1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
またか・・・、心の中でのび太は呟く。
周期的にはおよそ、五回くらいだと、のび太は感じている。
今日の零点は、先々週から数えて、まさに五回目の零点だった。
怒っても怒っても、零点しかとれない、いや、とらないのだから、怒っても無駄だ。
無駄だとわかっていて、彼は僕を叱るのだろうか。
いい加減に、その辺を理解してもらいたいと、常々のび太は思っていた。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:33:48.10 ID:MyK69MJ70
てっきりハッテンスレかと思って
3 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:34:00.40 ID:IOk4ExV30
「し、失礼します」
もうここに来るのはいい加減に慣れてもよい頃なのだが、なかなかどうして慣れることが出来ない。
教師全員の眼がのび太に向けられ、そして“またか・・・”と言わんばかりに、自分の作業に戻る。
――生徒を呼び出してるのはお前らなんだぞ。
心の中ではいくら強気なことを言っても、そんな言葉を、そのまま口に出したことは、人生で一度もない。
一度も、だ。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:34:22.73 ID:URzMgM6kO
おい!ホモプレイはまだか!
だが、その時ばかりは少しばかり様子が違っていた。
いつもなら先生の机の側でのお説教となるのに
今日は、隣の指導室に呼び出されたのだ・
6 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:34:31.76 ID:IOk4ExV30
「こっちへ来なさい」
先生の机は、ドアから見て一番左の奥。
そこへ歩いていくのにもまた、他の教師の視線を感じる。
――どうせなら他の場所で叱ってくれればいいのに。
のび太が、先生の横に着くなり、先生は「ふぅ」とため息を付き、すぐさま息を大きく吸う。
――来る。
のび太は眼を閉じた。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:34:53.79 ID:REFuaCLG0
うほっ
8 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:35:22.09 ID:IOk4ExV30
長い時間が経ったように思う。
それはきっと、ほんの数分、いや、数十秒だっただろうが、のび太にはゴールがいつまでも見えない。
いや、ゴールを作ってもらえない、と言う方が正しいかもしれない。
彼の口から発せられる怒号が、今日はどうも聞こえてこない。
耳がおかしくなったのだろうか、いや、他の教師の声は聞こえる。
立ち竦むのび太に、かけられた言葉は、怒号などではなかった。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:35:22.23 ID:PzNSmwUJ0
野比と先生のラブストーリー期待したのに
10 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:35:54.03 ID:IOk4ExV30
「野比くんは・・・、未来というものを信じるか?」
予想外の出来事に、のび太は、きょとんとしてしまった。
怒号とは正反対の穏やかな声。
そして、真意の読めない問い。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:36:02.82 ID:SAkXG0ml0
┏━━━━━━━━━━━┓ ┏━━┓
┃ ┃ ┃ ┃
┗━━━━┓ ┏━━┓ ┃ ┃ ┃
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┃ ┃ ┗┻┛┃ ┃ ┗━━┛
┃ ┃ ┏━━┛ ┃ ┏━━┓
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┗━┛ ┗━━━━┛ ┗━━┛
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:36:27.63 ID:6F+7v1gPO
かつて神童といわれた子供が堕落してたら普通は原因を究明するよな
13 :
超鳥 ◆EafmCoLzWA :2007/12/14(金) 12:37:03.09 ID:+mtgl349O
投下早くていいね
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:37:20.82 ID:1a+VI10kO
こはいかに…
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:37:42.84 ID:gRkFjdVn0
ペロッ・・・これは良スレの予感ッ!!
