奇妙なヨーロッパ旅行記

今年の夏休みを利用して、ヨーロッパ旅行に行った。
最初は一人旅がしたかった。ほら、小学校ん時なんかに冒険に憧れたりするだろ？
自分で計画して、ツアー会社に持ってった。
見積もりを頼むと、金額がおかしい。高いんだよ。なんでオレ二人分の金額払わなきゃいけないの？
これ、守護霊の料金も含まれてるの、江原さん？
どうやら、四人以上で行くと割安になると聞き、悩んだ挙句サークルの友人に

行かないか？

聞くことにした。
結果、オレと三宅(♂)、下田(♀)、光明院(♀)の四人でツアー申し込んだ。

最初はフランスのパリ。

セーヌ川も遊覧してセレブ気分　５０ユーロ
　　　桟橋でおっさんと写真　　　　５ユーロ
　　　　　ホテルは最高級　　　　　４００ユーロ
　　　　　光明院との時間　　　　　プライスレス

なんか、売りにだされてる無人島にも行けた。
テニスコート２面。プール。でっかい庭。色々施設が充実してた。
一応、売値聞いた。５億円くらい。時価らしい。

光明院が笑うところ？

女どもは、も少しフランスにいるプランのようで、オレと三宅の男組は
オランダに行った。
カフェってとこがいたるところにあって、入ってみたところ
煙い。ソフトドラッグ売ってる。コーヒーと一緒に。
オレ達が入ると、黒人のガタイのいいにーちゃんと目があった。
怖くてなにも注文せず退散。こうなったら・・・

夜の売春街にターゲットを絞ろう！！
とは、三宅さん。コイツの頭にはどうやらこれしかない様子

そしてスロバキアのホステルで肉塊にされるのか

マリファナ売り付けられんぞ
道歩いてたら車乗った外人DQNにジャップ呼ばわりされんぞ

>>3
苦笑いでおｋ

夜になるまで、色々観光をして時間を潰した。
さあ、帳が下りてまいりました。夜の。
なんか、客引きがヤバイ。だって、ねーちゃんたち、ショーウィンドウの中入って
エロイ動きしてんだぜｗ
それに、この売春街には、当然の如く売春宿ばかりなんだが
その中に、違和感なく交番があるｗｗ
ねーちゃんたち、ポリ公にも色目つかってんの・・・・・・
オレはもう疲れてた

だけどもだっけっど！！
三宅は、ギンギンｗｗなんか一人で誘われるまま行っちゃってる。
オレは一人になる方が怖かったから、三宅に着いてった。
ねーちゃんと値段の交渉してる三宅は、エリートに見えた。実際、金額の提示と、YES、NOしか言ってないが。
交渉中のねーちゃんがオレに気づいて一言。

アーユーゲイ？？

ふっざけんな！！！！

>>6
夜中、駅のホームで５．６人たむろってたヤツらに言われた。

まぁ、オレも一応、別のねーちゃんと床についたけど
今ひとつ、燃えられず

このねーちゃんを指でイカせておわりにするか

なんてかんがえてた。そして、ねーちゃん恥じらいもなく服ぬいでカモーンいってる。

ジャパニーズブレードの威力みせたるっっっ！！！！！

いくらだったのさ

指を、ねーちゃんの↓の口に入れようとしたら、ねーちゃんの顔がみるみる般若の形相に！

ノーフィンガーっっっ！！！！

日本刀の切れ味は発揮できませんでした。
オレはもう一本のなまくら刀に持ち替え、いざ尋常に勝負！！

おう、きゅーと

戦意喪失。

きゅーとｗｗｗ

オランダって英語なの？

トッティ伝説

デルピエロが運転し、ヴィエリが助手席に、
トッティが後部座席に座っているとそこに売春婦が現れた。

「前は５０、後ろは８０ユーロよ」

トッティ
「おい、なんで俺だけ高いんだよ」

>>11
たしか、30か40ユーロだったキガス。時間は３０分位で。

そんなこんなで、三宅と合流。そろそろ眠りたい。
宿を探す。オレ達はバカだった。一泊目のパリに奮発して高いところ泊まったから
二泊目のオランダはヤロー二人だけだし、予約なしで、当日宿を探そう！！と意気込んでいた
だから、今から探さなきゃなんない。

トッティがチームメートにジグソーパズルを見せびらかし、
「オレって天才だよ。たった3カ月で完成させたもんね。
普通にやれば、3年はかかるヤツなんだぜ」と自慢した。
ジグソーパズルの箱をみると「3ｙｅａｒｓ（3歳児用）」。

