _/
`、::::::::`、 ,.' ̄  ̄ ヽ、
`、 :::::::ヽ/ -‐_"./ \
ゝ.::/ _ ヽ、_
,r'" _.. ‐、, '´)_,..( `i'´ヽ、_.-‐'
`ー---∠._:::::::`ー'::::::::::`":;;;..-‐'
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:45:21.73 ID:hDdKcfnqO
かっこつけんなwwwwwww
97 :
1:2008/01/01(火) 03:46:22.13 ID:lyD0bg0y0
その翌日重耳一行は出立した。
まず一行は衛に立ち寄った。
|┃三 ガラッ
|┃ ____
|┃/⌒ ⌒\
|┃(●) (●) \
――‐.|┃:⌒(__人__)⌒:::::\ えへへっ
|┃ |r┬-| |⌒)遊びに来たお!
|┃ `ー'ォ //
(⌒ヽ・ ・ ̄ /
|┃ノ /
|┃ つ <
|┃ (::)(::) ヽ
|┃/ > )
|┃ (__)
98 :
1:2008/01/01(火) 03:47:17.72 ID:lyD0bg0y0
たが衛の文公は冷たくあしらった。
____
/ \
/ ─ ─\
./ (●) (●) \
| (__人__) |、
r―n|l\ ` ⌒´ ,/ ヽ
\\\.` ー‐ ' .// l ヽ
. \ | |
. \ _ __ | ._ |
/, /_ ヽ/、 ヽ_|
\ // /< __) l -,|__) >
\. || | < __)_ゝJ_)_>
\. ||.| < ___)_(_)_ >
\_| | <____ノ_(_)_ )
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:48:31.39 ID:hDdKcfnqO
そっか、じょーじって放浪した人だったんだよな
100 :
1:2008/01/01(火) 03:49:05.88 ID:lyD0bg0y0
重耳たちはすぐに衛を出る。
____
/ \
/ ノ ヽ、_ \
o゚゚o(⌒ ⌒)o ゚ ゚oo\ あれが一国の公子に対する礼儀かお…失礼だお・・・
| ' (__人__) |
\ `⌒´ /
/ ̄ ̄\
/ \
| ⌒ ⌒
| (__人__)
| ` ⌒´ノ ∬
.ワ ワ マ | }・・・・ ・。。。 ∬ うるせぇな・・・晋の君主になった時滅ぼせばいいだろ・・・
(_)(_) o00o゚ヽ } ゚゚oo
。oO ヽ ノ ワ O0o
(~~)ヽ 〜〜〜〜 マ(_) (´^ヽO,
(⌒ヽ  ̄ ̄ ̄(⌒)(゙゙゙)~
/~゙゙ヾ⌒`ゝ-(~´`(⌒(⌒~ヽ~ ~~、、
101 :
1:2008/01/01(火) 03:51:13.97 ID:lyD0bg0y0
旅の途中重耳は腹が減る。
____
/_ノ ヽ\
/ ( ●) (●)、
/::::::::⌒(__人__)⌒\
| |r┬-| | =3 腹減ったから農家に食べ物恵んで来い。
\ `ー'´ /
⊂⌒ヽ 〉 <´/⌒つ
\ ヽ / ヽ /
\_,,ノ |、_ノ
102 :
1:2008/01/01(火) 03:52:17.49 ID:lyD0bg0y0
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) r‐ ' _ノ
. | (__人__) _ ) (_
| ⌒ノ (⊂ニニ⊃)
. | } `二⊃ノ
. ヽ____ } ((  ̄
r'ニニヽ._\. ノ ;; わかったよ・・・
r':ニニ:_`ー三`:く._ [l、 (まったく・・・めんどくせぇ)
/: : : : : : :`,ニ、: :_:_;> /,ィつ
. /: : : : : : : : / : : : ヽ\ ,∠∠Z'_つ
| : :.:.:.:.:.: . :/: : : : : : l : ヽ. / .r─-'-っ
. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.,' ''" ̄: : :l: : : :l / ):::厂 ´
|:.:.:.:.::.:.:.:l -─-: : /:_:_:_:_l / ̄`Y´
. |:.:.::.:.::.::l.__: : : :/::: : : : :l/⌒ヽ: :〉
|::.:::.::.::l: : : : : : /:::: : : : : |: : : : ゙/
103 :
1:2008/01/01(火) 03:54:14.57 ID:lyD0bg0y0
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ よう!そこの農民、食い物わけてくれ。断れば・・・わかってんだろ
. | } 常識的に考えて・・・
. | }
__/ニヘ ' 「L__
__,,,,==ニニ三三ヘ. ||三ニ==、__
/三三三三三rイ◯三ニ| \__,/ |三三三三ニ==、
_|三三三ニ/ `ーイニ三;;| ./三\ |三三三三三三;\
_|三三三=广 \. `i,j! }ニ;| \三/ :|三三三三三三三|
|三三三iく \ { /三=| :|三| |三三○三三三三;|
__/三三三|| \_}ー^三三三| |三;| |三三三三三三三;;|
/三三三三;|\__,リ三三三ニ| :|三;;| :|三三三三三三三;;;|
|三三三三三| /三三三ニ=;| |三ニ|:|三三三三三三三ニ;|
|三三三三三`==='三三三三三ニ| |三三||三三三三三三三三|
|三三三三三三三三三三三三三V三三三三三三三三三三三|
\三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|
. \三三三ム三三三三三三三三三三三三三三三三三三三;|
|三三三三三三三∧三三三三三三三三三三三;|
|三三三三三三三| :|三三三三三三三三三三三;|
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:55:02.86 ID:hDdKcfnqO
ただの不良じゃねーかwwwwwww
105 :
1:2008/01/01(火) 03:56:28.02 ID:lyD0bg0y0
/ ̄ ̄ ̄ `\
/:\___从__ヽ
i::/ '''''' ''''''' i
|:/ (●) , 、(●)|
(6 ,ノ(、_,)、 |
ヽ ト==イ ノ <いいですよ。ただ・・・このご飯は・・・土入りだけどな!!!!
\_ `ニ´_,/
106 :
1:2008/01/01(火) 03:57:45.64 ID:lyD0bg0y0
____
/ \
/ ─\
/ (●) \
| (__ノ) 土入り?・・・趙衰どけ。こいつは俺が始末する。
\ ____/
/ く
/ ヽ
| _r'゚lニニニl]_ ____/l
fニニニニllニニ| \[ l===ニニl]}||||||||ll]}コl|====iニコ
|l_,,=-'''~ | \... ヽ'''ニ「_,,,l⌒l。__。_]三i三三iF
| 〈,,/ヽ___)|ll [`ー' ̄
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 03:58:30.06 ID:hDdKcfnqO
おまwwwwww
108 :
1:2008/01/01(火) 03:59:38.34 ID:lyD0bg0y0
だが、趙衰は農民に感謝する。
___
/ ー\
/ノ (@)\ <ありがたや〜ありがたや〜
.| (@) ⌒)\
.| (__ノ ̄| | ///;ト,
\ |_/ / ////゙l゙l;
\ _ノ l .i .! |
/´ `\ │ | .|
| | { .ノ.ノ
| |../ /
____
/ \
/ _ノ ヽ、_ \
/ o゚((●)) ((●))゚o \ なんで感謝するんだお・・・
| (__人__)' |
\ `⌒´ /
109 :
1:2008/01/01(火) 04:00:26.49 ID:lyD0bg0y0
趙衰は言う。
。 :: : . . .. : . . + : 。 .. .. ...○
☆ ; : : . 。☆ . . .. .
+ 。 + ☆ 。 : . . . .。 + : *
: .☆ . . . . . ★ .☆ *
: :。 。☆ : ☆ 。 . . : : : : 。 : : :
+ : . . . . . : . .。 +
. . . 。 + . . 。 . . . : : . .
