1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
昨晩のこと−−−
仕事帰りに、僕は駅前で占い師に手相を見てもらった。
/,'3「あんたは世界の希望だ!正義のヒーロー!救世主だ!」
( ^ω^)(この僕がか…)
幼き頃、男なら誰しもが憧れるであろう存在。
それが正義のヒーロー。
この時、しがない四十代サラリーマンの僕の心に、正義の炎が灯ったのだった。
( ^ω^)(僕は正義に目覚めたお!)
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 17:48:13.59 ID:CuSntHPBO
そして今朝−−−
気持ち良く寝ていた僕は、嫁に蹴り起こされた。
( ^ω^)「許してくださいお。今すぐ起きるお」←いつもならこうなるだろう。
だが、今日からは違う。
( ^ω^)「なぁツンよ…僕のことを蹴り飛ばして楽しいかお?」
ξ゚听)ξ「なに?この私に説教?」
( ^ω^)「やるなら全力で蹴り飛ばせお!」
( ^ω^)「何事も全力でやれお!それが正義だお!」
その直後、僕の顔は思い切り蹴り飛ばされた。
嫁はただ嘲笑していた。
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 17:50:31.32 ID:CuSntHPBO
食卓−−−
そこには平穏で平和な日常が広がっている。
かわいい僕の一人娘は、まだかまだかと朝食が出来上がるのを待っていた。
(*゚ー゚)「目玉焼きマダー?チンチンー」
ξ゚听)ξ「出来たわよ」
娘の前に出て来たのは半熟の目玉焼きだった。
( ^ω^)「こんなもん正義じゃないお!」
僕は、半熟の目玉焼きをフライパンに戻した。
( ^ω^)「正義の炎をくらうお!」
そして、ガス栓をひねって、しっかり中まで火を通したのだった。
(*;ー;)「半熟がよかったのに…ヒック…」
娘は泣いていた。
( ^ω^)「正義を貫くには多少の犠牲が必要だお」
嫁にひっぱたかれて、僕も泣いた。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 17:52:43.30 ID:AGpxCQ2PO
少しきたい
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 17:54:08.52 ID:CuSntHPBO
電車−−−
早朝の満員電車には、悪がたむろする。
ほら、すぐそこ、僕のすぐ前にも。
('A`)(女子高生の尻はたまらん…ヒヒヒ)
痴漢だ。
陰気な顔をした悪の戦闘員は、手前の女子高生の尻をワッサワッサと揉んでいる。
(*゚∀゚)(気持ち悪い…)
( ^ω^)「そこまでだお!」
悪の戦闘員を倒すべく、僕は座席から立ち上がった。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 17:57:28.24 ID:mkhEvZvAO
ドクオがドクオらしいな
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 17:58:46.17 ID:CuSntHPBO
('A`)(えへへへ…)
( ^ω^)「やめるお!」
僕は悪の戦闘員の腕を掴む。
そして−−−
( ^ω^)「僕と代わるお」
(*゚∀゚)「いくぅぅぅぅ!」
女子高生は僕の手によりイッた。
( ^ω^)「正義は万人に幸福をもたらすお!」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:02:23.00 ID:HRaRneAxO
たろおの臭いがした
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:02:26.71 ID:CuSntHPBO
会社−−−
( ^ω^)「おはようだお」
若い女子社員の筆頭株、渡辺さんに挨拶をする。
从'ー'从「…」
だが、無視された。
( ^ω^)「おはようだお!!」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:06:28.40 ID:CuSntHPBO
正義は諦めてはいけないのだ。
正義は不服なのだ。
从'ー'从「…」
だが、渡辺さんは沈黙を貫く。
( ^ω^)「渡辺さん…これ…」
僕は渡辺さんに千円札を一枚手渡してみた。
从'ー'从「内藤さん、おはようございます」
悪に勝った(買った)瞬間である。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:07:22.61 ID:LH1yHFxHO
支援
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:07:57.52 ID:cRzWijuOO
支援
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:09:51.64 ID:5rKYR1sqO
支援
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:11:10.83 ID:CuSntHPBO
仕事−−−
カタカタとパソコンを駆使し、全力で取り組む。
だが、パソコンという箱の中には悪の世界が無限に広がっていた。
( ^ω^)「これは…」
恐る恐る、僕はそのURLをクリックする。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:11:47.74 ID:D6c7R6dd0
これはよいたろお
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:12:56.19 ID:mnQbfAMFO
ブラクラGET
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:13:51.04 ID:0O9JztZx0
