ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら 328
◆ツンデレって何?
「普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃつく」ようなタイプのキャラクターのこと。
◆このスレでよく使われる人物設定
男:デフォルトネームはタカシ。ツンデレに色々したりされたりする。名字は別府。
アッパー:デフォルトネームはかなみ。感情表現豊かな基本形。名字は椎水。
ダウナー:デフォルトネームはちなみ。ローテンションで「……」を多用して喋る。
お嬢:デフォルトネームはりな。お嬢様口調。というかお嬢様。名字は神野。
老成:デフォはまつり。「纏」と書く。わしは〜じゃのう等、古風かつジジ臭い言い回しをする。
尊大:デフォはみこと。「尊」と書く。自信に満ちあふれたような、偉ぶった言い回しをする。
関西:デフォはいずみ。関西弁で喋る。感情表現豊か。
ボクっ娘:ボクっ娘ツンデレ。一人称が「ボク」。ボーイッシュ。生意気。タカシによくからかわれる。デフォルトネームは決まっていない。
勝気:男勝りツンデレ。腕っ節が強い。だけど美人。デフォルトネームは決まってい(ry
無表情:無表情ツンデレ。素っ気ない態度をとる。人間不信?デフォルトネームは(ry
中華:中華系ツンデレ。「〜〜アル」といった言い回しをする。デフォルトネ(ry
幽霊:幽霊ツンデレ。憑依したりする。アッパーだったりダウナーだったりする。デフォ(ry
山田:クラスメイトとして使われることが多い。いわゆる友人A。なぜかVIPPER口調で描かれがち。
※名前の由来などについてはまとめサイト参照
・上記の名前や設定はあくまでデフォルト。
・投下許可は求めなくていいですが、長編SSについては、
投下前に宣言をしていただけると他のSSとのごちゃ混ぜ防止になるのでスレに優しいです。
あと、書き上がってから一斉投下してね。 書きながら投下はイクナイ
・感想レスは励みになるので大歓迎。
・投下のタイミングは自分で見計らおう。投下直前にはリロードを心がけよう。もしスルーされても泣かないこと。
・投下後に殊更に感想を求めたり、レスが付かないからって自虐したりすると、ツンデレに嫌われます。
あと、みんなも多少のことは大目に見てスルーしよう。
前スレラスト
684 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/04(木) 14:45:47.66 ID:t8uVCH1pO
ラストなら次スレはエロ無しで
つまり、嬉し恥ずかし青春ストーリー祭りってことだな
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 14:52:02.14 ID:1EgmBYKr0
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 14:54:23.58 ID:HOtCI5YM0
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 14:58:10.62 ID:wO2inZDvO
7 :
前スレお題回収1/4:2007/10/04(木) 14:58:23.15 ID:d2gBBkO80
・ツンデレが授業中、雷の音におびえて抱きついてきた
・ツンデレがお風呂に入っているとき、タカシが間違えたフリして入っていったら
・ツンデレ姉に授業参観に来てと頼んだら
☆映画を見たせいで一人でお風呂に入るのが怖くなったツンデ
☆高所恐怖症ツンデレ
☆体が柔らかいツンデレ
・体操選手なツンデレ
・サバを読むツンデレ
・ツンデレにお前って簡単に落ちるよなって言ったら
・口が滑ったツンデレ
・ツンデレの頭の中にいるツン悪魔とデレ天使
・涙をこらえるツンデレ
・久しぶりに語尾に「愛してる」を付けてみた男
・ちゅんでれが寝ているようです
・タカシが寝ているようです
・ちゅんでれが寝たふりをしているようです
・風呂上がりに裸で家の中を歩く男をツンデレはなんとかしたいようです
☆久しぶりに語尾に「愛してる」を付けてみた男
・あまりにも敏感肌なツンデレ
・お泊まりテスト勉強遂行中のツンデレ
・水着姿を見られるのが恥ずかしいツンデレ
・朝食を食べないツンデレ
・朝に弱いツンデレの食事の手が動かないのを見て男が食べさせてあげました
☆ツンデレに男が口移しで食べさせてあげたら
☆着痩せする僕っこお嬢
・一日一デレ
・天然ツンデレ
☆○○毛が生えてきてびっくりしているツンデレ
・夜逃げしてお嬢に庭師として雇ってもらったタカシ
・逃げ足の速いツンデレ
8 :
前スレお題回収2/4:2007/10/04(木) 14:58:50.54 ID:d2gBBkO80
・お腹痛くてトイレまで持ちそうにないツンデレ
・恋に恋するタイプのツンデレ
・なでなでを今か今かと待ち構えているツンデレを焦らしてみたら
・ツンデレが指フェラ
・スイッチが入っちゃったツンデレ
・ツンデレに「大丈夫、ここなら誰も来ないよ」って言ったら
・あんなことやそんなことをされたら変な声が出ちゃうツンデレ
・乳首弄られたいツンデレ
・首筋弄られたいツンデレ
・性器弄られたいツンデレ
・尻穴弄られたいツンデレ
・クリ弄られたいツンデレ
☆婦警さんに撃たれたい俺
・恐怖!ツンデレ女
・チビツンデレ
・ツンデレカーニバル
・泣きそうなツンデレにでいぷキスをしたらもっと泣き出したようです
☆ツンデレは道に迷ったようです
・不死身ツンデレ
・衝撃のツンデレ
・激動のツンデレ
・男のメタボ化を心配するツンデレ
☆治らない病気
・男の好きなものはとりあえず何でも否定するツンデレ
☆誕生日にタカシの家で料理をプレゼントする事にしたツンデレ
・泣きゲーをやってタカシが恋しいツンデレ
☆バイト探し中の男と親が自営業のツンデレ
・バイト探し中のツンデレと親が自営業の男
・大和ツンデレ
・武蔵ツンデレ
9 :
前スレお題回収3/4:2007/10/04(木) 14:59:14.64 ID:d2gBBkO80
・長門ツンデレ
・ものの怪ツンデレ
・化け猫ツンデレ
・ぬこみみツンデレ
・薬屋ツンデレ
・歓喜するツンデレ
・がっかりするツンデレ
・ツンデレに「このツンデレドイツのだ?」って聞いたら「オランダ(///)」って答えられました
・親同士の仲が悪くて絶対に結婚を反対される男とツンデレ
☆身分や家柄のせいで決して結ばれることのない男とツンデレ
・遠いところに引っ越して二度と戻ってこれないツンデレ
・こういう妄想をツンデレがしたら
・山ツンデレ壁ツンデレ
・ツンデレが登山中にケガをしたら
・娘ちゅんでれ
・中日が負けて悔しいツンデレ
・眠いツンデレ
☆眠れないツンデレ
・ツンデレに「今夜は寝かさない」っていったら
・ツンデレにフレグランス・ド・フラワーって言ったら
・ロンリーハートウルフガールウーメンツンデレ
・ツンデレの詩集をタカシが発見したようです
・ちゅんでれが強盗をキャンディーで撃退
☆たまにはタカシがツンデレしたときの各ツンデレのリアクション
・父親に甘えたいツンデレ娘
・弟に甘えたいツンデレ姉
・兄に甘えたいツンデレ妹
☆男に甘えたい勝ち気
・夜散歩してて偶々勝ち気と出会ったら
・男が勝ち気の分のお弁当を作っていったら
10 :
前スレお題回収4/4:2007/10/04(木) 15:00:33.36 ID:d2gBBkO80
☆携帯の待ち受け画面が男の画像なツンデレ
☆父子家庭でちょっと反抗期な娘勝気
・お縄に掛かったツンデレ(色んな意味で)
・焦ったツンデレ
☆が付いてるのは回収済みのお題。
漏れ、誤字、脱字等ありましたらすいません。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 15:01:04.86 ID:d2gBBkO80
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 15:03:10.96 ID:HOtCI5YM0
お題回収の人
乙なんだぜ
『近寄るな、泥棒!』
「な!?……おい、いくらなんでも言って良いことと悪いことがあるぞ!」
『うるさい! いいか、私は日々計画的に生きているんだ
分刻みとまでは言わんが、キッチリ決められた時間で行動している
だが、おまえのことを考えた途端、いつのまにか時間が消えてしまっているんだ!
さっきも言ったように、私はキッチリ決めた時間で行動している
その私が、決めた時間を見失うなどということはありえない
つまり、お前が私の時間を盗んでいるんだ! そうに違いない!』
「……………言ってて恥ずかしくないか?(///)」
『う、うるさい! いいから責任を取れ!(////////////////////)』
「責任か……だったら、俺は何時でも君と一緒に居ることにする。これなら、時間を見失わずにすむんじゃないかな?」
『む……ま、まぁ仕方あるまい。盗まれるよりはマシだからな!(////////////////)』
何だコレw
あと、>>1乙
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 15:24:12.97 ID:ahRAdWhmO
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 15:36:10.70 ID:Czyn3UvWO
>>13 282828282828wwwwwwwwww
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 15:57:00.92 ID:fbuQpOK3O
間に合え!
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 15:59:14.15 ID:wQOoeshs0
いわゆる小説スレってことでFA?
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 16:07:28.56 ID:CBhcsRWHO
小説なら要らんぞ
誤爆
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 16:09:15.85 ID:ahRAdWhmO
ここにはそんな大層なモノはないから批評家や作家やりたいなら余所でどうぞ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 16:10:58.53 ID:1EgmBYKr0
>>17 「読んでもらいたい」、「書いてもらいたい」を実行するスレではなく、
ツンデレな妄想を好き勝手に垂れ流して悶えたり悶えなかったりするスレです
そのための表現方法としてツンデレを扱ったSSを書くという選択肢もあるというだけです
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 16:21:29.59 ID:o64fiT1sO
前スレ完走したのか
うん、良いことだ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 16:37:46.02 ID:1EgmBYKr0
ほ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 16:46:41.56 ID:vJvFOkJ50
ほ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 16:52:09.81 ID:Djh5PVVBO
一時間レスがなかったらタ、タカシは私の物(////////)
べっぷはちなの(///)
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 16:58:52.20 ID:xEw5wE8g0
>>1乙ンデレ
帰ってきたら落ちてたから驚いた
3日ルールで安心した
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 17:08:21.52 ID:7D1nPpr3O
ほ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 17:21:33.19 ID:pYENSobqO
ほ…保守するんだから!////
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 17:24:22.43 ID:A6wSt8fKO
>>26>>27 はぁ?何言ってやがんだ?あんな変態オメーらなんかに扱えねーよ!
…だから……タカシはオレんだからな!ぜっってぇぇ渡さねーからな!(/////)
タ「(・∀・)ニヤニヤ」
なっ!!いいいい今は冗談だ冗談!…あの……なんだ…その…本当に渡さねーからな?(////////)
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 17:30:02.98 ID:vJvFOkJ50
ほ
韓国
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 18:00:10.26 ID:ahRAdWhmO
保守
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 18:09:51.89 ID:ahRAdWhmO
完走した後って不思議と過疎るよな
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 18:11:38.03 ID:ZcZ4PHw6O
保守
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 18:18:12.28 ID:DgI64keBO
>>35 『そこであんたが頑張りなさいよ!!