>>14
カタコトだよ

イタリアで話題の「アナタの悩みの50％が解消できる本」を購入したトッティ。
胸を張って友人にこう言った。
「悩みを100％解消したいと思ったから、迷わずに2冊買ったよ」

>>17
トッティバロスｗｗｗｗ

国際電話をかけようとしたトッティ。かけ方をオペレーターに聞いた。
「それではまず、10番を押してください」
「あのー、悪いんだけどオレの電話、9番までしかないんだけど……どうしたらいい？」

どうでしょうみたいなノリだなｗｗｗ

二件回っただけで、もう野宿でいっか？
みたいなノリに・・・。三宅と来るんじゃなかった
で、駅のホームでいいベンチを見つけそこに寝ることにした。
>>9のような出来事もあったけど、無事朝起きれたしお金も荷物もなくなっていなかった。
ただ、三宅の髪の毛にガムがくっついていた

フランスに残ってれば両手に華だっただろ

>>22
その影響もあったな。ちょうど、遅れたブームでオレ達はTVの再放送にはまってたからｗ

オランダでの出来事はとても女性組には話せなかった。
だけど、三宅は自慢げに

「オレ、オランダのねーちゃんと交渉した」
だの
「女は万国共通ｗｗサイコーｗｗｗ」

下田は、そういう話に耐性◎だが、光明院は・・・・・・ひいてた。オレ涙目

パリのボルトクリニャンクールの蚤の市は、スリ多発地帯だし、地元の悪がたむろしているので、
よっぽど行きたいなら、大金を持って行かないこと。スニーカーに金入れていたのにスリが見抜くとは信じられない話だったよ。

>>24
残りたかった。でも、三宅に押し切られた・・・。

それから、イタリアに移動したボクたち一行
ここから、本当の意味で冒険が始まる

戦乱の異世界にでも飛ばされたか

>>26
そういう話をツアー申し込んだ会社の担当さんが言ってたので、２日目の自由行動日(オランダ)に行く時は
大事な荷物と、大半のお金はフランス組のホテルのロッカーに預けてた。どうせ、三日目にはフランスで再合流だし。

光明院←こんなかっちょいい名前リアルにいねーよ
フィクション乙

>>30は世間を知らないヒッキー

>>31妄想乙

イタリアは、ミラノ。
女、つかほぼ下田は、の意向で予定に組み込んだ街。
やっぱり、ブランドものがお目当ての様子。
オレ達も街探索と共に、四人で一緒に行動した。

「ナカータ！！！」

とかうっせ！！！客引きはそれしか言わんｗｗつかそれしか聞こえなかっただけだろうが。

おもろいなｗｋｔｋ

>>30
光明院(仮名)
でも、彼女の名前はかなり特殊。こんな苗字なのは間違いないけどね

レストランも、水はタダじゃねーし、ミネラルウォーターたのんだら、炭酸水が出てくるし
色々おもしろかった。
午後に、セリエA観戦。
終わって、又ショッピング。アキタよ、もう。
で、なんかいつの間にか日も暮れて、ホテルへ。次の日は、トリノの上にある、マッターホルン近くまで行く
早起きの為、早く寝なきゃいけないんだが、光明院とのなにげない話に盛り上がってほぼ深夜まで一緒の部屋ですごす

ジョジョスレかとおもったぜ

光明院は、オレに誘ってくれてありがとう、すごい楽しい思い出ができるね
と言ってくれた。今でも忘れられん。
少し、彼女の話をする。
構わない？？？

ウイーンについて中央駅まではバスで行けたが、ホテルまでタクシーを拾ったら、
運転手が道を間違ってパニックに陥り、なかなかとまってくれなくなった。
ようやく「プリーズ、ストップ。」と懇願して止めて貰って近くにあったホテルから
タクシーを呼んで貰おうとしたら拒否られた。また懇願してやっと呼んでくれたものの、
その間ズーとむっとした顔されて、口もきいてくれない。
日本人に対する差別意識は根深いと改めて確信したよ。

