ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら354
◆ツンデレって何?
「普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃつく」ようなタイプのキャラクターのこと。
◆このスレでよく使われる人物設定
男:デフォルトネームはタカシ。ツンデレに色々したりされたりする。名字は別府。
アッパー:デフォルトネームはかなみ。感情表現豊かな基本形。名字は椎水。
ダウナー:デフォルトネームはちなみ。ローテンションで「……」を多用して喋る。
お嬢:デフォルトネームはりな。お嬢様口調。というかお嬢様。名字は神野。
老成:デフォはまつり。「纏」と書く。わしは〜じゃのう等、古風かつジジ臭い言い回しをする。
尊大:デフォはみこと。「尊」と書く。自信に満ちあふれたような、偉ぶった言い回しをする。
関西:デフォはいずみ。関西弁で喋る。感情表現豊か。
ボクっ娘:ボクっ娘ツンデレ。一人称が「ボク」。ボーイッシュ。生意気。タカシによくからかわれる。デフォルトネームは決まっていない。
勝気:男勝りツンデレ。腕っ節が強い。だけど美人。デフォルトネームは決まってい(ry
無表情:無表情ツンデレ。素っ気ない態度をとる。人間不信?デフォルトネームは(ry
中華:中華系ツンデレ。「〜〜アル」といった言い回しをする。デフォルトネ(ry
幽霊:幽霊ツンデレ。憑依したりする。アッパーだったりダウナーだったりする。デフォ(ry
山田:クラスメイトとして使われることが多い。いわゆる友人A。なぜかVIPPER口調で描かれがち。
※名前の由来などについてはまとめサイト参照
・上記の名前や設定はあくまでデフォルト。
・投下許可は求めなくていいですが、長編SSについては、
投下前に宣言をしていただけると他のSSとのごちゃ混ぜ防止になるのでスレに優しいです。
あと、書き上がってから一斉投下してね。 書きながら投下はイクナイ
・感想レスは励みになるので大歓迎。
・投下のタイミングは自分で見計らおう。投下直前にはリロードを心がけよう。もしスルーされても泣かないこと。
・投下後に殊更に感想を求めたり、レスが付かないからって自虐したりすると、ツンデレに嫌われます。
あと、みんなも多少のことは大目に見てスルーしよう。
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 18:02:56.72 ID:CgwzB13yO
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 18:03:23.50 ID:0xiIUJGlO
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 18:06:51.12 ID:GZ1DBJC5O
よく人にツンデレっていわれるのだが…
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 18:07:48.51 ID:BJ27c7Y90
353スレの最後は149?
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 18:15:22.68 ID:YqXr+FTOO
いちおつ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 18:19:39.17 ID:0xiIUJGlO
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 18:50:59.88 ID:iUYU8O0zO
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 18:51:20.74 ID:7JlRsSckO
保守
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 18:57:49.87 ID:duYA+DxcO
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 19:19:55.17 ID:sCVUVx0I0
ほ
てs
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 19:29:06.11 ID:w4k41R4AO
ほ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 19:32:00.75 ID:NO7xQ8q7O
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 19:37:23.71 ID:E/OMbh+w0
>>1 乙ンデレ!
>>8 みwなwぎwっwてwまwいwりwまwしwたw
17 :
保守ンデレ 1/2:2007/12/28(金) 19:37:47.48 ID:E/OMbh+w0
タ「あ〜、コンビニバイトだりぃ・・・」
客『あ、あの・・・これ下さい』
タ「お、今時半ズボンの少年だ・・・ってうまい棒1本だけですかwww」
タ「君、男の子はもっとちゃんと食べないと大きくならないぞぉ?www」
客『なっ!?う、うるさいうるさい!バカッ!!』タッタッタッ
タ「あれ?代金置いて商品奪って行っちゃった・・・何か気に障ること言ったかな?」
・・・夜・・・
タ「バイト終わったけど、今晩は予定無くて暇だなぁ」
ドンッ
タ「おわっ!?何かぶつかった・・・」
半『あ・・・』
タ「お、昼間の半ズボン少年」
半『は、半ズボン少年言うな!』
タ「だって半ズボンじゃんか・・・こんな時間に子供が外うろついてちゃダメだぞ?」
半『べ、別にいいでしょ!ほっといてよ・・・』
タ「ん〜、でも家に帰った方がいいと思うけどな。最近物騒だし」
半『・・・ボクは帰らない・・・家なんか・・・』
タ「えっ!?君、家出少年だったのか!?」
半『ち、違うよ!』
タ「だって家出してるんでしょ?」
半『そうじゃなくて!・・・"少年"じゃないって言ってるの!!』
18 :
保守ンデレ 2/2:2007/12/28(金) 19:38:09.23 ID:E/OMbh+w0
タ「な、なんだってー!ΩΩΩ・・・女の子・・・?」
半『・・・どーせボクは女の子らしくなんかないもん・・・ふんだっ!』
タ「家出少女だったのか・・・それならますます夜の街うろついてちゃ危ないよ」
半『関係ないでしょ。もうほっといてよ・・・』
タ「うち来る?」
半『へ?・・・な、ななななななな何言ってんの!?頭おかしいんじゃない!?』
タ「だってさぁ・・・事件にでも巻き込まれたら俺も寝覚め悪いし・・・泊まっていきなよ』
半『見ず知らずの人の家なんかに泊まれるわけないでしょ!遠慮しとく』
タ「まあ、そう言わずに・・・」
半『嫌だって言ってr(ry・・・(グー)・・・う・・・(/////)』
タ「お腹減ってるんじゃないかwwwうち来ればチャーハンぐらい作るよ」
半『・・・へ、変なことしないでよ?(///)』
タ「しないしないwww・・・俺はタカシ。君は?」
半『このみ・・・』
タ「そう。じゃ、よろしく、このみちゃん」
こ『・・・クラスでは・・・"このみん"って呼ばれてた・・・』
タ「そっか。じゃあ行こうか、このみんw」
こ『な、なんでニヤケ顔なのさ!(///)』
タ「ところで最近女の子にも色々いるけど・・・このみんはついてるのかな?」
こ『ついてないよ!バカッ!!(///)』
タ「そっかぁ、残念」
こ『なんで!!(/////)』
ほ
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 20:17:25.52 ID:sKxNPLoXO
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 20:29:08.02 ID:OKrAGxHRO
ほ
22 :
保守党:2007/12/28(金) 20:34:10.38 ID:3u4JW5500
お題作成機より キャラ:ダウナー シチュ:修学旅行 アイテム:浴衣
女子1「やっほい、お宿に着いた。」
女子2「これからどうするー?まだご飯までは時間あるみたいだし。」
女子1「あれ?浴衣あるよー。サービスいーな!」
女子2「着る?私、浴衣美人じゃね?的に。うはw私うぬぼれすぎwww!」
ちなみ「…すいません、少し静かにしてくれませんか…」
女子1「えー?ノリ悪いなー…そうだ!あんた浴衣着ない?」
ちなみ「…私は制服のままで結構です。」
女子2「ふーん…じゃあいいや」
ちなみ「…分かってくれれば…!?」(ガシッ)
女子2「私が無理やりきせちゃうから!」
ちなみ「えっ!いや、やめてくださ…」
女子1「ふふふ…いやよいやよも好きのうちと!」
ちなみ「そんな…せめて自分で…2人とも目が怖…」
女子2「ふふふ…キレイな肌…」
ちなみ「!!イヤー!」
タカシ「…で、今に至ると。」
ちなみ「…別に…着たくて…きたわけじゃないんですからね…」
タカシ「でも似合ってるよ。」
ちなみ「…タカシになんていわれても…うれしくなんか…無いです。」
タカシ「普段の2倍かわいいってば。」
ちなみ「…じゃあ普段の…私は可愛くないんですね…」
タカシ「いや、そういうつもりじゃ!」
ちなみ「別に…タカシにどう思われようと…私には…関係ないですし…」
タカシ「すねたちなみも可愛いな!」
ちなみ「!!〇×☆△」
女子1&2「(・∀・)ニヤニヤ」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 20:39:17.81 ID:sKxNPLoXO
>>22 ニヤニヤニヤニヤwwwwwwwwwwww
あぼーん
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 21:00:50.56 ID:sKxNPLoXO
ほぬ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 21:09:55.54 ID:AkzPf7070
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 21:24:22.43 ID:sKxNPLoXO
過疎区保守
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 21:29:21.79 ID:wF+UlZKfO
保守
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 21:32:45.96 ID:b/bZuyIzO
忘年会おわった☆
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 21:35:00.72 ID:06Z4lUGWO
ほっしゅwktk
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 21:52:46.27 ID:1DBCS904O
ほ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 21:54:52.38 ID:6F9bD1B60
四日までこのスレが見られなくなるorz
少しの間、お別れだぜ尊さん!
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 22:06:33.54 ID:x6Sz6yTMO
ほ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 22:23:12.41 ID:fDOFzdbzO
保守
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 22:34:32.65 ID:fDOFzdbzO
ほ
36 :
保守党 続くよ:2007/12/28(金) 22:34:37.85 ID:3u4JW5500
お題作成機より 神社 アッパー 口癖
タカシ「神社行こうぜ。」
かなみ「ハァ?年明けに初詣に行けばいいじゃない。大晦日でもいいけど…」
タカシ「だって、それだと混むだろ。VIVA穴場SPOT!」
かなみ「いや、それだと初詣の意味ないじゃないの。ばっかみたい。」
タカシ「といいながらも、行ってくれるのか。」
かなみ「別に、たまたま神社に行きたかったのよ。別にあんたに言われたからじゃないわ。」
タカシ「素直に一緒に行きたいと…」
かなみ「なんか文句あんの?」(ギロッ)
タカシ「…なんでもないです。」
タカシ「何この石段の数!!ふざけてんのかよ!?」
かなみ「石段に文句言ってどうすんのよ?」
タカシ「誰だよ!神社行きたいなんていったやつ!!」
かなみ「あんたでしょうが!ああ、もうじれったいわね。私先に行くわよ。」
タカシ「あっ、ちょっとまてよ!オイッ…行っちまいやがった。薄情者ぉぉぉ」
かなみ「…まだ隣にいるじゃない。一人でそこまでぼけられるとどこで突っ込んでいいのやら…」
37 :
保守党 続くよ2:2007/12/28(金) 22:35:03.89 ID:3u4JW5500
タカシ「はぁ…結局行っちゃった…まだ300段ぐらいあるのに…」
?「ふぉっふぉっふぉっ、相変わらずだらしないのう」
タカシ「誰だ?バルタン星人め!」
纏「誰がバルタン星人じゃ!誰が!」
タカシ「痛え!!破魔矢でつつくな!破魔矢で!」
纏「このような体たらくではかなみ殿の苦労も自然と計れるというものじゃのう…」
タカシ「ところで、どうしてこんなところで?」
纏「何を言っておる。わしの家はここじゃろうが。」
タカシ「あっ、ああ、そういえばお前んち神社だったっけ。だから巫女姿なのか。」
纏「ああ、年末じゃから家の手伝いに駆り出されてのう…ちょっと買い物があったので行ってきたところじゃ。」
タカシ「ああなるほど…」
纏「それにしても…無様よのう…」
タカシ「うるせーな…おれは頭脳労働派なんだよ!」
纏「やれやれ、それでは」サッ
タカシ「?どうした、手をいきなり差し出してきて??」
纏「貧弱なおぬしを濃が引っ張って言ってやるといっているんじゃ。」
タカシ「あ、ああなるほど。」
纏「ほら、わかったらて、てて手を…手をつなぐのじゃ」
タカシ「あっ、ああ…」
纏「ほら、さっさと行くのじゃ…」
纏「…」タカシ「…」
タカシ「…なぁ…」
纏「なんじゃ?」
タカシ「お前の巫女姿…きれい…だな」
纏「………ふん…ばかものめが…おぬしに言われても嬉しくないわ!」
かなみ(いくらなんでも遅すぎじゃない?タカシのやつ…)
かなみ「あっ、おーいタカシ…ってええっ?」
纏「ほら、着いたぞ。」
タカシ「おおやっと頂上か…この一歩は人類にとって偉大な…」
かなみ「何であんたがここにいるのよ!」
纏「おや?濃がここにいると何か不都合でもあるのじゃろうか?」
かなみ「なんであんたがタカシと一緒にいるのよ…」
纏「おやおや、人を置いておいてさっさと行ってしまう薄情女が何か言ってるようじゃ…」
かなみ「くっ、あんたの変な口癖聞いてると気がめいってくるのよ。じゃろじゃろって…あんたは日本広告審査機構か!」
纏「自分の失敗を棚に上げておいて人の口癖を非難か…やれやれ…」
かなみ「うー、タカシは私と一緒に来たんだから!あんたはとっとと帰りなさいよ!」
纏「ここが濃の家なのじゃが…やれやれおぬしのような騒音娘と一緒だとは…これではタカシも苦労するじゃろうて」
かなみ「はっ!タカシは?」
タカシ「お茶が美味いなぁ…」
かなみ「のんきに味覚をたのしんでんじゃない!!」バキッ
タカシ「いわてぬまくないっ!!」
纏(やれやれ…素直に慣れぬやつらよのう…これでは濃まで手を出してしまいたくなるじゃろうが)
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 22:51:30.91 ID:06Z4lUGWO
ふぉしゅ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 22:55:28.32 ID:tL24zmW60
>>38 GJwww今すぐ初詣行ってくるwww
さて、過疎ってることだし
>>17-18の続き3レスいっときますね。
41 :
保守ンデレ 1/3:2007/12/28(金) 22:55:52.93 ID:tL24zmW60
こ『ごちそーさま!』
タ「うわ、チャーハン2杯もたいらげるとは・・・」
こ『お腹減ってただけだからね!?・・・べ、別に美味しかったわけじゃ・・・(///)』
タ「はい、食後のお茶」
こ『(ズズズ)・・・何も訊かないんだね、ボクのこと・・・』
タ「ん?だってあんまり訊かれたくないでしょ?・・・まあ、愚痴とか言いたくなったら遠慮なく言ってよ」
こ『・・・い、意外と優しいんだね・・・(///)』
タ「それに、理由なんか問題じゃないんだ。半ズボンの○学生ボクッ娘がここにいるという事実が重要なんだ!」
こ『・・・前言撤回・・・やっぱり変態だよこの人・・・orz』
タ「んじゃ、落ち着いたところでお風呂でも入ってきたら?」
こ『ありがとう・・・の、覗きとか下着漁りとかベタなことやったら怒るからねっ!?(///)』
タ「しませんしませんw」
・・・風呂上り・・・
こ『あ、あの・・・』
タ「どうした?このみん」
こ『ボク着替え持ってなくて・・・何か無い・・・かな?』
タ「ああ、そうだね。じゃあ、ここに置いとくから着なよ」
こ『ありがとう・・・』
・・・3分後・・・
こ『・・・って、何さこれは!』
タ「何って・・・体操着以外の何に見える?」
こ『なんでこんなの持ってるのさ!しかも今時ブルマって!!』
タ「それも似合ってるよw」
こ『あぅぅ・・・ロリコンだよぉ・・・orz』
42 :
保守ンデレ 2/3:2007/12/28(金) 22:56:14.91 ID:tL24zmW60
タ「嫌なら、あとはスク水しかないけど・・・」
こ『体操着でいいよ!(///)』
タ「いやあ、素直なのはいいことだw」ナデナデ
こ『な、なんでそこで撫でるのさ!・・・はわわ(///)』
タ「カワイイんだからしょうがないだろ?」
こ『か、かわいい!?(///)ボクがっ!?・・・な、ななななななな何言ってんのさ!お兄ちゃんのバカ・・・(///)』
タ「ぬぁ!?」ズキューン
こ『え!?な、何?今の撃ち抜かれたような音は・・・』
タ「い、今なんと呼んだ・・・?」
こ『へ?・・・お、お兄ちゃん・・・だけど?』
タ「うわぁぁぁぁ!・・・もう1回!!もう1回お願い!!!」
こ『お兄ちゃん・・・』
タ「くぅぅぅぅ・・・感動した!俺は今猛烈に幸せだ!!」
こ『何に感動したのか知らないけど・・・ボク、一人っ子だから、兄弟みたいなのちょっと憧れてて・・・(///)』
タ「ブルマッ娘に"お兄ちゃん"と呼ばれる日が来るなんて・・・(ウルウル)』
こ『・・・うわっ・・・やっぱ変な人だ・・・あれ?この写真・・・』
タ「写真?・・・ああ、それか・・・」
こ『この真ん中の男の子誰?かわいー!』
タ「・・・俺だよ」
こ『えぇぇぇ!?お兄ちゃんなの!?じゃあ、これ子供の頃?』
タ「ああ・・・」
こ『ふ〜ん、じゃあこの後ろの2人はご両親なんだ・・・それにしても、子供の頃の自分の写真飾るなんて、ナルシスト?www』
タ「・・・無いんだよ。その頃のしか・・・」
こ『え?』
タ「親の写真・・・その頃のしか無いんだ。俺がガキの頃死んじまったから・・・」
こ『えぇ!?・・・そ、そうなの?・・・ごめん・・・』
タ「このみんが謝ることないだろwww・・・俺の方こそ暗い話しちゃってごめん・・・紅茶でも入れるよ」
こ『・・・』
43 :
保守ンデレ 3/3:2007/12/28(金) 22:56:36.14 ID:tL24zmW60
・・・5分後・・・
タ「紅茶入ったよ」
こ『お兄ちゃん・・・ちょっと電話借りていい?』
タ「電話?・・・ああ、いいよ」
こ『ありがとう・・・(プルルルル)・・・もしもし、ボクだけど・・・お母さん?』
こ『・・・うん元気・・・・ごめんね・・・今日は友達の家に泊まるから・・・明日の朝帰るから・・・』
こ『ごめん・・・もうこんなことしないから・・・うん・・・じゃあ、おやすみ』ガチャ
こ『・・・』
タ「・・・電話したんだ、家に」
こ『うん・・・』
タ「そっか・・・偉いな、このみんは」
こ『・・・偉くなんか・・・ないよ・・・』
タ「いや、すごい勇気だと思うよ・・・俺なんか、悪さばっかしたのに、1回も謝ったことなんかないからさ・・・」
こ『・・・』
タ「そんな暗い顔しなくていいってwwwほら」ナデナデ
こ『もぉ、撫でないでよぉ・・・あぅぅ(///)』
タ「で、とりあえず今日は泊まってくんだね?」
こ『・・・今日は遅いから・・・明日冷静になってから帰って、もう1回ちゃんと謝る・・・』
タ「わかった。じゃあ、明日の朝送ってくよ」
こ『ありがとう、お兄ちゃん・・・』
タ「てことで、明日の朝まではしっぽり楽しめるってことですね?」
こ『なんでそうなるのさ!バカァ!!(/////)』
Fin.