16 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:38:00.15 ID:IOk4ExV30
「え?」
なんとなく質問の意味は捉えられてはいた、しかし、思いも寄らない問いに、思わず聞き返してしまった。
反射的に、だ。
彼は、声を上げて笑った。
「どうせ怒られると思っていたんだろう?もう君に怒るのは止めたよ。上司に怒られているうちが花っていう言葉があるがね、勉強において、私は君を見放した」
17 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:38:46.47 ID:IOk4ExV30
のび太の望んでいた結果が、今まさにここで達成された。
しかし、望んでいた結果をまざまざと、宣言されると、それはそれで少々物足りなくも感じた。
――なんてヤツ。
彼は続ける。
「未来というものを信じるか?という質問は、少しおかしいかもしれないな。未来というものは存在するわけだが・・・、未来は変えられるものだと思うか?」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:38:49.70 ID:fHifCpuBO
おもしろそう
期待
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:38:57.04 ID:vU9Y57Mu0
先生に見放されたのびカワイソス
20 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:39:17.68 ID:IOk4ExV30
職員室に呼び出してまで、彼は何を聞きたいのだろう。
ドラえもんという、ハイテク猫型ロボットのことだろうか。
確かにのび太は、ドラえもんがいる限り、今のこの時を生きている人間の中で、きっと過去にも未来にも一番近いだろう。
しかし、ドラえもんという謎のロボットが、街中を歩いていても誰も気にも留めようとはしない混沌とした世の中にあって、彼がドラえもんの存在を知らないということはないはずだ。
では彼は一体何を聞きたいのだろう。
一生終わることのない深読み。
のび太はとりあえず当たり障りのない答えを返した。
「未来は変えられます。自分の心持ち次第で」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:39:41.58 ID:ulVWaPjk0
小学生に言い放つにはちと厳しいお言葉
22 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:40:02.93 ID:IOk4ExV30
のび太の遅すぎる返答に待ち草臥れたように、彼はすぐさま切り返す。
「そうして、変えた未来は、結局必然ではないのかね」
言われてみれば、そうだ。
そうだ、というより、そうとも言う、という方が適切かもしれない。
こういった問題は、当事者の考え方次第でどちらにも転がる。
次にどう返そうか・・・と考えていると、彼は続けた。
「では過去は変えられるものだと思うかね」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:40:35.10 ID:MyK69MJ70
>「未来は変えられます。自分の心持ち次第で」
のび太はこんな事言わない
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:40:42.36 ID:D/GTATQWO
今のままでは未来はないよとか、新しい可能性を
探しにいこうじゃないかとか
未知の扉とか禁断の扉とか
ドコデモアナルとか
期待
25 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:40:43.96 ID:IOk4ExV30
のび太は即答する。
「過去は変えられません。過去は通ってきた道ですから」
「では、過去が変われば、未来は変わるのか?」
「過去が変われば、現在が変わります。未来を変えるのは現在です」
「現在が変わるということは、未来が変わるということには繋がらないのか?」
「未来を変えるのは、現在なんです。過去ではありません」
「野比くんの言ってることが正しいとすれば、過去が変わったことで、今までとは違った現在が現れるわけだから、未来も変わってくるのだろう?」
「それはそうですが・・・、先生は何を仰りたいのですか?」
気が付くと、のび太は感情のままに議論をしていた。
何か考えるというよりは、心の中から言葉が浮かび上がってくる感触。
そして、最終的な結論へと、のび太ではなく、のび太の心が向かっていった。
26 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:41:20.19 ID:IOk4ExV30
のび太に問われてから、おもむろに彼は窓の外を見つめた。
じっと、窓の外を見つめている。
のび太を無視しているというよりは、寧ろ居ることさえ気付いていないかのように。
そして、ゆっくりとのび太の方に向き直り、のび太の眼を見つめて言った。
「・・・今は、知らない方がいいのかも知れない、今日は帰っていい。時間をとらせてすまなかったな」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:41:35.76 ID:8njDCpvyO
みんな俺の仕事が終わる17時半まで保守してくれたのむ…
28 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:42:09.11 ID:IOk4ExV30
拍子抜けしてしまった。
臨戦態勢を整えていたというのに、敵前逃亡かよ、とツッコミを入れたくなったが、彼はもう何も話す気はないというふうだったので「そうですか」と一言残し、彼に背を向けた。
「野比くん」
背を向けてすぐ、彼はのび太の名前を呼ぶ。
そしてこう言った。
「大切な人を守るというのは、とても難しいことだ。一歩間違えれば、周りの仲間を失ってしまう。何より起こってはならないのは、自分を失うことだ」
のび太は、背中でその言葉を背中で受けると、何も言わずに職員室を後にした。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:42:25.53 ID:ulVWaPjk0
さる防止
30 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:42:40.23 ID:IOk4ExV30
家路を歩くのび太は一人考えていた。
彼は一体何を伝えたかったのだろう、いや、伝えたかったのか?何か聞き出したかったのかも・・・。
考えても考えても、答えは出てこない。
モヤモヤした気持ちと、イライラした気持ちが交互に現れては消え、現れては消え、イライラの貯蔵庫が限界になりそうになった時、運良く家に到着した。
「ただいま」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:42:47.94 ID:86RTTyBU0
期待
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:42:54.44 ID:fC5pDJFg0
しえん
34 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:43:25.23 ID:IOk4ExV30
ドアを開けてのび太が言うと、居間のふすまから母がひょいと顔を出した。
「おかえり。今日は遅かったのね。ドラちゃんが、未来に用事があるから今日は帰れないって、あなたに伝えておいて欲しい、って言ってたわ」
ドラえもんが?
