1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
ピポポ歴X-AP年…地球とは似て非になる地VIP星雲に七ツの隕石が落ちた
それは後に「メテオストーム」と呼ばれた…
ちなみにそのせいでVIPの約七割の人間が死亡した
しかし悪いことだけではなかった
そのメテオの中に人々を救済する光があった
それはこう呼ばれる…
「エレメント」と
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:20:10.36 ID:E28dCl6s0
よし、俺は期待するぞ!
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:21:15.09 ID:1HQSLnikO
ブーンが光る石を拾ったようです
第1話「始まりの始まり」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:23:11.61 ID:1HQSLnikO
ここはVIP星雲の辺境の地「過疎の村」
人は老人ばかりの田舎だが自然が美しい
また田舎どくとくの雰囲気もある
蛍とか
そんな村に一人の青年がいた
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:23:59.97 ID:l+XHWSNaO
( ^ω^)「光る石を拾ったお!」
(^ω^)「落とした人は困ってる筈や…警察に届けに行くで!」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:26:21.63 ID:1HQSLnikO
( ^ω^)「よし、今日も自宅を警備するお!」
ぼろい家で1部屋で独り言を呟くこの男
なんて辺境の地の生まれでありながらニートという変わった青年だ!
( ^ω^)「腹減ったお!カーチャンめしー」
カーチャン(青年の母)を呼んだ
しかし反応はない
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:28:29.61 ID:1HQSLnikO
(; ^ω^)「おいおいなんで反応しないんだお…」
ブーンは考える
まさか僕に愛想を尽かし家出でもしたのだろうか…
それはブーンにとってかなり困ることだ
このままじゃ餓死してしまう
( ^ω^)「しょうがないなお…僕が捜しにいくお」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:28:32.28 ID:l+DHLpMl0
なんだ・・・この魔力・・・引き寄せられるッ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:30:57.80 ID:1HQSLnikO
ブーンはあまり出ない自分の部屋を出た
まず見えるは台所、しかし母の姿はない
( ^ω^)「むむむ…」
その後も家のいたる所を探したがみつからなかった
風呂の中…釜の中…池なども探したがやはりみつからない
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:31:08.07 ID:5ST8cIkkO
期待
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:33:14.60 ID:1HQSLnikO
( ´ω`)「くそ!腹が減った!これは半端なくやばいお…」
ブーンがよたよたと台所に戻る
するとさっきは焦ってて見つからなかったのかはわからないが
ひとつの手紙を発見した
( ^ω^)「なんだお…これ…」
ブーンはふうを切り中をとりだした
それはこう書いてあった
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:34:45.27 ID:9nyvzAkq0
書き直したい!!
書き直したい!!!!
でもこの面白さに勝てる自信はない
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:35:28.73 ID:jXKyxgmE0
茶化すつもりはないけど
マザー2っぽい感じがした
物質XYZ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:35:29.35 ID:1HQSLnikO
ふはははははは私の名前はモララー、貴様の母親
カーチャン・ホライズンは私が誘拐した…帰して欲しいかい?醜いブーン君よwww
ふはははははははまずは村のはずれの私の家まで恋
こなければ…ふっふっふ…
byモララー
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:36:17.39 ID:hQzLMpczO
蛍とか
これは期待
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:37:49.70 ID:1HQSLnikO
( ^ω^)「なっ誘拐…だと…」
カーチャンは確かに料理とか家事全般は得意だ…
しかし…それ以外のメリットはないのだ…
( ^ω^)「はたしてどうするか…」
ブーンは考えるが答えは一つしかない
結局村はずれまで行くことになった。
( ^ω^)「とりあえず武器は準備するお」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:38:56.95 ID:Y1vuESNM0
_,、、、、、、、,_
,riTl|l.il|..ll..|ll.i..lli、
ril l!|.|l|.l||!.l|.|l|lil.l|l|l
||l!i!|州l|l|ll||lllミillll|l|
!|||ラ''' '´!|ll||l!lソ|||l|| こ
`t'_,,,ヽ i´l州 の
゙iー '' /i',ノ'゙入 小
`ー'、´ /,r'´ ,>、 説
,イy' / /,r ヽ,
,r'// / /,i' ' i ゙、
/,/li,/ ,/,i',i' ,r ,r7' ヽ,i. 奥 稚