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 23:06:44.88 ID:OKrAGxHRO
続いて欲しい…
つまりそれほどGJ
ワッフルワッフル
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 23:19:40.36 ID:Cb5dKXFT0
しっぽりしっぽり
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 23:20:03.36 ID:OKrAGxHRO
ほ
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 23:32:30.71 ID:fDOFzdbzO
保守
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 23:33:03.33 ID:OKrAGxHRO
ほ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 23:43:38.77 ID:OKrAGxHRO
へ
過疎ですなぁ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 00:00:20.70 ID:5nOCAos50
発作的に思いついて自炊:ツンライド
ち「シェルブリットのちなみんです。輝け、もっと輝け……」
タ「随分とローテンションなシェルブリットだなぁオイ」
ち「だまりやがれ……です……。衝撃の……ファーストブリット(ちゅっ)」
タ「むぐッ!? ……ぷはぁ、ただのキスじゃねえか! 確かに衝撃的だけどよ!」
ち「撃滅の……セカンド……ブリット(むにゅっ)」
タ「胸を押し付けるなァッ!」
ち「抹殺の……ラスト……ブリット……(衣擦れの音)」
タ「お前は服を脱いで一体何をするつもりだ!?」
???「そこまでだ! シェルブリットのちなみん!」
タ「尊……お前まで何を……」
尊「尊では無い! 今の私は劉尊!」
タ「どう読むんだ? なあどう読むんだソレ?」
尊「問答無用! 柔らかなる唇・烈迅!(ちゅー)」
タ「……お前もかァッ!?」
尊「続いて、剛なる右乳・伏龍!、剛なる左乳・臥龍!」
タ「よび方違うだけでやってるのちなみと同じってのはどうなんだ!?」
勝「足りないな、足りないぞっ!」
タ「今度は勝美かよ……」
勝「お前に足りないのはッ!情熱思想理想思考気品優雅さ勤勉さ! そして何より――
胸 の サ イ ズ が 足 り な い !(たゆん)」
タ「……お前……」
リ「待ちなさい! ここは私のエターナル・デボーテ(漫画版)の出番ですわ!」
タ「玉が、僕の玉がぁっ!」
か「夢を……夢を見ていました……」
カオスwwwwwwwwwwwwwwwwwww
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 00:08:18.40 ID:D5D71e/UO
保守
>>52 GJ!!
スクライドナツカシスwwwww
たしかにかなみは最初からいますがwwww
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 00:21:25.00 ID:3XwFBGfjO
保守
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 00:25:46.75 ID:Ec/4fJDEO
ちほ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 00:32:05.68 ID:TUGVoer5O
ほ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 00:33:16.61 ID:IvWnjozFO
ちぇっ
お題
・ツンデレは来年から本気を出すそうです
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 00:44:24.60 ID:wUtt1XSKO
ほっしゅ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 00:56:59.41 ID:VwnebDMi0
ほ
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 00:59:08.96 ID:uZsj3ZaDO
☆
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 00:59:11.44 ID:D38X4vf9O
スクライドwwwww
思わず本棚から持ってきちまったよwwwwwwww
漫画版4巻だけないんだけど誰か持ってない?(´・ω・)
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 01:01:11.12 ID:B4Jdc6hlO
>>52 ちょっとお嬢とエターナル・デボーテをwwwwww
タカシはそのまま「ビッグ・マグナム」でいんしゃね?w
>>66 太いんだよ、硬いんだよ、ずっと暴れっぱなしなんだよ、のかませ犬か
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 01:15:29.13 ID:B4Jdc6hlO
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 01:19:48.17 ID:h1fQleaH0
山田→常夏三姉妹
友子→マッド・スプリクト
こうですね!わかります!
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 01:27:54.33 ID:bsRF+V+pO
友子は絶対知覚でもよいかと。
にしてもここはトリーズナーが多いな。
いや、どんな場面でも現れるから、ラディカルグッドスピードでも
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 01:45:13.19 ID:B4Jdc6hlO
保守
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 02:02:05.80 ID:vhRMNfOzO
ほ
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 02:16:03.49 ID:tu5pPo2lO
お題
・ジュースとお酒を間違えたツンデレ
・おせち料理とツンデレ
・理系ツンデレ
・戦場で出会ったツンデレと男
・歌うツンデレ
・ツンデレは“あちら側”の人間のようです
・ツンデレと鍋
・男に軽く依存してるツンデレ
・コスプレには強いこだわりがあるツンデレ
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 02:36:09.01 ID:cBv+BXlB0
ほ
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 02:36:14.22 ID:Iq7A6D45O
ほ
俺は寝るぜソウルブラザー
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 02:42:11.88 ID:kI5318Dp0
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 02:46:26.90 ID:h1fQleaH0
幽霊さんとIDチェック
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 03:17:39.98 ID:vhRMNfOzO
ほ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 03:34:46.44 ID:BGf3+HdgO
保守
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 03:59:35.75 ID:T+KbPKRDO
起床ほしゅ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 04:05:23.33 ID:q7x862CWO
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 04:45:12.69 ID:llMgdU7aO
ほ
最近スクライド見直したからなんてリアルタイム感
お題 キングゲイナーちなみん
寝る前保守
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 05:32:09.35 ID:luYVOnjQO
保守
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 06:05:21.63 ID:Q0perVVVO
保守
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 06:26:35.55 ID:yqjMmQLUO
CLANNAD保守
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 06:46:58.73 ID:luYVOnjQO
保守
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 07:15:09.42 ID:EvYSQmLE0
hohoho
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 07:49:40.69 ID:Cg/O9JudO
保守
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 07:58:25.79 ID:I0nqb3tX0
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 08:12:13.10 ID:3XwFBGfjO
保守
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 08:42:53.40 ID:Cg/O9JudO
保守
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 09:01:28.43 ID:Rt4fu9+S0
ほしゅ
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 09:31:07.05 ID:GaeDUoecO
ほ
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 09:53:30.56 ID:Q0perVVVO
保守
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 10:29:37.17 ID:o+Wk4PRDO
ほ
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 10:30:19.84 ID:aWKNMgbxO
ほ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 10:53:27.73 ID:4z1IYfFU0
ほ
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 11:08:44.63 ID:Q0perVVVO
保守
お題
・ツンデレはHな妄想をしているようです
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 11:32:59.95 ID:TUGVoer5O
バイト保守
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 11:51:16.17 ID:eNP/0oX8O
ほし
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 11:58:52.32 ID:IvWnjozFO
ほ
つ・星になったツンデレ。(実際に死んだわけではないが)
つ・犬になった・・・
あっ婦警さんなにしているんですkターン
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 12:26:03.80 ID:dRPpOPmzO
ほ
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 12:51:02.66 ID:B4Jdc6hlO
保守
ho
・猫になったツンデレ
・タチ(ry
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 13:03:47.18 ID:gROBmhxF0
保守
−冬休み五日目−
は『あーあ・・・タカシさんがアルバイト終わるまで、つまんないです』
ころころ
は『はぁ・・・』
コンコン ガチャ
母『遥、お買物行って来てよ』
は『んー』
母『あ、それね?タカシ君から貰った指輪って』
は『これ買うのにアルバイトして・・・お金足りなくて借りたから、まだ続けるって』
母『へ〜、結構頑張ったんだ』
は『分相応という言葉をしらないのかな?』
母『男の子は見栄張るものよ。特に、好きな女の子にはね?』
は『た、タカシさんはおバカなだけだもん(///』
母『またまた〜、嬉しいくせに』
は『そ、そんな・・・こんなの貰っても嬉しくも何ともないもん』
母『指輪を薬指にはめられて、ついでにハメられちゃったんでしょ?』
は『お、お母さん、下品な話しないで!!!(///』
母『遥もお母さんくらいの年になればわかるけど・・・』
は『え?何・・・真剣な顔して・・・?』
母『昔は恥ずかしかったけど、こういう話がおおっぴらにできて楽しいのよ』
は『お母さん!』
母『はいはい、ゴメンゴメン』
は『い、言っておくけど・・・あれは一時の気の迷いっていうか・・・一生の不覚なんだから』
母『その割には嬉しそうな顔して帰ってきたくせに』
は『そ、それは・・・と、とにかく!娘の行動をイチイチ勘ぐらないでよ』
母『えー、そんなのつまらないじゃない?』
は『ふ〜ん・・・じゃ、私がいない間、お父さんと何してたのか言える?』
母『え?あ・・・鍋を火にかけたままだったわ!いけないけないっと・・・』
バタン
は『まったく・・・』
プルルル プルル
は『タカシさん・・・じゃなくて、友ちゃんだ』
ピッ
は『もしもし』
と『委員長、今日暇?』
は『え?はい・・・まぁ、暇です』
と『お願い、助けて欲しいの』
は『ど、どうしたんですか?』
と『今から委員長の家に行って良いかな?』
は『大丈夫ですけど・・・本当にどうしたのですか?』
と『そっちに行ったら説明するわ。それじゃ、すぐ行くから』
ピッ ツーツー
は『助けてって・・・何があったんでしょう?』
と『あはは、ゴメンね〜』
は『もう・・・心配したじゃないですか』
と『あーでも言わないと、断られると思ってね。委員長、真面目だから』
は『まだ冬休みは始まったばっかりですよ?』
と『最初は自分でやろうと思ったのよ?でも、分からない所だらけだからさ・・・こりゃ無理だなって』
は『もう・・・あの別府君ですら自分でやったんですから』
と『何だかんだ言って、別府君は頭良いじゃない?テストも点数良いし』
は『宿題、自分でやらないといつまでたっても・・・ですよ?』
と『肝に銘じて、春休みはちゃんとやるわよん』
は『春休みは宿題でないじゃないですか』
と『そうだっけ?あはは〜』
は『もう、友ちゃんったら・・・』
と『まぁまぁ・・・それに、いま終わらせておけば、あとは目一杯遊べるしね』
は『友ちゃんにはお世話になってますし、このくらい良いですけど』
と『あ、クリスマスデートはどうだった?』
は『え・・・?』
と『私が服を選んだんだから、結果くらい聞かせてよ?』
は『あ、あの・・・べ、別に楽しい事は無かったですよ?』
と『そうなの?』
は『ただ・・・本屋さんに行って、ご飯食べて、帰ってきた・・・だけです』
と『ふふふ・・・』
は『ほ、本当ですからね?』
と『いやいや、あの委員長が・・・いや、委員長だから、かな?』
は『な、何がですか?』
と『昔なら何でも言ってくれたのに・・・やっぱり隠しておきたいか』
は『で、ですから・・・』
と『ここにね・・・こんな写真があるのよ』
は『え・・・?こ、これは(///』
と『暇だからさ、外にでたら・・・いやぁ、良い感じのカップルが居たからついシャッターをね』
は『と、盗撮じゃないですか!(///』
と『そんな事無いわよ?私は、風景を撮ったまでで、たまたまそこに・・・委員長達が居たってだけ』
は『そ、そんな都合良い訳ないじゃないですか!(///』
と『ほら、この写真。委員長が恥ずかしそうに手を繋いで・・・可愛いわね』
は『こ、これは無理やり手を繋がれて(///』
と『で、こっちは腕組んで・・・これ、ムネ当ててるわよね?』
は『ち、違います!べ、別府君がふざけすぎるので、お仕置きをですね(///』
と『こっちは公園の写真ね。指輪つけてもらったときの委員長、驚いてるわね』
は『あ、あの・・・』
と『で、ちゅーしちゃって・・・羨ましいぞ?』
は『・・・』
と『ほれほれ、言い逃れできないぞ?素直に・・・い、委員長?』
は『ぐすっ・・・友ちゃん、酷いです』
と『ど、どうしたの?』
は『二人だけの・・・ぐすっ・・・思い出にしたかったのに・・・なのに・・・ふぇぇぇん』
と『ご、ゴメン・・・そんなつもりじゃ』
は『もうみんなにバレちゃいます・・・ぐすっ・・・そしたら・・・そしたら』
と『み、みんなには見せないから。このまま内緒にもしとくから・・・ね?』
は『ぐすっ・・・ひっく・・・ふぇ?この写真・・・』
と『どれ・・・?げっ!』
は『この写真・・・友ちゃんがちゅーしてるの、山―』
と『わーわー、違う違う!や、山田じゃないわよ?』
は『違わないです。クリスマスは一人じゃなかったんですか?』
と『そ、外に出たら、たまたま居てね?一人よりは、こんなのでも居ないよりはマシかなって』
は『それで?』
と『で、荷物持ちとか・・・ほら、撮影するのに荷物一杯あるし』
は『・・・』
と『ほ、本当だってば。そ、その写真は・・・た、たまたま転びそうになって、それで・・・』
は『友ちゃん・・・ちゃんと言わなきゃ許さないですよ?』
と『だ、だから』
は『宿題、お預けです』
と『い、委員長!そんな』
は『友ちゃん』
と『わ、分かったわよ、降参』
は『いつからなんですか?』
と『だ、だから・・・クリスマス・・・誘ったら良いよって』
は『そうなんですか』
と『こ、こんなの変だって言いたいんでしょ?私だって、それは分かってるわよ』
は『私はそうは思いませんよ?こういうのもありだと思います』
と『それで・・・二人を見てたら・・・山田が、ボク達もって言うから・・・その・・・良いかなって』
は『で・・・付き合い始めた、と』
と『そ、その・・・しょうがなくだからね?アイツ、あのままじゃダメになりそうだから』
は『ふふふ、友ちゃん優しいんですね』
と『そ、そんな事ないわよ!ボランティアよ、ボランティア』
は『素直じゃないですね』
と『委員長に言われたくないわよ。そ、その・・・みんなには内緒だからね?』
は『まぁ・・・しょうがないですね。でも、別府君にも教えちゃいますからね?友ちゃんのクリスマス』
と『んむむむ・・・ま、まぁ・・・不公平だもんね。いいわよ』
は『ところで、恋人さんは?』
と『こ、恋人とか言うな!恥ずかしいわね・・・(///』
は『友ちゃん、可愛いですね』
と『うっさい!ば、バイトよ・・・ボクも指輪プレゼントするんだお〜とか言って』
タ「さ〜って、山田、休憩しようぜ」
山『ん〜疲れたお』
タ「でさ、山田。お前、クリスマスどうだったよ?」
山『クリスマスは中止じゃなかったのかお?』
タ「あはは、だよな」
山『そうそう、道を歩いてたら・・・こんなのがあったお』
タ「うん?・・・げっ!?」
山『タカシは楽しいクリスマスだったみたいだお?』
タ「お、お前・・・内緒にしとけよ?」
山『さ〜って、どうしようかお。タカシお勧めのエロゲ貸してくれたら考えてやるお』
タ「お前なぁ・・・いい加減、エロゲとその口調なんとか・・・ん、メールだ」
山『委員長からかお?ラブラブだお』
タ「っせーな・・・ん・・・へぇ〜・・・ほほぉ・・・」
山『面白い情報でもあったかお?ボクにも教えるお?』
タ「ほい、写メ。友ちゃんとお前の熱々ちゅー写真」
山『んな・・・!?』
タ「山田も楽しいクリスマスだったみたいじゃないか?」
山『う、うっさいお、一人で過ごすのが嫌だったから、たまたまだお(///』
タ「でもさ・・・どうやってやったんだ?」
山『そ、そんなのは秘密だお(///』
タ「良いじゃんか?教えろよ」
山『ダメだお』
タ「頼むよ。ね?梓ちゃん?」
山『ボクの下の名前を呼んで良いのはトモだけだお(///』
タ「へ〜、そう呼び合ってるんだ」
山『きゅ、休憩時間は終わりだお。さー働くお』
タ「ったく、お前達も角におけねーな」
山『タカシと委員長に言われたく無いお(///』
は『まったく、ビックリですよ』
タ「だな、まさか写真撮られてるなんてな」
は『それに、あの二人・・・』
タ「何だかんだ言って、いつもベッタリだったし、不思議はないけどな」
は『ま、まぁ・・・そうですね』
タ「まぁ、写真は記念になっていいんじゃない?」
は『もう・・・そうやって、すぐに物事を良いほうに考える・・・』
タ「あはは、特技ですから」
は『もっと深刻になって欲しいです。これからの二人でのお出かけは控えるべきでしょうか?』
タ「ま、待った!それは勘弁」
は『だ、だから・・・当分は私の家に来るか・・・た、タカシさんの家に行くか・・・かな?(///』
タ「え?あ・・・そ、そうだね」
は『言っておきますけど、これ以上バレたくないからですからね?それだけですからね?(///』
タ「はいはい、わかってるって」
は『あ、もうこんな時間・・・』
タ「結構長く話しちゃったね」
は『それじゃ・・・おやすみなさい』
タ「うん、おやすみ。遥、大好きだぞ」
は『もう・・・ばか(///』
ピッ
は『えへへ・・・大好きって・・・嬉しいよぉ(///』
−続く−
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 13:24:22.69 ID:Ec/4fJDEO
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 13:32:54.86 ID:Iq7A6D45O
>>120 これは良いツンデレカップルたちwwwww
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 13:59:48.94 ID:B4Jdc6hlO
ツンデレ×3とか贅沢すぎるwwwwww
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 14:24:46.61 ID:iRU9OJJRO
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 14:51:34.48 ID:B4Jdc6hlO
保守
みな祭典で忙しいのだろうか
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 14:51:58.55 ID:3XwFBGfjO
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 15:14:35.05 ID:/1jrvf/ZO
ほす
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 15:42:17.72 ID:XGDjfaoB0
f
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 15:58:18.90 ID:Cg/O9JudO
保守
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 16:26:29.36 ID:iT+UUaBd0
ほ
ほ
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 17:10:56.50 ID:Rt4fu9+S0
ほしゅ
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 17:18:20.88 ID:omGiTAfZO
ほ
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 17:35:06.56 ID:Q0perVVVO
保守
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 17:42:13.50 ID:IjbpBdF0O
ほ
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 17:44:46.88 ID:/1jrvf/ZO
ほし
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 17:58:22.04 ID:cBv+BXlB0
ほ
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 18:13:54.18 ID:cBv+BXlB0
ほ
保守ばっかじゃねぇか!
