1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
ビュオオオオオオオオオオオ…
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:10:40.92 ID:GFO6ripr0
え?
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:11:12.09 ID:NH+gq4M80
キョン「長門、このままでは凍え死んでしまう、俺を温めてくれ」
長門「これはメラゾーマではない、メラだ」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:12:13.14 ID:XVgNRv5m0
ビュオオオオオオオオオオ…
キョン「……」
長門「……」
キョン「止まないな……」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:13:16.48 ID:XVgNRv5m0
キョン「……」
長門「……」
キョン「……なあ」
長門「……なに?」
キョン「どうする?」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:14:28.51 ID:XVgNRv5m0
長門「なにを」
キョン「いや……帰らないのか?」
長門「……」
長門「それは危険」
キョン「……やっぱりそうか?」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:15:09.80 ID:GFO6ripr0
<支援>
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:15:42.47 ID:XVgNRv5m0
長門「雪だけでなく、風も強い」
キョン「……」
長門「わたしはともかく、あなたが危険」
キョン「……」
キョン「そっか……」
長門「……」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:17:52.37 ID:XVgNRv5m0
キョン「……」
長門「……」
キョン「じゃあ……どうする?」
長門「……雪と風が止むまでここで待つのが最善」
キョン「でもさ、もう8時だぞ?」
長門「しかたがない」
キョン「……うーんそうかぁ……」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:18:45.52 ID:XVgNRv5m0
チッ チッ チッ チッ…
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:19:37.53 ID:XVgNRv5m0
キョン「……」
長門「……」
キョン「……なあ」
長門「なに?」
キョン「あいつら結局買い物行ったまま帰って来なかったけど、大丈夫かな?」
長門「……」
長門「わからない」
キョン「……そっか」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:20:25.09 ID:DDE6SkrYO
犯人はユキ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:21:11.35 ID:XVgNRv5m0
キョン「しかしあいつらもついてないな」
長門「……」
キョン「まさかこんなにいきなり吹雪いてくるとはな」
長門「……」
長門「そう」
キョン「……」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:21:25.67 ID:Ke03KaY20
同じよーなスレ前にみたことあるなw
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:22:28.79 ID:XVgNRv5m0
ビュオオオオオオオオオオオ…
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
ペラッ
長門「……」
キョン「……」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:23:30.39 ID:XVgNRv5m0
ペラッ
キョン「……」
長門「……」
キョン「……なあ長門」
長門「なに?」
キョン「今、どんな本読んでるんだ?」
長門「……」
スッ
キョン「恋空?」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:24:09.32 ID:DDE6SkrYO
長門お前wwwwwwwwwww
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:24:34.00 ID:XVgNRv5m0
キョン「おもしろいのか?」
長門「……」
長門「わからない」
キョン「……そうか」
スイーツ(笑)
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:25:36.94 ID:DDE6SkrYO
長門はレイプされたいわけだな
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:25:43.12 ID:298+ku6O0 BE:651578257-2BP(1)
すいー津w
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:26:00.97 ID:GFO6ripr0
面白いかどうかわからないじゃなくて
意味がわからないの「わからない」だろうな
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:26:45.16 ID:XVgNRv5m0
ビュオオオオオオオオオオ…
キョン「……」
長門「……」
キョン「……9時か……」
長門「……」
キョン「今日はもうこのまま帰れないかもなー」
長門「……」
キョン「ま、明日日曜だし別にいいけど……」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:27:19.91 ID:XVgNRv5m0
キョン「……」
長門「……」
キョン「……腹減ったな……」
長門「……」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:27:34.41 ID:12IIqTlP0
実は一緒にいたいんだな。長門
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:27:57.27 ID:XVgNRv5m0
ガサゴソ
キョン「お、あったあった」
長門「……」
キョン「長門、ハルヒの馬鹿が非常食よ! なんつって買い溜めしてきたカップラーメンがあるんだが」
長門「……」
キョン「食うか?」
長門「……」
長門「…食べる」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:28:38.08 ID:XVgNRv5m0
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
長門「2分50秒経過した」
キョン「よし食おう」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:29:45.09 ID:XVgNRv5m0
キョン「ズズーッ」
長門「ズズーッ」
キョン「……」
長門「…なに?」
キョン「いや……ちょっとおもしろかった」
長門「?」
長門「ズズーッ」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:29:45.57 ID:Qpudbe+0O
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:30:29.72 ID:VCSvgB4cO
※熱湯4分
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:30:37.10 ID:XVgNRv5m0
ビュオオオオオオオオオ…
キョン「……ふう」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:31:24.69 ID:XVgNRv5m0
キョン「……」
長門「……」
キョン「……暇だな」
長門「……」
キョン「なあ長門」
長門「なに?」
キョン「オセロでもするか」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:31:55.81 ID:DDE6SkrYO
長門が麺吸う擬音はチュルチュルだと信じてる
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:32:16.00 ID:XVgNRv5m0
長門「オセロ?」
キョン「ほら、俺と古泉がよくやってるだろ? これ」
長門「……」
キョン「ルールは簡単だからさ、白と黒で別れて、相手の色の石を自分の石で挟むんだけど……」
キョン「……なんてな。長門がオセロなんてやるわけないか。悪い」
長門「……」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:33:59.87 ID:XVgNRv5m0
キョン「……」
長門「……」
長門「……する」
キョン「ん?」
長門「オセロ」
キョン「……え? オ、オセロやるのか?」
長門「コクリ」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:34:48.93 ID:VCSvgB4cO
や ら な い か ?
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:35:39.82 ID:XVgNRv5m0
パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ
パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ
パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ
長門「……」
キョン「……」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:37:23.30 ID:XVgNRv5m0
キョン「……なんだこりゃ」
長門「なに?」
キョン「いや……だってオセロなのに……オセロなんて誰がやってもたいして差の出るゲームじゃないのにどうして全面黒にされなきゃいけないんだ」
長門「そうでもない。石の置き方は何万通りとある。奥が深い。ユニーク」
キョン「……」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:38:20.31 ID:XVgNRv5m0
キョン「やっぱり長門は長門だなぁ……」
長門「……」
長門「もう一度」
キョン「え?」
長門「もう一度」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:39:32.56 ID:XVgNRv5m0
パチ、パチ
キョン「……」
長門「……」
パチ、パチ
キョン「……」
長門「……」
キョン「……何回やった?」
長門「これが18度目の勝負」
キョン「0勝18敗か……」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:39:32.65 ID:nDyYOHcFO
全面黒より四隅だけキョンが取る形が一番長門らしいやり方
支援
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:40:30.75 ID:5mIQUl0A0
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:42:44.08 ID:XVgNRv5m0
パチ、パチ
キョン「……」
パチ、パチ
長門「……」
テッテッテテテテーッテッテテ
キョン「?」
キョン「長門、ちょっとすまん」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:45:25.75 ID:XVgNRv5m0
ピッ
キョン「はいもしもし」
ハルヒ「あ、もしもしキョン!? あんた今どこにいんの!?」
キョン「あ、ハルヒか?」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:46:19.32 ID:XVgNRv5m0
キョン「おまえ、っていうかみんな大丈夫だったか? 今どこだ?」
ハルヒ「あたしは今やっと家に帰ってきたところだけど……あたしのことはいいのよ、あんたは今どこにいるの?」
キョン「俺? 俺は今学校だけど……」
ハルヒ「学校!? ってことはやっぱりあのまま帰ってないわけ!?」
キョン「ああ」
ハルヒ「え、それじゃあもしかして有希もそこにいるの?」
キョン「ああいるよ」
長門「……」
地味に着メロはハレハレに聞こえなくも無いな。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:46:54.62 ID:2I8LpO8/O
……
キョン「パチ、パチ 」
……
長門「パチ、パチ 」
?
キョン「テッテッテテテテーッテッテテ 」
キョン「長門、ちょっとすまん」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:47:19.07 ID:DDE6SkrYO
長門「………チッ」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:49:06.89 ID:XVgNRv5m0
ハルヒ「な、何それ。じゃあ今あんた部室で有希と二人っきりってこと?」
キョン「うん……まあそうだな」
ハルヒ「ちょっと! 何やってんのよあんたたち! あんた有希に変なことしてないでしょうね!? なんかあったら死刑よ! 死刑!」
キョン「おい、馬鹿なこと言うな。そんなことするはずないだろ」
長門「……」
ハルヒ「……ダメね。やっぱりあたしもそこ行くわ。これはSOS団の風紀に関わることだから」
キョン「な、今から学校まで来る気か? この吹雪の中?」
長門「……」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:50:41.96 ID:QjeCQuok0
長門「二人が・・・・・・・・いい・・・・・・。」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:50:57.06 ID:XVgNRv5m0
キョン「やめとけって馬鹿。そこまでして来てどうすんだよ」
ハルヒ「どうするも何もあんたのこと見張らなきゃ……それにね、このくらいの雪なんてことないんだから……きゃあっ!!」
ハルヒ「!? お、おいハルヒ、どうした!?」
ハルヒ「な、なにこれ……外に出た途端にいきなり風が強く……きゃああっ!」
プッ、ツー ツー ツー…
キョン「……」
長門「……」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:51:37.11 ID:DDE6SkrYO
犯人はユキ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:52:51.91 ID:5mIQUl0A0
ハルヒが倒れたのはユキのせい。ってか
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:53:52.17 ID:XVgNRv5m0
キョン「な、なんだ今の……大丈夫かよあいつ……」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……俺、ちょっと行ってくるわ」
長門「……やめておいたほうがいい」
キョン「え?」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:55:16.92 ID:GFO6ripr0
wkwkしてきた
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:56:53.90 ID:DDE6SkrYO
オラだんだんnmkwしてきたぞ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:57:01.56 ID:zbbLwVcz0
wktkあげ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:57:27.02 ID:XVgNRv5m0
長門「今あなたが外に出たらあなたが危険」
キョン「で、でも……」
長門「涼宮ハルヒが連絡を絶ったのは自宅を出てから10秒程度しか経っていなかった。心配は無用」
キョン「……」
長門「……きっと平気」
キョン「……」
キョン「……ん、ま、まあ……長門がそう言うなら……大丈夫か……」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:57:34.00 ID:QS1PdatdO
犯人は雪
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:58:02.74 ID:O6YExZ0c0
犯人は古泉
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:58:04.95 ID:RmHJX0qiO
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:59:19.58 ID:1yW9CJR4O
wktk
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 00:59:32.63 ID:pHXiXcAx0
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:00:05.87 ID:SqLce4/x0
wktk
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:00:57.56 ID:T2wHO0Gf0
そろそろ谷口来るぞ・・・ゴクリ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:01:15.64 ID:pHXiXcAx0
WAWAWA忘れ物〜
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:01:26.89 ID:XVgNRv5m0
チッ チッ チッ チッ…
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
長門「……心配?」
キョン「え?」
長門「涼宮ハルヒのこと」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:03:21.21 ID:1yW9CJR4O
wktk
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:04:09.17 ID:XVgNRv5m0
キョン「ん、いや……別に……」
長門「……」
キョン「……ま、心配って言えば心配だけどな」
長門「……」
長門「そう」
キョン「……」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:04:09.42 ID:DDE6SkrYO
nmkw
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:08:54.05 ID:Bkqs/+td0
wktk
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:11:08.50 ID:WWdj95nfO
これはwktk
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:11:46.54 ID:XVgNRv5m0
長門「……」
キョン「……」
長門「……涼宮ハルヒは一般の人間とは異なっている。でも彼女自身が危険に晒されるということはない」
キョン「え?」
長門「だから平気」
キョン「……」
キョン「……ん、そうだよな。あいつなんたって神様だからな」
長門「……」
キョン「心配は無用か」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:13:31.35 ID:XVgNRv5m0
ビュオオオオオオオオオオ…
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……すっかり夜中になっちまったな……」
長門「……」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:14:17.47 ID:XVgNRv5m0
チッ チッ チッ チッ…
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
キョン「あ」
長門「?」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:14:33.73 ID:DDE6SkrYO
…ゴクリ
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:14:36.99 ID:Q4rkVPQK0
明日日曜日だからって土曜日も休みだろ
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:16:07.65 ID:/2rB85XO0
こんな夜に良スレを発見
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:17:23.12 ID:XVgNRv5m0
キョン「そういえばさ長門」
長門「?」
キョン「ちょっと聞きたいことがあったんだけど」
長門「なに?」
キョン「その……おまえさ、前は眼鏡かけてたろ」
長門「……」
キョン「あれ、なんではずしたんだ?」
長門「……」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:17:32.18 ID:DDE6SkrYO
とりあえずnmkwしとくわ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:18:10.44 ID:DDE6SkrYO
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:18:29.64 ID:pRD9CYNp0
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:18:56.34 ID:XVgNRv5m0
長門「……」
キョン「……」
長門「かけない方がいいと言った」
キョン「誰が?」
長門「あなた」
キョン「あ……」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:19:52.24 ID:DDE6SkrYO
(´・ω・)カワイソス
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:21:24.93 ID:XVgNRv5m0
キョン「そ、そっか……」
キョン「……」
キョン「(……やっぱり……あの時のあれを気にしてくれていたのか……)」
キョン「……」
キョン「……あのさ、長門」
長門「なに?」
キョン「あの……ちょっとお願いがあるんだけど」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:23:03.34 ID:pHXiXcAx0
エロ突入キター?
