ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:25:23.79 ID:D0vkSdSx0
最近、VIPもよく落ちるわい・・・
こんな時のスレ立てとは…
いちおつ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:38:36.92 ID:Mr6s7ik80
保守age
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:42:43.30 ID:z9SABgMV0
スレ乱立ですぐ落ちるんじゃないの
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:44:55.21 ID:Sbb1ayEZ0
せっかくの新鯖なんだからスレの保持数を1000ぐらいまで戻してくれれば
保守も楽になるんだがなぁ。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:50:42.65 ID:XclREgJj0
>>1 乙
そしておまいら
yutori化おめwww
捨て駒みたいなスレだな。
保守
保守
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 20:22:00.55 ID:Sbb1ayEZ0
age保守
ほしゅ
移転したのか
15 :
万民の神 ◆banmin/zUM :2007/11/20(火) 20:22:25.58 ID:TD/LpeKO0
パートスレとかwwwwwwwwいらねぇからwwwwwwwwwwwwwwww
ゆとり・・・
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 20:32:40.53 ID:dhBX9A4i0
保守
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 20:36:31.04 ID:78nvrD070
キョン「朝比奈さんと一緒に俺もいじめろ!!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 20:46:16.18 ID:enZe/cFK0
保守
ほしゅ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 21:03:46.63 ID:D0vkSdSx0
ほ
保守
いつもに比べると早いが、FOXの煽りがあった割に意外と乱立していない気がする。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 21:08:51.73 ID:Sbb1ayEZ0
キ「ハルヒ……それは何だ?」
ハ「見て解らないの?鯉のぼりよ!」
キ「何故この11月も下旬に差し掛かろうと言うときに鯉のぼりなんだ?」
古「もしかして、広島ファンですか?」
ハ「広島? 何のことか解らないわ。それより、今日はこどもの日よ!!」
キ「落ち着けハルヒ、こどもの日は5月5日だ。それくらい知ってるだろう」
み「えぇ〜と、『こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する』日でしたっけ?」
ハ「ちっちっち。みんな、時代はグローバルよ! SOS団では本日をこどもの日とするわ!!」
キ「おいおい、個人の都合で変えるもんじゃないだろう」
長「世界の子どもの日、Universal Children's Day。1954年に国連が子どもたちの相互理解と福祉を増進させることを目的として制定した記念日。毎年11月20日」
ハ「さすが有希! よく知ってるわね」
キ「だったら勝手に日付を変えずに2回祝えばいいだろうが。だいたい高校生にこどもの日もないだろ」
ハ「うっさい! あたしたちの未来の子供のためよ!!」
古「そうですね、涼宮さんと彼の子供を楽しみにしていますよ」
ハ「えっ ち、違うわよ! そういう意味じゃなくて……!」
キ「(やれやれ)」
世界こどもの日保守
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 21:17:56.59 ID:dhBX9A4i0
保守
>1乙
ゆとり鯖って何だよw
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 21:27:47.57 ID:wwpj67c10
ハ「エッチ、違うわよ! そういう意味じゃなくて……!」
に見えた
保守
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 21:30:02.17 ID:aU5h0vFH0
保守
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 21:33:52.62 ID:Sbb1ayEZ0
>>26 言われるまで気がつかなかったww
あながち間違いではないけど、ハルヒが古泉に言うと違和感ありまくりだな。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 21:38:55.25 ID:f8yKgLllO
何がおこってるんだ?
ほしゅ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 21:51:12.02 ID:dhBX9A4i0
保守
保守
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 22:06:51.16 ID:dhBX9A4i0
保守
五行SS
藤原「あの、みくるさん……」
みくる「なんですか?」
藤原「この時代での仕事が終わったら、一緒にデートでもしませんか?」
みくる「ふぇ……いいですけど……」
藤原「ひ、ひゃっほぅ!!」
みくる×藤原も結構いいかも知れない保守
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 22:10:45.67 ID:l3meXAgm0
保守
ほしゅ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 22:29:13.77 ID:dhBX9A4i0
保守
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 22:30:00.21 ID:g2vOg+ivO
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 22:38:47.55 ID:Evpe7nP/O
ほっしゅ
ある晴れた日のこと俺がめずらしく団長の命令もなく休みを満喫して町をぶらぶらしていると
ありえそうな2人組を見つけて驚愕のあまり呼吸という行為を忘れてしまった。
阪中「ぐっちゃん、キスしたいのね。キョンがいるけどそんなの関係ないのね」
谷口「ここはだめだろ、おめーの家でで好きなだk……んっ」
阪中「あなただけしか見えてないのね。早速私の家にレッツゴーなのね」
保守
気が付けばスレの保持数が700ぐらいになっているな。
ほ
ほ
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 22:58:59.34 ID:wLLt0Be90
保守age
ゆとり保守
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:10:46.62 ID:yg7avyO60
保守
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:15:29.09 ID:+w0VxRBf0
ほ
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:16:16.04 ID:Sbb1ayEZ0
他にする人がいなければ投下します。
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:18:14.27 ID:+w0VxRBf0
かもん
52 :
憂鬱な殺人 ◆IVtCZMTsPs :2007/11/20(火) 23:20:17.50 ID:Sbb1ayEZ0
53 :
憂鬱な殺人 ◆IVtCZMTsPs :2007/11/20(火) 23:21:03.69 ID:Sbb1ayEZ0
2章
その後、警察なのか機関なのか分からん連中が来て色々調べたり尋問の真似事を
されたりしたのだが、非常につまらない時間だったので割愛する。俺は刑事ドラマの
真似事が茶番であることが分かっていたし、何を調べても何も出てこないだろうことも
分かっていたので、最初から飽き飽きしていた。
しかし、ハルヒの反応には驚いた。確かにこの状況は楽しめないが、それにしても
事件への多少の興味や、解決してやろうという意志は出てくるものだと思っていた。
ところが、その眼には輝きはもちろん、いつもある意志の強さも影って見える。
「部屋に戻るわ」
ハルヒは俺の手を引いて階段に向かった。って何で俺も連れて行くんだよ。
「いいからあんたも来なさい!」
「こちらはお任せください。どうぞごゆっくり」
古泉が余計な事を言ってきた。谷口じゃあるまいし、何がごゆっくりだ。
ハルヒは部屋に戻るとベッドにごろんと横になった。おい、深夜に無防備だな。
「は? あんた状況わかって言ってんの?」
「いや、つまらん冗談だ」
わかってるさ。こっちはお前とは比べものにならないくらい深刻なんだぜ。冗談でも
言ってなきゃやりきれん。
「あーもう、何でこんなことが起きちゃったのかしら」
俺も何だかんだで付き合いが長くなってきたので、こいつが言わんとすることはよく
解る。いくら不思議ごとや驚きな体験を求めているハルヒとはいえ、人が死ぬことなん
か蟻が流す涙の量ほども望んじゃいない。それは去年の夏の合宿でやった茶番劇の
時点でもはっきりしていたことではある。ハルヒが求めるのはもっと楽しいことだ。
やはり、こいつはまだショックから抜け出せていないのだろう。先ほどの捜査を冷め
た目で見ていたのも、たぶんそのせいだ。どういう態度を取っていいか決めかねてい
るようでもあった。
54 :
憂鬱な殺人 ◆IVtCZMTsPs :2007/11/20(火) 23:22:54.86 ID:Sbb1ayEZ0
だからこそ、俺もこの事件はハルヒの変態パワーによるものではないと断言できる。
だが、ハルヒ自身が何らかの目的になっている事もほぼ間違いないだろう。でなけれ
ば、朝比奈さん(大)を殺してしまうなんて許し難いことを考えた糞野郎は、わざわざ
ハルヒの家に遺体を転がしておくなんて事をするはずがない。する必要もない。何か
目的があったはずだ。
俺が黙って考え込んでいたのを不審に思ったのか、ハルヒがいきなり俺をポカリと
なぐった。
「あんた何考えこんでんのよ」
「いてーな。……この状況で色々考えるなってほうが無理だ」
「あんたが考えたって事件の真相なんか解りっこないわよ」
言ってくれるなこいつ。本当のことだがな。これが普通の犯罪だったとしてもだ。
「悪かったな」
反論する気も起こらないが、多少不機嫌そうに俺がそう言うと、ハルヒは俺の顔を
覗き込んできた。顔が近いぞ。
「あんた、あの……死体を見てからちょっとおかしいわよ」
“死体”という言葉を口にするのを少しためらったように言った。どうおかしい、と聞こ
うと思ったがやめておく。おかしくないわけがない。
「そりゃ、こんなことが起こるなんて思ってもみないからな。でもおかしいと言うなら
お前だっておかしいぜ」
いつになく気弱だ、と続けようとしたが殴られそうなのでやめておいた。
「だって、まさかあたしの家でだなんて……。また古泉くんのサプライズでした、なんて
オチにはなりそうにないじゃない。あの女の人が何であたしの家で死んでなきゃなら
ないの? 全然知らない人なのに!」
眉間に皺を寄せて考え込んでいるハルヒに、俺は心の中だけで言った。
全然知らない人じゃないぜ。むしろ毎日会うくらいによく知っている人だ。ただし、そ
の人の大人版だけどな。
支援
しえn
57 :
憂鬱な殺人 ◆IVtCZMTsPs :2007/11/20(火) 23:24:11.08 ID:Sbb1ayEZ0
もちろん口に出して言うわけにもいかず、俺は代わりに別なことを口にした。
「とにかくお前は少し寝てろ。夜中にこんな事件に遭遇すりゃ興奮もするだろうが、
だからこそ休んだ方がいいだろ」
「あんたはどうすんのよ」
さて、どうしようかね。このままハルヒを放って帰るのも気が引ける。しかしまさか一
晩いるのもどうかと思う。古泉がいるなら大丈夫か。
「お前が寝るまでここにいるさ」
そう言うとハルヒは少し赤くなった気がした。
「変なことするんじゃないわよ」
「しねーよ、バカ」
枕が俺の顔にヒットした。どっちなんだよ、まったく。
それでも、少しは気が紛れたようだな。俺は安堵から深く息をついた。
そして俺も、ハルヒと話していると気が紛れる。あんな死体なんかなかったんじゃな
いかと思うくらいに。
すぐには眠れないんじゃないかと思ったが、ハルヒはまもなく寝息を立て始めた。さ
すがに疲れたのだろう。俺も多少の疲労を感じてはいたが、どのみち眠れそうにはな
い。しばらく寝顔を眺めていたい気分にもなったが、現実を思い出して俺はリビングに
戻った。ハルヒのおかげで紛れていた気分が一気に下降する。
試演
59 :
憂鬱な殺人 ◆IVtCZMTsPs :2007/11/20(火) 23:25:18.28 ID:Sbb1ayEZ0
警察もどきはすでに撤収したらしく、古泉が1人で考え込んでいた。
「おや、涼宮さんについていなくていいのですか?」
俺が入ってから思い出したようにわざとらしい笑顔を作りやがった。さすがに笑って
いられないってとこか。
「ハルヒはもう寝た。お前はどうするんだ」
「僕ももう帰らせて頂きます。あなたはまだいらっしゃるんでしょう」
「おい……。お前が帰るなら俺も帰るぜ。さすがにマズイだろ」
高校生の男女が2人きりで朝まで過ごすってのが容認されるわけもない。いくら今
が非常事態だと言ってもだ。
「あなたが今帰られると、涼宮さんが起きたときにたいそうお怒りになるかと思うので
すが」
知ったこっちゃねえ、と言いたかった。常識的に考えてマズイだろ。しかし、俺の脳
裏に、俺を呼び出した電話でのやりとりが浮かんできた。ハルヒらしからぬ、弱々しい
声。そして、俺が到着するのを外に出てまで待っていて、俺に縋り付いてきたハルヒ。
ああ、畜生。
「わかったよ、残りゃいいんだろうが」
お願いします、と腹の立つような笑顔で言って古泉は玄関に向かった。
古泉を見送った俺はハルヒの部屋に戻った。別にハルヒの部屋じゃなくてもいいん
じゃないかとも思うんだが、よそ様の家で勝手に他の部屋をウロウロするわけにも行
くまい。
ハルヒのベッドの脇に座り込むと、俺はあらためて今回の事件を考えてみた。ハル
ヒの言うとおり、俺なんかが考えても答えが出るわけもない。結局、同じ疑問がぐるぐ
る回っているだけだった。
何故、朝比奈さん(大)が殺された? 何故、ハルヒの家で?
しえn
支援
62 :
憂鬱な殺人 ◆IVtCZMTsPs :2007/11/20(火) 23:26:37.27 ID:Sbb1ayEZ0
朝比奈さん(大)がここに来たのは、何かしらの既定事項のため、と考えられる。
この時代の既定事項は、たいてい朝比奈さん(小)が、というかむしろ俺がすることに
なっていたと思うのだが、何かしらの理由があったのか、それともハルヒの家でするこ
となので万全を期したのか。
とすると、当然朝比奈さん(大)を殺したのは、その既定事項を覆したいと考える勢
力と考えるのが妥当だ。
俺が思い当たるのは1つしかない。
あの、朝比奈さん(みちる)と未来からのよく解らない指令をこなしていたときに現れ
た、別の未来人。古泉の機関のような別の組織と結託をしてまで朝比奈さんを誘拐し
ようとした。よく考えれば、奴らにとって朝比奈さんが邪魔である、ということは間違い
ない。
だが、何故殺すまでしなければならなかった?
何故、こんな風に朝比奈さんの未来をつみ取ってしまわなければならない?
「冗談じゃねえぞ……」
思わず呟く。
朝比奈さん(大)に対して思うところは色々あるが、だからといって殺されるなんて問
題外だ。絶対にこんなことが許されるわけはない。
「まさか、これが既定事項だなんて言うんじゃないですよね、朝比奈さん……」
不安がよぎる。それだけはやめてくれ。
うーん、と声がして、ハルヒが寝返りを打った。事件があったなんて嘘みたいに穏や
かな顔をして寝ている。それを見て思わず苦笑いを浮かべてしまう。
「まったく、人の気も知らないでな」
もちろんハルヒが知るわけもないし、知られても困るのだが。
今くらいは頭を悩ませずにハルヒの寝顔を眺めていてもいいか。それはそれで、別
の意味で悩むことになりそうだが。
『変なことするんじゃないわよ』
あれは本音なんだろうな。畜生、こいつはやっぱり人の気も知らないってわけか。そ
れとも知っていて釘を刺したのか。
支援
しえn
65 :
憂鬱な殺人 ◆IVtCZMTsPs :2007/11/20(火) 23:27:47.08 ID:Sbb1ayEZ0
結局、俺はいろんな意味で一睡も出来ないまま朝を迎えた。
翌朝、俺はハルヒが起きるのを待って自宅に戻ることにした。
「何もしてないでしょうね」
こんなときにアホなことを聞くな。何もしてねえっつーの。だいたいお前が俺を部屋ま
で連れて行ったんだろ。信用してるんじゃねえのかよ。やっぱり人の気も知らない奴だ。
アホな会話はおいといて、俺は学校に行く準備もあるのでやはり早く帰らなければな
らない。そう思ってふと窓の外を見て驚いた。
どうやら報道関係者らしき人間がハルヒの自宅周辺をウロウロしている。この状態
でハルヒの家から出たら本気でヤバイだろ? どうするんだよ!
「裏口から出て塀を乗り越えればいいんじゃない?」
いや、お前、道路側はどっちも人がいるし、そうじゃなきゃお隣さんの敷地に不法侵
入だぞ。
「別にいいじゃない。ちょっと通らしてもらって、何でもない顔をして出ればわかりゃし
ないわよ」
それでお隣さんに見つかったらどうするんだよ! しかし、堂々と出て報道関係者に
顔をさらすような度胸はあいにく持ち合わせていない。
結局、俺は外から見えない位置を選んで塀を乗り越え、見つからないようにコソコソ
と、ハルヒの家と背中合わせに隣接するお宅から出させてもらうことにした。
まったく、これじゃまるで俺が犯罪者だぜ。
あ、しかも自転車持って出られねえ。
くそ、いまいましい。
しえn
支援
68 :
憂鬱な殺人 ◆IVtCZMTsPs :2007/11/20(火) 23:28:41.86 ID:Sbb1ayEZ0
自宅に戻った俺を母親が待ちかまえていた。一応、夜中にメールを入れておいたの
だが、朝のニュースですでに遺体発見の報道があったらしい。警察発表でもあったの
か。ニュースなんかにして大丈夫なのか? 後で古泉に詳しく聞いてみよう。
母親が好奇心むき出しで事件の事を聞いてくるのには閉口した。それより夜中に女
の子の家に1人で行ったことはお咎めなしか?
「あんたがこんなときに頼られるなんて、意外よね」
我が母親ながらアホかもしれない。
時間がギリギリだったので、母親の質問攻撃をかわしつつ身支度を調え、さっさと
家を出ることにした。昨日からほとんど寝ていないのが今更ながら堪える。
ああ、学校行きたくない……。
支援
70 :
憂鬱な殺人 ◆IVtCZMTsPs :2007/11/20(火) 23:29:27.94 ID:Sbb1ayEZ0
今日は以上です。支援ありがとうございました。
支援
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:31:10.53 ID:f8yKgLllO
オパーイ
ツーイーソー
カン
レズ
乙!
長門がまだ出てきてないのが気になるな。
続きwktk
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:42:30.47 ID:aTVVTQ3f0
乙!
>>74それより現代の朝比奈さんがどうなってるのかが不安だ
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:46:47.29 ID:dhBX9A4i0
保守
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:59:31.10 ID:yg7avyO60
保守
保守
保守
なんか保守感覚が伸びた気がする。
11月24日が待ち遠しい今日この頃
何の日だ? 保守
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 00:30:21.04 ID:BtNgb0krO
あっが〜れ↑
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 00:38:20.12 ID:H+lZXXPcO
11月24日・・・。
そうか、この日は――――
―――死んだ兄貴の誕生日だったな――――――――
ノンフィクションです。
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 00:54:44.35 ID:rZ6XvtJS0
保守
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/21(水) 00:59:28.36 ID:T0Hr2geh0
保守〜〜♪
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 01:06:12.32 ID:6b69OtnxO
24日までにダンボール用意しなきゃ
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 01:15:55.50 ID:H+lZXXPcO
24日までに線香とケーキ買わなきゃ☆・・・。
保守
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 01:42:50.73 ID:e7uJabj20
保守
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 02:00:24.28 ID:6e6HjvmWO
保守
ほっしゅ
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 02:21:28.94 ID:rZ6XvtJS0
保守
保守
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 03:10:26.31 ID:McszkLe8O
ほ
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 03:35:30.57 ID:XsLxOIpBO
保守
保守
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 04:27:26.47 ID:rTVry1dQ0
ハ「キョン、フライドチキンが食べたいわ! 買ってきなさい!」
キ「おい、この近所にケン○ッキーはないぞ。どこまで行けって言うんだ」
ハ「いいから買ってきなさい! 団長命令!」
キ「北口まで行かなきゃないんだぞ。今から行って帰ってきたら下校時刻過ぎちまう」
ハ「それもそうね」
キ「何で急にフライドチキンなんて言い出したんだ?」
ハ「ああ、これ見てたのよ」
キ「ネットで公開してるテレビCMか。なるほど、見てたら食べたくなるよな」
ハ「そうでしょ! そうだ! 帰りに寄っていきましょう!」
キ「おい、寄るって俺はまだいいが、みんな自宅より遠いんじゃないのか?」
古「たいへんよろしいかと」
み「あ、あたしも行きたいです〜」
長「食べる」
間
ハ「やっぱり、行くのやめるわ」
キ「何だよお前から言い出したくせに」
ハ「だって、これ見てたら行く気失せたわよ」
『256 :FROM名無しさan:2007/11/21(水) 01:44:54
ホールディング時間? 気にしちゃいられねえ。
723 :FROM名無しさan:2007/11/21(水) 03:11:25
○○店で数日前のポットパイを客に出したらしいぜ。』(架空のレスです)
キ「ちょwwおまww悪いインターネットに毒されない!」(ネタです、あくまで)
インターネットの日/世界テレビデー/フライドチキンの日 保守
テレビが単語しか出てこなかったorz
保守
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 05:21:17.90 ID:LFj0QAf00
ぽしゅ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 06:23:39.06 ID:4TneGxYx0
Janeでvip見れなくなったの俺だけ?
