1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
颯爽と僕を横切ったその後姿に、多少の歓喜と、一匙の渇望。
その背中は多分、僕が。
僕、内藤ホライゾン自身が望み、祈り、そして欲していた背中で。
心から溢れた行き場の無い嬉しさに、あ、と声を漏らした。
彼女との出会い――
……えっとなんだっけ、ああ、そうだ。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:05:54.18 ID:PtTFj+H00
気になるタイトル
支援
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:06:54.51 ID:rvKwUcl40
頑張って私怨
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:07:15.89 ID:jlQHRhH90
噛み殺す事もせずに放った欠伸の頭上に広がるのは、これでもかってほどの春の陽気だ。
春麗けし。そんな初春の季節。
少し肌寒い風と、それに従って流れる白い雲が健康的な日々の象徴。
眠いお。
そう思う訳ですよ。
「――――サボりかい?」
( -ω-)「ん……お?」
何処からかの声に、間抜けな相槌を打ち、目を開け周りを確認する。
上体を起して辺りを見回して、屋上には誰もいないという事を認識。
蓄音機や機械の類の発音ではなかった。
なら、今この場所には、僕以外の声の主が居るはずなのだけど―――
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:08:29.85 ID:jlQHRhH90
……誰も、いない。
何だ、僕の耳って風の声が聴こえるまでメンヘルの世界に突入したのか。
耳鼻科の先生に診てもらわなきゃ。いや場合によっては精神科かお。
「違う違う。こっち」
( ^ω^) 「……お?」
頭上?
首の角度を上げて、目線を空へと送る。
目に入ったのはやはりこれでもか、という程の快晴。
そして
ひらひらと振られる手と、静かに微笑む女の子だった。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:09:42.29 ID:pmpDV0a8O
しえん
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:09:43.95 ID:IvDk7zWzO
支援
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:12:00.65 ID:jlQHRhH90
川 ゚ -゚) 「やあ。凄い欠伸だったね」
入り口の扉の上。所々錆び付いた白い給水塔がほぼ面積を取る、屋上の更に上の部分。
コンクリートの塀からひょっこりと顔を出した女の子は、両目を少しだけ緩め、笑っていた。
ただ純粋に綺麗だな、と思う。
空の水色に映え、舞う長いの黒髪。
小さな笑窪と、少しだけ緩んだけど彼女が生まれながらに持っている凛とした雰囲気。
ただ素朴に美しい、と思う。
彼女がいる空間にある一つ一つのもの全て。
世界中にあるその類の形容詞を並べへつらっても、決して言い終らないような。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:13:03.80 ID:4VnCW6iE0
支援してやんよ
俺個人の意見としては
>>5と
>>8の間にタイトルが来てたら良かった
いや個人的に
支援
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:23:48.56 ID:PtTFj+H00
シエンヌ
落ちるのが早くなってきてる警報保守
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:34:02.08 ID:R6BS7yu70
しえんしえん
もう支援で終わりそうだな
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:37:06.29 ID:L5CowNxn0
完結したんじゃねーの
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:42:22.08 ID:jlQHRhH90
すみません、カニの身むいてました
再開します
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:42:48.23 ID:pmpDV0a8O
なんと短い話だ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:43:17.27 ID:pmpDV0a8O
おっ来た
支援
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:45:48.06 ID:jlQHRhH90