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:23:52.61 ID:XVgNRv5m0
キョン「そのな。前に眼鏡つけてない方がかわいいとか、言ったのにあれなんだが……」
長門「……」
キョン「……もう一回だけ、眼鏡つけてみることできないか? ちょっとでいいんだ」
長門「……」
長門「どうして?」
キョン「あ、いや、その……」
長門「……」
キョン「……なんというか……本当に自己満足的なお願いなんだが」
長門「……」
長門「待って」
90 :
(;´Д`)ノθ゙゙ ◆6BKAMI/GH. :2007/11/25(日) 01:25:25.82 ID:F5Ea0OFa0 BE:1195733186-2BP(555)
エロと聞いて
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:25:54.59 ID:DDE6SkrYO
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:26:29.53 ID:XVgNRv5m0
キュイイイン…
キョン「……」
長門「……できた」
クルッ
キョン「……!」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:27:46.24 ID:XVgNRv5m0
キョン「……」
長門「……」
長門「……どうしたの」
キョン「あ、い、いや……」
キョン「な、長門。もう一つだけ……」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:29:15.71 ID:XVgNRv5m0
キョン「ちょっと……後ろから、俺の袖引っ張ってみてくんないか?」
長門「……?」
キョン「頼む。軽くでいいから」
長門「……」
長門「わかった」
クイッ
キョン「……」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:29:25.42 ID:XroloI7c0
かぁいいなぁ
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:29:39.32 ID:jFgqn49QO
wktk
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:30:08.74 ID:T2wHO0Gf0
わっふるわっふる
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:30:21.39 ID:XVgNRv5m0
キョン「……」
長門「……」
キョン「……ズズッ」
長門「……どうしたの」
キョン「あ…いや…ごめん。ズズッ。なんでもない…」
長門「……」
キョン「サンキューな、長門」
長門「……」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:30:31.82 ID:DDE6SkrYO
消失後?
なんなの?
キョンに自分を投影してるの?
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:30:51.76 ID:dySUYwP+O
なんでだろ?
>>1から見ていたら、歌舞伎妹を思い出した
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:32:05.04 ID:XVgNRv5m0
チッ チッ チッ チッ…
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
キョン「もう一時半か……」
長門「……」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:32:07.24 ID:ckztR7jjO
早く脱がせろよ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:32:51.96 ID:DDE6SkrYO
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:33:19.18 ID:XVgNRv5m0
キョン「……」
長門「……」
キョン「……じゃ」
長門「……」
キョン「そろそろ寝るか、長門」
長門「……そう」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:33:21.66 ID:0vuqIObPO
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:33:45.80 ID:nDyYOHcFO
このキョンは寝るという選択肢をとらんのか
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:34:20.12 ID:ckztR7jjO
はやく、脱がせろよ
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:35:11.57 ID:XVgNRv5m0
ガサゴソ
キョン「……あれ」
長門「?」
キョン「おかしいな、非常用の毛布が1枚しかない。もう1枚くらいたしかどっかに置いてあったと思うんだが……」
長門「……」
キョン「まあいいや。長門、使えよ。俺は我慢するからさ」
長門「……」
110 :
(;´Д`)ノθ゙゙ ◆6BKAMI/GH. :2007/11/25(日) 01:35:54.28 ID:F5Ea0OFa0 BE:1220644477-2BP(555)
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:36:11.19 ID:DDE6SkrYO
長門=孔名
キョン=俺
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:37:34.43 ID:XVgNRv5m0
長門「……」
キョン「じゃ、電気消すぞ。いいか?」
長門「いい」
キョン「ん」
カチカチッ
キョン「……おやすみ長門」
長門「……」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:37:53.42 ID:DDE6SkrYO
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:39:27.94 ID:XVgNRv5m0
ビュオオオオオオオオオオオ…
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
キョン「……」
キョン「(……寒みい……)」
キョン「ガチガチガチガチ……」
長門「……」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:39:31.63 ID:T2wHO0Gf0
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:39:41.67 ID:nDyYOHcFO
熊本は寒くなかけんゆったりスレば楽しめるたい
確かキョンは
「長門は寝るのかどうかも怪しい」
って言っていたから寝るか、と言うのか?
つーかこのスレのせいで寝れなくなったw
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:41:13.11 ID:DDE6SkrYO
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:41:49.01 ID:XVgNRv5m0
ゴソッ
キョン「……?」
長門「……」
キョン「……長門?」
スッ…
長門「……入って」
キョン「……え?」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:42:52.41 ID:DDE6SkrYO
( ^ω^)!!!
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:43:30.78 ID:XVgNRv5m0
長門「入って」
キョン「え、え? で、でも……」
長門「早く」
キョン「う……」
キョン「い、いいのか? 本当に」
長門「いい」
キョン「ほ、本当か? 本当にいいのか? 知らんぞどうなっても」
長門「大丈夫」
キョン「……」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:44:00.67 ID:nDyYOHcFO
ハルヒ乱入フラグ
谷口でアッー!じゃないのか?
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:45:13.87 ID:XVgNRv5m0
キョン「……」
長門「……」
キョン「……じゃあ……」
長門「……」
キョン「……お言葉に甘えて失礼します」
長門「……」
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:45:23.38 ID:DDE6SkrYO
キョン「どうなっても知らんぞ―!」
長門「俺は少々荒っぽいぜ!」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:46:40.69 ID:XVgNRv5m0
ビュオオオオオオオオオオオ…
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:47:11.42 ID:XroloI7c0
ワッフルワッフル
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:47:11.71 ID:nDyYOHcFO
キョン「長門のナカ…すごくあたたかいナリィ」
すまん自重する
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:47:15.28 ID:jObPCeyEO
これは原作厨の俺でもwktkせざる得ない
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:48:36.53 ID:XVgNRv5m0
キョン「……」
長門「……」
キョン「……こうやってさ」
長門「?」
キョン「二人で入ってると……やっぱり一人よりもあったかいな……」
長門「そう」
キョン「……」
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:48:55.20 ID:jFgqn49QO
寝られないww
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:49:01.74 ID:vIKE7CIUO
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:49:07.73 ID:Id6gTmRXO
みくるver.も見てみたいなぁ
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:49:15.23 ID:ofwn1qM/0
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:49:48.89 ID:XVgNRv5m0
ビュオオオオオオオオオオオ…
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:49:59.80 ID:rdds3+VXO
わっふる!
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:50:17.54 ID:QS1PdatdO
キョンはテントをはりました
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:50:37.89 ID:mNcSxfwZ0
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:51:27.63 ID:+rT9HAl2O
追い付いてしまった
寝られないぜこれは
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:51:53.17 ID:XVgNRv5m0
─────
チュンチュン… チュン…
キョン「ふぁああ……」
キョン「うーん……ん、もう朝か……あ」
キョン「おい、おい長門、長門起きてみろよ」
長門「起きてる」
キョン「わっ……び、びっくりした……」
144 :
夜叉っち:2007/11/25(日) 01:52:25.76 ID:v09cpvbkO
お前ら勉強すれば!?
145 :
空気読めよ:2007/11/25(日) 01:53:24.71 ID:UI/bG+jFO
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:53:29.67 ID:QS1PdatdO
つまり長門はキョンの寝顔を見て微笑んでいたわけか
かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:53:30.67 ID:SqLce4/x0
おい、キングクリムゾン発動してるぞ
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:53:52.17 ID:1n8dxRCk0
チュンチュンってことは、スムーズに帰れそうだな
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:54:08.12 ID:UI/bG+jFO
時間をふっとばす
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:54:20.14 ID:XVgNRv5m0
キョン「なんだおまえ、やっぱり宇宙人ってのは眠ったりしないもんなのか?」
長門「一般的な人間よりは少ないが多少の睡眠は取る」
キョン「あ、そう……」
長門「……」
キョン「それよりさ、ほら。見てみろよ外、晴れてるぞ。これでようやく俺達も帰れるな」
長門「……」
wktk
152 :
夜叉っち:2007/11/25(日) 01:57:02.48 ID:v09cpvbkO
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:57:31.59 ID:XVgNRv5m0
テク テク…
キョン「うーむ、昨日の猛吹雪が信じられないくらいの快晴だなー」
長門「……」
キョン「……でもおかしいよな」
長門「なにが?」
キョン「だってよ、昨日天気予報じゃああんなに天候崩れるなんて一言も言ってなかったんだぜ。1日中晴れのはずだったのに」
長門「……」
長門「そう」
154 :
下っ端:2007/11/25(日) 01:58:26.87 ID:T2wHO0Gf0
糞コテは自重しとけwwwwwwwwwwwww
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:58:54.11 ID:pHXiXcAx0
ながとおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
156 :
空気読めよ ◆.UKs9DwILc :2007/11/25(日) 01:59:21.89 ID:UI/bG+jFO
鳥くらいつけろよ
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:59:27.86 ID:ckztR7jjO
頼むからスルーしろ
長門が悲しむぞ
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 01:59:37.56 ID:XVgNRv5m0
キョン「……」
長門「……」
キョン「……長門、おまえさ……」
長門「なに?」
キョン「……ん、いや、なんでもない」
長門「そう」
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:00:52.34 ID:XVgNRv5m0
「……! …っ!」
キョン「……ん?」
ハルヒ「…っと! ちょっとあんた達!」
キョン「げ…は、ハルヒ…」
長門「……」
160 :
夜叉っち:2007/11/25(日) 02:01:54.04 ID:v09cpvbkO
もう2時ですよニートの皆さん
いつまでネットする気?
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:02:42.35 ID:QjeCQuok0
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:02:45.31 ID:v33SJsAVO
寝たくても寝れない
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:03:11.03 ID:DDE6SkrYO
キョン「妙に股間がヒリヒリするな…」
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:03:20.68 ID:JmUsw7j70
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:03:37.79 ID:tzHJobySO
眼鏡ネタどっかで見たな
再チャレンジか
>>1よ がんばれ
ハヒルは相変わらず空気読めない
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:04:17.77 ID:zErJ3uYIO
なかなかどうして
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:04:21.31 ID:QjeCQuok0
もう2時ですよニートの皆さん
いつまでネットする気?
↓
2時まで起きてるニート
↓
2時まで起きてる奴はニート
↓
>>160はニート
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:04:33.17 ID:XVgNRv5m0
ハルヒ「はあっ、はあっ、はあっ」
キョン「なんだおまえ……わざわざここまで走ってきたのかよ。昨日大丈夫だったか?」
ハルヒ「はあっ、はあっ……あたしのことは……どうでもいいのよっ! 有希!」
長門「……」
ハルヒ「有希、 大丈夫だった!? 昨日こいつに何もされなかった!?」
長門「……」
長門「されてない」
ハルヒ「な、何よ今の間は!」
キョン「……」
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:04:36.75 ID:rdds3+VXO
ながもんかわいいよ!
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:04:38.08 ID:DDE6SkrYO
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:05:03.33 ID:UI/bG+jFO
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:05:21.51 ID:DDE6SkrYO
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:05:34.49 ID:XVgNRv5m0
ハルヒ「あんたねっ…あれだけ言ったのに有希に手出したんじゃないでしょうね!?」
キョン「なっ…出すか! 決して出してないぞ! 神に誓って俺は何もしてない!」
長門「……」
ハルヒ「怪しい…動揺してる。やっぱりあんた何かしたんでしょ!」
キョン「だからしてないって…痛っ! やめろこの馬鹿!」
ハルヒ「待てこの馬鹿キョン! 死刑にしてやる!」
キョン「やめろーっ……」
長門「……」
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:06:35.07 ID:rdds3+VXO
みのりんのCD聞きながらこのスレみてる
176 :
夜叉っち:2007/11/25(日) 02:06:41.85 ID:v09cpvbkO
明日は仕事探せよ
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:06:43.88 ID:XVgNRv5m0
終
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:06:46.63 ID:pHXiXcAx0
長門「ユニーク」
おわ・・・り・・・?
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:07:11.97 ID:UI/bG+jFO
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:07:15.90 ID:tzHJobySO
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:07:37.01 ID:GFO6ripr0
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:07:41.66 ID:DDE6SkrYO
キョン「なっ…かに出すか! 決して中には出してないぞ! 神に誓って俺は中出ししてない!」
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:07:44.09 ID:rdds3+VXO
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:08:05.96 ID:1n8dxRCk0
落ち、アレ?wwwww
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:08:24.98 ID:4p+WrKSi0
おつかれ〜
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:08:36.38 ID:T2wHO0Gf0
オツカレサン!
個人的にはエロ展開も期待してたんだぜwww
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:09:41.07 ID:rdds3+VXO
ながもんとの濃厚なセクロスを期待していた僕は寝ますね
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:10:18.96 ID:rdds3+VXO
だがおつです!
楽しかったぜ
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:10:44.35 ID:ofwn1qM/0
乙!
ジェニーに集中するわ
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:11:27.05 ID:4k3oTLWM0
楽しませてもらったよw
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:11:55.50 ID:IRpdfCvyO
変なタイミングで追いついた、、、
>>177乙
寒い夜のSSってのもいいもんだな
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:13:09.15 ID:zErJ3uYIO
金払ってもいいくらいクオリティ高いと思う
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:13:20.67 ID:rZKJO2Fb0
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:14:31.50 ID:5BlfOwlg0
1おつ
おもしろかた
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:14:40.39 ID:QS1PdatdO
長門「寝た」
ハルヒ「……?」
キョン「ちょ、おまっまさか」
長門「一緒に寝た」
ハルヒ「ななななんですって?!この泥棒猫が!!2度とキョンに近付くんじゃありません!!」
キョン「ハルヒ……お前にはもううんざりだ!!いつもいつも俺を束縛して……もう嫌なんだよ!!」
長門「待って!私とキョンはただ……」
ハルヒ「キョン?キョンですって?このメスブタがぁー!!」
キョン「いい加減にしろ!!」
ドン
ハルヒ「キャアアアア」
ドンゴロゴロ……グシャ
キョン「あ……」
長門「あ、ああ……」
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:14:45.71 ID:XVgNRv5m0
読んでくれた人ありがとうッ
暇な人はなんか書いていってくれッ!
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:16:17.14 ID:C+BEJGYqO
これ前に雨バージョンで全く同じのやってたよな・・・?
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:18:04.11 ID:XroloI7c0
こういうのもアリだわ
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:18:22.08 ID:XVgNRv5m0
>>199 ああやったさッ!
ごめんよッ!
ホントにごめんよ!
