1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
25日に逝きました
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:04:13.42 ID:fVHnhWDq0
ですが26日には
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:05:04.87 ID:dXE2+drR0
1です
まさか立つとは
とりあえず聞いてください
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:05:42.07 ID:d567I+w00
 ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
-=ニニニニ=-
ハ,,ハ _,,-''"
_ ,(゚ω゚ ) ,-''"; ;,
/ ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
(.゙ー'''", ;,; ' ; ;; ': ,'
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' ┼ヽ .ー レ -|r‐、. レ |
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' d⌒) 、_ (__ /| _ノ __ノ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:08:08.37 ID:dXE2+drR0
今僕は一人暮らしをしています。
27日に実家に帰ろうと思ってました。
すると25日に母からメールで
「突然だけどおじいちゃんがなくなったから行くよ!」
と言われました。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:10:01.27 ID:dXE2+drR0
母方のおじいちゃんが亡くなったので、
母の実家の長野県まで急遽行くことになりました。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:13:11.15 ID:dXE2+drR0
喪服などもっていなかったのでスーツをもって行きました。
おじいちゃんは、年のせいか、何かをしゃべっても
何と言っているのかわからなかった記憶があります。
でもいつも会ったときはハグしてくれて、
「がんばりなさいよ」
と言ってくれた記憶があります。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:15:09.16 ID:Bta61ZSl0
うん
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:16:25.61 ID:dXE2+drR0
「記憶があります」と書いたのには訳があります。
基本的に僕は家族でどこかへ行ったりするのが嫌いで、
毎年正月に長野のおばあちゃん家に行っていたのですが、
ここ数年はめんどくさいという理由で行ってませんでした。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:19:54.54 ID:dXE2+drR0
今思えば、とてもおじいちゃんに悪いことをしたような気持ちです。
おばあちゃん家に到着して、家の中にはいると
喪服を着た親戚のおじさんおばさん。
会ったことないおじさんおばさんがいて
とてもあわただしい様子でした。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:22:54.21 ID:dXE2+drR0
僕は足元にある大きな白い箱に気づきませんでした。
おばあちゃんが
「おじいちゃん、見てあげて」
と白い箱を指差したので
反射的にその箱を見ると、
顔のところだけ蓋があいていて
そこにはおじいちゃんがいました。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:26:04.44 ID:dXE2+drR0
僕はびっくりしました。
心拍数も一気に上がりました。
なぜかわかりませんが直視できませんでした。
そしてスーツに着替えてるときに父に
「しっかり見たか?」
と言われ、僕はしっかり見ていませんが
頷きました。
しっかりなど見れません。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:29:47.05 ID:dXE2+drR0
しばらくして業者がきて、お通夜の会場へとおじいちゃんを運ぶとき
おばあちゃんが
「いよいよ、いくんだよ」
とおじいちゃんに話しかけてました。
僕はそのとき、おじいちゃんおばあちゃんの
これまでの苦労や喜びなどといったものを悟った気がしました。
泣きました。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:34:12.44 ID:dXE2+drR0
お通夜会場に着きました。
お葬式ははじめてなので何かと段取りがわからなくて落ち着きませんでしたが、
無事始まりました。
お坊さんがお経らしきものを読んで、その間にお焼香をしました。
そのとき、おじいちゃんの写真に向かって合掌しましたが
なにを考えていたかはわかりません。
きっと僕の頭の中は真っ白でした。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:34:56.66 ID:dXE2+drR0
1です
誰かいますか?
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:37:22.07 ID:0fU5Zd7NO
見てる
続けてくれ
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:38:55.20 ID:dXE2+drR0
お通夜は無事おわり、その日はすぐに休みました。
次の日、お通夜にこれなかった姉と妹もかけつけました。
姉も自立していてなかなか会う機会がなく、これが3年振りくらいです。
しかし僕たち兄弟は仲が悪かったので、会話などは一切ありませんでした。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:40:48.02 ID:dXE2+drR0
16
ありがとう
でもオチとかはないから期待しないでください
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:46:06.63 ID:dXE2+drR0
お通夜よりもたくさんの人が来てくれました。
そして告別式がはじまりました。
事務的に進める司会に少し苛立ちを感じながらも
着々と式は進みました。
今度は4人のお坊さんがお経らしきものを読んで
またお焼香をしました。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:46:33.96 ID:Az2WK0wqO
何気に気になる。
続きを書いてくれ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:49:35.80 ID:dXE2+drR0
このお焼香の時も頭は真っ白でした。
そして全員のお焼香が終わると、
喪主であるおじさんが、代表で合掌しました。
とても長い合掌でした。
それを見てまた僕は泣きそうになりました。