/ ̄ ̄\ : :. . . . 。 . .
/ \
|:::::: |
. |::::::::::: | よく考えろ・・・土を貰うとは領土をもらうこと。だから貰ったまでだ・・・
|:::::::::::::: | ....,:::´, .
. |:::::::::::::: } ....:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,):::::::ノ .
ヽ:::::::::: ノ (:::::ソ: .
/:::::::::::: く ,ふ´..
-―――――|:::::::::::::::: \ -―,――ノ::ノ――
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:01:12.85 ID:hDdKcfnqO
なるほど…
111 :
1:2008/01/01(火) 04:02:31.33 ID:lyD0bg0y0
____
/ \
/ _ノ ヽ、_ \
/ o゚⌒ ⌒゚o \ でも今は食べ物がほしいお…
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
/ ̄ ̄\
/ \
| | <だまれ
. | | ___
| | / \
. | } 、,:' /,';;;}: ; , \
. ヽ }` : ;ヽ ,.、_ノ ,; ' ‐ \
ヽニニニニノ ,`冫<____〉イ'; 、 |
/;:::::::::::::::::::: ̄`ー- ,/::::| // (⌒)
/::/:::::::::::::::::::::/‐-//_::::::ノ // /i ヽ
::::イ::::::::::::::::::::::/ //  ̄ / ヽ___i
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:03:25.70 ID:X322/0OF0
さすがやる夫wwwww
113 :
1:2008/01/01(火) 04:03:52.47 ID:lyD0bg0y0
こうして一行は斉の国に到着する。
桓公は重耳一行を喜んで迎えた。
______
/ ⌒ ⌒ \
r、r.rヽ. / (⌒) (⌒)\
r |_,|_,|_,|/ ::::: __´___ ::| お待ちしておりました。どうぞごゆっくり。
|_,|_,|_,|_,| `ー'´ .| (重耳って管仲に似てるな・・・)
|_,|_,|_人 (^ i /
| ) ヽノ |
| `".`´ ノ
入_ノ
\_/
/
/
114 :
1:2008/01/01(火) 04:05:13.74 ID:lyD0bg0y0
____ よろしくだおwwwwwwwww
/_ノ ヽ、_\
ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\ /⌒)⌒)⌒)
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒) | | | / ゝ :::::::::::/
| ノ | | | \ / ) /
ヽ / `ー'´ ヽ / /
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:06:07.91 ID:hDdKcfnqO
うぜぇwwwwwww
116 :
1:2008/01/01(火) 04:06:21.85 ID:lyD0bg0y0
そして一族の娘を重耳に娶わせた。
/  ̄`Y  ̄ ヽ
/ / ヽ
,i / // / i i l ヽ
| // / l | | | | ト、 | <よろしく・・・
| || i/ ノ ヽ、 | |
(S|| | (●) (●) |
| || | .ノ )|
| || |ヽ、_ 〜'_/| |
____
/ \
/ ─ ─ \ <ちがうよね・・・うん・・・違う。あいつじゃない・・・。
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
117 :
1:2008/01/01(火) 04:08:06.50 ID:lyD0bg0y0
翌年桓公が死ぬ。内乱があいつ(ry [第2話参照]
そして5年の歳月が流れる。
/ .i | ニニ | i ヽ、
/ .i |_|___| i ヽ.
.i i. i |
i i i |
.i ___,,,i..、、.__ i. |
i _,,.-‐'"~ `゙゙`ー-、..__ i. |
、i _,.-'"´ ``ー、.. |
Y'´ `ヽ、i_
ヽ ヽ `ヽ. ____
ヽ ヽ=================================---‐゙ / \
|: ヽ//_`ニ,,,_ / /::::// |::|∠''ニ"|| ̄| |::::∧1 |. | |
.|: .|/::iiii〇 /-,, /:::://_,,-//::iiiii〇i ||>| |::/-ヾ、、 | ま .|
| |: |ヽ_ / ヽ /::::// //ヽ _.ノ .|/ ///__ー'´,!`゙゙ー- | だ .|
.| | |,. /,.. // / / 、.._ ,ノ| / / _.ノ /\_ | ま |
\| ヾ ヽ ̄ / / /´ / | だ .|
\| ヾ ヽ ! ./-‐"|. | だ .|
\| .| ヽ ヽ L _ /| || .| ∠ ね |
\| .|ヽヽ ヽ ` ,.イ::|__|. | |
\| .| ヽヽ ヽ ´´ ̄ ̄ ̄ ̄`` ,.イ|: |/ ``ー-、.__ \ /
\| .| |、ヽ ヽ ー―‐´ ,..イ::|`‐、``‐、_ / )  ̄ ̄ ̄
\/ / / ヽヽ ヽ\ _,/ |ヾヽ. `‐、 .`/ /
\// / |ヽヽ. ヽ:::::ヽー::‐:'::: : ソ ヽ. `/ /
// / | ヽヽ ヽ:::::::::::::::: : / | | / /
/ / ヽ、 | ヽヽ ヽ::::::. : / | || / /ー-、._
/ ヾ ヽ| ヾヽ ヽ:::::. / //||/ / `~゙゙`ー、._
‐--ヾ |ヽ ヾヽ ヽ:: /--、 | | |/ /
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:09:05.62 ID:hDdKcfnqO
リョーマwwwwwww
119 :
1:2008/01/01(火) 04:09:26.98 ID:lyD0bg0y0
一向に晋に戻ろうとしない重耳に,、側近は別の国に身を寄せることを決意する。
/ ̄ ̄\
/ ヽ_ \
| ( ●)(●)
| (__人__) あの馬鹿・・・酒と女に溺れやがって・・・・・・切り離してやるぜ!!!!
| ` ⌒´ノ
| }
ヽ }
ヽ、.,__ __ノ
_, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、
/;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|:::
120 :
1:2008/01/01(火) 04:10:32.10 ID:lyD0bg0y0
その発言を偶然侍女が耳にする。
,. -───-: 、
/::::::::::::::::::::::::::::::::\
/ '':::::::::::::::::::::::::::::::''''' ヽ
!::::::::::ィ::ハ:::;::::::::::::::::::::::::::!
i::|:::i::/l/ i;::ト、:、:::i:::::::::::::::i
|::i/レ'-i'' 'ヽi-ヾ,ヽ!:::::::::::::l
|::ハ -‐- -─- i::::::::::::::l あかん・・・聞いちゃまずいこと聞いてもうた・・・
|::::::l| | | | |::::::::::::::!
|::::::ヽ | r---、! l,.!::::::::::::::l
l::::::::::::`;'-'=,‐,='r''i~!:::::::::::::::|
!:::::::l、::r'"´'. ' l ' i::::::::iヽ:::l
i:l、:::|./、_____,l::::;l:/‐'ヽ!
'!ヽ;i'>l____,.//-‐'''"ヽ
!/ |.VVVVVVVV.lV\!. i
| | | l
121 :
1:2008/01/01(火) 04:13:20.82 ID:lyD0bg0y0
ちょっと一息入れます。
今回は長くしすぎました・・・スイマセン・・・
後もうちょっとありますので
お暇な方はご覧ください。
では、ちょっと一息入れさせていただきます。
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:13:39.49 ID:X322/0OF0
今更だけど「土を貰うことは〜」って狐なんちゃらって人じゃなかったっけ
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:19:25.64 ID:hDdKcfnqO
保守
124 :
1:2008/01/01(火) 04:22:26.21 ID:lyD0bg0y0
>>122 いえ、趙衰ですね。
著書にはそう書いてありますので・・・
では、続き書きますね。
125 :
1:2008/01/01(火) 04:23:14.97 ID:lyD0bg0y0
侍女は急いで事を重耳の妻に伝える。
,. ‐''"´ ̄ ̄ ̄~゙``''‐ 、
/ , \
/ i ,:i ハ. ヽ
/ ,イ''ナト / ヽ‐|ト、| i
/ | ノ// レ' `、!゙、.| | <奥様!ご主人様の側近が無理やり連れ出すといってます
,' | '! " ┃ ┃ 'l} !
