1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
目が覚めたら体が大変なことになっていた。
研A「起きたかね?」
女「・・・んー?」
研B「体の具合はどうだね?」
女「・・・だるいかもー・・・」
研A[麻酔後だからな」
女「・・・はい?ていうかここどこ?あんたたち誰よ?」
研B「ここは研究室で、研究室にいるからして私たちは研究員だ」
女「それでなんで私はこのベッドで寝てるの?」
研A「いやぁ・・・キマイラに改造してたんだ」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:03:51.25 ID:8ZRgU2dc0
wktk
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:06:55.78 ID:oT02EU8m0
女「はぁ?キマイラ?・・ってあの頭がライオンで体がヤギでしっぽが蛇の?」
研A「ああそうだ」
女「別に私は頭ライオンじゃないし体はヤギじゃないししっぽは猫だけど」
研B「ライオンやヤギを付けると見た目が非常によろしくないからな」
女「いや、ねぇ。尻尾が猫ってことに反応して欲しかったんだけど。ていうか何でついてんのさ!」
研A「それは私たちがつけたのだから驚く道理は無い」
研B「他にも足の筋肉をカモシカにしてみたりした」
女「ちょっと黙れあんたら」
研A「うむ。腕につけたゴリラの筋力は健在だな。掴まれた頭がミシミシいっておるわ」
研B「いや、死ぬって」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:08:06.41 ID:kHMw2c/U0
ちょっとwktk
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:08:42.00 ID:oT02EU8m0
女「ちゃんと私に分かるように説明しなさい。さもないと・・・どうなるか、わかってるわね?」
研A「うむ。筋力増強はしっかり働いているが」
研B「私たちが殴り殺される直前というこのシチュエーションは想定してなかったな」
研A「ああ、そうだな」
女「話せ。いいから。早く」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:08:45.92 ID:if/8Rn9IO
wktk
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:12:25.38 ID:oT02EU8m0
研究者AとBの話によると。
なんとなくキマイラが作りたくなったので、下校途中の一般女子高生を拉致してキマイラにしてみたとのこと。
ちなみに最初はちゃんとライオンの頭にしてヤギの体にして、蛇の尻尾にしたのだが見た目が非常にわろしだったので急遽変更したこと。
いろいろといじっているうち何を体に混ぜたか忘れてしまったこと。
もう飽きたので適当に終わらせたこと。
女「イロイロと突っ込みどころは多いどころかつっこめないところがない説明ありがとう」
研A「うむ、どういたしまして」
研B「私たちも忙しいのだ。子供があまり時間を取らせるんじゃない」
女「・・・・・」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:15:10.80 ID:u/+0sb5qO
男「おはよう、キマイラちゃん」
キマイラ「キシャー」
みたいのだと思ったら違った
>見た目が非常にわろし
ここに吹いたw
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:17:42.03 ID:oT02EU8m0
女「まぁ・・・事情はだいたいわかったけど」
研A「できればその手を首から離して欲しい。さっきから眩暈がとまらないのだが」
女「さっさと元に戻しなさいよ」
研B「それは無理だ」
女「・・・まぁ、予想通りの反応どうもありがとう。でも勝手に改造されたこっちはさっさと戻してもらいたいの。
わかる?わかるかしら?わからないなら脳を圧縮してあげましょうか?」
研A「まぁ、待て。何を混ぜたか分からないといっただろう」
研B「つまり体を切開すると何が起きるか本当に分からないのだ」
女「・・・お約束のパターンね。わかったわ。それじゃあ、直せるようになるのはどのくら掛かる?」
研A「わからん。ていうか無理じゃん?」
研B「とりあえず我らが改造中の記憶を全て鮮明に思い出せれば体内がどうなっているか分かる。そうすれば直せるはずだ」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:21:28.35 ID:oT02EU8m0
女「じゃあさっさと思い出しなさい」
研A「思い出そうとして思い出せたら苦労はせん」
研B「そういえば研A。飯はまだか」
研A「B、さっき食べたばっかりだ」
女「・・・・・」
研A「というわけで、私たちはこれから食事だ。子供は早く帰るように」
研B「暗くならないうちに帰るんだぞ。女の子の夜の一人歩きは危ないからな」
研A「それじゃ昼飯にするかな」
研B「今は夜だ」
女「これは、もう元に戻らないんじゃないかな・・・」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:26:07.16 ID:oT02EU8m0
女「2人とも何か奥の部屋いっちゃったし・・とりあえず出口みたいなのがあるからそこから出よう」
というわけで研究室から出ると、そこは夜の港だった。
正確には女の住んでいる町の港のコンテナの山の頂上にあるコンテナについているドアから女は出た。
女「・・・とりあえず家に帰ろう。もう疲れた」
コンテナをギシギシ言わせながら山積みのコンテナを下り始めた。
筋肉が・・・というか肉体が丈夫になってるのは本当らしく、2mくらいの高さから落ちてもどこも痛くなかった。
家に着いた。
ドアを開けたがドアノブが取れた。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:26:55.85 ID:FKNzquvRO
面白そうだ
マザー3を思い出したのは内緒だ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:27:51.98 ID:wf2yg/N70
さすが握力1トンw
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:29:20.60 ID:oT02EU8m0
ジリリリリリリリリリリリリ
女「んぅ〜・・・・」
ズゴめぅんっ
女「・・・んー?・・・あー・・時計壊しちゃった・・・」
女「はぁ・・・何か変な体になっちゃったし」
女「元には戻らなさそうだし・・・・・・・」
女「普段の生活はどこの宇宙にいったのかな」
女「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
女「・・・・・・・・・・・・・あ、七時だ」
女「学校行かなくちゃ」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:30:55.44 ID:wf2yg/N70
ずごめぅんっ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:32:20.42 ID:oT02EU8m0
むあー・・・・
ちょっと私用で出かけることになった
すぐ戻る
皆あとは頑張って物語を作ってくれ・・・
酷いオナニーだった
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:34:35.53 ID:8ZRgU2dc0
中断かよ…wktkしてたのに…乙
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:36:15.62 ID:wf2yg/N70
新ジャンル「オマイラ」かと思ったのは内緒だ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:37:48.79 ID:oT02EU8m0
ただいまー
今から続き書きますか
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:38:44.38 ID:wf2yg/N70
はやっ
24 :
ヌコミミナース ◆r21/..NUko :2007/12/11(火) 22:39:20.72 ID:dvseqrTRP
,.-―-、
|~\ ±/|
‖ilリリハリ))〉
ノリii§゚ヮ゚ノ§ ___ <大丈夫
n((⊂[ |ヌコ|]つ|=|==|+++][コ==- みんなwktkしてるから
ヾ=く/ミミゝ  ̄ ̄ ̄
(_八_)
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:40:12.63 ID:FKNzquvRO
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:42:29.23 ID:qFXHkF5FO
キモイお前らかと思った
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:45:57.48 ID:oT02EU8m0
女「・・・この体、意外と便利じゃないか?」
そう思ったのは石に躓いて転んだと思ったらタンクローラーが走ってきてこれは死ぬなぁなんて思いつつ
衝突しても無傷で登校を再開したときだ。
女「走るのも速いし・・・でも人間にintel入れてもこんな速さにはならないってくらい速いけど」
友「おはよー、女」
女「ああ、おはよー」
友「今日も今日とて勉強ですよ勉強。やだなぁやだなぁ」
女「今日は二回くりかえすのが流行りなのか」
友「そうなんですそうなんです!今日の流行はそれですです」
数分前
タンクローリーの運ちゃん「危なゐ!」
がみシャっ
女「あ・・・タンクローリーがへこんだ」
運「なーんでーやねーん!なーんでーやねーん!うわああああぁぁぁぁぁぁぁん!!」
女「まぁ・・誰も見てないからいいや」
路地裏にて
男「・・・なんだあれ・・・・」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:46:39.47 ID:wf2yg/N70
タンクローリーだッ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:50:10.51 ID:wf2yg/N70
二度と間違えるなッ
私の名前はタンクローラーでもロードローラーでもない
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:52:03.59 ID:DT7Gbo2rO
日本語読みでキメラなんだからキメラでいいと思うんだ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:52:09.14 ID:oT02EU8m0
四時間目の授業〜歴史〜
パぼキィん
女「・・・これで3本目のシャープペンシルが犠牲になったな・・・まぁ誰も見てないからいいか」
友「・・・(何アレ!一時間目からシャーペン握っただけで粉砕してるよ!?)」
男「・・・(えええええ!アリ!?そんなのアリなんですか!?」
先生「どうした、男。まぁイタリア軍が砂漠でパスタゆでるのはアリか!?って叫びたくのはわかるが」
男「あ、いえ・・・なんでもないです。さすがヘタリアですよね(最後声に出てたか・・・危ない危ない)」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:53:27.18 ID:wf2yg/N70
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:53:44.60 ID:FKNzquvRO
見た目もと思った
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:57:04.89 ID:oT02EU8m0
〜昼飯〜
女「む・・・?机の中に手紙が2通・・・ふふっ、やっと私にも運がむいてきたか」
手紙その1「昼食の休みの時間に屋上に来て欲しい。鍵は開いている」
手紙その2「昼食の休みの時間に屋上に来て欲しい。鍵は開けた」
女「同一人物じゃ・・・ないのか?」
〜屋上〜
男「そわそわ・・・」
友「そわそわ・・・」
生徒会情報部員「わくわく・・・」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:02:10.80 ID:oT02EU8m0
女「で、何の用?」
友&男「あのさ・・・っは!?」
友(なんでここに男が・・・まさか・・・コイツ!)