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:43:26.62 ID:D/GTATQWO
36 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:44:31.54 ID:IOk4ExV30
・・・別に気にすることはない。
身体の検診とかで、居なくなることは過去にもあったし、ドラえもんとお別れ寸前で、なんとか食い止めたこともあった。
「今日は」と言っていたし、明日になれば帰ってくる。
何にも気にすることはない。
と、自分に言い聞かせてみても、先生との謎の会話を思い出すと、どうも嫌な予感がする。
嫌な予感はするが、騒ぎ立てるほど何かが起こっているわけでもない。
のび太はその日、ドラえもんが居ないということを除いて、いつも通りにご飯を食べ、風呂に入り、そして寝た。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:44:33.16 ID:5aTTMCrBO
つC
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:44:59.48 ID:D/GTATQWO
未来から帰ってくるときに、未来へと旅立った時間の現在に戻れば
いいと思うんだが。
39 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:45:12.76 ID:IOk4ExV30
次の日。
のび太はまた先生に呼び出されるのではないかと、戦々恐々としていた。
小学校は、教科担任は変わらない。
だから、ずっと彼と顔を合わせることになる。
昨日の不可解な会話と、ドラえもんが居なくなったことと、二つのことが重なって、今日ののび太の学校生活は、これまでで一番居心地の悪いものとなった。
最後の五時間目。
昨日呼び出しを食らった五時間目。
これまでの一時間目から四時間目、彼の態度は普段となんら変わりはなかった。
呼び出しを食らうのではないか、何かあるのではないか、と臨戦態勢を整えつつの五時間目も、難なく終わってしまった。
40 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:45:48.65 ID:IOk4ExV30
「それでは、気をつけて帰りなさい」
そう言うと、いつも通り、先生は一番に教室を出て行く。
出て行きがけ、のび太は先生と眼があったような気がした――
家に帰ると、ドラえもんはまだ帰ってきていなかった。
帰ってきてどこかに出かけたのかもしれない、そう思い、母に尋ねたみたが、やっぱりドラえもんは帰ってきていなかった。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:46:12.41 ID:r1U8XvdJO
支援
42 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:46:24.66 ID:IOk4ExV30
ドラえもんに何かあったのではないか。
嫌な予感は当たっているのか?
そんなふうに考えているとき、チャイムが鳴った。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:46:45.49 ID:5aTTMCrBO
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:47:51.46 ID:LIsmFdmz0
45 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:47:51.88 ID:IOk4ExV30
「あら先生!!、うちののび太がどうかいたしましたか?」
母の驚いた声が二階まで届く。
――先生?何故?
不確かではあるが、どうやらのび太の嫌な予感は当たっているようだった。
あたふたとした声を出している母に彼は言う。
「いえ、悪いお話をしに来たわけではありませんので。のび太くんのお部屋で、二人でお話をさせて頂けますか」
「は、はい。どうぞどうぞ。あとでお茶をお持ち致しますので」
「いえ、二人きりで、しっかりとお話したいものですから、なるべく邪魔しないようにして頂きたい。無理を言って申し訳ありません」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:48:35.69 ID:BmOZMaSfO
きたい
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:48:46.69 ID:5aTTMCrBO
ホモフラグ…
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:48:54.78 ID:BcE+0oawO
追いつかない
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:48:55.29 ID:Ue1x1X4bO
小学生の時は担任が怖かった
50 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:48:59.99 ID:IOk4ExV30
階段を上る音が聞こえる。
一体、何が起こっている?
心臓の音が聞こえてくる、明らかにのび太は緊張していた。
――怖い。
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:49:26.38 ID:D/GTATQWO
アッー!
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:49:41.73 ID:Ue1x1X4bO
いきなり担任来たらビビるわな
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:49:45.90 ID:BcE+0oawO
追いついた
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:50:08.35 ID:3Ux81oZHO
ホモを期待して来てみれば良スレ
wktk
56 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:50:43.99 ID:IOk4ExV30
静かに扉が開いた。
彼は部屋に入り、静かに扉を閉める。
「勉強はしているか?」
少し笑いながら、彼はのび太に問いかける。
しかし、のび太は気付いていた。
これは、ただの前置きに過ぎない。
何かある。
ドラえもんが消えた理由。
彼が家に来た理由。
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:50:55.53 ID:zDsAdeN3O
この時間に(ry
ktい
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:50:56.20 ID:nWKHnHZfO
つい見ちゃうんだよなぁ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:51:08.10 ID:u3HEIRf30
読む気にさせてくれるな
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:51:38.90 ID:ipA04Sil0
良いっすね
61 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:51:42.72 ID:IOk4ExV30
「していませんよ。いつものことですから。先生こそ、今日はどうして?」
本題へと引きずり込む。
長々と話していると、息が詰まりそうだった。
何より、意識が飛んでいくような、そんな空気に襲われた。
しかし、そんな中でも彼は、平然とした面持ちで立っている。
彼はのび太の質問に、答えようとはしなかった。
部屋を物色するかのように、見回す。
ぐるっと一周見回した後言った。
「・・・ドラえもんが、いないね」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:51:55.91 ID:fHifCpuBO
wktk
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:51:56.28 ID:D/GTATQWO
>>44 大体ドラえもんがのび太の人格が形成される幼少期の頃に
派遣されていれば堕落したのび太になることはなかったんだが
タイムマシンの時間軸移動は何か制限あるのかね?
