1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 10:38:10.10 ID:W4YZjW/WO
立ってたww代理乙です。
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 10:43:51.89 ID:W4YZjW/WO
リアルが忙しくて、かなり投下するのが遅くなりました。
空気作者なりに細々行きます。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 10:48:54.24 ID:W4YZjW/WO
( ^ω^)は全てを終わらせるようです
プロローグ:4(最終)
朝、騒々しい人の声とけたたましい馬のいなき声と共に目覚める。
起き上がりそこで見たものは
想像を絶する光景だった。
爪 )
血塗れた剣を片手に不気味に立つ奴等。
<ヽ`∀´>「帝国に逆らえばどうなるか分かったかニダ!!今回は十二神騎殿も来ているニダ。
こんなちっぽけな田舎民族の村、一刻で墓場に変えれるんニダ!!」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 10:49:46.42 ID:W4YZjW/WO
村人たちは恐怖の余り声も発せずただただ、お互いの体を支え合い震えていた。
<ヽ`∀´>「以後、逆賊ミルナを庇い立てしたり、匿ったりしたものは有無を言わさず首を斬るニダ!!」
<ヽ`∀´>「この爺さんもミルナの肩なんて持たなけりゃ余生を楽しめたろーニダ。
お前達もこんな憐れな姿になりたくなければ妙な真似はしない方が良いニダ。」
<ヽ`∀´>「見つけたら直ちにウリ達に知らせるニダ」
嵐は唐突に現れ唐突に去っていった。
村人の震えはまだ止まっていない。
『終わりだ……この村は終わった……』
『帝国に睨まれれば全て焼き尽くされる』
『食料は全て持っていかれ女は犯される』
『お母さん!!怖いよ!!』
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 10:51:37.44 ID:W4YZjW/WO
そこに浮かぶのは絶望。
行き場のない不安。
川 ; -;)「お父様……」
クーが荒巻氏の亡骸の胴体と首を必死に繋ごうとしていた……
ミルナは迷った。このまま何も言わずこの村を去るべきなのか……
彼がこの村にいることはいずれ帝国の耳に入るだろう。
( ゚д゚)「どうすれば良いんだ……」
彼が去ればこの村は、クーには残酷な意味かもしれないが
以前と元通りになるだろう。
しかしクーは?
昨日聞いた。彼女には父しかいないと。
母を目の前で殺されたと。
唯一の肉親であった父を失った今、クーはどれ程の傷を心に負うのか……
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 10:52:22.27 ID:W4YZjW/WO
彼の想いは決まった。
しかしこればかりは、自身の一存で決めるわけにもいかない。
少女は大粒の涙を隠すことなく流し続けた。
荒巻氏の亡骸は村の者が弔ってくれた。
三日続く葬儀は滞りなく終わった。
村の人全員が、参列する大きなものだった。
荒巻の人徳によるものだ。
葬儀では啜り泣く声が聞こえ、途中でごめんなさいと謝る声も聞こえた。
なぜ謝っているのかは、村に来たばかりのミルナには分からない。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 10:53:25.60 ID:W4YZjW/WO
葬儀の最後、荒巻の亡骸が焼かれ天に還る時
皆一様に『ありがとう』と口にした。
( ゚д゚)「……ありがとう……か」
彼は表立って参列することは出来ない。
彼のことを良く思っていない人も居るだろうからと、『父に言葉を掛けてやってください』というクーの言葉を断った。
―――◆―――
( ゚д゚)「クー、いるか?少し話があるんだが」
襖の向こうには人の気配がある。
クーはこの向こうに居るんだろう。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 10:55:55.20 ID:W4YZjW/WO
「ミルナ様?少々お待ちください」
( ゚д゚)「いや、このままで良い。今日は伝えたいことがあるんだ」
「……なんでしょう?」
( ゚д゚)「この村を出ようと思う」
「……そうですか」
襖の向こうから聞こえる声には、どことなく寂しそうに聞こえる。
( ゚д゚)「あぁ、俺がこれ以上ここに居れば、いつかは帝国に見つかるだろう。VIPに戻るのが一番なんだ」
「承知しております。……ただ、母が死に、父が死に……途方に暮れていた私を支えてくださりありがとうございました。」
( ゚д゚)「いや、俺はお前に何もしてやることが出来なかった。これも全て俺の弱さが生んだ過ち」
「いえ、父は心底貴方を尊敬していました。そんな貴方が、村人の面前で愚弄されたことに耐え切れたかったのでしょう」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 10:57:18.19 ID:W4YZjW/WO
