1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
動く物の無い病室
機器の稼働音のみが響く部屋
ベッドに一人、誰かが寝ている
( ´ω`)
彼が動く事は無い
2 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 21:50:56.64 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第一話 旅立ち
ちんこが勃った!ついに勃った!!
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 21:52:21.81 ID:XeMbuBY10
( ´ω`) 「ん…」
( ´ω^) 「…あれ? ここは…?」
( ^ω^) 「ここは… どこだお…?」
何も見えず
何も聞こえず
誰の気配も感じない闇の中
そこに自分は一人、立たされていた
夢にしては妙にリアルな感覚だ
(; ^ω^) 「どういう事だお…?」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 21:52:39.52 ID:hLGRBxeR0
wktk
5 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 21:54:25.04 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第二話 カス
カスが現れた。ちんこはカスを殴った。カスは倒れた。
6 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 21:55:42.10 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第三話 買い物
ちんこはデパートに来た。メロンを二個買った。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 21:55:42.29 ID:XeMbuBY10
五分程黙っていたが、やはり何の音沙汰も無い
( ^ω^) 「やっぱり…誰もいないし、何もないお…」
( ^ω^) 「…歩いてみるかお」
とりあえず歩き始める事にした
目的なんて無い
状況把握も出来ない
どうすれば良いのかなんて分からない
歩くぐらいの事しか出来なかった
危機感や不安感は無い
( ^ω^) 「変な夢だおー」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 21:56:10.43 ID:JaYCX22JO
地井に期待
9 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 21:57:22.28 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第四話 バッドニュース
ちんこのケータイが鳴った。母からだった。弟がウンコ一味にさらわれたと言うのだ。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 21:58:34.97 ID:XeMbuBY10
( ^ω^) 「お…? 誰かいるお」
一人、男が立っていた
こちらを向いている
( ・∀・) 「…こんにちわ、ブーン君」
澄んだ声を発しながらこちらへ歩いてくる
( ^ω^) 「…? …誰だお?」
( ・∀・) 「…そうだな。 "モララー"と呼んでくれ」
聞いた事の無い名前だ
一度見たら忘れられないような、綺麗な顔立ちをしている
こんな男とは会った事が無い
それなのに自分の名前を知っている
理由は無いが、怪しい人物だとは思わなかった
聞きたい事は山ほどある
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:00:12.28 ID:teCoGU66O
ちんこwktk
12 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:00:17.05 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第五話 決心
ウンコ一味を倒す旅が始まった。ちんこは涙を見せなかった。この涙は弟との再会に採っておくと決めたのだ。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:01:15.42 ID:XeMbuBY10
しかし聞きたい事が沢山あるからこそ、何を聞けば良いのか分からない
何を話そうか困っている時、男が喋り始めた
( ・∀・) 「…君は今、自分のおかれている状況を把握出来ていないね」
( ^ω^) 「…そうですお。 訳がわかりませんお」
( ・∀・) 「じゃあ君は混乱するだろうが、単刀直入に言おうかね」
( ・∀・) 「君はこれからある"決断"をしなければならない。
簡単に言えば"生きるか死ぬか"の決断だ。
…映画や漫画でよくあるんじゃないか?」
( ・∀・) 「そして僕はその決断を手助けする訳だだ」
(; ^ω^) 「…は?」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:01:40.05 ID:hLGRBxeR0
支援
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:02:59.43 ID:luuQc3zwO
支援
16 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:03:26.87 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第六話 ミソ
ミソがこっちに来る。ちんこは様子を伺った。ちんこは無益な争いを好まない。
よってここでちんこがとる唯一の行動は「警戒」だけであった。ミソが近づく。ミソとすれ違う。ミソは何もしてこなかった。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:04:00.35 ID:XeMbuBY10
(; ^ω^) 「…もう少し順を追って説明して欲しいお」
( ・∀・) 「だろうね。 じゃあご要望通りに説明するとしよう」
( ・∀・) 「気付いて無いだろうが君は今、現実世界では"植物状態"だ。
生命維持装置が無いと生きている事すら出来ない」
(; ^ω^) 「…? 何言ってるんだお。 今こうして動いているお」
( ・∀・) 「…今君が見て、聞いて、感じているものは全て君の"夢"だ。
そう思ってもらえればいいんじゃないかな」
(; ^ω^) 「…そりゃあ夢だとは思ってるお。妙にリアルだとは思うけど…」
( ・∀・) 「…説明が足りなかったか」
( ・∀・) 「夢と言っても"頭が見ている夢"じゃない。
"魂が見ている夢"だよ」
( ^ω^) 「……」
18 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:06:10.26 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第七話 ウンコの部下
ウンコ一味はウンコを頂点に3人の幹部と大勢の部下で構成される。目の前にいるのは幹部の一人、耳だ。
19 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:07:08.91 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第八話 ちんこ対耳
ちんこの攻撃が当たらない!?