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:18:28.95 ID:0vuqIObPO
オチはともかく谷川がサボるときはお前に書いて貰いたいな
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:20:01.54 ID:4FTyP2vkO
今おいついた
和んだ
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:21:15.51 ID:ofwn1qM/0
ってか驚愕いつでんの?
ってか何で出ないの?
>>1がサボってるからなの?
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:24:10.45 ID:jObPCeyEO
谷川がここで仕事していると聞いて(ry
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:27:09.82 ID:YYdiqxw2O
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:27:53.20 ID:4voHd7QA0
驚愕がいつまでたっても出ないけど、谷川は生きてんの?
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:29:26.94 ID:QS1PdatdO
右京「といったところでしょうかねぇ……」
キョン「………すごいね、あんた………」
長門「………」
右京「罪を償ってはどうですか?あなたのためにも、そこの彼女のためにも」
キョン「………」
キョン「長門………」
長門「………コクリ」
キョン「わかりました。これからは長門と二人で罪を償っていきます」
右京「私もそれがいいと思います」
キョン「ありがとうございました」
長門「………コクリ」
亀山「一件落着ですね。右京さん」
右京「………では、行きましょうか」
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:30:19.94 ID:XVgNRv5m0
暇だから何か書くわ
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:31:21.28 ID:XVgNRv5m0
「と、言うわけで、それがパラレルワールドというものなんですね」
スプーンを片手にひとしきりしゃべり終えた朝比奈さんは、最後にそう言って話を締めくくると、持ち前の笑顔でニコッと笑った。
聞いていたほうの俺はと言うと、実は途中難しい言葉に何度もチンプンカンプンになってしまっていたわけだが、
それでも、はあ、とか、へえ、とか相槌を打ちながら、彼女の長い講釈をなんとか最後まで聞き通した。
ま、簡単に言うと、世界は一つじゃない。何通りもある過去や未来、そんな別の世界のことを、パラレルワールドと言うのだという内容の話だった。
「でも、たしかにたくさんの世界は存在しているんですど、どの世界も大筋は決まっているんです」
「大筋?」
「はい。大きな間違いのないストーリーのようなものですね。だからその大筋に沿って時代を正しい方向へと導くのが、あたし達の役目なんです」
なるほど。ハルヒにはその大筋ってやつをぶち壊す力がある。世界を崩壊させてしまうほどのとんでもない力が。
それをさせないために、朝比奈さん、あなたはあんなワガママ自己中娘の暴走に翻弄されながらも、健気にメイドさんをしているんですね。
それは俺としては嬉しい限りなのだけれど。
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:31:41.07 ID:LBTyVkhR0
相棒ってわかるやついるのか?
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:32:13.69 ID:9KZmYgGfO
雨バージョンは最後まで見れなかったので、これ幸い。再演乙でし。
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:35:53.82 ID:T2wHO0Gf0
わっほー
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:35:55.51 ID:XVgNRv5m0
だけどこんな話、まともな神経のやつが聞いても絶対に信じられないだろうな……そう思うと少しおかしくなって、笑いが込み上げてきた。
信じる信じないの前に、何を言っているのかすら解らないだろう。
でも、俺には朝比奈さんの話を信じることができる。
なぜならそれは俺自身が時間旅行などという、普通ならとても信じられないような出来事を実際に何度も体験しているわけだし、
それに……今の話にでてきたパラレルワールド。
俺は身に染みてよく知っているのだ。
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:38:14.60 ID:XVgNRv5m0
キーンコーンカーンコーン
授業5分前の予鈴が鳴る。
朝比奈さんはそれでふと我に帰ったような顔をすると、少しの間を置いた後、照れたように頬を掻きながら笑った。
「も、もうこんな時間になっちゃいましたね。キョン君、行きましょう」
食べていたミニカレーの皿の乗ったおぼんを手に持ち、彼女は慌てて椅子から立ち上がった。それに続いて俺も腰を上げる。
「ごめんなさい。あたしばっかりしゃべっちゃって」
「いやいやそんな。楽しかったですよ。ためになりましたし」
そうして歩き出した。
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:41:20.74 ID:XVgNRv5m0
なぜ昼休みに俺達二人が一緒にいるのか言うと、別にたいした理由があるわけじゃない。
偶然廊下で出会ってしまい、たまにはということで学食でご飯を食べていただけだ。
そしてその食事の途中で、どうしてこの会話になったのか……はよく覚えていないが、ともかく、朝比奈さんは得意の時空論について熱く語りだしてしまった。
別に俺はその手の話題に興味があるわけではないのだが、話をしている朝比奈さんは実に楽しそうだったので、黙って聞いてあげることにした。
朝比奈さんの幸せそうな顔を見ていられるのなら、たとえそれが眠たくなるような説法だろうがなんだろうが、何時間だって聞いていられる。
学食を出てから外の廊下へ出ると、目のくらむような眩しい太陽が頭上に浮かんでいて、思わず目を細めた。
むわっとした感触と共に、生ぬるい風が頬を撫でるようにすり抜けていく。
まるで焼けたフライパンの上にいるような、そんな8月の一日だった。
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:42:43.90 ID:XVgNRv5m0
「そういえばあたしとキョン君って、知り合ってからもうとっくに一年以上経っちゃってるんですね」
ふと、前を歩く朝比奈さんが振り向いて、かわいらしい笑顔を作ってからそんなことを言った。
それにつられて俺も笑って返す。
「そうですね。まったく時間が過ぎるのは早いもんです」
「今までいろいろありましたね」
「ええ。ホント」
「……だけどきっともう、そんなに大きな事件は起こらないと思いますよ」
「え?」
「どうしてそう思うんです?」
「なんとなく。勘です。あたしの」
「勘、ですか」
「それにほら、あたしも受験だし。これ以上いろいろ起こられると困っちゃうんです」
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:43:50.22 ID:bDe1OW8PO
wktk
作者本人が書き込み出版前に内容流出
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:44:14.76 ID:XVgNRv5m0
さらに、あたし馬鹿だからと付け足して、ペロっと舌を出してから自分の頭をこずくといういつものリアクションを取る彼女。
ああ……
本当にかわいいなぁこの人は。
ちくしょう。
そんなたわいのない会話を交わしていた、その時だった。
「おわっ!!!」
「きゃあ!!!」
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:45:12.14 ID:pHXiXcAx0
長門「邪魔」
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:47:14.78 ID:XVgNRv5m0
突然、膝から下が無くなってしまったような衝撃に襲われた。
急に下半身のバランスを失った俺は尻から床に倒れこみそうになったが、すぐ横にあった壁に両手を着いてなんとかそれを堪えた。
な、なんだ?
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
大きな……何か獣の唸り声のような、そんな腹の奥に響く重低音が聞こえてくる。そしてまるで波の激しい船上にいるかのような振動。
殴りつけられたみたいに、視界が上下左右に揺さぶられる。
何だ? 何が起こっている?
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
音と振動は一向に止もうとしない。
もしかしてこれは……
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:48:15.38 ID:XVgNRv5m0
「じっ、地震だ!」
「きゃああああああ!!」
俺が振動の正体に気付いたのと、あちこちで悲鳴と叫び声が巻き起こるのは同時だった。
じ、地震……地震!!
「……!!」
本当だ。本当に地震が起きている。
しかも……でかい。相当でかいぞ、これは。
「あ、朝比奈さん!」
「ひ、ひいぃ〜〜……」
「掴まって! 早く!」
「ふぁぁ」
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:49:40.14 ID:XVgNRv5m0
2mほど先で何の支えもなく、今にも崩れ落ちそうになっている朝比奈さんの元へとなんとか近づいて、彼女の二の腕を掴む。
その途端、朝比奈さんは弾かれたように俺の身体を抱きしめ返してきた。
「!!」
うぐっ。
や、柔らかい……
いやいや、そんなこと考えてる場合じゃないだろう。
普段なら喜びで発狂してしまいそうなその弾力だったが、今この状況ではさすがにそんな?気なことも言っていられない。
揺れは一向に止む気配を見せない。
ず、随分長いぞ。まずいんじゃないのかこれは。 関東大震災の再現か?
もしかしてついに世界の終わりがやってきたとでも言うのだろうか。ノストラダムスの預言が今頃になって的中した?
ハルヒが横にいたらきっと大喜びでそう言うに違いない。
そう思わせるほどの巨大な振動が、俺と朝比奈さんの二人の身体を揺らし続けた。
「ひい〜……」
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:55:12.85 ID:w6V0P+5/0
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 02:59:15.81 ID:5IBpjeT70
終わっちゃったの?
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:00:33.32 ID:CswwiCz+O
わくてか
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:02:42.69 ID:XVgNRv5m0
生まれたての子猫のような声をあげる朝比奈さんのことを抱きしめながら、恐怖感から目を閉じた。
すると、途端に頭の中が真っ白になっていく妙な感覚に襲われた。
……あれ? なんだ?
死んだのか? 俺。
全身から力が失われていく。まるで自分の身体が無くなってしまったように。
……なんだよ。
もう死んだのか、俺は。この若さで。
そう思った。
すると、途端に頭の中が真っ白になっていく妙な感覚に襲われた。
……あれ? なんだ?
死んだのか? 俺。
全身から力が失われていく。まるで自分の身体が無くなってしまったように。
……なんだよ。
もう死んだのか、俺は。この若さで。
そう思った。
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:03:41.20 ID:XVgNRv5m0
ミスった
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:04:35.31 ID:XVgNRv5m0
だが、まあ、朝比奈さんの身体を抱きしめながら死ねると言うのなら、それも悪くはないかもしれない。
こんな幸せな死に方をしたやつはどれだけ過去の偉人達を見ていったって、10人といないことだろう。断言できる。
しかし……短い人生だったな。思った。まだまだやりたいことはたくさんあったのに。
エベレストに登ってみたかった。オーロラも見てみたかった。くそ、こんなことならさっさと実行しておけばよかったんだ。
でも。
よく考えてみたら、俺は最近それ以上に貴重でわけのわからない経験を、毎日のように味わっていた気がする。
ハルヒ……
おまえと会ってから、ロクなことがなかったよ。
だけど、悪くなかった。
最期に残された意識の中で、俺はあの我儘でやかましい団長様の顔をなぜか思い浮かべていた。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:08:49.03 ID:v81ONbqV0
支援
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:08:50.44 ID:XVgNRv5m0
「……」
「とま、った……?」
「と、とまった…」
「終わったぞ…」
「よかったぁ〜…」
「ああー怖かった…」
ふと、自分の感覚が全身に蘇った。
そして周囲から聞こえてきていた生徒達のざわめきが、安堵のものへと変わっていくのがわかった。
あ……あれ?
閉じていた瞼をゆっくりと開いてみる。辺りの景色はもう揺れ動いてはいない。
目の前にあるのはいつも通りの校舎、そして朝比奈さんの小さな身体だ。
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:11:44.46 ID:XVgNRv5m0
な、なんだ……?
なんだったんだろう。今の俺の感覚は。
自分が消えたような感覚だった。間違いなく死んだと思ったのに……
「……」
と、そこまで考えて、急にそんなことを考えている自分が恥ずかしくなった。
何言ってんだ。たかが地震くらいで死ぬだなんて。何を考えていたんだ。
なぜ急にあんな気持ちになったんだろう?
よくわからなかったが、だが今はそんなことよりも、今だに俺の胸に顔を埋めて震えている朝比奈さんを安心させてやることが先決だと思った。
「朝比奈さん、朝比奈さんっ」
「……」
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:12:35.13 ID:XVgNRv5m0
「もう大丈夫ですよ。ほら」
「ふえっ……?」
肩を掴んで優しく揺すってあげる。
「どうやら終わったみたいです。安心してください」
すると彼女はそっと俺の体から顔を離し、ぼんやりと目を開いた。
その顔はまるで、たった今起きたばかりの赤ん坊のように幼く無垢なものだ。
さて、最初に何て言うだろう。今まで抱きついていたことに対して照れて、真っ赤になって謝るか。
それとも安堵から、もう一度俺に抱きついてきて泣きじゃくるか。その光景は容易に想像できる。
どっちにしても、ちょっと楽しみだ。
そう思っていたのだが、次の瞬間彼女のとった反応は、俺の予想していた妄想パターンの全てを裏切るものだった。
バチンッッ!!!!
「ぐわっ!!!」
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:15:21.54 ID:XVgNRv5m0
まるで閃光でも走ったかのように、視界が真っ白くフラッシュする。
そしてすぐに皮膚の神経回路を通して、強烈な衝撃が痛みとなって頬から脳へと伝達されてきた。
え、な、何?
なんだ? 何が起こったんだ?
ジンジンと左頬が痛む。そこを手で押さえながらも、自分が何をされたのか、その時はまったくわからなかった。
「……なんで……」
「え?」
「なんであなたがまた、ここにいるんですかぁ……」
「……は?」
「それに、抱きついたりして……ふええええぇぇ」
怯えた声を出す朝比奈さんの右手は、フルフルと小刻みに震えたまま宙に静止している。
そしてその手ははっきりと張り手の形をしていた。
それを見て俺は、今いったい自分が何をされたのか、ようやく理解することができた。
ビンタされたんだ。朝比奈さんに。
「……」
……び、ビンタ?
な、なんで俺が?
されたのだということだけは理解できたが、なぜ、そんなことを俺がされなきゃならないのか、
その行為の意図と、そして今、彼女が言った言葉の意味は、まったく理解ができなかった。
しえん
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:17:23.05 ID:XVgNRv5m0
「あ、あの…」
「来ないでくださぁい…」
震える足を一歩後ろに後退させる彼女。
涙目のその表情には安堵でもなければ照れ隠しでもない、恐怖と不安の色が広がっている。
ど、どうしたって言うんだ急に。
「あ、あの、朝比奈…さん…?」
「お願いだから、もう来ないで……!!」
ダッ!!!
