【新ジャンル】雪幼女【…が、いきなり落とされた件】
1 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :
ただただ驚いた俺はどうすればいいんでしょうかorz
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:17:14.84 ID:h6kblKEF0
ざまぁwwwwwwwwwwwwwwwww
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:17:58.90 ID:E4A8ql+60
___
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4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:18:38.29 ID:Xs5ycCmC0
とりあえずレス470で止まってますね。
どうしませう。解散?もっかいやっちゃう?
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:19:09.96 ID:1a/nHzqP0
今来た、最初から全部再現してくれ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:19:13.93 ID:Xs5ycCmC0
まぁマジで保守してた人間待ってるだけなんで無視して下さいまし
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:19:33.69 ID:Xs5ycCmC0
9 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:22:32.46 ID:Xs5ycCmC0
とりあえず執筆者とか保守組とか集まれーっと
10 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:23:54.41 ID:Xs5ycCmC0
一応あげ
20時まで待ってます
11 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:26:49.48 ID:Xs5ycCmC0
あげ
12 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:28:20.28 ID:Xs5ycCmC0
居ないかなー
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:29:19.23 ID:jZyoj+f+O
保守してました
14 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:29:27.17 ID:Xs5ycCmC0
っつか何なのさこの速さは
逆に孤独感とか感じちゃうべ
15 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:29:54.86 ID:Xs5ycCmC0
おぉーやっと仲間来た;
IDも変わったから全然わからんよねー;;
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:30:21.80 ID:c9U5hZVi0
おうおう
17 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:31:14.75 ID:Xs5ycCmC0
徐々に集まって来ましたねー
つか、俺酉つけててよかったわ;
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:31:22.99 ID:jZyoj+f+O
早く帰って続き書きたい〜
19 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:31:50.65 ID:Xs5ycCmC0
結局またwwwwwに戻るんかいね?
20 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:33:15.04 ID:Xs5ycCmC0
あげあげ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:33:27.40 ID:jZyoj+f+O
前も幼狐で落ちた時には半泣きやったな〜
22 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:35:39.71 ID:Xs5ycCmC0
あーいつも変なタイミングなワケだ;;
俺は新ジャンルスレ自体、書き込みは今回が初やからにゃー
んで、文も結構頑張ってたから悔しいんだよねんw
パー速に亡命しよ
24 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:37:49.15 ID:Xs5ycCmC0
パー速行くべ?スレ立ててここに貼り付けるか
にしても今VIP速過ぎだわwwwわけわかめwwwwwww
25 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:40:25.80 ID:Xs5ycCmC0
あげー
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:41:13.63 ID:c9U5hZVi0
行くべ!
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:41:47.77 ID:jZyoj+f+O
スレ立ったら誘導タノム
28 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:44:48.69 ID:Xs5ycCmC0
あげーとりゃー
29 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:45:23.57 ID:Xs5ycCmC0
俺もタノム
VIPから出るの怖いぉ 【;ω;】
30 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:46:39.59 ID:Xs5ycCmC0
あげー
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:48:20.32 ID:XqIu0A+MO
パー速に立っても、移したことの知らない住人のために保守したほうがいいよね?
32 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:50:25.93 ID:Xs5ycCmC0
そういう事になるかな?
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:53:23.59 ID:0WitXwHU0
あれ、帰ってきたら鯖が変わっていたようだね。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:53:28.78 ID:c9U5hZVi0
じゃあ立ててくるか?
35 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:54:30.44 ID:Xs5ycCmC0
あげるぞ!
つかマジどこに立てればいいんかね?俺VIP以外マジでノリがワカランw
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:54:32.58 ID:XqIu0A+MO
是非頼む
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:54:38.16 ID:0WitXwHU0
ID:VVJJ1XVC0の人って言って、誰か分かるかな?
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 19:56:33.74 ID:0WitXwHU0
わかんないよね ^^;
何か、雑草鯖からゆとり鯖に移転したときに落ちたようだし。
駄文長文の続きなんて、誰も要らんワナ。
39 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:57:35.93 ID:Xs5ycCmC0
>>37 ファンっぽいです!wwwwww
パー速VIPとかいうとこでいいんかね?どうかね?
>>38 ちゃんと読ませてもらってたよ
続きにwktk
41 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 19:59:11.41 ID:Xs5ycCmC0
>>38 いや、雪幼女スレは、俺ら数名の力だけじゃ完結しないんだぜ?
少なくとも俺の話はまだ終わってないwwwまぁ終わり考えてないけどwww
ちなみに俺ギリギリ更新出来んかったらしくて結構泣けるw
ま、メモ帳にしっかり残してるんだけどね
今北産業
43 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 20:02:47.16 ID:Xs5ycCmC0
44 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 20:04:14.22 ID:Xs5ycCmC0
age
45 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 20:08:28.02 ID:Xs5ycCmC0
あげっちゅ
46 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 20:09:45.42 ID:0WitXwHU0
おまけ2 :んじゃ、続きこっちで書いていこうかしら
---
男「あっ、やってしまった」
久々にやってしまった。寝坊なんて、いつ以来だよ全く。
昨日は日付が変わるまでに寝付けたはずなのに、目が覚めたら15時って。
今日のシフトは昼からだって言うのに・・・・・・
少女「すー・・・・・・すー・・・・・・」
隣には、肌の白い少女。そう、いつの間にやら俺は、こいつと一緒の布団で寝るようになっていた。
いや、別に、そんな、ねえ? ワルイコト、シテマセンヨ? 静かに、自分の耳に吐息がかかる。
なんだろうなぁ、可愛いじゃないか、この野郎。野郎じゃないけど。
47 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 20:11:20.15 ID:0WitXwHU0
手をすっと伸ばし、髪をなでる。恐ろしくすべすべで、サラサラの髪。
俺の髪と比べると雲泥の差だ。おっかしいな、俺と同じシャンプーのはずなんだが。
あれか、これは女の子特典と言うやつか。
もう一度布団をかぶりなおし、少女をぎゅっと抱いてみる。寒いしね。
少女「んふー」
腕の中で笑っている。楽しい夢でも見ているようだ。
こんな可愛い子が、ねぇ? 雪女ですって、奥さん。どう思います?
しかも、昨今の雪女って、暑さに強いらしいですよ。
どう見てもただの幼女です、本当にありがとうございました。
少女「あったかい・・・・・・」
不意に腕を回され、互いに抱き合うような体勢に。
少女の足が更に絡み、こちらは身動きできない状態に。
48 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 20:13:07.67 ID:0WitXwHU0
(誰か読んでるんかな?)
>>47 地味に死亡フラグな予感wwwwwwwww
50 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/20(火) 20:13:43.56 ID:Xs5ycCmC0
51 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 20:17:11.34 ID:0WitXwHU0
あ、だめだwwwwwwなんか上手い様に頭の中でプロットが回らないwwwwwwwww
すまんwwwwwwwwwwマジで生殺しwwwwっうぇwwwwwwwwww
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 20:32:51.27 ID:c9U5hZVi0
気づいたらVVJJ1XVC0がきてるじゃないか
53 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 20:38:39.24 ID:0WitXwHU0
>>52 いつの間にか百式導入で、鯖移転してるけどね。
続き書こうと思いつつ、かけないんだ。
まあ、素人なもんで。
>>51 ちょwwwwww
いや、動こうと思えばもちろん動ける。別にすごい力で抱きしめられてるわけじゃない。
素直に言えば「離れたくない」そう思ってしまっているだけ。
男「やっぱひんやりしてはいるんだな…」
自分をごまかすように独り言をつぶやいてみる。
少女の腕や脚、ぬくもりを求めるかのように摺り寄せてくる頬のすべらかな肌の感触が、俺の心を、思考を麻痺させていく。
少女「んぅ…、もっと…」
もっと、どうして欲しいというのだろう。彼女は子猫のようにぬくもりを求めてよりいっそう身体を摺り寄せてくる。
髪から漂ってくる甘い香りが思考の鈍化を加速する…。
男(気持ち、良い、な…)
かわいい寝顔、柔らかな髪、吸い付くような肌。
頭では彼女が幼い子供なことも、人間じゃないことも理解しているつもりではある。
ただ、その頭が働かなくなっていくだけ。
いつしか自分からも、少女をきつく、ただ苦しくはないように気をつけながら抱きしめていった。
小さな少女の身体は、すっぽりと俺の中に納まってしまう。
ずっとこのまま、静かに…
少女「…ん、ふぁ…。あ、れ?…あ、寝ちゃってたんだ。…お兄ちゃん?お兄ちゃん?!」
少女を抱きしめていた男は、少女に体温をじわじわと奪われ、かなりやばい状況になっていたとさ
どっとはらい
と、勝手に妄想してみた。正直すまん
55 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 20:44:55.46 ID:0WitXwHU0
こっちの方がいいな ^^;
俺、またネタに走ろうとしてた。
首ロック→近づく顔→アッー→首ロックで気絶寸前→見た目幼女でも雪女なんでというパワー修正
これくらいでちょうどいいと思いますwwwwww
56 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 20:45:38.95 ID:0WitXwHU0
こっちの方がいいってのは、
>>54の方がいいってことね。
同時並行処理してると、文章が乱れるwwwwwwww
サーセンwwwwwwwwww
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 20:52:06.14 ID:za37834M0
>>55 怒られなくて良かったwwwww
あと、途中弩エロくなって一端消したのは秘密だwwwww
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 20:56:53.17 ID:0kx8OZZI0
59 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 20:59:59.73 ID:0WitXwHU0
>>57 こっちが怒られる事があっても、俺が誰かを怒るなんてwwwww
私は(もう、同人ゲーのシナリオなんて書く気がない)
単なるダメな素人(元物書き)ですよwwwwwwwwwwwwww
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 21:00:46.06 ID:sVT1uBxU0
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 21:01:47.72 ID:XqIu0A+MO
62 :
たまご ◆EGGMAN.XJI :2007/11/20(火) 21:02:31.78 ID:hCiq1n8Z0
ksk
63 :
たまご ◆EGGMAN.XJI :2007/11/20(火) 21:03:52.02 ID:hCiq1n8Z0
ksk
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 21:09:29.49 ID:za37834M0
>>58 おお、ゆうしゃよ
なんじえろをもとめるものか?
>>59 それはアマチュアといいませんか?wwwwww
まあ、なにはともあれkwsk!kwsk!
65 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 21:16:55.42 ID:0WitXwHU0
>>60 私の素性がwwwwwwwwばれるwwwwwwwwww
勘弁して下しあwwwwwwwwww
>>61 いいえ、しろーとです。収支±0でも、黒を出せなかった人は素人です。
>>64 kwskはいやー ><
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 21:28:52.98 ID:SUCQFpQXO
保守だッ
ほゅ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 21:32:16.23 ID:SUCQFpQXO
保守ゥ
保守
みんな文章力ありすぐるww
保守しかできない自分がくやしいっ! ビク ビク
70 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 21:42:13.88 ID:0WitXwHU0
>>47続き
近づく顔。吐息が首に掛かる。ほんのりと涼しい。熱を帯びた体には、尚それが感じられた。
いや、確かにこうやって見る分にはとても可愛いんだよな。可愛いんだけど・・・・・・
男「ちょっと、力が、強く、ないか、いっ」
こっちの股の内に割り込んでくる脚。買ってあげたパジャマの下が捲れ、生脚状態。
俺? 俺はパンツ一丁ですよ。スペスベが、とても気持ち良いです。
71 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 21:42:40.93 ID:0WitXwHU0
やっぱダメだwwwwwwww書けんwwwwwwwwwwwww
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 21:46:14.76 ID:za37834M0
>>71 信じてる!
VVJJ1XVC0ならできるって、私信じてるんだから!!
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 21:55:15.67 ID:LMAVxk3sO
>>69 まだいいじゃんwwwwwww俺この「雪幼女」スレ立てたけど中身なーんも考えてなかったwwwwwwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwwww
74 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 21:59:19.09 ID:0WitXwHU0
あの、その、あれですよ。男なんでね、一応。こう、興奮というか、
そういうものでね、生理現象なんです。決して、ロリコンではないですよ。
ないんですけど。
男「たっちまったものはしかたない」
少女「ふふっ」
男「あれ、起きてたの?」
平静を装うも、もう遅い。
少女「『起きてたの?』って、違うところ起きてる人が何言ってんのよぉ」
けしからん
76 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:07:35.89 ID:0WitXwHU0
気づかれてましたね、そうですね。生まれてきてすみません。
男「いや、あの、これはさ」
少女「知ってるよ? 仕方ないもんね、こればっかりは」
そう言って彼女は俺をうつぶせにし、その上にまたがって来た。
ピトッと張り付かれるように、体と体を合わせられる。
背中にちょっと柔らかい物を感じつつ、首を絞められる。
少女「絶対、変態でしょあんた」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 22:08:32.58 ID:za37834M0
まったくだ
思わず椅子の上で正座してしまうじゃないか
+ +
∧_∧ +
(0゜・∀・) +
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
79 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:10:17.65 ID:0WitXwHU0
男「ちょ、絞まる、マジ絞まる。逝っちゃう、意識逝っちゃう」
少女「いっぺん逝け、壮絶に逝け、本当に逝っちゃえ!」
そのまま、視界が暗転。首の後ろでスイッチが切れたように、
意識が途切れる。まさに、落とされたというやつか。物理的な意味で。
何か隣で慌てて啼いている声が聞こえたけど、今はそれどころじゃないんだ。
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 22:13:20.47 ID:SUCQFpQXO
保守
いいよ
81 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:15:24.71 ID:0WitXwHU0
再び目が覚める。左に目をやる。窓の外は暗い。
そうか、寝ていたか。再び上を向く。板張りの天井を眺め、
昔のことを思い出す。そう、あのころは夜が怖かったな。
あの木目がまるで、化け物のように思えて仕方なかった。
――あの丸いところが目で、あの曲がったところが口。
しかも、曲がりようが歪で、その歪んだ形が更に恐怖を煽ったものだ。
そうか、暗さに「孤独」を、歪みに「崩壊」を、子供ながら無意識に、
本能で感じとっていたのか。
子供は言葉足らずに、何も分かっていないようだが、感性という意味では、
大人よりも遥かに敏感で、それでいて自分の外に言語化して出せないという
一種の葛藤のようなものをいるのだろう。実は、大人よりもきっと世界が広いのだ。
>>76 試しにおっきしたままうつ伏せになってるんだが、これがまた痛いんだ
83 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:18:03.53 ID:0WitXwHU0
世界というのは、目で見える限りのそれだけだ。
目で切り取り、口で引き出し、耳で補填し、脳の中に再構築されたそれ。
自分の外界を「理解」という枠で囲んだだけが、本当の意味での世界なのだ。
理解できないものは世界ではない。
子供は世界が広いというのは、言語化のみに依存した世界だけではなく、
感性のみで把握したそれも素直に受け入れ、受け取ったそれ全てが、
それの全てになるんだ。
男「それゆえに純粋で、愚鈍。故に幼く、故にか弱い」
84 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:18:28.47 ID:0WitXwHU0
85 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:20:52.97 ID:0WitXwHU0
右に目をやる。部屋の隅。
本当の隅で、座ったまま柱に体を預けている子供がいる。
布団から抜け、傍による。
煎餅のような、半ば湿った座布団にしゃんと正座をし、
こちらに顔を向けて泣いている。眠りながら泣いている。
男「ああそうか、力加減を間違えて、俺になんかしちまったんだな」
86 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:24:12.22 ID:0WitXwHU0
部屋に這入り込む紅い光に照らされた少女の顔は、
ほんのり赤く、そして涙が目じりに溜まっていた。
これはこれで綺麗かなと思ったが、やはり可哀想だなと思い、
頬に手を沿わせ涙をぬぐい、頭に手をやりサラリと撫でた。
男「たまに大人びるくせに、やっぱり子供だもんな」
すっと太陽が街に沈む。照らす光は途切れ、部屋に夜が来る。
そして世界は暗転。さあ、電気でもつけようか。
87 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:27:50.07 ID:0WitXwHU0
パチッ。古びた紐を引き、電気をつける。ジジジッ、チッ、チカッ。
中が古くなってるのかな。最近、付きが悪いんだよな。
見た目は子供なのに、力は強い。純粋な力という意味で。
あれから詳しくこの子の事を聞いた。色々と聞いたが、
いまいち理解し切れていない。そういう意味で、俺は大人になってしまったのだろう。
常識という壁が、こんなにも篤く思えたのは、きっと初めてだ。
とりあえずこれだけは理解している。
とても可愛い、人外の女の子。そして、雪女兼、俺の彼女。
88 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:30:28.30 ID:0WitXwHU0
見た目にこれのくせに、既に17年生きているというからうそ臭い。
いや、厳密に生きているというべきなのか。まあ、この話は今は良いや。
存在はまさに自然現象がごとく、その個人に存在の意はない。
まさに、目的のない存在。
男「そう考えれば、俺だってそうじゃないか」
この歳になって、今や結婚もせず、副店長とは言っても、
今日みたいに時々休んじまうダメなコンビニ正社員ですよ。
夢も希望もありゃしない。また査定に響くな、コンチクショウ。
89 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:30:50.52 ID:0WitXwHU0
(ちょっと書くの疲れてきました、よっと^^;)
90 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:32:55.18 ID:0WitXwHU0
そう考えれば、この出会いはある意味良かったのだろう。
互いに拠り所を必要として、互いが互いの拠り所となった。
いまや、この子を家に待たせたりと可哀想なことをしているが、
それでも互いに喜んでの共同生活だ。
男「これでよかったんだよな・・・・・・」
少女「それは、しらない・・・・・・」
男「ん、起きてたのか?」
少女「ちょっと寝てた、かな。体、大丈夫?」
91 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:35:07.66 ID:0WitXwHU0
男「ん、、まあ大丈夫だろ」
首や肩を回しておどけて見せたが、如何せん右肩の調子がまだ悪いようだ。
少女「そう、良かった・・・・・・本当に良かった。ううっ」
そう言って素直に喜ぶところも可愛い。素直なんだ。
純粋に素直。そして、愚直。それ故に幼く、それ故にか弱い。
男「む、携帯にメールが」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 22:35:20.57 ID:3Y+8ctHv0
>>89 疲れたらさ、休んだっていいんだよ
安心しなって
私はVVJJ1XVC0なら最後まで書ききるって信じてるから
…だからさ、VVJJ1XVC0も信じてよ
このスレはきっと皆が保守してくれるって、そう信じてみてよ…
だめ、かな?
>>89 ガンガレ!!
そういえばパー速には移らないの?こっちで完結させてから?
95 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:41:37.41 ID:0WitXwHU0
男「
┌────────────┐
│発:バカチン(バイト先の女) .│
│本文: │
│副店長が来ないので、私が. .│
│シフト埋めておきました。 . │
│風邪ですか? . │
│お見舞い要りますか? │
└────────────┘」
うわー、悪いことしたな・・・・・・
悪いことしたけど、お見舞いは、勘弁。
96 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:43:22.35 ID:0WitXwHU0
少女「なに、私よりメール? どっちの方が大事なの?」
男「いや、なんかブルッとしたからさ。つい」
拗ねて目を逸らされたので、取り合えず抱きしめてみる。
顔を逸らしながら紅くなるなんて、これだから。
いや、違うな、これ。
97 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:45:06.72 ID:0WitXwHU0
少女「ねー、これ、誰?」
そっかー、ちがったかー、怒りですか。照れではなく、怒りなんですか。
そうですね、手に携帯持ったままですもんね。目がそっちですもんね。
あはは、あはは、あはははは。
男「これはあれだよ、同僚の。というか、部下? どっちでも良いや。
職場の、さ。そう、仕事仲間」
少女「ふーん?」
98 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:45:34.58 ID:0WitXwHU0
(そして、ここで生殺しflg)
友人に呼ばれたので逝って来ます ^^;
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 22:49:34.70 ID:3hijN8NM0
>>98 ギャーーーーーー
なんで中断しやがった!?
ギャーーーーーー
なんで中断しやがった!!
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 22:51:56.27 ID:za37834M0
>>98 + +
∧_∧ +
(0゜・∀・) ・・・・・・・・・・・・
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
お帰りはいつ頃で…?
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 22:53:30.07 ID:SUCQFpQXO
とりあえず保守だッ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 22:54:09.48 ID:XqIu0A+MO
俺も気になるwwwwまあ、何にせよ保守するしかないがwwww
103 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 22:57:49.56 ID:0WitXwHU0
男「取り合えず、今夜はこれで仕事は休みだ。どこか食べに行こうか」
少女「なーに、食べ物で釣る気? ほんと、これだからあんたは」
男「既に立ってワクワクソワソワしてる子が何を言ってるんだよ」
何だかんだで収入は前とは比べ物にならないくらい増えた。
いや、誰も碌に料理できないからコンビに飯ってのはデフォなんだけどさ。
こうやってたまに外食が出来るくらいの余裕があるって、良いよな。
男「どこ食べに行きたい?」
少女「ファーストフード以外。出来れば、和食かな?」
104 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 23:01:05.28 ID:0WitXwHU0
男「んじゃ、あそこだな。取り合えず、これ着な」
もこもこで、ふわふわのファーのついた、白いダウンジャケットを着させる。
やっぱり、このもふもふがいいな。んじゃ、後はこれと、これ。
おっと、財布を忘れずに。
男「さて出発だよ、ってそれは要らないよ」
少女「なんでなんで、この耳あて可愛いのに」
105 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 23:06:21.97 ID:0WitXwHU0
最近買った125ccのスクーター(完全防寒おっさん仕様)。
国産のH社から出てる、ス●イシー125とかいうやつ。
新古だから、ちょこっと安かったんだよね。免許も、一応元々中免あったし。
男「ほら、ヘルメットしめて。後ろに乗っちゃいな」
少女「うん」
男「さーて、ご飯ご飯っと」
少女「それにしても、その手のところ、ダサいわね」
うるせー、これないと寒いんだよ。後、風防もな。
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:06:38.11 ID:zcCQ55Iz0
107 :
VVJJ1XVC0:2007/11/20(火) 23:07:03.98 ID:0WitXwHU0
(という事で、友人にマックに拉致られに行ってきます。
え、またかって? サーセンwwwww生殺しですねwwwww)
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:08:12.67 ID:rbW50Bkn0
VVJJ1XVC0が帰って来たならまた脳内覗いていきますね。
>>107マックいってら
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:08:14.96 ID:sVT1uBxU0
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:16:35.90 ID:LMAVxk3sO
ほ
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:27:03.03 ID:LMAVxk3sO
ほ
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:37:41.75 ID:9iks4t6c0
ほ
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:39:02.22 ID:za37834M0
(´・ω・)マクー…
少女「〜♪」
コタツに入りながらアイスを舐める彼女はどう贔屓目に見てもただの現代っ子でしかなく、いまさらながらに本当に雪女なのかが怪しく思えた。
別に彼女が本当に雪女の子供であろうと、そうでなかろうとあまり関係はない。
仮に彼女がただの家出であっても、俺は多分同じように彼女を家に泊めたのだろう。
俺は"幼女"に惹かれたわけでも、"雪女"に魅了されたわけでもなかったのだから。
少女「…うん?あ〜…、食べる?w」
そういいながらぺろりとアイスのついた唇を舐めるしぐさすら、どうしようもなく俺をどきどきさせてくる。
俺がであった幼女の雪女は、幼女の癖に艶めかしく、雪女の癖に俺の心を蕩けさせるのだった。
…うん、次から普通に保守って一言だけ書くとしようwwwwwwwww
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:48:28.14 ID:alvsbHk5O
ほ
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:48:38.18 ID:XwNAqjya0
ほ
書きたいがネタがない
え?長文?なにそれおいしいの?