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:07:09.82 ID:XeMbuBY10
( ^ω^) 「じゃあ話を整理すると…
( ^ω^) 『僕は今、植物状態で夢を見ている
これから生きるか死ぬか決める』
( ^ω^) 「って事かお?」
( ・∀・) 「まぁそんな感じかな」
(; ^ω^) 「信じられる訳ないお! 信じろっていう方が無理だお!」
( ・∀・) 「むぅ… これを信じてもらわないと話が先に進まないんだがね」
(; ^ω^) 「大体"魂"って何だお! そんな非科学的な話、信じられないお!」
( ・∀・) 「……」
( ・∀・) 「じゃ、"魂"についての説明は面倒だから省くとして、
君を信じさせる事に努力するとしよう」
不意に男が自分の頭を掴む
かなり乱暴な掴み方で、少し動揺した
(; ^ω^) 「! な、何する気だお… やめるお!」
21 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:08:24.25 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第九話 コンセント
コンセントを抜き忘れていたことを思い出し、ちんこはいったん家に帰った。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:09:46.99 ID:XeMbuBY10
( ・∀・) 「ちょっとの辛抱だよ」
(; ^ω゚) 「!?」
頭に何かが流れ込んできた
映像と音声のようだ
鮮明に頭の中で再現される
見覚えのある通りを、見覚えのある人と歩く
思い出した
ここで車に轢かれたんだっけ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:09:56.37 ID:6i6WCm2r0
2人とも支援
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:10:07.71 ID:hLGRBxeR0
支援
25 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:10:30.90 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第十話 仲間
コンセントをさし、再び旅立つと友達のビンビンとバイアグラさんがいた。協力してくれるという。
ちんこは涙が出そうになった。しかし、決心したのだ!!
26 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:12:18.36 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第十一話
再び耳と対峙した。バイアグラさんが倒した。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:13:17.18 ID:XeMbuBY10
いつの間にか救急車で搬送されている映像になった
ξ;゚听)ξ 「ブーン! ブーン!」
寝ている僕に必死で話しかける女性が一人いる
ツンだ
彼女とは恋仲であった
その彼女が、目から溢れ出す涙を気にせず、
必死で自分の手を握っている
その手の感触まで伝わってくるように感じる
血まみれになりながら、必死に声を張り上げている
ξ;゚听)ξ 「ブーン! 起きてよ… ブーン…!」
それでも自分は動かない
28 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:13:30.34 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第十二話
耳の死体をどうするかという話になった。とりあえずトランクに乗せた。そしてウンコのアジトへ向かった。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:14:28.68 ID:+0XWvB670
最後にジレンマだからポルノかと思ったぜ
30 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:15:27.53 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第十三話 デカマラ
アジトまであと一キロというところで車が何かにぶつかった。凶暴な獣、デカマラだ!!!
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:15:53.23 ID:XeMbuBY10
場面が変わった
病室のようだ
自分の周りに、見慣れた顔がちらほら見える
('A`;) 「こんな事になるなんて…」
J( '-`)し 「ブーン…」
ξ )ξ 「…」
( ´ω`)
( ´_ゝ`) 「現代の医学では、これが精一杯でした…」
(´<_` ) 「今後、彼が目覚める可能性はかなり薄いです」
医者の言葉を最後に、誰一人として喋ろうとはしない
ここで映像は終わった
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:18:02.28 ID:cL5uOVHe0
shien
33 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:18:23.12 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第十四話 全滅!?
デカマラは強すぎた。怪力を誇るバイアグラさんがパワーで負け、スピード抜群のビンビンがスピードで負ける。
ちんこは知恵を絞った。するとなんとちんこの頭上にデカマラの牙が!!!
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:18:54.38 ID:hLGRBxeR0
支援
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:19:24.71 ID:XeMbuBY10
(; ^ω^) 「…!」
( ・∀・) 「理解出来たかい?