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 06:25:27.42 ID:cBi50REW0
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 06:28:15.60 ID:4TneGxYx0
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 06:41:05.92 ID:L1/KJDTL0
保守
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 06:55:11.96 ID:R4ymkPkDO
「……不可視遮音フィールド展開中」
家政婦長門は見た!保守
グッドモーニン保守
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 07:47:16.98 ID:H+lZXXPcO
グッドアフタヌーン保守
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 08:10:41.03 ID:zQUvog0k0
尻穴は?
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 08:43:34.52 ID:7hc9Cdt6O
保守
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 09:15:46.91 ID:SFZ36gUMO
ほしゅ
通勤中保守
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 09:57:01.14 ID:SFZ36gUMO
保守
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 09:58:20.89 ID:J4CLy1WQ0
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 10:22:34.86 ID:SFZ36gUMO
保守
ほ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 11:11:15.25 ID:SFZ36gUMO
保守
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 11:35:15.61 ID:3JE9hlnTO
キョン「ぷっ、プリンごときで」
ハルヒ「再び何この敗北感」
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 11:53:12.34 ID:SFZ36gUMO
保守
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 12:06:11.62 ID:6b69OtnxO
電波というものを初めて受信した
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 12:19:03.05 ID:SFZ36gUMO
保守
125 :
橘京子の憤慨:2007/11/21(水) 12:21:47.48 ID:9AdfM030O
前回までのあらすじ
佐<橘さん、どうやっておっぱいを大きくしたんだい?
○<キョン君に手伝ってもらいました!
佐<…………
○<……?佐々木さん?
佐<――殺す
○<え?うわぁぁぁぁー!!!助けてぇー!!!!!
キ<南無阿弥陀仏南無妙法蓮華経南無帰依仏祓い給へ清め給へエコエコアザラク……もうあいつと関わらないように……チーン
本日は4レス
――気がつくと、あたしは公園のベンチの上で寝ていました。
あれ?ここはどこ?なんでこんなところに?
「気がついたかい?橘さん」
太陽の光を手で遮りながら、目を細めて声のする方を見るとそこにいたのは――
「急に卒倒してしまって驚いたわよ。夏も終わりかけとは言え、御天道様の力はまだまだ衰えていないから、注意警戒を怠らない方がいいね」
――いつものように、あたしに屈託のない笑みを見せてくれる、佐々木さんでした。
そうですか、佐々木さんがあたしの危ないところを助けてくれたんですね。ありがとうございます!
「ふふふっ、例には及ばないよ。橘さん」
佐々木さんはやっぱり最高の人なのです。凄く博識で思慮深くて、そしてとっても可愛くて……
キョン君の事になると見境がなくなるのがタマに傷ですけど。
ん?そういえばキョン君と一緒だった気がするんですが、どこに行ったんでしょう?見当たらないですね……
ちょっと記憶が曖昧な部分もありますし、思い返すことにしましょう。
――本日、あたしは確か、キョン君に胸を大きくしてくださいと依頼したんです。
そしたらキョン君は長門さんに頼んで、長門さんがあたしの胸を立派にしてくれたんです。これであのお化けカボチャにも負けません!
……あれ?そう言えば最初にお願いしたのはあのお化けカボチャだったような……?
まあ、あんなイイ子ブリッ子でキョン君を誑かす奴なんてどうでもいいのです。
話を元に戻しましょう。それからあたしはキョン君へのお礼を兼ねて、和菓子屋さんに入り二人仲良くお菓子を食べてたんです。
そしたら佐々木さんが現れて……あれ?そこから先がどうしても思い出せません。何故でしょう?何かとっても重要なフラグが立ったと思ったんですが……?
思い返せど何故か記憶が蘇りません。すっぽり抜けてます。この抜けたスペースの後に続くのは、佐々木さんに起こされた、今の場面です。何か不思議な感覚です。
そしてもう一つ不思議な事が。記憶はさっぱり抜けているので、思い出そうと努力するんです。
しかし、何故かその度に全身に悪寒が走って、その行為を中断せざるを得なくなるんです。まるで思い出すのを体が全身全霊を以て拒否するかのように。
……うーん、何かとてつもなく恐ろしい目にあったのでしょうか?或いは、全部夢だったのでしょうか?
記憶が曖昧で、どっちも可能性としてはあるんですが……
「どうしたんだい、橘さん。そんな惚けた顔をして。くくくっ、まるで下克上の元締めとも言うべきである美濃の蝮が、皮肉にも息子に謀反を起こされた事を知った時のような顔だね」
佐々木さんはいつも通り優しく、それでいて少し意地悪な笑顔を見せてくれました。
――いつも通り、です。
あたしはここでピンときました。
佐々木さんはキョン君絡みの事になると見境が付かなくなるのはさっき話したとおりです。
だからこそ、今あたしの記憶にあるこの一件に、キョン君が絡んでたことを知ったらこんな笑顔をあたしに見せることなんてないはずです。
それに、もしあたしがキョン君にちょっかいを出していることを知ったならば、佐々木さんの怒りはオリンポス十二神が総出で全力を尽くしても抑えることは無理だと思います。
つまりどう言う事か。あたしはひとつの考えを導き出しんです。
――それは、あたしのさっきまでの考えのうち、後者が正しいと。つまり、さっきまでの出来事は全て夢だったのです!
……むぅー、信じてないですね、その顔は。いいですよ。今から証明してみますから。
確証を得るため、あたしは佐々木さんの顔をまじまじと見つめてみます。
「くく、さっきからどうしたの、橘さん。わたしにはそっちの趣味はないからね」
佐々木さんの笑顔には裏も含むものもありませんでした。あたしに何か隠してるって雰囲気はないです。
自慢じゃないですが、佐々木さんの真相心理を詠む腕は、世界中を探してもあたしの右に出るものはいません!例えあたしの組織内の人間でも。
確信しました!うん、やっぱり夢です!さっきまであたしの頭の中にこびりついていたのは夢なのです!
よくよく考えると、都合よく胸が大きくなるなんてありえないですもんね。ちょっと残念ですけど、仕方ありません。
しかし、リアルな夢でした。今でも夢の続きを思いだすと、何故か震え上がってしまいます。
「もう大丈夫そうだね。さ、起き上がれる?」
はい、すみません佐々木さん。ご迷惑をお掛けしました。
あたしはゆっくりと起き上がり――
――れれ?――
起き上がりざま、あたしの視界が半ば遮られました。
あたしの上着が、一部異常なくらい盛り上がっていたのです。
なんだろう、これ……?
あたしは盛り上がっている部分――自分の胸部を触ってみました。
ムニュ
異常にでっかいその二つの塊は非常に柔らかく、それでいて心地よいものでした。
しかし、ある程度摘んだ瞬間、それまでの柔軟性を反故にするくらいの弾力があたしの手に伝わってきます。
さらに強く揉めばさらに抵抗し、そしてあたしの胸部に鈍い痛みが走ります。
なんなの、これ?あたしどうしちゃったの??
あたしの頭の中は混乱し始めました。
――いや、冷静に考えるんです!あたしの体に起こった事を良く考え直すんです!
あたしは数秒で落ち着きを取り戻し、頭の中を整理し始めました。
――そして、ある一つの推理にたどり着きました。
――まさか!
その可能性を確かめるべく、あたしは恐る恐る両手を下着の中に入れ、自分の胸の上にある二つの山の頂点を触ってみました。
――そこには、何かしらの突起物がありました。まるでち……いや、えーと……あっ、そうか!……コホン、【禁則事項】のような。
まさか、これって……
あたしは、内心ドキドキしながら上着の中を覗きこんでみました。
「うわぁ、お化けカボチャが……」
――うん、謎は全て解けました。
これは、あたしのおっぱいに相違ありません!!
――気付くのが遅いなんて言わないでください!
でも、おかしいです。なんで?なんで、こんなにあたし胸が大きくなって……これじゃ、まるで夢の中と一緒……
「もう大丈夫なら、少し尋問したい事があるんだけどね、橘さん」
「はい、なんで……」
――ひぁぁぁぁあぁぁ!!!!――
あたしは、声にならない絶叫をあげていました。
佐々木さん……笑ってます……。この世のものとは思えないくらい満面の笑みです……。
でも、でも……何で、笑みの質が修羅の如く刺々しいんですか……?
これは、あの時――キョン君と結ばれるのを涼宮さんに邪魔された、あの時と同じ笑みです……
こ、怖くて目を合わせられません。涼宮さん、なんで平気で直視できてたんですか!?普通の人なら気が狂っちゃいます!ああそうか、涼宮さん、普通の人間じゃないですからね……
「どうやってあなたは自分の胸を大きくしたんだい?」
佐々木さんが質問を投げ掛けます。今にも襲いかかってきそうな表情に、うわべだけの優しさをコーティングして。
「えーと、その……どうして……って……よくわからなくて……あたし……」
「はっきりと喋れないのかあなたは?」
「ひゃあ!ご、ごめんなさい!まだ、記憶が混乱してて……」
「くくくっ、ではそう言う事にしておこうではないか。ではさっさと記憶を呼び戻すんだ。わたしがまだ理性を保っているうちにね」
ここここここ怖いですぅぅぅぅ…………
あたしの全身から滲み出る畏怖心を知ってか知らずか、佐々木さんは冷ややかな嘲笑をあたしに向けました。
憤怒の形相に軽蔑の眼差しを加えた、そんな表情です。
――ここまでで分かった事が一つ。
佐々木さんの機嫌は急落下、落ちるところまで落ちています。
あたしには何がいけなかったのかさっぱりわかりません。
……もしかして、あたし、パンドラの箱、開けてしまいましたか……?
佐々木が鬼神のようだwww
負けるな橘ー!
続きwktk
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 12:43:41.63 ID:SFZ36gUMO
大 魔 神wwww
保守
佐々木怖すぎる...
でも乙
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 13:17:50.83 ID:rZ6XvtJSO
佐々木wwww
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 13:26:17.55 ID:gwd0issDO
乙!佐々木怖いww
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 13:43:08.00 ID:H+lZXXPcO
保守
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 14:21:10.92 ID:SFZ36gUMO
保守
ほ
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 14:43:08.44 ID:SFZ36gUMO
ほし
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 15:08:42.39 ID:SFZ36gUMO
保守
保守
保守
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 15:52:10.93 ID:SFZ36gUMO
ほし
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 15:55:27.51 ID:3JE9hlnTO
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああおああああああああああああああああああおああああああおああああああおあああ
さて、「お」は何個あるか
保守
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 16:08:54.35 ID:4TneGxYx0
戸惑買うか迷ってきた。予約取り消してこようかな
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 16:22:37.94 ID:SFZ36gUMO
ほし
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 16:41:36.48 ID:SFZ36gUMO
保守
約束は戸惑いが出る頃にはワゴンに入ってるよ。
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 16:56:48.28 ID:7hc9Cdt6O
保守
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 17:11:50.89 ID:SFZ36gUMO
保守
ほしゅ
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 17:34:36.60 ID:rZ6XvtJS0
保守
保守
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 18:07:46.61 ID:SFZ36gUMO
ほし
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 18:14:00.66 ID:3JE9hlnTO
超
欲
求
不
満やってもいい?
おk
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 18:29:01.55 ID:sgvpfCdR0
ほ
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 18:40:50.10 ID:rZ6XvtJS0
保守
保守
アナル落ち
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 18:56:46.26 ID:SFZ36gUMO
保守
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 18:57:03.73 ID:mscF73OZ0
保守
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 19:00:08.97 ID:sgvpfCdR0
あれ?落ちたように見えたのに
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 19:08:52.37 ID:SFZ36gUMO
ほし
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 19:09:58.68 ID:7hc9Cdt6O
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 19:16:12.49 ID:eV0MjF3hO
VIP見付からずに迷子になってた保守
まだ見つけられず困っている人もいるのかな?
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 19:23:38.61 ID:D1Jn6M7X0
最近佐々木団の面々が気になって仕方が無いんだ・・・
しかしまとめ見ても佐々木団のSSは少なすぎる。
これはやはり俺が書きまくるしかないのか
ほしゅ
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 19:35:29.54 ID:D1Jn6M7X0
ところで九曜の――を出すのが非常にめんどくさいんだけど
てっとり早く簡単に出来る方法ないかな?
今のとこいちいち変換しないと出てこない
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 19:35:37.62 ID:HfN8Sd3L0
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 19:44:38.99 ID:sgvpfCdR0
ほ
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 19:53:28.66 ID:sgvpfCdR0
ほ
放課後の北高
教室ではSOS団団員が残り、ある遊びを行っていた。
キョン「んじゃルールいうで、簡単なルールや、順番に『〜するまで3,2,1,』
と唱えて笑ったら負け、何か起こっても負けやわかったか?」
ハルヒ「おお、わかっとんで」
古泉「よろしゅう」
みくる「はよ始めようやw」
長門「・・・」
キョン「ほんなら俺から」
教室が空気が張り詰める
キョン「谷口が教室に入ってくるまで3,2,1」
ガラガラガラーッ!!!!
谷口「うぃーす、WAWAWA(ry」
ハルヒ「ちょwwww」
古泉「うおおおおおおおおおおおおww」
みくる「ちょwwwお前ら打ち合わせしてたやろwwwwww」
長門「腹ねじれるwwwwwwwww」
>>173 辞書登録でだっしゅと入力すると――になるようにしているけど、
キーボードから一発で出せる方法はわからない。
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 20:01:39.33 ID:SFZ36gUMO
>>173 ATOKの単語登録で「¥」キーで出すようにしてる
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 20:02:16.97 ID:ihzRQmRl0
¥−で登録して¥−¥−¥−¥−で変換してる
三点リーダは¥3で登録してる
――は『ダッシュ』で登録して、……は『てん』で登録してる
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 20:19:28.23 ID:d2uLYOglO
寒い保守
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 20:26:19.39 ID:qqtFi6paO
このスレ良いなぁ
驚愕出るまで退屈しないですむわ
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 20:30:10.63 ID:cDVXp6N10
東方やってたらハルヒのSTGやりたくなったけどSOS弾はちょっと…
ハ,,ハ
('(゚∀゚∩_ おいらをどこかのスレに送って!
/ヽ 〈/\ お別れの時にはお土産を持たせてね!
/| ̄ ̄ ̄|.\/
| モツ煮 |/
 ̄ ̄ ̄
現在の所持品:たばこ・スーパーマリオブラザーズ・練炭・とうきびチョコ・ジアース・ブラゲ豚 ・Keron
kawaii 七輪 ブラウザゲー ブラゲスレ行きチケット(片道) うまか饅頭 ○=俺 School Days未開封
School Days開封済 うんこ インギー アーライ! kotsは神 スカイラーク全部 いちごましまろ
Muran 最強の銃 ハッピー☆マテリアル5月Ver アレテイル ヒロポン ふたなり画像.zip
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みんなのうらみ 山田(´・ω・)ス 早明浦ダムの水、佐藤大輔用貞操帯、大森コイン ブラゲ市ね
デススター 4番バッター清原 バトルシップ ディアボロのDISC 神崎元仁神 天皇殺す PS3
実写版ネギま今日の25時20分からね マッシュ ほなみちゃん ガルバルディβ ファントムガノン
アダマンチウム合金・
http://www.uploda.org/uporg1122923.jpg
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 20:39:42.42 ID:cGcxfrtCO
保守
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 20:50:04.39 ID:sgvpfCdR0
ほ
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 20:59:08.25 ID:mscF73OZ0
保守
保守
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 21:27:09.51 ID:rZ6XvtJS0
保守
ほしゅ
早く投下予告された日にならないだろうか
SSへの飢えとwktk感で死にそうだ
ほしゅ
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 21:57:55.76 ID:rTVry1dQ0
age保守
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 22:02:28.93 ID:cDVXp6N10
>>194 そんなに楽しみに出来るなんてうらやましい
今現在wktkできる作品は俺にはない
>>197 ないなら自分で書けばいいのよ!(AA略
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 22:15:13.38 ID:cGcxfrtCO
保守
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 22:20:54.32 ID:7IKiI6A+0
>111
ハルヒコンソメスープに見えた。
血管から注入(たべ)ることでさらに数倍……!
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 22:30:19.60 ID:D1Jn6M7X0
ちょっと聞きたいのですが
ハルヒの能力が目覚めたのっていつでしたっけ。
例の7月7日の時点では既に能力はあったのかな?
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 22:30:37.61 ID:cDVXp6N10
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 22:37:10.95 ID:7IKiI6A+0
>>203 誰かが書いてくれるんじゃね?
適合する話を探してくれるかもしれないしね
もちろん俺も電波さえ感じれば
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 22:46:48.38 ID:cDVXp6N10
>>204 そうかね
キョン視点でハルヒが死ぬ話…とか。沢山あるだろうが、中でも秀逸なものを読みたい
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 22:47:49.57 ID:fpeuaoV50
保守
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 22:54:14.12 ID:Y/AAQTme0
>>202 本文中には明記されてなかったと思う
多分例の野球場に行った日からだと俺は思うが
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 22:57:11.31 ID:1u7BNWUl0
3年前だから野球のは違うんじゃね?
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 22:59:31.21 ID:D1Jn6M7X0
う〜んとりあえず今、七夕に能力が目覚めたって感じでSS書いてるけど問題無いですかね?
>>208 情報フレアが起きたのはハルヒが衝撃を受けた時だと思うからそうなんじゃないかな
じわじわとショックを受けるってのも考えにくい。
それとも、中学の面白く無さに絶望したとか
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 23:00:41.10 ID:6b69OtnxO
気分転換に書いたの投下するね
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 23:03:17.38 ID:J0f3yaIZ0
きゃもん
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 23:04:46.72 ID:1u7BNWUl0
>>209 辻褄があってればある程度の設定を作るのは許されると思うよ
215 :
素直キョン ◆6bBZr2k2Rw :2007/11/21(水) 23:07:04.39 ID:6b69OtnxO
「「……また、ダメだった……」」
それは、2人の神様が溜め息と共に漏らした言葉が原因となって起きた。
「「――もう少しキョンが素直だったらなあ」」
『素直キョン』
朝、目が覚める。その途端機嫌が悪くなるのが自分でもわかった。
原因はあいつ。あの鈍感馬鹿。ムカつくくらい人の気持ちに気付かない。もはや尊敬してもいいくらいだわ。
昨日せっかくあたしがポニーテールにしてあげたのにこっちを見たと思ったらすぐに違う方見て何にも言わないし。
何よ何よ何よ!ちょっとは褒めてくれたっていいでしょ。例えばこんな感じに。
216 :
素直キョン ◆6bBZr2k2Rw :2007/11/21(水) 23:07:58.01 ID:6b69OtnxO
ホワホワホワン
「――ハルヒ、その髪型可愛いぞ」
「あ、ありがと。…………これ、やってあげるのキョンだけなんだからね……」
「ハルヒ…………お前、可愛いすぎる!もう我慢できねえ!」
「あ、キョン駄目だよ………でもキスくらいなら…………ん――」
ホワホワホワホワホワン
…………あ、鼻血が………。ティッシュティッシュ。
……まったく、あたしったら何てこと考えてんのかしら。キョンがこんなに素直に答えてくれるわけないのに。泣けてくるわね。
はあ、早く学校行こ。
七夕の日には既に長門がマンションに居たんじゃなかったっけ?
218 :
素直キョン ◆6bBZr2k2Rw :2007/11/21(水) 23:09:55.25 ID:6b69OtnxO
学校に着いて教室に入ったけどまだ誰一人としてクラスの人は来ていなかった。
自分の席に座りさっきの妄想を思い出す。もちろんいつ鼻血がでてもいいようにティッシュは始めから用意しておく。
一通り妄想をし終わったところで思った。
…………今日もポニーテールにしてみようかな………よし、やろう。妄想までとはいかないけど少しは優しい言葉かけてくれるといいなあ。
そしてあたしがポニーテールに髪をまとめあげ終わったとき、痛いほどの視線を感じた。
振り向くとそこにはカバンを落としたままボーっと突っ立っているキョンがいた。なんか口を開けたり閉じたりしてる。それにしてもキョンの唇………………ああ、ティッシュティッシュ。
ティッシュで鼻を拭いながらあたしはキョンに訊ねた。
「キョン、いつまでボーっとしてるの?」
「あ、ああすまん。ちょっとな」
「ちょっと?」
「………ハルヒの髪型があまりにも可愛いすぎて、見とれちまってたんだ」
「ほえっ?」
支援
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 23:16:18.13 ID:sgvpfCdR0
し
221 :
素直キョン ◆6bBZr2k2Rw :2007/11/21(水) 23:17:30.38 ID:6b69OtnxO
キョンの予想GUYの発言にあたしは思わず素っ頓狂な声を出してしまった。
え、何?キョンがあたしを褒めてくれたの?確かに可愛いって言ってくれたわよね。いやー、恥ずかしい。今あたし絶対顔真っ赤だろうなあ。
あ、とにかくお礼言わないと。
「あ、ありがと」
これだけ言えば充分だったのに、あたしは調子に乗って妄想の中のセリフまで喋ってしまっていた。
「………これ、やってあげるのキョンだけなんだからね………」
しまった!