男(なんでここに友が・・・まさか・・・コイツ!)
友(・・・そっか・・・女に告白しに来たのか・・・青春だな、でも今はそれより大事なことが)
男(・・・そっか・・・女に告白しに来たのか・・・レズだな、でも今はそれより大事なことが)
友&男「ちょっと外してよ・・・大事な用があるんだから」
友&男「真似してんのか!?」
女「うわぁー・・・何だかよくわからないけど面白そうだなー」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:05:35.64 ID:oT02EU8m0
男「もしかして・・・お前もアレを見たのか?」
友「アレ・・・って・・・授業中のやつ?」
男「シャーペン爆砕の事・・・だな?」
友「・・・アンタもだったのね」
女「・・・・・・・・・?」
男「いや、あのさ・・・」
友「今日、女・・・何か変じゃない?」
男「何かゲームみたいなことでも起こったか?」
友「何かと合成されてキマイラです〜って?w」
女「ピク・・・・・え、な、何のことかなぁ?」
男&友「まさかのドンピシャですか!?」
なんだこいつら確信犯か?
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:10:00.62 ID:oT02EU8m0
女「バレちゃあ仕方がない・・・じつはかくかくしかじかなんだ」
男「ウソだろ」
友「ウソでしょ?」
女「ホントだって!ほら、尻尾!」
男「うおわっ・・・スカートから尻尾が・・・」
友「しかも動いてるし。こんなのどこにしまってたの?」
女「こしにグルグル巻きにして・・・」
友「ああ・・・どうりできょうはふとtt」
女「何か言った?」
友「いえ・・・別に・・・ていうか手、離して・・・頭から脳漿拡散砲発射しちゃう・・」
男「怖ぇ・・・!超怖ぇ・・・・・!」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:13:09.68 ID:oT02EU8m0
友「でも、これどうするの?」
女「へ?」
男「俺らならまだしも、他の人とか先生にばれたら・・・停学とかじゃ済まないと思うんだけど」
友「実験室行きね。まるで漫画だわ」
女「う〜・・・どうしよ?」
友「とりあえず今はそのまま隠すしかないわね。今日学校終わったら本格的に作戦会議よ」
男「うぃっス」
女「はーい」
男「でもさ・・・五時間目体育だよ?」
続きはやくう
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:17:23.52 ID:oT02EU8m0
女「そのくらい大丈夫。『女の子の日』っていう必殺技を使えば・・・」
男「あ、ああ・・・そっか。大丈夫ならいいや」
友「いえ、それじゃあダメだわ」
女「何でさ!?」
友「体育科の女子担当教師を忘れたの?・・・奴は全校女子生徒の生理周期を熟知してる変態よ」
女「う・・そ・・・・・・」
男「キモいの通り越して尊敬するわそれ」
友「とにかく五時間目以降は休むしかないわ。早退なさい」
女「う・・・うん。それじゃ、先に男くんの家にいってるから」
男「何故か自然に俺の家が作戦会議場になってますよ?」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:18:24.07 ID:wf2yg/N70
変態のキワミじゃねーかwww
なんかもう変態というか色々な物を超越してんな
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:20:59.49 ID:oT02EU8m0
〜放課後〜
友「さっさとアンタの家に行くわよ・・っていうかアンタの家どこよ?」
男「ああ・・・港のすぐ近くだよ」
友「・・・私と家が近いのね」
男「そーなのか?まぁべつにいいけど・・・とにかく急ごう」
友「・・・何でよ」
男「握るだけでシャーペンを爆砕する力だぞ?俺の家がどうなってるか気が気でない」
友「・・・それもそうね」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:24:52.62 ID:oT02EU8m0
〜男の家〜
女「あ、男と友だー。おかえり〜」
男「・・・・・」
友「おー。何で家に入ってなかったのさ?」
女「家の鍵の場所なんて知らないし。・・・男くん?」
男「・・・ん?ああ、いま開けるからちょとまってて」
ガチャガチャ
男「おし、んじゃ先に2階の突き当たりの右の部屋に入っててくれ。飲み物もってくるから」
友「気が利いてるじゃない」
女「お菓子もよろしく」
男「・・・わかった・・・」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:30:24.75 ID:oT02EU8m0
〜男の部屋〜
友「ふぅん・・・意外と片付いてるじゃない」
女「・・・男くん、家事とか自分でやってるから」
友「・・・何かワケあり?」
女「うん。物心付いたときから母親がいなくて、父も仕事で忙しいんだって・・・」
友「・・・・・ふーん・・・」
ガチャ
男「飲み物と菓子もってきたぞー」
女「何で・・・ポット?」
男「寒いだろ、冬だし。それとも紅茶飲めない?アッサムティーだけど」
女「いや・・・別に大丈夫だけど・・・」
友「マメねぇ・・・それ茶葉でやってるでしょ」
男「ティーパックなんて使うわけないだろ」
女&友「(何か・・・変というかずれてる・・・よね?一般男性と比べて)」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:30:55.39 ID:3L/SelMKO
wktkが止まらないwww
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:35:44.90 ID:oT02EU8m0
友「それで、これからどうするか・・・」
男「うん」
女「んー・・・大体は何とかなるけど、とりあえず問題なのは体育だね」
友「そうね・・・あの体育教師体育着の上はもちろん下の紺の短パンも透かして見えるらしいからね」
女「・・・?どういうこと?」
友「つまり下着一式丸見えってこと。問題は短パンの中が見えてるってことよ・・・尻尾があるのがモロバレだわ」
女「あの先生・・そんな人だったんだ・・・」
男「へぇー」
友「うーん・・・どうすればいいかしら・・・いい案が浮かばない・・」
女「うーん・・うーん・・・」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:37:25.18 ID:FKNzquvRO
今時の流行アクセサリーで言えばいいんじゃね?
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:40:33.41 ID:oT02EU8m0
女「あ!」
友「何か思いついた?」
女「うん・・・えっとー・・・実は私羽も付いてるんだけどさ」
友「いきなり何を言い出すのさ」
女「いや、その羽なんだけど、しまったり出したりできるから・・・しっぽもできるかなぁと思って」
友「へぇ・・・確かにやってみる価値はありそうね・・って男!何でさっきからまともな返事しないのよ」
男「いや・・・だって・・・お前らが下着の話とかするから・・・」
友「・・・・うわぁ」
女「・・・・うへぇ」
男「・・・なんだよ」
友「普通そんなの反応しないのにね」
女「だよねー。とにかく、尻尾をしまってみよう!」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:46:18.99 ID:oT02EU8m0
>>49 体育の時間にアクセサリー類(ミサンガ・ピアス含)を装着していると怒られます。
実際起こられた俺乙。
男「で・・・しまうってどうやるんだよ?」
女「どうやるって・・・こう・・んっ!って・・・」
友「いや、わからないし」
女「言葉じゃ表現しにくいんだよ。とにかく・・ちょっと独特な感覚だからすこし練習しないと」
男「練習って何さ」
女「羽の出し入れでもしようかなぁって」
友「いいわねぇ。是非見てみたいわ。人間に生える羽と尻尾。いよいよもって人間辞めてきたわね〜」
女「・・ん、そうだね」
男「その言い草はないんじゃないか?」
友「・・・何よ」
男「謝れ、女に」
友「・・・悪かったわね、さっきの発言は流石にアウトだったわ」
女「あ、いや、別に気にしてないから大丈夫だよ〜」
友「それで、改めてお願いするわ。羽を見せてくれるかしら?」
女「うん、いいよ!ほら―――――
バリッ
――――ふぇ?」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:53:05.00 ID:oT02EU8m0
男「・・・・・・」
男くんが少々混乱して声が出ないようなのでかわりに私が説明しよう。
え?私かね?私はしがない猫さ。
屋根の上でひなたぼっこをしていると近くの家の窓から女2人と男が1人見えるじゃないか。
それでちょっと興味を惹かれたものでさっきから見ていたのだよ。
そして現状だが・・・
女のうちの1人の背中から羽が出てきた。まるで大鷲のような大きい翼だ。
ただ―――翼が出てくるには少々邪魔なものがあった。
それを破いて翼が出てきた訳さ。
ありていに言えば、服が破れて翼が出てきたってことだ。
さて、大変だ。
数秒後に聞こえるであろう阿鼻叫喚を遠ざける為、私は屋根を降りて塀をつたっていった。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:55:06.37 ID:FKNzquvRO
猫wwwwww
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:55:32.63 ID:BqgmNj/z0
続きが見たいのぉ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:59:08.38 ID:oT02EU8m0
男「・・・ビクン・・・ビクン・・・」
友「ね、ねぇ・・・ちょっと男からシャレにならない量のブラッド的なものが流れ出てるんだけど・・・」
女「・・・・っ!」
友「!わ、わかった!わかったから落ち着いて!そんな猛獣みたいな金に光る瞳孔をこっちに向けないで!とりあえず男の箪笥から何か着るものを!」
ガラガrバキィっ
女「・・・・・バスタオル・・・」
友「そ、それでいいから!体に巻いて!箪笥壊れちゃったけど!男も何だか壊れ気味だけど!」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:03:59.20 ID:atr1InWh0
〜一時間後〜
男「で、練習は終わったわけ?」
女「う、うん・・ご、ごめんね?大丈夫?」
友「これで大丈夫だったら女より男のほうが人間超えてるって・・・」
男「とりあえず練習とやらをしてる間にカーペットとシーツの血抜きはしておいたけどさ・・」
女&友「マメだ・・・」
男「シミになると大変なんだよ!」
友「そんなこと言われても・・・・」
女「と、とりあえず尻尾もしまえるようになったよ!ほ、ほら見」
友「はいストーップ。さっきと同じ展開になるのは目に見えてるよー」
男「さっき・・・ピク・・・ピク・・・・」
友「男がほんわかした妄想とあまりに辛すぎる現実を思い出して痙攣してるんだけど」
女「・・・・・///」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:08:21.54 ID:atr1InWh0
〜玄関〜
男「送らなくても大丈夫?」
女「大丈夫、友はしっかり私が守るから」
友「心強い・・というか変質者が来ても殺さないでね。過剰防衛だから」
女「う・・うん、頑張る」
友「・・・次は力のコントロールだな・・・」
男「んじゃ、またなー」
女&友「うん、またねー」
男「ふぅ・・・」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:10:31.00 ID:atr1InWh0
〜男宅〜
男「・・・・・・・・・・・」
男「・・・・・・・・・・・」
男「・・・・・・・・・・・」
男「・・・・・・・・・・・」
男「・・・・・・・・・・・」
男「・・・・・・・・・・・『おかえり』なんていわれたの何年ぶりかなぁ・・・・・」
男「・・・・・・・・・・・」
男「・・・・・・・・・・・」
男「・・・さて、明日も学校だ」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:13:40.13 ID:atr1InWh0
〜友宅〜
友「はぁ・・・今日もいろいろあったわねぇ・・・」