保守
朝からここまで妄想はSS長編一個か
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 18:53:44.03 ID:nV6ZxvFAO
保守
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 19:09:27.19 ID:LH4C4kZ4O
保守
146 :
保守党 :2007/12/29(土) 19:11:44.95 ID:k5/Cgh/P0
じゃあ保守地獄なのもなんなので
お気に召すかどうか分かりませんが、長編8レスほど、途中までですが投下します。
その日その時、私は海を見ていた。
野菜を取りに行くように親から託っていた私は村で一番高い丘の上にいた。
用を終えて、さて村に帰ろうかと海のほうを降りむいた瞬間…
大きな白い壁が迫ってくるのが見えた。
無邪気にも私は、初めて見るその現象を好奇心一杯で見入っていた。
よく見ると海岸にはその珍しい現象を見ようと人が数人集まっていた。
父さんや母さんにも後でいかに美麗な光景だったか教えてあげよう…
そう思いながら私はやさしい両親の微笑んでいる顔を思い浮かべていた…
だが私は知らなかった。
それからわずか10分以内に父も母もいなくなってしまうことを。
「夢…か…」
私は飛び起きる。
私の額から大粒の汗が流れ出る。
体は嫌な汗が体中にこびりついてとても不快だ。
あの日の夢を見るのは久しぶりだ。
「はぁ…」
故郷を離れてはや2年…それでもまだ悪夢を忘れずにはいられない。
でも私は早く忘れなくてはいけない。そして、ここ日本で新たな人生を築くのだ。
私はそう誓う。ちなみに誓った場所は1DKのボロアパートである。
「すごく…大きいです…」
私は高校に来てしょっぱなこんな独り言をつぶやいてしまった。
みんな怪訝な顔をしてこちらを振り返る…
あ、みんなが振り返るのは私の肌の色が珍しいからかな。
とにかく、私は今、私立Volume Inside Play高校の前に佇んでいる。
ちなみにこの高校の名前は頭文字を略して普通はVIP高校と呼ばれる。
もちろんこのVIP高校は私がこれから通う学校である。
ただ、今日から通うわけではない。今日は学校に挨拶に来ただけだ。
だから私が今着ている服は私服である。
ちなみにこの服は支援者の方から送っていただいたもので、大変気に入っている。
さて、私がこのVIP高校の大きさ(地上六階建て)に驚いていると
「どうしたんですか?」不意に声をかけられた。
「はっ、はい!」私は驚いて素っ頓狂な声を上げてしまった。
「あはは…ビックリしたなぁ…」
「…す…すいません…」私は顔を赤くし、うつむきながら小声で謝罪する。
「いやいやいいよ、いきなり声をかけた僕が悪かったんですし。」
私は声の主を仰ぎ見た。
銀縁の眼鏡がよく似合う知的な感じの男性だった。
かっこいいな…
私が見惚れていると
「おーい」
「…はっ!…すいません…」どうやら話は続いていたみたいだ。
ぼーっとしていた自分が恨めしい。
「この学校になにか用があるんじゃないですか?」
そうだった。忘れてた。
「…校長室の場所を…探していて…」私がやっとのことでそういうと、
「ああ、それじゃあ僕がついていってあげますよ。」
私が断りの言葉を入れるも彼はこの学校は広いからと言い、
強引に私を引っ張って連れていく。
少し迷惑な人だな…と私は思いながら、1階には食堂等があり公的な場所は2階に集まっている旨を聞くと、
「ところで、名前はなんていうんですか?」と聞いてきた。
私が胸を張って自分の名前を言うと、彼は顔をしかめた。
そして彼は「なんというか…もう名前を名乗らないほうが良い」と言った。
私は意外に思い、そして反論した
「…何で…あなたに…そういうことを言われなくてはいけないんですか…」
彼は驚きながらも「いや…しかしそういうことは…ここでは」と要領を得ないことを言う。
私は彼のそういった態度を苦々しく思った。
それに私の名前は日本の若者言葉で高潔で尊いという意味のはずだ。
「とにかく…私の名前に難癖をつけるのはやめてください…」
ちなみに今名乗った名前は本名とは別の名前だ。タイでは本名は公的な場所でもほとんど使われない。
だいたいみんなニックネームで呼び合う。
私はこの名前が気に入っていたし、愛着もある。本当はそれだけではないけど、ここでは割愛する。
とにかく、私は自分の名前をバカにする彼が許せなかった。
《校長室》の文字が目に入ると私は
「…ここまで案内…ありがとうございました…」と言いながら彼をきっと睨め付け、
「でも…私の名前に文句を言うのは…やめてください。ちなみに…私は不機嫌です。」
そう言って、ううとかああとか呻いている彼を尻目に私はノックをして校長室に入っていった。
校長室では、校長先生がこの時期に入ってくる海外からの学生である私にこの学校について快く説明してくれた。
学費については奨学金によりまかなえるから心配しなくていいという話も聞いた。
ちなみに私はタイで前期中学校を卒業後も日本の学校に通えるように勉強したため、成績のほうはきわめて優秀である自信がある。
日本においては、公の場所ではほとんど本名で話すことを知っていたが、
私はここでも慣れない本名よりニックネームで呼ぶことをお願いしたが、
苦い顔をされてしまった。さすがに目上の人なのでさっきの男の子のように反論することは控えたが、
気分は不快だ。こんなにかわいい名前なのに…バンコクで教えてくれた日本語の先生もそういっていた。
一通り説明が済んだところで、この学校の施設を案内してくれる生徒が来てくれるらしいので待っていると…
コンコン、とノックの音が聞こえてきた。
校長先生が「どうぞ。」と言ってドアを開けて入ってきた人物を見ると
「げ…」私はそうつぶやいてしまった。
「おはようございます校長先生」そう言って現れたのはさっきこの部屋の前で別れた彼だった。
「ああ、山田君この子に学校の案内を頼む」そう、校長先生は言うが…
「そのような用で私を呼ぶのですか…今は授業中じゃないですか。」
「だが、君は授業になどどうせ出ていないだろ。かわいい新入生と仲良くなるチャンスではないか!」
そういってニヤニヤと笑いながら校長は言う。こんな人だったのか…校長先生は…
「はあ…まあいいです。貴女になにを言っても無駄ですから。」
そうため息をつきながら言うが、むしろため息をつきたいのは私のほうだ。
「…」私はひたすら黙る。
「まあいいです…じゃあ行きましょうか。」彼が先に部屋から出て行ったのを見て、
私は失礼しましたと言って部屋から退室すると校長先生は
ラブラブしてらっしゃいとか冷やかしのような声を上げていた。
彼はぴしゃりとドアを閉めた。
こんな校長でこの学校は大丈夫なのだろうか…
「ここが図書館だよ。読みたい本があったらここで借りるといいですよ。」
「…」
「君はどういった本が好みなんですか?」
「…」
「隣の客はよく柿食う客だ。」
「…」
「いい加減何かしゃべったらどうですか?」
「…」
「はぁ…」彼がため息をつく。
「余計な会話は…いいから…次へ…行きましょう。」
「あのさぁ、僕が何かまししたか?」
私はその声にピクって反応してしまう。
「僕が何か嫌なことをしたなら謝りますけど、このままじゃ円滑に意思疎通も図れません。」
そう彼が言うのも当然だろ。
なにしろさっきから彼が西棟の説明をしているというのに、
私は押し黙るか冷たい言葉を投げかけるかのどちらかしかしないのだから。
「…あなたは…授業に出て…いないのですか?」私がそう疑問を発すると彼はそうだよと答えた。
「不良…」ジト目でにらめつける。
「違います。」彼はいやにきっぱりと言った。
「でも…授業を…サボって…いるんですよね?」
「うん。まあそうですけど。」
「…やっぱり…不良…」
「違いますよ。先生からちゃんと許可をもらっています。」
「……」彼はやっと分かってくれましたねとか言っているが、私はしばらく黙考し、
「先生に…サボっても…文句言われないほどの…不良」と1ヶ月洗っていない犬を見るときのような目をしながら言う。
「違います!!」彼は大声で反論する。
その後の彼の釈明で、彼は3年生で、先生に教えてもらわなくとも成績がよいと言うことで自習を
特別に許可されていると言うことを聞いた。
「はあでも良かった、不良だと誤解していたから冷たかったんですね。」
「…違う…」彼が安堵しているのもつかの間、私はすぐさまそれを否定する。
ええっとか驚いた声が聞こえる。オーバーだな。
「名前…」
「名前って、もしかしてさっきの名前で呼んでほしいのですか?」
「そうです…私は…その名前を…気に入っているんです…」
「いやぁ、それより本名を名乗ったほうがいいと思いますけど。」彼の無体な言葉に私は語気を強めて言う
「なんで…ですか!?…私には…みんなにこの名前で…呼んでほしいと…思っているのに…!!」
「いやあでも、みんなの前でその名前を言うのはよしたほうがいいですよ。みんな怪訝に思いますし。」
「つっ…」彼が妙にきっぱり言うので私は詰まってしまう。そしてなおも彼は続ける
「いやあ、本名がいやなら別のニックネームをつけてもらうといい。その名前は君には合わない。」
私は目の前が真っ赤に染まった。そして気がついたら目の前の彼を平手打ちしていた。
彼は頬を押さえながら、理解できない、と言うような表情で私を見るが、私はそれどころではなく
「あなたは…酷い人です…大切な…私にとって大切な…人がつけてくれた名前なのに…似合ってると言ってくれた…」
今私は酷い顔をしてると思う…今すぐにでも声を上げて泣きだしそうな
「それなのに貴方は…貴方は…っ!!」
それだけ言うと私はすぐさま走り出してその場を逃げ出した。
だが私はその時まだ知らなかった。
私が彼の指摘をちゃんと受け入れていれば良かったと後悔すること。
そして彼…山田がその時二重の後悔とひとつの決意をしていたことも…
私はトイレに駆け込む。途中男子生徒にぶつかったが気にしてる暇はない。
「ああ…あんなことで…泣いちゃうなんて…」
自己嫌悪に苛まれてしまう自分。でもそれも仕方の無いことだった。
それだけ名前と、名前をつけてくれた彼に思い入れが強かったからだ。
「だって…ウアンは…ウアンは…」
幼き日の思い出がよみがえる。それは仲良くしていた日本人の男の子との思い出。
冬のある日、初めてあった私に彼は私に高潔で尊いと言う名前をつけてくれた。
そして私に似合うピッタリな名前だとも言ってくれた。
素直に慣れない私をとても可愛がってくれた彼…ウアンは今元気だろうか。
あの日以来彼には会っていないけれど…
「ふう…」
顔を洗い、息をしっかり整え私は校長室に再び向かうことにする。
さっきは取り乱してしまったが今はもう平静だ。
途中山田に会わないかどうか心配だったか杞憂のようだった。
校長室をノックするとどうぞと言う声が聞こえた。
失礼しますと言いながら入室すると
「ご苦労様でした。あれ、山田君は?」
「…」私は返答に困ってしまう…
だが、校長先生はさして気に留めることもなくまあいいわ、と言って次の話題に入った。
「まあ制服もまだ届いていないけれど、君の教室はもう1年C組と決まっているから、自己紹介してきなさい。」
「はあ…自己紹介ですか。」
「そうよ。もうすぐ授業も終わるから、職員室に行って担任の城山先生をよんできなさい。」
私は乗り気ではなかったが校長先生に言われたんだから仕方ない。
私は職員室に向かい、城山先生に挨拶をした。
城山先生は「おお、お前が私のクラスの転入生か、なるほど肌が東南アジアアジアしているな。」
「なーに、1−Cのやつはみな気のいい奴だ。すぐに仲良くなれるだろう。なんたって私のクラスの生徒だからな。」
などと一々尊大でわけの分からないことを言う…正直彼女のような人は…苦手だ…
そして、私は教室に城山先生と向かう。帰りのHRの時間に私の自己紹介をするらしい。
さっきのようなくだらない話を先生がし掛けてくるのを生返事で返しながらであったが。
緊張しながら教室に入ると、先生が入ってきたからか一気に静まる。
そして教団につくと開口一番、
「今日はお前らに紹介したいやつがいる。」そう言って先生は私の言いづらく長い本名を告げた。
たくさんの人がものめずらしげに私を見ている。
私は大勢の前で発言するのが苦手なので、緊張しながら
「よろしく…お願いします…タイから来ました…ちなみに…私の転入が遅くなったのはタイの学校が始まるのは5月の中旬な為、
日本もそうだと思って…勘違いしてしまったからです…」
要領の得ないことを言ってしまっていると私は気づいたが、緊張してどうにもならない…
だけれども、私にはこれだけは言っておかなくてはならないことがあった。
「さっき、私の本名を先生が…言いましたが…タイでは本名は使いません…ですから…私のことはこう呼んでください…」
そして、今日のその時がやってきたのです。
「私のことはペチャパイと呼んでください。」
投下終了です。
ツンデレ分が少ないのは仕様です。
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 19:24:54.93 ID:VeokMIpT0
ほ
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 19:36:38.81 ID:iRU9OJJRO
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 19:47:33.41 ID:iRU9OJJRO
ほ
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 19:55:09.64 ID:4z1IYfFU0
ほ
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 20:14:37.61 ID:llMgdU7aO
ほ
残り4レス投下します。ついでに筆者はタイに言ったこともなければ、タイ文化を良く知りません。
情報はgooって得ました。
私は自分の言いたいことが言い終わり満足していた…
のだが…ちょっと様子が変だと気づいた。
まずクラス中が静かなのである。
そして皆なぜか肩を震わせている。
隣にいる先生は口をポカンと開けたままだ。
私が不安になっていると一番後ろの窓際に座っている男子生徒がこう質問した。
「あのー。すみません。もう一度言ってくれませんか。」彼も少し様子が変だったが
私は声が小さくて聞こえづらかったのかと思い
「私の名前はペチャパイです。」と大きな声で言った。
その瞬間質問した彼は笑い出した。
「ヒ、ヒーヒヒヒペチャパイってペチャパイって、おまえ」
いや、彼だけじゃなくクラス中の人が笑い出した。
「あ、はははは、ペチャパイとか、ヒー、どんだけだし」
「おまえ、はははは、ステータスかよ」
みると質問した一番後ろの席の男の前の席の女の子が、男の子を諌める様な発言をしているが…
「わ、笑っちゃ悪いわよ…ヒーヒヒッヒむり、むり、笑わないなんて無理…」笑ってしまっているし…
先生はあきれたような顔をし続けている。
なぜだか知らないが急に居心地が悪くなってしまった私は…
「いやあああああああ…」と叫びながら逃げ出してしまった。
私は気がついたら階段を上りきって屋上にいた。
もう何がなんだか分からない。ペチャパイの何がいけなかったんだろう…
山田の言うことを聞いて名乗らなければ良かったのだろうか…
しばらく呆然としていると誰かの足音が聞こえてきた…
「誰!?」
「ああ…俺だよ。」
「あなたは…」さっき真っ先に笑い出した男だった。
「お前が逃げ出したのは俺のせいだって言われてさ…クラスの代表として追いかけてきたんだけど…」
「…」
「怒ってる?」
「……怒って…いません。」
「そうか。じゃあどうしたの…」
「…誰だって…クラス中の人に笑われれば…逃げ出すに決まっています。」
彼はそりゃそうだよなーとかつぶやいた。
「…放っといて…ください。」
「いや、でもさー、こっちとしてはこれから1年間仲良くするクラスの仲間を放っとくわけにはいかないじゃん。」
「…じゃあ…もう仲良くなんて…出来ませんから…放っといてください。」
彼は困ったように頭をかきながら
「俺の名前は別府タカシって言うんだ。よろしく。」
「……」
私が無言でいると彼は何とか会話しようと困っている風だった。
ただ、私にも聞きたいことがあったので質問した。
「ちなみに…なんで私は笑われたんですか?」
彼はその問いには答えずに気恥ずかしそうにこういった。
「じゃあさ、なんで君はそのー、ペチャパイ、だなんて名乗ったんだ。」
「…質問に…質問で…答えないでください。タカシ…君でしたっけ?」
「もう最悪です…これから…日本での…新生活の…第一歩が始まると思ったのに…最初の一歩で躓くなんて。」
私は本心からそう言う。
「じゃあ、ペチャパイっていう名前にはどういう意味があるんだ?」
「高潔で尊い…」
「それはタイ語?」
「…いいえ、日本語…若者の言葉だって…ウアンが…」
「ウアン?」
「タイでの幼馴染…日本人よ。」
「どういうことなんだ?」と、
「タイでは…ニックネームで…呼び合うのが普通なの。」私は続ける。
「私は…彼にウアンと…タイ語で名前をつけ…お返しに日本語で…ペチャパイという…名前をつけてもらったの…」
そこまで語るとタカシはなんとなく何かを理解したかのような表情を浮かべた。
「……いったい…何が悪かったんですか…教えてください…タカシ」私はわらにもすがるような気持ちで聞いた。
「ウアンはどういう子だったんだい。」だが、相変わらず質問に答えようとしない。
「…」私は黙る。答える義務も無い。
だが、彼の…タカシの困った表情を見るとどうもその気持ちが薄れてきてしまう。
そして自分でも気づかないうちに私は「ウアンはやさしい子だった。」「ちょっと運動は苦手だった見たいだけど…いつも私を護ってくれて…」
「いつも…私のことを気にかけてくれて…」「ペチャパイって言う名前だって…私にとても似合っていると言って…くれました。」
「わたしは…それまで…プラーって名前でした…」「魚って意味…泳ぎが得意になるようにって…」
タカシは熱心に聞いてくれた。かなり恥ずかしいことを言ってしまった気がしたが…タカシの前でならなぜか言ってもよい気がした。
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 20:22:44.32 ID:RpSPwRVoO
さる支援
「ちなみに…ここまで聞いたんだから…答えてくれますよね…」必死に聞く私に
「えーいや、ほら別のニックネームを考えたほうがいいんじゃないかな?」なおもかわそうとするタカシ。
「別の名前なんて…ちなみにわたしはぺちゃぱ」「ほら、ちなみなんていいんじゃないかな。君の口癖だし、可愛いし。」
「だから…私は…ペチャパイという名前が…気に入って…」反論する私に彼はジェスチャーで示した。
彼は私の胸を指し、胸の前に手をかざし「ペチャ」そして手でおわん方を作り「パイ」と言った。
私はそれとまったく同じ動作を繰り返しながら「ペチャ」「パイ…」といい、それを2、3回繰り返したところで気がついた。
「ぺちゃ…パイーーーーーーー!!!!?????」
そしてそのときやっとすべてに合点がいった。
教室での彼らの笑い声、先生の呆れ顔の意味、しどろもどろになった山田、私を軽く諌めた校長先生、
そして過去にまで想いは及ぶ。
そういえば、日本語の先生が私をペチャパイと呼ぶときに妙にやらしい顔をしていなかっただろうか。
そしてウアンのこと。
彼がペチャパイと私を名づけてくれたときの彼の笑みにいたずらっぽいものが含まれてなかっただろうか。
そういえば記憶の中で美化し続けていたが彼はいたずらが大好きではなかっただろうか。
そういえば、私が海にもぐっているときに彼が私の下着を隠し、海から出られず困ったときがあったではないか。
彼が私に名づけてくれたとき喜んで「わたし、ぺちゃぱい、わたし、ぺちゃぱい」
と嬉しくなりながら幼い私が何回も連呼したときの彼の笑みの意味が完全に理解できた。
そして、とどめに
「いや、まーたしかに似合ってるって言えば似合ってるよね。ほんとにペチャパイなんだから!」
もう私は限界だった。彼がぴったんぴたたたん胸ぺったんとか歌ってるのなんてもはやどうでも良かった。
そして私は右腕を最大限まで引き…
「タカシのバカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
強烈な右アッパーをあごに食らわせることが出来、タカシはゴミのように転がっていった。
今階段を上ってきたばかりの彼のクラスメイトの女の子が彼を心配して駆け寄ったが、
とにもかくにもこの瞬間が、私が彼らのクラスメイトになった瞬間であった。
おわりです。
遅筆なので次回はいつになるやら…
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 20:29:38.55 ID:iRU9OJJRO
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 20:40:46.94 ID:iRU9OJJRO
しかし本当に過疎だな
婦警さんががんばりすぎたに違いない
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 20:46:25.39 ID:LH4C4kZ4O
ほ
172 :
保守党:2007/12/29(土) 20:54:20.74 ID:k5/Cgh/P0
お題;男に軽く依存しているツンデレ>75
学校にて
タカシ「おーい、ちなみ。宿題やってくれないか?」
ちなみ「……自分で…やるべきです……」
タカシ「いや、でも俺頭悪いからさー。」
ちなみ「まったく…タカシはバカだから…しょうがないです…教えてあげます…」
タカシ「おう、サンキュー」
タカシの家
タカシ「えーっと、ここが3xの二乗で…」
ちなみ(タカシ、僕は知ってますよ。タカシが本当は頭がいいこと…)
タカシ「で、ここが指数関数を使って…」
ちなみ(でもクラスで孤立している私と話すきっかけを持つためにこういう演技をしていることも。)
タカシ「んで、ここに微分が…」
ちなみ(でも、私から一歩踏み出すのは怖い…だから…)
タカシ「えーとここの答えは12でいいのかって…おい、ちなみ!」
ちなみ「別に…ただなんとなく後ろから抱きつきたかっただけです…タカシのためなんかじゃありません…」
タカシ「///まあいいか。」
ちなみ(今だけはあなたと一緒にいさせて…あなたに…溺れさせて…)
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 21:01:03.38 ID:LH4C4kZ4O
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 21:12:40.51 ID:LH4C4kZ4O
そして保守
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 21:12:49.30 ID:Z6/P8wLDO
ほ
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 21:13:40.43 ID:I0nqb3tX0
>>172 GJだけど、そろそろコテっぽいのははずした方がいいと思うよ
>>75ジュースとお酒を間違えたツンデレ
ちなみ「今日は…タカシと…2人で初詣に行く…約束をしていました…とても…楽しみです」
ピンポーン
ちなみ「きました…遅いです…たか…何でリナさんとかなみさんがいるんですか?」
タカシ「いや、はじめっからその予定だったんだけど」
ちなみ(最悪です。勘違いの上、ほとんどタカシと話す機会がありませんでした。)
タカシ「おーい、ちなみ、ジュース買ってきてくれないか。そこのコンビニで。俺んち行くから。」
ちなみ(おまけにパシリですか…ああ、もうなんでもいいです、甘そうなの難点か買って。)
タカシの家
タカシ「…」
ちなみ「全く…タカシは…優柔不断すぎますよ!!!ヒック…てっきり初詣は2人きりかと…ヒック…2人きりかと思いましたのにー、うわーーん。」
かなみ「あははは、わたしもそうおもったのよー。全く、タカシッたらだめだめのノータリンで、あはははは」
リナ「私もそう思ったんですわ!!でもタカシは何を考えているのやら!!ええ!ふざけんじゃないわよ!!タカシ!!」
タカシ「泣き上戸と笑い上戸と怒り上戸とか…」
ちなみ「もっと私のことを…みてくれてもいいじゃないですか…うわーーーん。」
かなみ「あははっはは…お酒もう一ぱーーーーい!」
リナ「えー、聞いてますのタカシ!!あなたはなんて優柔不断で!!!」
タカシ「…お酒弱すぎだろ…もう嫌だ…」
もちろん酔いがさめた後に何も覚えていないのはお約束なのであった。
>>176 コテじゃなくて保守するって意味で…別に自己主張してたわけじゃ…
まあいいや、消しました。
保守
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 21:30:24.68 ID:B4Jdc6hlO
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 21:32:34.71 ID:iRU9OJJRO
いきなりですが、前スレお題・言った事は必ず守るツンデレ
4つもらいます
「ふぃ〜終わった。こんなもんだろ」
朝から始めた大掃除。時計を見るとすでに夜の7時をまわっていた。
「やっぱ、部屋が綺麗だと気分がいいな……これからはちゃんと掃除するか」
俺は現在アパートに一人暮らし。……男が一人で暮らしてると部屋って汚くなるよね。
とにかく、大掃除終了……そういえば朝から携帯をマナーモードのままほったらかしにしてたな。
誰かメールが来ているかもしれん、と確認した俺の目に写ったものは……
「あ、メールが3件も……うわ、全部尊からじゃねぇか!そして音声通話着信12件!?」
尊というのは俺の彼女なのだが……今はそんなことどうでもいい!まずはメール内容の確認だ!