( ^ω^)「お、おお。拳入るお。この分だと、僕が欠伸世界チャンプの日は近いですお」
意識を半ば強引に引き戻し、不信に思われないようなタイミングと間で返答。
ま、そう言う僕の心配りも
川 ゚ -゚) 「で――サボり?」
案外あっさりと無に返されてしまうんだけど。
( ^ω^)「いやいや、ただの睡眠学習ですお」
川 ゚ -゚) 「屋上で?」
( ^ω^)「んー…移動教室の場所間違えましたお」
彼女から少しだけ呆れ気味な声が送られ、僕は少しだけ苦笑を混ぜた言葉で返す。
雲が流れ、形を変え、太陽に掛かった。日差し40%カット。
壁に背を預けて、それを見る。
もちろん、冗談の意味で言ってみただけだった。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:47:47.32 ID:jlQHRhH90
川 ゚ ー゚) 「多分な」
女の子はそうやってはにかむように笑った後、
川 ゚ -゚) 「ちょっと待っててくれ」
僕に言い、顔を引っ込めた。
( ^ω^)「?」
こっちに降りて来るのか、と思ったけど、違った。
いや、厳密に言えば予想は当っていた。彼女は降りて来た。
ただ、僕の想像した、降りてくる方法が違っただけだった。
解かりやすく言えば、壁に付けられているはしごを使わずに、
3メートル弱ある高低差を一気に飛び降りたんだ。
地面に影が差す。
視界に入る相変わらずな快晴と雲。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:49:55.52 ID:jlQHRhH90
ひらりと舞うスカート
ちらりと見える縞柄パンツ
ラッキー。
男とはかくも悲しく愚かな生き物だ。
タン。着地の際の軽い音。
一人きりだった屋上と言う空間に、颯爽と現れる一つの人影。
その様子を半ば呆然と見つつ、間抜けにも口を開けて、
( ^ω^)「……無茶するなぁ」
若干眉を顰めさせながら、実直な感想を伝えた。
第一印象、大人しい――いや、と言うより
歳不相応の落ち着いた雰囲気を持っているものだから、体育会系と文系
大まかな人種分布図を作って、そこに人を配置させるのなら、
彼女は後者側の人間なのだろうと思い込んでいたけど、その予想も違っていたらしい。
人は見かけによらないです。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:51:49.35 ID:jlQHRhH90
川 ゚ -゚) 「授業日数を微塵も気にしない屋猫君よりマシだと思うがな」
着地の衝撃を膝のクッションで和らげた所まではよかったのだが、
どうやら別の衝撃が腰に来たのか、右の手で軽く腰をたたきながら冗談めかしく言う女の子。
その様子を横目で見、聞きなれない単語を耳にはさんだ。
ん? 再確認作業。
( ^ω^)「オクネコ?」
川 ゚ -゚) 「え、あ。知らないのか? ……あ、すまん」
気が付いたように言う彼女の言葉に、
また一層痒い所へ手が届かない感覚に襲われる。
( ^ω^)「別にいいけど、……オクネコ?」
やはりそう言う不安要素を持つのはいささか心持ちが悪い。
少し強引に話題のレールを引き戻させて、もう一度聞いた。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:55:00.74 ID:jlQHRhH90
問われた彼女は少しだけ困ったように笑い、
右眉を少しだけ潜めさせて(察するに、困った時に右眉が動くのが彼女の癖なのだろう。)
数秒言い淀んでから、
川 ゚ -゚) 「屋上で、平和ボケしたネコみたいにいつもゴロゴロしているから屋上にいる猫。縮めて屋猫」
折れた。
( ^ω^)「……な、なんだお、その失敬なあだ名は」
川 ゚ -゚) 「その様子じゃあ、まったく知らないみたいだね。
……君、結構有名だよ。屋猫君?」
勝手に付けられたニックネームで呼ばれる。
むしろ自分が自分じゃないみたいな変な感覚で、出来る事なら名前で呼んで欲しいおね。
男の願望が入ってたりする思考。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 20:58:11.81 ID:jlQHRhH90
( ^ω^)「いやいやいや、僕にはちゃんとした名前があるお」
川 ゚ -゚) 「ニックネームだ。諦めよう」
( ^ω^)「不名誉極まりない」
川 ゚ -゚) 「人の噂も疋十五日」
適当な言い訳に、適当ななぐさめが帰ってくる。
何と言うか、テンポのいいこの会話はいつも一緒にいる友人と
掛け合いしているようで気持ちが良い事は気持ち良いのだけれど、何の解決にもなっていないことも事実で。
だからこそ僕は「君の名前は?」と切り出そうとした。
しただけだった。
「君のなま、」くらいで授業終了の鐘が鳴り響いた。
屋上に設置されたスピーカーがびりびりと奮えて、耳と一緒に口も塞ぐ。
何秒かそんなアクションを二人でした後、ふいに彼女が此方を向いて言うんだ。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:00:09.02 ID:jlQHRhH90