,i | l ┃ ┃ | |
/ l | ,.、,,_ | |
,' | ,iニL/ ~`'''ー─┐ i |
l ,| ,. ┴r/ {) / ノrュ!,_
! i'! / { l { ,},,___/ri'゙r''"ヽ ',
126 :
1:2008/01/01(火) 04:23:48.33 ID:lyD0bg0y0
/  ̄`Y  ̄ ヽ
/ / ヽ
,i / // / i i l ヽ
| // / l | | | | ト、 | <そうですか・・・よく知らせてくれました。
| || i/ ノ ヽ、 | |
(S|| | (●) (●) |
| || | .ノ )|
| || |ヽ、_ 〜'_/| |
127 :
1:2008/01/01(火) 04:24:35.55 ID:lyD0bg0y0
侍女はその後すぐ退出する。
奥方はすぐに呼び鈴をならし人を呼んだ。
/ ̄`Y  ̄ヽ、
/ / / / l | | lヽヽ
/ / // ⌒ ⌒ヽ
| | |/ (●) (●)
(S|| | ⌒ ・ィ ヽ
| || | ト-=-ァ ノ <さっきの女、あたしに無礼をはたらいたから殺せ!
| || | |-r 、/ /|
| || | \_`ニ'_/ |
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:25:28.28 ID:hDdKcfnqO
ひでぇ…
129 :
1:2008/01/01(火) 04:25:39.00 ID:lyD0bg0y0
侍女は殺された。口封じのためである。
/ \
/● ● \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ Y Y| < シネェェェェェェェェェェェェェェ!!
| ▼ //// | | | \_______
|_人_ \/" \
\/ ” \
,.. -──- 、, |" ”” \
,/ `''-、 \
., ' ``ヽ;‐‐-, _ |
/ ゙i'ヾ、| |
,! 、 i | / |
l ┬-,.、, ヽ !. | / / |
| , |/ ヾ、|' | | | |
| | ! ,、 、 l ! l | | | |
| |/ト, / ヽ lヽ l、i. ! ! _| | | |
| | `lヽ/////!| l |二_l ,.゙r-‐'! | |
! | `''=ニ三ヨ'"| |三二三l | (((___| !| | _/ ̄ ̄/
゙、 ! | | ,! !"T'''''T" |. ! ! | \___/
ヽ、l. | | | / | ! l. ',. | /
| ! | / ,|. |`''} (( ̄l,,__,i、_ /
,.:ェ''" l ´ `| !''" / ノ
"''='-‐'゙ / ', 'ー''"
'イji,j、j,i
130 :
1:2008/01/01(火) 04:26:27.04 ID:lyD0bg0y0
その夜、奥方は重耳ひ話す。
/  ̄`Y  ̄ ヽ
/ / ヽ
,i / // / i i l ヽ
| // / l | | | | ト、 | <ご主人様・・・今の斉では身を起こすことはできませんお・・・
| || i/ ノ ヽ、 | | 私を愛してくれるのはうれしいのですが
(S|| | (●) (●) | 大望を叶えるため他の国に亡命してくださいお・・・
| || | .ノ )|
| || |ヽ、_ 〜'_/| |
131 :
1:2008/01/01(火) 04:27:09.63 ID:lyD0bg0y0
しかし重耳は聞く耳を持たない。
なんだってー なんだってー
r、r、 _____ なんだってー
r |_,|_,|_,| / \, u ,/\ なんだってー
|_,|_,|_,|_,| / (● ) (● )\
|_,|_,|_,|_,/ u ⌒(__人__)⌒ \ \ \\メ /)'`)'`) なんだってー
| ) | |r┬-| u | \\ .\メ ////ノ
| `".`\ ` ⌒´ / ヽヽ メ / ノ )` `/彡
人 入_ノ \ i i / ノ  ̄/ なんだってー
/ \_/ | | | /| 、_,,ィ '__/,;'"´``';,._
/ | / \ _/ |ニニニニ| なんだってー
/ |/ / | ̄ ̄ ̄| なんだってー
132 :
1:2008/01/01(火) 04:27:48.61 ID:lyD0bg0y0
翌日、奥方は趙衰を呼ぶ。
/  ̄`Y  ̄ ヽ
/ / ヽ
,i / // / i i l ヽ
| // / l | | | | ト、 |
| || i/ ノ ヽ、 | |
(S|| | o゚⌒ ⌒゚o | <このままでは、ご主人様がダメになってしまいますお・・・
| || | .ノ )| それゆえ今夜は酒の量を多めにしますお・・・
| || |ヽ、_ 〜'_/| | ご主人様が泥酔してる間に連れ出してくださいお・・・
133 :
1:2008/01/01(火) 04:28:31.34 ID:lyD0bg0y0
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
| (__人__) ダメになる?・・・あいつ元々ダメ人間だろ・・・
| ` ⌒´ノ 常識的に考えて……
| }
ヽ }
ヽ、.,__ __ノ
_, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、
/;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|:::
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:29:18.32 ID:hDdKcfnqO
おいwwwwwww
135 :
1:2008/01/01(火) 04:29:37.59 ID:lyD0bg0y0
その夜、妻は酒をたっぷり飲ませた。
/´ ̄ ̄ ̄  ̄ ヽ
/: \
/: : \
_______ + /::: : : 重 耳 ヽ < もう飲めないお・・・
|i:¨ ̄ ,、  ̄¨.: i |:: : : : | だが、まだ寝ないお・・・
|i: /ヘ:\ :i| _;|::.:. : : ,,ノ:..:ヾ、 |
.|i:〈`_、/´_`>.、 :i| /::::ヽ:: :: . ー'"´ ,,、 ー‐‐,,. /`、
|ii~~'、;'´`,'~,;~~~~:i|;/:::::::::| |\;;。(ー─) : ::: : (ー─)。;:;:. // ∧ 一発やるまでは・・・
|i`::;:':::::;::;:'::::::::::;.:i|"⌒ー,-┴‐‐〜 、゚~゙(___人___,)"~゚;;:::/:/ /::: ヽ 一発・・・Zzz
|i::::::;:':::::::::::::::::::::::i| ::::::,:::.. " ニニヽ、 ` ⌒:j~";_ ィ::::::::/ /:::::: \
─|`ー=====一 |;;;;;;;;;_;、:::::.__yニニ'ー-ァ ゚‐─‐────‐──────‐──────‐
::::::`ー―――‐一´  ̄  ̄
136 :
1:2008/01/01(火) 04:30:22.62 ID:lyD0bg0y0
そして酔いつぶれた重耳を馬車に乗せ、一行は斉を出た。
/ ̄三\ さっさと馬車に乗れ!!