「あっ、ちょ、ちょっと!!!」
そう言って朝比奈さんは素早く俺に背中を向けると、一目散に走りだして、校舎の中へと消えて見えなくなってしまった。
「……」
「なん…なんだ…」
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:18:27.46 ID:XVgNRv5m0
……
新手のドッキリ…
か? もしかして。
いや、朝比奈さんはそんなタチの悪い冗談をするような人ではない。
じゃあ、またハルヒにでも命令されたのか?
…いや、それもない。彼女は人を殴ってまでもあんなヤツの命令を素直に実行する人ではない。そんな人じゃない。
さっきのは本気だった。あの優しい朝比奈さんにそんなことはできないだろう。
「じゃあ……」
…いったいなぜ…
汗でべっとりと背中にへばりついたYシャツの後ろを、またむわっとした風が吹く。
ショックで茫然自失としていた俺は、すでにあたりに誰もいなくなっていることにそれでようやく気が付いた。
しえん
これはいい谷川さん
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:20:28.27 ID:XVgNRv5m0
壁に張り付けられている時計を見た。もうとっくに授業の始まっている時間だ。
それでもチャイムが鳴らないというのは、きっと学校中が今の巨大地震でパニックになっているせいなのだろう。
ならばちょっとくらいなら遅刻をしていっても文句は言われないはずだ。多分。
しかし、あれだけの地震でよくこのボロ校舎がぶっ潰れなかったものだな。まったく感心するよ。
もしここが跡形もなく崩れてくれていたら、あの坂の下に新しい校舎を建て直してくれていたかもしれない。そうすれば通学がうんと楽になったんだけどなぁ。
…なんてそんなことを考えている場合ではない。
「どうして…朝比奈さんがあんなことを…」
さっぱり訳がわからない。
だけど俺は、過去にも一度彼女に同じような態度をとられたことがあるような…
デジャブのような、そんな奇妙な感覚に捕らわれていた。
たしか…前にも同じようなことが…
がんが
しえん
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:34:52.23 ID:QS1PdatdO
長門「ハルちゃんのくせにー><」
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:36:45.20 ID:CswwiCz+O
しえん
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 03:45:05.54 ID:T2wHO0Gf0
なんか本物っぽいな 小説読んだことないけども。
それなのになんだこの静けさは・・・!
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 04:03:57.85 ID:XVgNRv5m0
そのまま10分ほどその場に立ち尽くして考え続けてみたが、結局朝比奈さんにいきなり嫌われた原因に何も思い当たらなかった俺は、
諦めて自分の教室へと戻ることに決めた。
廊下から音をたてないように、後ろ側のドアをほんの少しだけ開けて、教室の中の様子を覗いて確認してみる。
だいたいクラスの全員が揃っているようだ。そして予想した通り、教壇の上に先生の姿は見えない。よかった。
「…あれ?」
いや、見えないのは先生の姿だけではなかった。
肝心のヤツの姿が窓際の席に見えない。というか、どこにも見えない。
ハルヒがいない。
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 04:04:42.94 ID:QPf+yGaaO
うはw
しえん
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 04:05:25.43 ID:XVgNRv5m0
「どうしたんだあいつ…」
…あいつのことだからまっさきに飛んで帰ってきて、今の現象で体験したスリルでも俺にやかましく克明に説明すると思ってたんだけど。
そしてノストラダムスはやっぱり本物だったのよ!とか、マジな顔で言うと思っていたんだが。おかしいな。
「…あ」
ふと、嫌な光景が頭の中をよぎった。
まさか…
今の地震で、どっかで怪我でもしているんじゃ…
そう考えた途端、猛烈に不安になった。ありうる。特に、もしSOS団の部室にでも行って何か作業をしていたとすれば。
あそこには崩れやすい物が大量に棚の上に積まれている。上から何かが落ちてきて下敷きになっているとしてもおかしくはない。
ハルヒ…!!
急いで走り出したい気持ちに駆られた。が、まずはクラスのやつらにハルヒが帰ってきてないかをちゃんと確認してみてからにすることにした。
これでトイレにでも行っていただけというならあまりにもマヌケすぎる。
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 04:06:15.57 ID:XVgNRv5m0
「谷口っ」
ドアを開けて教室の中に入ると、俺はすぐそこでキョロキョロと挙動不審に顔を動かしていた谷口の首を後ろから掴みかかり、無理やりこっちに回転させた。
「おお、キョン! おまえどこ行ってたんだ今まで? 探したぞ。みんな心配してたんだぜ。大丈夫だったのか?」
「俺のことはいい。それより、ハルヒ帰ってきたか?」
「え、は、ハルヒ?」
俺のその質問に、谷口は突然のことで訳がわからないといった表情を見せてから、困ったように口を開いた。
「な…なんだそりゃ。ハルヒ? なんの話だ?」
「え…」
「…いや、なんの話ってな。ハルヒの話だよ。もう教室に帰ってきたのか?」
「いやいやいや。何言ってんだおまえ? 誰? それ」
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 04:09:47.41 ID:XVgNRv5m0
……
何を言っているんだろうこいつは。
ボケたか? ついに。
いや、いくら健忘症気味の谷口の脳みそだって、ついさっき、30分前まで同じクラスメートだったヤツを忘れるなんてことはさすがにないだろう。
だとしたらもしかして得意の冗談のつもりだろうか。 だとしたらそれはつまらないしまったく笑えない。
というか今はそんなもんに付き合ってる場合じゃないんだ。
「谷口」
「な、なんだよ」
「俺をからかうのは後にしてくれ。それよりまずハルヒの居場所を──」
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 04:10:48.79 ID:XVgNRv5m0
「そりゃこっちの台詞だっつうの! おいキョン! しっかりしろよおい! もしかして今の地震で頭でも打ったんじゃねーだろうな!?」
そう言った谷口の表情は、とても冗談を言っているようなものには見えなかった。
くそっ。なんだよ。何を言ってやがるんだこいつは。
「頭打ったのはおまえだろ! ったくもういい!! 国木田」
俺はすぐ横に座っていた国木田の肩を噛みつくような勢いで掴んだ。
「な、何? キョン」
「国木田、おまえはハルヒがどこに居るか知らないか? もしかしてどっかで怪我でもしてるんじゃ…」
「いや…ごめん、僕もそのハルヒさんってのが誰だかわかんないんだけど…」
「な…」
しえん
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 04:11:26.73 ID:XVgNRv5m0
「や、やめろよおまえまで。アホの谷口に付き合うことないぞ。くだらない冗談はやめてくれ。急いでるんだ」
「冗談じゃないよ。本当に知らないんだ」
「あのなっ。だってハルヒだぞ、ハルヒ。さっきまでそこにいただろ? おまえらが知らないわけないじゃないか。なあ、そうだろ?」
「だからっ。誰だよそいつはって言ってんだよ! どうしたんだおまえ!?」
頭の中がパニックになりかけていた。
知らない…ハルヒを? そんな馬鹿な。
何を言ってるんだよこいつらは。今の今まで、昼休みが始まる前までそこの席に座ってただろうが。ふざけんな。
困惑する俺に、まるで宇宙人でも見るかのような奇怪な視線を向ける二人。なんだよ、それじゃあまるで俺が変なヤツみたいじゃねーか。
冗談じゃないぞ、変なのは俺じゃなくておまえらの方だろう。ちくしょう。
「あっ、でも思い出した!」
「!!」
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 04:12:30.15 ID:XVgNRv5m0
国木田が胸の前で手を一つ叩いて、小さく頷いた。
「おっ、思い出したのか!?」
「うん。そうだ。そういえば去年の冬頃にもハルヒさんがどうしたとか、キョン騒いでたことあったよね」
「…は?」
「確かクリスマスのちょっと前くらいだったかなぁ。思いだしたよ。その人のことでしょ? 」
「あーっ! はいはい俺も思い出したぞ。そうだ、言ってたなぁおまえ。ってことはハルヒってのはあれか? またあの涼宮ハルヒのことか? 東中の」
…二人のその言葉に、きっと以前の俺ならこんなに冷静にはいられなかっただろう。
いや違う。事実、いられなかった、のだ。
まさ…か…
嘘だろ。
頭の中であの時の記憶が、戦慄と共にジワジワと蘇ってきていた。
そしてそれと同時に、今頃になってようやくはっと気が付いたことがあった。
さっき朝比奈さんが俺を殴り飛ばした後に言ったセリフ。
「なんであなたがまた、ここにいるんですかぁ…」
…ぞっとした。
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 04:14:28.52 ID:XVgNRv5m0
また。朝比奈さんはあの時確かに「また」と言った。
また…ってどういうことだ。
またってことは、前にも同じようなことをしたことがあるってことじゃないか。
そうだ。これとまったく同じような状況を、俺は前にも一度経験したことがある。
そうか。そうだったのか。
さっき朝比奈さんに殴られた後に感じた感覚。あれはやっぱり、デジャブなんかじゃない。
国木田が言う、去年のクリスマスの少し前。それは…
「あの」三日間。
ということは…俺は…
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 04:15:27.21 ID:XVgNRv5m0
ガタッ
「…!!」
その時、教室の前で固まって喋っていた女子グループの中から、一人が立ち上がって俺の方へと歩み寄ってくることに気が付いた。
さっきクラスの中を見渡した時には、他のヤツの壁に隠れていて見えなかった。だが。
「そいつ」の姿を見て、俺の疑念は確信へと変わった。
なんてこった…
こいつの顔だけは、できることならもう二度と拝みたくないと思っていたのに。
勘弁してくれよ。
深く暗い海を思わせる藍色の髪と、目。
絶対に忘れられないあの薄ら笑い。今思い出しただけでも寒気がする。
俺を何度も殺そうとした女との、2度目の再会か…
「大丈夫? 姿が見えないからみんな心配してたのよ、キョン君」
「…ああ。大丈夫だよ、朝倉」
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 04:16:43.29 ID:XVgNRv5m0
「そ。ならいいんだけど」
本当に心配していたのかと言いたくなるような軽い口調で一言だけ言うと、目の前で殺人鬼朝倉は音もなく踵を返した。
くそっ…まさかまたおまえと話しをする日が来ちまうとは。
「…朝倉」
「何?」
「…おまえは、ハルヒを…」
「知らない…よな」
「…なに、またハルヒさん? たしか前にも言ってたわよね。どうしたのキョンくん、またおかしくなっちゃったの?」
シレッと返す朝倉。相変わらず口悪いな。
しかし、こいつは以前に俺がハルヒのことで騒いだことをすぐに思い出したようだった。どうやら後ろにいる二人よりも記憶力がいいらしい。
「いや…すまん。なんでもないんだ。忘れてくれ」
「変な人ね」
しえん
やっと追いついた支援
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 04:31:17.63 ID:jObPCeyEO
やっぱり谷川さんはおもしろいですね
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 04:52:37.57 ID:PQEVUi7EO
追いついた
支援
保守?
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 05:30:27.65 ID:jFgqn49QO
残ってたかww
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 05:57:03.81 ID:jFgqn49QO
支援?
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 06:13:07.60 ID:jObPCeyEO
保守
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 06:47:46.04 ID:huNpU+wTO
ほしゆ
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 07:08:23.45 ID:jFgqn49QO
ほ
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 07:17:56.18 ID:XVgNRv5m0
「……」
…やっぱり、か。
知っているはずがないんだ。「この世界」のこいつらにとっては、ハルヒはクラスイトでもなければ、SOS団の団長でもなんでもない。
いや、と言うよりも、そもそもSOS団などと言う名前の怪しいクラブは最初から存在してはいないんだ。
そう。ハルヒは下校途中、あの坂の下にあるいろんな意味で憧れの名門校、
光陽園学院の一生徒でしかなくなっている。世界を壊すでも再構築するでもなく、ちょっとおかしいけど、ごく一般的な女の子として。
そしてそこは女子高ではなく、今は共学となっているはずだ。
そう。この…
長門が作り出した、偽りの世界では。
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 07:19:56.70 ID:XVgNRv5m0
キーンコーンカーンコーン
6時間目の授業の終了を告げるチャイムが校舎中に響きわたる。
5時間目の授業は地震のせいで行われなかったが、どうやら生徒に被害がまったくなかったことがわかると、
6時間目は通常通りに行おうということになったらしい。
だけど俺は頭の中が真っ白になっていたせいで、授業が行われていたということにすら気が付くことができなかった。
何も考えられずにいるうちに、いつの間にか放課後がやってきてしまっていた。
…いつも通りならこれからSOS団の部室に行って、古泉とオセロをやりながらハルヒの馬鹿な妄言をハイハイと適当に聞き流して、
朝比奈さんの煎れてくれた熱いお茶をおいしく頂くというのがお決まりのパターンのはずなのに……
今日はそういうわけにはいかなかった。
あの平凡な日常が、やたら遠くへ行ってしまった気がした。
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 07:29:25.96 ID:XVgNRv5m0
「…どうしてまた、こんなことになるんだ…」
…もう終わったはずだろう? こんな馬鹿げた話は。
長門と朝比奈さんと過去に戻って。
それで朝倉の恐慌を食い止めて、長門がしようとしていたことも止めて。
それで全て終わりだったはずだ。
「…なのになんで…」
窓の外の雲を見上げながら、さっきの、元の世界にいた時の、俺の朝比奈さんの言葉をふと思い出した。
「だけどきっともう、そんなに大きな事件は起こらないと思いますよ」
「…朝比奈さん…」
…あなたの勘、全然あてにならないですね…
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 07:30:25.10 ID:XVgNRv5m0
いつまでもそうやってぼーっと席に座ってると、頭のてっぺんを何かにツンツンと突かれた。
はっとして顔を上げると、目の前に箒を持った朝倉が立っていた。
「ほらほら。何やってるの。掃除の邪魔だから立って立って」
「……」
…こう言ってくれたのがこいつじゃなくてハルヒだったら、どんなに幸せだったことだろう。
いつもは無駄にでかくてうるせーとしか思ったことのないあいつの声だったが……今はあの声が無償に聞きたい。
「なによもう、ヤル気の無い顔しちゃって。男ならシャンとしなさいよね、シャンと」
くそっ。おまえがいるせいでこんな顔になってるんじゃねーかこの馬鹿野郎。
…そう言ってやろうかと思ったが、やめた。別にこんなところで怒りをブチまけても何がどうなるわけでもない。
でも、確かに…
朝倉の言う通りでもある。シャンとしなくては。
そうだ。いつまでもこんな落ち込んだままではいられない。行動を起こさなきゃ何も変わらないんだ。
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 07:31:19.61 ID:XVgNRv5m0
朝倉に教室からつまみ出された俺は、とりあえず古泉のことを探してみることにして、各教室を片っ端から覗いていった。
だが、ほとんどわかりきっていたことだったが、どの教室を覗いてみてもやはりあいつの姿はどこにもなかった。
そしてこれもわかりきっていたことだが、やつが在籍しているはずの9組。
本来は廊下の端に存在していなくてはいけないそのクラスだったが、その場所はただの壁へと変わってしまっていた。
…わかってるさ。
あいつも今は光陽園学院の、ただの一生徒に変わっちまっているんだろ。秘密機関の人間でもなければ超能力者でもなんでもなく。
ハルヒの後ろを着いて回っていたけど、たしかそろそろ飽きられてしまっているとか言っていたっけ。
とっくに転校生なんて呼ばれる時期は終わっているだろうが、結局あいつの想いは実を結ぶことができたんだろうか。
そんなことを思ったが、今の俺に他人の心配をしている余裕はどこにもなかったので、考えるのをやめた。
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 07:32:10.27 ID:XVgNRv5m0
「ふう…」
…まいった。以前にこうなった時にも本当にまいったけど、今回もやっぱりまいった。
廊下の窓から身を乗り出して、沈んでいく夕日を見つめながら大きな溜息をつく。
どうしていつも俺ばっかりがこんな目に会わなきゃならないんだろう。
俺、なんか悪い事でもしたか? こんな仕打ちを受けなきゃならないような悪いことしたか?