川 ゚ -゚) 「――チャイム鳴ったけど、どうするんだ?」
途端襲われた睡魔。さてはて欠伸をもう一度。
最初に逢った時に浮かべたあの呆れ気味な笑いを見てから、目を瞑った。
( ^ω^)「僕はもう一眠りして行くお……」
僕の言葉に、くすりと微笑む音がする。
「そうか」と一言だけ彼女が言って、それがさよならの合図になった。
ああでも
川 ゚ -゚) 「おやすみ。――ホライゾン君」
舟を漕ぎ出す一歩手前。
声が、聞こえたような気がした。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:02:02.56 ID:jlQHRhH90
「うわぁ……また居るよ」
トーンが落ち込んことには落ち込んだけど、その声には落胆よりも呆れの色の方が強くて。
僕は声の主を思い浮かべ、ばれないように少しだけほくそえむ。
( ^ω^)「その声は」
川 ゚ -゚) 「こんにちは。いい天気だな」
片目をあけてそちらを見ると、反転した世界で彼女が笑っていた。
髪を耳に掛けるその仕草はたどたどしくも
着実に二次成長へと向かう女の子そのもので、ほんの少し、ドキマギしてしまうのだ。
( ^ω^)「そう言うそっちだってサボりかお?」
上体を起して、欠伸をして、問う。
まだ確か授業終ってないよな。と、ポケットから出した携帯のディスプレイで時間を確認。
9時25分。授業終了、5分前。
今北机はつながりの人か支援
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:03:17.09 ID:jlQHRhH90
川 ゚ -゚) 「いやいやいや、睡眠学習しに来たんだ」
( ^ω^)「それ僕の台詞」
川 ゚ -゚) 「そうだったっけなぁ? すまんな、ホライゾン君。最近物忘れ酷くて」
あはは。爽快そうに笑う彼女の笑顔に、ああ。と
先日から引っ掛っていた事の内訳とその心に芽生えていた気持ちの意味を認識した。
( ^ω^)「――……」
川 ゚ -゚) 「どうした?」
半ば呆然とこちらを見る僕に、笑いを引っ込めた彼女が訝しげに聞いてきた。
チャンス到来だと思って、思い切って聞いてみる
( ^ω^)「いや、初対面のときも思ったんだけど、どうして、僕の名前?」
川 ゚ -゚) 「……あ」
小声が漏れた。そうして彼女は右眉を顰めさせる。
川 ゚ -゚) 「あ、ああ、ほら、ニックネームと一緒に名前も出回ってるんだ」
( ^ω^)「……マジかお」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:04:48.42 ID:jlQHRhH90
川 ゚ -゚) 「マジマジ。このご時世、情報管理はちゃんと個人でやらなきゃならないよな?」
( ^ω^)「関係あんのかお、それ」
川 ゚ -゚) 「さぁ?」
( ^ω^)「そういえば――君の名前は?」
川 ゚ -゚) 「え?」
( ^ω^)「いや、君は僕がホライゾンだって事を知ってる。
でも僕は君が誰なのか知らないお。不公平だお、それって」
ふて腐れるように言い、こんな方法、少し卑怯かな、とちらりと思った。
でも、言ってみたい気持ちも強いのだ。彼女の名前を、僕の口から。
「そうか?」「そうだお」
ちなみに即答
川 ゚ -゚) 「――――んー… 名乗るほどの物ではないよ」
( ^ω^)「何処までが苗字?」
川 ゚ -゚) 「さあ。何処までだろうね」
唇に手を当てて、名乗るほどでもない女の子は冗談めかしく笑った
蒼い世界をバックに流れる雲みたいにつかみ所の無い女の子は、そうして、楽しげに。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:05:16.82 ID:4PVAHuQ5O
なんかイラッと来る文体だな
wktk
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:08:25.88 ID:ANDR2nB20
>>30 どっかに無かったっけ?ラノベの書き方みたいな奴
あの無駄に修飾しまくって〜見たいな奴
あれ思い出した
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:10:29.53 ID:RjIWNurgO
支援
誤字っぽいの多いことが残念だが好きな雰囲気だ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:11:23.93 ID:yto/SzGgO
書き方が机は繋がり〜の作者に似てる
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:11:44.88 ID:54clsphHO
あれ?…野球延長か
とりあえず支援
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:18:24.27 ID:54clsphHO
ほ
あれ、どうした?