《今日は暇か?なんなら顔を見せにいってやらないこともないぞ?》
《私のメールを無視するとはいい度胸だな?用事があるならあると言えばいいだろう?》
《なあ、私は何かお前を怒らせるようなことをしてしまったのだろうか?》
そしてこのメールの後、電話を俺にかけまくったらしい。
……まずくね!?絶対メッチャ怒ってるよ!!
どうしよう、なんて謝れば……ま、まずは電話だ!
アドレス帳から尊を選択し発信ボタンを押し込む。
ピピピピピ!
…………。
余談であるが最近、携帯の着信メロディで自分らしさを演出するのはしごく普通の行為であり、
逆にピピピピピ!なんてレトロ過ぎる固定パターンを着信音に設定している人のほうが少ない。
しかし、わが愛しの尊は『別に電話がきたことがわかればいいのだ』と携帯を買ってから設定を全くいじっておらず、
そして俺が尊に電話をかけた途端玄関のほうからピピピピピが聞こえて来たということは!
などと考えながらすでに玄関まで到達している俺はドアを開けた。
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 21:32:56.70 ID:iRU9OJJRO
「…………ぐす……タカシぃ……」
え……?
一瞬何が起きているのかわからなかった。
あの……いつも、強気というか高圧的な感じで俺に接してくる尊が……泣いてる?ドアの外で、体育座りで!?
てか、なんで玄関前に居るんだよ!?
様々な思いが交錯するなか、やっとのことで名前を呼んでみることに成功する。
「み、尊」
「ぇ……タ、タカシ!?」
俺に気付いた尊は嬉しそうに立ち上がり、しかし直ぐ表情を曇らせた。
「タカシ……怒ってるのか?……私……何をしてしまったのか……わからなくて……その……」
尊はそう言いながら、みるみる目を潤ませていく。
「いつもは、見栄をはっていて言えないが……私は、タカシの事を愛している……嫌われたくない……!
タカシ!私を許してほしい!なんでも……するから!」
瞬間、俺は尊を抱きしめていた。
「ふわ、タ、タカシ!?」
「怒ってなんかないよ。嫌いにもならない。愛してる、尊」
「う、うあ……タカシ……」
俺の胸に顔を埋める尊。
いつになく素直な、素直過ぎる尊。
本当にこいつは本物の尊なのだろうか…………?
………
……
…
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 21:33:14.90 ID:iRU9OJJRO
「まったく、タカシ!お前というやつは本当に愚かだな!?
マナーモードでほったらかしていただと?それでは携帯の意味が全くないではないか!!」
ところ変わって我が家:リビング。
やっぱり本当に本物の尊さんでした、はい。
「だいたいタカシはいつも……」
「ところでさ」
俺は尊の説教を遮り、気になっていた事を質問してみることにする。
「なんで、ウチの前まで来たのにチャイム押さなかったのさ?」
「うっ…………それは……」
あからさまに口ごもる尊。
「……それは……タカシが、怒ってるのかと……思ってて、それで……」
「それで?」
「……もし、チャイムを鳴らして……直接会って……お前なんか嫌いだって言われたらどうしようかと……」
「…………」
「それに……私が告白したとき……言っただろう?……
『素直になるのは難しい。タカシを怒らせることもあるだろうが、その時は私なりに精一杯の誠意を見せる』……。だから。」
この寒い中、外で、いつ開くのか検討もつかない扉の前で、ひたすら待つ。……これこそ、彼女の精一杯の誠意、なのだろう。
「だから……だから……」
言いながら徐々に涙目になっていくので、俺は慌てて華奢な身体を抱きしめた。
そして、頭を撫でながら言う。
「さっきも言ったけど、俺が尊の事を嫌いなるなんて有り得ないからな。
むしろ、今日一日ほったらかしてて、俺のほうが尊に嫌われたんじゃないか、今も心配してるんだけ……むぐ……」
尊はいきなり口を口で塞ぎ、今度は俺が話しを中断することになった。
「ちゅく……ん……くちゅ……ちゅる…………」
……そういえば尊からキスをされるのは初めてかもしれない。
そんなことを考えていたら、やがて唇が離れた。
「ぷはっ……嫌いになんかなるものか!好きだ!タカシ!」
背中にまわされた細い腕の力が強まる。俺も、力強く抱きしめ返す。
しばらくはこのままでいたかった。
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 21:34:20.07 ID:iRU9OJJRO
………
……
…
大分たってから、尊が恥ずかしそうに言った。
「な、なあ、タカシ。私はさっき、『なんでもするから許してほしい』といったな?」
「ん?……そういえば、言ったな」
許すもなにも、尊はなにも悪くないのだが。
「私は前言撤回しない女だ。……だから、その……タカシさえ、良ければ……最近、ご無沙汰だし……////」
モジモジと言う尊。何を言いたいのかなんて簡単にわかる。
「尊」
「な、なんだ……?」
「……えっち」
「っ!!!?」
ボフンッと真っ赤な顔になる。
「にゃ、にゃんて事を言うんだ////変態!馬鹿もの!もう、知らん!」
言って尊は、ツン、とそっぽを向いてしまった。
「尊、俺のこと嫌いになったの?」
「あ、ああ///」
「本当に?」
「……////」
「俺は尊の事好きだけど」
「……ばかぁ、私も好きだ////」
30秒で陥落して首に腕をまわしてくる。
前言撤回してるじゃねえか、という言葉を飲み込み、俺は尊に”なんでも”してもらうのだった。
寸止めだし大丈bターン
GJ!!これぞニヤニヤおぶニヤニヤ
尊大がデレる瞬間というのは最高にたまらんのう…
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 21:53:20.31 ID:TUGVoer5O
ほ
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 21:56:00.55 ID:+e3VtjSPO
尊さん攻撃力半端ないwwwwww
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 21:56:22.88 ID:5uOsahR3O
お題
・寝坊したツンデレ
・宿題を忘れたツンデレ
・弁当を忘れたツンデレ
・財布を忘れたツンデレ
・大切な約束を忘れたツンデレ
・下着を忘れ(ry
・蝶・ドジなツンデレ
・男がいないと何もできないツンデレ
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 22:04:02.16 ID:D5D71e/UO
保守
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 22:07:34.87 ID:B4Jdc6hlO
尊大とかお嬢とかが泣くと愛おしいのとS心とがwwwwww
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 22:10:15.66 ID:GVnrHzVL0
やった!遂に規制が解けたよ!
いままでGJ言えなくてもどかしかったんだぜ!!!
とりあえず、皆GJ!!!!
あと、お題
つ・帰ってきたツンデレ
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 22:21:29.03 ID:B4Jdc6hlO
保守
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 22:28:49.24 ID:iRU9OJJRO
早めのほ
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 22:40:06.98 ID:iRU9OJJRO
ほほほ
☆
ついに…アク禁解けたぜ
>>192 帰ってきたツンデレ
ちなみ(今日も一日…タカシといっぱいしゃべれて…楽しかったです///)
タカシ「…」
ちなみ(でも、リナさんが留学してからというもの…タカシはこころなしか…落ち込んでいるように見えます…)
ちなみ(…いいえ、だめです…いまこそタカシを落とすチャンスなんです…ここで引いてはダメで…あれ?外がなんか騒がし…)
??「おーーーほっほほほほほ!!」バラララララ
タカシ&ちなみ「この声は!?」
リナ「私、神野リナ、3ヶ月のフランス留学より帰ってまいりました。県立VIP高校の皆さんは私がいなかった間寂しかったのでないでしょうか…」
タカシ「ヘリでVIP高の上空に…しかも、拡声器使用して…近所迷惑だろ…」
ちなみ(ダメです…リナさんにタカシを渡したらもう帰ってきてくれません…)
タカシ「ああ、あいつはなんて迷惑なやつなんだ。」
ちなみ(でも、でも、文句を言いながらも…タカシは…どことなく嬉しそうです。)
ちなみ「行って…あげて下さい…タカシ…」
タカシ「で…でも…」
ちなみ「どこからどう見ても…2人はお似合いです…早く行ってあげて下さい…リナさんは内心不安なんです…」
タカシ「悪いな…ちなみ」タッタッタッタ
リナ「おーほほほ、誰か私の帰りを待ちわびている方はいらっしゃらないんですの!!」
タカシ「ここにいるぞ!!!」←屋上にいます
リナ「タッ…タカシ!!そ…そんな…私のほうはあなたに会いたくなど、ありませんでしてよ!」
タカシ「お前が会いたくなくても!!俺が会いたかったんだよ!!」
リナ「バカですわ!!あなたみたいなバカは嫌いですわ!」
ちなみ(こんな…茶番になんて…付き合ってられません…でも、あの2人をみてると…なぜだか幸せな気分です…悲しくなんて…ありません…)
どうやら僕は悲恋ちなみんが大好きみたいです。
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 22:54:04.51 ID:B4Jdc6hlO
>>198 ちなみん…
ツンデレは悲恋が多い気がする
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 22:57:12.05 ID:7o/A1cpfO
>>192を改変して、
帰ってきた男
あいつが出張に行って二日目。
今日にあいつが帰ってくると言っていた。
「なのに! もう夜の十時じゃない!」
せっかく貰った合い鍵であいつの家に行って晩御飯を作って今か今かと待っていたのにあいつは来ない。
「あ〜!寂しい!」
誰もいない所ならいくらでもあいつへの愛を叫べる。私
いつも素直になれない私だけど意外にあいつに依存していてこの二日、ホントあいつ分が不足している。
あいつの意外とがっしりしている体つきとか大好きなあいつな匂いとかあの声で好きだよ何て囁かれたら……
あいつが家に帰ってくると同時に私は堪えきれずにあいつに抱き着くんだ。
でも素直にはなれず否定になっていない否定するんだろう。
「べ、別に好きで抱き着きたかったわけじゃないのよ!」なんて。
もちろんあいつは理解してくれてぎゅって抱きしめ返しくれるんだろう……
ああ駄目、妄想だけじゃ足りない足りない!
その叫びが神様に通じたのかドアが開く音がする。
私は顔に満面の笑顔を浮かべながら玄関に行きそこに居たあいつに抱き着き。
さっきの妄想と全く同じセリフを言う。
「べ、別に好きで抱き着きたかったわけじゃないのよ!」
するとやっぱりあいつは抱きしめ返してそして……
「好きだよ、かなみ」
何て予想外の言葉も私はそのままあいつに返してやる。
「うん私も大好きだよタカシ」
そして再度強く抱き合った私たちの長い長い夜が始まった――
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 23:12:14.04 ID:B4Jdc6hlO
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 23:22:18.27 ID:vz+X3qoB0
>>202 エ、エッチなのはいけないと思います(////
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 23:24:00.19 ID:HTDsjXv8O
HENTAI!!
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 23:33:41.87 ID:Q0perVVVO
GJ
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 23:35:12.49 ID:GVnrHzVL0
コレはいいデレ期wwwwGJだっぜwwww
>>209 関係ないけど、おまいのIDカッコいいな
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 23:43:21.77 ID:flHIcbHWO
ぬ
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/29(土) 23:52:58.35 ID:iRU9OJJRO
>>202 ぐはぁwww
来年からもwktkwwwww
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 00:06:33.93 ID:9iClDLirO
ほ
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 00:06:49.77 ID:/g4Iq58wO
ちぇ
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 00:18:04.14 ID:XNvV8J9aO
ほ
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 00:29:27.86 ID:psUS5Kla0
ほっす
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 00:36:42.84 ID:6E95EmqxO
ふほほ
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 00:37:11.77 ID:ysG2SNg8O
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 00:39:36.12 ID:NlcxZn42O
>>202 あひゃあひゃあひゃひゃ〜んwww
こいつぁ効くぜwwGJ!!!