わ…私は……あんたがサボらないようにずっと見張ってるから(///)』
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 18:29:29.45 ID:XQ+C//J/O
保守
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 18:32:37.59 ID:QgHgyQEVO
☆
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 18:33:08.85 ID:vJvFOkJ50
ほ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 18:34:01.28 ID:KR2LK4/BO
保守
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 18:34:08.92 ID:CYmOkaYIO
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 18:39:26.95 ID:+76AJLP/0
ほ
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 18:47:09.97 ID:4j9pUSdgO
保守
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 19:00:12.63 ID:eibLPTcsO
しゅ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 19:03:53.07 ID:7ZDJ1xGT0
保守
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 19:08:57.34 ID:7+ynB1IBO
チェック
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 19:18:58.34 ID:5oAmac5zO
ほ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 19:23:26.39 ID:k4sfpAwr0
ほ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 19:31:24.50 ID:KLtlWBMY0
保守
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 19:33:07.35 ID:XQ+C//J/O
保守
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 19:37:10.61 ID:k4sfpAwr0
ほ
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 19:44:47.96 ID:d2gBBkO80
ほ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 19:56:24.83 ID:l1UNVaPCO
ほん
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 20:03:34.44 ID:d2gBBkO80
ほ
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 20:11:36.34 ID:7D1nPpr3O
ほ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 20:14:34.54 ID:614x6ixS0
なんというツン期
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 20:19:17.01 ID:ZcZ4PHw6O
保守
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 20:26:42.59 ID:d2gBBkO80
ほ
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 20:27:23.58 ID:pYENSobqO
保守
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 20:28:57.61 ID:fSIVfZyB0
お題回収するお
『ちょっ、ちょっと何今の…きゃぁ!
…な、何人の事触ってるのよ!変態!!変態!変態!
ぇ、私から触ってきた…?だ、だって雷が…ううん!何でもない!
別に雷なんかで怖がるような人じゃないわ!馬鹿にしないでよ…っ!!
で、でも…
授業サボりたいから、少しこのままで居なさい…その、命令ね?』
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 20:29:18.24 ID:7D1nPpr3O
早くデレんかな
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 20:35:26.18 ID:fSIVfZyB0
『な、何!人の安らげるお風呂の時間を…最低!!』
「あ、ご、ゴメン…///でも、その、綺麗だよ?」
『( ゚Д゚)ハァ?何言ってんの?って、どこ見てんのよ!!最低!馬鹿!!』
「ご、ごめんよ!!じゃ、じゃあタオルここにおいておくから…じゃあ!」
『(…馬鹿…。)』
数日後
『あ、タカシ?先お風呂入って?これ命令ね?私は見たいドラマがあるの。』
「(…怒ってるのかなぁ)はいはい」
『タカシー?タオルおいておくわ!』
(私だって、少しくらい覗いたって良いわよね…?)
ry
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 20:47:33.51 ID:XQ+C//J/O
保守
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 20:54:31.31 ID:fSIVfZyB0
「最近思ったんだけど、お前みたいなヤツって簡単に落ちるよな?」
『な、何よそれ…この私が軽い女だって言うの!?最悪…』
「ご、ごめんよ。そんな意味で言ったんじゃないんだけd…」
『ぁ゙ーもう、キレた!そんな事言うなら、その…
私の事、落としてみなさいよ!できなかったら許さないんだから!
(ちょ、ちょっとくらい幸せだって思っても良いわよね…)』
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:01:10.41 ID:fSIVfZyB0
『(告白なんてどうすれば良いのよ…そんなのやった事ないし…)』
「ぁ!先輩、そんなところで何やってるんですか?」
『(…んー好きです!違う…好きだよ?…変だなぁ。んー…)』
「せ、先輩?」
『好き!…へ?』
「せっせっせんぱry」
『ちょっと…!!こんなところで何してるのよ!
別にあんたに対して好きとか言ったわけじゃないのよ!
と、いうより私があんたみたいな人、すすす好きになるわけないじゃない!
(よ、よりによってどうして…///)』
「そ…そうですよね、先輩が僕みたいな人の事…」
『ぁ゙−っもうじれったいわ!私、アンタのそういう弱気な所が嫌い!
それ以外は好きだってのにぃ…私があんたのそーいうところ直してあげるわ!
まぁ、今回は、その、言い過ぎた分ね?普通の人にはやってあげないのよ?』
「(嬉しいんだか、悲しいんだか…)」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:08:11.48 ID:fSIVfZyB0
『ぁ゙ーこんな朝ごはんいらないわ。
どうしてこんな朝からインスタントなのよ…
ねぇ!タカシ!私風邪ひいちゃったの!ごほっごほっ
タカシが朝ごはん何か作って?』
「…え?」
『良いじゃない?私に作れることを感謝しなさいよ!!』
「(どうして僕が…)
分かったよ、時間有るし、適当に作るから待ってて」
数時間後(ちょっと掛かりすぎよ!馬鹿!)
「ほら、できたよ?おいしそうだr…って!
おい、顔色悪いぞ?大丈夫か?」
『ぅー…アンタなんかに心配される筋合いなんて…ゴホッゴホッ』
「医者連れて行くよ、医者」『…(コクリ///)』
その後
『すっかり、元気になったわ!これも私のおかげね!!
ん…そういえば…。ねぇ〜?タカシ?今日の朝ごはんどうしたのよ?』
「え、食べないかと思って捨てちゃったけど?」
『ええっ!』「欲しかったの?」『べ、別にっ!』
「明日作ってあげるから、明日は手伝ってよね?」
『しっかたないわねぇ…特別よ?』
その後、見事に寝坊したのは言うまでもry
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:12:45.69 ID:fSIVfZyB0
『また移動教室ぅ…?!疲れたっ!』
「仕方ないだろう?っておい、そこ危ないっ転ぶぞ!!」
ドタッ
『…』「大丈夫かよ」『これくらい…平気よ!』「ほら、手…」
『フン、別に大丈夫だから、こんな手…///さっさと理科室行くわよ!』
「あ、あのさ…」『何よ!何か文句あるの?』
「次の授業国語で教室なんだけど…」
題名ぐらいかけ
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:18:03.78 ID:fSIVfZyB0
『(恋愛…かぁ…そんな上手くいかないのよね…)』
「先輩?何してるんすか?」『(好きな人いても、無理無理…)』
「先輩?」『(上手く気持ち伝えられないもの。はぁ…』
「…?元気ないですね?大丈夫ですか?」
『( ゚д゚)ハッ!な、何がっ?別に変なことなんて考えてないわ!』「クスッ」
『何笑ってるのよ!変なヤツ…!』
「先輩?今日の委員会ですけど、教室分からないのでご一緒して良いっすか?」
『…べっつに構わないわ!好きにしなさいっ!
でも、変な事やったら許さないからね?!』
「分かってますよ…クスッ」
『…むぅ〜///
(このままでも十分幸せ…かも)』
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:24:02.83 ID:5oAmac5zO
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:26:44.12 ID:fSIVfZyB0
>>70 スマソ、気をつけるよ(;´Д`)
なでなでを今か今かと待ち構えているツンデレを焦らしてみたら
「(花火大会も終わったし、あとはこの後の帰り道どうするか…)」
『久しぶりの花火良かったわね?私が誘っただけあるわ!』
「な、なぁ!」『何よっ?(ちょっと期待してもry)』
「誘ってくれてありがとな?その、こっちおいで」
『(こ、これって撫でてくれるのよね?ワクワク…)
な、何よ?何するつもry』「いいから、早く」
『…仕方ないわね』
「…(ここはあえて焦らして…)楽しかった、本当」
『べっつに気にしなくても良いわ(そ、それだけ?!)』
「本当、楽しかった、ありがとう」
『だーかーらー別に良いって!(ぇー、このまま終わるの〜?!)』
「ありがとな(ここらへんでそっと手を…)」
『し つ こ い』「?!」
『(ちょっと涙目)頭くらい撫でてくれても良いじゃない!
私、ずっと待ってたのにぃ…』
「ぁ、ご、ごめんな」『ぃ、今更別に…別に…///』
ナデナデ『…こ、こんな夜遅くなんだから早く帰るわよ!』
「ぇ…」『お、おやすみ!…ありがと(ボソッ』
>>72 言い方が悪かった
お題回収って言ってたからどのお題か書いて欲しいと思った
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:28:34.49 ID:fSIVfZyB0
>>72 明日通知表でムシャクシャしてやった。
内容つまらないなら帰るお(´・ω・`)
うん つまらないから帰れお
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:30:24.82 ID:CBhcsRWHO
>>75 帰れ。構ってちゃんは消えろ
このスレを勘違いすんなよ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:31:53.92 ID:HKLFMX3MO
おまえらどっちもどっちだぞ…。
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:32:36.59 ID:+76AJLP/0
別に構わないと思うぞ どんどん垂れ流してくれ
うん つまらないから帰れお
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:34:33.95 ID:fSIVfZyB0
>>74 取りあえず、消化したつもりのお題。
国語力なくてスマソ
・ツンデレが授業中、雷の音におびえて抱きついてきた
・ツンデレがお風呂に入っているとき、タカシが間違えたフリして入っていったら
・ツンデレにお前って簡単に落ちるよなって言ったら
・口が滑ったツンデレ
・朝食を食べないツンデレ
・天然ツンデレ
・なでなでを今か今かと待ち構えているツンデレを焦らしてみたら
・恋に恋するタイプのツンデレ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:35:32.72 ID:CBhcsRWHO
面白いとかつまらないとかそういうスレじゃねーんだよ
マジで頭くるな
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:37:33.30 ID:614x6ixS0
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:38:08.24 ID:7D1nPpr3O
ほ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:43:07.31 ID:t5Hv6xOVO
お題
ツンデレにつまんないから帰れって言ったら
馬鹿がいるから一旦このスレ落とそうぜ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:45:23.17 ID:fSIVfZyB0
>>86 な、何よ!
せっかくアンタたちの会話できるって思ってたのに…!!
アンタたちの2828する顔が見たかっただけなのに…っ!
ヒック…良いもん、アンタたちの事なんか、もう嫌い!大っ嫌い!!
その分、一生、このスレ忘れてあげないんだから!馬鹿っ!
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:47:13.80 ID:t5Hv6xOVO
お題
一連の流れをツンデレ化
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:47:46.45 ID:614x6ixS0
ID:fSIVfZyB0の脳汁に嫉妬www
うん つまらないから帰れお
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:50:27.79 ID:7D1nPpr3O
はい終わり
誰かあのAAを(ry
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:51:36.58 ID:t5Hv6xOVO
__
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`! し゚ ( ゚j `v‐冫 , '::::::::ヽ、/ そんなことよりツンデレに萌えようぜ!
. {.l '⌒ ゙ 6',! / :::::::::::::::/ __
. 〈 < ´ ̄,フ .ノー'_ , ‐'´::::::::::::::;/ (_ノ)‐-、
. ヽ.、 ` ‐", ‐´‐:ラ ':::::::::::::::: ;∠. ヽ_} ゙ヽ
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. ヽ ヽ,.ァ‐'´ /ヽ 二 ,/`ヽ、::::::::: /
うん つまらないから帰れお
>>94 だ、誰がアンタの嫁になるのよ!
まぁ、朝ごはんとか作ってくれるなら考えておくわ!
そ、それと…その…
一緒にお風呂入ってくれる?///
うん つまらないから帰れお
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 21:57:39.00 ID:t5Hv6xOVO
お題
やたら粘着するツンデレ
__
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_,.:_'______ヽ、 .! ./ _,ノ
`‐、{ へ '゙⌒ `!~ヽ. ! /{. /
`! し゚ ( ゚j `v‐冫 , '::::::::ヽ、/ うん つまらないから帰れお!
. {.l '⌒ ゙ 6',! / :::::::::::::::/ __
. 〈 < ´ ̄,フ .ノー'_ , ‐'´::::::::::::::;/ (_ノ)‐-、
. ヽ.、 ` ‐", ‐´‐:ラ ':::::::::::::::: ;∠. ヽ_} ゙ヽ
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. i ! ::::::::::::::/ 墨 | .!::::::::/ヽ、.._!ヽ. ヽ、
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. ヽ ヽ,.ァ‐'´ /ヽ 二 ,/`ヽ、::::::::: /
>>99 ハン!もう良いわ!帰る!帰ってやる…!
アンタたちが私の事嫌いだった言うから…ヒック。
もう、どうなっても知らないから!
数分後
(…べ、別にアンタたちの様子を伺いにきたわけじゃないわ!
スレがなくなっちゃうのが嫌なだけだからねっ!本当よ!)