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:22:18.97 ID:54clsphHO
('A`)y━・~~~
これでブーンにやたら絡むハインと/が出てきたら完璧机はryの人だな保守
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:25:51.19 ID:yd9n3swtO
でも机の人、熱中症ってやつ持ってなかった?
>>42 それは知らないけど、雨にやり込められるだっけ?なら持ってた
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:28:31.26 ID:4PVAHuQ5O
>>33 ブームくんが「おなかがすきました」って言うのを
ラノベ風に過剰表現するやつかな
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:32:16.07 ID:ANDR2nB20
>>44 それだ!
「私はお腹がすきました」をすごいラノベ風(つってもラノベ読まないから解らないんだが)にしててくすりとした記憶がある
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:32:57.26 ID:KO5LydtB0
いらいらする地文だなボケ
何という雑談スレ…
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:35:38.23 ID:54clsphHO
('A`)y━・~~~まだ?
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:40:04.49 ID:54clsphHO
('A`)y━・~~~…
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:43:59.07 ID:54clsphHO
('A`)y━・~~~
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:47:29.47 ID:jlQHRhH90
( ^ω^)「ヒント無しかお」
彼女の言葉に含まれた意図を租借してその意味を理解する。
川 ゚ -゚) 「ごめんごめん。嘘だよ。私の名前はね――」
ベストタイミングで、チャイムが鳴った。
初対面のときでもそうだった、時間切れのチャイムが。
ビリビリと鼓膜を刺激するスピーカーにけた蹴りしてやりたい衝動に駆られながら
残念だなという感じと、心の一杯の敗北感に似たような感覚に襲われる。
聞きたい。彼女の、名前。
川 ゚ -゚) 「さて、と。残念だが、もう行かなくては」
彼女が笑った。
どうしてだろう。
手を伸ばせば捕まえられる距離だと言うのに。今はそれがとても遠い。
風の中で、彼女の緩んだネクタイがもてあそばれる。
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:48:37.86 ID:jlQHRhH90
いっちゃ嫌だ。何て、駄々は捏ねたくないけれど――
( ^ω^)「シンデレラ。さっきのは12時の鐘かお?」
精一杯いい男を演じてみる。
その笑みは、どこかぎこちなかったのかも知れない。
彼女の微笑みに苦いものが混じったのが見えたから。
太陽に雲が掛かる。
遮られても尚、相変わらずな春の陽気と、空の蒼。
川 ゚ -゚) 「そうだ、残念だけどな。王子様」
彼女の返答に、ふと、思う。
シンデレラなら、アレはどうしたの? と。
( ^ω^)「手がかりのガラスの靴は?」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:49:12.67 ID:IvDk7zWzO
支援
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:49:40.31 ID:jlQHRhH90
彼女が目をむいた。笑顔が純粋な物に戻る。やはり綺麗だ。と思う。
一歩、僕の方に近づいて、彼女が膝を屈めた。そうして顔を近づける。
傍からみれば、キスしているようにも見えるだろう。
それぐらいの、触れるか触れないかの距離。けれどこれは触れてない。紙一重だ。
焦らされてるのだな、と感じるけど、自分で前に進む器量と度胸が今は無い。
不甲斐無いな、と笑われても仕方がないけど、今の自分の状態だって仕方がない。
何せ、ただのガキなんだ。
いい男にもなりきれない、粗野な運命だって信じ込む、ただのガキなんだお。
ふと、彼女の顔が動いた。耳元に口が近づいて囁かれる。
くすり。と。妖艶に笑う音がする。
川 ゚ -゚) 「直接のヒントは無し。自力で探し出してくれよ、ホライゾン君」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:50:04.43 ID:KO5LydtB0
なんかケータイより重いごちゃごちゃしたストラップつけてるような文だな
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:50:33.03 ID:54clsphHO
('A`)y━・~~~支援
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:51:26.13 ID:jlQHRhH90
一人の屋上で、ガシガシと頭を掻いた。
脳内で覚醒物質でも出てるのだろうか。睡魔も眠気も微塵も無い
天を仰いで、どうしようもないくらい青い空に視線を泳がせてみる。
( ^ω^)「ご褒美あげるから……かお。意地悪だお、現代のシンデレラは」
ヒントって縞々パンツだけかお? ……な訳ないおね
そこでふと気が付く。
( ^ω^)「……ん。ああ、そう言えばネクタイの色」
学年ごとに別けられる、ネクタイ
一年生・赤 二年生・緑 三年生・紺
自分のネクタイの色確認。
赤。
風に舞った彼女のネクタイの色を思い出す。
紺。
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:51:42.59 ID:ZFOhpjAi0
一人の屋上で、ガシガシと頭を掻いた。
脳内で覚醒物質でも出てるのだろうか。睡魔も眠気も微塵も無い
天を仰いで、どうしようもないくらい青い空に視線を泳がせてみる。
( ^ω^)「ご褒美あげるから……かお。意地悪だお、現代のシンデレラは」
ヒントって縞々パンツだけかお? ……な訳ないおね
そこでふと気が付く。
( ^ω^)「……ん。ああ、そう言えばネクタイの色」
学年ごとに別けられる、ネクタイ
一年生・赤 二年生・緑 三年生・紺
自分のネクタイの色確認。
赤。
風に舞った彼女のネクタイの色を思い出す。
紺。
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:52:22.93 ID:jlQHRhH90
( ^ω^)「先輩……?」
ん、あれ? ……あ。
のあ゛ぁぁぁぁああぁぁぁああ!