もしかしたら前世で何かとんでもない悪事をやらかしていて、その代償を今償わされているとでも言うんじゃないだろうか。
だとしたら冗談じゃないぞ。そんなもん俺には何の関係もない。え、おい。聞いているのか神様。
…どうすればいいんだ。
これからどうやって元の世界に戻ったらいい?
再びデタラメな世界に迷い込んでしまった。もう本当の俺を知っているヤツなんて、ここにはどこにも…
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 07:33:25.35 ID:XVgNRv5m0
「…あ」
…いや。
そんなことはない。そうだ。そうだった。
いるじゃないか。
頭に血が昇って、すっかり肝心なヤツのことを忘れていた。
「あいつがいるじゃねーか」
思わず声に出してしまった。
そうだ。この世界を作り出した張本人。どんな状況でも絶対になんとかしてくれる万能宇宙人。
いや、こっちの世界でのあいつは、たしか万能でも宇宙人でもなくなってしまっているのだけれど。
それでも前回だって結局あいつのおかげで俺は戻ることができた。
今はまた、あいつに頼るしかない。
あいつなら今日だってSOS団の…違うな。文芸部の部室にいるはずだ。
いつもと変わらず椅子に座って分厚い本を読んでいるはずだ。
俺は慌てて走り出した勢いで転びそうになりながらも、全速力で廊下を駆けていった
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 07:34:38.57 ID:XVgNRv5m0
部室の前に到着して、息を切らしてドアノブを回そうとした自分の手を、俺はギリギリのところで思いとどめた。
そうだ。忘れるな。今ここはSOS団の部室なんかじゃない。そんな部は存在してはいない。
ここは文芸部の部室なんだ。
一度ゆっくりと深呼吸をして気持ちを落ちつかせてから、目の前のドアを見据え直す。
今回はいきなり襲いかかるようなマネはしないようにしないと。前の時は完全に怯えちゃってたからな、あいつ。
「ふう…」
握りしめた拳の中で、汗がジンワリと染み出てくる。
もう一度大きく深呼吸をして気持ちを静める。…くそ。なんでこんなに緊張するんだ。
だけどこんなところでただ突っ立ったまま、何もしないでいるわけにはいかない。
トントン
二回軽くノックをした。
「…どうぞ」
すると少しの間を置いてから、中から聞きなれた小さな声が返ってきた。
…やっぱり、いるんだな。そこに。
俺は金色の冷たいノブを回すと、ドアをゆっくりと引いて開いた。
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 07:36:53.74 ID:XVgNRv5m0
「長門…」
長門はいた。
窓際の小さなパイプ椅子に座って、本を持って。いつも通りの格好で。
入ってきた俺を訝しがるように、彼女は顔をこっちに向けたまま動こうとしなかった。
窓から射すオレンジ色の陽の光が反射して、うまくその表情を窺うことができない。
だけど予想していた通り、どうやら眼鏡はかけたままでいるようだった。
その姿を見た瞬間、俺の頭の中で…
半年前のあのできことが、あの時の長門の姿が、フラッシュバックのように鮮明な映像となって蘇った。
無理やり掴んだ俺の腕の中で、怯えるように震えていたあの時の表情。
俺の視線に頬を薄っすらと赤く染めながらも、ひたすら本を読み続けていたこと。
あいつの家から帰ろうとした時、弱々しい力で服を掴んで引き止めてくれたこと。
白紙のまま返した入部届けを見て、泣き出しそうになっていた時の表情。
そして…
一度も見たことのなかった、あの笑顔。
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 07:38:06.48 ID:XVgNRv5m0
「……」
また…会えた。
長門に。いや、この子に。
あの時エンターキーを押して、俺は元の世界へ帰ることを願った。だけど…
本当はずっと心残りだった。もう一度だけでいいから…
会いたかった。
胸がジワッと熱くなって、喉の奥から何かが込み上げてくる。
だけど俺は顔を上に向けて、鼻を何度かすすってそれを堪えると、笑顔を作ってから、座ったままの長門に声をかけた。
「…よっ」
しかし長門はそう言っても、まるで置物のように固まったままの姿勢で動こうとしなかった。
「久し振り」
「……」
…声をかけても反応がない。時間が止まってしまっているみたいに動かない。
どうしたんだろう?
「長門?」
「……」
「おーい」
「……」
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 07:41:34.79 ID:PQEVUi7EO
wktkしてきたぜ!
谷川さんがんば!
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 07:56:31.95 ID:d5b6ZQ33O
面白いな、wktk支援
wktk
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 08:32:59.09 ID:mWxOJRzYO
ほ
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 08:59:51.14 ID:sqpAJvU40
ほ
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:02:14.62 ID:drNKAGoaO
っ
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:03:49.18 ID:drNKAGoaO
し
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:04:53.55 ID:drNKAGoaO
ゃ
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:05:43.36 ID:drNKAGoaO
ん
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:08:53.86 ID:XVgNRv5m0
「…もしかして…」
「……」
「俺のこと、覚えてないのか?」
もしかしてそうなんだろうか。不安になった。だとしたら非常に困る。
…よくよく考えてみたら、俺はクラスのやつらの反応から、すっかりここは以前に来たあの時の世界と同じ場所だと思い込んでしまっていたけれど、
本当にそうだという証拠なんて一つもありはしないのだ。
もしかして俺の早とちりだったんだろうか。
「…てる」
「え?」
「覚えてる」
だが、本を机の上に置き、すっと静かに立ち上がった長門がようやく言ったその一言のおかげで、俺はほっと安堵の息をつくことができた。
「そ、そっか」
「……」
「はあ…よかった。ちょっとだけ安心した」
胸を撫で下ろしながら、ハハハと力なく笑ってみせた。
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:09:58.14 ID:XVgNRv5m0
「よかった…」
…べつに事態がそれほど好転したというわけではない。帰るための手段が見つかったわけでもない。
だけど…それでも長門が覚えていると言ってくれたことは、地獄の淵にいた俺の手を、強く握って這い上げてくれたような、
そんな暖かく心強い気持ちにさせてくれた。
いつもいつも…本当に頼りなるやつだよな、こいつは。
「また、な…」
「ちょっとお前の世話になっちまうかもしれない」
「……」
「その…迷惑かもしれんが、よろしく頼むな」
そう言ってから俺は、小さく一度頭を下げた。
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:12:01.21 ID:1yW9CJR4O
wktk
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:12:01.54 ID:XVgNRv5m0
「もう…」
「?」
「…もう、来ないと思ってた…」
今度は長門が、震えるような口調でポソポソと呟くように言った。
そして窓から射す夕日の光の中から、一歩こちらへと足を踏み出した。おかげで俺はようやく彼女の表情を確認することができた。
あの時と同じだ。口がわずかに半開き。そして、必至に冷静さを保とうとしているようだが、明らかに驚いているのがそのメガネの奥の大きな瞳に表れている。
こんな表情…本当の世界の、クールな宇宙人のあいつなら、絶対に見せることはない。
それを見て確信した。間違いない。
この長門は…あいつのバグ…
いや違う。そう、あいつの願望、本心が作り出した、あの時のあの世界の長門だ。
ホントにわずかな…たったの三日間だけの間だったけど、俺といっしょに過ごした。
宇宙人でもなければ万能でもない、ちょっとシャイだけど、ごく普通の文芸部員の女の子。
あの時の長門に間違いなかった。
だけど…
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:14:06.30 ID:XVgNRv5m0
「もう来ないと思ってたって?」
俺は不思議に思って逆にそう尋ね返した。すると長門は、無言のままコクリと小さく頷いた。
「え、ど、どうして?」
「……」
もう来ないって…
どうしてそんなことを言うんだろう。
つまり、俺は元の世界に戻ったあの日から、ずっとこの部室に来ていなかったということなのだろうか。
どうして…
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:15:34.23 ID:1yW9CJR4O
wktk
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:17:25.24 ID:XVgNRv5m0
あの時。
ハルヒと古泉と朝比奈さんと、そして長門と俺。
SOS団の全員がこの部屋に一同にそろって、長門がパソコンに仕掛けた脱出プログラムが作動して…
俺は元の世界に戻りたいか否か、という決断を迫られた。
戻りたいならばエンターキーを押せ、戻りたくないならば違うキーを押せ、と。
…結局俺はエンターキーを押して、ハルヒ達のいる訳のわからない日常を選んでしまったというわけなのだが。
ここからはただの俺の予想なのだが。
この世界がこうやって今も存在を続けているというのなら、おそらく俺の意識はあの時、
パソコンのエンターキーを押したその瞬間に、こっちの自分のものに戻ったんじゃないかと思う。
この世界の谷口や国木田たちから見たら、いつもの、普段通りの俺へと。
そうじゃないと辻褄が合わない。俺の存在だって消えるわけじゃないだろうからな。
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:19:18.69 ID:XVgNRv5m0
…そしてきっと、長門と過ごした三日間のできごとは…俺の記憶から無くなってしまったんじゃないだろうか。
なにせ、その三日間を過ごしたのはこっちの俺じゃない、今ここにいる俺なのだから。
ハルヒ達を探しだしてここまで連れてきたということも、覚えてはいなかったんじゃないだろうか。
…だからあの後、目が覚めた後で自分の知らないヤツらに囲まれて、それがどんな状況なのか俺が理解できなかったとしても無理はない。
だけどそれでも…それでもきっと、俺はあの場に集まったみんなと何だかんだで意気投合して、共にまたSOS団を校外にだろうがなんだろうが作りあげて、
ハルヒの我儘に翻弄されたりしながらも、面白おかしい毎日を過ごしているんじゃないかと、
そう思っていた。そう信じていた。
そしてそこには、きっとここにいる長門の姿もあって…
いつかはみんなと少しずつだけど打ち解けていって、笑い合っているんじゃないかと…
そう思っていた。
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:21:21.37 ID:XVgNRv5m0
「な、なあ」
「……」
「なんでもう来ないと思ってたなんて言うんだ? 俺、もしかして、おまえと会ったの久し振りなのか?」
俺のその言葉に長門は、あの時と同じように困惑した表情を見せていたが、
やがてしばらくの間を置いてから、コクリとまた小さく頷いた。
やっぱりそうなのか…
なんでだ?
「あ、あのさ長門」
「?」
「スマン…きっとおまえは俺がどうしてこんなことを聞くのか、訳がわからないだろうけど…でも、その、できたら去年の12月20日──」
「…あの日、ここで俺がお前に入部届けを返した後、その後から今日までに…俺やおまえにいったいどんなことがあったのか…」
「…教えてくれないか」
「……」
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:22:13.39 ID:XVgNRv5m0
長門は俺が元の世界へ帰ってしまった日から今日までのことを、静かな口調で詳しく教えてくれた。
その話によると…どうにもあの後、パソコンのエンターキーを押した途端、
俺はまるで糸が切れた人形のようにその場で派手にぶっ倒れて、そのまま気を失ってしまったらしい。
だが、しばらくしてから保健室の布団の中で目を覚ました。そこまで俺を運んでくれたのは長門だったそうなのだが…
そして布団から出てキョロキョロと辺りを見回した後、ずっと見舞ってくれていた長門にたったの一言だけ礼を言い、気恥ずかしそうに帰って行ったそうだ。
そしてそれからというもの、この部室へは顔すら出していないとのことだった。
ハルヒも、長門が俺を見舞い終わってから部室に帰ってきてみると、もうどこにもいなかった。
無論、古泉も、朝比奈さんも。
結局、残されたのは長門一人。
その三人ももうそれ以来ここへやって来ることは一度もなかったという。
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:22:15.95 ID:mnEW2mox0
長門(笑)
ばかじゃねぇの なに長門って
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:22:24.00 ID:z12v2np7O
. / / / l ヽ \ \ \ \ \
/ / / l ヽ \ \ _ +-ヽ ヽ ヽ
. / / l l ヽ \ \ x ´ヽ ヽ\ ヽ ヽ l、 \
/ // | l ! l、 ト、 \ 、 く ヽ\、ヽト、ヽ l l l\ ヽ
_ // | l L -┼、 \ \`‐-ミx〉 _」,. -ヽ \ !! ヽ ミ、
∠l | _+ 「, ! l ! \ `ー-ヘ / ,ニ,.-‐':ヽヽ l\ ! l ヽlヽ
/ :l l | l l l l V _ クf;::::::;:::::.::l | ! ! l トヾ
_ィ | l l l l ハ/ __` つ.:.:::::.::j | | l!l
/l | ト l ヽ lハ/ ,rニ-−:::::ミ、 ヾ_ - ′l l .! トN
../ | ハi ハ l V/〈〈 ら::::':::::.::l //! ト、|
/ | / ll | ヽ l ト ヽ. ゛う:.:.:.:.:::j //ll ! l |
. l/ リ | f、ヽ \ ヽ. ヽ-‐´ ′ /j ハ N
l∧リ, 〉ヽヽ \\ _ /// / ,リ ′ tst
V ヽヽ\ \ミ、、 ´ / /l l /
ヽlヽ ヽ、 \` 、 _ イ /i ////
ヽ:、\ \ト\「 ¬‐--‐ '´ l l/ リ/ツ′
__ ヽ `へ \、-j l \
/l l::::l ヽ ̄ ̄`丶ミヽ l、 ヽ
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:23:23.26 ID:XVgNRv5m0
ごめんなさいちょっと出かけるから間を置く
残ってたら続き書く
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:24:35.96 ID:4voHd7QA0
乙!