友「とにかく皆にばれないように色々と対策練っておかないと・・・」
友「あー・・あと力のコントロール法も教えなきゃ・・・」
友「・・・・・・・・・ふぅー・・・・・」
友「・・・・・・・・・・・・あ、明日も・・・作戦会議、かな・・・」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:16:18.92 ID:atr1InWh0
〜女宅〜
女「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『その言い草は、ないんじゃないか?』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
女「・・・・・・ちょっと、見直した・・・かな?」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:17:13.94 ID:ZwXsm3SbO
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:17:51.28 ID:atr1InWh0
ああ・・・眠い・・・・
もう・・・寝てもいいかな・・・・?
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:23:12.31 ID:ZwXsm3SbO
だから夜に立てるなとあれ程…
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:26:00.79 ID:atr1InWh0
もうダメだ・・・
起きたときにこのスレが残ってたら続き行くわ・・・
まぁ残ってるとは思えんがなwwww
では皆さんさようなら
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:33:44.04 ID:6pHAOzsU0
いいもん見れたわ乙
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:37:15.26 ID:xPKVPhZAO
わっ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:45:23.73 ID:KhOV5qiOO
ふー
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:56:48.18 ID:KhOV5qiOO
ほっほ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 01:14:11.13 ID:KhOV5qiOO
ほっほ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 01:44:45.02 ID:WivuXhbs0
ほ
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 02:10:01.22 ID:WivuXhbs0
ほ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 02:29:32.65 ID:6lcREcO1O
んー
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 03:17:53.03 ID:UDrtZXVk0
保守。
ほ
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 04:12:57.52 ID:B40YPozvO
ちょっと期待 保守
それとなく保守
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 06:41:28.82 ID:ysjIdlsdO
保守
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 06:52:42.91 ID:yssXaTmXO
保守
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 06:55:11.12 ID:13qrgXC9O
これは保守対象
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 07:16:22.15 ID:s2YmpGvkO
保守
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 07:27:40.29 ID:atr1InWh0
何で残ってるんだよwwww
>>!だけどこれから学校なんですが・・・
の・・のこってたら・・・帰ってから続き書くと思う・・・
保守職人乙&ファイトです
また作家気取りの新ジャンルか
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 08:29:59.52 ID:6pHAOzsU0
ドクロちゃんとかぶる
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 08:32:34.81 ID:Ic3O9LTkO
☆
85 :
明智光秀 ◆GZT/xIiF72 :2007/12/12(水) 08:37:34.62 ID:rA88aOgc0
ぺちこねぺちこね
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 08:40:32.19 ID:bhJZ+4OKO
>>1見たけどつまらなすぎwwwwwww
なんでスレたてたのwwwwwww
携帯から保守
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 09:42:07.43 ID:SdcbAf57O
なんだかんだ言いながら保守しちゃうおまえらが素敵
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 10:32:20.39 ID:IKxDnxZ/O
>>88 別にこんなところで三点リーダにこだわる必要はないんだぜ。
ネット上の読み物なら、あえて使わない人もいるしな保守
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 10:37:23.30 ID:SdcbAf57O
女「2マナ1点!」
男「1マナ再生!」
女「2マナ1点!」
男「1マナ再生!」
女「1点!」
男「再生!」
女「1点!」
男「再生!もう許して女!」
女「私のアップキープを覗いた罪、万死に値するんだからっ!」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 10:53:25.31 ID:IKxDnxZ/O
>>91 ちょwwMTGwww
女「うあー、気持ちわるい」
男「なんだよ二日酔いか?」
女「ううん、召喚酔い」
男「……」
女「私のこと、召喚酔いに影響されないと思ってる人多くて困るのよね」
男「なんの話?」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 11:40:02.60 ID:SdcbAf57O
保守
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 11:41:56.45 ID:SYh4PZd5O
マスティコア…
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 11:51:39.91 ID:Rbvh3SHl0
ふむ、これはwktkしていいものかな
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 12:02:19.86 ID:d4x/F336O
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 12:04:09.49 ID:uwqVioB30
夢枕獏のキマイラシリーズみたいなグログロかと思った
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 12:13:31.19 ID:Rbvh3SHl0
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 12:27:11.49 ID:d4x/F336O
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 12:33:36.89 ID:Rbvh3SHl0
さて、皆はまだ私の事を覚えてくれているだろうか
一つヒントを出そう、皆と最初に出会ったのは
私が屋根の上で日向ぼっこをしていた時だ
思い出してくれたか
そう、猫だ
そして、何故だかちょっとした危機を迎えている
今私は、檻の中に居るのだ
些か体の調子が悪い
まるで、私の体が私の体でない様だ
記憶も少し混乱している
どうしてこうなったか、思い出してみよう
どうか、少し私の話に付き合ってくれないだろうか
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 12:36:56.79 ID:4G6V0KJRO
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 12:38:40.57 ID:Rbvh3SHl0
男君宅での阿鼻叫喚
あれから私は、塀を歩いていき
いつものように行く当てもなく散歩していた
商店街の魚屋の旦那から、いつものように食事を頂く
おっと、今日の旦那はいささか機嫌が悪いようだ、後ろから怒鳴り声が響いてくる
申し訳ないが私も猫の身、捕まる訳にはいかないのだ
商店街を走りぬけ、落ち着いて食事を出来る場所に行こう
そうして走って
気がつけば、もう既に日が傾むき、沈もうとする時間だった
この港町に、また夜が訪れる
真赤に染まった海を眺めながら、私はこの港を食事場所にすることにした
こうやって黄昏ていると、昔の事を思い出す
そう、あれはまだ私がまだ若造だった頃か…
私は…おっと、話が逸れたか
話を戻そう
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 12:43:01.96 ID:Rbvh3SHl0
そう、一人感傷に浸りながら食事を済ませ
日が沈み夜になり、月と星が空から私を照らすまで
私はその場で物思いに耽っていた
その時だったか
私は唐突に何かに視界を奪われた
視界だけではない、酷く狭い場所に詰め込まれたようだ
闇と狭い空間、私の心を不安と恐怖が覆う
様々な世の中で擦り減った心でも、この感情は未だ馴れない
私は足掻いた、だがそこから抜け出すことはままならなかった
そうして暴れる私は、また唐突に光の中に引き戻された
続いて響く金属音、閉まる鍵の音
私は、檻の中に居た
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 12:48:35.62 ID:Rbvh3SHl0
眩さに戸惑いながら
私は自らの置かれた状況を確認しようと目を凝らす
直ぐ近くに麻の袋が転がっている
どうやらさっきまで私の事を閉じ込めていたのはアレの様だ
狭い檻、何やら台の上にあるようだ
周りには様々な器具が置いてあるが私には分らない
目の前に二人の人間
?「で、今度は猫でやるのか?」
?「ああ、だってそこらへんに一杯居るしな」
?「というか、最初にいきなり人間でやちゃったのが失敗だったか」
?「まぁ気にしても仕方ない、とりあえずコイツでまた実験しよう」
何やら話し込んでいるが、やはり何のことだか分らない
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 12:59:01.36 ID:Rbvh3SHl0
ふと一人の人間が近づいてくる
威嚇、この私よりも数倍大きい動物にどこまで通じるかは知らない
だが私は、未知の恐怖を振り払うため吼える
そんなもの気にせず私に伸びる手
爪で切り上げる
引っ込む手
そして――――――痛み
刺すような痛みに私は呻く
いつ近づいたのか、もう一人が暴れる私を押さつけていた
そうしてそんな私をお構い無しに、何かが体の中に注ぎ込まれる
不意に離れる手、静かに痛む傷口
どうやらそんなに傷は大きくないようだ
そして、グラつく視界
揺れる体、バランスが保てない
意識が、薄れていく
何だ、何が起きている
意識を振り絞り、目を見張る
人間の手に、注射器が握られている
どうやら私は、何かを注射されたようだ…
それを確認して、私の意識は落ちた