( ゚д゚)「……私は荒巻氏とは一日、いや数刻しか会ってはいない」
( ゚д゚)「貴方の父の事は正直言ってまったく知らない」
クーは何も発せずただ黙ってミルナの語りに耳を傾けていた。
( ゚д゚)「どんなに人格者だったのかも、どんなに漢らしかったかも」
――ただ
――あんな慈愛に満ちた葬儀は初めてだった
また襖の向こうから嗚咽が聞こえる。
( ゚д゚)「……しかし俺は何も出来なかった。無力だった。目の前で苦しんでいる人を救えぬ程の弱い人間だ」
「そんなことは断じてありません!!」
いつもと同じ調子の否定の言葉に苦笑いが洩れる。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 10:58:36.86 ID:W4YZjW/WO
( ゚д゚)「まぁ最後まで話を聞いてくれ。
命の恩人を救えぬ程弱い俺は考えた。そして決めた。もっと強くなると。
……そして」
――命の恩人の忘れ形見を命を賭して守ると
――クー、俺はこの先ずっと君を支えたい
( ゚д゚)「共にVIPに行こう」
襖を隔てていても分かる。彼女の肩が震えるのを。
不意に襖が開いた。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 10:59:42.67 ID:W4YZjW/WO
其処には腫れぼったい目をし、頬を染め、礼儀正しく正座するクーがいた。
川 //-/)「私などで良ければ……」
ミルナは何も言わず彼女の肩を抱く。
( ゚д゚)「あぁ、共に歩こうぞ……
私が苦しい時は支えてくれ」
――だから
――だから、今だけは
――泣きなさい
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:02:03.47 ID:W4YZjW/WO
みるみるうちにクーの瞳に今まで我慢してきたものが溢れてくる。
川 ; -;)「ぉとおさまぁ!!うぅ……お父さま!!」
( ゚д゚)(泣いたり、照れたり忙しい子だな……)
クーを抱き締めるミルナの目は優しさに満ちていた。
彼らは……最初で……最後の……一夜を共にする。
―――◆―――
VIPまであと数日歩き続ければと言うところまで来た。
あの夜から数日、馬を持たず歩き続けた。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:03:08.51 ID:W4YZjW/WO
あと少し歩けばVIPに戻れる。
そんな淡いミルナの希望はこの日打ち砕かれることとなる。
爪 )
見たくなかった。この光景を。
認めたくなかった。この事実を。
川;゚ -゚)「ミルナ様!!完全に囲まれています!!」
ミルナは悟っていた。長年の戦によって得た所謂勘によって。
自分はここで朽ちるのだと。
( ゚д゚)「クー、よく聞くんだ。このまま川沿いを進めばいずれ数日でVIPに着くだろう」
川 ; -;)「嫌です!!私もミルナ様と共に……」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:04:05.83 ID:KkTcTBIVO
可哀想だから支援してやんよ
読んでないけど
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:04:13.59 ID:W4YZjW/WO
( ゚д゚)「話は最後まで聞くんだ。俺は死なない。ただアイツ等を撹乱するだけだ」
川 ; -;)「……でももし失敗すれば、ミルナ様は……」
( ゚д゚)「失敗などしない。私は約束は破らない男だ。一生を懸けてお前を守り続ける」
( ゚д゚)「今はお前を守る時だ。聞き分けてくれ」
クーの顔からはまだ不安の色が覗いている。
川 ; -;)「……必ず、生きてくださいね」
( ゚д゚)「あぁ。それとVIPに着いたら、これを宮殿に行きジョルジュに見せろ。
アイツに事情を話すんだ。手厚く保護してくれるだろう」
川 ; -;)「……はい」
( ゚д゚)「良い子だ。行け!!」
クーは駆けていった。愛する人を案じ、愛する人を信じて。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:05:54.16 ID:W4YZjW/WO
爪 )
( ゚д゚)「さぁ、決着を付けるときだ」
ミルナが持つのは己の剣のみ。
対するのは……最強の十二神騎。
( ゚д゚)「……こんな剣一本で何が出来るかわからんが」
(#゚д゚)「VIP国ミルナ・アランカル。愛する女の為に舞わせてもらう!!」
ミルナは駆け出した……。
『ここで死ぬわけにはいかない!!』
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:06:43.66 ID:W4YZjW/WO
―――◆―――
川 ゚ -゚)「皇子さま、どうか我が夫、ミルナの仇を討ってください」
( ゚∀゚)「無論だ。お前の為にも、ミルナの為にも。
そしてお前の中にいるミルナの子の為にもな!!」
( ^ω^)は全てを終わらせるようです
プロローグ:4 『始まりの最後に』
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:08:40.22 ID:W4YZjW/WO