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:29:33.77 ID:Cqtmh8FH0
乙&保守
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 09:34:43.70 ID:1yW9CJR4O
☆
ほ
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 10:01:39.52 ID:PQEVUi7EO
乙ー
帰ってくるまで頑張るか
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 10:12:26.71 ID:1Zcyi31z0
追いついた
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 10:30:10.56 ID:PQEVUi7EO
ほ
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 10:45:04.16 ID:5TKTQSWUO
し
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 11:04:38.66 ID:mWxOJRzYO
や
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 11:16:52.44 ID:DAgWU0ZDO
く
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 11:17:01.14 ID:1yW9CJR4O
☆
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 11:32:03.44 ID:PQEVUi7EO
な
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 11:37:59.48 ID:sdAs1Hju0
の
で
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 11:40:08.45 ID:DAgWU0ZDO
は
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 12:01:22.26 ID:eJwYtjVYO
キョン「なぁ…ハルヒ…。」
ハルヒ「なに…て、まぁ、アレのことよね…。」
キョン「あぁ…。」
長門「へいへいゆぅゆぅあわあわぼ〜いふれっ♪」
キョン「なぜ…!」
キョン「なぜ長門が…アヴリルラヴィーンのボーイフレンドを…!」
ハルヒ「ノリノリね…。」
キョン「しかも『あわあわ』っていってたぞ…。」
ハルヒ「アバウトね…。」
キョン「ワンシーズン前の歌だぞ…。」
ハルヒ「サビ以外は鼻歌ね…。」
キョン「あぁ…意外にも英語の発音は苦手のようだな…。」
キョン「だが…」
ハルヒ「?」
キョン「だが、それがいい…!」
ハルヒ「キョーン!戻ってきんしゃーい!」
キョン「くやしいのう、もう戻れんのじゃ。コレがワシの生き方じゃ!くやしいのう!悔しいです!!」
ハルヒ「キョン、キョーン!キョーン!」
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 12:20:09.36 ID:DAgWU0ZDO
ぬるぽ
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 12:32:57.79 ID:pKCZPwyT0
age
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 12:42:25.60 ID:YYdiqxw2O
まだ残ってたのか
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 12:42:38.99 ID:mWxOJRzYO
わ
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 12:57:25.78 ID:DAgWU0ZDO
よ
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 13:14:09.20 ID:P7QfLe8uO
期待
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 13:16:40.67 ID:Vj47hvO5O
い
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 13:17:07.63 ID:vHJOMsZ/O
ち
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 13:19:09.78 ID:vHJOMsZ/O
も
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 13:21:18.46 ID:sdAs1Hju0
つ
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 13:21:42.81 ID:vHJOMsZ/O
つ
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 13:22:32.97 ID:wZTfnxTjO
★〇★
◎
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 13:32:23.62 ID:yB9d3HEP0
ほ
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 13:39:52.57 ID:NH+gq4M80
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 13:41:25.06 ID:TYOOu1C0O
ナッガート
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 13:48:45.19 ID:vHJOMsZ/O
ハイサオージサン
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 13:50:05.03 ID:bGUZgDEUO
まだあんのwwwww
と思って流れ追ったらすごいSS作家降臨してるw
支援☆
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 13:57:18.01 ID:vHJOMsZ/O
ま
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 14:12:39.22 ID:7IzfTnYTO
っ
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 14:12:54.66 ID:CswwiCz+O
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 14:20:34.60 ID:bGUZgDEUO
ホントだ……寝ぼけてて見てナカタ
>>1さんすまん
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 14:21:23.95 ID:DAgWU0ZDO
へ
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 14:44:23.34 ID:DAgWU0ZDO
の
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 14:52:47.68 ID:vHJOMsZ/O
へ
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 14:58:33.10 ID:yB9d3HEP0
の
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 14:58:54.99 ID:vHJOMsZ/O
も
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:00:33.19 ID:HowHffUx0
じ
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:03:06.21 ID:DAgWU0ZDO
ぴ
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:12:54.33 ID:7IzfTnYTO
っ
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:13:17.23 ID:Xm4ZkXDl0
た
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:15:54.54 ID:DAgWU0ZDO
ん
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:16:55.36 ID:yB9d3HEP0
ジャメナ
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:27:38.08 ID:DAgWU0ZDO
ま
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:30:54.58 ID:iy4q0AQ20
ちょwwwwwこのスレって恐ろしく神スレなんじゃないか?
なんでこんな静かなの?
しかも消失2とかwwwwすげぇ
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:30:56.21 ID:Ziu2WuRi0
ん
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:36:31.84 ID:rdds3+VXO
なぜまだあるwww
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:41:45.99 ID:vHJOMsZ/O
ほ
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:43:22.00 ID:yB9d3HEP0
っ
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:46:50.40 ID:bGUZgDEUO
ほ
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:48:55.72 ID:HowHffUx0
っ
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:49:38.44 ID:DAgWU0ZDO
し
書き込みペース自重しろよwww
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:53:25.46 ID:vHJOMsZ/O
>>360 ID自重しろガーオwwwwwwwwwww
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 15:54:03.74 ID:yB9d3HEP0
きたああ
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 16:13:24.87 ID:iy4q0AQ20
ほ
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 16:25:47.90 ID:DAgWU0ZDO
し
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 16:26:14.42 ID:iy4q0AQ20
の
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 16:27:44.69 ID:1Zcyi31z0
お
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 16:27:46.40 ID:jObPCeyEO
か
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 16:43:31.37 ID:7IzfTnYTO
●
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 16:44:09.24 ID:iy4q0AQ20
あ
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 16:48:37.16 ID:EdebDzK10
さ
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 16:56:37.64 ID:iy4q0AQ20
く
ら
み
な
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 17:26:43.66 ID:bGUZgDEUO
し
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 17:44:51.63 ID:eJ2etM7z0
早く谷川さん来ないかな
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 17:53:22.90 ID:jObPCeyEO
つまらん疑問なんだが古泉って「マッガーレ」なんて作中で言ってる?原作もアニメにも見たことないんだが…
マジレスすると、予告で言ってます!
次回予告で言ってるぞマッガーレ
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 17:58:23.42 ID:bGUZgDEUO
それではスプーンを持って…
マッガーレ↑
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 18:03:06.89 ID:jObPCeyEO
おぉありがとうwwwちなみに何話?次回予告は長門の「ダイスキ」で悶絶した覚えしかないwwww
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 18:08:02.04 ID:ZoDXf85pO
それでは栞を持って…………………
ナッガート↑
何話だったか覚えてない・・・すまん><
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 18:10:06.40 ID:7IzfTnYTO
ライブアライブの回だな
ちなみにDVD版ではなくTV放送版な
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 18:14:46.28 ID:mWxOJRzYO
な
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 18:18:30.62 ID:EdebDzK10
そうだったのか…俺も初めて知った
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 18:23:23.65 ID:jObPCeyEO
みんなありがと―!!!マッガーレwwwwマッガーレwwwwマッガーレwwwwマッガーレwwwwマッガーレwwww
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 18:25:23.21 ID:yCOtPjZD0
正直マッガーレを予告で聞くまでは
古泉がセカンドレイドを放つときのみたく
攻撃する時に叫ぶセリフだと思ってた
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 18:40:05.97 ID:XVgNRv5m0
再開
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 18:40:53.16 ID:XVgNRv5m0
長門は俺が元の世界へ帰ってしまった日から今日までのことを、静かな口調で詳しく教えてくれた。
その話によると…どうにもあの後、パソコンのエンターキーを押した途端、
俺はまるで糸が切れた人形のようにその場で派手にぶっ倒れて、そのまま気を失ってしまったらしい。
だが、しばらくしてから保健室の布団の中で目を覚ました。そこまで俺を運んでくれたのは長門だったそうなのだが…
そして布団から出てキョロキョロと辺りを見回した後、ずっと見舞ってくれていた長門にたったの一言だけ礼を言い、気恥ずかしそうに帰って行ったそうだ。
そしてそれからというもの、この部室へは顔すら出していないとのことだった。
ハルヒも、長門が俺を見舞い終わってから部室に帰ってきてみると、もうどこにもいなかった。
無論、古泉も、朝比奈さんも。
結局、残されたのは長門一人。
その三人ももうそれ以来ここへやって来ることは一度もなかったという。
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 18:41:40.94 ID:XVgNRv5m0
「……」
なんじゃそりゃ。
何考えてんだよ、こっちの世界の俺は。
いや、ハルヒもだ。あれだけ大騒ぎして喜んでやがったくせに、ちょっと面倒なことになったらもう顔すら出さないってのか? ふざけんなよ。
くそっ。こんな寂しそうな長門を一人にして放っておくなんて…
死ね。死んでしまえ俺。
「…それから」
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 18:42:44.63 ID:XVgNRv5m0
長門は顔をうつむかせながら、どこか苦しそうにも聞こえる声で続けた。
「それから?」
「……」
「…付き合っている人も、いるみたいだった…」
「付き合ってる人?」
「……」
「…え?」
「…付き合ってる人…」
「え、誰が?」
「あなた」
「……」
「え、な、なんだって?」
「……」
聞き返しても、長門はそれ以上何も答えようとはしなかった。
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 18:44:57.20 ID:XVgNRv5m0
…つ…
付き合ってる人って、つまり…
彼女って、ことだろうか。
お、俺に?
「…えー、あー、うーん…」
「?」
「スマン。あの…なんか変な質問なんだが…いや、変な質問なのは最初っからだが…」
「…俺、誰と付き合ってたんだ?」
「……」
長門はさっきよりもさらに小さな、消え入りそうな声でポソポソと言った。
「…あたしの知らない人…」
「え?」
「…違う学校の人…」
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 18:46:34.91 ID:XVgNRv5m0
ごめんまたいなくなる…
夜までもし残ってたら再開予定
がんばれ長門さんがこんなとこで読めるとは
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 18:48:15.80 ID:nFePuHuo0
乙
wktkしとくww
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 19:00:49.95 ID:DAgWU0ZDO
wktkしながら待ってる
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 19:02:13.45 ID:bGUZgDEUO
キタ――――(・∀・)――――!!!!!
イッタ――――°・(ノД`)・°・
何が何でも☆
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 19:02:37.62 ID:hfS2tSqK0
支援
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 19:05:13.20 ID:7IzfTnYTO
いつの間にか来てたwwwww
いつまでも保守するんだぜ
>>392になんだかすごくデジャヴを感じるんだが…
原作にこれに似たシーンあったっけ…
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 19:27:30.87 ID:nO91O1ZAO
ほ
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 19:30:07.95 ID:jObPCeyEO
>>1がくるまで原作の話でもしよーぜwww何が好き?俺暴走
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 19:39:31.07 ID:7IzfTnYTO
やっぱり消失が一番だな
次に暴走
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 19:53:38.74 ID:mWxOJRzYO
陰謀だな
森さんかっこえー
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 20:00:11.83 ID:jObPCeyEO
>>405陰謀いいよなw途中のgdgdがちょっと疲れるが
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 20:02:54.73 ID:PQEVUi7EO
消失しか読んだことない俺はモグリ?
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 20:07:04.80 ID:+aB2zHtY0
>>407 長門の何気ない仕草に気づけなくて可哀想だ
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 20:10:55.42 ID:jObPCeyEO
>>407 長門が「禁則事項」とかいうんだぜ?ほらほら今から本屋いきなよ
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 20:13:52.83 ID:DDE6SkrYO
全部好きです
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 20:16:50.94 ID:YKatfuBy0
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 20:17:10.01 ID:vHJOMsZ/O
よく落ちなかったなwww保守した甲斐あったわ
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 20:17:38.64 ID:DDE6SkrYO
これパクりなのか同じ作者なのかどっちだ
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 20:21:26.10 ID:YKatfuBy0
>>413 気になるwwつか本当にあるんだな、ssだけかと思って田和
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 20:26:54.38 ID:eW3xpZRk0
俺は驚愕が一番好きだな
417 :
てぁも ◆w.qXFhsq4E :2007/11/25(日) 20:36:22.40 ID:Lkq/SfvVO BE:163593623-2BP(0)
はひふへ保守
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 20:46:10.37 ID:DDE6SkrYO
ほぁ
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 20:56:03.23 ID:PfMS8pSr0
ボンバヘッwwwwwwwwwwwwww
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 20:57:05.42 ID:DDE6SkrYO
( ^ω^)
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 20:58:16.72 ID:jObPCeyEO
谷川マダー
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 21:01:39.35 ID:jObPCeyEO
>>415 長門「…少しだけ」この台詞を見たときおまえは悶えるだろう
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 21:09:26.29 ID:9cmbH4Oa0
hosyu
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 21:18:27.25 ID:DDE6SkrYO
/(^o^)\
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 21:19:19.16 ID:LjAfsk40O
あれ?