叫ぶ。叫び声が青い空に木霊する。
――確かに、直接のヒントはなしだ。
( ^ω^)「……そーゆーことかお」
また天を仰いで、口元を吊り上げて笑った。
( ^ω^)「こりゃ一本、とられたかお……」
そう思ってから、初対面のあの失礼な言動(だって同学年だと思ったんだ)を思い出して、僕はもう一度叫んだ。
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:53:12.96 ID:54clsphHO
('A`)y━・~~~
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:53:41.49 ID:ZFOhpjAi0
( ^ω^)「先輩……?」
ん、あれ? ……あ。
のあ゛ぁぁぁぁああぁぁぁああ!
叫ぶ。叫び声が青い空に木霊する。
――確かに、直接のヒントはなしだ。
( ^ω^)「……そーゆーことかお」
また天を仰いで、口元を吊り上げて笑った。
( ^ω^)「こりゃ一本、とられたかお……」
そう思ってから、初対面のあの失礼な言動(だって同学年だと思ったんだ)を思い出して、僕はもう一度叫んだ。
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:54:06.20 ID:ZFOhpjAi0
('A`)y━・~~~
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:54:42.71 ID:IvDk7zWzO
支援
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:55:49.61 ID:KO5LydtB0
へー
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 21:58:04.62 ID:KO5LydtB0
暇だからだよボケ
話自体はおもしろそうだ
つまらん
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:00:53.14 ID:KO5LydtB0
ぁ?なめてんのかお前
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:01:42.05 ID:54clsphHO
('A`)y━・~~~
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:02:33.14 ID:jlQHRhH90
すまみせんカニの身むいてきます
あと机の人じゃありませんすんません
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:03:41.08 ID:KO5LydtB0
おい、ちゃんと野菜も食えよ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:06:03.95 ID:54clsphHO
('A`)y━・~~~蟹……?
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:08:59.63 ID:kXrRs9brO
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:12:35.45 ID:TRT7uCvD0
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:18:11.02 ID:54clsphHO
('A`)y━・~~~蟹
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:22:32.98 ID:pK8PzIJX0
('A`)y━・~~~男は黙って支援だろ…常考…
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:27:40.03 ID:54clsphHO
('A`)y━・~~~蟹支援
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:34:38.83 ID:54clsphHO
('A`)y━・~~~蟹沢支援
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:40:59.86 ID:54clsphHO
('A`)y━・~~~蟹沢きぬ支援
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:41:04.46 ID:pK8PzIJX0
保守
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:45:15.55 ID:54clsphHO
('A`)y━・~~~ねるねるねーるね
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:50:01.11 ID:TSQb8L2y0
ほ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:50:55.05 ID:KO5LydtB0
作者はかに食ってんのにおれらは保守かよ
これが格差社会…
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:55:06.47 ID:1wKQdyW+0
カニぐらい食えるだろ
沢蟹でもいいなら
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 22:59:06.84 ID:TSQb8L2y0
もういいわこれ
遅すぎだろ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 23:00:43.31 ID:2U6HmXdz0
なんかエロゲみたいだな。wktk
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
支援