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 13:12:49.23 ID:Rbvh3SHl0
気がつけば私は、こうしてまた檻の中に居た
一体何をされたのか今の所は何も分らない
未知への不安、死への恐怖
情けないことに私の心は、今それで埋め尽くされている
だが、こうして生きている
それだけは幸運と言うべきなのだろうか
どうにかせねば、そう悩む私の元に
また人間が近づいてきた
そうして口を開き、私に向かってこう言った
「元気かな―――実験体題二号」
番外編第一章 完
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 13:15:14.60 ID:Rbvh3SHl0
駄目だ、勢いだけじゃやっぱ書けないね
流れ急で無理あるだろコノヤロウ
駄文でごめんなさい
>>1スイマセン
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 13:51:17.91 ID:Rbvh3SHl0
保守
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 14:12:20.81 ID:Rbvh3SHl0
保守
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 14:33:16.43 ID:mjgq8t1I0
ローリング保守
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 15:06:10.45 ID:Ic3O9LTkO
☆
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 15:15:29.60 ID:yOX1w3KkO
ただいまー
何故か規制されてるので携帯から爆撃ですよー
番外編書いてくれてありがと〜
後ででいいから続き書いてくれると嬉しいなーと思うんだぜwww
五時前からバイトだからそれまでは頑張るぞー
では続き・・・・・
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 15:18:59.75 ID:yOX1w3KkO
〜次の日、男宅〜
男「今日はオレンジペコーにしてみたぞ」
友「ずいぶん紅茶の種類あるのね・・」
女「もうここまでくると家庭的だね」
男「ほっといてくれ。で・・・今日は大丈夫だったのか?」
女「ん・・・大丈夫。ていうか今日体育なかったし」
女「うん。後は・・・あ、そうだ。なんかビックリした時に尻尾がぴょこんって出そうになったかも」
男「なんじゃそりゃ」
女「えっと・・・集中してないと尻尾が出ちゃうみたい。羽は無意識にしまってあるんだけど」
友「つまり・・・標準状態で尻尾は出てる状態、羽はしまってある状態なのね」
男「そうなのかー」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 15:21:49.46 ID:yOX1w3KkO
友「まぁ、それ以外は大丈夫そうだね」
女「うん・・・・体育は明日かぁ」
男「ばれないようになー」
女「頑張る」
友「んじゃ、今日は・・・そうねぇ・・・たまにはだべってるのもいいわね」
男「たまにはって・・・今日で二回目だけどな」
友「うっさいわね。文句あんの?」
男「ないけど」
女「wiiやりたいな。家にないし」
男「ダメだ。コントローラーが潰れる」
女「じゃあボードの人生ゲームでも」
男「何も触らないならいいぞ」
女「・・・それじゃあゲームにならないって」
友「何も出来なさそうね・・・とりあえず今後の展開について話し合うことにしましょうか」
男「賛成」
女「むー・・・」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 15:23:42.12 ID:yOX1w3KkO
〜玄関〜
男「んじゃな、また明日」
女&友「あいあい」
男「さて、今日はリビングの掃除しなきゃな・・・」
女「家庭的というか」
友「すでに主夫?」
男「いいんだ・・・俺はこれでいいんだ・・」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 15:25:55.16 ID:Rbvh3SHl0
おかえりーの、ありがとー
と頑張れ
>>1ー
番外編は、まあ時間に余裕があったら書かせていただきますよっと
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 15:27:52.08 ID:yOX1w3KkO
〜次の日、五時間目〜
女「(ね・・・眠い・・・昼ごはん食べ過ぎた・・・・・)」
男「(女はもうだめだ)」
友「(女、睡魔に勝ったことないからな)」
女「・・・zzz・・・・・・・・・・・・・zzzzzzzzzzz・・・・・・・・・」
キーンコーンカーンコーン
クラスメイトその1「女が寝てるね」
クラスメイトその2「そうだね」
クr(ryその3「起こす?」
その4「では言ってくるであります・・・」
女「・・・・・・zzzz・・・・zzz・・・そんなのはいらないよぅ・・・・」
その4「おっきろー♪(耳に息をふ〜)」
女「ふひゃあああああああああああぁぁぁぁぁぁっ!?」
ぴょこんっ
その4「あれ?」
友「やばっ!」
男「まずい!」
その4「・・・ね・・・猫の・・・尻尾?」
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 15:31:53.36 ID:yOX1w3KkO
4「で・・・何これ?」
女「え・・ええーっと・・・・猫のコスプレだよ」
4「ふぅん。(尻尾を引っ張る)」
女「ふあぁっ!や、やめて!引っ張らないでよぉ!」
4「コスプレなんでしょ?」
女「え・・・と、う、うん・・・」
友「バレちゃうよ・・・どうする?」
男「どうするって・・・・・ここで庇いにいったら余計に怪しいし・・・」
友「キマイラってバレたら・・・やばいしな」
1「・・・キマイラ?」
友「いつの間に後ろに!」
1「ほほう・・・キマイラ?キマイラって言ったよね今」
男「あ、あー・・・えーっとゲームの話だって」
2「はい嘘ー」
3「詳しく話してもらう必要がありそうね」
男&友&女「・・・・・・」
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 15:33:57.22 ID:yOX1w3KkO
男「実はかくかくしかじかなんだ」
クラスメイト全「嘘だろ」
女「ほらほら尻尾だよ尻尾」
全「ま・・まじですか・・・」
男「マジなんだ」
友「マジだね」
女「・・・・・」
全「・・・・・」
ちょっとここで休憩。
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 15:44:14.45 ID:O6oTVVPRO
wktk
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 15:45:37.17 ID:hwnKJf1ZO
ホッシュ
ぼーんふりーくす思い出した
若干違うけど
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 16:05:17.25 ID:Rbvh3SHl0
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 16:11:14.83 ID:zY28FCoBO
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 16:13:33.80 ID:yOX1w3KkO
さて、続きですよ〜
>>123ちょwwwwこれはワロタwwwwwGJwwww
1「そっかーキマイラなのかー」
2「頭ライオンじゃないけどいいの?」
3「キマイラならしょうがない」
4「あ、次体育だよ?」
1「げ、マジかよ」
2「早く行かなきゃ怒られるよ女ー」
女「・・・え!?あ、うん・・え?」
友「ええっ!何で皆こんな普通な反応!?」
男「別に驚いてほしいわけじゃないけどもうちょっと驚いてほしかった!ってどっちやねん!」
友「落ち着け男!」
3「いやーだってねぇ・・・」
4「今の世の中蛇男とか宇宙人とかいそうだし」
1「別にキマイラぐらい・・・ねぇ?」
男「ねぇ?じゃねーよ!なんだか想定の範囲外どころか斜め右上三回転ひねり半的な気分ですよ!?」
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 16:15:32.19 ID:yOX1w3KkO
〜六時間目、体育〜
女「(皆普通の反応だったけど・・・でも、ひかれるよりはよかった)」
先生「早く準備体操しなさい」
全「はーい」
女「(あの先生体育着の見えてるんだよね・・・今も下着見てたりするのかなぁ)」
全「いっちにーいっちにー」
女「(でも何か美形だから微妙に憎めないというか)」
先生「女!ぼーっとしてないで準備体操しろ!」
女「っ!は、はい!?」
ぴょこん
先生「?」
女「ふわぁぁぁぁっっ!?」
先生「し・・・っぽ・・・」
女「い、いえ!これはですね!」
先生「・・・お前だったのか」
女「・・・・・・・・・・・・・・え?」
先生「いいから早く準備体操しろ。肉離れを起こしても知らんぞ」
女「は、はい」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 16:17:29.97 ID:yOX1w3KkO
〜放課後、男の家〜
男「うーん、皆のあの反応は予想外だったな・・・」
友「うん・・・とりあえず皆には口止めしといたけどさ」
男「・・・他に何か変わったことある?」
女「えーっと・・・体育の時、先生にバレたけど何ともなかったよ?」
友「そういえばそうだったわね」
男「・・・現代人は皆こうなのか?」
女「でも・・・なんというか・・・変だったよ?」
友「いや、あの先生はもとから変だけど」
女「そ・・・そうだね、変だからかな」
男「?」
女「いや、別になんでもない・・・」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 16:21:11.45 ID:yOX1w3KkO
〜その頃生徒会〜
会員「かくかくしかじかのようです」
会長「そうか、かくかくしかじかだったのだな」
会員「どう対処いたしましょうか?」
会長「そうだな・・・その話はクラス中に広まったんだな?」
会員「はい。学校中に広まるのも時間の問題かと思われます」
会長「・・・・・・たぶん、異常生物として回収にくる奴らがいるだろう」
会員「は・・・」
会長「そいつらから女を守るよう指示しろ。我が校の生徒をみすみす危険に晒すわけにはいかないからな」
会長「(俺カッコいい事いったよな?今)」
会員「恐れながら、会長。それは無理です」
会長「何故だ?」
会員「女が生徒会関係の戦闘部隊の誰よりも強いからです」
会長「・・・・・・そんなにか?」
会員「そんなにです」
会長「・・・それでは傍観体制だ」
会員「早速手配します」
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 16:24:48.88 ID:yOX1w3KkO
〜友と別れた後の女の帰り道〜
女「はぁ・・・色々と面倒くさいというか、辛いなぁ・・・」
女「誰のせいでこんな事に・・・ってあの研究員のせいに決まってるし」
女「ちょっと行ってみよう・・・ん?」
黒服1「貴様が女か?」
女「いかにも」
黒服2「我らと一緒に来てもらおうか」
女「たこにも」
黒服3「暴れないほうがいい。我らも無駄な暴力は好かん」
女「ひらめにもー」
黒全「・・・・・・」
女「冗談だ。そして私は嫌だ。断る」
黒「では・・・無理やりにでも連れて行く」
女「できる?・・貴方たちに」
ひらり、と黒服たちへの距離をつめる女に誰も反応できなかった。
女「こんな、鈍重な貴方たちに」
手でわっかをつくり、人差し指をぴん、と黒服の額に向けて撃つ。
それが、
それではここで一時停止。
バイトいってきマース。
>>131 ちょwwww気になるwwwww
いってらーwwwノ
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 16:51:01.45 ID:Sj+vXAlbO
ほしゅ`'
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 17:09:51.31 ID:CecPZ2DQO
今からライブだ保守
聞きたいんだが、番外編って需要あるかな?