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 23:59:41.72 ID:XwNAqjya0
ほ
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 00:05:47.91 ID:/lKRafScO
てs
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 00:15:17.87 ID:PatNg4KeO
ほ
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 00:23:13.92 ID:PatNg4KeO
ほ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 00:26:51.44 ID:8c8p/YBF0
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 00:32:08.69 ID:ezXnqtfLO
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 00:32:56.18 ID:UtRMDx5N0
保守
>120
GJ
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 00:37:16.55 ID:PatNg4KeO
眠いからラスト保守
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 00:49:26.35 ID:TUfMprkQP
☆彡
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 01:22:32.81 ID:TUfMprkQP
☆彡
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 01:22:59.75 ID:8c8p/YBF0
128 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 01:31:04.21 ID:CqnXggLe0
もうwwwwwwww人がマック行ってる間wwwwwwwwww
何描いてはるんですかwwwwwwwwwwwwwwwwww
うぇwwwwwっうぇwwwwwwwwww
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 01:33:41.99 ID:8c8p/YBF0
>>128 おかえり
前スレに続きカッとなってやった
後悔はしていない
130 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 01:37:42.08 ID:CqnXggLe0
>>105 店に入り席に着き、店員がやってくる。うーん、制服も和風ですね。
男「それじゃ、この天丼セット〜秋の味覚味噌汁付きで」
少女「それじゃ、私はこのうどん鍋セットくださーい」
店員「かしこまりました。それではこちらをどうぞ」
店員からメニューを追加で渡され、ドリンクを選ばされる。
男「あれ、これは注文してないですけど」
店員「こちら、ただいまサービスになっております」
131 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 01:38:10.56 ID:CqnXggLe0
>>129 とても、おいしいです ^ω^
むしろ、その画力で漫画化してください。
132 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/21(水) 01:44:37.68 ID:EkYXutZo0
なんかパー速の避難所よりこっちが活性化してて嫉妬したwww
VVJJがんばー!そして俺は休憩終わったのでバイトに戻りますノシ
133 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 01:45:13.44 ID:CqnXggLe0
ドリンクとして、俺はアイスティーを、そしてこの子は。
少女「えっと、このコーラフロートください」
うん、やっぱり子供だ。目をキラキラさせながら頼まれるそれは、
明らかに和食に合わないドリンクだけど、これはこれでいいんじゃないかな。
第一、子供が大人ぶってうどん鍋(どう見ても普通の鍋/水炊きの類)はないよな。
134 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 01:50:11.07 ID:CqnXggLe0
店員「では、こちらの方外させていただきますね」
机の真ん中の丸い木の板をはずすと、そこにはコンロが。
カチッとチャッカマンで火を飛ばすと、一気に火が燃え上がった。
その上に出汁の入った鍋を置き、温め直し始めた。
鍋の底には昆布が入っているようだ。
店員「具はどうされますか?」
少女「入れてもらえますか?」
135 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 01:53:18.27 ID:CqnXggLe0
なんだなんだ、俺よりもこういうのに慣れてるってのはどういうことだ?
俺の料理は三桁、あっちは四桁。確かに俺は四桁の料理なんてそうそう頼まないから、
ああいう体験はしたことないんだけどさ。なんというか、ねぇ?
店員が着々と鍋に具を入れ、幾つかの具が皿に残る。
店員「こちらの方は、もう少し温まってから入れてお召し上がりください」
少女「どうもありがとう」
そんな光景を他人事のごとく眺めている間に、俺の天丼セットが着ましたよ。
なんというこの落差。いいんだいいんだ、俺はこの子が喜んでりゃそれで。
贅沢はさせてあげられないけどね。
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 01:54:53.36 ID:8c8p/YBF0
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 02:04:36.69 ID:NU+LmY8PO
保守をする
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 02:12:36.47 ID:NU+LmY8PO
ほ
139 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 02:15:55.40 ID:CqnXggLe0
ちょっと呼ばれてたわ
---
少女「あ、これ出汁がおいしい」
男「そかそか。こっちは衣がさくさくだぜ?」
少女「ほんと、いつもの『コンビニ弁当』と違って美味しい」
男「あ、うん、ごめん」
少女「別に謝らなくてもいいのに・・・・・・」
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 02:18:16.11 ID:NU+LmY8PO
保守
141 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 02:20:58.65 ID:CqnXggLe0
そんな事を言いつつご飯は進むのであった。
しかし、自称雪女が熱々の鍋を食うってどうなんだろうね。
しかもうどんめっちゃ食べてるし。俺より箸使い上手いし。
この丸い端だと、俺は上手くうどんが摘めないというのに。
少女「ねえ、一口食べる? そっちのも一口食べたいなー」
男「いいよ? んじゃ一口もらいっ」
鍋をつつき、鶏肉を一かけ。うん、肉汁がじゅわっと。
うまい。出汁もえぐさもなく、すっと透いた味でいい感じだ。
142 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 02:22:53.64 ID:CqnXggLe0
少女「あーん」
男「ん? あーん?」
少女「だから一口。あーん」
男「え、ちょ、そんな、人前で」
少女「もう、この甲斐性なし」
そう言って、俺の海老天が持っていかれた。
二本乗ってたから良いんですけどね。
少女「んふー、さくさくでおいしっ」
143 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 02:50:16.75 ID:CqnXggLe0
店を後にして、再びバイクにまたがる。あー、寒いなぁ。
ほんと寒い。耳あてないと、本当に耳が痛いだろうな。
少女「私だけ暖かもふもふ」
男「ほんと、持ってきて正解だな、それ」
ブレーキを握り、セルを回す。キュルッ、キュッキュッキュ、ドルッ、
ドッドッドッドッドッドッ。問題なくエンジンが掛かる。
セルの付いたバイクにとって、バッテリー上がりほど危ないものはない。
特に、冬はセルばかり回す羽目になるから心配だ。
144 :
保守 アンマリ幼女ニナラナイ件:2007/11/21(水) 02:50:35.97 ID:vl6u7hHJ0
「思いっきり雪で遊んだ後の手の温度」
私の体温を表現するなら、たぶんこんな感じだ。
遊んだ子の家に通されたとしても、触られるのは手くらい。
そして、雪遊びの後の手が冷たいのは自然なこと。
誰かの手を温めることはできなくてもいい。
人を暖めるのは人の役目なのだから。
でも今日だけは、「手をつなぐには少し不便」と思った。
その不便な手も、今は彼のコートのポケットに納まっている。
無駄というか、無意味というか、不公平というか
本当はちょっと恥ずかしいというか、
恩を仇で返してないか、私、というか……。
とにかく我が胸中は複雑である。
かなり前から視線は地面に固定した。
とてもじゃないけど、目を合わせるのは無理。
今まで抑えてきたものが、あっさり融解してしまったのを感じる。
その大きな手にはそれだけの力があった。
「パッと見、誘拐犯だよね、僕ら」
「……悲鳴、あげてみます?」
「その前に、顔拭こうか」
知らない間に泣いてた。
というか見られた。
おまけに照れ隠しもスルーされた……。
結局、軽い仕返しとして、彼のコートで顔を拭かせてもらった。
本人はいたく慌てていたが、朴念仁なのが悪い。
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 02:51:30.19 ID:vl6u7hHJ0
タイミングかぶった…。
まじごめん。
皆が上手なんでちょっと萎縮中
146 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 02:59:16.11 ID:CqnXggLe0
少し走ってから、信号につかまったところで、少しコンビニに寄って
良いかと少女に断る。流石に無断で休むのはね。
夜は更けた21:30。バイクを社員用の駐輪場に停め鍵をかける。
男「よぉ。どう?」
バ「ちょっと、副店長、なにしてるんですかぁ。心配したんですよ。
連絡も返事もないんですから。風邪かなんかひいたんですか?
あれ、こっちの小さい方は? かわいいわねー、お嬢ちゃんいくつ?」
うわー、何でここでそれに触れちゃうのかな。
147 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 03:02:16.16 ID:CqnXggLe0
少女「えへへ、こんばんわ。何歳に見えます?」
バ「えーっとぉ、10歳くらいかな? かわいいねー」
そう言いながらそいつの頭を撫で回すバカチン女。
あー、やめてやめてー、そんな目でこっちを見るな。
笑顔のまま睨まないで。お願いだから。
バ「あれ、副店長さん、お子さんいましたっけ?」
少女「ふふっ」
148 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 03:04:27.75 ID:CqnXggLe0
男「あの、その子は俺が預かっている」
少女「私は、この人の女/オンナですよ、お姉さん」
あー、言っちゃった、言っちゃった。知らない、俺知らない。
バ「そうなんだー、そっかそっか。可愛い子ですね。
親戚の子か何かなんですか? んもー、おませちゃんなんだから」
もっと斜め上いっちゃったー。
149 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 03:04:53.88 ID:CqnXggLe0
(ちょっと席を離れますね ^^; 誰か読んでんのかいな、こんな駄文・・・)
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 03:08:15.41 ID:8c8p/YBF0
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 03:09:44.43 ID:vl6u7hHJ0
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 03:18:11.57 ID:vl6u7hHJ0
まじめな話
幼女と少女の境界線ってどこだろ
153 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 03:19:08.45 ID:CqnXggLe0
少女「だから、私は!」
男「で、今日は大丈夫でした?」
バ「大丈夫といえば大丈夫なんですけど・・・・・・」
だめだこいつ。新しい訪問者にワクワクしてじっとしていられないようだ。
男「ちょっと代わってやるから、裏でそいつとお話でもしといてくれ」
バ「はーい」
154 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 03:19:31.12 ID:CqnXggLe0
>>152 どこだろうな・・・
あれか、一桁か二桁か。
が、妖怪ロリ系に実年齢は無意味。。。
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 03:23:51.07 ID:fFLR/MDD0
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 03:26:25.34 ID:vl6u7hHJ0
えらく深い言葉が出た・・・・
ちょっと反芻してくる
158 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 03:35:08.20 ID:CqnXggLe0
さてと、客もいないし今の内に棚卸すっかな。何がどれだけ減ってんのかな。
あー、また週間少年跳躍が読みっぱなしで散乱。
こういうの困るんだよな。せめて、もう少し丁寧に扱って読んで欲しいところだ。
某のHxHが毎週載ってる貴重な雑誌ですぜ。
で、パックジュースがちょっと減ってるな。紅茶系が最近減りが多い。
んじゃ、もう一列確保した方が良いかな。そろそろ冬の期間限定が来るし。
弁当を並べなおして、んー、なぜかコーンスープの減りが早いな。
これも一列増やしとくか。あら、アイスもなんか売れてる。こんなクソ寒いのに。
あれか、最近流行の「スイーツ(笑)、私へのご褒美です(笑)」ってやつか。
ご褒美以前に、風邪ひいちまうぞ、ホント。
>>158 ちょwww
いろいろと吹いたwwwww
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 03:50:56.29 ID:pg+sGk1f0
おっとほすほす
161 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 03:55:08.75 ID:CqnXggLe0
客「すみません、レジー」
男「はーい、ただいまー」
客「あー、これと一緒にそこのマイルドセブン・スーパーライト」
男「おいくつですか?」
客「えっと・・・・・・」
男「いや、あの、おいくつですか?」
客「あ、えっと、あの、18ですけど、親のおつかいで」
男「いや、そうじゃなくて、何箱欲しいの? てか未成年かよー。
少年、煙草よりもっと必要なものがあるんじゃないのかい?」
客「うっ、あっ、えっ・・・・・・あ、の、2箱・・・・・・」
男「はいはい、『お遣い』ご苦労様。ニコチンばっかり取ってっと、単位取れんぞ」
客「あー、うー・・・・・・すんません」
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 04:02:20.98 ID:isy9MTlgO
路線が外れてきたwww
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 04:04:33.36 ID:pg+sGk1f0
>>162 むしろ小説っぽくていいと思う俺ガイル
さすが元物k(ry
164 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 04:07:11.68 ID:CqnXggLe0
男「さてと、客もいなくなったし、おでんでも触るかな」
蓋とを取って出汁を足して、具を追加。
たまに蓋してないコンビニがあるが、あれはないよな。
ホコリ入るし、たまに虫が入る。流石にそんなものを売るのはな。
ある程度回転がいい商品だから、そんなに気にするほどではないんだけどさ。
そうだ、これとこれを・・・・・・で、これとこれ。
金は・・・・・・んー、これでオッケー。
165 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 04:10:21.60 ID:CqnXggLe0
ちょっと裏に回り、安っぽいスチロール製の容器二つを抱えて登場。
男「んー、女二人で話が盛り上がってるようだね」
少女「もう、この人私の話全部流しちゃうんだよ。酷くない?」
バ「だってこの子、副店長の彼女だって言うんですよ? ロリコンなんですか?
ヘンタイさんなんですか? あぶのーまるなんですか?」
男「お前ら落ち着け。取り合えずこれ食えよ。奢りだ」
そして、おでんを二人に渡し、再び表へ。
166 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 04:12:21.19 ID:CqnXggLe0
少女「もー、酷いっ! 甲斐性なしっ!」
バ「だめだよ、子供がそんなこと言っちゃー」
少女「あーもー! あんたは黙ってなさいっ!」
バ「だってだって、そんな、副店長さん可哀想じゃない」
だめだ、表に逃げてきたのに全然静かじゃない。
寧ろ五月蝿い。客に聞こえるからやめてくれよ。
おっと、いつの間にか一人客が。怪しいおっさんじゃないか。
167 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 04:14:21.45 ID:CqnXggLe0
おっさんは上下紺のジャージに、夜なのにグラサン。
マスクに帽子ときたもんだ。怪しすぎるわ。ったく。
男「イラッシャイマセー」
少し声を荒げ、大きな声で強めに。
実はこの掛け声、いらっしゃいという意味ではなく、店員からの軽い威嚇なのだ。
人間、ある程度良心を持っていればこの一言でビクッとするもんだ。
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 04:15:26.49 ID:pg+sGk1f0
こwwwれwwwwwwはwwwww
169 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 04:18:18.55 ID:CqnXggLe0
おっさんは気づいたようにこちらに近づいてくる。
おいおい、勘弁してくれよ。このコンビニ安全地帯といわれたこの地域で、
強盗と洒落込む気ですか。やめろやめろ。
んなことしたら、そのまま「Go to the prison.」ですよ。いや、ゴウトウだけに。
いや、寧ろこんな時期だからか? 寒い冬を公園で過ごすよりは、
暖かい向こう様で、暖かい雑煮を食いながら年越しの方がよっぽど
ありがたいと言う魂胆ですか。本当に勘弁してください。
男「あー、どうしました?」
170 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 04:21:15.35 ID:CqnXggLe0
お「おい兄ちゃん。ちょっとこっちこいや」
男「どうなさいました? ええからこっちこんかい」
あれですか、こっちへ来いと連れられて、刺されるかボコられるかして
トイレへ無間缶詰地獄へ行かないかという誘いですか。
勘弁してよー、痛いのいやだよー。
最近は本当に気兼ねなく刺してくる奴が多いと、会社の方から言われて、
防犯マニュアル的なページにまで「犯人は追わない。危ない」と示されているくらいなんだから。
でも、こういうときはどうしろと。
171 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 04:21:30.93 ID:CqnXggLe0
(ここで一端中断入りますね ^^;)
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 04:25:25.24 ID:pg+sGk1f0
ちょwwwwwww
何という生殺しwwwwwww
明日落ちたら困るから寝れないじゃねーかwwwwwwwwwwwww
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 04:26:08.13 ID:GGMbowuJO
焦らしっ…!
ここで中断とはっ……!
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 04:29:04.76 ID:8c8p/YBF0
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 04:32:11.72 ID:pg+sGk1f0
176 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 04:37:41.90 ID:CqnXggLe0
(ほんと、ここはいい絵描きが常駐しているから困る。
俺も寝れないじゃないかwwwwwww)
177 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 04:39:40.36 ID:CqnXggLe0
男「何かお困りですか?」
お「ええから、はよ来い」
手を引っ張られてトイレの方向へ。あー、ちょ、待って、やだって。
俺イイオトコだからホイホイ付いていくとか、そんなんじゃねぇからな。
って、第一イイオトコでもないし、寧ろとても怪しいおじさんだし。
とか考えられる内は、かなり精神的な余裕があるんだろうな。
178 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 04:41:57.86 ID:CqnXggLe0
そして、トイレまで連れてこられて、この一言。
お「ごめん、こぼしてもうた。堪忍して」
ゲロが散乱しているトイレは、ある意味地獄でした。
てか、これは酷い。いろんな意味で酷い。
男「あー、分かりました。でも、今度からは気をつけてくださいね。
大丈夫ですか? 結構ふらついてますけど」
お「大丈夫そうじゃないんで、お水を一本」
男「毎度あり。110円のミネラルウォーターで良いですか?」
お「出来れば甘い紅茶」
あんたもか。
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 04:43:11.34 ID:pg+sGk1f0
スイーツ(笑)
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 04:46:14.88 ID:BKJbwkfVO
テスト
181 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 04:51:24.07 ID:BKJbwkfVO
さーて、酷い話の始末をつけるか。
おっさんは喜んでミルクティーを一パック買っていった。
いやさ、確かにあっちの方が5円ほど安いけど、乳製品吐いたらまた大惨事じゃね?
男「さて、代わりに掃除しとくか。レジはバカチンにでも任せて」
裏に回ると、少女はホクホクと大根を食べていた。
なんだろうな、紛いにも雪女なのに、こんなに温かい物を美味そうに食うとは。
---
残念なお知らせです。>ERROR!
>やはり貴方は投稿しすぎです。バイバイさるさん。
あれだ、俺ばかり投稿したからだね。
雑草からゆとりに移ったから、序に規制が強くなったんだろうね。
残念だけど、生殺しだ。 (^ω^;) 済まない。
182 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 04:52:20.64 ID:BKJbwkfVO
もし明日もこのスレか、その2的なスレがあったら、回避後に続きを書くよ。
183 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 04:55:34.01 ID:BKJbwkfVO
1hに11レスで規制ってのも、なかなか酷い設定だけど。
まぁ、マァヴにでもよろしく言っといてよ。
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 04:58:58.57 ID:8c8p/YBF0
>>183 乙
明日見つけられたらおっさんのもんじゃストームでも投下するよ
185 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 04:59:10.12 ID:CqnXggLe0
てst
186 :
VVJJ1XVC0:2007/11/21(水) 04:59:22.22 ID:CqnXggLe0
あ、回避
なんてこったいwwwwwww
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 05:30:02.37 ID:pg+sGk1f0
はいはい完徹完徹
学校あるのにどうしよう^o^
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 05:39:56.79 ID:isy9MTlgO
なか〜ま
189 :
雪幼(ry:2007/11/21(水) 05:42:31.21 ID:C+VPrjDb0
(´・ω・`)
ほ?
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 06:46:07.40 ID:wejtPZoW0
192 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/21(水) 06:48:05.87 ID:wejtPZoW0
酉忘れてたんだぜorz
ちなみに今日は学校あるので、日中は更新出来ませんかも。わかんない。
んでは、いきます
193 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/21(水) 07:03:59.95 ID:wejtPZoW0
パー速避難所
>>8からの続き
その日を境に、俺はユキナと一緒に出掛ける事が多くなった。
今までは曇りか雨の日しか出掛ける事が無かったのだが、
ドライアイスの入ったスカーフは思った以上に効果があったらしい。
ユキナは晴れた日の野外でも、特別疲れを見せる事無く過ごせるようになったのだ。
「ヨウ君!」
「ん?どうした?」
「ありがとう♪」
どこへ出掛けた時も、時折ユキナはこう言いながら、
スカーフを掴んでにこっと微笑むのだ。相当気に入ったらしい。
そんな笑顔を何度も見せられると、俺もついつい、顔がにやけてしまう。
ユキナが俺をどう見ているのかは知らなかったが、
俺はもう、ユキナは誰よりも特別な存在だと感じていた。
…月日は過ぎ去り、やがて草木が目覚め始めた。
春がやって来たのだ。
194 :
保守:2007/11/21(水) 07:17:12.40 ID:nC+zveED0
世の中に贅沢と言うものは多々あれど
背後にストーブ、前にはコタツ、そとは氷点下。
この贅沢はそれなりに上位なのではないだろうか。
「融けるよ」とか言われそうだが、
ストーブもコタツも寒空もすべて冬に連なるものだ。
同じく冬に連なる私が味わえない道理などない!