>>38
へぇぇ。大変だったな、乙。つかチップはあげた？
オレは差別されてるってのは感じなかった。でもオーストリアには行ってみたいなぁ

光明院、彼女は下田とは対極の存在。
下田が、チェーン店の丼屋が傷みかけたありあわせの食材で人気メニューまで昇華させたものだとすると
光明院は、最高の食材でつくられた高級料理。
素材がいいだけに素人が料理してもうまいだろうが下手に手を加えるならしないほうがいい
ただ、お高くすましてるタイプじゃない。かと言って、底抜けに明るく、ムードメーカのように目立っちゃうコでもない。
ヒマワリではなくて、たんぽぽ。そんなイメージ。そこにいると優しくなる、明るくなる。

チップは勿論渡したよ。

たとえがキモすぎワロタｗｗｗ

で、やったのか

もうちょいなんとかならんかったのかｗｗｗ

と、話を元にもどす。

山の中腹までやってきました。夏なのに、空気はひんやりとして、少し寒い。
雪が積もっているのが見える。別世界にやってきた感じがする。
この辺りは昼夜問わず、静寂に包まれているらしい。
ガイドのマルコさんが言った。
街からは隔絶され、ここから南東ミラノの人々のファッションの熱など感じる術もない。
南にはトリノの街があるが当然、こちらのサーカーの熱狂も届きはしない。

>>41
マジか。
やっぱ、見知らぬ国に行った時に、ヤな事されると、その国全てにたいして印象悪くなるモンな。
その又逆もしかり。
ってばっちゃが、言ってた。

>>42-44
オレの幻想だよｗｗｗバーロｗｗｗゆるせｗ

街の入り口は、ホテルがこれでもかというくらいに立ち並んでいて、オレたち四人を迎えてくれた。

下田『あ〜、すごーい！！』
光明院『おぉ〜、絶景だね〜。』
三宅『ぼーのー！』

出てくるや、開口一番に各々叫んでる。これに驚いてなのか裏口のハスキーが吼えてる
そりゃ、こんな静かな中、いきなり騒いだらビビるっちゅーのｗｗ

下田『ボーノは、おいしいって意味じゃないの？ねえ、アンドレもなんか思う事あるでしょ？』

は？アンドレ？？？なんスか？

オレ『おいおい、アンドレじゃなくて、マルコさん(ガイド)だろ？』
光明院『そうそう、アンドレさんじゃないよ？ミクちゃん、昨日のナンパされてた人の名前？』
下田『アヤコ、違うってば。一昨日ミラノのホテルチェックインするときにね・・・』

なんか、女二人でヒソヒソ話をしてる。もったいぶってんじゃねえ。ガキか！はよおしえろ！下田、マツゲずれてんぞｗｗ

>>48
ノリの悪い奴だな・・・

最後にオランダ行って大麻でトリップしてシャーマンになる展開で頼む

ヨーロッパまた行きたいけど金もないし飛行機も苦手だしなー

下田『えっマジで？』

なんか下田が鏡みながらマツゲ修正。オレの心の声聞こえてたｗｗ

で？おい、まつげ、お直しはいいからアンドレさん教えろや。
正直、アンドレってなんで間違えたか？とかどーでもいいけど、内緒話。それにオレは弱い。
みんな分かるヤツいるだろ？？ヒソヒソ話されると、どーでもいいのに気になるっってヤツ。

下田『アンドレ！』

だから、マルコだっつってんだろ、ダボがぁぁぁぁぁ！！！！！！

下田『いや、アンタの事だからｗ』

オスカアァール

>>48
ああ、オレはどーせKYだよｗ

昨日ミラノのホテルチェックインするときに、下田が予約者のオレの名前を伝えた時に、アンドレと勘違いされたらしい。
光明院は『へえ。すごいね、安堂君』とか笑顔でいってる。
まぁ、いっか。

マルコさん案内の元、ホテルにチェックイン。荷物を置いて、飯食いにホールへ。
この季節はスキーシーズンではないにも関わらずそこそこダイニングルームは賑わってた。
オレら５人の他に、十人程の客が和やかに食事をしていた。恐らくはイタリア人なんかな？

下田『うわっ、苦っ』
オレ『はは、エスプレッソだからな』

オレはカプチーノをこれ見よがしにおいしそうに喉へ運んだ。

光明院『え？あたしもミクちゃんと同じカフェ注文したんだけど、これエスプレッソなの？どうりで量が少ないと思った。あたしは好きだからいいんだけど』
オレ『ああ、こっちじゃカフェの意味はエスプレッソらしいよ。オレはたくさん飲みたかったからカプチーノにした』
三宅『アンドレひどいじゃん。知ってたなら教えてやれよ、ミクにもアヤコにもさ』
オレ『アンドレじゃねえ。それに・・・』

