( ^ω^)ξ゚听)ξ川 ゚ -゚)彼らは今日も愉快なようです
1 :
◆AXQl/ELPPk :
\ U /
\ U /
/ ̄ ̄ ヽ,
/ ', / _/\/\/\/\/|_
\ ノ//, {0} /¨`ヽ {0} ,ミヽ / \ /
\ / く l ヽ._.ノ ', ゝ \ < お久しブリーフ! >
/ /⌒ リ `ー'′ ' ⌒\ \ / \
(  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)  ̄|/\/\/\/\/\/ ̄
` ̄ ̄`ヽ /´ ̄
| |
−−− ‐ ノ |
/ ノ −−−−
/ ∠_
−− | f\ ノ  ̄`丶.
| | ヽ__ノー─-- 、_ ) − _
. | | / /
| | ,' /
/ / ノ | ,' \
/ / | / \
/_ノ / ,ノ 〈 \
( 〈 ヽ.__ \ \
ヽ._> \__)
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:26:07.49 ID:Tc3lyJu40
ここVIPだよ
板違うよよくみて
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:27:20.71 ID:KSeOVD310
アルバイト板でやれ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:28:22.19 ID:i6tmEZT/O
番外編?
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:28:57.26 ID:/kVGdxVj0
・まずはじめに
このお話は以前書いた「ショボン一家は今日も愉快なようです」の番外編ですが、
本編を予め読んでいる必要はございません。読んでるとちょっぴり得する程度です。
思ったより長くなったので前後編に分けて投下しようと思います。
後編が書けてないという意味ではありません。本当です。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:31:08.50 ID:i6tmEZT/O
これが「念押しすると胡散臭く感じる効果」か…ゴクリ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:31:24.08 ID:/kVGdxVj0
ξ゚听)ξ「ブーン、お茶」
( ^ω^)「今月厳しいんだお、勘弁してくれお」
_, ,_
ξ゚听)ξ「はあ? 尽くせよ」
( ^ω^)
( ^ω^ )
ξ゚听)ξ「どこ見てんのよ。ホラ早く買ってくる。午後ティー。あ、ホットね」
( ^ω^)「……把握した」
川 ゚ -゚)「まあまあ。ここは一つ私が買ってこよう」
ξ゚ー゚)ξ「感謝しなさいよね?」
(;^ω^)「ツンはどういう思考回路してるんだお」
川 ゚ -゚)「礼には及ばん。行ってくる」
( ^ω^)ノシ「いってら」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:32:24.08 ID:6RRuRYNfO
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:32:48.65 ID:/kVGdxVj0
:( ^ω^):「うー、さぶさぶ……」
ξ゚听)ξ「……」
ξ#゚听)ξ「遅い!」
( ^ω^)「まだ五分も経ってないお、ツンはせっかちすぎだお」
ξ(-ε-ξ「だって寒いんだもん」
( ^ω^)「中庭で休憩するって言ったのツンだお」
ξ(-ε-;ξ「う」
:( ^ω^):「ふぅ、それにしてもすっかり寒くなったもんだお」
ξ゚听)ξ「……」
ξ(゚−゚ξ彡ξ゚−゚)ξササッ
( ^ω^)「ツン、どうかしたかお?」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:35:00.06 ID:/kVGdxVj0
Σ( ^ω^) )ξ)))ススス ピト
(;^ω^)「ちょ、おま」
ξ////)ξ「……あったかい?」
( *^ω^)「うわぁ、ツンの手、あったかいナリぃ……」
ξ////)ξ「まだ、気になるかな?」
( *^ω^)「んー、ちょっとは」
ξ////)ξ、「そっか」
( *^ω^)「おっおっ、でも何だか寂しいお」
ξ////)ξ「ば、バカ! これでも頑張ったんだから!」
『なるほど……これが世に言うツンデレでござるか』
( ^ω^)ξ゚听)ξ「!!」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:36:39.36 ID:6RRuRYNfO
( )
(ω・´)!?
