/\ /\
/ \/ \
/ / \
/ \
/ ○ ○ \
\ 目 /
\ /
/⌒ヽ / / ̄ ̄// \
( ^ω^ ) // / / /
> v < \\ ̄ ̄\/ /
<<| : |\ \ /
< |\> < |
/ /| | ヾ \ |\ | 超人ブーン
△/ | △ ◇ \| \| の冒険
登場人物
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
/⌒ヽ
( ^ω^ ) 内藤 年齢不詳・料理評論家・お金持ち
能力:smile
/⌒ヽ
(φωφ) 超人ブーン 内藤のもうひとつの人格
能力:mind reading
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
∧ ∧
彡,,゚Å゚ミ 超人ギコ 人間と猫のキメラ、優れた五感を持っている。
能力:mind break
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(<●><●>) 超人ワカッテマス(加藤)
能力:precognition
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◇ これまでのあらすじ ◇
2003年、内藤とギコは実験施設で体を改造されたうえ
禁忌を犯し超人となった。
その後、超人のワカッテマス(加藤)の助けで施設から逃亡する。
2009年、人の心を読む能力を持つ内藤は悩み、能力を捨てることにした。
ギコの能力 精神破壊で能力破壊を試みるも失敗。
内藤の人格は分裂し、完全なサイコパス人格を生み出してしまった。
第四話 再会
― 2010年
( ^ω^ )「ここが噂の呪われた廃墟かお。」
僕の名前は内藤ホライゾン。
表の顔は料理評論家。
( ^ω^ )「まだ昼間だってのに、異様な雰囲気を放っているお。」
裏の顔はというと・・・
オカルトマニアなんだお!
今日は近づいただけで発狂してしまうという
呪われた廃墟の調査に来たんだお。
(||| ω^)「うっ、なんだこれ、頭がクラクラするお。」
(||||ω|||)「やばっ、噂は本当・・・ 」
『近づくな。』
・・・
『この匂い、内藤か?』
( φωφ)「久しぶりですね。 聞こえますか?」
私は姿の見えない相手に話しかけた。
私は半径10mくらいにいる人間の心が読める。
読めるというより、読んでしまうというほうが正しいか。
彡,,゚Å゚ミ『ブーンか。 聞こえるさ俺の聴力は野生動物並みだからな。』
私が心を読んでいる相手はギコ。
精神を破壊する能力と野生動物並みの五感を持った超人だ。
どうやら、私と同じく力が強くなりすぎて
近づく者に無差別で能力が影響してしまうようだ。
彡,,゚Å゚ミ『で、何の用だ?』
( φωφ)「ここに来たのは偶然なので特に用事はありませんよ。」
彡,,゚Å゚ミ『本当に偶然なのか。』
( φωφ)「では失礼します。」
彡,,゚Å゚ミ『内藤! いや、ブーン、頼みがある。』
( φωφ)「お断りします。」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 21:59:07.04 ID:cF7ehSFL0
支援
彡,,゚Å゚ミ『・・・俺を殺してくれ。』
( φωφ)「面倒です。 死にたいなら自殺すればいい。」
彡,,゚Å゚ミ『・・・』
( φωφ)「それでは、おやすみなさい。」
・・・
( φω|||)「・・・苦しんでるのは、あなただけではないんですよ。」
私は再び眠りについた。
(||| ω^)「うっ、気分が悪いお。
ここはマジでやばいお。」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 22:00:21.53 ID:L+SeFed00
/⌒ヽ
( ^ω^ )
> v く
くイ :i | \
<__ノヽ_ゝ、_>
_ / / | l、 ヾ
(_ヽ/ ヽ__) ◇
~
暇だから作ってしまった
どれくらい眠っていたのだろうか。
私には内藤の人格でいた間の記憶はない。
ん? 両手が動かない、縛られてるのか・・・
( φωφ)「ここは・・・」
目覚めると私は見覚えのある場所にいた。
ここは内藤と分裂する前に見たことがある。
从 ゚::从「やっと起きたか。」
7年前、人体実験の被験者にされたあの場所だ。
内藤が捕まったのか・・・
( φωφ)「最悪ですね。」
(<●><●>)「お久しぶりです。」
( φωφ)「加藤・・・」
从 ゚::从「もう時間がない。 出るぞ。」
(<●><●>)「どうしました? あなたが心を読めるのはワカッテマス。 いきましょう。」
( φωφ)「なんだこれは・・・」
流星群・・・ 頂上生物・・・ 念動力・・・ 救世主・・・
超人・・・ 覚醒者・・・ 予知・・・ 2010年・・・
オーガ・・・ 2012年・・・
( φωφ)「・・・そのために超人を作っていたというのか。」
从 ゚::从「いそげ。」
( φωφ)「あいにくですが、私には人類の存亡なんてどうでもいい。
人類滅亡は大歓迎ですよ。」
(<●><●>)「ワカッテマス。」
( φωφ)「大体、私の能力なんかで何ができると・・・」
・・・
从 ゚::从「そういうことだ。」
( φωφ)「いいでしょう。」