アントニオ乙

>>54
なんか推理漫画みたいな展開

三宅「とんでもないことに巻き込まれちまったな・・・」
光明寺「アンドレくん、私怖い」
安堂「俺が犯人を見つけてみせる」

下田「私なんだか気分悪いから部屋に戻るね・・・」

>>56
アントニオじゃねー！元気・・・です・・・か？


オレは、苦笑いをしながら、対面のミクをちらっと見て続けた。

オレ『下田は、何度も海外に行ってるって話してたし、ほら、一回生の時の去年には、トリノオリンピックにも行ったって言ってなかったか？
なんか、海外行ったことないヤツラに自慢してたじゃん。だからてっきり知ってるモンだと思ってさ』

下田は、目立ちたがり。
人の注目を集めたいが為に自分をよく見せようとする。それが行動で見せようとするものなら
最初は嘘でも続ける事で真となるんだろーが、なにぶん上っ面だけの薄っぺらい口だけの嘘であるが為に、メッキがはがれるのはすぐｗｗ
ざまぁｗｗあ、オレってやなヤツだな・・・

ミクと聞くと初音ミクが思い浮かぶ

>>57
そういう方向性、悪くないなｗｗかんがえといてくれｗｗｗ


でも下田の交友関係で、コイツの本性気づいているのはまだオレだけの様子。光明院も三宅も、まったく気づいていない。

下田『あぁ、いいの、忘れてたから。アンドレは悪くないから気にしないで』

話、かみ合ってないｗｗどこまで強気なんすかｗ負けました。だって若干、『アンドレ』っていう語気は悪意が感じられたからｗこええ
オレ達４人は、他愛もない会話を楽しみながら、パリッパリのクロワッサンにフランス製だろうか？(←シャレじゃないよ)このバターをさっと塗り口へと運んでく。
話題が、今日のメインであるハイキングの集合場所について触れた時に、三宅が時計を見て言った

三宅『やべえ！もう十時過ぎてるよ。集合場所のホテル行きのバスに間に合わねー』

オレらは慌てて昨日からまとめていた荷物を部屋へ取りに行き、キーをカウンターの親父に渡してバス停へ走ったさ。
オレは、ホテル出る時に、後ろから親父が他の客と笑っているのが聞こえたが振り返る余裕はなかった。

　　　　　　　　　 ,ｰ､　　　＿＿　　　　,ｰ､　　　　　
　　　　　　　　. / ﾍ 〉, -´ｰ･ー ､ ｀ヽ/ ﾍ 〉　　　　
　　 　 　　　　.〈〈.／: : : : : : i : : : ヽ〈〈 ⌒ヽ 　　　
　　　　　　　　i :/,: : : 人: : :ﾄ､: : : : : :゛　: : :.i　　　
　　　　　　　　!〃: :／　.ヽ :!　 ヽ: : : : i、: : : |　　　
　　　　　　　　|ﾚ! / ●　　 ﾘ ● ﾙ: : !┐ : :　|　　 『バス停が見えた〜！』
　　　　　　　　|: Vl⊃　､_,､_,　⊂⊃::/ .」|: : : : } 　　
　 　 　 　 /⌒ヽﾍ ﾍ　　 ゝ._）　 　j,./⌒i !: : : : i　　
　　　　　　＼ //:::＼＞,､ __,　イァ.i´⌒ヽ|: : : : :i 　
.　　　　　 　 //::::::::::/ ｀V{__}V´==.|::::/ 7.|: : : : : |　
　　　　　　　゛‐--　´　　 .ハ　　　 |ｰ-/　; : : : : ﾉ

もう、全員ね息も絶え絶えさ。
オレが後方の三人に声を投げかける。後ろの三人は、返事する事もできないみたい。
当たり前かｗｗここは、標高２０００mという事を忘れてたわ
でもなんとか全員が酸欠になる事なくバス停にたどり着いた。
全員、地べたに座り込んで息を荒げてる。
三宅が自分の腕時計に目をやり、そして右手で親指と人差し指で丸をつくり大の字に寝転んでた。

ｗｋｔｋしえんしてもいいですか

オレらが何とか、息を整え口がきけるようになるまでに１０分はかかったかな。
でもまだ、バスこない。
下田がハァーハァー言いながらでも、自分の髪の毛をセットしなおしてる。
女の子ってタイヘンデスネ。