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:36:45.11 ID:HdylyFgNO
引き際を見誤るとは哀れだな
だが大好きだ支援
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:37:08.98 ID:/kVGdxVj0
│_, ,_
│゚ー゚)+
│と)
│
(゚ξ ξ(^ )
ビシッ 。
│ /
│Д )<⌒°ビシッ
│と)
│ \ \スポンスポン
( ξ ξ(^ )
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:39:20.78 ID:/kVGdxVj0
_, ,_
川 ゚ -゚)ゞ「痛いでござるな」
ξ; Д )ξ「あwせdrftgyふじこlp;@!!」
( ^ω^)ノ⌒゚ ゚「ツン、落ちたお」
ξつ凵ソ)ξモゾモゾ
ξ;゚听)ξ「くくくくクー!! アンタいつから!?」
_, ,_
川 ゚ー゚)「五分ほど前から居たでござるよ、ニンニン」
( ^ω^)(なんで忍者風味なんだお?)
ξ;゚听)ξ「この覗き魔! 変態! 死ね!」
川 ゚ -゚)「むしろ死すべきはそっちだろうこの痴れ者が。
よくもまあ、公衆の面前でイチャイチャできるものだ」
ξ;゚听)ξ「勘違いしないでよね、ブーンが寒いって言うから温めてあげてただけなんだから!」
( *^ω^)「お陰で体が火照ってしょうがないお」
ξ#゚听)ξ「シャラップ!!」
/っ⊂彡☆#)ω゚):「ブッヒヒヒィィーーーッ!!」
川 ゚ -゚)(相変わらず手首のスナップが効いている)
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:41:46.24 ID:KSeOVD310
そろそろ空気読んだようがいいだろ?
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:41:54.36 ID:6RRuRYNfO
誰かと思ったらクーかwww
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:43:08.07 ID:/kVGdxVj0
(#)ω^)「ここは一つ開き直って、僕とツンの公開イチャイチャショーを見せ付けるお」
ξ////)ξ「するかっ!! クーも何かこの馬鹿に言ってやってよ!」
川 ゚ -゚)「ううん、罵ってもブーンには逆効果だからなあ……」
( ^ω^)「何言ってくれるのかwktk」
川 ゚ -゚)「お前を産んだ親は可哀想だ」
(ヽ^ω^)「そういう心に来るのはやめてくれ」
ξ#゚听)ξ「キサンが茶ば買いに行かんけんこげな事なるったい!!」
( ´ω`)「言いがかりにも程があるお……あと日本語でおkだお」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:44:07.34 ID:6/Bk/1SIO
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:44:34.74 ID:NlMBslhA0
ブーンwwwwwwwwwww
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:45:37.62 ID:/kVGdxVj0
ξ゚听)ξ( ^ω^)川 ゚ -゚)
さて、このちょっとおかしな三人組、ツン、ブーン、クー。
彼らは同じ大学に通う大学生である。
ξ゚听)ξ(^ω^ )川‐ο‐)〜
η
学部が同じという事もあり、彼らはいつも行動を共にしている。
一見、三角関係のように見えなくも無いが、実際は違う。
ξ(////ξ彡ニつ)ω^ )川 - -)zzz
/つ
恋人同士であるツンとブーンにクーが付随する形、
若しくは親友同士であるツンとクーにブーンが付き従う形。
どちらにせよこの三人、友人が他に居ないのである。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:47:10.24 ID:NlMBslhA0
やっぱり、この作者はAAのセンスがいいなww
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:47:21.74 ID:/kVGdxVj0
ショボン一家は今日も愉快なようです 番外編
ξ゚听)ξ( ^ω^)川 ゚ -゚)彼らは今日も愉快なようです
トップノート:彼氏彼女の事情
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:48:48.05 ID:pPzo4LXUO
マンガ読んでるみたいでイイ!!