これどこかで見たことあるんだけど
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 21:22:25.95 ID:kaQGg72X0
丁度消失読み返してたトコだ
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 21:24:21.79 ID:FNBcEOw20
よし、今来た俺も保守しようじゃないか
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 21:27:39.44 ID:kaQGg72X0
今日は冷えるな
モニターの前に全裸で正座の放置プレーはちとキツいな?
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 21:34:33.92 ID:DDE6SkrYO
力抜けよ
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 21:43:05.91 ID:vs1WYd3N0
支援
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 21:46:48.22 ID:LQ2Y0M6+0
最初から見てるが初めて保守
寒いぜ
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 21:49:14.79 ID:kaQGg72X0
俺で良ければ暖めてやるぜ?
マッガーレ
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 21:55:27.18 ID:LQ2Y0M6+0
>>432 ぼろ団地はマジ冷えるんだぜ
マッガーレ
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 21:58:43.88 ID:kaQGg72X0
>>433 流石に全裸には厳しい季節になりましたね
古泉ナース
435 :
てぁも ◆w.qXFhsq4E :2007/11/25(日) 22:09:39.23 ID:Lkq/SfvVO BE:245390033-2BP(0)
ジョージボッシュ
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 22:13:39.94 ID:LQ2Y0M6+0
で、覗いてる訳だが
ほっしゅ
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 22:20:02.36 ID:DAgWU0ZDO
インペリオ
支援するぜww
常識クイズ
アニメ第二話で長門が読んでいた本は…なんだっ????
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 22:32:00.33 ID:TKlK2OEh0
追いついたが・・・これは神スレだろwwww
だれかあとでうまくまとめないかwww
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 22:39:39.31 ID:Cqtmh8FH0
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 22:40:51.81 ID:zo6adfXdO
陰謀読んでない俺涙目
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 22:42:33.37 ID:LjAfsk40O
え?
これってパクリじゃないの?
マジで読んだ記憶があるんだが
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 22:46:24.13 ID:xg10+y3XO
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 22:49:08.27 ID:LQ2Y0M6+0
だめだ・・・
初めのオセロあたりからちょこちょこ見てたが
もう、眠い
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 22:51:24.19 ID:C+BEJGYqO
>>444 最初の帰れないってやつは俺も前に見たけど、途中から書いてるやつも見たことあるの?
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 22:53:01.39 ID:LjAfsk40O
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 22:55:58.98 ID:seJwVycPO
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 22:58:06.61 ID:LjAfsk40O
そこまで正確に覚えてねぇよwwwwwwwwww
最後は地震で戻ってくるんだったかな
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 23:01:43.17 ID:seJwVycPO
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 23:05:17.67 ID:eW3xpZRk0
皆イライラしておる
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 23:12:17.83 ID:kaQGg72X0
皆落ち着け、
そして俺のようにモニター前に全裸で正座して心を落ち着けるのだ?
455 :
てぁも ◆w.qXFhsq4E :2007/11/25(日) 23:15:01.99 ID:Lkq/SfvVO BE:1744992588-2BP(0)
まだ全裸だったのか・・・
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 23:17:31.62 ID:kaQGg72X0
そろそろ寒くて眠いです
457 :
てぁも ◆w.qXFhsq4E :2007/11/25(日) 23:21:48.45 ID:Lkq/SfvVO BE:572575673-2BP(0)
ねたらしぬぞ
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 23:22:44.17 ID:vs1WYd3N0
凍死が最も楽に死ねる件
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 23:25:57.73 ID:7IzfTnYTO
もう眠い
谷川はやくこねーかなー
朝まで残ってそうだなこのスレ
長門が付き合ってる時点でふざけんな>1
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 23:30:25.36 ID:EHCQuT85O
これは佐々やんが出るパターンかな
長門「ズズーッ」←これ吹いたw
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 23:31:09.16 ID:9cmbH4Oa0
>>460 おちつけ
付き合ってるのはキョンのほうだ
原作の同じ穴の二の舞がわからない。
同じことの二の舞じゃないの
なんというゆとり
467 :
てぁも ◆w.qXFhsq4E :2007/11/25(日) 23:41:28.57 ID:Lkq/SfvVO BE:218124724-2BP(0)
にほんごでおけ
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 23:43:06.53 ID:kaQGg72X0
すまん、寒すぎる
靴下履いてきていいかな?
469 :
てぁも ◆w.qXFhsq4E :2007/11/25(日) 23:45:22.47 ID:Lkq/SfvVO BE:218124342-2BP(0)
まだ全裸か・・・
全裸に靴下エロいよー
もう
>>1はこないんかな・・・
>>450 俺もみたことある
今ログ探してるんだが見つからん…
インターフェイスも眠るのか
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 23:55:40.14 ID:jObPCeyEO
>>450 昨日から見てる俺からすると死んでほしい
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/25(日) 23:56:16.79 ID:ofwn1qM/0
これまだいきてんのか!
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 00:00:13.97 ID:UzqjkAfh0
靴下だけじゃ駄目っぽい
マフラーと手袋も装着しまs
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 00:01:12.77 ID:UzqjkAfh0
おぉ、
ID変わったナー
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 00:07:30.97 ID:9S56MtnOO
477 :
てぁも ◆w.qXFhsq4E :2007/11/26(月) 00:08:12.20 ID:mC1MBA6zO BE:109062522-2BP(0)
風邪ひくぞwww
とりあえず暖かいものでも飲もうぜ
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 00:13:14.92 ID:hAS4Fdz80
netogesukisuki
どこか会議にでも拾ってくだしあ
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 00:18:32.07 ID:QxKKkSkOO
保守がてらてすとするよ
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 00:28:17.50 ID:htcAe1boO
ほ
これは逃げ
まだわからんぞう
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 00:45:07.85 ID:HucSPshcO
ほ
保守派
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 00:54:31.17 ID:XcEz5m8y0
再開
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 00:55:25.91 ID:qShZFQSGO
ほ
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 00:57:01.34 ID:XcEz5m8y0
それとこれ前に一回書いたことあります…申し訳ない
途中で終わったけど
しえん
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 00:59:14.55 ID:qShZFQSGO
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:01:25.81 ID:DCZqfOGG0
あーん?
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:04:27.68 ID:kqMTe5ID0
で、続きは書くの?
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:05:25.85 ID:XcEz5m8y0
…つ…
付き合ってる人って、つまり…
彼女って、ことだろうか。
お、俺に?
「…えー、あー、うーん…」
「?」
「スマン。あの…なんか変な質問なんだが…いや、変な質問なのは最初っからだが…」
「…俺、誰と付き合ってたんだ?」
「……」
長門はさっきよりもさらに小さな、消え入りそうな声でポソポソと言った。
「…あたしの知らない人…」
「え?」
「…違う学校の人…」
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:06:14.39 ID:XcEz5m8y0
違う学校…
誰だろう? 違う学校に知り合いの女なんてほとんどいないはずだが…
もしかしてあれだろうか、誰かの紹介とか、そういうのだろうか。
ちくしょう。こっちの世界の俺はそんなうまいことやってやがると言うのか。信じられん。
「…キレイな人だった…」
「……」
…ますます信じられん。
このクソ野郎。長門のことは放っておいたくせに、何自分だけヨロシクやってんだ。
覚えのないことで自分自身に腹を立てるというのは何とも妙な感覚だったが、ともかく、むかついた。
「…今も付き合っているのかどうかは、わからないけど…」
…もうとっくに別れてしまっているということを、皮肉とかではなく本気で望む。
じゃないと、下手すると明日からますます面倒なことになってしまいそうだからだ。
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:09:50.24 ID:XcEz5m8y0
…しかし。
自分自身のことを聞くなんて、まるで記憶喪失者まがいのことを俺はしているというのに、
それでも長門は、何も聞かないでいてくれるんだな…
それがとても不思議だった。
もしかしたら。
こいつは今までの、この世界の俺と、今ここにいる俺は別人で…
そして、あの三日間をいっしょに過ごした俺こそが、今ここにいる俺と同一人物だと言うことに気付いてくれているのかだろうか。
…気付くはずはない。
なぜならこの長門は、空間移動やタイムスリップなどという馬鹿げた理念とは、まったく無関係の普通の女の子だからだ。
そんな漫画みたいな話が本当に起こっているだなんて、想像すらしていないだろう。
しかしそれでもこいつなら。
長門なら、もしかすると感覚的に何かに気付いてくれているのかもしれない。
そんな期待を俺は抱いてしまう。
長門なら。
…もし本当にそうなら、大変助かるのだが。
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:10:11.77 ID:28GIZAZR0
1kitakore
wktk
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:19:21.57 ID:XcEz5m8y0
「あっ!」
そこまで考えて、俺はようやく重大なことを思い出した。
この部室にやって来たもう一つの理由。
それは、現実世界の長門からの助け。
ガタッ
大きく飛び込むように踏み出して、窓際にたたずんでいた長門との距離を俺は一気に縮めた。
「!!」
その途端、突然のことに驚いたのだろうか、眼鏡をかけた長門はビクッと身体を強張らせた。
…怯えた顔。しまった。また怖がらせてしまった。
これじゃあの時と同じじゃないか。また襲われるとでも思ったのだろうか。そんなつもりじゃないんだ。
「長門」
「……」
「ちょっとパソコン借りていいか?」
「え…?」
「あ、うん…」
長門は思い出したように一度だけ頷いた。
「悪い」
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:21:52.20 ID:5SP0t39cO
nmkwしとくわ
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:26:45.66 ID:XcEz5m8y0
相も変わらず古臭いパソコンの電源を急いで入れる。
やっぱり変わってないな。ハルヒがパソコン部の部室から強奪してきたSOS団の新型より、三世代ほど前の代物だ。
古泉がこれを見たときにちょっとしたアンティークものだとか言っていたっけ。
ウイイイイイイイイインン…
パソコンはガタガタと不快な音をたてながら、まるで牧場にいる牛のようにのんびりとしたスピードで起動を始めた。
3分…5分…10分…
それでもパソコンはなかなかデスクトップの画面を表示しようとしない。
こいつ、俺が焦ってるのを知っててわざとこんなに遅くしているんじゃないのか。
「あっ待って」
ようやくパソコンが完全に立ち上がった時、俺が掴んでいたマウスを横から長門がひょいと奪い取った。
そしてパソコンとは正反対に、もの凄いスピードで、かつ的確に、
デスクトップ上に出しっぱなしになっていたフォルダをひょいひょいとマイボックスにしまいこんでいった。
……たしか前にも同じことやってたな。
「はい」
一瞬で作業を終えた長門は、あえて何もなかったような表情をしてマウスを俺の手元へと返した。
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:28:24.39 ID:qShZFQSGO
イイヨイイヨ
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:28:56.19 ID:XcEz5m8y0
「…なあ」
「え?」
「今、何しまったんだ?」
「……」
好奇心から、つい俺は長門に尋ねた。
まあ、それは前にここに来た時からなんとなく予想はついているんだけど。
でも、長門が口をつぐんだのを見て、その予想は確信に変わった。
「自分で書いた小説?」
俺がそう聞いた瞬間、長門の白い顔がまるで勢いよく火がついたように、ボッと赤く染まった。
やっぱりな。
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:32:11.56 ID:XcEz5m8y0
「……違う」
顔を真っ赤にしながら首を振って否定する長門。少し息遣いが荒くなったような気もする。
その様子はかわいらしかった。
そりゃあさすがにバレバレだよ、長門。
「嘘だ」
「嘘じゃない」
「小説だろ?」
「違う」
「嘘つけよ〜」
「……嘘じゃない」
動揺を隠すように同じ言い訳を必死に繰り返す長門を見て、ああ、やっぱりこっちの長門は普通の女の子なんだなと改めて思った。
俺はそれが少し嬉しくなった。
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:32:55.56 ID:5SP0t39cO
「…なあ」
「え?」
「今、何しまったんだ?」
「……」
好奇心から、つい俺は長門に尋ねた。
まあ、それは前にここに来た時からなんとなく予想はついているんだけど。
でも、長門が口をつぐんだのを見て、その予想は確信に変わった。
「自分で書いた小説?」
俺がそう聞いた瞬間、長門の白い顔が爆発した。
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:35:41.20 ID:9S56MtnOO
谷川がっ!谷川が帰ってきたぞー!!
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:35:46.59 ID:1kDux9Fj0
ねーよwwwwwwwwww
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:36:54.95 ID:kqMTe5ID0
>>505 ちょwwwwwwww殺すなwwwwwww
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:37:14.90 ID:UzqjkAfh0
そしてー
人類全てが全裸になったー
寒いっスー
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:37:23.24 ID:XcEz5m8y0
「なあ、今度それ、読ませてくれよ。前から読んでみたいと思ってたんだ。頼む」
少し真剣な顔でそう言うと、長門は困ったような顔で俺の目を見つめてきた。
だが、黙ってその眼を見つめ返してやると、そのうちさらに頬を赤らめてうつむいてしまった。
そして一つ息をついてから、観念したといったような声で言った。
「……わかった」
「えっホントか?」
「うん」
「絶対な。約束だぞ?」
「約束する」
俺は笑った。うつむく長門も恥ずかしそうだったが、どこか嬉そうな表情に見えた。
だけどそれは、笑っていた、というわけではなかったのだけど。
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:39:48.68 ID:XcEz5m8y0
「!!」
その瞬間、視界の端で、パソコンの画面が突然真っ暗なものへと変わったのに気が付いた。
なんだ? 停止した?