喋り終わったあたしはすぐにそう思った。現実のキョンにこんなことを言ったって勘違いされるような発言するな、って言われちゃうだけなのに。
「ハルヒ………お前照れるようなこと………いや、うん、ありがとうな。そう言ってもらえて嬉しいよ」
………え、これ本当にキョンなの?さすがに妄想までのセリフは言わなかったけどあのキョンが顔を真っ赤にして照れなかがら話してる。ひょっとして今日のキョンなら…………
「ね、ねえキョン。今度の休みどこかに遊びに行かない?」
「……それは、デートの誘いってことでいいんだよな?」
「う、うん」
「じゃあ行くか。楽しみにしてるぜ」
よっしゃああぁ!!遂に、遂にキョンと。鼻血が止まらない。
しかも聞いた?キョンの方からデートだなんて言ってきてくれた。これは、今回こそはいける。
ふっふっふっ、笑いが止まらないわ。
ふっふっふっふっふっふっふっふっふっふっ…………………。
支援
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 23:19:03.07 ID:6b69OtnxO
後悔はしてません
しかも続きまふ
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 23:23:42.91 ID:nG20SI4S0
乙
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 23:32:20.64 ID:sgvpfCdR0
ほ
>>223 遅れながらGJww
思わずニヤニヤしてしまった
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 23:45:03.17 ID:fpeuaoV50
保守
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 23:56:08.52 ID:rZ6XvtJS0
保守
保守
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:13:15.84 ID:Su8qhbTa0
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:15:52.73 ID:0fDFRSrpO
カムヒア
土曜日。普通の学生ならば家でのんびりしたり部活に励んだり友人と遊びに行ったりするのだろうが、
我等SOS団にとって土曜日とは、不思議探索と称して街を練り歩くことが義務付けられている曜日だ。
もっとも、やってることは街をブラブラしているだけだから、これも「友人と遊ぶ」のカテゴリに入るのだろうか?
団長様は絶対にそんなカテゴリに入れられることを嫌うだろうがな。
というわけで、今日も例に漏れず不思議探索の日だ。
これで朝比奈さんと一緒ならば天国だし、長門と一緒なら図書館でノンビリ出来る。
ハルヒの場合は大変だ。そこら中を引きずりまわされる。そして最悪なのが……
「おや、今日はあなたと二人きりですか。」
「気持ち悪い表現を使うな。」
古泉と二人きりってパターンだ。……つまり、今の状態だな。
何が楽しくて野郎二人で街を練り歩かなけりゃいかん、まだハルヒのがマシだ。
「おや、僕はこの組み合わせも好きですけどね?」
「だから、それが気持ち悪いって言ってるんだ。」
まあ、ここまではいつも通りの光景だ。今日もいつも通り適当にブラブラして終わるだろうと思っていた。
だが……
「一樹!」
何物かのこの声によって、事態は一気に非日常へと転ずる。
……誰だ?と声がした方向を振り向くとそこには……
背広を着た、厳格そうな中年の男性が立っていた。えっと……どちら様?
「……父さん。」
な、なんですと!じゃあこの人が、古泉の父親……?
だが親と会ったというのに、古泉の表情はまったく優れていない。むしろ困惑しているようだ。
「久しぶりだな、一樹。元気でやっているか?」
「……何故、ここに?」
「これからお前の家に向かうところだった。だがたまたまお前の姿を見かけてな、声をかけたというわけだ。」
「そのようなことを聞いているんじゃありません。何故わざわざこの地に来たのかを聞いているんです。」
「久々に息子に会うため、それだけだ。」
「……帰ってください。話すことなんてありません。……行きましょう。」
父親を突っぱねて踵を返し歩き始める古泉。
「おいおい、久々の再会なんだろ、もっといろいろ話すことが……」
「構いません。さあ行きましょう。」
俺の手を引っ張りその場を去ろうとする古泉。
こんな古泉は始めてだ。明らかに動揺している。
そして、古泉の父親の一言で更にその動揺の色は濃くなった。
「……母さんも来ている。」
「……!」
ハッとして再び父親の方を向く古泉。その顔には焦りの色が浮かんでいるように見える。
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:17:37.47 ID:0fDFRSrpO
支援
「こちらに戻れとは言わない。だが、一目でも構わない。会ってやってくれないか。
もう4年以上も会っていないじゃないか。」
「……4年前、僕があの人に何をしたのか知っていての言葉ですか?」
「だが母さんは……」
「僕にあの人に会う資格はありません。失礼します。」
「待て!一樹!」
父親の制止の言葉も聞かずに、再び俺の手を引っ張りながらその場を走り去る古泉。
ちょ、ちょっと待てよ。そんな早く走るな、俺がついていけん……
「ふぅ……」
「はぁ……はぁ……」
結局元の集合場所の公園まで走ってしまった。正直……かなりこたえた。
古泉のスピードは半端なかったからな。ほぼ全力疾走と言ってもいいのではなかろうか。
ようやく息も整ってきたので、古泉にさっきの出来事について疑問を投げかけることにした。
「失礼しました。お見苦しいところを。」
「何故逃げる?母親と会うのがそんなに嫌なのか?」
「僕には会う資格が無いんですよ。あの人とはもう会うべきでは無いんです。」
「何かあったのか?4年前と言っていたが……」
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:18:18.85 ID:0fDFRSrpO
支援
言ってから「しまった」と思った。流石に人様のプライベートに深入りし過ぎた。
古泉だって話したくないことの1つや2つあるだろう。
ましてや家族絡みだ。家族の問題を進んで友人に話したがる高校生の方が少ないだろう。
「……気になりますか?」
「いや、今のは無しにしてくれ。流石に人の家庭まで詮索するのはデリカシーが無かった。すまない。」
「謝らないでください。それに僕は、あなたになら話しても構わないと思っているのですよ。
僕の置かれている立場を知っているし、何よりかげがいのない友人ですからね。」
「しかし……」
「それに正直、誰かに話さなければ心の整理がつかない状態でもあるのです。
僕を助けると思って、どうか聞いていただけませんか。」
「……分かった。」
俺は頷いた。そして古泉は、ゆっくりと話し始めた
「あれは、僕が中1の時のことです……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
僕は自分で言うのも難ですが、いたって平凡な中学生でした。
テストも平均より少し上程度、スポーツも得意でも無ければ不得意でもない。
まだランドセルを背負っていた小学生気分が抜けていない、無邪気な子供でした。
クラスの中心になるような目立つ人間ではありませんでしたが、友達もそこそこ居ましたし。
楽しい中学生活を送っていたと言えるでしょう。
しかしその生活は、ある日突然崩されたのです。今でもはっきりと記憶しています。7月7日の夜のことでした。
その日は部活で疲れていたので、少し早めに9時頃布団に入りました。
しかし気付くと、僕はまったく別の場所に居たのです。
「ここは……どこ……?」
そこは学校の校庭でした。僕の中学校の校庭ではなく、別の場所です。
そして……色が、無い。昼間のように明るくも、夜のように真っ暗でもない。
ただ一面、灰色。そう、閉鎖空間です。
今となっては見慣れた光景ですが、始めての経験でしたから右も左もわからず、ただ混乱するだけでしたよ。
そして同じく、今では見慣れていますが、当時の僕をパニックに陥れるには充分なものも登場しました。
「な、なんだアレ……!ば、化け物!!」
半透明の青色をした巨人……そう、神人です。
その怪人は校舎を破壊していました。僕はその場に倒れこんでしまいました。腰が抜けてしまったのでしょうね。
そして、神人がこちらを向き、拳を振り上げ……
「うわあああああああ!!!」
と、ここで目が覚めました。夢かと思いましたが、その時既にそれまでの自分とは何かが違うことを自覚していたのです。
涼宮さんにより「力」が与えられた瞬間と言っていいでしょう。
しかし何の訓練も受けず、なんの準備もしていなかった当時の僕にとって、その「力」は大きすぎました。
酷い頭痛に倦怠感、そして幻覚や幻聴と言った症状が現れたのです。
その幻覚では決まって、神人が自分に向かって攻撃してくる……つまりあの夢とまったく同じものでした。
通常の学校生活もままならなくなり、僕は自室に引き篭もり、なお襲ってくる幻覚に怯えていました。
そしてそんな生活が一週間続いた日のことです。
「一樹、ちょっといいか?」
父さんと母さんがドアを開けて入ってきました。
「……お前は今心を病んでいる。そして、どうやらお前と同じ境遇の人が集まっている場所があるようなんだ。」
「そこで、心のケアをしてくれるみたいなの。だから一樹、そこに行って……」
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:21:05.15 ID:0fDFRSrpO
支援
しかしその親の言葉はその時の僕の耳には入っていませんでした。何故なら、この時もまた僕は幻覚に怯えていたのです。
僕の意識はまだ、灰色の空間にいました。そしてまた神人が……
「う……うわああああ!!」
「一樹!」
突然叫び出した僕を心配した母さんが、駆け寄ってきました。
しかしその姿が、その時の僕には迫ってくる神人と被って見えたのです。
「来るな……来るなあ!!」
そして僕は、部活で使っていたバットを手にとり……
……母さんを、殴りました。
「……母さん?」
正気に戻った僕の目の前には、頭から血を流して倒れている母さんの姿。
「おい!しっかりしろ!!」
父さんが母さんを抱きかかえます。しかし母さんはぐったりして、それに応じることはありません。
僕は次第に、自分のしたことの重大さにようやく気付いたのです。
僕は、母さんを殺そうとした。
「僕は……僕は……うわああああ!!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「そしてそのまま僕は機関に引き取られました。
そこで「力」に対する心構えと訓練を受け、ようやく正常な精神を取り戻すことが出来たのです。
母は命を取り留めました。しかし、1歩間違えればそのまま死んでいたかもしれません。
そんな僕にはもう、母さんと会う資格が無い。そういうことです。」
結局長々と語ってしまいました。その間彼は口を挟むこと無く黙って話を聞いてくださいました。
「……なんというか、すまなかったな。話すことも辛い過去だろうに。」
「いえ、構いませんよ。僕が話したいと言ったのですから。むしろ聞いて頂いて感謝しています。」
「しかし俺なんかがどうこういう資格は無いと思うが……
あの時のお前は精神を病んでた。仕方が無かったんじゃないか?」
「そのような簡単な話ではありませんよ……ん?」
突然僕の携帯がなり始めました。機関からの電話のようです。
慌てて取ると、森さんの声がしました。
『古泉、緊急よ。今どこにいる?』
「今は中央公園です。……閉鎖空間ですか?」
『ええ。今新川と現場に向かっているところよ。途中でそこも通るから、乗せていくわ。』
「ありがとうございます。では。」
そして僕は電話を切った。……女性三人の行動で何かあったのでしょうか。困ったものです。
「というわけですいません、午後の活動は……」
「ああ、ハルヒには言っておくさ。」
「申し訳ありません。……おや、もう来たようです。」
機関のタクシーがやってきました。……異様に早いですね。
ですがそれほど緊急事態なのかと自分を納得させ、車に乗りこみます。
「ではすいません、また月曜日に。」
「ああ、気をつけろよ。」
珍しい彼のねぎらいの言葉を受けつつ、車は発進しました。
「それで、閉鎖空間はどこで発生しているのですか?」
「ここから2、30分の場所よ。……ところで古泉。」
「なんでしょうか?」
「あんた、ここまでずっと頑張っていると思うわ。」
「……急になんですか。」
「涼宮ハルヒの観察の最前線に立って、閉鎖空間が出ればどんな時でもまっすぐ駆け付ける。
そして世界のために自分を犠牲にして闘う……とても立派なことよ。」
「妙なことを言わないでください。それに、皆さんだって同じことをしてるじゃないですか。」
「それでもあんたは機関でも最年少。ホントなら無邪気に高校生活を楽しんでもいい歳よ。私だってそうしてた。
でもあんたは自分を犠牲にしてずっと頑張ってる。口には出さないけど、みんなあんたのこと認めてるのよ。……だからね。」
森さんは一呼吸おいて、言いました。
「……あんたはもう、母親に会う資格は充分にあるわよ。」
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:24:01.67 ID:0fDFRSrpO
支援
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:24:54.42 ID:0fDFRSrpO
支援
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:25:21.82 ID:0fDFRSrpO
支援
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:26:10.27 ID:0fDFRSrpO
支援
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:26:15.86 ID:lHUVtAD/0
webmoneyの稼ぎ方
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251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:26:36.13 ID:6n6G/wKS0
ID:0fDFRSrpO頑張りすぎ支援
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:26:44.17 ID:0fDFRSrpO
支援
……!?
何故今その話が?確かにさっき父さんに会い、彼に事情を説明したりしましたが……
そのことを森さん達が知るはずは……
「付きましたぞ。」
着いた場所は繁華街から少し離れた場所にある、人気の無い公園でした。
そしてそこに居た二つの人影を見て、僕は全てを悟りました。
「……なるほど。最初から無かったんですね、閉鎖空間なんて。」
「そういうことよ。悪かったわね、騙すような真似して。
でもこうでも言わないと絶対あんた来ないでしょう?」
そう、閉鎖空間なんて始めから出現していなかった。
ただ、この場所に僕を連れてくるための嘘だったのです。
そしてこの場所に居るのは僕、森さん、新川さん、そして……
「父さん、母さん……」
父さんと母さんは僕が機関に入っていることは知っていました。
父さんが頼んだか、それとも機関が気を効かせたのかはわかりませんが、まんまと僕はここに連れてこられたワケです。
僕はゆっくりと車から降り、二人の元に歩み寄っていきます。
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:27:56.12 ID:0fDFRSrpO
支援
「久しぶりね、一樹。」
「母さん……」
その姿は三年前とまったく変わっていませんでした。
そう、僕が殴ったあの時そのままの姿で……
「ずっと会いたかったのよ。だけど世界のために頑張ってるって聞いたから。
悪いと思って遠慮してたんだけど、機関の方が会ってあげてほしいって。」
「なんでですか……僕があなたに何をしたのか忘れたのですか?
僕は絶対に許されないことをしてしまったのですよ!
だから僕は母さんに会うことを自らに禁じた!それなのにどうして……」
「バカね……」
母さんはそう言うと、僕の手を取り、自分に引き寄せて……抱きしめました。
「最初から、許してるわよ……」
「母さん……僕は……」
「だからあんたも、自分を許してあげて……それでずっと辛い思いをしてきたんでしょ?
だけどもう大丈夫だから。一樹は強いから、もう「力」に負けたりしない。」
「……ありがとう。」
そして僕は、母さんの胸の中で涙を流しました。そう、無邪気だった、あの頃のように。
その光景をそっと、私と森は車の中から見守っていました。
母親の胸で泣く古泉の姿を見て、我々も一安心と言ったところでしょうか。
「しかし、何故このようなことをしようと思い立ったのですかな?」
そう、今回のことを企画したのは森です。そのために古泉の両親をこちらに呼び、最初に父親と会わせた。
そして古泉に両親のことを思い出させ意識させた後で、我等が迎えに行き母親と会わせる。これが森の立てた計画でした。
「……もうすぐ涼宮ハルヒの能力が消える、ということは分かっているわね?」
「……ええ。」
閉鎖空間はもうほとんど発生はしていない。そして世界改変のレベルも著しく低下している。
このことから機関では、涼宮ハルヒの能力が終結するのはまもなくだという説が主流となっております。
「当然能力が消えたら、遅かれ早かれ機関は解散する。そしたら私達と古泉は離れちゃうじゃない。
そうなる前に、なんとかしてあげたかったのよ。
私達が動かなきゃ古泉のことですもの、きっとそのままずっと親を避け続けるに違いないわ。」
「……なるほど、そういうことでしたか。」
「最年少なのに1番頑張ってるからね、あいつは。
せめてこれぐらいしてあげなきゃ、機関の一員として、そして私自身として情けないわ。」
確かにそうですな。大人びた言動をしていますがまだまだ子供。本来ならばまだ親に甘えてもよい時期です。
それもせずひたすら世界のために頑張ってきた。
そろそろ、自分自身の幸せも考えるべき時期です。その手助けが出来たのであれば、私としても満足でございます。
良かったな、古泉。
終わり
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:29:52.00 ID:wrbpkGeGO
みくるの家族事情は泣きそうになったぜ
支援
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:30:02.94 ID:QpBfr1w40
中盤からはさるさん地獄でしたwww
支援(というかID:0fDFRSrpO)ありがとうございました。
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:31:40.30 ID:05l0Zv87O
ちょっ新川さんが締めたwwww
GJ
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:32:51.78 ID:0fDFRSrpO
支援に必死で読んでなかったから戻って読んだw
前回に続き涙腺が刺激された。GJ!
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:36:02.57 ID:6n6G/wKS0
俺こういうの好きよ
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:39:06.24 ID:wrbpkGeGO
オレの支援間に合ってねぇwww
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:39:57.75 ID:wrbpkGeGO
そして再び感動した
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:51:48.55 ID:6n6G/wKS0
保守して寝る
>>259 さっきの七夕云々はそういうことか。でもこれだと七夕である必要が無くね?
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 01:09:03.07 ID:XL3EGj5C0
ほ
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 01:21:05.74 ID:rPHiqTZK0
ほ
保守
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 02:00:53.04 ID:QpBfr1w40
保守
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 02:19:49.30 ID:eYw3K3J/0
ほふ
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 02:31:33.21 ID:QpBfr1w40
hoshu
保守
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 03:24:46.78 ID:Nd2t3lQ9O
保守
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 03:49:31.10 ID:QpBfr1w40
保守
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 04:05:04.23 ID:fG9jMsbwO
おやすみ保守
部室のドアを開ける前にノックすることが義務付けられたのは
朝比奈さんの生着替えに遭遇しないようにするため、というのが理由だが、
実はもう一つささやかな願望がそこにあったりする。
ノックに長門が返事を返してくれるかどうかである。
大抵はハルヒがぶっきら棒に返事するか、朝比奈さんが可愛らしい声で返事するか
後は期待無し度100の古泉の声が返ってくるかのいずれかで、
では3人ともいないときは?といえば…
別にこれら3つの声が無いところで代わりに長門の声が聞こえることもほとんど無い。
大抵はハードカバーを読みふけっているからである。
というのが昨日までのことだった。
「待って。」
ノックに返事として返ってきたその言葉は久々に長門が発したものだと俺の耳は確信した。
中で何をしているのだろうか。開けるのを拒否する理由はなんだ?
しかし部室に来るたびにノックする必要ができた原点と言うべき理由は何かと思い起こしてみれば…
「着替え…てるのか?」
数泊置いて
「……そう。でももう終わった、開けていい。」
長門も着替える姿を見られるのは恥ずかしいのだな。
いや問題は無いさ。人間らしくて、いや女の子らしくて充分にいい。
疑問はわざわざ何に着替える必要があったのか?それだけだ。
さてその答えは…読者の想像に任せようか。
保守
こんな真夜中でも胸焼けしそうになるような甘いSS読めるから巡回を止められない
保守SS職人乙っす
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 04:51:29.63 ID:Nd2t3lQ9O
保守
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 05:34:30.96 ID:vb7LexXP0
寝る前に保守
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 06:27:30.97 ID:g8a0JS5b0
保守
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 06:43:49.53 ID:BlqW2HqE0
星
hohoho保守
保守
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 07:37:46.36 ID:eh9q5J3d0
保守
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 08:01:35.14 ID:JrPsA/TCO
保守
保守
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 08:46:37.24 ID:JrPsA/TCO
保守
ほ
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 09:25:50.24 ID:wrbpkGeGO
☆
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 09:27:38.36 ID:wrbpkGeGO
┏━┓
┃涼┃
┃宮┃
┃ハ┃
┃ル┃
┃ヒ┃
┃の┃
┃憂┃
┃鬱┃
┗━┛
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 09:48:14.22 ID:JrPsA/TCO
ほし
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 09:54:59.25 ID:Ko5SKD/M0
だれか「いい夫婦の日」で書いてくれないかな保守
出来れば甘いのがいい…
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 10:24:02.67 ID:r3NshUVE0
みくる×ポンジーとか?