〃,//l/ .// ,' /'´ / ハ. が 拙
/,' / l./ ,i'i l// / / l 深 に
/ ,i ,i ,!/ ,i' l // ,/ ,/ l. い 見
,/ l l i l./ !i .l / _,/ / l! . ・ え
,r'=‐、_ll_!j'_,_、-‐、‐' __,,. !l. . ・ る
/ノ /´/ ``ヽ、 ` ``''''"´ ,! l ・ が
/´ ,/-/ `` ``ヽ、、___,, i l
/ ,.イl / ,.r‐ ``ヽ、,__ ,! ./!l
/ jly' - '´ i i !.|
〈_/'V |l `'‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐_,,,、、-‐‐'' ! |
} ,/ l!',>、 ___,,,、、-―''´―-、、‐' ! |
レ'/ / i/l! い、_``ヽ、、______, _,,ノ
〉',/l j/:l!:l ヽ ゙、__ ̄ ̄____,/ `'ー‐'ン'l.l
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:40:23.78 ID:1HQSLnikO
ブーンの装備
頭、お鍋
体、布の服(一年洗濯無し)
武器「木の棒」
「いなご」
「水鉄砲」(竹)
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:42:18.17 ID:E28dCl6s0
これは期待できねぇな
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:42:58.92 ID:Y1vuESNM0
そうかそうか
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:43:10.70 ID:1HQSLnikO
( ^ω^)「よし、待ってろおカーチャン!」
ブーンは17年間出てない家から飛び出した
( ^ω^)「ふう相変わらずの風景だお…」
子供に唾を吐きながらブーンは歩を進める
( ^ω^)(やはり気になるお…べつに誘拐とかしなくてもいい希ガス)
子供に水鉄砲を浴びせながらそのまま森に入った
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:44:25.10 ID:YHbesl5pO
不意に村人思い出した
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:45:29.61 ID:Y1vuESNM0
人がきたからって狙いすぎてもよくないぜ
ありのままのお前で勝負しちゃえよ!
支援
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:46:07.31 ID:1HQSLnikO
森…
いろんな緑がある
( ^ω^)「さて…モララーの家はと…」
手紙に同梱してあった地図を見る
地図
↑山
森森 私の家
↓村
( ^ω^)「ううむ…わかりにくいお…」
(???)「おい!お前は誰だ!」
( ^ω^)「!?!?!!!!!!!???????」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:48:40.44 ID:1HQSLnikO
( ^ω^)「僕かお!僕はアーノルドシュワルツネッガーだお!」
( ゚∀゚)「なんと…大物の匂いがするぜ…」
彼の容姿はイケメンっぽい
( ^ω^)「で…どうしたお」
( ゚∀゚)「まさかモララーの所に行く気か?」
( ^ω^)「うん」
そのまま黙るイケメン
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:51:55.03 ID:1HQSLnikO
そして沈黙は破られる
(; ゚∀゚)「やめとけぇやめるんだ…シュワちゃん!」
( ^ω^)「嘘ってきずけお!ブーンだお」
( ゚∀゚)「お前はどうしても行くのか…?」
( ^ω^)「まぁ…いやいやだけど…」
( ゚∀゚)「…そうか…じゃあ頑張れよ…」
そのままイケメンは倒れた
( ^ω^)!?
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:54:42.26 ID:1HQSLnikO
( ^ω^)「どうしたお!しっかりするんだ…」
ブーンはゆさゆさと揺らしたり水を掛けたりした
(; ゚∀゚)「やつは危険だ…捕まったら死だと思え…」
そのままゆらりと立つと去っていった
(;; ^ω^)「なんかめちゃくちゃ怖くなってきますたお」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:56:13.28 ID:1HQSLnikO
モララーの家
かなり大きな家…豪邸だったのですぐに解った
( ^ω^)「たのもー」
ガンガン!と鉄の門を叩く
すると扉が開いた
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:57:54.26 ID:1HQSLnikO
\(^o^)/「あなたがブーンさんですね」
( ^ω^)「死ねー!イナゴファンネル!行けお!」
\(^o^)/「ぐわあああああああああああああああああああ」
ティウンティウンティウンティウンティウン
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 00:59:47.02 ID:1HQSLnikO
そねまま第一の刺客?は倒れた
( ^ω^)「まずは一匹…」
そのまま門をよじ登り奥へと進む…
( ・∀・)(ほう…なかなかダイナミックな人物だな…)
窓際では誰かが見ている
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 01:01:54.69 ID:1HQSLnikO
( ^ω^)「入るおー」
年代物のドアが開く音が聞こえる
中は洋風な感じでシャンデリアやソファーなどがなかなかにいい感じで置いてある
( ^ω^)(敵はどこにいる…?)