いや、違う。
この画面は。
何秒かの間があってから、その真っ暗なモニターの中に白色の文字で、自動的にタイプがうち込まれ始めた。
YUKI・N>
……やっぱり。
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:40:30.41 ID:1kDux9Fj0
読む前に帰っちゃうかもしれんのに約束なんかするなよバカキョン
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:41:41.56 ID:XcEz5m8y0
予想した通り。
長門。そっちの世界でも、おまえは俺のこと見ていてくれたんだな。ホントに頼りになるヤツだ。
この画面と文字に世話になるのももう何度目のことだろう。俺にとってはすっかりお馴染みになってしまったから今更特に驚くということもない。
それにしてもこんな早くにヒントをくれるなんて、今回は随分と気前がいいじゃないか。
>そこはパラレルワールド
「パラレルワールド……?」
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:49:24.60 ID:UzqjkAfh0
掲載スピード遅いがコレってコピペじゃなくて書いてるのかね?
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:50:35.26 ID:rGXGP9F0O
>>1キテタ----------------寝れなくなったぜwktk
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:50:54.81 ID:5SP0t39cO
nmkw
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:52:04.93 ID:pMEYnH3oO
wktkし過ぎて寝れねーwwwwwwww
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 01:56:33.60 ID:x5N1lJSlO
探してるんだと思う
PC内を
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:02:13.59 ID:GD29bXN10
ちょwww来てたwwww
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:03:03.00 ID:UzqjkAfh0
すごく・・・眠いです・・・・
そして寒い
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:04:15.62 ID:rGXGP9F0O
全裸?w
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:08:10.62 ID:qShZFQSGO
わっふるわっふる
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:10:43.08 ID:rGXGP9F0O
眠くなってきたし……
挫けそう
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:14:49.84 ID:kqMTe5ID0
30分たったんだが…1はいるのか?
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:15:06.42 ID:XcEz5m8y0
パラレルワールド。
画面に打ち込まれたその文字を見て、俺はその言葉の意味をすぐに思い出すことができた。
それは、偶然にもついさっき俺が耳にした言葉だった。さっきもさっき、今日の昼休みだ。
元の世界の朝比奈さんがミニカレーを食べながら熱く語ってくれた。
>あの時あなたが、別のキーを選択した世界の未来。
「別のキー…」
別のキー……というのは、あの脱出プログラム作動させる時、俺が押したエンターキーとは違うキーのことだろうか。
あのエンターキーとは、別のキーボタン。
それを押した場合、用意されていたのは、宇宙人も未来人も超能力者も、そして神様もどきみたいなヤツもいない、平穏な世界。
ふと、頭の中で朝比奈さんの長い講釈をぼんやりと思いだした。
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:17:28.95 ID:rGXGP9F0O
キター……眠ぅ
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:19:05.96 ID:XcEz5m8y0
「キョン君にもありますよね? 二者択一の選択を迫られて、どちらかを選んだということが。
そしてその選択の結果を悔やんだこともありませんか? 間違ったーっとか、ああこうしていればなあ、とか。
そんなたくさんの失敗や成功を経て辿り着いたのが今のわたしたちの世界というわけなんですけど、実は別の方を選んだ場合の世界の未来だって、ちゃんと存在してるんです」
「ほうほう」
「選んだ方の世界、選ばなかった方の世界。世界は、何通りも存在してるんです。あたしたちがいる世界だけが現実じゃない。わかりますか?」
……なるほどね。
ここは……疲れてしまった長門が、世界を作り変えてまで望んだ、普通の日常。
俺がエンターキーを押さなかった世界。
なぜかはわからないが、ハルヒ達のいる馬鹿げた日常を選んだはずの俺が、再びこの平穏な方の世界に迷い込んでしまったというわけか。
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:20:54.44 ID:+tiE377hO
457:名無しさんの初恋 :2007/11/17(土) 17:02:11 ID:g39H9+zJ
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/17(土) 15:45:28.92 ID:+Azghsz40
そもそも長門って宇宙人だろ
地球人に恋とか無いわ
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/17(土) 15:47:06.05 ID:U9VqcnY5O
>>21 △宇宙人
○対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース
ていうか宇宙人すらみたことない君が何故長門が地球人に恋をしないと言い切れる?
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:22:10.81 ID:GD29bXN10
支援
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:22:22.06 ID:5+6Dz0XQ0
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:22:49.38 ID:DCZqfOGG0
かたなたやはならはならは
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:26:22.95 ID:XcEz5m8y0
だめだごめん眠い…
明日もし残ってたら続き書きます…
おk、無理すんな、保守は任せろ
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:28:39.52 ID:x5N1lJSlO
乙
だれか自動保守を
>>1 ちょwwwww
また途中で終わる気かww
まぁ乙
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:30:10.88 ID:jewdQDgyO
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:36:44.03 ID:9S56MtnOO
乙
俺も眠いが保守
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:38:58.40 ID:UTEamD6I0
保ワイト・テリア
キョン「……」
長門「……」
キョン「……閉じ込められた?」
長門「コクリ」
キョン「ケータイで助けを!」
長門「…圏外。ここは地下。」
キョン「非常ボタンも反応がないな。」
長門「…そう。」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……まぁ、ここが10階とかじゃなくてまだよかったな。
宙ぶらりんじゃ気分が悪いしな。」
長門「……ここは地下10階まである。現在位置は地下1階。」
キョン「……マジか?」
長門「……マジ。」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
長門「……冗談。」
キョン「……」
長門「…………」
キョン「……」
長門「……///」
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:50:39.01 ID:jewdQDgyO
なんか始まったw
キョン「……」
長門「……」
キョン「……はー。さすがに寒いな。大丈夫か?あ、いや、さっきの冗談がじゃなくてだな。」
長門「……平気。」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……これ、着とけ。」
長門「……」
キョン「……」
長門「……ありがとう。」
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:51:20.24 ID:XcEz5m8y0
wktk
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:54:22.69 ID:qShZFQSGO
キョン「……」
長門「……」
キョン「……しかし、暗いな。おい、長門いるか?」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
キョン「おい!長門!?」
長門「……何?」
キョン「いるなら、すぐ返事してくれ・・・。」
長門「……」
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:57:24.24 ID:jewdQDgyO
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 02:58:30.05 ID:pi8zeuT5O
キョンは父ちゃんのイメージだwwwww
キョン「……」
長門「……」
キョン「はー。(さむいな)」
長門「……」
キョン「……」
長門「……ある山奥に有名な心霊スポットがあり、そk・・・」
キョン「怖い話はカンベンな。」
長門「……今もその声が聞こえるという。」
キョン「終わりかよ。」
長門「……」
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 03:06:44.57 ID:28GIZAZR0
ここは良SSが発生しやすいようで
キョン「……」
長門「……」
キョン「おーい、長門ー。起きてるかー?こんな寒いのに寝たら死にはしないが風邪ぐらいひくぞ。」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
キョン「おーい。」
長門「……」
キョン「おい!長門?だいじょうb」
長門「ピタリ」
キョン「うお!?」
長門「……こうすればお互いの位置がいつもわかる。」
キョン「……ま、まぁそうだな。」
長門「……それに・・・」
キョン「そ、それに?」
長門「……温かい。」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……た、確かに温かいが、くっつきすぎじゃ…」
長門「……平気。」
キョン「……そ、そうか。」
長門「……」
キョン「……」
長門「ギュ」
キョン「……(ん?)」
長門「……温かい。」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……(ドクンドクン)」
長門「……」
キョン「……(ドクンドクンドクンドクン)」
長門「……」
キョン「……(ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン)」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……(長門の匂い、か…。)」
長門「……聴こえる。」
キョン「は、はい!?今俺声だsh」
長門「……胸の鼓動。」
キョン「……あ、そ、そりゃ、こんなに密着してたたらな。」
長門「……」
キョン「……(バックンバックンバックンバックンバックンバックンバックンバックンバックン)」
長門「……」
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 03:26:09.32 ID:qShZFQSGO
イイヨイイヨ
キョン「……」
長門「……」
キョン「……(い、いかん。このままでは。いろんな意味で!!)」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……(長門はこんなにか細くて小さいんだなー。)」
長門「……」
キョン「……(って俺は何を考えてるんだ!!誰か今すぐ扉を開けて俺を殴ってくれ!!)」
長門「……?」
すまん、俺も寝る
全裸で
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 03:29:37.21 ID:28GIZAZR0
いいよ〜長門ルートいいよ〜
キョン「……」
長門「……」
キョン「……(ふー。静まれ俺!)」
長門「……」
キョン「長門、寒くないか?」
長門「……大丈夫。貴方は?」
キョン「あぁ。大丈夫だ。早く動くといいな。」
長門「……そう。」
キョン「……(やっぱちょっと寒いかな。)」
長門「……こうすると、もっと温かい。」
キョン「……っ!!(こ、これは確かにあたたかいが・・・)」
長門「……」
我慢できなくなってきたから
ちょっくら2次元に突っ込んでくる
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 03:39:23.38 ID:9bHBSOQdO
追い付いてしまった…
キョン「……」
長門「……」
キョン「……(さっきよりはずっと寒さは和らいだが、この姿勢は…)」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……(長門の鼓動も聞こえるな…)」
長門「……」
キョン「……(耳もとに長門の息遣いが…)」
長門「……」
キョン「……(長門の髪が…)」
長門「……」
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 03:47:20.51 ID:9bHBSOQdO
わっふるわっふる
っと、ここでハイパーおねんね妄想タイムに入ります。
暗闇の中のキョンと長門の会話や姿勢や体制やらこの先をあれこれ想像してください。
読んでwktkしてくれた方どうもです。では。
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 03:51:20.87 ID:QxKKkSkOO
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 03:51:31.40 ID:jewdQDgyO
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 03:53:16.65 ID:28GIZAZR0
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 03:58:40.52 ID:X+x7KkpiO
ケータイからホス
>>564 超乙
二人がどんな姿勢で絡み合ってるかを想像するだけで脳汁が溢れてくる…
569 :
てぁも ◆w.qXFhsq4E :2007/11/26(月) 03:59:19.02 ID:mC1MBA6zO BE:1744992588-2BP(0)
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 04:13:27.41 ID:qShZFQSGO
ほすして寝る
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 04:35:38.60 ID:jewdQDgyO
なんという誤爆
しかも安価も間違えてる
吊って来よう…
572 :
てぁも ◆w.qXFhsq4E :2007/11/26(月) 05:04:13.87 ID:mC1MBA6zO BE:1472337869-2BP(0)
ほし
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 05:36:05.20 ID:jewdQDgyO
そういちろう
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 06:07:27.40 ID:jewdQDgyO
お
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 06:39:10.93 ID:2xNH57wy0
保守
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 07:03:55.51 ID:f1ruery2O
まだ残ってたwwww
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 07:34:48.92 ID:ix9b4ifR0
ほ
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 07:38:49.89 ID:qShZFQSGO
ほす
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 08:04:15.90 ID:GGys6llJO
おはよう
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 08:17:41.29 ID:vhjeuqvAO
まさかまだあるとは…
保守
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 08:23:24.57 ID:qShZFQSGO
ほす
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 08:24:25.51 ID:jewdQDgyO
ほっしゅ
583 :
てぁも ◆w.qXFhsq4E :2007/11/26(月) 08:40:11.60 ID:mC1MBA6zO BE:817965465-2BP(0)
ほっしゃん
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 08:42:42.35 ID:nRlFo5hmO
まだあった…
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 09:11:10.65 ID:xvOLMPXp0
帆ッ守
586 :
てぁも ◆w.qXFhsq4E :2007/11/26(月) 09:30:31.80 ID:mC1MBA6zO BE:436247982-2BP(0)
ほしをみるひと
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 09:33:40.19 ID:9xW/j3aXO
ほしゅ
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 09:55:35.52 ID:2y1nMuLA0
ほほほほほしゅ
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 10:13:28.97 ID:rGXGP9F0O
いまおきたほ
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 10:36:04.99 ID:qShZFQSGO
ほす
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 11:01:52.94 ID:rGXGP9F0O
ほしゅのこえ
592 :
てぁも ◆w.qXFhsq4E :2007/11/26(月) 11:02:00.57 ID:mC1MBA6zO BE:817965656-2BP(0)
ほ
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 11:28:42.42 ID:rGXGP9F0O
ほぉぉぉおああぁぁぁあっ
保守手伝いたし。コツの教授を求む。
595 :
てぁも ◆w.qXFhsq4E :2007/11/26(月) 11:49:29.86 ID:mC1MBA6zO BE:763434274-2BP(0)
今なら1時間おきくらいの保守でいいのかな?
了解。感謝。
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 12:11:36.73 ID:t5HUfCBAO
今からワクワクさん
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 12:13:31.49 ID:MRjKWFYbO
まだあったww
期待
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 12:32:30.91 ID:j5dSOVrYO
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 12:36:10.46 ID:ap2wtIrI0
おー…まだあってくれたか。wktk
心なしか落ちにくくなったなw 保
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 13:06:47.43 ID:qShZFQSGO
ほっすほす
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 13:11:04.66 ID:ZBg6pbzGO
なんでこんな駄スレが残ってんの?
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 13:12:30.36 ID:8QCta1Y70
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 13:18:04.46 ID:rGXGP9F0O
△まだ残ってる
○皆さんが頑張って保守してる
ていうかそんな貧しい日本語しか使えない君が何故このスレが駄スレと言い切れる?
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 13:19:33.15 ID:MN+T+gvF0 BE:360126735-2BP(1234)
!vip2:stop:
---
MP50使ってへっぽこの呪文を唱えた
このスレは1回目のダメージを受けた (50/500)
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 13:22:11.67 ID:MN+T+gvF0 BE:384135528-2BP(1184)
!vip2:stop:
---
MP50使ってへっぽこの呪文を唱えた
このスレは2回目のダメージを受けた (100/500)
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 13:31:40.90 ID:pMEYnH3oO
☆
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/26(月) 13:42:02.94 ID:/5rPs8w60
★
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
●んもふっ