/;;;; _ノ 三 \ 握り潰すぞ・・・常識的に・・・
|;;;;;;; ( ○)(○)
. |;;;;; (__人__) _λ、⌒ヾ⌒ヽ、_
|;;; ` ⌒´ノ / `ヽ ヾ ヽ\
. |;;;; } / (.....ノ(....ノ /⌒>
. ヽ;;; } (●))゚o U ::(....ノ´)
ヽ;;;l / ̄ ̄ヽ⌒::::::: u::::::::::::/`ヽ
/ (___.ノ :::::::::::::::::::(....ノノ
| | 'ヽ、 :::::::::::::::::::::::::::/
| |
137 :
1:2008/01/01(火) 04:31:05.58 ID:lyD0bg0y0
やがて一行は曹(そう)に着く。
_____________
| /| ガチャ
| /⌒i / |
|-/`-イ────────-イ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_____________
|__/⌒i__________/|
| '`-イ ./⌒ 三⌒\ | 遊びに来たお!
| ヽ ノ /( ●)三(●)\ |
| ,| /::::::⌒(__人__)⌒::::: \ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
+ + ☆ガチャ
__ /
_____________ (( i´| |`i )) +
|_____________/| /⌒i|__|i⌒i、
| / | | | く ン 冫 +
|. | \ \ .| ____/  ̄ /)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \  ̄ | )/)γヽ +
\ |____ )/ ̄__ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄  ̄
138 :
1:2008/01/01(火) 04:31:55.70 ID:lyD0bg0y0
だが、曹の共公の態度は冷たく粗末な宿舎を与えただけだった。
_,. --- 、─-- .,
,. -イ ヽー 、
/ レ /,. ,ィ / } ヽ
/ iゞァ' _,.ノ / , / /i ヽ
〈 !、 ',. - 、∠,. ノ. - 、'' /| /
ヽ ! { .},.- 、{ }' i / 何?重耳が来た?
,. -'" ヽ / ,`ー'´〃 ヾヽー' ト、/
i / i (ゝ.,_,ィr--- く_ァ' ) ! iヽ 落ちぶれた老人だから適当な宿舎を与えろ
/´ ,. ´ ̄`ヽ/,>  ̄ ̄ / ' ノ`ヽ_
,. - '" / 、 `ヽ. l_)________,. '",. '" `ヽ,
./,. --‐ / 、 \ Y-' `ー '" / / / ',
/ ,/ 、__ \ ヽノ \__ ,. - '7 | ',
i { フ>-'"\ ,. - '/ | ヽ
ゝ \___ノ i 〉 `ー-‐' / / i
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:32:28.54 ID:hDdKcfnqO
豚wwwwww
140 :
1:2008/01/01(火) 04:33:10.53 ID:lyD0bg0y0
だが、曹の大夫は一夜のもてなしもしないのは失礼だと
内々にもてなしをした。
ヽ、 / 思 い
シ 俺 お ! ! .い い
ョ の. 前. ! | つ こ
ン. ケ | !, い と
ベ. ツ ノ l′ た
ン の ゛! ___ 丶
し. 中 ,,ノ' ´ ` ''ヾ、、_ _,.
ろ で / ヽ`'Y´
}f^'^^了t^'^'`'ー1 l
ノ|L_ ! ___ { ,..、|
'- 、.....、r‐''´ }f'tr'i ''^'tォー` }j/i',|
ヽ l.| ´ |  ̄ vijソ.!
丶 └、 Fイ l′
/ ', ‐--‐ ,イ ケ|
, ,/. ヽ `''"´,/ ! ^|ー、
/ / _,,」、'....ィ' '|. \、__
. /./ ,. ‐'''"´ ! / , _」__ヾ',
.,'.,' /´ └ 、_ ノi ノ (、_ ``ヾ!
,'/ / ヽ、 ` ''ー 、ィ-─'' r`'^ `
l| ! リ `ぅ ー=、_
| | サ 〉
ト ′ ./''ー- 、,.._
| ヽl (B / ヽ、
| !,、 ! / ∠_
,イ ヾ' ィ 、 . / ,,ィ'´
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:33:46.88 ID:Jo43o0hE0
やる夫で学ぶとなんでこんなにわかりやすいんだろうwww
142 :
1:2008/01/01(火) 04:34:01.93 ID:lyD0bg0y0
一行はその後、宋(そう)に向かった。
―― [] []
| l ̄ | |
|_| 匚. |
\\ | |
\\ |_| / ̄ ̄ ̄\
\\/ ─ ─ \
[] [] ,-, / (●) (●) \ <おじゃましますお
// / (__人__) \ ,.r-、
匚/ / `⌒´ \ P{三)
/ |\ \/\ノ
/ヽ/^y | ヽ /
\ (、、J | | \_/
\\ | |
\\ | |
\ \/ 7
从从 ( /
Σ ヽ、 へ ω/
Σ /  ̄ \ \
Σ_ノ \、__ / \ ヽ
\\ \ \ \ 〉
 ̄\\\ ̄| \\ // /
 ̄ ̄\\\ ̄\ \// /
 ̄ ̄ ̄\\\ ̄| // /
 ̄ ̄ ̄ ̄\\\ ̄\二フ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\ ̄|_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\ \
143 :
1:2008/01/01(火) 04:34:53.94 ID:lyD0bg0y0
宋の襄公(じょうこう)は楚(そ)との戦いで負傷していたが
重耳の器量を知っていたため、国君に対する礼で迎えた。
_____
,. ‐''三ヾ´彡シ,=`丶、
/'".:=≡ミ_≧_尨彡三:ヽ、
//.:;:彡:f'"´‐------ ``'r=:l
/〃彡_彡′,.=、 ̄ ̄ ,.=、 |ミ:〉
'y=、、:f´===tr==、.___,. ==、._ゞ{ <重耳様、お待ちしていました。宮殿の宿舎を用意してますよ。
{´yヘl'′ | /⌒l′ |`Y}
゙、ゝ) `''''ツ_ _;`ー‐'゙:::::l{
. ヽ.__ ,ィnmmm、 .:::|!
,.ィ'´ト.´ ´`"`"`゙″ .::::;'
イ´::ノ|::::l \ "' :::/
::::::::::::|:::::l ヽ、 ..:: .:::/.、
:::::: ::: |:::::ヽ ヽ、.......::::/..:::/!\\
::::::::::: |::::::::ヽ ``''‐--ァt''′ |!:::ヽ:::\
:::::::::::::|::::::::::::ヽ、 /i|iト、 |l:::::::ヽ:::::\
:::::::::::::|::::::::::::::/:ヽ、 ∧|i|i|i|〉. ||::::::::::ヽ:::::::\
144 :
1:2008/01/01(火) 04:35:39.29 ID:lyD0bg0y0
ある日、宋の重臣が話を持ちかける。
________________________
/||||||||||||||||||||||||/
||||| / ̄ ̄ ̄ ̄\__|||||::__/\ :::/
|||||/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: \___/ \/
||||../:::::::::::::::::::::::::::::::::::: \
|||::::/::::::::::::::::::::::::::::: ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ |
|||:/:::::::::::::::::: ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ l
||:::/::::::::::::::::::::::::::::______ノ\\ _/ ̄ ̄ ̄l
|||\::::::::::::::::::::/ ______ノ |l__/ ̄ ̄l
||||.\:::::::::::://::::_____ ___ l
| / ̄\ \:::::::::::::::::_____` /____` | <重耳殿、わが国は小国・・・
|| | |::::::::/ ̄ ̄o ̄ ̄` 三 ( ̄o ̄ ̄ ̄ l 身を起こすなら大国に行きなさい。
|||⌒| |::::::::::::\____ノ  ̄ ::::::\___ノ |
|||⌒| |::::::::: ::::::::::::::::::\::::: |
|||_| |::::::::\____ノ ::::::::::::::::::::::::|:_ノ |
| \ | /:::::::/_____ノ :::::::::::::::::::::::::::| l
|| l\/l /::::::::::::/::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::| |
|||| /::::::::::::::г、__ ( ̄::_:::::::::::::::::::::|_ l
||||/|::::::::::::::\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ./ .|
|||../:::|:::::::::::::::::::::\__ _/ /
|| ./::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
||./::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::: _____ /\ _______
|__/ :::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  ̄ ̄ ̄ ̄ /::::::::::\ :::::::::::::::::::::::::::::::
\ ::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /::::::::::::::::::::\ :::::::::::::::::::::::::
::::::\ ::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::\ :::::::::::::::::::
::::::::::::\ ::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::
145 :
1:2008/01/01(火) 04:36:34.05 ID:lyD0bg0y0
こうして一行は宋を後にする。
/||ミ
/ ::::||
/:::::::::::||____
|:::::::::::::::|| || ガチャ
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ̄ ̄\ ||
|:::::::::::::::|| ノ ヽ_\
|:::::::::::::::||●) (●) \ ホントはもうちょっと居たかったけど・・・帰るおっ!
|:::::::::::::::|| (_人_) |
|:::::::::::::::||___ /
|::::::::::::::(_____ノ´||
|::::::::::::::(_ノ / . . . ||
|:::::::::::::::||/ ||
|:::::::::::::::|| ||
\:::::::::::|| ̄ ̄ ̄ ̄
\ ::::||
\||
146 :
1:2008/01/01(火) 04:37:20.20 ID:lyD0bg0y0
そして一行は鄭(てい)に着く。しかし鄭の文公の態度も冷たかった。
i !.