ループ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 22:01:07.19 ID:HKLFMX3MO
「はぁっ…はぁっ…」
『ぷぁっ…あんた出しすぎよ…うぇ〜…べたべたするぅ〜』
こうですかわかりません><
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 22:01:40.52 ID:fSIVfZyB0
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 22:07:06.44 ID:fSIVfZyB0
・ツンデレに「今夜は寝かさない」っていったら
『は、はぁ?何言ってるの?馬鹿にする気?』
「い、いや、その…///」『何よっ!』
「宿題手伝って欲しいんだけど…」
『…期待した私が馬鹿だったわ。
いいわよ、仕方ないから手伝ってあげるわ、今回だけね?!』
数時間後
『ふぅ…やっと終わった…もうこんな時間か…
私より先に寝ちゃうなんて、馬鹿っ』
「(実は起きてるんだけどね)」
『す、少しくらい体触っても良いわよね』
後
>>102
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 22:15:59.67 ID:AvEahku/0
何の騒ぎかと思ったら・・・
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 22:18:29.46 ID:fSIVfZyB0
・泣きそうなツンデレにでいぷキスをしたらもっと泣き出したようです
『エグッ…エグッ…』「ど、どうしたんですか?先輩!」
『別に…ヒック、アンタには関係ないわ…ヒック』「…。」
「先輩、少し目瞑ってて下さい」『…?』
『ふぁっ…!ちょ、ちょっと何するのよ、馬鹿っ!馬鹿!』
「ぁ、あの…その…すいません」『馬鹿…っ!』
「(せっかく泣き止んだと思ったのに…)その、先輩。」
『何よ…ヒック』「好きですよ」
『ヒック…ヒック』「(俺\(^o^)/オワタ)」
『…に、2回目に泣かせてくれたのはアンタのせいよ…ヒック
ちゃーんと責任とって貰うんだからっ!ヒック』
「せ、責任…ですか?」『そうよ、責任!…目瞑りなさい…ヒック』
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 22:21:04.45 ID:QP67HYwlO
いまいち状況が掴めないが保守
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 22:21:18.09 ID:AvEahku/0
・・・うん、頑張りと言いたい事はわかったのでGJと言っておくが
そろそろ自重汁。やりすぎだよ。
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 22:22:17.09 ID:t5Hv6xOVO
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 22:22:56.55 ID:fSIVfZyB0
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 22:28:53.07 ID:k4sfpAwr0
ほ
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113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 22:31:55.51 ID:KLtlWBMY0
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 22:35:07.88 ID:KR2LK4/BO
保守
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 22:42:43.47 ID:4j9pUSdgO
保守
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 22:44:04.36 ID:t5Hv6xOVO
お題
似た者同士なツンデレ
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 22:48:37.12 ID:fo2QvOLc0
キーワード: zHgejIaN0
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/04(木) 21:29:26.93 ID:zHgejIaN0
うん つまらないから帰れお
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/04(木) 21:32:48.70 ID:zHgejIaN0
うん つまらないから帰れお
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/04(木) 21:49:32.24 ID:zHgejIaN0
うん つまらないから帰れお
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/04(木) 21:52:27.32 ID:zHgejIaN0
うん つまらないから帰れお
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/04(木) 21:56:34.20 ID:zHgejIaN0
うん つまらないから帰れお
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/04(木) 21:58:39.01 ID:zHgejIaN0
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118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 22:51:36.80 ID:XQ+C//J/O
保守(//////)
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なんだpromise君が帰ってきたのか
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 23:03:24.49 ID:fo2QvOLc0
ほ
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 23:09:31.89 ID:KR2LK4/BO
保守
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 23:13:30.40 ID:7D1nPpr3O
ほ
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 23:17:52.29 ID:4j9pUSdgO
し
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 23:18:16.43 ID:HOtCI5YM0
帰宅して、さぁツンデレでニヤニヤしようとおもってたら
随分と修羅場だったようだな……
てな訳で
つ・修羅場ツンデレ
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 23:21:30.78 ID:7ZDJ1xGT0
保守
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 23:26:17.01 ID:3EyVZE4YO
☆
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 23:31:10.90 ID:9UKQsc49O
ほ
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 23:35:15.18 ID:7D1nPpr3O
お題・ツンデレに囲まれて修羅場な男
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 23:38:08.36 ID:vJvFOkJ50
ほ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 23:38:23.39 ID:kgAQ0uqA0
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 23:40:29.91 ID:k4sfpAwr0
ほ
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 23:46:42.29 ID:CewTVEn4O
面倒くさい
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/04(木) 23:53:30.17 ID:9UKQsc49O
ほ
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:00:18.03 ID:dsyAFIjt0
ちぇく
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:06:10.47 ID:n9VW3UJkO
チェック
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:06:49.06 ID:mpuvsWr2O
今日誕生日保守
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:07:57.83 ID:ZLv5YEll0
自炊・ツンデレのツンっぷりに卑屈になってみたら
「…全く…何回も同じ失敗繰り返すなんて、あんたってホントに駄目男ね!!」
いつもの様に、辛辣な言葉が俺に吐き捨てられる。
しかも理由はよく言えば些細な、悪く言えば理不尽なものであった。
……正直、俺もだいぶ卑屈になって来ていた。
付き合い始めて2ヶ月。かなみは未だに「好き」の一言さえ言ってくれた事は無かったのである。
いつもならば軽い調子で謝るところであるが、本日の俺は少し違った。
――ものすごーく卑屈になってやるのである。
かなみの事だ。少し落ち込んだ姿を見ればすぐに焦りだして自分の過ちに気付くはずである。
俺はすぐさま実行に移した。
「……………」
「だいたいあんたはいっつもそうなのよ!愚図なんだから!」
「……………」
俺はだんまりを決め込んだ。いつもと違う様子にかなみも焦り始める。
「ちょ、ちょっとタカシ?何黙ってるのよ!………な、何とかいいなさいよね」
「……いや、俺ってば本当にお前に嫌われてるんだなって思って、さ…」
俺はため息混じりににそう呟く。
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:08:32.23 ID:ZLv5YEll0
「…な………い、意味わかんない!…………なんでそうなるのよ!?」
「だってさ、普通ならいくらなんでもここまで罵声浴びせたりしないだろ?
んで、考えたんだ。…かなみは無理して俺と付き合ってくれてるんじゃないかって。
……ごめんな、こんな駄目男で…。もう、かなみには関わらないようにするから…」
とどめの一言を言い放つと、その場を立ち去ろうと踵を返す。
するとかなみが俺の腕を掴んだ。
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!」
「…なんだよ。……どうせ俺の事なんて嫌いなんだろ?」
さすがの俺も、今のはやりすぎたかも、と思った。
…かなみの奴、キレて殴りかかってくるかもしれない。
そう身構え、恐る恐るかなみのほうを見ると…
……驚くべきことに、そこに居たのは今にもあふれ出しそうな涙を
こらえているかなみであった。顔は赤く染まり、小刻みに震えている。
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:09:21.57 ID:ZLv5YEll0
「…か、かなみ?…」
俺はものすごく焦り、慌ててかなみの顔を覗き込む。
「………いなわけ…ないじゃない…」
「…え?」
「き、嫌いなわけないでしょって言ってるの!!!
………な、何よばか……急に卑屈になっちゃってさ……グスッ…エグッ…」
そう言うとかなみは堪えきれずに俺に抱きつき、泣きながら必死に俺に訴えた。
「………もう酷いこと言わないから………
だから、そんなに悲しいこと言わないでよぉ……」
俺はどうしようもなく罪悪感を感じた。
好きな女の子に意地悪して…泣かせてしまって…本当に最悪な男だ。
「…かなみ…ごめんな…ホントにごめん。
さっき言ったこと、全部ウソだから…」
かなみは俺の胸に顔を伏したまま答える。
「あ、当たり前よ………私を泣かせた罰として、これからもずっと一緒にいてもらうんだからね!!」
「うん、約束する」
かなみの涙で服はびしょびしょになってしまったが、かなみがあんまり可愛くて、
そんな事はどうでもよく感じてしまう俺であった。
カッとなって書いた。反省はしていない
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:11:50.20 ID:ZHIkpDbRO
チェキ
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:12:11.27 ID:QfdAZOAzO
改めて思うがツンデレって面倒くさい性格だな
保守とチェック
ちぇき
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:14:52.35 ID:tab9iF/g0
>>141 なんという泣きアッパーwwwお前は俺を殺す気かwwww
反省するな、もっとやってくれwwwwww
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:15:08.56 ID:NDZ/ierZO
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:15:34.94 ID:9ttGdSNP0
罪悪感など感じずに、ちょくちょく虐めてあげて欲しいww
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:16:13.90 ID:NDZ/ierZO
150 :
ツンデレ妹と台風の夜(その3):2007/10/05(金) 00:21:02.83 ID:b3ZxsPBS0
151 :
ツンデレ妹と台風の夜(その3) 1/5:2007/10/05(金) 00:21:29.28 ID:b3ZxsPBS0
――ハァ……何で上手く行かないのかな……
湯船に浸かり、ようやく気持ちが落ち着くと、私は冷静に考えた。
――コロッケをあんなに作ったのだって……私の手料理を、お腹いっぱい食べて貰いたい
なって考えながら作ってたら、つい数を多くしちゃっただけなのに……
私が悪いのだろうか? 自問自答してみると、確かにそうとも言える。あんな風にケン
カ腰な態度に出なければ、楽しい夕食を過ごせたのではないだろうか?