今の映像は全て君の身の上に起こった出来事だ」
(; ^ω^) 「…」
言葉が出なかった 出せなかった
今見た映像は「真実」であると、直感が判断していた
だが頭はこの事実を認めたく無かった
そのまま数分間、頭の整理がつくまで黙っていた
モララーと名乗った男も、何も喋ろうとはしない
だがこの状況を受け入れないと、話は先に進みそうも無い事は分かった
( ^ω^) 「理解…出来たお…」
不本意ながらこう言う事にした
36 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:20:50.61 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第十五話 カブリ
ちんこはデカマラに噛まれたと思った。しかし、噛まれたのはビンビンだった。ビンビンがちんこをかばったのだ!
ちんこはキレた。ちんこはでかくなった!
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:21:59.79 ID:d53Ct3HAO
モララーの言った事が頭ではなく心で理解できたッ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:22:05.56 ID:XeMbuBY10
( ・∀・) 「じゃ、話を最初に戻そうか。
"生きるか死ぬか"の決断についてだ」
( ・∀・) 「この決断は、動けない君への救済措置だ。
このまま何もせずに生きるか、それとも潔く死ぬか。
それを君には選ぶ権利がある」
( ^ω^) 「…そういう事かお」
( ・∀・) 「時間はたっぷりある。ゆっくり考えてくれ」
( ^ω^) 「いや…もう答えはもう出てるお」
( ・∀・) 「? いやに早いね」
( ^ω^) 「僕は…"死ぬ事"を選ぶお!
このまま生きていても、どうせ何も出来ないお
それなら今すぐ死んだ方が良いお!」
( ・∀・) 「……」
( ・∀・) 「…果たして、本当にそれで良いのかな?」
(; ^ω^) 「お…?」
男は喋り続ける
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:22:30.42 ID:hLGRBxeR0
支援
40 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:23:18.73 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第十五話 ちんこ覚醒
ちんこはデカマラ以上に大きくなった!そしてこう叫んだ!!
「ドピュ」
デカマラは身篭った。そのため過度の運動ができなくなり、帰っていった。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:25:14.11 ID:XeMbuBY10
( ・∀・) 「君の生死はね、君が思っている以上に
多くの人に影響を与えるんだ」
(; ^ω^) 「僕の生死が…?」
( ・∀・) 「…さっきの映像に出てた君の家族、友人達が主だね」
( ・∀・) 「例えば救急車の中に居た彼女。
彼女は君がかろうじて生きている事で、毎日の生活を送れている状態なんだよ」
( ^ω^) 「え…?」
( ・∀・) 「彼女は君に大きく依存しているんだ。それは君自身が良く知っているだろう。
そんな君が死ねば、どうなると思う?」
(; ^ω^) 「…!」
こんな事は全く考えていなかった
確かにツンは、自分に対して強い思いを抱いていた 依存していた
「こんな事で良いのか」と思った事はあったが、頼られている事が嬉しかった
それがまさかこんな形で裏目に出るとは思ってもいなかった
42 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:26:20.05 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第十七話 ビンビン死去
ビンビンが短すぎる生涯に幕を下ろした。葬式にはたくさんの親族、友人らが参列。ほとんどの人が泣いている。
しかしちんこは涙をこらえきった。決心したのだから。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:28:14.93 ID:XeMbuBY10
( ・∀・) 「君のお母さんにしたってそうだ。
たった一人で、今まで君を育ててくれたんだろう?」
( ・∀・) 「その努力の結晶の君を、"死"で完全に失う事になれば…
君のお母さんはどうなるだろうね」
(; ^ω^) 「そんな…!」
涼しい顔で、自分の考えの盲点を突いてくる
この男が悪魔に思えた
しかし彼の言う事は正論だ それは認めざるを得ない
(; ^ω^) 「…それなら、僕は生き続けるお…
みんなを悲しませたくないお」
( ・∀・) 「…ま、君が生き続ける事にも問題はあるんだがね」
(; ^ω^) 「え…?」
男の発言一つ一つに汗がにじみ出てくる
まだ何かあるというのか
44 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:28:35.27 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第十八話 アジト突入!