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23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 01:59:17.25 ID:dXE2+drR0
そしていよいよ火葬場へと向かうとき、
おじいちゃんの棺にお花を入れてあげてくださいと言われ
みんなで入れました。
このとき一番近くでおじいちゃんを見ました。
泣きました。
おじいちゃんはほとんど苦しまずに逝ったらしく、
とても安らかな顔をしていました。
お花をたくさん入れてあげました。
お母さんはおじいちゃんに手紙を書いていて
「読んでね」
と言って泣きながら手紙を棺に入れました。
おばあちゃんはそれを見て
「むこうで読みなさいね」
とおじいちゃんに言いました。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 02:09:58.52 ID:dXE2+drR0
僕はもうボロ泣きです。
おじいちゃん、もう死んでるのに、手紙かいたって読めないのに。
そんなことはみんながわかっていることですが、
それも手紙を書いた母を見て
おじいちゃんが家族からどれだけ愛されていたのか知りました。
いつかまたこの時がきます。
おばあちゃん、父方のおじいちゃんおばあちゃん、
そして僕の父、母・・・
目の前で父や母の体が横たわっているのを想像すると
気が気じゃありません。
狂いそうです。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 02:15:04.54 ID:dXE2+drR0
兄弟も泣いていました。
同じ気持ちだったんでしょう。
みんながお花を入れ終わり、合掌をしました。
この時僕は、何か伝えなければ。と思いましたが、
頭が真っ白だったので、また何も言えないと思ったその時、
とっさに出てきた言葉が
「お疲れ様」
でした。
もっとたくさん言いたいことがあるはずなのに
言えませんでした。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 02:21:34.56 ID:dXE2+drR0
そして火葬場に行きました。
火葬場で、最後にみんなで棺をぐるりと一周して
おじいちゃんの顔を見ました。
これが最後のお別れになりました。
そしていよいよおじいちゃんは火葬される部屋に入って行きました。
おばあちゃんと母はいつまでも扉の前で泣いていました。
まともに歩けない母を父が寄り添いながら去って行きました。
父と母のこんな姿ははじめてみましたが、
また涙がでてきました。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 02:28:59.10 ID:dXE2+drR0
火葬が終わるまでの間、おばあちゃんがいろいろ話してくれました。
おじいちゃんが、僕の姉が嫁に行く時の結婚式に行くために
足を鍛えていたこと。
おじいちゃんが、僕の専門学校の学費として100万円くれていたこと。
そして何より、今度の正月にまたみんなに会えることを楽しみにしていたこと。
(でも僕は行かないつもりでした・・・おじいちゃんごめんね)
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 02:43:52.76 ID:dXE2+drR0
火葬が終わったのでまた火葬場へ行きました。
目の前におじいちゃんの骨が横たわっています。
不思議な気持ちです。
火葬場の人が
「これは頭蓋骨です。これは喉仏です。」
と説明しながら取っていき、それをまた親族で容器のようなものに移しました。
これで全ては終わりました。
お坊さんが
「全ては無からはじまり、また無へとかえるのです」
といっていました。
でもおじいちゃんは無にはなりません。
残った者たちがおじいちゃんの意思を受け継いでいくことによっておじいちゃんは生き続けると思います。
今回、突然こんなことが起きて、今までの自分の行動に腹が立ちました。 おじいちゃんが亡くなって、家族の大切さや、人が”死ぬ”ということなど
いろいろ考えさせられました。
逆に、おじいちゃんが亡くなってからでしか、気づけなかったのがとても残念です。
本当に人生はなにが起こるかわからないですね。
これをきっかけに、自分にとって大切なものを見極めて生きていきたいです。
この話はこれでおしまいです。
自己満足な内容、誤字脱字、ごめんなさい。
見てくれた人ありがとう。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 02:45:47.44 ID:Ep8EgMFw0
乙かれ
正直全然読んでないけど楽になったか?
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 02:49:41.70 ID:dXE2+drR0
>>29 うん。
これ書きながらも泣いちゃったけど
もう大丈夫。
31 :
市大法 ◆m3XSVxYocM :2007/12/28(金) 02:52:40.95 ID:KgWx+T0xO
俺は読んだよ。
ガンガレ。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 02:56:12.26 ID:dXE2+drR0
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 02:58:27.36 ID:fNfgA/Z4O
俺もよんだ
なんか心にくるものがあった
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 03:00:28.61 ID:0fU5Zd7NO
VIP終わったと思ってたけど、捨てたもんじゃないな
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 03:02:26.25 ID:I/wKmTni0
今度は一人になったばあちゃんを大切にしてやってくれ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 03:36:05.23 ID:dXE2+drR0
みんなありがとう。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 04:05:41.93 ID:ob9U1PN+O
26日に隣のじいさんが死んだ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/28(金) 04:16:31.51 ID:WNrYkg1Y0
うまく励ませないけど…
元気出して頑張れ
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
) ,,、-ー:::::::::::: 、)), /
や 思 ど ヽ 必`::::::::::::、;;;;;::::::::- : : / な ケ と
り い う ノ ゝ:::,((((("''ノノJjノ:::.:..:.i っ ツ
ま. き だ ) ゞ`` ,,==≡ ゞ:::,-、', た も
く . り ゙, |;;;≦ ' U` ヾ::(上i/ こ き と
ら セ こ ゙, ヽ''Ei - ~ |ノ)ノノi . と れ に
な ッ れ i l ! _ i /::ヽ だ い か
い ク か ノ l ` _, --ァ ij / レ")::ヽ し に く
か ス ら ノ i `、 ゙ , `ー ~ ,, / '"j)人 /
? を ノ | i ゙ ,  ̄ /ノ ‐'" ̄ ̄`"レ、--、ー"
人 ノ\( | |, -、 \_,,、</ \:::`.、
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