64 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:52:47.35 ID:IOk4ExV30
長い沈黙。
その間のび太の中では、何か考えるという行動がすっぽりと抜けたようだった。
放心状態、いや、そうまではいかないかもしれない。
とにかく、真っ白になった。
のび太は落ち着きを取り戻し、そして、悟った。
――コイツは知っている。ドラえもんが消えた理由を。
のび太の中での、二つの疑問は、どうやら一つの線で繋がるようだった。
のび太は言った。
「・・・ドラえもんは、何処へ行った?」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:52:51.29 ID:fC5pDJFg0
これホラー?こええ
喋るアンパンの人か
67 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:53:35.50 ID:IOk4ExV30
「勘が良いね。野比くん」
そういうと、彼は机の引き出しを開けて、続ける。
「全ては、あっちの世界でわかる」
「タ、タイムマシーンならありませんよ。ドラえもんが使っていますから」
全てを知っているかのような眼差し、のび太はそれに恐怖心以上の何かを感じていた。
そうやって反論するのが精一杯だった。
「代わりの足を用意してある。早く来なさい」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:53:46.56 ID:5Bim6x3EO
匂うぞ……文学の臭いがプンプンと
>>1は間違なくきのこ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:53:52.03 ID:D/GTATQWO
のび太が冴えすぎてるwww
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:53:59.56 ID:bxzN3MfaO
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:54:05.43 ID:zDsAdeN3O
wktk
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:54:07.83 ID:5aTTMCrBO
ちょw先生wwww
73 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:54:09.26 ID:IOk4ExV30
のび太が引き出しを覗き込むと、以前行った未来で未来人が来ていた服をまとった見知らぬ男が、見知らぬタイムマシーンに乗って待っていた。
彼はそそくさとタイムマシーンに乗り込む。
のび太も、恐る恐る後に続く。
彼は言った。
「じゃ、行ってくれ」
そのとき、のび太の頭の中にはひとつの疑問が浮かんだ。
――コイツは誰だ?
見知らぬ男に大してではない。
のび太の先生として今まで教壇に立っていた、隣に座っている男に対してだ。
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:54:09.90 ID:REFuaCLG0
先生カッケー
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:54:49.15 ID:bxzN3MfaO
東野圭吾が書いたドラえもんのようだ
76 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:55:11.14 ID:IOk4ExV30
タイムマシーンが到着し、着いた場所は裁判所だった。
一瞬、どんな世界に居るのかわからなくなった。
裁判所が、あまりにも現代にあったものと変わらな過ぎるからだ。
しかし、傍聴席と思しき席や、裁判官と思しき人間がまとっている服は、以前行った未来人の服と同じものだった。
そして、その裁判所の一番真ん中、中心には、ドラえもんがいた。
77 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:56:06.87 ID:IOk4ExV30
どうやら、裁判の真っ最中のようだ。
ドラえもんが裁判を受けている。
のび太はそれを見ている。
傍聴席の人間が、さも面白そうに裁判を眺めている。
のび太は、先生につれられて座った傍聴席で、憤りを感じた。
――何故、僕たちの生活を邪魔する?
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:56:36.99 ID:rrX1A1fd0
これは・・・
79 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:56:42.31 ID:IOk4ExV30
隣に座っていた、先生が、声を潜めて、そして一点に前だけを見つめて、のび太に眼を合わせようとせず、言った。
「ドラえもんは今、裁判にかけられている。彼は君を助けるために過去に来た。そして過去を弄りすぎてしまった。彼の行動により、未来が変わってしまった、というのが最終結論だ。そして、それはこの未来において、最も重い行為のひとつだ。だから・・・」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:56:52.95 ID:bxzN3MfaO
ドラえもんなにしたwwwww
81 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:57:13.33 ID:IOk4ExV30
彼が話をしているとき、のび太とドラえもんの眼がふとした拍子に合った。
彼の話などかき消されるかのような大きな声で、ドラえもんは叫ぶ。
「何故のび太くんを呼んだ!! 彼は関係ない!! 僕の責任だろう!! くそっ!! くそっ!!」
裁判長が、静かにドラえもんに語りかける。
「確かに、あなたの、のび太くんは付き合わされただけだ、という主張は認めています。それに未来の私達に、過去の人間を裁く権利などありません。しかし、当事者である以上は、最低限、裁判を見守る義務があると、私達は判断したのです」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:57:19.66 ID:/3OUgRfV0
タイムパトロールに捕まったのか
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:57:55.64 ID:zDsAdeN3O
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:58:12.14 ID:bxzN3MfaO
くそっ!!くそっ!!wwwwwwwwww
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:58:24.53 ID:5aTTMCrBO
未来では陪審員制度が導入されていたよな
86 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:58:38.99 ID:IOk4ExV30
ドラえもんは俯く。
「うぅ・・・」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:58:48.34 ID:/ubR+BG40
ひゃあああああああああああああああああああああ
続きが気になるのに昼休み終わりああああああああああああああああああああああ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:59:13.27 ID:fzbCbeEB0
89 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:59:16.42 ID:IOk4ExV30
のび太は、状況を把握した。
先ほどの彼の話、ドラえもんの憤怒、裁判長の話、全てを理解して出た答えはひとつ。
ドラえもんが、消える――
、が多すぎて見にくい
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:59:36.72 ID:zDsAdeN3O
裁判所ってあたりが続かない感じ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:59:38.12 ID:bxzN3MfaO
急にクオリティが……
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:59:45.82 ID:ay78wz5PO