――ううん。私ばかりじゃないわよ。
私は小さく首を振った。
――お兄ちゃんだって、鈍感だし……私の気持ちなんてちっとも気付いてくれないし……
それでいて、悪気の一欠けらもないんだもの。だから……
だけど、そんな事はずっと分かっていたはずだ。兄妹なんだもの。毎日接しているんだ
から、兄の人となりは良く分かっているし、そういう所も全部ひっくるめて愛してしまっ
たのだから。
その時、ガタガタと風呂の窓が揺れ、私はビクッと体を揺らした。どことなく、得も知
れぬような不安が私を襲う。
『……出よ』
ザバッと音を立てて、私は立ち上がった。何だか、また雨と風が強くなったようだ。ニュ
ースだと、台風は直撃のコースに乗ったらしい。という事は、ますます酷くなるという事
だ。こんな夜は洗い物を済ませたらさっさと寝てしまおう。朝になれば台風もきっと過ぎ
去っている。
『せっかく……二人だけの夜なのに……』
兄との距離を縮めるいい機会だったはずが、逆に喧嘩をして――ううん。私一人が勝手
に怒って遠ざけてしまった。
――スレッドで、相談してみるか。
そう思った時、私はふと、携帯の事が気になった。そういえば、どこに置いたっけ。そ
して、リビングのソファにそのままほったらかしにして来た事を思い出した。
――確か……お兄ちゃんが帰ってきたから、慌ててて……
フッと、不安になった。もしかして、あのページを開きっぱなしにしたままだったかも
しれない。兄が帰ってくるまでずっと携帯を見ていて、びしょ濡れになって帰ってきたから。
152 :
ツンデレ妹と台風の夜(その3) 2/5:2007/10/05(金) 00:21:50.51 ID:b3ZxsPBS0
マズイ。
あのページを、万が一にも兄に見られたらおしまいだ。急いでパジャマを着ると、私は
リビングへとまっしぐらに向かった。
慌しくリビングに入ってきた私を、少し驚いた顔で兄が見た。私は兄を無視し、携帯を
探す。
『お兄ちゃん。私の携帯、知らない?』
「え、ああ。それか?」
顎でソファーの方をしゃくって指した。兄の視線の先を追うと、私の携帯がソファに転
がっているのが見える。
――良かった……そのままだ……
私は携帯を取った。カパッと携帯を開くと、開きっ放しのネットの画面が映る。全く、
こんなページを開いたままでほったらかしておくなんて、不注意にも程がある。ましてや
家族が一番出入りするリビングでなんて。気をつけないと。
――ううん。違う。そうじゃない……
何か違和感を感じて私は、ふと兄の帰宅する直前の事を思い返した。確かに兄が帰って
くるまで携帯で掲示板を見ていたが、確か、私は兄に電話しようと電話帳を開いて、それ
からメニュー画面に戻したはず。なのに、今、画面に映っているのは掲示板だ。
サッと全身から血の気が引いた。。私はパッっと兄を見つめた。
『お兄ちゃん!!』
自分でも思いもかけぬ程の大声で、私は兄を呼んだ。兄はビクッと肩を揺らしてから、
私の方を見上げる。
「な、何だよ。こんな近くで大声で呼ぶなよな」
しかし、そんな兄を睨み付けて、私は聞いた。
『お兄ちゃん…… 私の携帯の……中。見たでしょ……?』
震える声で私は聞いた。その言葉に、兄が即座に顔色を変えたように見えた。その瞬間、
私は確信した。
『見たのね……?』
兄は嘘を付くのが下手だ。クールに装っても、表情からすぐに読み取れてしまうのだ。
「いや、その……まあ……」
口ごもる兄に、私は一気に怒りをぶつけた。
153 :
ツンデレ妹と台風の夜(その3) 3/5:2007/10/05(金) 00:22:10.64 ID:b3ZxsPBS0
『何で……何でそんな事するのよ!! 人の携帯覗き見するなんて最低!!』
「ちょ、ちょっと待て。その……お前、最近携帯変えたじゃん。それでちょっと、どんな
のか見てみたかったんだけどさ。覗き見するつもりじゃなかったんだよ。だけど、ちょっ
といじったらネットの履歴が出て、それで2ちゃんのスレだったから、ちょっと興味が湧
いて、つい……」
言い訳がましい答えをする兄に、私の怒りは激しさを増した。
『ついじゃないでしょ!! つい、じゃ!! 私がどんなページ見ようがお兄ちゃんがそ
れを覗き見する権利なんて無いわよ!!』
「んー、まあ、ちょっとした出来心っつーか…… だけど、2ちゃん見ただけでそこまで
怒らなくていいじゃんか。別にメールの中身とかチェックした訳じゃないし」
『そんなの分からないわよ。そもそも何を見たかなんて関係ないわよ。人の携帯を勝手に
覗き見するその行為に怒ってるの!!』
私の激しい口調に、いささか茫然自失気味だった兄の顔が初めて曇った。眉が不快そう
に寄る。
「そんなに嫌だったら、無用心に携帯をほったらかしておくなよ。こんな所に置きっ放し
になってたら、誰かにいじられたってしょうがないだろ」
『私が悪いって言うの!! 自分の事を棚に上げて。最低!!』
思っていた以上に大声で喚き散らした事に、私自身も驚いて、一瞬言葉が途切れる。兄
は驚いた目で私を見ていた。だけど、もう後には引けず、私は更に追い打ちを掛けて兄を
詰った。
『もういいわよ。馬鹿には何言っても聞かないって分かったから。覗き魔!! 変態!!
痴漢!!』
そう捨て台詞を吐いて、私はリビングを飛び出した。兄が何か言う声が聞こえたが、構
わずに足音も荒く階段を一気に駆け上がると、自分の部屋に駆け込んだ。
バタン!!と、大きな音を立ててドアを閉めるとそのままベッドに顔から突っ込む。
『あああああ!! もうっ!! 最悪…………』
一人になると、発作的な怒りに取って代わって恥ずかしさが一気に込み上げて来た。
『何で……よりにもよってあんなスレを……』
154 :
ツンデレ妹と台風の夜(その3) 4/5:2007/10/05(金) 00:22:30.64 ID:b3ZxsPBS0
私が見ていたスレッドのタイトルは【兄に真剣に恋してしまいました】。1の書き込みは、
[お兄ちゃんの事が好きでたまりません。兄妹なのに、おかしいです。こんなの…… どう
したらいいでしょう……]というものだ。しかも、それは自分が立てたものだから始末に悪
い。もちろん、そこまでは兄が分かる筈も無い。けれど、そういう内容のスレに興味を持
ったと思われるだけでも恥ずかしいし、何より誰とは分からなくとも、連綿とコテトリ付
きで書き綴った自分の悩みを読まれたかと思うと、このまま世の中から消えていなくなり
たかった。
『もう……死にたいよ……』
しばらく私は身動きも出来ず、ベッドに顔を埋めていた。
――お兄ちゃん……どんな風に思ったんだろう? 妹が、近親関係のスレに興味を持って
たなんて……
私まで、おかしい子だなんて思われたりしないだろうか? さっきの兄の驚き戸惑った
顔が閉じた瞼の裏側に映し出される。
――あんな風に、取り乱したりしたら……いけなかったんだ……
携帯を覗き見したのは兄が悪い。それは譲れない事実だ。だけど、私が非難出来るだろ
うか? そもそも私があの掲示板を知ったきっかけだって、兄がパソコンを付けっ放しで
部屋を出た時に、たまたま開いていたのを私が盗み見たからだ。やった事は同じ。パソコ
ンと携帯の差なんて問題ではない。兄を最低というなら私だって最低最悪の覗き魔だ。
その時、窓の外がガタガタと激しく鳴った。
『きゃっ!?』
私は小さく悲鳴を上げる。雨戸が風に激しく揺れた音だ。
『まだ……激しくなってる……』
ニュースでは、本土上陸は早朝3時頃と言っていたような。と言う事は、これからます
ます雨も風も激しくなると言う事だ。私は、意識を外からそらそうとしたが、そうすると
また激しい自己嫌悪が襲ってくる。外に意識を向ければ、容赦ない雨と風の音、私を不安
にさせる。板ばさみにされた気分で私はそのままズルズルとベッドに体を預けた。
――そういえば……小さい頃は、よくお兄ちゃんが一緒にいてくれたっけ……
台風を怖がる私を、しっかりと守ってくれた頼りがいのある兄。あの頃は、今よりずっ
と仲が良かったのに、今はあまり会話する事もない。いつから、どうしてこんな事になっ
たんだろう?
155 :
ツンデレ妹と台風の夜(その3) 5/5:2007/10/05(金) 00:23:26.63 ID:b3ZxsPBS0
その答えはすぐに浮かんだ。
――全部……私が悪いのよね……
中学に上がったくらいから、急に兄と一緒にいるのが恥ずかしくなった。兄と仲良くす
るのが恥ずかしくて、自分から拒絶してしまったのだ。
――このまま……こうやって……どんどん、離れて行っちゃうのかな…… そんなの嫌……
もっと、仲良くしたいのに……でも、私はお兄ちゃんに辛く当たるばっかりで……どうし
たらいいの? どうしたら……?
知らず知らず、私は涙を浮かべて嗚咽を上げていた。
コンコン。
静かに、部屋のドアがノックされる。
私はビクッと体を揺らした。慌ててゴシゴシとパジャマで涙を拭う。今晩、家にいるの
は二人だけなのだから、ドアの外にいるのは兄以外有り得ない。せめてみっともないとこ
ろは見せないようにしないと。
そう思って身支度を整えようとしたら、出し抜けにドアが開いた。
続く。
だらだら書いてるうちに時期外れになったけど、でもそんなの関係ねえ!!
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:24:19.34 ID:dsyAFIjt0
DJwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:26:46.71 ID:A24oEkahO
どうでもいいんだけど、例えば落ち込んでる時にトコトコ歩いて来て横に座る。
何をするでも無くぼんやりとその辺りを見てるだけで、話し掛けても無視。
でも何故かちょっとづつ近寄って来てて、あれっと思ってる内に気付いたら膝の上に座ってる。
で、手持ち無沙汰で仕方ないから頭を撫でてやると、じろっとこっちを睨んで来るんだが、まんざらでも無さそう。
思い切って抱き締めてみたら、最初はちょっと抵抗するんだけど、すぐに大人しくなってしまいにはこっちに体を預けて来る。
そのままうとうと居眠りしちゃって、はっと気付いたらもう居ない。
でも起きた事に気付くと再びトコトコ歩いて来て横にちょこんと座って、繰り返し。
そんなIDちぇく。
ぬこの事だけどな。
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:27:59.24 ID:H1doWEE2O
キーンコーンカーンコーン
「ちなみ、一緒に帰ろうぜ?」
『ふん・・・誰が君なんかと・・・それに・・・私・・・委員会の仕事あるし』
「なんだ、そうなのか・・・じゃぁ、しょうがないな」
『あ、あの・・・』
「ん?」
『な、何でもない・・・さっさと帰れ・・・』
「わ、分かったよ。じゃぁ、また明日な?」
『ふん・・・(はぁ・・・待っててって・・・言えなかった・・・一緒に帰りたかったのに・・・)』
『それじゃ、お疲れ様でした〜』
「お疲れっした〜」
『はぁ・・・もうこんな時間。暗くて嫌だけど・・・近道・・・しようっと』
トコトコ
『うぅ・・・やっぱり・・・暗くて薄気味悪い・・・怖いよぉ・・・』
ピカッ
『ふぇ・・・?今・・・何か光った・・・?・・・まさか・・・幽霊とか!?』
ピカーーーー
『ま、まぶしぃ・・・』
ぽん
[ふぁ〜ここが人間の世界ですかぁ]
『う・・・何・・・タヌキの・・・ぬいぐるみ?』
[あ、貴方・・・私がみえるのですか?]
『あわわ・・・ぬいぐるみが・・・喋った!?』
[ぬいぐるみとは失礼な!私は、デレール国からこの世界を救いに来たのですよ?]
『へ・・・救う・・・?』
[今この世界は、ツンパワーに満たされています。このままでは、デレの無い世界になってしまいます]
『ツンパワー・・・?デレ・・・?』
[簡単に言うと悪い力が強くなって、世界中のみんなが悪人になってしまうって事です]
『そ、そうなんですか・・・・』
[それを見かねたデレール国の王様がこの世界を救おうと私を使わした訳です]
『はぁ・・・そうなんですか・・・頑張って・・・ください・・・よろしくです』
[ま、待った!]
『へ?』
[わ、私の力はこの世界では殆ど使えません。ですから、この世界の人間の協力が必要なのです]
『それって・・・もしかして・・・?』
[その通り。私の姿が見えるという事は、貴方には隠された強いデレがあるという事です]
『・・・私・・・忙しいので・・・これで・・・』
[む・・・あっちの方向に、強いツンパワーを感じます。さっそく浄化をしに行きましょう!]
『え・・・わ、私は・・・関係ない・・・ま、待って・・・引っ張らないで〜〜〜』
「よぉ、お前、夜の学校で何してんだ?」
「あ、いえ・・・ちょっと待ち合わせを」
「そうか、そうか、そりゃ大変だな。それよりよ・・・俺達遊ぶ金がねーんだ」
「お前、ちょっと財布だせや?」
「僕、あんまりお金もって無いので・・・」
「良いからさっさとだせよ!オラ」
[む・・・あの人たちからもの凄いツンパワーを感じます]
『・・・あ!』
[どうしました?]
『あの・・・たかられてる方・・・孝樹だ・・・』
[お知り合いですか?]
『う、うん・・・その・・・幼馴染で・・・家がお隣なの』
[それなら助けないと]
『で、でも・・・私が出て行っても・・・』
[大丈夫、私がついてます。さぁ、このステッキで変身です]
『へ、変身・・・?でも・・・』
「オラ!さっさと出せよ!殴られたいのか?」
「ご、ごめんなさい。このお金は、幼馴染にプレゼントを買うお金なんです」
『(私に・・・プレゼント・・・?そのために・・・・ばか・・・)』
[さぁ、早く。でないと、彼が酷い目に会いますよ?]
『わ、分かった・・・行くです・・・』
ピカッピカッピカッ
『ちなみ〜ん・・・みんみん・・・大変身〜〜〜』
パァ〜〜〜〜
『魔法少女・・・シャイリーちな・・・こっそり登場・・・です』
[シェイリーちな、ステッキを高く掲げて「ミラクルコスチューム召還!」と叫ぶんだ]
『うん・・・ミラクル・・・コスチューム・・・召還!』
ピカピカ〜〜〜 どさっ
『な、何か・・・降ってきた・・・・』
[今の状況にあわせて、適切なコスチュームが召還されるんだ。さぁ、それを着て彼の元へ早く!]