支援
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:14:34.32 ID:CuSntHPBO
【精おまんこ学院】
僕はそこに潜入捜査のため、踏み込んだのだ。
( ^ω^)「ふふっ」
どうやらそこに悪は潜んでいないらしい。
( ^ω^)「ふふっ」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:18:53.38 ID:CuSntHPBO
/,'3「おい!内藤!仕事中に何やってんだ!」
奴の名は荒巻スカルチノフ。
階級は部長。
五本の指に入るほどの大悪党である。
(;^ω^)「い、いえ!僕はなにも!」
/,'3「そんなんだからいつまでもお前は窓際平社員なんだよ!」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:22:54.11 ID:CuSntHPBO
(#^ω^)「貴様のせいだ!!」
とも言えず、僕はたそがれた。
全てを拒否する様に。
全てを拒絶する様に。
/,'3「しっかり仕事しろよ!」
( ^ω^)「………」
この時、僕は初めて悪に屈したのだった。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:23:33.66 ID:mnQbfAMFO
弱ぇwwwwwww
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:25:44.72 ID:CuSntHPBO
昼休み−−−
悪から逃げるべく、僕は会社から飛び出した。
目指すべき場所は定食屋。
( ^ω^)「腹が減っては戦は出来ぬ!」
再戦を誓ったのだった。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:30:32.91 ID:CuSntHPBO
( ´∀`)「へいらっしゃい!」
定食屋のオヤジが僕を出迎える。
( ^ω^)「今日のオススメはなんだお?」
すると、オヤジは一呼吸置いて言った。
( ´∀`)「サバの味噌煮だ」
(;^ω^)「な、なんだと!!?」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:31:27.02 ID:mnQbfAMFO
サバ味噌美味いよな
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:32:51.95 ID:9bfb3ENOO
ガタックフラグktkr
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:35:32.70 ID:CuSntHPBO
( ´∀`)「サバの脂に含まれる成分が頭脳を活性化させる」
つまりだ。
( ^ω^)「正義のヒーローにおける、頭脳班担当というわけかお」
僕は考えた。
サバを仲間に加えようと。
そして、ロボット的な兵器を開発してもらおうと。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:36:13.87 ID:aEBy+pW9O
何…!
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:38:41.37 ID:uHPvixDN0
バトル物が始まったと思ってスレ開いたのは俺だけでいいww
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:38:58.90 ID:5rKYR1sqO
支援
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:39:04.98 ID:xzlLorwXO
【ダイパと通信】ポケモン金銀リメイク決定!【DS】
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news7/1191318097/l50 10月6日、任天堂がポケモン金銀リメイク『ホワイトゴールド』『ムーンストーン』をDSで発売する事を発表。
今回の作品は『ダイヤモンド』『パール』と通信が出来る。
また、図鑑は『ダイヤモンド』『パール』と同様、これまでの全ての作品のポケモンを記録出来る。
追加要素はまだ未発表だが、どうやらクリア後に行けるエリアが追加されているらしい。
『ダイヤモンド』『パール』での人気要素『ダブルスロット』や『GTS』についてはまだ未定とのこと。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:40:57.71 ID:CuSntHPBO
そうして僕は、サバの味噌煮をバッグに詰め込んだ。
僕は遂に仲間を手に入れたのだった。
( ^ω^)「お前のせいでバッグ臭いじゃーんwwwww」
なんてことない馴れ合いにも、サバの味噌煮は笑って応えてくれた。
僕は最高のパートナーを手に入れたのだった。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:41:16.77 ID:4H2iLJWv0
支援
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:44:51.85 ID:CuSntHPBO
そして再戦するため会社へ−−−
/,'3「おい!内藤!お前のバッグからなんか臭うぞ!」
( ^ω^)「お前を倒すために助っ人を連れて来たんだお!」
/,'3「ん?」
( ^ω^)「いくお!サバの味噌煮!」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:46:24.10 ID:n+k283yNO
たろおのかほりがしますね
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:46:31.89 ID:CuSntHPBO