wktk
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 12:59:51.76 ID:Q8OFIwxs0
ドラえもんと裁判って日本誕生を思い出す
96 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 12:59:59.34 ID:IOk4ExV30
そうしてしばらく放心状態のまま、のび太はぼーっとしていた。
ガタガタと周りの人間が、席を立ち始める。
どうやら、裁判が終わったようだ。
あれから、裁判の話は何も聞いていなかった。
聞いていなかったというよりは、聞ける状態ではなかった。
しかし、最後の方に「解体」という言葉が聞こえたような気がした――
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:00:05.99 ID:MyK69MJ70
関係ないけど読点が気になる
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:00:34.60 ID:5aTTMCrBO
解体wwwwwwww
セワシはどうしたwwwwwwww
100 :
超鳥 ◆EafmCoLzWA :2007/12/14(金) 13:00:35.76 ID:+mtgl349O
2行wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:00:49.43 ID:5TBjiMJ9O
ドラえもん\(^o^)/オワタ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:01:19.83 ID:/3OUgRfV0
解体・・・
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:01:36.44 ID:zDsAdeN3O
っ5点
104 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 13:01:52.33 ID:IOk4ExV30
部屋に戻ってきていた。
先生も同じように戻ってきた。
彼は少し切なそうな顔をしていた、僕の気持ちを悟っているつもりなのかもしれない。
彼は、静寂を破って言う。
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:02:13.27 ID:LT75/E1K0
当然未来から来るネコ型ロボットがいることなど
>>100 携帯はレスしなくていいよ
反応遅すぎだし
107 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 13:02:52.46 ID:IOk4ExV30
「野比くん、手荒な真似をしてすまなかった。今から全てを話す。よく聞いてくれ。
これまで君たちが行ってきた行為は、未来を変えてしまう行為だ。
それは、許される行為ではない。
今回、私が野比くんを連れて行った理由は、私が私でないからだ。
一番簡単に、且つ合理的に野比くんの家へと入っていける者、それがこの君の担任だった。私は未来でタイムパトロールをしている。
私が未来へ帰って、しばらくすれば、またこの担任はいつも通りに戻るはずだから、
そこは心配しなくていい」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:02:58.75 ID:Y1CgQ7M/O
まだwktkで待ってる俺がいるw
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:03:37.39 ID:zDsAdeN3O
110 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 13:03:48.45 ID:IOk4ExV30
そういい終えた後、彼は黙り込んでしまった。
のび太はわかっていた、彼が話すのをためらっていることを。
まだ肝心なことが聞けていないのだから。
のび太は言った。
「僕の気持ちなんて、考えないで良いですよ。早く真実を教えてください」
彼は驚いたようにのび太を真っ直ぐ見つめる。
そして、頷いて、言った。
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:04:00.52 ID:l8QkDH2h0
ドラえもん造ったのって結局誰なんだ?
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:04:08.93 ID:/3OUgRfV0
タイムパトロールが過去の人間の人格乗っ取っちゃダメだろwwww
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:04:12.83 ID:D/GTATQWO
裁判を受けるべきはロボットのドラえもんではなく、
ドラえもんを派遣したセワシではなかろうか?
また過去が変われば、未来から過去を操作したという
時歴も無くなるのではないか?
(過去を操作したことで未来が変わり、よい未来になっていれば
過去を操作する必要は無くなるので過去にドラえもんを派遣することがなくなる)
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:04:40.07 ID:WFJX4ZfF0
wktk
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:04:45.90 ID:imDBk0FEO
ドックもビックリ
116 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 13:04:58.44 ID:IOk4ExV30
「ドラえもんは、もう戻ってこない。
ドラえもんという存在自体、消える。抹消だ。解体される。
君はこれからの人生をドラえもん抜きで歩んでいく。しかし、それが当たり前のことだ。
進め。そして大切な者を守ってやれ」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:05:23.57 ID:s1PDzH7qO
旧声優陣で脳内再生される俺は勝ち組
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:05:40.10 ID:fC5pDJFg0
うわぁ
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:06:13.04 ID:zDsAdeN3O
どうせのび太が過去に戻ってどらえもん突き放して
「これでいいんだ・・・これでドラえもんは解体されずに済む」ってオチだろ
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:06:41.65 ID:f96Nd81PO
122 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 13:06:48.03 ID:IOk4ExV30
のび太は、誰も居なくなった部屋で、一人立ち尽くしていた。
涙が自然と零れる。
窓からは、夕陽が差し込んでくる。
窓から見える屋根の上から、一匹、猫がこっちを見ていた。
しかし、のび太はそれに気付くことは、ついに出来なかった。
了
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:07:03.98 ID:D/GTATQWO
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:07:11.92 ID:fC5pDJFg0
終わったwwwwwwwwww
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:07:22.24 ID:1a+VI10kO
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:07:25.51 ID:/3OUgRfV0
>>113 セワシが過去を大きく変えようとして送ったわけじゃないだろ。
ノビタのことだけ変えようとして送ったんだろ。
でも結局ドラえもんのAIの判断で色々と(ノビタ以外のも)過去を変えてしまった。
過去が変わればドラえもんを送る必要がなくなる、については親殺しのジレンマ
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:07:26.20 ID:vPmOuBLmO
は??