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 17:30:25.01 ID:Ic3O9LTkO
ないわけがない
☆
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 17:30:46.77 ID:CecPZ2DQO
おし、悟った
保守する
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 17:56:57.85 ID:zY28FCoBO
保守
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 18:12:02.84 ID:bG6PjbsDO
追い付いた
これは良いスレ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 18:13:35.99 ID:8Iu/nxj+O
男「今日はオムライスだな……」スタスタ
他研A「えいっ」ガッ
他研B「とおっ」ドボッ
男「がっ!?……っ!(ビクン)」
他研A「ちょっとちょっと二発目は無いよ」
他研B「ごめん〜、だって研究員等が成功したって聞いたから焦って〜」
他研A「だから今からやるんでしょ? ほら足もって」
他研B「おっけ」ガシッ
他研A、B「わっせろい、わっせろい」
他研A「あっ」ズル
ガン
他研B「……ドンマイ」
他研A「ごめ」
男「……!…………!」ビクンビクン
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 18:18:47.76 ID:8Iu/nxj+O
チュイーンガガガガガドリュンドリュン
男「……ぁー〜?」
他研A「それでは」
他研B「ご苦労様〜」
男「え? え?」
他研A、B「バ「バ〜イニ〜」ヒラヒラ
男「うわぁぁぁぁぁぁ・・・…」ドボォン
他研A「ちょっと」
他研B「なに〜?」
他研A「ずれないでよ」
他研B「ご、ごめ」
他研A「…ぁードンマイ」
他研B「ん。」
何故かサイカノ思い出したわ……
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 18:21:08.55 ID:YXTkfSIR0
サイとカバとノトーリアスBIGを組み合わせた最強の合成生物・・・!
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 18:25:32.82 ID:8Iu/nxj+O
ザサァ…ザサァン
男「う……ぅ……」
女「あ、あれ? 男どうしたのこんなとこで」
男「女? ……ここは?」
女「ボンダイビーチ」
男「……え? なんて?」
女「大丈夫だよ、帰れるから」ガシィッ
男「なっ! ちょwwwwww」
女「えーい」ブン
男「あぁぁぁぁぁ・・・…」ポーイ
女「それで私の部屋ですが」
友「何があったの?」
男「実はかくかくしかじかで何がなんだか……」
女、友「おかしな話だねぇ……」
男「ちょっとトイレいいか」
女「どぞ」
友「いってら」
……
…
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 18:26:52.90 ID:CecPZ2DQO
ノトーリアスBIGだけでいいよwwww
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 18:29:30.54 ID:YXTkfSIR0
>>144 それだと『サイカノ』にならんのよ
俺は別にサメとイカとノトーリアスBIGでも一向に構わんわけだが
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 18:31:33.16 ID:8Iu/nxj+O
アッー
女「男っ!?」
友「何がっ?!」
男「ぁ…ぁあ」ガクガク
女「どうしたの!?」
男「こいつを見てくれ、どう思う?」
友「なんてもんみせんのよ!」グシァ
男「……! ……!」ゴロゴロ
女「まさか……!」ズルッ
男「きぁー////」バタバタ
友「うっさい」ドガ
男「……! ……!!」ビクンビクン
女「こ、これは……」
友「なっ!」
女&友「すごく、プラスドライバーです……」
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 18:33:30.08 ID:8Iu/nxj+O
続かない('A`)
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 19:02:44.48 ID:8Iu/nxj+O
この静寂は俺のせい……?
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 19:09:42.92 ID:ZwXsm3SbO
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 19:19:11.00 ID:OV6M/tCYO
これはいい
何故か銀魂思い出した
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 19:52:57.10 ID:UJNji4FRO
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 20:03:45.23 ID:CecPZ2DQO
ならば猿とカーズとイギーとあの亀とノトーリアスBIGで訳が分からん
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 20:04:33.37 ID:BWziVmhS0
「何故か」じゃないだろ、まんま銀魂じゃん
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 20:27:16.41 ID:jMnMlOvi0
ほ
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 20:53:55.77 ID:zVfYJqbVO
り
え
も
ん
ど
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 21:11:09.39 ID:8Iu/nxj+O
だって人間改造とか言われたら銀魂じゃん
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 21:43:16.42 ID:ZwXsm3SbO
あげ
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 21:54:00.33 ID:CecPZ2DQO
ライブ終わったぁ
ヤバい良かった、泣ける、これは泣ける
保守
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 22:03:45.72 ID:ZwXsm3SbO
あげ
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 22:06:58.26 ID:ZwXsm3SbO
女「……ん?」
男「おはよう」
女「………誰ですか?」
男「男」
女「男?……ここは何処ですか?」
男「研究所」
女「………研究?」
男「うむ。君をキマイラにした」
女「え?」
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 22:08:22.35 ID:ZwXsm3SbO
女「え?キマイラ?」
男「うん」
女「どうゆう意味ですか?」
男「色々混ぜてみました」
女「何故ですか?」
男「暇だから」
女「………」
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 22:11:56.31 ID:ZwXsm3SbO
女「じゃあ、もう…」
男「うん。君は改造された…ちょっと起きてみてくれ」
女「はい…」
男「どうだ?」
女「なんか、身体が軽い様な…」
男「うむ、身体に犬だからだ」
女「手がごわごわする」
男「手を猿にした」
女「足は……」
男「キジにした」
女「これは…」
男「うん。名付けて桃太郎合体」
女「桃太郎は?」
男「ああ。尻はそのままだ」
女「なるほど」
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 22:15:46.18 ID:ZwXsm3SbO
女「なんかキモいです」
男「うん。キモいね」
女「元に戻してくれます?」
男「駄目だ」
女「やはり…」
男「しかし、君には特別な機能が備わっている」
女「なんですか?」
男「付け替え可能」
女「人間の身体でお願いしていいですか?」
男「駄目だ」
女「やっぱり…」
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 22:19:49.61 ID:ZwXsm3SbO
男「という訳で、君は俺の助手兼実験対象にしてもらう」
女「はぁ…」
男「やってくれるか?」
女「無理と言ったら?」
男「戻さない」
女「………」
男「それに君は美しい顔をしている」
女「え?」
男「うむ、俺好みの可愛い顔だ」
女「いや…そんな…」
男「付き合ってくれるかい?」
女「………はい」
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 22:22:40.80 ID:ZwXsm3SbO
男「プロローグはここまでにして、本題に入ろう」
女「何をするんですか?」
男「色々な動物をくっつける」
女「あの…怖いのは嫌ですよ…」
男「分かってる」
女「これは…」
男「頭はペンギン身体は熊手足はアヒル」
女「あ…なんか可愛い…」
男「だろ?」
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 22:27:29.89 ID:ZwXsm3SbO
女「でも、人間の身体も入れてほしい…」
男「何故?」
女「人間も動物だし」
男「なるほど」
女「元々の私の身体は?」
男「それなら頭は猿のキマイラにくっつけた」
女「え…つまり…」
男「あ!今、尻かいてる」
女「ス、スカートの中見ないでーーーー!!」
男「おお、白か…」
女「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 22:29:40.90 ID:ZwXsm3SbO
女「は、接がして下さい!」
男「駄目か?」
女「駄目です!」
男「仕方ないな。(ぷしゅー)」
女「それは?」
男「これは睡眠スプレー。かけると寝てしまう」
女「ほう」
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 22:33:03.94 ID:ZwXsm3SbO
女「あの…私の身体をベースにしてくれませんか?」
男「うぬぬ…」
女「お願いします!」
男「分かった。ちょい待って(ぷしゅー)」
女「あ…」
男「ほら、起きろ」
女「…ん。あ…私の身体だ…。あれ?…頭が無い…」
男「ああ、頭は猫だ」
女「え?ああ、あ、耳があった、あった」
男「鏡」
女「あ、可愛い…」
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 22:53:15.80 ID:yOX1w3KkO
ただいまー…って番外編があるwwwwww
wktk
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 23:00:26.96 ID:ZwXsm3SbO
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 23:01:36.16 ID:bG6PjbsDO