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 10:45:54.00 ID:JrPsA/TCO
保守
保守
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 11:41:15.53 ID:JrPsA/TCO
保守
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 12:04:55.69 ID:JrPsA/TCO
ほし
キョン「今日も朝比奈さんでオナニーだ!!!!」
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 12:11:03.64 ID:6NnsJSnx0
キ「ついに取れちまったか」
ハ「何がよ?」
キ「いや、制服のボタンが取れそうだと思ってたんだが、とうとう取れちまったんだよ」
ハ「あんた、取れそうだと思うならさっさと付けときなさいよ」
キ「さっき気がついたんだよ。裁縫道具なんて持ってないからな」
ハ「仕方ないわね。ちょっと脱ぎなさい。」
キ「何でだよ」
ハ「つ……付けてあげるって言ってんのよ!」
キ「いや、どうせいつもとめてないボタンだし……」
ハ「つべこべ言わずにさっさと脱いでよこしなさい!」
キ「わかったわかった、じゃあ頼むな」
ハ「最初からそうやって素直に渡せばいいのよ」
キ「(しかし、何をやらせても器用な奴だな)」
ハ「じろじろ見るな! ……ほら、終わったわよ」
キ「おう、ありがとな」
ハ「べ、別に、だって、仕方ないじゃない! 取れちゃったものは付けないと、
あんたのことだからボタンなくすかもしれないし!」
阪「新婚さんみたいなのね」
谷「ちくしょー、今日と言う日にわざわざいちゃつきやがって!」
ハ「な、何言ってるのよ! 団員の身だしなみを気遣うのも団長の役目なの!」
阪「旦那さんの身だしなみを気遣うのも奥さんの役目なのね」
ハ「ちがーーーう!!!!!」
キ「お前ら毎回言ってて飽きないのか? いい加減にしてくれ。
お前は何で赤くなってんだよ、ハルヒ」
ハ「バカーーーーーー!!」
ボタンの日/いい夫婦の日保守 落ちてない。
大工さんの日も入れたかったが挫折。
301 :
橘京子の憤慨:2007/11/22(木) 12:24:00.12 ID:o4DU4TRqO
あらすじ書く暇なかったけど構わず投下。4レス。
「わたしだって胸を大きくする方法について幾つか方法を心得ているし、その方面についてストレンジャーと言うわけではない。女性ホルモンを積極的に接種するか、又は血行を良くするか。主にこの二つが効率的且つ実用的な方法だろう」
「…………」
「わたしの記憶が確かなら、橘さんは女性ホルモンを積極的に接種していたと言う事実はないはずだ。となると、血行を良くした方にオピニオンが傾く訳なんだが……」
――ギロリ――
「ぅ……ぁ……!!」
「まさか、キョンにそれを手伝ってもらったと言うのではあるまいね?」
「ぁぅ……ぁ……」
「ど う な ん だ ね ?」
「ひぁいーっ!!そうでしゅ!!きょっ、キョンきゅんに、た、たのみましたぁ!!!」
――何故だかは知りませんが、あたしは咄嗟にそう答えてしまいました。
確かにキョン君に胸を大きくするように依頼しましたが、方法は定めていませんし、ましてや『血行を良くして胸を大きくする』ってのは初耳です。それより何より、夢の中の事じゃなかったんですか?
でも、否定する事は許されませんでした。
なぜかって?じゃあ一度この佐々木さんの前に立って佐々木さんの意見を否定してみてください。
ああ、因みに命の保証はしませんから。
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
――沈黙が続きました。
佐々木さんは厳しい形相で、何かに絶えるかのように沈黙を続け、あたしは蛇に睨まれたカエルの如く身動ぎ一つ取れずにいました。
――ブルルルルル――
あたしの携帯のバイブレーションの振動が伝わってきます。
実は先ほどから幾度となく、そして絶え間なく携帯が着信を知らせていました。
恐らく、というか間違いなく、組織からの巨人討伐要請を旨とする着信でしょう。
佐々木さんの神人が暴れまくっているのは、もうビンビンに伝わってきますから。
――あ、また一匹増えた。これで神人は36匹目ですね。
あの人達だけじゃ全部倒すのは無理だろうなー、なんて思ったりもしますし、早く助けもいかないと被害がバイバインをかけたまんじゅう並に増殖するでしょう。
でも、今電話を取り、助けに向かう訳にはいきません。
といいますか、今のあたしにそんな余裕ありません。
そして――
「……くくく」
「…………?佐々木さん?」
「ふふふふ、ふはははははは!!!」
――佐々木さんは沈黙から一転、気が触れたように笑い出しました。
「あのー、佐々木さん、?大丈夫ー、でしょーか?」
「五月蠅い黙れこの泥棒猫!」
「ええっ!!」
「低俗的かつ下劣な方法を以てキョンを誘惑するとは、最低だな君は」
「な!何の事ですか!あたし……」
「黙れっつってんだろうがこの雌豚が!!」
「ひいっ!!ご、ごめんなさいっ!」
泥棒猫に加えて雌豚って……ううっ、ひどいです。ひどすぎます。
佐々木さんの怒り方は尋常ではないです。いつもなら、たとえ機嫌が悪かったとしてもこんな事言いません。そして明らかに佐々木さんのキャラが変わってます。
バッドエンド直送のフラグ、立てちゃったのかな……あたし。
何がいけなかったんだろう……?
「……しかし、君の作戦は老獪ではあるが秀麗でもある。なるほど、キョンの性格を見抜いたと言うわけか」
???
あたしはクエスチョンマークを点灯させました。佐々木さんの言わんとする事が理解できないからです。
キョン君の性格……ですか?
「とぼける必要はない。橘さんの計画は全てお見通しさ」
計画?あたしは組織を見返すためにこの計画を思い付いたんですが、佐々木さんも既に知ってたと言うのでしょうか?
「橘さん、あなたはキョンに胸を大きくして欲しいと頼んだ。その方法は先ほど言った、血行を良くする方法。つまり、キョンに胸をマッサージしてもらったというわけだね?」
えっ?なんですかそれ!?
「勿論キョンは拒絶しただろう。いくら淫慾が強いと言っても、そこまでキョンが理性を失っているとは思わないからね」
いんよく……いんよく……もしかして、いやらしい意味でしょうか?
「だがここで橘さんは、『最初は小さいかも知れませんが、どんどん大きくなってあなたの理想の大きさになりますよ』などと入れ知恵をし、キョンの性癖を刺激し、堕落の道へと引きずり込んだんだ」
あのぅ、何だか、話が変な方向に行ってませんか?
「そしてキョンは君の色香だか誘惑だかに騙され、君の胸を唯ひたすら揉みしだいていたのだろう。……そう、わたしがあの時、助けに入らなければ」
「あのー、佐々木さん……」
「はっきり言おう、橘さん。あなたにはその胸は身分不相応だよ!」
……なるほど。
今ようやく全てを思い出しました。あの事は夢ではなく現の事であったと。
そして、記憶を呼び戻そうとすると寒気が襲ったのは、体が記憶を取り戻すのを拒否した……ううん、それどころか防御反応をしたんです。
実際記憶を取り戻したせいで、冷や汗と脂汗がダクダクと放出しているのが分かります。人生の大きな分かれ目となり得る分岐路で、見事に踏み間違えてしまい、後悔の涙となって流れ出るが如く。
――あの時、キョン君をからかうつもりで言った事を佐々木さんは盗み聞きしていたのでしょう。そして一連のやり取りのあと、キョン君の尋問で佐々木さんが勘違いをし、今にも至っているのです。
先ほど佐々木さんは何だか話が変な方向に行ってる、っていいましたが訂正します。
なんだか、ってレベルじゃないです。絶対変な方向に行ってます。
「橘さんの計略を纏めよう。つまり、小さいうちから目をつけて、自分好みの大きさに成長させる。光君が幼少の若紫に目をつけ、理想の女性に仕立てあげた、日本古来の物語を真似したと言うんだね?」
「いや、あの……」
「胸フェチには堪らないだろうな。自分好みの胸が堪能でき、かつ育て上げる楽しみは類を見ないかもしれない。キョンが墜ちたのも理解できる。ただ……」
――ここで三回目の睨みです。またしても金縛りにかかってしまったというのは……すみません、既定事項ですね。
佐々木さんは更に言葉を続けます。まるで獅子心中の敵に向かって威嚇するかのように。
「わたしを参加させなかったのがあなたの不運の始まりだ。勝負ごとは何よりフェアを重んじなければいけない……覚悟は、できてるね?」
そう言って佐々木さんは、スカートのポケットの中から十徳ナイフを取り出しました。
――ななな、なんですか!それっ!!
「決まってるじゃないか。あなたのアンフェアな部分、そして災いの元を取り除いてあげるんだよ。その胸に寄生した、醜い肉塊をね」
「あやややややややややややめやめめめめめ……」
「くくくっ、冗談だよ橘さん。そんなにおびえなくてもいいのに」
クスリと笑いながら、佐々木さんはナイフをしまいました。でも、完全に目の座っている佐々木さんはどう贔屓目に見ても冗談を言っているようには見えません。
その上恍惚とした表情でこちらに歩み寄って来るその出で立ちは、大魔神とか大魔王としか形容せざるを得ません。
「……めて……ぁきさ………ん……」
あたしは何とか説得しようと試みましたが、声が出ませんでした。それどころか先ほどから身動きひとつできません。
佐々木さんの神の力が発動したのか、はたまたあたしの全身の筋肉が恐怖で凝結したのか。
正確な理由は分かりません。ただ、これだけはわかりました。
――橘京子。今まで歩んできた人生の中で最大最凶のピンチです!!
誰か助けてぇぇぇぇぇっ!!!!!
自分で書いといて言うのも何ですが、佐々木さん、キャラ壊しすぎましたorz
果たしてきょこたんはどうピンチを脱出するのか、それともこのまま佐々木さんに……?
明日は祝日のためおやすみです。
次回は来週月曜のお昼。
佐々木さんの恐怖に怯えながらお待ちください。
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 12:49:11.72 ID:wrbpkGeGO
支援
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 12:49:48.09 ID:wrbpkGeGO
あれ?
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 12:50:23.51 ID:JrPsA/TCO
橘の運命やいかに!!
GJ&月曜wktk!
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 13:10:56.98 ID:JrPsA/TCO
ほし
今夜投下良いかい?
多分22時から23時の間になると思うが。
リメイク物って本スレ投下はマズイかな?
大幅に加筆修正したのだが……。
佐々木恐ぇwwwwww
キョンへの愛が異常すぎるwww
続きwktk!
>>312 あんたを待ってたぞー!
予約した者勝ちだ。
今夜、全裸で待ってる。
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 13:50:30.50 ID:JrPsA/TCO
保守
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 14:07:26.16 ID:wrbpkGeGO
支援しまっせ
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 14:09:20.39 ID:FOfxaS/t0
まっていた!肉じゃがの人 wktk
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 14:42:33.98 ID:XL3EGj5C0
ほ
も
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 15:01:45.96 ID:JrPsA/TCO
保守
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 15:04:50.87 ID:tjlqD+dI0
>>300 こういう日常的に甘いのは好きだな〜
GJ!
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 15:23:58.88 ID:JrPsA/TCO
保守
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 15:45:07.33 ID:JrPsA/TCO
ほし
>>300に大工を入れて勝手に改造
・途中から
ハ「仕方ないわね。ちょっと脱ぎなさい。」
キ「何でだよ」
ハ「つ……付けてあげるって言ってんのよ!えっと…そう!私、大工さんの道具持ってるし!!」
キ「いや、どうせいつもとめてないボタンだし……(大工の道具…?)」
ハ「つべこべ言わずにさっさと脱いでよこしなさい!」
キ「わかったわかった、じゃあ頼むな」
ハ「最初からそうやって素直に渡せばいいのよ」
キュイイイイイン!コンコン!キュイイイイイン!コンコンコンコンコンコン!キュイイイイイィィイィイィイイイィィィイィィイィイィイイイィィィインッッ!!
ハルヒ「はい、出来たわよ」
キョン「大工の道具でよく出来たな」
ハルヒ「これぐらい楽勝よ」
キョン「サンキューな。しかし釘とネジで固定するか、普通?」
ハルヒ「また取れたら駄目でしょ?それに私にはこれがジャスティスよ」
キョン「そうなのか」
谷口「・・・なんだろうこの夫婦」
阪中「多分もしかしたら良い夫婦かもしれないなのね、多分」
国木田「それはぜってぇねーよ、バーロー」
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 16:09:48.72 ID:JrPsA/TCO
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 16:12:32.98 ID:6NnsJSnx0
>>324 ちょwwツボったwww
面白くしてくれてありがとうwww
出来れば明日も頼む……?
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 16:26:52.70 ID:RNsQN6OuO
みくる「な何するんですか?」
ハルヒ「うるせえ、いま私は腹が立っているんだ!!」
キョン「それなんてジャイアン?」
>324
ねぇよwwww
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 16:57:06.84 ID:JrPsA/TCO
保守
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 17:05:09.33 ID:zZ3opqnB0
>>327 ジャイアンよりも先に戦闘民族の王子が頭に浮かんだ
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 17:31:26.51 ID:nVyvkXc3O
保守
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 17:42:21.27 ID:JrPsA/TCO
ほし
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 17:54:44.14 ID:JrPsA/TCO
保守
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 17:55:26.21 ID:H8w4KwQw0
保守
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 18:01:30.04 ID:5ZyELPVU0
/ / ,ィ/_ -――- _ヽ ヽ \ は
| し な 間 〉 // ,.-/ /´ / \ \`ヘ ヽ. ', < し
| ら っ に |/ / rイ / 〃./::.{:. l:. ヽ:.ヽ:.ハ fヘハ _/ や
| ん て あ / 〉i,'./:{{:..{:. ハ:..:. !:.... !:ヽ..',::i| |ヽ> \ ろ
| ぞ も わ / く/| l.::ij>k{八::.:{\:::..};ィ匕}:i| |_∧ハ \ く
| | な |,' i:ヽ| l.::|ィfチ必`\ヽ くfチ必メ'! L!Nハ / っ
っ | く i ! .::l.::{| ヽト, r'_;;ソ r'_;;ソ l |:: l:..i i / 登
!!!! | | ! !::::! ::i.:: ム ´ _' ___ ` ハ :j:: j:: l | / !!!!!
| ! !::::!::∧:: {ヘ { } ,イ,' /::: ,':::::i | / _ 録
ヽ!ハ::::ヽ:::ヽ:.',::>,、 ゝ._ _ノ , イ::/ / ::./:i!::::!:l  ̄ ヽ
,‐<゙ヽ=、{ヾヽ f,/>ー<{_1`/ / :::/_ノ}::リ/ \
/ /⌒ン<ヽ \ ト、_ _,, レ/ {::/ }}ヽ〈' \/
/ / / | `! V‐===-V ヽ 〉} l ヽ_
〈_ ' ' j ! V ̄ ̄ V / / 〉 ヘ≦\
/ ヽ,、 / i! i! / / / j ヽ
r‐ '― / `~ ∧ i! i! / / / / }
/ /. ∧ ヽ ! rtz ! ./ / / / /
列島の閉鎖空間でハルヒが待っているぞ!
http://vipquality.sakura.ne.jp/town/top.htm 【初心者ガイド】
http://vipquality.sakura.ne.jp/town/index.html 【紹介フラッシュ】
http://vipquality.sakura.ne.jp/town/flash/viprettou.swf 【列島Wiki】
http://www21.atwiki.jp/viprettou/pages/1.html
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 18:08:28.75 ID:JrPsA/TCO
ほ
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 18:25:23.57 ID:P6CPwPfoO
Hello
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 18:42:25.66 ID:XL3EGj5C0
ほ
し
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 19:15:08.94 ID:nVyvkXc3O
保守
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 19:18:48.45 ID:RNsQN6OuO
ダルダルダルダルダルダルい。さて
/\___/ヽ
/ :::::::\
|r―― ――、:|
|、_(o)_ _(o)_,:|
| < :|
\ /([三])ヽ:/
/`ー―――-´\
うわああああああああああああああああああああああああああああ
ほしゅ
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 19:36:39.60 ID:JrPsA/TCO
ほ
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 19:48:51.37 ID:JrPsA/TCO
ほし
寒いのに雪見大福買ってきた保守
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 20:11:26.69 ID:JrPsA/TCO
やっとバイト終わった
よっしゃ!ポップンミュージックで二つも爪が割れたぜ保守
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 20:26:20.27 ID:YELISSno0
保守
ほしゅ
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 20:52:32.55 ID:4ZxiSu5S0
保守
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 21:00:08.95 ID:Sf2xFN740
hoshu
ほしゅ
保守
保守
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 21:44:34.87 ID:9LCpjFrtO
ほ
(´・ω・) ス
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 21:57:12.26 ID:05l0Zv87O
昨日の続き投下しようとおもったがもうすぐ肉じゃがの人が来るだろうから自重する
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:01:38.29 ID:joX3MCC0O
全裸で待機
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:02:20.12 ID:6NnsJSnx0
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:05:55.29 ID:05l0Zv87O
>>360 dクス
今は肉じゃがの人を正座して待機しておりまつ
すまん。予定が少し狂った。
0時近くになる鴨しれん
だから
>>358気にせず投下を…。
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:10:15.31 ID:05l0Zv87O
素直キョンwktk
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:18:33.02 ID:YqKQzaYi0
保守
366 :
素直キョン ◆6bBZr2k2Rw :2007/11/22(木) 22:18:35.51 ID:05l0Zv87O
「はぁ」
帰宅途中の電車内、僕はまた一つ大きな溜め息を吐いた。最近ではこんなことはよくあることだ。
溜め息の原因たる人物は言わずもがな鈍感王キョン。彼は正に王の名を名乗るに相応しい人物だ。
だって、だってだよ――――
〜佐々木さん回想モード〜
「やあキョン。また会ったね。前回再開するまでのスパンを考えるとこれは素晴らしいような偶然の事象とは思わないかい?いや、こういうものを運命と呼ぶのかもしれないね。
くっくっ、運命。僕とキョンの出会いは運命」
「佐々木!?悪い、今急いでんだ。またな」
「くっくっくっくっくっくっくっ………くっ、ぐすっ………キョンのバカ」
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:18:52.21 ID:wrbpkGeGO
ワクテーカ
368 :
素直キョン ◆6bBZr2k2Rw :2007/11/22(木) 22:19:52.17 ID:05l0Zv87O
〜回想終了〜
はぁ……おや、また溜め息が出てしまったね。
くっくっ、恋愛は精神病とはよく言ったものだ。キョンのことを考えるだけで胸が締め付けられる想いになるよ。
プシューッ
そんなことを考えている間に電車は目的の駅に着いたようだ。いつものように改札を通り駅の外に出てみると、辺り一面はすっかり黒く塗りつぶされていた。
こんな景色を見ていると、否が応でも寂しさを感じざるを得ない。中学校の頃はいつもキョンと2人で帰っていたからこんな気持ちにはならなかったのに………。
「寂しいよ、キョン……」
「俺がどうかしたか?」
「きゃっ!!ど、どうして!?どうしてキョンがここに!?」
これは奇跡?いや、それでもおかしい、キョンの家は駅方面ではないはずなのに。
何故?WHY?
