1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
\(^o^)/「はぅっ!!!」
午後2時、起床
遅すぎる起床
\(^o^)/「オワタ…」
\(^o^)/は大学生だがあまり学校には行っていない
友達も居なければサークルにも所属していない
前期もほとんど学校に行っていないので留年はほぼ間違いなしだろう
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 11:45:09.60 ID:dY5lv7gP0
俺ガイル
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 11:47:54.47 ID:KYKMXVyw0
台所へ行き冷蔵庫からお茶をだしてコップに注ぐ
\(^o^)/「あ、これもう二週間前に買った奴だ…賞味期限大丈夫かな…」
冷たいお茶が食道に刺激を与える
ふらふらとPCに向う
専用ブラウザを開きスレッド一覧を表示
適当にスレタイを流して見る
\(^o^)/「ふぅ…」
いつもと同じ光景
毎日同じことの繰り返し
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 11:50:42.30 ID:KYKMXVyw0
\(^o^)/「スレたてるよー!」
(きょう、も、大学、さぼった・・・っと。送信・・・)
何度クリックしても
>>1しか表示されないスレ
どんどん下がっていく自分のスレ
\(^o^)/「大学サボってる奴いねえのかよークソー」
(age・・・っと)
\(^o^)/「来ない・・・つまんねーよおまえら・・・」
スレ表示は300番台をきった
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 11:57:29.35 ID:KYKMXVyw0
\(^o^)/(思えばあの頃は楽しかったなぁー)
\(^o^)/は今からさかのぼること4年前
高校二年の頃を思い出していた
・・・
\(^o^)/「おーし行くぞー」
( ^ω^)「ばっちこいだおwwwwうべあっ!!」
\(^o^)/「わ・・・わりぃ・・・」
( ^ω^)「ちょwwwデッドボールだおwww」
・・・
\(^o^)/「よく屋上で野球ごっこしたっけ・・・」
・・・
ξ゚听)ξ「ちょっとアンタたち何してるの?」
( ^ω^)「やきうだおwww」
\(^o^)/「やきうだよー」
ξ゚听)ξ「ハモんな!」
( ^ω^)\(^o^)/「サーセンwww」
ξ゚听)ξ「あぁっもう!」
・・・
・・
・
\(^o^)/「思えばあのときが人生で一番楽しかったよー」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 12:05:54.12 ID:KYKMXVyw0
放課後・・・
\(^o^)/「じゃあつん子は看護婦さんになるのか」
ξ゚听)ξ「そう、小さい頃からの夢だったんだぁ。お母さんも看護婦だしね」
\(^o^)/「じゃあ看護学校に行くんだね。地元の?」
ξ゚听)ξ「うん、隣のイーストヴぃp市のヴぃp看護学校」
( ^ω^)「おれは地元のヴぃp大で法学を学ぶお^^」
\(^o^)/「お前みたいな弁護士嫌だ!」
(#^ω^)「なんだと!?www」
ξ゚听)ξ「やめなさいアンタたち!」
( ^ω^)「ところでオワタはどうするんだお?進路届けまだだお?」
\(^o^)/「俺は・・・東京に行くんだ・・・東京の大学に」
ξ゚听)ξ「!?」
( ^ω^)「!?」
\(^o^)/「ちょwwwそんなに驚くことでもないだろ?www」
( ^ω^)「オワタ(俺ヴぃpに帰ったらアイツにプロポーズするんだ…)」
\(^o^)/「勝手に殺すなwww」
・・・
\(^o^)/「まあ実際死んだも同じようなもんか・・・こんな俺・・・」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 12:10:11.21 ID:KYKMXVyw0
\(^o^)/「確か、あいつら地元で付き合ってんだよな・・・」
去年友達伝いに聞いた話ではブーンとつん子は
合コンで運命の再会をしたのち付き合い始めたとのことだ
\(^o^)/「ドSとドMか・・・ふふ・・・実にお似合いカポーだよ・・・くく」
スレッド更新ボタンをクリックする
「HTTP 302 FOUND ERROR」
\(^o^)/「落ちたか・・・」
\(^o^)/「うぅ・・・うっ・・・」
何故だか涙が止まらない
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 12:14:09.02 ID:IvDk7zWzO
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 12:15:37.67 ID:KYKMXVyw0
ヴヴヴヴヴヴヴ
携帯が突如と鳴り出した
\(^o^)/「携帯が鳴るのなんて1ヶ月ぶりだよー」
(着信・・・内藤)
\(^o^)/「お?アイツからだ・・・二年ぶりか・・・まあそんなことよりとりあえず出るか」
ピッ
\(^o^)/「もしもし」
( ^ω^)「おひさーおっぉっぉ」
\(^o^)/「ああ、ヒサビだな・・・相変わらずテンションたけえなw」
( ^ω^)「あたり前田のクラッカーだおwww」
\(^o^)/「古っwww」
( ^ω^)「ところでいま東京にいるんだお!カンコウだお!くるお!!」
\(^o^)/「マジか!?行く行く!」
久しぶりの親友との再会
心が躍る
( ^ω^)「今芯塾駅についたお!!オワタドコにすんでるお?」
\(^o^)/「西火災ってとこだ」
( ^ω^)「おkwwwwwww今行くおwwwwwww
\(^o^)/「俺の人生始まったかも・・・」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 12:15:49.85 ID:7tiCHxtjO
それから?それから?
`∧_∧
(´・ω・)
( つ旦O
と_)_)
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 12:21:45.38 ID:KYKMXVyw0
結局5時間も駅前で待った
\(^o^)/「こない・・・」
かけなおすも繋がらない
おかしい・・・
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ
\(^o^)/「キタ!!!」
ピッ
\(^o^)/「もしもs・・・」
( ^ω^)「釣りでしたプギャーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
\(^o^)/「え?」
( ^ω^)「今、俺、ヴぃp町、東京、いない、wwwwwwwwwwwwww」
(゚∀゚)「マジうけんだけどwww」(・д・)「ヒヒヒwwwwwwww」
受話器の向こう側で沢山の笑い声が聞こえる
状況がいまだに飲み込めない
( ^ω^)「まさか待ってたわけじゃないだろうお?wwww」
\(^o^)/「まってた・・・ずううううううっと待ってたんだよ!!!!!!!!!」
電源をオフにして携帯をたたきつけた
\(^o^)/「くそぅ・・・くそおおおおお・・・・」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 12:28:43.82 ID:KYKMXVyw0
ミ・д・ミ 「もし・・・そこの若いの・・・」
\(^o^)/「・・・はい?」
小柄な老人が立っていた
ミ・д・ミ「世の中終わったような顔してどうしたんじゃ?」
\(^o^)/「世の中なんてオワテルよ・・・既にな・・・」
ミ・д・ミ「嫌な事でもあったのかぇ?」
\(^o^)/「アンタには関係なんだろう・・・クソ・・・」
少し悲しそうな顔をしながら話を続ける老人
ミ・д・ミ「人生につかれたんなら、旅をするがええ。若者よ」
しわくちゃな顔をほころばせる
\(^o^)/「んな金ねえよ・・・」
ミ・д・ミ「ちょいまち、若者。一つだけ金のかからん旅行があるんだ」
そういうと老人は持っていたズタ袋の中を探し出した
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 12:31:45.00 ID:etC7pW2/O
これはwktk
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 12:32:23.85 ID:KYKMXVyw0
\(^o^)/(はぁ・・・ホームレスの相手なんて・・・めんどくさいn)
ミ・д・ミ「コレじゃ・・・」
見るとそれは切手だった
\(^o^)/「切手?」
ミ・д・ミ「そうじゃ・・・」
\(^o^)/「そうか・・・ってこんなので旅なんてできるかあああ」
ミ・д・ミ「まあ待て・・・お前さん手紙を送る時切手貼るじゃろ?」
\(^o^)/「まあそりゃ」
ミ・д・ミ「切手を貼った紙切れはあて先まで旅をするわけじゃ」
\(^o^)/「・・・」
ミ・д・ミ「お前さんもこの切手をつかってどこか遠くに飛べばいいのじゃ」
\(^o^)/「あんた正気か?」
ミ・д・ミ「もちろんじゃ」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 12:34:37.18 ID:54clsphHO
パクリ臭がするのは気のせい
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 12:46:04.83 ID:KYKMXVyw0
\(^o^)/「でもこの切手、金額書いてないよ?」
ミ・д・ミ「当たり前じゃ・・・この切手には金額が書いとらん。つまりドコにでもいけるんじゃ」
\(^o^)/「フリー・・・ダム・・・?」
ミ・д・ミ「そう、ここから先、お前さんの人生はフリーダムじゃ」
\(^o^)/「で、どうやって使うんだ?まさかケツに貼って郵政公社に逝けってか?」
ミ・д・ミ「ちがわい、まず切手を一枚とってから舌の裏にはりつけるんじゃ」
\(^o^)/「うん」
ミ・д・ミ「うん」
\(^o^)/「え?そんだけ?」
ミ・д・ミ「そうじゃ」
\(^o^)/「俺騙されてる?」
ミ・д・ミ「騙してなどいない」
\(^o^)/「本当にコレで旅行できるの?」
ミ・д・ミ「あたりまえじゃろう・・・」
\(^o^)/「あなたがドラえもんか?」
ミ・д・ミ「ぼくどらえm」
俺は走った。友人にも騙された
これ以上のショックはない
もう誰に騙されたっていい・・・
兎に角誰かを信じたかったんだ。。。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/30(火) 13:04:29.57 ID:IvDk7zWzO
パクリ臭もするが期待
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
逃亡?