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:49:09.42 ID:/kVGdxVj0
※
親友の定義とは何であろうか。
「話していて心から楽しいから」「拳で語り合った仲だから」「前世で決められた事だから」
人によって答えは無数にあり、明確な正解は存在しない。
ξ゚听)ξ
ある事をきっかけに、宝根ツンはそれを『腹を割って話し合えるような存在』と考えるようになった。
_, ,_
ξ゚ー゚)ξ+
地方の有力者の一粒種として生まれ育ち、
成績優秀、スポーツも難なくこなし、貰ったラブレターは数知れず。
高飛車な性格ではあったが、義理堅く困った人を放っておけない性格で、
中学時代の彼女は異性同性問わず人気があった。
それまでの彼女も、こと友人に関しては人並み以上に恵まれていたし、
親友がどうのこうのと青臭い考えに浸る事もなかった。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:49:10.34 ID:F1uVpiyJO
支援
あー、やっぱりこのツンうぜー
しかし作者の作品は好き
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:51:26.85 ID:/kVGdxVj0
ξ゚听)ξ?
彼女が異変に気付いたのは、高校受験を間近に控えたある日の事だった。
?ξ(゚ε゚;ミ;゚з゚)ξ?
気が付くと、周りに誰もいない。話しかけても、何故か避けられる。
最初は受験シーズンのせいで、皆ピリピリしているのだろうと思っていた。
だが昼休みになると今まで通りに談笑し、楽しそうに下校していく。
:ξ#゚ー゚)ξ:
突然の仕打ちに彼女は憤慨した。
面識の無い他クラスの生徒ならいざ知らず、
今まで親しくして居た友人までもが手の平を返したかのように素っ気無い。
理由を聞こうと問い詰めてはみたが、俯いたまま謝罪するばかりで話にならなかった。
支援
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:52:56.84 ID:NlMBslhA0
支援
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:54:43.50 ID:/kVGdxVj0
ξ'兪)ξ=3
確かに、彼女の性格は良くはなかったが、最悪と言う程でもない。
だが、そういった自分の性格を考慮した上でも、一体何が原因なのか分からない。
ξ゚听)ξ!
そこまで至った所で、彼女は一つの心当たりに気が付いた。
,ハ,,ハ
(ФωФ)
.ノ^ yヽ
ヽ,,ノ==l ノ
.,,.,.,,,.,.,,,.,.,,,., / l |.,,,.,.,,.,.,,,.,.,,.,.,,,
父親の存在である。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:54:45.86 ID:8/i6LKQkO
ショボン一家大好きだったんだ
支援
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:56:38.09 ID:twUD3701O
ショボン一家1番好き!!!!!!
全力支援
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:56:54.49 ID:/kVGdxVj0
( キФωФ)
有体に言うと、彼女の父親は極道──それも、辺り一帯を取り仕切る大親分であった。
物心付く前から屈強そうな男衆に囲まれて育った彼女は
その事についてあまり深く考えてはいなかったが、一般的な家庭に於いては果たしてどうだろうか。
_, ,_
ξ゚〜゚)ξ…
恐らくは、どこからか噂を聞きつけた誰かがが吹聴して回ったのだろう。
そう考えると、手の平を返したかのような友人たちの様子も頷ける。
教師達が自分を贔屓しているように感じられるのも、いわゆる『大人の事情』という事なのだろう。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:58:01.87 ID:KSeOVD310
お前らモバゲー小説とか読んで
感動できそうでうらやましい
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:59:06.24 ID:CYCzVZY+O
支援
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 21:59:12.39 ID:/kVGdxVj0