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 23:11:52.94 ID:yOX1w3KkO
むむ…
ちょっと時間かかりそうです
というわけで続きいきますよー
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 23:36:29.53 ID:yOX1w3KkO
それが、黒服にとっても、女にとっても悪夢の始まりだった。
いや、夢などだとしたらどんなによかっただろうか。
女はでこぴんをしようと思ったのだ。
漫画とか、小説とかでよくある―――でこぴんで相手を吹っ飛ばす。
ただ、それだけがしたかったのに。
グぱんっ
女「え?」
指がはじいたのは―――否、『抉り取った』のは黒服の頭蓋だった。
頭蓋が指で抉られた形に陥没し、そこから血が噴出す。
女「え?・・・・・う、うそ・・・・そんな・・・・」
女の中の筋肉は、そんな甘い想像を許さなかった。
そして脳も。
黒服「・・・・・!」
黒服の1人が後ろから襲い掛かってくる。
女「(なんで後ろのことがわかるんだろう)」
ぼんやりした頭で考えながら、体を左足を軸にして1回転し右足で黒服を薙ぎ払う。
そこに、何のためらいもなかった。
女「なんで・・・?」
襲い掛かってくるものは敵だ。敵ならば殺していい。だから殺す。
女「違うよ・・・それは違う・・・」
言っても、彼女の体は止まってくれなかった。
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 23:38:00.82 ID:yOX1w3KkO
〜数分後〜
辺りは血・・・よりも肉片でぐちゃぐちゃになっていた。
女「なんで、私・・・こんなに辛くなきゃいけないの?」
壊したくも無い物を壊してしまう。
殺したくも無い人を殺してしまう。
女「何が、便利、よ・・・不便どころか、普通の生活すらまともにできないくせに・・・」
なんで?
なんでこんなことになった?
誰のせいで?
それは・・・・・
女「もう、いい。私は決めた。あいつらは・・・」
許さない。
なんだかとっても厨二くさくなってきましたよー
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 23:54:20.16 ID:KhOV5qiOO
うはwwwwktk
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 23:55:11.53 ID:Xz12h/KW0
ここで保守ついでに番外
諜報員Aの日記
先日、研究員がお遊びで作った合成人間キマイラ、通称サンプルKを監視することになった。
お遊び、とは言っていたが、計画自体は以前から私も耳にしていた。
人間を実験体にするのは時期尚早と考えられるが、おそらく上が動いているのだろう。
……そう思いたい。
思いたいのだが、彼らからきたメッセージはこうだ。
研究員A「やっちゃったZE☆」
研究員B「でも成功したんだZE☆」
研究員A「というわけで、監視ヨロ」
研究員B「詳しくはまたあとでメールするね><」
メール内容:
もう資料は手元に届いていると思います。
サンプルKを、しばらくストーカーばりに監視してください。
それはもう、パンツの色までわかるぐらいに(←重要)
……あいつら、次に会うまで覚えていろよ。
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:15:48.73 ID:cki1bYiD0
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:23:59.34 ID:AS3zxJoTO
>>183 おー、かわいーなww
明日また残ってたら、猫さんの続きを勝手に書こう
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:26:29.95 ID:6Qs3/U8s0
非常に不本意ではあるが、任務が下ったからには仕方がない。
今日から、私はサンプルKの監視を行うことになった。
朝5時、サンプルKの自宅近くへワゴン車を止め、監視モニターをチェックする。
監視カメラ、盗聴器はすでに取り付けてある、とのことだった。
やつら、お遊びでとかいいながら、やはり以前からサンプルKに目をつけていたのだろう。
そのことを聞くと、やつらはこう返信してきた。
研究員A「いや、俺の趣味で前々から取り付けてあっただけ」
……どうやらサンプルKは、以前からやつにストーカーされていたらしい。
諜報員A「では、お前が引き続き監視すればいいんじゃないのか」
研究員A「いま俺ユカちゃんにハマってるから、そっち頼むわ」
……あいつ、死ねばいいのに。
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:27:03.29 ID:G1jk0QnuO
>>183 かわええWWWWWWW
ガタン
コンテナについたドアを開ける。
女「・・・・・いたわね」
研A「ああ、キミか」
研B「何の用だね?」
女「あんた達を殺しにきたわ」
研A「・・・そうか。まぁ、結局そんな事になるとは思っていたがね」
研B「過ぎた力は人を狂わせるか。まぁいい。あまり痛くしないでくれ」
女「・・・死にたくないんじゃないの?」
研A「死にたくはない。だが・・・まぁ、なんというか疲れたんだ、私たちは」
研B「権力のもと実験を繰り返す。別にその事はいいんだ、自分で選んだ道なのだから」
研A「しかし・・・ずっとそうやて生きてきた。もう、飽きたんだ」
研B「同感だ。それならば、いっその事殺してもらおうかと思ってね。キミを作ったのさ」
研A「悪かったとは思っている。上の意向だったからしょうがなかった、などと言うつもりは毛頭ない」
研B「全ては私たちの責任だ。殺すなり何なり好きにするといい」
女「・・・珍しく会話が成立してるじゃない。まぁいいわ。なら、お望み通りに殺してあげる」
研A「死ぬ前に1つ言っておこう」
研B「一度、男君の家の父の部屋に行くといい。キミ宛の手紙がある」
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:28:17.76 ID:G1jk0QnuO
女「何でそんなところにあるのよ?」
研A「それが妥当だと思ったからだ」
研B「それでは、さようならだ」
女「ええ・・・・・さようなら」
バタン
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:28:45.31 ID:6Qs3/U8s0
7時になると、サンプルKが起床した。
目覚まし時計がひとつ大破。腕力が異常に上がっている模様。
資料に書いてあった通り、猫のような尻尾が生えている。
パンツの色は青のストライプ。
7時56分、サンプルKが家を出る。登校する模様。
ワゴンを降り、追跡しようと試みるが、サンプルKの姿が見えない。
研究員どもが体内に埋め込んだという探知機を使い、位置を確認する。
……これは、壊れているのではなかろうか。
レーダーによると、サンプルKは時速40km/hで走行中。
たしかに、徒歩で登校したはずだが……。
急いでワゴンに乗り、追跡する。
少しすると、サンプルKの姿が見えた。
と、彼女の目の前からタンクローリーが迫っていた。
彼女は余所見をしながら走っていて、それに気づいていない。
しかし私は止めようとはしない。あくまで監視するのが仕事だ。
ぶつかった。
50m離れたここからでも、かなりの損傷が確認できる。
主に、タンクローリーに。
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:31:03.47 ID:G1jk0QnuO
〜次の日の朝〜
男「ふわぁ・・・今日は一時間目から小テストだったかな・・・」
女「・・・・・起きた?」
男「ってヲイなんで俺の部屋にいるんだよ」
女「別にいいでしょ。何か困ることでもある?」
男「ほら、男にはその・・・・・なぁ?」
女「何よ?」
男「わかんないならいいです・・・ハイ」
女「わけがわからないわね・・・ところで男くんのお父さんの部屋はどこにあるの?」
男「何を突然聞くんだか」
女「いいから」
男「一階の突き当たりの一歩手前の部屋」
女「そう・・・じゃあね」
バタン
男「昨日は深夜に父さんが帰ってくるし今度は女・・・いったいなんなんだ?」
〜男の父の部屋〜
女「・・・ずいぶんと散らかってるわね・・・他の部屋とは大違い」
書斎の机の上に、一通の手紙が置いてあった。
宛名は、『女君へ』
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:32:16.47 ID:j3xNyhLU0
キマイラ病かと思った。
水が体から染み出す奴。
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:36:12.43 ID:6Qs3/U8s0
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:36:38.43 ID:G1jk0QnuO
『始めに言っておこう。君の体を直すことは不可能だ。
既に肉体は君の脳や精神に食い込んでいる。キマイラの肉体を分解したら、君は廃人になるだろう。
それと、今君に起こっているであろう症状を記しておく。
まず凶暴性だ。
これは野生の動物を混ぜすぎたことにある。
動物の野生の本能が女君の精神に食い込んでいる事によって起きている。
もしかしたら生肉とかが食べたくなっていたりもするかもしれない。
あとは仲間に対する協調性が高くなったり、敵対する存在に対して冷徹になったりすることもあるだろう。
もう遅いかもしれないが、ケンカ等はやめておいたほうがいい。
興奮して理性が本能に蝕まれる。凶暴性が増す事によってケンカじゃすまない事態になるぞ。
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:37:17.30 ID:aWRq8Vh/O
>>183 可愛いすくるwwwwww
サンクスwwwwww
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:37:34.54 ID:G1jk0QnuO
あとは、ホルモンだ。
もう君の体と動物の体は一体になっている。
君の体から動物の体へと支配が及んだように、逆に動物の体からの支配もありえる。
それがホルモンの関係となる。
詳しいことはさておくが、結果だけ言おう。
君はこれからどうなってしまうかわからない。
具体的に言うならば・・・そうだな。君には猫の尻尾がついているだろう。
君の体から猫の尻尾へと支配が及んだように、逆に尻尾から肉体に流れ出るものもあるかもしれない。
それによって君はどうなってしまうのか・・・それはわからない。
猫の耳が生えてくるのかもしれない。それとも顔全体が猫になるかもしれない。
早い話がどうなるかわからないのだ。
まぁ・・・今後の君に関するアドバイスといえば、人里はなれて暮らしたほうがいいだろう。
そして、これで最後だ。
私の息子と、Bの娘と仲良くしてくれて、有難う。
研究員A』
女「息子、と・・・・・娘・・・・?」
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:41:17.24 ID:G1jk0QnuO
〜男の家リビング〜
男「んっん〜♪目玉焼きがうまいぞ〜っと」
女「ねぇ・・・」
男「うおぅっ!な、なんだ」
女「アンタの父さんって何やってんの?」
男「ん?何でそんなこと聞くのさ?」
女「いいから答えなさい!」
男「ああ・・・えーっと・・・何だっけ・・・生体学者、だったっけかな?それがどうしたんだよ?」
女「・・・それじゃあ、最近その父さんから何か連絡とかあった?」
男「おう。昨日久しぶりに帰ってきたぞ。お前らが帰った後に」