アジトには7000人のウンコの部下がいた。バイアグラさんが4500人、ちんこが2499人倒した。一人は逃げた。
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:29:05.30 ID:pQPZVCID0
支援
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:29:49.16 ID:MFu3LxSt0
支援
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:31:03.18 ID:XeMbuBY10
( ・∀・) 「君が生き続ける事は、彼らの人生を束縛する事にもなるんだ」
( ・∀・) 「例えば君の親友のドクオ君。
彼はこの地を捨てて、自分の夢を実現させようとしている」
( ・∀・) 「だけど彼にはそれが出来ない。
それはね、"君が生きている"からだよ」
(; ^ω^) 「な、何でだお…? どうして僕が生きてる事に問題があるんだお…?」
( ・∀・) 「ドクオ君は、この地を去る事が"君を見捨てる事"になると思ってるらしい。
親友の君を見捨てる事はドクオ君には出来ないんだ」
(; ^ω^) 「そんな事で誰も見捨てられたと思わないお!
ドクオには夢を叶えて欲しいお!」
( ・∀・) 「けれどドクオ君は"見捨てる事になる"と確信しているんだ。
君がどう思おうが関係無い」
ドクオは自分の唯一無二の親友だ
いつも二人で支え合ってきた仲だ
しかし自分が生きている事で、彼は夢を諦めざるを得ない状況になっている
罪の意識が自分を襲う
嫌な汗が全身を包む
48 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:31:29.11 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第十九話 ゾウ
アジトを進んでいくと、幹部の一人、ゾウがいた。この男、とにかく固い。固すぎる。
ここでバイアグラさんが言った。
「最強の矛と盾の対決だ」
ここはバイアグラさんに任せて、ちんこは先へ進んだ。
49 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:33:35.14 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第二十話 鍵
最後の部屋と思わしきところにたどり着いた。鍵がしてある。ちんこは針金で鍵を外した。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:33:57.29 ID:XeMbuBY10
( ・∀・) 「君の彼女や母親にしたってそうだ。
君をいつまでも吹っ切る事が出来ない。」
( ・∀・) 「…君は、彼らの未来を潰す可能性があるんだ」
(; ^ω^) 「それじゃあ一体どうしたらいいんだお…」
( ・∀・) 「それは君が決断する事だよ。
君の決断で彼らの人生も大きく変わる事になる」
自分の死が他人にも影響を与えるなんて、いつ考える事が出来ただろう
「死ねば終わり」だと今まで思っていた
しかし違う
自分が死んでからも世界は動き続けるのだ
51 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:34:25.41 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第二十一話 鍵2
向こう側から鍵をしめられた。
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:34:48.22 ID:MFu3LxSt0
支援
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:35:20.37 ID:DQ12c5l8O
>コンセントを抜き忘れていた
>コンセントをさし
???
54 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:36:09.49 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第二十三話 鍵3
ちんこが鍵をまた開ける。そしてまたしめられる。ちんこはつぶやいた。
「おもしろい。どっちが先に折れるか勝負だ!」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:36:43.79 ID:XeMbuBY10
この時、自分の運命に怒りを覚えた
( ^ω^) 「何でだお…」
( ・∀・) 「ん?」
(; ^ω^) 「どうして僕だけがこんな難しい選択をしなきゃならないんだお!
こんな人生…おかしいお!」
( ・∀・) 「……」
男は黙る
当然だ 彼に責任は無い
でも、誰かに当たらずにはいられなかった
怒りは収まらない
( ・∀・) 「…君は、"ヒッキー君"を覚えているかな?」
( ^ω^) 「…!」
久々に懐かしい名前を聞いた
56 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:37:00.34 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第二十四話 鍵4
かちゃかちゃかchかchかchかchかchかchかchk
57 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:38:26.04 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第二十五話 突破
扉が開いた。すると幹部の一人、ふるるんがうずくまっていた。腱鞘炎を起こしていた。
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:38:53.64 ID:cL5uOVHe0
shien
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:39:36.05 ID:XeMbuBY10
( ^ω^) 「確か、僕が中学生の頃の同級生…」
( ・∀・) 「そう、"自殺した"君の同級生のヒッキー君だ」
( ^ω^) 「…」
ヒッキー
彼は遠い昔、イジメを苦に自殺した
会話した事も無かったし、イジメに加担した訳でも無い
彼がイジメに遭っていた事も知らない それぐらいの関係だった
( ・∀・) 「彼が死んだ時の皆の反応を覚えているかい?」
( ^ω^) 「…覚えてないお…」
( ・∀・) 「…よーく思い出すんだ。
君がこの運命を辿ってしまった理由がわかる」
( ^ω^) 「…ヒッキー…」
必死で思い出す あの出来事を
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:39:37.09 ID:hLGRBxeR0
支援
61 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:40:12.12 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第二十五話 カスの群れ
ふるるんは倒したが、そこにウンコはいなかった。そのかわりに以前ちんこが倒したカスが群れでいたのだ!その数、8万を超える。
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:41:53.54 ID:MFu3LxSt0
支援
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:42:14.87 ID:XeMbuBY10
(; ^ω^) 「…」
駄目だ
いくら考えても、明確に思い出すことが出来ない
どうしても思い出せないのだ
(; ^ω^) 「…駄目だお。思い出せないお」
( ・∀・) 「ふふ…」
( ・∀・) 「分かるかい? 彼の死は、結局それぐらいの出来事だったんだ
他の人にとってもそうだ。誰も彼の死なんて気にしちゃいない。
"他人に影響を与えない死"──それが彼の死だ」
(; ^ω^) 「影響を…与えない?」
( ・∀・) 「まぁ彼の家族にはそりゃあ影響を与えただろうけどね」
( ・∀・) 「…それに対して、君はヒッキー君とは対称的だね」
(; ^ω^) 「…」
彼の言いたいことが、少しずつ分かり始めてきた
64 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:42:58.57 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第二十六話 伝説の男
群れの中から一人の男が出てきた。チン・カス・クサイだ!!5000年前に天下統一を果たしたチン・カス・クサイだ!!!!