人が居なくても関係ねぇ。つぎ本編行きます。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:09:07.02 ID:1bYVokmsO
支援
つまんね
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:11:53.44 ID:W4YZjW/WO
( ^ω^)は全てを終わらせるようです
本編一話 三人の皇子
……をはじめる前に謝罪があります。
帝国十二神騎が最初の方で帝国十二騎神となっていました。正しくは帝国十二神騎です。
当初は騎神で行くつもりだったのですが、没となり神騎に差し替えました。
しかしこのアホ作者の推鼓不足によりこのような事態になってしまい、謹んでお詫び申し上げます。
では本編にいきます。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:12:08.92 ID:1bYVokmsO
三人分の支援なら投下してやる
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:12:34.41 ID:1bYVokmsO
支援
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:12:46.30 ID:W4YZjW/WO
( ^ω^)は全てを終わらせるようです
――戦場
命と命のやりとりが行われるこの場に、ルール等は存在しない。
矢が飛び交い、首が飛ぶ。その光景はまさに地獄。阿鼻叫喚の世界だ。
僕はこんな醜い世界を生き残るため………
必死に逃げた
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:12:59.59 ID:1bYVokmsO
支援
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:13:23.51 ID:1bYVokmsO
支援
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:14:09.71 ID:W4YZjW/WO
(;^ω^)「死にたくないお!!僕は皇子だお!!なんでこんなところに……」
必死に駆けずり回り、なんとか生き延びようとする。
お父さまから頂いたマントはもう背に着いてはいない。
歩伏前進の様な無様な格好で生に縋り付く。
このまま陣まで引き返そう。
そう思った。
しかし、自分の纏う真紅の鎧は戦場では余りに目立ちすぎた。
死屍累々、一人が倒れその上にもう一人、また一人と倒れている。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:14:15.53 ID:1bYVokmsO
支援
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:14:47.74 ID:1bYVokmsO
支援
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:15:03.41 ID:W4YZjW/WO
自分の周りの者は、全て死んでいるのではないか思う程だ。
(;^ω^)「……お?」
目の前にあるのは、二本の足。
這いつくばる者と戦場で直立する者。
弱者と強者を隔てる、余りに明確な光景。
どうか味方であってくれ!!
心で強く叫びながら恐る恐る視線を相手の顔に向ける。
(;^ω^)「僕はVIP国皇子、ホライズンだお!!」
威厳を保とうと、無様な格好ながら大声を上げる。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:15:42.67 ID:1bYVokmsO
支援
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:15:51.80 ID:W4YZjW/WO
奴は不適な笑みを浮かべた。
視界に映るのは、ニタニタ笑う男と迫り来る凶刃。
その男の鎧には帝国の印章があった。
(;´ω`)(こんなところで僕は死ぬのかお?)
頭の中で反芻する言葉。
こんなところで、こんなところで、こんなところで、こんなところで、こんなところで、こんなところで。
(#`ω´)「うおおおぉぉぉっ!!!!」
浮かんで来たのは明確な怒り。
こんなところで死ぬ訳には行かない。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:16:33.99 ID:1bYVokmsO
支援
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:16:58.87 ID:1bYVokmsO
支援
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:17:17.14 ID:W4YZjW/WO
そう思うと体が勝手に動いた。
次の瞬間、目の前にいた男は事切れていた。
(;^ω^)「……僕がやったのかお?」
いや、違う。死体を見て分かった。
背後からの一撃。
自分ではない。
では誰が?