もしかして僕を迎えに来てくれたのか?いや、そんなことあるわけない。でも、もしかしたら……
「どうしてって、ただのお使いだよ」
………そうだよね。そうに決まってる。僕なんかのためにわざわざキョンが迎えに来てくれるはずないじゃないか。
くっくっ、くだらないことを考えてしまったものだ。涙が出てくるよ。そうだ、早く帰らないとね。今日はマネーの虎がある日なんだ。無類のとんじき好き、とんじき栄作の回は最高だった。
僕は震える手でカバンからラジオを取り出してイヤホンを耳に装着した。
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:22:02.31 ID:6NnsJSnx0
支援
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:22:14.11 ID:wrbpkGeGO
支援
支援
372 :
素直キョン ◆6bBZr2k2Rw :2007/11/22(木) 22:22:34.07 ID:05l0Zv87O
『――さあ、リクエスト曲の一発目はこちら』
うえをむーいて あーるこおおお なみだがこぼれーないよおおに
………くっくっ、なんと都合がいい曲を流してくれるんだろう。正に今の僕と同じ状況。思わず歌いたくなるじゃないか。
うえをむーいて あーるk――
「……おい!おい、佐々木!!」
何かな?それよりいきなり人の腕を掴むなんて礼儀がないね。それにキョン、僕は今歌っているんだよ。邪魔はしないでくれたまえ。
「震えた声で何言ってやがる。ってお前、泣いてんじゃねえか…………」
このデリカシーの欠片もない言葉により、僕は今まで溜まっていたものを全て吐き出してしまった。
「うるさい、うるさいうるさい!全部君のせいだ!!この間だって、たまに会っても全然構ってくれなかったじゃないか!僕が今までどんな思いをしてきたかわからないくせに!!」
「え、佐々木?」
「離してくれ!もう君の顔なんか見たくもない!!」
試演
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:23:03.14 ID:6NnsJSnx0
支援
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:23:25.24 ID:lMKdTcug0
支援
376 :
素直キョン ◆6bBZr2k2Rw :2007/11/22(木) 22:23:45.01 ID:05l0Zv87O
はあはあ、と肩で息をしていると次第に冷静になってきた。そして思う。
…………僕は何てことを言ってしまったんだろうか。
前半だけならまだ良かった。多少なり確信めいたことを言ってしまったがTVチャンピオン鈍感王選手権が行われたらまず間違いなく優勝を飾れるような男だ、理解出来るわけがない。
でも後半は………キョンの顔を見たくないなんて嘘に決まってるじゃないか。でも、もう手遅れだよね………ぐすっ………また泣きそうだ。………早く、立ち去らなきゃ。
そのときようやく気付いた。キョンがまだ僕の腕を掴んだまま離していない。そして次の瞬間、僕はキョンの胸の中にいた。
ブホアッ、ヤバい。涙じゃなくて鼻血が出そうだ。
が、次に放たれたキョンの言葉により僕の鼻血は止まってしまった。むしろ逆流したかもしれない。
「すまん。お前がそんなに俺のことを想ってくれてるなんて思わなかった。…………好き、ってことなんだよな……」
なぜ前半を理解してやがるんだ鈍感やろおおおおっ!!!!!!!
うぼあっ、今のままでは口から吐血してしまう。というかしてしまった。
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:23:56.62 ID:6NnsJSnx0
支援
支援
支援
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:25:20.23 ID:wrbpkGeGO
支援
381 :
素直キョン ◆6bBZr2k2Rw :2007/11/22(木) 22:25:58.79 ID:05l0Zv87O
どうしよう、どうしよう、どうし――――
……………くっくっ、閃いてしまったよ。何故かは知らないが折角キョンが僕の気持ちに気付いてくれたんだ。このまま一気に陥落させてあげよう。
「そうだよ、僕……いや私はキョンのことが好き………」
くっくっくっくっくっくっくっくっ。
決まった。これは間違いなく決まった。ここで僕は完全なる勝利のために2つも秘策を使ったんだからね。
まず1つ、実はね最初から素直に私と言うことは出来たのだよ。しかし敢えて言い直すことによって相乗効果により威力は別次元にまで高まる。この段階でキョンの理性は風前の灯火といったところだろうね。
そこに追い討ちをかけるために使った2つ目。君達は分からないだろうが僕はさっきから上目遣いでキョンを見ている。
決して自惚れではないが僕だって自分の顔のレベルがどのくらいかなんて重々理解しているさ。だから客観的に見て僕の上目遣いに堕ちない男はほとんどいない確信している。
くっくっくっくっくっくっ、パーフェクト。さあ、あとはキョンのイエスという言葉を聞くだけだ。カモンキョン、キョンカモン。
「………佐々木、ありがとう。素直に嬉しい。俺もお前のこと好きだよ」
支援
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:26:39.41 ID:wrbpkGeGO
やべぇwww
試演
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:27:53.35 ID:6NnsJSnx0
佐々木黒いぞww支援
支援
387 :
素直キョン ◆6bBZr2k2Rw :2007/11/22(木) 22:31:00.14 ID:05l0Zv87O
いよっしゃあああああ!!!!!!!
ここまで長かった、本当に長かった。キャラも多少破城した。でも、でもようやく報われt――――
「……でもな」
………………は?
「ハルヒも同じくらい好きなんだ」
んなこと知るかあああああああ!!!!!!!
ボケッ、じゃあどうしろってんだよこの野郎が。
「もう少したったら必ず答えを出すから。それまで待っていてほしい」
「……………仕方ないな。いい返事を期待しているよ」
少し予定外だったがなに、問題はないさ。
涼宮さんが気付いていないうちに決定打を打たせてもらうよ。そうだね、次の休日にでも決めてしまおうかな。
くっくっ、次の休日が楽しみだ。キャラもきちんと修正させてもらうよ。
くっくっくっくっくっくっくっくっくっくっ…………………。
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:31:25.24 ID:rPHiqTZK0
死ねよwwwwww
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/22(木) 22:31:42.59 ID:W3zxX0mS0
支援
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:31:42.48 ID:05l0Zv87O
今回はここまでです
大量の支援ありがとう
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:32:05.41 ID:6NnsJSnx0
佐々木wwwww
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:32:14.64 ID:rPHiqTZK0
乙!
キョンは駄目だ
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:32:38.49 ID:6NnsJSnx0
乙! これは期待www
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:32:40.67 ID:wrbpkGeGO
テラカワユスwwww
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:33:51.12 ID:joX3MCC0O
佐々木の笑いが野口さんボイスで再生されるw
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:37:55.54 ID:ok733oSg0
>>395 それを言うなwwwwwwww
もうらめらwwwwwwwwwwwwwww
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:38:16.81 ID:+QJfsFre0
またもやニヤニヤしてしまった
GJww
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:49:42.07 ID:JrPsA/TCO
ほし
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:59:53.20 ID:JrPsA/TCO
ほし
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 23:06:25.88 ID:n+0gHQzC0
保守
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 23:19:02.53 ID:XL3EGj5C0
ほ
し
キョン「なぁハルヒ、今日なんの日か知ってるか」
ハルヒ「知らないわよ。それより話しかけないで! 今とーーっても機嫌が悪いのわからない?」
キョン「今日はいい夫婦の日だそうだ」
ハルヒ「だからどうしたのよ」
キョン「だからな、ハルヒ。俺と結婚してくれ」
ハルヒ「……は? アンタなに言って……」
キョン「いい夫婦になれるよう願いをこめてこの日に籍を入れたいんだ。駄目か?」
ハルヒ「……な……だ……だめじゃない……けど」
キョン「けどなんだ」
ハルヒ「別に今日じゃなくてもあたしたちはいい夫婦になれるわよ! でもそうね、せっかくだから今日にしましょう」
キョン「よし、決まりだな。じゃ帰りに市役所行くか」
阪中「早すぎるのね。まだ高校生なのね」
国木田「まぁ籍入れようがナニしようが今までとあまり変わらないんだろうけどね」
谷口「うぜえええ! マジうぜえええ!」
保守
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 23:43:46.04 ID:JrPsA/TCO
ほ
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 23:48:30.23 ID:gXNyDi0i0
保守
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 23:54:15.64 ID:6NnsJSnx0
>>403 バカップルww年齢制限も未成年者だから親の承認必要ってのも
ハルヒなら吹っ飛ばしそうだww
すまんかった。0時10分に必ずスタートする。
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 23:55:16.55 ID:6NnsJSnx0
待ってました!
>407
期待してる
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:00:08.32 ID:nPZibZ5n0
wktkiconoclasm
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:01:49.45 ID:PUPPLlvh0
保守
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:05:54.15 ID:iNOUyrXhO
ついにくる
wktk
wk
長らくおまたせした。
んならリメイク物を投下させて頂く。
今回は涼宮ハルヒの幕張の完全版。
俺の最初の作品です。
全開でパクリだがある意味リベンジ。
んなら投下
↓
支援
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:15:48.35 ID:iNOUyrXhO
こっいずみこっいずみこっいずみこっいずみ
「……で、話とはなんだ、古泉」
「……はい」
…。
夕暮れの文芸部室、今この空間に居るのは俺といつに無く真剣な表情の古泉。
…。
状況が分からない?
大丈夫だ、俺も理解していない。
いつもの時間が終わり帰宅しようとした俺を古泉が呼び止めたのだ。
…。
「大事なお話があります」
…。
……と。
とりあえず分かるのは古泉が何か重大な話をしようとしている事ぐらいだ……やれやれ、また厄介事か?
…。
「またハルヒが何かやらかしたのか?」
「いえ、涼宮さんの事ではありません」
…。
ハルヒの事では無い?
…。
「ならお前、あるいは長門や朝比奈さんの事か?」
「いえ、今回は超能力的、宇宙人的、未来人的な事とは一切関係ありません」
…。
じゃあなんだ?
…。
「……あなたの妹さんの事です」
…。
…………は?
…。
しえーん
あの古泉のやつかwwww
支援
「ちょっと待て、なぜ俺の妹がここで出てくる?……まさか、俺の妹が異世界人だった……なんてオチ…」
「ご安心下さい、あなたの妹さんは正真正銘普通の人間です……話と言うのは…」
「話と言うのは?」
「…………あなたの妹さん、可愛いですよね…」
…。
…………は?
……コイツ何言ってんだ?
…。
「……ああ、可愛いな。歳が離れているから尚更な」
…。
とりあえず無難な返事をしてみるが…。
…。
「いえ!そう言う意味では無く!……その、一人の女性として……と言うか……何と言うか…」
…。
頬を赤らめてつぶやく古泉……実は気づいていた……気づきたくなかった…。
…。
「古泉……お前……まさか……」
「…………はい」
…。
…。
古泉一樹はロリコンだった
…。
…。
……神……神よ……いや待て!落ち着け俺!
俺はこんな事態には常人よりも耐性がある!そうだろ?……そうだ、まずは深呼吸だ……………よし、落ち着いた。
まずはコイツが本物かどうか確かめなくては。
…。
ニヤニヤが止まらない。
支援
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:22:05.04 ID:xN6n/l3a0
支援
「古泉!!」
…。
俺はハルヒが野球部からパクってきたボール(本人は迷子になっていたのを保護したと言い張っている)に妹と書き、古泉に突き付けた。
…。
「え……?」
…。
次に筆箱から取り出した消しゴムに上○彩と書き、同じように突き付けた。
…。
「あの……これは一体……」
…。
突然の俺の行動に困惑する古泉。
俺は静かに告げた。
…。
「古泉、この○戸彩をお前の好きにしても良いぞ」
「好きにしても良いとは?」
「撫で回そうが、乳を揉もうが、口に含もうがお前の好きにしろ」
「な?!そ、そんな事許されるのですか?事務所とか問題ないのですか?!」
「事務所など気にする事は無い……ただし!上戸○を選ぶか我が妹を選ぶかはっきりとしてもらおうか!!」
…。
支援
俺ははっきりと古泉に告げた。
明らかな狼狽を見せる古泉……さあ、どう出る?
…。
「……決まっているではないですか、○戸彩を出せば僕の心が揺らぐとでも思いましたか?……まぁ……実際少し揺らぎましたが……僕の答えは……ふもっふ!!」
…。
なっ!?
…。
古泉は掛け声と共に消しゴムを投げ捨てた……ああ……彩ちゃん……。
…。
「……本物か」
…。
困った事にどうやらコイツは本物らしい。
只でさえ超能力者と言う属性を所持しているのにその上ロリコンの属性までも求めなくても……。
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:24:23.76 ID:xN6n/l3a0
支援
…。
「そんな訳でこれからあなたの家に行き、お義父さんとお義母さんにご挨拶をして晩御飯でもご馳走になろうかと思‥」
「断る!!」
「……即答ですか」
「当然だ!これで了承する奴がこの世界のどこに居る?」
「いえ、ここに居れば良いなと……いや、駄目ですか……参りましたね……」
…。
突然表情を落とす古泉……様子が変だ。
…。
「どうした?」
「はい、実は……」
…。
…。
古泉が語った事、銀行の手違いで仕送りが遅れ明日にならないとお金が入らない、そして数日前から何も食べて無い……との事。
道理で顔色が悪い訳だ。
…。
しえーん
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:24:58.72 ID:xN6n/l3a0
支援
「そうだったのか」
「はい……恥ずかしながら」
…。
ここで無視するほど俺は冷たい人間では無い。
しかし、俺もハルヒが課す罰金で手持ち金は無いし……かと言って家に連れていけば妹が危ないし…。
…。
「……あ!?」
「どうされましたか?」
…。
そうだ、あれがあるじゃないか!
まさに今こそ使う時だろ?
…。
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:26:03.60 ID:xN6n/l3a0
支援
支援
「古泉」
「なんでしょうか?」
「ハルヒに飯を奢らせるぞ」
「…………すいませんもう一度お願いします」
…。
聞き返す古泉、幻聴とでも思ったか?
…。
「聞こえなかったか?ならもう一度言おう。
ハルヒに飯を奢らせるぞ! 」
…。
俺の言葉に目を見開いて驚愕する古泉……まぁ、当然か。
…。
「……正気ですか?」
「ああ、至って正気だ」
「涼宮さんですよ?」
「ああ、あの涼宮ハルヒだ」
「天上天下唯我独尊、目の無い巨大台風、世界の中心で我が侭を叫ぶ第六天魔王……等、様々な異名を持つあの涼宮ハルヒにですか?!」
「……お前本人居ないと思って言いたい放題だな……そうだ、その第六天魔王にだ」
…。
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:26:56.83 ID:xN6n/l3a0
支援
支援
支援
しばらく沈黙が流れたた。
その間古泉は俺を理解出来ない物を見るかのような目で見続けた……いやいや、超能力者でロリコンなお前が一番理解出来ねぇよ。
古泉が沈黙を破る。
…。
「……しかし、あなたのその自信、何か手でも?」
…。
その言葉に俺は無言で例のモノを取り出しスイッチを入れた。
…。
…。
「こ…これは……いつの間に……」
「ああ、一昨日にな。まさかこんなに早く役に立つ時が来るとは」
「これがあなたの武器……たしかにこれならば…」
「ああ、勝てる!あの第六天魔王にな」
…。
支援
俺の用意した武器、これがあればあのハルヒと言えども俺たちに飯を奢らざるを得ないだろう……しかし…。
…。
「ただし、一つ問題がある。これは古泉、お前に深く関係する事だ」
…。
古泉の顔に緊張が走り……そして口を開いた。
…。
「……閉鎖空間ですね」
…。
閉鎖空間……知っての通りハルヒの精神が不安定になると発生するトンデモ空間。
これの発生を食い止めるのが古泉……機関の使命。
俺たちが今から実行しようとしている事は機関にとって敵対を意味する事になる。
なぜならこれを実行したら過去最大級の閉鎖空間が発生する事が確実な訳だから。
…。
「どうする?」
「…………」
…。
古泉は無言で俺に背を向け窓へと向かった。
…。
支援
「まぁ、無理だよな、さすがに……この件は無かった事に…」
「雪山の件……覚えていますか?」
…。
俺に背を向け窓の外を見ていた古泉が俺の言葉を遮るように語りかけた……雪山?
…。
「あの時約束しましたよね?
一度だけ機関を裏切りあなた方に味方する
……と」
「……それが?」
「あの約束を果たす時が来たようです」
…。
……おい。
…。
「おそらくこの件を実行中に凄まじい勢いで電話が掛かってくるでしょう……ですが僕は!それを完全に無視します!……ええ、とても辛いですが僕は約束を守ります!あなたとの約束を!!」
…。
いつの間にか振り返り拳を握りしめ熱く語る古泉……ってか何だその約束の無駄使い。
…。
「……いや、そこまで重大な事でも」
「いえ、約束は約束です!」
「いや、いいって…」
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:30:53.92 ID:xN6n/l3a0
支援
「そこをなんとか……わかりました!では約束は一度では無く二度……いや、三度で。ですからその内の一回を今回に…」
「……ずいぶん安いな、お前の約束」
…。
要するにお前は大義名分が欲しいんだな?
お前がそのつもりならそれで良い。
…。
「分かった、お前の覚悟は受け取った……ではこれより我らは修羅に入る!」
「鬼に会っては鬼を切り、仏に会っては仏を切る……ですね?」
「さすが古泉、良く知っているな。まぁ、それくらいの覚悟が居るって事だ。
なんせ相手は…」
「第六天魔王もとい涼宮ハルヒ……神ですからね」
…。
こうして二匹の修羅と化した俺たちはハルヒの元へと向かった。
…。
…。
…。
…。
支援
〜涼宮ハルヒ〜
…。
…。
…。
「結構遅くなったわね」
…。
今日は部活が終わった後、有希とみくるちゃん誘ってと最近開店したお寿司屋さん行ってみた……もちろん回るお寿司屋さんだけどね。
ん?なんでキョンと古泉君を誘わなかったかって?開店サービスで
女性のみ二千円で食べ放題!飲み放題!
…ってルールがあったからよ。
まぁ、アタシと有希が食べ過ぎたせいか
女性のみ二千円で食べ放題!飲み放題!(涼宮ハルヒ、長門有希除く)
ってなっちゃったけど……まぁ、それはまた別のお話。
それにたまには女の子同士だけで食事ってのも良いじゃない?
その後ケーキ屋さんに行ったりなんかしてこんな時間になっちゃった……別に帰りが遅くなったからって怒る親も居ないし。
ん?ああ、親が居ないってのは二人共仕事帰りがいつも遅くなるってだけだから勘違いしないで。
……それにしても一人娘を放って置くなんてグレたらどうすんのよ、幸いにもアタシは真っ直ぐ素直に育ったけど……なんて事考えている内に家に到着!
…。
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:33:24.42 ID:7gjEsuLM0
し
支援
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:33:59.26 ID:7gjEsuLM0
ガチャガチャ
…。
「ただいま〜……って誰も居ないんだけどね……ん?」
…。
リビングに灯りが点いている?お母さん?
…。
ガチャ
…。
「どうしたのお母さん、こんなに早…」
「お帰りハルヒ。遅かったな」
「お帰りなさい涼宮さん」
「……」
…。
ガチャ
…。
アタシはドア閉めた…………え?……キョンと古泉君……?
……幻覚と幻聴?……無理もないわ、団長としていつも気苦労が絶えないし……うん、幻覚幻覚。
アタシはもう一度ドアを開ける。
…。
ガチャ
…。
支援
支援
「なにやってるんだハルヒ?入らないのか?」
「涼宮さん、お茶を用意していますよ。座って下さい」
…。
…………幻覚じゃ……無い?!
…。
「ちょ…ちょっと!なんであんた達ここに居るのよ!?」
「……声を抑えろハルヒ、夜だぞ。近所迷惑を考えろ」
「何処から入ったの?!」
…。
アタシの問いにキョンはポケットから何かを……って?!
…。
「人の家の合鍵を勝手に作るな!」
…。
アタシはそれをひったくり怒鳴る……なに……この状況?何でキョンと古泉君が家に?
……駄目、頭グルグル……落ち着け涼宮ハルヒ!落ち着くの!落ち着いて今の状況を整理するの!
…。
支援
支援
「はい涼宮さん、お茶ですよ」
「ああ、ありがとう古泉君……ごくごく……ふぅ〜……じゃなくて!なんで古泉君まで居るのよ!」
「まぁ、まずは落ち着け、深呼吸だ。それにしてもお前は突然の事態に対する耐性が無いな。それでも団長か?そんなザマで何が世界の不思議を見つけるだ!!ええ?!」
…。
くっ……言い返せない……ってか……何でアタシ怒られてるんだろう…?
とにかくキョンの言う通り深呼吸……………………よし、もう大丈夫!
…。
「落ち着いたか?じゃあ話を聞け」
…。
…。
支援
…。
…。
「なるほどね」
…。
キョンの話……まさか古泉君にそんか事情があっただなんて。
…。
「そんな訳だ、だから団長として俺と古泉に飯を奢ってくれ」
…。
なんでキョンが入っているのか理解出来ないけど……って言うか。
…。
「それは別にキョンが古泉君に奢ってあげたら良いんじゃない?」
「あいにく俺はお前が課す罰金で貧乏だ」
「ん……でも家に招待して晩御飯をご馳走するぐらい良いでしょ?」
「ある切実な事情があって古泉に家の敷居を跨がせる訳にはいかないんだ」
「……何よそれ」
「それは禁則事項だ」
…。
何よ禁則事項って……そう言えばみくるちゃんもたまに使うわね。
こんど意味聞いてみよう。
…。
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:37:03.66 ID:xN6n/l3a0
支援
支援
支援
「でも残念だけど家は何も無いわよ、アタシも外で済ませて来たし」
「ああ、それは確認済だ。見事に何も無いな」
「勝手に家捜しするな!!」
「声大きい、近所迷惑を考えろ」
「あんたはアタシの迷惑を考えなさい! ……まさかアタシの部屋とか入ってないでしょうね?」
…。
もしも写真立てとか……それどころか日記でも見られていたら。
…。
「見損なうな、そんなモラルに反する事を俺たちがすると思っているのか?お前は俺達をそんな目で見ていたのか?……だとしたらかなりのショックだな…」
…。
表情を落としうつ向くキョン……別にそんなつもりじゃ…。
…。
「ご、ごめんなさい。言い過ぎたわ」
「……すまん、俺も言い過ぎた」
…。
アタシの悪い癖……不用意な発言で人を傷つける……反省。
…。
「……不法侵入の時点で人としてアウトなんですけどね」
…。
古泉君の呟きが聞こえたような気がしたけど話が進まないからとりあえず聞かなかった事にする……ってかさっきから古泉君の携帯鳴りっぱなしなんだけどなんで出ないんだろ?