下田『ねえ、もうバス行ったんじゃない？あたしらが着く前にさ。もう来てもいい頃なのに来ないって事は。』

オレも不安になった。

オレ『お前の時計、何時だ？狂ってないか？』
三宅『え？昨日、ネットみて合わせたけど・・・今、１０時３５分』

オレの時計。１０時３４分。時間はあってる。もしかして、もう行っちまいました・・・か？

不安になってるときに、天使が口を開いた。かわええ

光明院『ねえ、今ふと思ったんだけどね』

落ち着いた調子で話し始めた内容は
・イタリアが時間にルーズな国だとテレビで言っていたのを見たこと
・自分達がイタリアに来てから泊まっていたのはミラノの世界的にも有名なホテルだから、ワールドスタンダードで時間通りだったのではないか、という事。

簡単に言うと。当時、彼女はもっと分かりやすく説明してくれたけど、オレにかかればこんなモンｗ
理解できない香具師は置いていくｗｗ

途中から飛ばした、産業で

>>64
あざーーーーーっ！

確かに。彼女の言う通りかも。
あのホテル、旅行会社のパンフではすごい料理いっぱいあって日本料理まで写真のってたけど、実際、今朝
イタリア料理だけしかなかったしな。
まぁ、うまかったから文句はないけどさｗｗ

三宅『いい加減な国だなｗ』

楽しそうだな

>>69
実際楽しかったな。でも、イタリアの時間の適当さは異常ｗｗｗｗ

そんな話をしていると、プッ、プッとックラクションの音が聞こえた。
もうね、全員顔を見回して、暫くした後、誰からかわからぬ笑い声が漏れたぜ。
いや、もう爆笑ｗｗｗｗｗｗ
バスがついた頃には全員抱腹してた。
そんなオレらを、変な日本人だな、と思ったに違いないだろな。このバスのドライバーは。
怪訝な顔でオレ達を乗せて、マルコさんの待つホテル・ジェニオ(仮名)のある街の方へ

集合場所のホテル・ジュニオは全てレンガの壁で、とてもクラシカルな雰囲気を漂わせてた。
こっちに泊まりたかったぜ・・・(´；ω；｀)
その駐車場には１０名ほどハイキングのメンバーが集まってた。もち全員、外国人。
四人を代表して、英語を少し話せる三宅がガイドのマルコさんの元へ到着した事を伝えに行く。
なんか、オレもついて行かされた

でも、マルコさん日本語しゃべれんじゃんｗ

マルコ『ミヤケさーん！アンドレー！待ってましたよ。あなた達が最後でした。みんなカフェはのんできた？』
オレ『ああ、僕はカプチーノを。でも、マルコさんがお勧めしてくれたあのホテル、料理最高でした』
　　　(アンドレって・・・聞いてたのかよ・・・　)　　　　(全然、パンフに乗ってたのと違ってたけどねｗ)
マルコ『それはヨカタ！もう一度、名前いいかな？』
三宅『ミヤケ、シモダ、コーミョーイン、アンドー』
マルコ『え？ちょっともう一回、コー・・・なんだっけ？』
三宅『えっと、コーミョーインです』
まる子『ごめん、わかりにくいや。彼？いや彼女のファーストネーム教えてくれないか』

このやり取りを見かねてか、不思議に思ってか、光明院がツンツン、とオレの脇をつついてきた。
オレはビクッ、としたねｗ色んなところが。

光明院『ねえ、○君。大丈夫？』
オレ『ああ、何にも問題ないけど(オレの下半身以外はな)』

光明院に気づいたマルコは、日本語で、はじめまして、と彼女と握手。

『オーケー。それじゃあ、行きましょうか。アンドレ、素敵な恋人ですね。わたしがそう言ってたと彼女に伝えて下さい』

ちょｗｗｗ彼女、目の前にいるだろーがｗｗなんて気障なヤツだ・・・・・・。でもあんがと
後、オレはアンドレじゃねえ

ｆｍｆｍ
ｗｋｔｋ

ハイキングのコースは、スキーシーズンにはかなり賑わう宿泊施設方向ではなく、反対のマッターホルン方面に向けて
この街の風情ある街のメインストリートを抜けて、絶景ポイントまで行くとの事だった。
これらの内容を、みんなに伝え優雅で迫力ある自然のハイキングがスタートした。

オレ達は絶景をグループの最後尾で堪能する。
雲に覆われた太陽が、稀に顔をだした時、雪に反射した日光がまぶしい。
そろそろ、休憩に入る時にオレは、変な感覚に気づいた。