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:18:03.43 ID:W4YZjW/WO
( ・∀・)「大丈夫か?」
其処に悠然と立っていたVIP国第一皇子。
モララー兄様だった。
(#´ー`)「何してるんだ!!お前はどれだけ一族に恥を掻かせるつもりだ!!」
第二皇子である、シラネーヨ兄様の姿もあった。
( ・∀・)「そうカリカリするな。ホライズンも初めての戦だ。
これだけの死体を前にして、恐くないわけないだろう。」
( ´ー`)「……そうですね。兄様」
( ・∀・)「よし。ホライズン。もう大丈夫だ。俺が陣まで連れていってやる。
シラネーヨ!!其処まで大きな口を叩くなら、俺から離れ、単独で敵将の一人でも討ち取ってみせろ!!」
(;´ー`)「いや……そんなつもりは毛頭ございません……ただホライズンにも王族である誇りを持てと」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:18:55.84 ID:W4YZjW/WO
( ・∀・)「シラネーヨ、誇りと命、どちらを護るかはその者次第だ」
( ´ー`)「申し訳ありません」
( ・∀・)「よし……ホライズン、お前は、私の馬に乗れ。
一気に突っ切るぞ」
(*^ω^)「はいですお!!」
(;´ー`)「待ってください!!私も共に参ります!!」
モララー兄様は強い。VIP国で剣を握らせれば右に出るものは居ないといわれている。
暇さえあれば兵法書を読み、体を鍛えている。
その上優しい。
(#・∀・)「フンッ!!」
一人、二人と次々、目の前に現われる敵を切り崩して行く。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:19:48.41 ID:W4YZjW/WO
( ・∀・)「皆の者、気合いを見せろ。国王に勝利を捧げるぞ!!」
『おおっ!!!!』
周りにいた兵達が呼応の声を上げる。
やはりモララー兄様は格好良い。
(#´ー`)「……チッ」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:20:04.98 ID:1bYVokmsO
支援
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:20:33.22 ID:1bYVokmsO
脂肪ふらぐ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:20:49.11 ID:W4YZjW/WO
結局、兄様達は、僕を陣の中まで連れていってくれた。
( ・∀・)「お前はここで待っていろ。父上に手柄を聞かれれば、馬から落ちて戦に出れなかったとでも言っておけ」
(*^ω^)「何から何までありがとうですお!!」
( ・∀・)「気にするな。
俺はもう一度戦に出る。王寺が、いなければ、戦う兵も気合いが入らんだろうからな」
( ´ー`)「……お供します」
(*^ω^)「僕も次は頑張りますお!!」
( ・∀・)「まぁ期待はしないでおく」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:22:43.57 ID:1bYVokmsO
支援
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:23:29.26 ID:1bYVokmsO
モララー脂肪\(^O^)/
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:26:22.20 ID:1bYVokmsO
マーダー?
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:29:00.49 ID:1bYVokmsO
さるか?
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 11:31:00.88 ID:1bYVokmsO
そりゃああんだけとばしゃあさるにもなるさ((゚人゚))
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 12:04:17.17 ID:W4YZjW/WO
いえ、電源が切れただけです(´・ω・`)
再開します
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 12:05:58.84 ID:W4YZjW/WO
兄様達は直ぐに手綱を引いて、戦場に引き返していった。
―――◆―――
( ゚∀゚)「モララー、シラネーヨ、ホライズン、ご苦労だった」
( ・∀・)´ー`)^ω^)『はい、父上』
今、僕達は父上にそれぞれの戦果を報告するため、謁見している。
(・∀ ・)「長男であるモララー様は悉く敵を討ち取り、将の首を三つも上げなさったそうです」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 12:06:52.55 ID:W4YZjW/WO
(・∀ ・)「シラネーヨ様は、よくモララー様を補佐し、縦横無尽に戦場を駈けておられたそうです」
(・∀ ・)「……ホライズン様はなにも聞き及んでおりません」
( ゚∀゚)「……モララー、シラネーヨ。御苦労だった」
( ・∀・)「有難うございます」
( ´ー`)「私も、敵将を討ち取る機会は、何度もあったのですが、兄に遠慮してry」
( ゚∀゚)「ホライズン、お前はどうだったのだ?
何人の首を上げた?」
突然のことだった。正直言って僕は、落ちこぼれだ。
しかし、父上は自分が敵将を討ち取るのは、さも当然の如く思っておられる。
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 12:07:33.67 ID:W4YZjW/WO
(;^ω^)「いいえ、父上。私は……」
( ・∀・)「父上、ホライズンも初めての戦でしたし、そう戦果を期待しては酷というものです。」
父上はハッとした表情になった。それきり何も言わず、ただ宙を見つめていた。
―――◆―――
(・∀ ・)「……王様、ホライズンは、確かにあなたの盟友、ミルナの息子ですが
だからと言って鬼神の如く強さを持つとは限らないですよ」
( ゚∀゚)「……わかっている」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 12:08:17.66 ID:W4YZjW/WO
(・∀ ・)「今回の戦に皇子達を行かせたのも、もしかしたらという、淡い期待からでしょう?」
( ゚∀゚)「あぁ、しかし、まだわからん」
(・∀ ・)「さぁ、どうでしょうかね」
―――◆―――
(*^ω^)「母上!!帰ったお!!」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/02(金) 12:09:06.34 ID:W4YZjW/WO
父上との謁見も終わり、急いで母上の下に走る僕を、待っていたのは
目で追えぬ程の張り手と
川#゚ -゚)
鬼の様な形相をした、母だった。
投下終了です。途中抜けてすいません。
支援ありがとうございました。
スレ落ちるまで見てるんで質問あればどうぞ