しかし、サバの味噌煮は黙りこくっていた−−−
裏切られた−−−
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:49:28.60 ID:CuSntHPBO
/,'3「しっかり仕事しろ!!」
( ^ω^)「………はい」
僕は勝てないのか−−−
第一部
完
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:50:40.46 ID:mnQbfAMFO
あ、終った?おつ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:54:46.97 ID:CuSntHPBO
午後三時−−−
( ^ω^)「お茶するお」
給湯室で湯飲みに茶を注ぐ。芋羊羹も持参した。
( ^ω^)「…」
ついでに、社員の皆さんの分も茶を用意する。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 18:59:41.21 ID:CuSntHPBO
( ^ω^)「さてと…」
その内の一つには、雑巾の搾り汁を入れておいた。
( ^ω^)「部長、どうぞ」
/,'3「おぉ、気が利くな」
こうして悪は滅んだのだった。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:03:21.45 ID:D6c7R6dd0
OLwwwwwwwwwwww
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:03:23.21 ID:CuSntHPBO
ちょい飯いってくる
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:04:57.05 ID:4H2iLJWv0
しえん
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:08:58.74 ID:vhU0e+eXO
干す
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:20:00.19 ID:CuSntHPBO
午後五時−−−
足元に迫り来る轟音。それに気付いた時、オフィスの床が崩れた。
時既に遅し。
僕の視界は暗転した。
「やはり爆発はいい」
正常に機能する聴覚は、その声を認識する。
だがその声の主は信じられないことに、先程退治したはずの悪そのものだった。
/,'3「崩れ行くはかなさにこそ、美学を感じる」
荒巻は笑っていた。
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:24:15.66 ID:4H2iLJWv0
支援
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:24:42.87 ID:f9GDlAXoO
何で急にシリアスwwwwwwwwwww
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:26:17.82 ID:CuSntHPBO
瓦礫の山を掻き分け、僕は【オフィスだった場所】に体を出した。
瓦礫の山の外には、血みどろの死体の山が出来上がっていた。
(;^ω^)「部長…これは一体どういうことだお!?」
息も絶え絶えに迫る僕を、荒巻は哀れみの目で見下す。
/,'3「私はただ、芸術に身を捧げただけだよ」
/,'3「ゲスな君にはわからないだろうな」
それだけ言って、荒巻は僕から目をそらした。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:30:26.44 ID:vhU0e+eXO
テラシリアス杉ワロタwww
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:31:40.98 ID:CuSntHPBO
(;^ω^)「部長…?」
憎らしい中にも、どこか愛嬌のあった荒巻はもういないのか。
僕はそれを悟る。すると、次第に目に熱いものが込み上げるの感じた。
( ;ω;)「部長!あなたがこれ以上悪に身を染める姿を、僕は見ていられないお!」
だったら−−−
荒巻は消え入りそうな声で呟く。
/,'3「だったら私を止めてみろ!我が部下だった男!内藤よ!」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:36:52.45 ID:CuSntHPBO
( ;ω;)「うわぁぁぁぁぁ!!!」
必死になって、そこら中に散らばる瓦礫を、僕は荒巻に投げ付ける。
それを見た荒巻は、侮蔑し、僕を罵った。
/,'3「醜いな…実に醜い」
しかし、どんなに罵られようと僕はくじけないし、その手を休めることはしない。
それが、僕の正義だから−−−
僕の投げているものは、自身の正義に他ならなかった。
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:38:23.52 ID:U1yzgP3+0
ATMMっぽくて吹いたwww
支援
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:39:04.10 ID:Ba9GDKp6O
なんだこれはwww
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:40:01.88 ID:f9GDlAXoO
分からないwwwwwwwwwwww
何も分からないwwwwwwwwwwww
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:43:10.44 ID:DBzAiQOGO
これがカオスか……
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:44:38.64 ID:CuSntHPBO