つ　け　ら　れ　て　い　る　？

なんか、気になってオレは後ろを振り返った。
犬だ。ここに着いた時に、ビビラせちゃッたハスキー君か。
オレはしゃがみこんで、その犬を待った。
そこで、もうね、記憶ない。
気がついたら、暗い洞窟。
どこ？？ここ・・・・・・。みんなは？？
軽いパニックおきそうだった。
とても体がダルイ。指すら動かせないんだぜ？？

『バウッ！』

犬の鳴き声が聞こえたのよ

急展開だな

暗がりからでてきたのは、あのハスキーだった。
ん？
・
・
・
オレは夢でも見てんのか？
ハスキーの体躯が見る見る間に人へと変わってく。
オレは泡吹いて、また意識が遠のいた。
その時！
『おい。起きろ』
低くて、どこか無機質な声に呼び戻された。ソイツは、たしかに犬だったのに・・・
男だった。全身黒ずくめの。だけど、不思議と怖さはなかったな〜。コイツとの出会いで、オレの冒険が始まる。

ドラゴンクエストIII そして伝説へ…

高山病かな

その黒マントの男は、レメと名乗った。
オレのほうが、聞きたい事山ほどなのに、レメは一方的に質問を投げかけてくる

レメ『ここは、なんというところだ？』
オレ『え・・・っと、国を答えればいいのかな？イタリアですけど・・・(こえええ！なんだコイツ)』

なんか、オレの答えに不満なのか、レメってヤツ意味分からん事いってオレに詰め寄ってきた

レメ『ふざけるなっ！！ここはロマリア地方ではないのか！！！』

何言ってるんすかｗｗｗロマリアとかｗｗｗ
いや、笑ってる場合じゃない。コイツ言っちゃッてる。オレ、ヤバイ。
体を起こそうとしても、思う様にいかない。
その時、またコイツが鋭い目で睨んで言った。

『ラリホーをかけてある、暫くは解けん』

え？オレなんかされたの？やっぱりコイツやべえええ

『大人しく言う事を聞けば、元どおりにしてやる。協力するか？』

＞　はい
　　.いいえ

オレ『いやだよ。早く返してくれよ！！』
レメ『なんとっ！』
オレ『・・・(ヤバイかな)』
レメ『もう一度聞くぞ？大人しく言う事を聞けば、元どおりにしてやる。協力するか？』
オレ『・・・・・・いやだよぉ〜、かーちゃーん！！』
レメ『なんとっ！』
オレ『ビクッ！！』
レメ『もう一度聞くぞ？大人しく言う事を聞けば、元どおりにしてやる。協力するか？』

コイツ頑固杉ｗｗオレも駄々こねて一時間くらい拒否ってやった！

レメ『もう一度聞くぞ？大人しく言う事を聞けば、元どおりにしてやる。協力するか？』
オレ『はい。』

ちんちん

もう、根負け。
で、協力する事になったんだけど・・・
普通に、地図見せられた。世界地図。
イタリアの長靴さして、ここが、現在地だ。とか、言ってる。その位わかる。
その後、オレがどこの出身かたずねられた。
オレは日本の場所を指でさした。
そこで、すこし、この地図がおかしいｺﾄに気づいた。
おーすとれりぁの隣？に見たことの無い大陸がある。

オレ『あの、聞いてもいい？』
レメ『ダメだ。オレの質問以外に口を開くな』
オレ『でも・・・』
レメ『・・・なんだ。言ってみろ』
オレ『あ、はい。えっと。この大陸はなんですか？』
オレは、その実際にありえない大陸を指差す。
レメ『！！何！？ここを知らないのか！？ここは、勇者誕生の地で有名なアリアハンだぞ！？』

コイツの予想ＧＵＹな慌てっぷりに、オレが慌てた

色々話をしていくうちに、コイツは一人納得したようだった。
オレにはさっぱり意味がわからない。でも、これで開放してくれるよな！
早くみんなに会いたい。
あ〜、『日本人大学生、旅行先のイタリアで失踪』
とか大事になってないかな。それはヤだな。あ、でも光明院が記者団のインタビューに答えてる途中に
思わず涙して、好きだったのに・・・とか言ってくれてたらアリだな。
なんて妄想してたら、男がなんか言った。