『わ、分かった・・・ていうか・・・着替えるの?』
[説明は後です、さぁ急いで]
『うぅ〜ん・・・分かった・・・恥ずかしいけど・・・』
ぬぎぬぎ いそいそ
『よし・・・いくです!』
「この野郎!痛い目に合わないとわかんねーようだな」
「うぅ」
『待つのです』
「あーん?な、何だてめーは?」
『チワワ・・・ちなです・・・』
「何だこの犬のきぐるみ着た、イカレタ女は」
『・・・』
「な、何だよ・・・何か言えよ」
『くぅ〜ん・・・』
「くっ・・・こ、この・・・お、お前なんか・・・」
「兄貴、あ、あの目が・・・あの目が・・・」
「何だ?不良達が苦しんでるぞ?」
『くぅ〜ん・・・くぅ〜ん・・・』
「うはぁ、可愛い!畜生、そんな目で見るな!汚れた俺を見るな!」
「あ、兄貴、俺も耐えられません!」
「おい、子分行くぞ!ペットショップでチワワを買うんだ!!!」
「合点です」
ダダダダダッ
『あれ・・・?私・・・何もしてないのい・・・逃げてった・・・』
[シャイリーちなの力で、ツンパワーを浄化がされ、デレデレになったのです]
『ふぅ〜ん・・・そうなんだ・・・』
「あ、あの・・・」
『(わっ・・・孝樹・・・どうしよう・・・私が・・・こんなの着てたら・・・嫌われちゃう)』
「危ない所を助けてくれて、ありがとう」
『え?・・・気がついて・・・ない?』
「何がですか?」
『な、何でもない・・・何でも・・・あはは・・・』
「はぁ・・・」
『わ、私は・・・君を助けたかった・・・訳じゃないからね?ただ・・・使命だから・・・しょうがなく』
「それでも助かりました。ありがとうございます」
『ふ、ふん・・・それなら・・・報酬・・・よこせ』
「お、お金ですか?それは・・・」
『ち、違う・・・今は・・・チワワ・・・ちな・・・犬への・・・ご褒美と言えば・・・?』
「・・・こうですか?」
なでなで
『くぅ〜ん・・・』
「可愛いですね」
『か、可愛いとか・・・言われても・・・嬉しくないんだから・・・そ、それじゃ・・・』
「ま、待って!名前、教えてください」
『魔法少女・・・シャイリーちな・・・それでは・・・ごきげんよう・・・とう』
しゅぱっ
「ありがとーーー」
『(さて・・・こっそりと・・・今帰って来・・・た感じで・・・)』
「あ、ちなみ、今終わったのか?」
『勿論・・・たった今・・・委員会終わった・・・それより・・・何で・・・ここに?』
「その・・・一緒に帰りたくて。待ってたんだけど・・・迷惑・・・だったかな?」
『そ、そんなの・・・当たり前・・・でも・・・夜遅い・・・だから・・・仕方ない』
「一緒に帰ってくれるの?」
『どうせ・・・変える方向も同じ・・・好きにしろ』
「うん、そうさせてもらうよ」
『・・・ま、待ってて・・・くれて・・・あ、ありがと』
「え?今何か言った?」
『な、何でも・・・ない・・・気のせい・・・空耳・・・早く・・・帰るぞ!』
「そうそう、聞いてよ。さっきさぁ―」
[こうして私の魔法少女生活が始まった。この先、どんな事があるのか、ちょっぴりだけ楽しみ・・・かな?]
『たのしかった・・・です・・・しゃいりー・・・ちな・・・さいこう・・・です』
「なんか大人のお友達向けって感じだな。本当に子供向けか??」
『ふふふ・・・ちなも・・・いつか・・・まほーしょーじょ・・・なるです』
「あはは、なれると良いな」
『にぃに・・・あの・・・ちわわさんの・・・きぐるみ・・・ほしい・・・かうです』
「え?売ってないだろ?」
『じゃー・・・うりはじめたら・・・かって?』
「しょうがないな。まぁ、子供用サイズならそんな値段じゃなさそうだしな」
『やくそく・・・だからね?・・・まもらなかったら・・・はりせんぼん・・・ぷくぅ・・・だよ?』
「分かったよ」
目を開けて、再び昔の日記の文章を読む。
[まほーしょーじょ しゃいりーちな おもしろかった]
私と同じ名前の魔法少女の物語。確かに夢中になるはずだな。そういえば、このアニメを
最後まで見た記憶がないけど、最後どうなるんだっけ?
『バカ兄・・・聞きたい事がある・・・』
台所で牛乳を飲んでる兄を捕まえ、先ほどのアニメの話をしてみる。
「あぁ、シャイリーちなか。あれは、3回放送したんだけど、何かの事情で打ち切りになったぞ?」
どうりで覚えていないはずだ。という事は、来週と再来週で終わりという事か・・・。
「そういえば、最近DVDで出たはずだよ。たしか、初回特典が実寸大のチワワきぐるみとか」
『それ・・・何かの・・・嫌がらせ?』
「あはは、子供サイズならともかく、高校生が着れるサイズだもんな」
笑う兄を見て、ふと思い出す。そういえば、売り出したら買ってくれるって約束したな・・・。
『じゃぁ・・・それ・・・買っといて』
「はぁ?」
『昔・・・約束したよね・・・チワワきぐるみ・・・売り出したら・・・買ってくれるって』
「いや、DVDのオマケだからさ。きぐるみ売るわけじゃないだろ?」
『うるさい・・・単価で言えば・・・きぐるみの方が・・・高い・・・黙って・・・買え』
「ったく・・・お前は子供か」
呆れ顔の兄の背中を押して、部屋に戻る。パソコンの通販サイトで早速購入させて準備完了。
あとは、届いたチワワのきぐるみを着て、アニメのように可愛く『くぅ〜ん・・・』と鳴けば
頭を撫でてくれるのは間違いない。もしかしたら、抱き枕代わりになれとか言われるかも!?
自分の部屋に戻り、ベットに寝転がると、あれこれと妄想してはゴロゴロ転げ回る私でした。
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:32:41.72 ID:hUxXrfHp0
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:36:10.02 ID:DpsQF9sjO
ツンデレが男に言い過ぎて自己嫌悪するとか、逆に男にきつく言われちゃうとかに正義を感じる。
それが俺。
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:37:07.41 ID:Bgbq2VmNO
デレ期ktkrwwwwwwww
みんな乙wwww
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:39:50.94 ID:dSR7p1uBO
保守
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:40:32.11 ID:tab9iF/g0
なんというデレ期wwwwwww
今夜もいい夢見れそうなんだぜwwwwwww
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:42:02.93 ID:2mLz6cpv0
風邪引いた
お題
・風邪ひいて声出せないから筆談でデレるツンデレ
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 00:56:20.94 ID:BWkntO4v0
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 01:03:47.16 ID:arRseZ520
IDチェック
保守
ちぇき
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 01:13:40.41 ID:Bgbq2VmNO
ほ
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 01:23:33.85 ID:qL4nrar+0
ほ
179 :
サザソのトリヴィア:2007/10/05(金) 01:24:01.67 ID:U0xCiGE60
これはすげえ
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 01:34:58.74 ID:ZLv5YEll0
亀だけど…
>>155 テラGJ!!!!早く続きを見せてくれぇぇww
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 01:43:47.85 ID:ZLv5YEll0
ほ
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 01:59:00.44 ID:dSR7p1uBO
保守
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 02:12:39.55 ID:hZZ8BMFhO
ほしゅ
ほ
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 02:27:33.06 ID:qOXmYr8GO
ほ
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 02:34:31.01 ID:qL4nrar+0
寝る前保守
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 02:48:52.08 ID:fTSKz6XWO
ほほ
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 03:02:06.75 ID:LWEzOPZj0
ほ
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 03:19:52.38 ID:Ihq9zThk0
☆
ほしゅんでれ
お嬢とID
☆
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 04:38:48.94 ID:8rpaBNAtO
ツンデレフゥー!?
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 05:10:57.78 ID:FiPU2ogv0
ho
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 05:11:06.95 ID:27CHo1dp0
ho
ほ
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 05:56:22.40 ID:hZZ8BMFhO
ほ
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 06:17:06.40 ID:f4/3BqioO
ほし
ほ
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 06:48:38.17 ID:cE6/Jz95O
や
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 07:04:16.32 ID:RsAC1sLiO
保守
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 07:17:41.48 ID:8rpaBNAtO
ほ
203 :
ツンデレ妹と台風の夜(その4):2007/10/05(金) 07:31:33.25 ID:+v2ibF/m0
>>155の続き、6レス投下します。
まとめは最後に全文うpで。
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 07:31:34.97 ID:Bgbq2VmNO
ほ
205 :
ツンデレ妹と台風の夜(その4) 1/6:2007/10/05(金) 07:32:04.09 ID:+v2ibF/m0
「入るぞ。いいか?」
廊下の明かりが部屋に入ってくる。私は慌ててドアの方を向いた。
「どうしたんだよ? 電気も付けずに」
そう言って、兄はドアの横にある蛍光灯のスイッチを入れた。パッと部屋が明るくなり、
眩しさに私は顔をしかめた。
『だっ……誰が入っていいって言ったのよ。勝手に入って来ないでよね』
髪をかき上げて、私は兄を見つめた。兄は済まなそうな顔をして謝った。
「悪い…… 返事が無かったから。嫌なら出て行こうか?」
『もういい。今更遅いし』
今の自分がどんな顔をしているのか分からない。涙の痕とか付いてたら嫌だったが、ど
うせもう見られてしまったのだから仕方が無い。
『で、何の用?』
そう聞くと、兄は困ったような表情を浮かべて、躊躇いがちに答えた。
「あー、いや、その…… 何か、雨と風が気になって落ち着かなくてさ。一人でいるより
二人の方がマシかなーって思って」
嘘だな、と、私は兄の顔を見て確信した。そもそも、小さな時から兄が台風を怖がった
記憶など無い。怖がるのはいつも私で、そんな私を最初はいっつもからかっていて、でも
一晩中ずっと一緒にいてくれて、慰めてくれたのも兄だったのだ。
『……入ったら? いつまでもボーッと突っ立っていられても、うっとうしいし』
「あ、ああ」
つっけんどんな私の言葉に頷くと、兄は部屋の真ん中に転がっているクッションに腰を