/,'3「失せろ!!」
荒巻が瞳孔をカッと開いた瞬間、再びの爆発が起こる。
僕の体は大きく吹き飛ばされた。床に転がるパソコンが視界に入る。
午前中に潜入捜査をした【精おまんこ学院】が脳裏を過ぎった。
薄ぼんやりとする意識。目を開けているのもやっとだった。
( ω )「死にたくないお…」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:46:02.40 ID:NEHzf8vWO
こるはwwwww
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:49:15.09 ID:vhU0e+eXO
何だかんだでwktk
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:50:44.94 ID:CuSntHPBO
/,'3「これが私の手にした【能力】だ」
/,'3「念じるだけで全てを爆破する力」
/,'3「これが人間の極地だ…これが人間の最後の進化形だ」
荒巻は「最後のチャンスだ」と前置きして言った。
/,'3「お前にも【能力】を与えようか?」
僕は無言で首を縦に振った−−−
死が怖くて、仕方がなかった−−−
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 19:54:23.14 ID:CuSntHPBO
僕はどうなってしまったんだ−−−
その質問に答えてくれるであろう人物は、轟々と燃え上がる火炎に、その身を焼かれ、悶えていた。
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:01:08.09 ID:CuSntHPBO
/,'3「ぐはぁぁぁぁぁ…」
荒巻が燃えていく。
何が、一体何があったのか。
夜の闇の中、火を噴く荒巻。その光景は荒巻の最後の【芸術】だった。
/,'3「【悪】という【闇】に、【正義】という【炎】を放つ【能力】…
実にいい…実にいい…実に…」
そうして荒巻の全ては消し炭となった。
彼は、荒巻は己の芸術に身を捧げた悲しい悪党として、永遠に僕の記憶に刻み込まれたのだった。
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:05:41.02 ID:CuSntHPBO
帰宅−−−
「遅かったじゃない。呑んでたの?」と嫁は不機嫌そうに僕に迫る。
( ^ω^)「あぁ」
僕は悲しい嘘をついた。
そして嫁にまたひっぱたかれた。
涙が頬を伝った。
今夜は晩ご飯は抜きらしい。
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:07:33.08 ID:f9GDlAXoO
なんなんだwwwwwwwwwwww
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:08:50.92 ID:vxu64jUJ0
なんだこれww
えうぇdsdふぇ
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:11:52.51 ID:f9GDlAXoO
なんてカフカ的なwwwwwwwwwwww
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:12:35.86 ID:8WmxdB970
特定したよ、ふふっ。
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:13:36.83 ID:CuSntHPBO
泣いている僕の目の前、でそれは起こった。
嫁が変形した−−−
首を180度回転させ、背を開く。
赤黒い血肉の中に一際目立つ白い骨。思わず僕は鳴咽する。
その開いた背に取り込まれる娘。泣き叫ぶ金切り声が僕の鼓膜を震わした。
(*;ー;)「やぁぁぁぁぁ!!」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:15:40.71 ID:f9GDlAXoO
ふふっの人かよwwwwwwwwwwww
懲りねぇなwwwwwwwwwwww
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:18:50.79 ID:CuSntHPBO
ξ゚听)ξ「ギギギ…ガァァ…」
娘の声は完全に途絶えた。
後に残ったのは一回り巨大に膨れ上がった醜い獣となった嫁だった。
( ;ω;)「なんでこんなことに…」
ξ゚听)ξ「貴様モ喰ッテヤルヨ…」
かつて僕の恋い焦がれた、美しい女性の姿はそこに存在しない。
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:23:19.08 ID:CuSntHPBO
( ;ω;)「うわぁぁぁぁぁ!!」
僕は叫ぶ。
そして目の前の獣に願う「嫁と娘を返してくれ」と。
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:23:50.35 ID:0O9JztZx0
どんだけwwxwwwww xw
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:24:11.61 ID:5rKYR1sqO
wwwwwwwwwwwwwwww
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:24:54.06 ID:CuSntHPBO
( ;ω;)「くらえぇぇぇぇ!!」
僕はまた−−−
火を放った−−−
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:30:11.88 ID:CuSntHPBO
ξ゚听)ξ「強クナッタナ…」
身体中を黒く焦がし、ドロドロとした粘性の体液を垂れ流す、【嫁だったもの】。