ちんこ「生きていたのか・・・」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:43:29.02 ID:2DnbzMua0
支援
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:43:49.45 ID:hLGRBxeR0
支援
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:44:08.60 ID:Ro0udmcvO
ヒッキーカワイソス
地井期待
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:45:09.47 ID:XeMbuBY10
( ・∀・) 「明るい性格、クラスの人気者、多くの友人関係。
その人々との交流の中で、君は掛け替えのない"親友"と"恋人"を手に入れた」
( ・∀・) 「君は多くの影響を、あらゆる物に与えてしまった。
その結果が、今の君だよ」
( ^ω^) 「……」
( ・∀・) 「人間はね、多くの物事に影響を与えて生きているんだ。
只、それが大きいか少ないかだけ。君は大きく、ヒッキー君は少なかっただけ」
( ・∀・) 「そして人は、その与えた影響に責任を持たなければならない。
今、君はその責務を果たすんだ」
( ^ω^) 「……」
( ^ω^) 「…僕は今までの人生が楽しくてしょうがなかったお。
自分でいうのも何だけど、みんなを笑顔にさせて楽しませてきたと思ってるお」
( ^ω^) 「だから…今の立場にいる事がスッキリ納得出来ないお」
( ・∀・) 「生きるなんてそういうものだよ」
69 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:45:55.52 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第二十七話 ちんこ対チン・カス軍団!!!
チン・カス・クサイはウンコの手下となっていたのだ。1対80001が始まった!!
ブーンウラヤマシス
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:47:38.48 ID:XeMbuBY10
( ・∀・) 「…他になにか聞きたい事でもある?」
( ^ω^) 「もういいお」
( ^ω^) 「…もう…分かったお…」
( ・∀・) 「……」
もう聞きたくなかった
聞いているうちに自分の人生が悲しいものだと思えてくる
しかし今までの人生を悔やもうとは思わない
──最後のジレンマ──
決断を下さなければならない
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:48:02.55 ID:MFu3LxSt0
支援
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:48:31.76 ID:cL5uOVHe0
shien
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:49:27.49 ID:I42CEOOx0
ちんこ支援wwwwwwwwww
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:49:35.90 ID:hLGRBxeR0
支援
76 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:49:36.53 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第二十八話 決着
そのころバイアグラさんとゾウの戦いは終わりを迎えようとしていた。疲弊しきった2人。
しかし、ゾウはもう動けなくなっていたのに対し、バイアグラさんは動けた。そしてゾウにとどめを刺そうとした!!
グサッ!
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:50:11.92 ID:XeMbuBY10
( ^ω^) 「…最後に頼みがあるお」
( ・∀・) 「なんだい? 大抵の事なら了承するが」
( ^ω^) 「…みんなの今の状況を知りたいお…」
( ・∀・) 「お安いご用だ ちょっと待っててくれ」
モララーは目を閉じた
そのまま一分ほど経過する
瞬間、目の前にまた映像が広がる
酔ったせいかスレタイのジレンマをマジレスだと思ってた
>>71を読んで、ジレンマって気づいた
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:52:06.33 ID:XeMbuBY10
その映像は自分が寝ている病室だった
そこに母は一人、自分の横に座る
J( 'ー`)し 「ブーン、今日は梨を持ってきたわよ」
J( 'ー`)し 「今日はスーパーでお野菜が安かったわ」
返答するはずもない"自分"に何度も何度も呼びかける
見ていると切なくなる
「もうやめてくれ」と言いたくなる
J( 'ー`)し 「ブーン…」
J( 'ー`)し 「そろそろ起きてよ…」
映像は変わる
80 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:52:26.94 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第二十八話 あれ?