下ろした。
正直、ちょっと気まずい。あんな風に、兄を非難した後で、どんな顔をして話をすれば
いいのか、よく分からなかった。
――何か、やだな…… この空気……重苦しくて……
しかし、沈黙は意外と早く、兄の方から破られた。
「さっきは悪かった。どんなにお前が不注意だったとしても、他人の携帯を勝手に見るの
は良くないよな」
『当たり前でしょ、そんな事……』
206 :
ツンデレ妹と台風の夜(その4) 2/6:2007/10/05(金) 07:32:28.65 ID:+v2ibF/m0
素直に頭を下げて来た兄を、厳しい言葉で突っ撥ねる。しかし、今の私は携帯を見られ
た事への怒りよりも、あんなスレを見ていた妹を兄がどう思っているかの方が気になって
仕方が無かった。でも、それを知るのは怖い。下手な事を言ったら、その話題に触れてし
まいそうで、私はそれ以上の言葉を続ける事は出来なかった。
「ただ、まあその……俺も2ちゃんはよく見るからさ。お前も見てるんだって思ったら、ちょっと興味が湧いたんだよ。ホントそれだけで、覗き見する気とかは全く無かったんだって」
『でも、その気は無くても見たんでしょ? そんなの、全く意味ないじゃない』
冷静で、且つ厳しい言葉に兄はウッと言葉を詰まらせた。それから、肩を落とし、頭を
下げて小さな声で謝ってきた。
「スマン……」
その様子に、私は少なからず罪悪感を覚えた。自分のやった事を告白する気は無いが、
何だか酷く兄に申し訳ない気がする。とにかく、この話はこれで打ち切ろう、と私は決め
た。少なくとも兄は素直に謝罪してくれた訳だし、それだけでも私より立派なのだから。
『もういいわよ。反省して、今後二度としないって約束すれば』
「もうしないって。約束する」
兄が素直に頭を下げるのを見て、もう一度、私は罪悪感で胸がズキリとした疼きを覚え
るのを感じた。本当に、何を偉そうにこんな事が言えるのだろう。
だけど、今更になって私もお兄ちゃんのパソコンを盗み見してたなんて言える訳ない。
私は、無言で兄から視線を逸らした。部屋を沈黙が支配する。すると、急に雨が雨戸を
激しく叩く音へと意識が行った。風も、容赦なくガタガタと雨戸を揺さぶる。私は身を硬
くした。
「随分と激しくなってきたなー」
兄がポツリと言った。私同様に、外の音が気になるらしい。それとも、二人とも黙った
ままの空気に耐えられなかったのか。
『3時頃に上陸するんでしょ? もっと激しくなるんじゃない?』
「マジかよ。河川とか溢れたりするんじゃねーだろうな?」
『そ、そんなの知らないわよ。私に聞かないでくれる?』
私は兄を睨みつけた。ただでさえ不安なのに、余計に怖さが増すだけだ。
「増水で床下浸水とかしたりするかもな。風で木が倒れてきたり、屋根が吹き飛んだりとか」
207 :
ツンデレ妹と台風の夜(その4) 3/6:2007/10/05(金) 07:32:49.08 ID:+v2ibF/m0
『水はともかく、いくらなんでも屋根が吹き飛ぶなんて事はないわよ。バカ』
「バカって事はないだろ。実際、有り得ない事じゃ無いんだし」
『ウチの側に倒れてくるような大きな木なんてないじゃない。それに、ニュースでやって
るのは、大体地方の古い民家とかでしょ? ウチは建てて10年くらいなんだし、大丈夫よ』
すると兄は、何だかつまらなさそうに舌打ちした。
「ちぇっ。昔のお前なら、こういう話をすればキャーキャー言って怖がったのにな」
『一体、いくつの時の話しをしているのよ。そんなの、保育園とかの頃の話じゃない』
「そうかぁ? 結構小学校の高学年くらいまでは本気で怖がってたような気がしたけどな」
『どっちにしてもそんなの、子供の時の話じゃない。あの頃と一緒にしないでよね』
つっけんどんな私の言葉に、兄は何故か微笑を浮かべた。
「そりゃ、ごもっともで」
しかし、キャーキャー騒がなくなっただけで、台風が怖いのは実はあの頃も今も変わり
はない。強気な態度で押し隠すのが、私に出来るせいぜいだと言うのを。しかも、それは
兄の前だからこそ出来るのだと言うことを、私は十分に自覚していた。そして、それすら
も何かのきっかけで崩れてしまうかもしれないということも。
『大体、今はお兄ちゃんの方が怖がりじゃない。一人でいられないから、私の部屋に来た
んでしょ?』
「お前は怖くないのか?」
『あ……当たり前じゃない。そんなの』
そう言うと、兄はジッと窺うように私を見つめた。私は嘘が見透かされてしまうのでは
ないかと思ってドキドキする。
『な、何よ。人のこと、ジロジロと見つめないでよね。気持ち悪い』
だが、兄は私の暴言もまるで意に介さず、そのまま私を見つめ続けた。
「なあ」
『な、何よ』
「ちょっと、傍によっていいか?」
思いもかけぬ一言に、私は今度は恥ずかしさが急に襲ってきた。私は真っ赤になって兄
を睨むと問い返した。
『な、何でよ。いきなり……そんな事……』
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 07:32:50.34 ID:DDpdA9HUO
209 :
ツンデレ妹と台風の夜(その4) 4/6:2007/10/05(金) 07:33:10.23 ID:+v2ibF/m0
「台風が怖いから、じゃダメか?」
私は目を丸くして兄を見つめた。そしてすぐに兄は嘘を付いているなと分かった。私を
見つめるその表情に、恐怖の色は微塵も無い。だが、そう言われて私は断れなかった。
『……か、勝手にすれば。この怖がり』
兄は立ち上がると、今度は私が腰掛けているベッドのすぐ隣りに座った。兄の身体の重
みでベッドがギシッと微かな音を立て、布団がへこんだ。
――すぐ隣りに……お兄ちゃんがいる……
私の意識は完全に兄に振り向けられ、台風への恐怖は完全にどこかへ消えてしまってい
た。顔を横に向ければ、兄の顔が間近にある。もっとも、横目でチラリと見ただけで、と
てもそんな勇気は出ない。腕を伸ばせば、兄の身体を抱き締められる事が出来る。だが、
それを思っても、無論そんな事は出来るはずもなく、私はただシーツをギュッと掴んだだ
けだった。
「なあ、舞衣。ちょっといいか?」
『え? な、何?』
だが、聞き返した私に答えることなく、兄は出し抜けに私の肩に手を置くと、グイッと
自分の方に引き寄せてきた。
『きゃあっ!! ちょちょちょちょちょ、ちょっと、何するの? やめ……』
突然の事にパニックになり、私は兄の腕の中でもがいた。
「嫌か? それなら止めるけど」
嫌に決まってるじゃない。こんな事――
拒否の言葉は、脳裏を擦り抜けただけで言葉にはならなかった。その代わり、私は兄に
聞いた。
『……な、何で急にこんな事するのよ。ビックリするじゃない……』
いつの間にか、私は兄の胸に顔を埋め、優しく抱かれていた。兄の手が、優しく背中を
撫でる。
そう。幼い頃と、同じように。
「ガキの頃はさ。お前が台風を怖がってるとよくこうして慰めてやったじゃん」
やはり、兄もあの頃を思い出していたらしい。もっとも、じゃなきゃ、こんな事はしな
いか。子ども扱いされた事にちょっと腹が立って、私は文句を言った。
210 :
ツンデレ妹と台風の夜(その4) 5/6:2007/10/05(金) 07:33:35.57 ID:+v2ibF/m0
『そんな、子供の頃の話をされたって困るわよ。もう私は立派な大人だし、あの頃みたい
に臆病でも泣き虫でもないんだから』
しかし、そんな私の言葉は無視して、兄は言葉を続けた。
「けど……結構あれで、俺も慰められてたんだぜ」
『え……?』
私は驚いて兄の顔を見つめた。兄が照れ臭そうに笑顔を見せる。
「強がって、お前のことバカにしたり慰めたりしたけどさ。何だかんだで俺も結構怖がっ
てはいたんだ。けど、まあその……そうやって気を紛らわしてたんだよな」
『何よ、それ。散々私の事、弱虫だのなんだのバカにしてたくせに……信じられない』
そう言って兄を非難すると、兄は悪びれる様子も無く軽く笑った。
「もうガキの頃の話だからな。時効だろ」
しかし私は腹いせに、兄のお腹の肉を摘むと、ギュッとつねった。
「いてえっ!! 何すんだよ」
『時効なんてある訳ないでしょ。子供の頃の心の傷は一生残るものなんだから』
だけどそれは嘘だった。からかわれたりバカにされたりしたのは事実だが、それ以上に
兄がこうやって慰めていてくれたのは、私にとってはむしろかけがえのない大切な思い出
の一つだからだ。私が怒ったのは……いや、怒ったフリをしたのは単に兄に甘えたかった
からに過ぎない。
「悪かったよ。ゴメンな」
そういって兄は優しく背中を撫でてくれる。そんな事をされると、もっともっと、ずっ
といっぱい甘えたくなってしまう。その欲望に、私はついに負けた。
『悪いと思ってるなら、罪滅ぼしくらいしてよ』
そう、兄におねだりした。
「じゃあ、何をすればいい?」
兄が聞いてきたので、私は勢いのままに言った。
『……何もしなくていい。けど……ただ、今晩ずっと、このままでいてくれれば……それ
でいいから……』
言葉を発してから、急に恥ずかしさが襲ってくる。身体の芯が火で炙られたかのような
熱を持ち、全身に放出する。心臓は激しく脈動して全身に熱い血を送り込む。私は最後の
力を振り絞って、両腕を兄の背中に回し、ギュッと抱き締めると強く顔を押し付けた。
211 :
ツンデレ妹と台風の夜(その4) 6/6:2007/10/05(金) 07:35:23.53 ID:+v2ibF/m0
兄がどんな顔をしていたのかはさっぱり分からない。しばらくの間、兄はただ、私の背
中に手を置いたまま、無言でジッとしていた。私がこの恥ずかしい状況にもようやく慣れ、
兄を隅々まで感じられるようになった頃、兄はクスリと笑って答えた。
「何だ。結局お前も怖かったんじゃないか。散々平気だとか言っておいて」
『う……うるさい!! バカ!!』
こんな状況でもからかうだけの余裕がある兄が憎らしくなって、今度は私は、背中の肉
をつねった。
「いっ……いてえ!! だからつねんなって」
『お……お兄ちゃんが悪いのよ。私の事、馬鹿にしたような事言うから……』
「本当は怖がりのクセに、隠してカッコ付けようとしている方が悪いだろ」
兄の言葉に、また、ムラムラと反発が湧き起こる。
『カッコ付けたりなんてしてないわよ!! ……わ、私は別に平気だもん。台風なんて……』
「じゃあ、何で一晩中ずっと抱き締めていて欲しいなんて言ったんだ?」
兄の問いに私は返答に困った。まさか、台風への恐怖よりも、ただ兄に甘えたかったか
ら、なんて言えるわけない。そんなの、兄への想いを告白するも同然じゃないか。
『そ……そんなの、いちいち聞かないでよ。お兄ちゃんは、ただ、言われたとおりの事を
してればいいの!! 分かった?』
結局私は、質問に答えることが出来ず、逃げてしまった。だけど、兄もそれ以上追及し
ようとはせず、クスリと笑ってあやす様な口調で言った。
「分かった分かった。全く……舞衣はいつまで経っても甘えんぼのままなんだな」
『!!!!!(///////)』
兄にそう言われて、私はより一層の恥ずかしさを覚えた。否定の言葉が喉から出掛かる
が、私はどういう訳かそれを押さえ込んだ。そして、その代わりにひたすらに兄を抱き締
めた。
――今晩だけ……せめて、今晩だけは、甘えんぼでも……いいよね?
何かがふっきれた私は、兄が困惑するのも構わずに一晩中、兄に甘えたい放題に甘えた
のだった。
終わりです。
脳がエロイ方向に進みそうになって困った困った。
212 :
ツンデレ妹と台風の夜(その4):2007/10/05(金) 07:39:58.16 ID:+v2ibF/m0
>>212 すばらしすぐるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>212 起きて見たらなにこのGJラッシュwwww
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 08:03:12.24 ID:g/6kSNRZO
乱立してるね
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 08:04:28.60 ID:oLQNKTryO
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 08:20:38.10 ID:Bgbq2VmNO
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 08:32:57.09 ID:Bgbq2VmNO
ほ
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 08:43:40.93 ID:H6owWML9O
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 08:44:21.49 ID:Rg2VHORK0
ハ,,ハ
('(゚∀゚∩_ おいらをどこかのスレに送って!
/ヽ 〈/\ お別れの時にはお土産を持たせてね!
/| ̄ ̄ ̄|.\/
| .モツ煮..|/
 ̄ ̄ ̄
現在の所持品:ブラウザゲー・イオンキャノン・パン・ドロワーズ・10円・もみあげ・リンゴジュース
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 08:54:17.47 ID:fTSKz6XWO
222 :
サザソのトリヴィア:2007/10/05(金) 08:54:49.62 ID:U0xCiGE60
(・×・)ノン いてら
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 09:05:08.31 ID:Rrqj55HpO
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 09:17:08.08 ID:Bgbq2VmNO
ほ
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 09:37:28.19 ID:f4/3BqioO
ほしゅメーン
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 09:42:39.58 ID:G1wp7pQXO
「勝美」
『あ?』
「昨日みたいにおはようのちゅ〜は?」
『するわけねえだろ!(/////)』
「そうか、あ、今日学校休むから」
『なんでだよ』
「風邪引いたから」
『……マジでか!?大丈夫なのか?』
「あ、うん、大丈夫」
『そ、そうか』
「それにしてもびっくりした」
『何がだよ』
「そんなに慌てるとは思わなかった」
『……当たり前だろ?兄貴は大切なお兄ちゃん何だから…』
「何か言った?」
『あ、当たり前だろ!てめえは大切な
家事をやる道具なんだから倒れられたら困るんだよ』
「……ありがとうな」
『んだよ、何がだよ』
「なんでもないよ」
『………オレも学校休むから』
「へ?」
『…兄貴の看病してやるっつてんだよ!さっさと寝てろ!!』
「ん?ああ、わかった。今日は勝美に甘えさせてもらうよ」
『あ、甘える……兄貴がオレに…(/////)』
「どうしたの?」
『う、うるせえ!さっさと行け!!』
「うん、おやすみ」
みんなおはよう!風邪引いたんだぜ、おやすみ!
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 09:48:10.96 ID:qL4nrar+0
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 10:03:52.88 ID:QfdAZOAzO
ほ
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 10:07:12.46 ID:Bgbq2VmNO
ほ
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 10:28:18.50 ID:Bgbq2VmNO
ほ
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 10:43:14.07 ID:eUNfS8jyO
お題
・先生に怒られた男をツンデレがからかいに来たら
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 11:04:53.22 ID:n9VW3UJkO
ほ
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 11:15:27.12 ID:2mLz6cpv0
ほ
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 11:25:59.28 ID:qL4nrar+0
ほ
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 11:32:03.65 ID:Bgbq2VmNO
ほ
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 11:42:20.79 ID:fTSKz6XWO
ほ
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 11:43:08.86 ID:Bgbq2VmNO
ほ
☆
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 12:07:13.63 ID:n9VW3UJkO
ほ
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 12:24:32.37 ID:DEPBIso3O
☆
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 12:42:09.68 ID:ZHIkpDbRO
保守
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 12:59:22.30 ID:UwFmhTct0
ほしゅしゅ
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 13:16:55.32 ID:PmcSiOM+O
保守
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 13:27:18.32 ID:H6owWML9O
保守
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 13:40:39.98 ID:ww9A9beEO
保守
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 13:50:53.58 ID:Rrqj55HpO
保守
247 :
保守:2007/10/05(金) 13:53:16.54 ID:S/pkO8ZT0
タ「ちなみ、兄ちゃんのこと好きか?」
ち「……にぃに……きらいに……きまってる…
…むしろ……すかれてると……おもってたのが……びっくり…」
タ「 (´・ω・`) 」
ち「さて……ちなは……おへやで……しゅくだい……
……にぃには……そこで……しょぼーん……してれば……いい…」
(てくてくてく…)
タ「みょい〜ん……兄ちゃん悲しいなぁ (´・ω・`)
【ほ、ほら! メール着たよ! あんたの為じゃなくて、仕事だから仕方なく届けてあげたんだからね!(///)】
め〜る〜〜〜? だーれでーしゅか〜〜?………お? ちなみから?」
ちなみ『かなちゃんへ
どうやったら にぃにと らぶらぶ できますか?
あどばいす ぷりーず ちな』
タ「 *・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* 」
ち「ど……どうしよう………あどれす……まちがえた…………ぁぅぅぅ…(///////////////////)」
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 14:12:25.42 ID:PmcSiOM+O
>>247 その着ボイスくれwwwwつまりはGJ!!
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 14:13:03.80 ID:k4A0hwhvO
ほ
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 14:15:12.16 ID:eUNfS8jyO
>>247これはGJ!!!
ちょっと携帯買い替えてくる
全裸で
>>247 講義中にニヤニヤしちまったじゃねーかwww
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 14:27:03.83 ID:GUfbPR9OO
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 14:30:28.81 ID:FvJa4gzqO
>>247 おい!どうしてくれるんだ!
ニヤニヤが止まらないじゃないかwwwwww
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 14:51:22.21 ID:UwFmhTct0
>>247 ちな可愛いwwwwwwwwwwwwwww
お題
・久しぶりに再会した男がすっかり自分の事を忘れていたので怒ってビンタしたツンデレ
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 15:04:37.60 ID:Lf6bQp+u0
ニヤニヤがwwwwwテラ不審者wwww
ほ
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 15:16:34.68 ID:Bgbq2VmNO
ほ
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 15:19:48.04 ID:dsyAFIjt0
ほ
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 15:28:25.23 ID:h++Ge6k3O
お題
・ツンデレ魔王
・ツンデレ神様
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 15:51:24.74 ID:UwFmhTct0
ほーっほっほ
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 15:51:33.97 ID:27CHo1dp0
ほ
ほほほおh
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 16:13:09.69 ID:n9VW3UJkO
ほ
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 16:32:05.87 ID:1D8AHxswO
落ちないよな?
保守
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 16:36:18.01 ID:z4hnqNku0
ほ
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 16:45:21.34 ID:RsAC1sLiO
保守
266 :
サザソのトリヴィア:2007/10/05(金) 16:46:10.35 ID:U0xCiGE60
下痢便入りペット持って参戦予定\(^-^)/
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 16:57:19.92 ID:tab9iF/g0
ほす
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 17:01:17.97 ID:cE6/Jz95O
北区保守
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 17:12:44.03 ID:qL4nrar+0
ほ
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 17:22:07.95 ID:ieAKmDh1O
は
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 17:24:33.59 ID:CItvD5N00
おまいらGJ杉ww
お題保守にょろ
・金欠ツンデレ
・ボクっ娘天使梓ちゃん
・近距離恋愛ツンデレ
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 17:35:03.02 ID:NnMcRp19O
ほ
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 17:36:38.08 ID:ieAKmDh1O
お題
・「友達」の関係で二人海外旅行
・「恋人」関係で教室に二人っきり
・男がフラれて心の中でガッツポーズなツンデレ
・男の血が欲しくなったツンデレ
・赤ちゃんが欲しくなったツンデレ
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 17:53:22.73 ID:txNkbZ0V0
うー
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 18:00:46.87 ID:cE6/Jz95O
さー
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 18:17:23.99 ID:dsyAFIjt0
ぎー
おー
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 18:22:18.13 ID:dSR7p1uBO
保守
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 18:29:22.75 ID:FvJa4gzqO
ほ
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 18:38:51.29 ID:z4hnqNku0
近距離恋愛(のつもりだった)
俺の彼女はツンデレなんだが、最近はどうも「ツン」の要素ばかり…。
頼むから、少しはデレてくれよ!なぁ…。
そんな事を思いながらも、二人で過ごす時間は楽しかった。
毎日のように、俺は通称「ツン子」にデレデレしていたが、
(このままでは俺がデレの要素奪ってる感じだよな。)
今日は、いつもと違ったんだ。
「なぁー!遊んでくれよー!」
『な、何だっ?!…触ってくるなよ、馬鹿っ!
い、今私は忙しいんだよっ、気安く触るな!』
「だって、こんなに近くに居るのにさぁー触らないやつ居る?
しかも、こんなに可愛いんだから、触りたくなっても仕方ないだろ?」
『う、うるさい…///
でも、本当に今日は忙しいのっ!邪魔しないでよ馬鹿!』
「…ん?何作ってんの?」
『…!ひ、秘密に決まってるでしょ?あっち行ってっ!』
「(…。)」
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 18:39:36.15 ID:z4hnqNku0
数日後
秋の風が俺の体を冷やしていた。
ツン子とはあれ以来、顔も見てない…やっぱり怒っているのかな。
そんな事を考えていると、
窓を叩く音がした。
ツン子だ…!
『た、誕生日おめで…と』
「え?」
『誕生日仕方なく覚えておいてやったんだよっ!え、偉いだろ…///』
「え、えええっ?!」
『ほ…褒めてくれなくても…』そうデレ子が言った瞬間だった。
デレ子が目の前に倒れたんだ、ドサッって…。
282 :
ラスト:2007/10/05(金) 18:40:22.63 ID:z4hnqNku0
「おい!大丈夫か?!」
デレ子が目を覚ましたのは2週間後だった。
「過労」と秋の寒さにやられたらしい、馬鹿なのはどっちだよ。
『…うぅ』「もう少し、ゆっくりしてろ。」
『…ハッ!今日は何日よ!早く!!』「え…」
俺は2週間眠っていたこと、その間の出来事などを話したんだ。
『…もう、過ぎちゃったんだね、誕生日』
「別に、大丈夫だよ。気持ちだけで十分だから」
『…ら、来年こそは、その…』「ん?」
『一緒に、祝いた…い…誕生日…///
だから、そ、その…私、ずっとす、好きでい、いても良いんだよね?///』
俺はコクリと頷いて、抱きしめた。
『さ、触るなよ、馬鹿…馬鹿…大好…き』
「んー?良く聞こえなかったよ?何ー?」
『…ぅぅっ///だ、だいす…やっぱり言ってやんない!』「ぇー」
『その、そのっ…来年こそは言うから!…ま、待っててよね!///』
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 18:52:45.17 ID:qL4nrar+0
ほ
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 18:52:56.59 ID:9PaIjZJXO
ほ
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 18:53:01.45 ID:ZLv5YEll0
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 18:58:37.99 ID:ogyUF8un0
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 19:06:32.44 ID:dSR7p1uBO
保守
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 19:15:12.38 ID:qL4nrar+0
ほ
ほ
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 19:31:48.37 ID:CItvD5N00
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 19:34:22.26 ID:dSR7p1uBO
保守
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 19:34:26.56 ID:Bgbq2VmNO
ほ
お題
つ・デレツンになる薬を間違えて飲んだツンデレ
つ・友とタカシが手を組んでツンデレにドッキリ
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 19:40:51.46 ID:GdeHqPOnO
ツンデレメイドロボ・ナツメさんの話の続き。
いつもの通り、携帯からなので時間かかるかも。
295 :
ロボ娘8-1:2007/10/05(金) 19:42:50.51 ID:GdeHqPOnO
体内時計のアラームで、ナツメは『目覚め』た。
システムが順々に復帰していく。
GPSが衛星と相互に通信する。
各部の自動チェック。
―TIME JPN 2007 0709 Mon 1502pm
「――は」
「おはよう。ナツメ」
自分の顔を覗き込む人影。
補助脳でコントラストを補正。
「―ご主人サマ」
「随分遅かったですネ」
「いや、ナツメが起きるまで待ってた」
「無意味なことを…てっきり居残りさせられたのかと思いました」
「俺はそんな問題児じゃない」
「その割には、中間考査の点数が――」
「待て待て悪かった。それ以上言うな」
言いかけたナツメをあわてて制止する和歩。
「判ればよろしい、デス」
「ていうかなんで知ってるんだ…」
「ワタシに隠し事など無駄デス」
「くそう…」
「ご主人サマは詰めが甘いのデス。先程も、ワタシがアラームを設定していなかったらどうするつもりだったのですか」
「ん〜、さすがに下校時刻になったら起こすつもりでいたけど」
「それにワタシはアンドロイドなのですから、起こさないようにという気遣いは無用デス」
「それはそうなんだけどさ…」
「まだ何か?」
「ナツメの寝顔を見ていたかったからかな」
296 :
ロボ娘8-2:2007/10/05(金) 19:43:55.46 ID:GdeHqPOnO
「…ご主人サマ、寝ているのですか?」
「なぬ?」
「寝言は寝て言え、デス」
さらりと暴言を吐くナツメ。
「本当なのに…」
「本気でしたらますます問題ありデス」
「ちぇ。いーよいーよ。冷たいなぁナツメは。お父さんはそんな娘に育てたつもりはありませんよ?」
「育てられた覚えもご主人サマを父親に持った覚えもありません」
「ドライだなぁ…」
「…ご主人サマは、ご主人サマデス」
「…え…」
わずかに目を細め、囁くようにナツメが言った。
その静かな響きに、和歩は戸惑う。
しかし、瞬きの後見たナツメは、いつもと変わらない彼女だった。
「なんでもありません。早く帰りましょう」
「ん、あ、ああ」
鞄を掴んで席を立つ。
初夏の屋内はすでに蒸し暑く感じる。
空調を入れればよかった、と和歩は思う。
図書室の扉を慎重に開く。
顔だけ出し、周囲に誰もいないことを確認。
「そんなことをしなくても、この階層周囲50mには誰も居ませんよ」
「…よく判るな」
「アンドロイドですから」
そういうものなのだろうか。
一応は警戒しつつ、扉の鍵を施錠。
2人は連れ立って昇降口へ歩く。
297 :
ロボ娘8-3:2007/10/05(金) 19:44:44.30 ID:GdeHqPOnO
廊下には教師も生徒もいない。
校庭の方からは部活中らしい生徒の声が聞こえる。
生徒用昇降口で和歩の靴を取って、ナツメの靴がある来客用玄関へ。
「まったく。ご主人サマがワタシを起動してくれないせいで、ずれた予定がさらにずれました」
「そうだったのか?そりゃ悪かった」
「まったくデス」
「ごめんってば。…ちなみに、どんな予定が?」
「……デス」
ぽそりと何かを呟いたナツメ。
聞き取れなかった和歩が聞き返す。
「なんだって?聞こえなかった」
ナツメは少しだけ時間を置いて、なぜだか下を向いて言った。
「猫サンに、ごはんをあげる予定、デス」
「……ぷっ」
その意外すぎる理由に、和歩は思わず吹き出してしまう。
この間の爬虫類といい、今回の猫といい、ナツメは意外と可愛いもの好きなようだ。
「…………」
対して無言で和歩を見るナツメはいかにも、だから言いたくなかった、という雰囲気。
「はははは…いや、悪い」
悪い、と言いながらも、腹を抱え、息を殺して笑う和歩。
「…………」
「いや、可愛いなぁナツメは」
「…馬鹿にされている気分デス」
「してないヨー。褒めてるんだヨー」
「もういいデス」
「あ、待て、待っ…うおわ!!」
僅かに歩調を速め、和歩を置いて歩き出すナツメ。
追いかけようとした和歩は、履きかけだった靴をもう片方の足で踏んづけて盛大にすっ転ぶ。
振り向くことなく歩き続ける後姿を見て、怒らせちゃったかな、と思った。
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 19:45:34.30 ID:OnFbG0dj0
支援いる?
299 :
ロボ娘8-4:2007/10/05(金) 19:46:10.56 ID:GdeHqPOnO
先程からナツメは一言も言葉を発していない。
無表情なのは変わらずだが、全身から発する空気は不機嫌そのものである。
からかいすぎた、と和歩は思う。
とはいえ、本心をちょっとふざけて言っただけなのだが。
夏の日差しの下、和歩は自転車を押しながら。
ナツメは後につき従いながら歩く。
この斬りつけるような空気を何とかしようと、和歩は意を決して口を開く。
「――暑いな」
「その暑い中、ワタシに行き先を告げずにどこへ向かうつもりですか」
一言も二言も多いナツメ。
やはり彼女の機嫌は悪いままらしい。
「言わなきゃダメ?」
「ご自由に。行き先が判れば最適ルートを案内することも可能ですが」
「屋外に長くいると日射病になりそうだしな…」
「ご主人サマが日射病で倒れようとワタシは平気デス」
「おい…」
このロボ娘さんは、マスターを病死させる気らしい。
刺々しい言葉の端々に、拗ねているような抑揚が感じられる。
「しょうがないな。ナツメ、後ろに乗って」
ぽんぽんと座席後ろの荷台を叩く。
「ワタシを乗せて走るのですか?」
「そう。あとナビ役な」
「はぁ…では」
ゆったりとした動作で荷台に横乗りするナツメ。
その姿はまるで、良家のお嬢様のよう。
いや、ナツメはメイドなので、良家のロイヤルメイドといったところだろうか。
可憐なその姿。
しかし、体重を自転車に預けた瞬間タイヤがぎゅっと潰れるのが見えて、和歩は嫌な予感がした。
300 :
ロボ娘8-5:2007/10/05(金) 19:47:41.66 ID:GdeHqPOnO
「よし。しっかり掴まってろー」
「ハイ」
ペダルに足をかけ、ぐっと踏み込む。
自転車は軋みながらゆっくりと走り出した。
―お、重い……っ!!
懸命に足に力を入れるが、なかなかスピードが上がらない。
登り坂でもない平坦な道なのだが。
重いのだ。
なにがって、ナツメが。
人工物の塊であるナツメは、当然通常の人間よりも重くできている。
それを駆動側である後ろに乗せ、並の人間が動かそうとすれば、当然相応の苦労が必要になる。
「ふぬぬ…」
動き始めたことにより抵抗が減少して、自転車は徐々にスピードを増す。
しかしその走りは、重荷に喘ぐようだ。
「…歩いているのと変わらないようですが」
「う、うるさい。見てろ…っ。ぬぁぁぁ」
チェーンが悲鳴を上げる。
フレームがみしみしと鳴る。
わずかに下りの勾配に差し掛かり、自転車はなんとか普通といえるスピードに達した。
「はぁ…疲れた」
「情けないですネ」
「しょうがないだろ。ナツメが重いんだか…ら…」
そこまで言い切ってから、和歩ははっとしてナツメを見る。
「…………」
今までよりさらに黒いオーラがナツメから噴出していた。
「あー、その、だな」
「…………」
「別に、重いって言っても、ほれ、俺が非力なだけで」
「ワタシは何も言っていませんが」
「うぐ……その…」
301 :
ロボ娘8-6:2007/10/05(金) 19:48:40.12 ID:GdeHqPOnO
迂闊だった。
アンドロイドとはいえ、ナツメだって女の子(?)だ。
体重を気にしている可能性だってあるではないか。
「……ごめんなさい」
「デスから、ワタシは何も言っていません」
寄る辺もない。
結局、和歩はナツメのナビを受けることもできずに暑い最中を目的地まで自転車で走ることになった。
ナツメと精神的重圧という2つの重荷を載せて。
自宅から程近い場所に位置するショッピングセンター。
十数年前まで小さな丘だった地域がニュータウン化し、その中心的存在として新しくオープンしたものだ。
生活に必要なものはほぼ何でもそろう利便性で、一帯の独立型スーパーマーケットを一掃してしまった。
「つ…疲れた…」
駐輪場で自転車のスタンドを立てて、和歩はがっくりと肩を落とした。
蒸し暑い夏の午後を、重量のあるメイドロボを後ろに乗せ30分も走ってきたのだ。
おまけに、日差しは暑いのに背後から冷や汗が出るほど冷たい無言の圧力を絶えず受け続けたのだった。
「日ごろ運動しない祟りデス」
原因の片割れはそっぽを向いたまま容赦なく口撃を浴びせてくる。
今日は朝からダメだな、と和歩は痛感する。
昼からこっち、ナツメの機嫌は悪くなる一方だ。
これ以上機嫌を損ねては、また晩御飯が冷や飯一杯という事態になりかねない。
それだけはなんとしても阻止せねばならない。
302 :
ロボ娘8-7:2007/10/05(金) 19:49:27.93 ID:GdeHqPOnO
「それで、なぜここへ来たのですか?」
抑揚のない声で、ナツメ。
「今日はナツメの家事を手伝おうかなと思って」
深呼吸をしながら和歩。
「そのくらい、一人でもできるのデス」
「荷物持ちだよ。こき使ってくれて構わないから」
「女性一人自転車に乗せて息を上げている方が役に立つとは思えませんけどネ」
「いや、それは」
「失礼しました。ワタシ、とても重かったのでしたネ」
「許してくれえ…」
「自業自得デス」
「うぅ…」
畳み掛けるようなナツメの悪態に、和歩はもう半泣きである。
すべて自身が招いた事なのだが。
「とはいえ、許してさしあげないことも、ないデス」
ナツメは言葉に区切りをつけながら、ゆっくりとそう言った。
「…?」
「服を買っていただけたら」
「服?」
「ハイ」
「そりゃまた、なんで?あ、いや全然構わないんだけど」
「……余所行きデス」
「…え?」
「今日、学校へ行くとき、メイド服しかなかったので、バスの中でとても目立ったのデス。今もかなり目立っています」
「そういうことか」
「これもご主人サマがワタシにメイド服しか着せないせいデス」
「う…だ、だってナツメはメイドさんだし、メイド服って可愛」
「ご主人サマ」
「はいわかりました買わせていただきます」
「判ればよろしい、デス」
303 :
ロボ娘8-8:2007/10/05(金) 19:51:27.60 ID:GdeHqPOnO
お互いに何とか納得を得て、店内へ。
屋内はテナントが立ち並ぶコンコースにも空調が効いており、汗で濡れた体を冷やしていく。
「にしても、ナツメが服を欲しがるとはね」
「ご主人サマが許してほしいと言うから、妥協案を提示したまでですからネ」
「ありがとうごぜえますだナツメ様」
「よろしい」
和歩を従えたナツメはご満悦のようだ。
それはまるで、日ごろのストレスを発散しているかのように見える。
「あ、でもさ」
「何デス?」
「男が女の子に服を買ってあげるのってプレゼントだよな?」
「まぁそう言えなくもないでしょう」
「2人で連れ立って服を買いにいく…これってデートなんじゃないか?」
「―――何をトチ狂ってますかお馬鹿サマ」
お馬鹿サマって。
「今一瞬戸惑ったな?」
にやにや笑いながらナツメを見る和歩。
「戸惑ってなどいませんデス」
「いいんだぞ隠さなくてもー」
「隠し事などしていません」
ややぶっきらぼうに、目をそらして言うナツメ。
「照れちゃってー。かーわいぐぁ!!」
言いかけて悶絶する和歩。
ナツメが足を思い切り踏んづけたのだった。
「おおおおぅ…主人に向かってなんて、ことを」
「失礼。重いですからさぞ痛いでしょうネ」
未だに根に持っているらしい。
304 :
ロボ娘8-9:2007/10/05(金) 19:52:10.75 ID:GdeHqPOnO
「無駄口を叩いてないで、行きますよ」
ブーツを踏み鳴らし、歩いていくナツメ。
一見、いつもの無表情にみえる彼女だが。
―相変わらず、ご主人サマはアンドロイドに可愛いなどと。
―変態デス。変態に間違いなしデス。
―ご主人サマがおかしなことを言うから、また機熱が…。
―あぅ、早く排熱しなければブレーカーが作動してしまいます。
―なぜ顔だけ熱くなるのでしょう。
―ご主人サマはワタシをエラーで壊す気なのですネ。
―鬼畜デス。サディストデス。
しかしその鉄面皮は上気してほのかに赤くなり、上がった体温を放熱するのに必死なナツメだった。
305 :
ロボ娘:2007/10/05(金) 19:55:39.65 ID:GdeHqPOnO
>>305 この萌エナジーを発散させる為にバンバン叩いたテーブルを弁償しろw
>>305 毎回毎回乙wwwwwwwwwwwwww
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 20:13:46.53 ID:Bgbq2VmNO
ほ
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 20:17:27.64 ID:Bgbq2VmNO
ほ
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 20:23:15.32 ID:CItvD5N00
>>305 ちょっとメイドロボどっかに落ちてないか探してくる
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 20:35:30.59 ID:hZZ8BMFhO
ほしゅ
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 20:45:25.90 ID:ZHIkpDbRO
保守
GJ
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 20:50:35.47 ID:6Zj5R1Uv0
こ
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 20:55:21.33 ID:ZHIkpDbRO
ち
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/05(金) 20:58:35.83 ID:dsyAFIjt0
ら
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
ほす