それはいいとしよう。
問題は、この至高の贅沢に水をさす存在。
皿の上で強敵のオーラを漂わすそれの名は
――『人参』である。
ことの発端は本日の晩御飯だ。
「隣の」ではなく「我が家の」であることは、
私にとって喜ぶべきことであったはずである。
出てきたものにヤツの姿がなければ……
「寒いと汁物が食べたくなるよね」
「そうですねぇ」
「どうにも、一人暮らしをしていると野菜が足りなくなりそうでね。
意識して取らなきゃいけないんだ」
「…それもわかります」
「というわけで、ポトフにしてみたよ」
刻んで煮込むだけの一人暮らしの友の登場である。
195 :
保守:2007/11/21(水) 07:19:17.56 ID:nC+zveED0
スープは中々の味付けでした。
ソーセージもいい感じでした。
キャベツもジャガイモも美味しく食べました。
タマネギは目をつぶって食べました(もう少し小さく切ってもいいと思いました)。
つまるところ、ほとんどの部分は美味しく頂きました。
そう、ヤツを除いては……。
苛めであり、拷問であり、虐待である。
コレの発見は人類最大の愚行といってもいい。
その独特の甘味は喉を焼き、香りは神経を逆なでする生物兵器。
人の(+妖の)食べ物ではない。
だがしかし、自分はただ飯食らいの身の上であり、
これは出された食事でもある。
しかも、部屋の主のお手製である。
妖の類が義理とか筋とかを蔑ろにするわけにもいかない。
「ニンジン、苦手だった?」
「……はい……」
結局、敗北である。
うん、一個は食べたよ?
信じてもらえるかわからないけど・・・・
晩飯まで来たら次は風呂だと思ったんだが
一緒に入るのだろうか、この生き物
197 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/21(水) 07:26:50.38 ID:wejtPZoW0
>>193続き
「その日」は、突然やって来た。
俺の家。居間にて。
「ユキナ、ちょっとこっち来て」
テレビの前で俺が呼ぶと、ユキナは駆け足で近付いて来た。
「どうかしましたか?ヨウ君♪」
「ほら、このニュース。何のニュースか分かる?」
ユキナはしばらくテレビを眺めて…分からなかったらしい。首をかしげてみせた。
それは、桜前線のニュースだった。もう春が近付いている。
もし桜が満開になったら、ユキナと一緒に花見に行こう、そう考えていた。
「桜って知ってる?ほら、こんな風にピンク色の花が沢山咲くんだ!綺麗だぞー」
もう桜が咲いている地方が中継で映ると、俺はテレビを指差してそう言った。
きっとユキナは喜んでくれるだろう…そう思っていた。
でも、ユキナはその映像を見るなり、慌てて俺の部屋へと駆け戻ってしまったのだ。
俺は不思議に思って、テレビを消し、2階に上がった。
198 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/21(水) 07:29:31.61 ID:wejtPZoW0
>>197 部屋の中は、しっとりと濡れた重たい空気が占領していた。
その真ん中に、ユキナはいた。
「どうした?流石に春になると、外は暑すぎる?」
「うぅん…そうじゃないんです。」
「じゃあ何だろ…怒らないから、ちゃんと話してみ?」
「…」
「そうだ、それなら夜桜を見に行こうか!夜なら安心だろ?」
「違う!違うの!!」
ごぉっ…と、ユキナを中心にして、一陣の風が吹いた。
そして、まるでそれが合図だったかのように、部屋中の空気が凍った。
水蒸気は霜となって、全ての壁をパキパキパキ…と包んでいく。
何がなんだか分からないうちに、吐く息は白くなり、寒さで膝が震えた。
「どどどどどうしたっていいいいうんだよぉおおお」
アゴがガクガクと動き、上手く喋れない。
ユキナは、その透き通った瞳で、じっとこちらを見つめていた。
その目はとても悲しげで…でも、何かを諦めた…いや、
決心したかのようにも感じられる…そんな目をしていた。
小さな口が動いた。
「もう…お別れの時なんです。」
199 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/21(水) 07:42:00.93 ID:wejtPZoW0
>>198続き
信じたく無い台詞が聞こえた。寒さのせいで耳がやられたのか?
「ははは…お前…。な、何言ってんだよ…」
俺の言葉は届いたのだろうか…定かでは無いが…ユキナはこう繋げた。
「この町に桜が咲く前夜に、あたしは帰らなければなりません。」
今度ははっきりと聞こえた。
寒さのせいで渇いた空気は、彼女の言葉を、驚くほどクリアに、俺に届けてくれた。
「ちょ…ちょっと待てよ」
部屋にあった毛布やコートを死に物狂いで掻き集めながら、俺は切り返す。
「いくらなんでも、随分突然じゃないか。まだ出会って4か月だぜ?」
「仕方ありませんよ…決まりですから。」
寂しそうに微笑む顔。
「前からずっとそうやって、決まり決まりって…ユキナの言う決まりっていうのは…」
「雪女の決まりです。」
俺の言葉を遮った事に詫びを入れる事無く、ユキナは続けた。
「私達は、秋が終わる頃に町へ修行に出て、春が来るまでに帰らねばなりません」
「…」
「立派な雪女になるためには、人の温もりに触れて、心を暖めなければなりません。
あたし達…雪女という種族は、身体が冷たいからこそ、人間よりも多くの温もりを
身体の中の奥深くに蓄えなければならないのです。それを…あたし達は、修行と呼びます」
俺はもう、訊き返す事も無く、ただただ聞いているしかなかった。
200 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/21(水) 07:55:52.98 ID:wejtPZoW0
>>199続き
ユキナは、まるで遺言のように、雪女の全てを教えてくれた。
雪幼女は8歳になると、その次の12月からの4か月間、人間が住む町へ降り、
人の温もりに触れるという修行を行うのだそうだ。
その時に得られた温もりの種類によって、どんな雪女になれるかが決まるという。
「ヨウ君は、あたしを助けてくれた恩人です。あなたから授かった温もりは忘れません」
「…そうか。」
俺はもう、俯いたままで、必死に涙を堪えて、聞いていた。
「あたしをここまで育ててくれて、本当にありがとうございました。」
「…うん。」
「…あたしのようなワガママな娘に合わせてくれるのは、あなただけだったかもしれません」
「…はは、どうだろうな」
「……あなたの幸せを、あたしはずっと祈っています」
「…」
「…」
「…寂しく…無いのか?」
「えっ」
顔を上げると…ユキナの瞳から、涙の雫が弾け、小さな氷になって…
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 08:22:46.32 ID:/lKRafScO
てs
202 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/21(水) 08:25:30.75 ID:wejtPZoW0
>>200続き
「寂しいけど…ゴメンなさい、温もりが強すぎたの。…迎えに来るわ…雪女が。」
涙の雫は、床に当たると、パリンッと砕けた。
刹那、突然部屋の窓という窓が開き、外から吹雪が押し寄せる。
あまりにも急激に温度が下がったため、蛍光灯は割れ、明かりは消えた。
窓の外に小さな影が映り、それが次第に大きくなって、部屋に入り込む。
影が触れた床を伝って、氷の柱が俺に向かって伸びてきた。
毛布で覆われた俺の足元を取り囲み、氷は瞬く間に身体を昇って来る。
もう、抑える事が出来ない感情が、大きな脈動となって、俺を突き動かした。
毛布を全て捨て、冷たい部屋を裸足で走る。
霜柱が足の裏を貫いても、つららが顔面に当たっても、
俺はユキナだけを目指して、ただ闇雲に走った。
やっとの事でユキナの元に辿り付く。
あたふたと困惑している彼女の腕を、思いっきり掴む。
今までに触れたどんな氷よりも冷たい、ユキナの肌。
少しだけ手を繋いでみたあの時よりも、その肌は冷たさを増していた。
温もりが強すぎる…そんな言葉をふと思い出していた。
心が温かい人ほど、手は冷たくなるという迷信でさえ、
その時の俺には、真実のように心に響いた。
「ちょ…ちょっと、ヨウ君!?」
「逃げるぞ!」
ユキナの手を引いて、俺はドアを蹴破り、部屋から脱出した。
玄関を抜けてもまだ走り続ける。振り返ると、俺の家は氷の塊と化していた。
逃げるんだ、桜前線よりも早く…!北へ…北へ!
203 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/21(水) 08:26:47.36 ID:wejtPZoW0
学校遅刻なんだぜ;行ってきますですゞ
電車の中でちょくちょく書き溜めて、
いい頃合になったらちょっとずつ更新させて頂きますゞ
そんな事出来ないくらい、酷く眠いんですけどね;;
保守
俺も書きたくなってきたwwww
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 09:43:27.36 ID:GcR452aYO
ほしゅ
『男 21歳 某県国立大学生 将来の夢は特に無し スキーサークル所属 彼女無し …非童貞
どこにでもいる、取るに足らない駄目学生
唯一普通じゃないのは、"雪女に会ったことがある"ことと…』
優陽(ゆうひ)はどこにでもいそうな普通の大学生。やる気もなければ夢もない、彼女もいなけりゃ金もない。
そんな彼が唯一他の人と違うのは、高校生の時雪山で遭難し"雪女"に出会ったことだった。
生来の「周りが心配になるほどの人の良さ」のために、雪女に気に入られ命を救ってもらったどころか、一夜をともにした優陽。
次の日目覚めたときには彼女はおらず、その後いくら探しても会うことは出来なかった。
雪女の美しさに魅入られた優陽はそれからいままでずっと、彼女を忘れられずにいたのだった。
そして3年たった冬の日、その子は優陽の前に現れたのだった。
「見つけたよ…、優陽!!」
唐突に現れた幼い雪女とそれに翻弄される優陽や、彼らを取り巻く魅力的な人々の織り成す至玉のストーリー
新感覚恋愛伝奇ADV
―雪幼女― 〜冷たい彼女〜
ニュー速VIPにて近日発売(公開)!!
「買って(読んで)くれないと冷たくしちゃうんだから!」
というのはガセ
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 10:09:00.52 ID:TUfMprkQP
☆彡
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 10:10:47.83 ID:jxqD9LEGO
ちょっと―雪幼女― 〜冷たい彼女〜買ってくるノシ
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 10:21:28.62 ID:BlgzD9aLO
ほっほ
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 10:51:39.86 ID:l3RyhfPpO
落としたら負けかなと思ってる
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 11:18:33.90 ID:jxqD9LEGO
スレ上げるっていうレベルじゃねーぞ!!!
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 11:29:52.34 ID:+gC0Ag1I0
☆
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 11:38:20.91 ID:w8GUx9QAO
保守
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 11:39:11.22 ID:nuk9xZcaO
出先から保守
あとVVJJ1XVC0へ質問が
・・・もふもふー?
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 12:18:29.04 ID:l3RyhfPpO
あっ…あぶねぇ
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 12:19:33.70 ID:3o2rPxhuO
昨日保守がてら投稿してた者だが、いきなり2chに接続できなくなって焦ったorz
悔しいからもういっかい投稿していい?期待されるようなもんじゃないと思うけど
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 12:22:33.61 ID:hSnnVU6gO
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 12:33:29.82 ID:3o2rPxhuO
人いないみたいだから勝手に投下。
(なんでこんなに雪降るんだよ…)
忌ま忌まし気に雪を蹴る。俺に蹴られた雪は仕返しと言わんばかりに俺のジーンズ目掛けて跳ね返ってきた。くそっ、雪の分際で!
しかしなんで今年はこんなに雪が降るのだろう。異常気象だからか?
滅多に雪が積もらない地域にすんでいた俺は雪にたいしての免疫というか、関わりかたをしらない。今は慣れてきて転ぶこともないが、コンビニにおでんを買いに行くの 大変だったんだぞ。凍った地面がこんなに滑るものとは知らなかった。
そして歩くのも困難だが、自転車もまたこんな凍った地面での移動は難しい。滑って事故る。
何時もバイト先まで自転車で移動している俺にとって自転車がつかえないというのは凄く痛い。明日からはこんな寒い中をバイト先まで歩いていかなければならいと思うと一気にテンションが下がった。畜生、雪のやろーめ。
そう思いながらまた雪の塊を蹴る。そして雪からの仕返しを貰う。俺に学習能力などない。
「おにいちゃん、雪きらい?」
そんなことを繰り返しながら家に向かって歩いていると、女の子の声が聞こえた。目線を足元から目の前へと向ける。自分のアパートの階段にその子はいた。
白い雪の様な肌と、それと真逆な黒いストレートの髪が印象的。服は…着物?白と水色の、水や雪を連想させる色合いだ。
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 12:35:06.94 ID:3o2rPxhuO
>>218 「雪、きらい?」
少女、いや幼女か?まぁいい、その女の子は繰り返した。雪が嫌いなのかと。
雪…たまに降ってくれるのは四季を感じれていいが、やはりバイトに支障がでるのは痛いから…なんというか。嫌い、とは違う気がする。苦手?もちょっと違うか。
「そっか。嫌いじゃないならいいや」
女の子は俺の心の中を見透かした様にいった。…なんだか不思議な子だ。背景の雪も合わさって、とても幻想的な光景。雪の精霊をみているようだ。
…、というか。
あまりにも不思議な光景だったので気付かずにいたが、今の季節に着物って寒くないか?みたところ厚着をしているわけでもなく、上になにか羽織っているわけでもない。しかもこんな時間(まだ18時ちょっとだが、冬は暗くなるの早い)に小さい子が一人でいるというのも変だ。
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 12:38:52.20 ID:3o2rPxhuO
>>219 人いなくてもめげない(`・ω・´)
「ちょ、君、」
「おにいちゃん、ここにすんでる人?」
「え、あっ、まぁそうだけど」
「…おトイレ貸して!」
「トイレ!?」
「うん、もう危ない…」
危ないて!女の子の手を握り、自分の家のドアの前まで連れていく。カギをカギ穴に差し込んだ所でハッとする。
これって端から見たらあやしい光景だよな…いい年した男が小さい女の子の手を引いて自宅へなんて…。
今は物騒な事件が多い。なので国民の警戒心は昔より格段に強くなっている。少しの勘違いで偉い騒ぎになるなんてよくある話しだ。俺も今この状況をみられたら通報されてつかま…?
そんな嫌な想像は、女の子の「はやくぅ!」という言葉で掻き消された。そうだ、俺はこの子にトイレを貸してあげる優しいお兄さんなんだ。やましいことなんて…それに俺ロリコンじゃないし。多分。
がちゃ、と鍵をあけると女の子は一目散に部屋にはいっていった。キョロキョロとトイレを捜し始めた様なので、トイレはみぎ!と教えると、女の子は「ありがと!」と大慌てでトイレに駆け込んだ。そんなに我慢していたのか。
女の子のバラバラに放り出された靴をきちんと揃え、部屋にはいる。うわ、汚い。女の子がでてくる前に片付けなきゃ。…特にこの枕元にあるボインの姉ちゃんの雑誌とか。
女の子が出てきた頃には最初より見れる部屋になっていた。といっても布団の間に挟んでおいたりとか、そんな感じだけども。
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 12:40:44.48 ID:3o2rPxhuO
>>220 「ふぅ、ありがとー」
「間に合ってよかったな」
「うん!」
そういって俺の前にちょこんと座る女の子。…あれ、ただこんな所でどうしてるの と心配の声をかけようとしただけなのになんでこんなことになっているんだ?
「あの、…ききたいことが」
家族とか何してたのとか当初聞く予定だったことを聞こうと話しをきりだそうとする。というかなんで俺が下手に回っているんだ。やはり幼い女の子を部屋にいれた罪悪感を少し感じているからなのだろうか…。いやでも俺は悪くないからな!
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 12:43:12.25 ID:3o2rPxhuO
>>221 「え、雪だよ」
「ん?雪?あの降ってる奴?」
「ちーがーうっ!あたしの名前!」
そういえば名前聞いてなかった…。というか雪、か。なんかみたまんまの名前だな。見た目と名前がまっちしすぎている。
「雪、ちゃんね。俺は俺」
「俺おにいちゃんだね!」
「あはは…で、何してたの?」
「何してた、って?」
「ほら、あんな寒い所で一人…」
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 12:46:17.38 ID:3o2rPxhuO
>>222 途端に女の子…雪の顔が暗くなった。なに、俺きいちゃまずいこといった?あっ、一人 っていうのがまずかったか?もしかして迷子だったり…。
「ごめ、迷子…だったのか?」
「違う、いないもん」
「いない…って?」
「お父さんとお母さん」
「…え?」
お父さんお母さんがいない、って亡くなったってことか?家帰ったら、お父さんお母さんがいなくなっててそれを探しにここまでさ迷ってた…とかか?こんな寒いなかを…。
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 12:49:59.03 ID:3o2rPxhuO
>>223 「変なこときいてごめん…」
「ううん、いいよ」
「それはそうと、大丈夫なのか?警察とか…」
「大丈夫、警察いらないよ。人じゃないから」
大丈夫、か。ならよかった…って、ん?人じゃないって言ったよな?人じゃない、って?え、じゃあ俺の前にいる女の子は一体なんなんだ?
「ねぇ、雪女ってしってる?」
「知ってるとも。あの、昔話の一つの雪女だろ?って…あ」
…そうか。雪は雪女なのか。意外と冷静でいられてる自分にびっくりだが、よく見れば赤い目の色とか、薄手の着物なのに寒そうじゃないところとか、病的に白い肌とか、雪をみればみる程納得できる要素がでてくる。故に納得できるのだ。雪が雪女だということを。
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 12:53:26.09 ID:3o2rPxhuO
>>224 (最初に感じた不思議な子という印象は、人とは違うなにかを感じて思ったのかもな…)
「あれ、思ったよりびっくりしないんだね」
「まぁ、確かに人間離れしてるとこあるからな。そんな薄手でも寒くないんだろ?」
「全然っ!このくらいなら大丈夫」
「やっぱり雪女だなー。って あ、飲み物とか飲めるの?」
「熱湯じゃなければ、とりあえず平気」
へー、やっぱり熱湯はだめなんだなぁ。でも飲み物飲めるっていうのは意外。体の中から溶けそうじゃん。
台所に向かい、ココアをつくる。お子様ということで少しミルクを多めにしてやった。
…と、おでんの存在を忘れていた!
あんなに苦労して(転んで)手にいれたおでんを忘れるとは…まぁ、色々あったから無理もないか。もう冷めてるであろう おでんを鍋にいれ加熱。本当はおやつのつもりだったんだけど…もう19時過ぎてるし、雪のご飯ないし、冷蔵庫の物を少し足して、夜飯はこれでいいや もう。
おでんを煮込ませている間に、できたココアを雪のところへ持って行く。
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 12:56:18.82 ID:isy9MTlgO
とりあえず
適度な改行は必要じゃまいか?
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 12:56:58.35 ID:3o2rPxhuO
>>225 「ありがとー。ん、おいしい」
「どーいたしまして」
「と、それはそうと雪ちゃん。これからどうすんの?」
「雪でいいよ。…どうするって?」
「いや、これから何処にいくんだ?雪女の里にでも帰るのか?」
「?そんなのないし、何処にもいかないよ」
「ちょ、それって、」
(嫌な予感がする)
嫌な予感程よくあたるとはよくいったものだ。雪は飲んでいたココアのカップを地面におき、俺と向き合う形で正座をした。そして深々と頭をさげ、「これからよろしくおねがいします」と一言。
「よろしく、って雪、」
「うん、ここに住むよ」
(…あ、頭くらくらしてきた)
こうして俺の家に雪女が住むことになったのである。
お粗末さまでした\(^O^)/
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 13:00:33.56 ID:3o2rPxhuO
>>226 あーごめん、俺一行に詰め込む癖があるんだよねorz
次から適度に改行するよ
じゃ、ROM専にもどるノシ
Janeで見るとえらいことに…
でも、おもろいからおけい
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 13:23:56.15 ID:l3RyhfPpO
に
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 13:25:02.84 ID:isy9MTlgO
今更だが
>>196 初日から一緒の風呂は、どう考えても犯罪者フラグ
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 13:53:56.97 ID:isy9MTlgO
雪
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 14:07:24.68 ID:xxwzOUF90
ユキ
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 14:38:35.37 ID:isy9MTlgO
ゆき
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 14:55:01.38 ID:nuk9xZcaO
男「・・・寒いんだろ」
幼女「さささささ寒くなんてないよ!ゆゆゆゆゆ雪女だもん!」
カチカチフルフル
男「・・・暖かいもの飲むか?」
幼女「いいいいいいらない!よーく冷えた麦茶が良い!」
ガチガチプルプル
男「・・・
幼女「・・・」
ガクガクブルブル
男「・・・ギブ?」
幼女「・・・・・・ぎぶ。グス、ヘプチ!」
雪女としてそれらしくしようとして失敗する幼女
(´・ω・)イカガス?
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 15:22:37.07 ID:/lKRafScO
てs
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 15:53:14.47 ID:BlgzD9aLO
ほ
保守
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 16:16:02.44 ID:jxqD9LEGO
保守
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 16:38:04.49 ID:BlgzD9aLO
ほ
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 16:58:20.61 ID:GcR452aYO
ほしゅ
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 17:18:41.55 ID:BlgzD9aLO
ほ
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 17:24:36.32 ID:rBt7lq110
ほしゅ
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 17:38:05.88 ID:/lKRafScO
てs
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 17:52:55.80 ID:pg+sGk1f0
おまいら平日なのにがんばりすぎwwwww
学校でおねんねおいしいです
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 18:00:31.66 ID:pg+sGk1f0
ほ
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 18:07:52.92 ID:pg+sGk1f0
てす
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 18:20:46.46 ID:jxqD9LEGO
メシアマダー?(・∀・)っ/∪⌒☆チンチン
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 18:22:56.88 ID:nC+zveED0
タダイマ〜
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 18:36:33.62 ID:jxqD9LEGO
メシアキター(・∀・)ー!!!
一緒にお風呂にwktk!
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 18:43:38.99 ID:WUDtytC80
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 18:54:56.28 ID:GcR452aYO
ほしゅ
いやまて!
一緒に入るの確定事項なのか!?