女「その時、何か言ってた?」
男「いや?いつもどおり変な親父だったけど」
女「・・・そう」
男「なんだ?さっきからへんな質問ばっかりして」
女「別に。それじゃあ、友のところにいって来る」
男「あ・・・そう。いってらっしゃい」
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:41:52.10 ID:G1jk0QnuO
〜友の家〜
友「どうしたの?こんな朝早くに。まだ六時だよ?」
女「ああ、ゴメンちょっと聞きたいことがあって・・・」
友「何?」
女「友の・・・お父さんって・・・学者とかやってる・・・?」
友「よく知ってるわね。生態学者よ」
女「もしかして・・・昨日久しぶりに帰ってきたり・・・・・した?」
友「その通りよ。2年ぶりくらいかしら」
女「何か・・・・・・・・言って、た?」
友「別に何も・・・って大丈夫?顔青いけど」
女「なんでもない・・・それじゃ、また」
友「なんでもないって顔じゃないでしょ。ちょっと上がってきなよ」
女「いい・・・それじゃ」
友「ちょっと!・・・ったく何なのかしら」
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:42:19.05 ID:hdIEz4GeO
うっうー
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:51:40.74 ID:vjqDmP1DO
殺っちゃったZE☆ってことか
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 00:57:32.83 ID:3NBK3eImO
続きが読みたいよ?
気体Ag
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 01:06:21.35 ID:cQb3qs9g0
なんか思ってたそれとは違うんだが
天井をしゃかしゃか移動するアレを想像してた
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 01:07:48.25 ID:hdIEz4GeO
棺主
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 01:10:57.56 ID:G1jk0QnuO
〜学校にて〜
男「・・・女、来ないな」
友「もう四時間目終わったのに」
男「何か変だったよな・・・」
友「何かっていうか凄く変だったわよ。顔真っ青にして」
男「んー・・・・気になるなぁ」
友「・・・あっそー・・」
男「なんだよ・・・お?メール・・・女からだ!」
友「見せなさい!」
『昼休みに屋上へ・男と友一緒に』
男「屋上に行くぞ!」
友「ちょ、ちょっと待ってよ!」
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 01:12:26.82 ID:ifOXK5D00
いよいよ大詰めか?
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 01:14:04.64 ID:HPs0k5GL0
追いついた。wktk
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 01:14:41.31 ID:G1jk0QnuO
〜屋上〜
男「女・・・?」
友「どうしたの・・・その、格好・・・」
女「ん・・・ああ、羽出すのに邪魔だったから、背中やぶいちゃった」
男「・・・そ、そうか。それで、何の話だ?」
友「まさか・・・変な人にでもあった?」
女「・・・・・私、ね
男くんと友の、おとうさん殺しちゃった。」
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 01:16:00.03 ID:G1jk0QnuO
男「は・・・?どう、いう・・・こと」
友「何言ってんの!?だって昨日ぴんぴんして―――」
女「私をキマイラにした人たちが、男くんと友のお父さんだったんだ」
男「・・・・・」
友「え?・・・う、うそでしょ・・・」
女「ううん、ほんとうのこと。だから、ね・・・私もう皆と顔合わせられないなって・・・」
男「そ、そんなこと!」
女「男くんは、人殺しと一緒に生活したいの?そんなはずないでしょ?
それに・・・もう警察とかにはばれちゃってる。きっと追いかけられる。私は・・・逃げなきゃ」
男「・・・・・」
友「・・・・・なんで・・・なんでよ!なんでそうなるのよ!意味わかんないよ!」
女「私はもう、ここにいてはいけないから。だから、お別れを言いにきたの。」
男「そう、か・・・」
友「なんでよ・・・なんでこうなるの、よ・・・」
女「ごめんね。私が、弱いから。私が抑え切れなかった。だから、ごめん。
それじゃあ、もう会うことも無いと思う。それに、私は人じゃないものに変わってしまうみたいだから」
バサっ
男「羽が・・・六枚・・?」
友「う・・うう・・・・・」
hgwktk
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 01:18:34.78 ID:G1jk0QnuO
女「それじゃあ。じゃあね、男くん、友」
友「何で!なんでじゃあねなんて言うのよ!何で――――!!」
男「ああ、またな、女」
女「・・・じゃあね、って言ってるでしょ?私はもう帰ってこない。会うことも無いから―――」
男「わかった。そんじゃ、またな」
女「・・・・・わからずや・・・・・帰ってきたく、なっちゃうじゃん・・・」
友「帰ってきなさいよ!いつか!絶対に!」
女「嫌よ。だって私は――――
あなたたちが、だいすきだから。」
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 01:20:43.26 ID:G1jk0QnuO
これで、終了です。
番外編を書いてくださった人、絵を描いてくださった人、保守してくださった人有難うございました。
なんだか厨二病的展開になってすみません。いったい何を間違えたんだろうか・・・orz
明日まで残ってて、時間があればanotherdaysみたいなのを書きたいかなぁ、なんて思ってます。
ていうかこんなこと書いてる時点で既に「明日番外編書くから保守しておいてくださいお願いしますいやホント」と言ってるのとおなじですよねー
それではおやすみなさい。
・・・起きたら背中に羽とか生えてないかなー
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 01:21:03.50 ID:hdIEz4GeO
おわじ?
乙
燃えたわ
|¨)◎<取り敢えずの保守
⊂ )
|∪
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 01:48:51.54 ID:d8JdVEjoO
こんな漫画読んだことあるような気がする
広江か誰かだったような… とにかく期待
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 01:59:11.82 ID:gssP0hWBO
はね≠ウイング
つばさ≠ウイング
ねこ≠ウイング
みかん≠ウイング
クォリティ≠ウイング
これらのうち正しくないものはどれでしょう
|¨)◎<ホッシュ!ホッシュ!
⊂ )
|∪
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 03:44:14.01 ID:+Fxajg4JO
>>1から見たけど男が某えみやんにしか見えなかった
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 05:30:08.93 ID:S6iW48WYO
age
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 06:54:52.53 ID:ytluyDN0O
ほ
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 07:17:40.87 ID:lNr0J550O
ほ
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 08:14:18.98 ID:0ORgEM0gO
ほ
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 08:41:14.58 ID:jer72J4n0
ルシファーか
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 10:04:33.77 ID:G1jk0QnuO
ほ
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 10:42:54.23 ID:Dq6BbyZdO
ほ
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 12:18:31.52 ID:v+4TdbAZO
ほし
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 12:56:23.61 ID:Dq6BbyZdO
ほ
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 13:17:42.27 ID:G1jk0QnuO
ほ
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 14:58:00.59 ID:Iz8uWMy50
ho
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 14:58:07.12 ID:qKtbqTabO
ほ
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 15:19:24.30 ID:Ry90TGERO
ただいまー
さて今日もがんばるぞー
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 15:21:56.48 ID:Ry90TGERO
あ、ちなみに
>>1です
今日はエピローグを書こうかと思います
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 15:22:01.60 ID:5/uqP6y3Q
おかえりwktk
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 15:23:54.62 ID:lTLfMCJbO
追いついたところでナイスタイミング
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 15:28:26.42 ID:XObDCOBrO
俺も今追い付いたとこだがナイスタイミング。
俺のケータイの電池が切れるまえに頼むぜw
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 15:36:39.37 ID:Ry90TGERO
>>234 時間がかかるから30分ぐらい電源切っておけ
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 15:41:09.78 ID:Iz8uWMy50
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 15:45:48.01 ID:Ry90TGERO
>>236 ゲロはないわwwwwww
〜エピローグ〜
妹「お兄ちゃん、合格おめでと」
男「おう」
あの事件から1年と2ヶ月・・・3ヵ月か?