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 00:57:52.24 ID:X+YLw3E/0
ほしゅー
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 01:08:56.42 ID:psUS5Kla0
保守
つ・補習受けてたらツンデレが
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 01:17:53.05 ID:XNvV8J9aO
ほ
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 01:24:50.93 ID:XNvV8J9aO
ほ
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 01:34:46.35 ID:m3gRMR1SO
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 01:54:16.06 ID:XNvV8J9aO
ほ
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 02:00:11.52 ID:6E95EmqxO
寝る前保守
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 02:14:37.77 ID:Z2WBw72qO
ほ
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 02:23:56.57 ID:XNvV8J9aO
ほ
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 02:38:27.38 ID:6uIU7Ph/0
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 03:01:04.17 ID:+qC3YDMK0
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 03:38:31.75 ID:Z2WBw72qO
ほ
保守してよね
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 04:33:57.01 ID:E72V8OCiO
保守
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 05:02:39.39 ID:DRYtjHFR0
ほ
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 05:43:21.03 ID:RA49a/hO0
ほ
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 06:09:30.07 ID:xIXDfmt1O
チェキ
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 06:26:28.56 ID:u3ZN0Qv8O
ほ
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 06:55:26.40 ID:ern0yx3S0
ho
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 07:19:32.83 ID:tnzV7iju0
ho
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 07:46:10.50 ID:ern0yx3S0
ho
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 08:11:40.01 ID:9iClDLirO
ほ
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 08:41:31.76 ID:l0ewZtPfO
ほ
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 09:12:38.94 ID:NV06sabiO
保守
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 09:25:27.37 ID:PkHxP6pnO
は
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 09:42:25.40 ID:ZC+IQK1GO
保守
お題
・ツンデレは年越しするそうです
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 10:01:12.02 ID:41XHsOLW0
ほしゅ
ほ
−冬休み六日目−
母『遥〜、大変よ』
は『ふぁ・・・おはよ、お母さん』
母『おはよじゃないわよ、これ見て!』
は『ふぇ・・・?こ、これって・・・!?』
母『ついに来ちゃったわね・・・どうしよう?』
は『去年みたいに?』
母『う〜ん、それもそれで・・・あ、そうだわ』
は『名案でも?』
母『我ながらナイスアイデア。うふふ・・・』
は『・・・?』
母『タカシ君、ゴメンね?バイトの後で疲れてるのに』
タ「いえいえ、大丈夫ですよ。それより、どうしたんですか?」
母『これ見てどう思う?』
タ「すごく・・・大きいです・・・」
は『はいはい、バカな事やってないで、ちゃんと説明してあげてよ』
母『あはは、一度やってみたくてね。てへ』
タ「これ、どうしたの?」
は『叔母さんがね、九州の方にいるんです。それで、毎年お正月前に魚を送ってくるんですけど』
母『これがねぇ、毎回でっかいの1匹丸々送ってくるんだけど』
タ「へぇ〜、いいね。うちは親戚が近くにしかいないから、羨ましい」
母『でしょ?タカシ君がうちの婿になれば、毎年食べれるわよ?』
タ「マジっすか?遥は俺の嫁ですけど、婿になるのもいいかもな」
は『ちょーっとちょっと!勝手な事ばっかり言わないで下さい(////』
タ「で・・・何で俺が呼ばれたんですか?」
母『えっとね・・・ねぇ、遥?』
は『お、お母さんから言ってよ・・・私は関係ないし』
タ「ん・・・?何?」
母『あのね、タカシ君。実は・・・』
タ「はい」
母『遥は頭の付いた魚が捌けないの・・・困ったものよね?』
タ「は?」
は『お母さん!自分だってできないのに、私だけ出来ないみたいな事言わないでよ』
母『お母さんは、先祖代々の言い伝えでやっちゃダメってなってるの。出来ないわけじゃないの』
は『じゃぁ、私だって同じだもん』
母『あれ?遥には伝えてないわよ?この忌まわしき習慣・・・私の代で止めなきゃ』
タ「お義母さん・・・何かカッコイイっす」
母『遥には・・・幸せになって欲しいから』
は『もう!タカシさんまで・・・本当にバカなんですね』
タ「あはは、冗談だって。で、本当にダメなの?」
は『そ、その・・・で、出来なくはないですよ?ただ・・・その・・・』
母『お母さん、お魚さんがこっち見てるの。ふぇぇぇん・・・って泣いてたわね』
は『い、いつの話よ(///』
タ「遥の意外な一面だな」
は『わ、私だって、苦手な事の一つや二つあります・・・いけませんか?』
タ「そっちの方がいいよ。全部完璧にこなされてもね・・・つまらないっつーかさ」
は『ふ〜んだ、本当は内心せせら笑ってるに決まってます』
タ「でも、魚がこっち見てるって・・・可愛いな」
は『タカシさん!(///』
タ「んで、お義母さんは?」
母『だ、だから、先祖代々』
は『お父さんが言ってたけど・・・』
母『わーわー、言わなくていいの!』
は『どうしようかな・・・?』
母『そ、そうだ!今日は鍋にしましょ?材料買ってくるから・・・あとよろしくね〜』
タ「・・・行っちゃったね」
は『はぁ・・・疲れます』
タ「で、俺は何すればいいの?」
は『そ、その・・・料理もできないタカシさんにお願いするのは酷ですが・・・』
タ「うん」
は『こ、この魚を・・・捌いて欲しいのです』
タ「いや、俺やった事無いけど?」
は『あ、頭と・・・尻尾を取ってくれれば・・・その・・・あ、後は何とか』
タ「ぷっ・・・あはは・・・」
は『な、何が可笑しいんですか?』
タ「いや、本当にダメなんだと思って・・・あはは」
は『人の欠点を笑うなんて最低です!』
タ「ゴメンゴメン。でも・・・いや、本当にさ」
は『ふ〜ん、もうタカシさんに頼まないです。このお魚はお隣さんに上げちゃいます』
タ「ゴメンって。やるから」
は『知りません』
タ「遥」
ぎゅ・・・
は『ふぇ・・・?は、離してください(///』
タ「本当に可愛いと思ってさ・・・笑ったのは謝るから」
は『きゅ、急に真面目な口調で言わないで下さい(///』
タ「ダメか?」
は『そ、そんな風に言われたら・・・は、恥ずかしいです(///』
タ「こっち向いて?」
は『・・・はい』
タ「ん・・・」
ちゅ・・・
は『んぁ・・・もう、えっちなんだから(///』
タ「じゃ、包丁貸して?」
は『はい・・・危ないから、気をつけてくださいね?』
タ「分かってるよ」
は『じゃ、まずは内臓から』
タ「こんな感じ・・・かな?」
ザクザク
タ「おー・・・グロ注意」
は『この位、料理してれば普通ですよ?』
タ「そうなの?・・・あ、タマゴだ」
は『わー、一杯詰まってますね』
タ「ふ〜ん、こうなってるんだ。初めて見た」
は『タカシさん、あんまりジロジロ見ないで下さい』
タ「え?」
は『鮮度が命です、さっさとやりましょう』
母『もう、遥ちゃんったら。いくらメスだからって、ヤキモチ妬かないの』
は『だ、誰が魚なんかにヤキモチ妬く・・・って、お母さん!?』
タ「あれ?買物は?」
母『考えてみれば、材料全部あったなって思って』
タ「い、いつからここに?」
母『んと・・・「こっち向いて?」の辺りから?』
は『・・・そ、それって、それって!(///』
母『や〜、若いって良いわねぇ。見てるお母さんもドキドキしちゃったわぁ』
は『もう・・・タカシさんのばかぁ(///』
タ「俺が悪いのかよ」
母『では、いただきま〜す』
は『いただきます』
タ「いただきます」
父「・・・」
タ「な、何か・・・家族水入らずの所に俺が居て良いのかな?」
父「歓迎」
タ「あはは、ありがとうございます」
は『い、一応手伝ってもらった訳ですし、お情けで食べさせてあげてるだけですからね?』
母『またそんな事言って・・・本当は嬉しいくせに』
は『そ、そんな事ないもん』
タ「お義父さん、お酒は?」
父「鍋」
母『そうよ?タカシ君が作ってくれたから、ちゃーんと堪能しないとね?』
は『もともと、あんまり飲まないんですよ?』
タ「そうだっけ?前あったときの印象がね」
母『必ず幸せにしてみせます・・・だっけ?あの時はカッコ良かったわねぇ』
は『あ、あんなの口からでまかせに決まってます』
タ「いや、本気だけど?つか・・・今も思ってるし」
は『た、タカシ・・・さん(///』
父「・・・」
母『・・・』
は『ちょ、ちょっと!二人とも何とか言ってよ・・・は、恥ずかしいじゃない(///』
母『タカシ君、今日は泊まっていく?』
タ「え?」
は『お、お母さん?』
タ「あ、あの・・・今日は・・・帰りますから」
父「・・・」
母『何よ?・・・口出すなって?こうでもしなきゃ・・・』
父「・・・」
母『わ、分かったわよ・・・。別にアンタに言われなくたって、分かってたんだからね?』
タ「何も言って無いのに、何で分かるのかな?」
は『さぁ・・・?』
父「愛」
タ・は「『なるほど』」
母『そ、そんな訳ないでしょ?あ、アンタの単純な考えなんてお見通しなだけなんだからね?(///』
−続く−
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 10:43:26.38 ID:xIXDfmt1O
保守
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 10:55:19.50 ID:XNvV8J9aO
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 11:11:52.57 ID:MWGU6XAuO
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 11:26:10.86 ID:A5KblqXvO
父&母wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
gj
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 11:36:47.47 ID:PkHxP6pnO
母ツンデレw
GJ
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 11:44:52.23 ID:JITNt2AAO
作者GJ!!!!
こりゃあ凄いなwwwww
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 11:53:07.58 ID:sKieQ6uYO
保守
なあ、なんか父と母にも萌えるんだけど、これって正常だよな?
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 12:07:26.25 ID:u3ZN0Qv8O
お題
・お忍びツンデレ
・ツンデレの父親をお義父さんって呼んだら
・男を名前で呼ぶのが照れ臭いツンデレ
・寒がりなツンデレ
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 12:30:56.14 ID:SdAYTGRuO
☆
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 12:47:59.65 ID:p0doR+leO
ほ
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 12:57:02.82 ID:Z2WBw72qO
う雹ー!
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 13:20:07.49 ID:l0ewZtPfO
ほ
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 13:25:27.64 ID:xIXDfmt1O
し
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 13:52:25.86 ID:zdms+XFQ0
ちょっと3レスほど投下します。
274 :
・ ツンデレとお勉強 U その1 1/3:2007/12/30(日) 13:53:19.38 ID:zdms+XFQ0
期末テストも無事に終了し、後は冬休みを待つばかり。だけどこの時期、受験生はそう
はいかない。センター試験までもう一ヶ月を切っており、冬休みなど無いに等しい。来年
は僕もその立場だから、そううかうかもしていられないが、気持ちは自然と先輩の方に向かう。
――先輩はちゃんと勉強してんのかな……あの人の事だから、こたつに入ってテレビとか
見てたりして……
そんな事を考えていたら、携帯が鳴った。先輩からだ。噂をすれば何とやらということか。
「もしもし」
『あ、別府君。ちゃんと起きてたわね?』
「ちゃんとって何ですか。別に先輩の為に起きてたわけじゃないし、それにまだ寝る時間
でもないでしょ?」
そう言うと、先輩が電話の向こうでムッと膨れるのが分かった。
『いちいちいちいちうるさいわね。愛しのかなみ先輩から電話だーって少しは喜んだらど
うなのよ』
「生憎ですが、全くそんな気持ちは浮かびません」
実際はまあ、ちょっとは嬉しかったりもするのだが、それを言うとめちゃくちゃ図に乗
るので、口が裂けても言わない事にする。
『あっそ。分かったわよ』
先輩の声が急に刺々しくなる。まだ深夜ではないとはいえ、午後九時を回った時間。先
輩からの電話と言うのは、多分ロクな用事じゃないだろうから、いっそ気分を害して切っ
てくれ。宥めるのは明日するから。
だが、そうは問屋が卸さないのが先輩である。
『とにかく。嬉しかろうが嬉しくなかろうがどうでもいいから、今から大至急ウチに来な
さい。いいわね』
「今からですか? 男が若い女性の部屋を訪れるのには非常に不謹慎な時間だと思います
けど」
『そんな事はどうでもいいの。アンタはあたしの言う事に文句も言わず疑問も挟まず、素
直に聞けばいいのよ』
275 :
・ ツンデレとお勉強 U その1 2/3:2007/12/30(日) 13:53:50.10 ID:zdms+XFQ0
「それともあれですか? 夜って事はちょっとは期待してもいいって事ですか?」
期待など全くはしていない。それより先輩の反応が楽しみだ。案の定、電話の向こうで
息を呑む先輩の音が聞き取れた。僕が耳から携帯を離すや否や、怒鳴り声が響き渡る。
『期待って何の期待よっ!! 言っとくけど、変な事しようなんて物ならぶち殺すから
ね!! 簀巻きにしてバットでボコボコにしてから川に放り込んで、魚の餌にしてやるん
だから!! 分かった? くれぐれも、変な事考えるんじゃないわよ!!』
いやいや。予想通りの反応で楽しい。ついでに言うと、電話の向こうの先輩は、りんご
のように顔を真っ赤にして、眉を逆立てているんだろうなあ、と想像出来る。
「分かりましたよ。で、今日は何の用事なんですか?」
そう聞くと、先輩は言葉を濁した。
『来れば分かるわよ。それと、一応暇つぶしの道具を持ってくるように。あたしはアンタ
の相手なんてしてられないんだから。分かった? じゃあ、速攻でね』
「あ、もしもし、せんぱ――」
しかし、電話はブツッと切れた。暇つぶしの道具? 相手してられない? 意味が分か
らない。
が、まあとにかく、来いと言うなら行こう。どうのこうの言うのは建前で、僕が先輩の
言う事に逆らえないのは僕自身が一番良く分かっているんだから。
先輩の家のチャイムを押す。と、出てきたのは先輩ではなくお母さんだった。
『ごめんなさいね、別府君。寒いのにわざわざ』
「いえ。別に近いし、平気ですから」
『悪いわね。うちのかなみがわがまま言って。さ、上がって下さい』
いつも思うけど、このおしとやかで美しく、優雅な女性から先輩が生まれたのか不思議
でしょうがない。
「それじゃあ、夜分遅くにすいませんけど、お邪魔します」
玄関から廊下に上がると、リビングからヒョコッと女の子が顔を出した。
『あ、別府さん。こんばんわー』
「あ、こんばんわ。美希ちゃん」
276 :
・ ツンデレとお勉強 U その1 3/3:2007/12/30(日) 13:54:20.94 ID:zdms+XFQ0
先輩の妹さんだ。物静かなお母さんと違い、活発なのは先輩と似ているが、素直なとこ
ろは実に真逆だと思う。
『すみません。またウチの姉が無理言っちゃって。御守りするのも大変でしょう?』
「いやいや。そんな事無いよ」
大変だけど、それなりに見返りもあるし。とは口には出さない。
『良かったら、姉の所に行く前に、ちょっとリビングでお茶していきませんか? たまに
はあたしも、別府さんとゆっくりお話した――』
『美希っ!!』
階段の上から怒鳴り声がして、美希ちゃんは首を竦めた。
『あはっ。どうやら、鬼に見つかっちゃったみたい』
「だね。それじゃあ、残念だけど、お茶はまた今度ね」
『はい。楽しみにしてます』
階段を上がろうとした僕の服の袖を、美希ちゃんが引っ張った。
「ん? 何?」
僕が聞くと、彼女は僕の耳にそっと囁いた。
『お姉ちゃん……初めてだから、優しくしてあげて下さいね』
僕が美希ちゃんの顔をマジマジと見返すと、彼女はイタズラっぽくエヘッと笑った。
『何たって、お姉ちゃんてば、強気だし知ったかぶってるけど、本当はめちゃくちゃウブ
なんですから。別府さんのリードが大切ですからね』
「何の話だ、何の」
『それじゃあ、また。失礼しまーす』
僕の言葉に答えることなく、彼女は笑顔でリビングに戻って行った。
「全く……あの年頃の女の子って、そういう話題好きなんだから……」
ちょっと呆れた思いで呟くと、僕は先輩の部屋へと階段を上って行った。
277 :
・ ツンデレとお勉強 U その1:2007/12/30(日) 13:55:12.11 ID:zdms+XFQ0
続く。
タイトルのUは、特に気にしないでいいと思う。
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 14:01:28.42 ID:k1GMTJrC0
>>276 先輩ktkrwwwwwwwwww
期待
妹wwwwwwwwwwww
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 14:16:29.73 ID:xIXDfmt1O
婦警さんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
あれ?(´・ω・`)
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 14:32:51.69 ID:pmC6wwW/O
ほ
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 14:49:03.11 ID:Ntiu6tzeO
なんか両方ツンデレっぽいwwwwww
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 14:58:40.28 ID:Cc3Ba3jL0
ほ
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 15:11:35.43 ID:Cc3Ba3jL0
ほ
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 15:33:53.38 ID:zdms+XFQ0
保守
ほ
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 16:12:47.83 ID:j5vYUy5O0
ho
お題
・ツンデレはお腹が鳴ってしまったようです
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 16:32:34.63 ID:xorDogGyO
保守
290 :
・ツンデレとお勉強 U その2:2007/12/30(日) 16:37:10.57 ID:zdms+XFQ0
291 :
・ツンデレとお勉強 U その2 1/7:2007/12/30(日) 16:37:42.18 ID:zdms+XFQ0
『遅いっ!! 何を人の妹といちゃいちゃやってんのよ』
開けっ放しのドアから顔を覗かせるなり、先輩がこっちを向いて怒鳴りつけた。
「先輩、やきもち焼いてくれてるんですか? いやあ、嬉しいなあ。そこまで僕の事を好
きでいてくれるなんて――」
最後まで言い終わる前に、先輩が投げたクッションが、僕の顔面を直撃した。
『誰がアンタなんかにやきもち焼くか!! 調子に乗るのもいい加減になさいよね』
めっちゃくちゃ不機嫌そうにそんな事言われても。
「別に調子に乗ったつもりはありませんよ。まあ、冗談ですし」
軽く笑って受け流そうとしたが、先輩に冗談と言う言葉は通じなかったらしい。という
か、ますます眉毛が逆立ったぞ。
『冗談でもそんな事言うなっ!! アンタ、十回くらい死んでみる?』
「人間は一回死んだらそれで終わりですよ」
もっともなツッコミを入れたが、先輩の怒りは倍増した。
『物の例えよっ!! それくらい察しなさいよね。このバカ!!』
何かもう、髪の毛を逆立てんばかりの勢いだ。とりあえず、これ以上怒りを倍増させる
のは危険なので、そろそろ本題へと移ろうかと思う。
「で、先輩。とりあえず、用事って何なんですか? 見たところ、先輩は受験勉強中なよ
うですが」
コタツに入ったまま勉強道具を広げている先輩の姿を見ながら僕は聞いた。すると、ま
だ文句を言い足りなさそうだった先輩が、途端にフフンと偉そうに胸を張る。
『エヘン。そうよ。偉いでしょう?』
「いえ。別に受験生なら普通だと思いますけど」
途端に先輩の顔が元の不機嫌さに戻った。
『アンタねえっ!! こういう時は嘘でもいいから褒めなさいよね。アンタの言う事って
正論かも知れないけど、すっごくムカつくのよ』
正論だと分かっているなら、ムカつかないで欲しいです。とりあえず、先輩の気分を害
したらしいので謝っておこう。
「はあ、すみません。それで、僕に一体何のようなんです? 勉強中ならお邪魔しない方
がいいんじゃないですか?」
『それがアンタの力が必要なのよ。こればっかりはあたし一人じゃどうにもならなくてさー』
292 :
・ツンデレとお勉強 U その2 2/7:2007/12/30(日) 16:38:13.05 ID:zdms+XFQ0
先輩の言葉に、僕は首を捻った。
「僕に頼ってくれるのは嬉しいんですけど、とりあえず何をすればいいんですか?」
『とりあえず、今は何もしないでいいわ。コタツに入ってもいいから、自由にしてて』
「はあ?」
さっぱり意味が分からない。僕と一緒にいたいだけだなんてそんな可愛い理由でこの人
が僕を呼ぶなんて、裏向きはともかく、表向きには120パーセント有り得ないと思う。
すると、先輩が柄にも無く、ちょっと照れた様に僕を睨んだ。
『いーのよ。アンタは何もしなくて。ただ、その……あたしを、起こしてくれれば』
「起こす? 先輩を? って言っても、先輩、起きてるじゃないですか」
『今じゃないわよ。バカ!!』
先輩が苛立たしげに僕を罵った。
『あたしが寝たら、起こしてくれって言ってんの!! それくらい、頭働かせなくたって
気付くでしょうが。ホンット、どういう思考回路してんのよ』
そりゃあまあ、先輩に言われるまでもなく、そのくらいは分かるけど。しかし、それだ
けの為にいちいち僕を呼ぶ理由があるのだろうか?