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:07:36.11 ID:ZQbGvZCt0
唐突に終わったなwwwwwwwwwwww
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:07:56.79 ID:zDsAdeN3O
〜〜〜〜〜〜〜〜 糸冬 了 〜〜〜〜〜〜〜〜
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:07:57.68 ID:4pVVmMXb0
うんこ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:08:06.27 ID:D/GTATQWO
うわぁ消化不良だ‥
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:08:11.92 ID:7Nxfl1RQ0
で、オチは?
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:08:15.98 ID:ay78wz5PO
え?続きはいつ?
ぁぁ消化不良
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:08:16.27 ID:/3OUgRfV0
終わりかよwwwwwwwww
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:08:22.78 ID:flbs9NNWO
そんなwwwww
137 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 13:08:25.42 ID:IOk4ExV30
ちょっと最後に付けたし。
裁判所あたりからクオリティが下がるってのは、正直書いてる俺も感じた。
けど、構想の中でそういう流れが組みたってたから、もう変えようがなかった。
本家ドラえもんとの、話の矛盾点はあると思うけど、
ドラえもんをあまり見ない俺だから、そこらへんは目をつぶって欲しい。
読点を増やしたのは正直わざと。
雰囲気を出したかった。
以上。
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:08:56.66 ID:/3OUgRfV0
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:09:14.03 ID:ulVWaPjk0
終わりかよwww酉ggったら2件引っ掛かったが本人か?
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:09:21.28 ID:MyK69MJ70
ここまできて酉つけてる意味ないって事がわかった
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:09:35.88 ID:/3OUgRfV0
バッドエンドですか?
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:09:44.12 ID:8LWnRRgkO
パソコンの人?
144 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 13:09:46.98 ID:IOk4ExV30
ハッピーエンドで終わらせることも考えたんだが、
俺としてはバッドエンドが好ましかった。
俺の力量から考えても、ここらへんで終わらせるのが妥当だったんだ。
消化不良のおまいら、スマンorz
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:10:12.99 ID:j8CArtHVO
二重表現大杉
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:10:16.67 ID:jZHrH3USO
起承転結の承で終わったな・・・
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:10:32.53 ID:D/GTATQWO
>>126 殺すつもりでは無く威嚇のつもりで投げたナイフが
当たりどころが悪くて死なせてしまったのと同じではなかろうか?
つまり間接的に犯罪を犯したのはセワシ
未来の法律に機械に罪を贖罪させる法律があれば
話は変わるが
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:10:33.35 ID:zDsAdeN3O
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:10:36.64 ID:/3OUgRfV0
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:11:05.73 ID:0D5QX6IC0
裁判所までは期待させてもらえた
次回作を待つか
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:11:37.84 ID:n2elD6m3O
まぁ乙
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:11:40.89 ID:ay78wz5PO
タイトルが一瞬長門のキャラソンに見えたのは内緒
154 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 13:11:44.76 ID:IOk4ExV30
>>150 いや、違う。
構想は昨日のうちから練ってた。
裁判所のシーンを今日書き上げた。
二次創作にしたのは、オリジナルのアイディアが思いつこうにも思い浮かばなかったから。
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:11:50.02 ID:f96Nd81PO
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:11:59.59 ID:zDsAdeN3O
誰かが続きを書くべきじゃないか、のび太はこう悟った
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:12:04.25 ID:D/GTATQWO
次回作に期待
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:12:31.86 ID:MyK69MJ70
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:12:46.10 ID:/3OUgRfV0
>>147 間接的と言えば、それは正しいと思う。
>未来の法律に機械に罪を贖罪させる法律があれば
これに関しては作中の描写からこういう法律があることは明白。
妥当なところだと、ドラえもん解体&セワシも間接的に有罪ってとこか?
160 :
モルステッド ◆MSTED/71Q. :2007/12/14(金) 13:12:50.71 ID:6JE9y06r0
何を主張したいのかがわからなかった。
雰囲気がどうこう言ってるから、雰囲気だけを楽しむものなんだとしたら序盤は楽しめた
161 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 13:13:00.22 ID:IOk4ExV30
おまいらは、もしや、それからのび太の生活や、若しくは
のび太がドラえもんを助けるみたいなところまで望んでいた?