『ラリホー！！』

気がつくと、そこは、今朝チェックインしたホテルだった。

『夢・・・か・・・』
ぷっｗｗ一回言ってみたかったんだよね、このセリフｗｗ
みんなの顔が見たかったから、部屋を訪ねようと、起き上がった。

ん？

床になにかある。いや、人がいる。
！！光明院！？

オレ『おい！大丈夫か？』

オレが声をかけると、光明院はビクッ！と起き上がった

光明院『あ！よかった〜！！気づいたんだ！』
オレ『え・・・？オレは大丈夫だけど？』
光明院『ハイキングの途中いきなりいなくなるんだもん。びっくりしたよ！』

いきなりネタ小説スレになった件

どうやら、オレは彼女の言う通り、いきなりいなくなったらしい。
みんなで探したし、地元警察にも協力する直前に、オレが気持ちよさそうにこのホテルで寝ている事が分かったという。
じゃあ、あれは、夢じゃなくて現実？？
こうして不思議な体験をしたオレは、このイタリアを後にして四人でイギリスへ
まずい料理に文句をいい、大英博物館など、名所を巡り
五日間の旅行を終え日本へ帰る事になった。

急展開ワロタ
でも、期待age

ロンドン・ヒースロー空港
もう少しで搭乗、という時に、全便欠航―という文字と案内に空港は騒然となった
みんな、食い入るようにテレビの情報にかじりつくか
係員に怒鳴り散らしているか
うなだれて、何もやる気のない状態の人間ばかりだった
ネットの情報によると、機内に爆弾を積み込んだテログループがいる、との情報が
あるための処置らしかった。

これって、ドラクエ3の表の世界とリンクしてんだろな
ロマリアってローマとイタリア合わせた造語だったよな？
なかなか発想はおもしれーな！

>>93
あ、わかった？？ドラクエwikiみてて思いついた
もしもシリーズで。オレの旅行の時の経験＋フィクションで。
まー、もう疲れたので、めし食い休憩。落としてくれていいよｗｗ
一応、先の展開考えてるけど、明らかにリアル旅行記の時の方が需要あったみたいだしｗｗｗｗｗ

ギアガの大穴の位置には、ジンバブエかどっか(忘れた)の湖じゃなかった？
て事は、これから>>1はラダトームに行く為には潜水しなきゃなんないなww

なんとなく保守

悪あがき保守

リアル旅行記のが面白かった

>>97
保守�d。まさか、残ってるとはｗｗｗｗ

>>98
すまね＾＾；

>>92続き

帰国する足が絶たれたオレ達は、旅行会社に連絡を入れる。
ホテルを、簡易ではあるがすぐとってくれる処置には感動した。
三宅と、ヤロー二人の相部屋もまぁ、しょうがない。なんて思っていると

三宅「なぁ、お前さ。ミクのことどう思う？？」
オレ「？？どした。いきなりよｗｗ下田かぁ。うん、まぁ、かわいいかな？(とりあえず)」

三宅「！！・・・・・・だろ？で、すきなの？」
オレ「はぁ？？なんでｗｗｗ」
三宅「いや。なんでもない。・・・・・・オレ、アイツ好きなんだよね」
オレは、意外な答えに驚いた。結局、延々三宅の下田に関する講義を受ける事になる。

光明院「明日には帰れるかな？あたし達」
オレ「あ・・・れ・・・？？」

なんでオレ、光明院もといアヤちゃんと一緒に部屋にいるんだｗｗ三宅が、勝手に部屋変わりやがった！！
アヤちゃんに、直談判したらしい。ホテルの部屋の関係で、女組の部屋には衛星テレビが見える。
こっちの男組の部屋はネットはできるが、衛星は見えない
それを理由に、ヤツは衛星がみたいと、向こうの部屋に行った・・・

まぁ、ちょっと。ちょっと冷静に考えると、これって・・・ＯＫって事？？
いや、これは憲法九条の拡大解釈と同じだ。このコが優しすぎるだけだ

光明院「電気消したほうがいい？」
オレ「あちょｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ；＠ 」

光明院「ん？テレビの電気消したほうがいい？英語だし、見ないよね？」
ああ、ヤバイ。変なヤツと思われないように気をつけなきゃな・・・。
ちらっと、テレビのほうを見る。先程の、空港のニュースみたいだ。ああ、ここさっきまでいたな。