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 19:12:13.84 ID:jxqD9LEGO
+
+ ∧_∧ +
+(0゚・∀・) 一緒に入るに一票
(0゚つと) +
+ と_)_)
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 19:16:58.73 ID:BlgzD9aLO
いっしょにおふろ・・・・・・ゴクリ。
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 19:26:22.52 ID:PatNg4KeO
ほ
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 19:44:48.17 ID:TUfMprkQP
ほ
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 19:55:38.17 ID:PatNg4KeO
ほ
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 19:58:02.09 ID:NU+LmY8PO
ほ
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 20:10:03.31 ID:PatNg4KeO
ほ
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 20:19:21.08 ID:jxqD9LEGO
保守
あーこのスレに大分依存してるな俺orz
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 20:30:07.84 ID:/lKRafScO
てs
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 20:30:22.66 ID:w8GUx9QAO
保守
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 20:43:28.47 ID:/lKRafScO
てs
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 20:56:37.94 ID:jxqD9LEGO
ほす
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 20:56:57.87 ID:/lKRafScO
てr
267 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/21(水) 20:59:38.34 ID:wejtPZoW0
皆様、今朝方振りですゞ
新ジャンル「雪幼女」
【新ジャンル避難所】雪幼女【ゆとり鯖とかやってられっか!】
【新ジャンル】雪幼女【…が、いきなり落とされた件】
3スレにまたがって、非常に多くの著者が雪幼女のストーリーを書いていますねゞ
そんなこんなでてんやわんやですが、「雪幼女が居候する話」についてアンケート。
話の区切りがあと2レスくらいでやって来るのですが…
◆どうする?「居候」、まだ続ける?
はい
いいえ
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 21:01:26.27 ID:ezXnqtfLO
>>253 入った途端、氷付けになるに100000ペリカ
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 21:13:05.64 ID:jxqD9LEGO
ほ
>>267 あなたがまだ雪ん娘に愛を感じるなら続ければよいし、そうでないならやめてもいい
「続けて欲しい人がいるから続ける」
それじゃあの子がかわいそうだ
とか言って見るよ?
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 21:23:13.18 ID:CHd4yPLG0
orz メ欄消し忘れとか
ヽ(`д´)ノ どんだけー!
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 21:23:14.86 ID:HfN8Sd3L0
273 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/21(水) 21:29:43.73 ID:wejtPZoW0
>>270 ゞ(・∀・)いかほどー!
おk、ありがとうwwなんかそういやパー速で俺も同じようなコメしたなーとか回想www
つか、学校行きつつコンビニ夜勤とか皆殺しのメロディorz
でも、雪幼女への愛は誰にも負けないんだぜ?wwwwwwww
雪幼女のためなら、晩飯だって睡眠時間だって削ってやるさっ!!!!
ってなワケで、もう書きたいだけ書きますので、
読んで下さってる方ありがとうorz
つかストーリーかなり気に入ったので、いつか再編したいね、うん
次のレスは、バイト帰って来てからなので明日朝になるんだぜゞ
>>273 ☆ミ(ゝー・)b
wktkしてまってるぜーw
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 21:44:54.64 ID:jxqD9LEGO
雪
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 22:05:02.87 ID:BlgzD9aLO
幼
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 22:05:18.66 ID:T5biwOu/0
webmoneyの稼ぎ方
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278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 22:28:10.27 ID:jxqD9LEGO
ほ
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 22:46:58.62 ID:UtRMDx5N0
ほ
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 22:57:40.82 ID:76E1ZcZv0
ほ
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 23:00:57.11 ID:ASbwA/maO
思いが通じた両者が
重いっきりだきしめて雪女をとかすと基本モデルはそのままで人間になるのさ
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 23:17:34.65 ID:TUfMprkQP
☆彡
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 23:29:15.58 ID:76E1ZcZv0
ほし
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 23:42:38.69 ID:jxqD9LEGO
雪
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 23:52:25.32 ID:CHd4yPLG0
幼女「…雪は触ると冷たいですよね。私も、一緒です」
男「でもさ、雪に包まれると暖かい、よね。…かまくらとかさ」
見たことはないけど、お日様というものがわかった気がした。
優しくて、あったかくて、いてくれるだけで幸せになるに違いない。
…この人みたいに。
脈絡も意味もない駄文を爆撃してみる
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/21(水) 23:58:11.61 ID:76E1ZcZv0
男「あぁ鍵作品は何回やってもなけるなぁ」
幼女「そんなのばっかりしていて寂しくないですか」
男「だったらお前を……」
幼女「さけびますよ」
男「スイマセンデイタ」
なぜか俺の脳内ではこうなるんだがwww
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:19:53.10 ID:aYs9BSJPO
奇才VVJJ1XVC0マダー?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チンチン
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:34:52.36 ID:X1J/qvkrO
保守
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 00:47:43.29 ID:9qn4E8jxO
(・∀・ )っ/凵
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 01:25:27.94 ID:95TW7AZWP
柱|ω・`)
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 01:34:51.44 ID:CZnCqjnZ0
star
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 02:01:50.31 ID:uircsrHP0
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 02:19:13.68 ID:CZnCqjnZ0
>>293 元ネタ何人知ってるか不安なんだぜ
VVJJ1XVC0は寝てるんかね
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 02:36:40.54 ID:9qn4E8jxO
ほ
晩御飯と寝る時間の間に必要なもの。
それはお風呂である。
そして、これまた難問である。
そもそもこの部屋のお風呂は、一人暮らしサイズなのだ。
半人前の体積でも、少々厳しい。
というか恥ずかしいです。
一応、女の子です…。
かといって、別々に入るとなると順番という壁が立ちはだかる。
例1:私が先に入った場合
・お風呂がぬるくなる……(これは非常に重要だ)
・私の出汁が出る
・そもそも私は居候の身だ
例2:家主が先に入る場合
・アレに言わせると私は「客人」なので却下らしい
・私としては、家主が先に入るべきだと思う。
ま、例に漏れず私が先になりましたよ……。
そろそろ逆らうのは止めたほうが無難かもしれない
最初に「人生で損してそう」とか考えたのが悪かったのかも。
予想外にクセモノのようである。
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 02:57:42.74 ID:yvUyFoRu0
はいはい、VVJJ1XVC0がやってきましたよ、っと
昨日は実は、貫徹で作業しっぱなしでした。
三日ぶりにおうちに戻ってきましたよ。
298 :
保守 一人デ髪ノ毛洗エナイ設定モ破棄サレマシタ:2007/11/22(木) 02:58:23.59 ID:sEO0gag30
お風呂場ってのは物思いに耽りやすい場所だと、改めて実感する。
記憶の反芻だけでも時間はかかるし、
今後のことを考えるのも追加すると、かなり危険地帯。
茹で上がらないうちにあがった方が賢明な感じ。
あと、全裸で介抱されるのも避けたいですから。
ちゃっちゃと脱出
なにはともあれさっぱりした気分だ。
体をよく拭いて、先に借りたTシャツに袖を通す。
髪の毛を引っ張り出して準備完了。
「お風呂、あきました〜」
「ほ〜い」
タッチ交代である。
(一飯の恩義は有効との判断から、栓は結局抜かなかった。)
まぁ多少ぬるい、というか冷たいのは勘弁してもらおう。
沸かし返さなきゃ入れないからきっと大丈夫さ。
風呂場から悲鳴が聞こえてきたのは、その直後。
あぁ、温度言うの忘れてた。
ま、いいや
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 02:59:47.71 ID:sEO0gag30
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 03:01:08.58 ID:yvUyFoRu0
昨日は初めてさる食らったから、びっくりです。
あれだね、みんなもまめに反応しなきゃまずいってことだね。
なんかもう、新ジャンルで留まらなくなって来たね、この流れ
あれか、一種の世界が成立しつつあるという。
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 03:01:53.42 ID:yvUyFoRu0
それと、仁義なきトイレ戦争描いた人。
クソ吹いたわwwwっうぇwwwっうぇwwwwww
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 03:06:43.26 ID:CZnCqjnZ0
>>181 少女「ねえ、これ美味しい。おつゆ染みてて美味しい。コンビニなのに、おいしいよー」
バ「でしょでしょー? コンビニのおでんって、地味に美味しいんだよー」
おでんで意気投合しているようだ。いいことじゃないか。
食べ物一つで仲がよくなるなら、世界は平和だな。
お楽しみのところをぶった切り、二人に事情説明。さて、バカチンにはレジに立たせ、
俺はトイレ掃除といきましょう。
男「ってか、マジもんじゃだな・・・・・・なんでこんなにファンタスティックなマーブルカラーなんだよ」
結構鼻にクル、ツンとすいた臭い。胃酸独特のかおりに、ビール独特のねっとりとした臭いが。
ビールなんて水じゃないか。あんなのでここまでなるまで飲むなよ。この人間噴水め。
304 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 03:16:35.14 ID:yvUyFoRu0
厚手に巻いたトイレットペーパーでサッと拭き、そのまま便器へ。
繰り返すこと三度。大半はこれで水の上。ジャッと流せば大体完了。
あとは細く出した水で隅からサーっと流して、再び便器へ。
そして流す。大体綺麗になった所で、便器の淵を紙で拭いて、水滴を取る。
紙は端を三角に。消臭用スプレーをシューっと吹けば跡形もなし。
不思議なもので、これだけで綺麗に見えるから困ったものだ。
ついでに、前倒しでトイレ掃除したってことでチェック入れとくかな。
フヒヒ、これで俺の判子押しときゃ、来たことになるな。うん、我ながら良い案じゃないか。
男「んじゃバカチン、俺ら帰るわ」
バ「ちょっとー、そんなー、私があがるまで待ってくださいよー」
男「なんでなんで」
バ「なんでなんでなんで」
少女「なんでなんでなんでなんで」
305 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 03:21:15.18 ID:yvUyFoRu0
奥からひょっこりと顔を出し、こちらを見る少女。
男「なーに、帰るの嫌なの?」
少女「明日、お休みでしょ?」
バ「私もお休みだよ?」
なんかこいつら、いつの間にか結託しやがった。なんだよ、いつもこの流れか。
仲が悪いと見せかけて仲が良い。仲が良いと見せかけて、影では悪魔のような、以下略。
なんだかんだで、この女うちに来る心算だ。
あれれ、これってなんかバッドエンドっぽくない? きっと修羅場?
当然、女・女の修羅場ではなく、女・男・女の修羅場。いわゆる、「嫐」状態。
朝まで身がもつのかしら。
306 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 03:21:43.18 ID:yvUyFoRu0
(一気に静まる流れ ^^; とても不安です)
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 03:23:24.57 ID:sEO0gag30
ヨンデルヨ
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 03:24:44.96 ID:iiDoir9KO
今北ほっほ
309 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 03:32:57.22 ID:yvUyFoRu0
男「でもさー、俺たちバイクなんだぜ?」
少女「それでね、もふもふなんだよ」
バ「駐車場はないんですか? 車の置けそうな」
男「あー、来客用が2台分あったかな。保証はしないけど」
バ「それじゃ、私の車で帰りましょうよ。バイクはまた明日で」
くっそー、俺より収入がないくせに四輪を維持なさっているのです、この女。
軽四輪といえど侮るなかれ、最近のタマはなかなかの出来なのです。
でもさ、お兄さん思うんだ。それなりに見た目の可愛い子が、こんなさ。
男「S車のKはないわ。しかも、ワークスリミテッドのフルカスとか」
バ「結構自慢の一台なんですよー。加速良いしー、燃費良いし、音も気持ち良いし。
3000ccクラスくらいまでなら、余裕でカモれるんですよ」
少女「かっこいー、なにこのシート。体がすっぽり収まるかたち?」
バ「聞いて驚くなかれ、これは最初からついているR社製のシートじゃないのよ。
更にその上。五点式中央結束に変更、そしてここにはなんとっ」
もうええっちゅうねん。
310 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 03:43:09.00 ID:yvUyFoRu0
少女「あはー、たのしーっ!」
バ「飛ばすよーっ」
男「飛ばすなっ! このバカチン!」
ハンドルを握ると人格が変わるってのはまさにこれのことか。
バ「なんだかなー、前の軽ウザいなー」
男「いや、この車も軽じゃないかっ、アッー!」
恐ろしい加速と共に車と車の間を、稲妻がごとく駆け抜ける。
この走り、昔どこかで見たわ。あれだよ、某烈豪兄弟の友人の猿の一台の走り。
サンダードリフトってやつか? 勘弁してくれー
バ「やば、ポリ来た」
男「止まれ止まれ」
バ「だが断る」
男「一遍死ね、まじで」
311 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 03:44:11.41 ID:yvUyFoRu0
(だめだ、書けない \(^o^)/ 車ネタなんて振るんじゃなかった)
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 03:45:17.61 ID:mtA6za4TO
ちょ
スピンアックスか!?
313 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 03:53:15.86 ID:yvUyFoRu0
バカチン更に加速。警察車両が追いつかない。おかしいはなしだ。
向こうのほうが、明らかにこっちよりも排気量が大きいはずなのに。
バ「いっくよー!」
テールスライド、そしていきなり左に曲がって急停車。急停車なのに衝撃が来ない辺り、
運転が上手いんだな。上手くても、もう嫌だけど。
さっと運転席から下り、免許証を天井に置いて警察を待つ。
そして数十秒後に到着。
警1「お、お姉ちゃん危ないじゃないか。あんなスピードで」
バ「はぁ。そんなに出てましたか? ごめんなさいね」
警2「ちょっとってところじゃないよ、もう」
バ「本当にごめんなさい。アクセル少ししか踏んでるつもりがなくって」
314 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 03:59:11.17 ID:FsuwflsKO
すぐ、さる食らう…
んもぅ…
315 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 04:01:27.32 ID:yvUyFoRu0
>>313 つもりしかなくって」
---
警1「少しってあんた、何キロ出てたと思うんだい?」
バ「何キロでしょう? 何キロ出てました? 計られました?」
警2「うっ」
バ「計られているなら、教えてくださいな。何キロ出てました?」
警1「姉ちゃん、分かっててやったな」
バ「はぁ、なんのことやらさっぱりなんですけど」
警2「あーもう、いいよ。帰って良いよ。安全運転でね」
バ「はーい」
ぶつくさと二人はごちりながら、パトカーへ戻っていった。
316 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 04:05:06.48 ID:yvUyFoRu0
ああ、どうやら計測できなかったらしい。
後ろにべったりとついて20m以上追走しないと、正常に速度が計測
できないとは聞いたが・・・・・・まさか、マジでそれをやらかすなんて。
第一、捕まえるにも色々と条件をクリアする必要があるしね。
男「でもさ、本当に安全運転でな。じゃないとこいつも」
少女「お姉さんかっこいー」
バ「でしょでしょ?」
おれがおかしいのか?
---
(バイバイさるさんをよく食らうので、いったん休憩)
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 04:07:10.03 ID:mtA6za4TO
間に挟んでいいものやら…
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 04:07:52.56 ID:yvUyFoRu0
>>317 どうぞどうぞ。ドンドン間に挟んでください。
全くこのスレのせいで俺の睡眠時間がなくなる
どうしてくれる
楽しいからいいけど
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 04:27:58.50 ID:yvUyFoRu0
バ「へ、こんなとこ住んでんだ」
家主よりも先に二人が入るって、どういうことですか。
狭い部屋に三人も入ると、もうどうしようもないくらいに狭さが強調される。
バ「ちゃんとご飯食べさせてもらってる?」
少女「うん。でも、コンビニのお弁当ばっかりだけどね」
右斜め下を向いて呟くように。確かにご飯作れませんよ。
すみません。でも、今それは、ねぇ。
バ「んじゃ、私が毎日作りに来てあげよっかー」
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 04:29:00.75 ID:yvUyFoRu0
なんか眠いので、ここで中断。おやすみ。
多分、ここでスレが落ちて、それで終わりって流れじゃないかな・・・・・・
流石に、第3弾のスレがたつとは思えないし。立ってたら書くけど。
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 04:32:54.63 ID:uircsrHP0
立つんじゃないよ
立たせるんだよふひひ
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 04:38:24.53 ID:yvUyFoRu0
>>322 ちょっと指が進みだすと、すぐさる発動だからさ。
立つ前に俺が立てない的な、ね? −−;
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 04:56:16.61 ID:uircsrHP0
>>323 すまん
徹夜続きで精神が錯乱してきているようだ('A`)
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 04:58:11.96 ID:uircsrHP0
発動を防ぐには俺らも書くしk…ゲフンゲフン
うとうとしてたらVVJJ1XVC0が帰ってきてるジャマイカ
べ、別に待ってなんかなかったんだからねっ!
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 06:19:16.08 ID:5ygxWjsGO
ほ
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 07:21:41.17 ID:aYs9BSJPO
ほ
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 08:02:00.26 ID:95TW7AZWP
ほ
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 08:28:53.83 ID:9qn4E8jxO
ほ
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 09:06:18.15 ID:X1J/qvkrO
危ない危ない
ほほほ
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 10:03:27.81 ID:aYs9BSJPO
雪
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 10:09:50.19 ID:mtA6za4TO
筆が進むとさる…って
メモ帳にまとめたりしてないのか
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 10:47:32.35 ID:aYs9BSJPO
保守( ゚Д゚ )
まだあったほほほほほほほほほほ
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 11:35:44.12 ID:CZnCqjnZ0
h
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 11:43:49.40 ID:X1J/qvkrO
保守
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 12:16:25.68 ID:xL1KFDjE0
保守雪幼女
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 12:35:14.17 ID:95TW7AZWP
保守
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 13:13:45.87 ID:olebBgRZO
ほしゅっ
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 13:39:04.91 ID:aYs9BSJPO
雪幼女マダー?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チンチン
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 14:03:34.92 ID:mtA6za4TO
携帯で書くのはきびすぃ
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 14:23:26.84 ID:aYs9BSJPO
ほ
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 14:23:45.59 ID:9qn4E8jxO
ほ
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 14:27:40.66 ID:O2j7jQwEO
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 15:00:14.11 ID:9bTmD7iNO
>346
期待してる
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 15:18:33.52 ID:aYs9BSJPO
>>346 wktk
+
+ ∧_∧ +
+(0゚・∀・)
(0゚つと) +
+ と_)_)
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 15:25:47.64 ID:O2j7jQwEO
ごめん、帰るまでに保守
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 15:41:15.40 ID:9bTmD7iNO
ほ
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 16:08:32.26 ID:aYs9BSJPO
ほ
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 16:15:10.62 ID:O2j7jQwEO
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 16:20:51.49 ID:mtA6za4TO
神が沸いた…
354 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/22(木) 16:28:44.50 ID:WAxHtSDv0
>>202続き
ユキナの手を掴んだまま、俺は走り続けた。
走っても何も変わらない…立ち止まったら追い付かれる。
「はぁ…はぁ…!!!…くそっ」
「ちょっと、ヨウ君!どうしたんですか?!」
「逃げるんだよ、寒い寒い北へ!そうすれば、お前は帰らなくてもいいんだろ?」
「でも…無茶です!このまま、走って逃げ切ろうなんて…無理ですよ…」
「…くそったれ!!」
「…」
どれくらい走っただろうか。もう逃げても意味が無いと分かっていた。
満月が浮かぶ夜の下。公園のベンチに、疲れ果てた2人が並んで座る。
「…」
「…」
「ねぇ、ヨウく…」
「何故言わなかった?」
「…え?」
「…桜が咲く前に国に帰るって、何で今まで1度も言わなかったんだ?」
「そ…それは…」
「俺、ずっと一緒に居られると思ってたのに。」
「…うん」
「ずっと一緒に暮らせると思ってたのに…!!!!!!」
「…ゴメン」
「…せめて、もう少し早く教えてくれていたら…」
こんなにも、愛しく思う事は無かったのに…
キュンキュンきた!
356 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/22(木) 16:43:41.62 ID:WAxHtSDv0
>>354続き
無言のまま、時間だけが過ぎていった。
ユキナはただ、そわそわしながら、俺が落ち着くのを待っていた。
闇の向こうを眺めてみたり、街灯が照らす砂場を見てみたり…空を見上げてみたり…
「あっ…」
「…ん、どうした?」
雪が降っていた。その雪は、2人の心をそっと包み込んで、
温めてくれるような…そんな気がした。
右手を伸ばして、雪を捕まえてみる。
雪はみるみる溶けていき、あっという間に無くなった。
その時…ユキナが異変に気付いた。
「…ヨウ君…?その手…」
「…」
せっかく隠しておいたのに…
走っている間、ずっとユキナの腕を掴んだままだった左手は、
ユキナの腕を掴む形のまま、白く固まり、動かなくなっていた。
「…あぁ、ちょっと俺には、冷た過ぎたみたい。」
「そのまま放っておくと危ないですよ…どこか、水が出る場所があれば…」
ユキナがベンチから立ち上がり、ぐるっと周りを見回し、何かを見つけた。
それを追うように、俺も腰を上げて、左手を見つめた。
357 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/22(木) 16:44:57.25 ID:WAxHtSDv0
ちょっと何か呼ばれたんでいてきますゞ
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 17:00:23.27 ID:aYs9BSJPO
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 17:26:59.24 ID:9bTmD7iNO
あげ
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 17:39:12.98 ID:WB6sZOtH0
まだ落ちてなかったのかww
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 18:00:48.85 ID:aYs9BSJPO
ほ
☆
363 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 18:26:33.47 ID:yvUyFoRu0
やあ。まだあったんだね ^^;
364 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 18:32:36.78 ID:yvUyFoRu0
>>320 少女「いや、それは大丈夫だよ。今の生活にも、別に不満は感じてないし。
甲斐性なしだけど、この人がいれば、それだけで十分だし。
一緒に暮らせるだけで幸せ。『それ以上の何か』なんて、求めてないもの。
それに」
そういって少女は女に向いて、ニヤリと笑う。
少女「この人は私だけのもの。所有物。占有権は私。だから、だーめ。フフッ」
バ「そっかー、ざんねんだなー」
座卓に突っ伏し、一面を占拠。キャラに似合わぬツインテールがヘタリと流れる。
見てる分には面白いんだけどな。当人じゃなければ、関与していなければの話だが。
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 18:37:21.13 ID:aYs9BSJPO
>>363 キタ━(゚∀゚)━!!!