まぁどっちでもいいが俺たちは大学入試を通過し、大学への道を馳せていた。
今日は、寒いな。
妹「まったく・・・お兄ちゃんがあんなところ受かるなんてねぇ・・・世も末かな」
男「言ってろ」
皆、言いたいことはわかる。
なぜ妹が突然登場しているかというと・・・これにはワケがあるのだ。
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 15:46:27.01 ID:Ry90TGERO
あの事件の後。
俺と友は父親を亡くした。
俺は身寄りがいなくなり、友は母と親戚だけとなった。
生体学者というのは儲かるらしく、金ならあったが・・・突然、友の母から連絡があったのだ。
友母「うちの養子になりません?」
男「ハイー?イキナリナニヲー?」
どうも、独り身になった俺を案じているらしい。
それにこうも言った。
友母「実は・・・これも1つのきっかけになるといいなって。娘の従妹達は皆年下で、甘えるって事を知らないのよあの子。
それでいろいろと苦労をかけたなぁ、って思って」
男「いや・・・それと俺が養子になることの関係が全くわからないんですけど」
友母「だから、男くんが養子になったら娘のお兄ちゃんでしょう?娘はあなたに結構支えてもらってるみたいだし。ちょうどいいかなって」
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 15:47:56.63 ID:Ry90TGERO
男「支えてる・・・というよりただのボケツッコミ相手ですけど」
友母「あの子は甘え方を知らないって言ったでしょ。とにかく気の許せる相手が近くにいるほうがいいの」
男「はぁ・・・まぁ、友がいいって言うならいいですけど・・・」
友母「じゃあ決まりね」
男「いいって言ったんですか!?ちゃんと聞いとかないと後が怖・・・」
友母「大丈夫よ。あの子は絶対いいとは言わないけど否定も絶対しないから」
男「そ、そうですか・・・(よくわかんねぇ)」
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 15:49:17.54 ID:Ry90TGERO
そんなわけで何故か兄妹になってしまった俺と友。
なぜ俺が兄かというと、もちろん誕生日がはやかったからに過ぎない。
・・・同学年だけど。
男「お前がいて、よかったよ」
妹「い、いきなり何言ってんのよ」
男「勉強とか教わったし。同学年で同クラスだし。いやホント助かった」
妹「・・・あっそ。よかったわねぇ」
男「?ああ、よかったぞ」
男「あ、ちょっと出掛けてくる」
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 16:11:29.23 ID:pc+Ic+F2O
ほ
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 16:12:00.55 ID:Ry90TGERO
〜男の家跡地〜
男「ふぅ・・・」
俺の家は売った。
もう友の・・・妹の家に住んでいるのだし、あっても金がかかるだけだった。
だからここは、今は空き地だった。
男「・・・そろそろかな」
時間は5時を少し回ったところ。
辺りは薄暗くなり始め、急に寒くなってきた。
今夜は風も強く、雨か雪も降るらしい。
そんな日に何故外に出ているかというと。
「大学受かったんだって?」
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 16:12:48.45 ID:Ry90TGERO
俺は空を見ていた。
声は空き地から聞こえた。
俺は空き地をあえて見なかった。
男「ああ、受かった」
「どこ受けたの?」
男「東大」
「嘘!」
男「嘘だ」
「なんだ・・・びっくりさせないでよ。で、本当は?」
男「東京理科大」
「なーんだ理科大かぁ・・・ってええーっ!クラス内順位が半分より上に行かない男くんが!」
男「本気出したからな」
「男くんの本気はすごいね・・・で、なんで理科大なの?」
男「・・・生物学を専攻するからだ」
「・・・へぇ。お父さんと同じように、キマイラでも作るの?」
男「いいや」
男「お前を治すためだ、女」
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 16:13:34.81 ID:Ry90TGERO
俺は空き地を見た。
そこには・・・決して人とは言えない生物がいた。
頭には兎の耳、何かの角、髪の毛は銀髪で足に届くほど長かった。
眼は、どこまでも透き通った深い翡翠の色。
背からは六つの白い翼を優雅に広げ、野生的なボディラインをして・・・・・
男「なんで水着なんて着てるんだ?」
女「だって背中にあながあいてて、肩にもあながあいてて、脇腹にもあながあいてる服が見つからなかったから」
男「なんていうか・・・目のやり場に困るんだが」
女「感想はそれだけ?」
男「綺麗になったな」
女「・・・・・別にほめても何も出さないわよ」
男「尻尾振ってるけど」
女「嘘っ!?」
男「嘘だ」
女「殴るよ?」
男「冗談じゃなく死ぬからヤメテクダサイ」
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 16:15:19.78 ID:Ry90TGERO
女「・・・で、私を直す?無理よそんなの。後で調べたけど男くんの父は生物学会のトップに近かったんでしょ?
そいつが無理って言ってんだからあきらめなさいよ」
男「やだね。俺は諦めない。それに、直すんじゃない。治すんだ。間違えるな」
女「もう何を言っても無駄って感じだね・・・勝手にしなさい」
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 16:35:50.30 ID:TKwv++bz0
色々表に出てきたって事は原因特定も簡単になりそう保守
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 16:35:53.16 ID:0LqHAhLiO
今追い付いた
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 16:39:08.58 ID:Ry90TGERO
男「ていうかいいのかこんなところにいて?怖いお兄さんたちに見つかっちゃうぞ?」
女「別に。近くを通ったからたまたま寄っただけよ。そしたら男くんがいたってだけ」
男「・・・正直に言えば?『合格おめでとうって言いに来たんだけど男くんの家が無くてビビった。でも男くんがここにいてくれて探す手間が省けた』って」
女「・・・・・概ねその通りだわね。何でそんなことわかるのよ」
男「概ね?それにたまたま近くを通ったって・・・昨日まで北海道にいたくせに」
女「なっ!な・・・なんでそう思うのよ?」
男「お前さ、行く所々でカメラ持ったオタクくさいやつ等いっぱい見ただろ」
女「あ、うん。何か私を探してる私服警官みたいなものかと思ったんだけど・・・」
男「違うさ。あいつらは俺の仲間だ」
女「へ?」
男「まぁ、なんというかだなぁ・・・」
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 16:39:55.51 ID:Ry90TGERO
人型キマイラの話は結構有名になっていた。
実際に見たという人や同学年だったなどという人があまりにも多かったせいで信じる人も少なくなかった。
そして・・・暇人が集うここ、●ipでも似たようなものだった。
ここでは『UMAこと謎のキマイラを追うぞおまいらwwwwpart』というスレがパート化してたっていた。
全国にいる●ipperたちがリーダーの的確な指示のもとキマイラを探す。
リーダーはキマイラの何を知っているのか、『次は此処にいると思う』『こっちのほうが怪しい』等、はずれの無い予言を繰り返す。
なので今ではUMAの写真がネット上に溢れ返っていた。
男「まぁそのリーダーが俺なんだけど」
女「何やってるのよストーカー」
男「ま、お前とも数年来の付き合いだしな。だいたいどういう行動するかも読めてくるし」
女「バレバレかぁ・・・」
男「そ。それに・・・もし、治療法が見つかってもお前が見つからなかったらどうしようもないし、な」
女「・・・そっか・・・・・」
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/13(木) 16:41:04.61 ID:Ry90TGERO
男「なぁ・・・俺、お前にずっと言えなかったことがあるんだ」
女「・・・・・・・何?」
男「実はさ、結構前・・・一年と半年前くらいに言おうと思ったんだけどな」
女「・・・・・で、何て言おうと思ってたの?」
男「・・・・・俺、お前のこと、好きだ。れっきとした恋愛感情として」
女「・・・・・」
男「・・・・・」
女「・・・・・男くんは・・・そうだね、一緒に居てて楽しいけど・・・・・」
辺りが暗くなってきた。
その上強い風が吹いた。
女「私は!・・・・・男くんに、恋愛感情は、もてない、かな!」
強風に負けないように、大声で言う。
男「・・・・・・・・そうか!それはもう見事にフラれたな!」
前が、見えない。
空き地の向こうが、見えない。
女が、見えない。
風が止んだ時、向こうには誰も居なかった。
男の進路によっては手を汚す気で戻って来たのかも