「とりあえず、思ったことは口に出すようにしてるので」
正直に僕の思考回路を口にすると、先輩は呆れたようにため息をついた。
『アンタねえ。その性格直さないと、いつか殺されるわよ。ていうか、まずあたしが殺す』
「そうですか。それは怖いですね。気を付けないと」
にこやかな笑顔を見せてそう言うと、先輩は不満そうに口を尖らせた。
『アンタ、絶対あたしの言葉を信用して無いでしょ? いい? あたしはやるって言った
ら必ずやるんだから。覚悟しておきなさいよ』
とりあえず、萌え死にする覚悟なら、いつでも出来ていると言っておこう。
「そんな事より先輩。寝たら起こしてくれって……もしかして、勉強してる最中って事ですか?」
本題に戻ろうとするが、今度は先輩は容易に放してはくれなかった。
『急に話題を元に戻すなっ!! そういう態度がムカつくから、アンタを殺したくなるの
よ。覚悟してるの? 絶対やってやるんだからね』
先輩はムキになってそう主張した。うん。そういう先輩はとっても可愛くて好きだ。
「もちろん覚悟してますって。先輩になら殺されても本望ですから」
293 :
・ツンデレとお勉強 U その2 3/7:2007/12/30(日) 16:38:43.73 ID:zdms+XFQ0
ジッと先輩の顔を見つめ、真面目な顔で答えてあげる。すると、先輩の顔にスッと朱が差した。
『うっ…… そういう心にも無い事をサラリと言わないでよ。だからアンタの言葉は上っ
面ばかりって言われるのよ』
「そう言っているのは先輩だけですけど。というか、僕はいつでも真面目かつ真剣ですし」
視線を全く逸らさずに、先輩の目をジッと見つめて言う。と、先輩の顔の赤みが強くなった。
『う……うるさいうるさいうるさい!! とにかく、アンタの言葉には真実味って物が欠
片も無いのよ。あたしに信用して欲しかったら、もう少し言葉に重みをつけてからにしな
さい。分かったわね』
それだけ照れながら信用してないと言い張る先輩の言葉にこそ重みなど欠片もない気が
するが、それは言わないでおこう。
「分かりました。精進しますよ」
すると先輩は、ようやく満足気に頷いた。
『分かればいいのよ。で、さっきは何が言いたかったの? まさかあたしを起こすのが
不満とか言うんじゃないでしょうね?』
「いえいえ。それよりも、まず、最初から寝る事前提にしてるっていうのがどうかと思う
んですけど」
そうツッコミを入れると、先輩はすぐに不満を露にする。
『だって寝ちゃうんだからしょうがないでしょ』
それは逆切れという奴ではないか?
「確かに、眠くなるのは分かりますよ。僕も寝落ちくらいしますから。だけど、寝ようと
しない努力ぐらいはしてもいいんじゃないかと思うんですけどね」
すると先輩は、僕の方をあごでしゃくって見せた。
『してるじゃない。ほら』
僕は小さくため息をつく。
「人に頼る前にって事です。こたつで勉強なんてしてたら眠くなるのは当然じゃないです
か。いっそ部屋の暖房全部切っちゃえば、寒さで眠気なんて無くなるんじゃないですか?」
『アンタ、あたしが凍死してもいいって言うわけ? 鬼。悪魔。冷血漢。薄情者』
提案一つしただけで、まるで人でなしみたいに罵らないで欲しいとは思う。
294 :
・ツンデレとお勉強 U その2 4/7:2007/12/30(日) 16:39:15.66 ID:zdms+XFQ0
「あくまで、例えです。何も凍死するまで我慢しろとは言ってないですし。ただ、気持ち
よさに負けるくらい暖かくするのはどうかと思うってことだけですよ」
僕が反論すると、先輩は不服そうに鼻を鳴らす。
『フン。そのくらいで眠気に勝てりゃ苦労しないわよ』
「と言う事は、試してみたって事ですか?」
もしやと思って聞いてみると、先輩は腕組みをして、ちょっと偉そうなポーズを取った。
『アンタが考え付く事くらい、当然試してるわよ。言っとくけどね。あたしの眠気をなめ
るんじゃないわよ』
先輩はさも偉そうに言うが、そこは自慢するところじゃないと思う。
「試してみて、結果はどうだったんですか?」
すると、先輩は辛い思い出を語るかのように顔をしかめた。
『朝の五時くらいに、さすがに寒さで目が覚めたわよ。骨の髄まで凍ってて、お風呂に浸
からなきゃ回復しなかったんだから』
「むしろそこまで寝れる事に驚きですよ」
そう言いながらも僕は、先輩がそれなりに努力していたことに少し驚いていた。さすが
の自堕落な先輩も、受験生としての自覚には目覚めていたと見える。
『どう? 分かった? いかにアンタの考えが浅はかだって事が』
僕をやり込めた事で先輩はご満悦そうに言った。肩をすくめて僕は頷く。
「納得しました。先輩のだらけっぷりは、もはや意志の力ですらどうにもならないと言う
事ですね?」
その瞬間、先輩の手から、矢のようにみかんが放たれ、僕の額にクリーンヒットした。
みかんとはいえ、至近距離なのでかなり痛い。
「あいったあ…… 何するんですか、先輩っ!!」
『誰がだらけてるって言うのよっ!! 人を小馬鹿にしたような事を言うなっ!!』
確かに怒るのはごもっともである。だけど、先輩だって、得意気になるようなことじゃ
ないと思うんだが。だからついついからかってみたくなるんだよな。
「イテテ……すみません。後悔はしませんが謝罪はします」
『あっそう。なら、後悔したくなるまでお仕置きしてあげようかしら』
先輩が凶暴な笑みを浮かべたので、僕は慌ててそれを拒絶する。
295 :
・ツンデレとお勉強 U その2 5/7:2007/12/30(日) 16:39:46.68 ID:zdms+XFQ0
「いえ、結構です。それより、先輩が眠気に勝てないのは分かりましたけど、だったらリ
ビングで勉強すればいいじゃないですか」
『どこでやろうと同じよ。寒さにも負けなかった眠気が、たかが環境を変えたくらいで治
まると思ってるの?』
「ああ。いえ、そうじゃなくて、リビングならご家族もいらっしゃるから、万が一寝ても
起こしてくれる人がいるんじゃないかって」
お仕置きから話題が逸れた事にホッとしつつ、僕は次の提案をしてみた。そう。何も僕
に頼らなくたって、お父さんでもお母さんでも妹でも、いくらだって起こしてくれる人は
いるのだ。
しかし、先輩は人差し指と中指を立ててチッチッチッとばかりに振った。
『甘いわね。うちの家族はそんなに優しくはないのよ』
「はあ」
生返事をしつつ、僕は考えた。少なくとも、お母さんと妹に関する限りは先輩よりはる
かに優しくて温かみのある性格だと思えるのだが。
『アンタその顔。120パーセント信用してないでしょ?』
「よく分かりますね。これでもポーカーフェイスのつもりだったんですけど」
『アンタねえっ!! 嘘でもいいから否定しなさいよっ!!』
正直に答えたら怒鳴られた。だけど、嘘を言っても結果はどうせ同じだろうと思う。つ
まり、どっちに転んでも僕は怒られなければならない訳で、とても理不尽だと思わざるを得ない。
「分かりました。じゃあ、先輩を信用する事にします」
『今更言っても遅いのよっ!! どんな脳みそしてんのよアンタは……』
先輩は、眉間を押さえて嘆息した。だけど、僕は伊達や酔狂で言っている訳ではないのだが。
「いえ。とりあえず信用しないと、話が前に進まないみたいなので、形だけでもと思って」
『あー、はいはい。形だけね。形だけ』
最後の言葉の語尾をやたらと強調して、ふて腐れた様子で先輩が言った。いつまでも先
輩の不機嫌には付き合ってられないから、ここは話を進めることにする。
「で、何でご家族じゃダメなんですか? 先輩よりかはよっぽどしっかりしてると思いますけど」
『しっかりしてるってのも問題なのよ。ていうか、アンタ今、さりげなくあたしへの誹謗
中傷混ぜたでしょコラ』
さすがは先輩だ。どんなにさりげなく言っても自分の悪口は絶対に聞き逃さない。
296 :
・ツンデレとお勉強 U その2 6/7:2007/12/30(日) 16:40:20.70 ID:zdms+XFQ0
「誹謗中傷ではなく、僕の主観的な立場から見た事実を言っただけです。それより、話を
先に進めてください。こんな調子じゃあ時間もレス数も余分に食うだけで、勉強なんて出
来なくなりますよ」
淡々とした調子で言うと、先輩はプッと頬を膨らませた。
『むぅ…… あんたってば、難しい言葉で丸め込もうとするから嫌いなのよね』
別に難しい言葉なんて使った覚えはないのだけど、と、先輩の言葉の合間に内心でそう思う。
『で、理由なんだけど、うちのお母さんってば、夜十時には絶対に寝るのよ。最低八時間
は寝ないと次の日調子が悪いからって。あたしはこれから勉強を始めようって言うのに、
これじゃあ意味ないでしょ?』
「まあ、確かに。で、妹さんは?」
『アイツがあたしの為に何かしてくれるわけ無いでしょ? 頼んだって無駄よ。無駄』
「そうですかぁ? というか、僕らだって先輩の為に何かしたい訳じゃないのに、無理矢
理にでもさせるじゃないですか。それとも先輩、妹さんには甘いとか?」
『なわけ無いけどね。この件に関してはちょっと……ね……』
何故か先輩は苦い顔をして頬を赤らめた。意味不明な仕草に、僕は首を捻る。それにし
ても、先輩を言いくるめるとは恐るべし美希ちゃん。可愛い顔をして先輩以上の強者とは。
『そういうわけで』
ビシッ、と指を突きつけながら、先輩が言った。
『あたしを見張っていられるのはアンタしかいないんだから、しっかり仕事しなさいよ。
万が一先に寝たりしたら、身ぐるみ引っぺがしてから外に放り出してやるんだから』
「身ぐるみ、ということは下着もですか?」
僕が聞くと、先輩はうっ、とひるんだ。顔が瞬時に真っ赤になる。それから、僕をキッ
と睨みつけて言った。
『あっ……当たり前じゃない。シャツもパンツも靴下も、全部よ!!』
「そうですか。それはちょっと恥ずかしいな」
クールに答えようとしたが、強気な態度の割に純情な先輩の仕草に、ついニヤニヤしてしまう。
『なっ……何、ニヤニヤしてんのよ!! あたしの言った事、本気にしてないでしょ? あ
たしはやると言ったらやるんだからね!!』
「違いますよ。先輩の行動力の凄さは良く知ってますからね。ただ……」
『ただ、何よ?』
297 :
・ツンデレとお勉強 U その2 7/7:2007/12/30(日) 16:41:15.28 ID:zdms+XFQ0
「先輩が、どんな顔で僕のパンツを脱がすのかなって想像したら、つい頬が……すみません」
僕の言葉に、先輩の頭が沸騰した。湯気が出そうなほどに顔が熱くなっているのが見て
取れる。あー、ダメだ。どんなに我慢しても、顔からニヤニヤが取れない。
『なっ……なっ……な…… 何考えてんのよこのド変態があっ!!』
先輩の怒鳴り声と同時に、僕は頭にガツンと何か強い衝撃を感じ、思わず頭を押さえて
呻いた。しばらく悶えてから、先輩を見ると、参考書を構えたまま、僕を睨みつけてハア
ハアと息をついている。
「いってえええええええ…… さ、参考書の角で殴るなんて……酷すぎですよ先輩……」
『うるさいっ!! 自業自得よこのバカあっ!!』
まだ続くのです。
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 16:42:23.34 ID:psMbnwgE0
こここここれはGJと言わざるを得なななな
ニヤニヤが止まらない。
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 17:11:11.24 ID:zdms+XFQ0
外出前保守
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 17:11:12.75 ID:nAsB4bUW0
ほ
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 17:18:32.02 ID:XoWs2njUO
GJ!
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 17:31:35.74 ID:k1GMTJrC0
う……うるさいうるさいうるさい!!
このセリフだけでニヤニヤしてしまうんだがwww
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 17:43:35.95 ID:PkHxP6pnO
ほ
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 18:19:27.52 ID:sKieQ6uYO
保守
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 18:34:53.79 ID:E6mSCbgSO
ほし
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 18:35:29.24 ID:tVKhIcc10
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 18:45:44.12 ID:xIXDfmt1O
保守
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 19:01:22.18 ID:9iClDLirO
う
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 19:12:07.07 ID:XNvV8J9aO
ほ
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 19:26:29.63 ID:p0doR+leO
ほ
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 19:33:28.07 ID:xIXDfmt1O
ほ
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 19:33:48.55 ID:LsCAix8p0
ほ
・「人類は滅亡する!」と言ったら
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 19:56:11.54 ID:9iClDLirO
ほ
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 19:56:14.89 ID:k1GMTJrC0
お題
・目の前で男が真剣な顔してツンデレさんへの想いを長々と語ってみたらツンデレさんは何分耐えられるの?
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 19:58:43.95 ID:bjg0Xa8FO
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 20:08:04.26 ID:41XHsOLW0
ほしゅ
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 20:15:53.14 ID:xIXDfmt1O
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 20:35:48.22 ID:fkDYOQZsO
☆
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 20:41:06.28 ID:kQaylOofO
>>317 最初は顔赤くして「バカなにいってんのよ!」
とか言うんだけどそれでも男が語り続けると
段々「ま、まぁ考えなくも…」
とか言い出して
それでも語り続けると
「あ、あたしもあんたの事…」
ってなってさらに語ると
「ふぁ…タカシあたしも好きぃ…」
ってなrターン
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 20:53:00.91 ID:xIXDfmt1O
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 21:04:54.05 ID:3L8DkTrvO
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 21:06:16.50 ID:NCfzSudB0
相変わらず俺ばっかりだな
>>317 俺はむしろ、あんまり長々と死亡フラグっぽく語るもんだから、
男が死んだらと妄想したら急に不安になった泣き出して、
『ふざけんなよぉ……な、なんか死ぬみたいじゃねぇかよぉ……ふえぇぇ……』
って泣き出す勝気さんを妄想した。
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 21:20:48.01 ID:sKieQ6uYO
保守
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 21:25:18.23 ID:jR71pW7qO
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 21:29:09.87 ID:xIXDfmt1O
>>327 おいおい…いくらなんでもそれは…………
とても(・∀・)イイ!!
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 21:30:05.45 ID:k1GMTJrC0
なんという妄想…こいつら全員間違いなく俺
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 21:51:11.83 ID:k1GMTJrC0
ほ
保守
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 21:57:41.78 ID:j+05MebBO
俺増殖警報を発令します
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 22:09:50.32 ID:ywSo4ZuZ0
ほっす
うっほっほ
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 22:21:56.59 ID:k1GMTJrC0
保守
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 22:32:39.28 ID:xIXDfmt1O
ほ
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 22:38:21.63 ID:6Hqyq1Vw0
また俺が一人歩きしてやがる
やれやれ・・・リオレイアの討伐のときは酷い目にあった。
二人して俺をタコ殴りにするんだもの・・・流石に俺でも死ぬぜ?
まぁ、クエストを提案したカナミ自身はリオレイアを倒せたからそれなりに上機嫌だった。
ただ、纏さんが今後も一緒に行動すると言った時は少し不機嫌そうだったが二人の間に何かあったのだろうか?
俺にしてみれば纏さんのような人がパーティに加わることは良いことだと思う。
少々手荒いところはあるが腕は立つし、何より美人だ。
今まで散々カナミに他の人間とパーティを組むのを止めさせられたのだから少しばかりは
こういう気分に浸っても良いだろ?
しかし、仲間が増えると回復段を使わざるをえないという状況になる。
俺は一人のときなら弓を使う性質だ。弾丸の節約になるし、ポーチの中身を圧縮しなくてすむ。
しかしカナミも纏さんも持ってる武器は防御が出来ないと来たもんだ・・・
回復弾で援護しないと少々きつくなってくる。
俺は溜息を一回つくとアイテムボックスの中から調合書を数冊と、弾丸の材料を取り出しテーブルの上に並べた。
カラの実の両端をナイフで切り落としネンチャク草の樹液をつけて前にランポスの牙、反対側に
火薬を詰める。これでレベル1貫通弾の出来上がりだ。
しかしコイツのせいで俺が死線を彷徨うことになろうとはな・・・
弾丸はちゃんと確認してから撃つという初歩的なことをしなかった自分も自分だがあそこで弾が
貫通するなんて誰も思ってないよ。普通は・・・
俺は黙々とただ一人弾丸を作っていく。話し相手でも居ればいいが残念ながらメイは今日は出かけているし
カナミなんかをつれてくるとろくなことが無い。
精神が徐々に磨り減っていく感じがするよ本当に・・・
さて、弾が出来たら今度は武器の調整だ。
手入れを欠かしたら武器はあっという間にへそを曲げてしまうものだ。特に遠距離武器に関しては。
弓の弦を引いて痛んでないか確かめたり、ボウガンのインナーバレルを掃除したりと色々大変である。
当然大雑把な性格のカナミならこんな作業面倒くさがってやりはしないだろうな。
『トゴオオオオオォォォォォン!!!!』
噂をすれば何とやらという言葉があるが正にその通りだな・・・
爆音が聞こえた真上の部屋に住んでいるのはなんとあのカナミだ。
「しゃーねー・・・見に行ってやるか」
部屋を出て階段を上がり、カナミの部屋に向かう。
カナミの部屋の近くに来ると真っ黒になったアイルーがいた。カナミの家の召使アイルーだ。
「こりゃ酷いな・・・何があったんだ?」
「タカシさんかニャ?実はまたご主人が爆弾の調合に失敗したニャ」
やれやれ、またか・・・アイツに爆弾の調合をやらせるとろくなことが起こらん。
「カナミはまだ中にいるのか?」
「はい。いますニャ・・・」
「じゃ、入るぞ」
扉を開けたその先にいたのは真っ黒になったかナミと大タルの残骸だった。
「また随分とやらかしたもんだな・・・」
「何大タルに向かって話してんのよ!私はこっち!!」
カナミから野次が飛んできた。全く、冗談の通じない奴だ。
「ったく、お前いつになったら爆弾を作れるようになるんだ?」
「別に良いでしょ!?苦手なものは苦手なんだから・・・」
「言いわけねーだろ!!」
俺がそう言ってカナミの両肩を掴むとなんだかカナミの顔が赤くなった。
「え・・・それって(////)」
「これ以上俺にばっかり大タル爆弾作らせるなよ・・・火薬草とニトロダケがもうやばいんだよ」
「・・・・・・・・・・(ドゴッ!)」
「モルスァ!!」
何でか知らないがカナミに思いっきり殴られた。すげぇ痛え・・・
「とにかく、片付けなきゃなんないから手伝ってね」
「どうしてお前の話にはいつも脈絡が無いんだ?」
「いいから手伝う!!」
カナミの投げた大タルの残骸が俺の頭に直撃した。
「あ〜疲れた・・・」
あれから1時間かけてやっと片付けは終わった。
しかし散々こき使っておいてありがとうの一言も無しとは厳しいもんだ・・・
「あれ・・・纏さん?」
なんか俺の部屋の前でそわそわしている纏さんを発見。
「まーつーりさん」
「キャフゥッ!!!」
なんか脅かすつもりは無かったのに奇声を上げて飛び跳ねるほど驚かれた。
「な、何じゃお主!ここで何をしておる!!」
「何って・・・ここ俺の家だし。纏さんこそ何してんの?」
「ま、まあとにかく中に入れてくれぬか?立ち話もなんじゃ」
そういって有無も言わさず俺の部屋に侵入していく纏さん。
でも拒否する理由も特に無いので部屋に招き入れ椅子に座らせる。
「・・・狭い部屋じゃなのう」
「何、狭いほうが落ち着くからな。改築とかする気もないし」
「つまらん奴じゃのう・・・」
「つまらなくて結構。ところで何しに来たの?」
俺がそう言うと纏さんは少し口ごもった様子になった。
「お、おう。そうじゃのう・・・実はな・・・」
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 22:49:48.12 ID:6VppVrivO
そういって懐に手を忍ばせる纏さん。あ・・・見えそう。
「これを持ってきたんじゃが・・・」
そういって纏さんがテーブルの上に置いたのはやたらでかいのビンだった。
「何ですか?これは・・・」
「物置の整理をしてたら見つけたのじゃがな・・・」
しかし見るからに怪しい・・・その原因はビンに書いてある『鬼殺し』の三文字だ。
確か鬼といえば東方の神話に出てくる獣人族で、棍棒を振り回すヤバイ奴だとか・・・
恐る恐るビンの蓋を開けて匂いを嗅いでみた所どうやら中身はただの酒のようだ。
「何だ、ただの酒か。だったらカナミも呼んで一緒に「ま、待て!」・・・どしたの?」
「あの・・・その、あれじゃ!そんな怪しいものをカナミに飲ませるわけにはいかぬじゃろう?」
「いや。中身普通の酒だし」
「そ、そうじゃ!カナミは酒に弱いそうじゃ!」
「いや、アイツ結構飲むよ」
「む・・・ええい!とにかく!これは物置の中にあったものを処分するために仕方なくやっておるのじゃ!