「ヤクザの娘と仲が良いなんて知れたら、内申にどう響くか分からない」
「下手な真似をすると、どんな仕返しをされるか分かったモノじゃない」
:ξ − )ξ:
裏で陰口を叩くクラスメイトの姿が、ツンの脳裏にありありと浮かんだ。
いずれは知られる事だったとしても、思春期真っ只中にあった彼女にとって、
その精神的ダメージはどれ程のものだっただろうか。
彼らに対し半ば一方的な失望を覚えたツンは、自ら人との関わりを持たないようになった。
そんな事もあって、彼女が今現在友人と呼べるのはクーくらいのものなのである。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:02:16.71 ID:/kVGdxVj0
※
( ^ω^)
内藤ホライゾンこと通称ブーンは、ある種の病気を患っていた。
四人家族の長男で、歳の離れた姉が一人。
子どもの頃の彼は、クラスに一人はいる陽気なお調子者のポジションにあった。
彼のその後の運命を決定付ける出来事が起こったのは、小学校中学年の時。
( ^ω^)〜♪
ある日の下校時間。彼は一人、鼻歌交じりに校内を散策していた。
端から端まで隅々を渡り歩き、最後にやって来たのは自分の教室だった。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:02:43.88 ID:Tg3/0MluO
良いじゃないか、そんな友人がいるだけ(笑)
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:03:31.57 ID:/kVGdxVj0
( ^ω^)…
偶然にも、教室のドアに鍵は掛かっていなかった。夕暮れの魔力がそうさせたのだろうか。
彼はおもむろに教室に入り込むと、当時好意を寄せていた女子生徒の机へと向かった。
机横のフックには、掛かったままのリコーダー。
( ^ω^)
(^ω^ )
( ^ω^ )
──その音色は、この世のどんなモノよりも甘美な響きだったと言う。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:04:24.76 ID:NlMBslhA0
変態w
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:05:05.53 ID:/kVGdxVj0
( ^ω^ )
背徳の喜びを知り、性豪へと至る道を一歩踏み出した少年ブーン。
そのエロスへの飽くなき探究心は、彼を人間的にも精神的にも大きく成長させていく。
主にダメ人間的な意味で。
( ^ω^ )
中学になりオナニーを覚えると、寝ても覚めてもオナニー三昧。
父親の秘蔵の無修正エロビデオによって蓄えた性知識を如何なく発揮、
脳内で次々に人気の高い女子生徒をその毒牙にかける。
( ^ω^ )
しかし何かが物足らない。
辞書のエロイ単語に蛍光ペンで線引きしてみても、
卑猥な擬音を一人呟いてみても、何かが虚しい。
そんな彼が二次元への可能性を見出すのは、ある意味必然であった。
インターネットの普及もまた、彼を新たなステージへと押し上げるのに一役買うのであった。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:06:03.55 ID:UxZfUej6O
ショボン一家の人か!
大好きだ頑張ってくれ。支援!
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:07:21.56 ID:/kVGdxVj0
( ^ω^ )
己の肉体とオナネタに限界を感じ
悩みに悩み抜いた結果
彼がたどり着いた結果は
感謝であった
自分自身を育ててくれたエロスへの限りなく大きな恩
自分なりに少しでも返そうと思い立ったのが
一日一万回 感謝の千擦り!
( -ω-) ( -ω-) ( ゚ω゚) (*゚ω゚)=3
人 (ヽηノ (ヾηシ
機を整え 拝み 祈り 構えて 擦る
一連の動作を一回こなすのに当初は5〜6秒
一万回を擦り終えるまでに初日は18時間以上を費やした
擦り終えれば倒れる様に寝る
起きてまた擦りを繰り返す日々
ちょwwwww
ハンタwwwwwwwwwwwww
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:08:53.09 ID:/kVGdxVj0
:(ヽ^ω^):
2年が過ぎた頃
異変に気付く
一万回擦り終えても日が暮れていない
齢18を超えて完全に羽化する
感謝の千擦り一万回
1時間を切る!!