刃が刺さる。血がしたたり落ちる。そして地に倒れた。それを見下ろすのは
ゾウ
倒れたのはバイアグラさんだった
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:53:12.32 ID:XeMbuBY10
狭い室内でエレキギターの音が響く
汗を垂らしながらギターを弾く
('A`) 「…」
ああ、ドクオが弾いてたのか
これがドクオの夢だったのか
そういえば何度か彼の演奏を聴いた事があった
よく分からなかったが、胸にくるものがあった
「ドクオらしい演奏だった」と、無知ながら思った
その可能性を潰すのか、自分は
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:53:31.09 ID:cL5uOVHe0
si
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:53:40.68 ID:GfCAiue40
新手の荒らしか
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:54:02.64 ID:hLGRBxeR0
支援
85 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:55:10.67 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第二十九話 誤算
バイアグラさん「つめが甘かったか・・・」
バイアグラさんを刺したのは、先ほど逃亡を図った一人の兵士だった。バイアグラさん死去。
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:56:13.00 ID:cL5uOVHe0
( ^ω^)
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:56:49.44 ID:XeMbuBY10
──映像は度々変わってゆく
ξ゚听)ξ 「…」
薄暗い部屋の中に彼女はいた
電気も点けずに、ただ座っている
カーテンの締められた窓から、微かに光が部屋に注いでいる
何もせず、昼間から何をやっているのだろう
ξ゚听)ξ 「…」
何もしていない
そのまま2分ほど過ぎた後、行動があった
ξ゚听)ξ 「…あ、そうだ」
ξ゚听)ξ 「…ブーンの所に行かなきゃ」
──映像は終わり、また暗闇へと引き戻される
88 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 22:57:10.30 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第三十話 まだまだ
ちんこ対チン・カス軍。現在ちんこが40000人ほど倒した。ちなみにチン・カス・クサイは死んだ。
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:57:22.45 ID:hLGRBxeR0
支援
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:57:39.19 ID:3KYyjajmO
支援
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:59:41.62 ID:XeMbuBY10
( ・∀・) 「…満足だったかい?」
( ^ω^) 「……」
何とも言えない無常感
胸に何か、"重り"のような物を抱えた気がする
( ・∀・) 「…逆に決断しにくくなったかな?」
( ^ω^) 「…いや、問題無いお。
もう…どうするかは決まったお…」
( ・∀・) 「…そうか」
( ^ω^) 「……」
──思い出を振り替え始める
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 22:59:46.04 ID:cL5uOVHe0
支援
93 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 23:00:28.79 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第三十一話 腐敗
一人の兵士は重症のゾウを病院へ連れて行くために、ちんこ達が乗ってきた車に乗った。
しばらく運転しているとトランクの耳の死体の腐敗臭で2人とも死んだ。
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:01:18.34 ID:XeMbuBY10
母親には本当に迷惑をかけた
何度母の笑顔に助けられた事か
ちゃんと親孝行もしてやりたかった
友達は多くいるが、ドクオは特別な存在だった
いつも二人で馬鹿な事をやっていたものだ
もう少し、彼のギターを聴いていたかった
恋仲にあったツン
自分は彼女を本気で愛していた
近いうち結婚も考えていたのに、叶えられなくて残念だ
今まで出会った人達や人生を、長い時間をかけて振り返る
それらを一つ一つ噛みしめながら
僕は決断を下した
95 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 23:02:45.17 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第三十二話 片付けた
ちんこは80001人ものカス軍を倒した!!これは偉業である。後に教科書に載ることになる、「不衛生の戦い」である。
96 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 23:04:59.50 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第三十三話 ちんこ死す
ちんこが死んだ。
医者「原因は出血多量。腹部からである。カスとの戦いでできたか?否。古傷がひらいたのだ。」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:05:32.05 ID:XeMbuBY10
( ・∀・) 「…本当にそれでいいんだね」
( ^ω^) 「もう満足だお。後悔なんてしないお」
( ・∀・) 「それじゃあ僕の役目は終わりだ。
…さようならブーン君」
( ^ω^) 「…ありがとうだお」
モララーと名乗った男は静かに消えていった
自分一人が残される
しかし、それも長くない事は分かっていた
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:05:40.18 ID:HR5nFEBzO
作者二人ともたくましいな。