…。
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:38:11.91 ID:7gjEsuLM0
し
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:38:15.82 ID:xN6n/l3a0
支援
支援
支援
支援
支援
支援
支援
追い付いた
支援
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:40:24.58 ID:xN6n/l3a0
支援
支援
支援
支援
支援
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:41:58.48 ID:7gjEsuLM0
さるった?
支援
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:42:19.24 ID:xN6n/l3a0
ID:4U1le/hYOがさるさん食らいそうだ。支援
支援
やれやれ俺も力を貸すとするか
支援
「と、とにかく何も無いのは確認済なんでしょ?無駄足だったわね」
「それは問題ない、今から外でお前に奢ってもらうつもりだからな」
「な!?嫌よ!アタシは奢ってもらうのは好きだけど人に奢るのは大っ嫌いなの!」
「……そんな発言を堂々と胸を張って言える所がお前の良い所であり羨ましい所なんだが……ハルヒ?」
…。
キョンの表情が変わる……何よその猛禽類を思わせる鋭い目は?
…。
「な、なによ」
「一昨日の放課後を覚えているか?」
…。
一昨日の放課後?
え〜と……たしかキョンは掃除当番、たしか古泉君も。みくるちゃんは鶴屋さんと用事があって、有希はコンピ研に……そう、アタシが一番に部室に行ってしばらく誰も………あ!?
…。
「思い出したか?」
…。
邪悪……そうとしか表現出来ない顔でニヤリと笑うキョン。
…。
「キョンあんた……まさか……」
「古泉」
「はい」
…。
古泉君が取り出したのはカセットレコーダー……って事は……やっぱり…。
…。
「人と言うのは悲しいな……暇になると即興で歌を作り歌ってしまう。しかもそれは大抵が恥ずかしい代物だ」
…。
足がガクガクと震える……道理であんなに強気だった訳だ二人共…。
…。
「ハルヒ、お前に選択肢は無い」
…。
……くっ
…。
「分かったわよ!奢れば良いんでしょ?奢れば!ライスでもライス大盛でも好きにどうぞ!」
「……やれやれ、お前はまだ自分の立場が理解出来ていないみたいだな……古泉」
「はい」
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:45:03.85 ID:7gjEsuLM0
し
支援
え
…。
カチッ
…。
うきやあああああああああああ!!!
…。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい申し訳ありませんでした!!何でも好きな物をお腹一杯お食べくださいませ!二人は成長期だから美味しい物を一杯食べないといけないのおおお!!」
「古泉」
「はい」
…。
カチッ
…。
「……うっ……うっ……」
「涼宮さん、ご馳走になります」
「ハルヒ、素直なお前が一番可愛いぞ」
「この鬼いいいいいい!!!」
…。
悪魔二人に晩御飯をご馳走する羽目になってしまった……アタシともあろう者が……うっ…うっ…。
…。
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/23(金) 00:45:32.23 ID:ZHysFS9Y0
支援
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:45:53.96 ID:7gjEsuLM0
っし
支援
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:46:21.24 ID:xN6n/l3a0
支援
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/23(金) 00:47:00.49 ID:ZHysFS9Y0
支援!!!!!!!!!!
…。
…。
そんかこんなで今、夜道をアタシ、キョン、古泉君の三人で歩いている。
静かな夜道に二人の話し声と古泉君の携帯音だけが響き渡っていた。
…。
「ここの高級レストランに入るわよ」
「高級レストランって……ただのファミレスじゃないですか」
「まぁ、もう歩くのも疲れた。次回はもっとマシな所に連れていけよ」
…。
じ…次回って…。
…。
…。
…。
「いらっしゃいませ、ご注文はお決まりでしょうか?」
…。
席に着くと……見るからに頭の軽そうな女が営業スマイルを浮かべて注文を聞きに来た。
……いけないいけない、アタシ心が荒んできてるわ…ダメよこんなんじゃ。
…。
支援
携帯からでも
支援
支援
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:47:51.54 ID:7gjEsuLM0
し
「……コーヒー」
…。
お寿司食べたからお腹空いてないし……。
…。
「俺は高い順番に上から10品、それとデザートも上から5品」
…。
遠慮全く無しですか……そうですか…。
でも古泉君なら…。
…。
「おや、それは良いですね。では僕も彼と同じ物を」
…。
……もう好きにして。
…。
大量の料理がテーブルの上に並べられるやいなや、二人はまさに成長期とでも言うような食欲でそれらを胃袋へと入れ始めた。
……アタシはコーヒーを飲みながら眺める。
…。
「ねぇ、古泉君」
「はい?」
「さっきから携帯鳴りっぱなしだけど出なくて良いの?」
「あ、うるさかったですか?申し訳ありませんでした」
…。
そういって古泉君は電源を切った……良いの?
…。
支援
支援
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:48:49.27 ID:7gjEsuLM0
っし
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:49:01.10 ID:xN6n/l3a0
支援
……それにしても……これ全部でいくらになるのかな…。
アタシはポケットの財布を確認す…………え?……。
……そんな訳無いわ…そう!別のポケットに!
………無い……嘘…。
……落ち着け、落ち着くのよ涼宮ハルヒ、キョンも言ってたでしょ?
まずは深呼吸…………よし、落ち着いた。
財布は……あ!…そうだ…。
思い出した、リビングのテーブルに置いた財布の存在を……どうしよう…。
…。
「どうしたハルヒ?」
「どうかされましたか涼宮さん?」
「へっ?!な、なに?」
…。
突然二人が声を掛けてきた。
支援
支援
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:49:38.11 ID:7gjEsuLM0
し
支援
…。
「いや、顔色が悪いぞ」
「ええ、真っ青ですよ」
…。
……まずい。
…。
「べ、別に何も無いわよ!至って普通の状態よ!」
「そうか……なら良いんだが」
…。
二人は再び食事へと戻った……まだ……まだ駄目。せめて二人がお腹一杯になってから。
…。
…。
…。
…。
「いやあ、食った食った」
「ええ、こんなに美味しい食事は本当に久しぶりでしたよ」
…。
二人は食事を終え食後のコーヒーを飲んでいる……もう良いかな?大丈夫かな?……かな?
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:49:59.49 ID:rUxJtmCfO
支援
ハルヒwwww支援
支援
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:51:11.69 ID:7gjEsuLM0
っっっっっっっし
…。
「ねぇ、キョン、古泉君」
「なんだ、ハルヒ」
「なんでしょうか?」
…。
あ、笑顔だ……お腹一杯になったから凄く機嫌が良いんだよね?
うん、大丈夫。
…。
「あの……凄く言いにくい事なんだけど……」
「どうしたんだハルヒ、お前らしくないぞ」
「ええ、何でも言って下さい」
…。
アタシは自分で出来る一番可愛い顔で言った。
…。
「財布……忘れて来ちゃった……テへッ(はーと)」
「「…………」」
…。
しばしの沈黙の後二人の顔がみるみると……。
…。
「「あ゛あ゛(怒)!!」」
「ひいっ(泣)」
「古泉!例のテープを今すぐ流せ!大音量でだ!」
「はい!ただいま!!」
…。
ちょおおおおおお!!!
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:53:04.99 ID:xN6n/l3a0
支援
支援せざるをえない
再開支援
支援
支援
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:54:59.11 ID:rUxJtmCfO
支援なんだな
支援
…。
「ええ、お集まりの紳士淑女の皆様、北高SOS団団長涼宮ハルヒが心を込めて歌いました、聴いて下さい」
「いぃやめぇてえええええええワザとじゃ無いのおおおお本当にいいいいい!!! 」
…。
…。
その後アタシの必死の努力によりとりあえず大惨事はまぬがれた……ワザとじゃないの……本当なの…。
…。
…。
…。
…。
「……一杯食べてしまったな」
「……食べてしまいましたね」
「……食べたわね」
…。
アタシ達三人は今途方に暮れていた。
…。
「お金がありません。ごめんなさい」
…。
そんな言葉で許して貰えるような金額では無い事はアタシ達誰もが理解していた。
二人を見てみる……困っているわね。
方法はない、お金が無いのは事実。
……素直に謝るしかない……ここは団長であるアタシが仕切らないと!
支援
しえーん
支援
支援
…。
「ねぇ、ここは素直にあやま…」
「やはりこの手しかありませんね」
「「え?!」」
…。
アタシの言葉を遮るように古泉君が発言した……何か手があるの?
…。
「聞かせてくれ、その手とやらを」
「はい、まずあちらをごらんください」
…。
古泉君が指す方向……レジの所に男の店員さんがいるわね…。
…。
「幸いにも今フロアに店員は一人しか居ません。まずあの店員の前に僕かあなた、あるいは涼宮さんが立ちます」
「「それで?」」
「次にその店員にボディブロウを入れるのです……その隙に逃亡……どうですか?」
「「なっ?!」」
…。
アタシとキョンは同時に驚きの声を上げる……ちょっと古泉君、それって食い逃げ!……いや、この場合は強盗よ!
…。
支援
支援
「古泉君!ちょっとそれは…」
「……その手があったか」
…。
……へっ?
…。
「この手しか思い浮かびませんでした」
「いや、さすが古泉だ。店員の前には俺が立とう」
「……漢ですね。ではお任せします」
…。
……なに?……この二人?……大体おかしいでしょキョン?
あんたの役目はアタシの暴走を止める事でしょ?まるで逆じゃない…。
…。
…。
アタシは知らなかった、この二人が修羅に入っていると言う事を。
鬼や仏をも斬る覚悟の二人にとって何の罪もない店員さんにボディブロウを喰らわせる事くらいほんの朝飯前だと言う事を……。
…。
支援
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:57:14.36 ID:DDeImF3d0
sien
支援
…。
「ボディブロウは……そうですね、気絶させるのが一番の理想ですがそれは難しいと思いますので、とりあえず最低でも10秒は悶絶させたい所ですね」
「10秒か……じゃあこの角度で……」
「はい……えぐり込むように……」
…。
修羅二匹が作戦会議をしている……あの会議が終わったその時……何の罪も無い店員さんの前に立ちキョンは
…。
一切の手加減を止め、強力なボディブロウを喰らわせる
…。
そう
…。
微塵ほども容赦無く!!
…。
…。
「あは……あはははははは…」
…。
アタシは壊れかけていた……何故かって?
だってアタシ涼宮ハルヒよ?ちゃんと理解しているのよ自分が変人だって!それを受け入れているわ!
…。
支援
支援
支援
支援
支援
しえん
しえーん
支援
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:00:00.10 ID:xN6n/l3a0
試演
支援
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:01:09.66 ID:B8NyaOan0
支援
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:01:21.73 ID:xN6n/l3a0
紫煙
でも……いま……いま…。
…。
「なぁ古泉、もしもあの店員が大怪我とかしたら……」
「その時はその時です。そんな事を考えていたらこのミッションは達成できません。僕なら殺すつもりで打ちます」
「……お前の言う通りだ。すまん、覚悟がたりなかった……殺す気でだな」
「祈りましょう。彼の幸運を……」
…。
…。
この三人の中で一番の常識人がアタシであると気づいてしまったから……。
…。
駄目!壊れるのはまだ早い!!アタシは誰だ?そう、涼宮ハルヒ!!頑張れアタシ!!
みんな見ていて、アタシ涼宮ハルヒの頑張り物語りを!!
…。
…。
…。
「待ちなさい!」
…。
アタシは今にも向かいそうだった二人に声をあげた。
…。
「なんだハルヒ?もうミッションをスタートさせねばならんのだが」
「涼宮さんも逃げる準備を早く」
「却下!!」
「……え?!」
「逃げる準備?ミッション?何ふざけた事言ってんの?大体団長たるアタシを無視して何勝手に話進めてんのよ!」
…。
二人の顔に狼狽が見える。
…。
「いえ……しかしこうなった以上はこれしか…」
「ハルヒ!じゃあお前には何か他に手があるっていうのか?」
…。
他の手?……それは……。
…。
「……無いわ」
「なら引っ込んでいろ!俺達のプランでなら確実にこの窮地から脱出出来るんだ」
…。
……ほう。
…。
「……なんの罪も無い人を傷付けてね」
「「……ん」」
…。
アタシの言葉に二人はうつ向く……効いたみたいね。
…。
「じゃあ……一体どうしろと…」
「涼宮ハルヒ」
「……は?」
「アタシの名前よ。思い出した?アタシが待てと言っているの!うだうだ言って無いで大人しく待ちなさい!」
…。
…。
…。
「……分かった」
「分かりました」
「うん、よろしい!」
…。
涼宮ハルヒ完全復活!
支援
支援
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:02:34.67 ID:xN6n/l3a0
試演
支援
…。
…。
…。
…。
あれからしばらく時間が流れた。
さっきああは言ったけどこの窮地を脱する手段は未だに思いついていなかった。
…。
…。
『電話して誰かにお金持って来て貰えば良いんじゃね?』
…。
…。
神の声ありがとう。たしかにその手が一番よ。
でもアタシがその手を思いつくのは全て終わった後。
……人間ってテンパっているとそんな基本的な手段も思いつかないもんなのよ。
…。
「……やはりあの手しか」
「ダメよキョン!惨劇を起こして乗り越えてもその幸せは長くは続かないの。待ちましょう……追い風が吹くのを」
「追い風か……いつ吹くってんだ」
…。
今は待つしかない……そう……追い風を。
…。
しえん
支援
支援
支援
支援
「……よろしいですか?」
「古泉?」
「古泉君?」
…。
あれから一言も発しなかった古泉君が突然声をあげた。
…。
「どうした、古泉?」
「まずはあちらをご覧ください……おっと!何気なく、気付かれないように」
…。
古泉君の示す方向を見ると…………何?あいつ?
一人の人相の悪い男がアタシ達をジッと見ていた。
…。
「もうかれこれ一時間近くになります……あの不快な視線……もう我慢できません」
「……なるほどお前の言いたい事は分かった」
「これはあちらから喧嘩を売っているも同然……売られた喧嘩は買うべきです。ついでにここの支払い分巻き上げましょう」
「さすが古泉だな……上等だ、その役目、俺が引き受けよう」
「大丈夫ですか?結構強そうですよ」
「心配するな、伊達にこの一年過ごして来たわけじゃ無い。体力だけは無駄に付いた」
「……そうですか、ではご武運を」
…。
キョンは席を立ち向かおうとした。
…。
支援
支援
支援
支援
「待ちなさい」
…。
アタシはキョンを呼び止める。
…。
「なんだハルヒ、まさか止めろとか言うつもりじゃないだろうな?」
「いいえ!あの手の奴はここでキッチリと締めておくのが良いわ。
払わないとでもぬかしたら腕の一本でも折ってやりなさい」
「あ……ああ」
…。
今度こそキョンは向かった……ん?さっきと言っている事が違う?
なんで?売られた喧嘩は買うべきでしょ?
…。
「やりますね、いきなり胸ぐらを掴みましたよ」
「頑張れキョン!」
…。
…。
…。
「マズイですね……素直に謝りそうな気配です」
「なにやってんのよ!許したらダメよ!」
…。
…。
…。
「……どうやら打ち解けてしまった様ですね」
「……バカキョン」
…。
程なくしてキョンが笑顔で戻ってきた。
…。
しえーん
「……あなたには失望しました」
「このチキン野郎……もう一回行って来なさいよ」
「違う違う、俺じゃなくて古泉が行けば良いんだよ」
「僕が?」
「古泉君が?」
…。
キョンは古泉君に行けと言っている……なんで古泉君?
…。
「……えっと……じゃあちょっと行ってきます」
「頼んだぞ」
…。
古泉君は首をかしげながら向かって言った。
…。
「キョン、説明して?」
「ああ、あの男、実はホモなんだ」
…。
……へっ?
…。
「どうやら古泉に一目惚れしたみたいでな、あの視線は奴から古泉へのラブ光線だったって訳だ」
「……そ、そうなんだ……んで支払いはどうするの?」
「ああ、紹介してくれたら報酬をコトがすんだ後、古泉に渡すそうだ」
「コトって……まさか?!」
…。
紫煙
支援
支援
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:08:05.46 ID:xN6n/l3a0
支援
古泉君を見てみると……トイレに連れて行かれそうになっている?!
…。
「助けて下さい!この男……何かを狙っています!」
…。
古泉君の声が響き渡る……狙ってるって、あなたの肉体なのよ!
…。
「あなたは何電話掛ける振りをしているんですか?それどう見ても電話じゃなくてあなたが履いていた靴でしょ?!」
「ああ……次の商談の件だが…」
…。
キョンは上手くやっているわね……アタシは…。
…。
「涼宮さん!」
…。
アタシはテーブルの下に潜り耳を塞いで
…。
「プーさんでしゅプーさんでしゅ、ハチミツ食べたいでしゅ」
「テーブルに潜って一体なになっているんですか?!」
…。
古泉君はどんどんとトイレに近づいて……ううん、アタシは何も見ていない!聞いていない!
…。
「アッ――――!!!」
「プーさんでしゅプーさんでしゅ……」
…。
アッー!
…。
…。
…。
「コーヒーお代わりお願いします」
「ああ、俺も」
…。
アタシとキョンは古泉君の帰還を待っていた……コーヒーを飲みながら。
古泉君がいつの間にか居なくなってそろそろ30分になろうとしている。
…。
「古泉一体何処に行ったんだろうな」
…。
キョンが棒読みでそう呟く。
…。
「そうね、いつの間に居なくなっちゃうんだものね」
…。
アタシも棒読みで返しておいた。
さらに15分ぐらい経った時だ。
…。
「古泉!」
「古泉君!」
…。
古泉君が帰って来た!
…。
支援
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:09:17.35 ID:xN6n/l3a0
支援
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:09:46.56 ID:hDDXat220
古泉哀れwwww
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:11:01.09 ID:RcRJXz81O
支援wwwwww
古泉wwwww
これはwwwwwwwしえーん
…。
「一体何処に行っていたんだ?心配したぞ」
「本当よ、でも責めるつもりは無いわ。だってちゃんと帰ってきたのだもの」
「僕……僕……」
「どうした、古泉?」
「古泉君?」
…。
…。
「……汚れてしまいました」
…。
……古泉君。
…。
「お尻の穴が……痛いんです……」
…。
ああああああ!!!
…。
「痛みに耐えて良く頑張った!感動した!」
「あなたはSOS団の誇りよ!あなたに終身名誉副団長の称号を与えるわ!」
…。
古泉君あなたは本当に立派よ!……所で…。
支援
支援
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:12:05.34 ID:xN6n/l3a0
しえん
…。
「古泉、あの男から何かもらわなかったか?」
「え?……ええ、これを…」
…。
古泉君が差し出した物……それは。
…。
「……テレホンカードだと?」
「……しかも50度数な上に使いかけ……こんな物の為に古泉君は…」
「待って下さい」
「「えっ?」」
「本当に大切な物はお金ではありませんよ、本当に大切な物とは……」
「「大切な物とは?」」
…。
…。
「固くて太い物です」
…。
…。
…。
「うわああああああ!!!」
「いやああああああ!!!」
…。
ファミレスにアタシとキョンの絶叫が響いた。
支援
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:12:44.27 ID:xN6n/l3a0
ちょw古泉ww支援
支援
支援
…。
「駄目だ古泉!!そっちは駄目だ!!」
「古泉君!!そっちにいったら駄目えええ!!」
…。
なんて事?!まさか古泉君が!
…。
「違うだろ古泉!お前はロリコンだ!!そうだろ?」
…。
……え?