何が彼女をここまで変えてしまったのか。僕に知る術はない。
だが一つだけ、たったの一つだけだが僕には言えることがある。
( ;ω;)「どんな姿になっても、僕は君を愛してるお…」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:35:23.62 ID:CuSntHPBO
嫁は笑っていた。
いつかと同じ様に。
美しかったあの頃と同じ様に。
ξ゚ー゚)ξ「コンナ奇形ガ好キダナンテ…トンダブス専ダナ…」
必死に僕も笑顔を作る。
嫁の最後くらい、笑顔で送り出してやろうと。
( ;ω;)「僕は世界一のブス専だお」
ξ ー )ξ「世紀末ノハジマリダナ…」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:38:34.37 ID:xzlLorwXO
なんというカオス
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:39:04.88 ID:CuSntHPBO
全ては終わったかに思えた−−−
その視線を感じるまでは−−−
「まさか自分の嫁を焼き払うとはね」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:40:51.50 ID:vxu64jUJ0
>世紀末ノハジマリダナ…
たろおおおおおキタsdfじおshgjklszbhwwww
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:41:12.06 ID:U8uibgYcO
カオス
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:42:57.41 ID:CuSntHPBO
振り返った僕の見たものは、悔しそうにじだんだを踏む娘だった。
(*゚ー゚)「あんたみたいな甲斐性無しがここまでやるとは正直思わなかったよ」
何故−−−
真っ先にその言葉が浮かんだ。
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:43:42.36 ID:QMmZjVDd0
途中までは笑えた
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:47:07.04 ID:CuSntHPBO
(*゚ー゚)「なんであんたが【能力】を使える?」
僕が質問をするより前に、娘は僕に問う。
(*゚ー゚)「まさか荒巻が…」
僕が答える前に、娘は解答を見付けたようだった。
そうして僕と同じ様に「何故」と首をひねっていた。
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:48:15.32 ID:U8uibgYcO
宇宙の法則が乱れるwww
安部公房の棒を思い出した
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:53:26.60 ID:CuSntHPBO
(*゚ー゚)「使えない奴だ」
娘は毒づき、ペッと唾を吐く。
( ^ω^)「しぃ…お前が部長をあんなにしたのかお?」
娘はニッと笑って見せる。
それが答えだと言わんばかりに。
(*゚ー゚)「別にいいじゃん。あんな玩具。
壊したって何したって」
( ω )「部長は…部長は…」
(#^ω^)「僕の上司だお!!」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:54:25.42 ID:pC9UDBUKO
悪じゃねえのかよwwwwwwwww
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:56:07.71 ID:VmNLi03N0
デスピーチ様復活キボン
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:59:44.22 ID:fKLB9bc20
世紀末の・・・・・
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 20:59:45.13 ID:CuSntHPBO
(*゚ー゚)「ふーん、あっそ」
(*゚ー゚)「くだらな−−−」
そこまでで、娘は話を止めた。
僕は生まれて初めて、人をひっぱたいた。
娘もまた、生まれて初めて、人にひっぱたかれた。
まだ三歳と半年しかこの世の中を生きていない娘。
彼女はあまりにも世界を知らなさ過ぎた。
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:00:18.40 ID:fKLB9bc20
3歳wwwwww
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:00:26.21 ID:WBxBiNue0
3歳だったのかよwwww
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:01:39.14 ID:CuSntHPBO
(#^ω^)「自分の父親の上司にイタズラしたらダメに決まってんだろうが!!!!」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:02:25.75 ID:khlAK+Mk0
そこかよwwwwww
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:02:37.62 ID:NLjHmJ/L0
作者携帯なのか
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:07:18.32 ID:CuSntHPBO
娘は激昂されたことに驚き、怯え、泣いてしまった。
(*;ー;)「ごめん…マジごめん」
必死に謝る娘を、僕はこれでもかこれでもかとひっぱたき続ける。
(#^ω^)「謝って!!