まあ、落ちてもすぐに立てられそうだがww
366 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 18:39:01.50 ID:yvUyFoRu0
顔を上げず続ける。ぐぐもった、濁ったような声が耳に届く。
声のトーンがしずみ、波がビビる。音が歪み、安定しない。
バ「私さー、本当は男さん好きだったんだー。今は副店長さんだけど、
昔は私と同じ単なるバイトだったんだよ。私と同じくらい抜けているのに、
私とはぜんぜん違うの。ぜんぜん。この人ね、ぜんぜん馴染めないの。
笑顔を見せてくれない。笑っても目が笑ってくれない。だからいっつも心配だった」
時折、鼻をすする声/オトが入る。淡々と、続くそれは、部屋を、凍らせる。
俺は一瞬、足元から冷たい何かが体の中へと侵入したのではないかという、寒さを感じた。
聞いては、いけなかった。そんなナニカに触れてしまった。
ギアがかみ合う感覚を覚え、脚が固まる。直立不動。それはまるで、凍死した老人のようではないか。
367 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/22(木) 18:39:56.70 ID:WAxHtSDv0
>>356続き
「なぁ、ユキナ。」
「ふぁ?どうしたんですか?」
ユキナが振り返る。
「お前の身体ってさ。ずっとー…そのままなのか?」
「…そうですよ?だってあたし、雪女の子ですから♪」
にっこりと微笑む。
「…そうか…よかった、やっと笑ってくれて」
ユキナの顔が真っ赤になる。
「ふ…ふえぇ?!!あ、あたし、怒ってました?ゴメンなさい!
そんな、あたしヨウ君が心配で、でもそれで、つい、あぁ…ゴメンなさい!」
「いや、いいんだけどさ;」
近くに寄って、頭を撫でてやる。
「ユキナは偉いよなぁ。ちっちゃいのに、俺の事まで考えて。」
「…あっ、ありがとう、ござい…ます」
「なのに俺は、自分の事しか考えず、お前を部屋から連れ出した。」
「そ…そんな事…」
「…もう帰ろうか、迎えが来てるんだよな。」
「あ、あの…」
「ユキナが一人前になれるんなら、俺はそれでもいいと思う。だから」
「ヨウ君!」
空気が裂け、彼女の声が耳を貫く。
「…どうした?」
「…あたしだって、帰りたくないの…」
「…でも、ダメだよ…決まりなんだろ?」
俺の問いに、ユキナは答えなかった。
「連れてって、このまま。…お願い」
368 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/22(木) 18:43:29.70 ID:WAxHtSDv0
VVJJさん来たんで一旦去りますねノシ
明日は休みだー書き上げるぞーこんちくわーっ
369 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 18:50:52.48 ID:yvUyFoRu0
バ「いっつも心配だったのに、この人はぜんぜん私のこと、気付いてくれない。
ずっと気付いてくれない。平然と、平気な顔をして、熱のない、まるで世界が
当の昔に終わったんじゃないかって顔をしているの。おどけて見せても愛想笑い。
いつの間にか私は、この人のことを、本当に笑わせてあげたくなっていた。
ずっと馬鹿なキャラを演じてた。ずっと天然を演じてた。『普通』の女の子じゃ駄目だって、
『普通』にしてたら気付いてもらえないって、『普通』のままじゃ幸せになれないんだって!」
涙と鼻水に塗れた、見るも無残な状態で、綺麗な貌/カオを悲痛に歪てこちらを向く。
なんと弱弱しい目なのか。吹いたら消えそうじゃないか。今にも燃え尽きそうな蝋燭を想像させる。
燃え尽きる前に一度高々と燃え上がるそれの如く、堰を切って言葉が溢れ出す。
バ「なのに! なのにっ! いきなり数ヶ月前から元気になって! 本当に笑って!
私のいない間になにがあったのかって悩んだ。副店長になって、収入が安定したからかと思った。
生活の軸が安定したからかと思った。なのに、ぜんぜん違う。その前からだった。
副店長になる前から、お正月の前から、クリスマスの前から、11月の半ばから。
そしたら今日来たこの子、この人の女とか言うじゃない。認められるわけないじゃないっ!
私が、私自身のそれを認められるわけがないじゃないの」
370 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 18:51:24.04 ID:yvUyFoRu0
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 19:00:06.77 ID:ngKC9gYcO
>>369 あれ?
漏れの思い出がこんな所でさらされてるぞ?
なにこの奇跡的な辱めwwwwwwww
('A`)ガンバレバカチンバカチン超ガンバレ
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 19:02:53.21 ID:aYs9BSJPO
バカチンは俺の嫁
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 19:06:53.44 ID:yvUyFoRu0
とりあえず、google先生に雪幼女について聞いてきた。
雑草鯖のlogがいまだに現役で残っていた。ついで、前の雪幼女スレのまとめを見つけた。
うんうん、まとめね。でもさ、お兄さん、ちょっと絶望しちゃった。
だって、俺のレス、コメントしか拾われてないんだものwwwwwwwww
ですよね、所詮駄文ですもんねwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwww
糞つまらん長文吐き続けてすみませんwwwwwwwww生きていてすみませんwwwwwwwwwww
中途半端に1レスだけ拾われるとかwwwwwwwwそれならなかったことにしてくださいwwwwwwww
ていうか、ほんと、期待してすみませんでしたwwwwwwwwwうぇwwwwwっうぇwwwwwwwww
生殺しのまま、飯→風呂→TVコースいってきます。
バカチンは、実はまじめな良い女。しかもツインテール巨乳の補正あリ。
おいしいねぇwwwwwwww巨乳ツインでおいいしいねぇwwwwwwwwwっうぇwwwっうぇwwwwww
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 19:11:50.09 ID:uTaGYyfc0
375 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/22(木) 19:18:53.24 ID:WAxHtSDv0
>>370 そりゃまぁ、読みづらいしな;俺文章そんな上手くないしwww
それに、バイトの準備もしなきゃだしなwww
ハム速も読まなきゃだしwwww
>>373 まぁまぁ悲観するなってwww気合は大切wwwwwwwwww
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 19:23:58.87 ID:aYs9BSJPO
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 19:28:11.50 ID:9qn4E8jxO
それ見てないけど、ちゃんとこっちで見てるよー
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 19:43:06.93 ID:rDFQG+fcO
てs
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 19:49:29.92 ID:yvUyFoRu0
>>374 いいえwwww違いますwwwwwww
>>375 うぇwwwっうぇwwwwwww
>>376 いや、違うところですよwwwwwwww
どこぞの、だれかの、まとめblogでしたwwwwww
しかし、あえてあげないwwwwwwwうぇwwwっうぇwwwwww
380 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 19:56:26.42 ID:yvUyFoRu0
バ「でもさ、確かにそうなんだよ。この子がこの人に所にきてから、この人は幸せになった。
それで良いはずなのにさ、認められないの。悲しいの、いやなの、悔しいの。
私って汚いよね、いやな女だよね、こんなやつ、好かれるわけないよね。
家にまで上がりこんでこんなの、かなしいよ・・・・・・恥ずかしいよ・・・・・・」
どういう言葉をかければ良いのやら。俺は元々そうモテる人種なんかじゃない。
女の人に声をまともにかけてもらえることだってそんなにないのだ。
なのに、今の俺ときたら、甲斐性なしの唐変木の朴念仁。
どこかの菌糸類の人が書いた、なんでもナイフで切ってしまうお兄さんくらいの
ニブチンだったようだ。ひどい話だ。
少女「んじゃ、半分分けてあげる。でも、あれは私のものだからね?」
バ「へ?」
いや、もっとひどい話だ。
381 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 20:05:38.93 ID:yvUyFoRu0
少女「だから、半分だけ分けてあげる。全部はあげない。私の大切な人だから。
でも、あの人の気持ちまでは私のものじゃない。だから、半分こ。
あの人が、それを『望む』なら、だけど。どうなの、そこでさっきから突っ立ってる人」
ジトッと睨まれる。睨まれているのに、そうそう脅威を感じない辺り、危機感知能力が足りないのか。
むしろ、快感さえ覚えてしまいそうな俺は変態なのか。いや、ノロケとかそんなんじゃないですよ。
男「うーん、半分って俺は物かよ。そういう風には見れないから、そういう意味では期待には添えない。
ごめん。やっぱり俺は、こいつのことが好きだから、半分どころか、全部こいつのものだわ。うん。
だからといって、あんたが嫌いってわけじゃない。面白いって意味では好きだ。
その、なんだ。友達って、俺、いないんだよね。こっちで。いや、高校のときはいた、と思う、よ。
多分、その、俺は少なくとも、友達と思ってたやつが、いた、と思う、はず、てかそうであって欲しい」
しどろもどろ。ひどいひどい。
382 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 20:10:24.40 ID:yvUyFoRu0
男「だから、あー、んー、なんていうべきかよく分からないけどさ。
親友とか、そういう類じゃ、駄目かな。駄目だよね。うーん。んー・・・・・・」
バ「プッ」
少女「ブッ」
真剣に悩んでるのにこいつらときたら、いきなり噴出し、挙句大笑い。
なんと言う愚弄。ふざけるな。
バ「あははー、ねー、言ったでしょ。この人はやっぱりベタ惚れなんだってー。
挙句寂しいロリコンなんだってヴぁ」
少女「負けちゃったー。でもうれしい。私の勝ちだよ、ある意味」
どうやら謀られたようだ。それも、思いっきり、人として。
こいつら、軸がぶれてるだろ。もう、ブレブレだって。
マジで絶望した! 男心を突かれて絶望した!!
恥ずかしい。いっそ殺せよ。
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 20:11:26.26 ID:EtSWk96X0
なんというS娘たち・・・
384 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 20:13:43.19 ID:yvUyFoRu0
バ「ってことで、ご飯作ってあげるね。なんかある?」
ぽかーんとした俺の横をすっと通り、冷蔵庫を開ける。
人んちの冷蔵庫を無断で開けるとは、何事ですか。
少女「お肉なーい?」
バ「お肉? 冷凍庫に豚肉があるね。しかも4枚。ちょうど良いから、
これでなんか作ってあげるね。小麦粉かなんかあったかな?」
少女「んとねー、水場の下にあるはずだよ。あと、フライパンも」
ひざがかっくん。そのまま前に流れるように伸びる俺。
やられた挙句に疲れたわ、ボケ。もうやめてよね、こういうの。
385 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 20:20:12.18 ID:yvUyFoRu0
料理をしてあげるというだけあって、確かに料理は出来るようだ。
日ごろ弁当を温めるのにしか使われない電子レンジが、お肉の解凍に使われている。
バ「本当は、ゆっくりと解凍したほうが味が落ちなくて良いんだけど、今は急ぎだしね。
ほーら、副店長。ご飯でも炊きなよっ。それくらい出来るっしょ」
物の数分で、硬い冷凍肉はやわらかい豚肉へ。
まな板におき、ナイフを縦に打っていく。筋を一通り断ち終わった後、網切りに刃を入れる。
一糸乱れぬその手捌き。なぜ日ごろのバイトに応用されないのか。
あっという間に安い豚肉は、横に引くだけでやわらかい豚肉へと変身してしまった。
男「はー、そんな風にするんだ」
バ「普通の人はこんなことはしないかなー。網切りなんて、その辺の主婦には出来ないんじゃない?」
386 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 20:25:58.94 ID:yvUyFoRu0
肉に、塩、胡椒を刷り込み、下処理をする。
今度は、ビニール袋に小麦粉を取り、その中に豚肉を突っ込む。
口を閉めて振れば、少量の小麦粉で衣がつくらしい。
再びまな板において肉を休ませる。その間にフライパンが加熱される。
バターの代わりにマーガリンを投入される。最初は低温で熱して、
焦がさぬように液化させる。そこに、チューブのにんにくと生姜、
一味唐辛子を少々振って、火を入れる。日ごろこの部屋では生じない、
料理らしいにおいがしてきましたね。
少女「あー、美味しそうな匂い」
バ「まだまだー、もうちょっとまっててね。ほら、そこで寝そべる暇があれば皿を出すんだ」
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 20:28:00.99 ID:aYs9BSJPO
バカチンは頭の悪い演技をしていたという演技をしたでおk?
388 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 20:30:54.14 ID:yvUyFoRu0
一思いに火が強くなる。ゴッという音と共にフライパンの中の音が激しくなる。
そこにお肉が投入される。ジュァッ、ジュアー。良い感じに焼けてきたようです。
三枚の肉を、裏と表を強火で一気に焼き上げてから、再び弱火〜中火に。
男「あれ、何で一気に焼かないの?」
バ「一気に焼こうと思うと、先に外ばかり火が入って、中まで火が入らないんだよ。
だから、先にこうやって表面を焼いてから、蓋をして。のんびり焼く、と。
その間にソースを作るよ。ご飯もあと少しで炊き上がるみたいだし。
今のうちに机の上を片付けるっ。さあ、Go!」
フライパンが足りないので、たまごやき用のフライパンが出される。
こんなの、親に餞別で買ってもらって以来、使った覚えがないな。
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 20:31:43.80 ID:yvUyFoRu0
>>387 おk。
しかし、それ以上の策士かもしれませんよ。
恐ろしい話ですねwwwwwwww
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 20:36:58.01 ID:ngKC9gYcO
>>381 ('◇')・・・
結果は予想通りだったのに
過程が全然違うとか・・・
(´・ω・)なんか泣きたくナテキタ
391 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 20:39:08.05 ID:yvUyFoRu0
もう一つのフライパンに火が入る。普通のサラダ油をしき、
いつの間にかみじん切りにされた長ねぎが投入される。
最近の流行は、あの長ネギを二本持ってフルフェイスヘルメットを被って
踊ることらしいが。みっくみくにされることは当分なさそうなので、そのまま見守ことにしよう。
みじん切りにされたねぎが炒まると共に、瓶の底に少し残っていた赤ワイン、
ケチャップ、とんかつソース、少々の焼肉のたれ、しょうゆを垂らし、ひと煮立ち。
おかしいな、ゴミのような食材で、なぜこんなものが出来上がる?
皿に移された肉の上に、ソースがかけられる。
うは、まじで良い匂い。ご飯とセットで早く食べたい。
肉を眺めていると、更にもう一品調理をしていたことに気付く。
電子レンジで野菜が蒸され、飾り切りされたにんじんのバター炒めもどきがのる。
バ「はーい、完成っと。ご飯もちょうど炊けてるから、少し蒸らしが終わったらよろしくね」
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 20:40:42.68 ID:aYs9BSJPO
393 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 20:42:11.20 ID:yvUyFoRu0
全員が机の前に座るころには、なぜか更にもう一品増えていた。
男「どうやってこのスープ?」
バ「野菜の残りと、にんじんの皮。あと、残ってた調味料で適当に」
男「そうじゃなくて、時間的な、ね」
バ「ずっと見てたじゃにですかー」
この女。本当は俺よりもてきぱきと物事をこなせるじゃないか。
なんと言う天然補正。ひどい、バイトの棚卸もがんばってくれよ。
394 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 20:46:35.95 ID:yvUyFoRu0
これまた、特に使われることのなかったフォークとナイフを2セット出す。
無論、男の俺はまるかじりですよ。
少女「あ、ものすごくやわらかい。それに美味しい。外はかりかりっとしてるのに、中がしっとり」
バ「ふっふーん。すごいっしょー。そのカリカリは、外の小麦粉がミソなんだよ」
実際肉はかなり柔らかい。齧り付いて引きちぎる覚悟をしていたのに、
齧るだけで噛み切れるくらいにやわらかい。これはもしかして、本当に料理上手?
女は、ハフハフとまともな夕飯にがっつく二人を、とても優しそうな目で見ていた。
ある一つの幸せの縮図。そんなものを垣間見たような気がしていたからだ。
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 20:55:06.44 ID:wwQwcvXP0
GJ!
さる回避さる回避っと
あと地味にID:ngKC9gYcOが気になる件
ガンガレ
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 20:59:58.38 ID:aYs9BSJPO
>>393 度々スマソ
一応気になったんだが誤字かな?
×バ「ずっと見てたじゃにですかー」
○バ「ずっと見てたじゃないですかー」
何はともあれGJ!さすが元物書k(ry
397 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 21:03:15.28 ID:yvUyFoRu0
女は、家庭環境に恵まれなかった。四人家族。上に兄が一人。
父親はおらず、母親と母方のおばあさんでの四人だった。
女は父親の連れ子。兄は母親の連れ子。交通事故で父親を失った女は、
その時点で肉親を失った。いや、肉親という意味では母親が別にいるのだが、
それはとうの昔に他人である。
――大人はいつも、我侭だ。子供のことなんて、所詮は道具程度にしか認識していない。
確かに、何の不自由もない暮らしだった。父親の保険金についで、
元々この母親の実家は金持ちだったのだ。富豪とまでは言わないが、
生活水準を見ても、働かずしてこのクラスだ。文句のつけようがない。
母親は、冷たかった。親としては責務を果たす。でも、温かさを感じられなかった。
触れ合う温かさがない。それはとてもとても遠い、手が届かない壁の向こう。
398 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 21:03:29.02 ID:yvUyFoRu0
兄は優秀であった。勉強も出来、友人も多く、誰にでも優しかった。私以外には。
兄は私を避けていた。私も兄を避けていた。兄も、私からとても遠かった。
おばあさんも、私よりも兄を可愛がった。そりゃそうだ、私なんて、血も繋がっていない、
遠く遠くの他人様。家にいるだけでも、おかしな話だ。
――大人はいつも、傲慢だ。『家』と『血』が、『心』を上回る。
家にいるだけでも苦しい。息苦しい。息がつまり、吐き気がしそうになる。
誰もがそばにいて、何もが理想のように見える地獄。『孤独』とは、『監獄』なのだ。
399 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 21:03:38.92 ID:yvUyFoRu0
女は、おどけることを覚えた。何も出来ないことを装うことが、唯一興味を惹いて貰えるのだと知った。
『出来ないこと』が『演じられる/デキル』事こそが、その身の存在意義。
被る仮面はあまりにも重い。キャラクターが上塗りされ、自身が希薄になる。
アイデンティティーの偽装。被るソレを、『私』と言って良いのだろうか。
――キット誰カガ、コンナコトヲシナクテモ、私ダケヲ見テクレルハズ。
被る仮面は、いつの間にか面の皮と一体になる。混在し、希薄になる自分。
素直であることって、何でこんなに難しいんだろう。『普通』であることが、
こんなにも難しいだなんて。なんて、世界は、狭いのか。
400 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 21:03:48.90 ID:yvUyFoRu0
男「おーい、ちゃんと食ってるか? って、おい」
いきなり鼻をつままれる。我に返ると、心配そうに二人が私のことを見ていた。
少女「大丈夫? なんか顔色悪いよ?」
男「作ったやつが食わないって、それはだめだろ。『みんなで食べる』
夕飯だったんじゃないのか?」
バ「あ、うん。そう、だったね」
――なんだ、見てくれてるじゃない。ちゃんと。こんなにも。
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 21:04:44.29 ID:yvUyFoRu0
>>396 まさしく誤字ですね。
サーセンwwwwwwwちょっとインドの山奥にでも行って、修行してくるべきですねwwwwwwww
昔から誤字に気付かない人なもんでwwwwwwwありがとうですwwwwwwwww
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 21:05:30.81 ID:uircsrHP0
なんかこれまとめてVNにしたら冬の有明で売れそうですね
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 21:07:26.52 ID:wwQwcvXP0
wktkwktk!
続きが気になりすぎて仕事が出来ないwwwww
ここでじらされたら漏れ失禁しそうwww
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 21:08:59.31 ID:yvUyFoRu0
>>402 もう、本は書きたくないです。
文章は、なかなかそんな場所では認めて貰えないのです。
そしてwwwwwww大半がBLを占める地方コミケは、もういやですwwwwwwww
めっちゃ可愛い女の子が、男だけの出展ブースに立ち寄って、
そのあと受け攻めとか言われている時点で、もう立ち直れなくなってしまうぼぁ
この世も末だな。
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 21:10:01.60 ID:yvUyFoRu0
>>403 またなんだ、すまない。
ちょっと休憩wwwwwwうぇwwwwっうぇwwwwww
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 21:12:09.16 ID:uircsrHP0
>>404 このスレにいる奴みんなおまいが大好きだ。安心汁
しかしBLだらけのコミケはちょっとな…('A`)
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 21:23:39.49 ID:yvUyFoRu0
>>406 やおいとは、やさいなんです。
や やまなし
お おちなし
い いみなし
や やらしさなし
さ さわりなし
い いこいなし
ほんと、エロ駄目なのにガチを望むって、お前らはマジモンのそっちの方を見たことがないのかと、
小一時間といつめたい。トラウマになるほど問い詰めたい。
どっちがどっち(受け攻め的な意味で)ってので争う女は、本当にお近づきになりたくないです・・・
トラウマ植え付けられたのは私だったようですね。すみませんでした。
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 21:26:34.01 ID:wwQwcvXP0
>>404 買うときは無言で颯爽と
それが漏れのJastis
>>405 仕方がないから失禁しながら仕事する
>>406 フヒヒ、サーセンwwwww
でも地方ってそうなのか
シラナカタ
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 21:29:40.07 ID:yvUyFoRu0
男「食った食ったー」
少女「久しぶりにまともなご飯だった。ごちそうさまでした」
バ「お粗末さまでした。お片づけしてきますね」
男「あー、洗うくらいは俺がやる。そこで座っててよ」
そうやって、座らされる。さっきのカマかけは演技だった。
でも、全部が演技とは言い切れない。好きなのは本当だ。
そして、この子が彼の事が好きで、彼もこの子が好きだってのも本当だ。
全部本当だ。でも、全部うそだ。本当にしちゃいけない。
そうだとしても、これだけは本当にしたい。
バ「あのさー」
男「おーん、なにー?」
バ「私のこと、親友だって思ってくれるの?」
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 21:31:53.82 ID:aYs9BSJPO
可愛い腐女子・・・・・・・ゴクリ。
ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄"\
/ ヽ
`/ \, ,/ |
| (●) (●)川 |
| / ̄⌒ ̄ヽ U|
| ( |~ ̄~ヽ| |
|Uヽ  ̄~ ̄ノ |
|  ̄ ̄ ̄ |
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 21:33:12.31 ID:yvUyFoRu0
男「親友ってより、お前はある意味妹だろ」
なにを言ってるんだろうこの人は。
男「そう、ある意味妹だな。ホント、良い表現だ。駄目なやつの癖に、ぜんぜん駄目じゃない。
だけど、目を離すと危なっかしくて、だからずっと監視してなきゃならない。
そういうのが、俺の中でのお前。うん。だからさ、さっきみたいのは勘弁してくれよ」
クククと悪者のように笑いながら更に続けられる。
男「だから、お前のことはそういう目では見れないというか、そういう認識は出来ないと言うか。
なんとなく分かれ。そして察しろ。だから、お前はある意味『家族』みたいなもんなんだよ」
やっぱり駄目だ。私、この人のことが、本当に大好きです。
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 21:46:17.57 ID:uircsrHP0
新ジャンル「バカチン」になってきた件
私は一向にかまわんっ!