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:06:10.68 ID:hLGRBxeR0
支援
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:06:58.51 ID:XeMbuBY10
( ^ω^) (カーチャン、今まで育ててくれてありがとう。
きっとカーチャンぐらいの強さがあれば、
問題なく元気に生きていけるハズだお)
( ^ω^) (ドクオ、お前との思いでは忘れないお。
お前がいなきゃ、楽しい日々は過ごせなかったお。
きっと夢を叶えられるハズだお…)
( ^ω^) (ツン、辛い思いをさせて本当にごめんだお。
でも、ツンは強い女の子だお。
自分の人生を歩いていってほしいお。)
( ^ω^) (…さようならだお)
..::::;;;ω^)
101 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 23:07:19.67 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第三十四話 走馬灯
ちんこは死ぬ直前、なぜこんな傷があるのか分からなかった。過去に腹を怪我したことはない。
そこでちんこはいろいろなことを思い返した。
そして思い返した。
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:07:34.06 ID:lGdHvOPg0
あぁ、泣きそうだ
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:08:04.86 ID:I42CEOOx0
ちんこしか読んでない俺ガイル
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:08:38.72 ID:XeMbuBY10
──最後に自分が感じたもの、それは心地良さだった──
105 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 23:10:18.14 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
第三十五話 ウンコの正体
ミソか・・・。旅立ってすぐにすれ違ったミソか。
ミソがウンコだったのである。ミソことウンコはすれ違いざまにちんこの腹部に切れ込みを入れといたのだ。
「不覚にも勃起」
ちんこは・・・笑顔でそういって・・・息絶えた。
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:12:03.92 ID:XeMbuBY10
動く物の無い病室
風が窓を叩く音のみが響く部屋
ベッドに一人、誰かが横たわる
( ´ω`)
彼はもう決して動く事は無い
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:14:17.71 ID:cL5uOVHe0
shien
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:14:28.79 ID:hLGRBxeR0
しえん
109 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 23:14:53.00 ID:/vkrI5hE0
【ちんこの大冒険】
最終話 コンセント2
そのころミソことウンコはちんこの家にいた。
ミソことウンコ「コンセント、抜いてないじゃん」
ウンコはコンセントを抜いた。ちょうどこの時、ちんこも息絶えた。
余裕の勝利のウンコ。しかし安心してもいられない。ちんことデカマラの子、MUSUKOが生まれたのだ!!!
ウンコ「休まる時がないな・・・」
ウンコの戦いは終わらない・・・
終
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:14:53.63 ID:XeMbuBY10
彼が昔住んでいた家に、年老いた女性が一人居た
彼女は仏壇の前に座り、独り言を呟く
J( 'ー`)し 「ブーン…」
J( 'ー`)し 「とうとう逝っちゃったねぇ」
J( 'ー`)し 「母ちゃんにとっては…
あんたが"生きてる事"自体が親孝行だったのに…」
J( 'ー`)し 「私は…」
J( 'ー`)し 「…私は一人になっちゃったねぇ…」
J( '-`)し 「…」
この家の中で、物音を立てる物は何一つ無い
静けさだけが家を包む
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:15:37.01 ID:3KYyjajmO
支援
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:17:29.72 ID:oCrmnF4RO
支援
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:18:15.49 ID:Ro0udmcvO
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:18:19.07 ID:XeMbuBY10
彼の墓の前では、背の低い痩せこけた男が立っている
('A`) 「いくらなんでも早すぎるよな…死ぬのがさ…」
('A`) 「今までお前に何度助けられたんだろうなぁ…」
('A`) 「…お前が死んでさ、凄い複雑な気分だよ…」
('A`) 「……」
('A`) 「…ブーン、俺は自分の夢を追いかけるよ」
('A`) 「結局、お前に俺の夢伝える事は無かったけどさ…
お前の分まで必死に生きて、そして叶えるよ…」
('A`) 「じゃあな、ブーン…」
彼は振り返るのを堪えながら、墓を背に歩く
墓に立てられた線香の煙が、風に巻き上げられ消えていった
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:19:14.54 ID:cL5uOVHe0
支援
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:20:37.58 ID:hLGRBxeR0
支援
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:21:40.25 ID:XeMbuBY10
ξ゚听)ξ 「……」
暗い部屋の中に一人、彼女はいた
カーテンも締めきり、電気も付けていない
ξ゚听)ξ 「ブーン…」
涙は流していない
ただ、目が赤く充血し、多少腫れている
──右手には包丁が握りしめられていた──
fin
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:22:46.68 ID:cL5uOVHe0
BAD END?