…。
「キョン?ロリコンって……」
「ああ、古泉はホモなんかじゃない!俺の妹(11)が好きなロリコンなんだ!!まかせろ、俺が必ず何処に出しても恥ずかしくない立派なロリコンに戻してやる!!」
…。
古泉君……ロリコンだったんだ。
……ちょっと引いちゃった。
…。
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:13:26.20 ID:xN6n/l3a0
支援
支援
支援
「古泉、今から俺が言う質問に答えろ!良いな?」
「は…はい…」
「女子児童、OL……さぁどちらに心が惹かれる?」
「女子……児童です」
「良し!なら次だ、ブルマとパンスト……どっちが欲しい?」
「…ブルマです」
…。
だんだんと古泉君の目に光が戻っていってるみたい……。
…。
「最後だ、上戸彩と俺の妹……どっちを愛している?」
「あなたの…妹さんです!」
…。
古泉君はしっかりとした声で言った……古泉…君。
…。
「古泉!」
「僕は……僕は……」
「何も……何も言うな……くう、涙がとまらねぇ」
「……ひっく……ひっく……古泉君……お帰りなさい」
…。
それからアタシ達は三人で抱き合って泣いた……事情を知らない他の人達ももらい泣きしているみたいね。
……本当にゴメンナサイ、ゴメンナサイ。
その涙無駄使いです。
本当にゴメンナサイ。
古泉ww支援
支援
支援
支援
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:14:59.72 ID:xN6n/l3a0
支援
支援
支援wwwwww
支援
支援
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:16:57.10 ID:xN6n/l3a0
あれ。俺だけageてる。支援
支援
支援
sageとこ。支援
支援
支援
…。
「古泉、もう一度お前の愛する者の名前を聞かせてくれ」
「あなたの妹さん……」
「声が小さい!もう一度だ」
「あなたの妹さん…………の」
…。
……の?
…。
「お兄ちゃんです」
…。
…。
…。
……えっと……キョンの妹のお兄ちゃん……って……。
…。
「うわああああああああああ!!!」
…。
キョンの絶叫が響いた……古泉君……戻ってこれなかったのね…。
…。
支援
キョンwww
噴いたwwwwwwwwしえん
「……キョンたん」
「やめろ……俺をキョンたんと呼ぶな……俺を恋する乙女の目でみるな……」
…。
キョンがどんどん追い詰められて行く……このままだとキョンが…。
でもアタシにこの状況で何が…………ん?!キョン?
キョンがアタシを見て……そう、分かったわあんたのアイコンタクト……伝わったわ。
まかせて!
…。
「古泉君!向こうでフンドシ締めた美少年の集団が悩ましげに腰を振りながら練り歩いているわよ!」
「なんですって?!」
…。
古泉君がアタシの言葉に騙された……今よ、キョン!
支援
アッーwwwwwwwwwww
らめぇぇぇ!www
支援
キョンは一瞬アタシに親指を立てた後素早く古泉君の後ろに回り込み……これは……これは…。
…。
「うぉおおおおお!!」
…。
ジャーマンスープレックスホールドだあああああ!!!
…。
グゥエシ!
…。
キョンの放った大技により古泉君は完全に沈黙した。
…。
「許せ古泉、こうするしか……こうするしかなかったんだ……しかしまさかロリコンからホモになるとは……」
「ええ、超サイヤ人3もビックリな変身ね……目が覚めた時元の古泉君に戻っていたら良いけど」
「ああ、心から……心からそう願うよ」
…。
…。
支援
支援wwwww
支援
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:22:22.51 ID:GENBpkYF0
支援
支援wwwwwwwwww
開始から200レス突破支援
紫煙
…。
それからのアタシ達、店長らしき人が現れて。
「お願いですから出ていって下さい。お代?ええ、結構ですから二度と来ないでください」
…。
と言われ追い出された。
…。
「結局払わないでよかった訳だ」
「結果オーライってやつね」
…。
アタシとキョンは固く手を握りあった。
…。
「ところでコレどうしようか? 」
「そうだな……そこの茂みにでも放りこんでおこう」
「でもここら辺野犬が出るって話よ」
「それは大丈夫だ。たってコレは古泉だぞ」
「そうね、古泉君だもんね」
…。
そしてコレを茂みに放り込んだ後、キョンとアタシは肩を並べ歩いていた。
…。
「ところでキョン!当然送ってくれるんでしょうね?」
…。
アタシの言葉にキョンはハニカミながら言った。
…。
「やれやれ、お姫様がお望みならばな」
…。
…。
…。
…。
支援
支援
深遠
古泉哀れwwwwwwww
支援
古泉wwwwwwwwwwwwwwww支援w
支援
支援
支援
支援
支援
さるったので寝る
作者と皆頑張れ
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:26:45.94 ID:GENBpkYF0
支援
んえし
「……ってところで目が覚めたのよ」
…。
…。
なんだ……それは…。
ん?状況が分からない?OK説明しよう。
…。
いつもの放課後、いつもの部室。
突然ハルヒが昨日面白い夢を見たと俺たちに語り始めたのだ。
…。
ってかずいぶんと危険な言葉が出てこなかったか?閉鎖空間とか…。
…。
「んなら感想は?みくるちゃん!」
「ふ、ふえ?!え〜とえ〜と……そ、そうだ!古泉君はどうでしたか?」
「……この話で僕に振りますか……そうですか……」
「ふぇえええ…」
…。
古泉のコメカミがヒクヒクしている。
朝比奈さんこれはさすがにあなたが悪いです。
…。
「長門、お前はどうだ?」
「……パクリ」
…。
さて、何の事だかさっぱり分からないな。
…
「……でもユニーク」
…。
…。
……おしまい。
携帯から
しえ〜ん
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:28:51.61 ID:DDeImF3d0
初めてみたけど面白かった。
乙!
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:29:07.86 ID:hDDXat220
乙!
それにしても古泉悲惨www
乙!! 腹の皮がよじれて戻らん。どうしてくれるwwwww
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/23(金) 01:29:39.22 ID:ZHysFS9Y0
超支援……って、終わり?
乙
アッー!www
全力でアッー!www
いやぁ、久しぶりに笑わせて貰ったぜ。
GJ!
乙
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:30:44.58 ID:nPZibZ5n0
乙!
やっぱあんたのは最高だよwwwwwwwwwwwww
乙!良かったよ〜W
乙でした
GJ!!!
ハルヒの頑張り物語とかキョンと古泉の暴走っぷりとかいいwwww
そして
>>638は支援乙
乙!
笑ったよ
以上
やっぱり馬鹿だな。
俺って最初から馬鹿なの書いてんだな。
まぁ、とりあえずリベンジ成功?
最初これ投下したときほぼシカトでさらには埋められていたからな……まぁ、ルールを理解していなかった俺も悪いが。
支援ありがとう。
次回は戦慄の肉じゃがを投下予定。
来週出来たら良いな。
んならノシ
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:33:38.64 ID:jqgVLr9RO
よかったwww夢オチでよかったwww
マジで肉じゃが来るのかwww
wktkして待ってる!!
今度は肉じゃがかwww
あの惨劇をもう一度www
ぶっちゃけリメイク投下なら雑談所にリメイク投下スレがあるからそこに落とせと言いたい
夜が明けてから来れるかわからんので今のうちに保守ネタ投下してから寝る。
保守ネタなのに3レス使ってるorz 今日は多いんだよ(何が?)。
まーつまらんネタだが一応書いたので投下。
キ「まったく、せっかくの祝日だってのに何で呼び出されてるんだよ俺。しかも俺だけ?」
ハ「今日は勤労感謝の日なのよ! 日頃の団長の働きに感謝するのが団員の役目なの!」
キ「いや待て。むしろ団長の無茶な要求に一番走り回ってる俺が感謝されるべきだろうが」
ハ「何言ってんのよ! SOS団の雑用をさせてもらってること自体をありがたく思いなさい!」
キ「じゃ、今日が何の日とか関係なく俺がハルヒに感謝しなきゃならんってことかよ」
ハ「そうよ! わかってんじゃない!」
キ「もう反論する気もおこらん。ところで、どこ行くんだ?」
ハ「とりあえずご飯食べるわよ」
キ「また俺の奢りか……」
ハ「今日はあたしが出すわよ」
キ「なんですとっ!? どういう風の吹き回しだ?」
ハ「何よ! あたしに奢らせたくないわけ!?」
キ「とんでもない。ありがたく奢って頂きます」
ハ「最初からそう言いなさいよ」
キ「(やれやれ、ハルヒが奢るなんてどんな無理難題を言い渡されるのやら)」
勤労感謝の日/外食の日 保守
キ「ごちそーさん。で、俺は何で呼び出されたんだ?」
ハ「いいから、もう少し付き合いなさい」
キ「理由言えないのかよ。あんまり無茶な要求は無理だ……って、ゲーセン?」
ハ「あれ取って」
キ「はい? UFOキャッチャー?」
ハ「あれ! 欲しいのに何度やっても取れなかったのよ! できないことを人にやらせるなんてあたしの主義に反するけど、仕方ないでしょ!」
キ「何が仕方ないんだか。お前でも苦手なものがあったんだな」
ハ「うるさいわね! いいから取りなさい!」
キ「やれやれ」
キ「ほらよ。3回かかったけどな(失敗するたびに怒鳴るのはやめてくれ)」
ハ「む。何でそんなあっさり取れるのよ」
キ「谷口に付き合わされてるうちにな。『女にもてるにはこういうの出来なきゃいけないんだよ!』とか言ってたな」
ハ「ふん、相変わらずアホね」
キ「そう言ってやるな。おかげで取れただろ。……もう1個取れそうだから、もう1回やる」
ハ「何で? 2個も要らないわよ」
キ「勘違いするな。妹の分だ。ついでだからな」
ハ「ふーん。いいお兄ちゃんしてるじゃない、“キョンくん”」
キ「やめてくれ、気持ち悪い(しかし相変わらず礼もなしかよ)」
キ「で、今日はもういいのか?(奢られたにしては苦労が少ないな)」
ハ「何よ、さっさと家に帰りたいみたいじゃない」
キ「正直、寒いのは苦手なんでな。あんまり遅くなると冷え込むだろ」
ハ「年寄りくさいわよ! あたしサッカーでも見に行きたいわ! Jリーグよ!」
キ「今日は試合はないはずだが。てか、無理矢理Jリーグって単語出してないか?」
ハ「気のせいよ。仕方ないわね、今日は解散! ……これ。受け取りなさい! じゃ、帰るわ!」
キ「これ……って、プレゼント? って、おい! ……行っちまった。相変わらず足速いな」
勤労感謝の日/外食の日/ゲームの日/いい兄さんの日/Jリーグの日 保守
支援してるときはきづかなかったが……これは、アナルじゃねwwwwww
キ「プレゼントって……手袋? 寒くなってきたからありがたいけど、何でだ? あ、手紙入ってるな」
『ありがたく受け取りなさい。たまには雑用係に感謝してあげるわ。これからもあたしとSOS団のために働きなさい!』
キ「なんだよ、素直に言えばいいものを……」
?「何を笑っていらっしゃるのですか」
キ「何でお前がここにいる」
古「たまたまですよ。それで、デートは楽しめましたか?」
キ「たまたま、じゃないだろ。何がデートだ。呼び出されただけだ」
古「しかし、涼宮さんは楽しかったようですよ」
キ「……。で、何か用か。まさかまた例の空間が出たというわけじゃないだろうな」
古「まさか。涼宮さんは満足しています。僕からも感謝の意を表したかっただけですよ。日頃のね」
キ「お前にされても気持ち悪いだけだ」
古「ひどいですね。それはともかく、その手紙にはなんと書いてあるのですか?」
キ「見せるわけないだろ」
古「冗談ですよ。ご夫妻の秘密を覗くような趣味はありませんからね」
キ「待て、お前までそれを言うか。だいたい、夫婦ネタは昨日で終わりのはずだ!」
古「甘いですね、実は今日もなんですよ。もっとも“夫婦”ではなく“夫妻”ですが」
キ「マジかよ。もう勘弁してくれよ……」
古「案外、悪い気はしていないのではないですか? 将来はよい家庭を営まれているかもしれませんね」
キ「殴るぞ。って、そのセリフはかなり無理してないか?」
古「ええ、全部入れようとするとかなり苦しいんですよ。そろそろ勘弁してもらおうかと思っています」
キ「だったら最初からやるんじゃねーよ!!!!!」
勤労感謝の日/外食の日/ゲームの日/いい兄さんの日/Jリーグの日/手袋の日/いいふみの日/いい夫妻の日/いい家族の日 保守
詰め込みすぎだ、俺w
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:49:27.36 ID:PUPPLlvh0
保守
ごめん
>>666は幕張向けだ。
>>667 gdgd一歩手前だがよくやったwwつかこんなに合ったのか
どうみても無理矢理詰め過ぎだろw
672 :
涼宮ハルヒの深淵 ◆VDgHU0rDdk :2007/11/23(金) 02:01:58.06 ID:zAMIv/Kf0
目を開けると、またもや俺はハルヒしかいない教室に来ていた。
さっそくハルヒが寝ている窓際の最後尾へ向かう。
──おい、ハルヒ。いいかげん目を覚ましやがれっ──
やはり声を出すことは出来ないままか、くそっ。
声を出すことがだめなら揺り起こすか、
または以前の様にほっぺたをつまんでやるしかないな。
と、思ったところで俺の足が急に動かなくなった。
前回と同じく俺の足を床から生えた手がつかんでいたからだ。
よく見るとその手はうっすらと青白く光っていた、以前見た神人と似ている。
びくともしない両足からハルヒの方に顔を向け、心の中で叫ぶ。
頼むから、寝てる時ぐらい大人しくしといてくれないか。
お前にとってはとんでもないくらい愉快な状態になってるかもしれんが、
俺にとってはまったく落ち着かない世界になっているんだ、それに──
ここで一気に床に沈み込んでいく俺。
急に床がなくなったように落ちていく感覚。
俺はまたもやハルヒを起こすことが出来なかった。
気がつくと俺は瓦礫の中にいた。
ここはどこだ?
目が慣れてきたのか、暗く狭い空間だがうっすらと周りが見えてくる。
とりあえず、現在の自分の状況の把握につとめる。
どういう訳か、服はボロボロだったが、
なぜだかどこも怪我はしていないようだ。かすり傷一つない。
運がよかったのか、はたまた宇宙人あたりが何かしてくれたのかわからんが、
とにかく無傷だった。
しかし、やけに冷えるな、ここは。
さて、一体何が起こったんだっけ?
ちょっと記憶が混乱してるな、思い出してみよう。
と、いうわけでこうなった経緯のあらすじだ。
えーと、たしか放課後の出来事だったな……。
部室に行くと長門と古泉が床に正座させられていた、
シュールな光景を目の当たりにして唖然とする俺。
俺は宇宙人と超能力者を正座させてなにやら説教をしている人物を見て驚愕した。
それは特攻服の様な丈の長い黒の学ラン姿で木刀を持ち、
グラサンをしている朝比奈さんだった。
どうやら空気扱いされてることに憤慨しているようだ。
当然、俺も正座させられた、
長門と古泉曰く腰の黒いボタンを間違って押して変身したからだそうだ。
俺が危惧していた通りの展開だな、これは。
ながい説教の間にコンピ研部長が尋ねてきた、扉をノックした後に、
「ごめんください、どちらさまですか、
コンピュータ研究部の部長が長門有希さんに用事があって参りました、
おはいりください、ありがとう」
と言って入ってきた。ここ、コケるとこ?
当然、ブラック朝比奈さんに追い出されたのは言うまでもない。
で、次に来たのは喜緑さんだった、長門が救助を求めて呼んだらしい、だが、
外見は小学校低学年ぐらいだった。
ふむ、喜緑ちゃんと呼んでおこうか。
それとも、きみろりさん? て、何言ってんだ、おい。いいのか?
そしてきみろりさんが召喚したメカ生徒会長vsブラック朝比奈ロボの壮絶な戦いが勃発。
一体どっちが悪役なんだろうか、どっちも悪役っぽいんだが。
などと考えてたのがいけなかった、完全に逃げ遅れた俺は、
激闘の最中、崩れていく旧校舎に巻き込まれたしまったのだ。
───ってのが、これまでのあらすじだ。
寝ようと思ったが支援
じゃあ俺は寝る支援
とりあえず俺は瓦礫の中から外に出ようと試みる。
今はうまく隙間にいるが、下手に瓦礫を動かすと生き埋めになりかねない。
さてと、どうすっかなぁ……て、落ち着きすぎだな、俺。
こういうときは先ず、助けを呼んでみるのが正解か。
こんな時、一番頼りになるのが長門なんだが、
いかんせん、俺の携帯には長門の自宅の番号しか入ってない。
いや、そもそも長門は携帯を持っているんだろうか、
はて、どうだったかな、俺から長門に連絡するときはいつも自宅だったからな。
または学校の文芸部部室に直接向かうとかだしな。
てなわけで次の候補に電話をかけることにする、古泉だ。
多分古泉に連絡すれば近くに長門がいるはずだからな。
電話をかけようとして携帯を取り出したと同時に携帯が震え出した。
うおっ、とと、誰からだ?
取り落としそうになったが、なんとか落とさずにすんだ携帯の画面を見る。
非通知だったが、なんとなく思うところがあったので電話に出た。
「もしもし」
『……無事?』
「やはり長門か……、ああ無事だ、運良く怪我はしていない、
だが閉じ込められて出られない状態だ」
『そう……、今から救出する、その場から動かないで』
これで一安心だ、程なくして頭上の瓦礫が砂のように崩れて消えていった。
支援
外に出ると、所々に雪が降ったあとが見受けられた、
その中で一際雪が積もってる場所に長門が立っていた。
さっき、やけに冷えると感じたのは長門のせいだったか。
「長門、お前が無事でよかったよ、おかげで助かった」
とりあえず礼を言っておかないとな。
長門は俺の姿をみて少々戸惑った感じにたたずんでいる。
さっきまで安堵の表情だった気がしたんだが、
といってもほとんど無表情に近いが俺だけが感じ取れる微妙な変化があった。
あちこち破れたり穴があいている俺の服を見れば驚くのも無理ないか、
とはいえ、上着の右袖が一部無くなっているのはお前の仕業なんだが。
それはともかく、俺が無傷で済んだのは長門が何かしたからじゃなかったのか。
まあいい、それよりお前だけか? 朝比奈さんと古泉はどこだ?
「古泉一樹はあなたの後ろにいる」
なに、後ろ?
何やら身の危険を感じつつ振返る、だがそこには誰もいない。
あるのはさっきまで俺がいた瓦礫の山だ。
あれ? まさかこの瓦礫の下に埋まってるっていうんじゃ……。
一瞬、最悪の状況を考えてしまったが、そんなことはないはずだ、
たしか吸血鬼になっていて弱点以外はダメージを受けないって言っていたからな。
ん? 弱点……。
そう思って空を見上げた、まだ日は沈んでいない。
まさか、古泉、お前太陽の光を浴びて灰になっちまったのか。なんてことだ。
こんなことになるんならもう少し優しくしてやればよかったな。
安らかに眠ってくれよ、間違っても赤い玉とかになって出てこないでくれ。
俺、幽霊は信じない主義だからな。
イエスマン古泉、スマイリー古泉、どっちがいいか?
どっちでもいいか、とりあえずここに眠る──と。
支援
夕空に古泉の笑顔がハーモニーとなってオーバーラップする。
そこに一匹のコウモリが羽ばたいていた。それをみてふと思い出す。
コウモリか……、そういや以前古泉が言っていたな、
哺乳類の中で一番種類が多いんだっけ、たしか1500種類だったかな?
「勝手に殺さないでください」
うおっ、コウモリがしゃべった。
「僕ですよ、古泉です、どうやら太陽の光を浴びるとコウモリに変身するみたいですね、
一種の防御機能と言いましょうか、この姿だと太陽の光も平気なようです、
少し安心しました」
いや、平気そうに言ってるが、お前はどんどん人間離れしてるんだぞ、
赤い玉になってびゅんびゅん空を飛び回るだけでも充分デタラメな能力だろが、
それに加えて吸血鬼でコウモリに変態するという、
なんつーか、とんでもなく常識はずれな改変されてんだぞ。いいのか。
それに、無事だったのはいいが、見た目がRPGの雑魚モンスターみたいだぞ。
でもまあ古泉が納得してるなら別にいいか、それより朝比奈さんはどこだ?