. . ,ノ キ、
こ・・・殺してぇ・・・・ -----‐=========´,. ,==
__ ./ !|l´.:
/⌒ ^ヽ ,.r'.::1. il|
/ (J)(ヽ .,.r'´:::::::;! i|l
i (__人_i ,r.'´:::::::::::::i .l'l|
> ´⌒ノ .,.-'´::::::::::::::::;r'゙ ,' .|l
/ <´ ,.r'´::::::::::::::::::::::::i /...ll
/´'' /'ヾゝク.、 ,.-'´:::::::::::::::::::::::;:- '゙ ./ .ll
,ノ / .l.! ヽ ,.-'´:::::::::::::::::::::::::::::/ / l!
ム-.、 / l ! ヽ,.-'´:::::::::::::::::::::::::::::;:- ' , '
,}'´ ヽ/ l,l ,;-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::;f´ , '
/ /' ,,,-'´::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;ノ ,:'
/ ,i゙ ,,;'''´::::::::::::::::::::::::::::::::::;f´ ./
/ ! ;;:''´:::::::::::::::::::::::::::::::::;:- '゙ ./
/ ./. ;:-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::;;;ノ ,. '´
,/ ./-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ´ , '´
,ノ ,r:'´:::::::::::::::::::::::::::::::;ノ ̄ , -'´
,/ ,r'´|:::::::::::::::::::::::::r'⌒´ ..,,. ‐li´l
/ 、 ! |:::::::::::;rー- '´ , - K,ノ
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:38:05.87 ID:hDdKcfnqO
落ち着け!!
148 :
1:2008/01/01(火) 04:38:21.23 ID:lyD0bg0y0
一行は楚へ向かう。
____
/ \
/ / \\
/ (ー) (ー) \ 今度は追い出されないかな・・・
| (__人__) |
/ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
. \ /___ /
149 :
1:2008/01/01(火) 04:39:03.04 ID:lyD0bg0y0
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( /)(\) <追い出されそうになったら俺に任せろ!常考
| /// (__人__)
| `ー´ノ
| }
ヽ }
__ / ヽ
/  ̄ヽ
(( / i
/ /)◎r 、 ◎ |
/ -、_| 〈 ン冫 | |
(___  ̄ / | |
 ̄`ー一' | !
| / /
l| i||!ll || シュッシュッシュッ!
150 :
1:2008/01/01(火) 04:40:00.53 ID:lyD0bg0y0
楚の成王は諸侯の礼をもって重耳一行を迎える。
重耳は少し不安になった。
___
/ \
/ノ \ u. \ <なぁ趙衰・・・俺亡命者だお・・・
/ (●) (●) \
| (__人__) u. |
\ u.` ⌒´ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
____
/ \!??
/ u ノ \ <でも成王は諸侯の礼を持って迎えてくれてるお・・・辞退しようかお?
/ u (●) \
| (__人__)|
\ u .` ⌒/
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
151 :
1:2008/01/01(火) 04:40:44.26 ID:lyD0bg0y0
/ ̄ ̄\
/ _ノ .\ _,,
| ( ●) (●) | l;l
. | (__人__) | _,_,|,|_, いや、受けろ…
| ` ⌒´ |, ト-=y 丶 今までの国とは違い頼れる大国・・・
. | } ヽ `i, ̄‐^l これこそ天の恵みだろ・・・常考・・・
. ヽ } ヾ~ ` i,
ヽ ノ _ ヽ、 ;i,
,,_,i y,ソト,,__ ヽ、 ;i,
,/r-'"j / / ii, `ヽ、-x,,゜r ;i
,,/'/__.L、 /ヾ、"i `ヽ `;i i,
,/ /_iーヘ,ヽ、 , /i" ヽ、 i `、'i iヽ、
_,) ヽ " ネメ、_ii"~ _Yri l, ヽ、
_,,,>t 、ヾ、 ゞ;;/ / ,¬ V⌒l
,y`;,,__ ,i /ii' / r-/| l l
_/^,,, ヘ l /iil / l"v' y } l
v=4⌒ヽ、 j --,,,if /iii| ,, 〈-ヘ_,、 <、 / i|
ヽ, ,, i、 _,,tv /iiiii ム、 / / ヽ、ヽ、_x--ー‐- 、
__,,,l ii Yi___,lk / }iiiiil ヘ __,,,,,,___/ `x'"^ ,,,,, \
^ ̄⌒ヽ ヘ、 ,ノiiiii|、__,,,y,,_,,,/ ヽ、 ,/ ,,,-‐‐ `',, ヘ,、
,,,_ \ ヽ `>- liiiiiiil ¬">-− ヽ ヽ i i/ _,, / } i
"- ,, } / /iiiiiiil / l l l lK ^~' / |
\ーヾ /iiiiiiiil / i i | |i`'ヽーミ_/ /
152 :
1:2008/01/01(火) 04:41:30.48 ID:lyD0bg0y0
重耳は客礼をもって成王にまみえた。
成王よろしゅうなwwwww
____
/_ノ ヽ、_\
o゚((●)) ((●))゚o ,. -- 、
/::::::⌒(__人__)⌒::::::/ __,>─ 、
| |r┬-| / ヽ
| | | | { |__
| | | | } \ ,丿 ヽ
___,.-------、 | | | | / 、 `┬----‐1 }
(⌒ _,.--‐ `ヽ | | | | / `¬| l ノヽ
` ー-ァ''"/ / r'⌒)  ̄ ̄`ー‐--\ `ー'ォ / 、 !_/l l / }
\\\_/ ノ___ `''ー { \ l / ,'
 ̄ `(_,r'"  ̄`ー-、 / \ ´`ヽ.__,ノ / ノ
/ / \ ヽ、\ __,ノ /
/ /  ̄ ヽ、_ 〉 ,!、__/
/ _ く  ̄
/ / \ \
/ / \ \
/ / / /
/ / ゝ、 ヽ
/ /  ̄
/ /
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:42:09.86 ID:hDdKcfnqO
軽いwwwww
154 :
1:2008/01/01(火) 04:42:50.56 ID:lyD0bg0y0
成王は連日重耳を手厚くもてなした。
そんなある日のこと・・・
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
. /..:..;' ..: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/..:::/..:..:..:..:..:..:..:.::i..:..:..:..:.:: :. ..: ..: ..: ..: ..: ..: ',
. /.::;イ..:..:..:..:..:..:..:..::::i..:..:..:...::l.::..:..:.ヽ:..:.::..:..:..:..:..:!