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:23:00.91 ID:3KYyjajmO
乙………
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:23:02.65 ID:hLGRBxeR0
おつー
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:23:03.82 ID:6i6WCm2r0
ちんこ、そしてブーン・・・
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:23:04.48 ID:lGdHvOPg0
え、終わり?
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:24:23.07 ID:6i6WCm2r0
ふと気づいた、俺のIDにトイレがある
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:25:16.98 ID:oCrmnF4RO
乙
125 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 23:25:26.38 ID:/vkrI5hE0
メロンを忘れてた
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:25:58.03 ID:ZJK9Ftyi0
乙、なんて言ったら分からんが良かった
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:26:51.59 ID:Ro0udmcvO
ちんこ、ジレンマ乙
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:27:10.55 ID:lGdHvOPg0
>>123 じゃあ、ションベンさせてもらっていい?
ツンからヤンになったのか
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:34:09.44 ID:vwx4Riz80
走れブーンです、まとめてよろしいでしょうか
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:36:06.04 ID:8l5RfYaO0
癒された!!!!!!
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:38:35.10 ID:pgKO/gmRO
134 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/19(月) 23:39:06.54 ID:/vkrI5hE0
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:39:14.33 ID:U41dqldrO
ちんこが何気に伏線回収上手くて笑った
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:40:12.06 ID:7O7JHnEr0
/⌒\ /\
/'⌒'ヽ \ /\ |
(●.●) )/ |: | すいません。連れて帰りますんで・・
>冊/ ./ |: /
/⌒ ミミ \ 〆
/ / |::|λ| |
|√7ミ |::| ト、 |
|:/ V_ハ |
/| i | | ∧|∧
и .i N /⌒ ヽ)
λヘ、| i .NV | | |
>>134 V\W ( 、 ∪
|| |
∪∪
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:40:31.65 ID:vwx4Riz80
>>133 もちろんジレンマ(
>>1)です
もう一つのほうはクソコテ、乗っ取り、つまらんの三拍子がそろっているので
地球が滅んでもまとめません
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:41:52.98 ID:idLpHnfLO
案外チンコが面白かった件
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:42:00.26 ID:idpjUSByO
これが流行のケータイ小説か
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:43:35.68 ID:U41dqldrO
むしろちんこの方が良作だろ
>>1のは中学生レベル
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:52:34.16 ID:OZkHeb6wO
無駄な改行が多かった気がするが乙
ちんこもよかったぜ
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:53:28.40 ID:8l5RfYaO0
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:55:12.21 ID:vwx4Riz80
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/19(月) 23:56:35.38 ID:lGdHvOPg0
なんかノンフィクションっぽい気がしてきたけど
まさかな…
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 00:02:49.53 ID:01of/Wjx0
ちんこがか!?
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 00:03:55.55 ID:Vme/9G3CO
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 00:04:10.27 ID:0XIVIB+B0
148 :
地井 ◆2Z94Sex/3o :2007/11/20(火) 00:08:08.14 ID:UMYpp1Wg0
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 00:28:54.92 ID:UMYpp1Wg0
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 00:32:15.55 ID:JE0lmeiiO
ちんこのまとめはどこですか?
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 00:32:52.70 ID:Dvyo5Kef0
ひっそり上げたな 地井
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 00:36:19.23 ID:Q1mmaZzY0
夜分おそくすみません
ちんこの方まとめさせていただいてよろしいでしょうか?
ブーン速です。
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 00:37:38.30 ID:h+yRzwqq0
どうぞどうぞ
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 00:38:21.71 ID:Dvyo5Kef0
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 00:38:26.42 ID:6EQO3Ll30
めろんちゃん雑食だなあ
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 00:38:31.99 ID:Q1mmaZzY0
* *
* うそです +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/20(火) 00:40:45.84 ID:h+yRzwqq0
嘘かよwww呼んじゃったじゃねーかww
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
めろんwwww