「朝比奈みくるは先ほどの戦闘で多少負荷がかかった模様、
現在、二年の教室でメンテナンスを受けている」
無事なんだな、
「……無事、それに先ほどの戦闘にも勝利した、見事」
そうか、勝ったのか、普段の朝比奈さんからは想像できない戦い振りだったからな、
それより、みんな無事なのはよかった。
しかし、旧校舎ごと部室がなくなっちまったな、
あそこにはお前の蔵書があったのにな……。
支援
支援w
「その心配は無用、涼宮ハルヒを目覚めさせることが出来ればすべて元に戻るはず、
それに今のわたしは本を読むことが不可能、それより……」
長門は少し言いよどむ、なんだ? なにか問題でも発生したのか。
心なしか表情も曇っている様に感じる。
「それより……あなたが倒壊する校舎に巻き込まれた時……」
長門は吸い込まれそうな瞳を俺に向け。
「一瞬だけ涼宮ハルヒの存在を探知した。
……おそらく、あなたが危機的状況に陥ると、
涼宮ハルヒは何らかのアクションを起こすと推測される」
そういや、ハルヒのいる教室に行けたのは、
昼に襲われた時と倒壊に巻き込まれた時だったな。
「そのことについて少し確かめたいことがある」
長門がそういった瞬間、冷気を帯びた風が俺の左側を駆け抜けた。
だが、風だと思っていたのだが違っていた、それは長門自身だったようだ。
左後方に振り返ると後姿の長門が居たからだ、ゆっくりとこちらに向く長門。
その長門の右手に持っている光る物を見て、俺は背筋が凍りついた、
一瞬ナイフに見えたからだ、それに今は夕方、この状況はいやでもあの時を思い出させる。
よく見ると長門が持っているのは氷だ、だが、
なにやら殺傷能力がありそうなほど鋭く尖っている。
ひょっとして、長門に襲い掛かられたのか、まてまて、そんなことはありえないはずだ。
だが、既にボロボロだった上着の左袖が鋭利な刃物で切り裂かれていた。
支援
まて、何が起こったんだ、なんで長門に襲われてるんだ?
それに長門はなんて言った。
──ユニーク── って、違うっ、いつの話だそれは。
──大丈夫、わたしがさせない── 今襲い掛かってるのはどこのどいつだぁい?
……お前だよっ! て、突っ込みをしてる場合じゃない。
──ならば、せめてわたしを前面に出すべき、
さらにシリアス展開に発展すれば支持も得られやすい。
それなら、わたしが適任。甘いのも得意、スイーツ(黙)── これも違う、と思う。
それに、全然スイーツ(笑)じゃないって。
──おそらく、あなたが危機的状況に陥ると、
涼宮ハルヒは何らかのアクションを起こすと推測される──。これだ。
いくらなんでも本が読めなくなり、部室の蔵書が破壊されたからって、
襲い掛かってくることはないだろう、長門。
それに悪いのは俺じゃなくてハルヒだろ、逆恨みって言うんだぞそれは。
「冗談はやめろ、長門。いいからその物騒なものをどこかに置いてくれ」
この際だから正直言おう、長門が本気なら、
最初の一撃で致命傷を与えることぐらい造作もないはずだ。
俺も完全に無防備だったしな。
服が裂けた程度で済んだのはあえて長門がギリギリを狙っているんだろう。
俺を危機的状況に追い込んでハルヒを目覚めさせるってのが目的なんだろうが、
いくらなんでもそれは短絡的すぎないか?
普段の長門ならもう少し確実的な論理を展開してきそうなんだが……。
スイーツ(笑)モテカワスリムで恋愛体質な支援
「……終わった」
ぽつりと言う長門。なにがだ?
まさか、お前はすでに死んでいる、などと言い出すんじゃないだろうな。
「検証」
そう言うと手に持ってた氷の武器が光の粒子に変わって消えていった。
俺が消えていくんじゃなくてホッとする。
そういや、確かめたいことがある、っていってたな。
どうやら長門はいつもの長門だったってことで俺は安心した、
で、何の検証してたんだ? て、訊くのはやめておこう、
どうせ俺には理解しがたい言語が出てきそうだったからな。
だからここではこう訊くのが正解だと思われる。
「元の世界に戻す方法でもわかったのか?」
「おそらく」
また曖昧な答えだな、だが昼休みの時点では『無力』だったのが、
方法が見つかっただけでもすごい前進だ、
それに長門の『おそらく』ってのはほぼ正解に近い正攻法だろう。
ただ、100%ではないって意味だ。
ちなみに一匹のコウモリがずっと頭上をパタパタ羽ばたいてて、
非常にうっとーしいことこの上ない、どっか行け、しっしっ。
支援
支援
支援
さるったかな?支援
「で、どうすりゃいい?」
長門はぼんやりと崩れてしまった部室棟を見つめながら、
「まず、破壊された校舎を元に戻さなければならない」
そう言って長門はまたもや不安げな瞳で俺を見る。
ああ、あんまり見詰められると吸い込まれそうです、雪女の魔力はおそろしい。
俺は目線をそらし、咳払いをして、お前なら元に戻せるんじゃないのか、
と、軽く返した。
「今のわたしは物質を再構成する時にある制限がかかっている」
そう言って長門はいつもの早口呪文を唱えた。
すると振動音が背後から発生、反射的に振り向く俺。
そこには氷で出来たたたみ2畳ほどの壁が出来ていた。なぜ氷?
「再構成時にノイズが発生、すべて氷に変化する」
ハルヒに雪女の属性を付加されたからそんなことになってるのか。
「……そう、このまま校舎の再構成を実行しても氷では強度が足りずに崩壊する」
そうか、参ったな、なんか他に方法はないものか……。
「先ほど喜緑江美里にも確認したが、わたし以上に能力が制限されている、
よって協力は不可、涼宮ハルヒの情報改竄能力は我々のそれを遥かにしのぐ」
そりゃ小学校低学年になってたからなぁ、ふむ……
あ、そうだ朝倉はどうだ?
支援
「現在存在している朝倉涼子は我々のような存在ではない、
涼宮ハルヒの中にある記憶が存在の基盤となっている、
ただのクラス委員長としかいえない存在」
やっぱりだめか。ふーむ、何かいい方法がないだろうか。
何かありそうな気がするんだが、古泉、何かいいアイデアはないか?
近くの木に逆さにぶら下がっている古泉に話を振ってみる。
「ふむ、そうですね、今の僕には何もできない、
ってことぐらいしかわかりませんね」
無駄だったか、役にたたんやつだ。
「でも鶴屋さんが昼間見せてくださった、
壊れた窓をなおした装置は役に立ちそうな気がしますが」
それだ! それがあったな。でかしたぞ古泉。さすが副団長。
と、褒めておき、
「じゃ、早速鶴屋さんを呼んで来てくれ、
校舎に入ればお前も元の人型に戻れるんだろ、
コウモリのままのお前と話をするのは正直落ち着かん、
シャミセンがしゃべった時より不気味な情景だからな」
と言って古泉に鶴屋さんを連れてくる用事を押し付けた。ふむ、いい気分だ。
程なくして鶴屋博士がやってきた。
「やあっ、キョンくん。無事でなによ……、おっと!?
ほんとに無事なのかい?
重症だと言ってもおかしくない位の姿だけど」
「ええ、服はボロボロになっちゃいましたがどこも怪我なんてしてませんよ、
まあ、悪運が強かったんでしょうねぇ」
とはいえ、やっぱりこの姿は誰もが驚くようだな、俺もおどろく。
普段なら長門に直してもらえるかもしれないが、
今だと氷に変化してしまうからな、右袖がなくなってるのはそれが原因だし。
「しっかし派手に暴れてくれたねぇ、みくるはっ」
瓦礫と化した校舎を見て鶴屋博士はなぜか楽しそうに言う。
「いやー我ながら驚きっさ、こんだけの破壊活動をして、
ちぃっとばっかののオーバーヒートで済むなんてさっ、
やっぱみくるはあたしの最高傑作にょろ」
あっはっはっはっは──っと高らかに笑い出すマッドサイエンティスト、
瓦礫と夕日と高らかに笑う鶴屋さんは一枚の絵になりそうなぐらい似合ってますが、
お呼びしたのは笑い声を聞く為ではないんですよ。
「めんご、めんご、校舎を元に戻すんだったにょろね〜」
めんご……ってそれは死語ですよ、いや、絶滅語か。
「でも、このみくるリムーバーじゃこれだけの大きさの物は直せないっさっ、
直せるのは……」
そう言って俺に向けてそのスイッチを押す鶴屋さん、
みるみるボロボロだった服が元に戻る。やっぱ便利だ。
って、感心してる場合じゃない。もう鶴屋博士しか頼れないんですよ。
支援
「まあまあ、キョンくん落ち着くっさ、
元に戻す方法が無いってわけじゃないからねっ
もともとキョンくんに頼まれなくても元に戻すつもりだったからさっ、
うっとこのみくるのしでかした事は責任を持って元にもどすっさ」
不適な笑みを浮かべる鶴屋博士、
「天才科学者たるもの、どんなときでも不測の事態に備えておくものなのさっ」
鶴屋さんはそう言って指をパチンと鳴らした。
と、同時に地面が揺れ始めた。うおっ! なんだ?
瓦礫の山が崩れ始めた、
校舎のあったあたりの地面が沈んでいき。
とうとう、その場所に大きな穴があいた状態になった。
「なにが起こっているんですか? 鶴屋博士」
なんか間抜けな助手みたいなセリフを吐く俺。
「まあ、見てればわかるっさ」
ゴゴゴゴ……と振動音を鳴らしながらさっきの穴から、
巨大な建造物がせり上がってきた。
それは、まったく同じ物だった、そう、旧校舎、部室棟だ、
古びた感じまで同様のものだった。
「…………」俺は完全に言葉を失ってしまっていた。
長門もいつもの無表情だが驚いている様にみえる。
そして最後に鶴屋さんはこう言って締めくくった。
「こんなこともあろうかと、バックアップ、つまり予備をつくっておいたのさっ」
────おみそれいたしました。
つづく
色々と他作品さんのパロを入れ込んじゃいました、すいません。
次回はとうとう最終話(予定)です。
支援どうもありがとうございました
乙! 鶴屋さん万能w おもろかった!
続きにwktk
つーか、俺がさるったw
>>669-671 レスありがd
全部盛り込めたという喜びだけで投下してしまったw
gdgdなのも自覚はしているorz
さて、本気で寝よう
校舎のバックアップにふいたwwww
長門の思いついた案がどんなものか楽しみだ。GJ!
まとめに載せてる方を完全に改装し終わってから
ここにはうrl書くだけで良かったんじゃないのかとは思った
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 03:30:50.61 ID:RcRJXz81O
保守
保守
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:26:53.01 ID:ECFHao2uO
☆
古泉「……『その程度ですか?森さん』……」
カチカチ…
古泉「ふぁ……眠いですね……」
古泉「……夜の三時ですか。明日が祝日とはいえ、流石に夜更かしが過ぎますかね?」
古泉「……このシーンを書き終わったら眠ることにしましょう」
カチカチ…
古泉「……『あなたの負けですよ、森さん……いえ、森園生』……」
カチ…カチ…
古泉「…………」
ウトウト…
古泉「……Zzzz」
〜翌朝〜
ピッピピッピッピピ
古泉「……ん?……あぁ、携帯のアラームですか」
古泉「ふぁ……設定オフにするの忘れてましたね」
カチカチ…
古泉「……さぁ、もう一眠り……」
古泉「…………」
ガバッ!
カチカチカチ!
古泉「うぁぁぁぁぁッ!」
古泉「保存してない分のSSが!」
SS作者古泉くん保守
古泉「短編が出来ました」
古泉「ふっふっふ……今回の話は自信作ですよ」
古泉「いざ、投下」
『乙』『乙』『保守』
古泉「あ、あれ?リアクションが芳しくありませんね……」
〜別の日〜
古泉「ん〜……続きの短編が出来ましたけど、ささっと書いただけあって微妙ですね」
古泉「ま、一応投下しますか」
『おまwww』『GJ!!』『萌えたww』『是非続き書いてくれ!』
古泉「え、えぇ?」
SS作者古泉くん保守
古泉「長門有希の特攻」
古泉「朝比奈みくるの不屈」
古泉「喜緑江美里の……奮起」
古泉「これは……涼宮ハルヒの……う〜ん……暴虐?」
古泉「……ふぅ」
古泉「……SS読んだ後に、ついつい原作風サブタイトルを付けてしまうのは僕だけでしょうか?」
SS作者古泉くん保守
古泉「はぁ……本格的に詰まりました」
古泉「前編だけ投下なんてやらなければよかった……」
ハルヒちっくな悪魔『どうせあんたの話なんか誰も覚えてないわよ』
古泉「あぁ……悪魔の囁きが聞こえます」
ハル悪魔『長キョンなんてありきたりな話、どうでもいいわよ。もう投げちゃいなさいよ』
古泉「そんな……でも、実際続きが書けないのも事実ですし……」
みくるちっくな天使『投げてはいけませんよ』
ハル悪魔『む!?』
古泉「今度は天使の声が……?」
みく天使『きっと一人くらいはあなたの書く話を待っている人がいます』
古泉「……そんな奇特な方がいらっしゃるのでしょうか?」
みく天使『いますよ、きっと。そして……』
古泉「そして?」
みく天使『みくキョン物に軌道修正しましょう。大丈夫。今からならまだ間に合います』
古泉「……え?」
ハル悪魔『ちょっと待ちなさい!』
みく天使『あれあれ?どうでもいいんじゃなかったんですか?』
ハル悪魔『そういうことなら話は別よ!あの流れから軌道修正ならハルキョン以外認めないわ!』
みく天使『やれやれ……ワガママ言ってもらっては困りますね』
ハル悪魔『な!?最初に無茶言ったのはどっちよ!?』
みく天使『それにハルキョンの方がありきたりですよ〜?』
ハル悪魔『ハルキョンは王道だからいいの!』
ギャーギャー
古泉「……とにかく頑張ろう」
SS作者古泉くん保守
頑張れ古泉www
GJ ずっと待っていました古泉くん
古泉「ふぅ……後編及びエピローグが完成しました」
古泉「…………」
古泉「え?なんで投下しないのか?……ですか?」
古泉「……それは」
古泉「……中編が全く手付かずだからですよ」
SS作者古泉くん保守
〜やっちゃいました・その後〜
古泉「……終わった……やっと、例の合作の最終話が書き終わりました……」
古泉「もう合作も長編もこりごりです。僕は短距離走者、小ネタ職人として生きていきます」
〜三日後〜
古泉「……って、なんでまた長編書いてるんですか!?アホの子ですか!?僕は!?」
古泉「あぁ!でも、勝手に筆が進む!絶対に詰まって後悔するのにぃ」
古泉「あぁ……」
長門「……プロット完成」
長門「……次こそは……」
鶴屋「ん〜そろそろ超長編に行ってみるさっ」
鶴屋「たまには真面目な話で行くにょろよ!」
古泉「……やっぱり詰まってしまいました」
古泉「……息抜きしましょう。貯まってる新作SSでも読みますかね」
古泉「……うぁ……今書いてる話とネタが被ってる……」
こうして、今日も作者たちの夜は更けていく……。
SS作者古泉くん保守・完
……という訳で、待ってたと言われた直後で申し訳ないですが……「SS作者古泉くん保守」は今回で最終回だったりします。
そろそろ真面目に長編の方を終わらせたいので。
ネタ貯まったら第二部やるかも?
テラ実話wwwww
>>718 ネタの八割はここや避難所、他のSS系スレの書き込みと俺の実話www
720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 06:22:32.64 ID:MGf7AMfGO
保守
721 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 06:46:11.09 ID:MGf7AMfGO
保守
722 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 07:11:01.51 ID:zUJgW933O
保守
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 07:24:13.62 ID:52xTCUn30
保守
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 07:53:20.25 ID:zUJgW933O
保守
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 07:53:36.15 ID:8NP1xXQlO
警察に連行される小泉
小泉「何ですか?私は痴漢ではありません。ただ触りたかっただけです。」
警察官「アホか?」
小泉「あ、アホって言った方がアホなんだよ、アホー、アホー、税金ドロボー。」
結局パトカーに載せられる小泉
ハルヒ「………うはwwwwwwwww」
キョン「小泉………、よし、みんな!警察署に乗り込むぞ!」
俺達の戦いが始まった。
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 08:01:30.87 ID:8NP1xXQlO
ということで我々は警察署の前についた。
キョン「よし、行くぞ!」
数時間後なんかバスティーユ牢獄襲撃みたいになった。
小泉「いいじゃないですか」
SOS団はキョンを除きうまいことバックレしてキョンは指名手配を食らった。
キョン「やれやれ。」
逃亡生活が始まった。
元首相との逃亡ものかwwww
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 08:15:01.99 ID:NHvhdVfD0
小泉元首相、お疲れ様っす
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 08:25:45.66 ID:G+Mwjrw90
コイズミはコイズミでも小泉wwww
730 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 08:45:29.67 ID:jqgVLr9RO
☆
SS作者古泉くんは書き手にならないと分からないネタがテンコモリ。
特に
>>712には吹いたwww
GJ。またネタができたら書いてください。
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 09:17:14.27 ID:zUJgW933O
ほし
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 09:21:40.82 ID:slJUJVGMO
ハルヒ「ちょっとプリン!あたしのジャウザー食べたでしょ!?(性的な意味で)」
寒いけど、今シーズン最後の試合に行って来る保守
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 09:54:20.42 ID:zUJgW933O
保守
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 10:25:28.07 ID:zUJgW933O
ほ
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 10:56:38.61 ID:zUJgW933O
ほ
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 11:13:10.38 ID:AudVh3Lv0
す
740 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 11:38:59.93 ID:zUJgW933O
ほ
さ
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 12:19:29.88 ID:zUJgW933O
ほし
ジャウザーって…ヘブンズレイの中の人か?
744 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 12:53:50.35 ID:HCDCnI/c0
ほす
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 13:05:10.85 ID:YmVq2Mz+0
ほし
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 13:30:40.56 ID:zUJgW933O
ほ
747 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 13:45:04.25 ID:YmVq2Mz+0
ほ
748 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 14:13:20.93 ID:onwCZg5VO
さ
749 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 14:13:42.44 ID:sJMQ1DGz0
保守
h
751 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 15:34:49.69 ID:onwCZg5VO
ほ
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 15:40:56.51 ID:iNOUyrXhO
昨夜の投下ラッシュは凄かったな
753 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 15:53:58.03 ID:zUJgW933O
ほ
754 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 16:04:42.29 ID:u4E7j0pm0
保守
755 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 16:24:38.22 ID:Usm5ie1ZO
保守
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 16:40:58.03 ID:u4E7j0pm0
保守
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 16:52:27.98 ID:zUJgW933O
ほし
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 17:10:08.66 ID:Usm5ie1ZO
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 17:11:18.77 ID:8NP1xXQlO
古泉「せんべい殺してえ。」
小泉「ええじゃないですか。」
古泉「おや、どちらさまですか?」
キョン「何この止まらない性欲?」
古泉とハルヒ「おっおっおっ?」
おっおっおっってw
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 17:20:52.05 ID:8NP1xXQlO
古泉「私があなたの欲求不満を解消しましょうか?」
ハルヒ「私の場合、超欲求不満も可」
キョン「おっおっおっ?」
762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 17:36:25.17 ID:zUJgW933O
ほ
今日落下か。
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 17:47:52.92 ID:Usm5ie1ZO
保守
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 17:51:54.45 ID:jqgVLr9RO
HOHOHO保守
766 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 18:07:10.81 ID:UoeJHlaBO
ほ
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 18:16:43.73 ID:Usm5ie1ZO
あと一時間ちょっとで落下するのね
投下が無いときは本当に無いし、あるときは固まって投下される。
なんとなく、最近の傾向かと思ったり。
つまり、保守
ENOZのメンバーって、フルネームで紹介されてたっけ?
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 18:31:59.05 ID:PUPPLlvh0
保守
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 18:36:34.70 ID:1Ywmy9DkO
ハルヒのSSでアクションとかあります?
できたら参考にしたいので、知ってる人がいたら教えて下さい。
>>769 榎本美夕紀(ボーカル)
中西貴子(ギター)
岡島瑞樹(ドラムス)
財前舞(ベース)
涼宮ハルヒの公式より
>>772 アクションと言っても漠然としすぎているから、
もっと細かく指定しないと何とも言えないんじゃない?
格闘なのか、超能力バトルなのか、銃撃戦なのかとか。
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 18:54:13.61 ID:1Ywmy9DkO
>>774 そだね……
古泉と長門あたりの能力によバトル。
超能力か情報操作に関するSSとかを読みたいのです。