(#^ω^)「済むなら!!」
(#^ω^)「警察は!!」
(#^ω^)「いらない!!」
そこに【正義】があったか?と聞かれたら、間違いなく僕は「NO」と言っただろう。
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:12:08.44 ID:CuSntHPBO
次第に加速する僕の平手打ち。
そして遂に娘は爆発した。
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:13:19.91 ID:pC9UDBUKO
あるあ……ねーよwwwww
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:16:59.22 ID:CuSntHPBO
それから半年後−−−
僕は嫁と娘、二人の眠る墓石の前で手を合わせていた。
まだ早過ぎる二人の死を、現実として受け入れ切れない僕は、今後どうするべきなのだろうか。
答えてくれる者はいない。
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:19:03.22 ID:cyXXPHqc0
なんだこれwwww
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:22:29.61 ID:CuSntHPBO
その時だった−−−
何者かに肩を叩かれたのは。
( ^ω^)「はい?」
酷くヨレた薄褐色のコートを着た男は、僕に「警察だ」と言って警察手帳を提示する。
初めての体験に、僕は驚きを隠せず、「え?えぇっ?」と明らかに不審な態度をとってしまった。
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:22:41.31 ID:aEBy+pW9O
ガンファイターと同じ空気を感じるwwwwww
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:25:44.35 ID:CuSntHPBO
警察は言った。
「殺人容疑でお前を逮捕する」
正義のヒーローである僕が逮捕されるとは、片腹痛い。
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:26:19.62 ID:BBYC7JtfO
展開が読めんwwwww
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:30:05.44 ID:CuSntHPBO
( ^ω^)「お前に僕が逮捕出来るかお?」
「やってやるよ」
「それが俺の【正義】だからな」
出会ってしまった超雄同士。殺り合うしか道はない。
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:31:00.43 ID:U8uibgYcO
恐ろしい子…っ!
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:32:34.82 ID:jZ9Q+KFR0
テラ死刑囚wwwwww
何という一昔前のジャンプwwwwwwwwwwww
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:36:44.93 ID:CuSntHPBO
繰り出される連続の拳が僕の体中を強く打つ。
反撃する間もないその技を警察はこう称した。
【煉獄】と。
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:39:23.63 ID:vxu64jUJ0
なんで喧嘩商売なんだよwwwww
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:39:29.12 ID:aEBy+pW9O
警察までwwwwwwwww
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:40:25.15 ID:UI4C29TV0
正義なんて言葉簡単に口に出すんじゃねぇ!
俺はその言葉が一番嫌いなんだ!!
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:40:57.96 ID:CuSntHPBO
「煉獄にはまったら最後、何人足りとも脱獄は不可能だ」
( ^ω^)「地獄が見たいか?」
僕は最後の力を込め、問う。
警察は耳を貸す事なく、拳を打ち続ける。
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:41:16.68 ID:QC1KXSSnO
喧嘩商売wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:42:20.14 ID:CuSntHPBO
( ^ω^)「これが本当の地獄だ!!!!」
僕は爆発した。
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:43:36.46 ID:pC9UDBUKO
自爆って餃子かよwwwww
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:44:20.05 ID:BfYerf+bO
カオスwwwww
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:47:51.34 ID:CuSntHPBO
「ぐはぁぁぁぁぁ!!!!」
「これが地獄だと!!??」
警察は己の力を過信していた。
自分より強い奴がいるなど想像も出来なかった。
だが、それは間違いなく存在した。
「うぉぉぉぉぉ!!」
警察は嘆き、吠える。
その声は無限に広がる虚無の空間にこだました。
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:49:05.72 ID:vxu64jUJ0
ドローだろwwwwwwwww爆発しちゃwwwwwwwwww
なあ?たろお?^^
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:49:33.63 ID:AbUPQHWZ0
カオス過ぎてワロタwwww
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:52:14.60 ID:CuSntHPBO
( ^ω^)「しぶとい奴め!!」
爆発したはずの僕の肉体は、細胞単位で再生と蘇生を繰り返し、復活を遂げたのだった。
それは「警察という国家権力を壊滅させる」という、崇高な信念が生み出した、たった一つの奇跡に他ならない。
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:53:02.52 ID:3TrHlmun0
これが正義なのかwww
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:56:31.67 ID:vxu64jUJ0
崇高な信念wwwwwwwwwww邪悪wwwwwwwwww
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:57:22.14 ID:CuSntHPBO
「俺は!!」
「煉獄を信じる!!」
警察は叫ぶ。
自身の信じるものを再び確認するために。
( ^ω^)「部長!!」
( ^ω^)「僕に力を!!」
僕は叫ぶ。
世界悪党大全にその名を馳せる大悪党への願いを。
そして、奇跡は起きた−−−
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 21:58:38.51 ID:MyTjATdeO
テラ奇跡wwww
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 22:00:06.00 ID:CuSntHPBO
/,'3「いくぞ!!内藤!!僕らの友情パワーを見せてやれ!!」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 22:02:06.04 ID:vxu64jUJ0
部長・・・\(T▽T)/
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 22:02:16.83 ID:CuSntHPBO
( ^ω^)/,'3ξ゚听)ξ(*゚ー゚)「世紀末のはじまりだ!!」
从'ー'从「なんだと!!?」
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 22:02:33.90 ID:0O9JztZx0
カオスwww
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 22:07:18.22 ID:CuSntHPBO
警察という名の国家権力は崩壊した。
そして新たなる世紀が幕を開ける。
僕らは今日も【正義】を貫き生きていく。
世界に悪が有る限り、僕らは何度でも立ち上がり、拳を振ろう。
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 22:07:18.27 ID:vxu64jUJ0
从'ー'从←ブーンの元同僚だろwwwwww警察ちゃうやんwwww
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 22:08:26.05 ID:oDI5LGnU0
なんぞこれww
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 22:57:45.19 ID:4H2iLJWv0
ほほ
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 23:14:11.20 ID:o2Wa7XYt0
あれ、終了?