ブーンはほふく前進で進む
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 01:04:20.60 ID:1HQSLnikO
ふと殺気を感じた!
( ^ω^)「そこか!」
ブーンは振り向き、「勝利を約束された剣(棒)を向けた」
('A`)「…………」
( ^ω^)「き…消えただと?なかなかやるお!」
ブーンはさらにはいはいで階段を進む、
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 01:07:31.93 ID:1HQSLnikO
二階…
そこは色んな部屋に通じる廊下があった
( ^ω^)「一階には敵らしい敵はいなかったお…まさかここに敵が…」
しかし結局敵は出て来なかった
(; ^ω^)「他の扉は全部鍵が掛かっていたお…ここにラスボスが居るお!」
ブーンはかなり緊張し…そして…
ドアノブを捻った!
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 01:11:00.20 ID:1HQSLnikO
ガチャリと音が響く
鍵は開いていた、部屋の窓際に佇む男…こいつがカーチャンを…奪った張本人
( )「モララー・モンディーヌ」
( ・∀・)「いい名前だろう?ブーン君」
(≠ ^ω^)「お前が…」
(≠ ^ω^)「お前がやったのかー!!!」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 01:13:45.89 ID:1HQSLnikO
ブーンは水鉄砲を発射する…
それは確実に相手をビショビショにさせるH2O…
モララーが来た豪華そうなスーツは悲鳴をあげる…
はずだった!
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 01:17:10.46 ID:1HQSLnikO
( ・∀・)「土のカイザーシールド…」
モララーがそう叫ぶと光が輝き…そのまま手に一枚のシールドが現れた
( ω)「おっ…?」
摩訶不思議な光景に戸惑うブーン
ニヤリと笑うモララー
( ・∀・)「この力…お前も使いたくはないか?」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 01:21:35.73 ID:NuNkrPaO0
しえん
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 01:22:01.58 ID:1HQSLnikO
( ^ω^)「なっえっ…?」
ブーンはまだこの力を理解していないようだ
( ^ω^)「そんな非現実的な…」
(≠ ^ω^)「嘘をつくんじゃねーお!」
ブーンは水鉄砲をパージし、
ほくそ笑むモララーへ、迫る!
(≠ ^ω^)「どりゃああああああああ」
ブーンの棒がモララーの首を狙い…飛ぶ
それは突きだ
だが最後まで突けなかった。
否
さらなる摩訶不思議な現象がブーンを襲ったのだ
( ・∀・)「オーラ・シールド・ウオール」
モララから一気に視界が流れる
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 01:25:15.03 ID:1HQSLnikO
結果ブーンは壁にぶちあたり倒れる、あまりの威力に屋敷全体が揺れた
( ・∀・)「これを見てもまだ解らないかな…?それでは猿さん程度の頭ってことになるな…」
けたたましい笑いが響く
(メメメω)(くそっここまでか…)
( ω)「カーチャン…ごめ…」
ブーンは意識を失なった
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 01:28:00.51 ID:1HQSLnikO
真っ白な空間…そこには地面や空、はては物質と言う概念はない
( ^ω^)「ここは…どこだお…?」
すると真っ白の一部から黒いモヤモヤが現れる
( ^ω^)「んっ?敵か?」
ブーンは身構えようとする…が体が動かない
???「ぶざばだな…ブーン」
モヤモヤから謎の声が聞こえた
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/14(金) 01:30:41.81 ID:1HQSLnikO
( ^ω^)「誰だ!お前は?姿を見せるお!」
謎の声はダークに満ちている…
???「僕かお…?僕は…?」
モヤモヤが消え姿が現れた
(^ω^ )「ダークネス・ホライズン」
第一話「始まりの始まり」
完
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
ながら投下ですいませんでした
多分続くかも…