オレ「犯人捕まったのかな？？」
光明院「うん、わかんないね。ミクちゃんの所日本のニュースみれるから聞いてくるね」
オレ「あ、うん・・・え？ちょ。待って」

バタン・・・

あぁ、ネットこっち使えるのに・・・それに向こうはギシアンしてたらどうすんのさ・・・

え

オレは目を疑った。テレビに映っているのは、イタリアでオレを拉致ったあの男だ！！！

オレは目を疑った。一瞬テレビに映りこんだ感じだったが、確かにアイツだ
なんでアイツが・・・
体の底からゾクゾクっとした物がこみ上げてきた。その時、顔を赤らめたアヤちゃんが帰ってきた。

光明院「ただ・・・いま」
オレ「あ。おかえり。どうだった？」

オレもバカだな。彼女の顔見て察せよな。なんで聞くのかな、きっと気まずい事があったんだって！
やってやるって！！

おぉw黙々と再開してるww

光明院「あの・・・ね、あの二人・・・ううん。なんともなかったよ」
オレ「いや、空港の事なんだけど・・・あ！あのさ、ネットで情報みれるかもよ」
光明院「あ、えっと。お願いします」
オレ「はい」

なんか、ギクシャクしてしまったじゃねーか！三宅！お前なにしたんだよ！
とりあえず、パソコンつけようとした時に彼女がうつろな目をしてオレの方にもたれかかってきた。

光明院「ん・・・」
オレ「！！！！！！！」

それから、オレは彼女を抱えたままベッドで固まってしまった

オレ「あの・・・さ、光明院。オレはいいんだけど。いや、よくないな。こんな事三宅にしたら襲われるぞ？」
オレ「いや、別にオレは、お前にこんな事されるのがイヤな訳じゃなくて・・・なに言ってんだろ」
オレ「ようするに、オレはお前の事好きっていうか、ぞんざいには扱えないから・・・大事にしたい。そういう付き合い方から始めたい」
レメ「お前、一人で何してるんだ？」

うわっっっ！！！アン時のイノキ！！じゃなくてあん時の黒尽くめ！！！！

コイツいつの間に人の部屋入ったんだ！？いや、そもそもなんでここにいるんだよ！！

レメ「お前いがい、ここの人間は眠らせた。お前に聞きたい事がある」
オレ「うわっ！！くんじゃねえ！！」

オレは、手近にあるものをつかんで放り投げた
ドスン・・・
あ、光明院ゴメン。

焦って我を忘れたオレはあろう事か彼女の胸をつかんでしまった
むにゅ
そのありえない感触に、自分で飛び起き彼女はベッドに崩れ落ちるように倒れたというわけだ。

レメ「あわてるな。お前に危害を加えるつもりはない。もう一度だけ協力しろ」
オレ「なんで！？なんでつきまとうんだよ？オレじゃなくてもいいだろ！」

この質問にコイツが答えたのは、耳を疑う言葉だった。

レメ「オレが見えるのは、お前だけだったのだ」

コイツのいう事はこうだ。
このレメという男は、この地球のまさに、地下からやってきたそうだ。
その地下世界は、今、大変な時代のようで、それを救う手立てを探すためにこの地上に出てきたらしい。
コイツは元々この地上の世界の住人で、かつて地下世界を救った『勇者』というヤツの子孫らしい。
そこで、そのありがた〜いご先祖様の出身地に赴くはずがおかしいｺﾄに築いたらしい。
そう、誰もコイツが見えないというのだ。困り果てていたところ、オレがコイツに気づいた。という事らしい。
実際は犬の姿だったわけだが。その疑問はモシャス、という呪文で姿をかえていたらしい。
なんで、オレがこんな話を信じるようになったのか。
答えは簡単、目の前でそのモシャスとやらをみせられたのさ。

このスレすごい
よくもここまでつまらない文を書けるな

レメがなにか言うと、オレの目の前に光明院が二人いた。

オレ「うわっ！なんっだよ！これ？」
レメ「まだ、信じないのか？」
オレ「いや・・・よくわかんねーよ。理解できる訳ねーだろ！こんな事」
レメ「そうか、じゃあ、さわって確かめてみろ。これが現実だと分かるはずだ」

そういって、コイツは胸をてに押し当ててきた・・・。
やらかいお・・・もう信じるしかない

オレ「・・・まだ、いまいち夢みたいな気がするけど・・・その協力するよ」
レメ「なにを照れている？まぁいい。それでは、これを再度見て欲しい」

>>111
そのつまらん文を読んで更にレスあんがと
でもその一言でやる気無くなった。やめ時だな
だから二重の意味であんがとｗｗキモいおっさんｗｗｗ