かわりにやっぱり擦る時間が増えた
やや誇張が過ぎたが、彼の暮らしは往々にしてこんな感じであった。
( ^ω^ )
朗らかな笑顔の裏にその変態性をひた隠し、頭の中で淫らな妄想を繰り返す──
詰まる所のムッツリスケベである彼は、自身の性癖が露呈する事を極端に恐れた。
その為、ツンとクー以外の友人とは、現在も一線を引いた上辺だけの付き合いに留まっている。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:10:34.88 ID:UxZfUej6O
ブwwーwwンwwww
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:11:01.71 ID:/kVGdxVj0
※
川 ゚ -゚)
ショボ沼クーはとにかく真面目である。
毎朝決まった時間に目覚め、日課の散歩は欠かさず、予習復習は怠らない。
規律を重んじ、誠実に生きる事が大切であると、彼女はそう考えている。
(※彼女の家族構成等に関しては本編を参照して頂きたい。宣伝である)
川゚−゚)
その誠実さは彼女最大の長所であり、それと同時に最大の欠点であった。
彼女が良かれと思って言う事は、大抵の場合相手に致命的なダメージを与えた。
悪気が無い故に鋭利なのだ。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:12:24.01 ID:6RRuRYNfO
オワタ・・・
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:12:35.43 ID:NlMBslhA0
宣伝すんなwwwwww
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:13:33.98 ID:/kVGdxVj0
川 ゚〜゚)
もしカツラがズレている人を見かけたら、
彼女はそれが例え満員電車の中であっても、親切に教えてあげるだろう。
きっとオヤジは泣きながら目的地一つ前の駅で降りてしまうだろう。
明らかにサイズがアウトのゴスロリ服を着ている人がいたら、
彼女はビッグサイズの服専門店までの道程をそっと教えてあげるだろう。
小力似の女が発狂しながら街を爆走する事必至である。
川 ゚з゚)
だが彼女は、その欠点を補って尚、余りあるほど美しかった。
その身に纏ったオーラはある種の近寄りがたさを併せ持ち、常に周囲の羨望の的であった。
彼女の恋人という名誉を手にせんと、歴戦の勇士達がこぞって名乗りを上げたが、
ファミコン時代のラスボス戦のクリフトじみた口撃に、成す術も無く散っていった。
宣伝wwwwwww
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:16:17.08 ID:/kVGdxVj0
_, ,_
川 ゚ -゚) \(^o^)/
とある文学部の男子学生が愛を告白した所、その切れ味鋭い一言に
ショックを受けて破裂してしまったというのは、最早伝説である。
川*- -)
意外に思われるようだが、彼女は少女漫画愛好家だったりする。
しかしそんな彼女の一面を知る者は、ほんの一握りである。
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:20:59.43 ID:/kVGdxVj0
ξ゚ー゚)ξ人(゚ー゚ 川
ツンが彼女を信頼し、親友と呼ぶに足る存在になったのは、
彼女のある意味空気の読めない性格に因る所が大きい。
彼女が同じ大学に通っていなければ、
ツンは今までと同じように友人の居ないまま、その後を過ごしていただろう。
ξ゚听)ξ(^ω^ )
そして、ツンとブーンが恋人関係になる事も、まず間違いなくなかっただろう。
_, ,_
川゚ー゚)b
そう。ツンとブーンの仲を取り持ったのは、他ならぬ彼女なのである。
ξ゚听)ξ( ^ω^)川 ゚ -゚)
では、彼らがどのようにして出会い、どういった経緯で現在に至るのか?
話は二年程前に遡る。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:21:38.55 ID:NlMBslhA0
支援
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:22:55.38 ID:/kVGdxVj0
※
〜ξ;--)ξ「あー、お腹減ったし……」
大学に入学してしばらく経った、ある日の昼休み。
ツンが遅れてやって来た食堂は予想通りの混雑振りで、
券売機の前は学生達が凄まじい行列を作っている。
_, ,_
ξ゚ぺ)ξ、(ちぇ、コンビニで済ますか……)
ξ゚听)ξ(ん?)
諦めて引き返そうとした矢先、並んでいた学生達がどこかへと散って行くので、
これ幸いとばかりに食券を買い、従業員に食券を手渡す。
その間にも学生達は続々とその場を後にし、
無事に日替わり定食を手に入れた頃、食堂内に人はまばらだった。
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:23:02.84 ID:UxZfUej6O
支援ー
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:24:38.10 ID:/kVGdxVj0
_, ,_
ξ゚听)ξ「──ったく、何ねあの態度は。愛想の悪かね! こっちは客……」
(ヽ ω )「……」
ξ゚听)ξ(何だアレ?)
無愛想な従業員に悪態をつきながら適当な席に座ると、
食堂の片隅で突っ伏している男を見つけた。
何やら様子がおかしいので恐る恐る近付いてみると、
男は何かを食べている訳でもなく、小さく呻いている。
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:24:39.96 ID:6RRuRYNfO
しえん
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:24:45.68 ID:tolXKohd0
みんな良いキャラクターだな〜
支援
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:25:31.85 ID:/kVGdxVj0
(ヽ ω )「おっおっ……」
ξ゚听)ξ「ちょっと」
(ヽ´ω`)「……?」
(ヽ´ω`)クンクン
:(ヽ´ω`):「おっ……いいニオイがするお……」
ξ゚听)ξ「死にそうな顔してるけど、大丈夫?」
(´ω` )彡「おっ?」
ξ゚听)ξ「?」
(´ω` )「……」
(゚ω゚ )
ξ;゚Д゚)ξ「ひっ」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:27:58.52 ID:/kVGdxVj0
(((^ω^* )))「おっ、おっ、おっ!」
ξ;゚听)ξ(やだ、何こいつキモい……)
今まで死にそうな顔をしていた男が突然目を剥いて奇声を上げたのだから、
彼女がそう思うのも仕方が無い。
ξ(゚−゚;ξ彡(見なかった事にしよう)
(^ω^;)「あ、ちょ、アッー! 待ってくださいお!」
ξ;゚听)ξ「な、なんですか?」
(^ω^;)「えーと、あの、その……」
(^ω^;)「お腹……空いてるんですお……」
ξ゚听)ξ「は──」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:28:36.77 ID:UxZfUej6O
しえん
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:29:26.43 ID:8/i6LKQkO
支援
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:29:34.80 ID:/kVGdxVj0
( ^ω^)「ハムッ!ハムハフッ!!」
ξ゚听)ξ「もうちょっと落ち着いて食べなさいよ」
( ;ω;)「うまいお、うまいお、これぞ究極のメニューだお……」
ξ゚听)ξ「泣く程お腹空いてたの?」
( ;ω;)「二日ぶりですお……」
涙を流し定食を頬張る男の差し向かいに座り、
改めて買ってきた定食をつつきながら、ツンは呆れたように溜息をついた。
このブーンという男、何でも自分以外の家族は先日から旅行に出かけており、
渡された当座の食費の入った財布を落としてしまったらしい。
冷蔵庫は空。頼れる友人も居ない。
途方に暮れ、せめてニオイでも嗅ごうと食堂にやって来たはいいものの、
むしろ腹が減るばかりでヘコんでいた所をツンに助けられた、という事だった。
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:31:11.64 ID:/kVGdxVj0
ξ--)ξ「はあ、仕方ないわね」
( ´ω`)「お?」
ξ゚听)ξつ[5000]「はい、貸したげるわ」
( ´ω`)「何……だと?」
ξ゚听)ξ「困ってるんでしょ?」
(;^ω^)「いあいあ、見ず知らずの方にお金を借りるワケにはいかないですお」
ξ゚听)ξ「まだ家族は帰ってこないんでしょ? その間どうするの?」
( ^ω^)「それはそうですけど……でも……」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:32:10.09 ID:u3OUa46W0
支援
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:32:59.57 ID:/kVGdxVj0
ξ#゚听)ξつ[5000]「それならいいじゃない! ホラ!」
(;^ω^)「ちょ、ちょ、ちょ、タンマ……」
ξ゚听)ξ「あ」
(;^ω^)「あ──」
押し問答に業を煮やしたツンが無理矢理お金を押し付けようと身を乗り出した瞬間、
バランスを崩したブーンがけたたましい音を立ててイスから転げ落ちた。
広い食堂に残響音が広がる。従業員のオバサンが怪訝そうな顔でこちらの様子を伺っている。
ブーンは慌てて立ち上がり、取り繕うように倒れたイスを並べた。
ξ゚听)ξ「怪我はない?」
(;^ω^)「大丈夫ですお……」
ξ゚ー゚)ξ「そう、良かった」
( ^ω^)「……」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:34:22.72 ID:UxZfUej6O
しえーん
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:34:43.15 ID:/kVGdxVj0
ξ゚听)ξ「どうかした?」
( ^ω^)「僕にいい考えがありますお」
ξ゚听)ξ「何?」
( ^ω^)b「僕と、友達になるお!」
ξ゚听)ξ「え……」
( ^ω^)「それだったら僕も気兼ねなくお金が借りれるお。
宝根さんも出したお金を引っ込めなくていいお」
ξ*゚听)ξ「……とも、だち」
( ^ω^)「だおだお」
実に数年ぶりに聞くその言葉に、ツンは軽い感動すら覚えた。
噛み締めるように言葉を反復すると、ブーンが嬉しそうに相槌を打つ。
それはまるで、初めて会話の成立した原住民と探検家のようにも見える。
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:37:26.81 ID:8/i6LKQkO
支援
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:38:22.89 ID:/kVGdxVj0
( ^ω^)「じゃ、そういう事でいいかお?」
ξ;゚听)ξ「えっ!? あ、うん!」
( ^ω^)「改めてよろしくだお、宝根さん」
ξ゚ー゚)ξ「ツンでいいわよ、私もブーンって呼ぶから」
( ^ω^)「おっおっおっ!」
ξ゚听)ξ「あ、まさかアンタ……」
(;^ω^)「な、なんだお?」
_, ,_
ξ゚ー゚)ξ「はっはーん、そういう事ね。いやらしか男たい」
(;^ω^)「??」
_, ,_
ξ‐凵])ξ「なーんも知らん田舎モンを弄んだ挙句ポイっと捨てるつもりっちゃね!?」
怖かーー! 都会モンはほんなこつ怖かー!」
(;^ω^)「ちょ、いきなり何なんだお!? 下心なんて、ぼ、僕にはないお!」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:39:46.89 ID:CYCzVZY+O
wktk
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:39:47.11 ID:u3OUa46W0
ツンwwwwwwww
何か方言似合ってていいな
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:39:56.64 ID:4bzxI+BE0
支援
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:41:04.47 ID:/kVGdxVj0
ξ゚ー゚)ξ「なんてね」
(;^ω^)「お……」
ξ゚听)ξ「冗談よ、冗談。日本語、分かる?」
( ^ω^)「どう考えても日本語でおk」
ξ;゚听)ξ(はっ! ついうっかり方言が)
( *^ω^)「おっおっ、思ってたより気さくなんだおね」
ξ////)ξ「しゃーしかっ! 田舎もんの何が悪かとね!?」
( ^ω^)「だから日本語で」
ツンは久しぶりに思い出していた。
現役を退いたピッチャーが勘を取り戻すかのように。
好きな歌手の話題で盛り上がったあの子。もう顔も思い出せない誰か。
友達と思った人には、こんな砕けた接し方をしていたな、と。
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:42:58.00 ID:dh5eu8uR0
4円
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:43:11.90 ID:UxZfUej6O
ツンかわえぇえwwww
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:43:29.98 ID:GXwWpEveO
支援
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:43:35.53 ID:8/i6LKQkO
ブーンもツンもかわいいなぁ
支援
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:44:04.03 ID:/kVGdxVj0
※
ξ゚听)ξ「それじゃ、ちゃんと返してよね?」
( ^ω^)「大丈夫だお。同じ学部だからイヤでも会うお」
ξ゚听)ξ「アンタなんて見た事ないわよ」
( ^ω^)「そりゃそうだお。講義なんてろくすっぽ出てないお」
ξ;--)ξ「アンタ何しにココ来てるのよ……」
( ^ω^)+「君と巡り合うため」
ξ゚听)ξ「2点」
(ヽ^ω^)「早速厳しいお」
ξ゚听)ξ「まあいいわ。単位落とすのは個人の自由だし」
(ヽ^ω^)「落第しないように努力しますお」
ξ゚ー゚)ξノシ「ふふ、それじゃね」
( ^ω^)ノシ「ばいぶー」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:46:09.47 ID:/kVGdxVj0
( ^ω^)「……」
( ^ω^)(……行ったかお?)
(;^ω^)「やばかったお……」
去って行くツンが見えなくなった所で、ようやく胸を撫で下ろした。
辺りを見回してみる。食堂に彼以外の学生はもう居ないようだった。
(;^ω^)「下心がパンパンだお……」
彼女の姿が見えなくなった今も尚、安物のジーンズははちきれんばかりに張っていた。
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:46:15.45 ID:CYCzVZY+O
キャラが生きてていいな。
支援。
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:46:37.41 ID:UxZfUej6O
ブーンくせぇwww
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:46:46.95 ID:UDFoSlho0
おいwwww
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:48:28.35 ID:/kVGdxVj0
(;^ω^)「しかし……」
『男は度胸、何でも試してみるもんさ』
あるキャラクターの名言を思い出す。
食堂で死に掛けていたのは演技ではない。もちろん金を借りようなどとも思っていなかった。
ツンが話しかけてきたのは、単なる偶然なのだ。
ブーンはただ、「これを逃したら、一生後悔するだろう」その一心で動いただけだった。
彼は運命論者ではなかったが、この時ばかりは信じていいと思った。
( -ω-)「……」
脳内に焼き付いた映像を再生してみる。
柔らかくカールした髪質。ほんの少し吊り上がった目と、その中に収まった淡い鳶色の瞳。
アヒルを連想させる尖った口。控えめに膨らんだ胸。キュロットからスラリと伸びた健康的な太股。
何もかもが彼の理想通り、完璧すぎる程に完璧だった。
そして何よりも、一番の決め手になったのは。
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:48:33.30 ID:4bzxI+BE0
wktk
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:50:20.55 ID:/kVGdxVj0
( *´ω`)「い〜いニオイだったお〜……」
うっとりとした表情で残り香を吸い込む。
それだけで、萎みはじめた股間がまた活力を取り戻した。
ツンがお金を押し付けようとした時に慌てふためいたのは、
これ以上香りを吸い込んだら射精しかねなかったからだ。
きっと、彼女以外の女性が同じ香水を付けていたとしても、あまり意味は無いだろう。
彼女である事が重要なのだと、そう考えていた。
( ω )「……」
手渡された五千円札を握り締めると、少しだけ胸が痛んだ。
ブーンはツンに対し、一つだけ嘘をついていた。
確かに家族は旅行に行っている。
食費も渡された。冷蔵庫も空。頼れる友人はいない。
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:51:04.98 ID:UxZfUej6O
しえん支援!
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:52:48.08 ID:/kVGdxVj0
( *^ω^)「ふひぃ……」
脇に置いていたカバンのファスナーを開けて覗き見る。
中には最新型のオナホール、「なんこつ二号」が入っていた。
通販サイトの『挿入れた瞬間みさくら語!』のキャッチコピーに居ても立っても居られなくなり、
食費と貯金を全額注ぎ込み今日やっと入手したのだった。
( ´ω`)「最低だお、僕って」
ツンにこの事が知れたら、全ては終わりだ。
口汚く罵られ、蹴られ、侮蔑の視線を向けられ、唾を吐きかけられるだろう。
ブーンはその光景を想像し、興奮した。本当にどうしようも無い。
と、その時。
『そこにいるのは……内藤か?』
Σ(^ω^;)「おっ!?」
川 ゚ -゚)「こんなトコで何やってる」
突然の声に振り向いた先。
そこに居たのは、ショボ沼クーだった。
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:55:59.74 ID:9ZJrdwIl0
作者九州か
93 :
◆AXQl/ELPPk :2007/12/15(土) 22:56:37.89 ID:/kVGdxVj0
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:56:42.05 ID:CYCzVZY+O
ひごもっこす
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:57:11.66 ID:u3OUa46W0
おっつー
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:57:28.73 ID:dh5eu8uR0
otyu
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:57:47.59 ID:6RRuRYNfO
乙ー
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:57:53.01 ID:uoBW00QVO
乙
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:58:40.63 ID:NlMBslhA0
完全シリアスとか、ねーよwwwww
乙
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:58:43.32 ID:UxZfUej6O
乙!楽しみにしてるぜ!!
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:58:51.02 ID:tolXKohd0
乙です
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 22:59:20.21 ID:HaRiflSBO
乙
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 23:02:27.91 ID:oQ2senpNO
乙
乙!
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 23:07:55.27 ID:3S15IiGpO
乙
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 23:14:17.33 ID:8/i6LKQkO
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/15(土) 23:15:17.77 ID:4bzxI+BE0
乙です!
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
今からよむほ