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 21:56:43.89 ID:aYs9BSJPO
前スレ立てた
>>1今頃どうしてるかな?
おまいのおかげで雪幼女という新ジャンルが確立したというのに…
414 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 22:04:15.69 ID:0oOTw/De0
また目印つけずに書いてた。そして、ずっとサルのターン
_ノ乙(、ン、)_ <コノママ, 寝ヤロウカシラ
---
>>409,411
ありがとうとしか言えなかった。でも、それは、本当の意味でのありがとう。
素直に言えたありがとうだ。
バ「でさでさ、妹だったらこの部屋の鍵持ってても問題ないよねっ」
男「いやいや、妹ならばなおさら。兄の醜態は見せられません。なので、却下」
くっそー、持ち上げられて落とされる。
好きになって間違いだったかな、私。
バ「それじゃそろそろ帰りますね」
男「うぃうぃ、ごちそうさまでした」
少女「またきてね」
バ「近いうちにねー」
扉を閉めてから、下のほうでエンジン音がした。途端、恐ろしい爆音が。
ドップラー効果を残しながら遠ざかっていく暴走女。恐ろしい。
あれならどこかの豆腐屋のハチロクとはれるんじゃないのか。
少女「いっちゃったね」
男「あ、うん。まあ、良いんじゃね」
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:07:19.32 ID:uircsrHP0
つーかID:VVJJ1XVCが降臨したからな
初代
>>1も偉大だが
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:08:05.82 ID:uircsrHP0
VVJJ1XVC0だた
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:08:30.76 ID:SOC2TeT8O
>>413 お亡くなりになりました・・・
なんちゃってwwwwwwwwサーセンwwwwwwww
俺はスレ立てしただけで他に何もしてない・・・保守はしてたけどwwwwwww
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:08:56.77 ID:SOC2TeT8O
>>413 お亡くなりになりましたwwwwww
なんちゃってwwwwwwwwサーセンwwwwwwww
俺はスレ立てしただけで他に何もしてない・・・保守はしてたけどwwwwwww
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:09:47.42 ID:CZnCqjnZ0
420 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 22:12:17.46 ID:0oOTw/De0
少女に手を引っ張られたと思ったら、布団に押し飛ばされる。
ドスンと尻餅をついたと思ったら、いきなり罵られるではありませんか。
少女「あ、あんたは私だけのもんなんだからね。ご飯ごときで揺らがないで欲しいわね。
い、いい? あんたは私のものなんだから。だから、私のことも、あんただけの・・・・・・
ああもう、だから、もう! この甲斐性なし!」
更に押し倒され馬乗りにされた挙句、両頬を両手でつかまれる。思い切り真正面を向けさせられ、
少女の顔が近づいてくる。いきなり過ぎるよ、色々といきなり過ぎるよ。
そして、またサレるが儘にサレてしまうのであった。
少し冷たい何かが、こちらの中にねじ込まれる。最近となっては大胆で困る。
息が止まっているんじゃないかと思えるほど長く、そしてしつこく。
それでいて落ち着いていて、ねっとりと緩やかに。
すっと顔が離れたときには、なんとも妖艶な笑みを浮かべてこっちを見つめていらっしゃるじゃありませんか。
少女「いつになったらしてくれるの? いつになったら、私はあなただけのものになるの?」
男「いつになったらって、ねぇ?」
少女「ほら、こんなに大きくしてるくせに」
男「おいおい、それはだめだってば」
少女「どうして。あなたは私のもの。だから、ここも私のものなんだから」
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:14:33.22 ID:uircsrHP0
いきなりエロキター!
ちょっとティッシュ持ってきますね
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:15:09.36 ID:wwQwcvXP0
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:20:11.05 ID:uircsrHP0
ここで生殺しというVVJJクオリティ
勘弁してくれ('A`)
424 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 22:23:27.89 ID:0oOTw/De0
ジィーッ。YKKと書かれた小さな金属片が引っ張られ、何かが開く。
開いたその奥に、するりと冷たくて小さな手が。
男「バカ、やめろって。それ以上したら怒るぞ」
少女「いやなら退かせば良いじゃない。フフッ」
細い指が絡まるように触れてくる。大きくなったそれは、
同時に硬さと熱さを帯びる。表面の皮を抉る様に、
指が侵入してくる。駄目だ。色々と駄目だ。年齢的にも、
時間帯的にも、場所的にも。色んな大人の都合で駄目だ。
グリンと指で抉られると、中からむき身の頭が顔を出す。
425 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 22:29:43.18 ID:0oOTw/De0
ただ見つめ合い、声が発せられない。互いのどちらかが何か言えば、
そこでこの行為は終わる。互いにソレを理解しているのだ。
少女は、拒否されないならそのまま続けるよ、と。男は、
拒否しなければこのまま人として道を外してしまうよ、と理解する。
ギリっと、ソレを握る力が強くなる。頭と胴体の窪みに指が、巻きついて。
先からは色々なものが声の代わりに吐き出される。ヌラッと濡れたソレが
外に顔を出すと同時に、部屋の冷気がソレを冷やす。
やってしまった。もう十分に道を踏み外してしまったようだ。
少女は静かに深呼吸して、覚悟を決める。握る強さは意思の表れか。
ソレと同時にゆっくりとこすり上げられている男は、顔の前に腕を組み、
プルプルと震えながら耐えている。息が荒い。
互いの息が温度差を生みつつも、この場の空気を支配する。
426 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 22:34:41.18 ID:0oOTw/De0
途端、玄関から音が。あれ、そういえばこの展開は前にも。
仕方なさそうに上から少女は下り、男は残念そうにズボンを上げなおす。
扉を開けるとそこには。
/ ̄\
| ^o^ | 「新聞は要りませんか」
\_/
男「またあんたですか。この時間に勧誘とか、空気読んでください。てか、だめでしょ」
| ^o^ |「いいえ、板の空気を読んだのです」
男「はい?」
| ^o^ |「えっちぃのは、よくないと思います」
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:36:46.90 ID:uircsrHP0
ま た ブ ー ム 君 か
まぁ予想できたが
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:39:28.50 ID:0oOTw/De0
本気で書くと、本当に18禁になるので。
あれですよ、こういうのはそういう特別なところでしないと ^^;
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:45:18.91 ID:uircsrHP0
ですよねー
ニヤニヤ
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:46:36.92 ID:CZnCqjnZ0
生殺しはVVJJ1XVC0のパッシブスキルなんだぜ
だがそれg
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:46:55.02 ID:uircsrHP0
じゃあ肝心なとこはキングクリムゾンすればいいのだよ
ほらニコニコにエロゲのプレイ動画揚げるときみたいに
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:48:38.41 ID:aYs9BSJPO
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 22:48:51.87 ID:wwQwcvXP0
あれですか
ここはやはりエロはイクナイ!わけですな
把握
もうVVJJ1XVC0が思わせぶりな態度とってもわっふるしてあげないんだから!
434 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 22:50:43.42 ID:0oOTw/De0
車をかっ飛ばし、自分の今の家に戻る。今となっては、家出同然の生活。
部屋に戻るなり、ベッドに突っ伏す。
泊まりたかったな、あの部屋に。でも、流石にそれは許されないんだろうな。
でも良いんだ。私はこれで。嫌われなかったから。それだけで良い。
受け入れられた。それだけで十分だ。
明日から、またがんばろう。
バイトさえがんばれば、あの人と会えるんだから。それだけで良いじゃない。
ババーッと服を脱ぎ、トレーナーウェアに着替えなおす。部屋着なんてのは、これくらいで良い。
化粧落としようのコットンで顔を拭き、化粧を落とす。元々あまり化粧をしていないので、
ファンデーションと口紅を落とせばそれで終わり。あとは化粧水でも適当に塗って。
435 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 22:54:29.82 ID:0oOTw/De0
仕事用の携帯を充電器に置くと、私用の携帯にメールが一通入っていることに気付く。
日付は昨日。兄さんからだ。
兄「元気にしてますか。最近連絡をくれないので、母さんが心配しています。
たまには、帰ってきてください。ぼくも、久しぶりに顔を見たいです」
なんだ、みんな、私のこと見てくれてるじゃない。
なんだったんだろうね、今までの私の葛藤は。
世界はこんなにも広く、私はこんなにも自由で――こんなにも恵まれていたんだ。
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 23:03:10.68 ID:aYs9BSJPO
血が繋がってない兄が呼んでいる…
これは期待していいんですね?
437 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 23:10:59.96 ID:0oOTw/De0
少女「それでさ、いつになったら私たちは進展するの」
男「うーん、当分ないんじゃないかな」
少女「それって、私なんかじゃいやだってこと?」
違う違うと否定して、後ろから抱っこしてやる。
かいた胡坐の上に乗せ、後ろから頭をなでて言い聞かせる。
男「俺も男だから、そういうことには興味はあるよ。でもさ、そういうのじゃないんだよね。
うん。俺は君が好きだし君は俺が好き。それじゃ駄目かな」
少女「形が欲しい。気持ちだけじゃ、不安なの・・・・・・」
男「無理やりキスとかするくせに?」
少女「それじゃ足りないの。それじゃ駄目なの。私自身に刻みつけてよ。
一生なくならないくらいの何かを。とても大きな何かを」
女心と言うやつか。
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 23:13:03.73 ID:5ygxWjsGO
ほ
439 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 23:15:31.73 ID:0oOTw/De0
少女は不安だと言う。あのバカチン女のように、胸はあるべきかと、料理は出来るべきかと、
天然は必要なのかと、常に笑顔でいるべきなのかと、子供より大人のほうが良いのかと、
いつか私よりあの女のほうが優先されるのではないかと。
かたち、か。俺はそんなことを考えたことすらなかった。根のない浮き草のような生き方をしていたからな。
足場を固めても固めても不安だと言う考え方が、なかなか受け入れられなかった。
と言っても、言い換えれば簡単な話だ。
「思い」は「物」として「残らない」から、煙のように消えてしまうのではないかという例え話。
感受性という意味でどうやら俺は、日に日に鈍くなっているらしい。
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 23:25:09.15 ID:0oOTw/De0
(;^ω^)oO(何を形の変わりにすれば良いのか思いつかなかったので、ちょっと休憩。なんて、口が裂けても言えません)
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 23:32:41.52 ID:X1J/qvkrO
GJw
帰ったらなんかエロくてびっくりした
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/22(木) 23:43:32.61 ID:aYs9BSJPO
444 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 23:43:37.05 ID:0oOTw/De0
布団に入り、一緒に床に就く。今となっては、腕枕がこいつの寝床の一部だ。
明日は休みだったな。なんか買ってあげようかな。どうせだし。
物、か。うん。ここは普通に指輪とかその類か。いやいや、ネックレスって線も。
まてまて、相手は子供なんだ。そういうのをもらって喜べるとは・・・・・・
男「なあ、なんか、欲しいものってあるか?」
少女「物、はないかな」
男「そっか」
腕の中で返ってくる答えはこんなもの。物欲がないやつめ。俺なら色々欲しいというのに。
まず、車が欲しい。次に、もうちょっと広い部屋。ベッド。パソコン。大きいテレビ。
広い庭に、プールなんてのも。いやいや、まずは広い風呂か。それに、新しい携帯も欲しい。
携帯?
445 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 23:50:09.34 ID:0oOTw/De0
男「あのさ、携帯電話って知ってるか?」
少女「ああ、あの二つ折りの機械ね。あれがどうしたの?」
男「あれ、お前にも一台買ってやるよ」
少女「どうしたのいきなり」
不意に見上げ、きょとんとした顔を向けてくる。この気の抜けた顔がたまらなく可愛い。
こう、「無防備」と言うそれと体現する表情が最高だ。あ、ロリコンじゃないですよ。
ギュウと抱きしめ、耳元で答える。
男「二人で持てば、いつでも繋がってられるだろ。電波でだけどさ。一応物だし、形に残る。
そんなんじゃ駄目かな。不安だ不安だって言うからさ。物で釣るってのもどうかと思うけど」
ギュウと抱き返され。少女はそれが欲しいと返事をする。さあ、明日は買い物といこう。
一応金はあるし。何とかなるだろ。どうせなら、キャリア乗り換えるかな。
今はA社を使ってるんだが、なんかわけの分からないサービスで機種代高くなってるし。
この際、携帯電話とはいえないが、W社のPHSにでもするかな。あの、PDAっぽいのが気になるし。
446 :
VVJJ1XVC0:2007/11/22(木) 23:57:46.97 ID:0oOTw/De0
朝を迎える。昔っから俺は、休みの日ほど早起きだった。学校あるときゃ目が覚めないくせに、
土日になるといきなりスイッチが入る。いまだにその法則は引き継がれているようだ。
カーテンの隙間から日が差し、ほんのりと部屋を照らす。壁の時計に目をやると、
短い針は7と8の間を指している。まあ、こんなもんだろう。
右腕には、温かい少女が眠る。こんな姿を見て、誰が彼女を雪女だと思うだろうか。
あ、しまった。こいつ雪女だから住民票もくそもないじゃない。どうしよう、名義とかそういう話で・・・・・・
俺の名義で二台契約となれば、それはそれで解決なんだが、それって厳密にはこいつに
買ってあげたことにならないんじゃないか? いや、それでも買い与えると言う意味では、
こいつに買ってやったことに・・・・・・そもそも、俺が納得するかどうかより、こいつが納得するかだよな。
こういうことを考えるほどに、益々こいつのことを真剣に考えねばいけない気がしてきた。
風邪をひいたりしたらどうなるんだろう。病気とかさ、そういう時、保険は使えるのか?
使えないよね、住民票なんてないもの。そもそも国籍がないじゃない。だったら、こいつはどこに属している?
俺? だったら、やっぱりこいつは俺しか頼るものがないってことだよな。それは、道義的にどうなんだ?
447 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 00:04:33.54 ID:lVDQsHev0
幸せそうに眠る横顔を見て、自分自身が負うべき責任が、思っていたよりも
大きいものだったと再認識する。不安にさせるべきではない。それだけは、何が何でも。
精神的にも、金銭的な意味でもそうだ。不安にさせてはいけない。
俺はどうしたら良い。誰かを幸せにできるだけの力は、俺にはあるのか?
眠るその子をギュッと抱きしめ、呟く。
男「絶対、幸せにする。頼りない俺だけど。頑張る、から」
少女はもごもごと動き、目を覚ます。抱きしめられていることに気付くも、空気を読んで静かにする。
男「俺、頑張るから。頑張るから。一緒に、ずっと、いてくれよな」
少女はついついふぅとため息をついてしまう。
私が思っているよりもこの人は複雑だ。そして真面目で、愚直だ。
一生ついていこう。この人しか、私は愛せないだろうから。
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:05:54.64 ID:lVDQsHev0
今気付いたけど、新ジャンルスレ結構多いな。
そして、俺ばかりレスをしているwwwwwwwwwwwwwww
そのうちまたさるに掻っ攫われるな、これwwwwwwwwwwwwww
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:06:34.29 ID:+wDLKY0uO
店長の再登場マダー?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チンチン
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:06:55.06 ID:pY++HyrE0
ぬるぽ
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:11:37.75 ID:lVDQsHev0
>>449 えぇー、広げた風呂敷を畳みに入ろうとしたのに、また広げるんですかwwwwwwwww
連載小説化させる気ですかwwwwwwwwそのうち落ちますよ、このスレwwwwwwwwww
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:16:09.25 ID:vhmYX5ueO
俺がいるからダイジョブだってヴぁ
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:18:32.93 ID:goAZZ3QY0
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:20:01.52 ID:+wDLKY0uO
>>451 フヒヒwwwwサーセンwwwwww
でも、「完結してほしい」と終わらないでほしい」という矛盾した願いを持ってしまってるんだ…
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:20:31.57 ID:GpOby/qo0
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:25:59.13 ID:lVDQsHev0
すまない、呼ばれたのでちょっと逝ってくる。
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:27:22.64 ID:e3tcWPz1O
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:27:49.97 ID:lVDQsHev0
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 00:45:34.19 ID:goAZZ3QY0
>>458 わかめスープ吹いたwww
俺の夜食返せwwwww
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:07:07.38 ID:vhmYX5ueO
なんぞこれw
だれもいない.....
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:22:01.90 ID:pY++HyrE0
漏れら極悪非道のキタキタブラザーズ!
今日もネタもないのにキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
( ゚∀゚∩)(∩゚∀゚) キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
(つ 丿 ( ⊂) キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!
( ヽノ ヽ/ ) キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!!
し(_) (_)J ニシ━━━━(゚∀゚)━━━━ヒガシ
464 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 01:22:09.59 ID:lVDQsHev0
>>447 男「さてと、出かけようか」
少女「え、まだ9時にもなってないよ?」
男「朝ごはんついでにマックに」
少女「じゃんくふーどはいや」
なんでなんで。ジャンクフード最高じゃん。お財布にも優しく、お腹もいっぱい。
ネガティブコストとしてライフを払うけど、太く短く生きれば良いじゃない。
太るかもしんないけどさ、俺としてはこの子にはもう少しプニ感が欲しいと言うか。
少女「ごはんが良い。お米食べたいー」
ああ、そっちですか。
仕方がないので、ファミレスにいくことに。朝からファミレスって、ねぇ。
世間様じゃ考えられないことですよ。お金はあるから、何とかなるけど。
少女「もふもふー」
また耳あてですか。暖かいから良いんだけどね。服を適当に着替え、
準備は万端。さあ、いこうか。
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 01:32:03.29 ID:h5Kwm74M0
なんで俺のところには雪幼女がこないのかな・・・
ご飯くらい作ってやるのに!
467 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 01:37:37.81 ID:lVDQsHev0
エンジンをかけ、いつものように安全運転。後ろからぎゅっと抱きつかれていると、
少し恥ずかしいものの、嬉しくもあるわけで。これでもう少し胸があれば、漫画的な展開も考えられるわけですが。
(中略)
ご飯を済ませ、準備万端。充電完了といったところか。
少女「お寿司とうどんのセットが食べられるって、ファミレスも捨てたもんじゃないわね」
男「まあな。それにしてもうどんが好きだなあ」
少女「ちゅるちゅるして美味しいじゃない」
暖かいものを食べると、腹の底から熱が湧くが如く、体が温まる。
そう、これが正しい朝飯ってやつだよな。
時間もちょうど良い。電気屋に久しぶりに行ってみるかな。
468 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 01:45:12.64 ID:lVDQsHev0
少女「ほへー、これが家電量販店ってやつね。色々あるー」
男「こらこら、はしゃぐなよ。今日は目的が決まってんだから」
さてと、まずはパンフでも見つつ料金を見ようじゃないか。
音声通話の定額でいいんじゃないかな。これだと。
二台ともこれで良いか。さてさて、機種を選ぶとしよう。
少女「好きなの選んで良いの?」
男「ん、ああ。一応、ここからこの範囲でな」
少女「ちょっと迷っちゃうなー」
469 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 02:01:11.59 ID:lVDQsHev0
見るものすべてが初めてだしね。そりゃ色々気になるとは思うけどさ。
あんなに弄繰り回さなくても。気がつけば、指定した範囲を抜けて、
W社の提供する機種の範囲からA社の提供する機種の範囲へ。
目を輝かせて彼女が手に取ったそれは、飴が溶けたようなデザインのカラフルな携帯。
少女「ねえねえ、これ可愛いよ、これ。ちゅるんとしてて、まるくて、色も可愛い」
そうだね、かわいいねぇ。って、ちょ、2.9万って、そんなのありかよ。
なにこの値段。値上がりとは聞いてたけど、これは暴利にも程が・・・・・・
一応、割引がきくのか。でも、やはり2万はかたいな。出来ればあっちの安いのに・・・・・・
少女「あ、え、すごい。画面が綺麗。こんなことも出来るんだ。あ、これすごい」
これは、仕方ないな。うん、仕方ない。必要経費だ。
指輪とか買うのと比べりゃ、安い、よな、きっと・・・・・・
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 02:01:43.00 ID:lVDQsHev0
(なんか、一人でチラ裏に書き続けてる感覚に陥ってきましたよ、っと ^^;)
大丈夫!