それを手伝わせるのは失礼じゃろう!?」
なんか言い足りないのだがこれ以上言ったら何時間話すことになるのかわからないので
とりあえず解ったことにする。
「ハイハイ、解りましたよ。」
「やっと解ったか。いいか?これは処分するためであって決して
お主と二人っきりで飲みたいというわけではないぞ!!(/////)」
なんかはっきり言われると傷つくな・・・・
とにかくコップを二つ取り出して片方を纏さんに渡す。
「それじゃ、乾杯」
飲んでみると少々度は強いようだが味のほうは結構なものだ。
「へぇ、結構美味いな」
「そ、そうじゃろう!?なんたって儂が・・ムグッ!」
急に手で口をふさぐ纏さん。何やら行動が怪しい。
「儂が・・・どうしたの?」
「な!なんでもないわ馬鹿者!(/////)」
なんだか今日の纏さんは少し変だ。まあこんなことはカナミと一緒にいたら日常茶飯事なので
別に気にするほどのことでもない。
「そういえばタカシは一体どこに行っておったのじゃ?」
「ああ、カナミの部屋だよ」
「カ!カナミの部屋じゃと!!?」
とてつもない形相でテーブルを叩く纏さん。そのせいでコップから酒が零れてしまった。
「ななな何をしておったのじゃ!?」
「何って・・・カナミの部屋の片づけだよ」
「そ、そうか・・・(ホッ)」
なんか安堵に近い息が漏れたような気がしたが気にしない。
「大タル爆弾の調合を失敗したらしくてな、大爆発を起こしてそれの片づけさ」
「何故大タル爆弾の調合で爆発を起こすのじゃ?ww」
「さあねぇ・・・俺にはあいつのすることは良く分からん。
ちなみに真上がカナミの部屋なんだけどさ、なんか真夜中にギシギシ音がするし
時々俺の名前を叫んでるし・・・一体何やってんのかね?」
「ブッ!!」
なんか纏さんがすごい勢いで酒を噴いた。俺何か言ったか?
「纏さん、どうかした?」
「いや、何でもない。ところで・・・お主とカナミはどのような仲なのじゃ?」
「ん〜〜ただの幼馴染って所かな?まあお守役みたいなもんだよ」
「カナミにはお守など必要とは思えんがの。ただ単にお主が付きまとっているだけではないのか?」
「いや、言っておくけど付きまとっているのはアイツだし、本当はアイツかなり脆いぞ・・・」
「どういうことじゃ?」
俺はコップをテーブルを置いて、酒を注ぎ足して一気に飲み干した。
「カナミの親父さんは腕の立つハンターでな、俺の足の怪我から立ちなおらせてくれたのも
実はその人なんだが・・・・」
「それで・・・どうかしたのか?」
「前にも言ったが俺が17の時にその人が亡くなってな・・・相当悲しかったのかカナミの奴二週間近く家出しやがったんだ。
今だったらああだけどカナミの奴昔は体が弱くてな・・・あの時は本気でどうなるかと思ったよ」
「そうじゃったのか・・・」
「まあ、その分昔は大人しかったんだけどな・・・今はどうしてあんな風に変わっちまったのかねぇ?」
「それは・・・父を亡くした悲しみからではないのか?」
「いや、なんか違うんだよな。よく分からんが・・・」
それから俺達は酒のビンが空っぽになっても色々話し合った。
最近新種のモンスターが次々と発見されていることやら最近の武器や防具に
ついて等色々だ。
話していた分かったが、どうやら纏さんはハンターとしては俺のことをそれなりに認めてくれているらしい。
ただ、一人の人間としてはまだまだ駄目な様であるが。
「纏さ〜ん。もう帰らないと」
「もう飲めんぞ・・・ウヘヘヘ・・・(//////)」
駄目だ、完全に酔っ払って眠り込んでいる・・・体を揺すっても全然起きやしない。
「ム、ご主人が女の人を無理やり酔わせて襲おうとしているニャ!」
どうやらメイが帰ってきたようだ。
「誰もそんなことしねーよ。とりあえずお帰り」
「ご主人ならやりかねないニャ。とりあえずただいまだニャ」
「帰ってきたところ早速悪いがこのコップ洗っといてくれ。俺は纏さんを家に届けてくる」
勝手なことだが家まで送っていくことにしよう。部屋もベッドも狭いのでこの家に泊めることは不可能だ。
「もしや送っていくという口実で夜道で押し倒したり・・・」
「だからしねーよ!!」
これ以上メイに何か言われたら敵わないので纏さんを担いで部屋を出る。
外の冷たい空気と、酒のせいですっかり高くなっている纏さんの体温を感じていると
カナミ以外の女性にほとんど触れたことのない自分に少し絶望した。
「あ〜やっと着いた・・・」
やっと纏さんの家に着いたので上がりこみ布団を敷き、おいしくいただきたいという感情を
鋼の理性で押し殺しながら纏さんを寝かせ帰路に着いた。
「あ、そうだ」
帰路に着く途中のメゼポルタ広場にある掲示板へと向かう。
最近ドンドルマからこの広場に掲示板を移動させるせいで書き込めなかったり、三日で記事が撤去されるなど
色々困ったことがあるものだ・・・
俺は目当ての記事を見つけ『保守』と書き込んでから帰路を急いだ。
翌日、纏さんに『軟弱者』と言われた上にカナミから『裏切り者』と言われた。
相変わらずのごとく突き出たけど続くよ
前投下した時『イーオスーツwww』とか『GJが台無しww』とか
あったけどそんなにイーオスーツ人気ないのかな・・・
>>348 確か前回うほっ!の絵だったろww
人気無いとかそういうレベルかww
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 23:10:20.02 ID:Z7U2jZae0
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 23:23:35.52 ID:xIXDfmt1O
ほ
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 23:34:22.62 ID:ywSo4ZuZ0
くぎゅ
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 23:46:02.54 ID:j+05MebBO
>>348 思えばあんたのお陰で俺はモンハン始めたんだったなあ
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 23:53:39.09 ID:xIXDfmt1O
保守
俺のキノコ
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 00:06:58.04 ID:4/amQQ2m0
全力で保守&ちぇき
お嬢とID
そういえば3日ルールは?
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 00:13:22.62 ID:04eNFLA0O
うやむやになってるんじゃなかった?
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 00:25:40.57 ID:7DMSxBi9O
チェック
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 00:26:02.05 ID:QTAqhi7k0
ちぇき
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 00:26:04.35 ID:7DMSxBi9O
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 00:46:10.01 ID:8BmgaKLZO
ほ
ほ
保守
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 01:06:40.40 ID:GoWcGPuhO
ほ
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 01:21:20.00 ID:Q+FxBYrcO
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 01:33:30.25 ID:8BmgaKLZO
ほ
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 01:34:54.56 ID:ItlSuWtsO
保守
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 01:36:30.52 ID:rO6ZCO17O
ちぇ
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 01:52:04.96 ID:JYVNBT+hO
ほす
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 01:57:58.16 ID:O/46BdHCO
となりでギシアンしやがって…
べ、べつに羨ましくなんかないからなっ!!
お題
・毎晩元気なツンデレ
・ツンデレ奥さんは何かを期待しているようです
・夜這いをかけたツンデレ(男)
・血は争えないツンデレ
・中に欲しいツンデレ
・生が好きなツンデレ(男)
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 02:23:00.83 ID:IT8g04AGO
チェキ
お題
・ツンデレが家に遊びに来ました。隣でギシアン始まりました。
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 02:33:14.66 ID:u/ov/OIcO
check
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 02:40:27.85 ID:iRyjUvR0O
check2
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 02:42:42.45 ID:2+5CzIJKO
ん
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 03:24:24.32 ID:YAj4I24aO
☆
保守
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 04:20:58.15 ID:uJ+qjbNhO
ほ
保守ついでにお題でも
自堕落な男としっかりもののツンデレ
寝る前保守
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 05:44:47.79 ID:61obY8mw0
ho
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 06:10:50.34 ID:r2ouGxu1O
ほ
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 06:31:48.94 ID:SByxya6aO
今年最後のIDチェックとお題
・ウイルスに感染したツンデレ
・ウイルスちなみん
なんか大変らしいな
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 07:00:42.12 ID:Zgr/1OHBO
ほしゅなんかじゃないんだから!
勘違いしないでよね!
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 07:09:08.42 ID:mq+qOyDxO
ねんまつ
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 07:56:45.04 ID:n7veFpQb0
おはよう保守
保守
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 08:16:10.68 ID:IT8g04AGO
お題
・ツンデレと混浴温泉でバッタリ会いました。
・タカシはツンデレの優しい一面を見かけました。
・ツンデレに『お前と間接キスがしたい』って言ったら。
・ツンデレと年越しそばを食べよう!
・ツンデレと大晦日に神社でお参りします。
みんな…………よいお年をねっ!!!(////)
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 08:40:59.67 ID:bwQA7QHdO
保守
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 09:06:59.50 ID:bwQA7QHdO
保守
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 09:11:45.52 ID:X7IXhCOS0
ほしゅ
まだ年末なのに新春姫初めの妄想を巡らせる俺
−冬休み七日目−
は『べ、別府君・・・も、もうだめです・・・あっ・・・だ、だめ・・・』
タ「委員長、頑張ろう?もう少し・・・もう少しだから」
は『ん・・・あっ・・・だ、だめ・・・お、お願いです、もう無理です』
タ「あとちょっと・・・もうちょっとだから」
は『あっ・・・ふぁぁぁ』
ずてん
タ「い、委員長、大丈夫か?」
は『ふぇぇぇ・・・痛いですぅ』
タ「あと5mくらいで転ばないで1週出来たのにな」
は『む〜・・・手!』
タ「あ、悪い。ほい」
は『はぁ・・・最悪です。スケートなんて、二度とやりたくないです』
タ「いやいや、最初に比べれば全然上手くなったよ。案外才能あるんじゃない?」
は『そ、そんな訳ないです』
タ「最初はスケート靴を履いて、立つ事もままならない。そう、生まれたての仔馬のように震えて」
は『誰が仔馬ですか!バランス取るのが難しいんです!』
タ「歩くのもままならなくて、ここまで俺の腕をぎゅってしながら来て」
は『あ、あれは、そうでもしないと歩けないからで・・・(///』
タ「最初にリンクに立って、すぐに転んで」
は『こ、こんなに滑るなんて思わなかったから・・・』
タ「それが今は、普通に滑れるようになったじゃない?」
は『まだ1週もできてませんけど』
タ「大丈夫、次はちゃんとできるよ」
は『・・・そうですか?』
タ「うん」
は『・・・じゃぁ、もう1回だけ』
タ「んじゃ、張り切って行こう」
は『わっ、ひ、引っ張らないで下さい!は、速い速い、ふぇぇぇ・・・』
ぐしゃ
タ「あっ・・・」
は『もう最低です』
タ「ゴメンって、そのまま壁にぶつかるなんて思わなかったから」
は『いきなり手を離すなんて酷いじゃないですか?』
タ「勢いがあった方が安定するからさ」
は『そんなの知りません』
タ「あ、そうだ。休憩しよ?飲み物買ってくるからさ。何がいい?」
は『・・・温かいミルクティー』
タ「分かった。んじゃ行ってくるね」
は『(はぁ・・・私ってば、本当に運動神経ないんですね・・・全然上手く滑れないです)』
タ「お待たせ」
は『はぁ・・・』
タ「委員長・・・疲れちゃった?」
は『ふぇ?あ、その・・・別に』
タ「・・・ゴメンな?俺のワガママにつき合わせちゃって」
は『え?』
タ「ほら、あそこ見て。あそこのカップル」
は『二人とも綺麗に滑ってますね。凄いです』
タ「何かさ、二人であんな感じで滑れたら楽しいのかなって」
は『どうせ私は運動オンチですよ〜だ』
タ「いや、そうじゃなくてさ。何でも良いんだけど、二人で何か凄い事したいなって」
は『だからって、スケートなんて』
タ「それは謝るよ。でも、俺は勉強とか頭使う方だと足引っ張っちゃうからさ・・・」
は『別府君・・・』
タ「冬休みだし、そういう事できたら良い思い出になるかなって思って。本当にゴメン」
は『・・・』
タ「帰ろうか」
は『・・・やーです』
タ「え?」
は『そうやって、すぐ諦めるのが別府君の悪いところです』
タ「い、いや、でも―」
は『このまま帰ったら、嫌な思い出しか残らないじゃないですか?』
タ「委員長・・・」
は『休憩は終わりです。続きやります』
タ「大丈夫なの?」
は『別府君は休んでれば良いんじゃないですか?私は一人でも出来ますから』
タ「ちょ、ちょっと待っ」
どしゃ
は『・・・ぐすっ』
タ「ほら・・・立って」
は『そうですよね・・・私がダメなのがいけないんですよね?』
タ「んな事ないって。向き不向きがあるんだし、スケートを選んだ俺が悪いんだって」
は『いーえ、違います。デキの悪い別府君の得意分野に合わせられない私がいけないんです』
タ「何でそうなるんだよ?俺が委員長の得意な事できれば良いんじゃないの?」
は『そんなの、やるだけ無駄ですから』
タ「んな・・・そこまで言うか?」
は『えぇ、言いますよ』
タ「もう・・・怒った。そこまで言うなら、お望みどおりにしてやる」
は『え?あ、その・・・』
タ「要は、俺と委員長が二人で凄い滑りができれば良いんだよな?」
は『そ、そうですけど・・・そんなの、私ができませ・・・きゃっ』
タ「ふふ、こうやって、お姫様抱っこで滑れば良い訳だ」
は『ちょ、ちょっと!離してください!み、みんなこっち見てるじゃないですか!(/////』
タ「ダーメ。ほら、動くよ」
は『ふぇ・・・わっ、だ、だめ・・・ふぇぇぇ・・・』
タ「ぎゅって抱きついて、可愛いな」
は『べ、別府君に抱きかかえられてるから、怖いんです(///』
タ「なぁ・・・このままちゅーしようか?」
は『な、何考えてるんですか(///』
タ「思い出作り?」
は『だ、だからって・・・とにかく、降ろしてください(///』
タ「やだ。ちゅーしたら考えなくも無い」
は『うぅ・・・別府君の意地悪』
タ「委員長は軽いから、何週でもいけそうだなぁ・・・」
は『そ、そんな・・・』
タ「どうする?」
は『・・・します(///』
タ「やった」
は『はぁ・・・強要されました。最低です』
タ「その割には、ちょっと楽しそうじゃない?」
は『そ、そんな訳ないじゃないですか!(///』
タ「はいはい・・・じゃ、あの辺りの人が少ないあたりで」
は『わ、分かりました』
ぎゅ・・・
タ「うん?強く抱きしめてきて・・・どうしたの?」
は『い、イチイチ聞かないでください!まったく、デリカシーがないんですから』
タ「じゃ・・・いいかな?」
は『す、スピード落としてください』
タ「うん・・・はい」
は『じゃ、じゃぁ・・・』
タ「委員長・・・じゃなくて、遥」
は『タカシさん・・・』
ちゅ・・・
タ「ぷはっ・・・遥、好きだぞ」
は『わ、私も・・・です(///』
子「あー、ちゅーしてる!すげー」
子『らぶらぶ・・・です・・・』
は『わーわー、ち、違うの。こ、これは無理やりね?(///』
タ「二人もラブラブなんだろ?じゃ、しちゃえよ」
子「え?じゃぁ・・・ちーちゃん」
子『ほんとは・・・いやだけど・・・しょうがない・・・とくべつ・・・してあげる』
は『わっ・・・本当にしてます・・・』
タ「子供は影響されやすいな。あはは」
は『あはは、じゃないです!降ろしてください』
タ「あと1週したらね〜」
は『もう・・・ばかぁ(////』
タ「・・・」
は『まったく、ここまでバカだとは思いませんでした』
タ「いや、さすがにお姫様抱っこで3週とかやり過ぎだったな。全身が痛い」
は『自業自得です』
タ「で、でもさ・・・また行こう?ね?」
は『ま、まぁ・・・その・・・一人で普通に滑れるようになるまでは・・・行ってあげなくもないです(///』
−続く−
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 09:54:49.60 ID:IT8g04AGO
ほ
402 :
GJ:2007/12/31(月) 10:01:23.27 ID:04eNFLA0O
何人ツンデレを使う気だバカww
>>400 この話の舞台はツンデレの多い所ですねwww
続きをらにやにして待ってるってますwwwwww
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 10:19:38.62 ID:HiuAY1A4O
>>400 このままいくと所構わずセクr……あ、婦警さん今日は大晦日ですよお仕事は控えターン
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 10:35:07.60 ID:8BmgaKLZO
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 10:49:31.74 ID:2MYomT+GO
保守
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 11:09:28.97 ID:zcgXY8cJO
保守
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 11:21:25.44 ID:ItlSuWtsO
保守
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 11:22:22.09 ID:zZhAMnk3O
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 11:38:31.45 ID:5MKUJ5/80
風邪ひいて熱が下がらない保守
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 11:54:45.97 ID:8BmgaKLZO
ほ
412 :
1/2:2007/12/31(月) 11:55:13.25 ID:N02bNR4B0
「ちなみ、愛してるよ」ギュ
『…はう…タカシ…私も…大好き…(///)』
「ちなみの体、温かいな」
『…た、タカシに抱きしめられると…ふわーってなって…私、気を失いそう…(///)』
「ん?だめだぞちなみ、気を失ったらちなみからキスしてくれなくなるじゃないか」
『…じゃ、じゃあ…今のうちに…私が…』
「…ちなみ」
『…タカシ…(///)』
パチッ
ち(…なんだ、夢か…でも、いい初夢見れたし、今年こそタカシと…)
「よう、ちなみ!あけおめ!」ポンッ
『(ビクッ)さ、触らないで…気持ち悪い…』
「ちぇ、いいじゃないか肩に触れるくらい。あーあ、夢の中のちなみは素直だったのになー」
『…夢に、私出てきたの…?』
「ああ、ちなみを抱きしめる夢だったな。ちなみが可愛すぎて起きたら布団の中鼻血だらけだったwwwww」
ち(あ…もしかして、タカシも私と同じ夢を…どうしよう…うれしい…(///)
でも…恥ずかしすぎるよ…あんな私見られて…)
「現実のちなみも同じようにならないかなって思ったけど、この様子じゃ無理っぽいなwww」
『…ついに…夢と現実の区別がつかなくなった…病院行き?』
「ひでえwwwwで、ちなみはどんな夢見たんだ?」
『…っ!!…わ、私は…その…(言えない…同じ夢見てたなんて言えないよ…)』
「…?」
『私は…夢なんか見ないから…』
「なあんだ。同じ夢でも見てたらちょっと嬉しかったのにな」
『……』
413 :
2/2:2007/12/31(月) 11:55:45.02 ID:N02bNR4B0
その日の晩
「あれ?またちなみか」
『…またって…私の夢見るのは嫌なの…?』
「そんなことあるわけないって。ちなみの夢なら毎日でも!」
『…私も…ここでしか、タカシに本当のこと言えないから…』
「じゃあ、俺は昨日の続きをしたいんだけど」
『わ…私も…(///)』
「ちなみ…」
『タカシ…』
あの後ちなみさんは友子さんから他人の夢の中に入れるという変な薬をもらって
毎日使っては夢の中だけでデレデレしてるそうです。
先に夢と現実の区別がつかなくなったのはちなみさんで、時々白昼堂々と抱きついては恥ずかしい思いをしてるそうな。
そんな保守
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 12:25:54.62 ID:8BmgaKLZO
415 :
・ツンデレとお勉強 U その3:2007/12/31(月) 12:31:49.07 ID:Z1yGNuw+0
>>297の続き、6レス行くよ。
これでラストです。
416 :
・ツンデレとお勉強 U その3 1/6:2007/12/31(月) 12:32:19.74 ID:Z1yGNuw+0
僕は暇つぶし用に持ってきた小説を読みながら、勉強を続ける先輩を監視していた。と
いっても、別にずっと見ている必要はない。先輩は黙って勉強できるタイプではなく、常
に独り言をブツブツ呟いているので、それが途切れたら起こせばいい。非常に分かりやすい。
さっきまで、英語の問題にケチを付けまくっていた先輩の言葉が途絶えている。顔を
上げると、案の上、コクッ、コクッと船を漕いでいた。
「……まだ、初めて30分ちょっとしか経ってないんだけどなあ」
先輩は、この点はお母さん譲りなのかも知れない。
「先輩。起きて下さいよ先輩ってば」
『んあ?』
先輩がハッと顔を上げた。その途端、うつむいたままでいたので口の中に溜まっていた
よだれがツッと落ちてノートを汚しそうになった。
「危ないっ!!」
僕はサッと手を伸ばす。辛うじて、落ちる前に拳で受け止める。それから、ごく自然に
拳を口に持っていくと、それを舐め取った。
『ちょっ……あっ……アンタ、何してんのよっ!!』
先輩が怒鳴り声を上げる。顔を見ると、真っ赤だった。
「何って、手に付いた先輩の唾液を舐め取っただけですけど」
『具体的に言うなっ!!』
冷静に事実を言っただけなのに怒られた。それから、先輩はティッシュ箱を指して言った。
『そこにティッシュがあるじゃない。それで拭けばいいのに、何で口で舐め取るのよ!!』
「何でですか?」
先輩は少しの間、パクパクと口を魚のように動かしていたが、それからやっとの事で言
葉を発した。
『何でってその……アンタ……きっ……汚いでしょ!! 人のよだれなんて……』
「先輩のだもの。汚くなんてありませんよ」
サラッと言うと、先輩の顔がまた沸騰する。僕は続けて言った。
「それに、唾液の交換なんていくらだってやってるじゃないですか」
『そんな言い方するなっ!! キスっていいなさいよ。キスって!!』
417 :
・ツンデレとお勉強 U その3 2/6:2007/12/31(月) 12:32:50.38 ID:Z1yGNuw+0
思わず怒鳴ってから、先輩は自分の言葉にまた動揺したようだった。もう変わりようが
ないくらい顔は真っ赤だったけど、恥ずかしげに身をキュッと縮ませる。そんな先輩はた
まらなくいとおしかったり。
「そんな事より先輩」
僕はコタツから出ると、ティッシュ箱を取って先輩に近寄った。
『なっ……何よ』
「よだれ。口に付いてますよ」
そう言って、先輩の口の周りにティッシュを当てて、拭い取る。
『んっ……んんっ……』
先輩は抵抗もせず、おとなしく僕にされるがままになっていた。ティッシュを離してか
ら、初めて僕を睨み付けた。
『何すんのよっ!! そ……それくらい、自分で出来るわよ。子ども扱いしないでくれる?』
しかし、僕はそれには取り合わず、先輩の口の周りを見た。うん。もう何も付いていない。
「よし。取れましたよ。それから、目は覚めましたか?」
そう聞くと、先輩は憤然として答えた。
『おかげ様でね。フンだ、このバカッ!!』
最後に一言罵ってから、先輩は再び、苦手な英語との格闘を開始したのだった。
――妙に、静かだな
先輩が、である。寝ているのかと思って顔を上げて先輩を見たが、一応起きてはいるよ
うだ。しかし、シャーペンを机に置いたまま、何やら考え込んでいるようで、腕組みをし
ているかと思ったら、頭を掻き毟ったりしている。
「先輩」
僕が声を掛けると、先輩はハッとして僕を見た。
『なっ、何よ? ちゃんと起きてるわよ』
「知ってます。けど、起きてても手が止まってたら意味無いと思うんですけど」
先輩はハッとした顔をして、慌ててシャーペンを手に取った。
『うるさいわねっ!! ちゃんとやればいいんでしょ。やれば!!』
逆切れ気味に怒鳴る。それから何故か意味不明のことを言った。
418 :
・ツンデレとお勉強 U その3 3/6:2007/12/31(月) 12:33:21.21 ID:Z1yGNuw+0
『そもそも、集中出来ないのも、アンタのせいなんだから……』
「は?」
思わず聞きとがめると、先輩は慌てて首を振った。
『何でもないっ!! ていうかいちいち人の言葉に反応しないでよね。このバカ!!』
何もしていないのにバカと言われるのは非常に理不尽だけど、先輩に文句を言うと真面
目に勉強してくれなさそうなので、仕方なく我慢して読書に戻った。
しかし、それから十分も経たないうちに、再び先輩が静かになった。うつらうつらとし
ているが、今回はよだれは垂れていないようだ。
「先輩。起きて下さい」
しかし、今度は僕の言葉にもピクリとも反応しない。
「先輩ってば!!」
ダメだ。やはり反応なし。仕方なく僕はコタツを出て先輩の側に回る。
「起きて下さいってば。先輩」
ツンツンと柔らかいほっぺを突付いてみる。が、イヤイヤをするものの、起きようとは
しない。肩を揺すっても起きない。脇を突付くと、やはり腕で抵抗はするものの、起きない。
というか、何か変だ。
妙に寝息も規則正しい気がするし、動きも寝ているにしてはわざとらしいように見える。
ちょっと、試してみよう。
「先輩。先輩ってば」
予想通り呼びかけに反応は無い。僕は、続けて言った。
「先輩。起きないとキスしますよ。先輩ってば」
無反応……では無かった。寝息が一瞬、ピタリと止まり、それからまた規則正しく始まる。
――全く。さっきの僕の言葉でキスしたくなったんだな。素直じゃないんだから……
どうやら、僕がこういうだろうと予測しての先輩の狸寝入りらしい。でも、僕としても
願ったりかなったりなので、ここは素直に乗ろう。
僕は、先輩の顔をこっちに向けると、半ば無理矢理に先輩の唇に僕の唇を重ね合わせた。
419 :
・ツンデレとお勉強 U その3 4/6:2007/12/31(月) 12:33:51.75 ID:Z1yGNuw+0
いつも以上にたっぷりと唇を堪能して吸う。寝ているんだから、多少は何してもいいだ
ろう。うん。ぷにぷにで柔らかくて気持ちいい。
それから、舌を半開きの口に割りいれた。すると、寝ているはずの先輩の舌が出迎える
かのように絡んでくる。が、僕はそれを無視して、口腔内を舌で這わせる。
『ふぁふっ……ふぁ……んん……』
無視されたのが不満なのか、先輩の舌の反応が激しくなる。クスッと心の中で笑い、僕
は先輩の舌先に自分の舌先を合わせた。クニクニと押し合ってから、お互いに舌を絡めて
たっぷりとねぶりつくす。それから、僕は敢えて唇を離し、舌を引っ込めようとしたが、
先輩は満足していないのか、僕の舌を解放しようとはせず、お互いに口から舌を出した状
態で絡める。それからもう一度、僕は先輩の唇に強く唇を押し付けた。
『んんんっ!!!!』
先輩の熱い吐息が僕の口に入ってくる。僕は舌を自分の口に戻すと、今度は先輩の舌が
僕の口に入ってきた。絡め合い、たっぷりと吸ってから、ようやく僕は唇を離した。先輩
は、まだ名残惜しそうに舌を出していたが、スッと引っ込めてから、僕を睨み付けた。
『何すんのよ……ハァ……ハァ……人が寝てる隙に……キスするなんて……最低……』
「断ったじゃないですか。起きないとキスしますよって」
ちゃんと聞こえてたはずだけどな、と心の中で思う。
『寝てるのに聞こえるわけ無いでしょ……この、卑怯者……』
そこまで言われると、ちょっと頭に来るので、ここらで逆襲する事にした。僕は先輩を
ジッと見つめる。
「先輩」
『……なっ……何よ?』
ちょっと戸惑いがちの先輩に、僕はニッコリと微笑んで言った。
「起きてたでしょ?」
『んなっ!!』
その瞬間、先輩の耳と鼻の穴からプシューッと蒸気が噴出した。少なくとも僕にはそう見えた。
420 :
・ツンデレとお勉強 U その3 5/6:2007/12/31(月) 12:34:22.41 ID:Z1yGNuw+0
『なっ……なっ……な…………』
あんな狸寝入りがバレてないと思う辺りが、この人の可愛いところだと思う。
『誰が起きてたって言うのよ!! あたしは……その……その……ちゃんと寝てたわよっ!!』
何か必死でごまかそうとしているけど、全然ごまかせていない。僕は頬が緩むのを抑え
ることが出来ず、ニヤニヤしっぱなしになってしまった。
「寝てた人が、あんなふうに、いきなり舌を絡めてきますかねぇ」
そう言ったら、先輩の肩がブルブルと震えた。ヤバイ。ちょっとからかい過ぎたか? し
かし、そう思ったときは既に遅く、先輩は恥ずかしさと怒りで大爆発した。
『う……うるっさあああああああああっっっっっ!!!!! ししし、死ねぇっ!!!!
このドスケベ変態バカ痴漢っっっっっ!!!!!!』
「わっ!! 痛い痛いっ!! 先輩、物を投げるのは良くないですよっ!!」
先輩の手からあらゆる物が飛んで来るのを、僕は必死で防御しなければならなかった。
「ありゃりゃ? 本当に、寝ちゃったか?」
僕の前では先輩が机に突っ伏したままピクリとも動かない。すやすやと音を立てる寝息
は、どうやら本物のようだ。
怒り狂う先輩をやっとの思いでなだめすかして、受験勉強を再開させてから二時間。そ
の間も何度か寝そうになる先輩を起こしていたが、どうやら限界を突破したらしい。
「先輩!! 起きて下さい!! 先輩ってば!!」
先輩の傍に近づいて耳元で呼んでみる。
『ん……むにゃ……』
「先輩ってば。我慢出来ないなら、ちゃんとベッドで寝た方がいいですってば」
肩を掴んで揺すり起こすが、先輩は嫌そうに体を僅かに動かしただけで、一向に起きる
気配が無い。口元からよだれが垂れている辺り、今度は間違いなく、熟睡しているようだ。
「ったく……しょうがないな」
コタツで寝て、風邪でも引かれたらたまらない。僕の冬休みが先輩の看病で終わってしまう。
「じゃあ、ちょっと失礼しますよ」
僕は、先輩を抱っこしてベッドまで運ぼうと、手を差し出した。その時。
『……べっ……ぷ……君……』
421 :
・ツンデレとお勉強 U その3 6/6:2007/12/31(月) 12:36:30.63 ID:Z1yGNuw+0
僕の名前が呼ばれて、僕は動きを止めた。
「先輩?」
恐る恐る先輩の顔を覗きこむが、とても気持ち良さそうな寝顔である。どうやら寝言らしい。
「やれやれ。夢の中でも、僕をこき使ってんのかな?」
そう独り言を呟く。と、先輩がまた、寝言を言った。
『……ゃ……らぁ……そこ……ん…………』
僕は思わずドキッと胸が高鳴った。
「……一体……どんな夢を見ているんだろう……?」
気になって仕方が無かったが、先輩の事だ。多分夢の内容なんて覚えていないだろうな。
仮に覚えていても、教えてなんてくれないだろうし。
「もう少しだけ……このまま、寝かせておくか」
せっかく、幸せそうな夢を見ている先輩を動かすのが忍びなく思い、僕はしばらく、コ
タツに入ったまま、すやすやと寝息を立てる先輩の寝姿に見入っていたのだった。
終わりです。
その1は
>>274-276 その2は
>>291-297 ではみなさん。よいお年を
来年もたくさん良いツンデレにめぐり合えますように(-人-)
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 13:03:04.11 ID:IT8g04AGO
保守
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 13:03:33.53 ID:Kl492NGF0
GJ
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 13:04:35.17 ID:7DMSxBi9O
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 13:22:43.94 ID:8BmgaKLZO
ほ
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 13:31:15.35 ID:ItlSuWtsO
保守
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 13:48:02.23 ID:8BmgaKLZO
ほ
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 14:13:00.59 ID:2MYomT+GO
保守
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 14:24:33.35 ID:TnpzCgD4O
ほ
・ツンデレに「お前と会うのもこれが最後だな・・・(今年)」って言ったら
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 14:43:27.73 ID:zZhAMnk3O
保守
保守
保守
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 15:25:53.59 ID:IT8g04AGO
さ
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 15:35:20.34 ID:E18pZ8tmO
>>431 タ「はぁ…今年も終わりか」
梓「珍しくしょげてるね。どうしたの?」
タ「ん? おお、ボクっ子」
梓「ボクっ子て言うなぁ! せっかく人が話しかけてあげてるのに!」
タ「いや…今日でお前と会うのも最後だしな…って」
梓「……は? な、何言ってんの?」
タ「だから、お前と会うのは最後だって」
梓「ど…どこに行っちゃうのさ?」
タ「そうさなぁ……寺だな」
梓「寺!?」
タ「そうだよ。何かおかしいか?」
梓「寺って…嫌なことでもあったの?」
タ「まあ、色々あったな」
梓「……ボクのせい?」
タ「お前の? うーん…あるかもなぁ」
梓「!!」
タ「おっと…大晦日だし、これ以上時間取らせたら悪いだろ。じゃあな」
梓「…ぐすっ」
タ「……梓?」
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 15:36:39.62 ID:E18pZ8tmO
梓「ボク……ボク…もっと素直になるから…いか…えっぐ……いかないでよぉ…」
タ「ちょwなぜ泣くww」
梓「だって…タカシが寺に行ったら、ひぐっ…会えなく…っ…なるでしょ…?」
タ「……あー」
梓「置いて…いかないでよ…」
タ「あのー…とても言いにくいことなんだが」
梓「…ふぇ?」
タ「別に、今生の別れじゃないぞ? 今年会うのが最後ってこと。それに、寺に行くってのは初詣のことだぞ」
梓「……」
タ「安心しろ。俺はお前を置いて行きやしないよ」
梓「もう…余計な心配させて…」
タ「言い方が悪かったな。ゴメンごめん」
梓「…寒くなっちゃった」
タ「ジュースくらいなら、奢るぞ? お詫びの意味も含めて」
梓「そんなの当たり前じゃんか!」
タ「なっ…じゃあ、なんだよ?」
梓「し、しばらくギュッとしてよ…」
タ「……はいはい」
梓「はいはいじゃないの!!」(////)
ボクっ子分が少なくなってきたから
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 15:38:07.31 ID:pTFJ1FuG0
ああボクっ娘になら萌え殺されてもいい
残念だが初詣は寺じゃなくて神社な
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 15:48:39.37 ID:E18pZ8tmO
>>440 うん、分かってるとは思うけど、つじつま合わせって考えてくれよ。な?
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 16:00:22.85 ID:IT8g04AGO
ほ
出掛け保守
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 16:32:47.11 ID:IT8g04AGO
ほ
……寺も神社も今時の若者にとっては一つに纏められてるからなぁ。
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 16:41:00.40 ID:FGxvPgvrO
寺に行くのは何て言うの?
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 16:56:01.95 ID:IT8g04AGO
(////)秘密
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 17:07:17.23 ID:4/pXIb4gO
ほ
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 17:23:50.77 ID:IT8g04AGO
ほ
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 17:46:33.62 ID:NXh1+IFs0
ho
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 17:47:55.76 ID:SByxya6aO
あと10分くらいか
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 17:54:10.41 ID:cVfnsR0Y0
今年もツンデレのお陰でいい年でした
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 17:54:43.72 ID:b8KcBfPrO
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/31(月) 17:55:04.35 ID:IT8g04AGO
このスレ愛してるよ
457 :
スレ:
>>456 な、ななななななな何言ってんのよ!(///)
アタシは人間じゃないのよ!?
ばっかじゃない!?
そ、そんなこと言われたって嬉しくなんかないんだからねっ!?(/////)