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 23:25:38.39 ID:BBYC7JtfO
終わりかよwwww最悪だwwwwww
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 23:29:27.90 ID:CuSntHPBO
ごめんごめん
再開
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 23:30:13.26 ID:CuSntHPBO
ここから第三部
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 23:30:41.74 ID:CuSntHPBO
キャラクター紹介
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 23:33:40.41 ID:CuSntHPBO
( ^ω^)内藤ホライゾン
学生の頃のあだ名はブーン。だが今はその名を呼ぶものはいない。
占い師にたぶらかされて正義のヒーローになる。
所構わず放火する悪癖を持つ。人を数人殺した。
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 23:35:17.43 ID:CuSntHPBO
ξ゚听)ξツンデレ
ブーンの嫁で一児の母。
化け物になる。
首が回る。
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 23:37:02.30 ID:CuSntHPBO
(*゚ー゚)しぃ
ブーンとツンデレの娘。
三歳半。
イタズラ半分でブーンのの上司を洗脳。
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 23:39:10.77 ID:CuSntHPBO
/,'3荒巻スカルチノフ
夜は占い師。
昼はブーンの上司。
階級は部長。
しぃに洗脳されて爆弾魔になる。
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 23:40:38.33 ID:CuSntHPBO
从'ー'从渡辺さん
OL兼、警察。
煉獄使い。
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 23:43:52.41 ID:CuSntHPBO
その手紙が届いたのはつい先程のことだった−−−
「渡辺さんを誘拐した」
僕らの間にこれから何が起こるのか。この時はまだ想像もつかなかった。
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 23:47:39.79 ID:BBYC7JtfO
うほっ再開しおった
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 23:47:42.37 ID:CuSntHPBO
( ^ω^)「仮にも渡辺さんは煉獄使い…そんな馬鹿な」
僕自身、動揺を隠せない。
部長はただその事実を確認するため、警視庁に電話をしたのだった。
/,'3「もしもし、渡辺さんをどうするつもりだ!!」
荒巻もまたいつもの調子は失っていた。
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 23:51:01.22 ID:CuSntHPBO
電話の相手は言った。
「今、そちらに遣いの者を送りました。詳しくはそちらにどうぞ」
そして電話は切られたのだった。
( ^ω^)「遣いの者って…」
/,'3「わからん…ただ一つ言えるのは、そいつが敵だということ。それだけだ」
「たのもー!!」
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 23:51:28.64 ID:7uatuS8MO
支援
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/07(日) 23:54:54.58 ID:CuSntHPBO
( ´∀`)「たのもー!!」
遣いの者。それは定食屋のオヤジだった。
( ´∀`)「渡辺さんは既に、王に召された。
彼女はもうこの世にはいない」
驚愕の事実に僕らは身体を震わす。
【王】とは一体−−−
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
( ´∀`)「真実を知りたければ、エジプトに行け」
( ´∀`)「そこに王はいる」
( ´∀`)「古代王、フェラオがな!!」