読んでるから
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 02:05:04.07 ID:lVDQsHev0
(実は、常に突込みなどを待っていると言う作者のぼやき)
ちゃんんと読んでるからおk
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 02:13:09.12 ID:CGvCdoTj0
今更ながら、
地元が桜前線終着点なため、桜前線ネタが使えない俺・・・
475 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 02:16:07.36 ID:lVDQsHev0
まあ、俺のは壊れてないからこっちはこのまま維持するとして、そう考えれば何とかなるな。
男「すみません、新規契約お願いします」
店員「はい、少々お待ちください」
そして、買ってしまった。別に良いさ。これくらい。うん。
一応、パケット定額も入ったし、半額2年縛りにしたし。
良いと思いたい。
少女「これで、ずっと一緒に繋がってられるねっ」
紙袋片手の俺に、彼女は抱きついて笑顔で。
少女「ずっと大事にするー。本当にありがとう」
476 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 02:21:46.48 ID:lVDQsHev0
さてさて、この先どうなることやら。人外ながらも現代っ子になりつつあるこの子を見て、
随分慣れてきたなと心底喜ぶ。父親の感覚ってのはこういうもんなんだろうな。
父親とか言うけど、こいつは娘ではなく、俺の彼女なんですけどね。
少女「ねー、早く帰ろうよ。早く触りたいのっ」
満面の笑みを溢しながらキャッキャとはしゃぐ彼女。
そうだな、帰ろうか。家に帰ろうか。
俺たち二人の家に。
現代っ子な表現だが、こんな表現も良いな。
科学は距離を技術で単略/ショートカットした。
それは手のひらから手のひらに繋がる、見えない糸電話。
電波と電子の世界を経由したとしても、俺はこの子と繋がっているようだ。
家族と言う意味でも、恋人と言う意味でも。
一応、完
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 02:25:10.24 ID:lVDQsHev0
フヒヒ、強引に終わらせちまいましたよ。お楽しみいただけたでしょうか。
バイバイさるさんに妨害されること4度。数日に渡って続いた「雪幼女アナザーストーリー おまけの2」。
一応この辺りで閉幕です。また何かしらの機会があれば、続きでも書きましょうかね。
次は、バカチン女メインか、元店長のダンディーアナザーストーリーになりそうだなwwwww
>>474 全然問題ないと思うよ。うん。
俺の書いてたこの話も、なんだかんだで時間軸がINFOBAR2が発売されたあとになってますし。
時間軸設定さえうまくやれば、なんとでもなるとおもうんだ、うん。
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 02:26:26.18 ID:bkEZHBD/0
>>477 乙!!
別に強引にせんでも良かったに…
雪国らしく地元ネタ連発するかなぁ・・・
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 02:38:51.81 ID:lVDQsHev0
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 02:41:34.18 ID:lVDQsHev0
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 02:42:43.13 ID:lVDQsHev0
あと、せっかくの新ジャンルスレなのに、俺の長文垂れ流しのせいでいろんな人の
レスを遮っていたようですみませんでした。
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 02:45:33.24 ID:lVDQsHev0
スレが停止してしまいましたね。
イキテイテスミマセン orz カキコミスギテスミマセン
デキレバ、ソノ、ミナサンモ ハツゲンアサッテ クダサイ
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 02:59:04.51 ID:dxqvRbjg0
楽しかった。面白かった。ありがとう。
900台まで引っ張ってもよかったとおもふ
500前に切るには、ちとモッタイナイ
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 03:08:02.65 ID:lVDQsHev0
>>485 ネタが切れて更にgdgdになるよりかは良いかなと思ったんだ。うん。
きっとあのまま書いてたら、閉めどころがわからなくなってた。
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 03:28:12.67 ID:lVDQsHev0
おまけ3
---
携帯を買った帰り、彼女は本屋に行きたいと言い出した。
本屋か、これもまた久しく行っていない。良いないか、今日はとことんお買い物といこう。
店に入ると彼女は一目散に生活コーナーへと進む。なんと言う空間把握能力。
追いかけると彼女が手に取っていたのは・・・・・・料理本?
少女「これ、欲しい」
365日の料理本とかいうやつを見せられる。これは俺に料理をして下さいと言うことか?
少女「明日から、頑張るから。お願い」
どうやら作ってくれるのは彼女のようだ。ほほう。そう来ましたか。
お兄さん、喜んで買っちゃうよ。
488 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 03:31:29.38 ID:lVDQsHev0
店員「2860円になります」
男「はい、それじゃこれで」
貰い物の図書カードでお買い物。日ごろ本なんて買わないから、
きっと期限まで使うことがないと思っていていたが、こんなところで有効活用とはね。
少女「あ、ありがとう。私も頑張るから、ね」
本を手渡された少女は、気合を入れて俺に高らかと宣言する。
ああ、頑張ろう。二人で頑張ろうな。
頭を撫でてやると、ニコニコと顔が緩んでいた。可愛いやつめこのこの。
489 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 03:37:42.70 ID:lVDQsHev0
イチャイチャしつつ店を出たところ、すれ違いざまにあからさまなお兄さんに
ぶつかってしまった。すみませんと謝ったにも拘らず、いきなり胸倉をつかまれる。
D「おいおい、どこに目えつけてんだよ」
男「すみませんでした。ボーっとしてたもので」
D「あ? ボーっとしてた? テメ、ふざけんのも大概にしろよ。俺をどこの誰と知っての口聞きだぁ?」
男「ごめんなさい。すみません」
こういう人ってよくいるんだよな。自称何処何処のなんたらだ的な二つ名を叫び、
暴力を盾に何かを迫る人。コンビニでも、たまにこういう客がいるから困る。
こう言う時はとにかく謝り倒すべきである。
D「てめ、気にいらねえ目つきしやがって。なんだそれは、喧嘩うってんのか、お?」
男「いえいえ、滅相も。本当にすみませんでした」
490 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 03:43:12.82 ID:lVDQsHev0
胸倉を更に強くつかまれ、これは一発くらい覚悟すべきかなと思った瞬間、なにを考えてか。
少女「やめなさいよ。謝ってんでしょ。あんたこそ何処に耳つけてんの。頭悪いんじゃない」
先ほどの本を胸に強く突っぱねる少女が。紙袋をぎっと握り、敵意剥き出しで向かおうとする。
男「やめなさい、ね。本当にすみません」
D「あぁ? なんだテメ、ガキだからって容赦しねぇぞ、俺は何たって」
少女「だまれ、この外道」
危なそうなお兄さんは、その両手に握られた本を払い落とし、ガンを垂れる。
D「なんだその口の聞き方は、いっぺんしつけしてやんねぇとわかんねぇようだな」
少女「あんた、人がせっかく買ってもらった本を、よくも」
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 03:44:51.76 ID:1kIP/ojdO
後日談とか、おまけとか大好きな俺には
とてもおいしいスレですね
492 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 03:46:12.20 ID:lVDQsHev0
少女は、顔を寄せてきた男の胸倉をつかみ、思い切り睨む。
ああ、なんかまずいよ、こういうのは。
少女「『凍って』しまえ」
その握られた手を中心に、男の服が一瞬で凍りつく。
D「な、なんだこれ。てめ、なにをし」
少女「黙れ、カス」
掴んでいた手を離し、男の口に当てる。
少女「二度と開くな、その口」
パキッと。そう、パキッと凍ってしまった。口が張り付き、流石の男も目を白黒させている。
DってDQNのDかwww
あと
>>492 かゆい
うま
494 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 03:51:08.70 ID:lVDQsHev0
少女「チンピラ風情が粋がるな。現象を祖とする私と、惰性の成れの果てのお前が対等と思うな。
おっと、その目も気に入らないな。人間、一思いに消えてなくなってみるか?」
ブルブルと男は首を降る。あーあ、失禁までしちゃってからに。
そりゃさ、一応君は雪女ですけど、そんな職権乱用の度すら越えた能力の無駄遣いはどうかと思いますよ。
男「だから、『やめなさい」って言ったのに。あら、白目剥いてらっしゃいますか。
もうその辺でやめておいてあげなさい。無益な殺生は、どうかと思うな」
少女「そうよねー。それじゃ、さっさと帰りましょ。これに懲りたら、二度と変な気を起こさないことね」
そういって彼女は凍った男を後にし、颯爽とバイクの後ろに跨りその場を去っていった。
495 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 03:53:18.77 ID:lVDQsHev0
その後、この街に「鬼をも凍らせ尽くす雪の女」がいるという噂が数ヶ月回っていたのはまた別の話だ。
ほんと、恐ろしい話ですね。女どころか少女、見た目は幼女ときたもんだ。
あのときのお兄さん、生きてんのかいな。
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 03:54:11.52 ID:lVDQsHev0
こういう能力ネタは自重すべきかなと思ったけど、一応「雪幼女」なんで、
使わせていただきましたよ、っと。
497 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 04:01:21.77 ID:lVDQsHev0
おまけ4
---
そういうわけで帰ってきたのだが。今一度再認識する。この家は金持ちだ。
バ「あー、うん。ただいまー」
兄「うぉおおおおおおおおおお、おかえりいいいいいいいいいい」
ものの数秒で兄が現れ、玄関先でハグ。キモい、キモいよぉこの人。
前はこんな変態さんじゃなかったのに。まさかっ、私の周りの男の人は変態さんばかりなのっ!?
そうよね、そうよね。確かにお父さんも少し変態さんだったかも。
夜中に部屋を覗き見たら、全裸に白衣姿のまま、お尻に何かを突っ込んで自分の尻を両手でバンバン叩きながら
白目を剥いて「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」と叫んでたっけ・・・・・・
副店長さんは、いまや真性のロリコン。ああ、変態さんばっかりに囲まれてるなんて・・・・・・
>>497 あんたは俺の腹筋を破壊するつもりかwwwwwwwww
499 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 04:05:58.00 ID:lVDQsHev0
兄「お兄さんは、お前がこの家を出て行ってから、どれだけ悲しかったか」
キモい。頬擦りしながらその台詞はキモ過ぎる。止めて止して触らないで、病気がうつるっ!
どうやら、兄は私のことを嫌っていたのではなく、意識しすぎて話しかけられなかったらしい。
変態だ。シスコンすぎて変態だ。しかも、性的な意味で好きだと知らされた今日、
私は兄と縁を切ろうと本気で思った。
バ母「あら、お帰りなさい。早かったのね」
なんか、この母親がある意味普通に思えてきた。もしかして、冷たかったのではなく、
このバカ息子が変なことしないかと冷や冷やしていたと言う意味で余所余所しかったのだろうか。
だとしたら、なんとひどい結末。
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:07:12.86 ID:e3tcWPz1O
つ【超神ネイガー】
地方ネタでこれはガチ
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:07:34.98 ID:lVDQsHev0
そう、お兄さんは真性のシスコン(性的な意味で)だったのです。
なんと恐ろしい。
なんか、いくらでもアナザーストーリ作れるから困るわ。
みんな、立ち上げたキャラが濃すぎたかな。
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:07:50.18 ID:goAZZ3QY0
つーか今このスレ俺とV(ryしかいないような気になる
いるならしゃべれよもまいら
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:09:33.37 ID:lVDQsHev0
きっと、誰も見てないな、これ・・・・・・
キャラぶっ壊すなら今のうち・・・・・・
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:10:55.49 ID:goAZZ3QY0
>>501 一番濃いのはこいつだけどな
つ|^o^|
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:11:43.07 ID:goAZZ3QY0
貴様ッ!
見ているぞッ!
リロードしときゃ良かったorz
507 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 04:13:37.44 ID:lVDQsHev0
おまけ5
---
男「あ、店長。どうもです」
元「おいおい、今は店長じゃなくて元店長だろ」
男「そうでしたね。それで、今日はどんなお話を?」
店長は私を副店長にして以来、本部のほうへ戻ってしまった。
たまにこうやって顔を出してくれるものの、いまだに店長のキャラが抜けないでいる。
元「あー、もう。もっと商品は銘柄を正面に向けて置かないと。
いいか、見てろ。こうやってこうやってこうだ。どうだ、見違えるだろ」
男「おぉー、すごい」
元「すごいじゃなくて、これくらいしろってんだ」
508 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 04:17:28.44 ID:lVDQsHev0
いつもと違う誰かが来ているのを察して、奥から少女が顔を出す。
最近は、仕事があるときはほぼ遊びに来ている。バイトのやつらも、
なんだかんだで容認して、今の店長にいたっては「子供だし、危ないから
つれて来てて良いと思うよ」と事実上の公認状態。
実際騒ぎ立てずに防犯カメラを眺めていたりするので、ある意味で貢献しているのだ。
元「おい男、あれは誰だ?」
その少女が顔を出し、こちらを見ている。ああ、そういえば紹介してなかったな。
男「あ、あいつは、あの。うちのアレです」
元「なな、子供か! いつの間に! 相手は誰なんだ!」
ガックンガックンと肩を持って揺すられる。脳が揺れるので、カンベンしてください。
509 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 04:20:00.07 ID:lVDQsHev0
少女は事情を察知して奥から出てこてこっちに挨拶をしに来る。
少女「あの、初めまして。男さんの嫁です。夫がお世話になってます」
ああもう、なんて面倒な説明を。
元「なな・・・・・・なんて」
ほら見ろ、混乱して。
元「なんて羨ましい。いったい、なにをどうやればこんな結果になるんだっ!
お、お、お、男くん。せ、せ、せ、説明をしたまえ」
俺の脳が揺れる。
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:22:28.94 ID:goAZZ3QY0
もとてんちょーwwwwww
511 :
VVJJ1XVC0:2007/11/23(金) 04:23:33.73 ID:lVDQsHev0
元「ああ、男くんの相手は私と。そうなるはずだったのに、なのにっ!」
あれあれ、おかしな方向に。
元「君の壊れそうな○○○を私の○○○でぶち抜くまで、私は君のことをどれだけ大事に。
ああもう、それがよりによって女。それも子供でロリコンだ。ナンテコッタイ。
君の純潔は私が最初に頂く予定だったのに。それをぬけぬけとこの幼女は。
ああ、おじさんは悲しいよ。徐々に徐々に君をこっちへと引きずり込む予定だったにも拘らず、
あまつさえ明後日の方向へ駆け出してしまうなんて・・・・・・」
あれれー、この人ってそんな人だったんですかー?
危ない人だなー。止めて止して触らないで、犯さないでね本当に。
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:23:42.62 ID:goAZZ3QY0
さらにキャラ濃くするとはなんというチャレンジャーwwww
うぇっwwwwwうぇwwwwwww
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:25:10.24 ID:lVDQsHev0
ぶっ壊し完了。
なんと言うことでしょう、前作ではあんなに人気のあった店長が、
実はこっちの人だったなんて。いやはや、人は見かけによりませんね。
元店長の、光源氏的男君補完計画敗れたり。
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:29:58.11 ID:goAZZ3QY0
( ^ω^)なんかもう雪幼女から離れて一つの作品が生まれてる気がするお
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:36:11.87 ID:lVDQsHev0
おまけ6
---
うっぷ、あぶない、また吐きかけたわ。
黒「長。またこんなところで酔いつぶれてたんですか。勘弁して下さいよ。
探すほうの身にもなってください」
お「すまんすまん」
コンビニでもんじゃを撒き散らせ、挙句ミルクティーを買っていったおっさんは、
黒尽くめのスーツの男に抱きかかえられるように、黒塗りのクラウンに乗せられた。
黒「長、あくまであなたは銀虎組十三代目組長なんですから、もう少し自覚を持ってください」
お「おうおう、すまんすまん。最近ここいらに美味いおでん屋が来てるもんで。ついつい」
黒「ついついって、お酒もろくに呑めないんですから、無理せんといてくださいよ。あ、まさかまたどこかで吐かれて・・・・・・」
お「あー、うん。そういえばどこぞのコンビニでぶちまけちまったな。いやあ、あの兄ちゃんには悪い事をした」
黒「あーもう、なんて庶民的な組長。確かに地元に根付いた組ですけど、ここまで根付きすぎなんて・・・・・・
上下紺のジャージで出歩くなんて、どう見ても単なる変なおっさんじゃないですか」
お「分かってねーなお前。だからこそ良いんじゃないか。誰にも気付かれず、自分のシマをハレる。
他の組ともいざこざを起こさず、住民の方々にも単なるおっさんとして認識される。至れり尽くせりじゃないか」
またそんなこといってからに。毎度ジャージで屋敷を抜け出すもんだから、一般人に紛れて分かり辛いったりゃありゃしない。
絶対わざとだよこの人・・・・・・
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:38:09.32 ID:goAZZ3QY0
やっぱそっちの人wwwww
でもこんな組なら近所にあってもいいや
517 :
保守 空気ハ読マナイ テカ読メナイ:2007/11/23(金) 04:43:07.59 ID:CGvCdoTj0
雪が降っている。
今はまだ大丈夫だけど、午後からは吹雪。
天気予報とは違うけどこの予測は外れない。
他ならぬ私の予測だ。
別に降らせてるわけじゃないけど。
雪の中、家主はアルバイトに出かけていった。
新聞配達だそうだ。
巻き込まれて早起きしてしまったのが悔やまれる。
昨晩、私はベッドで寝かせてもらった。
コタツというオプションは実に優秀で、臨時の布団にもなるらしい。
予備の毛布と座椅子であっさりと寝床を確保していた。
……そんな説明はどうでもいいや。
当面の問題は別にある。
私の体温ですっかり冷え切った布団で、いかに二度寝をするか。
これが意外に難問だ。
こういうとき、今まではどうしていたんだろう。
――『今まで?』
そういえば、一昨日はどこで寝た?
その前は?
覚えていない。
あぁ、そうか。
「子供は夜、外にいてはいけない」のだ。
その時間、私は「いなかった」ということか。
518 :
保守 ドーセ保守ナ文ナノデ量モ少ナイシナ、オレ:2007/11/23(金) 04:44:10.63 ID:CGvCdoTj0
窓の外を見る。
ランドセルを背負った小学生が、家の車に乗るところが見えた。
たぶん、学校が終わったら家の中でゲームとか、塾とか。
外で遊ぶ時間なんて休み時間くらいしかなさそうだ。
いつのまにか、自分はいらない子になっていた気がする。
……二度寝の問題から我ながらずいぶん発展したものだ。
頭が冴えて寝る気も失しなわれるオマケ付。
ついでに、最悪の気分もオマケで追加。
だって、あんまりじゃないか。
子供なのに、未来を夢見ることすらできないなんて。
アイツが帰ってくる前に泣き止もう。
ないてるところをみられたら、アイツはきっと抱きしめてくれる。
それはそれですごく魅力的なのだけど、
なんだかとても格好悪い気がするから……。
というわけで寝る。
毎度のことだが、幼女っぽくない・・
おしゃまさんってことにしておいてくれ
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:47:05.61 ID:lVDQsHev0
さてと、おっさんも補完したんでこれで私の物語もいったん閉幕ですね。
久しぶりに書いて結構楽しかったです。最後のほうは、完璧にネタですけど。
てか、プロット吐き出しただけの状態で進めてすいませんでした。
もしかしたら、また別の新ジャンル辺りを補完しに行くかもしれません。
そのときはまた、読んであげて下さい。それではまた、お会いしましょう。
(また雪幼女のスレがたった日には、男の家に居候している少女の妹でも出してみようかね・・・・・・
ああ、そうなると、まじで雪幼女だな・・・・・・)
39
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:49:37.72 ID:goAZZ3QY0
>>520 ま た あ お う ぜ !
なにすぐ逢えるさ
それがVIPクオリティーだから
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:53:19.79 ID:goAZZ3QY0
誰かまとめ頼んでおきますね
じゃあおやすみ
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 04:53:53.45 ID:CGvCdoTj0
最後の組長がツボデシタ
リアルタイムで支援出来なくても楽しみにしてるんだぜ
このスレ落ちても、寒波が来たり雪が振った時にでもまた立てようぜ
文句付けられないように「新ジャンル」から「冬ジャンル」にでも代えて
「幼女」だと話の幅が狭まるから、立てる時は「雪系」とか「雪○女」でお願いしたいな
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 06:17:36.54 ID:Go6i61tbO
あげといてやるか
526 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 06:32:44.66 ID:+wkHHMWP0
皆さんお疲れっす!何かほとんどの物語終わっちゃった?
バイト4連勤&学校行ってくるノシのせいでかなりのんびり速度で文章書いてますゞ
>>524の案に物凄く惚れたwwwっつか、個人的に雪幼女は渡辺さん並にツボやし
そんなこんなで、えーっと…もう大好きなんですよwwwマジでwwwww
ま、雑文はここまでにして、今から駄文書きます。
>>367の続きですね。
雪が降っている。
振っているなんて表現じゃ物足りない。
雪が渦巻いている。
これが吹雪というものだろう。
男「折角来たのに滑れそうにないね」
彼は残念がるが、彼とこうして過ごす時間が増えるのは私としては願ったり敵ったりで
イヤッホーと叫びたい位だが、私のキャラではないので「これはこれで風情があって良い」と冷静に答える。
勇気を出してスキーに誘って良かった。 とこの時までは思っていた
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 06:41:31.62 ID:+wDLKY0uO
>>520 GJ!本当に良い作品だったわww
アナザーストーリーが来る日まで保守w
529 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 06:49:13.75 ID:+wkHHMWP0
>>367続き
服の裾を引っ張って言うユキナ。もう迷う理由は無かった。
道路へ走り、通りがかった車にヒッチハイクを試みる。
数台が過ぎ去った後、遠距離輸送のトラックが止まった。パワーウインドウが開く。
「おぉ!君、駅前の店の子だろ?」
幸運か不運か、運転士は、俺がバイトに行っているコンビニの常連の人だった。
「あ、ハイ!すいません、ちょっと街まで送って貰えませんか?」
「なんだァ?こんな時間に…そんなチビっ子連れて。」
「いや、ちょっとワケありで…;」
「ま、犯罪めいた事はやめてくれよ。関わりたく無いしな」
「ありがとうございます!あ、あともう1つお願いが…」
かなり不審な様子の(そりゃ誰だって、人を冷蔵庫の荷台に乗せろって言えば
不審に思うのも仕方が無い)トラックのお兄さんを強引に納得させ、
ユキナを荷台に積み込んで、トラックは出発する。
街まで行く間、俺は雪幼女の事を運転士に説明した。
勿論、口だけで理解出来るような簡単な問題じゃないのは、俺もわかっていたが…
街で降ろして貰った時に、ユキナが笑顔で「ありがとうございましたァ♪」と言うと
運転士は「ま、普通の人間なら、ここでお礼は言えないよな」と苦笑いして去って行った。
ちなみにこれはフラグでも何でも無いが、運転士の名前は阿部さんというらしい。
だからどうしたと言えば、いや何でもないと答えるしかない。
何故なら彼は、この後のストーリーには全く関係が無いからだ。
530 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 06:57:27.62 ID:+wkHHMWP0
※以降の物語に関しての注意書き
土地名考えるの面倒なんで、俺の地元中心で考えますゞ
地元っていうか…ぶっちゃけると、神戸から東北へぶっとぶ予定ですゞ
ま、青森ってどんなトコか知らんけどなwというワケで、俺は神戸住みです。
>>527 「うるるっるーーーーーーーいやっふぅっぅーーー!!」
無意識に声に出してしまったか?