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:13:41.99 ID:BcE+0oawO
昼休み終わって最後まで読めなかった奴らが、仕事しながらいろいろ妄想して仕事終わってからのガッカリ感を考えると、残った俺たちは全力でこのスレを埋めなくちゃいけないと思うんだ
ここまで全部読んだ奴と、読めなかった奴との未来が変わるから
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:13:44.99 ID:RbrjkJcHO
ドラえもんに有り得るBADENDの一つとしてこういうのもアリじゃね
のび太が出来ることなんてたかが知れてるし
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:13:53.21 ID:D/GTATQWO
>>159 セワシ涙目wwwwwww
ってとこですね
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:13:55.98 ID:u3HEIRf30
ドラえもんの解体描写をすこしだけ期待してた
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:14:13.58 ID:MyK69MJ70
おまいらとか書き終えた物に対してどうこう言うのやめてほしいと望んだ
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:14:14.05 ID:3jASH8Mj0
>>137 ブラボー!SSとしてなかなかだった
またネタがあったら頼むぜ
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:14:24.76 ID:/3OUgRfV0
>>161 それはまあ・・・そうだな。もちろん。
だが作者の意思が絶対だろ。
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:14:32.95 ID:s1vTX4O10
後味の悪さは、結構良い感じ。
ただ、担任がすり替わっていたっていうのは、ちょっと安易な感じ。
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:14:42.92 ID:hcTXbXuB0
こういうスレ立てるやつってなにがしたいの?
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:14:57.15 ID:zDsAdeN3O
>>161 いや、あまりの話の展開の速さ且つ短さ且つ内容の淡さに驚き隠せないんだと思う。
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:15:52.40 ID:Y1CgQ7M/O
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:15:55.38 ID:/3OUgRfV0
>>165 そういうことですね
セワシ「ちくしょう、ドラえもんめ・・・」
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:15:56.76 ID:gRkFjdVn0
>>166 のび太は解体されるドラえもんを黙ってみていた
最後に腹部が砕かれた・・・中からは大量のドラヤキ。スイーツ(笑)
177 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 13:16:07.68 ID:IOk4ExV30
多分次回作はない。
言い切ることは出来ないけど。
オリジナルを書こうとしてかけなかった俺が、逃げ道のために書いただけだから。
多分このまま話を続けていったとしたら、俺は飽きる。
そういう意味での
>>137での完結でもある。
つまり限界だったということなんですm(。。)m
178 :
モルステッド ◆MSTED/71Q. :2007/12/14(金) 13:16:14.41 ID:6JE9y06r0
>>171 ・商業でやれるほどの実力が無い
・商業でやるほどじゃないけど人に読んで欲しい
こんなとこかと
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:16:17.00 ID:3Ux81oZHO
タイムパトロールの人が帰った途端ぴたりと泣き止んで普通に生活しだすんじゃないか?
ドラえもんが無かった事になるんだろ?
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:16:28.33 ID:uONtmZV50
先生との禅問答に付いていけるのび太が
テストでは0点ばっかりなのかwww
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:16:32.57 ID:fC5pDJFg0
なんか物足りない
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:16:48.81 ID:/3OUgRfV0
>>172 セワシは解体すんなwwwwwww
懲役刑とかでいいだろwwwwwww
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:16:53.43 ID:zDsAdeN3O
今、なぜかみんな爽やかな気分じゃない?
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:17:26.76 ID:jZHrH3USO
>>1は長編の方が向いてると思う
SSにするんだったらめんどくさい下りをカットして内容をもっと濃くするべき
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:17:52.66 ID:c4LaeylO0
昨日のツンといい鬱エンドが多いな
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:18:00.23 ID:/3OUgRfV0
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:18:40.87 ID:zDsAdeN3O
最初はマジモンかと思ったぐらいだからな
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:18:57.84 ID:3jASH8Mj0
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:19:57.74 ID:eYUP7cJI0
>>179 それを言うなら未来でドラえもんが解体された瞬間じゃない?
ふふ、未来で壊された瞬間というのもおかしな話だが・・・
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:20:15.84 ID:/3OUgRfV0
>>188 通過点だとしてもまあモルステッドの言ったことは正しいんじゃね。
なんにせよ作品を発表するのはいいことだ。
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:20:16.49 ID:j8CArtHVO
>>188 本当にそう考えてるなら校閲スレあるんだからそこの方が良いだろ
193 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 13:20:46.91 ID:IOk4ExV30
>>178 あながち間違ってはいないが、俺はまずプロになる気はない。
ただ、こういうことをするのは好きな方で、みんなに読んで欲しかった部分が強い。
gdgdになることを注釈しとけばよかったな。
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:20:57.01 ID:/3OUgRfV0
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:22:10.77 ID:eYUP7cJI0
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:22:17.99 ID:jZHrH3USO
じゃあ俺が続きをかこう
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:22:34.76 ID:ZiHAX4LOO
今時の先生なら、0点とっても怒ったりしなくね?昔は怒っていたんだろうが…
さすが昔だな。やはり今のゆとり教育との違いが分かる
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:23:21.31 ID:3Ux81oZHO
>>189 未来でいつ解体されようが過去には関係なくね?
最後のリアル猫がちょっと気になった。
バッドエンドの中の唯一の救いみたいな。
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:24:49.80 ID:/3OUgRfV0
>>197 え?今って怒らないの?
俺社会科で8点とったときすげー怒られてたのに。
>>199 解体されたドラちゃんの生まれ変わり・・・なわけないか
202 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 13:25:06.84 ID:IOk4ExV30
ドラえもんの解体後についての話は、それぞれで考えてくれて構わないんだが、
俺は、のび太の心の中には残り続けるっていう想定で書いた。
今後のび太が強い人間になってほしいという希望を込めて。
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:25:23.43 ID:jZHrH3USO
リアル猫はミーちゃんだろ
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:26:28.99 ID:3jASH8Mj0
>>200 ハッテンだあ?てめえがしゃぶれコノヤロウ
205 :
モルステッド ◆MSTED/71Q. :2007/12/14(金) 13:28:18.16 ID:6JE9y06r0
>>188、
>>190 そか、そういう考え方もあるな。
>>193 プロになる気がない人間でも、自分の作った作品をより多くの人に見てもらいたいって気持ちはわかるよ。
俺も絵やら漫画やら描いて友達に見せるような子供だったしなw
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:28:31.75 ID:kpuTo+FbO
いや助けろよ
ドラちゃんを
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:31:15.33 ID:PzNSmwUJ0
今戻った産業
>>75 何か読んでいて違和感があると思ったら確かに東野圭吾っぽいね
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:32:24.73 ID:3jASH8Mj0
>>206 世の中には頑張ってもどうしようもないこともあるんだよ
それでものび太は凛として前を向いて生きていかなきゃな
銅鑼がやったことが全て無駄になっちゃうだろ?
この話ののび太は少しだけ大人になってしまったんだよ
210 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 13:34:37.08 ID:IOk4ExV30
東野圭吾は、黒笑小説しか読んだことないな。
寧ろ、最近海堂尊のバチスタシリーズにハマっていて、書く気になった。
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:38:02.50 ID:jZHrH3USO
とりあえず感想
前半のもったいぶった描写に比べて後半があまりにも早い
唐突な流れが多すぎて伏線がないため単純で幼稚な文章になっている
「おーい磯野、野球しようぜ!」を書いた人?
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 13:56:53.63 ID:f96Nd81PO
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 14:01:51.10 ID:3S5py5K0O
なすきのこより面白い
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 14:03:39.82 ID:kiH0NOodO
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 14:22:16.12 ID:eYUP7cJI0
>>198 今更だけど・・・
ん〜、
>>189は未来人側の視点になるかな。
ドラえもんを解体する前は、未来にもその影響が残っている。(過去に戻ってみると)のび太は相変わらず悲しんでる。
だけど、ドラえもんを解体した後に過去に戻ってみると、のび太はドラえもんのことは記憶になくて、ケロッとする・・・
って、ここまで書いて思ったんだけど、
この話の流れだと、ドラえもんが変えた過去がなくなるわけじゃないよね。
この時点でドラえもんがいなくなっても、のび太の記憶からドラえもんがいなくなるわけじゃなくない?
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 14:25:35.15 ID:MXrRnh3+O
○月×日
今日は最高の日だ。
帰ってきた算数のテストを見る。0点。またか。と僕は思った。
僕がテストの点数が悪いのは頭が悪いんじゃなくて勉強をしないだけ。
セワシは100点だった。
こんなくだらない世の中で努力したって何も得しないんだ。
何したってつまらない。
今日まではそう考えていた。
だけど、僕は生き甲斐を見つけた。そういう無駄な努力をしている人を救ってあげること。
それが僕の生き甲斐だ。
二日後
「皆さんご存じと思いますが、この二日で30人もの人が凶悪な犯罪者によって銃殺されました。
これは町内で起こったことで、日本でも類を見ない凶悪犯罪者の仕業でしょう。
…この教室から被害者が出てしまったことが…私は…悲しい…剛田くん…骨川くん…出来杉くん…そしてのびくん…」
のび太は大笑いした。
了
218 :
◆nM7O1sv/8c :2007/12/14(金) 14:35:02.59 ID:IOk4ExV30
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 14:35:24.81 ID:fBain8X4O
のび太はいったいいつドラえもんと別れるんだろう
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 15:17:13.72 ID:zDsAdeN3O
age
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
ドラえもん消える→のび太日に日におかしくなる→病院→精神安定剤飲みながら中学進学
なぜか徐々にあたまがよくなっていく→でも英語と社会と生物と有機化学ができない→高校で落第
未来の悪者と手を組む
とか考えてる俺は気持ち悪い・・・・