//'..:..::l..:..:..:..:..:..::::;|..:..:..:..:::i:::::ト!',::}、..:::..:: ::. :. :|
' !..:..:::l..:..:..:..:..:.:::/|::/:..:..::::l:::::!|! ';!i:::::::::::..:....::. !
|:.:.::::!.:.|:.:_:.:_:.:::| |/j!..:..:::;イ::/ _」,,|:::::::::::::|..::ト、
!..:::i.:.l.:.::..::;.;.;j"_ヽ!.:..:::j/};ィ'"_,,,,」:::::::::::::!.:l `
|:::l{:.:|:::::'":::;;|r_ツ|::::::/ ヘゝソ,イ::::f孑r''
!:l |::!:::::::::::::|¨´ j::::/ `¨ /イ::|,、ノ
. l! !';:::::::::::| j::/ ' |:/ケ <重耳様、首尾よくご帰国したらどんな見送りをくれるのだ?
',::::::::::| '′__ __ ,イ::/!l.|
',::::::::|、:.、 '''' ,. :'::::/ | l|
',::::::| ',::::l 、 ,. "|:::/!/ | l|
. ゞ::ト-ゞL...._¨__...j7レ‐.、Ll
,. -‐/ ヾ!r‐} |-、、 \--
155 :
1:2008/01/01(火) 04:43:34.53 ID:lyD0bg0y0
____
/ \
/ ─ ─\ <え?見返り?
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
156 :
1:2008/01/01(火) 04:44:20.98 ID:lyD0bg0y0
/ ̄ ̄ ̄ \ ホジホジ
/ ― ― \ <っても成王は財宝も有り余ってるしな・・・
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ mj |⌒´ /
〈__ノ
ノ ノ
____
/_ノ ヽ、_\
o゚((●)) ((●))゚o ,. -- 、 なら、将来仕方なく戦うはめになった時三舎退いてやるおwwww
/::::::⌒(__人__)⌒::::::/ __,>─ 、
| |r┬-| / ヽ
| | | | { ● |__ピト
| | | | } \ ,丿 ヽ
| | | | / 、 `┬----‐1 }
| | | | / `¬| l ノヽ
\ `ー'ォ / 、 !_/l l / }
{ \ l / ,'
\ ´`ヽ.__,ノ / ノ
\ ヽ、\ __,ノ /
 ̄ ヽ、_ 〉 ,!、__/
157 :
1:2008/01/01(火) 04:45:52.26 ID:lyD0bg0y0
補足
【三舎退く】
相手に一目置くと言うこと。
158 :
1:2008/01/01(火) 04:46:28.68 ID:lyD0bg0y0
後日、重耳が楚と戦うはめになったとき、重耳は圧倒的有利なのにも関わらず
三舎退くという約束を守ったのである。
____
/⌒ ⌒\
/( ●) (●)\ <約束を守らない人は鼻が伸びるおwww
/::::::⌒ __ニニニニニつ
| |r┬-| |
\ `ー'´ /
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:46:53.60 ID:hDdKcfnqO
お前のびてるwwwwww
160 :
1:2008/01/01(火) 04:47:24.24 ID:lyD0bg0y0
/ ̄ ̄\
/ _ノ \ _人
| ( ●)(●) (⊂⊃)
. | (__人__) (⊂ニ⊃)
| ⌒ノ (⊂ニニ⊃)
. | } `二⊃ノ
. ヽ____ } ((  ̄
r'ニニヽ._\. ノ ;;
r':ニニ:_`ー三`:く._ [l、 お兄ちゃん…、鏡…見てみろ・・・
/: : : : : : :`,ニ、: :_:_;> /,ィつ きっといいもんが見れるぜ…
. /: : : : : : : : / : : : ヽ\ ,∠∠Z'_つ
| : :.:.:.:.:.: . :/: : : : : : l : ヽ. / .r─-'-っ
. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.,' ''" ̄: : :l: : : :l / ):::厂 ´
|:.:.:.:.::.:.:.:l -─-: : /:_:_:_:_l / ̄`Y´
. |:.:.::.:.::.::l.__: : : :/::: : : : :l/⌒ヽ: :〉
|::.:::.::.::l: : : : : : /:::: : : : : |: : : : ゙/
161 :
1:2008/01/01(火) 04:48:08.72 ID:lyD0bg0y0
この年、晋の恵公が病に倒れる。
/\__/ヽ
. /─ ─ \
.. | <○> <○> | ハァハァ…まだ・・・俺は・・・
/ (__人__) \
| `⌒J´ |
\ /
/ \
162 :
1:2008/01/01(火) 04:48:52.05 ID:lyD0bg0y0
それを聞き人質となっていた晋の太子の子圉が秦を逃亡する事件が起こる。
____
/∵∴∵∴\
/∵∴∵∴∵∴\
/∵∴// \| <晋には公子がたくさんいるからな・・・他の誰かが君主になることは阻止しないと・・・
|∵/ (・) (・) |
(6 つ |
| ___ |
\ \_/ /
\_____/
163 :
1:2008/01/01(火) 04:49:38.84 ID:lyD0bg0y0
秦の穆公はこの背信に激怒した。
同時に重耳が楚に身を寄せていることも知る。
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ,リ| l│ i|
/小l( ●) (●)从||.}:ヽ l
|::i:{⊂⊃、_,、_, ⊂⊃iYト、:l:| <重耳が楚にいるなら、この国につれて来いお
!|`iヽ、 丶_ノ j /:} ノi|:!
iヾj|ソ/) __, イレ |:|l/j|/リ
/ ,.イ .l、_ヾ! ノ″′
/ ミ-、V_,、-‐''´|フー、
/ ヽ/ |__/== / / ヽ
/ __ノブ´ `ヽ、/ / |
rL二ス./ `''´`ー'´|` ヽ| / l、
l´o ,/! | l/ /ノ
| __|{ l:::::::::........:::::::| ノ| '´|
|´ |:| `iー‐:::::::─'|‐'゙ | | |
j j|:| |ー -.:::|‐ | | |
| / レ! | .:::::| |r| |
'、 .// | | ::::::| |ト`ー'´ j
`゙"´ /! |` ‐::::|ノ ヽ /
/ ` ト、 ノ::| ゙〈
〈 | :| ∧
/;;ヽ. | _,,.-へ | /;;;;゙i
,/;;;;;;;;;;;`‐'´;;;/;;;;;;;;;||ヽ、l/|;;;;;;;;|;|
Y;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;|;;|;;;;;;;;;|;;;;;;;;;|;|
ヽ;;;;;;/;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;j;;;|;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;|;|
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:50:09.12 ID:e3nDEA/mO
言わせてもらうぞ
間違いなくこのスレはベア速に載る
165 :
1:2008/01/01(火) 04:50:48.59 ID:lyD0bg0y0
重耳一行は秦に向け旅立つ。
/ ̄ ̄\
/ _ノ \ / ̄ ̄ ̄\
| ( ●)(●) ./ ─ ─ \
. | (__人__)/ (●) (●) \. < 秦の穆公はいいやつかお?
| ` ⌒´ノ (__人__) |
. | }\ ` ⌒´ /
. ヽ } / \
ヽ ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ く \ \
| \ \ \
| |ヽ、二⌒)、 \
166 :
1:2008/01/01(火) 04:51:25.89 ID:lyD0bg0y0
/ ̄ ̄\
/ \
| ⌒ ⌒
. | (__人__) <知らん!!
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ \
/ く \ \
| \ \ \
| |ヽ、二⌒)、 \
167 :
1:2008/01/01(火) 04:52:02.63 ID:lyD0bg0y0
/ ̄ ̄\
/ ⌒ ⌒\〃 ちゃんと調べとけお!
| `ヽ/ ̄\〃 ∵. ・ ___ ノ(
. | ミ } ー=- ̄ ̄=_ / ⌒
| >、_ __ /\:::::::/:::: \
. | " ノ`ヾ} \  ̄ ==/:<●>::::<●>::: \
. ヽ } \ | (__人__) |
ヽ ノ \ \ ` ⌒´ _/\
168 :
1:2008/01/01(火) 04:52:40.37 ID:lyD0bg0y0
秦の穆公は喜んで重耳一行を迎える。
_,. -‐- i^,\
{ / ,/´/ }‐ '´ ̄ ̄`ヽ、/^l
j`^'(\{,イ/" `ヽ ヽ ;ヾ;ノ
/ ,>‐'/ ヽハ 、 ヽ
. / /〃{_{ ⌒ ⌒ ,リ| l │i|
/ / レ!小l( ●) (●)从 |、i| よくきたお!