いや違う。 私にはあんなテンションの高い声は出せない
それに風の唸りに混じって外から聞こえて来たような……
いやそれはない。 この吹雪では地元民でも外出は困難だろう。
私なら5分も経たずに遭難するだろう。
なら、空耳だ。 私の心が風の音を錯覚させたのだろう。
「いやっほーーーーー!!」
彼と顔を見合わせる。
男「今何か聞こえなかった?」
ガシャーーン!!
「うおぉぉっ!! 何だぁぁぁぁっ!! いてぇぇぇっ何か刺さってるぅ!!」
窓ガラスを突き破って飛び込んで来た銀髪の女の子
きっとあの時、私たちの運命も突き破られたんだ
冷静女と雪ヒート
532 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 07:13:34.78 ID:+wkHHMWP0
>>529 街に来たのにはワケがある。ユキナの願いは、雪女から逃げる事だ。
そういえば…俺の部屋に現れた雪女は、もしかしてユキナの母親なのだろうか?
ユキナに聞いてみると、1度だけコクンと頷き、逆に質問して来た。
「ヨウ、ここどこなの?」
「あぁ、ここは垂水っていう町なんだけど…この近くに漁港があってさ。」
「りょうこう?」
「んー…漁師さんが集まる港…みたいなモンかな?」
「なるほどー」
「それで、まずそこで氷を手に入れて、ついでにコンビニのATMでお金を下ろす。
あとは、そこの駅から電車に乗って、新神戸ってとこで新幹線に乗り換える。」
「そっかー…どこまで行くの?」
「さぁなー行き方はわからんけど、とりあえず貯金次第だ。さてと、まずは港だな!」
「りょうこう♪りょうこう♪」
「…ってゆーかさ、ユキナいつからタメ口になった?」
「えー?だってもう、決まりとか全部無視しちゃってるから…♪」
「ほー、その無視した決まりっていくつあるのさ?」
「んー…まぁそれは、また新幹線で話すよ!」
「わかった。んじゃ、行こうか!」
「うん!りょーこー♪」
飛び跳ねるユキナの手を引いて、港へ向かった。
さっきまでかじかんで動かなかった左手も、ようやく温まって来たところだったが…
自分の身体はどうなってもいい。ただ、少しでも長く、ユキナと触れ合って居たかった。
533 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 07:42:14.52 ID:+wkHHMWP0
必殺「書くの手間取ってますage」っ!
534 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 08:17:16.25 ID:+wkHHMWP0
>>532続き
氷を手に入れてから、ATMからほぼ全額を引き落として、俺はユキナと共に電車に乗った。
なるべく暖房が弱い場所を探して、2人並んで座る。
ユキナは氷を口に含み、ころころと回しながら鼻歌を歌っている。
最近知ったのだが、ユキナはこうしている時間が、おやつの時間の次に好きらしい。
小さな頭を撫でてやると、くるっとこっちを向いて、ニコーッと笑う。
この笑顔に、もう何度騙されて来ただろうか…
彼女に触れる事で、自分の身体が傷付くと分かっていても、触りたく何故だろうか。
…まぁ、答えは自分でも分かっている事なのだが。
日が昇り暖かくなる前には、新神戸の駅に到着した。
みどりの窓口で聞いてみると、6時過ぎに出る電車に乗って、
青森の八戸まで行けるらしい。とりあえずそこまで行ってから考える事にした。
空路を使うのも考えたが、気圧の変化が彼女にどんな影響を及ぼすかわからない。
そして、金銭的な悩みも、一応あった。そんなワケで、新幹線で北を目指す。
4万円が電車代だけで消えるような体験は、今日だけで十分だ…そう感じた。
東京を経由して、八戸へ着くのはお昼過ぎになるらしい。
新幹線に乗ってしばらく経った頃。気が付くと、ユキナが隣で寝息を立てていた。
寝冷えすると大変だ…と思って上着をかけようとしたが、逆だ。
寝温もりをするといけないから、氷袋を作って首元に当ててやった。
「ありがとう…♪」
起こしてしまったかと思ったが、すぐ寝息を立てていたから、寝言だと思う。
とっさの行動で、俺達が一緒に居られる時間は延長される。
八戸に着けば、どれくらい伸ばせるだろうか?
永遠に一緒に居られたら、本当に幸せな事だと思った。
535 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 08:49:06.72 ID:+wkHHMWP0
>>534 東京に着いても、ユキナは可愛い顔ですやすやと寝ていた。
仕方無く、ユキナを負ぶって乗り換える。
駅のホームに出たところで、携帯電話の着信音が鳴り響いた。
「ヨウ君?お母さんだけど。昨日の夕方から、貴方どこ行ってるの?」
「あ、ゴメン…今、東京なんだ。」
「東京?!」
「説明すると長くなるんだけど…家、大丈夫だった?」
「家?何にも無いわよ。どうしたの?」
「…あれ?いや、氷だらけになってたでしょ。それが関係あるんだけど…」
「氷なんてどこにも無かったわ。ユキちゃんもいないからお母さん心配で…」
「あ、うん、ユキナは今一緒に居る。」
「あらそうなの?ならもっと早く連絡くれたら…ってあなた、
もしかしてユキちゃんに変な事したんじゃないでしょうね?!」
受話器の向こうで親父が「なにっ!?ちょっと代われ」と言ったのが分かった。
「ちょ…あんまり憶測で喋らないでよ。何にもしてないってば」
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 08:50:48.63 ID:+wDLKY0uO
537 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 08:53:08.97 ID:+wkHHMWP0
>>535 ユキナが起きた。大声を出し過ぎたみたいだが…いいタイミングだった。
オカンにも話が通じないのでユキナを降ろして、電話を代わってもらった。
俺のロングコートは、背中だけ雪が降ったように白く染まっていた。
「ふぁ…ん、お母様?…はい…はい、大丈夫ですよ。…いえ、全然。…はい。」
そんな受け答えを聞きながら、俺はその間に、駅の売店でおにぎりをいくつか買った。
しばらくして、「代われってさ」と言って、ユキナが受話器を差し出した。
「どう、理解してくれた?」
「えぇ…でも、これからどうするつもり?」
「んー…考えてないけど、とりあえずこっちでバイトしながら考えるよ」
「あっそ。ま、死なない程度に頑張って。あと、ユキナちゃん泣かせたら承知しないからね。」
受話器の向こうからは「俺も許さんぞ!」と聞こえた。
「…わかってるよ。」
「OK。じゃ、とりあえず住むトコ決まったら連絡しなさい。仕送りくらいするから」
「うん…ありがとう、かあさん」
そしてオカン…もといお母様は、「あなた、何か言いたい事ある?」と親父に聞いた。
「頑張れよー」と、遠くから親父の声が聞こえ、お母様がじゃあね、と言って電話は切れた。
「ご両親、何だって?」
「あぁ…頑張れってさ。」
「そっか…良かった♪じゃ、いこっか!」
「おうっ…っと、えーっとどこ行きゃいいんだ?駅広いなー東京は;;」
「そだねー;ま、のんびり行きましょうよ」
「そうしましょうか、お姫様?」
雪幼女が居候する話…とりあえずENDゞ
538 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 08:54:23.80 ID:+wkHHMWP0
>>536 自分の分だけならまとめてあるんだけどな;
まとめサイトとなると、俺はちょっと時間が足りないんだぜ?
539 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 09:12:06.03 ID:+wkHHMWP0
540 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 09:20:15.97 ID:+wkHHMWP0
ってか冷静女と雪ヒートが気になる件wwww
しばらくショートでも書こっかな
541 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 09:34:09.72 ID:+wkHHMWP0
居候からの駆け落ち(01)
陽「よーし、なんとか八戸に着いたな!」
雪「着いたな!座りっぱなしで疲れたよ;」
陽「エアコンもずっと効いてたしなぁ」
雪「もう喉がカラカラ…ヨウ君、ジュースちょうだいー♪」
陽「はいはい…あ、もうこんだけしかない。半分こな。」
雪「了解ー♪」
ごくっごくっ
雪「っぷはー!はい、あとどーぞ♪」
陽「おっさんきゅー♪…ってあれ?」
雪「ん、どうかした?」
陽「中で凍ってて飲めねぇわ」
ネタ被りとかあっても気にしないぉ
542 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 09:46:42.24 ID:+wkHHMWP0
居候からの駆け落ち(10)
ガチャッ
陽「ただいまー」
雪「キャーッ!!今着替え中っ!!!!」
陽「えっ?」
パキーン
数時間後
陽「で?人間が照れて身体が熱くなるように、雪女は冷たくなるんだって?」
雪「そうなのーゴメンなさい><」
陽(なるほど、じゃあこの筆者にはベッドシーンは無しにして貰おう。死活問題だ)
さっき居間に行ったら妹が着替え中で、上下下着で結構焦った。
「おはよう」ってクールに言って出て来たけど…いやーあぶなかった。
だって、小豚がゴスロリの服用意してたんだぜ?!笑うかと思ったわwwww
そんな事があったので2〜9飛ばしてちょっと先の話を書きました。
妹は今日、デートらしいっす。彼氏も災難よね
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 09:57:38.05 ID:DbCi73Hb0
VVJJ1XVC0完結したのね
>>520乙
おっつぁん組長で吹いた
ニーズあるかわからんけどスレ残ってるなら何か描いてくよ
居候の人もがんば
子豚がゴスロリてwwww
545 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 10:10:08.96 ID:+wkHHMWP0
>>543 うん、とりあえず何かのんびり進行中だわ
>>544 ありがとう〜おまいだけが頼りだ!
VVJJとかその他皆さんのもまとまって
最終的に絵師さんのもまとまれば物凄く怪しいwじゃなくて嬉しいww
まぁのんびりでよろしくだぜ!
546 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 10:47:47.21 ID:+wkHHMWP0
居候からの駆け落ち(02)
陽「さてと…とりあえず住む場所探さなきゃな!」
雪「そうだねーどこで探すの?」
陽「マンションやアパートの貸し借りを教えてくれるお店があるんだよ」
雪「なるほどなー」
陽「自分の希望を伝えて、それに近い部屋を探してもらうんだ。あ、あった!」
雪「おぉ!それって、自分の思い通りの家に住めるの?!」
陽「そうそう!」
うぃーん
女店員「いらっしゃいませ。」
陽「すみません、何となく高飛びして来たんスけど安いトコ無いっスか?」
女店員「…え?;」
雪「あと、冷房と冷蔵室と製氷機とプール完備のとこー!!」
女店員&陽「…えっ!?;;;」
雪「あ、でも雪山の近くがいいなーでも電車に近くてー…」
陽「す、すみません出直します!」
うぃーん だだだだだだっ うぃーん
女店員「あ…ありがとうございましたー」
女店員「…ふぅ」
ボンッ
雪女「全くこんな遠くまで逃げて来るなんて…追いかけるの大変だったんだから。
ま、ヨウって子も頑張ってるみたいね。頑張ってね…ユキナ。」
>>531 男「あ、あの……大丈夫?」
ノパ听)「いてぇー!!」
川 ゚ -゚) 「幸い出血はしてないようだな」
ノパ听)「うぉぉ変な氷が刺さってるぅぅーーー!!」
川 ゚ -゚) 「おい!! 抜いたらダm
ズルッ
川 ゚ -゚) 「??(あれだけ深く刺さっていたのに出血しない?)」
男「取り敢えず隣に運ぼう」
ノパ听)「おおっ!! 何だお前!!」
男「いい子だから暴れないで、暖かい部屋に運ぶだけだから」
AA使ってみたかったんだけど、男だけ男のままだと違和感有るなw
548 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 11:15:34.85 ID:+wkHHMWP0
居候からの駆け落ち(03)
陽「と…いうわけで。」
雪「どきどき…」
陽「今日は見つからなかったので、こちらで宿を取ります。」
『ホテル シティ・イン・イヴ』
雪「…って!!!コレ、流石にちょっと危ないと思う!」
陽「大丈夫!青森県八戸市吹上がどこかはわからんけど問題無い!」
雪「いや、そういう意味じゃなくて!」
陽「シティホテル泊まるのもアリだけど、探すの面倒だしな!ここにしよう!」
雪「いーやーだー!ってか、駅前にフツーのホテルあったじゃんかー」
陽「いいじゃんかー行こうよー」
雪「もー…知らない!」
パキンッ
数時間後
陽「はっ!俺は何をしていたんだ!」
雪「大丈夫だった!?」
陽「お、俺は一体…?」
雪「車に撥ねられて大怪我したけど、12時間で完治したの!今、朝よ!」
医師C(嘘をつくな…)
医師3(こいつの凍傷、治すの大変だったんだぞ…)
医師P(っつかこの子達いくつだよ、あんな時間にラブホの前で…)
医師O(雪幼女って本当に居たんだ…帰ったらスレ立てよっと)
陽「おぉ、そうか!ありがとう、ユキナ!」
医師団(なんというノロマ野郎ッッ!!!!!!)
医師R2D2(まさに脳内太陽ですな)
549 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 11:32:19.73 ID:+wkHHMWP0
居候からの駆け落ち(04)
>>548 雪「何考えてるの?面白くないよおじさんっ!」
医師団(つ…冷たいッ!!そして無邪気だッ!!!)
医師ダースベーダー(まさに、雪☆幼☆女…ですな。)
550 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 11:52:43.74 ID:+wkHHMWP0
居候からの駆け落ち(05)
陽「はい、そんなこんなで色々ありましたが!」
雪「あ、治療費は払えなかったんで、あたしが…ふがふがッ!!!」
陽「あー何も無いっす!気にしないで!」
雪「ふがーっ!!」
陽「…ふぅ、ユキナはちょっと封印しましたよ(居間でアイス食ってます);
はい、ワンルームでちっこいけど、俺とユキナだけの城をみっけました!」
雪「アイス溶けちゃうよーヨウ君早くー♪」
陽「ゴメンー膝の上に置いといてー;…とまぁ、キッチンとトイレと風呂が
別々になってるだけマシかなーと思っちゃうような狭さですよ。」
雪「ヨーウ君っ♪」
ドンッギューッ
陽「うわっ!!だ、抱きつくなーっ…かっ…くはっ!!!!!!ガクガクブルブル」
雪「そんなわけで、ご心配なさらないで下さいね、お母様♪」
陽母「…というビデオレターが届いたんだけど」
陽父「さっそくホームビデオを買うとは、新婚気分だな。」
陽母「こら、あなたっ!」
陽妹「ってゆーか、あたしの事忘れられてない?」
陽母「そりゃまぁ、登場したかどうか、作者も忘れてるぐらいだからねぇ」
陽妹「ぶー…私もお兄ちゃんのとこ行きたい!」
陽父「はっはっは、まぁ頑張って来いよ!」
陽母「ちょっと、あなた!うちにはそんなお金ありませんよ!」
陽妹「むーいいじゃん、お金なんてすぐ増やせるもん!」
陽父「そうだよな、頼むところに頼めばいいさ。はっはっは!」
…えーっと;おっぱいうpしてくれたらいいよwwwwwwww
551 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 11:56:35.52 ID:+wkHHMWP0
居候からの駆け落ち(06)
◆陽妹の所持金が30万円になった!ぱっぱらー
◆あと年齢設定とか忘れてた(or忘れた)ので一応16歳という事になった!ぱっぱらー
◆ちなみに3サイズは結構イイ感じである!ぱっぱらー
◆しかし、彼女は高校生活が残っているので、青森には行けなかった!
陽妹「くっそー騙したなこんにゃろー!」
ざまぁwwwwwwwwwwwwwwwwwお前が行くと話こじれるwwwww
陽父「はっはっはwwwいい物みせて貰ったよwwwwwww」
陽母「あなたっ!!!ちょっとこっち来なさい!」
陽父「な…何するんだおま…アッー!!!!!!!」
552 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 11:59:31.45 ID:+wkHHMWP0
居候からの駆け落ち(07)
陽「…というビデオレターが帰って来た」
雪「おぉーなかなか…むこうもはっちゃけてますなぁー」
陽「というか、俺の妹って16だったんだ…」
雪「よし…あたしもおっぱいうpとやらをするかっ」
陽「ちょ、止めろ!wwww脱ぐな!wwwwwww
お前の裸は俺だけが見る子えあhwthんcq3grふじこ」
雪「冗談だよー;恥ずかしいもんっ!」
パキンッ!
ってか今さら気付いたけど、雪幼女ってドクロちゃんじゃね?
>>547 ノハ--)「あったけー」
クー「ほら、降ろせ」
男「それが、寝ちゃったみたいで、しがみついて離れないんだ
抱えてるから、このまま手当出来ないか?」
クー「その必要は無いみたいだ。 胸元を見てみろ」
男「胸……ゴクリッ」
クー「馬鹿、そこじゃない。 ガラスの刺さったところだ」
くそっ、私より大きい。 最近の子は何でこんなに発育がいいんだ。
男「傷が無い」
抜けるような白い肌に、うっすらと付いた白い線がガラスの刺さった部位だ。
それにしても綺麗な肌だ、羨ましい。
>>552 わっかとエスカリ(ryのないドクロちゃんを想像した
まー向こうほど理不尽ではないな
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 12:12:05.17 ID:+wDLKY0uO
556 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 12:14:49.44 ID:+wkHHMWP0
>>554 そうそう!わっかとエスカリ消したら、ドクロちゃんは雪幼女になるんだなwww
何か割れ目姫の回とか雪幼女化しまくってたよなwwwわっかはついてたけどwww
つかわっか取ったら大変だから取らないけどwwww
おし、ちょっとのんびりめで書くべ。
保守。
558 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 13:26:47.13 ID:+wkHHMWP0
久々に他スレで遊んでた;;
飯食ったらのんびり描き再開予定ーっす
これは酷い馴れ合いスレ
560 :
保守:2007/11/23(金) 13:38:59.84 ID:nFkcO24U0
その文章力、俺にクダサイ
>>553 クー「もしかしたら、この子は人間じゃ
女将「失礼します。 救急箱をお持ちsうわっ、どうしたんですかこの窓」
クー「ああ、済まない。 こっちだ」
男「この子が窓を割って飛び込んで来たんだ」
女将「ひっ雪女!!」
怯える女将を宥め賺して聞き出せたのは
雪と共に現れ、命を奪い、時に助け、恋に落ちる
ごく普通の雪女の物語。
普通と違うのは雪女の特徴が銀髪、赤眼と具体的な事。
昔話ではなく、現在まで目撃例のある事実として語られている事。
この吹雪も男を山に足止めする為に起こしたのではないか。
彼女が寝てる今現在吹雪が止んでるのがその証拠。と
女将「だから今の内に帰った方がいいですよ」
クー「そうだな、早く帰ろう」
男「でも、この子は?」
ノハ-听)「アタシも行く」
「「「!!」」」
ノパ听)「街に行くんだろ? アタシも行く。 連れてけ」
562 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 13:41:15.98 ID:+wkHHMWP0
>>559 まぁwwwww鯖一部住民の同窓会みたいなモンだしなー
>>560 VVJJさんの文章が参考になる良い文章だと思うべー
563 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 13:53:06.63 ID:+wkHHMWP0
居候からの駆け落ち(08)
陽「腹減ったなー…」
雪「何か作ろうか?」
陽「おぅ、頼むー」
雪「わかったー」
パカッ ぷるん
雪「はい、どーぞ♪」
陽「…冷奴;;」
雪「あ、しょうがとネギと鰹節!ちょっと待ってて!」
陽「あぁ、まぁいいんだけどさ;;(何ぞコレwwダイエット食かよwwww)」
そんな俺はカップ麺食って来ますゞ
564 :
雪幼女が居候する話の人 ◆IB8CSBRNLg :2007/11/23(金) 14:24:14.63 ID:+wkHHMWP0
居候からの駆け落ち(09)
陽「おう、ちょっと買い物行って来るわー」
雪「うん、わかった!いってらっしゃいー」
陽「ここへ来て1週間か…雪女も追っかけて来てないみたいだし、安全かな?」
ピンポーン
店員「いらっしゃいませー」
陽「そうだなーとりあえずアイスクリームとドライアイスは買ってやろう。
あとは蕎麦と…そういえば、肉料理で何か冷たいヤツあったよな。
帰りがけにネカフェで調べっか。あ、携帯の充電器も買わなきゃ。」
雪「ふぅ…ひーまだなー」
陽の飲みかけ珈琲「…」
雪「…じーっ」
珈琲「…;;;」
雪「…ぴた」
珈琲「!」
雪「えいっ」
パキンッ
雪「コーヒーアイス完成♪…ぺろぺろ…にゃはー♪」
雪「…ふぅっごちそーさまでした!」
雪「…」
雪「ひーまだなー」
雪「水浴びでもしてよっかなー」
雪「あ、風呂場の水止まってたんだ…まぁいっか、部屋で済ませるー」
そして
>>542へ…
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 14:27:47.00 ID:vhmYX5ueO
保守
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 15:05:04.11 ID:3ZYGPqB+O
ほ
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 15:10:57.21 ID:tEQJOH0+0
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 15:21:48.01 ID:+wDLKY0uO
ほ
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 15:43:24.25 ID:tEQJOH0+0
ちょwww
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 16:02:01.06 ID:HLYeaf6fO
てs
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 16:14:56.01 ID:DbCi73Hb0
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 16:38:40.94 ID:HLYeaf6fO
てr
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 17:05:30.06 ID:Hlvg/BmFO
てらぐっじょぶwwwwww
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 17:41:25.77 ID:HLYeaf6fO
てs
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/23(金) 17:41:49.77 ID:3ZYGPqB+O
店長wwwwww
ほ
びみょーにネタがホシイ今日この頃
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: