ハルヒ「ちょっとキョン!あたしの樹木食べたでしょ!?」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
キョン「いいえ、それはトムです。」
空気読まずに今週の樹木スレ
にょたと樹木とあと色々
テンプレわからん、前スレも知らん
スレタイはキョンと樹木が入ってればいいと思っていた時期が俺にもありました
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 15:55:10.90 ID:wZWAHEGK0
巫女キョン子まっがすして立てました
というのは建前で、今週は休みなのか知らんが休んだら次週もgdgdになるかもしれんので一応立てるだけ立てようと
孤独に職人待ってるよ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 16:00:13.00 ID:wZWAHEGK0
需要あるかわからんが保守
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 16:11:27.30 ID:wZWAHEGK0
じゃあ10分レスがなかったらもうみんな嫁にもらっていくことにするよ・・・
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 16:14:57.37 ID:sElsl6oiO
ふたなりイツコとキョン子の妄想に余念がない自分が華麗に保守
朝起きたらチンコが生えてて、パニックのあまり泣きまくるんだぜ
朝勃ちの対処の仕方も分からず、鳴咽混じりでキョン子に相談すればいいと思うよ
ここがかの有名な樹木スレか……以前アナルで紹介されたので来ました。
初めてなのでとりあえずROMります。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 16:26:37.97 ID:sElsl6oiO
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 16:27:14.21 ID:Wv3a9o6aO
建ったな
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 16:39:39.64 ID:eF8NPFcJ0
いつの間に立ってたんだ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 16:41:13.58 ID:B7IFdHW80
癒しのじゅもくスレかと思った
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 16:52:25.08 ID:wZWAHEGK0
保守
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 16:54:18.01 ID:0Yga6Sq+0
>>1乙
>>7テンプレ乙
>>1-2巫女キョン子まっがすthx
搾乳の合間に降って沸いたネタなんでどう続けたものか悩んでる
こんなことならホントに巫女舞いやってた同級生に色々聞いとけば良かった
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 16:59:28.48 ID:r28JOa9dO
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:00:29.26 ID:GP/ajAaaO
普通に見逃してた。
なんだ立ってたのか。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:00:39.02 ID:r28JOa9dO
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:02:36.61 ID:Wv3a9o6aO
搾乳と巫女( ゚∀゚)o彡゜
巫女ってノーパンじゃないか!?
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:12:36.34 ID:mbwTBipA0
じゃあ俺は女教師キョン子と古泉キョン子&キョンイツ子の職人さん待ちながら保守することにする。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:23:29.91 ID:Wv3a9o6aO
じゃあ俺猫キョン
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:23:33.16 ID:r28JOa9dO
それならば俺はローターキョン子と古泉喜緑会長を待っている
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:25:33.86 ID:t9ggnqqJO
このスレを誰かわかりやすく説明頼む
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:26:06.33 ID:GP/ajAaaO
じゃあ俺消失フラグ立ってた古泉キョン子まっがす
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:31:44.93 ID:wZWAHEGK0
>>20 古泉が女の子になったり樹木になったりキョンが女の子になったり
あと長門君とか朝倉君とかハルオとかそんなのが活躍する教師モノ含む学園ラブコメが読みたい
立つのは週末限定でちなみにみくる♂はショタ巨根
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:43:11.61 ID:Wv3a9o6aO
考えるな、感じるんだ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:46:03.62 ID:qFKYrhYD0
ローターキョン子・・・
続けると谷口が殺されそうでさ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:47:20.56 ID:GqVaWBd1O
ここが噂に聞くあの……
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:48:56.25 ID:PKMAo4o3O
いつの間に有名になったんだよwwww
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:49:07.83 ID:EB2ue3GC0
あ、樹木スレ立ってた!w
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:51:06.49 ID:CH2lIG8zO
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:52:00.21 ID:/Fv6x7d80
>>539 うはwwwwwww抜いたwwwwwww
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:54:56.19 ID:sHBAv/OTO
立ってたのか
>>1乙!
そして搾乳まっがす!( ゚∀゚)o彡゚
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:56:19.07 ID:GP/ajAaaO
これはまた相当なロングパスだなwww
「涼宮ハルオ、東中出身!こン中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、俺んところに来い!以上!」
こんな感じなのか
ハルオは以前アナルだかプリンだかで見てたなぁ。あぁ懐かしい。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 17:59:34.72 ID:r28JOa9dO
>>33 他にも目が覚めたら突然キョンが女に!ってのもあり。
もちろん古泉樹木化、キョン猫化、キョン×キョン子なんてのもありだ。
あとおまえのIDすごい
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 18:07:08.05 ID:r28JOa9dO
保守
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 18:09:15.71 ID:0wZ0k4JKO
アッー!気付いたら立ってた!
>>1乙
俺にも文才があれば投下してスレ活性化の手伝いが出来んのに、己の無力さに絶望保守
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 18:13:07.54 ID:o4lIG6ou0
猫キョン子がまだですか
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 18:17:13.64 ID:eF8NPFcJ0
搾乳マッガス
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 18:27:43.28 ID:r28JOa9dO
保守
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 18:27:52.76 ID:wZWAHEGK0
保守
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 18:28:11.97 ID:TywETwxmO
立ってたのか
全ての職人にまっがす
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 18:38:14.25 ID:eF8NPFcJ0
ほしゅ
45 :
古キョン子7:2007/10/13(土) 18:38:16.24 ID:bIMks//10
搾乳とか巫女とか色々まっがすされてるが空気読めずに続き投下。
いつもよりかなり時間をかけて閉鎖空間は崩れた。
僕が原因で発生したものだから、いっそ神人に殺されようか、とも思ったが
悲しいかな、3年間で染み付いた習性は僕に神人を切り刻ませた。
いつものタクシーに乗って帰る途中、ちょっとした違和感を覚えた。
しかしそれはタオルに染み込む水のようにすぐに消えて、そのときの僕にはそれがなんなのかわからずじまいだった。
次に異変が起きたのはその翌日だ。
いつもと変わらない朝の投稿風景、同じ制服を着た生徒が坂を上っていく。
その中の一人だった僕は、何故か自分のいる場所に違和感を覚えた。
まるでいつも歩いている道を一本間違えたかのような、そんな不快な感覚。
しかしそれもすぐに忘れてしまって、僕はいつも通り団活を終えて帰宅した。
そういえば彼女が何かを言いたそうにこちらを見ていたが、何だったのだろうか。
次の日も、また次の日も、小さな違和感を感じない日はなかった。
昨日は教室を出て、下駄箱に向かったところで朝比奈さんに「用事ですか?」と聞かれ、
そこでようやく僕は団活に出るのを思い出した。
ほぼ毎日欠かさず出て、閉鎖空間に行くくらいには染み付いた日常だったのに、
それを忘れてしまうとは僕も疲れているのかもしれない。
搾乳まっがす( ゚∀゚)o彡゜
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 18:45:33.05 ID:9UcEv4RNO
ハルヒ検索で引っ掛かるなんて久しぶりだな
ちょっと聞きたいんだがキョン1/2ってハルヒ編の後続き書かれてないよな?
再終話のページだけ消えてるのも作者が続き書くつもりだからだと思って待ち続けてるんだが
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 18:53:06.15 ID:r28JOa9dO
まっがす保守
48 :
古キョン子8:2007/10/13(土) 18:58:06.62 ID:bIMks//10
「なあ、お前、最近変だぞ」
今度は忘れないように、と顔を出した部室で顔を合わせた瞬間彼女はそう言った。
意を掴みかねて戸惑う僕の腕を引いて、入ったばかりの部室を引きずり出される。
そうして向かった先は屋上で、放課後だからかそこは無人だった。
「変、とは?」
大分遅くなってしまった質問を返すと、彼女はずい、と顔を寄せた。
なんでもいいですけど距離が近すぎやしませんか?
「お前、最近こうしなくなったよな」
「え」
「なんていうか、全体的に距離が遠い。そりゃ世間一般の距離感はそのくらいが妥当だが、
お前は俺の、その・・・・・・・・・恋人、だろうが」
「・・・・・・・・・・・・恋人?」
彼女が、僕と?
その言葉の後の彼女の顔は、今までに見たことがないものだった。
一瞬で絶望に染まり、次に怒りの中に傷を隠した表情に変わる。
「・・・・・・・そうかよ。そう思ってたのは俺だけだったってことか」
「いえ、あの、すみません話がよく、」
「あの日好きだって言ったのは嘘だったのかよ・・・・・・!!」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 19:10:54.09 ID:r28JOa9dO
保守
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 19:15:41.78 ID:Wv3a9o6aO
樹木フラグキタコレ?
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 19:17:45.30 ID:MZTjKLeaO
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 19:31:05.28 ID:mbwTBipA0
>>48 ( ゚∀゚)o彡゜まっがすまっがす
>>51 入ってない。でも完結したらいれてくれると信じてる。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 19:31:19.46 ID:wZWAHEGK0
人いないから今のうちに樹木続き投下
今回出るのは古泉とハルヒ
性別反転・樹木あたりが好きなのでそこらへんが出るかも
あと途中でハルヒが嫌な奴になるが別にハルヒ嫌いじゃない、むしろ好きだよ嫁の友人として
ちなみに今までのあらすじ
一話
キョン、古泉と出会う
ハルヒパワーで古泉についての記憶は消されてる
雨の日に会う約束
二話
雨の日にまた古泉と会う
古泉についてはやっぱり知らないまま
補足
古泉は樹木、ただし木の周りになら人間の姿を出せる
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 19:31:35.37 ID:9UcEv4RNO
age
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 19:33:25.35 ID:wZWAHEGK0
三話
「では、また雨の日に。」
「ああ、じゃあな。」
もはや恒例となった例の台詞を受けて去っていく彼の背中を見ながら、僕はそっとため息をついた。
一体、いつまでこうして会えるのだろう。
もし涼宮さんが不審に思えば、きっと彼は、またすぐに僕のことを忘れてしまうのだろう。
そんなことを考えていたせいでぼんやりと歪んだ視界に、人影が映った。
一瞬、彼が戻ってきたのかとも思ったが、その人物が女生徒であることに気づき、僕は慌てて姿を隠した。
近づいてくるにつれてハッキリとしてきたその顔に、僕は息を呑んだ。
(涼宮さん――)
彼女は真っ直ぐ僕のほうまで歩いてきて、僕の――木の前に立った。
「・・・あたしの前には、出てきてくれないの?」
彼女が何を言っているのかわからなかった。
涼宮さんが、僕が樹木になったことを認識しているはずがない、そう思っていた。
だがそれは、誤りであったと思い知らされることになる。
彼女の、次の一言で。
「キョンとの『逢引』、楽しんでる?・・・古泉くん。」
「古泉くん」と言った時に皮肉が込められていたように感じたのは、もうどうでもよかった。
彼女は知っていたのだ。全て。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 19:39:27.86 ID:r28JOa9dO
飯の前に保守
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 19:40:01.57 ID:wZWAHEGK0
「・・・どういうことですか、涼宮さん。」
僕が姿を現しても、涼宮さんは驚くそぶりを見せなかった。
・・・いや、少しだけ、反応した。
「ふぅん・・・やっぱ元がいいのね。なかなかかっこいいじゃない。」
「そんなことはどうでもいいです。それよりも・・・」
「これじゃあキョンも、きっとダメね。」
ああ、どうして彼女は人の話を聞いてくれないんだろう。
頭を抱えたくなる気持ちを抑え、再び質問をする。
「どういうことなんですか、涼宮さん。」
「どういうことって、ああ、あんたがそんな風になった理由?」
返答しだいでは何をするかわからない。
そんな僕の思いを知ってか知らずか、彼女は今日の朝食のメニューを述べるかのようにさらりと言った。
「邪魔だったのよね、あんた。」
正直、覚悟はしていた。
あの日、彼――キョン君とキスしたところを彼女に見られた時に、ああ、消されるなと思った。
実際は何故か樹木にされたのだが、それでも一応、彼女の思いはわかっていた、つもりだった。
だけど、理解しているからといってショックを受けないかというとそれはやはり別の問題で。
「・・・全部、知ってたんですか。」
「全部?有希が宇宙人でみくるちゃんが未来人でとか、そういうこと?」
「ええ。」
「もちろん。あたしに面白い力があることも、だいぶ前から知ってたわよ。」
「僕の・・・僕ら能力者のことも?」
「知ってるわ。あたしがストレス発散した後の後始末してくれてたんでしょ?」
その言葉に、僕は手を振り上げた。
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 19:44:22.32 ID:eF8NPFcJ0
力を自覚してるハルヒとは珍しい
続きまっがす
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 19:52:40.11 ID:wZWAHEGK0
だが、その拳が振り下ろされることはなかった。
「ふふっ、殴らないの?」
「・・・」
「殴れるはずないのよねぇ、だって、あたしがそれを『望んで』ないもの。」
「くっ・・・」
僕はゆっくりと、拳を下ろした。
それが自分の意思だったのか、それとも彼女の意思だったのかはわからない。
全身の力が、抜けていくようだった。
「・・・」
「質問は終わり?」
「・・・何故、この姿に?」
樹木のことではない。今の「この」姿についてだ。
彼女も一瞬「この?」と首を傾げたが、すぐに、ああ、と頷いた。
「それはね、トラップ。一応もしもの時のことを考えてね。それなら、絶対大丈夫だから。」
なるほど、と思わず頷きそうになった。
確かにこの姿なら・・・ただでさえ、鈍い彼のことだ。きっと気付かない。
またじわりと浮かんでくる涙を必死に抑え込んで、僕は口を開いた。
「・・・最後の質問です。どうして、消さずに樹木として僕を残したんですか?」
―お願いです。どうかひとかけらでも、慈悲を示して―
「ああ、決まってるじゃない。」
そして僕の愚かでささやかな期待は、
「見せ付けるためよ。」
あっさりと打ち砕かれた。
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 20:02:18.78 ID:wZWAHEGK0
「見せ・・・つける?」
「そうよ。キョンはあたしのもの。でしょ?それをたっくさん見せてあげないとね。ふふっ」
絶望で何も言えない僕にかまわず、彼女は楽しそうに話し続ける。
「そうだ、何であたしがここに来たかっていうとね、今朝キョンが話してくれたのよ。雨の日限定の、ちょっとしたイベントについて、ね。で、話聞いてるうちに、あたしピンと来たのよねー。だから来てみたってわけ。大当たりだったわね。」
駄目だあのフラグクラッシャー。
「さて、じゃああたしはキョンのところに帰るわね!」
キョンのところに、の部分が強調されたのが少し気にいらなかったが、正直言ってこれ以上彼女の顔を見ていたくなかったので、それは僕にとって少し喜ばしいことであった。
・・・忘れていた。彼女の性格からして、このまますんなりと終わるはずがなかったのだ。
「あ、そうだ。」
去りかけていた涼宮さんが振り向いて、にっこりと笑った。
「あたし、雨の日ってあんまり好きじゃないのよね。」
それは明らかな死刑宣告だった。
疲れた
三話終わり
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 20:08:21.47 ID:MZTjKLeaO
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 20:10:29.27 ID:yKOYX5XU0
駄目だあのフラグクラッシャーwwwwwwwwww
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 20:13:08.49 ID:EB2ue3GC0
ああああ古泉…!!
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 20:13:57.82 ID:Z1qOr+NgO
駄目だあのフラグクラッシャー
シリアスなのに笑ってしまったwww
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 20:20:33.15 ID:o4lIG6ou0
うわぁ・・・・ハルヒはここまで嫌な子だとは思ってないんだが、
このハルヒは、ぬっ殺したいわ・・・・。
あとはキョンに賭けるしかないな。あと、宇宙人何とかしてくれ。
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 20:34:20.90 ID:r28JOa9dO
保守
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 20:34:37.55 ID:MZTjKLeaO
保守
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 20:35:51.21 ID:GP/ajAaaO
すごい集中してたのにフラグクラッシャーでふいたwwww
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 20:42:16.53 ID:r28JOa9dO
早め保守
70 :
古キョン子9:2007/10/13(土) 20:44:00.69 ID:bIMks//10
いつの間にか寝てた。
続き投下いきます。
その瞬間、頭を殴られたような衝撃が僕を襲った。
記憶が束になって頭に流れ込んでくる。
今まで彼女をずっと見ていたこと、彼女を想っていたこと、そしてそれが限界になって
あの日彼女に告白したこと、そして、彼女がそれを受け入れてくれたこと。
それから、それを神に見られてしまったこと。
思い出した瞬間僕は絶望した。
神の力は残酷すぎる。
じわじわと、僕を世界から切り離して、いずれは彼女のことも忘れさせようとしたのだろうか。
それならいっそひと思いに消してくれた方がまだいい!
「キョン子、さん・・・・・・」
「・・・・・・悪かったな、変なこと言って」
戻ろうぜ、と背を向けた彼女を縋りつくように抱きしめた。
ああ、この感触だ。この匂いだ。満たされる。
「すいません、好きです、愛しています、でも、もうこうできないかもしれない・・・・・・!」
駄目だあのフラグクラッシャーふいたwww
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 20:54:01.01 ID:sHBAv/OTO
まっがす!まっがす!( ゚∀゚)o彡゚
72 :
古キョン子10:2007/10/13(土) 20:54:15.31 ID:bIMks//10
「古泉・・・・・・?」
僕の必死さを感じ取ってくれたのか、彼女は暴れるようなことはせず、大人しく身を任せてくれた。
こうして彼女を抱きしめているというのに、どうしようもない恐怖が湧き出してくる。
今この腕を緩めてしまったら、その瞬間何もかもなくなってしまうかもしれない。
彼女を失ってしまうかもしれない。それがどうしようもなく怖かった。
「僕が貴女に好きだといったのを覚えています。それを貴女が受け入れてくれたのを、それを
信じられないくらい嬉しいと感じたことも覚えています!
でも、神にそれを見られてしまった。知られてしまった。
もう手遅れです・・・・・・近い未来、僕はこの世界から消去されるでしょう」
「な、んで・・・・・・」
「あの日の翌日から異変は起きていました。僕がそれと気付かないように、ゆっくりと、でも着実に
僕の記憶は削られていたようです。僕が貴女を、好きだということさえ」
彼女の体がびくりとはねた。
後ろから抱きしめているから、表情は窺えない。そんな些細なことでさえも、今の僕には怖かった。
彼女の体を反転させ、消えないうちにまた抱きしめる。
「なあ、消えるってなんだよ・・・なんでお前だけなんだよ。俺はどうなるんだよ!」
「・・・・・・わかりません。ただ世界の崩壊は起きないようなので、僕が消えた後、おそらく僕に関する
記憶だけを消されるんだと思います」
「嫌だ、そんなの嫌に決まってんだろ、なあ、どうにかならないのかよ!?」
「言ったでしょう、涼宮さんは神であると。そして貴女は彼女の鍵であると。
鍵である貴女に手を出してしまった僕に、それを逃れる道はありません」
「そんな・・・・・・」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 21:01:07.19 ID:r28JOa9dO
まっがす保守
74 :
古キョン子11:2007/10/13(土) 21:05:12.03 ID:bIMks//10
「もう言えなくなりそうなので、今のうちに言えるだけ言います。大好きです」
「うん、俺も・・・・・・」
「愛してます」
「・・・・・・・おれ、も」
「本当は一生涯、愛してあげたかった」
彼女が全てを思い出させてくれた瞬間から、記憶の消去は一気に加速したようだ。
もう何も思い出せない。昨日していたことも、ほんの数時間前のことも。
ただ腕の中にいる彼女だけが、今の僕の全てだった。
大好きと、愛してるを言った分だけ、詰め込めるだけ彼女に詰め込めたらいいのに。
「笑ってください、僕が消えても」
「・・・・・・善処するよ」
ああ、こんなときでさえ彼女は彼女らしい。それがたまらなく嬉しい。
この手を離したら、もう僕はこの世界から消えてしまうんだろうか。
ああ、もう彼女の名前さえ思い出せない。
「大好きでした、愛していました」
「古泉、古泉ぃ・・・・・・!!」
「どうか、幸せに生きてください」
腕の中の少女が叫ぶ。
古泉、というのは僕の名前だっただろうか。
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 21:14:38.62 ID:k4No8EfjO
保
76 :
古キョン子11:2007/10/13(土) 21:15:44.71 ID:bIMks//10
とりあえず一区切りで飯食ってくる
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 21:16:03.26 ID:mbwTBipA0
古泉……続きが気になってしかたない。
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 21:19:03.32 ID:9SV2wc4l0
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 21:28:22.97 ID:r28JOa9dO
保守
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 21:36:06.45 ID:yKOYX5XU0
>>78 なんというエロス・・・
画像を開いただけでおっきしてしまった
この乳首は間違いなくしゃぶりつきたくなる
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81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/13(土) 21:44:09.82 ID:r28JOa9dO
保守
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
>>78 100万回保存した!バニーキョン子ハァハァ