,′ ,! レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ
{ ノ  ̄` 彡、 丶_ノ ミ / 今夜はたっぷりサービスするお!!
` ─- ..__ ヘ,、 __, イ
`y'.:/ヽ /:、
{:::.丶._,>'.:::/ ヽ
!;::::::::::::::::::/ 、 }_,. - 、
,._ j;:::::::::::;:-::`7! f{ノ, ,イ
ヽ>{;'::::::::::::i:::::::.〈 、,ゞー'´/
/ ヽ:::::::::::!:::::::::} 丶._,/
/ _.,ゝr-、j_;. ィノニニヽ、
/ _,. ‐ ´ /' /-、 `ヽ.ー─'´)
`¨´ / /,. _ \ '''''''''´
/ ,.' / `¨´
{ /
169 :
1:2008/01/01(火) 04:53:18.98 ID:lyD0bg0y0
.........
..:, -─‐──‐-、:..
.:/ \::
:/ ; ヽ.:
:l U l: .....
::| , 、 ; |⌒´⌒`ヽ、.
:!、 _ノ" "ヽ、__ ∪ \:
¨:ヽ。((◯) (◯)。):: /⌒゙` l::
:/ヽ~゚(__人___)~__ ,ノ| , |:
:/ /`:j⌒:。´ |. | , !: プルプル
:/ / ; | `ー-,,,|" |___,ノ |:
..:/ / ゚ .| | | ,lー─- 、.
, --‐-ー、_ / ゜ l ,| | ,/ ) ):
く / / ァ- ,ノ 。 \ノ^ノ^/⌒ヽ.j\ /^ー-‐'
`ー' ー´ ̄ ~τ゚υ'゜~ (_イ_,イ、_,ィ'´__/  ̄
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:53:43.08 ID:hDdKcfnqO
ちょwwwwwww
171 :
1:2008/01/01(火) 04:54:04.71 ID:lyD0bg0y0
それから3ヶ月後、晋の重臣2人が秦を訪れた。
______
/ −、 −、 \
/ | ・|・ | 、 \
/ / `-●−′ \ ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|/ ── | ── ヽ | < 帰国して即位してくれ
|. ── | ── | | \_________
| ── | ── | l
ヽ (__|____ / /
\ / /
l━━(t)━━━━┥
/ ̄ ̄ ̄ \
/ :::::\:::/\ それはできないお・・・
/ 。<一>:::::<ー>。 恵公の子が即位したお・・・
| .:::。゚~(__人__)~゚j
\、 ゜ ` ⌒´,;/゜
/ ⌒ヽ゚ '"'"´(;゚ 。
/ ,_ \ \/\ \
と___)_ヽ_つ_;_ヾ_つ.;._
172 :
1:2008/01/01(火) 04:55:02.71 ID:lyD0bg0y0
_
/  ̄  ̄ \
/、 ヽ 重臣はあんたの見方だ。
|・ |―-、 | あんたが帰国したら重臣一同味方する。
q -´ 二 ヽ |
ノ_ ー | |
\. ̄` | /
O===== |
/ |
/ / |
173 :
1:2008/01/01(火) 04:55:52.89 ID:lyD0bg0y0
____
/― ― \
/(●) (●) \
/ (__人__) \ 事は重大だお・・・
| ` ⌒´ |
\ / 穆公にも相談してみるお。
/ \
| )
. | | / /
| | / / |
| | / / |
(YYYヾ Y (YYYヽ |
(___ノ-'-('___)_ノ
174 :
1:2008/01/01(火) 04:56:35.61 ID:lyD0bg0y0
翌日、穆公に面会し相談をする。
____
/ \
/ ─ ─ \
/ ( ●) (●) \ と、言う事で帰るお
| (__人__) | 援助してくれお。
\ ` ⌒´ /
,,.....イ. 、ニ__ ーーノ゙-、.
: ┃ ◆・◆ ┃ i
┃ .┃ |
.┃ >< ┃ |
175 :
1:2008/01/01(火) 04:57:49.83 ID:lyD0bg0y0
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{ _ノ ¬_,リ| l │ i| <ヤダお・・・もっとサービスしたいお・・・
レ!小l ゚⌒ ⌒゚ 从 |、i|
レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ
ヽ、 ⌒´ j /
ヘ,、 __, イ
r ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ー:::::ヽ、
{ V:::::::::∨yヽ/::::::::::/,1
| l''::"::::::::::ヽ/::::::::::: r /
ヽ |::::::::::::::::::::::::::::::::::y ゝ
ヾ |::::::::::::::::::::::::::::::::::l |
ヽゝ::::::::::::::::::::::::::::::::l /
|::::::::::::::::::::::::::::::::::' 」"
/::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
,.ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::/ ノ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ/
/"''ー―-----―'''"ヽ、
/ / i! | | ヽ ヽ,
/ / | | ヽ ヽ、 ヽ.
/ i | ヽ ヽ ヽ、 ,ゝ
| | ヽ ヽ ヽ _,ゝ"
|__|__,.-|_,.-+─┴‐'",.入
| ____ | ヽ_,.-‐''" ヽ
176 :
1:2008/01/01(火) 04:58:31.06 ID:lyD0bg0y0
こうして重耳は帰国を決意する。秦は軍勢を動員し帰国を援助した。
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ,リ| l │i|
レ!小l( ●) (●)从 |、i|
レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ
ヽ、 丶_ノ j / お土産だお。受け取ってお。
ヘ,、 __, イ
r ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ー:::::ヽ、
{ V:::::::::∨yヽ/::::::::::/,1
| ノ''::":::::::::::ヽ/::::::::::: r" /
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:y ゝ
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} |
ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丿 /
l、`1::ー'::::::::::::、:::::__,.ィ' 」
''r-っ'⌒ v ⌒⊂ヽ" y
,.ゝ、く、LOVE/ノノ l}_ー
/::::::::~::\_ /:::::::::ヽ
177 :
1:2008/01/01(火) 04:59:09.25 ID:lyD0bg0y0
____
/ \
/ ─ ─ \ <あ、ありがとだお・・・(つーか穆公って男だよな?)
/ (○) (○) \
| (__人__) .| ________
.\ ` ⌒´ ,/ .| | |
ノ \ | | |
/´ | | |
| l | | |
178 :
1:2008/01/01(火) 05:00:01.81 ID:lyD0bg0y0
秦軍出動の情報に即位したばかりの子圉(壊公)も軍勢をくりだした。
♪
, -‐- 、 ♪
♪ /,ィ形斗‐''' ´  ̄`''‐- 、
//ミ/─- _ ヽ ♪
, - 、!({ミ//`ヽ - 、`ヽ ヽ
/ 、ヽ⊂!´/ ヽ ヽ 「i「i}i、 <外に出るときは髪を整えなきゃな。
/冫┐ i'´.l '´゙ "ヽ ゙ー、,,{ ノ
 ̄ l l l ⊂ ーゝ 'ヽ、
! l ', ,r /ヽ \
l ヾ,、 `''' ─ ' / -‐、‐ヽ >
t /` ー- 、___,ォュ'´ ヽ、 /
` ー-! 、`ーi 「´ , -‐'´
` ー- 、l l」 <
____
/_ノ ヽ、_\
,. -- 、, o゚((●)) ((●))゚o <お前髪ねーだろwwwwwwww
,.―<,__ ヽ:::⌒(__人__)⌒::::: \
/ ヽ |r┬-| |
__| }. | | | |
/ ヽ, / { | | | |
{ Y----‐┬´ 、. | | | |
/'、 ヽ |ー´ ヽ, | | | |
{ ヽ ヽ lヽ_!´ ヽ`ー'ォ /
', ヽ ヽ ,/ }
ヽ ヽ 、,__./ /
\ ヽ__/,' _ /
\__.'! 〈 _, '
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:00:50.41 ID:hDdKcfnqO
これはワロタwwwwww
180 :
1:2008/01/01(火) 05:01:19.11 ID:lyD0bg0y0
秦と晋は激突した。だが壊公のために戦う者は2人だけだった。
, ‐ 、,.- 、
/ ヽ ヽ
/ _ |. l
_ _ l. | ヽ | <壊公?そんなやつシラネ。
/:::::::::ヽ´::::ヽ |. | ┃! {
. !::::::::::::::::j::::::::::| l `ー‐' ヽ
|::::::::::ー 'ヽ.ー.\ \ヽー‐_、 _ノ
. i::::::::::::::::::::::\:::::.ヽ/./:.く.、  ̄
!::::::::::::::::::::::::::ヽ/,ィ/:.:.:.:.ヽヽ
\::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ!|:.:.:.:.:.:.V
ヽ:::::::::::::::::::::_::>. 〉:.:.:.:.:.:.:|、
丶::::::::::::{_,___/ヽ:.:.:.:.:.ノノ
` ー‐‐‐-ゝ .rニ, |
l | }. l
/ | ! `ー-‐ 、
ノ ヽ ヽ._ ⌒)_)'
(__(_)__)  ̄
181 :
1:2008/01/01(火) 05:02:07.15 ID:lyD0bg0y0
味方の裏切りにより壊公は討ち死に。
こうして重耳は、意気揚々と帰国したのである。
n
l^l.| | /)
| U レ'//)
___ ノ /
/ ⌒ ⌒\ rニ | ありがとうだお〜
/ (⌒) (⌒) \ ヽ /
/ ///(__人__)/// \ / ` /
| `Y⌒y'´ | /
\. ゙ー ′ ,/ /
/⌒ヽ ー‐ ィ /
/ rー'ゝ /
/,ノヾ ,> イ
| ヽ〆 |
//ノ ̄ ̄`ヽ、// // ////
/ ´`ヽ _ // // //
(--/ ̄ , ` ̄ ̄ ̄/// <調子にのるな!!
( ...| /!
(`ー‐し'ゝL _
(--‐‐'´} ;ー------
`ヾ:::-‐'ーr‐'"_
_/⌒ ⌒\_
/:●))(__人__)((● \ ぐぇあ
| |r┬-| |
\ `ー'┃ /
182 :
1:2008/01/01(火) 05:02:51.19 ID:lyD0bg0y0
こうして重耳は即位し文公と名乗った。
γ ´ ⌒ヽ
| \_
| /⌒ ⌒\
| /( ●) (●)\
| /::::::⌒(__人__)⌒:::::\
| | |r┬-| | ぶーんこー♪ぶーんこー♪
| \ `ー'´ / たーっぷりぶんこー♪
| |
| |
| |
l l
| |
| |
ゝ j
'⌒Y⌒Y⌒ ( ____ ,ノ
183 :
1:2008/01/01(火) 05:04:15.56 ID:lyD0bg0y0
その後文公は、亡命中恩をうけた国や人々を助け、粗末に扱った国を討ち覇者になる。
だが年齢には勝てず在位9年で没した。
文公が覇者になれたのは、優れた側近が支えたからであろう・・・
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━-┓
┃ ┌────────────────────────ーーー┐ ┃
┃ │ / ̄ ̄\ │ ┃
┃ │ / ヽ_ .\ │ ┃
┃ │ ( ●)( ●) | ____ │ ┃
┃ │ (__人__) | / \ .| ┃
┃ │ l` ⌒´ | / ─ ─ \ │ ┃
┃ │ . { |/ (●) ( ●) \ .| ┃
┃ │ { / | (__人__) | │ ┃
┃ │ ,-、 ヽ ノ、\ ` ⌒´ ,/__ .| ┃
┃ │ / ノ/ ̄/ ` ー ─ '/>< ` ー─ ' ┌、 ヽ ヽ、 │ ┃
┃ │ / L_  ̄ / _l__( { r-、 .ト、 . │ ┃
┃ │ _,,二) / 〔― ‐} Ll | l) ).│ ┃
┃ │ >_,フ / }二 コ\ Li‐' .| ┃
┃ │ __,,,i‐ノ l └―イ ヽ | . | ┃
┃ │ l i ヽl . | ┃
┃ └ーーー────────────────────────┘ ┃
┗-━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
○年△月×日 覇者記念
〜Fin〜
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:05:06.54 ID:hDdKcfnqO
乙!勉強になった!
185 :
1:2008/01/01(火) 05:08:07.88 ID:lyD0bg0y0
長くなりましたが【重耳伝】は以上で終了です。
途中途中にコメントしてくれた方々
最後までお付き合いしてくださった方々
ありがとう御座います。
一人で書き込んでいると淋しくなるので
コメントしてくださった方にはホントに助かりました。
次回も機機会があったら書きたいと思います。
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:08:36.00 ID:QNzPPoR/0
>>183 ええー、そこで終わり?
城濮の戦いと践土の盟はやらないの?
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:08:35.98 ID:2BkkNtiy0
このスレから読んだから相対関係とかわかんなかったけど
話はわかりやすかったしおもろかったおwww
史記ってことはノンフィクション?
188 :
1:2008/01/01(火) 05:11:16.68 ID:lyD0bg0y0
>>186 申し訳ありません。
時間の関係とまとめる労力が尽きたため
カットさせていただきました。
機会があったら書こうと思います。
>>187 ノンフィクションですよ^^
おおおお重耳編やってたのか!
介子推、閹楚、先軫、趙衰、狐偃、穆公等々魅力的なキャラクターが多くていいよな!
今から読むぜ、乙!
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:15:33.59 ID:QNzPPoR/0
>>188 そっか、じゃあしょうがない
いままでうp乙!
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:18:16.47 ID:2BkkNtiy0
ふぇー事実は小説より奇なりっつーか
こーゆーおもしれー歴史とか見た奴がこっちのがおもしろいってやりだしたんだろうから
やっぱ人間っておもしろっ
だな。
>1乙
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:21:54.69 ID:hDdKcfnqO
次回も期待してまってるぜ!
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:28:20.31 ID:QNzPPoR/0
ちょっと後日談を補足
>>138-140 のちに文公(重耳)が曹に攻め込んだ際、
都を包囲して共公の無礼を責めて、彼を捕らえた。
しかし、料理を振舞ってくれた大夫釐不羈(きふき)には対しては、
密かに連絡して彼の領地に目印をつけてもらい、
そこには軍隊を入れないようにして恩義に報いた。
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:29:27.13 ID:2BkkNtiy0
歴史的には器量のある人だって思うけどやる夫がそんな奴とは思えないwww
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:33:23.06 ID:hDdKcfnqO
>>194 確かにwwwwwでも親近感もてて楽しみやすいwwwww
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
>>135-136 あと、重耳が斉から無理やり連れ出されたときのエピソード(長文スマソ)
酔いがさめて目覚めた重耳が舅(母の弟とも)の子犯(孤堰)に向かって、
「もしもわしが成功しなかったら、おやじ殿の肉を食ってやるぞ」
と、矛を突きつけながら言った。それに対して子犯は
「もし成功しなかったら、私はどこかでのたれ死にでしょうから
きっとあなた様の口には入りません」
「もし成功したらあなた様は晋のごちそうを食べているわけですから、
やはり私のなまぐさ肉など口にはできませぬぞ」
と、切り返したといわれている。